益子町議会 > 2013-03-11 >
03月11日-議案説明・総括質疑・委員会付託-06号

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  1. 益子町議会 2013-03-11
    03月11日-議案説明・総括質疑・委員会付託-06号


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    平成25年  3月 定例会(第130回)        平成25年3月益子町議会第130回定例会会議録                                平成25年3月11日(月)出席議員(16名)      1番 河  原     誠         2番 樋  山  照  代      3番 星  野  壽  男         4番 小  杉  守  利      5番 加  藤  芳  男         6番 髙  野  美  晴      7番 黒  子  秀  夫         8番 廣  田  茂 十 郎      9番 小  島  富  子        10番 長  岡  景  介     11番 髙  橋  正  則        12番 石  川  幸  男     13番 上  野  康  雄        14番 仁  平  孝  芳     15番 鈴  木  智  明        16番 鶴  見     平欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者       町     長    大   塚   朋   之       副  町  長    法 師 人       弘       教  育  長    高   橋   正   恭       総 務 部 長    菊   地       隆       民 生 部 長    福   田   幸   利       産 業 建 設    三   宅   明   男       部     長       総 務 課 長    菅   又       力       企 画 課 長    大   塚   隆   彦       税 務 課 長    高   野   貞   夫       住 民 課 長    加   藤   一   美       環 境 課 長    萩   庭   正   幸       健 康 福 祉    佐   藤   俊   幸       課     長       高 齢 者 支 援    森   嶋       茂       課     長       農 政 課 長    櫻   井   省   吾       観 光 商 工    木   村   裕   司       課     長       建 設 課 長    飯   野   幸   男       会 計 管 理 者    大   岡       功       兼 会 計 課 長       学 校 教 育    加   藤       茂       課     長       生 涯 学 習    川   島   敏   幸       課     長       監 査 委 員    添   田   收   一事務局職員出席者       事 務 局 長    渡   辺   祐   吉       書     記    仁   平   勝   雄               開議  午前11時00分 ○議長(小杉守利) ただいまの出席議員数を事務局長より報告いたさせます。  議会事務局長、渡辺祐吉君。 ◎議会事務局長(渡辺) おはようございます。ただいまの出席議員数は15名でございます。 ○議長(小杉守利) 皆さんにお願いをいたします。  2年前の3月11日午後2時46分、東日本大震災が発生をいたしました。甚大な被害と尊い多くの方が亡くなられたところであります。亡くなられた方は1万5,881人、いまだ行方不明の方、2,668人がおられます。多くの亡くなられた方のご冥福を祈り、発生時に合わせまして1分間の黙祷をささげたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  これより本日の会議を開きます。 ○議長(小杉守利) 先日に引き続き日程第38、議案第33号 平成25年度益子町一般会計予算の件、説明を求めます。  学校教育課長。 ◎学校教育課長(加藤) それでは、予算書の77ページをお願いいたします。10款教育費、1項1目の教育委員会費につきましては4,962万2,000円の計上で、前年度より73万5,000円の減額となっております。1節報酬につきましては、説明欄記載のとおりでございますが、教育委員ほか奨学生選考委員会委員7名、就学指導委員会委員3名分でございます。8節報償費につきましては、小中学校陶芸展、教育功労者、町内小中学校9カ年皆勤者ほか2件の記念品代でございます。9節旅費につきましては、教育委員研修時等の費用弁償でございます。10節交際費につきましては、教育長交際費です。11節需用費につきましては、事務用消耗品ほか説明欄記載のとおりとなっております。12節役務費につきましては、郵送料とオージオメーター調整の手数料でございます。13節委託料につきましては、教職員定期健康診断費用ほか7件の委託料でございます。14節使用料及び賃借料につきましては、小中学校各種大会と臨海自然教室におけるバスの借上料です。19節負担金補助及び交付金につきましては、77ページから78ページにわたりますが、負担金につきましては説明欄記載もされておりますが、芳賀地区広域行政事務組合教育総務費ほか24件の負担金です。次に、補助金につきましては、私立幼稚園就園奨励費補助金ほか10件の補助金となってございます。  78ページをお願いいたします。2目事務局費につきましては6,184万9,000円の計上で、前年度より58万3,000円の増額となっております。2節、3節、4節につきましては、人件費につき説明を省略させていただきます。9節旅費につきましては、職員出張の際の普通旅費です。79ページをお願いいたします。需用費につきましては、説明欄記載のとおりですが、中の修繕料につきましては田野小学校スクールバスほか公用車に係るものでございます。12節役務費につきましては、説明欄記載のとおりでございます。13節委託料につきましては、小中学校パソコンネットワーク機器の保守料です。14節使用料及び賃借料につきましては、小中学校ネットワーク機器ほか3件のリース料となってございます。19節負担金補助及び交付金につきましては、説明欄記載の補助金となっております。  3目学校給食センター運営費につきましては8,481万3,000円の計上で、前年度より1,385万2,000円の減額となっております。1節につきましては、報酬でございますが、説明欄記載の運営委員11名の報酬でございます。2節、3節、4節につきましては、人件費のため説明を省略させていただきます。11節需用費につきましては説明欄記載のとおりですが、消耗品につきましては益子焼汁わん給食用食器皿ほか9品目により計上しております。燃料費につきましては、給食調理用A重油ほか2件の燃料費となってございます。光熱水費につきましては、電気料と上下水道料です。修繕料につきましては、給食センターの緊急用修繕料等を計上させていただいております。12節役務費につきましては、電話料と手数料では排水処理施設汚泥くみ取りほか4件の検査手数料でございます。13節委託料につきましては、調理業務の民間委託と厨房機器の保守管理ほか18件の業務委託費でございます。80ページをお願いいたします。14節使用料及び賃借料につきましては、栄養コンピューターリースほか4件でございます。18節備品購入費につきましては科目存置です。19節負担金補助及び交付金につきましては、説明欄記載の負担金です。  2項小学校費、1目学校管理費につきましては、1億1,091万4,000円の計上で、前年度より14億6,828万2,000円の減額となっております。減額の主な理由といたしましては、益子小学校校舎等改築事業七井小学校屋内運動場の改築が終了しましたことによる減額となってございます。1節の報酬につきましては、説明欄記載にもございますが、小学校指導助手6名分と学校医等の年間報酬でございます。2節、3節、4節のうち、4節の共済費につきましてですが、小学校指導助手6名分の健康保険、介護保険、厚生年金等で206万1,005円が含まれてございます。ほかは人件費でございます。8節報償費につきましては、指導助手報償費と卒業記念品、運動会、作品展等の費用でございます。9節旅費につきましては、学校医等の費用弁償となってございます。11節需用費につきましては、説明欄記載のとおりとなっておりますが、消耗品につきましては町立4小学校の一般消耗品費でございます。燃料費につきましては、暖房用灯油代とプロパンガス、田野小スクールバス等の燃料費でございます。81ページをお願いいたします。食糧費につきましてはお茶代です。印刷製本費につきましては、学校要覧、通知表、出席簿等の共同印刷代です。光熱水費につきましては、電気料と上下水道料分です。修繕料につきましては、益子西小階段塗装とトイレ修繕等でございます。続きまして、12節役務費でございますが、説明欄記載のとおりとなっておりますが、うち通信運搬費では4小学校における郵送料と電話料となってございます。手数料につきましては、浄化槽の清掃及び汚泥くみ取り費用のほか、ピアノ調律や各種検査等の費用を計上させていただいております。保険料につきましては、小学校指導助手の労働保険等でございます。13節委託料2,617万8,000円につきましては、スクールバス運行業務益子西小学校耐震補強工事管理業務ほか各種の保守管理業務費と清掃、点検業務等26件を計上させていただいております。14節使用料及び賃借料につきましては、小学校教育用パソコンリースと各種リース費用のほか、25年度から新規で4小学校に電子黒板を導入いたしますので、その費用を計上させていただいております。15節工事請負費につきましては、耐震補強工事費に伴う費用でございます。16節原材料費につきましては、4小学校分の砂、砂利等原材料の費用となってございます。18節備品購入費につきましては、教材用等の備品代でございます。19節負担金補助及び交付金につきましては、説明欄記載の負担金となっております。  2目教育振興費でございますが、1,321万円の計上で、前年度より70万2,000円の減額となっております。8節報償費につきましては、小学校外国語活動研修会時の講師謝礼金でございます。11節需用費につきましては、4小学校の理科教材費用と外国語活動指導教材費用等でございます。13節委託料793万8,000円につきましては、外国語指導助手業務委託料でございます。18節備品購入費につきましては、理科教育用備品と学校図書購入費用でございます。82ページをお願いいたします。19節負担金補助及び交付金につきましては、説明欄記載の補助金となっております。20節扶助費につきましては、要保護、準要保護児童28名分と、それから就学援助費と特別支援教育就学奨励費20名分でございます。  続きまして、3項中学校費、1目の学校管理費でございますが、9,891万5,000円の計上で、前年度より2,227万3,000円の増額となっております。1節の報酬につきましては、説明欄記載のとおりではございますが、指導助手4名と非常勤講師2名、それと学校医等の報酬でございます。2節給料、3節職員手当と4節共済費のうち、共済費につきましては指導助手の健康保険と介護保険、厚生年金等138万295円が含まれてございます。8節報償費208万8,000円につきましては、指導助手と非常勤講師のほか、スクールガードリーダー、適応指導教室にかかわる報償費と運動会、作品展等の記念品代でございます。9節旅費につきましては、うち費用弁償では学校医等によるものでございます。11節需用費につきましては、説明欄記載のとおりでございますが、うち消耗品につきましては3中学校一般消耗品と適応指導教室にかかわる消耗品でございます。燃料費につきましては、暖房用灯油代とプロパンガス代、公用車燃料代等でございます。印刷製本費につきましては、学校用LANなどの共同印刷代でございます。光熱水費につきましては、3中学校と適応指導教室の電気料と上下水道料でございます。83ページをお願いいたします。修繕料206万5,000円につきましては、七井中学校校舎階段修繕工事田野中学校間仕切り、壁設置工事のほか、備品、施設、楽器等の修繕料となってございます。12節役務費につきましては、説明欄記載のとおりとなってございますが、通信運搬費につきましては3中学校及び指導教室の電話料等でございます。手数料につきましては、浄化槽清掃と汚泥くみ取りを初め、ピアノ調律と尿検査など各種検査手数料でございます。保険料につきましては、指導助手、非常勤講師、スクールガードリーダーの傷害等の保険料でございます。13節委託料につきましては、田野中学校体育館耐震補強工事管理業務委託のほか、心臓検診委託料と施設の管理、清掃、点検などの業務委託費用となってございます。14節使用料及び賃借料につきましては、3中学校の教育用パソコンリースと適応指導教室、土地、建物賃借料のほか、各種教育業務用機器リースの料金でございます。また、25年度から中学校に電子黒板導入の費用も計上させていただいております。15節工事請負費につきましては、耐震補強工事費となってございます。16節原材料費につきましては、3中学校で使用する砂、砂利等の費用でございます。18節備品購入費につきましては、3中学校の一般及び教材備品代でございます。19節負担金補助及び交付金につきましては、説明欄記載の負担金です。このうちスポーツ振興センター負担金につきましては、学校における災害に対して支払われる災害共済給付金のための負担金となっております。  続きまして、2目教育振興費につきましては1,446万3,000円の計上で、前年度より545万7,000円の減額となっております。11節の需用費につきましては、教師用教科書、指導書、教材等の費用となってございます。13節委託料につきましては、外国語指導助手業務委託料でございます。18節備品購入費につきましては、理科教育等と学校図書購入費でございます。19節負担金補助及び交付金につきましては、説明欄記載の補助金でございますが、このうち84ページにございます魅力ある学校づくり調査研究事業補助金につきましては、益子中学校に対するものとして24年度からの継続事業となっております。84ページをお願いしたいと思います。20節扶助費につきましては、要保護、準要保護30名分と特別支援教育就学奨励費16名分の学用品等の費用でございます。  学校教育費用につきましては以上でございます。 ○議長(小杉守利) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(川島) 10款4項1目社会教育総務費1億2,224万9,000円の計上です。対前年比2,047万8,000円の減でございます。減額の主な理由は、人件費の減によるものです。1節報酬、説明欄記載のとおりです。2節、3節、4節については人件費になります。8節につきましては、社会教育指導員の報償です。9節旅費、費用弁償で社会教育指導員、社会教育委員の旅費です。普通旅費は、職員旅費で公民館バスの運転手も含まれます。11節需用費は消耗品です。12節役務費、通信運搬費は電話料です。85ページをお願いいたします。14節使用料及び賃借料、これは公用車、ワゴン車リース料、軽トラックリース料です。そのほか公民館電話機のリース料が含まれています。  2目公民館費2,493万8,000円の計上です。対前年比39万円の増です。1節報酬、公民館運営審議会委員の報酬です。8節報償費、花いっぱい運動コンクールの奨励費と花いっぱい運動推進事業の報償費等です。11節需用費、説明欄記載のとおりです。燃料費については、バスとか公用車の燃料費になります。修繕費は、バスの修繕となります。12節役務費、通信運搬費は郵便料です。手数料は、バスタイヤ交換の手数料になります。13節委託料、3地区の地区ぐるみ体育祭の委託料になります。14節使用料及び賃借料、図書管理システムコピー機リース等、計7件のリースになります。18節備品購入費、公民館図書室の図書の購入費になります。19節負担金補助及び交付金は、負担金につきましては県公民館連絡協議会など9件の負担金です。補助金につきましては、町ぐるみ協議会の補助ほか7件になります。86ページをお願いいたします。交付金につきましては、ましこ花のまちづくり実行委員会の交付金になります。あと、益子3中サミットの交付金になります。  3目文化財保護費につきましては、251万7,000円の計上です。対前年比で464万6,000円の減です。この減額は、主に指定文化財の修理に要する経費で、前年度は災害等の修繕の関係になります。1節、文化財保護審議会の委員の報酬になります。7節賃金につきましては、小宅古墳群、大郷戸の廃寺と五輪塔群の清掃賃金、そのほかに文化財保護審議会の調査員の調査賃金になります。9節旅費につきましては、文化財保護審議会及び文化審議会の連絡協議会の研修会等になります。11節、12節につきましては、説明欄記載のとおりです。19節負担金補助及び交付金につきましては、負担金は郡市文化財保護審議会の連絡協議会の負担金になります。補助金は、西明寺楼門改修費になります。交付金については、町指定民俗文化財振興など9団体の交付金になります。  4目町民会館費4,850万1,000円の計上です。対前年比2,040万3,000円の増額になります。この増額で主なものは、町民会館の舞台管理業務委託や運搬用トラックのリースが主なものになります。11節需用費につきましては、説明欄記載のとおりになります。燃料費につきましては、冷暖房の灯油代、公用車の燃料、それから光熱水費につきましては会館の電気料や上下水道料になります。12節役務費、手数料につきましては地下タンクの漏えい検査になります。保険料につきましては、公立文化施設賠償保険及び臨時職員の労災保険になります。87ページをお願いいたします。13節委託料につきましては、町民会館の清掃及び当直業務の各種の委託になります。そのほか警備保障など16件のうちに舞台管理の業務委託が新規で入ってきます。金額は1,701万7,000円です。14節使用料及び賃借料は、テレビの受信料、それからライトバンやトラックの公用車リース料になります。15節工事請負費につきましては、冷暖房の冷却水ポンプの交換工事になります。  5目文化振興費になります。802万7,000円の形状になります。対前年比103万1,000円の増です。この増額は、主に自主事業の委託料関係になります。7節賃金は、自主事業の会場の要員の人夫賃になります。8節の報償費につきましては、少年少女合唱団講師謝礼になります。9節の旅費につきましては費用弁償ですが、郡市の芸術祭の専門委員の会議旅費になります。11節需用費につきましては、説明欄記載のとおりです。そのうちの印刷製本費につきましては、自主事業のポスター、パンフレット、入場券の印刷代になります。12節役務費につきましては、通信運搬費の郵便料になります。手数料につきましては、自主事業の入場券の販売及びピアノの調律手数料になります。13節委託料につきましては、自主事業の委託料になります。そのほか地域移動博物館の運搬輸送の委託になります。14節使用料及び賃借料につきましては、移動芸術鑑賞教室生徒の送迎など3件になります。19節負担金補助及び交付金につきましては、負担金は全国・関東公立文化施設協議会等4件になります。補助金については、町文化協会の補助金になります。交付金については、民俗芸能振興、新町おはやし会など11件になります。  続きまして、88ページをお願いいたします。6目生涯学習費は108万5,000円の計上になります。対前年で2,000円の増です。1節報酬につきましては、生涯学習推進協議会委員の報酬です。8節報償費につきましては、生涯学習関連の主催教室の講師謝金になります。11節需用費につきましては、説明欄記載のとおりになります。12節役務費につきましても、通信運搬費は郵便料、保険料は生涯学習ボランティア活動保険料になります。13節委託料につきましては、生涯学習振興大会の委託料になります。  7目改善センター管理費605万4,000円の計上です。対前年比で84万6,000円の増になります。11節需用費は、説明欄記載のとおりになります。光熱水費は電気、水道料、修繕料については施設の修繕料になります。12節役務費、通信運搬費は電話料、それから手数料は地下タンクの漏えい検査等になります。13節委託料につきましては、休日、夜間の管理業務、警備業務など9件になります。14節使用料及び賃借料は、公用車コピー機リース及びテレビの受診料になります。  8目営農指導拠点施設管理費は2,184万2,000円の計上です。対前年比で1,734万6,000円の増になります。この増額は、工事負担でとちぎグリーンニューディール事業として太陽光発電蓄電池の設置によるものです。そのほかあぐり館屋根の防水補修工事が主なものになります。11節需用費は説明欄記載のとおりです。修繕費は施設の修繕料になります。12節役務費は、通信運搬は電話料になります。13節委託料につきましては、あぐり館の管理業務、警備、消防設備など6件の委託料になります。続きまして、89ページをお願いいたします。14節使用料及び賃借料は、公用車のリース料、コピー機のリース料、テレビの受診料になります。15節工事請負費は、とちぎグリーンニューディール事業であぐり館に太陽光発電10キロワット、それに附属する蓄電池を設置するものです。1,676万円になります。そのほかあぐり館屋根の防水工事費として110万を計上しております。  続きまして、10款5項1目保健体育総務費になります。1,367万の計上になります。対前年比73万9,000円の増です。この増額は、主に総合型地域スポーツクラブなどの補助などが含まれております。1節報酬につきましては、スポーツ推進委員、それから学校開放管理員、それから県立高校及び南運動公園の管理員の報酬になります。3節、4節につきましては、南運動公園の臨時職員の人件費、4節の共済費につきましては社会保険料臨時職員分になります。7節賃金につきましては、南運動公園の臨時職員の賃金、それに町のプールの監視の賃金の人件費になります。8節報償費につきましては、スポーツ教室などの講師賃金ほかスポーツ推進委員の指導手当等5件です。9節旅費は費用弁償で、スポーツ推進委員の研修ほか3件の費用弁償になります。11節は需用費で、説明欄記載のとおりになります。それから、12節役務費につきましては、通信運搬費は体育施設等の電話料、手数料につきましては町民プールの水質検査や総合体育館の地下タンク漏えい検査の手数料等になります。保険料につきましては、群市民体育祭や県民体育祭等の保険、それからスポーツ推進員のスポーツ保険になります。90ページお願いいたします。13節委託料につきましては、スポーツ教室の委託金が400万になります。それから、町駅伝大会の委託料が45万円になります。19節負担金補助及び交付金につきましては、負担金は記載のとおりですが、2件になります。補助金は3件になりますが、下に新規に益子町総合型地域スポーツクラブ支援が計上されています。30万です。  それから、2目体育施設費になります。2,605万4,000円の計上です。対前年比は306万6,000円の増額になります。この増額の主なものは、北公園の野球場の内野整備等などが主なものであります。それと、総合体育館の多目的室の修理とエアコンの修理等が主なものになります。11節需用費につきましては、説明欄記載のとおりです。光熱水費は電気料、上下水道料、修繕は体育施設の修繕になります。13節委託料につきましては、総合体育館や南運動公園、北公園の管理の清掃、設備保守点検、警備保障、27件の委託料になります。14節使用料及び賃借料につきましては、北公園の整備用の機械、トレーニング室の機具等のリース8件のほか、県立高校学校開放使用料並びにテレビの受信料です。15節工事請負費につきましては、北公園野球場の内野整備工事で98万円を計上しております。それに総合体育館多目的室のエアコンの取りかえになります。170万円を計上しております。16節原材料費につきましては、運動場等の砂代です。22節補償補填及び賠償金については科目存置です。  以上です。 ○議長(小杉守利) 建設課長。 ◎建設課長(飯野) 91ページをお願いいたします。11款1項1目の公共土木施設災害復旧費570万5,000円の計上でございます。対前年比46万2,000円の増額です。2、3、4節につきましては人件費となっております。7節の賃金は科目存置です。11節の需用費ですけれども、説明欄記載のとおりでございます。15節工事請負費、50万円ですけれども、これにつきましては応急的工事を見込んでの計上となっております。  同じく2項農林水産業施設災害復旧費、1、2目とも科目存置でございます。 ○議長(小杉守利) 企画課長。 ◎企画課長(大塚) 92ページをお願いいたします。12款1項公債費でございます。1目元金につきましては6億1,147万5,000円の計上でございます。前年度より2,620万6,000円の減額でございます。総務債関係で599万7,000円、民生債で464万5,000円、商工債で993万円、農林水産業債で1,465万9,000円、教育債で1,520万円ほどの減額及び臨時財政対策債で2,460万円の増額によるものでございます。  2目の利子につきましては、1億266万3,000円の計上で、前年度より818万7,000円の増額となっております。昭和63年債から平成25年債分を見込みにより利子を計上したものでございます。  13款1項1目財産取得費につきましては、59万9,000円の計上でございます。13節委託料は、公有財産購入に伴う不動産鑑定業務委託料1件分の計上でございます。17節公有財産購入費につきましては、科目存置でございます。  14款の予備費につきましては、2,148万6,000円の計上でございます。  なお、次の93ページから101ページにかけましては給与費明細書が記載してございます。  102ページは、債務負担行為に関する調書、103ページから110ページにかけましては地方債に関する調書、111ページから112ページにかけましては、参考資料といたしまして歳入歳出の分類表を記載してございますので、参考としていただきたいと存じます。  説明は以上でございます。 ○議長(小杉守利) 説明を終わります。  休憩をいたします。               休憩  午前11時43分                                                          再開  午後 1時00分 ○議長(小杉守利) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 ○議長(小杉守利) 日程第38、議案第33号 平成25年度益子町一般会計予算についての総括質疑を行います。なお、本件につきましては委員会への付託を予定しておりますので、総括的内容の質疑をお願いいたします。  質疑を許します。  16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) 最後にやったほうがいいかと思ったのですが、間休みますから総括をやる方はひとつやっていただいて、その後にまた私やらさせていただいてもいいので、まず前段的なものを二、三ちょっとお伺いします。  健康福祉課長は、非常に町営住宅について鋭意努力をされております。当初予算書の74ページの8款5項1目、町営住宅の管理費でございます。これに伴って、課長は大変課長に就任されてから町営住宅の使用料の問題については特にお骨折りをいただいて、鋭意努力をされて、24年度にある程度の使用料が徴収できるような規約、条例というものをつくられ、時には弁護士まで介して相談に行かれたというような状況の中で、非常に努力をされ、真摯な形で責任を感じながら仕事に当たられたというような状況を私は感じております。そういう中で、今度条例等の改正がございました。益子町の町営住宅等の整備に関する基準を定める条例について、過般新たに条例が制定されました。こういう中で、その条例と現在の益子町の町営住宅との問題について二、三お伺いいたします。  この条例は、4月1日から施行されるのでありますけれども、この条例の中でまず住宅の基準であるところから照らし合わせたときに、星の宮町営住宅の集合住宅は別として、長屋の現在ある町営住宅がこの条例の第9条、ここには1項から5項までございます。これから照らし合わせたときに、当町のあの星の宮の町営住宅の現在のあり方というものはどういうふうに感じておられるか、まずお伺いをいたします。 ○議長(小杉守利) 執行部の答弁を求めます。  健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(佐藤) 今回の条例改正の9条について見ますと、現在の星の宮の長屋のほうの住宅につきましては、経年劣化等でこの基準どおり合致しない部分も出てきているのかなというふうには感じております。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) 現状を見て、今から今議会でどうしろというようなことを申し上げることは毛頭ないのですが、やはり町営住宅として益子の一つのメーンは観光だと言われている、非常に国道に近いあの地域であり、周りの状況からしたときに、あの町営住宅が本当に快適な一つの福祉行政の中の一環としてあの施設の現状を見たときに果たして適当なのかどうかと。これは、一担当課ではなくて行政として考えなければならない問題だと思うのです。そういう中からして、この住宅の基準というものからいくならば、決してこの第9条の住宅の基準には果たして適合しているのかどうかということを申し上げたいのです。誰が見てもやっぱり今益子町は観光だということで多くの誘客を求める中で、ああいう住宅があそこにあるということについて、今後やっぱり行政としてもどういう形かで取り組むということも必要でないだろうかというふうに考えておるのだけれども、今後町営住宅については町長はどのように考えを持っておられるかお伺いします。
    ○議長(小杉守利) 副町長。 ◎副町長(法師人) さきに議決をいただきましたこの町営住宅の基準に関する条例でありますけれども、今ご質問の内容にありました住宅の基準につきましては、この条例に必ずしもそぐわない部分があるというふうな認識は持っております。しかし、既に星の宮の住宅については耐用年数も過ぎているというような状況でありまして、入っている方の要望に応えて一部補修等で対応しておりますけれども、行く行くは今入っている方が出られた後については入居を募集しないと、建物については、長屋のほうですね、そんなことで考えております。やっぱりそういう基準に合わないような住宅だとすれば、そこに入居していただくということにつきましても町としては避けるべきだというような考えがございまして、ただ以前から入居している方が出るまでは、その方たちの住む権利といいましょうか、そういうこともありますので、なかなか退去の命令は出すわけにいきませんので、現在入っている方がいなくなった暁には、これは将来は建てかえをしないで解体をしたいというふうに考えております。その後住居、住宅等の需要等の状況を見まして、町営住宅という必要が出てくれば、それはその都度対応していきたいというふうに考えております。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) 次の10条の2項、公営住宅の各住戸には、台所、水洗便所、洗面施設及び浴室並びにテレビジョン放送と、いろいろあるのだけれども、今申し上げた町営住宅というのは、水洗便所でなくくみ取りだと、こういう状況でございます。これらについてのもろもろの苦情については、過般の町営住宅の皆さん方とお話し合いをされたときにも集合住宅においては水洗になっていると、我々は水洗化でなくて個別のくみ取り方式であると。そういう中で、浄化槽の使用料についても全く同じ扱いだと。少なくとも快適な住環境整備ということからするならばいかがなものかというような、住んでおられる方々からのお話もあったというのは、部長を初め課長、その他の職員もこれは聞いておると思うのですが、では当分の間あの住宅で入居者の方々がいたいとするならば、水洗便所にするのか、あるいはしないでそのまま消滅するまで現在のくみ取り方式で町営住宅を維持するのか、その辺ちょっとお伺いしますが、これどちらでやるのか。 ○議長(小杉守利) 副町長。 ◎副町長(法師人) 現在入っている星の宮の長屋住宅につきましては、今すぐ水洗化するというような考えではなくて、それは検討させていただきたいと思っておりますが、ただ東田井住宅につきましては入居不可能な一番北の棟がありますけれども、それ以外は全て農業集落排水に接続をしているという状況であります。なるべく東田井に優先して入っていただく、あるいは募集をしていくというような方向でおります。先ほど申し上げましたように、星の宮につきましては今のところは水洗化については考えておりません。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) もう一点だけやって、あと議員の皆さん方にお譲りして、その後3点ほどありますので、時間がかかると申しわけないので、もう一点だけちょっとやらせていただきます。町は、いろいろとシルバー人材センターを活用されて、それなりのお勤めや何かリタイアをされた方々が一緒に地域の活動力となってシルバー人材で働いていただいております。これらについても町でもかなり多くの人、あるいはそれなりの仕事をお願いしてやっております。非常にシルバーというのは、働いたときにはお願いをした側においては仕事が終わったのかどうかという、これは普通の認めと違うのです。検印という形を、検認ですか、多分今もそういうふうに、変わっていなければなっていると思うのですが、発注者のほうでは検認をするということなのです。ただ仕事の確認をするということではないのです。検認をするということになっておるので、特に私が気づいた問題は、シルバー人材センターの一つの就業規則もとって見ておるのですが、町の仕事の中で一番私が懸念するのは、土曜、日曜のお仕事をシルバーの方々がやったときに職員が検認をするということになっているのです。そうすると、土曜、日曜に職員が検認をして判こを押すということは、休日出勤なり時間外出勤をして課長が命令を出さなければできないのではないか。その点何回か申し上げたのだけれども、これは町長サイドではなくてやっぱり課長サイドで共通認識を持たないといつまでたっても直らない。なぜならば、土曜、日曜というのは、これは職員は今出ないと思うのです。出るとするならば、そこで判こを押しているとするならば、これは出勤したことになっておるので、時間外の出勤である。課長が命令しなければ出られないわけなのです。その辺についてやはり改めないと、きちんとした形でやらないとちょっとなあなあというか、そういう形で、検認ですから、後で確認をするというのならいいのです。そういう問題が1つあるということ。それと、シルバー人材センターの、これは向こうは法人化ですから、とやかく私は就業規則には申し上げませんけれども、日曜に就労するというのは通常は考えていないのです。やるときには別に基準について別に定めるというのだけれども、この定めがないのです。定めがなくて日曜に出ている職員がそこで検認をするという形では、行政の職員はそれはどういうことなのかと。こういうことは、やはり年度当初でありますので、おかしいとするならば是正をしなくてはならないし、それでもいいのだよというならば、法に基づいてきちんと休日出勤なり時間外出勤なりでこれは当然手当を職員に支給をしなければならないと思うのですが、どうでしょうか。 ○議長(小杉守利) 副町長。 ◎副町長(法師人) ご指摘の内容についてはよくわかりました。ただ、町のほうでもシルバー人材センターに委託をして、職員が休みのときにそこの受付事務等を頼んでいる場合があります。全施設それぞれちょっと今ここではっきりした資料はございませんが、急遽内容について確認をいたしまして、その方向づけ、あるいは実態について調査をしたいと思っております。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) 選挙等、あるいはそういう、これは公のところであればあえてこれは問題ないのですが、外の仕事なのです。庁舎内でそういう告示事業の選挙とか、あるいは県議会とか町議会とか、いろんなそういう公的な事業の中で人手をシルバーにお願いをして、特にご協力をいただいておるというならば、あえて日曜であろうと土曜であろうとこれは当然事務局なり、あるいは職員が出ておりますから、それを私は指摘をするのでなくて、外部の仕事なのです。外の仕事。ですから、十分これは考えて、シルバーにご協力をいただいておる各課はあると思う。それについては、もう一度各課の課長とどういう状態か、シルバーから上がってきた日報によってもう一度検討をされるべきだと、そんなふうに考えておるのですが、中心として総務部長どうでしょうか。 ○議長(小杉守利) 総務部長。 ◎総務部長(菊地) 先ほど副町長もお答えしておりますが、各課にわたっておりますので、実態を確認して検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(小杉守利) 10番、長岡景介君。 ◆10番(長岡景介) 所管の委員会ではございませんので、教育行政のことについて少しお聞きいたします。  まず、学校教育全般に関しまして、平成25年度の当初予算に関しましての教育長の思いといいましょうか、この予算の中での力点といいましょうか、そういったもの、所信表明とは言いませんけれども、予算を組むに当たってこの25年度はどのようなお考えで組まれていったのかということをお伺いします。その中で触れていただいてもいいし、その後でもいいのですけれども、小中学校で学力テストの結果が多分出てきて、いい、悪いはいろいろあると思いますけれども、その辺のご報告もあわせていただいて、その学力テストの内容によっては上の子が伸びるならどうやって伸ばすのかとか、あとはボトムをどのように上げるのかということも含めてお考えをお伺いをいたします。 ○議長(小杉守利) 教育長。 ◎教育長(高橋) まず、25年度の教育の方向性についてでございますが、25年度はまず学校施設等は益子小学校の改築、それから七井小学校の体育館等立派な施設をつくっていただきましたので、そういった施設を有効活用して、教育に各学校とも尽力をしていきたいと、そのように学校も支援してまいりたいと考えております。そういった中で、特に25年度につきましては学力、今長岡議員から学力テスト云々ということもございましたが、学力向上につきましては確かな学力をつけるということで、そのためには少人数での教育、あるいはチームティーチング、いわゆる1つの学級で複数の教員が子供たちの教育に当たっていくと、そういうことが学力向上には最も有効であるということは、これ教育界では話題になっていますので、そういった少人数指導、これは空き時間の教職員が可能な場合、校長のほうから時間割りの中に組み込んでいただいてチームティーチングなどができるようにと。特に教科による特性もありますので、算数、数学、それから英語等、あるいは学年によっては国語と、そういう時間にはできるだけ複数で対応していく。そのために必ず有効な役に立つものとしては町配置の指導助手、これは有効に活用していくことが可能です。それから、英語に関してはALTの活用です。これだけでは人数的に限りがありますので、空き時間の教員なども校長が計画を立ててチームティーチングで授業に当たれるようにと、そういうことについては25年度は力を入れてまいりたいと考えております。それから、あとこれは益子町の大きな課題でもあるのですが、ICT教育、いわゆる今の電子機器等を活用して教育効果を上げる。先ほど学校教育課長から説明の中でありましたように電子黒板、これ益子町には現在のところ一台も設置されておりません。それで、電子黒板は25年度はぜひ導入をさせていただいて、それを有効に活用して学力向上につなげてまいりたいと、このように考えております。電子黒板については、双方向の指導が可能なのです。従来の教育機器は一方的な、例えば教える側が子供たちに対して情報を提示するという一方的な情報提示だったのですが、電子黒板は子供たちの考え方を指導者側に電子黒板を利用して知らせることができ、そして指導者の考えを子供たちにきめ細かに説明ができると、そういう非常に教育効果が期待される教育機器ですので、電子黒板をぜひ学校に導入していただいて、そしてそれを有効活用して学力向上につなげてまいりたいと、このように考えておりますので、ご理解とご支援をお願いしたいと思います。  以上でございます。 ○議長(小杉守利) 10番、長岡景介君。 ◆10番(長岡景介) 電子黒板の予算が出てきて、勉強不足だったものですから、単純に書いたやつがこっちのプリンターから出てくるとか、ああいうやつかと思いましたけれども、いわゆる双方向というのを聞きしまして非常に興味を持ちました。双方向教育ということで、そうすると子供たちはタブレットか何か持つのかどうか、ちょっとやり方はわかりませんけれども、やはり今東京のほうでも先進地ではそれは随分取り入れているようです。どうしても発言する子って決まってきてしまうというのがありますけれども、でも思っているけれども、手を挙げるまでいかないけれどもというやつを教員がみんなに書かせて教員のパソコンに入るようにしておけば、それがこっち側に移るとか、そこからチョイスしたやつ、これについて考えてみようとかいうことをやれるという事例は聞いてはいたのですけれども、益子でそういうのが実用化されてくるということに関しましては非常にうれしく思いますので、ぜひご活用をいただければと思います。ありがとうございます。  あと、給食センターのことで少しお聞きいたします。修繕費のところなのですけれども、当初予算っていつも少なく見積もるのですが、今年度、24年度大体どれぐらい今のところ修繕費はかかっていますでしょうか。それは、どれぐらい開きがあるのかなというのが少し知りたいということなのですが、それと今現在例えば滞納の状況はあるのかということ、あと給食費、実際少ない予算の中で大変だと思いますけれども、今後値上げとかいうことに対してどのようなお考えなのかお伺いいたします。 ○議長(小杉守利) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(加藤) 給食センターの修繕関係でございますが、24年度は特に大きなものというのは3月補正では人件費のみということでありますが、ただ今後施設のほうも老朽化等してまいるというようなこともございまして、25年度につきましては一応緊急用ということで、とりあえず50万円のそういった緊急用の修繕料は考えてございます。それから、あとは給食のコンテナ、これは毎日使うものですので、そういった部分の小修繕などです。現在のところ大きな修繕は、震災後、震災のときにはいろいろとあったのですが、ございません。それから、給食費でございますが、現在給食の収入、支出関係につきましては今年度見込みでは幾分マイナスの部分も出てくるのかなということから考えますと、25年度につきましては給食費を上げていくためのそういった運営委員会等によりまして検討していかなければならないのではないかというふうに考えております。 ○議長(小杉守利) 10番、長岡景介君。 ◆10番(長岡景介) 運営委員会の中でいろいろ議論が出ると思いますので、自治体によっては給食費をただにしてしまうというか、自治体のほうで持つというところもありますけれども、どれがいい、悪いというわけではございませんので、いろんな事例を含めて審議会のほうでご検討いただいて、現場で給食献立をつくられている方は、非常にやはり厳しい予算の中で赤字は当然仕事として出したくないでしょうからご苦労されていると思いますけれども、今後多分インフレが少しずつ進行していくであろうという予測が立つ中ではより厳しくなると思いますので、現実に即した対応をぜひお考えいただければなと思います。  あと1つだけ、魅力ある学校づくりでしたか、益中でやられている継続事業のやつですけれども、これは昨年に比べますと予算が40万近くふえておりますが、今までの中での成果といいましょうか、経過、あと25年度はこの予算の中でどんなふうなことを行うのかちょっとお伺いいたします。 ○議長(小杉守利) 教育長。 ◎教育長(高橋) 魅力ある学校づくりは、益子中学校区で行っている研究でございます。これは、益子中学校を核として益子小学校、益子西小学校の3校で取り組んでいる研究でございます。内容は、子供たちが楽しんで学校に登校して、そして十分自分の望むような教育活動、学習活動などを行って毎日喜んで学校に登校できるような、そういう学校づくりを目指す、この名前のとおりなのですが、楽しい、魅力ある学校づくりを目指すということでございます。その背景には、不登校の児童・生徒、これをできるだけ減少を図っていくという狙いもございます。それで、益子中学校は従来からある程度の不登校がいる、そういう学校でもあります。これは、5年前、7年前とか、そういう時代には本当に20名以上、30名ぐらいの不登校を抱えていたと、そういう状況がございます。歴代の校長がその不登校を解消するということで取り組んできて、現在非常に不登校の数は減ってはいますが、まだある程度の不登校の子供がいるということで、今年度本格的に不登校の子供などがいなくなるような、そういう楽しい学校づくりを目指すと、魅力ある学校づくりを目指すということで研究に取り組んでいるところでございます。具体的な内容としては、まず何といっても授業、これがわかりやすい授業になっているということが重要です。授業がわからなければ学校はつまらないという、そういうことになりますので、わかりやすい授業の実践を行う。それから、子供たちがそれぞれ自分の役割、いわゆる学校に行ったら自分の存在価値があるような、そういう役割を一人一人が持てるような、いわゆる存在価値があるような、そういう学校での環境づくりを行う。それから、体験活動。いわゆるいろいろな、家庭ではできないような豊かな体験ができるように学校として計画的に体験活動を行うと。それから、2年生などは従来から行っているマイチャレンジ、これは将来の職業などを深く知るためのマイチャレンジ事業、キャリア教育に結ぶ、そういうことにも力を入れていくと。あと、子供たち一人一人のいわゆる心、マナー、規範意識、そういうものを高める道徳教育、これにも力を入れて、それによっていじめなどの解消を図って、いわゆる学校に行くといじめがあるから嫌だとか、そういうことの解消を図ると、そういうことを中心に今年度も取り組んでいただいてかなりの成果が出てきていると。特に益子中は不登校の子供が明確に減少しつつあるということ、岡校長のほうでも研究に取り組んだ結果、不登校傾向の子供は明らかに減少していますということを言っていますので、恐らく今年度と来年度この研究をさらに充実させていくことによって不登校はかなり減ってくると、このように期待しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(小杉守利) 10番、長岡景介君。 ◆10番(長岡景介) 中学校と小学校とがある意味先生方が連携しながら研究を進めて、やはり中1ギャップというのですか、そこでつまづく子供たちもどうも統計上は多いようですし、それも含めて連携しながらお互い研究して、今おっしゃられたようなことを一つ一つ形にしていきながら、結局は益子町全体でも共有するでしょうし、予算をいただいている県とかのほうでも共有をして全体に役立てていくということになるでしょうから、ひとつ期待をしておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(小杉守利) 6番、髙野美晴君。 ◆6番(髙野美晴) 東田井にある町営住宅についてちょっとお聞きしたいのですが、今2棟ですか、入居不可能になっていますけれども、あれは今後どのような方向でいくのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(小杉守利) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(佐藤) 東田井の住宅2棟については、まだ耐用年数のほうが到来しておりませんので、壊すにもそれなりの手続が必要になってきますので、耐用年数の経過後にその対応については検討していく形、具体的に解体なり、そういった方向づけが出てくると思います。 ○議長(小杉守利) 6番、髙野美晴君。 ◆6番(髙野美晴) 現在誰も入居していないんで、中も結構草みたいのも生えたりして荒れているようになっているので、できるだけ適正に管理をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(小杉守利) 11番、髙橋正則君。 ◆11番(髙橋正則) ページでいうと39ページになりますか、2款1項6目の企画費なのですが、2点ほどお伺いしたいと思います。デマンド交通の今後の利用方法といいますか、現在でも高齢者の人には町外への乗り入れの件は今後どうなるのかなというようにお年寄りの人たちからよく声が上がっております。具体的に言うと、日赤に行きたいということが主な理由なのではないかと思うのですが、今後の交通会議の状況というか、真岡市のほうとの連携というか、そういった県のほうでも広域の方向で今後方向的にはいくというような新聞記事が何か載っていたような記憶もあるので、このデマンド交通の今後の町外乗り入れの連携というか、その辺のところは今後の方向としてどうなっているのか、まず1点お聞きしたいと思います。  それと、もう一点はやっぱり同じ6目の企画費なのですが、今回の一般質問で長岡議員もお聞きしておりましたが、地域通貨の利用ということで、執行部からの答弁でいくと26年の3月をめどにまとめていくというようなことなので、まだ先があるわけなのですが、当然この地域通貨はいろいろな政策に応用できる制度だと思います。以前私も質問させていただきましたが、高齢者の生きがい対策、あるいは社会参加という方向でこの地域通貨を利用するというような考えは、8回開催された会議の中でそういった方向性というのはどのようなというか、そういうふうな方向性もお考えの中にあるのかどうかちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(小杉守利) 企画課長。 ◎企画課長(大塚) まず、デマンドタクシーの今後の町外乗り入れということでございます。これにつきましても前にどなたかの一般質問でお答えしましたが、芳賀町、益子町等では真岡市のほうへの乗り入れ希望の声がお年寄り等から上がってきております。これにつきましては、益子町の地域公共交通の会議においてもちろんそれなりの審議もしなければなりませんが、最終的には真岡市さんのほうの同様の会議において承認されませんと中に入っていくということができません。これにつきましては、今のところ益子町でデマンドタクシーが始まりまして実証半年ということですので、町内での実証の内容を精査しながら、これから順次そういうことも考えていくということになると思います。今3台で運用しておりますが、これが外に出ていくということになりますと、必然的に台数をふやさないと今のままの利用の形態ではちょっと厳しいと、そのような形もございますので、そういうことを含めて検討していきたいと考えています。  それから、地域通貨関係で高齢者の社会参加を促すための方策としてという話でございます。これにつきましては、長岡議員の質問の中にありましたが、環境絡みのボランティアさんへの対応、それから前からございますが、高齢者の方へのボランティア関係、そういうものについてその対価として地域通貨を使っていってはというような話は前々からございますので、それについてもこの1年間含めまして検討していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(小杉守利) 11番、髙橋正則君。 ◆11番(髙橋正則) 2点とも今後充実させていく、あるいは検討していくということでありますので、ぜひ今後とも注目しながら実証運行、そしてまた地域通貨の進展ぐあいを見てまいりたいと思っております。  それと、もう一点あるのですが、66ページの関連なのですが、7款1項3目観光費ですが、予算の中で地域おこし協力隊というのを創設していくと、それで今年2名を指名したいというような説明が観光商工課長のほうからあったと思うのですが、この2名の隊員のイメージといいますか、今後募集をかけていくのであろうと思うのですが、どういった人材を予想しておられるのか、この隊員の資質と申しましょうか、キャラクターと申しましょうか、どういったイメージをお持ちなのかお聞きしたいと思います。 ○議長(小杉守利) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(木村) 地域おこし協力隊の件でございますけれども、総務省の地域力創造グループ地域自立応援課がやっておる事業でございまして、こちらにつきましては予算でもご説明申し上げたとおり、都市部の人間を益子町に受け入れておおむね3年ぐらい活躍をしていただきたいということで、今回は益子プロモーション事業と国際交流事業、この2点に絞って募集をかけていきたいというように思っています。募集される方でございますけれども、やはりこの地域おこし協力隊の事業の成功のポイントは、応募される方がご自分の人生をかけて来るというような観点でございます。自分の人生をかけて来るわけですから、こちらも受け入れについては相当の覚悟で受け入れていかなければならないと思います。隊員の方の面倒を見ることはもちろんでございますけれども、隊員とのコミュニケーション、そういったものを積極的に図りながら益子町がよりよい方向に進めますように努めてまいりたいと考えています。  以上です。 ○議長(小杉守利) 11番、髙橋正則君。 ◆11番(髙橋正則) 私もこれ非常に興味を持ってボランティア活動しておりますので、協力できる範囲があればぜひ一緒に協力して、まして今課長が申し上げましたように、人生をかけて来るのでしたら我々も本気になって応援したいと思いますので、ぜひこの事業が成功するようにご努力のほどよろしくお願いします。  以上です。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 一度にやると何か長くなりそうなので、何回かにわたって質疑に参加したいと思うのですが、時間との関係でまさしく総括的なことを質問したいと思います。  今年の予算は、超緊縮予算になっているわけです。71億ということで、前年度に比べると……               (「小学校がないから」の声あり) ◆2番(樋山照代) うん、わかっているのだ、それは。そういうことで、理由というのは小学校などの大型事業が減ったということなわけですけれども、こういう時期だからこそ町民の生活を支えるきめの細かい施策、農業だったら農業ではなくて農業従事者、商工でしたら商工従事者、町民の営業と暮らしを直接支えていくきめの細かい事業をやっていくべきではないか、こういうときだから必要ではないかと思うのです。そのことは、今大問題になっているデフレ不況の打開という、そういう意味でも家計を温めることによって購買力を高めていく、デフレ不況にも貢献していくことではないかと思っているのですが、そういう立場から今度の予算を見ますと、率直に言って新しい事業をばあっと拾い上げてみたのですけれども、町単独事業で暮らしを支えていくという施策がほとんどないということだと思うのです。今の地域おこし協力隊は町独自かなと思ったら、総務省からの補助金でやるという、そういう話。そういう点では、もちろん私は国からお金を出させる、あらゆる国のいろんな施策を研究して、それを使って益子の町づくり、町民の暮らしをよくしていくようにしていくという努力は必要なのですが、それと同時に補助金の範囲内でやるという姿勢ではまずいわけで、やっぱり益子ならではの施策を、町民が望んでいる施策をやっていくということも重要ではないかと思うのですが、その点で町長はどんなふうに考えていますか。 ○議長(小杉守利) 副町長。 ◎副町長(法師人) 私どももなかなか困ってしまう問題がありまして、町単独事業が多いと何で国の補助金を見つけてこないのだというふうなお叱りもいただきますし、町単独事業が少ないともっと上げろというふうな声もございまして、それは見方によりますけれども、やっぱり益子町の財政そのものがそうは大きい財政を持てる状況ではないという状況がございます。そして、今国や県で、県は特に抑えていますけれども、国では積極的に地方を応援するふうな予算化も組んでおりまして、私どもみたいな、益子町みたいなこういう弱小の団体では、やっぱり国の有効な予算をこちらから見つけていくというのも大きな仕事の一つだというふうに考えております。今回24年あたりから特に国の事業費を町のほうに取り入れまして、積極的な予算の展開をしているという状況であります。町そのものが消極的だというふうにお見受けかと思いますけれども、そういうことはございませんでこれからも財源の有効的な配分を考えながら予算化していきたいというふうに考えております。その考えにつきましては変わっておりませんので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(小杉守利) 質問の途中ですが、休憩をいたします。               休憩  午後 1時57分                                                          再開  午後 2時10分 ○議長(小杉守利) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  引き続き平成25年度益子町一般会計予算についての総括質疑を行います。  2番、樋山照代さんの質疑を許します。 ◆2番(樋山照代) 休憩前の質疑はまさしく総括的な質問だったのですが、個別に幾つかお聞きしたいと思います。  1つは、社会資本整備総合交付金です。135万9,790万国から交付金が来るわけですけれども、それの内訳を細かく教えてください。 ○議長(小杉守利) 建設課長。 ◎建設課長(飯野) ページでいきますと22ページになります。9,925万の内訳でございますけれども、民間住宅の耐震診断補助、これにつきましては3件分を予定しておりまして、3万円です。あと、民間住宅の補強、計画策定でございますけれども、これも同じく3件で12万円を予定しています。あと、民間住宅の耐震改修補助でございますけれども、これにつきましては1件30万円で2件で60万円、それと狭隘道路整備促進事業、1件15万で、4件、60万円となるわけでございます。それと、社会資本整備総合交付金、安全で快適な社会基盤整備ということで、道路事業を予定してございます。これが9,790万円。場所ですけれども、町道の生田目・東田井線並びに町道の本沼・追分線の2本、それと橋梁の工事を委託しているものでございます。それと、今申しました橋梁の設計委託、それに係る費用でございます。  以上です。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) この間の私の一般質問などで道路整備はもっともっと強めていかなければならないと思ってはいるのですけれども、交付金を使うだけではなくて町の自主財源からも入れていく、そしてピッチを上げなければならないという、そういう考えはあるわけなのですけれども、やっぱり社会資本整備というのはご承知のように道路建設だけに使いなさいというお金ではないわけです。いわゆる住みよい町づくり、住みよい住宅と環境、やっぱり整備という、そういうのに使っていくことが求められているのではないかと思うのです。そういう点で2回ほどこの間住宅リフォーム制度については質問させていただきました。この間何人かから、町民の人から意見を聞いて、今もって益子の業者の人たちは深刻だなというのを痛感しています。また、東日本大震災で被害を受けた人たちがお金がないためいまだに改修ができないという実態も、つい最近ですけれども、お聞きいたしました。例えば七井のある塗装業者の方は、もう3カ月全然仕事がないというのです。あちこち外交で歩いているのだけれども、仕事がないという。仕事がないと生活がじだらくになってしまっているというのです。あと東日本大震災で住宅と仕事場が壊れてしまったある焼き物屋さんで、瀬戸屋さんなのですが、何とか仕事場と住宅のほうは社協のお金を借りて直したと、今一生懸命お金を返しているのだけれども、業者の人に、自分の敷地の中にある水道管が壊れてしまっている、それに100万かかりますよと言われてしまったのだというわけなのです。そういう点で12月の私の一般質問に対して町長は、この住宅リフォームへの助成制度というのが町民も業者の人たちも助かって経済効果が大きいというのは承知しているという答弁をしてくれたわけなのですけれども、総務省のほうでもこの社会資本整備総合交付金が住宅リフォームなりそういうのにも使っていいですよという答弁もいただいているので、私は非常に緊急性があるというふうに認識しているのです。そういう点でこの点で町として検討していく必要があるのではないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(小杉守利) 副町長。 ◎副町長(法師人) リフォーム制度で何回か樋山議員から質問をいただきました。25年度の予算でもそうでありますけれども、プレミアム商品券を予算化、1,000万円ですけれども、してあります。この中でリフォーム枠を3,000万、3,000万円というのは工事費ベースですが、3割程度のリフォーム枠を設けてございます。それをご活用いただきたいというふうに思っております。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 商品券ですけれども、1,000万のうち住宅リフォーム分として3割振り分けているという今副町長さんの答弁だったのですけれども、では続いてプレミアム商品券の発行の件ですけれども、この商品券の発行の内訳、平成24年度のもし実績がわかったらそれを教えてほしいのですが、それがまだ出ていなければ平成23年度でいいのですけれども、業種別の内訳、この商品券を使って購買に充てたという内訳を教えていただきたいのですが。 ○議長(小杉守利) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(木村) プレミアム商品券によりますリフォーム関係でございますけれども、まず平成23年度につきましてはプレミアム申請件数803件ございまして、そのうちリフォームで使われた件数は76件、金額にいたしまして2,996万円でございます。24年度につきましては、全体で872件の利用がございまして、リフォーム枠につきましては67件、金額にいたしまして2,259万円となっております。  それから、換金状況というか、業種別の利用状況でありますけれども、まだ最終決定はご報告をいただいておりませんけれども、11月の時点で利用関係は中小加盟店が60%、それと大型が40%というような形で利用されております。それで、業種別関係でございますけれども、このうち中小加盟店におかれましては小売店が35.6%、飲食業関係が3.9%、給油所、いわゆるスタンド関係が11.7%、建設業関係が26.5%、製造、販売関係で17.6%、その他サービス業が4.8と、このような明細になっております。まだ確定はいただいていませんので、それをいただければ議会の皆さんにご報告したいと思っております。  以上です。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 商品券の場合には結局1割ですよね。1割プラスということで、商品券の1,000万でしたら1,100万の購買というふうなことになるわけですけれども、住宅リフォームへの助成制度でいいますと、100万のリフォームをやる場合に3万とか5万、200万の場合には大体10万頭打ちというのが県内でも全国でも多いのですけれども、助成額が。そういう意味では、経済効果というのは商品券の何倍も経済効果が出てくるという、そういうふうなことになるわけで、そういう意味では商品券がもっと小売店にプラスになるというのか、そういう圧迫しないためにも住宅リフォームへの助成制度を別枠でつくって、そして何倍も経済効果が図れるようにしていったほうが町の活性化、町の経済効果の上でも大きいのではないかと思っているのですが、いかがでしょうか。 ○議長(小杉守利) 副町長。 ◎副町長(法師人) 補助の率からいくとプレミアム商品券のほうが高いのです。そんなこともありまして、当面プレミアム商品券で対応していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 次に、緊急雇用創出事業の補助金の問題です。これは、去年もこの問題で質問したわけですが、今回もエフエム栃木とサンシャインに補助金を出して観光の開発とPRに使っていくという計画だというふうに認識していいのでしょうか。 ○議長(小杉守利) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(木村) 緊急雇用事業関係でございますけれども、平成25年度、本年度当初の事業につきましては、樋山議員のおっしゃいました観光情報等発信事業ということでエフエム栃木に対しまして1,547万2,000円、1年間の益子スタイルの放送というものが1点、それからもう一点は益子プロモーション事業ということで2名の緊急雇用臨時職員を採用いたしまして、そちらの事業をしてまいりたいというように考えております。昨年までは先ほどのサンシャイン等に委託した部分がございますが、今年度はございません。  以上です。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) エフエム栃木1,547万、残りをこれ益子情報局ということで2名臨時職員を雇ってとは違うのですか。 ○議長(小杉守利) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(木村) プロモーション事業につきましては、2名の臨時雇用、益子町の臨時職員として雇用してやるものでございます。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 観光資源を開発して、そしてそれを観光に結びつけていく、観光客をふやしていくという、そういう努力をしていくというのは有効だと思うのですけれども、今年の2名の人たちの具体的な活動、どういう活動をやっていこうとしているのか、その計画を教えてください。 ○議長(小杉守利) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(木村) 益子プロモーション事業でございますけれども、これは未来計画30ページに町のPR活動ということで具体的にプロモーションするというような計画がございます。25年度は、その事業計画の最終年度となるものでございます。当然計画にのったものは実行していかなければなりませんので、今回このプロモーション事業を25年度の予算に計上させていただきました。今回のプロモーション事業の主な概要でございますけれども、基本的には益子町をより多くの方に知ってもらえる、そのような形でフリーマガジン等を作成いたしまして、それを隣関係の箇所、箇所に置きまして、そのフリーマガジンによるPRということで、中身につきましてはこれから今後詰めていくことになります。そのフリーマガジンの発行が春、秋と、おおむね3,000部ずつ春、秋号を発行したいと、そのように考えております。また、重立ったPRということで今回当初予算でご説明いたしましたが、渋谷ヒカリエで5月から6月にかけまして8階のブースを借りることができました。なかなかそういった場所を借りるというのは大変難しい状況でございますけれども、今回ぜひ益子町のほうで使わせていただきたいということでお願い申し上げたところ、その企画が当たって使うことができたと。そういう点でそのブースを使いまして、今までの益子のイベント関係、そういったものをフルに活用した我がまちのPRというものに努めていくと、そういうような形の今現在考えている事業でございます。今後フリーマガジン等につきましては、ある程度構成ができ上がれば議会の皆様にもぜひごらんいただくような機会があると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) ちょっと私は勘違いしましたけれども、去年、おととしと益子の観光資源を発掘するということでいろんな努力をしていらっしゃるというのをこの情報局のパンフレットを読ませていただいていろいろ興味深い点はありました。特に焼き物、農産物、文化財、あと益子の里山も含めた益子の原風景、そういうのに結びつけた観光というのか、そういう立体的に、観光事業をつくり上げて、そしてそれを発信していくという、そういう方向性というのは私もいい定義、提案ではないかと思っているわけなのです。そういう点でまだまだ文化財関係の発掘というのが不十分だという評価もしているわけなのですけれども、そういう発掘調査、あとPRも含めてこの2つの事業ということだけではなくていろいろ工夫をしてやっていく必要があるのではないかというふうに思っています。そういう点で、皆さんの各関係者の意見も聞きながら事業の中身というのはより充実させていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(小杉守利) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(木村) 益子町にはたくさんの文化財がございます。その文化財を地域資源として積極的に観光、あるいは文化関係のPRに努めていくのは当然であろうと思います。過日開催されましたましこ里山芸術祭、こちらにつきましてはやはり文化庁からのご支援をいただきまして、益子のさまざまな文化財を皆さんの多くの方々にPRする機会ができたと思っております。また、土祭におきましては昨年綱神社をスタートといたしまして、たくさんの文化財に触れるような機会を提供させていただきました。今後とも教育委員会部局の生涯学習課並びに私ども観光商工課のほうと連携を密にいたしまして、文化財をフルに活用した観光並びに文化教育関係の事業に取り組んでまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(小杉守利) 7番、黒子秀夫君。 ◆7番(黒子秀夫) 今文化財の話が出たもので、ちょっと1点だけ聞きたいと思うのですけれども、今課長が言われたように、町長があらゆる振興計画並びに所信表明の中でも歴史的遺産を生かした益子の魅力ある町づくりというような形で文化財のことに力が入っています。国指定が7つあるうち、大羽には3つもあるのですけれども、これ予算的な、予算書を見ると、これ悲しいかな、23年あたりは110万、22年でも120万、24年はいろいろ直した部分で700万という形、また25年は西明寺の楼門ですか、それの修理ということで250万ですか、そういう形なのですけれども、やはり地域の人が文化財を守るという部分ではかなりの努力はしていると思うのですけれども、その状況、今国指定、県指定、町指定の文化財、これらについての環境、かなりひどくなっている部分とか、いろいろあるかと思うのですけれども、道路でいえば道路台帳みたいな形でいろいろあるかと思うのですけれども、文化財についても今国指定、町指定という文化財がどのような状況になっているかというのをまずお聞きしたいのと、前段に町長が文化財に対する思いというのですか、これは文面で言われたと思うのですけれども、コメントありましたらお願いしたいと思います。 ○議長(小杉守利) 町長。 ◎町長(大塚) 詳しい状況は、担当課長のほうからご説明いたしますけれども、文化財に対して私がさまざまなところで発信する際の思いということに関しては、今年度から開始いたしましたましこ里山芸術祭というものもそうですし、それから土祭で地蔵院を皮切りにしたということもそうなのですが、まずは町民の方が自分の足元にある宝物というか、自分の町にこういうものがあるのかというところをまずよく知ってもらうというところから始めていきたいなというふうに思っておりまして、これをまず継続してそれぞれの地区にあるそれぞれの文化財を町民が、町民のボランティアガイドというものがありますから、そういった方々とともにまず学んでいくというところから始めていきたいというふうに思っております。 ○議長(小杉守利) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(川島) 国指定、町指定、そういった文化財の修繕関係のことでよろしいでしょうか。今回は、新年度予算につきましては今ありましたように西明寺の楼門の屋根の修繕ということになります。前年度につきましては、災害関係もかなりありましたので、そういったことで金額的には差が開いているところであります。今後も計画的に所有者と話し合いながら、国指定、県指定、町指定であればそれぞれに所有者の負担、国の負担、町の負担、そういったものがありますので、計画的に実施していきたいと思っております。 ○議長(小杉守利) 7番、黒子秀夫君。 ◆7番(黒子秀夫) 時間も、細かくなってしまうとあれですから、ちょっと提案というか、課長もそういう今言われた文化財をやっぱり一通り見ていると思うのですけれども、例えばこの前の綱神社の防火訓練の中でもいざ水を出そうと思ったら漏水していたとかという、そういう実態、そういうトラブルもあったりするわけです。この文化財保護審議会ですか、その方らもいろいろ現地は見ていると思うのですけれども、そのときにやっぱりそういう情報、地域の方の情報、こういうので困っているのだという部分というのはなかなか……公民館のほうまで行ってこうですよ、ああですよという自治会もなかなかないと思うので、やはりそういう部分は定期的に見回り、地域の方のそういう文化財の今守っている部分をどういう状況でいるのだというのはぜひ把握していただきたいというふうに思います。  あと、細かくなってしまうのですけれども、大郷戸の部分では賃金ということで、観光課のほうでは今度委託で変わったのですよね、西明寺も大羽もやっている部分。ここは、文化財のほうだけはなぜ大郷戸のやつがここに入って賃金なのかというのがちょっと疑問に思ったもので。細かい話なのですけれども。 ○議長(小杉守利) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(川島) 最初前段の綱神社の件については承知しております。それで、やはり国指定とか県指定とか、そういったところになると簡易なものというのはなかなか補助の対象ということになりませんので、所有者の方に話はしております。  あと1つの大郷戸の五輪塔の清掃賃金がなぜ入るかということでよろしいですか。               (何事か声あり) ◎生涯学習課長(川島) 清掃の形態から賃金というようなとり方をしています。 ○議長(小杉守利) 7番、黒子秀夫君。 ◆7番(黒子秀夫) 今気がついただけで観光課のほうでは同じような、清掃作業だよね、これ。五輪塔も小宅古墳も。小宅も入っているのだったか。それを大羽も西明寺もやはり清掃して賃金で今までもらったのが今度委託に変わったわけです。だから、ここも委託で、同じ感覚でいくのなら委託料でいいのかなと思ったわけです。そういうことです。 ○議長(小杉守利) 9番、小島富子さん。 ◆9番(小島富子) 3点ほどお聞きしたいと思います。  先日実施された益子町文化遺産活用活性化事業についてですが、25年度の事業計画はどのようになっているのかお伺いいたします。  また、24年度の先日行われた事業経過など、入場の申し込み、はがき、ネットについてなどもお聞きしたいと思います。 ○議長(小杉守利) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(川島) 先日行われました里山芸術祭の状況ということですけれども、応募状況ということですね。 ◆9番(小島富子) 入場の申し込み状況、はがき、ネットで抽せんのこと、あとまた中身についても、事業経過についてもお願いします。
    ◎生涯学習課長(川島) はがきの応募総数は1,353件であります。それから、ネットの申し込み状況が527件です。合計で1,880件の応募がありました。  あとは、今後の活動…… ◆9番(小島富子) いや、25年の事業計画などありましたらとお聞き…… ◎生涯学習課長(川島) 25年度の事業計画は、この事業は3年間の事業というようなことで考えておりますので、具体的な内容は今後実行委員会等で確定をしていくわけなのですが、方向性としては地域にある文化財を活用するということでありますので、今回は益子方面が中心でしたので、次回は七井方面とか、そういったところで考えております。 ○議長(小杉守利) 9番、小島富子さん。 ◆9番(小島富子) 25年度の事業は、七井ということでもう決定しているのでしょうか。 ○議長(小杉守利) 質問の途中ですが、休憩をいたします。               休憩  午後 2時46分                                                          再開  午後 2時47分 ○議長(小杉守利) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  答弁を、生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(川島) まだ決定はしておりません。25年度は七井地区方面、それと26年は田野地区方面というような考えがあるというようなことであります。  それで、内容は今後実行委員会で詰めていきますが、大きく3本柱がありまして、普及啓発活動、それから人材育成事業等がありますので、そういった普及啓発とか人材育成、そういったことを中心にやっていきたいと思います。 ○議長(小杉守利) 9番、小島富子さん。 ◆9番(小島富子) では、25年度は七井のほうが強いようですけれども、ぜひ3年目は田野地区ということでお願いしたいと思いますが、趣旨の中にも地域の特色ある総合的な取り組み、活性化などについてありますよね、文化遺産とともに。水稲、稲づくり、瑞穂の国、神代の時代から現在までつくられてきている文化遺産であると私は思っています。大型ヒマワリ畑、コスモス畑などともあわせて十分に景観とともに事業に取り入れることもできるような気がいたします。花の中での叙情歌の旅も実施できるのではないかと思いますが、そのような考えはありますでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(小杉守利) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(川島) 文化遺産を活用しての事業ということで、のための事業でありますので、そこが中心になりますが、そういった結びつけ、花とかそういったことの結びつけもできれば、そういった考えはちょっと検討していきたいと思います。 ○議長(小杉守利) 9番、小島富子さん。 ◆9番(小島富子) よろしくお願いしたいと思います。  それから、少年少女合唱団の講師謝礼として87ページにありますけれども、現在何名くらいの合唱団員が所属されているのかお伺いします。 ○議長(小杉守利) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(川島) 現在は6名であります。 ○議長(小杉守利) 9番、小島富子さん。 ◆9番(小島富子) 少年少女合唱団というのには、6名では多分ソプラノ、メゾソプラノ、アルトと分けて合唱をする場合、6名というのはちょっとどうなのかなと疑問に思うのですが、これからはどのように考えているでしょうか。 ○議長(小杉守利) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(川島) 今減少してきているので、これは私もふやさなければいけないというふうに危機感を持っております。その中でこの間の里山芸術祭での芸能人の方と一緒に「ふるさと」を歌ったり、そういった発表の場、それから音楽祭での発表の場、それから今防災無線などでの働き、学校の働き、考えられるようなことはいろいろとやっているところで、今ふやそうということでやっているところです。 ○議長(小杉守利) 9番、小島富子さん。 ◆9番(小島富子) 文化の町としても益子は売り出しているわけですので、そういう音楽、これから巣立つ少年少女合唱団というか、小さいお子様ですので、ぜひとも昔のような形でやれるように努力していただきたいと思います。  次に、早田医院の後継医師についてお伺いいたします。平成23年2月に田野地区14自治会長名で医院に関する陳情書が出され、採択されて2年が経過しているところです。現況などについてどのような検討をなされたのかお伺いいたします。 ○議長(小杉守利) 副町長。 ◎副町長(法師人) 田野地区の早田医院につきましては、平成23年3月に閉院をいたしました。その後、ただいまありましたように陳情書の提出もありました。採択もさせていただいている、そういう経緯がございました。当然無医地区解消という意味では町としても危機感を持っておりまして、対応に当たりたいという考えでおります。当初は、早田先生のほうから早田先生のルートで後任者を探したいという申し入れがあって、その分町のほうでは少し募集等については控えてくれないかという申し出がありました。それを受けまして、私どもも静観をしていたという状況であります。その後なかなか見つからないという状況が出てきまして、町のほうも一緒になって見つけていただけませんかという声を受けまして、ともに病院を訪問したり募集をしたり、募集というのは医療関係の専門のそういう機関があるようでありますけれども、そこで募集をしたりしてまいりまして、実は1件の方が出てもいいかなという気持ちがあって町のほうに問い合わせがあったという状況でございます。それで、その後その先生が直接現地調査をしたり、あるいは調査とあわせて開院するために改修をするのにどれくらい経費が必要かと、業者を伴って見積もりまでも見たと。それから、今までの早田医院に通院されていた方たちのデータを専門のコンサルに頼みましてデータを集めて、何人程度だったら採算ベースに合うか、そういう方面の調査もいたしましたので、ちょっと期間が長くなったという経緯があります。その調査も終わりまして、工事の見積もり等もほぼ出そろいまして、さてという段階に今なっているわけでありますけれども、その対象の先生は現在65歳でありまして、県内の公立病院に勤めておりまして、この3月で退職されるという方なのです。その退職後については、いろんな方面から引く手がございまして、現在のところまだ最終的な返事はいただいておりませんが、今のところはちょっと患者数が少な過ぎるということが1つあります。それから、住まいがないので、現在宇都宮にお住まいなので、宇都宮から通勤したいという意向がありまして、1時間かけて車で運転をしてくるというようなこともございまして、なかなか快諾を得られないという状況であります。やっと先月2月にこちらにお見えになりまして、ちょっと今の段階では難しいという話はいただきました。難しいけれども、これからも病院、あるいは関係機関、それから先生の知り合いの方々にお声がけをしていただくと。町といたしましても、ぜひとも無医地区の解消に向けて活動したいので、一緒にお願いしますという話になりまして、今のところそういう状況でございます。ですから、まだ後任の先生については決まっていないという状況でございます。 ○議長(小杉守利) 9番、小島富子さん。 ◆9番(小島富子) 一生懸命に前向きなことは伝わってまいりますけれども、採算という点から考えますと、これはなかなか田野地区で採算をとれるお医者さんを後継者として迎えるのは難しいと思うのですが、その辺のところは行政のほうの努力をして前向きに考えていってほしいと思っております。  次に、前沢町有林の遊歩道の整備がされるわけですけれども、将来的には山桜や四季折々の花の名所としていくこと、これからヒマワリ畑、コスモス畑、それからこれから整備される道の駅やアクセス道路を含めまして益子町の大きなシンボル的観光スポットとなっていってほしいと私は思っております。それには、町内外にも強くイメージアップを図っていくために前沢町有林と呼ぶのもいいですけれども、花鳥風月が360度のパノラマで楽しめる、例えば赤法花花見の丘というようなネーミングをつけていってはと考えます。赤、それから法、あと花というのは、栃木県内でも何だろう、どこにあるのだろう、これは何だろうと観光客も興味を示すのではと考えております。それについてどのように考えるか、ちょっとお伺いいたします。 ○議長(小杉守利) 環境課長。 ◎環境課長(萩庭) 前沢町有林のネーミングということですが、今おっしゃられました小島議員さんのお考えを参考にしながら、今後ある程度の形で見られるようになった時点で考えたいと思いますので、参考とさせていただきたいと思います。 ○議長(小杉守利) 9番、小島富子さん。 ◆9番(小島富子) 別に名称は私が言った名称ということではなくて、地域の人、また背中に背負っているようなところに住んでいる副町長もいらっしゃいますので、皆さんで益子町のPRになるような、そういうネーミングをぜひつけていってほしいと要望いたします。  以上で終わりにします。 ○議長(小杉守利) 質問の途中ですが、休憩をいたします。               休憩  午後 2時59分                                                          再開  午後 3時10分 ○議長(小杉守利) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  引き続き平成25年度益子町一般会計予算についての総括質疑を行います。  質疑を許します。  8番、廣田茂十郎君。 ◆8番(廣田茂十郎) 当該委員会外で2点ほどお聞きしたいのですが、87ページの社会教育費なのですが、舞台管理費ということで今までなかった委託料が1,701万計上されていますが、このいきさつについてお聞かせください。 ○議長(小杉守利) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(川島) 舞台管理の委託料のいきさつということでありますが、舞台関係は照明、または音響と専門性の高い技術が要求されるところであります。そういった専門的にやっていた職員の退職に伴う委託料ということになります。 ○議長(小杉守利) 8番、廣田茂十郎君。 ◆8番(廣田茂十郎) 職員が退職したために今までなかった舞台管理費が1,700万円ということなのですが、今回の議会の条例の中で任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例ということで、そういう専門的な技術を持った職員の採用に関する条例ができました。職員、人材がいれば1,700万という舞台管理費としての委託料がもっと低く抑えられる可能性があると思いますが、その点についてどう考えているかお聞かせください。 ○議長(小杉守利) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(川島) 初年度は、このような数字が出ましたが、今後は職員でできるだけそういった専門的な技術も習得できるように努めてこの数字をさらに抑えていきたいと考えております。 ○議長(小杉守利) 8番、廣田茂十郎君。 ◆8番(廣田茂十郎) もう一つ、給食センターの民間委託が平成24年度から始まったわけですが、民間委託した効果はどのようなふうに捉えているのかお聞かせください。 ○議長(小杉守利) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(加藤) 給食センターの民間委託での効果ということでございますけれども、1つ目にはまず町職員としての人件費、こちらのほうがかなり低く抑えられるというか、そういう形。それから、今度食のほうなのですが、徹底した安全管理のもとで給食のほうをつくっていただいておりまして、おかげをもちまして児童・生徒からは評判がいいということで、給食の残り、これについては減少傾向にあるという状況でございます。 ○議長(小杉守利) 8番、廣田茂十郎君。 ◆8番(廣田茂十郎) 当然人件費の削減ということはありますが、いろいろな形の委託料があるのですが、給食配送とか機材の管理とかあると思うのですが、給食をつくる業者、いわゆる実際につくる業者には委託料は幾らほどお払いですか。 ○議長(小杉守利) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(加藤) ただいまのご質問、学校給食の民間委託料ということでございますが、給食の調理部門につきましては4,152万2,000円ほどでございます。 ○議長(小杉守利) 8番、廣田茂十郎君。 ◆8番(廣田茂十郎) 4,152万の委託料を払って、現在は人件費で1,400万出ています。両方合わせると5,500万。そうすると、平成23年の実績というか、人件費が5,203万円、平成22年が5,125万円、平成21年が6,256万円ということを考えると、先ほど言ったように果たして本当の意味での経費の削減の効果があらわれているのかという疑問があるのですが、今後の見通しといっても多分これ管理栄養士とか何か考えるとどうしても5,500万はかかっていくのかなという気がしますが、そういう中でいかに効率的に子供の安心、安全も含めて給食行政を進めていくかということに関してどう考えているか、お答えをいただきます。 ○議長(小杉守利) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(加藤) 確かに人件費につきましては、議員ご指摘のとおり20年度から比較しますとだんだん右肩下がりではあったものの、ここへ来ておおむね横ばいというような感じでございます。給食の民間委託につきましては、だんだんと嘱託ということで人件費の削減というか、形に持ってはきたのですが、今後につきましては今度給食の運搬業務関係、こちらのほうも民間委託という形で……今度は一本で、給食の調理部門と、それから運搬業務、これを1つの事業者にお願いするということで考えてはおりますので、ただ人件費というか、経費的には大きな減少というものは期待できないのではないかというふうに感じております。 ○議長(小杉守利) 8番、廣田茂十郎君。 ◆8番(廣田茂十郎) ただこの上がった数字だとそうですが、多分退職金の問題とかいろいろ考えると総体的には経費の削減の方向ということだと思うのですが、今後とも子供たちの安全で安心な給食と、あと費用の効率化を今後とも努力していっていただきたいと思います。  もう一点ちょっとお聞きします。平成25年度の予算が71億1,000万ということで、前年に比較すると14.6%減ということ、これは当然益子小等の大型事業が終わったということで理解するところなのですが、その中で扶助費の伸びが、これちょっと古い数字なのですけれども、平成19年が9億9,781万、それで平成23年度は14億6,432万、今年度予算を見ますと15億9,291万ということで、本当に右肩上がりですか、そういう伸びを示しております。そういう中で本当に財政運営は大変だなと思いますが、この扶助費に関しては当然いろいろな面で高齢化社会、少子高齢化社会を迎えると当然こういうことになっていくのかと思うのですが、その中で今後の財政運営をどのように持っていくのかという基本的な考え方についてお聞かせください。 ○議長(小杉守利) 町長。 ◎町長(大塚) この扶助費等の伸びについては、今後もある程度予測されることでもありますし、国民健康保険、それから介護保険のそれぞれの特別会計のほうの伸び率等々も考えていきますと、今後どのようにそれに対応できるような自力をつけていくかということが非常に大切になってこようかなというふうに思っています。今回の当初予算の編成に当たりまして、私も部課長会議の際に申し上げたことがあるのですけれども、今回71億になってしまったと。私自身もこれは非常に残念だという話はさせていただきました。なぜ残念かというと、町民1人当たりの予算、これをできればやっぱり可能な限り確保していきたいのだと。ただ、現状を見た場合に結局益子町という今の現状からすると幾ら借金をしてもいいというわけではありませんから、身の丈に合った予算編成にならざるを得ない。これを将来ある程度解決していくためには、1つはやはり税収をいかにふやすかと。今回この復興、それから未来というようなそれぞれの2つの計画を平成25年度に具体的にやっていこうということになるので、その先にしっかりと益子町の産業を伸ばし、町民所得を伸ばし、そして税収を伸ばしていくために具体的にどんなことができるのかということが今後の大きなテーマになってくるだろうというふうに思っております。これは、なかなか従来日本経済そのものが非常に上り調子のときは、我々町の職員、それから町全体もそんなに求められなかったことかもしれないけれども、今後はやはりこの町そのものが町民全体で稼ぐというような仕掛けをどういうふうにしていったらいいのかということを考える時期に来ましたと。その中の一つの切り口として観光という話もさせていただいております。先日里山芸術祭でアレックス・カーさんが見えたときに、彼もどの部分をもって観光産業の経済規模を話をしたかというのは具体的に聞いていないのですけれども、一つの考え方としてアレックス・カーさんが話をしていたのは、観光産業の経済規模というものは自動車よりもITよりも大きいのですよと。ここをしっかりと取り組むことが、取り込んでいくことが世界の潮流なのだと。益子町は、ぜひ観光というものに関してはまだまだ余裕はあるのではなかろうかというようなご提言もいただきましたし、私自身も一つの切り口としてこの観光というものを滞在型にシフトを持っていって、そしてただ単に今まで日帰りで、例えば陶器市に来て焼き物を買って帰るというだけではなくて、益子に来て益子の食文化を楽しんでもらって、それから益子のさまざまな名所、旧跡、そういったものを体感してもらう、それから農業体験も含めてですけれども、そういった触れ合いを益子でしていってもらって益子で過ごすということに対してお金を払ってもらう、益子という町にしっかりとお金が落ちるような仕組みを一つの産業としてどうやってつくっていけるかということが先ほど申し上げました、結果としては町民1人当たりの予算というものをふやせる裏づけになるというふうに思っています。今お金の収入がない中で町民1人当たりのこの予算をふやしていこうとすると、これは借金するしかないわけです。ですから、1つは税収をどうやって今後ふやしていくかということを1つ考える。それと、もう一つは国、県との連携という話もずっとここのところ、今回の議会でもいろいろ議員の皆様からもお話を頂戴していますけれども、これしっかりと、里山芸術祭は10分の10ですから、こういうネットワークをどんどん、どんどん広げていきながら、ふやせるものはしっかりと、益子町の現状からしたら国や県としっかりと連携をとって、今までやっていた事業でももししたら何か補助していただけるものがあるのだったら、それは同じ事業でそういったことを組み込みながらやっていくということによって、我々はまた別なお金を別なところに使うことも可能になってくるわけですから、そういう稼ぐということと、もう一つは連携を深めていくということを今後もしっかりとやっていきながら、とにかく町民の福祉、高齢化社会の中で伸びていく、そういう予算の対応というものもできるようにやっていきたいと思っております。 ○議長(小杉守利) 8番、廣田茂十郎君。 ◆8番(廣田茂十郎) 私もアレックス・カーさんの話を聞かせていただいて、まさに切り口というか、先ほども文化財の話等も出ていましたが、そうした益子にある豊かな資源をどう結びつけていくかというのがこれからの一つのキーポイントになっていくのかなと。アレックス・カーさんの話を聞きますと、本当に四国の山の中で古民家を再生して、そこに本当に多くの人が訪れる、便利さとか華やかさとか、そういうのではなくて人間が、古来日本人が持っている、そういう原風景に対するところをきちんとコンセプトを持って対応していくことが、そういう資源が益子はたくさんありますので、大切なことかなと思いました。その中で1点だけ、今度企画になるかと思うのですけれども、臨時財政対策債ということがあります。これは、町の経費の不足分を国が交付税措置できないから、そういう借金をしてもいいですよという借金ですけれども、その伸びが平成20年が、残ですよ、28億7,800万、23年が31億7,300万、それで24年は、これはまだ計算していないので、見込みなのですが、34億7,000万ですか、平成25年度の、これも見込みで資料に書いてあるのは37億7,300万、将来的には国で面倒見ますよと言っていますが、その辺の当然町債もしながら町の財政運営しなくてはならない事態にはなっていることは確かなのですが、その辺の臨時財政対策債も含めた町の借金のあり方ということに関してはどのように考えているかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(小杉守利) 副町長。 ◎副町長(法師人) 地方債の一覧見るとおわかりですけれども、臨時財政対策債、そのほか政府の都合によって財源対策債であるとか減収補填債であるとか幾つかの借入金があります。これは、国の政策に伴って、町の本意ではないのですけれども、国でその借金をしなさいと、そのかわり償還については国で面倒見ますという性質の借入金なのですが、もう何年か前から残額が50%を超えていると、そういう状況であります。これは、全国同じでありますけれども、市町村の本意ではないというふうに思っております。本来ならば地方、特に臨時財政対策債につきましては、これは地方交付税で補填する金額なのです、全額を。それが市町村の借入金に化けたという性質のものなので、できる限りこういう起債はなくして全て交付税で補填がされるような、そういう地方財政計画をとっていただくというのが一番の地方の望みだというふうに考えております。 ○議長(小杉守利) 3番、星野壽男君。 ◆3番(星野壽男) 町から補助金をもらって町外の人たちにおもてなしをするラーニングバケーションという催し物があるのですけれども、それは地域の人たちに声をかけたところ、30人近くの人たちが賛同してくれまして、25年度から塙、星の宮地区でも参加することになりました。何をしたらよいかという話を煮詰めていくうちに、前々から話はあったのですけれども、西部地区にも南運動公園とか北運動公園のように公園があったらいいのになというような話も出てきたのです。その件に関して町長、どう思うかちょっとお伺いします。 ○議長(小杉守利) 町長。 ◎町長(大塚) 今のところ、その計画はないのですが、そういう要望として受けとめさせていただきます。 ○議長(小杉守利) 3番、星野壽男君。 ◆3番(星野壽男) 西部地区には下水道工事を予定してくださいまして、本当にありがたく感じています。西部地区の人たちは、行政に対して何もしてくれないとすねている部分もありますので、私は国、県の補助をもらっても結構ですので、それを利用してぜひつくっていただきたいと思います。 ○議長(小杉守利) 14番、仁平孝芳君。 ◆14番(仁平孝芳) 収入のほうの16款1項土地貸付収入144万1,000円、こういう収入というものは、先ほど樋山さんの質問にも副町長が答弁されておりました。弱小な町だと。収入がないというような意味だと思いますが、益子町にはかなりの青地がございます。この青地の売却、一応やはりこういう税収のない町では活用すべきであると思いますが、ここは部長がいいと思うのだ、部長、どういうふうな観点でこの青地の処分を考えておりますか、お聞かせください。 ○議長(小杉守利) 総務部長。 ◎総務部長(菊地) 青地の売却収入については、おっしゃるようにぜひ活用していきたいと思います。 ○議長(小杉守利) 14番、仁平孝芳君。 ◆14番(仁平孝芳) 今部長がおっしゃったように、なるべく町民の方に理解を示しながら、高額で売却していただくように、これからも職員の方々、議員の我々も一緒になって青地の売却、高額で売れるような努力をしていきたいと思います。  それにもう一点、これ私も一般質問で消化不良になっております。上野議員も雪道対策ということで多分消化不良になっているのかなと思います。実は、きのう田野地区のある方と雑談をしておりました。その中で田野の通学路、雪道で困っている路線が2本あると。1本は、小学校の南側の小泉のほうから来る坂道の雪道、もう一本は東田井、上山の方々が通学路で使っております、もとの田野支所、農協の田野支所の約100メートルぐらいのところの堀中さんの屋敷の日影、堀中さんが屋敷を新築すると、うちを新築すると、そのときに自治会の方々があの木も切ってしまってくれよと言ったら高額なクレーン代を出して伐採してくれたと。やはりそれも自治会の力だと。ああ、そういうものかなと私もつくづく感心しておりました。私も一般質問で通学路に関して町道何号線ということで町長に5路線に対してご答弁をいただきました。この通学路に関しては、交通指導は総務課、認定は学校教育課、管理は建設課と多課にわたっているわけです。上野議員がおっしゃっておりましたが、その時に建設課長が融雪剤の点にちょっと触れておりましたが、やはりこういう子供たちが自転車で通学できる、安心して通学できるような体制も我がまちではとる必要があるのかなと思っています。融雪剤の配布というと、自治会に預けると個人で使ってしまうと。これは、業者に預けるというとどこへ行ってしまうのだかわからないと。融雪剤の配布方法などをよく検討しながら、細かいことは委員会で論議しますが、産業建設部長、どういうふうな観点で融雪剤の使用を認めているのかお聞かせください。 ○議長(小杉守利) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(三宅) 融雪剤の話だと思いますけれども、融雪剤につきましては冬を迎えるといつ降るかわからないという中で対処しております。前年度、今でいいますと25年の12月に向けて若干の融雪剤を業者のほうにお願いしております。といいますのは、夜間の降雪等があった場合にそれに適切に対処しなければならないということで一部預けてあります。そのほか通学路の中でも特に日影になる部分、これらにつきましては学校側のPTAで欲しいという分については若干の支給をしていると。そのほか担当部署のほうで融雪剤と砕石、それを混合したもので凍結してしまってアイスバーンになっているようなところについては貸与しているというのが現状です。ですから、今後も融雪剤については若干前段の中で対応できるような対応はとっていく必要があるだろうというふうに考えております。 ○議長(小杉守利) 14番、仁平孝芳君。 ◆14番(仁平孝芳) 最後になりますが、小島議員がいいことを言った。赤法花花の丘、やはりこういうアイデア、有効にこういう名称を活用してこれからの益子町の産業、観光、農業という分野でアイデアを募りながら運営していっていただきたいと思いますが、最後です。税収が本当に上がらないと、やはり町長もこれは苦慮しておると思うのですが、この税収、根本的に何で税収が上がらないのか、上がるのは国民健康保険のみ、これも町民の方もかなり今申告時期でありますので、頭を悩まされていると思いますが、これはやはり税収の落ち込み、これを上げるためには益子に住んでもらう、工業団地を誘致するといってもこの条件下ではなかなか来てくれない。やはり多くの住民の方々、どなたかおっしゃいましたが、子供がふえればその町は栄えると。やはり住環境の問題だと思います。町長、この住環境をよくして、これから益子第1地区ということで都市計画も計画されていることですので、やはり住環境、住んでよかった益子町、そういうふうにしていただくことをお願いして、細かいことは委員会で論議していただければ幸いと思います。 ○議長(小杉守利) 1番、河原誠君。 ◆1番(河原誠) お時間いただきまして、1点ほどちょっと確認の意味でお願いします。  当初予算の71ページなのですが、土木費で恐縮でございます。15節の工事請負費、2,000万と計上されておるのですが、たしか24年度は当初で3,000万を計上されて、なおかつ補正で1,500万ほどされたと思うのですが、今年度の2,000万、1,000万ほど下がったという主な理由をお願いします。 ○議長(小杉守利) 建設課長。 ◎建設課長(飯野) 今年度、24年度につきましては、23年度に比べまして1,500万円ほどの増で3,000万という当初予算でいただいて事業実行してきていたわけでございますけれども、実際に修理等々を行う場合、やはりある程度の金額は必要になってくるかと思います。とりあえず来年度、25年度につきましてはこの金額でやらせていただきまして、また必要に応じましてその後対応してまいりたいと考えております。 ○議長(小杉守利) 1番、河原誠君。 ◆1番(河原誠) 今答弁いただいたのですが、1,000万ほど落ちたという理由につきましてちょっと理解できないのですが、2,000万に対して私の経験上は積み立てでいろんなものがあるということで2,000万を要求すると、つかみで3,000万から2,000万に落ちたというのはちょっと納得できないのですが。 ○議長(小杉守利) 建設課長。 ◎建設課長(飯野) とりあえずある程度傷んだところの補修等は24年度でしてまいりました。その結果この金額で25年度はとりあえず執行してまいりたいということでご理解をお願いいたします。 ○議長(小杉守利) 1番、河原誠君。 ◆1番(河原誠) とりあえずという話なのですが、現在東京ガスでパイプラインを埋めておりますので、そのパイプラインの終わった後がかなりの継ぎはぎだらけになりますので、これは益子の東西を横切るような形でございますので、全体的な予算の構成上1,000万落としたとなれば、これはいたし方ないと思うのですが、ただ単に1,000万落としたということであれば、これの補正がされることを望んでおります。ただ、まだまだ穴ぼこがあいたまんまで年度末は過ぎて新年度に突入していくという形になりますので、そういう道路の維持管理も先ほど仁平議員さんがおっしゃった住環境の整備改良という部分に結びつきますので、そういう部分でご配慮をお願いいたします。  以上です。 ○議長(小杉守利) 建設課長。 ◎建設課長(飯野) 東京ガスの復旧等におきましては、当初打ち合わせ段階では反復の補修を行うということでなっておりますけれども、現況等を確認いたしまして、それに見合った全幅舗装の復旧等々も考慮に入れておりますので、その点はご理解願いたいと思います。 ○議長(小杉守利) 5番、加藤芳男君。 ◆5番(加藤芳男) 学校教育振興費についてちょっとお伺いいたします。  学童、また小学生、中学生でスポーツ、またいろんな芸術関係で関東大会、全国大会に出場されている方がありますので、その辺について補助的なものは教育振興費から補助ということで出費されていると思います。また、学童野球等に関しては保健体育総務費の一部から補助がされているということを伺っております。一応益子在住の小中学生が町外のスポーツクラブに所属して全国大会に出場したという事例があります。そのときにやっぱり補助金をちょっと、交通費も大変なので、見てもらえないかという話が来たと思うのですが、その辺なぜ出せないのか、この補助費出している部分と個人的に補助は受け付けないのか、ちょっとその辺お伺いいたします。 ○議長(小杉守利) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(加藤) 学校関係、教育関係の各種大会、こちらのほうの補助金でございますけれども、小学生につきましては少年スポーツ事業ということで生涯学習課のほうからいろいろと手続をとっていただいているところなのですが、中学校につきましては各大会ごとに学校から申請がございます。一応町のほうの補助の基準といたしましては、県大会まではバスの運行費とかで対応するような形でできるわけでございますが、関東大会、それから全国大会につきましては確かに加藤議員さんのおっしゃるとおりある一定の費用がかかるということでございます。これにつきましては、学校のほうから補助の申請をいただきまして、それで選手と、それから引率の先生ということで補正予算をいただきながら対応させていただいているところでございます。 ○議長(小杉守利) 5番、加藤芳男君。 ◆5番(加藤芳男) 一応今年度から益子町総合型地域スポーツクラブということでスポーツ関係に力を入れていくという状況であるし、また一部ではないのですが、町長がこの町からもオリンピック選手を出したいという要望を出されております。やっぱり個人的に、チーム的にやっぱり全国大会とかに出られればいいのですが、個人的にプロを目指して頑張っていきたいということでより強いスポーツチームに参加している方も何人かいらっしゃいます。そういう面では、益子町に在住している、親とともに住んでいる子供に対してもその辺の補助というのも出したらいいのかなというふうに思います。また、一般的に芳賀町では女子マラソンの赤羽選手がオリンピックに出て芳賀町出身という、サッカーではなでしこジャパンで栃木県からも2名の選手が出場して結構話題になっております。益子町も今後町長の希望として、そういう選手を出していきたいという状況を町長から伺っておりますので、そのためにはやっぱり個人的にスポーツの意識をどんどん伸ばしてあげたいというふうに思っております。その中で一般の方もそういうふうにスポーツに個人的に頑張っている方もありますので、町民全体を含めてのスポーツの補助というものを考えていただけるのかどうか、町長のほうにちょっとお伺いいたします。 ○議長(小杉守利) 町長。 ◎町長(大塚) 今現在、今年の新年を祝う会でも、とにかく2020年、東京オリンピックで国内が非常に盛り上がっていると、それを誘致しようというふうに盛り上がるだけではなくて、ぜひその際は我が町からも子供たちに期待をして、そういう選手が出せるような、そういう夢を持っていこうという話をさせていただいた件だというふうに思っております。その件は、私も体育協会の会長という立場もありまして、さまざまな場面でぜひ我が町からもそういう子供たちの夢をかなえられるような、そういう土台づくりをしていこうという話もさせていただいておりますし、具体的に今ご提案があったことがいいのかどうかわかりませんが、先ほどは学力の件で教育長から具体的にこういうふうな方策をやっていくといいというようなことがありましたので、ぜひ必要なというか、有効な手段が幾つか得られれば、それに対してはぜひ前向きにさまざま検討をしていきたいなと考えておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(小杉守利) 5番、加藤芳男君。 ◆5番(加藤芳男) 前向きな意見ありがとうございます。やっぱり我が町から有名な方が出れば我が町民も本当に誇りに思うし、また元気な益子ということもアピールできると思いますので、その辺よろしく検討のほどお願いします。  以上です。 ○議長(小杉守利) 質問の途中ですが、休憩をいたします。               休憩  午後 3時53分                                                          再開  午後 4時05分 ○議長(小杉守利) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  引き続き平成25年度益子町一般会計予算についての総括質疑を行います。  質疑を許します。  15番、鈴木智明君。 ◆15番(鈴木智明) 25年度の当初予算ですので、1点について質問させていただきます。  今回の予算の中で2款5項3目地籍調査についてでございます。項目はございますけれども、今年度の予算については222万6,000円という当初予算でございます。なぜ私がこういうことを質問するかというと、特に農業後継者問題、そして農地の荒廃、そういうものを防ぐ意味において地籍調査というのは町民個人の財産の保持、そして正確な課税の位置づけがなされるのが地籍調査だと思っております。特に農業後継者がいなくて農地の流動化が進み、自分で耕さない畑が多くなっております。そういう中で委託された人はその農地の境界もわからないで大型機械でどんどん耕しているのが今の現状でございます。例えれば、うちのほうで例にしますと、農道をうなって麦をまいている、次は大型機械で耕してしまう。わからなくなってしまうのです。特にそういうのは我々の時代なら境界というのは認識しているのですけれども、今の若い人は余り境界もうちの畑どこにどれだけなのだかわからないという人がものすごくふえている現状でございます。そういう中で、やはり個人の知的財産を明確にはかって決定をして、それを後継に譲っていく、続けていく、これはやはり行政の仕事だろうと思っております。そういう中で地籍調査も前平野町長時代に始まり、3年間かな、一応やってまいりました。今企画課長の大塚君が係長時代に固執を持って始まったのでございます。そういう中で、やはりこの町が単独でいきながら財政再建をしなくてはならないという形の中でこの事業が休止をされております。そろそろこの事業も再度始まってもよろしいのではないかなと私なりに思っております。そういう中でこの年度の予算を見たときになかったので、ちょっと残念だなという気はしております。しかしながら、この事業、なかなかただすぐに始まる事業でございません。やはりマンパワー、人材が必要です。予算も必要です。すぐにといってもなかなかできないと思うので、今年度1年かけて準備をしながら来年度からでも事業再開に向けた取り組みをできればいいのかなと私なりには思っております。そして、今各個人の宅地にしても税務課のほうで暫定的に賦課していく現状が多々あると思います。そういうのも地籍調査によってきちんとはかってやれば、的確な課税もできると私は思っておりますので、そういう点、町長でも副町長でも結構ですので、今後、来年に向けた取り組みというのができるかどうか、確実な答えではない……答えでもいいのですけれども、どういう答えでもいいのですけれども、前向きな答弁がいただければありがたいなと思っております。
    ○議長(小杉守利) 副町長。 ◎副町長(法師人) 地籍調査の件であります。この事業の必要性につきましては、土地利用の高度化、あるいは地籍の明確化と、そういう必要性があって始まった事業でありまして、実は平成14年から6年間実施をいたしました。その後平成20年から休止状態であります。現在県内でも26団体中6つの団体が全然手つかずという状況でありますが、あとは継続中、完了は1、岩舟町です。そういう状況で、この郡内はおくれている状況でありますが、今議員から再開してはどうかという質問でありますが、確かにその必要性から見ますとこの地籍調査を再開するということは有効な事業かというふうに考えております。ご案内のように、まちの集中改革プラン、この中で職員を174から154、20名減員したということがございました。地籍調査を実施していくときには、3人がセットになって事業を進めていくというのが基本的な形なのです。当時2ユニットで6人の体制で組んでいまして、なかなかそういう中で人員の配置が難しいということがございまして見合わせてきたということでございます。今ご指摘のように、その有効性、効率性から見ますとこれは再開すべきというふうな考えもございますので、来年とか再来年はっきり始まるというふうにここで確約はできませんけれども、人員配置計画等々見合わせまして前向きに検討してまいりたいというふうに思っております。 ○議長(小杉守利) 15番、鈴木智明君。 ◆15番(鈴木智明) 本当に副町長の前向きなお答えありがとうございます。特にこの事業は始まったからといって1年、2年で終わる事業でございません。最低でも20年くらいかかるのかなと私なりには考えております。そういう意味ではやはり早い時期に始まって、町民の個人の財産を的確に把握していくのが行政の努めだと私なりに思っておりますので、どうぞそういう形でこれから1年間準備を進めながら来年度の予算に盛り込まれるのを期待しながら質問を終わります。 ○議長(小杉守利) 13番、上野康雄君。 ◆13番(上野康雄) 私も一、二点お伺いいたします。  益子町もここ何年かやっぱり人口減少が続いております。2万4,000を若干割るような数字になってきました。一番多いときは2万6,000近くまでいきましたが、ここやはり少子高齢化の波が益子町にも来ているのではないかなという考えでおります。先ほど町長からもありましたように、やはり税収をふやす、そうすると税金をたくさん納めていただいて町の活性化につなげたいということでございますのですが、今年の予算からいいますと、51ページ、妊婦の医療補助とか出産準備手当支給額、この金額が出ておりますが、これは昨年度の実績等なんかから割り出して出しているのではないかと思いますが、これ何人ぐらいずつ要請しているのかお聞かせください。 ○議長(小杉守利) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(佐藤) 妊婦の一般健康診査については、1回から14回までございます。それぞれ人数が計上的には違います。例えば1回目は190人、2回から5回は760人、それから補助対象である6回から14回、これが985人、8回目、11回目は単価が違うものですから、8回目は170人、11回目が150人といった対象者でございます。  子ども医療ですよね。子ども医療につきましては、延べで一応補助対象分は2万4,800件、レセプト件数です。単独分、これは中学生なのですが、これについては2,600円で計上しております。 ○議長(小杉守利) 13番、上野康雄君。 ◆13番(上野康雄) 今子ども医療費の説明をいただいたのですけれども、私が聞いたのは妊産婦の医療費助成と出産準備手当支給事業のほうの人数なので、その人たちが赤ちゃんを産んでいただかないと人口増にはなってこないので、子供さんの医療費はもう子供が生まれていまして、益子の人口に加算されておりますので、正直言ってこれから生まれる子供たちはどのぐらい益子はいるのかなというのを聞きたかったのです。 ○議長(小杉守利) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(佐藤) 妊産婦医療につきましては190人を計上しております。 ○議長(小杉守利) 13番、上野康雄君。 ◆13番(上野康雄) それで、要するに190人ぐらい妊産婦の人がいれば大体そのぐらい、双子という点もありますけれども、生まれるのではないかということでお聞きしたわけです。できるだけ住みよい町をつくって安心して赤ちゃんを産んでいただかないことには益子の人口はふえていきません。それと、転入という点もありますけれども、なかなか新しい産業が起きてこない以上は転入も見込まれないということなので、ただ先ほど町長が言われましたように観光事業で伸ばしていくということになれば、観光課関係の新規事業が新しく掘り起こされるのではないかと思います。その点は、これから考えていかなくてはならないと思います。もう一つのことは、90ページですか、スポーツ教室で今年も400万ほど組まれております。これで、毎年毎年スポーツ教室をやっていただいて、子供たちは大変励みになっていると思います。今年は、どんな事業をスポーツ教室でやるのか、ちょっとお聞かせください。 ○議長(小杉守利) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(川島) スポーツ教室につきましては、考え方として中学校などの部活が網羅できるようなスポーツなどを考えております。25年度についても24年度と同じような学校でやっている部活、そういったものを中心にやっていきたいと思っています。 ○議長(小杉守利) 13番、上野康雄君。 ◆13番(上野康雄) できるだけ子供に夢を与えて励みになるようなスポーツ教室を開いていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) 予算書においては71ページなのですが、今度の当初予算においては前年度からでは4,400万ばかり増加をしておるということで、私は従来から課長にそれなりに大体職員1人当たり5,000万ぐらいの事業量持てるような予算規模のほうがやはりいいのではないかななんていうような話、今ではもっと上がったほうがいいかと思うのですが、かつてはそういう形で土木の予算というのは大体職員1人当たり5,000万ぐらいの事業量をやれるような形で予算の折衝なども一つの目安として申し上げた経過もあります。また、大きな事業のときは別ですが、通常はやはりそのぐらいのをコンスタントに持てればいいかなと。15人いれば7億5,000万ぐらいの予算規模で町道の生活を守る住民の道路をきちんと整備するということで必要でないかなというようなことを申し上げておきました。今回特に多くの条例が制定されました。その中で、町道の構造の技術的基準等を定める条例が制定されまして、4月1日の施行ではございますけれども、建設課長、もし調査をされておるならば、この条例の中の第4条2項、第1種から第4種がございます。そして、第1種が2、3、4級、それから第2種が2、3、4級と分かれております。第4種が1、2、3級と、こういう区分がございます。これは、交通量によって区分をされております。かつても、今もそうだと思うのですが、町道においては大ざっぱな一つのランクづけに町の町道はなっていると思います。そういう中で、こういった条例の施行に伴ってもし調査をされておるならば、この条例の中の4条2項の枠組みがございます。これの中に町道の、路線名は結構ですが、この例えば3、4の2級の交通量が大体9,000台というのですか、これらの道路は大体何十路線あるとか、そういう大ざっぱで結構なので、もし調査をされておるならばひとつ説明をしていただければありがたいと思うのですが、どうでしょうか。 ○議長(小杉守利) 建設課長。 ◎建設課長(飯野) この4月に町道の構造の技術的基準ということで条例を今回定めさせていただきました。それで、今議員からご質問がありました件でございますけれども、道路の区分でございますけれども、我がまちにおきましては町道の種類、第1種から第4種ございますけれども、その該当する道路につきましては第3種並びに第4種でございます。この町道につきましては、第3種でございますけれども、第3種は第2級においては4,000台以上、第3級におきましては1,500台以上、第4種においては500台以上、第5種については500台未満ということでそれぞれ計画台数によって決められてございます。当町においては、全て道路構造に基づきまして道路の設計はしております。最近の道路築造におきましては、ここ数年でございますけれども、第3種第2級が1件、第3種第3級につきましては3カ所、第3種第4級につきましては2カ所、第3種第5級につきましては3本となっております。これにつきましては、最近の資料でございます。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) そうすると、これから町が道路改修をするとか、新設は別ですが、現在の道路状況を見たときに相当な交通量というものを勘案しながら工事を進めていくのか、あるいは現状の中でこの予算的な新しい道路の新設がなければ、大体維持管理という形で進めるのか、あるいは今後町の姿を変えるといいますか、そういう方向の中ではやはり交通量がふえても差し支えないような対応の道路の位置づけをしていくのかどうか、その辺のところがもし考えがあるならば述べていただければありがたいと思うのですが。 ○議長(小杉守利) 建設課長。 ◎建設課長(飯野) 道路につきましては、今後の計画によるものについてはもちろん計画交通量に基づきまして設計をしているものと考えております。維持工事につきましては、現在、この議会でも再三質問等がございましたけれども、やはり道路の劣化等がございますので、それはそれについて維持補修は当然していかなければならないと考えております。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) 建設課長、非常に現場を担当する職員としては大変これはなかなか対住民関係や、あるいは道路などは特に外部の工事等においてはよくやって当たり前で、それができなければ大変な批判を受けるというような立場の中で今日まで課長は耐えてこられたというのもあると思います。そして、おのおのの議員からはいろんな細部にわたっての注文もされた中で、そんなに悪い顔もしないで耐えてこられたというのは、やっぱり行政マンとして長く耐えてきたというのが一つあるのかなと。そういうことから見て、課長との対話などを見ると、1つ私なりに考えたのはすれ違い問答が非常にうまいという形です。ストレスにならないです。これがまともにぶつかっては、これはもう本当にストレスがたまるのだけれども、その点課長は非常にストレスのたまらないようなすれ違い問答で交わしていくという、そういう技術というのがやはり今日まで営々と来られた姿かなということで、今課長のいろいろな過去を振り返ったときに非常にいいものを持っていたなというふうに私は今考えておるわけでございます。そういう中で、その後優秀な課長が誕生されてくれば、また行政も一つ明るい方向になるのでなかろうかということ、今本当のことを言ってしまったけれども、各課長もそういう問題ばかり活用したのではだめですから、それは一つの例として言ったので、これちょっと言葉を言ってしまってうまくないと思うのだけれども、そういうことを、本当に課長、そういう点では非常に私は率直に申し上げたけれども、そういう点があったということを一つ今議会で申し上げさせていただきました。道路については、これからもひとつ十分各地区全部知っているのは課長ですから、そういう中で部下の養成というものをきちんとこれからも指導していただければありがたいと思います。  次に、時間もありますので、私も長くはやりませんけれども、あとはこの道の駅の交流施設基本設計で今回当初予算に2,002万2,000ですか、この予算が計上されております。その入る前に、道の駅益子整備等に関する基本計画の策定業務の委託契約がされておるということは全協にもお話がされておりました。相手方が国際航業株式会社宇都宮営業所だと。ここに委託をしまして、この計画の策定業務を契約をしてまいりました。ここで、一応契約の完成といいますか、1月25日にこの策定がされて本町に来る予定なのですが、これが25年の3月25日までの期間の変更があったということはどのような内容によってこの委託業務の変更があったのですか、お伺いいたします。 ○議長(小杉守利) 農政課長。 ◎農政課長(櫻井) 当初1月25日まででした。1月25日まででは、県との補助金等の方向性協議の中でこの日にちではちょっと盛り込まれない部分があるのではないか、あとは各農業部会、建設運営委員会、それら等の意見も踏まえてこの基本計画に反映させるには日にちが足りないのではないかということで工期のみを変更したものでございます。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) そういう意向というのは業者の方なのですか。町のほうからの強い要望なのですか。どちらにこの延長の起因するものがあったのですか。 ○議長(小杉守利) 農政課長。 ◎農政課長(櫻井) 町のほうが多いと思います。町のほうだと思います。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) 町のほうでの意向が非常にその点お願いなり、あるいは仮に無理な点での急がせたというようなこともあるのかどうかわかりませんけれども、ただやっぱりこの中での業務仕様書というもの、これは業者と町が少なくとも契約を結んだということについては、相手方は忠実にそれは守り、そしてそれを守らせるのにはどのような技術者が要るのかということも町は掌握はしていると思うのです。そうすると、相手方においては十分それらについてはきちんとした作業を進めてきたけれども、町のほうのお願いする内容にどの点に追加なり、あるいは修正なりあったのですか、お伺いします。 ○議長(小杉守利) 農政課長。 ◎農政課長(櫻井) 建設運営部会につきましては、建物の配置図、駐車場の配置、そういう関係と農業部会におかれましては農産物を販売していくのにどのような場所、加工場だの何だの、そういうやつが必要かどうか、そのような観点も検討していただきました。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) そうすると、非常に基本的な町の考え方が正確に伝わっていなかったということだと思うのです。そういう中で、今回2,000万の基本設計、そのほかも含まれておりますから、設計そのものが2,000万だということは申し上げられませんけれども、この中で設計を担当するのは、この契約を結んだ企業が全部設計までやられるわけですか。 ○議長(小杉守利) 農政課長。 ◎農政課長(櫻井) 24年度は、基本計画で国際航業ということでございまして、25年度の基本設計につきましてはこの業者にやらせるかどうかは決めておりません。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) そうすると、ちょっと課長、この収支を持っているかな。この中で基本設計の内容を見られるのだけれども、これはそうすると違うのですか。10項がございます。18条の10項に業務の内容及び範囲という形で、括弧して参考とあります。追加業務の内容及び範囲、積算業務、透視図、模型製作、計画通知、そういったものを全部やっていただき、そして一旦今3を言ったけれども、(2)には基本設計に関する内容、設計条件の整理、法令上の諸条件の調査及び関係機関との打ち合わせ、インフラ設備の調査及び関係機関との打ち合わせ、基本設計方針の策定、基本設計図書の作成、概算工事費の検討、基本設計内容の説明書という形で、ここではそこまでつくっても今度は本設計はどこかに委託するということなのですか。 ○議長(小杉守利) 農政課長。 ◎農政課長(櫻井) 基本計画につきましては、ベースとなる部分のみをお願いしているという次第でございます。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) そういう方向であるならば、それでも行政と業者との関係でのお話ですから、あえてそれ以上はお伺いしません。  次に、最後にできる限りはしょってお伺いします。新年度の予算要求の、どこの行政も同じだと思います。やっぱり予算要求の調整、あるいは各課のヒアリング、そして今年度は重点事業は何か、そういうものから各課の細部の事業の継続があったり、あるいは新規事業があるということ、これが予算の原案をつくるものだと思います。その予算原案に先立って何が基本ベースかというと、私は少なくとも益子町の第5次総合振興計画で掲げた将来像を実現するための前期基本計画、継承されるものは継承し、発展をさせていくと、これが事業の性格であると思います。新たな視点と発想を加えて後期基本計画がこのたびつくられて、その基本計画に基づいて町勢振興実施計画というのが2カ年のローリングによってつくられておると。このことは、行政においては財政の健全化、そして運営を図る、そして事業の推進をつかさどるのだというふうに私は理解をしておるのだけれども、基本構想、それから後期振興計画のこの政策案、そして2カ年の実施計画というのがいずれも関連があって行政というものは新年度予算等においても組み込まれているのでないかなと私なりに思うのですが、その点については執行部の考えは違うという形なのかどうか、私はちょっとわかりませんので、お伺いいたします。 ○議長(小杉守利) 副町長。 ◎副町長(法師人) 議員お見込みのとおりです。そのとおりです。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) そうすると、私の申し上げているのは若干間違っているかどうかわかりませんけれども、一つの参考として申し上げさせていただきます。この町勢振興実施計画、23年度から24年度にわたるこの実施計画、これにはこの2カ年の計画の重点事業というのがのっております。そういうものがのっておってやっておるのだけれども、では過日申し上げられました道の駅の24年度の予算計上はどれだったのか。これは、調査費の1,500万なのです。しかしながら、24年度の当初予算の中で用地買収費が1億5,000万ですか、単純に見て。そういうものが少なくともこの実施計画に基づいて予算が計上される。ただ緊急性があって年度の中途でどうしてもこれは持たなくてはならないというのはこればかりではないと思うけれども、しかしながら当初予算に持つには、少なくとも私はまずこの中に重点事業というものを入れて、その中の一つの名称が入り、そしてそれが予算として中身に分割して入ってこないと、そうするとこの道の駅が例えば1億5,000万ならば、国の補助金だという話もこの間しておりましたけれども、ここにも国県の支出があるのかないのか、県の支出金があるのかないのか、そういうものによって予算というものは計上されてくるというのが、これが地方自治体の総計予算主義の基本原則なのです。こういうものがなくて、そして年度末には簡単に執行残。私は、議会というものをどういうふうな考えでいるのか、そういう素朴な考えに立っておるもので、再度今後の益子町の財政運営について少なくとも私はそういう基本構想に基づいて益子の将来像を担っていく形を一年一年積み重ねていくのだという理解をしていたのだけれども、こういうものが出てくると果たしてどうなのだろうかという考えを持つので、どなたかひとつきちんとした答弁をいただきたい。説明ではなくて。 ○議長(小杉守利) 副町長。 ◎副町長(法師人) 今鶴見議員がごらんになっているローリングの実施計画、二十三、四とおっしゃいました。実際に24年度の予算を計上するときには、二十四、五の実施計画に基づいて計上いたします。実際のところ、もちろん基本構想、基本計画に沿って予算は立てていく、これが基本原則であります。ただ、ローリングでやっている実施計画につきましては、いわゆる前年度に策定しますけれども、今でいえば二十五、六というのは策定いたしますが、25年度の予算については十分に国、県等の協議をして、実際に本当に近い形で予算イコール実施計画の計上をさせていただいております。ただ、翌年度、今でいうと26年度の計画につきましては、具体的な予算の折衝というのはまだできていない状態で、正確度というのはちょっと甘いと、そういう認識でおります。ただ、今の時点で再来年の予算についてこういう計画を立てているということは実施計画の中で計上できますけれども、ちょっと今の時点では難しいという事情もあります。したがって、関係各課から出てまいりました計画そのものを翌々年度については計上する。ただ、翌年度については、これはもう当初予算で審議をしていただきますので、これは実際実情に近い数字を上げていくと、そういう事情はまず説明させていただきますが、この道の駅に関しましては町の活性化、とりわけ農業関係の活性化については大変大きなプロジェクトというふうな位置づけをさせていただいております。そもそものスタートが平成10年ごろだったでしょうか、益子町の活性化計画というのがありまして、その中で南部地区に直売所をつくりたいということをお示しをいたしました。この直売所計画につきましては、県道つくば・益子線、あの路線がバイパス化されるという計画がございまして、そのバイパス化された暁に整備をしたいということで議会の中でも説明をさせていただきました。ただ、ここに来てバイパスの整備計画がはかどらないという状況はご案内のとおりであります。ただ、いつまでもこのバイパスの完成を待つということだと、町の活性化につなげるためにはちょっと時間がかかり過ぎるということで心配していたのですけれども、そういう中で南部地区の農業者を中心にできるだけ早く実現をさせてくれないかという声が上がりました。そういう声を受けまして、町といたしましてもバイパスの完成を待たずに道の駅なる施設を整備をし、その整備した近くにバイパスを通してもらうようなことにすればいいのではないかということで計画が具体化されてきたということです。というのは、石並から長堤まで路線が決定されたということがありましたので、それから先はそうは大きく変わらないというような予測が立ちましたので、これはそういう計画をさせていただいたわけであります。24年度の予算に入りまして、実は調査費のほかに用地買収費1億5,000万を当初予算で計上させていただきました。今までの事業からすると、この用地買収費については国庫補助の対象にならないというのが通例でありました。そうはいっても、先ほどの質問と重複いたしますけれども、財政の乏しい自治体にあって少しでも有利な補助金を見つけたいという考えがございまして、まずは農林水産省所管の事業費についての補助の協議をさせていただきました。それから、国土交通省関係の助成事業、これも協議をさせていただきました。県のほうの補助事業もあるのですが、これも協議をさせていただきまして、この3つの補助制度がどうにか該当しそうだということになって、しそうだというふうな内容が決まりましたのが2月の末のことでございました。先月です。つい最近です。実は、議会の皆様方にも説明をさせていただく立場にあるわけですけれども、なかなかその方針が決まらないということで今日まで来てしまったというのは私どもの手落ちというふうに思っておりますが、実はそういう事情がありまして、かなり補助制度が採用されるような方向づけができたということで、今回は用地買収費については落とさせていただきました。そして、その事業年度につきましても今からですと、当初平成25、26年で整備をして27年の春にオープンしたいという計画でおりましたが、国との協議の中で26、7の整備で28年のオープンを目指すというふうに方向が転換になりましたので、この用地買収につきましては補助対象という性質上から平成26年に当初予算で組ませていただきたい、そういう事情がありましたので、ぜひご理解をいただきたいと思っております。 ○議長(小杉守利) 16番、鶴見平君。 ◆16番(鶴見平) もう一点だけ、そういう方向がきちんとした説明があればそれはいいのですが、やはりこういう一つの、今言った3点セットによって行政の予算づけというのはなされておると。そうすると、私らが見たときに何だったのか、これはと、そういう形で、途中で事業を入れてくれと住民からあっても、少なくとも行政というものはそうは入らないのだ。何だと。きちんとした実施計画に基づいて事業というのは進めておるから、途中で皆さんから大きなそういう道路の問題や何かあっても、これなかなか入らないのだよと住民に対して説明をしているというのが今日までのあり方だったのです。これは、行政はそういうものにおいてやたらとあなたが言われても議会においても簡単に事業の採択はならないのだと、財政計画に基づいてきちんとしたそういう運営の仕方をしているのだということを私は申し上げていたのですが、こういうものを見てみると、何だ、違うのだな、どうにでもなるのだなという印象を持ったから私は申し上げているので、そうするとこの実施計画なども議会の当初予算の議決をするときに本来ならば出していただいて、それと照合しながら我々も審議に入れれば一番いいのだけれども、この当初予算が終わってから、2カ月ぐらい過ぎてからひょっと出てくるから、これではちょっとやっぱりずれがあるのです。だから、今言ったように今度は24年と25年のローテーションによって出してくるのだよという話に逆になってしまうということで、この実施計画についても以前には当初の予算審議する議会に出してくれというような要請をした経過もあったので、やはりそれを見てみるとこの内容は私はどういうものかということを申し上げたので、議長、そういうことで1つ苦言だけさせていただきました。内容については、副町長からそういう経過もありましたので、道の駅についてはずれるという結果も今正式にお話がありましたので、私の質問を終わります。 ○議長(小杉守利) 2番、樋山照代さん。 ◆2番(樋山照代) 絞って2つほど聞きます。  国際交流館のことですが、メッセの中にメッセの陶芸教室を壊して国際交流館をあそこにつくるというお話を聞きました。               (「壊さない」の声あり) ◆2番(樋山照代) 壊さないか。現在の陶芸教室はやめるという話を聞いたのですが、そういうことなのでしょうか。 ○議長(小杉守利) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(木村) 国際工芸交流館のお話でございますけれども、現在陶芸メッセ敷地内のどこかに建設というようなことで考えておるのですけれども、今お話がありました陶芸工房、いわゆる陶芸教室の部分については、今後招聘作家のいわゆる工房活動ができる拠点なものですから、なるべく残したいと。今回平成25年度につきましては、工事関係、あるいはそういった利用を高めるための設備とかいろいろございますので、平成25年度につきましては陶芸教室は休止させていただくと、このように考えております。今後陶芸教室につきましてはその部分が多分招聘作家の活動場所ということになると思いますので、最終的には陶芸教室をやるような形ではなくて、レジデンス、いわゆる陶芸交流事業の一部の施設ということの捉え方になるかと思います。  以上です。 ○議長(小杉守利) 質疑を打ち切ります。  お諮りをいたします。日程第38、議案第33号 平成25年度益子町一般会計予算についての件を常任委員会に付託したいと思いますが、これに賛成の諸君の挙手を求めます。               (賛成者挙手) ○議長(小杉守利) 挙手全員でございます。  よって、本件は常任委員会に付託することに決しました。  付託の区分は、次のとおり行います。総務産業常任委員会においては、議会、監査委員会、総務課、企画課、税務課、会計課、農政課、観光商工課、建設課所管に関する事項を3月12日午前10時から全員協議会室において行います。教育厚生常任委員会においては、学校教育課、生涯学習課、住民課、環境課、健康福祉課、高齢者支援課所管に関する事項を3月12日午前9時から第1委員会室において行います。以上のとおり付託いたします。 ○議長(小杉守利) 本日は、これにて散会いたします。               散会  午後 4時55分...