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令和6年4月23日海外修学旅行調査特別委員会-04月23日

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  1. 港区議会 2024-04-23
    令和6年4月23日海外修学旅行調査特別委員会-04月23日


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    最終取得日: 2024-07-21
    令和6年4月23日海外修学旅行調査特別委員会-04月23日令和6年4月23日海外修学旅行調査特別委員会  海外修学旅行調査特別委員会記録令和6年第4号) 日  時  令和6年4月23日(火) 午後3時28分開会 場  所  第5委員会室出席委員(8名)  委 員 長  榎 本 あゆみ  副委員長  小 倉 りえこ  委  員  新 藤 加 菜       琴 尾 みさと        野 本 たつや       三 田 あきら        二 島 豊 司       阿 部 浩 子 〇委員外議員(3人)        森 けいじろう       福 島 宏 子        清 家 あ い 〇欠席委員
      な し 〇出席説明員  教育長       浦 田 幹 男  企画経営部長    荒 川 正 行  財政課長      江 村 信 行  総務部長      湯 川 康 生  契約管財課長    大 浦  昇   教育推進部長    山 本 睦 美  教育長室長     野 上  宏   学校教育部長    吉 野 達 雄  学務課長      鈴 木  健   教育人事企画課長  大久保 和 彦  教育指導担当課長  清 水 浩 和 〇会議に付した事件  1 報告事項   (1) 港区中学校海外修学旅行行程等について  2 審議事項   (1) 発 案5第16号 区立中学校海外修学旅行に関する調査について                               (5.10.6付託)              午後 3時28分 開会 ○委員長榎本あゆみ君) ただいまから、海外修学旅行調査特別委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、小倉副委員長阿部委員にお願いいたします。  傍聴者から、撮影・録音の申出がありました。これを許可したいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長榎本あゆみ君) それでは、そのようにさせていただきます。  初めに、当委員会説明員についてです。当委員会説明員について変更がありましたので、変更となった説明員の紹介をお願いいたします。 ○教育長浦田幹男君) 令和6年4月1日付の人事異動により、説明員の変更がございましたので、私から、異動のありました部長級職員を御紹介いたします。  企画経営部荒川部長です。  教育委員会事務局教育推進部長山本部長です。  なお、課長級職員につきましては、企画経営部長総務部長教育推進部長学校教育部長から御紹介いたします。 ○企画経営部長荒川正行君) それでは、私から、異動のありました企画経営部課長級職員を御紹介いたします。  財政課江村課長です。  企画経営部からは以上でございます。 ○総務部長湯川康生君) それでは、私から、異動のありました総務部課長級職員について御紹介いたします。  契約管財課大浦課長です。  総務部からは以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○教育推進部長山本睦美君) それでは、私から、異動のありました教育推進部課長級職員を御紹介いたします。  教育長室野上室長です。  教育推進部からは以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○学校教育部長吉野達雄君) それでは、私から、異動のありました学校教育部課長級職員を御紹介します。  教育人事企画課大久保課長です。  教育指導担当清水課長です。  学校教育部からは以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○教育長浦田幹男君) 変更した説明員の御紹介は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長榎本あゆみ君) ありがとうございます。  本年度の説明員につきましては、皆様に資料をお配りしておりますので御確認ください。  次に、当委員会担当書記を御紹介いたします。議事係松山慎吾さんです。よろしくお願いいたします。     ────────────────────────────────── ○委員長榎本あゆみ君) それでは、報告事項に入ります。報告事項(1)「港区中学校海外修学旅行行程等について」、理事者説明を求めます。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) それでは、海外修学旅行に係る補足資料について、御説明いたします。本日付資料№1を御覧いただきたいと思います。  まず、資料2ページの旅行計画書を御覧ください。6月の初めに最初にシンガポールに行く港区立台場学園港陽中学校旅行計画書です。お台場学園は、今のところ欠席者はなく、在籍27名全員が参加予定です。他の学校につきましては、現在、随時申込みを行っておりますが、各校で数名の欠席の申出が出ている学校もあります。現在、学校登校できていない生徒から、欠席の申出を受けている学校もあります。全体の参加者数につきましては、今後、申込みを全校が締め切った段階でお示しいたします。  次に、日程でございますが、令和6年6月3日から7日までの、3泊5日を予定しております。こちらの行程でございますが、先日、委員の皆様にお配りしております予定表を御覧ください。  6月3日、1日目は移動日となります。なお、移動に使用するスーツケースにつきまして、生徒学校からのレンタルを希望した場合、こちらにございますスーツケース希望生徒にレンタルする予定でございます。  6月4日、2日目は現地学生との交流です。生徒が行きたい場所を選んで、現地の大学生と英語を活用したプログラムを行います。この日は主に地下鉄での移動となりますので、生徒一人一人に45ドル分入金済みICカードを配付いたします。このカードは、たくさんの飲食店が一堂に集まっている昼食会場でも使用します。なお、飲料水なども、このICカードで購入することができます。  6月5日、3日目はセントーサ島に行きます。午前中は、オープニング前の水族館のバックヤードに入り、そこで働く方々から話を聞いたり、実際に魚類などのお世話を体験したりします。午後はユニバーサルスタジオに行き、生徒が仲間と楽しみながら思い出をつくります。  6月6日、4日目は、午前中、現地学生とともにガーデンズバイザベイに行き、探究型フィールドワークを行います。午後はシンガポール動物園に行き、SDGsについての講演を聞いたり、園内を見学したりします。その日の夜、シンガポールを出発して、翌朝、帰国の予定です。  全行程を通しての食事では、アレルギーのある生徒について、事前保護者から事業者のシステムを通して個別にアレルギーの状況を聞き取ります。一例を挙げますと、ホテルの朝食は全ての食材にアレルギー成分が表示されており、個々のアレルギーに応じて除去した食材の対応が可能です。  次に、資料3ページのスタディーガイドブックを御覧ください。著作権の関係で資料の抜粋としていますが、このような教材を活用して、生徒事前シンガポールについて学んでいきます。  また、シンガポール大使館から職員に来ていただき、3月末に港区立台場学園港陽中学校、4月には港区立港南中学校事前学習を行うなどの取組も進めております。今後も、計画に応じて様々な方から話を聞く機会を設ける予定です。  資料6ページのEnglish Guide Bookを御覧ください。こちらも著作権の関係で、資料の抜粋としています。旅行時のケースに応じて活用できる英文を取りまとめており、事前に学習しておくことで、実際に現地で同じような場面でも英語を活用できるようにしています。  長くなりましたが、説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長榎本あゆみ君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言をお願いいたします。 ○委員三田あきら君) スーツケースの寄贈があったと聞いておりますけれども、これは今どちらに保管されているか、分かりますでしょうか。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) 本日、各学校へ配送いたしました。 ○委員三田あきら君) 分散して保管する予定があるというのは聞いていたのですが、それで、実際、今回、お台場学園の方からということになりますけれども、具体的に幾つぐらいの申込みがあったかということが分かれば、教えていただきたいと思います。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) お台場学園につきましては、8個の申出が出てきております。 ○委員三田あきら君) ありがとうございます。今後、いろいろな学校申込みがあって、10個を超えるということになると、融通していくということになると思うのですが、その辺のオペレーションなどをしっかり行っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  あと、昨年、私ども、TOKYO GLOBAL GATEWAYという東京都教育委員会がやっているものがあるということで、これについて少しお尋ねをしたのですが、今年度こちらに行かれる学校がもしあるようでしたら、分かっている範囲で結構なのですが、教えていただきたいと思います。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) 現在、TGGを訪問する学校につきましては把握しておりませんので、把握出来次第、御報告させていただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。 ○委員三田あきら君) ぜひよろしくお願いいたします。 ○委員阿部浩子君) まず初めに、お台場学園については、27名中欠席者がいないということだったのですけれども、ほかの学校では欠席される方が、不登校を含めていらっしゃるとのことでした。理由は何でしょうか。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) 不登校のほか、御自身の都合でというところもございます。 ○委員阿部浩子君) 今回、就学援助も含めて、皆さんに行ってほしいからということで、随分この委員会の中でやってきたのです。だから、前提としては、皆さんに行っていただきたいのです。だけれども、自己都合と言われても、この計画の中で何が悪かったというのが全く分からないので、不登校の子も含めて一緒に行って、それが学校に出てくるきっかけになればと思っているのですが、その点についてはどのようにお考えでしょうか。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) ただいま御指摘のありましたとおり、できるだけ多くの子ども海外修学旅行を体験してもらいたいと教育委員会も考えております。学校では最後まで粘り強く子どもの状況を見極めながら案内をしていくように、教育委員会からも指導しております。 ○委員阿部浩子君) その辺りはやはり徹底してほしいと思っていて、不登校の子にしても、今まで出てこられなかったけれども、これからはもしかしたら出てこられるかもしれない。やはり、こちらが本当に寄り添っていかなければならないと思います。3月に卒業式に行ったのですけれども、やはり何人か、不登校の子がいるわけです。その子たち海外に行くことで学校に来られるような、シンガポール修学旅行はそんな修学旅行にしてほしいと強くお願いいたします。  引き続き質問ですけれども、シンガポール大使館事前学習をしていただいたということなのですが、何分でどのような内容なのかということを伺います。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) 1時間の扱いで、シンガポールの国についてお話をいただいております。 ○委員阿部浩子君) 具体的にどのようなことですか。国について、1時間どのような内容をお話しされたのか。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) 国の様子はオールイングリッシュで講演いただきまして、歴史や国土の特徴などの話を御講義いただいております。 ○委員阿部浩子君) 生徒の方からどのような質問が出ているのか、教えてください。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) 特に質問等は、こちらは把握しておりません。 ○委員阿部浩子君) それであれば、その学習の後の感想などがどのようなものがあるか、お聞きします。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) シンガポールの日々の生活における厳しいルールなどを学ぶことができたと、生徒たちは感想の中で書いております。 ○委員阿部浩子君) やはり事前学習というのは必要で、そこに行って、その前から何を学んでくるのかということを考えながら修学旅行に行ってほしいので、すごく興味深いところですから、次もまだ引き続きありますよね。その中でやはり感想はすごく大切にしてほしいです。あと、生徒も、英語でせっかく説明を受けているのだから、大使館の方に対して活発な質問が出るように取り組んでいただきたいということはお願いします。  それとあと、私、この委員会でも、また、予算特別委員会でも、京都・奈良への修学旅行がすごく大切で、そこで日本伝統文化を学ぶべきだということを質問しているのですけれども、そうしたら、その答弁として、どこかで勉強させますみたいな答弁だったのです。今回、いよいよお台場学園が行くのですけれども、この出発する3年生27名に、どのような京都・奈良、日本伝統文化の授業をしたのかというのを聞かせてください。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) 外部講師を招くなどして、日本伝統文化に触れる機会を意図的に設けてございます。 ○委員阿部浩子君) すみません。先ほどから何回もお聞きしなくてはいけなくて申し訳ないのですけれども、日本伝統文化に触れるというのはどのようなことを学んでいるのかというのを、分かりやすく説明していただければと思います。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) 細かい内容につきましては、改めて学校に確認いたしまして、お答えさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員阿部浩子君) そこがすごく重要で、やはり海外に行く前提に、日本伝統文化を学ぶべきだということを私は訴えてきました。だからこそ、どのような教材を使ってどのようなことを学んだのかというのはやはり報告していただきたいし、それが前提であってのシンガポールへの海外旅行だと思っているのです。  この春休みの4月に、うちの娘と一緒に京都に行きました。なぜ京都に行ったかといったら、うちの娘の時代というのは、今、高校3年生の学年になるのですが、コロナ禍修学旅行が浅草だったのです。だから、彼女たち京都・奈良というのを全く見ていない。その中で、やはり平安神宮や清水寺、また、金閣寺、銀閣寺も行ってきました。そこで子どもが、やはり行ってよかったと言ったのです。どこがよかったのかと聞いたら、銀閣寺を見て、本当に日本わび寂を学んだなど、やはりそのような経験をしてからこそ、私は海外へ行くべきだということは、私の考えは変わっておりません。ですから、やはり日本伝統文化のことを事前にしっかりやっていくというのであれば、この委員会できちんと答弁できる内容を持っていてほしいということは強くお願いいたします。  引き続き質問になります。この委員会の中で、Wi-Fiの使用が、たしか3人1組で1台だったと思うのですけれども、今回、お台場学園が行かれるということで、その3人1組1台で、いいのかどうか、確認で伺います。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) お台場学園では、4人を原則として一つのグループにして、グループ活動班活動を行いますので、4人に1台で端末を使っていくという準備をしております。 ○委員阿部浩子君) 保護者の方から言われることなのですけれども、たしか携帯電話はつながらないですよね。Wi-Fiで何かあったら連絡をするということだったのですけれども、緊急のときはどのような対応になるのか、再度確認させてください。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) グループ活動の際は、大学生が一緒に各グループについて行動いたしますので、大学生が連絡の中心となって対応してまいります。 ○委員阿部浩子君) それ以外に緊急に連絡を取るなど、そのようなことはないということでよろしいですか。
    教育人事企画課長大久保和彦君) グループ活動のほかでは、担任等がつく学年や学校全体での活動が主となりますので、その場合には、引率者である教員が緊急の対応に取り組むところでございます。 ○委員阿部浩子君) では、一人一人携帯がなくても、一応連絡はつく体制ということでいいですね。  今回、お台場学園が行くに当たって、4人に1台のWi-Fiということです。これ、保護者の方からも、4人に1台ではなくて、1人1台持たせてほしいという意見が出ているのです。  そこで、今回行ってみて、現場で、いや、やはり1人1台持たせた方がいいとなったときには、区でもその対応というか、ほかの学校が続いていくときに検討はあるのか、対応ができるのか。お考えを教えてください。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) 教員が昨年度、シンガポール実地踏査に行って実態を把握した上で、4人に1台でよいと判断しておりますので、まずはこちらで進めていこうと考えております。 ○委員阿部浩子君) それは理解をしております。ただ、今回、先発で行くわけではないですか。万が一、やはり4人では駄目だという反省点があるかもしれない。そのときには、やはりそれは反省点として、1人1台にするかなどというのは、今後、きちんと検討していただきたいということです。  最後なのですけれども、質問ではないのですが、やはりこの海外修学旅行に行くに当たって、私は前提として日本伝統文化を学んでいくべきだということをずっと訴えてきました。ですから、伝統文化を学ぶことを大切にしていただき、それが事前にあってから、きちんと海外に行って、シンガポールはこうだ、日本と比べてこうなのだという学習は今後とも引き続きやってほしいということは強く強くお願いして、終わります。 ○委員(琴尾みさと君) 看護師のことについて伺います。既に事前に会社との契約が済んでいると伺っています。今回、お台場学園が1陣として行くのですけれども、今後また何校か行くに当たって、同じ人が行くのかどうなのかという点について伺います。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) 各学校、別の人材が今のところは派遣される予定でございます。社員の方々もほかの行事の引率等もある中で、1週間空けられる人材を充てるという形で対応しております。 ○委員(琴尾みさと君) ありがとうございます。いろいろ事情はあるのかと思うのですけれども、まず初めに、ようやく始めた企画としては、同じ人材とした方が知見がたまるのではないのかという部分に関しては、同じ人ができるだけ行けるように、もし対応ができるのであれば、お願いしたいと思っています。  次に、引率8名と伺っているのですけれども、こちらの内訳について伺います。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) 引率者は全部で8名となります。校長1名、担任1名、副担任2名、特別支援学級担任1名、介助員1名、そして、事務局より2名の予定となっております。 ○委員(琴尾みさと君) ありがとうございます。  この中に事務局2名とあるのですけれども、今回はお台場学園で2名ということなのですが、これからまた数校行くに当たって、トータルで事務局の方は何人行かれるのか伺います。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) 予定では、各学校に1名ずつは指導主事が帯同してまいります。 ○委員(琴尾みさと君) つまりは何人ぐらいになりますか。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) 現在、12ないし13名を考えてございます。 ○委員(琴尾みさと君) この13人の中に教育長部長も含まれますか。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) 現在、検討は進めております。 ○委員(琴尾みさと君) ありがとうございます。結構な人数になるのだというところと、そんなに何人も違う人が行く必要性は正直あるのかという部分が少し感じられるような人数になってしまっているのかと思っています。また、それぐらい行くのであれば、きっといい修学旅行になるのではないのかと思っています。  取扱注意旅程表に、ユニバーサルスタジオは見学と書いてあるのですけれども、見学ということは、乗り物は乗らないのでしょうか。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) 先ほど説明させていただきましたが、見学ではなくて、楽しい思い出をつくるというところでございまして、施設は利用させていただきます。 ○委員(琴尾みさと君) そうですよね。楽しい思い出をつくるということは、乗り物に乗ったり、思い出をつくることは決して悪いことではないのですけれども、見学という表記というか、言葉は少し違うのではないのかと感じましたので、その辺を指摘させていただきます。  今回、修学旅行国際人育成だったり、元を返せばそのような大きな目的があって、こういった企画が始まったわけなのですけれども、このスケジュールをいろいろ見ていくと、国際人育成という目的はどう達していくのかという部分を伺います。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) 中学校3年生という多感な時期に海外で様々な文化に触れるということは、子どもたちにとって、世界とは何かということを考える貴重な機会であると考えてございます。 ○委員(琴尾みさと君) 本当に世界に触れて、それを感じていくというのは、確かに海外に行っただけでもすごくいい経験にはなるかとは思います。  文化に触れたことによって、それから先に国際人育成というか、世界に目を向けることはすごくいいことだとは思うのですけれども、すごくお金をかけて始めた事業でありますから、しっかりと国際人育成というところに重みを置いて、もう少しスケジュールだったり、これからやっていくに当たっていろいろ検討課題などが出てくるかとは思うのですけれども、そういった大きなところのもともとの目的をしっかりと果たしていくべきだと思うのです。これからいろいろ調査をされていくかとは思うのですけれども、スケジュールを見ると、あまりにも観光感があるように見える人もいるかと思うのです。だから、そういったところをしっかりと私たちも区民の方々に説明していけるように、そういった、もう少し内容だったり、目的というのをはっきりさせていただいて、私たちにも報告していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) 私どもも、議会の皆様の御理解、御支援を賜りながら本事業を進めております。報告のところは、またしっかりと報告させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員新藤加菜君) シンガポールのアライバルカードの登録なのですけれども、3日前から前日までということですが、全員が集まって一堂に会して登録するみたいな日が設けられるのでしょうか。どのように登録していくのか。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) 土曜日に授業を設けている学校につきましては、土曜日に対応させていただきます。また、そのほかのところにつきましても、適宜、時間を設けまして、対応する予定でございます。 ○委員新藤加菜君) 全員で一堂に会して、個々人ではなく、学校側でやっていくということでいいですね。ありがとうございます。  前回の委員会までに出たことで少し確認なのですけれども、今回、お台場学園予定をいただきました。3日目に関しては、各学校で選べる選択式のツアーだったと思うのですけれども、それに関してシロソ砦という候補があって、それに関して少し問題があるのではないかということは委員会でも申し上げたのですけれども、結局、シロソ砦が選ばれた学校というのはあったかどうかという確認です。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) まず、今お示ししているお台場学園が固まっているところでございますが、この後、続く学校では、候補の一つとして検討中の学校もございます。 ○委員新藤加菜君) ありがとうございます。  これ、今後のスケジュール感として、7月の中旬までとそれ以降は9月からで、今回、委員会でお台場学園の旅程は共有がありましたが、今後、委員会で確認していくということは、学校ごとにおいて確認していくわけではないと思うのですけれども、どのように旅程を確認していくのか。あと、委員会の場で委員からフィードバックを入れるタイミングはどれだけあるのかなど、そこもどのようなスケジュール感で共有されていくのかを教えていただければと思います。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) 各学校修学旅行を行いまして、10校全部終了した際ですが、全校まとめて、どのような修学旅行であったかということを総括して御報告申し上げ、また御意見等を頂戴できればと考えております。 ○委員三田あきら君) すみません。先ほど聞き忘れてしまって、もう1点だけ。国内の修学旅行の契約が当初あって、キャンセルということになると思うのですけれども、そのキャンセルは無事に終わっているかということです。キャンセル料の支払いなど、それも終わっているかどうか、確認をさせてください。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) キャンセルにつきましては、全て手続が終了しておりまして、キャンセル料の支払いについても済んでございます。 ○委員(琴尾みさと君) キャンセル料は幾らになりますか。 ○教育指導担当課長(清水浩和君) 約500万円となっております。 ○副委員長(小倉りえこ君) 質問というところまでではないのですけれども、これまで長い濃密な検討の時間を費やして、今、第1校目が行くところの予定を含めて、ここまでとうとう来たのだというところで、教育委員会をはじめ、各学校の関係者の皆様は大変な御苦労をされてきたと思います。  ただ、まだ行っていないというのと、全校行って帰ってきていないというところで、実際どうだったかというところが、今後、確認をして、検証していく話になって、それがこの港区で中学校修学旅行先としてふさわしいか否かを含めて、大きな議論を今後も何らかの形でしていくのは必要になると思います。  ですが、これまでのところで非常に大変な御苦労をしたというところで、お疲れさまでしたというのを申し上げたいのと、先ほど教育人事企画課長スケジュール説明などをされているところで、楽しい思い出をつくる時間だというところを子どもたちに求めるというところが、正直全てだと思います。いろいろなことを大きく求めるというのは、大人として、教育者として恐らくすごく重要なことなのだと思うのですけれども、それ以上に、今回、いろいろな経緯があって、今がこの委員会が立ち上がってある中で、とにかく安全に行って帰ってくるということをまず第一に計画をされてきたわけですから、ぜひ、まだもう少し先、時間はありますけれども、気を抜かないで、このまましっかりと目を光らせて、足りないところは充てていく、変えることが必要だと思われることがあれば、積極的によい方向に前向きに持っていくというところを忘れずにお願いできればと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。 ○委員長榎本あゆみ君) ほかに御質問等ございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長榎本あゆみ君) 委員外議員である福島議員から発言を求められております。発言を許可したいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長榎本あゆみ君) 発言は許可されました。  では、福島議員、お願いいたします。 ○委員外議員(福島宏子君) ありがとうございます。スタディーガイドブック、3ページからなのですが、その件で幾つか御質問をさせていただければと思います。ここに出されているのは、先ほども教育人事企画課長からもありましたけれども、著作権の問題で全部ではないということで、6番から始まっているということで、私も、あれ、1から5まではどうしたのかと、見て思ったのですけれども、これ、全部でどれくらいの、何ページ分ぐらいの冊子になるのか、まずは教えてください。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) 全部で25ページになります。 ○委員外議員(福島宏子君) そうすると、その中の2ページ分しか今回資料として出されていないわけで、やはり全部、資料として出していただく必要があるのではないかと思っているのですが、その辺りはいかがでしょうか。  それともう一つ、現場の教職員の皆さんなど、そういったところの意向などは、このスタディーガイドブックの中にどのような形で反映されているのかというのを教えてください。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) 資料の全てのページにつきましては、事業者に確認させていただきまして、後日、改めて回答申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。  教員の意見の反映でございますが、資料作成前に実地踏査がございまして、実地踏査での教員の意見等を反映させて、資料を作成しているところでございます。よろしくお願いいたします。 ○委員外議員(福島宏子君) 事前学習の重要性というのは、以前からこの委員会でも議論の中心にあったと思うのですけれども、そういった中でも、既にこのスタディーガイドブックを使って事前学習が始まっているという、そういったお話も先ほどもありました。  しかしながら、私たちがその中身を、2ページ分は資料で出されましたけれども、何も知らない中で既に事前学習が進められてしまっているというところで、やはりこの委員会自体がつくられてきた趣旨などを考えても、その辺りを全ての部分で共有して進めていくという、その方向性だったと私は理解しているのですが、その辺りはいかがなのでしょうか。出していただいて、それこそ区民の皆さんもこのスタディーガイドブックの中身が分かるような、そういった形で進めなければならないのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) 事前学習は、6月3日から第1回目の学校が始まりますので、既に学習を進めさせていただいているところでございますが、資料につきましては、少しでも議員の皆様に御理解いただけるように、お示しさせていただいているところでございますが、今後、先生方の御意見を頂戴しまして、より先生方にお示しできることが可能かどうか、取り組んでまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員外議員(福島宏子君) やはり企業や事業所が主体になってしまってはならないわけで、あくまでも港区、そして教育委員会が進めるものということで、それは区民の皆さんに示して進めていただきたいと、本当に強く思うのです。  そういったところでも、やはり今回のスタディーガイドブック、この中身に関してはやはり全面的に、もちろん議会にもそうですし、区民の皆さんにも見ていただける全面的な公開というものを強く望みます。その点について、もう一度御答弁お願いします。最後に。 ○教育人事企画課長大久保和彦君) 本事業が透明性高く展開できるように、今の御意見、私どももしっかり受け止めながら、対応を考えてまいりたいと思います。 ○委員長榎本あゆみ君) ほかに御質問等ございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長榎本あゆみ君) なければ、報告事項はこれをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長榎本あゆみ君) それでは、審議事項に入ります。審議事項(1)「発案5第16号 区立中学校海外修学旅行に関する調査について」を議題といたします。  本発案について、何かございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長榎本あゆみ君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長榎本あゆみ君) それでは、本発案につきましては、本日継続と決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長榎本あゆみ君) そのほか、何かございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長榎本あゆみ君) なければ、本日の委員会を閉会いたします。              午後 4時09分 閉会...