○議長(楡井聰君) 次に、日程第2、議案第23号 令和2年度壬生町
一般会計予算決議について、日程第3、議案第24号 令和2年度壬生町
国民健康保険特別会計予算決議について、日程第4、議案第25号 令和2年度壬生町
奨学資金特別会計予算決議について、日程第5、議案第26号 令和2年度壬生町
介護保険事業特別会計予算決議について、日程第6、議案第27号 令和2年度壬生町
後期高齢者医療特別会計予算決議について、日程第7、議案第28号 令和2年度壬生町
水道事業会計予算決議について、日程第8、議案第29号 令和2年度壬生町
下水道事業会計予算決議についての7議案を一括議題といたします。 本件については2月28日の本会議において、会議規則第37条第1項の規定により、
所管常任委員会に付託され、各委員会とも審査が終了しておりますので、これより委員長の報告を求めます。 まず、
総務常任委員会、
遠藤恭子委員長。 〔
総務常任委員長 遠藤恭子君登壇〕
◆
総務常任委員長(遠藤恭子君) おはようございます。
総務常任委員会の報告を申し上げます。 令和2年第2回
壬生町議会定例会におきまして、
総務常任委員会に付託されました議案第23号 令和2年度壬生町
一般会計予算決議(所管事項)について、議案第24号 令和2年度壬生町
国民健康保険特別会計予算決議(所管事項)について、議案第26号 令和2年度壬生町
介護保険事業特別会計予算決議(所管事項)について、議案第27号 令和2年度壬生町
後期高齢者医療特別会計予算決議(所管事項)について、令和2年3月3日、12日の2日間にわたり全委員出席のもと慎重に審査いたしました経過と結果についてご報告申し上げます。 当委員会の所管課は総務課、総合政策課、税務課、新庁舎建設室、会計課、議会事務局、
監査委員事務局であります。 最初に、令和2年度壬生町
一般会計予算決議(所管事項)における主な内容を申し上げます。 初めに、総務課について申し上げます。 委員からの「
栃木県知事選挙費について、本町では昨年の参院選から投票区が見直され投票所が少なくなったが、選挙費としてはどのくらい減少したのか」という質問に対し、「投票区の
見直しそのものは経費削減のために行ったものではありませんが、見直しによって投票所は19か所から13か所に減少し、今回の
栃木県知事選挙費と前回平成28年の
栃木県知事選挙費とで比較すると、投票管理者や投票立会人の委員報酬、職員手当、ポスター掲示に係る費用等で計上額が少なくなっており、150万円ほど削減された予算計上となっています」との説明を受けました。 また、「新庁舎第2駐車場を整備するということだが、その内容は」という質問に対し、「新庁舎の駐車場については敷地内に設置しますが、役場庁舎や
保健福祉センター、体育館でのイベント開催を想定して新庁舎近接の土地を購入し、第2駐車場として整備するものです。通常時は職員の駐車場として使用するため、職員からは行政財産の目的外使用料を徴収する予定です」との説明を受けました。 また、「令和2年度より
会計年度任用職員制度が始まるが、本町で雇用する予定者数と制度導入による影響額はどのくらいか」という質問に対し、「
会計年度任用職員の雇用予定者は
一般会計予算においては180名を予定しています。また、影響額については前年度との予算計上額の比較で
一般会計予算において約6,300万円の増額となっています」との説明を受けました。 次に、総合政策課について申し上げます。 委員からの「
地域公共交通網形成計画策定事業について、委託料として813万円計上されているが、これに対応する国庫補助として
地域公共交通確保維持改善事業費補助金が200万円計上されている。計画策定に要する費用の2分の1が補助されるとのことだが、813万円の事業費であれば国庫補助額は400万円を超えるはずだが、200万円となっている理由は」という質問に対し、「補助金の内容としては事業費の2分の1を上限に補助するものとなっていますが、全国の自治体からの需要も多く、国の予算枠の関係で要望額の2分の1程度の査定を受けることが通常であるため、事業費約800万円の4分の1で200万円を計上しています。ただし、計画策定については生活交通再
構築事業費補助金という県の補助制度もあり、事業費のうち国庫補助を除いた2分の1相当額が200万円を上限として補助されることとなっています。それらを踏まえ、町の実質負担としては400万円程度になると見込んでいます」との説明を受けました。 また、「
法人事業税交付金が新規で計上されているが、創設された経緯は」という質問に対し、「同じ都道府県内における市町村間の財源の偏りを是正するためにつくられた措置です。企業が県に収めた法人税の一部を従業員数で按分し、市町村に交付することとなっているため、少ない人数で大きな利益を上げているような企業がある市町村は、ほかに比べて交付金の額は少なくなることが考えられます。ただし、令和2年度については経過措置として法人税割で交付金が按分されることとなっていますので、不利になることはないと思われます。また、この交付金による収入額は、普通交付税の
基準財政収入額に算入されますので、交付金が増えれば普通交付税が減り、交付金が減れば普通交付税が増えるという形で調整されていく予定です」との説明を受けました。 また、「
本庁舎跡地利用検討事業について、特に周辺住民の関心は高いと思うが、方向性はいかがか」という質問に対し、「本庁舎の跡地利用については新庁舎建設と並行して進めています。令和元年度から外部有識者等で構成される委員会を立ち上げ、基本構想の策定に取り組んでおり、また、宇都宮大学と連携し、跡地利用の具体的なプランについても考えているところです。今年度は
アンケート調査や
ワークショップを実施し、敷地内の利活用について検討していますが、今後は中心市街地全体に範囲を広げた活性化や官民連携の形を含めた施設運営方法についても進めていきたいと考えています」との説明を受けました。 また、「
ネットワーク構築事業について、どこをつなぐ回線を構築するのか、先行して実施するメリットは」という質問に対し、「新庁舎移転時に新庁舎と旧庁舎間を結ぶ一時的な
ネットワーク専用回線とバイパス回線が必要となり、既設の専用回線と新規で必要なバイパス回線を含めて総合的に
庁内専用ネットワークの検討を行っています。令和2年度予算で構築する回線については、現庁舎、図書館、稲葉出張所、南犬飼出張所の4施設を結ぶ専用回線となっており、令和3年度予算では新庁舎と旧庁舎を結ぶバイパス回線を構築する予定となっています。事前に整備して専用回線を構築しておくことでスムーズに移転ができることとなります」との説明を受けました。 また、「広報広聴業務事業費に
中学生模擬議会で提案された、町のPR動画の
作成事務委託料として43万5,000円が計上されている。中高生の参加者を募るとのことだが、どういった方法で募集するのか、また、専門家による撮影指導や講習会は誰に依頼するのか」という質問に対し、「町内在住もしくは町内に在学中の高校生を対象に、広報紙等により周知していきたいと考えています。高校生の柔軟で新鮮なアイデアを引き出すため
ワークショップ形式により実施し、高校生自らが企画や撮影、編集をして15秒から30秒程度の動画を完成させる流れを想定しています。動画の作成については、テレビ局の方に指導や講習を委託することとしており、そのための委託費用を予算計上しています。テレビ局と連携することでPR効果も高まるのではないかと考えています」との説明を受けました。 次に、税務課について申し上げます。 委員からの「今後景気が悪化していく可能性がある中で、安定財源である固定資産税で自主財源を確保していくことが必要だと思うが、
羽生田産業団地立地企業の
固定資産税免除期間終了による今後の影響はいかがか」という質問に対し、「
羽生田産業団地立地企業の課税免除については、令和2年度まで継続となります。免除期間終了による影響額は現時点で年間3,000万円程度、税収が増加すると見込んでいます」との説明を受けました。 また、「軽自動車税の環境性能割現年課税分181台の算出根拠は」という質問に対し、「軽自動車税の環境性能割については、令和元年10月の消費税引上げの際に自動車取得税に替わって創設されたものです。種別割の取得状況から見込み、軽自動車を取得される方の中から環境性能割がかかる台数を推計し、181台と算出しました」との説明を受けました。 また、「法人町民税額が前年度より減少している理由は」という質問に対し、「地方税法改正による法人税割の税率引下げ、大口法人の業績悪化によるものです。法人税割の税率につきましては、従前の12.1%から8.1%に引き下げられており、また、税率変更に伴う経過措置として、中間申告時の納付割合も従前の12分の6から12分の3.7に引き下げられていることから、法人町民税額の減収を見込んでいます。大口法人については、世界で事業展開している企業ですので、経済情勢によって税収が大きく変動することはやむを得ないものと考えています」との説明を受けました。 また、「固定資産税の評価替えが3年ごとである理由は」という質問に対し、「本来は毎年度評価替えを行うことが理想ですが、膨大な量の土地・家屋について毎年度評価を見直すことは困難であることから、土地・家屋については3年間は価格を据え置き、3年ごとに価格を見直す制度がとられています。この制度により次の評価替えは令和3年度になりますので、令和2年度はそれに向けた準備を行うこととなります。ただし、土地に関しては下落が続いていることから毎年度下落を反映させています」との説明を受けました。 また、「
徴収嘱託員報酬の計算方法は」という質問に対し、「令和元年度まで月額9万円の定額部分と実際の徴収金額に応じた歩合(現年課税分1%、過年度課税分3%)によって計算されています。また、現在出張所の公金取扱業務を行っており、1件当たり500円、取扱い件数に応じて100円が追加で報酬が発生します。令和2年度以降については徴収嘱託員の立場が
会計年度任用職員に替わることから、これまでの歩合の部分がなくなり、月額定額の形で予算計上しています」との説明を受けました。 また、「個人町民税額が前年度より減少している理由は、納税者の見込み人数は」という質問に対し、「個人町民税額の積算についてですが、個人所得の約85%を占める給与所得については、国税庁の
民間給与実態調査から平均給与が6年連続増加しており、県内の経済情勢による雇用情勢も改善していることから、給与所得の伸びを前年度比プラス1.4%と見込んでいます。しかしながら、台風19号の影響による雑損控除や税額控除となる
住宅ローン控除や寄附金控除が前年より増加すると見込まれることから、前年より減収となる見込みです。人数については均等割が2万82人、所得割が1万7,981人、退職分離分が94人と見込んでいます」との説明を受けました。 次に、新庁舎建設室について申し上げます。 委員からの「
実施設計作業完了後に施工者選定の手続に着手されると思うが、施工者選定から着工までのスケジュールはどのようか」という質問に対し、「施工者の選定については
総合評価落札方式ということで、価格面と価格以外の評価で審査をすることとしており、既に2月中に第1回目の
施工者選定審査委員会を開催し、審査評価基準について検討いただきました。今後は実施設計の決定に合わせ、おおむね3月下旬か4月上旬には入札公告により事業者を公募し、5月下旬には落札者を決定する予定です。さらに仮契約後、議決をいただき本契約となりますが、7月には工事に着工したいと考えています」との説明を受けました。 また、「建築現場において人手不足や材料費高騰の問題があるが、新庁舎整備への影響はどうか」という質問に対し、「これまでの
東京オリンピック関連の建設ラッシュも東京都内では落ち着いてきたと聞いています。一方で地方においては、今般の大規模災害により
災害復旧工事等が広域的に行われ、人材不足に伴う人件費の高騰や鉄骨、ボルト等の資材不足の状況は続いており、本町への影響もあるものと考えています。新庁舎建設に当たっては、設計者、施工業者等との連携の基、市場動向等の的確な把握に努め、施工方法や材料選択にも工夫を凝らしながら円滑な事業推進に努めていきたいと考えています」との説明を受けました。 次に、会計課について説明を受けましたが、特に質疑はありませんでした。 次に、議会事務局について説明を受けましたが、特に質疑はありませんでした。 次に、
監査委員事務局について説明を受けましたが、特に質疑はありませんでした。 次に、特別会計についてご報告申し上げます。 初めに、令和2年度壬生町
国民健康保険特別会計予算決議(所管事項)についてご報告申し上げます。 委員からの「
国民健康保険税の税額が年度によって変動する理由は」という質問に対し、「
国民健康保険の被保険者は個人事業主の方が多く、所得が景気に左右されやすい部分があります。
国民健康保険税は被保険者の所得によって計算される所得割が大きな割合を占めているため、年度によって課税額が変動することとなります」との説明を受けました。 また、「令和2年度において課税限度額が上がったようだが、今後も引上げられていくのか」という質問に対し、「令和2年度の税率改正については、平成31年度の
地方税法施行令に基づき、医療分の限度額を7万円引き上げました。令和2年度の税制改正大綱においては、医療分の課税限度額が61万円から63万円に、介護納付金分については16万円から17万円に引き上げられる予定となっています。町の
国民健康保険税については、被保険者の急激な負担増とならないよう時期を見極めながら引上げの検討を行っていく必要があると考えています」との説明を受けました。 次に、令和2年度壬生町
介護保険事業特別会計予算決議(所管事項)についてご報告申し上げます。 委員からの「賦課徴収費について、予算が増加している理由は。やり方が変わったのか、人数の増減によるものか」という質問に対し、「被保険者数の増加によるものと、数年おきに購入している納付書用紙の在庫が不足する見込みであることから、予算を増額計上しています」との説明を受けました。 次に、令和2年度壬生町
後期高齢者医療特別会計予算決議(所管事項)について説明を受けましたが、特に質疑はありませんでした。 以上、
総務常任委員会に付託されました新
年度予算決議の審査内容について申し上げました。 審査の結果、議案第23号 令和2年度壬生町
一般会計予算決議(所管事項)については、賛成多数により可決することに決しました。議案第24号 令和2年度壬生町
国民健康保険特別会計予算決議(所管事項)については、賛成多数により可決することに決しました。議案第26号 令和2年度壬生町
介護保険事業特別会計予算決議(所管事項)については、賛成多数により可決することに決しました。議案第27号 令和2年度壬生町
後期高齢者医療特別会計予算決議(所管事項)については、賛成多数により可決することに決しました。 以上、
総務常任委員会の報告とさせていただきます。 令和2年3月17日、
総務常任委員会委員長、遠藤恭子。
○議長(楡井聰君) 次に、教育民生常任委員会、田村正敏委員長。 〔教育民生常任委員長 田村正敏君登壇〕
◆教育民生常任委員長(田村正敏君) おはようございます。 教育民生常任委員会のご報告を申し上げます。 令和2年、第2回
壬生町議会定例会において教育民生常任委員会に付託されました議案第23号 令和2年度壬生町
一般会計予算決議(所管事項)について、議案第24号 令和2年度壬生町
国民健康保険特別会計予算決議(所管事項)について、議案第25号 令和2年度壬生町
奨学資金特別会計予算決議について、議案第26号 令和2年度壬生町
介護保険事業特別会計予算決議(所管事項)について、議案第27号 令和2年度壬生町
後期高齢者医療特別会計予算決議(所管事項)について、令和2年3月4日、5日、12日の3日間にわたり全委員出席のもと慎重に審査いたしました経過と結果をご報告申し上げます。 最初に
一般会計予算審査における主な質疑について申し上げます。 まず、こども未来課について委員からの「養育支援訪問事業の詳細は」という質問に対し、「児童虐待の防止が大きな目的となります。低所得者や精神疾患のある方、育児不安や産後鬱などがある方、要保護家庭などリスクの高まる可能性がある場合、見守り等も含め家事支援、相談支援などを行う事業です。去年の実績で家事援助が1件ですが延べ37回、相談支援では実人数23件に対して延べ77回の実績でした」との説明を受けました。 また、委員からの「とおりまち保育園改修等工事1,600万円の内容と園児への影響は」という質問に対し、「平成30年度から床修繕等の改修工事を順次実施しており、次年度は遊戯室、職員室、保育室、廊下等の床修繕やクロスの張替え改修、照明改修や天井の一部塗装等を想定しております。園児への影響については、段階的に行っていたこともあり、これから工程等綿密に園と調整していきたいと考えています」との説明を受けました。 また、委員からの「放課後児童クラブ施設整備事業について、2施設それぞれの受入れ人数は」という質問に対し、「壬生東小のどんぐり児童クラブは2階建て木造施設、定員80名を予定しています。壬生北小の北っ子児童クラブは木造平屋建て、定員35名を予定しています」との説明を受けました。 また、委員からの「不妊・不育治療費助成事業の要件や、助成の仕方は」という質問に対し、「婚姻されている方で妻、夫どちらかが1年以上壬生町に住んでいる方が対象です。1年に2回までを3年間、トータル6回までの助成で2分の1補助、10万円を限度としております。不育は30万円を限度としております」との説明を受けました。 また、委員からの「こども医療費助成事業は中学3年生まで現物支給をするわけだが、ジェネリック医薬品の使用率が非常に低いことに関し、医療費抑制に向けてどう考えているか」という質問に対し、「国保関係もジェネリック医薬品を使用することで医療費を抑制できるということが言われている中で、こども医療費についても波及させていくことは非常に大事だと考えております。窓口負担がないということで、よく言われるコンビニ受診といいますか、本来家庭で治せるようなものでも受診しがちですので、どのような形で抑止のPRになるかというのは今後検討させていただき、できるだけ医療費の抑制を図っていきたいと考えています」との説明を受け、委員会として、ジェネリック医薬品の普及を図り、医療費抑制策を検討するよう要望いたしました。 次に、健康福祉課について委員からの「老人保健福祉施設整備事業について、令和元年度の募集がなかったわけだが、今後の見通しは」という質問に対し、「今回の施設整備の計上については、第7期壬生町高齢者保健福祉計画を基に計上しております。町の計画では、令和元年度に認知症高齢者グループホームを1施設、小規模多機能型拠点施設を1施設、令和2年度に地域密着型特別養護老人ホームを1施設という整備計画を策定したことに伴う施設整備事業費の計上でございます。令和元年度、令和2年度と続けて計上していることについては、計画に基づいて計上していることでございますが、今後の見通しについては第7期の計画を策定した際に、事業者に対し施設整備計画調査を実施いたしましたところ、整備の相談を受けた経緯がありました。事業者にはコンタクトをとっていく一方、関係事業所等にもアプローチをしていきたいと考えております」との説明を受け、委員会として、施設を整備することも大切だが、人手不足を改善し、既存の施設が100%稼働できるような支援も検討するよう要望いたしました。 また、委員からの「働き盛り健康宣言事業について、認定する事業所をどのようにピックアップするのか」という質問に対し、「広報での公募や活発に活動している団体にはこちらから声をかけさせていただき、認定させていただいています。NHKニュース640での放送もあり、自分たちの活動を説明、PRしていただきました。まだ2年ということで浸透していないところもありますが、メディアにもこの事業を推進しているということをPRするとともに、医療費抑制にもつながるものとして今後も続けていきたいと考えています。また、健康保険組合にも連携を取れるような形を今後検討します」との説明を受けました。 また、委員からの「新規の健康教育相談事業の内容は」という質問に対し、「みぶまち・獨協健康大学が今まで大学内で行われていましたが、これからヘルスプロモーション編ということで、地域でこれを行っていくという形で企画しています。自治会単位で手を挙げたところに獨協医科大学の先生とこちらのスタッフとで教室を行うという形で考えているところです」との説明を受けました。 また、委員からの「自殺対策事業の内容は」という質問に対し、「教育委員会と連携を図り、中学校に対し講演を行う委託事業が一番大きな事業で、委託料として40万円計上しており、南犬飼中と壬生中の2校の生徒と保護者に対しての講演会を計画しています。そのほかに二十歳のつどいでパンフレットを配布したり、職員に対してのメンタルヘルス講座や住民に対しての普及啓発などを計画しております」との説明を受けました。 次に、住民課について委員からの「個人番号カード交付事業の現状は」という質問に対し、「交付状況でございますが、令和2年1月31日現在、壬生町では5,255枚、交付率は13.3%、県平均が14.2%、国平均が15.1%です。国のほうから昨年の9月以降取得強化の目安が示され、壬生町といたしましては令和2年度は交付予定枚数が約5,800枚で、これが全部交付となると約25%の交付率となります。国のほうはそこまで上げなさいという話になっており、令和3年度には50%、令和4年度にはほぼ全ての方にというのが国の指針です。そのための方策として、町では
会計年度任用職員を雇用して促進を図り、また、出張申請受付補助を行う予定です」との説明を受けました。 また、委員からの「南犬飼出張所改修等工事の自動ドアだが、車椅子も自走が可能か」という質問に対し、「ガラス3枚が折りたたむような形で3分の2が開くような自動ドアで、かなり余裕をもって入ることができる形になります」との説明を受けました。 次に、生活環境課について委員からの「清掃センターにおいて改修等工事と基幹的設備改良工事と2種類上がっているが、違いは何か」という質問に対し、「まず、基幹的設備改良工事については、中のほとんどの機械を入れ替える作業になりますが、令和2年度は受注したメーカーの工場の中での部品造りなどの作業をするので、清掃センター現地での工事はほとんどありません。一方改修等工事は基幹改良で改修しない部分で、通常の故障等が考えらえるところの一部改修工事になります」との説明を受けました。 また、委員からの「クリーンセンターの能力はどのくらい保てるのか」という質問に対し、「平成2年4月から運転開始をしており、そろそろ30年となります。下水道の水処理センターに統合する計画があり、設計委託負担金も予算計上しているところで、基本設計作成の協議をしているところです」との説明を受けました。 また、委員からの「環境センター改修工事があるが、センターはあと何年使えるのか」という質問に対し、「環境センターにつきましては本年度測量委託を発注しました。計画の埋立て容量は4万2,500立米ですが、令和元年夏の段階で3万86立米入っていることが測量の結果分かりました。計算上あと12年程度は使えることになります」との説明を受けました。 また、委員からの「墓園使用料とありますが、時代に即した新しい企画はあるか。墓じまいなどの対応は」という質問に対し、「承継者がいないので将来的に管理の心配が要らないような墓地の整備はないのかという相談も受けておりますので、次期区画を整備するときには合葬式墓地の整備も検討していきたいと考えております。また、返還という形で返される墓園も増えておりまして、ここ数年ですと平成30年度が10区画、本年度も10区画の返還があります。その際は更地に戻して返還していただきます」との説明を受けました。 次に、生涯学習課について委員からの「音楽鑑賞会等公演事業について、4公演ということだが、各公演の料金体系と入場者の見込みはどのようか」という質問に対し、「10月が川井郁子、秋川雅史コンサートで入場料3,000円の750枚の見込み、11月が春風亭一之輔、桃月庵白酒の落語で3,000円の750枚の見込み、1月が半崎美子、クミコ、コンサートで3,000円の700枚見込み、2月が牛田智大ピアノリサイタルで2,000円の700枚を見込んでおり、合計で800万円の収入を見込んでおります」との説明を受けました。 また、委員からの「藩校サミットはどのような流れか」という質問に対し、「11月21日と22日になりますが、21日がメインのイベントとなりまして、藩主会議、藩校会議、記念式典・講演・対談、論語大朗誦、交流会などを予定しています。2日目はエクスカーションということで日光・足利方面に分かれ、回ってもらう予定です。まだ予定の段階であり、今後会議にて決定していくことになっております」との説明を受けました。 また、委員からの「放課後子ども教室事業と民生部のほうで行っている放課後児童クラブの差異、内容は」という質問に対し、「放課後子ども教室についてですが、現在藤井小と羽生田小で実施しています。こちらは学校と子供と地域とが一体となって子供を育てる事業で、料金負担はなく、誰でも参加できます。放課後児童クラブは放課後家に帰っても誰もいない子供を預かる事業で、料金負担もあり、保育の範囲になります」との説明を受けました。 次に、スポーツ振興課について委員からの「地方創生推進事業でボルダリング教室等の開催ということだが、その内容は」という質問に対し、「町内町外を問わず使っていただくという形で入門教室を勧めていきます。また、夏休みに親子体験教室を実施し、今までボルダリングを経験されたことのない方に普及促進を図り、育成教育では町内の小・中学生を対象に選手を育成し、将来的に国体、ひいてはオリンピックレベルの選手を育てるなど各種教室を実施していきます」との説明を受け、委員会として、マスコミ等により壬生町の注目度も上がっているので、町内外を問わず発信していくよう要望いたしました。 また、委員からの「ふれあいプールについて、イベントを企画して利用者の満足度を向上するとはどんなものか」という質問に対し、「一つの案としてはポイントカードを発行し、入場数に応じてスタンプを押していき、ある一定の数に達したら無料の入場券の配布や売店で飲食物の提供等を検討していきます」との説明を受けました。 また、委員からの「ゆうがおスポーツクラブの運営状況はどのようか」という質問に対し、「運営に関しては参加料を取っておりますが、その自主財源だけでは賄えない部分もあると聞いております。さまざまな教室等を行い、自主財源で賄えるのが理想であると思いますが、現時点では町で410万円を補助するという形で運営をしております」との説明を受け、委員会として、クラブの存在価値を上げていくような取組を要望いたしました。 次に、学校教育課について委員からの「要保護、準要保護児童就学援助事業について、対象人数は」という質問に対し、「中学校で要保護が9名、準要保護が56名、小学校で要保護が11名、準要保護が130名を見込んでいます」との説明を受けました。 また、委員からの「小規模校地域活性化推進事業は新規だが、その内容は」という質問に対し、「今年度地元単独で11月頃に開催いたしました藤井コミュニティフェスタを補助することを想定しています。地域の方に参加していただき、藤井産の農産物を販売したり、老人とお子さんが交流したり、今年度壬生高校との交流を実施しましたので、引き続き来年度も事業を開催していただき、小規模校ゆえの魅力を町内全域にPRできるような事業を実施していただきたいと考えています」との説明を受けました。 また、委員からの「公立学校施設長寿命化計画策定事業の対象は」という質問に対し、町内小・中学校10校全てです。長寿命化を目標にどの学校にいつ頃手を入れていくかという計画を立てることになります」との説明を受けました。 また、委員からの「教職員ストレスチェック委託料はどのような検査、対象になるのか」という質問に対し、「公立学校の共済組合員と県の臨時採用職員、非常勤職員を対象に行うストレスチェックで、紙にアンケート方式に回答する検査となります」との説明を受けました。 次に、介護保険事業特別会計予算審査における主な質疑について申し上げます。 委員からの「高額介護サービス負担金について、高額なサービスの場合だと償還払いでは負担が大きいという声はあるか」という質問に対し、「今のところ現物給付を希望する声は聞こえてはいません」との説明を受けました。 また、委員からの「介護給付等費用適正化事業の任意事業費ですが、これはどの事業に該当するか」という質問に対し、「一つ目は介護給付等費用適正化事業で、介護サービスを利用した方に、はがきで利用状況の通知を送り、利用者に適切にサービスを使っているのか確認をしていただくものです。二つ目は住宅改修事業で、住宅改修以外のサービスを使わずに住宅改修だけを使いたい場合、ケアマネジャーを通さず申請を行うコーディネーターの方に直接委託することも可能で、そのための委託料を計上しています」との説明を受けました。 次に、
国民健康保険特別会計予算審査における主な質疑について申し上げます。 委員からの「県支出金の保険者努力支援分について、何が基準になるのか」という質問に対し、「国の制度のものと県独自の県版と二つあります。やり方は同じようなもので、主に保険事業と収納関係と医療費の適正化になりそうな部分が大部分ですが、それらをどこまでやっているかの調査票があり、市町ごとに点数を出します。そして、国や県が持っている総予算を点数と人数で頭割りし、各市町に点数掛ける人数で金額が決まります」との説明を受けました。 次に、後期高齢者医療特別会計予算審査における主な質疑について申し上げます。 委員からの「疾病予防費の中の補助金で人間ドック検診、脳ドック検診があるが、国保と補助金の額、内容は同じか」という質問に対し、「これまで同様に脳ドック、日帰りドックについては1件2万円、1泊2日の人間ドックは1件3万円を助成する形で、金額も想定人数も同じになります」との説明を受けました。 また、委員からの「後期高齢者医療の加入者数は何名か、検診と疾病予防で何名くらいを予定しているのか」という質問に対し、「現段階では5,500人前後かと思います。うち入院している方、糖尿病の治療をしている方は受診率を出すときの対象としては除外しておりまして、実際受診した人数は集団、個別、人間ドックを合わせて719人です。対象者数は先ほどのを除外し、広域連合からの報告では4,255人で受診率は16.9%となっております」との説明を受けました。 次に、奨学資金特別会計予算審査においては、特に質疑はありませんでした。 以上、教育民生常任委員会の予算審査の内容について申し上げました。 以上の審査の結果、議案第23号 令和2年度壬生町
一般会計予算決議(所管事項)については、採決の結果、全委員異議なく原案のとおり可決いたしました。議案第24号 令和2年度壬生町
国民健康保険特別会計予算決議(所管事項)については、採決の結果、全委員異議なく原案のとおり可決いたしました。議案第25号 令和2年度壬生町
奨学資金特別会計予算決議については、採決の結果、全委員異議なく原案のとおり可決いたしました。議案第26号 令和2年度壬生町
介護保険事業特別会計予算決議(所管事項)については、採決の結果、全委員異議なく原案のとおり可決いたしました。議案第27号 令和2年度壬生町
後期高齢者医療特別会計予算決議(所管事項)については、採決の結果、全委員異議なく原案のとおり可決いたしました。 以上、教育民生常任委員会の報告とさせていただきます。 令和2年3月17日、教育民生常任委員会委員長、田村正敏。
○議長(楡井聰君) 次に、建設経済常任委員会、玉田秀夫委員長。 〔建設経済常任委員長 玉田秀夫君登壇〕
◆建設経済常任委員長(玉田秀夫君) おはようございます。 建設経済常任委員会のご報告を申し上げます。 令和2年第2回
壬生町議会定例会におきまして、建設経済常任委員会に付託されました議案第23号 令和2年度壬生町
一般会計予算決議(所管事項)について、議案第28号 令和2年度壬生町
水道事業会計予算決議について、議案第29号 令和2年度壬生町
下水道事業会計予算決議について、令和2年2月28日、3月2日、5日、12日の4日間にわたり全委員出席のもと慎重に審査いたしました経過と結果についてご報告申し上げます。 当委員会の所管課は建設課、都市計画課、水道課、下水道課、農政課、商工観光課、農業委員会でございます。
一般会計予算決議の所管事項関係部分について申し上げます。 まず、建設課関係の主な内容についてご報告申し上げます。 委員より「道路橋梁災害復旧事業費300万円はどの場所か」については、「場所の特定はございません。現在26か所以上の工事を発注していまして、繰越工事も3本ほどございます。工事の中において、不測の事態に対応できるよう計上しました」 委員より「町道修繕事業、舗装長寿命化修繕計画については2期計画ということですが、老朽化の原因、対策」については、「道路の老朽化の原因がどこから来るものかについては、さまざまな要因があると思います。一番の原因は地盤です。土台造りは重要であると思いますが、最小の日数で強固な地盤を造る方法は高価なため、維持管理経費を抑えるよう工夫をし、施工しているところです」 委員より「令和2年度の優先事業と町単独道路整備事業費5,400万円の整備内容」については、「優先事業については二級町道53号線壬生高通りです。国体もありますので、令和2年度中には完了するスケジュールで動いています。さらには2-279号線バンダイミュージアム通りが来年度完了となる予定です。また、県が上田地内で国道121号線の拡幅工事に着工したところです。橋の架け替え工事が終了しますと、上田交差点から淀橋までの拡幅工事着手となります。町単独道路整備事業としては、これに合わせ上田駐在所東から安塚の歩道橋に向かう一級町道12号線についても国道に接する部分の整備を進めていきたいと考えております」との説明を受けました。 次に、都市計画課関係の主な内容について申し上げます。 委員より「建築物耐震改修促進事業の中で、住宅耐震化促進事業について今回から県産材を上乗せとなっていますが、これまでこの事業が本町においてどのくらいの進捗があるのか、また、ブロック塀など撤去費5件で1件当たり10万円となっていますが、その詳細」については、「住宅耐震化補助の実績件数は、建て替えが増えている傾向にあります。熊本、大阪地震の影響から、令和元年度は6件でしたが令和2年度は9件の見込みです。ブロック塀などの撤去費は1メートル1万円を上限度して50%の補助です。要件としては市街化区域、通学路、避難所の500メートル以内の道路に面しているところです。危険ブロックと判定するチェックシートがあり、これに一つでも該当するところがあれば、不適格なブロック塀ということで補助の対象になると考えております。既に始めている自治体の実績を参考にしながら、5件を計上しました」 委員より「令和2年度の優先事業とバリアフリー化整備事業600万円の事業内容」については、「六美町北部土地区画整理事業が最重要と考えております。都市計画道路も含めて土地区画整理事業を進め、早期に事業効果を発現させたい。経済波及効果も大きいと考えられることから、予算を大きく計上したところです。バリアフリー化については、おもちゃのまち駅周辺を対象として考えています。現在広場と地下道路に、さらには地下道路と駅に段差があるということで、エレベーターを3基設置する方向で東武鉄道、県と検討しています。併せて駅構内のコンコースからプラットホームまでの段再解消や障がい者対応型トイレの設置などについても、令和2年度に実施する基本構想の中で策定していく予定です」 委員より「東雲公園内のふれあい交流館について、台風による二度の甚大な被害を受けました。今後も継続することに方針を決めましたが、移転などは検討しなかったのか」については、「現状復旧ということで国の査定を受けました。地域住民の憩いの場として利用者も増加しているところから復旧工事に入ります。施設については、再度被災を受けないよう建設課と協議しながら江川の整備をすることが必要かと考えています」 委員より「町の発展には公共交通網の整備が経済発展にとって重要だと言い続けてきました。六美吾妻線をおもちゃのまちから藤井まで実現してほしいと改めて要望するが、町は協議をしたのか」については、「六美町北部土地区画整理事業の中で、六美吾妻線の一部整備を国、県、町からの補助金のもと実施し、それを第一弾として南のほうへ延長していく形で関係する県、下野市、壬生町とで共同して調整しながら進めていきます。令和元年度中に土地区画整理事業区域内延長約460メートルの測量が完了し、まもなく設計にも着手する段階ですので、一部区間の事業は始まっております」との説明を受けました。 次に、水道課関係の主な内容について申し上げます。 委員より「配水管新設事業、老朽管更新事業の内容」については、「配水管新設事業として七ツ石の国道沿いに約870メートル、六美町北部土地区画整理の中で1,300メートルを予定しております。老朽管更新として中央配水場から獨協医科大学までの配水管を耐震性の高いものにし、令和2年度は口径400ミリの鋳鉄管を140メートル更新します。そのほか、壬生地区については漏水調査の結果を踏まえ、更新したいと考えております。老朽管更新は、費用対効果を考え、できるだけ長寿命化を図りながら実施していきたいと考えています」 委員より「現在新南部配水場を建設中ですが、完成までのスケジュール」については、「南部配水場は令和元年度から着手し、現在の状況は新配水池がまもなく完成するところです。令和2年度、3年度におきましては、新配水池の完成により、現在の配水塔の解体工事に入り、その後新管理棟の新築工事や
電気設備工事などを継続事業として進め、令和4年度の整地外構工事の実施により完了する予定です」 委員より「更新管にはポリエチレン管を使用していると聞いていますが、従来の管に比べてどれくらい耐久性がアップされているのか」については、「一昨年より塩化ビニール管に替えて配水用ポリエチレン管、通称PE管を使用しています。東日本、熊本地震などの災害の場所において、地盤のひずみに対しても破断されることなく水の供給ができ、また、伸びた管の修復を後でできるということなど利便性も高いことから導入しております」 委員より「営業外収益6,300万円の内容」については、「預金利息と長期前受金戻入、そのほかとして検定満期メーターの交換による旧メーター器の売却益、下水道徴収委託事務費が1,200万円程度、一般会計からの繰入金として職員の児童手当分が計上されています」 委員より「流動資産の中の未収金の内容と水道料金に対する未収金回収」については、「未収金3,700万円は水道料金の未収ではなく、補助金関係になります。水道料金未払いの方には毎回定期的に督促状や催告書を出しています。給水停止の事務手続は年6回実施しており、1回当たりの給水停止件数は12から13件となっております。未払いとなってしまう理由は、所在不明やアパートの無断転居などによる事例が多いようです」との説明を受けました。 次に、下水道課関係の主な内容について申し上げます。 委員より「浄化槽設置補助事業の中で補助金がつく家庭用合併浄化槽設置費について、農業集落排水及び公共下水道区域内においては認定されないのか」については、「本事業は補助要綱により国の補助金を利用しており、基本的に下水道事業自体で行っているエリアは補助金を出すということは考えていません。ただし、農業集落排水事業区域内において利用しますと言ったところはエリアとしてカウントされますが、利用しませんと言ったところはエリアに入れていません。これにより補助金が出た経緯はあるかと思います」 委員より「農業集落排水を導入する受益者分担金は幾らなのか。また、農業集落排水にかかわらず浄化槽設置のほうが安価かを検討したことはあるのか」については、「受益者分担金については恵川地区を除きまして1件30万円です。おおむね5年に一度、生活排水処理構想の見直しをしており、農業集落排水と浄化槽設置のどちらのほうがメリットが高いのかを、最近では平成27年に検討しています」 委員より「下水道事業合計の残債額」については、「令和2年度壬生町下水道事業予定貸借対照表に記載されている固定負債の企業債と流動負債の企業債を合わせた額、約76億円になります」との説明を受けました。 次に、農政課関係の主な内容について申し上げます。 委員より「下稲葉圃場整備事業の圃場整備に参加している戸数と面積及び平均面積」については、「参加戸数は約300戸、整備面積は196ヘクタール、平均65アールです」 委員より「圃場整備の目的は集約して農業経営が繁栄できるよう整備するのではないのか」については、「集約については1区画1ヘクタールを基準とした大規模な区画を整備して、担い手の育成や下稲葉にある稲葉営農生産組合、下稲葉営農集団、鹿嶋営農集団の3生産組合への受委託の推進を県、町、地元、改良区が一体となって進めていく予定です。また、農業は米麦中心から徐々に、本町にも見られるように苺やトマトなど反収の高い施設園芸にシフトしていますので、圃場整備を実施することにより米麦中心の経営者は耕作面積が広がり、機械により作業効率も高くなり、また施設園芸にシフトする経営者は空いている耕作地を米麦中心の経営者に貸付けるなど、お互いに経営効率を高めることがこれからの農業であると思っています」 委員より「当委員会の研修で新規就農者の取組を積極的に実施して結果を出している自治体の研修をしたが、本町の新規就農者の育成及び機械器具の確保、生産品の出荷先あっせんなどの事例」については、「苺生産を学ぶのであれば苺出荷組合で、有機野菜であれば生産者の指導を受けて農業技術をつかんでいただいております。機械については多額の設備投資が必要なため、中古の機械やハウスを活用しながら始める方もいます。販路については、農協出荷か、自ら販路を選定するか、本人の意向に沿ってあっせんしております」 委員より「干瓢生産支援事業について生産件数と補助金申請状況及び未申請の理由」については、「補助金は申請費の2分の1です。令和元年度のかんぴょう生産者は37軒、そのうち申請者10件、申請率29%です。未申請者については作付面積が少ない方や設備の交換時期などが理由に挙げられます」 委員員より「農政課の令和2年度の補助金の出る事業数と総額」については、「30事業ありまして、総額7,947万5,000円となっています。一番多い補助額は、農業次世代人材投資資金1,425万円です」 委員より「現在、下稲葉圃場整備事業は進行中ですが、ほかの地域で圃場整備に関心がある地域」については、「上稲葉地区と安塚地区の2地区です。現在、地元の方と調整しているところです」との説明を受けました。 次に、商工観光課関係の主な内容について申し上げます。 委員より「令和2年度の新規事業」については、「5事業あります。1、国勢調査、新規ではありませんが、統計では5年に一度の調査です。2、国際化推進事業、外国人雇用に関係して企業との橋渡し役的な地域おこし協力隊を募集します。3、国際観光推進事業、今後設立する国際観光推進協議会を主体に外国人インバウンド関係の観光を推進していきます。4、おもちゃ博物館の改修工事、老朽化が進んでいる施設の改修を計画的に進めていきます。5、ハイウェーパークのトイレ外壁改修工事などが新規事業となります」 委員より「産業振興奨励金1億5,000万円の内容」については、「対象企業はファナック株式会社壬生工場、ファナック株式会社壬生レーザ工場、呉羽合繊株式会社、トヨタ部品栃木共販株式会社の4社となり、ファナック株式会社関連の奨励金は令和2年度が最終年となります。トヨタ部品栃木共販株式会社は新たに奨励金の対象企業となるものです」 委員より「国際化推進事業について、対象は外国人労働者ということで、労働者以外の外国人は入らないのか、また町内の近隣にはどれくらいの規模の企業が外国人を雇用しているのか」については、「基本的には労働者が対象となります。昨年度の町の居住外国人数は約520人です。ベトナム人145人、フィリピン人65人、中国人50人、台湾人35人、韓国人32人となっています。外国人雇用の企業については、現段階では把握していません。あくまでも企業に勤務している方の橋渡し役的なところを目指していますが、企業がどれくらいのニーズを持っているのか、今後行われる調査の対象にしていくことを考えています」 委員より「まちなか創生事業について、蘭学通りのある旧町内のまちづくりについてのビジョン」については、「歴史ある町並みとして蘭学通りという名前がついています。本年11月には藩校サミットが開催されますので、蘭学通りに名入れのフラッグを地域の方や若者の意見を基に学生にデザインを依頼して作成の上、フラッグを掲げてにぎわいを持たせる事業に着手しています」 委員より「みぶハイウェーパークの町所有施設の契約状況と更新並びに利用者の推移」については、「商工会と契約している売店と食堂につきましては、1年更新となっていますので今年度末まで契約しております。農産物直売所とフルーツパーラーについては、平成29年に5年契約を締結しています。残り2年契約期間がありますので、更新時期に再度検討してまいります。利用者については、平成28年が250万人、平成29年が230万人、平成30年が220万人に減少傾向ではありますが、全体の売上げについては横ばいの状態です」 委員より「町の商業振興策の基本的な考え」については、「おもちゃのまち地区には商業施設があり利用者が多数おります。今後、区画整理事業に伴い、地区内に大型商業施設を誘致したり、店舗もでき活性化が図られると考えられますが、一方、旧商店街は経営が厳しい状況になっている実情がありますので、その辺のバランスを取りながら、どう発展させていくかは難題であります。高齢化社会が進むと買い物難民などが増えるため、地元の商店が必要になります。そのためには、商工だけではなく都市計画課も含めた関係各課と協力し、グランドデザインを検討していく必要があると思っています」との説明を受けました。 また、委員より「事業の中でおもちゃ博物館の改修工事に関して」、昨年10月、当委員会の閉会中の継続調査で現地調査をしました。暑さ対策のために空調設備の整備が予定されているようなので、早々に工事着手するようにとの要望がありました。 次に、農業委員会関係の主な内容について申し上げます 委員より「農地利用最適化交付金が93万3,000円増額された原因」については、「農地集積面積と遊休農地の解消面積の成果実績に応じた交付金であります。平成30年度の遊休農地面積から今年度の遊休農地面積を引いたところ、解消したのが1万1,873平方メートルです。解消面積から算出した額が93万3,000円になりました」 委員より「遊休農地と耕作放棄地はどう判断されるのか」については、「年1回のパトロールを実施しておりますが、農業委員、推進委員の方々は日常生活の中でも経験に基づいて状況確認をしています。遊休農地は農地への復元が可能であると見込まれる土地、耕作放棄地は遊休農地も含めて山林化しているなど、農地への復元が困難な土地です」との説明を受けました。 最後になりますが、近年、全国的に自然災害が頻発する中、本町においても平成27年に続き、昨年の台風19号に伴う浸水被害が発生しました。被害を受けた区域の住宅及び公共施設が同様の被災を繰り返すことのないよう、また、住民が安心した生活を送れるよう、町が管理すべき中小河川の水害対策について、全関係機関の連絡・調整のもと連携を図り、最優先課題として全力で取り組んでいただきますよう、委員会の総意として要望いたします。 以上、建設常任委員会に付託されました新
年度予算決議の審査内容について申し上げました。 審査の結果、議案第23号 令和2年度壬生町
一般会計予算決議(所管事項)について、採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決することに決しました。 議案第28号 令和2年度壬生町
水道事業会計予算決議について、採決の結果、全委員異議なく、原案のとおり可決することに決しました。 議案第29号 令和2年度壬生町
下水道事業会計予算決議について、採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決することに決しました。 以上、建設経済常任委員会の報告とさせていただきます。 令和2年3月17日、建設経済常任委員会、委員長、玉田秀夫。
○議長(楡井聰君) 以上で委員長報告を終了いたします。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。 なお、委員長報告に対する質疑は委員会の審査の経過及び結果に対する質疑となりますので、あらかじめご了承お願いいたします。 質疑に入ります。 江田敬吉議員。
◆11番(江田敬吉君)
総務常任委員長にちょっとお尋ねをします。 私は、付託された議案審査の審査というのは何ですかということの理解は、予算書に記載されているものからも離れて、町の経営全般に及ぶ様々な課題について審査をして、それで町の経営の在り方についてきちっと審査結果を報告するというのが大体審査の任務、役割と思っているんですが、今までの常任委員会の審査内容の資料を見てみると、これで審査やっているのかなと思うぐらい時間が少ないので、とりあえず
総務常任委員長管轄の委員会がこの間に何時間やられているのか、時間数で説明してもらえますか。 それと、町の経営の一番影響を持っているのは
総務常任委員会が議会を代表して多くの課題に対して踏み込んだ話をせざるを得ない関係にあるわけですよね。一つは、いろいろな大型事業をやって、今年は借金もさらに大幅に増えるという見通しの上に立って、町の経営は大丈夫かなと。夕張は350億で破綻しましたが、私は限りなくこの350億に近い壬生町起債残高がそうなってくるんじゃないかなと心配していますが、これは参考までに申し上げておきますが、私のほうの所管ですが、下水道と農業集落排水の借金残高、公債残高が70億超えているんですから、下水だけで。庁舎も造る、いろいろ出てきますからね。 それで、
総務常任委員長にお尋ねしますが、町の借金について、公債をいろんな問題で発行していますが、借り入れている主な借入先の検証をされたかどうか。多分、国だろうと思うんですが、壬生の借金の90%以上は国から借りているのかなと思っているんですよ。ただ、最近、職員のところからはいろいろな説明もあって、入札で借入れをすると。入札というのは大体国は参加しないでしょうから、一般銀行を中心に入札やって、今ゼロ金利時代ですから、できるだけゼロ金利に近い金利を選んで借りるという努力も、経営努力としては大事な要素だと思っているんですが、今度の予算審議で、総務委員会として入札制度についてどんなふうにやられているのかお尋ねしているのか、やらなかったのか、この辺の経過があったら説明してもらえますか。 以上です。
○議長(楡井聰君)
遠藤恭子委員長。
◆
総務常任委員長(遠藤恭子君) 江田議員の質問にお答えします。 令和2年度の予算にあるものについてのやりとりはしております。それ以外のやりとりというと、例えば町の経営に関しての審査報告ということはございません。 そして時間なんですけれども、江田議員はとても時間について物すごくこだわると思うんですけれども、質のいい質問が委員長報告のとおり出ておりますし、執行部も誠実に答弁しております。なので余り私の意見をこの場で言う必要はないかもしれませんが、時間が長いからいいとか、時間が短いからそれはよくないとか、そういう問題ではないと私は認識しております。 そしてあと、
総務常任委員会の重要性は私も十分認識しておりますし、しっかりとした議事進行を行い、そして委員の皆様と執行部の皆様でやりとりをきちんとしていますので、傍聴にいらしていただければ分かると思います。そして、町の借金とか、町の入札の制度についてのことですけれども、これは全て委員長報告の中でお伝えしたものが委員会で議事進行の中でやってきたとおりだと思いますので、委員会での質問は特にございませんでした。 以上です。
○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 まず、議案第23号 令和2年度壬生町
一般会計予算決議について、これより討論に入ります。 江田敬吉議員。 〔11番 江田敬吉君登壇〕
◆11番(江田敬吉君) 11番、江田です。 私は、令和2年度
一般会計予算に反対する討論を行います。 まず、本予算に反対する理由としては、三つの基本政策と計画が先送りされている問題等について反対理由を述べさせていただきます。 その第1は農業問題ですが、国も県も本気で農業経営の立て直しをやろうとする姿勢が見えないし、本町の場合も担当課任せみたいになっていて、毎年の予算書には農業経営にはおよそ役に立たないような少額の補助金が列記されて、農業者の家庭は住民税の納税額から判断し、経営が悪化しているにもかかわらず、もうかる農業への転換が政策的に無策と言わざるを得ません。 その政策的判断の第2点は、商店街の衰退です。壬生の住民に商店街に買い物に行きますかと尋ねると、スーパーやコンビニと答えるのはみんな同じです。長期にわたってこのような状況が続いてきた結果、空き店舗の借り手探し程度の対策では、もはや解決しません。行政として抜本的な政策を求めてきましたが、現状のまま推移してきています。 第3は、本町の経済政策であり、その決め手は企業誘致です。推進する側が受け身の姿勢ではなく、自らがアイデアを絞って企業側と連携推進で取り組むべきです。 地域経済の雇用を目指す戦略を明確にし、企業が立地先を選ぶにも新しい時代の到来に呼応した戦略性を持った地域にこそが多くの企業が注目されるはずです。そのためには、産業道路の整備や工場施設あるいは用地の照会を容易にする政策の確立が不可欠の条件ですが、本町はそのような対策が見られません。 さらに、個別の問題について指摘をさせていただきますが、
一般会計予算に反対する個別問題としては、一番の理由は継続費として提案されていない予算です。年度予算は法規定のとおり、その年度内に完結することを基本とした単年度予算主義で成り立っていますが、目標達成に2か年以上を要する支出については継続費として総額を定め、年度ごとに割り振った決議をしておくことが継続費の基本でありますが、これがなされていないということです。 さらに、個別の事業についても、計画さえ示されていないのは納得できません。その第1は、産業道路と町民から期待され、計画しながら30年以上も放置してきた六美吾妻線の建設問題ですが、私も主要メンバーに必要以上にこの早期実現について求めてきた経過がありますが、この会計年度でも具体的な提案が示されていません。 さらに、その第2は、六美地区の市街化区域の雨水対策ですが、これとて執行機関の判断で建設大臣の認可を受けて、恐らくこれも30年ぐらいになるんでしょう、地域の住民は早期着工を求めてきたので、私も一緒になって努力をいたしましたが、昨年、その一部を着工しましたが、全体の建設計画についてはいまだに明らかにされていません。 その第3は、おもちゃ地区10自治会内の雨水溝を改修して路面を拡幅する問題です。この道路は狭隘のため、救急車の走行にも支障があり、地元からの強い要請で、町長初め、部課長が現地に出向き、自治会長全員の皆さんと対策会議を持ち、改修に着手することが約束されていますが、既にそれから2年が経過していますが、着工するのか、やらないのか具体的な策が明らかにされていません。 こういう全体的な政策と個別の実行課題についての先送りについて理由を申し上げました。以上の点を申し上げて私の一般会計の承認を求める件について反対討論とさせていただきます。 ありがとうございました。
○議長(楡井聰君) 鈴木理夫議員。 〔13番 鈴木理夫君登壇〕
◆13番(鈴木理夫君) 13番の鈴木でございます。 私は、議案第23号 令和2年度壬生町
一般会計予算決議について賛成の立場から討論をいたします。 本予算は、小菅町長が将来都市像として掲げた「住み続けたい、住んでよかった」、そして、「住んでみたい」まちづくりを実現するため、政策課題ごとに収支両面において適切な財政構成となっており、大型予算でありながらも均衡のとれた予算編成となっております。 予算額は、昨年度、過去最大規模となった額を超えて146億4,000万円となりましたが、その中にあっても財政調整基金の取崩し額は前年度と比較しおよそ4億円減額し1億9,900万円に抑えることができており、高く評価するところでございます。 予算額の増額の大きな要因なった新庁舎建設事業は、壬生町の50年、100年先を切り開く非常に重要な事業であり、町民の意見を丁寧に聴きながら進めていただいているところでございます。 来年度は10億円を超える事業費となっておりますが、緊急防災・減災事業債や公共施設等適正管理推進事業債を最大限活用しつつ、先人の皆様がこのために積み立ててこられた庁舎建設基金を有効に活用することで、過去・現在・未来の壬生町民が庁舎建設を支える形がとられており、世代間負担の公平が図られた予算編成がされております。 また、同じく予算額を大きく押し上げる要因の一つとなった六美町北部土地区画整理支援事業につきましては、およそ4億8,000万円と大きな事業費となっておりますが、優良な住環境の整備、大型商業施設の誘致など、町が未来に大きく飛躍するために、今は投資をしなければならないタイミングだと考えております。この未来のための積極的な投資を評価し、賛意を示すものであります。 また、清掃センターの基幹的設備改良事業につきましても、継続費として3か年でおよそ26億6,000万円という非常に大きな事業費が計上されております。既に供用が開始されて20年を経過する清掃センターの機能低下は、町が抱える喫緊の課題であり、施設の再生は避けては通れない道であります。この大事業を国庫補助金や一般廃棄物処理事業債を有効に活用することにより、町の負担を最小限に抑え実行に移す姿勢は高く評価されるものであります。 このほかにも計上された一つ一つの事業では、若い世代が安心して産み育てることができる環境整備のため、こども医療費助成事業の現物給付の継続、弱視の早期発見・早期治療を促す弱視スクリーニング検査の開始、増え続ける需要に対した学童保育施設の増設、保護者負担軽減を目的とした放課後児童クラブ運営の指定管理者制度活用、小・中学校トイレ洋式化への改修など、子ども・子育て施策の充実が顕著に見てとれます。 また、従前の社会保障施策を継続しながらも、介護サポート24サービスや老人保護福祉施設整備など高齢者に配慮した施策を充実させ、モデル地区での集中健康教室を開催するなど、健康長寿のまちづくりを目指した取組を新しく始めており、保健・福祉・医療の連携による総合的なサービス強化が図られております。 また、従前の防災対策・災害対策の事業に加えて、道路沿いの危険なブロック塀から町民を守るためのブロック塀等撤去費補助金や、急増する高齢者の特殊詐欺被害を未然に防ぐことを目的とした特殊詐欺対策電話機等購入費補助金を新設するなど、安全・安心施策の充実が図られております。 加えて、便利で快適な生活環境整備を目指す施策として、新しく始まった広域バスの充実、町の今後の公共交通の在り方を検討し、基本方針を定める地域公共交通網形成計画の策定、ニーズに対応した幹線道路整備や道路修繕事業、新庁舎の最寄り駅となる東武宇都宮線国谷駅の機能・利便性の向上、東武宇都宮線おもちゃのまち駅のエレベーターの設置を視野に入れたバリアフリー基本構想の策定など、社会基盤の整備・向上を図る事業が随所に盛り込まれております。 このほかにも、施設の適切な維持管理と財政負担の標準化を図る各種施策の長寿命化事業、全国的なイベントである全国藩校サミットの開催、豊かな圃場を確保するための下稲葉地区の圃場整備事業推進、国際化対応のための新たな事業など、新たな地域課題の解決、新たなニーズへの対応を目指した取組が多く見られる内容となっており、小菅町長の施策の成果が確実に出てきていることが分かる予算となっております。 以上のように、令和2年度予算は第6次総合振興計画前期基本計画の最終年度にふさわしい、「住み続けたい、住んでよかった」、そして、「住んでみたい」と思える壬生町の実現に向けた小菅町長の意思が強く感じられる予算であると思います。 どうか議員各位におかれましても、私の賛成の趣旨をご理解いただき、心からの賛同をお願いするところでございます。 最後に、大きな事業を幾つも抱え、町政史上最も重要な時期にあると思われますが、財政の健全性に留意しつつ、小菅町長のもと全職員が一丸となって令和2年度予算を円滑に執行していただきますようお願い申し上げ、賛成討論といたします。
○議長(楡井聰君) 田部明男議員。 〔2番 田部明男君登壇〕
◆2番(田部明男君) 日本共産党の田部明男です。 私は、議案第23号 2020年度壬生町
一般会計予算決議について反対の立場から討論いたします。 まず、予算案全体にかかわる考え方について2点述べます。 町民の皆さんの命と暮らしを守るためには、安倍内閣が掲げる全世代型社会保障改革に毅然として対抗する予算でなくてはなりません。安倍内閣の全世代型社会保障改革は、社会保障のあらゆる分野で給付減と負担増を全世代に向けて打ち出すものとなっているからです。 次に、第2期壬生町創生総合戦略に、第2期における新たな視点として、新しい時代の流れを力にするソサエティー5.0の実現などとうたわれています。安倍政権は近年、急激に進展している技術革新をあらゆる分野に取り入れ、経済成長と社会課題を解決するとしてソサエティー5.0を強く推し進めています。まるでソサエティー5.0を進めればあらゆる問題が解決するかのようなに触れ込みです。 しかし、これまでの幾多の失敗例が示すように、何よりも大切なことは町民の皆さんの中にあるエネルギーや想像性、意欲を発揮してもらってこそ問題の解決も、町の発展もあります。今の町民の皆さんの命と暮らしを守ること、それが町政の第一義的使命であり、将来への希望だと考えます。 その視点から歳入、歳出の幾つかについて述べます。 まず、歳入です。第1款で都市計画税を課していないことは評価できます。さらに、都市計画税の仕組みそのものを廃止するために努力を求めます。 町民の皆さんに対する厳しい町税攻勢が続けられています。大企業の株価は上がっているものの、実質経済は一向に回復しないまま、町民の皆さんの暮らしは苦しいままです。長引く景気低迷で税金を払いたくても払えない状況に置かれているのですから。町民の皆さんの人権や暮らしを第一に考えた丁寧な対応、実現可能な納税相談などを求めます。 第7款の地方消費税交付金です。8億円のうち、社会保障財源交付金として4億2,000万円を計上しています。消費税増税分とのことですが、本当にそのまま社会保障の充実に使われるのでしょうか。税金と政府や自治体の支出には富の再配分の機能があります。しかし、消費税は貧しい人ほど負担割合が高く、逆の累進性が高いと言えます。町民の皆さんの暮らしを苦しめる消費税を歳入の根幹に置くことは認められません。 次に、第14款使用料及び手数料で、わんぱく公園の中にある共有地約5.1ヘクタールを県に貸していますが、その賃貸料を取っていますか。予算書に記載がない以上、取っていないと見ざるを得ません。県に対してきちんと請求し、徴収すべきです。 次に、歳出について述べます。 各款に共通していますが、多くの非常勤職員を
会計年度任用職員に替えました。これに伴って一時金の支給可能になるなど前進面も見られますが、1年とか短い年で雇い止めなどの心配もあります。安心して働き続けられる保障が必要です。 第2款総務費では、1項7目で中学生の平和大使派遣事業を評価したいと思います。先日も委員会質疑で聞きましたが、平和大使を派遣するだけでなく、町内全ての子供たちが被爆のこと、核兵器廃絶のこと、そして現実の国際政治が廃絶に向かって歩んでいることなどを学ぶ機会をつくるよう充実を求めます。 14目の諸費ですが、町は自衛隊の求めに応じて入隊に適した年齢に達した青年の名簿を提供するなど便宜を図っています。閲覧は拒めないかもしれませんが、特段の便宜を図る必要は全くありません。若い町民の命を守る立場から、すぐにやめるべきです。 15目の庁舎建設費ですが、新しい庁舎建設に向けていよいよ本格的な取組が進められようとしています。今後50年、100年を見通す事業であるからこそ、一層透明性が求められます。町の一般競争入札も落差率が非常に高く、これは果たして公正な入札の結果かとの声も上がっています。公正な入札を要望します。 第3項の戸籍住民基本台帳費ですが、その中の個人番号カード交付事業は、制度導入当初からプライバシーの保護は万全なのかと心配する声が上がっていました。その効能を疑問視する声と相まって、普及は全国でもはかばかしくありません。全国で15.1%、栃木県は14.2%、壬生町ではさらに低く13.3%です。これは何よりもこの制度が町民の皆さんの支持を得ていない証拠ではありませんか。このような事業はすぐにもやめるべきです。 第3款民生費では、第1項2目高齢者福祉費で敬老金支給が相変わらず節目だけの支給になっています。住んでよかったと言えるまちを目指すなら、長寿を祝い、高齢者を励ます意味からも、毎年の支給にすべきです。 2項2目母子福祉費では、こども医療費の助成制度は県内でも対象年齢を18歳までにしている自治体が幾つもあります。我が壬生町も早急に対象年齢を18歳までに引き上げるべきです。 第3目保育園費では、保育の空白地域をつくるのではなく、町内のどこに住んでいても保育サービスが受けられるようにすべきです。町が保育から後退するのではなく、公的な保育を充実させることを求めます。 第4款衛生費では、2項2目塵芥処理費で清掃センターの管理運営事業が上げられています。ごみ行政について述べれば、大量の資源を消費して、ごみになったら焼却で処理というシステムそのものを改める時代になっています。分別とともに、将来ごみになるようなものをできるだけ使わず、何度でも再利用し、用途を変えて再資源化するなど、ごみゼロを目指す中で清掃センターのあるべき姿を探るべきです。 第6款農林水産業費ですが、1項3目の農業振興費を見ると、前年度に比べて7.4%も減らされています。農業は国にとっても、町にとっても基幹的産業です。壬生の安全でおいしい食料を守るためにも、農業関係の予算をもっと充実すべきです。 最後に、第10款教育費です。給食事業委託費ですが、自校方式をやめて民間業者に委託している学校があります。偽装請負などと疑われないよう十分注意することを求めます。 2項2目教育振興費では、教育にICT(情報通信技術)を活用したGIGAスクール構想の一環だと思いますが、情報教育推進事業としてパソコンを導入する計画が上げられています。ICTの活用はより効果的な学習や病児、特別支援教育など学習環境整備などでメリットがあるのは事実です。しかし、公教育への企業の参入を一層進め、集団的な学びの経費や教育の画一化につながるおそれがあることも指摘をしておきます。 また、要保護・準要保護児童や生徒の就学援助事業では、教育の機会均等を保障するものです。町はより積極的に制度の周知を図り、利用を援助することを求めます。 5項2目の体育施設費については、一般質問の中でも新庁舎建設の事業が進むにつれて、これまでCDグラウンドを利用してきた方々に南部や北部の運動場などに利用を移していただく話がありました。代替施設として活用するならば、それ相応にきちんと整備することが必要だと考えます。 以上、各款ごとに幾つか予算書を見てきました。積極的な取組として評価したいところも幾つかあります。しかし、全体として見れば、国や県が押しつける住民いじめの政治への協力者となっていることは否定できません。これでは町民の皆さんの命と暮らしを守る使命は果たせません。よって、予算案に反対いたします。 議員各位の賛同をお願いし、討論といたします。
○議長(楡井聰君) これより議案第23号 令和2年度壬生町
一般会計予算決議についての件を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(楡井聰君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 ここで休憩といたします。 再開は午後1時といたします。
△休憩 午前11時53分
△再開 午後1時00分
○議長(楡井聰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第24号 令和2年度壬生町
国民健康保険特別会計予算決議について、これより討論に入ります。 田部明男議員。 〔2番 田部明男君登壇〕
◆2番(田部明男君) 田部明男です。 私は、議案第24号 2020年度壬生町
国民健康保険特別会計予算決議について反対の立場から討論いたします。
国民健康保険制度は2018年度から財政運営を都道府県単位とされました。厚生労働省は市町村が行う法定外繰入れを徹底的に削減しようと2020年度から都道府県と市町村に対して保険者努力支援制度を使った新たなペナルティーを導入します。 今回の予算決議の問題点の一つは、この新たなペナルティー制度に従い法定外繰入れを減らして国保税を増税したことを前提に組まれているということです。 概要説明を見ると、被保険者1世帯当たり平均の負担は前年度に比べ108.5%に伸びているのに、保険給付は100.8%とほとんど伸びていません。これでは社会保障として国民皆保険の底支えをする
国民健康保険制度としてその役割を果たしているとは言えません。ますます医療から町民の皆さん、国民の皆さんを遠ざけてしまいます。高過ぎて、払いたくても払えないという悲鳴は全国各地で上がっています。 もちろんその原因の大本は、負担を減らし続け、町や被保険者に負担を押しつけてきた国にあります。全国知事会も求めているように、公費1兆円を全国の国保会計に投入すれば、国保を協会けんぽの保険料並みに引き下げることができます。負担割合を減らし続け、町や被保険者にしわ寄せし、自治体の法定外繰入れに対してペナルティーを課す国の姿勢は言語道断です。この国の姿勢、県の姿勢を受け入れている今回の予算案には賛成できません。 議員各位の賛同をお願いし、討論といたします。
○議長(楡井聰君) 赤羽根信行議員。 〔5番 赤羽根信行君登壇〕
◆5番(赤羽根信行君) 5番、赤羽根信行でございます。 私は、議案第24号 令和2年度壬生町
国民健康保険特別会計予算決議について賛成の立場から討論を行います。 我が国においては、国民皆保険制度により、国民の誰もが安心して必要な医療を受けることができる仕組みを構築しております。国民健康保険はその医療制度において基盤となる受け皿の役割を果たし、長きにわたって制度を支えてきたところでございます。 医療の高度化や高齢化などにより国民健康保険の財政運営は年々厳しいものとなっており、医療制度を維持していくためには国、都道府県、市区町村の全てが協力して取り組むことが必要となってきております。 このような状況の中、令和2年度の本会計の歳入につきましては、保険税について税率改定による収入増を勘案した上で、低所得者に対しての7割・5割・2割軽減などを継続して行いつつ、なお不足する部分は一般会計からの法定外繰入れにより対応するなど、納税者の負担の激変や低所得者への影響に配慮するとともに、財政の健全化に向けバランスを考慮した整備がなされているものと考えます。 そのほか保険給付費に充てるための財源である保険給付費等交付金や軽減した保険税額の補てんと低所得者の人数に応じた財政支援としての国・県・町の公費から成る保険基盤安定負担金など制度上の適正な歳入が計上されているものです。 歳出につきましては、保険給付費においては被保険者数の変動や保険給付費の実績に基づく推計による適正な確保がなされております。また、県へ納付する
国民健康保険事業費納付金につきましては、県内全ての市町と県の間で慎重に協議を重ね、決定した費用を計上しているものです。 そのほか医療費適正化への寄与が期待され、近年、国が推し進めている保健事業等に関しましては、特定健康診査事業においてこれまでの事業を継続しながら、令和元年度の自己負担無料化に続き、個別健診の年齢制限を廃止するなど、さらなる推進をしていく努力が見受けられます。また、人間ドック助成や糖尿病重症化予防などの取組についても継続的に実施する中、国の交付金等を最大限活用し、保険税への負担を抑えつつ住民サービスの維持、向上と医療費の適正化に努める姿勢がうかがえるものです。 これらのとおり、厳しい財政状況の中、住民の負担と財源確保のバランスを図り、
国民健康保険制度の安定的な運営と継続的な維持のための努力がうかがえる予算措置と見受けられるもので、本予算に対し賛成の意を表するものであります。 以上を申し上げ、賛成討論といたします。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(楡井聰君) これにて討論を終結いたします。 これより、議案第24号 令和2年度壬生町
国民健康保険特別会計予算決議の件について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(楡井聰君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第25号 令和2年度壬生町
奨学資金特別会計予算決議について。 本案は討論を省略して採決したいと思います。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第25号 令和2年度壬生町
奨学資金特別会計予算決議についての件を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第26号 令和2年度壬生町
介護保険事業特別会計予算決議について、これより討論に入ります。 田部明男議員。 〔2番 田部明男君登壇〕
◆2番(田部明男君) 田部明男です。 私は、議案第26号 2020年度壬生町
介護保険事業特別会計予算決議について、反対の立場から討論いたします。 まず、地域包括支援センターで土・日曜や祝日も開設し、夜間の電話にも対応できるよう態勢を整えることを評価したいと思います。しかし、介護保険制度の動向を見ますと、以前として「保険があって介護なし」と批判される状況は改善されていません。改善どころかますます事態は深刻になっています。 例えば総合事業について、国は事業の弾力化として要介護者も対象とすることを打ち出しました。要介護者の総合事業利用を拡大するために保険給付を前提に、利用促進のための運用改定を行うとしています。総合事業は、多様な担い手と称して基準緩和型サービスやボランティア主体など、専門職以外による安上がりサービスを拡大しようとしています。 しかし、低い報酬や担い手不足が深刻で、事業所が撤退したり、新規利用を断るケースが相次いでいます。今回の措置は利用者の窮状を放置し、軽度者の生活援助を介護給付から外し、総合事業に移行させるための道をつけるものと言わざるを得ません。 町の予算案を見ても、国の介護保険制度のゆがみの影響が現れています。要支援・要介護認定者の2020年度推計は、前年度に比べて104.8%に伸びているにもかかわらず、標準給付総額はほとんど伸びていない100.5%です。地域支援事業費と合わせても100.6%とほぼ現状維持です。安心して介護を受けたいと希望する方々の願いに応えるよう改善が進んだとは言えません。改善どころか制度が願いに逆行している以上、議案に賛成することはできません。 議員各位の賛同をお願いし、討論といたします。
○議長(楡井聰君) 後藤節子議員。 〔1番 後藤節子君登壇〕
◆1番(後藤節子君) 1番、後藤でございます。 私は、議案第26号 令和2年度壬生町
介護保険事業特別会計予算決議について、賛成の立場から討論を行います。 介護保険は、加齢により生ずる心身の変化に起因する疾病等により介護を要する状態になっても、できる限り自宅で自立した日常生活を営めるように、必要な保険医療サービス及び福祉サービスに係る給付を行う仕組みとして制度化され、国民の共同連帯の理念に基づき、40歳以上の全国民で公平に支えております。 本町では、平成29年度までの第6期介護保険事業計画を継承・発展する形で作成された平成30年度から次の3年間の第7期介護保険事業計画をもとに、高齢者の自立支援と尊厳保持の基本理念のもと、可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援サービス提供体制である地域包括ケアシステムの深化・推進を目指し、介護保険制度の持続可能性を確保することに配慮し、サービスを必要とする方に必要なサービスが提供されるよう、各取組が図られていくと認識しております。 本会計の歳入におきましては、保険給付及び地域支援事業に関連して、公費負担分の国県支出金、一般会計繰入金、そして第2号被保険者負担分の支払基金交付金及び65歳以上の介護保険料などが適正に予算計上されております。 一方の歳出におきましても、急速な高齢化の進行に伴う認知症高齢者、寝たきりの高齢者、独居老人、老老介護の増加や介護の長期化など介護問題が老後の不安要因となっている状況の中、地域に密着した介護サービス、介護予防サービス等に対応した給付費が計上されております。 地域支援事業では、高齢者の総合相談、権利擁護や地域の支援体制づくり、介護予防の必要な援助などを行っている地域包括支援センターへの委託料、地域包括ケアシステムの深化・推進を見据えた介護予防・生活支援サービス事業費や在宅医療・介護連携推進事業費が計上されております。 さらには、認知症の相談体制を整備し、早期発見や適切な治療につなげるための認知症施策推進事業費、地域全体の生活支援体制を強化する生活支援体制整備事業費が計上されるなど、いずれにおきましても適正な予算措置がなされておりますので、本予算に対し賛成の意を表するものでございます。 以上申し上げ、賛成討論といたします。 議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(楡井聰君) これより議案第26号 令和2年度壬生町
介護保険事業特別会計予算決議についての件を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(楡井聰君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第27号 令和2年度壬生町
後期高齢者医療特別会計予算決議について、これより討論に入ります。 田部明男議員。 〔2番 田部明男君登壇〕
◆2番(田部明男君) 田部明男です。 私は、議案第27号 2020年度壬生町
後期高齢者医療特別会計予算決議について、反対の立場から討論いたします。 私は以前から、現在の後期高齢者医療制度について、年齢を重ね医療を受ける機会が増えた高齢者を別枠に囲い、医療費を抑えるために医療から遠ざけようとするものと批判してきました。残念ながら、制度の本質は何ら変わっていません。医療費を抑えるために考えられた現代のうば捨て山とも言うべき発想です。ですから、もし制度をつくろうとするなら、高齢の方々が安心して必要、十分な医療を受けられるような制度をつくるべきです。 そうでないならば、高齢者差別の医療制度は一日も早く廃止すべきだと考えますので、本議案について反対いたします。 議員各位の賛同をお願いし、討論といたします。
○議長(楡井聰君) 戸崎泰秀議員。 〔3番 戸崎泰秀君登壇〕
◆3番(戸崎泰秀君) 3番、戸崎泰秀です。 私は、議案第27号 令和2年度壬生町
後期高齢者医療特別会計予算決議について、賛成の立場から討論を行います。 後期高齢者医療制度は、特に医療費が高騰しがちな75歳以上の方々のために、世代間における費用負担を明確にしつつ、高齢者の特性に合った医療保険を実現するものであり、決してうば捨て山制度ではなく、ゆりかごから墓場までと、国の厚い国民皆保険制度の重要な基盤の一つとなっています。 2008年の制度発足以来、後期高齢者は年々増加しており、2025年にはいわゆる団塊の世代が75歳を迎え、医療費の増加が懸念されます。 後期高齢者が安心して医療を受けられるように、安定的・持続的な制度運営が必要であり、町は栃木県後期高齢者医療広域連合と連携して、その運営を円滑に進めているところであります。 そこで、本会計の歳入を見てみますと、保険料については低所得者に配慮した軽減措置を講じることによって、国による軽減特例の縮小とのバランスを取っています。また、一般会計繰入金として保険基盤安定繰入金を計上し、保険料軽減措置による町負担増を公費補填で分散しつつ、歳入の確保が図られております。 対して歳出については、町分担事務の効果的な運営のための費用を明確に計上しつつ、制度の安定的・持続的運営のために徴収保険料と保険基盤安定負担金等を広域連合納付金として計上しています。 さらに、高齢者の健康診査の費用を国保会計から本会計に計上して財政上の区分を明確にしています。併せて人間ドックの検診助成や76歳になる方への口腔健診を引き続き実施するなど、高齢者の疾病予防、健康増進を積極的に図る費用が適正に計上されております。 以上のとおり、本予算は後期高齢者医療制度の安定的・持続的な運営のための予算措置が広域連合と連携しつつ効果的になされているものであります。これを高く評価し、賛成の意を表します。 以上を申し上げ、賛成討論といたします。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(楡井聰君) これにて討論を終結いたします。 これより議案第27号 令和2年度壬生町
後期高齢者医療特別会計予算決議についての件を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(楡井聰君) 起立多数であります。 よって本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第28号 令和2年度壬生町
水道事業会計予算決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第28号 令和2年度壬生町
水道事業会計予算決議についての件を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第29号 令和2年度壬生町
下水道事業会計予算決議について、これより討論に入ります。 江田敬吉議員。 〔11番 江田敬吉君登壇〕
◆11番(江田敬吉君) 11番、江田ですが、私は、令和2年度下水道企業会計の提案に反対する討論を行います。 公共下水道と農業集落排水の事業統合については、基本的に賛意を表明してきました。会計の統合や両会計の借金、公債残高などはどうするか不明確であり、同時に、農業集落排水事業には多くの問題があったにもかかわらず、その実態を町民に明らかにせず、この会計提案を承認することができないと判断しました。 反対の理由。 まず、第1に、農業集落排水は1,300世帯の農家の汚水を処理する事業として建設が開始され、これまでに合計建設費は120億円と多額の経営資源が投入され、費用の40%は国の補助金ですが、これまでの建設費は114億円と多額で、その80%、約96億円は下水管を地下に埋設する工事費であります。費用がかかり過ぎるので、多くの町村では合併浄化槽に切り替えるところが増えてきましたが、本町の場合は農業集落排水にこだわってきました。この結果、農家の負担も1戸当たり、加入金も含めて50万円を超え、高額負担のため加入をちゅうちょする人が多く、最後に供用開始した黒川東は供用開始から3年も経過しているのに加入率は43%にとどまっています。 江田は十数年前から農家の負担も考え、合併浄化槽を初め、農業集落排水に代わる方法の検討を求めてきましたが、検討した形跡は認められません。もうからない農業を続けている皆さんは多額の負担をすることはできにくいので、農家の方々の税額から判断をして、建設費の多額の借金を返済するほうに回すことは不可能と私も判断しました。現在の1,200世帯の工事をやった段階の公債費の残高は28億円であります。この28億円をどう返すのかも不明確であります。この借金は、少なくとも農家の人の所得現状から考えて、農家以外の方の税収で負担せざるを得ないとの判断もしました。 今回の公共下水道と事業統合に当たり、会計は農業集落排水会計として残すと担当部署から説明を受けてまいりましたが、時間が進行するにつれて、事業統合だけじゃなくて、会計統合も同時に行われるということが明らかになってきていますので、こういう借金返済も含めて、公共下水道に加入した多くの皆様へのこの実態も正確に報告する必要があると私は判断しました。 つきましては、この公債残高の返済方法を町民に明らかにすることも含めて、経営責任でありますので、このことについて明らかにすることを求めてきたわけでありますので、以上の理由を申し上げて、この会計に反対する討論とさせていただきます。 終わります。
○議長(楡井聰君) 大島菊夫議員。 〔15番 大島菊夫君登壇〕
◆15番(大島菊夫君) 15番、大島菊夫です。 私は、議案第29号 令和2年度壬生町
下水道事業会計予算決議について、賛成の立場から討論を行います。 下水道は、町民が健康で快適な生活を営むために欠かすことができない重要な施設であり、汚水の処理による生活環境の改善と公共用水域の水質保全を目的とし、整備が進められております。 下水道事業のサービスの提供に必要な施設等の老朽化に伴う更新事業や人口減少に伴う料金収入の減少と下水道事業の財政運営は年々厳しいものになっており、住民生活に密着したサービスの提供を将来にわたり安定的に継続することが課題となっております。 このような状況の中、国の要請を受け令和2年度より公共下水道事業及び農業集落排水事業が新たに壬生町下水道事業として公営企業会計方式の予算編成をされたところであります。本会計の収入によりまして、使用料については公共下水道、農業集落排水おのおの適切な想定を見込んだ額を計上されております。 また、国の交付金や企業債を活用し事業に対する財源の確保や維持管理等に必要な経費に対して、町から繰入れし、一般会計負担など収入の確保が図られています。 支出につきましては、公共下水道事業、農業集落排水事業おのおのの維持管理に係る費用を計上したほか、浸水対策として北部第3、第7、第11排水区整備や汚水処理場施設の整備として六美町北部区画整理地内や旭町、星の宮地区整備に要する費用を計上し、環境保全、生活改善に取り組んでいる姿勢がうかがわれるものです。 これらのことから、厳しい財政状況の中、受益者の負担を財源確保のバランスを図り、下水道事業が公営企業として継続的に安定的な公共サービスを提供していくための予算措置と見受けられますので、本予算に対して賛成の意を表するものであります。 以上を申し上げ、賛成討論といたします。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(楡井聰君) これにて討論を終結いたします。 これより議案第29号 令和2年度壬生町
下水道事業会計予算決議についての件を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(楡井聰君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
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△日程第9 議案第30号 令和元年度壬生町
一般会計補正予算(第6号)決議について
○議長(楡井聰君) 次に、日程第9、議案第30号 令和元年度壬生町
一般会計補正予算(第6号)決議についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読させます。 〔書記朗読〕
○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。 〔町長 小菅一弥君登壇〕
◎町長(小菅一弥君) 議案第30号 令和元年度壬生町
一般会計補正予算(第6号)の提案理由を申し上げます。 今回の補正予算は、国が実施する新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策に要する経費を計上し、編成をいたしたところであります。 まず、歳出予算の内容につきましてご説明申し上げます。なお、歳出予算につきまして3款民生費のみの補正となっております。 まず、児童福祉費、放課後児童健全育成事業におきまして、新型コロナウイルス感染症対策として放課後児童クラブの安全対策のため、子供用マスク、消毒液、消毒用の噴霧器を購入するために必要な経費を計上したほか、小学校の一斉臨時休校に伴い、3月2日から春休みの前日までの間、平日において午前中から、町内13か所の放課後児童クラブを開所する必要が生じているため、これに必要な経費を計上いたしております。 また、子育て支援センターひよこ管理運営事業及び子育て支援センターつばめ管理運営事業におきましても、安全対策のため子供用マスク、消毒液、消毒用の噴霧器を購入するために必要な経費を計上しております。 さらに、教育対策総合支援事業におきましても、町内13か所の認定外を含めた保育施設・認定こども園等の安全対策のため、子供用マスク、消毒液、消毒用の噴霧器を購入するために必要な経費を計上しております。 次に、歳入についてご説明を申し上げます。 14款国庫支出金におきまして、歳出に伴う財源といたしまして、「子ども・子育て支援交付金」及び「保育環境改善等事業費補助金」をそれぞれ計上いたしました。 なお、先ほど説明いたしました歳出予算の費用につきまして、全て国費により補助される形となっております。これによりまして、
一般会計補正予算(第6号)は、歳入歳出それぞれ1,828万2,000円を増額し、補正後の予算総額を143億2,935万8,000円とするものでございます。 また、繰越明許費の補正といたしまして、今補正に計上されております「放課後児童健全育成事業」や「保育対策総合支援事業等」のマスクや消毒液の購入につきましては、年度内での執行が困難なため。「南部運動場トイレ建設工事」につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、中国から衛生機器等の部品の調達が難しくなっていることから、年度内に工事が完了しないため、繰越明許費を追加し執行するものでございます。 また、債務負担行為の補正といたしまして、新型コロナウイルス感染症の影響による一時的な業績悪化から、資金繰りに支障を来している町内の中小企業者の経営を安定させるため、中小企業融資制度において緊急経営対策資金を創設し、3年間に限り利子を町が全額補助することから、債務負担行為を追加するものでございます。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。
○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。 小牧敦子議員。
◆6番(小牧敦子君) 子供用マスク、消毒液、そしてその噴霧器、これを学童、子育て支援センター、そして保育園、こども園に予算をつけられたということなんですが、今現在これがどういうような状況に各園の中で足りているか、足りていないか、あるいは在庫がまだあるんだという状況を教えていただきたいのと、今、非常にマスクは供給体制が国内では厳しい状況になっております。これを各施設ごとに独自に入手するようになるのか、あるいは町のほうで調達のほうの支援といったものが体制としてあるのかどうか、分かる範囲で結構でございます、お教えいただければと思います。 よろしくお願いします。
○議長(楡井聰君) 臼井優子
こども未来課長。
◎
こども未来課長(臼井優子君) 小牧議員のご質問にお答えいたします。 マスク、消毒液等の現在の状況でございますが、マスク、消毒液に関しましては3月2日に学校のほうが休校になるというのに合わせまして各施設に消毒液、マスクのほうを配布してございます。在庫等につきましては、それぞれの施設についての確認はしていないんですけれども、町の保育園、子育て支援センター等については、一切備蓄、在庫等はそこにはない状況でございます。 今後のマスクの購入の方法なんですけれども、町のほうで無償納品として購入いたしまして、各施設のほうに順次配置するような計画で進めているところでございます。 以上でございます。
○議長(楡井聰君) 小牧敦子議員。
◆6番(小牧敦子君) 町のほうで一括ということで、本当にご苦労が絶えないかとは思うんですけれども、ぜひ子供たちのために、感染を食い止めるためにもご尽力いただきたいと思います。要望でございます。 以上です。
○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第30号 令和元年度壬生町
一般会計補正予算(第6号)の決議について、本件は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第30号 令和元年度壬生町
一般会計補正予算(第6号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第10 議案第31号 令和2年度壬生町
一般会計補正予算(第1号)決議について
○議長(楡井聰君) 次に、日程第10、議案第31号 令和2年度壬生町
一般会計補正予算(第1号)決議についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読させます。 〔書記朗読〕
○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。 〔町長 小菅一弥君登壇〕
◎町長(小菅一弥君) 議案第31号 令和2年度壬生町
一般会計補正予算(第1号)の提案理由を申し上げます。 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症の影響による一時的な業績悪化から、資金繰りに支障を来している町内の中小企業者の経営を安定させるために創設をする緊急経営対策資金に要する経費を計上し、編成をいたしたところであります。 まず、歳出予算の内容につきましてご説明を申し上げます。 7款商工費、中小企業融資制度事業におきまして、500万円を融資限度額とする緊急経営対策資金を創設し、借入時に必要となる信用保証料の全額を町が負担するための費用のほか、3年間に限り利子を全額補助するための費用を新しく計上いたしました。また、栃木県信用保証協会を通した融資枠を拡大するため、貸付金を増額計上いたしました。 次に、歳入についてご説明を申し上げます。 21款諸収入では、栃木県信用保証協会からの中小企業融資資金預託金を計上いたしました。 19款繰入金では、財政調整基金繰入におきまして、今回の補正予算に伴い増額し調整をしたところであります。 これによりまして、
一般会計補正予算第1号は、歳入歳出それぞれ5,298万6,000円の増額をし、補正後の予算総額を146億9,298万6,000円とするものでございます。 また、債務負担行為の補正といたしまして、歳出予算で計上されております利子補給金につきまして、3年間に限り町が全額補助することから、債務負担行為を追加するものでございます。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。
○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第31号 令和2年度壬生町
一般会計補正予算(第1号)決議の件について、本件は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第31号 令和2年度壬生町
一般会計補正予算(第1号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第11 付託請願等の審査結果報告について(令和2年陳情第1号)
○議長(楡井聰君) 次に、日程第11、付託請願等の審査結果報告について(陳情第1号)の件を議題といたします。 去る2月27日の本会議において、会議規則第37条第1項の規定により、教育民生常任委員会に付託されました令和2年陳情第1号 「福祉職員処遇を当面月4万円引き上げる助成制度の新設を国に求める意見書」の提出を要請する陳情書についての件は、委員会の審査が終了しておりますので、これより委員長の報告を求めます。 教育民生常任委員会、田村正敏委員長。 〔教育民生常任委員長 田村正敏君登壇〕
◆教育民生常任委員長(田村正敏君) 令和2年第2回
壬生町議会定例会において、教育民生常任委員会に付託されました令和2年陳情第1号 「福祉職員処遇を当面月4万円引き上げる助成制度の新設を国に求める意見書の提出を要請する陳情書」について、令和2年3月5日、12日の2日間にわたり、全委員出席のもと慎重に審査しました経過と結果をご報告申し上げます。 陳情の趣旨は、介護サービスを担う人材を確保するために、現状、他業種と比べ低い賃金水準を改善する助成制度や、新たに介護福祉機器を導入した場合の補助制度の新設を国に求めるものです。 これについて、「低賃金や人手不足は慢性化しており、介護職員の処遇改善には賛成」という意見や、「仕事の割には賃金が安いので、支援すべき」という意見があり、また「4万円の助成という根拠や内容が不明確」という意見もあったが、その趣旨においては、全委員一致で採択と決しました。 以上、ご報告申し上げます。 令和2年3月17日、教育民生常任委員会、委員長、田村正敏。
○議長(楡井聰君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 令和2年陳情第1号 「福祉職員処遇を当面月4万円引き上げる助成制度の新設を国に求める意見書の提出を要請する陳情書」について、本件は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより令和2年陳情第1号 「福祉職員処遇を当面月4万円引き上げる助成制度の新設を国に求める意見書の提出を要請する陳情書」の件を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。 令和2年度陳情第1号 「福祉職員処遇を当面月4万円引き上げる助成制度の新設を国に求める意見書の提出を要請する陳情書」を原案のとおり採決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、令和2年陳情第1号 「福祉職員処遇を当面月4万円引き上げる助成制度の新設を国に求める意見書の提出を要請する陳情書」は委員長報告のとおり採決することに決しました。
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△日程第12 発議第1号 介護職員の処遇改善のための新たな助成制度等を設けることを求める意見書の提出について(議員提出)
○議長(楡井聰君) 次に、日程第12、議員提出発議第1号 介護職員の処遇改善のための新たな助成制度等を設けることを求める意見書の提出についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読させます。 〔書記朗読〕
○議長(楡井聰君) 提出者より趣旨説明を求めます。 9番、田村正敏議員。 〔9番 田村正敏君登壇〕
◆9番(田村正敏君) 9番の田村でございます。 介護職員の処遇改善のための新たな助成制度等を設けることを求める意見書の趣旨説明を行います。 超高齢化社会を迎え、介護ニーズが高まる中、介護サービスを担う人材を確保し、その人員配置を図ることは喫緊の課題でありますが、介護職の賃金水準が他業種と比べ低いことなどから、介護職員の離職率は高く、人材確保が難しい状況が続いております。 国は、介護職員の処遇改善を図るため、介護職員等特定処遇改善加算を制度化するなど、賃金改善に取り組んでおりますが、依然として全産業平均より低く、十分な効果を発揮しているとは言えません。 そこで、国に対し介護職員の賃金を全産業平均に近づけるため、確実な処遇改善につながる助成制度を新設することを要望いたします。 なお、その際、保険料・利用料の引上げに連動させることなく処遇改善につなげることを強く要望いたします。 また、併せて事業所が働きやすい職場環境の整備に取り組みやすくする施策の推進を要望いたします。 この意見書への皆様方のご賛同をお願いし、趣旨説明を終わります。
○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 発議第1号 介護職員の処遇改善のための新たな助成制度等を設けることを求める意見書の提出について、本件は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより発議第1号 介護職員の処遇改善のための新たな助成制度等を設けることを求める意見書の提出についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 ただいま議決されました意見書については、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。
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△日程第13 発議第2号
壬生町議会議員政治倫理条例の一部改正について(議員提出)
○議長(楡井聰君) 次に、日程第13、議員提出発議第2号
壬生町議会議員政治倫理条例の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読させます。 〔書記朗読〕
○議長(楡井聰君) 提出者より趣旨説明を求めます。 13番、鈴木理夫議員。 〔13番 鈴木理夫君登壇〕
◆13番(鈴木理夫君) 13番、鈴木でございます。 発議第2号
壬生町議会議員政治倫理条例の一部改正について、趣旨説明を申し上げます。 今回の改正は、「地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律」が平成29年5月に公布され、令和2年4月1日から施行されることとなり、特別職非常勤職員及び臨時的任用職員の任用の厳格化及び
会計年度任用職員の創設に伴い、第3条第5号の「臨時職員」を「
会計年度任用職員及び臨時的任用職員」に改めるものでございます。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 発議第2号
壬生町議会議員政治倫理条例の一部改正について、本件は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより発議第2号
壬生町議会議員政治倫理条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第14 発議第3号
壬生町議会会議規則の一部改正について(議員提出)
○議長(楡井聰君) 次に、日程第14、議員提出発議第3号
壬生町議会会議規則の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読させます。 〔書記朗読〕
○議長(楡井聰君) 提出者より趣旨説明を求めます。 13番、鈴木理夫議員。 〔13番 鈴木理夫君登壇〕
◆13番(鈴木理夫君) 13番の鈴木でございます。 発議第3号
壬生町議会会議規則の一部改正について、趣旨説明を申し上げます。 議会会議規則第49号において、会議において発言しようとする者は、「起立して」という表現をしておりますが、当議会においては起立ではなく、挙手により対応しており、現状に即しないことから改正を行うものであります。 また、会議規則第100条については、昨年6月議会において、議会傍聴規則の「外とう、襟巻」という表現を、時代に合った「コート、マフラー」と改めたものと同様の改正を行うものであります。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 発議第3号
壬生町議会会議規則の一部改正について、本件は討論を省略し採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより発議第3号
壬生町議会会議規則の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第15 議員派遣について
○議長(楡井聰君) 次に、日程第15、議員派遣についての件を議題といたします。 お諮りいたします。 議員派遣については、お手元に配付いたしました議員派遣の件(案)に記載したとおり、研修名、目的、派遣場所、期間及び派遣議員名のとおり派遣することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本件は、議員派遣の件(案)に記載のとおり派遣することに決しました。 なお、この際、お諮りいたします。 ただいま議決したことについて、諸般の事情により変更する場合には議長一任にお願いしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、諸般の事情により変更する場合には議長に一任することに決しました。
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△日程第16
議会運営委員会の閉会中の継続審査について
○議長(楡井聰君) 次に、日程第16、
議会運営委員会の閉会中の継続審査についての件を議題といたします。
議会運営委員会委員長から、次期議会定例会までの間に開かれる臨時会を含む会期の日程等、議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項については、会議規則第72条の規定により、閉会中も引き続き審査したい旨申出があります。 お諮りいたします。 本件は、委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査にすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本件は委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
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△日程第17
議会広報特別委員会の閉会中の継続審査について
○議長(楡井聰君) 次に、日程第17、
議会広報特別委員会の閉会中の継続審査についての件を議題といたします。
議会広報特別委員会委員長から議会広報編集に関する事項について、会議規則第72条の規定により、閉会中も引き続き審査したい旨の申出があります。 お諮りいたします。 本件は、委員長から申出のとおり閉会中の継続審査にすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本件は委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
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△日程第18
議会庁舎建設特別委員会の閉会中の継続審査について
○議長(楡井聰君) 次に、日程第18、
議会庁舎建設特別委員会の閉会中の継続審査についての件を議題といたします。
議会庁舎建設特別委員会委員長から庁舎建設に必要な調査研究に関する事項については、会議規則第72条の規定により、閉会中も引き続き審査したい旨の申出があります。 お諮りいたします。 本件は、委員長から申出のとおり閉会中の継続審査にすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本件は委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
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△日程第19 研修に係る閉会中の継続調査について
○議長(楡井聰君) 次に、日程第19、研修に係る閉会中の継続調査についての件を議題といたします。 各委員長から令和2年度の委員会の研修について、会議規則第72条の規定により研修終了までの継続調査として、閉会中も引き続き調査したい旨の申出があります。 お諮りいたします。 本件は委員長からの申出のとおり、研修終了時までの継続調査にすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本件は委員長から申出のとおり、研修終了時までの継続調査にすることに決しました。
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△日程第20
壬生町議会常任委員会委員の選任
○議長(楡井聰君) 次に、日程第20、
壬生町議会常任委員会委員の選任を行います。 お諮りいたします。 常任委員会の選任については委員会条例第6条第4項の規定により、
総務常任委員会委員に落合誠記議員、江田敬吉議員、玉田秀夫議員、田村正敏議員、中川芳夫議員、後藤節子議員の6名を、教育民生常任委員会委員に市川義夫議員、楡井聰議員、赤羽根信行議員、小牧敦子議員、戸崎泰秀議員の5名を、建設経済常任委員会委員に大島菊夫議員、鈴木理夫議員、坂田昇一議員、遠藤恭子議員、田部明男議員の5名をそれぞれ指名したいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいま指名しましたとおり選任することに決しました。 なお、各常任委員会の正副委員長は各常任委員会において、互選することになっておりますので、次期定例会までの間に互選し、議長に報告をお願いいたします。 ここで暫時休憩をいたします。
△休憩 午後2時08分
△再開 午後2時27分
○副議長(坂田昇一君) 議長の都合によりまして、私が議長の職務を行います。よろしくお願いいたします。 休憩前に引き続き、会議を開きます。
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△日程の追加
○副議長(坂田昇一君) 楡井聰議長から、議長の辞職願が提出されております。 お諮りいたします。 議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(坂田昇一君) ご異議なしと認めます。 よって、議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
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△議長辞職の件
○副議長(坂田昇一君) 議長辞職の件を議題といたします。 地方自治法第117条の規定によりまして、楡井聰議長の退席を求めます。 〔14番 楡井 聰君退席〕
○副議長(坂田昇一君) 職員に辞職願を朗読させます。 〔書記朗読〕
○副議長(坂田昇一君) お諮りいたします。 楡井聰議員の議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(坂田昇一君) ご異議なしと認めます。 よって、楡井聰議員の議長の辞職を許可することに決しました。 楡井聰議員の入室を許します。 〔14番 楡井 聰君着席〕
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△日程の追加
○副議長(坂田昇一君) ただいま議長が欠員になりました。 お諮りいたします。 議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(坂田昇一君) ご異議なしと認めます。 よって、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。
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△議長の選挙
○副議長(坂田昇一君) 議長の選挙を行います。 選挙は投票により行います。 議場の閉鎖を命じます。 〔議場閉鎖〕
○副議長(坂田昇一君) ただいまの出席議員は16名であります。 会議規則第30条第2項の規定により、立会人に江田敬吉議員及び中川芳夫議員を指名いたします。 投票用紙を配付いたします。 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。 〔投票用紙配付〕
○副議長(坂田昇一君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(坂田昇一君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を点検いたします。 〔投票箱点検〕
○副議長(坂田昇一君) 異状なしと認めます。 それでは、投票用紙に記入をお願いいたします。 ただいまから投票を行います。職員の点呼に応じて順次投票願います。 〔事務局長点呼・投票〕
◎事務局長(越路正一君) それでは、議席順に点呼をさせていただきます。 1番、後藤節子議員、2番、田部明男議員、3番、戸崎泰秀議員、4番、遠藤恭子議員、5番、赤羽根信行議員、6番、小牧敦子議員、8番、玉田秀夫議員、9番、田村正敏議員、10番、中川芳夫議員、11番、江田敬吉議員、12番、市川義夫議員、13番、鈴木理夫議員、14番、楡井聰議員、15番、大島菊夫議員、16番、落合誠記議員、最後に坂田昇一副議長。
○副議長(坂田昇一君) 投票漏れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(坂田昇一君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 開票を行います。 江田敬吉議員及び中川芳夫議員、開票の立会いをお願いします。 〔開票〕
○副議長(坂田昇一君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数 16票 有効票数 16票 無効票数 ゼロ票 有効投票のうち、 赤羽根信行議員 11票 小牧敦子議員 2票 落合誠記議員 2票 田部明男議員 1票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は4票です。 よって、赤羽根信行議員が議長に当選されました。(拍手) 議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕
○副議長(坂田昇一君) ただいま議長に当選されました赤羽根信行議員が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定により、当選の告知をいたします。
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△議長就任の挨拶
○副議長(坂田昇一君) 新議長はご登壇いただき、就任の挨拶をお願いいたします。 〔新議長 赤羽根信行君登壇〕
○新議長(赤羽根信行君) 一言、就任の挨拶を申し上げたいと思います。 ただいまの議長選挙によりまして、壬生町議会第49代の議長に就任いたしました赤羽根信行でございます。 私は、議員歴10年と経験が浅く、もとより浅学非才な身ではありますが、この歴史と伝統ある壬生町議会、また歴代議長の名を汚すことなく、議会運営に取り組むとともに、町民に分かりやすく、また透明性を心がけ、初心を忘れることなく、さらに自己研さんを積み、副議長、また議員の議員の皆さんとともに議会運営を行っていきたいと思います。 議員各位には、今後ともご協力をお願い申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、就任の挨拶とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。
○副議長(坂田昇一君) 暫時休憩いたします。
△休憩 午後2時45分
△再開 午後2時58分
○副議長(坂田昇一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△日程の追加
○副議長(坂田昇一君)
議会運営委員会委員、赤羽根信行議長から
議会運営委員会委員を辞任したい旨の申出がありました。 お諮りいたします。
議会運営委員会委員の辞任の件を日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(坂田昇一君) ご異議なしと認めます。 よって、
議会運営委員会委員の辞任の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
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△
議会運営委員会委員の辞任の件
○副議長(坂田昇一君)
議会運営委員会委員の辞任の件を議題といたします。 地方自治法第117条の規定によりまして、赤羽根信行議長の退席を求めます。 〔5番 赤羽根信行君退席〕
○副議長(坂田昇一君) 3月17日赤羽根信行議長から一身上の都合により、
議会運営委員会委員を辞任したい旨の申出があります。 お諮りいたします。 赤羽根信行議長の
議会運営委員会委員の辞任の件を許可することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(坂田昇一君) ご異議なしと認めます。 よって、赤羽根信行議長の
議会運営委員会委員の辞任を許可することに決しました。 赤羽根信行議長の入室を許します。 〔5番 赤羽根信行君入室〕
○副議長(坂田昇一君) ここで議長を交代いたします。 〔議長交代〕
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△日程の追加
○議長(赤羽根信行君) ただいま
議会運営委員会委員が欠員になりました。 お諮りいたします。
議会運営委員会委員の選任の件を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤羽根信行君) ご異議なしと認めます。 よって、
議会運営委員会委員の選任の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
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△
議会運営委員会委員の選任の件
○議長(赤羽根信行君)
議会運営委員会委員の選任の件を議題といたします。 委員会条例第6条第4項の規定により、楡井聰議員を指名いたしたいと思います。 ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤羽根信行君) 異議なしと認めます。 よって、
議会運営委員会委員には、ただいま指名したとおり選任することに決しました。 ここで、議長交代いたします。 〔議長交代〕
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△日程の追加
○副議長(坂田昇一君)
議会広報特別委員会委員の赤羽根信行議長から
議会広報特別委員会委員を辞任したい旨の申出があります。 お諮りいたします。
議会広報特別委員会委員の辞任の件を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(坂田昇一君) ご異議なしと認めます。 よって、
議会広報特別委員会委員の辞任の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
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△
議会広報特別委員会委員の辞任の件
○副議長(坂田昇一君)
議会広報特別委員会委員の辞任の件を議題といたします。 地方自治法第117条の規定によりまして、赤羽根信行議長の退席を求めます。 〔5番 赤羽根信行君退席〕
○副議長(坂田昇一君) 3月17日、赤羽根信行議長から一身上の都合により、
議会広報特別委員会委員を辞任したい旨の申出があります。 お諮りいたします。 赤羽根信行議長の
議会広報特別委員会委員の辞任の件を許可することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(坂田昇一君) ご異議なしと認めます。 よって、赤羽根信行議長の
議会広報特別委員会委員の辞任を許可することに決しました。 赤羽根信行議長の入室を許します。 〔5番 赤羽根信行君入室〕
○副議長(坂田昇一君) ただいま
議会広報特別委員会委員が欠員になりましたが、赤羽根信行議長におきましては、広報特別委員会規約第2条により建設経済常任委員会より選任されております。 よって、建設経済常任委員会にあっては、速やかに新しい委員の推薦をお願いいたします。 暫時休憩といたします。
△休憩 午後3時05分
△再開 午後3時17分
○議長(赤羽根信行君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△日程の追加
○議長(赤羽根信行君) 建設経済常任委員長より新しい
議会広報特別委員会委員の報告がありました。 お諮りいたします。
議会広報特別委員会委員の選任の件を日程に追加し、議題とすることにご異議がありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤羽根信行君) 異議なしと認めます。 よって、
議会広報特別委員会委員の選任の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
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△
議会広報特別委員会委員の選任の件
○議長(赤羽根信行君)
議会広報特別委員会委員の選任の件を議題といたします。 委員会条例第6条第4項の規定により、玉田秀夫議員を指名いたしたいと思います。ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤羽根信行君) 異議なしと認めます。 よって、
議会広報特別委員会委員にはただいま指名したとおり、選任することに決しました。 暫時休憩といたします。
△休憩 午後3時18分
△再開 午後3時34分
○議長(赤羽根信行君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
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△日程の追加
○議長(赤羽根信行君) 坂田昇一副議長から副議長の辞職願が提出されております。 お諮りいたします。 副議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤羽根信行君) ご異議なしと認めます。 よって、副議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
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△副議長辞職の件
○議長(赤羽根信行君) 副議長辞職の件を議題といたします。 地方自治法第117条の規定によりまして、坂田昇一副議長の退席を求めます。 〔7番 坂田昇一君退席〕
○議長(赤羽根信行君) 職員に辞職願を朗読させます。 〔書記朗読〕
○議長(赤羽根信行君) お諮りいたします。 坂田昇一議員の副議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤羽根信行君) ご異議なしと認めます。 よって、坂田昇一議員の副議長の辞職を許可することに決しました。 坂田昇一議員の入室を許します。 〔7番 坂田昇一君入室〕
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△日程の追加
○議長(赤羽根信行君) ただいま、副議長が欠員になりました。 お諮りいたします。 副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤羽根信行君) ご異議なしと認めます。 よって、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。
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△副議長の選挙
○議長(赤羽根信行君) 副議長の選挙を行います。 選挙は投票により行います。議場の閉鎖を命じます。 〔議場閉鎖〕
○議長(赤羽根信行君) ただいまの出席議員は16名であります。 会議規則第30条第2項の規定により、立会人に田村正敏議員及び玉田秀夫議員を指名いたします。 投票用紙を配付いたします。 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。 〔投票用紙配付〕
○議長(赤羽根信行君) 投票用紙の配付漏れありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤羽根信行君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を点検いたします。 〔投票箱点検〕
○議長(赤羽根信行君) 異状なしと認めます。 それでは、投票用紙に記入をお願いいたします。 ただいまから投票を行います。 職員の点呼に応じて順次投票をお願いいたします。 〔事務局長氏名点呼・投票〕