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平成27年文教厚生常任委員会 本文 2015-03-13

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  1. 小松島市議会 2015-03-13
    平成27年文教厚生常任委員会 本文 2015-03-13


    取得元: 小松島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    2015年03月13日:平成27年文教厚生常任委員会 本文                        [開会 午後 0時59分]  -質 疑- ◎ 広田委員長  これより,議案第28号から議案第38号まで,議案第40号,議案第41号に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 安平委員  1点,議案第34号について御質問したいと思います。  これ,5,280円という答えが出ています。これは小松島市第6期介護保険事業計画概要版の中の7ページにも出ているのですけれども,これが出てきた根拠というのはこんなのかなというのはわかるのですけど,他市と比べてどうなのですか。他市とか,例えば徳島県の市町村全てと比べて,185円がどのぐらいのランキングというか,あるのか教えてください。 ◯ 芳賀介護福祉課長  ただいまの安平議員さんの御質問でございますが,新聞報道されている部分でしか私どもも把握はしておりませんが,徳島市さんの方でしたら5,860円,鳴門市さんが5,760円,吉野川市さんが5,885円,阿波市さんが5,800円,美馬市さんが5,700円,三好広域連合さんが5,800円,それで阿南市さんが5,250円ということで,うちよりも30円少ない額ということで,本市も介護保険の基金を崩さない場合でしたら5,762円ということになっておりましたので,県内の市町村で基金を投入して5,800円といった市もありますので,おおよそ5,000円後半で各市町村は推移していると思います。本市の場合は,基準額アップ率が185円ということで,徳島市さんはアップ率が180円ということで,阿南市さんに至っては400円ぐらいでしょうか,皆さん,各市町村でどのぐらいの財源確保をして,保険料を抑制するためにどのぐらいの額を投入してくるかというのは,それぞれの市の判断でございます。 ◎ 安平委員  どのぐらいのランクというか,それをちょっと教えてください。 ◯ 芳賀介護福祉課長  8市の中では下から2番目でございます。 ◎ 安平委員  もう一点,今言われていた各市町村がどれだけ基金を投入するか,一般会計から入れるかというのは,各市町村のお話だろうと思うのですけど,本市においたら2億2,000万円の基金があったと思うのですけど,それを投入するということで理解してよろしいですか。 ◯ 芳賀介護福祉課長  このたびの6期の事業計画の中で,基金の額といたしましては2億円ということで算出をいたしております。 ◎ 安平委員  ということは,3年間はそれでいけるのだろうけど,3年後,4年先ではまた大幅な一般会計から基金を積んで費用を維持するのか,それとも,介護が上がるか,どっちかを選択するという,3年後にはそういうことになるということで理解しておったらよろしいのですかね。
    ◯ 芳賀介護福祉課長  はい,そのとおりでございます。 ◎ 広田委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 井村委員  済みません,ページもちょっとどこに戻るかわからなくなったのですけど,児童福祉課の先ほどの子育て会議の説明の中で,児童福祉審議会というところの審議するような部分を子ども子育て会議の中で,児童福祉審議会というのが今小松島市は立ち上げていないと。そこで審議するような内容を子ども子育て会議でしてもらうという説明だったのですけど,これは子ども子育て支援法に従って今,小松島市の内容を策定している中で,ある程度できてきたという経緯は承知はしておるのですけど,この会議というのは,このままずっと存続していくのですか。それとも,もうある程度策定した中でどうなるのか,今後のスケジュールをちょっと教えてください。 ◯ 勢井児童福祉課長  子ども子育て会議につきましては,最初の設置目的につきましては,子ども子育て支援事業計画をつくると。その計画をつくった後,これが実態に合っているかどうか,毎年見直すという形の中で,子ども子育て会議の意見を聞くということになりますので,今後とも継続して会議は設置する予定でございます。  以上でございます。 ◎ 井村委員  わかりました。ずっとそれだけ,制度実施後,検証も見直しもこの会議の中でやっていくと。その中で児童福祉審議会にかけるような内容も全てここでやってくれるということですね。  ありがとうございました。 ◎ 広田委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 井内委員  議案第40号,いわゆる世代間交流センター指定管理者指定,これはどういうこと。 ◯ 壽人権推進課長  所在地といたしましては,小松島世代間交流健康センターが中郷町字桜馬場通称抱樸の郷と申しております入浴施設健康施設でございます。こちらを指定管理者で3年間お願いしておりましたところ,この3月31日でもって指定管理の期限が終わりますので,引き続き同じ相手方指定管理を3年間延長したいということでございます。  以上です。 ◎ 井内委員  ほんなら,これは財源が伴うものだろう。また上へ上がっておるん,下へ下がっておるん,どっち。 ◯ 壽人権推進課長  また,来週の予算決算委員会で御審議いただくのですけれども,毎年維持管理費といたしまして650万円ほどお願いいたしております。このたび6万円ほど上げさせていただいて,656万円で新年の予算を要求させていただいておりますので,来週の予算決算で詳しく御説明させていただきます。  以上です。 ◎ 井内委員  年間か。 ◯ 壽人権推進課長  年間でございます。 ◎ 井内委員  わかりました。 ◎ 広田委員長  ほかに。 ◎ 石原委員  関連して,議案第40号の世代間交流センター指定管理者指定についてですが,これは再度というか,何期目かな,もう3期ぐらい同じ期になるのですか。2回目かな,3回目ではなかったかな。指定管理者ということで,引き続き行うのでということですけれども,今まで3年間していただいた評価はどうなっているのか,評価を受けて再度ということになろうかと思うのですけれども,どういった評価で再度契約を結びたいという議案を出してきたのか,説明をしていただきたいと思います。 ◯ 壽人権推進課長  人権推進課でございます。公の施設の指定管理指定につきましては,条例及び施行規則指定の手続について定められております。その中で指定管理相手方を決定する場合は選定を公平かつ適正に行うため,小松島行政改革推進懇話会で意見を聞くということになっておりまして,ことし2月10日にその会がございまして,施設の利用状況,具体的には,例えば平成23年度であれば健康器具利用者が7,518人,入浴施設利用者が5,412人の合計1万2,930人,平成24年度は健康器具入浴施設合計で1万2,283人,平成25年度では健康器具入浴施設の合計で1万2,220人,平成26年度の現在も4月から2月末までの合計で1万548人と,施設も有効活用もされております。また,業務の実績報告なり決算報告につきましても適正にされておるということで,3年間の延長ということでお願いするものでございます。  以上です。 ◎ 石原委員  わかりました。そういう実績をきちっと評価した中で,再度指定管理者をこちらからお願いするという形ですか,それとも,向こうが再度引き受けたいという形でお願いをするのですか,それともこっちからお願いをしよるのですか。 ◯ 壽人権推進課長  相手方から引き続き指定管理を受けたいという申し出が相手方からございましてでございます。  以上です。 ◎ 石原委員  一回受けてもらってよかってもそのままというよりは,やっぱり公募といったらおかしいですけれども,その都度,都度にほかの事業者もやりたいというところがあるかもしれませんし,その同じ予算でさらに適正な管理というか,さらによい管理をしたいというところもあるかもしれませんし,そういったほかの機会の場というか,同じ業者だけではなくて,そういった提案を聞く場も必要ではないかなと思います。これはこの世代間交流センターだけではなしに,指定管理者制度を導入している公共施設についてはそうやっていくべきではないかなというように思いますので,それだけにしておきます。要望だけにしておきます。 ◎ 広田委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 前川委員  議案第37号の地域包括支援センターの人員とか運営が,これは変わってくるのですか。 ◯ 芳賀介護福祉課長  基準等は全く変わっておりません。 ◎ 前川委員  専門職員さんをふやすとか,新たに何々の専門職を設けるとか,こういうあれではないのですか。例えば,従来は社会福祉士さんとか看護師さんとか保健士さんとかを置いているかとは思うのですけど,新たにケアマネさんとかの人数をふやしたりとか,そういうものの制定ではないのですか,これ。 ◯ 芳賀介護福祉課長  現在まで厚生労働省令で全国一律の基準に基づきまして運営を行ってきております。このたび,地方分権一括法で国の基準であったものを各市町村条例を定めて運用をしなさいということで,市の方で何か変更したり,国が定めたものを市の事情で何か特段違うところはございませんので,国のとおりの基準として条例を制定していただくということでございます。 ◎ 前川委員  ただ条例をしくということだけですか,これは。従来と全く変わっていないのやね。わかりました。 ◎ 広田委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 片田委員  先ほどの井村委員に関連してですけれども,子育て会議の人選はどのようにされているのか,また,何人ぐらい出るのか,ちょっとお聞きいたします。 ◯ 勢井児童福祉課長  総員といたしましては14人という形で,大きく分けますと学識経験者と,それと関係団体代表者ということで,学識経験者につきましては大学の先生でございますとか,病院の小児科の医師の方,それから,関係団体といたしましては,県の子ども女性相談センター民生児童委員連絡協議会,それから保育所後援会連合会,これは保護者の団体なのですが,それとか,徳島の保健所とか教育委員会幼稚園,PTAの連合会等々の方が代表してなっていただいておるというところでございます。以上でございます。 ◎ 片田委員  それはもう毎年同じ方になっているのですか。 ◯ 勢井児童福祉課長  一応,委員の任期は2年ということでございますので,それぞれの関係団体の代表という形で出てきてもらっておりますので,年度によっては変わる場合もございますので,その都度,その代表の方には改めて委員の委嘱をさせていただいてという形で委員を決めるという形になろうと思います。  以上でございます。 ◎ 片田委員  わかりました。ありがとうございました。 ◎ 広田委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 広田委員長  質疑なしと認めます。  よって,質疑を終結いたします。  これより,討論に入ります。  討論はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 広田委員長  討論なしと認めます。  よって,討論を終結いたします。  これより,採決いたします。  まず議案第28号 小松島特定教育保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担に関する条例の制定について,議案第29号 小松島市立保育所条例の全部を改正する条例について,議案第30号 小松島市立幼稚園保育料条例の全部を改正する条例について,議案第31号 小松島子ども子育て会議条例の一部を改正する条例について,議案第32号 小松島市保育の必要性に係る認定の基準に関する条例の一部を改正する条例について,議案第33号 小松島放課後児童健全育成事業実施条例を廃止する条例について,上6件についてを一括採決いたします。  お諮りいたします。  議案第28号から議案第33号までについて,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 広田委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第28号から議案第33号までについては,原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に,議案第34号 小松島介護保険条例の一部を改正する条例についてを挙手により採決いたします。  お諮りいたします。  議案第34号について,原案のとおり決することに賛成委員挙手を求めます。                           [賛成者挙手] ◎ 広田委員長  挙手全員であります。  よって,議案第34号については,可決すべきものと決しました。  次に,議案第35号 小松島指定地域密着型サービス事業者指定に関する基準並びに事業の人員,設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを挙手により採決いたします。  お諮りいたします。  議案第35号について,原案のとおり決することに賛成委員挙手を求めます。                           [賛成者挙手
    ◎ 広田委員長  よって,議案第35号につきましては,可決すべきものと決しました。  次に,議案第36号 小松島指定地域密着型介護予防サービス事業者指定に関する基準並びに事業の人員,設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを挙手により採決いたします。  お諮りいたします。  議案第36号について,原案のとおり決することに賛成委員挙手を求めます。                           [賛成者挙手] ◎ 広田委員長  挙手全員であります。  よって,議案第36号については,可決すべきものと決しました。  次に,議案第37号 小松島地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例の制定についてを挙手により採決いたします。  お諮りいたします。  議案第37号について,原案のとおり決することに賛成委員挙手を求めます。                           [賛成者挙手] ◎ 広田委員長  挙手全員であります。  よって,議案第37号については,可決すべきものと決しました。  次に,議案第38号 小松島指定介護予防支援事業者指定基準並びに指定介護予防支援等事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定についてを挙手により採決いたします。  お諮りいたします。  議案第38号について,原案のとおり決することに賛成委員挙手を求めます。                           [賛成者挙手] ◎ 広田委員長  挙手全員であります。  よって,議案第38号については,可決すべきものと決しました。  次に,議案第40号 小松島世代間交流健康センター指定管理者指定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第40号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 広田委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第40号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に,議案第41号 財産の取得についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第41号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 広田委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第41号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に,請願第1号 介護保険に関する請願についてを議題といたします。  請願第1号について,質疑・御意見等はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 広田委員長  ないようでございますので,質疑・御意見等を終結いたします。  これより,討論に入ります。  討論はございませんか。 ◎ 井村委員  私は反対の立場で討論させていただきます。  今回の介護保険に関する請願につきましては,介護保険の低所得者の第1段階と第2段階の保険料見直しについての内容でありますが,国は消費税10%になると実施すると言っておりましたけれども,消費税値上げが1年半延期されたため,大きな理由は財源不足であると考えます。よって,全体的に見まして,ある程度仕方がないのかなという部分があるかと考えます。  よって,反対の立場で討論させていただきました。 ◎ 広田委員長  ほかにございませんか。 ◎ 片田委員  請願第1号 介護保険に関する請願については,低所得者基準額が下がったと思いますけれども,でも,基準額が少し上がったということは,ほかの段階でも皆それぞれ違ってくるし,高齢者の方の生活はますます苦しくなっておりますので,請願に賛成の立場で話をさせていただきます。  請願に対して賛成の立場で話をしますが,高齢者の方は消費税は上がるし,第5期で下がったといえども第6期で基準額が少し上がっています。それに第7段階,第8段階と段階が変わっても,やはり金額は少しずつ上がっておりますので,高齢者の生活はますます苦しくなっております。よって,第5期で下がりましたけれども,第6期でももう少し下げてくださることを望んでいますので,請願に対して賛成の立場で討論をいたします。 ◎ 広田委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 広田委員長  討論なしと認めます。  よって,討論を終結いたします。  これより,採決いたします。  請願第1号 介護保険に関する請願についてを,挙手により採決いたします。  お諮りいたします。  請願第1号について,採択することに賛成委員挙手を求めます。                           [賛成者挙手] ◎ 広田委員長  挙手少数であります。  よって,請願第1号については,不採択すべきものと決しました。  以上で,本委員会に付託されました事件は,全て議了いたしました。  その他,委員の皆様から,所管事項で何かございませんか。 ◎ 安平委員  このたび,子ども子育て支援事業計画というのを提出していただきました。これについて,本市独自,特色ある内容というのがもしあれば御説明願いたいのです。この部分が本市独自で特色があるのだというような点があれば,御説明をお願いします。 ◯ 勢井児童福祉課長  児童福祉課でございます。  まず,子ども子育て会議については,幼稚園,それから保育所,認定こども園と,これを教育保育施設という形で一体的に利用ができるような体系をつくると。それともう一つ,地域支援子育て事業としまして,放課後児童健全育成事業等11の事業を実施するための規定でございまして,特に,新たに利用者支援事業というのは実施いたしますが,その事業につきましては,どういった保育サービスがあるとか,どういった施設が利用できるかというような形の事業を専門の相談員等を置いて,それを保護者の方に,相談に訪れた際に説明させていただくという形で,1番目につきましては行政の窓口,今設定しておるのは児童福祉課の窓口に専任を置いて事業をすると,こういう形で考えております。  以上でございます。 ◎ 安平委員  今御説明があったのは,徳島市ではないのですね,阿南市でもない事業ということでいいのですか。 ◯ 勢井児童福祉課長  ちょっとやり方は違うと思うのですが,それぞれ地域子育て支援事業,11の事業はそれぞれで工夫してやっていかなければならないという形で義務づけられておりますので,本市の場合はそういった形で,先ほどの利用者支援事業はまず平成27年度に向いてはやっていくという形で考えております。  以上でございます。 ◎ 安平委員  今言われている11の事業,これをやりなさいというのは,例えば国から示されて,これをやりなさいと言われたんじゃないのですか,そういうことじゃないんですか。ということは,徳島市もこれの11の項目についてやっているんじゃないんですか。阿南市もやっているんじゃないですか。  僕が言っているのは,小松島市が独自に考えた小松島市だけの事業はどういうことをやられているのですかと聞いたのですよ。それはた単に国から言われて,県から言われたやつをそのままよそと一緒と言ったらおかしいですけど,同じメニューをこなしているだけの話と違うのですか。 ◯ 勢井児童福祉課長  先ほど申した教育保育施設等,それと11の事業についてはおっしゃるとおり,国からこれは絶対やりなさいという形で示された事業でございます。これについてはやり方は違えども,各市町村では多分しておるだろうということと,それと,ちょっと特色という形では先ほど申し忘れたのですが,次世代育成支援対策事業の中で独自に取り組んでおる事業という形としましては,保育所の施設を利用して小学校の低学年受け入れ事業とか,そういった形もしております。ただ,これについても全国では同じような展開をしているかどうかというのは,ちょっと調べてございませんのでわかりませんが,特色という形になると,なかなかまずしなければいけない事業はこの計画では必ずうたいなさいということで,それ以外については今後ちょっと子ども子育て会議等の意見を聞きまして,新たに展開をさせていただきたい,このように考えておりますので,御理解のほどをお願いいたします。 ◎ 安平委員  今言われたのはようわかるのです。ただ,去年の9月から時代が変わったと,僕いつも言っているでしょう。だから,地域総合戦略でもそう。みんな自分の地域でアイデアを出して,施策を考えて出してきなさい,それについてはお金を出しますよと国は言っているわけじゃないですか。それを国に言われた11の項目を素直にそれをしているだけでないですか。だから,世の中は変わったのだから自分でアイデアを出して,戦略を考えて,施策を考えてやったらどうですかということなのですよ。  僕が今ここに持っておるのが,子育て世代が住みたいと思うまちにというのが,これが「消滅都市」と言われた増田寛也さんが推奨している本です。日本の人口減少は待ったなし。どうやって子育て世代が住みたいと思うまちにできるのかということがこれに書かれていますよ。これ,確実に答えを書いてあります。この答えもどういうふうにして基本計画をつくっていく手順から始まって,全てこんな薄い本に書いてあります。こういうのを見て,国がまだ言っていないやつを先に小松島市から上げたらどうですか。飯泉知事,得意じゃないですか。徳島県から発するとかいうことが県は好きなのだから,小松島市から県に向いて言うて,これを全国に広めたらどうですか。そういうお考えはないですか。部長,どうですか。 ◯ 青木保健福祉部長  安平委員さんの方からは,知事もそういう考え方が好きなのだから,市の方からアイデアというか意見を言って,先にこういうのをしたらどうかという御意見といいますか,御提言をいただきました。確かにこういうこともあろうかと思います。思いますが,今言いましたように,財源としてはこれから先である程度はついてくるのかもわかりませんが,その辺はちょっと不確かなところがあります。そういうことを考えますと,なかなか先行型ではいきづらいかなと,担当部長といたしましては先を走るのはなかなか,公務員的過ぎると言われるかもしれませんが,走りづらいかなというのが本音のところでございます。  委員さんが言われましたように,今の本を言われましたが,私もちょっと読まさせていただきました。その中で基本的にはワンストップサービス,ほかの事業といいますか,役所の窓口の方でも言われてますが,その辺りと切れ目のない支援といいますか,それから支援センターといいますか,そのあたりの3つぐらいがキーワードになってくるのかなと,こういうことが書かれておりました。とりあえず,こういうことでございます。 ◎ 安平委員  僕,さっきも言いましたけど,時代が変わるのです。考え方が変わる,去年の9月からもう変わったのですよ。だから,やりづらい,お金がつきづらい,人よりか先に一歩前へ出て先頭だって事業をするのはやりたくない,それはもう過去の話です。だから,これからは時代が変わったのだから人よりか先に歩く,先にアイデア,こんなのは計画を練るだけだから一歩せんでもええやないですか。先に計画だけはつくったら,計画書を,戦略をつくったらええだけの話ですから。この中でもう既に書いてあるのは,おぎゃあと産まれてから1カ月後に新生児さんが定期健診をする。そのときに一緒にお母様,母子ともに入院させる。だから,お母さんは1カ月間,2時間置きに起きてミルクをやったりおむつをかえたりもう大変。体も神経もくたびれている,疲れている。それを一緒に入院させて,2泊3日で入院させてあげてお母さんをぐっすり寝かせる。食事もおいしいものをつくって2日間食べさせてあげる。それでお母さんをリフレッシュする。子どももちゃんと定期健診を全て終わらせる。この子どももずっと専属の保母さんがついて,お母さんが横で寝ていてもお母さんを起こさんでもええように,ちゃんと人がついて手当てをする,世話をする,もう既に高松市がやっていますよ。もう先進地はやっていますからね,そういう情報も早くつかんでいただいて,できるだけ本市も早くそういうサービスをすれば,若い世代が小松島市に住んでくれるようになるんじゃないですか。そういうことも考えていただいたらと思いますので。 ◎ 広田委員長  ほかに何かございませんか。 ◎ 北野委員  臨時福祉給付金,それと,子育て世帯臨時特例交付金,私,昨年の3月ですか,定例会議で質問いたしました。その人数は臨時福祉給付金が,これは部長の答弁なのですけど,1万980人,それから子育て世帯の方が4,580人,計が1万5,560人というお答えでありましたけれども,この人数に対しまして,支給は実質何人あったのでしょうか。お尋ねいたします。 ◯ 勢井児童福祉課長  児童福祉課でございます。まず,子ども・子育て臨時給付金でございますが,まず一般世帯で該当する児童は3,457人,それから公務員につきましては575人,合計で4,032人に対しまして,それぞれ1人当たり1万円の支給をしております。  そのほかに,所得制限をオーバーするような形で却下をした方が一般世帯で9人,それから公務員世帯で2人という形になっております。
     以上でございます。 ◯ 芳賀介護福祉課長  介護福祉課でございます。  臨時福祉給付金の執行状況についてでございますが,8,714人の方へ支給を終わっております。額にいたしまして1億1,067万円となっております。きょう現在と申しますか,現金で支給を希望されている方,8名の支給がまだ取りに来られておりませんので,8名の方はまだというような状況でございます。 ◎ 北野委員  どうもありがとうございました。  2月の新聞報道によりますと,徳島市さんが大きく載っていますが,返還請求が1,037円ということで大きく取り上げられております。  そのほか多いのが,阿南市の80人です。それ以外の自治体は,いずれも20人満たないという報道がございました。小松島市におきまして返還請求した人数はあるのか,できたら人数を教えていただきたいと思います。 ◯ 勢井児童福祉課長  児童福祉課でございます。  児童福祉課につきましては,返還請求の人数はゼロでございます。 ◯ 芳賀介護福祉課長  介護福祉課の方では1名の方へ返還をお願いしております。 ◎ 北野委員  昨年の私の定例会議での質問におきまして,徳島市さんが確かにトップを切って,徳島市とどこかの町村がトップを切って支給するという報道がありました。なかなか調査の時間を要するようになって,さすがに私は徳島市さんかなと思いましたけれども,恐らく調査に時間を要するから,返還請求ですね,恐らく私は出てくるように思いました。以前の地域振興券ですね,私も担当しましたけど,そのときも事務は非常に大変やったのですね。恐らく担当課においては,徳島市は早いのに,どうして小松島市はできないのか,私もそう思いました。そやけど,徳島市がこういう結果になっておりますので,私はそれでよかったなというように思います。  それで,8,711名ということで,野球で言うたらノーヒット,ノーランぐらいの,本当によくやったと私は思います。  どうもありがとうございました。 ◎ 広田委員長  ほかに何かございませんか。 ◎ 杉本委員  ちょっとお聞きします。きのうも若干関連で話をしよって,あとこの文教でお聞きしないといかんという話になったのですが,教育委員会のことでお聞きしたいのですけど,現在は任期中で教育長が教育委員として任期まで,また教育委員長も任期まで教育委員長をされるということで,任期が終わった時点で教育長が今度は変わられて教育委員ではなくなるということで,その関連できのうお聞かせいただいたのですが,ちょっと部門が違ったので,きょうこの部分で聞かせていただくのですが,そうなった場合,次から教育委員会の会合を開く場合は,今まで教育長と教育委員の方で4名と次長で開催しておったのですが,その任期が終わった時点では会合そのものはどうなるのですか。教育委員の方4名だけなのですか。それとも,今までと同じような内容で会議は続行されるのですか。まず1点。 ◯ 槇野教育長  今,杉本委員さんの方からの御質問の件なのですけれども,御承知のとおり,地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が平成27年4月1日より施行ということになっております。移行措置としまして,現任の教育長の任期期間につきましては,委員長,教育長それぞれが存在するということでございますが,一本化された後の議事につきましては,招集につきましては教育長が教育委員会を招集して会議を行うと。ただ,教育長の権限が非常に強くなってまいりますので,そういったチェック機能の強化といったような意味合いからも,教育委員さんの中で3分の1以上の方から会議の招集の要請があった場合には,直ちに教育委員会を開催しなくてはならないということですので,2名の教育委員さんの方から要請があった場合には直ちに教育委員会を開くと,そういう解釈になろうかと思います。 ◎ 杉本委員  内容はよくわかったのですが,そうしますと,これから任期が終わって後からの委員会を開く,開催するときに,2名の方が希望した場合を別に除いて,平日の委員会の会議に関係するのですが,今,教育長からもお話があったように,教育長の方の意見が非常に強くなるというような,ちょっと意見も出ましたが,そういう中で私が思うのは,そういう言葉も出るというのを裏にしますと,やはり現在残るあとの教育委員の4名の方,この方同志の会合などは逆にされるのが私はいいのではないかと思うのです。教育長の方は,直接市長からの御指名でなるわけですから,教育委員会の指名の分と若干位置が違いますので,残った教育委員の方同志の,やはり常日ごろの詰めたお話を十分されて,そしてまず月一の教育委員会の会議の場でもそういう意見を出されるようにした方が,私は教育委員会として,今こういう改正をされるということは,いろいろな部門で教育委員会に対する認識が若干薄いおかげでこういう話にもなるのかなと思うので,そういう意味では教育委員会さん4名の方,これからのやっぱり活動を十二分にしていただいて,そこらの地位向上のためにも,また教育委員活動にこれから大いにプラスアルファで頑張っていただきたいなと思うからこういうお話をするのです。  それと,もう一件なのですが,きのうもちょっと触れたのですが,今4名おいでる中で,従来は非常に教育委員の4名の方が交代することなく,ずっと欠員があった場合は補充をしておったわけですが,ある時期から保護者の方に教育委員をしてもらうということが言われました。私もそのときにはちょっと意味がわからなかったのですが,後で,なぜ前任者が退任することがないのに変わって後の方にされるのかと聞いたときに,PTA活動の保護者の方に教育委員をしてもらうのが等しいのですというお話がありました。そういうことで交代したことがあるのですが,そういうことが過去にずっとさかのぼるとなかったのに,途中で急にそういうお話があって変わられたということがなって,これからもそのことについてはどのようになるのか,特に今回,教育長が変わられて,あと教育委員の方が4名でいろんな審議をされ,いろんなこれからの議論をされる中で,そういう方の選出についても今後,ある意味ではもう少し考えていかないと,私はいろんな意味では難しいのではないだろうかと。  例えば,今はもうなくなったのですが,従来は4名の教育委員の中から教育委員長を推薦しておりました。その中で,中には教育委員長をするのは私はちょっと苦しいという方もおいでたので,そういうことがあったのでは,現実にはなくなるのですけども,そういうことがあったのでは,やはり4名の教育委員の方の位置的な教育委員としての仕事が十分に果たせないのではないだろうか。そういう意味においては,やっぱりそういうことを果たせる方を教育委員として選出するときに,もう少し十二分に調査もして考えた上で選出していただくものにしてあげたらありがたいのでないかな。そのことがこれから教育委員会の充実にもつながるのでないかと,私はこのように思いますので,御答弁がございましたらまたお願いいたします。 ◯ 槇野教育長  教育委員さんの中で,1名につきましては保護者委員の立場でということで,現行の制度でいっておりますと,今,谷亮弘教育委員長職務代理がそういった立場で仕事をしていただいております。  もう一つは,そういった移行することも含めまして,新しい教育委員会制度になりましても4名の教育委員さんが一度に何名も改選になるといったようなことは,できるだけ避けるようにということで,本市におきましてもそれぞれ4名の教育委員さんの任期につきましても,少しずつずれた形で大きな変動が起こらないような仕組みにはなっております。  以上です。 ◎ 広田委員長  もうよろしいか。  ほかに何かございませんか。                         [「なし」と言う者あり] ◎ 広田委員長  ないようでございますので,行政からの報告事項に移ります。  当局より報告をお願いします。 ◯ 青木保健福祉部長  資料の方はいきましたでしょうか。それでは,第3期小松島市障がい者プラン,それから第4期の障がい福祉計画の方が去年からずっとつくっておったのですが,それがまとまりましたので,担当課の方から御説明をさせていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。 ◯ 芳賀介護福祉課長  介護福祉課でございます。  それでは,現在完成版は印刷中でございますので,本日はコピーしたもので御説明をさせていただきます。  それでは,1ページをお願いいたします。  これまで別々に作成いたしておりました障がい者プランと障がい福祉計画を一体的に策定をしております。また,昨年より3回の策定委員会を開催し,一般公募の委員さんを含め15名の委員さんに熱心に御審議をしていただきました。  それでは6ページをお願いいたします。  計画の期間と位置づけでございますが,障害者基本法に基づく障がい者プラン,こちらの方は6年ごとに見直しをいたします。ですので,32年度まで本計画でいきます。障がい福祉計画につきましては,障害者総合支援法で3年ごとに見直すこととされておりますので,平成29年度までの計画ということになります。  続きまして,13ページをお願いいたします。  障がい者の方を取り巻く状況ということで,手帳の所持者数でございますが,3障がい合わせまして平成26年3月末現在で2,377人,こちらは微増傾向でございますが,身体障害者の方の高齢化率が74%ということで,急速に高齢化が進んでおります。  続きまして,19ページをお願いいたします。  このたび,初めて障がい者の当事者の方へのアンケートを実施いたしました。さまざまな意見をいただいております。また,詳細につきましてはグラフ等,データ等をごらんいただければと思うのですが,26ページをお願いいたします。  策定している事務局といたしましては,災害時の対応ということで,自由意見などを含めまして災害時の支援について,障がい者の方でございますので,コミュニケーションの問題等で,やはり障がい者の専用の相談窓口が欲しい,必要であるといった意見が割と残っております。就労に対する意見などでも障がいの特性に合わせた柔軟な就労支援が重要であるといった意見もありまして,関係課とも意見を共有いたしまして支援に努めてまいりたいと考えております。  それでは,続きまして39ページをお願いいたします。  障がい者プランでございます。が,本市の障がい者施策の基本的な方向性を明らかにするとともに,40ページ以降につきまして,枠の中の記載があると思うのですが,この枠の中では本市の各課の取り組み状況,事業を記載をしております。  続きまして,49ページをお願いいたします。  こちらの方は障がい福祉計画でございますが,過去の実績をもとに,今後3年間の,平成27年度からの今後3年間の障がい福祉サービスの見込み量を推計し,その確保に努めてまいります。  また,細かい数値の方に参ります。また細かい数値の方は本日は省略をさせていただきます。  それから,少し飛びますが82ページをお願いいたします。これは策定委員さんからの御提言で,計画にルビを振ってはどうでしょうかということで,ルビを振った計画版の予定はしておらなかったのですが,急遽,担当の方で協議をいたしまして,文書にただルビを振るのでは,難しい表現などがございますので,わからない方もおいでると,知的障がいの方などでは表現をやわらかくということで,わかりやすくということで,内容についても少し変えたもので,簡易版ではございますが,急遽このたび作成をいたしました。次回に向けましては,障がい者サービス解消法の施行などもあり,さまざまな障がいの方にごらんいただけるよう配慮を行っていく必要があると考えております。  完成版は,印刷できましたらまた改めまして議員の皆様へ配付を行いたいと思っております。  以上でございます。 ◎ 広田委員長  ただいまの報告につきまして,何かございませんか。                         [「なし」と言う者あり] ◎ 広田委員長  特にないようでございますので,行政からの報告事項は以上で終了いたします。閉会に当たり,市長より御挨拶があります。 ◯ 濱田市長  本委員会に付託されました議案につきまして,原案どおりお認めいただきまして,ありがとうございました。議員各位からは貴重な御意見,御提言をいただいたところであります。大変お世話になり,ありがとうございました。 ◎ 広田委員長  以上をもちまして,文教厚生常任委員会を閉会いたします。                        [閉会 午後 2時53分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....