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  1. 西東京市議会 2022-11-28
    令和4年文教厚生委員会 本文 開催日: 2022-11-28


    取得元: 西東京市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-01
    検索結果一覧へ戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 令和4年文教厚生委員会 本文 2022-11-28 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 138 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯大竹委員長 選択 2 : ◯海老澤幼児教育保育課長 選択 3 : ◯大竹委員長 選択 4 : ◯中村委員 選択 5 : ◯海老澤幼児教育保育課長 選択 6 : ◯中村委員 選択 7 : ◯海老澤幼児教育保育課長 選択 8 : ◯中村委員 選択 9 : ◯森(し)委員 選択 10 : ◯海老澤幼児教育保育課長 選択 11 : ◯森(し)委員 選択 12 : ◯海老澤幼児教育保育課長 選択 13 : ◯森(し)委員 選択 14 : ◯大林委員 選択 15 : ◯海老澤幼児教育保育課長 選択 16 : ◯大林委員 選択 17 : ◯海老澤幼児教育保育課長 選択 18 : ◯大林委員 選択 19 : ◯海老澤幼児教育保育課長 選択 20 : ◯大林委員 選択 21 : ◯海老澤幼児教育保育課長 選択 22 : ◯大林委員 選択 23 : ◯海老澤幼児教育保育課長 選択 24 : ◯大林委員 選択 25 : ◯海老澤幼児教育保育課長 選択 26 : ◯大林委員 選択 27 : ◯海老澤幼児教育保育課長 選択 28 : ◯大林委員 選択 29 : ◯海老澤幼児教育保育課長 選択 30 : ◯大林委員 選択 31 : ◯海老澤幼児教育保育課長 選択 32 : ◯大林委員 選択 33 : ◯小林委員 選択 34 : ◯海老澤幼児教育保育課長 選択 35 : ◯小林委員 選択 36 : ◯森(て)委員 選択 37 : ◯海老澤幼児教育保育課長 選択 38 : ◯森(て)委員 選択 39 : ◯海老澤幼児教育保育課長 選択 40 : ◯森(て)委員 選択 41 : ◯海老澤幼児教育保育課長 選択 42 : ◯大竹委員長 選択 43 : ◯大竹委員長 選択 44 : ◯大竹委員長 選択 45 : ◯大竹委員長 選択 46 : ◯大竹委員長 選択 47 : ◯大竹委員長 選択 48 : ◯大竹委員長 選択 49 : ◯越沼スポーツ振興課長 選択 50 : ◯大竹委員長 選択 51 : ◯中村委員 選択 52 : ◯越沼スポーツ振興課長 選択 53 : ◯中村委員 選択 54 : ◯越沼スポーツ振興課長 選択 55 : ◯中村委員 選択 56 : ◯中川委員 選択 57 : ◯越沼スポーツ振興課長 選択 58 : ◯中川委員 選択 59 : ◯越沼スポーツ振興課長 選択 60 : ◯中川委員 選択 61 : ◯越沼スポーツ振興課長 選択 62 : ◯中川委員 選択 63 : ◯越沼スポーツ振興課長 選択 64 : ◯大林委員 選択 65 : ◯大竹委員長 選択 66 : ◯大竹委員長 選択 67 : ◯越沼スポーツ振興課長 選択 68 : ◯大林委員 選択 69 : ◯越沼スポーツ振興課長 選択 70 : ◯大林委員 選択 71 : ◯越沼スポーツ振興課長 選択 72 : ◯大竹委員長 選択 73 : ◯大竹委員長 選択 74 : ◯越沼スポーツ振興課長 選択 75 : ◯大竹委員長 選択 76 : ◯大林委員 選択 77 : ◯森(て)委員 選択 78 : ◯越沼スポーツ振興課長 選択 79 : ◯森(て)委員 選択 80 : ◯越沼スポーツ振興課長 選択 81 : ◯森(て)委員 選択 82 : ◯森(し)委員 選択 83 : ◯越沼スポーツ振興課長 選択 84 : ◯森(し)委員 選択 85 : ◯小林委員 選択 86 : ◯越沼スポーツ振興課長 選択 87 : ◯小林委員 選択 88 : ◯冨永委員 選択 89 : ◯大竹委員長 選択 90 : ◯大竹委員長 選択 91 : ◯大竹委員長 選択 92 : ◯大竹委員長 選択 93 : ◯大竹委員長 選択 94 : ◯和田協働コミュニティ課長 選択 95 : ◯大竹委員長 選択 96 : ◯中村委員 選択 97 : ◯和田協働コミュニティ課長 選択 98 : ◯中村委員 選択 99 : ◯大林委員 選択 100 : ◯和田協働コミュニティ課長 選択 101 : ◯大林委員 選択 102 : ◯大竹委員長 選択 103 : ◯大竹委員長 選択 104 : ◯和田協働コミュニティ課長 選択 105 : ◯大林委員 選択 106 : ◯和田協働コミュニティ課長 選択 107 : ◯下田生活文化スポーツ部長 選択 108 : ◯大林委員 選択 109 : ◯森(て)委員 選択 110 : ◯和田協働コミュニティ課長 選択 111 : ◯森(て)委員 選択 112 : ◯大竹委員長 選択 113 : ◯大竹委員長 選択 114 : ◯大竹委員長 選択 115 : ◯大竹委員長 選択 116 : ◯大竹委員長 選択 117 : ◯和田協働コミュニティ課長 選択 118 : ◯大竹委員長 選択 119 : ◯森(て)委員 選択 120 : ◯和田協働コミュニティ課長 選択 121 : ◯森(て)委員 選択 122 : ◯冨永委員 選択 123 : ◯和田協働コミュニティ課長 選択 124 : ◯冨永委員 選択 125 : ◯大竹委員長 選択 126 : ◯大竹委員長 選択 127 : ◯大竹委員長 選択 128 : ◯大竹委員長 選択 129 : ◯大竹委員長 選択 130 : ◯大竹委員長 選択 131 : ◯大竹委員長 選択 132 : ◯近藤学務課長 選択 133 : ◯大竹委員長 選択 134 : ◯大林委員 選択 135 : ◯大竹委員長 選択 136 : ◯大竹委員長 選択 137 : ◯大竹委員長 選択 138 : ◯大竹委員長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                  午前10時5分開会      1 議案第85号 財産の処分について      2 議案第86号 西東京市立保育所設置条例の一部を改正する条例 ◯大竹委員長 ただいまから文教厚生委員会を開会いたします。  まず初めに、議案第85号 財産の処分について及び議案第86号 西東京市立保育所設置条例の一部を改正する条例を一括議題といたします。  これより執行部の説明を求めます。 2: ◯海老澤幼児教育保育課長 議案第85号 財産の処分について及び議案第86号 西東京市立保育所設置条例の一部を改正する条例について、市長に補足して御説明申し上げます。  最初に、議案第85号 財産の処分につきまして御説明いたします。  恐れ入りますが、議案第85号を御覧ください。併せて位置図を御参照ください。  1 売払いの目的は、西東京市立保育所、具体的には西東京市立みどり保育園の設置及び運営を民間に移管することに伴う財産の処分でございます。  2から4は、財産の概要となっております。2 財産の種類は建物、3 建物の所在は、西東京市緑町二丁目2494番地2、2508番地31、4 建物の構造及び床面積は、鉄筋コンクリート造陸屋根2階建、延床面積819.71平方メートルでございます。なお、建築面積は438.54平方メートルでございます。  5 予定価格は、1億4,337万9,500円でございます。なお、予定価格は、令和4年6月10日に開催された令和4年度第1回西東京市財産価格審議会に諮問し、答申を得た価格に消費税及び地方消費税を加えたものとなっております。  6 処分の相手方は、東京都羽村市五ノ神二丁目6番地20、社会福祉法人たつの子の会理事長、武田美代子となっております。  処分の相手方に関し、選定の経緯を御説明いたします。今回の財産処分は、令和元年10月に策定した西東京市公設民営保育園の民設民営化計画に基づき実施するものです。本計画は、今後のさらなる待機児童対策や保育環境の整備充実等に活用するための財源を計画的に確保していくため策定したもので、令和15年度までに市内に7園ある公設民営保育園を順次、民設民営化することとしております。本計画においては、みどり保育園を2園目の実施園として土地を有償で貸し付け、建物等を有償で譲渡し、令和5年4月1日に運営を民間に移管することとしております。  また、運営事業者の選定方法については、土地、建物ともに市が所有する公設民営保育園については、現在の委託事業者を先行して選定審査を行うことを基本としており、対象園の保護者代表、公設公営保育園園長、所管部課職員、第三者の学識経験者、対象園以外の保護者代表からなる、みどり保育園運営事業者選定委員会を令和4年6月1日に設置し、審査いたしました。  審査においては、1点目として、市が現在の委託事業者の保育園の運営状況及び保育内容が優良であると認めること、2点目として、事業者が引き続き運営を行う意向があること、3点目として、保護者が現在の委託事業者による運営を希望することについて確認いたしました。  1点目、運営状況については税理士による財務調査、保育内容については各委員による書面審査及び実地審査を実施しております。2点目、事業者意向については、書面による意向調査を実施しております。3点目、保護者希望については、保護者アンケート調査を実施しております。選定委員会では、これらの結果を総合的に勘案して、現在の委託事業者である社会福祉法人たつの子の会を民設民営化後の運営予定事業者として選定しております。  続きまして、議案第86号 西東京市立保育所設置条例の一部を改正する条例について御説明いたします。  恐れ入りますが、議案第86号を御覧ください。  西東京市立保育所設置条例の一部を改正する条例は、西東京市立保育所設置条例の別表にございます西東京市立みどり保育園の項を削るものです。
     次に、附則でございますが、令和5年4月1日を施行日とするものです。  恐れ入りますが、西東京市立保育所設置条例新旧対照表を御覧ください。表の右側が現行、左側が改正案となっております。ただいま御説明いたしましたとおり、右側現行にございます下線が引かれた西東京市立みどり保育園の項を左側改正案のとおり削るものとなっております。  左下に、附則として施行日を記載しております。  簡単ではございますが、私からの説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 3: ◯大竹委員長 以上で説明が終わりました。  これより質疑を行います。 4: ◯中村委員 まず保育園の民設民営化のところの、2年前に民設民営化されました、しもほうや保育園の様子についてお伺いしたいと思います。このしもほうや保育園での実績を踏まえての、本市でのこの公設民営の保育園の民設民営化について、改めて評価、実績を踏まえてお伺いしたいと思います。実際に民設民営化をして、事前に想定していた効果が得られているのか、あるいは何か新たな課題などは出てきていないのか、担当課の見解をお示しいただきたいと思います。  それと、今の御説明の中で、民設民営化計画で示された選定方法、3つのことについてはクリアしているというか、適正になっているということがありましたけれども、その選定結果の評価内容を詳しく教えていただければというふうに思います。以上2点です。 5: ◯海老澤幼児教育保育課長 2点御質問がございましたので、お答え申し上げます。  まず、1園目のしもほうや保育園の実績の部分でございます。しもほうや保育園の園長先生などとは園長会などでお会いしたり、折を見てお電話でお話を伺っておりますが、その中では民設民営化後も、職員さんも継続してお勤めになられ、また保護者の方からも特に御意見を頂くことなく、問題なく運営されていると伺っております。また、民営化後に何か変わってしまったというようなことでの御意見は、幼児教育・保育課のほうにも頂戴はしていないところでございます。  また、民設民営化初年度の令和3年度に実施いたしました第三者評価の利用者調査結果では、満足度の部分ですね。「はい」と答えられた割合が全体で84.6%というところがございまして、利用者の方にも御満足を頂いているというふうに捉えているところになります。  また、選定方法の3つの部分、どのように確認ができているかというところでございます。保護者の意向でございますけれども、保護者アンケートを実施いたしまして、その回答のあった保護者のうち、89.1%の方が現在の委託事業者による運営を継続しているということが確認できております。また、現在の委託事業者に対しまして、意向調査のほうを実施しております。7月27日付文書で、民設民営化後もみどり保育園を運営したいという意向を確認しております。また、財務状況でございますけれども、税理士による財務調査の結果、100点満点中73点の評価点となっておりまして、現在の委託事業者の財務内容は健全で充実しているということを確認しております。また、保育内容につきましては、書面及び実地調査のほうをさせていただきまして、全体の89.8%の高得点を獲得しているところでございます。 6: ◯中村委員 承知いたしました。選定方法のことにつきましては、それぞれ基準というか、適正にやっているという内容が今のお示しいただいた数字で分かりましたので、この点は、了解いたしました。  それで、しもほうや保育園での民設民営化、この2年間でもとりわけ問題なくというような御様子も御答弁を頂きました。それで、その民設民営化計画では、民間事業者としてより一層創意工夫を生かした保育を実施していることとともに、国や東京都の支援事業も活用して、保育士等の労働環境や待遇等が向上、改善し、保育環境の整備・充実が今まで以上に図られるようになるというふうに民設民営化の効果が記載をされております。この点を踏まえてのしもほうや保育園での評価を改めてお聞きしたいのと、今回のみどり保育園での期待される効果についてもお示しいただきたいと思います。 7: ◯海老澤幼児教育保育課長 ただいまの御質問にお答えいたします。  まず、しもほうや保育園で見られた効果の部分でございますけれども、第三者評価の中で第三者評価機関から得ている評価の中では、保育所保育指針の3つの柱や10の姿について園の中で共通理解を深め、計画に落としながら、同じ方向性を目指して特色のある保育を実践しているという評価を得られております。この特色のある保育につきましては、0歳児からの排泄、トイレトレーニングですとか、自立睡眠、自立起床などが行われていること、また、乳児期からのわらべ歌の取組を通した人育ての保育をしているところ、また五感を生かして食を楽しめるような食育や保育室炊飯、リクエストメニューなどの工夫があること、これらについて評価を頂いているところです。  みどり保育園に民設民営化後に期待する部分でございますけれども、こちらのほうは委員の御質問の中にもございましたけれども、計画の中で示されておりますとおり、民間事業者として一層の創意工夫を生かした保育の実施、こちらの部分を期待するとともに、設備面でも事業者様の自由な発想を生かすことを期待しているところになります。 8: ◯中村委員 詳細にお示しいただきまして、ありがとうございました。ぜひみどり保育園さんでも先ほど御答弁いただいたようなより一層の創意工夫ということとともに、ぜひ保育士の方などの労働環境、また雇用の継続性ということも含めて、改めてお願いをしたいと思います。本市でのこの民設民営化計画ですね。保護者の方であったり、現在の委託事業者と丁寧に協議をされて、また子ども子育て審議会でも非常に詳細な協議、議論がされているものというふうに認識をしております。ぜひ西東京市全体としても保育の質の向上につながるように、市としても引き続きの対応、とりわけ継続性というようなことについては、しっかりと支援策を行っていただきたいというふうに思いますので、以上のことを申し上げて、私の質問は終わります。 9: ◯森(し)委員 よろしくお願いいたします。まず、議案第85号の財産の処分の部分で何点か確認をさせてください。まず、この建物を竣工したのはいつ頃だったのかということが1点目。2点目、耐用年数がどれぐらいなのかということが2点目。それと3点目として、建物自体、年数もある程度はたっているわけで、例えば壁が汚れているとか、どこか一部分壊れているとか、そういうことがないのか。また、もしあった場合に、今回の財産処分をするに当たって、現状渡しというような内容で契約をされているのか。そうじゃなく、市のほうである程度直した状態でお渡ししますよという、そういう契約になっているのかという部分、そこもお尋ねいたします。  それと、第86号に関係するんですけれども、今、中村委員のほうからるる御質問がありましたが、私から、今回民設民営になるに当たって、保護者からの何か要望はあったのかどうか。その部分、1点お尋ねいたします。よろしくお願いいたします。 10: ◯海老澤幼児教育保育課長 何点か御質問いただきましたので、順を追って御答弁させていただきます。  まず竣工ですが、平成18年2月となっております。続いて、耐用年数でございますが、こちらのほうは47年でございます。それから、現状引渡しの関係でございます。こちらにつきましては、現状有姿でのお引渡しとなっておりますけれども、平成18年から使い続けているということがございまして、確かに壁の汚れとか天井のしみといったものはございます。こちらについては修繕のほうをさせていただいて、一定程度はきれいな状況にさせていただいて、お渡しさせていただくというところで、修繕のほうは既に進めているということになります。  それと、保護者の方から選定に当たって何か御意見、御要望がなかったかというところでございます。こちらにつきましては、子どもが伸び伸びと主体的に過ごせるような保育を評価していますというところですとか、指導計画や保育の記録が充実していて、一人一人の子どもを理解して保育していることなど、お預かりしている園児の充実している保育環境、こちらのほうを引き続き守っていっていただきたいというような御意見を頂いております。また、こちらの園の特色として、園外でははだしの保育を行っております、草地等でですね。そういうことから、公園等ではだしの保育をするときは、現場の安全確認などは引き続きしっかりしてほしいといった御意見を頂いております。 11: ◯森(し)委員 御答弁ありがとうございます。竣工、ごめんなさい、平成18年というと2006年でいいんですかね。多分、今ちょっと私も手帳で確認したんですけれども、2006年だと思うんですけれども、正直私も結構最近建て替えたなと思っていたんですけれども、もうかなりたつんだなというのが分かりました。それで耐用年数が47年ですから、そこから引くと、実際はあと30年ぐらいなのかなというふうに思っています。そこら辺も当然含めて金額を出しているんだろうというふうに理解をしますけれども、現状渡しではなく、ある程度の修繕もした上でお渡しするということも確認できましたので、この部分に関しては理解をさせていただきました。  それと、次の保護者からの要望なんですけれども、先ほど中村委員が御質問したときに、園の特色とかいう内容についても御答弁いただいたんですが、要するに子どもたちの保育についてのことは先ほど来ずっと言っていて、今の御答弁も伸び伸びととか、子どもの環境、保育の環境とか、はだしの保育とか、るる御説明いただいたんですけれども、私が一番聞きたいのは、保育園に預けている期間、時間帯というのは、親御さんは分からないわけですよ。もう保育園に任せている。その部分は、実は親御さんにしてみれば、保育園でどんなふうに過ごしているかというのが一番知りたいところなんですよね。そういう部分のコミュニティ、親御さんとのコミュニティがきちんと保たれるかどうか。  例えば私も子どもを育てるときに保育園を利用させていただいた経験もあるんですけれども、お便り帳で家庭とのやり取りをするわけですよ。ところが、正直言っちゃうと、先生によってはすごくびっちり書く方もいらっしゃれば、もう本当に簡単にしか書いてくれない先生もいらして、それはもう個人差なので、そこをどうこう言う気はないんですけれども、そういうお便り帳だけで保育園の様子を聞かせていただいたり、お互いの家庭との連絡をするのか。そうじゃなくて、今度民設民営になって、そういう部分を、家庭とのやり取りもこういうふうに変わるんだよというようなものがあるのか。また、親御さんのほうから、こういうふうに変えてほしいんだというような要望があったのか。ちょっとそこのところね。子どもさんがどういう保育を受けるかという、その保育の特色はある程度理解できましたけれども、家庭とのつながりについて何か話があったのかどうかをもう一度分かればお聞かせいただきたいと思います。 12: ◯海老澤幼児教育保育課長 家庭との関わりの部分でございます。先ほどの御説明の中でちょっと説明が分かりにくかったかもしれないんですけれども、指導記録や保育の記録の中にお便り帳の部分も入っておりまして、その部分が大変充実しているというお話を頂いております。あと、こちらの保育園は保護者会がございまして、コロナ禍でここ2~3年、なかなか厳しい状況はあるんですけれども、保護者会での御様子のお伝えですとか、あと保育参観、こちらのほうを実施してきているところです。ただ、ちょっとコロナ禍でなかなか見学というところが難しい部分があって、最近、保護者の方とお話をそうやって見ながら、お子さんの様子を見ながらという部分が少し足りなくなってきてしまっているというところは園のほうでも感じられておりますけれども、その部分もコロナのほうが収まってきたら順次復活していきたいというところをおっしゃっていました。また、保護者の方の育児のお悩み、こういったところも現状コロナ下ではございますが、お迎えのときに保護者の方から園長先生なり担任の先生がお伺いしながら、保護者の悩みに寄り添っているというところは御報告を受けているところでございます。 13: ◯森(し)委員 ありがとうございます。以前であれば、大分昔の話ですけれども、公設だから安心だという、何か公設というのが1つの安心材料だった時期も昔はあったと思うんですよね。そういう中で、今はちょっと時代が変わっているので、逆に民設のほうがよっぽどいろんなことをやってくれて、一生懸命取り組んでいるからいいよねというような話も親御さんの中から聞こえてくるんですけれども、親御さんにしてみれば、もう本当に日中安心して預けられるかどうかというのが一番大きいと思うんです。大丈夫かな、子どもたち、今何しているだろうなって不安でしようがない中で、でも、私、仕事を持っているから保育園に預けざるを得ないんだというような状況で保育園に預けるんじゃなくて、もう本当に安心して親御さんが保育園に一日お子さんを預けられるような状況をぜひつくっていただきたいということを申し上げ、私からの質問は終わらせていただきます。 14: ◯大林委員 それでは、質問をさせていただきます。  まず、今御説明いただいたんですけれども、改めて民営化の目的を確認させてください。それから、民営化することによって子どもたちが受ける保育が、どこがどう変わるのか、あるいは変わらないのか。それから、市との関係においても、どこが変わるのか、あるいは変わらないのか。そこをちょっと確認させてください。 15: ◯海老澤幼児教育保育課長 何点か御質問を頂きましたので、順を追って御説明させていただきます。  民営化の目的でございますけれども、こちらにつきましては、全体としては今後のさらなる待機児童対策や保育環境の整備充実、この整備充実の中には、保育士さんの処遇改善等も含まれてくるところではございますが、そういったところの財源を確保していくというところが1つの目的となっております。また、子どもたちの保育で得られる部分でございますけれども、こちらについては現状の保育の質が引き続き維持されるようにしていっていただきたいというふうに考えております。この子どもの保育の質の確保に当たりましては、公設民営保育園が私立になるわけですから、市としての設置者、運営者としての役割はなくなりますが、市には保育の実施義務がございますので、こちらについては引き続き役割を果たしていきたいと思っております。  また、公私連携協定のほうを締結させていただきまして、東京都児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例に上乗せして実施している現在の市の基準ですね。1歳児の保育士配置の上乗せですとか、0歳児の1人当たりの必要面積の上乗せですとか、看護師の配置の遵守については引き続き求めていくということにしております。  すみません。市との関係性も今ちょっと入ってしまいましたが、そのような形で子どもたちの保育や市との関係性のほうは維持していくというところと考えております。 16: ◯大林委員 ありがとうございます。設置の基準等は、基本的には変わらないんだ、維持されるんだということを確認しました。それで、いわゆる民営化によって何が変わるのかという話でいくと、今の御答弁だと、基本的には引き続き維持していくというような考え方だから、基本的には変わらないんだという認識でよろしいですか。 17: ◯海老澤幼児教育保育課長 基本的には、保育の質の維持等に関しては変わらないとお考えいただきたいと思います。 18: ◯大林委員 この間、この民営化については議会の中でもいろんな御議論があって、先ほど最初の御説明の中でもありましたけれども、民営化のもう1つの目的というのは、民営化をすることによって、いわゆる民間事業者の創意工夫があるというお話だったんですよね。その説明というのは、要は創意工夫というのは何を期待しているのか。今のお話だと、基本的には保育は変わらないわけですね。提供される保育そのものは何も変わらないとすると、民間の創意工夫がいわゆる民営化していくということの期待できるところだということですから、何を期待しているのかというのをちょっと具体的に。 19: ◯海老澤幼児教育保育課長 ちょっと説明が分かりにくくて申し訳ございませんでした。変わらないといった部分については、保育の最低の担保されるべきところ、この部分は変わらないというところでございます。現状も公設民営ということで公設公営から委託化するときに、各サービス内容については民間活力の部分を期待していたところでございますけれども、さりとて公営というところで、一定市の意向の中で、御相談の中で、この内容はちょっとお控えいただきたいとかいうようなお話がございました。こちらが民設民営になった部分には、やはり法人さんとしての創意工夫の部分を自由に発揮していける。もちろん保育の基準の中で守られながらの中でございますけれども、民間保育所としての法人の倫理に基づいて、西東京市の保育の質のガイドラインを守りながら、子どもたちのために自由な発想を生かしていただける。この部分が期待できるというところになります。 20: ◯大林委員 ありがとうございます。説明としては、最低限のところは担保されるよと。その上での創意工夫というところが期待できるんだということであります。とすると、今期待している創意工夫というのは、例えば具体的にどういうことを、今までも公設ではあるけれども民営だったわけですね。それが民設の民営になることによって、どういう創意工夫が例えばあり得るのか。これまで民営化したところの状況でも結構ですし、どういったことがこのみどり保育園の民営化によって期待できるのかをお聞かせください。 21: ◯海老澤幼児教育保育課長 現状でも非常に創意工夫をされている保育園ではございます。先ほど申し上げたように、はだしによる保育なども行っておられます。こういった部分で保護者の理解を得ながら新たな取組をしていきたいという園側の意向があったときには、そういった子どものことを考えた保育がさらに実施されるのではないかなと考えております。具体的な内容については、園のほうでこれからさらに考えていくのではないかと考えております。 22: ◯大林委員 具体的な内容は、それは法人のほうで検討される。そのとおりだと思います。民営化ですから、こっちで考えることじゃないんですけれども、公設民営から民設民営になることによって、今まで何ができなくて、何ができるようになるんですかというところをお聞かせいただきたい。 23: ◯海老澤幼児教育保育課長 こちらの法人に特定した話ではないんですけれども、例えば公立の場合には、クリスマス会といったようなものについては、一定宗教行事に関わるというところから御遠慮していただいております。そういったクリスマス会をクリスマス会として実施するといったようなことは可能になってくるというところでございます。 24: ◯大林委員 イベントが……。ちょっと今、宗教行事ができるようになるということですか。ちょっと確認をさせていただきたい。ちょっと、どういうことなんだろう。 25: ◯海老澤幼児教育保育課長 ちょっと例えがよくなかったのかと思いますが、申し訳ございません。いろいろなイベントにしろ、保育内容にしろ、自由度を持って法人さんのほうで実施いただけるというところが一番なのかなと思います。 26: ◯大林委員 創意工夫ですから、いろんなことを、民営ですから、いわゆる公では思いつかないようなことが出てくるんだろうとは思います。とはいえ、先ほど申し上げたように保育園ですから、何をやってもいいわけではなくて、やっぱり一定の制限というのはかかってくるんだろうと思うんですよね。そこが私は非常にちょっと分かりづらいなと。公設ではなくなるから、それは法人なので自由にやっていいといって、本当に自由にやっていいんですかというね。この辺をどのように今、担当課としては整理をされておられるのか。あるいはルールをつくっておられるのか。その辺をお聞かせいただきたいと思います。 27: ◯海老澤幼児教育保育課長 ただいまの、どういったところで市のほうが関わりを持ってというところになるかと思いますけれども、保育の質の部分に限らないところでございますが、例えば保育園の利用調整とか保育料の決定とか、こういったところは引き続き市のほうで担っていきます。園のほうで誰が入るかというのを自由に選べるということはございません。また、園の建物とかについては、園のほうで改造とかいうことは園の自由意思でできるというようなことになります。ただ、そういった費用については一定程度市のほうが、東京都から直接というものもあるんですけれども、建て替えも含めて、建て替えはまだ先になると思いますが、改修等を含めても市のほうで財政援助を行いながらしていくという関わりはございます。また、職員の人件費についても、これまでも予算特別委員会の場でも御答弁申し上げてきましたけれども、いわゆるキャリアアップですとか処遇改善とか、そういった部分で市の関与を持ちながら、職員の処遇改善も引き続き努めていくというところでございます。また、保育士の配置状況の確認ですとか、こういったところにつきましては、毎月の給付費のお支払いの中で確認をさせていただく部分ですとか、いわゆる東京都等において実施いたします指導検査、こちらの中でも保育所保育指針ですとか、その他の基準に基づいた保育がなされているかといった部分において確認して、関与を続けていくというところになります。 28: ◯大林委員 ありがとうございます。恐らく今おっしゃっていた、例えば最近は園バスの問題とかいろいろあって、要は安全に関わる部分とか、そういったことについては一定、当然利用調整とか、そういったことには関与していくんだと。私が申し上げているのは、例えばイベントにしてもそうですし、イベントに限らず、保育の方針がありますよね、保育の仕方。先ほどおっしゃっていただいたように、例えばはだしでとかね。それは独自性なんだろうというふうに思います。市で決めていることではないんだろうと思いますけれども、どこまでが法人で決めるものなのか。あるいは園の中では完全に法人がどんなことをやってもいいんだということなのかね。そこには一定の市の方針としての、こういうことは民間だけれども、やっては駄目ですよとか、そういうものというのはどこで整理をしているんですか。何らかの基準とか方針とか、そういうものがあって民営化を進めておられるのか。それはその都度その都度検討されているのか。そこはどういうふうになっておられるんでしょうか。 29: ◯海老澤幼児教育保育課長 何をしてもいいのかというようなところでございますけれども、こちらはやはり保育所保育指針に基づいてというところはもちろんでございますけれども、市といたしましては西東京市保育の質のガイドライン、こちらに沿って子どもの育ちというところを重視した保育を行っていただくと。その目的に向かって、そのやり方はどのようなやり方でアプローチしていくかというところが独自性の部分と。こういうふうに分けて考えております。 30: ◯大林委員 ありがとうございます。いずれにしても、そこはやっぱり民営化を進めていく上ではきちっと整理をしていったほうがいいだろうなというふうに思います。その上で創意工夫がある分には、これはとてもいいことだと私も思いますので、ぜひ創意工夫をしていっていただきたいというふうに思います。  先ほど民営化の目的の1つに保育士の処遇改善というようなお話があったかと思います。たしか過去の答弁でいうと、このみどり保育園を民営化することによって1億円強の財政効果があるという見通しが示されていたかと思いますけれども、これがいわゆる処遇改善をはじめとするものに使われていくと。こういう理解でよろしいのかどうかお聞かせください。 31: ◯海老澤幼児教育保育課長 ただいまの御質問でございますけれども、当初予算ベースで1億円強の一般財源の効果を見込んでおります。こちらについては各保育園における、もちろんこのみどり保育園に限らないんですけれども、処遇改善における一般財源等に充てられていきながら、保育環境の整備充実に充てられていくというふうに考えております。 32: ◯大林委員 ありがとうございます。処遇改善は必要であればしっかりやっていただいて、一方で保育のニーズがこれからどうなるかというところは、既に議会の中でもいろいろな議論がある状況であります。そういった中で、子育て全体の中で必要なところにしっかり財源を充てていくという考え方も一方では必要かなというふうに思いますので、これについてはここでというよりは、また別の機会に、お金の話になってきますので、議論をさせていただければと思います。  私の質問は終わります。 33: ◯小林委員 第85号の資料の保育所と書いてある絵がありますよね。これの建物の真ん中の四角の部分の南東の角辺りにたしか窓があったんだけれども、2006年に建築されて新しくなったあのとき、たしか見に行ったんです。その数年後に、あそこは雨が入り込むから何とかしてくれと。それを何か要請したような記憶があるんだけれども、その件はどうなったか。  それからもう1つは、今度逆にこの敷地全部のところの北東の角のところの、これはこの絵だと道路になっているけれども、歩道があったと思うんですよね。ここに以前、これもその頃の話だと思って、ちょっと記憶が定かでないんだけれども、オートバイとか自転車がばっと並べられていて、歩道にそれはまずいんじゃないのと言って、すぐその後どかされたと思うんだけれども、そうしたら西の角という西側のこの道路、今これは真っすぐじゃないような記憶があるんだけれども、ちょっとクランクじゃなくて、S字だよね。S字カーブみたいにして、ちょっと通りにくくしていますよね、スピードを出さないようにね。そこのところにしばらく並んでいたりもしたけれども、それも今はあまり見ないようになった記憶があります。多分職員さんの車とか自転車とかオートバイだったんじゃないかなと思うんだけれども、その辺の御対応はどうされるか。この2点お聞きしたいと思います。 34: ◯海老澤幼児教育保育課長 まず最初に、雨漏りというか、水が入ってしまうことでございますが、こちらについては現地を確認いたしまして、修繕のほうをさせていただいております。  続いて、駐輪場というか自転車等の置き方でございますけれども、これもその後で北側の幅員12メートル、緑町病院通りのほうが拡幅されまして、歩道と園の敷地のほうがくっきり、タイルの歩道とアスファルト敷きの園の敷地のほうが明確になっております。そちらの園の敷地の中の東側に職員さんの自転車とかバイクを敷地内に納めていただいて、入り口に近いほうに保護者さんの自転車を置いていただくという形で、園の敷地の中で完結するような形にさせていただいているというところになります。 35: ◯小林委員 よく分かりました。ありがとうございます。あとは民営化されるわけだから、送り迎えですね、保護者さんの。あのときに、どうしてもあそこに車を止めると、交通量の多い朝と夕方になるので、いろいろと問題も出るのかななんて。たまに通るものですからね。そういうときもあったりしたり、なかったときもあるし、ここだけじゃないのも分かっているし、周りの人も分かっている。走って通って、車で通る人もある程度の理解は示すと思うんだけれども、中には道路の真ん中みたいなところに車を止めて、ハザードを立てて、それも大型の四輪駆動車みたいなのに乗っていて、それに乗れるんだったら保育園じゃなくてもいいんじゃないのというような私は意見があるんですけれども、それはそれで置いておいて、そういうことのないように御注意を促すようにしてやってください。よろしくお願いします。 36: ◯森(て)委員 先ほど、保育士の処遇改善の財源とするからという、そういうふうに思って、財政的効果はどれぐらいあって、それで、そちらのほうに振り当てられる財源がどれぐらいできるのかというのが気になっていました。今、大林委員から御質問があって、お答えも頂いているんですけれども、もうちょっと詳しく、どの程度の財政的効果、そして、どの程度が処遇改善とか、その他もろもろに使えるのか。その辺りを教えてください。  それからもう1つは、保育園の園児募集の関係なんですけれども、西東京市の保育園の園児に関しては、希望を募って措置をするという、そういう形になっていると思うんですね。まるっきりの民間の募集ではないというふうなことですよね。ですから、先ほど民設になった場合にどういった点が変わるのかという中で、宗教行事に今まで公設だとできなかったところができるようになるというようなことだったんですけれども、例えば宗教団体が設立、運営する、そういうところに入所してくるお子さんというのは、それなりに一定の了解のもとで入ってきているんですけれども、民設になったとしても、先ほど言った園児募集の関係がどうなるのかによって、自由度というのがそれなりに制限されていくんだろうなというふうには思っているんですね。ですから、その辺り、どういうふうにお考えになっているのか。多様な人たちがこっちの保育園に行けないから、こちらにということも当然起こってくるわけですよね。と思うんですけれども、そうした場合に、多様な人に対応する保育でなければならないと思っているんですが、その辺りの関係はどういうふうになるのかということをお願いします。  市と施設との関係、今までですと、例えば公設民営も含めてですけれども、基幹園があって、そして、その基幹園との関わりの中で保育内容の確認というふうなことも行われていたと思うんですけれども、その辺りの関係がどういうふうになっていくのかということですね。7園を民設に変えていくというふうな話ですけれども、これは一気にできるわけじゃなくて、当然公設公営、公設民営、民設民営という3種類の保育園の形態が出てくるわけですが、それの保育の質の維持というか、あるいは保育の内容の相互の情報交換だとか、そういったものはどういうふうになっていくのか少し分からない点がありますので、教えてください。 37: ◯海老澤幼児教育保育課長 何点か御質問を頂きましたので、順を追って御答弁させていただきます。  まず、財政効果がどのようにといったところでございますけれども、先ほど御答弁申し上げたとおり、令和4年度当初予算ベースでは1億円強の財政効果があるものと考えております。こちらの使途といたしましては、先ほど申し上げた処遇改善等が考えられるところでございますけれども、これが今後どのようになっていくかというところは、東京都や国の制度に左右されるところがございますので、幾らぐらいというところはちょっと申し訳ございませんが、御答弁できないところでございます。  園児募集の部分でございます。園児募集については、現状でも私立の保育園がある中でございますが、その中でも様々、一定程度宗教的なものですとか、一定程度体を動かすことを重視するですとか、保護者の利便性のほうを重視するですとか、いろいろなタイプの保育園がございます。こちらについてはやはり保護者のお考えですとか、お子様の特性に応じて、合う合わないといったところが当然生じます。これについては利用者支援を強化していく中で、いろいろ御相談いただく中で、ここの園はこういう園ですよという御案内をしたり、やはり一回現地を見ていただいて、その中で納得したところを選んでくださいというような御説明をさせていただきまして、保護者の方が御希望される合うところの保育園を選んでいただく。このような形で対応しているところでございます。  それからあと、市と事業者様との関係、また地域における関係の部分でございます。現在も保育の質を維持する観点から、市内を5ブロックに分けた基幹型ブロック、この中において情報交換等をさせていただいております。現在ですと、やはりコロナ禍における保育、先ほどもちょっと申し上げたんですけれども、保護者の方がなかなか園の中を見に来られないといったことですとか、外にお子様が出歩けないといったところ、こういった悩みを抱えているといったところが最近の議題になったりしていますが、そういったところの情報交換、これは私立、公立分け隔てなく参加していただいておりますので、その中での情報交換等を行いながら保育の質を確保していきたい。また、先ほども御答弁したように指導検査の中などでも確認をさせていただきたいというふうに考えております。 38: ◯森(て)委員 ありがとうございます。財政効果云々のところで気になったというのは、公設民営によって、東京都の補助金だとか、そういったのが公設には出ないけれども、民設だと支給されるというふうなことで、そういった効果が当然出てくるということだと思うんですけどね。それが市の一般財源の中に入っちゃうと、もちろん一般財源に一旦は入るんですけれども、その一般財源の中で出てきた効果ですね。これが保育に使われるのかどうかという、その辺のところが少し気になっているんです。財政効果は出たけれども、一般財源で財政課のほうに全部行っちゃうという、そういうことだったら何か意味がないなというふうなことがあったので、その辺りの関係ですね。先ほど、どの程度使われるのかというふうなことをお聞きしたのは、その辺のところなんです。つまり、保育園に関して経費節減できた部分が保育内容の充実、あるいは職員の待遇改善も含めてですけれども、そういったものに基本的にそちらのほうに使われていくのかどうか。この辺のところが少し気になったので、併せてもう一度お伺いします。  園児募集というか、その関係については西東京市でもまだ1桁でしたっけね、待機児童がいるということになると、当然第1希望、第2希望があっても、実はそこに入り切れないと。希望はあったけれども、希望はしたけれども入れないという、そういうケースというのは当然出てくると思っているんですね。その場合に、やはり園の方針ね。園の方針といっても、一般的には先ほど御説明があったはだしの保育だとか、そういった辺りの話ではない部分で、どう言うか、思想信条に関わるような部分で少しそごがでるような部分が出てくると、まずいよなというふうに思ったんですね。それで少し大林委員の御質問にかぶせてお伺いしたようなことなんですけれども、その辺りは特段市のほうから何らかの指導とか、あるいはアドバイスとかいうふうなことはお考えになっているのかどうか。あくまでも希望する保育園に入れなかった子どもが希望したところではないところに入ってくる。だけど、そこがちょっと、いわゆる思想信条上、都合が悪いよというふうなことになっちゃうと困るなということでお伺いしていますので、その辺の御指導はどういうふうになるのかということですね。  あと1点ありましたけれども、ちょっと今、度忘れしたので、その2点取りあえずお伺いします。 39: ◯海老澤幼児教育保育課長 2点御答弁申し上げます。  一般財源がどのように使われるかといったところでございますけれども、一般財源は一般財源というところで溶け込んでしまうところではございますが、預かり環境の充実のところでございますけれども、保育園に限らずですが、例えば今年度から来年4月の入所に向けて創設いたしました幼稚園の入園料補助ですとか、どんどん拡大してきております幼稚園の預かり補助、こういったところの拡充の部分にも使われていくというふうに考えているところでございます。  園の方針と合わなかった場合といったところでございます。現状でも様々な保育園がある中で、ちょっと合わないんですけれどもといったところの御相談を幼児教育・保育課のほうに受けることはございます。その御要望については園のほうと掛け合いまして、一定程度考慮できませんかといった御相談には現在も乗っているところでございます。 40: ◯森(て)委員 分かりました。財政効果云々の話ですけれども、その浮いた分だけ使えばいいということではないから、もちろんそれに上乗せしてやらなきゃいけない施策というのも幼児教育・保育課でもまだあると思うので、それはこの範囲の中でということではないんですけれども、せっかく保育環境を改善できるそういう財源があるので、少なくともその財源は確保してもらいたいなというのが希望としてはあります。今言われた私立幼稚園の預かり保育の充実だとか当然必要なことですので、そこに一定程度財政措置をしていくというのも必要だと思いますので、それをこの財源の中からだけというのは当然出ないというふうに思っています。その充実はもちろん前提とした上で、少なくともこの金額を下回らないような、そういう対応をしていってもらいたいなというふうに思っています。これはそれで結構です。  園児の件については今、分かりました。多様な子どもたちが入ってくるので、その辺のところは市の責任というのもあるので、きちんと対応できるようにしていってもらいたいなというふうに思います。先ほどから出ていますように民設だから何をやってもいいということでは当然ないということで、それについては御説明が十分に実施されるようにしていっていただきたいと思います。  さっき1点質問が抜けたんですけれども、1点だけ繰り返しの御質問になりますが、保育の質の内容での連携ですね。それを先ほど御説明いただいたような形で連携していきますよという話なんですけれども、なかなか難しいとは思っているんです。民設ということでね。ですから、その辺り、今までのブロック制というのをこれからも維持して、そして私は保育園に限らず、市が全面的に民間委託を何でもしちゃうと、今度はいわゆるノウハウが失われていくというふうなことで、それで保育園の問題についても、やっぱり公設公営というのは残していくべきだというような、そういう意見をずっと言ってきています。そんな中で、やはり先ほど言ったのと関連しますけれども、民設だから何をやってもいいということではない。だから、その辺りの保育内容であるとか、保育の在り方であるとか、こういったものはやはり市が十分指導性を発揮しながら、体制を整えていってもらいたいと思うんですけれども、その辺についての今後についての考え方というのをもう一度確認させてください。 41: ◯海老澤幼児教育保育課長 保育の在り方の部分になると思いますが、保育のブロックですね。こちらのほうは引き続き維持をしたいと考えております。子ども子育て審議会における議論の中におきましても、地域における公設公営の保育園の在り方、こちらのほうを議論しております。公設公営保育園の役割を十分検討していくという中で、地域の民間園との交流といいますか、保育の質の部分をお互いに刺激し合って維持していくといったところが大事な役割であるという議論がございます。また、これはブロックではございませんけれども、公立園のほうで開催しております研修、こちらのほうにも民間園さんをお招きいたしまして、その中でも意見交換等の場を設けまして、保育の質をお互いに高め合えるような取組を行っているところでございます。こちらも引き続き続けてまいりたいと考えております。 42: ◯大竹委員長 ほかに質疑ある方はいらっしゃいますか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 43: ◯大竹委員長 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  まず初めに、議案第85号 財産の処分についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 44: ◯大竹委員長 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  採決を行います。  議案第85号 財産の処分については、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 45: ◯大竹委員長 挙手全員であります。よって議案第85号 財産の処分については可決されました。  次に、議案第86号 西東京市立保育所設置条例の一部を改正する条例の討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 46: ◯大竹委員長 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  採決を行います。  議案第86号 西東京市立保育所設置条例の一部を改正する条例は、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 47: ◯大竹委員長 挙手全員であります。よって議案第86号 西東京市立保育所設置条例の一部を改正する条例は可決されました。  暫時休憩いたします。                  午前11時7分休憩     ─────────────────────────────────                  午前11時14分開議      3 議案第87号 西東京市スポーツ・運動施設の指定管理者の指定について 48: ◯大竹委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  次に、議案第87号 西東京市スポーツ・運動施設の指定管理者の指定についてを議題といたします。
     これより執行部の説明を求めます。 49: ◯越沼スポーツ振興課長 議案第87号 西東京市スポーツ・運動施設の指定管理者の指定について、市長に補足して御説明申し上げます。  本議案は、西東京市スポーツ・運動施設指定管理者の指定期間が令和4年度末をもって終了になることから、令和5年度から5年間の指定を行うものでございます。  それでは、議案第87号関係資料に沿って御説明いたしますが、資料は176ページで、4つの資料を組み合わせております。説明では、初めに資料1の仕様書について御説明した後、資料4の選定結果、資料3の基本事業計画書、資料2の仮基本協定書の順に御説明いたします。また、ページ番号は資料右下に振られております数字で読み上げますので、よろしくお願いいたします。  それでは、初めに3ページ、指定管理者総括仕様書を御覧いただければと思います。こちらは、公募の際の関係資料とともに公表をし、仮基本協定の締結に向けて整理したもので、指定施設運営に関する基本的な考え方等を示すとともに、体育、スポーツ、レクリエーション、社会体育活動等に関する業務水準、施設の運営に関する業務水準、施設の維持管理に関する業務水準を定めたものでございます。また、収支計画書、事業計画書などの提出や市民意見の聴取・反映、修繕料の考え方、関係法令等の遵守についても定めておるところでございます。  続きまして、指定管理者候補の選定結果について御説明申し上げます。174ページをお開きいただければと思います。西東京市スポーツ・運動施設指定管理者候補の選定結果でございます。  2 募集の概要でございますが、令和4年6月22日から8月31日までの間で公募を行い、3団体からの応募がございました。  3 選定の概要でございます。選定は、西東京市スポーツ施設等指定管理者候補選定委員会によって行われております。本委員会は、設置要綱に基づき、委員長の副市長のほか、職員5名と西東京市スポーツ推進審議会委員からの代表者1名の計7名の委員をもって選定を実施いたしました。  (2) 第1次審査にありますとおり、令和4年9月12日に書類審査を実施し、次のページ、175ページをお開き願います。(3) 第2次審査として、令和4年9月29日の面接及びプレゼンテーション審査を基に選定を行っております。  4 選定結果では、指定管理者候補として株式会社東京ドームを代表企業とする3社で構成される東京ドームグループが選定され、グループの構成団体をお示ししております。  (2) 選定結果として、審査の得点結果の集計とともに、次の176ページでは、各選定基準・審査項目ごとの比較資料をお示ししております。  第1次審査では、提出された提案書の項目ごとに選定を実施したほか、第2次審査では、面接審査・プレゼンテーション審査により、業務内容の理解度、提案内容の的確性・独自性、提案内容の実現性のほか、応募事業者の経験・知識・信頼度、この4つの項目を1次審査と合わせて、総合加点方式により審査をいたしまして、最も総合点が高い東京ドームグループが指定管理者候補として選定された結果でございます。  続きまして、基本事業計画書について御説明いたします。45ページにお戻りいただければと思います。恐れ入ります。こちらは、基本事業計画書の提案内容の全体像を概要版としてまとめたものでございます。資料の上部、左側から東京ドームグループの組織体制と特徴について、本市に対する取組内容を分析され、右上のほうでは、現指定管理期間における課題を示すとともに、その下の4つの方針を基に各事業施策を提案されたものでございます。  提案された方針ごとに特徴的な事業を御紹介させていただきます。  方針1) 人とひととを“つなげます”では、ソフト面の強化として、利用者の利便性を考慮したキャッシュレス決済の導入や、団体同士を引き合わせるマッチメイクサービスの実施、教室事業では、託児所の設置、保育資格者が対応する子育て世代の運動環境の創出、振興事業では、フレイルの日に合わせたスポーツセンター、総合体育館、「きらっと」の3館でのフレイル予防セミナー、働き盛り・子育て世代向けの企画事業、独自のスポーツ大会「東京ドームカップ」の開催などが提案されております。  次に、方針2) 地域同士を“つなげます”では、地域の団体や人材との連携として、屋外施設管理の体育協会やシルバー人材センターへの委託、総合型地域スポーツクラブとの連携事業や意見交換会の実施、「ハンサムMama」事業の積極的な活動などが提案されております。  方針3) まち全体へと“つなげます”では、毎年、勤労感謝の日にスポーツフェスティバルの開催や、子どもが「ど真ん中」のまちづくり施策への協調、パラスポーツなどの体験イベントの実施、スポーツ相談窓口との連携や相談フォームの共有化などの提案がされておるところでございます。  方針4) 未来へと“つなげます”では、ゼロカーボンシティ宣言を行った本市の取組への協力や、未来を見据えた業務評価と人材育成対応、施設の長寿命化の実現や省エネルギー化に向けた維持管理、成果配分に関する提案などが示されております。  次の46ページ以降に関しましては、基本事業計画書の全体的な提案内容をお示ししております。目次に示された項目につきましては、第1次審査の選定基準・審査項目別に提案されております。また、項目別のページ番号につきましては、指定管理者候補が提出したページが下部の中央になっておりますことを御承知いただきたくお願い申し上げます。なお、私からは、右下の全体ページで御説明いたしますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、127ページをお開きいただければと思います。127ページでは、具体的な事業内容の提案を施設別に、事業名、目的、対象、会場、日時、定員、内容と収支を示したものとなっております。また、公募の段階において令和5年度及び6年度の2か年分の提出を条件として提案されたものになっております。  続きまして、160ページをお開き願います。施設別の運営体制についてお示ししております。スポーツセンターの施設を例に御説明いたしますと、160ページは組織図として、全体の総括責任者から館長1名、副館長2名に加え、各責任者の体制となっているほか、次の161ページからは、役職・職種ごとの資格や雇用形態のほか、勤務ローテーションについてお示ししております。  次に、172ページをお開きいただければと思っております。172ページでは、指定管理者候補による令和5年度からの5年間の収支予算書でございます。収入の項から上段に、本市からの指定管理料として5年間の総額で16億576万円を見込み、指定管理業務を実施する提案となっております。  最後に、指定管理者候補との仮基本協定書について御説明いたします。20ページにお戻りいただければと思います。こちらは、指定管理者候補と施設の管理運営業務に関する協議を進めた後、合意に達した場合には仮基本協定書を締結し、これにより市及び指定管理者候補が共に指定管理に向けた準備行為が可能になるものでございます。  次の21ページでは、第7条に、指定管理期間として令和5年4月1日から令和10年3月31日までとしております。  次の22ページをお願いいたします。22ページでは、第12条として、指定管理業務の実施には、関係法令、協定や仕様書、募集要項や事業計画書に沿って実施するものと規定しております。  26ページにお進みいただければと思います。26ページでは、第26条第2項で、5年間の指定管理料の総額を、16億576万円を上限として、別途年度協定で定めることとしております。  32ページをお願いできればと思います。32ページでは、第56条として、市議会の議決を経なければならないことについて、続いて第57条では、改めて締結する基本協定書は、予算の議決を踏まえて締結することを定めております。  本仮基本協定に関しましては、東京ドームグループ代表団体と令和4年11月4日に当該協定書を締結したところでございます。  以上、簡単ではございますが、補足説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 50: ◯大竹委員長 以上で説明が終わりました。  これより質疑を行います。 51: ◯中村委員 よろしくお願いします。2点についてお伺いしたいと思います。  資料で、77、78ページに、向台運動場の個人開放事業と市民公園グラウンドの無料開放についてということで掲載がされております。昨年の3月議会での私の関連質問の中で、団体利用がされていないときであったり、あらかじめ日時を定めて、子どもたちを主な対象とした開放をできないかというようなことを提案しておりまして、それに沿った内容かなというふうに捉えております。この新規事業の実施について、分かる範囲での詳細をお示しいただきたいというふうに思います。  もう1点が資料の112ページなんですけれども、利用料金収入の考え方について、コロナの影響による利用者のマインドの低下と新規フィットネスクラブの影響の考慮から、2023年度の予算設定が8,200万円というふうにされております。資料には、この間の8年間の実績推移というものが掲載をされておりますが、この点についての市の評価及び今回の選定に当たって、選定委員から何か意見が出ていれば、お示しいただきたいと思います。  併せて、先ほど説明の中にもありました172ページの今後5年間の収支予算書としては、利用料収入が年々微増していくというような想定が示されておりますが、この点についても見解というか、この点も選定委員会のほうで何か意見など出ていれば、教えていただきたいと思います。 52: ◯越沼スポーツ振興課長 まず、77、78ページの向台運動場、それから市民公園グラウンドの開放についてでございます。向台運動場のほうは、主にサッカー場を中心として、平日の利用の中で利用があまり稼働率として高くないところを中心として、早朝と夜間、こういったところを西東京市のサッカー連盟様の協力のもと、開放を行うような事業で今提案いただいております。具体的な日程等に関しては、これからサッカー協会の方と、また指定管理者との調整によりますけれども、こういった形で少年サッカー、子どもたちのサッカー人口または利用者の普及に努めていきたいということで考えております。  続いて、78ページの市民公園グラウンドの無料開放に関しましては、抽選等の予約の後に空いている日から選出した後に、提案の中では月1回程度という実施になっております。また、無料開放日といたしましては、手ぶらでもいろいろ軽運動ができるようなグローブやボールの貸出し、こういったことも提案いただいた形で、特に公園グラウンドですと、少年野球ですとかサッカーなどを御利用いただいておりますので、こういったところの子どもたちの御利用がいただけるのかなという認識をしております。  続いて、112ページの収入に関する考え方でございます。こちらは、指定管理者のほうの収入の柱でもございますトレーニングですとか、ヨガ、体操、こういったフィットネス事業については、コロナの影響がまだなかなか改善できていないというようなところ、それから、近隣の周辺のマーケティングにより大幅な増収はなかなか望めないという形で、収入のほうの考え方を示していただいたというところでございます。それと併せて、収入のほうの考え方のところにもございますが、この状況を踏まえた上での実施事業の収入を見込んでいるというところで考えております。  簡単ですが、説明は以上です。 53: ◯中村委員 ありがとうございます。まず向台運動場と市民公園グラウンドについてですけれども、内容は、これから詳細は指定管理者のほうで詰めていくのかなというふうに思いますが、ぜひ私としては期待をしたいというふうに思います。市内ではボール遊びができる公園が6か所に限られているという関係からも、学校なども通じて、この開放事業、今後詳細が決まっていったら、ぜひお知らせが子どもたちにも届くようにしてほしいなというふうに考えておりますが、周知としてはどのようなことを現時点でお考えになっているのかを伺います。  それと、利用料金収入、あるいは収支予算書のほうなんですけれども、予算の最後のページにあります選定結果では、収支予算に対する評価が56点中47点と、ほかの2社と比較すると高い状況になっておりますが、その要因についてお示しいただきたいと思います。  その一方で、財務諸表等に対する評価については、今回の東京ドームグループさんが28点中14点ということで、これはほかのA社、B社と比べてちょっと低い数字になっているのかなというふうに思いますが、この財務諸表自体は資料の119ページと120ページでその詳細が示されているわけでございますが、特に懸念される点というのがどこにあるのか。また、現在は懸念されていても、何かしら改善の余地というか、そういったところについては選定の中で、どういったお考えで議論があったのかということをお示しいただきたいと思います。 54: ◯越沼スポーツ振興課長 まず、運動場の開放に関しての学校への周知等に関しましては、今後、指定管理者との調整の中で周知方法については決めていきたいと思っております。その中で、基本的には子どもたちに御利用いただけるような、そういった工夫を凝らしながら周知をしたいというところで、今後、学校に関しましてはまた学校側のほうともいろいろ調整が必要な部分がございますので、その辺のところは今後の課題という形で考えております。  収支のほうの考え方でございます。今回、東京ドームの収支予算書のほうの得点が高い要因といたしましては、5年間の指定管理料が他社と比べて低廉の内容であったということになっております。5年間でいいますと3億円以上、他社と比較すると安い金額になっているというところが大きな要因という認識をしております。  財務諸表に関しましては、公募時に提出された直近の3年間の決算資料を基に、流動資産ですとか固定資産などの報告、こういったものを指標化しまして、数値に基づき評価しているところでございますが、今回御提案していただいた東京ドームでございますけれども、もともと東京ドーム自体がエンターテインメント性が高い事業者でございます。この関係で、コロナ禍によりかなり影響を受けたというところ、それから、業績の回復は見込めるというところの部分と、2021年に三井不動産グループに入り、経営の安定ができているというところの説明となっております。評価に関しましては、他社と比較すると低いものとなっておりますけれども、標準的な基準には達しているという評価を我々のほうでしているところでございます。 55: ◯中村委員 ありがとうございます。承知いたしました。この点が、財務諸表というんですかね、そこが気にしていた点があったんですけれども、今の御説明でおおむね承知をいたしましたので、ありがとうございました。  先ほど私から学校というふうには言いましたけれども、ぜひ子どもの目や耳に届くような、この開放事業ですね、周知をしていただきたいというふうに思います。  基本事業計画書、全般的に非常に積極的な内容で御提案いただいているというふうに私は捉えております。市民のさらなるスポーツ振興のために、ぜひとも指定管理者には今後とも創意工夫と安定的な事業運営をしていただきたいということとともに、ぜひ西東京市としてもそのための支援を行っていただきたいということを申し上げまして、私の質問を終わります。 56: ◯中川委員 2点教えていただきたいんですけれども、資料の72ページにある市内の指導者を対象とした講習会の実施というところ、それから、その次のページ、73ページにあります部活動の地域移行モデル事業に対する協力というところ、これについて、選定に当たって市のお考えはどういうふうなのか教えてください。 57: ◯越沼スポーツ振興課長 72ページでございますが、地域振興の部分で申し上げますと、大きく分けて地域で運用しております総合型地域スポーツクラブがございます。自主事業の業務で実施していただいているところでございますが、そういったところへの協力ですとか連携を行いたいというところを対応していただいているところでございます。  74ページの部活動に関しましては、東京ドームグループ自体が地域部活動へのモデル参画という形で御提案を頂いております。実際には東京23区での実績もあるということでしたので、今後、西東京市における地域部活動の参画、モデル事業の参画ですとか、教育委員会側のほうの事業の参画も含めて、協力体制は整えられるという提案という認識をしております。  簡単ですが、以上です。 58: ◯中川委員 ありがとうございます。74ページでしたね、失礼しました。その部活動の地域移行モデル事業に対する協力のところで、先方さんからそういう御提案を頂いたというところまでということで、現状それは市として今どういうふうに評価しているものでもないということでよろしいですか。 59: ◯越沼スポーツ振興課長 部活動自体の運営に関しては、学校側、教育委員会側のほうである程度参画を進めていただく部分でございますけれども、ただ、その受皿ですとか派遣内容の部分でいうと、スポーツ事業の中でこちらのほうの指定管理の中の協力が場合によっては必要なところがございます。そういったところでも考えられるところで協力できる部分、また、参画に関しての準備が整えられているという認識をしておりますので、今後その部活動の地域移行化についての考え方についての動向を鑑みながら、状況を見て協力体制を整えたいという認識でございます。 60: ◯中川委員 先日、一般質問で地域移行の考え方について教育部、教育長から御答弁いただいているんですけれども、その中でコミュニティ・スクールの拡充に伴い、身近な地域人材の活用等の可能性を探ることで、子どもたちが持続可能な地域社会の在り方や地域への関わり方等の身近なロールモデルを獲得し、将来積極的に地域社会に貢献する態度を育むことにつながるものと期待という御答弁が実はあるんですね。そうすると、地域移行の考え方としては、教育部さんとしてはやはり地域の方に関わっていただいて、それが子どもたちにとってロールモデルになる。地域で育った子どもたちが、また地域に戻って活躍するような将来。意見でもこれを求めたところなんですが、地域が「お帰り」と言って、子どもたちが「ただいま」と言えるような、多分そういう地域移行というのを想定しているのかなというふうに理解をしているんですが、そこら辺は改めてなんですけれども、スポーツ振興課としては御理解というか、御認識されていますか。お示しください。 61: ◯越沼スポーツ振興課長 まず、地域の部分で考えますと、総合型地域スポーツクラブ、こちらが地域に根づいた活動を行っております。こういったところのスポーツクラブを中心としての部分、それと併せて指定管理者としても連携できるところは地域スポーツクラブと連携して行うというところですので、指定管理者だけということではなく、地域と部活動のほうの推進について、あくまでもサポートという形の認識をしているところでございます。 62: ◯中川委員 どうしてもこの指定管理者の方は5年間の区切りということもありますし、継続性ということも考えると、地域でやっていらっしゃる団体さんですとか、もしくは地域の方との連携がいいのかなと思うんですが、そうした意味で最初にお伺いした市内の指導者を対象とした講習会の実施というところは、これは例えば地域で学校さん、おやじの会とか、そういうところで活躍しようとしている人たちに対する指導ということ、講習会ということも考えられるのでしょうか。 63: ◯越沼スポーツ振興課長 委員のお示ししたとおり、市内で活躍する子どもたちを指導している方々、こういった方々に正しい指導方法ですとか指導の方針、こういったところを講習会として実施できるという認識でございます。 64: ◯大林委員 何点か質問をさせていただきます。まず仕様書のところから伺いますけれども、3ページからですかね。仕様書のところからいきますけれども、まず、この仕様書の対象となる施設、スポーツ・運動施設があって、スポーツセンターから始まって、多くの施設はスポーツ施設条例に基づく施設なんですね。市民公園グラウンドだけは、これは公園条例に基づく施設だから、公園なんですね。このスポーツ施設と公園施設は、これは運動施設というふうに言っていますよね、ここだと。この違いをちょっと確認させていただきたいんです。何がどう違うのかというところですね。  各施設の建築面積と延床面積の考え方なんです。ここに数字が出ていますけれども、5年前の仕様書とは数字が違うんですよね。それぞれの施設。公共スポーツ施設のあり方の資料とも数字は違うんです。例えばスポーツ施設のあり方の資料でいくと、「きらっと」は、延床面積は3,764平方メートルですよね。この資料によると、延べ床面積は3,012平方メートルで、少しずつ変わっていっている。この変わっていっているというのは何をして変わっているのかね、それぞれの施設。そこの数字、これをちょっと確認させてください。  その次に、協定書ですかね、基本協定書から伺います。これはこの間、何度も議論をしているんですけれども、リスク分担なんです。いわゆる災害時のリスク分担が、災害時もそうですけれども、緊急時のいわゆるリスク分担が曖昧なんじゃないかというような議論はこれまでさせていただいていると思います。コロナもあって、休館するとかしないとか、いろんなことがあったと思いますけれども、これについては協定書の締結に向けて協議をしていくんだと。こういう御答弁を頂いているわけですけれども、どういう協議を重ねてきて、どのような結論になっているのかということを、この締結するに当たっての状況というのをちょっとお聞かせいただきたいと思います。  それから次に、事業計画書のほうから伺います。まず、前回もこの事業計画提案書という形で、かなりの事業を御提案いただいていると思うんですね。今回も、新しいものも含めてかなり御提案を頂いています。まずお聞きしたいのは、前回事業者のほうから御提案いただいた事業というのがどれぐらいの数あって、そのうち、この5年間で実現したものというのはどれぐらいあるのか。もっと言えば、提案いただいたけれども、実現できなかったというものがどれぐらいあるのか。これをちょっとお聞かせいただきたいんです。  それと併せて、長期修繕、長寿命化の取組というのを御提案いただいていますけれども、この長寿命化とか長期修繕についての市の役割と事業者の役割。提案書にも書かれているとおりで、施設によっては40年を経過していて、修繕が必要な箇所がかなり多くなってきているという指摘もある中で、これをどういうふうに整理しているのか。事業者の提案は提案として、どのようにお考えになっているのか。市としての考え方ですね、聞かせてください。  それから次に、コロナ禍でかなり利用がね、一時的に閉館したりしましたから減っていると思うんですけれども、事業者もいろんな見通しを立てていただいていますが、利用者の見通しですよね。これをどのように市として評価しているのか。  それから併せて、指定管理料についてですけれども、前回御提案を頂いたときの金額よりも上がっていると思います。この比較の中で、この上がった分というのはどういう理由で上がっているのか。それは物価高騰によるものなのか。ここに書いてある最低賃金とか、いろいろあると思いますけれども、どのような要因で上がっているのか。あるいは新しいサービスをやるためにかかる費用なのか。その辺の指定管理料の考え方ですね。これをお聞かせいただきたいと思います。  いわゆる成果配分、利益還元についてでありますけれども、これも5年間で3,000万円程度の見通しを立てていただいております。これまでの5年間のうち、3年間はコロナの影響が非常にあったと思いますけれども、利益還元の実績、それをお聞かせいただきたいと思います。  事業者からの提案では、基本的には利用料金は変わらないのかなというふうな感じがしますけれども、スポーツ施設のあり方の検討の中では、市としては施設更新やランニングコストに係る経費などを見据えて、料金の値上げも含め、見直しを検討するというふうに書いてあるんですけれども、市としての料金についての考え方ですね。それから、プールについては提案書の中で料金の改定が明記されておりますけれども、この根拠、何のための料金改定なのか。ここの部分、これをちょっとまず確認させてください。 65: ◯大竹委員長 審査の途中ですが、ここで昼食休憩といたします。                  午前11時53分休憩     ─────────────────────────────────                  午後1時2分開議 66: ◯大竹委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。 67: ◯越沼スポーツ振興課長 幾つか御質問いただきましたので、順にお答えさせていただければと思います。  まず1点目でございます。スポーツ施設と公園の違いについてでございます。こちらは、スポーツ施設条例、それから公園条例との違い、また、所管の違いもございますけれども、公園の中に市民公園グラウンドというグラウンドの定義がございます。その定義の中で、利用に関してはスポーツ事業、また、運動事業ということでお使いいただくことを踏まえて一体的な管理を行う。それを指定管理者のほうで行うというところから、今回の違いはございますけれども、一体的に管理をさせていただきたいというところでございます。  2点目でございます。面積の中で幾つかの違いということを御指摘いただきましたけれども、面積に関しては施設鑑定を基本とした計算に基づいてこちらのほうに提示をしているところでございます。特に御指摘いただきました「きらっと」に関しては、立体駐車場を除いた形の面積を記載させていただいているというところでございます。  リスク分担についての御質問を頂きました。仮基本協定を結ぶに当たりまして、事業者とはリスク分担も含めて協定の内容の見直し、または協議を行ってきているところでございます。資料によりますと21ページを御覧いただければと思います。21ページの仮基本協定書の中の上から7行目に、不可抗力として感染症拡大といった文言も入れさせていただいています。今回の協定に当たりまして、こういった協議の中で文言の整理などを行っているというところでございます。  続きまして、前回の提案でできなかったところに関して、主なところで申し上げますと、前回提案した中で早稲田大学との連携事業などの御提案がございました。こちらの事業につきましては、大学側のほうとも協議を行いまして、コロナの関係もありましてなかなか実施に結びつかなかったところでございますが、代替事業として相当の、似た事業を実施したというところもございます。また、有名選手ですとか有名講師のほうの招聘ですとか講演などの事業についても御提案いただいたところでございますが、こちらも初年度は実施いたしましたけれども、2年目以降はなかなかコロナの関係で実施ができなかったという報告を受けているところでございます。  続きまして、長寿命化の考え方について御質問いただきました。こちらに関しては、恐れ入りますが、86ページを御覧いただければと思います。86ページには、提案の中で施設長寿命化のための保守点検ということで、現在も行っております事業所の中での保守点検、こういった点検の中で施設を長く使うための確認ですとか点検を行っているところでございます。その中で事業所のほうからは、各施設の予防すべき箇所に関して5か年の修繕計画をおつくりいただいて、これを参考にしながら市のほうの修繕と合わせて、指定管理者のほうで負担する50万円以下の修繕、それから、市のほうで負担する50万円以上の修繕、この辺のところの協議を行いながら計画的に修繕を行っているというところでございます。  続きまして、コロナの見通し、利用者の見通しについての御質問を頂きました。現在利用者数のほうは、令和2年度を中心としてコロナの影響があり、また、休館等を行った関係で減少しておりましたけれども、現在は回復、伸びている状況になっております。コロナの前までにはまだ戻っていない状況も踏まえまして、今後新しい生活様式の中で利用の拡大に努めているというところでございます。  指定管理料の増の理由でございます。こちらに関しては、113ページを御参考にしていただければと思います。113ページでは、収支計画書の中の支出の考え方として、主に人件費の最低賃金を踏まえた試算などを行っています。その後にあります水光熱費を内容とした物価上昇、こういったところを見越しているところから、各年の指定管理料の増の理由となっているという認識をしているところでございます。  続きまして、成果配分についての御質問でございました。現指定管理者のほうの成果配分に関しては、この4年間の実績ではございませんでした。  最後に、プールの料金についての御指摘を頂きました。こちらも113ページの中で御説明させていただきます。こちらは、指定管理者の自主事業の中で子ども水泳教室を行っているところでございますが、その料金について値上げをするという御案内でございます。こちらは、もともと既に東京ドームスポーツがプールにかなり特化した指導力があるということと、常に定員近くなっているということと、近隣の状況、それから、昨今の最低賃金ですとか水光熱費、この辺の状況を踏まえて料金改定を行いたいと。その上で市のほうと協議して実施したいという提案となっております。また、一般的な利用料金に関しましては、市のほうの条例に基づいた料金となっております。こちらに関しては、この提案の中では据え置いて実施をするという御提案を頂いておりますけれども、今後、行革の中で適正化も含めて料金のほうの改定も含めた見直し、または適正化に努めてまいりたいと。それについて、指定管理者のほうもそれに基づいて対応させていただきたいということで考えております。  御質問いただいた内容は以上となっております。 68: ◯大林委員 いろいろ質問しましたけれども、まず御丁寧に御答弁いただきましてありがとうございます。幾つか再質問させていただきます。  まず、スポーツ施設と公園施設ということで、所管が違うし条例も違うというところで、市民公園グラウンドについてはあくまでも公園ということであります。基本的には、公園というのは無料で使える施設だというふうに理解をしています。ただ、西東京市の場合は指定管理を入れている公園というのがあって、一部料金を取っているところもあるというふうには承知していますけれども、その料金の決め方ですとか、そういったところに、例えばいこいの森公園でいえばバーベキューの施設なんかがありますけれども、一定の制限があって、市で決められる部分と事業者のほうでという部分と、これはいわゆる条例上の権限の問題であると思うんです。この辺を、いわゆる公園ということで、市民グラウンドについてはどのような考え方を市としては持っているのか、これを確認させてください。  「きらっと」については、「きらっと」は大きな数字の違いがありますので、そこはあくまでも施設の管理で、駐車場のところは管理しないんだよということで数字が入っていないんだということだと思います。ほかの施設についても、延床面積、建築面積ともに少しずつやっぱり数字が違うんですよね。これは何によって変わるのか、ちょっと確認を……。本当に1平方メートルというか、僅かな違いではあるんですが、これがどういう違いになるのかというのを改めて確認をさせてください。  リスク分担なんですけれども、協定書の中で感染症というのを入れました。これは新型コロナの感染があったからこういうものを入れたんだということだと思いますけれども、私がこれまで申し上げている話というのは、そういう話ではなくて、例えば感染症によって、あるいは災害によって、施設を閉じざるを得なくなった。そのときの負担割合の考え方が1つ。ここをどうするのか。収入が入ってこなくなるわけですね。ここの考え方をまず整理する必要があるんじゃないですかということが1つ。それから、もう1つは、災害が発生したときにその施設を一旦閉じて、指定管理を一時停止して、そして、避難所にするという場合がある。そのときに、この避難所の開設・運営というのはどこがやるんですかという話があるわけです。そのときの職員の対応の在り方。いざ地震が来ました。もうすぐに市民を受け入れざるを得ないというときに、事業者は事業者の職員を守る責務があるわけです、当然法人としての。一方で、市は市民を守る責務があるわけですよね。そのときに、そこで従事している職員さんはどうするのか。家族のもとへ帰るのか、それとも市民の受入れに当たるのか。そういったところを、今それ、どっちですかと答えてくださいではなくて、整理しておく必要がありますよね、あらかじめ。ということを今まで申し上げてきていて、その内容についてどのような議論をこれまでしてきているのかということを、ちょっとお聞かせいただければと思います。  提案の実績で、コロナの感染の状況があったから御答弁のとおりだと思います。それで、提案していただいた事業のおおむねどれぐらいのものが実現し、コロナの関係もあってまだ実現に至っていないものというのはどれぐらいあるのかということをお聞かせいただきたいと思います。  長寿命化についてなんですけれども、これは、さっき資料を見せていただいて、長期の修繕計画というのを事業者のほうでつくっていただくということですよね。これから市のほうでも公共施設等総合管理計画を策定していくわけでありますけれども、この総合管理計画の中では、いわゆる指定管理が入っている施設、例えばこもれびホールだったり、「きらっと」だったり、事業者のほうに修繕計画をつくってもらって、それを参考にして総合管理計画を組み上げていくと、こういう考え方だという認識でいいのか。そこをちょっと確認させてください。  料金の話であります。物価高とかいろんなものの影響がやっぱり相当あるんだなということが分かりました。前回御提案いただいた、いわゆる協定における指定管理料が15億3,800万円余ということになっていますから、かなり上がってきているわけですよね。そういう意味では、この影響が大きいということがよく分かりました。また、プールの料金についても、そういったエネルギーの価格高騰とか人件費の高騰というのがあるんだろうということは分かりました。ただ、この独自事業の中で唯一子どものプールの教室だけが値上げになるというのは、「子どもど真ん中」でやっていこうとしている市──これは、料金を上げればやっぱり行かない、行けないという人が出てくる可能性があるわけですから、そこは十分な配慮を指定管理者のほうにも検討していただきたいというふうに思います。ただ、影響が大きいということはよく分かりましたので、これについてはそのように受け止めておきたいと思います。  じゃ、幾つかお願いいたします。 69: ◯越沼スポーツ振興課長 まず、1点目の公園のほうの料金に対しては、公園条例に基づいた利用料を設けております。この公園条例の料金の中で、田無市民公園の中の市民公園グラウンド、3時間当たりの料金が1,800円、それから、照明施設に関しては1,400円という規定の中で実施しているということで、これに基づいて指定管理者のほうも実施させていただいているところでございます。  続いて、面積のほうの関係でございます。面積に関しては、最新の施設鑑定を参考にしながら記載をさせていただいております。この中での微増等の部分に関しては、鑑定の最新の情報を基に算出させていただいたということで御認識いただければと考えております。  負担の考え方でございます。これまで予算特別委員会も含めてリスク分担の考え方というのを御指摘いただいております。この中で、実際にはなかなか、負担割合に関してはケースごとの案件という認識もしております。ただ、負担の考え方に関しては、我々所管の部署だけではなく、庁内全体の検討の中で、法的な部分も含めて検討させていただきたいという認識でございますので、なかなかこの負担表示が「○」とか「△」というような表示でございますけれども、その中で基本的な考え方を示しながらも、割合については条件によっていろいろ変わってくるというところで、それは庁内で十分議論して対応させていただきたいということで考えております。  避難所の関係の御質問を頂きました。提案書のほうで御説明させていただきますと、124ページを御参考にちょっと御説明させていただければと思います。124ページには帰宅困難者の一時滞在ですとか、避難広場としての対応ということで、指定管理者のスタッフがその対応にある程度当たるというような御提案をしていただいています。この中で一時滞在施設に関しては、それぞれ職員のほうでも研修などを行いながら、ある程度対応をするという認識をしております。ただ、市の施設の中での避難所運営ということもありますので、こちらに関しては地域防災計画を含めて市のほうも協力、また、協働で行うべきものという認識をしているところでございます。  前回の提案の中でできなかったものとできているものということですけれども、やはり先ほどの御説明の中で、できない事業というのはコロナの影響の中であったところでございます。私のほうで整理すると、かなり多いんですけれども、特に数という形での把握はなかなか難しい部分ではございますが、8割方は何らかの事業ができて、なおかつある程度代替的な部分で対応させていただいているという認識をしております。残りの1割、2割に関しては、提案の中でなかなか実現できなかったというところで、次期指定管理者においては、この辺の反省や状況を踏まえて実施をしていただきたいという認識をしております。  続いて、長寿命化の考え方でございます。施設のほうの毎日の運営管理を行っていく上で、やはり不具合を一番身近に感じている指定管理者においては、そういった修繕の計画について出していただいているところですけれども、あくまでもこちらのほうは参考とさせていただきながら、今後の施設の適正化について市のほうの考えの参考とさせていただいているということで考えているところでございます。 70: ◯大林委員 まず、スポーツ施設と公園についてということで、ありがとうございます。ちょっと考え方だけ確認をしておきます。あくまでも、先ほど申し上げたように、公園というのは通常、奥の公園は無料で使えるようになっていると。しかし、このグラウンドについては条例の中で、先ほど御答弁いただいたような金額を定めて使っていただくということにしていると。先ほど中村委員からもありましたけれども、無料開放という考え方もあって、これ、使っている団体さんがいらっしゃるときは、これは条例に基づいてしっかり料金を取るということだと思います。そういう団体がいない場合、ただ空いている。公園ですよ、言ってみれば。この状態のときには、これは公園ですから、子どもたちが使っても問題ないという認識でいいんでしょうか。見解をちょっとお聞かせください。  面積と長寿命化の考え方については、これはもうここでこれ以上議論をしても、なかなかお答えもしづらいかと思いますので、担当課のほうに改めて聞いていきたいというふうに思いますので、これは分かりました。結構です。  リスク分担でありますけれども、リスク分担については、リスク分担表の中に全部書いてくれということを言っているんじゃないんです。それは難しいと思います。実際には、ケース・バイ・ケースなのは分かります、起こることが違いますから。しかし、ケース・バイ・ケースだからといってその都度その都度考えるのかというと、私はそうじゃないんじゃないかなというふうに思います。やっぱり一定の基準、ルールというものが協定を結ぶときにはちゃんとなければ、場合によっては指定管理者が泣かなきゃいけないときも出てくる可能性があります、金額が決まるわけですから。例えば、さっき言ったように避難所を開設してお手伝いまでやりますよということになります。そのときの職員さんの手当はどうするんですか。何か事故が起こったときの保険はどうするんですか。全部お金がかかる話ですよね。そういうことを考えると、やっぱり……。先ほどスポーツ振興課だけじゃないと。そのとおりだと思います。施設はたくさん、いろんな担当課が持っていますから。そういうところとも協議をしながら、そのルール、協定の在り方を決めていくべきじゃないですかという議論を今までしてきているわけです。なので、先ほど御答弁いただいたとおり、これをやっていただきたいということを改めて申し上げておきますので、これはもう協定のタイミングになっていますから、これ以上どうこう言いませんけれども、それをぜひやっていただきたい。この後の指定管理の施設もまだありますから、そのことは申し上げておきます。
     提案の実績については8割ぐらいとおっしゃっていました。難しいですよね。でも、これだけの量の事業を提案していただいて8割というので、私はコロナ禍においてはかなり頑張っていただいたんだなという感触は持ちます。ただ、これがいいとか悪いとかという話じゃないので、そういうものだというふうに私は受け止めて、この提案書についても拝見させていただこうと思います。  その上で、利益関係の部分ですよね。ここも現状においては、コロナの影響もあったとはいえ、この5年間で利益が還元された実績はないんだということですよね。3,000万円という数字を書いていただいていますけれども、これは非常に見通しがはっきりしたものではない金額なんだということは理解いたしました。しかし、いずれにしてもより多くの方に使っていただく、自主事業についてもより魅力のあるものをやっていただくということは必要でしょうから、これはぜひ引き続き事業者と協議をしていっていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。 71: ◯越沼スポーツ振興課長 市民公園グラウンドの御利用、予約以外の活用について御質問いただきました。今回、提案の中で月1回の無料開放という御提案を頂いております。もともとの目的自体は、御利用者の方ですとか、あと子どもたちも含めて、そういったスポーツに触れ合う機会をつくっていただくというのがもともとの考えの根本にございます。その中で施設のほうの運用面、また、整備面のところの状況を踏まえた上で、今後その考え方も踏まえて、活用について指定管理のほうと確認・協議をしていきたいという認識でございます。具体的にすぐに開放をという部分は、これから協議の中で進めていきたいという認識をしております。(※後に発言訂正あり)(「ちょっとお時間頂けませんか」と呼ぶ者あり) 72: ◯大竹委員長 暫時休憩します。                  午後1時31分休憩     ─────────────────────────────────                  午後1時35分開議 73: ◯大竹委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。 74: ◯越沼スポーツ振興課長 貴重な時間を頂きまして申し訳ございませんでした。先ほどの私の答弁の中で、公園のグラウンドの使用についてお答えしたんですけれども、訂正をお願いしたいと思います。正しくは、指定管理の中の事業において公園の開放に関しての対応ができるのか、今後協議させていただきたいということです。また、公園の使用に関しては申請に基づいて利用されるというところがございますので、指定管理者のほうの事業の中で検討させていただきたいということで、御訂正いただければと思っております。 75: ◯大竹委員長 ただいまの訂正については、委員長においてこれを許可いたします。 76: ◯大林委員 もう大分時間も、皆さんの質問もありますので。要するに、根本的にここは公園ですよねということなんですよ。それを踏まえてしっかり整理をしていただいて、御検討いただきたいという程度にしておきたいと思いますので、しっかり整理をしておいてください。  最後に、料金の見直しにつきましても、これはあくまでも事業者は市の設定した料金に基づいてということですよね。市のほうで見直すというふうに言っているわけでありますけれども、これについては今ここで申し上げませんけれども、丁寧に、今の社会経済状況を踏まえてしっかり検討していただきたいということを意見として申し上げて、私の質問を終わります。 77: ◯森(て)委員 何点かお願いします。  まず、先ほどからの議論の中で、おおむね提案事業、80%ぐらいはできているんじゃないかと、そういうお話があったんですけれども、この点についても指定管理者自身が一定程度の、今期というか、今の指定管理の状況についての総括というか、そういったものも出しているんですが、市として現在までの指定管理の業務についての評価、これをどういうふうにされているのか。どういうふうにお考えになっているのかという点が1点。  選定結果の中で、書類審査に関しては東京ドームグループとA社は同じ評点だったんだけれども、その後第2次審査、プレゼンテーション等々、この辺のところでかなり大きく差が開いているというふうなことで、なぜなんだろうなと少し疑問に思っているんですけれども、その疑問の根本というのが、現在の指定管理者に対する評価と、それから次の選定、この辺のところに若干リンクしている部分があるんじゃないかと、そんな気がしているんですね。つまり、今までやってもらった、それで実施の状況等々についてある程度把握しているという、何らかの安心感みたいなものがここのところに働いているのかなというふうな気がしないでもないので、その辺のところはどういうふうに評価したらいいのかということについて分からないので教えてください。  個人利用だと思うんですけれども、つい最近の話なんですけれども、市民の方からお聞きしたんですが、時間配分、要するに自主事業なんかをやるものですから、その時間配分の関係で使える機会が減ったというふうな、そういう意見を聞いたんですよ。ですから、その辺りについてはどういう評価をされているのかなと。実際に減ったのかどうなのか、私も分かりませんけれども、そういう評価を聞いたものですから、どういうふうに理解したらいいのかなということでちょっと教えていただきたいと思います。  これ、指定管理者の自己評価にもあるんですけれども、アナウンスが十分できなかったというふうなことが出ています。それから、今回の提案の中でも、申込みが終わった時点で空いているところを利用して、要するに申込みのなかった時間帯を利用して一般利用をしてもらうというふうな、そういう表現もあったんですが、当然アナウンスの問題というようなものが出てきます。当然事業者としてはアナウンスするんですけれども、そういったことについて市のほうが関与するのかしないのか。何月の幾日は一般の方が自由に利用できますよというアナウンスを市がするのかしないのか。アナウンスの機会というのは、多いほうが当然利用率が高まる、関心も高まるということがあるので、この点を業者だけにお任せしてしまうのか、それとも、市としてもアナウンスの部分について協力するのかしないのか。その辺りについて考え方を教えてください。 78: ◯越沼スポーツ振興課長 まず、1点目として、現行の事業者の評価ということの御質問を頂きました。この間4年、5年近く指定管理という形で運用していただいております。その中でコロナというところはございましたけれども、施設の利用、運用に関しては適正に行われているという認識をしております。それについては一定の評価をしております。その中で市のほうのコロナの対策ですとか事業のほうの中止、また、休館などの要請に適正に対応していただいた上で、対策についても対応していただいているというところも一定の評価をさせていただいております。その中で事業に関しての部分では、事業者のほうの事業がなかなかできなかったところもありますけれども、その中でできることを対応しながら実施していただいておりますので、ここのところの評価というのは、なかなか今のところできない部分もありますけれども、これからの期待も含めて実施のほうの状況を見守っていきたいということで考えております。  2点目の、第2次審査の内容という形で御指摘いただきました。第2次審査におきましては、提出された提案内容、1次評価された提案内容の説明ですとか、質疑を通して事業の目的ですとか考えをお伺いして、業務の理解度ですとか適格性、独自性、実現性のほか、経験、知識、信頼度などの評価を行うものでございます。この中では、あくまでも1次評価の書類審査に基づいた質問等を行っておりますので、今までの経験という部分での御提案もございますが、基本的には今回の1次評価についての審査という認識をしております。  自主事業に関して、市民の方からお使いできなくなったようなお話でございました。こちらに関しましては、仕様書でちょっと御説明させていただきます。恐れ入りますが、7ページをお開きいただければと思います。7ページの大きな2番の3)に、指定管理者の自主事業について割合をお示ししております。その中で利用区分全体の3割程度、屋外施設は1割程度、これを限度として行うことになっておりますので、自主事業についての量的な制約をここで設けているというところでございます。  自己評価の中のアナウンスで市が関与しているかという御質問でございます。こちらは、指定管理者のほうで自主的に作成する、全世帯に配布する折り込みチラシ、こういったチラシですとか、あとは、利用者向けにはなりますけれども、LINEアカウント、それからホームページも含めて、基本的には原則として指定管理者のほうでアナウンスをしていただくということで考えております。その中で、市のほうとの共催事業ですとか自主事業なども踏まえて、市報やホームページのほうで御案内することはございますけれども、基本的には指定管理者側のほうで行うものという認識をしているところでございます。  簡単ですが、説明は以上です。 79: ◯森(て)委員 指定管理者、現在の評価ということともちろんつながってくるんですけれども、今回も新規事業ということでいろんな提案をされていますよね。当然提案ですから、できるできない、結果が出てみないと分からないというところもあるんですけれども、先ほど第2次審査の中で実現可能性といったものの審査もしているということなんですが、どの程度の厳しさというか、それで評価されているのか。もちろん細かくは見られていないんですけれども、当然評価の基準、つまり事業実施の基本的水準みたいなものは提案されているわけだと思うんですね。ですから、その範囲内であれば、もちろんできなかったものも許容範囲の中というふうなことにはなるんですけれども、できれば、せっかく御提案いただいているので、そういった内容ができるだけ幅広く実施できるということが望ましいというふうに思っているんです。そういう意味で、実現可能性の評価というのはやっぱり厳しく見ていって、できるんだろうか、できないんだろうかということをやっていく必要があると思うんです。そのために今、事業を実施できなかった部分を、どういう理由でできなかったのか、あるいは、その事情を斟酌していく必要があるんじゃないかなというふうに思っているんですけれども、その辺りの評価というか、それは今回の指定管理者の選定に当たって、市の考え方の中に含まれているのかどうなのかということについて教えてください。基本協定書あるいは水準書で全てだよと言われれば、それはそれで仕方がない話なんですけれども、何かその辺のところ、市のほうがここのところはというふうにお考えになっていることがあれば教えてください。  選考結果については、今1次審査の内容審査だというふうなことをおっしゃったので、完全に切り離すというのはなかなか難しいでしょうけれども、一応そういった視点で選考したんだということで、これについては分かりました。  それで、すみ分けについても、これ、個人の感想的なところがあるので、感覚的なところがあって、自分の使っている時間帯ではなかなか使いづらくなっちゃったよみたいなことを言われても、なかなかすぐに、あ、そうですかというわけにはいかない部分も多分にあるんですけれども、一応すみ分けの基準等々もあるということなので、市民の皆さんからの御意見、苦情等々についてもしっかりと受け止めて、その時点で改善できるような点があるようでしたら、またそれを事業者にきちんと対応していただくようにしていただきたいと思います。  アナウンスの関係なんですけれども、基本的には、こもれびホールもそうですけれども、事業についての説明等々については、市が関与するものでなければ……。共同開催の事業であるとか、あるいは、市民向けでどこまで市のほうがアナウンスに協力したらいいのか、私も一概にこうすればいいんじゃないかというのを持っているわけではないんですけれども、この施設、スポーツ関係、文化関係もそうですけれども、施設の利用度が上がっていくということは、市民利益ももちろんそうだけれども、市の利益にも私はかなうと思うんですよ。そういう意味で、通常のアナウンスは当然事業者にやってもらうということなんですけれども、今言ったように施設に空きが出ているから、ここのところを市民の利用に提供するよというふうなことについては、私はもう少し広く、市のほうでもアナウンスしていったほうがいいんじゃないかなというふうに思っています。だから、そういう観点で何か協力できるというか、市のほうでできるようなことがあるのかないのか。原則はもちろん指定管理でお願いしていますから、その範囲でやってもらうということなんだけれども、市民利益にかなう、あるいは市の利益になるという考え方から、もう少しできるところがあるんじゃないかなというふうに思っていますので、その辺りもう一度教えてください。 80: ◯越沼スポーツ振興課長 まず1点目が、第2次審査での実現可能性などの評価に関して御質問いただきましたが、プレゼンテーション、質疑応答の中で、提案の内容について委員の方々から、その手法ですとか手続、それから時期的なスケジュール、こういったところの具体性について御質問などをさせていただいたところ、なかなか低い評価を受けたところですと、これから検討するというようなお答えを受けていたり、高い評価を受けたところですと、やはりある程度、何年後にこういった事業をやるというような具体的な御提案を頂いたり、そういったところから、なかなか書面では分からなかったところの確認をすることによって、実現性の部分について評価をさせていただいたという部分がございました。  あともう1点として、事業のほうの広報関係に関しては、先ほど来の御質問の中で出ておりました、例えば子どものためのグラウンドの開放ですとかというところは、これ、指定管理者の事業であっても、利用者というか全体的な利益になるところもございますので、こういったところは市のほうでもアナウンスをしていったり、周知を図っていく必要があるという認識をしております。利用者ごとの、団体利用というよりも、そういった市民全体の利益になるような周知やアナウンスは、必要に応じて実施していきたいということで考えております。 81: ◯森(て)委員 分かりました。プレゼンテーションの中で質問し、実現可能性を見極めていくということで、一定程度実現可能性の審査も行ったというふうなことで、これについては分かりました。  今のアナウンスの問題ですけれども、できるだけ市民に広く、個人利用ですから──個人利用というか、空き時間帯のグラウンドの開放だとか、そういったことですので、やっぱりある程度早い時期にお知らせしなきゃいけないみたいなところもあるので、その辺、市民益にかなうということで市が進められるところがあれば、ぜひアナウンスのほう、市のほうでもやっていっていただきたいというふうに思いますので、それについてはできるだけお考えいただくというふうなことでお願いをいたします。以上で終わります。 82: ◯森(し)委員 すみません、先ほど大林委員から出た、もう1回話が終わった部分を掘り返すわけではないんですけれども、資料の78ページ、市民公園グラウンドの個人の利用なんですけれども、例えば、私も経験があるんですが、ソフトボールの団体の大会をやっていて、日曜日にやっているから、そこに子ども連れの親子が来てキャッチボールを始めちゃったと。後ろのほうで。端っこのほうで。だけれども、「今日は団体でお借りしているから駄目ですよ。出ていってください。もしけがでもされたら困るので」と言って出てもらったという経験が実際あるわけですよ。それで、先ほど大林委員のほうから出ていたのは、そういう団体も使っていない日はどうなんだというような話だったと思うんですけれども、明快な答えがなかったような感じを受けているんですけれども、78ページを見ると、市民公園グラウンド、無料開放を月1回実施という提案をされているんですね。要するに、予約抽選後の時点で空いている日があった場合には、そういう無料開放をやりますよというようなことをここでうたっているんですよ。ということは、通常は、やはり基本は勝手には使えないよと。公園グラウンドであっても勝手には使えないんですよと。こういう日に、無料のときに使ってくださいねというようなことが、基本はこうなんですよというような受け止め方でいいのか。そうじゃなくて、空いていて、団体なんかが来たときにはどいてもらえば、空いているときはどうぞ市民の方、お子さんを連れてキャッチボールでもサッカーでもやってくださいよということなのか。ここら辺もう一度考え方をお尋ねしたいというのが1点目。  それと、74ページのところに、学校の部活のその上ですけれども、MUFG PARKの件が出ています。この今後の見通しなんですけれども、まだこれからなので分からないとは思うんですが、指定管理を東京ドームさんが取られて、今回この指定管理で取られた後に、このMUFG PARKとどういう形で関わりが持てるのかというのがちょっと見えないんです。また、こういうふうにスポーツ指定管理と今度提供されるMUFGとうまく連携が取れればいいなというふうに行政としては思っているんですよというのがあるなら、そこのところをちょっとお聞かせいただきたいと。  それと、全然違う質問になるんですけれども、現在も、例えば先ほど言った向台グラウンドも、さんざん要望してようやく自動販売機がついたんですね、数年前に。それ以外に体育館なんかにも自動販売機が設置されていると思うんですけれども、私は自動販売機をどんどんつけてほしいという側の人間なんですが、以前は自動販売機がなくて、もう真夏で飲み物が欲しくても大分遠くまで買いに行かなきゃいけないような状況が、大分そこら辺が緩和されてきている。ただ、これは、今回指定管理を受けた東京ドームさんの中で管理することなのか。どこが実際に自動販売機を管理することになるのか。また、自動販売機まではいいのか。極端なことを言えば、日曜だけ開く売店まで作っちゃっていいのかみたいな。要するに、物販事業まで行っていいということになるのか。ちょっとそこら辺の考え方も教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 83: ◯越沼スポーツ振興課長 まず、公園グラウンドを含めた利用に関してでございます。こちらに関しては、団体の利用に関しては、その占有を団体の方がある程度申請の中でしていただいているところもありますので、この中で安全性を含めて御利用のほうの確認をするべきだと思っていますが、競技をやっているところに、ちょっと端っこで万が一けがなどされると、なかなか、それが補償につながる部分があるので、そういったところでは難しいという認識をしております。  空いている時間帯に関して言えば、先ほど御質問あったように、指定管理者のほうの事業の中で今回無料開放という形を取っていますけれども、同じような形で取れるのか、また、実施することによっていろいろ整備ですとか、管理面の費用とかも発生する可能性もありますので、この中で可能な限りできるかどうかというのは、ちょっと今後指定管理者のほうと協議をしていきたいと思っております。  MUFG PARKの件ですけれども、MUFG PARKの運営については、私の認識では、管理の方法とかというところはまだこれから検討という認識をしておりますので、今後その管理方法に関してある程度明確になって、なおかつ、そのスポーツ施設の中で指導者ですとか、事業を行えるかどうかというのは、今後MUFG PARKさんのほうの協議の中で進めていく部分かなという認識をしています。ただ、提案の中では、グループの中でいろんな協力ですとか対応は可能だというような御提案を頂いていますので、既存のテニスコートですとかスポーツ施設もございますので、ここの連携ができるような形が取れれば、ある程度理想的な部分はございますけれども、この辺のところはまた協議をしてまいりたいという認識をしております。  続いて、自動販売機の関係ですけれども、自動販売機の運営については指定管理者が運営しているほか、体育協会なども一部自動販売機の設置をしていただいているところです。こういった公共施設への自動販売機設置に関しては、規定に基づいて申請等を行っていただいています。なおかつ、設置に関しましては、庁内の検討組織、委員会の中で設置場所ですとかの検討を行っているというところですので、あくまでも市のほうの許可の下、設置をさせていただいているという認識でございます。  物販に関しての部分でいいますと、施設のほうの規定上、原則的に物販は禁止されております。ただ、指定管理者のほうの事業の中でできるかどうかというのは、今後検討の課題だという認識をしております。  簡単ですが、説明は以上でございます。 84: ◯森(し)委員 公園グラウンドに関しては分かりました。ただ、実際全く使っていないときに、ちょっと親子でサッカーボールを持っていて、ボールパスぐらいのことをやって駄目だよと怒られるのはどうかなというようなことも感じるので、やっぱりある程度、ちょっとそこら辺の考え方だけでも指定管理者のほうとよく話をしておいてもらいたいなと。何でもかんでも申込みをしていないから駄目ですよと言って追い出しちゃうのはどうかなというふうに思います。  それと、MUFG PARKに関しても分かりました、これからなので。ただ、同じスポーツという意味で、今回指定管理を受けられるこの東京ドームさんがいい形で連携できて、それが市民にとってプラスになるのであれば、ぜひ連携をしてほしいなという思いもありましてちょっと質問をさせていただきました。  あと、自動販売機ですけれども、以前にあったものがなくなっちゃったというのもあるんですよ。利用者がいなかったから撤去したというんだったら分かるんですけれども、利用者が結構いたのに何らかの都合で、あった自動販売機がなくなったというのも施設によってはあったので、やっぱりスポーツをしながら、昔は水を取らないでスポーツをやれというような時代もありましたけれども、今は当たり前のように水分はちゃんと取るようにというような、そういうふうに時代も変わってきているので、そういう意味では、自動販売機というのは私はすごく効果的なのかなと思っています。ぜひ自動販売機に関しては、増えたとしてもなくなることのないようにということをお願いしたいと。  あと、物販ですけれども、例えばプールに関して言えば、ゴーグルみたいなものとか帽子とか、こういうものぐらいは、逆に言ったら売ってもいいのかなと。逆にプールを利用するときにはゴーグルや帽子は必ず着用してくださいねというようなことをうたいつつ、もしなかったら事務室でお売りしていますよぐらいのことはやってもいいのかなというふうな、そんな意味もあってちょっと質問をさせていただきました。  私の質問は以上で終わります。 85: ◯小林委員 70ページの高齢者世代スポーツによる健康増進、フレイル予防のところで、フレイルサポーターの認定を取得し、「フレイルの日」に合わせて予防セミナー、教室を実施するということなんですが、西東京市にはもう既にフレイル予防に対してのいろいろな施策、これはどこになるのかな、高齢者支援課になるのか、健康課になるのか、微妙なところかなとは思うんですけれども、こことの連携とかは現実取れていらっしゃるのか。何かお分かりでしょうか。所管がちょっと違うから、スポーツ振興課では難しいのかもしれないけれども。 86: ◯越沼スポーツ振興課長 70ページにございます「フレイルの日」に合わせたセミナー等に関しては、指定管理者のほうで実施する事業でございますけれども、関係する老人クラブの皆様ですとか、そういった方々への周知に関しては所管のほうの協力を得ながら対応してまいりたいということで考えております。 87: ◯小林委員 せっかくやっていただくんですから、そのようにやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 88: ◯冨永委員 すみません、誠に申し訳ございませんが、大林委員と森しんいち委員に引き続いて、同じことをちょっとお尋ねしたいんですけれども、これ、向台町にお住まいの市民の方から今月お話しいただいた件です。その方は小学生向けに野球の指導をされている方なんですが、子どもたちが向台運動場と市民公園のグラウンドの端のほうで、どなたも団体利用がないときに野球の素振りをしていますと、ここは有料施設ですから出ていきなさいとかなり厳しい口調で言われて、小学生の野球少年が追い出されて、それで野球を御指導されている方のお宅のお庭でバットを振らせてあげているということで、その方から、公園のグラウンドを別にその後整備しなきゃいけない状況でもないし、特に現場の管理の方に迷惑をかけるわけでもないのに、そういうことをされているというのはちょっとしゃくし定規な扱いではないかというお話がありました。それで、市民公園グラウンドの無料開放を月1回で実施とありまして、先ほど大林委員からも御指摘ありましたとおり、公園でございますので、こちらをもうちょっと子どもたちに使ってもらえるように御配慮いただけないかなということと、その市民の方がおっしゃっていたのが、指定管理者にお任せしているのは承知しているんだけれども、あくまでやはり運動場とかグラウンドは市民のためにあるものであり、やっぱり遊休している状態で一切使えないというのは、環境としては不健全であるし、「子どもがど真ん中」ということからいかがなものだろうかというお話がございました。  特に答弁は求めませんが、今仮協定の段階だと思いますので、本協定の段階では、こちらの市民公園のグラウンドの団体利用がなされていないときの使い方について、改めて御協議をお願いしたいと思います。私以外の委員お二人からも話が出ているということは、恐らくこれについてこちらのグラウンドを利用されている方の大きなお声だと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 89: ◯大竹委員長 ほかに質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 90: ◯大竹委員長 意見なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 91: ◯大竹委員長 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  採決を行います。  議案第87号 西東京市スポーツ・運動施設の指定管理者の指定については、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 92: ◯大竹委員長 挙手全員であります。よって本件は可決されました。  暫時休憩いたします。                  午後2時12分休憩     ─────────────────────────────────                  午後2時13分開議      4 議案第90号 東伏見コミュニティセンターの指定管理者の指定について 93: ◯大竹委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  次に、議案第90号 東伏見コミュニティセンターの指定管理者の指定についてを議題といたします。  これより執行部の説明を求めます。 94: ◯和田協働コミュニティ課長 議案第90号 東伏見コミュニティセンターの指定管理者の指定について、市長に補足して御説明申し上げます。  本議案は、西東京市市民交流施設のうち、協議会により運営されております東伏見コミュニティセンターにつきまして、令和4年度末をもって指定管理者の指定期間が満了となることから、令和5年度から令和8年度までの3年間の指定を行うものでございます。御提案申し上げます東伏見コミュニティセンターは、現在地域において市民により組織された団体を指定管理者として指定し、施設の管理運営を行っていただいているところでございます。新たに3年間の指定を行うに当たりましては、現在の指定管理者が指定管理の継続を希望されていること、また、今年度までの3年間の指定期間において円滑な管理運営を行った実績から、西東京市市民交流施設条例の指定管理者の選定に関する規定に合致すると判断し、引き続き特命随意契約により再指定を行うものでございます。  それでは、お手元にございます資料に沿って概要を御説明いたします。  資料の3ページをお願いいたします。初めに、「東伏見コミュニティセンターの指定管理業務に関する選定結果」について御説明いたします。  4ページをお願いいたします。1 検討会の開催でございます。令和4年10月25日に田無第二庁舎で開催いたしました。  3 審査方法及び結果でございます。協議会から提出された指定管理者指定申込書類に基づき、西東京市市民交流施設条例第13条及び第14条の選定基準に沿って、指定管理者候補としての適格性を審査・採点したものでございます。その結果、全委員承認の下、現在の指定管理者である東伏見コミュニティセンター管理運営協議会を引き続き指定管理者候補として選定したものでございます。  4 審査得点の概要でございます。審査につきましては、施設管理運営について及び特命随意契約の適用について審査・採点を行い、各項目を点数化して合計点と達成率を表にしたものでございます。施設管理運営の得点は120点満点中80点、達成率66.7%、また、特命随意契約の適用につきましても48点満点中30点、達成率62.5%であったことを踏まえ、最終審議を行い、指定管理者候補としたものでございます。  5ページをお願いいたします。こちらが審査得点の内訳で、西東京市市民交流施設条例第13条及び第14条に基づく選定基準となっております。得点配分でございますが、1.施設管理運営について、2.特命随意契約の適用についてともに、各項目の委員1人当たりの持ち点は4点、合計24点としております。なお、項目ごとに合計の50%を標準点としております。  続きまして、仕様書の主な項目について御説明いたします。  7ページをお願いいたします。1.趣旨でございます。市民交流施設の指定管理者が行う業務の基本的事項、業務内容、業務の範囲、履行方法などを定めることを目的としております。  2.基本理念でございます。西東京市市民交流施設条例に基づく管理運営を行うこと、公平な利用の確保、効率的な管理運営、利用者意見の反映などに努めていただくことを定めたものでございます。  5.事業計画でございます。指定管理業務を行うに当たって事業計画書を提出することとなっております。事業計画書につきましては、後ほど資料に基づき御説明いたします。  6.業務内容でございます。(1) 交流施設管理運営業務の主なものは、施設使用の承認、備品の貸出し、来館者や電話への対応などの業務でございます。  (2) 交流施設維持管理業務には、保守点検業務のほか、8ページをお願いいたします、維持管理業務及び防火管理業務がございます。1) 保守点検業務につきましては、簡易な保守点検を指定管理者に委託しておりますが、別表第2に定める消防設備やエレベーターなどの保守点検業務につきましては、必要に応じて市が行うこととしております。なお、別表2につきましては、11ページにございますので後ほど御参照ください。2) 維持管理業務につきましては、指定管理者が簡易な清掃、軽微な修繕を行うこととしております。市と指定管理者の修繕の役割分担につきましては、表のとおり、その金額の区分によりそれぞれの分担を定めております。3) 防火管理業務につきましては、指定管理者が消防計画等に基づき必要な措置を行うこととしております。  (3) 交流施設提案事業につきましては、地域コミュニティの促進や市民の文化・教養の高揚を促進する事業について、協議の上、指定管理業務の範囲として委託するものでございます。事業の種類といたしましては、地域づくり及びまちづくりの促進につながる地域交流促進事業、文化の普及などを目的とする文化・教養の高揚促進事業、広報紙の発行など、市長が必要と認める事業としてその他の事業がございます。これらの事業は、2)の経費科目により実施するものでございます。後ほど基本事業計画書の中で御説明いたします。  (4) その他の業務は、緊急時の適切な対応などのほか、9ページをお願いいたします、7)までの施設の管理運営に必要な業務を定めたものでございます。  7.経費についてでございます。管理運営業務に必要な経費につきまして、施設運営管理費、施設維持管理費、活動費及び予備費を指定管理料としてお支払いすることを定めるものでございます。具体的な内容につきましては、11ページの下段、別表3にそれぞれの経費の内訳をお示ししておりますので、後ほど御参照いただければと思います。  8.利用者等の意見反映についてでございます。地域住民や利用者などの意見が反映できる仕組みづくりや定期的な自己評価を実施し、それを管理運営に反映する仕組みづくりを求めるものでございます。  9.自主事業についてでございます。条例の目的に合致し、公益性を重視した事業を指定管理業務に支障のない範囲で自主事業を行うことができる旨を規定したもので、事前に事業計画書を提出することとしております。  10ページをお願いいたします。11.注意事項でございます。指定管理者に対し、円滑な業務遂行のために必要な事項を定めたものでございます。  12.協議でございます。指定管理者は、この仕様書に規定するもののほか、指定管理業務の内容及び処理について疑義が生じた場合は、市と協議の上、決定するものとしております。  仕様書についての説明は以上でございます。  続きまして、13ページをお願いいたします。「東伏見コミュニティセンター基本事業計画書」について御説明いたします。基本事業計画書は、仕様書に基づき、東伏見コミュニティセンター管理運営協議会より提出された3年間の計画書でございます。  基本事業計画書の内容につきまして、抜粋して御説明いたします。  管理運営方針につきましては、コミュニティの場として多くの市民に利用される運営や公平性を確保した運営など5項目が示されております。  開館日数及び休館日につきましては、基本事業計画書に記載のとおりでございます。  貸出業務につきましては、公平な貸出業務、事務員の常駐、施設内外の巡回や火元の確認などが示されております。  14ページをお願いいたします。施設維持管理につきましては、施設内外の点検、清掃のほか、使用前後の各部屋及び備品の確認等が主なものとして示されております。  経費の管理として、委託料につきましては、各会計年度終了後、50日以内に委託料の精算及び報告を行い、残額が生じた場合には市に返戻することが示されております。  緊急時対策として、緊急連絡網を作成するとともに、災害や事件・事故の発生時には適切な対応・処置を行うこと及び避難訓練を実施することが示されております。  利用者等の意見反映として、利用者懇談会やアンケートを通じて、利用者の意見を踏まえた管理運営に努めることとしております。  提案事業として、施設の行事やサークル紹介などが掲載された広報紙の作成・配布を行うこと及びサークル活動や地域コミュニティが活性化される事業を行うことが示されております。  事業の概要は、15ページの提案事業概要のとおりでございます。
     16ページをお願いいたします。16ページから18ページにわたり、令和5年度から令和7年度までの年度ごとの管理運営に係る収支計画書が示されております。収支計画書は、収入として指定管理料、支出として大きく4項目に分かれ、主に人件費から成る施設運営管理費、施設の修繕料などから成る施設維持管理費、自主事業費などから成る活動費、そして、予備費は人件費の単価上昇があった際の見込み分を計上しております。  20ページをお願いいたします。東伏見コミュニティセンターの指定管理業務に関する仮基本協定書について御説明いたします。  なお、22ページの目次の最後にございます添付資料(仕様書)につきましては、資料の7ページから11ページのものと同一のため省略しております。  主な項目を御説明いたします。  24、25ページをお願いいたします。第11条の2 災害時等の施設利用の協力でございます。西東京市地域防災計画において、「市は災害の規模に応じて、東伏見二、三、六丁目の各一部区域を含む1箇所及び東伏見三丁目一部区域の2箇所の区域内住民に対し、東伏見コミュニティセンター及び柳沢中学校を土砂災害警戒区域専用避難所として指定する」としております。この計画を踏まえ、災害が発生した場合または災害発生が予測される場合に、東伏見コミュニティセンターを土砂災害警戒区域専用避難所として利用するに当たっての御協力を指定管理者にお願いするものでございます。  続きまして、第12条、本業務の実施でございます。業務の実施に当たっては、法令等の遵守とともに、本条第2項においては、協定や仕様書などの間に矛盾やそごがある場合は、基本協定、年度協定、仕様書、基本事業計画書、年度事業計画書の順に、その解釈が優先されることを規定しております。  26ページをお願いいたします。第20条、公共施設予約管理システム等の取扱いでございます。こちらは、東伏見コミュニティセンターの施設利用の予約について、西東京市公共施設予約システムを導入したことに伴い、新たに追加した条項でございます。  27、28ページをお願いいたします。第25条、指定管理料の支払でございます。指定管理料は、3年の指定期間における指定管理料の総額の上限を定めるものでございます。各年度の指定管理料につきましては、本条第2項の規定に基づき、別途年度協定を締結することになります。  第27条、リスク分担でございます。詳細は別記3 リスク分担表に記載されておりますので、恐れ入りますが、37ページをお願いいたします。指定管理業務を履行するに当たって想定されるリスクについて、市と指定管理者のいずれが主の負担を担うかを明らかにするものでございます。基本的な考え方としては、リスクを回避するために当該リスクを最も適切に管理できる者がこれを管理・負担するというものでございます。  恐れ入りますが、32ページにお戻りください。これまでの協議に基づきまして、令和4年11月1日に仮基本協定を締結しております。本議案の御承認を頂ければ、指定管理料に関する予算の成立後、改めて基本協定を締結する予定でございます。  以上、簡単ではございますが、補足説明といたします。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 95: ◯大竹委員長 以上で説明が終わりました。  これより質疑を行います。 96: ◯中村委員 ちょっと2点についてお尋ねできればと思います。  まず、資料の5ページなんですけれども、審査得点の内訳ですね。特命随意契約についての団体特有のメリットを有しているということについて、3年前の指定時はこれが16点であったのが、今回13点ということになっております。もちろん数字が全てを表しているというふうには考えておりませんが、この点数の変化について要因というのがどのように考えられるとか、捉えているのかということをお尋ねしたいと思います。  もう1点が、資料でいうと4ページの指定管理検討会委員名簿を見ると、所管課の協働コミュニティ課長というのが入っていないのかなと思うんですが、その辺のところの、通常所管課ですので入るのが自然かなと思うんですが、それが、協働コミュニティ課長が委員の中に入っていない何か背景というか理由というか……。今年度から文化振興課から協働コミュニティ課に変わったという背景はあるかなと思いますが、ちょっとそこを不自然に感じたのでお尋ねできればと思います。 97: ◯和田協働コミュニティ課長 2点の御質問についてお答えいたします。  まず、特命随意契約の団体特有のメリットに関することでございますけれども、こちらにつきましては、この協議会ですけれども、地元の商店会の方々が役員として参加しております。皆様地域に密着しておりまして、これまでにお祭り等のイベント実施の経験が豊富であることですとか、また、社交的であり、多くの方々と協力しながら管理運営に取り組んでいただいているということで認識しております。今回、その要因としましては、コロナ禍により活動自体の休止等があったということが主ではないかなということで捉えております。  2点目です。こちらですけれども、本協議会の代表の方が私の親族に当たる方になりますので、法令上の観点から関係部署とも協議・相談した結果、委員として参加することは見合わせたところでございます。 98: ◯中村委員 すみません、失礼いたしました。そういう背景があるということは承知をいたしました。  前段に聞いた団体特有のメリットということも、私もコロナ禍が関連しているのかなというふうにも思いましたが、今お聞きした理由で、今後工夫もしながら再開していく中で、この点のことも以前どおりというか、戻っていくのかなというふうに思いましたので、分かりましたので、私の質問は終わります。 99: ◯大林委員 では、私からも質問させていただきます。今、同僚委員からありましたけれども、いわゆる特命随契のところ、これ、根拠として非常に大事なところなので、コロナの影響ということがちょっと分かりづらいかなというふうに思います。どういうことなのかというところ。この団体に特命随契で委託をかけるということの意味ということになりますので、そこをもう一回確認をさせてください。  ちょっと確認をさせていただきたいのは、事業計画書を拝見させていただくと、開館日数が、令和5年が307、令和6年305、令和7年307ということになっているんですね。これ、過去を見ると、令和2年度が311、令和3年度が312、令和4年が310ですから、最大1週間ぐらい開館時間が減っているんだと思います。この要因を確認させてください。  休館日についても、基本月曜日ということは変わらないんですが、これまでは月曜日が祝日に当たる場合は開館日になっていたと思うんです。この項目が削除されていますから、基本的には月曜日が祝祭日であっても開けないということになるという認識でいいのか。また、その理由についてもお聞かせいただきたいというふうに思います。  開館日数については、今申し上げたように短くなるんだけれども、指定管理料自体はこれまでに比べてやっぱり上がっていくわけですよね、金額は。200万円強ということになるかと思いますけれども。この辺の関係性というか、先ほど来議論の中で出ている、いろんな物価の高騰であったりとか、様々な影響というのがあるのかなというふうには思いますけれども、そこについても確認をさせてください。  リスク分担については、もう先ほどお話ししたので、改めてここでというのもありますので、しっかり整理をしていただければいいと思いますけれども、避難所を開設するときに協力するということになっていると思うんですが、この協力の具体的な中身ですよね。協議会の皆さんは、何をしなければならないのかということをちょっと確認させてください。よろしくお願いします。 100: ◯和田協働コミュニティ課長 何点か御質問いただきましたのでお答えいたします。  まず、特命随意契約に関することでございます。こちらにつきましては、市民交流施設条例第14条におきまして、一定の基準を満たすもので、市民活動を促進して交流の目的の趣旨に合致すると認められる場合は、そういった市民によって組織された団体を選定することができるということで規定しております。こちらにつきましては、地域住民、自治会等による団体構成ということで、地域にお住まいの住民主体の管理業務を行っているということ、それから、特命随意契約の性質上、競争入札等の性質にマッチしないということで、特命随意契約を行うことができるといったガイドラインがありますので、そういったものに沿って実施しているところでございます。  続きまして、開館日数でございます。こちらにつきましては、毎年の祝祭日の実数を計算した上で集計しております。  次に、月曜日が祝日になる場合ですけれども、令和3年から規則を改正いたしまして、月曜日が祝日の場合につきましては休館とするとしております。理由といたしましては、協議会の方から要望を受けまして、コミュニティセンターの利用状況ですとか各利用者からのヒアリング等を踏まえ、市民の利用に大きな影響がないということで、月曜日が祝日の場合について休館としたところでございます。  あと、人件費等の上昇等に関するものにつきましては、管理運営、その委託料の実績が、最終的には報告が来るのですけれども、残額につきましては市に返戻していただくような手続を取っているところです。  避難所の開設の際の協力でございますけれども、鍵の受け渡しですとか、あと、避難所開設以降に施設を予約している方、利用者への連絡等をお願いすることを想定しております。また、夜間や休日等、そういった開館時間外でございますけれども、指定管理者の方にあらかじめ施設の鍵を開けていただいて、迅速に職員が避難所を開設できるよう協力を依頼することを想定しております。なお、現在の指定管理者ともその旨を共有しているところでございます。 101: ◯大林委員 ちょっと質問が十分に伝わらなかった。先ほど同僚委員の中から、特命随意契約をするに当たってということで、団体特有のメリットがある。それが今御答弁いただいた、まさに特命随意契約にすることの理由なんだろうというふうに思うんですね、競争入札ではなくて。そこの点数が下がっているわけです、前回に比べると。なぜなんですかという御答弁で、コロナの影響ですというお話だったので、コロナの影響で団体特有のメリットが、評価が下がってしまう。それはなぜなんですかということを聞いているんです。何を判断の材料にしているとそういうことになるんですかというふうに言ったらいいかなと思いますけれども、私はこの団体、一生懸命やっていただいているというふうに理解をしていますので、その辺お答えいただきたいというのが1つです。  休館日については、これはカレンダーでやったんだということでありますけれども、協議会のほうから要望がありました、これは分かるんです。一方で、利用者のいわば要望というのもあるわけですよね。今ヒアリングをされたんだということでありますけれども、月曜日がお休みになることの影響はないというふうな判断をしたということは──以前は使っていたわけですよね、令和3年度に規則を改正するまでは。いわゆる月曜日が祝日、お休みの日になった場合は開館していたわけですけれども、そこではもう利用実績というのはほとんどなかったんだという理解でよろしいのかどうか。そこをちょっと確認させていただきたいんです。  収支計画については、これ、細かく出していただいているので、恐らくこれは人件費ですよね、大きく上がっているのは。ほかはそんなに変わっていないですから。だから、さっき言いましたけれども、いわゆる物価高騰は、恐らくそんなに影響ないんだと思います。最低賃金とかいろんなことがあるんだと思いますけれども、この要因ですよね。使い切れなかったら返していただくんだと。それはそうなんだと思うんですけれども、そこもひっくるめて、人件費の考え方というのはどういうふうになっているのかというのをちょっと確認させてください。  避難施設についてはあくまでも協力をしていただくということで、今答弁いただいたような形なんですけれども、これは業務として協力をしていただくということになるのか、ボランティアで協力していただくということになるのか、この辺の考え方をお聞かせください。 102: ◯大竹委員長 暫時休憩いたします。                  午後2時44分休憩     ─────────────────────────────────                  午後2時46分開議 103: ◯大竹委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。 104: ◯和田協働コミュニティ課長 委員会の貴重なお時間を頂いて申し訳ありませんでした。  まず、要因がコロナということにつきまして改めて御説明いたします。管理運営協議会における管理運営事務については円滑に執行していただいていたんですけれども、各種イベントの開催につきまして休止等を行ったことによりまして、団体特有のメリットが見えづらい状況であったのかなということで認識しております。  2点目につきまして、月曜日をお休みにしたということで、こちらにつきましても管理運営協議会に聞き取り等を行いまして、利用者等への影響が少ないということを改めて確認したところでございます。  3点目の収支計画ですけれども、御指摘のとおり人件費の、一定程度上昇を見越した上で計画を立てているところでございます。  4点目の避難所につきましては、協定の中で協力を依頼するということで、双方合意の上で進めていくものということで捉えております。 105: ◯大林委員 まず、団体特有のメリットについては、これはいわゆるイベントの開催とか、そういったものの実績が点数化されるということなので、市のほうでもやらないという判断をしたわけですから、コロナでイベントそのものができなかったので、この点数が下がったということだと思います。やむを得ないですけれども、であれば、点数を下げるということはちょっと、そもそも判断としてどうなんだろうと。これはもう団体のほうの責任じゃないですよね、正直。という気はしますけれども、説明を聞いて理解はしました。  休館については、影響はないということでありますので、これについてはこの程度にしますけれども、やっぱり今、議会の中でも公共施設の有効活用ということが様々議論されています。それはやっぱり、館というのは、空いていようが閉じていようが維持管理費はかかっていくからなんですよ。そういうことを踏まえると、今後の有効活用の在り方については、様々な角度から検討していく必要はあるだろうなということを意見として申し上げておきます。  収支についても、はい、ということにしておきましょう。  避難所なんですけれども、これ、私が聞いているのは、業務でこれをやる、協力するということになるのか、ボランティアで協力してくださいということになるのかなんです。協議して決めるのは、それは当然そうだと思います。でも、協議をして決めるということは、指揮・命令の下にあるわけじゃないという認識、つまり、ボランティアでやってくださいという認識というふうに受け止めたらいいのか。そこを確認させてください。 106: ◯和田協働コミュニティ課長 避難所の在り方についてお答えします。まず、一義的に書面で取り交わしているというところがありますので、ちょっと業務というのもあれですけれども、その原則に基づいて対応していただくということがございます。その一方で、こちらの管理運営している団体の皆様が地域住民ということでありますので、個々の事情等もあるかと思いますので、そういった中で協議しながら、ケース・バイ・ケースで判断する要素は一定程度あるのかなということで理解しているところです。 107: ◯下田生活文化スポーツ部長 1点ちょっと補足をさせていただきます。今回、仮基本協定の中の24ページ、第11条の2のところで協定を結ばせていただいております。まず、この東伏見コミュニティセンターの避難所の開設・運営につきましては、西東京市のほうで開設・運営をするという定めを第1項で設けております。第2項の中で、こちらを避難所として利用する必要があるときは、原則として私ども西東京市のほうで運営協議会のほうに協力を要請するという形で合意を結ばせていただいております。その合意の中で、先ほど協働コミュニティ課長が申し上げましたような御協力を頂けるというお話を頂いております。そういった意味では、あくまで私どものほうでは、協力を要請させていただくことに対してお答えいただいているといったところの関係からしますと、業務というよりかは団体さんのほうの御厚意で御協力を頂くというような理解をしているところでございます。 108: ◯大林委員 今、あくまでもこちらは協力を要請する、ですから、それを受けられる場合もあるし、受けられない場合もありますよということなんだろうと思います。当然避難所開設ということになれば、避難してくる方にとってはもう関係ないですね、そういうことは。なので、ここもやっぱり一定程度、市としては、基本的に市でできるんですという体制の上で、プラスアルファの協力を頂くということになるのか、協力いただくことを前提として避難所を開設していくのかということによって大きく変わってくるわけですよ。なので、これ以上もうやりませんけれども、ここはしっかりと整理をしておいていただいて、また、協議をしっかりとしておいていただく。共通の認識に立っておいていただくということが大事かなというふうに思いますので、それを意見として申し上げて、私の質問は終わります。 109: ◯森(て)委員 1点だけお伺いしたいんですが、以前私が議員になる前に、ふれあいセンターのほうをメインにやっていたものですから、そういった観点で少しお伺いしたいんですが、協定書の中の事業の関係なんですけれども、事業費の算定がありましたよね、15ページ。15ページの中で、広報紙の発行というふうなものが載っているんですけれども、これ、どの程度の範囲にどれぐらいの数を作って配布しているのか。この辺のところをお伺いしたいと思います。  それで、実はこもれびホールでは以前年6回発行していて、それで予算が5回分だと言われて1回減らしたという経過もあったものですから、位置的にあそこは西武池袋線の北部地域というか、北部地域全域が対象地域という形を取っているものですから、かなり広範囲、幅広い広報紙の配布をやっていたんですね、今でもやっているんだと思うんですが。そういうことで、この東伏見コミュニティセンターはどのエリアを基本的にカバーしているのか、そして、どの程度のアナウンスというか、広報紙の配布をしているのか。こういう観点でお伺いしておりますので、よろしくお願いします。 110: ◯和田協働コミュニティ課長 広報紙の発行につきましてお答えいたします。こちら、東伏見コミュニティセンターのメインとなるエリアになります東伏見、それから柳沢地区を中心に、1回当たり9,000部を発行しております。 111: ◯森(て)委員 分かりました。ほぼ同じぐらいの発行枚数なのかなというふうに思います。せっかくですので、エリア全域に配布できるような体制が取られているということだと思いますので安心しました。じゃ、これで終わります。 112: ◯大竹委員長 ほかに質疑ある方はいらっしゃいますか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 113: ◯大竹委員長 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 114: ◯大竹委員長 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  採決を行います。  議案第90号 東伏見コミュニティセンターの指定管理者の指定については、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 115: ◯大竹委員長 挙手全員であります。よって本案は可決されました。  暫時休憩いたします。                  午後2時57分休憩     ─────────────────────────────────                  午後3時54分開議      5 陳情第21号 性の多様性について理解し尊重したまちにするための施策を求              める陳情 116: ◯大竹委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  次に、陳情第21号 性の多様性について理解し尊重したまちにするための施策を求める陳情を議題といたします。  執行部より意見等ありましたらお願いいたします。 117: ◯和田協働コミュニティ課長 性の多様性に関しましては、第4次男女平等参画推進計画において市の考えを打ち出しております。具体的には、人権尊重の観点から、性的マイノリティへの支援について取り組む必要があること、また、偏見や差別を解消するため、性的マイノリティについての理解を促進し、多様な性のあり方を認め合う意識の育成に努めると示しております。性的マイノリティの支援につきましては、市民の皆様にも正しい知識をお伝えし、理解を深めていただくことが大切であり、多様性を受け入れる地域社会の土台を固めていくことが重要と考えております。今後も引き続き、第4次男女平等参画推進計画に沿って、当事者団体の御意見も伺いながら、多様な性や生き方に関する理解の促進を図ってまいります。引き続き、本計画で示しております「一人ひとりが自分らしく自立し、いきいきと個性と能力を発揮できる社会」や「誰もが性別等により差別されることなく、人権を尊重する社会」を目指して、性的マイノリティ当事者にとっても安心して暮らせるまちになるよう、性自認や性的指向の多様な在り方、性別にとらわれない多様な生き方を認める人権尊重の意識づくりを進めてまいります。  なお、次期計画の策定につきましては、男女平等参画推進委員会へ諮問を行い、現在委員会において議論を進めており、今後、令和5年度中の策定を予定しております。 118: ◯大竹委員長 以上、執行部より意見等が述べられました。  これより質疑及び意見をお受けいたします。 119: ◯森(て)委員 確認なんですけれども、この陳情者が言っているのは、一番末尾の部分の「性の多様性を尊重した施策を一層講じ、かつ広く市民に周知されるようにしてください」という文章で閉じられているんですが、現状どういった形でこの市民周知をしているのか。それから、施策ということについては、今計画づくりという話は聞いたんですけれども、それ以外に施策というのはどういうふうなものが展開されているのか。その2点についてお答えお願いします。 120: ◯和田協働コミュニティ課長 市民周知につきましては、男女平等参画推進情報誌「パリテ」での特集記事ですとか、また、市報、ホームページ等で周知をしているところでございます。施策につきましては、今年度ですけれども、NPO等企画提案事業ということで、当事者団体と協働でイベントを実施したところでございます。 121: ◯森(て)委員 分かりました。この陳情が出てきた背景ということを捉えれば、やっぱりまだまだ理解が進んでいないというところで出されてきているんだと思うんですね。ですから、「施策を一層講じ」というところと、それから、やはり市民周知が進んでいかなければ、なかなか理解促進ということにはならないので、この辺のところを、当事者団体との協働事業なんかもやっているということですので、その辺りを含めてできるだけ広く、回数も含めて、それから、いろんな媒体を使って広報していくということをぜひ図っていくべきじゃないかなというふうに思っています。これは質疑しませんので、それだけ申し上げておきたいと思います。 122: ◯冨永委員 すみません、1点だけ教えていただきたいんですけれども、下から7行目ですね。同性パートナーシップ制度について、「制度が使いにくい風潮がある地域とそうでない地域の差が生じることは、本来あってはならないことです」と書かれていまして、これは、制度が使いにくい風潮がある地域とそうでない地域の差が生じているというふうに指摘されている一文だと思うんですが、本市としてはこの一文についてどのように解釈、理解されているのかということと、本市は使いにくい風潮がある地域なのか、それとも使いやすい風潮がある地域なのかの御認識について教えてください。 123: ◯和田協働コミュニティ課長 まず、解釈について申し上げます。こちらにつきましては、人権尊重の趣旨に沿ってパートナーシップ制度が構築されたといういきさつがありますので、そういった側面から市民の皆様の理解を促進した、そういった雰囲気というふうにまず理解しております。もう1つは、都のそういったサービスの活用ですとか、あと市のサービスの活用、そういった側面で提案者の方がおっしゃっているのかなということで解釈しております。本市におきましては、男女平等参画推進計画を着実に実行することで、制度が使いやすい風潮を引き続き進めていきたいということで考えております。 124: ◯冨永委員 分かりました。 125: ◯大竹委員長 ほかに質疑ある方はいらっしゃいますか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 126: ◯大竹委員長 質疑なしと認めます。これをもって質疑、意見を終結いたします。  これより討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 127: ◯大竹委員長 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  採決を行います。  陳情第21号 性の多様性について理解し尊重したまちにするための施策を求める陳情は、採択と決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 128: ◯大竹委員長 挙手全員であります。よって本件は採択と決しました。  暫時休憩いたします。                  午後4時2分休憩     ─────────────────────────────────                  午後4時3分開議
    129: ◯大竹委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  この際、お諮りいたします。  ただいま採択した陳情につきましては、執行機関に送付し、その処理の経過と結果の報告を請求したいと思いますが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 130: ◯大竹委員長 御異議なしと認めます。よってそのように決定いたしました。  暫時休憩いたします。                  午後4時4分休憩     ─────────────────────────────────                  午後4時4分開議      6 陳情第22号 交通擁護員の配置を求める陳情 131: ◯大竹委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  次に、陳情第22号 交通擁護員の配置を求める陳情を議題といたします。  この際、陳情署名人数の追加について御報告申し上げます。  陳情第22号 交通擁護員の配置を求める陳情について、11月25日に107名の署名簿が提出され、署名人数の合計が391名になりましたのでお知らせいたします。  執行部より意見等がありましたらお願いいたします。 132: ◯近藤学務課長 それでは、陳情第22号 交通擁護員の配置を求める陳情につきまして、意見を述べさせていただきます。今回陳情を頂いた交差点は、本年7月に実施いたしました通学路合同点検におきましても、保谷第一小学校から点検箇所として抽出をいただいており、合同点検におきましては、歩行者用の足跡マークの設置の検討、道路上の「とまれ」の表示や停止線・指導線の再溶着などについて必要性を確認したところでございます。現在、関係機関へ対応を依頼しているところでございます。こうした取組と併せまして、学校における交通安全指導を実施いたしまして、交通事故の発生防止に努めてまいりたいというふうに考えております。執行部からは以上でございます。 133: ◯大竹委員長 以上、執行部より意見等が述べられました。 134: ◯大林委員 すみません、ちょっとこの陳情の取扱いについて協議をさせていただきたいので、少しお時間を、休憩を取っていただけるとありがたいです。 135: ◯大竹委員長 暫時休憩いたします。                  午後4時6分休憩     ─────────────────────────────────                  午後4時45分開議 136: ◯大竹委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  本件については、意見を付し、趣旨採択されたいとの発言がありました。協議が調いましたので、そのように進めさせていただきます。  お諮りいたします。  本件については討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 137: ◯大竹委員長 御異議なしと認めます。よって討論を省略することに決定いたしました。  採決を行います。  陳情第22号 交通擁護員の配置を求める陳情については、「交通擁護員については、全市的課題として、検討を進められたい」との意見を付し、趣旨採択とすることに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 138: ◯大竹委員長 御異議なしと認めます。よって本件は、「交通擁護員については、全市的課題として、検討を進められたい」との意見を付し、趣旨採択とすることに決定いたしました。  それでは、本日の文教厚生委員会を閉会いたします。                  午後4時46分閉会  ───────────────────────────────────────                              文教厚生委員長                                大 竹 あつ子 発言が指定されていません。 © 西東京市 ↑ 本文の先頭へ...