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  1. 板橋区議会 2023-11-08
    令和5年11月8日区民環境委員会-11月08日-01号


    取得元: 板橋区議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-09
    令和5年11月8日区民環境委員会-11月08日-01号令和5年11月8日区民環境委員会  区 民 環 境 委 員 会 記 録 開会年月日  令和5年11月8日(水) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午前11時41分 開会場所   第3委員会室 議題     別紙運営次第のとおり 出席委員  委員長      いしだ 圭一郎      副委員長     荒 川 な お  委員       ひはら みちこ      委員       坂 田 れい子  委員       間 中りんぺい      委員       寺 田 ひろし  委員       岩 永 きりん      委員       田 中やすのり  委員       おばた 健太郎 説明のため出席した者  区民文化部長   林   栄 喜      産業経済部長   平 岩 俊 二  戸籍住民課長   北 村 知 子      スポーツ振興課長 田 中 一 誉  産業振興課長   家 田 彩 子
    事務局職員  議事係長     龍 野 慎 治      書記       石 川 実 生               区民環境委員会運営次第 1 開会宣告 2 理事者あいさつ 3 署名委員の指名 4 所管事項に関する調査  (1)にぎわいのあるまちづくり事業について(3頁)  (2)おくやみ支援サービス事業の現状について(10頁)  (3)2024板橋Cityマラソンの開催について(22頁) 5 閉会宣告 ○委員長   ただいまから区民環境委員会を開会いたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎産業経済部長   おはようございます。産業見本市があした、あさってと行われますので、委員の皆様におかれましてもぜひ会場にお越しいただいてご覧になっていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。本日の区民環境委員会は、所管事項に関する調査につきまして、産業経済部関係が1件、区民文化部関係が2件でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、署名委員をご指名いたします。  坂田れい子委員岩永きりん委員、以上お二人にお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   それでは、所管事項に関する調査を行います。  初めに、にぎわいのあるまちづくり事業についてを議題といたします。  本件について、理事者より追加の説明はありますでしょうか。 ◎産業振興課長   特にございません。 ○委員長   本件について質疑のある方は挙手願います。 ◆岩永きりん   このにぎわいのあるまちづくり事業に関して、本年度、各補助金を利用された商店街の件数についてと、来年度分の申請状況について、分かる範囲で教えていただけますでしょうか。 ◎産業振興課長   まず、令和4年度に実績があるものにつきましては、イベント事業が38件、活性化事業が9件、地域連携事業についてはゼロ件、地域力向上事業は11件、未来を創る商店街支援事業については1件になります。今年度のご相談につきましてですが……、お待たせしました。イベント事業が65件、活性化事業が14件、地域連携事業が7件、地域力向上事業が15件等になっております。ただ、こちらはお申出ということになりますので、最終的にはちょっと不明というところでございます。 ◆岩永きりん   今教えていただいた令和5年度のほうに関しては、これは今年に申請をいただいて、来年度実施する事業ということでしょうか。 ◎産業振興課長   令和5年度につきましては、昨年のうちにご相談をいただいて、申請をいただいて、今年度実施予定の件数でございます。 ◆岩永きりん   分かりました。今年度、令和5年度に申請をいただいて、令和6年度に実施の対象になるような申込みの件数に関しても、もし把握をされていましたら教えていただけますでしょうか。 ◎産業振興課長   そちらにつきましては、まだ現在まとめているところでございます。後で数字をご報告させていただければと思います。 ◆岩永きりん   分かりました。このにぎわいのあるまちづくり事業に関しまして、コロナ禍の影響もあって、過去に予算のマイナス補正が行われたこともあったと認識しております。今年度に関しまして、申請は予想と比べて多かったのか少なかったのか教えていただけますでしょうか。 ◎産業振興課長   コロナのほうも5類に移行して、イベントも今年度は非常に多く積極的に実施されるムードが大分出来上がっているので、そういう意味では、予想と一致はしているかなと認識しています。 ◆岩永きりん   分かりました。本事業に関しまして、商店街の方々への周知について、もし産業振興課さんのほうで課題など感じてらっしゃることがあれば、お聞かせいただけるとありがたいです。 ◎産業振興課長   申し訳ありません、特に課題ということでは捉えているところはないのですが、流れとしては、全商店街さんに文書でお知らせをして、皆様の希望をお受けして、ご相談に応じながら申請を受けているという状況でございます。 ◆岩永きりん   事前にお話しをさせていただいたときにお伝えさせていただいたことではあるんですけれども、先日ある商店街の若手の方から頂いたご意見で、「商店街の上層部の方々には補助金の情報が周知されているかもしれないけれども、現状、自分の商店街では、自分たち若手までなかなか情報が下りてこず、そういう補助金のシステムがあることを知らなかった。ふだん、やっぱり自分の店舗を運営する中で、区のホームページを開いて補助金の情報を探して、商店街で何かイベントができないかということはなかなか思い当たらないけれども、そういう補助金があることをもし知っていれば、そこからこういうことができるかも、この人と一緒に連携してこういうことができるかもというアイデアが出てくると思います」ということをおっしゃっていた方がおられまして、同時期に同じような意見を別々の商店街の別の方からそれぞれいただいたということがございまして、民間企業でしたら、営業の手紙を送る際に、社長ではなく、興味を持ってもらえそうな部署に送ったりとか、そこのキーマンとなるような方に送ったりすることがあると思うんですけども、補助金と企業の営業はもちろん異なるとは思うんですけれども、プッシュ型の周知というかアウトリーチ型というか、商店街の構成員の方々にできるだけ情報が行き渡るような周知の方法を検討していただくと、本事業の利用率向上だったりにぎわい創出によりつながるのではないかなと思ったんですけれども、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   やはり行政としては、各団体の長に送らせていただいて、それで一旦周知という形は取らせていただいてるというふうに思っています。ただ、その後で、受け取った長の方がその中にどういうふうに浸透させていただくかというところまでは、なかなか踏み込むことが難しい部分ではございますけれども、ただ通知をした後に、例えば会合で直接お話ができるときであったりとか、ぜひ若手の方にもお伝えしてくださいねとかっていうことを口頭で申し上げたりっていうことは、できる範囲でさせていただければと思います。 ◆岩永きりん   もちろん、マンパワーとかの問題もあると思いますので、例えばA4のチラシが1枚あれば、本当に例えばの話なんですけれども、こういう補助金がありますみたいなA4のチラシがあったりすれば周知に役立ったり、もしかしたらもう作成をされているかもしれないんですけれども、商店街の上層部にいらっしゃる方に情報を提供して、そこから自然に情報が伝わりやすいようなアイテムとかを作っていただけるといいのではないかなと思ったりしましたので、ぜひご検討いただければと思います。 ○委員長   答弁はいいですか。 ◆岩永きりん   はい。以上です。 ◆おばた健太郎   ちょっと何点かだけ、せっかくこの議題がありましたので、伺わせていただければと思います。ホームページを拝見すると、立てつけのところなんですが、ホームページはこのにぎわいのあるまちづくり事業というのと地域連携型商店街事業地域力向上事業政策課題対応型商店街事業、その他の商店街向け事業というふうに、ホームページは大項目5つに分かれているんですね。今のこの資料を拝見しますと、①と②がホームページ上のにぎわいのあるまちづくり事業に対応しているのかなというふうにも見えるんですけれども、この関係性といいますか、そこがもし今お分かりだったら教えていただきたいんですけれども、未来を創る商店街支援事業というのはホームページ上にはない状況ですので、ちょっとその対応がもし今分かれば教えていただきたいんですけれども。 ◎産業振興課長   ごめんなさい、今ちょっと私のほうでホームページのつくりのほうが確認できていないので、また後ほどご説明できればと思います。 ◆おばた健太郎   分かりました。ちょっとそれは後でということで。先ほど課題が今のところはというようなお話があったと思うんですが、私が地域の商店街の方からお話を伺うと、幾つかメニューがあるんだけれども、それのどれが使えるのかとか、こういうことをやりたいんだけれども、いや、これは使えないとかって、今事業ということで、3分の2ですよとか上限が幾らですよっていうような幾つかメニューがあるんですが、それがどう違うのかっていうところがいまいち分からないということがよく言われるんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。 ◎産業振興課長   おっしゃるとおり、補助の割合であったりどこがどこの区分になるのかというのは、ぱっと見てぱっと分かるっていうところではないのかなと私も認識しております。ただ、その場合には、ぜひ当課のほうにご相談をいただいて、申請のやり方とかはぜひご相談いただければと思います。 ◆おばた健太郎   そうなんですよね。このホームページを見ても、ぱっとどう違うのかなっていうのが、基本的に主体が商店街ということで、町会とか地域の方と一緒にやるとこういうふうになりますよっていうのも分かるんですが、願わくば一覧にして、例えば主体がここでこういった事業という例示があって、それで申請時期はこうですよっていうようなものが一覧になってると、ある程度分かりがいいのかなと。ご相談に行く際も、その一覧があればある程度話もスムーズかなと思いますので、ちょっとそういったものを作成されるのもいいんじゃないかなと思うんですが、そちらの効率もよくなると思うんで、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   おっしゃるとおり、ありがとうございます。ご相談のときの一番最初に、6月に出す事業計画調査票というのがあるんですが、そちらにも実は結構、こういったイベントとかこういうのが対象って細かく書かれているんですよね。なので、その計画調査票自体も細かいので、恐らくそれ以上に、実際のご自分たちがやろうとしているイベントとこの調査票を合わせることも相当悩まれる部分はあると思うので、多分慣れるまでというか、一定、ご自分たちのやろうとしているイベントがこれのどこに該当するのかとか、そういったルールが浸透するまでは、ちょっとお手間がかかるのかなという想像ができるので、そういう意味では、初期は何回でも構いませんので、記入の際、イベントを考える際にご相談いただくというのが一番いいのかなというふうに考えています。 ◆おばた健太郎   なるほど。とはいえ現実は、商店会長と話をしていても、何かこんな補助金があるらしいんだよっていうような、結構気づいていないっていうことはあるので、お互いのコミュニケーションということで、課題なのかなというのが改めて分かりました。そういった点も含めて、私も地域に周知してまいりたいなというふうに思っています。あと、街路灯についてもう1点だけ伺いたいんですが、結構商店街の大きな課題というか負担として、街路灯を造ったのはいいけれども、そのメンテナンスに非常にお金がかかるというようなことで、このにぎわいのあるまちづくり事業と、今ホームページを拝見した限りだと、政策課題対応型商店街事業のところで、LED化について補助金がつくってことになっているんですけれども、これがなかなか、ちょっと手が出にくいというか使いづらいっていうような声が結構あるんですけれども、まずこの2つの違いを簡単にっていうことと、もし課題というか現状の認識がございましたら、教えていただければと思うんですが。 ◎産業振興課長   街路灯につきましては、申し訳ございません、にぎわいのあるまちづくり事業とは違って、政策課題対応型商店街事業っていうことになるので、詳細について、もしそのあたりを比較ということであれば、また個別にご説明に伺えればと思います。 ◆おばた健太郎   分かりました。以上で大丈夫です。 ◆坂田れい子   ちょっと確認なんですけれども、先ほど岩永委員からも、商店街に情報を流すルートのことをお伺いしたんですけれども、それに関して1点、商店街の連合会とか振興組合連合会に加盟していない商店街っていうのは、区として把握をしているでしょうか。 ◎産業振興課長   把握しております。 ◆坂田れい子   その商店街にもきちんと情報は流しているのでしょうか。 ◎産業振興課長   全ての商店街に情報は提供しております。 ◆坂田れい子   少しずれるんですけれども、先日いたばしPayのことに関しても、やっぱり情報がないんだよねっていう話を伺ったことがあったので、どうなのかなっていうのを伺ったんですけれども、その連合会に所属していない商店街ってどのぐらいほかにあるのかをお聞かせいただければ。 ◎産業振興課長   加盟していないのが、令和5年9月29日現在で38箇所ございます。 ◆坂田れい子 
     ちょっと重複になるんですけれども、改めて情報を流すっていうところが末端まで行き渡っていないのかなって思うところがありまして、商店街で独自で展開している、東京都の商店街チャレンジ戦略支援事業に沿って補助を出しているっていうところを拝見したので、その内容、メニューを見てみると、ちょっと抽象的で分かりにくいんですけれども、例えば地域力向上事業、これに当たるんではないかなって思われる事業も、所属していない商店街の方が独自で展開されているような話も聞いたので、こういったことの補助金は使えるんじゃないかなっていう話をしたところ、そういう話が来ないのでよく分からないっておっしゃっていたので、再度私からも、情報のほうが末端まで行き渡るような工夫っていうのをお願いしたいなと思いました。その辺をお伺いしたいです。 ◎産業振興課長   皆さんにぜひ知っていただきたいところですけれども、行政としては、全商店街に情報提供っていうのも行わせていただいてるという認識でございます。なので、その後、各商店街に所属されてる個店の方々に商店街の受け取ったところをどういうふうに伝えるかにどの程度区が関われるのかどうかっていうところになりますので、そこが今のところなかなか難しいかなという認識です。 ◆坂田れい子   例えば、この地域力向上事業で、安全パトロール事業とか地域清掃事業等とかっていうメニューがあるんですけれども、先ほど課長のほうから、いろんなメニューを細かく明記して情報を流しているっていうところだったんですけれども、この等っていうことに関して、どのぐらいの事業が含まれるのかがちょっと抽象度が高いので、その辺はどのように伝達しているんでしょうか。東京都のメニューと同じように伝達しているのか、それとも板橋区で、こういうメニューが向上力につながるから、これも当てはまるよねっていって、書き加えて流しているのか、その細かいところっていうのはどういった部分なのかを教えてください。 ◎産業振興課長   一応、この事業自体が東京都の事業に沿ってやらせていただく形なので、それ以上詳細なところっていうのは逆にそれだけになってしまうんだなっていうふうに認識されても、また皆さんにとってあまりいい形ではないので、東京都と同じような形で伝えさせていただいて、繰り返しになってしまいますけれども、これってどうなんだろうって思うものに関してはご相談いただいて、こちらのほうで東京都なりを通じて検討していくような形になるかと思います。 ◆坂田れい子   あと1点なんですけれども、このにぎわいのあるまちづくり事業っていうのは商店街がメインでやってるかと思うんですけれども、もう一つ地域のほうで、コミュニティ活性化事業というところで、たしか補助金のほうをそちらも出しているかと思うんですけれども、こちらは町会・自治会が主体になった補助金で、板橋区あたたかいまちづくり補助金交付要綱第5条(2)のウのところに、「商店街や企業と連携して地域を活性化する取組み」っていうところがちょっと似たような、内容が重複しているんですが、こういった重複しているところというのはどういうふうにすみ分けているのか、お願いします。 ◎産業振興課長   それも今ここで、こうです、ああですっていうふうにぴちっと仕切るというよりは、いかにそもそもの地域の活性化であったり、地域力であったり、商店街と町会さんがどういうふうに連携してやるかっていう、よりいいような形を、相談を受けてやらせていただくようになるかと思います。 ◆坂田れい子   何か似たような補助金、メニューがたくさんあるので、もう少しスマートになったらいいのかなって個人的に思ったので、質問させていただきました。以上です。 ◆荒川なお   この事業について、先ほども出ていましたけれども、イベント事業であったりいろんなことがあるんですけれども、全体として、先ほど去年度と今年度の数字がちょっと比較で出ていたと思うんですけれども、全体として一番比較するべきなのが、コロナ前の令和元年度かな、ただこれは、いろいろ私も調べたんですけれども、数字があまり出てこなくて、ただイベントの事業の場合は、違ってたら後で訂正をいただきたいんですけれども、令和元年が60件で今年度は65件なので、数字の上ではほぼ回復しているのかなというふうには思うんですが、全体としてそういう傾向でいいのかっていうのをまずちょっと確認させてください。 ◎産業振興課長   ご指摘のとおり、コロナ禍のときに比べたら、イベントのお申出というか、やりたいっていうふうなお申出は非常に多くなっていて、令和元年度はイベント事業は60件、令和2年度は28件、令和3年度は36件、令和4年度は38件っていう流れでございました。それが今回、65件のお申出があるので、そういう意味では回復傾向であるというふうに見込んでおります。 ◆荒川なお   ほかの活性化事業であるとか地域連携事業と、あと地域力向上事業っていうのも、これは当時やっていたものとか、いろいろあるかと思うんですけれども、ほかも数字の上で回復しているっていう認識でいいのかっていうのもお聞きしたかったんですが。 ◎産業振興課長   活性化事業につきましては、内容的にもそれほど大きく変わっていなくて、むしろ、たしか消毒とかそういうのも入ったりとかしたのがあったんですね。地域力向上事業が令和3年度、令和4年度は非常に増えている。令和3年度は2件で、令和4年度が11件で、これは消毒とかそういうようなものが増えているんですけれども、活性化事業に関しては、令和元年度が7件、令和2年度が6件、令和3年度12件、令和4年度9件っていう形になってます。 ◆荒川なお   じゃ、活性化事業については、横ばい程度だっていうことなんだと思うんですけれども、それでちょっと気になっていたのが、課題のことを先ほどほかの委員からも指摘を幾つかされていると思うんですけれども、例えば令和元年度は申出があったけれども令和5年度には申出がないとか、そういうところもあるとは思うんですけれども、そういうちょっと細かい実態まで板橋区として把握されているのかっていうのをお聞きしたかったんです。 ◎産業振興課長   一商店街一商店街さんの動向っていうところは細かに追ってはいないですけれども、ただご相談等はありますし、実際この5年間ぐらいでなくなってしまったところとかもありますので、そういう意味では、全体としての傾向、状況っていうのは把握しているところでございます。 ◆荒川なお   だから、なくなってしまったところっていうのは、そうすると対象から外れてしまうわけじゃないですか。じゃ、そのままで終わりでいいのかっていうところもありますし、何が課題だったのかっていうところは大まかにつかんでるということなんですか。どういうことが課題としてつかめているっていうことなんですか。相談を受けてるっていうところで、分かってる範囲では。 ◎産業振興課長   このイベント事業に関しましては、冒頭でもご説明させていただいたとおりに、こちらから全ての商店街にご案内はさせていただいていて、あちらからの申出で受け止めているっていうところなので、正直、来てないですよとかっていうところまでやらせていただいてるわけではないので、そういう意味では、個別の事情というのはなかなかはかりかねるというところでございます。 ◆荒川なお   だから、私自身が思ったのは、個別のところが把握されていないと、じゃ、何が原因でできていないのか、商店街とかを活性化していこうっていう目的なわけですから、参加できていない理由とかがしっかりと把握できていないと、結局把握できていないところが取り残されて、これはほかのときにも言いましたけれども、そういうことが出てきてしまうんじゃないってということは課題なんじゃないかなと思ってるんですけれども、そういうことを今後やっていくべきじゃないかっていうことを今提案したかったんですが、それについての考えをお願いします。 ◎産業振興課長   ご意見として受け止めさせていただいて、今後またそういったことがあるようでしたら検討させていただきたいと思います。 ◆荒川なお   あと、先ほど地域力向上事業の中で、決算の資料の中にも、感染症対策事業っていうのが、これは令和4年度まではやられていて、今年度も継続って、名前も決算のところで入って、これは結構、商店街でやっているんですけれども、5類になってまたちょっと環境が変わってきているかと思うんですけれども、そういうものは継続してやられているのか。あと、もし商店街から何か声とか、継続してやってほしいとか、飲食とかも絡むので、そういうことがあれば教えていただきたいんですが、お願いします。 ◎産業振興課長   この感染症対策につきましては、一応今年度まではこちらのほうで補助ができるような仕組みとなっております。 ◆荒川なお   仕組みはそうなんですけれども、例えば来年度以降でいうと、これは先ほどの東京都の関連とかもあるのか分からないですけれども、来年度以降はもうないということですか。お願いします。 ◎産業振興課長   一定、皆さんにも浸透しているところなので、ご相談、申請自体もさほど多くはなくなってきているっていう現状でもあります。ただ、こればかりは感染症の変化にもよるでしょうし、今のところは今年度までということで私どもも聞いているという状況です。 ◆荒川なお   これは、あくまでも令和4年度の数字しか私は見ていませんけれども、かなりの数がありますし、要はこれがあるかないかで安心できるかっていうところもあるのかなとは思うので、特にこの事業を行ったところもあるわけですから、しっかりと声は聞いて、何が必要かっていうのも把握をしていただきたいと思うんですが、そこについても最後に答弁を求めます。 ◎産業振興課長   これにつきましても、もちろん感染症対策だけではなくて、いろいろな声を商店街さんのほうから聞いて、受け止めて、今後も考えていきたいと思っています。 ○委員長   本件につきましてはこの程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、おくやみ支援サービス事業の現状についてを議題といたします。  本件について、理事者より追加の説明はありますでしょうか。 ◎戸籍住民課長   おくやみコーナーについて、概略だけ簡単にご説明をさせていただきます。平成27年4月の南館改築以降、来庁者の待ち時間や窓口移動の負担軽減などを図るために、区民に身近な窓口を1階から3階の低層階に集約をして、低層階一体型総合窓口として、来庁者の利便性を高めてきておりました。そのような中で、超高齢化社会の進展によって、個人に対する手続を行う遺族の高齢化であるとか、手続自体の複雑・多様化も相まって、遺族の事務手続に関する負担が増加するといった新たな問題が生じてまいりました。そこで、死亡届に関わる多岐にわたる手続において遺族の負担を減らすことができるよう、令和5年2月1日から、戸籍住民課に専用窓口、おくやみコーナーを開設いたしました。資料についてなんですけれども、まず項番1の利用実績については、開始以降の電話窓口における相談等に関わる実績を掲載してございます。項番2の周知方法については、ホームページやハンドブック配付等を中心としました開始以降の継続的な周知方法について書かせていただいております。こちら、裏面になります。項番3のサービス開始以降に生じている課題で、例えば必ずしも来庁相談が必要ないことなどが分かっており、課題については解決に向けて対応しているところでございます。項番4の当該事業に関わる予算につきましては、ハンドブックの作成を含めましてかかっておりません。業務に関わる会計年度任用職員の人件費のみとなっており、そういった記載になってございます。簡単ではございますが、資料についての概略説明です。では、よろしくお願いいたします。 ○委員長   本件について質疑のある方は挙手願います。 ◆間中りんぺい   3年前、2020年のときに総括質問で、神奈川県大和市のおひとり様などの終活支援事業を取り上げて、板橋区でも亡くなった後の手続についての、大和市では終活コンシェルジュってやっていましたけれども、そういうのもつくって続けるべきだっていうふうに総括質問でやったことがあるので、ちょっとそのときの資料を用いながら話をしたいんですけれども、そのときに行旅死亡人の取扱費負担金についてまず質問をさせていただいていて、大和市のほうも行旅死亡人の取扱費負担金がこれから大きくなる、全国的に大きくなるっていう問題を抱えていて、いわゆる多死時代、たくさんの人が亡くなる多死時代イコール孤独死時代になるっていうことを防ぐために始めているわけですけれども、その当時、板橋区としては、行旅死亡人に大体630万円ぐらいの予算がついていたと思いますけれども、今分かれば、行旅死亡人の取扱費負担金の推移、ちょっと所管が違うかもしれませんが、分かれば教えていただきたいと思います。 ◎戸籍住民課長   すみません、行旅死亡人の数は今ちょっと手元にございませんので……、主管が生活支援課になってございます。 ◆間中りんぺい   分かりました。じゃ、それはまた後で調べておきますけれども、行政が火葬しないといけない状況もあるし、そのときに調べたら、火葬した後の遺骨を不適切じゃないかなって思えるような扱い方をしている自治体もあったので、行政にとってもこれからまさに多死時代を迎える中で大きな課題になっていくんだろうと思ってそのときには質問をして、こういう対応ができたっていうことはすごくいいことだと思いますし、実績についても思っていたよりも大分数が多いので、本当にニーズとしてもあったんだろうなということは思っています。課題のところで、ご遺族の困り事の中には区のほうで解決が難しいこともあるので、区ができることと区ができないことをもうちょっと明確に周知をする必要があるっていうことが書かれているのかなと思うんですが、その後に、こういう問題についても関係機関と連携して取組を検討していくっていうふうに書かれていたので、これは今銀行とか不動産とか、区として対応が難しいことについてどんなふうな連携が考えられるのかっていうのを、今の時点でお考えを聞きたいと思います。 ◎戸籍住民課長   今のご質問、死亡届に起因する手続については多岐にわたるんですけれども、区の窓口で直接対応したり解決できることには限りがあります。しかしながら、相談者の中にはおくやみコーナーに行けば何でも解決してくれると期待されている方もいらっしゃることから、死亡後に必要となる手続の全てを完結できる体制ではないことは変えられないんですけれども、少しでも区の窓口でできることを増やしていくことは必要だと考えております。例えば、相談内容の実績、表面の一番下のところに相談内容とあるんですけれども、そちらのほうを見ていただくと、年金の相談が18%となっていて、ニーズが高いことが分かりました。板橋年金事務所との連携にはなるんですけれども、例えば板橋年金事務所と連携を検討して、こういったニーズの高い相談内容を中心に、わざわざそこに行かなくても済むような、ご遺族のご負担が軽減できるような取組を増やしていきたいと考えております。 ◆間中りんぺい   区民にとっては、年金事務所でも区役所でもやっぱり同じ行政の話なので、そこでやってほしいっていうことはあると思うので、それができたら全国的にもすごい、先駆けのモデルになると思うし、それをぜひ進めて、頑張ってやっていただけたらうれしいなというふうに思っています。それ以外のところですね、行政関係以外の不動産だとかっていうことについては、これは事後対応だから難しいっていうこともあるのかなと思うんですね。さっき言った大和市なんかは、これから亡くなる高齢者、当事者を対象としたサービスですけれども、この板橋区のおくやみコーナーのサービスって、ホームページにも書いてありますけれども、ご遺族の負担を減らすことが目的っていうふうに載ってるじゃないですか。板橋区の場合にはご遺族向けのサービス、大和市の場合にはこれから亡くなるご本人向けのサービスなんですよね。やっぱりその視点を入れていただく必要があるんじゃないのかなと思っていて、本人であればできる手続って当然ながらたくさんあるので、事後対応しようと思うから難しいことが多いので、やっぱり本人が亡くなる前に手続をするっていうことを大和市のように進める必要はあると思っています。そういう亡くなる前のサービスの提供に関しては、これから広げていってほしいんですけれども、その点についてのお考えを伺います。 ◎戸籍住民課長   今おっしゃっていただいたのは、終活サポート事業についてだと思います。実際におくやみコーナーをやっていて、時折そういったご相談も受けることがあります。やはり、身寄りのない区民の方々など、ご自身の亡くなった後への不安が高まっていることも実感はしております。例えば、よその自治体では、生活支援部門がエンディングノートを配付したり、社会福祉協議会へ区が委託をして実施をしているというケースもございます。板橋区でも、例えば消費者センターが終活セミナーなどを実施しているというところもございます。住民基本台帳を所管する戸籍住民課において、事業実施っていうところはちょっと難しい部分もあるんですけれども、おくやみコーナーでの実績であるとか経験を踏まえて、関連部署と連携方法を検討していきたいと考えております。 ◆間中りんぺい   関連部署とそうやって連携をして、本当に一括というか、一つのところでいろんな情報を取れるようになるとすごくありがたいので、地域のPTAさんなんかと話していても、やっぱりまだまだ知らない方が多いし、小中学生の親世代にももう今のうちから知らせておいてもらいたいなって思うので、周知についてももう少し、今のところ区ホームページと広報いたばしでってことが書いてありますけれども、もう少し若い年代にも拡大の機会を持っていただけたらいいんじゃないのかなと思うんですが、周知方法の拡大についてはお考えはありますか。 ◎戸籍住民課長   今おっしゃっていただいたように、ハンドブックの配付先の拡張とホームページへの掲載、あと、いろんな施設へのハンドブックの配架だけではなくて、やはりそういった家族を支援する立場にある方へのPRはとても重要だと認識しております。なので、今後につきましては、例えば関係機関、福祉事務所であるとか民生委員協議会等へこちらのほうから出向いて、制度の説明の上、おくやみコーナーへつないでいただくことなどを働きかけていきたいと考えているんですけれども、その中で、今おっしゃったPTAさんとか、そういったいろんな組織というか会議体のほうにも、周知については広げていけたらなと考えております。 ◆間中りんぺい   分かりました。これで終わりにしますけれども、3年前に大和市の職員に話を聞いたときに、お年寄りがこのサービスを通じて元気になったっていうのが一番の収穫だったって話をしていたので、僕はそれがすごくいいなと思って、やっぱり自分が亡くなった後のお墓のことだったり財産のことだったりについて不安があってもやもやしている、特に一人で暮らしている方、それが生前のうちに全部解決をして、もう何も心配することがなくなったから、残ってるお金でダンス教室に通うっていってダンスを始めたり、地域に出ていろいろと高齢者が活動を始めたりっていうことは、副次的な効果としてとてもありがたいっていう話で、それは本当に板橋区でもそうやってほしいなと思うので、このサービスを区が始めることによって区の高齢者が元気になるっていうような、何かそういう循環を生んでいただけたらいいし、よりそこに注力をして工夫をしていただけたらいいなというふうに思っています。以上です。 ◆ひはらみちこ   私のほうからも何点か質問させていただきたいと思います。1点目なんですけれども、2ページ目にあります書かない窓口サービス、こちらも今回適用になるとのことで、こちらなんですけれども、やはり該当の方々は精神的にも大変なご苦労もされていると思うので、家でできることはできるだけやりたいという方も多いと思うので、ぜひともこちらの周知をしていただきたいと思います。ハンドブックのほうは令和5年5月発行ということなんですけれども、おくやみコーナーご案内リーフレットにつきましては、こちらも書かない窓口サービスについての記載等がないので、ぜひともこのような簡単、簡単って言っては悪いかもしれないんですけれども、リーフレットに記載等もして、さらに周知していただきたいんですけれども、書かない窓口サービスの周知につきまして、これからの方向性についてお聞きしたいと思います。 ◎戸籍住民課長   書かない窓口サービスにつきましては、書かない窓口の中にある手続ナビという取組がございまして、それは例えば転入・転出・転居等のライフイベントを選んでいただいて、そこからご本人の情報を入れていただくことで、ご本人が区役所に来て窓口でやる必要な手続であるとか持ち物を確認できるというものなんですね。なので、その中の一つの項目に、死亡というカテゴリーを作ってございます。亡くなった方は世帯主ですかっていうところの質問から始まって、その方が保険証を持っていますかとか介護保険証を持っていますかとかカードをお持ちですかとか、そういった質問を、時間でいうと6分程度なんですけれども、ご質問に答えていただくことで、その方が必要な手続の窓口と持ち物をご案内できるということなので、おくやみコーナーが対面でいろいろご案内するっていうところとはまた違って、これはもうDXを活用して、行かないおくやみコーナーっていう形で考えております。 ◆ひはらみちこ   ぜひともこちらを周知していただきたいんですけれども、周知方法の方向性についてお聞かせいただきたいと思います。 ◎戸籍住民課長   ホームページ等では一応周知はしているんですけれども、なかなか利用が伸びないので、例えばおくやみコーナーを検索していただいた方に、こちらの書かない窓口の入り口のほうにリンクを張るとか、そういった取組も今始めております。 ◆ひはらみちこ   ぜひともさらに周知、皆さんにあるっていうことを知っていただいて、使っていただけるように、よろしくお願いいたします。次なんですけれども、こちらのおくやみ支援サービスにつきまして、外部との連携をお聞かせいただきたいと思います。おくやみハンドブックを拝見しますと、区役所内での手続のほかに、区役所外の主な手続についても記載があって、本当にありがたいなと感じております。なんですけれども、特に生命保険も結構いろんな手続があるとは思うんですけれども、生命保険の会社ともこちらは連携して、おくやみハンドブックがありますよですとか、おくやみ支援サービスを板橋区でやってますよと、そういう周知のほうを現状されているのか。そして、されてない場合は、これからそういう外部との連携をしていくのかどうかということをお聞かせいただきたいと思います。 ◎戸籍住民課長   おくやみハンドブックを見ていただいて、ありがとうございます。おくやみハンドブックを見ていただきますと、これを基に窓口に来られた方にもいろいろご説明をさせていただくんですけれども、死亡に関わる各手続につきまして、区役所内だけに限らず、今言ってくださったような保険であるとか、民間のものも全部網羅されて書かれているので、ご本人との相談の上で、その方その方が必要な手続をチェックして、こちらの手続が必要ですよっていうところで、ご相談に行く場所も含めて記載させていただいているので、その方にご案内をさせていただくという形を今取らせていただいています。なので、周知につきましては、おくやみコーナーの実施の周知のところと、ハンドブックをお渡しして、これを見ていただくことで、こういった案件があり、これについてはこういったお手続が必要になりますよというところで、周知はしているところでございます。 ◆ひはらみちこ   生命保険会社等、外部の方々ともご協力いただいて周知をいただいたりですとか、もし生命保険の会社の方が、契約者がお亡くなりになられたと家族から連絡があったときに、では板橋区ではこういうサービスがあるので、よかったら使ってくださいねというお声がけとかもしていただけるのかなと思ったんですけれども、そういう連携等はありますでしょうか。 ◎戸籍住民課長   確かに、多岐にわたるいろいろな手続がある中で、いろんなところからこのおくやみコーナーについて必要な方に情報が届くっていうことはすごく大事だと思うので、今後おくやみコーナーについて周知していく中で、おっしゃっていただいた意見も踏まえまして、様々な機関に対して働きかけをしていきたいと考えております。 ◆ひはらみちこ   生命保険会社等でも、グリーフケアというのを結構力を入れてやっているとお聞きしておりますので、ぜひとも外部の方々、企業さんですとかの力もお借りしながら周知、それから利用を向上させていっていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆寺田ひろし   1点だけ、このおくやみコーナーで相談を受ける方というのはどういった方なんでしょうか。委託先なのか、何か資格を持っているのか、職員の方なのか、それをちょっと伺えればと思います。 ◎戸籍住民課長   会計年度任用職員が3名で、シフトで業務を行っていますが、3人中2人については、区で窓口に従事していた、区のOB職員になります。 ◆寺田ひろし   そうすると、区の中の届出とかそういった書類は、ご理解いただいて、適切なアドバイスはされてらっしゃると思います。あとは、先ほど委員からもお話があったように、区のほうではなかなか直接的なアドバイスが難しい相続とか、ほかの年金事務所のご案内とか、そのあたりって結構やっぱりニーズは高くて、私もご家族が亡くなったときとかはいろいろなご相談を受けて、ここに行ってください、あっちに行ってくださいっていう形になって、今回おくやみコーナーができて本当に助かっているところでありまして、好評いただいているんですが、例えばなんですけれども、先ほどアドバイスをする方について伺った理由としては、例えば産業振興課は、中小企業診断士が常駐していろんな相談に乗っていただけるというところもあるかと思いますので、行政書士の方に常駐いただいて、適切にその場でもアドバイスができるようになると。恐らく、行政書士会の方にはそういうのも全部やりますよというふうにおっしゃっていただいてるところなので、こういった活用も一つ、ワンストップとしては可能になるのかなと。ご遺族の方にとっても、このおくやみコーナーをつくった趣旨が、より一層全うできるんじゃないかなと思いますので、ぜひ将来的にご検討いただければなと思いまして、そのあたりの見通しとかをお伺いできればと思います。 ◎戸籍住民課長   おっしゃっていただいたように、確かに年金だけではなく、やはり相続といった法律的なところも多く皆さんのご相談を受けるところです。区民相談の中で法律相談をやっておりますので、今そちらをご案内しているところではあるんですけれども、今いただいた意見も踏まえて、そういった困り事をお持ちの方に本当に寄り添って、適切な支援ができるように、引き続き考えていきたいと思います。 ◆寺田ひろし 
     なかなか区の法律相談が、1週間以上先の予約でしか受け付けてくれないので、タイムリーにというのは結構難しかったりもすると思いますので、ぜひご検討いただければなと。特に、行政書士は身近な法律、届出書類の専門家でもあるし、遺産分割協議書とかを作れたり、あとは結構、社労士の資格も併せて持ってる方も多くて、こういった年金関連のアドバイスもできる方もいらっしゃると思いますので、ぜひご検討いただきたいなと思います。以上です。 ◆岩永きりん   先ほどひはら委員のご質問の中で、手続ナビについてのお話があったかと思うんですが、私からも1点だけ、手続ナビについてお伺いをさせていただきたいと思います。先ほどのお話の中で、手続ナビで死亡というボタンを選択すると、様々な質問が出てきて、それに一つひとつ答えていくと、最後に必要な手続と窓口が分かるというようなサービスかと思います。その手続ナビのいろいろな質問に回答していった結果のページが、すごく簡潔にまとめていただいてはいるものの、私個人としては、ちょっと見づらいのではないかなというふうに感じております。そのあたりについての課題感とかがございましたら、教えていただけますでしょうか。 ◎戸籍住民課長   確かに、手続ナビの最終ページは、こういった窓口で、こういうお手続が必要で、こういった持ち物がありますよっていうところがやはり、いろいろ丁寧にお伝えしようとすると、逆に文字がたくさんになってしまったりというところも、確かに否めないと思います。こちらのほうは、8月からスタートしておりまして、そうやっていろいろまたご意見を頂きまして、よりよいものにブラッシュアップしていこうと思います。 ◆岩永きりん   大変前向きなご答弁、ありがとうございます。1点ご提案なんですけれども、手続ナビでやってみたけれども、場合によっては15件、20件とかの手続が必要ですというふうに出てきて、手続ナビでやったけれども、やっぱり職員の方に付き添って案内をしてほしいなという方もいらっしゃるのではないかなというふうに思いました。手続ナビ上で、最後のページに一言、窓口のおくやみ支援サービスもありますよという案内があると、もしかするとより親切なのかなと思ったんですけれども、いかがでしょうか。 ◎戸籍住民課長   そちらについても、前向きにこちらで検討して、できるだけ早くやっていきたいと思います。 ◆おばた健太郎   何点かだけお願いします。ホームページを拝見すると、予約制で、1日4組とあるんですが、この資料を拝見しますと、予約外という数字もありますよということで、これは予約制なんだけれども予約しなくても受付は対応していますよという、そういった意味合いでよろしいんでしょうか。 ◎戸籍住民課長   おっしゃるとおりでございます。予約は、1日4枠ということで事前予約を受け付けているんですけれども、やはり予約をなさらずに急に来庁されるお客様もいらっしゃるので、その方たちについては予約外というところで記載をさせていただいております。 ◆おばた健太郎   分かりました。次に、この予約なんですけれども、例えば今日電話をしましたと。それで、じゃ、来庁はいついつに来てくださいっていうことになると思うんですが、その期間の間隔っていうのはどれぐらいなんでしょうか。 ◎戸籍住民課長   予約が必要な理由が、事前に電話でご予約をいただきまして、お電話でその方の世帯の状況を聞き取るという作業があるんですね。それで、どういった手続が必要だというところを電話で確認をしまして、ご本人が来庁されるまでの中2日の間に、それに向けての準備がありますので、予約の方は一定日にちをいただいております。 ◆おばた健太郎   分かりました。今のご答弁の中で、予約をすると中2日でということは理解いたしました。ちょっと心配していたのは、予約をしたときに、いや、1週間後に来てくださいとか、そういったことが非常にね、亡くなられて混乱されている中で、期間が延びていたらちょっと問題かなというふうにも思っていたんですけれども、そういった事態はないということでよろしいんですよね。 ◎戸籍住民課長   ここの利用実績の表のところ、予約、予約外の間のところに予約率というものが書かれているんですけれども、こちらについては予約枠4に対する率になるので、満杯にはなっていないんですよね。なので、予約をされた方のご希望にほぼほぼ添えていると思っております。 ◆おばた健太郎   なるほど、分かりました。すみません、表の見方が、私はてっきり来庁者の予約をされてきた人の率が66%という意味かと思ってたんですけども、そうじゃなくて、月の営業日の1日4枠の中で、例えば4月ですとそのうちの66%っていうことで枠が空いていたという、そういう意味合いですか。 ◎戸籍住民課長   大体6割、7割です。 ◆おばた健太郎   なるほど。よく分かりました。それで、今は十分充足しているということで理解いたしました。それで、ホームページには一応、事前予約ということが書いてあるわけなんですけれども、現実としては、予約外でも一応受け付けていると。予約制にしている理由としては、中2日の間にいろいろと情報を調べるので、予約外でいきなり来られても結局すぐには対応できないっていうような事情があるというようなことなのかなと思うんですが、であれば、予約制っていう、もうちょっとホームページ上に、事前に情報を調べる必要があるので予約をお勧めしていますとか、予約外で来られてもいいんですけれども、結局お調べすることになるので、再度来庁する必要がありますよとかいうほうが、多少丁寧かなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ◎戸籍住民課長   ホームページについては、おっしゃるとおりだと思いますので、分かりやすく改善していきたいと思います。 ◆坂田れい子   先ほど間中委員からも意見があったんですけれども、このおくやみハンドブックの中に、おくやみコーナーでできることと、あとはできないこと、区役所外の手続もすごく書かれていて見やすいなと思ったんですけれども、ほかの自治体のも参考にすると、区役所内でできることの中でも、おくやみコーナーでできること、おくやみコーナーではできないことって一覧表が手続も何十種類もあると思うんですけれども、すごく細かく書かれていて、それプラス、必要な持ち物とか窓口とかも書かれていたので、何かその点についてももう少し工夫が必要なんじゃないかなと思うんですけれども、この点いかがでしょうか。 ◎戸籍住民課長   持ち物につきましては、やっぱりその方その方のケース・バイ・ケースというところもありますので、やはり板橋区の場合は、一旦電話等々でお伺いして、その方に沿ったご案内をするっていう形を取っていますけれども、坂田委員がおっしゃったことも確かに重要だと思いますので、そこもきちんとまた見直していきたいと思います。 ◆坂田れい子   受け付けた情報なんですけれども、例えばおくやみコーナーに行って、手続が何十種類もあります、おくやみコーナーの職員の方と一緒に各課を回っていったりすることもあるということなんですよね。確認です。 ◎戸籍住民課長   板橋区のおくやみコーナーなんですけれども、おくやみコーナーで全ての手続ができるっていう、完全なワンストップ型ではないんですね。冒頭でご説明させていただいたように、低層階一体型の窓口としてのスキームが板橋区にあるので、戸籍住民課でできることとできないことっていうところがあります。ただ、戸籍住民課でできること、係を越えて、例えば世帯主変更であるとか、住民票や戸籍の証明書を発行したり、あと印鑑のカードを返却したり、戸籍住民課に関わるところはワンストップでできます。ただ、葬祭費であるとか高額療養費であるとか障がいの手帳であるとか、そういったところはほかのフロアになりますので、こちらについては、窓口で受けた者が必要に応じてきちんとそこの場所までお連れするということは実施しております。 ◆坂田れい子   その中でも、各課をまたぐときに、行く先々で多分同じような説明をしなきゃいけないっていう状況があるのかなと思うんですけれども、幾つも行きながらまた同じ説明をして、ほかのところにまた同じ説明をしてっていう手間が省けるような工夫っていうのは、今後どのように将来像をお考えでしょうか。 ◎戸籍住民課長   行く先々で戸籍住民課の職員が同じ説明をする、ごめんなさい。 ◆坂田れい子   説明足らずですみません。相談に来られた方が、書類を持ってまず一つの課に行って、手続をして、そのときにいろいろと説明する場面があると思うんですけれども、そこでの手続が終わりました。また次の課に行って、次の手続をするときも、また同じ説明をしなきゃいけないっていう場面があるのかなって想像するんですけれども、そういった手間暇っていうのはどのように認識をされているのかと、将来的にはその辺のまどろっこしさ、手間暇をどのように解決してあげる手段があるのかなっていうふうに考えたので、お伺いしました。 ◎戸籍住民課長   他部署へお客様をつなぐに当たって、関係部署との連携には受付案内システムというものを活用しています。この受付案内システムは、時間短縮が目的ではあるんですけれども、複数の窓口で例えば手続を行う場合、一度にまず受け付けて、全てを予約できるシステムなんですね。おくやみコーナーを予約の際に、必要な部署に電話でお伺いして確認をして、その方が必要な部署を確認しましたら、それについて受付案内システムのほうに予約をするので、案内票というものをお客様にお渡しできるので、行く先が全部書かれてるんですけれども、それで、行く先についてはお客様自体は把握できると思います。 ◆坂田れい子   分かりました。行く先々は多分その方は分かると思うんですけれども、行く先々で多分同じ説明をしなきゃいけないっていうところで、課をまたいだ情報の共有っていう面で、今後何か解決できる策があるんじゃないかなっていう、その解決策について伺ったんですが。 ◎戸籍住民課長   手続のご案内なので、その部署がやるべき手続をご説明していただくっていうことになるので、例えばお客様に葬祭費の手続があるから国保年金課に行ってくださいねという案内票をお渡しします。そうすると、その案内票を持って国保に行ったときに、国保はおくやみコーナーのお客様ではなくて、通常の葬祭費の手続をそこでやっていただくっていう形になると思うんですよね。 ○委員長   課長、あれですよね。各所管の窓口に行って、重複説明はありませんよっていう理解でよろしいということですよね。 ◎戸籍住民課長   そのように認識しています。すみません。 ◆坂田れい子   理解しました。あと、もう2点なんですけれども、先ほどの手続ナビのことで、私もやってみたんですけれども、その中で、ここは分からないの項目がなかったところがあって、分からないの項目をもう少し入れてもいいんじゃないかなという提案を、提案というか意見なんですが、この辺は改善できそうでしょうか。 ◎戸籍住民課長   システムナビの構築に当たっては、事業者さんと、あと実際にこの手続に携わっている担当の職員とみんなでプロジェクトチームを組んでつくっていて、現在に至っているんですけれども、実際に稼働してみてそういったことがあるっていうお話を今伺ったので、またこれについてもきちんと検討していきたいと思います。 ◆坂田れい子   最後、1点なんですけれども、来年度から、不動産登記法の改正に伴い、相続登記が義務化されると思うんですけれども、その案内をおくやみハンドブックなりどこかに表示する必要があるのかなって考えているんですけれども、この点、お聞かせください。 ◎戸籍住民課長   そういった相続登記の変更に関わる情報については、リーフレットについては、おくやみコーナーのところに配架はしているんですね。また、そちらのほうにつきましても、おくやみハンドブックは広告料で無料で作ってもらっているところもあって、1年で完全にまた新しいものに作り変えるところがございますので、次の作成をする際に、こういった視点もまたちょっと検討をしていきたいと考えております。 ◆坂田れい子   次の作成がいつなのかっていうのをお伺いしたいんですが。 ◎戸籍住民課長   今回、おくやみコーナーを立ち上げたのが2月になりますので、そこから1年だと、また来年の1月ぐらいには完成させるような形になります。 ◆坂田れい子   4月にもしかしたら間に合うということで、ご検討いただければと思います。空き家がすごく増えているので、義務化のことを皆さん知らないと思うので、ぜひ情報を流していただけたらいいのかなと思ったので、質問しました。以上です。 ◆荒川なお   この事業が始まる前にも、今年の2月だったか1月だったかにも報告があって、ちょっとそのときにも聞いたんですけれども、職員の人数と配置ですよね。まだそのときは事業が始まってないので、当然分からない点があったと思うんですけれども、先ほどもほかの委員からの質疑でも、相談内容というところで、ほかの機関、年金なんかも先ほどお話がありましたけれども、これから検討していくっていうこともこれには書かれているんですけれども、どういうことが全体として課題で、関係機関との連携で課題になっていくのかというところを今分かっている範囲でまずお聞きしたいんですが、お願いします。 ◎戸籍住民課長   おくやみコーナーを実施して以降の課題として認識しているのが4点ありまして、1点目としては、必ずしも来庁によらないサービスが必要なんだなというところは分かりました。例えば、予約後、時間を取って来庁してくださった方から、「わざわざ来なくても電話でも用件が済んだんだ」っていうお話はありました。また、予約電話のやり取りの中で相談が完結してしまうというケースも一定数ございましたので、そういった話を受けまして、実は最初、予約専用電話としてご案内していた電話番号をおくやみダイヤルに名称を変更しまして、電話による相談体制も整えていますというところで発信をし直しました。また、8月から、先ほどから何度かお話しいただいている書かない窓口サービスの中で、死亡に関する手続で窓口とか必要な持ち物が確認できるというような、行かないおくやみコーナーみたいなところもつくりまして、その方の個々の状況に合わせて、電話で済む方、スマホで確認できる方はそちらのほうでご対応できるように、そちらのサービスを充足させることも重要だなということは、そこで課題として認識しました。一方で、やはり対面で寄り添いの必要がある方につきましては、フェース・ツー・フェースでしっかり丁寧に対応していかなきゃいけないんだなというところで、重層的なおくやみコーナーの必要性というのを認識しました。あと、2つ目としては、やはり先ほどもお話がありました予約外の方への対応になります。窓口での相談は、事前準備であるとか、あらかじめ連携部署との確認が必要なんですけれども、予約外の方だと、手続に必要な書類をお持ちいただいてなかったりとか不備があるので、極力対応するようには努めているんですけれども、また来ていただくことになってしまうっていうところも少し課題と認識しています。ただ、予約外の方が結構な人数いらっしゃるので、予約外対応も含めてサービスの充実に向けて、令和6年度からは、行政補助員を現行の2ポストから3ポストに増員できるように、今調整を進めているところでございます。あと、庁内でワンストップになってないっていうところも、やはりこれも課題になっていて、必ずしも戸籍住民課で全てが完結するスキーム等は、今低層階っていうところもあって、なっていません。ただ、戸籍住民課のものについてはワンストップにしていて、他部署につなぐものについては、受付案内システムの活用によって来る方のご負担が極力減るような形で、ここのところは見直しをしているところでございます。最後に、やはりおくやみコーナーでできることに対して、来られる方と実際にできるものが少し乖離しているというところはございます。ただ、先ほどお話をさせていただきましたように、少しでも区でできる相談を増やしていくというところが重要だと思っていますので、こちらについては、年金事務所等、今まで連携していなかったところとの連携を広げながら、おくやみコーナーの充実を進めていきたいと考えています。今、この4点について課題と認識しておりました。 ◆荒川なお   やっぱりどうしても気になってるのが、課題がまだある中で、その課題を埋めるのに今の職員体制だけでやれるのかっていうところは、まだ今日出てない中で、さらに課題って出てくると思うんですけれども、これは来年度以降のことも含めてということになるのかもしれないんですけれども、そこについての考えもお聞きしたいんですが、お願いします。 ◎戸籍住民課長   実は、今年の2月におくやみコーナーをオープンしたときには、予算もない中でできるところから、スモールスタートで始めましょうということで開始をしたので、実はこの窓口対応も、戸籍住民課の各係の職員が当番制を組んで、職員体制でやっていたんですね。なので、荒川委員にご心配いただいてるような、ちょっと負担がというところも生じた部分はなきにしもあらずなんですけれども、今はきちんと会計年度任用職員を2ポストつけて、そちらが中心にやっておりますし、業務が膨らんできてる部分については、来年度は3ポストっていうところも踏まえて、今検討しているところでございます。 ◆荒川なお   始まってから結局また足りないっていうふうになると、サービスがどうしても後退してしまうっていうことが出てしまうと思うので、そこはしっかりと教訓を生かす必要もあるかなと思うんです。それであと、先ほどやはり対面の必要性っていうことも言われていたんですけれども、来庁しない方の中には、これ、数字上はスマホやパソコンでできるっていうふうな判断もできるんですけれども、大体利用者の年齢層を考えると、そもそもスマートフォンやパソコンっていうところほど、さらに難がある方も多いと思うんですね。多分、家族がやっていたりするっていうことが相当多いと思うんですけれども、例えば足が悪い方とかも年齢層を考えるといると思うんですけれども、出張サービスとかそういうふうになるのか、ほかの部署とも連携しなきゃいけないから、なかなかやり切れないところはあると思うんですけれども、ほかの庁舎とかでもできるようにしていくとか、赤塚庁舎とかですね、ちょっとそういうふうな広げ方も今後検討していかなきゃいけないかと思ったんですけれども、そこについての考えもお願いします。 ◎戸籍住民課長   もともと、おくやみコーナーを本庁に設置しようと思ったところが、赤塚庁舎の中も含めて、区民事務所は6か所ございます、区民事務所は、おくやみコーナーをつくらなくても、実はワンストップでできているんですね。職員が区民の方の困り事、これとこれが不安なんですっていうところに対して、職員がワンストップで対応できているところがございました。それを本庁に置き換えてみると、本庁はやっぱり係ごとに縦割りになっていて、あっちに行ってくださいこっちに行ってくださいっていうところがあるので、今回おくやみコーナーということになり、そのときにはプロジェクトチームをつくっておくやみコーナーを設置したんですけれども、区民事務所の職員にも入ってもらって、一緒に、こういうふうにすると区民事務所に近づくじゃないんですけれども、区民の方に寄り添った対応ができるねっていうところから始まっているのがおくやみコーナーです。 ◆荒川なお   分かりました。ただ、今後高齢化が進むっていう中では、要望が相当増えてくると思うので、そこが結構受け入れられなくなってしまうっていうケースが出てきてしまうんじゃないかなと思うので、対応ができるようにはしていただきたいと思います。あと、すみません、先ほど質問の中で、私が聞き間違えていたらあれなんですけれども、会計年度任用職員が今年度は2人いて、もう一人いるんですか。それは来年度以降ってことなんですか。ちょっとすみません、さっきの答弁を聞き漏らしているかも。 ◎戸籍住民課長   今年度は、2ポスト会計年度任用職員がついているので、常に2人がいるような形なんですね。ただ、働き方によって、20日勤務の方とか14日勤務の方がいらっしゃるので、人数からすると3名いらっしゃるんですけれども、窓口としては2ポストです。 ◆荒川なお   そういうことなんだ。分かりました。ありがとうございます。 ○委員長   本件につきましてはこの程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、2024板橋Cityマラソンの開催についてを議題といたします。  本件について、理事者より追加の説明はありますでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   資料の説明を簡単にさせていただきたいと思います。資料をご覧ください。開催概要についてなんですが、開催日時は令和6年3月17日、あと項番(2)(3)についてはちょっとご覧いただいて、(4)の種目等なんですが、前回の時にはフルマラソンのみとなっておりましたが、今回5キロメートル、3キロメートル、1キロメートルということで、サブ種目を復活させようと思っています。(6)前回大会との主な変更点なんですが、今ご説明したようなサブ種目の再開、飲食を伴うブース出店の再開、あと、ふるさと納税枠というのを前回行って、好評だったということもありますので、枠を90人から150人に増やして行うということになります。項番2の感染症対策についてなんですが、従前は日本陸上競技連盟のロードレース再開についてのガイダンスに基づいて、宣誓書の提出とかサーモグラフィを使用した検温とかを行っていたんですが、今年度5月に5類感染症に引き下げられたということもあって、ガイダンスの廃止の通達がありました。その通達に基づいて、宣誓書の提出であるとかサーモグラフィを用いた検温というのは廃止をいたします。ただ、引き続きアルコール消毒とか個包装でのエイド提供だとか、基本的な感染症対策は講じての実施となります。説明は以上です。 ○委員長   本件について質疑のある方は挙手願います。 ◆ひはらみちこ   私のほうから、2点ほどお聞かせいただきたいと思います。1点目は、現在の状況につきましてです。現在、こちらの募集を進めているかと思うんですけれども、今現在での参加者数をお聞かせいただけたらと思います。 ◎スポーツ振興課長   昨日時点になるんですけれども、5,174名のフルマラソンの登録があります。サブ種目につきましては、3つあるので、合計で322名の申込みが今のところある状況です。 ◆ひはらみちこ 
     この参加者数は、サブ種目中止前と比較しまして、今後、最終的には前回よりも、サブ種目中止前の大会と同じぐらいの人数になるという考えでよろしいでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   あと1か月、申込み期間はあるんですけれども、これからの伸び次第ではあるんですけれども、今のところは昨年と同様のペースなので、1万人ぐらいかなと思っています。なので、コロナ前が1万四千人、五千人いましたので、ちょっとそこには追いつかないかなと思っています。 ◆ひはらみちこ   参加者数はコロナ前には追いつかないということもお聞かせいただいたんですけれども、飲食を伴うブースの出店も再開されるということで、やっぱり見に来る方々、応援する方々も増えてくると思っております。なので、多数の方々が来られる大会になるということで、2点目の質問なんですけれども、8月の花火大会も多数の方々が来るイベントとして開催されまして、残念ながら事故も起きてしまいました。同じように多くの方が来るこちらの板橋Cityマラソンにつきましても、花火大会の事故の検証を踏まえて改善した事項等はありますでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   従前より、消防署なんかとは連携をしながら、消防車の配置とかも行っています。今までの配置の場所だと、花火のこともありますので、すぐに目の前に人が来てしまうと消防車がすぐ動けない、消防隊がすぐ動けないということもありますので、今回、配置を変えたりとか、すぐ消防車が動けるような位置に配置をしたりとか、そういったことは行っております。 ◆ひはらみちこ   花火大会を踏まえての改善もあったということで、お聞かせいただいたのはすごくありがたいと思います。根本的な問題として、こちらの大会の危機管理なんですけれども、警察・消防との調整役というのは、実行委員会の中でどの部署が担当しているものでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   基本的に、実行委員会の事務局がスポーツ振興課になっておりますので、スポーツ振興課のほうで担っているところです。 ◆ひはらみちこ   花火大会のときはくらしと観光課が調整役になってたということだったんですけれども、そこと何か話し合いっていうか申し送りみたいなこと等は、何かやっていますでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   先ほどお答えしたように、検証結果等は共有をしておりますので、そういった形を参考にしながらやっているところです。 ◆ひはらみちこ   検証結果だけでなく、やっぱり細かな調整についても、いろいろなことがあると思うので、これからもくらしと観光課と連携して危機管理のほうを進めていただけたらと思います。 ◎区民文化部長   ちょっと先ほどの募集状況のところで補足させていただきたいと思いますけれども、フルマラソンは現在5,174人ということでした。これは、定員が1万人ということでの5,174人ということで、昨年度も同じ定数でしたので、ほぼほぼ同じペースになっています。コロナ前は、毎回1万4,000人とかの募集枠でしたので、そこも定員は超えている申込み状況もありました。昨年度と今年度は1万人ということでやっていますけれども、今のペースでいくと最終的には1万人を超えるんじゃないかというふうな見込みでいるということはご理解いただければと思います。 ◆おばた健太郎   2024板橋Cityマラソンは、コロナ前に少しずつ戻りつつあるのかなというところで、期待をしているところであり、しかも私も実はエントリーをしていますので、当日は体調がよければ走りたいなと思っております。それで、サブ種目が再開ということなんですが、昔はキッズランっていうのがあったかなというふうに思うんですけれども、これは今年はちょっと見送ったというようなことかなと思うんですが、今後の見通しについて教えてください。 ◎スポーツ振興課長   サブ種目については、例年、体育協会のほうに運営をお願いしておりまして、6月に運営と、サブ種目を再開するというところで協議をしました。キッズ、小学生については、どうしていくかっていうところも話したんですけれども、過去に転倒とかをしてけがをするケースが見受けられたと、その中には救急搬送が必要な子も出たというところで、サブ種目については5年ぶりの再開ということもありますので、安全を担保するという意味で、今回は見送らせていただいたところです。今後については、例えばキッズは1・2年生、3・4年生、5・6年生と3段階に分かれていたんですね。なので、例えば5・6年生だったら再開できるのかとか、次回はもう少し深掘りをしながら検討したいなとは思っています。 ◆おばた健太郎   キッズランは、1,000円で1.5キロメートルとか1キロメートル、500メートルというようなことなので、ぜひ検討していただいて、事故等ももちろんあるんですけれども、子どもたちも楽しみにしていると思いますので、検討していただきたいなと思います。それから、参加費と定員についてなんですが、これまで1万5,000人で6,500円だったものが前回から1万人の1万1,500円ということで、サブ種目については若干の値上げ、1,500円が2,000円になったりとかっていう部分はあるんですが、フルマラソンについてはちょっと1万円という大台を超えてしまったというところも、心理的なものがあるのかなっていうふうに思うんですけれども、当然、コロナでの様々な経費がかかるっていうところは理解しておるところなんですけれども、ちょっとこの参加費について見解をいただきたいんですけれども、いかがでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   前回のときは8,600円から1万1,550円に参加費を上げたんですけれども、やはりコロナに伴う人件費の高騰であったりとか物価の高騰であったりとかを反映しているといったところになります。あと、運動される習慣がちょっと失われているということもありましたので、参加者についても1万5,000人から1万人と定員も下げているというところもありまして、その辺を鑑みていくと、どうしても値上げをしないと収支のバランスがまず取れないというところがありました。あと、ほかの自治体の1万人規模のマラソン大会の状況を見てみると、やはり1万円を超えていて、1万3,000円とか1万5,000円とかのところもありますので、1万円は致し方ないかなとは考えています。 ◆おばた健太郎   理解はしているところなんですけれども、この板橋Cityマラソンは完走率も非常に高いということも有名ですし、走りやすいということで、市民参加という意味においては、今回、検温とかを廃止して多少経費を、ほんの多少のところだとは思うんですけれども、来年度以降はぜひ1万円という枠を少し切れるぐらいの努力をぜひお願いしたいなと。あと、定員についても、これも最終的に、過去のものを見ると、2018年だと最終的に完走したのが1万3,000人ぐらいということかな、だと思いますので、定員についても改めて見直しをお願いしたいと思いますが。 ◎スポーツ振興課長   物価高騰とか社会情勢とかもありますので、そういうものを見ながら、下げられるところは下げていく、定員も見直せるところは見直していくと、やっていきたいと思います。 ◆間中りんぺい   僕は参加申込みはしていないんですけれども、でも毎回ボーイスカウトで、途中でジュース、お水を出したりバナナを配ったりというのをいつもやっていたので、スタート地点じゃないところに割と行ったりするんですけれども、毎回気になっているのはトイレのところで、橋のたもとでみんな用を足しているじゃないですか。やってるんです、足しているような状態と、当然男性ばかりですけれどもね。こういうちゃんとした大会のトイレの、何メートルに1個とかって、僕は全然知らないですけれども、何か足りてないんじゃないのかなって素人ながらに思っていて、毎回橋のたもとの、名前は分かんないけれども、そこで男性が並んで途中でトイレをしてるから、今はもう誰でも撮って、そういうのをSNSに上げられると、運営上の問題なんかにもなるのかなと思うので、何かその辺を、走ってる人も、何キロメートルに1個とかってもしかしたら分かってないのかなって思ったりもするし、女性もそのほうがありがたいかなとも思うので、何かトイレに関しては工夫が必要なんじゃないのかなと思うんですが、その1点についてだけ。 ◎スポーツ振興課長   トイレに関しては、メインステージのところに大体200か所ぐらいあるんですね。コース上にも170か所ぐらい設置をしていて、370か所近い数のものを置いておりますので、全く足りていないかっていうとそうではないのかなと思っております。ただ、そういうふうに別の場所で用を足す方がいらっしゃるということなので、会場アナウンス等で呼びかけて、そういうことが減っていくように、なくなるようにしていきたいなとは思っています。 ◆荒川なお   私もまだ参加を申し込んでいないです、5キロメートルに出たいなと思っているんですけれども、フルマラソンはちょっと練習できないんで、もう既に断念しちゃっているんですけれども、一つあるのが、5キロメートルマラソンでちょっと制限時間が、私も5年前、ちょうど一番最後のときに出ているんですけれども、45分だったかなというふうに記憶しているんですけれども、これが今回1時間になってるじゃないですか。ちょっとまずそこを…… (「違う」と言う人あり) ◆荒川なお   違うかな、違ったらすみません。答弁も含めてなんですけども、ちょっとまずそこについて、なぜ変更したのかとか、どういうことなのかっていう、そこをね。 ◎スポーツ振興課長   サブ種目については、体育協会と協議の上なんですけども、こうやって45分から1時間に少し延ばしてほしいと。完走率というところもありますし、皆さんが気軽に参加できるような大会にしたいというふうな思いもあって、少し延ばしたところであります。 ◆荒川なお   私自身もその完走率っていうところで、完走率が高くなると、これまで45分以内じゃ走れないとか、ちょっと自信がない人たちも出れるようになるので、それ自体はすごくいいことだとは思うんですけれども、それで、やっぱりそういう中で、たしか私の記憶では、11時15分ぐらいになると、フルマラソンのトップランナーは帰ってきちゃうんですよね。私は、5キロマラソンに出て、終わってちょっと休んでいたら、フルマラソンのすごく速い人たちがもう帰ってきていたので、あ、これはあまり延ばせないんだなということを当時思っていたんですけれども、そういうところの対応っていうことなんですかね、全体として、そういうのもひっくるめてサブ種目とかはこういうことになってるっていう認識でいいのか。お願いします。 ◎スポーツ振興課長   11時15分ぐらいになると、委員のおっしゃるように、もうゴールされる方が出てくるので、無期限に延ばせるわけではないので、ただ、5キロメートルに関しては10時スタートですので、1時間までであれば何とか延ばせるかなというところで、1時間という設定をしております。 ◆荒川なお   分かりました。あと、先ほどおばた委員からもキッズランのことがあって、私も聞きたかったんですけれども、それで少し理由は分かったんですが、やっぱりそれ自体は確かに安全が一番大事なので。例えば、それをやるとしたら日時を変えなきゃいけないかと思うんですけれども、先ほどの答弁では、まずは5・6年生からとかいうことがあり得るっていうことだったんですけれども、やっぱり結構小さい子が、例えばお兄ちゃんお姉ちゃんとかを見て自分もっていう思いがあるのか、そういうのを聞いたことがあるんですけれども、全くないと意欲がどうしてもなくなってしまうので、これは体育協会さんとかとも話し合わなきゃいけないかとは思うんですけれども、別の機会でも設けていくっていうことも選択肢にしていく必要があるんじゃないかなということを思ったんですが、そこについての考えもお願いします。 ◎スポーツ振興課長   例えば、スポーツマッチングテストなんかを今年度行いましたけれども、そこで長距離に適性があるなんてなったときに、ちょうどいい大会があると参加しやすいっていうことはあるかもしれないんですけれども、今回はキッズランについては実施をしないとなっています。代わりじゃないんですけれども、オンラインでも登録して走るということをやっておりまして、昨年もやっていたんですけれども、昨年は参加費が1,500円かかっていたんですけれども、今回は無料で提供できるというところもありますので、そういうものを使って、小学生の方にも参加していただければなとは思っています。 ◆荒川なお   今いろんなところで、子どもたちの体力の低下であるとかがほかの分野でも言われていますし、やっぱり機会がないとできなくなってしまうっていうことは分かっているわけですから、何らかの形で、しかも今言ったオンラインのやつも、どこまで知られているのかなっていうのもありますので、それはしっかりと周知をして、今、期間も結構迫ってきているところではあるんですけれども、やっていくべきだと思うんですが、そこについての考えも、どういうふうにやってくのかですね、お願いします。 ◎スポーツ振興課長   具体的な、例えばイベントとかで、そういったコーナーみたいなものを設けていくっていうのも一つのやり方かなとは思っていますので、今すぐ何のイベントで何をするとはちょっとお答えできないんですけれども、ちょっとその辺についても研究していきたいなとは思います。 ◆荒川なお   それで、やっぱり来年度以降は、少なくとも参加者が増えるようにしていかなければいけないと思いますし、そのためには、先ほどおばた委員からもあった参加費のところも出てくるとは思うので、特に子どもたちは、そこはしっかりと対応していかなきゃいけないのかなと思います。あと、私もちょっと先ほど間中委員からあったトイレのことは、これは以前も予算総括でも取り上げたんですけれども、全然いい答えが返ってこなくて、先ほどもそんな感じだったんですけれども、私もフルマラソンに出たことがあるので、やはり数はあるっていうのは知っているんですけれども、ただやっぱりそれだけでっていうところなのか。あと、男性・女性が当然並んでるっていうのは、参加者も男性のほうが全然多いわけですけれども、それで逆にやりにくかったりするっていうのもあるとは思うので、ちょっと数だけの問題なのかなっていうのと、しかも、当たり前ですけれども、ほとんどは仮設ですから、常設のところもありますけれども、ただやっぱりそういうことはちょっと今後全体として考えていかなきゃいけないんじゃないかと。あと出走前も、舟渡三丁目公園のトイレは、会場がすごく混んでいるから私も利用しているんですけれども、でもやっぱりみんな考えることは同じで、結構並んでいるんですよね。なので、もうちょっと外の仮設とかそういうのは検討しなきゃいけないんじゃないかなと思っているんですけれども、以前はちょっと、全然そんなことは考えてませんみたいな感じだったんですけれども、今はどういう考えがあるかですね、お願いします。 ◎スポーツ振興課長   会場の外に仮設トイレを設置するとなりますと、民間のお宅が近くや一般のお宅が近くにあるとかっていうことも想定されますので、そこからの臭いとかそういう問題もありますので、すぐに何かに手をつけるとかということは今のところはちょっと考えられないかなと思っています。 ◆荒川なお   例えば、花火大会のときはうちの前にも仮設トイレを作るんですけれども、確かに臭いは、終わった後とか、ちょっと問題だなと思うことはあるんですけれども、例えば先ほど言った舟渡三丁目公園とか、幾つかの公共施設がありますよね。だから、そういうところとかも対応できるようにっていうところで、区外から来ている人も多いので、どこにあるのかとか知らない人も多いと思うので、ちょっとそういう周知とかで何とか対応できるようにっていうこともやる必要はあるんじゃないかなと思うんですけれども、全部民間じゃなくてもいいと思うんですけれども、そこについても考えをお願いします。 ◎スポーツ振興課長   委員のおっしゃるように、どこにトイレがあるのか分からないという、会場にトイレがどれだけあるのか、すぐ使えるのかどうか分からないということで、やはりその手前で用を足してしまおうっていう心理が働くのかなと思いますので、まず会場に、潤沢かどうかはちょっとあれですけれども、ありますと、しっかりありますから会場にまず行ってくださいっていう周知の徹底が必要かなとは思います。 ◆荒川なお   今後も要望をいろいろ、これだけじゃないですけれども、要望はあると思うので、やれる範囲でっていうふうになると、やっぱり出場しにくくなっちゃうというのが出てきますので、せっかく大きなイベントですし、区にとっても大事なイベントだと思いますので、そこはしっかりと今後も対応はしていただきたいというふうに思います。以上です。 ○委員長   本件につきましてはこの程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   以上をもちまして、区民環境委員会を閉会いたします。...