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  1. 目黒区議会 2024-02-14
    令和 6年都市環境委員会( 2月14日)


    取得元: 目黒区議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-18
    令和 6年都市環境委員会( 2月14日)                都市環境委員会 1 日    時 令和6年2月14日(水)          開会 午前 9時58分          散会 午前11時38分 2 場    所 第三委員会室 3 出席者    委員長   田 島 けんじ   副委員長  岩 崎 ふみひろ      (8名)委  員  増 茂 しのぶ   委  員  金 井 ひろし          委  員  小 林 かなこ   委  員  坂 元 悠 紀          委  員  は ま よう子   委  員  吉 野 正 人 4 出席説明員  清 水 都市整備部長      佐 藤 参事(都市計画課長)     (11名)(街づくり推進部長)          髙 橋 都市整備課長      清 水 みどり土木政策課長          久 能 道路公園課長      林   道路公園サービス事務所長
             渡 邊 木密地域整備課長    堀 内 環境清掃部長          松 下 参事(環境保全課長)  和 光 清掃リサイクル課長          細 野 参事(清掃事務所長) 5 区議会事務局 小 川 議事・調査係長      (1名) 6 議    題 都市計画、都市整備、環境保全、清掃事業及びリサイクル等について   【報告事項】   (1)目黒区豪雨対策計画の改訂案について            (資料あり)   (2)「地域交通の支援」(東部地区)の取組状況と今後の進め方につい      て                            (資料あり)   (3)目黒区立公園公募設置管理制度事業者選定委員会(仮称)設置の考      え方について                       (資料あり)   (4)工事報告(1件)について                 (資料あり)   (5)令和5年度目黒区エコ・チャレンジ顕彰の被顕彰者について  (資料あり)   (6)目黒区一般廃棄物処理基本計画改定案について        (資料あり)   【情報提供】   (1)重要土地等調査法に基づく国からの意見聴取について     (資料あり)   (2)盛土規制法に基づく規制区域(案)の公表等について     (資料あり)   (3)都市計画道路事業補助線街路第46号線(原町洗足)の事業施行期      間の認可変更について                   (資料あり)   (4)木造住宅密集地域内の土地建物の寄付受入れについて     (資料あり)   【その他】   (1)次回の委員会開催について ───────────────────────────────────────── ○田島委員長  おはようございます。  少し早めですけども、おそろいのようでございますので、都市環境委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、岩崎副委員長、小林委員にお願いいたします。  本日は報告事項が6件、そして情報提供が4件ということでございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(1)目黒区豪雨対策計画の改訂案について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――田島委員長  それでは、早速ですが、(1)目黒区豪雨対策計画の改訂案について、説明を受けます。 ○佐藤都市計画課長  それでは、資料を御覧いただきまして、御説明いたします。  まず、件名のとおりでございますが、これ目黒区豪雨対策計画の一部の改訂ということでございまして、この件名のとおり御説明を申し上げます。  1の経過等でございます。  最初の段落でございます。  そもそもの豪雨対策でございますが、各河川において、これは東京都と流域の目黒区を含む区市町村、これが一体となって連携し、役割分担をした上で取り組んでおるところでございまして、その上で、東京都が定めた基本方針、それから各流域別、目黒川あるいは呑川でございますが、この流域別の豪雨対策計画、これを都が策定したものを踏まえまして、目黒区豪雨対策計画を策定しているところでございます。  その中で、近年の豪雨に対する取組を進めているところ、この計画の中では、東京都との連携の中で、時間75ミリの降雨について浸水被害の防止、75ミリを超える降雨に対して生命の安全確保、これを目指しているところでございます。  2段落目、今回の経緯でございますが、この東京都において、先ほど御説明した東京都豪雨対策基本方針、これが改定時期、10年後を迎えたということで、近年の気候変動の影響などによって豪雨がさらに激甚化・頻発化、こういった災害へ備える観点での検討が、改定において進められたところで、昨年の12月に改定されたところでございます。  この中身の主な内容として、まずこの気候変動に伴う降水量が、国土交通省の試算で1.1倍というもの、これを東京都が採用しまして、こちらが明記されたこと。改めて75ミリ対応とされていたところが、10ミリ引き上げられた。こういった経緯でございます。  こうしたところを受けて、2番の目黒区としての考え方でございます。  この役割分担と最初申した中で、区の役割として、流域対策、この中に一つ公共施設において、基準を設けた上で貯留槽等の雨水流出抑制施設、これを推進しているところでございます。  2段目のとおり、現在目黒区としましては、区有施設見直しリーディングプロジェクト区民センターの検討、それから更新計画に基づく各学校施設の計画的な更新、特に公共施設、区有施設において取組を進めている状況。これを現状鑑みまして、2段落目の3行目でございますが、区有施設に設置する雨水流出抑制施設、貯留槽等について、目黒区としては率先してこの東京都の方針の改定、これを受けまして、基準の見直しを行うこととした考え方でございます。  改めて、目黒区豪雨対策計画全体については、最後の段落のとおり、今後改めて都の方針に基づいて各流域別の計画が更新、改定される。これを行われた後に、全面的な見直しは考えているところでございます。  そうした中で、今回改めて一部の見直しということで、3番の内容については、この東京都の方針に基づきまして、1行目のとおり、区有施設のみ雨水流出抑制施設、貯留槽等については、この基準を1.1倍に引き上げることといたすところでございます。この1か所について計画の改訂を行うというものでございます。具体的には、新旧対照表のとおり、現行では公共施設全体について600立方メートル・パー・ヘクタール。単位については後ほど説明いたします。これを、改訂後の右側のとおり、目黒区が設置する区有施設については660、1.1倍ということで改訂するものでございます。  裏面を見ていただきまして、この立方メートル・パー・ヘクタールの御説明でございます。  文字で説明してある中で、下にイメージ図も入れてございますが、具体的には1ヘクタール、1万平方メートル、100×100当たりで600立方メートルを受け取るには、100×100×6センチの体積、これが必要になるという単位でございまして、現行は100×100×6センチを推奨しておりますが、これを6ミリほど、1.1倍するということで、具体的には100メートル、100メートルの6.6センチを最低の基準と想定しているものでございます。  改めまして、今後の予定につきましては、本日の本委員会御報告後、豪雨計画の一部改訂を行い、また改めて区有施設については率先して取組を進めてまいりたいと考えているところでございます。  説明は以上でございます。 ○田島委員長  ただいま説明を終わりました。  質疑を受けます。 ○はま委員  東京都のほうで、目黒川流域調節池と環七の地下広域調節池を連結するような計画とかもあるようなんですが、そういった東京都との連携ですとか情報提供といったものが、どのぐらい目黒区のほうにあるのかなということと、あと、目黒区の地域住民の皆さんは、本当にこの豪雨対策に対して非常に関心が高い方が多くいらっしゃいますので、こういった計画の改訂などのタイミングとかで、目黒区ではこういった対策をしていますということを分かりやすく説明していただき、イラストとかを使いながら本当に分かりやすく説明していただいたりとか、あと東京都とこういうふうに連携を図ってますという形で、目黒区の住民の皆様にちょっと安心していただけるような、そういったことをやっていただきたいなと思うんですが、その辺いかがでしょうか。 ○佐藤都市計画課長  御質疑の1点目につきましては、冒頭に御説明した東京都と目黒区との役割の分担、少しここを詳解に御説明しますと、おっしゃるような下水道に対する対策、これについては、東京都が河川それから下水道整備ということで担って連携しているところでございます。  改めて、現在、この大きな方針として1.1倍それから10ミリのアップがされたところでございまして、先ほどのとおり、この後東京都と区と連携して、各川の流域別にそういった東京都の取組、それから目黒区の取組を両方連携して検討しながら、具体的な流域別の豪雨対策計画が定まっていく。これをきちんとこの検討の中で、東京都と今回の気候変動に伴うような環境の変化に対する東京都の役割も含めて、区としてきちんと協議をしながら、これは計画改訂に向けて進めていくという考え方でございます。  後段については、まさに委員のおっしゃるとおりで、改めて近年の豪雨がそれだけ強くなっている、大変激甚化しているという事実も含めて、これは様々影響を及ぼすものでございますので、改めてまず目黒区としては区有施設を率先して行っていくこと、ここも含めて、この改訂の周知については委員の御意見のとおり、区民に分かりやすいように、改めてまた周知に努めてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 ○田島委員長  ほかに。  よろしいですか。 ○吉野委員  すみません、ちょっと確認なんですけど。分かればの話なんですけど、東京都のほうなんですが、今呑川でシールド工法で穴を掘ってると思うんですけども、あれたしか75ミリ対応だったと思うんですけども、これ85ミリに引き上げることによって、その後どのような対応をするのか、都からの何かそういった情報というのはあるんでしょうか。  以上です。 ○佐藤都市計画課長  呑川のシールドのところは、所管はみどり土木政策課ではございますが、東京都との連携ということで申すと取りまとめているところでございまして、改めてさきの委員の御答弁のとおり、今後そういった東京都の下水道であったり河川の対策というところも含めて、各流域別の計画が定まっていく中で、これはきちんとそういった経過も含めて都と協議しながら、東京都の方針として10ミリ増えて、1.1倍対応を目指すということになった中で、具体的なものは各流域別の計画の検討の中で、東京都と改めて委員の御指摘も踏まえまして協議をしてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 ○田島委員長  ほかに。 ○増茂委員  御説明ありがとうございます。  最近の豪雨のひどさから、こういった基準が上がったのはとてもいいことだと思うんですけども、1.1倍という数字の根拠というか、これを例えば可能な限り上げていこうとか、そういったお話は出たのでしょうか。お願いします。 ○佐藤都市計画課長  これは、今の御質疑については、東京都のこの改定された方針の中に具体的な説明があるところでございます。  これは、国土交通省において、気候変動を踏まえた豪雨等の対策に対しての見直しの検討、これが行われた中で、現在の中では2度気温が上昇されたシナリオの下に、気候変動の予測を国において試算されたと聞いておりまして、そういったときに、関東地方においては試算結果として1.1倍の降雨量になるというようなものが出されている。これを東京都として採用したということでございまして、全国的には逆に数値的には違ったところもありますけれど、そういったところの説明を含めて、コラムでそういった説明も入れて東京都の方針のほうは改定されたところでございまして、私どもとしてはそこを始点とさせていただいたところでございます。  以上でございます。 ○田島委員長  よろしいですか。  ほかに。 ○金井委員  ちょっとほかの委員の質疑にかぶっちゃうかもしれないんですけれども、この対策、改訂を行ったときに、実際工事が必要になったときというのは、何か都や国からの補助というのは既にあるのかどうかというのを、分かる範囲で教えていただけたらと思います。 ○佐藤都市計画課長  今、東京都からこの方針の説明において、東京都の令和6年度の次年度の予算案の説明も一緒に受けているところでございます。  その中では、この気候変動に伴うような対応も含めて、今後、各自治体の先進的な取組についても補助対象にするという大くくりの項目までは新規であるんですけれど、なので具体的に説明会の質疑としまして、現在、こういった区有施設の率先した取組がそこに当たるかどうかというところは、今東京都に問合せをしているところでございまして、おっしゃるとおり都区財調の活用、補助金の活用については、当然基本的にはよく考えた上で可能な限り活用していくものと考えておりますので、改めて御質疑を踏まえまして東京都と協議をしてまいりたいと存じます。  以上でございます。 ○田島委員長  ほかに。  よろしいですか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  それでは、(1)を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(2)「地域交通の支援」(東部地区)の取組状況と今後の進め方について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――田島委員長  (2)「地域交通の支援」(東部地区)の取組状況と今後の進め方について、報告を受けます。 ○清水みどり土木政策課長  まず、項番1の経緯等でございますけれども、区では令和2年6月に目黒区地域交通の支援方針を策定しまして、地域交通導入に向けた地域での検討を支援しているところでございます。  東部地区でございますが、令和4年3月に東部地区交通協議会を設立しまして、検討を行い、交通管理者によります現場確認を経て、運行ルートまたバス停についての計画をまとめてきたというところでございます。  令和5年9月14日に開催しました目黒区地域公共交通会議におきまして、この運行ルート、バス停、運賃等について了承されておりましたが、東急バスより11月30日に乗合バス路線の運賃の改定の報告を受けまして、この協議会でまた再調整し、東部地区の実証運行の運賃についても再設定するということになりました。この運賃の再設定につきましては、昨年12月26日に開催した交通会議で報告し、了承されたところでございます。  現在、バス停設置や実証運行に伴う手続を行いまして、本年3月の実証運行に向けた取組を今進めているというところでございます。  項番2、東部地区の取組状況以降につきましては、添付しております資料に沿って御説明させていただきます。  項番2の(1)東部地区地域交通バス運賃変更等について、まず資料1を御覧ください。  この表でございますが、左側が変更前、右側が変更後になります。  一番上の運賃でございますが、大人220円が230円、子ども110円が120円、ICが115円になるというものでございます。東急バスの一日乗車券、また東急線・東急バス共通一日乗車券につきましては、それぞれ東急バスの分としまして、20円値上がりするというものでございます。  4段落目以降でございますが、普通回数券、身体障害者割引等につきましては変更ございません。  一番下の表のところを御覧ください。  令和6年3月26日~3月31日の運行につきましては、多くの方に東部地区地域交通バスを御利用いただいて知ってもらう期間と捉えまして、この期間は無料で運行するということにしております。  続きまして、資料2を御覧ください。  運行ルート及びバス停箇所図でございます。  運行ルートについては変更ございません。  右側の計画の概要のところでございます。赤字のところが変更になっております。  運行便数でございますが、当面は90分間隔、1日6便、これについては後ほど御説明いたします。
     普通運賃については、先ほど御説明したとおりでございます。  下の表、バス停でございますけれども、赤字が名称を変更したバス停でございます。バス停の位置は変更ございませんけれども、地先との調整ですとか、ハチ公バスのバス停の名称と区別するために変更したものでございます。  恐れ入ります、資料3を御覧ください。  今後の進め方でございます。  まず項番1としまして、実証運行に向けた周知でございますけれども、めぐろ区報2月15日号に、運行ルートですとかバス停、沿線施設などを区内全域に周知するために、15日号に掲載いたします。  (2)東部地区へのニュースの配布でございますが、運行ルート沿線エリアの地域へ、運行ルートやバス停の詳細について分かっていただくということで、ニュースを、アンケート配布したときと同様ですね、東部地区へ1万6,000部ポスティングして周知してまいります。  (3)ウェブやメディアへの情報提供でございますが、区のウェブサイト、X、LINE等SNSの活用で周知してまいります。また、プレスリリースとしまして、マスコミなどに取材案内状を送付しまして、実証運行開始の情報提供を行ってまいります。  項番2の今後の取組と予定でございます。  まず(1)実証運行の出発式でございますが、3月25日月曜日、午後1時から30分程度で行います。開催場所は総合庁舎南口エントランス前駐車場で行いますので、各都市環境委員、各委員におかれましても御出席賜りますようお願い申し上げます。  (2)実証運行の開始でございます。  3月26日火曜日の8時半からということで考えております。  運行事業者の東急バスより、ドライバー不足から当面の間、3か月程度、45分間隔から90分間隔の運行について相談がありまして、交通協議会地域公共交通会議で了承されたところでございます。運行時間でございますが、病院利用者の利用を考慮しまして、目黒駅発8時半からの運行開始ということで考えております。  (3)実証運行の実績の確認等でございます。  3月26日から31日まで6日間無料としますけれども、多くの方にこういった利用の中で口コミ等による周知も図ってまいります。  4月1日から通常運賃により運行しますけれども、利用者数、収支率、この実績を確認しまして、アンケート等により満足度などの意見を把握してまいります。その後、運行計画の見直しを行うなど、継続的な運行を地域の取組として支援してまいります。  最後に参考でございますが、一番最後に参考資料を添付してございます。  こちら、「さんまバス」という愛称名をつけてございます。運行ルートが、落語の目黒のさんまの舞台となる茶屋坂、また、さんま祭の田道エリアを走行することから「さんまバス」としております。  バスのラッピングにつきましては、区の紋章の江戸紫をベースにサンマ柄の模様を描いております。こちらの資料だと、紫色のところ、サンマがよく見えないんですけれども、下サンマ柄がこの紫の中に記載されているというところでございます。このサンマの大群の中に、一応1匹カツオを紛れ込ませているということで、トリビアとしております。  説明は以上になります。 ○田島委員長  ただいま説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○小林委員  来月いよいよ試行運転が始まるということで、具体的なバスのデザインとかも出てきました。予想以上に高級感のある、何かこうホテルの送迎バスみたいな仕上がりになったなと思って驚いていますけれども、最初の1週間かな、無料でどなたでも乗っていただけるというこの取組は、非常に私はいいと思います。  その中で、乗っていただいた方の感想ですとかを、SNSですとか口コミで発信してもらうということで、最初はすごく注目を浴びると思うんですが、要はそれをどれだけ継続して乗車率をキープしていけるかということだと思うんですが、まず、この運賃がそもそもちょっと高いということを前にも議論してたんですけど、東急さんに合わせていくということで、今回もまた10円値上がりをしたと。10枚つづりの券のほうは、値段はそのままでお得感があるからぜひ御利用してくださいというようなことだとは思うんですが、やはりコミュニティバスとしてのよさというか、乗ってみたい、ただ便利で移動する手段だけではなくて、目黒のコミュニティバスって何か面白いんだよというような、何かそういう仕掛けもあったほうが。私はちょっとこれを見てて思ったんですけども、このラッピングも、子どもたちが指を指して、「あっ、目黒のさんまバスだ」と言ってくれるとは思うんですが、それにしてはちょっと大人びてるし、高級感もあるし。  じゃ、中に入ったときに、どんなしつらえなんだろうということ、今ちょっとまだ乗ったことがないので分からないんですが、例えば、もちろん広告収入として企業さんの、事業者さんなりのチラシ、ポスターを貼っていくこと、プラスアルファで、その近くの地域の子どもたち、例えば保育園でも小学校でもいいんですけども、が描いた絵ですとか、例えば父の日、母の日だったり何でもいいんですけども、そういった、お母さん私の絵が今度載るんだよというような、その地元の子どもたち、家族が乗ってみたいというような、その地域性がすごく感じられるような温かみのあるような、ぜひ内装というか、外から指さされて終わりではなくて、かといって、交通手段としての足というだけでもなく、目黒区のコミュニティバスってすごく中が変わってて、乗ってみようよというような、これに乗ることが目的になるような仕掛けを、ぜひ考えていっていただきたいと思います。  この1年間試行期間なので、いろんなことができると思うんですね。例えば、乗ったら、その沿線上のお店の割引券がもらえるよだとか、10回乗車スタンプがたまったら、例えば区役所で何かできるよとか、何でもいいんですけども、そういった様々なアイデアを凝らして、乗ってみたいと思わせるような工夫を、ぜひこの1年間の試行の中で考えていただきたいと思うんですが、そのあたりはいかがでしょうか。 ○清水みどり土木政策課長  バスのデザインにつきましては、協議会の中で、いろいろこれだけではなくてほかの色とかデザインを検討する中でこの色に決まってきた、デザインに決まってきたという経過でございます。  それと、中のしつらえでございますけれども、現在、通る病院ですとか商業施設から、中の広告について参加して協力したいということの申出もいただいておりますので、それはそれとしてやるとして、今、委員のアイデアとしていただいた内容、非常にいい取組だと思います。たしか東急バスの山手通りでしたか、田道小学校のバス停の案内を、たしか田道小の何か小学生が吹き込んだのをたしか流してたときがあったかなというのを、今思い出したんですけれども、そういった取組も含めて、どういったその地域性、温かみのあるという意図かと存じますので、そこら辺協議会、地元の方と相談しながら今後もまた考えてまいりたいと存じます。  以上です。 ○小林委員  今課長の答弁を聞いてて私も思い出しましたけど、次はどこどこ、例えばけこぼ坂とか何か言うときに、ゆかりのあるタレントの声であったりとか、今小学生の声だったりとかありましたけど、そういったアナウンスに区民の方の声だったりするのも、すごくいい考えだと思います。  ぜひ手段として乗るのではなくて、目黒のコミュニティバスに乗ってみたいと思われるような仕組みを、この1年間かけて職員の方からもアイデアを募ったり、またアンケートの中の項目に、どういうバスだったら乗ってみたいですかみたいな、そういった一つのアンケートの質問にも入れていただけると、利用者の方からの広い斬新なアイデアも飛んでくるかもしれませんし、私は、せっかくつくったので、ぜひこれを利用客が少ないから廃止しますというようなことにはしてほしくないなと思っているので、最初だけではなく継続して多くの人に愛されるバスになるように、ぜひたくさんのところからアイデアをいただきながら、夢のあるコミュニティバスを、運行を続けていけるようにしていっていただきたいと思いますが、最後、そこだけ所管の意気込みをお伺いしたいと思います。 ○清水みどり土木政策課長  所管の意気込みということでございますけれども、委員おっしゃっていただいたとおり、やはりこれを継続していく持続可能な地域交通バスとしていくことにつきましては、所管も同じ考えでございます。それにおきましては、委員からおっしゃっていただいたように、アンケートの中で、今の、乗っていただいてる感想ですとか御意見、またアイデアというのを採取していくというのが重要かなと思っております。  夢のあるコミュニティバスという言葉をいただきました。いかに知っていただくかというのが、まずは第一段階として重要かと思いますので、協議会の中でそういったSNSの発信が得意な方もいらっしゃって、沿線には結構隠れ家的なお店もあるから、そういったところの紹介、発信もやっていったらどうだというようなアイデアも協議会の中でもいただいているところでございますので、今後そこら辺も詰めて持続可能な地域バスを目指して頑張っていきたいと思います。  以上です。 ○田島委員長  ほかに。 ○坂元委員  御説明ありがとうございました。  これやはり説明を聞いてて気になるのは、このやっぱりドライバー不足という文言でして、そもそも最初の実証実験の中でも半分で、その実験の効果がそれほどちゃんと出るのかどうか。で、今後の見通しとして、実際運行を始めるに当たって、そのときでもまだドライバー不足ということがあり得るような気がしてしまうんですが、そのような話は東急バスとか等でどういった話ができているのか、それとともに御認識を伺いたいと思います。 ○清水みどり土木政策課長  ドライバー不足についてでございます。  東急バスからは、当初4月から3か月間は人員不足の関係でということで、1本ずつ間引いた形での運行でお願いしたいというふうに聞いております。  東急バス側の取組としましては、昨年東急バスと東急トランセが合併しまして、人員の配置をフレキシブルにできるようにというような意図もあっての合併と聞いておりますので、配置についてはしていけるというふうに聞いておりますので、そこら辺十分注視しながら、運行の状況は確認してまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ○田島委員長  いいですか。 ○坂元委員  実証実験として、半分ではそんなに問題ないかなというような認識でよろしいですか。 ○清水みどり土木政策課長  昨年、その合併しますというのがプレスで出されたんですけれども、実際の合併が今年の4月1日からの予定としておりまして、そこら辺、その中での人員の配置ですとか、そこら辺が合併の関係でちょっとばたばたするというところ。  また人手不足、これ東急バスに限ったことではないんですけれども、そういったお話も聞いておりますので、また2024問題の中で、バス運転者の改善基準告示も4月から適用されるというところの中で、そこら辺見極めながら、当初についてはちょっと間引いた形でお願いしたいという申入れを受けましたので、そこら辺しっかり約3か月後には通常運行に戻れるようにということでは、区からも申入れしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○田島委員長  よろしいですか。  坂元委員の質疑を終わります。 ○金井委員  すみません、ちょっと私のほうから2点あって、まず、シルバーパスが使えないというのは、協議会の中ではどういう話合いになって、こういう理由だから使えないとか、何かその辺の経緯がちょっと分からないので、その辺をまず教えてほしいのと、この実証実験の期間というのは、ごめんなさい、ちょっと以前の資料が見当たらなくて、いつからいつまでが実証実験の期間なのかというのを教えていただきたいです。  以上2点です。 ○清水みどり土木政策課長  まず、1点目のシルバーパスでございますけれども、協議会の中でもシルバーパス使えないのかというような御意見ございました。  一方で、持続可能な地域交通とするために、収支率、金額のほうを上げていくにはどうすればいいか検討を進めてきたところでございます。  シルバーパス適用で無料で乗車された場合には、その分東急バスのほうでカウントしまして、その分を協議会側のほうでその運賃を負担するという形になるものでございます。  そういったことから、今回、ほかの地域バスでもシルバーパス、適用していないところも多いんですけれども、そういった理由でシルバーパスは適用しないということにしたものでございます。  それと、実証実験の期間でございますけれども、実証実験につきましては3年間の中で本格運行するかしないかの判断をしていくということになります。ですので、令和6年、7年、8年のこの3か年の間の中で、どうするか、継続するのかというのを検討し、実施していくというものでございます。  以上です。 ○田島委員長  よろしいですか。  ほかに。 ○岩崎副委員長  まず、この東部地域の地域交通のこのルートでいうと、東京共済病院や厚生中央病院など医療機関も含まれているので、高齢者の利用、また一定程度介助が必要になる方も乗車する可能性も大いにあると思うんですが、そういったところの円滑な運行のための乗客のフォローですとか、そういうものについては、東急と何かしら話合いのほうはあったのかというところが1点です。  2点目は、やはり今後長きにわたって安定的な運行ということを考えると、先ほどから出ている運転手不足、ドライバー不足というようなこともあるんですけれども、やはり事業者任せということにもいかないし、また一自治体任せというようなことにもいかないと思います。  23区あるいは東京都として取り組むべき課題だと思いますし、何よりもやはり国や東京都などの補助金などということも、いろいろなこの地域交通をめぐる今の課題に対応していくためには不可欠になっていると思うんですけれども、そういうドライバー不足対策をはじめとした、どのように採算を取るのかといったことについて、国などに補助金を求めるといったことも含めて、目黒区として、また23区としてどのような取組を行っているのかということについてお答えください。  以上です。 ○清水みどり土木政策課長  まず1点目の、高齢者の円滑な運行のフォローついて東急バスとどういう話をしているのかというところでございます。  実際に、この運行ルートの場所を、ハチ公バスをお借りして実際に運行して、例えば病院の中に止まったときに、例えば車椅子の方が来たときのフォローというのは、どういう形でやるのかというのも実際に確認しながら、スロープをその運転手さんが一度出して乗り入れして、そういった手当てもできるというのを確認した上で運行していくという状況でございます。  また、2点目の安定的な運行でございますけれども、委員おっしゃったように事業者任せでもいけませんし、行政任せでもいけないというところでございます。また、国、都の補助金、一定そこら辺担っていただいている、今回の地域交通の中でもいただいているところございます。そういった行政、区、自治体レベルだけではできないところもございますので、そういった国の支援ですとか、都の補助の支援につきましては、機を捉えて、要望等は区側からもやっていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○岩崎副委員長  1点目は確認しながらということですので、十分な介助もやっていただけたらと思うんですが。2点目の件ですけれども、今そういう地域交通をめぐって、例えば23区、区長会とか担当部課長会とかいうような、そういうくくりの中で、何かこの地域交通、23区全体的にどう課題を克服していくかというような、そういう話合いの場というのは、今存在はしているのですか。そういうのはいかがでしょうか。 ○清水みどり土木政策課長  まず、国、都の施策について要望等の点ですけれども、毎年翌年度の国、都の施策に関する要望が、特別区の23区の区長会から出されています。その中でも、地域交通の支援については、今、毎年度項目として入れて要望をしているという状況でございます。  あと、そういった声を上げる場があるのかというところでございますけれども、今、東京都との中で地域交通に関わる行政連絡会というのをやっておりまして、23区ほか地域交通導入している、導入を検討してるところと行政連絡会を開催して、その中で意見等を上申して意見交換も行っているという状況でございます。  以上です。 ○田島委員長  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  よろしいですか。  それでは、(2)を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(3)目黒区立公園公募設置管理制度事業者選定委員会(仮称)設置の考え方について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――田島委員長  (3)目黒区立公園公募設置管理制度事業者選定委員会(仮称)設置の考え方について、報告を受けます。 ○清水みどり土木政策課長  まず、項番1の経緯等でございます。  区では公園の魅力と区の財政負担の軽減を目的に、公募設置管理制度、Park-PFI導入に向けた検討を進めているところでございます。  現在、碑文谷公園をPark-PFIの導入候補公園として選定し、令和5年度は、1月10日の本委員会にも報告させていただきましたが、トライアルサウンディングですとか地域住民との意見交換会を実施して、具体的な検討を進めているというところでございます。  今後でございますが、このPark-PFIによる事業者選定に当たりましては、都市公園法に基づきまして、区長の付属機関として、目黒区立公園公募設置管理制度事業者選定委員会を設置することとしております。  項番2のこの委員会の設置の考え方でございますけれども、(1)設置の根拠としまして、都市公園法に基づきまして、事業者選定に係る評価、審査に関し必要な事項を審議するため、区長の付属機関として設置するというものでございます。  (2)の所掌事項としましては、事業者選定におけます評価基準の策定、事業者の選定、その他事業者の選定に関して必要な事項について所掌事項としております。  (3)の構成員としましては、専門的知見を有する学識経験者、区民等をもって構成してまいります。  項番3の今後の予定でございますが、第1回定例議会、条例議案、目黒区付属機関の設置に関する条例、この中の一つとして議案を提出いたします。7月以降、こちらの公募設置管理制度事業者選定委員会を開催して進めてまいります。  説明は以上でございます。 ○田島委員長  ただいま説明を終わりました。質疑を受けます。 ○金井委員  説明ありがとうございました。  これもまた楽しみな事業の一つだなと思って聞いております。  まず、その都市公園法の中で、「学識経験者の意見を聴かなければならない」というふうに各項あるんですけれども、この項番2の(3)の構成員、これ区民等をもって構成するというふうにあるのは、区の考え方で、学識経験者だけではなく区民も入れるという考え方でよろしいのかどうかというのを、まず1点確認したいです。 ○清水みどり土木政策課長  区民等をもっての構成ですけれども、委員おっしゃるとおり、これ区の考え方、住民参加を基本とした公園づくりというのを掲げて進めてまいりますので、それの考え方に基づいて区民等を入れてるというところでございます。  別の公園では、区民等入れないで学識経験者のみでやっているところもございますけれども、区としては地域も入れて検討していきたいという考え方でございます。  以上です。 ○金井委員  ありがとうございました。  それほんとすごいいいことだなと思っていて、やっぱり実際使う方、近隣住民の方も含めた方々も一緒に考えるという場になるのかなというのも、ちょっと期待しているところでございます。  質疑としては、この区民の応募については、何か公募をかけるのか、何かどっかからの紹介でとか、何かどういうのを想定してるのかというのを教えていただけたらと思います。 ○清水みどり土木政策課長  区民等の選定の考え方ですけれども、碑文谷公園、委員おっしゃっていただいたように、地元の方々に愛されている公園でもございますので、まず地域の方々、まだ決定しておりませんけれども、住区ですとか町会ですとか商店街もあります。公園で活動されている活動登録団体もございますので、それに加えて公募も、違う視点というところも必要だと思いますので、公募でも区民の方を入れていけたらなというふうに今現在考えております。  以上です。 ○田島委員長  ほかに。 ○岩崎副委員長  この件については、先日の委員会でも報告受けて、地域住民や公園利用者などの声も可能な限り聞いて取組を進めているという、そういう報告もありました。  ただ、Park-PFIの目的自体が、民間の資金やノウハウの活用ということなので、当然参入する民間事業者などについては、採算が取れるか取れないかというようなところも大きなところだと思います。
     いろいろな立場の人を選定委員会に入れて選定していこうということだと思うんですけれども、公園の魅力づくりというようなことも当然考えていくと思うんですが、その民間事業者の採算性というようなところが、魅力よりも優先しかねないというようなちょっと危惧もあるので、その辺のところ、選定委員会でどのようなコントロールをされていくのかというような点が1点です。  それと、この選定委員会の話合いの経過などについては、どのように区民に返していくのかということについてもお聞きしたいと思います。  以上です。 ○清水みどり土木政策課長  1点目の公園の魅力づくりがおろそかにならないかという御視点かと思います。  こちらにつきましては、これまでもトライアルサウンディングですとか、公園の地域、あと活動登録団体とのヒアリングも重ねて進めてきているところでございます。  そういった中でも、ここら辺がおろそかにならないようにという視点を持っているのと、これまでの調査を踏まえて、公募設置等の指針、まず指針を作成してまいります。その中で、委員が御危惧されてます、採算性が取れない場合にそれがおろそかにならないかという視点についても、ちゃんとチェックを入れて進めていきたいというふうに考えております。  あと、2点目の選定委員を決めた後の、それの地域への返し方でございますけれども、今現在でも、碑文谷公園を話し合う会ですとか、そういった会合の場等を活用して、ちょっと時間を借りて、その中でPark-PFIの取組の御紹介とかを今、進めてきてるところでございます。そういった懇談会ですとか地域の中で返すのと、決定した際には、今もそうですけれども、碑文谷公園等の場所への現地の掲示もしながら、そういった周知には進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○岩崎副委員長  一番公園づくりにとって障害になるのが、そのPark-PFIに参入した事業者が、何らかの都合で撤退するとか、採算が取れないとかということで撤退するというようなところが一番危惧されるところで、その辺のところ、学識経験者あるいは会計関係の専門家などももちろん交えて、選定委員会で議論をするんでしょうけれども、いわゆるその辺の危惧される問題というのを、いかに回避していくかということは、常に求められているんじゃないかなというふうに思うんですが、その辺万全な体制が取れるのかどうか、ちょっとその辺についてもお伺いします。  以上です。 ○清水みどり土木政策課長  選定委員会での議論というところでございます。万全な体制でというところでございますけれども、委員おっしゃっていただいたように、他の自治体でもPark-PFI始めたけれども、中には事業を撤退しているというのがあるというのは承知しております。そうならないために、今、ヒアリングですとかトライアルサウンディング等々を進めてきているというところでございます。  そういった提案する事業者の、その企業の力というのは、おっしゃっていただいたように、例えば中小企業診断士とか、そこら辺の学識も入れた形の中で判断していく必要があるかなと。  また、公園の内容についても分かるような、やっぱり専門家、経験、経営等を入れた形で、やはり万全な体制で選定していきたいというふうに考えております。ただそれだけではなくて、地域の方も入れた形で、公園の魅力づくりを進めていきたいという中で、そういった体制で取り組んで今後も進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○田島委員長  よろしいですか。  ほかに。 ○はま委員  先ほどの区民等をもって構成するというところなんですが、ぜひちょっとお願いしたいのが、油面公園のリニューアル工事のときにも、油面小学校の子どもたちの意見をすごく聞いていただいて、参考にされているという事例があるので、ぜひ鷹番小学校ですとか近くの小学校の子どもたちの意見とかもちょっと、こう入れていただくような、ということは可能でしょうか。 ○清水みどり土木政策課長  碑文谷公園でいきますと、鷹番小学校が地元の小学校となるんですけれども、今でも、これとは違う生物多様性保全林事業の中で、鷹番小学校の生徒に記念植樹等々してもらったりとか、そういった関係で公園とのつながりを深める取組はしているところでございます。  選定委員会の中に入ってというのはちょっと難しいかもしれませんけれども、実施方針つくるに当たって、そういった地域の小学校への参画等の考え方ですとか、そういった意見を聞く場を設けるような形ができないかどうかについては、今後検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○はま委員  実は、ちょっと地元の鷹番小学校の保護者の方から、そういった意見とかも結構出ていたりするので、ぜひそちらのほう進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○清水みどり土木政策課長  そういった声もあるというのを今日お聞きしましたので、今後、先ほど申し上げましたけれども、公募設置等の指針をつくってまいりますので、その指針の中で、そういった意見が聞けることがあるかどうか、ちょっと今後どういうことができるかというのを考えたいと思います。  以上です。 ○田島委員長  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  それでは、(3)を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(4)工事報告(1件)について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――田島委員長  (4)工事報告(1件)について。 ○久能道路公園課長  それでは、工事報告を1件させていただきます。  なお、本案件につきましては、本日の企画総務委員会におきましても契約報告されている案件となってございます。  資料をおめくりいただきまして裏面、工事報告書を御覧ください。  件名でございますが、道路維持工事(上目黒二丁目)でございます。  場所でございますが、案内図で黒く塗られた路線が工事箇所になりまして、目黒区役所前の駒沢通りを下って、けこぼ坂街かど公園のところを左折し、中目黒観音橋に向かう通りの路線の一部の道路工事でございます。  請負者、請負額につきましては、資料に記載のとおりでございます。  工事の概要でございますが、施工中心延長が92.2メートルで、工事の内容の詳細につきましては記載のとおりでございまして、主に傷んだL形溝工の修繕と、道路の舗装の打ち替えを行う工事となっております。  工事の期間でございますが、1月10日から3月22日までの50日間を予定しております。  私からは以上でございます。 ○田島委員長  ただいま報告が終わりました。  質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  それでは、(4)を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(5)令和5年度目黒区エコ・チャレンジ顕彰の被顕彰者について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――田島委員長  (5)令和5年度目黒区エコ・チャレンジ顕彰の被顕彰者について、報告を受けます。 ○松下環境保全課長  それでは、令和5年度目黒区エコ・チャレンジ顕彰の被顕彰者につきまして御報告申し上げます。  1番の概要でございますが、エコ・チャレンジ顕彰とは、区が、省エネ・省資源、ごみ減量・リサイクル等環境負荷の低減や環境保全のために顕著な取組を行っている区民、事業者及び団体等を顕彰することにより、地域における環境保全への取組意欲を高め、環境と共生するまちづくりの一層の推進を図ることを目的として、平成13年度から実施している事業でございます。  令和4年度までに57人の区民、58団体、16事業者を顕彰してございます。  2番の令和5年度の被顕彰者でございますが、事業者部門では、株式会社アンジェリカ桜のこみち保育園が、命やものを大切にする活動を行っており、地域における環境保全への取組意欲を高めることに大きく貢献していることから、対象となってございます。  また、団体部門のほうでは、布ぞうり・さき織りサークルが、長年にわたり、古布等を活用したぞうりやさき織りの作品を作る活動を行ってございまして、区民に向けて衣類を捨てずに生かすということを広め、環境啓発に大きく貢献していることが評価され、顕彰されることとなったものでございます。  3番の顕彰式といたしまして、先週2月9日に、資料記載のとおり行ったものでございます。  4番の区民等への周知方法でございますが、目黒区公式ウェブサイト及び区報にて掲載予定でございます。  参考といたしまして、裏面のほうを御覧いただきまして、5番のほうには過去の被顕彰者一覧、3か年分ですが、それと被顕彰者選定基準のほうを記載しておりますので、後ほど御確認いただければと存じます。  最後6番の今後のエコ・チャレンジ顕彰の在り方についてでございますが、今後、エコ・チャレンジ顕彰につきましては、2050年ゼロカーボンシティの実現に沿ったものになるよう、見直していく予定でございます。  説明は以上でございます。 ○田島委員長  ただいま説明が終わりました。質疑を受けます。 ○小林委員  すみません、重箱の隅つつくようで恐縮なんですが。今後のエコ・チャレンジ顕彰の在り方についてで、2050年ゼロカーボンシティ実現に沿ったものになるよう、見直していく予定であるという1行がありますけども、そうすると、その対象の団体さんというか、その対象のものというか内容ですね、を広げていくんですか、具体的にどういうことを検討されていくのか、ちょっと、今分かる範囲でお伺いできればと思います。 ○松下環境保全課長  具体的な検討につきましてはこれからでございますが、今委員が御指摘いただきましたとおり、考え方といたしましては、広げて、幅広い、もう少し今までよりも広げた活動を顕彰していくというような形で、広く顕彰できる事業者、区民の方というようなことで考えてございます。  以上でございます。 ○小林委員  そうすると、例えばZEB化してるとか、何か車のことであったりとか、すごく広がりますよね。そうすると、対象者が一気に増えるので、選ぶときの選定が難しくなっていくんじゃないかなと。  要するにこれ選ぶ審査会というか選考委員会があると思うんですが、すごく大きなものになってくので、広げるのはとてもいいことで、やっぱりこのゼロカーボンシティ実現に向けた取組ということでの頑張っている団体さんを、こう広く区民にも認知してもらいながら、区でも賞をということではいいんですが、逆に、選考が大変になってしまっていくのではないかという、ちょっと心配があったので、そこの部分どのように、例えば選考委員会の人を増やすのか、回数を増やしていくのか分かりませんけれども、具体的なことは今後なので、どういうふうに今描いていらっしゃるのかということは、ちょっと最後確認します。 ○松下環境保全課長  委員の御指摘はごもっともな話でございまして、ただ、私どもこの顕彰を募集した際に、たくさんの方が応募していただくというのは、すごくありがたいことだというふうに考えてございます。ですので、そうした中で、それじゃ、顕彰対象の基準、ふさわしい顕彰者の数というのは、当然今後検討していかなければいけないというふうに考えています。一度に50とか100ということはやはり多過ぎるのかなと思いますし、ですので、10とか20ぐらいになるような、ただ、それだけ応募していただける、推薦等していただけるという方がどれくらい出てくるかにもよってくるかと思いますので、その辺のところは、今後少し様子を見ながら検討していきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○田島委員長  ほかに。 ○増茂委員  御説明ありがとうございます。  三、四点ほどお聞きしたいんですけども、このエコ・チャレンジ顕彰の取組は、区民の方への意識を変えていくと言うとあれなんですけども、とてもいい取組だと思うんですけども、どのぐらいの区民の方が知ってらっしゃるかというと、ちょっとあまり知られてはいないのかなという感じがあるんですけれども、例えば、項番4の区民等への周知方法というのは、顕彰が終わった後の周知なんでしょうか、それともこれからこういうのがあるよという周知なんでしょうか。また令和6年度もやりますよという周知なのかどうかというのをお聞かせください。  それから、やはり知っていただくために、盛り上がるための仕掛けというのが必要かなと思うんですけれども、例えば、ハッシュタグでエコ・チャレンジ目黒と入れてもらって、いろんなことを投稿してもらうとか、そういった取組に関して、どういった考えかどうかをお聞きしたいです。  あとそれから、先ほど小林委員からもありましたけれども、選考に関して、今までどういった方が、候補に挙がって、どういう形で選考が行われてきているのかというのをお聞かせ願います。  以上です。 ○松下環境保全課長  幾つかの質疑をいただきましたので、順にお答えしてまいりたいと存じます。  まず1点目の、エコ・チャレンジ顕彰自体、区民の方にあまり知られてないんではないかというようなことで、資料の4番の区民等への周知方法でございますが、これは4月1日号の区報を予定してございますが、こちらは令和5年度は次の事業者、団体を顕彰しましたというようなことでの、顕彰された皆様の御紹介というような内容を考えてございます。これまでも、そういった形で周知をしてきているということでございます。  また2点目の、今後盛り上げていく仕掛けということでございますが、こちらにつきましては、私どもとしても、今までのような形だけではやはり十分とは言えないのではないかと、より一層何か工夫していく必要があるというふうには考えてございます。  その一つとして、ゼロカーボンシティの実現を目指すということで、エコプラザの機能強化というようなこともございますので、そういったところと関わりを持たせて、来ていただくということだけではなくて、何か動画等、またその実際に取り組んでおられるところの見学とか、そういったようなことが何らかの形でできないかというようなところは、今考えているところでございます。  また、選考についてでございますが、例年、こちらは選考の委員といたしまして、環境清掃部の管理職4名で選考しているというようなことでございまして、今回は推薦していただいた2団体・事業者の方を全て、推薦いただいたものを全て顕彰として取り上げてるという形です。過去には、基準に合わないということで対象外にしたという事例もあったということは聞いてございます。  以上でございます。 ○増茂委員  ありがとうございます。  そうすると、対象の団体なり事業者というのは、推薦があるということが一応前提なんですね。で、今回は2団体だったんでしょうか。  あと、この対象者を広げるということも、区民の皆さんに参加していただけることにつながると思うので、対象者をもっと推薦だけでなく増やしていこうという取組は考えてらっしゃるのかということも、併せてお聞かせください。お願いします。 ○松下環境保全課長  まず、今回推薦いただいた1事業者、1団体、全ての方を顕彰させていただいたという形でございます。  あと、その対象を広げる考えということでございますが、さきの委員の御質疑にもございましたとおり、今後、その顕彰自体、ゼロカーボンシティの実現に見合う、沿ったようなものになるように、見直しを行っていくというような考えを持ってございますので、その中で、おのずと対象というのは広がっていくというふうな考えを持ってます。  ただ、先ほど御質疑もいただきましたように、この顕彰自体が、より区民の方に知っていただくというのは必要かと思いますので、同時並行という形、周知の部分と、あと中身を少し見直していくというものを両方で取り組んでいく考えでございます。  以上でございます。 ○田島委員長  よろしいですか。  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  それでは、(5)を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(6)目黒区一般廃棄物処理基本計画改定案について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――田島委員長  (6)目黒区一般廃棄物処理基本計画改定案について、報告を受けます。 ○和光清掃リサイクル課長  目黒区一般廃棄物処理基本計画改定案について、御報告いたします。  まず、かがみ文でございます。  項番1、経緯です。  本計画について、素案のほうを昨年11月8日の本委員会において御報告いたしました。その後、11月13日~12月15日にかけてパブリックコメントを実施いたしました。  今回、そういった経緯を含めまして、改定案のほうを取りまとめましたので、御報告いたします。  項番2でございます。  本報告資料の概要でございますが、別紙1及び2が計画の改定案に関する概要と本文でございます。別紙3が素案からの主な変更内容、別紙4が改定素案に対するパブリックコメントの実施結果を取りまとめたものとなってございます。  大変お手数ですが、別紙4、パブリックコメントの実施結果のほうを御覧ください。
     本文がちょっと61ページございますので、かなり資料としては飛んだところにございます、別紙4でございます。  目黒区パブリックコメント手続要綱に基づきパブリックコメントを実施し、お寄せいただいた意見と対応する検討結果を取りまとめたものでございます。  項番2、意見募集期間、項番3、周知方法については、記載のとおりでございます。また素案の説明会は11月27日~29日に開催をし、20名の参加がありました。  項番4、意見提出者についてでございますが、計17の個人・団体から54の意見をいただきました。  2ページ目を御覧ください。  項番5、対応区分別の件数でございます。  パブリックコメントへの対応を6つの対応区分で整理しました。  対応区分1、御意見の趣旨を踏まえ、計画を修正したもの8件。対応区分2、御意見の趣旨は素案に取り上げているもの28件。対応区分3、計画案には取り上げませんが、今後できる限り努力するもの3件。対応区分4、今後の検討課題とするもの12件。対応区分5、趣旨に沿うのは困難なもの1件。などとなってございます。  3ページ目を御覧ください。  項番6、主な意見と検討結果でございます。  こちら、表の一番左が意見番号、左から4列目が寄せられた御意見、その隣が対応区分、一番右の列が検討結果でございます。  対応区分1としたものを中心に御説明をいたします。  4ページを御覧ください。  一番上、意見番号3でございます。  こちらは、清掃経費に関する記載についてでございます。清掃経費のほうですが、増加傾向であるので、そのことがきちんと伝わるような表現に修正すべきとの御意見でございました。御指摘のとおり、令和2年以降も僅かですが増加傾向にございますので、全体を通して増加傾向であるということが伝わるように、誤解のないような表記に修正をいたしました。  同じページの下部、意見番号8でございます。  こちら、4ページ~5ページにかけての記載となっていますが、内容といたしましては、燃やすごみの中に繊維ごみ、いわゆる古布とか古着等になりますが、そういった物が多く混入しているので、衣類等の資源回収を強化する。そういうことと、あとは本計画におけるごみの減量シナリオのほうに、そういった古布の資源化も記載して反映させてはどうか。そういった内容でございました。御指摘を踏まえまして、減量シナリオ等を修正してございます。  このほか、区のこれまでの取組をきちんと記載すべきといった御意見などに対応させていただいたほか、図や文章の統合、それからデータの更新、そういった修正をしてございます。  ただいまの説明を踏まえまして、具体的に修正した内容については、別紙3にまとめてございますので、後ほど資料を御参照くださいますと幸いでございます。  また、その他でございます。  趣旨を既に素案に取り上げていること、それから、過去の検討、経緯等を踏まえて今後の検討課題とする、そういったものにつきまして、修正は行いませんが御意見が多かったものがございます。拡大生産者責任の強化についての御意見ですとか、生ごみ処理の推進、そういった御意見が多く寄せられました。  かがみ文にお戻りください。  項番3でございます。  今後の予定でございますが、3月に本計画を改定いたしまして、区報、ウェブサイト等で公表していく、そういうふうな予定で今後進めてまいります。  説明につきましては以上でございます。 ○田島委員長  ただいま説明が終わりました。  質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  よろしいですね。  (6)を終わります。  これをもちまして、報告事項6件終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【情報提供】(1)重要土地等調査法に基づく国からの意見聴取について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――田島委員長  次に、情報提供にまいります。よろしいですか。  (1)重要土地等調査法に基づく国からの意見聴取について、情報提供を受けます。 ○佐藤都市計画課長  それでは、資料を御覧いただきたいと存じます。  1番の経緯等の説明の前に、補足をさせていただきます。  この今日の情報提供の内容でございますが、これは件名のとおり、重要土地等調査法、これは内閣府がこういう呼び方をしている法律。法律に基づいて、国、内閣府が権限を持って国の安全保障上の業務として行っているもの、これに係る内容ではございますが、1点、今回、後ほど詳細説明しますが、この法に基づく事務手続の中で、目黒区の区域が候補になった、これは初めてでございます。これが1点。その候補になった旨が内閣府ウェブサイトで公表されていること。それから、当日報道等もございまして、この手続を国が進める中で、国がその地元の自治体に対して意見聴取を行っている旨の報道等もあった。こういった状況を踏まえまして、私ども本日の情報提供、これは事前に国のほうに確認をして、どこまで情報提供できる、この内容を確認した上で、本日行うものでございます。  改めて、1番の経緯等でございます。  先ほど申しましたとおり、1行目のとおり、このとき成立した法に基づく措置、これは国の業務でございますが、これが今実施をされているところでございます。  改めて2段落目、先ほどのとおり、今般、本区を含む区域がこの法律に基づく注視区域の候補、この注視する区域については後ほど説明いたします。候補とされたことに伴いまして、国から重要施設、この法律にもある重要施設は、括弧のとおり防衛関係施設などでございますが、この周辺への区に対して意見聴取があったために、区としまして、この区域の実情について回答を行ったところでございます。  2番のこの法律についての概要でございますが、法律名については(1)のとおりでございます。  それから、(2)の法律の概要については、国の安全保障等の観点から、重要施設、先ほどの防衛関係施設等、この周囲おおむね1,000メートル、1キロ、この区域内の土地において、この防衛施設等の機能を阻害する行為を、特に国が防止する必要がある区域、これが注視区域と呼ばれて、国が注視する区域として指定されるという法でございます。  2段落目のとおり、この注視区域に指定された場合、この指定区域内の土地を利用して機能阻害行為が行われたとき、国においては、土地の利用者に対して必要な措置を取るべき旨の勧告・命令、これが法律上行うとされているものでございます。  その上で、(3)のとおり、今回の注視区域の候補としましては、これは国の土地等利用状況審議会第8回の資料、これが公表されている中で抜粋でございます。この一覧表のとおり、左側が区の区域、これ目黒区を含むというところ、真ん中の名称が重要施設ということで、今回2行抜粋してございますが、これは施設が特別区の中にあるところを2行抜粋しております。その上で、目黒区については、上段の3施設に係るところ、その中で区に係るのは、左の衛生学校、それから真ん中の艦艇装備研究所でございます。指定の事由等については、右側記載のとおりとされております。  こういった候補の公表がされているということの情報提供でございまして、(4)のとおり、詳細等について、区民からの問合せについても基本内閣府のコールセンターで対応するものでございます。  3番のとおり、今後については、国においてこの候補地の指定が手続としてされた後、これは決定後に区としまして、めぐろ区報等を活用しまして、区民へ周知を行う予定としているところでございます。  御説明は以上でございます。 ○田島委員長  ただいま説明が終わりました。  質疑を受けます。 ○岩崎副委員長  この重要土地等調査法なんですけども、土地利用規制法などとも言われていて、米軍や自衛隊基地などの周辺住民について、土地の利用を規制したり、それに絡んで住民を監視したり、情報を収集するというようなことで、非常に重大な法律だというふうに思っています。  その中で、この重要施設の機能を阻害する行為ということで、機能阻害行為が行われた場合について、勧告・命令、あるいは罰則なども定められているんですけれども、この機能阻害行為というのは、これは国からどういう説明を受けているのでしょうか。ちょっとそこを聞きたいと思います。  以上です。 ○佐藤都市計画課長  ただいまの御質疑につきましては、改めて国の内閣府のウェブサイトに説明があるところでございます。  その中で一つ、土地等の不適切な利用の規制という表題の中では、こういった注視区域の土地を利用して、機能阻害行為が行われたとき、利用者に対しての必要な措置等の勧告・命令、これは先ほど御説明したとおりの内容でございまして、具体的なところは、法律に基づく国の基本方針、これは閣議決定されているものでございますけれど、こちらも公表されている中で、ここに具体的に記載がある旨国から説明を受けています。  具体的には、機能阻害行為の類型の例示としては、例えば自衛隊等の航空機の離着陸の妨げとなる工作物の設置、自衛隊等のレーダーの運用の妨げとなる工作物の設置、あるいは自衛隊等の施設機能に支障を来すレーザー光、こういったものの光の照射というような具体例が挙げられているところでございます。  以上でございます。 ○岩崎副委員長  内閣府のほうで具体例なども挙げられているということですけれども、その具体例に基づいて、じゃ、一体、具体的に土地の利用などについて、何が機能阻害行為と認定されるのかということは、これはなかなか具体的にはこれだというものについては、国が決めることになるだろうというふうには思います。  そういう中で、今具体例として出していただいた、そういう機能阻害行為というものが行われた場合ということがあって、国から例示をされているということについて、なかなか住民はよく分からないと。特に、艦艇装備研究所の周りに住んでいる方々も、結局のところ、国が決めてから各自治体また国はこういう理由で注視区域になりましたというふうに公表されるということですから、非常にこの事前に区民に知らされないというところは、大きな問題だというふうに思っています。  そういうところなんですけれども、いろいろ今の段階で、自治体に対して、冒頭にも課長もおっしゃったように、国の方針の下でやられているからということなんですが、こういう区民やまた議会へのこの情報提供において、国から具体的にはどのような制限などが課されたのか、ちょっとその辺についてもお聞きしたいと思います。  以上です。 ○佐藤都市計画課長  ただいまの御質疑については、あまりこう言っては申し訳ありませんが、具体的にはお尋ねではない中で、基本的に今現状として御説明のとおり、これは指定される区域の候補であること、これが大前提ということでございまして、これは当然この先、指定まで、決定までには変更の可能性もあるということも含めて、今は候補であることをきちんと御説明するようにということ。今は、この1点が内閣府から言われているところでございます。  以上でございます。 ○岩崎副委員長  候補に挙がったということですけれども、あともう1点お聞きしたいことは、この区域指定の基本的な考え方の中で、国有地が近くに所在する場合には、指定に当たって留意すべきだというようなことがあります。  この艦艇装備研究所の隣には、これまで防衛研究所の跡地、それから公安調査庁の研修所の跡地、この国有地があって、今、この国有地の管理は財務省が管理をしているというような状況なんですけれども、このような財務省が管理している国有地があるにもかかわらず、この艦艇装備研究所が注視区域に指定候補として挙がっているということですから、この国有地がありながら指定候補に挙げられているということについては、これは国から何か見解などは示されているんでしょうか。  以上です。 ○佐藤都市計画課長  ただいまの御質疑については、まずは御答弁としては、そこの詳細については決定前の現段階では明らかにされていないということでございます。  改めて、今私どもとして、候補になったこと、それから情報提供の説明資料のとおり、重要施設が、ここが候補であることと、そこから約1キロの区域内ということ。これについては、説明を当然受けているものでございますが、現段階ではそういった説明ということでございます。  以上でございます。 ○田島委員長  ほかに。 ○小林委員  すみません。情報提供なので、そんなに深くは聞かないんですけれども。今ちょっと質疑を聞いていて思ったんですが、今回これ候補になったということでの情報提供ですよね。  それで、これから国が今後調査をして、指定になるまでの間、今後は変更になる可能性があるということで、今課長おっしゃいましたけども、そうすると、情報の出し方として地域の方に不安を余計にあおるというか、余計な心配をかけるというような、そういったこともあり得ないというか、可能性としては出てきてしまうので、非常に、これ私慎重に、国からの調査結果が出てから、指定された段階できちんとした報告をするのはいいと思うんですけども、まだ今注視区域の候補になっている段階ですので、周辺の住民の方に、もしかしたら何か毎日狙われてるかもしれないというような、ちょっと大げさなんですが、そういった余計な不安をさせてしまうような情報の出し方では困るので、そのあたりは慎重に進めていっていただきたいと思うんですけども、恐らく国からも、ただ今回は候補になったということだけでの報告だったという話なんですが、今後のその共有の仕方について、確認だけさせていただきます。 ○佐藤都市計画課長  ただいまの御質疑につきましては、今後、区として地域の皆様に周知をしていくところ、これは改めて本日の今後の予定のとおり、決定の後はきちんと御説明をしていく、これは区報等、あるいはこれまで定まった自治体で申すとウェブサイト等、ここできちんと説明をしていくということでございます。  その中で、確かに委員がおっしゃるように、国の法律に基づく国の取組ということではございますが、不安をあおるようなことも想定がされます。その中で一つ、ウェブサイト等で周知をするときに、きちんと国のウェブサイトにつながるように設定をした上で、国のほうはほかにFAQ、こういったよくある質問のウェブサイトもあって、そこは項目だけはもうほかのページに飛ばなくともその場で読めるように、同じ画面の中で質問項目等を表示できるような工夫もしており、あるいはパンフレットを配る中では、そのパンフレットの中にFAQも入れて、一番心配されるようなことについては抽出して、というふうに聞いております。  そのあたり、国ときちんと協議をしました上で、私ども、こう奥に奥にウェブサイトを行って、ようやく聞きたいことに扱うのではなくて、国とリンクをするときに、きちんと区民の皆様がすぐ知りたいことが分かるように、あるいはコールセンターの御案内も含めて、これはきちんと取り組んでいきたいと考えておりますので、ただいまの御質疑も含めて、これは今後、国と相談してまいりたいと存じます。  以上でございます。 ○田島委員長  ほかに。  よろしいですか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  それでは情報提供(1)を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【情報提供】(2)盛土規制法に基づく規制区域(案)の公表等について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――田島委員長  情報提供(2)盛土規制法に基づく規制区域(案)の公表等について。 ○髙橋都市整備課長  それでは、盛土規制法に基づく規制区域(案)の公表等についての情報提供をさせていただきます。  なお、この盛土規制ですけども、令和3年7月に静岡県熱海で大規模な土石流が発生しまして、甚大な被害が発生したということを受けまして、全国的な調査をした中で、法律を昨年の5月に改正をいたしまして、取組を強化しているというものでございます。  また、本件につきましては、昨年10月に東京都における盛土規制法に関する条件整備の考え方についての意見募集について、情報提供をさせていただいたところでございます。  それでは、1番の経緯です。  東京都では、令和6年1月29日にこの盛土規制法に基づく基礎調査の結果を公表してございまして、規制区域(案)を示しました。  規制区域ですけれども、市街地及びその周辺で盛土が崩壊した場合に、人家等に危害を及ぼすエリアを、宅地造成等工事規制区域、また市街地から離れていても同様に人家等に危害を及ぼし得るエリアを特定盛土等規制区域とするものでございます。本区は、全域が宅地造成等の工事規制区域に含まれてまいります。  そして、東京都では、令和6年7月、今年の7月下旬から、この盛土規制法に基づく規制を開始する予定としておりまして、このたび下記について都民から意見を募集をしているということでございます。  項番2の意見募集ですけれども、対象が盛土規制法に基づく規制区域、そして規制法に係る基準類の意見募集ということで、この基準類等につきましては、東京都の都市整備局のウェブサイトから御覧いただけます。  (2)の募集期間、周知の方法、意見の提出については記載のとおりでございまして、ここで、すみません、1枚おめくりいただきまして、2枚目、別紙になりますけれども、都民の皆様へということで、こちらがチラシとして窓口に置く物としてございます。  もう1枚めくっていただきますと、同じく事業者の皆様へということで、盛土規制法に基づく規制区域案を公表しましたという内容でございます。  この規制区域の案を見ていただきますと、東京23区、多摩地域については、市街化が進んでいるということで、全域が宅地造成等の工事規制区域に指定される予定と。多摩の奥多摩、檜原村等につきましては、一部が特定盛土等の規制区域に指定される予定のものとなります。  裏面を御覧いただきますと、規制対象となる盛土等の規模です。  盛土が1メートルを超すもの、切土が2メートルを超すもので崖が生じるもの等については、許可の対象になりますということで、こういった行為をする場合は、事前に許可を得ていただくということで、区役所のほうでこの審査をしていくというような形になってまいります。  真ん中辺にあります区域指定をまたぐ工事の対応ということで、板橋区と世田谷区については、盛土規制の区域が既に指定されておりまして、そういったところ。また、都市計画法に基づく開発行為がこの件に該当する場合がありますので、そういったところの取扱いについて記載をしてございます。  すみません、かがみ文にお戻りいただきまして、3番の今後の予定ですけれども、令和6年3月の都議会定例会に条例改正案を提出すると。また、6月に目黒区の手数料条例の改定、7月下旬に盛土規制法に基づく規制を開始していくという予定となってございます。
     情報提供は以上でございます。 ○田島委員長  ただいま説明が終わりました。  質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  それでは(2)が終わりました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【情報提供】(3)都市計画道路事業補助線街路第46号線(原町洗足)の事業施行期間の認可変更について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――田島委員長  (3)都市計画道路事業補助線街路第46号線(原町洗足)の事業施行期間の認可変更について、情報提供を受けます。 ○渡邊木密地域整備課長  それでは、都市計画道路事業補助線街路第46号線(原町洗足)の事業施行期間の認可変更について、情報提供いたします。  項番1の路線概要でございますが、路線名、延長、幅員につきましては、記載のとおりでございます。  ここで、資料真ん中から下にございます案内図を御覧いただきたいと思います。  図の右側、これ東側になりますが、こちらが目黒本町五丁目の事業施行の端部となります。左側が西側洗足のバス通りとの交差部となってございまして、その範囲が事業区間となってございます。  お戻りいただきまして、項番2の認可変更内容でございます。  今回は、事業施行期間の施行完了日が令和6年3月31日から、東京都策定の防災都市づくり推進計画において、補助第46号線を含む特定整備路線については、令和7年度に全線整備を目標として掲げていることから、令和8年3月31日への事業施行期間が変更となってございます。  情報提供は以上です。 ○田島委員長  ただいま情報提供が終わりました。  質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  それでは(3)を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【情報提供】(4)木造住宅密集地域内の土地建物の寄付受入れについて ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――田島委員長  (4)木造住宅密集地域内の土地建物の寄付受入れについて、情報提供を受けます。 ○渡邊木密地域整備課長  それでは、木造住宅密集地域内の土地建物の寄付受入れについて御説明いたします。  なお、本日の企画総務委員会にて同じ内容を報告してございます。  まず、項番1の経緯でございます。  令和5年1月10日付で、本件寄付に係る土地所有者の方の遺言執行者である弁護士から、区に対しまして、土地とその上にある建物を寄付したい旨の相談があったものでございます。  寄付の概要、項番2のとおりでございます。  所有者であるA氏におかれましては、令和4年11月13日にお亡くなりになられております。  寄付物件につきましては、ここで裏面の位置図を御覧をいただきまして、当該物件は中央体育館より少々北側に位置しているものでございます。  戻っていただきまして、寄付物件所在地ですけども、地番で申しますと目黒本町五丁目74番1、住居表示ですと目黒本町五丁目21番14号で、土地面積は244.35平方メートルで、土地の上に居宅等の建物がございます。  寄付の条件はございません。  項番3でございますが、今回の寄付物件につきましては、所有権以外の権利等があるかについて確認したところ、特に支障となる事項が認められなかったことから、所有者の方の御遺志に沿って寄付を受け入れさせていただくこととしたものでございます。  受入れ後の土地につきましては、亡くなられたA氏が生前に公園にしてほしいとの御意向があったことや、過去にA氏の御親族の方から公園用地としての寄付の御相談があったことなどの経緯を踏まえまして、公園用地として整備する方向でございます。  なお、公園整備等に要する費用につきましては、国及び都の補助金を活用していくものでございます。  項番4の今後の予定でございますけれども、建物除却また公園整備につきましては、来年度、国や都の補助金活用の調整を行う必要があることから、令和7年4月以降に行っていく予定でございます。  説明は以上です。 ○田島委員長  ただいま説明が終わりました。  質疑を受けます。 ○小林委員  情報提供なので、これも深くはいかないんですけども、これ私も関係者の方から御相談を受けていて、形になったので非常に安堵をしている場所です。  それで、裏の位置図のこの公園の木密地域内におけるこの図を見てみると、非常に木密地域の中での公園整備、所管の努力もあって進んできている一方で、やっぱりまだ偏りがちょっとあるなという印象なんですが、今後、やはり何というかまだちょっと足りない部分についての取組については、何か今後の動きというのはあるんでしょうか。そこだけ、1点だけ確認です。 ○渡邊木密地域整備課長  今後の取組という形でございますけども、現状の実施計画上、公園用地の取得につきましては600平米を目標としてございます。今現時点におきましては、前回用地取得契約の御報告申し上げましたけども、それ含めると715平米。今回含めますとやっぱり1,000平米近くまで用地を取得できているという状況になってます。  まだ、委員おっしゃっていただいているとおり地域入りますと、まだまだ不足しているよと、地域コミュニティ活動もっともっと頑張りたいよというお話いただいてございますので、今現状地域の方々とこの「まち歩き」をして、公園用地につながるものがないのかどうか、そういった取組をさせていただいてございますし、また、「街づくりニュース」を発行して、そこで、1面に公園用地を確保といったようなことも、地域の皆様方と取組を進めてございます。  我々積極的に公園用地確保に向けて動いてございますし、まだ交渉中の用地もございますので、そういった取組を地域の皆様と共に頑張ってまいりたいと、そのように考えてございます。  以上です。 ○田島委員長  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  よろしいですか。  それでは情報提供(4)を終わります。  以上を持ちまして、報告事項6件、情報提供4件を終わらせていただきます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【その他】(1)次回の委員会開催について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――田島委員長  その他にまいります。  その他(1)次回の委員会開催についてですが、2月26日月曜日、午前10時から開会ということになります。  なお、本会議中でございます。議案の審査、そして27日も陳情の審査等また報告事項などあると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上をもちまして本日の都市環境委員会を散会します。  どうもありがとうございました。...