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  1. 足立区議会 2019-03-14
    平成31年 第1回 定例会−03月14日-04号


    取得元: 足立区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    平成31年 第1回 定例会−03月14日-04号平成31年 第1回 定例会 平成31年第1回定例会(第4日) 足立区議会会議録(第4号) 1 3月14日(木曜日)午後1時開議 2 出席議員(42名)   1番 長 谷 川  た か こ  議 員   2番 土  屋  の り こ  議 員   3番 市  川  お さ と  議 員   4番 西 の 原  え み 子  議 員   5番 山  中  ち え 子  議 員   6番 へ ん み  圭  二  議 員   8番 大  竹  さ よ こ  議 員   9番 さ  の  智 恵 子  議 員  10番 吉  田  こ う じ  議 員  11番 長  澤  興  祐  議 員  12番 伊  藤  のぶゆき  議 員  13番 た  だ  太  郎  議 員
     14番 工  藤  哲  也  議 員  15番 浅  子  け い 子  議 員  16番 鈴  木  けんいち  議 員  17番 松  丸  ま こ と  議 員  18番 米  山  や す し  議 員  19番 佐 々 木  まさひこ  議 員  20番 く ぼ た  美  幸  議 員  21番 渕  上     隆  議 員  22番 小  泉  ひ ろ し  議 員  23番 いいくら  昭  二  議 員  24番 鹿  浜     昭  議 員  25番 か ね だ     正  議 員  26番 高  山  のぶゆき  議 員  27番 渡  辺  ひであき  議 員  28番 吉  岡     茂  議 員  29番 針  谷  み き お  議 員  30番 ぬ か が  和  子  議 員  31番 は た の  昭  彦  議 員  32番 お ぐ ら  修  平  議 員  33番 鈴  木  あ き ら  議 員  35番 岡  安  た か し  議 員  36番 長  井  まさのり  議 員  37番 た が た  直  昭  議 員  38番 前  野  和  男  議 員  39番 古  性  重  則  議 員  40番 鴨  下     稔  議 員  42番 新  井  ひ で お  議 員  43番 せ ぬ ま     剛  議 員  44番 藤  沼  壮  次  議 員  45番 白  石  正  輝  議 員 3 欠席議員(なし) 4 欠  員(3名)   7番  34番  41番 5 出席説明員   近 藤 やよい  区長   長谷川 勝 美  副区長   工 藤   信  副区長   勝 田   実  政策経営部長   杉 岡 淳 子  子どもの貧困対策担当部長   真 鍋   兼  総務部長   依 田   保  危機管理部長   田 中 靖 夫  資産管理部長   鈴 木 伝 一  区民部長   秋 生 修一郎  地域のちから推進部長   吉 田 厚 子  産業経済部長   中 村 明 慶  福祉部長   市 川 保 夫  足立福祉事務所長   今 井 伸 幸  衛生部長   川 口   弘  環境部長   大 山 日出夫  都市建設部長   土 田 浩 己  道路整備室長   高 橋   茂  鉄道立体推進室長   佐々木   拓  市街地整備室長   臼 倉 憲 二  みどりと公園推進室長   服 部   仁  建築室長   登 川 俊 彦  会計管理室長   定 野   司  教育委員会教育長   荒 井 広 幸  教育指導部長   宮 本 博 之  学校運営部長   鳥 山 高 章  子ども家庭部長   川 口 真 澄  待機児対策室長   上遠野 葉 子  こども支援センターげんき所長 6 出席事務局職員   金 子 敬 一  事務局長   石 鍋 敏 夫  事務局次長   船 水 和 成  議事係長   望 月 孝 志  調査係長   花牟禮 雄 二  書記   成 田 進之介  書記   神 永 雄 樹  書記   中 島 彰 秀  書記 7 議事日程   第 1 第 5 号議案 平成31年度足立区一般会計予算   第 2 第 6 号議案 平成31年度足立区国民健康保険特別会計予算   第 3 第 7 号議案 平成31年度足立区介護保険特別会計予算   第 4 第 8 号議案 平成31年度足立区後期高齢者医療特別会計予算   第 5 第36号議案 平成31年度足立区一般会計補正予算(第1号)   第 6 第10号議案 足立区職員定数条例の一部を改正する条例   第 7 第11号議案 足立区放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例   第 8 第12号議案 足立区障がい者福祉手当条例の一部を改正する条例   第 9 第14号議案 債権の放棄について   第10 第15号議案 債権の放棄について   第11 第16号議案 債権の放棄について   第12 第17号議案 債権の放棄について   第13 第18号議案 債権の放棄について   第14 第19号議案 債権の放棄について   第15 第20号議案 債権の放棄について   第16 第21号議案 債権の放棄について   第17 第13号議案 足立区立母子生活支援施設の設置および管理に関する条例を廃止する条例   第18 第22号議案 足立区事務手数料条例の一部を改正する条例   第19 第24号議案 足立区立公園条例の一部を改正する条例   第20 第25号議案 足立区立プチテラス条例の一部を改正する条例   第21 第23号議案 足立区道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例
      第22 第26号議案 足立区集合住宅の建築及び管理に関する条例の一部を改正する条例   第23 第27号議案 足立区景観条例の一部を改正する条例   第24 第29号議案 特別区道路線の認定について   第25 第33号議案 足立区立学校設置条例の一部を改正する条例   第26 第34号議案 足立区における保育の利用等に関する条例の一部を改正する条例   第27 第37号議案 足立区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例   第28 第38号議案 足立区幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例   第29 第39号議案 建物の貸付に伴う貸付料、権利金等の免除について   第30 第40号議案 足立区国民健康保険条例の一部を改正する条例   第31 議員提出第6号議案 足立区手話言語と障がい者の意思疎通に関する条例   第32 議員提出第1号議案 足立区学校教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例   第33 議員提出第2号議案 足立区学校教育職員の給与に関する条例   第34 議員提出第3号議案 足立区学校教育職員の旅費に関する条例   第35 議員提出第4号議案 足立区学校教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例   第36 議員提出第5号議案 足立区学校教育職員の特殊勤務手当に関する条例   第37 議員提出第2号議案 足立区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例(平成28年提出)   第38 議員提出第6号議案 足立区障がい特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進に関する条例(平成30年提出)   第39 議員提出第7号議案 足立区学校給食費補助金交付条例   第40 30受理番号 2 「ゆ〜ゆ〜湯」入浴証を中川地域に隣接する葛飾区の銭湯で利用できるようにすることを求める陳情の撤回について   第41 27受理番号12 看護師等の大幅増員と夜勤改善で安全・安心の医療・介護を求める意見書提出を求める陳情       27受理番号13 全てのがん検診無料化及び女性のがん検診毎年実施を求める陳情       27受理番号18 住宅マスタープラン改定作業においてシェアハウスなどの空き家利活用施策策定を求める陳情       27受理番号24 足立区議会の各委員会をインターネット中継することを求める陳情       27受理番号25 「子ども・子育て支援新制度」実施後も、児童福祉法第24条1項を守り、すべての子どもの権利を等しく保障することを求める陳情       27受理番号26 大規模開発、マンション建設などで、子育て世帯が集中している地域に認可保育園のすみやかな増設を求める陳情       27受理番号42 外国人の扶養控除制度の見直しを求める意見書の採択を求める陳情       27受理番号43 安心して暮らせる高齢者福祉施策の充実を求める陳情       27受理番号50 沖縄の米軍普天間飛行場代替施設建設の早期実現、沖縄米軍基地の整理縮小及び負担軽減を求める意見書の採択を求める陳情       28受理番号 1 原発の再稼働ではなく自然エネルギーへの大転換を求める意見書の提出を求める陳情       28受理番号 9 放射能健康診断への助成、区民参加での放射能測定、及び福島からの避難者への住宅支援継続を求める意見書の提出を求める請願       28受理番号12 中学校の特別支援学級通級指導学級(情緒等)の増設等を求める陳情       28受理番号13 中学校の特別支援学級通級指導学級(情緒等)の「特別支援教室」について検討委員会設立等を求める陳情       28受理番号14 米軍属による女性殺害事件に抗議し、在沖米軍基地の整理・縮小と辺野古新基地建設計画の断念の意見書の提出を求める請願       28受理番号18 住民の健康増進と2020東京オリンピック・パラリンピックに向けて受動喫煙防止条例の早期制定を求める陳情       28受理番号19 足立区における飲食施設事業者の実態に即した受動喫煙防止対策を求める陳情       28受理番号20 東京都足立区における飲食施設事業者の実態に即した受動喫煙防止対策を求める陳情       28受理番号21 足立区における受動喫煙防止に関する陳情       28受理番号23 足立区内の保育・教育施設の放射線対策についての陳情       29受理番号 1 MV−22オスプレイの飛行差し止め・配備撤回等を求める意見書の提出を求める請願       29受理番号 4 学校・保育園給食の食材の安全を求める陳情       29受理番号 5 区としての子どもたちへの放射能等に関する学習についての陳情       29受理番号 9 医療的ケア児への支援強化についての陳情       29受理番号19 「ゆ〜ゆ〜湯」入浴証の無料化とより利用しやすくすることを求める陳情       29受理番号23 足立区議会議員の政務活動費の領収書等の議会ホームページでの公開を求める陳情       29受理番号24 区立あやせ保育園の都立東綾瀬公園への移転に関し、周辺住民への配慮を求める陳情       29受理番号27 衆議院議員選挙での一票の格差の是正を求める意見書の提出を求める陳情       29受理番号28 補聴器購入助成制度の創設を求める陳情       29受理番号31 日本政府に核兵器禁止条約の調印を求める意見書の提出を求める請願       29受理番号32 北千住大踏切の解消を求める陳情       30受理番号 1 市町村民税・都民税特別徴収税額の決定・変更通知書への個人番号記載中止を求める陳情       30受理番号 2 「ゆ〜ゆ〜湯」入浴証を中川地域に隣接する葛飾区の銭湯で利用できるようにすることを求める陳情       30受理番号 7 選択的夫婦別姓制度の法制化に賛成する意見書の提出に関する陳情       30受理番号 8 国民健康保険料をこれ以上値上げせず、負担を軽減するように求める意見書の提出と足立区に減免制度の改善を求める陳情       30受理番号 9 区内在住かつ区内事業所に通算5年以上勤務した建設従事者を対象とする永年勤続褒賞事業の創設を求める陳情       30受理番号12 オリンピック施設建設に従事している建設労働者の現場安全の徹底と労働者に温かな光をあてることを東京都に求める意見書の提出を求める陳情       30受理番号13 犯罪被害者等を支援する条例の制定を求める陳情       30受理番号14 臓器移植の環境整備を求める意見書の提出を求める陳情       30受理番号15 新たな住宅セーフティネット制度が機能するために足立区の取り組みを求める陳情       30受理番号16 核兵器禁止条約に署名と批准を求める意見書の提出を求める陳情       30受理番号17 足立区の河川・堤防強靭化を荒川上流自治体へ求め、国へ意見書の提出を求める陳情       30受理番号18 足立区で「移動型浄水装置」を保有することを求める陳情       30受理番号21 区のイベントにおいてリユース食器の活用を求める陳情       30受理番号22 国に対し「国立大学授業料値上げを規制し、あらゆる学費の無償化に向けた法的整備、財政的措置を講じることを求める意見書」の提出を求める陳情       30受理番号23 常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会のインターネット中継を求める陳情       30受理番号24 花畑地域の公共交通を整備し交通空白地域の解消を求める請願       30受理番号25 子どもの貧困対策として若者支援策の策定を求める陳情       30受理番号26 綾瀬地区を文化的に環境整備することを求める陳情         受理番号 1 介護職員の処遇改善が必要である意見書を国に提出することを求める陳情   第42 議員提出第8号議案 認知症施策の推進を求める意見書   第43 交通網・都市基盤整備調査特別委員会の調査報告について   第44 待機児童・子どもの貧困対策調査特別委員会の調査報告について   第45 災害・オウム対策調査特別委員会の調査報告について   第46 エリアデザイン調査特別委員会の調査報告について   第47 足立区教育委員会委員任命の同意について ○かねだ正 議長  これより本日の会議を開きます。  事務局長より諸般の報告をいたします。       [金子敬一事務局長朗読] ───────────────────────            30足総総発第3376号              平成31年3月14日 足立区議会議長   かねだ   正 様            足立区長 近 藤 やよい       議案の追加送付について  平成31年第1回足立区議会定例会に提出するため、下記の議案を追加送付します。            記 第37号議案 足立区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例                     外8件         ─────────────── 第38号議案 足立区幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 第39号議案 建物の貸付に伴う貸付料、権利金等の免除について 第40号議案 足立区国民健康保険条例の一部を改正する条例 報告第 8 号 専決処分した事件の報告について 報告第 9 号 専決処分した事件の報告について 報告第10号 専決処分した事件の報告について 報告第11号 専決処分した事件の報告について 報告第12号 専決処分した事件の報告について ───────────────────────
               30足総総発第3399号              平成31年3月14日 足立区議会議長   かねだ   正 様            足立区長 近 藤 弥 生   足立区教育委員会委員任命の同意について 足立区教育委員会委員として下記の者を任命いたしたく地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号)第4条第2項の規定に基づき、区議会の同意についてよろしくお取り計らい願います。            記    近 藤 俊 明 ─────────────────────── ○かねだ正 議長  これより日程に入ります。  日程第1から第5までを一括議題といたします。       [金子敬一事務局長朗読]  第 5 号議案 平成31年度足立区一般会計予算  第 6 号議案 平成31年度足立区国民健康保険特別会計予算  第 7 号議案 平成31年度足立区介護保険特別会計予算  第 8 号議案 平成31年度足立区後期高齢者医療特別会計予算  第36号議案 平成31年度足立区一般会計補正予算(第1号) ───────────────────────               平成31年3月8日 足立区議会議長   かねだ   正 様               予算特別委員長                 新 井 ひでお         委員会審査報告書  本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第76条の規定により報告します。            記          付託年月日 平成31年2月21日 ┌──────┬───────────┬─────┐ │ 議案番号 │   件   名   │議決の結果│ ├──────┼───────────┼─────┤ │第 5 号議案│平成31年度足立区一般│原案可決 │ │      │会計予算       │     │ ├──────┼───────────┼─────┤ │第 6 号議案│平成31年度足立区国民│原案可決 │ │      │健康保険特別会計予算 │     │ ├──────┼───────────┼─────┤ │第 7 号議案│平成31年度足立区介護│原案可決 │ │      │保険特別会計予算   │     │ ├──────┼───────────┼─────┤ │第 8 号議案│平成31年度足立区後期│原案可決 │ │      │高齢者医療特別会計予算│     │ ├──────┼───────────┼─────┤ │第36号議案│平成31年度足立区一般│原案可決 │ │      │会計補正予算(第1号)│     │ └──────┴───────────┴─────┘  (第5号議案、第6号議案に対し、修正案が提出され、否決された。) ─────────────────────── ○かねだ正 議長  本案につきましては、委員会の審査報告書をお手元に配付のとおりであります。  これより、予算特別委員会の審査経過並びに結果について委員長より報告があります。  42番新井ひでお議員。       [新井ひでお議員登壇] ◎新井ひでお 予算特別委員長  ただいま議題となりました第5号議案 平成31年度足立区一般会計予算から、第6号議案、第7号議案、第8号議案、第36号議案、以上5議案について、予算特別委員会を代表いたしまして、委員会における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。  本特別委員会は、去る2月21日の本会議において設置され、延べ6日間にわたって審査を重ねてまいりました。  審査経過について述べますと、まず、初日に審査に先立ち正副委員長の互選が行われ、私が委員長に、いいくら昭二委員、浅子けい子委員が副委員長に選任されました。副委員長をはじめ、委員各位の多大なるご協力により、本定例会の重要案件である平成31年度4会計予算及び同時補正予算の審査が無事終了し、ここにご報告できますことを心から感謝申し上げます。  平成31年度予算は、「より強く、築こう。人生100年時代の礎」と銘打ち、東京2020大会に向けた機運醸成と、その先を見据えたレガシーづくりとともに、特に健康、治安・防災対策、子どもの学習環境整備、この3つの施策において新たな展開を見せていくなど、人生100年時代の礎を築くためのものとしております。  その結果、予算規模で申し上げますと、一般会計予算は前年度比97億円、3.5%増の2,865億円余となりました。国民健康保険特別会計は約741億円、介護保険特別会計は約616億円、後期高齢医療特別会計は約154億円となり、これら4会計の合計は4,376億円余となっております。  本特別委員会は、以上の点を踏まえて補正予算を含めた一般会計予算並びに3特別会計予算の審査に入りました。  まず審査に先立ち、補正予算を含む5議案を一括議題に供し、順次質疑を行い、最終日に各会派代表による討論並びに無会派の意見表明を行った後、採決を行うことといたしました。  また、3月1日付けで、第5号議案、第6号議案に対して、それぞれの修正案が提出されたため、これらについても審査を進めていくことといたしました。  次に、質疑について申し上げます。  今回の委員会においては、協創の推進施策、基金残高、今後の行財政運営、エリアデザイン東京オリンピックパラリンピック機運醸成、地域BWAの活用、治安対策、防災施策、滞納対策の強化、子どもの貧困対策、国保制度、図書館施策、健康施策、受動喫煙対策、高齢者支援・介護施策、障がい者施策、区内産業の活性化、環境施策、区内交通網の整備、公園の整備・管理、教員の働き方改革、学校ICT環境整備、いじめ・不登校対策、子育て支援などが論点となり、各委員からそれぞれの立場で、区政全般について幅広く質疑が行われました。  引き続き、6日目には、各会派からの討論が行われ、足立区議会自由民主党を代表して工藤哲也委員から、第5号議案から第8号議案及び第36号議案の5議案原案全てに賛成、第5号議案及び第6号議案に対する修正案に反対の立場から討論がありました。  その要旨を申し上げます。  平成30年12月の月例経済報告によれば、「景気は、緩やかに回復している」としているが、当区の経済状況については、中小企業の景況において多くの業種で厳しさが和らいでいるとされている。こうした状況の中、平成31年度予算は、「より強く、築こう。人生100年時代の礎」と名付け、超高齢人口減少社会にあって、行政が果たすべき役割を見極めて区政運営を進めるとしている。  こうした観点から編成された本予算は、特に健康、治安・防災対策、子どもの学習環境整備の3つの施策において、新たな展開を見せていく予算となった。  事業の中身を具体的に見ると、乳がん・子宮頸がん検診のワンコイン化・受診勧奨強化、胃がん内視鏡検診の開始などによる健康寿命の延伸と医療費の適正化、地域包括ケアシステムビジョンに基づく事業展開、治安・防災対策の視点の施策としては、登下校見守り体制強化、防犯カメラのネットワーク化等地域BWA活用による治安対策、避難所となる学校体育館へのエアコン設置、学校ICT環境の整備、不登校の児童・生徒への更なる支援強化等々、万般にわたって目配りのきいた予算となっている。  なお、共産党から提出された修正案について、今後の長期的な区政運営を考えたものではなく、到底賛成できるものではない。  最後に、本予算特別委員会において、我が党委員が指摘した、認知症対策、受動喫煙対策、協創の認知度上昇に向けた取り組み、各避難所運営訓練における訓練内容の充実、商店街振興、進路未決定生徒への対策、私立幼稚園助成、綾瀬駅前の整備、東京2020大会に向けた機運醸成、感震ブレーカー普及に向けた検証、北千住駅のまちづくり、教員の働き方改革など、様々な提案及び要望事項については、本予算の執行と今後の区政運営に確実に反映するよう強く要望する。  以上が、足立区議会自由民主党の討論要旨であります。  次に、足立区議会公明党を代表して、長井まさのり委員から、第5号議案から第8号議案及び第36号議案の5議案の原案全てに賛成、第5号議案及び第6号議案に対する修正案に反対の立場から討論がありました。  その要旨を申し上げます。  区では、平成31年度予算を「より強く、築こう。人生100年時代の礎」と名付け、特に健康、治安・防災対策、子どもの学習環境整備の3つの施策において新たな展開を見せていく等、人生100年時代の礎を築くための予算編成をしている。その予算規模は一般会計総額で2,866億円となり、5年連続で過去最大を更新することとなった。  予算内容は、健康施策では乳がん・子宮頸がん検診・高齢者向け予防接種などの新たな助成の開始とともに、地域包括ケアシステムのモデル事業にしっかりと取り組んでいただきたい。  治安・防災対策では、地域BWAをスタートさせ、子どもの居場所確認や防犯カメラの一括管理などを実施、加えて避難所となる小・中学校体育館の冷暖房化も計画的に進める。  子どもの学習環境整備では、各学校トイレの洋式化を進める一方、小学校の英語の教科化やプログラミング教育対応の一環として5年間で、約42億円を投入し、学校のICT環境を整備する。  未来への礎では、東京女子医科大学東医療センターと文教大学東京新キャンパス建設のスタートをはじめ、綾瀬・北綾瀬、竹の塚、西新井・梅島のエリアデザインも新たな局面に突入する。まちの魅力を磨き上げる絶好の機会と捉え、推進すべきと考える。  なお、共産党の修正案については、今後の中・長期的な区政運営を考慮した案とは言えず、修正案には到底賛成できるものではない。  最後に、本予算特別委員会で我が党委員から要望した高齢者インフルエンザ予防接種の無料化、防災減災対策、高齢者支援の充実、女性の健康施策、児童の虐待防止対策、幼児教育の無償化、新産業支援、プレミアム商品券の拡充、人と動物との共生等の提案や展望については重く受け止め、新年度予算の執行や、これからの区政運営に反映することを強く求める。  以上が、足立区議会公明党の討論要旨であります。  次に、日本共産党足立区議団を代表して、浅子けい子委員から、第5号議案から第8号議案の4議案の原案全てに反対、第36号議案の原案並びに第5号議案及び第6号議案に対する修正案に賛成の立場から討論がありました。  その要旨を申し上げます。  新年度予算に、女性のがん検診のワンコイン化、高齢者インフルエンザ予防接種の無料化や被爆者見舞金、知的4度の障がい者の手当支給などに足を踏み出したことは賛同できるが、暮らしに寄り添った区民生活優先の予算とはなっていないので、賛成することはできない。  平成19年度から平成29年度まで一般会計は511億伸びた。これに対し基金のほうは、総額で30年度末で1,601億円となる見込みで、一般会計の伸びをも上回っている。この根底には包括予算制度のもとで、区民の暮らしに回す予算を抑えてお金を余らせ、基金を積み増す姿勢が横たわっている。我が党は修正案を提出。22事業の新規・拡充事業を盛り込むとともに、お金の使い方を変えれば450万8,000円を増額するだけで実施することができるものとなっている。  足立の行政水準、区民サービスは23区最低や低いレベルのものがたくさんある。低所得者へのエアコン購入設置助成は実施せず、紙おむつ支給事業は23区で一番厳しい制度になっている。生活保護就労支援事業を包括委託して、区民のプライバシー侵害の恐れがあり、過度の就労指導を行いかねない仕組みを導入しようとしている。区長においては、区民生活優先の区政運営に転換するよう求める。  国民健康保険特別会計は、今年も値上げになる見込みである。1人当たり3,186円、2.61倍の値上げとなるもので、到底認めることはできない。  介護保険特別会計は、低所得者への介護保険利用料軽減策を提案するとともに、特別養護老人ホームの更なる増設を求めたが、区はやる気がなく後ろ向きの冷たい姿勢は認められない。  後期高齢者医療特別会計は、軽減特例の廃止で2倍、3倍に上がる状況である。後期高齢者の45%の低所得者が負担増になることはとても認められない。  以上が、日本共産党足立区議団の討論要旨であります。  次に、足立区議会立憲・民主の会を代表して、松丸まこと委員から、第5号議案から第8号議案及び第36号議案の5議案原案全てに賛成、第5号議案及び第6号議案に対する修正案に反対の立場から討論がありました。  その要旨を申し上げます。  平成31年度予算は、「より強く、築こう。人生100年時代の礎」という名のとおり、超少子高齢化社会に向けた、基礎とすべき様々な施策が織り込まれている。75歳以上のインフルエンザ予防接種費用全額助成は、人生の先輩方への思いやりがある予算であり、また、生活困窮を自立へ導くとして一人ひとりの困難状況を把握しての自立相談支援や就労支援などの予算配分は区長のきめ細やかな心を感じる施策である。  さらにボトルネック的課題の解決に向け、子どもの未来を応援する施策を計画的に、なおかつ、確かな根拠に基づき全庁的に取り組んでいる姿勢は、学識経験者等からも高く評価されている。  特に新年度予算においては、新たに子ども未来応援枠として政策的経費を設け、逆境を乗り越える力を培っていくことは我々会派が要望した施策でもあり、高く評価するものである。  一方で、子どもへの予防接種費用助成などの子ども健康関連予算は手薄と言わざるを得ず、子ども施策の脆弱性が見えた。  また、区民税、国民健康保険の収納率の悪さは、まだまだ甘いと言わざるを得ない。  本予算特別委員会において我が会派が指摘した、放火23区ワーストワンからの脱却、都立中川公園防災拠点化への取り組み姿勢への反省と改善、風しん対策、子どもへのインフルエンザやおたふく風邪予防接種費用の助成などを強く要望する。貧困の連鎖を断ち切るためにも、区行政は親の目線で、親の思いを大切にした施策立案をすべきであり、区民の目線に立った利便性の向上と、イメージしやすい地域名称での楽しいまちづくり、公衆喫煙所設置で見られるように、都や民間企業の予算を最大限活用して、区行政予算配分をするよう求める。  以上が、足立区議会立憲・民主の会の討論要旨であります。
     なお、長谷川たかこ委員及びにへんみ圭二委員からは、第5号議案から第8号議案及び第36号議案の5議案の原案全てに賛成、第5号議案及び第6号議案に対する修正案に反対の立場との意見表明がありました。  各会派からの討論終結後、5議案並びに修正案をそれぞれ採決に付しました。その結果、第5号議案 平成31年度足立区一般会計予算、第6号議案 平成31年度足立区国民健康保険特別会計予算、第7号議案 平成31年度足立区介護保険特別会計予算、第8号議案 平成31年度足立区後期高齢者医療特別会計予算の4議案は、挙手多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第36号議案 平成31年度足立区一般会計補正予算(第1号)は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  また、第5号議案に対する修正案、第6号議案に対する修正案については、いずれも挙手少数により否決されました。  以上で、本特別委員会における審査経過並びに結果についての委員長報告を終わりますが、議員各位におかれましては、本特別委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げ、審査報告を終わります。 ○かねだ正 議長  委員長の報告が終了いたしました。  発言の通告がありませんので、これより採決いたします。この採決は2回に分けて行います。  最初に、第5号議案から第8号議案までの4議案について採決いたします。  第5号議案 平成31年度足立区一般会計予算、第6号議案 平成31年度足立区国民健康保険特別会計予算、第7号議案 平成31年度足立区介護保険特別会計予算、第8号議案 平成31年度足立区後期高齢者医療特別会計予算について、委員会の報告は可決であります。  本案は、委員会の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。       [賛成者起立] ○かねだ正 議長  起立多数であります。よって、本案は委員会の報告のとおり可決されました。  次に、第36号議案について採決いたします。  第36号議案 平成31年度足立区一般会計補正予算(第1号)について、委員会の報告は可決であります。  本案は、委員会の報告どおり決することにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○かねだ正 議長  ご異議ないと認め、委員会の報告のとおり可決されました。 ○かねだ正 議長  次に、日程第6を議題といたします。       [金子敬一事務局長朗読]  第10号議案 足立区職員定数条例の一部を改正する条例 ───────────────────────              平成31年2月21日 足立区議会議長   かねだ   正 様               総務委員長                 せぬま   剛         委員会審査報告書  本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第76条の規定により報告します。            記          付託年月日 平成31年2月21日 ┌──────┬───────────┬─────┐ │ 議案番号 │   件   名   │議決の結果│ ├──────┼───────────┼─────┤ │第10号議案│足立区職員定数条例の一│原案可決 │ │      │部を改正する条例   │     │ └──────┴───────────┴─────┘ ─────────────────────── ○かねだ正 議長  本案につきましては、委員会の審査報告書をお手元に配付のとおりであります。  発言の通告がありませんので、これより採決いたします。  本案について、委員会の報告は可決であります。  本案は、委員会の報告どおり決することにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○かねだ正 議長  ご異議ないと認め、委員会の報告のとおり可決されました。 ○かねだ正 議長  次に、日程第7を議題といたします。       [金子敬一事務局長朗読]  第11号議案 足立区放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 ───────────────────────              平成31年2月22日 足立区議会議長   かねだ   正 様               区民委員長                 渕 上   隆         委員会審査報告書  本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第76条の規定により報告します。            記          付託年月日 平成31年2月21日 ┌──────┬───────────┬─────┐ │ 議案番号 │   件   名   │議決の結果│ ├──────┼───────────┼─────┤ │第11号議案│足立区放課後児童健全育│原案可決 │ │      │成事業の設備及び運営に│     │ │      │関する基準を定める条例│     │ │      │の一部を改正する条例 │     │ └──────┴───────────┴─────┘ ─────────────────────── ○かねだ正 議長  本案につきましては、委員会の審査報告書をお手元に配付のとおりであります。  発言の通告がありませんので、これより採決いたします。  本案について、委員会の報告は可決であります。  本案は、委員会の報告どおり決することにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○かねだ正 議長  ご異議ないと認め、委員会の報告のとおり可決されました。 ○かねだ正 議長  次に、日程第8から第16までを一括議題といたします。       [金子敬一事務局長朗読]  第12号議案 足立区障がい者福祉手当条例の一部を改正する条例  第14号議案から (債権の放棄について)  (第15号議案 債権の放棄について)  (第16号議案 債権の放棄について)  (第17号議案 債権の放棄について)  (第18号議案 債権の放棄について)  (第19号議案 債権の放棄について)  (第20号議案 債権の放棄について)  第21号議案まで、以上8議案、いずれも債権の放棄について ───────────────────────              平成31年2月25日 足立区議会議長   かねだ   正 様               厚生委員長                 藤 沼 壮 次
            委員会審査報告書  本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第76条の規定により報告します。            記          付託年月日 平成31年2月21日 ┌──────┬───────────┬─────┐ │ 議案番号 │   件   名   │議決の結果│ ├──────┼───────────┼─────┤ │第12号議案│足立区障がい者福祉手当│原案可決 │ │      │条例の一部を改正する条│     │ │      │例          │     │ ├──────┼───────────┼─────┤ │第14号議案│債権の放棄について  │原案可決 │ ├──────┼───────────┼─────┤ │第15号議案│債権の放棄について  │原案可決 │ ├──────┼───────────┼─────┤ │第16号議案│債権の放棄について  │原案可決 │ ├──────┼───────────┼─────┤ │第17号議案│債権の放棄について  │原案可決 │ ├──────┼───────────┼─────┤ │第18号議案│債権の放棄について  │原案可決 │ ├──────┼───────────┼─────┤ │第19号議案│債権の放棄について  │原案可決 │ ├──────┼───────────┼─────┤ │第20号議案│債権の放棄について  │原案可決 │ ├──────┼───────────┼─────┤ │第21号議案│債権の放棄について  │原案可決 │ └──────┴───────────┴─────┘ ─────────────────────── ○かねだ正 議長  本案につきましては、委員会の審査報告書をお手元に配付のとおりであります。  発言の通告がありませんので、これより採決いたします。  本案について、委員会の報告は可決であります。  本案は、委員会の報告どおり決することにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○かねだ正 議長  ご異議ないと認め、委員会の報告のとおり可決されました。 ○かねだ正 議長  次に、日程第17を議題といたします。       [金子敬一事務局長朗読]  第13号議案 足立区立母子生活支援施設の設置および管理に関する条例を廃止する条例 ───────────────────────              平成31年2月25日 足立区議会議長   かねだ   正 様               厚生委員長                 藤 沼 壮 次         委員会審査報告書  本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第76条の規定により報告します。            記          付託年月日 平成31年2月21日 ┌──────┬───────────┬─────┐ │ 議案番号 │   件   名   │議決の結果│ ├──────┼───────────┼─────┤ │第13号議案│足立区立母子生活支援施│原案可決 │ │      │設の設置および管理に関│     │ │      │する条例を廃止する条例│     │ └──────┴───────────┴─────┘ ─────────────────────── ○かねだ正 議長  本案につきましては、委員会の審査報告書をお手元に配付のとおりであります。  発言の通告がありませんので、これより採決いたします。  本案について、委員会の報告は可決であります。  本案は、委員会の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。       [賛成者起立] ○かねだ正 議長  起立多数であります。よって、本案は委員会の報告のとおり可決されました。 ○かねだ正 議長  次に、日程第18から第20までを一括議題といたします。       [金子敬一事務局長朗読]  第22号議案 足立区事務手数料条例の一部を改正する条例  第24号議案 足立区立公園条例の一部を改正する条例  第25号議案 足立区立プチテラス条例の一部を改正する条例 ───────────────────────              平成31年2月25日 足立区議会議長   かねだ   正 様               建設委員長                 長井 まさのり         委員会審査報告書  本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第76条の規定により報告します。            記          付託年月日 平成31年2月21日 ┌──────┬───────────┬─────┐ │ 議案番号 │   件   名   │議決の結果│ ├──────┼───────────┼─────┤ │第22号議案│足立区事務手数料条例の│原案可決 │ │      │一部を改正する条例  │     │ ├──────┼───────────┼─────┤ │第24号議案│足立区立公園条例の一部│原案可決 │ │      │を改正する条例    │     │ ├──────┼───────────┼─────┤ │第25号議案│足立区立プチテラス条例│原案可決 │ │      │の一部を改正する条例 │     │ └──────┴───────────┴─────┘ ─────────────────────── ○かねだ正 議長  本案につきましては、委員会の審査報告書をお手元に配付のとおりであります。  発言の通告がありませんので、これより採決いたします。  本案について、委員会の報告は可決であります。
     本案は、委員会の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。       [賛成者起立] ○かねだ正 議長  起立多数であります。よって、本案は委員会の報告のとおり可決されました。 ○かねだ正 議長  次に、日程第21から第24までを一括議題といたします。       [金子敬一事務局長朗読]  第23号議案 足立区道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例  第26号議案 足立区集合住宅の建築及び管理に関する条例の一部を改正する条例  第27号議案 足立区景観条例の一部を改正する条例  第29号議案 特別区道路線の認定について ───────────────────────              平成31年2月25日 足立区議会議長   かねだ   正 様               建設委員長                 長井 まさのり         委員会審査報告書  本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第76条の規定により報告します。            記          付託年月日 平成31年2月21日 ┌──────┬───────────┬─────┐ │ 議案番号 │   件   名   │議決の結果│ ├──────┼───────────┼─────┤ │第23号議案│足立区道路占用料等徴収│原案可決 │ │      │条例の一部を改正する条│     │ │      │例          │     │ ├──────┼───────────┼─────┤ │第26号議案│足立区集合住宅の建築及│原案可決 │ │      │び管理に関する条例の一│     │ │      │部を改正する条例   │     │ ├──────┼───────────┼─────┤ │第27号議案│足立区景観条例の一部を│原案可決 │ │      │改正する条例     │     │ ├──────┼───────────┼─────┤ │第29号議案│特別区道路線の認定につ│原案可決 │ │      │いて         │     │ └──────┴───────────┴─────┘ ─────────────────────── ○かねだ正 議長  本案につきましては、委員会の審査報告書をお手元に配付のとおりであります。  発言の通告がありませんので、これより採決いたします。  本案について、委員会の報告は可決であります。  本案は、委員会の報告どおり決することにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○かねだ正 議長  ご異議ないと認め、委員会の報告のとおり可決されました。 ○かねだ正 議長  次に、日程第25を議題といたします。       [金子敬一事務局長朗読]  第33号議案 足立区立学校設置条例の一部を改正する条例 ───────────────────────              平成31年2月26日 足立区議会議長   かねだ   正 様               文教委員長                 工 藤 哲 也         委員会審査報告書  本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第76条の規定により報告します。            記          付託年月日 平成31年2月21日 ┌──────┬───────────┬─────┐ │ 議案番号 │   件   名   │議決の結果│ ├──────┼───────────┼─────┤ │第33号議案│足立区立学校設置条例の│原案可決 │ │      │一部を改正する条例  │     │ └──────┴───────────┴─────┘ ─────────────────────── ○かねだ正 議長  本案につきましては、委員会の審査報告書をお手元に配付のとおりであります。  発言の通告がありませんので、これより採決いたします。  本案について、委員会の報告は可決であります。  本案は、委員会の報告どおり決することにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○かねだ正 議長  ご異議ないと認め、委員会の報告のとおり可決されました。 ○かねだ正 議長  次に、日程第26を議題といたします。       [金子敬一事務局長朗読]  第34号議案 足立区における保育の利用等に関する条例の一部を改正する条例 ───────────────────────              平成31年2月26日 足立区議会議長   かねだ   正 様               文教委員長                 工 藤 哲 也         委員会審査報告書  本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第76条の規定により報告します。            記          付託年月日 平成31年2月21日 ┌──────┬───────────┬─────┐ │ 議案番号 │   件   名   │議決の結果│ ├──────┼───────────┼─────┤ │第34号議案│足立区における保育の利│原案可決 │ │      │用等に関する条例の一部│     │ │      │を改正する条例    │     │
    └──────┴───────────┴─────┘ ─────────────────────── ○かねだ正 議長  本案につきましては、委員会の審査報告書をお手元に配付のとおりであります。  これより、討論を行います。  本案について、発言の通告がありますので、これを許します。  15番浅子けい子議員。       [浅子けい子議員登壇] ◆浅子けい子 議員  ただいま議題となりました第34号議案 足立区における保育の利用等に関する条例の一部を改正する条例について、日本共産党足立区議団を代表して反対の立場から討論を行います。  本議案は、区立第二日ノ出町保育園を廃止するもので、区の提案理由は廃止が必要だからと言いますが、第二日ノ出町保育園を廃止する必要はどこにもありません。  この保育園は、既につくられていた日ノ出町保育園がいっぱいで、あふれるような状況になる中、住民が運動を起こし、予定されていた高層マンション建設を諦めさせる中、区が事業者から土地を買って住民の要望で日ノ出町に2番目にできた公立保育園です。第二日ノ出町保育園は、こんなに切実な願いがこもってつくられた保育園であり、入りたい子どももたくさんいる中で廃止する必要は全くありません。  区は、公立保育園を廃止し、民営化するとしていますが、全く道理もありません。何よりも、区は一貫して民営化することのメリットを言っていますが、今議会でも延長保育などサービスアップは公立保育園でもできると我が党の質問に答えて、区も認めているではありませんか。  また、区はこの間、待機児解消アクション・プランのもと、認可保育園42園増設することを中心に、2020年4月までに待機児ゼロを目指して取り組んでいます。しかし、全てが民間頼みで公立保育園はつくらず、逆に今ある公立保育園の民営化を進めています。これは待機児解消にも逆行するものであり、公立保育園はなくすのではなく、増設こそすべきです。  区は、121園ある保育園のうち、公立保育園を僅か27園にまで減らしています。更に公立保育園を残すと言いながら、2023年度に民営化する保育園名まで報告していますが、とんでもありません。しかも、民営化した園では、遊具で大けがをしたり、園長や職員が定着しないなど、多くの事故や問題が起きています。改めて保育の質が問われています。  区では久しぶりに、2017年度5名、2018年度5名、新年度20名の保育士を募集しましたが、いずれも10倍、9倍、4倍と応募が殺到しました。区立保育園だからこそ保育の質も確保できます。  東京都が保護者に行った調査でも、希望していた保育園は公立保育園が51.9%です。その理由に保育士の離職率が低く、ベテランから若い人までバランスよく配置されている。ほとんどの保育園に園庭があり、子どもの健やかな発達を保障する環境を自治体の責任で整えていることを挙げています。子どもの利益を最優先に考えるならば、公立保育園の民営化はやめるべきであり、増設にこそ足を踏み出すことを強く申し上げて、討論を終わります。 ○かねだ正 議長  討論が終結いたしましたので、これより採決いたします。  本案について、委員会の報告は可決であります。  本案は、委員会の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。       [賛成者起立] ○かねだ正 議長  起立多数であります。よって、本案は委員会の報告のとおり可決されました。 ○かねだ正 議長  次に、日程第27から第30までを一括議題といたします。       [金子敬一事務局長朗読]  第37号議案 足立区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例  第38号議案 足立区幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例  第39号議案 建物の貸付に伴う貸付料、権利金等の免除について  第40号議案 足立区国民健康保険条例の一部を改正する条例 ○かねだ正 議長  ただいま議題となりました議案のうち、第37号議案、第38号議案につきましては、地方公務員法第5条第2項の規定により、特別区人事委員会の意見を聞くことになっております。その意見を事務局長より報告いたします。       [金子敬一事務局長朗読] ───────────────────────             30特人委給第451号              平成31年3月14日 足立区議会議長   かねだ   正 様           特別区人事委員会             委員長 中 山 弘 子    「職員に関する条例」に対する人事委員会の  意見聴取について(回答)  平成31年3月14日付30足議発第2325号により意見聴取のあった下記条例案については、異議ありません。            記 第37号議案 足立区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例                     外1件         ─────────────── 第38号議案 足立区幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 ─────────────────────── ○かねだ正 議長  本案について、執行機関の説明を求めます。 ◎長谷川勝美 副区長  ただいま議題となりました4議案につきまして、一括してご説明申し上げます。  第37号及び第38号議案は、超過勤務に関する規定を整備する必要がありますので、提出いたしたものであります。  第39号議案は、財産を貸与することについて地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき、区議会の議決を得る必要がありますので、提出いたしたものであります。  第40号議案は、保険料率を改定するほか、規定を整備する必要がありますので、提出いたしたものであります。 ○かねだ正 議長  本案について、発言の通告がありませんので、第37号議案、第38号議案並びに第39号議案については、所管の総務委員会に付託し、第40号議案については、所管の区民委員会に付託いたします。  この際、審議の都合により暫時休憩いたします。       午後1時31分休憩       午後2時20分再開 ○かねだ正 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中、総務委員会並びに区民委員会が開会され、先ほど付託いたしました第37号議案、第38号議案、第39号議案並びに第40号議案が審査され、お手元に配付のとおり委員会の審査報告書の提出がありました。 ───────────────────────              平成31年3月14日 足立区議会議長   かねだ   正 様               総務委員長                 せぬま   剛         委員会審査報告書  本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第76条の規定により報告します。            記          付託年月日 平成31年3月14日 ┌──────┬───────────┬─────┐ │ 議案番号 │   件   名   │議決の結果│ ├──────┼───────────┼─────┤ │第37号議案│足立区職員の勤務時間、│原案可決 │ │      │休日、休暇等に関する条│     │ │      │例の一部を改正する条例│     │ ├──────┼───────────┼─────┤ │第38号議案│足立区幼稚園教育職員の│原案可決 │ │      │勤務時間、休日、休暇等│     │ │      │に関する条例の一部を改│     │ │      │正する条例      │     │ ├──────┼───────────┼─────┤ │第39号議案│建物の貸付に伴う貸付 │原案可決 │ │      │料、権利金等の免除につ│     │ │      │いて         │     │ └──────┴───────────┴─────┘ ───────────────────────              平成31年3月14日 足立区議会議長   かねだ   正 様               区民委員長                 渕 上   隆         委員会審査報告書  本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第76条の規定により報告します。            記          付託年月日 平成31年3月14日 ┌──────┬───────────┬─────┐ │ 議案番号 │   件   名   │議決の結果│ ├──────┼───────────┼─────┤ │第40号議案│足立区国民健康保険条例│原案可決 │
    │      │の一部を改正する条例 │     │ └──────┴───────────┴─────┘ ─────────────────────── ○かねだ正 議長  これより、討論を行います。  第40号議案について、発言の通告がありますので、これを許します。  31番はたの昭彦議員。       [はたの昭彦議員登壇] ◆はたの昭彦 議員  ただいま議題となりました第40号議案 足立区国民健康保険条例の一部を改正する条例について、日本共産党足立区議団を代表し反対討論を行います。  本条例案は、国民健康保険料を値上げするためのものです。その値上げ額は、区民1人当たり前年度比3,186円で、1人当たりの年間平均保険料は12万5,174円となり過去最高額となります。しかも、多子世帯や低所得者に負担が大きくなる均等割の値上げ部分が1,200円を占めます。  国保料は、過去20年近く毎年、値上げを行ってきました。値上げ額は、過去5年間だけでも1人当たり2万2,071円、17.5%にもなります。被保険者の保険料負担軽減、とりわけ低所得者層や子育て世代の経済的負担を軽減する必要性は区も認めており、23区区長会などでも負担軽減の立場で奮闘していることは評価していますが、値上げは今でも高過ぎて払うのが困難な世帯の負担を更に増やすことになり、到底認めることはできません。  国民健康保険には大きく二つ問題があります。  一つは均等割の問題です。そもそも国民健康保険は協会けんぽや組合健保よりはるかに高い保険料が課せられていますが、世帯員、特に子どもの数が多いほど保険料が引き上がる仕組みの均等割には、まるで人頭税、子育て支援に逆行という批判も噴出しています。人間の頭数に応じて課税する人頭税は、最も原始的で野蛮な税制と言われていますが、それでも古代の人頭税ですら生まれたばかりの子どもには課税されていませんでした。それよりもひどい制度が、現代の公的医療制度に残っていることは問題です。  所得が低くても、他の保険制度より保険料は一番高いという均等割による国保の矛盾は、全国知事会や全国市長会も、国保の構造問題であると認め、その解消のため1兆円の公的支援を国に求めています。  もう一つは、23区の保険料がとりわけ高い問題です。今年度から国保の都道府県化が始まりましたが、一般会計からの繰入れをゼロにするとの国の方針どおりに大幅な削減を行いました。  例えば、給与年収400万円、4人家族の場合、協会けんぽの保険料は労使で折半されるため、本人負担分は年19万8,000円ですが、足立区を含む特別区の国保料は42万6,000円と2倍以上にもなります。関東地方1都6県には、253の自治体がありますが、足立区より高い保険料の自治体は、茨城県の日立市と栃木県の高根沢町、栃木町と僅か3自治体しかなく、近隣の草加市や八潮市、川口市より年間で4万円から8万円、共産党員が市長の蕨市と比べると19万円も高く、まさに自治体の姿勢のあらわれと言えます。他の社会保険と比べて高過ぎる保険料が払いたくても払えない人を増加させています。  平成28年度6,412世帯だった短期証が、平成29年度は8,053世帯、窓口でいったん10割を払わないと医者にかかれない資格証が2,814世帯から3,623世帯へと急増しています。このような在り方を続ければ、国民の医療を支える最後のセーフティネットである国民階保険制度を崩壊させかねません。高過ぎる保険料を引下げ、払える保険料にすることこそ必要です。  引き続き、保険料の負担増を区民に負わせないため、国や都が責任を果たすよう強く働き掛けることを求めるとともに、払える保険料でこそ健全な国保会計の維持ができます。区民の暮らしに心を寄せ、これ以上の負担増を行わないことを強く求めまして、討論といたします。 ○かねだ正 議長  討論が終結いたしましたので、これより採決いたします。  この採決は2回に分けて行います。  最初に、第37号議案、第38号議案並びに第39号議案について採決いたします。  本案について、委員会の報告は可決であります。  本案は、委員会の報告どおり決することにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○かねだ正 議長  ご異議ないと認め、委員会の報告のとおり可決されました。  次に、第40号議案について採決いたします。       [松丸まこと議員退場]  本案について、委員会の報告は可決であります。  本案は、委員会の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。       [賛成者起立] ○かねだ正 議長  起立多数であります。よって、本案は委員会の報告のとおり可決されました。       [松丸まこと議員入場] ○かねだ正 議長  次に、日程第31を議題といたします。       [金子敬一事務局長朗読]  議員提出第6号議案 足立区手話言語と障がい者の意思疎通に関する条例 ───────────────────────              平成31年2月25日 足立区議会議長   かねだ   正 様               厚生委員長                 藤 沼 壮 次         委員会審査報告書  本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第76条の規定により報告します。            記          付託年月日 平成31年2月21日 ┌──────┬───────────┬─────┐ │ 議案番号 │   件   名   │議決の結果│ ├──────┼───────────┼─────┤ │議員提出  │足立区手話言語と障がい│原案可決 │ │第6号議案 │者の意思疎通に関する条│     │ │      │例          │     │ └──────┴───────────┴─────┘ ─────────────────────── ○かねだ正 議長  本案につきましては、委員会の審査報告書をお手元に配付のとおりであります。  発言の通告がありませんので、これより採決いたします。  本案について、委員会の報告は可決であります。  本案は、委員会の報告どおり決することにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○かねだ正 議長  ご異議ないと認め、委員会の報告のとおり可決されました。 ○かねだ正 議長  次に、日程第32から第36までを一括議題といたします。       [金子敬一事務局長朗読]  議員提出第1号議案 足立区学校教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例  議員提出第2号議案 足立区学校教育職員の給与に関する条例  議員提出第3号議案 足立区学校教育職員の旅費に関する条例  議員提出第4号議案 足立区学校教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例  議員提出第5号議案 足立区学校教育職員の特殊勤務手当に関する条例 ───────────────────────              平成31年2月21日 足立区議会議長   かねだ   正 様               総務委員長                 せぬま   剛         委員会審査報告書  本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第76条の規定により報告します。            記          付託年月日 平成31年2月21日 ┌──────┬───────────┬─────┐ │ 議案番号 │   件   名   │議決の結果│ ├──────┼───────────┼─────┤ │議員提出  │足立区学校教育職員の勤│原案否決 │ │第 1 号議案│務時間、休日、休暇等に│     │ │      │関する条例      │     │ ├──────┼───────────┼─────┤ │議員提出  │足立区学校教育職員の給│原案否決 │ │第 2 号議案│与に関する条例    │     │ ├──────┼───────────┼─────┤ │議員提出  │足立区学校教育職員の旅│原案否決 │ │第 3 号議案│費に関する条例    │     │ ├──────┼───────────┼─────┤ │議員提出  │足立区学校教育職員の給│原案否決 │ │第 4 号議案│与等に関する特別措置に│     │ │      │関する条例      │     │ ├──────┼───────────┼─────┤
    │議員提出  │足立区学校教育職員の特│原案否決 │ │第 5 号議案│殊勤務手当に関する条例│     │ └──────┴───────────┴─────┘ ─────────────────────── ○かねだ正 議長  本案につきましては、委員会の審査報告書をお手元に配付のとおりであります。  これより、討論を行います。  本案について、発言の通告がありますので、これを許します。  30番ぬかが和子議員。       [ぬかが和子議員登壇] ◆ぬかが和子 議員  ただいま議題となりました、議員提出第1号から第5号議案について、日本共産党足立区議団を代表し、委員会での否決に反対をし、可決を求める立場から、一括して討論を行います。  これら条例案は、区独自に35人学級を実施するためのものでした。本条例を提案するに至った背景には、学級編制権は区あっても、教員の人事権が基礎的自治体にないことがあります。そのために、かつて区長自身が公約していた少人数学級に踏み切れず、副担任講師を配置せざるを得なかったのです。まさにこれらの条例案は、他区の実例に倣いながら教員人事権の課題に風穴をあける条例案であり、本来であれば与党の議員から出されてもおかしくないものでした。  しかし、付託された総務委員会では、質疑は全く行われずに、自民・公明の委員は今の状況で問題ないと意見を表明し否決しました。区独自で教員人事権を発揮できない状況が問題ないという発言は、自らの過去の発言・主張を否定する重大な問題です。提出した提案の重要な本質を理解できないから、質疑もせずに否定したとしか思えません。  35人学級を実現できていない今の状況で問題ないという発言は、国会で全会一致で決議した小・中学校の35人学級の全学年実施や、区長自らが諮問した足立区のいじめに関する調査委員会による区独自で教員を採用し、いじめ問題解決策をという答申にも反するもので、足立の子どもたちに責任を持った態度とは思えません。  また、立憲・民主の会の委員は、よくわかる部分はあると言いながらも、区が教員の働き方改革実施方針もろもろ、いろいろな新たな施策を打ち出しているところで、その整合性も鑑みて、こういう施策をまずしっかりと打ちながら、様々な手を打っていく、いろいろな改善に向けた取り組みを進めていくべきだろうという理由で否決しました。  少人数学級の実現は、教員の働き方改革のためだけのものではありません。いろいろな改善に向けた取り組みを進めていくべきと言うのなら、一緒に議会の立法権を発揮して進めていけばいいではありませんか。少人数学級の実現そのものは国政与党も含め、誰もが否定できないものです。  先日の野田市の児童虐待死事件後に、マスコミでは様々な議論がありました。「学校の先生がしっかりと子どもに目が届くことも大切。うちの子どものクラスが落ちついているのは1学級が25人だったから40人のクラスとは違う」などのコメントがありましたが、年間1,800件の虐待通報がある足立だからこそ、少人数学級が必要です。教員の多忙化解消だけでなく、教師と子どもが向き合って行き届いた教育を実施できる要です。  先行して少人数学級を実行した自治体では、どこでも不登校児童が減っています。23区で一番多く不登校の子どもがいる足立でこそ、まさに必要な施策です。今こそ立場の違いを超えて、子どもたちのために少人数学級を実現しようではありませんか。足立区議会の皆様の心ある判断を求めまして、討論を終わります。 ○かねだ正 議長  本案について、委員会の報告は否決であります。  本案は、委員会の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。       [賛成者起立] ○かねだ正 議長  起立多数であります。よって、本案は委員会の報告のとおり否決されました。 ○かねだ正 議長  次に、日程第37、第38を一括議題といたします。       [金子敬一事務局長朗読]  議員提出第2号議案 足立区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例(平成28年提出)  議員提出第6号議案 足立区障がい特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進に関する条例(平成30年提出) ───────────────────────              平成31年2月25日 足立区議会議長   かねだ   正 様               厚生委員長                 藤 沼 壮 次         継続審査申出書  本委員会に付託の議案を審査の結果、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第74条の規定により申し出ます。            記        付託年月日 平成28年2月26日              平成30年9月25日 ┌─────┬───────────┬─────┐ │ 議案番号 │   件    名   │ 理 由 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │議員提出 │足立区子どもの医療費の│今後も引き│ │第2号議案│助成に関する条例の一部│続き審査す│ │     │を改正する条例(平成2│る必要があ│ │     │8年提出)      │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │議員提出 │足立区障がい特性に応じ│今後も引き│ │第6号議案│たコミュニケーション手│続き審査す│ │     │段の利用の促進に関する│る必要があ│ │     │条例(平成30年提出)│るため。 │ └─────┴───────────┴─────┘ ─────────────────────── ○かねだ正 議長  本案につきましては、厚生委員会委員長から委員会において審査中の、平成28年提出議員提出第2号議案並びに平成30年提出議員提出第6号議案について、会議規則第74条の規定によりお手元に配付のとおり、閉会中の継続審査の申出がありました。  お諮りいたします。  本案は、閉会中の継続審査に付することに賛成の方の起立を求めます。       [賛成者起立] ○かねだ正 議長  起立多数であります。よって、本案は閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 ○かねだ正 議長  次に、日程第39を議題といたします。       [金子敬一事務局長朗読]  議員提出第7号議案 足立区学校給食費補助金交付条例 ───────────────────────              平成31年2月26日 足立区議会議長   かねだ   正 様               文教委員長                 工 藤 哲 也         継続審査申出書  本委員会に付託の議案を審査の結果、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第74条の規定により申し出ます。            記         付託年月日 平成31年2月21日 ┌─────┬───────────┬─────┐ │ 議案番号 │   件    名   │ 理 由 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │議員提出 │足立区学校給食費補助金│今後も引き│ │第7号議案│例交付条       │続き審査す│ │     │           │る必要があ│ │     │           │るため。 │ └─────┴───────────┴─────┘ ─────────────────────── ○かねだ正 議長  本案につきましては、文教委員会委員長から委員会において審査中の議員提出第7号議案について、会議規則第74条の規定により、お手元に配付のとおり、閉会中の継続審査の申出がありました。  お諮りいたします。  本案は、閉会中の継続審査に付することに賛成の方の起立を求めます。       [賛成者起立] ○かねだ正 議長  起立多数であります。よって、本案は閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 ○かねだ正 議長  次に、日程第40を議題といたします。       [金子敬一事務局長朗読]  30受理番号2 「ゆ〜ゆ〜湯」入浴証を中川地域に隣接する葛飾区の銭湯で利用できるようにすることを求める陳情の撤回について ○かねだ正 議長  本陳情につきましては、厚生委員会に付託されておりましたが、今般、陳情者から取下願が提出されましたので、事務局長より朗読いたします。       [金子敬一事務局長朗読] ───────────────────────          陳情書取下願
    足立区議会議長   かねだ   正 様  1.30受理番号2 「ゆ〜ゆ〜湯」入浴証を中川地域に隣接する葛飾区の銭湯で利用できるようにすることを求める陳情   平成30年2月6日付をもって、貴区議会議長あて提出いたしました上記陳情書は都合により取り下げますので、よろしくお取り計らい願います。  平成31年2月26日             陳情者 住所・氏名省略 ─────────────────────── ○かねだ正 議長  本陳情の撤回につきましては、会議規則第18条第1項の規定により議会の承認を要することになっております。  お諮りいたします。  本陳情の撤回を承認することにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○かねだ正 議長  ご異議ないと認め、さよう決しました。 ○かねだ正 議長  次に、日程第41を議題といたします。       [金子敬一事務局長朗読]  27受理番号12 看護師等の大幅増員と夜勤改善で安全・安心の医療・介護を求める意見書提出を求める陳情                    外48件           ─────────────  27受理番号13 全てのがん検診無料化及び女性のがん検診毎年実施を求める陳情  27受理番号18 住宅マスタープラン改定作業においてシェアハウスなどの空き家利活用施策策定を求める陳情  27受理番号24 足立区議会の各委員会をインターネット中継することを求める陳情  27受理番号25 「子ども・子育て支援新制度」実施後も、児童福祉法第24条1項を守り、すべての子どもの権利を等しく保障することを求める陳情  27受理番号26 大規模開発、マンション建設などで、子育て世帯が集中している地域に認可保育園のすみやかな増設を求める陳情  27受理番号42 外国人の扶養控除制度の見直しを求める意見書の採択を求める陳情  27受理番号43 安心して暮らせる高齢者福祉施策の充実を求める陳情  27受理番号50 沖縄の米軍普天間飛行場代替施設建設の早期実現、沖縄米軍基地の整理縮小及び負担軽減を求める意見書の採択を求める陳情  28受理番号 1 原発の再稼働ではなく自然エネルギーへの大転換を求める意見書の提出を求める陳情  28受理番号 9 放射能健康診断への助成、区民参加での放射能測定、及び福島からの避難者への住宅支援継続を求める意見書の提出を求める請願  28受理番号12 中学校の特別支援学級通級指導学級(情緒等)の増設等を求める陳情  28受理番号13 中学校の特別支援学級通級指導学級(情緒等)の「特別支援教室」について検討委員会設立等を求める陳情  28受理番号14 米軍属による女性殺害事件に抗議し、在沖米軍基地の整理・縮小と辺野古新基地建設計画の断念の意見書の提出を求める請願  28受理番号18 住民の健康増進と2020東京オリンピック・パラリンピックに向けて受動喫煙防止条例の早期制定を求める陳情  28受理番号19 足立区における飲食施設事業者の実態に即した受動喫煙防止対策を求める陳情  28受理番号20 東京都足立区における飲食施設事業者の実態に即した受動喫煙防止対策を求める陳情  28受理番号21 足立区における受動喫煙防止に関する陳情  28受理番号23 足立区内の保育・教育施設の放射線対策についての陳情  29受理番号 1 MV‐22オスプレイの飛行差し止め・配備撤回等を求める意見書の提出を求める請願  29受理番号 4 学校・保育園給食の食材の安全を求める陳情  29受理番号 5 区としての子どもたちへの放射能等に関する学習についての陳情  29受理番号 9 医療的ケア児への支援強化についての陳情  29受理番号19 「ゆ〜ゆ〜湯」入浴証の無料化とより利用しやすくすることを求める陳情  29受理番号23 足立区議会議員の政務活動費の領収書等の議会ホームページでの公開を求める陳情  29受理番号24 区立あやせ保育園の都立東綾瀬公園への移転に関し、周辺住民への配慮を求める陳情  29受理番号27 衆議院議員選挙での一票の格差の是正を求める意見書の提出を求める陳情  29受理番号28 補聴器購入助成制度の創設を求める陳情  29受理番号31 日本政府に核兵器禁止条約の調印を求める意見書の提出を求める請願  29受理番号32 北千住大踏切の解消を求める陳情  30受理番号 1 市町村民税・都民税特別徴収税額の決定・変更通知書への個人番号記載中止を求める陳情  30受理番号 2 「ゆ〜ゆ〜湯」入浴証を中川地域に隣接する葛飾区の銭湯で利用できるようにすることを求める陳情  30受理番号 7 選択的夫婦別姓制度の法制化に賛成する意見書の提出に関する陳情  30受理番号 8 国民健康保険料をこれ以上値上げせず、負担を軽減するように求める意見書の提出と足立区に減免制度の改善を求める陳情  30受理番号 9 区内在住かつ区内事業所に通算5年以上勤務した建設従事者を対象とする永年勤続褒賞事業の創設を求める陳情  30受理番号12 オリンピック施設建設に従事している建設労働者の現場安全の徹底と労働者に温かな光をあてることを東京都に求める意見書の提出を求める陳情  30受理番号13 犯罪被害者等を支援する条例の制定を求める陳情  30受理番号14 臓器移植の環境整備を求める意見書の提出を求める陳情  30受理番号15 新たな住宅セーフティネット制度が機能するために足立区の取り組みを求める陳情  30受理番号16 核兵器禁止条約に署名と批准を求める意見書の提出を求める陳情  30受理番号17 足立区の河川・堤防強靭化を荒川上流自治体へ求め、国へ意見書の提出を求める陳情  30受理番号18 足立区で「移動型浄水装置」を保有することを求める陳情  30受理番号21 区のイベントにおいてリユース食器の活用を求める陳情  30受理番号22 国に対し「国立大学授業料値上げを規制し、あらゆる学費の無償化に向けた法的整備、財政的措置を講じることを求める意見書」の提出を求める陳情  30受理番号23 常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会のインターネット中継を求める陳情  30受理番号24 花畑地域の公共交通を整備し交通空白地域の解消を求める請願  30受理番号25 子どもの貧困対策として若者支援策の策定を求める陳情  30受理番号26 綾瀬地区を文化的に環境整備することを求める陳情    受理番号 1 介護職員の処遇改善が必要である意見書を国に提出することを求める陳情 ───────────────────────              平成31年2月21日 足立区議会議長   かねだ   正 様               総務委員長                 せぬま   剛         継続審査申出書  本委員会は、審査中の事件について下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第74条の規定により申し出ます。            記 ┌─────┬───────────┬─────┐ │ 受理番号 │   件    名   │ 理 由 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │27・50│沖縄の米軍普天間飛行場│今後も引き│ │     │代替施設建設の早期実 │続き審査す│ │     │現、沖縄米軍基地の整理│る必要があ│ │     │縮小及び負担軽減を求め│るため。 │ │     │る意見書の採択を求める│     │ │     │陳情         │     │ ├─────┼───────────┼─────┤ │28・ 1│原発の再稼働ではなく自│今後も引き│ │     │然エネルギーへの大転換│続き審査す│ │     │を求める意見書の提出を│る必要があ│ │     │求める陳情      │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │28・14│米軍属による女性殺害事│今後も引き│ │     │件に抗議し、在沖米軍基│続き審査す│ │     │地の整理・縮小と辺野古│る必要があ│ │     │新基地建設計画の断念の│るため。 │ │     │意見書の提出を求める請│     │ │     │願          │     │ ├─────┼───────────┼─────┤
    │29・ 1│MV‐22オスプレイの│今後も引き│ │     │飛行差し止め・配備撤回│続き審査す│ │     │等を求める意見書の提出│る必要があ│ │     │を求める請願     │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │29・27│衆議院議員選挙での一票│今後も引き│ │     │の格差の是正を求める意│続き審査す│ │     │見書の提出を求める陳情│る必要があ│ │     │           │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │29・31│日本政府に核兵器禁止条│今後も引き│ │     │約の調印を求める意見書│続き審査す│ │     │の提出を求める請願  │る必要があ│ │     │           │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │30・12│オリンピック施設建設に│今後も引き│ │     │従事している建設労働者│続き審査す│ │     │の現場安全の徹底と労働│る必要があ│ │     │者に温かな光をあてるこ│るため。 │ │     │とを東京都に求める意見│     │ │     │書の提出を求める陳情 │     │ ├─────┼───────────┼─────┤ │30・13│犯罪被害者等を支援する│今後も引き│ │     │条例の制定を求める陳情│続き審査す│ │     │           │る必要があ│ │     │           │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │30・16│核兵器禁止条約に署名と│今後も引き│ │     │批准を求める意見書の提│続き審査す│ │     │出を求める陳情    │る必要があ│ │     │           │るため。 │ └─────┴───────────┴─────┘ ───────────────────────              平成31年2月22日 足立区議会議長   かねだ   正 様               区民委員長                 渕 上   隆         継続審査申出書  本委員会は、審査中の事件について下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第74条の規定により申し出ます。            記 ┌─────┬───────────┬─────┐ │ 受理番号 │   件    名   │ 理 由 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │27・42│外国人の扶養控除制度の│今後も引き│ │     │見直しを求める意見書の│続き審査す│ │     │採択を求める陳情   │る必要があ│ │     │           │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │30・ 1│市町村民税・都民税特別│今後も引き│ │     │徴収税額の決定・変更通│続き審査す│ │     │知書への個人番号記載中│る必要があ│ │     │止を求める陳情    │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │30・ 7│選択的夫婦別姓制度の法│今後も引き│ │     │制化に賛成する意見書の│続き審査す│ │     │提出に関する陳情   │る必要があ│ │     │           │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │30・ 8│国民健康保険料をこれ以│今後も引き│ │     │上値上げせず、負担を軽│続き審査す│ │     │減するように求める意見│る必要があ│ │     │書の提出と足立区に減免│るため。 │ │     │制度の改善を求める陳情│     │ └─────┴───────────┴─────┘ ───────────────────────              平成31年2月22日 足立区議会議長   かねだ   正 様               産業環境委員長                 くぼた 美 幸         継続審査申出書  本委員会は、審査中の事件について下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第74条の規定により申し出ます。            記 ┌─────┬───────────┬─────┐ │ 受理番号 │   件    名   │ 理 由 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │30・21│区のイベントにおいてリ│今後も引き│ │     │ユース食器の活用を求め│続き審査す│ │     │る陳情        │る必要があ│ │     │           │るため。 │ └─────┴───────────┴─────┘ ───────────────────────              平成31年2月25日 足立区議会議長   かねだ   正 様               厚生委員長                 藤 沼 壮 次         継続審査申出書  本委員会は、審査中の事件について下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第74条の規定により申し出ます。            記 ┌─────┬───────────┬─────┐ │ 受理番号 │   件    名   │ 理 由 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │27・12│看護師等の大幅増員と夜│今後も引き│ │     │勤改善で安全・安心の医│続き審査す│ │     │療・介護を求める意見書│る必要があ│
    │     │提出を求める陳情   │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │27・13│全てのがん検診無料化及│今後も引き│ │     │び女性のがん検診毎年実│続き審査す│ │     │施を求める陳情    │る必要があ│ │     │           │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │27・43│安心して暮らせる高齢者│今後も引き│ │     │福祉施策の充実を求める│続き審査す│ │     │陳情         │る必要があ│ │     │           │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │28・18│住民の健康増進と202│今後も引き│ │     │東京オリンピック・パ│続き審査す│ │     │ラリンピックに向けて受│る必要があ│ │     │動喫煙防止条例の早期制│るため。 │ │     │定を求める陳情    │     │ ├─────┼───────────┼─────┤ │28・19│足立区における飲食施設│今後も引き│ │     │事業者の実態に即した受│続き審査す│ │     │動喫煙防止対策を求める│る必要があ│ │     │陳情         │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │28・20│東京都足立区における飲│今後も引き│ │     │食施設事業者の実態に即│続き審査す│ │     │した受動喫煙防止対策を│る必要があ│ │     │求める陳情      │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │28・21│足立区における受動喫煙│今後も引き│ │     │防止に関する陳情   │続き審査す│ │     │           │る必要があ│ │     │           │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │29・19│「ゆ〜ゆ〜湯」入浴証の│今後も引き│ │     │無料化とより利用しやす│続き審査す│ │     │くすることを求める陳情│る必要があ│ │     │           │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │29・28│補聴器購入助成制度の創│今後も引き│ │     │設を求める陳情    │続き審査す│ │     │           │る必要があ│ │     │           │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │30・ 2│「ゆ〜ゆ〜湯」入浴証を│今後も引き│ │     │中川地域に隣接する葛飾│続き審査す│ │     │区の銭湯で利用できるよ│る必要があ│ │     │うにすることを求める陳│るため。 │ │     │情          │     │ ├─────┼───────────┼─────┤ │30・14│臓器移植の環境整備を求│今後も引き│ │     │める意見書の提出を求め│続き審査す│ │     │る陳情        │る必要があ│ │     │           │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │    1│介護職員の処遇改善が必│今後も引き│ │     │要である意見書を国に提│続き審査す│ │     │出することを求める陳情│る必要があ│ │     │           │るため。 │ └─────┴───────────┴─────┘ ───────────────────────              平成31年2月25日 足立区議会議長   かねだ   正 様               建設委員長                 長井 まさのり         継続審査申出書  本委員会は、審査中の事件について下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第74条の規定により申し出ます。            記 ┌─────┬───────────┬─────┐ │ 受理番号 │   件    名   │ 理 由 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │27・18│住宅マスタープラン改定│今後も引き│ │     │作業においてシェアハウ│続き審査す│ │     │スなどの空き家利活用施│る必要があ│ │     │策策定を求める陳情  │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │29・32│北千住大踏切の解消を求│今後も引き│ │     │める陳情       │続き審査す│ │     │           │る必要があ│ │     │           │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │30・ 9│区内在住かつ区内事業所│今後も引き│ │     │に通算5年以上勤務した│続き審査す│ │     │建設従事者を対象とする│る必要があ│ │     │永年勤続褒賞事業の創設│るため。 │ │     │を求める陳情     │     │ ├─────┼───────────┼─────┤ │30・15│新たな住宅セーフティネ│今後も引き│ │     │ット制度が機能するため│続き審査す│ │     │に足立区の取り組みを求│る必要があ│ │     │める陳情       │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │30・17│足立区の河川・堤防強靭│今後も引き│ │     │化を荒川上流自治体へ求│続き審査す│ │     │め、国へ意見書の提出を│る必要があ│ │     │求める陳情      │るため。 │ └─────┴───────────┴─────┘ ───────────────────────              平成31年2月26日
    足立区議会議長   かねだ   正 様               文教委員長                 工 藤 哲 也         継続審査申出書  本委員会は、審査中の事件について下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第74条の規定により申し出ます。            記 ┌─────┬───────────┬─────┐ │ 受理番号 │   件    名   │ 理 由 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │28・12│中学校の特別支援学級通│今後も引き│ │     │級指導学級(情緒等)の│続き審査す│ │     │増設等を求める陳情  │る必要があ│ │     │           │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │28・13│中学校の特別支援学級通│今後も引き│ │     │級指導学級(情緒等)の│続き審査す│ │     │「特別支援教室」につい│る必要があ│ │     │検討委員会設立等を求│るため。 │ │     │める陳情       │     │ ├─────┼───────────┼─────┤ │29・ 9│医療的ケア児への支援強│今後も引き│ │     │化についての陳情   │続き審査す│ │     │           │る必要があ│ │     │           │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │30・22│国に対し「国立大学授業│今後も引き│ │     │料値上げを規制し、あら│続き審査す│ │     │ゆる学費の無償化に向け│る必要があ│ │     │た法的整備、財政的措置│るため。 │ │     │を講じることを求める意│     │ │     │見書」の提出を求める陳│     │ │     │情          │     │ └─────┴───────────┴─────┘ ───────────────────────              平成31年2月27日 足立区議会議長   かねだ   正 様               議会運営委員長                 渡辺 ひであき         継続審査申出書  本委員会は、審査中の事件について下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第74条の規定により申し出ます。            記 ┌─────┬───────────┬─────┐ │ 受理番号 │   件    名   │ 理 由 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │27・24│足立区議会の各委員会を│今後も引き│ │     │インターネット中継する│続き審査す│ │     │ことを求める陳情   │る必要があ│ │     │           │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │29・23│足立区議会議員の政務活│今後も引き│ │     │動費の領収書等の議会ホ│続き審査す│ │     │ームページでの公開を求│る必要があ│ │     │める陳情       │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │30・23│常任委員会、議会運営委│今後も引き│ │     │員会及び特別委員会のイ│続き審査す│ │     │ンターネット中継を求め│る必要があ│ │     │る陳情        │るため。 │ └─────┴───────────┴─────┘ ───────────────────────              平成31年3月11日 足立区議会議長   かねだ   正 様       交通網・都市基盤整備調査特別委員長                 伊藤 のぶゆき         継続審査申出書  本委員会は、審査中の事件について下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第74条の規定により申し出ます。            記 ┌─────┬───────────┬─────┐ │ 受理番号 │   件    名   │ 理 由 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │30・24│花畑地域の公共交通を整│今後も引き│ │     │備し交通空白地域の解消│続き審査す│ │     │を求める請願     │る必要があ│ │     │           │るため。 │ └─────┴───────────┴─────┘ ───────────────────────              平成31年3月11日 足立区議会議長   かねだ   正 様    待機児童・子どもの貧困対策調査特別委員長                 佐々木まさひこ         継続審査申出書  本委員会は、審査中の事件について下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第74条の規定により申し出ます。            記 ┌─────┬───────────┬─────┐ │ 受理番号 │   件    名   │ 理 由 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │27・25│「子ども・子育て支援新│今後も引き│ │     │制度」実施後も、児童福│続き審査す│ │     │祉法第24条1項を守 │る必要があ│ │     │り、すべての子どもの権│るため。 │ │     │利を等しく保障すること│     │
    │     │を求める陳情     │     │ ├─────┼───────────┼─────┤ │27・26│大規模開発、マンション│今後も引き│ │     │建設などで、子育て世帯│続き審査す│ │     │が集中している地域に認│る必要があ│ │     │可保育園のすみやかな増│るため。 │ │     │設を求める陳情    │     │ ├─────┼───────────┼─────┤ │29・24│区立あやせ保育園の都立│今後も引き│ │     │東綾瀬公園への移転に関│続き審査す│ │     │し、周辺住民への配慮を│る必要があ│ │     │求める陳情      │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │30・25│子どもの貧困対策として│今後も引き│ │     │若者支援策の策定を求め│続き審査す│ │     │る陳情        │る必要があ│ │     │           │るため。 │ └─────┴───────────┴─────┘ ───────────────────────              平成31年3月12日 足立区議会議長   かねだ   正 様         災害・オウム対策調査特別委員長                 高山 のぶゆき         継続審査申出書  本委員会は、審査中の事件について下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第74条の規定により申し出ます。            記 ┌─────┬───────────┬─────┐ │ 受理番号 │   件    名   │ 理 由 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │28・ 9│放射能健康診断への助 │今後も引き│ │     │成、区民参加での放射能│続き審査す│ │     │測定、及び福島からの避│る必要があ│ │     │難者への住宅支援継続を│るため。 │ │     │求める意見書の提出を求│     │ │     │める請願       │     │ ├─────┼───────────┼─────┤ │28・23│足立区内の保育・教育施│今後も引き│ │     │設の放射線対策について│続き審査す│ │     │の陳情        │る必要があ│ │     │           │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │29・ 4│学校・保育園給食の食材│今後も引き│ │     │の安全を求める陳情  │続き審査す│ │     │           │る必要があ│ │     │           │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │29・ 5│区としての子どもたちへ│今後も引き│ │     │の放射能等に関する学習│続き審査す│ │     │についての陳情    │る必要があ│ │     │           │るため。 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │30・18│足立区で「移動型浄水装│今後も引き│ │     │置」を保有することを求│続き審査す│ │     │める陳情       │る必要があ│ │     │           │るため。 │ └─────┴───────────┴─────┘ ───────────────────────              平成31年3月12日 足立区議会議長   かねだ   正 様          エリアデザイン調査特別委員長                 西の原 えみ子         継続審査申出書  本委員会は、審査中の事件について下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第74条の規定により申し出ます。            記 ┌─────┬───────────┬─────┐ │ 受理番号 │   件    名   │ 理 由 │ ├─────┼───────────┼─────┤ │30・26│綾瀬地区を文化的に環境│今後も引き│ │     │整備することを求める陳│続き審査す│ │     │情          │る必要があ│ │     │           │るため。 │ └─────┴───────────┴─────┘ ─────────────────────── ◆はたの昭彦 議員  議長、議事進行について。 ○かねだ正 議長  はたの昭彦議員。 ◆はたの昭彦 議員  ただいま議題となりました日程第41については、委員会で継続審査となった49件の請願・陳情について一括して諮ろうというものですが、日本共産党足立区議団は12件については継続審査に同意するものですが、30受理番号14については不採択、がん検診の無料化をはじめとする35の陳情・請願については、当該委員会で全て採択を主張しております。  本議会は、今期最後の議会でもあり、継続審査は審議未了となり、実質的には不採択に相当するものです。陳情・請願への態度がわかるよう、諮り方については是非、再考していただきたいと思います。 ○かねだ正 議長  ただいま、31番はたの昭彦議員から発言がありましたが、昨日の議会運営委員会の決定に基づき、引き続き会議を進行いたします。  本件につきましては、常任、議会運営並びに特別委員会の各委員長から、目下委員会において審査中の請願・陳情49件を会議規則第74条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申出がありました。  お諮りいたします。  今回、撤回の承認がありました30受理番号2を除く48件は、いずれも閉会中の継続審査に付したいと思います。ご異議ありませんか。(発言するもの多し)       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○かねだ正 議長  ご異議ないと認め、さよう決しました。 ○かねだ正 議長  次に、日程第42を議題といたします。       [金子敬一事務局長朗読]  議員提出第8号議案 認知症施策の推進を求める意見書 ○かねだ正 議長  本案について提出者を代表し、27番渡辺ひであき議員の提案理由の説明を求めます。       [渡辺ひであき議員登壇] ◎渡辺ひであき 議員  ただいま議題となりました議員提出第8号議案 認知症施策の推進を求める意見書、提出者を代表いたしまして、提案理由をご説明申し上げます。  本案につきましては、議会運営委員会に所属する全議員が提出者となり、提案することに決定した次第であります。  なお、議員各位のお手元に配付いたしました意見書を朗読して提案理由の説明に代えさせていただきます。    認知症施策の推進を求める意見書  世界に類例を見ないスピードで高齢化が進む我が国において、認知症の人は年々増え続けている。内閣府の2017年度「高齢社会白書」によると、2015年推計で約525万人であったものが、2025年には推計で730万人を突破すると見込まれている。
     認知症は、誰でも発症する可能性があり、誰もが介護者となり得るため、認知症施策の推進は極めて重要である。  また、認知症施策の推進に当たっては、認知症と診断されても、尊厳をもって生きることができる社会の実現を目指し、当事者の意思を大切にし、家族等も寄り添っていく姿勢で臨むことが重要であるとともに、「若年性認知症」など、これまで十分に取り組まれてこなかった課題にも踏み込んでいく必要がある。さらに、施策に関する課題は、今や医療・介護だけでなく、地域づくりから生活支援、教育に至るまで多岐にわたっている。  よって、足立区議会は国会及び政府に対し、認知症施策の更なる充実・加速化を目指し、基本法制定も視野に入れ、下記事項の実施を強く求めるものである。            記 1 国や自治体をはじめ企業や地域が力を合わせ、認知症の人やその家族を支える社会を構築するため、費用を抑えて利用できる施設の増設や在宅復帰して地域で暮らせる基盤の整備等、認知症施策を総合的かつ計画的に推進する基本法を制定すること。 2 認知症診断直後から、初期の相談や家族への支援に空白期間が生じないよう、認知症サポーターの活用やガイドブックの作成による情報支援体制の構築、さらには終末期のケア・看取りまで、切れ目なく治療と支援を行えるよう、医療、保健、福祉の連携体制の構築を図ること。 3 若年性認知症支援コーディネータの効果的・効率的な活動を推進するための支援体制を整備するとともに、本人の状態に応じた就労継続や社会参加ができる環境整備を進めること。 4 認知症の全国規模の疫学調査と疾患登録に基づくビッグデータの活用を通し、有効な予防方法や行動・心理症状に対する適切な対応など認知症施策の推進に取り組むこと。また、次世代認知症治療薬の開発・早期実用化や最先端の技術を活用した早期診断法の研究開発及び認知症の人の心身の特性に応じたリハビリや介護方法に関する研究を進めること。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  平成 年 月 日                   議 長 名 衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣 厚生労働大臣 あて  以上のとおりであります。議員各位におかれましても、本意見書の趣旨にご賛同くださいまして、速やかにご決定くださいますようお願いいたします。 ○かねだ正 議長  これより質疑に入ります。  本案について質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。ご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○かねだ正 議長  ご異議ないと認め、委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。  何か討論はありませんか。──討論がありませんので、これより本案について採決いたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○かねだ正 議長  ご異議ないと認め、原案のとおり可決されました。 ○かねだ正 議長  次に、日程第43から第46までを一括議議題といたします。       [金子敬一事務局長朗読]  交通網・都市基盤整備調査特別委員会の調査報告について  待機児童・子どもの貧困対策調査特別委員会の調査報告について  災害・オウム対策調査特別委員会の調査報告について  エリアデザイン調査特別委員会の調査報告について ○かねだ正 議長  本件につきましては、今般、それぞれの特別委員会委員長から付議事件の調査に伴い、審査経過並びに結果について報告があります。  最初に、交通網・都市基盤整備調査特別委員会を代表して委員長より報告があります。  12番伊藤のぶゆき議員。       [伊藤のぶゆき議員登壇] ◎伊藤のぶゆき 交通網・都市基盤整備調査特別委員長  ただいま議題となりました交通網・都市基盤整備調査特別委員会の調査報告について、委員会を代表いたしまして委員会における調査の経過並びに結果をご報告申し上げます。  本特別委員会は、平成27年5月29日に開会された第1回足立区議会臨時会において、交通網の整備及び誘致促進並びに都市基盤整備に関する調査研究についてを調査する目的で設置されました。  具体的には、自転車走行空間の整備促進、自転車駐車場の改修・整備及び道路の整備を除いた、足立区総合交通計画に位置付けられた都市交通施策の推進に関すること、千代田線北綾瀬駅先の新駅設置に関すること、区内鉄道路線の高架化及び鉄道ネットワークの強化等に関すること、鉄道高架化に伴う竹ノ塚駅周辺を主体とする都市基盤整備の促進に関することの4項目について調査研究を進めてまいりました。  快適で住みよいまちづくりを進める上で、交通網の整備は不可欠な課題であります。また、鉄道高架化に伴う竹ノ塚駅周辺を主体とする都市基盤の整備促進など、まちの魅力向上や住みよいまちづくりを目指していくことが求められます。  本特別委員会では、このような観点から調査研究を進めてまいりました。  足立区総合交通計画に位置付けられた都市交通政策については、平成23年12月の足立区総合交通計画策定により地域単位で短期、中期、長期ごとに実現を目指す施策として体系化されました。同計画は現在、改定に向けて、平成29年11月に設置された足立区総合交通計画改定協議会の中で検討が進められております。  計画改定に当たっては、社会情勢の変化や上位計画の見直しを踏まえ、将来にわたって誰もが利用しやすく、持続可能な交通の在り方の検討が必要となります。  一方で、バス便数の減少や移動制約者に対応した移動環境など課題は多く、総合交通計画の改定と共にバス路線網や交通広場の整備、交通不便地域の解消、新たな交通サービスの実現を進めていくことが求められます。  千代田線北綾瀬駅先の新駅設置については、今後も実現の可能性について検討していく必要があります。  なお、北綾瀬駅については、代々木上原方面への直通運転のため改良工事が進められております。平成31年3月には、駅ホーム10両化工事が完了予定ではありますが、環七北側新設出入口、高架下店舗・駐輪場、駅改装・駅ビル新設工事は、工期が延伸となりました。  高架下店舗については、設計見直しに伴い、2020年12月に完成予定となります。利用者・地域住民のため、安全対策や周知の徹底が求められております。  合わせて、北綾瀬駅周辺交通環境改善計画及び北綾瀬駅周辺地区まちづくり協議会については、進捗状況を見守る必要があります。  区内鉄道路線の高架化に関しては、平成24年11月4日の竹ノ塚駅付近鉄道高架化工事の着工後も地域と議会、区が一体となって国への要望活動に取り組んでまいりました。本特別委員会でも工事の進捗状況を踏まえ、現地視察を実施するなど、見聞を深めてまいりました。  本事業は、平成29年8月27日には下り緩行線の線路切替や仮設地下改札の供用開始など、着実に工事が進捗しておりましたが、線路内に埋没が確認された鋼矢板の撤去が必要となったため、事業計画が変更となり、上り急行線高架化が2020年9月、営業線の全線高架化及び踏切解消が2022年3月へ延期となりました。  今後は、鉄道事業者との連携、国や都の協力を得て、少しでも早い完成を目指すことが必要であります。  加えて、国庫補助金等の財源確保、また、ホームドアの設置、駅前広場や街路の整備、竹ノ塚駅高架下利用等についても鉄道事業者と協議し、にぎわいや区民の生活に資する施設の誘致に努めていく必要があります。  鉄道ネットワークの強化等については、新線誘致の一環として、環七高速鉄道(メトロセブン)及び地下鉄8号線の実現のための調査研究を行ってまいりました。  平成28年4月の交通政策審議会答申「東京圏における今後の都市鉄道のあり方について」では、地下鉄8号線の延伸(押上から野田市)及び区部周辺部環状公共交通(メトロセブン・エイトライナー)の新設が地域の成長に応じた鉄道ネットワークの充実に資するプロジェクトに位置付けられました。  本特別委員会を含めた地下鉄建設促進五区協議会としても、地下鉄8・11号線延伸の早期実現のため、都知事宛に「地下鉄8・11号線の建設促進に関する要望書」を提出するなど、活動してまいりました。  今後も、答申に示された、関係自治体が協調して事業性の確保に必要な沿線開発の取り組みを力強く行っていくとともに、答申に示された課題の整理と問題点の検討、早期実現に向けた促進大会やPR活動等を強化し、地域の機運醸成を図っていく必要があります。  一方で、日暮里・舎人ライナーの通勤時の混雑緩和が区内既存路線の喫緊の課題であることから、平成29年3月に当区議会は都知事に対し、「日暮里・舎人ライナーの輸送サービスの改善を求める意見書」の提出を行ってまいりました。  東京都交通局では、2019年度に2編成増備、2022年度から車両を順次ロングシート化していく予定であります。  しかし、当該沿線は東京女子医科大学東医療センターの移転に伴い、利用者増が見込まれる地域であることから、引き続き東京都交通局に対し混雑緩和を要請していく必要があります。  足立区総合交通計画の策定等により、バス路線網が段階的に整備され、区内交通環境は大きく前進してまいりましたが、各拠点地区の都市基盤整備や交通不便地域の解消に向けては、いまだ多くの課題が残っております。これらの課題解決に向けては、関係機関との連携や地域住民の理解と協力を得ながら、引き続き積極的な取り組みが必要であります。  公共交通を取り巻く状況の変化に対応するためにも、より実現性・実効性の高い総合交通計画への改定を図ると共に、交通不便地域の解消に向けた鉄道及びバス路線網の誘致・拡充、新たな交通サービスの実現、竹ノ塚駅付近鉄道高架化の早期完成に向けた活動の推進、駅周辺も含めた都市基盤の整備、充実に向けて更なる取り組みを期待するものであります。  最後に、本年は改選期に当たりますが、これまでの本特別委員会の調査経過や活動等を踏まえ、今後も調査研究していく必要があることを申し添え、本特別委員会の報告といたします。 ○かねだ正 議長  次に、待機児童・子どもの貧困対策調査特別委員会を代表して委員長より報告があります。  19番佐々木まさひこ議員。       [佐々木まさひこ議員登壇] ◎佐々木まさひこ 待機児童・子どもの貧困対策調査特別委員長  ただいま議題となりました待機児童・子どもの貧困対策調査特別委員会の調査報告について、委員会を代表いたしまして委員会における調査の経過並びに結果をご報告申し上げます。  本特別委員会は、平成27年5月29日に開会された第1回足立区議会臨時会において、待機児童対策及び子どもの貧困対策の推進に関する調査研究についてを調査する目的で設置されました。  具体的には、待機児童対策に関すること、子どもの貧困対策の推進に関することの2項目について調査研究を進めてまいりました。  平成27年度からは、子ども・子育て支援新制度がスタートし、区においては、地域特性を考慮した保育施設の整備計画や区民ニーズを踏まえた支援の拡充、保育の質の確保などが求められます。  特に、待機児童対策については、計画的な待機児童の解消と多様化する保育需要に的確な対応するため、足立区待機児童解消アクション・プランを毎年改定しており、今後も継続した取り組みが求められています。  また、国は、子どもの貧困対策の推進に関する法律に基づき、子どもの貧困対策を総合的に推進するため、「子供の貧困対策に関する大綱」を策定しました。子どもの将来が生まれ育った環境によって左右されることのないよう、また、貧困が世代を超えて連鎖することのないよう、必要な環境整備と教育の機会均等を図る子どもの貧困対策は極めて重要であります。  区では、貧困の連鎖をボトルネック的課題の一つと位置付け、協創の理念のもとで、庁内及び関係機関・団体等と協力し、全てのライフステージ・分野に関わる子どもの貧困対策に幅広く取り組むこととし、総合的な施策の検討を重ねてきました。  待機児童対策については、保育ニーズを的確に把握するため、区内を13ブロック・49地域に細分化し、各地域における詳細な保育需要の分析、待機児童に関するアンケート調査や妊娠届出時の意向調査等を行い、毎年、待機児童解消アクション・プランの改定、施設整備計画の見直しを行ってきました。  その結果、認可保育所、東京都認証保育所、小規模保育施設など、多様な保育施設の整備と定員の拡大を図り、保育サービスを充実させるとともに、三次にわたる利用調整や一人ひとりに応じた保育情報を提供する等により、待機児童解消に努めてきました。  待機児童数は減少しましたが、保育を必要とする児童の割合の上昇や大規模開発の影響により、保育需要数は年々増加していることに加え、幼児教育・保育無償化の影響なども想定されることから、詳細な分析・検証を行う必要があります。今後も分析・検証結果に基づき、区全体でバランスの良い施設整備を進めていくことを求めます。  また、整備に当たっては、公有地の活用に加え、整備費の補助や募集地域の拡大といった保育事業者の参加促進の取り組みも重要です。保育施設の整備と並行し、確実な施設運営の実現のため、保育士の人材確保が重要であり、当委員会でも要望がなされてきました。  区は、保育士等住居借り上げ支援事業や奨学金返済支援事業などの経済的支援策の拡充、保育士就職相談会や潜在保育士向け再就職セミナーの開催など、保育士確保・定着対策の強化を図ってきました。今後も、保育人材の待遇改善、確保に向けた更なる支援を推進していかねばなりません。  さらに、区は家庭的保育(保育ママ)の給食提供の段階的導入や小規模保育・保育ママ等の卒園後の預け先確保のため、先行利用調整を実施してきました。長時間の預かり保育を実施する私立幼稚園への支援の拡充や、企業主導型保育事業の保育の質の向上を図るため、小規模保育事業同等の条件を満たす施設に対する保育士等キャリアアップ補助制度の開始、認可保育所での定期利用保育事業の実施、東京都認証保育所への運営支援、利用者への助成などを継続して行うとともに、多様な保育サービスの利用促進に向けた取り組みを更に充実させることを要望します。加えて、保育の質の向上を図ることがより一層期待されます。  区では、「足立区教育・保育の質ガイドライン」を策定し、区内の全ての教育・保育施設が取り組むべき指針として普及を進めてきました。今後、区による指導・支援を通じて、区内のどの教育・保育施設に通っていても一定のレベルの教育・保育を受けることができる質の確保、更なる向上が望まれます。今後も、こうした取り組みを継続し、2020年4月の待機児童ゼロの実現を強く求めます。  子どもの貧困対策の推進については、平成27年度を子どもの貧困対策元年と位置付け、子どもの貧困対策担当部を設置し、全庁横断的に取り組む施策や事業の全体像として「未来へつなぐあだちプロジェクト」を策定しました。  昨年の同プロジェクト年次別アクションプランの改定では、育英資金事業、大学等入学準備金支援等、登校サポーター派遣事業等が新規拡充となり、放課後の居場所や子ども食堂も着実に増加しております。子ども未来応援枠などの子どもたちの経験・体験を積む機会を増やす取り組みは今後も拡大・充実が望まれます。  区は、プロジェクトの年次別アクションプランの評価を行い、中短期的な成果指標の設定による見直し・改善などを行っています。評価の高かった食育、歯科、学力の取り組みなどは継続を、課題とされる若者就労支援や妊娠期からの切れ目のない支援などは部の組織を超えた連携などの充実を期待します。更に計画の実効性を担保するよう評価結果を事業見直しに反映し、適切に進行管理していくことを要望します。  最後に、本年は改選期に当たりますが、これまでの本特別委員会の調査経過や活動等を踏まえ、足立区の未来を担っていく子どもたちが夢と希望を持って成長していける社会の実現のために、子どもたちが健やかに生まれ育つ環境を整備するとともに、貧困が世代を超えて連鎖することのないよう要望して、本特別委員会の報告といたします。 ○かねだ正 議長  次に、災害・オウム対策調査特別委員会を代表して委員長より報告があります。  26番高山のぶゆき議員。       [高山のぶゆき議員登壇] ◎高山のぶゆき 災害・オウム対策調査特別委員長  ただいま議題となりました災害・オウム対策調査特別委員会の調査報告について、委員会を代表いたしまして委員会における調査の過程並びに結果をご報告申し上げます。  本特別委員会は、平成27年5月29日に開会された第1回足立区議会臨時会において、災害対策及びオウム真理教アレフ対策に関する調査研究についてを調査する目的で設置されました。  具体的には「災害対策に関すること」「放射能対策に関すること」「減災対策に関すること」「オウム真理教(アレフ)対策に関すること」「地域防災計画の見直しに関すること」「地区防災計画及び地区防災まちづくり計画に関すること」、計6項目について調査研究を進めてまいりました。  平成23年3月11日の東日本大震災から8年が経過し、震災からの復興及び災害対策の強化に向けた様々な取り組みが現在も行われております。  区におきましても、東日本大震災で課題となった帰宅困難者への対応、平成28年4月に発生した熊本地震の教訓を踏まえた地域防災計画の見直し、身近な地区の防災力向上を図るための地区防災計画及び地区防災まちづくり計画策定の支援など、災害時における区と地区の連携による防災・災害対策の強化を図っております。  一方、地下鉄サリン事件をはじめとする数多くの凶悪な犯罪を実行した団体であるオウム真理教は、現在も依然として活動を継続しており、アレフとひかりの輪、山田らの集団という三つの組織が「無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律」に基づき、観察処分を受けております。  こうした中、区民の不安解消は喫緊の課題であり、区民、区議会、執行機関が一体となり、実効性のある具体的な対策を検討し、実行していく必要があります。本特別委員会ではこのような観点から調査研究を進めてまいりました。  災害対策につきましては、災害協定の締結を推進し、避難所利用や物資・医療救護などの協力体制の更なる強化に努めております。また、災害用深井戸や防災行政無線デジタル化の整備、災害時臨時FM放送局の運用に向けた検討が進められております。  平成29年の台風21号接近時に、区は水害関係では初となる「避難勧告」を発令しましたが、避難所の開設にあたり、庁内の体制や避難所の開設手順、避難情報の周知などの課題が浮き彫りになりました。水害時の避難対策について、より詳細かつ具体的な計画を策定するよう強く求めます。  地域防災計画につきましては、タイムライン事前防災行動計画の導入や熊本地震の教訓を踏まえた対策などを反映するための修正が、防災会議で承認されました。また、地区防災計画につきましては、地域特性に応じた防災計画が全19地区の町会・自治会で策定・実施されておりますが、更なる地区防災計画の策定に向けた区の支援が求められています。
     区が掲げる減災目標「死者をなくす」「区民生活の早期復興」の達成のため、防災に関する政策・方針決定過程や防災現場における女性の参画拡大に加え、高齢者や障がい者等により配慮した防災対策、地域や事業者、区との連携した防災活動が推進されることを要望いたします。  オウム真理教アレフ対策につきましては、足立入谷地域オウム真理教アレフ対策住民協議会によるデモ行進や抗議活動が、現在も引き続き精力的に行われています。また、平成29年4月から、区は対策住民協議会における観察処分の更新を求める署名活動の支援を開始し、足立区町会・自治会連合会の協力を得て、オウム真理教アレフに対する観察処分の更新を求める署名活動が行われ、法務大臣及び公安調査庁長官へ約22万筆の署名が提出されました。  国への要望活動等、これまでの様々な活動が相互に実を結び、平成30年1月22日には公安審査委員会による観察処分の更新が決定いたしました。  アレフ関連裁判につきましても、区の正当性が認められ、第二次過料処分の取消訴訟において勝訴を収めました。  今後も、足立区長を会長とするオウム真理教対策関係市区町連絡会による国への要望活動を継続して行うことが肝要であり「足立区反社会的団体の規制に関する条例」に基づく報告請求を強く求め続け、情報把握に努めるとともに、オウム真理教アレフの早期解散に向けた対策をより一層強化するよう求めます。オウム(アレフ)断固反対の姿勢を崩すことなく、これまで同様に区民・議員・区が一丸となってオウム真理教アレフに対して毅然とした姿勢で臨んでいかなければなりません。  放射線対策につきましては、区民通報に基づく測定も含め、局所的な放射線量の高い場所への対応として、平成31年3月までに延べ870施設11,361カ所の空間線量を測定してきました。その結果、区の定めた指標値以上の数値が出た地点の再測定、再々測定を実施し、全ての地点で区の指標値を下回っていることを確認いたしました。  区ホームページや広報等を活用した積極的な区民への情報発信及び提供など、区はこれまでも継続した対策を講じています。  一方で、区民の放射線に対する不安は未だ完全には解消されておらず、放射能健康診断への助成や放射線測定器の貸出し、学校・保育園給食の放射性物質検査については、区民や委員からも意見・要望が出されています。  放射線対策につきましては、国や福島県等の動向を注視しつつ、有識者等の見識も踏まえながら、区民の安全・安心を実現するため情報発信の一層の工夫と増進に加え、真に必要な施策を継続・推進していくことを要望いたします。  災害対策は、自助・共助・公助が一体となった複合的な施策や取り組みが今後も求められます。区民・防災関係機関・事業者・区は、それぞれの役割を十分に理解し、防災・減災に向けた更なる連携強化を図っていかなければなりません。  また、オウム真理教アレフ対策につきましては、区民と関係機関の協働による反対活動が粘り強く展開されていますが、オウム真理教アレフの脅威を根絶するため、今後も早期解散の実現に向けた息の長い活動を実践していかなければなりません。  最後に、本年は改選期に当たりますが、これまでの本特別委員会の調査過程や活動等を踏まえ、引き続き区としてできる様々な施策を積極的に実践していただくことを要望いたしまして、本特別委員会の報告といたします。 ○かねだ正 議長  次に、エリアデザイン調査特別委員会を代表して委員長より報告があります。  4番西の原えみ子議員。       [西の原えみ子議員登壇] ◎西の原えみ子 エリアデザイン調査特別委員長  ただいま議題となりましたエリアデザイン調査特別委員会の調査報告について、委員会を代表いたしまして委員会における調査の経過並びに結果をご報告申し上げます。  本特別委員会は、平成27年5月29日に開会された第1回足立区議会臨時会においてエリアデザインの推進等に関する調査研究についてを調査する目的で設置されました。  具体的には、「対象エリアでのまちづくりビジョンに関すること」「対象エリアでの区有地等の活用手法に関すること」「対象エリアでのシティセールスの方向性に関すること」「対象エリアでの事業推進に関すること」の4項目について、調査研究を進めてまいりました。  区は、大規模な区有地等の活用について民間活力による整備を推進し、近年では2つの新線の開通や5つの大学の進出、大規模集合住宅の開発、更新等による都市基盤の充実により、まちの魅力の向上を図っております。  そこで区は、今後の開発計画の実施が見込まれる千住、綾瀬、六町、江北、花畑の五つのエリアに加え、平成27年6月には、竹の塚、西新井・梅島、平成29年5月には北綾瀬を対象エリアに拡大し、区有地等の効率的かつ効果的な活用と民間投資によるまちづくりを戦略的に誘導するため、エリアデザイン推進本部を設置し、調査及び方針の策定を進めております。  趣を異にした各エリアにおいてエリアデザインを推進していくためには、地元要望・意見等の把握を行うとともに、民間事業者による開発等の周辺環境の動向にも注視し、それぞれのエリアの強み、特徴を詳細に把握し活用していく必要があります。  こうした中、区議会としても区民、事業者、執行機関と一体となってエリアデザインを推進し、未来につながる魅力的なまちづくりを進めていくことが重要と考えております。本特別委員会では、このような観点から調査研究を進めてまいりました。  千住エリアは、5つの大学誘致や西口の再開発等により、まちの魅力が向上しております。今後も区のシティプロモーションの中心として、更なる大学連携を進めるとともに、まちの魅力を発信し、区のイメージアップを図っていく必要があります。  また、北千住駅東口の急激な開発の動きや千住大川端地区、千住大橋駅周辺等の大規模なマンション開発計画により、千住地区全体の保育需要や小・中学生の増加が見込まれ、将来的な施設不足が予測されております。それらの開発動向を踏まえたエリアデザイン計画については、早急に策定することを要望いたします。  綾瀬・北綾瀬エリアについて、綾瀬ゾーンは旧こども家庭支援センター跡地を綾瀬小学校と東綾瀬中学校の仮設校舎建設用地として暫定的に活用し、連続して改築を進めるとしています。  綾瀬駅前開発については、駅前の顔づくりに早急に取り組むために、区は2019年秋から2021年春を目途に、綾瀬ゾーンエリアデザイン計画の策定を進めていくとしておりますが、地区計画や建築制限条例の制定等、開発の規制と誘導を図る必要があります。  一方で、本年3月に10両編成の直通車両が導入される北綾瀬駅周辺の北綾瀬ゾーンは、現在、北綾瀬ゾーンエリアデザイン計画を策定しておりますが、依然として北綾瀬駅周辺の交通環境の整備やバス路線の誘致による交通利便性の向上が不可欠であります。  今後、綾瀬・北綾瀬ゾーンの役割の違いを明確にし、それぞれのエリアにおいて連携・回遊性のあるまちづくりを推進していくことを要望いたします。  六町エリアでは、平成28年12月に六町エリアデザイン計画が策定され、安心安全ステーションの設置については、2021年度の完成を目指しています。また、六町駅前区有地の核となる私鉄の整備並びに将来を見据えた交通網の整備等、まちの強みを生かしたエリアデザインを推進していくことを要望いたします。  江北エリアでは、区内初となる大学病院誘致に着手し、東京女子医科大学東医療センター建設に向けた事業を進めてまいりました。区議会としても「大学病院誘致促進議員連盟」を立ち上げ、執行機関とともに関係機関等への働き掛けを積極的に行ってきました。当委員会では、委員より、関連団体や関係自治体と綿密な調整を図りながら、着実に進めていく必要があるとの指摘がありました。  平成30年12月には、東京女子医科大学東医療センターの建設及び運営等に関する基本協定が締結され、本年3月10日には、起工式が行われました。  平成30年11月に策定された江北エリアデザイン計画についても、今後は大学病院を核とした大規模用地の効果的な活用による新たな拠点となるまちづくりの展開、また、大学病院の移転に伴う周辺の交通環境や公園整備、バス路線の誘致を着実に進めていくことを要望いたします。  花畑エリアでは、区内6つ目の大学となる文教大学の誘致が実現し、大学北側道路、毛長公園を中心とした毛長川護岸の一体整備が予定されております。また、学生の安全な歩行誘導を確保するための人道橋の整備に向けた草加市との協力体制の構築や花畑エリアへの交通利便性の向上、周辺環境の整備が必要であります。  今後は大学進出をきっかけとした地域の賑わいの創出や魅力あるまちづくりを進めるとともに、各分野における積極的な大学連携を進めていくことを要望いたします。  竹の塚エリアでは鉄道高架化事業について、平成28年5月の下り急行線、高架橋の使用開始等、着実に工事が進捗しておりますが、地下埋設の鋼矢板除去や工事手順の変更により、工期期間が延長となります。  今後、高架化工事の進捗状況とエリア内の民間開発の動向を注視し、区の北の玄関口としてふさわしい開発事業者を誘導することにより、竹ノ塚駅東西が一体となったにぎわいを創出していくことを要望いたします。  西新井・梅島エリアでは、西新井駅西口駅前広場の整備とともに、かねてからの地域住民の強い要望である東西の自由連絡通路を整備する必要があります。また、西新井駅西口駅ビル建て替えに向けた鉄道事業者との協議を進め、地域の更なる活性化とまちの魅力の向上を図っていくことを要望いたします。  7カ所で進められているエリアデザインによるまちづくりにつきましては、区全体の視点に立ち、それぞれの特徴を踏まえたエリアデザインを推進していくことが重要であります。そして、エリアデザインによって高められた「足立区」の魅力を区内外に積極的にPRし、区の更なるイメージアップを図っていくことが求められます。  最後に、本年は改選期に当たりますが、これまでの本特別委員会の調査経過や活動等を踏まえ、エリアデザインをより一層推進することにより、活力にあふれ住民が住み続けられるまちづくりを進めていくことを要望いたしまして、本特別委員会の報告といたします。 ○かねだ正 議長  委員長の報告が終了いたしました。  発言の通告がありませんので、これより採決いたします。  本件について、ただいまの各特別委員会の調査報告書のとおり、これを承認することにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○かねだ正 議長  ご異議ないと認め、各特別委員会の調査報告書のとおり、これを承認することに決定いたしました。 ○かねだ正 議長  次に、日程第47を議題といたします。       [金子敬一事務局長朗読]  足立区教育委員会委員任命の同意について ○かねだ正 議長  本件について区長の説明を求めます。 ◎近藤やよい 区長  ただいま議題となりました足立区教育委員会委員任命の同意につきまして、ご説明申し上げます。  来る3月31日をもちまして、葉養正明さんの任期が満了となります。後任として近藤俊明さんを任命申し上げたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づきまして、区議会のご同意を賜りますようご提出申し上げたものでございます。略歴につきましてはお手元に配付のとおりでございます。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○かねだ正 議長  これより質疑に入ります。  本件について質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。ご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○かねだ正 議長  ご異議ないと認め、委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。  何か討論はありませんか。──討論がありませんので、これより採決いたします。  近藤俊明さんの足立区教育委員会委員任命に同意することに賛成の方の起立を求めます。       [賛成者起立] ○かねだ正 議長  起立全員であります。よって、近藤俊明さんの足立区教育委員会委員任命に同意することに決定いたしました。  次に、ただいま足立区教育委員会委員の任命に同意いたしました近藤俊明さんから挨拶があります。       [近藤俊明教育委員会委員登壇] ◎近藤俊明 教育委員会委員  ただいまご紹介いただきました近藤俊明でございます。このたび、足立区教育委員会委員任命に当たりまして、区議員議員の方々の同意を頂戴いたしましてまことにありがたく、感謝いたしております。  私はこれまで、不登校の予防の調査や研究、また子どもたちの心理的な課題に対する対応、そして大学での教育等をやってまいりました。このような経験を生かしまして、足立区の教育行政の一翼を担うくらいの何らかの成果を上げたいというふうに考えております。少なくとも、それに見合う努力をしたいと思っております。是非、皆様方からの叱咤激励、ご指導ご鞭撻をいただきまして、そのようなことが実現できますようにお願い申し上げたいと思います。  大変簡単ではございますが、これをもって御礼のご挨拶にかえさせていただきたいと思います。本日はまことにありがとうございました。 ○かねだ正 議長  以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  区長より発言を求められておりますので、これを許します。  近藤やよい区長。       [近藤やよい区長登壇] ◎近藤やよい 区長  平成31年第1回足立区議会定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  議員の皆様には、6日間の予算特別委員会を含む23日間という長きにわたり、多数の重要案件につきまして慎重にご審議の上、ご決定をいただきました。心から御礼を申し上げます。  また、本日は、教育委員会委員の任命につきましてもご同意を賜り、重ねて御礼を申し上げます。  本会議並びに予算特別委員会や各委員会を通じて、大変多くのご意見ご要望を賜りました。特にこのたび、ご勇退の議員の皆様方からは長年のご経験の長さ、重さがひしひしと伝わってくるようなご質問やご要望も頂戴し、私を含め幹部職員一同、今後の区政運営につきましての責任の重さ、自覚を新たにしたところでございます。  今回、ご勇退される議員の皆様5名いらっしゃいますけれども、区職員もこの年度末に足立区を去る人間が148名おります。また、一方で、4月1日には新たに187名の職員を迎え入れて、新しい出発が始まるわけでございます。  このたび私どもも、耳で聞いてきた足立区政の歴史に、その場に居合わせて実際に経験されたご経験を踏まえてのお話もたくさん賜りました。今いる職員も含め、4月から入区してまいります、そうした新たな希望に燃えた職員に対しましても、これまでの足立区の歴史を正しく伝えると同時に、今、置かれている区の課題、そして様々な可能性の芽を伝えながら、皆様方の負託に応えられるような区政運営ができますように、一致団結して精進してまいる所存でございます。  また、平成31年度も気持ちも新たに私ども頑張ってまいりますので、これまで同様に今後ともご指導賜りますようにお願いを申し上げます。議員方におかれましては、これから5月に向かって一層毎日ハードな日々が続くものと思います。くれぐれもご健康にはご留意の上、ご活躍されますように心からご祈念を申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。  4年間、本当にご指導ありがとうございました。心から感謝、御礼を申し上げます。 ○かねだ正 議長  以上で、平成31年第1回足立区議会定例会を閉会いたします。       午後3時26分閉会      議 長 かねだ   正      副議長 岡 安 たかし      議 員 はたの 昭 彦      議 員 長井 まさのり...