• "中長期在留者住居地届出等事務委託金"(1/1)
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  1. 町田市議会 2022-03-22
    令和 4年文教社会常任委員会(3月)-03月22日-01号


    取得元: 町田市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    令和 4年文教社会常任委員会(3月)-03月22日-01号令和 4年文教社会常任委員会(3月)              文教社会常任委員会記録 1 日時  令和4年(2022年)3月22日(火)午前9時30分 2 場所  第3委員会室 3 出席者 委員長 東友美       副委員長 新井よしなお       委員 笹倉みどり 木目田英男 矢口まゆ 松葉ひろみ 田中美穂          今村るか 藤田学 4 出席説明員       市民部長 市民協働推進担当部長 文化スポーツ振興部長 子ども生活部長       その他担当管理職職員 5 出席議会事務局職員       議事担当課長 水元友朗       議事係担当係長 佐藤義男
          担当 草柳雄一 6 速記士 申明莉(澤速記事務所) 7 事件  別紙のとおり  ────────────────────────────────────        文教社会常任委員会審査順序                        令和4年(2022年)                      3月18日(金)午前10時                     3月22日(火)午前9時30分                             第3委員会室  1 学校教育部  (1)請願第 5 号 本町田小学校の存続を求める請願  (2)請願第 6 号 本町田東小学校を統合校にしないでください請願  (3)第 7 号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計予算  (4)行政報告 まちだの新たな学校づくりに関する進捗状況について  (5)行政報告 「まちだの中学校給食センター計画」の策定について  2 防災安全部  (1)第 18 号議案 町田市消防団に関する条例の一部を改正する条例  (2)第 7 号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計予算  (3)行政報告 町田市安全安心まちづくり推進計画(2022年度~2026年度)の策定について  (4)行政報告 第3次町田市交通安全行動計画(2022年度~2026年度)の策定について  3 市民部  (1)第 7 号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計予算  (2)行政報告 「(仮称)一人ひとりがその人らしく生きるまちだプラン(第5次町田市男女平等推進計画)」策定に係るパブリックコメントの実施経過及び今後の計画策定スケジュールについて  (3)行政報告 「町田市地域ホッとプラン」の策定について  4 文化スポーツ振興部  (1)第 19 号議案 町田市フォトサロン条例の一部を改正する条例  (2)第 7 号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計予算  (3)行政報告 健康増進温浴施設のオープンについて  5 子ども生活部  (1)第 22 号議案 町田市大地沢自然交流サイト条例  (2)第 7 号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計予算  (3)行政報告 病児保育施設の新設について  (4)行政報告 2歳未満児の子どもショートステイ事業におけるサービス内容の変更について  (5)行政報告 ひとり親家庭応援事業の開始について  (6)行政報告 学習支援事業の統合について  6 生涯学習部  (1)第 26 号議案 町田市立学校施設の開放に関する条例の一部を改正する条例  (2)第 27 号議案 町田市生涯学習センター条例の一部を改正する条例  (3)第 7 号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計予算  (4)行政報告 町田デジタルミュージアムの公開について  (5)行政報告 「町田市生涯学習センターのあり方見直し方針」の策定について  7 特定事件の継続調査申し出について  ────────────────────────────────────              午前9時30分 開議 ○委員長 ただいまから文教社会常任委員会を開会いたします。  3月18日に続き、当委員会に付託されました案件について審査を行います。 △委員派遣について ○委員長 委員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。本日、所管事項を調査するため、健康増進温浴施設に委員全員を派遣いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  審査に先立ち現地視察を行います。  担当者より説明がありましたらお願いします。 ◎文化スポーツ振興部長 おはようございます。  本日、本委員会で健康増進温浴施設のオープンについて行政報告をいたします。それに先立ち、委員の皆様に現地で施設をご覧いただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより現地視察に出かけます。  休憩いたします。              午前9時31分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時18分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第7号議案(市民部所管部分) ○委員長 第7号議案を議題といたします。  本案のうち、市民部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎市民部長 第7号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計予算のうち、市民部所管分についてご説明申し上げます。  初めに、予算書の31ページをご覧ください。  歳入についてご説明いたします。  第14款、使用料及び手数料、第1項、使用料、目の1、総務使用料、節の1から14までは、市民部所管施設のホール、会議室等の施設及び附属設備に係る使用料でございます。  次に、34ページをご覧ください。  同款、第2項、手数料、目の1、総務手数料、節の1、戸籍手数料から、36ページの節の8、印鑑登録証交付手数料までは、市民課、各市民センター及び連絡所の各種証明書の交付などに係る手数料でございます。  次に、40ページをご覧ください。  第15款、国庫支出金、第2項、国庫補助金、目の1、総務費国庫補助金、節の1、個人番号カード交付事務費補助4億7,053万5,000円は、市が行う個人番号カード交付事務のための人件費や業務委託などに係る補助金でございます。  同じく節の2、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、説明欄、市民総務課分1,032万8,000円は、感染症拡大防止対策として、市民センター等の会議室などに空気清浄機を設置することに係る交付金でございます。  次に、45ページをご覧ください。  同款、第3項、委託金、目の1、総務費委託金、節の3、中長期在留者住居地届出等事務委託金188万7,000円は、外国人の住居地の届出や特別永住者証明書の交付等に係る国からの委託金でございます。  次に、54ページをご覧ください。  第16款、都支出金、第2項、都補助金、目の5、商工費都補助金、節の2、消費者行政活性化交付金84万6,000円は、消費者の安全で安心な消費生活実現のための若年層向け啓発資料の作成等に係る補助金でございます。  次に、57ページをご覧ください。  同款、第3項、委託金、目の1、総務費委託金、節の4、住民基本台帳人口調査委託金71万6,000円と、同じく節の5、人口動態調査委託金33万3,000円は、移動人口などの調査、出生・死亡届出書等に記載された内容に関する調査に係る都からの委託金でございます。  次に、59ページをご覧ください。  第17款、財産収入、第1項、財産運用収入、目の1、財産貸付収入、節の1、土地建物貸付収入、説明欄、普通財産貸付料の市民協働推進課分7万4,000円は、集会施設用地内にある自動販売機設置場所の貸付料でございます。  次に、60ページをご覧ください。  同じく説明欄、行政財産貸付料の市民総務課分99万7,000円は、市民フォーラムと成瀬、つくし野及び三輪の3つのコミュニティセンター内にある自動販売機設置場所の貸付料でございます。  同じく、鶴川市民センター分282万円は、第3駐車場用地の貸付料でございます。  次に、63ページをご覧ください。
     第21款、諸収入、第4項、受託事業収入、目の1、総務費受託事業収入、節の1、広域交付事務受託収入36万6,000円は、相模原市との協定に基づく住民票等証明書の広域交付事務の受託収入でございます。  次に、64ページをご覧ください。  同款、第6項、雑入、目の5、雑入、節の1、総務費雑入、説明欄、電話使用料から、66ページの証明書郵送料負担金までは、市民部における雑入を計上しております。  そのうち、65ページ説明欄の6行目、コミュニティ助成金250万円は、町内会・自治会が行うコミュニティ活動に必要な設備等の整備に係る一般財団法人自治総合センターからの助成金でございます。  同じく説明欄の中段、収益還元金の市民総務課分147万1,000円と市民協働推進課分100万6,000円は、市民フォーラムと成瀬、つくし野及び三輪の3つのコミュニティセンター並びに集会施設用地内にある自動販売機の売上げに係る市への還元金でございます。  次に、歳出については「予算概要説明書」を用い、ご説明いたします。  「予算概要説明書」の134ページをご覧ください。  市民部予算のポイントとして、予算編成の考え方、重視した取組を記載しております。  予算編成におきましては、行政手続のデジタル化推進や新型コロナウイルス感染症の感染リスク低減の取組として、マイナンバーカードの交付及び利活用の促進や各種証明書の電子申請システムの導入、多様化する市民ニーズや地域課題に応え続け、持続可能な地域社会づくりを進めるための取組として、新たなアイデアや手法を生み出すプラットフォームの構築などを重視いたしました。  次に、135ページ、136ページをご覧ください。  市民部予算総括表でございます。市民部所管分全体の事業費は10億4,809万8,000円で、2021年度に比べ1億9,681万5,000円の増、一般財源ベースでは1,965万5,000円の増となっております。  それでは、事業ごとに予算の内容をご説明いたします。  137ページをご覧ください。  市民総務費でございます。成瀬、つくし野、木曽森野及び三輪の4つのコミュニティセンター、市民フォーラムの施設管理に係る経費や、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、市民センター等の会議室などに空気清浄機を設置することに係る備品購入費、町田市施設案内予約システムの使用に係る使用料、南多摩斎場組合負担金等を計上しており、総額3億4,254万2,000円でございます。  次に、138ページをご覧ください。  市民協働推進費でございます。地域の課題解決に取り組む団体への支援に係る委託料や、地区協議会、町内会・自治会及び町内会・自治会連合会への補助金、男女平等推進に係る経費等を計上しており、総額1億843万7,000円でございます。  次に、139ページをご覧ください。  上段、忠生市民センター費3,555万1,000円は、施設の管理経費と行政窓口の事務経費が主なものでございます。  下段、南市民センター費から、144ページの南町田駅前連絡所費までは同様の内容でございます。  次に、145ページをご覧ください。  市民窓口費でございます。各種証明書の発行、転入転出及び戸籍等の届出の処理、各種証明書の電子申請システム導入及びマイナンバーカードの取得及び利活用促進に係る経費を計上しており、総額3億5,813万4,000円でございます。  次に、146ページをご覧ください。  消費生活費でございます。講座開催に伴う講師謝礼、消費者問題の啓発資料の印刷製本費等を計上しております。総額451万2,000円でございます。  次に、308ページをご覧ください。  事業別支出科目一覧でございます。このページ以降、大事業ごとに市民部の全ての支出科目を掲載しております。  市民部所管分の説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 それでは、何点かまとめて質疑をさせていただきたいと思います。  まず、今ご説明がありました「予算概要説明書」の138ページを基にお伺いしたいと思います。  まず、地区協議会なんですが、この補助金の在り方というのは、言葉は悪いんですが、使い切りみたいな形に今なっていて、逆に言えば、このコロナ禍であっても活動していただいている団体はかなり足りないという状況にあるんです。この補助金の在り方というのはしっかり見直していかなきゃいけないと思うんですが、今回予算計上に当たって、以前と変わらないのかどうなのかも含めて、その辺をお伺いしたいと思います。  それと、地域活動サポートオフィス、これはつなげれば本当に有効にというか、いろんなアイデアも含めて、もっともっと広げていくべきものかなと思っているんですが、今、印象として私もいろいろ紹介をさせていただいていると、ああ、こんないいところがあったんですねという感じなんですが、ふだんから市民活動している方々には周知されているんですが、地域活動サポートオフィスの活動とか事業とか存在も含めて、まだまだ一般というか、今度新しくやろうと思っている方々への周知がまだ行き届いていないのかなと思っているんですが、改めて地域活動サポートオフィスの役割と周知の在り方をお伺いしたいと思います。  それと、今度新しく始めるという「まちだをつなげる30人」、ここをもう少し詳しく、どういう活動なのかをお伺いしたいと思います。  もう1点が145ページのマイナンバーカード、これは健康保険証だとか運転免許証とか、そういうつながりもあるんですが、現状と来年度目標とするところも含めてお伺いしたいと思います。  よろしくお願いします。 ◎市民協働推進課長 まず、地区協議会の在り方でございます。地区協議会につきましては、市内10地区に地域課題を解決する、または魅力向上の取組を行っていただく団体として、市と連携して活動していただいている団体でございます。1地区100万円という補助金を出しているところでございます。  その根拠でございますが、やはり地域によって課題というものはまちまちでございまして、なかなか一律幾らというわけにはいかないので、一旦100万円という上限を設定させていただきまして、それに対して魅力向上、地域課題解決に寄与しているかというところを市と調整しながら補助金を出させていただいているところでございます。よって、この在り方につきましては、来年度予算につきまして特に変わったところはございません。  続きまして、サポートオフィスでございます。サポートオフィスにつきましては、市内で地域課題を解決する取組を行っている団体に支援をするという目的で、2019年4月に設立した団体でございます。現在はNPOを中心に伴走支援をさせていただいております。  支援の内容といたしましては、2016年にニーズ調査を行っていまして、そこで出たニーズを実現するために、5つの活性化要素を設定してやっているところでございます。1点目は事業計画策定、2点目は助成金支援、3点目は新規事業検討、4点目はマッチングで――すみません、5点目が出てこないです、もう1点あるんですが、後でご説明します。その5つの活性化を基にNPOと連携して地域課題に伴走支援をしている団体でございます。それが一つ役割ということでございます。  周知方法でございますが、「サポートオフィス通信」といった団体向けとか、あとは市の施設等に設置して活動自体を周知しているところでございます。サポートオフィスにつきましては一つでございます。  「まちだをつなげる30人」につきましては、これは来年度で3年目を迎える事業でございまして、地区協議会の構成団体や企業、行政、NPO、大学など多様な30人が集まりまして、地域づくりの中心メンバーとして地域課題解決を目指す取組でございます。多様性を確保できる最少人数が30人、顔が見える人数の最大人数というところで30人に設定して、市の地域課題解決に向けた対話の場を設定しているのが「まちだをつなげる30人」でございます。  すみません、先ほどオフィスの1点不足しているところでございますが、情報発信改善が1点漏れておりましたので、その5点を活性化要素として設定して支援をしている団体でございます。 ◎マイナンバー担当課長 マイナンバーカードの現在の町田市の交付率でございますが、2月末現在で46.0%となっております。2022年度末までに国ではほとんどの住民がと申しておりますけれども、町田市の具体的な目標としては70%を目標としております。市民のご意見を踏まえて、カードの普及、利活用方法ですとか周知を行いながら、各地で申請イベントなどを行っていく予定でございます。 ◆藤田 委員 ありがとうございます。  まず、地区協議会なんですが、100万円ということで以前から変わらないということなんですが、正直申し上げて、声が上がっているかと思いますが、果たしてこの100万円、申し訳ないんだけれども、まさにお役所予算みたいな形になっているんですよ。団体によっては何か使わなきゃいけない。使っている、一生懸命活動していただいている方々からも、良心的な思いで、これでいいんだろうかという声も上がっています。  もっと言えば、ほかの地区協議会というのはいろんな団体が、それはいいことだと思うんですけれども、それで活動しているところがあって、それぞれの団体の中で活動していくためには、例えば、青少年健全育成だとか、いろんな団体がありますけれども、もっと活動していくために、なかなか予算もなくて自分たちの活動ができないという団体も構成メンバーであるわけです。だから、言ってみれば、その予算が正直に申し上げてトンネルになっているところもあるんですよ。だから、そこのところも含めて、年間100万円ですよというやり方はどうなのかなと思っているんです。  活動している団体に、もっと活動するために必要だというところに成果に基づいてやっていくということを考えていかないと、なかなか趣旨が達成されない。100万円をどう使おうかと悩みながら今やっている協議会も多々あると思うんです。そこのところはしっかり考えていただきたいと思うんですけれども、では、昨年度どういう事業に各団体使われたのかという分析も含めて、改めてお伺いしたいと思います。  地域活動サポートオフィスというところは、NPO団体だとか、新しく自分たちで団体をつくって奉仕活動したいだとかといったところは本当に機能しているかと思うんですけれども、特に各団体が事業の継続ということで考えれば、資金調達だとか、そういうところでいろいろ悩んでいる団体もある。そこに活動サポートオフィスを紹介すれば、そこのところのアドバイスも含めて、これからNPOにしても、ほかの団体にしても、事業継続できるようにしっかりサポートしていただいているというのは、本当にそこは評価するんですけれども、地域サポートオフィスに相談すれば、こういうことができますよというふうになかなか広がっていないというのが、私のところに相談があれば、各議員にも相談があればすぐにつなげますけれども、知らなかったという人たちが結構いらっしゃるんですよね。それはもったいないので、もう少しこの周知の在り方というのは考えてほしいなというところも、まちカフェ等を利用するのもいいかと思いますけれども、そこの周知の在り方だけ、もう1回お願いしたいと思います。  それと、「まちだをつなげる30人」のほうなんですが、いろいろやっていただいて、フェイスブックとかを見ていると、それぞれの方が発信していただいたり、活動の様子は見えるんですが、では、30人をどこでどういう形で選定をして、対話をして集めた情報がどういうふうにまちづくりだとかに反映されているというところが、正直なかなか見えていないところがあります。過去にやった成果も含めて、今後それを具体的にどういうふうに、市民協働という面も含めて展開をしていこうかと、まさに成果が出てきているところだと思うので、それを成果にどういうふうにつなげようとしているのか、そこをお伺いしたいと思います。  それと、マイナンバーのほうなんですが、目標値もあったので、それが低い、高いは申し上げませんが、一方でなかなか、健康保険証とか運転免許証とか、今後広げていく要素というのはたくさんあると思うんですけれども、何でここのところは、その年代層にもあると思うんですよね。ここのところの、例えば高齢者の人に伸びていかないといった分析も必要だと思うんですよ。何で伸びていかないのか。そこのところはどう捉えているのか、お伺いしたいと思います。  よろしくお願いします。 ◎市民協働推進課長 まず1点目、地区協議会の成果も含めてお話をということでございました。地区協議会の活動で、主な活動といたしましては、今コロナ禍で活動制限がある中、例えば鶴川地区ではスマートフォン教室だったり、あとはお子さんのフードドライブというか、フードを集める取組を行っているところでございます。  そんな中、市でも応援コーディネーターというものを各地区に配置しまして、成果を意識して活動していただくように促しているところでございます。実際、成果をどうはかるかというところだと思うんですが、そこについては、先ほどもお話ししましたとおり、地域によって課題もまちまちでございます。地域に合った取組というものがしっかり行われているか、市でも把握をして、しっかり連携を取って補助金の使い方は検討していきたいと考えております。  実際に地区からお金が足りないというお話は市には上がってきていないんですが、多分そこで止まっている部分もあると思いますので、しっかり地区協議会からも話を聞きまして、活動に支障がないように、どうやったらいいかというところは引き続き検討していきたいと考えております。  一つの方法といたしましては、ある地区によっては、自分のところで収入を得て、その収入も活動資金に充てて活動しているところがございます。なので、今回、共創事業というものも市民協働のほうでやっていくところなんですが、そういった寄り合いというところもうまく活用して、資金繰りにつきましても、しっかりとそこでアイデアが生まれるような流れで、市民協働もしくは市民共創事業を進めていければと考えております。地区協議会につきましては1点、そこでございます。  サポートオフィスにつきましては、確かに活動の周知というのは十分ではないと認識しております。今後、後ほど行政報告でもありますが、ホッとプランの2部を地区別懇談会という形で検討していくんですが、そういった場とか、地域課題解決の団体に直接面識するところがございますので、そういったところでしっかり具体的に伝えて、サポートオフィスを多くの団体の方に利用していただけるように周知に努めていきたいと考えております。  最後に、「まちだをつなげる30人」でございますが、これは公募して参加者を集っているところでございます。理想としましては、行政、地域の方と企業の方、そういった多様な方が参加してくれることが望ましいと考えております。そういった立場の違う方たちが新しい価値とかアイデアを持ち寄っていただくことによって、今まで解決できなかった地域課題なども――解決というか、解決までいかなくても一歩先に進む、そんな流れを市民協働としては起こしていきたいと考えております。  「まちだをつなげる30人」の成果といたしましては、これは一例でございますが、2020年度のプロジェクトで立ち上がった地域のデジタル化に取り組むプロジェクトというのがございまして、デジタルデバイド対策として、地区協議会と連携して、新型コロナワクチンのオンライン予約が始まったときに、結構高齢の方が混乱していたんですが、それの相談窓口みたいなものを設置して対応していただいたという成果がございます。市内で多くプロジェクトが進んで、こういった協働の課題解決手法が浸透していくことをこれからも後押ししていきたいと考えております。 ◎マイナンバー担当課長 交付率が伸びないことについての分析ということでございますが、先日、市のメール配信サービスを利用してマイナンバーカードについてのアンケートを取らせていただいたところ、アンケートを取った中では6割の方がカードを持っておられたんですけれども、取られていない方になぜ取らないのかという理由をお聞きしたところ、セキュリティーが不安であるとか、メリットが感じられないとか、あとは申請の方法がそもそも難しくて分からないというのが大きく3つでございました。引き続き、そのあたりの周知を行っていくように考えております。  先日、広報2月15日号でもマイナンバーカードの特集を組ませていただきまして、読んでいただいておりますけれども、広報に関しましては、どちらかというと高い年齢層の方が読まれていることが多いので、若い方にも周知を進めていきたいとは考えております。  先日、南町田のグランベリーパークで申請イベントを行ったんですけれども、南町田のグランベリーパークはやはり家族連れの方が多いところでございますので、先日の周知に関しましては、市のツイッターといった新しい媒体なども使って広報させていただいて、比較的若い世代の方も来ていただいていますので、そのような事業結果を踏まえながら、引き続き各地に出張申請などを続けて行っていきたいと思っております。 ◆藤田 委員 ありがとうございます。マイナンバーにつきましては、今回コロナ禍でいろいろなことがありました。国民全体が100%持っていただくと、もっといろいろ広がっていくメリットというのも感じられましたし、あわせて、100%に向かっていろんな分析も含めながら、これからも取り組んでいただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  「まちだをつなげる30人」も、成果は分かりました。あと町田は、僕も知らないところで、若手も含めて、こんなところでこんな活動していた人がいたんだとか、町田ではそうでもないけれども全国では彼は有名だったみたいな人たちが結構いらっしゃるので、そういった面で町田に人材というか、30人の人たちの意見をいただく、もう少し広げてアンテナを張っていただきたい。  今、担当課長がおっしゃった成果というのを、ぜひもっともっと積極的に市民全体に広げていただきたいと思うんです。この活動していただいている30人の中でも例えば自らフェイスブックでそれぞれ発信していただいている方もいらっしゃいますけれども、その辺の成果を伝えていくことが大事だと思うので、できたならばその成果をどんどん周知していただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それと、地区協議会のほうは、今あえて僕は言わないけれども、鶴川地区は見ていてもすごいですよね。私も、鶴川地区の方ではないんだけれども、子ども関係でこういう事業をしたいんだと相談に来られて、鶴川地区協議会だったら大体浮かぶかと思いますけれども、何かやってくれるかもしれないと紹介したら、鶴川地区協議会がコラボしてやっていただいたり、事業とかがすごいんですよね。だから、そういったところの成果。  あと、現実に課長はそう言っても、100万円をどうやって使ったらいいかと悩んでいるところもあるんですよ。だから、僕は補助金が足りないところに増やせと言っているわけでは――増やしてほしいんだけれども、そういう鶴川地区協議会みたいなところはもっと積極的にしていくべきだと思います。そういうところもあるので、この予算の在り方というのは、毎年100万円やるから何か使ってよではなくて、そこのところはそれぞれの地区協議会とも十分協議してほしいと思うんですよね。  聞けば、今年度やったものは来年度はできないよとか、そういうこともいろいろ聞いているし、どうやって使ったらいいか地区協議会も、その100万円の使い方で実際に悩んでいます。こういう場で申し上げるのはどうなのかもしれないけれども、地区協議会に参加していただく方はそれぞれ思いを持っている方々が多いので、そこのところはしっかり市民協働としても考えてほしいと思います。年間100万円というのは考え直してほしいと思いますので、そこは要望にとどめておきたいと思います。  ありがとうございました。 ◎市民協働推進課長 地区協議会の100万円でございますが、実際に100万円を最初にお渡しするとかではなくて、事業をやるという申請があって、それが要綱に合致しているということであれば支給するということでございます。なので、10地区100万円全て使っているということではなくて、必要なものを申請いただいて、その都度審査というか、要綱に合致しているかどうかを確認した上で支給している次第でございます。  今年度も、コロナということもございますので、100万円全額使えているところは正直あまり多くはないということでございますが、使い道につきましても、しっかりと市のほうで、地域の魅力向上や地域の課題解決にしっかりつながるように、しっかりと相談をしながら進めさせていただければと思いますので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。 ◆藤田 委員 そこのところは分かっているんですよ。ただ現実として、実際は年度末工事発注みたいな形になっているんですよ。別に使わなくてもいいですよとは、それは言っている意味は分かるんだけれども、現実はそうなっているということをしっかり認識していただきたいと思うんです。現実はそうなっていますから。よろしくお願いしたいと思います。 ◆木目田 委員 何点か聞かせていただきます。先ほどの80ページの共創プラットフォームの概要で、事業の内容②で若者を対象にSNSやオンラインサロン等を活用したオンラインコミュニティとあるんですけれども、この具体論を教えてもらいたいんですけれども。 ◎市民協働推進課長 このオンラインサロンにつきましては、インターネットやSNS上で行われる会員制のコミュニティサイトでございまして、市が主催して、ネット空間を居場所としている若者たちに、実際に地域活動に参加するきっかけとなるようなことを促していきたいということで考えております。 ◆木目田 委員 オンラインサロンというのは私もやったことはないけれども、結構芸能人とかがやって、多分昔で言う寄り合いをネット上でやるということだと思うんですけれども、そういう既存のものを使うのか、同じなのか分からないんですけれども、最近、兵庫県加古川市でDecidimというネット上で市民からアイデアを募集して、恐らく今までどおりのパブリックコメントだとか、紙でというよりもネット上でというほうが親しみやすいんだと思うんですけれども、その辺の既存の何かを使うのか、それとも市として独自にやるのかとか、そのあたりの具体論がまだ決まっていなければいいんですけれども、教えてください。 ◎市民協働推進課長 具体的には、今ある音声版SNSとかZoomを使って、その中でテーマを決めて、例えばそのテーマの先駆者というか、たけているゲストを招いて、それを基に若い方たち、もしくはお母さんたち、夜とかでしか時間がない方は、そういったオンライン上でつながるきっかけをつくらせていただいて、地域活動への参加のきっかけとできればと考えております。 ◆木目田 委員 実際にそういうプラットフォームのものを何か使ってとかではなくて、単純にZoomだとかSNSで意見を交わすというイメージでよろしいんでしょうか。 ◎市民協働推進課長 はい、そのとおりでございます。 ◆木目田 委員 分かりました。  続きまして、137ページの市民センター等々の経費に関してなんですけれども、昨年の予算書を見ると、市民総務課ではなくて市民協働推進課に経費がつけられていて、今回、市民総務課に付け替えが行われているんですけれども、これの理由は何かあるんでしょうか。 ◎市民総務課長 まず、市民協働推進課が所管しておりました市民フォーラムと4つのコミュニティセンターの管理運営をこの4月に市民総務課へ移管することによるものでございます。この移管の理由でございますけれども、現在、14ございます市民センターですとかコミュニティセンター等の市民部施設につきましては、旧来から市民協働推進課、市民課、それと6つの市民センターの合計8つの課が所管しておりまして、効率的、効果的、また継続的にサービスの向上を図り、管理運営上のノウハウを蓄積していくといった点で課題がございました。  そこで、市民部施設の管理運営を――段階的にと考えておりますが、市民総務課に一元化することにしたものでございます。 ◆木目田 委員 分かりました。一元化というところで、コスト的にも、昨年度が施設等管理委託料3,872万円、今年度で5,200万円ぐらい、水道光熱費が1,550万円だったかな、ごめんなさい、昨年度と比較して、水道光熱費、コミュニティセンター費のものが大分金額に相違があるんですけれども、このあたりの相違の理由を教えてください。 ◎市民総務課長 まず、例えば光熱水費等については、実績等に基づいて試算をしております。そういったところの違いがございます。また、施設の管理に当たっては、数年に1度実施するような委託事業等もございますので、今回に限らずということになりますけれども、例年動きがあるといった状況でございます。 ◆木目田 委員 ごめんなさい、昨年度の比較で、私、ちょっとここに書いているだけなので、玉川学園のコミュニティセンター費なのかなと思ったんですけれども、3,872万円から5,200万円だと金額が大きく違うので、そのあたりが分かれば教えていただきたいと思うんですけれども。 ○委員長 休憩します。              午前11時58分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時59分 再開 ○委員長 再開します。 ◎市民総務課長 後ほど答弁させていただきます。 ◆木目田 委員 続きまして、145ページ、コンビニ交付なんですけれども、事務処理等委託料で昨年で714万円が1,300万円ということで、コンビニ交付がこの1年間でどれぐらい――予算なので見込値だとは思うんですけれども、どれぐらい増えたのか、また、見込みとしてどのように考えているのか、全体の中の割合とか分かれば教えていただきたいんですけれども。 ◎市民課担当課長 コンビニ交付の件数の伸びについてなんですけれども、2021年度当初で積算した件数が6,100万件と予想しておりました。伸び率等で、過去3年の平均値等を掛けて積算したところ、2022年度につきましては1億1,100万件ということでざっくり倍くらいに伸びるもくろみでおります。 ◆木目田 委員 倍率は分からないんですけれども、単純に、昨年度よりも今年度のほうが2倍利用率が高まるであろうということと、いわゆる各市民センターであったり、市役所で交付しているものを含めたコンビニ交付の割合というのは分かるんでしょうか。 ◎市民課長 まず、コンビニ交付の割合なんですけれども、2022年2月末、先月末時点で23.4%になっております。2020年度末では14.4%でしたので、約9ポイント上がっている状況になっております。今年度、2021年度の予算編成時には17%というのを見込んで予算計上をしていたんですけれども、その後、予想を超えてアップしたものですから、12月補正をさせていただいております。なので、来年度につきましては31%ぐらい行くのではないかということの見込みで予算計上をさせていただいております。 ◆木目田 委員 目標値に比べて、マイナンバーカードの普及率とも相関しているんでしょうけれども、31%ですと3分の1近くが、いわゆるセンター、相対ではなく取られる予想をしているということですね。分かりました。  マイナンバーカードについてなんですけれども、先ほど藤田委員のほうで46%が現在で70%目標ということで、ここ1年もしくは2年で相当マイナンバーカードが普及したと思うんですけれども、例えば、いわゆるコロナ禍の中で2年間で普及した率を平均値1年にすると、1年間46%プラス、この2年間を平均して1年当たり何%ぐらいというのは分かるでしょうか。 ◎マイナンバー担当課長 少々お待ちください。 ◆木目田 委員 後でもいいです。  次の146ページ、コロナの中で消費生活に関する相談が多くなった、いわゆる日本全体のことであれだったんですけれども、この1年間でこういう消費生活に関する相談というのは増えたのかどうか、そこだけ教えていただきたいんですけれども。 ◎男女平等・消費生活担当課長 件数としましては、ほぼ横ばいの状況が続いています。むしろコロナとかではなくて、不当要求だとか、そのときそのときで、はやりという相談があるんですけれども、その辺に左右される傾向にはございますけれども、直接コロナの影響というところではつかんでいない状況でございます。 ◆木目田 委員 分かりました。特段増えていないですね。
     最後に、さっきのマイナンバーについては出ましたでしょうか。 ◎マイナンバー担当課長 2019年度の交付率は18.6%でございました。2020年度末が31.1%でございました。割り戻すと、1年間で25%ぐらいアップしていたかと思うんです。今年度についても、それぐらいを目標にという形でございます。 ◆木目田 委員 分かりました。70%というのも頑張りが必要だとは思いますけれども、現実、見込まれる可能性のある数字ということが分かりました。  最後に、マイナンバーカードの利用目的が税、災害、社会保障と決められて、たしか本年度の国会でその利用目途を変更しようと思ったけれども、見送りとかになったと思うんです。当然ながら、将来的には利用目途が広がるということで、市として何かその準備というか考えというのがあるのか、そこだけ最後にお聞かせください。 ◎マイナンバー担当課長 現在のところ、国で予定している利用方法についての周知が十分でないので、そちらを中心にやっていく予定でございます。市として独自にマイナンバーカードを使ったというのは現在のところは予定しておりません。 ○委員長 休憩します。              午後零時6分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎市民総務課長 先ほど木目田委員のご質疑の中で、「予算概要説明書」の137ページについて、今回、市民協働推進課から市民総務課に移管される施設の費用の差についてお尋ねをいただきました。こちらにつきましては、施設管理委託料につきましては約1,300万円、光熱水費については約1,700万円増えているけれども、これは何かというお話だったかと思いますが、こちらにつきましては、昨年の「予算概要説明書」につきましては、4つのコミュニティセンターの金額のみを計上しておりました。今回につきましては、そこに市民フォーラムの金額も加えて、予算の全体像が見えるように修正をしたということになります。金額につきましては、一つ一つの項目を見たときに経年の差はありますけれども、大きく変更したものはございません。 ◎マイナンバー担当課長 先ほど木目田委員からご質疑いただいたマイナンバーカードの交付の2年間の伸び率でございますけれども、数字を訂正させていただきたいです。2019年度から1年間の伸び率が12.5%、2020年度から1年間の伸び率が14.9%で、ならしますと13.7ポイントになります。いずれにしましても、2022年度出前申請を倍増などしていきまして、交付率の向上に努めてまいります。 ◆田中 委員 私からも幾つか質疑をさせていただきます。  まず、「予算概要説明書」のところで順番にお聞きしたいんですけれども、137ページの市民総務費について伺います。先ほどの部長からの説明の中でも空気清浄機の設置のことについてお話がありましたが、どのぐらいの規模で設置を予定されているのか、全部の部屋に設置をするのかとか、そういった具体的な歳出の根拠を伺いたいと思います。  それで、これはコロナ対策ということなんですけれども、市民センターの利用者の方から、夏場限定の話なんですけれども、コロナ対策で換気のために窓を開けると。そうすると、網戸がないために蚊が入ってきて大変という声も聞いております。網戸の設置は予算も高いもので難しいとは伺っているんですけれども、そのあたりの検討は何かありますでしょうか。 ◎市民総務課長 まず、今回、新型コロナウイルスの関係でということで、ウイルスの除去機能を持った空気清浄機を設置しようと思っておりますが、こちらにつきましては、設置場所としましては市民部所管の18の施設に設置しようと考えております。先ほど14という施設をお話ししましたが、これは集会施設のお話になります。そこに加えて、町田、南町田、あとは鶴川の駅前連絡所ですとかマイナンバーカードセンターを加えて、18の施設に設置しようと思っております。  全ての部屋にかというお話ですけれども、こちらは優先順位をつけて設置したいと考えております。密にならないようにということが一つありますし、あとは換気のしにくいところもありますので、そちらを優先に設置しようと思っておりまして、具体的には、行政窓口の待合スペースですとか、会議室等の貸出し施設に設置をしようと考えております。  全部で96台と考えておりますので、平均しますと1施設5台から6台になりますけれども、施設の規模がまちまちなものですから、これはあくまでも平均ということで規模に応じた台数を設置していく、そのように考えております。  もう一つ、網戸のお話をいただきましたけれども、ご要望いただいて、そういったものが設置できるか、ほかの対応ができるかというところを検討させていただく中で、網戸についてはどうしても構造上のことで難しいという場所もございます。そういった意味では、今回設置いたします空気清浄機ですけれども、今96台と話をしましたけれども、全て同じ大きさということではなくて、大きい部屋用のもの、小さい部屋用のものと、幾つか分けて購入しようと思っております。小さいものですと持ち運びもできますので、そこら辺は融通を利かせながら対応していきたいと考えております。 ◆田中 委員 ありがとうございます。具体的にお答えいただいて、換気がしにくいところですとか、網戸が設置できないところでの活用なども可能性としてあるということで了解をいたしました。  では次に、138ページの市民協働推進費のところでお伺いしたいと思います。2022年度の取り組みの②のところで「『(仮称)パートナーシップ制度』の導入に向けた検討を行います」ということが書かれているんですけれども、2022年度はどのような具体的な検討を予定されているのかということを伺いたいと思います。  もう一つ、市民協働推進課でやられているまちカフェの予算というのがどこに入っているのかなと思って、310ページ、事業別のところに市民協働フェスティバル負担金56万円というのがあるんですけれども、その予算ということで合っているのか、その2点を伺いたいと思います。 ◎男女平等・消費生活担当課長 今ご質疑いただきました、来年度、(仮称)パートナーシップ制度の導入に向けた検討のところでございますけれども、この後の行政報告にも関わるんですけれども、本来ですと、今年度中に男女平等推進計画を策定する予定になっておりまして、その中で今後、パートナーシップ制度を策定するかどうかというところについての議論を進めてきたところでございます。  見通しとしましては、そこの具体的な内容につきましては、具体的な制度の中身については来年度に入りましてから議論を始めるということにいたしております。 ◎市民協働推進課長 まちカフェの予算につきましては、まさに議員おっしゃるとおりで、「予算概要説明書」の310ページのところ、市民協働フェスティバル負担金というところで計上させていただいております。 ◆田中 委員 ありがとうございます。パートナーシップ制度のところで、来年度に入ってから議論を始めるということでした。  具体化するに当たって、他市の事例の調査ですとか、やはり何といっても当事者の方が使いやすい、喜ばれる制度にしていくために、当事者の声を聞くということもすごく大事だと思うんですけれども、そういった具体的なことをこれまでされてきているのか、それともこれからされていくのか、何か検討されていることがあれば伺いたいと思います。  まちカフェの予算、310ページの「予算概要説明書」のところに載っているものということで、ありがとうございました。先ほどの議論の中でもまちカフェのことが出ていたりして、すごく新しいつながりとか出会いの場になっているという意義が大きいなと。今年度なんかはコロナの中でもすごく工夫して実施されているのを見ておりまして、この事業の中に、新たな取組ではないですけれども、大事な取組として紹介していただいてもいいのではないのかなというのはちょっと思ったところです。そのあたりのご見解を伺いたいと思います。 ◎男女平等・消費生活担当課長 今まで男女平等推進計画の議論といたしましては、このパートナーシップ制度をはじめとする性の多様性に関する取組の在り方についてということで、いわゆるLGBTの当事者の方であるとか、あるいはご家族の方であるとかからご意見を伺う機会を複数回設けております。恐らく、今後につきましても、行政がどういうものを具体的に考えていくということよりも、LGBTだとか、周囲の方々だとかが安心して過ごしていただけるような形には、どういう制度であるとかサービスが必要だということを考えていく必要がありますので、やはり同じように、当事者の方であるとか、ご意見を伺いながら進めていきたいと考えております。  また、他自治体の例でございますけれども、多摩地域の場合には既に北多摩を中心にしまして、5自治体が導入されていて、具体的に申し上げると、国分寺市、小金井市、府中市、国立市、それから多摩市が2月に導入しまして、そこまでで5市なんですけれども、その後4月からは武蔵野市が導入予定だという形でおりますけれども、そのような状況も含めて、市民の立場でどう考えるかということをお聞き取りしながら進めてまいりたいと考えております。 ◎市民協働推進課長 まちカフェは重要な取組と認識しております。実際にコロナの関係で、通常、ここの本庁舎で大々的にやるものが2年間オンラインということになっております。オンラインの中で、実はオンラインだからこそ有効な関係とかもどんどん出てきておりますので、そういったところも含めて、ここの「予算概要説明書」の記載方法については研究させていただければと思います。 ◆田中 委員 どちらもありがとうございました。パートナーシップ制度については、当事者の方の声をしっかり聞いていただくということで、ぜひ大事にしていただきたいなと思います。まちカフェのほうもありがとうございました。  それでは、あと2点伺います。  1つは、先ほどの310ページ、ちょっと細かくて申し訳ないんですが、集会施設整備補助金が2021年度より増額になっているので、何か整備の計画があるのかどうかを確認させていただきたいと思います。  もう1点は、146ページの消費生活費について伺いたいと思います。2022年度の取り組みについて、市内公立中学校に啓発資料の配布とあるんですけれども、2022年4月から18歳成人ということでは、これまで親御さんがフォローができた、未成年者の場合であれば、親権者の同意なく結んだ契約は原則取り消すことができたというところが、成人になるとそういった保護がなくなってしまうということでは、新たなトラブルなどが心配されると思うんです。ただ、18歳、一部は高校生で、大学生については出前学習会と書いてあるんですけれども、何かトラブルがあっても、相談をする場所が分からない、そこがまた大人と違って二重の課題になるのではないかなと思うんです。市内の高校生などに向けての啓発などは何かあるのか、それは東京都の仕事になるのかちょっと分からないんですけれども、そのあたりの認識を伺いたいと思います。 ◎市民協働推進課長 集会施設整備補助金につきまして、昨年6月までが申込みの締切りだったんですが、そこまでに申込みがあって、かつ整備ができる段階のものを予算計上したものでございます。 ◎男女平等・消費生活担当課長 ご質疑いただきました成年年齢の引下げでございますけれども、現在二十歳が成年年齢というところにおきましても、日頃のご相談で申し上げると、未成年者が契約だとかでお困りの場合には、それが取消しができるものなのかどうかも含めて、消費生活相談員がお話をお伺いした上でご助言をさしあげているというような状況でございます。4月1日以降は、このタイミングだけではなくて、もうずっとこの先、やはり若い世代が困ってしまうという部分で、これにつきましては、各自治体におきましても、東京都も含めてですけれども、都内の区市町村とも、今どのような対策が行えるかを議論しているところでございます。  今回は、「広報まちだ」の3月1日号で、成年年齢引下げとともに、2面を開いたところに消費生活相談というところで掲げましたけれども、やはり本当の当事者になる18歳、19歳、20歳のあたりというのは広報を読みませんので、どのようなアプローチをしたらいいのか。一つはご家族だとか近隣の方で、そういう会話の機会をつくっていただくという意味では、広報だけでなく、先ほど申し上げた中学生に対する副読本というものをお家に持って帰っていただいて、親御さんとちょっと話し合ってみようねということで進めているわけでございます。  また、出前につきましては、今は玉川大学ですとか、相手のほうで受け入れていただいたところについては説明を続けておりますけれども、また今後も専門学校であるとか、高校だとかも含めて出前だとか、あとはデジタルでと話は出ているんですけれども、その手段がどのようなものができるかも含めて、これは継続的に取り組んでいかなければならない部分かと思っておりますので、そのような状況でございます。 ◆田中 委員 詳しくありがとうございました。集会整備補助金については、具体的に整備をするところを想定しての予算計上ということで了解をいたしました。  消費者生活費のところについては、課題をよく認識していただいているということで、1点、大学への出前学習会というのはどのぐらいの頻度でやっているものなのかを伺いたいと思います。専門学校なども想定、今後考えていくというのはすごく大事だなと思いました。1点、そのことだけ確認して、終わります。 ◎男女平等・消費生活担当課長 頻度というのはそんなに多くなく、年に二、三回というところです。基本的には消費生活相談員をしている者が出張してお話をするんですけれども、昨年の秋口だったと思いますけれども、玉川学園に赴いた際には、日本貸金業協会というところにご協力をいただきまして、少し民間レベルで金融に関するトラブルが結構大学で増えているところがありますので、その辺も併せてしていただくなど、いろいろ工夫をしている状況でございますけれども、回数としてはまだなかなかたくさんができていないというような状況でございます。 ◆矢口 委員 「予算概要説明書」145ページの市民窓口費の部分で、2022年度の新たな取り組みのところである各種交付申請、交付手数料の支払いをオンラインで行い、自宅に郵送で証明書をお送りするというシステムについてなんですけれども、郵送料は誰が負担するのか。郵送料も合わせてオンラインのシステムで手数料として支払うのか、それとも市が郵送料を負担するという前提なのか、そこを1点、まず確認させてください。 ◎市民課担当課長 電子申請の件で、郵送料の負担がどうなるのかというご質疑だと思います。  郵送料につきましては、申請者のご負担ということで、従来でも郵送請求ということで、窓口に来ずとも証明書をお渡しするサービスというのをやっております。そちらと同じような形で、サービスの利用者にご負担いただくという仕組みになってございます。 ◆矢口 委員 かしこまりました。ありがとうございます。  現在、例えばコロナで自宅療養証明書とかオンラインでやってほしいといった声も市民の方から届いているんですけれども、今回は市民部での取組となっておりますよね。ほかにもいろんな課で電子申請システム、オンラインでお金を払って、郵送料とかも払って郵送で証明書を送る、受け取る、このシステムが有効に使える、様々各種証明書はほかの部とかでもあるのかなと思うんですけれども、そういったところは一緒に使えるということで進めているのか、各部に対しての話合いの場とか、そのあたりはどういうふうに進めているのか、お伺いします。 ◎市民課担当課長 今回導入する電子申請といいますか、固い言葉でいきますと行政手続のオンライン化ということになろうかと思います。2021年の9月の総務常任委員会で、総務部情報システム課が行政報告をさせていただいております。町田市デジタル化総合戦略2021という計画がございます。その中に4つの戦略がございまして、行政手続のオンライン化、すなわち電子申請についても、その中の戦略3として位置づけられているものでございます。  この中では、市役所の基幹業務、例えば住民票、税金、介護、福祉などなど、ある業務を標準化するという国全体の動きがあるんですけれども、いわゆる17の基幹業務については、国が提供しておりますオンラインサービスであるマイナポータルを使うことが大前提となってございます。  しかしながら、今回の証明書のように、オンライン決済、手数料等の決済が必要になるものがございまして、それは残念ながらマイナポータルでは使えませんので、今回導入する、我々ではLINEを使ったLINE申請でもオンラインの行政手続基盤を用いることと位置づけられております。証明書の手数料の決済も含めて、こちらの手続を庁内では横展開していく予定であると聞き及んでおります。 ◆矢口 委員 かしこまりました。様々な状況を想定して、汎用性の高いものをつくっていただければと思っております。特にコロナのものも既に市民の方からも結構要望が届いているので、ご検討いただければと思っております。  それと、「予算概要説明書」だと138ページの町内会・自治会への補助金、こちらに載っているだけで補助金と連合会補助金とあるんですけれども、市としては以前から、子育て世帯の加入促進というところに力を入れていると思っているんです。その状況、実際に今まで促進で様々取り組んできていますけれども、実際に加入率が上がっているのかどうか、また次の年度の目標みたいなものがあればお伺いしたいと思います。 ◎市民協働推進課長 自治会・町内会の加入促進策につきましては、広報活動と自治会・町内会の活動の魅力向上に取り組む連合会の支援を行っております。実際、広報活動につきましては、「広報まちだ」やホームページで加入を呼びかけているほかに、加入促進のチラシを作りまして、転入者、市内の小学1年生と不動産店舗、これは不動産手続に来たときにお渡しいただく狙いでチラシを配付しております。  もう1点は、活動の魅力向上ということで、こちらで支援をしているというところが促進策ということで今取り組んでおります。 ◆矢口 委員 市としては、子育て世帯に向けては小学校1年生に配付したり、またファミリーが引っ越してきたときには不動産に配付してもらったりですとか、広報活動にも力を入れているとは思うんですけれども、果たしてこの補助金自体が子育て世帯にとっての魅力の向上にどれだけ使われているのか、すごく不明瞭だと思うんですよ。  市としては子育て世帯に入ってもらいたい、それで地域でつながりをつくって、防災とかそういうところにも取り組んでほしいという思いがあると思うんですけれども、実際にそれが加入率向上につながっているかというと、促進はしていても思ったよりも効果が出ていないのかなって思うんです。というところで、補助金の在り方については、例えば子育て世帯が喜ぶこととか、そういうところに使途を限定した補助をするとか、もしくは子育て世帯がたくさん入ったところについては何か魅力のある補助金を新たに付与してあげるとか、喜ぶようなことを何かしてあげるとか、何かそういうのは取組で検討はないでしょうか。 ◎市民協働推進課長 この補助金を使って加入促進を行っておりまして、現在、加入率というものに関しては、ほぼ横ばいで、維持されているというのが現状でございます。とはいえ、多くの方に加入していただくというのがもちろん目的でございますので、そういったところも含めて、今後はよりよい策を検討していきたいと考えております。  市の補助金のみならず、東京都の補助金もございますので、そこの補助金の宣伝というか、活用の仕方をもうちょっと具体的にお話しさせていただいて都の補助金も活用できるような仕組みというか、そんな呼びかけを意識していただければということで、市の連合会とも相談して、よりより策を、もしくは補助金の使い道を検討していければと考えております。 ◆矢口 委員 かしこまりました。子育て世帯の加入率については、目標値だったりとか、何%ぐらい少なくともあげたいよねとか、何世帯ぐらいは増やしたいとか、子育て世帯というところで目標とかはあるんでしょうか。 ◎市民協働推進課長 加入届を出していただくときに、実際そこまで細かく情報は取っていないのが現状です。ということで、目標値、現状値等も実際は把握していないというか、町内会・自治会が主でやっていただくことになりますので、そこは今取り組めていないというのが現状でございます。 ◆矢口 委員 かしこまりました。加入促進のチラシの配付とか、そういうところにもいろいろお金を使っていると思うんですけれども、そっちにお金を使ったほうがいいのか、もしくは町内会・自治会の会館に対して子どものおもちゃを配置するとか、アスレチック、室内遊びの遊具を入れるとかに補助金を出したほうがいいのかとか、どっちが効果的なのか判断しなきゃいけないのかなと思うので、できたら今後、加入率の状況とか向上の状況を子育て世帯に絞って情報を集めたりとかして、今後の政策についてご検討いただけたらと思います。 ◆笹倉 委員 138ページの2022年度の取り組みの②のところなんですけれども、「女性や性的マイノリティなどが抱える悩みや不安に寄り添い、解決に向けたサポートを目的とした相談事業を実施します」とありますが、具体的にどういった計画を立てているのか、伺いたいです。 ◎男女平等・消費生活担当課長 性的マイノリティなどの関係の相談でございますけれども、こちらにつきましては、従来、女性の悩み事相談というものをもう長年、市では行ってまいりましたけれども、これらの中で月1回、LGBT相談ということで、テーマが性の多様性に関するお悩みがある部分について、専門知識を持った相談員が対応しているというものでございます。 ◆笹倉 委員 それは、今まで月1回のLGBTQに対する相談会をやっていて、それを今後も続けるという形ですか。 ◎男女平等・消費生活担当課長 そうですね。2020年度から開始をしておりまして、月1回やっていて、ならしますと1回に対して1人ご相談があるというような状況ですので、まだ事例を集めるには少ないかなというような状況でございますけれども、どこかでタイミングを見て、どのような形での相談、看板の掲げ方みたいなものも含めまして、考えていきたいとは思っております。 ◆笹倉 委員 分かりました。それは女性向けの悩み相談や不安に寄り添う相談事業をというのは特に、今までどおりの女性の悩み事相談のみということでしょうか。その解決に向けたサポートというのは、相談を受けるというだけですか。それとも支援につなげたり、支援窓口を増やしていくといった計画があれば教えてください。 ◎男女平等・消費生活担当課長 悩み事相談につきましては、まずはご相談いただいた方のお話を傾聴して、また内容によっては指示をするだとか、まずは言いたいことを言っていただくという部分でございますけれども、その中で、例えば悩み事相談の場合には、ほかに専門分野のところで相談が受けられるですとか、手続ができるというところがある場合には、そういった部分をご案内するケースがございます。  また、とりわけLGBTの方につきましては、場合によっては、そういう悩みを共有したいということをお望みの方がいらっしゃる場合がありますので、その際には、市内でも活動しているグループの方に連絡を取って、連絡が取れるかどうかを確認した上でそういった団体につなげるようなケースもございました。 ◆笹倉 委員 LGBTのほうはよく分かりました。  女性の悩み相談だと、やはり性暴力とか家庭内でのDVとかも含めてですけれども、緊急性があるものとかもあると思うので、そういったところのすぐ支援につながるような体制も強化していっていただきたいと思うと同時に、高校生とか未成年へのこういった窓口があることをもっと周知徹底すること。そして、支援体制がまだ各都道府県に最低1つ、24時間で支援できる窓口がまだそういう状況だと思うので、そういったところとの連携や町田独自でもし何か今後展開することがあるような計画があれば、教えていただきたいんですけれども。 ◎男女平等・消費生活担当課長 今、委員がお話しいただいたネットワークといいますか、協力関係につきましては、例えばDVに関しては、警察だとかを含めて、そういった機関内での情報共有の場を毎年度行っておりますので、そういったところで確認をしながら、それぞれ仕事というか、相談だとかを押し付けるという形でなくて、どこに相談しても必要なところには共有ができるようにしていきましょうということをやっております。ただ、基本的なスタンスとしましては、大きく新しく今変えるとかではなくて、これまでの仕組みの中でしっかりその辺が漏れがないように継続をしていくところに重点を入れるところでございます。 ◆笹倉 委員 分かりました。ありがとうございます。今後ますます強化していただきたいなと思う点ですので、性暴力のことは特にやっていっていただきたいと思っております。ありがとうございました。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって市民部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(「(仮称)一人ひとりがその人らしく生きるまちだプラン(第5次町田市男女平等推進計画)」策定に係るパブリックコメントの実施経過及び今後の計画策定スケジュールについて) ○委員長 行政報告、「(仮称)一人ひとりがその人らしく生きるまちだプラン(第5次町田市男女平等推進計画)」策定に係るパブリックコメントの実施経過及び今後の計画策定スケジュールについてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎市民協働推進担当部長 「(仮称)一人ひとりがその人らしく生きるまちだプラン(第5次町田市男女平等推進計画)」策定に係るパブリックコメントの実施経過及び今後の計画策定スケジュールについてご報告申し上げます。  内容につきましては、担当の課長からご説明いたします。 ◎男女平等・消費生活担当課長 それでは、タブレットの資料番号74番、「(仮称)一人ひとりがその人らしく生きるまちだプラン(第5次町田市男女平等推進計画)」策定に係るパブリックコメントの実施経過及び今後の計画策定スケジュールについてをご覧ください。  本計画は、2022年度から2026年度までの5か年計画とし、これまでに学識経験者や市民委員で構成される町田市男女平等参画協議会などにおける議論やパブリックコメントなどを実施してまいりました。パブリックコメントの実施概要につきましては、令和3年12月の第4回定例会において本委員会にご報告いたしましたが、本日はパブリックコメントの実施経過及び今後の計画策定スケジュールについてご報告いたします。  まず、資料1ページ目の1番、パブリックコメント実施経過でございますが、資料の(1)、(2)につきましては、記載のとおりです。(3)の寄せられたご意見の件数・内訳ですが、41人の方から117件のご意見をいただきました。  次のページにお進みください。  上段の表は、寄せられたご意見を計画素案の章ごとに分類しております。また、本計画全体に関するものや、その他のものにつきましては表にございますとおり別途集計しております。それぞれの数値は記載のとおりですが、現在分類作業中のため、今後数値が変更となる場合がございますので、ご承知おきください。  続きまして、資料中段の(4)につきましては、寄せられた主なご意見として、5点掲げております。まず、上から1つ目と2つ目につきましては、若年層への啓発手法についてや、女性だけでなく男性参画の視点を取り入れた取組に関してのご意見を紹介いただきました。次に、3つ目と4つ目をご覧ください。本計画の施策推進の方向に新たに位置づけました性の多様性への理解促進や、その具体的取組であるパートナーシップ制度導入についての賛否のご意見をいただきました。また、5つ目でございますが、計画全体のご意見としまして、社会や意識を変えていくには継続的な努力が必要とのご意見もいただいたところでございます。今後は、市民の皆様からいただいたご意見も踏まえまして、本計画を修正しながら、引き続き策定作業を進めてまいります。  なお、ご意見の集計作業が完了しましたら、「広報まちだ」や市のホームページにて公表させていただきます。  最後に、資料下段、「2 今後の策定スケジュール」でございますが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う業務の調整のため、本来3月に予定しておりました計画策定・公表の時期を2022年6月に延期することといたしました。今後につきましては、5月にパブリックコメントの意見の概要と市の考え方を公表し、6月に計画を策定、公表する予定でございます。  簡単でございますけれども、報告は以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後1時38分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時39分 再開 ○委員長 再開いたします。
    △行政報告(「町田市地域ホッとプラン」の策定について) ○委員長 行政報告、「町田市地域ホッとプラン」の策定についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎市民協働推進担当部長 「町田市地域ホッとプラン」の策定について、担当の課長からご報告申し上げます。 ◎市民協働推進課長 それでは、ご報告をさせていただきます。  タブレットの資料75、市民部行政報告「町田市地域ホッとプラン」の策定についての1ページをご覧ください。  本件は、2020年度から策定に向け取り組んでまいりました「町田市地域ホッとプラン」につきまして、その第1部であります「みんなの計画」を策定しましたので、その公表について報告するものでございます。  まず、1の計画内容でございます。計画は、第1部「みんなの計画」と第2部「わたしの地区の未来ビジョン」で構成されていますが、このたび公表いたしますのは第1部についてでございます。  2ページをご覧ください。  2ページ以降が本計画の第1部「みんなの計画」でございます。  それでは、1ページにお戻りいただけますでしょうか。  「2 第1部『みんなの計画』の策定経過」についてでございます。表にございますとおり、諮問機関である町田市地域福祉計画審議会や本委員会において、計画策定の方向性に係る報告を行った後、パブリックコメントを実施いたしました。2021年12月には、本委員会において、その実施結果と新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、地区別懇談会の開催を延期したことに伴い、計画第2部の策定を先送りするスケジュールについて行政報告いたしました。そして、2022年1月に町田市地域福祉審議会から第1部「みんなの計画」の策定に係る答申を得て、今回の行政報告に至った次第でございます。  次に、3の第1部「みんなの計画」の公表及び周知についてでございます。今回の行政報告を終えた後、本計画について町田市ホームページに掲載するほか、市政情報課窓口での閲覧や販売、市立図書館8館での閲覧の方法により公表いたします。また、周知方法ですが、「広報まちだ」、町田市ホームページのほか、「町田商工会議所ニュース」、メール配信サービスやツイッター「まちだ子育て」で周知いたします。  最後に、4の第2部「わたしの地区の未来ビジョン」の策定スケジュールについてでございます。この計画第2部は、市内全10地区で開催する地区別懇談会での地域の皆様の話合いを基に、地域が主体的に取り組む事項をまとめて策定するものでございます。先ほど2の策定経過でご説明いたしましたとおり、2021年12月にこの第2部の策定を先送りすることとしましたが、2022年1月にまん延防止等重点措置が講じられたことを受けまして、改めて地区別懇談会の開催開始時期を2022年5月に、これに伴う第2部の策定時期を2023年3月に先送りすることを、地区協議会の皆様と協議し、決定いたしました。今後はこのスケジュールにより進めますが、新型コロナウイルス感染症の拡大状況を鑑み、引き続き地区協議会をはじめとする地域の皆様と協議を行い、第2部の策定に向けて取り組んでまいります。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 1点だけ。策定に当たっては、これまで一番大事な当事者等もはじめ、様々声を集めてきていただいたんだと思います。今後周知するに当たっても、特に多岐にわたります。障がい者、子ども、昨今は貧困だとか孤立、孤独等も含めて、生活困窮も入っていますよね。そういった意見を求めていくに当たって、あるいは周知していくに当たって、消費者にアウトリーチも含めてどうやって届けていくかというのが非常に大事だと思うんですけれども、これまで工夫した点と、今後、この周知に当たって、その当事者たちにどうやってアプローチしていくのか、そこだけ確認させていただければと思います。 ◎市民協働推進課長 まず、当事者の意見としまして、策定に当たりまして市民アンケート、あとは当事者で、地区協議会のヒアリング等を行いまして、当事者の意見を聞いて現状を確認した上で、課題を設定しまして、取組を掲げているというプロセスで策定しておりますので、まずは策定の段階で当事者の意見を聞いて、自分たちのこととして認識していただいていると理解しております。  今後の周知方法なんですが、先ほど2部の地区別懇談会を通じて策定していくというお話をさせていただきましたが、そういったところに当事者は必ずご参加いただきますので、そういった場でもしっかり説明をしていく。あとは、先ほど委員からもご質疑のあったサポートオフィス等も連携いたしまして、当事者にしっかりと自分事として、一緒に協働で課題解決をしていただけるように周知徹底していきたいと考えております。 ◆矢口 委員 1点だけ。52ページにプロジェクトイメージ図というのがあるんですけれども、その中で(仮称)つなぐシートというのがあるんです。このつなぐシートの内容は、仮称となっていますが、どこかに案がもう公表されているのか、また、もしかしてどこかの自治体の取組とかを参考にしたのか、何かよさそうだなと思ったので、少し詳細を教えていただければと思います。 ◎三浦 福祉総務課担当課長 52ページのプロジェクトイメージにある(仮称)つなぐシートでございますが、つなぐシート自体は、ここのプロジェクトの中の53ページにあります1番の「身近な相談支援機関でまとめて相談後、各機関が連動した支援が受けられます」、ここの中でイメージを、実際には具体的な内容を記載しているところではございます。要は、地域にある身近な相談支援機関の中で困り事を複数抱えている方については、そこで一旦相談を受け止めましょう。その後、受け止めた相談事をしっかりと確実に関係する機関につないで、そのつないだ先がしっかりとアウトリーチしていく。その方にアウトリーチをして、困り事の解決を図っていくというような仕組みで考えたものでございます。  このつなぐシート自体は、他市町村で確かに取り組まれているような実績がございまして、例えば岡山市とか、あとは都内で言えば荒川区で実績がございます。町田市におきましても、そのような実績を見ながら、今後検討を具体的に進めていきたいと考えてございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後1時47分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時54分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第19号議案 ○委員長 第19号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎文化スポーツ振興部長 第19号議案 町田市フォトサロン条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  本議案は、施設利用者の利便性向上を目的として、町田市フォトサロン施設のうち、第1展示室を2つの部屋に分割して利用できるようにするため、所要の改正をするものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆木目田 委員 このフォトサロンなんですけれども、第1展示室をA、Bに分けて、それぞれ利用料金を半額ずつにするということなんですけれども、これによって利用が増えるのか、また、インカム、収入というか、利用料金の入ってくるものに対しての見込みというのはどのような形で考えているんでしょうか。 ◎文化振興課長 まず、本件条例改正に至った経緯なんですけれども、指定管理者から、利用者の方から第1展示室を2つに分けて小規模で使えると、より利用しやすいのではないかというような意見が上がってきまして、それを発端にしておりますので、利用率の向上にも当然つながり、それから利用料金収入の向上にも当然つながっていくものと考えてございます。 ◆木目田 委員 行政評価シートを見ると、ここ3年ほどちょっと下がってきている、2018年度が70%、66%、2020年度が52%ということで、最後の2020年度に関してはコロナが関係してくるかなと思うんですけれども、このあたり、利用率向上、この分割というのも一つあると思うんですけれども、何か策はあるんでしょうか。 ◎文化振興課長 今回の分割というのも一つの向上策と考えていますし、また、薬師池公園周辺の近隣施設に広報物を配付しましたり、ウオーキングのためにお散歩マップといったところにもフォトサロンの施設の紹介をしたりですとか、また2021年度の取組ですけれども、夏休みに合わせて写真というものの新たな楽しみ方ができるような、それを紹介できるような企画も行っております。ですから、今回の分割して利用できるということとソフト面、企画内容の両面からの利用率向上を図ってまいりたいと考えております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第19号議案について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって、第19号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第7号議案(文化スポーツ振興部所管部分) ○委員長 第7号議案を議題といたします。  本案のうち、文化スポーツ振興部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎文化スポーツ振興部長 第7号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計予算のうち、文化スポーツ振興部所管分の主なものにつきましてご説明申し上げます。  予算書の18ページをご覧ください。  第2表、債務負担行為の上から2行目、芹ヶ谷公園“芸術の杜”パークミュージアム整備事業につきましては、限度額を24億6,752万8,000円とし、令和4年度から令和6年度までの債務負担行為として設定するものでございます。  また、次の行、国際版画美術館展示事業につきましては、限度額を781万3,000円とし、令和4年度から令和5年度までの債務負担行為として設定するものでございます。  19ページをご覧ください。  第3表、地方債、下から2行目の(仮称)国際工芸美術館整備事業のため、3億4,500万円を限度額として起債するものでございます。  次に、歳入の主なものをご説明申し上げます。  33ページをご覧ください。  第14款、使用料及び手数料、第1項、使用料、目7、教育使用料につきましては、節の3、国際版画美術館使用料2,673万1,000円及び節の4、学校施設使用料994万3,000円を計上しております。  続いて、40ページをご覧ください。  第15款、国庫支出金、第2項、国庫補助金、目の1、総務費国庫補助金につきましては、節の2、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金1,000万円を計上しております。  次に、56ページをご覧ください。  第16款、都支出金、第2項、都補助金、目の8、教育費都補助金につきましては、節の11、文化財保存事業費補助389万円及び57ページの節の21、子ども・長寿・居場所包括補助事業費補助1,230万円を計上しております。  60ページをご覧ください。  第17款、財産収入、第1項、財産運用収入、目1、財産貸付収入、節の1、土地建物貸付収入につきましては、行政財産貸付料284万7,000円を計上しております。  また、第2項、財産売払収入、目2、物品売払収入につきましては、国際版画美術館の図書等販売代104万9,000円や、61ページの図録販売代370万4,000円などを計上しております。  次に、70ページをご覧ください。  第21款、諸収入、第6項、雑入、目の5、雑入、節の8、教育費雑入につきましては、広告掲載料、鶴川緑の交流館ネーミングライツ使用料450万円、71ページのスポーツ振興くじ助成金181万5,000円などを計上しております。  続いて、歳出について「予算概要説明書」を使ってご説明いたします。  「予算概要説明書」の148ページをご覧ください。  文化スポーツ振興部予算のポイントとして、予算編成に当たっての予算編成の考え方、重視した取組を記載しております。  149ページをご覧ください。  文化スポーツ振興部予算総括表でございます。予算額で対前年度8億4,027万7,000円の減額となっております。  続いて、主な事業の内容、2022年度の取り組み、事業費についてご説明いたします。  150ページをご覧ください。  文化振興費の①は芹ヶ谷公園芸術の杜パークミュージアム整備事業でございます。事業の内容につきましては、町田らしい多様なアートカルチャーを体現する場、芹ヶ谷公園芸術の杜パークミュージアムの実現に向けて、子どもと体験という視点の取組を含め、魅力的な企画やイベントが、緑あふれる公園や町なかと一体となって展開される状態を目指すものでございます。  また、芹ヶ谷公園と(仮称)国際工芸美術館、国際版画美術館の一体的な整備を行うとともに、(仮称)公園案内棟、喫茶、工房・アート体験棟の整備によって、公園全体に美術活動を展開する拠点となる美術エリアを形成してまいります。  次に、2022年度の取り組みでございますが、(仮称)国際工芸美術館の整備工事に着手します。また、整備工事と並行して、芹ヶ谷公園がより愛される公園となるように育て、盛り上げていくための取組として、子どもも大人も楽しめる、ガラスや陶磁器の制作体験やイベント会場でのPR、作品の展示なども実施してまいります。  主な事業費は、整備工事費4億6,124万4,000円などでございます。  152ページをご覧ください。  国際版画美術館費の①は国際版画美術館展示事業でございます。事業の内容につきましては、魅力ある展覧会を開催し、来館者に満足していただける美術鑑賞の機会を提供いたします。  2022年度の取り組みでございますが、「彫刻刀が刻む戦後日本展」や「版画×写真展」など、11回の企画展を開催します。また、大型企画展開催期間中の土曜、日曜、祝日を中心に、町田駅と国際版画美術館を結ぶシャトルバスを運行いたします。  主な事業費は、展覧会ポスター等の作成にかかる委託料1,172万円などでございます。  次に、153ページをご覧ください。  スポーツ振興費の①はスポーツ推進計画に関する事業でございます。  事業の内容につきましては、町田市スポーツ推進計画19-28が目指す将来の姿「スポーツで人とまちが一つになる」を実現するため、市民のスポーツを「する」、「みる」、「支える」のきっかけとなる事業に取り組み、また、東京2020大会のレガシーとして、スポーツを支えるボランティアに関する事業を継続して実施してまいります。  2022年度の取り組みでございますが、子どもたちにとって身近な場所でスポーツに親しむきっかけづくりとなるよう、ボール遊びができる公園等が掲載されたスポーツマップを作成し、配付いたします。また、ホームタウンチームと連携し、みるスポーツによる地域の一体感を創出し、スポーツを通じたまちづくりに取り組むとともに、スポーツ推進委員や地域スポーツクラブを支援することで、地域のスポーツ環境を支える人材等の育成に取り組んでまいります。  さらに、東京2020大会を契機としたパラスポーツ体験会等のイベントを実施するほか、スポーツを支えるボランティア「まちだサポーターズ」の活動を支援いたします。  主な事業費は、スポーツ推進委員報酬275万4,000円、パラバドミントン体験会等に係る事業・業務委託料149万5,000円などでございます。
     続きまして、371ページをご覧ください。  事業別支出科目一覧でございます。このページ以降、大事業名ごとに文化スポーツ振興部の全ての支出科目を掲載しております。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 ほかの件は後から聞きますが、1点だけ、予算審査に当たって、(仮称)国際工芸美術館の整備について確認をさせていただきたいと思います。私の聞いている限り、実施設計はまだ止まっている状況と聞いております。そうした中で今回予算計上されているわけですけれども、その予算計上の根拠となる資料をまずは出していただきたいと思うんですけれども、委員長のほうでお取り計らいをお願いしたいと思います。 ○委員長 休憩いたします。              午後2時10分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時12分 再開 ○委員長 再開いたします。  ただいま藤田委員から、お聞き及びのとおり、資料要求がありましたが、委員会として要求することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって委員会として資料要求を行うことに決しました。  担当者においては、速やかに資料の提出を願います。  質疑を継続いたします。  文化振興課担当課長答弁箇所以外のところで一度お願いできればと思います。 ◆田中 委員 では1点、その部分以外で、「予算概要説明書」の153ページのスポーツ振興費のところで伺いたいと思います。  2022年度の取り組みの①のところで、公園でのボール遊びについて、スポーツマップのことが書いてあるんですけれども、ホームページを見させていただいて、カラーですごく分かりやすくつくってくださっていると認識をしております。今の段階では2地域だけだったと思うんですけれども、2022年度に新たに作成する予定の地域ですとか、そういう具体的なところがあれば伺いたいと思います。 ◎スポーツ振興課長 今、スポーツマップの今後の作成についても併せてお答えさせていただきます。  まず、スポーツマップにつきましては、小学生以下の子どもたちが、公園など身近な場所で外遊びやボール遊び、スポーツができるようにということで、いつでもどこでも、どんなルールならボール遊びが可能なのかというところを掲載させていただいているマップになります。アクションプランの中では、2023年度までに市内の10地区に配付をしていく予定でおりまして、2022年度については、町田の第1地区、第2地区、玉川学園、南大谷の作成を予定しているところでございます。  その後、今、2021年度が2地区で、2022年度が2地区で4地区になりますので、その後については3地区ずつ作っていく予定でおります。――ごめんなさい、2022年度が3地区、2023年度が3地区です。2021年度が、先ほど言いました町田第1地区と町田第2地区、玉川学園、南大谷地区でございます。 ◆田中 委員 順次増やしていくということで、ありがとうございます。  公園のボール利用は、地域の方との協議というか、自治会も含めて、町内会も含めて協議が必要だというところが、この間も子どもたちがボール遊びをしたいんだけれどもできないみたいなところがあるんですけれども、それは公園緑地課のほうになっちゃうと思うんですけれども、どういったプロセスでこういったマップを作られるのか。継続の事業で申し訳ないんですけれども、少し詳しく教えてください。 ◎スポーツ振興課長 作成のプロセスというところでございますけれども、まずボール遊びができるような公園ですとか、スポーツ広場ですとか、そういったところをうちのほうでピックアップしたあとに、公園緑地課とも実際に調整をしていまして、やはり公園の周辺ですと非常にいろんな声がありますので、そういったところも調整した上でマップに載せるような形で作成しているところでございます。 ◆松葉 委員 二十祭まちだについて確認をさせていただきたいと思います。  成人年齢が18歳になるということで、お知らせもいただいていたかと思うんですけれども、改めてこのあたりの参加者はどうなっていくのかというところを確認させていただきたいと思います。 ◎文化振興課長 この4月から民法改正で成年年齢の引下げということになりますが、町田市は、町田市の成人式、二十祭まちだは引き続き二十歳の世代を対象に実施いたします。なので、今回の民法の改正が直接効いてくるのが、多くの自治体は1月の成人の日に成人式を行いまして、町田市の二十祭まちだもそうですけれども、なので、来年1月の二十祭まちだも二十歳を対象に実施いたします。 ◆松葉 委員 町田市としては二十歳の年代が参加対象ということで確認させていただきました。  そうすると、4月から民法改正によって18歳から成人となると、どうなるんだろうというような不安だったりとか、心配をする該当の方々もいらっしゃると思いますけれども、そのあたりの周知についてはどのようにお考えでしょうか。 ◎文化振興課長 実は町田市が、この成年年齢引下げ後も二十祭まちだは二十歳で実施しますというのを市民の皆さんにお知らせしたのが2019年11月ということで、確かにかなり年数がたってしまっております。先ほど市民部の審議の中でも出ていたかと思いますが、例えば今回の3月1日号でしたか、民法改正に伴って成人式は二十歳を対象にということは掲載をしておりますけれども、確かに今年1月の二十祭まちだの後も、ところで来年はというお問合せは時々いただいておりますので、今後も機会を逃がさずに、ホームページ、広報等での周知については検討してまいりたいと思います。 ○委員長 休憩します。              午後2時20分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時21分 再開 ○委員長 再開します。 ◆田中 委員 断続的に申し訳ありません。「予算概要説明書」の150ページの文化振興費の中で、2022年度の取り組みのところの④、気軽に楽しめるコンサートや、子ども向けの公演という事業が書いてあるんですけれども、具体的にどういったものを想定されているのかということと、市民サービスというだけでなく、これは多分臨時交付金を使っての事業だと思うので、文化芸術団体への支援といった側面もあるのか、その点について伺いたいと思います。 ◎文化振興課長 文化芸術活性化推進事業ということで、「予算概要説明書」の88ページにもまとめて掲載をしております。事業の目的に関しては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当しているという、田中委員のおっしゃったとおりなんですけれども、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴って、市民の皆さんが文化芸術を鑑賞、体験する機会が減ってしまっているということで、そういう鑑賞の機会を増やそう、提供しようということ。それから、市内で活躍されている文化芸術団体にも活動の機会をこういう取組によって増やそうという目的を持ってやっております。 ◆田中 委員 「予算概要説明書」の前半のところに載っていたのを見落としておりました。すみません。  予算としては1,000万円だと思うんですけれども、どのぐらいの回数とか、そういったものというのは想定をされているのかというところだけ確認させてください。 ◎文化振興課長 まだ回数とかというところまで具体的に申し上げる段階ではないんですけれども、例えば市民センターとか、ちょうど市民ホールが1月まで休館中ということもございますので、そういう文化施設に限らず、市民センター等でコンサート等の催しができればといったところと、それから、昨年度までのホストタウンの関連で、インドネシアや南アフリカを中心に市民の方が両国に関心を深めて文化を理解できるような企画も開催できたらいいなと考えております。 ○委員長 休憩します。              午後2時24分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時25分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎文化振興課担当課長 では、ただいまお配りした資料のご説明をさしあげます。  2枚ございまして、1つ目が、パークミュージアム会議における変更計画概要という資料、もう一つが内訳書の積算の資料でございます。  まず、A3のパークミュージアム会議における変更計画概要ということで、こちらは地域の方々との今までの話合いをこういう内容でということでまとめている資料でございます。今までの地域の方との話合いの中で、大きく3つほどございます。  1つ目が、資料に書いてあります、一番下の青く丸で囲っているところでございますけれども、「芹ヶ谷公園南口エントランスからのデッキスロープおよび新たな橋の建設を中止」というところです。こちらについては、今、こちらのエントランスというのが音楽座の入り口になりますが、ここは入り口から見下ろしますと、階段で降りていくような入り口になっております。ここには車椅子の方とかベビーカーの方が利用できるスロープがないということから、ここの部分に新たに階段の部分を一部取り壊してスロープを造るというような計画でございます。  その先、緑のところがもみじ園という紅葉がきれいなところなんですけれども、ここは谷状になっておりまして、ちょうど真ん中で約10メートルほどの高低差がございます。そういった意味で、エントランスから真っすぐバリアフリーで、そのままスロープ上で国際工芸美術館に行けるようにというところで、階段にスロープを造って、その先のもみじ園には橋、ブリッジを架けるといった計画でございました。  この計画について、地域の方からは、この公園の南口エントランスについては、地域の方を含めて非常に大事にしている空間である。それからもみじ園、ここもブリッジを架けることで非常に景観が悪くなるんじゃないかとか、そういったご懸念をいただいております。そういったことから、中心市街地からバリアフリールート、こちらも音楽座の脇の階段を使うのではなくて芹ヶ谷会館脇、左のほうにもう一つエントランスございますけれども、こちらをバリアフリールートとして考えることで、こちらのブリッジ、それからスロープを中止するふうなことのお話合いをしてまいりました。  2点目が、大きな矢印がございます。こちらは公園内の高低差を解消するエレベーターなんですけれども、従来は水庭に造るエレベーターを公園内の高低差を解消するエレベーターとして利用するという計画でございましたけれども、地域の方から、エレベーターについては、自転車を含む来場・来園者が利用しやすいように十分配慮してください。この高低差を解消するエレベーターは、国際版画美術館の内部を通るようなものではなくて、裏手の池でもなくて、もう少し分かりやすいところに造ってくださいというご要望をいただいております。  そういったところで、国際工芸美術館と国際版画美術館を一体化するエレベーター、今の水庭のエレベーターとは別に、来園者や近隣の方々にとって分かりやすくて自転車も利用可能なエレベーターを矢印の方向に造っていく。これは別にもう一つ造るということでお話をしてきたところでございます。  また、水庭のエレベーターなんですけれども、これはエレベーターが水庭部分、実は右側のほうにございまして、右側の3分の1がエレベーターが主にあるところで、残りの左側の3分の2は階段があるところなんですけれども、エレベーターをここに設置することで、国際版画美術館の講堂からの見え方、緑の見え方が非常に悪くなってしまうといったご意見、ご要望をいただいておりますので、エレベーターと階段を入れ替えることで講堂からの景色、見え方が少しでもよくなるようにというところで、これについてもご説明をしてきたところでございます。  最後に、前回の3月14日のパークミュージアム会議でもご説明しているんですけれども、今回の国際工芸美術館の工事範囲についてもご説明をしております。赤く囲っているところが今回の工事範囲でございまして、国際工芸美術館とエレベーター棟の部分が今回の予算を上程している工事範囲でございます。計画では、それ以外の国際版画美術館の工房ですとか、喫茶けやきを改修してアート出会いの広場にする計画などがございますが、それについては今回の工事範囲ではなくて、今回の工事範囲はあくまでも赤く塗られているところですといったお話もさせていただいているところでございます。  続きまして、内訳書のご説明をさせていただきます。  今回、予算として上程をさせていただいております金額の内訳でございます。大きく2つに分かれておりまして、1つ目が、(仮称)国際工芸美術館基本設計業務委託の概算内訳書というところで、これは国際工芸美術館及びエレベーター棟を含めた国際工芸美術館の工事としての内訳でございます。後ろ3ページほどは、(仮称)国際工芸美術館基本設計業務委託の国際版画美術館の改修工事という内訳になっております。こちらについては、国際工芸美術館と国際版画美術館をエレベーター棟で接続する計画でございますので、接続のための最低限度の改修、例えば国際版画美術館の一部の壁を撤去してエレベーターとつなげるとか、そういった最低限の改修がこちらに含まれております。先ほど申し上げましたようなアート出会いの広場、工房と喫茶けやきの部分というのは、今回の工事には含まれておりません。この金額を合計しますと、今回予算として、債務負担として上程をしております28億5,012万2,000円ということになります。  もう一つご説明させていただきますと、2ページ目なんですけれども、エレベーター棟工事のところに赤く注意書きをさせていただいております。こちらは地域の方々への我々の説明の中では、先ほど申し上げたように、階段とエレベーターの配置を入れ替えるというようなお話もさせていただいております。金額的には、配置の入替えなので、おおむね工事費は変更なしでいけるだろうと考えておりますので、この部分はおおむね変更なしとして予算を計上しているところでございます。  説明は以上になります。 ◆藤田 委員 まず確認をいたしますけれども、実施計画というのは、今止まっている状況ですよね。そこがどうなのか、確認させてください。 ◎文化振興課担当課長 現在、実施設計は止まっております。再開に向けた準備を進めているというような状況でございます。 ◆藤田 委員 そういう中で、今後実施設計が変わってくる可能性もまだあるということですか。実施設計までいかなくても、少なくとも基本設計において、今ここの説明いただいた予算と根拠となる部分が今後地域との話合いによって、まだ修正の可能性があるということなのか、ないということなのか、そこを確認させてください。 ◎文化振興課担当課長 実施設計については、大きな部分ではお話合いをいろいろさせていただいておるんですけれども、これから実施設計、詳細を進めていく部分ですとか、あと工事の内容を含めて、まだ今後いろいろ検討していく部分というのはございます。そういった意味では、今後も対話を継続しながら、変更できる部分については変更しながら進めていくという考えでございます。 ◆藤田 委員 ならばということなんですけれども、正直申し上げて、私が聞いている限り、私自身の印象もそうなんですが、特に今回の予算案というのは骨格予算でありますし、特にこの件に関しましては、今はまだ地域の方々と、芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークをはじめとして市長と協定を結んでいる。まだ継続中の案件であるし、今、課長からお話しあったように、これから修正されてくる可能性もある案件ですよね。そういった中で、私は実際には早くとも6月定例会かと思っていたんです。そこまでにはある程度、地域と実施計画案をこれから――まだ今止まっている段階でありますけれども、それをお互いの協議の上でまとめていって確認して、それを基にして予算計上があるんだというふうに思っていたんですが、その辺のタイムスケジュールというのはどういうふうにお考えなのか。  まさに今、この予算の根拠となる2つの資料の説明をいただきましたけれども、このことというのは、少なくとも市長とその進め方について協定を結んでいる芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの皆さんと、この資料を基にして確認した上での予算計上なのか、そこを教えてください。 ◎文化振興課担当課長 まず1点目のご質疑で、骨格の中ではなくて、当初というところのお話ですけれども、今回この計画、実施設計を今まで予算計上して進めているというふうなところがございますので、実施設計を始めておったというところがございますので、そういった意味では、ある程度継続している事業として、今回の予算として計上しているところでございます。  また、2つ目のご質疑なんですけれども、協定の中で、ここについて確認した上での予算化というふうなご質疑です。部長が本会議でも質疑で答弁いたしておりますが、3月14日に芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークとの打合せ会議、パークミュージアム会議がございまして、その場で実施設計を再開というふうなところで、エレベーター棟の位置を含めてお話をしております。  その中では、実施設計を進めてもらうしかないとか、あと基本的には、実施設計をスタートしてもらってよいと思っているといったご発言をいただいておりまして、反対というふうなご意見をいただいていないという状況の中でお話をしているというところでございます。 ◆藤田 委員 端的に言いますよ。本会議の中でも佐藤和彦議員と殿村議員の質疑も含めて、今、課長が述べたように、実施設計の再開とか整備スケジュールについて反対の意見はそこではなかっただとか、実施設計を進めてもらうしかないだとか、基本的に実施設計をスタートしてもらってよいと思っているとかという発言がありましたけれども、私のところにもあるんですけれども、後から全く真逆で、全然そういうことは認めていないし、もっと言えば、そこのところは了解もしていないし、これから実施設計のスタートをしていくということで、今協議をしているところだというふうに聞いているんですよ。それを確認するんだけれども、その前に、僕はこの図面とか、この予算の根拠になる、少なくとも今説明しました3か所の提案とか、そこは了解されているということなんですか。これでいいとお答えになっているということなんですか。 ◎文化振興課担当課長 基本的にはこれで、我々が説明をさせていただいたところ、ここで図面として書いているところの中で、ここの部分について、これを基にして実施設計を進めるというふうなお話を3月14日にさせていただいて、今、答弁申し上げた反対するようなご意見がなかったというところでございます。 ◆藤田 委員 そこは後でしっかり確認をしなければいけないと思いますが、言った言わないということに、解釈の違い等もあると思うんだけれども、少なくともこの根拠に基づいて予算計上してきているわけですから、今聞けば、まだ実施設計はこれからスタートをして、協議を進めて修正の可能性もある。そういった段階の中で、今回改めて申し上げたいのは、今回予算計上をしてきたことによって、さらに言えば、この前の本会議での質疑のやり取りであって、せっかく地域の、私たちとしてみれば、僕の立場としてみれば、やっと地域の方とも芹ヶ谷公園のパークミュージアムを含めて、みんなと協議をして、よりよいものに進んでいく、少し溝が狭くなってきたなという印象を受けていたんですけれども、今回の予算計上の在り方とこの前の答弁、今、課長も同じ答弁をしていますけれども、それによって信頼関係も、僕はもう大きく崩れて、むしろこのパークミュージアムも含めて、もう後退したと思っているんですよ。これで強引に推し進められると思っているのかもしれないけれども。  では、これから実施設計の設計案を、このエレベーターの件も含めてしっかり協議をしていきましょう、進めていきましょうというふうにやっと前向きになったんだけれども、そこのところが修正されたとしても、言ってみれば、予算には大きな変更はないから、これでいいんだということかもしれないですけれども、そんな進め方をして、今後この計画が進められると思いますか。地域の方と、少なくとも芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの方と、本会議の後とかということのいろんなことが我々のところには入ってきていますよ。ご説明なり、ご理解なり、そういうところは入っていないですか。そこはどうですかね。そこからじゃないと話合いが進められないんですよ。 ◎パークミュージアム担当課長 ちょっと補足をご説明させてください。3月14日というお話、直近のパークミュージアム会議でご説明さしあげましたけれども、その前、2月からもうスタートしております。2月4日のパークミュージアム会議においても、私ども、エレベーターについては、現行案の水庭に造る案とちょっと違う案もあるんじゃないかというご提案も、芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの方々とは技術的な検証をしましょうというお約束をしていましたので、その場でも、その代わりに比較検証して、私どもとしては今の現行の国際版画美術館裏側の水庭のところに設置する案で、ただエレベーターの位置を変えることによって環境も少しでもよくなる形でというご説明をして、実施設計についても、2月4日の段階でもこういった形で進めさせていただきたいというお話は前段でしていたところでした。  時間が空いた中でもう1回、3月4日については改めてというところでお話をさせていただいて、繰り返しになってしまうところはございますけれども、冒頭のとおり進めてもいいんじゃないかというお話があったことは事実ではございますけれども、そういったコミュニケーションをこのときだけじゃなくて、実は市長と懇談会をやる中では、積み重ねてきたものを要望としていただいて、それにお応えして一つずつ、また協定を結んで一緒にというところで、私どもも一つずつ信頼関係を築かせていただきながらというところですので、今ここで溝がというところについては、そういったことが感じられたことなので、私も非常に心苦しく思っているところではございます。  また、先ほど説明が足りなかったところもあるんですけれども、このパークミュージアムの変更概要というのは、今まで言葉でお話合いをしてまいりました。主なパークミュージアム会議では、資料を作って、こういう考え方があるんですよとお示ししてきたんですけれども、また要望いただいてお返事する中でも、先ほどの新しいエレベーターを計画しましょうですとか、こっちのスロープはもう建設をやめましょうという話はしていましたけれども、それを私どもの中では、3月14日も含めて、では実施設計のというお話をさせていただいて反対がなかったというところで、ちゃんとこのタイミングで見えるように、今までこういうお話をしてきたよねというところを次のパークミュージアム会議で、こういった資料を使って共有させていただきたいなと思って作ったものでした。  代表事務局長には、実はこれがいいよね、悪いよねじゃなくて、こういった資料を使って次の会議でも説明をさせていただきたいんだというお話はさせていただいたところですけれども、それをもって合意を得たとかそういう話じゃなくて、この資料はそういった意図で作ったものです。 ◆藤田 委員 皆さんもあるでしょうから、また後からもありますけれども、今はこれを最後にしたいと思うんです。普通の常識で考えて、次のパークミュージアム会議で資料を説明してという予定だったということでありますけれども、本来ならば、予算計上は実施計画だって、その後じゃないんですか。芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの方々だって、では、前向きにいろいろこれから協議をして、よりよいものにつくっていくために、修正も含めて実施計画で進めていきましょうというふうに確かに言ったけれども、こういうことならば、もう実施設計自体を進めることに了承できないという状況に今なっているんですよ。それが信頼関係じゃないですか。  だから、そういうことをする前に、どうしても予算計上したかったんだったら、今回こういう質疑がある前に、この資料は臨時でもパークミュージアム会議を開いてもらって説明をするべきだったと思いますよ。それもしないで、後から説明をする予定だったということであれば、これは何の予算の根拠にもなっていないし、少なくとも、市長と合意を結んでいるわけですから、そこの中で、そこの信頼関係で、全面的にとはいかないかもしれないけれども、少なくとも芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの皆さんのおおむねの理解を得た上で予算計上をしてこないと、大幅に変わることもあるじゃないですか、ここでもう崩れてしまえば。  だから、今説明いただいたことを状況的に判断すると、せっかく説明いただいたんだけれども、この説明いただいた資料というのは予算の根拠にはなり得ないんですよ、今の状況では。実施設計案はもう認めないというふうな状況にもなってきていますよ。協議も、これでは信頼関係として進められないという状況に今なっていますよ。せっかく進めようとしていたことが、今さらにもう後退しているという状況ですよ。  だから、改めて確認、ここでは最後にしますけれども、今後、実施設計をこれからどういうふうに進めていくんですか。実施設計案はこれから修正とかができてくるということを言っていましたけれども、いつ頃修正された実施設計ができて、いつ頃から整備をする、本会議場でも一部披露がありましたけれども、そこは改めてタイムスケジュールを確認させてもらっていいですか。 ◎文化振興課担当課長 委員おっしゃるように、今後、芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの方々とは、3月14日の状況と今の状況を含めて、芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの方々の意図とか、打合せの状況とか、そこら辺はきちっと今度のパークミュージアム会議でお話合いをして、今、委員がおっしゃられたような溝というのが生じないように、お話合いをきちっとしていこうと思っております。  その上で、実施設計については、今年11月、12月をめどに実施設計を終わらせて、その後、工事の契約という意味で、今11月というふうに書かせていただいておりますが、11月頃から契約の手続に入って、3月頃には、今年度末には契約できるようなスケジュールで進めてまいりたいと考えております。 ◆今村 委員 今回改選がありましたので、基本的なことから確認をさせていただくこともあるかと思いますが、ご理解をいただければと思います。  今、藤田委員からも進め方についての話がされてきましたけれども、一つは、このパークミュージアム全体の関係の中で、先ほど説明でも、今回の予算には入っていないと言っていた案内、喫茶とか工房が入るほうです。芹ヶ谷公園全体の計画の中で、こういったレイアウトになったというようなことかなと思いますけれども、改めて、そこの部分を確認させていただきたいと思います。  それと、実際に国際版画美術館の中にある喫茶、それから工房を利用されている方、または運営をされている方、それぞれいろいろ関係者がいらっしゃると思いますが、市は今この案についてどのように理解をいただいているのかということを確認させていただきたいと思います。  それから、今、同じように質疑がありましたけれども、我が会派の佐藤議員からも質疑をさせていただいているんですが、今回の実施設計がまだ完成をしていない中で建設の費用を出していらっしゃることについて、例えば過去に、この予算規模でいくと30億円近くかかる予算になるかと思いますが、このようなもので、基本設計のみで建設の予算を議会に提案したようなことがあったのかどうか、確認をさせてください。 ◎文化振興課担当課長 まず1つ目のご質疑の進め方といいますか、全体の整備スケジュールについてでございますけれども、今、工事費として上程しております部分は、2022年度から2024年度まで工事を行います国際工芸美術館の新築工事の部分でございます。  そのほかの事業としまして、今、町田荘跡地というところで、未利用地のところですけれども、そこに公園案内棟と喫茶、それから工房、アート体験棟というものが入る部分を今後整備してまいります。そこの部分の基本設計、実施設計、それから工事を行いまして、そこが2025年度にオープンをする予定でございます。そちらがオープンしてから、工房を利用されている方、それから喫茶の部分ができますので、工房を利用されている方が切れ目なく工房が使えるようにというところで、オープン後に既存の国際版画美術館の改修工事、これは先ほど申し上げた今の工房と喫茶けやきのところを改修してアート出会いの広場というところを造りまして、国際版画美術館、国際工芸美術館、それから公園を一体化、一体的に利用できるような空間として整備するための空間を計画しているところでございます。  アート出会いの広場につきましては、これから工事を始めまして、2027年度のオープンというところで、まず初めに国際工芸美術館と先ほど申し上げた公園案内棟、喫茶、工房、アート体験棟が2025年度にできて、その後に国際版画美術館の改修工事をやって、2027年度にオープンをしていくといったスケジュールで進めているところでございます。 ◎国際版画美術館副館長 私からは、2つ目の喫茶店の方々と工房の利用者の方々へ、どのようなご理解をいただいているかというご質疑なんですけれども、喫茶の運営事業者の方とは定期的にコミュニケーションを取りながら、公園にしていくために、どのような喫茶、飲食のサービスがいいのかというようなところをコミュニケーションを取りながら進めさせていただいておりまして、そこら辺についてはおおむね一緒に進めていこうという姿勢で今のところは進んでいるというような状況でございます。  それから、工房の利用者の方なんですけれども、これは特に一般開放といいまして、ある程度技術のある方については自由に工房の施設を使っていいですよという制度があるんですけれども、そちらを利用されている皆さんとは2020年度、こちらのデザインブックを発表したときに、8月と11月に説明会なんかをさせていただいたというのが一つある。それから、今年度なんですけれども、9月に3回ほど、皆さんからご意見を伺おうというところで、集合方式というか、皆さんに集まっていただいてお話を伺う会を3回ほどさせていただきました。  それから、12月には、9月のときにいただいたご意見が幾つかあるんですけれども、その中で市の考え方を皆さんにお伝えしますという会、そういう趣旨で、もう一度ご意見を伺う会を12月に2回ほど開催させていただいております。12月にまた新たにご意見をいただいたものがあるんですけれども、こういったものを整理して、こういったご意見をいただいて、市としてはこのように考えていますというようなやり取りというんですか、コミュニケーションを先週、工房のところに、そこら辺を皆さん自由に見られるように、こういうご意見をいただいて、市はこうですという考え方をプリントしたものを工房の入り口に置いてありまして、ご自由にお持ちくださいというような形で進めているところでございます。  今の工房をすごく気に入っていただいて、移転をしたくないという方ももちろんいらっしゃいますし、その方々に移転するというようなことを今の時点でご理解いただけるかというと、平行線の部分もあるんですけれども、それは引き続き丁寧に説明をさせていただいて、こういうふうに工房が新しく変わって、このような事業が展開されていきますというようなことを丁寧に説明していきたいと考えているところでございます。 ◎文化振興課担当課長 3つ目のご質疑の設計の前に工事費を計上するようなのが通常ほかにあるのかというところですけれども、30億円規模というところではないんですけれども、今回、ほかの部の予算の中で、「予算概要説明書」の38ページでございますが、小・中学校の増改築事業というところで、それなりの規模の工事でございます。これは2022年度に中学校5校のエレベーターについては実施設計をやって、そのまま2023年度に工事までやっていくというところでスケジュールを組んでおります。こちらも、2023年度の工事に当たりましては、2022年度の最初のほうにやりました金額、実施設計の完了を待たずして予算を計上していかないといけないところでございますので、そういった意味では、実施設計の完了前に工事の予算を計上して、切れ目なく、できるだけ早く使っていただくようなスケジュールで一般的に行っているところでございます。 ◎国際版画美術館副館長 先ほどの喫茶けやきの部分なんですけれども、協議を進めさせていただいているというようなお話をさせていただきましたが、仮称で案内棟とかついていますけれども、こちらの新しい建物ができたら、そちらに今いらっしゃる方々が移転するという方向で話を進めておりまして、そのような内容を運営法人に説明をさせていただいて、その上でどのような飲食にしていこうかというようなお話合いをさせていただいているところでございます。 ◆今村 委員 ありがとうございました。今、話合いのことについて、具体的には喫茶や工房のことについて聞きましたけれども、本会議の答弁でも丁寧にこれからも意見を聞いてというのは、全ての市民の団体の皆さんに共通をしているんだというふうに理解をしていますけれども、一方で、市民の皆さんの思っている進め方と、多分市役所の予定をしているスケジュールというものがうまくかみ合っていないのかもしれないなというような印象を今受けています。  どちらにしろ丁寧な説明としっかりとした意見を聞いて、計画に反映をさせていくということが大変大事なことですから、100かゼロかという話ではなくて、どこまで歩み寄れるのかということだと思いますので、丁寧に話合いを続けていただきたいなと思います。  一方で、今、予算についてもご答弁いただきましたけれども、既存建物の改修とか、今、具体的な事例でエレベーターみたいなものと新規で、しかもこれだけ大きな計画で建てているものというのは、市民から出てくる要望も違ってくる、もともとたくさんあるんだと思うんですね。エレベーターをどこにつけるかとか、どのぐらいの大きさにするかとか、本当に動線をどうするのかという話ではなくて、今回は新規事業の話になるので、今のほかに具体的な事例がないというならば、今回は異例な予算の計上の仕方なのかなというふうな印象を持ちました。  この予算を審議していく上でも、スケジュールも本会議で佐藤市議の答弁でもありましたけれども、今年度中に着工してということですから、必ずしも予定どおりにいかないときも多分あるのかなと思いますけれども、ただ、話合いを進めていくときに、市のスケジュールがそうならば、いつまでだったらば、皆さんが言っているいろいろな団体のご意見を入れて実施設計が可能なのかどうか、丁寧にお話をしていただきたいなと。  具体的にタイムスケジュールを少し組んでいかないと、話合いをしますよしますよって言って、ずっと話合いをしている間に何か実施設計が進んでいって、もうこれで意見が取り入れられませんということでは、結局話合いはしているかもしれないけれども、話している団体の皆さんは失望感や裏切られたような気持ちを大きくしてしまうのではないかと、これまでの今のお話を聞いていて懸念をしていますので、しっかりとしていただきたいということを改めて要望しておきます。取りあえず、以上です。
    ○委員長 休憩します。              午後3時6分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時36分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆今村 委員 すみません、さっき一度、以上ですと言ったんですが、予算のことを確認させていただきたいと思います。  今回、債務負担を組んでいる予算が(仮称)国際工芸美術館の建設に関わる予算ということで計上されていますけれども、過去に市議会でも、予算が高いということで減額をするようにという話が出されていたと聞いています。そうしたことを含めて、28億円強の予算が出されていると思いますけれども、国際版画美術館の改修や、それから案内所、喫茶、工房などが入る建物なども含めると、総額でいくと大体どのぐらいになるのか、それぞれちょっと概算、それから、今はまだ分かりませんけれども、実施設計がこれだけ大きな新規の事業でなされないまま予算計上がされていますので、予算の増額をしなくてはいけない事態になるのではないかと危惧をしていますけれども、その辺について、市としてどういうふうな気持ちで今いらっしゃるのか、確認をさせていただきたいと思います。 ◎文化振興課担当課長 整備費についてでございますけれども、こちら、2020年12月議会で行政報告をさせていただいておりまして、国際工芸美術館については今の予算なんですけれども、国際版画美術館と国際工芸美術館の一体化工事については3.67億円、それから体験工房棟の整備については約8億円かかるというふうに計算をしております。  あと、工事金額についてでございますけれども、この予算の中でやるというのは今までも何度もお約束というか、ご懸念をいただいて、市議会等でもこの予算でやっていきますということでお答えしておりますので、これについてはきちっとこの中でやっていくというところで考えております。 ◆木目田 委員 今、今村委員からあったコストの件で、もちろんコストを抑えて中でやるというか、もうコストダウンを目指していくということで、もちろん認識はしていただいていると思うので、そのあたりはお願いしたいというところ。  先ほどからありましたエレベーターの経緯というか、今、水庭のところでエレベーター、そのエレベーターと階段を入れ替えるというところも含めて、どういった話合いが行われてきたのか、その経緯というのをいま一度確認させていただきたいんですけれども。 ◎文化振興課担当課長 エレベーターの経緯というところでございますけれども、こちらは昨年の5月から市長を含めた懇談会ということで、地元の方との話合いを重ねてまいりました。昨年12月にそのまとめとしまして、芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの方々から要望書を頂いております。その中では、公園内の高低差を解消するエレベーター、今までは水庭の部分が高低差を解消するエレベーターと、国際版画美術館と国際工芸美術館を一体化するエレベーターを兼ねていたんですけれども、そこの部分、きちっとエレベーター、自転車とか、そこら辺も利用可能なエレベーターにしてほしいというお話もありまして、今回、12月のご要望に対しては、公園内の高低差を解消するエレベーターについては、来園者や近隣の住民の方々にとって分かりやすく、自転車も利用可能なエレベーターを国際版画美術館と国際工芸美術館を一体化するエレベーターとは別に計画するというところでお答えしているところでございます。  また、この要望の中に、国際版画美術館と国際工芸美術館を一体化するエレベーターについても、国際版画美術館の裏手の池に設置しないで、既存エレベーターの改修をしてくださいというご要望をいただいております。これに対して回答といたしまして、その可能性について技術的な検討が必要となるというところで、今後協議の場にて話合いを行っていくという回答をさせていただいております。  それをもちまして、2月4日のパークミュージアム会議で、技術的な検討結果としまして、既存エレベーターを利用した場合に、なかなか構造的な補強が必要になるとか、そこら辺で採用ができないというようなご説明をさせていただいております。  その後、もう一度こういった場合はどうかとか、いろんなご提案をいただいたので、それについてもう一度、3月14日に、例えばエレベーターを今、2層分と結構長く伸ばしているんですけれども、それをもう少し低くできないかとか、いろんなご提案をいただいたので、それに対する検討結果というところでお話をさせていただいて、やはり技術的に、既存のエレベーターの改修をして、そこを国際版画美術館と国際工芸美術館を一体化するエレベーターとして計画するのはできませんというふうなご説明をさせていただいているところでございます。 ◆木目田 委員 私もいろいろと別に聞かせていただきましたけれども、水庭のところではなくて既存の4層になるのかな、4層だと厳しいので2層か3層か低くしてとか、そのほかの場所にという、いろいろと市としても、当然ながら今の場所以外のところの検討はして、その技術的なものも含め、コスト的なものも全て、いわゆる検証はしていったということでよろしいんでしょうか。 ◎文化振興課担当課長 地域の方からのお話を受けて、市としてもいろいろな検討が必要ということで、様々な検討を行ってきております。 ◆木目田 委員 あと、先ほどのエレベーターと階段の位置を変えてというのが、いま一つイメージつかなくて、これは言葉でイメージがつくかどうか分からないですけれども、一応説明をしていただいてもよろしいでしょうか。 ◎文化振興課担当課長 エレベーター棟、水庭のところに計画している階段でございますけれども、こちらは国際版画美術館の2階、これは企画展示室ですけれども、あと国際工芸美術館の展示室というのが、国際版画美術館から考えるともう1個上の3階部分にちょうど当たるところに、国際工芸美術館の展示室を計画しております。そういった意味で、国際版画美術館の展示室と国際工芸美術館の展示室を結ぶのは、2階から3階にだけ階段があるというようなイメージでございます。  一方、エレベーターにつきましては、アート出会いの広場ができる1階から国際工芸美術館の3階をさらにもう一つ上まで行って、4階部分、こちらが原町田の市街地とを結ぶ、バリアフリーで原町田の市街地からそのままスロープで降りてきて、この4階、いわゆる国際工芸美術館の屋上部分にアクセスをするような計画でございます。なので、エレベーターは1階から4階まで、階段は2階と3階の間だけという計画でございます。  そのため、今、図面でお示ししているのは、水庭の右側といいますか、こちらにエレベーターがあるんですけれども、1階部分までエレベーターがあるので、ちょうど講堂の目の前にエレベーターがある計画になってしまいます。そうすると、講堂からの見え方、緑とかそこら辺が見えなくなってしまう。エレベーターと階段をひっくり返すことによって、講堂の前はエレベーター、階段は2階から3階しかないので、1階部分がちょうど空くような形になりますので、そういった意味で、講堂からの景色、見え方というのが、今までは目の前に壁があったんですけれども、それが6メートルぐらいエレベーター棟のところまで下がるので、そういった意味で講堂からの見え方がよくなる。そういったところで、ひっくり返すという検討をしているというところでございます。 ◆木目田 委員 今の説明で分かりました。  あと、そもそも論で、国際版画美術館にしろ国際工芸美術館にしろ、原町田、いわゆる町田駅からの回遊性というか、来ていただく、当然ながら将来的には原町田大通りの延伸というのはありますけれども、いろんなルートでとにかく芹ヶ谷公園の国際工芸美術館、国際版画美術館のいわゆるパークミュージアムに訪れていただくということが大事だと思うんです。  ですので、先ほどのバリアフリーというのにこだわりというか、いわゆる4層まで行ってから直接原町田側に出られるということが必須であると思いますけれども、今はハードの議論をすごくしているんですけれども、いわゆる運営の部分で、以前に指定管理者、いわゆる国際工芸美術館、国際版画美術館だけではなくて、公園全体というような話ですとか、あと文学館と「町田シバヒロ」との連携、これは今までもいろいろと取り沙汰されたわけですけれども、そのあたり現時点での指定管理というか、運営についての考え方をお示しください。 ◎パークミュージアム担当課長 ご質疑いただきました。今考えている運営の在り方としては、まず物事の成り立ち的に、前回の国際工芸美術館の議論があったときに、単体で考えるんじゃなくて、公園の中にあるというところをもっとしっかりというところでしたのもそうですし、国際版画美術館との連携というのを物理的という意味ではなくて、しっかりと図りながら相乗効果を出していきましょうというご指摘もありました。そういう前提でおりますので、管理運営という意味で言えば、両美術館と公園を一体的に運営していく、それはプロモーションの話であったり、企画であったりというところは、誰がやるという意味ではなくて、運営の在り方としては、まさにパークミュージアム、横串を刺して公園と美術館と連携していくんだというところを基本線に考えているところです。  あと、委員からご質疑のあった、例えば文学館でやるとか「町田シバヒロ」でやるのはどうだというところで言いますと、今の検討の中では、例えば公園、美術館を一体的に整備して管理運営して魅力を高めるというチームの中に、では、文学館の指定管理も入れちゃおうかとか、「町田シバヒロ」の管理を入れちゃおうかというところまでは、そういった議論には至ってはいないところですけれども、我々の目指すところは、先ほどおっしゃっていただいた町の回遊とか町の魅力を高めるためのパークミュージアムであり、事業ですので、今年についても、例えば、町なかの宝探しという企画を町なかと連携しながらやって、それは官とか民とかということではなくて、民間の施設にも宝箱を置いてもらったりだとか、そういった形で町なかから公園まで楽しんでいただくような企画を一緒にやってみたりですとか、つい先日、3月にやった企画でも、そこで実は文学館のほうもとても、文学館の中にも宝箱を秋は置いたんですけれども、すごく今まで来なかったような子どもたちもたくさん来てくれてうれしかったんだという話をいただいて、文学館の職員ともいろいろ相談した中で、今、文学館でやっている企画の「57577展」を公園の中でやってみたらどうだろうというところで、お互い協力しながらやっているところです。ですので、管理運営体制もそうですけれども、今できることをして、どんどん町なかとの連携を図っていくような取組を進めていきたいなと思っているところです。 ◆木目田 委員 なかなか我々も議員として見ていて、市役所の中の組織が縦割り、部署ごとにというのが、やはり縦割りのひずみというか、縦割りの打破ということが逆にテーマになってくるわけですけれども、今おっしゃられたような点でPRしていくよりは面で支えていく。広くは、当然ながら原町田大通りでの導入空間も含めて、道路部だとか都市づくり、まちづくりだとか、文学館も含めてだと思うんですけれども、以前に、いわゆる文学館の白洲正子さんの展示のときと、浮世絵で着物でつなごうという、結果は別になっちゃいましたけれども、ああいったものがないと、箱は造りました、また人は来ませんでしたというのと、目的が何なのという話になってしまう。  今現在も、国際版画美術館自体が、いわゆる受益者負担率が4%から5%ぐらいだと。今回のこの国際工芸美術館ができたときに、受益者負担の適正化の方針の中での区分Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳで言うと、国際工芸美術館はどうなるんでしょうか。ゼロ、50%、100%でお答えでもいいんですけれども。 ◎文化振興課長 すみません、今ちょっと正確にお答えすることが難しいですけれども、仮に今考えるとしたら、前提が違うかもしれないんですけれども、いわゆる民間活力というのが入っていない状態、直営の状態でどう考えるかということになってしまうので、なかなか難しいと思うんですが、仮に現時点で比較するとすれば、やはり国際版画美術館と同様に考えていくことになろうかなと思います。 ◆木目田 委員 もちろん市役所の中での取決めとしての受益者負担の適正化ということを打ち出して、その数字を目指そうということ、まだこれからの話ですけれども、そこはもちろんしっかりとお願いいたします。 ◆矢口 委員 今、受益者負担の話もありましたけれども、そもそもオープンした後に、常設展示とかは原則無料じゃなきゃいけないのかな。美術館、博物館とかは無料で提供しなきゃいけない法律みたいなのを根拠にして、多分常設展は基本無償、イベント展示は多分費用を徴収してもいいのかな。そういった公共の美術館という立場で、黒字経営とかは不可能みたいなのは分かっているんですけれども、今の国際版画美術館単体でやるよりも、2つ合わせることで、よりイベント展示に人がいっぱい来て経営も安定するとか、体験スペースとかも様々あったりとか、ミュージアムショップも力を入れるというお話があったり、これまでいろいろお話を聞いてきたんですけれども、具体的に数字としてどのぐらいそこで収入を得ていくお考えがあるのか、そこのところをちょっと改めてお伺いしたい。  あと、中心市街地での経済の活性化というのも、このテーマではあったと思うんですけれども、この部分についても、経済の起爆剤にという話もあったので、再度どのぐらい活性化がされると考えているのか、目指しているのか教えていただけたらと思います。  前も私が聞いたかもしれないんですけれども、恐らく電車で来てもらえることを想定しているのかな。駅からの徒歩でのアクセスのしやすさというのを今回重視した設計になっていると思うんですけれども、場所的に車での来場もすごく多くなるのかな。あと、グランピングとか、テントを張ってみたいな話も、今回計画で、もともと市民からの声でこういうのやりたいみたいなので意見があったと思うんですけれども、テントとかを張って、そういう活用をするんだったら、結構車での利用が多くなるんじゃないかなとか、そのあたり、現時点でたくさん人に来てもらうためには、まずは来やすい環境、公共の交通機関、車、そういったところがすごい重要だと思うんですけれども、そこの計画も教えていただけたらと思います。お願いします。 ○委員長 休憩します。              午後3時54分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時55分 再開 ○委員長 再開します。 ◎文化振興課長 2020年、一昨年の12月の行政報告のとき以降、数字の更新というのが特にないので、そのときのご説明を繰り返すことになるんですけれども、このプロジェクトによる経済波及効果というのは約252億円というふうに試算をしていると。  それから、芹ヶ谷公園に来ていただく方が中心市街地で消費活動をすることによる効果というのは、1年当たり約1億5,000万円と見込んでいますよというところです。この数字を出すため、委員のご質疑ですと、収入にどのくらいというところだったかと思うんですが、そこに直結しないんですけれども、2つの美術館と公園との一体的な整備によって、来園者というのは年間で約21万人増えるだろうというふうに見込んでおります。  それから、その中で来園者、公園に来ていただく方の中で、何らかのいわゆるお金を使うということになると、そのうち4万6,000人ほど、そうすると、芹ヶ谷公園に来ていただく行き帰りの中でお一人3,300円ぐらい使うのではないかと試算をしております。 ◎パークミュージアム担当課長 あと、公園へのアクセス、来やすい環境づくりというところですけれども、そもそも国際工芸美術館がどうして芹ヶ谷公園にというところで言うと、中心市街地のまちづくりとして、芹ヶ谷公園の魅力を高めることでいろんな人に足を運んでいただこうというところでありますので、そういった経緯もある中で、先ほど申し上げましたけれども、いろんな町の中の連携というと、文学館通りがあって歩いて来られる環境づくり、町の中を歩きながら楽しんでいただきたい。もう少し時間はかかりますけれども、原町田大通りの環境が変わる中で、まちづくりの中の芹ヶ谷公園のプロジェクトですので、町を楽しんでいただきながら公園にも来てほしいということで言うと、私たち、手段はいろいろありますけれども、町も歩いて楽しんでいただきたいと思っているところが大きいというのは事実でございます。  ただ、またモノレールの構想がこれから実現になって、その駅がどこにできるのかという環境の変化も大いにありますけれども、一つ、車につきましては、原町田大通りの延伸の事業がまだこれからになっておりまして、その道路事業を見据えながら、公園の部分の第1期整備工事が終わりましたけれども、あの中で公園の駐車場を――すみません、台数が正確に出てこないんですけれども、今、国際版画美術館の隣に1つ駐車場があって、国際版画美術館用の駐車場が離れたところにありますけれども、芹ヶ谷公園の中で言うと、第1期整備のエリアの中に駐車場を1つ、これから道路の整備と併せて計画していく形になっております。  ですので、歩いて来ていただくためには、繰り返しになってしまいますけれども、公園の魅力もそうですけれども、町と一体になった魅力を発信するというソフトも充実させるところで楽しんでいただきながら、モノレールの環境変化と併せて、車の駐車場も増設する計画はございます。 ◆矢口 委員 詳しくありがとうございました。  今回、縁起でもないみたいな感じかもしれないですけれども、もし予算が通らなかった場合に、次に6月にまた出すとかそういうふうになったときに、どのぐらい延びると計画にどんな影響があるのか、どんなふうに費用面でも変化があるのかとか、そういったところも教えていただければと思います。 ◎文化振興課長 まず、私のほうから博物館の維持というところの観点でお答えいたします。  今、決算ベースですと、博物館のランニングコストというのが人件費を除いて年間3,600万円ほどかかっています。これが年単位で、それだけのコストがかかり続けるということになります。博物館の維持という観点では、まずそのような――仮にスケジュールが今後延長していくということになった場合ということでお答え申し上げました。 ◎パークミュージアム担当課長 ですので、事業全体で言うと、どうして4月なの6月なのというところで言うと、理由としては、しっかりこれまで積み重ねてきた部分で、継続してしっかり進めていくものですよというところで、当初に上程させていただいている部分でありますので、大きなところで言うと、全体スケジュールが延びてしまうと、やはり博物館の維持管理のところが開館まで延びたところには非常に大きな影響があるかなと、繰り返しになりますが、そういうふうに考えているところです。 ◆矢口 委員 ありがとうございました。あともう1個聞きたいのが、先ほどエレベーターの話があって、芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークさんなどからご提案いただいた案で、エレベーターを4層にすると負担が大きくて建物が大変だから、2層とか3層なら負担が少なくて実現できるんじゃないか、今のエレベーターを使ってというところのお話があったと思うんですけれども、2層、3層だと難しいというところ、どうしてそういうふうに考えるのか、市のお考えをまとめてお伺いできればと思います。 ◎文化振興課担当課長 先ほど木目田委員のご質疑にもお答えしている部分なんですけれども、エレベーターを4層まで上げることで、原町田の市街地とつないで、バリアフリーで、原町田の市街地と4階部分がつながって、自由にアクセスできるようになるという計画でございまして、パークミュージアムの今回の構想自体が、中心市街地との結びつきというのを非常に大切に考えておりまして、そういったところを基本的なコンセプトとして今まで進めてきたというところがございます。  そういったことから、3層にしてしまうと、国際工芸美術館と国際版画美術館はつながるんですけれども、我々が今までずっと非常に重要なコンセプトとして考えてきました中心市街地とのつながりというところが薄れてしまう。そういったところから、3層にしてしまうと、我々が今まで考えてきたコンセプトにそぐわないというところでお話をさせていただいているところでございます。 ◆田中 委員 国際工芸美術館のところで少し基本的なところを確認させていただきたいんですけれども、「予算概要説明書」の148ページの予算のポイントのところでは、パークミュージアムの説明のところで、(仮称)国際工芸美術館・国際版画美術館を一体的に整備するという説明があります。以前に行政報告があった内容と重なっちゃうのかもしれないんですけれども、一体的に整備するというのはどういった範囲を指しているのか、基本的なところですが、確認をさせてください。 ◎文化振興課担当課長 今回、計画の一番重要なところが、国際版画美術館と国際工芸美術館と公園というところで、この3つを相互に、一体的に利用できるように整備するところでございまして、例えば公園に来た方が国際工芸美術館や国際版画美術館を訪れていただく、国際版画美術館に来た方も国際工芸美術館を訪れていただくというところで、相互に利用しながら楽しんでいただけるようなことが一番の肝でございます。  そういったところで、アート出会いの広場というのを国際工芸美術館と国際版画美術館と公園の真ん中のところに計画をしているところでございまして、そこをできるだけ気軽に利用していただけるような空間にすることで、美術館にも気軽に入っていただけるようなところをつくっていきたいというふうなところで、一体的というところで計画をしているところでございます。 ◆田中 委員 今のご説明ですと、公園と国際版画美術館と国際工芸美術館と3つを一体的にというところで、公園と美術館をつなぐところでアート広場ということなんですけれども、となると、国際版画美術館と(仮称)国際工芸美術館の一体化というところも、この中に入ってくるということでいいんでしょうか。 ◎文化振興課担当課長 アート出会いの広場を介して、国際版画美術館と国際工芸美術館両方に興味を持っていただきたいというところは基本的には同じなんですけれども、もう1点、先ほどご説明した水庭にあるエレベーター、これは国際版画美術館の2階の展示室と国際工芸美術館の展示室をつなぐ階段を計画しております。そういった意味で、国際版画美術館を楽しんでいただいた後に、そのまま階段を上がっていただければ国際工芸美術館の展示室につながるといった意味で、一体化というところで計画をしている部分でございます。 ◆田中 委員 (仮称)国際工芸美術館と国際版画美術館の一体化というところで、そのエレベーターと階段があるというお話でした。先ほど出していただいた資料の説明では、今回出されている整備の予算というのは、国際工芸美術館の部分の整備の予算ですよという説明をパークミュージアム会議でされていたということだったんですけれども、エレベーターがそこには含まれているということでいいのか、エレベーターというのは、そうなると一体化のための工事ということなのかということを確認させていただきたいと思います。 ◎文化振興課担当課長 今回の工事範囲、赤く示したところの中に、水庭のエレベーター棟も含めておりまして、そういった意味では、このエレベーター棟も含めた部分が今回の工事でございます。先ほどご説明したアート出会いの広場、ここは国際版画美術館の工房ですとか、喫茶の後のところを改修して計画しておりますので、ここの部分は今回含まれていないというところでございます。 ◆田中 委員 アートの広場のところは含まれていないけれども、国際工芸美術館と国際版画美術館の一体化の工事の予算だということが確認できたと思います。  そうなると、幾ら国際工芸美術館の工事ですよと言われても、やっぱり国際版画美術館への影響というところも、やはり市民の方、利用者の方も含めて、またパークミュージアム会議に参加されている方も含めて、そこが課題になってくるのかな、気になるところになってくるのかなと思っています。  共産党市議団の殿村市議が本会議の質疑で、今回の整備計画に関する国際版画美術館条例との関係を質疑したんですけれども、国際工芸美術館は新しい条例をつくることになるから、国際版画美術館のほうは問題ないというような感じの答弁だったと思うんです。今回、そうはいっても国際工芸美術館と国際版画美術館の一体整備ということであれば、今ある国際版画美術館条例との関係、条例の目的とか、そういった狙い等の関係で検討するということはやはり必要なことだと思うんですが、そのあたりのご認識はいかがでしょうか。 ◎文化振興課長 今、委員から目的とか狙いとか、そういうところに照らしてというお話がございました。現在の町田市立国際版画美術館条例では、第1条で設置、第2条で事業内容ということを定めておりますが、今回のプロジェクトに関しては、このプロジェクトと国際版画美術館条例、それから予算案との整合性に関しては、何ら問題はないものと考えております。 ◆田中 委員 内容との抵触も問題ないというご答弁ではあるんですけれども、先ほどの審議の中でも、例えばエレベーターを設置する際に、国際版画美術館の今ある階段のところなどにも手を入れなくてはいけないと思うんですけれども、先ほどご答弁があったように、その先にあるものは、アート広場がその先に控えている中で、その一環としての一体化のための工事というところでは、やはり条例との整合性というか、検討というのが必要だと思うんですけれども、そのあたりの認識を伺いたいと思います。 ◎文化振興課長 町田市立国際版画美術館条例、第1条では「内外にわたる美術・文化の交流の場として」で始まっていますけれども、例えば委員がおっしゃった階段の位置、エレベーターができるという変化はありますけれども、これまでの国際版画美術館の目的とか機能というものが損なわれるということはなくて、芹ヶ谷公園とか、新しく建設をする(仮称)国際工芸美術館との連携によって、むしろこういう美術、文化の交流の場としての役割というのは充実、発展できると考えてございます。 ◆田中 委員 ただ、その条例の中には、国際版画美術館の中に設置するものというところで、もともとの国際版画美術館の理念である、見るところと作品をつくる工房の設置といった総合的な内容があると思いますので、その先のことも考えると、市民の皆さん、また利用者の方の考えからいくと、今ある国際版画美術館条例の整合性というのがすごく課題になってくると思っています。  次の質疑なんですけれども、そうした中で、この間、審議の中でもパークミュージアム会議のことについて説明や審議があったんですけれども、まずパークミュージアム会議の位置づけというのを改めて確認させていただきたいと思います。お話では、1月末にスタートしたということなので、12月議会から3月議会までの間の出来事なのでというのと、協定書を結んでスタートしているというところでは、やはりこれまでの懇談とは位置づけが異なるというふうに認識、受け止めているんですけれども、そのあたりの説明を伺いたいと思います。 ◎文化振興課担当課長 パークミュージアム会議についてのご質疑でございますが、芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの方々とは、12月27日に5月から始まった懇談会、市長を含めた懇談会のまとめとしてご要望いただいて――失礼しました、12月20日にご要望いただきまして、27日に市からお答えをしております。結果といたしまして、1月31日に芹ヶ谷公園“芸術の杜”パークミュージアムに関する基本協定書というのをこの要望回答に基づきまして結んでおります。これを結んだ後に、第1回パークミュージアム会議として、その後、この基本協定に基づきまして会議を始めているところでございます。それで、今現在3回まで行っているというところでございます。 ◆田中 委員 経緯についてはご説明いただきまして、ありがとうございます。  懇談の中で要望があって協定書を結んだというご説明だったんですけれども、ただの懇談じゃなくて、そういった協定書を結ぶというところで、市としての位置づけみたいなのは、何か変化があったものなのか。市民の側からは、それだけ協定をちゃんと結んで執り行われているという期待感があると思うんですね。なので、そこで話し合われていたことについての市民の方、参加されている団体の方の期待感というのがすごく大きいと思うんですけれども、そういった位置づけというところではどういうふうに認識をされているのかということ。  あと、3回協議をされたということなんですけれども、3月14日、今日の審議の中でも、その中でこんな話があったということで話が出ていますけれども、3月14日の協議の内容について、改めて内容をもう一度伺いたい。どんなことを協議したのかということについて、どういうテーマで協議をしたのかということについて伺いたいと思います。 ◎文化振興課担当課長 基本協定を結んだ後のパークミュージアム会議というふうなご質疑ですけれども、委員おっしゃるように、今まで懇談というところでお話合いをしてきましたけれども、今後はきちっと協定を結んで会議、お互いに話合いをしていこうというところで、協定書を結んでパークミュージアム会議というものを始めたところでございます。  3月14日に開催された第3回の芹ヶ谷パークミュージアム会議の内容というところでございますけれども、エレベーターについてのお話をさせていただいておりまして、先ほど木目田委員からのご質疑にもありましたが、エレベーター棟、芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの方々からは、こんなのはどうだろうというご提案はいただいております。それに対して、市の考え方をご説明させていただきました。また、実施設計の再開というところで、先ほど文化振興課長が申し上げたような、遅れることによって例えば博物館の経費がかかるとか、そういったことを話合いしております。  本会議でも申し上げておりますけれども、最後の場面では、実施設計は進めてもらうとか、あと基本的にスタートしてもいいと思っているとか、こういったご発言をいただいているところでございます。 ◆田中 委員 協定書を結んだというご答弁もありまして、3月14日の詳しい内容というよりは、どんなことをやったのかというのをお尋ねしたかったんですけれども、なぜかと言うと、3月14日には版画工房の方も参加をして、市に意見をお伝えしたということをお聞きしているので、そこについての話が何も答弁の中で出てこないので、確認をしたくて質疑をさせていただいたんです。  先ほどの質疑と重なるんですけれども、国際版画美術館と国際工芸美術館の、今回、国際工芸美術館の範囲だとは言っても、その後が、その先がやっぱりあるわけですね。その中で工房がどうなるのかとかということは、利用者の方、これまで様々な声が寄せられて、かつ、最初の段階で工房利用者の方が何も知らないままに「美術手帖」で工房がなくなることを知ったとか、そういった過去の経緯があるわけですから、そうした工房の利用者の方の声をその場で聞いたというところであるならば、そのことをちゃんと答弁してほしいなと思うんですけれども。 ◎文化振興課担当課長 第3回の芹ヶ谷公園パークミュージアム会議、工房を利用されている方がいらした場面もございました。ただ、それは会議のオブザーバーとしての参加というようなところでございますので、正式なところというと、我々市と芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの方々との協議の場というところで、先ほどの答弁といいますか、内容を申し上げたところでございます。 ◆田中 委員 とはいえ、芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークとパークミュージアムの会議の中で話し合われたことだと思うんですね。その中ではどんな意見が出されたんでしょうか。 ◎国際版画美術館副館長 先ほど3月14日の会議で、工房利用者の方からどんなお話がという話だったんですけれども、それは私どものほうで何回かお聞きしている内容とほぼ同じでして、まず、あそこの版画工房が美術館の中にあることの重要性ですとか、それに伴って、あそこの工房は移転すべきではないとか、安全性の面で心配だとか、そういった方面のご意見をいただいております。  あと、先ほどお話があった「美術手帖」で初めて知ったとか、そんなお話もされていまして、こちらは当初はホームページ等でお知らせしていたんですけれども、そこら辺が、それを取材した「美術手帖」の記事を先にご覧になったというようなところが実情だったというところで、そこら辺についても、うちのほうからは説明は特にしなかったんですけれども、情報を知るに当たって、そういうやり方は少し問題ではないかというお話もされておりました。 ◆田中 委員 なので、今ご答弁があって、これまでの意見と同様の内容をお伝えされたということだったんですけれども、参加をされる方と市との認識がずれているのかなと思っています。今のお話を聞くと、市のほうではオブザーバー参加だと認識をしているけれども、参加された方にとっては、協定書も結んであるパークミュージアム会議で話すことができたということでの違いがあると思うんですね。そこのところなど、まだまだいろいろなそごですとか、認識の違いもある中で、今回、先ほども確認しましたが、国際工芸美術館と国際版画美術館の一体工事、やはりその枠の中の予算を出してしまうということについては問題だというところは最後に指摘をさせていただいて、終わります。ありがとうございます。 ◎パークミュージアム担当課長 すみません、一つ補足なんですけれども、先ほどの工房の利用者の方々がその会議のところにいらっしゃったのはそのとおりなんですけれども、芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの方々と事前に調整というか、お話しさせてもらっていたのは、芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークとして工房の方々のお話を聞いてみようと思うんだというところで、市の方も一緒に聞きましょうという話があったので、オブザーバーという表現は、その場に来ていただいてお話を聞かせていただくという場を一緒に設けさせていただいたという形になっております。  ですので、こちらから位置づけがどうのというよりは、そういった双方の芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークとの中でこういった場を設けるんだけれどもどうかというところで、そうですねという話をさせていただきました。 ◆笹倉 委員 今回、この事業の中で子どもと体験、そして芹ヶ谷公園の環境を最大限に生かす構想ということと自然を大切にしていくということなんですけれども、そのあたりについて、具体的につくっていくに当たり、伐採した木を使ってのアート体験とか、環境をどのように守っていくのかという姿勢を伺いたいと思っています。 ◎文化振興課長 まず、子どもと体験という視点のところからなんですけれども、先ほどちょっとお話にも出ましたが、2018年の第2回定例会において、(仮称)国際工芸美術館に関しては、必要性であるとか作品の価値を市民にもっと伝えていくことが必要だというようなご指摘もいただいて、新たにプロジェクトを進めていく上での大切な視点ということで、子どもと体験ということを加えまして、単に美術館を単体で1つ建設するということではなくて、芸術の杜という大きなテーマの中で、公園と美術館とを一体的に考える。美術館で作品を鑑賞するということももちろんアートですけれども、公園の中で自然に触れながらとか、公園の中で何かものをつくる、美術に限らないと思うんですが、そういう体験をしていく親しみが持てる場をつくっていこうという方向性で始めたものでございます。  なので、ワークショップであるとか、芸術に関するプログラムというのが公園の中で一体となって展開されるというような姿を目指しております。それを一つ事前に皆様に知っていただこうというのが、定期的に行っている「フューチャーパークラボ」という取組で、その中で、公園の中で親しみながら、例えば工芸の体験というものを公園の中でやってみるとか、あるいはそこでコンサートが見られる、コンサートが聞けるとか、そういったことを先取りしてといったようなことのイメージを市民の皆様にも持っていただけたらというところで、子どもと体験というところを少しずつ体現していこうというところです。  それから、自然、木々との関係というところですけれども、まだちょっと具体化できるところではないのですが、アイデアとしては、例えば建設に伴って伐採する木を利用して、それを美術館の新しい外構であるとか、あるいは装飾の一部に使うであるとか、そういったことができると、それこそ公園の中で一体化して、しかも市民の皆様も一緒に参加してということができれば、よりよい形として皆様と共有ができるのではないか。そんなアイデアは持っておりますので、引き続き市民の皆様からもご意見を頂戴しながら反映していきたいと考えております。 ◆笹倉 委員 ありがとうございます。今、SDGsですので、アートと自然、自然環境の問題はぜひ一緒に扱っていっていただきたいなと思うのと同時に、これは意見というか、あれなんですけれども、今回の話合いを進めている中で、意見の食い違いというか、認識の違いがあって、こういったミュージアム会議の方やほかの市民の皆さんにとってはまだ協議は継続中だという認識で、その気持ちがあって今日も傍聴にたくさんいらっしゃっていると思うので、そういうところをぜひ本当に大切に考えていっていただきたいなと思っております。ありがとうございます。 ◆藤田 委員 すみません、2点確認をさせていただきたいと思います。  これからの国際工芸美術館と併せて、国際版画美術館の在り方の前に、予算にも上がっておりますけれども、現状議会からずっとこれは改善すべきところということで意見を述べさせていただいているところを国際版画美術館に確認をさせていただきたい。  1点が、これは予算が出ていますけれども、以前から要望があった、ようやく実現していただいた、いわゆる版画館バスですよね。美術館バス。ただ、これが今コロナ禍というところもあって、高齢者の方々を中心に、できれば企画展示等も含めて平日に、これは町田市内の方々だけではないですよ。平日に密じゃないときに見に行きたいとなると、平日のバス運行だとか、それは料金を払ってもいいとまで言っていただいているんですね。そういったところも含めて、その検討はどうなっているのか。  あと、以前から言っているWi-Fi環境、今は携帯電話もなかなか中にいて通じないですよね。これはWi-Fi環境で、今、美術館とかというのも、開設も含めて、そういう環境も整えて、それを企画して美術館運営されているところもあるし、携帯電話が通じないというところは、国際版画美術館に長くいたいと思うんだけれども、今災害もありますよね。不通になっちゃって、携帯電話も通じなくて、家族とのやり取りもあって、そういうところまで心配だ。国際版画美術館に長くいるのは非常に怖いということも実際にあるんですよ。今までその環境も整備されていないと思うんです。  もう一つが、以前から言っているキャッシュレスです。朝、見学していたところもあるんですけれども、これは行政でいろんなことがあってキャッシュレスを進めているわけじゃないですか。だけれども、今はまだ現金ですよね。特に、これからショップとかも整えていくということになれば、美術作品ですから高額の部分だって出てくるかもしれません。そういったことの今やるべきところがどうなっているのか、予算に反映されている部分があれば、まずそこを確認させていただいていいですか。 ◎国際版画美術館副館長 何点かご質疑をいただいております。  まず1つ目、ゆうゆう版画美術館まつりの件ですけれども、こちらは実行委員会というものをつくりまして、その中で日にちを決めております。その中で今、どの日にすべきかという話の中では、町田時代祭りという町なかでやっている大きなお祭りがあるんですけれども、これと連携をすることでもう少しにぎわいを出していこうというようなところがありまして、今は町田時代祭りと文学館まつりとゆうゆう版画美術館まつりの3つを併せてやっていこうというような話がある中で、そんな話をしています。  ここ数年のコロナの関係で、密じゃない状況でどうやったら実施できるかというようなところがありまして、そこの部分につきましては……。 ◆藤田 委員 バスだよ、バス。 ◎国際版画美術館副館長 そういった中で、日程のほうは調整をさせていただいているところでございます。  それから、シャトルバスについてですけれども、こちらは先ほど料金を払ってもいいというお話があったかと思うんですが、今、無料でやらせていただいていて料金を払っていただくという形になると、いわゆる交通事業のほうの関係で、かなりルールというか規制が厳しくなってきまして、バス停を造らなければいけないとか、今は料金を頂かなければ簡易に免許も一種の方でできるんですけれども、料金を頂く二種の方になるとバス事業者の方しか運営できなくなってしまうというようなことがあって、実際には可能性といったところも、下話程度で聞いたことはあるんですけれども、なかなか乗務員の確保も難しいというようなお話がある中で、これは有料化も含めて大きな課題かなというふうには認識しているところでございます。  それからWi-Fi、携帯電話です。こちらは確かにおっしゃるとおりで、特に携帯電話は、通常の通話そのものも、壁が堅牢というか、非常に厚い関係で電波が届きにくいというようなところがあって、特につながらないところが多いというようなお話を聞いている、これは正直事実でございます。こちらもWi-Fiの環境も含めて、どうやって広げていけるかというようなところは、実は内部では今いろいろ考えているところでございます。
     それから、キャッシュレスも、キャッシュレスのほうはやりたいと考えているのは事実でございます。これをどうやって実現するかというようなところを、今、全庁的にもキャッシュレスの取組というのを進めているところなので、こういったところの中にも入って、キャッシュレス化というのは事業を進めていきたいと考えているところでございます。 ◆藤田 委員 この件は一言だけにしておきますけれども、10数年前からずっとですよ。Wi-Fiにしても、携帯電話にしても、キャッシュレスは最近ですけれども、あと、シャトルバスの件もそうですよ。いろいろ神奈川中央交通さんと交渉して、成瀬駅のところの停車場を造ってくれないかとか、いろいろ交渉してきましたよ。坂の件だとかいろいろ。それでやっと実証実験までして、シャトルバスというのができたわけですから、そういうずっとの要望も、シャトルバスにしても、Wi-Fiにしても、携帯電話にしても、キャッシュレスにしても、そんなこともやりたいんだけれどもできないんだみたいな、そんなことで、はっきり言って新しい国際工芸美術館ができるの。今やるべきこともできないで、将来の夢ばかり語って、それは一言にしておきますよ。そのレベルですよ。今やるべきことをやってくださいよというふうに思いますので、よろしくお願いします。  国際工芸美術館については、地域との関係は先ほどやりました。今度は議会との関係です。予算の上げ方とか、いろいろ議論してきましたけれども、これだけの大きな事業です。以前、どういうふうに議会は建物の建築と向き合ってきたかというと、例えば最近できた野津田スタジアムの増床関係です。行政報告の中で、コスト面も含めて何度も図面まで出していただいて、実施設計も含めて、営繕課も呼んで、ここのところは建物を建てることばかりではなくて、ランニングコストはどうなっていくんだとか、そして障がい者のスペースはどうなっていくんだとか、マーケティングを考えて売店はどうなるんだとか、そこまで。そして、一番はランニングコストをどうやって抑えていく建物の構造になっているんだということを議会で何度も何度もやって、そして予算削減してできたわけじゃないですか。  議会との関係も予算計上するときもそうだし、今予算計上されているけれども、正直言って、そういう図面もないわけでしょう。さっき一覧みたいな、ここは変わらないのでみたいな感じだけれども、ではここの建物構造の中で将来的なランニングコストも含めて、特にSDGsとかというのは、これから建物を建てていく上で必須のことでしょう。そういうことも議論できない中でぼんとお金を出されて、しかも実施設計が止まっている段階で予算を出してくる、こういうことなんですよ。  だから、言ってみれば、では、これから6月には我々とランニングコストだとか、SDGsだとかバリアフリーだとか、そういうふうに議論する資料が今後出てくるのか。いつ出てくるんですかね。議会との関係で、そういうやり取りができるのはいつですかね。行政報告でもいいですけれども、そういうスケジュールとかは考えていますか。いつ出てくるんですか。そこは確認させてください。 ◎文化振興課担当課長 委員がおっしゃるように、今、実施設計が止まっている状態ですので、今後、地域の方との話合いを含めて進めていく中で、例えば6月議会の段階で、ある程度こういうふうな計画で進めますとか、そういったところをお示しできるような状態であれば6月議会にもお示しいたしますし、できるだけ早くそこは皆さんに今の状況というのをご説明する機会を設けたいとは考えております。 ◆藤田 委員 一言でやめます。今、そういうふうに議会に、そういった図面も出せない中で予算計上したということですから、そこのところはご認識いただきたいと思います。終わります。 ◆矢口 委員 すみません、追加でお伺いしたかったのが、この公園全体の開発ということで考えていると思うんですけれども、この公園内での滞在時間って、いろいろお話を聞いていても、公園全体のイメージというか、では、自分が子どもを連れて行って一日そこでどうやって遊ぶのかとか、そのイメージが正直つかなくて、さっきアート出会いの広場とかも、結局どんなことをするのかイメージがつかないというようなお声もあったりして、公園での過ごし方、公園と美術館の関係性とかがまだイメージがつかないというところもあって、市民の方は不安に思うところはあると思うんですね。  そこで、プランとして、公園にお子さんを連れた方とか、今、国際版画美術館を利用されているような方が公園に行ったとして、一日どういうふうに過ごしていくのか。例えば、朝行って、国際版画美術館で何か体験をして、お昼ご飯も食べて、その後また美術館の中で何かできることがあるのかとか、どれだけ国際版画美術館で一日、子連れで飽きずに何時間遊べるとか、そういうプランが何となく見えてこないので、何かイメージとしてそれだけ投資していいのかなみたいな不安もあるんですけれども、そのあたりの国際版画美術館での過ごし方、子連れだったらこうとか、そういうのが具体的にイメージがあれば教えていただければと思います。 ◎パークミュージアム担当課長 よくペルソナって、例えばこういう人たちがここに来たらどうというところまで正直持っているわけじゃないです。今、資料としてお持ちしているわけじゃないんですけれども、イメージとすると、私どもが一日過ごしていただくのにもろもろイメージしているのは、新しく工房棟もできますし、そこは今の国際版画美術館の工房の専門的な部分も引き継ぎつつ、もうちょっと裾野を広げた子どもたちが体験できるような場所が新しくできます。子ども連れの方々はそこに遊びに来てもらって、ただ、建物の中でやるだけではなくて、自然の中は広いですから、公園の中には居心地のいい空間を幾つもつくることで、工房でつくった後は公園の中で食事を楽しんでいただくですとか、そういった場にしていきたいなと思います。  あとは、美術館と公園の関係性は、今回一番大きなテーマで、一体的に整備するというところで、先ほど来、担当課長も申し上げましたけれども、美術館にふらっと訪れた人が、この公園の中にいかに楽しんでいただくか。そのためのシームレスな空間づくりというか、空間だけではなくプログラムもそうなんですけれども、例えば国際版画美術館で版画を見たお子さんが今も工房を見たりというのがありますけれども、アート出会いの広場を介して、公園に出たときに公園の中の気持ちいい空間でゆっくりしてもらうとか、また私ども、先ほど文化振興課長も申し上げましたけれども、公園の中でもいろんなワークショップであるとか体験の講座をやっています。ですので、建物の中ではない、公園の中で講座を行って楽しく過ごしていただくとか、要は公園全体が、パークミュージアムと申していますけれども、活動の場であったりというイメージをしているところです。  ただ、毎回毎回イベントをやっている晴れの場だけではないですから、ふだんから居心地のいい空間づくりというものを目指している中で、地域の方々のご意見とか、いろんなお話を聞きながら今後も整備等々の検討を、公園の整備はまた、もう少し先になりますけれども、美術館だけではなくて、公園も含めてお話をさせていただけたらなと思っているところです。 ◆矢口 委員 ありがとうございます。さっき言った想定の単価、1日3,338円使うという想定ということも、これも結局滞在時間が短いと、達成されないんじゃないかなというのもあるので、一日そこで過ごしていくというイメージがつくような資料とかも今後は作っていただけると分かりやすいのかなと思います。  それと、いろいろ資料を探したりとかして見ているんですけれども、アート出会いの広場という名称が今探してもなかなか出てこなくて、これはもともとアートステージ、それがアート出会いの広場という名前に変わったんですか。そういう経緯とかもよく分からないんですけれども、新たな資料とかというのは、こういうふうに名称が変わりましたとか、そういう資料は議会に報告されたんでしたか。 ◎パークミュージアム担当課長 名称の件からなんですけれども、実はアート出会いの広場というのは、アートステージと呼んでいたんですけれども、私たちのコンセプトの中で、公園の中にいろんなステージがあるんだよというところで、公園の中にもステージがたくさんのところにあるんですね。  ただ、どうしても伝わりにくい、分かりにくいんじゃないかというところで、名は体を表すような形でもっと呼び方を変えたほうがいいんじゃないかなというところで、アート出会いの広場という表現にさせていただいていますけれども、資料上は、議会の中では答弁の中とかで、アートステージはこれからアート出会いの広場と呼ばせていただきますけれどもという表現はさせてもらっていて、それ以降の新しい資料についてはアート出会いの広場になっていますが、おっしゃるとおり、すみません、そもそものところとの整合というか、変わったところがあるので、これからも気をつけてその辺はお話をさせていただきたいと思いました。  あと、ちょっと補足なんですけれども、さっき一日過ごしてという単価の話がありましたけれども、あの試算をしたときも公園の中だけで過ごすというよりは、町の中も含めて一日過ごしていただくというところを、産業政策課の持っている資料からその単価を出しているところです。ただ、おっしゃるとおり、公園の中で一日ゆっくり過ごしていただく中で、楽しんでいただく対価としてお金をどれだけ公園で使っていただけるかというのもあると思いますので、少しその辺のイメージがつかみやすいような資料づくりというのも検討していきます。 ◆新井 委員 芹ヶ谷公園芸術の杜パークミュージアム推進事業について伺います。  私は、そもそも話合いは行うけれども、意見はほとんど採用をされていないんじゃないかというふうに感じておりまして、意見を伺う会はこれまで何度か開催はしていますけれども、芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークとか工房利用者の皆さんなど、市民の皆さんからいただいた意見で採用されたものをまず具体的に教えてください。 ◎文化振興課担当課長 先ほどご説明しました計画概要ですけれども、この中で芹ヶ谷公園南口のエントランスからのデッキスロープを中止して、橋の建設を中止したりとか、あと、来園者や近隣の方々にとって分かりやすくという、この3つのポイントですね。ここは近隣の方々からのお話を受けて、市としてここはきちっとやっていかないといけないというところで変更をしているところでございます。 ◆新井 委員 その3つ以外については市の計画でいきますというお話をされたということでしょうか。 ◎文化振興課担当課長 3つ以外につきましても、エレベーターの配置の検討とか、いろんなご意見、ご要望をパークミュージアム会議、その前の懇談会を含めていただいているところでございます。それについて、市としてきちっといろんな検証をしようということで、先ほどのエレベーターもそうですけれども、市としての検討結果というのをお示ししながら、お話合いをしてきたところでございます。 ◆新井 委員 では、現時点で芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの皆さんと合意された点を、市の認識をお聞かせください。 ◎文化振興課担当課長 先ほど来、申し上げているように、この計画概要に基づいてお話合いをしてきたところでございます。 ◆新井 委員 合意をされた点、市の認識をお聞かせください。 ◎文化振興課担当課長 合意というと、ここの部分で3つの部分についてはお話合いをしてきております。この計画に基づきまして、実施設計の再開というお話を3月14日にさせていただいて、先ほど来申し上げているようなお話、実施設計の再開というところで、部長の答弁のところでお話をいただいているところでございます。 ◆新井 委員 協議を通じて、3月14日のパークミュージアム会議で実施設計を了解したと判断しているという認識だということでよろしいですか。 ◎文化振興課担当課長 了解というか、了解と申し上げますより、実施設計再開に向けて、スタートしてもいいという言葉とか、あと、再開してもいいじゃないかといったお声をいただいておりまして、反対の声はなかったところでございます。 ◆新井 委員 会との合意ではないということでよろしいですか。 ◎文化振興課担当課長 先ほどからご質疑をいただいておりますので、そこについてはきちっと今後、芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの方々とお話合いをしていこうと考えております。 ◆新井 委員 もう一度確認します。会との合意ではないという認識でよろしいですか。 ◎文化振興課担当課長 私どもがお話しする中では、実施設計の再開についてというところでは先ほどからご答弁申し上げているとおりでございます。今後、その後の状況ですとか、その後の意図、そういうところにつきまして、まだ芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの皆様と直接お話合いができていないというふうな状況でございますので、今後きちっとお話合いをして、その状況とか意図についてお聞きしてまいります。 ◆新井 委員 合意を得られたと感じているのか、まだ合意に至っていないのか、どちらですか。 ◎文化振興課担当課長 我々としては、実施設計を再開してもいいというふうな発言をいただいているというところでございますが、先ほど来申し上げているように、芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの方々と今後きちっとお話合いをしていくところでございます。 ◆新井 委員 ということは、会との合意ではなく、そういう発言があったから実施設計を進めたいという判断をしているということでよろしいですか。 ◎文化振興課担当課長 繰り返しになりまして恐縮ですけれども、我々が参加した会の中では、実施設計の再開というところでお話をしたところ、実施設計を再開してもいいじゃないかという中で、反対する声はなかったという状況でございます。認識が一部違うというようなご指摘も本日いただいておりますので、今後きちっと芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの皆様とはお話合いをしていくところでございます。 ◆新井 委員 合意をしたかどうかの点について明確に触れないことが答えなのかなということで理解をいたしました。  次に、「予算概要説明書」38ページの小・中学校増改築工事の件を先ほど例として挙げていらっしゃいましたが、地域の人たちと小中学校の増改築工事というのは協定を結んで話合いとかやっていないと思うんですね。協議をしている最中に、実施設計も完了していない段階で予算を計上することについて、このやり方で理解を得られると考えた理由があればお聞かせください。 ◎文化振興課担当課長 先ほどの小中学校のところは、一般的な工事というところで、事例として申し上げたものでございまして、協定を結んでやっているか、やっていないかというところまでは言及をしておりません。 ◆新井 委員 言及をしているかどうかを聞いてはいないんです。そういう類いのものとは種類が違う今回のこの計画で、実際に協定書も結んで皆さんと話合いをしている最中に、実施設計も完了していない段階で議会に対して予算を計上していることについて、議会とか市民の皆さんに理解を得られると考えた理由をお聞かせください。 ◎文化振興課担当課長 地元の方からは、ご要望書を頂いた中に、国際工芸美術館の完成を心待ちにしているというような声もいただいております。そういった中で、少しでも早くつくって皆さんに楽しんでいただきたい、そういう思いもございまして、これは一般的な工事と同様に、実施設計の完了後、速やかに工事手続に入れるよう、今の段階での工事予算の計上を行っているところでございます。 ◆新井 委員 意見についてはまた最後に言うとして、市民の皆さんから、今回の話合いの中でも、国際版画美術館の現状のエレベーターの活用ということで今までも質疑がありました。これの話に対して、技術的な検討結果を伝えた後のことなんですが、この件はまだ協議中の段階なのか、理解をしていただいたと考えているのか、合意を得られていると考えているのか、どれでしょうか。 ◎文化振興課担当課長 3月14日のお話合いの中では、実施設計の再開についてのコメントをいただいておりますが、その後きちっと芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークと話合いをいたしまして、その意図とか状況については、ヒアリング、話合いをしていくというところでございます。 ◆新井 委員 ということは、協議中であるという認識でいるということでよろしいですか。 ◎文化振興課担当課長 3月14日の話合いでは、最後のほうで実施設計の再開はもうしてもいいんじゃないかとか、そういった発言もいただいております。ただ、認識が一部違うというふうなご指摘もいただいておりますので、そこはきちっと芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの方々と今後お話合いをしていくところでございます。 ◆新井 委員 エレベーターの件は、これからも話合いを継続して、話合いを継続するだけなのか、その意見を取り入れるつもりがあるのかどうかは話が別だと思うんですね。その意見をちゃんと聞いてどうするのかというところが大事だと思うんですが、その点についてどうですか。 ◎文化振興課担当課長 私が申し上げているのは、実施設計の再開というところで、会議では再開してもいいんじゃないかというふうなご発言もあって、その後、実施設計の再開についての反対意見というのもありませんでした。そういった中で、違うようなご意見というか、今、委員の皆様からもそうではないのではないかというようなこともお聞きしているので、その意図、当日の様子、3月14日の様子と今の違い、ここについて今後きちっと芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの方々とヒアリングをしてお話合いしていくところでございます。 ◆新井 委員 市と芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの皆さんとの認識の違いについて話し合うんですか、それともエレベーターの在り方について話し合うんですか、どっちですか。 ◎文化振興課担当課長 まずは認識の違いといいますか、市が受け取った会の様子、それと芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの方々が今考えていること、ここの認識の違い、ここをきちっと話合いをしていくところでございます。 ◆新井 委員 芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの方からも意見が出ているということは恐らくご存じだとは思うんですが、懇談会で話しましたとおり、議会の委員会と懇談会を持って、その翌日に本会議の質疑であの答弁だったわけですよ。それで雰囲気が全く違うというのは、委員の皆さんの気持ちもそうでしょうし、芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの皆さんもそこに関しては同じだと思うので、ぜひそこは本当に真摯に進めていただきたいなということはお願いをいたします。  既存のエレベーターの案なんですけれども、先ほどから答弁のある美術館同士が2階から3階、この階段で一体化とか、そういう話も出ているんですけれども、それとは別に自転車も使えるエレベーターも整備するわけですから、4層である必要はないと思うんですが、ここにこだわる必要はなんでしょうか。 ◎文化振興課担当課長 今回の計画の大きなポイントとして、中心市街地と国際版画美術館、国際工芸美術館を含む美術エリア、ここの部分が一体的に利用できる、中心市街地とつながって自由に行き来できることで、町とのつながりが達成できる、そういうところが今回の計画のコンセプトの非常に重要なところでございます。そういった意味で、エレベーターを一層分減らしてしまうと、中心市街地とのつながりというのがなくなってしまう。そういったところから、3層の案は採用しかねるというふうなお話をしているところでございます。 ◆新井 委員 美術館に行かれる方はまた美術館に入れるわけですから、4層にして、屋上から国際版画美術館に行くとなると、国際工芸美術館は素通りですよね。つながっているという一体感とは全く別だと思うんですよね。であるならば、一体感を出すのであれば、2層、3層で美術館同士をつなげるというロジックのほうが私は正しいと思うんですよ。だって別にエレベーターを造るんですから。そこの人たちは、あくまで生活通路として使われる方も多いと思います。美術館を一体とするのであれば、まず国際工芸美術館に入っていただいて、そこから国際工芸美術館に行くような動線をつくるのであれば、3層でも十分一体感が生まれると思うんですが、その件について見解をお聞かせください。 ◎文化振興課担当課長 公園の中にアクセスするという意味では、ほかのエレベーターでもというところではあるのかもしれないんですけれども、今回、国際工芸美術館、国際版画美術館、そしてアート出会いの広場を含めて美術エリアと呼んでおりますが、そこの部分と中心市街地とが一体となっていろいろ楽しんでいただく。例えば、アート出会いの広場でも、中心市街地でどういうことをやっているかとか、そういったところをPRできたりとか、いろいろな可能性が広がってくる部分がございます。  そういった意味で、きちっと国際工芸美術館、国際版画美術館、アート出会いの広場と中心市街地をつないでいく、そういうことで中心市街地ももっと活性化するのではないか。そういった意味で、ここはきちっとつないでいかないといけないというところで、4層というところで考えているところでございます。 ◆新井 委員 美術館同士をきっちりつなげるのであれば3層で十分で、4層にすると素通りするきっかけをつくるわけですよ。国際工芸美術館、新しくつくる美術館を。なぜそれで一体感が生まれるのかというのが分からないんですよ。理解できないんですよ。だって、3層にすれば美術館同士でつながるんだから行き来できるじゃないですか。別にエレベーターは造るわけですから、通らない人はそっちを通ってもいいわけで、美術館同士の一体感を生むんであれば、4層は逆に国際工芸美術館を素通りさせる計画で、一体感が生まれないと思うんですけれども、その点についてどうですか。 ◎文化振興課担当課長 4層にすることで、アート出会いの広場を含めて多くの人に訪れていただきたい。中心市街地と結びつくことで、3層にしてしまうと、一度違うエレベーターで公園に降りてしまう。その中で、国際版画美術館とか国際工芸美術館に興味を持っていただける方は来るかもしれないんですけれども、ふらっと寄っていただくとか、そういったところはなかなか難しくなってしまう。そういった意味で、中心市街地と一体性を持たせるためには、やはり4層あって、きちっと1階から4階まで行って、そこから中心市街地と結びつくところが大事だと考えております。  委員おっしゃるような3層の場合は、中心市街地とアート出会いの広場、国際工芸美術館を含めた、工房を含めた一体性というものが失われてしまいますので、それは今まで積み重ねてきた市の議論、中心市街地との一体性、そういうものが失われるものであると考えております。 ◆新井 委員 工房とかが外に出て、そこに行く人が4層のエレベーターを通るかどうかではなく、結局、自転車も使えれば、エレベーターも使えるわけですよね。アートステージにそっちで降りて、その後、美術館行くでもいいと思うんですよ。逆に4層があると、国際工芸美術館には行かないわけですから、そこが理解できないんですよね。そのあたり、またちょっと改めて伺いたいと思います。 ◎パークミュージアム担当課長 ご存じかもしれませんけれども、4層ある、原町田方面から入ってこられた方が園路を伝わって国際工芸美術館の屋上を伝ってエレベーターに入ります。エレベーターを降りて国際工芸美術館にも行けますので、素通りするということは、国際工芸美術館にダイレクトに入りたい方は園路から国際工芸美術館に入られる。1階まで降りたい方は降りられる。そういうことになっております。 ◆新井 委員 それはそうですよ。芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの皆さんと実施設計を進めながら協議に入る段階に入ったと現在、市は考えているということですよね。協議をしながら、これからも続けていくんですものね。どれぐらいの協議の時間が必要だというふうな認識でいらっしゃるんでしょうか。 ◎文化振興課担当課長 今後も、今、町田荘跡地に計画している公園案内棟、喫茶、工房、アート体験棟のお話ですとか、管理運営を含めていろいろなテーマでお話合いをする必要があるというふうには思っております。頻度と申しますと、今まで月2回程度行っておりますので、そのくらいやっていくのかなと思いますけれども、テーマごとに、またその時期、その時期、タイミングで、開催については相談しながら決めていきたいと考えております。 ◆新井 委員 既に3回パークミュージアム会議を開催していますが、パークミュージアム会議の議事録はどういう状況でしょうか。前回議事録を開示して会議が行われているのか、その都度開示しているのか、まだ開示できていないのか、その状況をお聞かせください。 ◎文化振興課担当課長 パークミュージアム会議の議事録については今作成をしておりますが、参加者の方々とかに見ていただかないといけないというところもありますので、まだ完成はしておりません。 ◆新井 委員 令和2年12月の定例会、私の一般質問の中で、市長は経費の縮減について言及をされているわけですね。議事録から、2016年当時から何億円下げられるかということを目標に私のほうで指示をしておりますという発言があったんですが、当時から何億円下げられたというのは何か出せますでしょうか。 ◎文化振興課担当課長 実施設計を止めている部分がございますので、今後は金額については、営繕担当部長も申し上げておるように、しっかりと削減といいますか、できるだけ少ない金額でできないかというような検討は進めてまいります。 ◆新井 委員 芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの皆さんとの話合いで、これから協議をするということで、了承をするプロセスというか、合意を得るプロセスというのは何か設けているんですか。 ◎文化振興課担当課長 先ほど来、申し上げておりますように、我々のほうの認識と、芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの方々との少し相違というものもございますので、それはきちっとお話合いを今後していく。その中で、今後もそういうことが起こらないような形で、どうすればいいか話合いをしてまいります。 ◆新井 委員 今回の本会議の答弁に関しては、一部の発言が切り取られたような、そういう印象なわけですよ。確かに、その発言はあったかもしれないけれども、その発言を前面に出して反対意見はなかったということで答弁されたことによってのハレーションが結構大きかったなというふうに思っているので、その点についてはぜひこれから協議をしっかりと進めるということではありますが、大事なのは、その発言を一部切り取ることではなく、どういう話合いでどういう合意を得られたかということをしっかりと公表することだと思うんですが、その点についてはお約束できますか。 ◎文化振興課担当課長 切り取られというところについては、我々の認識と一部相違があるというところできちっとお話合いを今後していくというところです。議事録等については、先ほど申し上げたように今作成中でございますので、今後、芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの方とお話合いをしながら、公表についてもどうすればいいかというのは話合いをしてまいります。 ◆新井 委員 計画をもっと早く進めたいのであれば、私はもっと市民の意見をしっかりと取り入れていったほうがいいと思うんですよ。なぜかというと、やっぱり納得する人が少ないのに、自分たちの計画が正しいですと言ってどんどん進めようとするから、いろんな方たちがもっと話をしてほしいと言ってくると思うんですね。だから、もめているというふうな感じはありませんか。協議をするだけじゃなくて、その先、もっと市民の意見をしっかりと採用して、実施設計を進める考えがあれば私はいいと思うんですけれども、市民の意見をしっかりと取り入れて実施設計を進める考えがあるかどうかの決意をもう一度、最後に聞かせてください。 ◎文化振興課担当課長 芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの方々以外にも工房を利用されている方、それから芹ヶ谷公園に対する意見をお持ちの方々とのお話合いというのはしてきております。そういったことも今後、芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの方々以外の方々との対話というか、ご説明の場というのも検討してまいりますので、そういった中で考えてまいります。 ◆新井 委員 なので、説明会を開いて、私たちはこう考えますよという話合いを続けてきて、結局、意見を聞いてもらえないという不満があることについてどう考えるかなんですよ。これからも同じような話合いを何回も続けても、結局不満が残るだけじゃないですか。そこにどれだけ意見を取り入れるだけの器量があるかどうかなんですよ。市民の皆さんの意見を聞いて、では、それをやって盛り込もうか、どこに妥協案があるのかと、そこが全然見えないで、私たちの計画が一番ですと言って全部突っぱねるようなところがあるから、そこはもっと市民の意見を聞いていいんじゃないかということを言わせていただきましたので、よろしくお願いいたします。 ◎文化スポーツ振興部長 この件についての地域の方との話というのは、特に芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークの皆さんとは対話でやっていこうということで、過去に市長答弁でも、全てこちらの言うとおりというわけでもないし、その場の言葉かどうか分かりませんけれども、こちらが言うとおりで全てお願いするわけではないけれども、かといって、言われたのは全部そのとおりですというわけでもない。つまり、対話ですから、お互いに理解をし合って進めていこうというスタンスでやってきていますので、これからもそのスタンスには変わりはございません。 ◆新井 委員 そのスタンスの中で、できる限り市民の意見を拾っていただきたいというふうに要望させていただきます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって文化スポーツ振興部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(健康増進温浴施設のオープンについて) ○委員長 行政報告、健康増進温浴施設のオープンについてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎文化スポーツ振興部長 行政報告、健康増進温浴施設のオープンについてご報告いたします。  詳細につきましては、スポーツ振興課担当課長から説明申し上げます。 ◎スポーツ振興課担当課長 行政報告、健康増進温浴施設のオープンについてご説明いたします。  タブレットの資料76のところです。行政報告「健康増進温浴施設のオープンについて」をご覧ください。  午前中に現地にてご説明した部分もございますので、内容をかいつまんでご説明をさせていただきます。  健康増進温浴施設は、室内プールの一部としまして、町田市バイオエネルギーセンターの整備に併せて整備を進め、来月4月1日からオープンいたします。この施設は、町田市バイオエネルギーセンターの余熱利用を行い、子どもから高齢者まで幅広い世代の方に、健康の増進と交流をしていただく施設となります。  それでは、「1 温浴施設概要」についてでございますが、この施設は3階建てとなりまして、先ほど現地にてご説明をしたとおり、表のとおりの施設となってございます。  続きまして、「2 利用時間・利用料金」についてでございます。利用時間は、浴室につきましては、午前10時から午後9時まで、多目的室は午前9時から午後9時までとなります。(2)利用料金につきましては、先ほど現地でご説明しましたが、アの表のとおりとなります。イにつきましては、既存のプール、トレーニング室の料金となってございます。  資料を1枚おめくりいただきまして、次のページをご覧ください。  そこから先のウとエにつきましては、指定管理者からの提案にて、温浴施設と室内プールの複数の施設を利用した場合のセット料金を設定しております。エのぜんぶ利用券については、同じ日にプールとトレーニング室と温浴施設を利用した場合のセット料金となってございまして、表の中の利用料金の隣の本来の金額という部分がプール、トレーニング室、温浴施設の個別の料金を合計したものになりますが、こちらと比べまして、セットの場合ですと32%の割引となってございます。  続いて、休館日につきましては、毎月の第1及び第3月曜日、ただし室内プールが繁忙となります7月21日から8月31日の間は無休となります。このほかに、年末年始の12月29日から1月3日が休館となります。  「3 管理運営」につきましては、室内プールも含めまして、株式会社協栄・東京体育機器株式会社が指定管理者となってございます。今後、4月1日のオープン以降につきましては、実際、ご利用される方が、地域の方も含めまして、市民の方全体の利用があると思います。こちらの利用者の声やニーズ、利用の状況を確認しながら施設の運営を今後行ってまいります。  ご説明は以上となります。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 午前中もありがとうございました。こちらの施設につきましては、地域の皆さんと設計の段階からつくり上げてきていただいて、本当にありがとうございます。最後に、ビールを置くだとか、そういうところまで地域の皆さんと話し合って、そういう施設になったということは、こっちを見て言うんですけれども、こういうふうになければいけないなと思っています。  ここのオープンで、利用とかというのは分かるんですけれども、地域の皆さんと話し合った中で、いざ災害があった場合に、特に大規模災害があった場合に、ここがバイオエネルギーセンターの熱で沸かすことができるとか、避難施設になるところも想定されているので、ふだんの利用もそうですけれども、どちらかというと、地域からしてみればそちらのほうに重きがあるんですけれども、その辺も、いざというときは、ここはこういうふうになりますという利用者の皆さんへの部分も必要だと思います。  あと、ずっと求めてきたんですけれども、なかなか取り入れていただけないんです。プールのほうは高齢者料金がありますよね。これはマーケティングから考えても、ふだん平日等を利用されるといったら、高齢者とかにも限られるとは言わないけれども、そういう方々の利用促進を平日はしていかなきゃいけない。そういうことの観点から捉えても、あと健康とかやっても、やっぱり高齢者料金というのは今後も検討していただきたいと思うんですけれども、そこのところをお伺いしたいと思います。
    ◎スポーツ振興課長 今大きく2点いただいたと思います。災害時のときのお話と高齢者料金のお話だったと思います。  まず、災害時につきましては、既存の室内プールについても、何かあったときにはプールの水を生活用水として利用できるように、そういった取組をしているところではあります。ただ、お風呂もできましたし、これから地域の方たちと指定管理者と協議会を設けて、その中で地域の方の意見を聞きながら、災害時にはどういう対応ができるかだとか、その辺はまた今後も詰めていく、お話合いをしていきたいと考えております。  もう1点の高齢者料金のところですけれども、市内には2か所の民間の浴場がまだございます。そういったところとの料金のバランスなんていうところもございますけれども、確かに委員がおっしゃるとおり、高齢者の利用というのは非常に多いですし、今後も多分そういうところは需要は伸びるんだろうなとは思っております。そういった中で、利用者のニーズというところもしっかりと把握しながら、あと毎年アンケートとかも取っておりますので、そういうところの利用者の意見も聞きながら、条例では最大、上限が700円ということで決まっていますので、こういったセット割も含めてですけれども、その範囲内で検討していきたいと思っております。 ◆松葉 委員 今日はありがとうございました。  1点だけなんですけれども、自販機、今、災害の話がありましたけれども、災害ベンダーとかがなくて、今から新しくなる施設は、やっぱりそういう視点がすごく大事だと思うんです。説明されていた中で、指定管理料が上がるみたいなことをおっしゃっていたんですけれども、実際、普通の自販機と災害ベンダーがある自販機とではどれくらい変わるものなんでしょうか。分かればでいいですけれども、分からないですか。 ◎スポーツ振興課長 実際に今手元にそういう資料も持っていなくて、はっきり言って、存じておりません。  ただ、先ほども藤田委員のときにもお話ししましたけれども、地域とのお話合い、協議会みたいなのもちょうど立ち上がっていますので、そういった中で地域の人のニーズをよく把握しながら、そういう導入も今後は検討していければとは思います。 ◆松葉 委員 そうですね、新しくオープンするときに、そういう防災の視点はすごく大事だと思うんですね。視察の中でキャッシュレスの話とかもありましたけれども、そういったところを指定管理の中に入れていくとか、市側もそういった提案ですとかを入れていくというのはすごく大事だと思うので、今後、地域の方との話合い、協議というところもあると思うんですけれども、そこは要望しておきたいと思います。 ◆矢口 委員 すみません、1点だけ、今回、指定管理者を公募する際の評価の基準に、例えばキャッシュレス利用のキャッシュレスへの配慮とか、そういうのは評価の一つとして考えられているのかというところをお伺いします。 ◎スポーツ振興課長 今回の指定管理の公募に当たっての評価というところですけれども、キャッシュレス決済の部分については、特に評価の基準としては入っていません。ただ、やっぱり地域貢献ですとか、そこが一番今回の視点では重要だったのかなと。あそこの小山田という地域で、ごみの余熱利用なんかもしていますし、ごみに関しては非常に関心の高い地域でもございますので、そういったところが一番評価の視点には上がったのかなというところでございます。 ◆田中 委員 すみません、1点だけ確認をさせていただきたいんですけれども、温浴施設では、幼児はおむつが完全に取れた方となっているんです。ちょっと離れるかもしれないんですけれども、室内プールのほうはそういうお子さんはどうだったのかなと思って、授乳室なんかも用意していただいて、お子さんがウェルカムな状況の中で、別に幼児もおむつが取れていない方でも入れるようにというわけではないんですけれども、その辺の情報の周知がないと利用者の方々が混乱するかなと思いまして、そのあたり、室内プールとお子さんとの関係というのはどんなふうになっているか、1点だけ。 ◎スポーツ振興課長 まず、おむつについては、市内の温水プールも含めて、この室内プールでもおむつが取れている方の利用ということでご案内しています。指定管理のホームページですとか、市のホームページでも、その辺はしっかりと周知をしていきたいと思います。 ◆矢口 委員 さっきのキャッシュレスの件で要望だけ一つ。キャッシュレスは一切ないよ、現金持ってきてねというのを、せめてホームページとかに、本当はキャッシュレスできたらいいんですけれども、多分ホームページとかを事前に見て行く人が多いと思うんです。これからオープンとかになって。そのときに現金がなければうちは券を買えませんよという注意書きを書いておいてもらえると、少しでも利用者の方、現金を持っていかなければいけないんだなと分かってもらえるので、最近現金を持たないでお出かけする人が多いので、ホームページとかにそうやって書いていただければということで要望だけしておきます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後5時23分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後5時41分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第22号議案 ○委員長 第22号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎子ども生活部長 それでは、第22号議案 町田市大地沢自然交流サイト条例についてご説明申し上げます。  本議案は、大地沢青少年センターに指定管理者制度を導入し、青少年だけでなく、幅広い世代の誰もが気軽に利用できる施設にするため、大地沢青少年センター条例の全部を改正するものでございます。  主な改正内容といたしましては、施設の名称を「大地沢青少年センター」から「大地沢自然交流サイト」に変更し、併せて利用料金の設定区分等を改めるとともに、指定管理者による管理等に関する規定を整備いたします。  なお、この条例は、2023年4月1日から施行いたします。  説明は以上になります。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆木目田 委員 この大地沢青少年センターから大地沢自然交流サイトにということで、指定管理者等の規定を整備するということで、今後の大地沢自然交流サイトの行く末というか、先ほどあらゆる幅広い世代のというところは分かったんですけれども、例えば来園者というか、来場者がどれぐらいとか、人が集まる施設にするのか、それとも質の高いところにするかとか、指定管理の条項の方向性といったものがあれば教えていただきたいんですけれども。 ◎大地沢青少年センター所長 ご質疑ありがとうございます。大地沢青少年センターにつきましては、今、質とか人を集めるとかというお話をいただきましたけれども、基本的には両方を考えていきたいと思っております。今、青少年ということになっておりますけれども、いろいろな多世代の方を相手としまして、いろんなプログラム等も提供させていただきまして、いろいろな形で多数の方を集めていきたいということ、あとプログラムにつきましても、それぞれの世代に応じたものを提供することによって質も上げていきたいと考えております。 ◆木目田 委員 何か数値目標――KPIみたいなものがあるのかどうか、それはこれからの検討なのか、その辺もちょっとお聞かせください。 ◎大地沢青少年センター所長 数値目標等につきましては、基本的には事業者の提案、それがいかがなものかというのもございます。それがよいものであれば、結構集められるのではないかということも期待をしております。ですので、基本的には事業者のいい提案を、なるべく人を集められるようなものをということで考えていきたいと思っております。 ◆木目田 委員 例えば、業界で有名なのか分からないですけれども、沼津の「INN THE PARK」という公共R不動産が受けた、青少年センターだったのにかなり斬新なグランピングみたいなところにするとか、何かそういったイメージ、特に条項、条件なしにヒアリングというか、サウンディングという言葉とちょっと違うかもしれないですけれども、提案を受けるのか、それとも市の方向として、こういったものとかという定まった方向性があるのか、その辺はいかがなんでしょうか。 ◎大地沢青少年センター所長 基本的には、まず今ある施設を有効活用していきたいと考えております。ですので、今ある施設をうまく使って、まず指定管理という形で運営をしていきたいと考えております。それから先、運営のほうが順調に安定していきましたら、いろいろとまた広げていければなと考えております。 ◆藤田 委員 今回、青少年から全般へということでありますけれども、青少年施設ということで、様々ルールがありましたよね。例えばアルコールの件だとか、かなりそこは細かくルール化されていると思うんです。あるいは、市のほうでも要綱とか何かに関連してくると思うんですけれども、その辺の整理はどういうふうになっているんですか。 ◎大地沢青少年センター所長 今までは青少年施設ということで、例えばお酒が駄目であるとか、もちろん、たばこもそうなんですけれども、そういったルールとかもありました。また、あるいは夜につきましては、10時が消灯であるといったようなルールもございましたけれども、そこら辺をまた民間活力という形で、いろんな方たちに来ていただくことになった場合には、そこら辺は少し見直していきたいなとは思っております。 ◆藤田 委員 その辺というのは、要綱とかそういうのがあるんですか。変えなきゃいけなくて、そのまま、ただ大地沢青少年センターでルール化をして、それを守ってくださいという形に周知していくのか、どういうものなんですか。 ◎大地沢青少年センター所長 基本的には、今、運用の中でやらせていただいているところではございます。 ◆藤田 委員 その辺の周知というか、今まで利用されてきた方々等の周知とかいろいろあるかと思いますので、そこのところはしっかり、改めて所管だって、子ども生活部でいいのかどうなのかということもあると思うんですけれども、今まで青少年施設でよかったところもいっぱいあったと思うんですよ。例えば子どもとキャンプに行くとき、近くに安心してキャンプに行けるとか、ざっくばらんに言えば、利用されている方々、普通のキャンプ場に行くと、大人が夜中に騒いだり、ビールを飲んだり、若者がいろいろあって、安心して子どもと一緒にキャンプに行けないだとか、そういう人たちが利用されていたし、青少年の団体でも、団体として子どもたちを安心して連れていけるところだとか、そういうところは幾ら広げたとしても、やっぱり大地沢青少年センターにそういうイメージを持っている方々がたくさんいるし、青少年委員だって、ここを健全育成とかも含めて活動拠点にしていたわけじゃないですか。そういうところというのは全くできなくなっちゃうのか、そこのところというのは、幾ら広げたといっても、やっぱり残してほしいと思うんですけれども、そこのところのすみ分けはどうなっているんですかね。 ◎大地沢青少年センター所長 今おっしゃっていただきましたが、いいところは基本的には守っていけたらなとは思っております。ですので、制限はある程度外して自由にしたとしましても、基本的に、例えば夜であれば警備の者とかもおりますので、そういうところもきちんと目を届かせるような形とか、そういう形で運営につきましては環境の悪化にはならないような形で考えていきたいとは思っております。 ◆藤田 委員 ここは自然教育も含めて非常に大事な場だと思うんです。環境教育とか、そういうものも含めて、そこの部分というのは幾ら名前が変わったとしても、青少年施設であったということの始まりという部分は大事にしていただいて、これから運営をしていただきたい。マーケティングも大切だけれども、子どもたちだとか教育だとかが非常に大切な施設だと僕は思っていますので、そこのところはできれば引き続き子ども生活部で所管をしていただいて、その部分の理念だけでも残していただければありがたいと思います。ここは要望にさせていただきます。 ◆田中 委員 本会議でも佐々木議員が質疑をさせていただいたんですけれども、改めて幾つか確認をさせていただきたいと思います。  1点目、今回、全部改正になるそもそもの条例ですけれども、大地沢青少年センターが設置をされたそもそもの目的について、改めて確認をさせていただきたいと思います。  また、今回の条例全部改正によって、利用料金の違いについて、どういった違いが出てくるのか、その点を伺いたいと思います。 ◎大地沢青少年センター所長 大地沢青少年センターにつきましては、基本的には社会教育活動の一環という形で、青少年のための施設という形で設置いたしました。  それから、利用料金等につきましては、基本的には現状のものを大きく変えるようなことはしておりませんので、基本的には同じような使える形にはしております。ただし、1点だけ、野外炊事場とレクリエーションホールにつきましては、改めて設定させていただいたところでございます。 ◆田中 委員 先ほどの委員からの質疑もありましたが、青少年のための施設として出発をしているという点と、今回、ほかの料金はそんなには変わっていないんですけれども、野外炊事場とレクリエーションは利用料がかかるというところでは、どういうふうに料金を徴収するのかなというのが少し疑問で、わあっと参加している人たちが、何か物を借りるとかというのであればお金が発生するのは分かるんですけれども、割とオープンになっている施設の利用料を今回あえて設定した理由を伺いたいと思います。  また、本会議の質疑でも行ったんですけれども、これまで保育園ですとか幼稚園が使う場合、園とかが利用する場合の料金のことについて、これまでの状況と何か変更があるのかを伺いたいと思います。 ◎大地沢青少年センター所長 料金の設定等についての件でございますけれども、まず、例えば野外炊事場につきましては、今まで薪代しか取っていなかったわけなんですけれども、改めてご利用いただくときにはお支払いいただくということになります。それにつきましては、予約施設でございますので、お越しいただいたときにカウンターでお支払いいただくような形を考えております。  それから、保育園等々についてのことでございますけれども、今まで青少年団体登録というような形でやっていただいて、お使いいただいておりました。今回、団体料金という形になっておりまして、それにつきましては今までの青少年団体料金と同一の料金で設定させていただいておりますので、使い勝手に大きな変更はないものと考えております。 ◆田中 委員 ありがとうございます。幼稚園などの利用料についての変更はないということは確認できたんですが、私も、ここが青少年のための施設というところがそもそも設置の目的だったというところでは、例えば大地沢青少年センターで、今やっているかどうか分からないんですけれども、学校教育部がやっている科学センターの虫の観察なんかを大地沢青少年センターに行ってやる、自然の環境を見る、あとは町田市の一番高い山の草戸山を登ったりとか、やはり青少年施設ということで、そこに関係がある学校なんかも利用しやすいところがあったと思うんですね。そのあたりの教育の分野との関連性というところでは何か対応されることがあるのか、伺いたいと思います。 ◎大地沢青少年センター所長 今おっしゃいました教育的な部分でございますけれども、今度、事業者にいろいろとプログラムを提案していただこうと思っております。その中で、子どもの成長を育むようなプログラムも併せて提供してほしいということで申し上げるつもりでおります。ですので、そういった部分でそういう教育的なプログラムを担保できるものと考えております。 ◆田中 委員 事業者の方がプログラムというところもあると思うんですが、あと、他の学校教育部などの連携などについては大丈夫なんでしょうか。 ◎大地沢青少年センター所長 学校教育部等々、例えばこちらの施設を使う場合につきましては、市の施設の利用という形で使うことにつきましては、受入れは十分できるものだと考えております。  先ほどの田中委員の質疑の中で、料金設定につきましての理由でございますけれども、これにつきましては、施設を使っていただきましても、やはり野外炊事場であれば水を使ったりとか、あるいはトイレを使ったりとかもございますので、そういった意味でご負担が必要かなと思いまして、設定させていただいた次第でございます。 ◆今村 委員 すみません、私からもお聞かせいただきたいと思います。  まず、質疑ですけれども、現大地沢青少年センター条例の第1条、第2条あたりに――ごめんなさい、すぐ出てこなかったので、目的等が書かれているところがあればご紹介いただきたいんです。  なぜこれを聞くかというと、今回の議案は条例改正にしていますよね。廃止して、新設の条例ではなくて、改正をするというところに、先に答弁でも欲しいですけれども、大地沢青少年センターのこれまでの歴史を踏まえて、その歴史の上に新たな条例をよりいいものを設定していくという気持ちなのかどうか、その辺、きちっと市のほうの話を聞かせていただきたいと思います。  それから、当然、これまで特に相原保善会の皆さんとか、もう当初からずっと関係を築いてきた方たち、それから町内会・自治会の皆さんなどにも、それぞれこうした条例改正に向けていろいろ話をされてきたと思いますけれども、その辺の簡単に経過と、今後も協力をしていただいて、委員の皆さんが今回特にこだわっている、この条例改正をすることによって、子どもたちが利用しにくくなるようなことのないということをちゃんと考えていらっしゃるのではないかと思いますが、その辺について確認をさせていただきたいと思います。 ◎大地沢青少年センター所長 ご質疑ありがとうございます。まず、旧条例の設置の目的ということでよろしいでしょうか。社会教育活動の一環として、恵まれた自然環境の中で青少年の創造力を生かし、人間性を豊かにする野外活動を行う。青少年の健全な育成を図るとともに、市民の福祉の増進を図るというのが目的になっております。これが旧条例の目的になっております。  今回は、新しく条例設定につきましては、基本的にはさらによいものをもちろんつくっていきたいという気持ちで考えております。ですので、今回につきましては、条例は、もちろん従前の施設の役割も踏襲しつつ、大地沢青少年センターを利用者の範囲を広げて、新たににぎわいをつくっていきたいという形で考えてございますので、全部改正という形で改正させていただいているところでございます。  続きまして、地域の方たちにつきましては、相原保善会及び町内会等につきましても説明させていただきまして、ご理解をいただいているところでございます。  今後につきましても、いろいろ協力体制を取っていっていただけるとともに、また今後いろいろな問題につきましても調整させていただきながら、うまく運営していきたいと考えておるところでございます。 ◆今村 委員 ありがとうございました。ぜひ、地域の皆さんと協力して子どもたちのためにもいい施設となるように、幅広い世代の皆さんにもご利用いただけるようにということで、部長、一つだけ、要望だから答弁は要らないですけれども、条例はまさに自治体の法律だし、目的が何なのかということをはっきり示すものだと思うんですよね。せっかく今、大地沢青少年センター条例のこれまでの歴史を踏まえて、いいところをやっていく。だったらば、今の新たな第1条、第2条を見ていても、青少年というような言葉がないのはちょっと残念だなと思いましたので、その辺はまたいずれかの機会のときに考えていただけたらと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。 ◆田中 委員 第22号議案に反対の立場で討論をさせていただきます。  質疑の中で、影響について確認をさせていただいて、様々対応されているということは理解をいたしましたが、大地沢青少年センター条例のもともとの目的が青少年のための施設、それを市のほうで社会教育の活動の一環として取り組んできたというところを引き続きやるべきだということを申し添えまして、反対討論とさせていただきます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第22号議案について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって、第22号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 △第7号議案(子ども生活部所管部分) ○委員長 第7号議案を議題といたします。  本案のうち、子ども生活部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎子ども生活部長 第7号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計予算のうち、子ども生活部所管分につきましてご説明申し上げます。  歳入の主なものから説明いたします。  30ページをご覧ください。  第13款、分担金及び負担金、項の1、負担金、目の2、民生費負担金、節の3、児童保育費負担金6億5,123万9,000円は、民間保育所利用者の保護者負担金でございます。  32ページをご覧ください。  第14款、使用料及び手数料、項の1、使用料、目の2、民生使用料、節の2、市立保育園保育料4,374万5,000円は、市立保育園利用者の保護者負担金でございます。  節の3、市立保育園保育料(個人給付相当額)5億726万7,000円は、市立保育園の利用者に対する保育サービスの個人給付相当額を町田市が法定代理受領するものでございます。  節の5、学童保育クラブ育成料3億5,804万9,000円は、学童保育クラブの利用料でございます。  38ページをご覧ください。  第15款、国庫支出金、項の1、国庫負担金、目の1、民生費国庫負担金、節の5、児童手当負担金42億49万5,000円は、中学校修了前までの子どもに支給する手当に対する国負担分でございます。  節の6、児童扶養手当負担金4億9,521万8,000円は、ひとり親家庭等に支給する手当に対する国負担分でございます。  節の7、子どものための教育・保育給付費53億4,728万8,000円は、民間保育所、新制度に移行した幼稚園や認定こども園、家庭的保育事業者等に支払う施設型給付費などに対する国負担分でございます。  39ページをご覧ください。
     節の15、子育てのための施設等利用給付交付金4億4,644万5,000円は、幼児教育・保育の無償化実施のための施設等利用費給付に係る経費の国負担分でございます。  41ページをご覧ください。  節の3、子ども・子育て支援交付金6億6,012万1,000円は、一時保育事業、病児・病後児保育事業、地域子育て支援拠点事業、幼稚園一時預かり事業、学童保育クラブ事業などの運営費に対する国補助分でございます。  節の4、保育所等整備交付金1億9,617万1,000円は、認可保育所の整備に係る経費の国補助分でございます。  節の6、保育対策総合支援事業費補助1億6,331万6,000円は、保育士宿舎借上支援事業、広域的保育所利用事業などに係る経費の国補助分でございます。  46ページをご覧ください。  第16款、都支出金、項の1、都負担金、目の1、民生費都負担金、節の6、児童手当負担金9億1,909万9,000円は、中学校修了前までの子どもに支給する手当に対する都負担分でございます。  節の7、児童育成手当負担金9億9,910万5,000円は、ひとり親家庭等に支給する手当に対する都負担分でございます。  節の8、子どものための教育・保育給付費25億2,462万5,000円は、民間保育所や新制度に移行した幼稚園、認定こども園、家庭的保育事業者等に支払う施設型給付費などに対する都負担分でございます。  節の15、子育てのための施設等利用給付交付金2億2,322万2,000円は、幼児教育・保育の無償化実施のための施設等利用費給付に係る経費の都負担分でございます。  48ページ、49ページをご覧ください。  節の12、乳幼児医療費助成事業費補助3億6,299万7,000円、節の13、義務教育就学児医療費助成事業費補助3億8,266万8,000円、節の14、ひとり親家庭医療費助成事業費補助1億2,278万3,000円は、それぞれ乳幼児や小中学生、ひとり親家庭等の医療費補助事業に係る経費の都補助分でございます。  節の15、私立幼稚園等園児保護者負担軽減事業費補助1億3,339万3,000円は、幼稚園児の保護者の経済的負担を軽減する事業などに係る経費の都補助分でございます。  節の18、認証保育所運営費補助1億994万8,000円は、町田市の乳幼児が入所する東京都認証保育所の運営費に対する都補助分でございます。  節の20、子育て推進交付金16億4,431万3,000円は、ゼロ歳児保育、11時間開所の保育所運営などに係る経費の都補助分でございます。  節の21、子ども家庭支援包括補助事業費補助1億4,533万6,000円は、学童保育クラブの整備工事費や冒険遊び場活動費、子ども家庭支援センター運営費などに対する都補助分でございます。  50ページをご覧ください。  節の23、子ども・子育て支援交付金6億5,737万2,000円は、一時保育事業、病児・病後児保育事業、地域子育て支援拠点事業、幼稚園一時預かり事業、学童保育クラブ事業などの運営費に対する都補助分でございます。  節の24、保育対策総合支援事業費補助1億983万3,000円は、保育士の宿舎借上げ支援や保育従事職員の資格取得支援、認可保育所等への保育補助者雇い上げなどに係る経費の都補助分でございます。  51ページをご覧ください。  節の38、保育士等キャリアアップ補助2億7,316万8,000円は、保育所等における保育士等のキャリアアップ事業に係る経費の都補助分でございます。  52ページをご覧ください。  節の43、東京都多子世帯負担軽減事業補助2億9,670万6,000円は、保育所等の保護者負担金に対する多子世帯負担軽減事業に係る経費の都補助分でございます。  節の47、保育サービス推進事業費補助1億8,538万6,000円は、保育所等における保育サービス推進事業にかかる経費の都補助分でございます。  53ページをご覧ください。  節の51、保育士等処遇改善臨時特例交付金2億2,042万5,000円は、保育士・幼稚園教諭等の収入を3%程度、月額9,000円相当を引き上げるための経費に対する都補助分でございます。  66ページをご覧ください。  項の6、雑入、目の5、雑入、節の2、民生費雑入、説明欄の自立支援給付費、子ども発達支援課1億1,582万円は、障がい児通所支援サービス等に係る施設給付費でございます。  以上が歳入でございます。  次に、歳出について「予算概要説明書」を使って説明いたします。  「予算概要説明書」の192ページをご覧ください。  子ども生活部予算のポイントとして、予算編成に当たっての予算編成の考え方、予算編成で重視した取組を記載しております。  193ページ、194ページをご覧ください。  子ども生活部予算総括表でございます。事業費合計で332億335万6,000円でございます。事業費ベースで対前年度10億7,746万7,000円増額、一般財源ベースで1億2,246万円増額しております。  次に、主な事業についてご説明いたします。  各事業については目単位としております。また、各事業の内容と事業費とのつながりが分かるように付番をしております。  それでは、各目、優先度の高い事業についてご説明いたします。  195ページ、196ページをご覧ください。  児童福祉総務費の事業の内容①をご覧ください。市の附属機関である子ども・子育て会議において、子どもの権利を守るため、(仮称)子ども条例の検討や、子ども・子育て支援施策に関する計画の策定、進捗管理を行うものでございます。  次に、2022年度の取り組みですが、子ども・子育て会議において、(仮称)子ども条例の制定に向けた検討部会を設置し、基礎データとなる市民アンケートを行うなど、条例の骨子案の完成を目指します。また、2022年度は、第二期町田市子ども・子育て支援事業計画の中間年度に当たるため、人口推計を含めた計画の見直しを行います。  事業費は、業務委託料として871万4,000円、子ども・子育て会議委員報酬として151万8,000円でございます。  197ページ、198ページをご覧ください。  保育・幼稚園費の事業の内容①、②をご覧ください。教育・保育施設の安定的運営を支援するとともに、多様な保育ニーズに対応し子育てサービスの充実を図るため、保育所、幼稚園、認定こども園、小規模保育事業所や家庭的保育事業所を対象とし、施設型給付費の支給や各種事業に対して補助金を交付するものです。  次に、2022年度の取り組みですが、施設型給付費や地域型給付費の支給に加え、保育所、幼稚園等で働く職員を対象に、収入の3%程度、月額9,000円程度相当の賃金改善を図るための費用を補助します。  主な事業費は、児童保育委託料として78億4,935万7,000円、児童保育委託料(特別保育分)として23億5,401万8,000円などでございます。  199ページ、200ページをご覧ください。  子育て推進費の事業の内容①、②をご覧ください。第二期町田市子ども・子育て支援事業計画に基づき、保育所等の整備を行います。また、病気または病気の回復期で、他の児童との集団保育が困難な児童の保育に対応するための病児・病後児保育を実施いたします。  次に、2022年度の取り組みですが、南地域に2023年4月開所の認可保育所1園を整備します。また、2022年4月から南地域に新たな病児保育施設1施設を開設し、市内合計で病児保育施設3施設、病後児保育施設4施設にて事業を実施いたします。なお、病児保育については、八王子市及び相模原市と広域利用協定による相互利用を引き続き実施いたします。  主な事業費は、民間保育所整備事業費補助金として3億758万9,000円、病児・病後児保育事業の委託料として1億637万9,000円などでございます。  201ページをご覧ください。  子ども家庭支援センター費の事業内容の②をご覧ください。ひとり親家庭や生活困窮世帯の子どもを対象に、基礎学力の定着、学習習慣や生活習慣の改善、幅広い社会性の定着、将来を前向きに考えるきっかけの提供を目的とした学習支援事業を実施いたします。  2022年度の取り組みですが、会場において対面形式で行う集合型とタブレット端末等を用いて自宅で行うリモート型の実施に加え、新たに中学校3年生を対象に加えるなど、事業内容を拡充いたします。  事業費は、委託料2,780万1,000円でございます。  202ページをご覧ください。  児童青少年費の事業の内容①をご覧ください。子どもの居場所のさらなる充実を図るため、子どもクラブの整備を進めるものでございます。  2022年度の取り組みですが、小山田子どもクラブ建設工事に着手し、2023年7月の開館を目指します。  事業費は、小山田子どもクラブの整備工事費の1億7,520万円でございます。  203ページをご覧ください。  子ども発達支援費の事業の内容の①をご覧ください。障がいのある児童や発達に遅れや不安のある児童に関わる施策を推進するため、関係機関との連携や民間事業者の支援等を行うものでございます。  2022年度の取り組みですが、引き続き公立保育所や小学校等に通う医療的ケア児を受け入れるための看護師の派遣等を行います。  事業費は、看護師の派遣委託料の5,848万7,000円でございます。  204ページをご覧ください。  大地沢青少年センター費でございます。  事業の内容ですが、大地沢青少年センターの維持管理及び主催事業等を実施するものでございます。  2022年度の取り組みですが、施設の維持管理や運営を行うとともに、子どもキャンプや森林体験塾などの主催事業を実施いたします。  主な事業費は、施設等管理委託料1,971万5,000円などでございます。  続いて、自然休暇村費でございます。  事業の内容ですが、長野県川上村にございます町田市自然休暇村の維持管理、運営を2006年度から指定管理者制度を導入して実施しております。  2022年度の取り組みですが、新型コロナウイルス感染症の状況を注視しながら、自然休暇村利用者の増加を図るため、PR活動を実施していきます。  主な事業費は、指定管理委託料9,034万3,000円でございます。  最後に、325ページから336ページ及び373、374ページをご覧ください。  事業別支出科目一覧でございます。大事業ごとに、子ども生活部の全ての支出科目を掲載しております。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 それでは、幾つかお伺いいたします。  まず、195ページの(仮称)子ども条例の関係であります。検討部会を設置するということでございますけれども、検討部会のメンバーと今後この条例策定に当たってどのようにこれから策定していくのか、そこをお伺いしたいと思います。  それと、197ページで保育園等の様々な運営等が書かれておりますけれども、ご存じのように、新型コロナウイルスで今大変な状況でございます。閉園をしたり、濃厚接触者は待機をしていただいたり、今後もかなり保育園、幼稚園等は続く可能性がありますけれども、引き続き、新型コロナウイルス感染予防等に対する支援というのはかなり必要かと思いますけれども、その辺、どのように考えられて予算化されているのか、具体的な支援策もあればお伺いをしたいと思います。  次が201ページのまこちゃん教室の拡充なんですが、これは本当にありがとうございます。ただ、今の状況、生活貧困家庭の子どもの貧困とかを考えると、市がこれを拡充していくというのも限界があるのかなと思います。実際に市内には無料塾をはじめ、子ども食堂やそういったところもそうなんですが、一緒にコラボしたりして、学習支援だけではなくて生活支援も非常に大事だということで、そういったNPOとか市内で活動している方々と、むしろ協力してそちらの支援をしていって広げるということが考えられますけれども、その辺の連携ですね。まこちゃん教室ばかりではなくて、進めていただいています子ども食堂とか、そういう部分も含めて、生活困窮者、子どもの貧困対策をどのように展開していくのか、そこを伺わせていただきたいと思います。  もう一つが203ページのご説明いただいた医療的ケア児、公立の保育所とか、今度は小学校だとか、小学校も始めていただいていますけれども、これは本当に大変なことだと思います。なかなかほかの自治体でもやりたくてもできないところだと思いますので、今回改めて2022年度、重きを置いて取り組んでいる看護師さんの派遣等も含めて、具体的に予算の根拠をお知らせいただきたいと思います。  それと、ちょっとページが見つけられなかったんですが、いわゆる児童養護施設と乳児院等も含めて、ショートステイ、トワイライトステイの関係なんですが、ここはやはりかなり求められているんですけれども、なかなか広げたくても、予算の関係だとかいろいろ難しいということも、それぞれの施設から聞いているところでございますが、そういったところを受けて、ショートステイ、トワイライトステイも含めて、どのように今年度は対応していくのか、そこをお伺いしたいと思います。  お願いいたします。 ◎子ども総務課長 「予算概要説明書」の195ページの(仮称)子ども条例についてのご質疑を3点いただきました。  1点目は、検討方法についてかと思います。これについては、市の附属機関でございます町田市子ども・子育て会議に諮問をいたしまして、子ども・子育て会議のほうでは、検討部会を新たに立ち上げて検討していきたいと考えてございます。部会のメンバーなんですが、まだこれからのお話になりますので、仮のお話ですが、学識者を3人、大学の先生、弁護士の方を入れたいと思っています。そのほかに、例えば社会福祉協議会だとかというような事業者、加えて経済団体、商工会議所等々からも入っていただければと考えてございます。そのほかに市民の保護者1名と青少年委員、そのほかに目玉といたしまして、大学生をこの中にメンバーとして入れて進めていきたいと考えてございます。  進め方なんですが、あらあらのスケジュールではございますが、今年の5月中旬に、子ども・子育て会議第1回を開きまして諮問をしたいと思います。部会の開催も同じく5月の下旬には1回目を開きたいと考えてございます。10月にはアンケート調査、これは小中学生、高校生、市民の方に対して行うものなんですが、こちらを実施したいと考えてございます。年度を開けて、2023年6月にはパブリックコメントを実施して、9月中旬ぐらいには条例の報告を上げて、12月の議会に条例案を上程したいと考えてございます。条例が可決された後、1月には条例の施行といったような段取りで進めたいと思っております。メンバーも含めて以上でございます。 ◎保育・幼稚園課長 ご質疑いただきました保育・幼稚園費、各市内保育施設等のコロナ対策に係る予算についてということですけれども、委員がおっしゃいますとおり、第6波による影響でいまだに臨時休園が、大分収まってはおりますが、感染者が連日いまだ出ておりまして、濃厚接触者の特定などを行っている状況ではございます。この保育園のコロナ対策に係る予算としましては、こちらは先日議決していただきました3月補正予算で6,600万円、市内の民間施設を対象としまして、新型コロナウイルス感染症の対策事業として予算計上させていただいております。  こちらの中で、こちらの対象としては2021年度と2022年度の消耗品ですとかマスク、そういったものを対象としておりまして、2021年度に予算を執行するものは額としては少なくて、大きな部分では、2022年度に繰越しして執行するといった形で2022年度のコロナ対策にかかる経費というのを前倒し、先取りして予算計上しているという状況でございます。 ◎子ども家庭支援センター長 ご質疑を2点いただいたと思うんですけれども、まず1点目、学生支援事業のところなんですけれども、後ほど行政報告をさせていただくんですけれども、生活援護課でやっていました学習支援事業と統合するというところで拡充を図りたいと思っております。  もう1点、地域と連携というところなんですけれども、各地域に無料塾等があるのは承知しているところで、機会あるごとに顔を出させていただいて、現状を聞きながらというところ、それと子ども食堂についても、現場に行かせていただきながら、地域でどのような形でコラボができながら、地域共生社会というところがありますので、地域力を向上させるというところで一助となるように、学習支援と子ども食堂が今後どういう形でやっていけるかというのは、地域の方とよく話合いをしながらやっていきたいと考えているところでございます。  もう一つのショートステイ、トワイライトステイについて、今年度から養育家庭、里親の方にショートステイをお願いするような形で始めております。これについては、今のところ周知はしていないんですけれども、その理由としましては、やはり施設と違いまして、一般家庭でお子さんたちを預かるというところで条件とマッチングが厳しいというところがありまして、これは各都内の自治体にも確認したんですけれども、そのマッチングというのがなかなかうまくいかないという現状があるので、今のところ、我々の子ども家庭支援センター職員が関わっているお家とか、その辺に必要があるときにご紹介をさせていただいてというところで今やらせていただいているところでございます。  周知につきましては、今後の運営が軌道に乗ったところで、どういう形で市民の方にお知らせするかというのは考えていくところかなと思っております。今後も、養育家庭、里親の方にお声をかけて、拡充の方向に動いていければなと考えておるところです。 ◎子ども発達支援課長 医療的ケア児看護師派遣委託料の根拠ということでご質疑いただきました。  こちらに関しましては、入園の申込みや相談を受けた方の人数を基に算出させていただいておりまして、具体的には公立保育園3名、小学校学童4名分でございます。ただし、入園の申込みの後に、医療的ケアが必要なくなった方などもいらっしゃいますので、2022年度の実際に現時点で派遣する数とは少しずれているといいますか、実際には少なくなって今予定しているところでございます。 ◆藤田 委員 子ども条例のほうなんですけれども、第1条というか、条文、目的はどんな感じになりそうなんですか。というのは、併せてですけれども、子どもは検討とか策定に入ってこないのかということなんです。極端な話を言えば、子どもたちに条例をつくらせてもいいぐらいに僕は思っているんですけれども、そこのところを併せてお伺いしたいと思います。  それと、保育園等の新型コロナウイルスの支援なんですが、補正で組んでいただいたりしているんですが、今現場を聞くと、保育士さんが濃厚接触だとか、あるいは感染してしまって、なかなか対応に苦しくて、言ってみれば、大きな法人立のところだといろいろやり繰りをしてきてもらったりなんかしてというところがあるんですが、言ってみれば、そういった保育士さんのやり取りの支援だとか、そういったところを市が間に入っていろいろやっていただけると非常に助かるかな。どうしても保育園同士でなかなか難しいところもあるんですけれども、そういった支援体制だとか、その辺は考えられないのかも含めて、今後のことも含めてお伺いしたいと思います。  あわせて、どちらかというとマスクだとか、そっちよりも、いろいろ賃金だとかそういうのは国のほうでもやっていますけれども、保育士さんに対する支援ですよね。そういったことの予算とかがあるのかどうなのか、そこをお伺いしたいと思います。  それと、まこちゃん教室とかも広げていただいている、おうちでごはん、これは社協のほうですけれども、子ども食堂にしても、おっしゃるように地域に大分広がってきていますよね。そういった中で今後は、やられているというのは聞いているんですが、例えば子ども食堂をやられている方々を集めて、そういったネットワークづくりだとか、そういうのは市のほうでマッチングも含めて、例えば無料塾でも独自でやったりしていますけれども、どうも食事の支援も必要だとかになったら、そういう子ども食堂関係だとかやっているところとマッチングをさせたりしてやったりしていますよね。だから、そういう支援というのは、情報交換も含めて市が中心になってくれると非常にありがたいかなと。そこのところを改めて求めたいところですけれども、そこをお伺いしたいと思います。  それと、ショートステイとトワイライトステイのほうなんですが、乳児院、児童養護施設も含めて、施設のほうへ予算も含めて大分求めていますよね。そこのところの対応はどうされているのか、そこをお伺いしたいと思います。  医療的ケア児のほうは引き続きよろしくお願いします。また一般質問もさせていただきますので、引き続きよろしくお願いいたします。 ◎子ども総務課長 まず、条例についての目的についてでございます。町田市においては、ユニセフが推奨する子どもに優しいまちづくり事業、こちらをユニセフ認定の実践都市として、全国これが5自治体として推進しております。実際、こうした取組を、町田市が実態に即した形で条例に定めた上で、市民と市が一体となって子どもの権利を大切にするといったところの姿勢を、市内外にお示しするのは条例が一番いいんじゃないかといったところを目的として持ってございます。  細かい条例の体系については、これからご議論をいただくところですので、一般的に今先進市というか、先行してやられているところはありますので、そういったところを参考に進めていきたいというふうには思っております。
     あと、多分子どもさん、いわゆる小中高校生を委員として入れないのかというようなご質疑につきましては、会議を開く時間帯等々もございます。あと、大人の会議の中に小学生が入ってというところもございますので、今の考え方としては、いわゆる常時委員として入っていただくということは考えてございませんが、臨時委員として場合場合で入っていただくということも可能な部会でございますので、必要に応じて小学生、中学生、高校生の委員もお呼びしながら意見を頂戴するといった必要はあるかと思いますので、その辺は委員の皆さんと検討しながら進めていきたいと思います。  あと、町田市子ども憲章をかなり全国的に早く、子どもたちがつくったというものがございます。これ自体なくしてしまうということではなくて、こういった理念も大切にしながら進めていきたいとは思っておりますので、そういった観点も含めて条例は策定したいと考えております。 ◎保育・幼稚園課長 先ほど新型コロナについてのご質疑、保育士など職員のほうが陽性ですとか濃厚接触者になり、保育の担い手が施設の中で不足した場合、受皿として、今まで大分そういった保護者の方にも、現場のほうにも、委員がおっしゃるとおり、不安は多くございました。こういったことを解消するために、2月17日に公立5園で代替保育を実施しております。また3月に入って、法人立の保育園10園でも代替保育を行っておりますので、こういった形で、今のところご利用などはないんですけれども、こういった安心材料としてご提供できる環境を整えることがまずはできたかなというところでございます。  先ほどの予算的な部分で、マスクですとか、消毒液、こういった物品的なコロナ対応の予算化というのはあるんですけれども、保育士に対する支援というところでのことなんですけれども、ここで月額9,000円の賃金改善というのも、国のほうでコロナもはじめとして、保育など医療機関も含めて、最前線で働いている方の処遇改善ということでなされたものでございますので、こういった保育士をはじめコロナに関わる、従事する方に対する補助ですとか、そういったものを、また情報がありましたら市でも取り入れて反映させていきたいと考えております。 ◎子ども家庭支援センター長 まず、ネットワークのところなんですけれども、子ども食堂につきましては、もう食堂のネットワーク連絡会というのがありまして、年2回程度開催しているところです。そして、地域でやっている無料塾については、まだ全体像が把握できていないというところが課題となっております。その辺を洗い出しながら、教育委員会と「まちとも」等もありますので、その辺の学習支援というのをどう考えていくかというのと子ども食堂、学習支援と食というところは今後一体化にできればなとは思っているところなので、まずは現状把握のところで、どのような学習支援が地域にあるかというのを調査していきたいとは思っております。  2点目のショートステイ、トワイライトステイの予算につきましては、ショートステイにつきましては2020年度から、マルガリータ、2歳以上のお子さんを預かるところはタクシーの移送費というところを負担させていただいております。これによって利用者にとってはより利用しやすくなったのかなとは思っております。  ただ、稼働率的には40%というところで、マルガリータがありまして、今後はその状況を見ながらというところと、2歳未満のベビーCoCoにつきましても、今のところ、稼働率が10%前後というところがありますので、周知の仕方もあるとは思うんですけれども、その辺も含めてやっていきたいと思います。  予算につきましては、来年度につきましては特に大きな変化はございません。 ◆藤田 委員 最後にいたします。そちらの学習支援のほうなんですけれども、よりリサーチも含めて、市内の中では当事者のアイデアに沿ってクラウドファンディングを仕掛けて、それで実施をするとか、いろいろ皆さん、苦労されながらも支援の広がりを持って、事業が継続できるようにいろいろ考えてやっているところもありますので、そういったところも連携して、できれば市のほうもできる支援をしていただきながら、そういうところも広げていただきながら、そうすれば、結局、市の目的である学習支援だとか、そういう部分も広がっていくと思いますので、より民間等々、民間とかNPOだとか、そういう団体と連携を深めて一緒に広げていくようにお願いしたいと思います。  ショートステイ、トワイライトステイのほうは、やっぱり周知もあるんだと思います。十分施設からの意見も聞いていただきながら、できるところ、できれば予算のところも含めて広げていただくように、そこはニーズは本当にありますので、そこのところはよろしくお願いしたいと思います。  最後に、子ども条例のところは、町田市の子ども憲章のいいところは、やっぱり子どもたちがつくったからいいんですよ。委員に入れるのは難しいかもしれないけれども、例えば、子どもたちだったらどんな条例をつくるとか、中学生たちとかを集めたり、ワークショップでもいいので、とにかく子ども主体につくってほしいんですよね。子ども条例というのは、僕は本来そうあるべきものだと思うんですよ。なので、学識経験者もいいんですけれども、弁護士もいいんですけれども、せっかくつくるんだから、委員の検討はもう済んでいるのかもしれないんですが、主体的に子どもたちがつくり上げていく、それを大人たちが支援していくような体制でつくってほしいと思うんですけれども、しつこくて申し訳ないんですが、そこのところだけ答弁いただきたいと思います。 ◎子ども総務課長 先行でもう条例を持たれているところもございますので、そういったところの進め方、そのときに子どもの関わり方がどういう形で関わっているのかというところを参考にしながら、また委員になられた方々とご相談して進めていきたいと考えてございます。 ◆田中 委員 「予算概要説明書」のほうから伺いたいと思います。すみません、先ほどの藤田委員とちょっと重なるところがあるんですけれども、1つ目が、(仮称)子ども条例のことについてなんですけれども、私、一般質問のほうで、子どもの権利条例を町田でもつくったらいいんじゃないかということで求めたときには、町田市は子ども憲章があるので策定予定はないということで当時は答弁をされていて、それが今回予算化されていて、大変重要な具体化だと思っているんです。策定しようとなった背景で、先ほどご答弁で、子どもに優しいまちづくりがあるというところなんですけれども、それだけなのかというのを確認したい。  あと、すみません、藤田委員と重なるんですけれども、子どもが――当事者がどう関われるのかというところを本当に追求していただきたいなと思っていて、子どもにやさしいまちのことでは、サミットに中学生が代表で行っていたりですとか、MSPも工夫してやられていたりですとか、町田市ならではの土壌があると思うので、その点は要望しておきたいと思っています。なので、策定の背景を、子どもに優しいまちづくり事業以外にあれば伺いたいと思います。 ◎子ども総務課長 ユニセフ以外の背景といたしまして、ここ数年、町田に限らないんですが、子どもに関わる重大な事件、事故が続いております。その中で、子どもの権利について、社会的関心が高くなってきていると認識しております。あわせて、東京都も2021年4月に東京都のこども基本条例が施行されて、必要な体制を整備するところで、都の責務を明らかにされたというところも一つのきっかけになっているところでございます。  2点目の子どもの関わり方については、先ほど藤田委員の中でもご説明しましたが、先行市がございますので、そういったところでの子どもの関わり方というのを十分参考にして進めていきたいと考えてございます。 ◆田中 委員 よろしくお願いします。  では、次に197ページの保育・幼稚園費について伺いたいと思います。3月補正のところで、本会議で質疑をしたんですけれども、197ページの2022年度の取り組み②、保育士等に月額9,000円程度の賃金改善と書いてありますが、これは3月補正での引き続きの処遇改善ということの9,000円ということで合っているのか、まずそこだけ確認したいと思います。 ◎保育・幼稚園課長 こちら3月補正では、2・3月分で、その継続として4月から9月分というところでの予算化でございます。 ◆田中 委員 継続の予算ということで分かりました。  まだ保育園や幼稚園のほうに申請を取っている段階なのだとは思うんですけれども、他市の状況を聞くと、本会議の質疑でも質疑したんですが、子どもの人数に比べて職員体制を厚くしている分、1人当たり9,000円ではなくて7,000円ぐらいになるんじゃないかというような自治体もあると聞いています。町田市ではどんな状況になるか、分かる範囲で伺いたいと思います。  この処遇改善に関連して、202ページの児童青少年費の中に学童保育費が入っていると思うんですけれども、ちょっと細かいんですが、先ほどの予算の説明では、予算書の53ページに児童青少年課にも、この保育士等処遇改善臨時特例交付金が歳入として予算がついているので、学童保育クラブの指導員への9,000円の賃金改善もあるということでよろしいか、伺います。 ◎保育・幼稚園課長 3月議会の中でも、こちらの数字、金額の出し方として、保育所の場合は人数を基に算出するというところでご答弁させていただいておりますけれども、それに対する配置などが各施設によって、委員のおっしゃるように、手厚さというのはまちまちでございます。それが9,000円を下回るかどうかというのは、現段階ではまだ把握し切れていない部分はございますけれども、事業者のほうには、そういった趣旨をご理解いただいて、給与に反映させるというところは、こちらでも伝えているところでございます。 ◎児童青少年課担当課長 先ほどご質疑いただいた保育士の関係ですけれども、学童保育クラブの支援員に対しても、こちらの処遇改善は対象となっております。 ◆田中 委員 ありがとうございます。保育士さんは現段階では不明ということなんですけれども、把握できたような時点でまたお尋ねしたいと思っています。  また、今、学童保育クラブの指導員にも引き続き改善があるということで、これは要望になってしまうんですけれども、去年から「予算概要説明書」の内容が、載せる項目がちょっと変更になったことで、例えば児童青少年課の事業の大きな一つとして、学童保育クラブが一番大きいと思うんですけれども、それはここの説明の中には入っていなくて、要は、保育・幼稚園費には、こういう処遇改善が書いてあるのに、学童保育クラブのほうには書いていないというアンバランスがあるなと思って、できれば同じような事業であれば、そろえてというか、両方載せるような工夫をぜひしていただきたい。新規の事業とかを中心に、載せるものの基準があると思うんですけれども、ただ、大きいものについてはぜひ載せていただいたほうが、児童青少年課の児童青少年費がどういったものに使われているのかが分かりやすいかなと思うので、ぜひこの点は検討をしていただきたいなと思います。  次に、201ページの子ども家庭支援センター費は、すみません、先ほど藤田委員からもあったんですけれども、まこちゃん教室も今回拡充というふうに書いてはあるんです。後で行政報告にもあると思うんですが、生活援護課の学習支援事業と統合して、100人の枠、人数としては変わらないのかなというふうに認識をしているんですけれども、その点をまず確認させていただきたいと思います。 ◎子ども家庭支援センター長 今、委員がおっしゃったように、まこちゃん教室が定員50名、生活援護課で実施しているわくわく教室も50名というところで、統合後は、来年度は100名というところで実施する予定でございます。 ◆田中 委員 了解いたしました。まこちゃん教室とわくわく教室で、例えば子どもに対する大人の割合とか、そういったものというのは何か違いがあったのか、それが統合によって何か変更があるものなのかというのを伺いたいと思います。 ◎子ども家庭支援センター長 統合後、運営の方式としましては、まこちゃん教室でやっていた委託型、さがまちコンソーシアムにお願いするような形になっております。今まで、わくわく教室は直営というところで、職員が中心にというところだったんですけれども、さがまちコンソーシアムは、心理士等を入れて子どものケアとか、あと、大切にしているところが、個別に対応できるというところがすごく強みなのかなと感じております。来年度に向けては、保護者のところも支援していければなと思っておるところでございます。 ◆田中 委員 ありがとうございます。そういう意味では、保護者支援の拡充というところで考えておられるのかなということで了解をいたしました。ありがとうございます。  すみません、あと2点伺いたいと思います。  1つは、「予算概要説明書」の203ページの子ども発達支援費のところなんですけれども、2020年度も2021年度も、②のところで子ども発達センターについて民間活力の導入に向けた検討というふうにあるんですけれども、どういった検討が行われるのかというところ。私の認識では、発達支援センターの保育士さんは、公立保育園の保育士さんとの異動があるのかなというふうに認識をしているんですが、その認識が合っているかどうか、確認をさせていただきたいと思います。 ◎相談・療育担当課長 私のほうから、保育士の異動の件についてお答えいたします。  保育士自体は市の保育士ということになりますので、公立の保育園ですとか、地域子育てセンター、また、子ども発達センター等を異動という形で、特に時期のルール等はないんですけれども、異動は定期的にさせていただいております。 ◎子ども発達支援課長 民間活力の導入の件でございますが、ただいまの町田市公共施設再編計画に基づきまして、こども発達センターは2028年度の予定で教育センターの建て替えに合わせて複合化される予定でございますので、こちらに向けまして、民間活力の導入を検討していくというところで予定しているところでございます。 ◆田中 委員 異動の件等、2028年度の複合化に合わせて民間活力の導入が検討されているということのご答弁があったんですけれども、公立の保育園なり支援センターなりで働いていらっしゃる保育士さんと、発達支援センターで障がいのあるお子さんのことを異動で学んだりですとか、対応を学んだりですとか、どういうふうな見取りをしたらいいのかということを学んで体験した保育士さんが、通常の保育園ですとか子育ての支援の現場に行って、子どもの観察ですとか支援、保護者支援も含めて当たっていくという今の状況というのはすごく大事なサイクルだと考えています。公立保育園では、医療ケア児の受入れもされているというところでは、やはり発達センターの直営の意義というのもしっかりと見ていっていただきたいと思っているんですが、その点の見解はいかがでしょうか。 ◎相談・療育担当課長 保育士のスキルという点ですけれども、子ども発達センターで療育事業等に従事することで身につくスキルというものももちろんございますけれども、保育士、これはうちでも行っておりますけれども、そもそも専門家をお呼びした研修とか、そういったものも実施しながら、発達に課題があるお子さんの対応ですとか、ゼロ歳児から、うちでも未就学児が多くご利用をしていただいているんですけれども、そういった未就学児の対応ですとか、また、保護者との関わり方とか、そういったものは、研修等も含めて総合的に保育士のスキルアップについては取り組んでいるところでございます。 ◎子ども発達支援課長 203ページのところにも療育セミナーということで書かせていただいておりますが、こちらにつきましては、例えば、部内の保育園の先生とか、あるいは民間の先生とか、保育園に限らず、関係機関の先生たちに対して、専門のお医者さんや学者さん、あるいは言語聴覚士などの専門職の方を招いてセミナーを開いております。こちらに関しましては、民間活力導入後も引き続き療育セミナーというものは続けていく予定でございますので、こういう機会も含めて保育士の育成をしていければと考えております。 ◆田中 委員 研修ですとか、セミナーの件もご答弁があったんですけれども、公立保育園の役割として、やはり地域の町田市の保育園の質を高める、質の担保というか、そういった役割というのはすごく大きいと思いますので、これは平行線になってしまうと思うのであれなんですけれども、発達支援センター、子ども発達センターが直営であるメリットというところもしっかりと見ていただきたいなというふうに要望を言わせていただきます。ありがとうございます。 ◆矢口 委員 「予算概要説明書」の28、29の待機児童解消対策事業の部分なんですけれども、この中で幼稚園での1歳児の受入れが29ページにあるんですけれども、幼稚園教諭と保育士の免許は学ぶ内容が違ったりしていて、幼稚園はふだん3歳児以上を見ているというところで、今回1歳からの受入れというところで、安全面ではどのように考えているのかというところをお伺いします。 ◎子育て推進課長 こちらは28ページの幼稚園一時預かり環境整備事業に係る、こちらの預かりに関してなんですが、今回1歳児のお預かりということですけれども、基本的には認可保育所の基準にのっとった形で保育士を配置するというような形でお預かりをする形でございます。 ◆矢口 委員 ごめんなさい、間違えた、28ページの幼稚園一時預かり環境整備事業のほうです。今答弁もそれで合っていましたか。②の幼稚園一時預かり環境整備事業の1歳児の一時預かり事業についてだったんですけれども、これは何歳から預かるんでしたっけ、1歳じゃないんでしたっけ。 ◎子育て推進課長 1歳です。 ◆矢口 委員 1歳ですよね。1歳で、安全管理とか認可保育所の基準に従って、保育士さんの免許を持っていない方、そこの部分について学んでいない方たちが多数いる可能性とか、そこの部分はどうなんですかね。みんな幼稚園教諭の免許だけとかというケースは考えられないかなとか。 ◎子育て推進課長 こちらは幼稚園の教諭というところがケースとしては多いというお話ですけれども、今回、1歳児の一時預かりということを開始する事業者の方に関しましては、保育士の資格を持った方にこちらは担っていただくというような形で考えております。 ◆矢口 委員 安心しました。ありがとうございます。内閣府のガイドラインとかも結構守っていないところ、アンケートとかをすると、やっぱり幼稚園のほうが多かったりとかするので、そこの部分、しっかりとサポートしていただけたらと思います。  30ページの保育の質向上推進事業の部分で、保育コンシェルジュが教育・保育施設を訪問ということなんですけれども、こちらは事前に連絡をしていくのかというところと、どういった視点で見直して、見直しのきっかけというのはどういったところでやっていくのか。例えば、何か基準にするガイドラインだったりとか、物があるのか。あと、年間の実施件数をどのぐらい考えているか、お伺いします。 ◎保育・幼稚園課長 保育の質向上事業に関わる保育コンシェルジュの施設訪問について、事前に通知するのかというお尋ねなどでございますけれども、基本的にはここで始まる事業でございますので、開始当初は、回数も含めて申し上げますと、認可を含めて、今ある全ての園を回るというところをまずは考えておりますけれども、その際は、まずはご連絡を入れて、こちらの趣旨などを伝えた上で訪問をしていくという形になります。  ただ、地域、地域の中で施設がございますので、その後の動きとしましては、事前に通知をせずに行くということではないんですけれども、近隣の施設などに立ち寄って状況を見るだとか、そういったことは可能性としてはあると考えております。 ◆矢口 委員 かしこまりました。結構ほかの自治体とかでも、特に事前に連絡なしに「こんにちは。町田市です」みたいな感じで訪問して、様子はどうですかとかお伺いしたりとかして、逆にそれがほどよい緊張感につながっているみたいな、指導監査とは違うというところで、そういった取組もある自治体もあるので、ぜひ参考にしていただいて、連絡はなしというところで、ちょっとした緊張感もやっぱり必要かなと思いますのでご検討いただけたらと思います。  あと、ここの部分、保育コンシェルジュによる訪問ということなんですけれども、訪問するということで、様々な知識だったりとか、コンシェルジュの質の向上とか、そういったところも必要かと思うんですけれども、こういったところの取組は何かお考えでしょうか。 ◎保育・幼稚園課長 コンシェルジュにつきましては、公立保育園で園長経験などのあるスキルを持った職員を配置するという予定でおりますけれども、先ほど矢口委員も言われました他市事例ですとか、あとはこちらのほうでサポートロイヤーなども導入をしますので、そういったところ、また、指導監査などとの連携なども含めて、スキルの向上には取り組んでまいりたいと考えております。 ◆矢口 委員 指導監査というのは法的なところを基準としていて、ガイドラインを見ているのかと言ったら、正直そこは対象ではなかったりとか、そういったところがあるので、今回の保育の質という部分では、指導監査で引っかからないところを見てもらえる機会だと思うんですね。コンシェルジュの質の向上、ぜひ学んでいただくというところで、例えば子ども安全管理士講座とか、これは採用している自治体も実際あるんですけれども、こういったものをぜひ学んでいただいて行っていただくというところを大切にしていただきたいと思います。 ◆木目田 委員 2点だけ。今の保育の質についての保育の質という概念というか、保育コンシェルジュがいて、質を見るということをもって保育の質なのか、その質の概念というのを教えてください。 ◎保育・幼稚園課長 保育の質というところでは、今まで待機児童が多い中で、今までも保育の質については担保しながら、保護者の方に安心な保育を提供するというところで実施しておりましたけれども、ここで、町田市では保育の質向上推進ガイドラインを策定いたしまして、一つの指標、指針というものを示しながら、適切な保育、適切な保育はされているんですけれども、さらに保護者の方に安心と、お子様に対していい環境を届けるというところを目指していきたいというところで、こういった取組をするものでございます。 ◆木目田 委員 分かりました。あと、このサポートロイヤーなんですけれども、昨今、スクールロイヤーも含め、市役所内ロイヤーも含め、なかなか世知辛い世の中になってきていますけれども、このサポートロイヤー、保育士サポートロイヤーを今回採用したということで、今までこういった事例でニーズがあったとか、こういった目的でとかというものが、お答えできる限りで結構なので、教えていただければと思います。 ◎保育・幼稚園課長 直接的な事例で、法的に必要があったというところよりは、日々の保育の中で、例えば保護者様からのいろいろな要求、近隣からの要求ですとかに対して、どこまでが法的に守るべきことなのかというのと、あと、保育所として行うべき業務の線引きですとか、そういった背景をしっかりと持つことで、余計な負荷といいますか、考えるべきところをしっかり考えるですとか、そういった業務の中で負担を軽減するというところを大きい目的として導入するものでございます。 ◆木目田 委員 スクールロイヤーに関しても、具体的というよりは先生たちの負荷、心理的負担の軽減というものがあったので、今回もそういったところの解釈でよろしいんですかね。分かりました。  最後に、199ページの保育士さんのバスツアーみたいなものというのが事業であったんですけれども、当然ながら保育士さんの確保というか、なかなか厳しいところがあるから、さらなる取組なのかなと思うんですけれども、今まで行っていた就職相談会の実績というか履歴、あと、今回このバスツアー、具体的にどんな感じで運用するのか、その点についてお伺いします。 ◎子育て推進課長 保育の人材確保に関する取組ということでご質疑いただきました。  まず、就職相談会に関してでございますけれども、こちらにつきましては、2021年度につきましては、市の主催の相談会、毎年行っておりましたが、こちらはコロナ禍というところで、主催は中止をさせていただいているところです。その一方で、東京都、あるいは川崎市の就職相談会に関しましては、共催という形で参加をさせていただきまして、275人の方に相談をいただいたというような実績がございます。  その一方で、今回の予算の中でのバスツアーということで、こちらは新たな取組ということで盛り込ませていただいたところです。こちらは保育人材の確保、あるいは定着化といったところに関しましては、その園の雰囲気といったところを実際に見ていただくというのが非常に効果的だと考えております。こちらにつきましては、年に5回のツアーというんでしょうか、見学会を開催する予定で取り組みたいと考えております。 ◆矢口 委員 保育士のサポートロイヤーのところなんですけれども、「予算概要説明書」30ページですね。これは保育園の事故の記録とかを見ても、結構多いのが園長先生のパワハラとかで、町田市内であると言っているわけじゃないんですけれども、そういったものがあったりとかして、保育士さんたちが誰にも相談できないとか、そういう中で保育士さんが園にばれずに相談できる環境というのが必要だと思うんですけれども、ばれずにという言い方はちょっとあれですかね。園に知られずに、保育士さんがサポートロイヤーに相談できる、これを絶対に確立してほしいと思うんですが、そのあたりのシステムはどうなっていますか。 ◎保育・幼稚園課長 相談の方法としては、電話と直接の面談というところを想定しておりますけれども、その電話での相談の窓口の設置の仕方などは、そういったご意見を聞きながら工夫してまいりたいと思います。 ◆矢口 委員 これをしっかりと広報していただければ、保育士さんが町田市で働きたいと思うきっかけにもなると思うんですね。なので、ぜひ広く保育士の皆さんが、こういうサービスがあるという情報にちゃんとアクセスできるように考えていただけたらと思います。  先ほど、一言思ったのが、まこちゃん教室と生活援護課の事業が一緒になるんですけれども、「予算概要説明書」だと受講者数を50名から100名に増やすと書いてあって、一見すると、サービスを受けられる子どもの人数が増えると取れたんですよね。でも実際には、まこちゃん教室とわくわく教室との合併で、定員数は変わらないですよね。こういったところの書き方が、もうちょっと語弊のない書き方をしていただきたいなというところで要望です。  あと、これはオンラインでも始まるということで、むしろこれまでアクセスできなかった子たちが広くアクセスできるようになって、今までよりも、利用したいのに利用できないという子どもたちが出てくる可能性はあるのかなと思うんですけれども、そのあたりの想定はいかがでしょうか。 ◎子ども家庭支援センター長 来年度からリモートも少し拡充するんですけれども、もともとの趣旨が子どもの見守りというところとほかの子どもたちとの交流というところがあるので、学習塾ではないので、やはりまこちゃん教室を通して自己肯定感を高めるというのが裏目標ではないですけれども、大きなところなので、リモートのいい点は、コロナ禍になってやってみたところで、集合型だとなかなか会話ができない子ども、今度は文字を通してというと、すごく会話がうまくできる子とか、そういう新たな発見があったので、その辺をうまく集合型とリモートを交えながら今後は見据えてやっていきたいなという形では思っております。 ◆矢口 委員 ありがとうございます。受けられる人数が実際に増えるようにというところもぜひご検討いただけたらと思います。 ◆松葉 委員 今の保育の質というところでもう1回確認したいんですけれども、保育の質というところでは、先ほど答弁があったんですけれども、画一化した質を求めるのかというような、園によってはいろんな特徴があると思うんですけれども、そのあたりについてはどのようにお考えでしょうか。 ◎保育・幼稚園課長 先ほど申し上げましたガイドラインというのを策定するんですけれども、こちらは、子どもの権利ですとか人格、そういったところを尊重して保育するというところに重点を置いて、日々の保育の中でこういったところに気をつけましょうというチェック項目などを設けているものでございます。なので、それを守っていくというところが特徴のある保育を阻害するというふうには考えておりません。 ◆松葉 委員 分かりました。まずは全ての園を訪問していくということなんですけれども、その先、これらの必要性については、園側からの判断になるのか、まずは全てに行く、その後はどういうふうに進めていくのかというところを確認したいと思います。 ◎保育・幼稚園課長 まずはこういったガイドラインですとか、保育の質を向上するといったところを認知していただくところから始めるんですけれども、その後は訪問ですとか相談によって、こういった日々の保育の中での疑問ですとか、気づきだとかを促すようなところから、保育の質の向上を図れたらと考えております。また、他市の取組なども参考にしながら、こちらから働きかけなどができるものは取り入れてまいりたいと考えております。 ◆松葉 委員 分かりました。  あと、保育士のサポートロイヤーなんですけれども、いろんな事情があると思うんですけれども、相談事があると思うんです。例えば内部情報の開示が必要だったりとかという場合は、それを求めることというのはできるのかどうかというところを確認したいと思います。 ◎保育・幼稚園課長 内部情報の開示をロイヤーが求めるということは現時点では想定していないといいますか、相談ですとか負荷の軽減というのが目的でございますので、内部的なそういったものに入り込むということは、想定して行っているものではございません。 ◆笹倉 委員 202ページのユニセフの「子どもにやさしいまち」モデルのチェックリストなんですけれども、こちらはいつどんな感じでチェックを行っているのか、今もう既に行っているのか、これからなのか、その辺をお聞かせ願いたいです。 ◎児童青少年課長 このチェックリストでのチェックにつきましては、これは国際的に定められているチェックリストで、これを町田市独自の行政で評価しやすいような形にして、これは基本的に年度末に向けて、1年に1度ということで今まだ試行的な形ではございますけれども、チェックをしているというような状況でございます。 ◆笹倉 委員 チェックをするのは、専門のチェックをする人たちがチェックをしているんでしょうか。その公表はチェックが終わってからのいつぐらいになるのかということ。 ◎児童青少年課長 こちらのユニセフの取組について、これは自己評価型、セルフチェックを行うという形で日本では全国の自治体に広めていくことを考えております。ですので、チェック自体は行政、町田市の市役所の中で職員が行う形になります。今現在、このチェックリストの評価項目をホームページでは掲載をしておりますが、外部の意見、これは子どもたちから、先ほども出ましたMSP、そういった高校生のグループがありますので、そういった子どもたちにも今の取組状況を見ていただいて、そういった意見も聞きながら、今後公表をしていくことを予定しております。 ◆笹倉 委員 そのチェックした結果は、また子ども条例のほうにも反映していくということでよろしいですか。 ◎子ども総務課長 具体的にどういう形で進めていくのかというところが、まだそちらのチェックのほうも固まっていない、結果としてどういう形になるのかというのは分かりませんので、そういった状況を見ながら参考にしていきたいと思っております。 ◆田中 委員 すみません、1点聞き忘れたことがあったので、1点だけ伺います。  ショートステイ・ベビーCoCoのことなんですが、委託をされていると思うんですけれども、どういった算出根拠で委託をされているのか。要は、子ども1人分で委託をしているとか、そういうのがあると思うんですけれども、その算出根拠を伺いたい。  あと、すみません、先ほど藤田委員の質疑の中で、利用率が10%ということだったんですけれども、利用率は低いと思っているのか、それとも余裕があったほうがいいので、このままがいいと思っているのか、その点を2件確認させてください。 ◎子ども家庭支援センター長 予算につきましては、1名定員根拠で考えております。その1名定員というのは、365日24時間対応するというところで算出しております。それプラス1名分を出来高払いというところで、2名以上、2名になったときには、その日数分だけ委託料をお支払いするという形を取らせていただいております。  あと2点目です。利用率が11%というところで先ほどお話ししたんですけれども、町田市にとって子どもを預かるというところは大きな使命であることから、利用率が低いから云々というところは考えておりません。常に子どもの命を守る、町田市の子どもが安心して暮らせるというところが第一の目的なので、これにとらわれず、このショートステイ、特にベビーCoCoのショートステイは継続していくものだと考えております。 ◆田中 委員 ありがとうございます。考え方も教えていただいてありがとうございました。  1名定員で1名出来高払いということで、そういう意味では、双子のお子さんが利用するときなども、特に問題はなく利用できるということなのかということを一つ確認させていただきたい。  以前、文教社会常任委員会の審議の中で、とはいえ利用者としては利用しやすいかどうかというところで、料金の問題があると思うんですけれども、その中で、こども商品券を利用できないかということを以前委員会の中で求めたことがあって、他部署との連携もあるのでということで、検討するということもお話があったので、そのこども商品券の利用などについては何か検討されていることがあるのかというところを伺いたいと思います。なぜかというと、産後ケアのほうは助産院のご厚意で商品券が使える部分もあるので、こちらほうの考え方をお聞きしたいと思います。 ◎子ども家庭支援センター長 こども商品券につきましては、今後、関係機関と調整させていただいて研究するところかなというところで、今のところは具体的な取組はございません。 ◆田中 委員 ありがとうございます。以前もそのようにご答弁いただいたので、引き続きということでぜひよろしくお願いします。  あとは、双子のことは、双子でも大丈夫ということは確認させていただけたらと。 ◎子ども家庭支援センター長 申し訳ございません。双子については、委員おっしゃるとおりに、1名プラス1名出来高なので、双子も利用できる状況でございます。 ◆矢口 委員 すみません、最後に、今お話し聞いていまして、こども商品券は保健所の事業で配っているもので、保健所の事業の産後ケアには使えるんですけれども、子ども生活部の事業でも使えるようにという要望は、これまでにもいろいろあったはずなんですけれども、実際に子ども生活部の事業の中で、子ども商品券を使えるように今後していくものとか、もう既に今年度のもので考えているものとかはありますでしょうか。 ◎子ども総務課長 現在のところ、具体的にこれといった形でご紹介するようなところはございません。 ◆矢口 委員 部署が違うからとか思いたくないんですけれども、そういうふうに見えちゃうんですよね。こども商品券と言っているのに、子ども生活部の事業で全然使えないとなると、もったいないと思うので、また、次の今年度からは新しくファーストバースデーサポート事業でまた2万円だか1万円だか3万円ぐらい加算になって、もらえる額も増えてくる中で、選択肢を増やしてほしいので、一生懸命子ども生活部の事業でも使えるように努力していただけたらと思います。 ◆今村 委員 質疑がなかったので、204ページの自然休暇村についてなんですけれども、久しぶりなので、昨今の利用の状況、それから学校の利用は昨今どうなっているのか、傾向があったら教えていただきたいと思います。  それから、指定管理と用地借り上げについての費用のルールというか決め方、何年に1度とか、あるんじゃないかと思いますが、昨今どうなっているのかを確認させていただきたいと思います。
     あと、利用者の声などもあると思うんですが、大切なのは皆さんがしっかりとその状況を確認することだと思うんですけれども、例えば昨年とか近年、職員の皆さん等が現地にどのような形で確認をしているのかどうか、併せてお知らせください。 ◎大地沢青少年センター所長 ご質疑ありがとうございます。町田市自然休暇村のまず利用者数でございますが、2019年度につきましては9,595人が宿泊しております。2020年度につきましては、コロナ等々の影響もございましたので、3,400人ぐらいになっております。  あと、学校の利用についてですけれども、町田市の移動教室で学校のほうは利用させていただいております。移動教室につきましては、2019年は23校行っております。2020年度はコロナの影響がございましたので、ゼロでございました。今年度につきましては、また17校行っておる状況ではございます。  利用者の声につきましては、アンケートを徴しておりまして、それでいろいろと声を聞いております。その中で、いろいろと施設をお褒めいただいたりとか、あるいは結構虫が多かったとか、そのようないろんな声を聞かせていただいておりますので、そういう報告も私どものほうに毎月このような形で声がありましたというのをいただいております。  それから、私どものほうでの訪問につきましてですけれども、随時必要に応じて行くこともございますが、基本的に献立等を変えるときとかにお邪魔させていただいたりとか、あるいは年に1回、モニタリングという正式な制度がございますけれども、モニタリングでお邪魔して、いろいろ経理の状況であるとか、あるいは職員の状況であるとか、そういうものを確認しておるところでございます。 ○委員長 休憩します。              午後7時32分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後7時48分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎大地沢青少年センター所長 先ほどのご質疑についてお答えさせていただきます。  自然休暇村の指定管理につきましては、現在は2019年からの5年間、2023年度までとなっております。5年に1度の指定管理の見直しを行っております。  それから、土地につきましてですけれども、土地につきましては、不動産鑑定を行って適正な賃料を出しております。3年に1度の鑑定を行って見直しを行っております。 ◆今村 委員 ご答弁ありがとうございました。ぜひ利用者の声だったり、指定管理の声など、せっかく大切な施設ですから、よりいいものにしていっていただけるように要望して、終わります。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって子ども生活部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(病児保育施設の新設について) ○委員長 行政報告、病児保育施設の新設についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎子ども生活部長 それでは、病児保育施設の新設について報告させていただきます。  詳細は担当より説明申し上げます。 ◎子育て推進課長 それでは、行政報告、病児保育施設の新設についてご報告をいたします。  資料をご覧ください。  2022年4月12日、市内で3か所目となります病児保育施設として、南地域に「南町田病児保育室じんべえ」を新規開設いたします。  1、施設の概要につきましては、資料の表のとおりでございます。  なお、所在地につきましては、4、位置図のとおり、南町田グランベリーパーク駅南側のすぐ近くでございます。  2、利用開始日でございますが、先ほどお伝えしたとおり、4月12日からとなってございます。  なお、利用の登録につきましては、4月1日から受付をいたします。  3、効果でございますが、南地域はゼロ歳から5歳児の人口が市内で一番多い地域ではございますが、これまで近隣に病児保育施設がございませんでした。今回、南地域に新設されますことで、子育て家庭の利便性が向上するということでございます。  報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆矢口 委員 これは病後児も預かれるんでしたっけ、病児だけでしたっけ。 ◎子育て推進課長 こちらは病児保育、病児のみとなってございます。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(2歳未満児の子どもショートステイ事業におけるサービス内容の変更について) ○委員長 行政報告、2歳未満児の子どもショートステイ事業におけるサービス内容の変更についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎子ども生活部長 それでは、2歳未満児の子どもショートステイ事業におけるサービス内容の変更につきまして報告させていただきます。  詳細は担当より説明申し上げます。 ◎子ども家庭支援センター長 それでは、行政報告資料、2歳未満児の子どもショートステイ事業におけるサービス内容の変更についてをご報告いたします。  子どもショートステイ事業は、子どもを養育している保護者が疾病やその他のやむを得ない理由により、養育することが一時的に困難となったときに、短期的に児童を預かり、養育する事業です。町田市では、生後3か月から2歳未満の乳幼児を預かるショートステイ・ベビーCoCoと、2歳から12歳までの子どもを預かる子どもショートステイの家マルガリータがあります。このうち、ショートステイ・ベビーCoCoのサービス内容を変更いたします。  変更内容をご覧ください。  主な変更点としましては、利用単位を1泊から1日とし、利用者負担額の減額を図ります。また、受入れ時間や引き渡し時間を見直し、利用者がより利用しやすいようにいたします。  報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆松葉 委員 一般質問でもこれを取り上げさせていただいて、早速ありがとうございます。  確認なんですけれども、下の例を見ると、変更後は8日で3,000円ということだからそうだと思うんですけれども、1日という概念というか、それは24時間ということでいいんでしょうか、確認です。 ◎子ども家庭支援センター長 受入れ時間が9時から16時半までというところなので、そこからの時間を含めたところが1日という単位になります。 ◎子ども家庭支援センター担当課長 追加で説明させていただきます。今回、受入れ時間と引き渡し時間が9時から16時半の間で、いつでもいいという形でさせていただきまして、昼休憩ですとか、そういうところで受け入れられない時間もあるかもしれませんが、そういう形になりましたので、1日単位で大丈夫という形を捉えていただいていいかと思います。 ◆松葉 委員 そうすると、変更前だと1泊で各2日間という概念だと思うんですけれども、変更後1日というところは、1泊となったときは2日間という感じなんですか。 ◎子ども家庭支援センター担当課長 おっしゃるとおり、1泊という形になりますので、1泊2日ですと、今までと同じ6,000円という形になりますので、2泊目以降に関しましては、今まで追加で6,000円ずついただいていたところが3,000円になるという形になります。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(ひとり親家庭応援事業の開始について) ○委員長 行政報告、ひとり親家庭応援事業の開始についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎子ども生活部長 それでは、ひとり親家庭応援事業の開始について報告させていただきます。  詳細は担当より説明申し上げます。 ◎子ども家庭支援センター長 それでは、行政報告資料、ひとり親家庭応援事業の開始についてをご報告いたします。  2022年度から新たに開始するひとり親家庭応援事業は、ひとり親家庭の親や子どもがよりよい条件で就職や転職に向けた可能性を広げ、正規雇用を中心とした就業につながることで、生活の安定と向上の実現を目的としています。  1の事業概要をご覧ください。今回開始します高等学校卒業程度認定試験合格支援事業は、高等学校卒業程度認定試験合格に関わる受講費用の一部を支給するものです。講座の受講終了時に、受講費用の4割に相当する額を支給するほか、試験に合格した際に、受講費用の2割に相当する額を支給いたします。対象者は、児童扶養手当受給または同等の所得水準であるひとり親家庭の親及びその20歳未満の子どもとなります。  次に、2の事業案内、周知方法につきましては、まちだ子育てサイトに情報を掲載するほか、窓口でひとり親の方から相談を受けた際のご案内、児童扶養手当証書を送付する際に案内チラシを同封するなど、事業の周知に努めてまいります。  報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆矢口 委員 ひとり親世帯向けということなんですけれども、町田市はひとり親の方に向けた支援をまとめた冊子みたいなものがたしかありましたよね。あれにも載るということで大丈夫ですか。 ◎子ども家庭支援センター長 それにも掲載するつもりで、掲載できるだけして、幅広くひとり親を支援するというところで、このことを中心に相談につながっていけばと思っております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(学習支援事業の統合について) ○委員長 行政報告、学習支援事業の統合についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎子ども生活部長 それでは、学習支援事業の統合につきまして報告をさせていただきます。  詳細は担当より説明申し上げます。 ◎子ども家庭支援センター長 それでは、行政報告資料、学習支援事業の統合についてをご報告いたします。  資料の現状の表をご覧ください。子どもを対象とする学習支援事業として、子ども家庭支援センターではまこちゃん教室を、地域福祉部生活援護課ではわくわく教室をそれぞれ実施してきました。主な実施目的は同じであったことから、検討した結果、事業の統合に至りました。  次に、2022年度以降の表をご覧ください。統合後の学習支援事業につきましては、子ども家庭支援センターが実施いたします。対象学年を中学校2年生までから、中学校3年生までに引き上げるほか、リモート学習の受講者数を拡大するなど、サービスの充実を図ります。  報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆矢口 委員 集合型で80名ということなんですけれども、会場はどうなるんでしょうか。 ◎子ども家庭支援センター長 会場につきましては、今50名でやっているときに1会場だったんですけれども、倍になるというところで、今のところ毎週火曜日だったんですけれども、複数の日を設けてやるような形になります。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。
     休憩いたします。              午後8時 休憩            ―――◇―――◇―――              午後8時4分 再開 ○委員長 再開いたします。  本日はこれをもって委員会を閉会いたします。              午後8時5分 散会...