• "柔道整復療養費案件調査委員会条例"(/)
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  1. 足立区議会 2022-03-24
    令和 4年 3月24日区民委員会−03月24日-01号


    取得元: 足立区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 4年 3月24日区民委員会−03月24日-01号令和 4年 3月24日区民委員会       午後1時55分開会 ○長井まさのり 委員長  それでは、ただいまから区民委員会を開会いたします。 ○長井まさのり 委員長  最初に、記録署名員2名を私から指名いたします。  杉本委員西の原委員、お願いいたします。 ○長井まさのり 委員長  次に、議案の審査に移ります。  (1)第38号議案 足立区特別区税条例の一部を改正する条例単独議題といたします。  それでは、執行機関説明を求めます。 ◎区民部長 それでは、区民委員会議案説明資料、2ページをお開けください。特別区税条例の一部を改正する条例ということでございます。  こちらは特別区税条例、これは全部納期が実は決まっているんですけれども、昨今コロナ拡大とかということで事務が間に合わなくて、この納期どおりできなくなってしまうかもしれないと、そういうことが想定されますので、私どもとしても、その辺を想定して、3ページでございますけれども、第2項、区長は、特別の理由があるときは、前項に規定するそれぞれの期間内において、それぞれ定める月の末日を納期限として別に納期を定めることができるということで、納期について柔軟な運用をしようと考えております。  なお、このように弾力的に運用している区は23区中7区ございまして、もう既にやっている区があるということでございますので、是非とも御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○長井まさのり 委員長  それでは、何か質疑ございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり]
    長井まさのり 委員長  質疑なしと認めます。  次に、各会派から意見を求めます。 ◆新井ひでお 委員  賛成です。 ◆いいくら昭二 委員  可決でお願いします。 ◆西の原えみ子 委員  賛成です。 ◆市川おさと 委員  賛成です。 ○長井まさのり 委員長  それでは、これより採決をいたします。  本案原案のとおり可決すべきものとすることに御異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  御異議ないと認め、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、(2)第39号議案 足立国民健康保険条例の一部を改正する条例単独議題といたします。  それでは、執行機関説明を求めます。 ◎区民部長 それでは、4ページをお開けください。保険料率等の改定ということで、23区統一保険料ということでやってまいりまして、それがまとまったものですから、皆様の方に御提案をしているところでございます。  今回の保険料率ということでございますが、医療分につきましては0.03ポイントのアップ均等割にして3,300円のアップ支援金分につきましては0.13ポイントのダウン、それから合計としては、所得割率が0.1ポイントのダウン、それから、均等割がプラス3,300円ということになっております。  介護分、こちらは各区で決められるところの項目でございますが、所得割率については0.14ポイントのアップ均等割について400円のダウンと、このようになっております。  次に、2番目、低所得者保険料減額でございます。  保険料金額が変わることによって、それぞれ7割、5割、2割と引いていく分がありますが、それについても同様に変更が行われております。  続きまして、5ページです。賦課限度額変更です。  このように保険料がかなり厳しい状況になってまいりまして、賦課限度額について増額という形になっております。医療分で2万円、支援金分で1万円、合わせて合計として102万円ということで3万円のアップということになりました。  それから4番目です。結核医療給付金支給判定に係る課税対象者年齢区分変更、これは民法の方で、18歳に変わっておりますので、こちらについても18歳に変えていくという形になります。  5番目、国民健康保険法施行令の改正に伴う関連条文変更および追加ということでございますけれども、これは基本的には財政安定化基金、こういったところの機能拡充ということを盛り込んだ項目になっております。  6番目でございます。未就学児の被保険者均等割減額を新設、これ新しくなったものですけれども、このように、今まで未就学児については減額をしておりますが、これについてもう少し減額をしようと、具体的に言うと、例えば7割減額、または7割引いたんですけれども、3割は引いていないと、その3割の引いていないところの半分を減額にしようと、こういう考え方です。  したがいまして、ここに記載のように減額をして、つまりこれは追加をしていくと、増やしていくと、こういう考え方でございます。  なお、特別区の推移だとか、各金額項目につきましては、後ほど後ろのページに書いてございますので、お目通しいただければと。 ○長井まさのり 委員長  それでは、何か質疑はございますか。 ◆西の原えみ子 委員  確認です。今回の保険料案ですけれども、医療分支援金分を合わせたもので、23区平均で1人当たりの保険料は13万1,813円で、前年度比6,824円の値上げとなると思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎国民健康保険課長 西の原委員おっしゃるとおりでございます。 ◆西の原えみ子 委員  これを被保険者保険料試算シミュレーションで見ますと、例えば、年金収入230万円で65歳以上の1人世帯保険料幾ら値上げになるのでしょうか。 ◎国民健康保険課長 年金収入230万円ですと、2,530円という形になります。 ◆西の原えみ子 委員  これ、この世帯に該当する方ですが、令和3年度の保険料とか特別区民税などを合わせると、年間27万5,926円になっているということです。  年金収入の約12%が保険料と税で取られ、公団住宅にお住まいなんですけれども、家賃が年間で86万4,000円、生活費年金収入の半分、月にすると10万円足らずということなんです。保険料連続値上げで本当に大変です。  また、未就学児子ども均等割を半額にするという措置も盛り込まれておりますけれども、未就学児のいる世帯は、シミュレーションで見ますけれども、収入にかかわらず値下げとなっております。  そこでお聞きしたいのですが、区は何人の未就学児を想定しているでしょうか。 ◎国民健康保険課長 未就学児ですが3,811名、これ令和4年1月末現在の数字で、こちらの方で見ております。 ◆西の原えみ子 委員  それと、現在の足立区の国民健康保険の被保険者数は全体で何人でしょうか。 ◎国民健康保険課長 直近で言いますと、令和4年2月ですが、14万3,488人になります。 ◆西の原えみ子 委員  そうしますと、その恩恵を受けられる対象は、本当に国民健康保険の被保険者のほんの僅かということになると思います。  次に、シミュレーションを見ますと、収入が400万円、そして就学中の子どもが2人いる4人世帯保険料は、一体幾ら値上げになって、年間幾らになりますでしょうか。 ◎国民健康保険課長 配偶者収入という形で計算しますと、1万3,332円アップという形になります。 ◆西の原えみ子 委員  年間では幾らぐらいになりますでしょうか。 ◎国民健康保険課長 基本的にこちらの方、12倍というか、年間ですと、すみません、こちらまた後でシミュレーションして、お知らせいたします。 ◆西の原えみ子 委員  恐らく50万円以上は超えてしまうと思うんですけれども、実に収入の13%以上が保険料となってしまうんですね。これでは、国民健康保険加入世帯生活は追い詰められてしまうと思います。負担は既に限界を超えていると思います。  子育て世代は、子ども就学してからの方が教育費などにお金がとても掛かってしまいますので、この子ども均等割減額というのはもっと拡充して、それこそ18歳までに拡大を国に求めていただきたいと思っておりますし、区としても独自に実施するべきだと考えておりますが、その辺はどうお考えでしょうか。 ◎国民健康保険課長 失礼しました、年間で、先ほどの金額になりますが、52万8,874円になります。  こちらに関しましては、国の方に要望を出しておりまして、今回、全国市長会の方、そちらの方にも要望を出しております。  ただ、均等割減額につきましては、こちらの上乗せというのは統一保険料方式でやっておりますので、その辺は難しいかなというふうに認識しております。 ○長井まさのり 委員長  他に質疑ございますか。 ◆いいくら昭二 委員  今の議論のとこで、今、国の方には要望を出しているという国民健康保険課長の御答弁があったんですが、具体的にどういう要望を出しているか、その点についてお伺いします。 ◎国民健康保険課長 こちらの均等割減額年齢幅拡充国庫負担拡大という形で求めております。 ○長井まさのり 委員長  他に質疑ございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  質疑なしと認めます。  次に、各会派から意見を求めます。 ◆新井ひでお 委員  安けりゃいいに決まっているんですけれども、とにかく国やら23区ともしっかり協議して、要望をしっかりしながら、区民の皆さんが重い負担にならないようなことをしっかり受け止めてやっていただきたいと思っています。  今回のことはじくじたる思いであるけれども、賛成です。 ◆いいくら昭二 委員  我が会派といたしまして、先ほど御質問させていただきましたように、やはりしっかりと要望していただいた上で、また我が会派もその推移を見守っていきたいというので、今回は賛成ということでお願いします。 ◆西の原えみ子 委員  我が党は繰り返しこの保険料軽減策を求めて、いろいろ視察も指摘もしてまいりました。  子ども均等割を半額にする、未就学までということで盛り込まれましたけれども、それは僅かだったということも明らかになった中で、区長会などでも値上げに歯止めをかけようとしたことも、この質疑の中で分かりましたけれども、やっぱり均等割値上げによって保険料値上げになってしまったと、これは事実です。そして、低所得世帯にすごく大きな負担になっているということも事実です。  住民に負担を押し付けているこの値上げ案にはどうしても賛成するわけにはいきません。反対です。  そして、本会議の中で、この議案に対して反対討論を行わせていただきます。 ◆市川おさと 委員  賛成。 ○長井まさのり 委員長  それでは、これより採決をいたします。  本案原案のとおり可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。       [賛成者挙手] ○長井まさのり 委員長  挙手多数であります。よって、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、(3)第40号議案 足立柔道整復療養費案件調査委員会条例廃止する条例単独議題といたします。  それでは、執行機関説明を求めます。 ◎区民部長 それでは、続きまして20ページ、こちらの方、お開けいただきたいと思います。  柔道整復師、こちらの委員会がありましたが、実は東京都の方にも同様の委員会がつくられておりまして、同様のような機能を持つようになりました。  こちらにも書かせていただきましたけれども、平成31年からは実際に施術者と面接までやって指導しているということで、しっかり機能はしているということでございますので、東京都でそういった機能があるんであれば、足立区では、むしろ東京都の方に吸収してもらった方が行政改革になるんではないかなということも考えまして、今回、廃止ということで提案をさせていただいております。 ○長井まさのり 委員長  それでは、何か質疑はございますか。 ◆市川おさと 委員  今まで区としてもこれをやっていたということで、重ねてやる必要はないということで廃止になるというふうに聞いたんですけれども、一方で、区でも曲がりなりにもやっていたわけで、各種の資料なども、これ、当然あったと思うんですけれども、こうしたものは東京都にも提出すると、そういう理解でよろしいんでしょうか。 ◎国民健康保険課長 特には提出はいたしません。全く別のルートで流れているものなので、こちらはこちらで保管というか、そこのリンクはございません。 ◆市川おさと 委員  それは別に東京都から何か言われているとかってこともないんですかね。 ◎国民健康保険課長 特にはございません。ただ、この委員の1人が東京都の委員も兼ねておりますので、その部分で連携は取れているというふうに思っております。 ◆新井ひでお 委員  そもそも悪質な事業者が出だして、数件新聞沙汰にもなるようなことがあった中で、私もこういった足立柔道整復療養費案件調査委員会を設置することを提案した過去がございますが、それはある意味予防効果という意味で、その目的があったと。しかし、近年でいうと、かなりコロナ禍でということもありますけれども、その対象である案件も少なくなっていると、ある意味予防効果を発揮できているというふうに解釈しているんですけれども、いかがですか。 ◎国民健康保険課長 新井委員おっしゃるとおり、数の方も減ってきておりますので、予防効果も取れているというふうに認識しております。 ◆新井ひでお 委員  そういう中で、大した予算は掛からないわけですけれども、国民健康保険連合会の方でも対応できるということで、今度廃止をすると。二重にならないで、軽くするということで。  ただ、しっかりとそれ、違法状態にはならないように対応ができるということで、その辺は確保できるんですよね、国民健康保険連合会の方でね。 ◎国民健康保険課長 国民健康保険連合会の方が施術者の呼出しとか機能が充実しております。こちらの方で十分だというふうに認識をいたしております。 ○長井まさのり 委員長  他に質疑ございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  質疑なしと認めます。  次に、各会派から意見を求めます。 ◆新井ひでお 委員  本当にこうやって長年やってきましたけれども、結果としてある程度効果が上がったということで、こうやってソフトランディングして廃止するのも一つだと思っていますので、我が会派としては賛成です。 ◆いいくら昭二 委員  賛成でお願いします。 ◆西の原えみ子 委員  賛成です。 ◆市川おさと 委員  賛成なんですけれども、区内も事業者が多いので、しっかりと見て、区としても、これでもう完全に見るのをやめるということじゃなくて、しっかり見ていってもらいたいなということも併せて要望いたします。賛成です。 ○長井まさのり 委員長  それでは、これより採決をいたします。  本案は、原案のとおり可決すべきものとすることに御異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  御異議なしと認め、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 ○長井まさのり 委員長  次に、その他に移ります。  何か質疑等はありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○長井まさのり 委員長  質疑なしと認めます。  以上で、区民委員会閉会いたします。
          午後2時11分閉会...