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平成30年行財政改革調査特別委員会(12月13日)
平成30年環境・清掃対策調査特別委員会(12月13日)

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  1. 豊島区議会 2018-12-13
    平成30年環境・清掃対策調査特別委員会(12月13日)


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    平成30年環境・清掃対策調査特別委員会(12月13日)   ┌────────────────────────────────────────────┐ │             環境清掃対策調査特別委員会会議録              │ ├────┬─────────────────────────┬─────┬───────┤ │開会日時│平成30年12月13日(木曜日)         │場所   │第2委員会室 │ │    │午前10時 〜 午前11時17分         │     │       │ ├────┼─────────────────────────┼─────┼───────┤ │出席委員│清水委員長 ふま副委員長             │欠席委員 │       │ ├────┤ ふるぼう委員  村上(典)委員  芳賀委員   ├─────┤       │ │9 名 │ 高橋委員  河原委員  村上(宇)委員     │な し  │       │ │    │ 渡辺委員                    │     │       │ ├────┼─────────────────────────┴─────┴───────┤ │列席者 │磯議長  根岸副議長                             │ ├────┼───────────────────────────────────────┤ │説明員 │呉副区長                                   │ ├────┴───────────────────────────────────────┤ │兒玉環境清掃部長  小野環境政策課長環境保全課長)  井上ごみ減量推進課長      │ │          峰田豊島清掃事務所長                        │ ├────────────────────────────────────────────┤ │宮川土木担当部長  柴土木管理課長                           │
    ├────┬───────────────────────────────────────┤ │事務局 │渡辺議会総務課長  関谷議会担当係長  松村書記               │ ├────┴───────────────────────────────────────┤ │                 会議に付した事件                   │ ├────────────────────────────────────────────┤ │1.会議録署名委員の指名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  1  │ │   芳賀委員渡辺委員を指名する。                          │ │1.委員会の運営・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  1  │ │   正副委員長案を了承する。                             │ │1.羽田空港機能強化に関する住民説明会の開催について・・・・・・・・・・・ 1・13  │ │   小野環境保全課長より説明を受け、質疑を行う。                   │ │1.フードドライブ常設窓口の設置について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  9  │ │   井上ごみ減量推進課長より説明を受け、質疑を行う。                 │ │1.次回の日程について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13  │ │   1月11日(金)午前10時 委員会を開会することとなる。             │ │1.視察について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13  │ │   本日、委員会閉会後、午後に、株式会社エフピコ関東エコペット工場の         │ │  視察を行うこととなる。                               │ └────────────────────────────────────────────┘   午前10時開会 ○清水みちこ委員長  ただいまから環境・清掃対策調査特別委員会を開会いたします。  会議録署名委員を御指名申し上げます。芳賀委員渡辺委員、よろしくお願いをいたします。 ───────────────────◇──────────────────── ○清水みちこ委員長  初めに、委員会の運営について、正副委員長案を申し上げます。  本日は、案件2件を予定しております。なお、柴土木管理課長は、公務のため、本日の委員会を欠席いたします。御了承願います。  また、本日は、委員会閉会後、視察を実施いたします。視察行程案につきましては、後ほど事務局より説明いたさせます。  以上ですが、運営について何かございますでしょうか。   「なし」 ───────────────────◇──────────────────── ○清水みちこ委員長  それでは、本日の案件に入ります。  初めに、羽田空港機能強化に関する住民説明会の開催について、理事者より説明がございます。 ○小野環境保全課長  羽田空港機能強化に関する住民説明会の開催についての資料をお取り上げください。  国土交通省は、羽田空港機能強化に伴う飛行経路の見直しについて、これまで4回のフェーズにわたり住民説明会を実施してまいりました。その説明会で寄せられた意見を踏まえ、新飛行経路運用開始プロセス落下物対策などの進捗について、さらなる情報提供を行うため、第5フェーズ住民説明会を、オープンハウス型ですけれども、開催することになりました。  1、豊島区内における説明会の開催予定日、時間及び会場です。今回は2回実施されることになっておりまして、1回目が、平成31年1月8日火曜日、15時から19時、会場は本庁舎1階としまセンタースクエアです。2回目が、1月26日土曜日、13時から17時、こちらは新飛行経路の経路下の南長崎第四区民集会室です。  別紙1をごらんください。2ページですけれども、豊島区以外で開催される説明会です。今週末の12月15日土曜日の品川区を皮切りに、3ページの2月23日土曜日、渋谷区の説明会まで36回実施されるということです。なお、説明会の内容につきましては、豊島区以外の説明会も内容は同じですので、豊島区では2回実施されるわけですけれども、この2回とも出席できないような区民の方につきましては、同じ内容になりますので、開催日、場所、ご都合に合わせて、他の会場にご参加いただければと思っております。  また、別紙2、新飛行経路案については、経路図を添付しております。こちらは、これまでも説明してきたものですので、説明は、割愛させていただきます。  資料の1ページにお戻りください。2、新たな情報提供を行う主な事項です。新飛行経路運用開始までの今後のプロセスということで、これから実施する施設整備などについての説明がございます。落下物対策総合パッケージの進捗ということで、この3月に落下物対策総合パッケージを発表したわけですけれども、その進捗についての説明がございます。また、主要地点での航空機の見え方ということで、今までは1,000フィート、2,000フィートと、高度ごとに航空機の大きさを表示してきたわけですけれども、主要地点、豊島区直下の地点はないのですけれども、近隣では新宿区の高層ビル群の画面などを用いた合成CGを使って、実際にどれぐらいの大きさに見えるかというものを用意していると聞いております。また、音を今回も体験できる機械が設置されると聞いております。  3、周知方法です。国による周知は、国交省のホームページ、ニュースレター、チラシを配布すると聞いております。また、新聞広告、さらには、新聞の折込みチラシ地域ごとに配布すると聞いております。豊島区の場合は1月8日ですので、年明け早々に、新聞6大紙に折り込むと聞いております。また、豊島区による周知ですけれども、区ホームページ、それから、広報としまです。ちょっと済みません、誤植がございまして、12月11日号になっておりますけれども、21日号の誤りです。大変申しわけございません。訂正をお願いいたします。それからポスターの掲示、区有施設、区の掲示板、町会の掲示板への掲示もお願いしておりまして、現在、区政連絡会にお邪魔させていただいて、掲示のお願いをしております。また、町内の掲示板にも掲示しておりますので、御確認いただければと思います。また、新たな飛行経路の運行が近づいてまいりましたので、区の施設を利用される皆様方や職員にも理解していただきたいと考えており、庁内メールを使い、区の職員にも周知していきたいと考えております。  私からの説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○清水みちこ委員長  説明が終わりました。  質疑を行います。 ○村上典子委員  昨日の西部地区の合同区政連絡会で、国土交通省の担当の方が3人出席されて、御説明いただいたんですけれども、区政連絡会へは、ほかにはどんな感じで回られているんでしょうか。 ○小野環境保全課長  おとといの西部地域は、合同の区政連絡会ということと、やはり飛行経路の直下ということでもございますので、周知の依頼、それから今回の第5フェーズの説明会の内容について、国土交通省の職員の方に直接説明をしていただいたところです。その他の地域につきましては、区の職員、私と、私が出られない場合は、係長が、周知のお願いをして回っているところです。 ○村上典子委員  そうしますと、国交省の担当者の方たちが出席されたのは西部地区だけということで、あと、区による周知なんですけれど、区や町会の掲示板への掲載というのは全区でしょうか。 ○小野環境保全課長  まず、区の掲示板ですけれども、かなりの数がございますので、西部地域を中心に掲示をしてございます。東部地域へも掲示はしているんですけれども、主に集中して西部地域へ掲示しております。  また、町会へのお願いは、12地区全部回ってお願いをしているところです。 ○村上典子委員  あと、飛行ルート西部地区なんですけれども、そんなに豊島区、広いわけではないので、豊島区全体に行き渡るようにと思いますので、町会には連絡していただいた、ということを確認しました。  それで、区有施設なんですけれども、区民ひろばにも掲示してもらいたいと思うんですけれど、いかがでしょうか。 ○小野環境保全課長  区有施設区民ひろばですとか、とにかく今回、たくさんの方に来ていただきたいという思いもございますので、できるだけ区民の方が利用される区民ひろばも含めて、掲示を予定しているところです。 ○村上典子委員  ぜひ、センタースクエアは区役所1階ということで、ほぼ豊島区の中央地点ですので、多くの方に知っていただきたいな、というふうに思います。  それで今回、私もおとといの合同区政連絡会に出席しまして、今後、来年には試験飛行テスト飛行が行われるということで、内容を聞いたんですけれど、まだ検討中ということで、詳細は教えていただけなかったんですけれど、このあたりの情報もわかり次第、この委員会で報告及び、試験飛行が行われる前に周知していただきたいと思うんですけれど、いかがでしょうか。 ○小野環境保全課長  区政連絡会の中でも、幾つか質問があったと記憶してございます。先ほどの試験飛行については、そのプロセスごとに、いわゆる施設整備を行って、管制官がしっかりと慣熟をして、その後、試験飛行の実施と聞いております。また、試験飛行の前には、丁寧に説明していくと聞いておりますので、そういった情報が入りましたら、委員会を通して、皆様方にも御説明したいと思っております。 ○村上典子委員  あと、繰り返し、区長をはじめ要求している教室型説明会なんですけれども、今回も、この住民説明会は従来型のオープンハウス型ということで、教室型ではないんですけれども、品川区では、地区ごと教室型説明会が既に開催予定になっていたということで、開催については自治体と協議するということだったんですけれど、この辺の過程や、どんな要素が固まれば教室型説明会が開かれるのか、を教えていただければと思いますが。 ○小野環境保全課長  教室型説明会の開催につきましては、もう、これまでも何度となく事務レベル、また区長が特別区長会国土交通省の航空局長に、直接訴えているところです。今回、品川区では、第5フェーズの開催の1回目ですけれども、その後、品川区の広報紙なども見ますと、12月20日に教室型説明会を開催するという周知がありました。会場や周知方法を、国とかなり詰めてからやっていると聞いております。区といたしましても、ぜひとも開催を実現したいと思っておりますので、これからも引き続き要望していくということと、具体的な話をしていかなければいけないと思っております。今回、2月の後半まで、この第5フェーズの説明会がありますので、国の担当職員もこれにつきっきりになると思っております。3月には人事異動などもございますので、新年度に入り、少し落ちついた頃に開催できるよう、引き続き国の担当者と協議していきたいと思っております。 ○村上典子委員  ぜひよろしくお願いします。合同区政連絡会でも、「ここで報告したのは報告だけ、掲示の依頼だけであって、説明じゃないよ」という町会長からの意見もあったので、またこういう教室型説明会等で丁寧な説明が行われるべきだと思っておりますので、区でもよろしくお願いしたいと思います。 ○河原弘明委員  今、村上(典)委員からのお話を聞きまして、私も合同区政連絡会に出席したんですけれども、途中で退席をせざるを得なくて、ちょうど国交省の説明が始まったときに退席したものですから、内容がどのようなものだったのか、ちょっとわからないんですけれども、そこで一つ、区政連絡会で町会長の方々がどのような御意見を持たれていたのか、もう一度お伺いできますか。 ○小野環境保全課長  大きく五つぐらい御質問があったかと思います。  一つ目が、やはり教室型説明会の開催について、強く要望があったということです。  二つ目が、新聞などでも報道されていましたけれども、米軍横田基地との関係ですね。「横田基地の空域が、今回の飛行予定空域の中で入っているんだけれども、米軍との関係はどうなんだ」ということです。これにつきましては、国は、今までもこれからも調整していくというお話でした。  それから、今まで、第4フェーズまで説明会を開催しているけれども、寄せられた意見は、どのように反映されているのか、という質問がございました。これにつきましては、騒音の問題がありましたので、羽田空港の着陸料について、最新の低騒音型の航空機は低額にするとか、逆に古い航空機は着陸料を高くして、低騒音の航空機を導入するよう誘導しているとか、あとは、滑走路の使い方を工夫して、少しでも高い高度から羽田に降りて来られるような仕組みをしている、というような話がございました。  それから、四つ目は、やはり検査飛行がいつなんだということです。先ほど、私もお話ししたとおり、順序を追ってやっていき、検査飛行の前には、各自治体に情報提供をしていく、と言っていました。  あと、もう一つ、制限表面の設定という、これは村上(典)委員でしたか、ご発言がございましたが、豊島区では余り影響ないんですけれども、飛行機の高度が低い地域では、高い建物を建てますと飛行機と衝突する危険もあるので、建物の高さが制限されるということです。これについては、今後、豊島区にも一部設定予定ということだったんですけれど、説明会はこれからということです。なかなか詳しい話は聞けなかったんですけれども、豊島区上空では、1,200メートルから1,050メートルまで降下していくわけですけれども、ここで予定ということでお話しさせていただくと、大体300メートルぐらいの高さ制限が出てくるだろう、ということでした。サンシャイン60が、今、確か270メートルぐらいですので、サンシャイン60よりもちょっと高い建物を建てるときには、そういった制限にかかってくるのかな、と思っております。南長崎の地域、住宅街がほとんどなんですけれども、駅前とか、そういうところで開発が進んで、高い建物が仮に建つとなりますと、300メートルぐらいは規制にかかるというような、そういう状況です。  以上、五つぐらい質問があったというふうに聞いております。 ○河原弘明委員  東長崎駅近辺では、西友ストアの建替え、それから椎名町駅の北口でも、今、11階建てが建っている。高さ的には、特に問題はないと思うんですけれども、そんな中で、試験飛行検査飛行ですか、この間、あったよと地域の方が結構言っていたんですけれども、それだけ、ちょっと上を飛んでくるとみんな敏感なんですよ、今すごく。これは何が飛んでいるんだ、これだな、というような感じで話を皆さんしていましたので。そうなの、私、聞いてないということで、それは違いますよと、一応言っているんですけども、皆さんそれだけ、今、過剰になっているというところは御理解いただければと思います。  それと、教室型がなかなか実施していただけない。今、品川区の話が出ましたけれども、豊島区として、何で教室型ができないのかと。国交省が拒んでいる理由みたいなようなものを、何か感じるものはありますか。 ○兒玉環境清掃部長  まずは品川区からやるということで、なかなか私どもも、再三にわたって要望しているんですけれども、はっきりやるとは言わないんですね。準備が整ってから正式に公表したい、という思いがあるようでして、品川区でやったからには、やらない理由はないと思いますので、いずれはっきりと公表すると思っております。 ○河原弘明委員  よろしくお願いします。先立って高野区長も、「私からも区長会を通して要請はしっかりとしています。」と話をしていましたので、お願いしたいんですけれども、その品川区で、この間の区議会、委員会の中で、相当この件で、もめたという話を聞いているんですけども、その辺は聞き及んでいらっしゃいますか。 ○小野環境保全課長  この前、確かに区議会の委員会でこの話が出た、と聞いておりますけれども、中身まではまだ確認はできておりません。 ○河原弘明委員  できれば、私もルートの下ですので、改めて聞こうかな、とは思っています。教室型になると、全然違うんですけれども、マンションを建てるとか、近隣住民の方ともめていることも、いわゆる教室型でやると、もう紛糾する。だから結局、個別でやるほうが説明もしやすいし、納得していただきやすいということもあるのかな、と思うんですけれども、これだけ今、大変な大きな問題ですので、できれば本当に、教室型で皆さんに周知をしていただけたらなと思っています。  また、今回、画像で新宿区上空を飛んでいる様子をお見せする、という話なんですけども、それも普通のテレビ画面で見るのと大きな画面で見るでは全然迫力も違いますし、そこに音をしっかりと入れることによって、臨場感が出てくるということもありますので、そのあたりで、しっかりと御理解いただけるような説明会をしていただければなと思っています。  先ほど、いろいろ掲示板の話も出ました。西部地域が中心になるということですけれども、やはり特に落下物に関しては、飛行経路の真下に落ちてくるというものではないと思うんですね。この間、大阪でしたか、落下地点が1.5キロメートルぐらい離れていたということもありますので、そのあたりも、しっかりと豊島区の多くの方々に周知をする必要性があるんじゃないかなと思います。経路の地図を見ていますと、ちょうど私の家の上を飛ぶ、本当そこなんですね。真ん中の軸がちょうど私の家あたりかな、と思っていますので、それだけ地域が本当に過敏に今、なりつつあります。そのあたりでしっかりとした説明をお願いいたしたいと思います。  それから、先ほど町会長の方々から横田基地の話が出ました。あの話は、第七地区の区政連絡会で、田中委員長が真っ先に言われたんですね。新聞記事を見て、「あっ、これで、ちょっと先になるのかなと。横田基地の問題があるから、もしかするとできないんじゃないかな」というようなことも言われていたことがあって、気にはされていたんでしょうけれども、そのあたりは国交省と米軍とで、しっかりとした交渉が進められているんじゃないかと思ってはいるんですけども、何かの理由をつけて飛ばない方向にしたいという方々がいらっしゃるのも、確かなのかなと思います。  新たな飛行経路や、飛行機をこれだけ飛ばすことには、それなりの理由もあります。これから海外からの旅行者を増やしたいという国の取組みも、しっかりと理解はさせていただいているところですので、安全対策、それから騒音も含めた地域の方々への周知の徹底、安全・安心をちゃんと訴えられるような、そういうことを国交省、国のほうでしていただけるように、区側がしっかりとこれからも要請を続けていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○ふるぼう知生委員  今、村上(典)委員と河原委員、西側の委員の方々からの切実な御意見、質疑があったかと思います。私は、東側に住んでいるんですけども、少しずつ羽田空港飛行ルート経路変更のことが伝わりつつあるかな、とは思うんですけれども、しかし、まだまだ何というんでしょうか、本当の意味でわかっているのかしら、というような状況もあるのも事実でございまして、昨日、私どもの第十二地区の区政連絡会がありまして、担当課のほうから御説明いただきました。やっぱり先ほど話題に出ていたように、「もう試験飛行は始まっているんでしょう」ぐらいの、この間、「あれ、随分低いところを飛んでいましたよね」というような、そういうこともあったりして、「いや、それは違うんですよ」という御説明もありましたけれども、いずれにしても、多少、先ほどおっしゃっていたように、敏感になっているということは事実かなという感じはいたします。  区による周知ということで、いろいろあるんですけれど、これは住民説明会の開催の周知ということですよね。済みません、私もちょっと今までの経緯というもの、全体像は、本当の意味で把握できていないんですが、飛行ルートの変更ということについて、区民の皆様方にも周知をする御努力は、なされていると思うんですけれど、説明会ではなく、飛行ルートの変更について、これまでどのような周知といいますか、区民の皆さんに対することをされてきたのか、ちょっと聞きたいんですけれど。 ○小野環境保全課長  恐らく飛行ルートの変更ということでは、当初の案では、豊島区が入っていなかったということ、その後、豊島区が途中から入るようになるわけですけれども、今度、第5フェーズなんですけれども、実際、豊島区がいわゆるフェーズの説明会に入ったのは第3フェーズからということになります。そういう意味で、当初の周知からちょっとおくれた形での周知になってきたわけですけれども、まずは区のホームページで周知をしておりました。それから直下の皆様方には、このフェーズとは別の形で、説明会を確か2回実施したと記憶してございますので、それは国がフェーズとは別の形で説明会を実施し、それが周知の始まりだったと理解してございます。 ○ふるぼう知生委員  あと、例えば、広報としまとか、そういう媒体を通じて、羽田の飛行ルートが変わるんですよという、そういう記事を載せたとか、そういったことはやっていないんですか。 ○小野環境保全課長  ルートが変更になりまして、豊島区上空を飛ぶということになったときに、広報紙で広報した実績がございます。 ○ふるぼう知生委員  それは、どれぐらいの紙面を割いていたんですか、記憶ないですか。 ○小野環境保全課長  済みません、ちょっと後で調べさせていただきたいと思います。 ○兒玉環境清掃部長  あとは、国のほうで積極的に新聞の折込みや、こういった形で6大紙に広告を載せていますし、定期的に国も、羽田の飛行ルートの変更については広告して周知をしておりますし、今、電車内広告でも、説明会とあわせてやるということですので、広く一般にそういう広告は国交省で力を入れて行っているところです。 ○ふるぼう知生委員  国の事業ですから、国がやるのは当たり前のことで、私の聞いているのは、豊島区は、ということなんですけれど、村上(典)委員から、「これぐらいのスペースしかなかったよ」ということなんですけど、大きく書くことがいいのか悪いのかよくわかりませんけども、やっぱり大きな問題ですから、もう少し大きく取り扱っていく、最初のときにですね。それがやっぱり、区民の皆様方に伝えるという意味での説明責任であるのかなと思いまして、どれくらいの大きさがふさわしいのか、というのは難しいところですけれども、やっぱり第一印象で、区民の皆様に関心を持っていただくということでは、もう少し区としても、広報の仕方があったのかなという感じを、今、質疑をしながら感じたところであります。  いずれにいたしましても、過去は取り戻せないので、今、説明会で周知をして、たくさんの人に来ていただいて、また説明会があるという周知の中に、飛行ルートの変更も知らせていこうという趣旨なんだと思うんですけれど、東側の地域ですので、区役所での説明会に行ったよという人が、今までお会いした方の誰一人ともそういう会話がないので、なかなか難しいなと。そういう意識のないまま、テスト飛行が始まって、「何か急にうるさくなったよ」とか、「飛ぶことになるの」なんて言われるのが、一番私としては恐れていることですので、そういった意味では、もう少し、多くの方、特に区の東側の地域の方々にも、問題意識といっては変ですけれど、難しいところはありますが、これは考え方の違いもあるんで、ただ、関心と意識を持っていただけるような工夫をしていただけたらな、と思うんですけれど、ちょっとその辺だけ答弁をお願いします。 ○兒玉環境清掃部長  以前から、ふるぼう委員からは、「区の東側の方はどうするんだ」というような御指摘をいただいているところです。東側に限らず、区民の方で、新飛行経路について、まだ情報を持っていない、知らないという方もいらっしゃると理解しておりますので、今回、センタースクエアを選んだ理由も、関心のある方は、当然、説明会に来ていただけるわけなんですけれども、たまたま区役所に用事があった方が、1階のセンタースクエアでの展示を見て、新飛行経路を飛ぶんだということをわかっていただいて、また、それを地域に、家庭に持ち帰っていただいて、広がっていくのがいいのかなということで、センタースクエアを選んだところです。機会あるごとに、やはり区民の皆様方に、この事実を広めていかなければいけないと思っておりますので、地域の施設も含め、そういったところも利用しながら、周知をこれからも強化していきたいと思います。 ○ふるぼう知生委員  前々から言っているとおり、こういうことはあってはいけないんですけれど、もし落下物が真下に落ちたら、河原委員のところに落ちるということですけど、真下とは限りませんので、東側のエリアもそれは対象圏内になるわけですから、そういった意味で、別に危険をあおるわけじゃないですけど、やっぱり区民の皆様が、そういう問題もあるという御理解のもとに、でも、これはもうスタートするんでしょうから、どう言っても。そうしましたら、覚悟と言ったら変ですけど、そういう心構え、また、そして、もし万が一のことがあったら補償という話になってくる訳ですね。補償も充実させる方向性のようですけど、そういった仕組みをやっぱり御理解していただいて進めていくという、そういった意味でも、東側の方々にももっと問題意識を持っていただけるように、周知をお願いしたいということを重ねて要望いたしまして質問を終わります。 ○渡辺くみ子委員  いろいろよくわかりました。それで、私も東側なものですから、やっぱり温度差は相当あるな、というふうに率直に言って思っています。  一つ、6大紙に入るという、これは区の東側も西側も関係なく、全区的に入るという認識でよろしいですか。 ○小野環境保全課長  豊島区全域と聞いてございます。 ○渡辺くみ子委員  それで、ちょっと基本的なことを改めて伺いたいんですが、これは「羽田空港のこれから」という国土交通省が出している冊子のVOL.4、要するに4号目となっているのかどうかあれですけど、フェーズ2までの経過が載っているものですから、若干ずれがあるのかなと思っているんですが、今回の問題に関して、こういう文章があります。「羽田空港の国際線増便の必要性について、改めて関係自治体と共有認識を確認する」という表現があるんですが、これは区との関係では、どういうような形で共有認識が確認されているのか、あるいは、いつごろそういうことをしているのか。それから、さっき区長から、教室型でというような要望も強く区長会としても出しているというお話もありましたけれども、そういう流れの経過、特に共有認識という部分がどうなのか、という点をお聞かせいただきたいんですが。 ○小野環境保全課長  今までも、一般質問等で羽田空港の新飛行経路についての御質問がございまして、区長を初め、副区長からも答弁がございました。ここでの共有認識ということで言いますと、新たな新飛行経路というよりも、羽田の機能強化、これについて豊島区としても理解をしているというものでございまして、具体的には国土交通省のほうに聞かなければいけませんけれど、豊島区といたしましては、機能強化については区として理解しているということです。 ○渡辺くみ子委員  結局、豊島区においても、西と東ですごい温度差がある。それから、具体的に危機感を感じている西の地域の人たちの状況からいうと、日常生活の中で、できればやめてもらいたい、というぐらいの思いがあるわけですよね。総論賛成、各論はという部分の御答弁のように受けとめたんですけれども、拡充するということで、必ずどこかに影響が出るというのが大前提になることなんで、いわゆる総論的な部分の認識は一致したとしても、当初から、やっぱり問題提起がきちんとされてないと、具体的に影響を受けるであろう区民の人たちからすれば、不安感のみを助長させているということが現状だと思うんですよ。ここら辺に対する区の認識、それから客観的にさまざまな声が出ているという状況も踏まえて、やっぱり自治体として動くということが、大変大きな役割なんじゃないかと思っているんですが、そこら辺についてはいかがですか。 ○小野環境保全課長  先ほど申しましたとおり、羽田空港機能強化については一定の理解をしているということで、ただし、ただしです。まずは区民の安心・安全ということが大前提になりますので、落下物対策、これについては徹底して行っていただきたい。また、騒音対策、こちらも住宅街上空ですので、極力、静かな環境を維持して飛行機を飛ばしていただきたい。それから、これは何度も繰り返しになりますけれども、やはり国交省からの情報提供が少ない、あるいは区が要望している説明の仕方とちょっと食い違っているということもございますので、より丁寧な説明というこの3本柱で、国交省と交渉をしているという状況です。 ○渡辺くみ子委員  それで、この間の教室型の説明会を求めるという部分で、先ほど来、出ていましたけれども、やはりこういう資料でも、住民説明会、イコール、オープン型ということだけしか書かれてない。教室型という表現なんか全く触れられてない。やっぱり総論賛成という部分を、賛成という意思表示をする以前に、こういう条件がクリアできないと賛成できないというぐらいの思いというか、そういう状況を、今こそ私は自治体として示すべきではないかなと。特にこの間、米軍機の事故もありましたよね、それから沖縄のほうでも飛行機の事故があったりとか、結構、飛行機事故というのは、今マスコミでも大きく取り上げられている。現実はこことは違うのかもしれませんけれども、飛行機そのものに対する不安感というか、そういうのは、やっぱり助長されているんだろうというふうにも思うんですよ。  そういう立場になったときに、今回、定例会では委員会でも陳情が出されて審査もされましたけれども、やっぱり、直接関連する区民の皆さんが1,000人以上署名をされているというのは、署名運動の中身としても大変重いなって、私なんかは受けとめているんですけれども、そういう具体的な区民の声に、どう区が動くかということが、自治体との関係で言うと一番求められると思うんですよ。特に総論賛成という立場を示した以上は、やっぱりそれに対する具体的な項目をどういうふうに改善させていくのか、どういうふうに区民の不安感を取り除いていくのかというところに、もっと重点を置かなければいけないんじゃないか、という思いをすごく今持っているんですけれども。  今後の動きとして、区長会との関係はよくわかりました。それから、区長が直接、そういう発言をされているということ、その区長の動きを住民も一体となって、応援をする必要があるのかどうかも含めて、やっぱりどうかなという思いがあるんですけれど、そういう思いに対しては、どういうふうにお考えですか。 ○小野環境保全課長  より丁寧な説明、あるいは区民の方の不安を少しでも取り除くということが、新飛行経路を飛ぶ条件だと思っております。そういう意味では、先ほど部長からもありましたけれども、かなり国交省も、説明会についてかなり柔軟になってきたかなと思います。一般質問でもございましたけれども、答弁の中で、各区の実情に応じて、相談しながら情報提供については進めていきたい、という航空局長からの御発言もございましたので、教室型の説明会を通して、区民の皆さんの不安を払拭していく、少しでも減らしていくということは実現していくのではないかなと、今、我々も理解をしておりますので、引き続き区民の皆さんの不安を少しでも解消するような説明の仕方を、これからも要望してまいりたいと思っております。 ○渡辺くみ子委員  ぜひ、やっぱり直接的には、区民の皆さんの声をどう具体化するか、という立場で対応していただきたいと改めてお願いします。  それで、もう一点、ちょっと直接関係ないんですが、調布飛行場について、多分、まだ開催されていないんじゃないかと思うんですけれど、この資料との関係で言うと、「有識者委員会における検討等を踏まえた総合的な安全対策を推進していきます」というような感じの表現があるんですけれども、この辺の情報は何か御存じでしょうか。 ○小野環境保全課長  それが、まさに落下物の総合パッケージだと理解をしております。本年3月には、国は、世界に類を見ない安全対策と言っておりまして、実際の対策については、年明けに、まずは国内の航空会社に適用し、それから来年3月には外国の航空会社にも適用していくということですので、我々も、その対策をしっかりと実施するよう要望している状況です。 ○渡辺くみ子委員  ちょっと一般的で、中身がよく理解できない部分もあるので、そこら辺は後日、また資料等をお示しいただければありがたいです。
     結論的というか、やはり区民の不安感をどう解消するというよりも、やっぱり不安感が強ければ、飛行経路そのものの変更というのが大事かなと、率直に言えば私は思っています。やっぱり知っている人はかなり敏感に反応していて、つい最近も、雑司が谷二丁目か鬼子母神の近くだったんですけれど、結構低く飛行機が飛んで、音が相当耳に入って、「あれ、もう始まっているのか」と一瞬思ったりとか、そんなような状況もありますし、知っている人にとっては、今は大変敏感に反応している部分もありますので、やっぱり区が区民の立場に立って、具体的に動いていますということも含めて、ぜひ大きく周知をしていただければと思います。 ○高橋佳代子委員  今、さまざま御説明をいただいてまいりましたけれども、私どもは、地域の皆様のいろいろな、これまでのフェーズの中での地域の区民の皆様の御不安等もお受けして、自民党豊島区議団の皆様と、また私ども公明党豊島区議団、さらには自民党総支部の総支部長と、うちの総支部長も加わって、国土交通省の蝦名航空局長にお会いしてきました。要望をさせていただいて、丁寧な区民への説明と、また、安全対策落下物対策も含めた安全対策、また、騒音対策も含めた航空技術力の向上とか、そのような要望を出してきまして、蝦名局長と直接お会いをして、懇談させていただきましたけれども、大分積極的に、「区民の皆様に説明をしたい。しっかりと説明責任を果たしていきたい」というお話もありまして、区長からも要望をさせていただいている教室型説明会等も、何となく雰囲気的に実施してくれるんじゃないか、そのようなお返事もあったりして、とにかく航空局長は非常に前向きなお話をされていて、しっかり責任を持って取り組みたいということでしたので、今後、私どもも羽田空港の機能拡充は必要であるという立場なので、今後のそういった説明会等も見守っていきたい、という感じでございましたので、これは質問ではないんですけれども、ちょっとお話だけさせていただきました。 ○芳賀竜朗委員  今、高橋委員からもお話がありましたですけれど、自民党豊島区議団としても公明党豊島区議団の皆さんと一緒に、蝦名航空局長に要望させていただいたところであります。羽田空港飛行経路の件については、さまざま議論が重ねられてきたかなと思っておりますし、とはいえ、区民の方でも、直下に住んでいらしても、多分知らないという方もいれば、少し離れたところに住んでいても、意識が高く興味を持っている方もいると思うので、なかなか限られた手法の中で周知徹底を図っていくということでは、本当に御苦労をなさっていると思いますので、とはいいながら、事実を皆さんにお知らせをして、不安を取り除いていくということが、一番大事かなと思っていますので、引き続き、周知徹底についてはお願いしたいところなんですが、今回、さまざまな地域で説明会が開催されるということで、表に記載がありますけれど、例えば、一番最初に品川区で今度開催される説明会に、豊島区の方が行くとか、具体的に言うと、例えば、近隣区の板橋区、北区、練馬区で説明会を行っている日には私は行けるけど、豊島区の日に行けないという場合に、エリアを超えて説明会に参加するということは可能なことがどうか、お教えください。 ○小野環境保全課長  冒頭に申し上げましたとおり、これは国の説明会ですので、内容は一緒です。恐らく展示する飛行経路は、その地域の飛行経路の図がパネルとして展示されると思いますけれども、別にパネルはなくても、恐らく、こういった印刷物はあると思いますので、自分の地域での不安なこと、あるいは疑問に思っていること、それはどこの会場でも説明を受けることができますので、今回、豊島区で2回予定をしておりますけれども、この時間に行けない、この日に行けないということでしたら、お近くのところで参加していただければと思っております。 ○芳賀竜朗委員  逆のパターンもしかりかな、と思っていて、池袋近くの会社の帰りに、区役所は近いからセンタースクエアに寄ってみようとか、そういうことも。豊島区だけが安全であればいいという話でもありませんし、飛行経路全体が安全であるべきなので、そういうお互いの行き来みたいなところも、うまく情報が皆さんに伝わって、都合のいいところの説明会に行っていただけるのが一番いいのかな、と思っていますので、例えば豊島区の方に周知するときにも、豊島区では2回、こことここでやりますよ。国交省の例えばホームページを見ていただければ、ほかの会場もありますよ、というような周知の仕方もしていただけると、よりいろんな方に知っていただけると思っていますので、何より落下物対策と騒音対策についても、しっかりと国交省と連携をとりながら、引き続き、進めていただければと思いますので、それだけ御要望して終わりにさせていただきます。 ○村上典子委員  自民党、公明党の皆さんで蝦名航空局長に会っていただいて、教室型説明会の開催を要望していただいたということで、大変心強いと思うんですけれど、ちょっと確認なんですけれど、いつ会われたかということをちょっと確認したいんですけど、もしお答えいただければと思うんですけれど。 ○兒玉環境清掃部長  私どもにも、国から、「11月6日に石井国土交通大臣宛てに、羽田空港機能強化に関する要望ということで、自民党豊島区議団、公明党豊島区議団から正式に要望書を受け取った」という情報提供がありました。 ○村上典子委員  第3回定例会と第4回定例会の間で、第3回定例会で議会を二分するような結論になったんですけれど、その結果を持って行っていただいたと理解いたしました。  区民にとっては大きなことです。先ほどちょっと、ふるぼう議員から「東のほうの方が、なかなか関心を持たない」という御発言がありましたけれども、地図を見ていただくと、南に下がると新宿駅の真上なんです。新宿駅を使わない区民はいないと思うので、これは本当に都民全体の問題なので、そういう形で、どこに住んでいるかも関係なく、午後3時から午後7時の間は、新宿駅の真上を飛ぶという形になりますので、その辺、また区の広報も含めて、そこに、豊島区の西部地域にいる人も限られていると思うので、そのような形で広報していただければと思います。 ───────────────────◇──────────────────── ○清水みちこ委員長  次に、フードドライブ常設窓口の設置について、理事者より説明がございます。 ○井上ごみ減量推進課長  フードドライブ常設窓口の設置について御説明いたします。  資料をお取り出し願います。まず、フードドライブについてですが、フードドライブとは、家庭に眠っている食品を寄付していただき、必要とされている方に活用していただく取組みです。このフードドライブにつきましては、平成29年度より、区のイベント等でごみ減量推進課がブースを設置し、臨時的に実施してまいりました。その中で、区民の皆様などから、常設窓口の設置を希望する声をお聞きし、設置を検討してきたところです。  このような経過がございまして、資料の1、常設窓口として、まずは清掃事務所内に設置することといたしました。  2、受付場所ですが、清掃事務所受付といたしました。  3、対象食品ですが、缶詰、レトルト食品で、賞味期限が受付日以降も2カ月以上あるもの、常温保存が可能なもの、未開封であるもの、包装や外装が破損していないものとしております。  4、開設時期ですが、平成30年12月1日から開設しております。年末年始を除く月曜日から土曜日まで、祝日も含め開設しております。開設につきましては、既に広報としま情報版12月1日号、ホームページで周知をしております。  次に、5、仕組みですが、区内循環型フードドライブ豊島区方式として、実施しております。これは、ごみ減量推進課などが区民からの寄付を受け取り、豊島区民社会福祉協議会を通じて、区内で支援を必要としている方にお渡しするというものです。  次に、6、実績です。平成29年度、30年度におきまして、エコライフフェア、消費生活展、女子栄養大学駒込祭などで実施してきた実績です。御寄付いただきました数につきましては、平成29年度が164個、平成30年度が141個です。私からの説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○清水みちこ委員長  説明が終わりました。  質疑を行います。 ○村上典子委員  常設型ということで、具体的には、集めて、賞味期限が2カ月といっても、どんどん日にちが過ぎるので、どこの段階で社会福祉協議会に移すのか、賞味期限のコントロールが必要だと思うんですけれど、どのような形をとられるのか教えてください。 ○井上ごみ減量推進課長  御寄付いただいたものにつきましては、なるべく早い段階で社会福祉協議会に届けることにしております。運搬する車の手配とかもございますけれども、受け取ってから遅くとも1週間以内には必ず届けるような形で、今、スキームを組んでおります。 ○高橋佳代子委員  先ほど御説明いただいて、まずは清掃事務所でという、まずは、ということに言葉の意味があるんだろうなと思いながら、これまでも、御要望させていただいたんですけども、清掃事務所へは、なかなか用事がないと行かないということもあって、お近くの方はいいんですけれども、ちょっと交通の便等を考えるといかがかな、ということも前回発言させていただいたこともあるんですけれども、例えば、区役所ではできないんですか。 ○井上ごみ減量推進課長  先ほど、まずは、ということでお話をさせていただきました。今回はやはり保管場所ですとか、運搬方法ですとか、いろいろなことを考えまして、まず、できるところからということでスタートさせていただきました。来年度に入りましたら、本庁舎での受付を具体的に検討してまいりたいと考えております。具体的には6階の環境清掃部で、まずは始められたらと考えておりますので、それに向けてのいろいろな課題を、これから解決していきたいと考えております。 ○高橋佳代子委員  ちょっと区役所を見て回ると、「何でここでできないのか」とずっと思っていて、区役所でしたら、例えば何か用事があったときに「ついでにこれを持っていこう」とか、そのようなことができるのかなと思っています。あと、少しずつ広げて、例えば区民事務所とか、そのような本当に身近なところでできるようになると、大分、区民の皆さんの意識も変わってくるというか、区民に定着していくと思いますので、まずは、ということなので、清掃事務所から始めていただいて、ぜひ拡充していただきたいと思うのですが。  あと、フードロス関係で質問が広がって申しわけないのですけれども、2030年までにフードロスを50%削減するとなると、相当な勢いでフードロス対策を進めていかなければいけないと思います。今、法律の制定に向けて動いている中で、あの手この手で、やはりやっていくということが必要だと思います。区民向けには、いろいろ料理教室とか、今度、西武デパートのキッチンスタジオでやりますとか、大分、区民の皆さんからも、ぜひ行きたいという声が多く寄せられているんですけども、やはり残るは、事業者向け。飲食店がこれだけ多くある池袋で、どうやっていくのか。今後やりますというような御答弁もいただいているんですけれど、練馬区は、何かシールを貼るということをやるみたいで、本当にいろいろと、区、自治体が工夫をして、食べ切りとか、協力店とか、もったいない推奨店とか、そういうこともやっていますので、50%削減となると、多角的にやっていかければいけないと思いますから、そこら辺も含めて、ぜひ推進していただきたいということお願いいたします。 ○井上ごみ減量推進課長  今、御指摘いただきましたように、50%削減という大きな目標も出てきております。2015年度の食品ロスで見ますと、やはり家庭から出ている食品ロスのほうが、事業系よりも多いというところがございます。家庭系ですと、食品ロスが35%くらいと言われております。事業系ですと18%ぐらいです。そういったことから、家庭系の場合は、どうしても食品ロスといいますと、いわゆる野菜の皮とか芯の過剰除去とか、食べ残しとか、その後に未利用食品の廃棄ということですので、平成28年度、29年度のときには、今、委員からも御指摘いただきましたように、区民講座などで、そのような過剰除去をなくすという面から、まずは展開させていただきました。  そして、おっしゃるとおり、事業者への協力を御依頼させていただきたいということで、来年に入りましたら、それに対する取組みを具体化し、食べ切り協力店登録制度を豊島区でも実施していきたいと考えております。そのために、現在、そういった協力店に貼っていただくステッカー、ポスター、グッズ類についても具体的な検討に入っておりますので、近々、具体的な計画について、お話しできるときがまいります。遅くなりましたけれども、事業者向けの働きかけ、協力依頼につきましても、着実に取り組んでまいります。 ○渡辺くみ子委員  具体的に社会福祉協議会で、支援が必要な方、子ども食堂のイメージは湧くんですよね。だけど、支援の必要な方への提供というのは、どういうやり方なんでしょうか。 ○井上ごみ減量推進課長  社会福祉協議会からは、いわゆる生活困窮者の方、あと、お話が出ました子ども食堂、コミュニティサロンですとか、社会福祉施設などに御提供させていただいております。 ○渡辺くみ子委員  もう何年か前の話なんですけれど、区役所4階の区民相談コーナーで、社協の方から教えていただいて、あれは台東区かどこか結構遠いところだったんですけれども、そこで食料を受け取れる券のようなもなのを配付していただいて、その方は、バイクに乗れる方だったので、御高齢の方だったんですけれど、何回か取りに行って、大変ありがたかったと。率直に言えば、それで生き延びることができたというんで、今は自立されているんですが、ものすごく大事なことだという認識を持ったんですけれども。  この流れでいうと、社協で把握している方とか、何か一般的にどうしようというような方のところに、こういう制度ができましたよとか、利用しますかとか、そういう周知はできるのかどうか。もちろん、これからだとは思うんですけれども、もうちょっとイメージを持ちたいな、と思うんですけれどいかがでしょうか。 ○井上ごみ減量推進課長  今、委員御指摘のとおり、確かに支援を必要としている方、支援しようとしている方への周知という部分では、まだ今一歩というところがあるかと思います。やはり私どもといたしましては、現段階では、社協が一番そういうことについて、正確に把握している、という認識です。また、区内の方で支援を必要としている方が、社協に出向かれるということが多いということで、まずは社協を窓口にして取り組んでいるところですので、御指摘を踏まえまして、今後そういった支援を必要とする方に、きちんと情報が届くような方法についても検討してまいりたいと思います。 ○兒玉環境清掃部長  私どもも、フードロスは「もったいない」という観点から、フードドライブは「資源を大切にしよう」という目的から、それぞれ始めておりまして、今後、委員より御指摘いただきました、困っている方々にどのように適切にお届けするか。これはやはり福祉機関、保健福祉部、そういったところと連携をとって対応していきたいと思っております。現にフードロス、フードドライブ対策協議会や委員会を立ち上げ、保健福祉部ですと、保健所ですとか社会福祉協議会の職員が入って、定期的に協議を進めておりますので、集めた食品をどのように適切にお配りできるか、今後、関係機関と協力して対応していきたいと思っております。 ○渡辺くみ子委員  第一歩という形と受けとめましたので、そこら辺、また具体化していただきながら、御報告を受けられればと思います。よろしくお願いします。 ○ふるぼう知生委員  ちょっと不勉強なものですから、フードロスというのは大分親しみといいますか、馴染んできたかなという感じがしたんですけど、今度、フードドライブということで、そもそもなんですけど、対象食品で缶詰、レトルト食品、賞味期限が受付日以降2カ月以上あるものということですから、持っている方にとっては、食べられる食料なわけですよね。それでも差し出すというのはどういうことなのかな、というところがあります。根本的なところで。 ○井上ごみ減量推進課長  このフードドライブにつきましては、御家庭で眠っているという表現を使っていますけれども、以前は、余っているという表現を使っていました。結局、今、御家庭にあって、将来御利用になる見込みがない食品について、お願いしているところです。ですので、例えば、使う見込みがあって、大量に何か御購入されたものとか、あるいは、例えば、災害時の備えでご自分で購入されたものですとか、ところが、それがどうやら使う見込みがなさそうだな、という場合に御寄付いただきたい。そういうことで、2カ月以上という期限を設定させていただいております。 ○ふるぼう知生委員  私は育ちが貧しいのかわかりませんけど、少なく買ってしっかり食べてというものですから、なかなか発想ができないものですから。余っているものと言えば、防災訓練のときにもらうものぐらいしかイメージが湧かなかったものですから。  それで、フードドライブという言葉、これは勉強されている方にはぴんと来るのかもしれませんけれど、ちょっとぴんと来にくいなという感じがあるんですけど。やっぱりそういういろんな点も含めて、横文字のほうが表記しやすいのかもしれないんですけど、名前について、何かもう少し、わかりやすくしてもらえるとありがたいなという感じはしますけど、いかがでしょう。 ○井上ごみ減量推進課長  このフードドライブ自体、訊きますと1960年代のアメリカで始まったということでございまして、また、フードロスも、いわゆるFAOという国際機関の造語だということなんですね。ですから、新しく出てきた概念といいますか、言葉ということで、それを日本でも受けとめて、フードロスは国などは食品ロスと言っています。でも、フードドライブ、あとフードバンクというものがございまして、実はフードドライブというのは寄付をするという、フードバンクといいますと寄付を受けて困っている方とか、支援を必要する方に御提供するような機関、そういったことで、私も正直申し上げて、最初、フードドライブとかフードバンクというものを、どういうふうに認識していいのか、正直言って苦労した経験がございます。ですので、委員の御指摘も踏まえまして、何かこれから機会を見つけて、わかりやすい、日本語訳とまではいきませんけども、何かそういう工夫をしていく必要を、今お聞きして痛感いたしましたので、今後ちょっとその辺も検討してまいりたいと思います。 ○ふるぼう知生委員  こういう問題を勉強して、精通している方はぴんと来るんでしょうけど、でも、御協力していただける方は、善意といいますか、そういうお気持ちでということなんでしょうから、その方々にお気持ちを醸し出させる言葉的なものも、やっぱり要因があると思うんですよ。ですので、別にフードドライブと書いてもいいんですけど、括弧書きで、何、と工夫していただいて、お気持ちのある方が、「ああ、俺だったらこうしてあげたいな」と、また、ますますそういうお気持ちになれるように、工夫をしていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○河原弘明委員  今、ふるぼう委員が発言されたように、やはりドライブという言葉が日本人的な感覚ですと、何かちょっと意味が、うまく通じていないのかなと。よく3Rってありますよね、あれは、もう結構定着してきているので、そのように、何か言葉をうまく活用できたらよかったのかな、というふうに思うんですけれども。  それと、すごくいい取組みだと思っておりますので、そんな中で、広報としま12月1日号やホームページで周知ということなんですが、もっともっと区民の方々に周知をしたほうがいいと思うんですけれども、何かほかに方法を考えられていますでしょうか。 ○井上ごみ減量推進課長  実はプレスリリースもいたしまして、12月6日付で読売新聞と日経新聞に取り上げられました。お問い合わせなども入ってきております。そして、今後は、としまテレビで12月17日から1月27日の間の木曜から月曜ですけれども、「としま情報スクエア」の番組の中で30秒程度、何かしらの形で周知をしていただけるという予定にはなっております。そのような形で、少しずつではございますけども、周知にも厚みを持たせていきたい、というふうに考えております。 ○河原弘明委員  ぜひ多くの区民の方々に周知していただいて、大きなうねりといいますか、生活困窮者の方々も含め、それから子ども食堂も含めて、そちらにうまく提供していただけたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ───────────────────◇──────────────────── ○兒玉環境清掃部長  申しわけございません。先ほど、自民党豊島区議団の皆様、公明党豊島区議団の皆様による、羽田空港機能強化に関する国土交通省への要望書の提出日ですけれども、正しくは11月12日でございました。11月6日は間違いでございました。大変申しわけありませんでした。訂正をお願いいたします。 ───────────────────◇──────────────────── ○清水みちこ委員長  それでは、次回の委員会日程についてお諮りいたします。  次回は来年1月となります。1月11日金曜日、午前10時より委員会を開会いたしたいと存じますが、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。   「異議なし」 ○清水みちこ委員長  それでは、そのように決定をいたします。 ───────────────────◇──────────────────── ○清水みちこ委員長  続きまして、本日の視察行程案を事務局に説明いたさせます。 ○松村書記  それでは、御説明させていただきます。  机上の配付資料をごらんください。本日は、株式会社エフピコ関東エコペット工場を御視察いただきます。委員会閉会後、各自昼食をお済ませいただき、区役所西側、自転車駐車場側出口の車寄せに集合、区マイクロバスにて皆様がお揃い次第、出発させていただく予定です。視察にかかわる区担当理事者が随行いたします。現地視察時間は、概ね1時間30分程度を想定しております。なお、視察先では一部写真、動画の撮影制限があるとのことです。午後4時ごろを目途に現地を出発、区役所への帰庁時刻は午後5時30分ごろを想定しております。帰庁後は解散となります。なお、防寒のためのコート類等をお持ちいただければと存じます。  以上です。 ○清水みちこ委員長  それでは、各自で昼食をおとりいただいて、午後0時50分に庁舎1階西側、自転車駐車場側出口の車寄せにお集まりください。 ○村上典子委員  資料ですけれど、先月配られたものは議会ポータル上にしかなくて、資料はどうしましょうか、各自印刷して持っていったほうがいいですか。 ○松村書記  現地で資料配付があるかどうか、その辺は確認してございませんので、事務局で、前回、机上配付いたしましたものがデータになってございますので、紙で御用意させていただきます。 ───────────────────◇──────────────────── ○清水みちこ委員長  以上で環境・清掃対策調査特別委員会を閉会いたします。   午前11時17分閉会...