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  1. 調布市議会 2010-03-04
    平成22年 3月 4日建設委員会-03月04日-01号


    取得元: 調布市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    平成22年 3月 4日建設委員会-03月04日-01号平成22年 3月 4日建設委員会    午前9時58分 開議 ○小林 委員長   おはようございます。これより建設委員会を開会いたします。  本日、説明のための職員の出席を求めてありますので、御了承をお願いいたします。  昨日の本会議で当委員会に付託されました案件は、お手元に配付してあります一覧表のとおり議案4件であります。  審査順序につきましては、一覧表のとおり進めてまいりたいと思います。  なお、理事者から報告の申し出がありますので、案件の審査終了後に許可したいと思います。  以上のとおり進めていくことに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  ここで傍聴につきましてお諮りいたします。  本日、傍聴の申し出がありました際には、座席の状況等を見ながら許可することとし、審査途中での申し出につきましては正・副委員長に一任いただきたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、これより審査に入ります。  議案第1号「平成21年度調布市一般会計補正予算(第3号)」、建設委員会所管部門を議題といたします。
     本件の審査の進め方につきましては、最初に環境部所管の説明、質疑を受けた後、続いて都市整備部所管の説明、質疑を受けたいと思います。また、質疑につきましてはページを区切って審査を進めてまいりたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、本件につきまして理事者の説明を求めます。  最初に、環境部所管の説明をお願いいたします。仁藤環境政策課長。 ◎仁藤 環境政策課長   それでは、議案第1号「平成21年度調布市一般会計補正予算(第3号)」の環境部環境政策課所管分補正予算につきまして、私から御説明いたします。  補正予算書48、49ページをお願いいたします。  款20「衛生費」、項5「保健衛生費」、目15「環境整備費」、節25「積立金」です。  49ページ説明欄の最後の◎地球環境保全基金をごらんください。地球環境保全基金は、地球環境保全事業の推進に必要な資金に充てるため設置されているものですが、積立額を当初予算より減額をお願いするものでございます。  まず、基金積立金についてですが、個人から10万円と消費者まつりなどの募金を合わせて10万 1,449円の寄附がありました。基金の原資である資源売り払い代金については、ごみ対策課で精査したところ、予算編成時に比較してスチールの単価が高騰したものの、収集量の多い古新聞、雑誌について売り払い単価が逆に下がったことから、 418万 9,000円の減額をお願いするものです。  一方、利子につきましては、より安全かつ有利な方法で運用したところ、18万 4,000円の増額補正利子積立金にお願いするものです。  この増減により地球環境保全基金積立金補正総額は 400万 5,000円となります。  以上、よろしく御審議をお願いいたします。 ○小林 委員長   高田ごみ対策課長補佐。 ◎高田 ごみ対策課長補佐   続きまして、ごみ対策課所管分について御説明させていただきます。  50ページ、51ページをお開きください。  款20「衛生費」、項10「清掃費」、目5「清掃総務費」でございます。  補正前の額5億 7,526万 8,000円を 443万 6,000円減額して、5億 7,083万 2,000円とするものでございます。  説明欄の職員人件費につきましては、平成21年第4回定例会の一般会計補正予算(第2号)におきまして、平成21年度の所要額について精査したところですが、東京都人事委員会勧告等の内容を踏まえ、平成22年1月1日に給与改定が行われたことにより、給与の額及び期末手当支給月数が変更となりました。これにより一般会計補正予算(第2号)と年度間所要額との差が生じたため補正するものでございます。  なお、平成21年第4回定例会以降の職員数、役職等の変動はございません。  一般職職員給につきましては、給料等の改定率を平均0.35%引き下げによります減の25万 1,000円でございます。諸手当につきましては、地域手当が給料を基礎に算出していることによります減でございます。また、期末手当も給料を基礎にしていることから同様の減でございます。合わせて期末手当は、年度支給額の月数が 3.2カ月から2.85カ月と0.35カ月引き下げになりましたことによります減がございます。ただし、支給月数につきましては、6月期で支給月数の一部凍結分 0.2カ月をしており、その分につきましては一般会計補正予算(第2号)で精査してございます。今回は、それを除いた0.15カ月と平成22年1月に給与改定を行いましたことに伴います、平成21年4月から同年12月までの収入についての公民格差調整分、マイナス 0.046カ月分と合わせた 0.196について減するものでございます。これにより3月期期末手当支給月数は、0.25カ月から 0.054カ月になります。 以上により諸手当の額は 363万 6,000円の減となっております。  共済費につきましては、期末手当の支給額を基礎としている共済組合負担金の減、54万 9,000円でございます。  続きまして、目10「塵芥処理費」でございます。  補正前の額56億 9,471万 3,000円を2億 1,154万 3,000円減額し、54億 8,317万円とするものでございます。  ◎塵芥収集費でございます。家庭用指定収集袋作成販売等委託料でございますが、当初見込んでおりました袋の原材料価格が下落したことによります減により、 1,137万 4,000円の減をするものでございます。  続きまして、◎塵芥処分費につきましては、ごみの量の減量によりまして、家庭系ごみの処理をお願いしています三鷹市委託料が 1,740万 1,000円の減、多摩ニュータウン環境組合委託料が 4,388万 5,000円の減、また、事業系のごみの処理をお願いしております事業系ごみ民間処理施設委託料が1億 3,888万 3,000円の減となっております。  説明は以上です。 ○小林 委員長   岩下下水道課長補佐。 ◎岩下 下水道課長補佐   続きまして、下水道課所管分でございます。  64、65ページをお願いいたします。  説明欄1つ目の◎下水道事業特別会計ですが、下水道事業特別会計繰出金を 7,096万 1,000円減額するものでございます。詳細につきましては、議案第4号「平成21年度調布市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」で御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○小林 委員長   土屋緑と公園課長。 ◎土屋 緑と公園課長   続きまして、緑と公園課所管部分について御説明いたします。  同じく64、65ページでございます。  款40「土木費」、項15「都市計画費」のうち2段目の目20「公遊園費」でありますが、緑と公園課所管分は、現予算額5億 7,637万 3,000円に、今回の増額補正額 927万 5,000円をお願いいたしまして、合計で5億 8,564万 8,000円の予算額となるものでございます。  右の説明欄をお願いいたします。◎公遊園整備費公遊園補修工事費ですが、前倒し発注による地域経済活性化など、市民生活支援に向けた緊急対策として増額をお願いするものでございます。  次の◎公遊園用地費用地特別会計繰出金は、当初金利を年間 1.5%と見込んでいたところ、上半期1.19%、下半期1.25%と確定したことにより精査し、減額補正するものでございます。  1つ飛びまして、目25「緑化推進費」でございます。  現予算額1億 2,690万 2,000円に、今回、増額補正額 185万 2,000円をお願いいたしまして、合計の予算額を1億 2,875万 4,000円とするものでございます。  右の説明欄をお願いいたします。  ◎緑の保全基金基金繰出金につきましては、指定寄附2件と利子分の増額をお願いするものでございます。  なお、相続が発生いたしまして、買い取り申請がございました深大寺自然広場の隣接地、通称かに山ゲートボール場でございますが、本年1月26日に契約が完了しましたので御報告させていただきます。面積は 1,677.6平方メートル、買収金額は2億 3,972万 9,040円、1平方メートル当たりの単価は14万 2,900円でございます。この取得につきましては、全額緑の保全基金によりましたので、現金残高は3億 1,200万円余、土地残高は24筆、 6,965.81平方メートル、金額にしまして19億 4,100万円余となります。  戻りまして、6ページをお願いいたします。  第2表、繰越明許費でございますが、款40「土木費」、項15「都市計画費」の公遊園補修事業費ですが、今回、緊急対策として補正を計上した 1,000万円について繰り越しさせていただくのと、12月の第4回定例会で増額補正をいたしました稲荷橋児童遊園の遊具の補修につきましては、年度内の完了ができませんので繰り越しをさせていただくものでございます。  以上、よろしくお願いいたします。 ○小林 委員長   理事者の説明は終わりました。これより環境部所管の質疑、意見を求めます。  最初に、48、49ページ。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   済みません、間違えました。 ○小林 委員長   よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   続いて、50、51ページ。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   人件費のところなんですが、人数は変わらないということだったというふうに理解しましたけれども、ちなみに現在、一般職、何人ですか。 ○小林 委員長   高田課長補佐。 ◎高田 ごみ対策課長補佐   41名でございます。 ◆雨宮 委員   それと、多分、私の認識不足だと思うんですが、公民格差調整分というのがちょっと初めて聞いたような感じがするんですが、ちょっと説明願えませんか。 ◎高田 ごみ対策課長補佐   人事院勧告などで給料の調整をしているんですけども、それをしたにもかかわらず、若干、その差がまだ縮まらない分について一時的に、前のようにふえているときですと差額というのが出たんですけど、ここのところマイナス改定でございますので、その分、さかのぼって返せというわけにいかないので、その分につきましては賞与の中で調整しているというものでございます。 ◆雨宮 委員   遡及して返還を求めることができないから調整だというんだけれども、実体的には遡及返還みたいな話になっちゃうんですね。ちなみに、たしか月数にして 0.1と言ったんですか、0.01と言ったんでしょうかね。これは、1人当たり年間どのぐらいの額になるんですか。そこまではわからない。 ◎高田 ごみ対策課長補佐   済みません、申しわけありません。年間の額まではとらえておりません。 ◆雨宮 委員   職員給と手当含めて 380、共済費含めて 440万弱ですよね。41名という話ですから、1人約10万ですね。この 400万の補正というのは、ちなみに年間金額じゃないですよね。 ◎高田 ごみ対策課長補佐   今回の1月から3月。年間じゃないです。 ◆雨宮 委員   そうすると、要するに四半期で1人10万ということになると、1年間だと4倍だから40万円ですよね、年収換算するとね。これは、皆さんに責任があることじゃないんだけれども、公務員、給料が高いと一般的には言われていますけれど、年額40万円の減収、多分、それに一時金も入ってくるでしょうから、40万の減収というのは相当こたえる話だと思うんですよ。確かに公務員の給与問題をめぐっては、マスコミも含めていろいろ言われますよね。きつい調子で指摘されていますわね。だけど、一番問題にされているラスパイレス指数なるものについてだって、いろいろからくりと仕組みがあって、実態を正確に反映しているものとは言えないというふうに私は思っているし、それから、先ほども言いましたけれども、年間40万の減収ということは、恐らく40万を取っている職員の皆さんといったら中堅どころになるのかな。こういう減収というのは軽くないんですね。  それから、地域手当についても早く減らせとか、なくせとか、いろいろ言われているじゃないですか。ちょっと総務の話っぽくなっちゃったけど、だから、直接、皆さんが手出しできる、口出しできる分野じゃないから、皆さんに余りいろいろ言っても仕方がないと言えば仕方がない話なのかもしれないんですけど、やはり職員の給与問題というのは、そんなに世間が言うほど甘いもんじゃないというふうに私は思っているんですよ。やはり職員の皆さん、いろいろ言ったって、生活をどれだけ安定させることができるか、することができるかで、勤労意欲というか、仕事に対する意欲だって変わってきますからね。そういう点では、所管であって、給与問題というのは人事の問題だ、総務の問題だと言えば、それで終わっちゃうんだけど、やはり部長を先頭に、人事に向かって、総務に向かって、もっと言えば総務省に向かって、職員給与をちゃんと確保するように声を上げていくように私は希望しておきたいと思います。  それから、もう一点、次のごみ対策のほうですが、減量等々によって処理費が大幅に減額になるということ自体、大いに評価したいし、リサイクル率が非常に高くて、全国でもトップクラスになるという、これは、本当に皆さんの努力もあるし、市民の皆さん方の協力、双方に支えられているものだというふうに思っているんですが、収集袋の作成販売委託料が、先ほどの説明だと原材料が低下したというお話があったと思うんですが、ごみの減量自体の効果というのは、これには反映というか、それはないんですか。 ○小林 委員長   土方副参事。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   袋の販売量としては、それほど変わっておりません。実際にこの予算計上時では、1バレル 100ドル台でございましたけども、この袋の契約する時点では60ドルに下がっていたということで、その結果がこれに反映されているということでございます。 ◆雨宮 委員   そうすると、これは、ストックで持っているもんだから、ごみが減ろうがふえようが、袋をつくらない、あるいはつくる限り、ごみの実際量とは相関関係がないということ、そういう理解でいいんですね。 ◎土方 環境部副参事兼ごみ対策課長事務取扱   はい。 ○小林 委員長   よろしいですか。ほかに。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   それでは、次に64、65ページ。よろしいですか。
       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   それでは、以上で環境部所管の質疑、意見を打ち切ります。  ここで理事者入れかえのため暫時休憩いたします。    午前10時20分 休憩        ─────────── ── ───────────    午前10時21分 開議 ○小林 委員長   委員会を再開いたします。  それでは、都市整備部所管の説明をお願いいたします。はい、河野街づくり推進課副主幹。 ◎河野 街づくり推進課副主幹   それでは、議案第1号「平成21年度調布市一般会計補正予算(第3号)」、都市整備部所管補正予算について御説明申し上げます。  一般会計補正予算事項別明細書の58ページ、59ページをお開きください。  款40「土木費」、項5「土木管理費」、目5「土木総務費」でございます。右ページの説明欄に沿って御説明させていただきます。  まず、職員人件費につきましては、建築指導課の人件費の補正でございます。概要についてでございますが、東京都人事委員会勧告等の内容を踏まえまして、平成22年1月1日に給与改定が行われ、給料の額及び期末手当支給月数が変更となったことにより、平成21年度の年間所要額と平成21年度第4回定例会議決後の予算額との間に差額が生じたため、補正予算として計上するものであります。  まず、一般職職員給につきましては、給料等の改定率が平均0.35%の引き下げとなったことによるものでございます。また、諸手当等につきましては、期末手当支給月数が 3.2カ月から2.85カ月へ0.35カ月引き下げとなったため減額補正をするものでございます。これらの引き下げに伴い、共済組合負担金減額補正とするものでございます。  以上のことから、建築指導課所管一般職人件費18人分につきましては、 181万 2,000円を減額するものでございます。  続きまして、その下◎自転車対策費土地賃借料でございます。これは、地権者の相続等に伴う緊急的な対応がなく、不用となったものでございます。  続きまして、目10「交通安全施設費」、◎自転車駐車場用地費でございます。  用地特別会計繰出金におきまして、支払い利息利率確定による減額でございます。  以上でございます。 ○小林 委員長   御前道路課長補佐。 ◎御前 道路課長補佐   続きまして、60、61ページをお願いいたします。  項10「道路橋りょう費」、目5「道路橋りょう総務費」でございます。右側の説明欄をごらんください。  ◎一般職人件費につきましては、東京都人事委員会勧告等の内容を踏まえた、平成22年1月1日の給与改定に伴い、給料の額及び期末手当支給月数が変更になったことにより、平成21年度の年間所要額と平成21年第4回定例会議決後の予算額との間に差額が生じたため補正するものでございます。道路課職員37名分としまして 419万 7,000円の減額補正となります。  続きまして、目10「道路維持費」でございます。  道路維持管理費につきましては、維持補修費管理施設補修等委託料の補正であります。維持補修費につきましては、緊急雇用対策の一環として、市民などからの要望が非常に多い道路の維持補修業務のうち、平成22年度に執行を予定していたものについて前倒しして実施するため、補正をお願いするものでございます。管理施設補修等委託料につきましては、飛田給3丁目52番地内の中央高速高架下にあります道路課所管の倉庫につきまして、外壁等の老朽化が著しく、強風等により飛散する恐れがあることから施設の更新を行うため、補正をお願いするものでございます。  続きまして、目15「道路新設改良費」でございます。  道路用地費につきましては、用地特別会計繰出金の補正であります。道路課所管用地特別会計繰出金につきましては、償還利率の確定に伴う減額要因に加え、平成21年1月から3月に取得した生活道路用地について、その利息分が平成21年度当初予算に未算入であったことから、その差額等を精査した結果、不足が生じたため増額補正するものでございます。  以上でございます。 ○小林 委員長   坂本街づくり推進課副主幹。 ◎坂本 街づくり推進課副主幹   次に、62ページ、63ページをお開きください。  款40「土木費」、項15「都市計画費」、目5「都市計画総務費」でございます。説明欄をごらんください。  職員人件費、◎一般職人件費でございます。東京都人事委員会勧告等の内容を踏まえ、平成22年1月1日に給与改定が行われ、給与の額及び期末手当支給月数が変更になったことにより、環境部緑と公園課29人、都市整備部長等都市整備部付6人、開発調整課10人、街づくり推進課38人、用地課10人、合計93人分の職員人件費を減額するものでございます。  次に、◎地区整備事業費用地特別会計繰出金につきましては、支払い利息利率確定による減額でございます。  続きまして、◎京王線線増連立事業促進費でございます。まず、京王線連立事業負担金につきましては、全体の事業進捗により、平成21年度の執行額が増額となったため、地方財政法第27条に伴う調布市の負担額として増額補正をお願いするものでございます。  次に、付属街路事業費につきましては、主に公有財産購入費減額補正として 5,000万円でございます。当初、附属街路1号線、2号線の用地取得を予定し、予算化しておりましたが、平成20年度内の用地取得が予想以上に進んだため、本年度の用地取得面積が少なくなるとともに、土地購入単価が下がり、減額変更とさせていただくものです。また、用地面積の減少に伴い、土地鑑定補償費算定の委託料につきましても減額するものでございます。  続きまして、目6「土地区画整理事業費」でございます。  まず、◎土地区画整理事業推進費です。土地区画整理事業調査等委託料につきましては、移転工事のための補償費の再積算及び今年度工事箇所の詳細設計並びに事業管理と一部仮換地指定を行いました。当初見積もり内容の精査により減額補正をお願いするものでございます。土地区画整理事業補償費につきましては、移転する建物を再……評価した結果、当初見積もりより補償額が減額したため減額補正をお願いするものでございます。  次に、◎土地区画整理事業用地費です。用地特別会計繰出金につきましては、利率確定に伴い減額補正をお願いするものでございます。  続きまして、目8「市街地再開発事業費」でございます。  ◎調布駅周辺市街地開発事業推進費の北第1地区市街地開発事業補助金と北第1地区公共施設管理者負担金についてでございますが、調布駅北第1地区市街地開発組合が設立された後の執行を予定しておりましたが、準備組合組合設立に向けた調整が延びたため、今年度の執行が困難であるため減額するものでございます。  続きまして、目10「街路事業費」でございます。  ◎都市計画道路築造費でございますが、対象となる路線は、1つ目、3・4・4号線、染地地区多摩川沿いの路線、2つ目が3・4・18号線、狛江通り国領駅南口付近、3つ目が3・4・32号線、西調布駅北口の路線、4つ目が3・4・33号線、飛田給駅南口の路線の4路線でございます。  まず、都市計画道路整備費につきましては、3・4・4号線の整備に伴う電線共同溝関連設計委託料につきまして、他の埋設工事と調整した結果、次年度に実施することが効率的であるため減額補正するものです。  次に、都市計画道路築造整備費でございますが、同じく3・4・4号線の電線共同溝工事について、工事発注時における契約差金を減額するものでございます。  次に、都市計画道路用地買収費でございますが、3・4・18号線、3・4・32号線、3・4・33号線につきまして、本年度中の取得が困難であるものや、執行予定案件の見直しにより減額補正をお願いするものでございます。  次に、補償費でございますが、用地買収費と同様、3路線につきまして本年度中の執行予定案件の見直しとともに、移転補償費について再算定を行った結果、増額となったため増額補正をお願いするものでございます。  次に、用地特別会計繰出金でございますが、支払い利息利率確定に伴い減額するものでございます。  続きまして、64ページ、65ページをお願いいたします。  最下段にあります目30「都市基盤整備事業基金費」でございます。  ◎基金積立金街づくり協力金不動産売払収入による 6,584万 5,000円を計上し、利子積立金につきましては利率が確定したため、 146万 9,000円減額するものでございます。  なお、平成21年度の基金取り崩し額は約4億 8,600万円であり、平成20年度末の基金残高約39億 4,500万円に今回積立金を加え、平成21年度末残高約36億 6,100万円となるものでございます。  説明は以上でございます。 ○小林 委員長   高麗住宅課長補佐。 ◎高麗 住宅課長補佐   続きまして、66、67ページをお願いします。  項20「住宅費」、目5「住宅管理費」でございます。右ページの説明欄をごらんください。給料、職員手当等を含む職員人件費と委託料の補正でございます。  職員人件費につきましては、本年1月1日の給与改定に伴いまして、給料の額及び期末手当支給月数が変更になったことにより、住宅課職員7名分の一般職職員給、諸手当等及び共済費の計74万 9,000円を減額するものでございます。  次の市営住宅等管理費、維持補修費につきましては、 900万円の増額でありますが、これは、市内業者支援の観点から、市営住宅の空き家5戸分にかかわる補修工事や外構にかかわる車どめ修繕、また、浴室バランスがま修繕等を早期に実施するものであります。  なお、市営住宅の空き家募集につきましては、本年4月に実施する予定でございます。  以上でございます。 ○小林 委員長   理事者の説明は終わりました。これより都市整備部所管の質疑、意見を求めます。  最初に、 58、59ページ。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   説明の仕方の問題なんですけど、ちょっと細かい話しして申しわけないんですけど、人件費の説明、さっき環境部の説明のところでは、部長さん方はお聞きになっていたと思いますけれども、公民格差という話まで出てきたんですよ。今の都市整備部の説明では、月数を言った課もあれば、月数もない課もある。要するに、説明の仕様が、中身が統一されていないんですよ。非常に細かい話ではあるんですが、やはり1つの統一性といいますか、そういうことには意を用いてほしいなという思いがありまして、ここには環境部の方はいらっしゃいませんけれども、これは、部長に聞くのもなんですから、次長、いかがですかね。 ○小林 委員長   はい、足高次長。 ◎足高 都市整備部次長兼都市整備部付主幹事務取扱   その辺につきましては、これから人件費等は常に出てまいりますので、統一した形での言い方にしたいと思います。  以上です。 ◆雨宮 委員   それは、そういうふうにお願いしたいと思います。  それから、同じページで自転車駐車場の用地、これは、会計の繰出金という形になっていますけれども、ここの駐輪場の管理に当たっている方、多分、シルバーの人なのかなというふうに思っていますけれども、この雇用契約、あるいは委託契約というのは、どんな形で、どういう内容でされているんでしょうかね。それは人事でないとわかりませんか。 ○小林 委員長   はい、河野副主幹。 ◎河野 街づくり推進課副主幹   調布市から、公共施設管理公社というところで、自転車駐車場の管理運営ということを一括でお願いしているところでございます。 ◆雨宮 委員   そうだろうと思う。管理公社から、またシルバーに再委託という形になっていて、その委託形態について、ここでは深追いしませんけれども、いろいろ問題があるんじゃないかなと。ただ、言われたのは、実際に整備に当たっている方から、今年度いっぱいと言ったのかな、3月いっぱいと言ったのかな、要するに、雇用どめされるという話を聞いたんですよ。今、雇用問題、いろいろ問題になっていますよね。それから、今度の補正予算の中にも、いわゆる雇用対応の予算が計上されているじゃないですか。その中には、市が間接な形であるにせよ、雇用を拡大するという施策も盛り込まれているわけですよ。それ自身の中にも3カ月とか、半年とかという問題があることはあるんだが、そういう雇用拡大施策を片方で展開しながら、その一方で、既存のというか、既定の人材に対して雇用どめが起こるような事態というのはいかがなものかなというふうに私は思っているんですが、直接権限が及ぶ範囲ではないのかもしれませんけども、そういう雇用のあり方について、これは、やはり部長ですかね、どうでしょう。 ○小林 委員長   はい、井上部長。 ◎井上 都市整備部長   駐輪場に関しましては、施設管理公社のほうへ委託しております。今おっしゃられましたように再委託、基本的には望ましくないと思っておりまして、その辺の解消というところから、今、御指摘があったようなことが出てきたかなと思っています。したがいまして、元気な高齢者の方の雇用先をどうするのかといったことについて、そういう視点から再度、雇用形態の中身を含めまして、どういう形でどんなふうに4月以降進めていくのかということについては、現在、調整しているところでございますので、そういった通知がなされていること自体は今初めてお伺いしたわけですが、その辺のことについても事実関係を明らかにしながら、雇用の確保を図ってまいりたいというふうに思っております。 ◆雨宮 委員   念押しじゃなくて言っておきますけど、通知という形じゃなくて、私、口頭で聞いた話ですから、公式に文書が出ているとか、そういうことじゃありませんので、そこはちょっと誤解をなさらないで欲しいということと、それから、ちょっと話は飛んじゃうんですけど、いわゆる公共の雇用関係について、指定管理者という制度がありますよね。指定管理者についても、その団体に対して行政の側、つまり、委託側から労働条件を、あるいは賃金も含めた労働条件を確保するようにというような判例か何か記憶がちょっと定かではないんですけども、そういう公の、いわば指導的言明をされているようなんですよね。ですから、施設管理公社は、法に基づく報告団体ではありませんけれども、しかし、収支報告、いろいろな経営状況については、報告は受けているわけですから、そういう点では、そこで実際に働いている、あるいは再委託をされている事業所なり何なりで働いている方々の雇用条件についても、これは、やはり行政として、 100%関与することは難しいと思いますけれども、しかるべく関与の仕方は、ひとつこれからも検討してもらいたいし、強めていただきたいということ、これは意見で結構ですので。 ○小林 委員長   ほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   続いて、60、61ページ。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   道路維持管理費なんですけど、市民の要望にこたえて 2,000万増額補正、これは、積極的で大いに結構だというふうに考えているんですが、どうなんでしょう、生活道路、狭隘道路等々含めて、こういった要望というのは年々ふえる傾向にあるんですかね。 ○小林 委員長 
     はい、岩本課長。 ◎岩本 道路課長兼道路整備担当課長   今の御質問でございますが、まず、新たに築造しているところがすべて維持管理の時代に入ってきているということも含めて、当然、管理の面積等が年々ふえていっているということと、やはりある時期、集中して舗装をかけたあたりの老朽化が年次を追って進んできているということがあって、ここ数年は増加傾向でございます。 ◆雨宮 委員   補正予算ですから余り深入りはしませんけれども、ただ、新年度予算の中にも生活道路や狭隘道路の予算化経過の中で、私は若干問題があるんじゃないかなというふうに思える点があるんですが、老朽化も含めてなんですが、いわゆる生活道路網の整備計画、私、行政資料室で調べましたら、平成6年に作成したものが資料室に置いてあったんですが、それ以降の整備計画というのは、現在どんなふうになっているんでしょうかね。 ◎岩本 道路課長兼道路整備担当課長   平成6年につくって相当な時間がたっておりますので、現状できている道路との整合、それと連立に合わせた中心市街地の生活道路のあり方等も加味した上で、今、見直しの作業中でございます。 ◆雨宮 委員   後で出てくる都市計画道路も、それはそれで大事な話なんでしょうが、生活道路とか狭隘道路というのは、それこそ身近で、安全・安心という角度から見ても非常に重要なファクターであるというふうに私は思っているんですね。今、確認されたところで、平成6年につくって、だからもう15年。通常、行政計画の一番上位にある、調布で言えば基本構想と言われているもので12年じゃないですか。それが今年度で終わりでしょう。そのはるか以前につくられたものが今見直しというのは、いろいろ事情はあったんでしょうが、進捗という言葉の概念に入らないようなテンポだというふうに思いますけど、その辺どうですかね。何か事情があれば。 ◎岩本 道路課長兼道路整備担当課長   生活道路網整備計画という名称で計画を過去に打ち出してはおりますけども、本来であれば、その計画を今度、実施計画といいますか、年次を追って整備のスケジュール管理をしていかないとだめなものだと、本来そういうものだと思っております。それが今までできてこなかったということで、整備計画という名称ではありますけども、どちらかというと性格的には整備構想といいますか、こういう幅員であればいいなというような、少し縛りが弱いといいますか、実施に向けてのプログラミングができていない計画でありましたので、長期間にわたって、こういう形の構想という形で残っていたものと思われます。 ◆雨宮 委員   ちょっと話がカテゴリー違うんですけど、公共建築物については、ようやくいろいろ改修手法などの改変を含めて、総額 340億円とも言われている、それの一応の計画がつくられつつありますよね。そうすると、生活道路について、あるいは狭隘道路も含めた生活道路についても、大体、数量でこのぐらいあるよと。あるいは今後どのぐらい増加してくるというのは、大体、シミュレーションが大まかなところでできるんじゃないかというふうに思って、少なくとも既存の部分について老朽化の程度であるとか、そういうことをかんがみて、先ほど言われた改修計画みたいな、もちろん財源が伴うものですから、一気にというわけにいかないと思いますけれども、そういう計画をつくるというお考えはあるんですか。 ◎岩本 道路課長兼道路整備担当課長   今、委員御指摘の件については、認識上、課題としておりまして、公共施設については今回計画が示されましたが、同様のもの、やはり道路等についても、土木構造物についても、道路附属物も含めてでございますけれども、計画を立てて、戦略的にといいますか、計画的に補修等を実施していく時代に入っているんだろうと思っておりまして、検討を進めていきたいと考えております。 ◆雨宮 委員   そういう意味では、今ちょうどいいタイミングだと思うんですよ。新しい基本構想はつくるかどうかよくわかりませんけど、少なくとも法定されている長期スパンの構想なり計画がつくられて、さらに下にぶら下がる基本計画、あるいは調布市で言えば推進プログラムというものが、新しくスタートする年度が始まりますから、だから、それに見合った形で。少なくとも一番最初の四半期というか、2年間、あるいは3年間ぐらいのうちに、今、課長が言われたような計画を策定するというふうなぐらいのテンポでひとつ仕事を進めていただきたいなというふうに思います。これは要望で結構です。 ○小林 委員長   はい、福田委員。 ◆福田 委員   管理施設等補修委託料のところですが、飛田給の中央高速の下の施設ということだったんですけど、説明の中で施設の更新というふうに表現をされていたと思うんですけど、具体的にどういうことなんでしょうか、ちょっとわかりやすく教えてください。 ○小林 委員長   御前課長補佐。 ◎御前 道路課長補佐   この施設は、正確にいつからということはちょっとわからなかったんですけれども、おおむね30年ぐらい経過しておりまして、それに伴いまして外壁の補修を行うものだけのものです。  以上でございます。 ◆福田 委員   ちょっと確認なんですけど、これ、倉庫の外壁補修で 173万 8,000円ということでよろしいんですかね。 ◎御前 道路課長補佐   材料費、運搬費、その他諸経費込みまして、この金額ということでございます。  以上でございます。 ◆福田 委員   わかりました。ありがとうございます。 ○小林 委員長   ほかに、このページよろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   次に、62、63ページ。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   京王線の連立事業の負担金の件なんですけど、今度、負担金ということで2億 4,000何がしの増額になっていますよね。この地元負担については、いろいろな歴史的な経緯があって、隣の府中市が高架事業をやったときに、地元負担割合を気前よく引き上げたというような話も聞いているんですが、現在の国・都、あるいは交通事業者、あるいは市、地元の市ですね。ここで言っている地元負担ということだと思いますけど、それの根拠、あるいは算定方法、これをちょっと教えていただけませんか。昔、よく建運協定なんて言われて、当時の建設省と運輸省との間のやりとりとか、京王線で言えば東京都と京王帝都電鉄の持ち分、東京都、さらに調布市の負担分の比率、割合がどういうふうになっているのかというふうなことです。 ○小林 委員長   はい、今泉担当課長。 ◎今泉 街づくり推進課都市基盤担当課長   連続立体交差事業の負担金につきましては、一般論でございますけども、全体事業費に対して鉄道側負担につきましては、比率で申し上げますけども、京王線連続立体交差事業の場合ですと高架限度額というのがございますが、約57%が鉄道側負担となっております。そして、都市側負担、これは、東京都並びに調布市、それから国も入ってございますけども、43%が都市側負担とされております。都市側負担のうち約50%が国庫補助として投入される予定でございます。  なお、この国庫補助につきましては、国の交付金などもございまして、比率については多少変動がございます。  さらに、残りの50%につきましては、これ、東京都と沿線各市で定めております。これ、市長会等でかけられた負担率でございますけども、東京都が70%、調布市など多摩の場合の市につきましては30%という構成になってございます。 ◆雨宮 委員   今の30%というのが昔は10%ぐらいだったらしいですね。府中が何か高架立交をやるときに30%に引き上げてもいいよという話で、こういう数字になったという話は聞いたことがあるんですけど、それはそれでいいんですが、この比率からいくと、都市負担分の43%のうちの30%だから、おおむね12%、これが調布市の負担分だという理解でいいんですよね。 ◎今泉 街づくり推進課都市基盤担当課長   調布京王線連立の場合ですと、冒頭申し上げましたが、高架限度額というのがございまして、全体事業費 1,149億円のうち約 6.5%が調布市の負担分になろうかと思います。  以上です。 ◆雨宮 委員   そうすると、今度の補正2億 4,500の増額補正で、この負担金がたしか総額では10億円ちょっと出た数字になると思うんですが、実は私たち共産党の都議団を通じてある資料がありまして、東京都のほうで予算化というか、見ている限度額10億 2,600という数字が出ているんですけど、これと10億 500との関係というのはどういうふうに理解したらよろしいんでしょうか。 ◎今泉 街づくり推進課都市基盤担当課長   京王線連続立体交差に限らず、連続立体交差事業の場合につきましては、地方財政法27条に基づき、各地方自治体、都道府県議会で付議を経て限度額を定めることになってございます。このたび東京都議会で、補正に基づく連続立体交差事業の限度額について議案が付議されてございますけども、あくまでも限度額ということで、見込額をもとに算出した額を限度額として定めていると聞いてございます。  なお、今回の補正予算、当初予算と合わせまして10億 500万円になろうかと思いますけども、その限度額以内ということで補正予算を組み立てていただいております。  以上です。 ◆雨宮 委員   これは確認ということになると思いますけれども、調布市の予算は、今回の補正も含めてあくまで進捗に準じたというか、見合った金額ということで、東京都のほうは、事業進捗が進めばここまでいってもいいよと、そういう意味での限度額ということでよろしいんでしょうか。 ◎今泉 街づくり推進課都市基盤担当課長   そのような認識でよろしいかと思います。 ◆雨宮 委員   わかりました。 ○小林 委員長   はい、福田委員。 ◆福田 委員   土地区画整理事業推進費のところで、 1,000万と 3,000万の減額で 4,000万ということなんですけども、説明の中で工事の再積算とか、再評価でこういう減額になったということなんですけども、ちょっと一般的な質問なんですけども、再積算とか再評価というのは何をもって再評価をかけたり、再積算をしたりするのかというのが1つと、あと、事業によっては、こういうふうな再積算とか再評価をしない事業もあるのかどうかというのをちょっとお伺いしたいんですけど。 ○小林 委員長   はい、岩田担当課長。 ◎岩田 街づくり推進課市街地整備担当課長   今、再積算と申しましたが、たしか再とは言わなかったと思うんですが、区画整理の補償費に関しましては、当初予定する移転建物の予定を少し多く見積もっておりますので、実際に移転できた建物とか、その費用を積算した結果との差額を減額させていただいているということでございます。  また、委託費のほうにつきましても、測量ですとか、仮換地の指定の手続ですとか、それから、設計業務とかもろもろの委託費も、当初多目に見積もっている部分を実績で評価した結果ということで、再という説明はちょっとしなかったと思っております(「言ったよ、再って」と呼ぶ者あり)。済みません。 ◆福田 委員   ちょっと言った、言わないの話をしてもあれなんで、要は、多く見積もっていたものが、実際にやるとそんなにはかからなかったという単純な話でよろしいんですかね。 ◎岩田 街づくり推進課市街地整備担当課長   補償費に関しては進捗によるものですし、委託費についても実績ということでございます。 ◆福田 委員   わかりました。 ○小林 委員長   ほかにございますか。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   区画整理なんですけど、進捗は以前にも聞いたことがあって、多分、2割とか3割と聞いた記憶があって、区画整理の進捗度合いを教えてください。 ○小林 委員長   岩田担当課長。 ◎岩田 街づくり推進課市街地整備担当課長   事業費ベースで今年度末で約35%になります。 ◆雨宮 委員   そうすると、来年度の話になっちゃうと、来年度予算という話になりますけども、大体、見込みとしては、次年度どのぐらいまでもっていくつもりなんでしょうか。 ◎岩田 街づくり推進課市街地整備担当課長   次年度、予定でございますが、45から50の間ぐらいまではいくと思っております。 ◆雨宮 委員   そうすると、そのテンポでいきますと、最終年次というのは24年度ぐらいになるんですか。 ◎岩田 街づくり推進課市街地整備担当課長   現在、事業計画上、24年度末を実質的な完了と考えております。その後5年間は、清算期間がございます。 ◆雨宮 委員   わかりました。これは、ちょっと所管の話じゃないのかもしれませんけど、減額の 4,000万円、これは、どういう処理になるんですか。きのう、ちょっと上程時の質疑でやった、不用額というふうになると思うんですが、繰り越し財源のほうにもっていくんですかね。そこは財政でないとわからないですか。 ○小林 委員長   はい、井上部長。 ◎井上 都市整備部長   補正予算ですから、当然、収支均衡を図っておりますので、繰り越し財源ということであれば、当然、減額補正はしないということになりますが、今回、減額補正をいたしておりますので、何らかの形で他の財源に充てるなり、あるいは基金積み立てといった財源に充てているものと思っております。
    ◆雨宮 委員   都市整備部、7階関係の総額の増減計算すると、たしかざっと見積もって何億と不足が出るんですよね。要するに増額分が多くなるんですが、きのうのやりとりでちょっと気になっていたのは、未執行事業が7階関係で、この区画整理に限らず、それこそさっきの道路なんか含めてあるのかないのかという点なんですが、これ、ちょっと総括的な話だから、区画整理の担当ということじゃなくて、どうでしょうか、次長さんか、部長さんか。 ○小林 委員長   はい、足高次長。 ◎足高 都市整備部次長兼都市整備部付主幹事務取扱   都市整備部の業務の中でも、交渉事があるものについてはなかなか打ち切りというわけにもいかないのもございますし、相手がいるものについては引き続きで、最終的には決算のときに不用額的なもので出てくるかもしれませんけども、補正がかけられているものの減額等については、ある程度、年度内でどうかというところの見通しの中でやっております。ですから、完全に未執行があるかどうか現段階では申し上げにくいし、私どもも手元に完全なそういうものがあるわけじゃないので、その辺は言い切れないんですけども、基本的には、相手がいたり、交渉事があったりとかというものについては、そのまま引きずっていくという形にはなります。 ◆雨宮 委員   もう一点、都計道なんですけど、総じて減額補正になっているんですが、補償費だけ1億 8,000弱の増額になっている。説明では3・4・18、32、33か、3路線というお話でしたが、この3路線について、当初予算と3号補正まで行われることになりますけれども、この間の予算の張りつけ方の変遷について、ちょっと説明をいただければと思うんですが。 ○小林 委員長   はい、代田副主幹。 ◎代田 街づくり推進課副主幹   今、御質問いただきました都市計画道路補償費のほうのこれまでの補正の経緯でございますが、まず、3・4・32号線の補償費につきましては、当初予算の後、補正については今回の3号補正での減額1回だけになっております。  それから、3・4・33号線につきましては、これ、当初予算では予算額ゼロということで、1号補正のほうで増額補正をさせていただきまして、今回の3号補正につきましてもまた増額ということで、2回補正をかけております。  それから、3・4・18号線につきましては、こちらも当初予算ゼロということで、1号補正のほうで増額補正、それから、今回の3号補正につきましても増額補正ということで、2回補正をかけております。  以上です。 ◆雨宮 委員   問題はといいますか、このうちの3・4・33については、例の地域活性化・公共投資臨時交付金、これが一部充てられていますよね。その金額は幾らになりますか。 ◎代田 街づくり推進課副主幹    2,000万円でございます。 ◆雨宮 委員   今回の補正。 ◎代田 街づくり推進課副主幹   今回の補正では 1,500万円。 ◆雨宮 委員   今回の補正で 1,500万円、全体で 2,000万円ということでしょう。今回の補正の1億 7,800万のうち、33に充てられる分は幾らになりますか。1億 7,800万円という補償費あるでしょう、今回の補正額。その1億 7,862万 6,000円のうち、3・4・33に引き当てられるというか、その金額はいかほどになりますか。 ◎代田 街づくり推進課副主幹   補正額1億 7,800万円のうち、3・4・33につきましては1億 1,600万円余という数字になります。 ◆雨宮 委員   当初予算、全くゼロだったわけですよね。もし、仮の話なんですが、仮の話はできないと言うかもしれないけど、この臨時交付金がなかったとしたら、今回のことはあるんですか。要するに、1億の交付金がない場合には、今回の33についての補償費の補正予算は計上されなかったのか、あるいは市財でも起債でも基金でも何でもいいから、財源に充てて、補正計上したのか、どっちなんでしょうか。 ○小林 委員長   はい、今泉担当課長。 ◎今泉 街づくり推進課都市基盤担当課長   今回の調布3・4・33号線の補正につきましては、用地取得折衝の過程で増額となったものが大半でございまして、委員御指摘の交付金の有無にかかわらず、地権者もございますので、我らは、他の財源を調整すべく補正予算を計上したというふうに考えてございます。 ◆雨宮 委員   だから、そういうことになっちゃうと、私、この間、総務委員会の場でもそうだし、ここの場でもずっと言い続けてきたんですが、確かに道路問題というのは、相手、地権者との関係があるから、ある時点で 100%こうだとか、 100%だめだとか言い切れない部分があるのはよく理解しているんですよ。だけど、交付金で1億円ついて、ちなみに聞きますけれども、市の持ち出しというか、負担分は起債とか基金とか市財とか全部含めてどのぐらいになります。現時点で結構ですから。 ◎今泉 街づくり推進課都市基盤担当課長   調布3・4・33号線の今回の補正に伴う一般財源につきましては 5,000万円余と聞いております。  なお、その他の地方債等の発行はされていないというふうに聞いてございます。  以上です。 ◆雨宮 委員   私、何でこの33にこだわるかというと、別にこの33をつくっちゃならんということを言うつもりはないんですが、要するに、進捗管理をしていくという答弁は、皆さん方も含めて、財政のほうも含めて、何度も何度も聞いているんですよ。ところが、この33について言いますと、これは、21年度、今年度までの推進プログラムですね。この中で33については3年間、計画期間の3年間、2007、2008、2009、いずれも検討なんですよ。ところが、実際に決算書や予算書で、ちょっと見えないかもしれないけど、路線ごとの用地費と事業費、平成17年度ですから、ちょうど今の、後期の計画期間の事業費の数字を洗ってみたんです。そしたら、さっき言いましたように、今の推進プログラムの中では3カ年にわたって検討となっているんですよ。検討となっているのに、実際には、20年度の 450万円というのは、多分、何か測量とか調査というものかもしれませんけど、今年度、5億 4,000万。これは、今の補正を含めてだと思いますけども、5億 5,000近い事業費になっているんですね。事業費というか、用地費だけですよ、用地費等。それから、22年度でも約4億円、新年度予算に計上されていますね。新しい推進プログラムを見てみますと、これは、もう3カ年にわたって、2010年度から3カ年にわたって、取得面積、あるいは測量面積、設計面積まで入った、こういうプログラムになっていますよね。となると、先ほどの答弁の線から考えると、急遽、進捗というか、要するに相手との関係が合意に達したということになるのかなという想像、推定ができるんですけども、実際にこんなに急激に事が運んだのはいつごろからなんですか。 ◎今泉 街づくり推進課都市基盤担当課長   調布3・4・33号線につきましては、昨年10月16日に事業認可を取得して事業化に至りましたけども、飛田給の南口側につきましては、これまでの間、街づくり協議会などで議論されてきました。地区計画等において道路整備についてのあり方、歩道の幅員だとか、駅前広場の形状、そういったものは一昨年ごろから具体的に動いてきていると聞いてございます。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   まちづくりというと、すぐ地元の意向、地元の意向と、もちろん地元の意向は、それはそれで大事なんですよ。基本的には、地元の皆さんと同意、合意を得ながら進めていくというのは、それはそのとおりだと私も思うんです。ただ、もう一方で、この間繰り返し言われているように財政状況も踏まえて、進捗管理、進捗コントロールやるということは、ずっと言われてきているわけでしょう、行政経営部だけでなくてね。しかも、さっき紹介したように、現時点で、この推進プログラムは生きているんですよ。この中では検討とうたわれているわけですよ。こういうときに、今のようなお話だと、もしあれだったら、もう少し踏み込んだ書き方をすべきなんじゃないですか。そしたら、どういう段階まで来ているのか。大体、こういう行政文書で検討というのは、従来は余り中身の伴わないものが多いんですよ。一応書いておきますよという程度でね。だけど、まだ計画年次もあけないうちにもう既に何億円という。それから、さっきの話だと 5,000万程度の一般財源もついて、補助金があるからというんで、私に言わせれば、言葉は悪いけど飛びついたと。これまでずっと言ってきたことじゃないですか。こういうやり方、手法で、都市計画道路10路線あるんですよ、第3次計画とか言っちゃって。これがみんな同じように、相手側との合意が得られましたからと言っていったら、それこそ1路線何億という金がどんどん出ていくわけじゃないんですか。どこでそれ進捗コントロールになるんですか。こういうことについてどうお考えですかね。これは部長ですか。 ◎井上 都市整備部長   確かに御指摘のとおりかもしれませんが、今の3・4・33号線に関して申し上げますと、確かに周辺の地域のまちづくりが進んできているということ。それから、さらに地区整備計画をかけるという話をずっと進めてきてまいりまして、その中核となるのが、この3・4・33号線の事業であるということが1つあります。そういった意味で、要するに、交付金がつくとか、つかないとか以前に、このチャンスを逃すと我々としては道路が整備できないだろうということも判断いたしましたので、今回予算化に至っております。  また、向こう3カ年を含めた長期的なスパンでの話がありました。この間、行政経営部とも協議をしてまいりましたが、そこで申し上げたのは、我々としても当然、進捗管理をしていきます。その意味は、今、市施行の都市計画道路として事業認可をとっている路線が数本あります。それについては、一本終わらない限り、次の路線の事業認可はとらないと。また、都としても当然そういうことは認めないであろうというふうに思っています。それは、とりもなおさず人的体制、財源もそうですが、人的体制も含めて、とてもじゃないけれども、これ以上広げることはできないだろうということですので、我々としては、今ある、やっている路線をまず仕上げていきたいというふうに考えております。したがいまして、今お手元で資料を上げられましたが、上がっている路線のうち一本終わったら次へいくというような中身で今後進めてまいりたいというふうに考えております。 ◆雨宮 委員   今の答弁はなかなか重要な答弁だというふうに私は理解しました。一本終わるまでという、その終わるという意味合いは、事業そのもののことを言っているんですか。 ◎井上 都市整備部長   事業認可を取得しているところです。当然、ある区間について、事業認可ですから、用地取得から始まって築造までということです。 ◆雨宮 委員   そうすると、先ほどの答弁で、今、認可がおりているところは3路線と言いましたか、10路線全部おりている。 ◎井上 都市整備部長   個別の数じゃなくて数路線と申し上げました。市施行でやっているのは数路線ありますという、そういう言い方をさせていただきました。 ◆雨宮 委員   では、具体的に、路線名まではともかくとしても、何路線、事業認可おりているんですか。何路線というか、何区間というか。 ◎今泉 街づくり推進課都市基盤担当課長   都市計画道路の場合ですと、道路法の事業であります道路事業、それから、都市計画法に基づく街路事業というのがございますけども、今、御指摘いただいたのは街路事業というものに当たろうかと思いますので、路線を申し上げますと、調布3・4・9号線、これは、つつじケ丘以西の京王線との交差部の箇所でございます。それから、調布3・4・28号線、これは、京王線の北側でございますけれども、蓮慶寺通りでございます。さらに飛田給駅南側の調布3・4・33号線の3路線になります。 ◆雨宮 委員   今の3路線が現時点で認可を受けている路線だということでいいですね。 ◎今泉 街づくり推進課都市基盤担当課長   現段階で都市計画事業認可を受けている路線でございます。 ◆雨宮 委員   そうしますと、3・4・9は、例の京王線の高架というか、あの問題がありますから、これからもそんなに大きく変動しないんだろうなというふうに私は勝手に思っていますけれども、3・4・28は、北のほうは用買がほとんど終わって、あとは築造ということになりますが、大体見通しができるんですけど、ただ、私がここで危惧しているのは、21年度についてもそうだし、22年度は、もっとすごいんですけれども、第3次の優先指定路線10路線について、京王線の街路も含めて、合わせると11路線になりますけども、これについても頭出ししているんですよね。それは、中身は調査であったり、測量であったり、用買であったりいろいろありますけど、頭出ししちゃっているんですよ。そうすると、先ほどの部長のお話でいくと、3・4・9は、これもたしか載っていますよね、新年度ね。ですから、この3・4・9、28については既存の事業ですから、これは終わらせるしかないと。問題は、33以降なんですが、では、33が築造まで完了しない限り、次の例えば32とか、ほかの優先指定に載っかっているものには手をつけないという理解をしてていいんですか、本当に。 ◎井上 都市整備部長   当然、検討とかはします。当然、測量とか、事業認可をとらないという意味で申し上げました。ですから、一本終わらない限り事業認可はとれないだろうと踏んでおりますので、事業認可まではいかないというふうに思っております。 ◆雨宮 委員   ちなみに、3・4・9、28、33の完了想定年度、今のところどういうふうに見込んでいるのか、教えてください。 ◎今泉 街づくり推進課都市基盤担当課長   調布市3・4・9号線につきましては平成22年度末。続きまして、調布3・4・28号線につきましては平成25年度末。そして、調布3・4・33号線につきましても平成25年度末を予定してございます。  以上です。 ◆雨宮 委員   そうすると、くどいようですけれども、繰り返しますが、予定どおりいって28、33が25年度末で終了すると。そうすると、例えば32になるのか、10なのか、どの路線になるのか、それはわかりませんけれども、いずれにしても次の事業認可は25年度、あるいは26年度以降というふうに理解していいんですね、確認して。 ◎今泉 街づくり推進課都市基盤担当課長   ただいま申し上げました3路線につきましては、都市計画事業認可を取得している路線でございまして、そのほか道路事業で施行している路線もございます。特に西調布駅の駅前広場を整備しています調布3・4・32号線、これにつきましては道路事業で施行しておりますが、事業完了年度は平成24年度末という予定もしておりますので、今のところ、調布3・4・32号線の事業完了を見据えた後に、新たな路線に着手するようになろうかと考えております。  以上です。 ◆雨宮 委員   それは、だからさっきの話と違うような話にしか聞こえませんね。街路事業と言おうが、道路事業と言おうが、位置づけ上は都市計画道路なわけでしょう。しかも、事業費そのものから見れば、そんなに大幅に違うわけじゃないでしょう。要するに、財源という角度で見ると。そうしたら、いや、これは道路事業ですから事業認可云々かんぬん、都市計画道路は終わらない限りやりませんみたいなことを言ってみたって、やはり何億、何十億という固まりの財源を要する、そういう事業の固まりとして見れば、道路事業と称しようが、街路事業と称しようが、それが同じ単年度、あるいは数年度間にわたって、でっかい固まりでどんどんみたいにくれば、物すごい財源負担になるじゃないですか。そこのコントロールやらないで、これは道路事業ですから別枠、街路事業ですからいいんですみたいな話やっていたら、進捗管理、進捗コントロールというのは一体何なんですかという話になりませんか。そこのところ、もっともっと明確にこうだというふうに言い切ってもらわないと、本当の意味の進捗コントロールがされていくという担保にならないですよね。その辺どうですか。 ◎井上 都市整備部長   確かに事業認可と申し上げました。確かに3・4・32号線は道路事業としてやっております。先ほど言葉足らずかもしれませんが、要は、事業認可、あるいは道路事業でもいいんですが、事業決定している路線について、それを仕上げた後に次に移るということでやってまいりたいと思っております。 ◆雨宮 委員   あくまでも補正予算ですから、これ以上の話はちょっと新年度の予算のところで続編をやりたいというふうに思っていますが、さっきのこの表をお見せしましたけど、これから結構おもしろい数字が出てくるんですよ。ちょっとひねってやるとね。それは、続編でしますけれども、言ってみれば、事実上の枠配みたいな形になっているんじゃないかなというのが私の現状の到達点です。ですから、さっきからの部長の答弁は、なかなか重要な答弁だと私は思いました。本当にその線をしっかり守って、進捗コントロールに徹していただきたいということを最後に申し上げます。終わります。 ○小林 委員長   ほかによろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   続いて、64、65ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   次に、66、67ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   それでは、以上で都市整備部所管の質疑、意見を打ち切ります。  討論等ありますか。よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   それでは、これより採決いたします。
     お諮りいたします。  本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認め、原案了承と決定いたしました。  それでは、議案第3号「平成21年度調布市用地特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。  本件について理事者の説明を求めます。はい、畑山用地課長。 ◎畑山 用地課長   それでは、平成21年度調布市用地特別会計補正予算(第2号)につきまして説明させていただきます。  本補正予算につきましては、条文に記載しておりますとおり、歳入歳出予算の額を補正するものでございます。歳入歳出予算の補正につきましては、第1条に掲げておりますとおり、歳入歳出予算の総額にそれぞれ 2,562万 2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ16億 3,616万 5,000円とするものでございます。  裏面、第1表、歳入歳出予算補正をごらんください。歳入では款5「財産収入」と款10「繰入金」を、また、歳出におきましては款5「用地費」と款10「繰出金」におきまして補正予算を計上しております。それぞれの款、項の予算額につきましては表のとおりでございますが、補正前の額16億 1,054万 3,000円に歳入歳出それぞれ 2,562万 2,000円を追加いたしまして、歳入歳出の合計をそれぞれ16億 3,616万 5,000円とするものでございます。  次に、5ページをお願いいたします。  こちらは、歳入歳出補正予算の事項別明細書でございます。  歳入につきましては款5「財産収入」と款10「繰入金」を、また、歳出につきましては款5「用地費」と款10「繰出金」におきまして、それぞれ記載のとおり補正予算を計上してございます。  次に、6ページ、7ページをお願いいたします。  歳入の全般でございます。款5「財産収入」、項5「財産運用収入」、目5「利子及び配当金」につきまして21万 2,000円を減額補正するものでございます。内容といたしましては、土地開発基金の運用利子収入の減額によるものでございます。  次に、款5「財産収入」、項10「財産売払収入」、目5「不動産売払収入」につきましては 2,702万円を増額補正するものでございます。内容につきましては、土地開発基金で取得しておりました都市計画道路3・4・32号線用地につきまして、一般会計で買い戻すため増額補正するものでございます。  次に、款10「繰入金」、項5「一般会計繰入金」、目5「一般会計繰入金」につきましては 118万 6,000円を減額補正するものでございます。内容といたしましては、土地開発公社へ支払う債務負担解消分の利息分につきまして減額補正をするものでございます。  次に、8ページ、9ページをお願いいたします。歳出でございます。  款5「用地費」、項5「用地買収費」、目5「用地買収費」につきまして補正予算を計上してございます。内容につきましては、右側の9ページをごらんください。公共用地買収費につきまして 2,583万 4,000円を増額補正するものでございます。内容といたしましては、土地開発基金で取得しておりました都市計画道路3・4・32号線用地につきまして、一般会計で買い戻すため増額補正をし、また、土地開発公社へ支払う債務負担解消分の利息分につきまして減額補正するものでございます。  続きまして、10ページ、11ページをお願いいたします。  款10「繰出金」、項10「基金繰出金」、目5「土地開発基金繰出金」につきまして、土地開発基金の利子収入が減少したため、土地開発基金繰出金減額補正するものでございます。  以上が議案第3号「平成21年度調布市用地特別会計補正予算(第2号)」の説明でございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。 ○小林 委員長   理事者の説明は終わりました。これより質疑、意見を求めます。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   さっき話題になっていた3・4・32号線、3・4・32用地ですね、 2,700万。これ、ちなみに面積どのぐらいですか。 ○小林 委員長   はい、畑山用地課長。 ◎畑山 用地課長   面積については約33平米でございます。 ◆雨宮 委員   わかりました。 ○小林 委員長   ほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   なければ質疑、意見を打ち切ります。  これより採決いたします。  お諮りいたします。  本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認め原案了承と決定いたしました。  ここで理事者入れかえのため暫時休憩いたします。    午前11時32分 休憩        ─────────── ── ───────────    午前11時34分 開議 ○小林 委員長   それでは、委員会を再開いたします。  それでは、議案第4号「平成21年度調布市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」を議題といたします。  本件について理事者の説明を求めます。岩下下水道課長補佐。 ◎岩下 下水道課長補佐   それでは、議案第4号「平成21年度調布市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」につきまして御説明いたします。  今回の補正については、一般会計と同様の基調で年度末を見据え、各事業に係る予算を精査し、所要の額を補正するものでございます。  それでは、1ページをお願いいたします。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億 3,393万 6,000円の減額をお願いするもので、予算の総額はそれぞれ40億 2,990万 3,000円とするものでございます。  続きまして、3ページの第2表の地方債補正についてであります。  野川処理区整備事業及び京王線連立下水道事業費の減額に伴い、起債額の借入限度額を変更するものでございます。この結果、平成21年度の下水道事業における借入額は5億 9,200万円となるものでございます。  次に、その内容につきまして歳出から説明させていただきます。  10ページ、11ページをお願いいたします。右側説明欄に沿って説明させていただきます。  初めに、款5「総務費」、項5「総務管理費」、目5「一般管理費」、一般職人件費でありますが、本年1月1日の給与改定で給料の額及び期末手当支給月数が変更となったことから、現予算額との差額 205万 5,000円を減額するものでございます。詳細につきましては、先ほど一般会計におきまして説明したとおりでございます。  次の管理事務費の消費税及び地方消費税でありますが、平成20年度決算に伴う消費税及び地方消費税が確定したことにより 1,362万 1,000円を減額するものでございます。  続きまして、12、13ページをお願いいたします。  款10「事業費」、項5「管渠整備費」、目5「維持管理費」の下水道管渠維持管理費でございますが、下水道総合計画策定委託料、管渠等補修工事費及びしゅんせつ工事費は、契約差金相当額 805万 6,000円を減額するものでございます。  次の下水道水質管理費については、管渠接続検査負担額が確定したことにより 185万 7,000円を減額するものでございます。  仙川中継ポンプ場維持管理費につきましては、契約差金相当額 173万 5,000円を減額するものでございます。  次の目10「管渠費」の管渠建設費ですが、設計・測量・調査委託料につきましては契約差金相当額 117万 6,000円を減額するものでございます。また、枝線工事費につきましては、三鷹都市計画道路3・4・19号線等の道路整備工事の延期などにより、下水道の工事に着手できなかったことなどから 4,190万 4,000円を減額するものでございます。  都道共同工事負担金につきましては、三鷹都市計画道路3・4・19号線や狛江仙川線等の都道の整備工事の延期などにより不用となった負担金 875万 6,000円を減額するものでございます。  次の京王線連立下水道事業負担金は、事業費の見込みから 2,360万 2,000円を減額するものでございます。  次の下水道管理用地費は、下水道管理用地のフェンス設置工事を予定しておりましたが、安全管理上、緊急修繕工事として実施したことにより 340万 2,000円を減額するものでございます。  次の野川処理区整備費負担金につきましては、事業費が確定したことにより1億 2,631万 8,000円を減額するものでございます。  続きまして、14、15ページをお願いいたします。  款15「公債費」、項5「公債費」、目10「利子」の利子償還費でございますが、前年度分の利子が確定したことにより、当初予算額との差額 145万 4,000円を減額するものでございます。  続きまして、歳入予算につきまして御説明申し上げます。  戻りまして、8、9ページをお願いいたします。  款5「分担金及び負担金」、項5「負担金」、目5「維持管理負担金」でございますが、都市計画道路三鷹3・4・19号線整備工事の延期に伴い枝線工事も延期となったことから、三鷹市からの負担金相当額 502万 4,000円を減額するものでございます。  次の款15「国庫支出金」、項5「国庫補助金」、目5「事業費国庫補助金」、節5「下水道整備費補助金」につきましては、下水道総合計画委託契約額から補助金額が確定したことにより 500万円を減額するものでございます。その下の都支出金につきましても、国庫支出金と同様に25万 1,000円を減額するものでございます。  次の一般会計繰入金ですが、特別会計の歳入歳出を精査し、一般会計からの繰入金 7,096万 1,000円を減額するものでございます。  次の款90「市債」、項5「市債」、目5「市債」につきましては、野川処理区整備事業の事業費が確定したことにより1億 2,900万円を減額するものです。また、京王線連立下水道整備事業の事業費の見込みにより 2,370万円を減額するものでございます。  説明は以上でございます。 ○小林 委員長   理事者の説明は終わりました。これより質疑、意見を求めます。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   12、13ページ、下水の総合計画策定委託料、減額は減額でいいんですが、これの中身といいますか、推進プログラムのほうを見てみますと、耐震という呼び方もしているんですけども、ここで言っている総合計画は耐震の要素も含まれるのか。それから、主な目的としてはどんなことが予定されているのか、あるいは対象エリアなどについて概要をちょっと教えてください。 ○小林 委員長   はい、岩下課長補佐。 ◎岩下 下水道課長補佐   下水道総合計画につきましては、これまで市の下水道事業といたしましては、個別の施策といたしまして、委員の御発言にもございました耐震化ですとか、個々の施策をとってまいりました。ここにきまして国のほうの指導もございまして、総合的に長期的な視点でもって下水道の安定的な経営を行う必要があるということから、今回、下水道総合計画というものを策定するということに至ったわけでございます。  総合計画の範囲といたしましては、調布市全域が対象となっております。それから、総合計画の策定期間でございますけれども、今年度、来年度の2カ年で総合計画を策定する予定でございます。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   1つは、策定期間は2カ年で、それはそれでいいんですが、肝心なのは事業期間ですよね、計画期間。これが何年ぐらいになるのかという問題と、それから、耐震という言葉が入っているから耐震なんでしょうけれども、よく水道にしても下水にしても管渠の材料というのか、土管というのか、コンクリート管というのか、スチール管というのか、いろいろあると思うんですが、管渠の更新という要素も含まれるのかどうか。ちなみに現時点で調布市の下水道一戸一戸に配管されている部分、本管、配管も含めて、どういう材質の管渠が使われていて、それがどの程度、比率ですね、何パーセント。 100%なのか、例えば70%とか、80%程度なのか、その辺の現状をちょっと教えてください。 ◎岩下 下水道課長補佐   まず最初の御質問、事業の期間ということでございますけれども、まず、中期の計画といたしまして、今後10年間というものを1つの区切りとして考えてございます。10年間で必要な施策というのは何かというのを計画していくものでございます。  続きまして、耐震化というような、それに関連しまして材料、更新というような御質問ございましたけれども、この総合計画の中には維持管理、下水道として機能が成り立っていくために、どのような維持管理が必要なのかということも検討の項目に入ってございますので、現在の下水道施設の更新というのは、その検討項目の中に含まれまして、大きな重みがあると考えております。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   管渠の現状。今、例えば上水道のほうの水道管の布設がえ工事というのを市内のいろんなところでやっていますよね。あれは本管の経を太くする、つまり、水量アップのための工事かなというふうに思ってはいるんですが、その際にも、さっきも言いましたけれども、管渠の材質を更新していることを時々見かけるんですよ。前どなたに聞いたか忘れましたけど、いわゆる昔流に言う土管というのかな、ああいうもので布設されているものについては、例えば地震に非常に弱いというふうなことであるとか、だから、そのことを改善するために鋼管になるのかな、スチール管というんですか、今はステンレスなのかな、そういう更新の工事が行われるのかなと予想していたんですけど、その辺の調布の現状がどうなっているか、ちょっと教えてください。 ◎岩下 下水道課長補佐 
     調布市の下水道の現状といたしましては、下水道の施設の材質、コンクリートヒューム管、それから塩化ビニール管の大きく2種類でございます。それから、委員の御質問ございましたけど、耐震化というのを、例えばコンクリート管をスチールにかえるのかというようなお尋ねございましたけれども、今、計画しておりますのは、これまでの各地の地震の被害状況などを踏まえますと、マンホールと下水道管のつなぎ目の部分でございます。マンホールとそれにつながる下水道管の口の部分が破損しているという事例が数多くございますので、その口の部分を可撓管と呼んでおりますが、動けるというものにかえていくというのを耐震化の工事で計画しております。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   もう一点、京王立交絡みの負担金の件なんですが、当初の見込みよりか下回ったんで減額補正、それ自体は問題ないと思うんです。これは、ちょっと概念は違うんですけれども、いわゆる契約差金的なものなのか、それとも例えば工事方法等々の事情によって、これだけの減額になったのか。その原因は何なんでしょうかね。 ◎岩下 下水道課長補佐   年度ごとの事業費につきましては、鉄道の事業者と年度ごとにおおむねの工事量を協議いたしまして決定しております。今回、減額になりましたのは、個々の工事の進捗状況が当初見込んでいたものよりも達しなかったということでございます。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   では、単なる進捗のおくれという理解でいいんですね。 ◎岩下 下水道課長補佐   そのとおりでございます。 ○小林 委員長   ほかになければ、これで質疑、意見を打ち切ります。  これより採決いたします。  お諮りいたします。  本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認め原案了承と決定いたしました。  続いて、議案第6号「平成21年度調布市受託水道事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。  本件について理事者の説明を求めます。はい、常世田水道工務課長。 ◎常世田 水道工務課長   議案第6号「平成21年度調布市受託水道事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。  5ページをお願いいたします。  受託水道事業予算は、全額東京都からの支出金によって賄われており、歳入歳出それぞれ3億 518万円を減額いたしまして、予算総額13億 8,492万円とするものであります。  次に、6ページ、7ページをお願いいたします。  2、歳入の款5「都支出金」、項5「委託金」、目5「水道事業費委託金」でありますが、受託水道事業費の水道管理費及び建設改良費に充当するもので、水道管理費及び建設改良費の減額に伴い3億 518万円を減額するものであります。  歳入は以上でございます。  続きまして8ページ、9ページをお願いいたします。3、歳出につきまして、9ページの説明欄に沿って御説明いたします。  款5「受託水道事業費」、項5「水道管理費」、目5「浄水費」につきましては、浄水運営費 2,912万 5,000円の減額でございます。その内容は、浄水運営管理委託料の導水管布設がえ工事の設計委託料の減額と施設補修工事費の導水管布設がえ工事の契約差金による不用額を精査し、減額するものでございます。  次に、目10「配水費」につきましては、配水運営費1億 6,232万 4,000円の減額でございます。まず、配水運営委託料につきましては、漏水防止調査委託料の契約差金と配水管取りかえ、消火栓移設等工事の設計委託料を精査し、減額するものでございます。  配水運営工事費につきましては、漏水調査で発見された漏水及び日々の漏水が減少してきていることから、漏水防止制水弁等工事費の精査と配水管の耐震化及び漏水防止対策として実施した管種変更改良工事費の契約差金及び工事の一部中止により減額するものでございます。さらに、配水管の布設がえにより消火栓のふぐあいが減少してきていることから、消火栓補修工事費の不用額を減額するものでございます。  次に、目15「給水費」につきましては、給水管理費 256万円 9,000円の減額でございます。その内容は、給水台帳電算化委託料と給水システム保守委託料及び機器借上料であります。平成21年度の予算作成時で、東京都との協議では調布市での執行予定でありましたが、21年度から給水装置業務が東京都へ移行したため減額するものであります。  次の給水運営費 1,050万 7,000円の減額でございますが、その内容は、給水運営委託料のうち漏水待機委託料の差金及び大口径給水管取りかえ工事の設計委託料の契約差金を減額するものでございます。また、大口径給水管取りかえ工事の工事請負費の契約差金を精査し、減額するものでございます。  続きまして、目25「業務費」につきましては、一般職人件費 310万円の減額でございます。給与改正及び人事異動による支給額の変動等により、一般職職員給与の減額、諸手当等の減額でございます。  次に、業務管理費につきましては、消費税及び地方消費税の 250万円の減額でございます。これは、平成21年3月で東京都水道事業の事務の廃止により、水道、下水道料金徴収事務が都に移管されたことによる事業廃止届け出を税務署に提出し、受理されたので不用額を減額するものでございます。  続きまして、10、11ページをお願いいたします。  項10「建設改良費」、目5「配水施設費」につきましては、配水施設整備費 9,505万 5,000円の減額でございます。その内容は、配水管新設、消火栓設置工事の設計委託料を精査し、減額するものでございます。また、配水管新設、消火栓設置工事費の契約差金と工事の一部中止による不用額を精査し、減額するものでございます。  以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○小林 委員長   理事者の説明は終わりました。これより質疑、意見を求めます。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   補正予算と直接関係ないんですが、東京都の水道サービスセンターでしたか、国領に、業務が全部向こうに移りましたよね。それに関連した市民の方からの苦情というか、問い合わせみたいなものというのは結構あるんですか。 ○小林 委員長   はい、常世田課長。 ◎常世田 水道工務課長   調布サービスステーション、昨年4月、オープンしましたけど、特別な苦情等は特にございません。確かに月に1、2回、こちらの電話、工務課のほうに問い合わせ等はありますけども、そちらのほうを御案内することによって御理解はいただいております。 ○小林 委員長   よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   なければ、質疑、意見を打ち切ります。  これより採決いたします。  お諮りいたします。  本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認め原案了承と決定いたしました。  以上で当委員会に付託されました案件の審査は終了いたしました。  ここで理事者入れかえのため暫時休憩いたします。    午前11時56分 休憩        ─────────── ── ───────────    午前11時59分 開議 ○小林 委員長   それでは、委員会を再開いたします。  それでは、理事者の報告を許可いたします。  初めに、調布駅前広場検討報告会の開催について、報告願います。はい、香西副主幹。 ◎香西 街づくり推進課副主幹   それでは、調布駅前広場検討報告会の開催について、御報告させていただきます。  平成20年度には、調布、布田、国領の駅前広場と鉄道敷地を対象とする都市空間づくりのテーマとして中心市街地デザイン・コンセプトの策定に取り組みました。この成果を踏まえて、平成21年度は関係機関等との協議に臨み、より具体的な駅前広場の形状について検討を進めてまいりました。  このたび協議と検討が先行している調布駅前広場につきまして、これまでの検討経緯及び基本計画案などを市民に報告し、あわせて意見交換を行います。本報告会は、3月23日、24日の午後6時半から、調布市文化会館たづくりくすのきホールで開催を予定しております。  つきましては、本報告会の開催について3月5日号の市報にて掲載させていただく運びとなったため、報告会の要旨について御説明させていただきます。  調布駅前広場基本設計(案)の検討概要の資料をごらんください。左側は、平成20年度デザイン・コンセプトの成果。右側は、平成21年度基本設計(案)を示しております。  主な変更点について、その概要を説明いたします。  まず、バス南北連絡路についてですが、当面の間、設置しないことを検討しております。これは、バス事業者からのヒアリングにより南北をまたぐ路線の新設予定が当面の間はないこと。また、南北連絡路が当面の間ないことにより、歩行者空間の連続性が確保できること。さらにはバス交通のみを南北連絡させるための交通規制の方法に課題が残ることなどによります。将来、新規路線の設定時には、再度、関係機関協議が開始できるよう南北貫通の空間は、緊急車両通行用として計画に反映させることを考えております。  次に、ロータリーの大きさ、形状などの変更を検討しております。北口ロータリーについては、現在、広場北側の道路上に設けられたバス停留所で降車を行っておりますが、この機能をロータリー内におさめたため、ロータリーが大きくなっております。  一方、南口ロータリーにつきましては、ロータリー出入り口交差点の段違い形状の解消や交差点部での車両の正着性を確保するため、交通実態を考慮した形状への見直しを検討しております。  これにあわせて調布南公園として活用されている公園の機能については、南口ロータリー左右の④と記載されている箇所を想定しております。また、各種イベント等を想定したにぎわい空間としての多目的広場については、駅前広場中央部の④を想定しております。いずれもロータリー形状を踏まえ、配置の検討を行ったものでございます。  現在、報告会の資料を作成中でございます。報告会開催前には、改めてその内容を議員の皆様方に御報告させていただきますので、御理解賜りますようお願いいたします。  説明は以上でございます。 ○小林 委員長   以上で報告は終わりました。  本件に対する質疑はありますか。はい、福田委員。 ◆福田 委員   バスが南北を通らなくて、緊急車両だけという説明だったんですけども、普通の車も行き来はできないという理解でいいんですか。 ○小林 委員長   はい、伊藤課長。 ◎伊藤 街づくり推進課中心市街地整備計画担当課長兼主幹   普通の車も通常は通れないと。緊急時のみという想定でございます。 ○小林 委員長   よろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   それでは、次に、LED街路灯の路線実地試験の実施について、報告願います。はい、岩本課長。 ◎岩本 道路課長兼道路整備担当課長   それでは、道路課よりLED街路灯の路線実地試験について、御報告申し上げます。   CO2の削減、地球温暖化防止等の観点から、昨今注目されております長寿命で省電力のLED街路灯につきましては、当委員会においても過去に御質問をいただいているところでございます。  調布市におきましては、まずは灯具単体の性能や街路灯としての耐久性を検証すべく、小島町2丁目29番地先において、平成21年6月に2灯のLED街路灯を単独で設置して試験を進めてまいりました。  今回、さらなる検証を進めるため、市道路線の一定範囲について連続して設置をし、道路としての視認性や照度分布などの検証を行うことといたしました。  次ページの案内図をごらんください。
     調布駅南口の総合福祉センターの向かい側を南に入った通り、ちょうど労金の前の通りでございます。これ、市道南27─2号線でございますが、こちらについて連続した6基の街路灯をLEDに交換いたしました。  設置期間でございますが、先月、2月いっぱいまでで既存の街路灯が点灯した状態での照度分布測定等を終えておりまして、先日、3月2日でございます、このLEDに交換を終えております。  路線全体としてのLED街路灯の点灯状況が、現在見ていただける状況となっております。今後は、照度分布や視認性などの検証を行うとともに、日々、開発と製品化が進んでおります各社製品についての情報収集を行いながら、本格導入に向けた検討を進めてまいりたいと考えております。  また、本件につきましては、市報の3月20日号に掲載し、広く市民にお知らせしてまいります。  説明は以上でございます。 ○小林 委員長   以上で説明は終わりました。  報告に対する質疑はありますでしょうか。はい、福田委員。 ◆福田 委員   これ、1つ幾らなんでしょうか。 ○小林 委員長   はい、岩本課長。 ◎岩本 道路課長兼道路整備担当課長   今回、設置いたしました街路灯が、表紙にありますとおりLEDの15ワット型ということでございます。こちらの価格でございますが、約5万円ということでございます。 ◆福田 委員   既存のものに比べて大分高いんですよね。どれぐらい高い。 ◎岩本 道路課長兼道路整備担当課長   実は昨年6月の当委員会において質疑をいただいて、4倍の値段差があるという答弁をさせていただきました。当時は、今使っている蛍光灯の32ワットとLEDの32ワットがほぼ同一の照度が得られるというような状態でしたので、そういう比較で約4倍の価格差があるというふうに答弁いたしましたが、今回つけましたLED灯は、15ワットなのに既存の32ワットの照度分布が得られるということで、この半年の間に街路灯としてのLEDがかなり開発が進みまして、約半分のワット数で路面の照度が倍とれるという状況になっております。今現在、先ほど申しました価格約5万円ということで、これは既存の32ワットの蛍光灯に比べまして約 2.5倍でございます。ですので、この半年でかなり価格面でも改善が進んできているということでございます。 ◆福田 委員   ありがとうございました。 ○小林 委員長   よろしいでしょうか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   それでは、以上で報告事項を終わります。  それでは、これにて建設委員会を散会いたします。ありがとうございました。    午後0時8分 散会...