豊島区議会 2015-11-27
平成27年都市整備委員会(11月27日)
平成27年
都市整備委員会(11月27日)
┌────────────────────────────────────────────┐
│ 都市整備委員会会議録 │
├────┬─────────────────────────┬─────┬───────┤
│開会日時│平成27年 11月27日(金曜日)
│場所 │第1
委員会室 │
│ │午前10時 0分~午後 0時24分 │ │ │
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│休憩時間│午前10時 3分~午前11時10分 │ │ │
│ │ │ │ │
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│出席委員│根岸委員長 磯副委員長
│欠席委員 │ │
├────
┤ 石川委員 小林(弘)委員 有里委員 ├─────┤ │
│ 9名
│ 森委員 藤本委員 中島委員
本橋委員 │なし │ │
├────┼─────────────────────────┴─────┴───────┤
│列席者 │〈村上(宇)議長〉 辻副議長 │
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│説明員 │ 渡邉副区長 │
│ │ │
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│ 佐野環境清掃部長 佐藤環境政策課長 山澤環境保全課長 増子ごみ減量推進課長 │
│ 小窪豊島清掃事務所長 │
├────────────────────────────────────────────┤
│ 齊藤都市整備部長 原島都市計画課長 │
│ 活田副
都心再生担当課長(
拠点まちづくり担当課長) │
├────────────────────────────────────────────┤
│ 奥島
地域まちづくり担当部長 │
│ 〈藤田地域まちづくり課長〉〈
鮎川沿道まちづくり担当課長〉 │
├────────────────────────────────────────────┤
│ 園田建築住宅担当部長(建築課長) │
│ 〈小池住宅課長(
マンション担当課長)〉
東屋建築審査担当課長 │
├────────────────────────────────────────────┤
│ 石井土木担当部長(
公園緑地課長) │
│ 峰田道路管理課長 宮川道路整備課長 小野交通対策課長 │
├────┬───────────────────────────────────────┤
│事務局 │佐藤事務局長 藤村書記 │
├────┴───────────────────────────────────────┤
│ 会議に付した事件 │
├────────────────────────────────────────────┤
│1.
会議録署名委員の指名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 │
│ 有里委員、森委員を指名する。 │
│1.委員会の運営・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 │
│ 正副委員長案を了承する。 │
│1.27請願第7号 国道17号線拡幅に伴う「
豊島市場前交差点」の態様についての請 │
│ 願・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 │
│ 現地視察を行い、
峰田道路管理課長より説明を受け、審査を行う。 │
│ 全員異議なく、採択すべきものと決定する。 │
│1.報告事項 │
│(1)
グリーン大通りエリアマネジメント協議会の設立について・・・・・・・・・・・11 │
│ │
│ 活田拠点まちづくり担当課長より説明を受け、質疑を行う。 │
│(2)
公園内ゴミ箱引上げについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 │
│ 石井公園緑地課長より説明を受け、質疑を行う。 │
└────────────────────────────────────────────┘
午前10時開会
○
根岸光洋委員長 ただいまから
都市整備委員会を開会いたします。
会議録署名委員を御指名申し上げます。有里委員、森委員、よろしくお願いいたします。
───────────────────◇────────────────────
○
根岸光洋委員長 委員会の運営について正副委員長案を申し上げます。
本委員会は、本会議で付託されました請願1件の審査を行います。さらに、報告事項を2件予定しております。
なお、
鮎川沿道まちづくり担当課長は体調不良のため、
小池住宅課長は公務のため委員会を欠席しております。また、
藤田地域まちづくり課長は公務のため、午前の委員会を欠席しております。御了承願います。
この際申し上げます。27請願第7号の審査の関係で視察を行いたいと存じます。
この後、委員会を休憩し、視察に出発したいと思います。視察終了後、委員会を再開し、審査を行いたいと思います。
以上でございますが、運営について何かございますか。よろしいですか。
「なし」
○
根岸光洋委員長 それでは、そのようにいたしたいと思います。
では、視察につきまして事務局から説明がございます。
○藤村書記 それでは、ご説明させていただきます。本日の視察先は、国道17号線
豊島市場前
交差点付近でございます。これからお決めいただく時刻に区役所1階、
自転車置き場側の車寄せから区のマイクロバスに御乗車いただきまして、皆様がおそろい次第、出発いたします。
なお、視察にかかわる区の
担当理事者が随行いたします。
所要時間といたしましては、移動の時間を含めて約1時間と見込んでおります。本日机上に御配付いたしました資料をお持ちくださるようにお願いいたします。
以上でございます。
○
根岸光洋委員長 出発時間は何時にいたしましょうか。
では、直ちにということで。庁舎1階西側、
自転車置き場入り口の車寄せから出発しますので、お集まりください。よろしくお願いいたします。
視察の間、暫時休憩といたします。
午前10時3分休憩
───────────────────◇────────────────────
午前11時10分再開
○
根岸光洋委員長 それでは、
都市整備委員会を再開いたします。
請願の審査を行います。
27請願第7号、国道17号線拡幅に伴う「
豊島市場前交差点」の態様についての請願。
事務局に朗読させます。
○藤村書記 それでは、朗読いたします。
27請願第7号、国道17号線拡幅に伴う「
豊島市場前交差点」の態様についての請願。
請願者の住所及び氏名、豊島区巣鴨五丁目3番5号、
巣鴨三明町会会長、町田光子さん外299名。
紹介議員、
吉村辰明議員、
池田裕一議員、島村高彦議員、
儀武さとる議員、
大谷洋子議員、
永野裕子議員。
要旨。現状の国道17号線拡幅工事の計画によると「
豊島市場前交差点」の態様が大きく変わることになります。これまでなかった国道の
中央分離帯が
西巣鴨方面から巣鴨信用金庫前に至るまで新たに敷設されることによって、特別区道33―360号線から国道に出る車両が
西巣鴨方面へ右折することができなくなります。
これまで長い間、車両を利用する多くの住民や
市場関係者、町内の事業所、
寺院関係者がこの区道から国道を右折して
西巣鴨方面に向かっていました。これができなくなれば、町内の狭隘道路を通過して、巣鴨四丁目の交差点に出るか、もしくは同じく狭隘道路を利用して逆方向である仰高
小学校方面へ向かってから国道に出て、
西巣鴨方面に向かうしかありません。
この迂回路となる町内の狭隘道路は現在、通学路にもなっており、幼稚園の幼い子どもを乗せた自転車なども多く走行している中で、車両の走行も多く、接触事故を避けるため、車両とすれ違うたびに、歩行や走行を止めてやり過ごさなければなりません。このような状況であるにもかかわらず、迂回車両が加われば、通行量が増え、さらに危険性を増すこととなります。
また、救急車等の緊急車両が西巣鴨・板橋方面の病院等に向かう場合にも、余計な時間がかかってしまいます。さらに
豊島市場前交差点は、市場への
大型トラックの出入り口にもなっており、現状でも歩行者や
自転車利用者にとって危険な状況にあり、本計画では専用の信号も設けられていないことから、歩行者、自転車に加え、国道を走行する車両にとっても接触事故が発生する可能性もあります。そして巣鴨駅方面から
豊島市場への
右折専用車線が設けられないために、
大型トラックが国道走行中の他の車両の通行を妨げる可能性もあります。
以上、本
計画どおりに「
豊島市場前交差点」の態様が変わることにより、地域住民や他の利用者の危険性も増し、利便性も大きく損なわれることから、計画変更を求める住民の署名を添えて下記事項について請願いたします。
記。1、地域内の住民、事業者等の安全・安心と生活の利便性を確保するため、これまでどおり特別区道33―360号線から国道に出る車両が安全に右折できるようにすることはもちろん、他の安全対策についても対応していただけるよう、
交通管理者である警視庁、
道路管理者である
国土交通省、
工事受託者である東京都建設局第四
建設事務所に対し、地域住民の要望を反映した計画とするために、現計画を再度検討するように働きかけること。
2、新たな計画作成に向け、
上記関係機関に対して、地域住民の要望を聞く機会を設けるように働きかけること。
以上でございます。
○
根岸光洋委員長 朗読が終わりました。理事者から説明があります。
○
峰田道路管理課長 先ほどは視察していただき、ありがとうございました。
それでは、27請願第7号の資料をお取り出しください。
国道17号線拡幅に伴う「
豊島市場前交差点」の態様についての請願。
巣鴨三明町会に対する東京都第四
建設事務所の対応経緯の概要。以下、町会及び四建とさせていただきます。
平成27年5月15日、町会から3期区間の計画について主に町会と関連する区間、
豊島市場前の説明を求められ対応。こちらは四建の工事第一課が対応いたしました。電話というところ以外は、町会長のお宅に四建の職員がお邪魔して対応したものでございます。
町会は、市場前交差点の単路化及び
中央分離帯整備計画に対し、現状の道路利用、特別区道33―360号線から右折ができなくなり、地域にとって不利益であるため、見直しを求める要望書を提出したいということでありました。
27年7月3日、町会から四
建所長あてに7月3日付要望書を受理。
内容は、市場前交差点の
中央分離帯の
範囲変更等7項目の要望でございました。回答期限は7月末。
27年7月10日、電話で要望内容を確認しました。確認した内容は、要望と市場との関係でございます。町会には市場及び
市場関係者が所属しておりますが、要望書と市場自体は無関係と。町会住民の利便性を考慮して要望したものということを確認いたしました。
27年8月14日、7月3日付要望書に対する回答書を提出いたしました。
中央分離帯は、道路交通の安全性に配慮し消防署、警察署前の緊急車両の出入りに必要な箇所に限定して開口部を設ける方針であるため、開口部を広げるという要望には沿えないという旨を回答いたしました。
町会は、回答内容が
交通管理者との再協議に基づくものではないことから、
交通管理者の考え方を再確認するように要請いたしました。
27年8月31日、前回の町会要望に基づき、8月21日、
警視庁安全施設係へ要望書のてんまつを報告しましたが、警視庁の見解には変更がありませんでした。その旨を町会に説明いたしました。
中央分離帯設置後の板橋方面に右折する警視庁の考え方、市場前の
中央分離帯開口部より、交通の合間を見て、3車線目まで行って短いところをUターンしなさいという話なんですけれども、こちらのほうは現場で見ていただいたとおり、交通量が多く危険であるため、停止線を区道より下げるなどの措置を要望いたしました。
27年10月7日、
停車線位置の変更に関する
交通管理者の見解を説明いたしました。
停車線位置を下げますと、発進時にどうしてもスピードが出るなど、車両の危険な走行を誘引するため、交通安全上、認められないという警察の意見でございました。
町会要望は、停止線及び横断歩道の位置変更であるため、改めて
交通管理者に確認を要請しました。
27年10月19日、こちらのほうは電話で要望内容を確認しました。停止線及び横断歩道の位置変更のケースについても、
交通管理者の見解は変わらないことを伝えました。
町会は署名活動中、説明会の早期開催を要望しております。11月下旬以降に対応可能と回答いたしました。
2枚目の
現況平面図と
整備平面図をごらんください。現地で見ていただいたとおり、上のほうの⑤と③の間と⑤の左側、②の右側の真横のところが点滅信号でございます。整備後は点滅信号はなくなります。赤の縦線が車の上下線の停止線でございます。信号のところから
西巣鴨方面車線の停止線あたりまでが
中央分離帯の開口部分でございます。横断歩道が信号の右側1カ所に2カ所あったものが集約されます。
3枚目の資料の交通量の用紙をごらんください。
自動車交通量。こちらのほうは25年の2月25日から26日、15時から15時、24時間調査でございます。区道から
西巣鴨方面に右折する車が24時間で329台、1時間マックスは25台とありますが、これは午前8時から9時でございます。左折が121台、1時間マックス24台、こちらのほうも同じく午前8時から9時、合計した数字が467台と49台。そのまま直進する台数は1日当たりで6台、先のほうを右折する車も6台でございました。
下のほうの
横断歩道交通量でございます。こちらのほうは26年8月4日7時から19時、12時間調査でございます。歩行者が左側の交差点、巣鴨駅寄りの横断歩道は歩行者が227人、12時間で。自転車が277台、1時間マックスの歩行者の27人、自転車の29台、いずれも18時から19時、午後6時から7時でございました。
右側の
西巣鴨寄りの横断歩道でございますが、同じように歩行者が278人、自転車は312台、
マックス数字は、歩行者は38人で17時から18時、自転車に関しましては18時から19時がマックスでございました。
最後に、放射9号線3期事業概要という東京都第四
建設事務所が作成した資料を簡単に説明いたします。
事業区間ですが、とげぬき
地蔵入口交差点から
豊島市場の先まで約470メートル。
事業期間でございますが、平成11年3月から平成32年3月でございます。
事業概要ですが、車道部はとげぬき
地蔵交差点の改良。具体的には括弧内にあるように、
歩道橋撤去と
横断歩道新設。4車線から6車線、停車線及び
中央分離帯の設置。
歩道部に関しましては、広幅員の歩道及び
自転車通行帯の整備でございます。
電線共同溝の整備。
今後の予定にも同じことが出ておりますが、こちらの
豊島市場前の
電線共同溝設置工事は終了しております。28年度の時期は未定ですが、先ほどからお話ししている
交差点部門等の車道及び歩道等の整備工事を予定しております。
簡単ですが、説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
根岸光洋委員長 説明が終わりました。質疑を行います。ございますか。
○
石川大我委員 現地も見させていただきまして、もしここが、
豊島市場前の交差点で右折ができないということになりますと、裏にはかなり狭い道がありまして、そういった意味でも、町田会長を初め299名の方たちが署名をして、非常にこの問題、切実に考えていらっしゃるということがわかるかと思います。これ、経緯をもう一度確認したいと思うんですが、この道路の拡幅に当たりまして、そういった
まちづくりの協議会のようなものがあったかと思うんですけれども、そういったところにこの町会の皆さんというのは参加をされなかったんでしょうか。比較的最近になってからこういったことがわかったということでよろしいでしょうか。
○
峰田道路管理課長 この交差点の計画が、一応決定というか、決まりましたのは26年の9月というふうに聞いております。そのときに地元にどのように情報提供したかということは、今、委員がおっしゃったように、巣鴨
地区街づくり協議会を通じて周知したと。
その巣鴨
地区街づくり協議会の構成に関しましては、
巣鴨親和町会、巣鴨三親町会、巣鴨四丁目協和町会、
巣鴨地蔵通り商店街、
駅前通り商店街及び議員、
学識経験者で構成されていると聞いております。この三明町会はこちらに入っていなかったので、知り得た経過としては、隣の町会からかどうかわかりませんけれども、翌5月になったというのが経過でございます。
○
石川大我委員 入られなかったというのは、団体に入るのが任意だったということで、町会の意向として入られなかったということなんですか。
○
峰田道路管理課長 協議会の構成自体に入っておりません。ただ、3期工事の説明は、先ほど言いました26年9月と聞いておるんですけれども、その前の2期までは構成員ではないにしろ、オブザーバーかどうかわかりませんけれども、参加なさっていたというふうには第四
建設事務所から聞いております。
○
石川大我委員 裏のほう、私も
小学生時代からこういった地域は自転車で駆け抜けていたところでありますけれども、非常に狭い道路で、かつ坂もあったりしまして、なかなか車の交通量が多くなると非常に大変だなというふうに思っております。
先ほど町会長ともお話をしましたけれども、この17号のほうから入っていきまして、お寺のところを右に曲がると、市場と染井霊園の間から来る道とぶつかるんですが、このあたりは地元の方にお聞きをしますと、比較的、大ごとにはならないけれども、事故があるところであるというようなお話も出ておりますので、こちらのほうの交通量がふえてくると、また大きな事故が起こるのではないかということを大変心配をされているところで、この請願は採択をして、きちんと希望がかなえられるようにというのが社民党としての意見ですけれども、ただ、なかなか難しいという中で、例えばほかの代替案といいますか、もしこの望みがかなえられない場合の、このあたり一方通行が多いですけれども、こういったところの再検討というのも案としては、解決策としてはあるんでしょうか。
○
峰田道路管理課長 まだ正式にそういう話が来たわけではありませんけれども、例えば一方通行の規制の見直し、どうするかとか別にして、そういうのは、いわゆる右折ができない状況を解消するためには検討できる課題だとは考えています。
○
石川大我委員 警察としては、大きな幹線道路を極力右折するような、横切るようなものをなくして、ストレートに車が通って交通事故がないようにということだと思いますけれども、しかし、それをかなえることによって、逆にこの地域で交通事故がふえてしまう。
このあたり、
東京スイミングセンターもありますし、
朝日小学校も近いですので、そういった意味では、この中で交通事故が起こってしまっては全く意味がないというふうに思っておりますので、そういった一方通行の変更なども含めて、区としてはぜひきめ細かく地域の皆さんの御要望に沿える形で、ぜひこれからもやっていただきたいという意味も込めまして、この27請願第7号に関しては、社民党は賛成をさせていただきたい、採択すべきというふうにしたいと思います。
○
中島義春委員 これは、紹介議員ということで公明党の島村議員も紹介議員で、この島村議員は地元の議員でして、やはり町田町会長のほうからも、今回請願するに当たっていろいろお話も聞いて、私も島村議員のほうから聞いておりますので、また、きょうはあわせて視察にも行かせていただいて、より、本当にこの請願に書いてある文のとおりの状況だなというのを実感いたしました。
今、石川委員からも説明ありましたけれども、話ありましたけれども、あの中の地域というのは本当に狭隘の道路で、これ、迂回車両がふえたりなんかしたら、やはり今度、中のほう、生活道路のほうでこういう事故とか何か起こりかねないのかなというふうな、そういうのを本当にきょう実感しました。何とか、
交通管理者等々、いろいろ見解の相違みたいのはあるみたいなんですけれども、でも地域のこういう声というのはやはりしっかりと聞いていただいて、要は一番のポイントは、やはり中のほうに、そういう交通体系が変わることによって、通過車両みたいなのが来ないような、今まで以上に来ると、ちょっとやはりいろいろ事故等あると思うんで、来ないような何か方策をやはり
交通管理者がしっかりと考えてもらわなくてはいけないなというふうに思います。
そういう意味では、今回、これを議会としてしっかり採択をして、東京都、
警視庁関係のほうに強く訴えていただきたいなというふうな思いでいっぱいですので、質問することはないんですけれども、採択ということで私どもは考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
以上。
○
小林弘明委員 私も視察させていただいて、この27請願第7号の採択に賛成します。
こういう道路周りというのは、劇場通りのところの
中央分離帯ができたときもそうですし、あと、山手通りのところで
西池袋通りができるときも、あそこ結構Uターンする方がすごく多くて、地域の人からいろんな声があったと思うんですけれども、非常にこういう長い闘いに、これ、見直しを、例えば採択されて行った場合、実際に過去からして、やはりそういうケースに対して、やはり長期的に、こういうものがもう一回、再度見直されるというのは非常に感覚的には、見直されるようになるというふうな確率というのは高いんでしょうか。
○
峰田道路管理課長 私も4年やっているんですけれども、こういうこと自体、請願なりどうこうというのはちょっと経験がないものですから、体験上、確率というか、わからないんですけれども、ただ、四建さんも私ども区も十分に、さっき御視察いただいた状況はわかっておりますんで、あとはいかに警視庁交通規制係にうんと言わせるか、言っていただけるかということなので、そこだけなんですけれども、すごく山は高いのかなというふうに感じております。
○
小林弘明委員 本当に1回、山手通りの西池袋のインターチェンジのできたときに、あそこすごいUターン、入り口もUターンしていて、非常に地域の人が、Uターンさせるならさせる、させないならさせないみたいな話を1回出たときに、結構警察の方と相談したときも到底難しいみたいなニュアンスで言われたらしいんですけれども、実際に取り締まりはしなくても、そういうケースが結構今後出ちゃうので、本当にやはりこういう見直しが、本当に強く押し進めるために、もっと本当にその建設関係の方も巻き込んでやっていっていただけると思うんですけれども、やはりこういうケースを、地域の声を、やはり安全を確保ということと地域の利便性という面で、もう少しそういうのが見えていかないと、やはり地元の人も安心していかないと思いますので、どういう方法で、本当にこれが見直されていくのかというのがちょっと僕もわからなかったので、ぜひそこら辺について、もう少し、今度で構わないんですけれども、その進行状況を今後も教えていただけたらと思います。
○
峰田道路管理課長 見直しを訴えていく方法と経過とか、あと今後のことについては、定期的に委員会で報告させていただきます。
○藤本きんじ委員 私どもも、この請願については採択ということで結論を先に述べさせていただきます。
それで、ちょっと現地で伺えばよかったんですけれども、資料の2ページ目なんですけれども、これ、現在、横断歩道がこの白山通り2つあるのが、
整備平面図を見ると今度1つになるということでよろしいんですかね。
○
峰田道路管理課長 そうです。2つあるのが
西巣鴨方面寄りのほうのあたり1カ所に集約されるというふうに聞いております。
○藤本きんじ委員 それで、先ほど現地でのお話ですと、横から出てきたのをちょっとUターンするような形での通行は認めるというようなことでしたけれども、そうすると横断歩道を2回、北側と南側、両方またいでUターンするような形になってしまうということでよろしいんですか。
○
峰田道路管理課長 そうです。見ていただいた区道から出まして、3車線あるところのまず1車線目に入って、真ん中に入って、3車線目のところから、信号の先のところからもう一回Uターンするので、横断歩道を2回またぐということで間違いございません。
○藤本きんじ委員 本当に大変危険ですよね。まして市場に来られる車というのは朝早くて、冬場などはまだ暗いときなんかも多いのではないかなというふうに想像しますが、そうすると、ここをUターンするというのはもう現実的ではないなというふうに思います。
でき得ることなら、この横断歩道をやはりもう少し巣鴨駅方面、図で見ると左側に少し、もとのあった左側のほうに横断歩道を持っていって
中央分離帯をもう少し短くすると、非常にここの出入りがスムーズになるのではないかなというのは、これ、だれが見ても明らかなんですけれども、これ、先ほどの説明で、消防署、警察署前の緊急車両の出入りに必要な箇所に限定して開口部を設けるというその方針とか、いろいろ整備のある意味決まり事のようなものがあるんでしょうけれども、そんなに融通がきかないものなんでしょうか。そういうものというのは。
○
峰田道路管理課長 三明町会さんから、かなり
中央分離帯を開口する、開口部も広げるとか、いろいろそういう要望あるんですけれども、四建さんにお伺いしたところなんですけれども、
中央分離帯は御存じのように往復の交通量を分離し、事故防止とともに、円滑な自動車の通行を目的として設置しているという当たり前のことなんですけれども、こういうことで、先ほど説明したように、警察、消防に本当は限定しているんですけれども、
豊島市場に関しましては警察、消防ほど緊急性はないにしろ、公共性があるということで、例外的に、それも短い部分で認めたということがありますので、
中央分離帯の開口もしくはいろいろ広げる大きさとかに関しては、かなり厳しいものがあると聞いております。
○藤本きんじ委員 車の交通に関してはやはりそうかなというふうに思うんですけれども、歩行者の安全とかという観点でいくと、何か釈然としないものがありますが、それで、今現在というのは、例えば巣鴨駅のほうから上の西巣鴨のほうに行く車というのは、右折して
豊島市場に入ってきているんでしょうか。
○
峰田道路管理課長 そうです。2車線ですが、右折して、赤信号はありませんけれども、入っております。多分、朝早くは結構入っていくのかなと。私が見たときはそれほど入っていきませんでしたけれども、数日前に8時半ぐらいから9時半ぐらいまで見ていたんですけれども、その時間帯では渋滞するようなことはございませんでした。渋滞というか、右折車が重なるようなこと。
○藤本きんじ委員 それで、今現在はこの斜めの道から信号で右折しているということなんですけれども、これ、
豊島市場の中からは、外には出る車というのはないんでしょうかね。
○
峰田道路管理課長 豊島市場から出る車もあります。左側から入ってきて、先ほどの区道に入ってきて、点滅、右左折する車もありますし、真ん中からも一応点滅のときには出られますので、注意して出ていく車両もあるし、巣鴨駅寄りの一番左側には、現状では誘導員さんがおりまして、誘導しながら右折されていく状況もございます。
○藤本きんじ委員 では、この状態でも、例えば
豊島市場のほうからは右折では出られることは出られるんですか。
○
峰田道路管理課長 整備後のお話でしょうか。
○藤本きんじ委員 整備後。
○
峰田道路管理課長 出られることは出られます。信号よりもこっちですので、区道から出るよりは少し出やすいのかなと。
○藤本きんじ委員 そうすると、例えば豊島市場側の今大きく17号線に対して開口部がありますけれども、これをもう少し右側のほうに集約するような形では、出る車と入る車が一緒になるとかなり狭いなという印象はありますけれども、
豊島市場のほうから側道に出ないで、
豊島市場からであれば何とか出入りは、可能なんですか。例えば、少し出入り口の、ちょうど電柱なんかもありましたけれどfも、あの電柱は恐らく今度整備されれば撤去される、地中化されると思うんですけれども、そういう形での
豊島市場の入り口をちょっと変更するということは可能ではあるのですか。
○
峰田道路管理課長 可能かどうかというのは確認しておりませんので、私もうかつに答えられないので、四建さんに確認させていただきたいと思います。
○藤本きんじ委員 それにしても、かなり狭くなるんで、今より不便になることは間違いないと思いますけれども、本来であれば、やはりここの請願にあるように、関係各所にちゃんと歩行者の安全対策も含めて要望していただくのが一番いいことだと思いますが、これだけ協議をしても整わないということであれば、その
豊島市場側の出入り口に工夫をするということも1つの方法なのかなというふうな思いです。ただ、請願者とその署名をされている方々の御心配にはやはり一番、できるだけその御意向に沿うような形で、安全性を確保していただきたいと思います。
さきにも述べましたが、採択をしていただきたいと思います。
以上です。
○森とおる委員 この請願の資料をまとめていただいているんですけれども、1ページのところに町会と四建のやりとりという形になっているんですが、この道路の設計は四建がやっているのか、それに対してこの
交通管理者、警視庁、国道ですから
道路管理者は国交省となっておりますけれども、その辺の権限であるとか、そういった関係性というのはどうなっているのかを教えていただきたいんですけれども、いかがでしょうか。
○
峰田道路管理課長 設計自体は四建が。ただ、なぜ東京都、いわゆる第四
建設事務所が国道の整備を行っていくかということで、まず1点目、お話しさせていただきますと、放射9号線は国道でございますが、都市計画決定された道路でもございます。東京都としましては、放射9号線について、都市計画道路として整備すべき路線と位置づけ、都市計画事業、事業施行者として準備を進めて、設計等を含めてやっていくということでございます。
警察庁協議は、先ほどの交差点の位置とか信号の位置をどうするかとか、そういうことを協議という名前なんですけれども、安全上ということで、ほとんど警察のほうが決めているといったらおかしいですけれども、示しているという状況でございます。
○森とおる委員 ということであれば、警察の役割というのがかなり大きいのではないかなと思うんですけれども、この資料の1ページのやりとりというのは、会長に電話でであるとかそういったことでしたけれども、直接、警視庁と町会の皆さんとのやりとりというのは行われていないということなんでしょうか。
○
峰田道路管理課長 行われていないと聞いております。
○森とおる委員 この一番後の行に、11月下旬以降に対応可能という、これは四建が答えているんですよね。回答ということであれば。ここに警視庁も、警察も来るんでしょうか。来ないと話が始まらないと思うんですけれども、この辺はどのように聞いていらっしゃいますか。
○
峰田道路管理課長 警察が来るか来ないかというのは聞いておりませんが、11月下旬以降、12月の頭ぐらいには三明町会さんと再度説明会というか、話し合いをするということは聞いております。もうそろそろ日程は決まったのではないかと思います。
○森とおる委員 私もきょう現場を見させていただいて、裏側の区道を拡幅するということはまず難しいなと感じております。
そこで、先ほど藤本委員からもお話がありましたように、8月14日の回答文で、消防署、警察署前の緊急車両の出入りに必要な箇所に限定して開口部をあける方針であるというのは、これは住民側からして全く理解できない話だと思うんですよ。いろんなところに開口部ありますからね。警察ではないところ、消防ではないところ。そういったところは交差点をどこに設置するかという判断はなされているし、当然歩行者のために歩道というのはいっぱいあるわけですから、そこも開口部なわけですよ。何でここにできないのかという理由をきちんと全く説明していないというところに住民の皆さんの納得できない部分が私はあるんだろうと思っております。
白山通りは文京区、それから板橋も走っていますけれども、恐らく請願者の方々もいろいろ調査をしたんだろうと推察します。私もいろいろ見ているんですけれども、Uターンできる場所であるとか、横断歩道があって、歩行者用の信号はあるんだけれども、その横に車が通れるような開口部、結構いっぱいあります。そこには車の信号があるなしというところもいろいろあるんですけれども、さまざまな形態があるというふうに認識しております。
そこで、この四建、警察なのかよくわかりませんけれども、今この区道から出た車を大回りして右折しなさいというのは、私はこれはやはり危険だと思います。藤本委員からもお話があったように、横断歩道を2回通らないといけないということは、大変危険性が増す問題だろうと思います。
では、そうではなくて、どのようにしたら西巣鴨駅方面に行けるんですよというお話が私はなされていないんだろうと思いますけれども、それはそれでいいんですよね。それ以外は四建も警察も言っていないんですよね。
○
峰田道路管理課長 現状では委員のおっしゃるとおり言っておりません。
○森とおる委員 そこで、開口部が広いとなぜ危険になるのかという点についても、やはりはっきりと話を聞いてほしいと思います。これは豊島区側から
交通管理者、それから四建に対してです。やはりここは広げる必要性が私はあるんだろうと思います。この横断歩道については、今、西巣鴨側にありますけれども、これを例えば巣鴨駅側の
中央分離帯に移設するであるとか、これは当然、近隣住民の皆さんの利便性を阻害するということであれば、またそういった考え方というのはまたなくなると思うんですけれども、いろいろ考えられると思うんです。では、何で開口部が広げられると危険になるのかという、その明確な根拠もぜひ確認していただきたいと思います。
○
峰田道路管理課長 開口部のお話については、第四
建設事務所、警視庁に確認いたします。
○森とおる委員 白山通りをたくさん通っている車が安全に通れるためにということが主眼になっていると思いますけれども、やはりそれが近隣住民、道路の側道にいらっしゃる方が、いかに利便性が得られるかという視点をもっと重要視していただきたいと思います。そういったところで、ぜひ町会の方々の意見も聞いていただいて、開口部が広がることによって危険性がないということであれば、私はぜひここはきちんと住民の方々の意見が通るようにやっていただきたいと思います。
これ、広げるから危険になるなんていう言い分は私、通らないと思いますよ。では、どれだけ広げれば危険になるのかという明確な根拠もないままに、こういったことを近隣の住民に押しつけてはならないと思います。その辺もぜひ区側から四建、警察のほうにも意見として区から述べていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○本橋弘隆委員 るる御質疑を聞かせていただきました。振り返ってみますと、石原慎太郎さんが東京都知事のとき、よくこころの東京革命とかいろんなテーマに取り組まれましたけれども、その中の1つに、目玉商品という言い方は変ですけれども、スムーズ東京というのがあったと記憶しているんですよね。スムーズ東京というのを、これ、少しかいつまんでお話ししていただければありがたいんですけれども。
○
宮川道路整備課長 多分、スムーズ東京21という施策だと思いますけれども、主な施策といたしましては、幹線道路の渋滞を防ぐという観点から、幹線道路上にあるパーキングメーターを裏道に移したりですとか、あとは大きな交差点の近辺を駐停車禁止のために赤く色塗りすることによって、交差点の渋滞を防ごうといったような施策をいろいろ組み合わせまして、幹線道路の渋滞を防ごうという施策でございます。
○本橋弘隆委員 ありがとうございました。そのスムーズ東京21というようなものないし、その観点からすると、今回のこの国道17号線拡幅に伴う云々かんぬんというのは、どういうふうに位置づけられるような事柄なんですかね。ちょっと御説明いただけますか。
○
峰田道路管理課長 1期、2期、3期、この放射9号線の交通量を先ほどちょっと見ていただいたんですけれども、全体の交通量が、巣鴨駅に行くほうが、当日25年2月25日から26日24時間調査、このときの交通量が、巣鴨駅のほうが467に対して1万8,639が。西巣鴨のほうが1万7,589と。合計で3万6,225台通っております。467台が少ないとかそういうことよりも、大きな流れのスムーズのところにするために、この変形五差路をなくして、上下線の安全性、もしくは警視庁の話では点滅信号というのは非常に危険なので、なくしていきたいという傾向があるそうなんです。
陳情文に関してではなくて、スムーズということだけに関しては、この上下線のことがスムーズに行って、点滅から出てくるような変形五差路との事故がないようにということで、スムーズということになるのかなと考えて。
○本橋弘隆委員 では、割り切って簡単に言っちゃうと関係なくはないというような受けとめ方でいいんでしょうか。
○
峰田道路管理課長 私の個人的で、ちょっと警視庁見解かどうかというのは別にわからないんですけれども、スムーズになるためには、この変形五差路をなくしたということでは関係なくはないと。
○本橋弘隆委員 そのスムーズ東京21というのは、どの程度の都民に対するメッセージとしての発信度というか計画なのか、それともどの程度の縛り度、逆に都民からすれば遵守度みたいな、どういった代物なんですかね、これは。どのように都民は受けとめるべき事柄だったんでしょう、このスムーズ東京21というのは。
○
宮川道路整備課長 その事業自体がもう十数年前の事業だと思いますけれども、施行する当時はかなりチラシを配ったりとか、PRをかなり打っておりました。このような方策をやりますよということで、先ほど申し上げたような幹線道路上のパーキングメーターを撤去したりとか、あと主要となる交差点近辺の駐停車を禁止することにより流れをスムーズにしようとかいうことは、当時はかなり頻繁にPRしておりましたけれども、最近は余り見なくなっております。
○本橋弘隆委員 ということは、そのスムーズ東京21というのはもうやめちゃっていて、もうなくて、もう終わりで、また新たにいろいろなあちこちスムーズではなくなっちゃってもいいような、そんな今時代なんでしょうか。今は。
○
宮川道路整備課長 そういうことではないと思いますけれども、当時、集中的に事業として取り組みました。最近もまだ当時塗った交差点近辺の赤い斜線、駐停車禁止区間というのがまだ存在しておりますので、その考え方自体はまだ生きているんだと思います。ただ、事業そのものとしては一段落して、新たに力を入れてやるべきところがなくなってきたのではないかなというふうに想像しております。
○本橋弘隆委員 昔の話を聞かせていただきましたけれども、そういった流れの中で、こういった形で今度17号が整備されるということなんですけれども、また意外と請願者として、うちの村からも2人ばかり署名しているんですけれども、このお話が私どもの会派それ自体に来たのは、少なくとも幹事長としての私がこの請願について認識したのが受理の2、3日前で、非常に慌ただしいような流れの中で、何か急に三明町会さんですか、三明町会さんがこういったお話を持ってこられて、区としての取り組みというのもちょっと私自身把握していなくて、この町会の皆さんには申しわけなかったなという思いもするんですけれども、これは意外とさっきのレジュメの最初のページ見ても、話が順序立てて進んできていて、今この段階になって厳しいというような向きもあるんですけれども、ただやはり町会さんができるできないにかかわらず、まずは納得できるという境地が大事だと思うんですね。そうした中で、今、各委員さんとのやりとりの中で出てきた論点を一つ一つつぶすような形で、ぜひ理事者におかれてはこの請願文、できるだけその内容に沿った形で取り組んでいただきたいと思うところです。
その一方で、当然都内の交通量が一々横断歩道とかいろいろな五差路、六差路とかあって、その都度、交通量がとまるというのも問題でしょうから、その辺との絡みもバランスもとりながら、ぜひ請願者の納得を得る動きをしていただければありがたいと思います。その結果、もうここまで進めてきた計画なんで、できないよということになるかもしれませんけれども、そのときでもやるべきことはやった、言うべきことは言ったというようなそういった納得を町会の皆さんが得られるような、そんな動きをしていただきたいと思います。
急な御案内の請願でしたけれども、うちからも2人ばかり署名している関係上、この請願については採択でお願いしたいと思います。
以上です。
○森とおる委員 この場所には開口部が設置される予定ですけれども、これは
豊島市場があるがためにこういう開口部が設置されているんだろうと思いますけれども、仮にここに
豊島市場がなかったとしたら、私はこの横断歩道とセットで、この区道から右折できるような開口部というのは設置できたんだろうと思っております。ですから、ぜひ四建と警察にはきちんとこの町会の皆さんに対応していただいて、ほかにもいろいろな形態があるんですと。パターンがあるんですと。その中で何ができるのか、何ができないのかということで、きちんとした対応を私はしていただきたいと思っております。そうすれば、安全でなおかつ便利な道路というのは実現できると思っておりますので、そういった方向で、この請願については豊島区としてきちんと対応していただきたいと思っております。
あわせてその他の要望というのも出していらっしゃいますので、それについても対応していただきたいと思います。
結論ですけれども、この27請願第7号については、採択でお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
○
根岸光洋委員長 それでは、皆様、御意見が出そろいましたので、意見が分かれていないと判断いたしました。
採決を行いたいと思いますが、27請願第7号について、採択すべきものと決定することに御異議ございませんか。
「異議なし」
○
根岸光洋委員長 異議なしと認めます。よって、27請願第7号は採択すべきものと決定いたしました。
───────────────────◇────────────────────
○
根岸光洋委員長 ここで運営についてお諮りします。
12時を回りましたが、あと報告が2件ございますが、いかがいたしますか。続けてよろしいでしょうか。
「はい」
○
根岸光洋委員長 では、そのようにさせていただきます。
───────────────────◇────────────────────
○
根岸光洋委員長 では、報告事項に入ります。
グリーン大通りエリアマネジメント協議会の設立について、理事者から説明があります。
○活田
拠点まちづくり担当課長 それでは、私のほうからグリーン大通りにつきまして、エリアマネジメント協議会の立ち上げがありましたので、その御報告をさせていただきます。資料をお取り出しいただきたいと思います。
まずは、このエリアマネジメント協議会の設立の目的でございます。せんだって御案内したとおり、過去3回、社会実験をグリーン大通りではしてございます。この社会実験で、にぎわいの創出効果であるとか、あとは交通の安全、こちらのほうが十分検証できたというふうに考えております。今後、このエリアの
まちづくり、にぎわい創出を継続していくために、今般、エリアマネジメント協議会を立ち上げるものでございます。
今後は国家戦略特区を想定して、道路法の適用を活用して、さらなるにぎわいの仕掛けづくりをしていきたいというふうに考えております。あわせて公共貢献の取り組みも考えていきたいというふうに考えております。
検討エリアでございますが、この東口のグリーン大通り、五差路から区役所の前の交差点のところ、約300メートルでございます。こちら、グリーン大通りは歩道も含めて、通りの幅が50メートルぐらいございます。歩道は特に片側だけで9.5メートルから14メートルと広い範囲になっております。
経緯でございます。過去3回、社会実験を行っております。1回目はオープンカフェのみ、2回目からはオープンカフェとマルシェをそれぞれ実施してきております。第3回目は11月の8日に終わってございます。先月の26日には、このグリーン大通りのエリアマネジメント協議会の幹事会を開催して、実質的なスタートをしているところでございます。
裏面を見ていただきたいと思います。協議会の組織体制図、簡略図でございます。この協議会の事務局には、基本的には、本来は事務局も独立するべきなんですが、豊島区ということで、来年度までは豊島区が事務局をやるという形で進めていきたいと思います。加入者は、地権者、ビルオーナー、テナント入居者、近隣の権利者で構成をしております。それぞれ清掃のチームであったり、イベントを企画するチームであったり、オープンカフェを運営するチームということで、今後、運営について検討していきたいと思います。
協議会のメンバー、5でございます。豊島区も入ります。会長は豊島区長ということでございます。幹事はごらんの10者でございます。会員でございます。会員は主にグリーン大通りに面するカフェ、あるいはコンビニの入居者でございます。7者でございます。合計18者、豊島区も含めて18者で構成をしております。事務局は先ほど申し上げましたが、豊島区都市整備部が来年度まではやるということでございます。
今後のスケジュールでございます。3月には国家戦略特区の認定を取りたいというふうに考えております。その手続を今粛々と進めているところでございます。来年度につきましては、5月、あるいは10月、11月にオープンカフェやマルシェ、あるいはイベント等の企画をしていまいりたいと思います。
雑駁ですが、説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○
根岸光洋委員長 説明が終わりました。質疑を行います。
○
小林弘明委員 1点だけ。この協議会のメンバーなんですけれども、これ見る限り全て企業なんですけれども、地域とか人という面では、参加は清掃チームとかこの細かいところになって、この協議会自体のメンバーには人としては出てこないということですか。
○活田
拠点まちづくり担当課長 現在、ちょっと目的を、国家戦略特区をまず取得しようということで絞っているところでございます。今後、協議会は多分広がっていくのかなと思います。個人を排除しているわけでございません。ただ、余りにも広くなると、いろんな問題も生じますので、個人としての加入がどうかというのは、ちょっと協議会の中で検討していきたいと思います。基本的にはグリーン大通りに面する権利者ですので、ほとんどが企業になっております。
以上でございます。
○
小林弘明委員 企業の、あくまでも本部ではなくて、その路面店の店長ということで理解していいんですか。
○活田
拠点まちづくり担当課長 企業ということで、一応代表者でございます。ただ、代表者が一々この会議とか出ておりませんので、店長。会員である店舗は、店が会員ということですので、その構成員の方、店長が出てくる場合もありますし、従業員の方が出てくる場合もございますので、店ということでくくっております。
○
小林弘明委員 やはり期待値もあると思いますし、そういう部分で。ただ、先ほど言ったように、企業の代表者ですと当然出席率悪かったり、また地域のことを本当に理解していなかったりする方もいると思いますので、極力そういう店長とか、異動がないとか、そうではないと結局いろんな協議がどんどん進んでいく中で、大企業のいいところでも悪いところでもありますが、人事の異動も非常に激しいので、やはりそこら辺をしっかりとつくっていかないと、やはりここの場所自体は特区化していった場合、ずっとそれから継続的にやっていくときに、それまで協議会にかかわっていたメンバーがまたかわっちゃって、また今まで言っていたことと企業の考え方が変わってきたりしたら困るので、そこら辺の部分でしっかりとやっていただけたらいいと思うんですけれども、最後、それについてお答えください。
○活田副
拠点まちづくり担当課長 御指摘、ごもっともだと思います。そういうことがないように、まずは根幹になる部分については、きっちりと規約等、整備していきたいというふうに考えております。
○森とおる委員 特区を取得するということで、今、豊島区が会長、区長ということで進めていらっしゃいますけれども、これは来年度までということなんですが、来年度以降は豊島区としてのかかわりというのは、どういうふうになっていくんでしょうか。
○活田
拠点まちづくり担当課長 当面、来年度までは事務局は豊島区がやりますよということで、来年、どういう運営にするか、これも協議会の中で話し合っていきたいというふうに考えております。
○森とおる委員 それから、昨年から始まっているわけですけれども、3回やったということなんですが、税金投入という点ではこれまでどういうふうになっていたのか。それから、今後どういうふうにしていくのか、これを教えていただきたいんですけれども。
○活田
拠点まちづくり担当課長 税金投入ということで区が支出した、委託しておりますので、委託の金額ということで申し上げたいと思います。
第1回目が、昨年の10月にやっておりますが、警備員が必要でございます。警備員の委託、あるいは什器の購入等を含めまして740万です。約740万。
第2回目、これはことしの春、5月1日から6月の28日、2カ月間に及んでやっております。こちらにつきまして、先ほどの警備員であるとか、マルシェの委託等がありまして、全部で1,670万です。
第3回目でございます。10月から11月8日までに、せんだってやったものでございますが、合計が約1,000万円でございます。これが区から委託等で支出した金額でございます。
○森とおる委員 結構な支出なんですけれども、この特区が取得できたら今後は区が支出していた分というのがなくなるわけですから、負担感というのが今度は地域に入ってくるわけですけれども、そういったものも何かあるんですか。
○活田
拠点まちづくり担当課長 特区を取得したらこの金額がゼロになるかというと、なかなかそうはすぐにはいかないと思います。例えば警備員ですが、特区を取得したからといって警備員を張らなくていいかという話でございます。それをだれが負担するか、どこが負担するかというのは今後協議でございます。当面、いきなり負担してくれということはなかなか難しいと思いますので、28年度については、ある程度、継続的に区がやる部分があるのかなというふうに考えております。
また、今までかなりの金額になったのは、社会実験ということで警視庁、特に警察のほうから強い指導、かなり安全という面で、やり過ぎとまではいきませんが、そういったところでかなりお金がかかっております。特区がとれれば、そういったところがある程度標準化してくるかなと思っております。したがいまして、金額についてはこれからどんどんどんどん下がっていくのかなというふうに思っております。
いずれにしましても、協議会の中で役割分担、あと費用負担については今後協議していきたいというふうに考えているところでございます。
○森とおる委員 やはりこの事業を進めるに当たって、当初は目的というのがあって、どういう到達点があるというところまで見込んでいたんだろうと思います。やはり税金を使っている以上はどういう効果があったのかということを、やはり区民の皆さんにしっかりとお示しはしていただきたいと思います。
それから、もう1つは、やはり公道を使ってやっていく事業なわけですから、先ほども小林委員からもちらっと出ましたけれども、その公平性の観点というところから、この道路に面している方だけでいいのか。ほかの方にどういうふうに参加してもらうのかというところは、やはりきちんと豊島区が主体となってやっていかないと、地域の方に押しつけただけでは、いろんな混乱が出るんだろうと思います。そこの点について、どのような考え方を持っているのかというのを明確にしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○活田
拠点まちづくり担当課長 御指摘、ごもっともだと思います。その意味でも、当初は豊島区長が会長になってルールづくりをしていきたいと思います。それから、それ以外の、沿道以外の権利者も、例えばサンシャインシティであるとか、良品計画の本店であるとか、そういうところに参画をお願いしています。グリーン大通りは、そこの沿道の権利者だけのものでは当然ございません。本当に区の宝物でございますので、区全体で考える、そういったルール化を来年度策定していきたいというふうに考えているところでございます。
○
根岸光洋委員長 ほかにございますか。よろしいですか。
「なし」
────────────────────────────────────────
○
根岸光洋委員長 それでは、最後に公園内ゴミ箱引き上げについて、理事者から説明があります。
○石井
公園緑地課長 それでは、報告資料、公園内ゴミ箱引き上げについてをお取り上げいただきたいと思います。
これまで、主に住宅地を主体といたしまして、その住宅地の中にある公園、児童遊園のごみ箱を引き上げるということで、平成25年の1月から西部地区、それと駒込の東地区、本年の3月からは北の地区と南地区というような形で実施してまいりました。その結果、おおむね問題はどこも生じていなくて、かなりの効果が出ているような状況でございます。
1枚おめくりをいただきまして、グラフとともに表がございます。これが、1枚目がごみ箱を引き上げたモデル地区のごみ収集量の比較でございます。
可燃ごみにつきましては、落ち葉とかも処理しておりますので、こちらにつきましては3割減、ペットボトルとかにつきましては8割減というような形で、特に不燃ごみ、そういったものについて、公園の中にテレビとか洗濯機とか、さまざまなものが放置されるものについては85%ぐらいが削減しているというようなところでございます。
ごみ箱を残したところ、もう一枚おめくりいただきますと、そちらにつきましては、やや前年度よりペットボトルとか、ものはふえているというような状況。可燃ごみについても1割程度ふえているような状況でございます。
こういうようなところをやりながら、まずは最初のところでは、ごみ箱の引き上げというのを始めたところについては、やはり家庭ごみとかを通勤途上で公園の中に放置するとか、わんちゃんのうんちとか、そういうようなものを全部投げ捨てていくということで、1枚おめくりいただきますと、近隣の区の、隣接区の状況でございます。
こちらにつきまして、前回のときは24年だったんですけれども、最近の状況をまた聞き取りをしますと、杉並区等ですとほとんど撤去、全撤去を目指しているという。練馬区も10年前から数カ所しか残ってないというような区もございます。北区、文京区も今半分というような状況でございます。
こういうようなところを踏まえて、特段問題が今のところ生じておりませんので、池袋駅周辺の8公園、それと南長崎スポーツ公園、これを入れた9公園です。それ以外のところにつきまして、全区的にごみ箱を撤去するというようなところで今後取り組んでいきたいというふうに考えてございます。
今後でございますけれども、現在、11月の時点での区政連絡会で、それぞれ御報告申し上げてございます。それと、第1地区につきましては、11月ございませんでしたので、12月の区政連絡会で説明後、1月より、そのほかのところにつきましては、公園の中に張り紙等を周知した後、12月から順次ごみ箱を引き上げる予定でございます。
それで、もし仮に、ごみが散乱して本当に困るというような箇所がございましたら、そこにつきましては、地元と調整の上、戻すということも考えておりますので、こういうような内容で進めていまいりたいと思います。
説明につきましては以上でございます。
○
根岸光洋委員長 説明が終わりました。質疑を行います。
○
小林弘明委員 区政連絡会で報告を受けたので、そのときにもいろいろ出たんですけれども、ボランティア用のごみ箱は残すということだったんですけれども、逆にそれは、そこに捨てたりできるようになってしまうのではないかというのもあったんですけれども、そういう点は大丈夫ですか。
○石井
公園緑地課長 公園の中からは、一般に捨てられるごみ箱は撤去いたすんですけれども、公園に今、日常的な清掃で入れたものを週に一遍、回収するためのジャンボペールという大きいものがあるんですけれども、それについてはかぎがかかっていて、ボランティアの方はかぎをおもちというような、かぎ管理を行っているものでございます。そういったものが流出しない限りは大丈夫ではないかと思っております。
○
小林弘明委員 そこにごみ箱があってかぎがかかっていると、その近辺に置いていってしまうのではないかとかそういう話も出たんですけれども、今回、ごみ、こういう数字上、やはり全面的に一部を除いて撤去していくというのは構わないんですけれども、豊島区の、例えば花見のシーズンとか、そういう緊急対応、期間限定のそういうのというのはどうするんですか。
○石井
公園緑地課長 花見のときの、やはり多いところにつきましては、これまでも仮の置き場というような、単管パイプで組み立てて、それでベニヤ板を入れて、ここに捨ててくださいというようなものを設置してまいりますので、利用が多いところ、そういったところについては臨時的な対応を行ってまいります。
○
小林弘明委員 本当にそうやってケースケースで対応していただけるんであれば、非常にいいかなと思っております。とにかくごみは、こうやって減っていくというのが数字的に出ているんで、地域の町会長とか、商店会長を含めてですけれども、そういうリクエストがあったときに、またぜひそれにしっかり対応していただければなと思います。
○森とおる委員 資料の3ページを、表を見ているんですけれども、ごみ箱を引き上げる前と後ということで数字がありますけれども、可燃ごみの中には落ち葉も入っているということですけれども、全体では減ったといっても6割ぐらいは残っているわけですよね。これはどういう状態で、ごみ箱がなくなった後に捨てられていたのかという状況について教えていただきたいんですけれども、いかがでしょうか。
○石井
公園緑地課長 これにつきましては、公園での清掃で集めて処理をしているのが可燃ごみというところです。当然、袋に入れたままとか、今度植え込み地とか、そういったところはあろうかとは思うんですけれども、今残っている7割というのは、やはり大きいものは、ほとんど占めているのは落ち葉ですね。ちょうどこれからの落葉の季節になりますけれども、これが最大のものでございます。
○森とおる委員 落ち葉を除いて、どういうふうに捨てられているのかということがちょっと大事かなと思ったんです。今後、散乱するような場所については、ごみ箱も戻すということですけれども、そこをどういう、どのぐらい散乱していたら戻すのかとか、その辺の判断が非常に難しいのかなと思うんですけれども、私はやはりマナー向上、啓発という部分が、あわせてやられることによって効果が出てくるのかなと思うんですけれども、他区でもいろいろお調べいただいたようなんですが、マナー向上、この部分についての啓発で、何か特徴的なものを豊島区でも取り入れるというような、そういった動きというのはないんでしょうか。
○石井
公園緑地課長 マナー向上につきましては、張り紙とかで今周知をしているところなんですけれども、マナー向上のためにまた看板を立てると、〇〇禁止だ、ボールだめ、今度はごみを持ち帰りましょうというような形で、美観的にもなかなか難しいというところがございまして、余りべたべた張らないで、1枚の看板にいろいろな注意を整理した看板を立てられないかというようなことで、今、新宿区のものを参考にしたりとか、そういうような情報収集をしているところです。
それを含めまして、今回の一般質問にもございましたけれども、禁煙の周知などについても、あわせて1枚の看板の中で整理できればというふうに考えております。
○森とおる委員 ごみを捨てる方に対して近隣の住民なんかが注意すると、それこそトラブルのもとになりますので、いかにマナーを向上させるかというところをぜひ工夫していただいて、そして私はやはり最低限ごみ箱というのはそれぞれの公園に必要だと思いますので、そういった方向でやっていただけるといいかなと思っております。よろしくお願いいたします。
○
根岸光洋委員長 ほかにございますか。ございませんか。
「なし」
───────────────────◇────────────────────
○
根岸光洋委員長 では、以上で本日の案件は終わりました。ありがとうございました。
それでは、以上で
都市整備委員会を閉会いたします。
午後0時24分閉会...