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  1. 狛江市議会 2018-08-27
    平成30年第3回定例会(第13号) 本文 開催日: 2018-08-27


    取得元: 狛江市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-20
    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 2018-08-27 平成30年第3回定例会(第13号) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 235 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 2 : ◯ 議会運営委員長(石井 功議員) 選択 3 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 4 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 5 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 6 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 7 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 8 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 9 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 10 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 11 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 12 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 13 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 14 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 15 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 16 : ◯ 総務文教常任委員長(谷田部 一之議員) 選択 17 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 18 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 19 : ◯ 1 番(岡村 しん議員) 選択 20 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 21 : ◯ 3 番(市原 広子議員) 選択 22 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 23 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 24 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 25 : ◯ 1 番(岡村 しん議員) 選択 26 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 27 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 28 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 29 : ◯ 1 番(岡村 しん議員) 選択 30 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 31 : ◯ 3 番(市原 広子議員) 選択 32 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 33 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 34 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 35 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 36 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 37 : ◯ 都市建設部長(小俣 和俊君) 選択 38 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 39 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 40 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 41 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 42 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 43 : ◯ 3 番(市原 広子議員) 選択 44 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 45 : ◯ 都市建設部長(小俣 和俊君) 選択 46 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 47 : ◯ 3 番(市原 広子議員) 選択 48 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 49 : ◯ 都市建設部長(小俣 和俊君) 選択 50 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 51 : ◯ 3 番(市原 広子議員) 選択 52 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 53 : ◯ 都市建設部長(小俣 和俊君) 選択 54 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 55 : ◯ 3 番(市原 広子議員) 選択 56 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 57 : ◯ 都市建設部長(小俣 和俊君) 選択 58 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 59 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 60 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 61 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 62 : ◯ 3 番(市原 広子議員) 選択 63 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 64 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 65 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 66 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 67 : ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 選択 68 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 69 : ◯ 福祉保健部長(石橋 啓一君) 選択 70 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 71 : ◯ 環境部長(清水 明君) 選択 72 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 73 : ◯ 都市建設部長(小俣 和俊君) 選択 74 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 75 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 76 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 77 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 78 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 79 : ◯ 12番(西村 あつ子議員) 選択 80 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 81 : ◯ 3 番(市原 広子議員) 選択 82 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 83 : ◯ 4 番(三宅 眞議員) 選択 84 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 85 : ◯ 6 番(吉野 芳子議員) 選択 86 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 87 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 88 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 89 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 90 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 91 : ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 選択 92 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 93 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 94 : ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 選択 95 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 96 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 97 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 98 : ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 選択 99 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 100 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 101 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 102 : ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 選択 103 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 104 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 105 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 106 : ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 選択 107 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 108 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 109 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 110 : ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 選択 111 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 112 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 113 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 114 : ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 選択 115 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 116 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 117 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 118 : ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 選択 119 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 120 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 121 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 122 : ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 選択 123 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 124 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 125 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 126 : ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 選択 127 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 128 : ◯ 3 番(市原 広子議員) 選択 129 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 130 : ◯ 教育長(有馬 守一君) 選択 131 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 132 : ◯ 教育部長(平林 浩一君) 選択 133 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 134 : ◯ 3 番(市原 広子議員) 選択 135 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 136 : ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 選択 137 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 138 : ◯ 3 番(市原 広子議員) 選択 139 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 140 : ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 選択 141 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 142 : ◯ 3 番(市原 広子議員) 選択 143 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 144 : ◯ 教育部長(平林 浩一君) 選択 145 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 146 : ◯ 3 番(市原 広子議員) 選択 147 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 148 : ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 選択 149 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 150 : ◯ 3 番(市原 広子議員) 選択 151 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 152 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 153 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 154 : ◯ 3 番(市原 広子議員) 選択 155 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 156 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 157 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 158 : ◯ 3 番(市原 広子議員) 選択 159 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 160 : ◯ 3 番(市原 広子議員) 選択 161 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 162 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 163 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 164 : ◯ 3 番(市原 広子議員) 選択 165 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 166 : ◯ 3 番(市原 広子議員) 選択 167 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 168 : ◯ 3 番(市原 広子議員) 選択 169 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 170 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 171 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 172 : ◯ 3 番(市原 広子議員) 選択 173 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 174 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 175 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 176 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 177 : ◯ 3 番(市原 広子議員) 選択 178 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 179 : ◯ 福祉保健部長(石橋 啓一君) 選択 180 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 181 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 182 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 183 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 184 : ◯ 議会運営委員長(石井 功議員) 選択 185 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 186 : ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 選択 187 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 188 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 189 : ◯ 2 番(宮坂 良子議員) 選択 190 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 191 : ◯ 3 番(市原 広子議員) 選択 192 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 193 : ◯ 4 番(三宅 眞議員) 選択 194 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 195 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 196 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 197 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 198 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 199 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 200 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 201 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 202 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 203 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 204 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 205 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 206 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 207 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 208 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 209 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 210 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 211 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 212 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 213 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 214 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 215 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 216 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 217 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 218 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 219 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 220 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 221 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 222 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 223 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 224 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 225 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 226 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 227 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 228 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 229 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 230 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 231 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 232 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 233 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 234 : ◯ 議 長(小川 克美議員) 選択 235 : ◯ 議 長(小川 克美議員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:     午前 9時00分 開会 ◯ 議 長(小川 克美議員) ただいまから平成30年狛江市議会第3回定例会を開会いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は,お手元に配付してあるとおりこれにより進めます。  日程第1 会議録の署名議員の指名を行います。  会議録の署名議員は,会議規則第85条の規定により議長において     16番  石  川  和  広  議  員     17番  亀  井  和  美  議  員 以上2人を指名いたします。  次に去る8月21日と本日8月27日開会前に議会運営委員会が開かれておりますので,委員長から報告を求めます。議会運営委員長。     〔議会運営委員長 石井功議員登壇〕 2: ◯ 議会運営委員長(石井 功議員) それでは議会運営委員会の報告をいたします。  議会運営委員会は8月21日及び本日8月27日開会前に開催されておりますので,その結果について報告いたします。  最初に本定例会に提出されている提出議案ですが,補正予算7件,条例の制定2件,条例の一部改正2件,条例の廃止1件,29年度決算の認定が一般会計を含めて6件の合計18件であります。  なお,認定第1号から認定第6号までの6件については,議長及び議会選出監査委員を除く19人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置して付託し,議案第46号,狛江市総合基本計画条例から議案第50号,狛江市生産緑地地区に定めることができる区域の規模に関する条例までの計5件は,お手元に配付してあります議案付託事項表のとおり所管の常任委員会に付託し,会期中の審査を行うこととしております。  また,7件の補正予算につきましては,委員会付託を省略して本会議即決でお願いするものであります。  次に一般質問についてですが,質問通告については明28日の正午までとなっておりまして,質問時間は答弁を含めて1人80分で決定をしております。  また,質問の順番については,吉野芳子議員,辻村ともこ議員,市原広子議員,三宅眞議員,山田たくじ議員,太田久美子議員,自由民主党・明政クラブ,日本共産党狛江市議団,狛江市議会公明党の順番となっておりまして,日数は4日間と決定しております。  次に本定例会の会期についてですが,各常任委員会の開催,決算特別委員会の開催等総合的に考えまして,本日から10月4日までの39日間を予定しております。  次に会期中の会議ですが,お手元に配付してあります会期日程のとおりでありまして,本会議は本日及び9月3日,4日,6日,7日,10月4日の6日間を予定しております。
     内容といたしましては,本日この後会期の決定,所信表明,行政報告,議長報告,議会運営委員会委員補充選任の件,陳情の委員会付託,総務文教常任委員会の審査結果報告,議案第46号から議案第50号までの上程及び委員会への付託,認定第1号から認定第6号までの上程及び決算特別委員会への付託,そして議案第39号と議案第41号及び議案第43号から議案第45号までの審議をお願いするものであります。  最終日の10月4日は,各常任委員長の報告,決算特別委員長の報告,討論・採決,さらには議員提出議案の審議等を予定しておりますが,これらについては10月3日に行われる議会運営委員会で決定する予定であります。  次に議員提出議案の取り扱いについてですが,締め切りが一般質問2日目の9月4日までとなっておりますので,よろしくお願いいたします。  このほかの会議でありますが,9月7日には議会運営委員による議員提出議案調整会議を本会議終了後に開催する予定であります。  また各常任委員会ですが,総務文教常任委員会は9月12日,社会常任委員会は9月13日,建設環境常任委員会は9月14日のいずれも午前9時から開催することにしておりますが,これらの委員会の招集通知は会期日程をもってかえることになっておりますので,あらかじめ御了承いただきたいと思います。  なお,本日本会議終了後,引き続き一部事務組合の活動報告がありますので,よろしくお願いいたします。  以上,議会運営委員会の結果について報告いたしましたが,議員各位の御協力を賜り,本定例会が円滑に運営されますようお願いいたしまして,報告とさせていただきます。 3: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で議会運営委員長の報告を終わります。  次に日程第2 会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は,ただいま議会運営委員長報告のとおり本日から10月4日までの39日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 4: ◯ 議 長(小川 克美議員) 御異議なしと認めます。よって会期は本日から10月4日までの39日間と決定されました。   ─────────── ─ ──────────── ─ ─────────── 5: ◯ 議 長(小川 克美議員) 次に日程第3 所信表明を行います。市長から発言を求めます。市長。     〔市長 松原俊雄君登壇〕 6: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 7月22日に執行されました狛江市長選挙において,市長に就任し初めての狛江市議会定例会に当たり,1期4年間の市政運営に向けて所信を申し上げます。  私も副市長時代に策定にかかわった現在の第3次基本構想には,まちづくりの原則として,「平和を求め人権を尊重するまちづくり」を掲げ,そこには「平和な社会を実現するため,市民一人ひとりが地域社会の担い手であることを自覚し,差別や偏見のない人権を尊重するまちづくりを進めます。」とあります。そのためには人が人を思いやる優しさが必要であるとの考えから,「人にやさしいまちづくり」を私の政治姿勢の基本に据えて取り組んでまいります。  ハラスメントは人権侵害です。残念ながら前市長によるハラスメントで市役所内部は混乱していたと思います。市長就任後この間,多くの職員と接しましたが,以前と変わらぬ表情で業務に向き合う姿を見ると,内部の混乱はおさまってきていると感じているところでございます。内部のハラスメント対策といたしましては,平成30年狛江市議会第2回定例会で議員提案により「狛江市職員のハラスメントの防止等に関する条例」を制定いただきました。本定例会に補正予算を提出させていただいておりますが,条例は11月1日から施行することとし,外部有識者を含む苦情処理委員会を設置するとともに,外部相談機関を設けてまいります。また,ハラスメントの防止には意識教育が欠かせません。しっかりとハラスメント研修にも取り組み,市役所の内部から「やさしさ」をつくり上げてまいります。そして市民からの信頼回復に向けましては,仮称ではございますが,人権尊重基本条例の制定に取り組んでまいります。これは,狛江市のあるべき姿として,人権の尊重を市民としっかりと共有していくための第一歩となるものと考えております。  平成30年6月15日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2018」では,「中長期的な視野に立つと,人口減少・少子高齢化は,経済再生と財政健全化の両面での制約要因となり続ける。2024年には歴史上初めて50歳以上の人口が5割を超えることになる。その後も,若年人口や生産年齢人口が急速に減少していく一方,高齢者人口は2040年頃のピークに向け増加を続け,75歳以上の後期高齢者の総人口に対する比率は2030年頃には2割に近づく。」とされています。そして,「今後の財政健全化の道筋を展望すれば,全世代型社会保障の構築に向け,少子化対策や社会保障に対する安定財源を確保するとともに,現役世代の不安等に対応し,個人消費の拡大を通じて経済活性化につなげるためには,2019年10月1日に予定されている消費税率の8%から10%への引上げを実現する必要がある。」とし,重点的な取り組みとして「人づくり革命」を掲げ,幼児教育の無償化,待機児問題の解消,高等教育の無償化に取り組むとされています。財政健全化目標としては,2025年度の国・地方を合わせたプライマリー・バランス黒字化を目指すとし,地方の歳出水準については,「交付団体をはじめ地方の安定的な財政運営に必要となる一般財源の総額について,2018年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保する。」とされました。  狛江市においては,平成30年8月1日現在,人口は8万2,402人と増加傾向にありますが,狛江市人口ビジョンでお示ししていますとおり,長期的には人口減少,さらなる超高齢社会への進展が見込まれます。  狛江市の財政状況を見ますと,平成24年11月に策定された狛江市中期財政計画 財政規律ガイドラインに基づき財政規律に努めた結果,平成29年度決算におきましては,一般会計の地方債残高は約196億8,000万円となり,前年度比約2億4,000万円減少しています。また,基金残高につきましても約39億6,000万円で,前年度比6億5,000万円増額することができました。経常収支比率は91.2%となり,前年度比1.1ポイントの悪化となりました。悪化の主な要因といたしましては,待機児解消に向け保育定員の拡大を進めた結果,経常経費となる保育所等児童運営費が大きく増額したことによるものです。  しかしながら人口減少への対応として,国が掲げた幼児教育の無償化,待機児問題の解消には,しっかりと取り組んでいかなければならないと考えております。団塊の世代が75歳以上となる2025年には,これまで以上に社会保障関係経費が増大してまいります。また,2030年以降には,小・中学校の建てかえも視野に入れておかなければなりません。持続可能な自治体として,中長期的な視点を持った財政運営に努めてまいります。  行政運営の基本は市民参加と協働です。市民参加と協働を推進するためには,市民に信頼される情報公開・情報発信が必要です。狛江市の市民参加と市民協働の推進に関する基本条例が制定されてから既に15年が経過しております。いま一度原点に立ち返り,まずは市民参加と協働について職員の理解を深めてまいります。行政運営には職員の力は欠かせません。人財の育成が大切です。既に庁議で指示いたしましたが,未来戦略会議による人財育成に取り組んでまいります。これは主に係長職を対象に,どのようなまちづくりを進めたいのかを考え,政策提案してもらうことを想定しています。あわせて職員のコンプライアンス機能の強化にも努めてまいります。  地方公共団体においては,人口減少・高齢化の進行,行政需要の多様化など社会経済情勢の変化に一層適切に対応することが求められております。ふるさと納税の影響により平成29年度は約1億円の減収となりましたが,厳しい財政状況の中でも,安全かつ良質な公共サービスを確実・効率的に提供することにより,地域課題の解決に取り組まなければなりません。引き続き質の高い公共サービスを提供するためには,ICTの徹底的な活用や,民間委託等の推進などによるさらなる業務改革の推進も必要となってまいります。狛江市の実情を踏まえ,行財政改革を推進してまいります。  西日本で発生した平成30年7月豪雨災害では,200人以上の方がお亡くなりになりました。この場をおかりいたしましてお悔やみ申し上げます。また,いまだ行方不明の方もいらっしゃいます。8月21日時点では避難所に2,100人以上の方が避難されております。被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げるとともに,一日も早い復旧・復興を祈願しております。  多摩川と野川がある狛江市においても,同様の水害が起こる可能性はゼロではありません。狛江市洪水ハザードマップの多摩川はん濫版では,2階の床下までつかる3メートル以上浸水する地域が市域の半分ほどを占めています。平成30年7月豪雨災害を教訓に,そして狛江市に置きかえた状況を分析し,どのような対応が必要となるのか検討してまいります。  災害が発生した場合には,避難指示や避難所の開設など,さまざまな対応が必要となることからも,危機管理体制の充実が求められます。昭和49年の多摩川堤防決壊,そして平成16年に発生した新潟県中越地震における,ふるさと友好都市川口町への支援活動の経験を生かし,危機管理体制の充実に努めてまいります。  地震への備えも重要な課題です。旧耐震基準で建築された住宅への各戸訪問を行っていますが,大阪府北部地震を受けて,ブロック塀の危険性についてもあわせてお知らせしております。地震発生時の被害を最小限にできるよう取り組んでまいります。  町会・自治会等による地域への防犯カメラ設置台数をふやすため,今回の補正予算で増額をお願いしておりますが,防犯カメラは犯罪抑制に効果があります。また,防犯協会の協力による安心安全パトロールや地域住民による学校安全ボランティアなど,多くの市民に御協力いただいて犯罪の未然防止に努めております。この市民との関係をさらに広げてまいります。  特殊詐欺対策としては,自動通話録音機の貸与を行っておりますが,平成30年1月から6月の半年間で,特殊詐欺被害は17件で被害金額は約2,200万円となっています。効果的な周知・啓発に努め,犯罪のないまちを目指してまいります。  狛江市内の交通事故件数・死傷者数についてはおおむね減少傾向にありますが,東京都と比較した場合,年齢別で見ますと若年層と高齢者の構成割合が高くなっています。また,状況別では自転車と歩行者の死傷者の構成割合が高くなっています。高齢化社会の進行を考えますと,人優先の交通社会の形成が必要となります。あわせて高齢者や障がいのある方など交通弱者に対する外出支援も重要な課題です。公共交通ネットワークの充実を図り,防災,防犯,交通安全対策など,市民の生命・身体及び財産を守るための体制の整備に努め,全ての市民が安全で安心して暮らせる機能的なまちづくりを推進してまいります。  地方自治体の基本は住民の福祉の増進を図ることです。地域コミュニティを取り巻く環境が大きく変化する中で,新たな地域生活課題を抱えている人や世帯がふえることが予想されます。そのため,福祉の「支え手側」と「受け手側」に分かれるのではなく,地域のあらゆる市民・団体・事業者が役割を持ち,支え合いながら,自分らしく活躍できる地域コミュニティを育成し,公的な福祉サービスと連携・協働して助け合いながら,ともに暮らす地域共生社会の実現に向けて取り組んでまいります。  医療と介護の連携は重要な課題です。平成30年8月1日現在,65歳以上の市民は1万9,709人いらっしゃいます。そのうち75歳以上の市民は1万595人で人口の12.9%を占めています。団塊の世代が75歳以上となる2025年以降は,国民の医療や介護の需要がさらに増加することが見込まれていることから,厚生労働省においては2025年を目途に,高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで,可能な限り住みなれた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう,地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進しています。市域が狭い狛江市において,住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される,コンパクトさを生かした狛江らしい地域包括ケアシステムの構築に向けて取り組んでまいります。また,超高齢社会を地域で支える仕組みの一つとして,介護ボランティア制度の導入を目指してまいります。  高齢者がいつまでも健康に暮らせるために,健康寿命を延伸させる取り組みは重要です。病気の早期発見・早期治療により病状を悪化させないためにも,検診の充実や健康づくりに力を注いでまいります。健康でいるためにはお口の健康も大切です。いつまでも食べる楽しみを感じられるよう口腔ケアの取り組みも推進してまいります。医師会,歯科医師会,薬剤師会等とも連携し,地域医療の充実にも努めてまいります。  障がいのある方の重度化や高齢化,また親亡き後を見据え,地域が抱える課題に向き合い,地域で障がいのある方やその家族が安心して生活するためには地域生活支援拠点の整備が必要です。狛江市では,和泉多摩川駅前のぽかぽか広場に地域生活支援拠点を整備する方針でありましたが,この土地をめぐり現在係争中であり,既に3年が経過しています。市の方針を再度整理し,障がいのある方も安心していつまでも生活できるよう,地域生活支援拠点の整備を促進してまいります。  今年度,実施設計を行っている子育て・教育支援複合施設については,福祉・子育て・教育部門が一体となって,相互に連携しながら総合的な支援を実施できるよう進めてまいります。  そして少子化対策も重要な課題です。15歳未満の年少人口は全国的には減少傾向ですが,狛江市においては,人口の増加に伴い5年前と比較して923人増加し,平成30年8月1日現在9,651人となっています。子供は元気をくれます。まちの活性化には欠かせない存在です。狛江市で子供を生み育てたいと思ってもらえるまちづくりが必要です。今年度も2園の保育所整備や学童クラブの整備を目指すなど,既に待機児対策に取り組んでいるところでありますが,引き続き待機児解消に向けた取り組みを推進してまいります。あわせてテレワークやサテライトオフィスなど誰もが働きやすい環境の整備にも努めることで,少子化対策,人口減少対策を図ってまいります。  近年,貧困の連鎖という言葉を耳にします。国は子どもの貧困対策の推進に関する法律を平成26年に施行しました。そして第1条の目的には,「子どもの将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないよう,貧困の状況にある子どもが健やかに育成される環境を整備するとともに,教育の機会均等を図るため,子どもの貧困対策に関し,基本理念を定め,国等の責務を明らかにし,及び子どもの貧困対策の基本となる事項を定めることにより,子どもの貧困対策を総合的に推進することを目的とする。」とされています。今年度,狛江市においても子どもの生活実態調査を実施しますが,その結果をしっかりと分析し,子供の貧困対策を充実させてまいります。  学校教育では,全ての子供たちの学びを保障する特別支援教育の充実を初め,抜本的な不登校対策やICT教育など多様な学びの場の整備に努めてまいります。また,教職員が児童・生徒と向き合い,質の高い学びを追求する働き方改革を推進してまいります。  狛江市の人口は増加していますが,その反面,生産緑地は減少を続け,約30.29ヘクタールとなっています。本定例会に狛江市生産緑地地区に定めることができる区域の規模に関する条例を提案させていただいておりますが,これは,これまで500平方メートル以上必要であった面積要件を300平方メートル以上に引き下げることで,生産緑地をふやし,都市農地を保全するための取り組みです。都市農地は,新鮮・安全な農産物の供給だけではなく,防災機能,交流・レクリエーション,体験の場の提供,ヒートアイランド現象の緩和など多面的役割を果たしています。狛江ブランド農産物の普及支援など都市農業の支援に努めてまいります。  この夏の猛暑も地球温暖化の影響が少なからずあるものと思われます。豊かな自然環境や健康で安全な生活環境を未来へ引き継ぐために,今から地球温暖化対策など環境問題の解決に向けた対策に取り組まなければなりません。来年度にかけて改定を行う狛江市環境基本計画の中で具体的な施策を検討していくとともに,環境保全について,より多くの市民の関心や理解を深め,市民一人一人の取り組みを促進してまいります。市民に身近な廃棄物行政につきましては,さらなるごみの分別の促進とごみの総量削減のため,市民が取り組みやすい行動についての普及啓発に努めてまいります。  文化活動は人々を豊かにします。狛江市では音楽の街-狛江事業や絵手紙事業に取り組んでいますが,ともに市民による活動です。このような文化活動を行政として支援し,市民の協力のもと,さらに展開させてまいります。市民センターは狛江市にとっては文化の拠点です。現在,市民センターを考える市民の会と協議を継続しておりますが,老朽化対応も喫緊の課題です。公民館,図書館,そして市民活動支援センターを含めた生涯学習と市民協働の観点から,市民センターのあり方を検討してまいります。  2019年にはラグビーワールドカップ2019,そして2020年には東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。時期は未定ですが,狛江市内でも聖火リレーが行われる予定です。両大会の成功に向けて気運の醸成に努め,関係団体が実施するプログラムへ参画するなど,多くの市民が参画し,感動を共有する機会の創出に努めてまいります。市民のスポーツへの関心を高め,健康づくりへの意識向上など,スポーツ活動への支援や環境整備を推進してまいります。  まちの活性化には商工業の発展も欠かせません。残念ながら平成29年度決算では,法人市民税は約2億9,200万円で市たばこ税よりも少ない額となっております。市内の産業活動が活性化することで地域に活力をもたらし,市民生活の向上につながるといった循環作用が働きます。このことを市と事業者がお互いに共通認識として持ち,商工業の発展に向けて取り組むことが必要です。市としても,これまでの商店街への支援に加え,元気に頑張る個店や特色ある事業者を支援する仕組みを構築してまいります。  2020年には市制施行50周年という大きな節目を迎えますが,これを契機に改めて市の魅力を再認識しなければなりません。狛江市の魅力の1つは,やはり多摩川です。観光協会の協力による撮影支援に取り組んでおり,多摩川の河川敷での撮影が数多くあります。映像による情報発信力を強化し,狛江市の魅力を市内外へ発信してまいります。昔は多摩川のボートに乗るために人が並んでいたことを思い出します。水辺の楽校の活動支援に加え,さらに多摩川が魅力ある場所となるよう,市民の協力を得て多摩川の魅力を高めてまいります。  市制施行20周年の記念事業として始まった「狛江古代カップ多摩川いかだレース」は,市民の実行委員会によるイベントで多摩川の魅力を発信しています。「メビウス∞えきまえ広場」も整備されました。市民主体による市の魅力を高めるイベントの支援にも努めてまいります。あわせて市民みずからのアイデアを市民が応援する仕組みを検討してまいります。  現代社会は親と子だけの核家族化が進行し,また子供の人数も少なくなっています。さまざまな世代との交流は,子供たちの成長だけではなく,年長者にとっては新たな気づきが得られる場ともなります。狛江市においても200軒以上の空き家が存在します。空き家等を活用した多世代交流の居場所の整備を推進してまいります。  市長に就任し1カ月がたちましたが,この間,各部とのヒアリングなど現状の把握に努めてまいりました。防災センターや中学校給食センターの建設,新設保育所の整備など,まちづくりが進められてきております。特に防災・防犯面,待機児対策は推進されていると感じております。その反面,市民参加・市民協働は余り進んでいない印象がございます。市役所から6年間離れておりましたが,みずから起業し,民間の経営感覚も養ってまいりました。これからは市政のために,その経営感覚も生かし,そして38年間の行政経験も生かして,まちづくりを推進してまいります。  まずは市民からの信頼回復が第一ですが,その上で,「人にやさしいまちづくり」を基本として,市民が狛江市に住んでよかった,これからも住み続けたい,また,狛江市に住んでみたいと思われるよう,魅力あるまちづくりを推進してまいります。 7: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で日程第3 所信表明を終わります。   ─────────── ─ ──────────── ─ ─────────── 8: ◯ 議 長(小川 克美議員) 次に日程第4 行政報告を行います。市長から発言を求めます。市長。     〔市長 松原俊雄君登壇〕 9: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 東京都市長会議が7月25日に開催されましたので,主な事項について報告いたします。  議案審議事項では,東京都市長会として提出する「平成31年度東京都予算編成に対する要望」が審議され,了承されました。内容は,「地方分権の推進における都の支援」「自然災害に対する防災体制の確立」「介護保険制度に係る市町村への支援策の充実」「子育て環境の充実」など重点要望事項が50件,そのほか一般要望事項が48件となっており,7月31日に副知事及び各局への要望活動を行ったところでございます。  次に「平成30年7月豪雨による被災都市への見舞金の扱いについて」審議され,了承されました。平成30年7月豪雨による被害の甚大さに鑑み,広島県市長会及び岡山県市長会にそれぞれ200万円,愛媛県市長会に100万円の見舞金を贈呈するものです。  報告事項では,「平成30年7月豪雨による被災都市への人的支援について」報告がありました。東京都市長会として,平成30年7月豪雨により甚大な被害を受けた市町村の一日も早い復旧・復興に向けて,東京都と連携し,第1陣として岡山県倉敷市に7月25日から8月2日まで,狛江市の職員1名を含む16名の職員を派遣し,避難所運営業務を行ったものです。  なお,第2陣として8月8日から8月16日まで職員派遣がされており,今後についても都からの依頼により順次派遣する予定とされております。 10: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で日程第4 行政報告を終わります。   ─────────── ─ ──────────── ─ ─────────── 11: ◯ 議 長(小川 克美議員) 次に日程第5 議長報告を行います。  議長報告につきましては各議員のお手元に配付してあるとおりですので,御参照のほどお願いいたしまして議長報告といたします。  なお,8月21日に山本暁子議員から議会運営委員会委員の辞任願が提出されましたので,許可いたしましたことを報告いたします。   ─────────── ─ ──────────── ─ ─────────── 12: ◯ 議 長(小川 克美議員) 次に日程第6 議会運営委員会委員補充選任の件を議題といたします。  お諮りいたします。  欠員となっております議会運営委員会委員の補充選任については,委員会条例第7条第1項の規定により,     10番  三  角  武  久  議  員 を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 13: ◯ 議 長(小川 克美議員) 御異議なしと認めます。よって議会運営委員会委員にただいま指名いたしましたとおり,10番三角武久議員を補充選任することに決しました。   ─────────── ─ ──────────── ─ ─────────── 14: ◯ 議 長(小川 克美議員) 次に日程第7 陳情の委員会付託を行います。  本日までに受理した陳情3件は,お手元に配付してある陳情付託事項表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。   ─────────── ─ ──────────── ─ ─────────── 15: ◯ 議 長(小川 克美議員) 次に日程第8 陳情第35号 市職員らがセクシュアル・ハラスメント(性的いやがらせ)を受けた問題の真相を解明し,再発を防止するための調査を求める陳情から日程第10 陳情第37号 「狛江市職員のハラスメントの防止に関する規則」「狛江市職員ハラスメント防止指針」の検証と検証結果の公開を求める陳情までの3件を一括議題といたします。  この3件については総務文教常任委員会に付託され,その審査が終了し,お手元に配付してあるとおり報告書が提出されております。委員長から委員会の審査の経過及び結果の報告を願います。総務文教常任委員長。     〔総務文教常任委員長 谷田部一之議員登壇〕 16: ◯ 総務文教常任委員長(谷田部 一之議員) 総務文教常任委員会の審査状況について報告いたします。  委員会は6月19日と7月27日に開催しております。  当日の出席者は委員全員と議長,説明員としては,6月19日は企画財政部は部長以下4人,総務部は部長以下4人,教育部は部長以下2人,選挙管理委員会事務局長。7月27日は企画財政部は部長以下3人,総務部は部長以下4人,教育部は部長以下2人。また,議会事務局からは事務局長以下4人が出席しております。  それでは委員会における質疑の概略と結果について報告いたします。  最初に陳情第35号,市職員らがセクシュアル・ハラスメント(性的いやがらせ)を受けた問題の真相を解明し,再発を防止するための調査を求める陳情であります。  1人の委員から討論があり,採決の結果,陳情第35号は賛成少数で不採択とすることに決しました。  次に陳情第36号,狛江市の「Operation」についての陳情であります。  ある委員から,政党機関紙への対応を調べてもらった4つの自治体の市による実態把握とその方法のところが未実施となっているが,これは間違いないか。  またある委員から,現状狛江市の対応についてお聞きしたい。市として実態調査の対応が可能かどうか。また,今後問題があった場合,市としてどのような対応・指導を行うのか。  またある委員から,職員の方がどうしても断れない状況だという形で続けられた場合,どのように市として対応するのか。こういった指示が副市長から行われたということは庁議の正式記録に載っているのかどうか。  またある委員から,憲法上に定める思想・信条の自由,内心の自由が制限されるものであり,実態調査というものはすべきではないと考えるが,その点についてどうお考えか。憲法上の思想・信条の自由,内心の自由を侵害するという捉え方でよろしいのか。狛江市において議員からの圧力だとかそういうことの相談だとか話とかというのがあるのかどうか改めて聞く。  またある委員から,赤旗の購読について,政党機関紙の購読について,政治的中立性に特に問題はないか。疑念を持たれかねないと思う理由というのはどういったものか。庁舎内で職員の対応がどうして疑念を持たれることになるのか。庁舎等管理規則にも問題がない中で規制をしていく,それを先ほど指示という話をされたが指示なのかどうなのか。  またある委員から,狛江市は何ゆえ勤務時間内に執務室内において勧誘,配達,集金を禁じたのか,それが出されたのはいつなのか。  またある委員から,一切職員のほうに出向いて質問の調整をしたりとか,個人情報の問題があるからそういう所も入室できないということなのか。議員活動として職員の皆さんのところに用事があって行くということは,当然妨げられることではないということでよろしいのかどうか,との質疑がありました。  質疑終結の後,1人の委員から討論があり,採決の結果,陳情第36号は賛成なしで不採択とすることに決しました。  次に陳情第37号,「狛江市職員のハラスメントの防止に関する規則」「狛江市職員ハラスメント防止指針」の検証と検証結果の公開を求める陳情であります。  陳情者から意見陳述を受けた後,2人の委員から討論があり,採決の結果,陳情第37号は賛成少数で不採択とすることに決しました。  以上,総務文教常任委員会の報告とさせていただきます。 17: ◯ 議 長(小川 克美議員) 委員長の報告が終わりましたので,委員長に対する質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 18: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で委員長に対する質疑を終結いたします。
     これより順次討論,採決に入ります。  最初に陳情第35号の討論に入ります。1番岡村しん議員。     〔1番 岡村しん議員登壇〕 19: ◯ 1 番(岡村 しん議員) 陳情第35号,市職員らがセクシュアル・ハラスメント(性的いやがらせ)を受けた問題の真相を解明し,再発を防止するための調査を求める陳情について,賛成の立場から日本共産党狛江市議団の意見を述べます。  前市長のセクハラ問題は,多くの女性を苦しめ,市政への信頼を失墜させた大問題です。この間の議会での質疑やマスコミ報道等で一定の経過は明らかになりつつありますが,その内容は断片的であり,市として責任を持ってこの問題の全経過を明らかにしたものではありません。今後の再発防止策を考える上でも,市として被害者の人権を守りながら,今回の問題の全経過を明らかにし,教訓を導き出し,しっかりとした再発防止策の確立につなげるべきです。  市として専門家や市民も参加する第三者委員会をつくり,その中で今回の問題の全経過と教訓を明らかにし,ハラスメントに関する全職員向けの無記名のアンケート調査を行うなど,被害者の匿名性を確保しながら,その思いをしっかりと受けとめ,その中で実効性ある再発防止策を確立すべきだと思います。  この立場から,日本共産党狛江市議団は本陳情に賛成いたします。 20: ◯ 議 長(小川 克美議員) 3番市原広子議員。     〔3番 市原広子議員登壇〕 21: ◯ 3 番(市原 広子議員) 今議会に提案されると言われています人権条例検討のための委員会といったものもあるようですけれども,現市長の公約でありますハラスメント防止条例の改定が,理念的な人権条例策定という形になっていることに疑問と不安を感じざるを得ません。  当然,直近の出来事であります前市長のセクハラ行為の表面化とそれによる辞職を受けての選挙での市長就任であることから,前市長によるセクハラ行為が4年以上も放置された経緯に関する調査は行政としてするべきであり,それに対する見解も,副市長など市役所幹部職員による意見という形でしか表明されていない状態です。被害者の二次被害を防ぎ人権に配慮しつつ,行政としての何らかの事実解明に基づく意見表明こそ市民から求められており,狛江市の信頼回復の第一歩であると言えます。  人権条例の人権に関しましても,LGBT問題や女性のリプロダクティブ・ヘルス/ライツ,子供の人権,外国人に対する差別や地方選挙権問題,ヘイトスピーチをなくすためにも,国連人種差別撤廃条約締結・批准などが今最も求められていると言え,提案されていくであろう人権条例検討委員会の設置議論を控えた狛江市の状況として,この陳情にあります市職員らが受けたセクシュアル・ハラスメント,性的嫌がらせの真相を解明し,再発を防止するための調査をしっかりとしていくべきと言えます。  以上のことを述べ,陳情第35号に賛成といたします。 22: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  日程第8 陳情第35号 市職員らがセクシュアル・ハラスメント(性的いやがらせ)を受けた問題の真相を解明し,再発を防止するための調査を求める陳情,本陳情に対する委員長の報告は不採択であります。よって本陳情について採決いたします。本陳情を採択することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成者挙手) 23: ◯ 議 長(小川 克美議員) 挙手少数と認めます。よって陳情第35号は不採択とすることに決しました。   ─────────── ─ ──────────── ─ ─────────── 24: ◯ 議 長(小川 克美議員) 次に陳情第36号の討論に入ります。1番岡村しん議員。     〔1番 岡村しん議員登壇〕 25: ◯ 1 番(岡村 しん議員) 陳情第36号,狛江市の「Operation」についての陳情に対する日本共産党狛江市議団の討論をさせていただきます。  本陳情は,陳情の要旨において,「職場における公務員の政党機関紙各紙の購読状況・勧誘実態について庁内実態調査を求める。」とされています。  そもそも本陳情は,憲法で保障された思想・良心の自由等を侵害する行為を市に求めようとするものであり,また特定政党を誹謗中傷するものであり,本来委員会への付託をすべきものではありませんでした。調布市議会や府中市議会等では,基本的人権を侵害したり法令に反する行為を市に求める陳情は,議長預かりとして審議しないとするルールが確立されております。また,特定の個人,団体を誹謗中傷する陳情も同様です。  本陳情は職員の政党機関紙の購読状況の調査を求めていますが,これは憲法で保障された職員の思想・良心の自由を侵害するもので許されません。  川崎市の政党機関紙購読アンケート調査が問題となった東京高裁判決では,民事判決としては異例の付言として,「政党機関紙の購読の有無を調査することは,思想及び良心の自由の保障との関係で微妙な面がある」と指摘した上で,「思想及び良心の自由の保障との関係で限界に近い領域にあると言わざるを得ないものがある」とされています。アンケート調査は思想及び良心の自由,憲法第19条を侵害するという点で,違憲すれすれの不当・不要な調査であることを認めました。  本陳情は政党機関紙の勧誘実態についての調査も求めていますが,これも憲法で保障された政党の結社の自由,市職員の思想・良心の自由を侵害するものであり,許されるものではありません。総務文教常任委員会での職員課長の答弁でも,憲法で保障する思想・信条の自由に抵触するおそれがあり,また,そういった懸念を職員に持たれる可能性があり,調査については難しいと考えております,とのことでした。  また,本陳情の2つ目には議員からの圧力・心理的強制についての庁内実態調査も求められていますが,職員課長の答弁でも,職員課のほうではそのような話は聞いておりません,とのことで,狛江市において議員からの圧力・心理的強制に当たる実態はありません。  総務文教常任委員会の中で私が,政党機関紙の購読は個々人の契約に基づいて配達,集金をしているので,庁舎管理規則の物品販売には当たらないのでは,とただし,総務課長も,個々の契約で行われている,と答弁。地方公務員法第36条の政治的中立性について,機関紙購読が問題になるのか,とただしたのに対して総務部長は,購読することが中立性を損なうものではない,と答弁いたしました。庁舎管理規則に照らしても,地方公務員法に照らしても,何ら問題がないことは明らかです。  よって日本共産党狛江市議団は,本陳情に反対いたします。 26: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  日程第9 陳情第36号 狛江市の「Operation」についての陳情,本陳情に対する委員長の報告は不採択であります。よって本陳情について採決いたします。本陳情を採択することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成者挙手) 27: ◯ 議 長(小川 克美議員) 挙手なしと認めます。よって陳情第36号は不採択とすることに決しました。   ─────────── ─ ──────────── ─ ─────────── 28: ◯ 議 長(小川 克美議員) 次に陳情第37号の討論に入ります。1番岡村しん議員。     〔1番 岡村しん議員登壇〕 29: ◯ 1 番(岡村 しん議員) 陳情第37号,「狛江市職員のハラスメントの防止に関する規則」「狛江市職員ハラスメント防止指針」の検証と検証結果の公開を求める陳情について,賛成の立場から意見を述べます。  本陳情は,前市長の一連の問題に関連し,なぜ市役所の中でセクハラが横行し,被害者の声が黙殺され,長年にわたって放置されてきたのか,狛江市のハラスメント防止規則等の検証等を行うよう求めるものです。  私たちは,先ほど述べましたように,市として専門家や市民も参加する第三者委員会をつくり,その中で今回の問題の全経過と教訓を明らかにし,ハラスメントに関する全職員向けの無記名のアンケート調査を行うなどして,実効性のある再発防止策を確立すべきと考えております。これは陳情の趣旨と合致すると考えますので,日本共産党狛江市議団は本陳情に賛成いたします。 30: ◯ 議 長(小川 克美議員) 3番市原広子議員。     〔3番 市原広子議員登壇〕 31: ◯ 3 番(市原 広子議員) 陳情第37号に関しましては,陳情第35号の提案の中で私は賛成討論をさせていただきました。この最後に,狛江市職員のハラスメントの防止に関する規則の不備な点の検証に生かしてほしいという趣旨が書かれております。現状の嫌がらせを受けた問題の真相解明と,車の両輪として現状の狛江市職員のハラスメントの防止に関する規則と狛江市職員ハラスメント防止指針の検証,この2つが必要であると言えます。  狛江市の前市長のセクハラが表面化した時期と同様な時期に国におけるセクハラも問題になりました。その過程で,セクハラ罪がないといったことですとか,国連におけるハラスメントの禁止規定をつくっていくといった動きがありました。そのようなものにあらわされていますように,職場におけるハラスメントの防止においても,市長が行為者や特別職が行為者の場合への規制をどうするかといったことが非常に大きな問題であるんですけれども,この間の定例会で狛江市議会が可決しました狛江市職員のハラスメントの防止等に関する条例の不十分さは大きく指摘されているところで,提案の過程における拙速性が大変問題になった上での数による可決であったと言えます。  そのようなことから,陳情第37号の趣旨であります現行の狛江市職員のハラスメントの防止に関する規則とそれを受けての防止指針,これのしっかりした検証を進めて,狛江市の信頼回復に努めていくというやり方,これが必要であるということが言えますので,この陳情に賛成をいたします。 32: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  日程第10 陳情第37号 「狛江市職員のハラスメントの防止に関する規則」「狛江市職員ハラスメント防止指針」の検証と検証結果の公開を求める陳情,本陳情に対する委員長の報告は不採択であります。よって本陳情について採決いたします。本陳情を採択することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成者挙手) 33: ◯ 議 長(小川 克美議員) 挙手少数と認めます。よって陳情第37号は不採択とすることに決しました。   ─────────── ─ ──────────── ─ ─────────── 34: ◯ 議 長(小川 克美議員) 次に日程第11 議案第46号 狛江市総合基本計画条例から日程第15 議案第50号 狛江市生産緑地地区に定めることができる区域の規模に関する条例までの5件を一括議題といたします。  提出者より順次提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 松原俊雄君登壇〕 35: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 日程第11 議案第46号 狛江市総合基本計画条例から日程第15 議案第50号 狛江市生産緑地地区に定めることができる区域の規模に関する条例までの5件は,一括して提案理由を申し上げます。  日程第11 議案第46号 狛江市総合基本計画条例については,市のまちづくりのための基本的な施策を着実に推進することを目的とした狛江市総合基本計画の構成及び位置づけ並びにその策定方針を明らかにするとともに,策定等に関し必要な事項を定めるものでございます。  日程第12 議案第47号 非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例については,狛江市職員のハラスメントの防止等に関する条例に基づき設置する狛江市ハラスメント苦情処理委員会の委員の報酬について定めるものでございます。  日程第13 議案第48号 狛江市国民健康保険事業運営基金条例を廃止する条例については,国民健康保険制度の広域化に伴い財政運営の責任主体が東京都となり,保険給付に必要な費用は東京都が負担すること,経済事情の変動等により財源不足となった場合には貸し付けを受けることができることとなったため,廃止するものでございます。  日程第14 議案第49号 狛江市まちづくり条例の一部を改正する条例については,大規模土地取引の手続等の導入,住民によるまちづくり提案制度の見直し等を行うものです。  詳細は担当部長から説明いたします。  日程第15 議案第50号 狛江市生産緑地地区に定めることができる区域の規模に関する条例については,生産緑地法第3条第2項の規定により,生産緑地地区に定めることができる区域の規模を300平方メートル以上と定めるものです。  以上,よろしく御審議の上議決をいただけますようお願い申し上げます。 36: ◯ 議 長(小川 克美議員) 都市建設部長。 37: ◯ 都市建設部長(小俣 和俊君) 日程第14 議案第49号 狛江市まちづくり条例の一部を改正する条例について,補足説明をいたします。  議案書の23ページ,議案資料は11ページからのNo.6・7・8を御参照ください。  本条例の改正の主な内容としましては,3,000平米以上の大規模土地取引行為について事前の届けにより市長が助言をすることができる制度を新設すること,市民等による地区まちづくり構想や計画の提案制度の見直しをすること,地区計画等の都市計画決定等の提案を本条例の手続とすること,調整会及び構想検討会の論点整理の円滑化を図ることを目的に事前構想検討会及び事前調整会の位置づけを明確化すること及び開発等事業の適用対象を変更すること等でございます。  なお,約6カ月間の周知期間を設け,平成31年4月1日より施行するものでございます。  以上,補足説明とさせていただきます。 38: ◯ 議 長(小川 克美議員) 提案理由の説明が終わりました。  お諮りいたします。  これより質疑を受けるわけですが,質疑の方法は1議案ごとに受けたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 39: ◯ 議 長(小川 克美議員) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。  最初に議案第46号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 40: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で議案第46号の質疑を終結いたします。  次に議案第47号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 41: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で議案第47号の質疑を終結いたします。  次に議案第48号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 42: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で議案第48号の質疑を終結いたします。  次に議案第49号の質疑を受けます。3番市原広子議員。 43: ◯ 3 番(市原 広子議員) 構想検討会等々の事前協議委員会の設置が盛り込まれたんですけれども,これは構想検討会の開催請求が出された後,出した方々とのヒアリングをしていくという内容のようなんですけれども,ヒアリングによって構想検討会開催請求を出した方々が開催請求を引っ込める,そして構想検討会が開催されないというようなことになる可能性が危惧されるんです。開催を前提とした構想検討会の前段の聞き取りの検討会の設置なのかどうかをお聞かせください。 44: ◯ 議 長(小川 克美議員) 都市建設部長。 45: ◯ 都市建設部長(小俣 和俊君) 構想検討会,また調整会の開催を前提として,その前段の段階で,事業者の方々,市民の方々,双方に立場が違う中で,事業者の方は専門家であったり,市民の方は専門的な知識について少し補足が必要であったりということで,まずは整理をした上で構想検討会に進めるということの手続の一つの流れの中の前段のものでございます。 46: ◯ 議 長(小川 克美議員) 3番市原議員。 47: ◯ 3 番(市原 広子議員) ということになりますと,まちづくり委員の皆さんが,いわば素人の方が多い市民の方が構想検討会あるいは調整会の開催請求をしたときに,開催請求を出した市民の立場に立ってアドバイザー的な働きをしてくださるというふうに理解してよろしいんでしょうか。あるいは別件でアドバイザーを紹介してくださるとか,そういった制度をつくっていくのか,そういったことを伺いたいと思います。 48: ◯ 議 長(小川 克美議員) 都市建設部長。 49: ◯ 都市建設部長(小俣 和俊君) 1つの事例として今紹介はしましたけれども,アドバイザーを別途というわけではなくて,事前に詳細を把握した上で調整会等に入っていくことが必要だと思っておりますので,双方の立場を平等に取り扱えるように事前に論点整理をして,調整会等を円滑に進めていく,そのための手続の一つだということで御理解をお願いいたしたいと思います。 50: ◯ 議 長(小川 克美議員) 3番市原議員。 51: ◯ 3 番(市原 広子議員) そうしますと,この条項を新たに加えた目的というものを改めてお聞かせください。 52: ◯ 議 長(小川 克美議員) 都市建設部長。 53: ◯ 都市建設部長(小俣 和俊君) 構想検討会及び調整会等を円滑に進めていく中で,まず事前にまちづくり委員会としてもその状況,立場を理解した上で論点整理をしていきたいということが目的でございます。 54: ◯ 議 長(小川 克美議員) 3番市原議員。 55: ◯ 3 番(市原 広子議員) まちづくり条例の大きな趣旨であります市民も事業者もよりよいまちづくりのために努力をすると,そして土地は公共のものであるという理念に立って,円滑に進めていくような条例改正であるということを確認したいと思いますけれども,いかがでしょうか。 56: ◯ 議 長(小川 克美議員) 都市建設部長。 57: ◯ 都市建設部長(小俣 和俊君) 今,市原議員のほうからお話がありましたとおり,その理念に基づきまして調整会等を円滑に進めていくための一つの手続だということで,御理解をお願いできればと思っております。 58: ◯ 議 長(小川 克美議員) ほかにありませんか。
        (「なし」の声あり) 59: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で議案第49号の質疑を終結いたします。  次に議案第50号の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 60: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で議案第50号の質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております日程第11,議案第46号から日程第15,議案第50号までの5件は,お手元に配付してある議案付託事項表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託いたします。   ─────────── ─ ──────────── ─ ─────────── 61: ◯ 議 長(小川 克美議員) ただいま付託されました議案第46号から議案第50号までにつきまして,審査上必要と思われる資料の要求がありましたら御発言願います。3番市原広子議員。 62: ◯ 3 番(市原 広子議員) 議案第48号,狛江市国民健康保険事業運営基金条例を廃止する条例に関連しての資料として,26市のこういった基金の状況をあらわす資料をお願いいたします。 63: ◯ 議 長(小川 克美議員) ただいま市原議員から資料要求がありましたので,担当部は調整・確認の上提出していただきますようお願い申し上げます。  以上で資料の要求について打ち切ります。   ─────────── ─ ──────────── ─ ─────────── 64: ◯ 議 長(小川 克美議員) 次に日程第16 認定第1号 平成29年度狛江市一般会計決算の認定についてから日程第21 認定第6号 平成29年度狛江市駐車場事業特別会計決算の認定についてまでの6件を一括議題といたします。  提出者より順次提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 松原俊雄君登壇〕 65: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 日程第16 認定第1号 平成29年度狛江市一般会計決算の認定についてから日程第21 認定第6号 平成29年度狛江市駐車場事業特別会計決算の認定についてまでの6件は,一括して提案理由を申し上げます。  まず平成29年度の一般会計決算の主な内容について説明いたします。  歳入については,納税義務者数がふえているものの,ふるさと納税の影響による個人市民税の減などにより市税が減額となりましたが,税連動交付金や地方交付税,臨時財政対策債の増により一般財源としては増額となり,歳入総額としても増額となっております。  歳出については,保育園の待機児童解消に向けた取り組みとして,平成29年度の保育定員を拡大するとともに,平成30年度に向けても新設保育園の整備を行いました。  また,2カ年計画で整備するあいとぴあセンター・西河原公民館改修工事や福祉作業所の機能集約に向けた整備工事,狛江駅前三角地の整備,都市計画公園整備に向けた用地取得など,その他の事業につきましてもおおむね予算どおりに執行しております。  他の5つの特別会計については,それぞれ設置目的に従っての執行結果です。  あわせて決算審査意見書を付しておりますので,御参照ください。  詳細は各担当部長から説明いたしますので,よろしく御審議の上認定いただけますようお願い申し上げます。 66: ◯ 議 長(小川 克美議員) 企画財政部長。 67: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 日程第16 認定第1号 平成29年度狛江市一般会計決算の認定について,補足説明を申し上げます。  別冊の歳入歳出決算書及び決算資料に基づきまして,歳入歳出額の前年度との比較を中心に説明させていただきます。  決算資料の260ページと261ページを御参照いただければと思います。  歳入でございます。  1款市税につきましては,120億7,677万7,000円で前年度比3,115万1,000円,0.3%の減となっております。個人市民税は納税義務者数が増加しているものの,ふるさと納税による減収の影響により5,962万3,000円,0.9%の減,法人市民税は一部法人の減収により202万7,000円,0.7%の減となりました。固定資産税は土地と償却資産が減っているものの,家屋が新築の増加等によりふえたため3,770万7,000円,0.9%の増となりました。なお,歳入総額に占める市税の割合は42.3%となっております。  2款地方譲与税は,1億1,038万7,000円で前年度比46万4,000円,0.4%の減となっております。  3款利子割交付金は,2,701万9,000円で前年度比176万4,000円,7.0%の増となっております。  4款配当割交付金は,1億1,138万6,000円で前年度比2,891万7,000円,35.1%の増でございます。  5款株式等譲渡所得割交付金は,1億1,183万5,000円で前年度比6,382万7,000円,133.0%の増でございます。  6款地方消費税交付金は,15億2,356万1,000円で前年度比2,881万円,1.9%の増でございます。  7款自動車取得税交付金は,6,307万9,000円で前年度比1,280万3,000円,25.5%の増でございます。  8款地方特例交付金は,5,808万3,000円で前年度比505万2,000円,9.5%の増でございます。  9款地方交付税は,15億4,561万8,000円で前年度比1,391万6,000円,0.9%の増でございます。内訳といたしましては,普通交付税12億8,797万3,000円,特別交付税2億5,764万5,000円でございます。  10款交通安全対策特別交付金は,680万8,000円で前年度比50万8,000円,6.9%の減となっております。  11款分担金及び負担金は,2億8,682万円で前年度比7,982万1,000円,38.6%の増でございます。和泉保育園の民営化や私立保育園の新設等による保育定員の拡大によるものでございます。  12款使用料及び手数料は,5億9,134万9,000円で前年度比1,760万3,000円,2.9%の減でございます。  13款国庫支出金は,42億3,420万6,000円で前年度比1億6,509万1,000円,3.8%の減となっております。私立保育園等の保育所運営費負担金の増などがあるものの,臨時福祉給付金関係補助金や社会資本整備総合交付金の減などによるものでございます。  14款都支出金は,42億8,201万3,000円で前年度比2億5,228万8,000円,6.3%の増となっております。私立保育園等の保育所運営費負担金や子育て推進交付金,保育士等キャリアアップ補助金の増などによるものでございます。  15款財産収入は,6,757万9,000円で前年度比1,969万2,000円,22.6%の減となっております。市有地売り払い収入が減ったことなどによるものでございます。  16款寄附金は,9,141万6,000円で前年度比5,585万8,000円,37.9%の減となっております。緑のまちづくり協力金が減ったことなどによるものでございます。  17款繰入金は,3億9,538万7,000円で前年度比512万2,000円,1.3%の増となっております。このうち基金繰入金につきましては,財政調整基金から1億8,800万円,あいとぴあセンター改修工事の財源として公共施設修繕基金から2億円となっております。  18款繰越金は,12億5,123万1,000円で前年度比2億2,527万6,000円,22.0%の増となっております。  19款諸収入は,2億1,680万円で前年度比9,397万4,000円,30.2%の減となっております。府中市加入に伴う多摩川衛生組合分担金清算金1億2,921万円が皆減したことなどによるものでございます。  20款市債は,15億3,140万円で前年度比2億530万円,15.5%の増となっております。建設事業債につきましては5億8,140万円で1億4,470万円の減,臨時財政対策債につきましては9億5,000万円で3億5,000万円の増でございます。  以上,歳入総額285億8,275万4,000円で前年度比5億3,855万5,000円,1.9%の増となりました。  続いて歳出でございます。  1款議会費は,3億854万6,000円で前年度比557万6,000円,1.8%の減となっております。  2款総務費は,31億2,289万8,000円で前年度比1億7,364万7,000円,5.9%の増となっております。公共施設整備基金への積立金1億4,998万8,000円の増などによるものでございます。  3款民生費は,136億3,421万4,000円で前年度比9,774万2,000円,0.7%の増となっております。新設特別養護老人ホーム施設整備補助金3億5,500万円の皆減,新設保育園整備事業補助金3億4,523万2,000円の減などがあるものの,私立保育園児童運営費負担金や保育士の処遇改善関係補助金等8億5,085万8,000円の増などによるものでございます。  4款衛生費は,24億9,220万円で前年度比6億972万7,000円,32.4%の増となっております。あいとぴあセンター改修工事4億9,792万9,000円の増,ビン・缶リサイクルセンター改修工事8,076万7,000円の増などによるものでございます。  5款労働費は,336万円で前年度と同額でございます。  6款農業費は,4,494万3,000円で前年度比806万円,21.9%の増となっております。市民農園新設整備委託1,209万6,000円の皆増などによるものでございます。  7款商工費は,9,578万6,000円で前年度比2,618万4,000円,37.6%の増でございます。新・元気を出せ!商店街事業費補助1,104万1,000円の増や,観光協会補助により「狛江の日」音楽祭や浮世絵展を実施し,964万5,000円増したことなどによるものでございます。  8款土木費は,18億7,106万4,000円で前年度比1億1,575万4,000円,5.8%の減となっております。都市計画公園整備費6,602万円の増などがあるものの,調布都市計画道路3・4・16号線整備費(電中研前)1億7,243万4,000円の減などによるものでございます。  9款消防費は,10億9,340万1,000円で前年度比1億9,206万6,000円,14.9%の減となっております。防災行政無線固定系子局及び戸別受信機更新委託1億1,556万円の皆減,消防団第三分団器具置場整備工事6,504万8,000円の皆減などによるものでございます。  10款教育費は,24億3,189万1,000円で前年度比1億6,363万円,6.3%の減となっております。西河原公民館改修工事5,437万5,000円の増などがあるものの,第一小学校大規模改修工事2億6,246万3,000円の皆減などによるものでございます。  11款公債費は,19億3,755万7,000円で前年度比1,339万1,000円,0.7%の減でございます。  12款諸支出金は,4億7,084万4,000円で前年度比2億8,879万3,000円,158.6%の増でございます。財政調整基金への積立金の増によるものでございます。  以上,歳出総額275億670万4,000円で前年度比7億1,373万6,000円,2.7%の増となりました。  このことにより,歳入歳出差し引き10億7,605万円となり,第三中学校プール等改修工事などの財源として翌年度へ繰り越した額2,839万7,000円を差し引いた実質収支といたしましては10億4,765万3,000円となりました。  以上,平成29年度狛江市一般会計決算の認定についての補足説明とさせていただきます。 68: ◯ 議 長(小川 克美議員) 福祉保健部長。 69: ◯ 福祉保健部長(石橋 啓一君) 日程第17 認定第2号 平成29年度狛江市国民健康保険特別会計決算の認定について,補足説明を申し上げます。  歳入歳出決算書及び決算資料に基づきまして,歳入歳出額の前年度との比較を中心に説明させていただきます。  平成29年度の国民健康保険被保険者数の年間平均世帯数は1万2,830世帯で前年度比448世帯,3.4%の減,年間平均被保険者数は1万8,760人で前年度比993人,5.0%の減でございます。  決算資料の262ページと263ページを御参照ください。  歳入でございます。  1款国民健康保険税につきましては,17億2,204万5,000円,前年度比1億224万8,000円,5.6%の減でございます。  2款国庫支出金につきましては,18億1,392万6,000円,前年度比1億5,469万8,000円,9.3%の増でございます。  3款療養給付費等交付金につきましては,4,813万7,000円,前年度比6,165万3,000円,56.2%の減でございます。退職者医療制度廃止に伴い,新規に該当する被保険者がいなくなったことによるものでございます。  4款前期高齢者交付金につきましては,19億867万6,000円,前年度比5,164万6,000円,2.8%の増でございます。  5款都支出金につきましては,7億1,123万1,000円,前年度比895万3,000円,1.3%の増でございます。  6款共同事業交付金につきましては,21億4,411万円,前年度比454万円,0.2%の減でございます。  8款繰入金につきましては,8億7,193万4,000円,前年度比434万7,000円,0.5%の減でございます。こちらは一般会計からの繰入金でございます。  9款繰越金につきましては,3,422万4,000円,前年度比795万8,000円,18.9%の減でございます。  10款諸収入につきましては,3,471万2,000円,前年度比555万1,000円,13.8%の減でございます。  以上,歳入合計は92億8,899万5,000円,前年度比2,900万円,0.3%の増でございます。  続きまして歳出でございます。  1款総務費につきましては,6,292万4,000円,前年度比2,830万2,000円,81.7%の増でございます。こちらは,国民健康保険制度の広域化に対応するためにシステム改修を行ったこと及び保険証の一斉更新を行ったことによるものでございます。  2款保険給付費でございますが,こちらが本会計の主なもので,52億5,831万4,000円,前年度比1億1,280万円,2.1%の減でございます。  3款後期高齢者支援金等につきましては,10億5,061万2,000円,前年度比2,217万1,000円,2.1%の減でございます。  4款前期高齢者納付金等につきましては,383万6,000円,前年度比305万6,000円,391.8%の増でございます。  5款老人保健拠出金につきましては,2万円,前年度比1万2,000円,37.5%の減でございます。  6款介護納付金につきましては,4億3,843万8,000円,前年度比450万5,000円,1.0%の減でございます。  7款共同事業拠出金につきましては,20億8,916万5,000円,前年度比4,975万9,000円,2.3%の減でございます。  8款保健事業費につきましては,1億894万円,前年度比16万6,000円,0.2%の減でございます。  9款基金積立金につきましては,1,756万7,000円,前年度比1,756万6,000円の増でございます。  11款諸支出金につきましては,4,142万7,000円,前年度比1,403万9,000円,25.3%の減でございます。  以上,歳出合計は90億7,124万3,000円,前年度比1億5,452万8,000円,1.7%の減でございます。  歳入歳出差し引きにつきましては,2億1,775万2,000円となります。  以上,平成29年度狛江市国民健康保険特別会計決算の認定についての補足説明とさせていただきます。  続きまして日程第18 認定第3号 平成29年度狛江市後期高齢者医療特別会計決算の認定について,補足説明を申し上げます。  歳入歳出決算書及び決算資料に基づきまして,歳入歳出額の前年度との比較を中心に説明させていただきます。  平成29年度の後期高齢者医療の年間平均被保険者数は1万120人で前年度比354人,3.6%の増でございます。  決算資料の264ページと265ページを御参照ください。  歳入でございます。
     1款後期高齢者医療保険料につきましては,9億7,157万4,000円,前年度比2,403万8,000円,2.5%の増でございます。  3款繰入金につきましては,8億7,571万7,000円,前年度比2,214万5,000円,2.6%の増でございます。  4款繰越金につきましては,1,286万9,000円,前年度比183万4,000円,16.6%の増でございます。  5款諸収入につきましては,5,846万5,000円,前年度比33万7,000円,0.6%の減でございます。  以上,歳入合計は19億1,862万5,000円,前年度比4,768万円,2.5%の増でございます。  続きまして歳出でございます。  1款総務費につきましては,4,096万円,前年度比191万8,000円,4.5%の減でございます。  2款広域連合納付金につきましては,18億844万1,000円,前年度比5,848万9,000円,3.3%の増でございます。  3款保健事業費につきましては,5,667万3,000円,前年度比172万円,3.1%の増でございます。  4款諸支出金につきましては,1,043万6,000円,前年度比14万3,000円,1.4%の増でございます。  以上,歳出合計は19億1,651万円,前年度比5,843万4,000円,3.1%の増でございます。  歳入歳出差し引きにつきましては,211万5,000円となります。  以上,平成29年度狛江市後期高齢者医療特別会計決算の認定についての補足説明とさせていただきます。  続きまして日程第19 認定第4号 平成29年度狛江市介護保険特別会計決算の認定について,補足説明を申し上げます。  歳入歳出決算書及び決算資料に基づきまして,歳入歳出額の前年度との比較を中心に説明させていただきます。  平成29年度末の介護保険被保険者数は1万9,900人で前年度比197人,1%の増でございます。  決算資料の264ページと265ページを御参照ください。  歳入でございます。  1款保険料につきましては,12億5,220万7,000円,前年度比1,490万8,000円,1.2%の増でございます。これは第1号被保険者からの保険料になります。  3款国庫支出金につきましては,14億2,552万1,000円,前年度比5,248万8,000円,3.8%の増でございます。  4款支払基金交付金につきましては,16億1,454万5,000円,前年度比8,460万3,000円,5.5%の増でございます。こちらは第2号被保険者の保険料相当分でございます。  5款都支出金につきましては,8億6,467万6,000円,前年度比3,930万2,000円,4.8%の増でございます。こちらは東京都の法定負担分になります。  6款財産収入につきましては,3,000円,前年度と同額となっております。これは基金預金利子でございます。  8款繰入金につきましては,9億5,962万6,000円,前年度比1億1,582万3,000円,13.7%の増でございます。これは,一般会計から狛江市の法定負担分と事務費等で8億5,022万4,000円,介護保険給付費準備基金から1億940万2,000円を繰り入れたものでございます。  9款繰越金につきましては,2億2,280万円,前年度比2億227万3,000円,985.4%の増でございます。  10款諸収入につきましては,411万9,000円,前年度比38万1,000円,8.5%の減でございます。これは地域支援事業利用者負担金及び預金利子等による雑入でございます。  以上,歳入合計は63億4,349万7,000円,前年度比5億901万6,000円,8.7%の増でございます。  続きまして歳出でございます。  1款総務費につきましては,1億473万3,000円,前年度比1,386万5,000円,15.3%の増でございます。主に事務的経費となります。  2款保険給付費につきましては,56億1,750万9,000円,前年度比2億3,570万8,000円,4.4%の増でございます。これは要介護及び要支援者がサービスを受けた費用の8割から9割分で,残りは要介護及び要支援者が負担しております。  3款地域支援事業費につきましては,2億2,190万1,000円,前年度比1億1,746万円,112.5%の増でございます。これは主に介護予防等の委託費,地域包括支援センターへの委託費及び介護予防・日常生活支援総合事業によるものでございます。  5款基金積立金につきましては,7,906万円,前年度比6,891万5,000円,679.3%の増でございます。これは介護保険給付費準備基金への積立金になります。  7款繰出金につきましては,55万円,前年度比767万6,000円,93.3%の減でございます。これは一般会計への繰出金になります。  8款諸支出金につきましては,1億4,452万6,000円,前年度比1億2,832万6,000円,792.1%の増でございます。これは国などへの過年度返還金でございます。  以上,歳出合計は61億6,827万9,000円,前年度比5億5,659万8,000円,9.9%の増でございます。  歳入歳出差し引きにつきましては,1億7,521万8,000円となります。  以上,平成29年度狛江市介護保険特別会計決算の認定についての補足説明とさせていただきます。 70: ◯ 議 長(小川 克美議員) 環境部長。 71: ◯ 環境部長(清水 明君) 日程第20 認定第5号 平成29年度狛江市公共下水道特別会計決算の認定につきまして,補足説明を申し上げます。  歳入歳出決算書及び決算資料に基づきまして,歳入歳出額の前年度との比較を中心に説明させていただきます。  決算資料,見開きの266・267ページをお願いいたします。  歳入でございます。  1款分担金及び負担金は,1,544万6,000円,前年度比1,038万8,000円,205.4%の増でございます。これは根川雨水幹線維持管理負担金でございます。  2款使用料及び手数料は,8億717万1,000円,前年度比1,130万1,000円,1.4%の減でございます。これは下水道使用料及び下水道占用料等でございます。  3款国庫支出金は,2億306万8,000円,前年度比5,191万6,000円,20.4%の減でございます。これは,下水道地震対策事業,下水道長寿命化事業,雨水流出抑制事業に対する補助金でございます。  4款都支出金は,1,037万2,000円,前年度比263万5,000円,20.3%の減でございます。これは先ほど国庫支出金にて説明申し上げました3つの事業に対する補助金でございます。  7款繰入金は,4億6,300万円,前年度比1,700万円,3.5%の減でございます。  8款繰越金は,2億8,458万5,000円,前年度比2,253万9,000円,7.3%の減でございます。  9款諸収入は,243万4,000円,前年度比245万4,000円,50.2%の減でございます。これは主に消費税の還付金でございます。  10款市債は,2億6,410万円,前年度比1,830万円,7.4%の増でございます。これは公共下水道整備及び流域下水道整備事業債でございます。  以上,歳入総額20億5,017万6,000円,前年度比7,915万7,000円,3.7%の減でございます。  続きまして歳出でございます。  1款総務費は,1億8,852万1,000円,前年度比53万5,000円,0.3%の増でございます。主な支出は,職員の人件費と東京都水道局への下水道使用料徴収事務委託料でございます。  2款事業費は,13億7,200万円,前年度比2,497万8,000円,1.9%の増でございます。主な支出は,下水処理負担金,管渠埋設工事費,施設維持管理委託料,管渠補修工事費でございます。  3款公債費は,3億64万6,000円,前年度比909万4,000円,2.9%の減でございます。  以上,歳出総額18億6,116万7,000円,前年度比1,641万9,000円,0.9%の増でございます。  歳入歳出の差し引き額は,1億8,900万9,000円でございます。  以上,平成29年度狛江市公共下水道特別会計決算の認定についての補足説明とさせていただきます。 72: ◯ 議 長(小川 克美議員) 都市建設部長。 73: ◯ 都市建設部長(小俣 和俊君) 日程第21 認定第6号 平成29年度狛江市駐車場事業特別会計決算の認定につきまして,補足説明を申し上げます。  歳入歳出決算書及び決算資料に基づきまして,歳入歳出額の前年度との比較を中心に説明させていただきます。  決算資料266・267ページを御参照ください。  歳入でございます。  1款使用料2,408万6,000円につきましては,駐車場の利用料金でございます。調定額に対しまして100%の収入,前年度比422万7,000円,14.9%の減でございます。減の要因でございますが,サービス券の売り上げが減少したことによるものでございます。  4款繰越金ですが,平成28年度において市債の償還が終了し,平成29年度より前年度からの繰越金が発生しているところです。前年度比18万7,000円,皆増となっております。  以上,歳入総額は2,427万3,000円で前年度比404万円,14.3%の減でございます。  次に歳出でございます。  1款事業費といたしましては,駐車場管理運営費として1,868万9,000円支出しております。主な内容といたしましては,駐車場内の車両誘導設備の保守・点検,清掃業務等の委託費,光熱水費及び修繕料でございます。前年度比194万6,000円,9.4%の減でございます。  2款公債費は,一般会計償還金として544万1,000円,前年度比205万円,27.4%の減でございます。  この結果,歳出総額は2,413万円,前年度比399万6,000円,14.2%の減でございます。  歳入歳出差し引き額は,14万3,000円となります。  以上,平成29年度狛江市駐車場事業特別会計決算の認定についての補足説明とさせていただきます。 74: ◯ 議 長(小川 克美議員) 提案理由の説明が終わりました。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております認定第1号から認定第6号までの6件は,議長及び議会選出監査委員を除く全議員19人をもって構成する決算特別委員会を設置し,これに付託の上審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 75: ◯ 議 長(小川 克美議員) 御異議なしと認めます。よってただいま議題となっております認定第1号から認定第6号までの6件は,議長及び議会選出監査委員を除く全議員19人をもって構成する決算特別委員会を設置し,これに付託の上審査することに決しました。  お諮りいたします。  ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については,委員会条例第7条第1項の規定により,議長及び議会選出監査委員を除く全議員19人を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 76: ◯ 議 長(小川 克美議員) 御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました議長及び議会選出監査委員を除く全議員19人を決算特別委員会委員に選任することに決しました。  続いてただいま設置されました決算特別委員会の正副委員長の選任を行います。  お諮りいたします。  議長において,委員長に20番谷田部一之議員,副委員長に2番宮坂良子議員を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 77: ◯ 議 長(小川 克美議員) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。   ─────────── ─ ──────────── ─ ─────────── 78: ◯ 議 長(小川 克美議員) この際決算特別委員会の審査上必要と思われる資料の要求がありましたら御発言願います。12番西村あつ子議員。 79: ◯ 12番(西村 あつ子議員) それでは資料要求をいたします。  市税等の一連の差し押さえの件数と人口当たりの件数と順位,これは過去3年分で,多摩地域でお願いをいたします。  もう1点は,平成29年度の超過勤務の状況で,これは各課各月ごとでお願いしたいと思います。  以上です。 80: ◯ 議 長(小川 克美議員) 3番市原広子議員。 81: ◯ 3 番(市原 広子議員) 古民家園の参加者数が資料にありますけれども,その事業内容別の一覧と参加者という形で資料を出してください。事業の内容に関しましては,ボランティアや古民家園直営のような事業,種類があるかと思いますけれども,そういうものがわかるような形でお出しいただければと思います。  それから普通財産の貸し付け状況の明細について伺います。  それからマイナンバーカードの発行部数,過去3年間。  それから証明書発行部数の過去5年間の窓口,庁舎外機械,コンビニでの発行の件数,それぞれの証明書別に出してください。  また,コンビニ交付の1枚当たりの費用,そしてその費用内訳,国補助金,一般財源持ち出し,それからまた将来国の補助金がなくなったときの1枚当たりの費用予測が出せればお願いいたします。  住宅の耐震改修補助実績,リフォーム補助も同時に申請された方の実績も同様お願いいたします。  また,総合評価による契約の実績がありましたらお願いいたします。
     以上です。 82: ◯ 議 長(小川 克美議員) 4番三宅眞議員。 83: ◯ 4 番(三宅 眞議員) 資料要求を4つさせていただきます。  1つ目は,毎年お願いしておりますが,アウトソーシングしている部分を全体的に見たいので,物件費,一般会計委託料組織別一覧,委託料節説明比較,前年度ではなく過去3年間でその決算額の一覧をお願いします。  あと3つは,今回平成29年度決算は前市政の行財政運営の総括にも当たります。7月22日に行われました選挙にて,オープンデータにはなりますが,出口調査というのをある民間の会社がやられております。650サンプルの中で政策別に何を重視するかという部分では,ちなみにセクシュアル・ハラスメントは2.9%で全項目中14位,そして1位は高齢者福祉,市民の関心は福祉というところでもございます。その中で前高橋市政への信任という部分が出口調査で56%に上がっておりました。今回は狛江市民8万2,403名の方は,基本的には前市政に関してそれほどネガティブではなかったということが,市民の民意から明らかにされたことでもあります。その中で,平成29年度決算特別委員会で前市政の総括をさせていただく上で3つの資料を要求します。  1つは総合交付金の交付実績,これは平成21年度から平成29年度の財政状況割,経営努力割,振興支援割の内訳を含めた一覧表でございます。同時期での経営努力割の配分内訳,狛江市は徴収率が非常に高い,全国でもトップクラスの徴収率を誇っているわけでもございますが,平成21年度から平成29年度の総合交付金の交付実績の一覧表を資料1としてお願いいたします。  2つ目でございます。中期財政計画における財政規律(基準)に対する結果の推移を,平成23年度から平成29年度の各年度の基金残高を折れ線グラフにしていただいて,連結負債残高を棒グラフにしていただいて,これを組み合わせたグラフで一目瞭然の経年変化を見る資料を要求いたします。  資料3,東京都市町村総合交付金の推移。1)としまして,平成23年度から平成29年度,多摩26市の交付額一覧,参考で東京都の予算額をお願いいたします。2)としましては,平成23年度から平成29年度,各年度多摩26市1人当たり金額と順位の一覧。3)平成23年度から平成29年度の変化で,多摩26市1人当たり金額の増減額と増加率。  以上,合計4点の要求をいたします。お願いいたします。 84: ◯ 議 長(小川 克美議員) 6番吉野芳子議員。 85: ◯ 6 番(吉野 芳子議員) 私のほうから5つ資料要求をいたします。  市民活動支援センター実施状況,プレーパーク実施状況,若者支援の事業実施状況,hyper-QUの実施状況と成果,敬老金26市の取り組み状況をお願いいたします。 86: ◯ 議 長(小川 克美議員) ただいま西村議員,市原議員,三宅議員,吉野議員から資料要求がありましたので,各担当部は調整・確認の上提出していただきますようお願い申し上げます。  以上で資料の要求について打ち切ります。   ─────────── ─ ──────────── ─ ─────────── 87: ◯ 議 長(小川 克美議員) 暫時休憩いたします。     午前10時49分 休憩     午前11時09分 開議 88: ◯ 議 長(小川 克美議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に日程第22 議案第39号 平成30年度狛江市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 松原俊雄君登壇〕 89: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 日程第22 議案第39号 平成30年度狛江市一般会計補正予算(第3号)について,提案理由を申し上げます。  今回の補正予算は,歳入歳出予算の総額にそれぞれ8億2,151万2,000円を増額し,一般会計の総額をそれぞれ294億2,345万8,000円とするものです。  主な内容といたしましては,平成29年度決算に伴う整理や平成30年度普通交付税等の決定に伴う整理のほか,慈恵第三病院との連携による認知症高齢者の介護者支援事業や西和泉体育施設のブロック塀撤去に伴うフェンスの設置などに係る予算を計上するほか,債務負担行為と地方債の補正をするものです。  詳細は担当部長から説明いたしますので,よろしく御審議の上議決をいただけますようお願い申し上げます。 90: ◯ 議 長(小川 克美議員) 企画財政部長。 91: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 日程第22 議案第39号 平成30年度狛江市一般会計補正予算(第3号)について,補足説明させていただきます。  補正予算書4ページをお願いいたします。  第二表 債務負担行為補正でございます。小学校の用務業務及び設備管理業務を包括した業務委託を来年度から実施するに当たりまして,今年度中に事業者の選定を行う必要があることから,平成31年度予算の限度額8,500万円を設定するものでございます。  5ページをお願いいたします。  第三表 地方債補正でございます。臨時財政対策債の限度額を当初予算から2億4,000万円減額し,限度額を8億7,600万円とするものでございます。今年度の発行可能額が11億5,925万4,000円となりましたので,発行可能額から2億8,325万4,000円抑制(24.4%抑制)するものでございます。  9ページをお願いいたします。歳入でございます。  8款地方特例交付金は,今年度の額の決定により減収補てん特例交付金を41万4,000円増額するものでございます。  9款地方交付税は,普通交付税の額の決定により2,682万6,000円増額するものでございます。  13款国庫支出金3項委託金2目民生費委託金,説明欄1,基礎年金事務委託金142万6,000円は,システム改修に係る委託金でございます。  14款都支出金2項都補助金1目総務費都補助金,説明欄3,地域における見守り活動支援事業補助金200万円は,地域団体による防犯カメラ設置に対する補助でございます。  説明欄4,人づくり・人材確保支援事業補助金456万4,000円は,小・中学校のICT教育支援委託に対する補助でございます。  2目民生費都補助金,説明欄5,高齢社会対策区市町村包括補助事業補助金39万6,000円は,介護者支援事業に対する補助でございます。  10ページをお願いいたします。  説明欄2,障がい者施策推進区市町村包括補助事業補助金399万円は,障がい者日中活動系サービス推進事業に対する補助でございます。  7目教育費都補助金,説明欄10,部活動指導員配置経費補助事業補助金は,300万4,000円計上するものでございます。  17款繰入金1項繰入金2目特別会計繰入金は,29年度決算確定により整理するもので,後期高齢者医療特別会計繰入金を2,123万2,000円,介護保険特別会計繰入金を15万8,000円,国民健康保険特別会計繰入金を7,905万8,000円それぞれ増額するものでございます。  18款繰越金は,9億1,830万1,000円増額するものでございます。  19款諸収入5項公営企業貸付金元利収入は,駐車場事業特別会計からの公営企業貸付金収入として14万3,000円増額するものでございます。  20款市債は,臨時財政対策債を2億4,000万円減額し,8億7,600万円とするものでございます。  12ページをお願いいたします。歳出でございます。  1款議会費1項議会費1目議会費,説明欄2,議会関係費は,市議会議員が1名欠員となったことに伴い整理するもので,530万6,000円減額するものでございます。  2款総務費1項総務管理費1目一般管理費,説明欄1,人件費は,市長の任期途中の辞任に伴い整理するもので,291万3,000円減額するものでございます。  6目財産管理費,説明欄2,公共施設整備基金費は,積立金を2億5,000万円増額し,説明欄3,公共施設修繕基金費は,積立金を1億5,000万円増額するものでございます。  11目諸費,説明欄1,一般事務費は,29年度決算確定に伴い国・都支出金等還付金を1億5,831万4,000円増額するものでございます。  説明欄2,生活安全対策関係費は,地域団体に対する防犯カメラ設置費補助金を320万円増額するものでございます。  2項徴税費2目賦課徴収費,説明欄1,一般事務費は,市税還付金及び還付加算金を1,000万円増額するものでございます。  14ページをお願いいたします。  3款民生費1項社会福祉費4目老人福祉費,説明欄20,介護者支援事業69万円は,認知症高齢者を介護する家族への支援事業を慈恵第三病院との連携により実施するものでございます。  5目国民年金費,説明欄2,国民年金事務費は,年金機構へ提出する書類の電子媒体化に伴うシステム改修のため142万6,000円計上するものでございます。  8目障がいサービス費,説明欄25,障がい者日中活動系サービス推進事業は,新たな事業所が開設されたことなどにより補助金を399万円増額するものでございます。  2項児童福祉費5目学童保育費,説明欄2,学童保育所維持管理費と説明欄3,放課後クラブは,前年度の指定寄附を活用して図書等を購入する予算としてそれぞれ5万円を計上するものでございます。  4款衛生費2項清掃費1目清掃総務費,説明欄3,清掃施設整備基金費は,積立金を5,000万円増額するものでございます。  16ページをお願いいたします。  9款消防費1項消防費2目非常備消防費,説明欄2,消防施設維持管理費,消防装備用備品103万7,000円は,ブロックを壊すための器具を各分団に配備するものでございます。  10款教育費1項教育総務費2目事務局費,説明欄6,西和泉体育館,西和泉グランド維持管理費489万7,000円は,大阪北部地震でのブロックの倒壊事故を受けまして,西和泉体育施設の多摩川住宅側のブロック塀の撤去を予備費で対応いたしましたが,撤去したブロック塀の部分と鋼板の仮囲いの部分にメッシュフェンスを設置するものでございます。  説明欄7,学校安全対策費54万円は,通学路の安全点検による危険箇所等を効率的に管理し,情報共有するためにデジタル地図データを使用するものでございます。  3目教育指導費,説明欄18,情報教育推進費のICT教育支援委託は都補助金を活用して実施するもので,当初予算では12月分までの予算となっておりますが,1月以降も都補助金が交付されることとなったことから,1月から3月までの費用として456万4,000円増額するものでございます。  2項小学校費3目特別支援学級費,説明欄3,特別支援教室関係費は,前年度の指定寄附を活用して図書等を購入する予算として5万円を計上するものでございます。  3項中学校費2目教育振興費,説明欄5,部活動助成450万6,000円は,中学校において教員にかわり部活動の指導を行う部活動指導員を配置するものでございます。  12款諸支出金1項基金費1目財政調整基金費は,積立金を1億8,400万円増額するものでございます。  18ページをお願いいたします。  13款予備費は,241万7,000円計上するものでございます。なお予備費につきましては,これまでのところ先ほど説明いたしました西和泉体育施設のブロック塀撤去や訴訟案件に対応するための弁護士訴訟委託などに充当させていただいております。  以上,平成30年度狛江市一般会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。 92: ◯ 議 長(小川 克美議員) 提案理由の説明が終わりました。  お諮りいたします。  これより質疑を受けるわけですが,質疑の方法は総括,歳入,歳出に分けて受けたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 93: ◯ 議 長(小川 克美議員) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。  最初に総括質疑を受けます。14番鈴木えつお議員。 94: ◯ 14番(鈴木 えつお議員) それでは質問いたします。  市長の公約にかかわる全体的な議論については一般質問で行いますけれども,補正予算審議に必要な範囲で何点か質疑をさせていただきます。基本的な問題ですので全体市長に伺ってまいります。  今回の補正予算の歳入では,前年度の繰越金や地方交付税の増額分など10億円余りの一般財源,いわゆる自由に使える財源が生まれております。補正予算であったとしても,緊急・切実な市民要望については予算化し,実現を図っていくべきと思いますけれども,この点についてまずお伺いをいたします。 95: ◯ 議 長(小川 克美議員) 市長。 96: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 補正予算につきましていろいろ御質問いただきましたけれども,私の考え方としまして,確かに一般財源という今回の整理の中で生まれてくるものがございますけれども,選挙戦でもお話をさせていただきましたけれども,今後いろいろな費用がかかってくるものがございます。以前,私は緊急行動計画というのを策定させていただきまして,そのときには市民の皆様にいろいろ御負担をかけた部分もございます。これをかけないようにしていきたいというのが私の考え方でございますので,その部分につきましては今回積み立てなどを行っていくところでございますので,基本的には緊急的な要素のものにつきましては今回お願いをしておりますけれども,そのほかにつきましてはこれからいろいろ議論をさせていただきたいというふうに考えております。 97: ◯ 議 長(小川 克美議員) 14番鈴木議員。 98: ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 緊急的な部分について一部確かに,西和泉体育施設のブロック塀撤去に伴うフェンスの問題とか認知症高齢者の介護者支援とかいろいろ入っておりますけれども,市長の公約あるいは市民の切実な願い,こういう点からするとまだ不十分なのではないかと思います。  市長は,「人にやさしいまちづくり」「日本一やさしいまち・狛江」を公約に掲げておられます。具体的には「子どもの貧困対策の充実」なども公約に掲げられております。この貧困対策をめぐりましてはさまざまな議論が行われておりますけれども,狛江市が既に実施いたしましたひとり親家庭へのアンケート調査,この中でも生活困窮の実態が明らかになっております。少なくとも生活が逼迫しておりますひとり親家庭への支援など,市長が掲げる「子どもの貧困対策」という枠組みの中で予算化,具体化していくべきではないかと思うんですけれども,その点についてはいかがでしょうか。 99: ◯ 議 長(小川 克美議員) 市長。 100: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 先ほど述べさせていただきました所信につきましても,その旨お話をさせていただいているところでございます。今後につきまして,予算の面で,あるいはこれから当初予算の編成を行ってまいりますので,そこでいろいろ議論をさせていただきながら,予算化に向けて考えていきたいというふうに考えております。 101: ◯ 議 長(小川 克美議員) 14番鈴木議員。 102: ◯ 14番(鈴木 えつお議員) ぜひ当初予算にはそういうふうな取り組みを進めてほしいんですが,本来ならば補正予算の中でも対応が必要ではないかと思います。  また市長は,防災対策では市民の生命・身体・財産を災害から守るということも公約に掲げておられます。補正予算では西和泉体育施設のブロック塀撤去後のフェンス設置など一部対応されておりますけれども,今,首都直下型地震の切迫性が指摘されております。また,西日本の豪雨災害などを見ましても緊急対応も必要になっております。さらに一歩踏み込んだ予算措置が必要ではないかと思うんですけれども,地震対策あるいは豪雨対策における緊急的な施策,これについてはいかがでしょうか。 103: ◯ 議 長(小川 克美議員) 市長。 104: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 今回の西日本の豪雨災害,本当に大変な事態であるというふうに認識をしておりますので,西日本の豪雨災害でいろいろなことが検証されていると思います。東京都のほうからの御説明もありましたけれども,首都圏でああいう豪雨災害が起きたら対応をどうするかということも大変重要なことでありますので,これはこれから検証を行ってまいりますけれども,その時点でしっかりと今後の考え方あるいは必要なものを示していきたいと思います。  また地震対策ですけれども,確かにいつ起こるかわからないという地震があります。私も中越地震には川口町に入りまして,確かに川口町の地震災害は狛江市とはちょっと違った面もありますし,また,東日本大震災における地震災害も狛江市とはやはり違う面もございます。この辺は一定のところを検証いたしまして,今後の必要な対策,措置をしていきたいというふうに考えております。 105: ◯ 議 長(小川 克美議員) 14番鈴木議員。 106: ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 私たちは緊急な対応といたしまして,例えば豪雨のときを考えた場合でも,今でも防災行政無線が聞こえないという声がある中で,豪雨になればさらに聞こえない状況になると思うんです。今全国各地で進められております家の中に設置できる戸別受信機,これは国のほうでも推奨していて,7割が特別交付税措置されるということで急いで普及したり,あるいはブロック塀の倒壊が改めて問題になっております。市としても公共施設については点検して対応されているということなんですけれども,通学路など公道に面した御家庭でかなり老朽化して危険なブロック塀というのもあると思うんです。そういうことへの撤去あるいは改修の支援策,こういうものも緊急ではないかと思うんですけれども,その辺の考え方はいかがでしょうか。 107: ◯ 議 長(小川 克美議員) 市長。 108: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 西日本で起こりました豪雨災害につきましては,各市町村の対応が違っておりまして,その対応が早いところは復旧・復興も早いということが言われております。中でも支援いただいている方々をどうするかという,どのように支援をいただくかというところも大変重要なところもありました。これについては一定のところは情報を得ておりますので,しっかり対応していくことにしたいと思っております。  また,先ほどお話しございました防災行政無線でございますけれども,確かに豪雨のときは聞こえない状況もあります。どうやったら避難を促せるかということもありまして,実は西日本豪雨災害の中でもいろいろ問題になっているところでございます。特に弱者の一時避難が問題かなというふうに思っています。それも明るいうちにということで,2日でも早くとか,あるいは一日も早く予測をして避難していただくと,こういうこともありますので,この辺はこれからいろいろ議論もありますし,また方法もいろいろあるかと思いますので,しっかりここは対応していきたいと思います。  防災行政無線につきましては,どの方法がいいのかということもあると思うんです。先ほど戸別ということも,これは確かにその方法もあると思います。こういったものをいろいろ検討して,早急に対応はしていきたいというふうに考えております。 109: ◯ 議 長(小川 克美議員) 14番鈴木議員。 110: ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 早急な対応をお願いします。
     次ですけれども,私たちは8月6日に市長にお会いいたしました。人権と暮らしを守る市政をという要望書を提出いたしました。そのときに市長は,新図書館計画が中止になったのは驚いていると,図書館は市のステータスだと,本を読む場所ということだけではなくてコミュニティーの場でもあるというふうな趣旨の発言をされたと,私はメモでとって記憶しているんですけれども,全体としては,私の受けとめとしては,新図書館建設に前向きだなというふうに受けとめたんですけれども,この思いというのはどのように実現をされるのか,また,今回の補正予算ではそれが見えないんですけれども,その辺はどのように考えているのかお伺いいたします。 111: ◯ 議 長(小川 克美議員) 市長。 112: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 私が企画財政部長でありましたときぐらいから新図書館構想というのが持ち上がりました。市に図書館があって,その図書館の中で,図書だけではなくていろいろな資料が見られたり,勉強ができたりという所が狛江市のステータスになるのではないかというふうに考えておりました。一定のところが若干明るい道がそのときにはあったんですけれども,6年後戻ってみますとその構想は全くなくなっている状況でありました。これからどのようにしてできるかというところもあると思うんです。せっかくの機運が高まった中でなくなっているということは,その機運をもう一度盛り上げるというのは本当に大変な力が必要になると思うんです。その辺はいろいろ皆様方と議論をしながら,これからの公共施設の適正配置とかそういうものもあります。現時点では新しい所の設置というのは見えていないですので,厳しいと私は思っております。これから議論を重ねながら,狛江市の文化ということをしっかり考えていきたいというふうに思っております。 113: ◯ 議 長(小川 克美議員) 14番鈴木議員。 114: ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 6年前に新図書館計画が中止をされました。代替措置もなかったんです。しかし市民の運動はその後ぐっと広がりまして,現在の市民センターを増改築して図書館・公民館いいものをというので4,000名の署名が集まりまして,一旦はこの市議会で全会一致で採択されたんです。ただ残念ながらその後なかなか進まないで今日に至っている。ただ市民のほうは粘り強く運動されて市民提案書というものを出されて,いろんな要望,市民の声を聞いて,それを反映させたすばらしい提案書ですので,ぜひこれを最大限生かせるような方向性を出してほしい。できればこの補正予算の中でそういう方向性が1歩でも2歩でも見えればよかったなと思っております。  続きまして,同じ8月6日の申し入れの中で市長は,人権尊重の理念条例をつくるということを述べられましたが,前市長のセクハラ問題の検証については否定的でございました。二次被害があるんじゃないかというような声も出され,否定的だったんです。しかし前市長のセクハラ問題は,この間議論されていますように多くの女性を苦しめて市政を揺るがした大問題です。この間の議会での質疑やマスコミ報道等で一定の経過は明らかになっておりますけれども,その内容は余りにも断片的でありまして,市としてちゃんと責任を持って,こういう経過でこういう教訓があったので,これはこうしますというような総括的な文書をつくってきちんと市民に公表していく,これは当然のことではないかと思うんです。  私たちとしては,専門家による第三者委員会をつくって,その中で被害者の人権を守ることを大前提にしながら,今回の問題の全経過と教訓を明らかにすべきではないか。そういう点でいうと,この補正予算の中にもそういうものが入っていいのではないかというふうに思っているんですけれども,その辺についての考え方はいかがでしょうか。 115: ◯ 議 長(小川 克美議員) 市長。 116: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 前市長のセクハラ問題ということで,行政としては一定の方向性はもう示しております。調査が行われまして,その結果もまとめ上げております。  私が思うには,人権侵害を受けた方,いろいろ勇気を持ってお話をしていただいた方もいらっしゃいます。また,多分お話をしていただけない方もいらっしゃるのかなと思います。そういった方々は気持ちは違うと思うんです。個々の気持ちが違って,何らかの表明をしてもらいたいとか,あるいはもっと調査をしていただきたいという方もいらっしゃるかもしれませんけれども,実はもうこれ以上は調査とかこういう話を議場でもしてもらいたくないという方もいらっしゃるんです。そういった方の二次被害を出さないためにも,もう一定の結論は行政としては出しておりますので,その部分を踏まえまして,私はこれ以上の調査は必要ないというふうに考えております。 117: ◯ 議 長(小川 克美議員) 14番鈴木議員。 118: ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 被害者の人権を守る,プライバシーを守りながら,市としていろんな経過を明らかにして教訓を明らかにしていき,それをもとに再発防止策をつくっていく,これはできるのではないかと思うんです。直接被害者の声を聞くんじゃなくて,相談を受けた職員の話をきちんと把握して明らかにしていく,あるいは全職員向けの無記名のアンケートを行っていろいろ意見をいただいていく,あるいはみずから被害を受けながらハラスメント防止に取り組んでいる全国のさまざまなグループ,団体あるいは代表の方もいらっしゃいますので,そういうお話を聞いて再発防止策に生かしていく,こんな取り組みはできるんじゃないかと思うんです。ぜひそこのところは再度考え直していただきたいと思います。  最後です。市長の交際費について伺います。市長交際費については,高橋前市長が東京都や委託業者などにも手土産を持っていくということで膨れ上がっておりました。当初予算では従来の年間70万円の予算が80万円に増額をされました。しかし3月議会での日本共産党狛江市議団などの追及を受けまして,市も5月の末に支出基準を見直して,東京都や委託業者への手土産は持っていけないということになりました。新たな支出基準が設定されたわけです。しかし今回の補正予算では市長の交際費の削減は盛り込まれておりません。市としてこれまでの支出に不適切があったということを認めて新たな支出基準を作成したわけですから,これを踏まえて市長交際費は10万円削減をすると,従来の70万円に戻していくべきだというふうに思うんですが,この点についてはいかがでしょうか。 119: ◯ 議 長(小川 克美議員) 市長。 120: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 既に交際費の支出基準につきましては改められておりますので,それに基づいて私は交際費の支出をこれからしていきたいと思っておりますけれども,これはしっかりとその年度において明らかにしていきたいというふうに考えておりますので,この補正予算で整理をすることはしておりません。 121: ◯ 議 長(小川 克美議員) 14番鈴木議員。 122: ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 支出基準に基づいて精査をして対応していくということであれば,70万円以内でおさまると思うんです。それをちゃんと保障していくために,きちんと補正予算の中で削減しちゃうというくらいの対応が必要ではないかと思うんですけれども,再度お伺いします。 123: ◯ 議 長(小川 克美議員) 市長。 124: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 年度内でいろいろ基準を改めておりますので,それにつきましてはその年度を整理するときにしっかりと,こういう部分で整理ができましたという金額にして改めてお示しをしていきたいというふうに考えております。 125: ◯ 議 長(小川 克美議員) 14番鈴木議員。 126: ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 補正予算の中でそうした対応がされればよいと思いますけれども,今後年度内にというお話もありましたので,そうした新基準に基づいて対応をしっかりとやっていただきたいと,そのことを要望いたしまして質問は終わります。 127: ◯ 議 長(小川 克美議員) 3番市原広子議員。 128: ◯ 3 番(市原 広子議員) まず4ページの債務負担行為補正,小学校用務業務及び設備管理業務委託ということを来年度から新規に取り組むために,債務負担行為をという御説明だったんですけれども,そこで伺います。  設備管理業務は比較的委託もしやすいかもしれませんけれども,用務業務もともに委託をしてしまうことによりまして,先生方の日常の負担,こことの関係はどうなのかということが心配です。日常的に用務の方に,例えば理科のアサガオの鉢等々を使った授業とか,庭を使ったりするようなこともあるかと思うんですけれども,その辺で先生方の補佐的な,相談相手的な頼れる職務として用務があったのではないかというふうに私は思っているんですけれども,その辺に関して教育長の御見解と御説明をいただきたいと思います。 129: ◯ 議 長(小川 克美議員) 教育長。 130: ◯ 教育長(有馬 守一君) この件に関しましてはいろいろな部が絡んでおりまして,私の一存ということでは進展していない部分がございますが,今のところ学校の用務の業務につきましては,嘱託といいますか,非常勤の方が各校1名配置されていますので,日常的な,例えば来客対応ですとかいろんな細かい先生方の所用についてはカバーされていると思います。ただ,ここで重要になってくるのは,もうちょっと大きな施設全体の管理でありますとか,それに近いような業務がございますので,そういったものが管理委託という形で移譲していくのではないかというふうに見ておりますけれども,説明が不適切な部分がありましたら部長のほうから。 131: ◯ 議 長(小川 克美議員) 教育部長。 132: ◯ 教育部長(平林 浩一君) 学校に責任者を配置することによりまして,学校管理者から委託業者への直接指導が可能な体制にすることを想定しております。現在個々に業務委託を行っている施設維持管理業務,また一般作業委託を集約させることによりまして,学校が調整する相手先を一本化しまして,副校長並びに教員の業務を軽減してまいりたいと考えております。 133: ◯ 議 長(小川 克美議員) 3番市原議員。 134: ◯ 3 番(市原 広子議員) 最初の教育長のお話ですと,設備管理等々は委託していくということにはなじむことだと受け取りました。そして部長の答弁によりますと,各学校に委託管理の責任者を配置すると,だからそれを通して先生方との意思疎通はスムーズにいくはずであるというお話だったんですけれども,なぜ設備管理業務だけではなくて用務も含めて一括した委託にしていくのか,そこの説明をもう少しいただきたいんです。 135: ◯ 議 長(小川 克美議員) 企画財政部長。 136: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) まずは市の定員管理の中で,一般作業職の採用というのを現状では行っていないということがございます。市といたしましては,学校用務という職種を一般作業職というふうに既に変更させていただいて,その中で職員数が減っていくことに対して,まず今回は小学校を委託化させていただいて,市の作業職員を配置するのをなくすという考え方にしております。実際中学校にはまだ作業職員が正規の職員としていますので,その配置を中学校は残すという考え方でございます。 137: ◯ 議 長(小川 克美議員) 3番市原議員。 138: ◯ 3 番(市原 広子議員) そうしますと,委託をしても用務と管理とは別々に人をちゃんと配置すると,用務といった業務を行う方は変わらず配置されるということでよろしいんですか。 139: ◯ 議 長(小川 克美議員) 企画財政部長。 140: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 今回学校のほうとしても,完全に用務業務を委託としても必ず常駐の人は欲しいという要望がございます。その中で学校に常駐の委託事業者の職員が配置されるような形での委託化というのを考えております。 141: ◯ 議 長(小川 克美議員) 3番市原議員。 142: ◯ 3 番(市原 広子議員) 今のお話ですと,委託先から常駐される職員が管理業務も用務業務もやると,その責任者であると。部下はいないわけですね。それで,学校側は用務業務が欲しいと言っているわけですから,それと管理業務との関連はどうなるんですか。 143: ◯ 議 長(小川 克美議員) 教育部長。 144: ◯ 教育部長(平林 浩一君) 現状では各学校に複数名の委託事業者を常駐させることを想定しておりますし,あと施設の維持管理業務につきましては,責任者が6校まとめて回るみたいな形になろうかと思います。 145: ◯ 議 長(小川 克美議員) 3番市原議員。 146: ◯ 3 番(市原 広子議員) ではもう一度企画財政部長に伺いますけれども,こういう委託を進めていくことは,職員の定員管理上,作業職の方,昔でいうと現業職というか,その方たちの高齢化と新規採用のずれのようなものがあって,どうしても仕方がないことであるのかということを1点伺いたい。  それともう一点は,こういった定員管理をしていくこと,定員削減をしていくこと,あとアウトソーシングをしていくことが自治体経営上評価をされて,市町村総合交付金の交付算定が高くなるというようなことがあるのかどうか。  この2点について伺わせてください。 147: ◯ 議 長(小川 克美議員) 企画財政部長。 148: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 技能労務職員という言い方をしますけれども,技能労務職員の新規の採用というのは,国や東京都などからするのは困るというようなことは言われております。実際に定年退職で技能労務職員が減っていくという中で,技能労務の業務を市として集約を今進めているということでございます。  市町村総合交付金に関しては,歳出の削減という形の見方の中で,市町村総合交付金の評価という部分が出てくるところはございますけれども,実際には今までかかっていた経費を削減した中での評価を現状されているようなので,新たに委託に出したというところは,経営努力割に直接は反映はないかと思っております。また,地方交付税の中で行政需要を見ていく基準財政需要額というのがございますけれども,そういった中でも,学校の用務業務については委託という形で,正規の職員を置く経費よりは安く済むという中で,委託経費で基準財政需要額が算出されているというのが実情でございます。 149: ◯ 議 長(小川 克美議員) 3番市原議員。 150: ◯ 3 番(市原 広子議員) 説明はわかりました。ただ,経費の削減という形で評価が出ているということですけれども,それは東京都の評価ではそうだということですけれども,国の総務省としては,具体的に学校事務は減らせとか,小学校給食の民間委託を進めろとかといった形で,それをトップランナー自治体という形で,地方財政の基本計画の中で提案がされているというふうに私たちは聞いています。ですから,総務省や国の方針に沿った市の行政運営をしているというふうに言えると思うんです。  問題は費用と現場の学校の運営,先生方との関係がもう一つと,委託事業者による低賃金の労働者が非常にふえていくということになりますので,この点に関して,今までかなり小学校の給食も委託を完全に進めてきました。そういう中で非常に低賃金で調理をしている労働者がふえているわけです。狛江市においては国の言いなりの委託を進めていくという運営をしていくならば,公契約条例の制定をするべきだと思うんですけれども,これは市長に伺います。いかがでしょうか。 151: ◯ 議 長(小川 克美議員) 市長。 152: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 最低賃金ということもあらわされておりますし,また厚生労働省,労働基準局のほうもその辺はしっかりと,民間委託であっても社員の給料,賃金を定め,調査権限も持っておりますので,指導監督はされているところだと思います。  今お話がございました件につきましては,これから議論をしていかなければいけないところでありますので,内部あるいは市民の皆様方などからいろいろ御意見を聞きながら,考え方をまとめていきたいというふうには考えております。 153: ◯ 議 長(小川 克美議員) 3番市原議員。 154: ◯ 3 番(市原 広子議員) 引き続き総括に関してなんですけれども,私からも,人権尊重基本条例をつくりたいとおっしゃった所信表明と,この補正予算においては,この間の狛江市の前市長のセクハラ問題に関する調査費用等々が全く入れられていないのと,ハラスメントの防止指針,防止規則の検証といったことも取り組まれるという予算にはなっていないんです。  市長もおわかりのように,前回の定例会で議員提出で策定した狛江市職員のハラスメントの防止等に関する条例は非常に拙速条例であり,内容も不備があるということは議論の過程で明らかになっています。しかも必要な事項は別途,細かいことは規則で定めるというふうに条例はなっています。それからまた,3年以内の見直しでしたか,すぐ見直すような付則も条例にはついておりました。山本議員が頑張って入れてくれた付則の条文なんですけれども,そういうこともあるのであれば,現状のハラスメントの防止規則と防止指針をもって,新たに議員提案で制定された狛江市職員のハラスメントの防止等に関する条例の規則としていくというのが現状なんです。だから,新しい条例ができて古い規則や指針が残っているという状態で,しかも新しい条例はすぐちゃんと見直しますよということも書かれているという状態の中で,その見直しに向けた議論を進めるような予算がここに見られないので,見られるのは条例によりますハラスメントの相談員,弁護士が幾らとかそういったものが,議案がこれから通るのか,そういうことになっているだけなんです。  だから,この補正予算の中でその見直し,検討の委員会設置等々をするべきであるし,するのが普通の流れなんですけれども,その辺はないのはなぜなんでしょうか。ないものなので総括で聞かせていただきます。 155: ◯ 議 長(小川 克美議員) 市長。 156: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 先ほど所信表明でも述べさせていただきました。これは平成30年狛江市議会第2回定例会で議員提案によりまして,狛江市職員のハラスメントの防止等に関する条例を制定いただいたところでございます。市といたしましてはこれを受けまして,この条例を施行するに当たりましての規則,これはこれから,一定のところはもうつくり上げておりますので,その部分を付議していきたいというふうに考えております。また,設置に関する外部委員会などもございますので,これは今定例会の中でお示しをさせていただきたいというふうに考えております。  これが狛江市の職員内部としての条例になっているわけです。それは私も副市長も含めた特別職もこの条例に当たって該当してくるという,対応するということになっておりますので,ここはしっかり条例としてはつくり上げていただいているというふうに思っております。これを受けまして,今後市民の皆様方と共有する人権尊重の条例をこれからいろいろ議論しながらつくり上げていきたいという考え方を持っております。 157: ◯ 議 長(小川 克美議員) 3番市原議員。 158: ◯ 3 番(市原 広子議員) わかりました。今規則を新たにつくっている最中であるということです。  ただ,狛江市職員のハラスメントの防止に関する規則及び防止指針は人事院勧告に従った内容となっていまして,国との連動が非常に大きいと思うんです。議員提案によります狛江市職員のハラスメントの防止等に関する条例の策定のときの議論でもあったんですけれども,市長の…… 159: ◯ 議 長(小川 克美議員) 市原議員,補正予算の総括質疑でございますので,踏まえた上での発言をお願いいたします。3番市原議員。 160: ◯ 3 番(市原 広子議員) 長くならないように気をつけますけれども,そのような意味で,国との連動もしているし,それから特別職が対象でなかったという点も不十分ではあったと。しかしそれまでの人事院勧告に従った,マタニティ・ハラスメント等々も入れた到達点を体現化した防止指針ではあったんです。だけどそれが今回機能しなかったということに関して,市長が市民参加と協働で運営をしていくというふうに高く掲げていらっしゃるところから考えまして,庁内だけで規則をつくる──もちろん規則は庁内でつくって,議決の必要もないんですけれども,やはり大きな問題でしたので,そして国においても試行錯誤の状態です,国際レベルと比較しても。また,国連においても試行錯誤の状態であるというわけですから,よいものをつくっていくためにも,第三者を入れたりして検討していくということは必要だと思うんですけれども,庁内だけでつくってしまう,その手順というのはそれで十分なんでしょうか。細かい手順なんかについては一般質問でやるべきだと思うんですけれども,十分かどうかの見解を聞かせてください。 161: ◯ 議 長(小川 克美議員) 市長。 162: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 内部規程あるいは内部条例,内部の職員に対することでございますので,これは内部でしっかりつくり上げていくことが必要なんです。ただ,今回は議会の皆様方からの議員提案でございますので,これはしっかり受けとめなければいけないと思います。市民の代表であります皆様方の御意見ですので,市民の皆様からの御意見をいただいた中の議員提案だというふうに考えているんです。  それから,市民の皆様方に対するいろいろな制約とか,あるべき姿はこうだよとお示しする部分につきましては市民参加で行うべきでありますので,今回は内部職員に対する条例,規則でございますので,これは内部でいろいろ検討して,それをしっかりと受けとめて対応していくところだと思っております。  また今後は,国連とか国などもいろいろ意見とか議論されておりますので,それを踏まえながら変えていくことは必要だと思っておりますけれども,これはいろいろ推移を見ながらというふうに考えております。 163: ◯ 議 長(小川 克美議員) 3番市原議員。 164: ◯ 3 番(市原 広子議員) 市長は職員内部に対する条例であるというふうにおっしゃったんですけれども,条例は議員も対象になって…… 165: ◯ 議 長(小川 克美議員) 市原議員,補正予算の総括で条例に対しての見解ではございませんので,踏まえた上での質疑をお願いいたします。3番市原議員。 166: ◯ 3 番(市原 広子議員) そうなんですけれども,ちょっと確認をさせてください。今つくっている規則は……その答弁でよろしいんですか。 167: ◯ 議 長(小川 克美議員) 来週の一般質問で十分時間がございますので。3番市原議員。 168: ◯ 3 番(市原 広子議員) 市長の今の御答弁でよろしいんでしょうか。違うと思うんです。それで伺っているのでちょっといいですか。市の職員だけが対象ではないんです。  それから,規則というのは条例より1段低いというふうに言われていますけれども,規則にしても市民にも義務を課す性質のものなんです。だから規則も広い意味で市民に非常にかかわりがあるんです。だから議員もあれですし,議員というのはいつ市民になるかわからないし,市民がなるものですから,そういう意味で非常に政治的な部分と難しい部分があるので,市長の今のお答えは,どういう範囲をして市の職員が対象だとおっしゃったんでしょうか。 169: ◯ 議 長(小川 克美議員) 市長。 170: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 市役所内部というのは,議員の皆様方も踏まえてというふうに考えている答弁とさせていただいたところなんですけれども,確かに議員も対象ですし,私も副市長もその対象であるということで,議員は市民ということであっても,議員の制度上の役割としては一般市民ということではないと思うんです。だから,議会の中でしっかりそれは議論された結果が今回の条例制定というふうになっておりますので,そこは御理解いただければと思います。 171: ◯ 議 長(小川 克美議員) 3番市原議員。 172: ◯ 3 番(市原 広子議員) だからそれがしっかり議論できていなかったし,提案の文章も非常に不十分なものであったので,改定をするという付則がついているんです。だからそこのところをきちっと検討していくような,それに向けた調査委員会あるいは第三者の検討委員会が必要ではないかというのが私の質問の趣旨です。お答えは同じだと思うんですけれども,私の趣旨はそういうことです。 173: ◯ 議 長(小川 克美議員) ほかにありませんか。     (「なし」の声あり) 174: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で総括質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。     午後 0時02分 休憩     午後 0時03分 開議 175: ◯ 議 長(小川 克美議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に歳入の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 176: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で歳入の質疑を終結いたします。  次に歳出の質疑を受けます。3番市原広子議員。 177: ◯ 3 番(市原 広子議員) 歳出の14ページの介護者支援事業の高齢障がい課の58万7,000円なんですけれども,この全てが慈恵第三病院に対して委託していく事業なんでしょうか。介護者ニーズ調査委託と認知症サポーターフォローアップ講座等々の講師謝礼も含めて,全てが慈恵第三病院でやっていただくものなのかどうか確認させてください。 178: ◯ 議 長(小川 克美議員) 福祉保健部長。 179: ◯ 福祉保健部長(石橋 啓一君) 介護者ニーズ調査のほうは慈恵第三病院と委託をしている事業でございます。それに伴う認知症サポーターフォローアップも慈恵第三病院にお願いするような形で考えているところでございます。あと介護者支援の場のほうも,慈恵第三病院に憩いの場を創設というものでございます。 180: ◯ 議 長(小川 克美議員) ほかにありませんか。     (「なし」の声あり) 181: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で歳出の質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第39号は,会議規則第36条第3項の規定に基づき委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり)
    182: ◯ 議 長(小川 克美議員) 御異議なしと認めます。よって議案第39号は委員会の付託を省略することに決しました。  この際鈴木えつお議員外3人から,議案第39号,平成30年度狛江市一般会計補正予算(第3号)の編成替えを求める動議が提出されております。  暫時休憩いたします。     午後 0時05分 休憩     午後 1時30分 開議 183: ◯ 議 長(小川 克美議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議会運営委員長から発言を求められておりますので,これを許します。議会運営委員長。     〔議会運営委員長 石井功議員登壇〕 184: ◯ 議会運営委員長(石井 功議員) それでは議会運営委員会の報告をいたします。  先ほど議会運営委員会を急遽開催いたしました。それは,ただいま議題となっております議案第39号に関連して編成替えを求める動議が提出されており,その取り扱いについてでありました。  この取り扱いについてですが,この後編成替えを求める動議を原案にあわせて議題とし,提案説明,質疑,討論,採決と行っていくことに決しております。  よろしく御審議いただきますようお願いいたしまして,報告といたします。 185: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で議会運営委員長の報告を終わります。  お手元に配付してあるとおり,ただいま議題となっております議案第39号,平成30年度狛江市一般会計補正予算(第3号)について,14番鈴木えつお議員外3人から編成替えを求める動議が提出されております。これを原案にあわせて議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めます。14番鈴木えつお議員。     〔14番 鈴木えつお議員登壇〕 186: ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 議案第39号,平成30年度狛江市一般会計補正予算(第3号)の編成替えを求める動議について,提出者を代表し提案理由の説明を行います。  今,貧困と格差の拡大や賃金の低迷,年金切り下げなど市民生活は厳しさを増しており,市民生活への支援と市民福祉の充実は急務となっております。また,7年前の東日本大震災,また先日の西日本豪雨災害などを踏まえ,災害対策の強化が求められております。さらには,前市長のセクハラ問題の検証とハラスメント根絶に向けた取り組みの強化が求められております。  しかしながら市長が提案した本補正予算では,市民生活への支援や災害対策など十分な対応が行われておりません。また,前市長のセクハラ問題への対応も,今後審議予定の補正予算の内容では十分なものとは言えません。そのため本補正予算の編成替えを求めるものでございます。  編成替えの基本方針ですが,前年度繰越金の増額分9億円余や普通交付税の増額分2,600万円余,また臨時財政対策債等を活用して,市民生活支援策の充実,災害対策の充実,中央図書館・公民館の増改築に向けた基金の増額,前市長のセクハラ問題の検証と再発防止に向けた取り組みを進めるものでございます。  編成替えの具体的内容ですが,第三表 地方債補正につきましては,臨時財政対策債は,補正前限度額11億1,600万円を発行可能額である11億5,900万円に増額をいたします。  歳入ですけれども,(1)財産収入を60万円減額いたします。これは公民館利用者への市役所駐車場利用料金を3時間まで無料とするものでございます。  (2)特別交付税を5,670万円増額いたします。これは,防災行政無線の戸別受信機の配備に要する経費8,100万円の70%が特別交付税措置されることによるものでございます。  (3)東京都の区市町村包括補助を225万円増額いたします。これは,高齢者のみ世帯や障がい者世帯への家具転倒防止器具の取りつけ費と購入費の助成事業に対する東京都の補助を活用するものでございます。  (4)市債(臨時財政対策債)を2億8,300万円増額いたします。これは,補正後の額8億7,600万円に対しまして発行可能額まで増額するものでございます。  歳出でございます。  総務費関係では,(1)市長交際費を10万円減額いたします。これは,前市長が東京都や委託業者に手土産を持っていくなど不適切な使用を行い,それによって年間80万円に増額されました市長交際費を従来の額70万円に戻すものでございます。市長交際費につきましては既に5月末に支出基準の見直しが行われており,この基準を遵守すれば70万円で十分対応できると思います。  (2)前市長のセクハラ問題の検証へ専門家による委員会を設置いたします。前市長のセクハラ問題は市政を揺るがした大問題であり,曖昧な対応は許されません。被害者の人権とプライバシーを守ることを大前提に専門家による検証を行い,市としてきちんとした総括を行い,市民に公表をいたします。  (3)ハラスメント再発防止対策確立へ市民参加の委員会を設置いたします。この委員会は,検証委員会の検証作業と連携しながら,市民参加でしっかりとした再発防止策を確立するために設置するものでございます。ハラスメントに関する全職員向けの無記名アンケートを行い,全職員の思いをしっかり把握するとともに,みずから被害を受け,ハラスメント根絶へ運動している専門家等の意見を聴取するなど行います。第2回定例会で可決されました狛江市職員のハラスメントの防止等に関する条例は,市長のハラスメント行為を公表する権限が市長にあり,市長のハラスメントを防止できないなど不備の多い条例なので,委員会で議論し,抜本的改正を行います。  (4)中央図書館・公民館増改築へ公共施設整備基金の積み立てを4億1,991万7,000円増額いたします。これによりまして公共施設整備基金の年度末残高見込みは9億2,094万9,000円となります。  前市長が新図書館計画を代替措置もなく中止した中,市民センターの増改築で中央図書館・公民館の抜本的充実をの運動は大きく広がり,5年前の12月市議会で4,000名の署名を添えた陳情が全会一致で採択されました。しかし,今なおこの陳情の趣旨は実現しておりません。市民センターを考える市民の会ではその後も粘り強く運動を進め,独自の提案書をまとめました。これは今,余りにも手狭な中央図書館・公民館を,市民のさまざまな願いを取り入れて抜本的に拡充するすばらしい内容でございます。ただ,これを実現するためには一定の財源手当てが必要で,市民の理解も得なければなりません。そのため増改築に必要な予算の相当部分を基金に積み立てることで,増改築を実現していくものでございます。  民生費関係でございます。(1)ひとり親家庭への家賃補助制度を創設いたします。賃貸住宅にお住まいの低所得のひとり親家庭に月5,000円の家賃補助を実施するものでございます。狛江市のひとり親家庭等アンケート調査では,72%の方が生活が苦しいと答え,45%の方が過去1年間に食料を買えなかった経験があると答えています。これら生活が困窮しているひとり親家庭への経済的支援の一つとして家賃補助を実施するものでございます。東村山市,国立市,日野市など5市で実施されております。  (2)訪問介護など介護保険利用料の軽減制度を創設いたします。住民税非課税の方への訪問介護,予防訪問介護等の利用料の本人負担分の4割を軽減するものでございます。訪問介護の必要な方でも経済的理由によりサービスを受けることにちゅうちょしてしまう方も多く,そういう方々に支援を行うことで在宅での生活を支えていくものでございます。小金井市などで実施されております。  (3)高齢者のみ世帯や障がい者世帯で住民税非課税世帯500世帯への家具転倒防止器具の取りつけ費と購入費への助成を実施いたします。  東京消防庁の資料では,地震による負傷者のうち30%から50%が家具の転倒,落下,移動によるものでございます。狛江市の首都直下地震の被害想定では,負傷者は最大で472人,うち重傷者は37人となっております。6月の大阪北部地震では,マンション6階に住む85歳の男性が本棚の下敷きになり死亡しています。昨年12月内閣府調べでは,家具転倒防止器具の設置率は40.6%で,約6割の方がまだ設置していない状況でございます。災害死者ゼロを目指し,災害被害を軽減するために実施するものでございます。既に多摩26市中十数市で家具転倒防止器具設置助成を行っています。また,この事業には東京都の包括補助225万円が活用できます。  (4)生活保護世帯へのエアコン設置を支援するものでございます。エアコンのない生活保護世帯で国の制度を活用できない世帯に対し,エアコン設置代として上限5万円を助成するものでございます。  最高気温35度以上の猛暑日が続き,消防庁のまとめでは,4月30日から8月19日まで熱中症で搬送された人は全国で8万人を超え,亡くなる人も相次いでいます。マスコミ報道でも,命にかかわる猛暑であり,エアコンをためらわず使うよう繰り返し呼びかけております。エアコンが猛暑から命と健康を守る最低限の生活必需品であることは明らかでございます。厚生労働省も6月末に,ことし4月以降に新規に生活保護を受給した人に対し,「体温の調節機能への配慮が必要な者」などの条件つきでエアコン購入費支給を認める通知を出しました。しかし3月までに受給した人は対象外となっており,生活保護問題に取り組んでいる市民団体等は,3月までに受給された方についてもエアコン設置費用を支給するよう求めております。今回の提案は,国の制度を活用できない生活保護世帯に対しまして,エアコン設置費用を市として助成するものでございます。  消防費関係でございます。(1)防災行政無線の戸別受信機の貸し出し制度を創設いたします。市として戸別受信機2,000台を購入し,豪雨災害時の避難計画を義務づけられている施設90カ所を初め,高齢者や障がい者など災害弱者を中心に無料で貸し出すものでございます。必要な場合はアンテナ設置も市として行います。  防災行政無線が聞こえないという声をよく聞きます。豪雨の際は,ふだん聞き取れる家でもほとんど聞こえないと思われます。戸別受信機は家の中に設置され,防災行政無線が鮮明に聞き取れます。全国的には既に31%の市区町村で全戸に設置され,54%の市区町村で一部設置されております。政府も戸別受信機の貸し出し制度を奨励しており,設置費用の7割を特別交付税措置するとしております。本提案は,災害死者ゼロを目指し,災害情報,避難情報などをいち早く正確に市民に伝えるために,市として防災行政無線の戸別受信機の貸し出し制度を創設するものでございます。  (2)通学路等公道に面したブロック塀改修に補助を出します。生け垣にしなくても可とする。住民税非課税世帯が対象です。  6月の大阪北部地震では,学校のプール脇のブロック塀が倒れて小学校4年生の女子児童が亡くなりました。今,横浜市を初め各地で,ブロック塀の改修等への補助制度をつくって危険なブロック塀を撤去する取り組みが広がっております。狛江市ではブロック塀の生け垣化には補助がありますが,フェンス等に改修する場合には補助が出ません。今回の提案は,フェンス等に改修する場合でも補助を出して,危険なブロック塀をなくしていこうというものでございます。  諸支出金でございます。財政調整基金への積み立てを減額いたします。財政調整基金については,既に一般的に適正な額とされる標準財政規模の10%である15億円余を積み立てており,1億8,400万円につきましては,市民の強い要望となっております中央図書館・公民館の増改築を保障するために公共施設整備基金に積みかえるものでございます。  以上,平成30年度狛江市一般会計補正予算(第3号)の編成替えを求める動議の提案理由の説明といたします。皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。 187: ◯ 議 長(小川 克美議員) 提案理由の説明が終わりましたので,これより編成替えを求める動議に対する質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 188: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で編成替えを求める動議に対する質疑を終結いたします。  これより議案第39号とその編成替えを求める動議の討論に入ります。2番宮坂良子議員。     〔2番 宮坂良子議員登壇〕 189: ◯ 2 番(宮坂 良子議員) 議案第39号,平成30年度狛江市一般会計補正予算(第3号)について,編成替えを求める動議に賛成し,原案に反対する立場から日本共産党狛江市議団の意見を述べます。  本補正予算は,前年度の繰越金9億1,800万円や地方交付税の増額分2,680万円などを活用して,介護者支援事業や中学校の部活動の指導員報酬,西和泉体育施設のフェンスの設置費などに充てるとともに,公共施設整備基金に2億5,000万円,同修繕基金に1億5,000万円,財政調整基金に1億8,400万円,清掃施設整備基金に5,000万円を充てていくものです。  しかし前年度の決算で10億円余の剰余金が出て,今回繰越金が9億円余り増額されたにもかかわらず,貧困と格差の中で急務となっている市民生活支援策への対応はなく,首都直下型地震災害の切迫性が指摘されている中で災害対策への対応も十分なされていません。そして市政を揺るがした前市長のセクハラ問題への対応も本補正予算では全くなされず,最終日に審議予定の補正予算でも十分な対応とはなっていません。また,今市民の強い要望となっている市民センターの増改築で,中央図書館・公民館を抜本的に拡充してほしいという要望にも応えていません。  一方,提案されている編成替えを求める動議は,これらの問題点を是正して,市民の切実な願いに応えるものになっています。  編成替えを求める動議では,第1に市民生活支援策について,ひとり親家庭への家賃補助制度の創設や訪問介護など介護保険利用料の軽減制度の創設,また,生活保護世帯へのエアコン設置への支援や,公民館利用者への市役所駐車場利用料金を3時間まで無料とする軽減制度などを実施するものとなっています。  第2に災害対策では,災害死者ゼロを目指して,防災行政無線の戸別受信機の貸し出し制度の創設や,通学路等公道に面したブロック塀改修への新たな補助制度の創設,また,高齢者のみ世帯や障がい者世帯への家具転倒防止器具の取りつけ費と購入費への助成を実施するものになっています。  そして第3に,市民センターの増改築で中央図書館・公民館の抜本的な充実を実現するために,その財源となる公共施設整備基金の積み立てを4億1,991万円へと増額し,年度末残高見込みを9億2,000万円として増改築への展望を大きく切り開いています。  そして第4に,前市長のセクハラ問題の検証のために専門家による委員会を設置する予算や,第2回定例会で可決された狛江市職員のハラスメントの防止等に関する条例の抜本改正も含め,しっかりとしたハラスメント再発防止対策を確立するための市民参加の委員会を設置する予算が盛り込まれています。  そして第5に,前市政での不適切な市長交際費の使用を是正する新たな基準が作成されたことに伴い,市長交際費を10万円削減し,従来の70万円に戻しています。  これらは,原案の問題点をただし,市民の願いに沿って市政を前進させるものです。  よって日本共産党狛江市議団は,編成替えを求める動議に賛成し,原案に反対いたします。 190: ◯ 議 長(小川 克美議員) 3番市原広子議員。     〔3番 市原広子議員登壇〕 191: ◯ 3 番(市原 広子議員) 市長提案の補正予算に反対し,日本共産党狛江市議団の編成替えを求める動議に賛成する討論をいたします。  先ほどの陳情第35号,陳情第37号の賛成討論でも述べたことと重複いたしますけれども,今議会に提案される予定の人権条例検討のための委員会についても,市長の公約であるハラスメント防止条例の改定が,理念条例である人権条例を策定していくという方向になっていることに疑問と不安を感じざるを得ない。  当然,直近の出来事である前市長のセクハラ行為の表面化とそれによる辞職を受けての選挙による市長就任であることから,前市長によるセクハラ行為が4年以上も放置された経緯に関する調査は行政としてするべきであり,それに対する見解もいまだに示されていないのが事実である。市役所幹部職員による市長によるセクハラの事実はあったという発言があっただけと言える。被害者への聞き取りよりも,それらの資料をもとに,この間のセクハラ問題は何だったのかの議論の上に,行政としてのしっかりとした意見表明こそ市民からも求められており,狛江市の信頼回復の第一歩であると言える。  人権条例で扱う人権の内容にしても,先ほども述べましたLGBT問題,女性のリプロダクティブ・ヘルス/ライツ,子供の人権,外国人に対する差別や地方選挙権問題,ヘイトスピーチをなくすためにも,国連人種差別撤廃条約締結・批准などが今最も求められていると言え,どういった内容にしていくのかの議論を始めるに当たっても,狛江市におけるスタートは何であったのかが大切であると言える。そのためにも狛江市役所のセクハラ問題に真摯に向き合い,しっかりとした対応をすることこそが,人権への切り込みの第一歩となっていくと言える。  セクハラ防止条例を市民の代表である議会から提案され,拒否するわけにはいかないとのことだが,拒否しろとは言っていないが,その議会は女性職員からすれば前市長のセクハラ容認議会であり,市役所幹部には失望したとの聞き取り結果がセクハラ問題資料文書の中にはあるのも事実である。市長が発言しているように,もう触れないでほしいと思っている職員も確かにいるであろうが,なぜ4年以上も引きずったのかに関してはしっかりとした見解が求められているのではないか。調査されたくない職員もいるというのであれば,それこそアンケート調査を無記名で実施するなど,そのための予算計上を鉄が熱いうちに求めるもので,日本共産党狛江市議団の編成替えを求める動議にはそれがあることを評価できる。また,検証委員会も設置すべきで,その予算も計上すべき。  臨時財政対策債を満額借り,公共施設整備基金に積み立てることに賛成である。29年度決算において公債費が7%となった。しかし公共施設の整備基金は大変不十分な状態である。前市長が事業をやるときは借金をしてやると議会で発言していた。計画行政ではなく行き当たりばったりの思いつき,毎年ローリングされる実施計画のもと,単発の小事業を思いついてやっていた側面がある。あとは借金返済額以上に借りないという当たり前の財政規律で借金残高を減らしてきたと言える。  しかし公民館・図書館と市民センターの改修はいまだめどが立っていない。この夏休みに公民館の呼びかけで,「公民館子どもの居場所事業」に子ども食堂の連絡団体として昼御飯の提供という形で協力した。改めて中央公民館を使ってみて,さまざまにもう少し利用しやすければよいのにと思わざるを得なかった。  まず料理実習室は昔の学校の家庭科の料理の授業をやるように設計されている。調理台の端に流しとガス台があり,流しの上にふたをしてでき上がった料理を食するのも,グループごとに課題の料理をして,グループで食べ,洗い物をして片づけるという家庭科の授業そのもののためにできているような施設である。それと同じつくりになっている。50人から70人分の調理をして,提供するのも料理実習室であった。片づけは4つの調理台にそれぞれ鍋,ボール,やかん,フライパン,へがし,お玉,皮むき,缶切り,キッチンばさみ,菜箸などを数を数えて収納するのに1時間近くかかった。なぜ調理器具収納が一遍にできないのか。つくった料理を供するのに,傍らにパーティーができるようなコミュニティスペースがあれば,とてもよいのにとつくづく思った。トイレも古い,給湯室も古く,ペットボトル持参や持ち込みで済ませる団体も多い。環境にも優しくない。しかも地下の一番奥にある料理実習室。子供や高齢者の居場所にもなり得る設備が生きていないのが現状である。図書館は言わずもがなである。  最近,東和泉のイタリアンレストランとサンマルクカフェという所があった,今は焼き肉屋になっているお店の間の土地が相続で開発業者に売りに出され,マンション計画が持ち上がっています。この構想検討会の開催請求をしたところですけれども,できたらこの土地を狛江市で購入するのはいかがかということを提案したい。小規模な土地であることから,狛江市にとって新たな,例えば新図書館の建設などには非常に最適な規模であり,狛江駅南口からの距離といい,地の利といい,北側に公共施設が集中している現在,南側への公共施設の設置,また,川崎方面から水道橋を通って世田谷通り沿いにあることから,震災時などには帰宅困難者の救護施設となることはわかると言えます。  ぜひとも,今まで臨時財政対策債の満額借り入れ,それに関して私も余り積極的な立場はとってきませんでしたけれども,ここに来て,満額借りて公共施設整備基金に積み立て,大胆な公共施設の再編構想に取りかかり,現在の市民センターの改修はそのまま進めつつ,新図書館の狛江なりの,狛江の規模に合った構想を生かしていける種地となるような,また,最悪の場合は防災施設となっていけるような土地の位置であることから,この土地の購入を構想検討会においてディベロッパーからの購入も1つ視野に置いて,行政では検討していただきたいと思います。  ほかにもさまざまに賛成の視点がございますけれども,この2つの視点をもって日本共産党狛江市議団の提案に賛成とさせていただきます。 192: ◯ 議 長(小川 克美議員) 4番三宅眞議員。     〔4番 三宅眞議員登壇〕 193: ◯ 4 番(三宅 眞議員) 議案第39号,平成30年度狛江市一般会計補正予算(第3号)の編成替えを求める動議に反対し,原案に賛成する立場で討論いたします。  今回この話を聞いておりまして,総じて,財源がある中,優先順位をつけなくてもいいような場合に,基本的には歳出の各項目は市民ニーズに沿うものも多いとは確かに思います。しかしながら先ほど市長答弁にもありましたとおり,個々の理由が存在するわけでもございます。今回は編成替えを求める動議に関して,歳入の部分に関しては基本的に最終的な調整に基づく捻出ということですので,歳出の部分,個別の項目に合わせて個々に幾つか私のほうでコメントを申し上げます。  まず市長交際費に関して10万円減額ということでございますが,これはそもそも先ほど市長が申し上げたとおり,私は二元代表制で議員の立場でありますが,もっともだなと思ったところは,基本的には期の途中で,最後に余ったときに新しい市長が不用額として返せばいいと,それで来年度これが,私も民間企業におりましたので,交際費というものの潤滑油的な部分で,人と人とのコミュニケーションがあると。ただ,規則によらない部分で東京都の基準等で,それは問題なのかもしれませんが,これを一律減額して運用するというのはこの期では拙速であります。  もう一つ,ハラスメントの問題に関して,これは後で,私の午前中の資料要求にもありましたが,現在狛江市には8万2,403名の方がいらっしゃいます。その方々のニーズが果たしてハラスメントにあるのかどうかということの裏づけを,7月22日の狛江市長選挙出口調査650サンプルから詳細に申し上げます。  もう一つ,民生費に関しては,先ほど申し上げたとおり,例えば戸別受信機等は確かにニーズが高いのかもしれませんが,今はICTの中,いろいろな技術があります。これに関して,果たして防災行政無線というものがいいのかどうかということを拙速に議論するのは,この時代に,ドッグイヤーの中で議員としては怠慢だと思っております。そういった意味ではここは検討すべきだということでもございます。  そして今回,臨時財政対策債をもう少し多くするということはナンセンスにほかなりません。狛江市は現在,200億円の借金をようやく切って30億円の貯金に戻した中,10年後,20年後には小学校,インフラ整備があって,私は特に保守の政治家ですので,保って守るということがこの日本にとって一番必要なこと。それは現役世代にとっては少し苦労していただくことも含めまして,きちんと政治家は説明をして,将来世代へ借金がない世界を受け渡す義務があると思っております。そうした意味で,今回の補正予算で借金を返す方向に行っていることは,私は編成替えを求める動議に関しては反対するものでございます。  最後に1つ,先ほど申し上げました狛江市の7月22日に行われました出口調査の結果を,これは恣意的ではなく完全に客観的に皆様に,狛江市民8万2,403名の方とも共有させていただきます。  これは民間の調査です。狛江市内の1カ所の期日前投票所及び8カ所の投票所で,投票を終えた有権者に狛江市長選挙で投票した候補者や支持政党などを回答してもらった。調査日は,期日前投票日の7月16・18・21日及び投票日の7月22日。有効サンプル数は650。今メモられなくても,これはインターネットに書いてありますので,皆さん後でプリントアウトしてゆっくりとごらんになってください。  この中で幾つか,出口調査の結果に関して,これが狛江市民の純粋な気持ちということの1つを申し上げます。1つといっても今回は動議に関する話ですので,特にハラスメントに関して,狛江市民の方がどう思われたかということを客観的に事実をつまびらかにいたします。  争点とならなかったのはセクハラであります。この質問の中では,650サンプルで単一回答を求める設問になっておりますが,新市長に最も取り組んでいただきたい政策,これは市民の方が語っているわけでございますが,1位は医療・福祉の充実で33.4%が最も多く,次いで教育・子育て支援が22.7%,財政の健全化が18.1%と続いております。革新自治体は放漫財政とみなされることが多く,ゆえに共産市政が一時代を築いた狛江市では,財政の健全化が他自治体と比べるとやや突出した形となったが,医療・福祉と教育・子育てがツートップに並ぶのは一般的傾向と変わらない。これは私が言ったことではなくてこのペーパーに書いてございました。一方,新市長が辞職する要因となったセクハラ等の防止・根絶は2.3%にとどまり,ほとんど争点とならなかった,ということであります。これは7月22日の市民の感覚であります。  したがいまして,先ほどの動議の話で市民感情に寄り添ったという話は一切ナンセンスであります。私は,6月議会の冒頭で波紋を呼びましたが,前市政に関しては武士に情けがあるという発言をしました。私はセクハラを決して擁護しているわけではないという文脈の中で話した話であります。それはしっかりと朝日新聞の朝刊にも書いていただきましたが,その中で朝日新聞の朝刊に書いていただかなかったことが1つございます。それは,200億円の借金を減らして30億円の貯金にふやした以上に私が申し上げたかったのは,そこで申し上げた発言は,後期基本計画のアンケートに関して,市民ニーズの一番高かったものが何かということに関して高橋前市長が寄り添っていたということであります。具体的には,後期基本計画に係る市民アンケートのトップスコアは安心・安全であります。しかしそれがかなっているかどうかということの開きがありました。しかし刑法犯件数都内1位というような,この話は後でどなたかフォローしてください,そういったこともあります。  私が今申し上げたのは,午前中の私の資料要求の中で,今申し上げたハラスメントの話のパーセンテージに関する発言を完全に訂正して正すためにも,会議録に残すために話をさせていただいております。  以上のことから,今回の原案に賛成をし,日本共産党狛江市議団が出された補正予算の編成替えを求める動議に関しては反対の立場で討論いたしました。 194: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  まず議案第39号,平成30年度狛江市一般会計補正予算(第3号)の編成替えを求める動議について採決いたします。  本動議に賛成の方の挙手を求めます。     (賛成者挙手) 195: ◯ 議 長(小川 克美議員) 挙手少数と認めます。よって議案第39号の編成替えを求める動議は否決されました。   ─────────── ─ ──────────── ─ ─────────── 196: ◯ 議 長(小川 克美議員) 次に原案について採決いたします。  原案に賛成の方の挙手を求めます。     (賛成者挙手) 197: ◯ 議 長(小川 克美議員) 挙手多数と認めます。よって原案のとおり可決されました。   ─────────── ─ ──────────── ─ ─────────── 198: ◯ 議 長(小川 克美議員) 次に日程第23 議案第41号 平成30年度狛江市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
     提出者より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 松原俊雄君登壇〕 199: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 日程第23 議案第41号 平成30年度狛江市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について,提案理由を申し上げます。  今回の補正予算は,歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億1,802万円を増額し,国民健康保険特別会計の総額を87億970万円とするものです。  主な内容といたしましては,システム改修に係る東京都からの補助金を計上するほか,平成29年度決算額の確定による負担金の精算に伴い諸支出金を整理するものです。  よろしく御審議の上議決をいただけますようお願い申し上げます。 200: ◯ 議 長(小川 克美議員) 提案理由の説明が終わりました。  お諮りいたします。  これより質疑を受けるわけですが,質疑の方法は歳入,歳出に分けて受けたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 201: ◯ 議 長(小川 克美議員) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。  最初に歳入の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 202: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で歳入の質疑を終結いたします。  次に歳出の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 203: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で歳出の質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第41号は,会議規則第36条第3項の規定に基づき委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 204: ◯ 議 長(小川 克美議員) 御異議なしと認めます。よって議案第41号は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。     (「なし」の声あり) 205: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  日程第23 議案第41号 平成30年度狛江市国民健康保険特別会計補正予算(第1号),本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成者挙手) 206: ◯ 議 長(小川 克美議員) 挙手全員と認めます。よって議案第41号は原案のとおり可決されました。   ─────────── ─ ──────────── ─ ─────────── 207: ◯ 議 長(小川 克美議員) 次に日程第24 議案第43号 平成30年度狛江市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 松原俊雄君登壇〕 208: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 日程第24 議案第43号 平成30年度狛江市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について,提案理由を申し上げます。  今回の補正予算は,歳入歳出予算の総額にそれぞれ549万7,000円を増額し,後期高齢者医療特別会計の総額を20億946万4,000円とするものです。  主な内容といたしましては,システム改修に係る国からの補助金を計上するほか,平成29年度決算額の確定に伴い,東京都後期高齢者医療広域連合への負担金等の精算による返還金,一般会計への繰出金について整理するものでございます。  よろしく御審議の上議決をいただけますようお願い申し上げます。 209: ◯ 議 長(小川 克美議員) 提案理由の説明が終わりました。  お諮りいたします。  これより質疑を受けるわけですが,質疑の方法は歳入,歳出に分けて受けたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 210: ◯ 議 長(小川 克美議員) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。  最初に歳入の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 211: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で歳入の質疑を終結いたします。  次に歳出の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 212: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で歳出の質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第43号は,会議規則第36条第3項の規定に基づき委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 213: ◯ 議 長(小川 克美議員) 御異議なしと認めます。よって議案第43号は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。     (「なし」の声あり) 214: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  日程第24 議案第43号 平成30年度狛江市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号),本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成者挙手) 215: ◯ 議 長(小川 克美議員) 挙手多数と認めます。よって議案第43号は原案のとおり可決されました。   ─────────── ─ ──────────── ─ ─────────── 216: ◯ 議 長(小川 克美議員) 次に日程第25 議案第44号 平成30年度狛江市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 松原俊雄君登壇〕 217: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 日程第25 議案第44号 平成30年度狛江市介護保険特別会計補正予算(第1号)について,提案理由を申し上げます。  今回の補正予算は,歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億7,521万7,000円を増額し,介護保険特別会計の総額をそれぞれ65億984万2,000円とするものです。  主な内容といたしましては,平成29年度決算額の確定に伴い,国などへの償還金,介護保険給付費準備基金への積立金,一般会計への繰出金について増額するものでございます。  よろしく御審議の上議決をいただけますようお願い申し上げます。 218: ◯ 議 長(小川 克美議員) 提案理由の説明が終わりました。  お諮りいたします。  これより質疑を受けるわけですが,質疑の方法は歳入,歳出に分けて受けたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 219: ◯ 議 長(小川 克美議員) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。  最初に歳入の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 220: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で歳入の質疑を終結いたします。  次に歳出の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 221: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で歳出の質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第44号は,会議規則第36条第3項の規定に基づき委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 222: ◯ 議 長(小川 克美議員) 御異議なしと認めます。よって議案第44号は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。     (「なし」の声あり) 223: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  日程第25 議案第44号 平成30年度狛江市介護保険特別会計補正予算(第1号),本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成者挙手) 224: ◯ 議 長(小川 克美議員) 挙手全員と認めます。よって議案第44号は原案のとおり可決されました。   ─────────── ─ ──────────── ─ ─────────── 225: ◯ 議 長(小川 克美議員) 次に日程第26 議案第45号 平成30年度狛江市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 松原俊雄君登壇〕 226: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 日程第26 議案第45号 平成30年度狛江市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)について,提案理由を申し上げます。  今回の補正予算は,歳入歳出予算の総額にそれぞれ14万3,000円を増額し,駐車場事業特別会計の総額をそれぞれ2,506万2,000円とするものです。  主な内容といたしましては,平成29年度決算額の確定に伴う精算により,一般会計償還金について増額するものです。  よろしく御審議の上議決をいただけますようお願い申し上げます。 227: ◯ 議 長(小川 克美議員) 提案理由の説明が終わりました。  お諮りいたします。  これより質疑を受けるわけですが,質疑の方法は歳入,歳出に分けて受けたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり)
    228: ◯ 議 長(小川 克美議員) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。  最初に歳入の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 229: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で歳入の質疑を終結いたします。  次に歳出の質疑を受けます。     (「なし」の声あり) 230: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で歳出の質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第45号は,会議規則第36条第3項の規定に基づき委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 231: ◯ 議 長(小川 克美議員) 御異議なしと認めます。よって議案第45号は委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。     (「なし」の声あり) 232: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  日程第26 議案第45号 平成30年度狛江市駐車場事業特別会計補正予算(第1号),本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成者挙手) 233: ◯ 議 長(小川 克美議員) 挙手全員と認めます。よって議案第45号は原案のとおり可決されました。   ─────────── ─ ──────────── ─ ─────────── 234: ◯ 議 長(小川 克美議員) 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。  議事の都合により,明8月28日から9月2日までの6日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 235: ◯ 議 長(小川 克美議員) 御異議なしと認めます。よって明8月28日から9月2日までの6日間休会することに決しました。  なお,次回の本会議は9月3日午前9時から開きますので,定刻御参集願います。  本日はこれにて散会いたします。     午後 2時18分 散会 発言が指定されていません。 © Komae City. All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...