• "緊急見直し対象事業"(/)
ツイート シェア
  1. 世田谷区議会 2020-05-28
    令和 2年  5月 オリンピック・パラリンピック等特別委員会-05月28日-01号


    取得元: 世田谷区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    令和 2年  5月 オリンピックパラリンピック等特別委員会-05月28日-01号令和 2年  5月 オリンピックパラリンピック等特別委員会 世田谷区議会オリンピックパラリンピック等特別委員会会議録第五号 令和二年五月二十八日(木曜日)  場  所 大会議室  出席委員(十二名)    委員長         田中優子    副委員長        阿久津 皇                おぎのけんじ                和田ひでとし                岡本のぶ子                津上仁志                桜井純子                中山みずほ                神尾りさ                田中みち子                あべ力也                そのべせいや  事務局職員    議事担当係長      菊島 進    調査係主任       丸山卓也
     出席説明員   スポーツ推進部    部長          内田政夫    スポーツ推進課長    須藤剛志    オリンピックパラリンピック担当課長                中潟信彦    副参事         野元憲治   交流推進担当部    部長          小澤弘美    交流推進担当課長    山田一哉   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇ 本日の会議に付した事件  1.報告事項   (1) 令和二年度主要事務事業について   (2) その他  2.資料配付   (1) 公益財団法人世田谷区スポーツ振興財団における令和二年度事業について  3.協議事項   (1) 次回委員会の開催について   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇     午後零時五十九分開議 ○田中優子 委員長 ただいまからオリンピックパラリンピック等特別委員会を開会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○田中優子 委員長 本日は報告事項の聴取等を行いますが、引き続き、新型コロナウイルス対策を講じてまいりたいと思います。理事者の報告は簡潔明瞭に、委員の質疑は要点を絞るなど、会議の時間の短縮に御協力をいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。  また、今回から発言の際はお手元のワイヤレスの使用をお願いいたします。  それでは、1報告事項の聴取に入ります。  まず、(1)令和二年度主要事務事業について、理事者の説明を願います。 ◎内田 スポーツ推進部長 それでは、令和二年度主要事務事業について御説明をいたします。  一枚おめくりいただきたいと思います。目次がございます。スポーツ推進部事務事業が四つ、交流推進担当部が二か所でございます。この主要事務事業のうち、主立ったものプラス目次の一番右に書かれている緊急見直し対象事業を中心に御説明をいたします。  それでは、一ページを御覧いただきたいと思います。左上、生涯スポーツ地域スポーツの振興でございます。真ん中に目標が掲げられてございます。右のほうが事務事業の内容ということで、スポーツ推進計画、そして後期の計画の推進を実施をしてまいります。具体にいきますと、東京二〇二〇大会を契機といたしまして、障害者スポーツの推進等に特に力を入れて取り組んでいくものでございます。  そして一番下、3東京二〇二〇大会に向けての事業調整でございます。今般、東京二〇二〇大会が延期となりましたので、今年度の事務事業を見直していくものでございます。  次に、二ページを御覧いただきたいと思います。右の4世田谷246ハーフマラソンの実施でございます。(1)は目的、今回でマラソンは十五回目となります。このマラソンは、実行委員会スタイルを取っております。  (3)で、ハーフマラソンプラス健康マラソンを実施をするということで、実施日につきましては令和二年十一月八日を予定してございます。選手を募集するために、募集期間が七月一日から一か月でございます。  募集するに当たりまして、来月、六月二十五日、毎月二十五日に発行されている区報と一緒に載せている「文化・スポーツ情報ガイド」、プラス、ホームページで募集をかけます。ただ、コロナウイルスがございますので、その中には、新型コロナウイルス感染症の状況によりまして大会を中止する場合がありますということを添えさせていただきます。最終的な判断は、八月の中旬までを予定してございます。八月といいますのは、七月に募集をし、その方々に当選、落選等の結果を出すのが八月の中旬でございます。ですので、最終判断は八月の中旬までということになります。  (4)で、平成三十年度から246ハーフマラソン出走権ということで寄附の募集をしておりましたけれども、今般、新型コロナウイルス感染症の関係で大会が確実に実施できるという見通しが現段階では立っておりませんので、今年度につきましては、この寄附の募集を行わないというふうにしてございます。  次に、三ページをお開きいただきたいと思います。三ページの右の上の部分につきましては、元年度のハーフマラソンの実績でございます。  次が5の世田谷子ども駅伝の実施、この事業は教育委員会との共催でございまして、今年度が第十回目になります。昨年度から大蔵の総合運動場を使っております。理由といたしましては、昨年、台風十九号がありまして、これまで二子玉川緑地運動等で行ってきたものを、ここではできないということで、昨年度から大蔵の総合運動場になりました。今年度につきましても、大蔵の総合運動場で実施をする予定でございます。実施日につきましては、十二月二十日を予定してございます。  参考でチーム数が十一チームとなっておりますけれども、五十七チームの誤りでございます。申し訳ございません。訂正をさせてください。五十七チームでございます。  次に、四ページをお開きいただきたいと思います。6障害者スポーツの推進で、ボッチャの取組みということで、二〇二〇ボッチャ大会、これは第二回目になります。十一月二十八日の実施、場所につきましては、昨年度と同様でございます。参考で、昨年度の場所を記載をさせていただきました。  課題としては、多くの方、特に障害のある方に参加してもらうという部分と、あと今般のコロナウイルス対策を十二分に行うということで、企画案を今調整をしているところでございます。  五ページでございます。②施設へのボッチャボール等の配置は緊急見直し対象事業で、寄附の活用でございます。世田谷サービス公社から寄贈されたもの、ボッチャボール二十八セット等でございます。配付先につきましては、児童館等々でございます。  (2)障害者スポーツ体験会の開催も緊急見直し対象事業で、規模の縮小と、あと経費の削減でございます。実施日につきましては、二月の中旬を予定しております。元年度につきましては、希望丘で、車椅子バスケ、シッティングバレー、ボッチャ等を実施をいたしました。  次のページを御覧いただきたいと思います。六ページでございます。(5)障害者スポーツ用具貸出事業で、ボッチャだけではなくブラインドサッカー等々について貸出しを行っております。  次に、七ページでございます。(6)障害のある人もない人も共に楽しめる事業の実施でございます。緊急見直し対象事業で、上半期、八月、九月に実施を予定いたしました研修会等は休止ということで、今後の予定は、令和三年の二月、三月の交流事業研修事業でございます。  次に、八ページを御覧いただきたいと思います。八ページ右上、1拠点スポーツ施設整備事業で、ここは緊急見直し対象事業でございます。上用賀公園拡張用地におけるスポーツ施設体育館等の部分につきまして、基本計画等につきまして検討を行う予定でしたけれども、今回のコロナウイルス感染症の影響によりまして、緊急見直しということで、ここは経費を削減し、一年延期というものでございます。  次に、2スポーツ施設の整備・改修、ここも緊急見直し対象事業で、この中の(1)大蔵運動場陸上競技場インフィールド人工芝化改修工事につきましては中止ということで、減の対象になっております。それ以外に、(2)から(9)の部分については実施を予定をしているところでございます。  このうちの(8)二子玉川緑地運動場災害復旧工事は、現段階におきまして、野球場が六面のうち三面、少年野球場が三面のうちの一面、合計四面、プラス、ゲートボール場がまだ復旧できておりません。ここはどういう形でするのかということで、困難な部分もありますけれども、次回以降に委員会に改めて報告をさせていただきたいと思います。  次に、九ページでございます。ここからがオリンピックパラリンピックの関係でございます。  1のところで、アメリカ合衆国選手団のキャンプの受入れということで、(1)、一年先延ばしになりましたので、来年度、いつにするかということで、今、USOPCと調整をしているところでございます。  (2)は区民との交流ということで、アメリカから日本に今来られない状況がございますので、どのような形で交流をするのか、レター交流、プラス、ビデオ交流も含めて今協議をしているところでございます。  次に、一〇ページを御覧いただきたいと思います。一〇ページ右上、(1)普及啓発事業は見直しということで、シティドレッシング、そして百日前のイベント、そして「馬!ふれあい出張授業」でございます、特に「馬!ふれあい出張授業」は、今年度六月に烏山小と千歳台小で予定しておりましたけれども、コロナの関係で延期となっております。今年度、どういう形で実施するか、JRAと調整をしているところでございます。  次に、一一ページを御覧いただきたいと思います。一一ページ、真ん中より下、(2)大会関連事業緊急見直し対象事業ということで、①から④の全ての部分について経費の減ということで中止をさせていただいたところでございます。  次に、一二ページを御覧いただきたいと思います。一二ページの真ん中、3の部分でございます。3の(1)上用賀公園拡張用地大会組織委員会にこの土地をお貸しして、駐車場等に使うという部分がありましたけれども、一年延びましたので、再調整を行うというところでございます。  最後、一三ページ、新実施計画(後期)の推進の部分でございます。ここの部分につきましては、今年度は令和元年度の水準で実施することを原則とし、休止、先送り、事業規模の縮小等の見直しを図ります。なお、行政経営改革の取組につきましては、今後の厳しい財政状況を踏まえた持続可能な強固な財源基盤を構築するため、継続して実施してまいります。  ここまでがスポーツ推進部でございます。 ◎小澤 交流推進担当部長 それでは、交流推進担当部主要事務事業について、主な内容を御説明させていただきます。  一四ページを御覧ください。ホストタウン交流連携事業につきましては、アメリカ合衆国ホストタウンとしての取組を進めます。具体的には、アメリカ大使館等との交流事業や、来日するアメリカ合衆国選手等との交流事業を予定しておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、開催内容や実施時期につきましては、関係機関と調整してまいります。  次に、一六ページを御覧ください。共生社会実現に向けた取組みについてでございます。障害理解の促進と障害者差別の解消、共生社会ホストタウンの推進など、区民、団体、事業者等との連携、協働の下に多様な取組を展開し、共生社会の実現を目指してまいります。令和二年度につきましては、川崎市と共催いたしまして、二子玉川共生社会ホストタウン登録自治体とともにイベントを開催いたします。なお、本事業につきましては、ホストタウン自治体としての要素も盛り込む予定でございます。  次に、一八ページを御覧ください。うままちプロジェクトでございます。馬事公苑周辺魅力向上に向けた取組につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、具体的な手法や時期などにつきましては、見直しを行い、進めてまいります。  次に、二三ページを御覧ください。オリンピックパラリンピック教育の推進でございます。(10)の花のおもてなしプロジェクト・オリパラ体験の共有化といたしまして、総合運動場大蔵運動公園区立小学校児童による花の装飾や壁新聞・記録誌につきましては、大会の延長により事業そのものを延期いたします。  また、(11)の競技の観戦につきましても、延期いたします。  最後になりますが、二七ページを御覧ください。おもてなしプロジェクト事業についてです。新型コロナウイルス感染症の影響や東京二〇二〇大会の延期によりまして、コミュニティライブサイト交流事業や区、区民、事業者が一体となって区を訪れる方々をおもてなしする事業につきましては、事業手法や時期を見直し、延期または中止という形で進めてまいります。  御説明は以上です。 ○田中優子 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆岡本のぶ子 委員 今、るる御説明いただいた中で、一つ伺いたいのは、八ページの緊急見直し対象事業の中の(1)大蔵運動場陸上競技場インフィールド人工芝化改修工事(中止)というものなんですけれども、これは延期ではなくて、この事業そのものの計画も中止というふうに考えるんでしょうか。 ◎須藤 スポーツ推進課長 この人工芝化の中止の表現ですけれども、今年度中止ということで、次年度以降の計画のほうで改めて検討はしてまいりたいというふうに思います。 ◆あべ力也 委員 246ハーフマラソンの件ですけれども、障害者の参加ということで、議会のほうでも質問させていただいて、区長の回答では、車椅子を使っての競技とかということを検討したいという回答を得ているんですが、それについては、どういうふうに246ハーフマラソンに取り入れていくのか、御回答いただきたいと思います。 ◎須藤 スポーツ推進課長 お話をいただきました障害者の部分につきまして、まず、今現在のところで申し上げますと、246ハーフマラソン実施そのものについての検証をさせていただいているという現段階の状況です。お話をいただきましたものについて、どのような形でその中で表現できるものなのか、それが、申し訳ありません、次年度以降になってしまうものなのかということを含めて、今まさに検討中というところでございます。 ◆あべ力也 委員 当特別委員会は、等が入っていますけれども、その名前のとおり、基本的にはオリンピックパラリンピックに関連した事業等を、特別委員会という直近の課題を協議をしていくという一つの場だと思っているんですが、肝心のオリンピックパラリンピックが一年間、延期をされたと。  今現状では、コロナウイルスが収束をしないというような状況の中で、一年後の開催もどうなのかなというように、国民もほとんどそう思っているような状況で、コロナウイルスに関連した緊急見直し対象事業というのが相当数あって、当委員会で、例えば理事者側から説明をいただくもの、また、その説明を通して我々がいろいろ質問をしたり、審議をしたりという項目そのものが、審議内容が減るというような状況なものですから、例えば緊急見直しをして、これはもう繰延べしちゃって、この委員会では当分協議をしない。一年後ぐらいにならないとやらないとか、いつ頃からその審議をするとか、そういうタイムスケジュールを出していただいたほうがいいと思うんです。  じゃないと、この委員会そのものが形骸化してしまって、もちろんオリンピックだけじゃないということで、等とついているわけですから、それ以外のことといっても、審議内容そのものが減ってしまうということで、当初、議会の中で、このオリンピックパラリンピック等特別委員会というのを今期つくったという意味そのものが頓挫してしまっているという状況なものですから、この委員会の中でどういう審議をしていくかということも、委員長、副委員長も含めて、例えば議運なのか、理事会なのか、そこら辺でも協議していただきたい内容だと思うんです。  それにしても、この委員会に提示していただく内容とかタイムスケジュールとか、そういうことも含めて、今般の主要事務事業という冊子をいただいておりますけれども、特にタイムスケジュールの部分が大事かなと思いますので、その辺はどういうふうに検討するのか、部長のほうからお聞きしたいと思うんですけれども。 ◎内田 スポーツ推進部長 オリンピックパラリンピックが来年度実施できるかどうかというのは、私どもとしてはぜひ実施をしたいという気持ちはありますけれども、今の状況でいくならば、まだ確定がしていないというような状況でございます。情報によりますと、今年の十月が、考えるに当たっての一つの十月という部分があるんではないかというような情報もありますけれども、定かではないという状況でございます。  私どものオリンピック関連の例えばイベントですとか、オリンピックに関連する事業の取組という部分につきましては、実は緊急見直しの部分で、大部分を削っております。今の段階でオリンピック関連機運醸成等をやっても、そこは時期尚早だと思っております。ですので、今年度の部分で申し上げますと、オリンピックが実施という部分の確定があって初めて、ある程度計画は立てますけれども、そして、今年度の後半に事業展開ができるかというのが正直なところだと思います。  もう一方で、オリンピックが実施ということになれば、来年度の前半、四、五、六月ですけれども、力強く事業展開をやっていかなくてはいけないんですけれども、そういう意味では、今の段階では少し宙ぶらりんの状況がございます。  経費の部分をかけるわけですから、効果がなきゃいけないということがありますので、オリンピックが確定した後の事業展開をしたいということで、かなり削減をしている。もちろん現実的に、聖火リレーですとかいう部分が、今、本年度無理という部分もありますけれども、事業展開の中で、機運醸成等々の部分につきましては、かなり削減をしております。  ただ、オリンピック以外の部分で、当然にスポーツという部分がありますので、障害者スポーツ、これはオリンピックがあってもなくても事業を実施していきたいと思っておりますし、かつオリンピックを契機として事業展開をやるんだというところで表記をしておりますので、そういう意味では、オリンピックの部分のところとは関係ないとは言いませんけれども、仮にそこの部分が実施になったとしても、障害者スポーツの部分についてはぜひ力を入れていきたいと思いますので、本年度の部分について、障害者のスポーツについては、やはり力を入れて取り組んでいきたいというふうに思っております。 ◆あべ力也 委員 委員長、副委員長にも、検討していただきたい、協議していただきたいのは、本来的な課題が頓挫してしまって、今、部長が言われたように、緊急見直しで行わない事業がほとんどという中で、委員会運営そのものにも関わってくる内容だと思いますので、委員会運営協議内容も含めて、本来であれば、予定どおりオリンピックパラリンピックがあれば、委員会存在価値もあるんでしょうけれども、今、部長がオリンピックパラリンピックばかりじゃなくて、スポーツ推進というような課題について協議をしていくということですけれども、何せオリンピックパラリンピックに関するものがぽんと飛んでしまったということで、それだけでは、この委員会の名前、オリンピックパラリンピックを冠している委員会としては、協議していく上で、方向性をしばらくの間、変えなくちゃならないというようなこともあると思うので、委員会運営上の課題として、検討していただきたいというふうに正副にも要望しておきたいと思います。  部長の話はよく分かりましたので、よろしくお願いいたします。 ○田中優子 委員長 ただいまのあべ委員からの御提案というか御意見なんですけれども、場合によっては、オリンピックパラリンピック等特別委員会というメーンがオリパラになっている委員会名前自体も、本当にこれが中止となった場合、中止となって、その内容はこの委員会で検討する必要がなくなると、決まった後には考えなければならないことであるというふうに私も感じております。それは、その後で、また議運等々で話合いを進めていかなければいけないのかもしれません。  しかしながら、スポーツの推進、それから内田部長からお話しがあった障害者スポーツ等を含め、非常に大事な課題でありますので、委員会自体が全て必要なくなるというものではないというふうに、今の時点では私も考えておりますので、状況を見て、今後の課題として受け止めたいと思います。よろしいでしょうか。  ほかにございますか。 ◆津上仁志 委員 私も委員長と同じ意見で、オリンピックが中止になった場合はこの委員会をどうするという検討は入ると思うんですけれども、そうでない限りは、やっぱりいろいろ準備もありますし、いろいろ検討状況も知りたいと思いますので、ぜひ継続していただきたいと思うのですけれども。  それで、今、コロナ禍の中で、前までは人を集めて機運を高めていくというふうな流れで、いろいろイベントも進んできましたけれども、これから、そういうわけにもいかなくなってきます。今年度は延長だったりとか中止だったりということになっていますけれども、今後、イベントを大きいところにぼんと集めてやるというのが多分難しくなってくるんだろうなと思うんです。そうなった場合、数を多くして人数を少人数でするみたいなことも考えられるし、その場にいらっしゃらなくても動画で流してみたりとか、いろんな参加の方法、スタイル、やり方はあると思うんですけれども、そのあたりの検討というのはどのようにお考えですか。 ◎小澤 交流推進担当部長 先ほど内田部長からもお話しありましたけれども、交流推進担当部も、やはりホストタウンであることの周知であるとか、あとおもてなし・交流・参加実行委員会につきましては、オリンピックパラリンピックを契機として立ち上がった委員会ではありますけれども、その取組については大会終了後も継続していくということを確認しておりますので、今回のこういった事業につきましては、手法をまず見直したいということは事務局の産振公社とも話し合っておりまして、具体的には今後ちょっと検討を進めていくんですが、今御提案がありましたようないろいろな方法、例えばランタンの火ももう取り込んでおりますし、そういったものを皆さんやっぱり広く見ていただくのを、例えばどういった形が一番よいのか、そういったことも含めて検討していきたいというふうに思っております。 ◆津上仁志 委員 例えば少人数でやるのであれば、費用対効果という部分も非常に問われてくると思います。今までもそうでしたけれども、そのあたり、なるべく明らかにしていただいて御報告、また検討していただきたいというふうに思います。  細かいお話を少し聞きたいのが、小学生の子たちがお花を育ていて、おもてなしでやるというお話が進んでいましたけれども、これは中止ということになったんですけれども、お花はもう育てられているんですよね。 ◎山田 交流推進担当課長 お花自体は、子どもたちは学校がまだスタートし切れていない部分もございますので、お花について、私もまだ完全に把握はしているわけではないんですけれども、育てるのであれば、これから育てていくのではないかと。  そのときに、昨年度で申し上げますと、用賀駅の出口のところに一部飾ったんです。もう一か所が、総合運動場体育館の前にお花を飾ったりいたしまして、それで子どもたちの育てた花を飾ったりいたしました。今年度につきましては、教育委員会のほうで一旦延期ということで御判断いただいています。ただ、この目的ではない形で、子どもたちは別の自分たちが植物を育てるという教育はされるのではないかなと思っておりますので、それが二〇二一年、来年度のオリパラのときに、どのように教育委員会として組み立てていくのか、そこは改めて情報交換していきたいと思っております。 ◆津上仁志 委員 分かりました。まだ育てていらっしゃらないということでしたら、もし育てているなら、どこか披露する場があったほうがいいなと思ったので、それで質問させていただきました。 ◆岡本のぶ子 委員 スポーツ所管のほうに伺いたいんですけれども、五ページから六ページ、七ページと障害者のスポーツのことが触れられていて、その中で規模縮小ですとか、そういった表現も出ております。コロナ禍によって、例えば障害者スポーツのレクレーションでしたら、年四回のところを二回にせざるを得なくなったとか、そういうことは分かるんですけれども、三密を避けるという意味で、参加される方の人数も絞らざるを得ないということも出てくるのであれば、こちらの七ページの七番目に、ハード、ソフト面の基金の活用ということが掲げられているので、できれば、その場には来られないけれども、障害のある方たちがレクリエーションをオンラインで体験できるようなことも、今後新しい生活様式という中でのスポーツの楽しみ方ということを考えますと、障害者スポーツに、世田谷区として、このオリパラを契機に力を入れていくんだというところから、オンラインでの皆さんへの提供ということも視野に入れて、規模縮小ばかりが何となく表に出てこないような工夫の仕方で、規模の縮小はしないというんでしょうか、もっと広がりを見せていくような、そういった取組ができないかと思うんですが、そういった話合いはされているのか伺いたいんですけれども。 ◎須藤 スポーツ推進課長 今お話しいただきました障害者スポーツに実は限らず、スポーツ振興財団がふだんから体操教室ですとか、様々な実施をさせていただいております。そうしたものについて、今、テレビとかを含めまして、ネットの中で様々なやり方が出てきていまして、例を言えば、ユーチューブに動画を上げて、それを皆さんに見てもらうという手法もあれば、ズームのようなオンラインで、その場でやりとりをするような形の指導とか、様々な手法があります。  スポーツ振興財団のほうでも今その検討に入っておりまして、新たな生活様式の中でどういう工夫をすれば御参加いただけるか。その場合に、どういうサービスであれば、例えば有料、無料で提供するということもあるので、障害をお持ちのお子さんには、その障害の特性によって、やっぱり理解できること、できないこととか様々出てきますので、そういう部分では、今度、例えば手話を入れていくものがあるのかとか、表現の仕方とか、それから、やっぱり直接会って遊びたいというお子さんも多分いらっしゃると思うので、そのサービスの提供の仕方というのを様々検討していきたいと思っております。そういったものを今後ちょっと事業展開としては整理をさせていただいて、まだ、これでいけるというものではありませんけれども、こういう時期ですので、準備が整って、環境ができそうなものについて、先ほどのスポーツ推進基金の活用も含めまして検討を進めていきたいというふうに考えております。 ◆岡本のぶ子 委員 ぜひ新しい在り方、生活様式ということが求められていますので、その中でのスポーツの普及というものを考えていただければと思います。 ◆神尾りさ 委員 今までの質問にも関連する部分があるんですけれども、今、コロナ禍で部署によって異なると思うんですが、皆さんの部署が通常行うべきだった業務をどのぐらい実施できているのかというのを伺いたいと思います。  コロナのほうに、多分、交流推進はほとんど今コロナ対応じゃないかと思うんですけれども、スポーツのほうもコロナ対応に人を出されているとか、あとテレワークされていて、ちょっと業務が滞っている部分があるのかとか、今のコロナの状況下で、どのぐらい本来するべき仕事というのが実施できているのかというのを伺います。 ◎須藤 スポーツ推進課長 スポーツの部分で申し上げますと、先ほどちょっとお話があったように、庁内でスポーツ、それからオリパラ課も含めまして、スポーツ推進部として応援を出させていただいている職員も一部おります。  それ以外に、もともと施設を持っていましたので、施設の年度当初の動きとコロナ禍で実際に運休している間、施設の維持管理というのをどうして、再開するにはどうするんだという検討と、それから、スポーツでいうと二子玉川の被害があって、その工事は進んでいるとかということを含めて、先ほどの事業を財団とどうやって実施していくのかという検討もそうなんですけれども、様々な事業の検討としては今させていただいております。  その中で、テレワークで家で仕事をしてもらうという中では、年度の計画を自分で見直して、きちんとつくって、それについて出てきたときに確認をさせてもらってというような行為も含めて、今進めていると。全体的にはそういった状況になります。 ◎山田 交流推進担当課長 私どもの交流推進担当部は、今、委員お話しのとおり、部長以下全員が特別定額給付金担当の業務を担ってございます。それの業務が終了し次第といいましょうか、それを目安に、今後、ここに書かれております様々な事業の見直しをしながら、交流推進担当のほうの業務を再開させていくようなイメージを持ってございます。
    神尾りさ 委員 交流推進の時期的なめどというのは分かるんですか。今の業務がいつ頃ぐらいにけりがついて、五割ぐらい交流推進の仕事に戻せるとか、そういうめどというのはありますか。 ◎山田 交流推進担当課長 特別定額給付金の申請自体が八月の下旬、二十七日が申請期限となってございまして、そこで全ての業務が終わるというわけではございません。その後、様々区民の皆様が申請いただいた情報の残務整理といいましょうか、その後、到着といいましょうか、手続、いわゆる支払いの手続とか、様々出てまいります。そうしますと、九月終わりなのか、十月に入ってしまうのか、そのぐらいまでかかるのではないかなというふうに考えてございます。 ◎小澤 交流推進担当部長 今、課長のほうから御説明させていただいたんですが、特別定額給付金の事業につきましては、今、ピークを迎えていまして、ここにつきましては、さっき課長からお話ししたように、八月二十七日が締切り期限とはなっております。  ただ、本日以降からかもしれませんが、ポスト投函させていただくんですが、おもてなし・交流・参加実行委員会のほうも意識啓発などは続けておりますので、そういった部分につきまして、事業の仕事量、またほかの担当の仕事量も含めて考えていきたいと思いますが、まず八月ぐらいまでは特別定額給付金のほうの仕事量が多いというふうに考えておりますので、それ以降、事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の状況も踏まえまして、おもてなし、またホストタウンの事業について、担当のほうを元通りに仕事が進めるような体制を考えていきたいというふうに思っております。 ◆神尾りさ 委員 ありがとうございます。  オリパラという名前の委員会ですけれども、私はこの委員会は区の文化施策とスポーツ施策を任されている、特に、期限つきではありますけれども、オリパラがあることでできる政策というのがある。今、コロナによって世間一般のこれまで文化、スポーツをやってきた人たちが諦めざるを得ない状況になっていると思うんです。一番懸念するのは、なりたいと思っていた卵の人たちが夢を諦める状況にこれからどんどんなっていくんじゃないかなと思っていて、その中で、税金を使って、それなりの経費を使って何かできるという区の政策というのは、やっぱりすごく価値があるものじゃなきゃいけないし、皆さん自身が文化のプロとかスポーツのプロではないかもしれないですけれども、そのプロの方以上のものをつくらなきゃいけないような責務というんですか、そういうものがあるんじゃないかなと思っています。  それで、今回、今までの災害、いろんな災害があったときにも、やっぱり文化とかスポーツは一番に経費が削られる部分だと思いますし、それによって、一度は収束してしまって、今回でいうと、これまでつくってきた機運醸成の波みたいなものが一回ゼロ、もしくはマイナスになってしまったかもしれないと思うんですけれども、これが今、恐ろしいのは、ここで終わりじゃなくて、第二波があり、第三波があるかもしれないという予測がされている中で、本当にそれが起こったときに、第一波のときにはゼロでしようがなかったかもしれないですけれども、また同じものが来て、ゼロにするのはちょっと惜しいなと思っているので、それを先ほども出てきたテクノロジーを使うなり、そのアイデアが、人が集まるということが一番の特徴だと思うので、それができない中で何ができるのかというのは本当に模索していただきたい、検討していただきたいと思いますし、こういう状況下だからこそ、チャレンジすることが許される部分もあるんだと思うんです。だから、そこをもうちょっと真剣にというか検討していただいて、世界でどういう取組がされているのかとか、研究をするとか、あと、国際的なつながりを持って何かやるということも多分可能だと思う。アメリカと一緒にズームを使って会話なんていうのも可能だと思いますし、そういったことも、とりあえずやってみるということが今はすごく大事とされる時期だと思うので、そこに力を入れていただきたいなというふうに要望します。 ◆あべ力也 委員 実は先ほど委員長、副委員長にこの委員会のありようについても検討していただきたいという要望をした一つの根拠には、ここに出席をしていただいている理事者の職務の枠組みが現状変わっているということもあるんですね。というのは、先ほどちょっとお話がありました国際交流推進部の小澤部長が、今、特別定額給付金の担当部長を兼務をしているというようなことで、出席理事者の職務の枠組みそのものが変わっているというような状況の中で、ほかの四特別委員会を見回してみると、災害・防犯・オウム問題対策等特別委員会が、もしかすると感染症も関連のある内容になるのかどうか、ちょっと分かりませんけれども、ただ、例えば今回のコロナの問題での給付金であったり、そういう問題について、名前を変えなくても、その枠組みの中でそういった問題をこの特別委員会で、せっかく関連の部長が出席をされている、兼務をされているということなので、そういった課題をこの中で話していくということも、私はいいんじゃないかなと思っているんです。  特別委員会は、特に五常任委員会と比べて、直近の様々な課題に対応するために特別委員会という形を取っているので、様々課題がある中で、今、全国民も、世田谷区民もコロナをどういうふうにして乗り切っていくのかということが、まさに直近の課題としているわけですから、特別委員会の中で、こういった議論もしていくべきであると思うし、対策に関して説明等を、例えば給付金の問題についての中でお話をいただいて、区民等に情報提供をしていくとかということも必要だと思いますし、もちろんオリンピックパラリンピックスポーツに関連する課題もやりながら、それが減った部分をそういうものに振り向けていくということも、私は必要なことなんじゃないかなと。  先ほど収束がいつで、その業務がいつ終わるのかという話がありましたけれども、第二波、第三波ということになれば、給付金は今回のもので済むのではなくて、また政府のほうで補正予算等を組んで、二次的な給付金を検討するというような話も現実に出ておりますし、そういう様々な国の対策に合わせたコロナウイルスの収束までの間に様々な課題があるわけですから、それに対してもどういうふうに取り組んでいくということも、議会としての責任だと私は思いますし、直近の課題を解決していく、話し合っていくというのであれば、特に課題が様々変更を生じている中で、この委員会でそういうことを出席の担当部長が枠組みも変わっているという中で、その点について検討していくということも、私は検討していいと思うんですけれども、その辺は正副にお任せしますので、議会のほうのこうした枠組みは、多分、理事会や幹事長会、議会運営委員会等で検討するんだと思いますけれども、そういうことも含めて大きな課題だと思いますので、ぜひ検討していただきたいということで、正副のほうに、その辺も含めて申入れをしておきたいと思います。 ○田中優子 委員長 今、またあべ委員のほうから貴重な御意見をいただいたと思うんですけれども、こちらの委員会は、小澤部長にしても山田課長にしても、給付金担当の立場で出席されているわけではなくて、あくまでも交流推進担当部長として、また交流推進担当課長としての出席であるわけです。また、特別委員会の役割というのも、既に議会運営委員会で確認されて、議会で決定されている事項として、特別委員会の運営も図られているというふうに毎回確認しているわけです。ですから、ただいま設置されているオリンピックパラリンピック等特別委員会におきましては、その内容の中でやっていくのが筋であるというふうに私は思います。  特別定額給付金等々につきましては、それなりに担当のところで報告もされ、質疑もなされているというふうに考えますので、その委員会の内容を、特別定額給付金や新型コロナウイルス対策の関連のことを現この委員会において議論することを議会運営委員会に諮るというものではないように私は考えておりますけれども、もしほかの委員の方で御意見がありましたら、伺いたいと思います。 ◆あべ力也 委員 私は、ここでそれを決定していただきたいとかと言っているわけじゃなくて、委員会特別委員会というのは喫緊の課題を解決するということで、具体的な内容についてやっているわけですよね。もちろん各期が始まるときに、その枠組みを決めているわけだけれども、まさに、こういった今まで経験をしたことのないような危機に直面をしていて、役所の担当の理事者の役職も変更したり、兼務をしたりとかと言っているような状況の中で、まさに区民はそういう課題をしっかり検討してもらいたいと思っているんだと思うんです。現にいろんなそういう話が来ているし、そういった意味で、今、正副で決定してくれとか何とかというのではなくて、委員会の中でもこういう意見があったけれども、例えば理事会なり幹事長会なり、議運なのか分からないけれども、そういうような枠組みそのものについても、どこかと変えろというんじゃなくて、この委員会で審議するものについて、オプションで、期限を区切ってもいいから検討できるようなことがあったらいいんじゃないかという提案があったということで、そういう話を例えば委員長なり副委員長なりが提案するといった場合は、どこに提案するんですか。理事会ですか。幹事長会ですか。それとも議会運営委員会になるんですか。 ○田中優子 委員長 私の考え方は先ほど述べたとおりでございますけれども、そういう御意見があったということは、しかるべき場所に報告はさせていただきたいと思います。 ◆あべ力也 委員 委員長の御見解なりなんなりは、今お聞きしましたけれども、私は全体の議会運営の中で、今一番区民にも求められている直近の課題というのは、コロナに関するものであったり、給付金の問題であったりというようなことを、そもそも特別委員会が発足したときに、そういうことは想定をしていなかったということで、ただ、今、オリンピックパラリンピック等特別委員会というような中で、もちろんスポーツも含めて様々な課題を解決をしていかなければならないんだけれども、コロナに関する課題とかということも、もしできるならば審議する内容とかが緊急対策で……。 ○田中優子 委員長 あべ委員、御意見が重複しております。もう十分伺いましたので。 ◆あべ力也 委員 減ったということで、それに代わるものとして審議するということもできるんじゃないかという意見があったということで、そういうところで議会としての方向性なりなんなりということを検討していただきたいということは、委員長、副委員長のほうから、こういう話があったということでお話をしていただければということだろう申入れですので、全体としてどう考えるかというのは、個人的な見解ではなくて、議会全体としてどういうふうに考えるのかということを問うているわけですから、こういう話があったということをしかるべきところで御検討していただきたいという申入れですので、よろしくお願いいたします。 ○田中優子 委員長 御意見承りました。  ほかにございますか。 ◆桜井純子 委員 今日、主要事務事業の説明を受けて、これまでに本当に大変な思いをして準備してきたことが、延期だったり、中止だったりというふうになってしまうんだなと思って、私もちょっと寂しい思いでお話を聞いていました。  子どもたちオリンピックパラリンピックを本当に楽しみにしていただろうなと思いますし、大人でも、かつて東京オリンピック、子どもの頃に見たんだという人が世田谷区の中にもたくさんいらっしゃって、すごく期待していたんだろうなと思って、これをどういうふうに世田谷区の中で、次のオリンピック、来年するかどうかはまだ分からない状況でもあるけれども、大変苦しい状況の中でどう過ごしていけばいいのかなということを感じてきました。  コロナの自粛生活の中で、いろいろな状況というのが報道とかテレビとか、いろいろなところで見えてきましたけれども、その中で、やっぱり体を動かすことというのがどんなにメンタル的にも元気を与えるのかということが、それはみんな分かってきたなということがあると思うんです。先ほどもいろいろなツールを使って、スポーツを伝えていくことができるじゃないかというようなお話もありましたけれども、本当にスポーツということを特出しして、世田谷区がずっと歩んできた世田谷の政策というものをやっぱりどんどん推進をしていってほしいなと私は思いますので、コロナの状況で人と触れ合うのを少し遠慮しなくてはならない状況にはなっているけれども、世田谷区は体を動かすこと、スポーツをすること、そういうことを区民の皆さんには本当に大切な政策として、これからも続けていくということを、元気につないでいってほしいなと思います。  今やっちゃいけないんじゃないかなとか思いながら、すごく自粛を自主的にしていて、どこが軸になったらいいか分からないような状況にあると思うので、世田谷区は私たちのスポーツを引っ張って、明るくやってくれるんだなということが分かるようなことをぜひ早めに発信をしていただきたいということと、あと交流推進に関しては、本当に大変な思いをしてきて、四月以降、本領発揮というところだったのにもかかわらず、とても残念な思いをしていらっしゃるんだろうなと思いますけれども、共生社会をつくるというのは、これからやっていかなくてはならないことでもあるので、ぜひ八月以降、これまで培ってきたものを発揮をしていただきたいなというふうに思いますので、八月、九月以降に、例えばオリンピックがどういうふうになったとしても、交流推進というのはやっていかなくてはならないし、この主要事務事業を見ると、障害者の理解というところにも、教育委員会と町をつなげる役になっていくわけですよね。ですから、そういうところも思い描いて、ちょっと苦しい時期だけれども過ごしていただければなというふうに思いますけれども、今後、区民を元気づけるために、こんなふうにしていきたいなということがあったら、ちょっとお話を聞かせていただければと思います。 ◎内田 スポーツ推進部長 いろいろ御意見、各委員さんのほうからいただいております。やはりステイホームということで、人と人とのつながりですとかフェース・ツー・フェースですとか、コミュニケーションがなかなか取りづらくなってきているというところで孤立感を感じている方もいるし、逆に体を動かさないで、高齢者の方が体力が弱っている、歩けなくなってしまうのではないか、いろいろひずみが出てきている状況だと思います。  そういう意味では、私どものほうの例えば障害者スポーツもそうなんですけれども、いろいろ各委員から御指摘をいただいた今までの従来の手法ではなく新しい手法、オンラインですとか、双方向、動画、ズーム、様々ありますけれども、そういう従来型ではないところでやっていかないと、今までの手法だけではもう駄目だというところが指摘をされているんだと思います。ですので、新たな手法で、我々としてもユーチューブを使ったり、フィットネスということで体を動かすということを区民の方にアピールするということが重要だというふうに思っています。そういうことをやらなければいけないというふうに思っています。  あともう一つは、やはり体を動かせ、動かせといっても、場所がないと動かせないという部分がありますので、この六月一日から、まず室外、いわゆる外の例えば野球場ですとかをオープンにしますけれども、私どもとしては、安全を確保しつつ、なるべく早く施設を開けることによって体を動かすこともできるし、そういたしますと、仲間と一緒、友達と一緒、あるいはほかの方々との三密を避けながらのコミュニケーションが取れるという部分がありますので、その映像等という部分もありますけれども、現実の部分として、いかに施設を早く開けるかというのは課題だと思っております。安全を確保しつつ、一気に全部というわけにはいきませんけれども、そこの部分は頑張っていきたいと思います。 ◎小澤 交流推進担当部長 ただいまお話しあったように、交流推進担当部は交流ということで、今回、新型コロナウイルス感染症の影響で一番制限があった部分だと思います。  先ほども御質問いただいているんですが、今、延期になったり、中止になったりしている事業がございますけれども、今年度やる予定の延期の事業につきましては、特にやはり交流という部分の新たな展開だと思っていますので、手法も見直しながら、実際、今、産振公社ともお話しをしているんですが、オンラインであるとか、具体的にはその辺も使いながら、どういったことができるかということをまず事業で見させていただいて、その事業を実施した結果、またどんなつながりができるかというところを整理しながら、今のおもてなし・交流・参加実行委員会も含めまして、どんなふうに展開するかというところを今年度、課題として進めてまいりたいというふうに思っております。 ◆中山みずほ 委員 不確定要素が多い中で、今決めなければならないこと、決められないことはあると思うんですが、端的に聞くと、オリンピックをやるとした場合はAプランとした場合、中止というのも結構言葉としてIOCのほうからも一部出てきて、いわゆる八月に、来年できないのであれば、来年の夏できないのであれば中止という言葉が明確に出てきている中で、Bプランみたいなものというのは、もう既につくられ始めているんでしょうか。 ◎中潟 オリンピックパラリンピック担当課長 今現在、先ほど部長も申しましたように、十月というところに何か出るんでなかろうかという話があるというところ、ただ、それにつきましても、政府のほうでは、そういったことはまだないということの打ち消しをしているという状況で、今現在ある情報につきましては、オリンピックの期間を一年延期するというようなところのものしか出てきていないという状況です。  さらに、日程は一日前倒しになっているんですけれども、曜日がずれていない。そのままのセッションでできるのであればというところで、今、まずは会場を押さえている。会場を押さえて、これまで計画していたセッションどおりできるかどうか、まずそれをIOCのほうで承認を受けてから出てくるというのが現段階であると思います。今、会場をどのように押さえられるかところを今動いている状況でございますので、様々な情報を待っているという状況でございます。 ◆中山みずほ 委員 ありがとうございます。  今おっしゃられたのは、つまり、やる方向の、会場押さえも含めてAプランのほうで、中止となったときも、今、桜井委員からもありましたけれども、やっぱりレガシーという言葉をずっと今まで使ってきたと思います。実際、私の息子も小学校でオリパラ教育を何時間か年間スケジュールの中にあって、もう既に障害者理解とか、息子を見ていると、何となく理解している部分もあるんだなとか、感動しているんだなとか、もう既に子どもたちの中にはオリパラ教育によって培ってきたもの、レガシーというものもできてきているとは思うんです。  仮に中止になっても、今あるものは決して無駄ではなかったと私は思っているんですが、ほかの委員からもあったように、仮にBプラン、中止になったとしても、もしくは中止を見越したものも含めて何かレガシーが残せるようなものを想定しておいていただく。十月まで待つ必要はないと私は思っていて、Bプランを立てておくことというのは大事なんじゃないかなと思っています。一応要望です。 ◆そのべせいや 委員 きつい言い方になったらちょっと恐縮なんですけれども、スポーツというのは、そもそも区民の生命ですとか精神的自由、財産というところについては直接関わらない事業であるというふうに私自身は捉えています。  オリンピックパラリンピックについては、もちろん一定の経済効果が期待できるという前提の下に、国、東京都が誘致をしていたというようなことがありますので、それは区民の財産などに一定の価値があったというふうに考えていますが、来年度以降、歳入が今後、恐らく期待できなくなる、税収は減っていくという状況の中で、世田谷区のスポーツの目的と区民に与える効果についてどう考えているのかということについて、極端な例を出すと、健常者という言われ方をする方、定型発達という言い方もできるかもしれませんが、そういった方々は、その辺を走っていれば一定の運動にはなるという一方で、税金を投入してやることの意義というところについても伺いたいです。 ◎内田 スポーツ推進部長 スポーツ、あるいは文化もそうだと思うんですけれども、やはりこれは人々の生活の中で欠かせない存在だというふうに私は思っております。それは、生きがいでしたり、やりがいであったり、あるいはコミュニケーションを仲間と取れるですとか、そういう部分において、もちろん健康の部分もそうなわけですね。頭だけではなく体を動かすことによって健康になる、あるいは病気にならない、寝たきりにならない、友達ができるということで、やはりスポーツというのは、万能とは言いませんけれども、かなり人々の生活の中で根差していて、必ず必要だと思っております。  ですので、いわゆる最低限の、おっしゃられたような形でスポーツはどうなのかということであれば、私は必要だというふうに思っておりますし、それは私どもが今オリンピックを契機として様々な取組をやっていますけれども、障害者のスポーツでしたり、あるいはスポーツをするための場の整備であったり、コミュニケーションであったり、障害者がスポーツをできるためにスタッフをそろえるですとか、そういう部分というのは、オリンピックのあるなしに関わらず、それは重要なことだし、私どものスポーツ推進計画にも掲げておりますし、そういう部分は重要ですので、やはり経費の削減という部分で、スポーツの部分についても、今現在では削減という部分もあるのかもしれませんけれども、それはやはり必要ですので、必要な部分は私どもは要求しますし、それがないと、世田谷区民に生活のいわゆる豊かさですとか、考え方ですとか、そういう部分はやはり低下をしていくと思いますので、スポーツ推進部としてはスポーツに力を入れていきたいと思いますし、ぜひ委員の皆さん方にもバックアップをしていただきたいと思います。 ◆おぎのけんじ 委員 先ほど内田部長からもちょっとありましたけれども、区内のスポーツ施設の緊急事態宣言解除を受けて、今後どう再開していくかという点について、この間、区から示された資料では、屋内施設については引き続き休止というような表現が多かったんですけれども、今後、東京都からガイドライン、ロードマップですか、それが示されてきて、それにもよると思うんですが、今後いかなる基準で再開を決めていくのかといったところと、あと、その再開を決めたときに、どうやって区民に周知をしていくのかという点についてお聞かせください。 ◎須藤 スポーツ推進課長 まず、スポーツ施設の再開について、順序として、感染の比較的少ない屋外で、その次に屋内ということで、順番としては考えておりました。その中で、一つ、まず一番大きかったのが、今回のことを機にコロナが収束したわけではないので、そこに対してどのような制限をかけてやっていくかということと、一遍に全てが再開してしまうことで、総合運動場のように屋内・屋外施設が集中しているところ、受付は実は一か所なんです。そうすると、全部を一遍にやってしまって、問題が起きるということあり得ますので、十分な検討はしたにしても、やはりそこはさらにもう一歩慎重にというようなところで、ちょっと屋外施設を先行させていただいているという状況もあります。  また、我々のほうの準備等も含めまして、なかなか遅いというようなお声もいただいておりますけれども、そういうところを含めて、急ぎ、国のほうの部分、それから東京都の部分のステップでも、屋内の施設で、東京都は最近変えまして、トレーニングルームすらも開放していいですよという基準を出してきましたので、そういうものに合わせて、なるべく早く開けられるものを、今、実は六月十四日、二週間をめどにということで全体の区の方針として出しましたけれども、スポーツについて、それよりも早く開けられるところを、まず財団等含めて管理者と相談して決めさせていただいて、速やかに開けられるものについては、ホームページ含めて適切な時期に、明日から開きますではなくて、その一週間前とか含めて情報提供を早めにしていきたいなというふうに考えております。 ◆おぎのけんじ 委員 かなり区民の方も注目している事案だと思うんですよね。一個一個、どこどこの施設はいつから開きますとかという形で、情報が断片的に伝わるというよりは、やはり区のホームページでも、ツイッターでも何でもいいんですけれども、一元的に見られるような広報の仕方というのが望ましいと思いますので、ちょっとそこら辺、工夫をしていただいて、あまり問合せが集中しないようにお願いしたいと思います。要望です。 ◆田中みち子 委員 今回のコロナによって、私たち、長期間、外出を自粛ということになったと思います。それで、私たちも会議等でもズームなんかが多くなって、本当にこれまでの在り方がまた変わってきたなと実感しています。  そういった中で、つい先日、障害のある方とちょっとお話しする機会があって、そういった方は、ずっと自分たちはみんな外に出られないということで、随分窮屈感があるけれども、自分たちは体に障害があるから、いつも外に出られない状態ですよというような御指摘があって、はっと気がつかされたんですよね。それで、いつも家から出られない、ずっと外の空気が吸えない、こういった状況がずっと続いているんだなということを考えたときに、やっぱり多くの方がそれを気づいた、ある意味、このコロナが与えてくれた考え方をまるっきり変えるチャンスなんだなとも気がついています。  そういった中で、今、皆様方がこれから新しく、AI、ITとか、ズームとかも含めてそういった環境を変えていく中で、いろいろ検討されているということでありましたけれども、実際、障害のある方の当事者に直接御意見を聞くような場面というのはありましたでしょうか。 ◎須藤 スポーツ推進課長 ちょっとまだ我々のところに、そういったお声も含めて、直接いただいている部分はございません。  障害施策のほうで、我々もちょっと入らせていただいて、新たなノーマライゼーションプランの作成ですとかをしている中で、当事者の保護者の方ですとか、関係される方からの御意見なんていうのも、会議ができないので書面でいただいてという形になりますけれども、そういう中でも活動についてのお声とかというのは様々いただいております。そういうものも含めて、この先にやっていくやり方の部分の中では、先ほどちょっとあべ委員からも少しお話ありましたけれども、チャレンジということも含めてやっていきたいのと、あと、おぎの委員からもありましたように、きちんと区民の方々に伝わる形というのを取っていかなきゃいけないかなと。そのために、どんなふうに有効にICTを活用してやっていくかということと、あと一つ、運営に関して言うと、活動をいきなり、じゃあ、大会とか試合とか全部やっていいですよというふうになっていってしまうと、実は、今までやっていて、この期間、活動をしていなかった分、頭と体がついてきていないので、事故とかそういうものにもつながりかねないので、そこを少し、区民の方にさらにもう少し御不便をおかけするんですけれども、緩やかに活動を再開していくということも含めて、様々なことを検討させていただいて、これから先、進めていきたいと思いますし、今までのやり方になるべくこだわらずやっていきたいというふうには考えております。 ◆田中みち子 委員 今までにこだわらずということで、そうだと思います。これからの在り方というのを考えていく上で、やっぱりズームになったことは、本当にいいんだと思うんです。簡単にその場、自宅からでも会議に参加できるということが分かったと思います。それであれば、障害のある方の御自宅と直接つなぐということもできるんだと思うんです。多文化共生という部分でも、本当にズームでつながることができるという意味で、ぜひそういった会議体の中に、当事者ですか、文化ということであれば、その文化を振興した方もズームで入っていただくとか、移動なんかの時間も配慮しなくても、その時間に入っていただければということで、随分いいものができていくんじゃないかと思いますので、ぜひそのあたりも御検討いただいて、いいものをつくっていただきたいと要望いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○田中優子 委員長 次に、(2)その他ですが、ほかに報告事項はございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中優子 委員長 なければ、1報告事項の聴取を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○田中優子 委員長 次に、2資料配付ですが、レジュメに記載の資料が席上にされていますので、後ほど御覧ください。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  次に、3協議事項に入ります。  (1)次回委員会の開催についてですが、第二回定例会の会期中である六月十七日水曜日、時間については午後一時から開催予定としたいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中優子 委員長 それでは、次回委員会は六月十七日水曜日、午後一時からに開催予定とすることといたします。  以上で、3協議事項を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○田中優子 委員長 その他、何かございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中優子 委員長 ないようですので、以上で本日のオリンピックパラリンピック等特別委員会を散会いたします。     午後二時十分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  署名   オリンピックパラリンピック等特別委員会    委員長...