塩谷町議会 > 2021-03-03 >
03月03日-01号

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  1. 塩谷町議会 2021-03-03
    03月03日-01号


    取得元: 塩谷町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-16
    令和 3年  3月 定例会(第1回)塩谷町告示第11号 地方自治法(昭和22年法律第67号)第101条の規定により、令和3年3月3日午前10時塩谷町役場に塩谷町議会定例会を招集する。  令和3年2月22日                           塩谷町長  見形和久          ◯応招・不応招議員応招議員11名)    1番  篠原 操君       2番  大嶋晴宏君    3番  中塚 操君       6番  和氣勝英君    7番  冨田達雄君       8番  斎藤定男君    9番  橋本 巖君      10番  直井美紀男君   11番  君島勝美君      12番  手塚礼知君   13番  君嶋恒夫君不応招議員なし)          令和3年第1回塩谷町議会定例会会議録議事日程(第1号)                     令和3年3月3日(水)午前10時開会日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 議案の上程日程第4 所信表明及び提出議案の説明日程第5 予算の委員会付託日程第6 議案第1号 専決処分の承認を求めることについて      専決第11号 令和2年度塩谷町一般会計補正予算(第9号)についての採決日程第7 議案第11号 令和2年度塩谷町一般会計補正予算(第10号)についての採決日程第8 議案第12号 令和2年度塩谷町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)についての採決日程第9 議案第13号 令和2年度塩谷町介護保険特別会計補正予算(第3号)についての採決日程第10 議案第14号 令和2年度塩谷町介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)についての採決日程第11 議案第15号 令和2年度塩谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についての採決日程第12 議案第16号 令和2年度塩谷町水道事業会計補正予算(第4号)についての採決日程第13 諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて日程第14 発議第1号 塩谷町議会会議規則の一部変更についての採決---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり---------------------------------------出席議員11名)     1番  篠原 操君       2番  大嶋晴宏君     3番  中塚 操君       6番  和氣勝英君     7番  冨田達雄君       8番  斎藤定男君     9番  橋本 巖君      10番  直井美紀男君    11番  君島勝美君      12番  手塚礼知君    13番  君嶋恒夫君欠席議員なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長        見形和久君   副町長       杉本宏之君 教育長       斎藤智之君   総務課長      神山直行君 庁舎建設準備室長  鈴木修司君   企画調整課長    柿沼 肇君 税務課長      齋藤紀代美君  住民課長      柿沼佳子君 保健福祉課長    磯 京子君   高齢者支援課長   鈴木啓市君 産業振興課長    星 育男君   建設水道課長    森田洋行君 学校教育課長    吉成伸夫君   生涯学習課長    大島郁夫君 会計管理者     柿沼善和君---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名 議会事務局長    増渕邦良    書記        吉成明日香     開会 午前10時00分 △開会の宣告 ○議長(直井美紀男君) ただいまから、令和3年第1回塩谷町議会定例会を開会いたします。--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(直井美紀男君) これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は11名です。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(直井美紀男君) 本日の議事日程は、お手元に配布した議事日程のとおりです。--------------------------------------- △会議録署名議員の指名 ○議長(直井美紀男君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 3番、中塚操議員12番、手塚礼知議員を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(直井美紀男君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 本定例会の会期につきましては、議会運営委員会の協議結果を踏まえ、本日から11日までの9日間としたいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) ご異議がございませんので、本日から11日までの9日間と決定いたしました。 会期の日程については、次のとおりです。3月3日開会、本会議(議案審議)。3月4日、一般質問。3月5日、委員会。3月6日、休会。3月7日、休会。3月8日、委員会。3月9日、委員会。3月10日、休会。3月11日、本会議(議案審議)、閉会。 以上の日程であります。--------------------------------------- △議案の一括上程について ○議長(直井美紀男君) 日程第3、議案の上程を行います。 お諮りします。議案は一括上程とし、審議については逐条審議としたいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) ご異議がありませんので、議案第1号から発議第1号までを一括上程いたします。--------------------------------------- △所信表明及び提出議案の説明 ○議長(直井美紀男君) 日程第4、町長の所信表明及び提出議案の説明を求めます。 町長。     〔町長 見形和久君登壇〕 ◎町長(見形和久君) 本日ここに、令和3年第1回塩谷町議会定例会が開催されるに当たりまして、町政運営に対する所信の一端を申し上げますとともに、当面する町政の重要課題についてご説明を申し上げ、町議会並びに町民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。 まず、内閣府から発表されました2月の月例経済報告によりますと、景気は新型コロナウイルス感染症の影響などにより、依然として厳しい状況下にあるものの、持ち直しの動きが一部では確認されつつあります。しかし、各般にわたる景気回復にはまだまだ弱さが見られる報告がされております。今後の先行きにつきましては、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言の解除後も感染拡大の防止策を講じつつ、社会経済活動のレベルを引き上げていく中で、各種政策の効果や海外経済の改善もあり、持ち直していくことが期待されますが、内外の感染拡大による下振れリスクの高まりにも十分注意する必要があると分析されております。 そうした中で、特に我が国の大きな課題の一つとなっておりますのが、少子高齢化への取組であり、その対策であります。 少子高齢化は、経済面で成長の制約要因であるとともに、財政面においては、若者の人口減少に伴う税収額の減少や高齢化の進展による高齢者の医療、介護費といった社会保障費の歳出増加など、財政健全化の足かせとなることが懸念されております。特に、若年層には、社会保障に対する将来への強い不安や社会保険料の負担増、また教育費など子育て負担は現役世代の消費意欲を抑制し、個人消費の回復が力強さを欠くなどの要因にもつながっております。 本町においても、出生率の低下による人口の自然減少と若い世代が都市部への流出する社会現象の両者が相まって、高齢化と人口減少が引き続き進行しております。 こうした要因により、税収の減少が引き起こす行政基盤の低下は、社会サービスの維持を困難にさせ、ひいては、さらなる人口の流出、地域経済の規模の一層の縮小という悪循環につながっていってしまうことも懸念されております。これらの課題に的確に対処していくため、本町の特性を生かした独自の施策を展開していくことが今日強く求められております。 さて、こうした厳しい経済情勢の中で、本町の財政の見通しでありますが、まず歳入面においては、新型コロナウイルス感染症の影響も受け、主要な自主財源である町税のうち、町民税は減少することが見込まれます。自主財源に乏しい本町が依存する主要な財源の根幹となる地方交付税については、国の地方財政計画等を基に歳入全体額の約28%を見込んでおります。既にご承知のように、本町の財源は、地方交付税に大きく依存しておりますが、将来的には、人口減少による基準財政需要額の減少に伴う交付税の減少が予想されます。 したがって、今後も引き続き自主財源不足は厳しさを増していくものと考えられるため、国・県による補助事業や交付金事業などの積極的活用に取り組んでまいります。また、町債の借入れについては、新庁舎の建設に当たり、令和3、4年度の2カ年で8億円の借入れを予定しております。借入額を事業費の3分の1以下に抑え、過度の借入れに依存しないこととするほか、交付税措置のある市町村役場機能緊急保全事業債を有効活用し、引き続き財政の健全化が保たれるよう財政運営を行ってまいります。 歳出面では、義務的経費のうち、公債費は引き続き減少しておりますが、人件費は会計年度任用職員制度導入の2年目に入り、1.4%微増しております。投資的経費は、新庁舎建設事業に係る費用の大幅な増加により、伸び率が129.9%となっております。その他の経費としましては、3.9%増となっておりますが、中でも投資及び出資、貸付金が28.8%の増となっております。 今後とも、本町の身の丈に合った町づくりを進めていくためにも、令和3年度が初年度となる第6次塩谷町振興計画前期計画に基づき、各種施策及び事務事業の適正な執行、効率化などについて力を注ぐとともに、行財政改革の継続と行政評価システムによるPDCAサイクルの実行に努めてまいります。 さて、令和3年度の町政運営につきましては、特にこれから申し上げます事業について重点的に取り組んでまいります。 まず、1点目でありますが、新庁舎建設事業であります。 これまで、町民の利便性の向上や諸課題、問題点について整理するとともに、緊急時における防災拠点となる庁舎整備について検討を重ねてまいりましたが、令和3年度に新庁舎の建設工事に着手いたします。 次に、2点目でありますが、新型コロナウイルス感染症対策事業として、町民の健康を守るため、感染症防護対策キットなどを備えるとともに、新型コロナワクチン接種が円滑に実施できるよう、接種体制の構築に取り組んでまいります。 次に、3点目でありますが、運行開始2年目を迎えるデマンド交通について、より一層町民生活の利便性の向上に資することとするため、デマンド交通・生活維持路線バス運行事業に取り組んでまいります。 次に、4点目でありますが、移住定住促進事業として、県内外からの定住者等の促進に取り組みます。そして、地域の活性化を図るため、集落支援員や移住定住支援センターを設置し、集落や地域等の活性化や支援、移住を検討している方への情報提供や相談体制の構築に努めてまいります。 次に、5点目でありますが、特に町外から訪れる観光客などに対して、観光スポットや自然、文化、史跡など、町の魅力発信につながるよう環境に配慮した案内看板を整備するため、引き続き観光案内サイン整備事業に取り組んでまいります。 次に、6点目でありますが、健康な地域づくりに積極的に取り組むこととして、ウォーキングの町づくりのさらなる推進、健康ポイント事業ウォーキング大会の開催といった健康づくり町民運動推進事業に取り組み、引き続き町民の健康増進の機運醸成を図ってまいります。 次に、7点目でありますが、新庁舎の整備と併せ、町民の誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせる地域の拠点となる施設を整備するため、現在ある塩谷町老人福祉センターや野いちご館の運営における課題・問題点等を洗い出し、新たな総合的施設として整備を検討する(仮称)塩谷町総合福祉センター建設事業の計画策定について取り組みを開始したいと思います。また、指定廃棄物最終処分場詳細調査候補地の問題につきましては、町議会や同盟会、そして町民合意の上で、環境省に対し候補地選定結果を返上したところでありますが、今後も環境省の動向を注視していきたいと考えます。そして、引き続き、町議会、同盟会などと連携を密にしながら、町民の付託に応えるべく対応してまいります。 以上、令和3年度における重点的に取り組んでまいります事業の一端につきまして、申し述べさせていただきました。 私は、議会と行政、そして町民が一体となって町づくりを推進することができますなら、「豊かな自然に育まれ 人と人とがつながり 心豊かに暮らせるまち・しおや」の実現が必ずや達成できるものと確信をしております。そして、町民の皆様が健康で健やかに、かつ楽しく暮らしていける環境を実現してまいりたいと考えております。引き続き、議員の皆様のご支援とご指導を賜りますようお願いをいたしまして、所信表明の挨拶といたします。どうぞよろしくお願いします。 続きまして、令和3年第1回塩谷町議会定例会に提出をいたしました各議案の概要につきましてご説明を申し上げます。 今回、提出いたしました議案等は、専決1件、条例7件、財産の譲渡1件、町道認定1件、人事案件1件、予算12件の計23件であります。 それでは、各議案についてご説明を申し上げます。 まず、議案第1号は、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、令和2年度塩谷町一般会計補正予算(第9号)について専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により、議会の承認を求めるものであります。 この補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,000万円を追加し、予算の総額を71億8,820万円としたものであります。 その内容としましては、老人福祉費の新型コロナウイルス抗原検査業務、予防費の新型コロナワクチン接種体制確保事業、商工費の新型コロナウイルス感染拡大防止営業時間短縮協力金事業及び教育費の成人祝い特別給付事業に関して、早急に執行すべき費用を増額したものであり、歳入につきましては、国庫補助金及び財政調整積立基金からの繰入金を増額したものであります。 次に、議案第2号 塩谷町の事務所の位置を定める条例の全部改正についてであります。 新庁舎建設につきましては、基本構想、基本計画に基づき、具体的な設計作業を進めてまいりました。このたび、基本設計案を作成し、本年6月末までには実施設計も完成する運びとなり、10月までには着工となることから、これに合わせまして本案のとおり新庁舎の位置を旧玉生中学校の跡地、栃木県塩谷郡塩谷町大字玉生955番地3に定めるものであります。この位置につきましては、基本構想策定の段階から最適地とされた場所であります。この間、荒川沿いにあることを懸念する声もあったところでありますが、県が公表した洪水ハザードマップにも十分対応できる建設計画となっていることを申し添えさせていただきます。 次に、議案第3号 塩谷町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。 本案は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が公布され、これまで都道府県知事等が行っていた放課後児童支援員の認定資格研修を中核市の長も実施することができるようになったこと、また受講猶予期間が延長されたことを踏まえ、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第4号 塩谷町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。 本案は、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が公布され、教育、保育を家庭的保育事業所の卒園後も引き続き受ける場合は、連携施設の確保が必要となるとともに、保護者の疾病等により家庭での養育が困難な場合に、居宅訪問型保育が提供できることが明確化されたことを踏まえ、所要の改正を行うものであります。また、建築基準法施行令の改正により、特別避難階段の構造要件が改められたことにより、改正するものであります。 次に、議案第5号 塩谷町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。 本案は、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部を改正する内閣府令が公布され、利用者負担額を支払う保護者の範囲の限定、食事の提供に要する費用の取扱いの変更、特定地域型保育事業における保育所等の連携施設の確保義務の緩和等について定められたことを踏まえ、所要の改正を行うものであります。また、子ども子育て支援法の一部改正により、「支給認定」の略称を「教育・保育給付認定」に改めるものであります。 次に、議案第6号 塩谷町敬老祝金条例の一部改正についてであります。 本案は、敬老のお祝いとして88歳、99歳、100歳の誕生日を迎える高齢者に祝い金の支給を行っておりますが、高齢化が進展していく中で、これに係る事業費につきましても増加していくものと推測できます。 そこで、健康寿命活動の取組といった介護と医療の一体化事業等への原資とさせていただくため、敬老祝金につきまして減額の改正をするものであります。 次に、議案第7号 塩谷町国民健康保険条例の一部改正についてであります。 本案は、感染症法における新型コロナウイルス感染症の位置づけが感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律及び検疫法の一部改正により、「指定感染症」から「新型インフルエンザ等感染症」に変更されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第8号 塩谷町介護保険条例の一部改正についてであります。 本案は、令和3年度から令和5年度を計画期間とした第8期介護保険事業計画に基づいて、保険料の改定を行うものでありますが、基準額を現行の7万1,500円から7万2,000円とし、月額としましては、現行の5,960円から6,000円に改定するものであります。また、令和元年10月からの消費税の引き上げによる第1号被保険者で、住民税世帯非課税の方への保険料の軽減措置の継続をあわせて行うものであります。 次に、議案第9号 財産の無償譲渡についてであります。 本案は、平成23年度に町が敷設した導水管である尚仁沢湧水供給施設の一部を令和2年12月25日、株式会社ティー・シー・シーから事業を譲渡された株式会社尚仁沢ビバレッジに無償譲渡したく、地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき、議会の承認を求めるものであります。 次に、議案第10号 町道路線の認定についてご説明申し上げます。 本案は、令和3年度から着工予定の新庁舎建設に向け、工事期間中は工事用車両の進入路として、また新庁舎の供用開始後は、新庁舎への主要進入路として使用する道路の管理責任を明確にするため、町道玉生荒川向線として路線の認定を行うものであります。 次に、議案第11号 令和2年度塩谷町一般会計補正予算(第10号)についてであります。 今回の補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ1億510万円を減額し、予算総額を70億8,310万円とするほか、繰越明許費の設定及び地方債の補正を行うものであります。 歳入の主な内容としまして、町税及び地方譲与税等は収入見込みの減額、国県支出金は補助事業の実績見込みや交付決定に伴う調整、繰入金は事業の完了や歳入歳出調整に伴う基金繰入金の減額などであります。 歳出につきましては、事業完了や実績見込みの調整でありますが、減額の主な内容としては、老人福祉費の後期高齢者医療広域連合への負担金、保健衛生総務費で水道事業会計への出資金及び教育費で、GIGAスクール対応事業であります。 次に、増額の主な内容としましては、基金費で庁舎整備基金、財政調整積立基金ふるさと応援基金の積立てであります。また、年度内に事業が完了しない見込みである新庁舎整備基本計画実施設計策定等の業務委託、新型コロナウイルス接種体制確保事業等について、繰越明許費の設定を行うものであります。あわせて、地方消費税等の減収見込みに対応するため、減収補填債を活用し、町道事業債及び学校教育施設等整備事業債を増額補正するものであります。 次に、議案第12号 令和2年度塩谷町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)についてであります。 今回の補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,250万円を減額し、予算総額を14億2,350万円とするものであります。 歳入の主な内容としましては、国庫支出金、一般会計繰入金、諸収入を増額し、国民健康保険税、県支出金を減額するものであります。 歳出の内容としましては、償還金を増額するとともに、総務費、保険給付費、保健事業費を減額し、基金積立金で歳入歳出を調整するものであります。 次に、議案第13号 令和2年度塩谷町介護保険特別会計補正予算(第3号)についてであります。 今回の補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ4,970万円を減額し、予算総額を14億8,800万円とするものであります。 まず、歳出の主な内容としましては、保険給付費において、給付実績に基づく試算からの介護サービス等諸費介護予防サービス等諸費の減額、地域支援事業費においてもコロナ禍の影響により事業の進捗に遅れが出たことから、介護予防生活支援サービス事業一般介護予防事業及び包括的支援事業、任意事業を減額するものであります。 歳入につきましては、歳出の減額に伴いまして、国県支出金、支払基金交付金、繰入金の減額が主なものとなっております。 次に、議案第14号 令和2年度塩谷町介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。 今回の補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ45万8,000円を減額し、予算の総額を430万円とするものであります。 歳入歳出予算の減額の理由としまして、12月までの利用実績並びに今後の見込みに基づき、下方修正したことによるものであります。 次に、議案第15号 令和2年度塩谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についてであります。 今回の補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ220万円を増額し、予算総額を1億5,920万円とするものであります。 歳入の内容としましては、後期高齢者医療保険料一般会計繰入金、諸収入を増額するものであります。 歳出の主な内容としましては、後期高齢者医療広域連合納付金を増額するものであります。 次に、議案第16号 令和2年度塩谷町水道事業会計補正予算(第4号)についてであります。 収益的収入及び支出予算でありますが、収入及び支出ともに750万円を減額し、総額を3億1,300万円とするものであります。収入につきましては、営業収益の減額が主なもので、給水収益の見込み減によるものであります。支出の主な内容としましては、原水及び浄水費で動力費、委託費の減額であります。 次に、資本的収入及び支出予算でありますが、収入につきましては、9,413万5,000円を減額し、総額を1億6,897万6,000円とするものであります。主な内容としまして、企業債の借入起債額、一般会計からの出資金の減額であります。支出につきましては、1億6万9,000円を減額し、総額を3億927万5,000円とするものであります。主な内容としまして、鳥羽新田取水設備改修事業の先送り及び配水設備改良事業の完了見込みによる減額であります。 なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額1億4,030万円につきましては、損益勘定留保資金で補填するものであります。 次に、議案第17号 令和3年度塩谷町一般会計予算についてであります。 歳入歳出予算の総額でありますが、66億4,050万円とするものであり、前年度比で11億1,750万円、率にしまして20%超えの大幅増となっております。予算編成に当たっては、所信表明でも述べさせていただいた新庁舎建設事業をはじめとする7つの重点事業のほか、令和4年度栃木国体カヌー競技開催に向けてアクセス道路を整備するとともに、リハーサル大会を開催する栃木国体開催準備事業、ラジオ番組を活用し本町の観光資源や特産品といった魅力を発信する情報発信番組実施事業、子育て環境の充実化を図るため、総合公園ちびっこ広場トイレ改修事業やゼロ歳児へのおむつ給付事業などに取り組みます。 これらの事業の財源としましては、コロナ禍による町税等の減少が見込まれる中、地方交付税や臨時財政対策債の増を見込んだほか、町債の借入れや庁舎整備基金、財政調整積立基金からの繰入れを増やすことにより確保いたしました。 次に、議案第18号 令和3年度塩谷町国民健康保険特別会計予算についてであります。 本予算につきましては、財政運営の主体である県から指示されました国民健康保険事業費納付金を基本としまして、予算編成を行ったものであります。 歳入歳出の予算の総額でありますが、13億7,620万円とするものであり、対前年度比で5,230万円、率にしまして3.7%の減となっております。 歳入につきましては、主な科目で国民健康保険税が2億6,816万7,000円、対前年度比で9.3%の減、県支出金が10億1,294万5,000円、対前年比で3%の減となっております。 歳出につきましては、予算総額の71%を占める保険給付費が9億8,315万円、国民健康保険事業費納付金が約26%を占め、3億5,308万円となっております。 次に、議案第19号 令和3年度塩谷町介護保険特別会計予算についてであります。 本予算につきましては、介護保険事業の第8期計画における初年度に当たり、中長期的な推移状況を把握していく一方、地域包括ケアシステム及び地域共生社会を構築していく過程において、前年度の実績等を踏まえまして、予算編成をいたしました。 歳入歳出の予算の総額でありますが、15億800万円とするもので、対前年度比で200万円、率にしまして0.1%の減となっております。 歳出につきましては、総務費は介護保険制度改正にシステム改修費を計上するほか、介護保険事業計画策定支援業務の委託料は皆減し、総務費全体では1,567万円、対前年度比で13%の減となっております。 保険給付費につきましては、歳出予算の96%を占めるもので、居宅介護サービス費が4億8,000万円、地域密着型サービス費が2億6,120万円、施設介護サービス費が5億2,000万円となっており、給付費全体としまして14億4,800万円、対前年度比で0.1%の減となっております。 地域支援事業費につきましては、地域包括ケアシステムをより一層進めていくため、生活支援体制整備事業費を増額するなどして、地域支援事業費全体としまして4,297万3,000円、対前年度比で4%の増となっております。 歳入につきましては、歳出に見合う財源として介護保険料や負担割合に応じて国県支出金、支払基金交付金を計上いたしました。介護保険料につきましては、前年度比で0.3%増の3億304万9,000円を計上するものであります。また、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金及び一般会計からの繰入金につきましては、それぞれの負担割合に応じた予算の計上となっております。 次に、議案第20号 令和3年度塩谷町介護サービス事業特別会計予算についてであります。 本予算につきましては、歳入歳出予算の総額を420万円とするものであり、前年度と同額となっております。 歳入につきましては、地域包括支援センターの行う介護予防サービス計画費の収入が主なものであります。 歳出につきましては、介護予防支援計画作成業務及び介護予防ケアマネジメント作成業務の委託料が主なものであります。 次に、議案第21号 令和3年度塩谷町後期高齢者医療特別会計予算についてであります。 本予算につきましては、県後期高齢者医療広域連合からの当初予算編成通知を踏まえて、予算編成を行ったものであります。 歳入歳出予算の総額を1億5,650万円とするもので、対前年度比で3.4%の増となっております。 歳入につきましては、後期高齢者医療保険料が主なものであり、歳出につきましては、後期高齢者医療広域連合への納付金が主なものとなっております。 次に、議案第22号 令和3年度塩谷町水道事業会計予算についてであります。 収益的収入及び支出予算につきましては、予算総額を3億1,520万円とするもので、対前年度比で2.8%の増となっております。 収入につきましては、水道料金及び一般会計からの負担金や補助金が主なものとなっております。 支出につきましては、水道事業の運営に必要な維持管理費や減価償却費となっております。 次に、資本的収入及び支出予算でありますが、収入につきましては、総額3億6,693万6,000円で、対前年度比で40%増となっております。主なものとしましては、老朽管更新事業等に伴う企業債の借入金や一般会計からの出資金及び国庫補助金であります。支出につきましては、総額5億204万8,000円で、対前年度比で23.9%の増となっております。主なものとしまして、老朽管更新事業、船生地区水源候補地選定予備調査事業及び企業債の償還金等であります。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額1億3,811万2,000円につきましては、損益勘定留保資金から補填するものであります。 次に、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてでありますが、人権擁護委員の吉成文子氏が令和3年6月30日をもって任期満了となりますので、引き続き人権擁護委員に推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。 吉成文子氏は、平成27年7月1日から人権擁護委員に委嘱され、職務を誠実に遂行しており、また人格、識見が高く、今後とも地域において人権相談、人権啓発などの活動に積極的に従事されることが期待できますことから、人権擁護委員として適任者であると確信するものであります。 何とぞ、満場一致でのご推薦を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上が今回提出いたしました全議案の概要でありますが、何とぞ慎重審議の上、ご承認、可決くださいますようよろしくお願い申し上げまして、提出議案の説明とさせていただきます。 どうぞよろしくお願いします。 ○議長(直井美紀男君) 続いて、発議について説明を求めます。 11番、君島勝美議員。     〔11番 君島勝美君登壇〕 ◆11番(君島勝美君) 議員発議第1号 塩谷町議会会議規則の一部を改正する会議規則について、提出の趣旨説明を申し上げます。 本年2月9日開催の都道府県会長会において、「標準」町村議会会議規則の一部を改正することが決定いたしました。 今回の改正は、議員活動と家庭生活との両立支援策をはじめ、男女の議員が活動しやすい環境整備の一環として、出産、育児、介護など議員として活動するに当たって、諸要因に配慮するため、育児、介護など議会への欠席事由を整備するとともに、出産については、母性保護の観点から、出産に関わる産前産後の欠席期間を規定するものであります。 また、請願者の利便性の向上を図るため、議会への請願手続について、請願者に一律求めている押印の義務付けを見直し、署名または記名押印に改めるものです。 このため、本町においても、これに倣い塩谷町議会会議規則の一部を改正するものであります。 議員皆さんの賛同を賜り、決議くださるようお願い申し上げて、発議の趣旨説明とさせていただきます。
    ○議長(直井美紀男君) 以上で町長の所信表明及び提出議案の説明を終わります。--------------------------------------- △予算の委員会付託 ○議長(直井美紀男君) 日程第5、予算の委員会付託を行います。 お諮りします。議案第17号から議案第22号までの令和3年度6会計の予算については、予算決算常任委員会に審査を付託したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 異議なしと認めます。 よって、議案第17号から議案第22号までの令和3年度6会計の予算については、予算決算常任委員会に審査を付託することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第1号の質疑、採決 ○議長(直井美紀男君) これより、議事日程に従い、議案審議に入ります。 日程第6 議案第1号 令和2年度塩谷町一般会計補正予算(第9号)の専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。 これから質疑を行います。 12番、手塚礼知議員。 ◆12番(手塚礼知君) 11ページ、教育費の中で成人祝いの特別給付金118名で、1人2万円で236万ですけれども、ここの町は祝い金というと大半が2万円なんですよ。どういう過程で2万円に査定したのか、詳しい説明をお願いします。 ○議長(直井美紀男君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(大島郁夫君) 過程につきましては、近隣の市町の動向を踏まえまして、金額のほうを決定いたしました。 以上となります。 ○議長(直井美紀男君) 手塚議員。 ◆12番(手塚礼知君) 今、近隣の市町と言いましたけれども、この町はもう必ず近隣の市町なんですよ、答弁が。じゃ、あらゆるもの、中学校の祝い金、ほかの市町でやっているところありますか。それから、子供の誕生、2万円出しているところ、近隣であります。 ○議長(直井美紀男君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(吉成伸夫君) 中学校の祝い金等については、出しているところはないと思っております。 ○議長(直井美紀男君) 保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(磯京子君) 近隣で出しているところはそんな多くはないと思うんですけれども、塩谷町につきましては、赤ちゃん誕生祝い金としましては3万円を給付しております。 ○議長(直井美紀男君) 手塚議員。 ◆12番(手塚礼知君) いずれにしても、祝い金を出すのは結構ですよ、大変。こういう時期ですから。ただ、その根拠、今最初に冒頭課長が近隣の市町がやっているから出すんだと、そういう答弁はやめてください、今後一切、どの課長も。答弁は結構です。 ○議長(直井美紀男君) ほかに質疑はございませんか。 8番、斎藤定男議員。 ◆8番(斎藤定男君) 歳入の国庫支出金、国庫補助の中に衛生費補助金等ということで新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助ということで補正がありましたけれども、これについては、執行部のほうで以前にもちょっと準備等対応を考えていくということですけれども、現段階でどのぐらいの対応をしているのか。また、今後、接種までの間にどんな手順で進めるのかをちょっと教えてください。 ○議長(直井美紀男君) 保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(磯京子君) 現在のワクチン接種関係の準備状況ということでよろしいでしょうか。はい。 報道でも流されておりますので、皆様御存じかと思うんですけれども、コロナワクチンの供給量ですね、いつの段階でどの程度の量が供給されるか不透明な状況でございます。塩谷町といたしましては、当初、3月の下旬以降から接種を始めましょうということで進めていたものですから、今回のこの専決処分の中で、9号補正で予算計上したわけでございますけれども、そういうことで4月以降にずれ込みまして、この10号補正の中でご審議いただきますけれども、減額関係の調整をしているところでございます。 流れといたしましては、恐らく4月下旬以降からスタートになるのかなということで予想は立てているんですが、いずれにしましても、国の指示どおり65歳以上の高齢者の方から順次接種を進めていきたいと思っております。 ○議長(直井美紀男君) 斎藤議員。 ◆8番(斎藤定男君) 役場内の職員の方の体制とかそういうことなんかも踏まえた準備もしているんだと思うんですけれども、今、課長が言ったように、ワクチンなんかも2回接種のものが1回で可能だとかいろいろ状況が動いているので、確かに今こういう形でやるという答弁は難しいのかなと思いますけれども、でもやはり遅れるような情報もありますけれども、町として町民の皆さんにはね、いろいろな手段を通じて周知をして、準備もこんなふうにやっていると、こういう形でやりますというようなことを丁寧に説明をお願いしたいと思うんですが、その辺の対応についてはどんな状況ですか。 ○議長(直井美紀男君) 副町長。 ◎副町長(杉本宏之君) お答え申し上げます。 先だって、先週の土曜日になりますけれども、会場の運営訓練をさせていただきました。あえてマスコミのほうに「ぜひ取材に来てください」ということで情報提供しまして、実際、下野新聞社さんでいらっしゃって、記事にしていただきました。ああいう記事にしていただくことで、町民の皆さんには町は今こう動いているよということを見せることも含めて、運営訓練をさせていただいたところでございます。 先ほど、保健福祉課長が申し上げましたとおり、ワクチンの入手状況が非常に不透明な状況ではありますけれども、いつワクチンが入手できてもすぐ町としてできるように、今準備を進めているところでございまして、ただ期限などについては、まだまだ明確に言えない部分がございますので、それを除いて、できるだけ今の段階で分かっていること、確実なものについては、10日の区長文書の中で、今のところここまで考えておりますということで町民の皆さんにはお知らせする予定でおります。 以上でございます。 ○議長(直井美紀男君) 斎藤議員。 ◆8番(斎藤定男君) マスコミ等の利用で周知を図ったということで、それは一つの方法としていい対応だと思うんですけれども、なかなか高齢者の方なんかは見逃しちゃったとか、あとはそういう文書等なんかも区の中の小さい班というんですかね、そういうところでもなかなか回らないとか、そういう方もいらっしゃいますんで、それを補うような区のほうにいらっしゃる民生委員の方とか、あとは社協さんですか、年配の方のところは訪問して健康確認とかもやられていますよね。そういうところにもお願いをして、特に高齢の方には、丁寧な周知を図っていただくようにお願いをいたします。要望です。 ○議長(直井美紀男君) ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 本案について討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 異議なしと認めます。 これから、議案第1号 令和2年度塩谷町一般会計補正予算(第9号)の専決処分の承認を求めることについてを採決いたします。 お諮りします。本案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔挙手全員〕 ○議長(直井美紀男君) 挙手全員。 よって、議案第1号 令和2年度塩谷町一般会計補正予算(第9号)の専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第11号の質疑、採決 ○議長(直井美紀男君) 次に、日程第7、議案第11号 令和2年度塩谷町一般会計補正予算(第10号)についてを議題といたします。 これから質疑を行います。 9番、橋本巖議員。 ◆9番(橋本巖君) 7ページの繰越明許費について何点か伺います。 6款の商工費の中で新型コロナ関係の営業時間短縮協力金町負担金ということで190万、これ繰越明許しているんですが、これ町長のね、先ほどの提案理由説明の中では、早急に執行すべき費用を増額したんだということで、専決処分で120万、今度は10号補正で70万、190万補正しているんだよね。これ一体どういうことなの。全然違うじゃない、提案理由説明と。 ○議長(直井美紀男君) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(星育男君) 今、議員からいただきましたからくりといいますか、今回の営業時間短縮協力金に関しましては、県のほうで支出をする形になります。当町の対象になる業種の方も県のほうに申請をして、その一部を、1割をですね、町のほうで負担するという形になりますので、実際県のほうで精算をして請求が来るのが令和3年度ということになるものですから、そんな形で町の負担分を繰り越させていただくということになります。 よろしくお願いします。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) それじゃさ、これ大体対象の業者ってどのぐらいいるの。だって、実際にあてずっこで190万もやったわけじゃないんだろうからさ。当然、町の負担分が1万だとすると、単純にすれば出るんだろうけれども、実際にこんなに対象になる業者なんかいる。 ○議長(直井美紀男君) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(星育男君) ご案内の通知を出した業者さんが41件になります。その全てが該当になるとは思っておりません。想定しているのは25件ぐらいが、ひょっとしたら想定の中で該当があるかということで計算をしての数字でございます。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) この数字が合わないんだよね。大体40件ぐらい通知出したと。大体25件ぐらいが申請をするだろうということでね。何も専決処分の120万だって間に合うだろうし、10号補正の70万だって間に合うと思うんだよね。なんでこれ専決で120万やって、10号補正で70万、190万もやるの。そんなの予算の先取りじゃないか、言ってみれば。もっと有効に使えるべよ。 ましてやこれ、あれでしょ、もう申請をして、言ってみれば、要するに県のほうに申請をして、大体4月ぐらいになるんだろうと思うんだけれども、予算見積りの根拠はないやね、この190万というのは。だったら、あなたが今言ったように、25件で25万とか、40万とかというような話なら別ですよ。これちょっと過大に見込みすぎじゃないの。これ違うの、私の間違え。 ○議長(直井美紀男君) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(星育男君) 基本的にですね、今回、2次、3次ということで県のほうの対策がございまして、一応、町の負担分が1日当たり2,000円、それが25件で24日という形で9号補正のほうは組ませてもらっております。 それと同じように3次のほうで来た分に関しても同じような計算で、日数にあわせて25件分を算出した結果、この額になっております。 いずれもですね、その段階では現年度で県から求められるのか、それとも令和3年度繰り越した中で求められるのかがまだ分からなかったので、予算を確保しなくちゃいけないだろうということで早急な予算の確保になっておりますので、ご理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) 同じ商工費なんですけれども、観光案内サイン整備事業委託業務ということで、これは当初予算で上げたんだよ、これね。それで、1年たって全く何も音沙汰というか、我々にはないんだよ。いきなり今度は繰越明許やってきたと。また新年度予算にこれをまた乗っけてきてると。どういうことなのかね。 大体さ、これ当初予算に乗っけたらね、もう既にどういう形で進行しているのかさ、それでいわゆる、どうしてもこれは今年度にはちょっと間に合わないということで繰越明許するんならいいですよ。それで翌年度に予算を……。新年度に1,000万、これとはまた別なのかな、じゃあ。 ○議長(直井美紀男君) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(星育男君) これは全く私どもの説明がなくて申し訳なかったんですが、一応、予算委員会のほうでご説明しようかとは思っていたんですが、今年度の事業も今途中まで進んでおります。大体主要の交差点、そういったところのどの辺に建てるかということを今固めている状況でございます。 そういった中で、受注者のほうとお話をしたところ、今年度分に関してここまでの請求というのはちょっと難しいという状況なので、仕事は進んでいるんですが、令和3年度のほうに一括の請求にさせていただけるとありがたいということだったものですから、この1,000万のほうですね、令和3年度のほうに繰越しをさせていただきまして、令和3年度の1,000万とともにかかった分を支出するという形を取らせていただければということで繰越しをさせていただいております。 なので、事業が止まっているということではないので、そこは勘違いないようにしていただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) 止まってるとか、発車してるとか……、だから要するに、当初予算で立てたんだったらばさ、ある程度、半年なりのスパンで、こういう状況なんだという説明すればいいんじゃないの。1台でしょ。これ結局2,000万だということなんだね。この1,000万と。 当初予算のとき説明したんですけれども、これはデザインで製作費はまた別途なんだと説明を受けたんだけれども、これは何、デザイン制作設置込みで幾らかかるんですか、じゃ。 ○議長(直井美紀男君) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(星育男君) これにつきましては、先の議会のほうでもお話しましたように、3年間で3,000万円の事業ということで債務負担行為をいただいております。 ですから、この3年の中で、例えばですね、来年度に関して事業が早く進めば、逆にあと1,000万補正を組ませてもらって、来年度で事業が終わってしまうという可能性も含んでおります。 そんな形なので、3年間で3,000万をということで、今のところ1,000万、1,000万、1,000万の債務負担行為をいただいておりますが、事業としますと、その進捗によって早く終わることもあるということでご理解いただければ。総事業費が3,000万という形になっております。内容的には、デザインも含め、設置までを含んでいるということになります。     〔「全部で3,000万だね」と呼ぶ者あり〕 ◎産業振興課長(星育男君) はい、そういうことです。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) それとあと土木費なんですけれども、町営住宅の長寿命化計画策定業務に500万、これ繰越明許しているんですが、これは具体的にどこの町営住宅というか、町のどこの町営住宅を指して長寿命化の計画をつくるのか。それとも、町の今ある町営住宅全てについて長寿命化の計画をつくるのかどうかということね。 ちょっと待って、一遍にやっちゃうから。 あと、11ページなんですけれども、歳入のところの個人住民税と法人が合わせて1,841万の減額になってきて薄くなっていると。それと、固定資産税がね、これもやはり770万減額されているんですが、これはどういう要因でこういう減額をしたのかということと、それとあと13ページの総務費負担金の中で防災提供システム戸別受信機貸与負担金で155万減額されているんですが、これどういう内容なのか、ちょっとこれ聞かせてください。 ○議長(直井美紀男君) 建設水道課長。 ◎建設水道課長(森田洋行君) 住宅の長寿命化計画、どこを対象とするのかということですが、基本は全ての住宅が対象になりますが、その中でも老朽化の著しい梍橋の住宅及び船生の第二住宅、生涯学習センターの南のほうにあるところですが、この2カ所を重点的に調査する予定です。 ○議長(直井美紀男君) 税務課長。 ◎税務課長(齋藤紀代美君) 歳入の個人町民税、法人町民税の減額についてでありますけれども、当初予算よりも町民税につきましては納税義務者の減少によるところが大きく、前年比、12月末ですけれども、納税義務者が100人程度減っております。法人町民税につきましては、大口の法人の法人税の所得割の減少がありまして、増加もあったんですけれども、大幅に法人の所得割が減っているというところです。 続きまして、固定資産税でありますけれども、実は固定資産税につきましては、大口の法人の現年分の収入を現年中に納付いただけないというところがありまして、実は2社あります。その分を減額させていただいております。 以上です。 ○議長(直井美紀男君) 総務課長。 ◎総務課長(神山直行君) 防災情報提供システム戸別受信機の貸与負担金ですが、こちらについてはですね、当初1台当たり5,000円で400台分を見込んでおりました。ただ実際にですね、今年有償貸与になった分が89台ということで、それ以外の311台分を減額したものであります。 なお、無償貸与の分につきましては300台分貸与しております。 以上です。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) 16ページなんですけれども、国庫支出金の中で地方創生交付金の中で690万、これあるんですけれども、これはどんな目的に支出する考えなのかということと、あと26ページなんですけれども、企画費の中で地域交通システム事業で600万減額されているんですが、当初予算では地域交通システムという名目はないんですが、ひとくくりになって地方創生関連事業として1,500万計上しているんですね。これは幾らあれなのかな、この新交通システムに幾ら、これだけじゃないと思うんだよね。例えば空き家だとかいろいろあるんだと思うんだけれども、ここへバサッと新交通システム事業と、これ一体この新交通システム事業の1,500万の中に大体どのぐらいの金額があったのかね、当初。それで600万を減額したんだということなのかね。 それと関連して、企画の中で負担金、補助金の中の地方創生民間取組事業支援、あとわくわく地方生活実現政策ということの中で、一体これ当初予算ちょっとこれ事業のあれ見たんだけれども、これにはなかったような気がするんだけれども、これは一体どういう事業なんですかね。それ聞かせてもらいたいんですけれども。 ○議長(直井美紀男君) 企画調整課長。 ◎企画調整課長(柿沼肇君) まず、16ページの関係ですが、地方創生推進交付金690万につきましては、大変申し訳ないんですが、18ページのほうで県の補助金、総務費補助金で840万円をこれ減額しております。というのは、これ本来、国庫補助金で計上すべきものを県費補助金のほうで計上していましたので、実際にはこの関係は150万円の減というのが実際の中身でございます。690万円を国庫のほうに移したということなので、中身的には変更はございません。 ただ、議員さんご質問の690万ですが、これについては、先ほどの地域交通システム事業ということで公共交通関係のコンサルに委託している部分と、それから現在運行していますデマンドの一部の補助が入っているというような状況でございます。 それから、26ページで地域交通システム事業といいますのは、コンサルのほうですね、当初、予算額的には1,380万円を見込んでいたものが、契約が770万程度で済んだということで600万円の減額というような状況でございます。 それから、最後に、その次のページ、27ページの地方創生民間取組事業支援というものでございますが、これにつきましては、地方創生関連で6次化等についてですね、民間の取組を行ってもらう場合に、事業の補助をするというような中身でございます。 それから、わくわく地方生活実現といいますのは、これは首都圏に5年以上住んでいた方が、一定の条件があるんですが、塩谷町のほうに移住された場合に、最大ですね、お一人100万円の補助をするというものを2名分計上していたというものの減額でございます。 以上です。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) 企画調整課はあれだよね、本当に予算の立て方というのがさ、非常にいい加減だよね。例えば、その新交通システムでさ、1,400万円かかると言って、これコンサル料で。それで770万で済んだから600万減らすんだっていう。それと、わくわく地方創生実現で2人増やしたけれども、結局これも誰もなし。一体これどういうことなんですか。 これね、さっきの690万の地方創生なんだけれども、本当にこれみんなコンサルタントに流れてるんだね、この金。それでね、どういう結論か全く分からないんだよね、我々は。見えてこないんですよ。一体何をコンサルタントに頼んでるの。この前何か調査があったよね、全町民に対してかな、封筒で。それで何だ、-------------。新交通システムって、これやってるのは。だよね。町民が怒ったんだわね。 あのね、町民にアンケートを出してるのに、何で-------------に、東京のほうに行かなくちゃいけないんだと、こういう話だで。それはコンサルタントというか、この町にはいないからどうのこうのじゃないけれども、アンケートの集約も自分たちでできないで、全て丸投げしていいわけが出るわけねえべ。検証できないんだ、これ。それで、一体これ新交通システムっていうのは、最終的にどういうふうにしようとしてるの、こんなに金かけて。コンサルにばっかり。-------------は儲かってしょうがないがね。毎年これやってるんだから。結論出るまでやるんでしょうから。いつまでやるんですか、これ。 ○議長(直井美紀男君) 企画調整課長。 ◎企画調整課長(柿沼肇君) 公共交通の関係なんですが、今までですと、一番はデマンドの実施をしたということなんですが、この後、これはコンサルなので------のほうに委託するかどうかは別としまして、方向としては、今、国のほうの法改正等もございますが、いわゆる交通の資源、簡単に言いますとスクールバスとかですね、そういうもの、あるいは、ちょっと名前がすぐ出てこなくて申し訳ないんですけれども、いわゆるあらゆる交通に関する資源を総動員して公共交通を考えるというような方向に国のほうで変わっていますので、そういう検討を今後していくような流れになるかと思います。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) 国の検討じゃないんだよね。あなた方が自分の頭で考えてよ。今の町の交通システムの現状を考えたときに、スクールバスもそれから民間のバスもデマンドも走っていると。こういった本当に無駄なこと。もうちょっとコンパクトに、費用対効果じゃないけれども、きちんとやはり見直していくという方向で、立ててるわけだよね、計画を。それ一向に進んでないんですよ。デマンドだってやっと何とかいったけど、こういうことやってんだ。 自分たちでどういうふうに現状を分析してるの、じゃ。これから。町の交通システムとして。みんなコンサルタントに丸投げしてる。全然出て来ないでしょ。国がそういうね、新交通システムの方針がどうのこうのと言うけれども。国とか県の方針どおりそれをそっくりやるからこういうことになるんですよ。 今度はこの新交通システムのコンサルというのはどこに頼むつもりなの。 ○議長(直井美紀男君) 企画調整課長。 ◎企画調整課長(柿沼肇君) まだどこに頼むかは決まっておりませんが、先ほど議員さんがおっしゃいましたように、認識としてはですね、バスもありますしスクールバスもある、デマンドもあるという中で、確かに費用をどこまでかけられるかということもありますが、コストが非常にかかるようになっている一方です。 その中で、住民の方が本当に使いやすいというふうにするには、どういうふうにそれらを活用していくかというふうなことを考えなくてはいけないという認識ではおりますので、その辺をまさに議員さんおっしゃったようなことを考えて今後進めるつもりでおります。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) もうね、この町では、デマンドを徹底して住民の足にするっていう以外にないですよ。確かにスクールバスは走ってる。スクールバスを本当にじゃそういう形で、生徒だけじゃなくて一般の人も乗せることができるのかといったら、いろいろな規制があってなかなか難しいでしょ。違うの。今は路線バス走ってますよ。 こういう形で本当に町の人たち、高齢者が足がないということも本当に大変な状況になってるわけだよ。それを、いやスクールバスどうすっぺ、民間のバスどうする、デマンドどうする、もうここでは、とにかく陸の孤島なんだから、言ってみれば。そしたら、デマンドバスを徹底して住民の足に切り替えると、これしかないんだよ。 このね、新交通システムというのをずっと前からやっているんだけれども、これで幾らかけてる。いろいろな計画でやってるでしょ。毎年毎年のようにやっていますよね。幾らかけてるんですか、これ今、現在まで。べらぼうな金になってますよ。 ○議長(直井美紀男君) 企画調整課長。 ◎企画調整課長(柿沼肇君) コンサルのほうについては、ちょっと幾らかけているかまでは今手元に数字がないので、それは後でお答えさせていただきたいと思います。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) 今答えられないの。だって、ずっとあなたの企画がやってきてさ、それでこの新交通システムの構築事業をやってきてるわけだよね。ずっとね、地方創生交付金を利用しながらやってきているんですよ。幾らこれにつぎ込んできて、これから幾らつぎ込もうとしているのかよ。それは分からないの。 ○議長(直井美紀男君) 企画調整課長。 ◎企画調整課長(柿沼肇君) 大変申し訳ありませんが、ちょっとそれは先ほども言ったように、ちょっとこれまでの……。     〔「調べてみてください、じゃ」と呼ぶ者あり〕 ◎企画調整課長(柿沼肇君) 調べてお答えさせていただきたいと思います。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) じゃ、29ページなんですが、賦課徴収費の中で公売に係る不動産鑑定料として25万、これマイナスしてあるんですけれども、これは一体どんな不動産の関係をやっちゃうのかね。これ賦課徴収というところを見ると、多分差し押さえ物件か何かが公売っていうことなんだと思うんですけれども、これはどんなあれなのかね。それで、この品物は、公売、要するに不動産の鑑定をして幾らになったのか分かりませんけれども、これは売れたものなのか、それともまだ現在町はその差し押さえ物件として持っているのかどうかということね。 それとね、あと32ページなんですけれども、ひきこもりのサポート支援事業、これ前年度がそっくりそのまま減額して、で、また今年も12万減額してるんですよ。これ実際、実態というのはどういう内容になっているのかね。何でこういうのが進まないのかということについて、ちょっとお聞きしたいんですけれども。 ○議長(直井美紀男君) よろしいですか。 ◆9番(橋本巖君) うん、じゃ答弁お願いします。 ○議長(直井美紀男君) 税務課長。 ◎税務課長(齋藤紀代美君) 公売に係る不動産鑑定料でありますけれども、田んぼの場合は、自分たちのほうで金額を設定して差し押さえした物件を公売いたします。宅地の場合は、不動産鑑定士さんに頼みまして鑑定をします。ただ、令和2年度におきましては、宅地差し押さえてある物件はありますけれども、今その方と話し合いができていまして、実際に公売を行いませんでしたので、その金額を今回減額補正させていただきました。 以上です。 ○議長(直井美紀男君) 保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(磯京子君) こちらのひきこもりサポーターということでよろしいでしょうか。サポート事業ですね。こちらにつきましては、例えば平成30年度の例でお伝えさせていただきますと、障害者とその家族の居場所づくり、息抜きの場所づくりということで、あくまでも、例えば家の中、部屋の中に引きこもっている方々が対象というわけではなくてですね、障害者とその家族をメインに対象としてこちらの計画を練ってきたわけなんですが、フリースペースということで、障害をお持ちの方やそのご家族などが気軽に安心して集まって、交流や相談をすることができる場所ということでチラシを配布させていただいたことがございます。 場所的には、生涯学習センターであったり、船生の道の駅であったり、そういったところで町の職員が、福祉担当の職員が待っていまして、いつでも相談に応じられるように待機したわけなんですけれども、やはり人が集まらなかったということが現状のようでした。 これでは内容的に事業を見直さなければならないねということで、今回は委託料に12万円の計上をさせていただいたわけなんですけれども、今年度につきましては、コロナの関係がございまして中止になっております。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) 障害者、障害者ってね、これひとくくりなんですけれども、やはり引きこもりもね、障害者のカテゴリーとして捉えるというのが今非常に大事だというかね、そんなでしょう。 だけれども、これが非常に実態の把握ができていない、全然。だからこの実態を把握してやらない限りは、開いても誰も来なかったですから、じゃ12万円減額しますって。やはり実態をどういうふうに調べていくかね、それをしないと絶対だめだと思うんですよ。 それで、こういう町みたいなところは、すごい閉鎖的なんですよ。だから、家族が認めない、本人も認めない。だからこそこの引きこもりの難しさがあるんですよ。やはりね、地道な話ですけれども、やはり障害者、引きこもり、これやはりきちんと……、町にもね、精神障害者のグループというか、あれがあるでしょ。そういう人たちが一生懸命ね、今この引きこもりの問題も含めてやっているんだよね、実態調査含めて。だから、そういうところとタイアップして、やはり本当に本人にとっては一番つらいんだよね、この引きこもりというのは。出たくても出れない。だから、そういう人たちをやはり一日も早く正確に把握をして、そういう人たちに対するケアをしていかないと、絶対だめだと思うんだけれども、その辺はどうなんですかね。 ○議長(直井美紀男君) 保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(磯京子君) 橋本議員がおっしゃいますようにですね、今まで職員がやってきたものを見直さなければならないということで、実は、クローバーハーツさんに今年度お願いしようということで話を進めておりました。先ほどお伝えしましたように、コロナの関係がございまして、今回はそういったものがなくなってしまったということで、来年度また協議をしながら進めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) それじゃね、同じページなんですけれども、そこに地域福祉計画策定業務というのがあるんですね。これ一応20万減額ということなんですが、これね、平成31年に210万円、それから令和2年に350万、560万この地域福祉計画策定業務に委託料として払っているんですけれども、これね、地域福祉計画策定業務というのは、法的な根拠として作らなきゃならないという義務はあるんですか。 ○議長(直井美紀男君) 保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(磯京子君) こちら地域福祉計画につきましては、福祉関係の上位法になっております。上位計画になっております。国のほうからも作るような指導がございまして、県内、今のところですね、塩谷町を含めましてあと1、2町作っていないところがあったかと思います。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) これね、市町村の地域福祉計画ね、あるんですけれども、これ社会福祉法107条でこういうふうに言っているんですよ。「地域福祉の推進に関する事項として、次に掲げる事項を一体的に定める計画を策定するよう努めるものとする」となっているんですよ。義務じゃないですからね、これ。 だから、私ちょっと一番疑問に思うのは、これ町も計画の位置づけとして、町のほうでは、「また、塩谷町振興計画を上位計画とし、これまでに実行されてきた個別分野の福祉計画、障害者福祉計画、高齢者福祉計画、介護保険事業計画、子ども子育て支援事業計画、健康増進計画」。これだけの計画が町にあるんですよ。ここにまた地域福祉計画なんか作ったら、一体どうなっちまうんですか。これ全部検証されたの。3年とか5年の計画になってるな、今挙げたやつ。これも全然検証していないのに、なんでこれ地域福祉が出てくるわけ。私ね、これ見ると、かなり範囲が広すぎて施策がものすごく曖昧になると私思っています。かなりアバウトなね、計画しかできないと思う。 これね、こういう計画をきちんと検証した上で福祉計画を作ったの。星さん、どお。星さんが作ったこれ計画、資料もらったんだけれども。
    ○議長(直井美紀男君) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(星育男君) じゃ、前課長ということで答弁させていただきます。 今、橋本議員が言われたように、保健福祉関係において幾つかの計画がございます。地域福祉計画というのは、その上位にありまして、その地域福祉計画が本来先にあって、それを実行するために今言ったような細かい計画があるのが本当の流れなんです。 塩谷町におきましては、その地域福祉計画がずっと作っていなかったということで、県のほうからも指導をいただきまして、今回、その一番大本になる、いわゆる塩谷町の地域の福祉を考える計画を作って、ですから、ちょっと後付けになってしまっているので、今回の場合は、今言ったような5つの計画をですね、その地域福祉計画のほうに飲み込んで計画になっているので、かなりアバウトになっていると思うんですが、これから見直しをしていくときには、地域福祉計画が先に立って、その下に先ほど言ったような計画がついていくという形になるのが本来であります。 ですから、これからうちの町の希望であれば、地域福祉計画の中にそういった細かい計画を一緒に含むような計画を1本にしてもいいという形になると思いますので、その辺は私、課長のときにも説明したような経過があると思いますので、そういった形に順次見直しに合わせて変えていったほうがいいんじゃないかというような形でお話した経過がございます。 以上です。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) それじゃ、全く怠慢そのものじゃない、実際によ。実際に、この上位にあるのが地域福祉計画で、それぞれの、例えば高齢者福祉計画とか何とかってあるわけでしょ。だから、本来ならその上に地域福祉計画が策定されなくちゃいけないんだというところで策定されないの。まあいいや、もうあんたも苦しいや。策定されないということからしたら、これは怠慢です。 それでね、じゃ、今さっき言った様々な計画というのは、これはもう作らなくてもいいということなんですか。地域福祉計画が上位にあるんだから、それぞれの高齢者福祉計画や障害者福祉計画っていうのは、もう作らなくていいということなの。これまた作って、それで3年なり5年なりの計画でやっていくと。これね、保健福祉課の職員が本当に少ないのに、これだけの検証ができるんですか。ましてやコンサルタントもこれ作るんでしょうから、立派な保健計画を。 私が一番心配しているのは、作るのは結構だと。だけれども、町長も言ったように、提案理由説明の中で。プラン・ドゥ・チェック・アクションをちゃんとやっていくんだと言っているわけですよ。だけれども、これだけの計画を保健福祉の職員の中で検証できますか。相当ありますよ、これ。それで、今度は地域福祉計画だから。これものすごく広範囲だからね、今度は、町民まで巻き込むわけだから。今までは、とりあえず障害者だとか、高齢者だとかが対象な計画なのよ。だけれども、今度は町民全体の福祉だから。そんなべらぼうなことできますか。いや、それが心配なんだ。計画作るのは結構だって言うの、俺は。だけれども、検証しなかったら何もならないんですから。計画倒れになっちゃう。 だから、例えばワーキンググループなりプロジェクトチーム作って検証作業するならいいですよ。だけれども、忙しい中でさ、とにかくピンとこない中でこういう計画を一つ一つ検証できるわけないですよ。そのいい例が企画課ですよ。企画課は何でもやるは、言ってみれば。だけれども、みんな中途半端。新交通システムにしても6次産業化にしても、全部そう。こういうことやったら、町経済破綻しますよ、これ。 副町長に聞きたいんだけれども、私が言っているの間違ってますかね。副町長でいいんだ。 ○議長(直井美紀男君) 副町長。 ◎副町長(杉本宏之君) じゃ、お答えいたします。 橋本議員がおっしゃることについては、そのとおりだと思っております。ただ、実際、町の、確かにおっしゃるとおりですね、実態として職員が足りないというか、職員かなり手が回らないところがありまして、十分できていないところもあるかなと思っております。 それで、先ほどですね、地域福祉計画を作れば、例えば高齢者福祉計画は作らなくてもいいんじゃないかというお話がありましたけれども、例えば補助事業の関係で、この計画がないと作れないというような取扱いになっている、法的な義務はなくてもですね、そういうようなこともありますので、必ずしも地域福祉計画を作ったからといって作らなくていい計画が生じるという単純なものではないのかなと。ただそれは、ちょっと私もはっきりと確認してはおりませんので、何とも言えないところはありますが、そういうようなことでですね、補助事業をやる上で絶対必要な計画というのもあったりしますので、なかなか簡素化できない部分があるということはご理解いただきたいと思います。 それから、PDCAが十分できていないんじゃないかということのご指摘がありましたけれども、私も若干そういう感想を持っているところがありますが、そこはこれからしっかりとできるような体制なりですね、システムを作っていくことで、必要なものでありますので、ちゃんとやれるようにちょっと配慮していきたいと思います。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) 確かに、補助金もらうためにね、そういう計画を作らなきゃならない、そういう法的な根拠がある。それに基づいて計画をつくる。それは、結構だと私は言っているんですよ。それまで否定しませんから。だけれども、先ほど言ったように、検証作業ができていないんだから、それは無駄だろうと。言ってみれば。 だから、逆に、そういう検証体制をしっかりとできる、そういう体制を構築することが大事なんじゃないかって私言ってるんです。そりゃ補助金もらうためには計画作らなきゃいけないから作るんだと。それは結構な話だ。町民にとってね、一番不幸せなことはね、町が計画立てたことに対して、町民がさ、役場の努力というのは本当に素晴らしいと、そう評価されるんならいいですけれども、町一体何やってるんだということですよ。 これは、やはり本当に補助金の問題もそうなんだけれども、計画、これをしっかり作ったらば、それなりの検証をきちんとやると。それで、私も再三言っていますけれども、自分の頭で考えてくださいよ、まず。コンサルタントはその次。全てコンサルタントだから。これはね、しっかりとやってもらいたいんですけれどもね、町長はどうですか。 ○議長(直井美紀男君) 町長。 ◎町長(見形和久君) 私も長いこと公務員やらせていただいていたものですから、システムというか、仕組みというものにつきましては、こういうことなのかなというふうに感じている部分はございます。特に、国の段階に参りますと、担当が変わりますと、いや今まで右に向かっていたものが左とは言わないがやや角度が違った方向に進むんだよな。この計画は、俺がこんなふうに担当してこんなふうにやったんだよというふうな部分というのは、残念ながら私も何度か感じてきたというふうなことでございます。 逆に、それが県の段階になりますと、県としては、各市町にそういうものを全て備えていた、そのことが何か事業展開をスムーズにしていく上にということで、副町長から話があったかというふうに思いますが、私が担当になったんで全市町にこういうものができたんだと。何となく展開をすることよりも作ることが目標、目的になってしまっているというふうな部分はございます。 議員ご指摘のように、何でも手を挙げるのではなくて、それこそその段階で取捨選択をすべきではないかというふうなご指摘だと思いますが、私もそんなふうに感じる部分というのを非常に感じておりまして、先ほどバスの公共交通、通学路の関係の話がございましたが、やはり本町のことを考えますと、コンサルを入れますと、先生方はそういう話はしません。しかし、そんなふうにやっているところもございますので、やはり基本は自分たちの地域は自分で考える。まさにご指摘のとおりだというふうに思いますので、何でもいいではなくて、振興計画という大きな計画がございますから、ある意味そうした計画は、その中身、その部分はこれですよというようなものを考えていく、そういうことも一つの方法かなというふうに思いますので、今後、よく勉強させていただいて、検討をさせてまいりたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) そういう認識ならね、早急に改めていただきたいと。今、町長が言ったように、そういうことは十分やはり認識していると。自分も職員時代長かったから、そういうことも非常にあったと。だから、そこはもう早急に改めて、本当にやっていただきたいと。 最後に、ちょっと質問ですが、39ページの負担金、補助金の中で、医療介護施設補助金、これが2,000万減額されているんですが、これ減額の要因というのは一体どういう内容だったの。 ○議長(直井美紀男君) 保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(磯京子君) こちらなんですけれども、9月の補正予算の中で当初組み込んだものでございます。コロナに係る予算の一部でございまして、町内の8医療機関それから12介護施設等にですね、医療機関には300万円の補助、介護施設に100万円の補助ということで、コロナ対策の一つとして補助金として打ち出したものでございます。各施設から希望を取ったところ、合計で8医療機関で1,400万ほど、それから12介護施設から950万円ほどの申請がございました。間もなく実績取る予定なんでございますが、こちらで思っていたよりも金額が出ませんでしたので、その残りの部分につきましての減額となっております。 以上です。 ○議長(直井美紀男君) ほかに質疑はございませんか。 8番、斎藤定男議員。 ◆8番(斎藤定男君) 13ページの13、1の1の総務費の中の防災の受信機の対応に関連してですね、当初からのこの受信機の設置というのは、聞き取りにくいということで始まったわけですね。それなんで、マイクを握る方、これほかの自治体では実施している場所がありますけれども、アナウンス訓練、発声訓練をした上で、一般の人って癖があって聞き取りにくいとかというのはこれ仕方ないんですよね。ところがやはりアナウンス訓練、発声訓練をすれば、かなり改善して聞き取りやすいという自治体も既にあるんですよ。 町としては、この防災無線の使用、若い方なんかはスマホの防災連絡とかいろいろな手段持ってますけれども、やはりそういう方を受信機で対応するのもいいですけれども、そういうマイクを使う方の発声訓練等をすべきだと私は思っているんですが、どんなふうにお考えでしょう。 ○議長(直井美紀男君) 総務課長。 ◎総務課長(神山直行君) 今、議員がお話のとおりですね、確かに防災無線等聞き取りにくいというのもありますので、今現在は、担当職員が一応行っていますが、その辺についてもほかの市町村を確認しながらですね、そのような形で検討していきたいと思います。 ○議長(直井美紀男君) 斎藤議員。 ◆8番(斎藤定男君) 一般の方が、マイクを使っていない方が話をする声というのは、本当に聞きやすい人もいるし、聞き取りにくい人もいます。でも、アナウンスの発声訓練、言葉の歯切れとか、言葉遣い、これかなり改善されますからね。だから、防災無線の受信機を設置されたのはいいことなんですけれども、スマホを持っている方、持っていない方もいるわけですから、そういう災害情報を受信できない方には、やはり防災無線を有効に活用するのには、この発声訓練で随分聞き取りやすくなりますよ。ぜひそれは対応してください。緊急時の連絡等がつかないで困ったということのないように。ほかの自治体も、県内はちょっと私確認していますけれども、やはり山間部の多い地域とかそういうところは、障害物等で聞き取りにくいということで、発声訓練をして、使う方にはお知らせをしているというところがありますから、ぜひそれはお願いしたいと思います。よろしくお願いします。要望です。 ○議長(直井美紀男君) ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 本案について討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 異議なしと認めます。 これから、議案第11号 令和2年度塩谷町一般会計補正予算(第10号)についてを採決いたします。 お諮りします。本案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔挙手多数〕 ○議長(直井美紀男君) 挙手多数。 よって、議案第11号 令和2年度塩谷町一般会計補正予算(第10号)については、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第12号の質疑、採決 ○議長(直井美紀男君) 次に、日程第8、議案第12号 令和2年度塩谷町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)についてを議題といたします。 これから質疑を行います。 9番、橋本巖議員。 ◆9番(橋本巖君) ちょっと9ページなんですけれども、国庫支出金の中で災害臨時特例補助金の中で新型コロナウイルス感染症対応分、これは傷病手当なんだと思うんですが、これは何名分対象者というか、要するに何名分をこの金額で計上してあるか。 ○議長(直井美紀男君) 住民課長。 ◎住民課長(柿沼佳子君) この災害特例補助金につきましては、傷病手当金のものではなくて、コロナウイルスによって国保税の減免の申請をされた方の分になります。     〔「国保税の減免ですか」と呼ぶ者あり〕 ◎住民課長(柿沼佳子君) はい。     〔「ああそうですか。失礼しました」と呼ぶ者あり〕 ◎住民課長(柿沼佳子君) 減免の状況なんですけれども、元年度分が7件、2年度分が9件の時点での申請をさせていただきました。     〔「7件と9件」と呼ぶ者あり〕 ◎住民課長(柿沼佳子君) はい。総額が204万400円。これの10分の6がこちらの補助金で来る予定になっております。残りの10分の4については、特別調整交付金で来る予定になっていますが、令和2年度で来るという通知がまだ来ておりませんので、このところについては未定になっております。 以上です。 ○議長(直井美紀男君) ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 本案について討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 異議なしと認めます。 これから、議案第12号 令和2年度塩谷町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)についてを採決いたします。 お諮りします。本案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔挙手全員〕 ○議長(直井美紀男君) 挙手全員。 よって、議案第12号 令和2年度塩谷町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)については、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第13号の質疑、採決 ○議長(直井美紀男君) 次に、日程第9、議案第13号 令和2年度塩谷町介護保険特別会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。 これから質疑を行います。 9番、橋本巖議員。 ◆9番(橋本巖君) 13ページなんですけれども、保険給付費の中で大幅に減額されているわけですよね。居宅介護もそれから介護サービスも、それから地域支援事業費も大幅に減ってきているわけですよね。地域密着型サービスについては2,700万ほど増えていますが、全体的に大幅に減ってきているということなんですけれども、これは要するに大きな要因としては、どういう要因だったのかということをちょっと聞きたいんですけれども。 ○議長(直井美紀男君) 高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(鈴木啓市君) 当初予算で見込んでいた部分から12月までの給付実績等を勘案したところですね、いわゆる給付額の見込み値が予算額より少なく見込めるだろうということで、居宅さらには施設のサービス諸費等については減額をさせていただいて、ただ逆に地域密着型のサービス費等については、12月までの見込みですので、1カ月分ぐらいちょっとこう足りないぐらいの利用幅だったもので、予算の交換を組み替えまして、最終的には全体的には減額にはなるんですけれども、そのような形で修正をさせていただいたところでございます。 以上です。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) 予算に対してね、給付額が減ったから減る予想だっていうかね、12月までの見込みだから、一応減額したんだと言うんだけれども、その大きな要因としてはどういうものが挙げられるんだということだけ。地域密着型は別にしても、居宅介護、施設サービスも減ってるわけだね。これは、言ってみれば、コロナの関係なのか、それともサービスを使う人が抑制しているのかね、いわゆる要因があると思うんですが、その辺は最大の要因というか、大きな要因としてはどうなんだと私聞いたの。 ○議長(直井美紀男君) 高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(鈴木啓市君) 今、議員がおっしゃるとおりに、大きく2つ考えられると思います。1点目は、確かにそういったコロナの影響も含めまして、利用が少し減った可能性があります。それと、もう一つはですね、介護給付費に関しまして、例年伸び率がある一定幅高くなっていた部分もありまして、要介護度の高い4、5の人が今後も増えていくんではないかという予想だったんですが、現状はそれほど伸び率が高くありませんでして、要介護認定者も前年度に比較して逆に少し10人程度、今現時点ですが、減っている状況でしたので、そういった形での給付費が予想よりは下回ったということになるかと思います。 以上です。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) 私がちょっと心配したのは、そういうコロナの関係で全体的にサービスが抑制されてきたのかということです。 あと、この認知症がね、このサービスが抑制されたことによって認知症が進行したり、重症化したりして、介護度が上がった、そういうことがちょっと私心配したので、そういうことは全くなくて、言ってみれば、先ほど課長が言ったように、要介護度4、5がかなり増えていくだろうというような予想でこの給付計画を作ったんだけれども、意外に伸びが少なかったということで、私が心配するような認知症の進行だとか重症化したりするということは、このコロナの影響では全くなかったというふうに理解しているのか。それともどのぐらいのケースがあったのかということを聞きたいんだ。 ○議長(直井美紀男君) 高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(鈴木啓市君) 確かに、私どものほうもですね、その辺はちょっと心配がありまして、コロナの影響で各予防教室ですとかそういったものが中止になったり延期になったりということがありました。そのために、要介護度等が上がってしまうんではないかというようなところも考えられました。しかし今、生活支援体制整備事業ということで、生活支援コーディネーターさんという方を2名ほど雇っております。その方を中心にしまして、そういった予備軍の方とかに関しましては、ある一定のスパンでもって電話をして安否確認を行ったり、または月に二度ほどですね、高齢者の皆様へということでちょっとチラシやパンフレットをシリーズ化して送ったものを含めまして配布しまして、現状としましては、それほど介護度が上がるとか、またはこういうことで重症化になってしまったというような例は、1件はちょっと少し具合が悪くなったというのは聞いておりますけれども、それ程度だったと記憶しております。 以上です。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) 地域支援事業費がね、減っているんですけれども、これずっと見ますとね、ほとんど予算は立てたんだけれども全くやってないというか、そのままそっくり減額補正したというのがあるんだよね。 例えば、19ページの委託料の中で92万7,000円の委託料なんですが、介護給付等適正化事業、これ20万全額なんだよね。それから、家族介護支援事業、これも62万7,000円、成年後見制度利用支援事業、これ100万円、そっくりこれ92万円あれこのままやってるし、あとこれずっと見てくると、減額されているのが本当に予算はつくっているんだけれども、こんなに支出が少ないっていうことでずっと全部減額されているわけだよね。これ確かにコロナの影響でいろいろな形でこういう事業ができなかったというんだけれども、ここに書いてある介護給付費適正化事業ってあるでしょ、これは一体どういう事業なのかね。 それとね、18の認知症対応型共同生活、これグループホームだと思うんですが、これで144万減額しているんですよね。令和元年が414万あって、今度の場合は、当初予算で198万予算組んでるんだけれども、実際には144万減額してあるんだ。これはどういうことなのかね、54万しか支出していないんだけれども。これは私もちょっと勉強不足で分からないんですが、家賃助成事業というのはどういう事業で、実際にどのぐらい予算に対して、事業者に対して補助したのかということなんですが、これは要するに事業者にやるわけなんでしょうか。それとも、グループホームを利用している人たちの補助ではなくて、このグループホームを営業している、事業やっている人のところに対するこれは補助なんでしょうか。どうなんですか、これ。よく分からないんだけれども。 ○議長(直井美紀男君) 高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(鈴木啓市君) 2つのご質問だったかと思うんですけれども、1点目の給付適正化事業というものに関しましては、ケアマネージャーとかが作りますケアプラン、そういったものが適正かどうかというものを判断する、そういったことを委託して行うような事業だったんですが、今年度に関しましては、職員等のプランの確認において大きな問題点はないだろうということで、これは委託はせずに実施したということで減額をさせていただきました。 それから、負担金、補助金関係の認知症対応型共同生活介護、これはいわゆるグループホーム、町内に2カ所ございますグループホームに入居されている利用者の方。     〔「利用者」と呼ぶ者あり〕 ◎高齢者支援課長(鈴木啓市君) はい。利用者の方へ、その利用者の方が非課税並びに非課税世帯の方、こういった方に関しまして、通常の保健福祉費ですとか特養ですとか、そういったショートステイ等も含めまして、利用された方には、通常ですと非課税の方は負担限度額という申請をすることで、ある一定の金額以上の部分はそういった形で補助、補填される部分があるんですが、このグループホームに関しては、そういったものが一切ない状況でございました。そのために、これは家賃等ということなんですけれども、通常ですと家賃、居住費等、食費とか光熱水費とかが該当になるんですけれども、大きなものが家賃だろうということで、家賃等というふうな形にしまして、2つの段階に分けまして、非課税の中でも年収等が80万円以下の方に関しましては、1日当たり500円、1カ月だと1万5,000円程度、いわゆる80万円以上の収入があっても非課税ですよというような方に関しましては、1日当たり300円、1カ月当たり9,000円程度の家賃の助成をしていけないかということで、本年コロナだったので7月ぐらいから予定していたんですが、なかなか調整がおぼつかないために今年の1月からスタートをせざるを得ない状況でした。そのためにその分の減額をさせていただいて、残り50万円程度が3カ月分の家賃助成というそういうふうな形で見込んでおります。 以上です。 ○議長(直井美紀男君) ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 本案について討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 異議なしと認めます。 これから、議案第13号 令和2年度塩谷町介護保険特別会計補正予算(第3号)についてを採決いたします。 お諮りします。本案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔挙手全員〕 ○議長(直井美紀男君) 挙手全員。 よって、議案第13号 令和2年度塩谷町介護保険特別会計補正予算(第3号)については、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第14号の質疑、採決 ○議長(直井美紀男君) 次に、日程第10、議案第14号 令和2年度塩谷町介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。 これから質疑を行います。 9番、橋本巖議員。 ◆9番(橋本巖君) 1つだけお聞きします。 歳入と歳出は同じ項目なんですけれども、介護サービス計画策定を12月の時点でこれだけの減額したんですが、サービス計画費というのは件数にしてどのぐらい減るということでこれだけの減額をしたのか。 ○議長(直井美紀男君) 高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(鈴木啓市君) 件数1件当たりのおおよその平均単価なんですけれども、4,000円から4,300円等になっておりまして、おおよそ100件分という形で減額のほうを考えております。 以上です。     〔「100件分ね」と呼ぶ者あり〕 ◎高齢者支援課長(鈴木啓市君) そうです、はい。 ○議長(直井美紀男君) ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 本案について討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 異議なしと認めます。 これから、議案第14号 令和2年度塩谷町介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りします。本案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔挙手全員〕 ○議長(直井美紀男君) 挙手全員。 よって、議案第14号 令和2年度塩谷町介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第15号の質疑、採決 ○議長(直井美紀男君) 次に、日程第11、議案第15号 令和2年度塩谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 本案について討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 異議なしと認めます。 これから、議案第15号 令和2年度塩谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についてを採決いたします。 お諮りします。本案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔挙手全員〕 ○議長(直井美紀男君) 挙手全員。 よって、議案第15号 令和2年度塩谷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)については、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第16号の質疑、採決 ○議長(直井美紀男君) 次に、日程第12、議案第16号 令和2年度塩谷町水道事業会計補正予算(第4号)についてを議題といたします。 これから質疑を行います。 9番、橋本巖議員。 ◆9番(橋本巖君) 10ページの収益的収支の中で591万か、減額されているんでね、収益が下がっちゃったということなんですが、この前の課長の説明だと、例えば玉生小学校のプール、休校によってプールが未使用になったとか、それから高齢者が実際には施設に入所しちゃったとか、若者の転出が増えたんだということ、そういう説明だったんだけれども、例えばね、これ591万7,000円の中で玉生小学校のプール未使用、これを除いた減収分というのは大体どのくらいなのかね。 それとね、減収の理由を述べましたけれども、玉生小学校の場合はこれ一時的な要因だと思うんですが、例えば若者の転出とか高齢者の施設がね、高齢者が施設に入るということは当然これは続くと思うんだよね。そうなると、かなり長期的、恒常的にこの減額が予想されるというふうに私は思うんですね。その辺はどういうふうに見てるのかなということ。 あと11ページの営業外費用の中で企業債利息ということで110万減額されて、これは元年度の利息確定ということなんですけれども、これ企業債の振り替えなんかしてこれ110万。今110万の利息というのはかなり大きいと思うんですけれども。その辺ちょっと聞かせてください。 ○議長(直井美紀男君) 建設水道課長。 ◎建設水道課長(森田洋行君) 給水収益の減ですが、学校のプールとかそういうものはごく一部でありまして、大部分が料金値上げに伴う潜在的な節水志向の高まり及び使用人数が高齢者施設への入所、及び若年層の流出とかあると思うんですけれども、人口が減少しているのに伴っての使用人数の減というものが主なもので、ほかに考えられる要因として学校のプールを挙げたもので、大部分は節水志向の高まり、使用人数の減が原因と考えられます。 あと、利息の110万円の減ですが、これは当初予算策定時は利息が決定していない状況で、一般会計なんかもそうですが起債の借入れ、これ利息を3%と仮定して当初予算を編成している状況ですが、実際に借り入れる時期に利息が決まりまして、0点数パーセントの話になりますが、そのようなことから実情に見合った利息に合わせて110万円を減額するものでございます。 以上です。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) 課長、じゃ私もちょっとあれだったけれども、玉生小学校のはほんの一部だと。だけれども、やはり料金値上げが引き金になって、いわば節水志向が高まった。それから、先ほど言ったように、高齢者が施設入所や何かすると人数が減ってきていると。要するに、人数が減ってきているということなんだ。 だから、私がちょっと聞いたのは、これがね、結局玉生小学校のあれはまた別としても、一時的な要因だから。だけれども、こういった要因で、要するに収益が恒常的に落ちていくのはもう目に見えてというか。事実、その辺の認識はどうなんですか。それとも、もっともっと給水人口を増やすために、例えば未給水地区に給水するとか。いずれにしてもこのままだと減収、減益はもうずっと続くわけだ。その対応策としては、じゃ一体町としてどういうふうに考えているんだということなんだけれども。 ○議長(直井美紀男君) 建設水道課長。 ◎建設水道課長(森田洋行君) 人口流出ということで、使用人数減に伴う給水の収益は下降していく一方というのは、もう否めない事実ですが、期待というものではちょっと表現がおかしいかと思うんですけれども、節水志向が年数がたつごとに薄れてくるということと、あと学校のプールは一部だということもありましたが、あとレジャー施設関係の落ち込みも今回の600万の減に要因していることですので、コロナ感染症、これが収束に向かえば令和3年度においてはかなり回復してくるという見込みで考えております。 ○議長(直井美紀男君) 橋本議員。 ◆9番(橋本巖君) 随分見通しが甘いというか、令和3年度の水道事業会計予算だってマイナスで見込んでいるんじゃないの。そんな簡単に収益が出るわけないと思いますよ。給水戸数が若干だけれども、給水そのものは大幅に減っているわけだから、年間水量が。そんな甘くないでしょ。確かに玉生小学校だとかレジャー施設が節水だと。だけれども、あなたが今認めたように、言ったけれども、値上げについては、いずれは風化するというか、忘れるだろうと。そんなもんじゃないぜ。みんな今生活が苦しいわけだから。それで値上げされて。それだったらもう節水するしかないということになるじゃない。まして、塩谷町の水道料金が一番高いんだね、県内で。みんなそれも知っているよ。値上がりしたことをそのうち忘れるだろうなんて、そんな甘っちょろい考えじゃだめだね。絶対収益など上がらないですよ、このままだと、落ち込むばかり。全然それは間違っていると思うんだけれどもね。 値上げのそういう影響っていうのは、1年か2年過ぎれば忘れるだろうと。だけれども、実際にあれじゃない、値上げのあれが届くのは10月って言わなかった。料金の請求っていうのは。違うんだっけか、今年の。8月。ほら上げたでしょ。値上げの実際の請求行くのはいつなんだ、各家庭に。 ○議長(直井美紀男君) 建設水道課長。 ◎建設水道課長(森田洋行君) 令和2年度につきましては、偶数月に請求しているんですが、8月請求分から新料金となっています。 ○議長(直井美紀男君) ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 本案について討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 異議なしと認めます。 これから、議案第16号 令和2年度塩谷町水道事業会計補正予算(第4号)についてを採決いたします。 お諮りします。本案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔挙手多数〕 ○議長(直井美紀男君) 挙手多数。 よって、議案第16号 令和2年度塩谷町水道事業会計補正予算(第4号)については、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △諮問第1号の採決 ○議長(直井美紀男君) 次に、日程第13、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 お諮りします。本案について原案のとおり答申したいと思いますがご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 異議なしと認めます。 よって、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては原案のとおり答申することに決定いたしました。--------------------------------------- △発議第1号の質疑、採決 ○議長(直井美紀男君) 次に、日程第14、発議第1号 塩谷町議会会議規則の一部改正についてを議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 本案について討論を省略し採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(直井美紀男君) 異議なしと認めます。 これから発議第1号 塩谷町議会会議規則の一部改正についてを採決いたします。 お諮りします。本案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔挙手全員〕 ○議長(直井美紀男君) 挙手全員。 よって、発議第1号 塩谷町議会会議規則の一部改正については、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △委員会日程報告 ○議長(直井美紀男君) 次に、予算決算常任委員会の日程及び場所について、委員長から報告願います。 予算決算常任委員長、君島勝美議員
    ◆予算決算常任委員長(君島勝美君) 予算決算常任委員会は、3月5日、8日の2日間、午前9時半から第3会議室で行いますので、ご出席のほどよろしくお願いします。 ○議長(直井美紀男君) それでは、日程を繰り返します。 予算決算常任委員会は、3月5日、8日の2日間、いずれも午前9時30分から第3会議室で行います。 以上です。--------------------------------------- △報告事項 ○議長(直井美紀男君) 次に、報告事項があります。 庁舎建設特別委員会、冨田達雄委員長より発言を求められておりますので、発言を許可いたします。 7番、冨田達雄議員。 ◆庁舎建設特別委員長(冨田達雄君) 庁舎建設特別委員会を3月9日の午前10時より、第3会議室で開催しますので、議員の皆様の出席をお願いいたします。 ○議長(直井美紀男君) 教育福祉常任委員会、和氣勝英委員長より発言を求められておりますので、発言を許します。 6番、和氣勝英議員。 ◆教育福祉常任委員長(和氣勝英君) 教育福祉常任委員会を3月9日の庁舎建設特別委員会の終了後、第3会議室で開催しますので、委員の皆様の出席をお願いいたします。 ○議長(直井美紀男君) 総務課長より発言を求められておりますので、発言を許します。 ◎総務課長(神山直行君) 町選挙委員会より発言をさせていただきます。 3月1日に町選挙管理委員会を開催いたしまして、任期満了に伴う議会議員選挙に伴います立候補者説明会を3月31日の水曜日、事前審査につきましては4月13日の火曜日の日程で実施することに決定いたしました。 以上、報告いたします。 ○議長(直井美紀男君) 広域事務局より伝達事項があるということなので、広域議員の方々は、この後、議長室にお集りください。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(直井美紀男君) 以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。 本日はこれで散会いたします。 ご苦労さまでした。     散会 午後零時24分...