スポーツ振興課長、金元伸太郎副参事でございます。
オリンピック・
パラリンピック推進課長、佐藤智彦副参事でございます。
私からは以上でございます。
○
上田健康福祉部長 それでは、私から
健康福祉部の
課長級出席説明員を紹介させていただきます。
障害福祉課長、保坂春樹副参事でございます。
私からは以上でございます。
○
中澤都市整備部長 それでは、私から
都市整備部の
課長級出席説明員を御紹介させていただきます。
道路管理課長の澤田雅之副参事でございます。
私からは以上でございます。
○
野口教育次長 私からは
教育委員会事務局の
課長級出席説明員を紹介させていただきます。
学校施設計画課長、鹿戸健太副参事でございます。
以上で紹介を終わります。
○
橋本委員長 出席説明員の紹介は終わりました。こちらのほうはよろしいですね。
では、(1)
出席説明員の紹介についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(2)担当係長の紹介について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
橋本委員長 続いて、(2)担当係長の紹介について。
○橋
区議会事務局長 それでは、私のほうから本委員会を担当します担当係長を紹介させていただきます。
藤田尚子議事・調査係長でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
以上でございます。
○
橋本委員長 こちらもよろしいですね。
では、(2)担当係長の紹介についてを終わります。
――
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【報告事項】(3)第3回
目黒シティラン〜
健康マラソン大会〜の進捗状況について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
橋本委員長 続いて、(3)に入ります。第3回
目黒シティラン〜
健康マラソン大会〜の進捗状況について説明を求めます。
○
佐藤オリンピック・
パラリンピック推進課長 それでは、第3回
目黒シティラン〜
健康マラソン大会〜の進捗状況につきまして御報告いたします。
本件につきましては5月11日に開催されました本委員会にて、第3回大会の開催が決定された旨を報告いたしましたが、その後、5月31日に開催された
大会実行委員会において、資料のとおり、事業の概要が決定されましたので、御報告するものでございます。
資料をごらんください。
まず、1の開催日時は記載のとおり11月25日、日曜日で、スタートの時刻は昨年同様に8時30分でございます。
次に、2の
スタート方法につきましては、10キロメートルの部で昨年から実施いたしました
ウェーブスタート方式を今回も引き続き実施いたします。2.5キロメートル
ミニマラソン及び1キロメートル
ウオーキングは、10キロメートルのスタートの後に各種目ごとに順次スタートいたします。
続きまして、3のランナーの募集でございますが、(1)参加資格につきましては、昨年同様に10キロメートルの部は16歳以上、2.5キロメートル
ミニマラソンは小学生の部と中学生以上になります一般の部、親子ペアの3つの区分で募集いたします。1キロメートル
ウオーキングにつきましては、年齢の制限がございません。
(2)の参加費につきましては、昨年と変更はなく、10キロメートルの部が5,000円、2.5キロメートル
ミニマラソンは、障害者と小学生が1,000円、一般が2,000円、親子ペアは3,000円でございます。1キロメートル
ウオーキングは参加費が無料でございます。
(3)申込方法につきましては、昨年まで10キロメートルの部の
区内在住者先行受け付けの枠を1,000名としてまいりましたが、昨年の申し込みが1,500名を超えた実績を踏まえまして、
区内在住者の枠を500名ほどふやしまして、今大会から1,500名に拡大いたします。
なお、7月15日から28日まで14日間の受付期間を行うことと、
インターネット及び
専用申込用紙により受け付けを行う点につきましては、昨年と同様でございます。
次に、Aの一般受付につきましては、10キロメートルの
区内在住者先行受付枠を500名拡大いたしましたことを受けまして、一般受付の枠は昨年の2,000名から500名ほど削減して1,500名に変更いたします。
このほか、2.5キロメートルの小学生が200名、一般が150名、親子ペアの200組400名、別枠で障害者が100名、1キロメートル
ウオーキングが150名という点につきましては、昨年と変更はございません。
申し込みの期間につきましては、8月23日から9月8日までの17日間で、10キロメートル及び2.5キロメートル
ミニマラソンにつきましては、
インターネットにより先着順でお申し込みをいただきます。
なお、1キロメートル
ウオーキングは、昨年同様に8月23日から9月23日までの1カ月間に往復はがきにてお申し込みをいただきます。
続きまして、4、協賛企業の募集につきましては、めぐろ
スポーツニュースや
ホームページにて周知するとともに、これまで御協賛いただいた企業等につきましては、通知をお送りして、御協力を呼びかけてまいります。
最後に、5の今後の予定につきましては、記載のとおり、6月15日に発行いたしますめぐろ
スポーツニュース及び
ホームページに掲載をしていって、また6月下旬からは
募集案内チラシを配布していく予定でございます。
説明は以上でございます。
○
橋本委員長 説明が終わりましたので、質疑があれば受けます。
○宮澤委員 今、御説明いただきまして、今回第3回目になるわけですよね。それで、まず第1回目、第2回目、それぞれ実施をされてきて、第1回目は本当にさまざまな部分で苦労されたと思うんですけども、それを反映して、第2回目、昨年をされたと。例えば
スタート方式なんかも多分一つの方法として第1回目と違うんでしょうけども、全体の中で第2回目での反省も踏まえて、今度第3回目にはこういうような形にしようという新しい検討をされたり、試みみたいなものがありますでしょうかというのがまず1点目です。
そして、2点目は、申し込みのところ、区内を、前回第2回目のときは1,000名の申し込みのところを1,500名を超える申し込みがあったというようなところがあるので、今回は1,500名にふやしましたというような形でやられるんだと思いますけども、私が思うには、1,500人と1,500人、合計3,000人、区内と区外ということでしょうけども、目黒区内を使ってマラソンをやるわけですよ。
それで、今回1,500人を、目黒区民として健康のために、目黒の目黒通りとか、区内をしっかり走って、自分たちが住んでるところを走りながら見てみると、健康も含めて、スポーツの楽しみをしていきたいという区民がそれだけ多いということを鑑みますと、例えば2,000人区民で、1,000人一般っていうぐらいな形でもいいんじゃないかなっていうふうに思うんですね。そこら辺についてどんな感じでしょうか。2点伺います。
○
佐藤オリンピック・
パラリンピック推進課長 それでは、お答えいたします。
まず、1点目の今回の新たな試みということでございますけれども、委員の御質問の中にもございましたように、第1回、第2回を通じまして、特に私どもが取り組んでまいりましたのは、コースを走るランナーの安全を確保していくということと、それからコース周辺の住民の皆さんの生活への影響を抑制していくというところ、本当にそこに重点を置いて取り組んできたところでございます。
昨年の取り組みにつきましては、先ほどお話をいたしましたように、
ウェーブスタート方式を取り入れることであるとか、ランパスを3カ所で実施していくことであるとか、全ての横断歩道に警備員を配置していくことであるとか、歩道橋に
自転車運び隊を配置していくことであるとか、さまざまに取り組んでまいりました。昨年の取り組みにつきましては、基本的には第3回大会につきましても継続していく予定で、継続と申しましても、昨年初めて実施したところで、いろいろな課題も出てございますので、それをまた改善しながら、取り組んでいくところでございます。
その上で第3回、特にどのような点にという御質問でございますので、課題は本当にたくさんあるわけではございますけれども、特に今、各部会、それから
実行委員会のほうで検討している点を幾つか挙げますと、一つには、昨年大会におきまして、10キロメートルの部の最後尾がスタートして、その後、今度は2.5キロメートルがスタートしていくわけでございますけれども、2.5キロメートルは
折り返し地点もあるところでございまして、そこの間隔が余りにも短かったんではないかというような反省がございます。この点につきまして、現在検討しているところでございます。
また、昨年、ランパスを先ほども申し上げたとおり3カ所で実施をしてまいりましたが、そのうち目黒郵便局で、交差点で実施したものについては、一部歩行者がたまってしまうような状況があったという課題が残っております。この点につきまして今検討しているところではございますけれども、この地点におきましては、ランパスを導入したことと、もともと給水所とそれから沿道演出という3つのものを一遍にその場所でやっているというところが一つの要素ではないかということで、現在、給水所をどこかに移動できないかということを検討しているところでございます。
また、歩道橋対策で
自転車運び隊というのを導入いたしましたけれども、コース上、全9カ所の歩道橋において、約3カ所において100名近い方が自転車で御利用されて、そこのボランティアの皆さんにはとても大変な思いがあったというお声をいただいておりますので、これを解消する方向で今検討しているところでございます。
このほか、例えば交通規制のチラシにつきましても、第1回大会から第2回大会には改善してまいりましたが、また第3回大会につきましても、内容を改善して、配っていく予定でございます。
あわせまして、今回、大会の安全というところとはまたちょっと離れますけれども、この大会の目的としている観光や商業の発展にも貢献したいというところでございまして、この方法につきまして、商店街等に何か御協力を求めながら、私
ども大会実行委員会のほうでも、その活動をサポートできる方法はないだろうかということで検討を始めたところでございます。
1点目の御質問については以上でございます。
2点目の今回の申し込みの区民の優先枠を1,000から1,500名に上げたところで、区民が御参加いただくことがやっぱり大事なので、例えば2,000にしてはどうかというような御質問でございましたが、この件につきまして、まず
実行委員会におきましても、区民の皆さんに数多く走っていただきたいという思いとしては強くございます。その上で第1回大会につきましては、
先行受け付けが1,000名に満たなかった、970名余というところでございました。第2回大会で初めて1,508名ということで、1,500名を超えております。この点を踏まえまして、今回1,500という数字をつけたところでございます。
検討の中では、この大会については、もちろん区民の
健康づくりや、そういったものも目的でありながら、目黒区の魅力を区外の方に知っていただくというところもあるのではないかというような議論もございました。何にいたしましても、今回、昨年の実績が1,508名というところを踏まえまして、区民の優先枠を1,500名まで上げたというところでございます。この大会、まだ2回が終了して、今回3回ということで、大会の区民の御要望とか、参加状況によって、これからも検討してまいりますが、本年度につきましてはこのような形で進めたいと考えているところでございます。
以上でございます。
○宮澤委員 今、御答弁いただきました。人数のところに関しては、第1回目は最初だから、最初の段階でも900人、1,000人弱ぐらいの区内の方が申し込まれたということですけども、我々はマラソンを大変楽しみにしてますし、
実行委員会、またマラソンにかかわる方々っていうのは、一つの本当に大きなイベントとして捉えていますので、皆さんこの日を楽しみにしてるという話を多く聞いてます。
また、一方、駒沢通りと自由通りと目黒通り、山手通りの内側にいる方々、大変御苦労されてるところ、役所のほうも
実行委員会も御苦労されてるところだと思いますけども、その中に住まわれてる方々からは、出入りとかを含めて、いろいろ迷惑をかけてるというか、そういう部分が結構あって、目黒区の公道を使わせていただいてるというところがあるので、今回どのぐらいの募集があるかっていうところを当然見ていただきながら、第4回目にはやはり目黒のまちを使ってるわけですから、目黒区民に少しでもその辺を御理解いただいて、皆さんがマラソンに少しでも参加していただくのが一番ですけど、参加していただかなかったとしても、目黒の大きなイベントとして認知していただくような区民への還元を含めたことの行動に出ていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
あと、
健康マラソンということで名前を打ってますんで、それぞれの目黒区内の今言ったような方々をマラソンとスポーツ、
オリンピックに向けてのものもあるでしょう。機運醸成もあるでしょうし、健康でスポーツをすることによって、健康だというところをさらに広めていくために、区としてもさまざまな御努力をされてるところだと思いますけども、それぞれの地域等で小さな
ウオーキングの会をやっていたり、歩こう会があったり、ジョギングの小さい大会をやろうと試みてるような地域がそれぞれあったりするわけです。
そういうところに関しましても、例えば健康のためにやって、少し走れるようになったよ、体が動くようになったよという子どもたちにしろ、高齢者にしろ、そういう人たちに対しても、そこを小さな大会といいますか、小さいものを区内でたくさん生まれるようなものをつくっていって、ここの
シティランを本大会に持ってくぐらいな感じでの
スポーツ振興、そして
オリパラ機運醸成も含めたところでの区としての取り組み、特に今回
特別委員会ですから、さまざまな所管の理事者の方々がいらっしゃってますんで、ぜひとも
スポーツ振興の部分と健康増進というところを兼ねた今後の施策的なものも検討していただきたいと。それによって、大きな目黒区の
健康マラソン、
シティランの大会がさらに区民の健康、そしてスポーツによる楽しみに寄与していくと、そういう形に持っていっていただけたらなと思うんですが、いかがでしょうか。2点伺います。
○
佐藤オリンピック・
パラリンピック推進課長 それでは、御質問にお答えさせていただきます。
まず、第1点目の第4回に向けて区民の認知度を高めるように参加の人数等検討できないかというようなお話でございますけれども、委員にも御意見いただきましたように、この大会が3回目というところでございまして、前回を見て、このような形に今回はさせていただきましたけれども、この大会につきましては、先ほども申し上げましたように、区民の皆さんにまず喜んでいただく、御参加いただきたいという思いはもちろんございまして、またあわせて区外の方にもぜひ目黒区のことを知っていただきたいというような発信ができるような大会に発展させていきたいというような思いもございます。
このような視点で考えますと、区内の在住者の枠と一般の枠の比率につきましては、今後もやはり検討を重ねていくべきことと存じます。今回いただきました御意見につきましては、
実行委員会のほうにも伝えまして、今後、第3回の参加状況等を踏まえながら、第4回に向けて検討を進めてまいりたいと存じます。
続きまして、
スポーツ振興の視点、そして
健康づくりの視点を踏まえて、今後の大会を区民の方、もうちょっとかかわっていただいたり、御参加を求めながら、盛り上げていけないかというような御質問かと思われますが、この件につきましては、全くその内容につきましては御意見のとおりと思います。
今回、例えばということではございましたけれども、小さなジョギング大会や
ウオーキングの大会など、そういったものも
健康マラソンの大会と関連づけてみてはどうかというような御指摘をいただきました。この辺につきましても、また
実行委員会のほうでこういった御意見をいただきましたというところで検討を進めてまいりたいと存じます。
御説明は以上です。
○
橋本委員長 ほかにございますか。
○河野委員 私からは1点伺いたいと思います。先ほどさまざまな課題が見えてきたということで、幾つか挙げていただいたんですけれども、ランナーの皆さんが多分感想を出されてると思うんですけれども、アンケートでしょうか、アンケートを実施して、一つは回収率、どの程度回収、反応があるのかということと、ランナー目線で見た中で、そこからランナーの側から見た視点での見えてきた課題がありましたら教えてください。
以上です。
○
佐藤オリンピック・
パラリンピック推進課長 この大会のアンケートにつきましては、「ランネット」というシステムの中で、走ったランナーがその後、自分たちで送っていただくという形をとらせていただいております。
今回、第2回大会につきましては、142名の方から御意見をいただいたというところでございます。この大会につきまして、いろいろ御意見をいただくわけですけれども、例えばボランティアやスタッフの方の対応がよかったとか、区内の幹線道路を走れる珍しい大会で気持ちがよかったとか、いろいろとお褒めの言葉をいただくことがとても多いです。
一方、この点もうちょっと考えてほしいというような点につきましては、第1回から第2回大会に向けまして、随分変わってまいりまして、余り大きな点がなかったというところで、例えば駅から総合庁舎まで来る間の道案内をもうちょっと立ててほしいであるとか、何かそういったこと、小さな運営の場面で私ども事務局でも何とか対応ができそうな御意見はいただいてございます。
あと、例えば朝早い大会ということで、終わった後、どこかで食事をしたり、休んだりしたいんだけど、店があいてないんだというような御意見もいただいておりまして、こういった点も踏まえまして、対応を今回考えていこうとしているところでございます。
以上でございます。
○河野委員 142名という回答で、「ランネット」に登録した方のみの中から回答ができるということなんですが、申込用紙での申し込みの方については、特にアンケート用紙とかを配ったりっていうことはされてないんでしょうか。
○
佐藤オリンピック・
パラリンピック推進課長 御指摘のとおりで、特に紙を用意してということではございませんでした。大会中におきましては、本部テントもございまして、何か御意見があれば、お伝えくださいということと、それからボランティアも数多くおりますので、そちらへ伝えていただくというような形でこれまで対応してきているところでございます。
以上でございます。
○
橋本委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
橋本委員長 では、ないようですので、(3)第3回
目黒シティラン〜
健康マラソン大会〜の進捗状況についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【情報提供】(1)目黒区基本計画の改定等の考え方について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
橋本委員長 続いて、情報提供に入ります。
(1)目黒区基本計画の改定等の考え方について、説明を求めますが、こちらの内容につきましては、去る5月に行われました企画総務委員会で報告事項として扱いました内容でございます。それでは、説明をお願いします。
○橋本
長期計画コミュニティ課長 それでは、御説明させていただきます。
本件につきましては、去る5月9日の議会運営委員会及び企画総務委員会におきまして御報告いたしまして、御審議をいただいたところでございます。しかしながら、長期計画に関する議題が本委員会の所掌になりましたことから、今後の基本計画の改定につながる最初の御報告ということですので、改めて今般、情報提供させていただくというものでございます。
なお、本件資料につきましては、企画総務委員会で御報告したものと同じ資料となっておりますので、御了承いただきたいと存じます。
それでは、目黒区基本計画の改定等の考え方について、資料に基づきまして御説明させていただきます。
まず最初に、1枚おめくりいただきまして、別添の横使いの資料をごらんいただきたいと存じます。
左側に本区の長期計画の体系図がございます。御承知のとおり、長期計画につきましては、基本構想、基本計画、実施計画の3段構成というふうになってございます。基本構想につきましては、長期計画の最上位計画ということで、まちづくりの基本目標、また施策の基本的方向、これを定めるものということでございます。現行構想につきましては、平成12年10月に議会の御議決をいただきまして決定したものということでございまして、基本構想の中には特に計画期間という考えは持っていないというものでございます。
そして、この基本構想を実現するための政策にかかわる長期的、全般的な計画が基本計画ということでございます。現行基本計画につきましては、現行の基本構想に基づく第2次の計画といたしまして、平成21年10月に改定され、平成22年度から31年度までの10年計画となってございます。したがいまして、基本計画につきましては、平成32年度からの新たな計画を定める必要があるということから、今般改定に必要な作業に着手するというものでございます。
それでは、資料1枚目にお戻りいただきまして、項番1、基本計画の改定についてでございます。
先ほど申し上げましたとおり、現行基本計画につきましては平成31年度に終期を迎えるということから、改定の必要が生じているというものでございます。
区政を取り巻く社会状況を見ますと、目黒区におきましても近い将来には人口減少・超高齢社会の到来、これが見込まれておりまして、人口構造の変化を見据えた中長期的な視点による施策展開が必要となってございます。
また、区財政につきましては、景気回復等に伴い一定の改善が図られてきたというものの、減収要因もさまざまございまして、一般財源の大幅な増収は見込めないという状況であるということでございます。今後も健全で強固な行財政基盤の確立ということともに、施策の選択と集中などによります行財政改革を引き続き取り組んでいく必要があるという状況でございます。
基本計画の改定に当たりましては、このような背景とともに、現行計画の達成状況、また行政需要の変化、こういったところを踏まえまして、将来を見据えた計画にしていく必要があるというふうに考えてございます。
次に、項番の2、計画改定の時期及び計画の期間でございますが、表記のとおり、来年度中に改定いたしまして、平成32年度、2020年度からの10年計画という形になる予定でございます。なお、これらの時期、期間につきましては、後ほど御説明いたします基本構想の検証の結果によりまして変更となる可能性があるということで御留意いただきたいと存じます。
続きまして、項番の3、計画改定に向けての主な留意点、これの(1)改定の視点でございますが、現在の状況で主な点、3点掲げてございます。
まず、視点1といたしましては、先ほど申し上げましたが、社会状況の変化という点でございます。主な点といたしましては、人口減少・超高齢社会の到来、また国際化・情報通信技術のさらなる進展であるとか、地域コミュニティーへの関心の希薄化など、さまざまなものが挙げられると思います。こういった変化に適切に対応していく必要があるというふうに考えてございます。
おめくりいただきまして、裏面2ページでございます。
視点2といたしましては、現行計画の期間内におけます区の施策展開ということでございます。特に区政全般にわたる大きなものといたしましては、コミュニティー施策の方針、また区有施設見直し計画など策定してまいってございます。また、それらで示した方針、施策の方向、こういったところと整合を図る必要があると考えてございます。
それから、各種補助計画、これにつきましても近年改定したというものがございますので、そういったところとの整合を図る必要があると考えてございます。
続きまして、視点の3、効率的な行財政運営というところでございます。こちらにつきましては、先ほども申し上げましたが、やはり施策の選択と集中といったところをさらに図っていく、また成果が明らかになるような指標の検討、そういったところも必要かなと考えてございます。
続きまして、(2)改定の進め方でございます。一般的なことということでございますが、一つは、現行基本計画の進捗状況、これを調査・総括を行った上で、その後の社会状況の変化を見据えた計画、これをしていくということでございます。
2つ目といたしましては、計画策定の各段階におきまして、区議会に御報告を差し上げ、御意見・御要望を伺いながら進めていくということでございます。
また、3つ目といたしましては、幅広い層の区民、また地域団体から御意見を伺っていくと、こういったところを掲げてございます。
続きまして、項番の4、基本構想の検証についてでございます。冒頭申し上げましたとおり、現行基本構想につきましては、平成12年10月に策定したものということで、策定から17年が経過しているというところでございます。基本構想には計画期間という定めがございませんので、決まったタイミングでの改定手続というものがございません。そこで、前回の基本計画改定時にも行っておりますが、今回につきましても、計画改定の機を捉えまして、現行基本構想の内容について確認、検証を行いまして、基本構想改定の要否の検討など、必要な対応を図ってまいりたいというふうに考えてございます。
続きまして、項番の5、基本計画改定等の検討体制でございますが、全庁にわたる調整が必要となりますので、副区長をトップといたしました検討委員会において検討を進めてまいります。
最後、項番の6、改定スケジュールでございますが、現在、基本計画の総括、それから基本構想の検証のための庁内調査を実施しているところでございます。8月くらいには調査結果を取りまとめたいと思ってございまして、その結果を踏まえまして、9月から10月ころには基本計画の改定要領を定めて、具体的な改定作業に入っていくというスケジュールを現在考えてございます。
なお、基本構想の検証の結果、これを踏まえまして、構想を改定するか否かについても検討してまいります。その結果によりましては、基本計画改定のスケジュールも変わってくると考えてございまして、その際には改めて本委員会におきまして御説明をさせていただきたいと考えてございます。
私からの説明は以上でございます。
○
橋本委員長 説明が終わりました。
それでは、皆様からの質疑を受けます。
○たぞえ委員 いろいろ悩んで、悩みながらの質問になってしまうんですけど、前回の基本計画から構成は引き継ぐんですか、それともそこから検討されるんでしょうか。
以上です。
○橋本
長期計画コミュニティ課長 これから改定をどのように進めていくかということにつきまして検討を進めてまいるというところでございますので、まだその方針というものを特別定めたというところではございませんので、今この場でどうするということはなかなかお答えしづらい面もございますが、当然現行基本計画の構成そのものを引き継ぐということも決定はしているところでありませんので、そういったところも踏まえて、検討を進めていくということになろうかなと思ってございます。
以上です。
○たぞえ委員 そこもまだ検討っていうことで、余り改定だからといって、中身をちょっと変えるっていうレベルではなくて、基本計画とか、基本構想って何だっけっていうところから考えていただきたいと思っているんです、って言うのは、やっぱり時代の流れが本当に早くて、10年っていっても、5年ぐらいたつと、本当に「あれ、もうこれ古くない」ってなってしまう中で、中長期計画をつくらない企業も出てきてるんですよね。
だから、むしろビジョンとか、前にほかの会派の方でクレドをつくったらっていう質問をされてた方もいらっしゃるんですけど、本当に区として何をどう進めていきたいんだっていう目印だけつくれば、あとは本当にたくさんの補助計画があるので、そこの改定のほうが早いので、進むべき方向性だけどんと出して、あとは補助計画よろしくねで私はいいんじゃないかと思ってるんです。
補助計画、本当にいっぱいあって、しょっちゅういっぱい変わって、追いつくのに必死なんで、正直それを整合性っていうと、逆に10年の大きな方向ってつくれないと思うんですよね。だったら、余り補助計画と整合性っていうところじゃない、ちょっと違う毛色のものをつくってみたらどうかなってちょっと悩んでました。どうですか。
○橋本
長期計画コミュニティ課長 委員の御指摘も踏まえて、今後検討してまいりたいというふうに考えてございますが、一つは今、御説明で現行の長期計画、3段構成になってるということを申し上げましたが、その構成自体がこれからも維持されていくものなのか、あるいはこの辺をもう少しスリム化なりして、おっしゃるとおり、補助計画、たくさんございますので、そういったところに詳細は譲っていくという形がいいのか、その辺も含めて、今後検討してまいりたいというふうに思ってございます。
以上です。
○
橋本委員長 ほかにございますか。
○松田委員 ちょっと今質疑があったんで、するつもりはなかったんだけど、一つ整理していただきたいんですが、3つの基本計画があって、別に補助計画があって、その3つの基本計画の中の実施計画は5年に1回ですよね。820事業ある中の4%か、5%だけに絞ってやってるわけです。予算規模も370億円、8%ぐらいの規模で絞ってるわけです。実施計画はしっかりやってもらいたいということの確認が一つと、もう一つは、企画総務委員会で聞いて、ああそうでしたってことになったんですが、基本構想のほうは平成12年に改定して、今、18年たってるんですが、17年って書いてあるので、改めてもらったほうがいいかと思うんですけど、いかがでしょうか。
以上です。
○中野
政策企画課長 それでは、1点目は私のほうからお答えさせていただきます。
実施計画についての取り組みでございますが、これについては5カ年の財政的な裏づけをもって対応してまいるということで、引き続きこれについては取り組んでまいるという考えでございます。
○橋本
長期計画コミュニティ課長 済みません、2点目の御質疑につきましては、前回と同じ資料を使って御説明いたしましたが、精査をさせていただきます。
以上でございます。
○
橋本委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
橋本委員長 それでは、ないようですので、情報提供の(1)目黒区基本計画の改定等の考え方についてを終わります。
以上で、本日の報告事項、情報提供を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【その他】(1)次回の
委員会開催について
――
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○
橋本委員長 その他(1)次回の委員会についてですが、次回の委員会は7月13日の午前10時から開催を予定しています。
以上で本日の目黒区
総合戦略等調査特別委員会を散会いたします。
お疲れさまでございました。...