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平成25年総務委員会 名簿 開催日: 2013-09-04
平成25年総務委員会 本文 開催日: 2013-09-04

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  1. 府中市議会 2013-09-04
    平成25年総務委員会 本文 開催日: 2013-09-04


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    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              総 務 委 員 会 記 録                   平成25年9月4日(水) 午前9時29分 開 会 ◯村崎啓二委員長 ただいまから総務委員会を開会いたします。  当委員会に付託された案件は、議案4件であります。審査の順序は、日程のとおり進めさせていただきますので、よろしく御協力をお願いいたします。  これより議事に入ります。         ────────────────── 付議事件  1 第63号議案 非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正          する条例 2 ◯村崎啓二委員長 付議事件1、第63号議案 非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  本件について、担当者からの説明を求めます。お願いします。 3 ◯渡邊敬利職員課長補佐 ただいま議題となりました第63号議案 非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきまして、御説明申し上げます。  本案は、府中市オンブズパーソン勤務状況について、本制度開始後、年平均12件の申し立て状況を踏まえ検討した結果、勤務時間を短縮しても、申し立てを処理することが可能であると判断したことから、1日の勤務時間を6時間から3時間に変更することとし、これに伴い報酬額の改定の必要性が生じたため、関係条例の一部改正を行うものでございます。  それでは、お手元の議案書の参考資料、新旧対照表に基づき御説明申し上げます。恐れ入りますが、新旧対照の1、2ページをごらんいただきたいと存じます。別表第1中、オンブズパーソンについて、報酬額を月額14万円から6万円引き下げ8万円に改めるものでございます。付則で、この条例は、平成25年10月1日から適用することとしております。  以上で説明は終わらせていただきます。よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。 4 ◯村崎啓二委員長 説明が終わりました。これより質疑・意見を求めます。松村委員
    5 ◯松村寿志委員 協議会でも出たんですが、これ、6時間から3時間に減ったということですが、半分になったと。この報酬の14万から8万になったということなんですが、約半分になったということ。これは、算定の根拠はあるのかね。  それとあと、利用者が少なかったという形で減ったのか、また、市民には十分周知していたのかどうか。2点。 6 ◯村崎啓二委員長 じゃ、2点、お願いします。 7 ◯石堂淳一広報課長補佐 まず、報酬額の算出の根拠でございますけれども、従来の14万円、こちらにつきましては、月2回掛ける6時間の12に定例会等の2時間を加えた計14時間、これに1万円を乗じて算出しておりました。  今回の勤務時間の変更におきましても、同様の考え方を使いまして、月2回掛ける3時間の6時間に定例会等2時間を加えた8時間、これに1万円を乗じて8万円を算出したものでございます。  続きまして、オンブズパーソンの件数及び周知の関係でございますけれども、実態として年平均12件の申し立ての件数があるということで、これを半日の勤務時間にしても、処理が可能であると考えているところでございますけれども、この制度の周知につきましては、広報ふちゅう、こちらの毎月1日号で御案内をしているというのが1つ。それから、1月の広報で、制度案内としてコーナーを設けているのが1つ。それから、7月の広報ふちゅうで、前年度の実績の報告ということで掲載をしております。また、ホームページへの掲載、それから、文化センターを初めとした市内の各種施設においてのチラシの配布、それから、市民への周知を兼ねて年2回の文化センターへの出張相談、こういったことで制度の周知を図っているというところでございます。  以上でございます。 8 ◯村崎啓二委員長 松村委員。 9 ◯松村寿志委員 大体わかりましたけれども、このオンブズパーソンになっている方々の職業は弁護士だったと思うんですが、そのオンブズパーソンだけの形だけでなく、例えば市にも顧問弁護士がいたと思うんだね。そういう関係等はイコールにはできないのか。1点。 10 ◯村崎啓二委員長 じゃ、答弁願います。 11 ◯赤岩 直広報課長 現在、オンブズパーソンそのものは、府中市のいわゆる法律相談の相談員の弁護士とはちょっと別のこととして考えさせていただいておりまして、現在、市民向けに関しては月・水・金の3日間で、予約制という形での法律相談を開催しておりまして、また、職員向けには金曜日に、また別の市と契約している弁護士さんと、市の市政のための相談というのをさせていただいている状況でございます。  こちらの3時間、今現在、6時間ですけれども、確かに今のところは、相談件数自体は年平均12件という状況でございましたけれども、その中で決して、いろいろな時間活用というのはありまして、例えばその中で他市の状況を調査・研究したりとか、また、申し立てには至らないんですけれども、相談だけでもという形でのお話を聞くというような機会も実際にはございます。そこら辺のところを現在も効率的には使っているということです。そちらのところを市民の法律相談という形には、今のところは考えてはいない状況でございます。  以上です。 12 ◯村崎啓二委員長 松村委員。 13 ◯松村寿志委員 有効に、市の関係だとか、市民の関係だとか、有効にせっかくこういう形がありますんで、使いこなすというか、怒られちゃうけど、そういうような形で持っていってもらえれば、短縮しなくても済む形もある。ただ、経費節減の場合においては、こういったことも必要だと思うんだけど、この意見も言わせてもらっちゃいますけど、第63号議案に対して賛成です。  以上です。 14 ◯村崎啓二委員長 そのほか。須山委員。 15 ◯須山卓知委員 今、松村委員から周知の御発言もあったので、ちょっと含めて聞かせていただくんですけれども、まず、26市の中では、オンブズパーソンを採用している市というのは何市あるんでしょうかということと、府中市よりもオンブズパーソンをより活用されているというか、利用されている、利用頻度が高い市というのはどういう市なんでしょうかということがわかれば、教えていただきたいと思います。 16 ◯村崎啓二委員長 お願いいたします。 17 ◯石堂淳一広報課長補佐 他市の状況でございますけれども、多摩地域では、府中市を除いた8市がオンブズパーソン制度、またはオンブズマン制度を設けております。その利用の状況としましては、昨年度の状況としますと、例えば三鷹市ですと年間5件の申し立てがあったですとか、調布市だと年間4件の申し立てがあった。あるいは多摩市ですと9件の申し立てがあったということで、府中市と近い数字、もしくは府中市より少ない数字での申し立て件数という状況になっております。また、それにあわせまして、オンブズパーソンの方の勤務状況につきましても、週一遍、半日という市が大半になっているという状況でございます。  以上でございます。 18 ◯村崎啓二委員長 須山委員。 19 ◯須山卓知委員 今の御説明で大体他市と比べても同じぐらいだということがわかりましたので、ちなみに、先ほどの松村委員がおっしゃっていたような周知の方法で、府中市と違った先進的な周知の方法とかをしている市があれば、教えていただければと思います。1点、お願いします。 20 ◯村崎啓二委員長 お願いします。どうぞ。 21 ◯石堂淳一広報課長補佐 周知の仕方で府中市以上の特別なことをしているというところで、こちらの方が把握しているものはありません。恐らく同様に、市の広報ですとか、ホームページですとか、チラシとかでやっているものと考えております。  以上でございます。 22 ◯村崎啓二委員長 須山委員。 23 ◯須山卓知委員 わかりました。オンブズパーソンへの相談件数が多いことがいいことかどうかというのは、またいろいろあるとは思うんですけれども、オンブズパーソンというすばらしい取り組みがあるということも市民の方に、多分、私、結構そういうことがあるということを知らなかったという市民の方からの声も聞いていますので、より一層の周知を徹底を図っていって、市民の相談にしっかりと乗れるような体制をつくっていっていただければと思います。  以上です。 24 ◯村崎啓二委員長 そのほか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 25 ◯村崎啓二委員長 御意見がないようでしたら、これより採決してよろしいでしょうか。    〔「はい」と呼ぶ者あり〕 26 ◯村崎啓二委員長 お諮りします。本件については、可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 27 ◯村崎啓二委員長 御異議なしと認め、第63号議案は、可決すべきものとして決定いたしました。         ──────────────────  2 第73号議案 平成24年度府中市競走事業特別会計歳入歳出決算の認定について 28 ◯村崎啓二委員長 次に、付議事件第2、第73号議案 平成24年度府中市競走事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。  本件について、担当者からの説明を求めます。お願いします。 29 ◯小塚栄志業務課長補佐 それでは、第73号議案の説明に入ります前に、平成25年度の舟券売り上げ状況等につきまして、平成25年8月26日、府中市開催86日終了時点の状況を資料に基づき御報告させていただきます。  お手元の資料「競走事業舟券売上額及び利用者数等について」をごらんください。  初めに、1の全競走の売上総額等ですが、今年度の売上総額は191億3,849万9,000円、平成24年度が177億3,583万6,500円で、対前年度比プラス7.9%となっております。  次に、2の競走の種別ごとの売上総額等でございますが、(1)一般競走売上金額の総額は、本年度、141億1,554万6,900円、平成24年度は125億9,666万7,500円で、対前年度比プラス12.1%でございます。増加の主な要因は、電話投票売り上げ増加と他場での発売の増加でございます。なお、平和島本場1日平均売上額は5,344万2,366円でございます。  恐れ入りますが、裏面をごらんください。利用者数でございますが、本年度は総数298万9,261人、対前年度比プラス33.1%となっております。平和島本場の1日平均利用者数は3,561人でございます。また、平和島本場の1人当たりの購買額は1万5,004円で、対前年度比マイナス4.6%という状況でございます。  (2)特別競走のGI周年記念競走ですが、本年5月に開催いたしまして、売上金額は50億2,295万2,100円で、対前年度比マイナス2.3%となっております。  3のその他ですが、本年度のSG競走は、平成25年10月15日から20日まで全日本選手権競走を開催いたします。なお、平成24年度については、平成25年3月15日から3月20日まで総理大臣杯競走を開催しました。また、本年度は、GI関東地区選手権競走を平成26年2月8日から13日まで開催いたします。  また、平成26年度のグレードレースでございますが、SG競走は、ボートレース業界最大のレースである賞金王決定戦競走を実施いたします。GI競走は、周年記念競走に加え、昨年度より行っているスタンド改修などの施設改善に伴うダイヤモンドカップ競走の実施を予定しております。  以上で売上状況の報告を終了させていただきます。 30 ◯二村善久庶務課長補佐 続きまして、第73号議案 平成24年度府中市競走事業特別会計歳入歳出決算につきまして、決算書97ページ以降の歳入歳出決算事項別明細書により御説明申し上げます。  初めに、歳入でございますが、98、99ページをお開き願います。  款の5競走事業収入、項の5入場料、目の5入場料収入は、平和島競走場の入場料収入です。  項の10舟券売上金、目の5勝舟投票券発売収入備考欄1は、前年比9%の減、2は、前年比4.5%の増、1日平均発売額は、前年比4.1%の減でございますが、これはGI競走売り上げが15.4%の減となったことなどによるものです。  項の15、目の5払戻金端数切捨金は、勝舟投票券払戻金額の10円未満を切り捨てた金額が収入となるものです。  款の10財産収入、項の5財産運用収入、目の5利子及び配当金は、競走事業運営調整基金の平成23年度末現在高3億100万円に対する利子収入です。  100、101ページをお開きください。  款の20、項の5、目の5繰越金は、前年度からの繰越金です。  款の25諸収入、項の5、目の5市預金利子は、資金前渡金等預金利子です。項の10雑入、目の5場外発売事業収入備考欄1は、第39回笹川賞競走を初めSG、GI競走等場外発売による売上金。2は、その払戻金分を繰り入れるもの。3は、場外発売業務等に係る委託金。4は、全国総合払戻事業による払戻金分を繰り入れるものです。  目の10雑入、備考欄1は、的中舟券払い戻し有効期間60日を過ぎたもの。2は、11件分。3は、大田区への納入金2億円のうち、市がその50%、施設会社の京急開発株式会社が50%を負担するもの。4は、維持費総額5,358万円のうち、京急開発株式会社が50%を負担するもの。5は、立体駐車場、延べ7万5,375台分、正門前駐車場、延べ3万3,340台分。6は、駐車場内の飲み物等事業収入。7は、京浜急行電鉄株式会社協賛金収入。8は、立体駐車場内の公衆電話1台分。9は、場内での落とし物、忘れ物等として処理される遺留舟券等拾得収入です。  以上、歳入合計、予算現額1,124億1,312万4,000円、収入済額1,075億3,663万5,000円でございます。  102、103ページをお開きください。  歳出に移りまして、款の5総務費、項の5総務管理費、目の5一般管理費、備考欄1は、事業部関係職員15名分及び再任用職員2名分。2は、産業医1名分。3は、入場料等に係るもの。4の1及び2は、歳入で説明いたしました、2団体で負担するもの。5は、従事員一人当たり平和島340円で、延べ612人分、河辺一人当たり840円で、延べ216人分を負担するもの。6は、旅費等です。  款の10競走事業収入、項の5、目の5競走開催費、備考欄1は、事業部関係嘱託員17人分。2は、従事員の各種保険料。3は、登録従事員1日平均47人の賃金。4は、年間2,237レース分の賞金。5は、一人1日2万円で、延べ9,853人分のほか、特別参加賞延べ104人分。6は、選手の完走手当等。7は、舟券及び出走表、各種帳票類等の印刷費。8は、ラジオ、新聞及び雑誌等の広告に要した費用。9は、場内テレビ放映電話投票事務運営等の委託料。10は、警備・清掃等施設管理に要する委託料。11は、SG総理大臣杯競走等の開催に伴い、他場に発売委託した際の施設借上料、その他開催諸経費。12は、平和島競走場の借上費です。  104、105ページに移りまして、13は、ファンバスの借上費。14は、ボート65隻、モーター65基分。15は、舟券の発券機、払い戻し機及び大型映像装置等の借上費。16は、売上金の75%。17は、不足金、補填金の440件分。18は、ボートレース平和島劇場に係る開催業務代行委託費等。19は、ボートピア河辺に係る従事員賃金開催業務代行委託費等。20は、ボートピア横浜に係る開催業務代行委託費等。21は、ミニボートピア黒石に係る開催業務代行委託費等。22は、オラレ上越に係る開催業務代行委託費等。23は、硬貨計算機等備品購入費です。  24の1は、駐車場の警備、清掃及び昇降機の点検等に要した費用、2は、水道及び電気代、3は、施設修繕等の費用です。  25の1は、会費等で、売上額割4分の3、均等割4分の1及び業界の活性化に資するための拠出金等、2は、特別競走に係る負担金等、3は、8施行者で構成し、一律で負担するもの、4は、東京支部選手188名で構成され、施行者、競走会及び施設会社でその活動を援助しているもの、5は、府中市、日本モーターボート競走会及び京急開発株式会社の3団体で構成し、地元対策、警備、清掃等の業務及び共通事項の対処を図るためのもの、6は、売り上げの0.3%、7及び8は、売り上げの1%、9は、売り上げの2%、10は、35議会で構成し、売上額割2分の1、均等割2分の1、11は、8議会で構成し、売上額割2分の1、均等割2分の1、12は、荒天による中止順延に伴う選手宿泊費、13は、関東地区の公営競技施行者等が定額を負担するもの、14は、SG、GI競走等の実施に伴うイベント等の費用、15及び16は、定額負担によるものです。  26の1は、売上額割2分の1、均等割2分の1。27の1は、売上金のおおむね2.9%、2は、売上金のおおむね1.3%。28は、来場者及び会議の賄い費用。29は、開催関係消耗品選手記念品等に要した費用です。  106、107ページに移りまして、目の10場外発売事業費、備考欄1は、SG、GI競走等場外発売に伴う従事員の各種保険料。2は、延べ1,006人分の従事員賃金。3は、舟券及び出走表の印刷費。4は、ラジオ、新聞等の広告に要した費用。5は、警備、清掃等の業務委託料。6は、平和島競走場の借上費。7は、ファンバスの借上費。8は、場外発売競走の払戻金。9は、1件分。10は、他場が発売した勝舟投票券の払戻金。11は、ボートレース平和島劇場に係る開催業務代行委託費等。12は、ボートピア河辺に係る従事員賃金、手当、開催業務代行委託費等。13は、ボートピア横浜に係る開催業務代行委託費等。14は、ミニボートピア黒石に係る開催業務代行委託費等。15は、オラレ上越に係る開催業務代行委託費等。16は、場外発売競走の売上金を各開催施行者へ繰り出すもの。  17の1は、場外SG等に係る負担金、2は、売り上げの0.3%、3及び4は、売り上げの1%、5は、売り上げの2%。18は、場外発売に係る業務用消耗品等に要した費用です。  款の15、項の5、目の5繰出金は、一般会計への繰出金です。  108、109ページに移りまして、款の20諸支出金、項の5、目の5競走事業運営調整基金費は、競走事業運営調整基金への積立金で、平成24年度末の現在高は10億200万円です。  以上、歳出合計、予算現額1,124億1,312万4,000円、支出済額1,071億6,051万6,000円でございます。  次の110ページ、実質収支に関する調書に移りまして、歳入総額1,075億3,663万5,000円、歳出総額1,071億6,051万6,000円、歳入歳出差引額3億7,611万9,000円、翌年度へ繰り越すべき財源、ゼロ円、実質収支額3億7,611万9,000円となります。  以上で平成24年度府中市競走事業特別会計歳入歳出決算の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。 31 ◯村崎啓二委員長 説明が終わりました。これより質疑・意見を求めます。須山委員。 32 ◯須山卓知委員 売上表とかを見させていただきまして、一人当たりの単価が下がっていると思うんですけれども、それに関して見解と、あとは、それに対する対応というのは今、どういうふうに考えているのかということを教えてください。1点、お願いします。 33 ◯村崎啓二委員長 答弁願います。 34 ◯小塚栄志業務課長補佐 御指摘のとおり、一人当たりの単価の方が下がっている状況にございます。こちらにつきましては、1つは、全場でさせていただきますと、他場での売り上げというものが今回、平和島のレースの売り上げにつきまして、非常に大きなウエートを占めております。  他場でのこちらの人数の出し方なんですけれども、ほかの場ですと、平和島のレースだけではなくて、さまざまなレースを売っている中で平和島のレースをチョイスして御購入、いただいております。大体どこの場でも4場から6場のレースを売っているものでして、そちらについての4分の1の、購入のお客さんからすると割合になるものでして、全体としての売り上げというのが下がってくる状況にございます。  また、平和島につきましても、売り上げの方が一人当たりの単価が下がっている状況にございます。こちらの方につきましては、景気の低迷等もございまして、お客様一人ずつの懐ぐあいが寂しくなっているところがありまして、下がっている状況にございます。  以上でございます。 35 ◯柏木茂永業務課長 今後の売り上げ、購買単価の向上についてですが、やはり高額利用者という方の囲い込みというところが1つの課題という形になっています。そのため、施設の充実並びに新しい機器の導入等、あとは特別室の投票系の充実など等を踏まえて、高額な利用をされているお客様を平和島等、またボートピア等でそういったユーザーのニーズに応えられるように設備等の配備をしながら、高額利用の方の囲い込みも展開して、一人当たりの購買金額の向上を図っていく所存でございます。  以上でございます。 36 ◯村崎啓二委員長 須山委員。 37 ◯須山卓知委員 今の御説明でわかりました。高額利用者の囲い込みというのもすごく必要なことだと思いますので、ぜひ進めていっていただいて、あとは、そういう目玉となるようなイベント、またレースというのが非常に一人当たりの単価ということも必要になって、重要なファクターになると思うんですけれども、来年の目玉のレースというのは、どういったものが予定されているのかということを教えてください。 38 ◯柏木茂永業務課長 来年度につきましては、先ほどの説明にもありましたとおりに、業界随一のレースであります賞金王決定戦、こちらの方が12月に開催いたします。それ以外に、GI競走、次のグレードになりますが、こちらは例年実施しております平和島の開設の周年競走と、施設改善に伴いまして、ダイヤモンドカップ競走というものの2本ですが、グレードとしまして、SG競走が1本、GI競走が2本という予定をしております。  以上であります。 39 ◯村崎啓二委員長 須山委員。 40 ◯須山卓知委員 御説明でわかりました。本当に競走事業というのも、府中市の大事な財源にもなると思いますし、今後もしっかりとこれが府中市の事業として重要な位置づけになるように、今後とも頑張っていっていただきたいと思います。  以上です。 41 ◯村崎啓二委員長 ほかに御意見。目黒委員。 42 ◯目黒重夫委員 じゃ、何点かお願いします。まず、前年から、補正でマイナス補正しているので、全体としては減っているんだと思うんですが、この平和島分、劇場分、それぞれ売上額が並んでいるんですけれども、それぞれの前年度との増減率がわかりましたら、お願いします。それで、その増減率から見て何か特徴的なことがあれば、教えてください。  それから、その他の一つは、競艇の全国的な傾向、昨年と比べて。それから、その他の公営競技の全国的な傾向もわかれば、お願いします。  それから、103ページの開催従事員賃金というのは、その2年、3年ですか、早期退職とか、いろいろやって、24年度は、この決算を見ますと9億5,000万ということになっているんですが、一応従事員に関しては落ちついたということでよろしいのか。25年度以降については、開催従事員賃金というのは、どのくらいが平年的で、金額になっているのか。  それと、前と比べて一人当たりの賃金がどういうふうに変化したのかをちょっとお願いします。  それから、もう一つ、今回、さっき説明で繰越金が3億7,000万ということになっているんですが、この3億7,000万というのはどういうところから出てきた繰越金と見ればいいのかをちょっとお願いしたいのと、それから、今まで、今年の売り上げがどういう状況かというのは、いま一つはっきりしない。この9月時点で売り上げを補正するということは、多分必要がなかったんだと思うんですけれども、この繰越金に関して9月補正、あるいは12月補正とか、3月補正といろいろ、今までその時期がいろいろと違うんですけれども、競走事業の場合の補正をやるタイミングというのは、どういう考えでやるのか、ちょっとお願いします。 43 ◯村崎啓二委員長 答弁願います。 44 ◯二村善久庶務課長補佐 まず初めに、各発売形態ごと、前年度決算と比べました増減率でございますが、平和島のスタンドでの発売に関しましてはマイナス17.2%、平和島劇場につきましてはプラス2%、電話投票につきましてはプラス6.8%、ボートピア河辺につきましてはマイナス5.5%、ボートピア横浜に関しましてはマイナス15.5%、ミニボートピア黒石に関しましてはマイナス9.9%、オラレ上越につきましてはマイナス18.1%、協力場外につきましてはプラス1.2%、こちらは1日平均での増減率になります。
     それから、トータルの売り上げでの増減率では、平和島スタンドにつきましてはマイナス19.0%、平和島劇場につきましてはマイナス0.1%、電話投票につきましてはプラス4.5%、ボートピア河辺につきましてはマイナス7.0%、ボートピア横浜につきましてはマイナス16.8%、ミニボートピア黒石につきましてはマイナス11.3%、オラレ上越につきましてはプラス335.4%、協力場外につきましてはマイナス0.9%でございます。  こちらの特徴でございますけれども、平和島のスタンドに関しましては、若干売り上げの減が厳しくなってでございます。それから、横浜の方も同様になっておりまして、こちらの原因として考えてでございますのは、他場発売、複数の場を発売するというのが業界全体でもそういった流れになってきておりまして、近隣の多摩川さんですとか、また、江戸川さんでは、うちの平和島劇場と同じような形での他場発売を始めましたことなどもありまして、お客様が多少、分散化してきているのではないかと考えてございます。  それから、横浜の落ち込みですけれども、こちらの方については、横浜の近隣での地域経済の落ち込みというのが少し響いているという話で伺っております。  それから、オラレ上越につきましては、ことしから通年で開催するようになりましたので、そちらで大きく増減率はふえている形でございます。  以上でございます。 45 ◯目時英雄事業部次長 それと全国的なボートレースの傾向でございますけれども、やはりお客様の高齢化、あと、若年層の競技離れという傾向にあります。  売り上げの面に関しましては、電話投票等の占有率が高くなって、また、あわせて協力場外、場間場外の発売の占有率も高くなっている。おのずとそういった中では本場の減少傾向が目立つというところでございます。  お客様の傾向といたしましても、やはりボートピアだとか、外向き、私どもの方のボートレース平和島劇場と同じような外向きができてきておりますので、お客さんの傾向としては、いつでもどこでも、レースを好きなところで好きなときに買うという傾向があろうかと思います。  それとあと、他の公営競技でございますけれども、全体的には入場人員がやはり落ち込みがあるという形ででております。  以上です。 46 ◯小塚栄志業務課長補佐 従事員の関係でございますが、従事員さんの人数につきましては、現在、人数は落ちついてございます。平成25年度以降につきましても同様の傾向で、したがいまして、賃金についても昨年度と同様の形で推移していくものと考えております。  また、1日平均当たりの従事員さんへの支払いですけれども、平成20年度は1万3,216円、21年度は1万3,194円、22年度は1万620円、23年度は1万500円、平成24年度も1万187円で、ほぼ横ばいと考えております。  以上でございます。 47 ◯二村善久庶務課長補佐 続きまして、繰越金の関係でございますが、補正を組みますタイミングとの兼ね合いもございますが、平成24年度につきましては、3月の時点で一番大きいSG競走総理大臣杯競走がございました。こちらの売り上げ、それから収益につきましては、補正を組む段階でなかなか見通せないというところで、少し安全な線での補正予算を組ませていただいて、基金への積み立てなどを増額しない形で、補正予算については組ませていただいております。そのために、当該年度で積み立てをしなかった関係で、繰越金がその収益が出ました分、若干多目に出たという形でございます。  補正予算の考え方でございますが、年度間での売り上げについて見通しての補正予算を組ませていただきますけれども、9月の段階では、まだ年度の動きが見えていないということ、それから、12月の段階で見通せればいいんですが、そこでも若干難しくて、3月補正を組みますタイミングは、大体11月ぐらいには、もう財政課さんと協議させていただいて、補正予算を組ませていただいておりまして、3月の段階で整理させていただくケースが多いような形になってございます。  以上でございます。 48 ◯村崎啓二委員長 目黒委員。 49 ◯目黒重夫委員 各場外発売、それから、本場分の昨年度の比較を聞いたんですけれども、そうしますと、特に横浜が比較的これまで順調というか、そこそこで来たと聞いていたんですが、ここで16.8%落ち込んだというのは、さっきの説明ですと、地域の経済が低迷しているというような話だったんですが、そうすると、場外の中で横浜が一番売り上げとしては大きいわけですけれども、今後、余りそこも期待できなくなるというふうになるんでしょうか。場外の中での横浜の占める割合というのは大きいわけですけど、その辺というのはどんなふうに見ているのか、ちょっとお願いします。  それから、他場売り上げに、ある意味、今、活路というか見出しているんでしょうけれども、今回、これは前回より落ちたんですね、23年度と比べて。これは何か理由があるのでしょうか。要するに、それは競艇全体の売り上げが落ちたから減ったということなのか。ただ、今まで他場分については比較的ふえてきたような気がしていたんですけど、その辺はどういうふうに見ているのか、ちょっとお願いします。  全国的な傾向はわかりました。なかなか厳しいということだと思います。  それから、従事員については、この9億5,000万が最後の早期退職とか、そういう分もこの中に含まれているんですよね。これから25年度以降は、恐らく平年ベースになるんじゃないかなと思うんですが、その場合の9億5,000万のところはどのぐらいに、今後、おおよそでいいです、おおよそどのぐらいになっていくかというのをお願いします。  それから、繰越金について、私、ちょっと聞きたいのは、この3億7,600万という繰越金はどういう形で生み出されたかというか、歳入から歳出を引いた残りだということなんでしょうけれども、競艇の場合に一般論としては、売り上げの25%からいろいろな経費を引いて、それが府中の収益になるわけですね。そうすると、この3億7,600万の中には収益というのは含まれているのか。それとも、全然収益とは関係なくて、いろいろな内部努力で3億7,600万を積み上げたんだということなのか。そこら辺をちょっと、収益と繰越金の関係というのはどういうふうに分けて考えればいいのか。それをまず一つ、聞きたかったんです。それによっては、この3億円の使い方というのが、これから売り上げが減っていった場合に、このぐらい持っていないと心配だということであれば、それはそれで、そういう考えでもよろしいんですけど、その点をちょっと聞きたかったんです。お願いします。 50 ◯村崎啓二委員長 答弁願います。 51 ◯目時英雄事業部次長 横浜の落ち込みは、23、24と比較しますと進んでおりますけれども、先ほど言ったような景気の低迷というのは考えられますが、25年度と24年度を同時期で比較しますと、売り上げが多少持ち直しているという形の数字になっております。これにつきましては、利用者も横ばいでありますけれども、単価等が多少の落ち込みがなく、上がっているかなと思っております。  今後も、ボートピア横浜につきましては、平和島としては、場外というところでは売り上げが一番ある場外場でございますので、そこをしっかりPRをしていきながら、売り上げ向上に努めたいと考えてございます。 52 ◯二村善久庶務課長補佐 他場売り上げの減少でございますが、先ほど申し上げましたのが平和島でのレースの他場売り上げの減少について、マイナス0.9%と申し上げておりますけれども、平成23年度につきましては、震災後ころにオープンしました関係で、震災直後、ナイターレース場の方がしばらく休止しておりました。その関係で、平和島は4月から、昼間の場でしたので開催させていただきまして、4月年度当初の売り上げが高かったことにより若干減少となってしまったものと考えてございます。  それから、他場レースを平和島で売ります場合の他場売り上げの方につきましては、順調に売り上げの方は伸びてきておりますので、こちらの方については、今後も引き続き努力してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 53 ◯柏木茂永業務課長 三つ目の御質問の従事員の経費についてですが、現状、平成24年度におきましては、本場開催分と場外開催分にかかわる従事員賃金が合計でだいたい1億という形に計上しています。これが平成21年度決算ベースで特別希望離職を実施した時点に比べますと、約9億円のランニングコストの削減が現状としてできてきたという形になってございます。  今後につきましても、特別希望離職という形では、現状ではもう想定はしておりません。現状の人数が今の窓口数と合っている形で進んでおりますので、今後、減少は、自然減少ということで人数が減っていくことは想定できますが、希望離職等によって人員整理する等の方向性というのは考えておりません。  平成21年度ベースで考えますと、今年度、現在、9億円が固定経費の削減ですが、次年度以降も、対比するところが、平成21年度という捉え方であれば、継続して約9億の固定経費の削減が続いていくと捉えております。  以上でございます。 54 ◯二村善久庶務課長補佐 繰越金が発生しましたもとということですけれども、当該年度の収益全体で考えますと、繰出金、それから基金への積立金、それと御指摘あります繰越金ということで、合計で11億余りが出たものと考えてございます。こちらの内訳でございますが、平和島のレースからは3億3,000万円ほど、それから、場外レースからは7億8,000万円ほどの剰余金が生み出せたものと考えてございます。  以上でございます。 55 ◯森 麗二事業部長 繰越金でございますが、昨年度は、年度末のレースが一番大きいレースである総理杯ということで、SGでありました。こういった中で、支払いができない状況が、これも予算上は出てきますので、ある程度余裕を持った予算を総理杯については組ませていただいた。ただ、全体の売り上げが低迷していましたので、そういった中で歳出に関しても切り詰めまして、そうした結果につきまして3億7,000万円の繰越金が出た。そういう状況でございます。 56 ◯村崎啓二委員長 目黒委員。 57 ◯目黒重夫委員 そこの横浜のボートピアの関係なんですけれども、先ほどの答弁から推測するに、そう簡単に改善するような環境はないのかなと受けとめました。そういった意味で言うと、ボートピアそのものに、今まで府中は何とか活路というかを見出そうということで進めてきたんですけれども、その中で一番売り上げのよかった横浜がこういう状況なのかなという感じを受けました。  それから、従事員の賃金については、一応わかりましたが、結果として9億円からの人件費の削減というのがちょうど今回の収益の7億円と2億円に近い数字というか、似た数字になっている、そういう今の平和島の状況なのかなという感じです。  それから、繰越金については、これはまだわからないので、恐らく今後も3月まで、ぎりぎりまでどういうふうになっていくかわからないので、とりあえず今回は、比較的今回、多かったんじゃないかと思うんです、いつもより。予算が大体1億円ぐらいですから、大体そのちょっと多いぐらいで今まで来たと思うんですが、今回、3億円もあったんで、これが考えようによっては、何かに使えるというか、有効に使えるんじゃないかなと思うんですけれども、今の競艇の状況を見れば、そんなすぐ使っちゃったら、後、困っちゃうということがあるので、これは仕方がないのかなという感じもしております。  最後に、もう1点だけ聞いておきたいのは基金の方で、今、10億円。残高が今回の7億円で10億円になるという話なんですけれども、たしかこれは30億ぐらいでしたか、予定は。近々というか、いろいろに備えているんでしょうけれども、今現在、近い将来でこの30億を使う、何かそういう予定というのがあるのか。その辺、最後にお伺いします。 58 ◯村崎啓二委員長 答弁願います。 59 ◯森 麗二事業部長 基金でございますが、とりあえず10億という中で、今後の使い道という中では、今、検討しておりますが、今現在、押し迫っているのは駐車場の老朽化。30年ほどたっていまして、こちらが大規模修繕が必要な状況となってございます。とりあえず、そちらも含めた中で今後の基金、現在、基金計画の見直しもございますので、そういった中で、またいろいろと検討してまいりたいと考えてございます。 60 ◯村崎啓二委員長 そのほかの御意見ありましたら、質疑、お願いいたします。松村委員。 61 ◯松村寿志委員 今、目黒委員がほとんど聞いちゃったんですが、ボートピア河辺、努力、どういうふうにしているのかね。監査のときもよく聞いていた。 62 ◯村崎啓二委員長 1点でいいですか。では、ボートピア河辺の経営努力について。 63 ◯柏木茂永業務課長 ボートピア河辺につきましては、今後の経営についてですが、売り上げに適した人数の配置等が現状として課題となっております。経営の視点からは、その辺の適正人数につきましては、ただ労使交渉を伴うものですので、その辺につきましては粘り強く交渉を重ねて、固定経費のあり方等について検討を進めていきたいと考えております。  また、その売り上げ向上策という形ですが、毎月、選手のトークショー等を開催しまして、地元のなじんでいただいた競艇ファンの方々へのファンサービスの面の強化というところを今後も引き続き状況として実施いただくと考えています。  以上でございます。 64 ◯村崎啓二委員長 松村委員。 65 ◯松村寿志委員 何か企画したときの来客数というのは違うのかね。  それと、108ページの公債費の中で、償還金、利子及び割引料という31万3,000円かな。この未執行の理由も、ついでに教えてください。2点。 66 ◯村崎啓二委員長 答弁願います。 67 ◯柏木茂永業務課長 1点目のご質問の企画したときの来場者でございますが、やはり選手等の固定客の方がついておりますので、イベント等を組んだときの来場者の数は多くなっているところです。  以上です。 68 ◯二村善久庶務課長補佐 利子及び償還金でございますが、こちらは、前年度の平成23年度につきましては執行させていただいております。こちらにつきましては、従事員の離職にあわせまして、そちらに資金として一時的に借り入れをいたしました金額の利子の償還分として執行させていただいています。平成24年度につきましては、そちらの執行がありませんでしたので、こちらの執行についてはゼロとなっているものでございます。  以上でございます。 69 ◯村崎啓二委員長 松村委員。 70 ◯松村寿志委員 河辺の方をしっかりと、何とか採算ベースぐらいまで行けば一番いいんだけど、今の状況だと少し考えた方がいいんじゃないかなという気持ちが出てきてしまうので、頑張ってください。 71 ◯村崎啓二委員長 御意見も含めまして、質疑がありましたら、求めます。目黒委員。 72 ◯目黒重夫委員 全体の状況を伺いましたが、なかなか大変な状況が続いているということがわかりました。私たちは予算の段階で、府中の現在の競走事業についての特に場外、ボートピアについて、皆さんとは違う意見を申し上げておりますので、予算については、反対をしておりますので、この決算認定についても、反対をしたいと思います。 73 ◯村崎啓二委員長 松村委員。 74 ◯松村寿志委員 いろいろ聞いた中で、努力はかなりしていると思うわけでございますので、ぜひ今後も引き続き頑張ってやっていただきたいと思います。  73号議案に対しましては、賛成いたします。 75 ◯村崎啓二委員長 そのほかに御発言がないようですので、これより採決いたします。  御異議がありますので、挙手により採決いたします。  本件について、賛成の方の挙手を求めます。    〔賛成者挙手〕 76 ◯村崎啓二委員長 ありがとうございます。挙手多数であります。よって、第73号議案は、認定すべきものとして決定いたしました。         ──────────────────  3 第74号議案 平成24年度府中市公共用地特別会計歳入歳出決算の認定について 77 ◯村崎啓二委員長 次に、付議事件3、第74号議案 平成24年度府中市公共用地特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  本案についての担当者から説明を求めます。どうぞ。 78 ◯佐々木健之財産活用課公有地担当主幹 ただいま議題となりました第74号議案 平成24年度府中市公共用地特別会計歳入歳出決算の認定について、御説明申し上げます。  お手元の特別会計決算書及び決算関係調書の120、121ページをお開き願います。  記載の歳入歳出決算事項別明細書により歳入歳出の執行状況について順次御説明いたします。  最初に、歳入でございますが、款の5国庫支出金、項の5国庫補助金、目の5土木費国庫補助金、備考欄1は都市計画道路3・4・16号用地に対するもの。  款の10都支出金、項の5都補助金、目の5土木費都補助金、備考欄1から6は記載の事業に対するもの。  款の15財産収入、項の5財産運用収入、目の5財産貸付収入は、執行がございませんでした。目の10利子及び配当金、備考欄1は定期預金等の運用によるもの。項の10財産売払収入、目の5不動産売払収入。  122、123ページに移りまして、備考欄1は、事業協力者に代替地として土地を売り払いしたもの及び道路残地を隣接土地所有者に売り払いしたものでございます。売り払いの場所等につきましては、平成24年度決算参考資料、103ページに記載してございます。  款の20、項の5寄附金、目の5用地取得寄附金、備考欄1は、日本中央競馬会環境整備事業の寄附金でございます。  款の23繰入金、項の5、目の5一般会計繰入金、備考欄1は記載の繰り入れでございます。  款の25、項の5、目の5繰越金は、前年度からの繰越金。  款の30諸収入、項の5、目の5市預金利子は、公共用地特別会計の預金利子。項の15、目の5雑入は、執行がございませんでした。  款の35、項の5市債。ページ変わりまして124、125ページをお願いいたします。目の2総務債、備考欄1は、武蔵野台駅北東自転車駐車場用地取得のための市債。  目の5土木債、備考欄1は、浅間町4丁目地内新設道路用地取得のための市債、備考欄2は、都市計画道路3・4・16号用地取得のための市債、備考欄3は、押立町公園拡張用地、寿中央公園拡張用地、八幡町第2公園拡張用地取得のための市債。  目の10教育債、備考欄1は、市立第六小学校農園用地取得のための市債。目の15臨時財政対策債、備考欄1は、道路用地などの取得及び物権等補償料のための市債でございます。  以上、歳入合計は予算現額27億3,988万9,000円、収入済額27億6,305万5,000円、執行率は100.8%でございます。  続きまして、歳出でございますが、126、127ページをお願いいたします。  款の5、項の5、目の5公共用地取得費、備考欄1の1は、記載の協議会への負担金、2は、不動産鑑定手数料、事務用消耗品等の購入に要した経費及び用地交渉に係る職員旅費、3は、測量委託及び補償算定のための物件等の調査を委託したもの。4の1は、物件等補償料で1路線、1件分、2は、浅間町4丁目地内新設道路用地ほか8路線の用地を取得したもの。5の1は、物件等補償料で1路線、27件分、2は、都市計画道路3・4・16号用地を取得したもの。6の1は、物件等補償料で1カ所の事業用地、2件分、2は、押立町公園拡張用地ほか4カ所の用地を取得したもの。7の1は、押立防災センター建設事業用地ほか2カ所の用地を取得したもの。8の1は、緑町1丁目公共用地ほか1カ所の用地を取得したもの。9の1は、物件等補償料、債務負担行為解消分で、9件分でございます。  以上、御説明いたしました各事業の用地取得代金等につきましては、施策の成果、293、294ページに内容を記載してございます。また、用地取得の場所等につきましては、平成24年度決算参考資料、104ページに記載をしてございます。  なお、売り払いの場所及び取得の場所を巻末の事業実施位置図に表示してございます。  恐れ入りますが、事項別明細書に戻りまして、款の10、項の5公債費、目の5利子は、執行がございませんでした。  以上、歳出合計は、予算現額27億3,988万9,000円、支出済額26億2,681万2,000円、執行率は95.9%でございます。  最後に、128ページの実質収支に関する調書でございますが、歳入総額27億6,305万5,000円、歳出総額26億2,681万2,000円、歳入歳出差引額は1億3,624万3,000円で、実質収支額は歳入歳出差引額と同額となっております。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。 79 ◯村崎啓二委員長 説明、終わりました。これより質疑・意見を求めます。須山委員。 80 ◯須山卓知委員 済みません。先日、長野の方を車で走っていたときに、府中市の所有地というのが看板が出ていたんですけれども、市外のところでそういった府中市の持っている土地がどのぐらいあるのかということと、あと、それが今どういう状況なのかということを教えていただければと思います。 81 ◯村崎啓二委員長 一応答弁願います。
    82 ◯佐々木健之財産活用課公有地担当主幹 市外の土地のことでございますが、長野県の富士見町のところにございまして、面積が2万3,659平米が府中市の土地としてございます。  以上です。 83 ◯村崎啓二委員長 須山委員。 84 ◯須山卓知委員 ありがとう。ほかには特にそういうのはないんですね。 85 ◯関根昌一行政管理部次長 市外にある土地は、その1件だけになります。  以上でございます。 86 ◯村崎啓二委員長 須山委員。3回目になります。 87 ◯須山卓知委員 そういったところ、公共用地と直接関係ないかもしれないですけれども、今、多分何も使ってないで放っておかれている土地になっていると思うので、そういったところも含めた清算をするなら、してしまって、今、財政難と言われている状況でありますので、一番いいときに売っていただいて、その活用をしていっていただければと思います。  以上です。 88 ◯村崎啓二委員長 要望ですか。 89 ◯須山卓知委員 はい。 90 ◯村崎啓二委員長 わかりました。松村委員。 91 ◯松村寿志委員 120ページの不動産売払収入の1億2,000万かな。これを補正して土地を売却しているわけですね。その売り払った主な土地、公共用地はどこなんでしょうか。 92 ◯村崎啓二委員長 どうぞ。 93 ◯佐々木健之財産活用課公有地担当主幹 財産売払収入の内容でございますが、まず代替地として売り払いをさせていただいたところが白糸台1丁目の公共用地の中の7区画、整備、開発をしたところのうちの3カ所でございまして、そちらが代替地として処分したところ、売り払いをしたところでございます。  もう一つ、あと、紅葉丘2丁目公共用地のところに2カ所、3・4・16号用地の事業協力者の代替地として2カ所売り払いをしてございます。  あと、残り、南町1丁目公共用地、南町3丁目公共用地、是政6丁目公共用地、日新町3丁目公共用地というところを売り払いをしてございますが、こちらについては、それぞれ道路残地を隣接土地所有者に売り払いをしたものでございます。  以上でございます。 94 ◯村崎啓二委員長 松村委員。 95 ◯松村寿志委員 そうすると、道路買収の形の中での処理ということですね。わかりました。 96 ◯村崎啓二委員長 そのほか。ございませんか。 97 ◯松村寿志委員 先ほど公共用地の売り払いだとか、いろいろな形の中で、この74号議案に対しては、賛成いたします。  以上です。 98 ◯村崎啓二委員長 お諮りいたします。目黒委員。 99 ◯目黒重夫委員 実はこの予算のときに、郷土の森の駐車場のことが、郷土の森の東北というのかな、あそこにいつの間にか土地を買うようなね。駐車場にするというような話だったんですが、それについては、私たちは、特段必要のない購入じゃないかということで、この予算については反対をしておりますので、今回、決算ですので、そのことも含まれた決算ということなので、認定はできません。 100 ◯村崎啓二委員長 わかりました。ほかに御意見ありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 101 ◯村崎啓二委員長 御異議がありますので、挙手により採決いたします。  本案について、賛成の方の挙手を求めます。    〔賛成者挙手〕 102 ◯村崎啓二委員長 挙手多数であります。よって、第74号議案は、認定すべきものと決定いたしました。         ──────────────────  4 第76号議案 平成24年度府中市火災共済事業特別会計歳入歳出決算の認定について 103 ◯村崎啓二委員長 次に、付議事件4、第76号議案 平成24年度府中市火災共済事業特別会計歳入歳出決算の認定を議題とします。  説明を求めます。 104 ◯大沢 力防災危機管理課長補佐 ただいま議題となりました第76号議案 平成24年度府中市火災共済事業特別会計歳入歳出決算につきまして、御説明いたします。  特別会計歳入歳出決算書、160、161ページをお開きください。  歳入歳出決算事項別明細書により御説明いたします。初めに、歳入でございますが、款の5、項の5、目の5共済会費収入は、いずれも同額で、3,200世帯分でございます。  款の10財産収入、項の5財産運用収入、目の5利子及び配当金、備考欄1は、災害救助基金の預金利子でございます。  款の15繰入金、項の5基金繰入金、目の5災害救助基金繰入金、備考欄1は、災害救助基金からの繰入金でございます。  款の20、項の5、目の5繰越金は、前年度からの繰越金でございます。  款の25諸収入、項の5、目の5市預金利子、備考欄1は、普通預金の利子でございます。  以上、歳入合計、予算現額952万1,000円、収入済額454万4,000円でございます。  恐れ入りますが、162、163ページをお開きください。  続きまして、歳出につきまして、御説明いたします。款の5、項の5、目の5火災共済事業費、備考欄1は、2名分の共済見舞金、2は、加入申込書、通知用封筒の印刷製本費、申込書郵送料及び臨時職員1名分の賃金等でございます。  款の10、項の5積立金、目の5災害救助基金積立金、備考欄1は、災害救助基金への積立金。  款の15、項の5、目の5予備費は未執行でございます。  以上、歳出合計は、予算現額952万1,000円、支出済額408万7,000円でございます。  恐れ入りますが、164ページをお開きください。  実質収支に関する調書でございますが、歳入総額454万4,000円、歳出総額408万7,000円、歳入歳出差引額及び実質収支額はともに45万7,000円となっております。このうち40万円につきましては、地方自治法第233条の2の規定によりまして、災害救助基金に編入しております。  以上で、平成24年度府中市火災共済事業特別会計歳入歳出決算についての説明を終了させていただきます。よろしく御審議くださいますよう、お願いいたします。 105 ◯村崎啓二委員長 説明、終わりました。質疑を求めます。松村委員。 106 ◯松村寿志委員 共済見舞金なんですが、ここ二、三年の出ている推移はどうなんでしょう。  それと会費の方は、収入が減少しているのか、また、収入増になっているのか。また、どのような努力をしているのか、聞かせてください。  あと、前に、去年ですか、ハイパーレスキュー隊が配備されたということを言っていたんですが、そのされたときには報告があったんですが、出動の具合なんかも、もしわかれば。府中市の出動もあったのかどうなのか。 107 ◯村崎啓二委員長 答弁できる範囲内でお願いいたします。 108 ◯大沢 力防災危機管理課長補佐 まず見舞金の支給の推移でございますが、ここ5年でお答えさせていただきます。平成20年度、平成21年度につきましては、見舞金の支給はございません。平成22年度につきましては、件数が4件、支給額が450万円、平成23年度が支給件数が3件で、見舞金が350万円、平成24年度が、件数が2件、見舞金の支給額が200万円という推移となっております。  次に、会費の収入の増減でございますが、こちらも額が細かくなってしまいますので、過去5年で答えさせていただきますと、平成20年度がおよそ350万円、そして、平成24年度が290万円ということですので、ここ5年で見ますと、およそ60万円の減少という形になっております。ただ、この過去5年の中で見ますと、アップしている年もあればダウンしている年もあるということで、ただ、5年で見ますと60万円の減少という形になっているところでございます。  あと、こちらの加入者増に向けての努力といいますか、取り組みということでございますが、こちらにつきましては、転入者に対しましてチラシを配布しております。それに加えまして、地域の防災訓練等で職員が支援をする際には、火災共済のPRをさせていただいているところでございます。また、今度、総合防災訓練がありますので、こちらの総合防災訓練につきましても、何かしらのPRをちょっとしていきたいなと考えているところでございます。  以上です。 109 ◯石川佳正防災危機管理課長 ただいまの御質問の4問目の府中市消防署に対しましてレスキュー隊が発隊した状況でございますけれども、平成25年の状況でございますと、現在7月末日現在の火災件数等で56件という形になっています。具体的には、火災以外にも、例えば交通事故ですとか、例えば家の中から出られない方がいた場合の救出ですとか、等ありまして、具体的なレスキュー隊の出動件数というのは、大変申しわけございません、今、手元に数字がないんですけれども、その中での活動をしていると聞いております。  以上でございます。 110 ◯村崎啓二委員長 松村委員。 111 ◯松村寿志委員 いろいろな機会に火災共済の方は、毎回言っているんですが、宣伝して、加入が減っていますから、何とか取引してもらえれば。また、レスキュー隊、54件ですか、これ全部、府中ですか。それだけ、1点。 112 ◯石川佳正防災危機管理課長 ただいまの56件というのは、7月末日現在の火災件数という形になりますので、実際、その56件に関しては火災の市内の件数でございまして、レスキュー隊の出動に関しては、府中市以外にも出ておりますので、近隣の調布市さんですとか、国立、国分寺等にも出動しているような状況でございます。  以上でございます。 113 ◯村崎啓二委員長 松村委員。 114 ◯松村寿志委員 わかりました。 115 ◯村崎啓二委員長 一般会計の消防費の審議でお尋ねください。 116 ◯松村寿志委員 意見も言わせてもらいたい。 117 ◯村崎啓二委員長 はい。 118 ◯松村寿志委員 76号議案に対しましては、賛成いたします。 119 ◯村崎啓二委員長 そのほか。須山委員。 120 ◯須山卓知委員 この加入世帯数が3,200世帯とあるんですけれども、この中に無料の会費を払っていない世帯数もあると書いてあると思うんですけれども、その割合というか、世帯数はどのぐらいなのかというところを。 121 ◯村崎啓二委員長 答弁願います。 122 ◯大沢 力防災危機管理課長補佐 加入世帯数3,200世帯に対する公費負担、無料世帯ですけれども、1,024世帯ございまして、割合でいきますと32%という状況になっております。  以上でございます。 123 ◯村崎啓二委員長 須山委員。 124 ◯須山卓知委員 3,200世帯中の1,024というのは、結構大きい世帯数だと思うんですけれども、やはり世帯数をふやしていくということも一つ、必要だと思いますので、今、防災訓練等でもPRをされているということなんですけれども、より一層の周知を進めていっていただいて、加入世帯をふやしていくということをひとつしっかりと念頭に置いて活動していっていただければと思います。  以上です。 125 ◯村崎啓二委員長 ほかに御発言はあるでしょうか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 126 ◯村崎啓二委員長 お諮りいたします。本件については、認定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 127 ◯村崎啓二委員長 御異議なしと認め、第76号議案は、認定すべきものと決定いたしました。  以上をもって、本委員会に付託された議案は終了といたします。どうも御協力ありがとうございました。  これで総務委員会を終了いたします。               午前10時50分 閉 会 Copyright © Fuchu City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...