台東区議会 2019-05-16
令和 元年第1回臨時会-05月16日-付録
令和 元年第1回臨時会-05月16日-付録令和 元年第1回臨時会
議案の部
第1号議案
東京都台東区特別区税条例等の一部を改正する条例
上記の議案を提出する。
令和元年5月16日
提出者 東京都台東区長 服 部 征 夫
(提案理由)
この案は、地方税法(昭和25年法律第226号)の改正に伴い、特別区民税に係る
寄附金税額控除の適用要件を改める等のため提出します。
東京都台東区特別区税条例等の一部を改正する条例
(東京都台東区特別区税条例の一部改正)
第1条 東京都台東区特別区税条例(昭和39年12月台東区条例第43号)の一部を次のように改正する。
第20条第1項中「においては、法第314条の7第1項(同項第4号を除く。)」を「には、同項」に、「同項第1号に掲げる寄附金」を「同条第2項に規定する
特例控除対象寄附金」に改め、同条第2項中「第314条の7第2項」を「第314条の7第11項」に改める。
付則第3条中「平成34年度」を「令和4年度」に改める。
付則第3条の5の2第1項中「平成43年度」を「令和15年度」に、「平成33年」を「令和3年」に、「附則第5条の4の2第6項(同条第9項」を「附則第5条の4の2第5項(同条第7項」に改め、同条第2項を削り、同条第3項中「第1項の規定の適用が」を「前項の規定の適用が」に改め、同項を同条第2項とする。
付則第3条の6中「第314条の7第2項第2号」を「第314条の7第11項第2号」に改める。
付則第4条第1項中「平成33年度」を「令和3年度」に改める。
付則第5条の前の見出し中「
寄附金控除額」を「
寄附金税額控除」に改め、同条第1項中「によつて」を「により」に、「第314条の7第1項第1号に掲げる寄附金」を「第314条の7第2項に規定する
特例控除対象寄附金」に、「地方団体に対する寄附金」を「
特例控除対象寄附金」に、「区市町村長(以下「地方団体の長」という。)」を「市町村若しくは特別区の長(次項及び第3項において「
都道府県知事等」という。)」に改め、同条第2項及び第3項中「地方団体の長」を「
都道府県知事等」に改める。
付則第5条の2中「地方団体に対する寄附金」を「
特例控除対象寄附金」に、「においては」を「には」に改める。
付則第6条第1項中「法附則第30条第1項」を「平成18年3月31日までに初めて
道路運送車両法(昭和26年法律第185号)第60条第1項後段の規定による車両番号の指定(次項から第4項までにおいて「
初回車両番号指定」という。)を受けた法附則第30条第1項」に、「
当該軽自動車が初めて
道路運送車両法(昭和26年法律第185号)第60条第1項後段の規定による車両番号の指定(以下この条において「
初回車両番号指定」という。)を受けた月から起算して14年を経過した月の属する年度以後の年度分」を「令和元年度分」に改め、同条第2項から第4項までを削り、同条第5項中「附則第30条第6項第1号及び第2号」を「附則第30条第2項第1号及び第2号」に、「平成31年度分」を「令和元年度分」に、「第2項の表」を「次の表」に改め、同項に次の表を加える。
┌─────────┬────────┬─────────┐
│第1項第2
号イ │3,900円 │1,000円 │
│ ├────────┼─────────┤
│ │6,900円 │1,800円 │
│ ├────────┼─────────┤
│ │10,800円 │2,700円 │
│ ├────────┼─────────┤
│ │3,800円 │1,000円 │
│ ├────────┼─────────┤
│ │5,000円 │1,300円 │
├─────────┼────────┼─────────┤
│第2項 │前項 │付則第6条第2項の│
│ │ │規定により読み替え│
│ │ │て適用される前項 │
└─────────┴────────┴─────────┘
付則第6条第5項を同条第2項とし、同条第6項中「附則第30条第7項第1号及び第2号」を「附則第30条第3項第1号及び第2号」に改め、「以上の軽自動車」の次に「(ガソリンを内燃機関の燃料として用いるものに限る。以下この項及び次項において同じ。)」を加え、「平成31年度分」を「令和元年度分」に、「第3項の表」を「次の表」に改め、同項に次の表を加える。
┌─────────┬────────┬─────────┐
│第1項第2
号イ │3,900円 │2,000円 │
│ ├────────┼─────────┤
│ │6,900円 │3,500円 │
│ ├────────┼─────────┤
│ │10,800円 │5,400円 │
│ ├────────┼─────────┤
│ │3,800円 │1,900円 │
│ ├────────┼─────────┤
│ │5,000円 │2,500円 │
├─────────┼────────┼─────────┤
│第2項 │前項 │付則第6条第3項の│
│ │ │規定により読み替え│
│ │ │て適用される前項 │
└─────────┴────────┴─────────┘
付則第6条第6項を同条第3項とし、同条第7項中「附則第30条第8項第1号及び第2号」を「附則第30条第4項第1号及び第2号」に、「平成31年度分」を「令和元年度分」に、「第4項の表」を「次の表」に改め、同項に次の表を加える。
┌─────────┬────────┬─────────┐
│第1項第2
号イ │3,900円 │3,000円 │
│ ├────────┼─────────┤
│ │6,900円 │5,200円 │
│ ├────────┼─────────┤
│ │10,800円 │8,100円 │
│ ├────────┼─────────┤
│ │3,800円 │2,900円 │
│ ├────────┼─────────┤
│ │5,000円 │3,800円 │
├─────────┼────────┼─────────┤
│第2項 │前項 │付則第6条第4項の│
│ │ │規定により読み替え│
│ │ │て適用される前項 │
└─────────┴────────┴─────────┘
付則第6条第7項を同条第4項とする。
付則第6条の2第1項中「第7項」を「第4項」に改める。
付則第11条第1項及び第2項中「平成32年度」を「令和2年度」に改める。
付則第15条第1項中「平成35年度」を「令和5年度」に改める。
(東京都台東区特別区税条例の一部改正)
第2条 東京都台東区特別区税条例の一部を次のように改正する。
第23条中第7項を第8項とし、第6項を第7項とし、第5項の次に次の1項を加える。
6 第1項又は前項の場合において、前年において支払を受けた給与で所得税法第190条の規定の適用を受けたものを有する者で区内に住所を有するものが、第1項の申告書を提出するときは、法第317条の2第1項各号に掲げる事項のうち施行規則で定めるものについては、施行規則で定める記載によることができる。
第24条の2の見出し中「
扶養親族申告書」を「
扶養親族等申告書」に改め、同条第1項各号列記以外の部分中「同項の」を「同項に規定する」に改め、同項第3号を同項第4号とし、同項第2号の次に次の1号を加える。
(3) 当該給与所得者が
単身児童扶養者に該当する場合には、その旨
第24条の3の見出し中「
扶養親族申告書」を「
扶養親族等申告書」に改め、同条第1項各号列記以外の部分中「第203条の5第1項」を「第203条の6第1項」に改め、「ならない者」の次に「又は法の施行地において同項に規定する
公的年金等(所得税法第203条の7の規定の適用を受けるものを除く。以下この項において「
公的年金等」という。)の支払を受ける者であつて、扶養親族(
控除対象扶養親族を除く。)を有する者若しくは
単身児童扶養者である者」を加え、「同項の」を「所得税法第203条の6第1項に規定する」に、「同項に規定する
公的年金等」を「
公的年金等」に改め、同項第3号を同項第4号とし、同項第2号の次に次の1号を加える。
(3) 当該
公的年金等受給者が
単身児童扶養者に該当する場合には、その旨
第24条の3第2項中「第203条の5第2項」を「第203条の6第2項」に改め、同条第4項中「第203条の5第5項」を「第203条の6第6項」に改める。
第25条の見出し中「かかる」を「係る」に改め、同条第1項中「によつて」を「により」に、「または同条第7項」を「又は同条第8項」に、「においては」を「には」に改める。
付則第5条の3に次の3項を加える。
2 東京都知事は、当分の間、前項の規定により行う
軽自動車税の
環境性能割の賦課徴収に関し、三輪以上の軽自動車が法第446条第1項(同条第2項において準用する場合を含む。)又は法第451条第1項若しくは第2項(これらの規定を同条第4項において準用する場合を含む。)の適用を受ける三輪以上の軽自動車に該当するかどうかの判断をするときは、
国土交通大臣の認定等(法附則第29条の9第3項に規定する
国土交通大臣の認定等をいう。次項において同じ。)に基づき当該判断をするものとする。
3 東京都知事は、当分の間、第1項の規定により賦課徴収を行う
軽自動車税の
環境性能割につき、その納付すべき額について不足額があることを付則第5条の5の規定により読み替えられた第37条の7第1項の納期限(納期限の延長があつたときは、その延長された納期限)後において知つた場合において、当該事実が生じた原因が、
国土交通大臣の認定等の申請をした者が偽りその他不正の手段(当該申請をした者に当該申請に必要な情報を直接又は間接に提供した者の偽りその他不正の手段を含む。)により
国土交通大臣の認定等を受けたことを事由として
国土交通大臣が
当該国土交通大臣の認定等を取り消したことによるものであるときは、当該申請をした者又はその一般承継人を当該不足額に係る三輪以上の軽自動車について法附則第29条の11の規定によりその例によることとされた法第161条第1項に規定する申告書を提出すべき当該三輪以上の軽自動車の取得者とみなして、
軽自動車税の
環境性能割に関する規定を適用する。
4 前項の規定の適用がある場合における納付すべき
軽自動車税の
環境性能割の額は、同項の不足額に、これに100分の10の割合を乗じて計算した金額を加算した金額とする。
付則第5条の3を付則第5条の3の2とし、付則第5条の2の次に次の1条を加える。
(
軽自動車税の
環境性能割の非課税)
第5条の3 法第451条第1項第1号(同条第4項において準用する場合を含む。)に掲げる三輪以上の軽自動車(自家用のものに限る。以下この条において同じ。)に対しては、当該三輪以上の軽自動車の取得が令和元年10月1日から令和2年9月30日までの間(付則第5条の7第3項において「特定期間」という。)に行われたときに限り、第37条第1項の規定にかかわらず、
軽自動車税の
環境性能割を課さない。
付則第5条の7に次の1項を加える。
3 自家用の三輪以上の軽自動車であつて乗用のものに対する第37条の5(第2号に係る部分に限る。)及び前項の規定の適用については、
当該軽自動車の取得が特定期間に行われたときに限り、これらの規定中「100分の2」とあるのは、「100分の1」とする。
付則第6条第1項中「附則第30条」を「附則第30条第1項」に改め、「指定」の次に「(次項から第4項までにおいて「
初回車両番号指定」という。)」を加える。
付則第6条第2項中「平成29年4月1日から平成30年3月31日まで」を「平成31年4月1日から令和2年3月31日まで」に、「平成30年度分」を「令和2年度分」に改め、「
軽自動車税」の次に「の種別割」を加え、「平成30年4月1日から平成31年3月31日まで」を「令和2年4月1日から令和3年3月31日まで」に、「令和元年度分」を「令和3年度分」に改め、同項の表を次のように改める。
┌─────────┬────────┬─────────┐
│第1項第2
号イ │3,900円 │1,000円 │
│ │ │ │
│(ロ) │
│ │
├─────────┼────────┼─────────┤
│第1項第2
号イ │6,900円 │1,800円 │
│ ├────────┼─────────┤
│(ハ)a │10,800円 │2,700円 │
├─────────┼────────┼─────────┤
│第1項第2
号イ │3,800円 │1,000円 │
│ ├────────┼─────────┤
│(ハ)b │5,000円 │1,300円 │
├─────────┼────────┼─────────┤
│第2項 │前項 │付則第6条第2項の│
│ │ │規定により読み │
│ │ │替えて適用される前│
│ │ │項 │
└─────────┴────────┴─────────┘
付則第6条第3項中「三輪以上の軽自動車(ガソリンを内燃機関の燃料として用いるものに限る。以下この項及び次項において同じ。)」を「法第446条第1項第3号に規定する
ガソリン軽自動車(以下この項及び次項において「
ガソリン軽自動車」という。)のうち三輪以上のもの」に、「
当該軽自動車」を「
当該ガソリン軽自動車」に、「平成29年4月1日から平成30年3月31日まで」を「平成31年4月1日から令和2年3月31日まで」に、「平成30年度分」を「令和2年度分」に改め、「
軽自動車税」の次に「の種別割」を加え、「平成30年4月1日から平成31年3月31日まで」を「令和2年4月1日から令和3年3月31日まで」に、「令和元年度分」を「令和3年度分」に改め、同項の表を次のように改める。
┌─────────┬────────┬─────────┐
│第1項第2
号イ │3,900円 │2,000円 │
│ │ │ │
│(ロ) │
│ │
├─────────┼────────┼─────────┤
│第1項第2
号イ │6,900円 │3,500円 │
│ ├────────┼─────────┤
│(ハ)a │10,800円 │5,400円 │
├─────────┼────────┼─────────┤
│第1項第2
号イ │3,800円 │1,900円 │
│ ├────────┼─────────┤
│(ハ)b │5,000円 │2,500円 │
├─────────┼────────┼─────────┤
│第2項 │前項 │付則第6条第3項の│
│ │ │規定により読み替え│
│ │ │て適用される前項 │
└─────────┴────────┴─────────┘
付則第6条第4項中「三輪以上の軽自動車」を「
ガソリン軽自動車のうち三輪以上のもの」に、「
当該軽自動車」を「
当該ガソリン軽自動車」に、「平成29年4月1日から平成30年3月31日まで」を「平成31年4月1日から令和2年3月31日まで」に、「平成30年度分」を「令和2年度分」に改め、「
軽自動車税」の次に「の種別割」を加え、「平成30年4月1日から平成31年3月31日まで」を「令和2年4月1日から令和3年3月31日まで」に、「令和元年度分」を「令和3年度分」に改め、同項の表を次のように改める。
┌─────────┬────────┬─────────┐
│第1項第2
号イ │3,900円 │3,000円 │
│ │ │ │
│(ロ) │
│ │
├─────────┼────────┼─────────┤
│第1項第2
号イ │6,900円 │5,200円 │
│ ├────────┼─────────┤
│(ハ)a │10,800円 │8,100円 │
├─────────┼────────┼─────────┤
│第1項第2
号イ │3,800円 │2,900円 │
│ ├────────┼─────────┤
│(ハ)b │5,000円 │3,800円 │
├─────────┼────────┼─────────┤
│第2項 │前項 │付則第6条第4項の│
│ │ │規定により読み替え│
│ │ │て適用される前項 │
└─────────┴────────┴─────────┘
付則第6条の2の見出し及び同条第1項中「
軽自動車税」の次に「の種別割」を加え、同条第2項中「
軽自動車税」の次に「の種別割」を加え、「には」を「において」に改め、同条第3項中「
軽自動車税」の次に「の種別割」を加え、同条第4項を削る。
(東京都台東区特別区税条例の一部改正)
第3条 東京都台東区特別区税条例の一部を次のように改正する。
第10条第1項第2号中「または寡夫」を「、寡夫又は
単身児童扶養者」に改める。
付則第6条第1項中「第4項」を「第5項」に改め、同条に次の1項を加える。
5 法附則第30条第2項第1号及び第2号に掲げる三輪以上の軽自動車のうち、自家用の乗用のものに対する第39条の規定の適用については、
当該軽自動車が令和3年4月1日から令和4年3月31日までの間に
初回車両番号指定を受けた場合には令和4年度分の
軽自動車税の種別割に限り、
当該軽自動車が令和4年4月1日から令和5年3月31日までの間に
初回車両番号指定を受けた場合には令和5年度分の
軽自動車税の種別割に限り、第2項の表の左欄に掲げる同条の規定中同表の中欄に掲げる字句は、それぞれ同表の右欄に掲げる字句とする。
付則第6条の2第1項中「第4項」を「第5項」に改める。
(東京都台東区特別区税条例等の一部を改正する条例の一部改正)
第4条 東京都台東区特別区税条例等の一部を改正する条例(平成27年12月台東区条例第56号)の一部を次のように改正する。
付則第5条第2項第3号中「平成31年9月30日」を「令和元年9月30日」に改め、同条第13項中「平成31年10月1日前」を「令和元年10月1日前」に改め、同条第14項の表中「平成31年10月31日」を「令和元年10月31日」に、「平成32年3月31日」を「令和2年3月31日」に改める。
(東京都台東区特別区税条例等の一部を改正する条例の一部改正)
第5条 東京都台東区特別区税条例等の一部を改正する条例(平成29年12月台東区条例第39号)の一部を次のように改正する。
第2条のうち東京都台東区特別区税条例付則第5条の2の次に5条を加える改正規定(同条例付則第5条の7第2項に係る部分に限る。)中「については」の次に「、当分の間」を加え、同条例付則第6条第1項の改正規定中「初めて
道路運送車両法(昭和26年法律第185号)第60条第1項後段の規定による」を「最初の法第444条第3項に規定する」を「平成18年3月31日までに初めて
道路運送車両法(昭和26年法律第185号)第60条第1項後段の規定による車両番号の指定(次項から第4項までにおいて「
初回車両番号指定」という。)を受けた法附則第30条第1項」を「法附則第30条」に、「令和元年度分」を「
当該軽自動車が最初の法第444条第3項に規定する車両番号の指定を受けた月から起算して14年を経過した月の属する年度以後の年度分」に改める。
付則第1条第2号中「平成31年10月1日」を「令和元年10月1日」に改める。
付則第2条第2項中「平成31年度以後」を「令和元年度以後」に改める。
付則第3条第2項中「平成32年度以後」を「令和2年度以後」に、「平成31年度分」を「令和元年度分」に改める。
(東京都台東区特別区税条例等の一部を改正する条例の一部改正)
第6条 東京都台東区特別区税条例等の一部を改正する条例(平成30年6月台東区条例第31号)の一部を次のように改正する。
付則第1条第3号中「平成31年10月1日」を「令和元年10月1日」に改め、同条第4号中「平成32年10月1日」を「令和2年10月1日」に改め、同条第5号中「平成33年1月1日」を「令和3年1月1日」に改め、同条第6号中「平成33年10月1日」を「令和3年10月1日」に改め、同条第7号中「平成34年10月1日」を「令和4年10月1日」に改める。
付則第2条第1項中「平成31年度以後」を「令和元年度以後」に改め、同条第2項中「平成33年度以後」を「令和3年度以後」に、「平成32年度分」を「令和2年度分」に改める。
付則第6条第1項中「平成32年10月1日前」を「令和2年10月1日前」に改め、同条第2項中「平成32年11月2日」を「令和2年11月2日」に改め、同条第3項中「平成33年3月31日」を「令和3年3月31日」に改め、同条第4項及び第5項中「32年新条例」を「2年新条例」に改める。
付則第8条第1項中「平成33年10月1日前」を「令和3年10月1日前」に改め、同条第2項中「平成33年11月1日」を「令和3年11月1日」に改め、同条第3項中「平成34年3月31日」を「令和4年3月31日」に改め、同条第4項及び第5項中「33年新条例」を「3年新条例」に改める。
付 則
(施行期日)
第1条 この条例は、公布の日から施行する。ただし、次の各号に掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する。
(1) 第1条中東京都台東区特別区税条例第20条の改正規定並びに同条例付則第3条の6、第5条及び第5条の2の改正規定並びに次条第2項から第4項までの規定 令和元年6月1日
(2) 第2条(次号に掲げる改正規定を除く。)及び付則第6条の規定 令和元年10月1日
(3) 第2条のうち東京都台東区特別区税条例第23条中第7項を第8項とし、第6項を第7項とし、第5項の次に1項を加える改正規定及び第24条の2から第25条までの改正規定並びに付則第3条の規定 令和2年1月1日
(4) 第3条中東京都台東区特別区税条例第10条の改正規定及び付則第4条の規定 令和3年1月1日
(5) 第3条(前号に掲げる改正規定を除く。)及び付則第7条の規定 令和3年4月1日
(特別区民税に関する経過措置)
第2条 別段の定めがあるものを除き、第1条の規定による改正後の東京都台東区特別区税条例(以下「新条例」という。)の規定中特別区民税に関する部分は、令和元年度以後の年度分の特別区民税について適用し、平成30年度分までの特別区民税については、なお従前の例による。
2 新条例第20条並びに付則第3条の6及び第5条の2の規定は、令和2年度以後の年度分の特別区民税について適用し、令和元年度分までの特別区民税については、なお従前の例による。
3 新条例第20条第1項及び付則第5条の2の規定の適用については、令和2年度分の特別区民税に限り、次の表の左欄に掲げる新条例の規定中同表の中欄に掲げる字句は、それぞれ同表の右欄に掲げる字句とする。
┌─────┬───────┬────────────────┐
│第20条 │特例控除対象寄│
特例控除対象寄附金又は同条第1項│
│第1項 │附金 │第1号に掲げる寄附金(令和元年6│
│ │ │月1日前に支出したものに限る。)│
├─────┼───────┼────────────────┤
│付則第5条│特例控除対象寄│
特例控除対象寄附金又は法第314条 │
│の2 │附金 │の7第1項第1号に掲げる寄附金(│
│ │ │令和元年6月1日前に支出したもの│
│ │ │に限る。) │
│ ├───────┼────────────────┤
│ │送付 │送付又は東京都台東区特別区税条例│
│ │ │等の一部を改正する条例(令和元年│
│ │ │5月台東区条例第 │
│ │ │号)付則第2条第4項の規定により│
│ │ │なお従前の例によることとされる同│
│ │ │条例第1条の規定による改正前の東│
│ │ │京都台東区特別区税条例付則第5条│
│ │ │第3項の規定による同条第1項に規│
│ │ │定する申告特例通知書の送付 │
└─────┴───────┴────────────────┘
4 新条例付則第5条第1項から第3項までの規定は、特別区民税の所得割の納税義務者が前条第1号に掲げる規定の施行の日以後に支出する地方税法等の一部を改正する法律(平成31年法律第2号。以下この項において「改正法」という。)第1条の規定による改正後の地方税法(昭和25年法律第226号)第314条の7第2項に規定する
特例控除対象寄附金について適用し、特別区民税の所得割の納税義務者が同日前に支出した改正法第1条の規定による改正前の地方税法第314条の7第1項第1号に掲げる寄附金については、なお従前の例による。
第3条 付則第1条第3号に掲げる規定による改正後の東京都台東区特別区税条例(次項及び第3項において「2年新条例」という。)第23条第6項の規定は、同号に掲げる規定の施行の日以後に令和2年度以後の年度分の特別区民税に係る申告書を提出する場合について適用し、同日前に当該申告書を提出した場合及び同日以後に令和元年度分までの特別区民税に係る申告書を提出する場合については、なお従前の例による。
2 2年新条例第24条の2第1項(第3号に係る部分に限る。)の規定は、付則第1条第3号に掲げる規定の施行の日以後に支払を受けるべき東京都台東区特別区税条例第23条第1項に規定する給与について提出する2年新条例第24条の2第1項及び第2項に規定する申告書について適用する。
3 2年新条例第24条の3第1項の規定は、付則第1条第3号に掲げる規定の施行の日以後に支払を受けるべき所得税法等の一部を改正する法律(平成31年法律第6号)第1条の規定による改正後の所得税法(昭和40年法律第33号。以下この項において「新所得税法」という。)第203条の6第1項に規定する
公的年金等(新所得税法第203条の7の規定の適用を受けるものを除く。)について提出する2年新条例第24条の3第1項に規定する申告書について適用する。
第4条 付則第1条第4号に掲げる規定による改正後の東京都台東区特別区税条例第10条第1項(第2号に係る部分に限る。)の規定は、令和3年度以後の年度分の特別区民税について適用し、令和2年度分までの特別区民税については、なお従前の例による。
(
軽自動車税に関する経過措置)
第5条 新条例の規定中
軽自動車税に関する部分は、令和元年度分の
軽自動車税について適用し、平成30年度分までの
軽自動車税については、なお従前の例による。
第6条 別段の定めがあるものを除き、付則第1条第2号に掲げる規定による改正後の東京都台東区特別区税条例(以下「元年10月新条例」という。)の規定中
軽自動車税の
環境性能割に関する部分は、同号に掲げる規定の施行の日以後に取得された三輪以上の軽自動車に対して課する
軽自動車税の
環境性能割について適用する。
2 元年10月新条例の規定中
軽自動車税の種別割に関する部分は、令和2年度以後の年度分の
軽自動車税の種別割について適用する。
第7条 付則第1条第5号に掲げる規定による改正後の東京都台東区特別区税条例の規定は、令和3年度以後の年度分の
軽自動車税の種別割について適用し、令和2年度分までの
軽自動車税の種別割については、なお従前の例による。
──────────────────────────────────────────
議員提出第1号議案
子育て及び若者支援について
上記の議案を提出する。
令和元年5月16日
提出者 東京都台東区議会議員
拝 野 健 岡 田 勇一郎
鈴 木 純 中 嶋 恵
田 中 宏 篤 中 澤 史 夫
松 村 智 成 山 口 銀次郎
掛 川 暁 生 中 村 謙治郎
望 月 元 美 石 川 義 弘
髙 森 喜美子 河 井 一 晃
松 尾 伸 子 寺 田 晃
青 鹿 公 男 鈴 木 昇
伊 藤 延 子 村 上 健 市
石 塚 猛 和 泉 浩 司
堀 越 秀 生 水 島 道 徳
小 坂 義 久 本 目 さ よ
早 川 太 郎 秋 間 洋
太 田 雅 久 河 野 純之佐
青 柳 雅 之 小 菅 千保子
東京都台東区議会議長 石 塚 猛 殿
(提案理由)
核家族化の進行や地域のつながりの希薄化等により、子育てに対し、不安や負担を感じる保護者が増えている。また、共働き家庭の増加など多様化する養育環境の中、安心して子どもを生み育てるためには、子育て家庭に対する必要な支援を適切に行うとともに、地域が一体となって、子育て家庭をサポートする仕組みづくりが必要である。
また、成人年齢を超えても社会にうまく適応できないなど、生きづらさを抱えた若者が多く見られており、ひきこもりやニートが問題となっている。
このため、妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援や保育所等の待機児童の解消、子どもの虐待の未然防止などに向けた体制の充実など、子育てをとりまく多様なニーズに対応した総合的な子育て支援の実施や、ひきこもりなどの困難な状況に置かれた若者に対する支援体制を強化し、社会的自立を促進するための取り組みが必要である。
よって、台東区議会は、ここに子育て・若者支援特別委員会を設置し、下記事項の調査を行い、子どもが健やかに成長することができる環境の整備により、子どもの育ちを喜び、見守るまちの実現や、若者の社会的自立に努めていく。
記
1、調査事項 子育て及び若者支援について
──────────────────────────────────────────
議員提出第2号議案
環境及び安全安心について
上記の議案を提出する。
令和元年5月16日
提出者 東京都台東区議会議員
拝 野 健 岡 田 勇一郎
鈴 木 純 中 嶋 恵
田 中 宏 篤 中 澤 史 夫
松 村 智 成 山 口 銀次郎
掛 川 暁 生 中 村 謙治郎
望 月 元 美 石 川 義 弘
髙 森 喜美子 河 井 一 晃
松 尾 伸 子 寺 田 晃
青 鹿 公 男 鈴 木 昇
伊 藤 延 子 村 上 健 市
石 塚 猛 和 泉 浩 司
堀 越 秀 生 水 島 道 徳
小 坂 義 久 本 目 さ よ
早 川 太 郎 秋 間 洋
太 田 雅 久 河 野 純之佐
青 柳 雅 之 小 菅 千保子
東京都台東区議会議長 石 塚 猛 殿
(提案理由)
東日本大震災以降も、大規模な地震や自然災害が頻発しており、依然として地域防災力の向上が求められている。また、地球規模での環境問題は進行しており、本区においても、持続可能な社会を構築していくための取り組みを強化しなければならない。
環境面においては、花とみどりの創出、地球温暖化やヒートアイランド化への対策など、低炭素で地球に優しい社会に向けての取り組みをより一層推進していく必要がある。
また、安全・安心の面においては、様々な自然災害に備えるための「自助」・「共助」・「公助」の精神に基づく総合的な防災力の強化や、犯罪のない社会を実現するためのハード・ソフト両面にわたる防犯対策をより一層推進することが求められている。
よって、台東区議会は、ここに環境・安全安心特別委員会を設置し、下記事項の調査を行い、うるおいのある生活環境づくりと災害に強い都市の形成と区民生活の安全安心の確保に向け努めていく。
記
1、調査事項 環境及び安全安心について
──────────────────────────────────────────
議員提出第3号議案
文化政策及び観光について
上記の議案を提出する。
令和元年5月16日
提出者 東京都台東区議会議員
拝 野 健 岡 田 勇一郎
鈴 木 純 中 嶋 恵
田 中 宏 篤 中 澤 史 夫
松 村 智 成 山 口 銀次郎
掛 川 暁 生 中 村 謙治郎
望 月 元 美 石 川 義 弘
髙 森 喜美子 河 井 一 晃
松 尾 伸 子 寺 田 晃
青 鹿 公 男 鈴 木 昇
伊 藤 延 子 村 上 健 市
石 塚 猛 和 泉 浩 司
堀 越 秀 生 水 島 道 徳
小 坂 義 久 本 目 さ よ
早 川 太 郎 秋 間 洋
太 田 雅 久 河 野 純之佐
青 柳 雅 之 小 菅 千保子
東京都台東区議会議長 石 塚 猛 殿
(提案理由)
台東区には、世界的な文化・芸術施設をはじめ、史跡、芸術、芸能などの豊富な文化資源や多彩な行事がある。また、国内外から多くの来街者が訪れる国内有数の観光地として、文化、産業、観光が密接に関係し、活気のあるまちとして発展してきた。
本区のこの特徴を活かして、まちのにぎわいを創出し、まちの活性化を促進することが重要である。
また、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、歴史と文化のまちとしての魅力を一層高めるとともに、多様な文化圏からの旅行者を受け入れるおもてなしの環境を一層充実することが求められている。
このため、文化の保存・継承、新たな文化の創造、誰もが文化に親しむ環境づくり、文化の力を最大限に活かした観光の振興、多言語での観光案内や情報発信の充実など多種多様な取り組みが必要である。
よって、台東区議会は、ここに文化・観光特別委員会を設置し、下記事項の調査を行い、区民が多彩で粋な文化に愛着や誇りを持つことができるよう、文化が息づく心豊かなまちの形成と、多彩な魅力の創出に努めていく。
記
1、調査事項 文化政策及び観光について
──────────────────────────────────────────
議員提出第4号議案
交通対策及び地区整備について
上記の議案を提出する。
令和元年5月16日
提出者 東京都台東区議会議員
拝 野 健 岡 田 勇一郎
鈴 木 純 中 嶋 恵
田 中 宏 篤 中 澤 史 夫
松 村 智 成 山 口 銀次郎
掛 川 暁 生 中 村 謙治郎
望 月 元 美 石 川 義 弘
髙 森 喜美子 河 井 一 晃
松 尾 伸 子 寺 田 晃
青 鹿 公 男 鈴 木 昇
伊 藤 延 子 村 上 健 市
石 塚 猛 和 泉 浩 司
堀 越 秀 生 水 島 道 徳
小 坂 義 久 本 目 さ よ
早 川 太 郎 秋 間 洋
太 田 雅 久 河 野 純之佐
青 柳 雅 之 小 菅 千保子
東京都台東区議会議長 石 塚 猛 殿
(提案理由)
本区では、人口の増加や産業構造の変化などに伴い、都市基盤の充実や地域特性に応じたまちづくりが求められており、都市づくり施策の重要性は、更に高まっている。
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催後も増加する見込みの来訪者を受け入れるため、人と環境にやさしく、利便性の高い公共交通等の充実を図っていく必要がある。また、観光客などの増加による観光バスへの対応や公共空間のバリアフリー化の推進など、多様な課題が顕在している。
こうした状況の中で、今後の本区の交通施策及びまちづくりを進めるためには、区民が主体的にまちづくりに関わり、より魅力的で地域に愛着を持って住み続けることができるまちの実現に向け取り組むとともに、誰もが利用しやすい交通ネットワークの整備・充実を図ることが重要である。
よって、台東区議会は、ここに交通対策・地区整備特別委員会を設置し、下記事項の調査を行い、都市交通基盤の整備と住みよいまちづくりの実現に努めていく。
記
1、調査事項 交通対策及び地区整備について
諸報告の部
31台総総第231号
令和元年5月9日
東京都台東区議会事務局長
石 野 壽 一 殿
東京都台東区長 服 部 征 夫
令和元年第1回台東区議会臨時会の招集について(通知)
令和元年第1回台東区議会臨時会を本日別紙写のとおり招集したので通知します。
─────────────────────────────────────────
台東区告示第3号
令和元年第1回台東区議会臨時会を次のとおり招集する。
令和元年5月9日
東京都台東区長 服 部 征 夫
記
1 招 集 日 令和元年5月16日
2 招集の場所 台東区議会議事堂
3 付議すべき事件
(1)議長選挙について
(2)副議長選挙について
(3)常任委員会委員の選任について
(4)議会運営委員会委員の選任について
(5)東京都台東区特別区税条例等の一部を改正する条例
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31台総総第74号
平成31年4月1日
東京都台東区議会議長
河 野 純之佐 殿
東京都台東区長 服 部 征 夫
区長説明委任者の変更について(通知)
平成31年4月1日付をもって人事異動を行ったことに伴い、地方自治法(昭和22年法律第67号)第121条の規定に基づく区議会における区長説明委任者を下記のとおり一部変更したので通知します。
記
企画財政部長
田 中 充(前 教育委員会事務局次長)
総務部長
佐 藤 徳 久(前 企画財政部長)
総務部参事
内 田 円(前 総務部人事課長)【昇任】
総務部参事
嶋 田 邦 彦(前 会計管理室長(会計課長事務取扱))【再任用】
国際・都市交流推進室長
河 井 卓 治(前 文化産業観光部長)
文化産業観光部長
岡 田 和 平(前 土木担当部長)
福祉部長
原 嶋 伸 夫(前 都市づくり部参事(都市計画課長事務取扱))
環境清掃部長
野 村 武 治(前 総務部参事(総務課長事務取扱))
都市づくり部参事
前 田 幹 生(前 企画財政部企画課長)【昇任】
土木担当部長
武 田 光 一(現 東京都都市整備局市街地整備部防災都市づくり調整担当課長)
【併任】
会計管理室長
吹 澤 孝 行(前 福祉部長)
企画財政部企画課長
越 智 浩 史(前 都市づくり部地区整備課長)
企画財政部財政課長
関 井 隆 人(前 福祉部保護課長 兼 福祉部自立支援担当課長)
企画財政部情報システム課長
川 田 崇 彰(前 文化産業観光部副参事〔公益財団法人台東区産業振興事業団〕)
企画財政部用地・施設活用担当課長
河 野 友 和(前 総務部副参事)
総務部総務課長 兼 総務部東京オリンピック・パラリンピック担当課長
伊 東 孝 之(前 議会事務局次長)
総務部人事課長 事務取扱
総務部参事 内 田 円
総務部経理課長
鈴 木 慎 也(前 健康部国民健康保険課長)
総務部施設課長
反 町 英 典(前 都市づくり部地区整備課地区整備担当係長)【昇任】
総務部危機・災害対策課長
飯 田 辰 徳(前 企画財政部情報システム課長)
総務部国際交流担当課長 兼 総務部世界遺産担当課長
松 原 秀 樹(前 健康部健康課長)
総務部副参事 事務取扱
総務部参事 嶋 田 邦 彦
区民部区民課長 兼 区民部副参事 兼 総務部副参事
川 島 俊 二(前 総務部危機・災害対策課長)
子ども家庭支援センター長
米 津 由 美(前 健康部保健サービス課保健指導担当係長)【昇任】
文化産業観光部観光課長
平 林 正 明(前 都市づくり部公園課長)
文化産業観光部副参事〔公益財団法人台東区産業振興事業団〕
吉 江 司(前 企画財政部企画課企画担当係長)【昇任】
福祉部福祉課長
雨 宮 真一郎(前 総務部経理課長)
福祉部保護課長 兼 福祉部自立支援担当課長
山 田 安 宏(前 教育委員会学務課長)
健康部健康課長
柿 沼 浩 一(前 福祉部福祉課長)
健康部国民健康保険課長
大 網 紀 恵(前 福祉部高齢福祉課高齢福祉担当係長)【昇任】
健康部保健予防課長
加 藤 麻衣子(前 荒川区健康部保健予防課長)【採用】
健康部保健サービス課長
水 田 渉 子(前 板橋区健康生きがい部予防対策課長)【採用】
環境清掃部清掃リサイクル課長
杉 光 邦 彦(前 都市づくり部住宅課長)
台東清掃事務所長
朝 倉 義 人(前 環境清掃部清掃リサイクル課長)【再任用】
都市づくり部都市計画課長 事務取扱
都市づくり部参事 前 田 幹 生
都市づくり部計画調整課長
寺 田 茂(前 総務部施設課長)
都市づくり部地域整備第一課長
浦 里 健太郎(前 都市づくり部まちづくり推進課長)
都市づくり部地域整備第二課長
植 野 譲(前 都市づくり部副参事)
都市づくり部地域整備第三課長
遠 藤 成 之(前 都市づくり部道路管理課長)
都市づくり部住宅課長
飯 野 秀 則(前 文化産業観光部観光課長)
都市づくり部道路管理課長
曲 山 裕 通(前 子ども家庭支援センター長)
都市づくり部公園課長
原 島 悟(前 企画財政部用地・施設活用担当課長)
会計管理室会計課長 事務取扱
会計管理室長 吹 澤 孝 行
前区民部区民課長 飯田 俊行は、平成31年3月31日付をもって退職いたしました。
前健康部参事 松本 加代は、平成31年3月31日付をもって退職し、港区保健福祉支援部参事に採用されました。
前都市づくり部副参事 大野 邦仁の併任は、平成31年3月31日付をもって解除いたしました。
前総務部長 兼 国際・都市交流推進室長 髙栁 正治、前総務部参事 齊藤 充、前区民部副参事 兼 総務部副参事 柴崎 眞一、前環境清掃部長 飯島 守人及び前台東清掃事務所長 渡邉 俊二の区長説明委任者は、平成31年3月31日付をもって解除いたしました。
産業振興担当部長 梶 靖彦の文化産業観光部参事〔公益財団法人台東区産業振興事業団〕兼務及び台東保健所長 小竹 桃子の健康部保健サービス課長事務取扱は、平成31年3月31日付をもって解除いたしました。
─────────────────────────────────────────
31台総総第204号
令和元年5月7日
東京都台東区議会事務局長
石 野 壽 一 殿
東京都台東区長 服 部 征 夫
区長説明委任者について(通知)
地方自治法(昭和22年法律第67号)第121条の規定に基づき、下記の者を区議会における区長の説明委任者に命じたので通知します。
記
副区長 荒 川 聡一郎
技監 西 野 仁
企画財政部長 田 中 充
用地・施設活用担当部長 箱 﨑 正 夫
総務部長 佐 藤 徳 久
総務部参事 内 田 円
総務部参事 嶋 田 邦 彦
危機管理室長 松 本 浩 一
国際・都市交流推進室長 河 井 卓 治
区民部長 望 月 昇
区民部参事 吉 田 美 生
文化産業観光部長 岡 田 和 平
産業振興担当部長 梶 靖 彦
福祉部長 原 嶋 伸 夫
健康部長 齋 藤 美奈子
台東保健所長 小 竹 桃 子
環境清掃部長 野 村 武 治
都市づくり部長 伴 宣 久
都市づくり部参事 前 田 幹 生
土木担当部長 武 田 光 一
会計管理室長(会計管理者) 吹 澤 孝 行
企画財政部企画課長 越 智 浩 史
企画財政部経営改革担当課長 福 田 健 一
企画財政部財政課長 関 井 隆 人
企画財政部情報システム課長 川 田 崇 彰
企画財政部用地・施設活用担当課長 河 野 友 和
総務部区長室長 柳 川 清 一
総務部総務課長 兼 総務部東京オリンピック・パラリンピック担当課長
伊 東 孝 之
総務部人事課長 事務取扱 総務部参事 内 田 円
総務部人材育成担当課長 稲 木 有 司
総務部広報課長 横 倉 亨
総務部経理課長 鈴 木 慎 也
総務部施設課長 反 町 英 典
総務部人権・男女共同参画課長 清 水 良 登
総務部危機・災害対策課長 飯 田 辰 徳
総務部生活安全推進課長 湯 澤 憲 治
総務部都市交流課長 廣 部 正 明
総務部国際交流担当課長 兼 総務部世界遺産担当課長
松 原 秀 樹
総務部副参事 事務取扱 総務部参事 嶋 田 邦 彦
区民部区民課長 兼 区民部副参事 兼 総務部副参事
川 島 俊 二
区民部くらしの相談課長 落 合 亨
区民部税務課長 事務取扱 区民部参事 吉 田 美 生
区民部収納課長 依 田 幾 雄
区民部戸籍住民サービス課長 段 塚 克 志
区民部子育て・若者支援課長 川 口 卓 志
子ども家庭支援センター長 米 津 由 美
文化産業観光部文化振興課長 三 瓶 共 洋
文化産業観光部観光課長 平 林 正 明
文化産業観光部産業振興課長 上 野 守 代
文化産業観光部副参事 吉 田 美弥子
文化産業観光部副参事〔公益財団法人 台東区産業振興事業団〕
吉 江 司
福祉部福祉課長 雨 宮 真一郎
福祉部高齢福祉課長 齊 藤 明 美
福祉部介護予防・地域支援課長 山 口 順 子
福祉部介護保険課長 西 澤 栄 子
福祉部障害福祉課長 田 渕 俊 樹
福祉部保護課長 兼 福祉部自立支援担当課長 山 田 安 宏
福祉部副参事 古 屋 和 世
健康部健康課長 柿 沼 浩 一
健康部国民健康保険課長 大 網 紀 恵
健康部生活衛生課長 山 本 光 洋
健康部保健予防課長 加 藤 麻衣子
健康部保健サービス課長 水 田 渉 子
環境清掃部環境課長 小 川 信 彦
環境清掃部清掃リサイクル課長 杉 光 邦 彦
環境清掃部台東清掃事務所長 朝 倉 義 人
都市づくり部都市計画課長 事務取扱 都市づくり部参事
前 田 幹 生
都市づくり部計画調整課長 寺 田 茂
都市づくり部地域整備第一課長 浦 里 健太郎
都市づくり部地域整備第二課長 植 野 譲
都市づくり部地域整備第三課長 遠 藤 成 之
都市づくり部建築課長 松 﨑 晴 生
都市づくり部住宅課長 飯 野 秀 則
都市づくり部交通対策課長 石 川 洋 二
都市づくり部道路管理課長 曲 山 裕 通
都市づくり部土木課長 齋 藤 洋
都市づくり部公園課長 原 島 悟
会計管理室会計課長 事務取扱 会計管理室長 吹 澤 孝 行
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31台総総第215号
令和元年5月8日
東京都台東区議会事務局長
石 野 壽 一 殿
東京都台東区長 服 部 征 夫
「訴えの提起、和解及び損害賠償額の決定に関する区長の専決処分の指定について」に基づく専決処分について(報告)
信用保証料補助返還金の誤請求による損害賠償について、別紙写しのとおり専決処分したので、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第2項の規定に基づき報告します。
専 決 処 分 書
信用保証料補助返還金の誤請求による損害賠償について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分する。
1 件名
信用保証料補助返還金の誤請求
2 誤請求に係る信用保証料補助返還金が納付された日
平成24年10月25日
3 相手方
事業者
4 概要
信用保証料補助未申請者に対し、信用保証料補助返還金を誤請求したもの。
5 損害賠償の額
5,306円
平成31年2月28日
東京都台東区長 服 部 征 夫
専 決 処 分 書
信用保証料補助返還金の誤請求による損害賠償について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分する。
1 件名
信用保証料補助返還金の誤請求
2 誤請求に係る信用保証料補助返還金が納付された日
平成27年10月15日
3 相手方
事業者
4 概要
信用保証料補助未申請者に対し、信用保証料補助返還金を誤請求したもの。
5 損害賠償の額
4,407円
平成31年2月28日
東京都台東区長 服 部 征 夫
専 決 処 分 書
信用保証料補助返還金の誤請求による損害賠償について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分する。
1 件名
信用保証料補助返還金の誤請求
2 誤請求に係る信用保証料補助返還金が納付された日
平成28年7月22日
3 相手方
事業者
4 概要
信用保証料補助未申請者に対し、信用保証料補助返還金を誤請求したもの。
5 損害賠償の額
2,503円
平成31年2月28日
東京都台東区長 服 部 征 夫
専 決 処 分 書
信用保証料補助返還金の誤請求による損害賠償について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分する。
1 件名
信用保証料補助返還金の誤請求
2 誤請求に係る信用保証料補助返還金が納付された日
平成29年12月27日
3 相手方
事業者
4 概要
信用保証料補助未申請者に対し、信用保証料補助返還金を誤請求したもの。
5 損害賠償の額
117,200円
平成31年3月1日
東京都台東区長
職務代理者副区長 荒 川 聡一郎
専 決 処 分 書
信用保証料補助返還金の誤請求による損害賠償について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分する。
1 件名
信用保証料補助返還金の誤請求
2 誤請求に係る信用保証料補助返還金が納付された日
平成27年8月26日
3 相手方
事業者
4 概要
信用保証料補助未申請者に対し、信用保証料補助返還金を誤請求したもの。
5 損害賠償の額
12,439円
平成31年3月19日
東京都台東区長 服 部 征 夫
専 決 処 分 書
信用保証料補助返還金の誤請求による損害賠償について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分する。
1 件名
信用保証料補助返還金の誤請求
2 誤請求に係る信用保証料補助返還金が納付された日
平成30年8月9日
3 相手方
事業者
4 概要
信用保証料補助未申請者に対し、信用保証料補助返還金を誤請求したもの。
5 損害賠償の額
48,090円
平成31年4月9日
東京都台東区長 服 部 征 夫
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31台教庶第107号
平成31年4月1日
東京都台東区議会議長
河 野 純之佐 殿
東京都台東区教育委員会
教育長 矢 下 薫
教育長説明委任者の変更について(通知)
平成31年4月1日付をもって人事異動を行ったことに伴い、地方自治法(昭和22年法律第67号)第121条に基づく区議会における教育長説明委任者を下記のとおり一部変更したので通知します。
記
事務局次長
酒 井 ま り (前 企画財政部財政課長)【昇任】
学務課長
福 田 兼 一 (前 放課後対策担当課長)
放課後対策担当課長
西 山 あゆみ (前 総務部国際交流担当課長 兼 総務部世界遺産担当課長)
生涯学習課長
久木田 太 郎 (前 生涯学習課生涯学習担当係長)【昇任】
前事務局次長 田中 充、前学務課長 山田 安宏、前生涯学習課長 吉本 由紀は、平成31年3月31日付をもって教育委員会事務従事を免ぜられました。
庶務課長 小澤 隆の事務局副参事兼務は、平成31年3月31日付をもって解除いたしました。
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31台教庶第226号
令和元年5月7日
東京都台東区議会事務局長
石 野 壽 一 殿
東京都台東区教育委員会
教育長 矢 下 薫
教育長説明委任者について(通知)
地方自治法(昭和22年法律第67号)第121条の規定に基づき、下記の者を区議会における教育長の説明委任者に命じたので通知します。
記
事務局次長 酒 井 ま り
庶務課長 小 澤 隆
学務課長 福 田 兼 一
児童保育課長 佐々木 洋 人
放課後対策担当課長 西 山 あゆみ
指導課長 小 柴 憲 一
教育改革担当課長 兼 教育支援館長 倉 島 敬 和
生涯学習課長 久木田 太 郎
スポーツ振興課長 櫻 井 洋 二
中央図書館長 宇 野 妥
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31台選第2-2号
平成31年4月1日
東京都台東区議会議長
河 野 純之佐 殿
東京都台東区選挙管理委員会
委員長 実 川 利 隆
選挙管理委員会委員長説明委任者の変更について(通知)
地方自治法(昭和22年法律第67号)第121条の規定に基づき、下記の者を区議会における選挙管理委員会委員長の説明委任者に命じたので、通知いたします。
記
選挙管理委員会事務局長 嶋 田 邦 彦(前 会計管理室長)【再任用】
前選挙管理委員会事務局長 齊 藤 充は、平成31年3月31日付をもって選挙管理委員会事務従事を免ぜられました。
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31台選第54号
令和元年5月7日
東京都台東区議会事務局長
石 野 壽 一 殿
東京都台東区選挙管理委員会
委員長 実 川 利 隆
選挙管理委員会委員長説明委任者について(通知)
地方自治法(昭和22年法律第67号)第121条の規定に基づき、下記の者を区議会における選挙管理委員会委員長の説明委任者に命じたので通知します。
記
選挙管理委員会事務局長 嶋 田 邦 彦
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30台監第48号
平成31年2月28日
台東区議会議長
河 野 純之佐 殿
台東区監査委員
元 田 秀 治
大 場 賢 一
松 尾 伸 子
平成30年度1月分例月出納検査の結果について(報告)
地方自治法第235条の2の規定による標記検査の結果は、下記のとおりです。
記
1.検査の対象
平成31年1月末日現在における一般会計、特別会計及び基金(用品調達基金、郵便料金基金、公共料金支払基金)ならびに歳入歳出外に属する現金の出納状況
2.検査年月日
平成31年2月28日(木)
3.検査の結果
(1)収支の計数について
「歳入計算表」及び「歳出計算表」のとおり相違ありません。
(2)現金出納状況及び現金保管状況
「現金受払表」及び「現金保管状況表」のとおり相違ありません。
(3)前渡金の処理状況について
対象部課名・・・・福祉部介護保険課
審査の結果、特に過誤を認めなかった。
【平成30年度】 平成31年1月31日現在
歳 入 計 算 表
単位:円(収入率は百分率%)
┌────┬────────┬────────┬────────┬────────┬──────┬──────┬────┬────────┐
│会計 │一般会計 │国民健康保険 │後期高齢者 │介護保険会計 │老人保健 │病院施設会計│用地会計│合計 │
│ │ │事業会計 │医療会計 │ │施設会計 │ │ │ │
├────┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│予算現額│101,687,212,000 │23,867,543,000 │4,814,000,000 │16,296,983,000 │120,210,000 │277,180,000 │0 │147,063,128,000 │
├────┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│調定済額│80,642,635,483 │21,606,871,155 │4,334,809,757 │15,912,710,592 │119,140,480 │258,099,842 │0 │122,874,267,309 │
├─┬──┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│収│本月│6,005,559,693 │1,739,796,545 │422,871,236 │1,897,001,571 │0 │590,830 │0 │10,065,819,875 │
│入│ │ │ │ │ │ │ │ │ │
│済├──┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│額│累計│72,452,875,952 │17,623,606,150 │3,768,346,702 │13,141,402,848 │119,137,480 │247,354,482 │0 │107,352,723,614 │
├─┴──┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│不納 │66,046,788 │0 │0 │0 │0 │0 │0 │66,046,788 │
│欠損額 │ │ │ │ │ │ │ │ │
├────┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│還付 │0 │0 │ 0 │0 │0 │0 │0 │0 │
│未済額 │ │ │ │ │ │ │ │ │
├────┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│収入 │8,123,712,743 │3,983,265,005 │566,463,055 │2,771,307,744 │3,000 │10,745,360 │0 │15,455,496,907 │
│未済額 │ │ │ │ │ │ │ │ │
├────┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│対予算 │△29,234,336,048│△6,243,936,850 │△1,045,653,298 │△3,155,580,152 │△1,072,520 │△29,825,518│0 │△39,710,404,386│
│増(△)減│ │ │ │ │ │ │ │ │
├─┬──┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│収│予算│71.3 │73.8 │78.3 │80.6 │99.1 │89.2 │- │73.0 │
│ │対比│ │ │ │ │ │ │ │ │
│入├──┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│ │調定│89.8 │81.6 │86.9 │82.6 │100.0 │95.8 │- │87.4 │
│率│対比│ │ │ │ │ │ │ │ │
└─┴──┴────────┴────────┴────────┴────────┴──────┴──────┴────┴────────┘
歳 出 計 算 表
単位:円(執行率は百分率%)
┌────┬────────┬───────┬────────┬───────┬──────┬──────┬────┬────────┐
│会計 │一般会計 │国民健康保険 │後期高齢者 │介護保険会計 │老人保健 │病院施設会計│用地会計│合計 │
│ │ │事業会計 │医療会計 │ │施設会計 │ │ │ │
├────┼────────┼───────┼────────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│予算現額│101,687,212,000 │23,867,543,000│4,814,000,000 │16,296,983,000│120,210,000 │277,180,000 │0 │147,063,128,000 │
├─┬──┼────────┼───────┼────────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│支│本月│6,746,835,749 │2,182,195,050 │475,536,290 │1,277,729,082 │0 │5,378,400 │0 │10,687,674,571 │
│出├──┼────────┼───────┼────────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│額│累計│70,864,341,885 │16,738,885,168│3,305,406,849 │11,840,003,766│59,546,240 │147,282,529 │0 │102,955,466,437 │
├─┴──┼────────┼───────┼────────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│予算残額│30,822,870,115 │7,128,657,832 │1,508,593,151 │4,456,979,234 │60,663,760 │129,897,471 │0 │44,107,661,563 │
├────┼────────┼───────┼────────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│執行率 │69.7 │70.1 │68.7 │72.7 │49.5 │53.1 │- │70.0 │
└────┴────────┴───────┴────────┴───────┴──────┴──────┴────┴────────┘
現 金 受 払 表
単位:円
┌───┬───────┬───────┬──────┬───────┬─────┬──────┬────┬───────┐
│区分 │一般会計 │国民健康保険 │後期高齢者 │介護保険会計 │老人保健 │病院施設会計│用地会計│雑部金 │
│ │ │事業会計 │医療会計 │ │施設会計 │ │ │ │
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┼─────┼──────┼────┼───────┤
│前月 │2,327,947,123 │1,327,059,487 │515,559,907 │682,036,593 │59,591,240│104,859,523 │0 │3,306,657,175 │
│繰越高│ │ │ │ │ │ │ │ │
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┼─────┼──────┼────┼───────┤
│受入高│0 │0 │0 │0 │0 │0 │0 │0 │
│ │6,005,559,693 │1,739,796,545 │422,871,236 │1,897,001,571 │0 │590,830 │0 │2,291,375,263 │
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┼─────┼──────┼────┼───────┤
│支払高│6,746,835,749 │2,182,195,050 │475,536,290 │1,277,729,082 │0 │5,378,400 │0 │2,183,820,883 │
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┼─────┼──────┼────┼───────┤
│残高 │1,586,671,067 │884,660,982 │462,894,853 │1,301,309,082 │59,591,240│100,071,953 │0 │3,414,211,555 │
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┼─────┴──────┴────┴───────┘
│区分 │用品調達基金 │郵便料金基金 │公共料金 │合計 │
│ │ │ │支払基金 │ │
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┤
│前月 │13,727,839 │505,489 │78,411,528 │8,416,355,904 │
│繰越高│ │ │ │ │
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┤
│受入高│0 │0 │0 │0 │(注) 受入高欄の上段の数字は、当月における運用金の収支を示す
│ │2,899,594 │22,509,009 │70,392,104 │12,452,995,845│
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┤
│支払高│2,120,232 │15,485,492 │78,411,528 │12,967,512,706│
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┤
│残高 │14,507,201 │7,529,006 │70,392,104 │7,901,839,043 │
└───┴───────┴───────┴──────┴───────┘
現 金 保 管 状 況 表
単位:円
┌────┬─────┬───────┬──────┬───────┐
│預金内訳│当座預金 │普通預金 │大口定期預金│定期預金 │
│ ├─────┼───────┼──────┼───────┤
│ │839,043 │7,900,000,000 │ - │1,000,000 │
│ ├─────┼───────┼──────┼───────┤
│ │譲渡性預金│通知預金 │そ の 他 │合 計 │
│ ├─────┼───────┼──────┼───────┤
│ │ - │ - │ - │7,901,839,043 │
└────┴─────┴───────┴──────┴───────┘
30台監第49号
平成31年2月28日
台東区議会議長
河 野 純之佐 殿
台東区監査委員
元 田 秀 治
大 場 賢 一
松 尾 伸 子
平成30年度指定管理者監査の結果について(報告)
地方自治法第199条第7項の規定に基づき、標記監査を実施しましたので、この結果を同法第199条第9項の規定により、別紙のとおり報告いたします。
別紙
1 監査期間
平成30年9月28日(金)~ 平成31年2月28日(木)
2 監査対象
「東京都台東区監査事務実施要領」に定める指定管理者監査対象選定基準に基づき選定し、指定管理者3団体を監査した。
指定管理者、施設及び主管課は、次のとおりである。
┌────────────┬─────────────────┬────────────┐
│ 指 定 管 理 者 名 │施設名 │主 管 │
│ │ │ 課 │
├────────────┼─────────────────┼────────────┤
│明治座・野村不動産 │浅草公会堂 │区民課 │
│パートナーズグループ │ │ │
├────────────┼─────────────────┼────────────┤
│社会福祉法人 聖風会 │特別養護老人ホーム台東 │高齢福祉課 │
│ ├─────────────────┤ │
│ │たいとう高齢者在宅 │ │
│ │サービスセンター │ │
├────────────┼─────────────────┼────────────┤
│JN共同事業体 │社会教育センター │生涯学習課 │
│ ├─────────────────┤ │
│ │千束社会教育館 │ │
│ ├─────────────────┤ │
│ │小島社会教育館 │ │
│ ├─────────────────┤ │
│ │根岸社会教育館 │ │
│ ├─────────────────┤ │
│ │今戸社会教育館 │ │
│ ├─────────────────┼────────────┤
│ │清島温水プール │スポーツ振興課 │
└────────────┴─────────────────┴────────────┘
3 監査の範囲
原則として、平成29年度における公の施設の管理に係る出納その他の事務の執行について実施した。
4 監査の観点
年度計画の基本方針に基づき、指定管理者の公の施設の管理に係る出納その他の事務が、その目的に沿って適正かつ効率的に執行されているかどうか、また、主管課の指定管理者に対する指導・監督が適切に行われているかどうかを主眼として実施した。
5 留意事項
協定等に則り、会計経理が適正かつ効率的に執行されているかに留意して監査を行った。
6 監査の方法
監査委員は、指定管理者の出席を求め、あらかじめ提出を求めた監査資料に基づき、質疑応答を行うとともに、必要に応じ施設の管理運営状況について実地調査を行った。
また、監査委員による監査に先立ち、事務局職員が関係資料や現地の調査等の予備監査を行い、基本的な事実関係を確認した。
(1)実施監査、予備監査日程
┌────────────────┬───────────┬───────────┐
│指定管理者 │実 地 監 査 │予 備 監 査 │
│ │日 │日 │
├────────────────┼───────────┼───────────┤
│社会福祉法人 聖風会 │11月6日(火) │10月30日(火) │
├────────────────┼───────────┼───────────┤
│JN共同事業体 │11月9日(金) │11月1日(木) │
├────────────────┼───────────┼───────────┤
│明治座・野村不動産 │11月12日(月) │11月7日(水) │
│パートナーズグループ │ │ │
└────────────────┴───────────┴───────────┘
(2)予備監査における主な確認書類
ア 主管課
(ア)指定管理委託料等支出に関する書類
(指定、委託料等支出にかかる原議等諸書類)
(イ)当該施設の指定管理に係る根拠となる条例、規則
(ウ)基本協定書、年度協定書等
(エ)指定管理者に関する調査票
イ 指定管理者
(ア)指定管理施設に関する事業報告書
(イ)指定管理施設に関する決算報告書
(ウ)関係諸規程
(運営規程、経理規程、個人情報保護の基準等に関する規程等)
(エ)給与・服務関係諸書類
(オ)経理関係書類
(総勘定元帳、伝票、契約書、領収書、現金出納帳、預金残高証明等)
(カ)収入関係書類
(区委託料等に関する書類、利用料収入に関する書類等)
(キ)設備・備品管理関係書類(建物設備関係書類、備品台帳等)
7 監査結果
各指定管理者の管理運営にかかる出納、その他の事務処理については、おおむね良好におこなわれているものと認められ特に指摘・指示する事項はなかった。しかし、事務処理上軽微ではあるが誤り等の事例や、施設の管理運営について改善を要する事例があり、その場で口頭にて注意した。今後の適正、適切な事務執行及び施設管理に留意されたい。なお、各指定管理者に対する監査結果は、別紙のとおりである。
(別 紙)
団体名 社会福祉法人 聖風会
第1 監査対象の概要
1 団体の概要
聖風会は、1954年(昭和29年)12月に設立された社会福祉法人である。
理念として「最高に価値あるものをすべての人に」を掲げ、常時介護を必要とし、家庭で介護を受けることが困難な高齢者に、常時介護、その他日常生活に必要なサービスを提供し、高齢者の生活を支援することを目的に、社会福祉事業(第一種社会福祉事業、第二種社会福祉事業)及び公益事業、収益事業を行っている。
2 対象施設の概要
団体が台東区において指定管理者として管理運営している施設は、次のとおりである。
(1)施設名等
┌───────┬───────────────┬─────┬────────────┐
│施設名 │設置条例 │指定期間 │施設の提供サービス │
├───────┼───────────────┼─────┼────────────┤
│特別養護老人 │東京都台東区立特別養護老人ホ │平成27年4│介護福祉施設サービス等 │
│ホーム台東 │ーム条例 │月から5年│ │
│ │(平成12年台東区条例第13号) │間 │ │
├───────┼───────────────┤ ├────────────┤
│たいとう高齢者│東京都台東区立高齢者在宅サー │ │通所介護、認知症対応型 │
│在宅サービス │ビスセンター条例 │ │通所介護等 │
│センター │(平成12年台東区条例第14号) │ │ │
└───────┴───────────────┴─────┴────────────┘
(2)施設概要
┌───────┬───────────────────────────────┐
│所在地 │台東1-25-5 │
├───────┼───────────────────────────────┤
│開設年月 │平成13年6月 │
├───────┼───────────────────────────────┤
│建物床面積 │(特別養護老人ホーム台東)4,609.20㎡ │
│ │(たいとう高齢者在宅サービスセンター)1,147.49㎡ │
├───────┼───────────────────────────────┤
│定員 │(特別養護老人ホーム台東)特養50名、短期入所10名 │
│ │(たいとう高齢者在宅サービスセンター)一般30名、認知症12名 │
└───────┴───────────────────────────────┘
3 施設の収支決算状況等(平成29年度) 単位:円
┌──────────────┬─────────┬─────────┬─────────┐
│施設名 │収益 │費用 │区からの │
│ │
│ │指定管理委託料 │
├──────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤
│特別養護老人ホーム台東 │294,084,391 │314,660,517 │40,180,200 │
├──────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤
│たいとう高齢者 │93,801,569 │98,690,880 │2,263,000 │
│在宅サービスセンター
│ │ │ │
├──────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤
│計 │387,885,960 │413,351,397 │42,443,200 │
└──────────────┴─────────┴─────────┴─────────┘
第2 監査の結果
特別養護老人ホーム台東では、近所に住んでいる軽度の認知症の方が、認知症予防のために裁縫を教えるボランティアをする新たな試みがなされており、地域の住民と積極的に関わる活動をしていることがうかがえる。
その反面、区と団体との連携不足が見受けられた。連絡を密に取るとともに、情報共有に努め、今後とも良質なサービスの提供と、安全で地域に根ざした施設運営を図られたい。
なお、当該指定管理に係る出納、その他の事務、施設管理については、おおむね良好に行っているものと認められた。口頭にて注意した事項は以下のとおりである。
(口頭注意事項)
・旅費交通費の請求書・領収書の請求書の日付、領収日が記入されていないもの
・誘導灯のバッテリー不良
・自動水栓が故障しているもの
監査委員による主な質疑事項
┌────────────┬─────────────────────────────────┐
│ 監査対象指定管理者 │社会福祉法人 聖風会 │
├────────────┼─────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成30年11月6日(火) │
├────────────┴─────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:指定管理者) │
├──────────────────────────────────────────────┤
│【特別養護老人ホーム台東・たいとう高齢者在宅サービスセンター】 │
├───┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │特別養護老人ホーム台東は2千万円の赤字となっているが、その理由は。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │近隣に特別養護老人ホームができ、ショートステイの利用率が下がった事が大きい。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │軽度の認知症の方が、認知症の予防のために裁縫を教えるボランティアをされているが、 │
│ │このようなアイディアはどのように出たのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │たいとう地域包括支援センターが民生委員と連携し、アイディアを出してくれる。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │デイサービスの利用が減少している理由は何か。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │利用者が重度化している。全介助が必要になっており、入院やショートステイ、老人保健 │
│ │施設の利用が増えている。また認知症対応デイの言葉のイメージが良くないため、利用者 │
│ │が他の施設を選ぶ事も多い。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │協力病院や嘱託医との連携について課題はあるのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │協力病院の永寿総合病院や医師会からの嘱託医との連携が十分に図れていない。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │施設側の要望に区が十分に対応しきれていないとのことだが、各特別養護老人ホームが連 │
│ │携して区へ申入れをする機会はあるのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │施設長会はあるが、相談員レベルで申入れする機会がほしい。 │
├───┴──────────────────────────────────────────┤
│監査委員の要望 │
├──────────────────────────────────────────────┤
│・相談員レベルではないと挙がらない意見もあるので、各施設の要望を調べ、相談員レベルの会 │
│ 議を開いてほしい。 │
│・施設側は日々の事なので色々な要望があるが、所管は複数の施設を管理しており、すぐに対応 │
│ することが困難なこともある。連絡を密にして情報共有を図り、時期を明確にして対応してほ │
│ しい。 │
└──────────────────────────────────────────────┘
団体名 JN共同事業体
第1 監査対象の概要
1 団体の概要
株式会社JTBコミュニケーションデザインは1988年(昭和63年)に設立され、2016年(平成28年)4月に株式会社JTBコミュニケーションデザインとして営業を開始した。主な業務内容はイベント・コンベンション事業、広告・プロモーション事業である。指定管理者としての運営実績は、なかのZERO(中野区もみじ山文化センター)、北とぴあ、板橋区立文化会館を受託している。
野村不動産パートナーズ株式会社はビル・マンションの総合管理会社として1977年(昭和52年)に設立され、主な業務内容はビルマネジメント事業、建築インテリア事業、プロパティマネジメント事業である。指定管理者としての運営実績は、浅草公会堂、なかのZERO(中野区もみじ山文化センター)を受託している。
野村不動産ライフ&スポーツ株式会社は1989年(平成元年)に設立され、主な業務内容はフィットネス事業、スクール事業、イベント事業である。指定管理者としての運営実績は、東綾瀬公園温水プールを受託している。
JN共同事業体は上記3社による共同事業体で、台東区立社会教育センター、千束社会教育館、小島社会教育館、根岸社会教育館、今戸社会教育館、清島温水プールについては、2017年(平成29年)4月から5年間、指定管理者として指定されている。
2 対象施設の概要
団体が台東区において指定管理者として管理運営している施設は、次のとおりである。
(1)施設名等
┌───────────┬────────────┬─────┬────────────┐
│施設名 │設置条例 │指定期間 │設置目的 │
├───────────┼────────────┼─────┼────────────┤
│社会教育センター │東京都台東区立社会教育セ│平成29年4│社会教育の振興を図るた │
├───────────┤ │ │ │
│千束社会教育館 │ンター及び社会教育館条例│月から5年│め │
├───────────┤ │ │ │
│小島社会教育館 │(平成2年台東区条例第27│間 │ │
├───────────┤ │ │ │
│根岸社会教育館 │号) │ │ │
├───────────┤ │ │ │
│今戸社会教育館 │ │ │ │
├───────────┼────────────┤ ├────────────┤
│社会教育センター │東京都台東区体育施設条例│ │区民の体育及びレクリエ │
│清島温水プール │(昭和50年台東区条例第12│ │ーションの振興並びに児 │
│ │号) │ │童、生徒の体位及び体力 │
│ │ │ │の向上を図り、もって心 │
│ │ │ │身の健全な発達に寄与す │
│ │ │ │るため │
└───────────┴────────────┴─────┴────────────┘
(2)施設概要
┌───────────┬───────────┬────────────┬───────┐
│施設名 │所在(併設施設等) │施設内容 │建物延床面積 │
│(開設年月) │ │ │ │
├───────────┼───────────┼────────────┼───────┤
│社会教育センター │東上野6-16-8 │ホール(130名) │1,689㎡ │
│(平成3年4月) │(上野小学校) │会議室(40名) │ │
│ │ │調理室(32名) │ │
│ │ │和室(20名) │ │
├───────────┼───────────┼────────────┼───────┤
│千束社会教育館 │浅草4-24-13 │ホール(50名) │579㎡ │
│(昭和40年4月) │(千束小学校3階) │会議室(45名) │ │
│ │ │和室(25名) │ │
├───────────┼───────────┼────────────┼───────┤
│小島社会教育館 │小島1-5-2 │ホール(100名) │704㎡ │
│(昭和41年10月) │(小島ビル2階) │会議室 │ │
│ │ │(30名、20名×2室) │ │
│ │ │和室(15名、30名) │ │
├───────────┼───────────┼────────────┼───────┤
│根岸社会教育館 │根岸5-18-13 │ホール(60名) │567㎡ │
│(昭和47年10月) │(根岸図書館) │会議室(40名、30名) │ │
│ │ │和室(40名) │ │
├───────────┼───────────┼────────────┼───────┤
│今戸社会教育館 │今戸2-26-12 │ホール(50名) │527㎡ │
│(昭和52年11月) │(待乳保育園) │会議室(30名、40名) │ │
│ │ │和室(30名) │ │
├───────────┼───────────┼────────────┼───────┤
│社会教育センター │東上野6-16-8 │25m×7コース │1,906㎡ │
│清島温水プール │(社会教育センター │ │ │
│(平成3年5月) │地下1階) │ │ │
└───────────┴───────────┴────────────┴───────┘
3 施設の収支決算状況等(平成29年度) 単位:円
┌─────────┬────────┬────────┬────────┬────────┐
│施設名 │収入 │収入のうち │支出 │区からの指定管 │
│ │ │利用料金 │ │理委託料 │
├─────────┼────────┼────────┼────────┼────────┤
│社会教育センター │87,632,320 │2,306,320 │86,259,443 │85,326,000 │
├─────────┼────────┼────────┼────────┼────────┤
│千束社会教育館 │15,664,395 │1,627,395 │15,664,395 │14,037,000 │
├─────────┼────────┼────────┼────────┼────────┤
│小島社会教育館 │15,008,390 │1,672,390 │15,008,390 │13,336,000 │
├─────────┼────────┼────────┼────────┼────────┤
│根岸社会教育館 │16,077,445 │2,410,445 │16,077,445 │13,667,000 │
├─────────┼────────┼────────┼────────┼────────┤
│今戸社会教育館 │16,688,655 │1,254,655 │16,688,655 │15,434,000 │
├─────────┼────────┼────────┼────────┼────────┤
│社会教育センター │73,035,117 │20,635,117 │74,477,825 │52,400,000 │
│清島温水プール │ │ │ │ │
├─────────┼────────┼────────┼────────┼────────┤
│計 │224,106,322 │29,906,322 │224,176,153 │194,200,000 │
└─────────┴────────┴────────┴────────┴────────┘
第2 監査の結果
平成29年度から指定管理者となり、利用者ニーズに応じたサービスの向上を図るとともに、スポーツクラブで得られた指導のノウハウを活かすことにより、清島温水プールの講座参加者も増え、団体の努力がうかがえる。
今後も施設利用者の増加に向け、3社の得意分野を活かし、魅力あるサービスの提供と、安全かつ利用者満足度の向上を目指した施設運営を図られたい。
なお、当該指定管理に係る出納、その他の事務、施設管理については、おおむね良好に行っているものと認められた。口頭にて注意した事項は以下のとおりである。
(口頭注意事項)
・支出承認書兼出金伝票の決裁欄の押印もれ
・入金伝票はあるが、証憑書類のないもの
・入金伝票の処理もれ
・手書き出勤簿、特勤命令簿の記入もれ
・屋上・ベランダの排水溝に土や落ち葉が堆積し、清掃が必要なもの
監査委員による主な質疑事項
┌────────────┬─────────────────────────────────┐
│ 監査対象指定管理者 │JN共同事業体 │
├────────────┼─────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成30年11月9日(金) │
├────────────┴─────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:指定管理者) │
├──────────────────────────────────────────────┤
│【社会教育センター、千束社会教育館、小島社会教育館、根岸社会教育館、 │
│ 今戸社会教育館、社会教育センター清島温水プール】 │
├───┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │3社の共同事業体だが、代表はJTBなのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │JTBが全体の指揮統括をしている。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │引継ぎにあたって苦労したことはあるのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │前指定管理者が指定管理者制度の導入前から管理運営を行っており、指定管理者制度と業 │
│ │務委託の法律上の違い等を事業者も台東区も整理できていない状況が課題だった。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │プール講座の参加者数が増加したのは、スポーツクラブのノウハウが活きたのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │スポーツクラブで得られた指導のノウハウが、利用者とのニーズにマッチした事が考えら │
│ │れる。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │根岸社会教育館の利用率が一番高いのはどのような理由か。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │日比谷線三ノ輪駅のエレベータ-が近くにあり、立地が良い。2階の根岸図書館の利用者 │
│ │が、1階の根岸社会教育館に興味を持ち、講座に参加されるようになるケースもある。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │緊急災害時の対応マニュアルは明確になっているのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │初年度にマニュアルを整備した。各施設にあわせた、より現実的なマニュアルに詰める必 │
│ │要があるので、災害時に利用者の誘導が迅速にできるように改訂を進めている。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │利用者アンケートで指定管理者が変わったことについての反応はあるのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │指定管理者が変わったことよりも、スタッフが笑顔で感じの良い対応をしてくれたという │
│ │ような、対応についての評価が高い。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │29年度は収支がマイナスだが、今後どのように改善ができると考えているのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │初年度は前年の実績データが十分に引き継がれていない部分もあり、経費執行や会議室貸 │
│ │出の予算立ても手探りの部分が多かった。今年は前年度、前々年度の実績ベースにより効 │
│ │果的・効率的な経費の執行、予算管理を心掛ける。 │
├───┴──────────────────────────────────────────┤
│監査委員要望 │
├──────────────────────────────────────────────┤
│・3社の得意分野を活かし、効率的かつ効果的な施設運営を進めてほしい。 │
│・スタッフのマルチタスク化は面白い考え方である。スタッフがマルチタスク化に対応するのは │
│大変だと思うが、利用者のためにも力を入れて工夫してもらいたい。 │
└──────────────────────────────────────────────┘
団体名 明治座・野村不動産パートナーズグループ
第1 監査対象の概要
1 団体の概要
株式会社明治座は、1873年(明治6年)に創業し、1950年(昭和25年)5月に株式会社として設立された。主な業務内容は、演劇興行、不動産賃貸・管理、ケータリング事業である。また、明治座グループとして俳優養成機関・明治座アカデミーの運営や、都内を中心に外食産業も手掛けている。指定管理者としての運営実績は、浅草公会堂が初めてである。
野村不動産パートナーズ株式会社はビル・マンションの総合管理会社として1977年(昭和52年)に設立され、主な業務内容はビルマネジメント事業、建築インテリア事業、プロパティマネジメント事業である。指定管理者としての運営実績は、台東区立社会教育センター、千束社会教育館、小島社会教育館、根岸社会教育館、今戸社会教育館、なかのZERO(中野区もみじ山文化センター)を受託している。
明治座・野村不動産パートナーズグループは、上記2社の共同事業体で、浅草公会堂については、2014年(平成26年)4月から5年間、指定管理者として指定されている。
2 対象施設の概要
団体が台東区において指定管理者として管理運営している施設は、次のとおりである。
(1)施設名等
┌───────┬───────────────┬─────┬────────────┐
│施設名 │設置条例 │指定期間 │設置目的 │
├───────┼───────────────┼─────┼────────────┤
│浅草公会堂 │東京都台東区立浅草公会堂の設 │平成26年4│区民の福祉を増進し文化 │
│ │置等に関する条例 │月から5年│の向上を図るため │
│ │(昭和52年台東区条例第9号) │間 │ │
└───────┴───────────────┴─────┴────────────┘
(2)施設概要
┌───────┬────────────────────────────────┐
│所在地 │浅草1-38-6 │
├───────┼────────────────────────────────┤
│開設年月 │1977年(昭和52年)10月 │
├───────┼────────────────────────────────┤
│建物延床面積 │12,185.69㎡ │
├───────┼────────────────────────────────┤
│施設内容及び利│ホール(1,082席)、第1集会室(洋室70名)、第2集会室(和室50名 │
│用定員 │)、第3集会室(和室50名)、展示ホール │
└───────┴────────────────────────────────┘
3 施設の収支決算状況等(平成29年度) 単位:円
┌─────────┬────────┬────────┬────────┬────────┐
│施設名 │収入 │収入のうち │支出 │区からの指定管 │
│ │ │利用料金等 │ │理委託料 │
├─────────┼────────┼────────┼────────┼────────┤
│浅草公会堂 │256,811,902 │155,811,902 │245,603,373 │101,000,000 │
└─────────┴────────┴────────┴────────┴────────┘
第2 監査の結果
施設運営管理システムサービスを開始し、受付や抽選会での待ち時間が短縮されるなど、利用者目線に立った使いやすい施設運営を取組み、ホールの利用率が85%以上となり前年度よりも4.3%上昇させた。
集会室については、第2集会室と展示ホールの利用率が前年度を上回ったが、第1集会室と第3集会室の利用率は前年度を下回っている。広報や周知活動に積極的に取組まれていることがうかがえるが、引き続き利用者の増加に努められたい。
今後も魅力あるサービスの提供と安全面に配慮した施設運営を望むものである。
なお、当該指定管理に係る出納、その他の事務、施設管理については、おおむね良好に行っているものと認められた。口頭にて注意した事項は以下のとおりである。
(口頭注意事項)
・契約書に契約締結年月日が記入されていないもの
・領収書に宛名が記入されていないもの
・利用取消還付金小口現金申請に受領年月日が記入されていないもの
・手書きタイムカードと提出用タイムカードで休憩時間が異なるもの
監査委員による主な質問事項
┌────────────┬─────────────────────────────────┐
│ 監査対象指定管理者 │明治座・野村不動産パートナーズグループ │
├────────────┼─────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成30年11月12日(月) │
├────────────┴─────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:指定管理者) │
├──────────────────────────────────────────────┤
│【浅草公会堂】 │
├───┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │アンケートの回収方法等を工夫した効果はどうか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │各集会室の電話の横にアンケート用紙と回収箱を設置し、回答を○×で簡単に記入できる │
│ │ように改善したところ回収率が上がっている。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │ホールの稼働率が高いが予約の取りにくさはあるのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │1年前の1日が抽選日で、土日は人気があり抽選になる。公開抽選のため、希望日が取れ │
│ │なくても納得してもらえる。また、キャンセルが出たときは2番目の方に案内している。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │自主事業で新たな事業を考えているのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │ホールで『鼓童』の公演を数年行っている。今年は読み聞かせ教室や殺陣教室、親子映画 │
│ │上映会を開催した。オリンピックに向けて外国人を取り込むために、平日に殺陣と舞踊シ │
│ │ョーを展示ホールで開催したところ盛況だった。今はオリンピックに向けて外国人を取り │
│ │込むことを優先させている。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │警備員の対応が良いが、職員の教育で注意している点はあるのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │現場を見てインスペクション(品質調査)を定期的に行い、その結果をフィードバックし │
│ │ている。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │29年度の新たな取り組みで、外国人観光客に対するサービスの対応をしているが、来館す │
│ │る外国人は多いのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │道案内で来館される方が多く、受付にWi-Fiを設置している。また歌舞伎の公演は外 │
│ │国人の観客が多い。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │アンケート集計結果から分かったことは何か。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │施設的な面は満足していただいている。支払い手続きを振込にしてほしいとの要望や、施 │
│ │設申込をWEB予約できるようにしてほしいなどの要望もある。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │防災訓練は観客がいる状況での避難誘導を行っているのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │休館日に観客がいる想定でやっている。 │
├───┴──────────────────────────────────────────┤
│監査委員の要望 │
├──────────────────────────────────────────────┤
│・自主事業で区民の事も積極的に考えていただきたい。 │
│・観客がいる状況での避難は大変なので、避難訓練コンサートを企画し、最悪の状況を想定した │
│訓練をしてほしい。 │
└──────────────────────────────────────────────┘
9 まとめ
今回の監査対象とした指定管理者は、今期指定期間の5年目の明治座・野村不動産パートナーズグループ、4年目の社会福祉法人聖風会、2年目のJN共同事業体の3団体である。各指定管理者は、これまでの管理運営で培った知識と経験、民間事業者としてのノウハウを活かし、区との協定に沿って、区民サービスの向上に努めていることが認められた。
各所管課においては、関係法令や協定等に沿ったサービスの提供が確実に行われているかどうか監督し、引き続き適切な指導や助言に努められたい。
今後とも、区と指定管理者は連携を深め、利用者のニーズを的確に把握し、満足いただけるサービスの向上を目指した施設運営が図られることを要望する。
─────────────────────────────────────────
30台監第50号
平成31年3月28日
台東区議会議長
河 野 純之佐 殿
台東区監査委員
元 田 秀 治
大 場 賢 一
松 尾 伸 子
平成30年度2月分例月出納検査の結果について(報告)
地方自治法第235条の2の規定による標記検査の結果は、下記のとおりです。
記
1.検査の対象
平成31年2月末日現在における一般会計、特別会計及び基金(用品調達基金、郵便料金基金、公共料金支払基金)ならびに歳入歳出外に属する現金の出納状況
2.検査年月日
平成31年3月28日(木)
3.検査の結果
(1)収支の計数について
「歳入計算表」及び「歳出計算表」のとおり相違ありません。
(2)現金出納状況及び現金保管状況
「現金受払表」及び「現金保管状況表」のとおり相違ありません。
【平成30年度】 平成31年2月28日現在
歳 入 計 算 表
単位:円(収入率は百分率%)
┌────┬────────┬────────┬───────┬────────┬──────┬───────┬────┬────────┐
│会計 │一般会計 │国民健康保険 │後期高齢者 │介護保険会計 │老人保健 │病院施設会計 │用地会計│合計 │
│ │ │事業会計 │医療会計 │ │施設会計 │ │ │ │
├────┼────────┼────────┼───────┼────────┼──────┼───────┼────┼────────┤
│予算現額│102,039,342,000 │25,051,110,000 │4,987,568,000 │16,296,983,000 │120,210,000 │397,180,000 │0 │148,892,393,000 │
├────┼────────┼────────┼───────┼────────┼──────┼───────┼────┼────────┤
│調定済額│84,319,501,302 │22,949,843,270 │4,996,875,906 │15,915,127,768 │119,143,480 │277,348,732 │0 │128,577,840,458 │
├─┬──┼────────┼────────┼───────┼────────┼──────┼───────┼────┼────────┤
│収│本月│6,014,963,694 │1,868,161,604 │265,933,289 │764,400,097 │3,000 │29,444,360 │0 │8,942,906,044 │
│入│ │ │ │ │ │ │ │ │ │
│済├──┼────────┼────────┼───────┼────────┼──────┼───────┼────┼────────┤
│額│累計│78,467,839,646 │19,491,767,754 │4,034,279,991 │13,905,802,945 │119,140,480 │276,798,842 │0 │116,295,629,658 │
├─┴──┼────────┼────────┼───────┼────────┼──────┼───────┼────┼────────┤
│不納 │66,255,388 │0 │0 │0 │0 │0 │0 │66,255,388 │
│欠損額 │ │ │ │ │ │ │ │ │
├────┼────────┼────────┼───────┼────────┼──────┼───────┼────┼────────┤
│還付 │0 │0 │0 │0 │0 │0 │0 │0 │
│未済額 │ │ │ │ │ │ │ │ │
├────┼────────┼────────┼───────┼────────┼──────┼───────┼────┼────────┤
│収入 │5,785,406,268 │3,458,075,516 │962,595,915 │2,009,324,823 │3,000 │549,890 │0 │12,215,955,412 │
│未済額 │ │ │ │ │ │ │ │ │
├────┼────────┼────────┼───────┼────────┼──────┼───────┼────┼────────┤
│対予算 │△23,571,502,354│△5,559,342,246 │△953,288,009 │△2,391,180,055 │△1,069,520 │△120,381,158 │0 │△32,596,763,342│
│増(△)減│ │ │ │ │ │ │ │ │
├─┬──┼────────┼────────┼───────┼────────┼──────┼───────┼────┼────────┤
│収│予算│76.9 │77.8 │80.9 │85.3 │99.1 │69.7 │ - │78.1 │
│ │対比│ │ │ │ │ │ │ │ │
│入├──┼────────┼────────┼───────┼────────┼──────┼───────┼────┼────────┤
│ │調定│93.1 │84.9 │80.7 │87.4 │ 100.0 │99.8 │ - │90.4 │
│率│対比│ │ │ │ │ │ │ │ │
└─┴──┴────────┴────────┴───────┴────────┴──────┴───────┴────┴────────┘
歳 出 計 算 表
単位:円(執行率は百分率%)
┌────┬────────┬───────┬───────┬───────┬──────┬──────┬────┬────────┐
│会計 │一般会計 │国民健康保険 │後期高齢者 │介護保険会計 │老人保健 │病院施設会計│用地会計│合計 │
│ │ │事業会計 │医療会計 │ │施設会計 │ │ │ │
├────┼────────┼───────┼───────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│予算現額│102,039,342,000 │25,051,110,000│4,987,568,000 │16,296,983,000│120,210,000 │397,180,000 │ │148,892,393,000 │
├─┬──┼────────┼───────┼───────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│支│本月│7,248,942,987 │2,182,887,397 │461,686,101 │1,250,153,245 │0 │0 │ │11,143,669,730 │
│出├──┼────────┼───────┼───────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│額│累計│78,113,284,872 │18,921,772,565│3,767,092,950 │13,090,157,011│59,546,240 │147,282,529 │0 │114,099,136,167 │
├─┴──┼────────┼───────┼───────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│予算残額│23,926,057,128 │6,129,337,435 │1,220,475,050 │3,206,825,989 │60,663,760 │249,897,471 │0 │34,793,256,833 │
├────┼────────┼───────┼───────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│執行率 │76.6 │75.5 │75.5 │80.3 │49.5 │37.1 │- │76.6 │
└────┴────────┴───────┴───────┴───────┴──────┴──────┴────┴────────┘
現 金 受 払 表
単位:円
┌───┬───────┬───────┬──────┬───────┬─────┬──────┬────┬───────┐
│区分 │一般会計 │国民健康保険 │後期高齢者 │介護保険会計 │老人保健 │病院施設会計│用地会計│雑部金 │
│ │ │事業会計 │医療会計 │ │施設会計 │ │ │ │
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┼─────┼──────┼────┼───────┤
│前月 │1,586,671,067 │884,660,982 │462,894,853 │1,301,309,082 │59,591,240│100,071,953 │0 │3,414,211,555 │
│繰越高│ │ │ │ │ │ │ │ │
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┼─────┼──────┼────┼───────┤
│受入高│△30,000 │0 │0 │0 │0 │0 │0 │0 │
│ │6,014,963,694 │1,868,161,604 │265,933,289 │764,400,097 │3,000 │29,444,360 │0 │3,068,504,357 │
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┼─────┼──────┼────┼───────┤
│支払高│7,248,942,987 │2,182,887,397 │461,686,101 │1,250,153,245 │0 │0 │0 │2,371,289,233 │
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┼─────┼──────┼────┼───────┤
│残高 │352,661,774 │569,935,189 │267,142,041 │815,555,934 │59,594,240│129,516,313 │0 │4,111,426,679 │
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┼─────┴──────┴────┴───────┘
│区分 │用品調達基金 │郵便料金基金 │公共料金 │合計 │
│ │ │ │支払基金 │ │
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┤
│前月 │14,507,201 │7,529,006 │70,392,104 │7,901,839,043 │
│繰越高│ │ │ │ │
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┤
│受入高│0 │0 │0 │△30,000 │(注) 受入高欄の上段の数字は、当月における運用金の収支を示す
│ │1,793,961 │6,859,773 │88,488,255 │12,108,552,390│
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┤
│支払高│2,028,718 │11,555,164 │70,392,104 │13,598,934,949│
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┤
│残高 │14,272,444 │2,833,615 │88,488,255 │6,411,426,484 │
└───┴───────┴───────┴──────┴───────┘
現 金 保 管 状 況 表
単位:円
┌────┬─────┬───────┬──────┬───────┐
│預金内訳│当座預金 │普通預金 │大口定期預金│定期預金 │
│ ├─────┼───────┼──────┼───────┤
│ │426,484 │6,410,000,000 │- │1,000,000 │
│ ├─────┼───────┼──────┼───────┤
│ │譲渡性預金│通知預金 │そ の 他 │合 計 │
│ ├─────┼───────┼──────┼───────┤
│ │- │- │- │6,411,426,484 │
└────┴─────┴───────┴──────┴───────┘
30台監第51号
平成31年3月28日
台東区議会議長
河 野 純之佐 殿
台東区監査委員
元 田 秀 治
大 場 賢 一
松 尾 伸 子
平成30年度工事監査の結果について(報告)
地方自治法第199条第5項の規定に基づき、標記監査を実施しましたので、この結果を同法第199条第9項の規定により、別紙のとおり報告いたします。
別紙平成30年度工事監査結果報告
1 監査期間
平成30年11月28日(水)~ 平成31年3月28日(木)
2 監査対象工事(総務部施設課)
(1)重要文化財旧東京音楽学校奏楽堂保存活用工事[書面監査及び実地監査]
(電気設備工事、空調等設備工事、環境整備工事、環境整備電気設備工事、環境整備空調等設備工事、設計監理業務委託)
(2)上野中学校大規模改修工事[書面監査]
(電気設備工事、空調等設備工事)
3 監査の範囲
当該工事にかかる財務に関する事務の執行状況及び工事の施工状況
4 監査の方法
監査委員は関係課長から対象工事の施工状況等について説明を聴取し、質疑応答を行うとともに、工事現場の実地調査を行った。
また、事務局職員は監査委員による監査に先立ち、関係課に工事関係書類の提出を求め、調査及び事情聴取等の予備監査を行った。
5 確認した工事関係書類
起工書、設計図書、積算及び見積書、工事写真、諸検査結果報告書等
6 監査の結果
提出された対象工事関係書類をもとに、工事が適法に合理性をもって施工されているか、予算の執行が適正かつ効率的に行われているかどうかについて、書面監査及び実地監査をしたところ、監査対象工事の2件ともおおむね良好に実施されたものと認められ、特に指摘・指示する事項はない。
しかしながら、軽微ではあるが、次の誤り等の事例があったので、口頭にて注意した。今後の適正、適切な事務執行に留意されたい。
(口頭注意事項)
・工事記録写真の撮影にあたっては、必要事項を記載した黒板(白板等を含む)を撮影対象とともに写し込むものとされているが、請負者、撮影箇所等が記載されていないもの
・報告書や工事写真帳に記載されている作業日が、工事記録写真の撮影日と一致していないもの
・設計図書の記載内容に軽微な誤りがあるもの
・請負者から提出された書類に所属長の決裁が必要であるが、回議されていないもの
・起案文書に決裁日が記入されていないもの
・記載事項の訂正に砂消しゴムが使用されているもの
7 実地監査実施日及び監査委員の主な質疑応答事項
┌──────────┬──────────────────────────────────┐
│監査対象部課 │総務部施設課 │
├──────────┼──────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成31年1月15日(火) │
├──────────┴──────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:施設課長) │
├───┬─────────────────────────────────────────┤
│ Q │始めに想定していた期間内に工事を完了しているのか。 │
├───┼─────────────────────────────────────────┤
│ A │当初、工事期間を平成30年3月までとし契約したが、平成30年6月まで延伸している。 │
│ │工事をしていく中で、部材をはがしていくと想定していなかった傷みが見つかったこと、 │
│ │天井の耐震化についてもより良くするよう見直しを図ったことによるものである。 │
├───┼─────────────────────────────────────────┤
│ Q │環境整備工事については、保存活用工事を落札した事業者と特命随意契約を結んでいるが │
│ │、特命にする理由があるのか。 │
├───┼─────────────────────────────────────────┤
│ A │保存活用工事との関連性で一体的に整備しなければならないので、特命随意契約で行うこ │
│ │とが合理的であると考えている。 │
│ │環境整備工事の設計価格については、見積書や標準的な単価を使い、適切に算出している │
│ │。 │
├───┼─────────────────────────────────────────┤
│ Q │文化財の保護と音楽ホールとしての実用性、どちらかといえば文化財としての価値を尊重 │
│ │し進めてきたのか。 │
├───┼─────────────────────────────────────────┤
│ A │日本最古の音楽ホールの重要文化財としてオリジナルな状況を将来にわたって継承するこ │
│ │ととともに、利用者の快適性のバランスも考えて設計した。 │
├───┼─────────────────────────────────────────┤
│ Q │音楽ホールに屋外から音が入らないように対策を講じたが、どのくらい効果があるのか。 │
├───┼─────────────────────────────────────────┤
│ A │これまでカラスの鳴き声や自動車の音が聞こえてくるという話を聞いていたが、既存のサ │
│ │ッシの内側に防音窓を取り付け二重にしたところ、外部の音はほとんど聞こえてこなくな │
│ │った。 │
│ │文化財のため、建物をいじることはできないので、技術的にはこれが限界である。 │
├───┼─────────────────────────────────────────┤
│ Q │今回の工事で、施設課として一番気を使ったことはなにか。 │
├───┼─────────────────────────────────────────┤
│ A │当時の状況を継承するため、外装の材料を一度全部はずし、再び元に戻すという作業を行 │
│ │った。この保管場所の確保を含めて、工事前から色々と調整してきたことが深 │
│ │ │
│ │く印象に残っている。 │
│ │また、建物の見えない箇所に想定していなかったことが見つかり、設計通りにいかないな │
│ │ど、文化財の工事を行う上で難しいところであった。 │
└───┴─────────────────────────────────────────┘
8 工事概要
(1)重要文化財旧東京音楽学校奏楽堂保存活用工事
奏楽堂は、東京音楽学校(現在の東京藝術大学音楽学部)の音楽ホールとして、明治23年に建設された。昭和58年に台東区が東京藝術大学から譲り受けることとなり、昭和62年に現在の上野公園へ移築・復原されている。
重要文化財旧東京音楽学校奏楽堂保存活用工事は、昭和62年に移築され25年以上が経過し、将来に渡り「生きた文化財」として活用を継続するため、経年劣化した箇所の補修や耐震補強等の保存活用工事が行われたものである。
建物構造は、木造(一部鉄筋コンクリート造)、地上2階、地下1階建である。
主要用途は、地下1階が特別資料保管庫、特別資料整理室、機械室、電気室、倉庫、1階が展示室、楽屋、練習室、事務室、2階が音楽ホール、ホワイエ、応接室、会議室である。
建築工事では、保存修理工事として経年劣化した箇所の補修と耐震補強による十分な安全対策を、また、整備活用工事として出演者用トイレの設置やホール客席の取りかえ等、音楽ホール及び展示・見学施設として活用するために必要な内装設備の新設・更新などが行われた。
設備工事では、耐用年数が超過、あるいは老朽化している防災設備や空調、換気、給排水などの電気・機械設備の更新が行われるとともに、2階音楽ホールには、集団補聴設備(磁気ループ)が新設された。
そして、環境設備工事では、建物周辺の外構工事などが行われた。
(2)上野中学校大規模改修工事
上野中学校大規模改修工事は、昭和37年の改築から50年余り経過し、老朽化している上野中学校の電気・空調・給排水等の基幹設備の更新を図るとともに、バリアフリー対応や環境に配慮するなど、新しい時代に即した教育環境の整備が行われたものである。
建物構造は、校舎棟が鉄筋コンクリート造、地上4階、地下1階建、体育館棟(昭和57年築)が鉄筋コンクリート造、地上2階建である。
主要用途は、校舎棟が、地下1階が家庭科準備室、1階が家庭科室、保健室、給食室、2階が普通教室、第1・第2理科室、職員室、3階が普通教室、視聴覚室、パソコン室、4階が普通教室、第1・第2音楽室、図書室、体育館棟が、1階が多目的室、美術室、技術室、2階が体育館である。
建築工事では、建物老朽化に伴い、内外装や屋上防水などが全面的に改修されるとともに、バリアフリー対応として、だれでもトイレ、段差解消のスロープの設置などが行われた。
設備工事では、電気設備、空調・給排水衛生設備の全面リニューアルとともに、体育館にエアコンが新設された。
なかでも、環境配慮・省エネ対策として、LED照明器具への更新や体育館の屋根に太陽光発電シートを設置するなど省エネ設備を積極的に採用し、避難所機能の充実として、蓄電システムの設置などが図られた。
9 まとめ
本年度の工事監査は、総務部施設課を対象として実施したものである。
重要文化財旧東京音楽学校奏楽堂保存活用工事については、建造物の文化財的価値を損なうことなく移築当時の姿が維持されているとともに、音楽ホール及び展示施設として利用者に十分に配慮した整備がなされているものと認められる。日本最古の音楽ホールとして後世に引き継がれるよう、利用者や見学者に満足いただけるような取り組みを続けていくことが期待される。
上野中学校大規模改修工事については、施設の老朽化対策を図るとともに、生徒たちが安心して学び生活できる学習環境の整備がなされているものと認められる。居ながら工事でありながら、生徒の教育環境確保に十分な配慮もなされていた。新たに生まれ変わった校舎が学業や学校行事等で大いに活用され、引き続き生徒が充実した学校生活を送れるよう教育活動に努められたい。
今後の施設整備にあたっては、これらの工事で得られた知識や経験を蓄積し、活かしていくことが重要であると考える。区有施設に求められる様々なニーズに的確に応え、経済性、安全性、環境性等の確保に十分配慮し、区民福祉の向上に資する施設整備が不断に取り組まれることを望むものである。
─────────────────────────────────────────
30台監第53号
平成31年3月29日
台東区議会議長
河 野 純之佐 殿
台東区監査委員
元 田 秀 治
大 場 賢 一
松 尾 伸 子
平成30年度定期監査(事業所その二、学校等)の結果について(報告)
地方自治法第199条第1項及び第4項の規定に基づき標記監査を実施しましたので、この結果を同法第199条第9項の規定により、別紙のとおり報告いたします。
(別紙)
1 監査期間
(1)事業所
平成30年8月28日(火)~平成31年3月28日(木)
(2)小学校、中学校、幼稚園
平成30年11月28日(水)~平成31年3月28日(木)
2 監査対象
(1)事業所
男女平等推進プラザ、西部区民事務所、北部区民事務所、西部区民事務所谷中分室、北部区民事務所清川分室、入谷地区センター、雷門地区センター、検査センター、環境ふれあい館、坂本保育園、浅草橋保育園、台東保育園、三筋保育園、東上野保育園、松が谷保育園
(2)小学校、中学校、幼稚園
平成小学校、東泉小学校、谷中小学校、黒門小学校、浅草小学校、蔵前小学校、東浅草小学校、松葉小学校、石浜小学校、田原小学校、御徒町台東中学校、忍岡中学校、桜橋中学校、駒形中学校、竹町幼稚園、田原幼稚園、台桜幼稚園
3 監査の範囲
主として平成30年度にかかる財務における事務の執行状況及び施設の管理運営が、法令等に基づいて適正かつ効率的に行われているかどうかを主眼として実施した。
4 監査の方法
監査委員は、関係部課長、事業所長、学校長、園長から、事務事業の運営状況及び予算の執行状況等の説明を聴取し質疑応答を行い、監査を実施した。
また、事務局職員は監査委員の命を受け、監査対象事業所・学校等から関係書類及び帳簿等の提出を求め、調査及び事情聴取等の予備監査を行い、その結果を監査委員に報告した。
予備監査における主な確認書類
(1)職員服務関係書類(出勤簿、休暇簿、超過勤務等命令簿、給与簿、各種届出書等)
(2)旅費執行関係書類(旅行命令簿兼旅費請求内訳書、出張復命書等)
(3)経理関係書類(契約締結請求書、請書、各種整理簿、金券受払簿等)
(4)収入関係書類(施設使用許可・使用料減額免除申請書、収納金関係書類等)
(5)施設・備品管理関係書類(施設保守点検報告書、供用備品現在高一覧表等)
(6)給食関係書類〔※保育園〕(賄材料納品書、仕入帳等)
5 監査の結果
提出された関係書類等を基に、事務事業の執行状況や施設の管理運営等について監査したところ、おおむね良好に行われており、特に、指摘・指示を要する事項はない。ただし、軽微ではあるが次のような口頭注意事項があったため、今後の適正な事務処理等に留意されたい。
<事業所>
(1)口頭注意事項
①収納金の払い込みについて
東京都台東区会計事務規則第28条第1項では、出納員は、その取り扱った収納金について、速やかにこれを指定金融機関または公金収納取扱店に払い込まなければならないとされているが、ただし書きにより、収納金が少額のもので毎日払い込むことが不適当と認める場合は、5,000円に達するまでの金額をとりまとめて払い込むことができると定められている。
しかしながら、一部の施設において、会計事務担当者の不在の日に、他の職員に事務を引き継いでいなかったため、施設使用料の収納金が5,000円を超えても払い込まれずに保管されていた事例が見受けられた。
また、同条第2項において、出納員は、歳入金を収納したときは、収納金日報を作成し、歳入徴収者に報告しなければならないとされている。
しかしながら、施設使用料の収納金日報についても作成が漏れている事例が見受けられた。
収入事務にあたっては、会計事務規則に則り適正な事務処理に努められたい。
②施設の維持管理について
一部の施設において、建物裏側に枯れた植物が堆積している事例が見受けられた。今回の事例については、監査後速やかに清掃が行われたが、防火の観点からも、建物周囲の清掃強化に努め、適切な施設の維持管理をされたい。
(2)その他、口頭にて注意した主なもの
・時限前出張命令が出ているが、出勤簿の整理がされていないもの
・旅行命令簿兼旅費請求内訳書の記入誤り、記入もれ
・服務関係書類の記入誤り、記入もれ、押印もれ
・非常照明や誘導灯がバッテリー不良により点灯していないもの
・泥や落ち葉などが排水溝に堆積し、排水に支障をきたす恐れがあるもの
<学校等>
(1)口頭注意事項
①職務専念義務免除申請について
職務専念義務免除の承認を受けようとする者は、台東区学校職員服務取扱規程第8条に規定する休暇・職免等処理簿により承認権者に申請しなければならない。しかしながら、休暇・職免等処理簿の職免適用基準及び職免の申請理由が記入されていない事例が一部の学校等において見受けられた。職免の申請ついては、条例・規則・職務専念義務免除承認適用基準に則り適正に処理されたい。
(2)その他、口頭にて注意した主なもの
・服務関係書類の記入もれ、表示もれ、押印もれ
・見積書及び納品書の不備
・非常照明や誘導灯のバッテリー不良
6 監査委員の主な質問応答事項
(1)事 業 所
┌──────────┬──────────────────────────────────┐
│監査対象事業所 │男女平等推進プラザ │
├──────────┼──────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成30年10月24日(水) │
├──────────┴──────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:事業所) │
├──┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │男女平等推進プラザ管理運営のコーディネーターの役割は。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │男女平等推進プラザで実施する講座や講師などの情報提供や助言、男女平等推進団体の活 │
│ │動への支援や助言、公募区民で構成される委員会での助言など、男女平等の視点から事業 │
│ │をサポートしてもらっている。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │男女平等推進プラザとして一番重点を置いているところはどこか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │条例で位置づけられた男女平等に関する施策を進めていくための区民の活動拠点施設とし │
│ │て、区民と一緒に進めていくこと、推進計画を進めることに努めていくことに重点を置い │
│ │ている。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │共同参画を推進するには、何が一番大事なのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │意識啓発である。あまり関心のない人に興味を持ってもらうのが課題。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │ワーク・ライフ・バランス推進事業のコンサルタント派遣要望が少なかったのは、周知が │
│ │十分ではなかったのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │社会保険労務士等は会社で決めた人に依頼したいという要望も多く、派遣希望が少なかっ │
│ │た。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │ワーク・ライフ・バランス推進企業の認定を受けた企業から、採用がしやすくなった等の │
│ │話はあるのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │採用時に他社との違いをアピールできることや、認定を取ったことで社員の意識啓発にな │
│ │ると聞いている。 │
├──┴──────────────────────────────────────────┤
│ 監査委員意見 │
├─────────────────────────────────────────────┤
│・ワーク・ライフ・バランス推進事業の無料コンサルタント派遣要望が少ないようだが、良い制 │
│度なので工夫して利用してもらえるようにしてほしい。 │
└─────────────────────────────────────────────┘
┌──────────┬──────────────────────────────────┐
│監査対象事業所 │西部区民事務所、北部区民事務所、入谷地区センター │
├──────────┼──────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成30年10月15日(月) │
├──────────┴──────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:事業所) │
├──┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │外国人の人口が増加している影響は。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │町会に対する理解が得られず、町会に入られていない方が多い。習慣の違いからか、ごみ │
│ │の出し方の理解が進まないことがある。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │地区町会連合会のイベントで、運営する方の高齢化や町会の人数の減少に伴う影響は。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │町会役員も高齢化しているが、町会長のなり手が少なくなってきている。運営は連合会が │
│ │やっているが、区民事務所の職員も会計等で手伝いをしている。青年部もよく活動してい │
│ │る。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │区民事務所と地区センターの違いは。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │業務内容の違い。地区センターは区民館に特化しているが、区民事務所は住民票や印鑑証 │
│ │明の発行、税金等の収納も行っている。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │馬道地区はイベントが多いのはなぜか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │地区の繋がり、青年部の活動が活発なためだと思う。 │
├──┴──────────────────────────────────────────┤
│ 監査委員意見 │
├─────────────────────────────────────────────┤
│・町会の担い手は、住民が増えている今のうちに色々と巻き込んで、上手く回せるようにし │
│ てほしい。 │
│・区民事務所と地区センターの役割の違いが分かりづらく、事務所的な施設と区民館に対応 │
│ する施設と明確に区分した方が区民の需要に応じやすいのではないか。 │
│・外国人の住民が増加しているので、ごみ出しの案内等の対応を積極的に対応してほしい。 │
│・入谷区民館は老朽化しておりエレベーターもない。改修は地域全体の希望でもあるので積極的 │
│ に考えてほしい。 │
│・入谷地区センター根岸分館はマンションの2階を区分所有しているが、建物の耐震工事が必要 │
│ なため休館になっている。区がリーダーシップを取り、管理組合総会や理事会に意見を提案し │
│ 対応して欲しい。 │
└─────────────────────────────────────────────┘
┌──────────┬──────────────────────────────────┐
│監査対象事業所 │西部区民事務所谷中分室、北部区民事務所清川分室、雷門地区センター │
├──────────┼──────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成30年10月22日(月) │
├──────────┴──────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:事業所) │
├──┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │清川区民館の利用率が年6%増えている理由は。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │利用者は、シニアクラブや幼稚園の保護者会、カラオケ等のサークル団体、建設会社等で │
│ │ある。清川地区では小規模マンションが増えており、建設説明会が増えてきている。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │雷門は女性部の数が町会数より少ないが成り手がいないのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │仲見世町会は町会員が88人で仲見世の店の数で構成されている。特殊な町会で、女性部が │
│ │なくても大丈夫とのこと。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │谷中区民館の利用者は高齢者が多いのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │利用者を年齢別に集計していないが、乳幼児から高齢者まで全般的に来館されている。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │3施設とも新しい方の施設だが、何か問題点はあるか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │谷中防災コミュニティセンターの渡り廊下や階段の手すりは、小さい子がすり抜けられる │
│ │ので防護柵を付けている。 │
│ │清川分室は敷地面積が狭いため、だれでもトイレが2階にあるが、利用者には不便である │
│ │。 │
│ │雷門地区センターは、1階のトイレを解放しているが、トイレットペーパーの消耗が早く │
│ │、掃除が行き届かないことがある。 │
├──┴──────────────────────────────────────────┤
│ 監査委員意見 │
├─────────────────────────────────────────────┤
│・光熱費の問題もあるが、夏場の冷房は利用者や職員の体調にも影響するので、健康を害さない │
│程度に使用していただきたい。 │
└─────────────────────────────────────────────┘
┌──────────┬──────────────────────────────────┐
│監査対象事業所 │検査センター │
├──────────┼──────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成30年10月24日(水) │
├──────────┴──────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:事業所) │
├──┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │検査結果により、飲食店等への指導は保健所と連携しているのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │保健所の監視員に結果を返し、監視員より指導を行っている。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │教育委員会から依頼される学校給食の放射性物質検査の実施状況とその結果は。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │平成24年度から実施している。当初は年5回、2~3か月に1回実施していたが、平成28 │
│ │年度より年3回、学期ごとに1回検査を行っている。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │建物は開設から30年以上経過しているが、設備や施設での課題や要望はあるのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │必要な修繕工事等にはその都度対応している。また検査機器は高額なものが多く、計画的 │
│ │に更新していくことが課題である。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │デング熱の国内感染があったが、蚊媒介感染症ウイルス検査の実施状況はどうか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │定期的に公園等で蚊を採取し、蚊の検査をしている。 │
│ │平成27年度からデングウイルス検査を開始し、翌年度からはジカウイルス、チクングニア │
│ │ウイルスも加えて実施している。 │
└──┴──────────────────────────────────────────┘
┌──────────┬──────────────────────────────────┐
│監査対象事業所 │環境ふれあい館 │
├──────────┼──────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成30年10月3日(水) │
├──────────┴──────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:事業所) │
├──┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │前回の監査で太陽光パネルが壊れていたが、その後はどうか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │そのままの状態。撤去する場合は1千万円、修理する場合は2~3千万円かかる。平成37 │
│ │年度予定の大規模改修に向けて考えていく。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │イベントを沢山行っているが、参加者の声はどうか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │小学校の受入れも行っており、子供たちが喜んで参加している。 │
│ │環境に関するクイズやゲームを展開し、好評である。インタープリター(環境学習室のス │
│ │タッフ)もかなり頑張っている。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │帰宅困難者支援施設としてトイレの利用や情報提供をしてくれるとのことだが、水の備蓄 │
│ │も検討してもらった方がいいのではないか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │危機・災害対策課に相談させてもらう。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │照明はLEDなのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │LED化の計画を立てており、平成32年度に工事を行う予定である。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │利用者数が年々増加しているが、体制としてはこれ以上受け入れられないのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │この体制で創意工夫を重ね、伸ばしていきたいと思っている。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │今後、注力したい部門はあるか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │エネルギー関係や低炭素社会の実現、マイクロプラスチック問題など。 │
├──┴──────────────────────────────────────────┤
│ 監査委員意見 │
├─────────────────────────────────────────────┤
│・Twitter(ツイッター)のフォロワー数を増やすためには、ツイート数を増やしたほう │
│ がより効果があると思われる。 │
└─────────────────────────────────────────────┘
┌──────────┬──────────────────────────────────┐
│監査対象事業所 │坂本保育園、浅草橋保育園、松が谷保育園 │
├──────────┼──────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成30年10月22日(月) │
├──────────┴──────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:事業所) │
├──┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │0歳児を受入れる園と受入れない園は、どのように決められたのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │0歳児は施設的に調乳設備が必要で、面積も1人当たり3.3㎡必要なため、そういう基準で │
│ │決まる。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │浅草橋保育園は園児の国籍が多岐にわたるということだがどのような状況か。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │国籍が豊かで言葉の面が大変である。両親のどちらかは片言の日本語を話せることが多い │
│ │。言葉が通じない場合は、身ぶり手振りで説明する。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │松が谷保育園は移転先まで距離があるが、保護者の反応はどうか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │保護者の自転車を預かり、保育時間を前後10~15分延して配慮することで、大きな混乱も │
│ │なく7月から仮園舎でスタートできている。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │ハザードマップでも氾濫した河川によって避難の方法が違うが、お子さんを預かっている │
│ │ので不安ではないか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │ハザードマップが配られており、氾濫したら保護者はすぐに迎えに来てほしいと考えてい │
│ │る。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │非常勤職員が見つからない原因をどのように考えているのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │保育園の整備が進んでいく中で、人材の確保が取り合いになってしまっている状況がある │
│ │と思う。 │
├──┴──────────────────────────────────────────┤
│ 監査委員意見 │
├─────────────────────────────────────────────┤
│・災害時の対応は保育園だけではなく、各家庭も考えておいた方が良い。 │
│ │
│・松が谷は子供が多い地域のため、将来的には定員増員の方向性も必要である。 │
│・最近は異常気象なので、熱中症に気を付けてエアコンも使用してほしい。 │
└─────────────────────────────────────────────┘
┌──────────┬──────────────────────────────────┐
│監査対象事業所 │台東保育園、三筋保育園、東上野保育園 │
├──────────┼──────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成30年10月31日(水) │
├──────────┴──────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:事業所) │
├──┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │延長保育の定員数は4月1日で決まり、その後増やすのは難しいのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │現状の体制では定員の2割で判断している。東上野保育園、浅草橋保育園は利用が多いの │
│ │で2割以上になっている。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │人員の確保に苦労されていると思うが、シフトの組みやすさはどうか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │0歳児は3人に対し1人の職員が必要になる。早番、遅番もあり、シフトは7~8種類あ │
│ │る。シフトを組むのに苦労している。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │三筋保育園は施設の開設が昭和50年だが、改修の話はないのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │施設課が施設保全計画を作成し、改修の対象になっているが、具体的な実施年度は決まっ │
│ │ていない。仮園舎をどうするかの問題もある。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │0歳児の需要はもっと多いのではないか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │今年度、ニーズ調査を行っている。1歳だと入園しにくいので、早めに育児休業を切上げ │
│ │る話も聞いている。調査に項目を設けて検証する予定。 │
├──┴──────────────────────────────────────────┤
│ 監査委員意見 │
├─────────────────────────────────────────────┤
│・多様性の時代なので、男性保育士ももっと増えるといいと思う。 │
└─────────────────────────────────────────────┘
(2)小学校、中学校、幼稚園
┌──────────┬──────────────────────────────────┐
│監査対象校(園) │平成小学校、竹町幼稚園 │
├──────────┼──────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成31年2月4日(月) │
├──────────┴──────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:校長、園長) │
├─────────────────────────────────────────────┤
│ 平成小学校 │
├──┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │外国籍の児童は多いのか。言葉の問題はどうか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │地域的に宝石店や飲食店が多く、転入・転出の動きが大きい。どの学年も外国籍の児童が │
│ │複数名いるが、保護者も慣れている。言葉の問題については、日本語加配で配慮してもら │
│ │っている。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │大規模改修工事はスムーズに進んだのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │水が止まったりしたこともあったが、教育委員会や事業者がすぐに対応してくれた。工事 │
│ │に関して児童の事故もなかったし、保護者からの苦情もなく、うまく進んだ。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │弁当給食とは何か。また、評判はどうか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │大規模改修で給食室が使えないため、業者が作って持ってくる弁当。週に一回は温かいも │
│ │のを出すように工夫した。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │特別支援教室の拠点校となっているが。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │7人の教員で5校を巡回して、情緒障害の指導をしている。平成28年度までは、通級とし │
│ │て学校に通ってもらっていたが、今は、教員の方が動いている。今年度は、児童数が80人 │
│ │を超える状況となっている。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │単学級の良さもあるが、デメリットもある。どのように考えているのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │逆に、アットホームで良いととらえている保護者が多い。1年生から6年生までを含めた2 │
│ │0のグループを作って、清掃や読書などの日常の活動を一緒にしており、上級生が下級生を │
│ │たしなめてくれるなどの効果がある。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │百人一首や土佐日記などの古典の暗唱は続けているのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │水曜日の昼の15分間、すべての学年で練習している。寿限無や源氏物語など、月ごとに暗 │
│ │記するものを変えている。古典の内容については、全校朝礼で校長が話をする。 │
├──┴──────────────────────────────────────────┤
│ 監査委員意見 │
├─────────────────────────────────────────────┤
│・単学級の弊害をなくすために、いろいろとやっていることは素晴らしい。 │
├─────────────────────────────────────────────┤
│ 竹町幼稚園 │
├─────────────────────────────────────────────┤
│ 監査委員意見 │
├─────────────────────────────────────────────┤
│・アウトリーチプログラムは、子どもの将来に向かって選択の広がるいい教育だと思う。 │
└─────────────────────────────────────────────┘
┌──────────┬──────────────────────────────────┐
│監査対象校(園) │東泉小学校 │
├──────────┼──────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成31年1月16日(水) │
├──────────┴──────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:校長) │
├──┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │オーケストラ活動は学校の特色だが、属している児童が減っている理由は何か。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │3年生の児童数自体が少ないことも影響しているが、受験や習い事で、5年生の途中でや │
│ │める児童が多くなった。平日の午後の活動を1日休むなど続けやすいように工夫している │
│ │。また、発表の場がないと児童は続かない。励みになるように、練習したことが発表でき │
│ │る場を作ってきた。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │創立130年の記念式典に向けて特別に取り組んだことは。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │子どもたちの思い出になり、地域の方に喜んでもらえるように、花をテーマにアイデアを │
│ │出してもらって、展覧会や歌の制作・合唱など1年を通じて行っている。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │ガードレールがない通学路について、設置してほしいという保護者の声があったが。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │ガードレールはまだついていないが、スクールゾーンについて延長したり、わかりやすい │
│ │色の塗装を行った。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │オーケストラは創設50周年を迎え、メンバーも多く、心配のない状況か。また、外部の指 │
│ │導者の活用は。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │指導担当が6年目となり、次の指導者にどう引き継いでいくかということがある。また、 │
│ │外部指導者には、担当指導者の専門でない分野を教えてもらっている。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │小論文のテーマは何か。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │4年目の研究になる。運動会や係活動など、みんな同じテーマで、はじめ、中1、中2、 │
│ │まとめ、の形式で書き、論理的思考力を養成するもの。6年までをまとめてファイルし、 │
│ │どれだけ伸びたかがわかる。児童は、困らないで書けるようになるなど、大きな成果が上 │
│ │がっている。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │学校で何か改善したいことは。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │学力向上が一番であり、そのためには家庭学習の啓発をまだまだやっていく必要がある。 │
├──┴──────────────────────────────────────────┤
│ 監査委員意見 │
├─────────────────────────────────────────────┤
│・あいさつ運動やオーケストラ、小論文など、学校として様々な工夫をしている。引き続きやっ │
│てもらえれば、素晴らしい成果が出ると思う。 │
└─────────────────────────────────────────────┘
┌──────────┬───────────────────────────────────┐
│監査対象校(園) │谷中小学校、台桜小学校 │
├──────────┼───────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成31年1月21日(月) │
├──────────┴───────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:校長、園長(校長兼務)) │
├──────────────────────────────────────────────┤
│ 谷中小学校 │
├──┬───────────────────────────────────────────┤
│ Q │ベーシックドリル等を使用したスパイラル指導とはどういうものか。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │出来ないところを振り返って復習し、フォローアップシートで弱いところを学習していくも │
│ │のである。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │特養でボランティアを体験したり、町、商店街などの力を借りながら教育しているというこ │
│ │とだが、児童には刺激になっているのか。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │児童は、地域のために役立っているという喜びを感じている。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │体力の項目が落ちているようだが、体力の全部の項目を一度に上げていくのは難しいので、 │
│ │工夫して取り組んでほしい。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │握力と体の硬さについてはやってきたが、他で落ちてきたため、全般的な見直しが必要 │
│ │となっており、持久走や縄跳びを計画的に行っている。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │豊かな人間性の育成として行っている学級会での双方向の対話の成果は。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │学級活動で話し合いをさせることで、相手の言うことを尊重し、グループや全体での話し合 │
│ │いでも、自分の考えをしっかり話せるようになってきた。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │特別支援教室の状況はどうか。保護者によっては、特別支援教室に入ることを納得されない │
│ │場合もあるのでは。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │特別支援教室の拠点校としてトータルで40名程度を指導している。保護者の中には特部支援 │
│ │ということでハードルの高い方もいるが、体験を勧めたり、子どもの実態やリスクの説明を │
│ │している。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │芸大との連携は何を行っているのか。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │演奏に来てもらったり、合唱を教えに来てもらっている。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │校長として目指す学校や児童とは、どういうものか。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │学んだことを活かして、それぞれが関わりながら、自主的に学校生活を送ってもらいたい。 │
│ │やる気をもってチャレンジできる児童に育てたい。 │
├──┴───────────────────────────────────────────┤
│ 台桜幼稚園 │
├──┬───────────────────────────────────────────┤
│ Q │園児数に増減があるが、入園児数を把握することは難しいのか。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │園のホームページや保護者の協力により園のアピールをしているが、保育園や私立幼稚園の │
│ │関係もあり、入園者数は把握しづらい。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │谷中小学校の児童との交流は園の強みになっていると思うが。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │交流はうれしいとの声が保護者からある。 │
└──┴───────────────────────────────────────────┘
┌──────────┬──────────────────────────────────┐
│監査対象校(園) │黒門小学校 │
├──────────┼──────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成31年1月21日(月) │
├──────────┴──────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:校長) │
├──┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │大規模改修により使いやすくなったところは。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │町の方や卒業生にも改修のための委員会に入ってもらい、廊下など、建築当時の姿に戻し │
│ │た。教室は快適である。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │繁華街に立地しているが、保護者の送り迎えはあるのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │1年生の1年間は送り迎えを義務付けている。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │時代により、児童への指導も変わってくると思うが。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │小学校では、あらゆる基礎になるのは、基礎学力の向上である。2050年の将来を見て、必 │
│ │要な力は何かということで授業を組み立てる研究をしており、6年目になる。具体的には │
│ │、目的意識をもって、自分や友達の既存知を組み合わせて、必要になる新たな力を養うこ │
│ │とである。21.5世紀を開くをテーマに研究を始め、だいぶ蓄積できてきた。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │中学校と交流しているということだが。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │中学生の生の姿をどんどん見せたいので、地元の中学校との接触の機会を多くした。御徒 │
│ │町台東中学校に行きたいという子が増えてきた。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │大規模改修中に校庭が使えない間はどうしていたのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │不忍池周辺や御徒町台東中学校などを使っていた。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │学校教育の可視化として土曜授業を実施しているが、保護者は大勢来るのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │これから入学したい方も含めて大勢が来ている。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │防犯対策として行っていることは。また、サスマタはあるのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │登下校時のスクールサポーターの見守り、門扉の鍵閉め、防犯カメラなどで対策している │
│ │。学校では、不審者の侵入に対する避難訓練を行っている。サスマタは配備されている。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │前回の監査では、教員の労働時間が長めだったが、その後どうか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │仕事の内容が減らないので、大きく改善することはなかなか難しい。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │児童の体力の状況はどうか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │23年、24年に体育の研究校の指定を受けて、縄跳びを集中的に行ったり、歩数計で運動量 │
│ │を自分で計る取り組みをした。その結果、全国平均を100として、92だった体力が、今年は │
│ │103となった。 │
└──┴──────────────────────────────────────────┘
┌──────────┬──────────────────────────────────┐
│監査対象校(園) │浅草小学校 │
├──────────┼──────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成31年2月4日(月) │
├──────────┴──────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:校長) │
├──┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │観光バスの駐車システムができた効果は。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │バスの滞留は、相当減っている。今年度は、交通事故で大きなものもなく、交通量もかな │
│ │り違う。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │タブレットを導入したということだが、どのように活用しているのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │理科や体育では動画をとって確かめる、写真を使ってプレゼンテーションする、アンケー │
│ │ト結果を円グラフにする、いいねボタンで投票する、ドリル学習で利用するなど、様々な │
│ │教科で活用している。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │特別支援教室は何人いるのか。学級運営などはどのような状況か。また、他の教員はどの │
│ │ようにかかわるのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │教室には12名いる。その児童に向き合ってアプローチし、計画を立てて対応しているので │
│ │、とてもよかった。他の教員も、特別支援学級の教員と取り組み状況などについて連携す │
│ │るほか、指導方法の研修会や情報交換会にも参加している。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │インフルエンザの状況はどうか。予防のためにも乾燥するのは良くないので、加湿器が必 │
│ │要ではないか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │インフルエンザについては、学級閉鎖にならず、峠は越したように考える。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │私立中学校を受験する児童はどのくらいいるのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │6割以上いる。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │教員の年齢のバランスはどうか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │今はとてもバランスがいい。ベテランの教員は、人間関係のバランスをとってくれている │
│ │。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │校舎も古くなり、トイレの改修も必要な時期だと思うが、具体的には、決まっていないの │
│ │か。避難所としても洋式トイレが必要なのでは。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │トイレの洋式化はいっぺんにはできないので、100%を目指して計画的に取り組んでいきた │
│ │い。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │地域との関係が良いが、そのために教員も忙しいのではないか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │浅草でないとできないことがたくさんあり、楽しみながら働いている。 │
└──┴──────────────────────────────────────────┘
┌──────────┬───────────────────────────────────┐
│監査対象校(園) │蔵前小学校 │
├──────────┼───────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成31年1月9日(水) │
├──────────┴───────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:校長) │
├──┬───────────────────────────────────────────┤
│ Q │改築工事中、児童は、違う学区にある仮校舎に登校することになったが、様子は、どうか。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │児童たちは自覚して通学しており、歩くことで体幹もしっかりする。また、遅刻も減った。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │新校舎に戻ってから心配していることはあるか。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │心配事はないが、新校舎だからこそできる教育活動を考えていきたい。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │児童数が増えているが、教室の数には余裕があるのか。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │24学級まで対応が可能だが、特別教室はそれぞれ一カ所のみのため、マネジメントが必要に │
│ │なってくる。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │蔵前スタンダードとは何か。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │生活指導部の教員がまとめたもので、小学校の時にきちんと身につけたい事柄を簡単に │
│ │ │
│ │言葉に落とし込んだものである。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │仮校舎への登下校時のシルバー人材センターの見守りは効果的だったと思うが、新校舎に移 │
│ │ってからはどうするのか。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │シルバー人材センターによる見守りがなかったら仮校舎に移ることはできなかった。シルバ │
│ │ーの方には感謝の会を行った。新校舎に移れば学区域になるので、シルバーの方の見守りは │
│ │終了する。登下校の見守りは、基本的には、保護者が行うものと考えている。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │新校舎改築にあたって、学校から要望はあったのか。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │限られた予算と敷地の範囲で、エントランスやピロティなど、学校の要望、地域の意見を反 │
│ │映し、教育委員会の考え方もいれて、未来的、機能的な学校となった。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │蔵前小学校の重点目標への具体的な取り組みは何か。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │15年前にできた普遍的な教育目標に対して、今年度の重点目標を定めた。台東区に誇りを持 │
│ │った、希望を抱いたさわやかに生きる児童を育てるために、基本方針ごとに具体的な事項を │
│ │定めている。 │
├──┴───────────────────────────────────────────┤
│ 監査委員意見 │
├──────────────────────────────────────────────┤
│・道徳や基礎基本など、当たり前のことをしっかり教育していて素晴らしいと思う。 │
│・金管バンドやオーケストラは期待されているので、よろしくお願いしたい。 │
└──────────────────────────────────────────────┘
┌──────────┬──────────────────────────────────┐
│監査対象校(園) │東浅草小学校 │
├──────────┼──────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成31年1月16日(水) │
├──────────┴──────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:校長) │
├──┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │学力の向上で難しい点はなにか。また、どのような指導をしているのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │学力については、家庭環境によるものもあり、生活リズム向上週間を設けたり、家庭とカ │
│ │ードで連絡して、早起きや朝ごはんの意識啓発をしている。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │学力について、学科でみるとどうか。また、その対策は。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │全般的に文章理解が弱いため、全校で国語に力を入れる取り組みを始めた。来年度の教育 │
│ │課程で60分授業が認められるので、5時間目の授業に15分足して、昼ののびゆけタイムと │
│ │国語を合わせて行う予定である。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │アクティブラーニングでは、対話やスピーチに取り組んでいるとのことだが、具体的に何 │
│ │を行っているのか。また、スピーチコンテストはどのようなものか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │子ども同士が話す場面を取り入れている。コンテストは、土曜授業で読み聞かせの感想を │
│ │スピーチしてもらう予定である。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │来年度からの大規模改修は、居ながら工事か、仮移転か。また、工事にあたっての懸念は │
│ │あるか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │校庭にプレハブを建てて、三か年の居ながら工事となる。そのため、校庭で体育の授業が │
│ │できなくなるので、屋上で行ったり旧田中小学校を借りたり、工夫しながら場所を確保し │
│ │ていく。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │ふれあい給食はコミュニケーションの一助になるが、参加希望者は。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │毎年、大勢に参加してもらってありがたい。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │特別支援教室の児童数は何人か。また、親に特別支援教育が必要だと認めてもらうことは │
│ │大変ではないのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │特別支援教室ができた成果として、きちんと検査を受けた方がいいなど、保護者の認識が │
│ │広がるとともに、子どももスムーズに入っていけるようになり、申請は増え、来年度は18 │
│ │名である。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │家庭での食育について、取り組んでいることはあるか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │毎月、家庭に配る献立表に、給食で人気のあるレシピを載せており、効果的だと考えてい │
│ │る。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │声かけ隊の仕組みはどのようなもので、何人が活動しているのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │近隣の6人が、美しい心づくりの一環として、週1回くらい、子どもに声かけをしている │
│ │。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │オーケストラの状況はどうか。また、児童は何人所属しているのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │現在、児童は98名である。これまでの定期演奏会は、校内で行っていたが、今年度から浅 │
│ │草公会堂で行う。また、今年、一緒になって、充実させていこうと、保護者の会を立ち上 │
│ │げた。 │
├──┴──────────────────────────────────────────┤
│ 監査委員意見 │
├─────────────────────────────────────────────┤
│・以前、職員室に置いていた食べ物がねずみにかじられたという話があったが、衛生面で懸念が │
│ ある。大規模改修時に駆除するなど対応が必要ではないか。 │
└─────────────────────────────────────────────┘
┌──────────┬──────────────────────────────────┐
│監査対象校(園) │松葉小学校 │
├──────────┼──────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成31年1月24日(木) │
├──────────┴──────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:校長) │
├──┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │児童は、金管鼓隊カラーガーズとウクレレ教室の両方に入れるのか。また、特色は何か。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │両方に入ることはできる。金管鼓隊は、総合的学習の時間での取り組みだが、ウクレレは │
│ │教育課程外で3年生以上の希望者である。金管鼓隊は、全員がきちっとやれること、5年 │
│ │生が4年生に教えること、カラーガーズと兼ねられないことが特色で、祭に参加すること │
│ │も大きな財産になっている。ウクレレの発表の場は、発表会やフェスティバル参加などが │
│ │ある。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │体力向上の取り組みは。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │日頃の積み重ねとして縄跳びと持久走に取り組んでいる。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │若手教員のモチベーションを高めるために、校長が心がけていることは。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │人間関係をつくるために言葉を交わすことで、授業を見たときや週計画では必ず話しかけ │
│ │る。また、小規模校なので、若い教員でも企画委員会に入って話ができる。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │小規模校での悩みはあるか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │単学級で、同学年で他のクラスがないため、教員が相談することができない等人事のこと │
│ │で悩むことがある。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │俳句づくりは、言葉の力を伸ばすなどいろいろな勉強が詰まっている。俳句を楽しんで勉 │
│ │強することはいいことだが、難しいのではないか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │クラスで句会をやるなど、力を入れており、専門家に俳句の授業をしてもらっている。移 │
│ │動教室などの行事ごとに一句作って、帰りのバスで発表している。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │学区域について、バランスをとるために、何年に一度とか、見直すことはあるのか。また │
│ │、学区域外の小学校に行ってもいいということがあるのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │学校と地域との関係などがあり、学区域を見直すことは難しい。また、指定校変更につい │
│ │ては、規定があるので、どこでも小学校を選べるということはない。 │
├──┴──────────────────────────────────────────┤
│ 監査委員意見 │
├─────────────────────────────────────────────┤
│・ホームページもきれいであり、更新もきちんとされている。継続して頑張ってほしい。 │
└─────────────────────────────────────────────┘
┌──────────┬───────────────────────────────────┐
│監査対象校(園) │石浜小学校 │
├──────────┼───────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成31年1月22日(火) │
├──────────┴───────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:校長) │
├──┬───────────────────────────────────────────┤
│ Q │生活習慣を整えるためのすっきりカードとは具体的にどんなものか。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │寝る時間や起きた時間、朝食などの健康管理の項目について、児童がつけて、保護者がコメ │
│ │ントするもので、5月と9月、冬休みのあとに実施している。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │朝学習と午後のチャージタイムの成果はどうか。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │宿題と連動させて家庭での学習の習慣を身につけるためのもので、苦手意識をなくすよ │
│ │う、学年によって、計算や漢字の基礎的なものからスタートして領域を広めていく。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │特別支援教室の拠点校だが、指導方法等はどのようなものか。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │10人に対して教員一人が配置され、各校を回って、教員一人が1日2~3人の担当の児童の │
│ │個別指導を行う。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │学力テストの平均点は、特別支援の児童も含めて算出している場合は、特別支援の児童の有 │
│ │無で平均点が左右されることがあると思うが。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │影響はあるかもしれないが、含めて算出している。平均点は一つの指標で、テストの結果を │
│ │どのように次につなげていくかが大切であって、個々、一人ひとりを伸ばしていきたい。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │多様性の時代に、自己肯定感を高くして、表現することを身につける人権教育を行っている │
│ │ことは注目される。今後の人権教育で目指していくことは何か。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │まず、自分のいいところに目が向けられるようになってほしい。そして、「共に生きる」を │
│ │どんどん広げていけるよう、クラス、学年、学校、地域へと目を向けられるような経験をた │
│ │くさんさせたい。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │人権尊重教育推進校として、具体的にどのような指導を行っているのか。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │総合的な学習の時間で、学年により、食肉市場の見学、ハンセン病の調べ、障害者や高齢者 │
│ │の施設の体験や話を聞くなどのほか、低学年は、道徳や国語などすべての教科で指導してい │
│ │る。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │学力を上げるには時間がかかると思うが。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │全教科で、小さいうちから積み上げていくことが大切で、一単元ずつ大切にしていくことが │
│ │学力向上につながる。すぐ、学力調査に表れるかというと難しいが、学力向上目指して頑張 │
│ │っていきたい。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │学校として今後アピールしていくことは。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │あいさつがきちんとできて、地域を愛し、愛される子どもとなって、地域に貢献できるよう │
│ │にしていきたい。 │
└──┴───────────────────────────────────────────┘
┌──────────┬───────────────────────────────────┐
│監査対象校(園) │田原小学校、田原幼稚園 │
├──────────┼───────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成31年2月14日(木) │
├──────────┴───────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:校長、園長(校長兼務)) │
├──────────────────────────────────────────────┤
│ 田原小学校 │
├──┬───────────────────────────────────────────┤
│ Q │年度始めは超過勤務が多く大変だということだが、解消されているのか。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │一部の保護者同士のトラブルで、学校に解決を求められるなど、保護者対応が大変である。 │
│ │会議を減らしたり、やらないでいい作業はしないことなどに取り組んで、9月以降は減って │
│ │きている。また、地域との連携は大切だが、地域の行事がたくさんあるので、メインの行事 │
│ │は教員が全員参加するが、それ以外は分担して出るようにしている。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │特別支援教室は、通いやすいのか。また、状況はどうか。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │通級のときはそんなに多くなかったが、特別支援教室の説明をすると、詳しく聞きたいとい │
│ │う保護者もおり、検査して入る児童が増えた。検査を受けることに抵抗感がある人は少なく │
│ │、特別支援教室に行った事で効果がある人との関わりが出来ると、保護者はうちの子も入れ │
│ │たいということになる。また、児童への対応の仕方などの情報をもらえるので、学級が安定 │
│ │し、助かっている。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │田原バンドの状況は。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │4年生以上の希望者120人くらいで構成されている。フラッグの子は、30~40人。毎日の早 │
│ │朝練習で力がつく。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │いじめを未然に察知するための対策として取り組んでいることは。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │いつでも起こり得る問題との前提で、アンケート調査や二人のスクールカウンセラーによる │
│ │聞き取り調査をしているほか、全員の面接を年1回実施している。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │重点目標に記載のある「礼儀を重んじ、ルールやマナーを守る」とは、具体的に何をし │
│ │ているのか。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │あいさつ運動や身だしなみを整えることをしている。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │浅草インタビューとは何か。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │学年ごとに4人くらいのグループで街に出て、インタビューを通して日本文化を伝える活動 │
│ │を行っている。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │施設面での要望はあるか。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │昭和60年から使用しているため、いろいろひずみのようなものがあるが、そう遠くない時期 │
│ │に大規模改修を予定している。芝生化は狭い敷地で維持が難しいのでやめてほしい。 │
├──┴───────────────────────────────────────────┤
│ 田原幼稚園 │
├──┬───────────────────────────────────────────┤
│ Q │PTA活動を大幅に減らしているということだが。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │父母からの要望やアンケート結果から、PTA活動の負担感は幼稚園の存立にもかかわるこ │
│ │となので、PTA行事や役員会開催の見直しをし、保護者の負担感を減らしている。 │
└──┴───────────────────────────────────────────┘
┌──────────┬──────────────────────────────────┐
│監査対象校(園) │御徒町台東中学校 │
├──────────┼──────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成31年1月9日(水) │
├──────────┴──────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:校長) │
├──┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │学校選択制での人気が高いが、教室数は足りるのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │今年度の入学者数は152名だったが、教室数は足りている。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │校舎が老朽化しており、使用頻度が高いことなどの要素も考慮し、改修を計画してほしい │
│ │。大規模改修の時期はいつごろになるのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │老朽度調査の結果により、検討していただきたい。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │校庭が狭く使いづらいとのことだが、屋上の利用など考えられないのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │全校生徒が集まっただけで、校庭がいっぱいになり、校庭で何かをするということはでき │
│ │ない。屋上は、50メートル走の場所が取れないので、改修のタイミングで考える。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │霧ヶ峰学園での勉強合宿の参加者数とその成果は。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │参加人数は3年生58名、生徒も、みんなが頑張るので自分も頑張るという気持ちになる。 │
│ │家庭学習の習慣が身に着くなどの効果がある。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │生徒が取り組んでいる「自学ノート」とは。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │その日の授業の振り返りや予習も含めて、授業終了後に1日2ページ分をノートに書くと │
│ │いう取り組み。時間内に2ページ書けない場合は、自宅にて学習する。翌朝、登校してす │
│ │ぐに、担任に提出し、下校までに担任が、コメントを書き込むなど確認する。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │朝と放課後の生徒の過ごし方は。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │朝は朝読書を行っている。放課後は、清掃が終わった後、全員が残って、自学の時間を10 │
│ │分くらい行い、その後、学活を行ってから帰宅する。 │
├──┴──────────────────────────────────────────┤
│ 監査委員意見 │
└─────────────────────────────────────────────┘
・老朽化している建物については、頻繁に施設の点検をしないと危ない。
┌───────────────────────────────────────────┐
│ │
│・デイリーライフは、生徒の細かい変化がわかる。目では見えない部分も出てくる。効果的で良│
│いことなので、続けてもらいたいし、他校にも広まるといい。 │
└───────────────────────────────────────────┘
┌──────────┬───────────────────────────────────┐
│監査対象校(園) │忍岡中学校 │
├──────────┼───────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成31年2月14日(木) │
├──────────┴───────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:校長) │
├──┬───────────────────────────────────────────┤
│ Q │男子生徒が多いと、タガが外れやすいこともあると思うが、気を付けていることはある │
│ │か。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │女子の方が、まとまりやすい傾向はあるが、本校では、どの学年も男子が多いため │
│ │、 │
│ │ │
│ │男子のパワーをどう生かすかを考えて指導している。また、自分自身をコントロールできる │
│ │ように働きかけている。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │伝統行事の耐寒訓練はどのような内容か。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │剣道、柔道、ジョギングの中から一種目を選んで、平日4日間、早く登校して、授業の前に │
│ │トレーニングし、翌週の月曜日に納会試合をするもの。三年間、同一種目に取り組み、自身 │
│ │の成長を記録用紙に積み重ねている。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │岩井臨海学園が終わるのは残念だ。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │参加した生徒のアンケートでは、本当に良かったというものもあったが、一年生の希望者を │
│ │対象としているため、入学して最初の宿泊行事が全員参加でないこと、アレルギー対応など │
│ │の安全面や費用対効果から、今年を最後にした。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │区内の学校で立志式を最初に始めた学校と聞いているが。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │平成23年度に忍岡中学校で始まり、その後、区内の公立中学校に広まった。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │学力で基礎的なことができない生徒への補習は。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │放課後、学力向上推進ティーチャーを中心に補習している。学力調査結果から定着が十分で │
│ │ない部分を、フォローアップシート等を活用して補っている。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │規範は抽象的な概念だが、中心は校則か。生徒は理解しているのか。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │校則だけ守ればいいのではなく、友達との付き合い方も含めて、ここでどういう行動をすれ │
│ │ばいいのかということ。生徒は様々なとらえ方をしているが、他律ではなく自律の大切さを │
│ │訴えることで、前向きに変わってくる。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │志とは、主にどんなことか。職業が中心になるのか。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │立志式に向けて、自分の将来を考え、作文にして発表するという取組をしている。夢ではな │
│ │く、自分が社会のためにどういう貢献ができるかまで達しないと志にならない。2年生での │
│ │職業体験がベースとなってくるが、意味とか付加価値をつけないと志にはならない。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │朝読書では、本を指定しているのか。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │自分が持ってきた本を読んでいる。 │
└──┴───────────────────────────────────────────┘
┌──────────┬───────────────────────────────────┐
│監査対象校(園) │桜橋中学校 │
├──────────┼───────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成31年1月22日(火) │
├──────────┴───────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:校長) │
├──┬───────────────────────────────────────────┤
│ Q │デンマークへの派遣での成果は。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │桜橋中学校で派遣された生徒は5名である。1週間程度の滞在ではあるが、社交的になり、 │
│ │人として成長したものを感じる。帰国して、生徒会などの学校内のリーダーとしてやっても │
│ │らっている。国際理解重点校としては、デンマークからも日本に来てもらい、双方向の交流 │
│ │になるといいと思う。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │中国語講座とは。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │魅力ある教育活動の中で、中国語の会話について取り組んでいる。夏休み前に行っているが │
│ │、来年度については、クラスにいる中国の生徒を講師に、挨拶ができるように、取り組んで │
│ │いきたい。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │生徒の地域貢献はどうか │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │ボランティアフェスティバルや石浜小学校のバザーでの手伝い、桜橋花祭での神輿担ぎなど │
│ │で地域貢献をしている。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │野球部が結果を出しているが。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │バスケットボールやテニスも都大会に出場している。部活が強いことが、生徒を集めること │
│ │にもつながるので、今後も継続していきたい。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │基礎基本のほかに、学校としてこれから取り組みたいことは。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │入学前から知っている先生だと全然違うので、小学校6年生のところに学校の教師を出 │
│ │ │
│ │前に出したい。また、石浜小学校とはジョイントコンサートを行い、東浅草小学校 │
│ │と │
│ │ │
│ │は、浅草公会堂でのコンサートでつながりができたので、楽器を通した交流として、近隣小 │
│ │学校と一緒にコンサートができたらいいと思っている。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ Q │学校の規律が崩れるのはどういう場合か。 │
├──┼───────────────────────────────────────────┤
│ A │子どもに甘かったり、よく休む教師がいると、教師との連携が崩れて、学校の規律が崩れや │
│ │すい。 │
└──┴───────────────────────────────────────────┘
┌──────────┬──────────────────────────────────┐
│監査対象校(園) │駒形中学校 │
├──────────┼──────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成31年1月24日(木) │
├──────────┴──────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:校長) │
├──┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │運動部の状況はどうか。全員参加ではなく、入らない選択もあるのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │ボランティア部に入ったり、地域のクラブに行く生徒もいる。運動部は年により、強くな │
│ │ったり弱くなったり、人数も多かったり少なかったりである。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │ボランティアとは具体的に何か。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │警察と一緒に落書き消しや万引き防止の活動をしたり、ボランティアフェスティバルや目 │
│ │の不自由な方のマラソン大会でのボランティアなどの活動をしている。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │演劇部があるが、普段しゃべらない子が演劇になると自分を表現できるし、居場所づくり │
│ │としての部活も大事だ。演劇部で芸楽祭等に参加しているのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │したまち演劇祭の時は必ず出ており、芸楽祭になっても参加している。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │異世代間の交流は刺激になり、いい取り組みだと思うが。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │地域の子どもたちを招く駒中まつりは10回目となるが、今後も続けていきたい。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │若い教師が多く、まとめていくのは大変だと思うが、どのような工夫をしているのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │主幹教諭によるOJTのほか、研究に力を入れており、授業改善のために外に出ていろい │
│ │ろな勉強をしてもらっている。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │目指す学校像の中に「一人一人が居場所を感じ」とあるが、どういうことで始めたのか。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │褒めてあげることで自己肯定感を養い、自分を認めてくれる学校に来ることになる。その │
│ │ためには、駒形中学校に自分の居場所があることが根本である。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │珍しい取り組みだが、アンガーマネジメントとは何か。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │いかに感情をコントロールしていくかを臨床心理士等に学ぶものである。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │今後強化したいことは何か。 │
├──┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │タブレットを活用したICT教育推進モデル校になっており、台東区のためになるよう頑 │
│ │張っていきたい。 │
└──┴──────────────────────────────────────────┘
7 まとめ
(1)事業所
事業所においては、その設置目的に従って、様々な区民利用に応じており、必要に応じて階段の手すりに防護柵を設置するなど利用者の安全確保や環境整備等にも配慮している。
また、各事業所では施設の利用者や地域団体等との連携に努めており、特に保育園では保護者や地域団体等との交流に努めるなど、事業効果を高める取り組みがなされていた。
今後とも、多様化する区民ニーズや環境の変化に適切かつ迅速に対応し、区民福祉の更なる向上のため、事業内容の見直しや事務改善の取り組みを推進されたい。
(2)小学校、中学校、幼稚園
各学校等においては、教育目標と経営方針に基づき、基礎学力の定着や豊かな人間性の育成、体力の向上といった様々な課題に取り組み、教育内容の充実に努めている。
また、ICTを活用した授業やオリンピック・パラリンピック教育、特別支援教室の運営など様々な活動にも積極的に取り組んでいる。
区教育委員会では、教員が日々多様な業務対応に追われる中、平成30年12月に「台東区立学校における働き方改革プラン」を策定し、学校における業務の効率化やその業務量の削減、人員体制の整備など教員の多忙化解消に向け、その方向性を示した。
一方、施設面においては、建物や設備に経年劣化が見受けられる学校があった。大規模改修工事や改築工事も順次行われているところではあるが、建物の安全性を最優先に、計画的に取り組まれたい。
今後も、家庭や地域等との連携を図りながら、台東区の子どもたちが、生涯にわたり学び続ける意欲とこれからの社会を生き抜く力を身に付けられるような教育環境の充実に向けて全力で取り組まれていくことを望むものである。
─────────────────────────────────────────
30台監第54号
平成31年3月29日
台東区議会議長
河 野 純之佐 殿
台東区監査委員
元 田 秀 治
大 場 賢 一
松 尾 伸 子
平成30年度財政援助団体等監査の結果について(報告)
地方自治法第199条第7項の規定に基づき、標記監査を実施しましたので、この結果を同法第199条第9項の規定により、別紙のとおり報告いたします。
(別紙)
1 監査期間
平成30年9月28日(金)~ 平成31年3月28日(木)
2 監査対象
監査対象は、「東京都台東区監査事務実施要領」に定める財政援助団体等監査対象選定基準に基づき、出捐等団体5団体、補助金等交付団体32団体を選定した。
監査実施団体名及び主管課名は、別表1のとおりである。
3 監査の範囲
原則として、平成29年度における出捐等団体及び補助金等交付団体の財政的援助に係る出納その他の事務の執行について実施した。
4 監査の観点
年度計画の基本方針に基づき、財政援助に係る事務がその目的に沿って適正かつ効率的に行われているかどうか、また、主管課の団体に対する指導・監督が適切に行われているかどうかを主眼として監査を実施した。
5 留意事項
出捐等団体については、会計経理面に特に留意した。また、補助金等交付団体については、補助金等の交付手続き、時期の適正性及び資金が補助目的に沿って効率的かつ確実に執行されているかに留意して監査を行った。
6 監査の方法
監査実施の全団体について、主管課から提出された補助金交付申請書、交付決定に関する原議及び出捐団体・補助金等交付団体の実績報告書、調査票等に基づき、書面監査を行うとともに主管課職員に説明を求めた。
なお、出捐等団体である公益財団法人 台東区芸術文化財団、公益財団法人 台東区産業振興事業団、社会福祉法人 台東区社会福祉事業団、社会福祉法人 台東つばさ福祉会及び補助金等交付団体である社会福祉法人 台東区社会福祉協議会、公益社団法人 台東区シルバー人材センターの6団体については、監査委員が、団体職員の出席を求め、あらかじめ提出を求めた監査資料に基づき、質疑応答を行うとともに、必要に応じ施設の管理運営状況を実地監査した。また、監査委員による監査とともに、事務局職員が関係資料や現地の調査等の予備監査を行い、基本的事実関係を確認した。
(1)実地監査、予備監査日程
┌────────────────┬────────┬───────────────┐
│監査対象団体 │実地監査日 │予備監査日 │
├────────────────┼────────┼───────────────┤
│公益財団法人 │11月16日(金) │11月16日(金) │
│台東区産業振興事業 │ │ │
│団 │ │ │
├────────────────┼────────┼───────────────┤
│公益財団法人 │11月22日(木) │11月21日(水) │
│台東区芸術文化 │ │11月22日(木) │
│財団 │ │ │
├────────────────┼────────┼───────────────┤
│社会福祉法人 │12月10日(月) │12月7日(金) │
│台東区社会福祉協議 │ │12月10日(月) │
│会 │ │ │
├────────────────┼────────┼───────────────┤
│社会福祉法人 │12月18日(火) │11月26日(月) │
│台東区社会福祉事業 │ │ 老人福祉センター │
│団 │ │12月11日(火) │
│ │ │ 特別養護老人ホーム浅草 │
│ │ │12月12日(水) │
│ │ │ 特別養護老人ホーム谷中 │
│ │ │12月13日(木) │
│ │ │ 特別養護老人ホーム三ノ輪 │
│ │ │12月17日(月)・18日(火) │
│ │ │ 事業団本部、児童館等 │
├────────────────┼────────┼───────────────┤
│公益社団法人 │12月25日(火) │12月25日(火) │
│台東区シルバー人材センター │ │ │
├────────────────┤ │ │
│社会福祉法人 │ │ │
│台東つばさ福 │ │ │
│祉会 │ │ │
└────────────────┴────────┴───────────────┘
(2)監査における主な確認書類
ア 実地監査対象団体の予備監査
(ア)財務諸表(貸借対照表、損益計算書、収支計算書等)、事業報告書、役員名簿
(イ)内部統制文書(運営規程、就業規則、経理規程、個人情報保護に関する規程等)
(ウ)給与、服務関係書類(出勤簿、休暇簿、超過勤務命令簿、旅行命令簿、労使協定
書等労基署届出・報告書、勤怠関係報告書等)
(エ)経理関係書類(総勘定元帳、伝票、契約書、領収書、小口現金等現金出納帳、預
金残高証明書等)
(オ)利用収入関係書類
(カ)施設・備品管理関係書類(建物設備関係諸書類、消防関係諸書類、備品台帳等)
イ 書面監査
(ア)補助金等交付決定に関する書類(交付申請書、原議、交付決定通知書写し等)
(イ)補助金等額の確定に関する書類(実績報告書、原議、交付確定通知書写し等)
(ウ)補助金交付根拠法令規則、例規及び補助金交付要綱等
(エ)財政援助団体等に関する調査票(団体及び補助対象事業の概要等、補助金の交付
状況調査)
7 監査の結果
〔別紙〕各団体の監査結果のとおりである。
(別表1) 監査実施団体名及び主管課
【出捐等団体】(5団体)【※は実地監査実施団体】
┌─────────────────────┬───────────┬────┐
│団体名 │主管課 │ページ │
├─────────────────────┼───────────┼────┤
│台東区土地開発公社 │経理課 │4 │
├─────────────────────┼───────────┼────┤
│※公益財団法人 台東区芸術文化 │文化振興課 │4 │
│財団 │ │ │
├─────────────────────┼───────────┼────┤
│※公益財団法人 台東区産業振興事 │産業振興課 │6 │
│業団 │ │ │
├─────────────────────┼───────────┼────┤
│※社会福祉法人 台東区社会福祉事 │福祉課 │7 │
│業団 │ │ │
├─────────────────────┼───────────┼────┤
│※社会福祉法人 台東つばさ福 │障害福祉課 │11 │
│祉会 │ │ │
└─────────────────────┴───────────┴────┘
【補助金等交付団体】(32団体)【※は実地監査実施団体】
┌───────────────────────┬──────────┬────┐
│団体名 │主管課 │ページ │
├───────────────────────┼──────────┼────┤
│※社会福祉法人 台東区社会福祉協議会 │福祉課 │13 │
├───────────────────────┼──────────┼────┤
│※公益社団法人 台東区シルバー人材センター │高齢福祉課 │15 │
├───────────────────────┼──────────┼────┤
│ときめき たいとうフェスタ推進委員会 │都市交流課 │16 │
├───────────────────────┼──────────┼────┤
│竹町地区町会連合会 │区民課 │16 │
├───────────────────────┤ ├────┤
│浅草寿地区町会連合会 │ │17 │
├───────────────────────┼──────────┼────┤
│台東区青少年育成竹町地区委員会 │子育て・若者支援課 │17 │
├───────────────────────┤ ├────┤
│台東区青少年育成浅草寿地区委員会 │ │18 │
├───────────────────────┼──────────┼────┤
│したまちコメディ映画祭in台東実行委員会 │文化振興課 │18 │
├───────────────────────┼──────────┼────┤
│上野観光連盟 │観光課 │19 │
├───────────────────────┤ ├────┤
│隅田川花火大会実行委員会 │ │20 │
├───────────────────────┼──────────┼────┤
│台東ファッションフェア実行委員会 │産業振興課 │20 │
├───────────────────────┤ ├────┤
│浅草観音通り商店街振興組合 │ │21 │
├───────────────────────┤ ├────┤
│協同組合浅草商店連合会 │ │21 │
├───────────────────────┼──────────┼────┤
│医療法人社団 龍岡会 │高齢福祉課 │22 │
├───────────────────────┼──────────┼────┤
│特定非営利活動法人 ほおずきの会 │障害福祉課 │22 │
├───────────────────────┼──────────┼────┤
│公益財団法人 ライフ・エクステンション研究所 │健康課 │23 │
├───────────────────────┼──────────┼────┤
│一般社団法人 下谷医師会 │健康課 │23 │
│ │ │ │
│ │学務課 │ │
├───────────────────────┼──────────┼────┤
│東日本旅客鉄道株式会社 │地区整備課 │24 │
├───────────────────────┼──────────┼────┤
│プリメックスキッズ株式会社 │学務課 │25 │
│ │ │ │
│ │児童保育課 │ │
├───────────────────────┼──────────┼────┤
│株式会社 ソラスト │児童保育課 │25 │
│ │ │ │
│ │介護保険課 │ │
├───────────────────────┼──────────┼────┤
│学校法人 三幸学園 │児童保育課 │26 │
├───────────────────────┤ ├────┤
│株式会社 日本保育サービス │ │27 │
├───────────────────────┤ ├────┤
│株式会社 スターズ │ │28 │
├───────────────────────┤ ├────┤
│株式会社 ポピンズ │ │28 │
├───────────────────────┤ ├────┤
│ライフサポート株式会社 │ │29 │
├───────────────────────┤ ├────┤
│株式会社 チャイルドステージ │ │30 │
├───────────────────────┤ ├────┤
│株式会社 ユニマットマミー&キッズ │ │30 │
├───────────────────────┤ ├────┤
│社会福祉法人 檸檬会 │ │31 │
├───────────────────────┤ ├────┤
│社会福祉法人 つぼみ会 │ │31 │
├───────────────────────┤ ├────┤
│社会福祉法人 佳水会 │ │32 │
├───────────────────────┤ ├────┤
│宗教法人 玉蓮院 │ │32 │
├───────────────────────┼──────────┼────┤
│宗教法人 浅草寺 │生涯学習課 │33 │
└───────────────────────┴──────────┴────┘
〔別紙〕各団体の監査結果
(出捐等団体)
団体名 台東区土地開発公社
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
台東区土地開発公社は、昭和62年10月に設立された法人である。
公社は、「公有地の拡大の推進に関する法律」に基づいて、地域の秩序ある整備を図るために必要な公有地となるべき土地等の取得及び造成その他の管理等を行うことを目的として、土地の取得等の事業を行っている。
なお、平成29年度の収支決算状況は、次表のとおりである。
┌─────────────┬────────────┬────────────────┐
│科目 │決算額 │摘要 │
├─────────────┼────────────┼────────────────┤
│収入総額 │127,849円 │受取利息及び運営費負担金 │
├─────────────┼────────────┼────────────────┤
│支出総額 │126,594円 │事務局運営費 │
├─────────────┼────────────┼────────────────┤
│収入支出差引金額 │1,255円 │ │
└─────────────┴────────────┴────────────────┘
2 台東区との関係
区は、昭和62年10月、公社設立に伴い、基本財産の1,100万円を出捐している。
第2 監査の結果
会計事務処理は、良好に行われており、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 公益財団法人 台東区芸術文化財団
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
台東区芸術文化財団は、昭和58年設立の(財)台東区文化・スポーツ振興財団と、昭和61年設立の(財)台東区芸術・歴史協会が合併し、平成11年4月に財団法人台東区芸術文化財団として発足したが、公益法人制度改革に伴い、平成23年4月公益財団法人へ移行した。
法人は、公益目的事業として台東区立の芸術・文化・スポーツ施設の指定管理を担うと同時に、区民の自主的な活動を促進し、豊かな区民生活の向上と地域の発展に寄与することを目的として、次の事業を行っている。
(1)芸術文化に関する事業
(2)スポーツ文化に関する事業
(3)芸術・文化・スポーツ施設の管理運営
(4)芸術・文化・スポーツ活動の調査・情報収集及び提供に関する事業
(5)その他目的達成に必要な事業
なお、平成29年度の法人の正味財産増減計算書に基づく決算状況は、次表のとおりである。
┌──────────┬──────────┬──────────┬──────────┐
│正味財産期首残高 │総収益額 │総費用額 │正味財産期末残高 │
├──────────┼──────────┼──────────┼──────────┤
│ 543,321,839円│607,098,932円 │609,358,031円 │541,062,740円 │
└──────────┴──────────┴──────────┴──────────┘
2 台東区との関係
(1)出捐
区は、平成11年4月、旧財団法人設立に伴い、基本財産5億円を出捐、平成23年4月公益財団法人への移行後も出捐関係を継続している。
(2)指定管理者(管理運営委託)
区は、次表のとおり各施設の指定管理者として法人を指定している。
指定期間は、台東リバーサイドスポーツセンターは平成25年4月から5年間、その他施設は平成27年4月から5年間である。(なお、リバーサイドスポーツセンターについて、区は平成30年4月から5年間、法人を指定管理者としている。)
┌──────────┬────────┬─────────────────────┐
│施設名 │指定管理料 │根拠法令 │
├──────────┼────────┼─────────────────────┤
│台東リバーサイド │181,502,206円 │東京都台東区体育施設条例 │
│スポーツセンター │ │(昭和50年台東区条例第12号) │
├──────────┼────────┼─────────────────────┤
│朝倉彫塑館 │26,026,653円 │東京都台東区立朝倉彫塑館条例 │
│ │ │(昭和61年台東区条例第41号) │
├──────────┼────────┼─────────────────────┤
│下町風俗資料館 │18,043,357円 │東京都台東区立下町風俗資料館条例 │
│ │ │ │
│ │ │(昭和55年台東区条例第3号) │
├──────────┼────────┼─────────────────────┤
│一葉記念館 │14,617,264円 │東京都台東区立一葉記念館条例 │
│ │ │(昭和36年台東区条例第1号) │
├──────────┼────────┼─────────────────────┤
│旧東京音楽学校 │3,786,349円 │東京都台東区立旧東京音楽学校奏楽堂条例 │
│奏楽堂 │ │(昭和62年台東区条例第2号) │
├──────────┼────────┼─────────────────────┤
│書道博物館 │22,875,452円 │東京都台東区立書道博物館条例 │
│ │ │(平成11年台東区条例第35号) │
├──────────┼────────┼─────────────────────┤
│指定管理料の合計 │266,851,281円 │ │
└──────────┴────────┴─────────────────────┘
(3)指定管理者(事業委託)
区は、法人に協定に基づき次の事業を委託している。
台東リバーサイドスポーツセンター
施設開放 2,717,914円
初心者スポーツ教室 4,766,041円
計 7,483,955円
(4)補助事業
区は、「東京都台東区一般財団法人に対する助成等に関する条例(平成3年台東区条例第18号)」に基づき、法人の運営等に要する経費として補助金を交付している。
補助総額 213,954,271円
内訳 管理補助金 152,303,516円
事業補助金 61,650,755円
平成29年度の法人の総収益額(607,098,932円)に占める区補助金(213,954,271円)の割合は35.2%である。
第2 監査の結果
法人の事業は、補助目的に沿って執行されている。
また、会計事務処理については、おおむね良好に行われているものと認められ、特に指摘・指示する事項はないが、事務処理上軽微ではあるが、次の誤り等の事例があったので、その場で、口頭にて注意した。今後は適正な事務処理に努められたい。
なお、主管課においても、適切に指導・監督が行われている。
(口頭注意事項)
・超過勤務命令簿の勤務内容の記載もれ
・時限前出張簿の出張時間の記入もれ
・起案書の決裁日の記載もれ
団体名 公益財団法人 台東区産業振興事業団
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
台東区産業振興事業団は、昭和58年10月に財団法人として設立され、平成11年4月に台東区勤労者サービスセンターと統合したが、公益法人制度改革に伴い、平成24年4月公益財団法人へ移行した。
法人は、台東区における産業の経営基盤を整備し、中小企業の育成を図るとともに、中小企業勤労者及び事業主並びにこれに準じる区民を対象とした勤労者福祉事業を総合的かつ効果的に展開し、中小企業勤労者福祉を向上させ、中小企業の振興と地域社会の発展に寄与することを目的として、次の事業を行っている。
(1)中小企業の育成及び中小企業勤労者等の福祉に係る各種研修会、講習会等の事業
(2)中小企業の育成及び中小企業勤労者等の福祉に係る調査研究、情報提供並びに普及事業
(3)中小企業勤労者等のための勤労者福祉事業
(4)中小企業のための各種経営支援等の事業
(5)区及び他団体が行う中小企業の育成事業並びに中小企業勤労者福祉推進事業への協力・交流事業
(6)台東区立産業研修センターの管理運営及び中小企業振興事業に関連を有する範囲において区から受託する事業
なお、平成29年度の法人の正味財産増減計算書に基づく決算状況は、次表のとおりである。
┌──────────┬──────────┬──────────┬──────────┐
│正味財産期首残高 │総収益額 │総費用額 │正味財産期末残高 │
├──────────┼──────────┼──────────┼──────────┤
│ 589,164,663円│192,456,649円 │199,112,590円 │582,508,722円 │
└──────────┴──────────┴──────────┴──────────┘
2 台東区との関係
(1)出捐
区は、平成11年4月、財団法人統合に伴い、基本財産5億円を出捐、平成24年4月公益財団法人への移行後も出捐関係を継続している。
(2)指定管理者
区は、「東京都台東区立産業研修センター条例(平成15年台東区条例第1号)」に基づき、産業研修センターの指定管理者に、平成28年4月から5年間再指定している。
なお、区は、平成29年度の指定管理料として委託料16,040,547円を支出している。
(3)補助事業
区は、「東京都台東区一般財団法人に対する助成等に関する条例(平成3年台東区条例第18号)」に基づき、法人の事業運営等に要する経費として80,189,591円の補助金を交付している。
平成29年度の法人の総収益額(192,456,649円)に占める区補助金(80,189,591円)の割合は41.7%である。
第2 監査の結果
法人の事業は、補助目的に沿って執行されている。
また、会計事務処理についても、おおむね良好に行われているものと認められ、特に指摘・指示する事項はないが、事務処理上軽微ではあるが、次の誤り等の事例があったので、その場で、口頭にて注意した。今後は適正な事務処理に努められたい。
なお、主管課においても、適切に指導・監督が行われている。
(口頭注意事項)
・少額の支出負担行為の決裁区分において庶務課長決裁を次長決裁していたもの
・出勤簿の押印もれ
・見積書、納品書の日付もれ
団体名 社会福祉法人 台東区社会福祉事業団
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
台東区社会福祉事業団は、昭和61年10月に設立された社会福祉法人である。
法人は、台東区が設立した社会福祉施設を受託運営するほか、台東区の福祉行政と一体となって区民福祉の向上に資する多様な福祉サービスを提供している。
法人の事業は次のとおりである。
(1)第一種社会福祉事業
ア 区立特別養護老人ホーム「浅草」「千束」「谷中」「三ノ輪」の管理運営
(2)第二種社会福祉事業
ア 区立児童館「千束」「玉姫」「台東」「池之端」「松が谷」「今戸」「寿」「谷中」の管理運営(こどもクラブを含む。)
イ 区立高齢者在宅サービスセンター「あさくさ(一般と認知)」「うえの」「やなか」「みのわ(一般と認知)」及びデイホーム「たなか」「せんぞく(認知)」の管理運営
ウ 区立老人福祉センター及び老人福祉館「入谷」「橋場」「三筋」の管理運営
(3)その他
ア 区立地域包括支援センター「あさくさ」「やなか」「みのわ」の管理運営
なお、平成29年度の法人の事業活動計算書に基づく決算状況は、次表のとおりである。
Ⅰ 法人決算増減
┌───────────┬─────────┬─────────┬───────────┐
│前期繰越活動増減差額 │総収益額 │総費用額 │次期繰越活動増減差額 │
├───────────┼─────────┼─────────┼───────────┤
│ 879,453,035円│2,705,360,301円 │2,878,831,667円 │705,981,669円 │
└───────────┴─────────┴─────────┴───────────┘
Ⅱ 拠点区分別単年度決算増減
※各会計おいて、費用が超過している区分は、前期繰越金を充当している。
┌─────────────────┬─────────┬─────────┬──────────┐
│区分 │総収益額 │総費用額 │当期活動増減差額 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│本部 │114,585,650円 │176,613,072円 │△62,027,422円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│千束児童館 │68,577,825円 │68,577,825円 │0円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│区分 │総収益額 │総費用額 │当期活動増減差額 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│玉姫児童館 │54,480,061円 │54,480,061円 │0円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│台東児童館 │38,994,673円 │38,994,673円 │0円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│池之端児童館 │50,678,701円 │50,678,701円 │0円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│松が谷児童館 │87,303,282円 │87,305,320円 │△2,038円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│今戸児童館 │64,583,767円 │64,583,767円 │0円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│寿児童館 │115,179,686円 │115,179,686円 │0円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│谷中児童館 │60,130,080円 │60,130,080円 │0円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│特別養護老人ホーム 浅草 │406,266,805円 │391,663,884円 │14,602,921円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│特別養護老人ホーム 千束 │164,308,168円 │174,845,623円 │△10,537,455円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│特別養護老人ホーム 谷中 │245,141,795円 │249,825,673円 │△4,683,878円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│特別養護老人ホーム 三ノ輪 │332,662,809円 │336,724,547円 │△4,061,738円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│短期入所生活介護 あさくさ │28,625,106円 │52,535,263円 │△23,910,157円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│短期入所生活介護 せんぞく │14,252,937円 │20,203,618円 │△5,950,681円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│短期入所生活介護 やなか │19,385,413円 │46,815,540円 │△27,430,127円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│短期入所生活介護 みのわ │24,683,825円 │49,263,940円 │△24,580,115円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│あさくさ高齢者在宅サービスセンター│82,178,283円 │87,374,698円 │△5,196,415円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│あさくさ高齢者在宅サービスセンター(認知症)│30,681,055円 │36,159,732円 │△5,478,677円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│うえの 高齢者在宅サービスセンター│59,269,091円 │74,359,151円 │△15,090,060円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│やなか 高齢者在宅サービスセンター│83,137,765円 │88,199,360円 │△5,061,595円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│みのわ 高齢者在宅サービスセンター│100,111,643円 │110,088,100円 │△9,976,457円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│みのわ高齢者在宅サービスセンター(認知症) │31,309,052円 │36,201,202円 │△4,892,150円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│たなかデイホーム │26,851,391円 │27,467,557円 │△616,166円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│せんぞくデイホーム │45,371,633円 │46,554,552円 │△1,182,919円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│あさくさ地域包括支援センター │55,358,634円 │52,527,551円 │2,831,083円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│やなか地域包括支援センター │35,330,096円 │31,409,786円 │3,920,310円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│みのわ地域包括支援センター │60,615,506円 │56,897,629円 │3,717,877円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│ケアマネジメントセンターあさくさ │33,512,385円 │31,095,613円 │2,416,772円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│ケアマネジメントセンターやなか │9,614,784円 │9,862,362円 │△247,578円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│ケアマネジメントセンターみのわ │36,989,552円 │36,111,563円 │877,989円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│あさくさ訪問介護支援センター │67,018,926円 │56,974,810円 │10,044,116円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│みのわ訪問介護支援センター │52,756,612円 │57,357,461円 │△4,600,849円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│老人福祉センター │56,028,000円 │55,377,479円 │650,521円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│入谷老人福祉館 │19,985,000円 │17,788,018円 │2,196,982円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│橋場老人福祉館 │16,550,000円 │16,369,209円 │180,791円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│三筋老人福祉館 │19,396,000円 │18,780,251円 │615,749円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│内部取引消去 │△106,545,690円 │△106,545,690円 │- │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤
│合計 │2,705,360,301円 │2,878,831,667円 │△173,471,366円 │
└─────────────────┴─────────┴─────────┴──────────┘
2 台東区との関係
(1)出捐
区は、昭和61年10月、社会福祉法人設立に伴い、基本財産500万円を出捐している。
(2)指定管理者
区は、次表のとおり各施設の指定管理者に法人を指定している。
なお、指定期間は、特別養護老人ホーム及び児童館等の施設は平成27年4月から5年間、老人福祉センター、各老人福祉館及びうえの高齢者在宅サービスセンターは平成28年4月から5年間である。
また、区は、指定管理料のほか、業務委託による委託料を支出している。
┌──────────────────────┬─────────┬─────────┐
│サービス区分 │区支出額 │設置条例 │
├──────────────────────┼─────────┼─────────┤
│本 部 │11,602,980円
│ │
├──┬───────────────────┼─────────┤ │
│ │要介護認定調査 │11,602,980円
│ │
├──┴───────────────────┼─────────┼─────────┤
│児童館 │539,761,931円 │東京都台東区立児童│
├──┬───────────────────┼─────────┤ │
│ │児童館管理運営指定管理料 │337,386,400円 │館条例 │
│ ├───────────────────┼─────────┤ │
│ │こどもクラブ事業運営 │202,375,531円 │(昭和44年台東区条│
│ │
│ │例第3号) │
├──┴───────────────────┼─────────┼─────────┤
│特別養護老人ホーム │196,605,016円 │東京都台東区立特別│
├──┬───────────────────┼─────────┤ │
│ │特養浅草指定管理料 │40,674,000円 │養護老人ホーム条例│
│ ├───────────────────┼─────────┤ │
│ │特養千束指定管理料 │41,248,016円 │(平成12年台東区条│
│ ├───────────────────┼─────────┤ │
│ │特養谷中指定管理料 │67,194,000円 │例第13号) │
│ ├───────────────────┼─────────┤ │
│ │特養三ノ輪指定管理料 │47,489,000円
│ │
├──┴───────────────────┼─────────┼─────────┤
│高齢者住宅サービスセンター │60,465,000円 │東京都台東区立高齢│
├──┬───────────────────┼─────────┤ │
│ │あさくさ指定管理料 │6,228,000円 │者在宅サービスセン│
│ ├───────────────────┼─────────┤ │
│ │せんぞくデイホーム指定管理料 │11,586,000円 │ター条例 │
│ ├───────────────────┼─────────┤ │
│ │やなか(デイホーム含む)指定管理料 │19,531,000円 │(平成12年台東区条│
│ ├───────────────────┼─────────┤ │
│ │みのわ(デイホーム含む)指定管理料 │15,298,000円 │例第14号) │
│ ├───────────────────┼─────────┤ │
│ │うえの指定管理料 │7,822,000円
│ │
├──┴───────────────────┼─────────┼─────────┤
│地域包括支援センター │102,501,566円
│ │
├──┬───────────────────┼─────────┤ │
│ │あさくさ │36,471,522円
│ │
│ ├───────────────────┼─────────┤ │
│ │やなか │27,419,522円
│ │
│ ├───────────────────┼─────────┤ │
│ │みのわ │38,610,522円
│ │
├──┴───────────────────┼─────────┼─────────┤
│老人福祉施設 │111,689,000円 │東京都台東区立老人│
├──┬───────────────────┼─────────┤ │
│ │老人福祉センター指定管理料 │51,220,000円 │福祉施設の設置等に│
│ ├───────────────────┼─────────┤ │
│ │老人福祉館3館指定管理料 │55,931,000円 │関する条例 │
│ ├───────────────────┼─────────┤ │
│ │健康カラオケ教室 │851,000円 │(昭和53年台東区条│
│ ├───────────────────┼─────────┤ │
│ │高齢者はつらつトレーニング │3,687,000円 │例第30号) │
├──┴───────────────────┼─────────┼─────────┤
│上記外事業委託 │15,552,226円
│ │
├──┬───────────────────┼─────────┤ │
│ │介護職員実践者研修実施 │298,000円
│ │
│ ├───────────────────┼─────────┤ │
│ │高齢者肺炎球菌予防接種 │192,060円
│ │
│ ├───────────────────┼─────────┤ │
│ │高齢者インフルエンザ予防接種 │1,001,322円
│ │
│ ├───────────────────┼─────────┤ │
│ │高齢者住宅シルバーピア生活援助員 │5,430,240円
│ │
│ ├───────────────────┼─────────┤ │
│ │機能強化型地域包括支援センター運営 │7,988,796円
│ │
│ ├───────────────────┼─────────┤ │
│ │住所地特例に係る総合事業 │19,608円
│ │
├──┴───────────────────┼─────────┼─────────┤
│サービス区分 │区支出額 │設置条例 │
├──┬───────────────────┼─────────┼─────────┤
│ │育児支援ヘルパー事業 │622,200円
│ │
├──┴───────────────────┼─────────┼─────────┤
│ 指定管理料及び業務委託料の計 │1,038,177,719円
│ │
└──────────────────────┴─────────┴─────────┘
(3)補助事業
区は、法人の運営等に要する経費として、「社会福祉法人に対する助成の手続きに関する条例(昭和51年台東区条例第21号)」に基づき、95,382,698円の補助金を交付している。
平成29年度の法人の総収益額(2,705,360,301円)に占める区補助金(95,382,698円)の割合は3.5%である。
第2 監査の結果
法人の事業は、補助目的に沿って執行されている。
また、会計事務処理についても、おおむね良好に行われているものと認められ、特に指摘・指示する事項はないが、事務処理上軽微ではあるが、次の誤り等の事例があったので、その場で、口頭にて注意した。今後は適正な事務処理に努められたい。
なお、主管課においても、適切に指導・監督が行われている。
(口頭注意事項)
・出勤簿の表示もれ、表示誤り
・出勤簿は年休になっているが、職員の年次休暇簿の申請もれ
・超過勤務等命令簿の勤務時間の記入誤りや勤務内容記載もれ、命令権者の押印もれ
・勤務を要しない日の振替等命令簿において命令権者の印もれ
・特別休暇簿で承認権者の印もれ
団体名 社会福祉法人 台東つばさ福祉会
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
台東つばさ福祉会は、平成6年4月に設立された社会福祉法人である。
法人は、障害福祉サービスを必要とする人々が心身ともに健やかに育成され、社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に参加する機会を与えられるとともに、その環境や年齢及び心身の状況に応じ、地域において必要なサービスを総合的に援助することを目的として、次の事業を行っている。
(1)第二種社会福祉事業
ア 生活介護施設(つばさ福祉工房)の管理運営
イ 福祉ホーム(フロム千束)の管理運営
ウ グループホームの管理運営
(元浅寮、松葉寮、いずみ寮、千草寮、みすじ寮、浅草橋寮、グループホームま
つば、たいとう寮)
エ 短期入所(ショートステイ)・日中一時支援事業(たいとう寮)
オ 就労移行支援・就労継続支援B型事業(すてっぷつばさ)
カ 放課後等デイサービス事業(つばさ放課後クラブ)
キ 指定特定相談支援・指定障害児相談支援(つばさ相談支援センター)
(2)公益事業
ア 障害者就労支援事業(台東区障害者就労支援室)
なお、平成29年度の法人の事業活動計算書に基づく決算状況は、次表のとおりである。
Ⅰ 法人決算増減
┌───────────┬─────────┬─────────┬───────────┐
│ 前期繰越活動増減差額 │総収益額 │総費用額 │次期繰越活動増減差額 │
├───────────┼─────────┼─────────┼───────────┤
│ 14,044,749円│469,773,519円 │472,479,999円 │10,952,269円 │
└───────────┴─────────┴─────────┴───────────┘
※次期繰越活動増減差額は、その他の積立金積立額(△386,000円)が反映されている。
Ⅱ 事業区分別、拠点区分別決算収支
① 社会福祉事業区分
┌───────────────┬─────────┬─────────┬─────────┐
│拠点区分 │総収益額 │総費用額 │当期活動増減差額 │
├───────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤
│本部 │24,118,338円 │24,118,338円 │0円 │
├───────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤
│つばさ福祉工房 │130,357,439円 │129,840,614円 │516,825円 │
├───────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤
│フロム千束 │60,549,037円 │60,549,037円 │0円 │
├───────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤
│たいとう寮 │191,948,774円 │192,659,490円 │△710,716円 │
├───────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤
│すてっぷつばさ │12,799,861円 │14,564,541円 │△1,764,680円 │
├───────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤
│指定計画相談支援 │1,572,447円 │2,290,366円 │△717,919円 │
├───────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤
│指定障害児相談支援 │0円 │0円 │0円 │
├───────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤
│つばさ放課後クラブ │33,088,511円 │33,118,501円 │△29,990円 │
├───────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤
│内部取引消去 │△13,211,189円 │△13,211,189円 │- │
├───────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤
│社会福祉事業区分の計 │441,223,218円 │443,929,698円 │△2,706,480円 │
└───────────────┴─────────┴─────────┴─────────┘
② 公益事業区分
┌───────────────┬─────────┬─────────┬─────────┐
│拠点区分 │総収益額 │総費用額 │当期活動増減差額 │
├───────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤
│就労支援事業 │28,550,301円 │28,550,301円 │0円 │
└───────────────┴─────────┴─────────┴─────────┘
2 台東区との関係
(1)出捐等
区は、平成6年4月、社会福祉法人設立に伴い、基本財産相当額1億円を補助している。
(2)指定管理者
区は、「東京都台東区身体障害者生活ホーム条例(平成6年台東区条例第2号)」に基づき、同法人を「フロム千束」の指定管理者として、平成27年4月から5年間指定し、管理運営経費として57,742,977円を支出している。
(3)補助事業
区は、法人、事業及び各施設の運営等に要する経費として、「社会福祉法人に対する助成の手続きに関する条例(昭和51年台東区条例第21号)」に基づき、次表のとおり補助金を交付している。
┌────────────┬────────┐
│施設等名 │金額 │
├────────────┼────────┤
│本部 │9,989,542円 │
├────────────┼────────┤
│つばさ福祉工房 │67,794,568円 │
├────────────┼────────┤
│たいとう寮 │32,972,438円 │
├────────────┼────────┤
│元浅寮 │0円 │
├────────────┼────────┤
│松葉寮 │2,950,508円 │
├────────────┼────────┤
│いずみ寮 │0円 │
├────────────┼────────┤
│千草寮 │1,846,534円 │
├────────────┼────────┤
│みすじ寮 │0円 │
├────────────┼────────┤
│浅草橋寮 │2,698,726円 │
├────────────┼────────┤
│グループホームまつば │5,000,000円 │
├────────────┼────────┤
│つばさ放課後クラブ │5,071,898円 │
├────────────┼────────┤
│すてっぷつばさ │391,422円 │
├────────────┼────────┤
│つばさ相談支援センター │0円 │
├────────────┼────────┤
│合計 │128,715,636円 │
└────────────┴────────┘
(4)委託事業
区は、障害者就労支援事業に要する経費として、28,550,301円を支出している。
平成29年度の法人の総収益額(469,773,519円)に占める区補助金(128,715,636円)の割合は27.4%である。
第2 監査の結果
法人の事業は、補助目的に沿って執行されている。
また、会計事務処理についても、おおむね良好に行われているものと認められ、特に指摘・指示する事項はないが、事務処理上軽微ではあるが、次の誤り等の事例があったので、その場で、口頭にて注意した。今後は適正な事務処理に努められたい。
なお、主管課においても、適切に指導・監督が行われている。
(口頭注意事項)
・出勤簿の押印もれ
・年次有給休暇簿の時間休の申請で取得時間の記入もれ
・超過勤務等命令簿で勤務時間の記入もれ、命令権者の押印もれ
(補助金等交付団体)
団体名 社会福祉法人 台東区社会福祉協議会
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
台東区社会福祉協議会は、昭和38年4月に設立された社会福祉法人である。
法人は、台東区における社会福祉事業その他社会福祉を目的とする事業の健全な発達及び社会福祉に関する活動の活性化により、地域福祉の推進を図ることを目的として、次の事業を行っている。
(1)法人運営事業
(2)地域福祉事業
(3)在宅福祉事業
(4)ボランティア活動推進事業
(5)権利擁護センター事業
(6)応急援護資金貸付事業
(7)歳末たすけあい運動事業
(8)ファミリー・サポート・センター事業
(9)自動販売機設置事業
なお、平成29年度の法人の事業活動計算書に基づく収支決算状況は、次表のとおりである。
Ⅰ 法人決算増減
┌───────────┬─────────┬─────────┬───────────┐
│ 前期繰越活動増減差額 │総収益額 │総費用額 │次期繰越活動増減差額 │
├───────────┼─────────┼─────────┼───────────┤
│ 114,336,113円│248,126,565円 │271,648,064円 │90,814,614円 │
└───────────┴─────────┴─────────┴───────────┘
Ⅱ 拠点区分別決算収支
※各区分において、費用が超過している区分は、前期繰越金を充当している。
┌─────────────────┬─────────┬─────────┬─────────┐
│拠点区分 │総収益額 │総費用額 │当期活動増減差額 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤
│地域福祉活動推進事業 │228,191,026円 │250,997,725円 │△22,806,699円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤
│応急援護資金貸付事業 │0円 │2,000円 │△2,000円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤
│歳末たすけあい運動事業 │29,738円 │29,738円 │0円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤
│ファミリー・サポート・センター事業│16,442,977円 │17,155,777円 │△712,800円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤
│自動販売機設置事業 │6,611,242円 │6,611,242円 │0円 │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤
│内部取引消去 │△3,148,418円 │△3,148,418円 │- │
├─────────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤
│合計 │248,126,565円 │271,648,064円 │△23,521,499円 │
└─────────────────┴─────────┴─────────┴─────────┘
2 台東区との関係
区は、「社会福祉法人に対する助成の手続きに関する条例(昭和51年台東区条例第21号)」に基づき、次表のとおり補助金を交付している。
┌─────────────────┬──────────────┐
│対象事業 │補助金額 │
├─────────────────┼──────────────┤
│法人運営費 │96,633,471円 │
├─────────────────┼──────────────┤
│はつらつサービス事業費 │40,315,000円 │
├─────────────────┼──────────────┤
│権利擁護センター事業費 │0円 │
├─────────────────┼──────────────┤
│ボランティアセンター事業費 │2,145,000円 │
├─────────────────┼──────────────┤
│成年後見制度推進事業費 │0円 │
├─────────────────┼──────────────┤
│合計 │139,093,471円 │
└─────────────────┴──────────────┘
平成29年度の法人の総収益額(248,126,565円)に占める区補助金(139,093,471円)の割合は56.1%である。
第2 監査の結果
法人の事業は、補助目的に沿って執行されている。
また、会計事務処理についても、おおむね良好に行われているものと認められ、特に指摘・指示する事項はないが、事務処理上軽微ではあるが、次の誤り等の事例があったので、その場で、口頭にて注意した。今後は適正な事務処理に努められたい。
なお、主管課においても、適切に指導・監督が行われている。
(口頭注意事項)
・出勤簿の押印もれ
・超過勤務等命令簿の勤務時間の記入もれ、命令権者の印もれ
・見積書、納品書で日付のないもの
団体名 公益社団法人 台東区シルバー人材センター
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
台東区シルバー人材センターは、昭和52年1月に「台東区高齢者事業団」として設立され、昭和55年12月に社団法人となった。平成2年7月に「社団法人台東区シルバー人材センター」と改称し、平成23年4月に公益社団法人へ移行した。
同センターは、働く意欲を持つ健康な高齢者のために、就業の機会を確保し、生活感の充実及び福祉の増進を図るとともに、活力ある地域社会づくりに寄与することを目的として、高齢者に対する就業機会の開拓及び提供、高齢者の就業に関する情報の収集・提供・相談等の事業を行っている。
なお、平成29年度の法人の正味財産増減計算書に基づく決算状況は、次表のとおりである。
Ⅰ 法人収支
┌──────────┬───────────┬───────────┬──────────┐
│正味財産期首残 │総収益額 │総費用額 │正味財産期末残高 │
│高 │ │ │ │
├──────────┼───────────┼───────────┼──────────┤
│ 48,219,468円│408,026,016円 │406,092,899円 │50,152,585円 │
└──────────┴───────────┴───────────┴──────────┘
Ⅱ 会計別、経理区分別単年度収支
(ア) 公益目的事業会計
┌──────────────┬─────────┬─────────┬───────────┐
│経理区分 │総収益額 │総費用額 │当期一般正味財産増減額│
├──────────────┼─────────┼─────────┼───────────┤
│シルバー人材センター事業 │399,469,337円 │397,546,087円 │1,923,250円 │
└──────────────┴─────────┴─────────┴───────────┘
(イ) 法人会計
┌──────────────┬─────────┬─────────┬───────────┐
│経理区分 │総収益額 │総費用額 │当期一般正味財産増減額│
├──────────────┼─────────┼─────────┼───────────┤
│法人 │8,556,679円 │8,546,812円 │9,867円 │
└──────────────┴─────────┴─────────┴───────────┘
2 台東区との関係
区は、法人の運営等に要する経費として、「公益社団法人台東区シルバー人材センター運営補助金交付要綱」に基づき、次表のとおり補助金を交付している。
┌─────────────────┬────────────────┐
│経理区分 │補助金額 │
├─────────────────┼────────────────┤
│シルバー人材センター事業 │56,838,070円 │
├─────────────────┼────────────────┤
│法人 │6,683,930円 │
├─────────────────┼────────────────┤
│合計 │63,522,000円 │
└─────────────────┴────────────────┘
平成29年度の法人の総収益額(408,026,016円)に占める区補助金(63,522,000円)の割合は15.6%である。
第2 監査の結果
法人の事業は、補助目的に沿って執行されている。
また、会計事務処理についても、おおむね良好に行われているものと認められ、特に指摘・指示する事項はないが、事務処理上軽微ではあるが、次の誤り等の事例があったので、その場で、口頭にて注意した。今後は適正な事務処理に努められたい。
なお、主管課においても、適切に指導・監督が行われている。
(口頭注意事項)
・休暇・職免等処理簿の決定権者の印もれ
・出勤簿の押印もれ、表示誤り
・超過勤務命令簿の命令権者の押印もれ
団体名 ときめき たいとうフェスタ推進委員会
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
ときめき たいとうフェスタ推進委員会は、平成10年4月に設立された団体である。
団体は、台東区民及び他都市等の住民との交流を深め、まちの賑わいを創造しながら人々が楽しく住める街の実現を目指し、また、豊かな伝統文化を守り育て、様々な地域資源・魅力をさらに高め、区の情報を発信しながら台東区を広くアピールすることを目的に事業を行っている。
2 台東区との関係
区は、台東区の魅力を高め、もって地域交流・産業交流の振興を図るため、「ときめき たいとうフェスタ推進委員会補助金交付要綱」に基づき、平成29年度の団体の事業運営等に要する経費として72,705,385円の補助金を交付している。
第2 監査の結果
団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 竹町地区町会連合会
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
竹町地区町会連合会は、各町会相互の連絡と親睦を図り、区域内の発展と居住者の福祉増進に寄与することを目的として、竹町地区における地域福祉増進の事業を行っている。
2 台東区との関係
区は、地域福祉増進のため、「台東区町会等運営補助金交付要綱」に基づき、団体の運営等に要する経費として1,770,350円の補助金を交付している。
平成29年度における補助対象事業経費(3,168,786円)に占める区補助金(1,770,350円)の割合は55.9%である。
第2 監査の結果
団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 浅草寿地区町会連合会
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
浅草寿地区町会連合会は、各町会相互の連絡と親睦を図り、区域内の発展と居住者の福祉増進に寄与することを目的として、浅草寿地区における地域福祉増進の事業を行っている。
2 台東区との関係
区は、地域福祉増進のため、「台東区町会等運営補助金交付要綱」に基づき、団体の運営等に要する経費として2,150,300円の補助金を交付している。
平成29年度における補助対象事業経費(12,530,422円)に占める区補助金(2,150,300円)の割合は17.2%である。
第2 監査の結果
団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 台東区青少年育成竹町地区委員会
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
竹町地区委員会は、昭和36年4月に設立された団体である。
団体は、台東区青少年問題協議会の施策及び関係機関・団体等の行う青少年健全育成活動に対し、積極的に援助・協力するとともに、地域の実情に応じた施策を実施し、これを推進することを目的として、竹町地区における青少年健全育成活動の事業を行っている。
2 台東区との関係
区は、青少年健全育成活動を促進するため、「台東区青少年育成地区委員会事業補助金交付要綱」に基づき、団体の事業運営等に要する経費として515,000円の補助金を交付している。
平成29年度における補助対象事業経費(1,108,875円)に占める区補助金(515,000円)の割合は46.4%である。
第2 監査の結果
団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 台東区青少年育成浅草寿地区委員会
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
浅草寿地区委員会は、昭和36年4月に設立された団体である。
団体は、台東区青少年問題協議会の施策及び関係機関・団体等の行う青少年健全育成活動に対し、積極的に援助・協力するとともに、地域の実情に応じた施策を実施し、これを推進することを目的として、浅草寿地区における青少年健全育成活動の事業を行っている。
2 台東区との関係
区は、青少年健全育成活動を促進するため、「台東区青少年育成地区委員会事業補助金交付要綱」に基づき、団体の事業運営等に要する経費として625,000円の補助金を交付している。
平成29年度における補助対象事業経費(1,643,978円)に占める区補助金(625,000円)の割合は38.0%である。
第2 監査の結果
団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 したまちコメディ映画祭in台東実行委員会
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
「したまちコメディ映画祭in台東」実行委員会は、平成20年1月に設立された団体である。
団体は、東京ダウンタウンアートサポート(T.DAS)関連事業として、地域と協働で映画祭を開催し、日本を代表する“文化・芸術・芸能のまち”台東区の魅力を国内外へ発信することを目的として、「したまちコメディ映画祭in台東」を実施している。
2 台東区との関係
区は、にぎわいの創出を図り、台東区の魅力を広くアピールすることを目的に、「したまちコメディ映画祭in台東事業費助成金交付要綱」に基づき、事業運営に要する経費として45,533,999円の補助金を交付している。
平成29年度における補助対象事業経費(60,134,006円)に占める区補助金(45,533,999円)の割合は75.7%である。
第2 監査の結果
団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 上野観光連盟
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
上野観光連盟は、昭和24年9月に設立された団体である。
団体は、観光上野を実現するためその振興を図り、区の繁栄を期すると共に、国際親善に寄与することを目的として、うえの夏まつりパレード等の事業を行っている。
2 台東区との関係
区は、観光客の誘致を図り、観光振興及び地域経済の活性化に寄与することを目的として、下記の補助金を交付している。
┌────────────────┬────────┬─────────────────┐
│対象事業 │金額 │根拠法令等 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│うえの夏まつりパレード │13,000,000円 │ │
├────────────────┼────────┤ │
│赤ちゃんパンダ公開記念 │9,500,000円 │ │
├────────────────┼────────┤台東区観光団体等観光振興事業 │
│上野不忍華舞台 │6,000,000円 │助成金交付要綱 │
├────────────────┼────────┤ │
│うえの桜まつり │5,000,000円 │ │
├────────────────┼────────┤ │
│うえの夏まつり │3,500,000円 │ │
└────────────────┴────────┴─────────────────┘
平成29年度における補助対象経費総額(75,165,171円)に占める区補助金(37,000,000円)の割合は49.2%である。
第2 監査の結果
団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 隅田川花火大会実行委員会
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
隅田川花火大会実行委員会は、江戸の伝統を受け継いだ両国川開き花火大会を継承し、隅田川の夏の風物詩として広く都区民に親しまれている行事である隅田川花火大会を実施している。
隅田川花火大会は昭和53年に始まり、平成29年には第40回目を実施した。
2 台東区との関係
区は、観光事業の振興を図ることを目的に、「隅田川花火大会事業費台東区補助金交付要綱」に基づき、事業運営等に要する経費として30,070,000円の補助金を交付している。
平成29年度における補助対象事業経費(154,126,739円)に占める区補助金(30,070,000円)の割合は19.5%である。
第2 監査の結果
団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 台東ファッションフェア実行委員会
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
台東ファッションフェア実行委員会は、昭和53年6月に設立された団体である。
団体は、区内地場産業の重要な担い手であるファッション雑貨関連団体が、協力体制を強化し、業界の活性化及び産地の魅力を広くアピールすることを目的に「台東ファッションザッカフェア」事業を実施している。
2 台東区との関係
区は、地場産業の活性化を図ることを目的として、「台東ファッションフェア実行委員会に対する補助金交付要綱」に基づき、事業運営等に要する経費として、25,380,000円の補助金を交付している。
平成29年度の団体の補助対象経費(27,330,106円)に占める区補助金(25,380,000円)の割合は、92.9%である。
第2 監査の結果
団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 浅草観音通り商店街振興組合
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
浅草観音通り商店街振興組合は、昭和63年10月に設立された団体である。
団体は、組合員の相互扶助の精神に基づき、組合員の事業の健全な発展に寄与し、あわせて公共の福祉の増進に資することを目的に、必要な共同事業や地区内の環境整備の改善を図るための各種事業を行っている。
2 台東区との関係
区は、区内商店街と中小商業の発展並びに地域経済の活性化に寄与することを目的として、下記の補助金を交付している。
┌────────────────┬────────┬─────────────────┐
│対象事業 │金額 │根拠法令等 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│街並み環境整備支援 │27,432,000円 │台東区商店街振興事業 │
│ │ │補助金交付要綱 │
└────────────────┴────────┴─────────────────┘
平成29年度における補助対象経費(82,296,000円)に占める区補助金(27,432,000円)の割合は、33.3%である。
第2 監査の結果
団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 協同組合 浅草商店連合会
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
浅草商店連合会は、昭和34年6月に設立された協同組合である。
組合は、組合員の自主的な経済活動を促進し、かつ、その経済的地位の向上を図ることを目的として、組合員の相互扶助の精神に基づき、組合のために必要な共同の各種事業を行っている。
2 台東区との関係
区は、区内商店街と中小商業の発展並びに地域経済の活性化に寄与することを目的として、下記の補助金を交付している。
┌────────────────┬────────┬─────────────────┐
│対象事業 │金額 │根拠法令等 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│イベント・サービス向上支援 │8,420,000円 │台東区商店街振興事業 │
├────────────────┼────────┤ │
│商店街外国人観光客おもてなし支援│1,000,000円 │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┤ │
│活性化計画策定支援 │1,000,000円 │ │
├────────────────┼────────┤ │
│魅力ある商店街育成支援 │499,000円 │ │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│浅草地区ライトアップ │950,000円 │台東区ライトアップ事業補助金 │
│ │ │交付要綱 │
└────────────────┴────────┴─────────────────┘
平成29年度における補助対象経費総額(28,760,147円)に占める区補助金(11,869,000円)の割合は、41.3%である。
第2 監査の結果
組合への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 医療法人社団 龍岡会
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
医療法人社団 龍岡会は、平成5年12月に設立した。
高齢者に看護、医学的管理下の介護及び必要な医療等を普及することを目的として、介護老人保健施設、診療所等を経営している。
2 台東区との関係
区は、浅草介護老人保健施設の建設に要した経費の一部として、「台東区介護老人保健施設建設費補助要綱」に基づき、12,000,000円の補助金を交付している。補助金総額は3億円。(平成13年度から平成37年度までの25年間)
平成29年度における補助対象事業経費(1,298,000,000円)に占める区補助金(12,000,000円)の割合は0.9%である。
第2 監査の結果
団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 特定非営利活動法人 ほおずきの会
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
ほおずきの会は、昭和53年4月に設立され、平成14年5月に特定非営利活動法人となった。
法人は、主に心身障害者(児)に対し、相互扶助の視点に立ち、心身障害者(児)の生活能力の向上、地域生活における自立生活支援に関する事業を行い、社会生活の利益の増進に寄与することを目的として、心身障害者(児)の通所訓練事業、宿泊訓練事業等を行っている。
2 台東区との関係
区は、集団生活の機会の少ない在宅の心身障害者(児)に対し通所の方法により指導を行う通所訓練や、心身障害者(児)の地域社会における自立と社会参加を促進するための施設運営等、法人が実施する各種事業に対し、次の補助金を交付している。
┌────────────────┬────────┬─────────────────┐
│対象事業 │金額 │根拠法令等 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│ほおずきの家通所訓練 │12,673,230円 │台東区心身障害児(者)通所訓練事業補助要綱│
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│ぐるーぷポテト運営 │7,430,067円 │台東区心身障害者 │
├────────────────┼────────┤ │
│ほおずきの家宿泊訓練 │4,875,117円 │(児) │
├────────────────┼────────┤ │
│グループホーム「リーフ」運営 │3,599,319円 │施設等整備運営補 │
├────────────────┼────────┤ │
│グループホーム「クローバー」運営│3,076,000円 │助要綱 │
├────────────────┼────────┤ │
│グループホーム「コットン」運営 │1,355,184円 │ │
└────────────────┴────────┴─────────────────┘
平成29年度における補助対象経費総額(95,123,333円)に占める区補助金(33,008,917円)の割合は34.7%である。
第2 監査の結果
法人への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 公益財団法人 ライフ・エクステンション研究所付属 永寿総合病院
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
ライフ・エクステンション研究所は、昭和42年2月に設立された財団法人であり、平成24年4月に公益財団法人に移行した。
法人は、現代科学に立脚し活動年齢の延長を図るため、各種疾病の成因、予防、診断、治療及び後療法等を実践する地域医療の中核として永寿総合病院を運営している。
2 台東区との関係
区は、永寿総合病院において、地域医療の中核病院としての機能をさらに強化するため、「台東区中核病院機能強化支援補助金交付要綱」に基づき、平成28年度から32年度において毎年100,000,000円を限度額に補助金を交付している。
平成29年度における補助対象事業経費(290,000,000円)に占める区補助金(100,000,000円)の割合は34.5%である。
第2 監査の結果
法人への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 一般社団法人 下谷医師会
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
下谷医師会は、昭和27年6月に設立された社団法人であり、平成24年4月に一般社団法人に移行した。
法人は、医道を高揚し、医学医術と公衆衛生の普及向上を図り、社会福祉を増進し正しい医療制度を通じて地域住民の福祉と健康を確保することを目的として、区民のための医療の担い手として様々な施策を展開している。
2 台東区との関係
区は、公衆衛生、学校保健、その他地域医療に対する指導と協力を図るため、看護高等専修学校の運営経費、各種研究・研修等に対し、次の補助金を交付している。
┌─────────────────────┬────────┬─────────────────┐
│対象事業 │金額 │根拠法令等 │
├─────────────────────┼────────┼─────────────────┤
│准看護学校事業助成 │4,080,000円 │下谷医師会立看護高等専修学校 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├─────────────────────┼────────┼─────────────────┤
│休日診療に伴う入院施設確保 │1,327,000円 │休日診療に伴う入院施設確保事 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├─────────────────────┼────────┼─────────────────┤
│医療3機関(医師会、歯科医師会、薬剤師会)助成 │332,000円 │台東区医療関係団体 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├─────────────────────┼────────┼─────────────────┤
│学校医合同研修会 │100,000円 │下谷・浅草医師会学校医合同研修会 │
│ │ │に対する補助金交付要綱 │
└─────────────────────┴────────┴─────────────────┘
平成29年度における補助対象経費総額(23,730,267円)に占める区補助金(5,839,000円)の割合は24.6%である。
第2 監査の結果
法人への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 東日本旅客鉄道株式会社
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
東日本旅客鉄道株式会社は、昭和62年4月に設立され、旅客鉄道事業、貨物鉄道事業、旅客自動車運送事業等を行っている。
旅客鉄道事業にあたり、区内の鉄道駅をバリアフリー化することで、福祉のまちづくりを推進している。
2 台東区との関係
区は、JR上野駅及び御徒町駅の可動式ホーム柵の整備事業に係る経費の一部として、下記の補助金を交付している。
┌─────────────────┬────────┬─────────────────┐
│対象事業 │金額 │根拠法令等 │
├─────────────────┼────────┼─────────────────┤
│鉄道駅総合バリアフリー推進 │102,834,000円 │台東区鉄道駅総合バリアフリー │
│(JR上野駅可動式ホーム柵整備) │ │推進事業費補助金交付要綱 │
├─────────────────┼────────┤ │
│鉄道駅総合バリアフリー推進 │16,147,000円 │ │
│(JR御徒町駅可動式ホーム柵整備)│ │ │
└─────────────────┴────────┴─────────────────┘
平成29年度における補助対象事業経費(397,040,362円)に占める区補助金(118,981,000円)の割合は30.0%である。
第2 監査の結果
団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 プリメックスキッズ株式会社
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
プリメックスキッズは、平成22年10月に設立された株式会社である。
会社は、子育て支援施設の運営・サポート等を目的として、保育園(はぐはぐキッズ浅草橋、はぐはぐキッズ浅草橋アネックス等)、認定こども園(はぐはぐキッズこども園東上野)の運営を行っている。
2 台東区との関係
区は、認定こども園の整備、保育士の人材確保や処遇改善を図るため、下記の補助金を交付している。
┌────────────────┬────────┬─────────────────┐
│対象事業 │金額 │根拠法令等 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│こども園業務効率化推進 │2,000,000円 │台東区保育所等における業務効率化 │
│ │ │推進事業補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育士等キャリア育成 │15,731,000円 │台東区保育士等キャリア育成 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育サービス推進 │2,271,000円 │台東区保育サービス推進事業 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育従事職員宿舎借上げ支援 │4,376,750円 │台東区保育従事職員宿舎借上げ │
│ │ │支援事業補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│私立こども園児の体力向上 │300,000円 │台東区私立認定こども園児体力 │
│ │ │向上事業補助金交付要綱 │
└────────────────┴────────┴─────────────────┘
平成29年度における補助対象経費総額(26,680,862円)に占める補助金(24,678,750円)の割合は、92.5%である。
第2 監査の結果
団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 株式会社 ソラスト
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
ソラストは、昭和40年10月日本初の医療事務教育機関として創業、平成24年10月1日に現在の社名に変更した。
会社は、医療・介護・保育・教育関連事業を通じて良質で均一なサービスを提供し、地域社会の医療と福祉の向上を図ることを目的として、保育園(ソラスト浅草、ソラスト三ノ輪〔平成30年3月31日廃止〕、ソラスト竜泉保育園〔平成30年4月1日開設〕等)や介護事業所(ソラスト台東等)の運営等を行っている。
2 台東区との関係
区は、区民の子育て支援と児童・介護福祉の増進を図るため、下記の補助金を交付している。
┌─────────────────┬────────┬─────────────────┐
│対象事業 │金額 │根拠法令等 │
├─────────────────┼────────┼─────────────────┤
│認証保育所運営費等助成 │115,535,430円 │台東区認証保育所運営費等 │
│ │ │補助要綱 │
├─────────────────┼────────┼─────────────────┤
│私立保育所開設整備費補助 │95,225,000円 │台東区私立保育所開設整備費 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├─────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育士等キャリア育成 │18,084,000円 │台東区保育士等キャリア育成 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├─────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育力強化 │5,193,000円 │台東区保育力強化事業補助金交付要綱│
├─────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育従事職員宿舎借上げ支援 │6,351,010円 │台東区保育従事職員宿舎借上げ │
│ │ │支援事業補助金交付要綱 │
├─────────────────┼────────┼─────────────────┤
│介護サービス第三者評価受審費用助成│123,000円 │台東区介護サービス第三者評価 │
│ │ │受審費用の助成に関する要綱 │
└─────────────────┴────────┴─────────────────┘
平成29年度における補助対象経費総額(332,935,060円)に占める区補助金の割合(240,511,440円)は、72.2%である。
第2 監査の結果
団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 学校法人 三幸学園
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
三幸学園は、昭和60年3月に設立された学校法人である。
法人は、個々を受容し、共感する中で主体性を育むことを目的に保育園(ぽけっとランド雷門、ぽけっとランド入谷、ぽけっとランド浅草タワー、ぽけっとランド千住曙町、ぽけっとランド南千住、ぽけっとランド浅草橋保育園等)の運営等を行っている。
2 台東区との関係
区は、区民の子育て支援と児童福祉の増進、保育士の人材確保や処遇改善等を図るため、下記の補助金を交付している。
┌────────────────┬────────┬─────────────────┐
│対象事業 │金額 │根拠法令等 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│認証保育所運営費等助成 │168,319,540円 │台東区認証保育所運営費等 │
│ │ │補助要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育士等キャリア育成 │36,127,000円 │台東区保育士等キャリア育成 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育サービス推進 │8,476,000円 │台東区保育サービス推進事業 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育力強化 │971,000円 │台東区保育力強化事業 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育所等業務効率化推進 │5,637,697円 │台東区保育所等における業務効率化 │
│ │ │推進事業補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│私立保育園児体力向上 │300,000円 │台東区私立保育園児体力向上事業 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育士就職説明会等支援 │65,000円 │台東区保育士就職説明会等支援 │
│ │ │事業補助金交付要綱 │
└────────────────┴────────┴─────────────────┘
平成29年度における補助対象経費総額(381,107,170円)に占める区補助金の割合(219,896,237円)は、57.7%である。
第2 監査の結果
法人への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 株式会社 日本保育サービス
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
日本保育サービスは、平成16年10月に設立された株式会社である。
会社は、育児と仕事の両立を図る保護者をサポートするため、延長保育や一時預かりなど多様なサービスを提供することを目的として、保育所(アスク浅草橋保育園、アスクくらまえ保育園、アスクりゅうほく保育園、アスク飯田橋保育園等)やこどもクラブ(台東入谷こどもクラブ等)の運営等を行っている。
2 台東区との関係
区は、区民の子育て支援と児童福祉の増進、保育士の人材確保や処遇改善等を図るため、下記の補助金を交付している。
┌────────────────┬────────┬─────────────────┐
│対象事業 │金額 │根拠法令等 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│認証保育所運営費等助成 │44,241,890円 │台東区認証保育所運営費等 │
│ │ │補助要綱 │
└────────────────┴────────┴─────────────────┘
┌────────────────┬────────┬─────────────────┐
│対象事業 │金額 │根拠法令等 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育士等キャリア育成 │23,430,000円 │台東区保育士等キャリア育成 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育サービス推進 │6,945,000円 │台東区保育サービス推進事業 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育所等業務効率化推進 │2,000,000円 │台東区保育所等における業務効率化 │
│ │ │推進事業補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育力強化 │810,000円 │台東区保育力強化事業 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育従事職員宿舎借上げ支援 │1,123,420円 │台東区保育従事職員宿舎借上げ │
│ │ │支援事業補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│私立保育園児体力向上 │600,000円 │台東区私立保育園児体力向上事業 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│私立幼稚園等オリンピック │392,096円 │台東区私立幼稚園等 │
│・パラリンピック教育推進 │ │オリンピック・パラリンピック │
│ │ │教育推進事業補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│民設民営型学童クラブ運営 │18,979,000円 │台東区民設民営型学童クラブ運営 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育士就職説明会等支援 │130,000円 │台東区保育士就職説明会等 │
│ │ │支援事業補助金交付要綱 │
└────────────────┴────────┴─────────────────┘
平成29年度における補助対象経費総額(228,907,630円)に占める区補助金(98,651,406円)の割合は、43.1%である。
第2 監査の結果
団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 株式会社 スターズ
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
スターズは、平成22年9月に設立された株式会社である。
会社は、「児童憲章」「児童福祉法」「子どもの権利条約」「保育所保育指針」に基づき、子供一人ひとりを大切に、生きる力を培う保育、地域に愛される保育園の設立を目的として、保育園(スターキッズ谷中保育園、スターキッズ上野桜木保育園、スターキッズ保育園等)の運営を行っている。
2 台東区との関係
区は、区民の子育て支援と児童福祉の増進、保育士の人材確保や処遇改善等を図るため、下記の補助金を交付している。
┌────────────────┬────────┬─────────────────┐
│対象事業 │金額 │根拠法令等 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│認証保育所運営費等助成 │61,825,160円 │台東区認証保育所運営費等 │
│ │ │補助要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育所等業務効率化推進 │5,994,000円 │台東区保育所等における業務効率化 │
│ │ │推進事業補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│対象事業 │金額 │根拠法令等 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育従事職員宿舎借上げ支援 │15,389,780円 │台東区保育従事職員宿舎借上げ │
│ │ │支援事業補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育士等キャリア育成 │7,382,000円 │台東区保育士等キャリア育成 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育力強化 │882,000円 │台東区保育力強化事業 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育サービス推進 │925,000円 │台東区保育サービス推進事業 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│私立保育園児体力向上 │286,387円 │台東区私立保育園児体力向上事業 │
│ │ │補助金交付要綱 │
└────────────────┴────────┴─────────────────┘
平成29年度における補助対象経費総額(164,970,691円)に占める区補助金(92,684,327円)の割合は、56.2%である。
第2 監査の結果
団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 株式会社 ポピンズ
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
ポピンズは、昭和62年3月に設立された株式会社である。
会社は、保護者の教育方針を尊重しながら、児童を良好な環境で保育し、その健全育成及び社会福祉に寄与することを目的として、保育園(ポピンズナーサリースクール駒形等)の運営等の事業を行っている。
2 台東区との関係
区は、区民の子育て支援と児童福祉の増進、保育士の人材確保や処遇改善等を図るため、下記の補助金を交付している。
┌────────────────┬────────┬─────────────────┐
│対象事業 │金額 │根拠法令等 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│認証保育所運営費等助成 │41,235,090円 │台東区認証保育所運営費等補助要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育士等キャリア育成 │6,718,000円 │台東区保育士等キャリア育成 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育力強化 │606,000円 │台東区保育力強化事業 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育従事職員宿舎借上げ支援 │861,000円 │台東区保育従事職員宿舎借上げ │
│ │ │支援事業補助金交付要綱 │
└────────────────┴────────┴─────────────────┘
平成29年度における補助対象経費総額(87,831,530円)に占める区補助金の割合(49,420,090円)は、56.3%である。
第2 監査の結果
団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 ライフサポート株式会社
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
ライフサポートは、平成7年2月に設立された株式会社である。
会社は、保育事業と介護事業を通して、明るく豊かな福祉社会の実現を目指し、保育園(ゆらりん上野保育園、ゆらりん竹町保育園、ゆらりん三田保育園、ゆらりん篠崎保育園等)や老人ホームの運営、介護・訪問看護等の事業を行っている。
2 台東区との関係
区は、区民の子育て支援と児童福祉の増進、保育士の人材確保や処遇改善等を図るため、
下記の補助金を交付している。
┌────────────────┬────────┬─────────────────┐
│対象事業 │金額 │根拠法令等 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│認証保育所運営費等助成 │32,624,430円 │台東区認証保育所運営費等補助要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育士等キャリア育成 │14,683,000円 │台東区保育士等キャリア育成 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育サービス推進 │5,594,000円 │台東区保育サービス推進事業 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育力強化 │100,000円 │台東区保育力強化事業 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育従事職員宿舎借上げ支援 │4,819,540円 │台東区保育従事職員宿舎借上げ │
│ │ │支援事業補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│私立保育園児体力向上 │300,000円 │台東区私立保育園児体力向上事業 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育士就職説明会等支援 │65,000円 │台東区保育士就職説明会等支援 │
│ │ │事業補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
平成29年度における補助対象経費総額(195,143,753円)に占める区補助金(58,185,970円)の割合は、29.8%である。
第2 監査の結果
団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 株式会社 チャイルドステージ
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
チャイルドステージは、平成16年8月に設立された株式会社である。
会社は、保育園(チェリッシュ浅草保育園、チェリッシュ上野の森保育園等)の運営、保育事業に関する経営コンサルティング等、将来を担う人材の育成を目的として業務を行っている。
2 台東区との関係
区は、児童福祉の向上と保育士の人材確保や処遇改善を図るため、下記の補助金を交付している。
┌────────────────┬────────┬─────────────────┐
│対象事業 │金額 │根拠法令等 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育士等キャリア育成 │15,035,000円 │台東区保育士等キャリア育成 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育従事職員宿舎借上げ支援 │5,787,250円 │台東区保育従事職員宿舎借上げ │
│ │ │支援事業補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育サービス推進 │2,816,000円 │台東区保育サービス推進事業 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│私立保育所改修助成 │913,000円 │台東区私立保育所施設整備等 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│私立保育園児体力向上 │600,000円 │台東区私立保育園児体力向上事業 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育士就職説明会等支援 │130,000円 │台東区保育士就職説明会等支援 │
│ │ │事業補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│現任保育従事職員資格取得支援 │6,475円 │台東区現任保育従事職員資格取得 │
│ │ │支援事業補助要綱 │
└────────────────┴────────┴─────────────────┘
平成29年度における補助対象経費総額(28,569,310円)に占める区補助金の割合(25,287,725円)は、88.5%である。
第2 監査の結果
団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 株式会社 ユニマットマミー&キッズ
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
ユニマットマミー&キッズは、平成26年8月に設立された株式会社である。
会社は、子どもの安全に十分配慮し、毎日のびのびと過ごせる環境を提供するとともに、子ども一人ひとりの成長の手伝いを目的として保育園(シンシア保育園等)の管理運営を行っている。
2 台東区との関係
区は、児童福祉の向上と保育士の人材確保や処遇改善を図るため、下記の補助金を交付している。
┌────────────────┬────────┬─────────────────┐
│対象事業 │金額 │根拠法令等 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│共同型家庭的保育 │16,283,520円 │台東区共同型家庭的保育事業 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育士等キャリア育成 │1,257,000円 │台東区保育士等キャリア育成 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育所等業務効率化推進 │848,772円 │台東区保育所等における業務効率化 │
│ │ │推進事業補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育力強化 │313,000円 │台東区保育力強化事業 │
│ │ │補助金交付要綱 │
└────────────────┴────────┴─────────────────┘
平成29年度における補助対象経費総額(24,953,012円)に占める区補助金の割合(18,702,292円)は、75.0%である。
第2 監査の結果
団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 社会福祉法人 檸檬会
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
檸檬会は、平成19年2月に設立された社会福祉法人である。
法人は、全ての子供に対し、将来消えることのない「生きる力」を育てることを目的に保育園(レイモンド鳥越保育園等)の運営を行っている。
2 台東区との関係
区は、保育所の設置を促進し待機児童の解消を目的として、保育園整備費の一部として下記のとおり補助金を交付している。
┌────────────────┬────────┬─────────────────┐
│対象事業 │金額 │根拠法令等 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育所緊急整備 │277,164,000円 │台東区保育所緊急整備事業補助要綱 │
└────────────────┴────────┴─────────────────┘
平成29年度における補助対象経費(330,590,656円)に占める区補助金(277,164,000円)の割合は83.8%である。
第2 監査の結果
法人への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 社会福祉法人 つぼみ会
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
つぼみ会は、平成13年3月に設立された社会福祉法人である。
法人は、ひとりひとりを大切にし、子どもが生まれ持った力と可能性を信じて、心身ともに育成されることを目的に保育園(LIFE SCHOOL 根岸 こどものいえ等)の運営を行っている。
2 台東区との関係
区は、保育所の設置を促進し待機児童の解消を目的として、保育園整備費の一部として下記のとおり補助金を交付している。
┌────────────────┬────────┬─────────────────┐
│対象事業 │金額 │根拠法令等 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育所等整備 │239,453,000円 │台東区保育所等整備事業補助要綱 │
└────────────────┴────────┴─────────────────┘
平成29年度における補助対象経費(279,497,421円)に占める区補助金(239,453,000円)の割合は85.7%である。
第2 監査の結果
法人への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 社会福祉法人 佳水会
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
社会福祉法人佳水会は、昭和53年1月に上野保育園を創立した。
園は、心も身体も元気な子を保育理念とし、豊かな人間性をもった子どもを育成することを目的に運営を行っている。
2 台東区との関係
区は、保育所の設置を促進し待機児童の解消を目的として、保育園整備費の一部や保育士の人材確保、処遇改善を図るため下記のとおり補助金を交付している。
┌────────────────┬────────┬─────────────────┐
│対象事業 │金額 │根拠法令等 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育所等整備 │89,601,000円 │台東区保育所等整備事業補助要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育従事職員宿舎借上げ支援 │4,007,440円 │台東区保育従事職員宿舎借上げ │
│ │ │支援事業補助金交付要綱 │
└────────────────┴────────┴─────────────────┘
平成29年度における補助対象経費総額(109,650,777円)に占める区補助金(93,608,440円)の割合は85.4%である。
第2 監査の結果
法人への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 宗教法人 玉蓮会
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
宗教法人玉蓮会は、昭和25年3月に共生保育園を設立した。
園は、「明るく・正しく・和よく」、共生の心を育てることを保育理念とし、「知・徳・体」のバランスの取れたこどもの育成を目的に運営を行っている。
2 台東区との関係
区は、保育所の設置を促進し待機児童の解消を目的として、保育園整備費の一部や保育士の人材確保、処遇改善を図るため下記のとおり補助金を交付している。
┌────────────────┬────────┬─────────────────┐
│対象事業 │金額 │根拠法令等 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育所等整備 │122,407,000円 │台東区保育所等整備事業補助要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育従事職員宿舎借上げ支援 │3,401,090円 │台東区保育従事職員宿舎借上げ │
│ │ │支援事業補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│私立保育園児体力向上 │300,000円 │台東区私立保育園児体力向上事業 │
│ │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│保育士就職説明会等支援 │54,000円 │台東区保育士就職説明会等支援 │
│ │ │事業補助金交付要綱 │
└────────────────┴────────┴─────────────────┘
平成29年度における補助対象経費総額(150,046,816円)に占める区補助金(126,162,090円)の割合は84.1%である。
第2 監査の結果
法人への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
団体名 宗教法人 浅草寺
第1 監査対象の概要
1 事業の概要
浅草寺の伝法院は、庭園が平成23年に国の名勝に、「客殿、玄関、大書院、小書院、新書院、台所」の6棟が平成27年に国の重要文化財に指定された。
庭園については、文化財の価値の維持・向上を図るために整備事業に着手し、建造物については、最も損傷の著しい客殿と玄関の解体修理を行い、適切な状態に戻すことを目的に事業を行っている。
2 台東区との関係
区は、文化財の保存又は活用を図るため、下記の補助金を交付している。
┌────────────────┬────────┬─────────────────┐
│対象事業 │金額 │根拠法令等 │
├────────────────┼────────┼─────────────────┤
│名 伝法院庭園 歴史活き活き │13,909,000円 │台東区国指定文化財保存事業費 │
│史跡等総合活用整備 │ │補助金交付要綱 │
├────────────────┼────────┤ │
│重文 浅草寺伝法院客殿及び │17,750,000円 │ │
│玄関 建造物保存修理 │ │ │
└────────────────┴────────┴─────────────────┘
平成29年度における補助対象経費総額(253,276,000円)に占める区補助金(31,659,000円)の割合は、12.5%である。
第2 監査の結果
法人への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。
8 監査委員による主な質疑応答
┌────────────┬─────────────────────────────────┐
│監査対象団体 │公益財団法人 台東区芸術文化財団 │
├────────────┼─────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成30年11月22日(木) │
├────────────┴─────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:法人) │
├───┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │次年度の事業の検討はどうしているのか。好評だったものを引き続き実施するのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │参加者の状況やアンケートの結果、経費等を勘案しながら検討している。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │来場者数は、天候で左右され、安定して運営していくのは難しいのではないか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │天候により、高齢者の参加やスポーツ施設の利用は左右される。また、企画の内容などに │
│ │よっても増減するが、長い目で見れば安定して運営できている。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │朝倉彫塑館は、谷中の散策コースの中にある。散策の途中に寄ってもらえるよう、座って │
│ │ゆっくり見られるような環境整備も必要ではないか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │有形文化財であり、工事を伴うものは難しいが、椅子を置くようなことは可能かと思う。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │「台東薪能」は、収入に比べて支出が特に多いのではないか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │収支バランス自体は良いとはいえないが、区の文化振興に寄与しているという位置づけの │
│ │中で実施している。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │スポーツに関して、今後企画している自主事業はあるのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │幼児運動教室の充実のほか、2020年に向けては、区の方向性に合わせた形で考えていく。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │頒布用在庫品が2100万円程度あるが、古くなるし保管場所もとる。在庫の改善には、適切 │
│ │に取り組んでもらいたい。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │セット販売の取り組みや、余分な在庫を抱えないための作成数の調整などに努めている。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │人件費の増は、事務量の増によるものか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │奏楽堂のリニューアルオープンに向けた人員増が主である。 │
├───┴──────────────────────────────────────────┤
│ 監査委員意見 │
├──────────────────────────────────────────────┤
│・台東区芸術文化財団は、伝統芸能など芸術文化を広く担っており、その努力は評価する。 │
│・朝倉彫塑館は、彫刻だけでなく、庭も素晴らしい。大々的にアピールすれば入館者も増えるの │
│ではないか。工夫して、幅広く周知してもらいたい。 │
└──────────────────────────────────────────────┘
┌────────────┬─────────────────────────────────┐
│監査対象団体 │公益財団法人 台東区産業振興事業団 │
├────────────┼─────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成30年11月16日(金) │
├────────────┴─────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:法人) │
├───┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │勤労者サービスセンターの会員数が減少しているが、今後の見込みは。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │会員数は年々減少傾向にあるが、団体に声掛けする等新規会員獲得に努めている。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │勤労者の福祉向上に関する事業は、事業によって利用者に開きがあるが、見直しは。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │過去の実績を見ながら、廃止を含めた見直しを行い、また新規事業も検討している。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │販路開拓のため、バンコクで行った展示会への出展の成果や反響は。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │来場者約28,000人のうち、台東区のブースには、6社が出展し、2,160人が訪れた。名刺交 │
│ │換は400件、商談は49件であった。今年度の出展でも70件以上の商談があった。事前準備で │
│ │仕掛けをしていることもあり、年々、関係が広がっている。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │中小企業支援は、海外展開の支援が多くなってきているのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │海外プロモーションだけでなく、中小企業の課題に応じて、相談体制や助成のメニューを │
│ │多様化させるとともに、企業情報のデータベース化に取り組んでいる。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │遊園施設の豊島園が、値上げにより利用者が減っている。何か対策は考えているか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │利用補助額を増やすことは難しいので、情報収集し、施設の入替等も検討していく。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │ビジネス支援ネットワークの相談状況はどうか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │年間300件の相談を目標としており、今年度は2月までにその件数を超えそうである。東京 │
│ │商工会議所の相談件数が多く、中小企業診断士派遣につながる相談も多くなっている。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │産業振興事業団の活動の柱は。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │勤労者の福祉向上と、相談や助成などの中小企業支援の二本柱である。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │区からの事業移管により、事業団として、総合的に活動しやすくなったのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │移管前は、勤労者の福祉向上が主な事業だったが、区から14事業が移管されて、行政では │
│ │、機動的に動けなかったものを事業団が担うことになった。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │タイの展示会に出展するきっかけは何だったのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │タイで行われた旅行博で、台東区のものづくりを海外でPRしたいと工業省を訪れた時に │
│ │話があったことや、東京都中小企業振興公社と産業技術研究センターがバンコク支店を設 │
│ │けたこと、タイが親日的で経済成長が著しいことなどから、区のものづくりをアピールす │
│ │るため、フード&ホテルの展示会に、公社のブースの一角を借り、出展した。 │
└───┴──────────────────────────────────────────┘
┌────────────┬─────────────────────────────────┐
│監査対象団体 │社会福祉法人 台東区社会福祉協議会 │
├────────────┼─────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成30年12月10日(月) │
├────────────┴─────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:法人) │
├───┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │二つの新規事業を始めたが、人員の手当てはできているのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │生活相談コーディネート事業は、地域福祉コーディネーターを2名配置した。 │
│ │ボランティアポイント事業は、非常勤職員1名を配置した。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │社会福祉協議会の会員数は年々減っているようだが、状況はどうか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │今年は、昨年と比べ157人・団体の減であるが、高齢の会員が亡くなったり、転居したこと │
│ │によるものである。会員数を増やすために、会報誌によるPRやキャラクターの活用など │
│ │地道な活動を行っている。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │ファミリーサポート事業は提供会員444人で依頼会員のニーズに応えられているのか。また │
│ │、提供会員の研修はどのように行っているのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │依頼のニーズには応えられている。提供会員の研修は、登録時に救命講習を必須として行 │
│ │っているが、希望者や会員期間の長い方にも声を掛けている。その他、スキルアップのた │
│ │めの講習も実施している。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │受験生チャレンジ支援貸付けで、貸付を受けたが入学できない人の割合は。また、入学で │
│ │きない時は、返還しなければならないのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │入学できない人の割合は1割程度。不合格者も免除申請を書いた場合は、返還を免除して │
│ │いる。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │自動販売機設置事業では、今後、設置数を増やしていくのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │29年度は、生涯学習センターで1台増やしたが、リバーサイドスポーツセンターのレスト │
│ │ランでは減るなど、増やしていくことは難しい状況である。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │基金については、国債だけでなく、他の有利な方法での活用は検討しないのか。また、社 │
│ │会福祉協議会の基金の活用についての考え方は。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │国債は金利の高い時のものだが、満期前に、区と協議しながら活用を検討したい。また、 │
│ │社会福祉協議会は、基金の活用による運用益を、あてにしないような財政構造になってい │
│ │るが、基金を活用してできる事業はないか検討してみる。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │障害者向けの住宅用火災警報器設置助成の実績が0件だが、取り組みは。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │消防署と連携してPRしている。実績が少ないのは区の事業もあるためだが、今年度から │
│ │、新設だけでなく、有効期間満了による取り換えも対象とし、10月までに3件の実績があ │
│ │った。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │応急援護資金貸付の貸付額が、3万円では少ないのではないか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │生活保護とタイアップして、保護費が出るまでの1週間分の応急の生活費分を貸し付ける │
│ │ものである。後日、保護費から返還される。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │今後の自主事業について、方向性など検討していることはあるか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │社会福祉協議会の役割は、地域の支え合いや制度のはざまに手を差し伸べることにあり、 │
│ │そういう観点から検討していきたい。 │
└───┴──────────────────────────────────────────┘
┌────────────┬─────────────────────────────────┐
│監査対象団体 │社会福祉法人 台東区社会福祉事業団 │
├────────────┼─────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成30年12月18日(火) │
├────────────┴─────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:法人) │
├───┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │実践報告会を実施した経緯とその反響は。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │施設の中で職員を対象に行っていた研究成果の発表を、外部に積極的に提供していこうと │
│ │いうことで実施した。150人ほどが参加し会場は満杯だった。アンケートでもいい内容だっ │
│ │たとの評価をいただき、職員のレベルアップにもつながっている。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │決算収支が赤字だが、区と相談して、補助金を増やすなど対応すべきではないか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │介護報酬の減額や職員の処遇改善の経費などによる赤字で、繰越金から不足額を補填して │
│ │いる。繰越金は施設ごとに管理する必要があり、このままでいくと給料を支払えない場合 │
│ │も出てくる重要な課題と認識している。問題意識をもって、区と協議を進めている。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │TOKYO働きやすい福祉の職場宣言事業所に認定されたとのことだが、具体的に何が評 │
│ │価されたのか、また、認定を受けた事による影響は。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │評価項目は、研修制度や研修のフォローアップ等の人材育成、給料や休日などの処遇など │
│ │である。事業団が区内で初めて認定された。認定マークがあることで、都主催事業への参 │
│ │加機会が増える効果がある。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │施設介護ボランティア育成事業で行っている講習会の参加者が少ない。もう少し工夫が必 │
│ │要だと思うが。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │広報や回覧板で周知している。応募者は少ないが、過去の受講者が各施設でボランティア │
│ │に参加している。いろいろな工夫をしながら、なんとか盛り上げていきたい。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │千束児童館は、ラジオ体操に取り組んでいるが、目に見える効果は。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │子ども達は大きなけがもなく、事故の件数も減っている。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │地域包括支援センターでは、どういう内容の相談が増えているのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │内容は多岐にわたっている。家族に課題があるなど、すぐに解決しない相談もあり、職員 │
│ │の負担も増えている。難しい場合は、区の所管課にアドバイスをもらったり、関係者と会 │
│ │議を開いている。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │本部事務局に職員採用・研修を専門に担当する部署を設置し、集中して企画・検討を行う │
│ │という事だが、発案の目的やスタッフの人数は。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │職員を募集すれば応募があるという時代ではなくなり、出向いてPRしていく必要がある │
│ │。また、職場を体験してもらう事も強化すべく専任組織を作った。日々の意見交換の中で │
│ │必要と判断して設置した。スタッフは、副参事、主査、主任及び非常勤である。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │こどもクラブのうち、3クラブの事業委託が、事業団から他の民間事業者にかわったとい │
│ │うことだが、今後はどうなるのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │民間に門戸を開き、事業団と民間のバランスを取るという区の方針で行ったものだが、お │
│ │おむね終了した。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │児童館のランドセル来館は、利用者が増えているのか。利用者が多い施設はどこか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │ニーズは高く、定員枠を超えて緊急的に受け入れている施設もある。地域的には、谷中・ │
│ │池之端で利用が多い。 │
└───┴──────────────────────────────────────────┘
┌────────────┬─────────────────────────────────┐
│監査対象団体 │公益社団法人 台東区シルバー人材センター │
├────────────┼─────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成30年12月25日(火) │
├────────────┴─────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:法人) │
├───┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │会員への配分金支給額の増の内容は。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │昨年度から配分金は4%伸びており、売り上げでみると、サービス業の家事援助サービス │
│ │事業が166%と伸びている。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │家事援助サービスが伸びているとの事だが、男性が仕事をする上で不都合はないか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │登録している会員は、男性55人、女性60人で、換気扇清掃や窓ふきなどの仕事もあり、特 │
│ │別大きな問題はない。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │襖の張替えの仕事ができる後継者の育成が難しいという事だが。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │育成はなかなか難しく、しっかりした仕事のできる後継者を育てることが、引き続きの課 │
│ │題である。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │31年度からの派遣事業の実施に伴う変化と課題、また、会員増につながるのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │派遣事業では、仕事の範囲が広がることになる。会員応募の増につながる可能性もあり、 │
│ │期待している。しかし、シルバー人材センターは、会員の平均年齢が75歳ということもあ │
│ │り、仕事内容や会員の状況を見極めながら着実にやっていきたい。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │シルバー人材センターの就業分野は、「臨時的かつ短期的」な仕事に限られるとあるが、 │
│ │指導監督されているのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │法律で定められている。東京都が全体的な指導の立場にあり、派遣事業でも、シルバー人 │
│ │材センターは、都のしごと財団の一事業所として位置付けられ、都の指導がある。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │シルバー人材センターの制度の周知はどのようにしているのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │チラシや広報たいとう、高齢者の手引に掲載している。消費生活展でのアンケート結果で │
│ │は、シルバー人材センターは知っているが、何の仕事をしているかわからないという人も │
│ │いた。広報の仕方を検討し、もっとPRしていく必要がある。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │会員数の状況はどうか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │会員数は、ここ数年横ばいだが、70歳代が減って、80歳代が伸びてきている。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │女性会員が少ないが、増やすために考えていることは。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │女性会員を増やすことは、シルバー人材センターとして全国的な課題である。子供の仕事 │
│ │だと女性の関心が高まるという取り組み事例もあるので、今後、保育園関係の仕事を増や │
│ │し、示していくことで、女性会員を増やしていきたい。 │
├───┴──────────────────────────────────────────┤
│ 監査委員意見 │
├──────────────────────────────────────────────┤
│・襖の張替えは、寺の多い本区にとっては特色ある仕事である。技術を継承していくため、プロ │
│に研修をお願いするなど、費用をかけてもやってもらいたい。 │
└──────────────────────────────────────────────┘
┌────────────┬─────────────────────────────────┐
│監査対象団体 │社会福祉法人 台東つばさ福祉会 │
├────────────┼─────────────────────────────────┤
│監査実施日 │平成30年12月25日(火) │
├────────────┴─────────────────────────────────┤
│ 主な質疑応答 (Q:監査委員 A:法人) │
├───┬──────────────────────────────────────────┤
│ Q │29年度決算の収支が赤字であるが、自助努力だけでは解決できないようであれば、区と話 │
│ │し合いを進めてもらいたい。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │引き続き、区と十分協議していきたい。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │就労支援事業で、企業が就労のためのハードルを上げてきたりはしているのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │求める内容が高くなってきていることもあり、ジョブマッチングが難しくなってきている │
│ │。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │グループホームで今年2月に開設した「まつば」の施設面の特徴と今後の施設整備の見通 │
│ │しは。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │グループホーム「まつば」は、新築物件で、設計の段階から関わったので使いやすい施設 │
│ │となった。現在は、施設整備の予定はない。最低面積等の基準や消防法の要件などを満た │
│ │す必要があり、設計段階から関われることが望ましい。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │つばさ放課後クラブは、父母の要望で始めたのか。送迎は保護者が行っているのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │区の障害児放課後対策事業として始まったものを引き継いだ形で、現在は、児童福祉法の │
│ │放課後等デイサービス事業として実施している。特別支援学校・特別支援学級の小学校1 │
│ │年生から高校3年生までを対象としており、送迎は施設で行っている。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │放課後デイサービスについて、利用者の利用日数や使い勝手はどうか。また、課題はある │
│ │のか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │平均利用日数は131日。利用者の希望や状況に合った利用ができるように、利用する曜日は │
│ │年度毎に見直しを行っている。課題としては、障害の重度化が進んでいるために安全配慮 │
│ │が一層求められていることや、職員の確保が難しいことである。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │施設としての問題や悩みは何か。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │つばさ福祉会は生活施設が多いため、職員に宿直の勤務がある。若い人にとって、泊りが │
│ │あるのはハードルが高く、人員が集まらない要因の一つとなっている。この部分で何か工 │
│ │夫ができないか課題である。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │職員確保で何か積極的な対策を考えているのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │いろいろと手を尽くしているが、学生に目を向けてもらうことがポイントと考えており、 │
│ │SNSでの情報発信や学校に出向くなど、学生と直接会って、台東つばさ福祉会を知って │
│ │もらえるよう努力をしている。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ Q │直接処遇を行っている職員で、長期間在職している者は多いのか。 │
├───┼──────────────────────────────────────────┤
│ A │職員は、平均して10年以上在籍しており、定着率は比較的高い。 │
└───┴──────────────────────────────────────────┘
9 まとめ
実地監査を行った6団体については、それぞれ設立趣旨に沿った事業が実施されており、区の福祉行政と一体となった高齢者福祉の取り組みや子育てへの支援、芸術文化・スポーツへの一層の向上に資する各種事業の実施など区民生活の充実に向けた取り組みがなされていた。
今後とも、各団体においては、一層の成果が上がるよう、引き続き各職員の創意工夫のもと、事業運営に努められたい。
書面監査を行った各団体についても、各団体の行っている各種事業がその補助目的に沿って効果的に執行されていることが認められた。
なお、各所管部課においては、補助金等の交付・確定の事務手続について、交付要綱に基づき、概ね、適切に行われていたが、児童保育課からの事業者に対する保育従事職員宿舎借上げ支援事業の補助金額確定通知書で、上半期分の補助金額がもれていた事例が数件あったため、口頭にて注意した。
今後とも、所管部課においては、各財政援助団体等への適切な指導・会計経理の監督を行うとともに、補助事業の必要性や効果について定期的な検証を行い、更なる区民サービスの向上と効果的な区政運営のため、引き続き適正な事務執行に努められたい。
─────────────────────────────────────────
31台監第14号
平成31年4月26日
台東区議会議長
河 野 純之佐 殿
台東区監査委員
元 田 秀 治
大 場 賢 一
松 尾 伸 子
平成30年度3月分例月出納検査の結果について(報告)
地方自治法第235条の2の規定による標記検査の結果は、下記のとおりです。
記
1.検査の対象
平成31年3月末日現在における一般会計、特別会計及び基金(用品調達基金、郵便料金基金、公共料金支払基金)ならびに歳入歳出外に属する現金の出納状況
2.検査年月日
平成31年4月26日(金)
3.検査の結果
(1)収支の計数について
「歳入計算表」及び「歳出計算表」のとおり相違ありません。
(2)現金出納状況及び現金保管状況
「現金受払表」及び「現金保管状況表」のとおり相違ありません。
【平成30年度】 平成31年3月31日現在
歳 入 計 算 表
単位:円(収入率は百分率%)
┌────┬────────┬────────┬───────┬───────┬──────┬──────┬────┬────────┐
│会計 │一般会計 │国民健康保険 │後期高齢者 │介護保険会計 │老人保健 │病院施設会計│用地会計│合計 │
│ │ │事業会計 │医療会計 │ │施設会計 │ │ │ │
├────┼────────┼────────┼───────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│予算現額│102,039,342,000 │25,051,110,000 │4,987,568,000 │16,296,983,000│120,210,000 │397,180,000 │ │148,892,393,000 │
├────┼────────┼────────┼───────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│調定済額│100,585,781,318 │25,166,387,572 │5,003,657,945 │16,205,971,028│119,152,542 │398,317,191 │ │147,479,267,596 │
├─┬──┼────────┼────────┼───────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│収│本月│17,028,423,982 │1,937,801,267 │756,534,663 │1,797,574,832 │3,062 │121,025,089 │ │21,641,362,895 │
│入│ │ │ │ │ │ │ │ │ │
│済├──┼────────┼────────┼───────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│額│累計│95,496,263,628 │21,429,569,021 │4,790,814,654 │15,703,377,777│119,143,542 │397,823,931 │0 │137,936,992,553 │
├─┴──┼────────┼────────┼───────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│不納 │66,296,938 │0 │0 │0 │0 │0 │0 │66,296,938 │
│欠損額 │ │ │ │ │ │ │ │ │
├────┼────────┼────────┼───────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│還付 │0 │0 │0 │0 │0 │0 │0 │0 │
│未済額 │ │ │ │ │ │ │ │ │
├────┼────────┼────────┼───────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│収入 │5,023,220,752 │3,736,818,551 │212,843,291 │502,593,251 │9,000 │493,260 │0 │9,475,978,105 │
│未済額 │ │ │ │ │ │ │ │ │
├────┼────────┼────────┼───────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│対予算 │△6,543,078,372 │△3,621,540,979 │△196,753,346 │△593,605,223 │△1,066,458 │643,931 │0 │△10,955,400,447│
│増(△)減│ │ │ │ │ │ │ │ │
├─┬──┼────────┼────────┼───────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│収│予算│93.6 │85.5 │96.1 │96.4 │99.1 │100.2 │ - │92.6 │
│ │対比│ │ │ │ │ │ │ │ │
│入├──┼────────┼────────┼───────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│ │調定│94.9 │85.2 │95.7 │96.9 │100.0 │99.9 │ - │93.5 │
│率│対比│ │ │ │ │ │ │ │ │
└─┴──┴────────┴────────┴───────┴───────┴──────┴──────┴────┴────────┘
歳 出 計 算 表
単位:円(執行率は百分率%)
┌────┬────────┬───────┬───────┬───────┬──────┬──────┬────┬────────┐
│会計 │一般会計 │国民健康保険 │後期高齢者 │介護保険会計 │老人保健 │病院施設会計│用地会計│合計 │
│ │ │事業会計 │医療会計 │ │施設会計 │ │ │ │
├────┼────────┼───────┼───────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│予算現額│102,039,342,000 │25,051,110,000│4,987,568,000 │16,296,983,000│120,210,000 │397,180,000 │ │148,892,393,000 │
├─┬──┼────────┼───────┼───────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│支│本月│9,298,374,241 │2,475,020,791 │973,858,945 │1,425,161,023 │59,546,240 │210,988,847 │ │14,442,950,087 │
│出├──┼────────┼───────┼───────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│額│累計│87,411,659,113 │21,396,793,356│4,740,951,895 │14,515,318,034│119,092,480 │358,271,376 │0 │128,542,086,254 │
├─┴──┼────────┼───────┼───────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│予算残額│14,627,682,887 │3,654,316,644 │246,616,105 │1,781,664,966 │1,117,520 │38,908,624 │0 │20,350,306,746 │
├────┼────────┼───────┼───────┼───────┼──────┼──────┼────┼────────┤
│執行率 │85.7 │85.4 │95.1 │89.1 │99.1 │90.2 │- │86.3 │
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現 金 受 払 表
単位:円
┌───┬───────┬───────┬──────┬───────┬─────┬──────┬────┬───────┐
│区分 │一般会計 │国民健康保険 │後期高齢者 │介護保険会計 │老人保健 │病院施設会計│用地会計│雑部金 │
│ │ │事業会計 │医療会計 │ │施設会計 │ │ │ │
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┼─────┼──────┼────┼───────┤
│前月 │352,661,774 │569,935,189 │267,142,041 │815,555,934 │59,594,240│129,516,313 │0 │4,111,426,679 │
│繰越高│ │ │ │ │ │ │ │ │
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┼─────┼──────┼────┼───────┤
│受入高│20,000 │0 │0 │0 │0 │0 │0 │0 │
│ │17,028,423,982│1,937,801,267 │756,534,663 │1,797,574,832 │3,062 │121,025,089 │0 │2,258,424,789 │
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┼─────┼──────┼────┼───────┤
│支払高│9,298,374,241 │2,475,020,791 │973,858,945 │1,425,161,023 │59,546,240│210,988,847 │0 │3,101,085,076 │
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┼─────┼──────┼────┼───────┤
│残高 │8,082,731,515 │32,715,665 │49,817,759 │1,187,969,743 │51,062 │39,552,555 │0 │3,268,766,392 │
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┼─────┴──────┴────┴───────┘
│区分 │用品調達基金 │郵便料金基金 │公共料金 │合計 │
│ │ │ │支払基金 │ │
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┤
│前月 │14,272,444 │2,833,615 │88,488,255 │6,411,426,484 │
│繰越高│ │ │ │ │
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┤
│受入高│0 │0 │0 │20,000 │(注) 受入高欄の上段の数字は、当月における運用金の収支を示す
│ │5,016,925 │11,682,092 │85,611,057 │24,002,097,758│
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┤
│支払高│5,557,732 │14,079,347 │60,467,634 │17,624,139,876│
├───┼───────┼───────┼──────┼───────┤
│残高 │13,731,637 │436,360 │113,631,678 │12,789,404,366│
└───┴───────┴───────┴──────┴───────┘
現 金 保 管 状 況 表
単位:円
┌────┬─────┬───────┬──────┬───────┐
│預金内訳│当座預金 │普通預金 │大口定期預金│定期預金 │
│ ├─────┼───────┼──────┼───────┤
│ │404,366 │12,788,000,000│- │1,000,000 │
│ ├─────┼───────┼──────┼───────┤
│ │譲渡性預金│通知預金 │そ の 他 │合 計 │
│ ├─────┼───────┼──────┼───────┤
│ │- │- │- │12,789,404,366│
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31台監第13号
令和元年5月7日
東京都台東区議会事務局長
石 野 壽 一 殿
東京都台東区代表監査委員
元 田 秀 治
監査委員説明委任者について(通知)
地方自治法(昭和22年法律第67号)第121条の規定に基づき、下記の者を区議会における監査委員の説明委任者に命じたので通知します。
記
監査事務局長 中 沢 陽 一...