• 残土(/)
ツイート シェア
  1. 大田区議会 2018-09-27
    平成30年 9月  交通臨海部活性化特別委員会−09月27日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成30年 9月  交通臨海部活性化特別委員会−09月27日-01号平成30年 9月  交通臨海部活性化特別委員会 平成30年9月27日                午後2時00分開会 ○高山 委員長 ただいまから、交通臨海部活性化特別委員会を開会いたします。  初めに、本日の審査予定についてお諮りします。  本日は、本委員会に新規に付託された陳情2件の審査を行い、その取扱いまで決めさせていただきたいと思いますが、よろしいですか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 それでは、そのようにさせていただきます。  審査事件を一括して上程いたします。  本委員会には、新たに2件の陳情が付託されました。  まず、30第47号 バスの運行の充実を京浜急行に要請することを求める陳情の審査に入ります。  原本を回覧いたします。  (原本回覧) ○高山 委員長 なお、審査時間を考慮し、書記の朗読は省略いたします。  理事者の見解をお願いいたします。 ◎山田 公共交通企画担当課長 陳情30第47号について、理事者の見解を説明させていただきます。  陳情の趣旨でございます。バスの運行を現在より充実させることを、大田区として、京浜急行に要請してください。  要請事項が三つございます。一つ目は、JR蒲田駅発、京急蒲田駅着を利用する場合の料金が100円であることを、広く告知してください。二つ目が、上記路線の利用の際、ICカードも利用可能にしてください。三つ目が、羽田空港行きシャトルバスを増発してくださいという3点でございます。  一つ目二つ目が100円のワンコインバスについてでございますので、まず100円のワンコインバスについてご説明させていただきます。ワンコインバスについてでございますが、区内には蒲田エリア羽田空港エリア、BIGFUN・ボートレース平和島直行バスエリアで運行されております。現在、蒲田駅と京急蒲田駅区間内であれば、どの路線のバスでも大人、子どもとも現金100円で乗り降りが可能でございます。しかしながら、回数券交通ICカードで乗車した場合は、通常運賃の220円が徴収されるということになってございます。
     100円で乗るときでございますが、乗車及び降車の区間であることが条件であるため、乗車する際、運転手に降車の場所を告げることが必要となってございます。  ワンコインバスにつきましては、平成12年5月から開始されており、現在18年目を迎えております。  蒲田エリアワンコインバスでございますが、1日当たり平均30人から50人が利用されているということでございます。  その中で、100円であることを告知してくださいということでございますが、資料のほうをご覧ください。陳情30第47号の資料の写真をご覧ください。まず、こちらでございますが、蒲田駅のバス停でございます。それぞれのバス停のところに100円で乗れる範囲を示していただいているというところでございます。  次のページをご覧ください。こちらのほうは、京急バスが発行している路線バスマップでございます。こちらの中にも100円で乗れる範囲を示しているというところでございます。また、電光掲示板が蒲田駅には2か所ございますが、こちらのほうに表示できるかということも問い合わせをさせていただいております。  その中で、京急バスからは0番乗り場の横にある電光掲示板は、ワンコインバス利用対象路線以外も表示しているため、100円区間を表示すると利用者が混乱する。また、1番乗り場脇にも電光掲示板が1個ついているのですが、それぞれの電光掲示板が連動しているため、表示するのは技術的に難しいという回答をいただいております。  またICカードの利用についてでございますが、ワンコイン区間IC化につきましては、できなくはないということでございますが、システム上なかなか難しいと。また、経費がかさみ、投資効果が得られないために導入は難しいという回答をいただいてございます。  ワンコインバスについては、以上でございます。  続きまして、羽田空港へのシャトルバスの増便についてでございます。こちらは運賃が280円でございます。停車駅は蒲田駅、大鳥居羽田空港国際線ターミナル羽田空港第2ターミナル、第1ターミナルの順で停車していくということでございます。  運行開始は、平成22年10月からで、羽田空港行きは43便、蒲田駅行きは39便で運行してございました。資料のほうの、その2をご覧ください。こちらのほうは、増便を実施した内容についての資料でございます。こちらのほうは、委員の皆様からご要望があったりとか、当委員会でも増便の要望がありましたので、平成29年4月から羽田空港行きは7便、蒲田駅行きは4便、それぞれ増便して現在に至っております。  こちらにつきましては、京急バスにさらなる増便についてご確認させていただいております。京急バスからは、平成29年4月に増便したばかりであり、今後の需要を見て判断させていただきたいという回答でございます。 ○高山 委員長 それでは、委員の皆様、質疑をお願いいたします。 ◆馬橋 委員 今、理事者の方からのご説明ということで、非常にわかりやすかったのですが、一応ちょっと確認というか、100円エリアのほうからなのですけど、1日平均30人から50人しか利用がないというのは、ちょっとびっくりしたのですけど、そうすると100円だから運賃の収入でいっても3,000円とか5,000円にしかならないという。そうすると、今言っていただいたICの導入もコスト的には非常に厳しいというのが、会社としての考え方ということですよね。あとは企業努力というか、告知に関してもその辺はもうやっていただくようにお願いしていただいているということなので、これ以上やることはなかなか難しいのかなとも思うのですが、これはICの導入とかって幾らぐらいかかるとかという情報は教えていただけるのですか。 ◎山田 公共交通企画担当課長 導入費用につきましては、教えていただいておりません。 ◆馬橋 委員 あと羽田シャトルバスの増便も、もう既に2017年にやっていただいているというところなのですけど、今の乗車率みたいな情報は出していただいているのでしょうか。 ◎山田 公共交通企画担当課長 平成28年度の年間輸送量、上り下り合わせてでございますが、46万2,851人でございました。1便当たり17名でございます。増便後でございますが、54万4,482人となっており、1便当たり20名となっているというところでございます。この理由についても問い合わせをさせていただきまして、バスの増便効果及び空港利用者が増加したためと考えられるということが京急からの回答でございました。 ◆馬橋 委員 これを区の方に聞いていいのか分からないのですけど、大体路線バスで1便20名程度というのは乗車率的にいうとというか、営業のランニング的には回るレベルの人数なのか。そういうのはわからないですよね。そういうお話は出ていないですよね。 ◎山田 公共交通企画担当課長 路線バスにつきましては、京急とよくお話をさせていただいているのですが、トータル的に赤字もあったり黒字もあったりするので、路線バスとしては全体で考えているということでございました。 ◆荒尾 委員 ワンコインバスについてなのですけれども、写真の資料もつけていただいて本当にわかりやすい。ありがとうございます。このバス停に、エリアの表示が書いてあるのですけれども、これはなかなか私自身が、あまり京急バスを利用しないのですけれども、位置的にとか図的にとか、見やすい位置なのかどうかというのは、ちょっとあまりわかりにくいなという点があるのですけれども、バスの中で乗車した際に自動アナウンス運転手アナウンスワンコインバス、100円エリアですよということはアナウンスしているのでしょうか。 ◎山田 公共交通企画担当課長 先ほども申しましたが、乗るときにどこで降りるかということを言わないといけないので、今のところ乗ってからのご案内はないと考えてございます。 ◆荒尾 委員 わかりました。あと、京急バスのホームページを見たのですけれども、ワンコインバスについて運賃のところに載っていたのですが、これは最後のほうに載っていたのです。よっぽど意識しないと見つけにくいかなというところもあって、そういう点もあるからなかなか周知があまりされていないのかなと、わからない人はわからないのかなという印象を受けました。そうしたことからも、やはり100円で乗れるエリアがあるよということを知らせるためにも、ホームページバナー広告みたいなものをつけたりとか、そういうやり方もあるのではないかなと思ったのですけれども、そうしたことは、ちょっと私の考えというかアイデアみたいなものなので、そういういろいろアイデア的なものがあるということも、ぜひ京急のほうにお伝えできればと思っております。要望です。 ◆奈須 委員 私は、このICカードが使えないのも知らなければ、乗るときにここで降りますと言わないと100円にならないというのを知らなかったので、乗ったことがないかもしれませんけど、蒲田駅からこのエリアの中のどこかで降りたときにも、多分自分で100円だろうと思って乗り降りしていたのではないかなと、今、伺って思いました。そのぐらい、私がぼーっとしているからなのかもしれませんけど、乗るときにここで降りるというのを言わないと100円にならないワンコインバスだったのだという感じで、すごくわかりにくいなと思ったのですけど、ほかの地域のワンコインバスを見ていたら、子ども料金もあったりとか、エリアによって目的とか運用が違っていて、この蒲田駅の場合には大人も子どもも100円となっているようなのです。これは、どういう目的で始まったものなのですか。先ほど平成12年からというお話だったのですけど。 ◎山田 公共交通企画担当課長 平成12年のとき、試行運転的にこの京急蒲田駅と蒲田駅間が不便であるということで、試行的に100円で運行を開始したと聞いてございます。 ◆奈須 委員 そうすると、どちらかというと蒲蒲線をやるぐらいだったら、バスでやってもいいのではないのみたいな。私はそんな、京急としての気持ちみたいなものもあったのかなと。そういうのは全く関係ないのですか。 ◎山田 公共交通企画担当課長 平成12年のとき、京急がどのように思っていたかというのは、ちょっと私にはわかりません。 ◆奈須 委員 ただ、先ほどからご説明の中では投資効果ということがあったりとか、利益ということがあるとすると、100円でも、何だって、採算がとれるのだと逆に思ってしまうわけ。  そうではなくて、何か政治的な意図であったりとか、社会的な目的達成があるというのだったら、先ほどもおっしゃっているように路線の中でのプラスマイナスはあるからトータルでプラスになればいいのであるという考えはわかるのですけれども、今、意図がわからない中で、この100円という路線が今も存在していて、それについては別に何ら目的もないのであれば、これ100円で採算がとれているのかということになってしまうわけですよ。だとするならば、ほかのところはもうけ過ぎだし、220円もとっているわけですから。何か説明がつかないわけ。やはりここのエリアについて、100円のバスを運行するということは何らかの目的や意味があって行われていることだし、それをもっともっと本来は使ってもらえたらいいのかなと。せっかくその路線を設定していて、使えば使うほど事業者にとっても利益になるわけですから、そう思ったらICカードの利用だって、今あれですよね、子どもの料金なんかも子どもですというと何か運転手ぴっとやって子ども料金になるわけだから、そこにもうワンラインつくったら、そのエリアでできそうなので。確かにそのために更新するのは難しいとしても、次回の更新のときにはその機能を一つ加えるというのは、私は技術的にそんな難しいことではないと思うのですよね。  だから、何かできそうな気がするので、大田区にはこの政策的な背景というか、あるいは社会貢献的な意義とか、そういうものがわかるのかなと思ってお伺いしたのですけど、わからないということなのですね、そうすると。繰り返し確認をさせていただきますが。 ◎山田 公共交通企画担当課長 先ほども申しましたが、平成12年当時、蒲田駅と京急蒲田駅間の利用促進のために、この100円バスが導入されたと。その後については私どもは存じません。 ◆荒尾 委員 シャトルバスについてなのですけれども、非常に便利なバスだということで私も空港に行くときはこのシャトルバスを使っているのですけれども、結構乗り場に列ができているときが多いなと思うのです。増便されたというのは知ってはいましたけれども、それでもやはり利用率が高いなと、乗る人が多いなという印象を受けます。やはりバス停の位置がいいということと、ターミナルビルに行って保安検査場のフロアにそのまま行くので、そういった利便性からすごく利用率が高いということだと思うのです。蒲田駅から空港まで行く人がほとんどなのですけれども、途中大鳥居にもとまって、そこで乗り降りする人もいると思うのですけども、途中で降りる人、乗る人というのがどのぐらいいるのかというのはわかりますか。わからなかったらいいです。 ◎山田 公共交通企画担当課長 大鳥居での下車につきましては、把握していないということでございます。 ◆荒尾 委員 そうしますと、大鳥居にとまらないで、そのままダイレクトに空港に行くというシャトルバスの運行でもいいのかなと思うのですけども、そういった提案もして、もし京急もそれでいいというのであれば、そういったルートでぜひ進めてほしいなと思います。やはりシャトルバスの場合は空港を利用する人がほとんどなので、そうしたことも有りかなと思います。 ○高山 委員長 今のは意見ということですね。 ◆荒尾 委員 意見でいいです。 ◆岡元 委員 空港へのシャトルバスに乗ると、乗る段階でどこで降りますかと必ず聞かれて、空港までですか、大鳥居までですかみたいな。これは金額が違うからなのですけど、先ほどワンコインバスについては乗る方が自分で自覚をして100円現金を入れない限り、黙っていたらICカードで220円払ってしまうということなのでしょうか。そのシャトルバスのように、どこまでですかと運転手の方に聞かれることはないのでしょうか。 ◎山田 公共交通企画担当課長 シャトルバスにつきましては、先ほど岡元委員が言われたとおり、どちらで降りますかと聞かれます。そこで、大鳥居までだと220円になります。この100円のバスにつきましては、自分からの申請をしない限り、220円の徴収になるというところでございます。 ◆黒沼 委員 すごく利益の上がる路線だと思うのです。利用者も多く。 ○高山 委員長 どちらがですか。 ◆黒沼 委員 JR蒲田駅から京急蒲田駅間のバスです。それで、一つはたまちゃんバスではないのだけれども、京急蒲田駅とJR蒲田駅間をぐるぐる回るめぐりんバス。別の車で。そうすると、みんなに知れ渡るわけです。知らない人はいなくなる。そうすると、多くの方が利用すると思います。歩くのが大変なので。だんだん高齢者になってくるでしょう。たまちゃんバスとは全然違うのです、京急蒲田駅とJR蒲田駅間は。ただ初期投資が大変なのです、駐車場も含めて。これを検討したことはあるかというのは知っていますかね。 ○高山 委員長 何をですか。 ◆黒沼 委員 別枠のバス計画往復バス。これは相乗りバスになるでしょう。自分で降りる場所を言うと100円になるわけですよね。だからわからないのです。 ◆奈須 委員 コミュニティバスの話ですか。 ◆馬橋 委員 JR蒲田駅と京急蒲田駅間の話ですか。 ◆黒沼 委員 そうそう。この委員会で要請したらどうかなと。 ◎山田 公共交通企画担当課長 今のJR蒲田駅間と京急蒲田駅間のコミュニティバスみたいな小さいバスのことだと思いますが、すみません、そちらについては今、過去の資料を持ってございませんので、後日委員のほうにお知らせしたいと考えてございます。 ○高山 委員長 副委員長、ちょっと待ってください。現在、この陳情の内容についての質疑なので、これに関係ない質問はお控えください。 ◆黒沼 委員 なぜ聞いたかというと、区民の利便性のためなのです。この陳情の方の思いは非常にいいもので、広く知らせてくださいというわけです。これは、ここでも何らかの形で応えたい。そうすると、この写真を見ると、一つささやかなお願いとしては、このワンコインエリアの表示があるではないですか。これは、30度下を見ないとわからないのです。ワンコインエリアが、蒲田五丁目から蒲田郵便局前ですよというのが。こんなに下を見て歩く人はそんなにいないのです。ちょうど目線の高さのところで、一番上に行き先と書いてあるではないですか。  (「それは目線の上ではない。目の前だよ、目線の」と呼ぶ者あり) ◆黒沼 委員 その一番下にまだすき間が空いているでしょう。  (「女性の人が写っているではないですか、隣に。目線の高さだよ、これ」と呼ぶ者あり) ◆黒沼 委員 ここにも赤色か、何か違った色で表示できないかという相談はできませんかね。 ◎山田 公共交通企画担当課長 この写真でございますが、現在の大師橋下という大きな文字の下に、運行経路図がございます。その黄色く塗られたエリアが100円のワンコインバスエリアでございますので、ちょうど目線の高さになっていると思われます。 ◆黒沼 委員 実際にこれを見てみるとわかるのですが、わかりやすいと思いますかね。私はそれよりも、この一番上の空いているところに黄色と赤で、ご利用ください、ワンコインエリアがありますと表示して、詳しくは下へどうぞと。そうすれば、すーっと下を見ると。例えば、そういう何らかの形でもっと知ることができるように人間工学的に研究して、ぱっと一目で気がつく、そのほうがもっといいのではないかという。もっと研究の余地があると思うのですけどね。  (「京急に行ってきなよ、黒沼委員」と呼ぶ者あり) ◆黒沼 委員 でなければ、ちょっとまだ現地を見てないから分からないけど、もう一つちょこっとこの脇に、ワンコインバスだけ特別に、何だこれはという、わざわざ気がつくものをつくる。これだと飲み込まれてしまって、何だかわからないと思いますけど、皆さんもそうだと思うのです。目立つのが大事なのです。  でも、何でこんなことになるかというと、やはりみんな気がつかないのです。  (「委員長態度表明になっているから、もう終わらせたほうがいいですよ」と呼ぶ者あり) ◆黒沼 委員 いやいや、発言させてください。本当に区民のためと考えるとそうなのです。みんな知って、どんどん使ったほうがいいのです。いや、私は蒲田にいるのでよくわかるのです。本当にみんな使ったほうがいいですよ、これ。だって100円ですもん。だから、区も区報を含めて、ワンコインバスの歴史を取り上げたり、いろいろな研究を今後ともしていただきたいのですが、どうでしょうか。 ◎山田 公共交通企画担当課長 先ほども申しましたが、ワンコインバスは平成12年からやっており、18年たっておりますので、ほぼほぼ認知されている状態だと思われます。しかしながら、今言ったような要望があるとなれば、京急バスにお問い合わせすることはできますが、あとは京急バスの判断になると考えます。 ◆黒沼 委員 私も時間があったら、ちょっと地域の皆さんの力もかりて、1日あそこでチラシをまきながら、ワンコインバスをご存じですかとアンケートをとって、1,000人ぐらいの率をとってみますよ。委員会に結果を持ってきて、まだ知っていない人がもし出たら動いてくれますか。 ◎山田 公共交通企画担当課長 もしそういう要望を出すのであれば、私どもではなくて直接、京急バスにお問い合わせしたほうがいいと思いますが。 ○高山 委員長 まだ質問ですか。 ◆黒沼 委員 そうなのです、委員長。  この陳情を見てください、区に要請しているのです。区に言ってくれと。 ○高山 委員長 だから、それは後で態度表明で、会派の意見ということで。 ◆黒沼 委員 いやいや、だから、いろいろな方法があるではないかと提案しているのです。 ○高山 委員長 はい。 ◆黒沼 委員 だから、皆さんもっと頭を使ってください。  (「失礼だよ」と呼ぶ者あり) ◆黒沼 委員 知恵も出して。  (「失礼だよ」と呼ぶ者あり) ◆黒沼 委員 違うのだよ、提案しているのにとめようとするからだよ。あなたこそ失礼だよ。 ○高山 委員長 では、あと一つ、最後の質問でお願いします。 ◆黒沼 委員 ということを含めて、もっと研究をお願いしますよ。みんなのものなのだから。区民のために言っておきます。以上です。私が発言しているのだから。許可を得て発言をしています。 ○高山 委員長 ほかに質問はありますか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ◆黒沼 委員 許可をしていない発言はしてはだめだよ。 ○高山 委員長 質疑は以上でよろしいですね。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 それでは、次に各会派から取扱いを含めたご意見をお伺いいたします。  発言は、大会派から順次お願いいたします。なお、会派名は略称とさせていただきます。  では、自民、お願いいたします。 ◆押見 委員 自民党は、30第47号 バスの運行の充実を京浜急行に要請することを求める陳情につきまして、不採択を主張いたします。  先ほど理事者のほうからわかりやすい説明がありました。100円バスの件なのですけれども、かなりいい位置に表示をしてくださいまして、私も乗ったことはないのですけれども、この表示はよく拝見をさせていただいておりました。  またちょっと、そのICカードの件というのは、なかなか今の利用者の人数だと厳しいということでございますので、その辺は今後の検討課題の一つであるかと思います。  それで、羽田空港行きのシャトルバスの件なのですけど、自民党からも増便をするように要望させていただいて、昨年増便をしたばかりでございます。平成28年と29年の数字を聞くと増えているということなので、現状は増やしたばかりなので、この増やしてくださいという要望は願意にそいがたいというところでございますけれども、今後、この先というのはまた増便の話というのが、このまま利用人数が増えてきたら可能性はあると思います。よって不採択を主張いたします。 ○高山 委員長 続いて、公明、お願いいたします。 ◆椿 委員 大田区議会公明党は、30第47号 バスの運行の充実を京浜急行に要請することを求める陳情について、不採択を主張します。  本陳情の内容は、1、JR蒲田駅と京急蒲田駅を結ぶ運賃100円の京急バスを、区が告知してほしい。2、現在の現金100円料金をICカードでも対応してほしい。3、羽田空港行きシャトルバスを増便してほしいの3件であります。  1の100円区間の告知について、現地を確認してきました。1番から5番のバス乗り場で100円区間が設定されておりました。その中で、JR蒲田駅から京急蒲田駅へは、3番から5番乗り場で運行されております。バス停には、側面と正面2か所に表示があり、特に正面からはわかりやすく表示されているのを確認しました。  2のICカードの対応については、システム変更経費等を検討した上でのバス事業者の方針であります。  3の羽田空港行きシャトルバスの増便は、昨年の4月1日に蒲田発が7便、羽田発が4便、利用者の多い時間帯で増便されています。その後も満員状態が頻発するようであれば、まずは検証からと考えます。  以上のことから、京急バスも陳情内容に対し取り組んでいると考え、不採択を主張します。 ○高山 委員長 続いて、共産、お願いします。 ◆荒尾 委員 日本共産党大田区議団は、30第47号 バスの運行の充実を京浜急行に要請することを求める陳情について、採択を求めます。  この陳情は、JR蒲田駅と京急蒲田駅の区間が100円で利用できることを広く告知すること、その際、ICカード利用も可能にすること、羽田空港行きシャトルバスの増発を京急バスに求めるものです。  京急バスでは、各バス停やパンフレット、ホームページ等でワンコインエリアを図で示しています。ふだんバスを利用している人にとっては認知度は高いと思いますが、車内アナウンスホームページでバナーを使っての、より知らせやすい方法を提案し、ICカード決済については技術的に難しいとのことでしたが、さらなる利用客の利便性向上につながるものと考えられますので、要望するべきです。  シャトルバスについては、蒲田発が朝5時から8時と、17時から19時の7便、羽田空港発が17時から18時、21時の4便が増発されていますが、このほかの時間でもバス停に長蛇の列ができる状況が続いています。バス停の位置が駅に至近で、蒲田駅、大鳥居羽田空港国際線第1ターミナル、第2ターミナルのみに停車するために、空港へ向かう利用客にとって非常に利便性の高い交通手段となっています。  私たちは、羽田増便には反対ですが、羽田空港の国際線増便により利用客も増加する中で、他の時間帯でも増発することは区民のみならず、全ての空港利用客の皆さんの強い要望であると認識しています。より便利で快適な交通網の構築のためにも、京急に対して要望するべきであり、陳情は採択すべきです。 ○高山 委員長 続いて、無印、お願いします。
    ◆犬伏 委員 たちあがれ・維新・無印の会は、ただいま上程されました30第47号 バスの運行の充実を京浜急行に要請することを求める陳情に、不採択をお願いしておきます。  陳情者の要望の第1でありますが、100円であることを広く告知してください。私もバスをよく使いますが、バスの車内放送等で年がら年中ワンコインバスのことは告知をされております。そして、多分1日の利用者が30名というのは、ご高齢の方、つまり黒沼委員もおっしゃったように、乗りたい方、遠くて疲れてしまう方は、シルバーパスをお使いになっていて、その30名にカウントされていないのではないかと思うのです。従って、もうちょっと多くの方が使っていると思われますし、ご高齢の方はそういうものについて非常に高度なアンテナをお持ちですから、大丈夫ではないかなと。  それから、ICカードにつきましては、今申し上げた理由で若年層、私もまだ若年のうちに入るわけでありますけれど、あれぐらいの距離は歩いてしまいますから、ICカードは費用対効果から見ても厳しいだろうなと。  それから、シャトルバスでありますが、今、人が並んでおりますけど、あれ並んでいて横断歩道のところまで来て数えましたら、50名程度なのです。1台のバスの定員というのは、車種によって違いますけど72名から78名程度がバスの定員で、70名も乗ることはあり得ない、50名で大体満員感が出てくるわけです。そうすると、平均が20名だとすれば、今20分置きにシャトルバスが出ておりますので、これ以上の増便は走らせる費用対効果ということから考えると、京急が考えることでありますが、大田区が民間企業の経営にやってくれと言うのはいかがなものかなと。京急自身がもうかると思えば走らせるでしょうし、必要であるとすれば告知をするでありましょうし、何でもかんでも行政に頼んで民間企業にものを頼むという、この構図というのは私はいかがなものかと思います。特に、この団体は活発に政治活動をされている団体ですから、こういうご要望があれば、直接京浜急行の本社に行かれたらよろしいのではないかなと。  以上の理由から、この陳情は不採択をお願いしたいと思います。 ○高山 委員長 続いて、民主、お願いします。 ◆松原〔元〕 委員 おおた国民民主党は、30第47号 バスの運行の充実を京浜急行に要請することを求める陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  陳情者の趣旨のバスの運行を充実させてほしいという気持ちはわかりますが、その理由に具体的に3件の項目を並べております。理事者等のご発言等からも、この100円のバスに関する広告に関しては十分なされているということでもありますし、またICカードに関しても、まさしく費用対効果の問題であり、なかなかこれをやってくれと申し上げるのもいかがなものかと思います。  また、シャトルバスに関して、増便をされたばかりということであり、これからまた増やすことがどうかというのは、これから見ていかないといけない事項であると思いますので、本陳情で大田区行政が京浜急行に対しまして、改めて増便を求めるのは若干、道理にかなわないと思いますので、不採択を主張いたします。 ○高山 委員長 続いて、フェア民、お願いします。 ◆奈須 委員 フェアな民主主義、奈須利江です。30第47号 バスの運行の充実を京浜急行に要請することを求める陳情に、採択を主張いたします。  私自身も、ちょっと事前に行き先を言わなかったら100円にならないとか、現金でなくては100円にならないとか全く知らなくて、問題は多分この意図というのは、委員会の中ではあまり指摘されなかったのですけど、平成12年に始まったこととかを考えると、蒲蒲線ができることによる京浜急行の利用客の減に対して、京急が何とか利用客を確保したいという意図があったのではないかなと思われるわけなのですけれども。そうしますと先ほど委員もご指摘のように、高齢者であったりとかというよりも、旅行者が羽田空港を使うにあたって、あまり使いなれない蒲田駅に降りたら、さあどうやって京急蒲田駅まで行こうかというときの手段だと思うのです。歩くよりはということで。だとすると、やはりもっとわかりやすく、広く周知するというのは、大田区というか蒲田を使うということでも、やはり蒲田のアピールという意味でも大切なことなのではないかなと思います。  今も1日30人から50人の利用者ということだったのですが、正直言って、思ったよりも多くないなと思っていて、気になるのはやはり例外というのは手続きとして煩雑になるので、最後、効率性という視点から、なくなってしまうのではないかなと。場合によっては、その蒲蒲線ができてしまったりとか、いろいろな社会状況の変化の中で、このワンコインバスがなくなってしまったら不便だろうなと思いますと、やはりこういう区民の声をしっかり届けていただいて、このワンコインバスをもっともっと地域で使うことが、この蒲田周辺の、いわゆる活性化というのですかね、まちづくりにもつながるものなのでということをお伝えいただき、今日のご答弁の中では十分に採算性もとれているということでしたので、ぜひ新たに開発するということは申し上げませんが、次回の機器導入のときには、こういった形で事業者が自由に料金設定をして100円、50円、200円、いろいろな料金を設定し、それをぴって押すとそれが引き落とされるような、そんなシステムも開発していただくようなことができるといいかなと思います。  羽田空港行きのシャトルバスについても、今いろいろな地域のシャトルバスが出ていて、意外と便利なところが増えていますので、私自身なんかは大岡山にあるといいなとか、こういうことも思うぐらいですので、便数が増えたり、多様な路線があるということによっての利便性向上というのはあると思いますので、ぜひそういうことも大田区を通じて言っていただくということは、次のリニアでも議論することになると思いますが、やはり交通機関というのは国鉄がなくなった今、やはり公共性ということをより求められる時代に入っておりますので、行政を通じた区民の足の確保、そして、より利便性の高い区民の足の確保ということに努めていただきたいと思います。 ○高山 委員長 続いて、無所属、お願いします。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、30第47号の本陳情については、不採択を求めます。  理由としては、本陳情の陳情者は、京急頑張れということで非常にいい方なのではないかなと思いましたけれども、京急電鉄株式会社は株式会社ですから、利益を上げてランニングをしていくというのが、まず第一義的なところにある上でというと、やはり採算性がしっかりとれるかどうかというところが京急としては考え方の一番最初に立っているのだろうなと思います。  大田区としてできることは、今までやってきていただいているというところでもありますが、鶏が先か卵が先かではないですけれども、もっともっと蒲田のまちを大田区として頑張って盛り上げて、この路線にたくさん人が乗って京急が、この100円バスのこの路線や羽田空港行きのシャトルバスを企業として増発をしたいと思わせられるまちづくりを、大田区としてはぜひやっていただきたいと思っております。  この陳情については、不採択でお願いします。 ○高山 委員長 それでは、これより採決を行います。  なお、採決の際は採択に賛成の方の挙手を求めます。挙手されない場合は不採択に賛成とみなしますので、ご注意願います。  本件につきまして、採択することに賛成の方、挙手をお願いいたします。  (賛成者挙手) ○高山 委員長 賛成者少数であります。よって、30第47号は、不採択とすべきものと決定いたしました。  理由はいかがいたしましょうか。願意にそいがたいでよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 では、そのようにさせていただきます。  続いて、30第49号 JR東海にリニア新幹線の説明会を求める陳情の審査に入ります。  原本を回覧いたします。  (原本回覧) ○高山 委員長 なお、審査時間を考慮し、書記の朗読は省略いたします。  理事者の見解をお願いいたします。 ◎山田 公共交通企画担当課長 30第49号 JR東海にリニア新幹線の説明会を求める陳情でございます。  趣旨でございます。JR東海がリニア新幹線について説明会を開いたと聞いていますが、ルート上の住民にはほとんど知らされていません。大田区から再度リニア新幹線についてルート上の地域ごとに住民説明会を開くよう要請してくださいという内容でございます。  こちらにつきましては、9月21日の陳情30第36号及び30第37号の理事者見解において、リニア中央新幹線に関する説明をさせていただきました。その中でも、国土交通省及びJR東海に対し、区として対応状況を説明させていただいております。9月21日から本日までの間に新たな状況変化はございません。私からは、別紙の資料のみの説明をさせていただきます。  資料のほうをご覧ください。こちらの資料は、前回の委員会でもご説明させていただきました第8回首都圏大深度地下使用協議会の議事要旨でございます。こちらは、国土交通省関東地方整備局のホームページに掲載されているものでございます。詳細については、本文が載ってございますので、あわせてホームページを後日ご覧ください。  下のほうの四角で囲んだところをご覧ください。こちらのほうの関係行政機関等による協議というところで、2機関より、以下のとおり発言があったというところでございます。この2機関とは、川崎市及び大田区でございます。その中で、大田区からは本事業を進めるにあたって周辺環境への配慮、周辺住民に対する丁寧な説明、適切な対応を求めるとの意見を述べさせていただきました。その回答として、下の囲みでございます。事業者、いわゆるJR東海からは、いただいた意見に対しては適切に対応していくという旨の回答をいただいております。  また、一番最後のところでございますが、国土交通省よりも発言がございまして、一番下、「また」からのところでございます。事業者においてはしっかりとした対応をするよう求める旨の発言があったということでございます。これらよりまして、国土交通省からもJR東海のほうには適切な対応をするように求めているということでございます。 ○高山 委員長 質疑を行うにあたり、委員の皆様に申し上げます。  前回の委員会で審査を行いました30第36号及び30第37号の陳情趣旨は、リニア中央新幹線の説明会等の開催について国へ働きかけを求めるものでありました。今回、付託された陳情は、JR東海へ働きかけを求めるというものであります。また、ただいま理事者から説明のあったとおり、リニア中央新幹線については前回から特段の状況変化はないとのことであります。つきましては、陳情の趣旨が異なる点に関してのみ質疑をお願いいたします。  それでは、質疑をお願いいたします。 ◆松原〔元〕 委員 この間たびたび、このリニア新幹線に関しては、こういった感じの陳情が提出されてきておりますが、現状、区にそういう相談があったらJR東海の事務所に取り次ぐという作業をされているということも伺っております。ただ、そういった取り次ぐ手段がない方であったり、ホームページを見ることができない方とか、そういった住民の方も少なからずいると思うのですが、そういった方々へはどういった情報収集というか、現状手だてはあるのでしょうか。 ◎山田 公共交通企画担当課長 私どものほうに問い合わせいただければ、JR東海にお知らせさせていただくということはできると思っております。  また、前回の陳情審査のときもお話がありましたが、私どものほうでJR東海の資料が準備できれば、そちらのほうをお見せするということについて、前回の委員会の中で委員からご要望がありましたので、それも対応できるのではないかと考えているところでございます。 ◆松原〔元〕 委員 基本、もしくは一義的にはJR東海が様々な説明責任を果たさないといけないものであることには変わりありませんが、やはり大田区の下を通りますし、それに本件については笹丸で非常口もこれから4、5年にわたって工事もあるわけですから、住民の関心は本当に強いものであると思いますので、できるだけ大田区のほうも、例えば、出張所に簡単なそういういきさつの資料を置いたりとか、そういった大田区民、万人が情報収集できるような、何かしらの体制を整えられるのでしたら幸いだなと。これは意見ですが、申し述べさせていただきます。 ◆荒尾 委員 リニア中央新幹線に関しての陳情ですけれども、やはり陳情の趣旨にも書いてありますけれども、ここでも知らない人が多いということで、実態がどうなのかというのをやはり知らない区民の人が多いという中で、このリニアに関しての陳情が出されていることだと思うのですけれども。これだけ続けて出されるということは、やはり住民の皆さんの関心も非常に高いものでもあるし、それとあわせて不安になっていると。どういうことが起こるのかというのと、そのリニア新幹線というもの自体がどういう新幹線なのかという、それすらも知らないという方も、やはりいると思うのです。そういうことも含めて、JR東海に説明を求めるということを、この方は。 ○高山 委員長 説明はするのですよね。陳情は説明会を求めるということですよね。 ◆荒尾 委員 なので、やはりそうしたJR東海からの説明が不足しているということだと思うのです。やはりこれは前回の委員会でも議論になりましたけれども、JR東海に説明を求めるという機会は、まだまだ。 ○高山 委員長 説明会ですか、説明ですか。 ◆荒尾 委員 説明会です。5月に1回やられただけになっていますので、説明会を開く必要があると私も考えています。形としては、JR東海の単独事業ということになっていますけれども、政府の公的資金も投入されていますので国の責任、国が推し進めているという点もしっかりとやはり見ていく必要があると思います。なので、そうなると、そのもとで住民の人たちがどういった影響を受けるのかということを知らないままで、この工事が進められるということは、やはり大問題だと思っています。大深度地下法のことも前回の委員会でもすごく議論になりましたけれども、欠陥のある法律だというのも明らかになっていますので、そうしたことも踏まえて、ぜひ大田区としてもそういった考えをもっていただいて、区民が非常に困るおそれがある工事なので、ぜひそうした点も踏まえてJR東海に対応していただきたいと思っていますけれども、大田区に。 ○高山 委員長 要望ですか。 ◆荒尾 委員 大田区の考えをお伺いいたします。答弁を求めます。 ○高山 委員長 答弁できますか。 ◎山田 公共交通企画担当課長 私ども、区民からいただいた要望については、その都度、JR東海にお伝えしております。あとはJR東海が、その内容を聞いて判断するものと考えてございます。 ◆犬伏 委員 前回の陳情のときと相手がJR東海か国かという違いで、趣旨は全く同じなので、質疑等は前回相当白熱してやったわけですけど、一つ確認したおきたいのは、今、課長がおっしゃったように区民の方からJR東海に説明会の開催を求めてくださいという要望については、その都度JR東海に説明してくださいと、まさにこの要請はしているわけですよね。 ◎山田 公共交通企画担当課長 前回審査した陳情の陳情者ともお話しさせていただいたときも、趣旨はお承りましたので、それはJR東海にお伝えさせていただきますとお答えさせていただいています。そのときに言われたのは、誰にお伝えしたか教えてほしいというので、お伝えした方の名前も、陳情者2名のうちのどちらかの方にはちゃんとお伝えさせていただいているというところでございます。 ◆犬伏 委員 先ほどの京急のこともそうなのですけれど、区民にとって一番身近な自治体である基礎自治体は、区民の方に打ち出の小づちみたいに思われることがあります。議会に陳情をもっていって、採択されて、そうすると何か全てがうまくいってしまうような、または陳情までいかなくても議員に頼むと、何か物事がみんなうまくいってしまうような錯覚をされることがあるのですけれど、やはり皆様方理事者というのは、法律にのっとって、法律の権限の中で地方自治を推し進めていく。つまり権限外のことはやれないというか、やりにくいという側面が、残念ながらありますね。大田区は基礎自治体でありますから、当然JR東海に対する監督権限ももっておりませんし、国交省に対して意見は具申できたとしても、直接的な関与をするわけでもありませんから、その辺はやはり明確にしておかないと、区が何かをするとJR東海が動くのではないかと、区が何かすると羽田のルートが変わるのではないかとか、いろいろな区民の方に期待をもたせる。区ができること、議会の権能でできること、これをやはり明確にしていおかないとごちゃごちゃになってしまうなと思っているのです。  その前提の上で、先ほど松原委員も言われましたけれど、高齢者の方ってホームページが見られないです。パソコンをお持ちではないし。どうも最近はホームページにアップしていますから見てくださいという言いわけが出るわけですけれど、これは区ができる範囲として、JR東海が公開しているホームページをプリントアウトして、例えば、ファイルにして出張所に置くとか、場合によっては同じ鉄道事業者である周辺の東急の駅構内のどこかにファイルを置かせていただくとか。いつでも、ご高齢の方であっても、そこに行けばちゃんとファイルでJR東海が公開している資料を全て見られると。多分、説明会でも同じ資料を、ただ読むだけだと思うので。それぐらいの配慮はしてもいいのではないかと思うのですが、いかがですかね。 ◎山田 公共交通企画担当課長 前回の委員会でも今回の委員会でも、そのようなご要望がありますので、できるだけ対応したいと考えてございます。 ◆犬伏 委員 やはり一番よくないのは、区は何もやってくれないとか、そういうイメージが何となく流れてしまうということは防がなければいけませんから、区の権限の中、または区の工夫の中で、住民の方にリニア新幹線について公開できるものを、なるべくお住まいに近いところで見られるように。その上で、それを見て、詳しいご連絡については、ホームページにも書いてありますけれど、その電話番号、担当部課についてはわかりやすく表示しておくことは重要かなと思います。要望をしておきます。 ◆奈須 委員 今、犬伏委員が議会だとか行政は打ち出の小づちではないと、私も本当にそうだと思います。やはり議員にお願いしたからって、すぐに大きく変わるということもないし。もちろん議員は区民の皆さんと違って、議会の構成員として予算を可決したり否決したり、議案を決めたり、変えたりということはできるわけですけれども、ただ、私が一つ思うのは、今の日本の制度、政治って、行政が一旦間違えてしまうと非常に軌道修正しにくい仕組みだなと思うのです。この間、ずっと行政の無びゅう性って、行政は間違えないよと言われてきたのですけど、規制緩和といってルールを変えることがよくなってしまって、これから法律がどうなるのかわかりませんけど、例えばサンドボックスなんていうのは、そこの中は法律、法令を一時停止するなんていうこともするようになっていると。そういうときに、間違えたりすると方向を修正しにくい中で、やはり繰り返し繰り返し、行政も何度も何度も国に言う、議会も何度も何度も国に言う、そういうことが行われないと、例えば、今回のリニアなんかはよくするとか、場合によっては変えるとか、もっともっと究極的にはやめるとかということは、本当に難しい、そういう組織になってしまったのではないかなと思うのです。  そういう中で、私たちがそれぞれの役割の中で何ができるかというときに、大田区も努力していただいているのはわかるのですが、その上で出てきたのがこの陳情だと私は考えて、ちょっとお聞きしたいのですけれども、そもそも区民の方は説明してよ、説明してよと言っていると。では、JR東海は説明したと言っていますけど、区民の皆さんの疑問に対してJR東海は説明できているのでしょうか。例えば、この陳情に挙げられていることについての区民の皆さんの不安や疑問というのは、これまでのJR東海の公開されている文書の中で明らかになっていますか。 ◎山田 公共交通企画担当課長 前回の委員会の資料の中で、JR東海から出ている資料も添付させていただいたと思います。その中で、騒音、振動、トンネルの施工状況のかかわりについて、騒音、振動が問題となることはないと考えておりますという表記になっていると。非常口の周辺の騒音については、騒音を低減しますという表記になっているということでございますので、こちらの文章について、それ以上でもそれ以下でもないと私は思います。 ◆奈須 委員 確かに今日は議事の概要だけだったので、私は、第8回の大深度地下使用協議会の議事録を事前に読ませていただいたら、今まさに例示で挙げられたところを私も赤いアンダーラインをしておいたのですけれども、例えば、地上では列車に伴う騒音の影響はないと考えているだけなのです。どうしてそう考えているかということの根拠はどこにも書いていないのです。私は、環境アセスメントのときの環境影響評価準備書をもとにした意見も東京都に言っていて、もうこんなに厚い電話帳みたいな資料を、全部繰り返しているほどには読みませんでしたけど、大体全部読みましたよ。そういう中で、今の騒音だとか振動もありましたし、環境に対する影響もあったし、地質の中にあるヒ素であったりとか、あるいは南関東ガス田といって、掘るところの地質の中にはガスが入っている層もあるから、それが工事で爆発したりしないかという心配もあるとか、いろいろな懸念があるけれども、それのほとんどに対してJR東海は法令に従い、適切に対応しますとかということしか書いてないから、本当に大丈夫な方法をJR東海が見つけているかどうかってわからないのです。だから、私はこの区民の方が何度も何度も言っているのは、説明がどこかにあって、それにたどり着けない問題ではなく、説明ができていないからわからなくて、ちゃんと説明してくださいと言っていることだと思うのです。  今のご答弁もそうなのですけど、例えば、少なくともここにある電磁力で走るということが安全なのかというのがあるのですけど、JR東海が出している資料の中には、ここはこのぐらい、ここはこのぐらいという電磁波のデータがあるのですけど、その単位についての疑問も専門家は投げかけているのですが、そもそも座席の上のところの電磁波は空白なのです。書いていない。だから、乗客として乗ったときの電磁波の影響については、JR東海は公表していないのです。  こんな説明できていない状況の中で、私は次に聞きたいのは、私は山田課長にはすごく感謝しているの。山田課長はすごく控え目なのでおっしゃっていないのですけど、第8回の協議会には区長が公務があったので出席できなくて、山田課長がご出席なさっているのです。山田課長の発言を見て、ああいつもの委員会でのことをちゃんとやってくださったのだなと思って感謝しているのですけど、区民の安全・安心で、快適な生活を保障することが第一であるため、中央新幹線の線路上の基礎自治体として説明会や公聴会等で区民が懸念している環境への配慮、沿線住民及び地権者に対して適切な対応を求めさせていただきますということを要望している、意見として。でね、これってちょっと比較したら悪いのだけど川崎市は、周辺の環境影響を可能な限り低減するような必要な措置を講じるとともにという感じで、ちょっと弱いのです。私は、こういうふうにきちんと言っていただいて、本当にありがたいなと思って、これはぜひ区民の皆さんにも知っていただきたいと思ったのですけど。  そうなると、この協議会って実は8月の終わりに行われているのです。その後に、区民からの要望があって、区民は説明してほしいと言い、山田課長もJR東海に言い、でもJR東海はやらないと、もう区民に答えている。そういう中で、では、この山田課長がおっしゃっていたようなことを、どうやって今後ちゃんとJR東海に説明させるかということなのです。JR東海はやらないやらないと言っている。でも、説明できていない。だとすると山田課長の求めているのは、やはりこういう今わかっていない、いろいろな区民の疑問点について、何らかの形で適切な対応を求めるということは引き続きやっていくということでよろしいのでしょうか。 ◎山田 公共交通企画担当課長 先ほども申しましたが、区民から要請があれば、JR東海のほうに要望していくというのは、引き続きやらせていただくというところでございます。 ◆黒沼 委員 前の陳情と今回の陳情の違いは、今、奈須委員も言っていましたが、一つはやはり電磁力ということが出ています。要請先が今回はJR東海だということで、前の陳情とこの二つが大きく違って、二つ目はかなり内容がかぶっているかなと思うのですが、これが前回と今回の違いです。では政府とJR東海はどんな関係なのだということで、事業上は民間の事業ですが、この前言ったように、国は国家的事業と位置づけて9兆円予算の中で3兆円も税金を投入しているわけで、国とJR東海は運命共同体なのです。やり方は民間事業だけれども。本当は国家的事業だから国家がやればいいのに、民間にさせているだけであって、内容は運命共同体の国家的事業であると思っています。そうすると、説明を行う責任は、この陳情に対しても、両方で責任を負わなければならないとなると、前回の陳情も今回の陳情も相手は、ほぼ運命共同体でやっているということに違いはないのではないかなと。地方自治体としては、このJR東海に対しても国家的事業として受けとめてもらって、改めてJR東海も国家的事業と位置づけて、国民に対して接してもらうということが大事かなということで、今後の陳情はもう一つの側面として重く受けとめていかなければいけないのかなと要望だけしておきます。 ○高山 委員長 質疑は以上でよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 次に、各会派からの取扱いを含めたご意見をお伺いいたします。  発言は、大会派から順次お願いいたします。なお、会派名は略称とさせていただきます。  では、自民からお願いいたします。 ◆押見 委員 自民党は、30第49号 JR東海にリニア新幹線の説明会を求める陳情につきまして、不採択を主張いたします。  理由は、前回の委員会でも述べました30第36号で述べたとおりです。 ○高山 委員長 続いて、公明、お願いします。 ◆椿 委員 大田区議会公明党は、30第49号 JR東海にリニア新幹線の説明会を求める陳情に関し、不採択を主張します。  本定例会において提出された、30第36号 リニア新幹線の説明会開催と認可に関する陳情、30第37号 リニア中央新幹線に関する陳情と同様に説明会開催を求める陳情であり、区はJR東海に対しても陳情者の要望を伝えているとのことです。  よって、大田区議会公明党は、不採択を主張します。 ○高山 委員長 続いて、共産、お願いします。 ◆荒尾 委員 日本共産党大田区議団は、30第49号 JR東海にリニア新幹線の説明会を求める陳情について、採択を求めます。  大田区としても、リニア中央新幹線に関しての陳情が続けて提出されていることを区民の声として、しっかりと受けとめる必要があるのではないでしょうか。なぜかというと、政府が国家的事業と位置づけていながら、JR東海の1民間企業の事業に形としてしているということと、大深度地下法が圧倒的に事業者側に有利で、住民側が不利益をこうむる法律ということから出された陳情だと考えられます。陳情者の方は、JR東海が住民説明会を開いたとしても、ルート上の住民がほとんどそのことを知らない。住民が知らないままにJR東海が工事に着手しようとしていることから、不信感と危機感を募らせていることと思います。JR東海の説明会が回数、内容ともに圧倒的に不足していることからではないでしょうか。  JR東海に対し、再度説明会開催を求める必要があり、陳情は採択すべきです。 ○高山 委員長 続いて、無印、お願いします。 ◆犬伏 委員 たちあがれ・維新・無印の会は、ただいま上程されました30第49号 JR東海にリニア新幹線の説明会を求める陳情について、不採択を主張いたします。  主な主張は、前回の陳情と同じでありますが、先ほども申し上げましたように基礎自治体の権能、権限に関わる問題でありまして、JR東海が説明はするけれど説明会は開かないと言っているものを、開け開けと大田区が言って開くものでありましょうか。相手は民間企業であります。かえって説明会という大型のものではなくて、住民の方が心配をされている情報について、住民の方の身近なところで開示できる、見ることができる仕組みをつくることが基礎的自治体の権能の中であるべき姿ではないかと思っております。  そういう意味では、担当課長は再三にわたってJR東海に住民の意見を伝えているということでありますから、今後もその立場を堅持しつつ、できるだけ区の権能の中で工夫をして情報を公開していただきたいと思います。 ○高山 委員長 続いて、民主、お願いします。 ◆松原〔元〕 委員 おおた国民民主党は、30第49号 JR東海にリニア新幹線の説明会を求める陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  先般受理をしておりますこういった陳情で、今回違うことは、大田区、行政がJR東海に対してこの説明会の開催を要請することを求めているという点であります。ただ、5月に説明会が実際、この大田区内の下丸子の区民プラザで行われ、また非常口の新設に関する説明ではありましたが、関連する説明会として3月30日と4月1日にも洗足池小学校で行われております。こちら3件全て、私は参加いたしましたが、やはり満席という状況ではございませんでした。これが本当に区民の方が、もともとこの情報を知らなかったのか、それとも、そもそも知っていたけど行く気がなかったのか、興味がなかったのか、これは私にはわかりませんが、しかし、そういった状況下でありました。そこに、やはりまた改めて説明を求めるというのは、まだ尚早であると私は考える次第であります。  また、今、区、行政としても十分、JR東海に対しての取り次ぎはしていただいているということも伺っております。ただ、まだ様々不安に思う、もしくはそういった情報をただ単に知りたいという区民の方も、これから大勢出てくると思いますので、できるだけ広報のあり方は研究し、考えていただきたいなと思います。 ○高山 委員長 フェア民、お願いします。 ◆奈須 委員 フェアな民主主義、奈須利江です。陳情30第49号 JR東海にリニア新幹線の説明会を求める陳情に採択を求めます。  意見を申し述べさせていただきたいと思います。科学が地球や人のためではなく、経済のために使われるようになりました。その結果、長期的な使用などによる影響がないことの立証ができていなくても、影響がないと思われるという科学の知見が少数でもあれば、それを根拠として進められるようになります。原発であり、遺伝子組みかえであり、そして、このリニア中央新幹線もその一つだと思います。  私は、環境影響評価法に基づく意見口述会で、環境に関する心配と懸念を発言しております。どれも、その影響についての十分な説明はありませんでしたし、具体的な対策すら示されていなかったからです。本日の陳情者の電磁力であったり、電力の消費量であったり、地球環境に対する相対的な影響であったり、騒音、振動、住宅のゆがみ、壁のひび割れ、井戸の水枯れ、地価の下落などへの心配は、まさにこの環境影響評価の不備も含まれているものと言っていいと思います。  そもそも環境影響評価法は、規模が大きくて環境影響の程度が非常に大きいものについて、あらかじめ環境影響評価を行うことが大切だから、事業にかかわる環境の保全について、将来にわたり、健康で文化的な生活が営めるようつくられた法律です。ところが、JR東海が出した環境アセスメントの準備書は、予想される環境影響について具体的に示していない部分も多く、根拠のない、あるいは根拠の曖昧な環境への影響は少ないといった評価や、掘りながら対処する、掘ってから考えるといった対応が散見されました。そもそも、これまでの手続きには不備があり、それはなぜかといえば経済利益を、環境をはじめとした国民生活なども含めたものに優先させているからです。環境影響の評価にあたり、関係法令に基づき適切に処理、処分するにとどまり、具体的な量、数値、場所、方策とそれに伴う環境影響回避の程度などについて、いまだに示されていないものがあります。  本議会では、建設工事ラッシュで予定していた受け入れ処分先がなくなり、東京都ではなく千葉県と滋賀県に処分先を変えたことで処理料が増額した専決処分の報告がありました。リニアに比べれば小さな工事で、こういった影響が出ているわけですから、リニアのトンネル工事、非常口の工事によって発生する膨大な残土はどうなるのでしょうか。しかも、このまま進んで環境に影響が出れば、廃棄物処分をはじめ、自然や環境保全、交通渋滞対策など、これらを行政が対応しなければならなくなるものも少なくありません。ところが、因果関係が立証されなければ、環境影響負荷に対し、事業者の予測と対応が不十分だったとしても、行政が税金で尻拭いをする構図が目に見えており、これは納得できません。これは行政だけでなく、個人においても自己責任で負担をしなければならなくなるということになるのではないでしょうか。  地下トンネルと非常口をつくるにあたり、都内だけで750万立方メートルを超える莫大な量の土砂の運搬が必要です。現場で使用する車両の運行台数は場所によっては、1日当たり800台程度にも及びます。大田区でも、多い年だと1時間に平均約40台、これが延々1年間も続きます。経路は最近になって示されましたし、搬出先はどこなのか、車はどこで待機するかなども明らかになっていません。  ほかにも、大田区ではありませんが、JRの調査では南関東ガス田の爆発、限界を超える程度のガスがあることもわかっています。事業では浸水を防ぐ、地盤改良のための薬液注入が行われることがあると記されていますが、その際の安全策については指針が示されるのみで、具体的な方策や地点についても明らかにされません。特に大田区の場合には、洗足池周辺の湧水への影響が心配です。旧国土庁も地下水への影響が多いことは認めています。洗足池の水をたたえる帯水層への影響の説明もありません。法は、将来にわたり環境を保全することを求めていますが、それをどう監視していくのかの仕組みが明らかになっていません。湧水だけでなく、陳情者の不安になっている問題について、きちんと説明会の開催を求めるべきです。
     法は、明確に将来にわたり健康で文化的な生活が営めることを求めていますが、環境影響への常時監視体制の仕組みをつくるとともに、その結果をもとに事業者、国、自治体、地域住民が定期的な懇談のできるリスクコミュニケーションが求められるわけですが、今の事業者と住民と行政との関係の中では、こうしたリスクコミュニケーションの場を求めることすらできないと思います。陳情者の言っていることはそのとおりであり、採択を求めます。 ○高山 委員長 続いて、無所属、お願いします。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、30第49号の本陳情については、不採択を求めます。  基本的な理由については、30第36号の討論のときにも申し上げましたが、少し補足をすると、本陳情の方の不安な気持ちというのは理解できるところではありますが、そういった区民の方々からのご意見、声はJR東海のほうに伝えていただいているというところで、これは今後もぜひやっていただきたいと思っています。  あと、JR東海のホームページのほうにもリニアに関してのよくあるご質問とか、あとは説明会のときに使っているスライドの資料とか、そういったものも全てアップされておりますし、また理由に書いてあるとおり、時間をとって会場のほうに行けない方もいるということであれば、なおのこと個別にJR東海のほうに疑問点や説明を求めて、解決をしていただくのが一番いいかなと思いますので、不採択でお願いします。 ○高山 委員長 それでは、これより採決を行います。  本件につきまして、採択することに賛成の方、挙手をお願いいたします。  (賛成者挙手) ○高山 委員長 賛成者少数であります。  よって、30第49号は、不採択とすべきものと決定いたしました。  理由は、願意にそいがたいでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 では、そのようにいたします。  次に、前回も確認しておりますが、継続分の陳情について、その後の状況変化等はございますでしょうか。 ◎山田 公共交通企画担当課長 状況変化はございません。 ○高山 委員長 委員の皆様もよろしいですか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 特になければ、陳情の審査を終了し、審査事件を一括して継続といたします。  なお、本定例会最終日に、議長宛て、継続審査要求書を提出することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 では、そのようにさせていただきます。  また、調査事件についても、本定例会最終日に、議長宛て、継続調査要求書を提出することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 そのようにさせていただきます。  最後に、次回の委員会日程ですが、10月17日、水曜日、午後3時30分から開会したいと思いますが、よろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 それでは、そのようにいたします。 ◆奈須 委員 これは、今後ずっとではなくて、今回だけでということですよね。 ○高山 委員長 そうです。今回だけということで、10月は、17日の水曜日、午後3時30分から開会とさせていただきますので、皆様よろしくお願いいたします。  以上で、交通臨海部活性化特別委員会を閉会いたします。                午後3時16分閉会...