市貝町議会 2022-11-07
11月30日-01号
◎
健康福祉課福祉担当係長(片岡和也) ただいまのご質問に対してお答え申し上げます。 まず、対象につきましては800ということで、こちらは世帯数になります。もう一点の町内の
非課税世帯の総計といいますか、そういった方についてですけれども、今回の給付については、
非課税世帯のうち課税世帯の扶養に入っていない世帯というものが対象になっておりまして、集計したところですと、課税世帯の扶養に入っている
非課税世帯も含めますと、恐らく1,100前後と推計されております。 以上です。
○議長(
山川英男) いかがですか、よろしいですか。 豊田議員。
◆5番(豊田功) 何か聞き取れないんですけれども、世帯主が800名と数えて、その家族が1,000何人と説明いただいたんですか。何か、そこらのところがちょっと何かね。
○議長(
山川英男)
片岡福祉担当係長。
◎
健康福祉課福祉担当係長(片岡和也) ご質問に対してお答えいたします。
非課税世帯800のうちの世帯の内訳については、こちらも把握しておりません。 以上です。
○議長(
山川英男) いかがですか。
◆5番(豊田功) 納得いきませんが、結構です。
○議長(
山川英男) ほかに質疑ございませんか。 川堀議員。
◆7番(川堀哲男) すみません、4ページの歳出で、3款1項1目12節の、今回物価高騰によって緊急支援のためシステムの改修をするということですが、
マイナンバーとの関連性というのかな、変化は、これからどういうふうになっていくのか伺いたいと思います。
○議長(
山川英男)
片岡福祉担当係長。
◎
健康福祉課福祉担当係長(片岡和也) ただいまの質問について、お答えいたします。 今回の給付金の
システム改修におかれましては、
マイナンバーとのひもづけについては行っておりません。あくまで対象世帯の抽出機能、それから過去の
給付金口座とのひもづけ機能の改修になっております。 以上です。
○議長(
山川英男) いかがでしょうか。 ほかに質疑ございませんか。 (発言する者なし)
○議長(
山川英男) 発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(
山川英男) 次に、賛成者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(
山川英男) 発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第43号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 (挙手全員)
○議長(
山川英男) 挙手全員であります。 したがって、議案第43号「専決処分した事件の承認について」は、原案のとおり承認されました。
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△議案第44号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
山川英男) 日程第6、議案第44号「
市貝町議会議員及び
市貝町長の選挙における
選挙運動の
公費負担に関する条例の一部改正について」を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。 (町長 入野正明 登壇)
◎町長(入野正明) 議案第44号「
市貝町議会議員及び
市貝町長の選挙における
選挙運動の
公費負担に関する条例の一部改正について」ご説明申し上げます。
市貝町議会議員又は
市貝町長の選挙における、
選挙運動用自動車の使用、
選挙運動用ビラの作成及び
選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正するもので、本件は、最近における物価の変動等に鑑み、
公職選挙法施行令が改正されたことに伴い、選挙における
選挙運動用自動車の使用等に係る
公費負担の限度額を引き上げるものでございます。 なお、これらの改正内容につきましては、附則で
施行期日等を定めており、公布の日から適用するものでございます。 以上が改正内容であります。よろしくご審議の上、原案のとおりご可決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(
山川英男) 町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 荒井議員。
◆1番(荒井和一) 要望でありますけれども、総務課長にちょっと要望したいと思います。 これ法案が出ましたけれども、なかなかこの法案自体を皆様に周知するのにはちょっと細か過ぎるかなと、そういう感じもしますので、できればこれを表みたいな形にしていただいて、皆様に周知できるような形をしていただければよろしいかなと思っておりますので、これは要望でありますので、総務課のほうでまたそんな検討をしていただきたいということで、よろしくお願いいたします。要望です。
○議長(
山川英男) 答弁は求めませんか。
軽部総務課長。
◎総務課長(軽部修) それでは、ただいまの要望についてお答えいたします。 この選挙費用の
公費負担につきましては、
公職選挙法で議員と町長の選挙については、町は国政選挙の場合と準じまして条例で定めて、それぞれ自動車の使用、それからビラ、ポスターにつきまして公費負担ということで、町で負担しているわけでございます。 選挙の前には、選挙公営の手引、それと候補者の留意事項ということでパンフレットをお渡ししていると思うんですね。実際に
公費負担、市貝町では令和3年3月に条例を制定しまして施行しているわけでございます。 最初にこの
公費負担制度を使用しましたのが、昨年の町長選挙の時でございました。議員の皆様の選挙につきましては、来年4月の
統一地方選が最初になるかと思います。それで、この条例改正でただの文言、数字の羅列ですと確かに分かりづらい部分がありますので、何かの機会に表にまとめてお渡ししたいとは考えております。 以上でございます。
○議長(
山川英男) ほかに質疑ございませんか。 高徳議員。
◆11番(高徳義男) せっかくなものですから、今回これの訂正は
公職選挙法の改正によることだと思うんですが、こういうことで町長選から来年4月の町議選のほうに負担していくというふうなことで、この公費の負担は今までどのぐらいの総額でかかってくるのか、そこら辺のところ、説明をお願いいたします。
○議長(
山川英男)
軽部総務課長。
◎総務課長(軽部修) 詳細にちょっとまだ計算はしていないんですが、昨年11月に執行しました町長選挙におきましては、11万8,507円の支出はしております。結果的に町長選は無投票となりましたので、1日分の車の
借り上げ料、それから選挙のビラ、ポスターの作成料ということで負担をしております。来年4月の
統一地方選、町議の選挙のときには、予算的には1,000万円程度要求する予定でございます。定数12名でありまして、何名立候補されるか、今のところ全然予想がつかないものですから、1,000万円程度の予算を計上する予定でございます。 説明は以上です。
○議長(
山川英男) よろしいですか。 ほかに質疑ございませんか。 (発言する者なし)
○議長(
山川英男) 発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(
山川英男) 次に、賛成者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(
山川英男) 発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第44号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 (挙手全員)
○議長(
山川英男) 挙手全員であります。 したがって、議案第44号「
市貝町議会議員及び
市貝町長の選挙における
選挙運動の
公費負担に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。
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△議案第45号~議案第47号の一括上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
山川英男) 日程第7、議案第45号「
市貝町議会の議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について」、日程第8、議案第46号「
市貝町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について」、日程第9、議案第47号「市貝町職員の給与に関する条例及び市貝町一般職の
任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正について」を一括議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。 (町長 入野正明 登壇)
◎町長(入野正明) ただいま一括上程されました、議案第45号「
市貝町議会の議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について」並びに議案第46号「
市貝町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について」、議案第47号「市貝町職員の給与に関する条例及び市貝町一般職の
任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正について」、関連しておりますので一括してご説明申し上げます。 本条例の一部改正につきましては、毎年実施されております
人事院勧告によるものでございます。今回の
人事院勧告は、令和4年8月8日に行われ、月例給については若年層を中心に平均で0.23%、一時金について0.10か月分引き上げる内容となっております。 初めに、議案第45号につきましてご説明申し上げます。 第1条につきましては、条例第5条第2項で議会議員の
期末手当の支給率を定めておりますが、支給する
期末手当の率を100分の162.5から100分の5を加算して、100分の167.5とするものでございます。 また、第2条におきましては、令和5年4月1日以降適用となる
期末手当の率を改正するものであり、本年6月の支給率100分の162.5と今回の条例改正で適用される12月支給分の率100分の167.5を平準化し、100分の165に改め、
期末手当の合計を、年3.3か月とするものでございます。 続きまして、議案第46号についてご説明申し上げます。 第1条につきましては、条例第4条第2項で、町長等の
期末手当の支給率を定めておりますが、議会議員同様、支給する
期末手当の率を100分の162.5から100分の5を加算して、100分の167.5とするものです。 第2条につきましては、議会議員同様、昨年度以降の
期末手当の率を平準化し、年3.3か月とするものでございます。 続きまして、議案第47号につきましてご説明申し上げます。 第1条につきましては、
人事院勧告に伴う
行政職給料表の改定のほか、一般職員及び再任用職員の勤勉手当の支給割合を引き上げるものです。 給与条例第18条第2項で職員の勤勉手当の支給率を定めておりますが、一般職は100分の95から100分の10を加算して100分の105に、
特定幹部職員は100分の115から100分の10を加算して100分の125とするものでございます。 また、再任用職員につきましては、一般職は、100分の45を100分の50に、
特定幹部職員は、100分の55を100分の60とするものでございます。 また、第2条につきましては、来年度以降の勤勉手当の率を、一般職については、本年6月の支給率100分の95と今回の条例改正で適用される12月支給分の率100分の105を平準化し、100分の100に、
特定幹部職員につきましては、本年6月の支給率100分の115と12月支給分の100分の125を平準化し、100分の120に改め、勤勉手当の合計をそれぞれ年2.0か月、2.4か月とするものでございます。 第3条につきましては、条例第10条第2項で一般職の
任期付職員の
期末手当の支給率を定めておりますが、
期末手当の率を100分の162.5から100分の5を加算して100分の167.5とするものでございます。 第4条につきましては、議会議員同様、来年度以降の
期末手当の率を平準化し、年3.3か月とするものでございます。 なお、これらの改正内容につきましては、附則で
施行期日等を定めており。公布の日から適用し、そのうち、市貝町職員の給与に関する条例及び市貝町一般職の
任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例第2条及び第4条につきましては、令和5年4月1日から適用となります。 以上が、3議案の改正内容であります。よろしくご審議の上、
提案どおりご可決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(
山川英男) 町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 (発言する者なし)
○議長(
山川英男) 発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから、議案第45号から議案第47号までについて、順次討論、採決を行います。 採決は1件ごとに行います。 まず、議案第45号「
市貝町議会の議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について」討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(
山川英男) 次に、賛成者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(
山川英男) 発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第45号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 (挙手全員)
○議長(
山川英男) 挙手全員であります。 したがって、議案第45号「
市貝町議会の議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第46号「
市貝町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について」を、討論いたします。 まず、本案に関する反対者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(
山川英男) 次に、賛成者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(
山川英男) 発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第46号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 (挙手全員)
○議長(
山川英男) 挙手全員であります。 したがって、議案第46号「
市貝町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第47号「市貝町職員の給与に関する条例及び市貝町一般職の
任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正について」討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(
山川英男) 次に、賛成者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(
山川英男) 発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第47号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 (挙手全員)
○議長(
山川英男) 挙手全員であります。 したがって、議案第47号「市貝町職員の給与に関する条例及び市貝町一般職の
任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。
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△議案第48号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
山川英男) 日程第10、議案第48号「市貝町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。 (町長 入野正明 登壇)
◎町長(入野正明) 議案第48号「市貝町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」ご説明申し上げます。 本案につきましては、市貝町学校運営協議会の設置に伴い、委員報酬、年額1万2,000円を追加するものです。 学校運営協議会は、地方教育行政の組織運営に関する法律第47条の5の規定により、学校運営及び運営に必要な支援に関して協議する機関であります。 協議会には、「校長が作成する学校運営の基本方針を承認すること」、「学校運営について教育委員会または校長に意見を述べることができること」、「教職員の任用に関して教育委員会規則で定める事項について、教育委員会に意見を述べることができること」という、3つの役割があります。 協議会の委員につきましては、教育委員会が任命する非常勤特別職として位置づけ、その報酬及び費用弁償について定めるために本条例の一部を改正するものです。 以上が改正内容でございます。よろしくご審議の上、原案のとおりご可決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(
山川英男) 町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 小塙議員。
◆8番(小塙斉) この第48号の議案について質問させていただきますが、学校運営協議会委員を設置して、令和5年度以降ですか、コミュニティ・スクールを市貝町としても進めていくということかと思いますが、先程の町長の説明でありましたが、3つの役割があるというようなことでありますが、それをもう一度、どういった役割なのかをお聞きしたいと思います。 それから、この協議会委員の人数、何名ぐらいを予定しているのかについてをお聞きいたします。また、年額1万2,000円ということで予定されておりますが、県であるとか他町と比較した場合どうなのかについてをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
山川英男) 渡邉生涯学習課長。
◎生涯学習課長(渡邉隆憲) 先程のご質問にお答えさせていただきます。 まず、学校運営協議会の役割なんですが、先程、町長の答弁の中で、3つの役割ということでご説明をさせていただきました。 まず、校長が作成する学校運営の基本方針を承認するということで、学校長が各学校の方針を策定するわけですが、そちらについてはその学校運営協議会のほうへ諮りまして、内容等を精査、協議いただき、それを承認しなければならないことになります。 続いて、学校運営について教育委員会または校長に意見を述べることができるということで、こちらについても、やっぱり学校運営協議会の中での協議により、協議会としての意見を教育委員会または校長へ述べることができるというふうになります。 続いて、教職員の任用に関して、教育委員会規則で定める事項について教育委員会に意見を述べることができるという項目があります。こちらにつきましては、市貝町学校運営協議会規則の中で、その意見を述べるものについては「個人に関するもの以外」としております。例えばなんですが、◯◯先生をこの学校に欲しいとか、この先生は要らないとか、そういう任用についての意見ではなく、例えば「この学校では英語教育に力を入れているので、英語に精通した先生を任用してはどうか」といった、そういった任用に関しての意見になるものと思います。 以上3つが、学校運営協議会の役割となっております。 また、委員の人数なんですが、規則の中では20人以内となっております。市貝町においては、1つの協議会を設置しまして小学校の3校と中学校の1校を指定するということで、複数の学校を指定していることから、20人以内ということで、ある程度の人数をしております。ただ多過ぎてもなかなか意見がまとまらないということもありますので、その中で20人以内で適正な人数を今後選任できればと考えております。 また、今回、報酬のほうを1万2,000円とさせていただいております。こちらにつきましては、県内の各市町、こちらのほうのいろいろ金額等考慮しまして、県内ですと大体1万円から1万5,000円ぐらいになります。また、日額で4,000円と定めているところもございます。各市町によって会議の回数等や内容等も変わると思いますが、市貝町の場合には、先程申し上げましたように、1つの中学校と3つの小学校を対象としておりますので、小学校ごとに分科会を中に設けたいというふうに考えておりまして、会議の回数も分科会のない市町よりも回数も多くなるということで、大体4-5回、5回から、多いと6回ぐらいの回数になるのではないかと想定しております。そういったことも踏まえまして、他の周辺の市町等も勘案いたしまして1万2,000円とさせていただいております。 以上です。
○議長(
山川英男) よろしいですか。 ほかに。 荒井議員。
◆1番(荒井和一) 先程同僚議員がお聞きしていたんですけれども、学校運営に関する保護者の皆さんや地域の皆さんに対してのご意見を聞くという場は、前から学校評議員制度というものがあります。その学校評議員制度が今ありまして、令和5年4月から学校運営協議会制度というものも一緒にそういう制度が運営されるようになりますが、この評議員会制度と学校運営委員会制度、これはどういうふうに整合性を求めて、先程市貝町では20人ぐらいを運営委員会制度に皆さんがご参加いただくようなお話は聞いたんですけれども、各小学校、中学校、評議員の皆さんは四-五人ぐらいはいると思うんですが、その方はある程度お話を聞いているようなんですけれども、その運営委員会制度に移行するのか、評議員制度の人はそのまま、運営委員会の人はまた違う方向性を示すのか、人数がダブる可能性がある。そういうところについてご説明をいただければありがたいと思います。まずそれをお願いします。
○議長(
山川英男) 渡邉生涯学習課長。
◎生涯学習課長(渡邉隆憲) ただいまの質問にお答えいたします。 まず、学校評議員制度と学校運営協議会の制度なんですが、こちらにつきましては、法令上の根拠が、まず違います。 学校評議員は学校教育施行規則での根拠になりまして、学校運営協議会については地方教育行政の組織及び運営に関する法律での設置の根拠となっております。 内容、主な役割としましては、学校評議委員は学校長の求めに応じて意見をすることができる。ですから、学校長の諮問的な役割の機関となっております。意見についても個人としての意見を述べるということになります。 学校運営協議会については、先程言いました3つの大きな役割があることで、あとは一定の権限や責任を持って、そして合議制で意見をするということになります。役割とはちょっと違うんですけれども、ただ、学校運営協議会を設けますと、評議員の役割についてもそちらの協議会のほうへ移行することができますので、協議会委員さんのほうに、例えば今までの評議員さんを委員さんとしてお願いすることも可能ですので、そういったところも、今後選任のほうを考えまして、評議員についての制度は、併設も可能ではありますが、ほとんど協議会設置しているところは廃止している方向もあります。ですので、市貝町としてもやはり協議会のほうへ移行しまして、評議員制度のほうを取りやめるということで考えております。 以上です。
○議長(
山川英男) 荒井議員。
◆1番(荒井和一) ありがとうございます。 これ、コミュニティ・スクール運営委員会制度なんですけれども、先程課長もおっしゃったとおり、これ権限が3つ、大きな権限があります。そのためにある程度ご理解をいただかないと、運営委員の方に対しても、考え方などをちゃんとご説明して運営委員になっていただいたほうがいいんじゃないかなと考えておりますので、ぜひとも来年の4月までに運営委員会制度をつくるのであれば、運営委員になる人のための研修とか、いろんなことのご説明とかしていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(
山川英男) 答弁は求めませんか。はい。 ほかにございませんか。 豊田議員。
◆5番(豊田功) ただいま課長からご丁寧な説明をいただいたんですが、なかなか聞き取れなくて、ちょっと申し訳ありません。同じような質問になってしまうかもしれませんが、今まで学校評議員制度というのがあって、その学校評議員制度、評議員と、今度新しく設けられる学校運営協議会の委員というのは違うんですか。その委員会というか集まりは、全然違うんですか。 それと、年額1万2,000円ということでもう決まってはいるようですけれども、ほかの委員会と委員なんかは日額がほとんどなんですが、そうしますと、例えば基本方針などで校長に幾度となく相談される、そのたびに出向いて意見を述べる。何回やってもこれは年額ですから1万2,000円ということは理解できますけれども、招集権というのは校長になるわけですね。学校へ来てくださいという招集権は、あるいは教育委員会へ来てくださいということになれば、教育長とか、そういう方々が集める権利を有するということになりますか。
○議長(
山川英男) 渡邉生涯学習課長。
◎生涯学習課長(渡邉隆憲) ただいまの質問についてご説明させていただきます。 学校評議員につきましては、各学校長の推薦で、教育委員会のほうで委嘱しております。
○議長(
山川英男) 渡邉課長、ストーブがついているもので、もうちょっと大きな声でやっていただけませんか、お願い申し上げます。聞き取れないもので。
◎生涯学習課長(渡邉隆憲) すみません。 学校評議員は、学校長の推薦を基に教育委員会のほうで委嘱をしておりまして、学校長が意見をその評議員さんに求めて、それについて評議員さんが意見を述べる、あくまで評議員さん個人の意見を述べるような制度になっております。それに対しまして、学校運営協議会については、その協議会の中で十分に協議しまして、協議会として学校や教育委員会のほうへ意見を述べるような制度になります。 招集に関しましては、学校評議員は校長が招集することになりますが、こちら学校運営協議会につきましては、協議会の委員長も選任することになると思いますので、学校長または教育委員会のほうの求めに応じて、その協議会の委員長が招集するという形を取ると思います。 以上です。
○議長(
山川英男) よろしいですか。 ほかに質疑ございませんか。 川堀議員。
◆7番(川堀哲男) そうすると、運営協議会というのは、場所はどこに設置されるのか。あとはもう一つ、先程20名と協議会の委員と言いましたけれども、そのような方はどのようなお方なのか。それと、任期などはどういうふうになっているのか伺いたいと思います。
○議長(
山川英男) 渡邉生涯学習課長。
◎生涯学習課長(渡邉隆憲) ただいまの質問についてお答えさせていただきます。 まず、どこに設置するかということなんですが、市貝町の場合、1中学校、3つの小学校で1つの協議会ということになりますので、事務局については、現在のところ生涯学習課のほうになります。 あと、委員はどのような方が委員になるかということですけれども、こちらについては、まず保護者の方、あとは地域の住民の方、あとは学校ですね、対象になる学校に、運営に資する活動をされている方、また学識経験者などの方から選任をしたいと考えております。 また、任期については、保護者等も含まれておりますので、1年ということを任期ということになっております。 以上です。
○議長(
山川英男) よろしいでしょうか。 ほかに質疑ございませんか。 (発言する者なし)
○議長(
山川英男) 発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから、討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(
山川英男) 次に、賛成者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(
山川英男) 発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第48号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 (挙手全員)
○議長(
山川英男) 挙手全員であります。 したがって、議案第48号「市貝町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は11時10分とします。 (午前10時56分)
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○議長(
山川英男) それでは、全員そろっておりますので、再開いたします。 (午前11時10分)
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○議長(
山川英男) 渡邉生涯学習課長。
◎生涯学習課長(渡邉隆憲) 先程、川堀議員のご質問にありました学校運営協議会の事務局の設置場所について、私、生涯学習課とお答えしたんですが、事務局の設置場所につきましては教育委員会事務局となりますので、訂正させていただきます。 以上です。
○議長(
山川英男) よろしいでしょうか。
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△議案第49号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
山川英男) それでは、日程第11、議案第49号「令和4年度市貝町
一般会計補正予算(第6号)」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。 (町長 入野正明 登壇)
◎町長(入野正明) 議案第49号「令和4年度市貝町
一般会計補正予算(第6号)」についてご説明申し上げます。 今回の補正予算につきましては、歳入歳出それぞれに2億297万1,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を63億3,064万円とするものでございます。 7ページをお開きください。 まず、歳出について申し上げます。 事項別明細書の各目に計上いたしました2節、3節、4節につきましては、4月の職員人事異動や時間外手当の不足及び期末勤勉手当の条例改正に伴う補正をしております。 詳細につきましては、16ページから20ページの給与費明細書をご参照ください。 7ページにお戻りください。 10節光熱水費の計上につきましては、施設の電気料高騰に伴う不足分を追加するものでございますので、説明は省略させていただきます。 それでは、中段の2款1項2目からご説明させていただきます。 こちらは、町民アンケートなどの発送で後納郵便料が増加見込みのため、不足分を追加するものです。 3目におきましても、ふるさと納税寄附が増額しているため、返礼品やシステム利用料、業務支援委託料を追加させていただきます。 6目につきましては、デマンドタクシー運行業務委託料の増額に伴い、不足分を追加するものです。また、真岡鉄道においても、先般の物価高、燃料高の影響を受けており、経営の安定化を図るため、構成団体で支援するものです。 次に、8ページをご覧ください。 2項2目につきましては、2月中旬より始まる納税相談において、町民が安心して納税相談を受けられるよう、職員に対しPCR検査を実施するものです。 3項1目12節につきましては、
マイナンバー交付事業の増大により、人材派遣会社へ委託を行います。 次の18節につきましては、普及率を向上させるため、道の駅において出張申請業務を栃木県が実施するため、町が旅費を負担するものですが、これらの事業は全額国庫補助金を活用いたします。 続きまして、8ページをお開きください。 3款1項2目につきましては、障害福祉サービスの利用状況や町の生涯支援区分認定データを連携させるための
システム改修費を計上しております。 3目は、物価高騰の影響を受けている
生活者支援として、専決処分にて補正予算を計上させていただきました
非課税世帯へ5万円を給付する電力・ガス・
食料品等価格高騰緊急支援給付金の対象外である、65歳以上の非課税高齢者の方へ、1万円の商品券を配布させていただきます。対象者は1,250名を見込んでおり、発送に係る経費や事務費を計上しております。 2項2目におきましても、子育て世帯への物価高騰支援として、本年度年長者、小学6年生、中学3年生及び高校3年生に対し、来年度進学などに対して出費がかさむことから、支援策として3万円を給付いたしたいと存じます。対象人数につきましては、379名と見込み、給付金及び発送等に係る経費を計上しております。 4目16節につきましては、杉山地内に計画している幼老複合施設に係る土地購入費を計上しており、18節は、町内に3か所ある民間保育所に対し、電気料高騰分補助として、県補助金を活用しながら各30万円を補助いたします。 6目につきましては、不足する医療費助成を増額するものです。 4款1項2目につきましては、全額が国庫補助対象となる新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に関連する経費として、接種委託料のほか、コールセンターの人材派遣、その他事務費を計上しております。 11ページをお開きください。 6款1項5目14節につきましては、市塙古郡地区の水路整備において、栃木県からの追加配分に伴い、3,200万円を増額するほか、上赤羽地内の水路補修工事130万円を合わせて計上しております。 18節につきましては、期間水利施設管理事業負担金として国営芳賀台地土地改良区の電気料高騰分補助100万円余りを計上いたしました。 また、農業競争力強化農地整備事業負担金の内訳といたしましては、椎谷地区の土地改良事業追加による250万円及び芳賀町で実施しております芳賀北部第2地区の土地改良事業に、赤羽地区の一部が追加されたことに伴い、町負担分111万5,000円を計上させていただきました。 さらに、町土地改良区へも電気料不足分の一部を補助いたします。 12ページをご覧ください。 7款1項2目18節につきましては、企業立地奨励金の不足分を追加しております。 22節では、町内商工業者への融資制度、貸付金における信用保証料を国庫補助金である新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の対象としておりますが、貸付金の繰上償還がなされましたので、信用保証料の差額を国に返還するものです。 13ページをお開きください。 8款4項1目18節につきましては、原油価格・物価高騰に直面している
生活者支援として、個人事業者を問わず、水道料金の基本料金を3か月減免するものです。 9款1項3目につきましては、防災行政無線の無停電電源装置が異常を来しておりますので修繕を行うものです。 5目につきましては、新型コロナウイルス感染症予防対策として、災害時における避難所用の備品等を購入するものです。 10款1項2目19節につきましては、要保護・準要保護世帯の児童・生徒に対する冬期休業中の食事支援を計上しております。 14ページをご覧ください。 2項1目10節及び3項1目10節につきましては、給食の食材料費が高騰していることから、町が給食用白米を購入し、各学校へ支給いたします。 14節につきましては、感染症予防対策として、市貝及び赤羽小学校の図書室等を換気機能付空調設備へ改修するものです。 4項1目12節につきましては、1月開催予定の二十歳の集いへの参加者に対してPCR検査を実施し、感染症拡大を防止するものです。 下段の5項1目につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となるはが路ふれあいマラソンに係る負担金を減額しております。 15ページをお開きください。 2段目の11款1項1目につきましては、9月下旬の台風による被害で農道や水路ののり面復旧に要する経費を計上しております。 次に、これらの財源となる歳入について、説明申し上げます。 6ページへお戻りください。 まず、15款1項2目及び中段の15款2項3目につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種に係る経費を国が全額負担するものです。 2項1目1節につきましては、新型コロナウイルス感染症予防対策や原油・電気・物価の高騰に対応する地方創生臨時交付金を計上しております。 2節は、
マイナンバーカード交付に要する費用が全額補助されるものです。 2目につきましては、障害者自立支援給付費審査システム回収経費の2分の1相当額を計上しております。 16款2項2目につきましては、いずれも対象経費の2分の1相当額を計上しております。 4目につきましては、市塙古郡地区水路整備のうち、国が50%、県が15%を負担いただくものです。 20款につきましては、特定財源充当後に不足する額を計上しております。 以上が、令和4年度市貝町
一般会計補正予算(第6号)の概要でございます。よろしくご審議の上、本案が原案のとおりご可決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(
山川英男) 町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 石井議員。
◆2番(石井豊) 2番、石井豊です。 それでは、早速質問させていただきます。 ページ数でいきますと、7ページになります。 2款1項6目18節負担金補助及び交付金になりますが、これで地域公共交通会議、交付金200万円ということで上げられておりますが、デマンドタクシー運行費の増額にということですが、増額の具体的理由をお伺いします。 それと、次に、13ページになりますが、8款4項1目18節負担金補助及び交付金、これですが、水道の基本料金の減免ということですけれども、市貝町は芳賀中部上水道企業団が水道運営をしているところでありますが、基本料金等の内訳が構成されている他町2町、益子と芳賀町ですね、近隣市町の動向について伺います。市貝町だけなのか、詳しく説明を求めます。 3番目なんですけれども、15ページになります。 11款1項1目14節工事費請負費。9月下旬の台風被害による水路のり面の復旧に要する費用50万円とのことですが、場所と、災害復旧費対応とする判断基準があればお示しください。 以上、3点になります。
○議長(
山川英男) 金田
企画振興課長。
◎
企画振興課長(金田道宙) それでは、ただいまのご質問に対しお答えさせていただきます。 まず、7ページですね、第1点目の2款1項6目12節地域公共交通会議の交付金の補正予算でございます。 これにつきましては、基本的に運行経費等々は当初の予算どおりで考えているんですけれども、実は、1年間運行経費が約1,800万円、そして、町民の皆様から頂く運行収入が200万円、そして、国庫補助対象事業ですので、国庫補助金を400万円と見込んでおります。 そうしますと、1,800万円の運行経費に対しまして収入は600万円ということで、町の負担金としては1,200万円という計上の考え方でございますけれども、今回、国庫補助金が400万円と見込んでいたところ、国からの指摘等々もありまして、ちょっと計算根拠の指摘がなされましたので、400万円の国庫補助金を見込んでいたんですけれども、それが200万円に減りそうだといったところで、国庫補助が200万円しか入らないということで不足するものですから、町のほうで200万円を補正させて公共交通の会議のほうに支払うものでございます。 以上です。
○議長(
山川英男) 久保建設課長。
◎建設課長(久保孝幸) それでは、石井議員のご質問に対してお答えしたいと思います。 水道の減免ということで、市貝町は水道運営をしている芳賀中部上水道企業団において実施して、その他町の動向はどうかということでございますが、市貝町は今お話もありましたとおり、芳賀町、益子町と一緒に水道運営をしているところでございます。この減免に当たりましては、3町で協議をしまして、その合意の下、足並みをそろえて実施するということでございます。 1月請求分から3か月分ということで、12月利用分、1月利用分、2月利用分ということで、3か月をする予定でございます。今回につきましては基本料金ということでございますので、口径13ミリであれば1,595円の基本料金の減免ということで、今回の減免につきましては、申請手続も要らなく、申請者、利用者漏れなく恩恵にあずかると思いますので、そういったことで進めているところでございます。 以上です。
○議長(
山川英男) 平野農林課長。
◎農林課長(平野修身) では3点目の、15ページ、災害復旧費の内容につきましてお答えいたします。 場所と災害にした基準ということなんですが、まず場所につきましては、竹内西地内、それと市塙地内の古郡水路、こちらはバイパスより下の部分になっております。 竹内西地区につきましては、町が整備した農道ののり面が崩壊いたしまして、道の半分を塞いでおります。現在、片側通行ということで措置はしているところでございます。 もう1か所の古郡水路につきましては、水路の土塀が幅約16メートル、高さ2メートル弱といった規模で崩壊をしたということで、2か所とも、工事内容につきましては、崩壊した土砂を重機等によりましてかき上げて整形するといった工事内容となっております。 災害にした判断基準なんですが、通常災害であっても町の補助制度がありますので、町が70%を補助するようなことで通常はお願いしているんですが、今回は町道ののり面が崩れて、半分なんですが通行止めになっている、また、水路ののりが崩壊して、水路につきましては多くの地権者がおりますので、そういったことで、個人のみならず多くの農業者の方に影響が出るようなケースにつきましては、町のほうで修繕を行っているといった現状でございます。 以上です。
○議長(
山川英男) よろしいでしょうか。ほかに。 荒井議員。
◆1番(荒井和一) 1番、荒井和一です。 私からは2つ、よろしくお願いいたします。 まずは、8ページをご覧ください。 8ページの1款3項1目戸籍住民基本台帳、これ、私も
マイナンバー何回もお聞きしています。国も相当なプレッシャーがあるみたいで、
マイナンバーを普及しようということで、これ全部、国庫補助事業でやるわけなんですけれども、今回は、道の駅のほうに県のほうから来ていただいて普及を図るというようなお話も聞いておりますが、やっぱり
マイナンバー普及というのはそう簡単にはいかないというお話で、ずっと来ています。国側は町に対してどのような、普及率が足らないからもうちょっと上げなさいという、そのようなことが来ているのかどうか。 それと、町の普及率で、なぜ普及ができないかということに対しての考え方、また、健康保険だのいろんな
マイナンバーに対して利便性を上げるために努力はしているんですけれども、実際において、
マイナンバーに健康保険証を入れても、病院に行った場合には、
マイナンバーではなかなか利用ができない、健康保険証を出してくださいと言われるのが多いです。 町としては、このなかなか、国のほうから言われると大変なことだと思いますけれども、今年度もあともう少しですけれども、普及率に対しての総務課長のご意見をよろしくお願いいたします。 2点目に関しましては、14ページをご覧ください。 学校給食の話なんですけれども、10款2項1目10節需用費、これ賄い費。先程もご説明があったとおり、学校給食、1食当たり260円でやっています。主食が大体40円ぐらいなんですけれども、そこは、お米を買って各学校に配布するということなんですけれども、実際的に物価高騰において、260円で、主食の米を1食当たり何十円ぐらいで上げれば、260円ではやっていけない部分を260円にしてやっていけるのか。そのまず1点をよろしくお願いいたします。 その2項目なんで、よろしくお願いします。
○議長(
山川英男) 國井
町民くらし課長。
◎
町民くらし課長(
國井美由紀) ただいまのご質問に対してお答え申し上げます。 まず、
マイナンバーカードに関しまして、国や県からというお話ですが、県のほうからも、やはり国の施策で令和4年度中にほとんどの国民の方が
マイナンバーカードを取得するようにということもありますので、町の方でも取得に努めてほしいという話は、町のほうにも来ております。 もう一つ、次に、普及ができないという考え方についてどう対処しているかということですが、やはり
マイナンバーの利便性というものがなかなか理解できないということもございまして、普及が進まないということなども理由があると思います。 これから、国のほうでは、
マイナンバーを使ったサービス、それが拡充していきますし、そういったことも含めて、町のほうでも、
マイナンバーカードを使った利便性を広報しながら普及に努めていきたいと考えております。 最後に、保険証と一体化しても利用できないのではないかということについてですが、国のほうでは、病院や薬局に対して
マイナンバーカードを利用したカードリーダーなどをそろえるように、努力義務としてやっているところでございます。 また、
マイナンバーカードを保険証として使うだけではなく、それによって特定検診の状況や病院の通院などの履歴など、そういったことを通しまして、国民や町民の方によりよい医療に関わっていただけるということもございますので、そういったことも普及・広報しながら、
マイナンバーカードをつくっていただけるように努めていきたいと考えております。 以上です。
○議長(
山川英男) 川上
こども未来課長。
◎
こども未来課長(川上和幸) それでは、荒井議員の2点目につきまして、お答え申し上げたいと思います。 10款2項1目の学校給食費の支援ということで、今回はコロナ禍において物価高騰が続いておりまして、学校給食も影響が出ているということで、6月議会の際に、保護者負担の給食費のほうを半額、町の補助を実施したわけなんですけれども、今回は物価高騰ということで、材料に対して支援することを考えました。今回は白米の支援ということで、1月から3月分の給食に係るお米を町のほうで購入して支援ということで、小学校分については1,700キロ程度、袋にしますと59袋ぐらいを支援する予定であります。 先程、荒井議員がおっしゃいましたように、学校給食の小学校については1食260円で調理をしていることとなっております。その内訳としましては、主食ということで御飯のほうに34円程度、牛乳のほうで約56円ぐらいかかっております。残りが副食ということで、おかずとかデザートが170円程度ということになっておりまして、この最近の物価高については、主食となる御飯あるいは牛乳については2%程度増加しているんですけれども、副食のほうの肉であったり魚、あと調味料関係が約19%増加しております。 それによって、なかなか260円で賄えない状態が続いておりまして、今回、お米を提供することによって、1食にかかる米代33円が浮くような形になりますので、それを3か月で考えますと、一人当たり1,400円弱浮くことになります。ですので3か月で割りますと、1か月当たり460円程度浮いてくるような考えになりますので、その分で副食費のほうに充てていただいて、物価高騰前と同等の給食提供ができるかなと考えているところでございます。 以上です。
○議長(
山川英男) 荒井議員。
◆1番(荒井和一) 町民くらし課國井課長には大変申し訳ありません。私の認識不足で、町民くらし課、申し訳ありませんでした。 そこで、町民くらし課國井課長には、一つ質問させていただきます。
マイナンバーカード、なかなか普及が難しい、なかなか思うようにいかないということなんで、直近の市貝町の
マイナンバー普及率について、一つお伺いいたします。 2問目としましては、今、学校給食のお話聞きました。 確かに、今回の物価高騰では、かなりなかなか食材が高いので、このままの1食当たりの給食費を値上げしないと、なかなか実質、給食賄っていけないという状況だと私も思っておりますので、この関係に関しましては、私、明日一般質問をしますので詳しくはお話ししませんけれども、これは3月までなんですけれども、令和5年、令和6年となって物価も2%ぐらいに落ち着くというお話も聞いておりますが、値上げしたものがなかなか下がらない状況になると、皆様にご負担をいただくようなこともありますので、ここはある程度工夫しろと言っても工夫できないので、どこからかの財政支援をしていかなくてはならないのかなと思っておりますので、そこら辺をどのようにお考えなのか、質問させていただきます。 その2点、よろしくお願いいたします。
○議長(
山川英男) 國井
町民くらし課長。
◎
町民くらし課長(
國井美由紀) ただいまのご質問に対してお答えします。
マイナンバーカードの普及率ということでございますが、11月13日現在の数字がございますが、市貝町の
マイナンバーカードの交付率は48.22%になっております。ちなみに、県が48.97%になりますので、県よりは少し低い状況ですので、これからも普及に努めていきたいと考えております。 以上です。
○議長(
山川英男) 川上
こども未来課長。
◎
こども未来課長(川上和幸) それでは、2点目につきましてお答え申し上げたいと思います。 学校給食費の値上げということで、高騰ということで、今後も物価高騰というものは恐らく続くものと考えられます。 先日、28日に学校給食運営委員会というものを開きました。こちらで、令和5年度の給食費の在り方についての議論をしております。 委員には、学校長をはじめ、各学校の栄養士、そして給食担当の教諭の方、そして保護者代表ということで、PTAの会長の方等々が来て議論をしました。その中で、当然、皆さん、この物価高騰というのは続くだろうということで、町のほうとしましても、今回は米の助成ということで実施しておりますが、来年度、同様な支援等を今後要望していきながら、保護者のほうもある意味、一部多少なりの負担が必要なのかなというところで、今議論をしているところであります。 以上です。
○議長(
山川英男) ほか、質疑ございませんか。 園部議員。
◆6番(園部弘子) お疲れさまです。2点ほどお伺いいたします。 まず、1点目です。 10ページです。3款2項児童福祉費の中の2目児童措置費、19節扶助費の中で、子育て世帯新入学生臨時特別給付金1,137万円につきまして、先程町長から、来年度進学のため、年長者、小6、中3、高3に3万円を379名に給付するというご説明がございましたが、具体的に現金なのか、商品券なのか、また渡す方法につきまして、振込なのか、現金の場合は手渡しなのか、商品券の場合は郵送なのかをお伺いいたします。 2点目です。 13ページ、10款1項2目19節扶助費の中で、要保護・準要保護世帯特別支援費18万9,000円につきまして、冬休みの食事支援というご説明がございましたが、やはりこれも、具体的にどのような形で支援するのか。現金なのか、商品券なのか、一人当たりの金額は幾らぐらいで、何人を対象にしているのかをお伺いいたします。
○議長(
山川英男) 川上
こども未来課長。
◎
こども未来課長(川上和幸) それでは、園部議員のご質問に対してお答え申し上げたいと思います。 まず初めに、10ページの3款の子育て世帯新入学生等臨時特別給付金ということで、こちらにつきましては子育て世帯の物価高騰支援策ということで、新型コロナの臨時交付金を活用しまして支援する予定となっております。 先程、町長のほうから申し上げましたように、年長者、小学6年、中学3年、高校3年生ということで、入学準備の費用ということとしておりますので、こちらにつきましては、支給方法としましては、商品券等ではなく現金を考えております。世帯によって購入するものが変わってくると思いますので、学用品等々に使えるように現金を考えておりまして、そちらにつきましては、基本的に1月1日現在のその対象者の方へ1月後半ぐらいに通知をしまして、請求書をいただきまして、口座のほうへの振込を考えているところでございます。 参考までに、対象としましては、年長者の方が84名、小学6年生が100名、中学3年生が96名、高校3年生が99名の、合計379名の方を予定しております。 続いて、2点目の13ページにあります10款1項2目の19節扶助費ということで、要保護・準要保護世帯への特別支援費ということで、こちらにつきましては、本年度夏休みにも実施しているものでありまして、対象者が42名となっております。 要保護・準要保護合わせて42名ということで、こちらにつきましては冬休み期間中の給食の代替ということで、土日祝日の関係で今回長いんですけれども、12月24日から1月9日まで休みになるかと思いますが、その中の平日の部分ということで9日分を考えております。9日分の1日当たり500円ということで、1人4,500円ですね。4,500円の商品券、こちらについては夏休みのとき同様、道の駅で使える商品券を考えております。 以上です。
○議長(
山川英男) ほかに。 豊田議員。
◆5番(豊田功) 5番、豊田功です。 先程、町長からの説明では、7ページの1款1項1目までについては説明いただけませんでした。同じく、2款1項1目のところも。 勝手に想像をさせていただいておりますので、質問は避けますけれども、8ページの一番下、2款5項1目で、ここで減額されておりますけれども、これはどんな理由で減額されたのか、ご説明いただきたいと思います。 それから、同僚議員が既に質問されておりますが、重ねて質問させていただきたいと思いますけれども、13ページの一番下の10款1項2目の19節ですか、これ冬休み期間だったんですけれども、内容は冬休み冬期休業中でありますけれども、夏季休業中も同じようなことを実施したというご説明、私も理解しておりますが、好評だったので、これをまた実施するのか、その夏季休業中の支援の状況などについて、簡単で結構ですからご説明いただければと思いまして、質問させていただきます。 以上です。
○議長(
山川英男)
軽部総務課長。
◎総務課長(軽部修) それでは、ただいまのご質問に対しお答えを申し上げます。 1款1項1目、それから2款1項1目、それと2款5項1目のこちらにつきましては、2節の給料、3節の職員手当と、4節の共済費の補正でございます。こちらにつきましては、4月の定期人事異動に伴うものでございます。職員が異動で変わっておりますので、それぞれの職員の給与が違いますので、それに伴っての補正でございます。 そのほか、全体にわたって2節、3節、4節の補正がございますが、こちらにつきましても、同様に、職員の異動によるものでございます。 答弁は以上です。
○議長(
山川英男) 川上
こども未来課長。
◎
こども未来課長(川上和幸) それでは、豊田議員の2点目についてお答え申し上げたいと思います。 13ページの10款1項2目19節ということで、冬期期間中の給食に替わる代替の支援策ということで、こちらについては夏休みも実施したということで、夏休みについては期間が長かったものですから、要保護世帯の方については、ある一定の枠を超えてしまうと収入に見なされてしまうということで、金券的なものを配布できない関係上、要保護の方には現物で支給しております。そちらはお米であったり、肉関係、そして野菜、果物関係等を配布しております。 やはり、要保護世帯でありますので、お米を頂けること、また、なかなかふだん食べられないような肉も頂いたということで、かなり喜びの声がありました。 また、準要保護の世帯の方には道の駅の商品券を配布したわけなんですけれども、当然、昼食代相当ということで配布はしているんですけれども、直接お昼代わりというわけではなく、当然夕食、朝飯、おやつ等に使われたと思うんですけれども、道の駅で売っているお弁当あるいは総菜、そしてデザート関係とか、そういったものをよく買われたということで、道の駅の職員の方も言っておりました。 使用状況についても、ほぼ全枚数程度使われております。その券については、使用期間はまだありますので、使われていない方については番号を管理しておりますので、少しPRして使っていただけるように周知していきたいと思います。かなり好評でありました。 以上です。
○議長(
山川英男) よろしいですか。 (「はい、結構です」と呼ぶ者あり)
○議長(
山川英男) ほかに。 小塙議員。
◆8番(小塙斉) 8番、小塙斉。 私からは3点質問させていただきます。 まず、10ページお願いします。 3款2項4目16節2,286万円の公有財産購入費がございますが、説明では、杉山地内の幼老複合施設ということの説明がございましたが、その積算の根拠と、その幼老複合施設の説明については、明日の議会の閉会後に全員協議会があって説明はあるかと思いますが、現状と今後の予定についてもお聞きしたいと思います。 これが、1点です。 2点目は、12ページをお願いします。 7款1項2目の18節の企業立地奨励金です。1,341万円がございますが、これはどこの地内のどういった建物についての奨励金であるのか、それが2点目です。 3点目は、13ページをお願いします。 9款1項5目の10節と17節にありますが、需用費であれば、その消耗品、17節の備品について、これはどういったものを買う予定なのか、それについてお聞きをいたします。お願いいたします。
○議長(
山川英男) 川上
こども未来課長。
◎
こども未来課長(川上和幸) それでは、小塙議員の1点目につきましてお答え申し上げたいと思います。 幼老複合施設の土地買収費ということで、こちらにつきましては、今、杉山保育所が老朽化のために移転を進めているところでありまして、その土地の購入費ということで、地権者については8名で、筆数が10筆になります。土地の面積としましては10筆で8,301.05平米になります。約8,300平米程度になります。こちらの購入の単価ですが、そちらの土地については不動産鑑定士の方に鑑定をしていただきまして、宅地見込地、建物を建てますので宅地見込地ということで鑑定をお願いしております。 畑にあっては2,080円、これが基本となりまして、その畑の中で土地改良をやった畑がございます。こちらについては、未実施のところより整地あるいは道路、管渠、排水等を実施しておりますので、800円程度増額としております。また、一部宅地がございまして、宅地については5,770円という鑑定結果が出ております。 現状と今後の予定につきましては、今現在、大半が農地ということで、農振除外の手続を進めていたところでありまして、その手続が11月中旬頃に完了しております。それで、今後については、農地転用の手続と同時に、県関係の開発許可関係を進めていくこととなっております。 また、一部地域については、埋蔵文化財関係も関係しておりますので、そちらには県に申請をしておりまして、その対応についても県のほうと協議しているところでございます。 今後といたしましては、12月に地元説明会ということで、北部地区の地域の皆様に説明をしていく考えであります。 農地転用終了後、来年4月頃から土地の造成等が始まりまして、令和6年4月にオープンできるよう事業を進めているところでございます。 以上です。
○議長(
山川英男) 金田
企画振興課長。
◎
企画振興課長(金田道宙) それでは、ただいまのご質問に対し、お答えさせていただきます。 第2点目ですね、12ページの7款1項2目18節の奨励金の関係でございます。 こちらにつきましては、場所は杉山地内の倉庫の部分でございます。造成された土地分と建物の固定資産税等々の交付するものでございます。ここの事業所様は既に赤羽地内で会社運営されておりますので、増設ということなものですから、条例に基づきまして資産税額の半額を交付させていただきます。 土地建物分として1,726万3,000円、そして雇用奨励金として1名分で20万円の合計1,746万3,000円になります。 現計予算で404万9,000円ございますので、それを差し引いた今回の1,341万4,000を計上させていただいたものでございます。 以上です。
○議長(
山川英男)
軽部総務課長。
◎総務課長(軽部修) 続きまして、3点目のご質問でございます。 こちらにつきましては、9款1項5目の消耗品と備品の購入費でございますが、こちらにつきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して事業を実施するものでございます。 新型コロナに対応しました避難所の物品整備ということで、コロナ禍におけます避難所運営のための避難者用のテント、間仕切り及び簡易トイレ等を購入するものでございます。 消耗品につきましては、自動ラッピングトイレの消耗品セットを17セット、それから、簡易トイレ用消耗品セットを7セット、それと、簡易トイレです。便座、枠つきということで22セット購入する予定でございます。備品につきましては、避難所への間仕切り、テント、パーテーションみたく使うものなんですが、段ボールの間仕切りですと消毒して再利用することができないものですから、ビニール製のものを購入する予定でございます。 それから、自動ラッピングトイレ用の蓄電池ですね、それと避難所トイレ用のテントパーテーションを購入する予定です。 答弁は以上です。
○議長(
山川英男) ほかに質疑ございませんか。 和久議員。
◆13番(和久和夫) 2点だけちょっと質問したいんですが、財政7ページの総務費の中の財政管理費、その中でふるさと応援寄附金の返礼品のことがありますけれども、市貝の場合、今までどちらかというと本当に不足で給付金が足りない、むしろ赤字に近いというふうな話もあったんですが、今回、一応、金額的にも出ているものですから、どのくらい増えたのか、今までと比べて。そして、どういう形の返礼品をやっているのかですね、改めて。というのは、返礼品の内容がよければさらに増えるというふうな話もありますんで、この点に関して伺っておきたいと思います。 それと、もう1点、ナンバーカードの問題なんですが、これ、全県が低いけれども、栃木全県よりも市貝は48.22%でなおさら低いということなんですが、いつも思うんですが、私いろんな人に聞いてみたんです。何で低いんだと。そうしますと、不安なんですね。というのは、全部素っ裸にされちゃう、政府に。だから嫌なんだという意見がすごく強いんです。ですから、そういった不安を払拭する対策、これを上手にやっていったほうが、この普及率に対してはかなりいいんじゃないかなという感じがするものですから、その点に関して考えている対策を、伺っておきたいと思います。
○議長(
山川英男) 金田
企画振興課長。
◎
企画振興課長(金田道宙) それでは、ただいまのご質問に対してお答えさせていただきます。 7ページの2款1項3目財政管理におけるふるさと応援寄附金の絡まりでございます。 こちら、令和4年度当初は48品目でやっておりましたけれども、8月12日から7品目追加させてもらって、こちらがかなり好評だということで増額になっています。8月から追加させてもらった返礼品は、赤羽工業団地内で製造する紙おむつでございます。それの各種類、S、M、Lとかを7品目追加させてもらいました。 旧実績でいきますと、令和3年度一年間で404件で、690万円の寄附金でした。それが今回、令和4年4月から10月までの7か月で467件、719万5,000円の寄附額ということで、もう昨年度の寄附を増額しております。この工業団地内の紙おむつ製品だけで、8月から10月の2か月半で139件、331万円の寄附があったというところで、かなり増えているといったところです。 そうしたことから、今後の寄附増額見込み、今年3月末の見込みでは1,900万円程度の寄附金、そうしますと、昨年と比べると2.5倍ぐらいの寄附増額にはなるかなと考えているんですけれども、そういった関係で、返礼品代、3割ですので、そういったことも補正予算の計上をさせてもらったというところでございます。 以上です。
○議長(
山川英男) 國井
町民くらし課長。
◎
町民くらし課長(
國井美由紀) 2点目、
マイナンバーカードのことについて、ご質問に対してお答え申し上げます。
マイナンバーカードについて不安がある、情報が全部漏れてしまうのではないかということでございますが、
マイナンバーカードから
マイナンバーにひもづけられた自分の個人情報というものを見ることができるのは、それぞれの手続を行う行政職員しかおりませんので、ちなみに、その行政職員であっても、見ることができるのは自分の担当する業務に関する個人情報のみで、その当該業務に関係ない情報は、職員であっても見ることはできない仕組みになっております。 また、その業務上、そういった情報がどのように見られているかということは、
マイナンバーカードをつくった方がご自分でマイナポータルというサイトからそういったやり取り、自分の情報がどういうところで閲覧されたかということも記録されておりますので、そういう確認もございますので、
マイナンバーカードをつくったから、
マイナンバーカードを人に知られたからといって、個人情報が全て芋づる式に知られてしまうということはございませんので、その辺の理解も含めて、今後、町民の方に分かりやすく広報誌などを通じて広報していきたいと思います。 以上です。
○議長(
山川英男) よろしいですか。 (「はい、結構です」と呼ぶ者あり)
○議長(
山川英男) ほかに、質疑ございませんか。 (発言する者なし)
○議長(
山川英男) 発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(
山川英男) 次に、賛成者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(
山川英男) 発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第49号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 (挙手全員)
○議長(
山川英男) 挙手全員であります。 したがって、議案第49号「令和4年度市貝町
一般会計補正予算(第6号)」は、原案のとおり可決されました。 ここで、暫時休憩といたします。 再開は1時10分とします。 (午後零時11分)
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○議長(
山川英男) 全員そろいましたので、再開いたします。 (午後1時10分)
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△一般質問
○議長(
山川英男) 日程第12、「一般質問」を行います。 順次、通告順に質問を許します。
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△豊田功
○議長(
山川英男) 5番、豊田功議員。登壇。 (5番 豊田 功 登壇)
◆5番(豊田功) 5番、豊田功です。 時節柄、大変ご多用なところ、傍聴席にお運びいただいた傍聴者の皆さん、本当にありがとうございます。このような形で質問をさせていただくのが、今回初めてでございます。当初から傍聴者の方々には背を向けた挨拶でございますが、どうぞよろしくご理解をいただきたいと思います。ご苦労さまです。 ただいま議長より発言の許しをいただきましたので、早速質問をさせていただきたいと思います。 私の質問は、多くの町民の方々のご意見、中には役場職員OBの方々のご意見等も含まれております。もちろん私の意見が中心であります。 そんなことで、早速、通告書を提出しました質問について、質問させていただきます。 入野町長が考えておられる、町民が安心して暮らせる市貝町に、そして、住んでいてよかったと思えるまちづくり、それについてでございますけれども、まず、第1点目は、入野町長は町民が安心して暮らせ、そして、市貝町に住んでいてよかったと誇りに思えるようなまちづくりのために、サシバの基本条例などを作成しましたけれども、あの条例をどのように生かしてまちづくりをしておられるのか伺います。 条例は、何かこう、つくりっ放しで生かされていない、そういう、私を含めて多くの町民の声が寄せられております。 あの条例をどのように生かしてまちづくりをしておられるのか、具体的にお話をいただければありがたいと思いますし、それをまず、質問させていただきたいと思いますし、できれば町民の方々に、ここでだけじゃなくて、ご理解をいただけるような機会をつくって、多くの町民に理解を求めていただけないものかということで、お尋ねをしておきたいと思います。 次に、塩田調整池で開催予定だった第77回国民体育大会のオープンウォータースイミングが中止となった件であります。これは、町民はもとより、県民も大変なショックでありました。 私が、まず町長から全員協議会室で中止になった報告をいただいたときに、私はいち早く手を挙げて、まあ、自然相手だからやむを得なかったんだと、ですから今後は、町民や県民に分かりやすく説明してほしいというお願いをしたわけでありますけれども、10月の町報の町長のコラムのところには、経過、理由、そういうものを並べておりましたけれども、全く反省とかそういうものは、私は感じられませんでした。あそこで、あの調整池で開催するということを承諾して、それからのスタッフ、人事、そして、そうしたスタッフの指導などは、どのようにしていたのか。 例えば、あの4月の時点で、入野町長がすばらしい実力者であったとしてもですよ、役場職員の一員として、入野君、じゃ、国民体育大会のウォータースイミングのこれ、あんた担当してやってくれ、できないと思うんですよ。 しかし、常々、町長は優秀な役場職員ということでおっしゃっていたので、ああいう人事をしたんだと思いますけれども、第77回国民体育大会水泳競技オープンウォータースイミング原委員長は、厳しく否定しております。 その中をちょっと読んでみますと、「中止に至った大きな原因として、市貝町の担当者が、アオコの発生が大会開催に支障が出るとの認識が薄かった。また、県水連は現地視察の際に、アオコの発生について対策を講じるように要請していたが、市貝町では前任者と後任者の引継ぎがうまくいっていなかったということで、そうしたのが原因の1つだと思える。」ということで、厳しく指摘をしているわけであります。 中止の件については県でも大いに責任あると、私は思います。ただ、入野町長はたった1人で県庁に出向き、おわびをしたそうでありますけれども、県からはどのような態度で、どんなお言葉をかけられたのか、お聞かせいただきたいと思います。なぜ、そのときに、教育長や課長、担当者を同行させなかったのか、国体を軽々しく考えたんではないかと私は思っています。 町長は、サシバの話はしても国体の話など、なかなか聞かせてもらっていません。そういうことで、軽々しく考えたからああいう人事、そして指導だと思いますけれども、どんな指導をしていたのかお聞かせください。 県のほうでは、町長1人でおわびにきたということで、大変立腹されたということも、県庁職員からも聞かされております。中止になったことが全て市貝町の責任ではありませんけれども、県のほうにも大いに責任があったと思います。福田知事も、しばらくの間はいろんな会議での話の冒頭で、市貝町で国体が中止になったことを謝罪していたと、これもお聞きしております。 そういうことで、それから、町民あるいは県民の関係者はもとより、市貝出身の県外者も、恥ずかしくて市貝町出身と言いづらくなったと言っておられます。影の薄い町が一転して、関係者には全国的に知られたということで、恥ずかしくて市貝町出身と言えなくなっちゃったんだという話も、直接聞いております。県職員や他市町の責任ある方々の話でも、関係者なんか辞表ものだよななんて、これも生の声で聞いております。 過日、宇都宮のLRT脱線事故なんかについても、6人して、佐藤市長はじめ6人で頭を下げた謝罪会見をしております。 先程から申し上げたもろもろのことを考えて、今からでも遅くありませんから、謝罪会見でもするつもりはありませんかね。これは通告外だとしたら答える必要ありませんけれども、私としてはやったらいいんじゃないかという意見であります。 そして、こんな不祥事の名誉挽回に、2年後の全国レクリエーション栃木大会が開催される予定でありますので、早く手を挙げて、国体のデモンストレーションスポーツで大変好評だったフライングディスクの開催を計画してはどうかということで、この件についても伺います。 それから、入野町長は、公務遂行をするときに公用車を使用しないというのが、大変、私としては心配をしているわけであります。公用車を使用すれば、町長の動向も明確にできますし、自家用車では公務遂行に理解されないときもあるんではないかと思います。 そして、もし、加害や被害にかかわらず、交通事故に遭ったらどうするんですかということですよ。もし事故に遭ったとき、運転手でもいれば、運転手が拘束されてそこで事情聴取なんかやっても、町長はすぐ別な用があれば公務に従事することができるということでありますけれども、町長が運転していたんでは、事情聴取のために拘束されちゃいますね。 そういうことで、そういうことも心配しておりますし、相手が、よりによってちょっと問題ある方とか何かだったら、命だって微妙ですよ。保障できませんよ。そういう方との事故なんかを想像するとですよ、これ以上町民に心配や迷惑をかけていただきたくないという観点から、町長にはぜひ、公用車使用で公務遂行していただきたいということで、お願いじゃなくて、なぜ自家用車使用で公務遂行しているのか、そのことについて考えをお聞かせください。 これ以上、市貝町を有名にしていただきたくありませんから、そういう心配をして質問しているわけであります。 次に、大きな2問目でございますけれども、
伊許山周辺の今後の整備計画について伺いたいと思います。 この質問は、私は3回目ですけれども、伊許山といいますと、市貝町のシンボル的な山でございます。12月の町報の中のアンケートでも、景観トップ10でも、10%で31件、3番目でした。また、市貝町全体の緑に対して今後望むもののトップが、「緑豊かな市貝町をアピールするような景観をつくること」ということで、26%ありました。 それから、景観を損ねている要因としては、「手入れの行き届かない平地林や耕作放棄地」、これが気になるということで、これもトップでした。18.7%ということで、やはり、町民の多くは市貝町の緑を誇りにしているわけであります。 そんなことで、質問いたしますが、ツツジの植栽でつくったいちかいという文字、これが見えづらくなってきております。北側の樹木を切って、市貝池や中学校、役場、そして遠くは日光方面の眺望がすばらしい、早く再現してほしいということで、地主の方がわざわざ私のところに来まして、あそこは俺の山だから切ってきれいにしてくれやというようなことで、拙宅に来ていただきました。 そういうことで、ぜひ、せっかくあるんですから、議会の開催のパンフレットにも、地域資源の再発見ということで見出しに出ておりますけれども、再発見と同時に、資産を大きく育ててほしいということであります。 また、あそこにある遊具の状況を見ますと、テープを貼って使用禁止になっておりますけれども、使用禁止になっていても、使用してけがをすると、やはり町の責任になってしまうんじゃないかということで、早く撤去したほうがいいんではないかと思いますが、今後どうするか伺います。 さらには、キャンプ場は宿泊以外にも使用方法があるんではないかと思いますが、この使用方法についても、今後どうするか伺います。 そして、もう一つの山、琴平山神社のある山なんですけれども、その裏側、南面には鉄筋コンクリートの展望台がございます。立派な展望台でありますので、鉄筋コンクリートで、すばらしい展望台があります。元は栃木県景勝百選にも選ばれておったところであります。 益子方面はもちろんでありますけれども、筑波山や、遠くは富士山も眺められるところであります。現況はクルメツツジの植栽の中に、コナラやシノなどが生えておりまして、周りの樹木も大きくなっております。 観光資源ですので、ぜひ、整備してほしいと思いますが、この件についてもどうするか伺いたいと思います。トリムコースなどもございますけれども、取り除いてきれいに整備したほうがいいんではないかと思います。 この質問も2回目です。一度目は整備していただきましたが、今は荒れ放題なものですから、再質問をさせていただきました。 この伊許山と琴平を中心に市塙駅まで、多田羅沼やそんなことを含めてハイキングコースを整備して、市貝町民はもとより、他市町の皆さんにハイキングコースとしてぜひおいでいただきたいと、そういう計画はいかがでしょうか。ぜひ整備して多くの皆さんに来ていただきたいということであります。 これは、町内はもちろん、町外の家族連れや小学生の皆さんが遠足などで、ぜひ利用してほしいと願って質問させていただきました。 とりあえず、この質問でご回答をいただきたいと思います。
○議長(
山川英男) 入野町長。登壇。 (町長 入野正明 登壇)
◎町長(入野正明) 豊田功議員のご質問に対し、順を追ってお答えいたします。 まず、第1点目の町長の政治姿勢についてお答えいたします。 1つ目のサシバの里いちかい基本条例等が生かされているのかについてでございますが、当該条例は、町民、議会、町が果たさなければならない責任等を明らかにして、町民が参画、協働し、誰もが住みよい町をつくり上げることを目的として、平成31年4月から施行されております。 これに基づき、各種計画や条例の策定に当たっては、会議への町民参画、町民の声や考え方を収集するワークショップの開催、アンケート調査やパブリックコメントの実施等により、策定過程において町民の意見を反映させるよう努めているところです。 今後も住みよいまちづくりを実現するため、町民の意見を的確に把握するとともに、議員の皆様のご指導をいただきながら、町民、議会、町が相互の責任と役割の下、連携協力するという趣旨を改めて再確認し、町政運営に努めてまいりたいと思います。 2つ目の、国民体育大会オープンウォータースイミング競技の中止についてお答えいたします。 国体推進係に係る人事は教育委員会に属することから、教育長が主導しておりましたが、国体という全国規模のスポーツの祭典であったため、県実行委員会の期待に応えられるよう、町教育委員会に対しましては適材適所の人事を要望させていただいてきました。 議員のご指摘のありました国体の中止の原因につきましてですが、私もメディアで読ませていただきましたが、原委員長とおっしゃる方ですか、その方がアオコの発生について認識が薄かった、また、県水連はアオコ対策について前任者との引継ぎが十分ではなかったのではないかというようなことが掲載されていたのも、私も読ませていただきました。 この現場での対応につきましては、管轄は教育委員会ですが、私はこの記事を読ませていただきまして、大変違和感を感じたところです。今回の国体の中止の決定的な原因は、科学的酸素供給量ですか、これが8を超えていたということが決定的な理由でございまして、アオコについては、私どもの認識では、アオコの中でオープンウォータースイミングですけれども、不可能ではなかったのではないかというふうに思っていたところですけれども、そのような話もございましたが、決定的には、CODというのが決定的な要因となってしまいました。 また、引継ぎについて、県水連でどのように取材されたのか、私も取材について、あと、記事を書かれた方にもお伺いしたいんですが、引継ぎについて、4者協議の中でそのような話は出ましたが、アオコの対策についての引継ぎではございませんでして、CODについての引継ぎ、引継ぎといいますか、報告です。 この報告があれば、当日の中止にならなくても済んだということでの話がございまして、これらについて、もう少し正確に取材していただければなというふうに思ったところでございましたが、そんなところで、原因についてはただいま検証委員会を開催しておりますので、その中で、今後明らかにされてくるのかなと思いました。検証委員会の結果を待って、それなりの対応をさせていただきたいというふうに思っています。 続きまして、2項目めでございますが、町長が単独で県におわびに行ったということでございましたが、それについて、町長1人でおわびに来て大変立腹されたという、ただいま、これ議事録に載ってしまいますけれども、そのようなただいまご指摘を受けましたけれども、私が参りましたところ、県の方が立腹されているどころか、今後の対応についてお互いにしっかりとしていこうというような話合いで、参ったところです。 その中では結構、高度な、県の実行委員会での幹部の間での情報分析がございまして、そういう情報が他に漏れるということも配慮されまして、私どものほうで県に参りまして、私のほうでご相談をさせていただいたところでございます。 立腹された方は誰もいらっしゃいませんでした。それどころか、県と町で連盟で謝罪文を送付したいので、内容の調整を含めまして、諮ることを含めまして速やかな対応をしましょうということで、そういうような合意をして帰ってきたところでございます。 最後に、謝罪についてでございますが、豊田議員がおっしゃるとおり、謝罪はすべきだというふうに思っていました。その検討、町当局で作成した謝罪文の中でも謝罪をさせていただいておりましたし、私のコラムでも謝罪はしてございましたが、謝罪につきましては、公式練習日の日に、そのときに謝罪会見をしたいんですがということで、私のほうで、他の団体の代表の方に相談しました。特に、座長に謝罪会見は控えていただきたいと、また、慎重に対応していただきたいというようなことで、ご指導を受けたところでございます。 そのようなことで、原因につきまして、残念なことに、町民の皆さんに新聞報道が先行してしまいまして、何といいますかね、客観的で冷静な、こういうふうに検証した上での原因というものが表に出ていなかったところが、大変残念に思っておりますけれども、いろんな機会を持ちまして、町民の方には理解できるようにご説明させていただきたいというふうに思っています。このような議場でその原因などについても今日、説明する機会をいただきまして、議事録に残りますから大変ありがたく思っているところでございます。 続きまして、3つ目の全国レクリエーション栃木大会について申し上げます。 全国レクリエーション大会が、2年後、栃木県で開催されることについて、決定したことを情報提供されたところではございますが、県より、通知等での正式な連絡をいただいていない状況でございます。 実施競技や会場選定につきましても、現在、未確定なところではありますが、当町では会場といたしまして、フライングディスクやターゲットバードゴルフが整備されております。 フライングディスクにつきましては、国民体育大会のデモンストレーションスポーツとして開催し、コースや環境がよいと好評を得ておりますので、大会の会場選定等の話がありました際には、当町での開催ができるよう努めてまいりたいと思います。 4つ目の町長公用車の使用についてでございますが、当町における特別職の専用公用車につきましては、副町長にも教育長に対しても専用車が配車されておらず、町長と議会議長のみが使用に供されているところです。しかし、いつ頃からどのような理由で公用車が使用されるようになったのか、定かではありません。法務省の自治大学校の坂田校長の談では、執行部と議会の協議の中で、特別職の退職金や公用車が出てきたのではないかということを語っておられました。 私の祖父の例などを振り返りますと、免許を取得していなかったり、高齢であったり、移動に困難が伴う場合や、当時は飲食を伴う広域の会議等が多かったことなどから、安全の確保のために使用されていたと聞いています。 私が町議会議員であった頃は、同僚議員から執行部に対し、町長の公用車を廃止する要望が出されたほか、総務常任委員長であった私に対しましても、委員長報告を行った際に、委員会の中で委員から、特別職の公用車廃止に関する質疑があったのか、なかったのかをただす質問等があり、自重させていただいてきたわけでございます。このため、議長の中には自家用車を使用しておられた方もいらっしゃったと記憶しております。 さらに、当町は条例上の職員定数132名に対し、実際の職員数が111名であり、係長のみの係があるなど、恒常的に不足している状態が長く続いています。現業職員はおりません。職員の機会費用を考慮し、町長と職員と補完し合いながら職務を遂行しているところでございます。 続きまして、運転中の事故に対する注意についてでございますが、私は前職が自動車保険の代理店でございましたので、制限速度など道路交通法を遵守し、交通安全には特段の注意を払い、運転してございます。 今後につきましても、公用車の使用については、豊田議員からその利用についてご要望を受けましたので、できる限り公用車の使用をしてまいりたいというふうに思っています。 続きまして、第2点目の
伊許山周辺の今後の整備計画についてお答えいたします。 まず、1つ目の伊許山からの眺望についてでございますが、麓から見上げるいちかいの文字はシンボル的な風景であり、また、山頂からの田園風景はまさに当町を象徴する地形を物語っており、感動する場所でございますが、近年の現状は、年月の経過とともに樹木が成長し、どちらからも見えにくくなっているのは、ご指摘のとおりでございます。 今後の対応策といたしましては、段階的に眺望の妨げとなっている樹木の伐採を、伊許山の景観や自然環境の維持及び健全な山林の育成に考慮しながら、費用を最小限に抑えた手法を検討しながら進めていきたいと考えております。 2つ目の遊具について、3つ目のキャンプ場の今後について、4つ目の琴平山神社の展望台周辺の整備につきましては、合わせてお答えさせていただきます。 現在、遊具につきましてはご指摘のとおり老朽化が進んでおり、危険防止のため使用禁止措置をしている状況です。議員ご指摘のとおり、速やかに撤去を図ってまいりたいと存じます。 また、宿泊施設であるバンガローやケビンにつきましても、老朽化が進んでいる点や、利用者の志向が変化し、全国的に林間キャンプ場の需要が減少してきています。今後につきましては、現在の財政負担や利用者数の減少を考えますと、伊許山キャンプ場の全体的な在り方について、廃止も視野に入れ、検討しなければならないと感じております。 大きな財政負担を強いられている琴平山周辺も含めた借地につきましても、返却を基本とし、継続する場合は借地面積を最小限にとどめ、町の財政負担を軽減していかなければならないと考えております。 最後に、5つ目のハイキングコースの計画につきましては、現在、栃木県が実施しております、とちぎ健康づくりロードといたしまして、市貝温泉、多田羅駅、伊許山園地、歴史民俗資料館を巡る約6.2キロメートルが設定されております。 さらに、町観光協会においても、ウォーキングマップを作製しているようでございますので、これらを併せてPRしていきたいと存じます。 なお、議員からご要望のございました計画のさらなる拡大ですか、拡充ですか、これにつきましては、執行部でしっかりと担当係と協議しながら前向きに検討してまいりたいと思っております。 以上です。
○議長(
山川英男) 豊田議員。
◆5番(豊田功) 今、ご説明をいただきましたわけですけれども、いずれにしましても、入野町長が狙いとしている、この本町、目指すもの、それを具体的に町民の方々にご理解をいただけるような何か策を練って、町民が市貝町に住んでいて誇りになるような、そういう政策をぜひ、今後ともお願いをしたいと思っております。 それから、国体の中止になった件については、先程来、私も申し上げているように、市貝町の責任が全てではないと思いますけれども、よく入野町長がおっしゃっている靴底を何足も駄目にして国会に通ったとか、そういうことで、もっと国体運営について、重点的に立派な国体を開催しようという気概があればですよ、入野町長や教育長などはもう幾度となく、あの水晶湖へ通ってですよ、そういう状況を把握しながら、係と一緒に真剣に取り組んでいただければ、中止になったかどうだか分かりませんけれども、そういう熱意が全く町民には理解されていないということであります。具体的にはどのぐらい水晶湖へ出向いていただいたんでしょうか、町長とか教育長、どうですか、簡単で結構ですよ、長々じゃなくて簡単で。
○議長(
山川英男) 入野町長。
◎町長(入野正明) 豊田議員から大変厳しいご指摘を受けまして、誠に残念なことに、私は芳賀台地土地改良区の理事長をさせていただいておりまして、このような現場をあずかるには大変、本当に身をもって残念に思っておりますし、責任を感じているところでございます。 12年間、ずっと調整池を見てまいりましたが、確かに、近所の方から、夏になると臭いがするんで、理事長来いと言われました。そして、あそこ、周辺にその方と立ちながら、その悪臭をこのように注意深く全体を観察しながら実感したというようなこともございますけれども、今回の件についても、もう既に、この後小沢議員と小塙議員からもご質問ございますが、数年前から場所を見させていただいておりまして、夏になるとアオコが出てくると、でも担当者からの説明も、今日はないか、あるか分かりませんが、アオコについてはオープンウォーターなので、自然の中での競技なので、それはさほど支障にはならないというようなことを県水連から伺っていたということでございましたので、これ、検証の中で明らかになってまいりますんで、私どももそれについては第1回県の実行委員会でも述べましたし、いろんな場所でさらに確認いたしましたが、アオコについては、まあこれなら大丈夫かなと思ったんですが、やっぱりあれですね、酸素供給量、私もこれは非常に意外でしたが。これは超えてはいけないんだというふうに言われまして、それで私も心配になりまして、8月下旬から頻繁に足しげく行くようになりまして、もう大体水を3分の2も入れ替えましたので、大丈夫だろうということで安心して見ていましたが、それでも心配なので、私はその週の水曜日あたりから毎日参りまして、アオコの発生が、非常に1日で違っちゃったんです。 そんなところがありましたが、長い間の観察と、あとはお盆過ぎの観察も含めてそれなりには行かせていただきましたが、素人でしたので、私の目がしっかりとした部分を見ていなかったというところは、反省すべき点だというふうに思っています。 以上です。
○議長(
山川英男) 豊田議員。
◆5番(豊田功) 私も、小・中学生の頃は山奥のダムみたいなところで、水泳というよりは水遊びをやっていたので、十分理解はできます。 私らが利用したところは、どんどん山水、きれいな山水がどんどん流れ込むようなダムです。あそこは荒川の水をくみ上げて、そこへとどめておくんですから、そうしたアオコなんか発生する条件としては発生しやすい条件にあったと、私は想像つきます。 あそこで受けてしまったのが、本当に大きな問題なんですけれども、県のほうだってあそこへお願いしたというのも、県のほうも責任はあると思います。ただ、やはり、結果論になりますけれども、ただいま町長がお話しいただいたようなことを町民の前できちっと謝罪をしていただければ、町民も納得していただけるんではないでしょうか。そうすることによって、県のほうも、さらに理解を深めていただけるものだと私は思っております。 町長1人でしゃべっても何か誠意がないですよ。いろんな方から質問いただいて、それぞれの立場でご回答いただければ、より町民も納得いくんではないでしょうか。そういうことで、何か機会があったら、皆さんで謝罪していただければありがたいと思います。 そういうことで、次の質問に移らせていただきますけれども、今後は町長も公用車を利用して、公務遂行に努力するということを話していただきましたので、多少は安心しましたけれども、いずれにしましても、町長が事故やっちゃったなんていうことであればですよ、加害者なんていったら本当に大きな問題になって、また、市貝町が有名な町になってしまいますので、そういうことだけはぜひ防いでいただくためにも、公用車を使った公務遂行をお願いしたいと思います。 そんなことで、質問はしません。ぜひお願いしたいと思っております。 公用車だって空いているんですから、プリウスで燃料もあまり食わない車ですから、どんどん、せっかくある財産ですから使ったほうがいいと思いますよ。使わなければ公費無駄ですから、廃車しちゃえばいいんですから。 そんなことで、やはりあるものは使って、町長としての仕事を進めていただきたいと思います。答える必要はありません。もう時間がありませんから。 それから、
伊許山周辺のことでありますけれども、やはり借地ですから。やはりそこには毎年毎年、多額のお金が費やされているわけであります。ただ、今あるあのやつは、やはり地域の資産ですから、あるものは。初めて造ると大変費用も必要ですけれども、今あるものを生かすという点では、利用価値があるんではないかということで、そういうことも参考にして、今後あそこの整備をお願いできればと思っております。 確かに、借地ですから、お返しして費用を今後かけないというのが一番、町にとってはベターかもしれませんけれども、せっかく他市町に誇れるような資産でありますので、ぜひ、そういう方向も参考にしていただいて、検討をお願いしていただきたいと思っております。 そういうことで、また、機会をつくって係のほうへでも直接お伺いしながら、ここでの質問は以上にさせていただきます。 以上です。
○議長(
山川英男) 豊田議員、今の答弁は求めるんですよね。
◆5番(豊田功) 求めません。
○議長(
山川英男) 求めません、求めないんですか。 答弁いただいたほうがよろしい……。
◆5番(豊田功) 何。
○議長(
山川英男) 今の質問に対して答弁を求めるんですよね。
◆5番(豊田功) 求めない。求めなくていいかなと思ったんですけれども。
○議長(
山川英男) そうなんですか、自由ですから。
◆5番(豊田功) 町長のお考えがあればお聞かせいただきたいんですが。
○議長(
山川英男) では、入野町長。
◎町長(入野正明) 国体中止につきましては、この後、小塙議員と小沢議員もございまして、小沢議員は責任論について恐らく追及されると思います。小塙議員は、その国体の中での事業の展開とか、いろいろ細かく項目ごとに積み上げて質問されるかと思いますので、そのような中で、またさらに深めていくかと思うんですが、町民に対する謝罪についてはいろんなところで書かせたり、お話しさせていいただいておりますが、私1人では誠意がないということになってしまいますが、教育長とか担当者、私としてはしっかりと担当者がやってこられたんで、ここで言うのもあれですけれども、私はどちらかというと、市貝町始まって以来、賞をあげようと思っていたんです、担当者には。残念なことに、COPだか分かんない言葉で畳みかけられちゃいまして、中止になったのは本当に残念だと思っています。 また、知事には全く、過失とかそういう問題は全くないと思うんですが、市貝町の実行委員会が現場を担当していましたが、記者様もいらっしゃいますが、アオコと酸素供給量、これしっかり抑えられなかったということは、私も本当に遺憾でありまして、責任は感じているところでございます。 今後、担当課や私どもで検証結果について議員の先生方に再度報告するとともに、そのようなことで対応していきたいと思っています。 公用車につきましては、私の祖父も、この間も小塙議員の質問もあったとおり、公用車に乗っていて、正面衝突で運転手亡くなっちゃいまして、祖父も足片方不随になっちゃいまして、つえついて歩いていましたけれども、公用車でもやはりそういうことがあるのかなと思いまして、また、私は自動車保険なんで、職員のスピード見ていると、大体違反の、違反といいますか、ここでは議事録残っちゃうんで、道路交通法上、ちょっとどうなのかなと思うようなこともありますけれども、私はメーターを見ながら、こうやってやりながら運転させていただいていますが、かち合わなければ、職員が夜遅くまで、11時頃まで懇親会やっているんです。そうすると職員もかわいそうになってきちゃいまして、私が乗れるものなら、昼間なら、近いところなら乗れるということで、公用車はほかでも使っていいようになっていますから、上手に補完しながら、これから、豊田議員からのご指摘ですんで、できるだけ公用車を使っていきたいと思います。 3点目の伊許山については、全く同感です。 あんなすばらしいところにバンガローがあって、あそこで寝泊まりができると。担当の地域振興課長には申し訳ないけれども、なぜこれが生かせなかったのか。都会から、これからも逆でして、ますます今度、市貝町がサシバの里をつくるんであれば、谷津田を再生しながら、ああいうところに寝泊まりして、農作業をやりながら、今、カッコウいなくなっちゃったけれども、カッコウの声を聞きながら、市貝町は朝霧が立って、こういうふうにきれいなところなんだなと、あそこで実感してもらう。 生活も水、あそこでこういうふうに、ご飯をこういうふうに支度しながらみんなで食べてもらう。ああ、昔の人はここでこういうふうにやっていたんだな、市貝町はいいなと。荒川区長、私の先輩ですが、まだ交代になっていませんけれども、1回おまえのところへ使いに行くんだと言って、教育委員会みんなして市貝町に入ってきたんですが、あれ、何だか施設が不十分だなと言っていましたけれども。 そういうことで、もう豊田議員のお話のほうは、これからの市貝町の未来を先取りしたお話ですので、1回、廃止か何かするんだけれども、財政が、今のお金が間に合わないんで、1回ちょっと止めさせていただきますが、いずれ再開するときあるかと思いますけれども、そういう将来計画の中で、ビジョンの中でしっかりとこれが生きるようにやっていけるように残していきたいと思いますので、今後ともご指導賜ればと思います。 よろしくお願いいたします。
◆5番(豊田功) 私の質問は以上です。
○議長(
山川英男) ここで暫時休憩といたします。 再開は2時15分とします。 (午後2時00分)
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○議長(
山川英男) それでは、再開いたします。 (午後2時15分)
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△小沢岩夫
○議長(
山川英男) 豊田功議員の質問が終わりましたので、次に9番、
小沢岩夫議員。登壇。 (9番 小沢岩夫 登壇)
◆9番(小沢岩夫) 議席番号9番、清和会代表小沢岩夫です。 事前通告に基づき、以下4項目について、順に質問をいたします。 12月議会からこのようなシステムになりましたんで、この場で質問をさせていただきます。 1つ目の質問は、道の駅についてであります。 町民の期待を担ってオープンをしてから10年になるサシバの里いちかい道の駅ではありますが、現時点での事業主体の役員構成はどのようになっているのかを社長である入野町長に伺います。 1つは、元支配人はいつまで、あるいはずっとアドバイザーのままであるのかを伺います。2つには、本年6月から支配人は不在であり、社長である入野町長が兼任の形であります。これは異常事態であり、不自然でもあります。この状態をいつまで続けるのかを町長に伺います。さらに、支配人の当てはあるのかについても伺います。3つ目は、現在は稼働していない加工場をリフォームして使用する計画があるようですが、その内容を伺います。4つ目は、現在、道の駅の監査役が1名であることも不自然です。どのような組織でも会社法はあるのでしょうが、監査役は2名以上の複数人で構成をされております。サシバの里いちかい道の駅を複数の監査役にして、少なくてもそのうち1名は専門家にするべきと思いますが、町長の見解を伺います。最後に、道の駅のテナント間でもめごとがあるやに聞いておりますが、これについても伺います。 2つ目の大きな質問です。 町道の田野辺・羽仏線についてであります。 この路線は、北部の町民にとって重要な道路であります。現在、刈生田公民館、元の刈生田分校までは路線の拡幅工事が完了し、舗装工事も全部完了をいたしております。これによって道路の走行性能は大幅に向上をしました。この道路の終点である羽仏地区までわずか450メーター足らずであります。町長もご存じのように、この路線は、東日本大震災がなければ12年前に完了していた道路であります。さらに、当市貝町刈生田地区には町に大きな貢献をしておられる、我が国でも最大級の大型牧場があります。その大型牧場の車両も、この路線を通行します。この工事区間には家屋は1軒もかからず、片側の山林のみを削れば、工期、費用とも安価で済むと思います。東側のり面は県堤が完了しております。ガードレールをつけるだけです。この路線の完成、完了までの推進計画を最高執行責任者である入野町長に伺います。 私の3つ目の質問であります。 先程豊田議員からも質問がございましたが、いちご一会とちぎ国体についてであります。 本年、42年ぶりに栃木県で開催をされたいちご一会国民体育大会。この国民体育大会という名称は、今回で最後であります。県では、9年前から県庁の6階に国体準備室をつくり本番に備えてきました。当市貝町も中央公民館に国体準備室をつくり、4名の職員を配置しておりました。しかし、水晶湖で行われる予定であったオープンウォータースイミング競技は、何と本番の前日に中止と相なりました。原因は、アオコの発生ということでございました。まさに国体史上前代未聞の出来事であります。この事態に対して、町は競技会場の自治体としてどのように責任を感じているのか。また、それについての検証を伺います。 最後に、4番目の質問であります。 これは
マイナンバーについてであります。 国は、2022年度末には
マイナンバーカードを全国民に行き渡らせる政府目標を掲げています。今月、おととい28日の時点で、全国で7,568万人、人口比率で60.1%となりました。国の目標は、年内には8,000万人にのせる予定であります。それで、住民、町民の
マイナンバーカード普及率をデジタル田園都市国家構想交付金と地方交付税の配分に反映をさせる方針です。しかし、
マイナンバーカード化によって個人情報の流出は本当に防げるのかを伺います。 さらに、
マイナンバーカードに、国民健康保険証と車の運転免許証を一体化する予定となっています。
マイナンバーカードにはメリット・デメリットがあるでしょうが、申請期間が迫っているので、あと2年しかありません。町執行部はどのような対応の方針であるのかを伺います。
マイナンバーカードの申請から交付までは約1か月かかり、このカード申請の普及に町としてどのように対応するのかを伺います。 以上で総括質問を終わります。
○議長(
山川英男) 入野町長。登壇。 (町長 入野正明 登壇)
◎町長(入野正明) それでは、小沢議員のご質問に対し、順を追ってお答えいたします。 まず、第1点目の道の駅についてお答えいたします。 株式会社サシバの里いちかいは第三セクターでございまして、町は指導する立場にありますので、ただいま小沢議員もこの辺をちゃんと仕分けしてご質問されて助かりましたが、町は指導する立場にありますので、その観点からお答えさせていただきますが、当町の道の駅は、もう何度も申し上げておりますが、群馬県川場村の道の駅、川場田園プラザの設置、運営方式をモデルとして運用をしてまいりました。開設して9年が経過いたしまして、いわゆる川場村方式にのっとりますと、10年刻みの揺籃期から発展期に入ろうとしているところでありまして、そろそろ自立に向けて意欲的に取り組む姿勢が求められてきているのかなと認識しているところでございます。 そのためには、地域貢献の視点はもちろん不可欠ですが、売上げを伸ばすことも強く求められてきております。当駅の売上げの大宗を占める直売所の出荷者には、作付計画から出荷計画まで計画をしっかり立てて需要に対応して生産していただくとともに、テナントの皆さんにも、切磋琢磨しながら売上げを伸ばし、最大の出資先である町に対する還元分を大きくしてもらいたいというふうに考えています。 そのような中で、今、小沢議員が大変ご心配されてご質問されましたが、支配人について問題点をご指摘いただきました。私どもも、これ年度初めからやりくりが大変な状況になっておりまして、支配人が短い任期途中でお辞めになられまして、その後支配人が不在ということで、募集してもなかなか集まらないというところで、大変本当に道の駅の信頼を損ねるような形になっておりますが、町長と社長と支配人を兼職するような形で取りあえずしのいでいるところでございます。ご心配のとおり、急遽、夏季に支配人の応募がお二人ございまして、お一人、地域おこし協力隊の方で、町に住まわれてから長い方を信頼して採用させていただきましたが、何せこういう量販店、道の駅の売上げ、販売をするようなところでお勤めになったことがないということで、経験も知識も私のほうで、3億円の売上げがあるような大規模な道の駅ですから、見習いという形で置かしていただいておりますが、対外的には支配人ですけれども、本人を育てる意味におきましても、できるだけ早く見習いというもの、そういうものを、上についているものを取らせていただきまして、責任を持って運営できるようにさせていただきたいと思いまして、取締役会のほうで元旦、来年1月1日をもって支配人ということで、しっかりとマネジメントをしていただくということで決まりましたので、取りあえずあと1か月、大変お客様方には信頼を保つために不安になられる方もいらっしゃると思うんですが、また町に対しても、多額の出資をいただいておりますので、堅実な経営、健全な経営をするためにしっかりと在任期間をこなしまして、1月から支配人としてやっていただくということで話をしたところです。本当にこれ最近決まりまして、そんなところです。議員がご心配のとおり、支配人が次々に替わりまして、対外的に信頼を損ねることになりましたこと、この場をお借りいたしまして、この場ではございますが、お詫び申し上げたいと思います。 続いて、加工場でございますが、加工場については私ども企画振興が窓口なんですが、内部で協議している中で、農産加工場がございますけれども、原材料は町のものですけれども、製造が他市町ということになっておりまして、全て作業連関表で見ると、生産が町で製造が外部ですから、これを町に取り込んで少しでも経費を町全体の経費、町全体のそういうお金の循環を増やしていこうということで考えていたわけです、ずっと前から。もっと遡りますと、2つ目は当時の神野課長とか塩田課長などとも話をしていましたけれども、冬季に物がなくなってしまいますんで、加工品なら冬季も出せますんで、加工品を潤沢に持っていることが冬季の売上げを維持することにつながりますので、加工品を思い切って出そうというような話をしているところです。 3つ目は、地元産、サシバの里でできたものを加工品として売上げを伸ばしていくということでございますけれども、そこにサシバの里というストーリーをつけると、他店で同じようなものを出していても差別化が図れるのではないかというような、内部のそのようなもくろみといいますか、そのような趣旨で、加工場について、来年度設計をワークショップ方式でちょっとやってみたらなというふうに思っておりますので、議員の先生方もご参画いただければありがたいと思っています。 監査役についてご質問を受けましたが、現在の監査役は非常に優秀な方で、資格も持っていらっしゃる方ですので、信頼してご相談にあずかれる方です。顧問弁護士を雇用しなくても、それで十分のような形になっておりますが、小沢議員が読まれたのかもしれませんが、私どもも企画課長に言って入手しました。サシバの里いちかい定款の中に、監査役は2名以上いないとということで書かれていますので、現在1名でございますけれども、2名にすることもやぶさかではありませんが、人件費、今ただで、無償で、無奉仕でやっていただいておりますけれども、今度は取締役会で報酬もということでございますんで、固定費でやる、そういう人材、人件費については極力抑えていきたいという面もございますが、ただいまご指摘を受けたので、これは取締役会、町のほうから株式会社のほうにそのような話があったということだけお伝えして、会社のほうで決めていただくことでございますんで、ただいまそのようなことを受けたということでお話をさせていただければと思います。 あとは、大変痛い質問でございますが、テナント間のもめごとについてでございますけれども、議員の先生方もお耳に届いているかと思うんですが、類似商品の競合の回避についてというようなことで行き違いがありまして、新しく入られた方に支配人、アドバイザーから、去年ですから支配人、アドバイザーからしっかりとした説明がないままお店の運営に入ってしまいましたので、これらについて理解がなかったことから、テナント間で、反目じゃなくて行き違いがあったのかなというふうに思っているところですが、会社のほうには、そろそろバイパス沿いで量販店もたくさん出てきたし、一番危惧されていたスーパー、コンビニエンスが大分設営されるようになってきましたので、今までのように1社独占のような形になりませんから、今度は外部に開いて売上げを伸ばす必要があるので、お互いに自由な発想で切磋琢磨していただけることが、会社にとっては売上げを伸ばすためには必要ではないかと、潰し合いじゃなくて、お互いに切磋琢磨で主力商品は尊重し合いながらやっていただくことが未来に展望が開けることではないかということで、会社の社長に対しては、そのような、町から、法令違反にならないように、よい方向で、相互利益になるような形で、でも相手の死活的な利益は損なわないようにということで、そのような指導はさせていただいているところでございます。そのようなところでございました。 そういうことでございますので、ただいまご指摘をいただいた点については、町として会社のほうに報告させていただくとともに、ご指摘していただいた中で、これは大事だなと思うところについては指導ということで、会社のほうにさせていただきたいと思います。 次に、第2点目の町道田野辺・羽仏線についてお答えいたします。 町道田野辺・羽仏線の今後の完成までの推進計画についてでございますが、おっしゃられたとおり、延長2.8キロメートルの1級町道でございまして、道路改良工事は平成10年度より桜川沿岸土地改良事業に合わせ着工し、長い時間をかけて公民館まで終わったところでございます。 ご指摘のとおり、地元ではその後、県道黒田・市塙・真岡線までを、これを整備してほしいというのは当然の希望として出てきているのかなというふうに思っています。財政大変厳しい折からストレートにお答えはできませんが、議員がご指摘のとおり、地元では当然あそこまで、公民館まで来たら、その先まで行くんであろうということで、名前は出せませんが、公民館の周辺の方から、あそこに行くたびに私も止められまして説明させられていますんで、今後は優先順位をつけながら計画的な道路整備を図ってまいりたいと思っています。 3点目のいちご一会とちぎ国体についてでございますが、先程、豊田議員様からも大変厳しいご指摘を受けまして、大変申し訳なく思っているところでございます。オープンウォータースイミングにつきましては、私どもや教育長をはじめ、担当者の間でも、また県水連においてでも、これは確認してありますけれども、安全な室内での水泳競技ではなく、風、太陽光、さらに波や藻が挑んでくる大自然の中で行う競技でありまして、私も宮古島と姉妹都市を結ぶときに、トライアスロン大会では死者が出ていて、ちょうどあなたが来たときから開催ですよと言われて行ったのが思い出されますが、大変厳しい大会だというふうに伺っています。しかも、土地改良区の調整池で開催するのは大会史上初めてでございまして、栃木県でもこの種目が導入されるのは初めてだということでした。 しかしながら、国民、県民、そして町民の期待も大きく、県実行委員会とともに当町実行委員会といたしましても、ぜひとも成功させたいと願っていたところです。中止の際には、町実行委員会を開催し協議させていただきましたが、全日本規模の大会であり、日本及び世界大会レベルの選手も多く参加されておりまして、こういう言葉が出ました。選手生命を落とすリスクもあるという、私も選手生命という言葉出されてしまいましたんで、大会関係者、選手生命を落とすリスクもあったことから、県、国と諮って中止させていただいたところです。返す返す、練習を積み重ねてその成果を発揮する機会もなく選手の皆さんをお返ししたことは誠に残念であり、選手の皆さんも本当にこれまでの練習が水の泡と帰したこと、本当に遺憾に思っておられるかとは思います。 今となっては、何か対策が取れなかったものかとじくじたる思いは残りますが、アオコ、芳賀台地土地改良区の事務局が農薬まくかと言うんですが、アオコ撲滅に農薬を散布するわけにもいきませんで、さらに調整池の用水も3分の2を取り替えましたが、結果的に化学的酸素供給量、COBという初めて聞く耳慣れない数値があるようですが、改善することができませんでした。現場を担当した職員には過失はないものと思いますが、現地を預かる県大会実行委員会の会長としては、深くお詫びを申し上げ、県や他団体に影響が波及しない範囲内において、私としてはしかるべき責任を取らせていただきたいと考えています。 なお、中止に至った経緯については現在検証中でございますので、結果が出次第、先程、豊田議員に対しましてもお答えさせていただきましたが、全協でご報告させていただきたいと存じます。 最後に、第4点目の
マイナンバーについてお答えいたします。
マイナンバーカードの個人情報の流出は本当に防げるのかでございますが、
マイナンバーカードのICチップには、税や年金の情報、医療情報などプライバシーの高い情報は記録されておらず、他人に
マイナンバーを知られても、それらの情報はカードからは判明しません。万が一カードを紛失した場合には、24時間対応のコールセンターでカード利用の一時停止措置をすることができます。さらに、偽造を防止するためカード表面には複雑な印刷が施され、不正に情報を取り出そうとすると、自動的に記録情報を消去する機能など、様々なセキュリティー対策が講じられています。この件については河野太郎大臣のブログですか、先程のぞかせていただきましたが、そういう同じようなことが書いてございました。 次に、普及活動について、どのように対応するのかでございますが、当町の取組といたしましては、広報紙やホームページなどで周知を図っているほか、窓口での職員による写真撮影や、オンラインでの申請サポートも実施しているようです。 また、カードの受け取りについては、毎週木曜日に午後7時までの延長窓口、毎月第2、第4土曜日午前中の休日窓口を開設し、住民サービスの向上に努めております。 今後も、カードの安全性に対する町民の不安や懸念を解消すべく、正確な情報を発信しながら普及に努めてまいります。 質問は以上でいいですか。何か抜けていませんか。大丈夫ですか。 以上です。
○議長(
山川英男) 小沢議員。
◆9番(小沢岩夫) 順次、再質問をいたします。 道の駅については、ただいま町長から、来年1月1日付をもって新しい支配人を任命するということで、私も一安心をしたところでございます。 時間が25分ということで、私も限られておりますので、とちぎ国体について、時間のあるうちにお話をしたいと思います。 私も町長より国体については参与という委嘱状をいただきましたが、打合わせとか会議は当日まで1回もありませんでした。ただ一度、この7月2日のリハーサル大会に参加しただけです。そのときにはアオコは発生しておりませんでした。マスコミ、いろんな各紙に、全部私は取ってありますが、下野、毎日、朝日、どこにもこれは出ておりました。先程もありましたが、前任の方の町長選挙のときに鶴瓶さんが来て、日本で一番影の薄い町というイメージがようやく払拭できかかったところで、この国体の前日中止という異常事態でした。 私も那珂川漁業組合の漁場指導員をやっておりますが、アオコは大なり小なり毎年発生しております。魚が死んだという話はありません。毒性はないと思いますが、大量発生が一夜になんてことは、自然現象にしてもあり得ないと思います。早期にアオコの発生を感知しておれば何らかの対策は取れたと思いますが、再質問ですので、今となっては、町の最終的な責任は実行委員会であるのか、はたまた国体の準備室、推進室である教育委員会であるのか、これを伺います。
○議長(
山川英男) 入野町長。
◎町長(入野正明) 大変厳しいご指摘を受けまして、私も今質問されながら、今年2月からリハーサル大会までのことを思い出しました。本当に担当部局には申し訳ないですけれども、4月と同時に人事刷新された後、人事については小沢議員やほかの議員の先生方もご承知だと思うんですが、新聞報道もございまして、新聞のとおりでございましたが、職場、働く場において上司から、働く場において人間関係でちょっと不適切な対応があったりいたしまして、それを収拾、収束するのに大変時間がかかりまして、人事を刷新したところでございますが、その後、スポーツにおいては、市貝町、この係長の右に出るものはないというものを教育長と私で抜擢いたしまして、非常に速いスピードで業務をどんどんこなしていったわけでございますけれども、ただいまご指摘のあったとおり、そんな中でも、実行委員会があるのであるから、県も何回もやっていまして、私も呼ばれて県に行きましたが、知事が、先程豊田議員がおっしゃったとおり、自分の、本当にあの方は4期前から国体にかける意欲がすごい意欲がございまして、私も知事の片腕を担って栃木県の国体を成功させてあげたいという気持ちでございましたが、当町もそれに応えられるように、4月から、4月下旬実行委員会、連休明け実行委員会、リハーサル大会終わったんだから検証委員会、そういうことでどんどん担当のところには話をしましたが、教育長さんもそのようなふうに受け止めてくれたと思うんですが、何せ予定をこなせない、そういう、先程のいきさつのとおり、そういう職場での問題がありましたので、それを回復するのには大変な残業、残業で大変な状況で、なかなかそういう、でもやっぱりこういう実行委員会とか幹部会が開かれるべきだったと思うんですね。でも、8月下旬にはリハーサル大会の検証委員会を開くことができまして、あとは転がるように大会に向けて進んでいったわけですけれども、このようなことになりまして、今となっては、もっとこういう会議、打合せなどを開きながら、内部や外部の方から叱咤激励、チェック点などをきちっと、豊田議員様もおっしゃいましたけれども、これを受けていれば、今となっては残念な、遺憾ですけれども、こういう会議を持つべきであったなというふうなことは思うものでございます。 国体の中止、原因につきましては、先程もお答えいたしましたが、小沢議員から、この辺が、今検証会開いていまして、なかなかこの辺が現実、事実がどうであったのか。私も水曜日から、公式練習、金曜日ですよね。水曜日からは、あそこで周辺歩きながらアオコの箇所を点検して歩きまして、アオコが東側に寄っているんです。そして、水を3分の2も入れ替えましたけれども、水の水口がきれいに、荒川からの水がきれいに入ってきているんです。これなら大丈夫だと思ったんですが、そんな何だで、今度ボートが走っちゃいまして、それが原因だとは私は言えないと思うんですが、その後、木曜日、奇特に金曜の朝も行ってきましたけれども、水口までアオコが上がってきていると、しかも層ができていると、さらに泡が出てきているということがありまして、土地改良連合会、県連合会の見目副会長とも協議したりしましたけれども、土台閉鎖型のところで、なかなか、選手の身体に影響のないような形へ持っていくには相当な自然条件、気候とか水温とか、いろんなものが重なってくるから、土台、大変なものがあったんだろうなということでございますけれども、そんなことで、原因については、アオコというのも一夜で大量発生することはないという小沢議員からのご指摘ではございますけれども、アオコも確かに層をなしていました。公式練習日の朝、私どもボートで何かずっと歩きましたが、500メートルのコースを取りまして、あっ、これで、この規模を縮小してできるかなと思ったんですけれども、そこに選手が上がってくる姿がアオコだらけで上がってくることに対して、メディアの方が映像で撮られて、そういうのを県水連の方とも話し合いながら、どうしますかという話でしたが、最終的に専門家を集めた4者協議では、COB、あれが決定的だったのかなと思っていますが、私も、もうそれ以上のことは言えなくなりましたんで、アオコなら泳がしてもという気持ちがある一方で、選手生命という言葉を出されて、科学的にどうのこうのという話になりました。 そういうところで、実行委員会か準備室かということですが、担当の部局は、県は、全くですけれども過失はありませんが、県はもう現場に任せていたわけですから、県の実行委員会には全く責任はありませんが、知事があんなに謝ってくれるんで、私も本当に申し訳ないですが、本当にあの知事は立派な知事でして、申し訳ないと思っていますけれども、やはり現場を預かっている市貝町実行委員会、担当部局は、本当に夜も寝ないで残業やっていましたんで、そういう中では、私はあれが精いっぱいだったなというふうに思っていますんで、実行委員会の会長として、私は責任は免れないのかなというふうに思っているところでございます。本当に申し訳ないと思っています。町民の方からもメールをいただいています。せっかく来たんだから泳がせてあげてくださいというメールがありました。日を変えてですか、何でもいいですけれども、そんなところで、実行委員会の責任は免れないというふうに思っています。現場は過失はないものというふうに思っています。 以上です。
○議長(
山川英男) 小沢議員。
◆9番(小沢岩夫) 私も時間が25分、トータルで1時間という時間なので、簡単明瞭に答弁をお願いしたいと思います。 ただいま町長から、責任は免れないという答弁でありました。新聞各紙はどこも、知事、福田知事自らこの報道では記者会見を開いて、国体中止については、今まで努力をしてきた選手、監督の皆さんに大変申し訳ないと陳謝をしました。これは本年9月13日の下野であります。他方、当町は、ただいまの説明でありましたように、会場の状況の変化を逐次報告して、その上で町、県、競技団体、水泳連盟でしょうが、対策を取るべきであったと述べたとあります。この記事の内容は事実でしょうか、これを伺います。
○議長(
山川英男) 渡邉生涯学習課長。
◎生涯学習課長(渡邉隆憲) ただいまの質問について、お答えいたします。 知事の記者会見の際に、町から会場のほうの情報、毎日の状況を県水泳連盟のほうへ連絡、情報を提供して対策を講じるべきであったというお話があったということですが、8月の中旬以降、会場である塩田調整池のほうの水位がかなり大きく下がっておりました。このままでは、会場の水泳の競技、こちらのほうが開催できるかどうかということで危ぶまれておりまして、それから水の注水、各方面、県や農水省など協力をいただきまして、揚水、水のくみ上げを開始しまして水位の回復に努めてまいりました。その間、毎日写真等を添付しまして県水連の担当の方に情報のほうを、今現在、今日はこういう状況、水位であるということで報告をしておりました。その中で、実際に、そこから県のほうへはそういった情報のほうは出してはいなかったんですが、水連のほうからもアオコ等についてのご指摘は、その時点ではなかった状況にあります。水位のほうはどうしても回復しなければいけないということで、そちらのほうを重点的に実施していた状況であります。 また、アオコにつきましては、大会前日においては、公開練習、公式練習の前日の状況ですと実施できるであろうということで、アオコの毒性等の結果が出てから、実施できるであろうというところではあったんですが、翌日、アオコのほうがかなりの繁殖が早かったということで、公開練習日に、COBのほうもありますけれども、中止となった次第でございます。 ただ、アオコの状況について、短期間でどういうことができたかということで、事後になってしまいますが、今となっては、いろいろ、何ができたのかと、ではないかといろいろ考えはするんですが、その時点で対応することはできなかったとなっております。 以上です。
○議長(
山川英男) 小沢議員。
◆9番(小沢岩夫) 2年前に茨城の同じオープンウォータースイミングは、霞ヶ浦で行われたときには、何も問題もございませんでした。町長の答弁のように、中止にはなってしまったことは事実でございます。ただいま原因はまだ検証中だという答弁でありましたが、町の直接の責任者、実行委員会は町長であります。会長。いつ頃、どのような形で責任をお取りになるのか。また、推進室の責任者であります教育長、お二人、どのような形でいつ頃町民の皆さんに責任という形でお取りになるのか、これを伺います。
○議長(
山川英男) 入野町長。
◎町長(入野正明) この一つの、まず国体中止についての直接の責任、国体中止に至った原因の究明と、因果関係とか、予測できたのではないか、アオコという結果が想定されたので、その結果の回避はできたのではないか。突然、私も当日になって、これCOBなんて言われても、これは盆過ぎに水を3分の2も入れ替えたのにそういうことになってきまして、今さら水を、酸素供給量を改善しろと言ったって、酸素ボンベを持っていってという話になってしまいますけれども、大変なことだと思いますけれども、国体中止の因果関係については、先程来お話ししているとおり、あと今生涯学習課長から、今の中ではっきりとしたことを私今聞かせていただきましたが、アオコについてはさほど支障はないだろう、確かに私がボートで公式練習のときに一緒に回ったときにも、やればできるんじゃないかなと。ただ、メディアの方が、アオコだらけになって上がってくるのがどうかねということをボートの上で話し合っていたのもありまして、アオコについては担当者が一番知っていますんで、渡邉課長の説明のとおりだと思います。 ただし、豊田議員から、また小沢議員から、また小塙議員からも、市貝町で、栃木県もそうですけれども、国体の会場になったということで、町民の方はさぞかし期待しただろうし、喜んだろうと思うんです。そういうことで、町民の願いに応えられなかったと、信頼を損ねたといいますか、そういうところもありますので、私ども実行委員会で、私一人で責任を負えればこれにこしたことはないというふうに思っています。 検証委員会が、私の指示によりまして原因究明、私は素人ですんでそういう数値とかよく分かりませんので、専門家の方を入れて、専門家の先生も入っていますんで、そういうところも含めて検証してもらった後に、いつ頃検証結果出るんですかという確認はしまして、1月中には出ますということなんで、それを待って、私どものほうで身を、自分の処分ですか、町民、県民の期待に沿えなかったということで、県や県実行委員会、県の幹部や関係機関には影響が及ばない範囲内で、自分なりに責任を取りたいというふうに思っています。検証結果を待たせていただきたいというふうに思っています。 以上です。
○議長(
山川英男) 小沢議員。
◆9番(小沢岩夫) ただいま町長から、検証結果を待って責任を取りたいという答弁でありました。町長からはそのように責任を取りたいという答弁をいただきましたが、まだ教育長さんからはいただいておりませんので、教育長はどのような責任を感じておられるのか、どのように取られるのか、伺います。
○議長(
山川英男) 小森教育長。
◎教育長(小森祥一) ただいまの小沢議員のご質問について、お答えをいたします。 国体推進室は教育長部局でありますので、私としても、監督者として重く受け止めているところでございます。ということでございますので、検証結果が出た折に、町長と相談をさせていただければと思っております。 以上です。
○議長(
山川英男) 小沢議員。
◆9番(小沢岩夫) それでは、検証結果が出てから、町長とともに教育長さんも責任を取られるということでよろしいですね。 それでは、時間もあと10分と迫ってまいりましたので、質問を変えます。 先程、私の2番目の質問、田野辺・羽仏線について、先程、町長から、優先順位云々、金はない。今4年間で、今後塩田・続谷線は、小貝地区は完成しなければならないしというお話でありましたが、この田野辺・羽仏線は町の、正確には施工計画には組み入れてありますか。それだけ伺います。
○議長(
山川英男) 久保建設課長。
◎建設課長(久保孝幸) 今、小沢議員のご質問にお答えしたいと思います。 計画に組み入れているかどうかということでございますが、年次計画をもっていろいろ計画をしているところですが、今のところ田野辺・羽仏線につきましては、この共同減歩土地改良の事業をもって2.8キロメートルのうちの2.4キロを計画して完了しているところですので、今のところ計画には入っていないところです。 以上です。
○議長(
山川英男) 小沢議員。
◆9番(小沢岩夫) ぜひとも町の施工計画に入れていただきたいと思います。 歴史に造詣の深い入野町長ですので、早くまな板にのせてあげるように、また私の知るところでは、この路線は昔、江戸時代は刈生田までは鳥山3万石の領地であったんです。今も野上郵便局の北側には昔の大手門がいまだに残っております。向田を過ぎて黒田、羽仏を通って田野辺に抜ける重要な路線、昔は往還と言われていた道路でした。今も、車社会になってはいますが、重要な道路ですので、地域の人たち、通行する、車両を運転する人々の願いを、入野町長として、行政はどのようにかなえていただけるのでしょうか。将来の展望を、最高責任者である入野町長の英断を伺います。
○議長(
山川英男) 入野町長。
◎町長(入野正明) 田野辺・羽仏線ですから、公民館のところの話ですね。私も12年前のことを思い出しますと、市貝町内をくまなく歩かせていただきまして、道路などを見させていただきました。あまり長い時間しゃべっちゃ駄目なんですね。そういう中で、各大字、大字地区の道路、しっかりと、往還と言われた幹線は必ずそこは何があっても通れるようにする、災害のときでも何でもそこが生きるようにすると、継続性を確保することが大事だというふうに思っています。それで、やっと、12年かかったんですかね、あそこの田野辺・羽仏線。12年かかったんですね。金がないと言って100メートル、金がないと言って100メートルして、今度呼び出されまして、公民館でつるし上げです。町長の話を聞きたいんで出前講座でと、行ったらつるし上げです。みんなで。何やっているのということを言われまして、自治会長を含めてみんなに。だますのかと言われまして、やっとあそこまで終わりまして、そうすると、赤羽の工業団地線もそうですけれども、県道整備部の歴代の所長さんとか、代議士からもアドバイスいただいておりますけれども、町道単独でやっても公費はいかないよと。県道とくっつければ出るんだと。祖母井から真岡に抜ける真岡・那須烏山線、あれとくっつけて要望しろよと。こちらも、そういえば県道があったんだ、県道でしたっけ、黒田・市塙・真岡線。いよいよ延びてきましたんで、そういうことをきちっと要望書の中で書かないと。しかも県道整備部からも指導を受けていますが、計画を出さないと交付税はつかないよと。55%だけれども、25とか35とかで低迷していますが、しっかりと計画にのせるということですので、久保課長は、着任したばかりですが、非常に意欲的で頭脳明晰ですんで、計画の中にのせて、それでこの残りの部分についても財政をにらみながら100メートル、100メートル、4年かかっちゃいますけれども、少しずつ延ばしていくと、いつの間にかはいくのかなということを思いますので、しっかりと計画にのせて対応していきたいというふうに思っています。 以上です。
○議長(
山川英男) 小沢議員。
◆9番(小沢岩夫) ちんがなりましたので、あと3分でございます。 最後の質問でございますが、
マイナンバーについて伺います。 先程総括で申し上げましたように、四捨五入すると、昨日現在、市貝町の
マイナンバー、町民の取得率は49%。県の平均、全国平均には遠く及びません。これは国の施策なので、町は県の協力を得ながらカードの取得率、増やさなければならないことであります。普及率を上げるためには、町民の
マイナンバーに対する不安を払拭する必要があります。先程答弁にもありましたが、これは銀行預金から借金、各種財産まで全てが分かってしまう恐れもあります。そのためにマイナポータル、誰が自分のカードを何回見たのか全部確認はできるのでしょうけれども、2024年秋には、先程申し上げたように、住民票を持つ国内の全住民が任意で申請をして交付を受けることが、国の原則であります。
マイナンバーカードの実質的な義務化に等しい制度です。国は、
マイナンバーカードは誰一人取り残さないデジタル化を進めるための基盤と位置づけています。さらにこの加入率を上げるためには、担当課職員の努力が必要だと思いますが、最後に、町のために公僕たる職員を育てることも入野町長の仕事でありますので、報告、連絡、相談を必ず行い、明るい役場の環境整備をしていただければ、私の質問の半分は実現できたのかと思います。 これで私の質問の全部を完了します。ご清聴ありがとうございました。終わりです。
○議長(
山川英男) ここで暫時休憩といたします。 再開は3時30分とします。 (午後3時16分)
-----------------------------------
○議長(
山川英男) 全員そろいましたので、再開いたします。 (午後3時30分)
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△和久和夫
○議長(
山川英男)
小沢岩夫議員の質問が終わりましたので、次に13番、
和久和夫議員。登壇。 (13番 和久和夫 登壇)
◆13番(和久和夫) 議席番号13番、和久和夫です。 本日は、お忙しい中、傍聴にお越しいただきまして、ありがとうございました。また、本会議は私が最後ですが、最後まで傍聴いただきまして感謝申し上げます。 それでは、議長から発言の許可が出ましたので、事前通告に基づき一般質問を行います。 今アオコの問題、国体の問題が出ていますけれども、全員が同じ問題をということもありましたので、私は準備はしたんですが、今回はこの問題は省かせていただきます。 それでは、事前通告に基づき質問を行います。 第一の質問は、果樹、果菜類の剪定した枝あるいは茎等の焼却問題についてであります。 市貝町の基幹産業は、ご存じのとおり農業であります。その農業者の中でも、特に果樹、根菜類を作っている方が大変困っている問題が起こっているんです。それは、剪定した枝の焼却問題なんです。生産者は、収穫した後に、当然来年のために枝の剪定を行います。そして、トマトを含めた根菜類の方々は、収穫が終わった後の、ナスにしてもですが、植物の処理が大変なんです。従来ですと全部それは焼却していたわけであります。それはなぜかと言いますと、ご存じのとおり病虫害の防除なんです。その虫等がついていますと、それは非常に最大の被害となるような状況になってきますので、昔は全部それを焼却して処理していたわけであります。しかし、近年、地球温暖化ということもありまして、燃してはいけない、野焼き禁止という形が、今一般に流されているわけであります。 しかし、これは農業者にとっては大変な問題なんです。これ、燃すことをまず全部やめますと、なるべくなら農家も農薬、そういったものは使いたくないわけです。しかし、これを焼却しないでおきますと、農薬の使用量が今の栽培では大体倍はかかります。健康上もよくないです。ですから、やはり昔のように燃すことが大事なんです。特に、中学校の授業じゃありませんけれども、植物というのは、芽が出て、成長するに従って葉っぱを出します。そして、それによって、昔は炭酸同化作用、今は光合成と言っているわけです。水分を地中から吸って、そして養分も吸って、そして太陽の光線と合わせてでんぷんを作る、これ光合成、炭酸同化作用というんですが、学校の繰り返しじゃありませんけれども、これをやるんです。ですから、たとえ燃しても酸素を大量につくっているわけですから、差し引きゼロ、多分プラス、量的にも多いと思うんですが、ですから全く問題ないわけなんです。それを一律に野焼き禁止というのは、非常に生産者にとっては大変な問題でありますので、やはりこれは、焼却処分はよいという形をとっていただかないと、大変なことになりますので、特にこの件に関して、よく執行部としては考えていただきたいと思います。 特に、農業委員会とも相談しているんですが、やはり農業委員会としても、安全な場所で少量ずつ燃すんならまず問題ないだろうと。大量に、大型ダンプで来て一気にどかんとやるんじゃ話は別ですけれども、やはりそこは十分考えて、周囲に迷惑がかからない、そして少量ずつ燃すという形で処理しているわけでありますが、その点に関して、町の見解、特に一般の農家もどうしようかという形、というのは、今は燃しますとSNSあるいは携帯で流されますんで、消防車あるは警察、特に駐在なんかが飛んでくるんですよ。ですから、こういった対応もしなくちゃならないなと今考えているわけなんですが、その件に関して、町の考えと対応についてまず伺っておきたいと思います。 2点目は、枝、要するに樹木の枝の処理問題なんです。一般の方々、皆さん、癒しあるいは自然環境保全、そういうために植木を植える。あるいは、果樹なんかも、農家なんかもそうですけれども、そういった植物を植えているわけですよ、花を含めて。そして、それによって環境保全を図って暮らしているわけなんです。ですから、今度、枝の処理が出てきます。特に大きい農家なんかですと屋敷も広いですから、1年間の冬なら冬に散る、そして木の形を整えて環境保全するために、どうしても枝葉が出ます、剪定した。それをやはり裁断機、粉砕機、通称チッパーと言っていますけれども、それをやはり購入してやるのが一番いい方法だとも思うんです。 以前役場でも粉砕機を購入して、そして町民に便宜を図っていたというふうに聞いていますが、今、何か見当たらないんです。ですから、多分壊れていて使えない状態になっているのかなと思うですが、そういったものをやはり役場で購入して、そして特定の場所を作ったりして、やはり町民のそういった癒しとか環境保全とか、そういうふうに役立てるべきだと思うんです。当然機械を購入すれば、その使用基準とか粉砕したものの処理をどうするかとかあると思うんですが、これは材料を、自分で木を持ち込んだりして処理した人たちが、そういった自分の使ったものに関しては自分で処理をする、堆肥にするんでもいいですし、雑草防止のために庭やそういう自分たちのところにまいても十分役立ちますんで、そういった点で粉砕機の購入等について、町の見解を伺いたいと思います。 それと、どうしても農家含めた、大量にやるという場合には、機械を場合によっては個人で買うという場合に、これちょっと質問外になっているんですが、補助の問題も考えていかなくちゃならないと思うものですから、その点についてのお考えも伺っておきたいと思います。 それと、今一番新聞なんかでも問題になっています、野生動物による野菜、果樹の被害がすごいんですよね。ですから、前はイノシシだハクビシンだという形で、アライグマだというふうになっていますけれども、今、ちょうど昨日も、夕べ、ハクビシンやアライグマの捕獲についての講習会を役場でやってくれまして、非常にいいことやってくれたなと思っているんですが、そういう形で、いかに野生動物を退治するか、捕獲するか。そして一般の人のそういったものを作る勤労意欲を失わせないようにすることは、やはり行政としても大事だと思います。 特に、おじいちゃん、おばあちゃんは、かわいい孫が来たときにトウモロコシを作って食べさせてやりたい、あるいはトマト、キュウリ、ウリ、そういったものを作って食べさせてやりたい。もちろん柿でも梨でも、たとえそんなにいいものがならなくても、これなったからという形で孫たちを含めた人たちに喜んでもらいたいということで、一生懸命やるわけです。ところが、ハクビシンもそうですけれども、カラスなんか、最近特にすごいです。何しろ朝早いですから、大体早いカラスですと、私も見ると、3時半から4時になったくらい、もう作物にかかりますから。我々は、普通寝ているでしょう、朝の3時や4時じゃ。カラスは明るくなれば来て、早速作物を攻撃するわけです。そこへもってきて、今度は猟友会に頼んで駆除ということになりますと、カラス利口ですから、住宅のほうにみんな逃げちゃうんです。猟友会で住宅に向かって鉄砲は打てないということになりますんで、どうしてもどうやったらいいんだという形になるんです。そうなると、完全に網で囲うとなると、えらい手間とあれがかかるものですから、できるだけそういった、網張ったりいろいろ皆工夫はしてはいるんですが、この対策をよく行政としては考えていただきたい。 特に、一番私、心配なのは、市貝町は町長がサシバ、サシバという形でやっていますよね。ですから、環境保全に対する認識が非常に高いんです。自然環境も豊かですから、定年退職をした人が、市貝町に住もうかという形で越して来られる方もいるんです。ところが、そういう人たちというのは、やはり自然の野菜を作ったり、そういう生きがいを求めた形で果樹とかそういったものを作るんです。ところが、それが全部カラスにやられた、ハクビシンにやられた、イノシシに根菜類、サツマイモだのそういうの作ったらみんなやられたというんでは、がっかりするんです。何のために一番空気のよい住みやすいところに来たんだということもあるものですから、こういったことに対する対策をやっていただきたい。 特に、最近、箱わな、私もかけるんですが、かからないんです。だんだん慣れてきた。それから、人によっては一番困るのは、捕まえたやつをそっくり山に持っていって放しちゃうんです。殺すのかわいそうと。それ、気持ちは分かりますけれども、小動物に学習させているのと同じような形になってしまうんです。ですから、そういった点の、そういうことを行う人に対する注意を含めて、これからの害獣対策をどうするか、町の考え方等を皆さんにいろいろ教えていただきたいので、伺っておきたいと思います。
○議長(
山川英男) 入野町長。登壇。 (町長 入野正明 登壇)
◎町長(入野正明)
和久和夫議員のご質問に対し、順を追ってお答えいたします。 まず、第1点目の果樹類の枝、茎の焼却問題について、お答えいたします。 事業活動に伴って生じた廃棄物については、法律に基づき産業廃棄物及び事業系一般廃棄物に分類されます。農業で発生する廃棄物につきましても同様に分類され、果樹類の枝、茎については事業系一般廃棄物となり、一般廃棄物処理業の許可業者に処理を委託する、芳賀地区エコステーションに直接搬入するなど、適正に処理していただく必要があります。また、野外焼却については、低い温度での焼却となることから、ダイオキシン類等の有害物質が発生し、人の健康や環境に悪影響を及ぼすため、廃棄物の処理及び清掃に関する法律により禁止されております。果樹類の枝、茎についても、野外焼却以外の方法により処分くださいますようお願い申し上げます。 次に、第2点目の樹木の剪定枝の粉砕機の購入についてでございますが、まず現状における庭木や果樹などの剪定枝の取扱いですが、家庭用の樹木については、一般廃棄物として、農家の方が果樹などを剪定した際の剪定枝については事業系一般廃棄物として、それぞれエコステーションへ持ち込みをお願いしています。 また、以前町で所有していた粉砕機ですが、自走式エンジン8馬力の性能を有しており、直径5センチ程度の枝であれば粉砕、チップにすることができました。粉砕機は外部に貸し出す目的ではなく、主に町有地の樹木等を剪定した際に出る枝などを粉砕し、庁舎敷地のぬかるむ場所などに敷くなど、ごみの減量化、環境美化目的に活用しておりました。 ご提案いただきました粉砕機に関しまして全国的な事例を見ますと、自治体で購入し町民の方や自治会に貸出しを行っている自治体も少なからずありますが、ごみの減量化、また資源化を目的にしており、営利を目的とする場合には対象としないケースがほとんどであります。そのほか、森林、里山保全のために竹や樹木を処理するために、自治体が貸し出しているケースもあります。営農関係では、JAはがの梨部会を例にとりますと、部会で粉砕機を購入し、希望する部会員に貸出しを行っている事例もございます。粉砕機の導入に当たっては、そうした事例を参考に、使用目的ごとに屋敷周りの枝の処分、農業関係、山林関係の3つの区分に整理し、それぞれ対象者ごとのニーズの把握や財源の確保に努めるなど、今後検討してまいりたいと考えております。 続きまして、第3点目の野生動物による農作物の被害防止について、お答えいたします。 近年の有害鳥獣による被害状況ですが、和久議員ご指摘のとおり、イノシシ、ハクビシン、カラスによるものが大半を占めており、昨年度においては、野菜類、果樹類、イモ類の順に被害金額が多くなっております。有害鳥獣の捕獲につきましては、鳥獣被害対策実施隊が中心となり、田植え後のカラス駆除のほか、イノシシ及び小動物については、住民の方からの要請に応じ、年間を通した駆除を行っています。駆除の方法ですが、イノシシはくくりわな、小動物については、箱わなを主に駆除の道具として使っています。また、小動物につきましては、箱わなのほか、バネの力で手先を固定し、自力で脱出ができなくなる仕組みのわなを、昨年度購入したところでございます。 今後、捕獲実績を見て、箱わなと並行した使用により、駆除実績を上げていきたいと考えております。全県的にはブタ熱等の影響もあり、イノシシの捕獲頭数は減少傾向にありますが、依然有害鳥獣による農作物被害は後を絶たない状況にありますので、鳥獣被害対策実施隊と協力し、さらなる対策を講じていきたいと考えています。 この場では以上です。
○議長(
山川英男) 和久議員。
◆13番(和久和夫) 焼却の問題なんですけれども、確かに地球温暖化ということで、できるだけ炭酸ガスを出さないという形、できればゼロカーボンという形で政策的にもやっているわけです。ただ、農業とか生産の場合には話は別だと思うんです。やはり皆さん、果樹やっている人は特に思うんですが、とてもこんなことでこちょこちょやられていたんじゃ、我々やる気がなくなっちゃうという形なんです。ですから、やはりこれから若い人にもどんどん農業をやっていただきたい。そして市貝町としての特産物も作っていただきたい。そのためには、やはり燃すことはある程度までは必要だと思うんです。ですから、繰り返しますけれども、安全な場所で少量ずつ、ちょっとお茶休みぐらいな感じでやる分には、これは当然私は認めるべきだと思うんです。 昔、私がちょうど議員になったときには、野辺焼き禁止という形があったんです。だけれども、これ河川を含めた道路、これをそのままにしておきますと、小学生なんかは、場合によっては不審者に襲われても困りますし、そういった安全の問題。それから、農業者にとっては、野焼きをすれば害虫とか病気とかそういったものがかなり減るんです。ですから農家にとっては大事だと、これをやるべきだというふうに一般質問でやりまして、そして消防の協力を得てやれば安心・安全だという形で、今その意見が通って、一般的にどの地区でも野焼きを共同でやると。日にちを決めて、なっているわけです。ですから、そういった点も踏まえて、改めて安全なところで、そして少量ずつ燃すと。できるだけ煙を出さないように苦労してやっていかなくちゃならないわけですけれども、そういった点に関しては、農業委員会でもそのくらいなら大丈夫だろうというふうな見解で、それで、役場としての見解を改めて伺っておきたいと思います。
○議長(
山川英男) 國井
町民くらし課長。
◎
町民くらし課長(
國井美由紀) ただいまのご質問に対してお答えいたします。 農家から出るごみは、たとえ個人農家から出るごみであっても一般的には事業系ごみとなりますので、先程、町長からも答弁がありましたように、芳賀地区エコステーションに持ち込むことや、町のホームページに記載されている一般廃棄物処理の業者に依頼するなどを行いまして、適正に処理を行っていただきたいと思います。 安全で少量なものだったらどうかという点でございますが、この点も確認をいたしましたら、その少量という基準も定かには基準としては決められておりませんので、一般的な、この少量というのも基準がない中で、少量だからいいだろうというところも申し上げにくいところではございます。 しかし、先程の話の中で、農業を営む方は例外的に野焼きが認められている部分もあるんですけれども、それは、例えば病害虫の防除のためや土地改良とか、焼き畑農業のためとか、そういったものが農業でやむを得ない場合となります。しかし、枝を剪定して、それが邪魔になったからそれを燃すということだけであると、事業系の一般廃棄物になりますので、それを燃やすことというのは法律に反することになります。 では、どういった場合が燃やせるかというと、剪定の枝をいぶすことによって害虫よけになるからそれをやむを得ないことにするということであれば例外的なことにはなりますが、ただ燃やすことを許可するということではありませんので、そういった場合があれば、芳賀広域のほうに「火災とまぎらわしい煙又は火災を発するおそれの行為の届出」についてということで届出をしていく必要があるんですけれども、それは火災ではない、紛らわしくないということで届出を出してもらうということになりますので、その焼却行為自体が、火災ではないことを事前に把握するということになっておりますので、やはり焼却の行為を許可するということにはなりません。 町のほうでも、年に5件から7件程度、農業に関する、やはり焼却に関しての苦情が多くございます。つい先週も、稲刈りをした後の田んぼを焼却しているからということで苦情が消防に入りまして、そういったことで町に連絡があって、町の担当者も現場に行くということになっております。農業で認められているのでやっていいだろうということではなく、たとえそういったことが一般の方、迷惑だということで警察や消防に通報があれば、町のほうでも出向いていって、これは野焼きに当たりますので、直ちに火を消してやめてくださいということをお願いするしかありませんので、できるだけ、今の時点では、先程申し上げましたように、適正な処理というのをお願いする次第です。 こちらの広域が出している資源とごみの分別辞典というところにも、詳しく剪定枝の出し方が記載されております。そちらを参考にしていただいたり、もしくは業者に依頼するなどしてお願いしたいというところが、私からのお答えとなります。 以上です。
○議長(
山川英男) 和久議員。
◆13番(和久和夫) その件なんですが、今、野焼きを消防の協力を得てやっているわけです。同じような形で、果樹関係がなぜそういったものが必要かというと、害虫が枝についているんです。ですから、特に、例えば中に食い込むスカシバとか、あるいはトラカミキリとかといういろんな害虫がいるんですが、それらは全部生育期間中に枝に食い込んでいるわけです。そのまま冬を越します。そして、春になればそれらが動き出す。そして枝、その他をぽちぽちおっかいちゃうわけです。ですから、本当にひどいときになると、スカシバの場合は蛇が卵飲んだみたいに膨れ上がって枯れてくるから分かるんですが、トラカミキリとかそういった小さいやつは、我々がよっぽどこうやって見て、黒い筋が入っているから、これそうだというので細かいナイフで潰すとか、あるいは浸透性殺虫剤で処理するとかという形になるんです。ですから、農家にとっては大変な手間がかかるんです。ですから、そういったやつを、冬に必要、害がいるものは切って処理するものですから、そのものぐらいだったらば、せいぜい1回に燃すときでも一輪車で3台かそのくらいの感じですから、どこにも迷惑をかけることはないし、まず通常では問題はないとは思うんです。 ただ、そういう形で全部駄目だ駄目だとやっていますと、実際農家でやっている人にとっては、冗談言うないと言いたくなるような状況になっていると思うんです。ですから、ある程度のそういった形のものは、農業委員会でも言っていますけれども、まず問題、例えば山に上って火事になるとか、周りのやぶが焼けるとかというんじゃなくて、ほかに迷惑のかからない、しかも少量であるという形だったら、まあ大丈夫だろうというぐらいの形のものを、やはり市貝町は農業が基幹産業ですので、そういった点も考慮していただきたいと思うんですが、改めて考えを伺います。
○議長(
山川英男) 國井
町民くらし課長。
◎
町民くらし課長(
國井美由紀) ただいまのご質問に対してお答えいたします。 大変申し訳ありません。繰り返しになりますが、少量でほかの方に迷惑がかからないからという理由での野外の焼却は、できないです。農業を営む上でやむを得ず行われる焼却が例外的に認められているというところで、先程から申し上げておりますが、剪定枝などをいぶすことで害虫除けになる、そういうことであればやむを得ない理由になるということでありますので、例外的には認められますが、少量、その少量の基準がないということと、ほかに迷惑がかからないからやってもいいだろうという理由では、法律上は認められないことになると思われます。 以上です。
○議長(
山川英男) 和久議員。
◆13番(和久和夫) 町長の意見も伺いたいんですが。
○議長(
山川英男) 入野町長。
◎町長(入野正明) 和久議員のご質問はもっともなことでございまして、私も農家の長男ですけれども、前から、そういう野焼きとか枝を燃したことは子供の頃からありました。その一方で、今担当課長から正式な説明が改めてございましたが、事務系廃棄物ということで、それを燃すと法令に違反するということで、改めて、ちゃんと調べたようです、県との相談で。そういうことになっておりまして、今後、今日、議員の先生が議場で公の形でご質問されて、町が答弁しましたので、今後はそのような対応になるかと思います。 また、さらに市貝町は山林火災が大分続きまして、何代も茂木署長様が交代になられていますが、その際、私どもに署長様から通告がありまして、今後、続谷の例で、名前は個別に控えますが、続谷の例でお亡くなりになった方がいらっしゃいましたが、あの後、署長が役場の私のところに来られまして、非常に形相を改めまして、今後当町において芝焼きをやった者に対して現行犯逮捕する。町長もこれについてはよく理解されるようにということで、私に対して個人で来られて、個人で私に敬礼して。そういうことを通告してまいりましたので、やはり今課長が説明したとおりなのかなと思います。 それでは、和久議員が今、じゃ若い農家の方々が、特におっしゃるとおりですよね、梨。梨は、私なんか、梨なんか、やめた方の梨はあそこに取っておいてくれれば、私らもぎに行って食べられるのになと思ったら、病害虫がいっぱいあって病気が伝染したら駄目だという。上赤羽の山内さんのときにも、あの木残してくれればうちへ持っていって梨食べられるんだなと思ったんです。あんなおいしいやつ、なかなか食べられないと思ったら、そういうことも考えましたけれども。 一つ考えられるのは、今日は農林課長が来ておりますので、私もお金は自由にならないんですけれども、町のお金は。農林課長に芝焼き、野辺焼きで消防団が出るといいんだということですけれども、あれについて、署長さんの判断違うんです。いいと言ったり、議事録残っちゃいますけれども、ここで言っちゃまずいな、やっぱり。やはり野辺焼きについても慎重でなくてはならないんですが、例外という話もありましたけれども、どこまでが例外なのか個別的な対応、個別的に見てどう判断するのかというのが非常に難しいんですけれども、これが通報されて刑法とかになっちゃった場合に、野焼き禁止法、何かそういう法律ありますね。焼却の方法がありまして、そこで、農林課長がいるんで、私から別に、農林課長、真面目な課長なんで、なかなか真面目な課長でして、農業をよく分かっている課長なんですが、言うと、ちゃんと仕事する課長なんで、今日私から農林課長に指示したいんですが、果樹もそういうことなので、そういう事務系廃棄物としてコストがあるんでしたら町で補助してほしいと思うんです。でないと、農家の人もやる人いなくなっちゃいますよね。いろんな物価も高騰していて、農薬も使っちゃ駄目だとかなんとか、ダイオキシンがどうのこうのというんで。ぜひ、担当課でそういうコストについては助成してほしいと思うんですが、恐らく全国でそれやると、初めてかな。 今度予算の査定が1月にありますんで、恐らく平野課長は、そこで企画課長に対して言うと思うんです。議場で、議長経験者からそういう質問があったのは重い。私も担当課長として農家の方が安心して農業できるようにしたいんで、財政課長に予算をつけてくれ、そして入野がそう言ったと言ったら、どこでそんなの出てきたんだと、また怒られますけれども、議場で出てきたと、議事録見れば出てきますが。そんなことで、助成などを考えてみたいと思いますので、粉砕機は、和久元議長様のご指摘のとおり、粉砕機、町で買うんだよね。まだ分からない。それも検討ですけれども、そういうことで、助成についても考えてみたいと思いますので、前向きに検討したいと思います。 以上です。
○議長(
山川英男) 和久議員。
◆13番(和久和夫) 本当に今、特に梨作っている人が大変な思いしているんです。ですから、こんなんじゃとてもやっていけないよというふうな形ですと、やはり農業が基幹産業だという町が泣きますので、そういう形で、焼却がもしどうしても駄目だというんであれば、それ相当の焼却等に対しての補助、そういったものをやっていただかないと、本当に果樹やっている人、今病虫害が枝についていますから、普通の人が見たんじゃ分からないと思います。専門家はよく見れば、これはこうだというの分かるんですが、中に食い込んでいるもの、それはかなりの量ですから、そこで一々こんなこと、ナイフなんかでやっていたらば、それだけで1か月も2か月もかかっちゃいますから、とてもじゃないけれども、やっていられないという形になっちゃうんです。ですから、そういったものを、どうしてもそれが駄目だということなんであれば、少量ぐらいならしょうがないなと私は思っているんですが、そういった剪定の助成のほうも、町長、よろしく検討しておいていただきたいと思います。 それで、これは今町長うなずきましたんで、改めて答弁は結構です。 粉砕機の購入問題なんですけれども、どうしても燃せないという形になれば、粉砕機で細かくしてやれば、害虫も一緒に粉砕されますんで、それを堆肥に積むなりして処理することは可能なんです。そうなると、役場だけの機械購入だけではちょっときついかなと思うんです。そうなれば、それを購入する農家に補助という形を取ってもらわないと、またこれも大変かなと思うんです。ですから、役場で機械は通常買って、ある程度の量は処理していただきたいというのと、どうしても果樹関係で問題が起きる場合には、あの機械、皆さん買うのは、大体このクラスだと思うんです。いろんな機械ありますけれども、この中の大体小型のあれで間に合うんで、大体100万以下の機械で大体、いろんなタイプありますけれども、こういったことに対して、もしあれだったら、助成とかという形を出してもらえればありがたいと思うんですが、その点に関して、改めて意見を伺っておきたいんですが。
○議長(
山川英男) 平野農林課長。
◎農林課長(平野修身) 粉砕機、チッパーの購入の件なんですけれども、インターネットで調べると、町長が先程お話したような内容で、個人ですとか自治会対象で事業者、農業者を含む事業者には貸し出している例がほとんどないということで、ほかの機関に、農協ですとか共済組合、あと県のほうにも状況を確認しました。共済のほうでは、以前は所有していて広く貸出しはしていたようなんですが、故障して、それ以降更新はしていない。あと、県の出先でみどり推進機構というところがありまして、そこでもやはり共済と同じように貸出しはしていたんですが、故障した後、更新していないといった状況でありました。また、森林組合でも貸出しはしているようなんですが、オペレーターつきの、最低でも1か月といった条件がありますので、ちょっとしたものを、いつでもというわけにはいかないので、森林組合のほうの制度はなかなか使いづらいというふうに感じました。 あと、県のほうに聞くと、新しいうちはいいんですが、古くなってくると頻繁に故障するということで、メンテナンス費用が結構負担になるということであれば、町で買うのではなくて個人で借りたものに対してレンタル費用の一部を補助するとか、そういった制度設計のほうがいいのではないですかといったアドバイスもされましたので、その辺のことも踏まえて、ちょっと今後どうするか検討はしていきたいと考えています。 以上です。
○議長(
山川英男) 和久議員。
◆13番(和久和夫) 本当にこれ、農家にとって大変な問題でありますので、ぜひこの点に関して、補助とかいろんな点があると思いますので、よく、町長、検討していただけますか。町長、一言、ご意見あれば。
○議長(
山川英男) 入野町長。
◎町長(入野正明) 私も今、粉砕機、初めて見ました。エコステーションの南の畑で何かばっと出しているんです。よく見たら粉砕機なんで、和久議員が質問する粉砕機だと思いまして、土曜日、本当に初めて見ました。あんなに小型でばっと出しているんだから、あれいいなと思いまして、それで農林課長がこれから真剣にサシバの里づくりで有機農業推進やるというんです。私も驚きましたが、農林課長がやるというんです。私はもう諦めたと思ったら、やるというんです。農水省からも何だかいろいろ課長のところに来ているようですけれども。県内で3つのモデルということで、私が知らないうちに。それで、そういう意欲的にやっていまして、農家の方と懇談会をする機会に私が出ろと言われまして、塩田係長から出ろと言われていまして、出させていただきました。そしたら真剣にやっぱりやっていまして、特に小農家、さらに有機農家の人が、機械を買うお金がないです。同じことをおっしゃっていました。また、大きい農家が、もっとすごいんです。20町歩ぐらいやっている人が1,000万ぐらいのやつで、今おっしゃったとおりです。修理代が100万。もう修理代見ただけでびっくりして、どうなんだろうと言っていまして。 そして、サシバの里構想をもう一回目を通すと、その中に農業公社と書いてあるんです。ですから、農機具は買えないんです、小農家が。そして、今度は大農家、大農家は5ヘクタールいくと大体赤字なんですが、人雇うんで。それを超えてやっていると、大型機械買って、初めはいいんですが、やっぱり同じです。3年で駄目になる。そういうふうに聞きました。この間、要請に来られたんで、農業委員の人が。そういうことがありまして、そうすると、やはり平野君が今頭の中で制度設計しているんだと思います。今言ったように、そういう焼却もできない、何もできないんだったら、農機具買えない。買ったらぶっ壊れて修理代、もう見るだけで怖いんだって、請求書が。100万なんて払えないですよね、収入ないもんね。そうなってくると、やはり全体をぐるっと回していくと、レンタル料とか焼却料に対して助成をする。これは、でも場当たり的で回らないんですけれども、そうじゃなくて、考えているのは、農機具、あれ農業公社の中に機械銀行みたいなのあるんです。そこに小型の農機具購入、自治体で買って置いておいてただで使わせるとか、そんなことやっているところがありましたんで、平野君には今2つの、和久議員からアイデアが示されましたが、助成するのか、いやサシバの里でこれから有機農業で小農家、農水省と一緒にやっていくんだったら、北部に農業公社つくってそこに置いておいて、オペレーターがそれを操作するのか、そういう大きな2方面で検討して、後で予算査定で出してもらいまして、4月、新年度は、今日は地元新聞も来ていますんで、そういうのを大々的にばっと出していただけると、市貝町の農家の人は安心して農業ができるのかなと思っていますので、そういうことでちょっと制度設計させていただきますので、お預かりさせていただきたいと思います。 以上です。
○議長(
山川英男) 和久議員。
◆13番(和久和夫) とにかくこの問題、農家にとっては本当に死活問題に直結するんです。特に今、病虫害駆除でできるだけ少農薬で作ると、有機肥料を使ったりしていろいろ皆さん、農家の人も工夫しているわけです。ですから、そういった形の助成関係を、農業公社つくってそういう形でやってもらえれば一番ありがたいんで、その点をよく検討して、できれば、町長、確実に実行していただきたいんです。やはり、さもないと、これから若い人、まず果樹でも何でもやらなくなっちゃいます。やはり、町の跡継ぎのことを考えた場合には、そういったことが必要だと思いますんで、この点、よろしくお願いしたいと思います。町長。 それでは、時間も2分しかないものですから、有害鳥獣駆除のことに関して、今新しいくくりわなができたというふうに聞いているんですが、それ確認していますか。もしそれがある、そしてこういう方法だということがあれば、新しい方法としてこれから皆さん害獣対策に使うという形になるかと思うんですけれども、その点に関して、お伺いしたいと思います。
○議長(
山川英男) 平野農林課長。
◎農林課長(平野修身) ただいまの質問に対しまして、お答えいたします。 新しい駆除方法ということで、主にアライグマといった小動物の捕獲方法なんですが、通常は箱わなが主流で、今町内では行っていますけれども、アライグマキャッチャーという商品名なんですけれども、2-3センチの穴が開いた筒を地面に埋めるとかして、そこに餌を入れておくと手を突っ込んで身動きが取れなくなるといったものがありまして、昨年度、国の補助金を使いまして5基ほど買って、今貸出しをしている最中です。ちょっとまだ多くの捕獲はできていないんですけれども、今後そういった駆除実績を見ながら数を増やしていくとか、また新たな商品をちょっと探したりとかしまして、少しでも有効な対策ができるようにしていきたいと考えております。 以上です。
○議長(
山川英男) 和久議員。
◆13番(和久和夫) 時間もあまりないものですから、これで質問は終わりにしますけれども、とにかく市貝町はサシバの里ということで、自然環境を大事にした農業というのが基本なんです。ですから、そういったことを一生懸命やる、我々も農家としてはそういった少農薬、そして有機肥料を使った農業という形で、安心・安全でおいしいものを作るということを一生懸命努力しているわけです。ですから、そういう形で、今町長から農業公社の問題とかいろいろ出ましたけれども、そういった補助とか、そういった設備、施設を造るとかというものもきちんとやっていただければありがたいなと思います。 それで、その件に関して、町長、最後に一言だけいただけますか。できるだけそういった形を推進していただきたいんです。
○議長(
山川英男) 入野町長。
◎町長(入野正明) 市貝町はサシバの里づくりをしていまして、里山ですから、人間の作為が入った山林をつくっていますんで、そういう中には、小動物たちも、人間に常に害を与えるんじゃなくて、人間と上手にすみ分けしていけば、お互いに殺傷しないでも済むのかなと思っておりますので、里山をきれいにしながら、小動物たちも実のなる山のほうに帰ってもらいまして、そしてお互いにすみ分けができるように、サシバの里づくりをしていきたいと思います。そのためには、先程何回もご質問いただいたのが非常にヒントになりましたが、若い人たちが農業に就けるように、鋭意を里山でしっかりと隅々まで機械が入って、そして人の手が入っていると動物たちも怖がって来なくなりますんで、農家の方々が自己負担で農機具をそろえたり、焼却して警察に捕まる、逮捕されるようなことがないように、平野修身課長がこれから制度設計に入りまして、来年度の、新年度はそういう町の中の里山整備と鳥獣害を減らすような方向で進めていきたいというふうに思っています。 以上です。
○議長(
山川英男) 和久議員。
◆13番(和久和夫) 時間も来ましたんで、これで私の質問は終わりますが、これからの若い人が農業を安心してやっていける。そのために、今町長がおっしゃったような制度設計を含めて、町として補助を含めて対応していただきたいと思います。 以上で私の質問は終わりといたします。ありがとうございました。
○議長(
山川英男) ただいまの
和久和夫議員の質問をもって、本日予定した通告者の一般質問が終了しました。
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△散会の宣告
○議長(
山川英男) 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会いたします。 (午後4時24分)...