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  1. 町田市議会 2019-09-17
    令和 元年文教社会常任委員会(9月)-09月17日-01号


    取得元: 町田市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    令和 元年文教社会常任委員会(9月)-09月17日-01号令和 元年文教社会常任委員会(9月)              文教社会常任委員会記録 1 日時  令和元年(2019年)9月17日(火)午前10時 2 場所  第1委員会室 3 出席者 委員長 木目田英男       副委員長 松葉ひろみ       委員 矢口まゆ 村まつ俊孝 田中美穂 星だいすけ          わたべ真実 大西宣也 熊沢あやり 4 出席説明員       防災安全部長 市民部長 文化スポーツ振興部長 子ども生活部長       学校教育部長 生涯学習部長 生涯学習部次長 その他担当管理職職員 5 出席議会事務局職員       議事係長 新井亮介       調査法制係主任 渡邊祥平
          担当 折本大樹 6 速記士 小島由佳里澤速記事務所) 7 事件  別紙のとおり  ────────────────────────────────────        文教社会常任委員会審査順序                        令和元年(2019年)                      9月17日(火)午前10時                             第1委員会室  1 生涯学習部  (1)認定第1号 平成30年度(2018年度)町田市一般会計特別会計歳入歳出決算認定について  (2)行政報告 自由民権資料館改修工事に伴う休館について  (3)行政報告 図書館情報システムの更改に伴う図書館の臨時休館について  2 防災安全部  (1)認定第1号 平成30年度(2018年度)町田市一般会計特別会計歳入歳出決算認定について  (2)行政報告 「町田駅周辺地域エリア防災計画策定方針について  (3)行政報告 町田市安全安心まちづくり推進計画改定について  3 特定事件継続調査申し出について  ────────────────────────────────────              午前9時58分 開議 ○委員長 ただいまから文教社会常任委員会を開会いたします。  今期定例会におきまして、当委員会に付託されました案件について審査を行います。  審査順序につきましては、お手元に配付してあります委員会審査順序に従い進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 △認定第1号(生涯学習部所管部分) ○委員長 認定第1号を議題といたします。  本件の一般会計のうち、生涯学習部所管部分について、引き続き質疑を行います。 ◆矢口 委員 「課別・事業別行政評価シート」151ページの「③課題解決目標達成に向けた今後の取り組み」の部分なんですけれども、一番下に「図書館システムの更新に合わせて、ホームページの改善を行います」とあるんですが、今どういう問題をどういうふうによくしているのか、少し詳しくお話を聞けたらと思います。 ◎図書館副館長 こちらの更改にあわせて、今ホームページが私どもで直せない部分がございまして、例えば施設案内のところに写真を張るですとかというところは、業者の委託の範囲に入っているんですが、そういったところを自分たちで直せるようにできるということで、CMSの機能をもう少しよくするというところでございます。 ◆矢口 委員 CMS、ちょっと難しそうで、ちょっとわからない、ありがとうございます。  お伺いしたいのが、グーグルマップとかでストリートビューというのをご存じかどうかわからないですけれども、ストリートビューでお店の中まで入れるような仕組み、結構地図でみんな図書館の場所を検索して、私なんかお店に行くときは大体外観とかを見るのに、ストリートビューでどんなお店かなと外観を見たりするんです。それで、お店の中まで入れるサービスというのがアカウントをつくるとできるんですけれども、何かそういうのは工夫次第でできるのかと思うんですけれども、どうでしょうか。 ◎図書館副館長 今おっしゃっていただいた、とてもいいアイデアだと思うんですけれども、今のところ、おっしゃっていただいたようなことは検討はしていないんですけれども、ちょっと業者のほうに対応できるかどうか確認させていただきます。 ◆矢口 委員 店内の雰囲気を自分が歩く感じで見られるようなものが今はいっぱいあるので、そういったサービスがあると、よりみんな行きやすいかと思いますので、ご検討いただければと思います。 ◆村まつ 委員 幾つかお伺いをしたいと思います。  まず、行政評価シートの141ページになります。個別分析のところで時間外勤務の推移というのを見ると、ずっと上がってきているかと思うんですけれども、これはどういった要因なのかというのをお伺いできますでしょうか。 ◎生涯学習部次長 時間外の勤務の推移、上がっていることはたしかでございます。これにつきましては、いわゆる生涯学習審議会の事務局を担っていたりですとか、あり方見直しということで、いろいろと行革のほうに取り組む中で事務量がふえているというふうに分析をしております。 ◆村まつ 委員 ありがとうございました。  続いて、145ページになります。考古資料室事業というところで、これも個別分析なんですけれども、アウトリーチ展示というのがすごく上昇しているんですが、今回、考古資料室見学者数の推移というところで、今まで上がってきたものが、2018年度が若干減ってしまっているというところがどういった要因なのか、お伺いできますでしょうか。 ◎生涯学習総務課担当課長 今回はアウトリーチ展示で、特に博物館――市立博物館のほうで大規模なアウトリーチ展示をいたしました。このときに入館者が博物館だけで2,500人あって、アウトリーチ展示としては人がふえたんですが、その分いいものを考古資料室から博物館のほうへ持って行きましたので、ちょっとどうしても考古資料室の魅力が落ちて、入館者数が減ったというふうに分析をしております。 ◆村まつ 委員 今後の考え方なんですけれども、アウトリーチ展示をふやしていって、見学してくださる方をふやしていくという考え方なのか、あとは考古資料室ももっと魅力を向上させて、常時来ていただけるようにしていこうという、どちらの考えをお持ちなんでしょうか。 ◎生涯学習総務課担当課長 基本的なアウトリーチ展示は、人がたくさん集うところに持っていきますので、それだけたくさんの方に見ていただける効果が見込めますので、できればこの傾向を続けていきたいと考えております。ただ、考古資料室のほうも、常設として決まった日に見られるものですので、こちらも展示ケースを入れかえして、より多くのものを見せられるように努力をしていきたいと考えております。 ◆村まつ 委員 ありがとうございます。  続きまして、150ページになります。図書館についてですけれども、まず事業の評価のところで、昨年、来館者数というのも指標に加えていただけないかというお話をさせていただいて、今回入れていただいてありがとうございました。この来館者数というのは、過去もずっと数字が出ているんですけれども、どういう数え方をしているのか、集計方法をお伺いできますでしょうか。 ◎図書館長 各館の来館者数カウントにつきましては、例えば貸し出し手続の――防止装置が全館ではないんですがあるんですけれども、そのそばにセンサーがついていまして、そこを通過すると1とカウントするというようなやり方、貸し出し手続防止装置がない館については入り口付近に似たような仕組みを入れていまして、通過して入館、退館というのをそれぞれカウントしてしまいますので、2で割って来館者数というような押さえ方をしております。 ◆村まつ 委員 ありがとうございました。かなりこれは精度の高い数字というふうに思うんですけれども、今回、来館者数を出していただいて、今、図書館のあり方見直しとか、いろいろ議論されていますけれども、この来館者数という数字が出ることによって、考え方、評価の仕方に変化というものはあるんでしょうか。 ◎図書館長 今までですと、図書館の成果を見るときに一番わかりやすいのは貸し出し点数ということだったんですけれども、それだけではなくて、来館者数を押さえていくことで、貸し出しにはつながらないけれども、図書館に来ている方がどのくらいいるのだろうと、あくまでも推測にはなりますけれども、そういった数字を押さえることが可能になったかと思っています。そういったところを、今後、あり方の見直し等を考えていく中で、1つの要素として大切にというか、検討を重ねていきたいと思っております。 ◆村まつ 委員 各館ごとに見ていくと、結構来館者数を見ると、減っているところもあればふえているところもあると、大分見え方が変わってきたなというふうに感じております。特にさるびあ図書館を見ると、155ページになりますが、今まで図書の回転数だけ、貸し出し点数だけで見ると徐々に減っていたものが、さるびあ図書館を見ると、来館者数は昨年度は1万5,000人ぐらいふえているというような数字も出ています。ほかの図書館で逆にまた大きく減っているというところもありますけれども、そう考えると、図書の貸し出し点数来館者数、さまざまミックスしてしっかり考えていかないと、判断としてちょっと誤ってしまうんじゃないかなという懸念がありますので、ここはしっかり来館者数も評価をしていただいて、今後の検討をしていただきたいということを要望させていただきます。  続きまして、168ページ、文学館についてになります。文学館も展覧会観覧者数が昨年からふえているというのが、さまざまな努力をされているんだろうなということを感じさせていただきました。新規観覧者割合というところで、アンケートを実施したというふうにあるんですけれども、この新規の観覧者に向けて、アンケート以外にほかに何かされていることというのはあるんでしょうか。 ◎市民文学館担当課長 こちらの数値につきましては、アンケートの中で、最初に来られたんですか、2回目ですか、3回目ですかというような聞き方をさせていただいているんですけれども、ちょっとそれ以外になかなかカウントの方法がないので、数としてはほかの方法ではカウントをしておりません。ただ、なるべく新規の方へいろいろ来ていただけるような努力をした展覧会を行っております。 ◆村まつ 委員 アンケートの回答率というんですか、回収率というのかわからないんですけれども、これは大体どのぐらいなんでしょうか。 ◎市民文学館担当課長 アンケートの回答率ですけれども、基本的には10%か数%という形なんですけれども、今回、秋の展覧会のほうが会期中に7,596枚のアンケートを回収いたしましたので、観覧者数に比較するとかなりの数の方が回答いただけたという形になっておりますので、精度はかなり高いかと考えております。 ◆村まつ 委員 ありがとうございます。あとは、1回来られた方ですね。アンケートしました、その後、もう1回来ていただけるような取り組みみたいなものはあるんでしょうか。 ◎市民文学館担当課長 展覧会につきまして申し上げますと、いろんなテーマの展覧会をやっております。やはり、それぞれに自分の興味のあるテーマに来たいという方が多くいらっしゃるんですけれども、当然違う展覧会にも来ていただきたいので、スケジュールを提示するとか、なるべく早目に次回の展覧会のチラシやポスター、予定をおつくりして、いらっしゃった方にご宣伝するような形をとらせていただいております。 ◆村まつ 委員 来られた方というのは、必ず次回のチラシを持って帰るようになっているんですか。 ◎市民文学館担当課長 納期の問題もあるのでなかなか難しいんですけれども、大体展覧会の終わりぐらいには、次のチラシができているような形で今予定を組んでおります。 ◆村まつ 委員 できれば、ある程度年間のスケジュールというのはもう出ていると思いますので、1年間でこんなことをやっているので、1つだけだと興味がないものという可能性も高いと思うので、3つぐらいあると、その中の1つだけでも、これは興味があるなというふうに思っていただければ、また来ていただける可能性は高いと思うので、ぜひ来ていただいた方には漏れなく、ちゃんと周知ができるような体制をとっていただきたいということと、もう1つは、なかなか個人情報の問題で、去年もそんな話があったかもしれませんけれども、メールとか何かで通知をしていく、追いかけるようなことをするというのは難しいのかもしれないんですけれども、そのあたりもぜひ検討していただいて、せっかく1回来ていただいているので、それが次につながって、やっぱりリピーターになっていただくというような仕組みがないと、これからもっともっと積み上げていかなきゃいけないと考えると、どうしてもそれが必要だと思うので、この点もまた改めて検討いただけますようにご要望させていただきます。  もう1つは、秋の展覧会が非常に今好評だったというのは、私も行かせていただいて、皆さんすごく喜んでいらっしゃる姿を見てよかったと思うんですけれども、この収入です。利用料金収入というところが、昨年に比べるとかなり多く、倍近くまでなっている、220万から400万円ぐらいまで来ていますので、これは秋の展覧会が大成功だったんだろうなと思うんですけれども、有料の展覧会というのは、毎年秋にしか行わないんですか。 ◎市民文学館担当課長 文学館は基本的に年に4回展覧会を行っておりまして、秋季が大体、文化の日とかもございますので、秋季展覧会は有料展としているケースが多うございます。ただ、今までは、やはりちょっといろいろな著作権の関係等で冬の展覧会を有料展にしたこともございます。あと、どこかで1回だけなんですけれども、年に2回有料展をしたこともございます。基本的には、委員おっしゃるとおり、秋の展覧会は有料展で今考えているところでございます。 ◆村まつ 委員 例えば年2回とか3回とか、もっと有料展をふやすということはできないんですか。というのは、もちろん、まず来ていただくということは大前提なんですけれども、こういういい企画であれば有料展であっても、これだけ来ていただけるということも証明ができたんじゃないかと思っていまして、そう考えると、もちろん企画はいろいろ大変だと思うんですけれども、有料展をふやして、かつ、それが魅力的なものとして開催していくということのほうが非常に効果的なんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎市民文学館担当課長 委員おっしゃるとおり、有料展をどうするかという問題はいろいろございまして、やはり展覧会によって、なかなか来る人数が違うことであるとか、何しろ、やはりここの目標とかにも書いてございますけれども、まだなかなか文学館は知名度が低うございますので、そうすると有料展のほうが少しランクが上がってしまうという部分もありますので、そこら辺は無料展を含めながら検討していきたいと考えております。 ◆村まつ 委員 ありがとうございます。今後の展覧会も予定をちょっと見させていただいた、三島由紀夫さんですとか、かなり著名な方のを取り上げていらっしゃるんだなというのは感じましたので、ぜひ、今年度、来年度と徐々にまた人がふえていくようになっていけばいいなと思っております。また、私もできることがあれば協力をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆わたべ 委員 堺図書館の「課別・事業別行政評価シート」の164ページ、Ⅳの②のところの再任用職員常勤職員に変更となったというふうに書いてありますが、この理由と、図書館の業務の中では時々こういうことが起こるのかどうかについて教えてください。 ◎図書館長 まず今の最初のご質疑ですけれども、堺図書館の再任用職員が5年の任期を満了したという動きと、あと図書館の中で異動させる、館内異動することもありますので、全てがその理由ではありませんけれども、堺図書館の場合は再任用職員1名が他館の図書館のほうに行って、そのかわりに常勤職員を配置したということになります。  2つ目のご質疑については、図書館全体として再任用職員が何名配置されるというのは人事の範疇でございますので、その中で私どもは、どの館に配属というのは決定いたしますので、そのときにある館が再任用職員がふえたり減ったりというのは、その都度起こるというようなことになっております。 ◎生涯学習センター長 13日の日に熊沢委員からご質疑を受けました学校の特別教室開放事業につきまして、利用率の算定の方法についてご質疑を受けていましたので、その利用率の算定の方法について回答いたします。  平日が火曜日と木曜日の夜間の時間帯で、鶴川中学校は平日木曜日と金曜日、あと小中学校、土曜日、日曜日、祝日は午前、午後、夜間という3つの開放の枠がございます。ですので、分母となりますのは、平日の1枠と土日・祝日については3枠で、それぞれ開放する部屋が幾つかございますので、全てのこま数を分母としまして、実際に利用のあった件数を分子として利用率を算定しております。 ◆熊沢 委員 では、これだけ利用が少ないのはどういうことなのか、利用率が少ないのはどうお考えなのかというのを聞きたかったんです。分母が逆に、私としてみたら、分母がもっと大きいもので、ただ単にあれしていると、しっかりと計算をされていて分母があって、利用可能の日をきちんと計算して、それを分母にしている中での利用率が6%というのは、これは多くの方に利用してもらいたいと思っているのか、本当に利用団体のみが利用してもらいたいと思っているのか、もっと多くに広げるという考え方があるのかないのか。逆にこれだけ少ないと、あけている必要性というのはどのようなことなのかなとか、いろいろと思ってしまうんですが、その辺は上げるために何かほかの利用団体をふやしていくとか、もっと利用できる人をふやしていくということのお考えはあるんですか。 ◎生涯学習センター長 利用の団体ですけれども、5名以上で構成されておりまして、そのうちの市内在住、在学、在勤の方が半数以上を占めている団体に登録をしていただいた上で貸し出しをしております。それで、実際に使用されている、活動されている団体といたしましては、スポーツ文化団体の会合ですとか実際の活動、あとは学校のPTAですとか、町内会、集合住宅管理組合、そういった会合に使われているということであります。実際、学校の授業に影響はない部分での貸し出しということですので、実際そういった団体からしたときに、使い勝手のよしあしというのはあろうかと思いますけれども、我々としましては、地域の団体の皆様に利用していただく、そして団体のそういった活動に寄与できればというふうに考えております。ホームページや生涯学習ナビといった情報発信媒体を活用して、周知はしているところでございます。 ◆熊沢 委員 多分、これはなかなか知られていないんじゃないかと思う部分があるんですよね。平日の夜とか、週末とか、使いたいという人たちは数多くいらっしゃる声は私たちは受けているので、忠生、木曽境川、本町田、小山ヶ丘、鶴川、特に小山ヶ丘というのは、地域の方々が集う場所がなかなかない、会合をする場所がないというようなことを聞いているので、ぜひ本当に皆さんに利用していただきたいという思いがあるならば、しっかりとPRをして、こういう形で使えますというようなことをしていっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって生涯学習部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告自由民権資料館改修工事に伴う休館について) ○委員長 行政報告自由民権資料館改修工事に伴う休館についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎生涯学習部長 自由民権資料館改修工事に伴う休館について、行政報告させていただきます。  詳細は担当者から説明をいたします。 ◎生涯学習部次長 それでは、自由民権資料館改修工事に伴う休館につきまして報告をさせていただきます。  資料はタブレット資料ナンバー76をごらんください。  自由民権資料館では、11月から改修工事を予定しております。工事に伴いまして、一部施設の使用ができなくなることから休館させていただくとともに、展示や史料閲覧、講座など、資料館における事業を休止させていただきます。  なお、工事は屋根や外壁改修などの施設改修工事照明改修受変電設備更新などの電気設備工事、空調及び衛生設備更新などの機械設備工事でございます。  足場の設置は11月からを予定しておりますが、この時点では施設の利用に影響がないことから、休館期間は2019年12月9日から2020年3月31日までといたします。  ただいま申し上げたとおり、休館期間は約4カ月と長期にわたります。その間の対応としましては、市庁舎イベントスタジオや図書館での出張展示を実施することのほか、「町田の歴史を歩く」と題した野外での勉強会も予定しております。また、今年度から構築を開始するデジタルミュージアム歴史資料文について作成を進めてまいります。  以上、休館及び休館中の主な対応につきましては、「広報まちだ」、町田市ホームページ館内掲示ツイッターなどを活用し、周知してまいります。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告図書館情報システムの更改に伴う図書館の臨時休館について)
    ○委員長 行政報告図書館情報システムの更改に伴う図書館の臨時休館についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎生涯学習部長 図書館情報システムの更改に伴う図書館の臨時休館について行政報告させていただきます。  詳細は担当者から説明いたします。 ◎図書館副館長 それでは、タブレットナンバー77の資料をごらんください。  図書館は、図書館情報システムのバージョンアップ、業務用端末等の入れかえ、ホームページのリニューアルを行います。移動図書館を含む図書館全館を休館し、図書館インターネットを休止いたします。  1、休館及び休止期間についてです。  図書館の休館は、中央図書館が2019年12月26日から2020年1月6日まででございます。中央図書館を除く地域図書館の全館及び移動図書館は、12月25日から1月6日でございます。参考までに、図書館の通常の年末年始の休館期間は、12月29日から1月4日となっております。  その他記載してございます、その他の施設の予約資料受け渡し等休止期間は、12月25日から1月6日となっております。図書館インターネットは12月26日から1月6日が休止となります。  このことについての周知方法ですが、11月15日金曜日から休館についての情報提供を開始いたします。「広報まちだ」、ホームページツイッター、その他で行う予定です。  報告は以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆熊沢 委員 そうすると、中央図書館が長くお休みをするんですが、中央図書館にある本とかは借りられるの、それはもう借りられない状況になっちゃうんですか。 ◎図書館副館長 この休館期間の間は、貸し出しはできないんですけれども、その前にお借りいただいて、少し期間を長くしてお借りいただくことができます。 ◆熊沢 委員 冊数はいつもどおり10冊ということと、もう1個は、返せない間にさるびあ図書館とか地域館で返せば、また新しいのが借りられるとか、そういうことなのか。何か全体的に言うと本が足りなくなっちゃうんじゃないか。人気の本があるわけじゃないですか。特に子どもの人気の本なんかは中央図書館がいっぱいあるから、子どもたちがちょうど冬休みとかいろいろなところで読もうと思ったときに足りなくなってしまう。今ですら予約がいっぱいで足りないという状況の本があって、なかなか何週間も待つというのがあるんだけれども、中央図書館が閉まることで、子どもたちが本に触れる機会が少し減ってしまうんじゃないかという懸念があるんですが、その辺は何とかならないんですか。 ◎図書館長 システム更改で5年に1度になりますけれども、どうしても休館をして機械の入れかえをせざるを得ないというところがございます。それで今回につきましても、できるだけ臨時の休館を短くするような形で日程は設定したところでございます。一応、休館ですけれども、中央図書館が12月26日から、地域館は25日からということで、中央図書館のほうが1日長く開いているという状況はちょっと、こちらとしては工夫をしたつもりでございます。  ただ、今、熊沢委員がおっしゃったとおり、冬休みの時期に休館するというところは、お子様を中心にご迷惑をかけてしまうところはございますが、システムがとまってしまうということで、貸し出しの記録その他全てが変更できなくなってしまいますので、その点はご了承していただきたいということで、市民の方には丁寧に説明をしてまいりたいというふうに思っております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午前10時25分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時27分 再開 ○委員長 再開いたします。 △認定第1号(防災安全部所管部分) ○委員長 認定第1号を議題といたします。  本件の一般会計のうち、防災安全部所管部分について、担当者の説明を求めます。 ◎防災安全部長 認定第1号 平成30年度(2018年度)町田市一般会計特別会計歳入歳出決算認定についてのうち、防災安全部所管分につきましてご説明申し上げます。  初めに、歳入でございます。  タブレットの資料42、平成30年度(2018年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算書の302ページ分の42ページ、歳入歳出決算書のページでは、37ページをお開きください。  以後、歳入歳出決算書のページでご説明申し上げます。  第15款、都支出金は37ページ及び45ページに掲載しております。  第16款、財産収入は51ページに掲載しております。  第20款、諸収入は52ページ、57ページ及び65ページに掲載しております。  第21款、市債は69ページに掲載しております。  次に、歳出でございます。  88ページをごらんください。  第2款、総務費、項の1、総務管理費、目の19、安全対策費は88ページに掲載しております。  第3款、民生費、項の5、災害救助費、目の1、災害救助費は125ページに掲載しております。  第9款、消防費、項の1、消防費、目の1、防災対策費は163ページ、164ページに掲載しております。  以上が歳入歳出決算書に関する部分でございます。  続きまして、防災安全部所管の決算と主要な施策の成果を「町田市課別・事業別行政評価シート」に基づいて説明させていただきます。  タブレットの資料44、平成30年度(2018年度)課別・事業別行政評価シートの563ページ分の374ページ、「町田市課別・事業別行政評価シート」の372、373ページをお開きください。  以後、「町田市課別・事業別行政評価シート」のページでご説明申し上げます。  まず、防災課の事業別行政評価シートのうち、災害対策事業についてご説明いたします。  初めに、「Ⅰ.事業概要」でございます。  この事業は、災害時における市民の被害を軽減させるため、関係団体との情報共有、協力体制の確保や、備蓄資機材等の整備を行うとともに、地域の防災活動を活発化させることを目的としております。  次に、「Ⅱ.2017年度末の総括」でございます。  まず、「①『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」でございます。  1点目は、防災行政無線固定系子局を計画的に整備することでございます。  2点目は、災害対策用の備蓄食糧及び飲料水について、有効活用しつつ、計画的に更新することでございます。  3点目は、町田市事業継続計画の修正で明らかとなった非常時優先業務や必要人員の見直しについて、次回の町田市地域防災計画の修正に反映することになります。  次に、「②課題解決・目標達成に向けた今後の取り組み」でございます。  1点目の防災行政無線固定系子局の整備につきましては、綿密な現地調査や住民説明等を行い、設置を進めてまいります。  2点目の災害対策用の備蓄食糧及び飲料水につきましては、計画的に更新するとともに、保存期限を迎えるものは自主防災組織が行う訓練等で活用いたします。  3点目は、町田市地域防災計画の修正を行うため、職員の参集などの訓練及び検証を進めてまいります。  次に、「Ⅲ.事業の成果」でございます。  1点目の自主防災組織リーダーフォローアップ講習会修了者でございますが、自主防災組織リーダー講習会の修了者を対象に、フォローアップ講習会を開催し、目標の74人を超える77人が講習を修了いたしました。  2点目の防災行政無線固定系子局の整備数でございますが、2018年度は24局の新規設置工事を行っており、2018年度までに延べ294局を整備いたしました。  次に、「Ⅳ.財務情報」でございます。  「①行政コスト計算書」と「②行政コスト計算書の特徴的事項」をあわせてごらんください。  行政費用の小計は、4億532万3,000円となっております。2017年度と比べ、7,345万5,000円の減額でございます。  行政費用の約25%を占める物件費につきましては1億272万8,000円で、2017年度と比較して7,882万1,000円の減額となっております。  これは、戸別受信機の整備が2017年度で完了したことにより、防災行政無線子局設備再構築工事費が減少したことなどが要因となっております。  続きまして、「③単位あたりコスト分析」でございます。市民1人当たりのコストが2017年度に比べて172円減少しております。これは、戸別受信機の整備が完了したことにより、防災行政無線子局設備再構築工事費が減少したことなどが主な要因でございます。  「④貸借対照表」と「⑤貸借対照表の特徴的事項」をあわせてごらんください。  固定資産のうち、事業用資産の工作物が1億2,934万1,000円の増加となっております。これは、防災行政無線の再構築工事により固定系子局24局の工事が完了したことによるものでございます。  次が、「Ⅴ.財務構造分析」と「Ⅵ.個別分析」についてでございます。グラフ、行政費用の性質別割合をごらんください。  2017年度と比較し、2018年度は人件費、補助費等及び減価償却費の割合が増加し、物件費及び維持補修費の割合が減少しております。右グラフの有形固定資産減価償却率の推移につきましては、減価償却が進み、2017年度に比べ、全体的に増加しております。  次に、「Ⅶ.総括」でございます。  「①成果および財務の分析」でございますが、1点目の自主防災組織リーダー講習会修了者を対象としたフォローアップ講習会につきましては、目標を上回る35人が講習会を修了しました。  2点目の防災行政無線固定系子局の整備工事につきましては、計画どおり24局の新設工事を完了することができました。  3点目としましては、全庁及び各対策部における各種訓練や、災害統括班の職員参集訓練を行い、町田市地域防災計画の修正に向けた課題を抽出することができました。  「②2018年度末の『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」及び「③の課題解決・目標達成に向けた今後の取り組み」をあわせてごらんください。  1点目の自主防災組織リーダー講習会修了者を対象としたフォローアップ講習会につきましては、参加者数とカリキュラムのバランスを鑑み実施する必要があるため、今後の取り組みとして、講習時間の拡大等、講習会の実施内容を見直しいたします。  2点目の防災行政無線の設置につきましては、難聴地域解消に向け、整備計画に基づき固定系子局を設置する必要があるため、設置場所の確保を図り、設置工事を進めてまいります。  3点目の町田市地域防災計画の修正につきましては、2016年度の町田市地域防災計画の修正以降に実施された各種訓練から明らかになった課題や、関連する法律及び計画の改正点などを抽出し、町田市地域防災計画を修正いたします。  次に、市民生活安全課の課別行政評価シートのうち、安全対策費についてご説明いたします。  「町田市課別・事業別行政評価シート」の378、379ページをお開きください。  初めに、「Ⅰ.組織概要」でございます。  市民生活安全課の使命は、情報提供や知識の普及啓発などを通して、1人1人の犯罪被害や交通事故被害の減少に向けた行動を支援することで、町田市で暮らす人が安全に生活でき、町田市を訪れる人が安心して訪れることができるまちづくりを進めていくことでございます。  次に、「Ⅱ.2017年度末の総括」でございます。  まず、「①『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」でございます。  1点目は、地域団体、警察、市による防犯活動に継続して取り組むとともに、地域団体による防犯活動の活性化を図ることでございます。  2点目は、振り込め詐欺等の被害が増加しており、新たな取り組みが求められていることでございます。  3点目は、交通安全意識の一層の普及に向けた取り組みが必要ということでございます。  4点目は、民間交番について、中心市街地という立地を生かした、新たな運営形態を検討する必要があるということでございます。  次に、「②課題解決・目標達成に向けた今後の取り組み」でございます。  1点目は、地域団体の活動内容等を把握して、活動内容や地域の実態に即した支援を行う仕組みを整えてまいります。  2点目は、振り込め詐欺等の手口を紹介して広く注意喚起するとともに、警察と連携し、新たな手法による注意喚起を行ってまいります。  3点目は、地域に交通安全意識を広めるための取り組みを行ってまいります。  4点目は、民間交番は防犯の拠点だけではなく、町の魅力向上にも資する新たな形態での運営を開始いたします。  次に、「Ⅲ.事業の成果」でございます。  1点目の協働パトロール回数についてでございますが、町田市5ヵ年計画17-21に掲げているもので、町内会・自治会、商店会、ボランティアなどと、市、警察との協働パトロ-ルの実施回数は、目標としている53回を上回り、56回実施することができました。  2点目の交通安全意識普及啓発活動によって啓発を受けた人数でございますが、目標である1万2,800人には届きませんでしたが、前年度より多い1万2,537人に啓発を行うことができました。
     次に、「Ⅳ.財務情報」でございます。  「①行政コスト計算書」と「②行政コスト計算書の特徴的事項」をあわせてごらんください。  行政費用の人件費は5,766万9,000円で、行政費用の約60%を占めております。  行政費用の約18%を占める物件費につきましては1,191万6,000円で、2017年度と比較して714万円の増額となっております。これは、主に民間交番の運営を2018年9月から開始したことが要因でございます。  次に、「③貸借対照表」でございます。所管する事業用資産の土地は、交番や駐在所用地でございます。建物は民間交番セーフティーボックスサルビアの建物でございます。  次に、「Ⅴ.財務構造分析」と「Ⅵ.個別分析」についてでございます。「Ⅵ.個別分析」のグラフをごらんください。  上のグラフでございますが、体感治安は改善の傾向にあり、2018年度は53.6%に改善しました。下のグラフですが、交通事故件数は減少傾向にあり、2018年は851件と大きく減少しました。  次の「Ⅶ.総括」をごらんください。  「①成果および財務の分析」でございます。  1点目の町田駅等を中心に行った案内チラシや反射材の配布につきましては、1万2,537人にお知らせすることができました。  2点目といたしましては、防犯カメラの新設及び撤去について補助を行い、補助費が708万2,000円増加しました。また、民間交番のリニューアルオープンに伴い、建物の防水及び塗装改修を行ったため、修繕料が129万1,000円増加しました。  「②2018年度末の『成果および財務の分析』を踏まえた事業の課題」及び「③課題解決目標達成に向けた今後の取り組み」をあわせてごらんください。  1点目の市民の交通安全意識を広めていくことにつきましては、これまで交通安全啓発活動を行う機会が少なかった地域において、地域のイベントに出向いて交通安全をお知らせすることや、地域で行う交通安全事業への参加を呼びかけるなど、交通安全啓発活動を行ってまいります。  2点目の引き続き、安全安心まちづくりの取り組みを計画的に進めていくことにつきましては、2019年12月をもって期間満了となる町田市安全安心まちづくり推進計画の改定を行うとともに、地域の方々の自主的な防犯活動を支援する取り組みを強化してまいります。  平成30年度(2018年度)町田市一般会計決算のうち、防災安全部所管分についての説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆熊沢 委員 まず最初に、いただいた資料の10ページの市が所有している建物、構築物の状況の中で、詰所のことなんですが、詰所が雑家屋等と倉庫というふうに2種類あるんですが、これは何で倉庫と雑家屋等なんですかね。何の違いがあるのでしょうか。基本、雑家屋なんだけれども、3-8とか。 ◎防災課長 資料の建物種目名称のことだと思うんですが、こちらにつきましては、基本的には倉庫……。 ◆熊沢 委員 基本、雑家屋なんだよ。 ◎防災課長 建築年によるのが大きいかと思ったんですけれども、ちょっとその辺は確認させてください。 ◆熊沢 委員 別にいいんですが、何か違いがあるのかと思ったので、教えていただければと思います。  詰所の建てかえは順次進んでいるかと思うんですが、これは古い順なのかどうか。ちょっと聞いたところで言うと、最近予算がないから少し滞っている、ゆっくりになっているんだよなというような話を地域から聞いてきたんですが、その辺はどうなっているんですか。アスベストの問題とかいろいろとあると思うので教えていただければと思います。 ◎防災課長 建てかえの順番なんですが、基本的には、建築年の古いもの順ということになっているんですが、あとは建てかえの必要に迫られているようなところとか、そういうのも考慮しております。それにつきましては、消防団の会議等でご意見等を聞いて、その上で建てかえの順番というのを決定しているというところです。 ◆熊沢 委員 消防団の会議で決められていて、地域の町内会の人たちからすると、こういう言い方は、おらが村さのという言い方は変ですけれども、自分のところの地域の詰所はいつ新しくなるんだろうなという気持ちがすごくあるみたいなので、その辺のことは消防団で決められているとは思うんですが、どうなっているのかなというのをはっきりしていただけるとありがたいなと思います。  もう1個、消防団の運営費というのは、あれは消防団に対して町田市が補助を出しているのか、もともと町田市の予算の中で消防団のさまざまな運営費が――団の中の運営費になっているのか、団本部を含めてどのようになっているのか教えていただけますか。 ◎防災課長 消防団運営費用についてなんですが、これにつきましては町田市の予算なんですけれども、あと被服なんかにつきましては貸与という形にも、あと交付金というのもございます。 ◆熊沢 委員 その団の交付金――交付金というのは団員報酬になるんですか。そうではなくて、補助金みたいに帳簿をつけなければならないとか、そういうのはどういうふうになっているのか。提出とかはどうなっているんですか。 ◎防災課長 当然こちらから交付金ということで出していますので、何に幾ら使ったとか、そういうのは示していただく必要があります。 ◆熊沢 委員 一部、団の行っていることなのでわからないというような声を担当の方というか、担当部でたまに耳にすることがあるんですが、ある程度市のお金を使って消防団という形で活動されているので、後になっていろいろとトラブルのもとになるようなことのないようにしっかりと、時代が、昔からきちんとされているけれども、今と昔とでは全然時代が変わってきておりますので、皆様意識はしっかり、団も意識をしっかりと持たれているかとは思いますが、その辺のことが今町内会の中でも、地域によっていろいろとしっかりと、みんなしっかりやっているんですけれども、さまざまな課題があるかとは思います。  消防団の場合は、町内会の方々から後援費をいただいて運営、ある程度の、市からいただいたお金だけではなく、なかなかできない部分というのはあるかとは思うんですが、そうすると、町内会の方から収支報告書を出すようにとか結構しっかり言われている地域もあると思うので、さまざまな新たに生まれている課題を防災課と消防団のほうで把握をしながら、きちんとアドバイスができるようにしていっていただきたいなと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎防災課長 そうですね。今お話しのありました収支については、こちらでも把握して、消防団のほうにアドバイスというか、一緒に考えていけたらというふうに思っています。 ◆熊沢 委員 後になって、いろいろな地域の町内会等いろいろとあると思うので、ぜひしっかりと団本部だけじゃなくて、部単位でもきちんと皆さんで講習をするなり、こういう状況がありますということをやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それとは別に、「課別・事業別行政評価シート」の379ページ、予算の概要のところで交通安全教室実施予定回数というのが書いてあって、小学校が40回、中学校が7回とかと書いてあるんですが、これを何回ぐらいやられて、結局きちんとできたのかというのと、やったことによってどのような――喜ばれたとかではなく、子どもたちのどういう意見があったのか、もしわかれば、子どもだけじゃなくて保護者の方々とか、わかる範囲で教えていただけますか。 ◎市民生活安全課長 交通安全教室は小学校と中学校で行っております。中学校は7回実施することができました。小学校は2018年度には、31回行っております。行えなかった11回は、雨のため実施ができなかったものです。やってみてどんな効果があったということでございますが、まず一番大きいのは、交通事故件数が大幅に減っているというところが大きな成果ではないかと思っております。 ◆熊沢 委員 ありがとうございます。あと、交通安全協会の車などの管理も防災課でやられているので、それは警察のほうなんですか。その辺のことと、交通安全協会と警察と市とどのような形ですみ分けをされて、交通安全協会に対するいろいろなアドバイスというか、さまざまなことはどのようになっているのか教えていただけますか。 ◎市民生活安全課長 まず車についてですが、交通安全協会が所有している車になります。市で持っているものではございません。  すみ分けですが、交通安全協会はあくまでボランティア団体でございまして、地域の方々が交通安全に関係する自主的な活動をされていると。大きなところでは、この秋にもありますけれども、全国交通安全週間で主要な交差点で立っていただいて、歩行者の方々、あるいはドライバーの方々から見えるようなところで交通安全を訴えかけているというところが一番大きな活動かと思います。  町田市としましては、そういった活動に対して、こういう活動をされているというところをご紹介することですとか、あとは、毎年3月に交通安全の集いというのを交通安全協会の方々が実施されますので、市も一緒になって実施をしております。先ほど熊沢委員からお話のあった交通安全に関係する交通安全教室、そういったところにも一緒に参加していただくなど協力関係を築いております。 ◎防災課長 先ほど熊沢委員からご質疑のありました、建物の種目名称についてなんですが、こちらにつきましては登録時の入力の違いでして、建物の性質とか整備の状況に違いはありません。大変わかりづらいということであれば、必要に応じて、今後ちょっと統一していきたいというふうに思っております。 ◆熊沢 委員 私がわかりづらいかわかりづらくないかではなくて、皆さんがわかりづらいかわかりづらくないかだと思うんです。固定資産税がかかるわけではないですから、あれなのかもしれないんですが、ある程度何かに統一されておいたほうがいいんじゃないかとは思います。 ◎防災課長 統一するようにしていきます。 ◆わたべ 委員 決算参考資料の2ページの防災井戸整備事業なんですが、井戸水の検査というところで水質検査をやっていらっしゃるというところで、防災井戸は飲み水じゃなくて生活用水として使うという前提ですよね。生活用水の場合、やっぱり検査項目で義務づけられているものがもともとあるんでしょうか。 ◎防災課長 生活用水として使用する目的ではあります。ただ、生活用水だと何項目とか、その辺の資料はないんですが、現在防災課でやっているのは、項目としては10項目の検査をやっているということです。 ◆わたべ 委員 万が一、飲んでも大丈夫なように検査をしておくということなんでしょうか、そうではなく。 ◎防災課長 あくまでも、飲料水としてではなくて生活用水として使っていただく。その中で、濁りがあるとか、そういう検査をやっているということです。ですから、飲み水として使っていただくということではありません。 ◆わたべ 委員 ありがとうございます。  災害時の避難所の備蓄のことでお伺いします。昨年も備蓄のアルファ化米の中に、例えば小麦アレルギーの人が五目御飯を食べるとおしょうゆが入っていて、おしょうゆに小麦が使ってあるのでそれでだめだとか、そういうアレルギーの人が食べられるものが何ですかと聞いたら梅がゆと白い御飯ということで、研究はしていただくというご回答はいただいているんですが、次回の備蓄を、5年間たつとまた新しいものに変えるときに、値段的にも見合うものがほかにも種類があるので、ワカメ御飯とか、お赤飯とか、ちょっとそういう具体的な検討がどれくらいされたかどうか、参考にしていただけるということを引き続きしていただいていればいいんですけれども、そのことだけ確認させてください。 ◎防災課長 今の備蓄品の件なんですが、おっしゃるとおり白米であればアレルギー品目が入っていないとかございまして、ただ、これもおっしゃるとおりなんですが、5年間という買いかえ賞味期限が――消費期限ですか――ありますので、その間はそろえたものを捨てるというわけにもいかないので、今後の課題ということで、それについては引き続き研究と、どういうものがあるか、あと値段のことも含めてちょっと研究していきたいと思っています。 ◆わたべ 委員 ありがとうございます。インターネットで見る限りは、価格もそんなに変わらないようなものがあるので、ぜひ引き続き研究をお願いします。  消防団の設備、分団の建物の光熱水費のところの資料を見ておりましたら、場所によって光熱水費が例えば年間14万円台のところとか、3万円、4万円というところがあるんですが、これは例えば今新しい施設に建てかえをした場合などは、多分空調機が高効率のものに、町田市のいろんな公共施設もそうですけれども、空調施設が新しいものに変わると光熱水費が激減するというのは、今までの決算のところでちょっと教えていただいたことはあるんですが、そういう影響なのかどうかについても教えてください。 ◎防災課長 今お話しのありました光熱水費につきましては、おっしゃるとおり古いものであれば効率が悪いとかそういうのもあるでしょうし、あとは部とかで会議を頻繁に開くとか、そういう会議の開催頻度とか、そういうのも影響してきますので、基本的には複数の要因が重なっているというふうに考えております。 ◆星 委員 何点かお聞きをさせてください。消防団に関して、いろいろ成人式ですとか学校、先日のフェスタまちだとかでもPRを行っていたかと思うんですけれども、何か改めて行ったようなことは昨年度あったりしますか。 ◎防災課長 改めてというよりも、引き続きやっているということがあるんですが、広報とか市のホームページというのはもちろんのこと、あと学校とか市内の事業者に対してPRを行っていくというようなことはやっております。 ◆星 委員 わかりました。また引き続き、分団ですとか、部とかも連携をしながら行っていただきたいなと思います。  また、交通事故の件で、高齢者の安全運転講習会も行っているということなんですけれども、昨年度は何回行ったとかはございましたか。 ◎市民生活安全課長 ちょっと数字を出しますが、昨年度は7回行いました。参加人数が――申しわけありません、ちょっと数字がすぐ出てこないので、申しわけないですが後ほどお答えします。 ◆星 委員 数字はまた後ほどお願いします。  小中学校の自転車等の安全運転教室のところですけれども、こちらから案内をして、希望があれば行っているという認識でよろしいですか。 ◎市民生活安全課長 小学校は全ての学校に警察を通じて、実施をするという前提でお話をしているものでございます。 ◆星 委員 中学校も同様ですか。 ◎市民生活安全課長 中学校は毎年7校ずつ、全部で20校ありますので、7校、7校、6校という形で実施をしまして、3年間で全ての学校を回るような形で実施しています。 ◆星 委員 わかりました。ありがとうございます。  振り込め詐欺等の現状というか、その中で、昨年度、自動通話録音機というお話が、この委員会でも何度か出てきたんですけれども、この現状は今どうなっているでしょうか。 ◎市民生活安全課長 今の自動通話録音機の前に高齢者の交通安全教室ですが、2018年度は7回実施して132人の参加でございます。  それから自動通話録音機ですが、この自動通話録音機は特殊詐欺という犯罪の予防に対して効果的なものです。犯罪の予防は、警察法で警察の業務であると規定されてございます。警察機関は国と都にはありますが、市にはございません。なので、町田市としましては、東京都がこの事業を主体的に実施するべきものであるという考え方から、2018年の8月以降、担当課長会でずっと要望していたりですとか、2019年ですけれども、木島副市長から所管する担当部に要望したりですとか、あと町田市が働きかけをしまして、東京都市長会から東京都への予算要望、それから町内会・自治会連合会からも同じような趣旨での東京都への予算要望をしているということをお聞きしております。 ◆星 委員 ありがとうございます。  最後に1点、防犯カメラの補助のところがふえたとございました。そんな中で、新設と撤去のところですけれども、それぞれ何件ずつか教えていただけたらと思います。 ◎市民生活安全課長 2018年度の防犯カメラですが、25台の撤去と26台の新設でございます。 ◆星 委員 わかりました。それぞれ活動を行っていただいているかと思うんですけれども、しっかりさまざま周知していただいて、ぜひ今後もよろしくお願いいたします。 ◆矢口 委員 子ども乗せ自転車だったり、あと子どもたちが小学生、中学生になって自分で移動する自転車のヘルメットの着用促進とかは、市ではどういうことを具体的にしてきたかお伺いしたいと思います。 ◎市民生活安全課長 まず、小学校の自転車教室では、ヘルメット着用を必ずお伝えしておりまして、自転車教室の中でもまれに持っていないお子さんがいらっしゃるので、ヘルメット自体を持っていって、かぶせて、ヘルメットをしなきゃいけないということをお伝えしています。もっと小さいお子さんについては、小学校に上がる前のお子さんたちについては、保育園、幼稚園にヘルメットをつけましょうというチラシをお配りして、見えるところに張っておいてくださいという案内を2018年度は行いました。 ◆矢口 委員 ありがとうございます。小学生未満の保育園とか幼稚園ということなのかと思うんですけれども、そのチラシは実際に掲示されていたんでしょうか。私の身近なところで実は見当たらなくて、配ったけれども、もしかして余り掲示されていないとか、そこをちょっと確認はしたんでしょうか。 ◎市民生活安全課長 申しわけございません。張っているかどうか全ての園を確認したことは行っておりませんが、張ってくださいという依頼文とともにチラシをお送りしまして、公立の園で張っているところは、私の目で確認をいたしました。 ◆矢口 委員 かしこまりました。ちなみに、中学生に対しては、先ほど安全講習という話があったんですけれども、そういったところはどのようにお伝えしているでしょうか。 ◎市民生活安全課長 中学生の安全講習会では、ヘルメットをかぶるということよりも、自分が加害者になってしまうというところを主眼に置いているものでございました。自分が加害者になってしまわないように、それから自転車のスピードもかなり、体格も体重も大きくなるので、自分が事故に遭ったときもかなり危ないということで、ヘルメットというよりは車にひかれないであったり、あるいは乱暴な運転をして歩行者を怪我させないというところを主眼にやっていて、ヘルメットという観点でのご案内は、もうそこまで強調したものにはなっていないです。 ◆矢口 委員 中学生は確かに加害者側になることを意識する、それもとても大切だなと思ったんですけれども、高校生でも、例えばヘルメット着用を義務化されている自治体なんかもありますし、また、自治体によってはヘルメット購入のお金を援助してあげたりとか、配付してあげたりとか、どこまでするかはもちろん判断によるかと思うんですけれども、その補助とか、そういったあたりもちょっと考えていただければと思います。  それと、スタントマンを雇っての自転車の講習会なんですけれども、ちょっと前にほかの自治体で事故がありましたよね。町田市では多分しっかりやられているし、めったに事故は起こらないとは思うんですけれども、もちろんスタントマンを雇うことはすごくいいのかと思うんですが、今はドライブレコーダーの映像とかで結構臨場感があって、実際にあった事故を見て学ぶということもされているんですけれども、やっぱりドライブレコーダーとかを使うよりも、スタントマンを使ったほうが絶対的に効果はあるというお考えでしょうか。 ◎市民生活安全課長 中学校の自転車教室が、今、委員お伝えいただいたとおり、目の前でスタントマンが事故を再現するプログラムになっています。これはテレビ画面を見るよりも、目の前で実際に起こることのほうがより心に響くといいますか、自分のこととして捉えられるのかと思って実施しております。2018年度でしたか、スタントマンがちょっと失敗をしてお亡くなりになるという事故がありましたので、この演目といいますか、そのスタントの内容をスタント会社、委託している業者と中身を確認いたしまして、過度に危険になっているところがないかどうかというのを確認した上で実施しているところです。  ドライブレコーダーの映像ですけれども、テレビ画面を通じての事故映像というのは、例えばテレビドラマであったり、映画であったり、お子さんはかなり見なれている可能性がありますので、目の前で車と自転車がぶつかる、あるいは自転車が歩行者をひっかけてしまうみたいなほうが、より心に響くのかと思っております。 ◆矢口 委員 わかりました。お考えもわかりました。例えば中学生は3年に1回の一巡ということなんですけれども、例えばほかの2学年は、ドライブレコーダーの実際に事故があった映像で、ちょっとの時間でいいから啓発とか、そういったことをお考えになったらどうかなと思ったんです。 ◎市民生活安全課長 ご提案ありがとうございます。この交通安全教室は、警察と一緒にプログラムを組み立てるというものですので、今のこのメニュー自体がすごく非常に有効だということを学校からもお話しいただいているものですので、今のご意見は、ちょっとご意見として伺いたいと思います。ありがとうございます。 ◆矢口 委員 わかりました。  ちょっと別の件になるんですけれども、事故をなくす、減らすというのが、恐らくは防災安全部の方々の使命の1つでもあると思うんですけれども、道路部との連携とかは何かされていますか。私たち議員にも、たくさん道路の危険場所については来るんですけれども、どういう連携をとっているのか少しお伺いできれば。 ◎市民生活安全課長 まず、大きな事故が起きてしまったときには、道路部と警察とでその現場を見に行って、道路の構造上の何か早急に対策がとれないかというのを警察と道路部でお話をされています。市民生活安全課では、その内容を把握しまして、こういうふうになっていったんだというところを把握していく、それから大きな交通事故、例えば交通死亡事故などが起きますと、警察からは、まず市民生活安全課に連絡が入ります。市民生活安全課から道路部に限らず、関係する部署にお伝えすると、警察からの情報の連接点といいますか、起点になっているというのが市民生活安全課です。 ◆矢口 委員 詳しくありがとうございます。自治体によっては、その事故が実際にあった場所を赤い印でつけていって、赤い印が多くなったところは事故の発生が明らかに高いということが一目でわかると、市民が見ても、そういったものをつくっている自治体があるんです。例えば、それを見たら道路部の方々も、どこのところから整備していくべきなのかというのが一目で判断できて、すごく有効かと思うので、警察の協力も必要になるとは思うんですけれども、一緒に少し考えていただけたらと思います。  次に別件ですけれども、資料要求の中で決算参考資料の中で、自主防災組織の補助状況というのがありました。この中で、世帯数がやっぱりすごく少ないところも、1桁のところも場所によってはありまして、例えば自主防災組織としてさすがに10世帯以下とかになってしまうと、機能としてどうなのかと思ったんですけれども、こういったところはどうお考えでしょうか。 ◎防災課長 その補助金ですけれども、これは基本的に基本額というのがありまして、プラス、世帯数というような形で決まっております。少ないところは補助金が少ないのでどうかというお話だと思うんですが、それについては、その中でやりくりしていただくというふうに考えております。 ◆矢口 委員 私の聞き方が悪くて済みません。補助金が少ないところというよりかは、少ない人たちでやるよりも、例えば隣の自治体で大きな自主防災組織があれば、そこと一緒に連携して何かやってもらうとか、そういうのを積極的に防災安全部のほうでも話してあげる、やっぱり9世帯とかだと、ちょっと何かあったときに心もとないというか、そういうのがあるのかと思ったんですけれども、そういったところは何かされていますか。 ◎防災課長 今の連携の話ですが、基本的に避難施設で避難施設関係者連絡会というのを開催しておりまして、そこには複数の自主防災組織が集まってきます。その中で、こういうものが必要だというのがあれば、そういう中で連携していくというようなことも考えられます。 ◆矢口 委員 実際に災害があったときに、多分小さな自主防災組織の方々はほかの方々と連携をとっていかなきゃいけないと思うので、親密になっておくような何かそういう配慮もしていただければと思います。 ◎防災課長 今言った避難施設関係者連絡会等で、そういうのは進めていきたいというふうに思っております。 ◆田中 委員 「課別・事業別行政評価シート」の372ページ、災害用のさまざまな備蓄をされているということですが、以前もこの委員会でもほかの委員から質疑があったと思うんですが、液体ミルクの備蓄についての検討は2018年度されたのかどうか、伺いたいと思います。 ◎防災課長 液体ミルクの検討の件については、ことしの2月に厚生労働省が主催になりまして、液体ミルクの説明会というのがありました。それに町田市の職員も出席しまして検討しております。ただ、液体ミルクについては、その利点とか欠点とかいろいろありますので、その辺も含めて現時点では検討している最中ということです。 ◆田中 委員 ありがとうございます。それでは、災害用の備蓄品を順々に更新していくということですが、やはり実際の災害が起こったときに、食べたことがあるかどうかというところが重要だというお話も聞いたことがありまして、更新をする際に、例えばここでは自主防災組織に配布をするなどの例がありますけれども、食べてみるという体験としては、防災安全部としてはどのような取り組みを行っているか伺いたいと思います。 ◎防災課長 食べてみるということなんですが、それにつきましては地域の方が防災訓練をやったときに、給食給水訓練とかがあれば、そういうところに提供していたり、あと先日、防災フェアというのをやったんですが、そういうところで少しではあるんですが、アルファ化米の試食ということで提供したりしております。 ◆田中 委員 小学校の学校給食との連携などは行っていますでしょうか。 ◎防災課長 以前行ったことはあるんですが、ちょっとここ数年はやっていないのかな――その辺はまた、あと数量の関係とか、備蓄の消費期限が大体3月になっていると、その間に使わなきゃいけない。余り早く使ってしまうと、実際その間に災害が起きたときに少なくなってしまうとか、そういうのもあるので、その辺も含めて考えていきたいと思います。 ◆田中 委員 連携をぜひやっていただけたらと思います。  378ページの振り込め詐欺防止の件でさまざま工夫をされているということが書かれているんですが、地域ごとにぎゅっとアポ電が入ったりとか、そういったことがあると思うんですけれども、防災無線での振り込め詐欺の啓発などは、2018年度は何か行ったのか伺いたいと思います。 ◎市民生活安全課長 月に1回、防災無線を使って注意を呼びかけております。
    ◆田中 委員 特に被害が発生したからというわけではなくて、定期的にという理解でよろしいでしょうか。 ◎市民生活安全課長 おっしゃるとおりです。 ◆村まつ 委員 幾つかお伺いをしたいと思います。  372ページ、防災行政無線の固定系子局の整備ということで、24局されたということですけれども、やっぱり防災行政無線が聞こえづらいという声がどうしてもございまして、新しく整備をするということももちろん必要なことだとは思うんですけれども、特に境川沿いで、境川に近いところで森野、あと金森で、相模原側のが聞こえるんだけれども、町田のは聞こえないというような声を聞いています。防災課長ともいろいろお話をさせていただいて、基本的には家の中では聞こえなくても仕方がない、外で聞こえるべきものであるということ、あとは、メール等でもそういった情報はカバーしていくという話は聞いてはいるんですけれども、とはいっても、やっぱり聞こえないのは怖いと。相模原側のが聞こえるのがどうも腑に落ちないというような声もよく聞いておりますので、例えば、今ある防災行政無線の基地で、できたら1回どういうふうに聞こえるのかということをチェックしてもらいたいんです。  確かに、あれはそんなに何回も何回も定期的に流れるものではないので、聞き取りというのはちょっとなかなか労力も要るのかと思うんですけれども、とはいうものの、きっちりそういったチェックをした上で、空白箇所をなくすということは非常に大事な試みなんじゃないかと思うんですけれども、このあたりいかがでしょうか。 ◎防災課長 防災行政無線が聞こえづらいというところなんですが、机上では音達区域といって、音がどこら辺まで到達するかというのは確認はしているんですが、ただ、そのときの風向きとか、いろいろな状況によって確かに聞こえづらいとか、そういうお話は聞いております。それにつきましては、先ほど委員おっしゃったように、そういう対応としてはいろいろ考えてはいるんですが、ぜひその辺も実際に、どのぐらい聞こえづらいのかというのは、ちょっと検討してみたいと思っています。 ◎市民生活安全課長 申しわけありません。1点、先ほどの田中委員の防災行政無線の振り込め詐欺に対する啓発方法のことで、ちょっと訂正させてください。年金の支給のときに、よくお年寄りのところにそういうお電話があるというお話を警察からいただいておりまして、年金支給日の前には必ず、この電話に気をつけてくださいという案内をしております。お孫さんとかお子さんとかからの連絡を装った電話があるという話を警察から聞いて行っているものです。申しわけありませんでした。 ◆村まつ 委員 そうやって定期的に年金支給のときにやっているということであれば、そのタイミングで人が行って、どうやって聞こえるのかということはできるはずなので、そういった意味で、机上でどうだということももちろんあるんですけれども、実際聞こえるのか聞こえないのかというのは行ってみないとわからないことなので、ぜひ現場に行って確認をお願いしたいと思います。特に、やっぱり境川の近くに住んでいらっしゃる方というのは、洪水があったときに本当に危険な地域になりますので、そのあたりをできれば重点的にお願いをしたいというふうに思います。  それから次の質疑ですが、374ページになります。消防団の消防団員数をふやしていこうという取り組みをされているということなんですけれども、具体的に在勤・在学者に向けた活動の魅力の紹介をして、学校を通し、学生に周知をするというふうにあるんですけれども、これはどういうふうにやっていくつもりなのか、お伺いできますでしょうか。 ◎防災課長 この在勤、在学に向けてということなんですが、実際に学校を回って消防団をアピールするとか、そういうことをやっております。具体的なものとしては、チラシとかポスター、そういうものも含めてやっております。 ◆村まつ 委員 それによって、どのぐらいふえるということを狙っているのかというところなんですけれども、今年度の目標を見ても、実績から見れば4名ふえるという想定なのかもしれないんですけれども、何となくこのレベル感でいいのかなと。もちろん退団される方が多いので現状維持するのも難しいという現状はあると思うんですけれども、そうであれば、現役の方をもっとふやしていくという目標を置かないと、どんどん減っていく一方なんじゃないかと思うんですが、このあたりはどのように考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎防災課長 今お話しのありましたように、実際には退団する方もいらっしゃるということで、こういう数字になっているというのはあるんです。そういうものに対しての対応というのは、今ちょっと考えていきたいというふうに思っています。 ◆村まつ 委員 年代的に、やっぱりだんだん子どもが減っていて、若い人が少ないというのもあるんですけれども、気をつけないと人数が減っていくと、より負担がふえてくということがありますので、そうなったときに退団希望者がふえてしまうという可能性もあるので、ここは早急に、もっと若い方が入れるような取り組みを強化していくべきだというふうに思いますので、これはまた改めて要望させていただきます。  もう1点は、決算参考資料のほうですけれども、3ページの中で、予算に対して大幅に支出があるというところが消防団運営費で、予算850万円に対して支出が1,400万円ということで、倍まではいかないんですけれども、明らかにこんなに予算大ぶれするのかなという、出動しなきゃいけないというのは、それはもう仕方がないことなので、これは予算組みがちょっと誤っているのか、どういう理由でこうなっているのかというのはいかがですか。 ◎防災課長 その点なんですが、確かに大幅にふえてしまっているので想定というか、当初の予想が甘かったということもあるかと思いますので、ことしちょっと改善しております。 ◎防災安全部長 もう1つ前の質疑のときに、団員の確保についてお尋ねがありました。昨年度から条例を議会の皆さんのご理解をいただき変えたんですけれども、在勤、在学者も資格があるということにしまして、昨年でいきますと、ほぼ月1人分ぐらいの効果があったのかなというところがございます。これは、単に新しく入ってくる人だけじゃなくて、過去の事例でいくと、市内でお仕事をされているけれども、やむなくお隣の市に転居してやめた方もいるんですけれども、そういったものの歯どめになるのかと考えております。いずれにしても、先日、本会議でも決議がございましたけれども、ちょっと今までやっていないところも含めて、しっかりと団員確保について考えていこうとしているところでございます。 ◆村まつ 委員 先ほど、防災課長から予算に対して今年度は見直しをしているということなんですけれども、これは予算をふやしたという理解でしょうか。 ◎防災課長 そうです。 ◆村まつ 委員 今年度の予算は幾らですか。 ○委員長 休憩いたします。              午前11時27分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時29分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◆村まつ 委員 378ページになります。Ⅱの総括のところ「②課題解決・目標達成に向けた今後の取り組み」になりますが、先ほど振り込め詐欺について、これは振り込め詐欺の防止に関しては、自動録音機については都の事業だから都に要望しているということなんですけれども、さまざま要望されているということですが、その結果、都からどんな反応があるのか教えていただけますでしょうか。 ◎市民生活安全課長 まず、東京都の担当している部局の担当者の間では、ご理解をいただくような発言をいただいております。東京都として予算を組むというところのお返事はまだもらってないですけれども、それから、東京都ではないんですが、防犯関係の課長たちが集まる場を新しく設けまして、南多摩5市で情報交換しているんですが、その5市はいずれとも町田市の考えに賛同をいただいております。 ◆村まつ 委員 やっぱり振り込め詐欺、アポ電という非常に今多くなっていますので、都にやっていただけるのであれば――もちろん都にやっていただきたいんですけれども、市としても、やっぱりしっかり対策を打っていくべきだろうなというふうに考えております。この後ろのほうにも「新たな手法による注意喚起」ということもございますが、これはどのようなことを考えているんでしょうか。 ◎市民生活安全課長 町田の場合は、2018年度に新たに行ったものとしましては、ケアマネジャー、ご高齢の方と直接対面をされて、さらに信頼を得ていらっしゃる方から、自動通話録音機だけではなくて留守番電話にするだけでも非常に有効だということを警察から伺っておりますので、留守番電話にすることの有効性であったりですとか、今ご高齢の方、お電話で最初からそういう機能がついている電話が非常に多いと、自動通話録音機を新たに取りつけるまでもなくついている電話が非常に多いということで、その操作方法がわからないという方もいらっしゃるようですので、ケアマネジャーさんがかわりに操作してあげるということをお願いしております。それから、民生委員の方々も同じようにご高齢の方との接点が非常に多くて、ご高齢の方から信頼を得ていらっしゃる方々ですので、そちらにも直接留守番電話に設定してくるということをお願いしております。そのほかにも、2018年度は保険会社の保険の外交員の方々、そういった方々とも一緒に同じような取り組みを進めているところです。目立ったものとしてはこういったところです。 ◆村まつ 委員 自動通話録音機含めて、いろんな取り組みをされているということですけれども、実際、数字がしっかり減っていくように、結局やっていてもどんどんふえているという状況が続いているので、しっかりとここは対策をお願いしたいというふうに思います。  もう1点、民間交番についてですけれども、「まちの魅力向上にも資する新たな形態での運営」というふうにあるんですが、これはどういった内容でしょうか。 ◎市民生活安全課長 民間交番は非常に人どおりの多い場所にあります。人の目にもつきやすい場所にありますので、近くの観光イベントのチラシなんかを置いておくと、あっという間になくなってしまう、それから、利用されている方で一番多いのが、道案内が一番多いです。例えば、芹ヶ谷公園はどう行くのであったりとか、芹ヶ谷公園を案内するついでに、来週芹ヶ谷公園でこういうイベントがありますよというところをお伝えして、非常によかったという声がこちらに届いております。 ◆村まつ 委員 本当に立地のいいところにありますので、いろんな可能性があると思うので、ぜひ観光の面で、いろんな方が活用できるように取り組みを進めていただきたいというふうに思います。  あと、この中では最後になりますが、先ほど部長のお話の中でも、379ページの個別分析のところで、交通事故の件数が昨年度、ぐっと減ったというお話が、すばらしいことだというふうに思います。これはなかなかちょっと分析は難しいとは思うんですけれども、なぜこんなに減らすことができたのか、もしかしたら内訳を見ればわかるのかもしれないし、発生場所を見たらばわかるのかもしれないですけれども、何でこういういい結果が出たのか、この点、わかればお伺いできればと思います。 ◎市民生活安全課長 交通事故の内訳、警視庁で公表している内容を見てみますと、町田市の交通事故は、例えば高齢者やお子さんですとか、自転車などなど、いずれの項目でも減少しております。なぜこれだけの数が一度に減ったのかというところはなかなか難しいところではあるんですが、町田の場合は、先ほどほかの委員からもお話がありましたように、交通安全協会の方々がかなり精力的に活動していただいております。もちろん、警察の努力もあるとは思うんですが、それから長年、交通安全協会の方々と一緒に行ってきた交通安全教育の結果ではないかと思っています。 ◆村まつ 委員 ぜひ、これがまた今年度も続くように、難しいとは思うんですけれども、やっぱり何が効果があったのかということは、しっかり追いかけていただければというふうに思います。  もしできたら先ほどの件はいかがでしょうか。 ◎防災課長 済みませんでした。先ほどお話のありました費用弁償、ことしはどのぐらいふえたかということなんですが、909万円ですので、ふえた額としては大幅にふえているというよりは、多少ふえていると。 ◆村まつ 委員 そうすると、これはどういう、ちょっと本当に必要であればもっとふえるんだろうなという気もしますし、どういうふうにこれを見ていらっしゃるのかという点をお伺いできますでしょうか。 ◎防災課長 その想定なんですが、基本的には前年度ベースとか、過去のデータとか、そういうのをもとにはしているんですが、ただ、災害とかそういうのはなかなかわからないというのもありますので、ちょっとその辺は今後研究していきたいと思います。 ◆熊沢 委員 済みません、1点聞き忘れたんですが、薬師台の土地があるじゃないですか。あれは、今交番を減らしている中で、交番はもうふえることはないと思うので、この辺をどういうふうに去年検討されたか教えていただけますか。 ◎市民生活安全課長 こちらはおっしゃるとおり、交番用地として警視庁に要望しているところでございます。地元の方々から、以前には有効活用――交番用地ではあるんだけれども、地元の方々で使いたいというご要望があったんですが、その後、やっぱりちょっと交番用地として、このまま置いておきたいという地元の方々のご要望がございます。市としましては、地元の方々のご意見と同じように、交番の要望を続けていくというところで考えております。 ◆熊沢 委員 この委員会でどこかの課は――もともと寄附なんですよね。寄附していただいたから、だから相談でということだったんですが、寄附していただいた方からはどういうふうなことなのかなというのと、多分、今警視庁の現状として、交番用地はかなり難しい状況だということを地域の方々にきちんと説明していただいて、逆にここが今、多分空き地であるんだと思うんですよね。そのほうが防犯面で、逆によくないんではないかというところもあるので、これをどこかに売却というのではなく、地域の公共施設としての何かの役割が見出せないのかというのを、防災安全部だけではなく、庁内で考えられたほうがいいんではないかと思うんですが、その辺はいかがお考えですか。 ◎市民生活安全課長 まず、ご寄附をいただいたときには、開発会社からご寄附をいただいておりまして、その後、意向確認等はしておりませんが、地元の方々との意見交換はしております。それから、今おっしゃったように、交番設置がなかなか難しい中で、それまでの間だけでも何か有効に活用できないかというのは、先ほどもお話ししたとおり、地元の方々との意見交換を続けているところです。ただ、今お話しのあったように、空き地のままにしておくことで防犯上もよくない影響があるかもというのは、ちょっとこちらとしても考えなきゃいけないことかと思いますので、いずれにしても地元の方々と合意が必要になると思いますので、そういったお話はこれからも地元の方々にお伝えしまして、一緒に合意形成していきたいと思います。 ◆熊沢 委員 この間どこか、市民部かどこかだと、その寄附された土地は、地元の声もあるけれども、そもそも寄附をされた――基本的に開発で寄附されているから、開発業者とのまず話し合いが必要だというような話をしていたんだけれども、防災安全部ではそうではないんですが、庁内でそういうのを統一したルールがあるのかないのか、ここで聞いてもわからないかとは思うんですが、その辺はもしきちんと調べていただいて、防災安全部だけで――防災安全部はたまたま今ここだけですけれども、地域の方々から開発のときに寄附していただいたものとかも、その後の活用方法について、今いろんなところであると思うので、整理していただければなと思います。区画整理で出た、たまたま市が持っている保有地ですら、保留地ですら、物事を変えるときにはやはり地域からいろいろと声があるというのはありますので、その辺よろしくお願いいたします。 ◆矢口 委員 消防団のことに関して1点なんですけれども、入団の理由、何で入団してくれたのか、退団の理由、何で退団したのかという理由は、1人1人個別にアンケートなどはとっているんでしょうか。 ◎防災課長 アンケートはとっております。 ◆矢口 委員 アンケートのとり方はどんな感じなんでしょうか、詳しく。 ◎防災課長 アンケートということではないんですが、退団の理由としてはお聞きしているということでございます。 ◆矢口 委員 誰が本人に聞いているんですか。 ◎防災課長 退団届というのを出してもらっていますので、そこに理由を書いていただいているということです。 ◆矢口 委員 その退団届は、多分、消防団の中の方にまず提出する、消防団の中の方たちに退団理由を書いた紙が見られるという認識でいいでしょうか。 ◎防災課長 退団届ですので、本人が記載して、それは最終的には事務局のほうで受け取るという形です。 ◆矢口 委員 退団の理由はなかなか素直に書きづらいところだと思うんですよ。消防団の中の方に渡すとなると、やっぱりどうしても遠慮がちになっちゃったりとか、本当のことを言えなかったりというのもあると思うんですけれども、例えば防災安全部の方に直接送付するような形でアンケートとかはとっているんでしょうか。 ◎防災課長 直接こちらで受け取るとか、こちらのほうで詳しくアンケートをとるというようなことはしておりません。 ◆矢口 委員 ちなみに、入団理由についてはどのように。 ◎防災課長 入団につきましても、入団届というのがございますのでそこに、最終的には事務局で受け取るという形です。 ◆矢口 委員 退団理由については、多分個別に、退団した後でもいいので、住所を把握しているのであれば送付して、何で退団したんですかという理由を聞いたりするぐらいのことはあってもいいのかなと。それから、入団理由についても、入団してくれた方々、今減少傾向にある中で、何で入団してくれたのか丁寧に聞き取ることで、新たな広報的なところにも役立つのかと思うので、もうちょっと細かく対応をご検討いただければと思います。 ◆松葉 委員 何点かお伺いしたいと思います。  先ほどからお話が上がっている消防団の件で、施設の詰所の光熱水費ですけれども、さまざまな要因があるので下がるというお話だったんですが、比べてみると年間10万円ぐらい違うんですよね。差が10万円以上違うところがあって、それが出動回数だったりとか、団、部の会議だったりとか、もろもろあるとは思うんですけれども、器具の新しいもの古いもの、それは理解できるところなんですけれども、そこまで差があるというところに関して、ちょっとそんなに差があるのかなと単純に、細かく見ていくと、1家庭の光熱水費と変わらないところもあれば、それよりもすごく多いところもあったりして、そういった点については確認といいますか疑問、これは多分主婦目線で見ているからそういうところが見えてしまうのかと思うんですけれども、そういったことに関して確認はされているんでしょうか。 ◎防災安全部長 器具置き場の光熱水費につきましては、過去にも、今、松葉委員からお尋ねがあったようなところをしっかりと確認しているんですかというのがありまして、それは各分団に徹底をしてきたところですけれども、全てではないんですけれども、決算参考資料の24、25ページをちょっと見ていただくと、2分団第6部、2分団第7部というのがあって、10万円に満たない光熱水費になっております。ここは、特に2分団第6部はちょっと古くて小さい器具置き場なんですけれども、ともに車両が1台ずつでございます。  1つめくって、26、27ページにいきますと、2分団第8部、3分団第1部、これは本部の集まりもするようなところで、ちょっと規模の大きいところというのがございます。あと、この2カ所には、ポンプ車に加えて、照明車が配置されております。そういったことで、施設の規模だとか、使い方だとか、車両をどれぐらい配備しているかということもございます。いずれにしても重要なポイントでございますので、消防団の会議で報告させていただきたいと思っております。 ◆松葉 委員 ぜひよろしくお願いします。  それからもう1点、備蓄品の件ですけれども、先ほどアレルギーのお話、また液体ミルクのお話もありましたけれども、更新月があるということで、検討していくということだったんですが、昨年の決算のときもそういうお話がある中で、2018年度更新分ということで食料、備蓄用乾燥米というところではあるんですけれども、昨年更新された例えばアルファ化米白飯5キロというのは、この間の防災フェアなんかでも個食であるものという認識ではないんですか。この5キロで4万2,400食分というのは、どういったようなものなのか確認をさせていただきたいと思います。  この決算参考資料の76分の59ページに、備蓄用乾燥米ということで、一番上の行に、アルファ化米白飯(5kg)で、うち2018年度購入数が更新分として4万2,400食、その下が五目(5kg)で5万9,200食とあるんですけれども、防災フェアとかで個別に1食分とあるんですけれども、そういうものではないのかどうか。 ◎防災課長 こちらの5キロという表示なんですが、50食分が1つのダンボールに入っていて、その50食分を調理するというような――調理というか、お湯なり水を入れるものなんですけれども、そういうものです。防災フェアなんかでやったのは、個食もあれなんですけれども、それよりも50食分にお湯を入れて、アルファ化米の御飯を食べられるようにして、それを小さく分けて、皆さんに試食していただいているというような形です。 ◆松葉 委員 わかりました。そうすると、昨年の委員会の決算のときに、先ほどわたべ委員もおっしゃいましたけれども、アレルギー食ですか、アレルギー対応食を検討してほしいというふうに、昨年の委員会の決算で要望をしたにもかかわらず、2018年度、そこを検討というよりも、そのままあったものを更新したというふうに見えるんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。 ◎防災課長 2018年度の更新分については、期限が切れたものを、前と同じようなものということになります。 ◆松葉 委員 そうすると、数としてはあると思うんですけれども、例えばアレルギー対応食は、アレルギーのない方も食べられるものであるので、そこを別枠としてという、もちろんそういう考え方もあると思いますし、それでも、これだけのものを備蓄するという中の一部をアレルギー食にするというところでも、できるところからという意味ではそういう考え方も可能ではないかと思いますので、その点については、ことししっかりと検討をしていただきたいと要望を重ねてしておきたいと思います。  それから、先ほどお話がありました決算参考資料の3ページ、先ほどありました消防団員の運営事業、費用弁償です。当初想定していたよりも多かったというお話で、ことし、若干予算が、本当に若干ふえたんですけれども、ことしの決算でも、さっきもありましたけれども、倍近い額が流用されていて、その前の年の決算も見ますと、やっぱり結構な金額が流用されているんです。予算のこの点についての根拠といいますか、どういったような根拠でこの予算を組まれたのかというところを確認させていただきたいと思います。 ◎防災課長 これまでの想定とか、災害はちょっとはっきりわからない部分があるので、今までの金額とか、そういうものをもとにはしております。 ◆松葉 委員 そうしましたら、この費用弁償ですけれども、災害なのでいつ来るかわからないというところでは、予算を立てるのも難しいとは思うんですけれども、これは災害出動回数ということなので、例えば消防団の方々の、さっきもありましたけれども、お祭りのときとか出動していただいたり、あと災害が近づいてきたときに、自主的に見回りとか啓発をしていただいたりしているケースもあると思うんですけれども、そういったケースについてはこの費用の中には入っているんでしょうか。 ◎防災課長 今言った警戒、お祭りのときのとか、そういうものには入っておりません。町内会の依頼によるお祭りとか運動会とかの警戒というのは入っておりません。済みません、それはここには入っていないということで、別に入っています。 ◆松葉 委員 それはどこに入っているんですか。 ◎防災課長 これは報償費という中に含まれています。 ◆松葉 委員 それについては報償費のほうに入っているということでわかりました。そうしますと、報償費ということは、その中に組み込まれているということですね。報酬というところにね。  そうすると、災害時に1回出動されるとお幾らなんでしょうか。それは時間単位とか、1回単位なのか。 ◎防災課長 水火災の場合なんですが、1回につき3,200円となっております。 ◆松葉 委員 そうすると、その予算を立てたところと、実際の支出というところでは、かなりかけ離れているというような印象を持つんですけれども、先ほどからさまざま議論がありますように、消防団員の減少といいますか、なかなか団員数確保が難しいという中で、やはりこれだけ出動してくださっているということに対しては、もっと本当にしっかりと予算を計上すべきだと思いますし、また、これだけふえているというところでは、誰がいつ何回出動しているとかをもとに、これだけの支出が出ているというところですよね。 ◎防災課長 出動報告というのを受けていますので、それに基づいて出しております。 ◆松葉 委員 そうしましたら、この数字がすごく大きくて、1回3,200円ということですので、それから考えると、すごく莫大な数になっていますので、どんな災害のときに何人ぐらい出動しているかというようなところの資料要求をしたいんですけれども、いかがでしょうか。 ○委員長 休憩いたします。              午前11時55分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時57分 再開 ○委員長 再開いたします。  ただいま松葉委員からお聞き及びのとおり資料要求がありましたが、委員会として要求することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。  よって委員会として資料要求を行うことに決しました。  担当者においては、速やかに資料のご提出をお願いいたします。 ◎防災課長 先ほどお祭り等という話の中で、私ちょっと勘違いしているところがあったので、ちょっと詳しく説明させてください。お祭り等は出ていないんですが、警戒というのが報償の中に出ていまして、それが東海地震に関する警戒宣言が発令された場合とか、集中豪雨時、または気象警報発令時、連続放火、その他団長及び市長が特に必要と認めた場合というふうになっております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって防災安全部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(「町田駅周辺地域エリア防災計画策定方針について) ○委員長 行政報告、「町田駅周辺地域エリア防災計画策定方針についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎防災安全部長 行政報告「町田駅周辺地域エリア防災計画策定方針についてご報告いたします。
     内容につきましては、防災課長からご説明いたします。 ◎防災課長 行政報告資料「町田駅周辺地域エリア防災計画策定方針について」をごらんください。  町田駅周辺の帰宅困難者対策につきましては、町田市地域防災計画(2016年度修正)において、町田駅周辺帰宅困難者対策協議会で策定された計画、マニュアル等に基づき対策を実施することとしております。このたび、町田駅周辺の関係機関で構成される町田駅周辺帰宅困難者対策協議会において、町田駅周辺地域エリア防災計画策定方針の承認をいただきましたので、ご報告させていただきます。  まず、計画内容についてでございますが、計画に記載する主な内容としまして、5点ございます。  まず1点目、策定の目的についででございます。各関係機関の一斉帰宅の抑制に向けた取り組み等の事前対策や発災時における帰宅困難者への対応等の内容を共有することにより、地域全体で円滑な帰宅困難者対策を実施するために作成することを記載します。  次に2点目、町田市及び町田駅周辺地域の現況についてでございます。町田駅周辺地域の特徴、町田市内の被害想定、町田駅周辺の駅前滞留者数等について記載します。  3点目、各関係機関の役割についてでございます。町田駅周辺での発災時の対応内容を検討するに当たり、行政機関、民間事業者、一時滞在施設、駅等の交通事業者の役割を記載いたします。  4点目、駅周辺での各関係者等の連携についてでございます。町田駅周辺において、関係機関で連携して発災時の帰宅困難者対応を行うために基本的な連携方法について記載いたします。  最後に5点目、一時滞在施設の運営についてでございます。一時滞在施設において帰宅困難者を受け入れ、施設を運営する際の基本となる手順等を記載いたします。計画に記載する内容としましては以上になります。  次に、計画策定のスケジュールでございますが、別表スケジュールをごらんください。  7月の町田駅周辺帰宅困難者対策協議会において、町田駅周辺地域エリア防災計画の作成方針案の承認をいただきました。計画素案の作成、関係機関への意見照会を経て、2020年1月には、計画の最終案を作成します。2020年2月の第2回町田駅周辺帰宅困難者対策協議会で承認をいただき、3月に公表する予定としております。また、来年2020年の第1回定例会において、策定の完了報告を予定しております。  なお、資料の最後に、エリア防災計画についての補足説明をつけておりますので、ご確認のほどよろしくお願いします。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(町田市安全安心まちづくり推進計画改定について) ○委員長 行政報告、町田市安全安心まちづくり推進計画改定についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎防災安全部長 行政報告、町田市安全安心まちづくり推進計画改定についてご報告いたします。  内容につきましては、市民生活安全課長からご説明いたします。 ◎市民生活安全課長 行政報告資料、町田市安全安心まちづくり推進計画改定についてをごらんください。  町田市安全安心まちづくり推進計画の改定方針につきましては、2019年6月19日の本委員会でご報告させていただいたところでございますが、その後、検討を進め、このたび、素案を作成いたしましたので報告いたします。  資料の1点目でございますが、本計画の改定に向けまして、7月2日に開催されました町田市生活安全協議会で協議していただき、外部からのご意見をいただいております。  2点目でございますが、町田市生活安全協議会でのご意見等を踏まえまして、別添の計画素案を作成いたしました。計画素案の内容につきましては、後ほどご説明いたします。なお、この計画素案につきまして、10月1日から10月31日までの間、パブリックコメントを行います。  3点目には、計画改定のスケジュールを表にまとめております。パブリックコメントの後、11月中旬に開催予定の町田市生活安全協議会で再度ご確認いただいた上で年内に改定を完了し、その後、2020年1月に公表する予定でございます。  なお、公表に先立ちまして、第4回定例会での報告を予定しております。  次に、計画素案の内容につきまして、概要を別紙にまとめておりますので、そちらをごらんください。なお、第2回定例会での報告と重複する部分もございますが、ご了承ください。  このたびの改定のポイントは3点ございます。1点目は地域防犯力を強める、2点目は東京2020大会への対応、3点目は安心感を高めるでございます。また、その他として3点記載してありますが、計画の対象――対象とは計画の領域のことでございますが、こちらを整理いたしました。成果指標とする体感治安の目標値を上方修正いたします。これまで1月1日から12月末という暦年の計画期間でございましたが、3月末までの年度に改めます。  次のページをごらんください。  Ⅱ、計画の構成及び内容でございます。  町田市安全安心まちづくり推進計画は、町田市生活安全条例を根拠といたしまして、計画の位置づけとしましては、まちだ未来づくりプラン、町田市5ヵ年計画17-21の下位計画となります。なお、町田市生活安全条例は、東京都の安全安心まちづくり条例と目的を共有しているため、都条例についてもお示ししております。  次に、計画の対象――これは計画の領域のことでございますが、図にお示ししたとおりでございます。犯罪への対策は、犯罪の予防と犯罪への対応に分けることができますが、このうち、本計画の領域は犯罪の予防といたします。また、犯罪の予防は、事業の性質で見ますと、協働によるパトロールの実施などの防犯活動への支援と、広報活動の推進などの防犯意識の高揚といったソフト面の対策と、防犯啓発看板の設置や落書き消去事業の推進などといった環境浄化を含めたハード面の対策に分けられます。この3つを本計画の領域といたします。  ただいまごらんいただいていた表の下に記載がありますが、計画期間は、2020年1月から2022年3月までといたします。本計画の成果指標は体感治安といたしまして、2018年度の53.6%を、2021年度に57%とすることを目標といたします。  次のページをごらんください。  現行計画に基づき行ってまいりました、2、これまでの取組ですが、防犯活動への支援としましては、防犯パトロールへの参加、防犯用品の貸与、防犯意識の高揚に向けましては、警察と連携した特殊詐欺への対策や防犯に関する情報発信、防犯に配慮した環境整備としましては、地域に対する防犯カメラ設置補助、防犯啓発看板の設置などでございます。  次に、3、現状でございます。  市民意識調査や町内会・自治会へのアンケートの結果、社会環境の変化などを踏まえて整理してまいりました。1点目でございますが、体感治安について、地域によって偏りがあります。2点目でございますが、地域における防犯活動については、約8割の町内会・自治会が防犯パトロールを行っていますが、活動メンバーの高齢化やメンバー確保を課題として挙げております。3点目でございますが、刑法犯認知件数は2013年には4,240件でございました。2018年には2,915件と減少しております。4点目でございますが、治安情勢やそれを取り巻く社会環境の変化については、東京2020大会の開催のほか、子どもの安全確保や特殊詐欺の被害などが、市民が不安に感じる問題となってきております。  次に、4、課題でございます。  先ほど説明してまいりました現状を踏まえまして、次の3点に整理いたしました。1点目は、地域における防犯活動についてでございます。体感治安が低い地域は実態に合わせた防犯活動の支援を行い、その他の地域も引き続き支援し、地域防犯力を高めることが必要です。2点目は、東京2020大会開催に向けた対応についてでございます。市民1人1人がテロに対する危機意識を高めるとともに、市民や来街者が犯罪に巻き込まれることのないように対応していくことが必要です。3点目は、市民が不安に感じる防犯上の問題についてでございます。子どもや高齢者などが事件に巻き込まれることのないように、市民の防犯意識を高め、防犯に配慮した環境づくりを推進し、市民の安心感を高めることが必要です。  次のページをごらんください。  先ほどの3つの課題に対応するため、具体的推進項目とその推進主体を3つの領域に分けて列挙いたしました。ここにありますとおり、3つの領域における29の推進項目に取り組むことで、安心して生活できる町の実現を目指します。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後零時10分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後零時12分 再開 ○委員長 再開いたします。  これより第58号議案のうち、当委員会所管部分についての討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第58号議案のうち、当委員会所管部分について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第58号議案のうち、当委員会所管部分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  これより認定第1号のうち、当委員会所管部分についての討論を行います。 ◆田中 委員 認定第1号 平成30年度(2018年度)町田市一般会計特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場で討論を行います。  2018年度の一般会計では、学童保育指導員へのキャリアアップ処遇改善事業、保育園の待機児童解消の取り組みなど、さまざまな評価される取り組みがあったと考えます。しかし、以下の問題点を指摘したいと思います。  第1に、生涯学習審議会において、町田市立図書館のあり方見直し方針が審議会の中でも回数の少なさなどの懸念の声が上がっていたにもかかわらず、4回の審議会、実質3回の審議会で答申を出したという点です。議会で採択をされた鶴川図書館、さるびあ図書館の存続を求める請願の審議内容についての取り扱いも不十分であったことも大きな問題だと考えます。  第2に、図書館などの公共施設再編を進めながら、一方では、新たな施設である(仮称)国際工芸美術館の整備について、博物館の廃止とともに検討がされてきたことです。  第3に、フォーラムや市民センターなどの会議室などの利用料の値上げが、2017年度に続き通年で行われ、結果、全体としては利用料収入は増加した一方、利用率はさらに減少となったという点です。公の施設の目的である住民の福祉増進の目的に反するものであり、問題だと考えます。  よって、認定第1号に反対をいたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  認定第1号のうち、当委員会所管部分について認定すべきものと決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって認定第1号のうち、当委員会所管部分については認定すべきものと決しました。  休憩いたします。              午後零時14分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後零時15分 再開 ○委員長 再開いたします。 △特定事件継続調査申し出について ○委員長 特定事件継続調査申し出についてを議題といたします。  特定事件の継続調査の申し出については、お手元にご配付してあります内容で議長に申し出することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  本日はこれをもって文教社会常任委員会を閉会いたします。              午後零時16分 散会...