◆田村
委員 その検討の結果、様々なまたアンケート調査もとりながら、この素案の中にもるる書いてありました。例えば、文化・芸術
事業に参加したい団体の方のアンケートでは、やはり
高齢者・障がい者福祉
施設内で実施する
事業に協力したいというのが37%以上あるということで、やはり障がい者の方々も発信したい、またそれをサポートする方々も協力したいとこういう、やはりニーズとシーズではないですけれども、今そういう気運がある中で、やはり区としてもそこをしっかりと把握していくことが大事なのではないかなと思います。
また、そういったいろいろな検討の結果を、例えば
大田区の文化振興推進
協議会のテーブルで掲げて、様々な
委員の方々と議論をかんかんがくがくとやられているのでしょうけれども、例えばそういった中で、障がい者の文化振興といいますか文化
支援というのですか、そういった
部分での議論というのは、どんなものがあったかわかりますか。
◎布施 文化振興課長 今回、
委員おっしゃるとおり、文化振興推進
協議会のほうでプランのほうを策定、準備させていただいておりまして、その中で、先ほどご説明したような
部分に反映するまでには、いろんな
委員のほうからもご
意見がございまして、例えば、アール・ブリュット等のお話もありましたし、いろんな
部分でお話がありまして、当然、全ての
区民が心豊かに暮らし続けるということを文化のほうでも目標としておりますので、障がい者を含めまして、全ての
区民に対して、実際どのような施策があるのか、あるいは、今後どのようにしていったらいいのかということを議論させていただいて、今回のプランのほうに反映させていただいている
状況でございます。
◆田村
委員 関連する所管の部局が福祉部になるので、なかなか文化としても言及することはできないのかもしれないのですけれども、しっかり協力し合って、本当にこれから、最初にご答弁いただいたように、2020年のパラリンピックもありますので、
大田区に来たら障がい者の方々が輝いているという、そういう気運をつくれるような
取り組みを進めていただきたいと、これは要望させていただきます。
◆黒沼
委員 まだ全部読みこなしていないのですが、見たところ、例えば14ページの発表・展示の場所の提供ということで、以前、産業経済のところで、全国に視察もしたことがあるのですけれども、
大田区の歴史と伝統と特徴を生かしたということで、一つは、子どもたちに夢を与える、例えばガリレオ・ガリレイ館というのを見に行ったことがあるのです。それとの
関係でいくと、
大田区でいったら下町ロケット館とか、ボブスレー館とかの非常に技術を生かした、そういうユニークな、川崎にもない、それから都心にもない、非常にレトロを生かした、あそこに行ってみようという感じとともに、非常に夢を与える、そして
大田区に誇りを持つ、そういうのができて、そこににぎわいと集いがあって、それを見に来た人たちが帰りに食事をしたり、買い物をして帰っていくという好循環のことを一つ考えられないかなと、それが文化であるならばです。
もう一つは、キネマの天地ではないのですが、常々、この白黒フィルム館みたいな、
大田区ならではの子どもたちに夢を与える、そういうこともあってもいいのではないかなと。やはり
ターゲットは未来ある子どもたち、若い世代、そして、ただ単に昔をしのぶだけではなくて、宇宙にも飛びたつような、よし、ここで生きていこうとか、ここで仕事をしようとか、世の中の役に立とうという、そういう感じの文化が、
大田区ならではの、観光でも今頑張っていますが、私は、残念ながらその観光の資源づくりという点では、箱根とか京都というところと比較すると、なかなかな苦労をするだろうなと。今度の勝海舟には期待しているわけですけれども、こういうのもあっていいのではないかな、キネマ、それから、下町のロケット等での誇りを持つ、そういう発想がちょっと今日見ていて、それから、この
委員会でも視察で見てきた、福岡で見てきた映像
関係です。そこら辺も生かしたような奇抜な、しかも単なる宙に浮いたのではなくて、歴史に裏づけられたそういう
大田区というのもあっていいのではないかなということで、どこかの公募に基づく
区民の参加で
意見を述べるところがあればいいのですが、そういう特徴を生かした文化というのは、何ページに書かれているとか、今後取り入れたいとかあるのでしょうか。
◎布施 文化振興課長 今回のプラン策定にあたりまして、まず、
委員、今おっしゃっていただいた、なかなか新
施設として設立していくというのは、いろんな
部分でなかなか簡単にいかないのかなというのは我々としても考えているのですが、まずアンケート調査でも、情報を知らない、文化
施設をなかなか知らないというものも結構ございまして、まず
大田区内、特に、文化的には中央館と考えております郷土博物館、こちらは
大田区の歴史等、伝統、いろんなものを展示させていただいているのですが、そちらのまず展示の仕方、こちらがどうなのかと。いろいろな意味で
大田区の歴史、あるいは文化というのも当然あるのですが、変化もあると思いますので、まさに
大田区はどのように変わってきていて、どういうものを展示していったらいいのか、あるいは魅力的なものをどうのようにやっていったらいいのかということを、今回、展示を魅力的にするという形の書き方にはなっているのですが、それから、各記念館、龍子記念館等ございますし、あるいは川瀬
巴水の特別展など、郷土博物館でもやったりすると、入場者といいますか、来館者も多いですし、いろいろな意味で、まずあるもの、ある
施設、こちらをどう魅力的にしていくのかということも取り入れさせていただきました。
それから、あと、今までのプランでいきますと、なかなか
区内、そのほかにも、実は
民間の記念館、あるいは博物館などの
施設がございますし、そういうものをどう
PRしていくのかということで、
民間とも
連携していこうと。あるいは、最近ですと工場跡地等いろんな
部分で催し等ございますし、そういうものをどのように、今まで区の催しとか区の
施設の催しとか、そういうものは
PRしていったりしていたのですが、なかなか
民間でやっているものとか、
民間の
施設の情報を伝え切れていないのではないかということで、今回取り入れさせていただいております。
創造性のあるまちということもうたわせていただいておりますので、先ほど障がい者といいますか、福祉
関係もございましたし、今のお話ですと、例えば下町ロケットですと町工場、あるいは産業の
部分ということがあるのかなとは思っておりますし、そのほか、いろいろ文化に関連するものというと、本当に庁舎内各部局と関連があるのかなと捉えておりまして、引き続き
連携をとりながら、しっかりとした施策を推進してまいりたいと考えております。
◆黒沼
委員 ぜひお願いしたいわけですけれども、もう一つ加えると、六郷工科高校とか、それから、日本工学院等々の少ない
分野での大学
関係を含めた、もっともっと協力し合って、若者に向けた、子どもたちに向けた
大田区っていいなという点で、発想の豊かさもあるかと思いますので、今の答弁していただいた、現在ある既存の
施設をもっと魅力あるものにというのとともに、
アイデアも斬新に、せっかくつくる企画ですから、ぜひ
区民全体に希望を与えるものにしていただきたいと要望しておきます。
○
大橋 委員長 次に、産業経済部からの報告に対する
質疑をお願いいたします。
◆黒沼
委員 これ、本当にすばらしくてといいますか、すばらし過ぎて、私もついていけないぐらいに技術の発達と役割のすばらしさはあるのですが、この前も、新製品・新技術開発
支援事業の
委員会で出される資料を、もう少しわかりやすく、その特徴と役割をもう1枚ぐらい紙が増えても、説明が増えてもいいので欲しいなと思うのですが、1、2度しかこういうのに参加しなかったのですけれども、驚くほどに、とにかく
大田区の技術のすばらしさ、すごさに思い知らされるといいますか、誇りを持つ
内容なのです。
それで、今回も必ず行こうと思っているのですが、幾ら新製品・新技術コンクール受賞企業のパンフレットを読みながら、一生懸命努力しても、ただ、説明の仕方がすごくよくて、一つのブースに1時間ぐらいかかってしまうのです。それを、そういう意味を含めて、もう少し解説の資料を豊かにできないかなという意味では、何か工夫はないものでしょうか。
◎石川 工業振興担当課長 前回の新製品・新技術コンクールの受賞企業については、今回、小展示ホールのほうで集めて出展をします。前回は、大展示場の中に一斉に、同じほかの企業と入っていたのですが、今回は独立させますので、非常にご覧いただきやすいかと思います。
今、
委員ご指摘ありましたとおり、やはり新しい技術というのが非常にわかりづらいところがありますので、こちらの
委員会終了後に、全ての
委員の皆様にわかりやすい一覧を、簡単にまとめたものをお配りするようにしたいと考えております。
◆黒沼
委員 よろしくお願いします。要望です。
◆
藤原 委員 真ん中にある主催団体で、協賛する学会というのですか。これは、増えている、それとも同じなのですか、当初から。それとも増えてきているのですか。
可能であればもっと呼びかけて、協力してくれる、協賛してくれる団体を増やしたほうがよいのかなと思って、これは素人考えなのですけれども。この人たちは、お金はかからないのですか、それともお金がかかるのですか。協賛団体というのは。後援するほうは、これはお金を出し合ってやっているのでしょうけれども。
◎石川 工業振興担当課長 協賛団体の数は前回と変更はございません。
それと、出資しているかどうかというところは、確認をして、改めてご回答させていただきます。
○
大橋 委員長 質疑は、以上でよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
大橋 委員長 それでは、本日は以上で
質疑を終結し、
調査事件を一括して継続といたします。
なお、本定例会最終日に、議長宛て、特定事件継続調査要求書を提出することにご
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
大橋 委員長 では、そのようにさせていただきます。
また、
審査事件についても、本定例会最終日に、議長宛て、継続
審査要求書を提出することにご
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
大橋 委員長 では、そのようにさせていただきます。
最後に、次回の
委員会日程ですが、12月14日、金曜日、午前10時から開会したいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
大橋 委員長 では、そのようにさせていただきます。
以上で、
地域産業委員会を閉会いたします。
午前10時50分閉会...