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平成28年第1回定例会(第1日目) 名簿 開催日:2016-03-01
平成28年第1回定例会(第1日目) 本文 開催日:2016-03-01

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  1. 日の出町議会 2016-03-01
    平成28年第1回定例会(第1日目) 本文 開催日:2016-03-01


    取得元: 日の出町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-14
    最初のヒットへ(全 0 ヒット)              午前10時00分 開会・開議 ◯議長(東   亨君) おはようございます。  ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。  ただいまより平成28年第1回日の出町議会定例会を開会いたします。  それでは第1日目の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  この際、日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。町長橋本聖二君。              〔町長 橋本 聖二君 登壇〕 ◯町長(橋本 聖二君) おはようございます。暖冬と言われながらも寒い日が多かった冬も、3月に入りまして大分春めいてまいりました。また、町内の各地でも紅梅や白梅が見ごろを迎えておりますが、花粉症の皆様にはつらい季節でもございます。  議長にお許しをいただきましたので、平成27年第4回定例会以降の町行政に関する諸般の報告並びに町長報告をさせていただきます。  初めに、諸般の報告をいたします。  1月1日には、新春恒例の第45回元旦健康マラソンが行われ、町内はもとより遠路はるばる全国各地から御参加をいただき、快晴無風、暖かい日差しの下、日の出路を多数の方にお走りいただきました。  町の執務は、通常通り1月4日の賀詞交歓会から始まり、1月10日には、歴史と伝統を誇る日の出町消防団出初式、翌11日には成人式が行われ、177人の新成人の門出をお祝いしました。  このほか、町表彰式観光協会事務所開所式など、多数の会議、イベント等がございました。これらの会議、イベント等につきましては、議員の皆様には多数御出席をいただき、まことにありがとうございました。  次に、最近における主な事務事業につきまして、お手元に配付いたしました町長報告により御報告をさせていただきます。  まず、町長報告第1号は、入札結果報告でございます。報告に記載のとおり、平成27年12月上旬から平成28年2月下旬までに入札を行った件数は13件でございまして、落札金額の合計は、合計欄にありますように1億5,427万円余りで、指名業者は全部で69社、入札回数は15回でございました。  次に、町長報告第2号につきましては、第四次日の出町長期総合計画実施計画でございます。これは、向こう3年間の具体的な事業等を策定するものでございます。  次に、町長報告第3号につきましては、平和首長会議への加盟についてでございます。これは、戦後70周年という節目の年を契機といたしまして、平和への誓いを新たにし、核兵器のない平和な世界を実現するため、平和首長会議へ加盟したものでございます。  次に、町長報告第4号につきましては、平成28・29年度後期高齢者医療保険料についてでございます。これは、2年に1度見直すこととされている保険料率の見直しを、東京都後期高齢者医療広域連合が行ったものでございます。  内容といたしましては、保険料率については引き上げを行いましたが、1人当たりの保険料については、前回を下回るものとなりました。
     次に、町長報告第5号につきましては、日の出町地域保健福祉計画についてでございます。これは、現行の計画が平成27年度で終了するため、新たに平成28年度から平成32年度を対象とする計画を策定したものでございます。  次に、町長報告第6号につきましては、日の出町健康増進計画についてでございます。これは、健康増進法第8条の規定に基づき新たに計画を作成したものでございます。また、本件につきましては、町長報告第5号の地域保健福祉計画とも関連するものでございます。  最後に、町長報告第7号につきましては、西秋川衛生組合・持込みごみの受入れについてでございます。これは、本年4月1日から一般家庭等のごみを直接西秋川衛生組合へ持ちこみ、処分することができるようになったことに伴い、これに関する手数料等を定めたものでございます。  本日は、この後、施政方針演説をお願いしておりますので、諸般の報告並びに町長報告につきましては、以上をもって簡潔に終了させていただきます。まことにありがとうございました。 ◯議長(東   亨君) 以上で町長報告を終わります。  なお、議長報告につきましては、お配りしてあります文書をもって報告といたします。  以上をもって、諸般の報告を終わります。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(東   亨君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員会議規則第127条の規定により、議長において  9番 嘉倉 治君  10番 小玉正義君 を今会期中に指名いたしますので、お願いをいたします。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(東   亨君) 日程第2 会期の決定についてを議題といたします。  本件については、先日、議会運営委員会を開催いたしておりますので、協議結果を議会運営委員会委員長から報告を願います。議会運営委員会委員長、嘉倉治君。           〔議会運営委員会委員長 嘉倉治君 登壇〕 ◯議会運営委員会委員長(嘉倉  治君) おはようございます。議長より御指名をいただきましたので、議会運営委員会の報告を申し上げます。  平成28年第1回日の出町議会定例会の招集にあたり、去る2月25日午前10時より、町長及び関係職員の出席のもとに議会運営委員会を開催し、今期定例会の運営について協議いたしましたので、その結果について御報告申し上げます。  まず、今期定例会の会期は本日3月1日より3月16日までの16日間といたしたいと思います。  次に本日以降の本会議の日程について申し上げます。  本会議2日目は2日、3日目は3日とし、両日とも午前10時より開催し一般質問を行います。  本会議4日目は、16日午前10時より開催し、最終日提案予定の議案の審議及び委員会の委員長報告の後、討論・採決を行いたいと存じます。  会期中の各常任委員会の開催日については、総務まちづくり常任委員会を4日午前10時より、厚生文教常任委員会を7日の午前10時より、予算決算常任委員会につきましては、平成27年度一般会計及び各特別会計補正予算を本日1日に、平成28年度一般会計及び各特別会計当初予算を9日、10日の2日間、両日とも午前10時よりそれぞれ開催していただき、審査を願いたいと思います。  次に、本日の議事日程第1号の進め方でございますが、通例どおり、お手元の日程表の順に進めていただきたいと存じます。  次に、本日上程される施政方針演説及び議案等の取り扱いでございますが、日程第3 施政方針演説につきましては、平成28年度予算についての施政の方針につき、町長より発言の申し出がありますので、これを許したいと思います。  日程第4 議案第1号は、条例の一部改正でありますので、慎重審議の後、本日即決をお願いいたします。  日程第5 議案第2号から日程第9 議案第6号までの平成27年度一般会計及び各特別会計補正予算につきましては、一括上程とし、提案説明を受けた後、予算決算常任委員会に付託の上、審査願いたいと存じます。  日程第10 議案第7号から日程第14 議案第11号までの平成28年度一般会計及び各特別会計予算につきましても一括上程とし、提案説明を受けた後、予算決算常任委員会に付託の上、十分なる審査をお願いしたいと存じます。  次に、陳情の取り扱いについてですが、28陳情第1号 住民監査請求による勧告を無視した社会教育関係団体登録使用料減免に関する陳情については、議長より会議規則第95条及び運営規準に基づき諮問があり、本委員会で協議した結果、一般文書扱いとして受理し、議員配付に留めることとなりました。  以上、今期定例会の運営並びに審議内容について申し上げました。  ただいま申し上げましたもののほかについては、いずれも先例に倣い処理されますようお願いいたします。  何とぞ、議員各位の御協力により本定例会が円滑に運営されますようお願い申し上げまして、議会運営委員会委員長の報告といたします。よろしくお願いいたします。 ◯議長(東   亨君) お諮りいたします。今定例会の会期は、議会運営委員会委員長報告のとおり、本日から3月16日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(東   亨君) 御異議なしと認めます。よって、今定例会は本日から16日までの16日間とすることに決定いたしました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(東   亨君) 日程第3 施政方針演説を議題といたします。  この際、町長から平成28年度施政方針のための発言の申し出がありますので、これを許します。町長橋本聖二君。              〔町長 橋本 聖二君 登壇〕 ◯町長(橋本 聖二君) 議長のお許しをいただきましたので、平成28年第1回日の出町議会定例会の開会にあたり、私の平成28年度の日の出町政に対する施政方針について申し述べ、町議会議員各位並びに町民の皆様の御理解、御協力と御支援をお願い申し上げたいと存じます。  2011年に発災した東日本大震災から5年が過ぎようとしています。この5年間、被災地の復旧・復興に向けて国を挙げて取り組んでまいりました。当町でも、被災直後から食料や衣類をはじめとした生活関連物資の支援を行うとともに、宮城県や岩手県の被災自治体への職員派遣も行ってまいりました。  被災自治体では今も住民の避難生活が余儀なくされ、一日も早い生活の場等の確保のため、住居の高台への移転や土地のかさ上げなど防災力の抜本的な強化に向け、懸命な努力をされているとお聞きしております。  また、この復興事業はこれから本格化の時期を向かえ、今後の数年間がピークとされていることから、被災地に対して日本全国で多面的に支援していくことが必要となります。  私は、東日本大震災の記憶を風化させることなく、町の防災体制の充実と町民の安全安心を推進することを、町政の基本としてまいります。  さて、わが国の経済を見てみますと、アベノミクスの3本の矢は一定の成果を挙げ、円安基調による輸出の拡大、株価の上昇や民間賃金の引上げも行なわれ、緩やかな回復基調にあるとされています。  また、政府では引き続き経済の発展を図るため、新・3本の矢といわれる1)希望を生み出す強い経済2)夢をつむぐ子育て支援3)安心につながる社会保障を推進し、地方創生国土強靭化、女性の活躍などの取り組みとあいまって、成長と分配の好循環を強固なものとしていくとしていますが、最近の円高・株安の傾向を見ると、更なる経済対策も必要かと思われます。  町では、平成27年度中に「日の出町人口ビジョン」及び「日の出町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を作成し、2060年までの将来人口の推計に基づき、人口の減少を緩やかにするための5年間の戦略となる基本目標を策定いたします。  これにより、国の掲げる「一億総活躍社会」の実現に向けた緊急対策に積極的に取り組み地域経済の活性化を図りつつ、町独自の福祉施策について持続可能な制度とするための見直しを行うなどにより、不断の行財政改革を推進してまいります。  私は、一昨年3月の町長選挙において、町民の皆様の御理解と温かい御支援により当選させていただき、同4月には第2期の橋本町政をスタートし、今年は任期4年の後半を迎えることとなりましたが、「百里を行く者は九十里を半ばとす」を肝に銘じ、気持ちを引き締め、「みんなでつくろう 日の出町!」を合言葉に、一歩一歩着実に歩みを進め、活気あふれる、心身ともに豊かな、輝かしい日の出町を創るため、誠心誠意、努力してまいります。  町政の基本方針となる、第四次長期総合計画後期基本計画を基に、実施計画を作成し計画的な行政を推進してまいりますが、併せて、人口ビジョンを達成するための総合戦略の具現化にあたり、国の方針との整合性を図りながら実施に努めてまいります。  「躍進 ひので!ニュー5大作戦」の展開について  先ず、ニュー5大作戦の第1の柱であり、私の町づくりの根本となる、日本一の福祉の町づくりについて申し上げます。  これまで、思いやり、いたわりと支えあう心を大切に、町の独自施策として実施してまいりました、子育て支援高齢者対策がん対策などは、町民の皆様にも評価をいただいており、今後も従来の福祉施策の内容を尊重することを基本に、現在の社会経済情勢に呼応し、制度全般について更なる充実と町経済の活性化に資することと、各制度を持続可能なものとすることを念頭に置き、適正かつ安定的な運用を図るため、議会を始め関係諸団体の意見をお聞きし、見直しのための検証を不断に進めてまいります。  はじめに、子育て支援策でございますが、次世代育成クーポンや医療費の助成等につきましては、少子化対策子育て支援に有効であると認識しておりますことから、引き続き実施するための検証を進めてまいります。  新規事業といたしまして、ファミリーサポートセンターを開設し、会員による子育ての相互援助活動を支援してまいります。  次に、保育園整備事業といたしまして、町内の保育園で1園のみ建て替え等の整備の行われていない大正保育園について、保育環境の充実を図るため、申し出により整備を開始いたします。  次に、幼稚園等預かり保育事業についてでございますが、これは、町子ども子育て会議の審議の中で議論され、新たな子育て支援の一つとして27年度から実施いたしましたが、利用者数も多く、評価もいただいていることから、28年度についても継続的に実施するものでございます。  次に、少子化対策としても期待される特定不妊治療費助成金につきましては、妊娠を望まれる方への支援として、国の定めに基づき東京都が実施する特定不妊治療助成制度上乗せ助成として、実施してまいります。  このほか、病児・病後保育につきましては、近隣市から自治体間の広域利用による病児・病後保育室の整備について打診を受け、現在、事務的な話し合いを進めております。また、子育て支援センター等「総合的な福祉相談センター」の設置については、議会や関係者の皆様から多様な御意見を伺いながら、検討を進めてまいります。  平成27年度から本格実施された、70歳から75歳未満の方を対象とする高齢者元気で健康に長生き医療費助成制度は、申請や認定等も特に問題なく行われ、償還払いによる医療費の助成も順調に実施され、「病気の早期発見早期治療による重篤化の防止」について、効果を挙げているものと考えておりますが、残念ながら70歳の方を対象とする人間ドックの受診者は想定を下回っており、受診勧奨の方法などを今後の課題とし、長期的な視野にたって受診率向上に向けた検討を進めてまいります。  また、今後の高齢者支援の重要な課題であります、「認知症対策」については、27年1月に発表されました「新オレンジプラン」に基づき進めてまいりますが、先ず、誰もがなり得る疾病として認知症への理解を深めていただくため、講演会を複数回実施しますとともに、やさしい地域づくりの推進として認知症サポーターの養成を積極的に行ってまいります。  このほか、現在、実施されている75歳以上の方を対象とする医療費助成制度などの諸施策についても、適正な制度の再構築と拡充に向けて、検証を進めてまいります。  次に、障がい者への支援でございますが、障害のある人が、ライフステージに応じて、可能な限り地域で自立した生活が送れるよう、「障がい者就労・生活支援センター あるって」の事業を充実し、障がい者の自立と社会参加を支援してまいります。  がんは、日本人の二人にひとりがかかる病気であることが常識となり、このことを前提として早期発見のためのがん検診受診率向上を目指すとともに、罹患した場合には「町独自のがん医療費の助成」により安心して治療に専念ができることを周知してまいります。  第2の柱は、ひのでA(安全)・A(安心)大作戦の展開についてでございます。  町民の皆様の「安全と安心」に対する関心は非常に高く、アンケートや直接お話を伺った中でも、このことを私は強く感じております。災害には、地震、台風、豪雨、雪害などがあり、これらにより建物の倒壊や土砂災害などが発生し、貴重な人命や財産が被害を受けることとなります。  また、空き巣、ひったくりや振り込め詐欺などの犯罪のほか、交通事故についても、日々の住民生活を脅かすものとなっています。  これらの災害や犯罪に対応するためには、自助・共助・公助や隣近所の声かけなどが重要とされています。  町では、これまでも警察、消防をはじめ各行政機関や自治会、消防団、交通安全協会防犯協会等と連携・協力し、災害や犯罪などの防止に努力してまいりましたが、28年度は次の事業を中心に町民の安全と安心のための施策を実施してまいります。  現在、自治会館に設置されているAEDの更新、防災行政無線デジタル化移行事業の第3年次として屋外子局個別受信機の設置、また、交通安全教育スタントマン委託料では、交通事故のリアルな再現により、中学生への交通安全教育の充実を図ります。  地域の安全・安心の中核として活動する消防団につきましては、活動を支援するための資機材の充実や福利厚生等により、活動しやすい環境の整備に努めてまいりましたが、28年度では、第3分団第2部の小型ポンプ積載車の更新を行い、地域の防災力の向上を図ります。  再生可能エネルギーの活用につきましては、27年度にひのでグリーンプラザ(商工会館)へ太陽光発電システム及び蓄電池を設置いたしましたので、本年は「再生可能エネルギー導入プロジェクトチーム」により、町内の公共施設に設置されている太陽光発電システム等の検証を行い、今後の取り組みの方向性の検討を行ってまいります。  生活道路等の整備につきましては、財源の厳しいところではございますが、地域の皆様の安全また利便性のため、28年度では、次の整備を行う予定でございます。  三吉野下平井41号線外舗装打換工事、日の出団地33号線外舗装打換工事及び三吉野工業団地2号線舗装打換工事につきましては、老朽化した道路舗装について打換を行うものであり、都水道工事に伴う道路舗装工事につきましては、安全性の確保と経費の削減を図るため東京都水道局が実施する工事に併せて、町道の舗装工事を行うものでございます。  橋梁につきましては、平井橋補修工事について27年度に入札を実施いたしましたが、不調となったため、債務負担行為により新たに入札を行うものでございます。  なお、(仮称)東光院橋につきましては、27年度に名称の募集を行い設計等の終了していることから、工事の着工を予定しておりましたが、平井橋補修工事における再三の入札不調、さらには建設業界の受注体制の問題、経費全額が一般財源となるため財源の確保が難しいことなどから、総合的に判断をした結果、28年度の事業については工事の詳細について地元の皆様への説明に留め、計画の周知を先行することといたしました。  町営住宅につきましては、諏訪下住宅について計画どおりに第2期の工事を実施いたします。また、既存の新井住宅の用地につきましては、地主の一部の方との調整が終了いたしましたので、土地を購入することにより財産を取得することと、借地料の削減を図ることといたしました。  東京都の事業でございます(仮称)梅ヶ谷トンネルにつきましては、設計や住民に対する説明会も終了し、いよいよ、用地買収にかかるとのお話を伺っております。常々、申し上げておりますように、このトンネルは日の出町のみならず、青梅市の御岳山にお住いの方を含めて広域的に災害時の孤立防止や迂回路として、また、生活圏の拡大による地域の産業の活性化や観光への貢献が大きく期待されるものでございます。  第3の柱は、豊かな創造性に富んだ児童・生徒を育成するための、教育の充実による人づくりについてでございます。  町の将来を担い、これから先の町づくりの中心となっていただく児童・生徒の皆さんが、安全で安心して学習できる環境づくりは町政の最重要課題の一つであり、ソフト・ハードそれぞれに教育委員会をはじめとして、町民の皆様の御意見を伺いし、鋭意取り組んでまいります。  先ず、「指導室」の設置についてでございます。  子育て支援の充実等により児童・生徒の増加が続いており、学級数も増加していることから、教育施策の立案・実施や教職員の指導などに課題が多く見られる状況となってまいりました。  教育委員会や学校長の意見をお聞きし、この状況を改善し、教育の一層の充実を図る観点から、教育委員会事務局学校教育課内に「指導室」を設置することといたしました。  指導室長には、東京都から学校長の経験のある教育管理職を町の費用で派遣していただき、教育全般また各学校への指導を充実してまいります。  もちろん、教育総合会議をはじめ、学校教育の要としての学校教育課の役割は従前にも増しておりますことから、学校教育課内への指導室の設置としたものです。  次に、学校教育の場における、情報通信技術ICT教育の重要性を認識し、各小学校の教育用コンピュータを更新し、一層のICT教育の充実を図ってまいります。  このほか、学校教育で必要不可欠な教室へのエアコン設置グラウンド整備などは進めてまいります。  次に、学校給食につきましては、給食センターの老朽化した設備の更新に努めておりますが、整備が進み食器洗浄機の更新を行うにあたり、併せて個々食器の導入を行うことといたしました。これは、従前のランチ皿では皿に顔を近づけて食べる形となっておりましたが、個々食器にすることにより食習慣に関する正しい知識やマナーを身につけることとなり、食育の観点からも重要なことであると判断したものであります。  次に、社会教育につきましては、2013スポーツ祭東京東京国体)に併せて整備いたしました、天然芝の谷戸沢サッカー場に観客席の設置を行い、三多摩地域での広域利用はもとよりオリンピック・パラリンピックの練習会場をも視野に入れ、谷戸沢グラウンド及びサッカー場のある「スポーツと文化の森」の周知と一層の活用を図ってまいります。  第4の柱は、元気ある活気に満ちた商工観光業と農林業の振興についてでございます。  町では、次世代育成クーポンをはじめ、医療費の助成などにより人口の増加や町の活性化を図ってまいりましたが、町が一体となり元気になるためには、町内の商工業、観光業や農林業の振興・活性化は欠かせないものであります。  このため、平成28年度は次の事業を推進し、振興・活性化を図ってまいります。  第1に、(仮称)野鳥の森・こども自然公園につきましては、27年第2回定例会で御報告したとおり、(仮称)野鳥の森・こども自然公園基本計画が作成されたことにより、中核施設となる情報発信・交流のための管理棟・トイレや駐車場について、27年度中に基本設計を行い、28年度から各施設の建設を検討してまいりましたが、区域内にオオタカの存在が確認されているため、猛禽類の調査を先行するようにとの東京都環境局の指導を受け、28年度ではオオタカをはじめとする猛禽類の調査を行い、この調査結果を見て施設等の整備を開始するため、債務負担行為により工事費を計上いたしました。  第2は、観光関係についてでございまして、27年度から「新」観光まちづくり事業がスタートいたしましたが、毎年新たなアイデアを御提案いただき、観光事業の活性化を進めていただいていることから、28年度も継続し、より一層の充実・発展を図ってまいります。  また、観光協会については、新事務所の開設も終了し、28年度には一般社団法人化を目指しておりますことから、法人化に向けて町も全面的に支援してまいります。  具体的な事業といたしましては、観光産業はこれからの町づくりの重点課題として捉え、観光振興計画や商工振興計画の基本理念に沿って、清流の蘇った平井川を中心に、町のシンボルである日の出山から東に広がる両サイドの稜線に整備された、全長34kmにおよぶ林道を多目的に活用し、つるつる温泉を始めとする既存施設のネットワーク化はもとより、観光協会の御努力によりオープンした新事務所の観光案内業務の拡大等、そして、豊かな自然を観光資源として有効活用するため、エコツーリズムやニューツーリズムに対応するものとして整備を図り、地域の産業、経済の発展に努めてまいります。  第3は、農業関係でございまして、農業における担い手不足は遊休農地の増加等につながることから問題となっており、町でも昨年は3名の新規就農者を迎え対応に手をつけ始めましたが、28年度も引き続き新規就農者の支援を行い、町の農業の担い手の確保を図ってまいります。  第4は、林業関係でございまして、長年の懸案でありました勝峰山林道につきましては、東京都、地元の皆様や関係者各位の御支援御協力により無事竣工し、28年度には供用が開始される見込みとなりました。  なお、その他の林道についても関係機関と協議を進め、開設・改良を図ってまいります。当面28年度では、不動沢林道外の整備を行ってまいります。  第5は、商工関係についてでございまして、先ず、ひのでちゃん行政カードにつきましては、町の各種行事に参加するとポイントが付与され、累積500ポイントで満点となり、日の出カード会加盟店で500円分の買い物ができるという制度でございます。
     本年1月から先行事業として、いきいき健康課が所管する「元気・健康ポイント事業」がスタートし、介護予防教室、てんこつ予防教室やリフレッシュ体操等への参加者に対し約370枚のカードを発行しております。  さらに、28年度には行政カードの周知活動の一環として、消防団や交通安全協会等で活動されている皆様全員に一定のポイントを付与した行政カードを発行いたします。  また、ポイント発行事業については、順次、広報等により周知してまいりますが、広く町民の皆様の健康づくりや社会参加への契機になるよう精査して事業を実施してまいります。  なお、行政カードのカード会加盟店との換金業務等の取り扱いについては、日の出町商工会に委託業務としてお願いしております。  次に、住宅改修等補助事業につきましては、町民の皆様が町内の事業者により住宅の修繕・リフォームを行った場合に、修繕料等の一部を補助することにより、町内事業者の振興を図るものでございます。  第5の柱は、谷戸沢処分場の跡地利用として活用を図る、総合文化体育センター並びに野外スポーツ施設の設置推進についてでございます。  まず、野外スポーツ施設につきましては、町民体育祭をはじめとした各種スポーツ大会が開催されている「谷戸沢グラウンド」、2013スポーツ祭東京東京国体女子サッカー競技場として設置された天然芝の「谷戸沢サッカー場」があり、今後は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでの活用を目指して、東京都等との協議を進めてまいりたいと存じます。  なお、町内施設のオリ・パラでの活用につきましては、谷戸沢のグラウンド・サッカー場のほか、亜細亜大学日の出キャンパスのスポーツ施設についても、大学側と事前キャンプの誘致等について、現在、基本協定の締結のための事務手続きを進めていることを申し添えます。  次に、総合文化体育センターにつきましては、平成27年度の施政方針でもお示ししたとおり、27年度を「総合文化体育センター建設スタートの年」と位置づけ、建設予定地である相沢沖覆土材置場の管理者であり地権者でもある東京たま広域資源循環組合と、処分場受け入れについての経緯の共通認識、即ち、スポーツと文化の森事業に循環組合及び東京都が協力するということの、確認を行ってまいりました。  これらのことから、28年度には相沢沖覆土材置場に一定の面積の土地を確保することを前提として、公募委員を含む第2期総合文化体育センター設置検討委員会に、施設規模、概算経費及び運営方法等について諮問し、御検討をいただき、答申をいただきたいと考えております。  最後に、谷戸沢廃棄物広域処分場の長い歴史を顧みますと、スポーツと文化の森計画は、単に処分場の跡地利用に止まらず、処分場の負のイメージを払拭し、環境先進都市・環境にやさしい町づくりの土台となる重要な役割を担っております。  したがって、スポーツと文化の森の整備にあたっては、町全体が環境に配慮した町づくりを推進する原動力となることを踏まえ、努力してまいる所存でございます。  以上、平成28年度におけるソフト及びハードの主要な事務事業について申し上げましたが、各事業の具体的な項目・内容につきましては、別冊の平成28年度「躍進ひので!ニュー5大作戦」主要事業などの付属資料を御覧いただきたく存じます。  次に、平成28年度の予算案について申し上げます。  まず、国の予算案についてでございますが、平成27年度の我が国の経済は、3本の矢による経済財政政策により緩やかな回復基調が続いているとされましたが、中国をはじめとする新興国経済の景気減速の影響等もあり、輸出が弱含み、個人消費や民間投資の回復に遅れが見られることから、27年11月には「一億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策」をまとめ、雇用・所得環境が改善する中、緊急対策の効果もあって景気は緩やかな回復に向かうことが見込まれるとしております。  国の28年度一般会計は税収で前年度比5.6%増の57兆6,040億円、国債は6.6%減の34兆4,320億円、予算額は0.4%増の96兆7,218億円となり、前年度を上回り過去最高の予算規模となっております。  歳出では、国債の償還にあてる国債費が前年度比0.7%増の23兆6,121億円、年金、医療や少子化対策等のための社会保障関係費は1.4%増の31兆9,738億円などとなっております。  次に、東京都の平成28年度一般会計予算案でございますが、舛添都政第1期の折り返しとなる予算は、堅調な税収による積極予算とされております。  都は、28年度予算を「『世界一の都市』の実現に向けた取組を加速化・深化させ、力強く前進させる予算」と位置づけ、1.「東京都長期ビジョン」が指し示す、2020年とその先の将来像の実現に向けて積極果敢な施策展開を図る。2.自己改革の一層の推進と財政対応力の強化により、計画的・戦略的な政策展開を支え得る強固で弾力的な財政基盤を構築する。を基本に予算編成が行われました。  都税は、企業収益が堅調に推移し前年度比3.7%増の5兆2,083億円、予算額は、0.8%増の7兆110億円となり、23年ぶりに7兆円台の予算となりました。このうち、政策経費である一般歳出は4.8%増の5兆933億円となりました。  内容といたしましては、長期ビジョンに掲げた事業に重点的に配分し、昨年に引き続きオリンピック・パラリンピック関係にも対応し、さらには、子どもの貧困対策などにも配慮した予算となっております。  また、財政の脆弱な市町村にとって非常に重要な総合交付金につきましては、1.4%増の490億円が確保されました。  次に、日の出町の予算案について申し上げます。  第1に、「躍進 ひので!ニュー5大作戦」を中心施策と定め、着実に推進する。  第2に、行政改革の不断の取組み強化として、全ての施策・事務事業の必要性等を見極め、「スクラップアンドビルド」「サンセット方式」等により見直しを行うこと。  この2点を基本方針として予算編成に取り組みました。  平成28年度の予算の特記事項は、財政の根幹を成す町税の大幅な減収であります。町税は前年度比1億7,901万1,000円、6.7%減となりましたが、この大部分は企業の組織再編に伴う法人町民税の減収でございます。  この法人町民税の大幅な減収を前提に編成した一般会計予算は、前年度比1.4%増の89億1,000万円となりました。  歳入面では、町税の減収を補うため財政調整基金からの繰入を倍増し、地方交付税の増額や東京都の総合交付金を活用することにより、予定の財源を確保することに努めましたが、新規事業については一部で財源を用意することが出来ない状況となりました。  歳出面では、28年度の重点事業である「躍進 ひので!ニュー5大作戦」の各事業経費は政策経費として必要額を確保し、住民サービスの維持に努めたところでございます。これは、町の行政サービスや利便を受けている町民の皆様に対してサービス等の低下を防ぎつつ、今回の町税の減収の影響を少しでも抑えるため、新規事業は後年度へ先送りし、財政の健全性を維持するためのものであります。  この一般会計に国民健康保険などの4つの特別会計を加えた予算の総額は、140億500万円となり、前年度比1.4%の増額となりました。  なお、一般会計をはじめ各特別会計の予算の内容等につきましては、別冊の予算書並びに一般会計予算参考資料などの各種説明資料を御覧いただきたいと存じます。  以上、申し上げました施政方針を具現化するため、本定例会初日に、条例案1件、予算案10件の合計11件の議案を提出しておりますので、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。  結びに、第2期の橋本町政も任期の後半へ入ってまいります。この間、町民の皆様にお約束したことにつきましては、それぞれ着実に実行し、既に町民の皆様に御評価をいただいているもの、事業や計画が実施段階へ入ったもの、各方面との交渉を必要とし、現在それらを行っているものなど多様な状況にあります。  また、社会経済状況の変化に伴い、第2期のスタート時には想定していなかった、マイナンバー制度や人口ビジョン総合戦略の策定などにも職員が一丸となり対応してまいりました。  今後も、町政を充実・発展させていくため、町の主人公である町民の皆様、議会及び議員の皆様、並びに執行機関である、私、町長をはじめとする各行政委員会・行政委員、また、これらを補佐する町職員が、「みんなでつくろう 日の出町!」を合言葉に、それぞれの役割や責務を果たし、理解し、協力しあうことが一番大切であると思います。  ことわざに言う、「万人心を異にすれば、則ち一人の用なし」を心に刻み、皆様と手を携え、町政を推進してまいりたいと存じます。  結びとなりますが、この日の出町の限りない発展と、町民の皆様、町議会及び議員各位の御健勝と御多幸、職員の一層の奮闘努力を心から祈念して、平成28年度の施政方針といたします。  平成28年3月1日、日の出町長 橋本聖二。  以上、28年度のまちづくりを進めるにあたっての施政方針の一端を申し上げましたが、御清聴を賜り、まことにありがとうございました。 ◯議長(東   亨君) これをもって町長の発言は終わりました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(東   亨君) 会議の都合上、11時10分まで休憩といたします。               午前10時55分 休憩               午前11時10分 再開 ◯議長(東   亨君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  日程第4 議案第1号 日の出町徴税賦課徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長橋本聖二君。              〔町長 橋本 聖二君 登壇〕 ◯町長(橋本 聖二君) ただいま、施政方針長々と申し上げて申し訳なかったです。ありがとうございました。  それでは、議案第1号 日の出町徴税賦課徴収条例の一部を改正する条例につきまして提案理由の御説明を申し上げます。  本議案は、国が示した準則に基づき昭和37年に施行された日の出町徴税賦課徴収条例の一部を改正するものでございます。  改正の内容につきましては、施行以来、議会の御審議と御承認をいただき一部改正を重ねてまいりましたが、その経過の中で、国が示す準則と町の条例の構成にずれが生じ、条例改正が複雑なものとなっておりますことから、再度、国の準則に合わせることを目的として規定を整備するものでございます。  以上でございますので、よろしく御審議の上、御承認をお願いをして、提案理由の説明といたします。 ◯議長(東   亨君) これより質疑に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(東   亨君) 質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(東   亨君) 通告がありませんので討論を終結いたします。  お諮りいたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(東   亨君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(東   亨君) この際、日程第5 議案第2号 平成27年度日の出町一般会計補正予算(第4号)から日程第9 議案第6号 平成27年度日の出町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)までを一括議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長橋本聖二君。              〔町長 橋本 聖二君 登壇〕 ◯町長(橋本 聖二君) 議案第2号 平成27年度日の出町一般会計補正予算(第4号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正予算は、既定予算の総額に歳入歳出それぞれ300万円を追加し、予算総額を88億6,300万円とするものでございます。  次に、主な内容でございますが、歳入は、決算見込額精査に伴う町税の各費目の増減、国補正予算成立等に伴う国庫支出金の増額、市町村総合交付金の減、土地売払収入の減、財政調整基金繰入金の減額のほか、各種事業の決算見込みによる増減額を計上するものでございます。  歳出は、国補正予算成立により措置された補助金を活用し、自治体情報セキュリティ強靭化事業や地方創生加速化交付金に関わるひのでちゃん行政カード事業を計上したほか、国民健康保険税減収に伴う国民健康保険特別会計繰出金の増額、下水道使用料などの減収に伴う下水道事業特別会計繰出金の増額、社会保障・税番号制度に関わるシステム改修委託料や元気・健康・長生き医療費助成の減額、財政調整基金積立金及び社会資本等整備基金積立金の増額を計上するものでございます。  なお、自治体情報セキュリティ強靭化事業、ひのでちゃん行政カード事業につきましては、執行について一定の期間を要することから、翌年度に繰り越す事業として計上しております。  以上でございますので、よろしく御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。  次に、議案第3号 平成27年度日の出町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正予算は、既定予算の総額から歳入歳出それぞれ6,240万円を減額し、予算総額を25億1,921万8,000円とするものでございます。  次に、主な内容でございますが、歳入は、国民健康保険税が2,315万4,000円の減、都支出金の財政調整交付金は6,406万9,000円の減、保険税の減収を補填するため一般会計から繰入金を4,046万3,000円増額しております。  歳出は、一般被保険者療養給付費を含む保険給付費を4,405万2,000円減額するものでございます。  以上でございますので、よろしく御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。  次に、議案第4号 平成27年度日の出町下水道事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正予算は、既定予算の総額に、歳入歳出それぞれ895万4,000円を追加し、予算総額を9億6,463万1,000円とするものでございます。  次に、主な内容でございますが、歳入は、使用料収入を2,000万円減額し、一般会計繰入金を2,985万4,000円増額するものでございます。  歳出は、維持管理費を1,053万7,000円増額するものでございます。  以上でございますので、よろしく御審議の上、御承認をお願いして、提案理由の説明といたします。  次に、議案第5号 平成27年度日の出町介護保険特別会計補正予算(第4号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正予算は、既定予算の総額から、歳入歳出それぞれ2,526万4,000円を減額し、予算総額を12億7,453万円とするものでございます。  次に、主な内容でございますが、歳入は、保険料を827万5,000円増額し、国庫支出金を1,007万8,000円、支払基金交付金を1,977万9,000円、都支出金を734万5,000円、他会計繰入金を431万6,000円、それぞれ減額し、介護給付費準備基金繰入金を796万7,000円増額するものでございます。  歳出は、総務費を41万2,000円、保険給付費を2,185万円、地域支援事業費を300万9,000円、それぞれ減額するものでございます。  以上でございますので、よろしく御審議の上、御承認をお願いして、提案理由の説明といたします。  次に、議案第6号 平成27年度日の出町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正予算は、既定予算の総額に、歳入歳出それぞれ538万3,000円を追加し、予算総額を3億7,632万4,000円とするものでございます。  次に主な内容でございますが、歳入は、後期高齢者医療保険料を561万7,000円増額するものでございます。  歳出は、広域連合給付金を633万2,000円増額するものでございます。  以上でございますので、よろしく御審議の上、御承認をお願いして、提案理由の説明といたします。  以上でございます。 ◯議長(東   亨君) 以上をもって提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第2号から議案第6号については、会議規則第39条第1項の規定に基づき予算決算常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(東   亨君) 御異議なしと認めます。よって、議案第2号から議案第6号については予算決算常任委員会に付託いたしました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(東   亨君) この際暫時休憩いたします。
                  午前11時21分 休憩               午後 1時00分 再開 ◯議長(東   亨君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  この際、日程第5 議案第2号 平成27年度日の出町一般会計補正予算(第4号)から日程第9 議案第6号 平成27年度日の出町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)までを一括議題といたします。  本案に対し委員長の報告を求めます。予算決算常任委員会委員長濱中映慈君。         〔予算決算常任委員会委員長 濱中 映慈君 登壇〕 ◯予算決算常任委員会委員長(濱中 映慈君) 議長の御指名を受けましたので、予算決算常任委員会の御報告を申し上げます。  ただいま議題となりました、議案第2号から議案第6号につきましては、先ほど予算決算常任委員会に付託され、審査いたしました。  本委員会は、議長及び議会選出の監査委員を除く全議員で構成された委員会でありますので、質疑内容については省略させていただきます。  初めに、議案第2号 平成27年度日の出町一般会計補正予算(第4号)につきましては、本議案審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第3号 平成27年度日の出町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、本議案審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第4号 平成27年度日の出町下水道事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、本議案審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第5号 平成27年度日の出町介護保険特別会計補正予算(第4号)につきましては、本議案審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議案第6号 平成27年度日の出町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につきましては、本議案審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、予算決算常任委員会に付託されました平成27年度一般会計及び特別会計補正予算の審査結果の報告といたします。よろしくお願いいたします。 ◯議長(東   亨君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(東   亨君) 質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより議案第2号 平成27年度日の出町一般会計補正予算(第4号)に対する討論に入ります。通告を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(東   亨君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第2号を採決いたします。議案第2号に対する委員長の報告は可決とするものです。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(東   亨君) 御異議なしと認めます。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(東   亨君) これより議案第3号 平成27年度日の出町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)に対する討論に入ります。通告を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(東   亨君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第3号を採決いたします。議案第3号に対する委員長の報告は可決とするものです。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(東   亨君) 御異議なしと認めます。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(東   亨君) これより議案第4号 平成27年度日の出町下水道事業特別会計補正予算(第3号)に対する討論に入ります。通告を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(東   亨君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第4号を採決いたします。議案第4号に対する委員長の報告は可決とするものです。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(東   亨君) 御異議なしと認めます。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(東   亨君) これより議案第5号 平成27年度日の出町介護保険特別会計補正予算(第4号)に対する討論に入ります。通告を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(東   亨君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第5号を採決いたします。議案第5号に対する委員長の報告は可決とするものです。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(東   亨君) 御異議なしと認めます。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(東   亨君) これより議案第6号 平成27年度日の出町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)に対する討論に入ります。通告を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(東   亨君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第6号を採決いたします。議案第6号に対する委員長の報告は可決とするものです。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(東   亨君) 御異議なしと認めます。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(東   亨君) この際、日程第10 議案第7号 平成28年度日の出町一般会計予算から、日程第14 議案第11号 平成28年度日の出町後期高齢者医療特別会計予算までを一括議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長橋本聖二君。              〔町長 橋本 聖二君 登壇〕 ◯町長(橋本 聖二君) ただいま一般会計補正予算から特別会計補正予算、全てにつきまして御承認をいただきましたことにつきまして、厚く御礼を申し上げます。  議案第7号 平成28年度日の出町一般会計予算につきまして提案理由の御説明を申し上げます。  平成28年度予算は第四次日の出町長期総合計画「みんなでつくろう 日の出町!」の基本目標である「安心・躍進・自立のまち」の実現に向け「躍進 ひので!ニュー5大作戦」を中心施策と定め、着実に推進することと、行政改革の不断の取り組み強化を基本方針として予算編成を行い、歳入歳出予算の総額は89億1,000万円となり、前年度に比べ1億2,000万円、1.4%の増額となりました。  主な内容でございますが、歳入では、歳入の根幹を成す町税について、個人住民税の落ち込みや法人税の大幅な減少も確実視されていることから、予算額は25億1,277万円となり、前年度に比べ1億7,901万1,000円、6.7%の大幅な減となりました。  地方交付税については、普通交付税が算定の基礎となる国勢調査人口の増等により7億2,893万9,000円となり、前年度当初比7,980万円、12.3%の増、特別交付税につきましては、前年度と同額の2,500万円を見込んでおります。  国庫支出金については、国の予算に盛り込まれた年金生活者等支援臨時福祉給付金に関わる補助金や諏訪下町営住宅建設に関わる社会資本整備総合交付金などを計上しております。  都の支出金については、17億8,812万9,000円で、前年度当初比3,112万1,000円の減額となりましたが、ハード、ソフト両面に活用しております市町村総合交付金は、8億3,300万円で、前年度当初比1,270万円の増額で計上しております。  繰入金については、税収の大幅な減収に伴う一般財源の補填分として財政調整基金から前年度当初比で2倍を超える5億5,094万3,000円を計上することとなりました。このほか、防災行政無線、固定計デジタル化移行事業債を含む3件の地方債を計上しております。  次に、歳出でございますが、「躍進 ひので!ニュー5大作戦」に沿って申し上げます。  日本一の福祉の町づくり子育て支援の充実と、お年寄りや障がい者にやさしい町づくりについては、次世代育成クーポン、青少年育成支援金の支給、医療費の助成や高齢者医療費助成費、がん医療費助成費、元気で健康に長生き医療費助成費、外出支援バスの運行なども継続して実施してまいります。また、新たに特定不妊治療費助成事業も実施いたします。  ひのでA(安全)・A(安心)大作戦の展開については、3期目にあたる防災行政無線デジタル化移行事業、消防団第3分団第2部の小型ポンプ積載車購入、また、子どもの安全確保対策として通学路防犯カメラ設置工事等を計上したほか、生活道路の整備などに努めてまいります。  豊かな創造性に富んだ児童・生徒を育成するための教育の充実による人づくりについては、学校教育の体制強化として、町の負担による指導室の設置、小学校における教育用コンピュータの更新、また、最終年となる平井中学校校舎屋根改修事業を実施するほか、学校給食では、食器洗浄機の更新に併せて個々食器を導入いたします。  元気ある活気に満ちた商工観光業と農林業の振興については、(仮称)野鳥の森・こども自然公園設置の準備として猛禽類調査を実施し、管理施設の建設については債務負担行為を設定し、平成29年度の完成を目指して進めてまいります。  また、ひのでちゃん行政カード事業が本格的にスタートすることや、住宅改修に関わる補助金も計上しました。このほか、東雲山荘の改修工事、さかな園レストハウス改修の実施設計に着手いたします。  また、林業関係では、引き続き林道の改設、改良を進めてまいります。  総合文化体育センター並びに野外スポーツ施設の設置、推進については、サッカー場に観客席を設置するほか、総合文化体育センター基本計画を債務負担行為を設定し、平成29年度中の策定を目指します。  以上でございますので、よろしく御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。  次に、議案第8号 平成28年度日の出町国民健康保険特別会計予算につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  平成28年度の予算総額は24億7,800万円となり、前年度に比べ2,600万円、1.0%の減となっております。  次に、主な内容でございますが、歳入は、国民健康保険税は3億7,940万4,000円となり、前年度比2,601万6,000円の減、都支出金は1億9,208万2,000円となり、前年度比2,799万3,000円の減、前期高齢者交付金は7億9,495万5,000円となり、前年度比2,485万7,000円の増、繰入金は2億4,625万6,000円となり、前年度比2,878万3,000円の増となっております。  歳出は、保険給付費は15億6,721万9,000円となり、前年度比417万4,000円の微減となり、後期高齢者支援金等は2億7,512万7,000円となり、前年度比1,500万8,000円の減、共同事業拠出金は5億1,369万5,000円となり、前年度比549万5,000円の減となっております。  以上でございますので、よろしく御審議の上、御承認をお願いして、提案理由の説明といたします。  議案第9号 平成28年度日の出町下水道事業特別会計予算につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  平成28年度の予算総額は9億1,800万円となり、前年度に比べ1,700万円、1.9%の増となっております。  次に、主な内容でございますが、歳入は、使用料及び手数料が4億4,757万7,000円となり、前年度比250万円、0.6%の増となりました。  歳出は、総務費の流域下水道維持管理費負担金が1億1,000万円となり、前年度比799万円の増、公債費の借入金元利償還経費が6億2,182万2,000円となり、前年度比479万1,000円の減となっております。  以上でございますので、よろしく御審議の上、御承認をお願いして、提案理由の説明といたします。  議案第10号 平成28年度日の出町介護保険特別会計予算につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  平成28年度の予算総額は13億1,600万円となり、前年度に比べ6,400万円、5.1%の増となっております。  次に、主な内容でございますが、歳入は、保険料が3億3,693万3,000円となり、前年度比1,266万1,000円、3.9%の増、国庫支出金が2億3,222万9,000円となり、前年比1,668万8,000円、7.7%の増、支払基金交付金が3億4,367万2,000円となり、前年比1,474万円、4.5%の増、都支出金が1億8,871万2,000円となり、前年比742万1,000円、4.1%の増となっております。  歳出は、保険給付費が12億1,538万8,000円となり、前年度比5,388万6,000円、4.6%の増、地域支援事業費が4,073万3,000円となり、665万2,000円、19.5%の増となっております。  以上でございますので、よろしく御審議の上、御承認をお願いして、提案理由の説明といたします。  議案第11号 平成28年度日の出町後期高齢者医療特別会計予算につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  平成28年度の予算総額は3億8,300万円となり、前年度に比べ2,200万円、6.1%の増となっております。  次に、主な内容でございますが、歳入は、後期高齢者医療保険料が1億6,273万1,000円となり、前年度比492万9,000円、3.1%の増となっております。  歳出は、広域連合納付金が3億5,420万1,000円となり、前年度比1,475万1,000円、4.3%の増となっております。  以上でございますので、よろしく御審議の上、御承認をお願いして、提案理由の説明といたします。 ◯議長(東   亨君) 以上をもって、提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第7号から議案第11号については会議規則第39条第1項の規定に基づき、予算決算常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(東   亨君) 御異議なしと認めます。よって、議案第7号から議案第11号については予算決算常任委員会に付託いたしました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(東   亨君) 以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。  なお、次回の本会議は3月2日、午前10時から開きます。
     本日はこれをもって散会いたします。  大変御苦労さまでした。               午後1時20分 散会        ────── ※ ─────── ※ ──────  地方自治法第126条第2項の規定により、ここに署名する。  平成28年3月1日         日の出町議会議長         日の出町議会議員         日の出町議会議員 Copyright © HINODE TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...