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  1. 日野市議会 2018-09-03
    平成30年第3回定例会(第1日) 本文 開催日: 2018-09-03


    取得元: 日野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           午前10時02分 開会・開議 ◯議長(西野正人君)  これより平成30年第3回日野市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員24名であります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2 ◯議長(西野正人君)  これより日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員については、会議規則第88条の規定により、議長において、     5番  伊 東 秀 章 議員     6番  白 井 菜穂子 議員 を指名いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 3 ◯議長(西野正人君)  次に、日程第2、会期の決定の件を議題といたします。  議会運営委員長の報告を求めます。     〔議会運営委員長 登壇〕 4 ◯議会運営委員長(池田利恵君)  それでは、御報告を申し上げます。  去る8月29日、午後2時より議会運営委員会を開きまして、今定例会の運営について審議いたしました。  会期につきまして、本日より9月28日までの26日間と決定いたしました。  また理事者より、追加議案の予定をされていることを申し添えておきます。  日程の内容につきましては、お手元に配付いたしました資料のとおりでございます。  以上、確認いただきまして、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 5 ◯議長(西野正人君)  お諮りいたします。ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、会期を決定することに御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 6 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって会期は、本日から9月28日まで、期日26日間と決定いたしました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 7 ◯議長(西野正人君)  次に、日程第3に入る前に、理事者から発言したい旨の申し出がありましたので、これを許します。市長。 8 ◯市長(大坪冬彦君)  発言のお許しをいただきまして、ありがとうございます。  さきの日野市議会第2回定例会におきまして任命同意いただきました、教育委員会教育長の米田裕治が、8月3日付にて就任いたしました。  米田教育長より、この議会の場で御挨拶をさせていただきたく、よろしくお取り計らいを賜りますようお願い申し上げます。 9 ◯議長(西野正人君)  ただいまの市長の申し出を受け、米田裕治教育長の登壇をお願いいたします。     〔教育長 登壇〕 10 ◯教育長(米田裕治君)  おはようございます。  8月3日付で教育長の任をいただきました。身の引き締まる思いでございます。微力ではございますが、全力で取り組んでまいりたいと思います。議員皆様の御指導御鞭撻、よろしくお願いを申し上げます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 11 ◯議長(西野正人君)  次に、日程第3、行政報告を行います。  市長から報告を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 12 ◯市長(大坪冬彦君)  おはようございます。  本日より平成30年第3回日野市議会定例会を開いていただきます。よろしくお願い申し上げます。  先の定例会以降、今定例会に至る間の主要な行政事項について、私より8件の報告を行い、他は資料提出をもって代えさせていただきます。  1、市公共施設コンクリートブロック塀の点検を実施。  6月18日の大阪府北部地震でのコンクリートブロック塀倒壊を受け、市公共施設の点検を実施しました。  点検の結果、11の小中学校をはじめとして、19の施設で、基準不適合のものを確認いたしました。現在、児童、生徒の安全を最優先に、コンクリートブロック塀の改善を進めております。  また、市内全小学校の通学路の安全点検を実施しました。この結果をもとに通学路の更なる安全確保に取り組んでまいります。  2、姉妹都市締結55周年を記念し、レッドランズ市を訪問。  7月2日から7日まで、姉妹都市締結55周年を迎えたアメリカ合衆国レッドランズ市を訪問してまいりました。  フォスター市長を表敬訪問、市議会議員との面会、レッドランズ姉妹都市協会との交流、同市スポーツ関係団体との意見交換、独立記念日祝賀パレードの視察、レッドランズ大学など市内施設の視察を行いました。  また、7月3日に開催されたレッドランズ市の定例議会では、スピーチの時間を頂き、日野市をPRすることができました。  レッドランズ市の皆さんは、長年にわたる日野市との交流を大切にされており、これからも活発な交流を望まれていることを強く感じました。  この訪問をきっかけにして、国際姉妹都市としての交流を深めてまいります。  3、絵本「ぼくのまちにはもりがある」の発刊。  平成29年4月に開設したカワセミハウスの事業として、日野市出身の版画家・蟹江杏氏と公募に応じた市内の中学生9名が、10か月にわたるワークショップの中で作り上げた絵本「ぼくのまちにはもりがある」を発刊しました。  この絵本には、黒川清流公園を題材に、森のあるまち日野に住む子どもたちだからこそ聞こえる「音」や見える「色」が表現されており、これまで市の宝として守られてきた豊かな自然環境を次世代へつなげるメッセージがこめられています。  8月1日から8月12日に開催された蟹江杏氏がプロデューサーを務める新宿クリエイターズ・フェスタ2018にてお披露目し、8月7日から会場で先行販売、8月15日からは書店、インターネット、カワセミハウス市内図書館等で販売しています。  4、第1回3市ごみ減量推進市民会議開催。  4月20日の、日野市、国分寺市、小金井市、3市市民会議設置に向けた協定締結を受け、7月24日に、各市4名の市民委員による、第1回3市ごみ減量推進市民会議を開催いたしました。  この市民会議では、可燃ごみの共同処理を巡る日野市の置かれている状況、3市で締結した覚書の内容、新可燃ごみ処理施設稼働に関する情報等を3市の市民に情報発信し、理解・浸透を図るとともに、可燃ごみ排出量の削減の方策を協議検討してまいります。  検討された内容は3市の施策に反映し、更なるごみ減量を進めてまいります。  5、日野産大麦100%使用「PREMIUM TOYODA BEER」が完成。  平成27年7月に豊田ビールが復刻されました。このプロジェクトの当初からの夢であった、日野産大麦を100%使用した「PREMIUM TOYODA BEER」を7月29日から販売しました。  3年間、圃場の管理や収穫後の保存、乾燥など幾多の大麦栽培の困難を乗り越え、農業者をはじめとする多くの関係者の諸力融合で麦芽化に成功しました。  瓶内二次発酵により、年数の経過とともに味わいに深みの増すボトルコンディションタイプエールビールとなっています。  シリアルナンバー付の限定800本は、予約分も含め販売開始から数日で完売となり、市民の関心の高さが大いに感じられる結果となりました。  これを機に、130年の刻を経て再現された「TOYODA BEER」が、日野市の新たな地域産業として発展、成長するよう、販路拡大に努めてまいります。  6、日野市子ども条例10周年記念事業を開催。  日野市子ども条例の一層の周知を図るため、日野市青少年育成会連合会との協働により、条例施行の日である7月1日に実践女子大学・香雪記念館において、「日野市子ども条例10周年記念事業」を開催いたしました。  第1部では、条例策定に携わられた方々による記念対談「これまでの10年を振り返り、これからを展望する」を、第2部では、京都外国語大学教授のジェフ・バーグランド氏による記念講演「十人十色のコミュニケーション~地域で支える!みんなで育てる!~」を行い、条例に謳われている子どもの権利と責務、市やおとな等の責務などについてあらためて確認し、周知・啓発を図ることができました。  今後も、関係機関・団体等と連携を図り、引き続き条例の周知に取り組むとともに、子どもが健やかに成長できる環境の整備に努めてまいります。  7、「被災地に学ぶ生きる力プロジェクト」報告。  平成26年から始まった「被災地に学ぶ生きる力プロジェクト」は5年目を迎えました。8月8日に気仙沼中学校生徒8名を日野に迎え、午前中に、日野市の中学生24名と「伝えよう未来へ 創ろう未来を!~いま私たちが未来に向けてやるべきことは何か~」をテーマに話し合いました。  午後は、1)被災地の語り部の尾形さんによる講演、2)気仙沼中学校生徒からの気仙沼市の紹介、3)日野の中学生による「被災地に学ぶ生きる力プロジェクト」のこれまでの取り組み報告、4)両市の生徒によるパネルディスカッションが行われました。  生徒たちが、これまでの気仙沼とのつながりを通じて「自分たちにできることは何か」を考え、自分の住む地域の方々とつながりながら、「日野をよりよいまちにしていきたい」という熱い思いを語ってくれました。生徒たちの思いと大人がつながり、新たな取り組みが始まっていくことを期待します。  8、ひのっ子頑張っています。  この夏もスポーツに音楽に、日野の子どもたちが頑張りました。  スポーツでは、日野第三中学校、日野第四中学校のテニス部女子平山中学校テニス部男子、日野第二中学校卓球部女子三沢中学校水泳部男子がそれぞれ関東大会に出場しました。また、日野第四中学校テニス部女子はさらにダブルスで全国大会へと進んだほか、日野第一中学校水泳部女子が200メートル・400メートル自由形と自由形リレー三沢中学校水泳部男子が100メートル背泳ぎで全国大会に出場しました。  音楽においても、東京都中学校吹奏楽コンクールにおいて、日野第三中学校、三沢中学校平山中学校が金賞を受賞したほか、第85回NHK全国学校音楽コンクール東京都本選で、七生緑小学校が金賞を受賞し、全国コンクール六連覇を目指し関東甲信越ブロック大会に駒を進めています。  暑さをものともしない“ひのっ子”たちの頑張りの成果に、そしてご指導をいただいている皆様の熱意に対して、感謝とエールを送ります。  以上、主要な行政事項について御報告を申し上げ、議会の御理解御指導をお願い申し上げます。 13 ◯議長(西野正人君)  これをもって市長の報告を終わります。  なお、会計管理者以下については、お手元に配付いたしました報告書のとおりですので、報告を省略いたします。  これをもって行政報告を終わります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 14 ◯議長(西野正人君)  次に、日程第4、諸般の報告を行います。  会務報告については、お手元に配付いたしました報告書のとおりですので、事務局長の報告は、これを省略いたします。  次に、各常任委員会の行政調査の報告を行います。  各委員長から順次報告願います。企画総務委員長。     〔企画総務委員長 登壇〕 15 ◯企画総務委員長(峯岸弘行君)  7月3日、4日の2日間にわたり実施いたしました企画総務委員会の行政調査についての御報告を申し上げます。  1日目は山形県新庄市のエコロジーガーデンにおける登録文化財の保存及び活用について、2日目は山形県山形市の山形市コミュニティファンドについて、それぞれ調査を行いました。  まず初めに、山形県新庄市のエコロジーガーデンにおける登録文化財の保存及び活用について御報告申し上げます。  旧農林省蚕糸試験場新庄支場は昭和9年に開設され、一貫して蚕糸業の発展に寄与し、幾度の改名・組織改変の後、平成12年3月に閉所されました。  その後、市は国に譲渡申請を行い、平成14年2月に譲与を受け、同年9月から新庄市エコロジーガーデンとして自然環境を学び、交流の場を提供する施設として活用してきました。  地域住民とのかかわりの中から、旧蚕糸試験場の建物としての文化的価値を見出し、国の登録有形文化財建造物として文化財登録を目指し、平成25年3月29日に登録有形文化財として原簿へ登録されました。  平成19年に第1期利用計画を策定し、平成30年3月には第4期利用計画における基本的な考え方として、1、多くの市民や観光客が利用する観光交流の場となるよう施設全体の機能を段階的に整備し、子どもから大人まで楽しめる空間を創出し、市民や観光客等の来園者の憩いの場として活用する。また、市民や民間活力とのかかわりの中で計画を推進していくものとし、その中からさまざまな交流を育む場として活用する。  2、登録有形文化財・旧蚕糸試験場新庄支場の歴史を後世に引き継ぎ、来園者が安全で快適に過ごすことができるよう、文化財建造物の耐震補強並びに公開活用のための改修工事を実施すると同時に、樹木等の周辺環境についても適正に管理し、エコロジーガーデンの象徴的な景観を保全する。また、効果的、効率的な施設運営のため、民間活力と連携した運営管理体制の構築を推進し、保存・活用計画に基づき、計画実現のために公開活用と保存管理を行う。  以上の公開活用による交流拡大と歴史文化資源の保存管理、二つを事業の柱として施策展開しています。  今後は、具体的な事業を展開していくため、市民の意見や民間活力を取り入れながら、その実現を図るとのことでありました。  続きまして、山形県山形市の山形市コミュニティファンドについて御報告いたします。  企業や市民は、寄附をすることで社会貢献意欲が高まってきたにもかかわらず、市民活動団体への寄附は、各種税控除が受けられないために進みませんでした。そこで、行政が寄附の受け皿となり寄附者が各種税控除を受けられることで寄附を促進し、その寄附をもとに市民活動団体への資金的支援を行うことにより、市民活動の促進を図るため、平成20年度、市町村では全国初となる山形市コミュニティファンドを創設いたしました。  受け付ける寄附は、次の3種類があります。  まず一つは分野希望寄附で、山形発展計画の重点施策の8分野から選んで寄附。  二つ目は団体希望寄附で、登録団体の中から希望する団体を選んで寄附。  三つ目に一般寄附で、特定の分野、支援先を希望しない市民活動全般への寄附があり、各支援は単年度となっております。  それぞれの寄附は分野補助、団体補助、公開プレゼンテーション補助に分けられ、分野補助、団体補助は、評議委員会による書類審査で選定します。公開プレゼンテーション補助は、評議委員会による審査を通過した事業が、公開プレゼンによる市民審査員の投票結果により、補助事業を選定します。  施策最大の課題は、寄附者の意思を反映するための仕組みづくりについて、関係各課や税務署との調整が必要とのことでした。なお、効果検証は特に行っておらず、事業完了後に補助団体からの実績報告を取りまとめ、ホームページや冊子において公開しています。  以上が調査の概要です。今回調査した新庄市と山形市の取り組みについて、参考にできるところを今後の日野市政に反映させていきたいと考えております。  これをもって、企画総務委員会行政調査報告とさせていただきます。 16 ◯議長(西野正人君)  民生文教委員長。     〔民生文教委員長 登壇〕 17 ◯民生文教委員長(奥住匡人君)  7月5日、6日に実施しました民生文教委員会の行政調査について御報告を申し上げます。  まず初めに、2日目に実施を予定していた、大阪府堺市の公民協働の子育て支援施設キッズサポートセンターさかいについての行政調査は、平成30年7月豪雨の影響で、視察先への移動が困難となったため、中止とさせていただいたことを御報告申し上げます。  よって、1日目の兵庫県明石市の明石市こども総合支援条例について、主に虐待の予防等についてのみ御報告させていただきます。  明石市こども総合支援条例は、平成28年4月から検討を開始し、関係機関や子ども・子育て会議等で幅広く意見聴取をした後、平成28年12月に制定し、平成29年4月に施行をされました。  本条例の特徴は、1)市が進める特色ある施策を明文化したこと。2)支援の対象は全ての子どもとし、子どもの定義を20歳まで拡大したこと。3)市、保護者、市民、学校等関係者、事業者が連携協力することで、支援の主体を全ての人としたこと。4)子ども自身が相談できる機会を確保するなど、支援の方法を幅広くしたこと。5)子ども自身、関係機関、会議等で多数の市民等の声を反映させたことが挙げられます。  ここで、明石市が児童虐待防止のために、主に取り組んでいる四つの事業を紹介いたします。  1事業目は、こんにちは赤ちゃん事業や乳幼児健診などで子どもの顔が確認できなかった場合に、保健師による土日夜間の家庭訪問などを実施して、全ての子どもの顔を確認するこどもスマイル100%プロジェクトです。  2事業目は、24時間365日、子育てに関する悩みなどの相談を受け付けるあかし子育て相談ダイヤルの設置です。  3事業目は、里親体験の取り組みなどを通して、28小学校の学区に1人以上の里親をふやすあかし里親100%プロジェクトです。  4事業目は、子どもの居場所や困っている子どもの気づきの拠点として、全ての子どもを対象に全小学校区での実施を目指した子ども食堂の設置です。  明石市は子どもを核とした優しいまちづくりを目指して、これらの事業を行政と市民等が連携して実施するとともに、子ども支援の中核的な役割とコーディネーター的な役割を果たす児童相談所を平成31年4月に開設する予定です。  以上が調査の概要です。今回調査した明石市の取り組みについて、参考にできるところを今後の日野市政に反映させていきたいと考えております。  これをもって、民生文教委員会行政調査報告とさせていただきます。
    18 ◯議長(西野正人君)  これをもって諸般の報告を終わります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 19 ◯議長(西野正人君)  これより日程第5、平成29年度日野市一般会計決算特別委員会特別会計決算特別委員会の設置及び委員の選任の件を議題といたします。  お諮りいたします。平成29年度日野市一般会計決算特別会計決算の審査のため、11人の委員をもって構成する一般会計決算特別委員会、11人の委員をもって構成する特別会計決算特別委員会を設置いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 20 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって平成29年度日野市一般会計決算特別委員会特別会計決算特別委員会を設置することに決しました。  ただいま設置されましたそれぞれの委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において、お手元の印刷物のとおり指名いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 21 ◯議長(西野正人君)  これより議案第59号、日野市介護保険条例の一部を改正する条例制定の専決処分の報告承認の件を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 22 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第59号、日野市介護保険条例の一部を改正する条例制定の専決処分の報告承認についての提案理由を申し上げます。  本議案は、平成30年8月1日に介護保険法施行令等の一部を改正する政令が施行されたことに伴い、条例の一部改正が必要になりましたので、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分をしたものであります。  詳細につきましては、担当部長から説明いたしますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 23 ◯議長(西野正人君)  担当部長から詳細説明を求めます。健康福祉部長。 24 ◯健康福祉部長(赤久保洋司君)  それでは、議案第59号、日野市介護保険条例の一部を改正する条例制定の専決処分の報告承認について、説明させていただきます。  本条例は、介護保険法施行令等の一部を改正する政令が公布されたことに伴い、日野市介護保険条例の一部を改正したものでございます。  今回の改正内容は、介護保険の自己負担割合の判定に用いる合計所得金額の算出に係る引用条項を改めるものでございます。  新旧対照表で説明をさせていただきます。  4ページ、5ページをお開き願います。  第17条第1項第6号のアでございます。介護保険法施行令等の一部改正により介護保険の自己負担割合等の所得段階の判定基準となる合計所得金額について、所得指標である合計所得金額から土地等の譲渡所得に係る特別控除を控除した額を用いることとなったことに伴い、施行令第38条第4項を施行令第22条の2第2項に改めるものでございます。  3ページにお戻り願います。  付則でございます。本条例は、平成30年8月1日から施行するため専決処分とさせていただいたものでございます。  説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 25 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 26 ◯議長(西野正人君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 27 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって本件については、委員会付託を省略することに決しました。  本件について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 28 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。本件は原案のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 29 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって議案第59号の件は、原案のとおり承認されました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 30 ◯議長(西野正人君)  これより議案第60号、平成29年度日野市一般会計決算の認定の件を議題といたします。  理事者から提案理由及びその内容の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 31 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第60号、平成29年度日野市一般会計決算の認定についての提案理由を申し上げます。  本議案は、地方自治法第233条第3項の規定により、平成29年度日野市一般会計決算の認定を求めるものであります。  平成29年度一般会計決算は、平成28年度と比較して歳入は増、歳出は減となりました。  歳入決算額は662億6,788万2,209円で、平成28年度と比較して0.4%の増となっております。  歳入の主な内容について申し上げます。  市税は306億5,050万円で、平成28年度と比較して6億9,334万円の増となりました。これは、主に個人市民税については、納税義務者数の増加などから、法人市民税については、一部企業の納税額増加の影響などから増となったことによるものです。  地方譲与税及び各種交付金の総額は58億3,748万円で、平成28年度と比較して4億8,440万円の増となっております。これは、主に景気の緩やかな回復を受けて、株式等譲渡所得割交付金を初めとする都税交付金が増となったことによるものです。  国庫支出金及び都支出金は、主に民間保育園の建設に対する補助や民間保育園の給付費ほか扶助費の増加などから、それぞれ8億4,511万円、7億7,981万円の増となりました。  財産収入は、市有地売却や貸し付けによる有効活用などから、1億2,943万円の増となりました。  寄附金は、公共公益施設費の増加などから4億6,997万円の増となりました。  繰入金は、市税の増収や国・都支出金等の増加などから18億7,299万円の減となり、市債は、建設事業の借り入れが減少したことなどから7億5,600万円の減となりました。  次に、歳出について御説明申し上げます。  歳出決算額は633億2,811万5,897円で、平成28年度と比較して0.6%の減となっております。これは、主に扶助費が9億7,666万円増加しましたが、基金への積立金が15億5,772万円減少したためです。  歳出の主な内容について申し上げます。  総務費では、市役所本庁舎の免震化及び長寿命化計画の推進、公契約条例の制定、基幹システムの共同利用(自治体クラウド)に向けた立川市、三鷹市との3市協定の締結、市民窓口業務の民間委託拡大によるサービスの充実など。  民生費では、高校生のいるひとり親家庭への家賃助成の開始や学習支援・居場所支援施設ほっともの拡充など、子どもの貧困対策の推進、旭が丘地区センターの建て替え、義務教育就学児の医療保険一部負担金の撤廃、保育園の定員拡大と認証保育所等の保護者負担の軽減拡充など。  衛生費では、休日準夜診療所の移転新設による救急医療の充実、カワセミハウスを拠点とした環境保全とコミュニティーづくりの推進、プラスチック類資源化施設の整備推進、広域化による新可燃ごみ処理施設の建設準備と周辺環境整備など。  農業費では、都市農業活性化に向けたJAによる農産物直売所の新設支援、防災兼用農業用井戸の整備支援など。  商工費では、外国人を初めとした観光客等の受け入れ環境の整備など。  土木費では、都市計画道路3・4・24号線の工事着手と幹線市道I-20号線の整備、市内街路灯のLED化の完了、日野用水開削450周年記念事業の実施、北川原公園の整備推進など。  消防費では、防災マップ・洪水ハザードマップの改訂、被災者生活再建支援システムの導入による相互応援体制の構築など。  教育費では、学童クラブの育成時間の拡大、学校施設の改修による安全で安心な教育環境の整備、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたスポーツ活性化と国際理解、障害者理解の推進、南平体育館建て替えに向けた基本設計、実践女子学園との連携によるグラウンドの整備などであります。  歳入歳出差引残額は29億3,976万6,312円で、平成28年度と比較して6億4,643万8,648円の増となっております。  歳入では、市税収入などにやや改善が見られたものの、歳出では、社会保障関連経費の増加が続いております。  このような状況の中、持続可能性を確保した財政運営に努め、多様な行政課題の解決に向けて、積極的な取り組みを進めてまいりました。  なお、日野市監査委員の意見書及び主要な施策の成果などの資料を添えて提出いたしますので、よろしく御審議の上、御承認のほどお願い申し上げます。 32 ◯議長(西野正人君)  代表監査委員から審査報告を求めます。     〔代表監査委員 登壇〕 33 ◯代表監査委員(石田 等君)  代表監査委員の石田でございます。  平成29年度日野市一般会計決算の審査結果について御報告申し上げます。  本決算の審査につきましては、地方自治法第233条第2項の規定に基づきまして、市長より審査に付されました決算書及び決算附属書類について、馬場監査委員とともに慎重に審査し、また、関係部課長を初め担当職員からも、その内容について事情聴取を行い実施いたしました。  審査の結果、決算書及び決算附属書類の計数は、関係諸帳票及び証書類といずれも符合し、また出納閉鎖日における平成29年度歳計剰余金と指定金融機関の発行した証書類と照合、検算した結果、その金額は合致しており、当年度における決算を適正に表示しているものと認めました。  また、予算の執行状況についても、地方自治法及び関係法令等の趣旨に基づき、おおむね適正に執行されているものと認めました。  以上、御報告申し上げます。 34 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 35 ◯議長(西野正人君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。これをもって議案第60号の件は、一般会計決算特別委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 36 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認め、一般会計決算特別委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 37 ◯議長(西野正人君)  これより議案第61号、平成29年度日野市国民健康保険特別会計決算の認定、議案第62号、平成29年度日野市土地区画整理事業特別会計決算の認定、議案第63号、平成29年度日野市下水道事業特別会計決算の認定の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 38 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認め、一括議題といたします。  理事者から提案理由及びその内容の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 39 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第61号、平成29年度日野市国民健康保険特別会計決算の認定についての提案理由を申し上げます。  本議案は、地方自治法第233条第3項の規定により、平成29年度日野市国民健康保険特別会計決算の認定を求めるものであります。  平成29年度国民健康保険特別会計決算は、平成28年度と比較して歳入歳出ともに減となりました。  歳入決算額は193億419万2,406円で、平成28年度と比較して1.0%の減となっております。  歳入の主な内容について申し上げます。  国民健康保険税は、加入者の減少等により1億6,192万円の減となりました。  国庫支出金は、財政調整交付金や制度改革準備のための補助金の増により3億3,521万円の増、療養給付費等交付金は1億8,735万円の減、前期高齢者交付金は1億1,680万円の減となりました。  次に、歳出決算額は188億560万1,875円で、平成28年度と比較して2.9%の減となっております。  歳出の主な内容について申し上げます。  保険給付費は、加入者の減少等により2億9,868万円の減となりました。同様の理由により、後期高齢者支援金等は7,929万円の減、介護納付金は1,939万円の減となりました。  次に、議案第62号、平成29年度日野市土地区画整理事業特別会計決算の認定についての提案理由を申し上げます。  本議案は、地方自治法第233条第3項の規定により、平成29年度日野市土地区画整理事業特別会計決算の認定を求めるものであります。  平成29年度土地区画整理事業特別会計決算は、平成28年度と比較して歳入歳出ともに減となりました。  歳入決算額は37億1,997万3,131円で、平成28年度と比較して11.7%の減となっております。
     歳入の主な内容につきましては、国及び都補助金、国庫負担金、繰入金、保留地処分金となっております。  歳出決算額は34億5,141万3,523円で、平成28年度と比較して13.5%の減となっております。  歳出の主な内容について申し上げます。  豊田南地区では、都市計画道路3・4・15号線及び区画道路の築造と7棟の建物移転を行い、万願寺第二地区では、都市計画道路7・5・4号線及び区画道路の築造と1棟の建物移転を行いました。  東町地区では、区画道路の築造と14棟の建物移転を行い、西平山地区では、都市計画道路3・3・2号線、3・4・24号線の仮設道路の築造及び区画道路の築造と21棟の建物移転を行いました。  次に、議案第63号、平成29年度日野市下水道事業特別会計決算の認定についての提案理由を申し上げます。  本議案は、地方自治法第233条第3項の規定により、平成29年度日野市下水道事業特別会計決算の認定を求めるものであります。  平成29年度下水道事業特別会計決算は、平成28年度と比較して歳入歳出ともに増となりました。  歳入決算額は47億7,392万8,575円で、平成28年度と比較して0.2%の増となっております。  歳入の主な内容につきましては、使用料、国・都補助金、一般会計繰入金、市債等となっております。  次に、歳出決算額は46億9,860万3,484円で、平成28年度と比較して0.5%の増となっております。  歳出の主な内容について申し上げます。  汚水事業につきましては、大字日野、日野本町、豊田、東平山、西平山などの約6.3ヘクタールの面整備を行い、処理人口普及率は95.5%となりました。  雨水事業につきましては、東平山第一幹線の一部として、JR中央線軌道下の整備を行ってきたところであります。  また、平成28年度から引き続き下水道施設の長寿命化、耐震化事業を実施しております。  いずれも国庫補助金に対応した効率的な事業の実施を行いながら、普及率の向上と安全安心な下水道施設の実現を図ってきたところであります。  以上3議案につきまして、日野市監査委員の意見書を添えて提出いたしますので、よろしく御審議の上、御承認のほどお願い申し上げます。 40 ◯議長(西野正人君)  代表監査委員から審査報告を求めます。     〔代表監査委員 登壇〕 41 ◯代表監査委員(石田 等君)  平成29年度日野市国民健康保険特別会計決算、平成29年度日野市土地区画整理事業特別会計決算、平成29年度日野市下水道事業特別会計決算の審査結果について御報告申し上げます。  以上3件の特別会計決算の審査につきましては、一般会計決算と同様に、地方自治法第233条第2項の規定に基づきまして、市長より審査に付されました決算書及び決算附属書類について、馬場監査委員とともに慎重に審査し、また、関係部課長を初め担当職員からも、その内容について事情聴取を行い実施しました。  審査の結果、決算書及び決算附属書類の計数は、関係諸帳票及び証書類といずれも符合し、また出納閉鎖日における平成29年度歳計剰余金と指定金融機関が発行した証書類と照合、検算した結果、その金額は合致しており、当年度における決算を適正に表示しているものと認めました。  また、予算の執行状況についても、地方自治法及び関係法令等の趣旨に基づき、おおむね適正に執行されているものと認めました。  以上、御報告申し上げます。 42 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 43 ◯議長(西野正人君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。これをもって議案第61号、議案第62号、議案第63号の件は、特別会計決算特別委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 44 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認め、特別会計決算特別委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 45 ◯議長(西野正人君)  これより議案第64号、平成29年度日野市介護保険特別会計決算の認定、議案第65号、平成29年度日野市後期高齢者医療特別会計決算の認定の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 46 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認め、一括議題といたします。  理事者から提案理由及びその内容の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 47 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第64号、平成29年度日野市介護保険特別会計決算の認定についての提案理由を申し上げます。  本議案は、地方自治法第233条第3項の規定により、平成29年度日野市介護保険特別会計決算の認定を求めるものであります。  平成29年度介護保険特別会計決算は、平成28年度と比較して歳入歳出ともに増となりました。  歳入決算額は129億1,035万2,253円で、平成28年度と比較して4.8%の増となっております。  歳入の主な内容について申し上げます。  高齢者数の増により、保険料が6,418万円の増、国庫支出金が1億915万円の増、支払基金交付金が1億2,173万円の増などとなりました。  次に、歳出決算額は127億8,040万4,103円で、平成28年度と比較して5.6%の増となっております。  歳出の主な内容について申し上げます。  保険給付費が2億768万円の増、地域支援事業費が3億8,330万円の増などとなりました。  次に、議案第65号、平成29年度日野市後期高齢者医療特別会計決算の認定についての提案理由を申し上げます。  本議案は、地方自治法第233条第3項の規定により、平成29年度日野市後期高齢者医療特別会計決算の認定を求めるものであります。  平成29年度後期高齢者医療特別会計決算は、平成28年度と比較して歳入歳出ともに増となりました。  歳入決算額は41億4,881万6,080円で、平成28年度と比較して7.6%の増となっております。  歳入の主な内容について申し上げます。  後期高齢者医療保険料が加入者の増などにより1億5,220万円の増となりました。  次に、歳出決算額は40億6,381万8,859円で、平成28年度と比較して7.3%の増となっております。  歳出の主な内容について申し上げます。  分担金及び負担金の広域連合負担金は、加入者の増により2億5,053万円の増となりました。  以上2議案につきまして、日野市監査委員の意見書を添えて提出いたしますので、よろしく御審議の上、御承認のほどお願い申し上げます。 48 ◯議長(西野正人君)  代表監査委員から審査報告を求めます。     〔代表監査委員 登壇〕 49 ◯代表監査委員(石田 等君)  平成29年度日野市介護保険特別会計決算、平成29年度日野市後期高齢者医療特別会計決算の審査結果について御報告申し上げます。  以上2件の特別会計決算の審査につきましては、先ほどの特別会計決算と同様に、地方自治法第233条第2項の規定に基づきまして、市長より審査に付されました決算書及び決算附属書類について、馬場監査委員とともに慎重に審査し、また、関係部課長を初め担当職員からも、その内容について事情聴取を行い実施いたしました。  審査の結果、決算書及び決算附属書類の計数は、関係諸帳票及び証書類といずれも符合し、また出納閉鎖日における平成29年度歳計剰余金と指定金融機関が発行した証書類と照合、検算した結果、その金額は合致しており、当年度における決算を適正に表示しているものと認めました。  また、予算の執行状況についても、地方自治法及び関係法令等の趣旨に基づき、おおむね適正に執行されているものと認めました。  以上、御報告申し上げます。 50 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 51 ◯議長(西野正人君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。これをもって議案第64号、議案第65号の件は、特別会計決算特別委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 52 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認め、特別会計決算特別委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 53 ◯議長(西野正人君)  これより議案第66号、平成29年度日野市立病院事業会計決算の認定の件を議題といたします。  理事者から提案理由及びその内容の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 54 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第66号、平成29年度日野市立病院事業会計決算の認定についての提案理由を申し上げます。  本議案は、地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成29年度日野市立病院事業会計決算の認定を求めるものであります。  まず、収益的収支でありますが、事業収益の決算額は88億2,121万3,739円で、平成28年度と比較して2.5%、額にして2億1,607万4,283円の増となりました。  この中で、医業収益は71億6,578万6,441円で、事業収益に占める割合は81.2%、医業外収益は16億5,501万6,560円で18.8%、特別利益は41万738円で0.1%となっております。  また、事業費用の決算額は90億113万3,725円で、平成28年度と比較して0.6%、額にして5,778万8,985円の増となりました。  この中で、医業費用は88億5,187万4,041円で、事業費用に占める割合は98.3%、医業外費用は1億4,855万9,201円で1.7%、特別損失は70万483円で0.1%となっております。  この結果、平成29年度における収支は、1億7,991万9,986円の純損失となっております。  次に、資本的収支でありますが、資本的収入は、企業債元金償還等に係る東京都の補助金が8,002万4,000円、一般会計からの出資金が5,000万円、企業債が8,500万円など、合わせて2億1,629万8,116円で、平成28年度と比較して45.7%、額にして1億8,184万9,343円の減となっております。  資本的支出は、建設改良費が3億6,942万9,167円、企業債償還金が5億994万4,463円、一般会計からの長期借入金の償還金が4,533万468円など、合わせて9億3,315万814円で、平成28年度と比較して3.0%、額にして2,854万137円の減となっております。  なお、日野市監査委員の意見書を添えて提出いたしますので、よろしく御審議の上、御承認のほどお願い申し上げます。 55 ◯議長(西野正人君)  代表監査委員から審査報告を求めます。     〔代表監査委員 登壇〕 56 ◯代表監査委員(石田 等君)  平成29年度日野市立病院事業会計決算の審査結果について御報告申し上げます。  本決算の審査につきましては、地方公営企業法第30条第2項の規定に基づきまして、市長より審査に付されました決算書及び関係附属書類について、馬場監査委員とともに慎重に審査し、また、関係部課長を初め担当職員からも、その内容について事情聴取を行い実施しました。  審査の結果、決算書及び決算附属書類の計数は、関係諸帳票及び証書類といずれも符合し、年度末における出納取扱金融機関が発行した証書類と照合、検算した結果、その金額は合致しており、当年度における決算を適正に表示しているものと認めました。  また、予算の執行状況についても、地方公営企業法及び関係法令等の趣旨に基づき、おおむね適正に執行されているものと認めました。  以上、御報告申し上げます。 57 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 58 ◯議長(西野正人君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。これをもって議案第66号の件は、特別会計決算特別委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 59 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認め、特別会計決算特別委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 60 ◯議長(西野正人君)  これより議案第67号、日野市手数料条例の一部を改正する条例の制定の件を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 61 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第67号、日野市手数料条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由を申し上げます。
     本議案は、建築基準法の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、建築基準法関係事務に係る手数料を定めるなど、所要の改正をするものであります。  本条例は、建築基準法の一部を改正する法律附則第1条第2号の政令で定める日から施行をするものであります。  詳細につきましては、担当部長から説明いたしますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 62 ◯議長(西野正人君)  担当部長から詳細説明を求めます。まちづくり部長。 63 ◯まちづくり部長(宮田 守君)  それでは議案第67号、日野市手数料条例の一部を改正する条例の制定について御説明させていただきます。  平成30年6月27日に建築基準法の一部を改正する法律が公布され、接道規制の適用除外に係る手続の合理化及び仮設興行場などの仮設建築物の設置期間の特例に関する規定が新たに設けられました。このため、現行の手数料条例のうち建築基準法に関する条項について所要の改正を行う必要が生じたため、本条例の改正を行うものでございます。  それでは、改正内容について御説明させていただきます。  恐れ入りますが、議案書の2ページをお開き願います。  日野市手数料条例の別表建築基準法関係事務の部(15)及び同部(40)の項について、記載のとおりに改正するものでございます。  次に、4ページをお開き願います。  新旧対照表でございます。別表の手数料を徴収する事項のうち、まず(15)の項についてでございます。建築基準法第43条第1項のただし書きにおいて、これまで特定行政庁が建築審査会の同意を得て許可していたものについて、法改正により一定の条件を満たすものについては、建築審査会の同意を不要とし、法第43条第2項第1号に基づき、特定行政庁のみで認定ができるようになります。このことに伴い、(15)の項、右記載の金額欄のように認定申請1件につき3万1,000円の手数料を新規に定めるものでございます。  次に、その下、(15)の2の項については、(15)の項の新設に伴い、従来の許可申請にかかわる手数料について、項ずれ対応をさせるものでございます。  次に、その下、(40)の2の項についてでございます。建築基準法第85条第5項において、これまで仮設興行場や仮設店舗など短期間のみ建築して使用する建築物については、さまざまな規制が緩和されるかわりに、存続期間が原則1年間としておりましたが、法改正によりオリンピック・パラリンピックのような国際的規模の競技会の用に供するなどの理由により、1年を超えて使用する特別の必要がある仮設建築物については、特定行政庁が建築審査会の同意を得て、法第85条第6項に基づき許可することにより、1年を超える存続期間が認められることとなります。  このことに伴い、(40)の2の項、右記載の金額欄のように、許可申請1件につき19万5,000円の手数料を新規に定めるものでございます。  なお、今回の改正における申請手数料の額については、東京都並びに近隣他市と同額となってございます。  恐れ入りますが、最後に議案書を少しお戻りいただきまして、2ページをお開き願います。  ページ下段の付則でございます。  第1項でございます。本条例は改正法の施行日に合わせて、法附則第1条第2号の政令で定める日から施行するものでございます。  なお、政令で定める日については、改正法の公布の日から三月を超えない範囲とされており、改正法の公布日が6月27日であることから、遅くとも9月26日までに施行されることとなっております。  次に、その下、第2項については、本条例の適用における経過措置を定めたものでございます。  本議案についての説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 64 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 65 ◯議長(西野正人君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 66 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって本件については、委員会付託を省略することに決しました。  本件について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 67 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。本件は原案のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 68 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって議案第67号の件は、原案のとおり可決されました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 69 ◯議長(西野正人君)  これより議案第68号、平成30年度日野市一般会計補正予算(第2号)の件を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 70 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第68号、平成30年度日野市一般会計補正予算(第2号)の提案理由を申し上げます。  補正額は、歳入歳出それぞれ9,550万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を651億6,696万7,000円とするものであります。  本補正は、平成30年6月に発生した大阪府北部地震によるブロック塀倒壊を受け、公共施設におけるブロック塀の改修等を行うものであります。  詳細につきましては、担当部長から説明いたしますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 71 ◯議長(西野正人君)  担当部長から詳細説明を求めます。企画部長。 72 ◯企画部長(大島康二君)  議案第68号、平成30年度日野市一般会計補正予算(第2号)につきまして、説明させていただきます。  6月18日の大阪府北部地震による被害を受けまして、日野市の公共施設におけるブロック塀の調査を実施いたしました。その結果、小・中学校11施設、その他の公共施設8施設、計19施設におきまして、現行基準に適合しないものがございましたので、そのうちの18施設について改修等の対応を行うものでございます。  なお、残りの1施設、日野宿本陣につきましては、その設置状況や東京都と日野市の指定文化財であることから、関係機関との協議が整い次第の対応といたします。  第1条でございます。歳入歳出予算の補正額は、歳入歳出それぞれ9,550万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を651億6,696万7,000円とするものでございます。  第1条第2項の歳入歳出予算の補正につきましては、第1表、歳入歳出予算補正によりますが、詳細につきまして、歳入歳出予算の事項別明細書で御説明をさせていただきます。  恐れ入ります。事項別明細書の6、7ページをお開き願います。  財政調整基金の操入金でございます。本補正予算の財源として9,550万8,000円を増額するものでございます。  めくっていただき、8、9ページでございます。  歳出の総務費でございます。  説明欄、4市有財産維持管理経費79万円でございます。こちらは、市が貸し付けている2件の用地にあるブロック塀を改修するものでございます。日野本町二丁目の至誠ひの宿保育園として活用している用地については控壁の増設を、東豊田二丁目の日野市企業公社として活用している用地については上部2段の撤去、それから控壁の増設を行います。  めくっていただきます。10、11ページです。  民生費でございます。  4施設経費の(4)平山台健康・市民支援センター管理経費45万円でございます。平山二丁目の平山台健康・市民支援センターグラウンドにあります高さ約2.8メートルの壁当てを撤去するものでございます。既存予算で対応を進め、今後の不足見込額を増額いたします。  めくっていただきます。12、13ページでございます。  衛生費でございます。  4火葬場経費2,020万円でございます。多摩平三丁目の市営火葬場及び共同墓地並びに東豊田二丁目の市営墓地にあるブロック塀を改修するものでございます。ブロックの撤去及び目隠しフェンスの設置、控壁の増設などを行います。既存予算で対応を進め、今後の不足見込額を増額いたします。  めくっていただきます。14、15ページをお開き願います。  商工費でございます。  9日野宿交流館施設管理経費22万円でございます。日野本町七丁目の日野宿交流館にあるブロック塀について、上部2段の撤去を行います。  めくっていただきます。16、17ページでございます。  項の2小学校費の説明欄上段、3学校施設管理経費571万7,000円及びその下、4施設維持経費4,094万2,000円でございます。小学校7校にあるブロック塀について、ブロックの撤去及びフェンスの設置等の改修を行うものでございます。  なお、特に優先度の高い第六小学校、それから第一小学校、潤徳小学校は既存予算で対応を進め、今後の不足見込額を増額するものでございます。  同じく説明欄中段の項の3中学校費の3学校施設管理経費744万7,000円及び5施設維持経費1,974万2,000円でございます。中学校4校にあるブロック塀について、ブロックの撤去及びフェンスの設置等の改修を行うものでございます。  なお、第二中学校及び七生中学校については、既存予算で対応を進め、今後の不足見込額を増額するものでございます。  以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 73 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。古賀壮志議員。 74 ◯14番(古賀壮志君)  6月18日に発災いたしました大阪北部地震、震度6弱ということで5名の方が犠牲になられたという状況でございます。  既存のブロック塀の補強や、ブロックを用いない形での工作物への変更が、現在、全国的に求められているところでございます。  日野市におきましても早急に調査が行われ、既存の予算で対応できる部分につきましては、六小を初めとして既に対応を開始していただいておりますことに敬意を表したいと思います。本補正の成立をもって着手されていく部分につきましても、迅速な対応をお願いしておきたいと考えているところでございます。  公共施設の対応状況については理解をしたところでございますけれども、同時に注目されているのが、通学路上のいわゆる民有地におけるブロック塀の調査等も求められているところでございます。  現在、調査行っていただいているということでお話伺っているところでございますけれども、調査の状況、または民間への補助のあり方等、検討の上で補助制度も具体的に検討していくことが必要だと思っておりますけれども、見解を伺いたいと思います。  お願いします。 75 ◯議長(西野正人君)  答弁を求めます。教育部長。 76 ◯教育部長(山下義之君)  通学路のブロック塀の点検についてお答えをいたします。  夏休み期間中の7月31日から8月24日にかけまして、通学路の安全確保を目的に通学路ブロック塀点検を実施したところでございます。  調査範囲は市内全小学校の通学路でございます。調査は市の技術職員、学校の校長、教員、教育委員会職員のほか日野市商工会建設業部会建築ステーション所属の市内一級建築士の方々に御協力をいただき実施いたしました。  点検方法は、過去に実施いたしましたブロック塀点検の際の高さ、写真データなどを活用し、あわせて通学路周辺のブロック塀を目視により点検をいたしました。  外観からの目視での点検でございますので、全てが直ちに危険な塀ということではございませんが、高さ1.2メートルを超えるものが1,058件ございました。このうちひび、傾きなどの劣化が確認されたものが171件となっております。  点検結果につきましては、各学校での安全指導につなげてまいりますが、通学路のさらなる安全確保を図るためには、民間ブロック塀の改善を進める補助制度が必要と考えております。  本来であれば、今回の補正予算と同様、初日に予算案を提案したいところでございますが、この通学路点検の結果も制度設計に生かしたいと思いますので、中間上程を考えているところでございます。  以上でございます。 77 ◯議長(西野正人君)  古賀壮志議員。 78 ◯14番(古賀壮志君)  どうもありがとうございました。  民間のブロック塀についても補助制度を中間上程で上程される予定とのことで、今後の動きに期待を申し上げたいと思います。  その中で、現状、現段階で結構ですけれども、どのような制度設計を想定されているか。また、補助制度スタート後もですね、何年の時限措置かわかりませんけれども、相談の体制ですとか点検の体制等確保しておく必要があろうかと思いますけれども、状況を伺いたいと思います。  お願いします。 79 ◯議長(西野正人君)  まちづくり部長。 80 ◯まちづくり部長(宮田 守君)  民間ブロック塀の改善を進める補助制度の内容について御質問をいただきました。  先ほど教育部長が申したように、通学路のさらなる安全確保を図るため、民間のブロック塀の改善対策として補助制度の創設が必要と考えており、中間日の議案上程を予定しているところでございます。したがいまして、現時点での考えということで御説明をさせていただきます。  まずブロック塀の撤去にかかわる補助制度を検討するに当たり、他市の動向を調査研究いたしました。多摩地域の25市についてヒアリングしたところ、平成30年6月の大阪北部地震の発生以前から補助事業を実施している自治体は2市あり、地震以後に2市で制度化がされ、5市で補助事業の制度化が予定されているということでございます。  制度化に当たりましては、補助制度が既にあるまたは制度化を予定している、これら9市の状況を踏まえ、主に10点の検討項目について整理しておりますので、その10の検討項目ごとに、日野市の考え方を説明させていただきます。  一つ目は、補助対象とする区域でございます。日野市では、通学路を含めた一般公衆の通行路に面する塀について広く対象としていく考えでございます。  二つ目は、対象とするブロック塀の危険性をどう判断するかでございます。日野市では、国土交通省の安全点検チェックポイントに基づき、市職員が現地確認を行い、安全性が確認できないものは広く対象としていく考えでございます。  三つ目は、対象とするブロック塀の高さについてでございます。日野市では、市内の小学1年生の平均身長が約116センチメートルであることなどを踏まえ、宅地の地表面からの塀の高さが1メートル以上のものを対象としていく考えでございます。  四つ目は、補助が受けられる方の要件でございます。日野市では、補助対象者を戸建て住宅に限らず、駐車場なども含めた塀の所有者の個人または法人とし、宅建業者が販売目的で行う場合は対象外とする考えでございます。  五つ目は、補助対象とする工事についてでございます。日野市では、市民が利用しやすい制度とすることを考慮し、1、撤去工事だけを行う場合、2、撤去してフェンスを設置する工事を行う場合、3、撤去して生け垣を設置する場合の3種類の工事にかかる費用に関し補助対象とする考えでございます。  六つ目は、補助率及び上限額についてでございます。日野市では、所有者に撤去へのインセンティブが働くよう市内業者による見積額を参考にし、撤去工事のみの場合の補助率を4分の3、上限額12万円、ブロック塀を撤去してフェンスを設置する場合は補助率10分の3、上限額12万円、ブロック塀を撤去して生け垣を設置する場合は補助率3分の2、上限額15万円としたい考えでおります。  七つ目は、ブロック塀の撤去後に再築する塀の要件についてでございます。日野市では、再築する際の制限として、高さ0.6メートル以下の塀とすることや、必要に応じてセットバックすることなどを努力義務とし、補助制度の本旨である塀の撤去促進が滞らない範囲内において、撤去後の通行空間が良好となるよう定めていく考えでございます。
     八つ目は、ブロック塀の点検に関する支援策についてでございます。日野市では、国土交通省の安全点検チェックポイントに基づき、市職員が所有者の相談に応じ、現地にて点検確認を行っていく考えでございます。撤去等の工事に関する補助制度を設けるだけでなく、市民からの相談対応やブロック塀の点検及び補助制度の案内等が迅速に行える体制を整え、民間ブロック塀等の改善を促進してまいります。  九つ目は、補助制度の遡及対応についてでございます。補助制度を設ける背景が平成30年6月の大阪北部地震であることから、今回の補助制度が制定される前であっても、6月19日以降に工事に着手した塀の撤去工事等については、要件に合致し工事費等を証明する書類があれば、さかのぼって補助対象とするものでございます。日野市では、この遡及に対応していきたいと考えてございます。  最後の10点目の検討項目については、補助制度の期間でございます。日野市では、緊急的、重点的な補助制度であることから、補助制度の期間を平成32年度末、3カ年までとする考えでございます。  以上が、他市へのヒアリング結果等を踏まえ、10点の検討項目について整理した補助制度の現時点での日野市の考え方でございます。  以上でございます。 81 ◯議長(西野正人君)  古賀壮志議員。 82 ◯14番(古賀壮志君)  どうもありがとうございました。  今答弁の中で、いわゆる生け垣の話があったかと思うんですけれども、日野市は既存の補助制度として生け垣ですとかウエルカムツリーに対する補助が行われておりますけれども、この制度との整合性はどのような形になるのか伺います。  お願いします。 83 ◯議長(西野正人君)  まちづくり部長。 84 ◯まちづくり部長(宮田 守君)  既存のウエルカムツリー等への補助制度とのすみ分けということで御質問をいただきました。  緑と清流課が所管するウェルカムツリー等植栽補助制度では、記念樹として植栽した樹木、または生け垣を設置する場合に補助するもので、緑化推進の観点から、道路に面していない場所への植栽や建物壁面や屋上緑化など、さまざまな敷地内での植栽が対象となっております。  安全性が確認できないブロック塀の撤去を促進するために、今回検討している補助制度とは目的が異なるため、まずは撤去制度は別に設けていきたいと考えてございます。  その上で、ブロック塀を撤去した後には、緑化推進の観点から、フェンスを設置するよりも生け垣を設置するほうが有利となるような補助制度としていく考えでございます。  また、今後につきましては、新たな補助制度と既存の制度の利用状況などを踏まえて、より利用しやすく効果的な制度となるよう柔軟に制度設計を見直していく考えでございます。  以上でございます。 85 ◯議長(西野正人君)  古賀壮志議員。 86 ◯14番(古賀壮志君)  どうもありがとうございました。  民有地のブロック塀に対する補助制度創設に向けての迅速な対応に心から敬意を表したいと思います。  市民の皆様にとりまして、使いやすくまたきめ細かな対応ができる制度となることをお祈り申し上げ、私からの質問とさせていただきます。  以上です。 87 ◯議長(西野正人君)  ほかに御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 88 ◯議長(西野正人君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 89 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって本件については、委員会付託を省略することに決しました。  本件について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 90 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。本件は原案のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 91 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって議案第68号の件は、原案のとおり可決されました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 92 ◯議長(西野正人君)  これより議案第69号、平成30年度日野市一般会計補正予算(第3号)の件を議題といたします。  理事者から提案理由及びその趣旨の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 93 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第69号、平成30年度日野市一般会計補正予算(第3号)の提案理由を申し上げます。  補正額は、歳入歳出それぞれ31億2,542万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を682億9,239万6,000円とするものであります。  本補正は、保育園の待機児解消に向けた民間保育所の施設整備に対する支援、土方歳三没後150年に向けた取り組み、新たな期日前投票所の開設に向けた準備など、早急に対応が必要なものといたしました。  歳入の内容から御説明申し上げます。  地方交付税につきましては、普通交付税の交付額の決定により2,561万7,000円の減。  国庫支出金につきましては、保育所等整備交付金などにより6億5,800万3,000円の増。  都支出金につきましては、待機児解消区市町村支援事業などにより4億2,691万9,000円の増。  繰入金につきましては、後期高齢者医療特別会計からの繰り入れにより3,093万2,000円の増。  繰越金につきましては、全額を開きまして24億6,363万3,000円の増。  市債につきましては、臨時財政対策債の減額により4億6,000万円の減であります。  次に、歳出について御説明申し上げます。  総務費では、基金積立金に17億9,450万5,000円、本庁舎における事務室の移転に1,445万4,000円、市税等還付金に9,194万4,000円など。  民生費では、特別養護老人ホームに係る用地の購入に2,050万1,000円、民間保育園の施設整備などに対する補助に11億2,399万5,000円など。  衛生費では、処理困難な不燃ごみからの破砕鉄の選別、処分に1,195万5,000円など。  商工費では、土方歳三没後150年に向けたPRに307万8,000円など。  土木費では、程久保川の整備に向けた基本設計に410万4,000円、マンション再生まちづくり計画の策定に向けた支援に454万7,000円などをそれぞれ計上いたしました。  以上、概略について申し上げました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 94 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 95 ◯議長(西野正人君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。これをもって議案第69号の件は、関係各常任委員会にそれぞれ付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 96 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認め、それぞれの委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 97 ◯議長(西野正人君)  これより議案第70号、平成30年度日野市介護保険特別会計補正予算(第1号)、議案第71号、平成30年度日野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 98 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認め、一括議題といたします。  理事者から提案理由及びその趣旨の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 99 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第70号、平成30年度日野市介護保険特別会計補正予算(第1号)の提案理由を申し上げます。  補正額は、歳入歳出それぞれ2億1,617万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を136億6,832万6,000円とするものであります。  歳入につきましては、繰入金などを増額するものであります。  歳出につきましては、総務費、基金積立金、諸支出金を増額するものであります。  次に、議案第71号、平成30年度日野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の提案理由を申し上げます。  補正額は、歳入歳出それぞれ1億656万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を43億322万2,000円とするものであります。  歳入につきましては、雑入、前年度繰越金及び国庫補助金を増額するものであります。  歳出につきましては、広域連合負担金及び一般会計への繰出金などを増額するものであります。  以上2議案につきまして、よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 100 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 101 ◯議長(西野正人君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。これをもって議案第70号、議案第71号の件は、民生文教委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 102 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認め、民生文教委員会に付託いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 103 ◯議長(西野正人君)  これより議案第72号、日野市役所本庁舎空気調和設備改修工事(第一期工事)請負契約の締結の件を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 104 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第72号、日野市役所本庁舎空気調和設備改修工事(第一期工事)請負契約の締結についての提案理由を申し上げます。  本議案は、日野市役所本庁舎空気調和設備改修工事(第一期工事)の請負契約を締結するに当たり、地方自治法第96条第1項第5号及び日野市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、提案をするものであります。  なお、入札の結果2億7,432万円で、大塚・山田建設共同企業体が落札いたしました。  詳細につきましては、担当部長から説明いたしますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 105 ◯議長(西野正人君)  担当部長から詳細説明を求めます。総務部長。 106 ◯総務部長(小平裕明君)  議案第72号について御説明申し上げます。  本議案は工事請負契約の締結をお願いするものでございます。  まず、議案書の1ページをごらんください。  工事名は日野市役所本庁舎空気調和設備改修工事(第一期工事)です。  契約金額は2億7,432万円。落札率は99.7%。  予定価格は2億7,495万7,200円です。  契約の方法は、2者で構成する共同企業体による制限付一般競争入札です。また、入札手続は電子入札で実施いたしました。  工期は、契約の翌日から平成31年1月31日まで。  契約の相手方は、大塚・山田建設共同企業体です。  代表者は、東京都日野市百草2027番地、株式会社大塚設備、代表取締役、大塚政雄氏です。
     続きまして、2ページをお開きください  入札の経過でございます。2企業体から申し込みがございました。入札結果は、2ページのとおりでございます。  次に、工事の概要を御説明いたします。  3ページ及び4ページをごらんください。  工事場所は、日野市神明一丁目12番地の1です。  工事内容は、日野市役所本庁舎空気調和設備改修工事の第一期、第二期、第三期工事のうち第一期工事です。第一期工事では、本庁舎4、5、6、7階の床置きファンコイルユニットを天井埋め込み型ファンコイルユニットに更新。それに伴う冷温水配管の更新。換気設備の更新。また、センサーで室内温度を感知し、自動で制御を行うシステムの更新を行うもので、高効率機器を採用し設備の長寿命化、省エネ化を図るものでございます。  財源は、環境省の事業であります平成30年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(地方公共団体カーボン・マネジメント強化事業)の補助を受けて行うものです。  工事範囲は、機器設備改修工事範囲として、本庁舎4階から7階の執務室及び5階、屋上の機械室、また配管改修工事範囲として地下1階から屋上の機械室です。  5ページをごらんください。  配置図でございます。  続いて、6ページをお開きください。  空調設備改修概要図でございます。  7ページをお開きください。  4階、5階の平面図でございます。  8ページをお開きください。  6階、7階、屋上階の平面図でございます。  説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 107 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 108 ◯議長(西野正人君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 109 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって本件については、委員会付託を省略することに決しました。  本件について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 110 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。本件は原案のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 111 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって議案第72号の件は、原案のとおり可決されました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 112 ◯議長(西野正人君)  お諮りいたします。議案第73号、日野市特定教育・保育施設、特定地域型保育事業等の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例制定の専決処分の報告承認につき、市長より提出がありましたので、議案第73号を日程に追加し、先議することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 113 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって本件を日程に追加し、先議することに決しました。  これより議案第73号、日野市特定教育・保育施設、特定地域型保育事業等の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例制定の専決処分の報告承認の件を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 114 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第73号、日野市特定教育・保育施設、特定地域型保育事業等の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例制定の専決処分の報告承認についての提案理由を申し上げます。  本議案は、平成30年8月31日に、子ども・子育て支援法施行令の一部を改正する政令及び子ども・子育て支援法施行規則の一部を改正する内閣府令が公布されたことに伴い、同日中に条例の一部改正が必要になりましたので、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分をしたものであります。  詳細につきましては、担当部長から説明いたしますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 115 ◯議長(西野正人君)  担当部長から詳細説明を求めます。子ども部長。 116 ◯子ども部長(篠崎忠士君)  議案第73号、日野市特定教育・保育施設、特定地域型保育事業等の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例制定の専決処分の報告承認について、御説明申し上げます。  今回の改正は、平成30年度分住民税より指定都市に住所を有する者の市民税が6%から8%に改められたことに伴い、指定都市に住所を有する者とそれ以外の者で特定教育・保育施設、特定地域型保育事業等の利用者負担額が異なることがないように措置を講ずるものでございます。  恐れ入りますが、議案書6ページ、7ページをお開き願います。  新旧対照表でございます。  別表第1備考1、(2)特定教育・保育のうち教育にかかわる者の利用者負担についてでございます。  子ども・子育て支援法施行規則の改正により、支給認定保護者または当該支給認定保護者と同一の世帯に属する者が指定都市の区域内に住所を有する者であるときは、指定都市以外の市町村の区域内に住所を有する者とみなして、市町村民税所得割合算額を算定することと規定されました。  また、同時に未婚のひとり親を寡婦等とみなす特例についての規定が設けられました。  日野市においては、平成29年9月1日より未婚のひとり親を寡婦等とみなす取り扱いを既に実施しておりますので、条例改正の必要はございませんが、このたびの子ども・子育て支援法施行規則の改正では、指定都市における税率の変更に伴う特例と未婚のひとり親を寡婦等とみなす特例についての規定が一体となって改正されたため、条文全体を整理し規定し直したものでございます。  次に、8ページ、9ページをお開き願います。  別表第2備考1、(2)特定教育・保育のうち保育にかかわる者の利用者負担についてでございます。  先ほど御説明いたしました教育にかかわる利用者負担と同様、指定都市における税率変更に伴う特例と未婚のひとり親を寡婦等とみなす特例について、子ども・子育て支援法施行規則の改正に基づき条文全体を整理し規定し直したものでございます。  最後に施行日でございます。  3ページにお戻り願います。  施行日につきましては、平成30年9月1日からといたしました。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 117 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 118 ◯議長(西野正人君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 119 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって本件については、委員会付託を省略することに決しました。  本件について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 120 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。本件は原案のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 121 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって議案第73号の件は、原案のとおり承認されました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 122 ◯議長(西野正人君)  お諮りいたします。議案第74号、日野市立幼稚園保育料条例の一部を改正する条例制定の専決処分の報告承認につき市長より提出がありましたので、議案第74号を日程に追加し、先議することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 123 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって本件を日程に追加し、先議することに決しました。  これより議案第74号、日野市立幼稚園保育料条例の一部を改正する条例制定の専決処分の報告承認の件を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 124 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第74号、日野市立幼稚園保育料条例の一部を改正する条例制定の専決処分の報告承認についての提案理由を申し上げます。  本議案は、平成30年8月31日に、子ども・子育て支援法施行令の一部を改正する政令及び子ども・子育て支援法施行規則の一部を改正する内閣府令が公布されたことに伴い、同日中に条例の一部改正が必要になりましたので、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分をしたものであります。  詳細につきましては、担当部長から説明いたしますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 125 ◯議長(西野正人君)  担当部長から詳細説明を求めます。教育部長。 126 ◯教育部長(山下義之君)  それでは、議案第74号、日野市立幼稚園保育料条例の一部を改正する条例制定の専決処分の報告承認について御説明申し上げます。  改正内容は、幼稚園保育料の決定に関するもの2点でございます。  1点目は、税源移譲に伴い幼稚園保育料の算定基準となる住民税について、平成30年度分より指定都市に住所を有する者の市民税の税率が6%から8%に改められたことにより、指定都市に住所を有する者とそれ以外の者で負担額が異なることのないように措置を講ずるものでございます。  2点目でございます。日野市では、平成29年9月より市の独自施策として、未婚のひとり親を寡婦等とみなす取り扱いとしておりますが、このたび国の制度におきましても同様の取り扱いとなり、子ども・子育て支援法の施行令及び施行規則の改正が行われたものでございます。  市の条例では、既にこの特例に対応しておりますが、支援法施行規則の改正が、先ほどの税源移譲を含めて一体的に行われたため、条文全体の整合性を図る整理を行うものでございます。  それでは恐れ入ります、議案書の4ページ、5ページをお開きください。  新旧対照表で御説明いたします。  まず第4条でございます。「平成26年内閣府令第44号」の次に「。以下「内閣府令」という。」を加え、別表備考1第2号ただし書きを、「ただし、支給認定保護者又は当該支給認定保護者と同一の世帯に属する者が内閣府令第22条の2に該当する者であるときは、同条の規定により算出した額を言う。」に改めるものでございます。  6ページ、7ページにお進みください。  さらに別表備考6のうち、「令」の次に「及び内閣府令」を加えるものでございます。  恐れ入ります、3ページにお戻りいただきます。  付則でございます。  本条例は平成30年9月1日の施行といたしております。  その下、経過措置として、本改正前の保育料については従前の例とするものでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 127 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 128 ◯議長(西野正人君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 129 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって本件については、委員会付託を省略することに決しました。  本件について御意見があれば承ります。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕 130 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。本件は原案のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 131 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって議案第74号の件は、原案のとおり承認されました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 132 ◯議長(西野正人君)  これより報告第7号、平成29年度財政の健全化判断比率の報告の件を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 133 ◯市長(大坪冬彦君)  報告第7号、平成29年度財政の健全化判断比率の報告について申し上げます。  本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成29年度財政の健全化判断比率を監査委員の意見をつけて報告するものであります。  詳細につきましては、担当部長から説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。 134 ◯議長(西野正人君)  担当部長から詳細説明を求めます。企画部長。 135 ◯企画部長(大島康二君)  報告第7号、平成29年度財政の健全化判断比率の報告について御報告をさせていただきます。  配付の資料、それから平成29年度財政の健全化判断比率審査意見についてを御参照願います。  本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条の規定により、健全化判断比率を算定した結果、指標がまとまりましたので、御報告するものでございます。  なお、今議会への報告に先立ちまして、7月27日に監査委員による審査の結果、審査意見書にありますように、書類は適正に算定及び作成されているものと認められております。  それでは、報告の内容について御説明させていただきます。  健全化判断比率は実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4指標、いずれも健全段階で、適正値の範囲内となっております。  一つ目の実質赤字比率でございます。一般会計、土地区画整理事業特別会計の2会計における赤字の程度を示す指標でございます。実質収支額は、いずれの会計も黒字であり、算定結果はバー表示(黒字の8.48%)となりました。  二つ目の連結実質赤字比率でございます。さきの2会計に全ての特別会計を加えた、合計7会計における赤字または資金不足の程度を示す指標でございます。算定方法が異なる市立病院事業会計を除く6会計は、いずれの会計も実質収支額が黒字となり、市立病院事業会計も資金不足額はないことから、算定結果はバー表示(黒字の13.36%)となりました。  三つ目の実質公債費比率でございます。さきの7会計に、対象となる一部事務組合7団体のうち、公債費負担のある東京たま広域資源循環組合、南多摩斎場組合、浅川清流環境組合の3組合を加え、標準財政規模における公債費及び公債費に準じる経費の割合を、3年間の平均で示した指標でございます。算定結果は、前年度と比較して0.6ポイント改善し、マイナス1.7%となりました。公営企業の企業債の償還が進んだことにより、公債費が減少したことが主な改善要因になります。  四つ目の将来負担比率でございます。さきの7会計に、前述の一部事務組合、さらに土地開発公社を対象の範囲に加え、当市が後年度に負担する地方債残高や一部の債務負担行為支出予定額、退職手当負担見込み額などの将来負担割合や負債相当割合を示す指標でございます。算定結果は、前年度と比較して6.7ポイント改善し、10.6%となりました。公営企業の企業債残高の減などから、将来負担額が減少したことが主な改善要因になります。  以上、当市における4指標の算定結果は、いずれも適正値の範囲内でございました。引き続き、健全な財政運営に努めてまいります。  なお、今回の算定結果につきましては、今9月議会の報告後、ホームページ、広報への掲載を通じて、速やかに市民へ公表してまいります。  以上でございます。よろしく御承認のほどお願い申し上げます。 136 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 137 ◯議長(西野正人君)  なければ、これをもって報告第7号の件を終わります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 138 ◯議長(西野正人君)  これより報告第8号、平成29年度公営企業の資金不足比率の報告の件を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 139 ◯市長(大坪冬彦君)  報告第8号、平成29年度公営企業の資金不足比率の報告について申し上げます。  本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成29年度公営企業の資金不足比率を監査委員の意見をつけて報告するものであります。  詳細につきましては、担当部長から説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。 140 ◯議長(西野正人君)  担当部長から詳細説明を求めます。企画部長。 141 ◯企画部長(大島康二君)  報告第8号、平成29年度公営企業の資金不足比率の報告について御報告をさせていただきます。  報告第7号でごらんいただきました配付資料、それから平成29年度公営企業の資金不足比率審査意見についてを御参照願います。  本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条の規定により、資金不足比率を算定した結果、指標がまとまりしたので、御報告するものでございます。  さきの健全化判断比率同様、今議会への報告に先立ちまして、7月27日に監査委員による審査の結果、審査意見書にありますように、書類は適正に算定及び作成されているものと認められてございます。  報告の内容でございます。  資金不足比率につきましては、公営企業会計の下水道事業特別会計及び市立病院事業会計の2会計を対象として、公営企業の営業収益額に占める資金不足額の割合を示した指標でございます。算定結果は、いずれの会計も資金不足額はなく、経営健全化基準に該当いたしませんでした。  以上でございます。よろしく御承認のほどお願い申し上げます。 142 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 143 ◯議長(西野正人君)  なければ、これをもって報告第8号の件を終わります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 144 ◯議長(西野正人君)  これより報告第9号、平成29年度日野市土地開発公社決算の報告の件を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 145 ◯市長(大坪冬彦君)  報告第9号、平成29年度日野市土地開発公社決算の報告について申し上げます。  本報告は、地方自治法第243条の3第2項の規定により、平成29年度日野市土地開発公社の決算を報告するものであります。  詳細につきましては、担当部長から説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。 146 ◯議長(西野正人君)  担当部長から詳細説明を求めます。総務部長。 147 ◯総務部長(小平裕明君)  報告第9号、平成29年度日野市土地開発公社決算の報告について御説明申し上げます。  お手元の日野市土地開発公社決算書で御説明をいたします。  3枚おめくり願います。  1ページ、1、事業概要です。  日野市土地開発公社の経営健全化につきましては、平成13年度から平成29年度までに第1次から第4次の経営健全化計画を実施し、平成12年度末に、約232億8,000万円あった公有地簿価総額を平成29年度末において78億1,000万円へと削減してまいりました。  第4次健全化計画につきましては、平成29年度が最終年度となり、引き続き経営の健全化を進めるため、新たに第5次経営健全化計画を作成いたしました。今後も経営健全化を着実に進め、平成34年度までに簿価を45億円以下とするよう、引き続き取り組んでまいります。  次に(1)公有地取得事業、1)土地の取得でございます。  恐れ入りますが、1枚おめくりいただきまして、3ページの別表をごらんください。  東豊田緑地用地として、面積2,725.13平方メートル、金額3億4,620万円、3,881円で取得いたしました。  恐れ入ります。1ページにお戻りください。  (1)、2)の土地の処分でございます。  再び申しわけありません。恐れ入りますが、2枚おめくりください。  4ページの別表をごらんください。  別表上段の公有用地は、林間公園用地及び東町土地区画整理事業地区内公共施設用地の合計、面積3,991.56平方メートル、金額4億3,145万9,054円で日野市へ売却いたしました。  下段の特定土地は、多摩川苑福祉ゾーン地区内用地、面積1,090平方メートル、金額2億1,255万円で民間へ売却いたしました。  恐れ入ります。1ページにお戻りください。  (1)、2)の下段をごらんください。  以上の結果、年度末の公有地簿価総額は78億1,369万円余りとなり、前年度に比べ5億3,291万円余り減額となりました。  恐れ入ります。次に、2ページをお開きください。  (2)附帯等事業でございます。保有土地の有効活用と自主財源の確保のために、資材置き場等及び駐車場として貸し付けたことにより、1,722万円余りの収益がありました。  次に、(4)財務に関する状況でございます。平成29年度末の借入金残高は82億7,700万円で、平成28年度末と比較して3億4,700万円の減となりました。  支払利息は2,637万8,412円で、競争入札方式により金利負担の低減を図り、平成28年度と比較して846万2,345円の減となりました。  続きまして、5ページをお開きください。  2、理事会開催状況。  続いて6ページ。  3、役員に関する事項につきましては、記載のとおりでございます。  次ページから決算報告書でございます。  1枚おめくりください。  損益計算書で、1年間の経営状況をあらわしたものでございます。  1の事業収益は、公有地取得事業収益、附帯等事業収益、補助金等収益により7億3,761万円余りとなっております。  2の事業原価は、公有地及び特定土地売却原価で6億3,554万円余りとなっており、事業収益から差し引いた事業総利益は、1億206万円余りとなっております。  3の販売費及び一般管理費が、9,152万円余りでございます。  4の事業外収益は、受取利息と雑収益で294万円余りとなっております。  5の事業外費用は、支払利息と特定土地の民間売却に伴う雑損失で、2億7,106万円余りとなっております。結果として、平成29年度の損益は、1億7,659万6,387円の純損失となりました。  次のページをお開きください。  貸借対照表でございます。年度末における財政状況をあらわしたものです。  一番上、資産の部は、預金、公有用地等の流動資産と固定資産と合わせて78億3,400万5,254円となっております。  その下の負債の部は、短期借入金による82億7,700万円となっております。  一番下、資本の部は、資本金、前期繰越損失金、当期純損失を合わせて4億4,299万4,746円の損失となっております。  資産の部の合計と負債の部及び資本の部の合計は、それぞれ78億3,400万5,254円で一致しております。  次に、4ページをお開きください。  キャッシュフロー計算書でございます。1年間の現金の動きをあらわしたものです。  最下段、現金及び現金同等物の期末残高2,021万7,564円は、2ページの貸借対照表の上段、資産の部の1流動資産の(1)預金と一致しております。  5ページから11ページは、附属明細書となっております。  また、12ページから18ページは、収支計算明細書でございます。
     最後は、監査報告書となっております。  これで、平成29年度日野市土地開発公社決算について説明を終わらせていただきます。  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 148 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 149 ◯議長(西野正人君)  なければ、これをもって報告第9号の件を終わります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 150 ◯議長(西野正人君)  これより報告第10号、平成29年度公益財団法人日野市環境緑化協会決算の報告の件を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 151 ◯市長(大坪冬彦君)  報告第10号、平成29年度公益財団法人日野市環境緑化協会決算の報告について申し上げます。  本報告は、地方自治法第243条の3第2項の規定により、平成29年度公益財団法人日野市環境緑化協会の決算を報告するものであります。  詳細につきましては、担当部長から説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。 152 ◯議長(西野正人君)  担当部長から詳細説明を求めます。環境共生部長。 153 ◯環境共生部長(小笠俊樹君)  報告第10号、平成29年度公益財団法人日野市環境緑化協会決算の報告について御説明いたします。  初めに、平成29年度日野市環境緑化協会の事業について御報告いたします。  恐れ入りますが、お手元の平成29年度事業報告書・決算書の2ページ、3ページをごらんいただきたいと思います。  平成29年度の事業実績でございます。  緑化推進に関する啓発普及事業といたしまして、主な事業を御紹介いたします。  第16回スプリングフェスタひのを、日野中央公園で開催いたしました。この催しは実行委員会との共催により花卉の無料配布や各種の出店、フリーマーケットなどを合わせ、御来場いただきました延べ6,500名の市民の皆様とともに、身近な公園の緑から春を満喫していただいております。  次に、昨年11月には、毎年恒例の菊花コンテストを開催いたしました。市民一般の部、老人クラブの部、小学校の部、大菊の部、合計317点の応募をいただき、各部門においてコンテストを市民プラザにて行い、その中から優秀な23点を市長賞、緑化協会理事長賞などとして表彰いたしました。  続きまして、緑化推進に関する事業でございます。  恐れ入ります、4ページ、5ページをごらんください。  初めに、市の花である菊花栽培事業であります。ポットマム、スプレー菊の配布を、8月の19、23、そして9月5日にわたり、老人クラブや市民の皆様、幼稚園、保育園、小・中学校へ約8,600本配布いたしました。また、あわせてカサギクの貴重品種を小・中学校や市役所などの公共施設34カ所に配布しており、秋を彩る市内の風物詩として多くの方々の目を楽しませております。  次に、公園公共施設等への花卉植えつけ事業でございます。神明上グリーンベルトほか67カ所に、四季を彩る花々を年間約3万7,000本植えつけ、地域に季節感と潤いを与える事業として定着しているところでございます。  続きまして、決算でございます。  事業報告書・決算書の16ページをごらんいただきたいと思います。  平成29年度の正味財産増減計算書にて説明いたします。  初めに、収入でございます。  I一般正味財産増減の部、1、経常増減の部、(1)経常収益の1)基本財産運用益から5)の雑収益まで、おのおのの記載の金額が収入になっており、経常収益計の右合計欄4,593万7,420円が収入合計に相当するものでございます。  次に、支出でございます。  その下、中段(2)経常費用の1)事業費と17ページの2)の管理費と合わせ、17ページ下段の経常費用の右合計欄4,594万1,307円が支出合計に相当するものでございます。  なお、13ページに貸借対照表、22ページ、23ページに財産目録などをそれぞれ掲載しておりますので、あわせてごらんいただきたいと思います。  以上で、公益財団法人日野市環境緑化協会の平成29年度事業報告及び決算書の説明とさせていただきます。  以上、よろしくお願いいたします。 154 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 155 ◯議長(西野正人君)  なければ、これをもって報告第10号の件を終わります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 156 ◯議長(西野正人君)  これより報告第11号、平成29年度株式会社日野市企業公社決算の報告の件を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 157 ◯市長(大坪冬彦君)  報告第11号、平成29年度株式会社日野市企業公社決算の報告について申し上げます。  本報告は、地方自治法第243条の3第2項の規定により、平成29年度株式会社日野市企業公社の決算を報告するものであります。  詳細につきましては、担当部長から説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。 158 ◯議長(西野正人君)  担当部長から詳細説明を求めます。企画部長。 159 ◯企画部長(大島康二君)  報告第11号、平成29年度株式会社日野市企業公社決算について御報告申し上げます。  別添の平成29年度報告書(第23期)で報告させていただきます。  まず、1ページをお開きください。  営業報告書でございます。  I営業概要の本文最下段のとおり、平成29年度の売り上げは5億9,237万3,000円で、平成27年度と比べて約1,400万円の増となっております。  下の表は、平成29年度及び28年度の事業別売上実績でございます。  表の上段、1、公共施設の管理・運営事業等は、公共施設の指定管理業務、管理委託業務及び事務事業の委託業務でございます。売り上げは5億980万9,000円で、平成28年度より1,188万円余りの増となってございます。  次に表の下のほうになります。  2の自主事業でございます。売り上げは8,254万円で、平成28年度より約276万円の増となっております。  続きまして、4ページをお開きください。  貸借対照表でございます。  右下の純資産の部をごらんください。当期純利益357万8,575円を含む平成29年度期末の利益剰余金1億1,609万6,140円と、資本金3,000万円を合わせた純資産の合計は1億4,600万円余りで、平成28年度期末より約58万円の増となってございます。なお、当期純利益については平成30年度からの支出負担行為等の電子化や各事業への経費投入のため内部留保とさせていただき、日野市への配当金はございません。  続きまして、5ページの損益計算書をごらんください。  下から4行目の経常利益は511万1,175円で、平成28年度比で約703万円の減となっております。これは冒頭で御説明したとおり、売り上げは平成28年に比べて伸びているものの、これを上回る売上原価の伸びがあったため、経常利益としては減となったものでございます。  続きまして、6ページをお開きください。  販売費及び一般管理費でございます。  前のページの損益計算書中、中段の販売費及び一般管理費の明細でございます。最下段の合計3億1,920万3,774円は、平成28年度比で約120万円の減となっております。人件費で約1,090万円の減、一方光熱水費等の経費で970万円の増でございました。  7ページの株主資本等変動計算書でございます。資本金や利益剰余金等の前期末残高と当期末残高の変動の計算書でございます。  表の中央にあります株主資本計の欄、前期末残高1億4,551万7,565円から、平成28年度決算に基づきます日野市への配当金300万円を引きまして、平成29年度決算による当期純利益357万8,575円を加え、当期末残高は1億4,609万6,140円となってございます。  次の8ページ以降につきましては、監査報告書及び業務報告書でございます。  この件に関する報告は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 160 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 161 ◯議長(西野正人君)  なければ、これをもって報告第11号の件を終わります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 162 ◯議長(西野正人君)  これより報告第12号、平成29年度環境の保全等に関する年次報告の件を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 163 ◯市長(大坪冬彦君)  報告第12号、平成29年度環境の保全等に関する年次報告について申し上げます。  本報告は、日野市環境基本条例第18条の規定により、日野市環境審議会の意見をつけて、平成29年度環境の保全等に関する年次報告をするものであります。  詳細につきましては、担当部長から説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。 164 ◯議長(西野正人君)  担当部長から詳細説明を求めます。環境共生部長。 165 ◯環境共生部長(小笠俊樹君)  報告第12号、日野市環境基本条例第18条に基づく平成29年度環境の保全等に関する年次報告及び環境白書について御説明いたします。  恐れ入りますが、環境白書の御説明に入ります前に、議案書、報告第12号の2ページ目、日野市環境審議会の意見についてをごらんください。  7月25日に開催いたしました日野市環境審議会において、環境基本計画目標達成状況の指標で未達成である項目につきまして、達成が困難である理由や達成に向け取り組んでいる施策の記述に関する御意見をいただきました。いただいた御意見を生かし、より正確でわかりやすい白書への記述を目指してまいります。  続きまして、平成29年度年次報告の内容について御説明いたします。  恐れ入りますが、お手元の環境白書の表紙をめくっていただき、巻頭の「はじめに」をごらんください。  環境白書は、大坪市長の「はじめに」に述べられているとおり、市民一人ひとりが日野市の環境の変化を認識し、多様な生き物と共生できる持続可能なまちづくりを考え、「緑と清流」を日野市の宝としていつまでも誇れるよう、着実に行動していくきっかけとなることを願い、毎年市が実施した環境保全等にかかわる事業の概要について報告しているものでございます。  恐れ入りますが、1ページをごらんください。  平成29年度の環境への取り組みの中から、四つのトピックスを御紹介いたします。  初めに、(1)日野市立カワセミハウスの開館でございます。  平成29年4月1日に日野市立カワセミハウスが開館いたしました。カワセミハウスは、これまでの環境情報センターと吹上地区センターの機能に加え、市内外の情報発信や誰もが気軽に心地よく利用できるスペースを提供することにより、地域を構成する多様な主体間の交流を図り、複合的につながることによって、新たな地域連携の創造や各主体の活力強化を目指しております。  カワセミハウスは、地域団体、環境団体、各種サークル、大学、ボランティアなどの多彩な43の団体で組織されるカワセミハウス協議会を運営の基盤としております。  平成29年度は、出入口に設置したカウンター数の数値は10万を超え、集会室利用者も1万人を超えるなど、多くの方に利用いただきました。  また、平成29年度の成果といたしましては、1点目といたしまして、高齢者を対象とした黒川かわせみサロンを地域の有志の方々と実践女子大学の学生により継続的に開催できたことです。  2点目といたしましては、多様な方々に多様な目的でラウンジなどのフリースペースを活用いただけたことでございます。  3点目といたしましては、実践女子大学との多様な連携による黒川かわせみサロンや地域のきずなを深めるイベント「オクトーバーフェスト」の開催でございます。  4点目といたしましては、アートディレクション事業と名を打ち、日野市出身の版画家蟹江杏さんと中学生による絵本「ぼくのまちにはもりがある」を創作できたことでございます。  最後に5点目といたしまして、カワセミハウス協議会会員の中から自発的に協議会の環境分科会が提案されたことなどでございます。  カワセミハウスにつきましては、平成30年度も平成29年度を上回る利用者が予想され、各事業も発展充実に努めております。  続きまして、3ページをごらんください。  (2)「ふだん着でCO2をへらそう」事業10周年でございます。この事業は、地球温暖化対策として二酸化炭素排出削減を全市的な取り組みとするため、市民一人ひとりが日常の生活の中で無理をせず環境に負荷を与えない行動を行うことを目的に、市民、事業者、市との協働により取り組んできたものでございます。  「ふだん着でCO2をへらそう」事業は10年を迎え、地球環境に配慮した持続可能な社会をつくることができる事業として高く評価され、特定非営利活動法人環境カウンセラー全国連合会から環境大賞を受賞いたしました。  続きまして、4ページをごらんください。
     (3)「ひの生きものプラン」の策定でございます。  日野市が誇りとしてきた「みどりと清流のまち ひの」を次世代へ良好な状態で引き継ぐため、3カ年かけて検討を重ね、「ひの生きものプラン(日野市生物多様性地域戦略)」を策定いたしました。  「ひの生きものプラン」を通じて、一人ひとりができることを考え行動することで、先人から引き継いだ大切な自然や日野にすむ多様な生き物を次の世代へしっかりと伝え、日野らしいまちづくりを目指してまいります。  続きまして、5ページをごらんください。  (4)日野用水開削450周年事業でございます。  日野用水は平成29年度に開削450年の節目を迎えました。  日野用水開削450周年記念事業推進委員会により、平成29年10月には集大成であるシンポジウムを開催いたしました。来場者は200名を超え、日野の用水の大切さを改めて認識いたしました。  今後も、日野市清流保全条例に基づいた年間通水を行い、「水の郷 日野」を守り続けてまいります。  次に、6ページをごらんください。  6ページから10ページまでは、環境基本計画の目標達成状況について、各指標の達成状況を、環境の現状、市の取り組み状況、分野別目標達成状況に分けて考察しております。  次に、11ページから60ページまでは、環境基本計画における望ましい環境像を実現する五つの分野であります、みどり、水、ごみ、地球温暖化、生活環境についての環境の現状と市の取り組み状況についてを評価し、分野ごとに市民コメントを添えてまとめております。これらの評価をもとに、今後も環境基本計画の理念にのっとり、広範囲な市民の皆様と協働して、よりよい環境の保全に努めてまいります。  次に、61ページから115ページまでは、環境への取り組み状況として、市内における市民、行政、事業者、学校などのさまざまな主体による環境への取り組みを紹介させていただいております。  次に、116ページから126ページまでは、環境関連の決算額、環境マネジメントシステムによる市役所の環境配慮の状況、環境基本計画の推進体制について紹介しております。  なお、日野市環境白書に関する御報告につきましては、これまで第4回定例会において行ってまいりましたが、市民に速やかに日野市の環境に関する情報をお伝えするため、平成29年度分から、第3回定例会において御報告させていただきます。  以上で、平成29年度環境の保全等に関する年次報告、環境白書の説明とさせていただきます。  よろしくお願いいたします。 166 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。有賀精一議員。 167 ◯2番(有賀精一君)  今御説明いただきました日野市環境白書の2ページの最下段から2行目の御説明のあった「紹介しきれない人的科学反応」って書かれているんですけど、よく意味がわからないんですが。 168 ◯議長(西野正人君)  答弁を求めます。環境共生部長。 169 ◯環境共生部長(小笠俊樹君)  全てのことにつきまして、この環境白書の中では説明し切れてない部分がございます。  例えば、水質事故等とかもですね、河川だとか用水等でも起きているケースがございまして、そういったことについて細かな部分には記載していない部分がございます。  御理解いただきたいと思います。 170 ◯議長(西野正人君)  有賀精一議員。 171 ◯2番(有賀精一君)  「科学」って、この科学なんですか。「科学反応」って、余り聞いたことないんですけど。 172 ◯議長(西野正人君)  環境共生部長。 173 ◯環境共生部長(小笠俊樹君)  記載については、改めさせていただきたいと思います。  よろしくお願いいたします。 174 ◯議長(西野正人君)  ほかに御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 175 ◯議長(西野正人君)  なければ、これをもって報告第12号の件を終わります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 176 ◯議長(西野正人君)  本日の日程は全て終わりました。  次回本会議は9月5日、水曜日、午前10時より開議いたします。時間厳守で御参集願います。  本日はこれにて散会いたします。              午後0時34分 散会 Copyright © Hino City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...