壬生町議会 > 2018-02-21 >
02月26日-01号

  • 南部清掃工場(/)
ツイート シェア
  1. 壬生町議会 2018-02-21
    02月26日-01号


    取得元: 壬生町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-11
    平成30年  3月 定例会(第1回)壬生町告示第10号 平成30年第1回壬生町議会定例会を次のとおり招集する。  平成30年2月21日                             壬生町長  小菅一弥 1 招集の日  平成30年2月26日 2 招集の場所  壬生町議会 議事堂          ◯応招・不応招議員応招議員(16名)     1番  遠藤恭子君      2番  赤羽根信行君     3番  河野辺恒雄君     4番  小牧敦子君     5番  坂田昇一君      6番  玉田秀夫君     7番  田村正敏君      8番  中川芳夫君     9番  市川義夫君     10番  鈴木理夫君    11番  楡井 聰君     12番  大島菊夫君    13番  落合誠記君     14番  高山文雄君    15番  細井敬一君     16番  小貫 暁君不応招議員(なし)          平成30年第1回壬生町議会定例会議事日程(第1号)                 平成30年2月26日(月曜日)午前10時開会日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期決定日程第3 議案第1号 平成29年度栃木県南公設地方卸売市場事務組合一般会計歳入歳出決算認定について日程第4 議案第2号 壬生町工場立地法準則条例の制定について日程第5 議案第3号 壬生町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定について日程第6 議案第4号 壬生町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について日程第7 議案第5号 壬生町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について日程第8 議案第6号 壬生町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について日程第9 議案第7号 壬生町部課設置条例の一部改正について日程第10 議案第8号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について日程第11 議案第9号 壬生町長等の給与並びに旅費に関する条例の一部改正について日程第12 議案第10号 壬生町職員の給与に関する条例及び一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正について日程第13 議案第11号 壬生町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について日程第14 議案第12号 壬生町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について日程第15 議案第13号 壬生町都市計画税条例の一部改正について日程第16 議案第14号 壬生町国民健康保険税条例の一部改正について日程第17 議案第15号 壬生町国民健康保険財政調整基金条例の一部改正について日程第18 議案第16号 壬生町介護保険給付費準備基金条例の一部改正について日程第19 議案第17号 壬生町学童保育施設設置条例の一部改正について日程第20 議案第18号 壬生町こども発達支援センター設置及び管理運営に関する条例の一部改正について日程第21 議案第19号 壬生町後期高齢者医療に関する条例の一部改正について日程第22 議案第20号 壬生町介護保険条例の一部改正について日程第23 議案第21号 壬生町地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について日程第24 議案第22号 壬生町都市公園条例の一部改正について日程第25 議案第23号 壬生町道路占用条例の一部改正について日程第26 議案第24号 壬生町法定外公共物管理条例の一部改正について日程第27 議案第25号 壬生町運動場設置、管理及び使用条例の一部改正について日程第28 議案第26号 壬生町道路線の認定について日程第29 議案第27号 壬生町公共下水道水処理センターの建設工事委託に関する変更契約の締結について日程第30 議案第28号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて日程第31 議案第29号 平成29年度壬生町一般会計補正予算(第5号)決議について日程第32 議案第30号 平成29年度壬生町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)決議について日程第33 議案第31号 平成29年度壬生町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)決議について日程第34 議案第32号 平成29年度壬生町奨学資金特別会計補正予算(第1号)決議について日程第35 議案第33号 平成29年度壬生町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)決議について日程第36 議案第34号 平成29年度壬生町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)決議について日程第37 議案第35号 平成29年度壬生町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)決議について日程第38 議案第36号 平成29年度壬生町水道事業会計補正予算(第2号)決議について日程第39 議案第37号 平成30年度壬生町一般会計予算決議について日程第40 議案第38号 平成30年度壬生町国民健康保険特別会計予算決議について日程第41 議案第39号 平成30年度壬生町公共下水道事業特別会計予算決議について日程第42 議案第40号 平成30年度壬生町奨学資金特別会計予算決議について日程第43 議案第41号 平成30年度壬生町介護保険事業特別会計予算決議について日程第44 議案第42号 平成30年度壬生町農業集落排水事業特別会計予算決議について日程第45 議案第43号 平成30年度壬生町後期高齢者医療特別会計予算決議について日程第46 議案第44号 平成30年度壬生町水道事業会計予算決議について---------------------------------------出席議員(16名)     1番  遠藤恭子君      2番  赤羽根信行君     3番  河野辺恒雄君     4番  小牧敦子君     5番  坂田昇一君      6番  玉田秀夫君     7番  田村正敏君      8番  中川芳夫君     9番  市川義夫君     10番  鈴木理夫君    11番  楡井 聰君     12番  大島菊夫君    13番  落合誠記君     14番  高山文雄君    15番  細井敬一君     16番  小貫 暁君欠席議員(なし)---------------------------------------会議に出席した説明員の職氏名 町長        小菅一弥君   副町長       櫻井康雄君 総務部長      落合広美君   民生部長      倉井利一君 経済部長      出井 透君   建設部長      高木英雄君 総務課長      神長利雄君   総合政策課長    越路正一君 税務課長      粂川延夫君   住民課長      沖  薫君 こども未来課長   大橋 肇君   健康福祉課長    臼井浩一君 生活環境課長    人見賢吉君   農政課長      篠原一雄君 商工観光課長    神永全始君   建設課長      増田典耕君 都市計画課長    大垣成仙君   水道課長      林 光一君 下水道課長     所 利保君   会計管理者兼会計課長                             玉田英二君 教育長       田村幸一君   教育次長      山重利子君 学校教育課長    渡辺好央君   生涯学習課長    尾花利夫君 スポーツ振興課長  大柿悦子君   農業委員会事務局長 小谷野紀雄君 代表監査委員    熱田幸一君---------------------------------------事務局職員の職氏名 事務局長      高山郁夫    議事係長      大垣仁美 書記        太田弘人 △開会 午前10時00分 △開会 ○議長(鈴木理夫君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は16名であります。定足数に達しておりますので、これより平成30年第1回壬生町議会定例会を開会いたします。--------------------------------------- △開議 ○議長(鈴木理夫君) 直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(鈴木理夫君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告を行います。 監査委員から平成29年11月、12月、平成30年1月分の例月現金出納検査報告書及び平成29年度第6回、第7回実施分の定期監査報告書並びに平成30年第1回栃木県後期高齢者医療広域連合議会定例会の審議結果報告書が提出されております。 なお、報告書の写しはお手元に配付したとおりであります。 以上で諸般の報告を終わります。--------------------------------------- ○議長(鈴木理夫君) それでは、日程に入ります。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでありますので、日程に従って会議を進めます。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(鈴木理夫君) まず、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員には、会議規則第122条の規定により、     7番 田村正敏議員     8番 中川芳夫議員 を指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 会期決定 ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第2、会期決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、本日2月26日から3月13日までの16日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期は、本日2月26日から3月13日までの16日間と決しました。--------------------------------------- △日程第3 議案第1号 平成29年度栃木県南公設地方卸売市場事務組合一般会計歳入歳出決算認定について ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第3、議案第1号 平成29年度栃木県南公設地方卸売市場事務組合一般会計歳入歳出決算認定についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) おはようございます。 議案第1号 平成29年度栃木県南公設地方卸売市場事務組合一般会計歳入歳出決算認定についての提案理由を申し上げます。 今回の議案につきましては、栃木県南公設地方卸売市場が平成29年9月30日をもって解散したことから、地方自治法第292条の規定により準用する地方自治法施行令第5条第3項の規定に基づき、構成市町のそれぞれの監査委員が決算審査を行うものであります。よって監査意見書を付し、議会の認定をいただきたく提出をいたします。 よろしくご審議の上、ご承認くださいますようお願いをいたします。 ○議長(鈴木理夫君) 地方自治法第121条の規定により監査委員の出席をお願いしております。 まず、平成29年度栃木県南公設地方卸売市場事務組合一般会計歳入歳出決算の審査結果の報告を求めます。 監査委員楡井聰議員。     〔監査委員 楡井 聰君登壇〕 ◆監査委員(楡井聰君) 監査委員を代表いたしまして、平成29年度栃木県南公設地方卸売市場事務組合一般会計歳入歳出決算審査に係る意見書を町長に提出いたしましたので、ご報告申し上げます。 決算審査につきましては、事務組合が平成29年9月30日をもって解散となったことに伴い、平成29年11月30日付をもちまして、町長から、地方自治法第292条により準用する地方自治法施行令第5条第3項の規定に基づく審査依頼を受けて実施したものでございます。 審査は、平成29年12月5日から平成30年1月19日までの期間に実施し、審査結果及び審査に係る意見につきましては、去る2月1日に決算審査意見書として町長に提出したところであります。 なお、審査に当たりましては、一般会計歳入歳出決算書歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書の計数が正確であるかどうか、また、事務事業の計画に対する取り組みは妥当であったかなど、必要に応じ関係書類の提出を求め、適宜、町担当職員の説明を聴取して確認をし、前年度予算も参考に、比較も踏まえ、審査を実施いたしました。 その結果、審査に付されました一般会計歳入歳出決算書歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書の決算計数は、いずれも誤りのないものと認められ、予算の執行に関する事務処理はおおむね適正であると認められました。 今年度予算は、事務組合の解散に伴い、会計年度が年度途中の9月末日で打ち切られることを前提に編成されたことから、歳入歳出、いずれも前年度との比較で大きく減額となっていましたが、執行状況及び事務処理は、おおむね適切かつ効果的に執行されたものと認められました。 さらに、財産に関する調書につきましては、公有財産、物品及び基金について、関係書類等を審査した結果、計数はいずれも正確であると認められました。 今決算につきましては、指摘すべき事項は特にないことをご報告いたします。 次に、審査意見の概要について申し上げます。 解散してしまった事務組合に対して要望することはできませんが、解散後も財産等、引き続き町が関係していく内容があるため、町担当課の決算や監査の際には随時確認させていただきますので、町の方向性をしっかりまとめ、事務継承市と調整していっていただくことを要望いたしました。 以上、町長に意見書を提出いたしましたので、ここにご報告いたします。
    ○議長(鈴木理夫君) 以上で、監査委員の審査結果の報告を終了いたします。 質疑に入ります。 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) 今、監査委員から監査の結果報告があったんですけれども、この監査委員の意見書は、議案と一緒に議員に配付されていないんです。今日、机の上に置いてあったんですよね。議案はあらかじめ議員が目を通すことができるというので、事前に開会前に配付されるのが原則なんです。にもかかわらず、この意見書が議案と一緒に配付されなかった理由というのをまず聞かせてください。どなたが答えるのかわからないんですが、提出・提案は町長ですから、町長部局で、多分手続上の問題ですから、聞かせてください。 ○議長(鈴木理夫君) 総務部長。 ◎総務部長(落合広美君) お答えいたします。 ご指摘のとおりのところが十分あると思いますので、議会側と執行部のほうの、その間の中での調整というのが不足していたのか、ちょっとわかりませんけれども、後ほどお答えさせていただきたいと思います。議案関係につきましては事前に配付していると思います。監査意見書というか、そちらの関係については、議案とは異なるというというところもあると思いますので、ちょっと調整させていただきます。すみません。 ○議長(鈴木理夫君) 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) 議案とは別なんだというんですけれども、議案は、監査委員の意見をつけて議会の認定に付するという説明をして議案書ができているんです。一つの議案なんです。だから、それはやっぱりきちんと、議案を配付するときに添えて、議員が事前に目を通して審議に臨めるというのを保障しないとならないことなんです。今回、済んじゃったことですからやむを得ないんですが、議案は最低でも3日前に議員に届くというのが原則ですよね。だからやっぱりそれは堅持していただきたいと思います。 それから、解散した後のことでお聞きするんですが、これは、経済部長が今まで市場関係ずっと答弁しておりますので、経済部長に聞けばよろしいのかと思うんですが、この決算書を見ました。それで、附属書の財産調書というところを見ますと、土地が減少しているんです、この面の。減少しているんですが、それは売却しちゃったのか、それとも借地を返したのかわかりませんけれども、決算書の歳入の部分を見ると、そういう売却、財産収入が計上されていないんですよね。だから、その調書で減っちゃった財産というのは、どこで見ればわかるのかというのが一つ。第一点。 それから、もう一つですが、解散しますと、この決算書のナンバリング12というところです。ページ数と合っていないんですが、12というところを見ると、歳入歳出の差し引き額というのがあります。1,424万8,000円です。これがこの後出てくる町の補正予算の分配金に入っているんですけれども、差し引き差額というのが分配金に当たってくるのかどうか。通常ですと、既に精算決議というのは議会で承認されていますよね。解散決議は来ていますよね。だから、解散決議に基づいて精算をする精算金が、この分配金として返されるものなのかどうか、そこのところを確認したいんですけれども、これは経済部長でよろしいんですか。 ○議長(鈴木理夫君) 経済部長。 ◎経済部長(出井透君) お答えいたします。 まず、財産の調書のほうの土地についてでございますけれども、従来、この財産の土地の中に県道敷地、あるいは私道敷地があったということで、それははっきりと解散前にそれぞれの道路管理者のほうに帰属させるべきだということで、その分を整理したというふうに聞いております。 それから、歳入差し引きの1,424万8,000円につきましては、壬生町の出資割合1.82相当分につきまして、今回の補正予算の中で上程をさせていただいておりまして、予算措置をしてから受け入れをしたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) したがって、今言った差し引き額です。これは、そうすると分配金に充てるんですよというのは、この決算書を見るとどこでわかるんですか。 ○議長(鈴木理夫君) 経済部長。 ◎経済部長(出井透君) お答えいたします。 決算書の中では、あくまでも9月30日現在での決算に基づく数値、歳入実質収支額という形で1,424万8,000円はあらわれておりますけれども、その処分については一旦、事務承継市である小山市のほうに歳入されまして、その後、小山市のほうから分配されるという形になりますので、この決算書上では、この段階では、壬生町に幾ら分配されるということは出てこないというふうに理解しております。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第1号 平成29年度栃木県南公設地方卸売市場事務組合一般会計歳入歳出決算認定についての件を採決いたします。 本案は原案とおり認定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案とおり認定することに決しました。 代表監査委員は、関係議案が終了いたしましたので、以上で退席いただくようお願いいたします。--------------------------------------- △日程第4 議案第2号 壬生町工場立地法準則条例の制定について ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第4、議案第2号 壬生町工場立地法準則条例の制定についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第2号 壬生町工場立地法準則条例の制定についての提案理由を申し上げます。 本条例案につきましては、工場立地法の規定による工場敷地内の土地利用の制限を緩和し、企業の新規立地や既存工場の増改築の促進を図り、規模拡大を行おうとする際の敷地不足による工場の町外転出を防止するなど、本町産業の振興と安定した雇用の維持、創出を図ることを目的に制定することを提案するものでございます。 工場立地法では、工場の敷地面積に対し、生産施設面積の上限、緑地及び環境施設面積の下限について工場立地に関する準則が定められており、緑地及び環境施設面積については、周辺環境との調和を図るため、敷地面積に対して20%以上の緑地面積と、緑地面積を含めた25%以上の環境施設面積を確保することが規定をされているところであります。 これらの面積率等につきましては、権限移譲により、市におきましては平成24年4月から国が定める基準にかえて独自の基準を適用する地域準則条例の制定が可能となり、町村につきましても平成29年4月に権限が移譲されたところであります。 現在、本町におきましては、企業立地促進法に基づき、企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則条例を制定し、みぶ羽生田産業団地における緑地面積率の下限を5%に、環境施設面積率の下限を10%に緩和をしているところでございます。 今回、企業立地促進法に基づく同条例を廃止いたしまして、新たに工場立地法に基づく工場立地法準則条例を制定することで、みぶ羽生田産業団地に加え、惣社東産業団地、おもちゃ団地の緑地面積率の下限を5%に、環境施設面積率の下限を10%に緩和することで、産業の振興を図ろうとするものであります。 この三つの産業団地は、工業専用地域及び工業地域に用途指定されており、国が示す緩和基準の範囲内での緩和でありますとともに、整備された産業団地であることから、周辺への環境面での影響が少ないと判断をし、条例案の提案をした次第でございます。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑に入ります。     〔発言する者なし〕 ○議長(鈴木理夫君) 質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第2号 壬生町工場立地法準則条例の制定については、会議規則第37条第1項の規定により、建設経済常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第2号 壬生町工場立地法準則条例の制定については、建設経済常任委員会に付託することに決しました。 建設経済常任委員会は3月12日までに審査を終了し、議長宛て報告をお願いいたします。--------------------------------------- △日程第5 議案第3号 壬生町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定について △日程第6 議案第4号 壬生町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について △日程第7 議案第5号 壬生町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について △日程第8 議案第6号 壬生町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第5、議案第3号 壬生町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定について、日程第6、議案第4号 壬生町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について、日程第7、議案第5号 壬生町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について、日程第8、議案第6号 壬生町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正についての4議案を一括議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第3号 壬生町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定について、議案第4号 壬生町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第5号 壬生町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第6号 壬生町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正についての4議案は関連がありますので、一括して提案理由を申し上げます。 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等については、3年に一度の改正が行われております。平成30年度におきましても、関係各省令の改正が平成30年1月18日に公布をされました。 また、地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律により、新たに介護保険法、障害者総合支援法、児童福祉法にまたがった共生型サービスが開始をされることに伴い、改正省令においても共生型サービスの基準となる規定が追加をされております。 さらに、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律により、これまで都道府県が所管をしていた指定居宅介護支援事業所の指定権限が市町村に移管をされるための省令改正も行われております。これらの省令の改正に伴い、関係条例の制定及び一部改正を行うものであります。 制定及び改正の主な点といたしましては、壬生町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例につきましては、平成30年度に居宅介護支援事業所の指定・監督等が県から町に移管をされることに伴い、新たに制定するものであります。 さらに、改正省令において、同時に、訪問回数の多い利用者への対応、障がい福祉制度の相談支援専門員との密接な連携等が加えられておりますので、それらも対応させております。 次に、壬生町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正についてですが、地域包括支援センターとの障がい福祉制度の相談支援専門員との密接な連携等、加えております。 壬生町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例につきましては、共生型地域密着型通所介護のサービスの創設、地域密着型の施設系サービス等への身体的拘束等の適正化を加えました。 また、壬生町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例につきましては、認知症対応型共同生活介護における身体的拘束等の適正化等を加えております。 なお、この条例は、平成30年4月1日から施行となります。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑に入ります。 小牧議員。 ◆4番(小牧敦子君) 県から町へ権限移譲という形で大きな仕事が町の責務になったかとは思いますけれども、その点で二つお尋ねをいたします。 まずもって、この大きな基準を町が示すことによって、これがきちっと基準どおりの事業展開がされているかどうかというチェックをする立場になったわけですが、今現在の担当課の職員さんの人数対応、あるいは専門性のところから、これはきちっと町として対応が可能かどうか。あるいは、私、そこら辺、まだ予算書を読み上げてはいないんですが、職員さんの人数対応を厚くされるおつもりがあるのかということを一点。 それから、この資料のほうを見ますと、下の枠組みの中で身体拘束の適正化ということがございます。ページでいうと23ページの一番下の段になるんですけれども、これは、いわゆる全国で起きている不適正な身体的拘束を改善するための対策強化の一環だとは思います。ここのところで、23ページに書かれています身体的拘束適正化のための指針を整備ということがあります。これは、事業所ごとに違った指針があるものなのか、それをよしとするものなのか。壬生町としては適正な身体的拘束はこういうものだというものがあって、それに応じた各事業所の指針を求めるものなのか。そこら辺のところを教えていただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(鈴木理夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(臼井浩一君) 小牧議員のご質問にお答えいたします。 一点目の人的なものでございますが、指導監査の実態の状況でございますが、現在、町では地域密着型施設が開設する運営推進会議及び地域包括支援センター運営協議会での事業実績の承認で、おおむねの運営形態、状況、施設などの基準を満たしているか否かなど、把握しておる状況でございます。指導面ではこれでおおむね満たせているものと、私どもでは考えております。 二点目の身体拘束につきまして、これは条文で指針が定められておりますので、事業所ごとに定めるということよりも、その条文、政令の中で一つ一つ読み上げていけば細かいものがございますが、そのような状況の中で身体拘束を行うというようなことに条例ではつくっております。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 小牧議員。 ◆4番(小牧敦子君) それでは、この身体拘束の場合は、本当に必要な場合にのみ適正化というふうに認められるようですが、適正かどうかということを、いつ、どこで、どんな方法で身体拘束を行ったか記録をとって、それの報告義務があるということなんですが、それもそういった協議会の中で報告が上がって、それを町がチェックができる体制があるということで理解してよろしいでしょうか。 ○議長(鈴木理夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(臼井浩一君) 条文の中では、「身体的拘束などを行う場合には、その形態及び時間、その際の利用者の心身の状況並びに緊急やむを得ない理由について記録すること」となっております。また、「身体的拘束などの適正化を図るための対策を検討する委員会を3カ月に1回以上開催することとともに、その結果について、介護職員その他従事者の周知徹底を図ること」となっております。ですから、それ相応の対応はできているものと考えております。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) 今、小牧議員さんが権限移譲のことで聞いたところとダブるんですけれども、町がその事業者の指定をするんですが、指定した後の運営について確認をするということも大事なんですよね。というのは、先ごろ県の調査で不正受給というようなことが報道されておりましたけれども、そういうことをなくしていくということからすると、この管理基準を決めるというのは非常に大事なことなんですが、基準を決めて、その管理を確認する、きちんと。その体制がこの条例でとられるのかなというのはちょっと疑問なんです。 といいますのは、19条、利用者に関する町の通知というのがあるんです。これは事業者が、こういう場合は町に通知しなさいよということを書いてあるんですけれども、自主申告なんですよね。間違えました、こういうことが起きてしまいましたというのは、あくまでも自主申告になっているんです。そうじゃなくて、町がきちんと、例えば年何回かのヒアリングをして、それを指導していくというのがどこで担保されるのかなと思っているんです。その運営規程という21条を見ますと、そこにさまざまなことが書いてあるんですけれども、その規程が守られているかどうかという確認は町がする必要があるんだと思うんです。例えば、年に2回なら2回、年1回であれば1回、担当者が事業所とヒアリングをして。県なんかもそうしていますよね。だから、そういう体制が担保される条例でないとならないんじゃないかと思うんですが、その辺は担保されているんですか。 ○議長(鈴木理夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(臼井浩一君) お答えいたします。 小牧議員の質問の中にもありましたとおり、現在の範囲は、運営推進協議会や運営協議会の中での実質的な審査のほか、現状の範囲で可能な限りこの条例に沿った形で監査等を実施してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) この条例の中で監査をしていけば大丈夫ですという答弁だと思うんです。それはどこに規程されているんですか。規程外のことをやるんですか。監査をしていけば大丈夫ですよと。じゃ、監査規程がこの条例の中でありますか。ないのに、お宅へ監査に来ましたというわけにいかないでしょう。だから、そこのところを聞いているんです。 ○議長(鈴木理夫君) 民生部長。 ◎民生部長(倉井利一君) ただいまの小貫議員のご質問にお答えいたします。 先ほど来、施設につきましては、その運営協議会なりとかを活用して、町のほうでチェックしました。今回、新たに町のほうに権限移譲となる設置につきまして、同じような形で実施しますということでお答えしましたけれども、町に権限移譲ということでおりてくれば、町が指導監査しなくちゃならない、これは当然のことだと思います。そういう中で、今後、今までの施設も含めて検討していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第3号 壬生町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定について、議案第4号 壬生町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第5号 壬生町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第6号 壬生町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正についての4議案については、会議規則第37条第1項の規定により、教育民生常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいま議題となっております議案第3号 壬生町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定について、議案第4号 壬生町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第5号 壬生町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第6号 壬生町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正についての4議案については、教育民生常任委員会に付託することに決しました。 教育民生常任委員会は3月12日までに審査を終了し、議長宛て報告をお願いいたします。--------------------------------------- △日程第9 議案第7号 壬生町部課設置条例の一部改正について ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第9、議案第7号 壬生町部課設置条例の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第7号 壬生町部課設置条例の一部改正についての提案理由を申し上げます。 新庁舎建設につきましては、昨年8月1日付で総務課内に庁舎建設準備室を設置し、町の各団体・機関等の代表者及び公募委員により構成されている壬生町庁舎建設委員会においてのさまざまなご議論や、議会庁舎建設特別委員会のご意見をいただきながら進めているところでございます。 本案は、本事業を一層推進するため、本年3月31日をもって現在の庁舎建設準備室を廃止し、新庁舎建設に向けた関係機関とのさらなる連携強化や、関連事務の迅速かつ確実な実施等、現在進めております新庁舎建設事務の推進力をさらに高めることを目的とし、本年4月1日より、総務部内に専任部署となる新庁舎建設室を設置するものであります。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑に入ります。     〔発言する者なし〕 ○議長(鈴木理夫君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第7号 壬生町部課設置条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第10 議案第8号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について △日程第11 議案第9号 壬生町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について △日程第12 議案第10号 壬生町職員の給与に関する条例及び一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正について ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第10、議案第8号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、日程第11、議案第9号 壬生町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について、日程第12、議案第10号 壬生町職員の給与に関する条例及び一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正についての3議案を一括議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第8号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、議案第9号 壬生町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について、議案第10号 壬生町職員の給与に関する条例及び一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正についての3議案につきましては、給与改定に関連する改正でありますので、一括しての提案理由を申し上げます。 本案は、昨年8月に行われた人事院勧告及び10月の栃木県人事委員会の勧告に基づき、議会の議員の議員報酬、町長等の給与及び町職員・一般職の任期付職員の給与に関する条例を改正しようとするものであります。 勧告の概要といたしましては、職員給与と民間給与を比較した結果、昨年の4月時点で、月例給及び特別給(ボーナス)のいずれについても職員が民間を下回ったことから、月例給については、民間との較差を埋めるため、世代間の給与配分の観点から若年層に重点を置きながら、給料表の水準を月額400円から1,000円への引き上げを行うとともに、特別給については、支給月数を0.1月分引き上げるというものであります。 以上のことから、町においてもこれらに準じて改正をするものでありますが、まず、町職員の給与に関する条例の一部改正では、月例給を平成29年4月にさかのぼって、また、特別給につきましては、本年12月支給分の勤勉手当の支給月数を0.1月引き上げ、平成30年度からは6月及び12月でそれぞれ0.05月ずつ引き上げるものであります。 一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正についても、同様に月例給と特別給を引き上げるものでございます。 次に、議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正及び壬生町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正では、平成29年12月支給分の期末手当を0.05月、平成30年度からは6月、12月でそれぞれ0.025月引き上げるものでございます。 また、先ほどの議案で上程をさせていただきました新庁舎建設組織の室の設置に伴い、別表の一部改正も含まれております。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑に入ります。 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) 職員の給与の、議案10号の人事院勧告に基づく改定、人事院勧告を尊重するというのは当然のことなんですが、従来、年度末に大体政府関係は、政府といいますか、国は給与改定をしているんだと思うんですけれども、それに自治体が間に合わないで3月にずれ込んでいる。栃木県内でも12月に間に合わせたところと、それから3月にずれ込んだところとまちまちですよね。やっぱり基本的には、従来どおり12月に年末調整で差額分が支給されるというのが職員にとってはありがたいのではないかと思うんです。間に合わないというのは、単なる事務的な手続といいますか、それだけで間に合わないということはやはり避けるべきではないかと思うんです。 昨年みたく、国会で給与改定しないと、給与改定法を審議しないという場合もあります。そういう場合、これはやむを得ないんですけれども、国のほうは12月に法律を通して間に合うように段取りをしたけれども、自治体によっては間に合うところと間に合わないところがあるというのはいかがなものかなと。 額が少ないから、生活にそれほど支障がない改定だからいいんだということよりは、やはりきちんと、ずっと踏襲されてきたものというのは、それを守っていくということが大事ではないかなと思うんで、そこのところはなぜそうなっているのか聞かせてください。 それから、8号と9号なんですが、これは人事院勧告は関係ない部分だと思うんです。人事院勧告は一般職員の給与改定を勧告しているんで、町長とか議員の給与改定を勧告はしていないんです。それを一緒にして改定するのはいかがなものかと思うんです。 議員は、自治法上は、条例で定めて報酬と手当を支給することができるというふうになっていますよね。条例を定めてですよね。改定する場合も、今回そうなんですけれども、条例を改正しなければならないですよね。普通ですと、議員も町長も特別職ですから、自分で上げて自分で決めるというのを避けるという意味合いがある部分なんです、これは。自分で予算組んで、自分たちで決めちゃうというやり方です。これ、世間一般的にはお手盛りというんだと思うんですけれども、そういうことを避けるという意味合いからして、報酬審議会というので答申を受けて、それで議員報酬や特別職の報酬は条例で定めると、そういうことになっているんだと思うんです。 ところが、人事院勧告によって期末手当だけは審議会を経なくてもいいんですという理屈で、こういう形で条例改正が出てきちゃうんですよね。これもやはりいいとこどりですよね。大もとの報酬は審議会での答申を受けなきゃならないけれども、それに付随する期末手当、それは審議会を経ないで増やしちゃうと。総額で特別職は報酬を受け取っているわけですので、これもややもするとやっぱり住民の批判を受けやすい部分だと思うんです。ここのところも見解を聞かせていただきたいと思います。 ○議長(鈴木理夫君) 総務課長。 ◎総務課長(神長利雄君) 小貫議員のご質問にお答えいたします。 まず第一点目の、昨年の12月15日に、おっしゃるように国会が通ったわけでございますが、これに基づいて我々は進めてまいったところですが、直近でそれに合うように改正をすべきというようなお話でございますが、いろいろその後、県のほうとの関係もございます。それから、この法律に基づいていろんな政令等、省令等も出てまいります。といったことで、関係事務が即刻行われるというのは、非常に、これは事務方のというお話でございますが、法令との整合性も兼ねるという作成にも期間が必要でございますが、そういった関係、国のほうのそういうのも、いろいろ準則等もすぐには出ないという状況もあります。そんなわけで今回は3月議会の定例会に提出させていただきました。 県内では、先ほど議員もおっしゃってございますように、25のうち20市町が3月議会に提案させていただいているところでございます。 続きまして、第二点目でございますが、議員と町長の報酬の期末手当の改定につきまして、こちらは直接、町の職員の給与とは関係ないというようなことでございますが、この件につきましても、国の、いわゆる人勧に基づいて、11月17日に国が閣議決定をいたしまして、この人勧どおり実施するというような方針を打ち出しまして、同日付で総務大臣、副大臣という通知が出ておりまして、国の閣議におきましても、法令で12月15日に一般職の国家公務員と特別職の国家公務員の給与の改定を行っております。同時に。この閣議の中でも、特別職について、国についてもその趣旨に沿うように人勧を改正しなさいということで、特別職についてもそういうことで、今回は0.05ということになりましたが、それを受けて、先ほどの総務大臣の通知の中で、市町村におかれても、そういう国の閣議を遵守して、そういうような形で改定を行うよう、事務を進めるようにという通知がありましたので、今回も議員と町長等の報酬は同時に改定をさせていただくものでございます。 それから、3番目の報酬審議会との関係でございますが、これにつきましては、確かに議員おっしゃるように、壬生町報酬審議会の条例においては、議員とそれから町長、副町長等の報酬につきまして、その報酬そのものが改定された場合は審議会の意見を聞きなさいというのがその条例の中でうたっております。その報酬、あるいは町長、副町長の給与というのは、それぞれの条例で月額が明確に規定されているところですが、そのものを審議しろというふうな条例でございますので、この条例の中で期末手当の審議は対象外だというようなことで判断させていただいております。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑を終了いたします。 まず、議案第8号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、本案は討論を省略して……     〔「反対しますので、起立採決してください」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) はい。 討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第8号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 ○議長(鈴木理夫君) 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(鈴木理夫君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号 壬生町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第9号 壬生町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。     〔「反対します」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(鈴木理夫君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号 壬生町職員の給与に関する条例及び一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第10号 壬生町職員の給与に関する条例及び一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第13 議案第11号 壬生町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第13、議案第11号 壬生町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第11号 壬生町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正についての提案理由を申し上げます。 本案は、働き方改革の推進を目的に、職員の休暇をとりやすい環境を整備するものであり、職員の夏季休暇の日数を、県内市町の状況等も勘案し、現行の「7月から9月までの3日間」を「6月から10月までの6日間」とするものであります。 また、55歳を超える職員に対する給料の1.5%減額措置が平成30年3月31日をもって廃止となることから、関連規定をあわせて削除するものでございます。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑に入ります。 小牧議員。 ◆4番(小牧敦子君) 今、提案者の説明の中に、他市町の状況を鑑みという言葉がありました。この提案の中身が標準的なものなのか、もっと手厚いところがあるのか、その状況なんかを教えていただければありがたいです。お願いします。 ○議長(鈴木理夫君) 総務課長。 ◎総務課長(神長利雄君) お答えいたします。 県内の他市町の状況でございますが、まず、夏季休暇を6日としているところは17市町ございます。それと5日が3市です。それから、本町と同じ3日間が5市町でございます。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第11号 壬生町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第14 議案第12号 壬生町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第14、議案第12号 壬生町職員の育児休業等に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第12号 壬生町職員の育児休業等に関する条例の一部改正についての提案理由を申し上げます。 本案は、人事院規則の一部を改正する規則の施行により、職員が働きながら育児しやすい環境整備を推進するため、現行の町職員の育児休業等に関する条例の一部改正をするものであります。 具体的な改正内容の一点目といたしましては、再度の育児休業等をすることができる特別の事情の例示を追記するものであり、これまで運用で認めていた待機児童の規定について、「保育所等に入れない場合」と具体的に明文化をするものであります。 二点目は、非常勤職員の育児休業について、子の養育の事情を考慮し、一点目で申し上げました「保育所等に入れない場合」など、特に必要と認められる場合に該当するときは、子が2歳に達する日までの育児休業を可能とするものであります。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑に入ります。     〔発言する者なし〕 ○議長(鈴木理夫君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第12号 壬生町職員の育児休業等に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第15 議案第13号 壬生町都市計画税条例の一部改正について ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第15、議案第13号 壬生町都市計画税条例の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第13号 壬生町都市計画税条例の一部改正についての提案理由を申し上げます。 都市計画税は、市街化区域内の土地及び家屋について、都市計画事業や土地区画整理事業等の実施により利用価値が向上し、所有者の利益が増大するという受益関係に着目して課する目的税であります。 本町の都市計画税は、昭和47年度に条例を制定し、ご負担をいただいてきたところでありますが、町の均衡ある発展を勘案すると、市街化区域における税負担の軽減を図る必要があると考え、平成24年度は特例措置により税率を約半分にさせていただき、平成25年度から平成29年度は課税をしないとして、市街化区域内住民の皆様の負担軽減はもとより、企業立地の誘因として、また人口を増加させるための効果的な施策の一つとして実施をさせていただきました。 その結果として、企業立地に結びついたことや、平成27年国勢調査における人口の増加や、その後の減少抑制に寄与することなど、この施策がその要因の一つになっていると感じております。 このようなことを踏まえ、平成30年度につきましても、引き続き住民の皆様が住みたい、住み続けたい魅力あるまちづくりを推進するため、都市計画税は課税をしないとする改正案を提案させていただくものであります。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑に入ります。     〔発言する者なし〕 ○議長(鈴木理夫君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第13号 壬生町都市計画税条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第16 議案第14号 壬生町国民健康保険税条例の一部改正について ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第16、議案第14号 壬生町国民健康保険税条例の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第14号 壬生町国民健康保険税条例の一部改正についての提案理由を申し上げます。 今回の改正内容は、平成30年度からの国民健康保険制度改革による財政運営責任主体の県移管に伴い、県から示された町が納める納付金額のほか、保険給付等の支出の推移及び保険税等の収入状況を踏まえて見直しを行いました結果、税率等の改定をいたしたく、壬生町国民健康保険税条例の一部を改正しようとするものであります。 税率の改定につきましては、平成30年度の国民健康保険制度改革に係る公費投入等により、法定外一般会計繰入金が大幅に減少するなど、町の財政状況に一定の改善をもたらすことから、総額での税収増とならないようにする方針といたしたところであります。 その上で資産割につきましては、国保加入者の職業構成の変化や、町外にある資産に課税されないこと、収益を上げない資産でも課税されること等により、その意味合いが薄れてきているため段階的に廃止することとし、今回は賦課割合を現行の2分の1とするものであります。 一方、低所得者層の負担増を避けるため、応能割(所得割・資産割)と応益割(均等割・平等割)の賦課割合は維持をすることとし、資産割削減による減収分を補うため、あわせて所得割の税率改定を行うものであります。 また、賦課限度額につきましては、現在の法定限度額が、基礎課税(医療)分、後期高齢者支援金分、介護納付金分の合計額が89万円であるのに対し、本町は85万円となっており、被保険者数や所得の減少等に伴い保険税調定額が年々減少する中で、財源の確保と中低所得者層の負担軽減及び税負担の公平化、適正化という観点から、法定限度額に合わせる賦課限度額の引き上げを行うものであります。 なお、本案件につきましては、平成30年1月31日開催の壬生町国民健康保険運営協議会に諮問をし、原案のとおり執行されるよう要望する旨の答申をいただいていることを申し添えます。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑に入ります。 小牧議員。 ◆4番(小牧敦子君) ご説明をいただきました。特段、今回の資産割を半減するという取り組みに関しては、特に住民の方から、利用されていない土地に賦課されることの苦しさを伺っておりましたので、評価をさせていただきたいと思います。 この提案者の説明の中で、段階的にこの資産割を変えていくという話でした。今回は半減という形。この先どのようなスケジュールがあるのかお聞かせいただければと思います。 ○議長(鈴木理夫君) 税務課長。 ◎税務課長(粂川延夫君) ただいまの小牧議員のご質問にお答えいたします。 今後の予定といいますか、スケジュール的なものということでございますが、まず、今年度に2分の1といたしまして、その後、今後、実績を踏まえまして、実質赤字額の把握によります税率検討の適正化を図るため、税収増の必要性を含めた税率検討が必要になってくるかと思いますけれども、その実績を踏まえた上で平成31年度に検討し、改定につきましては、資産割の残り2分の1の配置と合わせまして平成30年度に行いたいと考えております。 以上です。 ○議長(鈴木理夫君) 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) 随分最高限度額が上がりますが、対象世帯数が限られていて、限度額に近い人はお金持ちなんだからということのようですが、実質上がる世帯というのは、お金持ち世帯だけではなさそうですよね、これを見ますと。全体的に軽減対象世帯、5割軽減、2割軽減の世帯でも増税になるという世帯もあるようですが。全体で6千数百世帯の加入だと思うんですけれども、増税世帯というのは何割になるんですか。 それと、増税することによって、町の、30年度の県に移管された場合の県への分担金といいますか、負担金の額が既に示されているようですけれども、それとの差額。増税して収納すると、随分多く取るんだなという感じが出るんです。つまり余分に取るんではないかと。県に納付すべき金額よりも余分に取る分が相当出るんじゃないかと思うんです。そんな関係で、非常に、低所得者をさらに国保税が追い込むということになるんではないかと懸念しているんですけれども、まず、増税世帯と、幾ら納付額との差額が出るのか、そこを聞かせてもらえますか。 ○議長(鈴木理夫君) 税務課長。 ◎税務課長(粂川延夫君) ただいまの小貫議員の質問にお答えいたします。 まず、第一点目の増税世帯はどれぐらいの比率になるかということでございますが、まずその前に減額となる世帯でございますが、こちら資産割を下げた関係で減になる世帯がございます。そちらが、ただいま試算しますと大体33.8%。それから増減なしという世帯もございますが、そういった方も想定されますが、それが26.1%。それで、ご質問のありました増となる世帯につきましては41%と見込んでおります。 第二点目の増税によって、県への納付額、この差額がどれぐらいになるかということでございますが、これから新年度予算のほうはご審議いただくところでございますけれども、29年度の当初予算に比較しまして、平成30年度では被保険者の減少ということもございますが、マイナスで5,581万円、率で5.82%の保険料の減少を見込んでおります。 納付金との差額ということでございますが、今回につきましては、平成30年度の予算で申し上げますと、県に納付する納付金の金額が11億9,841万4,000円に対しまして、歳入を予定しておりますのが9億337万円でございますので、2億9,504万4,000円の差額となってまいります。 以上です。 ○議長(鈴木理夫君) 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) 増税世帯が約4割ですけれども、この中には、先ほども言ったように、決して裕福な世帯ではない。町が全員協議会のときに配付した資料によりますと、5割軽減世帯、これで見ますと、いわゆる資産のある方は確かに減税になると。しかし、資産を持たない方は増税になるというふうになっているんですよね。5割軽減の世帯で。資産を持っていて、資産割が半分になるので減税になる人、年間して2,600円減税になりますと。これで見ますと、2人家族の40歳から65歳の世帯ですという説明をされているんです、町の資料では。ところが、資産のない人は6,500円増えますということになっているんです。7割軽減されている人ですと、資産のない方がプラス・マイナス・ゼロと。所得にしたら33万円ですよね。5割軽減の人は所得にしたら87万円。その人が6,500円増になるというわけですよね。さらに、130万円きり所得がない人でも、これは資産があろうとなかろうと増税になってくるんです。資産のない人は1万1,800円増税になると。資産が従来あった人は2,700円。これは町が出した資料ですよね。要するに、低所得者に配慮したというけれども、低所得者でも増税になる。その41%の中にこういう人たちが含まれているということになるんだと思うんです。 この税率を全部通していきますと11%ですよね。医療費分、それから後期高齢者分、介護納付分、それぞれが増税になりますので、所得の11%、そこに応益割を含めると、所得の2割、あるいは2割を超えるというものが保険税になってくるんだと思うんです。これではますます保険税を払えない人をつくり出すということになるんだと思うんですけれども、配慮したというけれども、それで配慮されているんですか。払えない人たちに配慮しているんですというけれども、配慮がないと思うんです。ますます滞納者をつくり出す仕組みになっていると思います。 その辺はどう、その協議会の中で協議されて、ああ、オーケーですよということになったのかわかりませんけれども、議論があったらその部分も聞かせていただきたいと思います。なければ、そんな低所得者のことを考えるような人はいませんよということであれば、それはそれで、そのとおり答えてもらえば結構ですけれども、やはり国保は社会保障の一環ですから、きちんとそこのところをしていただきたいと思います。 ○議長(鈴木理夫君) 税務課長。 ◎税務課長(粂川延夫君) ただいまのご質問にお答えいたします。 まず、低所得者に対する配慮、どういったところかというご質問でございますが、まず、今回改正するのは、何度も申しわけないですが、資産割を半分にして、その分を所得割だということでございまして、低所得者でありながらといいますか、低所得者の方で資産がある方についての資産分に対してかかっていたものが、まず軽減、資産を持っている方については軽減されると。 それから、税率を検討していく中におきまして、応益部分です。所得割、資産割でなくて、1世帯幾ら、1人幾らというところにかかわる部分ですけれども、そちらにかかわる部分を改正していきますと、例えばそこを上げますと、全被保険者に、全世帯について上がることになってしまいますので、そういったところで、今回につきましては応益部分は改正しなかったという部分で配慮させていただいていると考えております。 以上です。 ○議長(鈴木理夫君) 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) そう長くやるつもりはありませんが、私、一般質問でも通告しているんで最後に聞いておきたいんですけれども、現時点での町の滞納世帯数と、それから町がその滞納世帯に対して、加入者に対して制裁をしている短期保険者の世帯、あるいは保険証ではなくて資格者証を届けている世帯数を聞かせてください。 ○議長(鈴木理夫君) 住民課長。 ◎住民課長(沖薫君) ただいまの小貫議員のご質問ですけれども、今現在、30年2月現在ですが、資格者証を発行している世帯が49、あと短期4カ月が213、短期1カ月が118世帯でございます。 以上でございます。     〔「もう一遍言ってもらえますか。ゆっくり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) 住民課長。 ◎住民課長(沖薫君) もう一度ですね。資格者証世帯が49、短期4カ月世帯が213、短期1カ月が118世帯でございます。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 税務課長。 ◎税務課長(粂川延夫君) 滞納世帯数につきましてでございますが、今、住民課長のほうから申し上げました数字以外にはちょっと現在申し上げられません。申しわけございません。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第14号 壬生町国民健康保険税条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「反対」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) 賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(鈴木理夫君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第17 議案第15号 壬生町国民健康保険財政調整基金条例の一部改正について ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第17、議案第15号 壬生町国民健康保険財政調整基金条例の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第15号 壬生町国民健康保険財政調整基金条例の一部改正についての提案理由を申し上げます。 改正につきましては、平成30年4月1日からの国民健康保険制度改革に伴いまして、第6条に定める処分、すなわち基金を取り崩しする要件について見直し、整合を図るものでございます。 制度改正により、保険給付費については、その財政のほぼ全額が県からの交付金とされること、後期高齢者支援金及び介護納付金については県単位となり、町としての直接の支払いが廃止となることから、以上3点の規定を削除し、また、新たに支払い義務の生じる国民健康保事業費納付金に係る費用の不足に対応する規定を追加するものであります。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑に入ります。     〔発言する者なし〕 ○議長(鈴木理夫君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第15号 壬生町国民健康保険財政調整基金条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第18 議案第16号 壬生町介護保険給付費準備基金条例の一部改正について ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第18、議案第16号 壬生町介護保険給付費準備基金条例の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第16号 壬生町介護保険給付費準備基金条例の一部改正についての提案理由を申し上げます。 介護保険制度が確立をされてから18年余りがたちました。現在の介護保険制度は、団塊の世代が75歳以上となる平成37年(2025年)までを見据えて、高齢者が可能な限り住みなれた地域で、その有する能力に応じて自立した日常生活を営むことができるよう、医療、介護、介護予防、住まい及び自立した日常生活の支援が包括的に確保された体制、地域包括ケアシステムの構築が推進をされております。 さらに国では、平成29年6月に介護保険法の一部を改正し、地域包括ケアシステムを進化・推進をし、高齢者の自立支援・重度化防止に向けた取り組み及び医療・介護の連携推進のほか、地域共生社会の実現を図るとともに、介護保険制度の持続可能性の確保が求められております。 こうした中、これまでの介護給付に重点を置いた施策から、町が主体的に実施をする地域支援事業の重要性が増してきております。これまで介護給付費として事業展開してきたものを、地域支援事業として実施をしていることから、基金の処分先としても適用してまいりました。 また、基金への積み立てに関しましては、保険料における決算剰余金の範囲で積み立ててまいりました。このたび新聞等で報道されましたとおり、県から町内への介護保険事業者に対し行政処分が行われたことにより、保険料とは性質の異なる加算金の歳入が見込まれているところであります。 そこで、今回の改正ですが、ここ基金の使い道を職員給与等、一般事務費を除いた介護保険事業全てを対象としたものへと明確化し、あわせて積み立てできる剰余金の範囲を、保険料のみの決算剰余金から、加算金等も含めた介護保険事業特別会計歳入歳出決算における剰余金として、条例名を壬生町介護保険基金条例とするものであります。 なお、この条例は、平成30年4月1日からの施行を予定しております。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑に入ります。 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) 今、町長の提案理由の中で、基金の原資の中に加算金を基金歳入に充てることができるようにするんですということがあったんですが、加算金というのは、今回の事案で見れば、正当な報酬以上のものを受けた場合に返還をすると、それに加算金をつけて返還をするということですよね。そうしますと、そういうことがあり得るということを前提にして事業をするということになるんだと思うんです。これは、本来、違反を前提にして基金をつくるというのはあり得ないことなんで、その辺の解釈、違反を奨励するみたくなっちゃいますので、その辺のところを納得いくように説明してもらえますか。 ○議長(鈴木理夫君) 民生部長。 ◎民生部長(倉井利一君) ただいまの小貫議員のご質問にお答えいたします。 今回の改正は、第2条の中の保険料のみということで限定したものを、そこを外して、加算金を受けるためということではなくて、保険料以外でも積み立てできるような形ということで改正をさせていただきます。 以上です。 ○議長(鈴木理夫君) 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) だから、その保険料に限定したものではないんですよというのに、あえて提案理由に加算金というのを言うから、保険金以外で加算金も含むんですということを言うから。加算金というのはいいことじゃないんですよ。そういう原資を当てにした基金というふうに我々は理解するわけですよ。だから口は災いのもとというんですけれども、やっぱり提案理由をきちんと説明するときには、それは法律上どうかということ、違法行為を奨励するような提案理由になっていたらまずいんですよ。これは賛成、反対に関係ないんですが、ちょっと気になったものですから忠告をしておきます。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第16号 壬生町介護保険給付費準備基金条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第19 議案第17号 壬生町学童保育施設設置条例の一部改正について ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第19、議案第17号 壬生町学童保育施設設置条例の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第17号 壬生町学童保育施設設置条例の一部改正についての提案理由を申し上げます。 昨今、少子高齢化が進む一方で、就労形態の多様化や女性の社会進出の増加に伴い、放課後児童健全育成事業のニーズが高まってきております。今まで稲葉小学校には学童クラブがありませんでしたが、保護者からの強い要望で、今年度、余裕教室を学童クラブ室に改修をし、平成30年度から開設をする運びとなりました。 つきましては、稲葉小学校学童クラブの開設に伴い、本条例の一部改正を提案するものでございます。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑に入ります。     〔発言する者なし〕 ○議長(鈴木理夫君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第17号 壬生町学童保育施設設置条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第20 議案第18号 壬生町こども発達支援センター設置及び管理運営に関する条例の一部改正について ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第20、議案第18号 壬生町こども発達支援センター設置及び管理運営に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第18号 壬生町こども発達支援センター設置及び管理運営に関する条例の一部改正についての提案理由を申し上げます。 こども発達支援センタードリームキッズでは、指定障がい児支援事業として、児童発達支援、放課後等デイサービス事業を実施してきましたが、平成30年度より新たに保育所等訪問支援事業を実施することとなりました。 この保育園等訪問支援事業とは、発達支援センターなどで指導経験のある児童指導員や保育士等が、保育園や学校などの障がい児が集団生活を送る場所を訪問し、障がい児が集団生活に適応するための支援を行うものであります。この事業を開始するため、本条例の一部改正を提案するものであります。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑に入ります。 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) 4月1日からの施行になっていますので、随分忙しいんだと思うんですけれども、基本動作の指導だとか、集団生活への適応訓練等の障がい児通所支援事業、それを育成、指導するというと、人的にそれなりの専門的な人が配置されるということになるんだろうと思うんですけれども、これは人的な配置、どういう資格の方が何名配置されるのか、聞かせてください。 ○議長(鈴木理夫君) こども未来課長。 ◎こども未来課長(大橋肇君) ご質問にお答えいたします。 こども発達支援センターにつきましては、ただいま指定管理委託ということで町の社会福祉協議会に委託しているところなんですが、現在、園長ということで、児童発達支援管理者1名、それと指導員4名の体制で療育を行っているところです。4月からは指導員を5名に、1名増員してその体制に当たる予定になっております。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 小牧議員。 ◆4番(小牧敦子君) 今回のこの改正は名称の変更のところだとは思うんですけれども、確かに障がいを持っておられる方、お子さんのデイサービスという事業で発達支援センターがあるわけですが、壬生町の場合は、障がいを持っているお子さんのデイ事業というのは、また別の施設でも行われているとは思うんですが、この施設に関してはそういった名称変更は今回提案されていないのですが、それは特に問題はなかったのでしょうか。 ○議長(鈴木理夫君) こども未来課長。 ◎こども未来課長(大橋肇君) ご質問にお答えいたします。 小牧議員さんご指摘のように、このドリームキッズのほかにもう一カ所、障がい通所施設がございます。そちらについては名称変更等は行う予定はございません。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 小牧議員。 ◆4番(小牧敦子君) ご答弁いただきました。予定がないというのは、もう一つのほうの施設にはこういった子供のデイサービス事業がないので、そういった文言がもともとないので変更の予定がないのかということを、ちょっとごめんなさい、確認をさせてください。 ○議長(鈴木理夫君) こども未来課長。 ◎こども未来課長(大橋肇君) お答えいたします。 ドリームキッズ以外のもう一つの施設、社会福祉法人で運営している施設なんですが、内容的には、児童発達支援と放課後等デイサービスの2事業で、現在、ドリームキッズで行っている事業と同様でございます。 今回、ドリームキッズのほうでは、保育所等訪問事業を実施するということで、こういった条例上、このデイサービス事業を、指定障がい児通所支援事業ということで条例上の名称を変えるというふうな、そのような内容になってございます。 以上です。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第18号 壬生町こども発達支援センター設置及び管理運営に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 ここで休憩といたします。 再開は午後1時といたします。 △休憩 午前11時58分 △再開 午後1時00分 ○議長(鈴木理夫君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。--------------------------------------- △日程第21 議案第19号 壬生町後期高齢者医療に関する条例の一部改正について ○議長(鈴木理夫君) 日程第21、議案第19号 壬生町後期高齢者医療に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第19号 壬生町後期高齢者医療に関する条例の一部改正についての提案理由を申し上げます。 改正につきましては、平成30年4月1日から、高齢者の医療の確保に関する法律の改正により、国民健康保険の被保険者で特例により市区町村外の施設に住所がある者について、その者が年齢到達等により後期高齢者医療の該当となった場合は、現行の制度では、施設の所在地である都道府県の後期高齢者医療広域連合の被保険者となるところ、改正後は、国民健康保険の保険者である従前住所地の市区町村が属する都道府県の後期高齢者医療広域連合の被保険者とすることとされることから、第3条に定める壬生町が保険料を徴収すべき被保険者として、規定に追加するものであります。 また、あわせて附則第2条におきましては、後期高齢者医療制度が施行された平成20年度限りとして設定された特例措置であることから、これを削除するものでございます。 以上、よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑に入ります。     〔発言する者なし〕 ○議長(鈴木理夫君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第19号 壬生町後期高齢者医療に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第22 議案第20号 壬生町介護保険条例の一部改正について ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第22、議案第20号 壬生町介護保険条例の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第20号 壬生町介護保険条例の一部改正についての提案理由を申し上げます。 今回の改正内容は、介護保険法施行令の一部を改正する政令及び地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条文の改正及び本年4月に壬生町高齢者保健福祉計画が第6期から第7期に移行するのに伴い、介護保険料についての見直しを行いました結果、第1号保険料の所得段階基準所得金額等の改正をいたしたく、壬生町介護保険条例の一部を改正するものでございます。 まず、介護保険法施行令の一部を改正する政令の施行に伴う関係条文の改正につきましては、保険料段階の判定所得に用いる合計所得金額等において、長期譲渡所得及び短期譲渡所得の算出の際に、特別控除額を控除した額を用いるよう改正するものでございます。 なお、条例の改正はございませんが、今回の政令施行に伴い保険料段階の第1段階から第5段階の段階判定所得については、合計所得金額に年金収入に係る所得を含まないこととなります。これにつきましては、公的年金等の所得計算における控除額が1月1日時点で64歳の者が70万円、65歳以上の者が120万円であるため、同じ年金収入であっても保険料段階に差が生じる場合があることから、これを解消し、保険料負担の適正化が図られる措置でございます。 次に、地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う改正といたしましては、介護保険法第202条及び第203条の改正により、市町村の質問検査権について、第2号被保険者の配偶者もしくは第2号被保険者の属する世帯の世帯主、その他世帯に属する者等へのその対象範囲が拡大されたため、関係条文の文言を整理するものでございます。 また、第7期の介護保険料につきましては、本年4月に壬生町高齢者保健福祉計画が第6期から第7期に移行するのに伴い、介護保険料に係る見直しを行った結果、第7期3年間の全体事業費は、第6期に比べ約1億8,800万円増の83億9,200万円と見込まれます。 第1号被保険者の負担分保険料は、介護給付費等の額の23%相当分であり、その金額を第1号被保険者数で割ったものが基準保険料となりますが、平成28年度末現在で保有しております介護保険給付費準備基金、約1億8,000万円のうち1億5,000万円を第7期で取り崩し給付費等に充てることにより、第7期の基準保険料は、第6期と同じ年額5万7,600円、月額で言いますと4,800円を維持できることから、12段階の所得段階及び所得段階における保険料については、改定は行わないものであります。 一方、第7期では、保険料の所得段階基準所得金額について、介護保険法施行規則が改正されますが、これにあわせて第7段階と第8段階を区分する基準所得金額を190万円から200万円に、第8段階と第9段階を区分する基準所得金額を290万円から300万円に変更することにより境界層被保険者の負担軽減につながるため、今回の見直しの中で改正するものであります。 なお、本案件につきましては、平成30年1月16日開催の壬生町介護保険運営協議会に諮問し、異議のない旨の答申をいただいていることを申し添えます。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑に入ります。 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) 今、説明を聞きますと、本来なら値上げしないと7期は成り立たないんだけれども、6期分からの基金積み立てが1億8,000万ほどありますから、取り崩して値上げせずに従来の4,800円でいきますということなんですね。前から、5期の値上げのときに、上げ過ぎではないかという指摘をしてきたんです。それが結局、基金に積み増しされて、毎年毎年数千万の積み増しをしてきたということで、安易に見込みを取り過ぎちゃった、今回はじゃ、やめておこうというのは、行政のあり方、上げろと言っているんじゃないですよ。前のやり方が、前の上げ過ぎたというところに反省が必要だということを言っているんです。 議会で再三いろんな、何人もの議員から上げ過ぎだという指摘があったにもかかわらず上げて、それで1億8,000万たまった。今度はたまったから上げないですよと、いいでしょうというわけじゃなくて、前に取り過ぎたというところに反省が必要なんだというふうに思うんです。そこのところは、いや、節約したから上がったんだよというのか、それとも給付制限をして残したんですというのか、決して上げ過ぎたのではないという主張をするのか、まず見解をお伺いしたいと思います。 それから、運営協議会で既に異議がないという旨の答申をいただきましたということなんです。この運営協議会は、どなたが受益者代表に出ているのかわかりませんけれども、どんなメンバーでなされているのか、そのメンバー一覧というんですかね、それもあわせて聞かせてください。 ○議長(鈴木理夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(臼井浩一君) お答え申し上げます。 まず、第一点目の保険料を上げ過ぎではないかという件につきましてですが、一つの要因といたしましては、やはり介護保険報酬の減額がかなり大きく響いているのではないかと考えております。また、その減額に伴いまして、施設整備が計画どおりに行われないことによりまして、給付費のほうが思ったほど伸びなかったような状況でございます。 二点目の運営協議会の構成メンバーですが、医師とか、あと保険者の代表、そのほか施設関係の方を踏まえた構成メンバーとなっております。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) 今、全然かみ合っていないというか、だからその介護報酬の引き下げだとか、給付費が伸びなかったから残ったんですと、決して上げ過ぎじゃないんですという理屈なんですよね。やっぱりそれは、私は、後からつけた理屈で、当時、議員もこんなに介護給付者がこの率で増えていくことはないだろうというのを指摘したんですよね。どんどん高齢化社会で受給者が増えるんですと、だから値上げが必要なんだという理屈を言っていたんです、当時。それが極端に多過ぎやしないかと、受給者がね、給付を受ける人がね、という指摘をしたんだけれども、それほど思ったほど伸びなかったんですという理屈なんですね。だから、やっぱりそれは率直に当時の議員の指摘は指摘どおりだったんだということを認めないと、やっぱりまた繰り返すことになるんだと思うんです。 それから、運営協のメンバーなんですが、医師と施設の代表者たちですというので、メンバーを教えてくださいと言ったんですが、医師と介護事業者だけなんですか。受益者代表も入るし、だからそのメンバーを教えてください。 ○議長(鈴木理夫君) 健康福祉課長。
    ◎健康福祉課長(臼井浩一君) お答えいたします。 被保険者の代表の者が3名、あと自治会連合会、その他民生委員、介護認定審査会、医師なんですが、その方が3名、公益を代表した者として3名でございます。あと、介護サービス事業者、包括とか社会福祉協議会を含めて3名、合計9名の委員で構成されております。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) メンバーというのは、名前の公表はだめなんですか。 ○議長(鈴木理夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(臼井浩一君) お答え申し上げます。 いきいき壬雷クラブを代表して大良平様、女性団体連絡協議会、楡井俊江様、人権擁護委員会協議会、粂川武正様、自治会連合会を代表いたしまして大西良雄様、民生委員を代表いたしまして大橋信行様、介護認定審査会を代表いたしまして島田克己様、南包括を代表いたしまして塚原文恵様、北包括を代表いたしまして篠崎美江様、社会福祉協議会を代表いたしまして齋藤喜重様です。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 小牧議員。 ◆4番(小牧敦子君) 今回の改定が値上げをしないというやり方が適正なのかどうか、これも判断がとても難しいところなのですが、私は現役世代のほうの立場から言いますと、これ全協でいただいた資料なんですけれども、この7期計画の前から、6期計画からずっと第2号被保険者というのが数がどんどん減っている。現役世代と第1号被保険者、高齢者ですね。介護を受けられる方の人数のバランスというのがどんどん現役世代にきつくなってくるような気がします。 そういったことを踏まえても、やっぱり今回は値上げをしないほうが、それこそ国保の改正もありました。値上げというものがあるので、やはりこれは避けられないものだったのか。要は、小貫議員さんと同じような考えなんですが、適正な値上げもやっぱり必要なのかなと思いますが、そういった見解をいただけますでしょか。とにかく現役世代が減っている状況、人口が増えているにもかかわらず減っている状況ということの分析をお願いします。 ○議長(鈴木理夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(臼井浩一君) お答えいたします。 まず、7期計画の上では、給付費は現実的には伸びているのは現状でございます。ご負担いただく金額といたしましては、おおむね6万1,035円必要になってきます。しかし、世代内、世代間の格差、均衡を図るために、基金を活用いたしまして、おおむね現行の5万7,600円、月額にして4,800円という保険料を設定させていただきました。 なお、2号被保険者につきましては、やはり人口比、各期別ごとに少なくなっているのが事実でございまして、今回につきましては、全体の人数、全国平均でいきますと、1号と2号の割合でいきますと、1号被保険者が23%、2号被保険者が27%、期ごとにどんどん1号被保険者が上がっているような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 小牧議員。 ◆4番(小牧敦子君) わかりました。これは壬生に限らず全国的な傾向があるということなんですけれども、そうしますと、今回の第7期では値上げをしなかった。第8期に関しては値上げということではなく、やはりこれはそのときそのときの状況を判断しながらなんだとは思うんですが、第8期に向けての状況も、この第7期ではしっかりと踏まえているというふうにおもんぱかってもよろしいでしょうか。わかりますか、質問が。 ○議長(鈴木理夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(臼井浩一君) お答えいたします。 現時点では、8期につきましては、まだほとんどのところは計算はされておりませんが、2025年問題、平成37年度の計画値は出しておりますので、おおむねその計画でいきますと、はっきりとした数字はまだ今の時点では出てはおりませんが、おおむね現行からいたしまして、月額1,000円から1,200円の負担は増えていくような状況かと考えております。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第20号 壬生町介護保険条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第23 議案第21号 壬生町地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第23、議案第21号 壬生町地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第21号 壬生町地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。 今般、六美町北部地区においては、組合施行による土地区画整理事業の実施が具体的となったことから、土地区画整理事業により創出をされる良好な住環境等を整備し、維持・保全するため、都市計画における地区計画を決定し、地区の特性にふさわしいまちづくりの誘導を図ることとしております。このことから、六美町北部地区を壬生町地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の中の地区整備計画区域に追加をし、建築物等の用途の制限等の内容を加えるものであります。 また、建築基準法が改正され、平成30年4月より、同法別表第2に示されている用途地域に田園住居地域が追加されます。これにより建築物の用途規制の項ずれが生じるため、壬生町地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の別表第2に規定をされている思川西部産業団地地区整備計画区域並びにおもちゃ団地地区整備計画区域の建築物等の用途の制限を一部繰り下げるものであります。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いいたします。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑に入ります。     〔発言する者なし〕 ○議長(鈴木理夫君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第21号 壬生町地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第24 議案第22号 壬生町都市公園条例の一部改正について ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第24、議案第22号 壬生町都市公園条例の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第22号 壬生町都市公園条例の一部改正についての提案理由を申し上げます。 今回の改正は2点でございます。 まず第一点目といたしまして、昨年6月の都市公園法施行令の改正により、今まで国で一律に定めていた都市公園の運動施設率を各地方公共団体が個別に定めることとされたことにより、本町におきましても、これまでの国の基準である100分の50を参酌して同様に定めるものであります。 なお、運動施設率とは、都市公園の敷地面積に対する当該都市公園の運動施設に係る敷地面積の割合であり、運動施設には、陸上競技場やサッカー場、ゲートボール場等が該当し、またこれらに附属する観覧席、倉庫等も含まれます。 本町における運動施設のある都市公園は総合公園と東雲公園になりますが、運動施設率はそれぞれ総合公園が19.0%、東雲公園が0.9%であり、今後運動施設に改修等が生じても支障のないことから、本町の都市公園における運動施設率の割合を国の基準と同等とするところであります。 次に、改正の二点目といたしまして、みらい館常設店舗の使用料とみらい館広場の臨時出店による使用料との不均衡を是正するため、条例に基づく行為許可による使用料を1平方メートルにつき日額100円を同日額300円に改正するものでございます。 今回の改正により、試算ではございますが、常設店舗の使用料との格差が現在の4.4倍から1.5倍程度に縮小するものと予測をしております。 以上の二点につきまして、壬生町都市公園条例の改正を行うものであり、よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いいたします。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑に入ります。     〔発言する者なし〕 ○議長(鈴木理夫君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第22号 壬生町都市公園条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第25 議案第23号 壬生町道路占用条例の一部改正について △日程第26 議案第24号 壬生町法定外公共物管理条例の一部改正について ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第25、議案第23号 壬生町道路占用条例の一部改正について、日程第26、議案第24号 壬生町法定外公共物管理条例の一部改正についての2議案を一括議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第23号 壬生町道路占用条例の一部改正について、議案第24号 壬生町法定外公共物管理条例の一部改正についての2議案につきましては、道路法施行令の改正に伴う条例の一部改正でありますので、一括して提案理由を申し上げます。 町道に係る占用料につきましては、壬生町道路占用条例において規定されておりますが、その額及び算定方法につきましては、道路法施行令の規定に準拠しており、また法定外公共物につきましては、壬生町法定外公共物管理条例において、壬生町道路占用条例に準じて規定をされております。 今般、国におきまして道路法施行令が改正され、占用料の改定及び専用面積等の端数処理方法の精緻化を趣旨とする算定方法の見直し等が行われたところであります。 本案は、道路法施行令の改正にあわせ、壬生町道路占用条例の一部改正及び壬生町法定外公共物管理条例の一部改正を行うものであります。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いいたします。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑に入ります。     〔発言する者なし〕 ○議長(鈴木理夫君) 質疑を終了いたします。 まず、議案第23号 壬生町道路占用条例の一部改正について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第23号 壬生町道路占用条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号 壬生町法定外公共物管理条例の一部改正について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第24号 壬生町法定外公共物管理条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第27 議案第25号 壬生町運動場設置、管理及び使用条例の一部改正について ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第27、議案第25号 壬生町運動場設置、管理及び使用条例の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第25号 壬生町運動場設置、管理及び使用条例の一部改正についての提案理由を申し上げます。 今回、壬生町総合運動場に整備をいたしましたボルダリング施設と多目的ルーム、シャワールームにつきまして、壬生町運動場設置、管理及び使用条例に位置づけて、適正な管理運営のもと、町民等の利用に供するため、本条例の一部改正を行うものでございます。 また、同運動場の既存会議室及びトレーニングルームにつきましては、利用者にわかりやすい使用料設定とするため、同条例の一部改正を行うものでございます。 まず、ボルダリング施設、多目的ルーム、シャワールームにつきましては、2020年東京オリンピックにおけるスポーツクライミング競技の新規採択決定や、2022年いちご一会とちぎ国体における山岳競技会場地が壬生町に予定されていることなどを受けて、スポーツクライミング競技の普及とスポーツクライミングを核とした健康スポーツによる町民交流や広域交流の活性化などを図るため、国の地方創生事業を活用して、平成29年度に整備を行ったところでございます。 総合運動場のボルダリング施設は体育館に2基整備をし、ステージ上にボルダリングウォール、そして幅16メーター、高さ5メーターの上級者向けのクライミングボードを設置し、体育館2階の現卓球室を改修してボルダリングルームといたしまして、幅14.6メーター、高さ3.6メーターの中級者向けのクライミングボードを設置いたしました。 使用料につきましては、類似公共施設や民間施設を参考に、体育館ステージのボルダリングウォールを、団体使用を原則として、照明施設を含み1時間当たり1,500円といたしました。 また、体育館2階のボルダリングルームにつきましては、照明施設を含み1人1時間当たり300円といたしました。 多目的ルームにつきましては、総合運動場管理棟2階の旧調理室を改修し、少人数でのミーティングやエクササイズなどの軽運動、その他交流活動の場などとして利用いただくものであり、照明施設を含み1時間当たり200円といたしました。 シャワールームにつきましては、管理棟1階の更衣室を改修し、男女それぞれ3カ所のシャワーブースを設置したものであり、1人30分当たり100円といたしました。 次に、既存会議室及びトレーニングルームの使用料改定についてでございますが、会議室につきましては、現行1時間当たり200円、照明施設を利用した場合は倍額となっておりましたが、照明施設を含み1時間当たり200円に改定いたします。また、トレーニングルームにつきましても、同様に照明施設含みで1人1時間当たり150円に改定いたします。 この2施設につきましては、グラウンドや体育館アリーナなどの高規格照明施設と異なり蛍光灯であり、施設の性格を鑑みても、日中において照明を使用することが一般的と考えられますことから、照明施設を含んだ利用者にわかりやすい使用料設定とするものでございます。 以上、よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いいたします。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑に入ります。 小牧議員。 ◆4番(小牧敦子君) 昨日、お披露目を見させていただいてありがとうございました。ボルダリングウォール、1,500円、ここに原則の団体使用とございます。何か特例というのはございますでしょうか。お願いします。 ○議長(鈴木理夫君) スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長(大柿悦子君) ご質問にお答えしたいと思います。 ボルダリングウォール、1,500円の使用料に対して特例があるかというご質問かと思いますが、ボルダリングウォールに関しましては、上級向きというか大会向けの施設として考えておりますので、特に特例というものはございませんが、大会、あとは県の山岳連盟の、県へ行って選手育成等の活動のときに使うような形で考えております。 以上です。 ○議長(鈴木理夫君) 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) ちょっとわかりづらいんですが、照明施設を含む料金と照明施設を利用した場合は、使用した場合は倍額にするという、その差が今の説明ですと、蛍光灯と照明器具の違いでこうなっているみたいな説明があったんですけれども、夜間使用するというのは照明もおのずからついてくるんだと思うんですが、利用者の方から、照明代は別なんだという苦情が実は寄せられたことがあったんです。 だったら、夜間使用料金というのを定めたらいいだろうと、照明代は別と言わずにね。電気をつけずに暗いところでやれば、それはそれでいいんですよという施設の利用の仕方というんですかね、これは余りいいことではないですよね。照明器具を使わなければ、暗い中でどうぞお使いくださいということなんです。だから、やっぱり夜間使用は幾らという形のほうがわかりやすい。今、説明で利用料をわかりやすくするためにこういう仕組みにしたんですというんですが、もっとわかりやすく利用者の利便を考えたらいかがかと思うんですが、検討の余地なしですか。 ○議長(鈴木理夫君) スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長(大柿悦子君) 小貫議員の質問にお答えしたいと思います。 日中でも、体育館の中ではバレーボールとかバスケット大会が開催された場合には照明が必要になる場合がございますので、夜間と限らずに、日中でもやっぱり照明を必要とする場合がございますので、夜間に限らないような表記で考えております。 以上です。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第25号 壬生町運動場設置、管理及び使用条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第28 議案第26号 壬生町道路線の認定について ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第28、議案第26号 壬生町道路線の認定についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第26号 壬生町道路線の認定についての提案理由を申し上げます。 本案につきましては、開発行為等に伴う寄附採納による4路線について町道の認定をいたしたく、道路法第8条第2項に基づき提出をするものであります。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いいたします。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑に入ります。     〔発言する者なし〕 ○議長(鈴木理夫君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第26号 壬生町道路線の認定についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第29 議案第27号 壬生町公共下水道水処理センターの建設工事委託に関する変更契約の締結について ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第29、議案第27号 壬生町公共下水道水処理センターの建設工事委託に関する変更契約の締結についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第27号 壬生町公共下水道水処理センターの建設工事委託に関する変更契約の締結についての提案理由を申し上げます。 平成29年第1回壬生町議会定例会において、委託金額5億4,485万円で日本下水道事業団との変更委託契約締結の議決をいただきました水処理センターの建設工事委託につきまして、委託金額が確定をいたしましたので、第2回目の変更契約を締結するものであります。 変更契約の内容につきましては、委託金額の減額に伴い変更を行うものであります。 主な減額の理由につきましては、土木、建築設備工事で、次期工事予定の沈砂施設更新の設計において、関連する用水設備の更新工事に変更が生じ、委託契約期間内での工事完了が困難となることから、今年度予定していた用水設備工事を次期工事に先送りするということとしたため減額となり、また、工事の発注に伴う入札において、落札率が81.16%となったことから事業費が安価となり、減額を行うものであります。 つきましては、委託金額5億4,485万円から1,804万円を減額して5億2,681万円で変更委託契約を締結することについて、議決をいただきたく提案するものであります。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いいたします。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑に入ります。 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) 今、町長が説明したんですが、その中になかったんですが、この議案の上程に当たって、議会運営委員会のときに執行部側から説明された資料によると、入札の落札率が81%になったところが主な要因ですということで、公共事業の入札の中で80%台というのは壬生町ではなかなか実現していなくて、ほぼ予定価格に限りなく近いところで落札をされているというのが実態だったと思うんですけれども、今回、事業団が入札を、事業団がしたんだと思うんですけれども、81%、これを町がどう見るか。町の入札にも生かしていけば、やはり相当疑惑の持たれる入札にはならないで、やっぱり透明性が確保できるんではないかと思うんですけれども、この81%という数字、入札、どう見ていますか。 ○議長(鈴木理夫君) 総務部長。 ◎総務部長(落合広美君) お答えいたします。 ご指摘の落札率の81.16%というのは、これは日本下水道事業団で一般競争入札を実施した中でこのような落札結果になったと思っております。確かに町内におきますと、この81.16%というのは本当に安価な価格、工事請負関係につきましては安価な価格になっているかと思います。壬生町の場合には、3,000万円以上が一般競争入札という形で実施はしてございます。年に1、2件ほどあるかと思いますが、ほとんどが指名競争入札という形で入札を実施しているところでございます。その落札率につきましては、ご存じかと思いますけれども、約95%以上の落札率になっているかと思っております。 それと比較すれば、確かに安価という状況になってございますが、町といたしましては、中小企業の育成または地元を十分に承知している業者等という観点からこのような方法をとらせていただいているところでございますけれども、今現在、指名競争入札につきましても、あと一般競争入札につきましても、予定価格は事前公表という形で実施しているところから、そういったとしても日本下水道事業団のほうですと81.何%という形の落札という形になってきますので、その競争性等によってちょっと違うのかなというところもございますけれども、私らからしてみれば、執行部という形ですと、建設業のほうの中身というか、指名して、または一般競争で落札というか入札はしてございますけれども、その業界の中の競争というのは十分にしている中での落札率になっているかと私は感じております。 以上です。 ○議長(鈴木理夫君) 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) なかなか理解しがたい答弁なんですが、やっぱり指名競争入札にしろ一般競争入札にしろ、競争の原理というのが働いて入札というのは行われなきゃならないですよね。だから、その競争の原理が働く入札制度になっているかどうかというところに、やっぱり率の違いというのは出てくるんだと思うんです。だから、町が96%以上になっていますよと平然と言うんですが、これは競争の原理というのは働いていないんじゃないかということで、この下水道の減額に絡めて入札制度をもう少し見直したらいいんじゃないかというふうな思いで聞いたんですが、これは部長が決めることじゃないんで、副町長ですか、入札の担当はね。聞かせてください。 ○議長(鈴木理夫君) 副町長。 ◎副町長(櫻井康雄君) 入札制度のお話だと思うんですけれども、やはり予定価格の立て方、それから入札結果という形で出てくるわけで、一概に八十幾つだから競争原理が働いて、九十幾つだから働かないということではなくて、総合的に見るべきものだろうと。これ予定価格の正確性みたいな部分もございますし、一概に数字的に判断できるものではなくて、当町の指名競争とか規則に基づいてやっておりますけれども、十分に競争原理が働いているというふうに私は考えておりますし、一般的な評価もそういうことだろうというふうに考えております。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第27号 壬生町公共下水道水処理センターの建設工事委託に関する変更契約の締結についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第30 議案第28号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第30、議案第28号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第28号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての提案理由を申し上げます。 本町の人権擁護委員は現在8名の方がおりますが、そのうち粂川武正氏が本年6月30日に任期満了となります。 つきましては、粂川武正氏に引き続き活躍されることを期待しており、再び推薦いたしたく提案したところであります。 粂川武正氏について紹介をさせていただきますと、氏は昭和43年3月に玉川大学文学部教育学科を卒業された後、同年4月から石橋町立下古山小学校教諭として教育の場に踏み出しました。その後、古山小学校、石橋小学校、壬生小学校を歴任、平成3年4月、壬生町教育委員会事務局教務課長、平成4年4月、下都賀教育事務所充て指導主事、平成6年4月、壬生北小学校教頭に、平成9年4月から楡木小学校、羽川小学校、壬生小学校の校長として、平成17年3月に退職されるまで学校教育発展にご尽力されました。 退職後におかれましても、平成18年4月から壬生中央公民館長として、平成21年3月まで社会教育の発展に寄与されました。また、平成18年7月から人権擁護委員に委嘱されており、現在4期目となっております。また、栃木県人権擁護委員連合会総務委員長としても活躍をされている方でございます。 氏は人格、識見ともに高く、社会事情にも精通し、責任感強く、人権擁護委員としてふさわしい方と考えましたので、ここに推薦いたしたく提案を申し上げた次第であります。 よろしくご審議の上、適任とのご意見を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑に入ります。     〔発言する者なし〕 ○議長(鈴木理夫君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第28号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての件を採決いたします。 本案は原案のとおり適任とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり適任とすることに決しました。--------------------------------------- △日程第31 議案第29号 平成29年度壬生町一般会計補正予算(第5号)決議について △日程第32 議案第30号 平成29年度壬生町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)決議について △日程第33 議案第31号 平成29年度壬生町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)決議について △日程第34 議案第32号 平成29年度壬生町奨学資金特別会計補正予算(第1号)決議について △日程第35 議案第33号 平成29年度壬生町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)決議について △日程第36 議案第34号 平成29年度壬生町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)決議について △日程第37 議案第35号 平成29年度壬生町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)決議について △日程第38 議案第36号 平成29年度壬生町水道事業会計補正予算(第2号)決議について ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第31、議案第29号 平成29年度壬生町一般会計補正予算(第5号)決議について、日程第32、議案第30号 平成29年度壬生町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)決議について、日程第33、議案第31号 平成29年度壬生町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)決議について、日程第34、議案第32号 平成29年度壬生町奨学資金特別会計補正予算(第1号)決議について、日程第35、議案第33号 平成29年度壬生町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)決議について、日程第36、議案第34号 平成29年度壬生町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)決議について、日程第37、議案第35号 平成29年度壬生町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)決議について、日程第38、議案第36号 平成29年度壬生町水道事業会計補正予算(第2号)決議についての8議案を一括議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第29号 平成29年度壬生町一般会計補正予算(第5号)決議についての提案理由を申し上げます。 今回の補正予算は、年度末を迎えますことから各事務事業の精査を行い、過不足額を計上するとともに、人事院勧告及び県人事委員会勧告に従い、給与改定に伴う増額をいたしました。また、あわせて国・県補助事業の確定に伴うもの、燃料費及び電気料の値上がりによる増額などを盛り込み、予算編成をいたしたところであります。 まず、歳出の主なものにつきまして款ごとにご説明を申し上げます。 1款議会費では、議員期末手当におきまして、率の改正により増額をいたしました。また、職員給与費におきましても、人事院及び県人事委員会の勧告による給与改定と職員共済費の増額をいたしました。 なお、職員給与費につきましては、他の費目におきましても今年度の所要額を精査し、過不足額を計上したところであります。 2款総務費では、企画費におきまして、ふるさと応援寄附金推進事業の寄附者へのお礼の品に要する報償費を増額いたしております。 また、地方創生推進事業では、当初予算にておもちゃのまち魅力アップ推進事業を計上しておりましたが、特定財源としていたコミュニティ助成事業助成金が不交付となったため、実施を見送り皆減とするものであります。 各基金費につきましては、運用益の確定等に伴う積立金の過不足額を計上しております。 まちづくり推進基金費におきましては、ふるさと応援寄附金の増額が見込まれることから計上いたしております。 また、産業振興基金におきましては、本年度に積み立て額を増額し、平成32年度までの産業振興奨励金の支払いに対応できる額まで基金残高を増やすものであります。 戸籍住民基本台帳費では、個人番号カード交付事業におきまして、通知カード、個人番号カード関連事務の委任に係る交付金等に要する費用を減額するものでございます。 3款民生費では、社会福祉費において、国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計及び介護保険事業特別会計の繰出金について、事業内容の精査により減額計上いたしております。 また、老人福祉施設整備事業では、年度当初より認知症高齢者グループホーム及び小規模多機能型居宅介護拠点施設の事業者の募集を行ってまいりましたが、応募も1件のみしかなく、施設整備まで至りませんでした。このため減額の計上をいたしました。 さらに、児童福祉費では、子どものための教育・保育給付事業において、公定価格の上昇及び処遇改善が厚くなったため、保育園への委託料、認定こども園への負担金を増額いたしました。また、各給付費等の過不足額を精査し、それぞれ必要所要額を計上するものであります。 6款農林水産業費では、農業振興費におきまして、各補助事業の事業実績により不用額を減額するとともに、農地費におきましては、下稲葉地区圃場整備推進事業にて、県事業で国の補正予算に対応する事業費が増額になったため、町負担金も増額するものであります。あわせて各補助金及び委託料について、事業費の確定により減額をいたしております。 8款土木費では、事業費の見込み額により不用額の減額を行ってまいります。 また、都市計画費では、各種調査、計画に関する委託料につきましても、本年度の執行額が確定したことから減額をするとともに、施設管理におきましては、電気料の単価の上昇により光熱水費を増額するものであります。 公共下水道事業特別会計繰出金につきましては、特別会計における事業執行状況の精査による減額補正であります。 10款教育費では、小学校費におきまして、栃木県が平成30年度から開始を予定しております小学校4年生の35人学級に対応すべく、教室に配置される備品及び教師用の教科書等の購入費用につきまして予算計上するものでございます。 次に、歳入の主なものについてご説明を申し上げます。 1款町税では、町たばこ税におきまして売り上げ本数が減少していることから、4号補正予算において一度減額をしておりますが、再度の減額をするものであります。 3款利子割交付金は、預金利子等に対して納められた税をもとに交付されますが、本年度の交付実績により増収が見込まれますため、増額補正をするものであります。 8款自動車取得税交付金では、本年度の実績により増額計上するものでございます。 12款分担金及び負担金では、保育児童保育料が入園児童数が見込みを下回っていることにより減額するものであります。 14款国庫支出金、15款県支出金では、各事務事業に対する補助金等の交付額の過不足について補正を行ったところであります。 16款財産収入では、各基金の運用収入の見込み額により減額計上いたしております。 17款寄附金では、社会福祉やまちづくり推進、ふるさと応援に対する寄附がございましたので増額計上いたしております。 18款繰入金では、国際親善交流基金につきまして、中学生国際交流推進事業に充当すべく、繰入金の予算計上をしておりましたが、財源確保の見込みがついたため減額するとともに、あわせて財政調整基金からの繰入金を減額することにより補正予算の調整をしたところであります。 20款諸収入について、オータムジャンボ宝くじに係る市町村交付金を増額計上するとともに、今年度の収入状況により増減をいたしました。 21款町債では、土地改良事業債の増額計上いたしました。 これによりまして、一般会計補正予算(第5号)は、歳入歳出それぞれ7,289万6,000円を減額し、補正後の予算総額を127億2,316万5,000円とするものでございます。 繰越明許費では、建築物耐震改修促進事業において、民間住宅の耐震建て替えが年度内に完了しないため、繰り越しの上、執行するものであります。 次に、議案第30号 平成29年度壬生町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)決議についての提案理由を申し上げます。 今回の補正は、年度末を迎えることから、歳入歳出全般について見直しを行い、編成したところであります。 まず、歳出から申し上げます。 1款総務費では、印刷製本費、委託料、負担金並びに職員給与費等について、執行状況を精査し、不用額を減額計上いたしております。 2款保険給付費では、現時点での執行状況から年度見込み額を精査した結果、一般療養費について、想定を上回る支出があったため増額計上しておりますが、全体的な医療費の伸びが低目であったこと、被保険者数の減少が見込みより大きかったことなどから、その他の項目について減額をいたしております。 3款後期高齢者支援金等、4款前期高齢者納付金等、5款老人保健拠出金、6款介護納付金及び7款共同事業拠出金では、額の確定に基づき、いずれも不用額を減額いたしております。 8款保健事業費では、特定健康診査等事業の実施状況を踏まえ、委託料を減額いたしております。 次に、歳入について申し上げます。 1款国民健康保険税では、被保険者数、世帯数ともに想定より減少したことによる歳入見込みに基づき減額いたしております。 4款国庫支出金では、療養給付費等負担金について、1月変更申請の精査額に基づき、高額医療費共同事業負担金については拠出金額の確定に基づき、特定健康診査、保健指導国庫負担金については交付決定額等に基づき、それぞれ減額いたしております。 5款療養給付費等交付金では、社会保険診療報酬支払基金からの現時点での交付決定額に基づき減額いたしております。 6款前期高齢者交付金につきましては、社会保険診療報酬支払基金からの交付決定額に基づき増額いたしております。 7款県支出金では、高額医療費共同事業負担金については、国庫支出金と同様に拠出金の決定額に基づき減額し、特定健康診査等負担金も交付決定額に基づき減額いたしております。 8款共同事業交付金では、現時点での交付実績から最終的な交付見込み額を精査し、減額いたしております。 11款繰入金におきましては、保険基盤安定繰入金、職員給与費等繰入金、出産育児一時金等繰入金、財政安定化支援事業繰入金について、額の確定や歳出補正などにより、それぞれに減額または増額をいたしております。また、その他一般会計繰入金を減額し、調整いたしたところであります。 これによりまして、国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出それぞれ3億6,548万8,000円を減額し、補正後の予算総額を53億274万5,000円とするものであります。 次に、議案第31号 平成29年度壬生町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)決議についての提案理由を申し上げます。 今回の補正予算は、年度末を迎えますことから、歳入見込み及び事業の進捗状況から歳出見込みを精査し、編成したところであります。 まず、歳出についてご説明を申し上げます。 1款総務費のうち、一般管理費の職員給与費及び総合事務組合負担金につきましては、所要額を精査し増額計上いたしております。 また、一般管理費につきましては、下水道施設ストックマネジメント計画策定業務委託費の確定により、委託料を消費税及び地方消費税額が確定をしたことから公課費を、普通旅費、需用費、負担金については所要額を精査し、それぞれ減額計上いたしております。 2款公共下水道費のうち、終末処理場管理費につきましては、水処理センターの燃料、電気料の所要額を精査し、燃料費、光熱水費を増額計上する一方で、委託料については、脱水汚泥収集運搬処理業務及び沈砂・し渣処理運搬業務の所要額を精査し、減額計上いたしております。 終末処理場築造費につきましては、水処理センター改築更新工事委託費及び沈砂池改築更新実施設計委託費並びに沈砂池耐震補強実施設計委託費の確定により、委託料を減額計上いたしております。 管渠築造費につきましては、職員給与費について所要額を精査し、過不足額を計上いたしております。 また、北部第7雨水幹線積算等業務委託費及びマンホールポンプ積算、監理業務委託費の確定により、委託料を減額計上いたしております。 3款流域下水道費につきましては、流域下水道事業費といたしまして、巴波川流域下水道浄化センター建設事業の精算見込みにより負担金を減額計上いたしております。 流域関連公共下水道費につきましては、稲葉汚水幹線工事積算、現場監督業務委託費の確定により、委託料を減額計上するとともに、汚水管工事及び公共汚水ます設置工事の工事請負費につきまして、事業費の精算見込みのための減額計上いたしております。 次に、歳入について申し上げます。 1款分担金及び負担金では、徴収猶予地の取り消し等に伴う納付額の増加により、受益者負担金を増額計上いたしております。 2款使用料及び手数料では、下水道使用料につきましては、当初の見込みを上回ることにより増額計上いたしております。 3款国庫支出金では、社会資本整備総合交付金につきましては、要望満額の交付決定があったため増額計上いたしております。 また、防災・安全社会資本整備総合交付金につきましては、水処理センター改築更新工事委託の減額に伴い、交付金の変更交付申請を行ったことにより減額計上いたしております。 6款諸収入では、雑入といたしまして、下水道課長分人件費負担金につきましては所要額の精査により、補償金につきましては、町道拡幅改良工事に伴う公共ます移設工事の補償金の歳入が見込まれますことから、それぞれ増額計上いたしております。 7款町債では、事業費の精算により、公共下水道事業債及び流域下水道事業債を減額計上するものであります。 4款繰入金では、今回の補正予算に伴い、一般会計繰入金を減額計上し、調整をいたしたところであります。 これによりまして、公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、歳入歳出それぞれ2,717万2,000円を減額し、補正後の予算総額を15億5,511万4,000円とするものであります。 次に、議案第32号 平成29年度壬生町奨学資金特別会計補正予算(第1号)決議についての提案理由を申し上げます。 奨学資金支給事業につきましては、事業費が確定したことにより減額をするものでございます。 これによりまして、奨学資金特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出それぞれ14万1,000円を減額し、補正後の予算総額を256万円とするものであります。 次に、議案第33号 平成29年度壬生町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)決議についての提案理由を申し上げます。 今回の補正予算は、年度末を迎えますことから、主に介護給付費等の所要額を見直し、編成をいたしましたところであります。 まず、歳出から申し上げます。 1款総務費では、人事院勧告及び県人事委員会勧告の改定に伴い、職員給与費等を調整いたしました。また、地域密着型サービス運営委員会及び介護保険運営協議会の開催回数が当初予定をしていたほど開催しなかったことにより減額計上いたしております。 2款保険給付費では、地域密着型介護サービス給付費及び施設介護サービス給付費を減額計上いたしております。 4款地域支援事業費では、要支援者や地域支援事業該当者の方が受ける通所介護サービス事業費に不足が生じたため増額計上いたしております。また、それ以外の事業費に関しましては、実施状況を精査し、減額計上いたしております。 次に、歳入について申し上げます。 1款保険料におきましては、所得階層の各被保険者数を精査した結果、特別徴収において減額計上、普通徴収において増額計上となりました。 2款国庫支出金におきましては、通所型サービス事業費として増額計上、地域密着型介護サービス給付費、施設介護サービス給付費及びそのほかの地域支援事業費分として減額計上いたしました。 3款支払基金交付金、4款県支出金におきましても、同様にそれぞれ計上いたしております。 7款繰入金では、それぞれの給付費及び事業費等の増減により、介護給付費繰入金を減額計上、地域支援事業繰入金を増額いたしました。また、職員給与費等の変更に伴い、そのほかの一般会計繰入金を増額いたしました。 これによりまして、介護保険事業特別会計補正予算(第3号)は、歳入歳出それぞれ7,432万4,000円を減額し、補正後の予算総額を29億2,356万6,000円とするものであります。 次に、議案第34号 平成29年度壬生町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)決議についての提案理由を申し上げます。 今回の補正予算は、今年度の農業集落排水黒川東部地区の事業実績による減額のほか、施設管理において、歳出見込みを精査し編成したところであります。 まず、歳出についてご説明を申し上げます。 1款総務費では、一般管理費といたしまして、旅費、負担金の所要額を精査し、増額計上いたしております。 また、施設管理費では、処理場運転管理業務委託料の確定に伴い、委託料の減額計上いたしております。 2款農業集落排水事業費では、黒川東部地区整備に関する委託料及び工事請負費の確定に伴い減額計上いたしております。 また、職員給与費の所要額を精査し、増額計上いたしております。 次に、歳入についてご説明を申し上げます。 6款諸収入では、消費税還付金の確定に伴い、雑入の増額計上いたしております。 7款町債では、農業集落排水事業債といたしまして、工事請負費等の確定に伴い、減額計上いたしております。 4款繰入金では、今回の補正予算に伴い、一般会計繰入金を減額計上し、調整いたしたところであります。 これによりまして、農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出それぞれ1,546万円を減額し、補正後の予算総額を4億2,905万6,000円とするものであります。 次に、議案第35号 平成29年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)決議についての提案理由を申し上げます。 今回の補正は、年度末を迎えることから、歳入歳出全般について見直しを行い編成したところであります。 まず、歳出から申し上げます。 1款総務費では、給与改定等による精査の結果、職員給与費及び総合事務組合負担金を増額いたしております。 2款後期高齢者医療広域連合負担金では、保険料及び保険基盤安定繰入金の歳入補正増に伴い、増額計上いたしております。 次に、歳入について申し上げます。 1款後期高齢者医療保険料では、現年度分保険料の特別徴収及び普通徴収において、被保険者数の推移や調定状況から収入額を精査したところ、増加が見込まれることから増額計上いたしております。 2款繰入金では、事務費繰入金及び保険基盤安定繰入金を増額計上し、調整をいたしたところであります。 4款諸収入では、広域連合派遣職員人件費負担金について、精査の結果、減額計上いたしております。 これによりまして、後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)は、歳入歳出それぞれ1,747万1,000円を増額し、補正後の予算総額を4億1,358万2,000円とするものであります。 次に、議案第36号 平成29年度壬生町水道事業会計補正予算(第2号)決議についての提案理由を申し上げます。 今回の補正予算は、壬生町水道事業会計に定めました第3条予算の収益的収支、第4条予算の資本的収支に対する補正であります。 まず、収益的収支について申し上げます。 収入の主なものといたしまして、営業収益の手数料、営業外収益の預金利息、不良品売却益を増額する一方、その他の雑収益を減額計上いたしております。 支出につきましては、人事院勧告、栃木県人事委員会勧告に従い給料等を増額計上するとともに、各項目の所要額を精査し、原水及び浄水費、配水及び給水費、総係費、資産減耗費、支払利息及び企業債取扱諸費、過年度損益修正損を減額いたしております。 次に、資本的収支について申し上げます。 収入の企業債、工事負担金及び国庫補助金につきましては、対象となる事業費がほぼ確定したことから減額をするものであります。 支出につきましては、配水施設整備費の工事請負費、委託料及びメーター費の不用額を減額いたしております。 これによりまして、平成29年度水道事業会計予算は、第3条の収益的収入の総額を6億4,505万3,000円、支出の総額を5億756万3,000円とし、また、第4条予算の資本的収入の総額を1,102万2,000円、支出の総額を3億2,932万4,000円としたところであります。 なお、資本的収支が支出額に対し不足する額につきましては、損益勘定留保資金等をもって補填するものであります。 以上、一般会計補正予算及び各特別会計補正予算並びに水道事業会計補正予算につきましてご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いいたします。
    ○議長(鈴木理夫君) 質疑に入ります。 まず、平成29年度壬生町一般会計補正予算(第5号)決議について行います。 小牧議員。 ◆4番(小牧敦子君) 一般会計、三点ほどお尋ねをいたします。 歳出、24、25ページのおもちゃのまち魅力アップのところ、大変申しわけない、ちょっと聞き取りづらかったので、もう一度担当課のほうのご説明をお願いします。 同じく歳出、30、31ページのところの1歳児保育です。一応事業の確定という形の見込みで、ほぼ保育園のほうは人数の利用が減っているところの中で、1歳児保育の保育士をあえて募集を、補助金を使っての募集ということです。どちらの園がこれに該当するのか、何人ぐらいの保育士のことなのかを教えていただきたいと思います。 それから、保育園なんかが中心として燃料費、恐らく寒かった日があったかとは思うんですが、学校のほうはこういった燃料の補正の計上がなかったのですが、学校のほうは特段これは問題がなかったのか。 以上、三点お願いいたします。 ○議長(鈴木理夫君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(越路正一君) お答えさせていただきます。 まず第一点目、24、25ページにあります地方創生推進事業におけますおもちゃのまち魅力アップ推進事業の減額というお話でございます。こちらは特定財源といたしまして、コミュニティ助成事業という形で申請をさせていただいておりました。そちらのほう100%という形での事業で計画したおったところでございますが、残念ながら事業が採択されなかったという形になった次第でございます。 ただ、おもちゃのまちの魅力については、今後、協力隊の活躍とか、そういったものも将来的には認めてまいりますので、そちらにバトンを渡すというか、シフトを変えるとかそういった形で、どんどんこれからもおもちゃのまちについては魅力アップのほうには推進してまいりたいとは思っておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) こども未来課長。 ◎こども未来課長(大橋肇君) お答えいたします。 質問第二点目の30、31ページ、1歳児保育担当保育士増員事業の増額の中身でございますが、壬生寺保育園と国谷幼稚園が75万6,000円の増、もう一つは、ありんこ保育園、これが529万2,000円の増の3つの保育園と幼稚園の増額です。 この事業につきましては、1歳児が6人以上いる保育園について、6人から11人で75万6,000円、10人から17人ということで単価が上がっていくわけなんですが、ありんこ保育園について大幅な1歳児の増員があったと、このような内容になってございます。 以上であります。 ○議長(鈴木理夫君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(渡辺好央君) ご質問の学校における燃料費というか、暖房の状況でございますが、現状におきましては、学校のほうから連絡をいただいてございませんので、課としましては、現予算の中で対応が可能かなというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 細井議員。 ◆15番(細井敬一君) 歳入のほうで18ページ、財産収入ということで、これは基金の運用収入ということだと思いますけれども、500万ほど減額になっております。減額の要因などを聞かせていただきたいと思います。 また、基金も55億近くあると思いますけれども、現在高も知りたいです。また、運用の仕方なんかもちょっと聞きたいと思いますし、基金も何種類かあると思いますけれども、その割合もちょっと聞かせていただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(鈴木理夫君) 総務部長。 ◎総務部長(落合広美君) お答えいたします。 財産収入のほうの関係で、今回減額という形でなってございます。 まず、自動販売機設置使用料の関係につきましては、公共施設、公園等のほうに自動販売機を設置してございます。そのほうの関係が今回使用率というか、それが減少したということで減額、あとは、運用益というか利息関係、そちらのほうの関係が減額になったというところでございます。 それと、基金の現在の状況のほうだけ私のほうで触れさせていただきたいと思います。 平成29年度の年度末の残高という形になりますと、約56億9,000万が年度末、今回補正した後の財政調整基金から、いろいろ基金がございますけれども、全体で56億9,000万ほどございます。運用関係については会計管理者のほうから説明させていただきます。 ○議長(鈴木理夫君) 会計管理者。 ◎会計管理者兼会計課長(玉田英二君) 細井議員のご質問にお答えいたします。 現時点で基金の運用といいますか、保管状況でございますけれども、銀行預金、特に定期預金になりますが、46億3,134万363円、それから有価証券になりますが、これが8億7,246万6,000円、先ほど割合ということもありましたので、定期預金のほうが84.1%、それから有価証券のほうが15.9%の割合で管理してございます。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) 歳入で、10ページですが、例年、年度末に交付金関係の補正がなされていないという指摘をしてきたところです。補正に計上しないで決算で繰越金で上げてくるというやり方、ずっと批判してきたんですが、今回、そのうち、昨年、上げていないと言って批判をした利子割交付金、これ134%前年実績、予算に対してあったんですが、今回は補正してきました。それから、146%あった自動車取得交付税も今回補正しました。これ一歩前進だと思うんです。 やはり補正ですから、見込めるものはきちんと予算に計上して繰り越すという、一歩前進の志もそれは評価するんですけれども、そのほか、要するに額が多そうなところを指摘されて、多そうなところだけは補正したんですが、1割、2割、120%だった、110%程度のところは補正していないということだと思うんですが、それはなかなか確定が難しいということなのかどうか、そこも聞かせてください。 それから、歳入で16ページ、土木使用料なんですが、これがえらく金額が、町営住宅使用料、これ随分減額なんです。見ると、どうも空き家率が高過ぎるんではないかと思うんです。再三募集はしているんだと思うんですけれども、空き家率が高過ぎて予算どおりの家賃収入、使用料が入ってこないということになるんだと思うんですけれども、この減額理由をちょっと説明していただきたいと思います。 それから、もう一つ、歳入でお伺いしたいんですが、ふるさと納税の寄附金ですか、どこかにありましたね。ふるさと応援寄附金4,000万、これは非常に額が大きいんですが、歳出とも絡むんですが、4,000万、歳入があります。2,000万、歳出で出ます。出るんですが、2月ももう終わりです。3月いっぱいぐらいで、3月末までに2,000万が出ちゃうんですか。4,000万入って2,000万出ちゃうんですか。その見通しを、既に4,000万のうち2,000万は入っているんですよというんであればそれは別ですけれども、2月の段階でこれから先、報償費を使う、2,000万分、4,000万、そこのところの見通しを聞かせてもらえますか。 ○議長(鈴木理夫君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(越路正一君) では、小貫議員の第一点目でございます利子割交付金並びに自動車取得税交付金とか、そういった交付金の類いの関連の今回の補正ということでございますが、今回、まず利子割交付金につきましては、平成29年度分といたしまして、8月で263万6,000円、12月で294万円の入金がなされております。あとは、今度3月という形になる予定でございます。そういったところの見込みとして、トータルでおおむね800万円程度のものが見込めるんではないかというふうなところから補正をさせていただいた次第でございます。 自動車取得税交付金につきましても、同じく8月、12月という形での入金、そこから昨年に比べまして大幅な増が見込まれるということで、今回補正という形で踏み切ったところでございますが、こちらにつきましても、最初の利子割交付金、こちらについては、利子税に対しましての町への最終的には流れてくる交付金でございます。現在のところ、低金利という形の中で、利子がかなり低くなるんではないかというようなところから低目に設定させていただいたところではあったんですけれども、利子は低いのに利子税がかなり昨年なんかに比べましても上がるというか金額が出てくるという、そういったところでなかなかきちっとした、この見込みを当初で見込むべきではあるのかとは思いますが、なかなか難しいというのが現状かというふうに考えておるところでございます。 ほかの交付金などについても、同じような理由でなかなか難しいところで、見込める範囲の中だけでも今回補正に踏み切ったところでございます。 続いて、今度、三点目になりますか、ふるさと応援寄附金というところで、今後の見通しというふうなお話のところでございます。現在、約9,000件ぐらいの応援寄附金をいただいておりまして、金額にいたしましても約1億3,000万ぐらいの金額が既に入金の見込みですか、あくまでも申し込みなだけなもんですから、きちっと歳入、現金化まではされていない状態ですが、おおむね約1億3,000万程度の寄附の申し出が現在のところ出ているという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 建設課長。 ◎建設課長(増田典耕君) 町営住宅使用料の135万円の減額の内容ということですが、29年度当初予算編成時に想定いたしました空き家数の見込みと、30年度に入りまして、随時、入居者の募集は行っているんですが、現実的に新規入居者がございませんで、空き家が増えてございます。今回現実の入居部屋数、それに現実に合った形で補正予算という形で使用料のほうの減額をさせていただいた次第でございます。 以上です。 ○議長(鈴木理夫君) 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) 歳入のふるさと応援給付金、1億3,000万ほどもう既に申し込みがありますというんで、当初予算、補正も含めてあと1,000万程度で予算額に達すると。問題は、その歳出で出る2,000万ですよね、2,000万。要するに予算がないものは、計上されていなければ支出ができないわけですよね。1億3,000万で、うまい表現だなと思って聞いたんですが、見込みなんですと。だから、実際にはまだ入っていないから、これからの分も含めて2,000万入ると、2,000万の報奨金が出る部分、4,000万になるんだという理屈だと思うんですが、うがった見方をすれば、予算は後からつけても先に報奨金だけ払っておけということでこの1億3,000万になっているのかどうか、そこのところの確認をしたいんです。 当初予算では、この1億3,000万分の報奨金は予算組んでいないです。組んでいないんですね。今回追加で2,000万組んで報奨金に充てるというから、これからの2,000万に使うのかなと思ったら、1億3,000万既に入っているんで、あと残り1,000万ですというふうに説明するもんですから、うがった見方をすると補正を組む前に多少使っておけと、報奨金で支払ってしまうと、流用というんですかね、そういうことがされていないかどうか、その確認はどうでしょうか。 それから、もう一つ、環境衛生費関係で32ページなんですが、修繕費で環境センターの修繕費というのが出ているんです、わずかですがね。この環境センターも非常に場所的にはいいところにあって、こういった町の常時稼働、電気を使って稼働させる施設、水処理センターもそうなんですけれども、この環境センターの、そこで自家発電ということをなぜ検討しないのかと思うんです。 例えば環境センターはメタンガスが出る、だからそういうところできちんと自家発電、自己完結型の電力というか、そういうことを検討すると、年度末に電気代が足りなくなった、さあ、補正だということを言わずに済むんではないかと思うんですけれども、場所的にそういう可能性があるところ、日中は太陽光でもいいでしょうし、また夜はメタンガスでもいいでしょう。何らかの自家発電みたいなものを考えたらどうかと思うんですが、そこも答弁ができたらしてください。 ○議長(鈴木理夫君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(越路正一君) 一点目のふるさと応援寄附金の返礼品の関係でございますが、これは当然、歳出の予算にないもの、また歳出予算を超えるものについての発注というか契約、支出負担行為は一切できない状態でございますので、今回のこのふるさと応援寄附金につきましても、そういった前もってとかということは一切ございません。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(人見賢吉君) 小貫議員さんのエネルギー再生の活用方法等についてのご質問でございますが、環境センター修繕費の計上という形で載せておりますが、今後、清掃センターの基幹改良等も控えてございます。そういった中も含めまして、今後の検討課題ということで検討させていただければと思います。 以上です。 ○議長(鈴木理夫君) 落合議員。 ◆13番(落合誠記君) 20、21ページの雑入で公民館関係のちょっと数字についてお聞きしたいんですけれども、公民館講座参加料、これが8万7,000円減ということと、あと音楽鑑賞会等入場料、この76万7,000円、結構大きな金額でございます。公民館講座のほうについては、何講座で、講座の内容とこの8万7,000円減の要因、また音楽鑑賞会についても、何講演で講演の内容と76万7,000円、数字が大きいんで、この減の要因というのをお尋ねします。 ○議長(鈴木理夫君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(尾花利夫君) それでは、落合議員のご質問にお答えしたいと思います。 第一点目、公民館の講座参加料の減の内訳でございます。これにつきましては、講座名がお魚教室ということで、材料費等が負担金の主な内容でございます。一応、講座は1講座なんですが、5回ほど実施することということでございます。1人参加料3,000円だと思いましたけれども、その人数分を当時、歳入歳出という形で見込みはしていたわけですけれども、今回講師の方がかわりまして、いろいろと内容等について協議をして、料理の参加負担金を直接購入してその講座を賄うというようなことで内容が変わりましたので、歳入歳出ともに減額をしたということでございます。 それと、第二点目の音楽鑑賞会、それに伴います入場料の減額でございます。これにつきましては、音楽鑑賞会の3事業の予算、チケット収入額の見込みの不足に生じたためでございます。 内訳といたしますと、1講座が牛田智大ピアノコンサート、これが見込み予算額が160万ということで、基本的に全体的に800枚の予算ということで考えてございます。これにつきましては、2,000円の797枚ということで、予算額160万に関しまして歳入が159万4,000円ということで、6,000円の減と。 二つ目の伊勢正三とイルカさんのコンサート、これにつきましては、見込み額が400万ということで、これにつきましては967万円の売り上げがございました。これにつきましては、逆に483万5,000円ということで83万5,000円の増額ということでございます。 それと、三番目の講座、堀正文さんとN響のコンサート、これにつきましては見込み額が240万と。これに対しまして販売枚数268枚ということで、歳入額が80万4,000円ということで159万6,000円のマイナスということで、この3事業を合わせまして、800万の予算につきまして723万3,000円の収入ということで、歳入歳出の差額が76万7,000円という内容でございます。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 落合議員。 ◆13番(落合誠記君) 最後のN響でしたっけ。これ169万、ちょっと見込みから減ということで、かなりこれ大きいですよね。ちなみに、このコンサートの事業費というのは幾らあったんですか。 ○議長(鈴木理夫君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(尾花利夫君) それでは、落合議員の質問です。ございません。 ちょっと手持ちに資料ございませんので、後日お答えしたいと思います。 ○議長(鈴木理夫君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(尾花利夫君) それでは、落合議員のご質問にお答えしたいと思います。 契約額でございますけれども、一点目の牛田智大のピアノリサイタル、これにつきましては事業費の契約額が58万2,260円と、それと二番目のイルカさんのコンサートにつきましては549万6,100円、それと三番目の堀正文、N響トップメンバーによる室内楽演奏会、これにつきましては189万円ということで税込みの金額でございます。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 落合議員。 ◆13番(落合誠記君) 税金、公費を充てて事業をやっているわけですから、169万、見込みから歳入がこれだけ満たないというのは大変な問題だと思いますので、やっぱりしっかりと精査をして、こういうことがないようにしていただくほうがいいんじゃないかなと思うんですが、要望です。 ○議長(鈴木理夫君) ここで休憩といたします。 再開は午後3時25分といたします。 △休憩 午後3時07分 △再開 午後3時25分 ○議長(鈴木理夫君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 次に、平成29年度…… 高山議員。 ◆14番(高山文雄君) ちょっと聞き漏らしちゃったもんですから、15ページで小貫議員が質問した件、別な面からちょっと聞きたいんですけれども、自動車取得税の交付金、これが1,500万補正されているわけなんですけれども、これは、自動車取得税は軽自動車というようなことで考えてよろしいんでしょうか。 ○議長(鈴木理夫君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(越路正一君) ただいまの自動車重量譲与税ということでございますが……     〔発言する者あり〕 ◎総合政策課長(越路正一君) 失礼いたしました。 自動車取得税交付金につきましては、県に納入されました自動車取得税、こちらを原資として得るところですので、全部含まれているというふうな解釈をしております。 以上です。 ○議長(鈴木理夫君) 高山議員。 ◆14番(高山文雄君) 当初予算では2,500万、そこは1,500万というと、もうかなりの増額補正になるわけなんですけれども、これ台数にするとどのくらいになってきて、かなりの量が見込みよりも増えているわけですよね。これをどういうふうに理解すればいいのか、ちょっと教えてもらえますか。 ○議長(鈴木理夫君) 総合政策課長。 ◎総合政策課長(越路正一君) 県からいただいております自動車取得税交付金でございますが、そちらについてなんですけれども、台数という単位では、申しわけありませんが、現在、数字としては押さえておるところではございません。ただ、やはり先ほど軽自動車というふうなお話があったかと思いますが、軽自動車税の販売台数の伸び、そういったものなんかはかなりの影響があるものではないかなというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 高山議員。 ◆14番(高山文雄君) かなりの見込み違いというか、予算を立てる上で、やはりこの見込みというふうなのがかなりアバウト的な面が、要素があるんじゃないのかなというのがすごく考えられるんですよね。これだけの差というのは、すごいこれ、1.7倍ぐらいになるのかな。7割ぐらいの、入ってくるんだからいいんだけれども、でもちょっと見込みがすごく甘過ぎるんじゃないのかなというのが一つあります。 それはいずれにしても、それから、先ほど19ページの件なんですけれども、総務部長が自動販売機の敷地の使用料、たしかこれは入札でやっていると思うんですよね。使用されない部分があったとかというふうな話をされていたんですけれども、これは入札でこういうふうな状況になったのか。マイナス補正になっていますよね。マイナス420万9,000円というのは、かなりのこれ自動販売機の設置台数から考えていくと、今まで非常にこう、例えばハイウエーパークのところでというふうなことで部長の説明があったんですけれども、ハイウエーパークの入札というのは非常に高い入札で、販売機を設置するとかなりの町の収入になってくるというふうなことで理解しているんですけれども、そこでの減収があったというふうな話なんですけれども、そのところをちょっともう少し詳しく説明していただきたいんです。何か先ほどの説明だと、使用されないというふうな話があったもんですから、どういうふうなあれで使用されないというふうな言葉が出てくるのか、ちょっと理解に苦しんだもんですから、そこのところ、もう一度詳しく説明をお願いしたいと思います。 ○議長(鈴木理夫君) 総務部長。 ◎総務部長(落合広美君) 先ほど自動販売機関係の使用料関係について私のほうでご説明を申し上げましたけれども、不足な部分がございますので、担当課のほうから内容等を細かく説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木理夫君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(大垣成仙君) お答えいたします。 420万9,000円の原因でございますけれども、総合公園、東雲公園の売り上げの減、使用料率ではなく単純な売り上げの減でございます。もう一つがみらい館の自動販売機、これも売り上げの減でございます。要因としては、ウッドキャビンの店舗ができましたんで……     〔発言する者あり〕 ◎都市計画課長(大垣成仙君) 売り上げに対して10%いただいております。ただ、それは変わらないところでございまして、昨年も。みらい館につきましては、やはりウッドキャビンの店舗ができたことにより、同様のお客さんが買われる本数が少なくなったということが大きな要因と思われます。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 高山議員。 ◆14番(高山文雄君) 自動販売機の売り上げの減で入ってくるのが少なくなったと今説明なんですけれども、それで間違いないんですか。この敷地使用料というふうなことで、あれは入札で1台幾らで、例えば1台で50万あるいは70万とかというふうな、そういうふうなことで入札をして高い業者にその場所を結局貸すわけでしょう。売り上げには関係ないと私は理解していたんですけれども、そうじゃないんでしょうか。 ○議長(鈴木理夫君) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(大垣成仙君) お答えいたします。 先ほどの利用料率はちょっと訂正させていただいて、しかし、みらい館の自動販売機の売り上げに対しての20.1から55.5%をいただいております。公園は43から52.2%。自動販売機によって異なります。それは使用料としていただいております。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 高山議員。 ◆14番(高山文雄君) これは敷地使用料と違うんですか。敷地使用料というふうなあれじゃなくて、売り上げの何%というと、またこれは違った意味になってくると思うんですけれども。 ○議長(鈴木理夫君) 総務部長。 ◎総務部長(落合広美君) 自動販売機のほうの敷地使用料関係につきましては、入札で例えば、役場庁舎の自動販売機につきまして例えば20%なら、本数が売れれば売れるほどその分の20%が町に入ってくると。その率を入札で、全ての自動販売機の設置を率で、率の入札をかけているわけです。だから、その自動販売機がいっぱい利用されれば、売り上げというか、いっぱい利用されれば、その率が率分だけ町のほうに使用料で入ってくるということなんで、公園関係で今回、四百何万減になっていますけれども、それだけその自動販売機を利用しなかった、見込んでいたんですけれども利用しなかったんで、今回減額の補正をさせていただいたというのが状況でございます。 以上です。 ○議長(鈴木理夫君) 田村議員。 ◆7番(田村正敏君) 31ページの老人保健福祉施設整備事業のマイナス補正がありますが、補助金を用意したんだけれども応募業者がいなくて、マイナス補正になったんで歳入のほうの補助金もなくなったというふうに理解していますけれども、これは今後、ちょっと今手元に第7期の計画等がないんでわかんないんですけれども、恐らく先ほどの介護保険のほうの絡みもあると思うんですが、全体として給付費も減っているかと思うんですけれども、これは今後この老人保健福祉施設の入居待ちの方とか、そういう方は現状どんな感じなのか。 例えば、もう待っている人もいないし入所希望者もいないから、施設はもう必要ないという考え方でいいのか、あるいは当然、入所待ちの方もいらっしゃるし、当然予算がなければできないんですけれども、施設の増設等も考えていくような方向なのか、ちょっと現状をどのように分析されているか、お聞かせいただきたいと思います。 それと、ちょっと聞き逃しちゃったのかもしれないんですけれども、27ページにある個人番号カード関連事務委任で、これも400万ほど減額補正になっているんですけれども、この内容をちょっと教えてください。 ○議長(鈴木理夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(臼井浩一君) 田村議員のご質問にお答えいたします。 まず、第一点目の今後の計画でございますが、31年度にグループホームと小多機を1つずつ予定をしております。32年度に老健の施設の建設を7期計画で掲載しているところでございます。 あと、もう一点、待機者の対応につきましては、待機者は特養とグループホーム、若干あるようでございます。30年10月に広域型の特養50床が開設する予定でございますので、全部が全部というわけではございませんが、おおむね吸収できるのではないかとは考えております。7期計画で、先ほども申し上げましたが、地域密着型29床を計画しております。そこで何とか受け入れ態勢ができるのではないかと考えております。 あと、現在、具体的な整備意向というのか、事業者の対応なんですが、やはりどうしても介護報酬の減額等がインセンティブを低くしているというのか、動機づけがないような状況でございますので、なかなか整備のほうが思ったように進んでいかないのが現状かと考えております。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 住民課長。 ◎住民課長(沖薫君) ただいまの田村議員の二点目のご質問についてお答えいたします。 個人番号カードですが、平成28年1月に交付が開始されまして、現在、全国的にも交付率が低迷している状況でございます。1月末現在で、全国の平均で10.5%、県が9.3%、町が9.2%というふうな状況でございます。 今回の事業費補助金の補正につきましては、個人番号カード関連の経費として、町がJ-LISに支払う交付金の見込み額が示されたため補正するものでございますが、平成29年度の第2回の交付金見込み額が全市区町村で約58億8,000万円となっておりまして、町の人口で按分した上で交付金に不足額がないよう201万5,000円と見込みました。そのうちの146万4,000円は繰越明許分となりまして、現年分は55万1,000円となるために400万円の減額補正となりました。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 田村議員。 ◆7番(田村正敏君) 一点目のほうですけれども、課長がおっしゃったように、なかなか業者にとっても施設を新設するということにハードルがちょっと高くなっているような気がいたします。なので、これまた7期計画にのっとって、31年、32年の募集を行ってもまた応募がないというような、ニーズはあるのに応募はないというような状況になる可能性もありますし、また、できたらできたで、30年に広域の特養ができますけれども、そうするとまた今度給付費がかさんでくるというような可能性もあると思いますので、先ほどの保険料の話もそうですけれども、保険料が安ければもちろんありがたいという声も当然あると思いますが、そういう給付が増える可能性も往々にしてあるわけでございまして、そうなると…… 失礼いたしました。 そうすると、介護保険自体の持続性というものが非常に重要になってくると思いますので、かじ取りが非常に難しいと思いますけれども、その辺の計算をより深くしていただくように要望をいたします。 二点目の個人番号カードのほうは、そうすると結局、何というか、カードの普及が進まないから交付金も減っていくというような状況というふうに理解をしましたけれども、これも何回も同じ話になりますけれども、何かしっかりと大きな交付の進捗を進めるような作業をしていただかないと、結局、相変わらずずっと進まないような状況が続くと思いますので、ぜひご努力をお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(鈴木理夫君) 高山議員。 ◆14番(高山文雄君) 31ページなんですけれども、子どものための教育・保育給付事業というふうなことで、年度末、もう年度末なんですけれども、この年度末のところで負担金が6,628万4,000円、かなりの多い補正が組まれているわけなんですけれども、この内容について、詳しくちょっと説明していただきたいんですけれども。 ○議長(鈴木理夫君) こども未来課長。 ◎こども未来課長(大橋肇君) ご質問にお答えします。 子どものための教育・保育給付事業の負担金なんですが、認定こども園等負担金ということで6,600万。内容につきましては、町内の認定こども園3園、プラス施設給付型幼稚園ということでたちばな幼稚園、その4園プラス町外の、壬生のお子さんが町外の幼稚園等に行っている認定こども園とか幼稚園に通っている場合の負担金になります。町外につきましては、現在43人のお子さんが町外の認定こども園とか幼稚園に行っております。2号認定、3号認定が9園で20人、1号認定、幼稚園ですね、ここに行っているお子さんが8園で10人というような内容になっております。当初見込んだより町外の認定こども園または町内の認定こども園に入ったお子さんが多かったと、一応そのような内容になってございます。 以上であります。 ○議長(鈴木理夫君) 高山議員。 ◆14番(高山文雄君) 今の時期で負担金というようなことで補正組んでいるんですけれども、これは当初の見込みよりも増えたんで今の時期に負担金を加算するというようなことで考えてよろしいんでしょうか。 ○議長(鈴木理夫君) こども未来課長。 ◎こども未来課長(大橋肇君) お答えいたします。 人数的に負担金、認定こども園等負担金は当初504人で見込んでいましたが、今、補正する段階で556人というような見込みの数で人数が増えたのと、あと、上の委託料とも絡むんですが、国から示されました公定価格、ゼロ歳児で幾ら、3歳児で幾ら、4、5歳児で幾らという公定価格がその施設の定員ごとに決められてございます。それの単価改正がありまして、民間保育園の処遇改善費の加算、どうしても保育士さんのなり手がいないということで、年々、処遇改善費ということで人件費を手厚く見ているんですが、その辺の伸び率が今年度は多かったと、一応そのような内容になってございます。 以上です。 ○議長(鈴木理夫君) 高山議員。 ◆14番(高山文雄君) かなりの金額なんですけれども、これ収入のほうでいくと財源はどこになるんでしょうか。 ○議長(鈴木理夫君) こども未来課長。 ◎こども未来課長(大橋肇君) 収入は国が2分の1、県が4分の1、町が4分の1が負担割合になります。 以上です。 ○議長(鈴木理夫君) 高山議員。 ◆14番(高山文雄君) その負担割合は今そういうことなんでしょうけれども、その財源はどこへ入ってきているんだろう。 ○議長(鈴木理夫君) こども未来課長。 ◎こども未来課長(大橋肇君) すみません。お答えいたします。 国庫支出金、16ページ、17ページの民生費国庫負担金の児童福祉費負担金、子どものための教育・保育給付費負担金5,200万で、県の負担金が18ページ、19ページ、これの4分の1の負担金というふうになります。 以上であります。 ○議長(鈴木理夫君) 次に、平成29年度壬生町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)決議について行います。 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) 10ページの保険税の減額でございますが、説明ですと加入者が減っている、思った以上に減少しましたという理由が報告されました。先ほどの国保税条例の改正のときにも聞いたんですが、答えがなかったもんですから改めて聞きますが、現在の加入者数は何名でしょうか。 ○議長(鈴木理夫君) 住民課長。 ◎住民課長(沖薫君) ただいまの、お答えいたします。 12月末現在ですが、1万46名になっております。 ○議長(鈴木理夫君) 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) 世帯数を聞きました。 ○議長(鈴木理夫君) 住民課長。 ◎住民課長(沖薫君) 世帯数でございますが、5,819です。 ○議長(鈴木理夫君) 小牧議員。 ◆4番(小牧敦子君) 数字を教えていただきたいんですが、出産一時補助のところで出産件数、それから、その出産件数対前年比、それから健診の受診者、これも実績と対前年比を教えていただきたいと思います。 ○議長(鈴木理夫君) 住民課長。
    ◎住民課長(沖薫君) ただいまの小牧議員のご質問ですが、出産一時金のほうですが、これ28年度ですが、35件になります。前年比、27年度が43件ということで減っております。 ○議長(鈴木理夫君) 住民課長。 ◎住民課長(沖薫君) 健診の受診率でよろしいでしょうか。 最終的な受診率については、年度終了後までわかりませんが、現時点の実績から推計いたしますと、国保については集団、個別合わせて2,150件弱と思われます。そうしますと、人間ドッグの受診者も特定検診受診の扱いとなりまして、こちらは現時点で328件の診査を受けております。 以上から、年度見込みとしては2,450件程度、受診率にして31.0%前後の程度になるのではないかと思われます。平成28年度では28.59%ということで、本年度は目標でありました32.5%には届かないまでも、昨年度よりは増となると思われます。 以上でございます。 ○議長(鈴木理夫君) 次に、平成29年度壬生町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)決議について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(鈴木理夫君) 次に、平成29年度壬生町奨学資金特別会計補正予算(第1号)決議について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(鈴木理夫君) 次に、平成29年度壬生町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)決議について行います。 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) 事項別明細の8ページなんですが、保険料のところで、特別徴収が減って普通徴収が増えるということになっています。この現象は、後期高齢者のほうも同じような現象になっているんです。したがって、普通徴収ですから、年金が少額あるいは無年金ということになるんだと思うんですけれども、その要因、普通徴収が増えていく要因、これを説明していただきたいと思います。 ○議長(鈴木理夫君) 税務課長。 ◎税務課長(粂川延夫君) ただいまの小貫議員のご質問にお答えいたします。 介護保険料につきましては、基本的には特別徴収でございます。ただ、所得が少なくて、年金保険料とか、それが少ない場合等は、特別徴収できないような方、それから新しく65歳になられた方、そういった方が当初は介護保険の普通徴収に最初なりまして、その後、特別徴収に移行していくというような形になってまいりますので、高齢者が増えてきますと普通徴収の被保険者が増えてくると、そういったことが要因になってくるかと思います。 ○議長(鈴木理夫君) 小貫議員。 ◆16番(小貫暁君) 65歳の人が年度途中、65歳になった場合に普通徴収になるんですという説明なんですね。それよりも、それで翌年度からは特別徴収に変わると。したがって、65歳に達成する人が年々増えているんですということだと思うんですが、この補正額で284万、このうち見込みとして、この人は全員が65歳の人ではないと思うんです。特徴に至らない人というんですかね、この比率というのはわかるんですか、この中で。284万1,000円ですけれども、このうち特徴に至らない人の金額が幾らですというのはわかるんですか。翌年度、特徴に移っちゃう人はいいんです。それでいいんですが、至らないでそのままずっと普通徴収になるという人。 ○議長(鈴木理夫君) 税務課長。 ◎税務課長(粂川延夫君) ただいまの質問にお答えいたします。 現在、把握してございません。 ○議長(鈴木理夫君) 次に、平成29年度壬生町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)決議について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(鈴木理夫君) 次に、平成29年度壬生町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)決議について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(鈴木理夫君) 次に、平成29年度壬生町水道事業会計補正予算(第2号)決議について行います。 小牧議員。 ◆4番(小牧敦子君) 基本的なことを教えていただきたいんですけれども、ことしのシーズン、この冬場、大変雪で寒くなって水道管が破損をし、知らない間に漏水が発生していたと、こういったものに対して、本町の水道局の場合は何か救済措置がおありになるのか。あるとしたらば、この会計の項目のどのところにそれが入ってくるのか、ちょっと基本的なことですが教えていただければと思います。お願いします。 ○議長(鈴木理夫君) 水道課長。 ◎水道課長(林光一君) 小牧議員のご質問にお答えいたします。 今シーズンの異常な数年来に及ぶ寒波の影響による凍結は、壬生町より北のほうを中心に多かったという近隣の市町村のほうの状況報告も受けております。当町も、他町と比較しても多い状況で、電話等の凍結等の漏水の被害報告といいますか、一般家庭からの問い合わせも多かったと思います。 ただ、一般家庭の中の宅内の漏水に関しましては、それぞれの個人の範囲で修理していただくという形で、なかなか業者が見つからないというところで、うちのほうも組合のほうにも問い合わせしたところ、1件の業者でもう20件、30件の予約を受けて、やらないとは言わないけれども、いつにそのお宅まで行けるかがわからないというような対応で四苦八苦しているというような状況でございました。 町管理の施設に関しましては、宅内にあるメーター器がメーター内での凍結による破損で、延べにして十数個ほどうちの職員が各家庭に行って取りかえた経過というのはございます。あとは本管自体による凍結による被害、断水等については、現在のところはございませんでした。 以上です。 ○議長(鈴木理夫君) 小牧議員。 ◆4番(小牧敦子君) 大変詳しくありがとうございます。お尋ねをしたかったのは、漏水、大量の水が流れ出てしまったことによって水道料金が非常に大きく請求されるのではないかというところに対して、おうちの中の管が壊れてしまったのは自己責任にしても、地べたの下の水道管が破損して大量の水が発生してしまった場合の救済措置が本町の場合はございますでしょうか。 ○議長(鈴木理夫君) 水道課長。 ◎水道課長(林光一君) 大変失礼しました。 漏水等の減免の救済措置でございますけれども、こちらにつきましては、申請が出てきた段階で、いわゆる検針員さんがメーターを読んで、その数字と昨年同期との数字の差とか、そういったもので比較した中での判断となります。また、今回のような突発的な凍結による漏水ということになると、すぐ、いち早く家の人も発見されてわかるというような状況でございますので、その都度、止水栓等、あとはメーターの中の水をとめるものがございますので、そちらで対応していただいておりますので、料金発生に至るような漏水等のような被害はないというような形で、それによる申請は今のところなかったと思います。 ただ、無人の家で近所の方から問い合わせがあったものに関しては、これからそういったものが出てくるのかなという形で、凍結漏水の減免申請というのは、現在、自分の記憶ではないというふうに理解しています。 以上です。 ○議長(鈴木理夫君) 質疑を終了いたします。 まず、議案第29号 平成29年度壬生町一般会計補正予算(第5号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第29号 平成29年度壬生町一般会計補正予算(第5号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第30号 平成29年度壬生町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第30号 平成29年度壬生町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号 平成29年度壬生町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第31号 平成29年度壬生町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第32号 平成29年度壬生町奨学資金特別会計補正予算(第1号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第32号 平成29年度壬生町奨学資金特別会計補正予算(第1号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第33号 平成29年度壬生町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第33号 平成29年度壬生町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第34号 平成29年度壬生町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第34号 平成29年度壬生町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第35号 平成29年度壬生町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第35号 平成29年度壬生町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第36号 平成29年度壬生町水道事業会計補正予算(第2号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 これより議案第36号 平成29年度壬生町水道事業会計補正予算(第2号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第39 議案第37号 平成30年度壬生町一般会計予算決議について △日程第40 議案第38号 平成30年度壬生町国民健康保険特別会計予算決議について △日程第41 議案第39号 平成30年度壬生町公共下水道事業特別会計予算決議について △日程第42 議案第40号 平成30年度壬生町奨学資金特別会計予算決議について △日程第43 議案第41号 平成30年度壬生町介護保険事業特別会計予算決議について △日程第44 議案第42号 平成30年度壬生町農業集落排水事業特別会計予算決議について △日程第45 議案第43号 平成30年度壬生町後期高齢者医療特別会計予算決議について △日程第46 議案第44号 平成30年度壬生町水道事業会計予算決議について ○議長(鈴木理夫君) 次に、日程第39、議案第37号 平成30年度壬生町一般会計予算決議について、日程第40、議案第38号 平成30年度壬生町国民健康保険特別会計予算決議について、日程第41、議案第39号 平成30年度壬生町公共下水道事業特別会計予算決議について、日程第42、議案第40号 平成30年度壬生町奨学資金特別会計予算決議について、日程第43、議案第41号 平成30年度壬生町介護保険事業特別会計予算決議について、日程第44、議案第42号 平成30年度壬生町農業集落排水事業特別会計予算決議について、日程第45、議案第43号 平成30年度壬生町後期高齢者医療特別会計予算決議について、日程第46、議案第44号 平成30年度壬生町水道事業会計予算決議についての8議案を一括議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(鈴木理夫君) 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめ延長いたします。 提出者より提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第37号 平成30年度壬生町一般会計予算決議についての提案理由を申し上げます。 平成30年第1回町議会定例会の開会に当たりまして、町政運営に対する所信の一端につきまして申し上げますとともに、平成30年度予算案につきましてもご説明を申し上げます。 平成29年度を振り返りますと、国内では日本列島への台風の上陸の多い年でございました。全国各地洪水被害も発生し、中でも7月上旬の九州北部豪雨は甚大な被害をもたらし、今なお多くの方が不自由な生活を余儀なくされており、被災された方にはお見舞いを申し上げます。 一昨年の関東・東北豪雨が脳裏によみがえり、いつ何どき発生するかわからない災害に常時の備えが必要であると痛感しているところでございます。 さて、早いもので平成29年度は、私にとりまして任期2年目の最終年度でございました。町長職に就任以来、2期8年、行財政改革や子育て支援の充実、商工業や農業の振興など、多くのまちづくりに取り組んでまいりましたが、今年度は、まさしく私の2期目の総仕上げの年でありました。しかしながら、私は、一時、体調を崩し、不在の間は執務を副町長、各部長を初め町職員に任せ、治療に専念してまいりました。そして、現在の復帰に至りますが、私の思いは100%実行に移されたものと感じております。 4年間に各種施策を展開してまいりましたが、何といいましてもみぶ羽生田産業団地への企業誘致の成功に関しましては、万感の思いでございます。 平成24年度から分譲は始まっておりましたが、進出が決まったのは第1期分譲の6区画のうちの2区画にとどまり、先は見えない状況でございました。そのような中、平成26年度の夏ごろから急展開を迎え、残りの全面積が株式会社ファナックという優良企業に購入していただけることとなりました。ご尽力をいただいた栃木県を初め、関係者の方々への感謝の気持ちは尽きないところでございます。平成28年度秋より操業が開始され、本町において、今後の町政運営に大きな希望をもたらせてくれたところでございます。 次に、私のマニフェスト関連の5つの施策の推進状況について申し述べさせていただきます。 一点目の生活環境につきましては、六美町北部土地区画整理事業が着手となる直前までまいりました。組合設立を目指し、引き続き推進してまいります。 二点目の防犯・防災につきましては、壬生消防署の建設により、老朽化しておりました消防署の統合を果たし、施設が近代化となりました。また、住民に身近なところでは、防犯灯の全灯LED化と自治会設置防犯灯の町への移管でございます。今まで各自治会に負担をしていただいておりましたが、全灯が町管理となり、安全・安心が確保されたものと思われます。 三点目は教育でありますが、教育環境の向上として、全小・中学校の普通教室に空調機の設置を行いました。近年、猛暑が続く夏の時期にも、子供たちが快適に授業を受けられる環境が整えられたものであります。 四点目の健康福祉につきましては、こども医療費の現物給付の実現を果たしました。中学校3年生までは医療機関窓口での支払いがなくなり、保護者の負担軽減に寄与したものと思われます。また、高齢者見守りネットワークの拡大を行うとともに、健康寿命の延伸を目指した、みぶまち・獨協健康大学を継続し、住民の皆様の意識も変化してきているものと見受けられます。 五点目の産業につきましては、最初に述べさせていただきましたみぶ羽生田産業団地への企業誘致を初め、みぶブランドの拡大及び下稲葉圃場整備推進による優良農地の整備に着手できたところであります。 以上がマニフェストに沿った報告でございます。 いずれも私一人の力だけでなし得るものではなく、町議会議員の皆様の「壬生町をよりよくしたいという思い」によるご支援、ご協力のたまものと深く感謝を申し上げます。 一方で、事業によりましては、やっとスタートラインに立てた状況もございます。私も気を引き締め、引き続き新たなまちづくりに取り組んでいく所存でございます。 平成30年度の予算編成に当たり、議員各位におかれましては、町政運営に対するなお一層のご支援とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。 引き続き、平成30年度の予算編成について申し上げさせていただきます。 平成30年度の地方財政の状況は、アベノミクスの推進により地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入の増加が見込まれるところであります。しかしながら、社会保障関係経費の自然増等により、地方財政全体では引き続き財源不足が生じる状況であります。そのような中、国は「地方が子ども・子育て支援や地方創生、公共施設等の適正管理等に取り組みつつ、交付団体を初め、地方が安定的な財政運営を行うために必要とされる一般財源総額について、平成29年度地方財政計画の水準を上回る額を確保する」と閣議決定をいたしました。 このような状況のもと、平成30年度の本町の予算編成に当たっては、第6次総合振興計画前期基本計画、壬生創生プランの折り返しでもある3年目を迎えることから、基本構想で将来都市像として掲げた「住み続けたい。住んでよかった」、そして「住んでみたい」と思える壬生町の実現を目標として予算に反映させることを基本といたしました。 その結果、平成30年度の壬生町一般会計予算は125億4,000万円となりました。前年比3.3%の増額となり、また過去最大の予算額となっております。 増額となりましたのは、新庁舎建設事業、下稲葉地区圃場整備事業、六美町北部地区土地区画整理事業及び総合運動場駐車場整備事業等のハード整備に加え、子育て関連の民間保育園の施設整備や子どものための教育・保育給付事業の増加によるものであります。 特に配慮をいたしました点は、子育て支援への積極的な取り組みを推進するため、保育所等施設整備事業、放課後児童クラブ施設整備事業、壬生小学校ベリーキッズクラブ、子育て世代包括支援センターの設置、さらに公設の一時預かり事業を実施するとともに、産後うつ対策として産婦健診や産後ケア事業等を予算化いたしました。 財源につきましては、主な歳入であります町税並びに地方交付税、地方譲与税等は、現時点では見込み得る額を計上するとともに、国・県支出金の積極的な確保に努めたところであります。 なお、不足する財源につきましては、地方交付税の代替である臨時財政対策債の発行並びに財政調整基金等の基金繰り入れにより対処したところであります。 いずれも後年度における財政の健全性の確保に留意し、町債の発行額や基金の取り崩し額を最小限としたところであります。 それでは、平成30年度の主要な施策の概要につきまして、将来都市像であります「子育て・健康・壬力がキラリ 幸せ実感 住みよい壬生町」を実現するための7つの基本姿勢に沿ってご説明申し上げます。 基本姿勢その1、「みんなでつくる 住み続けたいまち」についてでございます。 住民主体の行政経営を推進するため、住民と行政が協力して地域活動に取り組んでまいります。 新庁舎建設事業でございますが、住民サービスの拠点でもあります本庁舎の老朽化が進んでいることは報告させていただいておりますが、議会を初め、住民の皆様のご意見を伺いながら事業の推進を行っていきたいと考えております。 また、協働のまちづくり指針策定事業では、町民の代表や各種団体、そして民間企業の方にも参加いただき、指針の策定を行っていく予定であります。 また、多くの自治会にご活用をいただいておりますいきいきふれあい応援事業につきましては、引き続き予算を確保しまして、地域振興のさらなる強化を図ってまいります。 さらに、自主財源の確保の観点からは、ふるさと納税制度を積極的に活用してまいります。 続きまして、基本姿勢2、「みんなが安全で安心して暮らせるまち」でございます。 防犯・防災体制の充実など、災害に強く、安全に暮らせるまちづくりを進めるとともに、交通事故がない町を目指し、住民の交通安全意識の啓発や危険箇所の改善などを推進するものであります。 まず、災害対策といたしまして、町指定の避難所に公衆無線LAN環境の整備を進めてまいります。災害時の情報伝達手段の確保を進め、災害対応の強化を図ってまいります。 また、全国瞬時警報システム、Jアラートの新型受信機による運用が平成31年度から開始されるため、本町におきましても機器の更新等を行ってまいります。 また、地域防災の核となる防災士の養成を進めるため、引き続き資格取得のための補助制度の継続をしてまいります。 続きまして、基本姿勢3、「みんなで支え合い 健康で元気に暮らせるまち」でございます。 こちらでは、住民一人ひとりが住みなれた地域社会の中でいつまでも安心して自立した生活を営むことができるよう、保健・福祉・医療の連携による総合的なサービス体制を強化してまいります。 また、地域、家庭及び行政がそれぞれの適正な役割と責任を担いながら、地域社会全体で協力し合い、支え合いながら温かく元気な地域福祉を目指します。 まず、健康長寿のまちづくり推進事業では、健康マイレージ、みぶまち健康の貯金箱を継続するとともに、新たな取り組みとして、働き盛り健康宣言事業を創設し、会社全体で健康づくりに取り組む企業の認証を行い、民間も巻き込んでの健康寿命の延伸を図っていくものであります。若者からお年寄りまで気軽に参加できることにより、さらなる健康増進を進めてまいります。 また、骨髄移植ドナー登録と移植の推進を図るため、骨髄等の提供をした人へ補助制度の予算を計上いたしました。 次に、各種子育て支援策であります。 保育所等施設整備事業では、安塚地区に建設が予定されております民間保育園の補助金を計上し、平成31年度の開園を進めてまいります。 また、放課後児童クラブの関係では、稲葉小学校にて新たな児童クラブが開設されます。これによりまして、子育て環境の充実が図られるものと思います。さらに、壬生小学校では、校庭にベリーキッズクラブの建物を建設し、平成31年度には2単位分の放課後児童クラブの開設をいたします。これにより、待機児童の解消を目指します。 出産・育児環境に関しましては、こども未来課内に子育て包括支援センターを新設し、母子保健コーディネーターとして助産師を配置し、母子手帳の交付から出産後のケアまで、総合的な支援業務を行ってまいります。 続いて、基本姿勢4、「みんなが快適で 便利に暮らせるまち」でございます。 総合的で計画的な社会基盤の整備、向上を図り、便利で快適な生活環境整備を目指します。 まず、六美町北部地区土地区画整理事業におきましては、現在組織されております組合準備会への支援を継続するとともに、雨水管路の整備を先行して実施してまいります。 また、円滑で利便性の高い交通ネットワークのまちづくりでは、幹線道の整備といたしまして、2級町道53号、壬生高校通り、町道2-279号、バンダイミュージアム周辺、1級町道9号、北小林地内の整備について引き続き取り組んでいくとともに、新規路線として2級町道56号、下稲葉地内を加え、国庫補助を導入し整備を進めてまいります。 町道修繕事業では、公共施設等適正管理事業債、道路長寿命化事業を導入し、幹線道路の老朽化対策に着手してまいります。 町道保全事業では、国庫補助の防災・安全交付金を活用し、橋梁の長寿命化点検業務を実施するとともに、助谷地内におきまして、交通安全施設、歩道等の整備を進めるものであります。 続きまして、基本姿勢5、「みんなが自然に囲まれ 心豊かに暮らせるまち」でございます。 豊かな自然環境の保全や廃棄物の減量化、資源化を進め、環境への負荷の少ない低炭素社会を構築し、また、憩いや余暇活動の拠点となる新たな自然空間の創出を図りながら、人と自然が触れ合う快適なまちづくりを進めてまいります。 まず、新規事業といたしましては、小型家電の回収を開始いたします。役場及び3公民館に回収ボックスを設置いたしまして、不法投棄の防止と希少金属の回収を推進してまいります。 また、老朽化が進んでおります清掃センターにおいて、大規模な基幹的設備改修を行うため、計画策定及び生活環境影響調査の予算を計上しました。 また、心に潤いと安らぎにあふれるまちづくりを進めるため、都市公園及び小規模公園の良好な維持管理を行ってまいります。 続きまして、基本姿勢6、「みんなで学び・楽しみ 心が触れ合うまち」でございます。 住民がそれぞれの生涯を通じて、学習や文化、芸術、スポーツ等さまざまな分野でみずからの個性を伸ばしながら能力を発揮できる環境づくりを進めるとともに、個性と創造性が豊かな人づくりを推進します。 まず、中央公民館におきましては、大ホールの舞台照明機構設備の3期目の改修につきまして予算計上をいたしました。新たに債務負担行為を設定し、2カ年で実施をしてまいります。 また、南犬飼公民館のトイレにつきましては、和式トイレを全て洋式化トイレに改修し、利用者が快適に使用できる環境を整えてまいります。 学校関係では、学校運営協議会を藤井小学校と羽生田小学校に設置し、地域住民や保護者が学校運営に参加していただき、地域の特色を生かした学校づくりに取り組んでいくものであります。 さらに、藤井小学校では、放課後子ども教室を開設するための予算計上をいたしました。 外国語指導助手配置事業では、今後、小学校における英語の授業が義務化されることから、ALTの派遣人数を3人から7人に拡大し、小学校全学年においても外国語活動を実施できるよう配慮いたしております。 スポーツ関係では、2月に完成いたしましたクライミングウォールを活用し、普及促進を図るための予算を新規に計上しております。 最後は、基本姿勢7、「みんなが集まる にぎわいのあるまち」でございます。 地域に根差した既存の産業を活性化するとともに、新たな企業誘致を検討します。また、活力ある農業の振興や本町の魅力を生かした観光の振興を図りながら、それぞれが活気に満ちたまちづくりを進めてまいります。 まず、特色ある商業のまちづくりといたしまして、壬生ブランド推進事業におきまして、新規の補助制度として、みぶブランドチャレンジ事業を創設いたしました。新たな商品開発や販路拡大にかかる費用に対して応援していくものであります。 競争力のある農業のまちづくりでは、下稲葉地区圃場整備事業への町負担金を大幅に増額いたしております。県営事業の工事が本格的に実施されていくことになります。 みんなが集まりにぎわう交流のまちづくりでは、新規事業といたしまして、おもちゃのまち活性化事業を計上し、おもちゃのまち活性化プロジェクトワーキングを核として、地域全体の活性化を図っていくものであります。 さらに、歴史観光デザイン看板作成事業を計上いたしました。元気な森づくり推進市町村交付金を活用し、町内の歴史観光施設にデザインされました歴史案内看板を設置し、観光誘致を推進してまいります。 また、みぶハイウエーパーク改修等工事では、みらい館の駐車場不足を解消するため、東側の緑地に臨時駐車場を整備するための予算を計上いたしまた。 最後に、本年度は、現在全国で活躍が報じられている地域おこし協力隊3名の予算計上をいたしております。「地域スポーツ活動推進」「歴史とおもちゃのまちづくり」「道の駅みぶ魅力アップ」の三つの事業について、外部より新たな人材を招き入れ、地元の住民では気づかない壬生町の魅力の再発見を託していきたいと考えています。 以上、第6次総合振興計画に基づく平成30年度一般会計予算の重点事業でありますが、予算の詳細な内容は別冊の概要説明書といたします。 次に、議案第38号 平成30年度壬生町国民健康保険特別会計予算決議についての提案理由を申し上げます。 国民健康保険は、国民皆保険制度を支える基礎として、誰もが安心して医療を受けることができる医療制度を支えてまいりましたが、その構造上の問題から、被保険者数は減少しながらも高齢化が進み、医療費水準も高くなる傾向にある一方、所得水準は低いなど、全国的に厳しい財政状況となっております。 平成27年に成立した持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律により、国民健康保険は、この平成30年に財政運営の責任主体を都道府県にするなど、大きな制度改革が行われます。 この影響により、国民健康保険特別会計は大きく変容することとなりまして、歳入歳出それぞれについて新制度の影響を熟慮し、国民健康保険事業の情勢に留意をしながら予算編成に当たりました。 まず、歳出におきましては、保険給付費につきまして、近年の医療費の実績や被保険者数の動向を踏まえて計上いたしております。 また、新たに町から県へ支払いが義務づけられました国民健康保険事業納付金を計上いたしましたほか、保健事業費におきましては、特定健康診査、特定保健指導及び受診率向上のための事業に係る費用や、人間ドッグ、脳ドッグの助成費用、医療費や後発医薬品に関する通知など、被保険者の健康の保持増進を図るために要する費用を引き続き計上いたしております。 なお、高額医療費、保険財政共同安定化等の共同事業拠出金につきましては、その大半を占める事業が県単位化に伴い終了となりましたことから、継続する事業のみを計上し、平成29年度予算で計上しておりました後期高齢者支援金、前期高齢者納付金並びに介護納付金につきましても、県単位化となったことから廃止いたしております。 次に、歳入につきましては、国民健康保険税については、低所得者に対する保険税均等割、平等割の7割、5割、2割軽減を引き続き実施するとともに、被保険者数等の動向、所得の変動等を考慮して計上いたしております。 平成29年度まで計上しておりました国庫支出金を初め各種交付金等につきましては、財政運営の県単位化に伴い、大半を廃止する一方、県支出金につきましては、新制度による保険給付費等交付金を設定いたしまして、歳出の保険給付費のほとんどを賄う普通交付金と、保険者努力支援分や特別調整交付金といった国・県からの交付金等から成る特別交付金を計上したしております。 このほか、一般会計法定繰入金などについては、従前同様、認められているものを可能な限り計上し、なお不足する財源につきまして一般会計から補填をする法定外繰入金を計上いたしております。 これによりまして、平成30年度国民健康保険特別会計予算は、歳入歳出それぞれ42億2,313万5,000円としたところであります。 次に、議案第39号 平成30年度壬生町公共下水道事業特別会計予算決議についての提案理由を申し上げます。 下水道事業では、町民の要望も多く、快適で潤いのある生活環境の実現、公共用水域の水質保全等、健全な都市基盤づくりの重要な役割を担っております。 厳しい財政状況の続く中ではありますが、町民の要望に応えるべく、引き続き効率的な下水道未復旧地域の汚水管整備や処理施設の改築更新を推進することとし、予算の編成に当たりました。 まず、歳出につきまして、総務費では、受益者負担金前納報奨金、使用料徴収事務などの各種業務委託、また、下水道施設全体の維持管理や改築に係る計画、方針等を効率的に実施していくためのストックマネジメント計画策定業務委託や、総務省から要請されている公営企業会計移行に要する資産調査委託等の費用を計上いたしております。 公共下水道費では、水処理センター改築更新工事委託、六美町北部土地区画整理地内の雨水、汚水管渠実施設計委託、北部第4雨水管実施設計委託、北部第7雨水幹線管渠工事、六美南部地区や落合地区等の汚水管布設工事、また水処理センター及び中継ポンプ場の維持管理委託に要する費用を計上いたしております。 流域下水道費では、稲葉処理分区の汚水幹線等工事や県が事業主体となっております巴波川流域下水道浄化センターの維持管理及び建設工事負担金の費用を計上いたしております。 次に、歳入につきましては、受益者負担金及び下水道使用料、国庫支出金、町債をそれぞれの算出方法により計上し、不足する財源は一般会計からの繰入金により補填するものであります。 これによりまして、平成30年度壬生町公共下水道事業特別会計予算は、歳入歳出それぞれ14億5,377万3,000円としたところであります。 次に、議案第40号 平成30年度壬生町奨学資金特別会計予算決議についての提案理由を申し上げます。 奨学資金支給事業については、壬生町奨学資金支給基金利子、寄附金及び奨学資金支給基金繰入金を財源として、町内中学校の卒業生で高等学校に在学する生徒に対し、就学のための経費を助成するものであります。 奨学資金支給額につきましては、平成22年度に公立高校授業料の無償化を受けて見直しを行い、教材費等の助成として、公立の高校生については年額5万円、私立の高校生については年額10万円といたしました。 平成30年度につきましても、支給額を前年度と同額とし、受給者数は前年度より22名多い66名に対する奨学資金を計上しております。 これによりまして、平成30年度奨学資金特別会計予算は、歳入歳出それぞれ415万1,000円としたところであります。 次に、議案第41号 平成30年度壬生町介護保険事業特別会計予算決議についての提案理由を申し上げます。 介護保険は、加齢による病気等で要介護状態となっても、能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な保健医療サービス及び福祉サービスを提供する制度として、国民の共同連帯の理念に基づき創設され、特別会計により事業運営をしているところであります。 介護保険制度は創設以来、在宅介護サービスを中心にサービス利用が拡大するなど、老後の安心した生活を支える仕組みとして定着してまいりました。 一方、制度の定着とともに総費用が増加の一途をたどっており、給付と負担のバランスを今後の少子高齢化社会の中でどのような形にデザインしていくのかが重要となっております。 このようなことから、予算の編成に当たりましては、高齢者の自立支援と尊厳の保持という基本理念を踏まえ、高齢者ができる限り自宅で自立した日常生活が送れるよう介護給付等対象サービスを提供する体制及び地域支援事業を計上するとともに、給付費の適正化を推進し、健全な財政運営が図られるよう努めたところであります。 まず、歳出につきましては、総務費では事務的経費、介護認定のための諸費用を計上いたしております。 保険給付費では、今年度作成いたしました第7期介護保険事業計画に基づき、介護サービス等諸費、介護予防サービス給付費を計上し、地域支援事業では、予防事業費及び地域包括支援センターの機能を強化し、土日祝祭日の開設、夜間も電話で対応できる体制をしくなど、地域における包括的・継続的なマネジメント機能の強化を図る包括的支援事業費並びに高齢者家庭介護者助成金などの任意事業を計上いたしております。 次に、歳入につきましては、第1号被保険者保険料、国・県支出金、支払基金交付金、介護給付費準備基金繰入金及び一般会計繰入金などを計上いたしております。 これによりまして、平成30年度介護保険事業特別会計予算は、歳入歳出それぞれ28億4,283万4,000円としたところであります。 次に、議案第42号 平成30年度壬生町農業集落排水事業特別会計予算決議についての提案理由を申し上げます。 農業集落排水事業につきましては、町内の農村集落より強い要望があり、平成6年度から着工、既に平成29年度までに6地区、上田、中泉、藤井、北小林、助谷、黒川東部が事業を完了し、供用を開始いたしました。 また、平成30年度より本事業の新規地区として、旭町、星の宮地区の整備基本計画を策定し、事業の推進を図ってまいります。 予算の内容につきましては、現在供用を開始している6地区の処理場等の維持管理費や農業集落排水事業の地方公営企業法適用支援業務委託費、さらに新規地区、旭町、星の宮地区の整備基本計画策定業務委託料を計上いたしました。 なお、これらに要する財源につきましては、受益者分担金、使用料、町債を計上。不足する財源につきましては、一般会計からの繰入金を計上いたしたところであります。 これによりまして、平成30年度農業集落排水事業特別会計予算は、歳入歳出それぞれ3億4,235万6,000円としたところであります。 次に、議案第43号 平成30年度壬生町後期高齢者医療特別会計予算決議についての提案理由を申し上げます。 高齢者の医療制度は、老人保健法の改正により、平成20年度に現在の後期高齢者医療制度が創設され、栃木県においては県内全市町によって構成される栃木県後期高齢者医療広域連合を保険者として、市町と連携をして管理運営をされているところであります。 栃木県後期高齢者医療広域連合では、被扶養者の保険料軽減の特例について、被保険者間の負担の均衡を図るため、段階的に本則に戻すとする一方、保険料の安定的な確保を図るため、現在講じている保険料均等割額の軽減措置については平成30年度も引き続き実施をするなど、高齢者が安心して医療を受けられる制度の安定的な運営維持に取り組んでまいります。 このようなことから、町といたしましては、広域連合との連携のもと、引き続き円滑な運営を図ることを念頭に予算編成に当たりました。 まず、歳出につきましては、町が徴収した保険料等を広域連合に納付する広域連合納付金を初め、職員の給与費、保険料の賦課徴収に要する経費等の事務経費を計上いたしております。 また、被保険者の健康の保持増進を目的とした人間ドッグ、脳ドッグ検診の補助制度について、引き続き費用を計上いたしております。 次に、歳入につきましては、被保険者数の推移、所得の状況をもとに保険料を計上し、職員の給与費及び事務費等に充当いたします事務費繰入金、保険料の軽減措置分について町・県が負担する保険基盤安定繰入金等のほか、ドッグ検診実施に対する広域連合からの補助金等を計上いたしております。 なお、広域連合の市町職員派遣計画に基づき、30年度も当町職員を派遣しますので、派遣職員に係る費用等の歳出予算及びそれに伴う負担金の歳入予算を計上いたしております。 これによりまして、平成30年度後期高齢者医療特別会計予算は、歳入歳出それぞれ4億2,742万6,000円としたところであります。 次に、議案第44号 平成30年度壬生町水道事業会計予算決議についての提案理由を申し上げます。 まず、収益的収支についてでございますが、収入の主なものは、水道事業の営業収益であります水道料金であり、ほかに営業外収入として長期前受金戻入、雑収益等を計上いたしております。 また、支出の主なものといたしましては、施設の運転、管理に要する委託料、動力費並びに固定資産減価償却費、企業債利息等を計上いたしております。 続きまして、資本的収支についてでございますが、収入につきましては、工事負担金、国庫補助金、企業債を予算措置いたしております。 また、支出につきましては、建設改良費として未給水地区への配水管整備工事費、重要給水管更新工事費、老朽塩ビ管更新工事費等、企業債償還金として元金償還金を計上いたしております。 これによりまして、平成30年度水道事業会計予算は、第3条の収益的収入の総額を6億4,818万8,000円、支出の総額を4億9,702万5,000円とし、また、第4条予算の資本的収入の総額を7,390万円、支出の総額を4億6,106万5,000円としたところであります。 なお、資本的収入額が支出額に対し不足する額3億8,716万5,000円につきましては、損益勘定留保資金等をもって補填するものであります。 以上、平成30年度の一般会計予算並びに各特別会計予算、水道事業会計予算の概要についてご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いいたします。 ○議長(鈴木理夫君) 提案理由の説明を終了いたします。--------------------------------------- ○議長(鈴木理夫君) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木理夫君) ご異議なしと認めます。 よって、本日はこれにて延会することに決しました。 本日はこれにて延会といたします。 ご苦労さまでした。 △延会 午後4時56分...