↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前10時00分 開会
◯委員長(山崎陽一) おはようございます。
ただいまの出席委員は17名です。定足数に達していますので、直ちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付の
一般会計等予算審査特別委員会議事日程(第2号)のとおりです。
日程第1、議案第1号「平成31年度羽村市
一般会計予算」の件を議題として、前日の議事を継続します。これより衛生費、労働費、農林費及び商工費関係の質疑に入ります。
予算書のページは、212ページから267ページまでです。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
高田委員。
2 ◯委 員(高田和登) 予算書の227ページ、
予算案説明書の33ページになるのですけれども、
新生児聴覚検査の公費負担についてお尋ねいたします。従来、保護者はいくら負担していて、今後いくら負担することになるのかなど、制度の詳細をご説明いただきたいと思います。
3 ◯委員長(山崎陽一) 健康課長。
4
◯健康課長(小林章文)
新生児聴覚検査の
保護者負担の関係でございますが、医療機関によりましてその設定金額がまちまちでございます。また、検査の種類が2種類ございまして、この検査の方法によりましても費用がかなり下がるということですので、一概に今までいくら負担していたかということは申し上げられませんが、今回、4月1日から、
新生児聴覚検査につきましては、公費負担としてお1人3,000円を負担する予定でございますので、医療機関が定めた金額から3,000円を差し引いた額が
保護者負担額になるということでございます。
5 ◯委員長(山崎陽一) 高田委員。
6 ◯委 員(高田和登) 制度の詳細というか、どういう制度によってこういうことになったのか、ちょっと教えていただきたいと思います。
7 ◯委員長(山崎陽一) 健康課長。
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◯健康課長(小林章文) 失礼しました。制度の詳細でございますが、こちらにつきましては、国から
新生児聴覚検査の実施について通知が出されておりまして、東京都全体で取り組もうということで以前から検討されてきたことでございます。その中で、妊婦健診と同様に東京都全域で受診できるような形をとりたいということで、東京都の医療機関と契約を結んで利用者の利便性を図っているところでございます。妊娠の届出の際に受診票を交付いたしまして、それを出生した後に医療機関に提示していただいて検診を受けていただくという形になります。先ほど言いましたように、医療機関が定める金額から3,000円を差し引いた額を保護者に負担していただくということで、このルールにつきましては東京都統一ということで、全ての自治体で決められたものでございます。
それから、妊婦健診と同様、東京都以外の道府県で健診を受けられることもございますので、里帰り出産のときも償還払いで対応しております。こちらの
新生児聴覚検査におきましても同様に、その場合には償還払いで対応するということで考えております。以上です。
9 ◯委員長(山崎陽一) 高田委員。
10 ◯委 員(高田和登) 対象者は何人ぐらいを想定していて、受診率はもともと高いとは思うのですけれども、何パーセントぐらいから何パーセントぐらいに上昇するとして予算化したのでしょうか。
11 ◯委員長(山崎陽一) 健康課長。
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◯健康課長(小林章文) 対象者につきましては、過去の出生数などを参考とさせていただきまして、平成31年度は400人程度と見込んでおります。受診率でございますけれども、この制度自体が、全ての新生児に聴覚検査を受けていただきたいということで公費負担を導入するということでございますので、出生数の400人全員が受診すると見込んで、400人分全員、予算措置してございます。以上です。
13 ◯委員長(山崎陽一) 門間委員。
14 ◯委 員(門間淑子) 関連なのですが、今のご説明ですと、国が検討して、都が一斉に実施を決めたという説明だったと思うのですけれども、財源内訳を見ると、一般財源で全てを充当するということで、羽村市の財源でいくわけですが、国とか都とか、そういうところからの財源的な裏づけといいますか、そういうものは無いのかどうなのかですね。全都一斉に実施ということですから、やらない市はないのだろうと思うのですけれども、そのあたりの費用負担のあり方について、全て自治体持ちということで決められたのかどうかをお聞きします。
15 ◯委員長(山崎陽一) 健康課長。
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◯健康課長(小林章文) 国、あるいは都からの財政措置でございますが、国におきましては、こちらの費用につきましては交付税措置をしておりますということでございます。
17 ◯委員長(山崎陽一) 浜中委員。
18 ◯委 員(浜中 順)
予算案説明書22ページの
消費生活相談の見直しということで、相談時間の見直しを、1時間カットしていますけれども、どういう考え方でカットされたか。よろしくお願いします。
19 ◯委員長(山崎陽一)
産業振興課長。
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◯産業振興課長(宮田満裕) ただいまの
消費生活相談の時間の見直しの件でございますけれども、こちらにつきましては、専門の相談員を設けて、日々、相談業務を受けているわけですが、現行、午前9時から夕方4時までの受付ということで行っておりますけれども、時間ごとの相談の実績等を確認しましたところ、朝9時の時間帯が全体の14パーセントほど、また、夕方の4時前が9.2パーセントと、他の時間帯に比べて相談の実績等も少ないという点がありますことと、それ以前の8時半から9時ごろ、お客さんからお電話があることもこれまでもあるのですけれども、それらにつきましては市の職員が対応し、内容によっては、東京都もしくは国のセンターにつなぐような形で対応しておりますので、10時以降の時間帯の中で、朝の時間帯と夕方の時間帯は実績等も他の時間帯に比べて少ないことから、前後30分を短縮させていただき、改善させていただく取組みでございます。以上です。
21 ◯委員長(山崎陽一) ほかに。石居委員。
22 ◯委 員(石居尚郎) 今の消費生活と同じページでの関連の質問なのですが、もうちょっと相談内容の詳しいところを教えていただきたいと思うのですが、電話での相談と、直接来所の相談、その人数とバランスはどうなっていらっしゃるのか、わかったら教えていただきたいと思います。それから、まだまだ、いろいろな詐欺まがいの電話等が頻発して、羽村市内でもかなりの金額が被害を受けているという状況の中で、来年度の取組みをどうされるのか、改めてお聞きしたいと思います。
23 ◯委員長(山崎陽一)
産業振興課長。
24
◯産業振興課長(宮田満裕) 平成30年度2月末現在の相談の状況でございますけれども、電話での相談件数が414件、窓口にいらっしゃって、直接面接しながらのご相談が281件、合計で695件となっております。内容につきましては、様々なご相談がありますけれども、クーリングオフにつながるものから、単価が高いのではないかだとか、そういうご相談がありますが、今、石居委員からお話がありましたように、特殊詐欺的なご相談も中には含まれておりまして、最近では
メール配信サービス等でも情報を流しております、国の組織を語るような手紙を送りつけて、それを見た方が誤って電話をかけてしまって詐欺につながるという手口のものもありますので、そういった犯罪に即つながるようなものにつきましては、相談員の範疇よりも、即警察に連絡するような対応をとって、未然に被害を防ぐように取り組んでいるところであります。引き続き特殊詐欺に対する対応につきましては、消費生活の担当のみならず、防犯の部署とも連携しながら警察への連絡を促すような、そういった取組みに努めていきたいと考えております。以上です。
25 ◯委員長(山崎陽一) 石居委員。
26 ◯委 員(石居尚郎) わかりました。電話での相談ということなのですが、直接相談ということと、情報提供もあると思うのですね。そういう葉書が来たときは、私のもとにもいろいろな方からご連絡いただいて、とにかく
消費生活センターに連絡をしてください、場合によってはどんなものが来たかを持っていっていただいても結構ですし、大変だったら私が持っていきますよという形をとらせていただいているのですが、電話相談のときに、直通というのはないのでしょうか。電話を受け渡しするのに、どうしても市民の方が内線番号にまだまだストレスを抱えていらっしゃるところがあるのですが、その対策として、今、直通電話がないという認識をしているのですけれども、あったほうがいいかなと思うのですが、そこら辺の対応はどうなのでしょうか。
27 ◯委員長(山崎陽一)
産業振興課長。
28
◯産業振興課長(宮田満裕) 電話回線につきましては、今、石居委員からご説明のとおり、
代表電話番号が窓口になっておりまして、内線番号によって相談員と電話がつながるような形態になってございます。庁舎内の電話回線が
代表電話回線をもっての運用になっておりますので、今後、別回線が設けられるかどうかにつきましては、庁舎の管理とも検討して、増設できるかどうかについては今後検討が必要かと思います。
29 ◯委員長(山崎陽一) 石居委員。
30 ◯委 員(石居尚郎) 消費生活というのは市民の生活や財産に直結する大事な部署であると思いますので、庁舎の中でも数は限られているのだろうと思いますけれども、ぜひ、もう一度、見直しをしていただきながら、
消費生活センターに直通電話という方向性を検討していただきたいと思うのですが、再度ご答弁いただきたいと思います。
31 ◯委員長(山崎陽一) 財務部長。
32
◯財務部長(早川 正) 庁舎の電話を管理している部署の者として答弁させていただきます。確かに直通電話の対応は必要という部分もわかってございます。ただ、現在、代表制をとっておりますので、また、代表の中でも
ダイヤルインとか、そういう形で直通の電話回線を引かなくても、
ダイヤルイン方式で、今ある回線の中で活用できるのかという部分についても、
消費生活相談センター以外の部署でも、そういった部分で
ダイヤルインでできないのかというご意見を伺っていることも事実でございますので、市全体の総合的判断の中で、今、
産業振興課長が申し上げましたように、新たな線を引けるのか、あるいはまた
ダイヤルインでできるのかということにつきましては、検討させていただければと思っております。以上です。
33 ◯委員長(山崎陽一) ほかに質疑ありますか。中嶋委員。
34 ◯委 員(中嶋 勝) 私からは、まず259ページ、
商工業振興に要する経費で、
企業活動支援事業についてお尋ねしたいと思います。最近は何かと言うと
企業活動支援員に仕事をお願いしていることが多いと感じておりますけれども、本来の企業相談をはじめ、景気判断ですとか、納税関連、諸々の周知啓発、昨日の答弁では、
赤ちゃん休憩室の開室案内までお願いしているようなこともおっしゃっておりましたけれども、
企業活動支援員にどんなことを現在お願いしているのか、ちょっと整理しておきたいと思うのですが、その点をお尋ねします。
それから、261ページの
商工業振興に要する経費になると思うのですけれども、
スクラッチ事業というものが入りました。800万円の予算計上ですけれども、この事業の内容と800万円の内訳をお尋ねします。
それから、3つ目もお聞きします。239ページ、霊園の管理に要する経費をお聞きします。以前、利用者から洗い場の水の吸い込みが悪くて、水道周辺が水溜まりになるということでありましたけれども、その後の状況はどうなったのか。いくつか水回りあると思いますけれども、他のところも含めて大丈夫なのか。来年度の修繕費がそういうところに使われるのかどうなのかというところをお尋ねします。
35 ◯委員長(山崎陽一)
産業振興課長。
36
◯産業振興課長(宮田満裕) それでは、まず1点目の
企業活動支援員の関係でございますけれども、現在、
企業活動支援員におきましては、今年度は9月から1名増員になりまして、今、4名で活動しておりますけれども、今年はこれまで支援員として訪問に回れていなかった建設業ですとか、不動産業といった新しい業種の方々のところにも訪問するように幅を広げております。また、その内容につきましては、様々な税制改正等に伴う対応のアドバイスであるとか、それらに向けての国や東京都、また羽村市独自の補助金制度の活用についてのアドバイス、ご案内などをさせていただいております。そうした一環の活動の中、昨日、
子育て相談課長からの答弁にありました、
赤ちゃん休憩室の設置等につきましても、資料を持ち合わせた形で情報提供することに取り組んでおります。また、昨今ですと、消費税の軽減税率等のレジ補助などにつきましても、国からの情報等が個店の方に届いているかどうかという点でも心配な点もございますので、本日は
企業活動支援員が国の説明会に出向いてレジ補助の説明を受けております。そうしたものを習得して、地域の皆様方に訪問のときに活用するように取り組んでおるところでございます。
それから、2点目、
スクラッチ事業の内容と内訳でございますが、こちらは新規で
スクラッチ事業費800万円ということで計上させていただいておりますけれども、詳細な制度の内容につきましては、現在、商工会等々、これから調整しつつ制度構築していくところでございますけれども、今、想定しているものが、ある一定の金額、500円なら500円ということで、買い物した都度にお店でスクラッチカードを受け取っていただいて、それをコインで削ると当たり、はずれがあり、そのうち金券が当たる。また、はずれ券も有効にお楽しみができるように、はずれ券を集めて次に抽選なりにつなげるような、2度の楽しみができる形のものを、今、想定しております。事業の経費の内訳ですけれども、換金の経費として460万円、商品代、そのほか印刷代、デザイン料、ポスターなど、取り扱いいただくお店への周知の印刷経費などを含めて800万円となっております。以上です。
37 ◯委員長(山崎陽一)
生活環境課長。
38
◯生活環境課長(鈴木宏哉) 3点目の霊園の排水桝の関係ですが、今、把握している状況といたしましては、うまく機能していないのが4箇所ありました。ただし、平成30年度の予算で対策を工夫して、何とか1箇所については改善することができました。平成31年度に、可能であれば、残りの3箇所全て46万9000円という金額で改善したいとは考えておりますが、その方法をこれからよく検討しないと、実際のところ、どのぐらいでできるというのも、何箇所できますというのも、ここで確定はできませんので、ただ、なるべく数多く、全部できるように検討はしていきたいと考えております。以上です。
39 ◯委員長(山崎陽一) 中嶋委員。
40 ◯委 員(中嶋 勝) 正直でわかりました。
企業活動支援員のほうですね。4名で今、活動されているのですね。2名かと思っていたのですけれども、4名ということであれば、よかったと思いますけれども、一応、訪問企業とか、訪問事業所の件数、何件をターゲットに回っているのか、それから、
延べ訪問件数、それから、本来のメインであります相談件数はどのくらいあるのかをお聞きしておきたいと思います。
2番目の質問なのですけれども、スクラッチのやり方はわかりました。変わりまして、
商店街振興補助金283万円ですが、これはにぎわい音楽祭等も入っていると思うのですけれども、羽村市の応援団、LIFriendsの解散に伴って、音楽祭がどうなるのかを確認しておきたいと思います。
霊園のほうなのですけれども、わかりました。それとは別に、冬場になると水道管が毎年凍ってしまうということも相談を受けているのですけれども、この対策は非常に難しいようなことをお聞きしておりますけれども、その辺の見通しはどうなのかというところをお聞きします。
41 ◯委員長(山崎陽一)
産業振興課長。
42
◯産業振興課長(宮田満裕) それでは、1点目の
企業活動支援員の活動の件数でございますけれども、今、手元に平成29年度の実績になりますけれども、よろしいでしょうか。企業の訪問の延べ件数につきましては、平成29年度、1342回になっております。その内訳ですが、工業系工場・製造業等の事業所につきましてが624回、商業・サービス系の事業所が718回となっております。具体的な相談の件数、内訳等につきましては、今、数字を持ち合わせてございませんので、お答えすることができません。申し訳ございません。
次に、にぎわい音楽祭に関するご質問ですけれども、こちらにつきましては、にぎわい音楽祭実行委員会が、地域の商店街、羽村駅西口商店街、東口商店街の両商店街の皆様方で構成されている実行委員会がございます。そちらの中で、引き続き平成31年度につきましても事業を行いたい旨の意向を受けて予算化させていただいているものですが、ご存じのとおり、LIFriendsがこれまで羽村市の応援団として活躍してきましたが、この8月をもって解散するということでございます。その後の音楽祭の内容につきましては、実行委員会でどういう企画をするか、これから練っていくということですので、引き続き商店街の活性化を目的とした有効な事業を組んでいただけると伺っておりますので、こちらの予算計上した経費をもって支援させていただきたいと考えております。以上です。
43 ◯委員長(山崎陽一)
生活環境課長。
44
◯生活環境課長(鈴木宏哉) 霊園の水道の件ですが、考えられる対策としましては、断熱材を巻くなど、冬場の対策を行っているところですが、どうしても風通しの関係でしょうか、北風が直接当たるのかと思うのですが、早い時期に凍結して、構造上、どうしようもないことなのかもしれませんが、これにつきましては、私どもも常に対策を検討しているところなので、お答えにはならないかもしれないですが、これからもずっと検討していきたいと考えております。以上です。
45 ◯委員長(山崎陽一) 中嶋委員。
46 ◯委 員(中嶋 勝) ありがとうございます。わかりました。平成29年度のデータであれば事務報告書にあるので大丈夫です。4名で活動するということで、了解しました。
商工業のほうなのですけれども、空き店舗の解消及び活用について、お尋ねしたいのですけれども、市内の空き店舗の傾向はここ数年どうなっているのか。減ってきているのか。それから、現在、いくつの空き店舗、情報をつかんでいらっしゃるのかというところで、啓発事業にどのようにつなげていこうとしているのかというところをお聞きします。
それから、霊園のほうですけれども、事務事業見直しで、高木から低木への切り替えということで、予算が新規、250万円入っております。これでどのくらい進むのでしょうか。今年単年で全てが、霊園が高木から低木に切り替えられるというわけでもないでしょうから、その辺、予算化、これからも必要なのでしょうけれども、どのような形なのか教えてください。
47 ◯委員長(山崎陽一)
産業振興課長。
48
◯産業振興課長(宮田満裕) お尋ねの1点目の空き店舗の状況なのですけれども、こちらは先ほどの
企業活動支援員の活動の中で、日々、市内を回っている中での空き店舗の状況を年に1回ほど調査しているのがあるのですが、平成30年4月の値なのですけれども、そのときの把握の状態では、市内に88店舗の空き店舗があるという報告を受けております。その内訳としまして、1年以上空き家となっていると思われるものが52件、1年以内空き家になったと思われるものが36件という数字を受けております。その利用の形態、従前の形態までの詳細につきましては捉えてございませんで、空いているお店がどこにどの程度あるとか、そういう捉え方ですので、その程度の数字をつかんでおります。
49 ◯委員長(山崎陽一)
生活環境課長。
50
◯生活環境課長(鈴木宏哉) 霊園の高木の剪定ですが3年間で全体を整備していきたいと考えております。平成31年度につきましては、数量的に言うと3分の1程度になってしまうかと思いますが、危険度が高いものから順々にやっていきたいと思っていますので、霊園の木は10メートルを超える木もありますので、そういったものは単価が上ってしまいますので、ぴったり計画どおりには、3分の1どおりにはいかないかもしれないですが、全体では3年で一周するような計画でおります。以上です。
51 ◯委員長(山崎陽一) 関連、鈴木委員。
52 ◯委 員(鈴木拓也)
スクラッチ事業なのですけれども、消費喚起、商業活性化の目的だろうと思われるのですけれども、どういう動機づけ、メカニズムで目的に資するのか、いまいちよくわからないのですけれども、狙いと、こういう効果で政策が達成できると、ご説明いただけないでしょうか。
53 ◯委員長(山崎陽一)
産業振興課長。
54
◯産業振興課長(宮田満裕) 今の鈴木委員からのご質問ですけれども、
スクラッチ事業、市内の店舗の協力、参加店を募りまして、従前行っていたにぎわい商品券とかは400店舗ほどの参加登録がありましたけれども、仮に400店舗のご協力をいただいた場合におきましては、その400店舗のお店に日々お買い物に行かれる方がくじの楽しみ方を、小さなお子様からご年配の方まで、幅広い年齢層の方が地域のお店でのお買い物を楽しみながら、より消費の喚起というか、市内の活性化につながるということで行いたいと思っている事業です。都内におきましては、調布市で
スクラッチ事業を実績を重ねてやっているというところで、聞き取り等の情報収集などもさせていただき、羽村市にマッチするような規模、企画内容で、今後、詳細設計を進め、事業の展開に結んでいきたいと考えております。
55 ◯委員長(山崎陽一) 鈴木委員。
56 ◯委 員(鈴木拓也) にぎわい商品券の場合はA券、B券とありまして、中小の店舗のところでしか使えないという券が、これまで、例えば、大手のスーパーでしか買い物をしなかった消費者の方も、地元の小さい店舗に足を運ばせるという効果がありましたね。そんな効果はこれではなかなか出しにくいのではないかなと感じるのですけれども、その点はいかがなのでしょうか。
57 ◯委員長(山崎陽一)
産業振興課長。
58
◯産業振興課長(宮田満裕) 先ほどの答弁の中で、こちらの事業につきましては、羽村市商工会からのご提案も受けて、市と共に検討している事業であります。また、今、ご質問の中での、従前のにぎわい商品券の中ではA券、B券と分けて、大型店舗と、それ以外のお店との使い分けという種別もありましたけれども、
スクラッチ事業に関しまして、今のところ、A券、B券とか、区分けできるものはございませんので、取り扱いの店舗につきましても、羽村市商工会、商業協同組合等の皆様方と意見を交わして、その辺の取組み方については今後検討して、制度設計していく考えでございます。
59 ◯委員長(山崎陽一) 水野委員。
60 ◯委 員(水野義裕) 共同販促事業の推進が実施計画書の報告のときに新規の事業として挙げられています。そこの中で、商工会等と共同した
スクラッチ事業の実施というものがあるのですが、昨年の11月30日時点の平成30年度行政評価結果一覧表の中にこの事業名がない。このあたりの経緯を説明してほしい。それから、実施計画書の数値にあたって、多分、平成30年度の共同販促事業をまとめたのだろうと思うのですが、歳出が2815万円、平成31年度は歳出が1533万円。この辺の数値が、どこがどう変わったからこうなったか、このあたりの説明もお願いします。
61 ◯委員長(山崎陽一)
産業振興課長。
62
◯産業振興課長(宮田満裕) 実施計画書での行政評価の関係でございますけれども、こちらの
スクラッチ事業に関しましては、先ほど申し上げました商工会からのご提案等を受けて、その後の協議で予算を計上した経緯もございますので、その評価の時点の後の提案を受けて予算化し、上程しているものでございます。そして、実施計画書の66ページに載っております歳出の額のフレームでありますけれども、平成30年度の2815万円の内訳につきましては、にぎわい商品券第10弾のプレミア部分の2000万円と、商店街振興事業補助金の315万円、地域活性化事業補助金500万円、これらを合わせた額となっております。また、平成31年度の経費の部分につきましては、商店街振興事業補助金の283万5000円と、イルミネーション事業の450万円と、ただいまの
スクラッチ事業の800万円の合計額を計上しているものでございます。以上です。
63 ◯委員長(山崎陽一) 水野委員。
64 ◯委 員(水野義裕) そうすると、行政評価と同じようなものがつくられて、審議のうえで入ったと理解していいかということが1点。それから、今の説明だと、283万円が
スクラッチ事業以外に必要な経費、66ページの項目で、平成30年度でいくと、イルミネーションとにぎわいスタンプラリーとハロウィーンフェスタと共通ポイントカード、こういう項目が上がっているのですが、平成31年度はそれぞれにいくらか、もう一度説明してください。
65 ◯委員長(山崎陽一)
産業振興課長。
66
◯産業振興課長(宮田満裕) 平成31年度の1533万5000円の内訳ですけれども、まず、
スクラッチ事業の800万円、その上の事業内容にイルミネーション事業がございまして、こちらが450万円、にぎわい音楽祭とマミーのハロウィーンフェスタの部分が283万5000円。以上となります。
事務事業評価の関係でございますけれども、先ほど申し上げました商工会からの提案を受けた中で、予算査定の中で精査をさせていただいたうえで事業の予算を計上しているものでございます。
67 ◯委員長(山崎陽一) 水野委員。
68 ◯委 員(水野義裕) そういう意味では、こういった新規事務事業評価の表はつくっていないということですか。その点だけ確認します。
69 ◯委員長(山崎陽一) 産業環境部長。
70 ◯産業環境部長(橋本 昌) この
スクラッチ事業の編成過程でございますけれども、共同販促事業につきましては、平成21年から、羽村市と羽村市商工会との間で運営委員会を組織させていただいて、消費を市内に囲い込んでいく方策として有効な手段、様々な形がございますけれども、そういったものを検討して、これまで取り組んできた経緯がございます。平成15年から取り組んでいる行政評価については、市の主体的な事業として行っていくこととは若干、他の主体と一緒になってやっていくという意味合いが違う面があると同時に、行政評価を予算編成時期などを捉えて10月に行っているわけでございますけれども、そこと並行して、商工会と羽村市との間での運営委員会の中で検討が進んできたものでございまして、商工会と様々な、激辛フェスであったり、インバウンドであったり、まちゼミであったりというような、いろいろな共同販促事業を検討していく過程の中で、最終的にこの
スクラッチ事業を選定し、予算査定の中で編成作業を行ったものでございます。したがいまして、行政が行っているPDCAの行政評価については、平成30年度の新規事務事業の一覧表の中に、実施をしていなくて載せていないというのは、そういう状況によるものでございます。
71 ◯委員長(山崎陽一) 水野委員。
72 ◯委 員(水野義裕) 結局、施策をして、どういう効果があったか、これはにぎわい商品券のときも一般質問しましたけれども、何らかの指標をもって評価をしないと、事業をやったことに関する理解が得られないと思うのです。そういう意味で、こういう施策の評価指標をきちんと持って、数字をちゃんと追いかけて、この政策が有効かどうかという判断をして、それは続けるか、続けないかの判断、続けるべきだと考えているのですけれども、そのあたりはどんなことを考えて、この施策を評価しようとしていますか。
73 ◯委員長(山崎陽一) 産業環境部長。
74 ◯産業環境部長(橋本 昌) この
スクラッチ事業は商業の施策でございます。商業統計の中で、1番は売上となりますけれども、羽村市と羽村市商工会におきましては、消費税率の引き上げが予定されている中で、消費の喚起を促していくことが一つの大きな目的でございますから、売上の指標であったりとか、また、例年行っております小売吸引力指数ですね、そういったものを捉えながら、実施した段階において数値化も検証していきながら、また、その数値を翌年度に改善をしていくと、そういう取組みが必要だと思っておりますので、この事業につきましても、加盟店は今、400店舗を目標にということで課長から説明いたしましたけれども、そういう中で取り組んでいきたいと考えています。
75 ◯委員長(山崎陽一) ほかに。大塚委員。
76 ◯委 員(大塚あかね) 3点ほど質問させていただきます。1点目は予算書227ページの特定不妊治療費助成金なのですけれども、昨年、今年と引き続き、来年度も30万円減額で200万円の予算がついていますけれども、これは多分、実績に基づくものだとは思うのですけれども、今年度直近の数値で何名の方がこの助成を受けたかということと、来年度は何名の方を想定して200万円という数値に落ち着いたのかについてご説明いただければと思います。
2点目は商工費のほうなのですが、261ページで、イルミネーション事業補助金が450万円、これは今年度、イルミネーション事業補助金という形では予算書には出ていないのですけれども、来年度は、例えば、都の補助があるとか、それはなくて市だけの補助なのか、どういう補助の仕方をするのかも含めてご説明いただければと思います。
3点目が、羽村市ものづくり企業地域共生推進助成金375万円で、東京都ものづくり企業地域共生振興助成金250万円を含んだ375万円だと思うのですけれども、助成の内容が防音とか騒音、そういったことに対して、防音、防臭、防振などの環境改善、地域との共生を目的としてとありますけれども、実際に近隣の方から、防音ですとか、防臭だとか、クレームを受けている企業が何件いらっしゃるのかということと、同時に耐震補強を図る取組みへの助成もありますけれども、耐震補強を図る必要がある事業者が何件いらっしゃるのかについて、まず、ご説明いただければと思います。よろしくお願いします。
77 ◯委員長(山崎陽一) 健康課長。
78
◯健康課長(小林章文) まず1点目の特定不妊治療費の関係でございますが、大塚委員おっしゃるとおり、近年の申請状況を鑑みまして減額したところでございます。今年度の状況につきましては、1月末現在で延べ23人の申請がございます。平成31年度につきましては、延べ40人で予算計上しているものでございます。以上です。
79 ◯委員長(山崎陽一)
産業振興課長。
80
◯産業振興課長(宮田満裕) 2点目のイルミネーション事業補助金でございますが、こちらは平成30年度当初予算の名称では地域活性化事業補助金500万円として計上させていただいておりましたが、予算書の名称をイルミネーション事業と、そのものを表記するように改めたものでありますので、事業の内容が変わるものではございません。また、大塚委員から今、お話もありましたが、補助金等の獲得につきましては、これからも継続して情報を集めて取り組んでいきたいと思っているところでございます。
それから、もう一点のものづくり企業地域共生推進助成金ですけれども、こちらの事業につきましては、来年度375万円計上しておりますけれども、今年度実績で1件ございまして、こちらについては、工場の建替えによる事業を対象とさせていただいたもので、老朽化した事業所の建物を建て替えると。その間、同じ地域で、比較的近いところに仮設の工場、事業所を構えて操業していらっしゃる、その操業経費を補助の対象として、実施しているもので、建替えに合わせて防音等の対策をさらに充実させるというものです。その方について、著しく近隣から苦情を受けたとかいうことではなく、老朽化に伴って、さらに苦情等を受けず、準工業地域の事業所でありましたものですから、周辺の住宅の方々と共存するうえで、より整備を整えたいという事業展開をご支援させていただいているものでございます。以上です。
81 ◯委員長(山崎陽一) 環境保全課長。
82 ◯環境保全課長(神尾成也) 先ほどものづくりの助成金の関係で苦情のお話がありましたので、私から回答させていただきますと、まず、発生源として、工場、指定作業所、建設作業、自動車交通、一般、不明といった形で苦情を区分しておりまして、工場という区分におきますと、悪臭が2件、平成29年度ベースでありますが、騒音と振動といったものについての苦情は市には寄せられておりません。以上です。
83 ◯委員長(山崎陽一) 大塚委員。
84 ◯委 員(大塚あかね) 特定不妊治療のほうはわかりました。大変重要な事業だと思いますので、PR含めて、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
あと、イルミネーション事業のほうなのですけれども、ということは、450万円は市の全額補助ということで、実際にやるのは商工会の青年部の皆様とかになると思うのですけれども、全体としてはどのくらいの規模でやるのかということと、規模は前年同様というか、いつもどおりなのか、それとも少しコンパクトにするのか、その辺の状況がわかれば、ご説明いただきたいと思います。
あと、ものづくり企業助成金のほうなのですけれども、1件、老朽化した事業者があるということなのですが、今後、この助成金が予算が通ってスタートした際には、他の方も手を挙げた場合には、余裕があるのですか。今、
産業振興課長の説明だと、事業者が老朽化に合わせてこの補助金を使ってやるのだというご説明でしたけれども、他の方が手を挙げた場合には、受けられるのか、受けられないのか。そもそも何件想定して来年度予算にこの金額を計上しているかについて、ご説明いただきたいと思います。
85 ◯委員長(山崎陽一)
産業振興課長。
86
◯産業振興課長(宮田満裕) イルミネーション事業の次回の事業内容というお尋ねかと思うのですけれども、こちらにつきましては、大塚委員おっしゃられたとおり、羽村市商工会の青年部の皆様が実施、事業展開されているメニューで、小作駅周辺を秋のふるさとまつりの時期から10月の半ばまで、昨年も行っておりますが、来年度、平成31年度の内容につきましては、具体的にどの期間でということまでは青年部にもまだ話も受けておりませんけれども、昨年度と同規模程度の内容で取り組みたいということで伺っております。昨年初めて小作駅西口にも装飾を施したりして、ご好評を得たということもありますので、そういったことも視野に入れて企画されてくるものと考えております。
それから、もう一件のものづくり企業でございますけれども、平成31年度予算に掲載してございます375万円につきましては、事業所1件分を想定しております。その後、大塚委員のお話のとおり、他の事業所からご相談等いただいた場合におきましては、補正予算等の検討をさせていただきたいと考えているところでございます。以上です。
87 ◯委員長(山崎陽一) 大塚委員。
88 ◯委 員(大塚あかね) イルミネーションのほうはわかりました。
ものづくり企業のほうなのですけれども、1件分ということで、これは東京都の補助金も使っているわけですが、都のほうは単年度の補助なのかということと、あと、ご本人の負担というか、上限いくらなのか、補助の割合、そこだけ聞かせてください。
89 ◯委員長(山崎陽一)
産業振興課長。
90
◯産業振興課長(宮田満裕) こちらの事業につきましては、500万円を上限といたしまして、東京都が4分の2、市が4分の1、自己負担として4分の1という割合になっております。
また、この事業につきましては、単年度の要綱となっております。以上です。
91 ◯委員長(山崎陽一) 冨松委員。
92 ◯委 員(冨松 崇) 今のものづくり企業地域共生推進助成金ですけれども、これは平成30年度に実施しているものづくり企業立地継続支援助成金とどのように違うのか。平成31年度から平成33年度の実施計画を見ると、平成30年度の部分も、共生推進助成金と名称が変わっているのですけれども、この名称がいつ変わったのかも合わせてお伺いいたします。
93 ◯委員長(山崎陽一)
産業振興課長。
94
◯産業振興課長(宮田満裕) ただいまの予算件名の名称でございますけれども、昨年、予算書に掲載した後、実際に当該年度を迎えた後に、耐震等のメニューが都の補助メニューで増えたことも踏まえまして、先ほどのイルミネーションと同じように名称を変えたものでありますので、補助メニューに一部追加があり、それに伴って名称変更もさせていただいたということでございます。以上です。
95 ◯委員長(山崎陽一) 冨松委員。
96 ◯委 員(冨松 崇) そうすると、今年度と来年度と実施している内容は変わりはないということでよろしいのですか。
97 ◯委員長(山崎陽一)
産業振興課長。
98
◯産業振興課長(宮田満裕) 内容につきましては、追加メニューが、環境整備事業ですとか、耐震補強事業というものが増えているので、拡充していると捉えております。以上です。
99 ◯委員長(山崎陽一) ほかに質疑ありませんか。門間委員。
100 ◯委 員(門間淑子) 沢山ありますので、分けてお聞きしていきます。まず、予算書の217ページに福生病院組合の負担金が出ています。もちろん病院負担金は組合の中でいろいろ計算されて、市のほうに求められているものだということは十分承知しておりますし、市長が副管理者ということですけれども、このところ、病院に関する新聞報道、それから、テレビの報道が連日あって、市民の皆さんからのお問い合わせにも答えようがないわけですけれども、市民の命と健康にかかわるところですので、市として何もなしということには、多分、ならないのだろうなと。病院からの発表が全くないということでマスコミの批判も受けていますけれども、どこら辺かで中間報告というか、中間説明というか、何らかの方向を持たないと、3億5000万円の負担金、平成31年度の医療と健康に関する負担金になるわけですけれども、ここのところについての透明化といいますか、説明責任についてはどのようにお考えになっているのかということをまず最初にお聞きします。
それから、同じページで、がんの早期発見についてありますが、次のページの検診委託料のところでは、増えたものもあり、減ったものもあるわけですが、実施計画では、44ページで、受診率の向上と謳われているわけですね。特定検診と一緒に検診もするということですが、委託料の精査をどのようにして、受診率の向上につなげるという方向性を今年持ったのか、ここについて、まずお聞きしたいと思います。
101 ◯委員長(山崎陽一) 福祉健康部長。
102 ◯福祉健康部長(粕谷昇司) 福生病院の事案の件でございますけれども、議員の皆様、市民の皆様にも大変ご心配をおかけしているところでございます。こちらにつきましては、先週木曜日にまず毎日新聞で報道があり、その後、各社の報道等があり、皆様もその辺の内容については報道でご承知かと思います。この案件につきましてですけれども、福生病院よりは、現状として、詳細な説明がまだございません。先週金曜日の夕方に、管理者及び院長名において報道機関に対して行ったコメントがあるのみでございまして、詳細についてはまだ聞いておりません。そのコメントの中には、先週、東京都の検査も入りましたし、また、近々、学会の調査も入るということでございまして、こちらの報告を待ちまして、早急に事実関係の把握に努め、適正に対応するということでございますので、現状としてはそのような状況でございます。また内容がわかり次第、議員の皆様にもお知らせすることになると思いますので、現状としてはそういう状況でございますので、ご了承いただきたいと思います。
103 ◯委員長(山崎陽一) 健康課長。
104
◯健康課長(小林章文) 2点目のがん検診の関係でございますが、がん検診の受診率向上を目指しまして、健康課でもいろいろ取組みは行っているところでございますが、なかなか結果に結びつかないという状況もございます。その中で、胃がん、肺がん検診につきましては、近年、受診者が減少傾向にございますので、実態に合わせた形に見直しをさせていただいております。ただ、肺がん検診につきましては、委託などが増額となっております関係で委託料が増額になってございます。
それから、大腸がん検診につきましても、従来よりも減額となっておりますが、こちらも実態に合った形で人数を見込んでいるというものでございます。なお、大腸がん検診につきましては、平成31年度から特定健康診査と同時に実施できる形に新たに取り組んでいくということで、1回の特定検診の受診者が100名、合計2回で200名を見込んでおりますので、その中の7割程度という形で今回見込んでおります。
それから、女性特有がん検診につきまして減額となっております。こちらは子宮頸がんで20歳、乳がんで40歳の方が初めて検診を受けられる年齢ということで、その方々にクーポン券を送りまして受診の勧奨をしているところでございます。そのほかに、子宮頸がんで22歳の方、乳がん42歳の方で、2年前にクーポン券を送ったけれども、使用していない方につきまして、従来、再度勧奨クーポン券を送っていたところでございますが、こちらもなかなか受診率の向上が見込めないということで、これを葉書による勧奨に平成31年度は変更してみようと考えております。葉書の内容もいろいろ見直しなどを行いまして、受診者に興味を持っていただけることを考えております。その関係で、乳がん検診と子宮がん検診の委託料が増額になっているものでございます。
105 ◯委員長(山崎陽一) 門間委員。
106 ◯委 員(門間淑子) 福生病院についてお尋ねします。金曜日に何らかのコメントが出たと。東京都の調査は続いているのか、終わったのか、学会の調査がこれからだということになると、相当程度長くかかっていくのだろうと思うのですけれども、その間中、市民の皆さんは不安な思いをしていなければいけないということもあるので、1つの科が今、問題になっているわけですけれども、何らかの発信は必要だろうと思うのですね。ここで負担金を決めなければいけないわけで、きちっとした医療体制をつくっていってほしいと思うのですけれども、学会の調査はいつごろから始まって、いつごろ終わるとか、どの調査はいつから始まって、いつ終わったとか、その結果はいつごろ出るのだとか、そういうことも全くわからないということなのでしょうか。それが福生病院に関しては1つ。
それから、がん検診なのですけれども、今の説明ですと、近年の減少した実績に合わせて予算を組んだということですから、減ってきているのだけれども、そこに見合わせたとも聞こえるのですけれども、受診率を上げていくということですね。この予算で十分対応できるということ、上がっていっても大丈夫ということでしょうか。その2つについてお聞きします。
107 ◯委員長(山崎陽一) 福祉健康部長。
108 ◯福祉健康部長(粕谷昇司) 福生病院の関係でございますが、まず、東京都の検査につきましては、報道発表のある前日の3月6日に医療法に基づいて東京都の医療担当で検査に入ったと聞いてございます。学会の調査に関しましては、これは新聞報道等で聞く範囲でございますけれども、近々という形で、学会で調査委員会を設けてということで、これも報道からしかわかりませんけれども、ほぼ調査委員が固まったということで、これについても先ほど申しましたとおり近々という形で、いつの段階で入るのかは現状としては聞き及んでございません。いずれにしましても、市民の皆様にとっても大変心配なことでございますし、市といたしましても、病院に対して、できるだけ早い時期に詳細、経過説明をしていただくように、何度も申し入れているところでございます。以上でございます。
109 ◯委員長(山崎陽一) 健康課長。
110
◯健康課長(小林章文) がん検診の受診率の関係でございますが、健康課でも様々なことを考えながらやっているところでございますが、なかなか受診率が向上していかないという事実がございます。その中で、今回は予算的には実態に合わせる形にさせていただいておりますが、引き続き受診率向上については取組みを進めていきたいと考えております。子宮頸がんにつきましては、先ほど方法を変えたと申し上げましたけれども、22歳から40歳までの2歳刻みの方に引き続き勧奨葉書は送っていきたいと考えております。また、乳がん検診の方につきましては、42歳から60歳までの2歳刻みの方への勧奨通知、あと、大腸がん検診につきましては、40歳から60歳までの5歳刻みの方への勧奨通知というのは、更に内容なども見直しながら行っていきたいと考えております。大腸がん検診につきましては、集団がん検診を平成31年度、予算計上させていただきましたが、こちらが見積りをとったところ、単価がかなり安かったということもございまして、それも平成31年度減額の要因となっております。いずれにしましても、様々な手段を講じながら、受診率向上に努めていきたいと考えております。
111 ◯委員長(山崎陽一) 門間委員。
112 ◯委 員(門間淑子) 福生病院について、もう一回お尋ねしますが、福生病院で何らかのトラブルというか、何か問題が起きたということに対しては、羽村医師会も西多摩医師会も影響を受けるだろうと思うのですけれども、そういうところとの話し合いとかはまだないということでしょうか。情報が新聞とテレビで降ってくるといいますかね、市民の人に聞くと、ヘリコプターも回っていてみたいな話で、だけれども、誰も何もわからないという宙に浮いた状態というのはすごく不安だと思いますので、段階的にきちっと情報の説明をしていくという、そのことだけでも大切かなと思うのですよ。今はまだ確定したことは何もないけれども、市としてはきちんと説明しますよということを伝えることも大事かなと思うのですけれども、羽村市内の医師会の関係の方々との、当然、出てくるわけですけれども、そのあたりについてもまだ何もお話しすることはできないということでしょうか。
113 ◯委員長(山崎陽一) 福祉健康部長。
114 ◯福祉健康部長(粕谷昇司) 現状におきましては、医師会等からも特に問い合わせがございません。しかし、門間委員言われるとおり、何らかの形で、できるだけ早い時期にそうした形での説明責任はしていかなければならないと思っておりますので、引き続き病院側へ詳細な説明等は求めていきたいと考えております。以上です。
115 ◯委員長(山崎陽一) しばらく休憩いたします。
午前11時05分 休憩
午前11時15分 再開
116 ◯委員長(山崎陽一) 休憩前に引き続き会議を再開します。
質疑ありませんか。小宮委員。
117 ◯委 員(小宮國暉) 私からは、ページ数としては267ページ、観光振興に要する経費ということで、このページだけに絞って質問させていただきます。まず、267ページの上のほうからいきますが、観光振興に要する経費のうち、13節、委託料の中で、観光案内業務等委託料286万9000円とあります。かなり細かい数字までのっかっていますけれども、これはどういう形で委託をされるのか。相手方と、それから、発注元ですね。市が直接、観光案内の方にこういう仕事をやってくださいと委託をするのか。この内容ですね。
あと、その下に駐車場用地借上料とありますけれども、これは、年間なのか、その期間だけなのか、それから、場所が、間坂と玉川のところのその2箇所だけなのかというところの内容ですね。
あと、ずっといきまして、金額も多いのですが、補助・助成金という形で、羽村市観光事業助成金が756万6000円。それから、はむら花と水のまつり事業助成金で1367万円、この2つについては観光協会絡みだと思いますが、はむら花と水のまつりについては、実行委員会形式というのですか、それになって、ほかの団体と一緒になってやろうということで、この辺のことについても、1367万円を積み上げた経緯とか、そこら辺も教えていただければと思います。
それから、その下に、関連としてチューリップの球根発注代525万円、これは誰がどういう形で発注されるのか。観光協会とか、実行委員会という、花と水のまつりの一環でしょうから、その間に介在するのがないのかどうか。発注元ですね。それから、球根を管理して保管していくところと、栽培委託料については約600万円ありますけれども、この辺の一連の流れを教えていただければと思います。
118 ◯委員長(山崎陽一)
産業振興課長。
119
◯産業振興課長(宮田満裕) まず、1点目ですけれども、予算書267ページの観光案内業務委託料286万9000円の相手と業務の内訳というご質問かと思いますけれども、こちらにつきましては、羽村駅西口にあります観光案内所の受付案内業務につきまして、羽村市観光協会に委託をするものであります。こちらの業務につきましては、文字どおりの案内業務であったり、次の質問にいただいております駐車場の管理の委託、鍵の開け閉め等の委託であったり、観光PR事業でありましたり、花いっぱいコンクールを年に2回やっておりますので、それらのコンクールの事業委託の内訳となってございます。
それから、2点目の観光駐車場の件でございますけれども、こちらに掲載しております経費につきましては、間坂の観光駐車場、間坂交差点の玉川神社寄りのところにございます土地をお借りしている経費でございます。こちらは年間通じて借りている経費でございます。
それから、次が、助成金、補助金の項目のご質問かと思います。こちらには観光協会事業助成金と花と水のまつり事業助成金、2項目がありますけれども、小宮委員おっしゃられたとおり、これまで花と水のまつりにつきましては、市が観光協会の委託業務としてこれまで行っておりましたが、このたびの花と水のまつり2019より、夏まつりや産業祭と同じように関連する団体の皆様と一緒に実行委員会を立ち上げ、関係団体の皆様方とともに、よりよい、充実した内容のおまつりとして運営するために実行委員会化を図ったものでございます。
次に、チューリップの経費の件で、消耗品購入費で525万円載っておりますが、こちらは羽村市が球根を購入する経費であります。その下の委託料につきましては、羽村市がチューリップ生産組合に育成を発注している経費でございます。以上です。
120 ◯委員長(山崎陽一) 小宮委員。
121 ◯委 員(小宮國暉) その点はわかりました。確認をしたい件は、まず、観光案内業務の委託ということで、委託された方は、多分、業者の方だと思うのですけれども、それは市の臨時職員的な扱いで委託しているのでしょうか。観光協会を通しているのか、それとも直接雇用契約をしているのかということです。業務委託をしていますね。市が発注しているのですかということです。まず、それが1点ですね。それから、次に、駐車場は観光用ですね。年間か、その部分かというところをもう一度。年間ですね。それから、観光協会に対する事業助成金、これは観光協会の自主財源では間に合わないから助成をしているということだと思うのですけれども、それでよろしいのかどうか。それから、はむら花と水のまつりの、実行委員会形式にしたということで、この予算が認められれば、実行委員会を早急に開いて、30日が実際のオープニングですから、それまでの間に実行委員会を開いて、委員の皆さん、あるいは監査の皆さんとか、いろいろ役員あると思うのですが、ちゃんとした形で承認をとりながらやるべきだと思うのですが、その辺のスケジュール的なものですか、教えていただければと思います。あと、チューリップのことなのですけれども、市が直接買って、保管場所とかはどういう形で管理委託をしているのか。その辺も合わせてお聞かせ願いたいと思います。
122 ◯委員長(山崎陽一)
産業振興課長。
123
◯産業振興課長(宮田満裕) まず、1点目の案内業務に実際、従事する方ですが、羽村市が観光協会に委託しておりますので、そこで従事する方は市の嘱託員とかではございません。受託した観光協会が雇用する方ということになりますので、市の臨時職員ではございません。
それから、駐車場につきましては、先ほど答弁したとおり年間でございます。
あと、観光協会の助成金ですけれども、こちらにつきましては、観光協会の職員の人件費分と管理運営費をもって、こちらに掲載しているものでございます。
それから、花と水のまつりの実行委員会でございますけれども、既に2月8日に第1回の実行委員会を開催しております。こちらで実行委員会化につきましてご説明をさせていただき、実行委員会が発足し、スタートしておりまして、次回3月22日に2回目の委員会を予定し、3月30日のオープニングセレモニーに向けまして詳細を詰めて、充実した内容でおまつりを迎えるために、今、準備に取り組んでいるところでございます。
それから、チューリップ球根の保管につきましては、市が直接発注して購入した後に、先ほど私、チューリップ生産組合と申し上げましたが、生産組合の方たちに引き渡しをして、組合の方々のもとで一時保管をして、植えつけの時期が11月ごろ、多くのボランティアの皆さん、市内の小中学生の児童・生徒の皆さんの協力を得て植付をしておりますが、その植付に備えて購入して、一時保管をチューリップ生産組合の方にしていただいているところでございます。以上です。
124 ◯委員長(山崎陽一) 小宮委員。
125 ◯委 員(小宮國暉) わかりました。先ほどの観光案内業務の中では、前にも他の議員から質問がありましたように、土曜、日曜休んで、人が一杯来るのに、あそこが閉まっていたとか、観光案内がなかったとかというお話も直接聞いていますけれども、その辺のところは、観光協会の扱いの一環として市で指導してもらうよりほかないということなのでしょうか。
それと、もう一つ、チューリップまつりは、観光協会とか、花と水のまつりの事業の一環として扱っていると見てよろしいのでしょうか。その2点で終わりにします。
126 ◯委員長(山崎陽一)
産業振興課長。
127
◯産業振興課長(宮田満裕) 観光案内所の土日の開設という点でございますけれども、昨年も花と水のまつりの期間中の土日につきましては、大変多くのお客様がいらっしゃるということで開所させていただいていたところです。今年も花と水のまつりの期間中につきましては、土曜日、日曜日も窓口を開設することで、今、準備をしているところです。また、それ以外の期間につきましては、以前の一般質問等でもございましたが、土日の開所に向けての経費をこの中に含んでおりますので、通年ということには至りませんが、ハイシーズンの期間の開所を観光協会で取り組んでおります。6箇月分の費用を見込んでおりまして、土日開けた分は平日閉所するような形になりますけれども、そのような形で来訪者へのサービス案内業務の充実を図るものでございます。
それから、チューリップの関係でございますけれども、花と水のまつりの後期はチューリップまつりということで実施してまいりますけれども、市が購入するチューリップの球根につきましては、羽村市が直接チューリップ生産組合に委託して、休耕田、裏作で水田であるところを、農家の皆様のご協力をいただいて、観光資源としてチューリップを植付して、にぎわいを創出しているものであります。観光協会にその全てを、チューリップまつりをお願いしているものではございません。また、観光協会は観光協会で、経費の中でチューリップの球根を買う部分がございますけれども、市の予算に載せているものは、市が行うチューリップの植付の部分でございますので、そこの点につきましてはご理解いただきたいと思います。
128 ◯委員長(山崎陽一) 関連、鈴木委員。
129 ◯委 員(鈴木拓也) 267ページ、今の観光案内業務等委託料のことなのですけれども、ハイシーズン6箇月は土日オープンという話でしたけれども、何月から何月なのでしょうか。それ以外のハイでないシーズンであっても、やはり週末と平日の関係性は変わるわけではないので、通年通じて土日を開けるべきではないかと思うのですけれども、何が障害になっているのか。それができないことですね。そこをお尋ねします。
130 ◯委員長(山崎陽一)
産業振興課長。
131
◯産業振興課長(宮田満裕) 案内所の土日の開設につきましては、先ほど申し上げましたとおり、6箇月分の土日の開所を経費としてこちらの予算に計上しているものでございますが、具体的にいつの時期に開けるかという点につきましては、今、観光協会の中で精査しているところで、具体的にいつからいつという点では、3、4、5月の花と水のまつりの期間中と、秋口の9、10、11月を想定した6箇月となっております。そのほかの時期での開所についての課題でございますけれども、案内業務の他にも経費を伴うような事務等も、観光協会の中の案内所は事務室を兼ねておりますので、そちらでの責任の所在といいますか、観光案内について、多くのボランティアなどの活用もして運用しているところですけれども、一般社団法人となった職員としての窓口従事を行ううえでの代替とか、ボランティアのシフト等についての人材の確保等の課題があると捉えておりますけれども、今後、会員の増員等につきまして働きかけをさせていただきまして、より充実した案内業務ができるように、市としても支援していきたいと考えております。
132 ◯委員長(山崎陽一) 鈴木委員。
133 ◯委 員(鈴木拓也) 人材の確保が難しいというお話でした。わかりました。その下の事業助成金に750万円ほど出しているわけですけれども、専従者は何人いることになっているのでしょうか。
134 ◯委員長(山崎陽一)
産業振興課長。
135
◯産業振興課長(宮田満裕) 観光協会の専従の職員は現在2名です。
136 ◯委員長(山崎陽一) 鈴木委員。
137 ◯委 員(鈴木拓也) 専従の職員2名は週末の勤務ができないということなのでしょうか。
138 ◯委員長(山崎陽一)
産業振興課長。
139
◯産業振興課長(宮田満裕) 専従の職員2名につきましては、花と水のまつりを開催する週末等が一番繁忙期になるので、そういうときにも勤務はございますが、通常の、先ほどのご質問のもととなっている土日の開所等につきましては、その方以外の観光案内に従事するボランティアのガイド等の方々が窓口業務に従事していただく形でやっております。
140 ◯委員長(山崎陽一) ほかに質疑ありませんか。
印南委員。
141 ◯委 員(印南修太) 多分、関連なのですけれども、267ページ、観光振興に要する経費で、実施計画では75ページなのですけれども、施策21、観光に関することで、サイクリングステーションとか国際化対応、観光スポット、予算はついていないのですけれども、事業を検討する中で事業費を算出となっております。事業を検討していく中で、今年のおまつりなどで、マーケティングが非常に重要になってくるのだと思うのですけれども、まず、そのあたりの羽村市のお考えをお伺いいたします。
142 ◯委員長(山崎陽一) 産業環境部長。
143 ◯産業環境部長(橋本 昌) 今、印南委員からお尋ねありました実施計画書75ページでございますけれども、これからの羽村市に外から人を呼び込んでくる施策として、サイクリングステーションであったり、国際化の対応であったり、観光スポット、観光イベントなどを行う周辺の外国語対応などの整備をしていくことを実施計画として掲げているわけでございますけれども、この事業費について、平成31年度の当初予算の中には計上していないのが現状でございまして、引き続きオリンピック・パラリンピック、また、その後の、外部から羽村市に観光客を呼び込んでいくための方策について、今、羽村市並びに関係の経済団体の皆様方と話をしているところでございます。現段階でこれでいくのだという具現化ができているわけではございませんけれども、しっかりとマーケティングを行った上で、できれば官民が連携して事業費を投じて、羽村市に多くの皆様方が来るような環境づくりに努めていきたいと考えています。
144 ◯委員長(山崎陽一) 印南委員。
145 ◯委 員(印南修太) わかりました。要望する場ではないのですけれども、観光振興は羽村市の今後を左右する、今年、来年、非常に重要な年だと思っているのですが、花と水のまつりで観光案内所があるではないですか。そこに私もいたことがあるのですけれども、近年、外国の方が、特に春まつりに来る方が増えてきているのですよ。そこを素通りしてしまうのですね。そこで、なるべく積極的に、英語、中国語、韓国語あたりのアンケート用紙、どこからいらしたのか、何を見て羽村市のこのおまつりに来たのかというぐらいは調査をしていただきたいのですね。予算がついていないので、案内所にいる方にやっていただきたい。そういったマーケティングをしていかないと、ここにある事業を検討する中で事業費を算出するというのが、卓上で、会議室でやっても、形になっていくのに時間がかかると思うので、今後、そういったところを考えていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。
146 ◯委員長(山崎陽一) 産業環境部長。
147 ◯産業環境部長(橋本 昌) 昨年の花と水のまつりにおきましても、観光協会のガイドのご協力もいただきながら、アンケート調査などを行ったところでございます。全てではありませんけれども、私も案内所に詰めている中で、外国人の来訪者が増えているという実感は得ているわけでございまして、今、スマートフォンなどを頼りに来ているような状況があるようでございますけれども、来ていただくと、お店の皆様方も含めて、多摩川の景観、桜やチューリップを楽しんで帰っていただいていて、その影響は今年のおまつりにもなお一層反映されていくものだろうと捉えてございます。そういった中で、今年につきましても、将来のマーケティングをしていくうえでの基礎資料として、様々な形、観光案内所というのが一つの拠点になりますけれども、アンケート調査を実施させていただきながら、外国人の方々、どういった国籍で、どういう手段で情報入手をして来られているのか、そういったものを捉えながら、また、お買い求めいただく商品、ニーズなども把握できれば、なお次に活かせていけますので、将来の観光スポット、周辺環境、今はどちらかというと日本語表示が主体になってしまっておりますので、多国籍の言語などの活用も視野に入れながら、そういった基礎調査に引き続き取り組みながら、そのうえで国や東京都の補助金なども視野に入れて、周辺環境の整備を図っていきたいと考えてございますので、ご指摘の面も踏まえながら取り組んでまいります。
148 ◯委員長(山崎陽一) ほかに質疑ありますか。冨松委員。
149 ◯委 員(冨松 崇) 予算書263ページの企業誘致に要する経費の助成金ですけれども、約760万円、平成30年度と比較して大分増額されていますけれども、これは具体的な見通しがあってなのか、昨年の条例を改正した関係なのか、どういった理由からなのかお伺いいたします。
150 ◯委員長(山崎陽一) 産業企画課長。
151 ◯産業企画課長(河合佐枝子) ただいまの企業誘致に関するご質問ですけれども、平成30年度は167万円の予算を計上してございました。こちらは、企業誘致促進制度では市内の新規創業や転入、また第2工場の新設などによりまして、羽村市内の指定地域において新たに事業を始めた事業所に対して、一定の要件を満たしている場合に、固定資産税、都市計画税相当の3年分を奨励金として交付する制度でございます。平成30年度の当初予算では1社分を計上してございまして、そちらが平成27年に指定しております事業所の2年目に当たるものでございました。こちらは、奨励指定をしてから一度、納税していただいたことを確認して、その翌年に固定資産税と都市計画税相当を交付させていただくものなので、実際にはタイムラグがございます。今回、平成31年度の当初予算としましては、引き続きまして1社の3年目の交付分と、新たに平成29年度に指定させていただきました1社分はここで計上させていただいたものですので、金額が大きく変わっているものでございます。以上です。
152 ◯委員長(山崎陽一) 関連、門間委員。
153 ◯委 員(門間淑子) 企業誘致促進制度、お金だけではなくて、いろいろな働きかけを市はしていると思います。ニプロ株式会社という大きな企業が入ってきて、活気があふれてくればいいと思うのですが、ずっと前から来るよと言われていたイオンタウンですけれども、どうなっているのか、よく聞かれるのですけれども、イオンタウンは現在どうなっているのか、お聞きします。
154 ◯委員長(山崎陽一) 産業環境部長。
155 ◯産業環境部長(橋本 昌) イオンタウンにつきましては、平成24年に日立国際電気から土地を取得して、これまで事業の見直しはございましたけれども、平成31年に事業に着手して、2020年のオープンを目指していくと伺ってございまして、逐次、市とイオンタウンとの間では、事前の協議などは続いているところでございます。ニプロ株式会社に土地の6割を売却して、今、4割が羽村街道沿いに約2万4000平方メートルほど所有をしてございますので、大きく、建物の形状だとか、テナントの入れ替えなどの状況が変化しているわけでございますけれども、イオンタウンとして出店をしていく考えに変わりはないというところで、今、諸般の準備がイオンタウン内で進められているところでございます。以上です。
156 ◯委員長(山崎陽一) 門間委員。
157 ◯委 員(門間淑子) そうしますと、2020年にオープンを目指しているということだけが今、わかっているということですね。そのほかのことはまだよくわかっていないというのでしょうか、ニプロ株式会社は工場が造られている中で、隣の土地のイオンタウンはというのはよく聞かれる話で、ただ、2020年度オープンを目指していることだけは決まっているということでいいのですね。
158 ◯委員長(山崎陽一) 産業環境部長。
159 ◯産業環境部長(橋本 昌) 今、ニプロ株式会社東京施設の建設工事が始まっているわけでございますけれども、ご承知かどうか、イオンタウンが所有しております2万4000平方メートルについて、土地を一時、ニプロ株式会社の請負業者に賃貸借をしているような状況もございます。そのことも市も承知をした上で、周辺環境に配慮した形で順次工事を行っていくという段階でございます。そういったものも見据えながら、要は並行してイオンタウンにおきましては、社内で見直しをしたうえでの建築計画、またテナント計画などを練っている最中でございまして、逐次、市との間においても事務折衝が行われている最中でございますので、今、その考えに変わりはないということで、進捗している状況でございます。
160 ◯委員長(山崎陽一) 関連、水野委員。
161 ◯委 員(水野義裕) 今の産業振興の話で、今年度は2社分、従業員は何人ぐらいで、そのうち市内在住はどのぐらいかという数字は押さえていますか。
162 ◯委員長(山崎陽一) 産業企画課長。
163 ◯産業企画課長(河合佐枝子) ただいまのお尋ねでございますが、今年度予算措置をしております2社につきましては、従業員数は、引き続き助成金を交付させていただく企業が指定日時点で47名、もう一社、今回の予算で新たに計上しております部分で、指定日時点で120名という数字を把握してございます。そのうち平成31年度に新たに交付させていただく企業につきましては、雇用促進奨励金の部分、奨励企業の指定を受けた事業所で、新たに羽村市内で創業されるときに、事業所開設時に羽村市民を新たに常用雇用者として雇用した場合に交付されます雇用促進奨励金が5名分、支給をさせていただくものが加算をされております。以上です。
164 ◯委員長(山崎陽一) 水野委員。
165 ◯委 員(水野義裕) 今の47名とか120名というのは、この企業が来たことで増えた人数と。今、2社を合わせて、市民として確認できているのは、補助金の申請があった5名分と、そういう理解でよろしいですか。
166 ◯委員長(山崎陽一) 産業企画課長。
167 ◯産業企画課長(河合佐枝子) ただいまお答えしました数字は、その企業の従業員数でございまして、今回新たに交付させていただく企業の5名につきましては、新たに羽村市内にお住まいの方を雇用した人数でございまして、その従業員の方の住居地、市内か市外かという数字については把握してございません。以上です。
168 ◯委員長(山崎陽一) 関連、鈴木委員。
169 ◯委 員(鈴木拓也) 今の2社ですけれども、業種は何の業種なのか、お尋ねします。
170 ◯委員長(山崎陽一) 産業企画課長。
171 ◯産業企画課長(河合佐枝子) 2社ともに電機機械の器具製造業と把握しております。以上です。
172 ◯委員長(山崎陽一) 鈴木委員。
173 ◯委 員(鈴木拓也) 細かいのですが、何点かお聞きします。235ページに創省エネルギー化助成金なのですけれども、少し予算がダウンしておりまして、今年度は9月で予算がいっぱいになって、募集をそこで止めたことになっているので、それとの関係で減らすのは大丈夫なのかという気がするのですけれども、それをお聞きします。
2点目、同じく235ページで、羽村×八丈エコ教室なのですけれども、説明書でも充実となっていまして、予算も増えております。この内容がどういう形に充実させるのかをお聞きします。
3点目が237ページの中ほどあたりで、環境調査用備品というのが上がっていまして、170万円ほどなのですけれども、これは何を買うことになっているのか、お尋ねします。
4点目が247ページの一番下にありますリサイクルセンター施設運転業務委託料が400万円近くアップしております。この理由が何かという点をお尋ねします。以上です。
174 ◯委員長(山崎陽一) 環境保全課長。
175 ◯環境保全課長(神尾成也) まず、1点目の創省エネルギー化助成金の関係なのですけれども、過年度の実績等精査という中で、私どもで把握しておりますのは、この中で大きな件数を占めます太陽光発電が、固定買取制度というものが始まって、当初は40円程度だったものが、直近では20円程度になってきていると。そういったことから件数が減ってきていると。そういったことも考慮しながら、今回の予算額とさせていただいております。
次に、2点目の羽村×八丈エコ教室の関係ですけれども、今まで羽村市の団員が八丈島に行っていたと。4泊5日の行程でやっていたのですけれども、より八丈島との連携を深めるといったことで、八丈島の方も市内に呼んでくると。つまり、羽村市に呼んでくると。そういった形で、2泊分だけ、6泊7日という形で日数を増やしております。その関係で予算を膨らませております。
3つ目は、環境調査用備品の関係ですけれども、騒音や振動の計測機器が老朽化しておりまして、新たに計測とかデータ分析等が一括でできるような機械として予算計上させていただきました。以上となります。
176 ◯委員長(山崎陽一)
生活環境課長。
177
◯生活環境課長(鈴木宏哉) リサイクルセンター運営業務委託料の増額ですが、こちらは主には人件費、昨今の人件費のアップで、人件費を計上させていただいております。あと、もう一つ、この委託には、この業者が建設重機などを持ち込むことを仕様書で謳っておりますので、その辺の諸経費、消費税もまた上がっているという部分で、人件費と主には消費税の増税部分の見込みです。以上です。
178 ◯委員長(山崎陽一) 鈴木委員。
179 ◯委 員(鈴木拓也) 創省エネなのですけれども、太陽光は確かにFITの関係が、インセンティブか弱まってしまっているので、減ってくるのはわかるのですけれども、かなりメニューも羽村市も増やしまして、その利用も増えてきている。恐らく平成30年度は消費税の駆け込み需要があって少し増えたのではないか。平成31年も10月までは引き続きそういう傾向があって、このチャンスにということで、取り組まれる方も増えるのではないかとも考えるのですけれども、そういう要素も含めて大丈夫と見込んでいるのかどうか、お尋ねします。
それから、羽村×八丈エコ教室なのですけれども、わかりました。確認しますと、羽村市の子どもたちが八丈島に同じように行くわけですね。その後、羽村市に帰ってきて、向こうの子どもたちも引き連れてみたいな形になって帰ってきて、さらにこちらで学習を充実してやることになるのかどうか、確認させてください。
それから、3点目の計測器を新調するということはわかりました。何かしら観測の内容も、例えば、よりいろいろなことがわかるようになるとか、精密にわかるようになるとか、調査の中身も変わってくることになるのかどうか、そこをお尋ねします。
それから、最後のリサイクルセンター、人件費は時給換算ですといくらからいくらに上がることになっているのか、お尋ねします。
180 ◯委員長(山崎陽一) 環境保全課長。
181 ◯環境保全課長(神尾成也) 1点目の創省エネの関係ですけれども、鈴木委員おっしゃるとおり、駆け込み需要等もあるかもしれませんけれども、今の段階ですとわからない話ですので、今回は過年度の実績とか、先ほどの繰り返しになりますけれども、FIT制度の関係とか、そういったところの結果等を踏まえまして、今回の予算計上とさせていただいております。
2点目の羽村×八丈エコ教室ですけれども、鈴木委員おっしゃるとおり、八丈島に一回行って、引き続き羽村に帰ってくると、そういったことになっております。今年度は日程の関係がありまして、先に羽村市に来てから八丈島に行くことになっています。
計測器の関係は、調査する内容は違うのですけれども、いろいろな分析データがわかるようになってきたと、そういった仕様になっているものを購入する予定となっております。
182 ◯委員長(山崎陽一)
生活環境課長。
183
◯生活環境課長(鈴木宏哉) リサイクルセンターの人件費のアップの関係ですが、こちらにつきましては、市の職員に準じて改定を個々に掛けて考えております。基本的には、パート職員も、羽村市の臨時職員がアップした同額を掛けておりますし、正職員の部分は職員の改定率を掛けて算出してございます。以上です。
184 ◯委員長(山崎陽一) それでは、しばらく休憩いたします。
午前11時59分 休憩
午後1時00分 再開
185 ◯委員長(山崎陽一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
ほかに質疑ありませんか。
門間委員。
186 ◯委 員(門間淑子) 4つぐらいになると思うのですけれども、質問します。予算書の235ページ、創省エネルギー化助成金とリユース食器貸出事業助成金についてですが、創省エネルギー化助成金は、さっき太陽光発電が少なくなったためということもありましたけれども、44件と見ています。太陽光発電がなくなるからということで44件を見積もったのかということですね。同時に実施計画では、平成31年度に助成制度見直しを検討するとありますが、これはどういう方向で見直していくのかですね。産業と環境の融合ということでの産業環境部として、創省エネルギー助成制度についてどう見直すのかということですね。それから、リユース食器については、平成30年度、5万3000個を予定していたのが、平成31年度は4万6000個を見ているわけですけれども、大分少なくなっていまして、これはどういうことでこうなっているのかということですけれども、これもまた見直しの方向にあるようですけれども、全体として、低炭素化設備などへの普及促進というものについて、どういう方向性を持っているのかをお聞きします。
それから、その後ろの237ページの航空機騒音測定装置についてですけれども、横田基地からの航空機騒音がここで非常に多くなっていて、国の測定ポイントが13箇所、基地の周辺にあるということでしたけれども、羽村市にはなくて、昨日の夜もそうだったのですけれども、オスプレイが非常に低空で飛んでいて、危険性が増しているということで言うと、国の測定場所を羽村市内に作ってもらうか、あるいは市のほうで基地交付金の中から新たに測定場所を設置するか、何らかの対策が必要なのではないかと思うのですけれども、この件に関しての考え方をお聞きします。
それから、もう一つは、245ページの三多摩は一つなり交流事業業務委託料というのがありまして、三多摩一つなり交流事業というのがあるのは知っていますが、こういう委託料は今年の予算書で初めて入ってきたわけですね。一つなり交流事業補助金が50万円ですか、補助金が入って、同額、委託料で出ていくわけで、こういう補助金が入って、同じだけ出ていくというお金の流れは、循環組合のほうで決めているのでしょうけれども、どんな意味があるのか。羽村市の予算書の中にこれを入れることで、市としてどういう意味が出てくるのか、よくわからないのですけれども、これが入ってきた経緯についてお尋ねします。
それから、もう一点は、261ページ、産業福祉センターになりますけれども、平成31年度は修繕費用が出ていますが、どういったところを修繕していくのか、今後どれぐらい産業福祉センターは維持されていくのかについてお尋ねします。
187 ◯委員長(山崎陽一) 環境保全課長。
188 ◯環境保全課長(神尾成也) 1点目の創省エネルギー助成金の予算の計上の考え方ですけれども、実施計画書の44件の中には太陽光を含んでおります。また、この創省エネ制度とか、サンセット事業になっておりまして、今の事業は、平成32年度は見直す意向になっておりますので、実際にどういった創省エネ対策が効果的かどうかというところも継承して、平成32年度以降は臨んでいきたいと考えております。あの中には、消費生活展からご要望があったエコポイント制度的なものも含めて研究をしていきたいと考えております。
2点目のリユース食器の関係ですけれども、件数自体は増えてはいるのですけれども、産業祭とかイベントのときに結構多く発注しておりまして、その分を精査して、その関係で事業費を見直しているような内容となっております。以上です。
189 ◯委員長(山崎陽一) 企画政策課長。
190 ◯企画政策課長(ぬで島孝文) 基地の航空機に起因します騒音の測定に関する国の測定ポイントを増設するという件でございますが、これは門間委員ご指摘のとおり、国の責任においてきちんとした騒音測定を行うべきだということを、東京都と5市1町で協議いたしまして、例年行っております総合要請がございます。この総合要請の中でも、今年度については、特に国の騒音測定ポイントを増設するようなことを申し入れを行っておりまして、引き続き、その状況に応じて今後も要請を続けていきたいと考えております。以上です。
191 ◯委員長(山崎陽一)
生活環境課長。
192
◯生活環境課長(鈴木宏哉) 三多摩は一つなり事業の件でございますが、こちらにつきましては、平成25年、平成27年、平成28年と、近年では3年間実施してまいりまして、平成29年、平成30年では実施を見送ってきたもので、ここでまた改めて再開しようと思って計上したものです。こちらの事業につきましては、門間委員ご指摘のように、歳入に関しては50万円ありまして、事業費も同額の50万円という事業になっています。こちらについては循環組合から支給されるもので、この事業自体は循環組合の廃棄物を搬入する組織団体と日の出町の皆さんそれぞれが住民同士の交流を深めて、ごみを受け入れてもらっている側と受け入れる側の相互理解を図ろうということで実施している事業です。こちらで近年3年実施した際にも必ず、谷戸沢処分場など廃棄物処分の現状を見てもらって、こういう施設に私たちはお世話になっているのだよということで、そういう現状を見ながら、また日の出町の町民と触れ合う時間などを設けたりすることで交流を深めながら、ごみ現状の意識啓発を図っているものです。以上です。
193 ◯委員長(山崎陽一) 建築課長。
194 ◯建築課長(山本和晃) 福祉センターの修繕料の関係でございますが、建物の中の照明器具が故障しているという部分がありますので、全部で41台のLED化を考えております。そのほか、キュービクルの修繕等を行う予定を考えております。今後どうしていくのだという部分につきましては、施設の修繕につきましては、施設を安全に利用していただくため、営繕内容を施設管理者と相談しながら、適時行っていきたいと考えております。以上です。
195 ◯委員長(山崎陽一) 門間委員。
196 ◯委 員(門間淑子) 三多摩一つなり事業からお聞きしますけれども、この事業がずっと続いていて、日の出町で交流があって、みんながそこに行ってオオムラサキを見たりとかいうのは、事業の内容はわかっているのですけれども、50万円を補助して、また50万円委託料という、このお金の流れなのですけれども、こんなふうにしなければならない必然とは何なのでしょうか。循環組合のほうで各自治体にPRしてくださいねという呼びかけとか、しているのだと思うのですけれども、わざわざ50万円出して、わざわざ委託金としてまた戻していくみたいな話ですね。こういうやり方は無駄ではないかなと思うのですけれども、どうなのでしょうか。
それと、航空機騒音のほうなのですけれども、13ポイントあるということでしたが、ポイントのないところ、ポイントのあるところとあるのだと思うのですけれども、羽村市はないわけですけれども、それを決める要因があるのかどうか。毎年、総合要請でやっているということのようですけれども、なかなか実施されていないわけですね。パラシュートが落っこちたり、降下訓練とかが頻繁にある中で、測定箇所が2箇所なのですけれども、市としては、それでいいと思っているのかどうか。市としてももう少し増やすべきではないかと思うのですけれども、どうでしょうか。
それから、リユース食器を今まで多く見積もっていたからということはわかりました。実績に合わせてということなのでしょうけれども、助成制度の見直しについては、ポイント制度を見直していくということでしょうか。それだけでは見直しとは言えないと思うのですけれども、全体として、低炭素社会への市としての取組みの中で、助成制度をどう捉えているのかということになると思うのですけれども、それについて、もちろん助成制度というのはしばしば見直していく必要があると思うのですけれども、CO2削減に向けて市としての姿勢を示すものでもあるので、ポイント制だけではやはり不十分と思うのですけれども、いかがですか。
197 ◯委員長(山崎陽一)
生活環境課長。
198
◯生活環境課長(鈴木宏哉) 三多摩は一つなり事業の件ですが、歳入歳出の流れというのは、何故こうなったかというのは、私どもも詳しいところはわかっておりません。ただ、1つ言えるのは、私たち羽村市が実施主体となることによって、羽村市でも受け入れているところのことを考えて一生懸命取組みをしているよとか、そういった羽村市の現状を伝えやすいとは思います。向こうからお客さんのように来てくださいより、こちらから積極的に何かをやることのほうが、こちらの現状、こちらが本当に思っているところを理解してもらえると思いまして、それで実施側に経費が一旦ついているものだと考えております。以上です。
199 ◯委員長(山崎陽一) 企画政策課長。
200 ◯企画政策課長(ぬで島孝文) 2点目でお尋ねをいただきました航空機騒音測定のポイントの件でございますが、門間委員ご指摘のとおり、国の騒音自動測定器の設置位置につきましては13箇所になってございます。これがどのような形で配備をされているかということでありますが、具体的な基準は特にお聞きしておらないのですが、やはり騒音に影響が非常に大きな箇所が選ばれていると地図上は見てとれまして、滑走路の延長線上を中心に配備がされております。北からいきますと飯能市、それと南では日野市、こうした滑走路の延長線上に13箇所配置をされているという形になってございます。門間委員ご指摘のとおり、羽村市には騒音測定ポイントはないのですが、先ほども申し上げましたとおり、今年の要請には必要な騒音測定箇所の増設を盛り込むように、私どもからも要請に入れさせていただいております。
また、市としても、これは独自に増やすべきではないかという件でありますが、国のポイントとともに東京都の環境局も周辺で騒音測定を行っております。これに関しましても、定点と、さらに移動のポイント、常時ではないようなポイントがございます。これには羽村市も含まれておるのですが、そうした総合的な状況の中での測定の結果が捉えられると認識しておりますので、その状況に応じまして、5市1町、今後も連携しながら必要な要請を行っていくということでございます。以上です。
201 ◯委員長(山崎陽一) 環境保全課長。
202 ◯環境保全課長(神尾成也) 3点目の創省エネ制度の見直しの関係ですけれども、サンセットで行うということでして、補助制度も、今、いろいろ事業ありますけれども、費用対効果とか、効果の高いものなどもいろいろ研究していって、メニュー自体の見直しもやっていくと、そういうことになっております。あと、ポイントにつきましては、環境に関する補助制度がいくつかございますので、一括してまとめて、包括的な補助制度も研究していきたいと思っております。以上です。
203 ◯委員長(山崎陽一) 門間委員。
204 ◯委 員(門間淑子) 三多摩は一つなり交流事業、日の出町の処分場に私たちのごみの搬入をしていただいているわけで、それを減らしていくというのはとても大事なことで、当然なのですけれども、循環組合から補助金が出て、また戻っていくというやり方がなくても、別に交流事業はやっていかれると思うのですけれども、50万円が来たから50万円を委託するということなのでしょうか。そうではなくて、ごみの焼却処理に至る全体の流れの中で、発生から最終処分までをきちっと減らしていきましょうよという羽村市の方針があると思うので、その中に位置づければ、50万円が来て、50万円が出るみたいなことがなくても、全体の事業としては進んでいけるのではないかなという気がするのですけれども、私は50万円の流れがよくわからないのです。
205 ◯委員長(山崎陽一) 産業環境部長。
206 ◯産業環境部長(橋本 昌) 三多摩は一つなり交流事業でございますけれども、直近は平成28年度まで行ってきたわけですが、資源循環組合から50万円の交付金が出るわけでございますけれども、その50万円の予算を各組織団体の自主性に合わせて、事業の内容を組んでいるわけでございます。羽村市におきましても、これまで、私どものリサイクルセンターであったり、組織団体の西多摩衛生組合であったりというところも見学もしていただきながら、羽村市が取り組んでいる資源循環型社会を目指した取組みについて、日の出町の住民の方々にもご説明し、ご理解を得る機会と、その場所に羽村市民の応募も募って、お互いに交流していきながら、三多摩の一つの地域の中で、ごみの発生から最終処分に至るまでの過程を学習していく、そのことによって相互理解を深めていくというのが事業の趣旨でございますので、組織団体に対して50万円、上限で出ているものでございますけれども、その中身を企画していくのは各組織団体である羽村市となりますので、羽村市として、これまで風のおわらの見学をしていただいたこともございました。また、桜まつり、チューリップまつりを見学していただいたこともございました。当然、そこら辺は、一つの環境学習でありますけれども、主には、西多摩衛生組合やリサイクルセンターなどとともに、羽村市のごみの収集の形、また処分の経過などをご理解いただく中で相互交流を深めていくというものでございますので、そういった視点で行っていますから、ただ単に交付された50万円を型どおりのものとして支出をしているものではないと捉えてございます。
207 ◯委員長(山崎陽一) ほかに質疑ありませんか。
水野委員。
208 ◯委 員(水野義裕) 予算説明書の38ページのし尿及び浄化槽汚泥の共同処理の実施ということで、ごみなどは一部事務組合を作ってやるのですが、青梅市に委託ということだけれども、羽村市だけではなくて、いろいろやるので、委託という形になったのと、それから、一部事務組合をつくってというあたりの違いというか、こういう形になった経緯について一度説明してほしいと思います。
209 ◯委員長(山崎陽一)
生活環境課長。
210
◯生活環境課長(鈴木宏哉) 青梅市への委託に関しては、先行して瑞穂町と福生市が既に行っております。そこに今度、羽村市も加わるという形になるのですが、一般的に言われていることでは、一部事務組合を設立する場合に比べて、経費面が比較的コンパクトにできるということがあります。今回のし尿処理に関しても、一部事務組合で大きな組織を立ち上げるよりも、こちらの委託で効率的にやったほうがいいだろうということで、こちらの委託を選んでおります。以上です。
211 ◯委員長(山崎陽一) 水野委員。
212 ◯委 員(水野義裕) 委託費の妥当性についてはどのように検証していくつもりかを伺います。
213 ◯委員長(山崎陽一)
生活環境課長。
214
◯生活環境課長(鈴木宏哉) こちらの委託費に関しましては、基本的には4団体の処理量をそれぞれの処理量で案分した金額をそのまま掛けるようになりますので、どこが高い、安いということではなく、処理量に応じた負担金となりますので、その量をもって検証することになります。以上です。
215 ◯委員長(山崎陽一) 産業環境部長。
216 ◯産業環境部長(橋本 昌) し尿及び浄化槽汚泥の共同処理の実施でございますけれども、
予算案説明書の38ページでございますけれども、補正予算もお認めいただいたところでございますけれども、本年の4月から青梅市に事務委託という手法を使って行うものでございます。一部事務組合ではなくて、一部事務委託でございます。根本は羽村市クリーンセンターの施設が立地から20年以上が経過して、施設が老朽化しているということがある一方で、都市化の進展とともに公共下水道の普及に伴って、羽村市から発生するし尿並びに浄化槽汚泥が著しく減少していることが背景にあるわけでございます。こういった中で、費用対効果の観点から、事務委託という形で、青梅市のし尿処理場に本年4月からさせていただくものでございまして、羽村市から発生する今後の見通しについても、し尿並びに汚泥は減少していく見込みでありますことから、クリーンセンターを大規模修繕して維持していくのではなくて、青梅市に事務委託させていただく手法をとったものでございます。以上です。
217 ◯委員長(山崎陽一) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
218 ◯委員長(山崎陽一) 質疑なしと認めます。
時間の関係もありますので、ひとまず、衛生費、労働費、農林費及び商工費関係の質疑を終わらせていただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
219 ◯委員長(山崎陽一) ご異議なしと認めます。しばらく休憩します。
午後1時25分 休憩
午後1時27分 再開
220 ◯委員長(山崎陽一) 休憩前に引き続き会議を再開します。
これより、土木費及び消防費関係の質疑に入ります。予算書のページは、268ページから301ページまでです。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
高田委員。
221 ◯委 員(高田和登) 予算書の299ページ、
予算案説明書だと34ページになります。気象観測装置の導入について質問させていただきます。1つは、いつから導入予定でしょうか、教えてください。また、今後の増設予定はあるか教えてください。
222 ◯委員長(山崎陽一) 防災安全課長。
223 ◯防災安全課長(中根 聡) ただいまの気象観測装置についてのご質問でございますが、まず1点目でございます。導入はいつかということですけれども、こちらにつきましては、4月以降の契約という形になりますので、はっきりとは申し上げられませんが、梅雨前の5月中を目指して進めていく考えでございます。
また、2点目でございます。増設についてでございますが、こちらにつきましては、羽村市としても、ここで初めて導入するものでございますので、導入した後にいろいろな方向から検討して、その後のことはその後にまた考えていきたいと思っております。以上でございます。
224 ◯委員長(山崎陽一) 高田委員。
225 ◯委 員(高田和登) この気象観測装置はPOTEKAと言われていますけれども、市民は羽村市の気象データをインターネットを使って無料で入手できる装置です。その周知について、市民に対してどのようにやる予定なのか教えてください。
226 ◯委員長(山崎陽一) 防災安全課長。
227 ◯防災安全課長(中根 聡) ただいまのご質問でございますが、こちらにつきましては、市公式サイト、広報はむら、ポスター掲示、チラシの配布など、様々な媒体を活用して周知していく予定でございます。以上です。
228 ◯委員長(山崎陽一) 高田委員。
229 ◯委 員(高田和登) この気象観測装置を導入すると、暑さ指数とか、雨量の情報だとか、いろいろなものが手に入る、11種類ぐらい入るのですけれども、市民が安全・安心に生活するために貴重な情報になると思います。羽村市としては、この気象情報をどのように活用していく予定でしょうか。
230 ◯委員長(山崎陽一) 防災安全課長。
231 ◯防災安全課長(中根 聡) こちらの装置につきましては、まず、気象情報といたしましては、基本的には現在行っております気象庁とのホットラインを軸にしていく考えでございますけれども、こちらの装置を活用することによりまして、これから得られる情報はより地域に密着した情報と捉えてございますので、例えば、暑さであれば熱中症の注意喚起、それから、雨量であれば豪雨情報伝達、市民の方へのですね、こういうものの活用を想定しております。以上です。
232 ◯委員長(山崎陽一) 浜中委員。
233 ◯委 員(浜中 順) 予算書277ページの土木費の道路維持整備に要する経費が、平成29年度、平成30年度、平成31年度で、額が大幅に変化していますけれども、その理由をお聞かせください。
234 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
235 ◯土木課長(杉山 誠) 道路の舗装、維持補修につきましては、平成29年1月に作成しました道路改修プログラム、皆様にもお配りしているところでございますが、それに基づいて今までもやってきたところがあります。その中で、置かれている現状ですとか、社会状況ですとか、あとは舗装の状況、そういったものを加味して、ローリングしながらやってきているわけなのですが、来年度、平成31年度につきましては、計画に基づいた路線をピックアップしまして予算化したところでございます。
236 ◯委員長(山崎陽一) 浜中委員。
237 ◯委 員(浜中 順) その計画の達成度というのですか、その計画に見合って進んでいるのかどうか、その辺も教えてください。
238 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
239 ◯土木課長(杉山 誠) 実際のところ、進捗率でございますけれども、平成31年度施行が完了しますと、プログラムで言う進捗率でいきますと25.7パーセントの達成率となっておりますので、当初作成しました予定とは若干遅れが生じておりますが、今後もそのプログラムに則とって、また状況に応じて積極的に舗装を進めていきたいと、そのように考えております。
240 ◯委員長(山崎陽一) 関連、中嶋委員。
241 ◯委 員(中嶋 勝) 277ページの今のところなのですが、工事請負費で市道改修等工事と市道補修等工事と分かれております。ちょっと見ますと、市道改修等工事は202号線の歩道改修のほうかなと思います。市道補修等工事がそれぞれどの場所の補修になるのかというところをお聞きします。
242 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
243 ◯土木課長(杉山 誠) 平成31年の予算書から、市道改修等工事と市道補修等工事ということで科目名が変更されておりますが、内容としましては、市道改修等工事は基本的に平成30年度の道路補修等工事の(補助)が改修工事としての部分でございます。市道補修等工事については、補助対象外の部分補修をやるところなのですが、まず1つ、改修工事につきましては、道路補修工事としまして現在4路線を予定してございます。読み上げますと、市道202号線、川崎街道でございますが、そちらの道路補修。それと1039号線、こちらは武蔵野公園の北側の6メートル道路でございますが、市役所通りまでの間を補修する予定でございます。それと、市道2090号線、これは五ノ神2丁目にあります富士見郵便局の前の通りですが、駅前中央通りから羽村街道の区間を補修工事をさせていただくと。続きまして、市道2122号線、これは企業名を申し上げますと緑ケ丘3丁目の富士フレーバーがありまして、その前の舗装を修繕させていただく予定でございます。それと、先ほど中嶋委員からお話がありました市道202号線の道路の歩道の改修でございまして、ニプロ株式会社が建設しております路線についての歩道の改修を行うということでございます。もう一つ、市道の補修でございますが、これは部分的な補修でございまして、現在は市役所通りの市道101号線の神明台地区を中心に部分的な補修を進めていくという形で予算を計上させていただいております。以上です。
244 ◯委員長(山崎陽一) 中嶋委員。
245 ◯委 員(中嶋 勝) よくわかりました。補修工事の今、ご説明いただいたところなのですが、優先順位をつけて判断して来年度にということで、その中の市道202号線についてちょっとお聞きします。三矢会館の前の通りかなと思いますけれども、ここの道は瑞穂町へ抜ける南北道路ということで、結構交通量も多いということで、しかも舗装に段差がいくつもあるために、車両が通るたびに振動が起きて、近隣の住民が悩んでいるというご相談もあると聞いておりまして、特に早朝とか深夜となると、さらに響くということで、悩みは深いと聞いております。この辺の苦情というか、お声は担当課には入っているのでしょうか。
246 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
247 ◯土木課長(杉山 誠) 今のは三矢会館の市道202号線の辺りだと思いますけれども、その周辺の方から個人的にそういったご要望は今のところ、私どもは承っておりませんけれども、その先の武蔵野小学校の付近の方からはそういった情報がございまして、単価契約での修繕で対応したという経緯はございます。
248 ◯委員長(山崎陽一) 中嶋委員。
249 ◯委 員(中嶋 勝) 相談したと言っていたのですけれども、その辺の行き違いはあるかと思いますけれども、そうすると、この路線ですけれども、三矢会館の前、信号の手前からというところで、この計画書を見ると300メートルの間で補修を行うということでよろしいのでしょうか。両車線打ち替え工事ということでよろしいのでしょうか。そうすると、近隣住民の方のお悩みも解消できるという思いでよろしいのでしょうか。
250 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
251 ◯土木課長(杉山 誠) 市道202号線の舗装につきましては、全長約300メートルということで、武蔵野小学校の前面から動物公園通りを挟みまして、三矢会館からずっとやっていくという形になります。全面的に舗装の打ち替え工事をやりますので、基本的には舗装の継ぎ目は無くなっていくとなりますので、そういった段差ですとか、振動ですとか、そういったものについては解消できるはずだと思っております。
252 ◯委員長(山崎陽一) 関連、冨松委員。
253 ◯委 員(冨松 崇) 今の277ページの道路維持整備に要する経費、その下の街路照明施設整備に要する経費、両方とも予算が増えているのですけれども、平成32年度以降も実施計画に沿って進めていく予定なのか、お伺いいたします。
254 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
255 ◯土木課長(杉山 誠) 今、ご質問の市道の補修につきましても、街路灯の改修、LED化につきましても、現在、計画をつくって進めておりますので、平成31年、平成32年度以降も、その計画に基づいて進めていきたいと、そのように考えております。
256 ◯委員長(山崎陽一) よろしいですか。では、鈴木委員。
257 ◯委 員(鈴木拓也) 同じく道路の277ページで、道路ストック点検業務委託料と入ってきていまして、これがどういう内容なのかお尋ねします。
258 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
259 ◯土木課長(杉山 誠) こちらの道路ストック点検業務委託料でございますが、橋梁とかトンネルとかと同じような考え方がありまして、道路法でいきますと5年に1回の法定的な点検をすることとなってございます。その一環で道路ストック点検を行うわけですが、内容につきましては、平成26年度に行っております道路の法面、擁壁、そういったところの点検を行うものでございまして、5年目に当たる平成31年度に道路ストック点検ということでやっていきます。内容としては、羽加美栄立体交差の擁壁ですとか、あとは小作駅東口のペデストリアンデッキ、または様々な箇所にあります石積みの擁壁といいますか、法面がございますが、そういった所の点検を行う業務委託でございます。
260 ◯委員長(山崎陽一) 鈴木委員。
261 ◯委 員(鈴木拓也) わかりました。市内全体を点検するという意味ではなくて、特定のところが順番に順番に点検されるように、今、ご答弁いただいたようなところを中心にやるという理解でいいのかどうか、お願いします。
262 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
263 ◯土木課長(杉山 誠) 基本的には、災害時ですとか、維持管理の状況によって、例えば、崩れてしまって道路が塞がってしまうとか、そういったところがこの5年に1回の法定義務で点検するような形になっておりますので、私どもで市内全体を巡回した中でピックアップした箇所を点検するという形になってございます。
264 ◯委員長(山崎陽一) ほかにありますか。門間委員。
265 ◯委 員(門間淑子) 2点お尋ねします。予算書277ページの街路照明施設についてですけれども、これはたしか昨年の質問の中では、平成35年までの計画に延ばしたというお話があったと思います。そのときに1,627基が済んでいるのだというお話でしたが、当初の予定では2,331基だったわけですが、多少増があるのかもしれませんが、どういうバランスでやっていこうとしているのか。平成31年度は何基ぐらいここで整備されるのかをお尋ねします。
もう一つは、287ページの水上公園の指定管理委託料の中で、今回、流れるプールが休止になるわけですけれども、老朽化したというお話もありました。今年の夏、プールがないわけですけれども、夏、プールがないことをどう市民の皆さんにご説明するのか、あるいは水上公園のプールは今後どうなるのか、財政が厳しいからずっと休止ということでもないのかと思うのですけれども、流れるプールというのはなかなかなくて、珍しいという話もあったわけですけれども、目玉でもあったわけですが、このプールはどうしていくつもりなのかについてお尋ねします。
266 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
267 ◯土木課長(杉山 誠) まず、1点目の道路照明施設改修工事でございますけれども、昨年度、LEDの寿命等を勘案して、今後発生する維持管理も平準化していくという考え方から、当初の予定よりも延長した形で10年間の改修ということで計画を立てているという状況でございますけれども、平成31年度につきましては、実施計画にもお示ししてございますけれども、255基のLED照明への変更を予定してございます。
続きまして、2点目の水上公園でございますけれども、水上公園につきましては、施設の老朽化もそうですが、まず、皆様の周知につきましては、様々な媒体を駆使して皆様に説明させていただきたいと思っております。また、学校や教育委員会とも相談いたしまして、子どもたちにどのような形で休園ということをお知らせするかも相談して進めていきたいと考えております。
また、今後につきましては、現在、内部の検討委員会を立ち上げて検討していくところでございますが、今までプールも1箇月半程度の運用だったわけで、費用に対する効果ということもありますけれども、今後、維持補修をしていく中で、老朽化していますので、非常に経費がかかっておりますので、そういったものを加味して、今後のあり方について、水上公園を今後どうしていくかを検討していきたいと考えております。以上です。
268 ◯委員長(山崎陽一) 門間委員。
269 ◯委 員(門間淑子) プールのほうからお聞きします。老朽化していると。その老朽化を修繕するとしたら、今年の夏はないということになるわけですけれども、突然ないわけですが、老朽化の修繕をするとしたら、どのぐらいの費用になるのか、そういうことも検討はされたのかどうかですね。暫定修理が可能なのかどうか。少なくとも、かなり時間を置いて、理解を得て、やめていくという方向ではなく、今回、突然出たわけで、東京で子どもを育てやすいまちというキャッチフレーズがどうなのかなと思ってしまうぐらいなのですけれども、夏にプールがないことに対してどう思っているのか。それと、学校のプールはどうなるのか。このことで増えるとかいうことではないでしょうから、子どもたちは、プールのない時期をこの夏は過ごすということになるわけですね。そのことについてどう思っているのかということです。
それから、LED照明は、今年255基ということで、これまで地域が決められていました。いつごろまで、どの地域ということでしたけれども、その地域は、地域整備ではなくて、必要なところからという発言も去年あったわけですけれども、地域の整備方針は変わって、重点化政策のほうに変わったと理解していいのでしょうか。
270 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
271 ◯土木課長(杉山 誠) まず、プールの修繕費でございますが、プールの設備でございますけれども、ろ過ポンプと給水ポンプが故障してしまっている現状があります。来年度、プールを開園するにあたっては、修繕費の見積もりをとりましたところ、6600万円ほどの修繕費が発生するという段階に来ております。そういったことも加味した中で、行政改革の中で検討して、休園という結論を出したところでございます。また、子どもたちの夏のプールということになりますけれども、今の段階で水上公園に変わった代替は考えてはございませんけれども、羽村市にはスイミングセンターなどもございますので、ぜひそちらをご利用いただければとは思ってございます。いずれにしましても、今後の検討の中で、子どもたちのためのプールの考え方ですとか、水上公園のあり方も含めて検討していきたいと考えてございます。
続きまして、街路灯の改修でございますけれども、平成31年度につきましては、羽加美3丁目、4丁目を中心に整備してまいります。その後、羽中、川崎、玉川という順番で、過去と同じ考え方でやってまいります。ただ、重点的なところからというお話が先ほどありましたけれども、私の回答の中で、平成30年度が200万円の予算でございましたので、数の少ない交換になってしまうところがありましたので、そこが重点的といいますか、非常に要望の多いといいますか、そういったところからやりますという回答をした記憶がございますので、ちなみに、平成13年度は13基交換しておりますけれども、非常に暗いという、稲荷緑地周辺の段下の部分の道路について中心的にやらせていただいたということでございます。
272 ◯委員長(山崎陽一) 門間委員。
273 ◯委 員(門間淑子) プールなのですけれども、今、スイミングセンターもあるからというお話でしたけれども、スイミングセンターは団体が使用していたりとか、屋根がついているということで、やはり夏は屋外で太陽を浴びながらプールをするのだと思うのですよ。私は子どもたちを屋根つきのスイミングセンターに入れていくというのは、東京などでそういうことはちょっと考えられない、福島ではないのだという感じなのですけれども、やはり太陽を浴びながらプールをしていくのが本来の姿であるだろうと思うので、スイミングセンターを使ってくださいというのはおかしいと思うのですよ。そういう言い方を子どもたちにしていくというのは。夏休みの間のことですので、学校のプールは決められた形だと思うのですけれども、そういう代替案を出すことに対してはとても納得できないわけですね。6600万円の修繕費があれば、暫定整備はできるということですか。6600万円かけて修理すれば、あと何年間か使えるということでしょうか。どっちですか。
274 ◯委員長(山崎陽一) 都市建設部長。
275 ◯都市建設部長(細谷文雄) このプールの休止に関しましては、今のご意見もありますけれども、行政のスリム化の中で、現在の厳しい羽村市の財政状況の中で、経費節減という意味で、先ほどもお話ししました、開園するには6600万円かかる。また、維持管理していくには、今後5年間で1億5000万円以上の経費がかかると。そういったことも十分に加味した中で、財政状況等を見ながら、厳しい選択でしたけれども、そういった方策を打ち出したわけですので、今後、子どもたちには十分丁寧に説明してまいりますので、ご理解いただきたいと思っております。
276 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
277 ◯土木課長(杉山 誠) 正確な数字がありますので、お伝えさせていただきたいと思います。私どもの試算、見積もりでございますけれども、平成31年度から平成35年度、5年間に発生する修繕費は1億3043万3000円程度するものと見込んでございます。それと、引き続き指定管理を行っていきますと、合わせて2億2000万円の費用が発生すると試算してございます。
278 ◯委員長(山崎陽一) 関連、鈴木委員。
279 ◯委 員(鈴木拓也) 今の水上公園のことなのですけれども、予算書287ページですね。860万円の委託料がかかりますが、これは何のお金になるのかどうか。また、指定管理の契約は半ばだったと思うのですけれども、管理運営会社との関係では、休止に関してはどういった話になってくるのか、お尋ねします。
280 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
281 ◯土木課長(杉山 誠) 水上公園の指定管理につきましては、平成31年度末まで、今の大和興産様との協定が結ばれて、契約期間となってございます。その中で、プールの休園に関しまして、指定管理者とも事前に協議を重ねてまいりまして、ご理解いただいているところでございますけれども、業務の内容としましては、プールの開園期間外も公園として広く皆様にご利用いただいているところでございまして、また、管理事務所の建物がございます。そういったことも含めまして、まず施設の維持管理、また受水槽ですとか、水道水の水質検査ですとか、園内の除草もそうですけれども、法定点検の消防設備の点検なども様々ございまして、協議の中でお見積もりをいただいた額が今の指定管理委託料という形になってございます。
282 ◯委員長(山崎陽一) 鈴木委員。
283 ◯委 員(鈴木拓也) つまり、プールは開かなくても860万円ぐらいはこれからもかかるということで、プールを開けなかったことによる、1年間に対する財政的なプラスの寄与は約1000万円だという理解でいいのでしょうか。
284 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
285 ◯土木課長(杉山 誠) 予算ベースで考えれば1000万円削減ということでございますけれども、先ほどもお話がありましたように、修繕費がどうしても、来年度開園するには6000万円強かかってしまいますので、具体的には6000万円の支出も抑えるというのはおかしいでしょうけれども、休園することで、来年度は6000万円の支出も抑えられるような形になるかと思います。
286 ◯委員長(山崎陽一) 鈴木委員。
287 ◯委 員(鈴木拓也) 平成31年は1800万円の財政効果がうたわれて、実際には800万円かかるわけですから、差し引き1000万円の財政効果ですね。平成32年度以降どうするかと考えると、この860万円をかけずに公園機能もやめてしまう、建物もほったらかしにしてしまうという選択肢も考えているのかどうか、お尋ねします。
288 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
289 ◯土木課長(杉山 誠) 平成32年度以降につきましては、これからいろいろ検討していく部分もございますけれども、このままということではなくて、私どもの職員で管理をすることになると考えております。いずれにせよ、現状の機能はそのまま公園として使用していきますので、トイレ清掃等、そういったものに関しては、私ども直営で対応していく形になってくると考えております。
290 ◯委員長(山崎陽一) 市長。
291 ◯市 長(並木 心) 当面の財政的な意味もございますけれども、一般質問の中でもお答えさせていただきましたけれども、あそこは一等地でございます。自然の川が流れているところで、人工の川とか水に親しむということよりは、あそこを利用して羽村市民が一番いいところという形で進めて、水上公園というのは、暑過ぎたり、寒過ぎたり、天候によったりで、また施設も老朽化しているということですので、休止という言葉で、中止とか廃止ではございません。そういう意味では、指定管理者の皆さんともこれから協議をする部分もありますけれども、私たちとしては、あそこにプールという形で残すよりは、皆さんに親しめるところという形で、将来展望はそちらに持っていきたいと思っております。ですので、今の形を修繕したり、経費をかけてやっていくという方向よりは、多分、あそこを利用して、羽村市の市民、児童・生徒も行っていますけれども、他から、川がないところとか、都会からも来て、私もよく知っていますけれども、そういう人たちからの声も多うございますけれども、せっかくの場所ですので、将来の展望も含めた意味で、今回は休止という形で、予算措置、必要経費、維持経費というような、今、言った形で、知恵は働かせていきますけれども、将来展望はそこに置いていくのがいいのではないか、こう思っております。
292 ◯委員長(山崎陽一) 大塚委員。
293 ◯委 員(大塚あかね) 今、市長からもありましたけれども、平成29年度の事務報告書しか手元にないのですが、この3年間で利用者が、平成27年度は2万9000人で、平成29年度2万人と減ってきているわけなのですが、もしわかればでいいのですけれども、大人と子ども、例えば、平成29年度は大人が7281人で、子どもは1万2726人なのですけれども、市内と市外の割合がわかればちょっと教えていただければと思うのです。
294 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
295 ◯土木課長(杉山 誠) 大変申し訳ございません。水上公園については、市内、市外で料金を変えていることもないものですから、市内、市外での利用者の人数については把握できておりません。
296 ◯委員長(山崎陽一) ここでしばらく休憩します。
午後2時00分 休憩
午後2時15分 再開
297 ◯委員長(山崎陽一) 休憩前に引き続き会議を再開します。
質疑ありませんか。
浜中委員。
298 ◯委 員(浜中 順) 先ほどの関連で、市長が流れるプールについて、いろいろと見解を述べていただきましたけれども、子どもたちがすごく期待していて、近隣にもプールがありますし、全てがプールというわけではないのですけれども、その期待度はすごく大きいなと感じるのですね。「愛情ギュッとず~っとはむら」と、こういうのに応えるためには、子どもの期待を裏切るというのはつらいものがあるなと私などは思うのですね。先ほどの市長の話だと、私だけ感じたかもしれないのですけれども、プールの要素はなくなるのかなと聞こえたのですよ。そのところ、ちょっと確認したいのですけれども、よろしくお願いします。
299 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
300 ◯土木課長(杉山 誠) まだプールを休園、休止でございます。今後、もともと子どもたちのための施設でありますので、子どもたちが喜んでいただけるような施設になるように、もちろんプールとして再度開園することも視野に入れて検討していくということでございます。
301 ◯委員長(山崎陽一) ほかに。富永委員。
302 ◯委 員(富永訓正) 1点、お伺いします。予算書289ページ、動物公園の施設改修についてなのですけれども、138万6000円ですか、措置されております。改修が必要になった場合の予備的なものなのか、あるいは具体的な改修内容が目的を持って行うものなのか、その辺、お伺いします。
303 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
304 ◯土木課長(杉山 誠) こちらの動物公園施設改修工事でございますが、具体的な内容でございまして、改修工事は全体として一旦終わったわけなのですけれども、既存にあるトイレの洋式化を図るものでございまして、計上させていただいたところでございます。
305 ◯委員長(山崎陽一) 富永委員。
306 ◯委 員(富永訓正) トイレ改修、わかりました。市民からの声なのですけれども、大変きれいになったということで、車で来られる方が多いですから、きれいな門を出た後に、キリンさん駐車場に向かう途中、動物公園の角を左に曲がっていくのですけれども、ちょうど事務所棟の後ろあたりというのでしょうか、いろいろなタオルが干されていたりとか、いろいろな機材が置いてあるとか、余り見た目がよろしくないのではないかというご意見も若干あるのですけれども、せっかくあそこまで入り口周辺がきれいになったということもありまして、動物園の裏側といいますか、余り見た目もよろしくないようなところは、例えば、何か目隠しをするとか、あるいは整理整頓をもう少しきちっとするとか、その辺、検討されてはと思いますが、その辺、いかがでしょうか。
307 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
308 ◯土木課長(杉山 誠) 平成30年度の改修の中で外柵もきれいにさせていただいたところなのですけれども、確かにいろいろなものが、裏側が見えてしまっているという現状がございまして、その中で私どもも整理整頓してきたところですが、そういったご意見があるということですので、今後、指定管理者とともに、そういった内容につきましても協議して対応していくような形で考えていきたいと思っております。
309 ◯委員長(山崎陽一) 中嶋委員。
310 ◯委 員(中嶋 勝) 3点お聞きします。277ページの道路維持整備に要する経費で、道路公園前歩道橋撤去についてお伺いします。老朽化している歩道橋をどうしていくのかということで、これまでも問うてきたわけなので、いいのですけれども、利用度といいますか、歩道橋の利用者はどれくらいいるとお考えなのか、お聞きします。
それから、293ページ、消防団活動に要する経費をお聞きします。被服購入費について、昨年の約倍額、842万3000円ですね。これで新しいタイプの紺色の防火服も含まれていると思います。これまで配備してきましたけれども、各分団に何着ずつ必要で、全体ではあと何着足りないのか、この予算では何着分含まれているのか、その辺の数のところをお聞きします。
それから、もう一点、283ページ、公園のトイレの清掃委託についてお聞きします。小作駅、羽村駅舎のトイレも公園トイレだと伺いましたのでお聞きしたいのですけれども、駅の両出口のトイレが余りきれいではないということで、よく耳にします。自分も現地を見て回ってきましたけれども、確かに黄ばんでいる状態が慢性化しているようにも思います。また、壁面も落書きの修復ですとか、老朽化もありまして、大分汚くなっています。これらの場所の総合的対策、どのようにお考えなのかお聞きします。以上3点です。
311 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
312 ◯土木課長(杉山 誠) それでは、私から1点目と3点目についてお答えしたいと思います。まず、動物公園前にあります歩道橋でございますが、利用者数のお尋ねでございます。こちらは現在まで松林小学校の児童の通学路になっております。通学路でございますが、駅前中央通り、両側に歩道がございますけれども、どちらを歩いてくるか、どちらを登校するかによって、横断歩道橋を渡るか、渡らず、下の横断歩道を渡るかという形で、おおむね70人程度が横断歩道橋を渡っているという認識がございます。あと、撤去につきましては、過去から検討してきたところで、実際、私、平成29年度のゴールデンウィークに交通量調査をさせていただいた経緯がありまして、そこの数字を参考までにお話ししますと、ゴールデンウィークの2日間で、一番利用者が多い9時から1時の間で私は交通量調査をしたのですが、そのときは4月30日、日曜日だったのですけれども、404人の方がその交差点を横断しているのですが、実際、横断歩道橋を渡っている方は19人でした。5月3日の祝日にも同じように私は立ちまして歩行者数を数えたところ、341人が横断しているのですけれども、そのうち10人が横断歩道橋を渡っているという状況でございました。
それと、3点目の駅のトイレ清掃でございますが、トイレが汚いとご連絡があったりすることもありまして、その都度、私どもの市の職員が清掃したりということもありました。そういった中で、駅トイレも羽村市に訪れた方が最初にご利用するところでもございますので、来年度については清掃委託費も増額をさせていただいて、トイレの清掃回数も増やしている現状ではございます。ただ、確かに、羽村駅にしても、小作駅についても、トイレについては比較的老朽化している部分もございますので、今後、トイレの改修部分についても、様々な要素を考えながら検討していくということで考えております。
313 ◯委員長(山崎陽一) 防災安全課長。
314 ◯防災安全課長(中根 聡) 中嶋委員の2点目のご質問についてでございます。被服購入費でございますが、現在、分団に配備しております新しいタイプの防火衣、濃紺か黒かなのですけれども、そちらにつきましては、現在、1個分団当たり6着を配備してございます。また、平成31年度で購入する予定のものは各分団6着ずつ、計36着購入する予定でございます。
また、今後につきましては、今も使っているのですけれども、昔のタイプ、銀色のものなのですけれども、あちらも現在も使用しているのですが、今後、新しいタイプへの入れかえを考えてございます。以上です。
315 ◯委員長(山崎陽一) 中嶋委員。
316 ◯委 員(中嶋 勝) 歩道橋ですね。わかりました。私も一昨年ですか、ゴールデンウィークに何時間か立って見ておりましたけれども、2、3人ぐらいだったということですので、その辺の数字は合っていると思います。歩道橋がなくなれば、当然ながら横断歩道を追加して、それなりの安全対策という形になろうかと思いますので、動物公園もエントランスがきれいになったということで、T字交差点の整備をどのようにしていくのかお聞きします。
それから、消防団の活動ですね。ということは、各分団6と今回ので6で12着ということですね。23区と多摩の消防団の格差をなくすということで、東京都の助成金が出ているということでいいのですけれども、この助成金は数年続くものと聞いているのか、それと、被服が充足した以降は、ほかのものに当てられるのかどうかをお聞きします。
それから、駅トイレは了解しました。
次は、公園のトイレについてもお聞きしておきます。順次、今、洋式化も進めているのですけれども、数も多くて大変だと思いますけれども、新しくなったものはいいのですが、既存のもので、公園のトイレもきれいというか、清潔さが問われていると思いますけれども、その辺の維持管理をどのようにしていくのか、お聞きします。
317 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
318 ◯土木課長(杉山 誠) まず、1点目の撤去後の安全性の確保でございますけれども、平成31年度につきましては、道路歩道橋の撤去の実施設計を行うことになってございますけれども、警視庁との協議をしてまいります。その中で、歩道橋が撤去された後の安全対策について協議をさせていただく中で、信号の設置ですとか、切り下げの設置、横断歩道の設置、そういったものを所轄署と協議しながら決めていくような段階でございます。
それと、公園トイレの維持でございますけれども、公園トイレについても定期的な清掃を今までも進めてまいりましたが、やはり老朽化しているトイレも多々出てきております。洋式化ということで、利用頻度の多い公園から順次進めていっておりまして、洋式化率も50パーセントを超えるような状況になってきておりますが、今後は、そういった壁ですとか、落書きがあったりすることもありますけれども、清掃も含めて定期的にやっていきたいということもありますし、利用頻度の少ないトイレなどは精査をしていって、例えば、本当にそこにトイレが必要かどうかということも地域の皆様の意見を聞きながら検討していって、集約化するですとか、そういったことも考えていかなければいけないとは考えております。
319 ◯委員長(山崎陽一) 防災安全課長。
320 ◯防災安全課長(中根 聡) 被服費についてのご質問でございますが、今回利用する東京都の補助金につきましては、平成28年から平成31年までの4年間にわたっての補助金という形になります。また、今後につきましては、消防の各分団からも、定期的に会議を開きまして、いろいろな要望等もいただいてございますので、例えば、足りない装備品などにつきましても、常日頃からお互いに話をしているところでございます。今後は、例えば、活用できる新しい補助金なども情報収集をしながら、使えるものがあれば、そういうものを活用しまして装備品の充実を図っていきたいと考えてございます。以上です。
321 ◯委員長(山崎陽一) 中嶋委員。
322 ◯委 員(中嶋 勝) 歩道橋のほうですけれども、まだ設計段階なのでわかりませんけれども、撤去費用はおおよそどのくらいを予測したらよいのかというところをお聞きします。
それから、消防団のほうは平成31年度までということでしたね。東京都との補助金とは別に、消防庁が災害救助用の資機材を配備しやすくするために、補助を2020年までの3年間で実施しているものがあります。それにはAEDとか、油圧カッター、エンジンカッター、チェーンソー、油圧ジャッキ、トランシーバー等の6種類があって、6種類要らないものもはじいて、必要なものだけということも可能だというものがありまして、これらも人命救助を使命とする消防団ですので、災害時においては大切な資機材だと思いますけれども、その辺の補助金を活用しての購入はどのように思っているのか、お伺いします。
公園トイレのほうですね。最近では、黄ばみとか汚れ対策によいと言われる尿石除去剤がいいのがあって、お金をかけて専門業者に依頼しなくてもきれいになるものも、ある業者からも聞いたのですけれども、試してみる価値はあるのかなと。清潔さとか、維持する方法を何か検討したことがあるのかというところをお聞きします。
323 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
324 ◯土木課長(杉山 誠) まず、1点目の横断歩道橋の撤去の概算費用でございますけれども、実施設計をしてみないと何とも言えないところですが、実施計画でお示しの中での概算で申し上げますと、実施計画はまとまってしまっているので詳細はわかりませんが、横断歩道橋の撤去で2046万8000円程度発生するものと考えてございます。それと、公園トイレの清掃の関係ですけれども、先ほど中嶋委員が言った尿石防止剤とかだと思うのですが、こちらにつきましても過去から私どもも実施しておりまして、平成30年度についても、直営で公園を回って、そういったものをトイレに入れて清潔を保つような形で実施しておりますので、それが効果が非常に高いと判断しておりますので、継続的にしていきたいと思ってございます。
325 ◯委員長(山崎陽一) 防災安全課長。
326 ◯防災安全課長(中根 聡) 消防庁の補助制度についてでございますが、こちらにつきましては、私どもでも承知をしているところでございます。先ほど中嶋委員が言われたように、補助対象の品目等もございます。あと、補助率等もございます。現場の消防団員、それから、財政担当などとも相談しながら、今後活用できるものにつきましては活用していきたいと考えてございます。以上です。
327 ◯委員長(山崎陽一) ほかに質疑ありませんか。
濱中委員。
328 ◯委 員(濱中俊男) 287ページの動物公園に関してお伺いいたします。指定管理者の公募を平成31年度行うわけでございますけれども、特にこの公募にあたって、市として、こういった形でよりよく動物園を運営してくださるところと思うのですけれども、特に何かお考えがあるのかお伺いするのが1点目と、もう一点、299ページの防災行政無線固定系デジタル化整備の内容について、改めてお示し願いたいと思います。以上、2点です。
329 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
330 ◯土木課長(杉山 誠) 動物公園の指定管理につきましては、来年度で、(株)横浜八景島が終わるという契約になってございますけれども、やはり今まで同様に、羽村市の動物公園としての目的がございますので、それに基づいた考えをしていただけるような指定管理者をお願いしたいと思っております。いわゆる情操教育の場であって、皆さんが憩いの場として活用できる、公園の中に動物が点在していて、勉強ができるという中で、過度な遊園地みたいな形ではなくて、いわゆる勉強の場、憩いの場となるような公園を目指していただける指定管理者にお願いしたいとは思っております。
331 ◯委員長(山崎陽一) 防災安全課長。
332 ◯防災安全課長(中根 聡) 2点目のご質問についてでございますが、現在、デジタル化整備につきましては、平成30年度で実施設計を行ってございます。今後、平成31年度から平成34年度までの間に、こちらの実施設計に基づいて、既存の防災行政無線をアナログからデジタルのものに改修していくものでございます。こちらにつきましては、平成34年11月末日で現在のアナログの電波が使用できなくなることから工事を実施するものでございます。以上でございます。
333 ◯委員長(山崎陽一) 濱中委員。
334 ◯委 員(濱中俊男) 動物公園なのですけれども、正門が本当にきれいになって、各整備もいろいろ進んでいて、よろしいかなとは思います。そこで、指定管理者の方に、羽村市は1億円からの支出があるわけで、他の市でない事業ですね。それが厳しい財政状況の中、運営していくということで、委託料の縮減なども考える必要があるのではないか。また、入園料も見直す点もあるのではないか、そういったこともご検討されているのか、お伺いいたします。あと、2点目についてでございますけれども、単純にこの電波がということでなくて、デジタル化によって、このように良くなるということがありましたら、それについてお示し願いたいと思います。以上です。
335 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
336 ◯土木課長(杉山 誠) 指定管理者を公募するにあたりましては、経費については、今後も縮減に努めてまいります。あと、動物公園の入園料につきましては、平成29年度に使用料審議会なども開催しておりまして、現状維持という結果をいただいてもございますので、現行ではそのような形で進めていきたいと。ただ、今後については、状況に応じながら検討していく必要はあると思いますので、そういったところで進めていきたいと思ってございます。
337 ◯委員長(山崎陽一) 防災安全課長。
338 ◯防災安全課長(中根 聡) 2点目のご質問でございますが、まず、デジタル化に移行した場合の一番の特徴としましては、電波が安定するということでございます。これによりまして、混信等を防ぐことができます。そのほかに、デジタル化にすることによりまして、こちらから送信した電波を文字に変換することができます。それによりまして、今、考えているのは、例えば、難聴者の方等に戸別受信機を配付させていただきまして、そこに文字放送装置をつけさせていただいて、文字によって防災行政無線の内容を確認していただくことも可能でございます。こんなことを進めるように、今、考えてございます。以上です。
339 ◯委員長(山崎陽一) ほかにありませんか。西川委員。
340 ◯委 員(西川美佐保) 1点お伺いいたします。287ページの公園施設整備に要する経費の中の維持補修等工事費についての詳細をお伺いいたします。
341 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
342 ◯土木課長(杉山 誠) 公園施設維持補修工事の内訳でございますが、1つは武蔵野公園のテニスコートのコイン盤の取り替え工事を行います。2つ目はあさひ公園の複合遊具ですが、これは職員で点検した結果で最優先順位で上がってきたものですけれども、その複合遊具の劣化の箇所の修繕を行う予定でございます。以上です。
343 ◯委員長(山崎陽一) 西川委員。
344 ◯委 員(西川美佐保) ここに入るのかどうか、よくわからないのですけれども、富士見公園の駐車場なのですけれども、西側は新しく整備されて、きれいになりました。以前からある東側については、かなり古いというか、雨が降ると、かなり地盤が緩んで、非常に足元が悪いというかなのですけれども、その補修等は検討されておられないのかどうか、お伺いいたします。
345 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
346 ◯土木課長(杉山 誠) 富士見公園の東側の既存の駐車場につきましては、今、土の駐車場になっておりますので、どうしても轍が出来たりということで水がたまるような現象がありまして、平成30年度も職員が砕石等を使いまして、きれいに整地をしたところでございます。この土地につきましては、借地ということもございますので、全面的な大きな改修は借地の権利者の方にご相談させていただかなければいけないところですけれども、順次、そういった状況があれば、私どもとしても修繕をしていきたいとは考えております。
347 ◯委員長(山崎陽一) 西川委員。
348 ◯委 員(西川美佐保) 平成30年度に整地をされたということだったのですけれども、予算はどのぐらいかかったのか、お伺いいたします。
349 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
350 ◯土木課長(杉山 誠) 正確な数字は持ち合わせておりませんので、お答えできないのですけれども、砕石等の購入費用程度ですので、あとは職員が敷均しをして転圧をしている部分がありますので、数万円で終わっているはずです。全面的な補修ではなく部分補修でございますので、それほど費用はかかっていないとは思っております。
351 ◯委員長(山崎陽一) 鈴木委員。
352 ◯委 員(鈴木拓也) 275ページなのですけれども、道路維持管理の項目で、捨て看板の除去費が平成30年度はあったのですけれども、平成31年度は消えていまして、これはどういうことなのかを1点目、お尋ねします。
2点目が281ページ、西口の土地区画整理事業なのですけれども、権利者の会の補助金25万円ですね。平成31年度はどういった活動を計画されていて補助金となっているのかが2点目です。
3点目が、詳しくは特別会計のほうでお聞きするつもりでいるのですけれども、西口の繰出金6億円余ですね、主にどういった工事に当てられるのかをお尋ねします。以上です。
353 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
354 ◯土木課長(杉山 誠) 捨て看板の除却委託料が来年度計上してございませんけれども、おかげさまをもちまして捨て看板回収も大分浸透してまいりまして、平成29年度にはまだまだ2,700枚程度の回収があったのですけれども、平成30年度に入ると半減以下になりまして、1,200枚程度になってきております。そういったところも考えまして、今までシルバー人材センターに委託をしていた部分がありましたけれども、今後は、今、ボランティアで進めていただいております推進員の皆様と、そして私ども職員の動員で対応していきたいと考えてございまして、平成31年度については経費を計上しなかったということでございます。
355 ◯委員長(山崎陽一) 区画整理総務課長。
356 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) まず1点目、羽村駅西口土地区画整理事業権利者の会補助金25万円なのですが、これは例年ですけれども、土地権利者の会の総会、また役員会、会議の会館使用料と、また視察研修会を行っております関係がありますので、そのバスの借上代とか、そういうものに主には充当される形になっております。
2点目の羽村駅西口土地区画整理事業会計繰出金の関係になります。これにつきましては、詳細はまた特別会計でもお話になるのかと思うのですけれども、大きなところから、職員人件費、また公社委託料、それと借入金利子償還等に充当しております。その他、審議会とか、除草委託料とか、事務費等に当ててございます。以上です。
357 ◯委員長(山崎陽一) 鈴木委員。
358 ◯委 員(鈴木拓也) 1点目の看板はわかりました。
2点目の西口権利者の会なのですけれども、視察は今回はどういう目的、狙いで、また、何か具体的なターゲットがもし決まっていれば教えてください。それから、権利者の会の会員数が少しずつ変化しているようなのですけれども、現状は推移の中で、委員長になりかわって聞きますけれども、何人ぐらいになっているのかという点ですね。それから、繰出金に関しては、委託工事の、余り詳しい話は後日に譲りますけれども、工事の大枠の内容を教えてください。
359 ◯委員長(山崎陽一) 区画整理総務課長。
360 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) まず、権利者の会の視察先につきましては、平成31年度の予算の中で、権利者の会の意向がございます。そういう中で視察先を選定して、どこか視察先に行くわけですので、現段階でどこということは決まっておりませんが、近年はやはり集団移転手法を使った事業等を見に行ってございますので、実際、移転等が進んでいる地区を視察に行っている状況でございます。
次に、2点目の権利者の会の人数につきましては、平成30年度の権利者の会の総会時点のお話を伺いますと、444名と伺ってございます。
361 ◯委員長(山崎陽一) 区画整理推進課長。
362 ◯区画整理推進課長(渡辺 篤) では、平成31年度の主な工事の内容でございますけれども、区画道路の築造工事、街区の整地工事としまして、今年度に引き続き、平成31年度につきましても、羽村大橋周辺、また川崎1丁目エリアの区画道路の整備や宅地の造成工事、街区の工事を進めてまいります。
363 ◯委員長(山崎陽一) ほかに質疑ありませんか。
小宮委員。
364 ◯委 員(小宮國暉) 2点お伺いいたします。1点目は271ページの一番下になりますが、都市再生地籍調査事業に要する経費というところで、次のページにまたがっていますので、273ページの上段にあります委託料、地籍調査業務委託料760万円ですが、この地籍調査というのはもう10何年前から毎年組まれております。今までの実績、玉川町や双葉町の実績と、それから、どういう成果が生まれて、市民のために、あるいは市の行政のためにこういう資料ができ上がりましたと、それをどう活かしていくのかということと、来年度、760万円はどこを対象としてやっていくのかという質問です。
それから、2番目は、275ページの真ん中辺から下なのですけれども、施設維持管理委託料がありまして、かなりの項目になっていますが、この中に小作駅自由通路云々と、定期清掃、また4つですか、小作駅自由通路等保守管理等委託料がありまして、清掃そのものと委託と、それから、保守管理は一体どういうことをやるのですかということを教えてください。それと、今、羽村駅は自由通路拡幅をして、現在でも過去でもいいのですけれども、JR東日本と羽村市と持ち分が分かれていたと思います。その関係で、小作駅の自由通路が浮かび上がってきているのですけれども、では一体、羽村駅はどういう形で維持管理しているのか、将来、拡幅された後は、羽村市側に今の自由通路が移管といいますか、所有になるのですか、そういうこと等を踏まえて、現在と、2年後なら2年後と、説明をお願いしたい。この2点でございます。
365 ◯委員長(山崎陽一) 都市計画課長。
366 ◯都市計画課長(池田明生) まず、1点目の地籍調査の関係です。これまでどういった場所を実施してきたかというところからまずお話しさせていただきますと、平成2年から玉川2丁目を実施して一筆地調査が済んでございます。それから、平成19年から平成26年にかけまして双葉町を実施しまして、双葉町の中で完了しております。そして現在は羽西3丁目を実施しておりまして、平成31年度の予算にも関わってくるところですが、平成31年度は羽西3丁目の一部、0.02平方キロメートルを実施する予定でございます。そして、これまでやってきた成果ということですが、先日の歳入のところでお話もありましたが、基本的には、地籍調査をすることによって、登記所に正しい登記がされる。最終的な目的は登記に反映されてきます。なので、正しい登記がされることによって、例えば、震災や地滑り等があったときに復元をするときに復元ができるようになるところが最大、一番大きな目的かと思っております。以上です。
367 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
368 ◯土木課長(杉山 誠) お尋ねの小作駅自由通路の定期清掃委託関係費用でございますけれども、わかりづらくて大変申しわけないのですけれども、小作駅自由通路等ということで、これは小作駅と羽村駅のことを指しておりまして、同等の清掃と保守管理を行っております。定期清掃は定期清掃、字のとおりなのですけれども、小作駅、羽村駅の自由通路のデッキですとか、エスカレーター、またエレベーター内の清掃を行っている委託作業でございまして、保守管理委託につきましては、小作駅、羽村駅のエスカレーターの上りと下りを切りかえているところがありまして、そちらの作業をシルバー人材センターにお願いしている部分と、小作駅、羽村駅のエスカレーター、エレベーターが停止をしてしまったり、何か異音がするとか、そういった保守管理ですか、そうしたところをお願いしている委託がございます。羽村駅の自由通路、拡幅部分につきましても、この清掃委託の中にはもう含まれてございまして、移管についても、もう既に手続が終わっておりますので、羽村市所有の自由通路ということになっております。
369 ◯委員長(山崎陽一) 小宮委員。
370 ◯委 員(小宮國暉) それでは、初めの地籍調査のことについて、今、狙いも話されましたけれども、玉川町とか双葉町は、特に玉川町は狭隘道路があるわけですね。そこでいろいろな形の道路が、道路というのですか、河川敷なものですから、他の通路が入っていて、地籍のことについてはきちんとしなければならないという目的があったと思うのですけれども、この目的に沿った形の地籍調査が行われているのではないかと思うのですが、その経緯について教えていただければと思います。
371 ◯委員長(山崎陽一) 都市計画課長。
372 ◯都市計画課長(池田明生) 今のお話で、基本的に地籍調査というのは、地籍が混乱しているとか、地籍がしっかり定まっていないエリアを、個人個人の権利を確定することが目的ですので、今、小宮委員がおっしゃったとおり、そういった目的で地籍調査を行っておりますので、行った箇所については、地籍が正確に登記されたと認識しております。以上です。
373 ◯委員長(山崎陽一) 小宮委員。
374 ◯委 員(小宮國暉) せっかく一般財源からも200何十万円出るわけですから、例えばの話で申しわけありませんが、西口の都市計画事業の中でも全部地籍調査が済んでいれば、かなりの削減といいますか、日程が短くなったのです。地籍調査が済んでいないところがあったからこそ、時間もかかったわけですね。そんなこともありますから、よくこの地籍調査については、東京都からも500万円ばかり出ています。羽村市も200何十万円、せっかくお金使っているわけですから、市民のために何が役立つのかということをよく検討してもらいたいと思うのですが、いかがでしょうかね。
375 ◯委員長(山崎陽一) 都市建設部長。
376 ◯都市建設部長(細谷文雄) 現在やっている地籍調査は、阪神・淡路大震災を教訓に、あそこで地籍がまるっきりわからなくなってしまって、復元できなくなって、それを教訓に、今、国からの補助金をもらって国が重点的に進めている事業で、今まで至っているわけです。先ほども玉川町の話がありましたけれども、玉川町に一回入ったのですけれども、裁判などが過去に起きていて、いろいろ行き詰まったところもありましたけれども、できる限りの地籍調査は玉川町は進めてきたところであります。そして、区画整理が、今、緑ケ丘とか、富士見平とか、栄町とか、終わっているところは、ある程度、区画整理事業によって地籍が、寸法がはっきりしておりますから、その辺のところは地籍調査は入っていないと。ただ、西口に関しましては、地籍調査が済んでいれば区画整理事業もスムーズにいったのかという話もございますけれども、区画整理の中で十分に時間をかけてやってきていますので、区画整理事業の中でその辺は解決することになります。
それから、地籍調査のもう一つの目的として、いわゆる縄延びですね。固定資産税の関係は、登記面積で課税します。実質の面積と違って、大体、課税面積よりも登記面積のほうが小さいのですね。そうすると税金が本当は多くかけられるのに、登記面積の少ない面積でかけられていると。それがいわゆる縄延びというものですけれども、そういうものの不公平がなくなるように、地籍調査で、本来の実績と登記が合うように、そういう目的もありますから、今後もそういう視点に立って地籍調査を進めていきたいと考えています。
377 ◯委員長(山崎陽一) 関連、水野委員。
378 ◯委 員(水野義裕) 去年の実施計画と今年の実施計画を見ると、コストは半分になっているのですね。聞きたいのは、地籍調査をやらなければいけないところに対して、済んだ率はどのぐらいで、費用が半減して、多分、進捗率を減らしたのだろうと思うけれども、影響の度合いはどうなのだというあたりを教えてください。
379 ◯委員長(山崎陽一) 都市計画課長。
380 ◯都市計画課長(池田明生) 予算の増減については、進捗率を減らしたというものではなくて、地籍調査事業としては、基本的に、最初にまず説明会を行ってとか、それから、地籍調査をしてとか、いくつかの工程を踏まえて行っていきます。その工程の切り分けによって予算が変わっていることをご理解ください。そして、平成30年3月現在で公表されている羽村市の実績では28.9パーセントの実績となっておりますので、まだ今後続けていく必要はあろうかと思っております。以上です。
381 ◯委員長(山崎陽一) 橋本副委員長。
382 ◯副委員長(橋本弘山) 最後に1点だけ。295ページの消防のポンプ車の購入についてでございますけれども、これによって羽村市の6個分団の消防車両については、4トン車から2トン車に全部切り替えということの理解でいいと思うのですが、多分、最後は4分団の車両だと思いますけれども、4トン車についてちょっとお伺いしたいのですが、4トン車は購入して何年たつのでしょうか。
383 ◯委員長(山崎陽一) 防災安全課長。
384 ◯防災安全課長(中根 聡) ただいまのご質問ですが、こちらは15年になります。
385 ◯委員長(山崎陽一) 橋本副委員長。
386 ◯副委員長(橋本弘山) 15年ですか。私が消防団に在籍したころからあるのですが、ポンプ車については、各分団の団員が本当に一生懸命手入れ等をしていまして、非常にいい状態で、走行距離もそんなにあるわけではないのですね。新しい車両を入れるときに、下取り等の価格は何か反映されるものがあるのか。当然、15年を過ぎていれば、原価償却の額から言えば、備忘価額の1円ぐらいの価値かもしれませんけれども、実際、使用することになれば、性能としては非常にいい性能を持っているわけなのですが、この消防団車両をただで手放す理由はないと思うので、その辺のところをどうお考えか、お聞きしたいのです。
387 ◯委員長(山崎陽一) 防災安全課長。
388 ◯防災安全課長(中根 聡) ただいまのご質問でございます。旧車両につきましては、査定に出しますと、査定額ゼロ円という形になります。ただ、今までも入れ替えをするたびに、市といたしましては、その後もまだまだ、橋本副委員長がおっしゃるように活用できる機能を有してございますので、例えば、日本消防協会等を通しまして、被災地ですとか、海外ですとか、そういうところで消防車を希望している、欲しいと言っているところなどを当たってございます。ただ、ここ数年は、そういうところからの希望はないということで、新車を購入する業者に、ゼロ円ではありますが、下取りという形で出させていただいてございます。以上です。
389 ◯委員長(山崎陽一) 橋本副委員長。
390 ◯副委員長(橋本弘山) わかりました。非常に程度のいい車で、4トン車というのは、被災地、または広大な土地の中では非常に有効な車両だと私は考えているのです。今すぐ出動しろと言っても、この間、皆さんも見ていただいたとおり、出初め式もすばらしい出初めの放水もできましたし、性能は何ら衰えていることはないと思うので、昨日で東日本の震災から8年たちましたけれども、被災地等当たっていただいて、あの車両が解体されて分解されることなく、どこかで有効に使われてほしいなというのが私の願いなのですが、その辺、もう一度お伺いして質問を終わりにしたいと思います。
391 ◯委員長(山崎陽一) 防災安全課長。
392 ◯防災安全課長(中根 聡) 橋本副委員長がおっしゃるように、確かに下取り車、旧車といっても、これは皆様の貴重な税金で購入した公有財産でございます。担当課といたしましても、再利用できるところを今後も引き続き継続して探してまいりたいと考えてございます。以上です。
393 ◯委員長(山崎陽一) ほかに質疑ありますか。
水野委員。
394 ◯委 員(水野義裕) 実施計画書の92ページ、道路のバリアフリー化の促進、NO.7なのですが、昨年版は、平成31年度の歳出でいくと1452万円ぐらい、それがゼロになっている。翌年が9587万円ぐらいがゼロになっている。これはどんなふうに考えてこうなったかということ。あと、次の93ページのNO.1、公園整備で、江戸街道公園の整備についての調査検討が長いこと続いているのですが、いつごろ結論を出すつもりか、伺います。
395 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
396 ◯土木課長(杉山 誠) 実施計画書92ページの道路のバリアフリー化の促進でございますが、昨年度まで市道104号線、栄小学校通りをバリアフリー化の方向で検討していたところでございますが、現状の財政状況等を勘案しまして、まずは道路の補修を最優先に考えていきたいというところもございますので、決して今後やらないということではなくて、適正なバリアフリー化の路線についての抽出も含めて検討していきたいと考えてございます。
それと、公園整備の推進でございますけれども、確かに江戸街道公園について調査研究ということで進めておりまして、内部調整会議をした中で、コンサルタント会社からいろいろな意見を聞いたりですとか、そうした検討をさせていただいているのですけれども、実際として、国や都からの補助金というのですか、財源が今は目処が立っていない状況もございますので、そういったところを都や国に対して交渉を進めているところでございますが、今後もいわゆる財源といえば、逆に言えば民間の活力といいますか、資金ですとか、ノウハウも取り入れるような研究をしながら、引き続き検討していきたいと思ってございます。
397 ◯委員長(山崎陽一) 水野委員。
398 ◯委 員(水野義裕) バリアフリー化のほうは、具体的なものはないけれども、いろいろな検討はするということでいいですね。それから、江戸街道公園、お金の話しかなかったのですが、どう活用するかについて、方向性が出ているか、出ていないか。
399 ◯委員長(山崎陽一) 土木課長。
400 ◯土木課長(杉山 誠) バリアフリー化については、水野委員おっしゃるとおり、今後も引き続き対象路線についての選出も含めて実施していきたいという考えでございます。
江戸街道公園につきましては、具体的な利用方法については、現在使っています町内会やスポーツ団体もございますので、その辺の調整も必要なのですけれども、コンサルタント会社等のいろいろな意見を聞く中では、サッカー場ですとか、ソフトボール場みたいな形で利用していくのが、現況利用も実際そうやっているところもありますので、そういった改修がよいのではないかというご意見というか、助言といいますか、そういったものは伺っておりますけれども、市内部でまだ具体的にこういった形というものをお示しできるような段階ではございません。
401 ◯委員長(山崎陽一) ほかに質疑ありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
402 ◯委員長(山崎陽一) 時間の関係もありますので、ひとまず、土木費及び消防費関係の質疑を終わらせていただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
403 ◯委員長(山崎陽一) 異議なしと認めます。
では、しばらく休憩いたします。
午後3時09分 休憩
午後3時20分 再開
404 ◯委員長(山崎陽一) 休憩前に引き続き会議を再開します。
これより、教育費、災害復旧費、公債費、諸支出金及び予備費関係の質疑に入ります。予算書のページは、300ページから381ページまでです。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
大塚委員。
405 ◯委 員(大塚あかね) 何点かあるので、分けて質問させていただきます。まず、予算書の307ページ、教育研究・教育指導に要する経費なのですが、その中の報償費で、部活動外部指導報償金350万円が来年度計上されていますが、昨年度は東京都の補助金が部活動指導員促進事業補助金ということで346万6000円あったのですが、来年度は都からの補助金がないようなのですけれども、そうすると全部市の持ち出しになるのか、その点について確認させていただきたいと思います。
488 ◯委 員(中嶋 勝) わかりました。学力向上のほうなのですけれども、全ての教科だと、ちょっと寂し過ぎまして、真摯に受けとめているということですので、原因はどういったところなのかなという、それぞれあるのでしょうけれども、どういったところに原因があるのかと思っているのかということを、しっかり本気で取り組んでいただいて、数年後には結果がしっかり出てくるような形で、改善に向けて、来年度、どのようにしていくのかというところをお聞きします。
ウォーキングマップのほうは、詳しくわかりました。ありがとうございます。今、イベントの話もちょっと出ましたけれども、このマップを利用してウォーキングすることで、楽しく体力維持とか、増強とかを図れれば最高なのですけれども、イベントということで、要は高齢者の立場でのウォーキングを楽しんでもらう、または他の所管の部署等とも、あとは観光協会とか、そういうところとも連携した活用とか、先ほど言ったイベントなどが、共催とかで、それを使ってうまくやっていければいいのかなと思いますけれども、その辺も含めてお考えをお聞きします。
489 ◯委員長(山崎陽一) 教育長。
490 ◯教育長(桜沢 修) 学力向上の関係でお話しいただきました。いろいろな要素があると思います。年度ごとに、国の学力調査、東京都の学力調査について、内部的にもいろいろと分析をしたりしております。そういった中で、昨年4月に国の学力調査を実施しまして、またその後に東京都の学力調査という形で、2つの調査について、今回、集計ができた中で、皆様にお知らせをしたところです。国の学力調査の中で、ここで学校名を言うのは控えさせていただきますけれども、学力調査の平均点を上回るような学校があるのです。学校の平均でも、国、東京都の平均を上回るような学校もあります。それから、東京都の学力調査においても、ある学校ではそういったところがあります。そういった中で、羽村市の平均という形で、今回、広報に載せました。国、東京都の平均も上回っているような学校では何が違ったのか、どんな取組みをしたのか、それを各学校で共有しようということで、指導室を中心に、各学校の主幹教諭、また学校長等々とも、そういった研究もさせていただきながら、取り組んでいるところです。
それから、全国の学力調査で、全国的に言われているのは、例えば、秋田県や石川県、富山県もそうですけれども、北陸の県が非常に高い学力調査の結果を出していると。ベネッセ等のいろいろな分析の中では、やはり家庭学習、それから、学習に向かう家庭環境、そういったものがかなり違うことも報告されております。そういった中で、家庭における、いわゆる生活環境や学習環境、そういったものの影響はかなりあるのかなとは思います。そこの部分もこれから取り組まなければいけない部分だなとも考えています。そこは大切なことだなと。
それから、課題を教員が子どもたちに出し、宿題という形で返ってくる中では、ある中学校区では、こつこつノートという形で、自分たちが自ら学習に向かう態度を育てることも含めて、ノート指導、そして自ら研究したり、考えたり、勉強したことを、ノートを提出して、学校の教員がそれをチェックする、そういった取組みも行っています。各学校、いろいろな面でそういった取組みを重ねてはいるところなのですけれども、0点から100点まであるとしたらば、その人数のグラフも国の学力調査などでは出てくるのですけれども、他の東京都内、学力が高いところとの比較をしますと、こう言っていいのかどうかわからないですけれども、下位層にいる、例えば、1問、2問しか正解がない子どもたちの割合が、羽村市の学校の中で多い部分もあるのですね、実際に。その子たちに対して、底上げしていく教育はどうやっていくかというところも含めて、今も検討し、教員の皆さんも各学校で研究して対応を図ってもらっているところでございます。
そういった中で、平均点で見ますと、確かに国、東京都の調査、それから、平均との比較というところですと、まだまだ今の段階で、今、中嶋委員おっしゃったように、全部の科目でそういう状況ではという評価になってしまう部分もあるのかなと思いますけれども、これは決して言いわけではなく、今後、それらを含めてどう改善していくのか、どう取り組んでいくのかというところは、学力向上というだけでなく、学力を向上させるというよりも、子どもたちに教えたことを子どもたちが理解しているかどうかというところの評価につながることを身をもって我々も、教育委員会も学校も見て、教えたことがわかっていれば、当然、調査結果はいい方向に出ていくわけですので、それらについてもしっかりと、単に点数がいい、悪いというだけではなくて、教えたこと、わからない子たちをどうわかるように持っていくのか、そういったことも内部で十分検討しながら取り組んでいきたい。
それから、小学校6年生は全国の学力調査、4月に6年生になってすぐなのですね。ですから、3年生、4年生、5年生と積み重ねた結果が6年生の試験にあらわれてきますので、その前から、東京ベーシックドリルという、反復をするようなドリルも使ったりして、そういった勉強をしていますので、それらを含めて、きちっと学校での取組み、さらに教員の皆さんと一緒に考えていきたい、それから、取組みを強化していきたいと考えています。以上です。
491 ◯委員長(山崎陽一) 中嶋委員。
492 ◯委 員(中嶋 勝) わかりました。ありがとうございます。学力向上で、今、教育長からお話があって、十分その辺の差はわかりますし、家庭学習の重要性の話もいただきました。学力向上へ向けて、塾への支援をしているところとか、ICT教育を充実させている自治体等もあります。羽村市でも、今年度、ICT整備計画を作成したということなので、どうなるのかなと思ったら、それは先ほどの質問で出たコンピューターの入れ替えとか、そういうものだったと思いますけれども、そうではなくて、子どもたちにタブレット端末を持たせて、家庭へ持ち帰りも可能にしているところがありまして、学力向上させている実績もあるところもありますので、そのような取組みも考えていかなければならないのではないかとも思いますけれども、その辺のお考えをお聞きします。
493 ◯委員長(山崎陽一) 生涯学習部参事。
494 ◯生涯学習部参事(仙北谷仁策) 今、タブレット端末の活用についてお話をいただきましたけれども、東京都の中でもいくつかの自治体がそのようなことを取り組み始めているのは承知しております。諸事情により、羽村市がすぐにその状態、環境をつくれるというのは、今すぐにはなかなか難しいところはあるわけですけれども、一方で、そういった取組みの効果、どういう効果があって、課題は何かということは、まさに自治体間でも情報共有ができますので、いろいろな先行の区市の状況なども確認しながら進めていきたいと考えています。また、今後、遅かれ早かれ、そういった情報端末の活用というのは、日本全国というか、東京都全体というか、当たり前の時代が多分、来ると思いますので、そういう中で、羽村市もそれにしっかり沿って対応できるような、そんな準備もできたらと考えております。以上です。
495 ◯委員長(山崎陽一) スポーツ推進課長。
496 ◯スポーツ推進課長(小山和英) 先ほどの2点目のウォーキングマップの件なのですが、主体はウォーキングという形で、ウォーキングの効果であったりとか、どのような姿勢で歩いたらいいかというものも入れつつ、補助金の担当課が健康課になりますので、健康づくりという面での連携であったりとか、観光協会がつくっているマップも参考にしながら、あとは高齢者に安全なバリアフリーの部分であったりとかというものも、もちろん連携しながらつくっていく予定でございます。以上です。
497 ◯委員長(山崎陽一) 関連で、浜中委員。
498 ◯委 員(浜中 順) 先ほど教育長も言いましたけれども、学力の問題ですけれども、どれだけ子どもたちが一つひとつの、一回一回の授業でわかっているかどうかということを最後に言われましたけれども、すごく大事なことで、果たして、わかる授業に向けて、今、一人ひとりの教員が、明日の授業のわかるような準備をどれだけされているかどうか、それの実態が教育委員会でどのくらい把握して、どのくらい検討しようとしているのか、各学校に対して、するように仕向けているのか、その辺、どうなっているか、よろしくお願いします。
499 ◯委員長(山崎陽一) 生涯学習部参事。
500 ◯生涯学習部参事(仙北谷仁策) 今、ご質問にありました教員の授業の準備ですけれども、これもいろいろな場面でお話をしておりますが、まずは教員は授業が本務であります。そういう中で、教材研究の時間であったり、その教材研究の内容も工夫したり、効率よく行ったり、いろいろな部分で子どもたちと向き合う時間を設けて、その授業をよくしたり、それから、子どもたちとの関係の中で、また指導内容が定着したりということ、これに関しては、校長会であるとか、職層に応じた研修会であるとか、折々で教育委員会からも授業が本務であると伝えているところです。現実に各学校の学校経営方針などを見ても、そのようなことは当然書かれておりますし、それぞれの学校の中で授業を大事にする、そのために、例えば、会議を工夫したりだとか、いろいろな取組みを進めています。現在、働き方改革の推進プランの策定を進めていますけれども、まさにそういう部分で、先生たちが子どもたちに対してすばらしい教育ができるように、働き方改革推進プランも策定していきたい、その一助としたいと考えております。以上です。
501 ◯委員長(山崎陽一) 浜中委員。
502 ◯委 員(浜中 順) 現実は、明日の授業の準備は最後の最後、19時、20時、目先の校務が終わった後、授業準備をやっているのですね。または、それができないときには土日に出ていってやっているのです。それが実態ですね。そういう実態をちゃんと把握されているのかどうか、その辺をもうちょっと率直に、実態と、どう改善してほしいのかということを、ぜひ働き方改革の中で煮詰めていただきたいと思います。その辺、よろしくお願いします。
503 ◯委員長(山崎陽一) 教育長。
504 ◯教育長(桜沢 修) 今、浜中委員のおっしゃった、教員の皆さんが授業づくりに取り組む時間が非常に少ないというか、他にいろいろな仕事があり、忙しい中で、それに取り組んでいく時間的な余裕をもっとつくるべきだというご意見だと思うのですけれども、このことについては、羽村市が特に教員の皆さんが忙しいとかということと、それから、学力という問題との関係は、ちょっと違うのかなとは思います。全都的にも、全国的にもそういう状況が学校の中に、忙しいとか、子どもたちと向き合っていく時間がないとかいうことは言われていることですので、文部科学省も東京都教育委員会も、そういった形で、働き方について、私は働き方改革というよりも、仕事の仕方の改善をどう図っていくかが一番のポイントだなと思っているところです。
ですから、そういった中で、これからの学校の中での教員の皆さんの働き方をどうしていくかというところを、今、内部の検討委員会もつくり、取りまとめをしているところですので、そういった意味で、本当に教員の皆さんが子どもたちのために、わかる授業や、そういったものをやっていくにあたって、支障になっているものが何なのかというところがもしあるのであれば、それらも明確にしたうえで、それらの改善を図っていくのが今回の働き方改革と言われている、改革という言葉ですと、働き方を改革するというと、かなりすごい、突飛なことをしたりということになるように思われるかもしれませんけれども、今やっていることの中で、先生自身が体を壊してしまったり、精神的に病んだりということだったら元も子もありませんので、勤務時間等は少し削減はしていかなければいけないなということも十分理解をしたうえで、先生方が子どもたちのためにどうやってやったらいいのだというところをもっともっとやっていきたいのだという気持ちを、実現に向けて、いわゆる管理をしていくところが学校経営の中の一番大切なところかなと思いますので、そういったことも含めて、教員の皆さんの意見も十分聞きながら、働き方改革という言葉になっていますけれども、改善の仕方をどうしていくかというところを研究し、また、それらを煮詰めていって、いい方向に持っていきたいなと考えているところです。
505 ◯委員長(山崎陽一) ほかに質疑ありませんか。水野委員。
506 ◯委 員(水野義裕) 今の働き方改革という言葉なのだけれども、ある意味、働かせ方改革、小中一貫、英語教育、ELT、羽村市の特徴だと思っていることが負担になっている可能性もあるかもしれないと私は思っているのですね。そういうことも踏まえて、施策があって、働かされているという話になってしまう部分がかなりあるのではないかと私は思っているのです。働き方改革という中に働かせ方改革という視点をきちんと盛り込むようにして、今後の検討を進めるべきだと思っているのですけれども、そのあたりも含めて少しお考えを伺いたい。
507 ◯委員長(山崎陽一) 教育長。少し端的にお答えいただけませんか。
508 ◯教育長(桜沢 修) 水野委員のおっしゃることは、今、挙げられた小中一貫教育も全国のいろいろな地域でやっています。それから、英語教育、これも同じです。だからこそ、全国的にそういったことがあるとは思いますけれども、羽村市だけの特徴としてそういったことが行われていて、働かせ方がちょっと厳し過ぎるのではないかというご意見については、私はそういうふうには把握はしておりません。ただ、今、東京都のいろいろな学校、地域でも小中一貫教育、小中の連携の中で教育を進めていくというのは主流になりつつありますので、羽村市が早くに取り組んだところでは、そういった印象があるのかなと思いますけれども、それは今後もしっかりと続けていきたいと思っておりますし、働かせ方というところの含んでいる趣旨はしっかり受けとめながら、これからの対応も図っていきたいと思っております。よろしくお願いします。
509 ◯委員長(山崎陽一) ほかに。門間委員。
510 ◯委 員(門間淑子) 1点、お尋ねします。予算書では321ページ、実施計画書では23ページの学校トイレの改修なのですけれども、富士見小学校の改修が平成30年度から始まって、平成31年度で第2期、実施計画では3期まであるわけですけれども、平成31年度でどこまでトイレの改修が進んで、平成32年度に残されているものは何なのかということがまず1点。羽村第一中学校も終わっていますので、富士見小学校が終わると、トイレの洋式化は何パーセントぐらいになるのかをお尋ねします。
511 ◯委員長(山崎陽一) 生涯学習総務課長。
512 ◯生涯学習総務課長(島田裕樹) 富士見小学校トイレの改修でございますが、平成31年度第2期ということで、平成30年度が3系統あるうちの中央系統の改修をいたしまして、平成31年度が西系統です。残る東系統を平成32年度に実施の予定でございます。
洋式化率でございますが、富士見小学校につきましては、平成31年度、改修が終わった時点で80.3パーセントの予定でございます。平成32年度、3系統終了後に93.4パーセントの見込みでございます。以上です。
513 ◯委員長(山崎陽一) 門間委員。
514 ◯委 員(門間淑子) わかりました。富士見小学校は3回に分けてやるということなのですね。富士見小学校が終わって、羽村第一中学校ももう終わっているわけですけれども、そうすると、10校あるうち、平成32年が終わったと仮定して、洋式化率は何パーセントぐらいになっていくのでしょうか。
515 ◯委員長(山崎陽一) 生涯学習総務課長。
516 ◯生涯学習総務課長(島田裕樹) 平成32年度末で、小中10校全体の洋式化率は52.0パーセントです。
517 ◯委員長(山崎陽一) ほかに質疑ありませんか。鈴木委員。
518 ◯委 員(鈴木拓也) 309ページの真ん中より少し上のところに社会科副読本等印刷、約200万円とあるのですね。これはどういうものなのか、お尋ねします。
それから、同じページであと2点お聞きしたいのですけれども、下のほうに部活動運営費補助金とありまして、これが若干ですが、マイナス予算。次に、一番下の特色ある学校づくり交付金、こちらもマイナスとなっています。この理由をお尋ねします。
519 ◯委員長(山崎陽一) 教育支援課長。
520 ◯教育支援課長(三品孝之) 1点目、社会科副読本等印刷につきましては、小学校3、4年生で使用します社会科の副読本は3年に一遍改訂をしておりまして、この教材の改訂等の印刷に使うものでございます。以上です。
521 ◯委員長(山崎陽一) 学校教育課長。
522 ◯学校教育課長(西尾洋介) 2点目、部活動運営費補助金につきましてですけれども、平成30年度当初予算としましては100万円を、平成31年度は88万9000円の補助を計上させていただいております。この補助金につきましてですけれども、それぞれ保護者であったり、顧問の先生、指導員の引率旅費であったり、宿泊というところで補助金を支出しておりますけれども、基本的には平成29年度の決算額、98万円ほどですけれども、そういったところも見比べながら、こちらの88万9000円とさせていただきました。
次に、特色ある学校づくり交付金は、これまでが1000万円でしたけれども、900万円に当初予算としては計上させていただいております。こちらの予算、特色につきましてですけれども、この制度が始まった平成16年度から1000万円の予算を計上させていただきまして、各小中学校10校がそれぞれに特色のある事業、取組みを考えて取り組んでおりました。実際のところ、全体枠としては900万円に下がりましたけれども、下がったことは現実と受けとめさせていただきますけれども、ここで各学校のヒアリング等もさせていただきましたけれども、予算の中で、今後、地域性も含めて、各学校ごとの特色をより明確にして取り組んでいきたいと考えているところであります。以上です。
523 ◯委員長(山崎陽一) 鈴木委員。
524 ◯委 員(鈴木拓也) 1点目の社会科の改訂はわかりました。
2点目の部活動の運営費補助、実績で100万円近く出ているというご答弁がある中で、90万円切ってしまったということでしたね。それから、特色ある学校づくり補助金も、理由は特に示されなかったけれども、マイナスということで、スリム化計画の一環として両者は減るという理解でいいのかどうか、お尋ねします。
525 ◯委員長(山崎陽一) 学校教育課長。
526 ◯学校教育課長(西尾洋介) 今の2つの事業につきましては、その議論の中での事業としては挙がっておりません。ただ、これまでの取組みであったり、実績も含めてですけれども、さらに内容を充実、予算としましては、見比べる部分では確かに減額はされていますけれども、それに伴う内容については、より充実していきたいと考えております。以上です。
527 ◯委員長(山崎陽一) 鈴木委員。
528 ◯委 員(鈴木拓也) 311ページなのですけれども、学校適応指導教室指導員、ハーモニースクールだと思うのですけれども、この報酬が増額になっております。さっき不登校が小学校が特に増えているという話も出ましたけれども、報酬の増の理由をお尋ねします。
それから、予算書323ページ、こっちは小学校費で、335ページには中学校費が出てきまして、就学援助のお金なのですけれども、前倒し支給が今度始まるということで増額になっているのだろうなと読んだのですけれども、以前、様々な課題があって、すぐにできないというお話でしたね。今度やることになっていいと思うのですけれども、その課題はどうクリアされたのかという点をお尋ねします。
529 ◯委員長(山崎陽一) 教育支援課長。
530 ◯教育支援課長(三品孝之) 1点目、ハーモニースクールはむらの指導員の報酬の増額でございますが、現在、ハーモニースクールの児童・生徒の集団不適応のお子さんもいらっしゃるということで、個別の指導を充実させるために、児童・生徒の実態に合わせた個別指導のために1人増という形で要望させていただきました。あわせて単価の引き上げ、また交通費の増が含まれまして、この額となります。以上でございます。
531 ◯委員長(山崎陽一) 学校教育課長。
532 ◯学校教育課長(西尾洋介) 2点目の就学援助のご質問でございます。鈴木委員のご質問のとおり、平成31年度から新入学の準備金について、この予算に改めて加えさせていただいております。また、この予算書の中の上段になります委託のところにシステムの改修委託とあります。いわゆる全体的な問題をクリアしていく中の大きなところとしましては、システム改修といったところもありました。システムには新入学準備金の項目を入れたり、これまでの未就学の、小学校1年に上がる前のお子さんのご家庭の収入だとかも、システム上で吸い上げるようなところ、システム改修上の問題が大きな点だったのかなと考えています。そういった意味では、このシステムを改修するところから始めまして、また、保護者の皆様にも広く周知をさせていただきという手順が必要になってきましたので、平成31年度からの事業として、ここで予算計上させていただいたところであります。以上です。
533 ◯委員長(山崎陽一) 鈴木委員。
534 ◯委 員(鈴木拓也) 了解しました。次の項目にいっていいですか。あと2つにします。予算書の355ページなのですけれども、ゆとろぎの市民の会の助成金がこの間ずっと減り続けたのですけれども、また減ってしまったという状況になっています。この理由をお尋ねいたします。それから、もう一点、359ページの図書館なのですけれども、システムが変わることが掲げられておりました。ユーザーの視点から言うと、何か便利になるということがあるのか、ないのかをお尋ねします。
535 ◯委員長(山崎陽一) ゆとろぎセンター長。
536 ◯ゆとろぎセンター長(石田武尚) ゆとろぎの市民の会の助成金でございますが、10パーセント減らしまして、99万1000円の減という形になっております。今まで1000万円ほどあったのですが、徐々に減ってきているという形です。これにつきましては、サービスを低下させるということではなくて、例えば、広告宣伝する際には新聞を使うとか、無料サイトを使うとか、そういうことを通してチラシの削減を図ったりとか、広告宣伝料を、有償で行っていた新聞等の広告料を減らすとか、そういうことで対応しているのが1つと、あと、杏林大学の公開講座ですとか、NHK、いろいろな無料で提供してくれるような講座、こういうものをうまく活用しながら、事業数は減らさずに、また告知力も減らさずに対応していくということで、精査し、努力しているということでございます。以上です。
537 ◯委員長(山崎陽一) 図書館長。
538 ◯図書館長(松原 隆) 図書館システムの関係でございます。最初の原因としましては、現在使っているオペレーションソフトがWindows7から、そこのサポートが終了するというところで、新たなオペレーションシステムのものに入れかえると同時に、図書館のシステムも現行のシステムでは、Windows10が不安定になるということで、新たなシステムを入れるということでございます。ただ、どちらかというと、安定性とか安全性というところに重きを置きますけれども、既存のシステムの開発会社をベースにしまして、羽村市の図書館にカスタマイズしたものでございます。帳票、レシートですとか、検索画面ですとか、ユーザーによりわかりやすい表記であるとか、そういう形のものをシステムの会社と詰めていきまして、新システムに移行したいと考えております。以上です。
539 ◯委員長(山崎陽一) 鈴木委員。
540 ◯委 員(鈴木拓也) 図書館のほうはわかりました。
ゆとろぎのほうなのですけれども、毎年、報告集会などに行きますと、一生懸命頑張っているのですけれども、担い手がなかなか新しい方があらわれなかったりして、苦労して支えていただいているとすごく感じるのですね。そういう中でまた減額になると、モチベーションがもつのかななどと心配になったりするのですけれども、会のスタッフをもっと市のほうも一緒になって集めていく、担い手を増やしていくみたいなところに本腰を入れていかないと、非常に大事な役割を担っていただいている組織なのですけれども、先細りみたいな形になってしまうのではないかと非常に危惧しているのですけれども、そういうことに関しては、どういった問題意識を持たれて、今後どうされていこうとされているのかという点、お尋ねします。
541 ◯委員長(山崎陽一) ゆとろぎセンター長。
542 ◯ゆとろぎセンター長(石田武尚) 課題でございます。ゆとろぎができてから13年、その間、ゆとろぎ共同事業運営市民の会にいろいろ協力、支えていただいて事業を展開しているわけでございますが、13年経ったということで、当初かかわっていただいた方々がかなり高齢化する、いろいろな事情がございまして退会するということで人数が減ってきているということでございます。この点につきましては、日々、行政はもちろんですが、部会等でも、チラシをつくったりですとか、いろいろな方法で、イベント会場で告知をするですとか、そういう形で新しい部員の補強を図りまして活性化を図ることに努力はしております。ただ、後から一定レベルのところまで、各部会も成長していまして、そこに新人が入るということで、なかなか難しい部分がございます。入ってもやめられてしまうというケースもございます。そのあたりが課題かなと思っております。予算が減りましたが、反対にこういう機会を捉えて、また新たな視点で活動を見直すことも必要なのではないかということで、今、モチベーションが下がっているというよりも、この機会に新たな取組みをしていこうと動いてきております。そういうことを大切にしながら、教育委員会、市で支えていきたいと考えております。以上です。
543 ◯委員長(山崎陽一) 水野委員。
544 ◯委 員(水野義裕) 予算説明書の29ページの図書館の話なのですが、図書館の機能サービスの充実で、セキュリティの向上を図るというのは、Windows7から10に上がることでそういうことになるのかなという確認と、BDS使用料というのはどういうものなのかを説明してください。それから、同じ予算説明書の29ページで、中学校区ごとの特色ある教育活動の充実ということなのですが、これはどんな成果を期待してこういうことをやっているか。それから、特色ある学校づくりの充実、さっき補助金の話がありましたけれども、実績を見ると、みんな違うなとは思えない。逆に、こういうシステムがあるおかげで申請書をつくらなければいけない。そうではなくて、実際に必要なものをどんどん使うと、こういうお題目をつけないで、必要な額が出せるような仕組みが必要ではないかと思っていて、そういう実情についてどう把握してやろうとしているか、その3点を伺います。
545 ◯委員長(山崎陽一) 図書館長。
546 ◯図書館長(松原 隆) 今の図書館のシステムでございますが、おっしゃるとおりWindows7から10になって、Windows7はサポートが終了してしまうので、セキュリティ対策が今後難しくなってまいります。図書館は独自に利用者の登録ですとか、個人情報を扱っている関係もありますので、セキュリティは強化していかなければいけないということで、システムを見直すということでございます。
また、BDSシステムですが、図書館としては、一般的に使っている名詞なのですが、ブックディテクションシステムといって、直訳しますと本を探知する装置、要は盗難防止装置です。ゲートのところにはつい立てみたいなものがどこの図書館も立っていると思うのですけれども、図書館の本を勝手に外に持ち出すと警報が鳴るようなシステムでございます。詳細については、セキュリティに係るものですので、どういうところがおかしいとかいうことは控えさせていただきますけれども、10年ちょっと経っておりまして、動作に不安定が出ていまして、管理する上で支障が出ているところから、そのBDSのシステムを新たに入れ替えるということでございます。以上です。
547 ◯委員長(山崎陽一) 生涯学習部参事。
548 ◯生涯学習部参事(仙北谷仁策) 2点目、3点目についてお答えします。2点目の中学校区ごとの特色ある教育活動の件ですけれども、これは小中一貫教育の取組みをあらわしています。中学校区ごとに具体的な取組みとしては、右に表示されている小学校への乗り入れ事業であったり、部活動体験だったり、中学校の授業体験なども特色として取り組んでおります。そういう中で、中学校区ごとに取り組むわけですけれども、先ほど話が出ていた小中一貫教育の基本計画のもと、今後、各校区ごとに実施計画を策定しまして、しっかり取り組んでいくということでございます。
それから、3点目の特色ある学校づくり、特色というのが被っていますけれども、これについては、先ほどお話ありました学校が使いたいことを自由に使えるほうが、そういうやり方もあるのではないか、そういうほうがいいのではないかというお話でしたけれども、教育委員会としては、ある一定の計画性のもと、もちろん計画の中にしっかりとした狙いを持って、また、どういう形で準備していけばいいか、学校単独ではなくて、保護者、地域との連携の中で行う事業もございますので、しっかりとした計画性の中で取組み、そしてそれが実際にどういう成果が上がったのかということも含めて検証できるようなこと考えています。平成30年度は各学校からどういった成果が上がったかということも書いてもらっています。これ自体は、一方でまた学校の仕事を増やしているのではないかというご指摘もありますけれども、しっかりとやったことに関して振り返りをして、次年度以降にまたつなげる、教育委員会との共通理解を図る意味でも、そういったものを提出していただく中で、申請をまたしていくという流れを今年度つくったところでございます。以上です。
549 ◯委員長(山崎陽一) 水野委員。
550 ◯委 員(水野義裕) 図書館はわかりました。制度というか、システムをつくったときの当初の目的があって、それがいつの間にやら変質してしまうということがよく散見されるわけです。そういう意味では、原点に戻って、その目的が達成されたとしたら、制度そのものも変えるという姿勢が必要だと思います。例えば、小中一貫に関して言えば、不登校対策だと、中1ギャップをなくすのだと、それが大きな題目で小中一貫が始まったと認識しているのですよ。だけども、さっきの話でいくと、余り変わらない。不登校の発生率はね。というようなことで、それが達成できていないとしたら、もう少し違う視点の制度として考えるみたいな視点を持ってやっていかないと、経常的にやるのが当たり前で、ずっと続いてしまって、それがオーバーロードになりかねない、そういうあたりがさっきの働かせ方が必要ではないかという論点の一つなのです。なので、原点をしっかり認識することについて確認させてください。
551 ◯委員長(山崎陽一) 生涯学習部参事。
552 ◯生涯学習部参事(仙北谷仁策) 今、特色ある学校づくりのところでも私、申し上げましたけれども、実際に取組みがどういう成果があるのかを学校に出させているという話をしました。教育委員会としても、それだけではなくて、いろいろな事業、取組み、小中一貫教育にしても、英語教育にしても、子どもたちにとってどういう成果があらわれているのか、あるいは時代の変遷とともに、いわゆるスクラップ・アンド・ビルドも含めて、どういった取組みを改善していったほうがいいのかというところは、一度始めたから金輪際変えないという硬い話ではなくて、しっかりとそこのところを認識したうえで、続けるべきものは続けていきますし、変えてもいいものに関しては、それを恐れないというのですかね、そういった対応で考えていきたいと思っています。以上です。
553 ◯委員長(山崎陽一) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
554 ◯委員長(山崎陽一) 質疑なしと認めます。
これをもって、教育費、災害復旧費、公債費、諸支出金及び予備費関係の質疑を終わらせていただきたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
555 ◯委員長(山崎陽一) ご異議なしと認めます。
お諮りします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
556 ◯委員長(山崎陽一) ご異議なしと認めます。
本日は、これにて延会とします。大変ご苦労さまでした。
午後4時50分 延会
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