佐野市議会 > 2021-03-15 >
03月15日-委員長報告・質疑・討論・表決-05号

ツイート シェア
  1. 佐野市議会 2021-03-15
    03月15日-委員長報告・質疑・討論・表決-05号


    取得元: 佐野市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-09
    令和 3年  2月 定例会(第2回)          令和3年第2回佐野市議会定例会会議録(第5号)3月15日(月曜日) 出席議員(24名)    1 番   慶  野  常  夫          2 番   川  嶋  嘉  一    3 番   菅  原     達          4 番   木  村  久  雄    5 番   横  井  帝  之          6 番   早  川  貴  光    7 番   小  倉  健  一          8 番   金  子  保  利    9 番   亀  山  春  夫         10 番   小  暮  博  志   11 番   本  郷  淳  一         12 番   若 田 部  治  彦   13 番   横  田     誠         14 番   田  所  良  夫   15 番   久  保  貴  洋         16 番   鈴  木  靖  宏   17 番   岡  村  恵  子         18 番   鶴  見  義  明   19 番   井  川  克  彦         20 番   山  菅  直  己   21 番   篠  原  一  世         22 番   春  山  敏  明   23 番   飯  田  昌  弘         24 番   高  橋     功 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定に基づく出席要求による出席者  市   長   岡  部  正  英        副 市 長   飯  塚     久  副 市 長   加  藤  栄  作        総 合 政策   大  木     聡                            部   長  行 政 経営   松  本     仁        市 民 生活   内  田     勉  部   長                     部   長               こども福祉   中  村  正  江        健 康 医療   寺  岡  利  幸  部   長                     部   長               産 業 文化   小  野     勉        観 光 スポ   関  口  吉  丸  部 長 兼                     ー ツ 部長  農業委員会  事 務 局長  都 市 建設   越  石     彰        会計管理者   木  村  晴  一  部   長  上 下 水道   相  子  秀  夫        消 防 長   相  子  英  夫  局   長  教 育 長   津 布 久  貞  夫        教 育 総務   永  島  常  民                            部   長  監査委員事   津 布 久  高  明  務局長兼選  挙管理委員  会書記長兼  公平委員会  書記長兼固  定資産評価  審査委員会  書   記 事務局職員出席者  事 務 局長   小  堀  貞  裕        議 事 課長   高  橋  幸  男 議事日程第5号  日程第1  議案第 9号 佐野市国民健康保険税条例の改正について    〃    議案第10号 佐野市企業版ふるさと応援基金条例の制定について    〃    議案第11号 佐野市保育所条例の改正について    〃    議案第12号 佐野市こどもクラブ条例の改正について    〃    議案第13号 佐野市介護保険条例の改正について    〃    議案第14号 佐野市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係               る基準に関する条例の改正について    〃    議案第15号 佐野市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び               運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の               方法に係る基準に関する条例の改正について    〃    議案第16号 佐野市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の改正               について    〃    議案第17号 佐野市多目的集会所条例の廃止について    〃    議案第18号 佐野市市道の構造の技術的基準に関する条例の改正について    〃    議案第19号 佐野市道路占用料徴収条例の改正について    〃    議案第20号 佐野市準用河川流水占用料等徴収条例の改正について    〃    議案第21号 佐野市公共物管理条例の改正について    〃    議案第22号 佐野線田沼多田間開渠改修工事委託契約の変更について    〃    議案第23号 氷室辺地総合整備計画の策定について    〃    議案第24号 白岩・作原辺地総合整備計画の変更について    〃    議案第25号 令和2年度佐野市一般会計補正予算(第16号)    〃    議案第26号 令和2年度佐野市国民健康保険事業特別会計事業勘定補正予算(第4号)    〃    議案第27号 令和2年度佐野市国民健康保険事業特別会計直営診療施設勘定補正予算(第3号)    〃    議案第28号 令和2年度佐野市介護保険事業特別会計保険事業勘定補正予算(第5号)    〃    議案第29号 令和2年度佐野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)    〃    議案第30号 令和2年度佐野市水道事業会計補正予算(第3号)    〃    議案第31号 令和2年度佐野市下水道事業会計補正予算(第4号)    〃    議案第32号 令和3年度佐野市一般会計予算    〃    議案第33号 令和3年度佐野市国民健康保険事業特別会計事業勘定)予算    〃    議案第34号 令和3年度佐野市国民健康保険事業特別会計直営診療施設勘定)予算    〃    議案第35号 令和3年度佐野市介護保険事業特別会計保険事業勘定)予算    〃    議案第36号 令和3年度佐野市後期高齢者医療特別会計予算    〃    議案第37号 令和3年度佐野市水道事業会計予算    〃    議案第38号 令和3年度佐野市下水道事業会計予算 本日の会議に付議した事件  日程第1  議案第9号から第38号までについて        (委員長報告、質疑、討論、表決)  追加日程  議案第39号 令和2年度佐野市一般会計補正予算(第17号)    〃    議案第40号 令和3年度佐野市一般会計補正予算(第1号) ○議長(春山敏明) 開議に先立ち、事務局長に出席議員数及び本日の議事日程について報告させます。  事務局長。 ◎事務局長(小堀貞裕) 出席議員数及び本日の議事日程についてご報告申し上げます。  ただいまの出席議員数は24名でございます。  なお、本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしました議事日程第5号のとおりでございます。日程第1、議案第9号から第38号までについて、以上のとおりでございます。  次に、本日お手元に配付いたしました文書につきましては、ただいまご報告を申し上げました議事日程のほか、各常任委員会及び予算審査特別委員会審査報告書の写し、付議事件表その2、事務報告書並びに表決順序をお示しいたしました案件一覧表でございますので、お改めをいただきたいと思います。  以上で報告を終わります。                                                             午前10時01分開議 ○議長(春山敏明) これより本日の会議を開きます。  本日、本会議開会前に議会運営委員会が開催されました。よって、その結果について委員長の報告を求めます。  議会運営委員会委員長篠原一世議員。          (委員長 篠原議員登壇) ◎議会運営委員会委員長(篠原一世) おはようございます。本日、本会議開会前に開催いたしました議会運営委員会の結果についてご報告を申し上げます。  市長より、議案第39号 令和2年度佐野市一般会計補正予算(第17号)及び議案第40号 令和3年度佐野市一般会計補正予算(第1号)の2件が追加提出されました。この取扱いにつきましては、本日の日程に追加して議題とし、市長に提案理由の説明を求め、質疑を行い、質疑後、委員会の付託を省略し、討論を行って、本日採決することに決定いたしました。  以上、当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、報告といたします。 ○議長(春山敏明) 以上で議会運営委員会委員長の報告は終わりました。ご了承願います。 ○議長(春山敏明) これより日程に入ります。  日程第1、議案第9号から第38号まで、以上30件を一括して議題といたします。  議案第9号から第31号まで、以上23件については、いずれも所管の常任委員会に付託され、議案第32号から第38号まで、以上7件の新年度予算については、予算審査特別委員会に付託された案件であります。  なお、お手元に配付のとおり、各委員長より審査報告書が提出されております。よって、提出された報告書については、朗読を省略し、会議録に登載することにいたします。                                                                                               令和3年3月4日  佐野市議会議長  春  山  敏  明  様                                   総務常任委員会                                      委員長  川  嶋  嘉  一                   委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会は、令和3年2月24日に付託された案件について、同年3月3日に委員会を開催し、審査の結果、次のと おり決定したので、佐野市議会会議規則第102条の規定により報告します。┌───────┬─────────────────────────────────────┬─────┐│ 番  号  │              件     名                │審査の結果│├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 10 号│佐野企業版ふるさと応援基金条例の制定について              │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 23 号│氷室辺地総合整備計画の策定について                    │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 24 号│白岩・作原辺地総合整備計画の変更について                 │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 25 号│令和2年度佐野市一般会計補正予算(第16号)関係部分           │原案可決 │└───────┴─────────────────────────────────────┴─────┘                                                                                               令和3年3月3日  佐野市議会議長  春  山  敏  明  様                                   厚生常任委員会                                      委員長  菅  原     達                   委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会は、令和3年2月24日に付託された案件について、同年3月2日に委員会を開催し、審査の結果、次のと おり決定したので、佐野市議会会議規則第102条の規定により報告します。┌───────┬─────────────────────────────────────┬─────┐│ 番  号  │              件     名                │審査の結果│├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 9 号│佐野国民健康保険税条例の改正について                  │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 11 号│佐野保育所条例の改正について                      │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 12 号│佐野こどもクラブ条例の改正について                   │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 13 号│佐野介護保険条例の改正について                     │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 14 号│佐野介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に│原案可決 ││       │係る基準に関する条例の改正について                    │     │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 15 号│佐野介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及│原案可決 ││       │び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支│     ││       │援の方法に係る基準に関する条例の改正について               │     │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 16 号│佐野指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の改│原案可決 ││       │正について                                │     │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 25 号│令和2年度佐野市一般会計補正予算(第16号)関係部分           │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 26 号│令和2年度佐野市国民健康保険事業特別会計事業勘定補正予算(第4号)  │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 27 号│令和2年度佐野市国民健康保険事業特別会計直営診療施設勘定補正予算(第3│原案可決 ││       │号)                                   │     │└───────┴─────────────────────────────────────┴─────┘┌───────┬─────────────────────────────────────┬─────┐│議案第 28 号│令和2年度佐野市介護保険事業特別会計保険事業勘定補正予算(第5号)  │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 29 号│令和2年度佐野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)         │原案可決 │└───────┴─────────────────────────────────────┴─────┘                                                                                               令和3年3月4日  佐野市議会議長  春  山  敏  明  様                                   経済文教常任委員会                                      委員長  久  保  貴  洋                   委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会は、令和3年2月24日に付託された案件について、同年3月3日に委員会を開催し、審査の結果、次のと おり決定したので、佐野市議会会議規則第102条の規定により報告します。┌───────┬─────────────────────────────────────┬─────┐│ 番  号  │              件     名                │審査の結果│├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 17 号│佐野多目的集会所条例の廃止について                   │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 25 号│令和2年度佐野市一般会計補正予算(第16号)関係部分           │原案可決 │└───────┴─────────────────────────────────────┴─────┘                                                                                               令和3年3月3日  佐野市議会議長  春  山  敏  明  様                                   建設常任委員会                                      委員長  亀  山  春  夫                   委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会は、令和3年2月24日に付託された案件について、同年3月2日に委員会を開催し、審査の結果、次のと おり決定したので、佐野市議会会議規則第102条の規定により報告します。┌───────┬─────────────────────────────────────┬─────┐│ 番  号  │              件     名                │審査の結果│├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 18 号│佐野市市道の構造の技術的基準に関する条例の改正について          │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 19 号│佐野道路占用料徴収条例の改正について                  │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 20 号│佐野準用河川流水占用料等徴収条例の改正について             │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 21 号│佐野公共物管理条例の改正について                    │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 22 号│佐野線田沼多田間開渠改修工事委託契約の変更について           │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 25 号│令和2年度佐野市一般会計補正予算(第16号)関係部分           │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 30 号│令和2年度佐野市水道事業会計補正予算(第3号)              │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 31 号│令和2年度佐野市下水道事業会計補正予算(第4号)             │原案可決 │└───────┴─────────────────────────────────────┴─────┘                                                                                              令和3年3月10日  佐野市議会議長  春  山  敏  明  様                                   予算審査特別委員会                                      委員長  鈴  木  靖  宏                   委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会は、令和3年2月24日に付託された案件について、同年3月5日、8日及び9日に委員会を開催し、審査 の結果、次のとおり決定したので、佐野市議会会議規則第102条の規定により報告します。┌───────┬─────────────────────────────────────┬─────┐│ 番  号  │              件     名                │審査の結果│├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 32 号│令和3年度佐野市一般会計予算                       │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 33 号│令和3年度佐野市国民健康保険事業特別会計事業勘定)予算         │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 34 号│令和3年度佐野市国民健康保険事業特別会計直営診療施設勘定)予算     │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 35 号│令和3年度佐野市介護保険事業特別会計保険事業勘定)予算         │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 36 号│令和3年度佐野市後期高齢者医療特別会計予算                │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 37 号│令和3年度佐野市水道事業会計予算                     │原案可決 │├───────┼─────────────────────────────────────┼─────┤│議案第 38 号│令和3年度佐野市下水道事業会計予算                    │原案可決 │└───────┴─────────────────────────────────────┴─────┘ ○議長(春山敏明) これより委員会の審査の経過及び結果について、各委員長の報告を求めます。  まず、総務常任委員会委員長、川嶋嘉一議員。          (委員長 川嶋議員登壇) ◎総務常任委員会委員長(川嶋嘉一) ただいまから、総務常任委員会に付託されました案件の審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。  当委員会は、3月3日午後1時32分、委員会室において開会しました。委員全員が出席し、当局からは飯塚副市長を始め総合政策部長、行政経営部長、消防長ほか関係職員が出席し、議会より正副議長を始め事務局長ほか関係職員が出席いたしました。  案件の審査の経過及び結果については、お手元に配付の委員会審査報告書のとおりでございます。  最初に、議案第10号 佐野市企業版ふるさと応援基金条例の制定についてを議題とし、報告書のとおり質疑が行われ、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第23号 氷室辺地総合整備計画の策定についてを議題とし、報告書のとおり質疑が行われ、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第24号 白岩・作原辺地総合整備計画の変更についてを議題とし、報告書のとおり質疑が行われ、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  最後に、議案第25号 令和2年度佐野市一般会計補正予算(第16号)関係部分を議題とし、報告書のとおり質疑が行われ、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  以上が当委員会に付託されました全案件の審査の経過及び結果についてでございます。当委員会の決定に対し、議員各位の賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、報告といたします。 ○議長(春山敏明) 次に、厚生常任委員会委員長、菅原達議員。          (委員長 菅原議員登壇) ◎厚生常任委員会委員長(菅原達) ただいまから、厚生常任委員会に付託されました案件の審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。  当委員会は、3月2日午後1時32分に委員会室において開会いたしました。委員全員が出席し、当局から飯塚副市長、加藤副市長を始め総合政策部長、市民生活部長、こども福祉部長、健康医療部長ほか関係職員が出席し、議会より副議長を始め事務局長ほか関係職員が出席しました。  案件の審査の経過及び結果については、お手元に配付の委員会審査報告書のとおりでございます。  最初に、議案第9号 佐野市国民健康保険税条例の改正についてを議題とし、報告書のとおり質疑が行われ、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第11号 佐野市保育所条例の改正についてを議題とし、報告書のとおり質疑が行われ、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第12号 佐野市こどもクラブ条例の改正についてを議題とし、報告書のとおり質疑が行われ、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第13号 佐野市介護保険条例の改正についてを議題とし、報告書のとおり質疑が行われ、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第14号 佐野市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例の改正についてを議題とし、報告書のとおり質疑が行われ、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第15号 佐野市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例の改正についてを議題とし、報告書のとおり質疑が行われ、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第16号 佐野市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の改正についてを議題とし、報告書のとおり質疑が行われ、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第25号 令和2年度佐野市一般会計補正予算(第16号)関係部分を議題とし、報告書のとおり質疑が行われ、討論はなく、議案第25号関係部分は採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第26号 令和2年度佐野市国民健康保険事業特別会計事業勘定補正予算(第4号)を議題とし、報告書のとおり質疑が行われ、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第27号 令和2年度佐野市国民健康保険事業特別会計直営診療施設勘定補正予算(第3号)を議題とし、質疑はなく、討論もなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第28号 令和2年度佐野市介護保険事業特別会計保険事業勘定補正予算(第5号)を議題とし、報告書のとおり質疑が行われ、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  最後に、議案第29号 令和2年度佐野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)を議題とし、報告書のとおり質疑が行われ、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  以上が、当委員会に付託されました全案件の審査の経過及び結果についてでございます。当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、報告といたします。 ○議長(春山敏明) 次に、経済文教常任委員会委員長、久保貴洋議員。          (委員長 久保議員登壇) ◎経済文教常任委員会委員長(久保貴洋) ただいまから、経済文教常任委員会に付託されました案件の審査の経過及び結果についてご報告を申し上げます。  当委員会は、3月3日午前10時2分、委員会室において開会いたしました。委員全員が出席し、当局から加藤副市長、教育長を始め産業文化部長、観光スポーツ部長、教育総務部長ほか関係職員が出席し、議会より正副議長を始め事務局長ほか関係職員が出席いたしました。  案件の審査の経過及び結果については、お手元に配付の委員会審査報告書のとおりでございます。  最初に、議案第17号 佐野市多目的集会所条例の廃止についてを議題とし、報告書のとおり質疑が行われ、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  最後に、議案第25号 令和2年度佐野市一般会計補正予算(第16号)関係部分を議題とし、報告書のとおり質疑が行われ、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  以上が、当委員会に付託されました全案件の審査の経過及び結果についてでございます。当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、報告といたします。 ○議長(春山敏明) 次に、建設常任委員会委員長、亀山春夫議員。          (委員長 亀山議員登壇) ◎建設常任委員会委員長(亀山春夫) ただいまから、建設常任委員会に付託されました案件の審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。  当委員会は、3月2日午前9時2分、委員会室において開会しました。当局から加藤副市長を始め都市建設部長、都市建設部次長、上下水道局長ほか関係職員が出席し、議会より議長を始め事務局長ほか関係職員が出席しました。  案件の審査の経過及び結果については、お手元に配付の委員会審査報告書のとおりでございます。  最初に、議案第18号 佐野市市道の構造の技術的基準に関する条例の改正についてを議題とし、報告書のとおり質疑が行われ、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第19号 佐野市道路占用料徴収条例の改正についてを議題とし、報告書のとおり質疑が行われ、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第20号 佐野市準用河川流水占用料等徴収条例の改正についてを議題とし、報告書のとおり質疑が行われ、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第21号 佐野市公共物管理条例の改正についてを議題とし、報告書のとおり質疑が行われ、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第22号 佐野線田沼多田間開渠改修工事委託契約の変更についてを議題とし、質疑はなく、討論もなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第25号 令和2年度佐野市一般会計補正予算(第16号)関係部分を議題とし、報告書のとおり質疑が行われ、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第30号 令和2年度佐野市水道事業会計補正予算(第3号)を議題とし、質疑はなく、討論もなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  次に、議案第31号 令和2年度佐野市下水道事業会計補正予算(第4号)を議題とし、質疑はなく、討論もなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可とすることに決定いたしました。  以上が、当委員会に付託されました全案件の審査の経過及び結果についてでございます。当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、報告といたします。 ○議長(春山敏明) 最後に、予算審査特別委員会委員長、鈴木靖宏議員。          (委員長 鈴木議員登壇) ◎予算審査特別委員会委員長(鈴木靖宏) ただいまから、予算審査特別委員会に付託されました案件の審査の経過及び結果についてご報告を申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、お手元に配付の委員会審査報告書のとおりでございます。  当委員会は、2月25日、議員全員で構成する予算審査特別委員会協議会を開催し、審査方法等について協議を行いました。3月5日の委員会冒頭で理事会が設置され、審査日程は3月5日、8日及び9日の3日間、午前9時から委員会を開くことを確認し、審査の順序は、初めに一般会計予算について質疑を行い、次に特別会計予算及び企業会計予算について質疑を行い、質疑時間はそれぞれ答弁を含めて1人30分以内で行うことなどを決定いたしました。質疑時間の短縮等新型コロナウイルス感染症の予防対策を実施しながらの委員会運営といたしました。一般会計予算については15名、特別会計予算及び企業会計予算については9名の委員が質疑を行いました。質疑は3日間にわたり行われましたが、その内容につきましては議員各位がご承知のとおりでございますので、省略をさせていただきます。  質疑終結後、理事会において、6項目の要望事項を取りまとめ、お手元に配付のとおり、令和3年度予算審査要望書として当局に要望することに決定をいたしました。  次に、討論に入り、鶴見委員より議案第32号、議案第33号、議案第35号及び議案第36号、以上4件については反対、ほかの3件については賛成の討論があり、続いて横井委員、木村委員、飯田委員、篠原委員より議案第32号から第38号までの7件について賛成の討論がありました。その後、採決に入り、議案第32号、議案第33号、議案第35号及び議案第36号、以上4件については起立多数で、議案第34号、議案第37号及び議案第38号、以上3件については起立全員で、いずれも原案のとおり可とすることに決定いたしました。  以上が、当委員会に付託されました案件の審査の経過及び結果であります。当委員会の決定に対し、議員各位の賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(春山敏明) 以上をもって各委員長の報告は終わりました。  これよりただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。  この際、申し上げます。委員長の報告に対する質疑は、委員会の審査の経過及び結果に対する質疑でありますので、ご了承願います。  質疑はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(春山敏明) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、18番、鶴見義明議員。          (18番 鶴見議員登壇) ◆18番(鶴見義明) それでは、討論させていただきます。  ただいま上程されております議案第9号から議案第38号までの30議案のうち、議案第32号 令和3年度佐野市一般会計予算、議案第33号 令和3年度佐野市国民健康保険事業特別会計事業勘定)予算、議案第35号 令和3年度佐野市介護保険事業特別会計保険事業勘定)予算、議案第36号 令和3年度佐野市後期高齢者医療特別会計予算の4議案について反対とし、残りの26議案については賛成といたします。  それでは、反対4議案について理由を述べさせていただきます。  最初に、議案第32号 令和3年度佐野市一般会計予算です。令和3年度は、当初予算、合併後2番目の大型予算で、501億2,000万円です。しかし、一昨年の東日本台風、昨年当初からの新型コロナウイルスにより、失業したり営業自粛、倒産などにより所得減となり、市民税は個人市民税、法人市民税ともに大幅な減収となっています。国は、令和3年度の減収分については、当初から地方交付税として全額補填するとしております。予算編成方針では、市長はこれまで経験したことのないような厳しい財政状況が想定されており、徹底した事務事業の見直しと不用額の精査を行うこと、令和4年度以降への延期や見直し、廃止等を検討と述べております。財政が厳しければ、限られた財源をどのように使うかが大きく問われます。税収減となったことで、市民への負担増になったり、住民サービスの低下とならないようにしなければなりません。  予算編成で、事業の見直しや延期、廃止を検討と言いながら、一方では出流原PA周辺総合物流開発整備事業については、当初の予定のとおり工事完了が実現できるように事業の進捗を図ると述べています。なぜ見直しの対象事業に含まれなかったのかを質疑いたしました。産業振興と雇用のため、必要不可欠と答弁いたしましたが、予定どおり進めることでどれだけの経済効果があるのか、工期を遅らせればどれだけ経済的損失になるのか、その検証もなく、ただ完成を急ぐばかりであります。今やるべきことは、地域経済を担ってきて、今コロナ禍で苦労している中小企業を支援し、雇用を守ること、直面している新型コロナウイルスから市民の安全安心を守ることを優先的にするべきではないでしょうか。  新型コロナに関しては、佐野市では県内でもいち早く、昨年12月に市内の高齢者施設で働く人たちへの抗原検査を無償で行ったことは評価します。しかし、新型コロナの感染者は無症状の人も出ております。無症状の人が、知らず知らずのうちに感染を拡大させる危険もあります。国は、無償でモニタリング検査を実施するとして、少しずつ広がりを見せています。既に栃木県では、国と共同して約600人のモニタリング検査を行いました。この結果、検査を受けた方は全て陽性反応はなかったと、こういう結論が出ております。また、東京都江戸川区では、繁華街の飲食店等で働く従業員に無償でPCR検査を行うことを決めたそうです。佐野市でも、希望する誰もが無償で検査を受けられる制度をつくるべきです。それが、感染拡大防止の最善策ではないでしょうか。  子育て支援では、保育園の民営化の方向性が顕著に見られます。それも、従来の社会福祉法人という枠から企業型へのシフトになり、保育がビジネスにされようとしております。また、放課後こどもクラブについても、全て民間に委託すると述べております。特にこれから将来を担う子供の成長を民間に丸投げすることは、非常に問題ではあります。  高齢者福祉タクシー運賃助成事業と生活路線バス運行支援事業の見直しが行われました。タクシーの支援事業は、以前から多くの議員から、通院以外にも使用できるようにという要望がありました。今回の利用範囲の拡大とタクシー券の廃止で、利用回数が無制限になったことは評価しますが、乗車期間が短いと言われる高齢者には、僅かですが、負担増となります。また、生活路線バスも割引券の廃止で回数無制限となります。昨年からデマンドバス運行に移行しましたが、これから高齢化がますます進む中、ドア・ツー・ドアのメリットもありますが、多くの利用者から、不便になった、以前のような定時運行の乗り合いに戻してほしい、こういう声もたくさん聞いてきました。運営方針を変更して1年です。しっかりと検証することを望みます。  次に、議案第33号 令和3年度佐野市国民健康保険事業特別会計事業勘定)予算です。国民健康保険は、被保険者の約8割が所得200万円未満という年金者や無職者が多くを占める低所得者層に変わってきました。したがって、滞納者が出てくるのは目に見えています。滞納者に対しては、資格証明書や短期保険証が交付をされます。特に資格証明書では、医療機関の窓口で一旦全額支払わなければなりません。そのため、診療抑制などで命にかかわることにもなりかねません。また、均等割は、子供のいる家庭では1人分として賦課されます。そのために、子供の多くいる家庭ではさらに負担が重く、子育て支援に逆行しています。国は、ようやく2022年度から就学前の子供の均等割を半額にすることを決めました。子育てしやすいまち、移住促進のためにも、佐野市独自の対象年齢引下げ(後に引上げと訂正)を要望します。  次に、議案第35号 令和3年度佐野市介護保険事業特別会計保険事業勘定)予算です。令和3年度は、第8期の初年度の年です。料率の変更で87円の引上げになりますが、低所得者への軽減繰入金や介護給付費準備基金の増額繰入れなどで引上げ幅を最小限に抑えたことには、一定の評価をしたいと思います。平成29年4月から総合事業が始まり、要支援者の通所サービスや訪問介護サービスが介護保険制度から外されました。受皿となる訪問型サービスBや通所型サービスBは、思うように増えておりません。希望する誰もが自由にサービスを受けられる介護保険制度に戻すべきであります。  最後になります。議案第36号 令和3年度佐野市後期高齢者医療特別会計予算です。後期高齢者医療制度は、高齢者人口が増えるほど保険料が段階的に引き上げられる制度としてスタートいたしました。特に高齢者は疾病率が高いとして、長期の滞納者に対しては短期保険証のみの発行が許されております。直近の状況では、滞納者は80名、短期保険証の発行は46名となっています。これからますます高齢化が進む中、高齢者が安心して受けられる医療制度にするべきです。  以上で反対討論といたします。
    ○議長(春山敏明) 以上で鶴見義明議員の討論は終了いたしました。  次に、5番、横井帝之議員。          (5番 横井議員登壇) ◆5番(横井帝之) それでは、ただいまより新風を代表いたしまして、今議会に提出されました議案第9号 佐野市国民健康保険税条例の改正についてから議案第38号 令和3年度佐野市下水道事業会計予算までの全30議案につきまして、賛成の立場で討論させていただきます。  最初に、議案第9号 佐野市国民健康保険税条例の改正についてから議案第31号 令和2年度佐野市下水道事業会計補正予算(第4号)までの23議案につきましては、各常任委員会に付託され、各常任委員会委員長の報告どおり賛成させていただきます。  次に、議案第32号 令和3年度佐野市一般会計予算から令和3年度佐野市下水道事業会計予算までの7議案についても、予算審査特別委員会委員長の審査報告どおり、全議案に賛成いたします。  それでは、予算に関連しました賛成趣旨を述べさせていただきます。一般会計予算は、501億2,000万円と500億円を超え、合併後2番目に大きな予算規模となりました。1人当たりにしますと42万7,000円と、合併後最大となり、その予算規模の大きさが分かります。その内容を精査しましたところ、2つの最優先事項への予算計上が重点的になされ、市民への安心安全な暮らしへの配慮がうかがい知れます。令和元年東日本台風からの復旧復興では、一日も早い元の暮らしへの復旧、今後の災害に備えたリスク対応など、安心安全に暮らすための仕組みづくりがなされます。また、新型コロナウイルス感染症対策には、直接的な感染症予防や感染症への検査だけでなく、新型コロナウイルス感染症対策による営業自粛や時間短縮等によって経営に大きな影響を受けた事業者への直接的、間接的な支援策を充実していくことが明らかになりました。この一般会計予算に加え、特別会計では253億4,860万円、そして公営企業会計においては、水道事業会計では収入34億1,139万円、支出43億9,319万円ですが、当年度純利益を1億8,224万円を見込み、下水道事業会計では収入64億2,887万円、支出74億2,874万円ですが、当年度純利益を3億7,201万円を見込み、適正な事業経営を進められると判断し、賛成を申し上げさせていただきます。  さて、昨年から懸念事項となっている新型コロナウイルス感染症による様々な影響は、いまだ予断を許さず、感染症対策をしながら、感染症対策による影響のフォローを進めるという二重の対応を求められています。しかし、その反面、新しい生活様式の定着化や新しい働き方による生活環境の変化など、生活基盤、社会基盤の変化への取組が求められているのではないでしょうか。  まず、スマートセーフシティ推進事業が新規で7,000万円の予算化がされました。感染症対策を契機に、未来技術を活用し、非常事態宣言時においても自動化や遠隔化による安全確保と生活水準を維持できる社会の実現を目指すことは、今後の社会生活に必要不可欠と評価いたします。  次に、市民活動補償制度実施事業費100万円が予算化されました。今後、人口減少社会の中で、市民と行政の協働はより一層広く、多くの活動で充実していくことが求められます。この補償制度は、市民がより一層ボランティアでの活動をしやすくなり、活動の幅を広げる一因となるものと判断し、評価いたします。より使いやすい制度設計と、多くの人、団体への周知をお願いいたします。  いまだ感染を全ては抑え込むことができていないでいる新型コロナウイルス感染症対策には、各団体などに充実した支援が予算化されていますが、新型コロナウイルス感染症対策事業費として2億3,680万円が予算化されています。検査費用や医療機関への支援などが主な内容となりますが、検査結果ができるだけ早く分かるようになり、適切な診療が早期に受けられるようになること、学校等の休業日数の短縮などを期待し、評価いたします。  新型コロナウイルス感染症対策による営業自粛等の影響への経営支援として、事業所等新型コロナウイルス感染症緊急景気対策事業費16億5,970万円が予算計上されました。事業者支援として、資金繰り、新業態開拓、飲食店へのテイクアウトなど豊富なメニューでの支援対応となっているため、高く評価いたします。  今後いつ起こるか分からない災害への備えは、とても重要です。その一環として、砂防施設流末排水路整備事業費2,890万円が予算計上されました。災害発生の予防と、発災の際の拡大防止を目的とされ、早い整備が望まれていると評価いたします。  令和5年、葛生義務教育学校開校の準備が進む中、葛生・常盤中学校区小中学校閉校準備事業費360万円が予算化されました。地域コミュニティーの中心である学校の閉校は、地域にもたらす影響が大きいと予想されます。閉校準備と併せ、地域の課題や今後の地域コミュニティーの在り方を考えることにより、地域活性化の一因となると評価いたします。  以上、全ての事業に触れることはできませんが、賛成について主な点を申し上げさせていただきました。まずは、これから持続できる自治体経営を目指し、市民、企業、行政一丸となっていかなくてはなりません。限りある資源、限りある手段、限りあるマンパワーを駆使し、この難局を乗り越えていきましょう。子供たちに明るい未来を残せることを祈念し、着実な予算執行をお願い申し上げ、新風を代表しての賛成討論とさせていただきます。 ○議長(春山敏明) 以上で横井帝之議員の討論は終了いたしました。  次に、4番、木村久雄議員。          (4番 木村議員登壇) ◆4番(木村久雄) それでは、これより議案第9号 佐野市国民健康保険税条例の改正についてから議案第38号 令和3年度佐野市下水道事業会計予算までの計30議案全議案に対し、公明党議員会を代表いたしまして、賛成の立場で討論をさせていただきます。特に令和3年度予算(案)について述べさせていただきます。  我が国の経済状況は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にありますが、持ち直しの動きが見られます。また、先行きについては、感染拡大の防止策を講じつつ社会経済活動のレベルを引き上げていく中で、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、持ち直しの動きが続くことが期待されます。ただし、経済の水準は、依然コロナ前を下回っており、感染症が内外経済を下振れさせるリスクや、金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があります。政府は、令和3年度予算を、骨太方針2020に基づき、経済・財政一体改革を着実に推進することで、これまでの歳出改革の取組を継続し、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえつつ、若者も高齢者も女性も障害者も難病のある方も、皆が活躍できる地域共生社会の実現に取り組む予算としました。  本市におきましては、台風第19号からの復旧復興と、新型コロナウイルス感染症対策を柱に据え、第2次総合計画の推進テーマである定住促進や、各施策の目的を達成するため、選択と集中の視点に立った効率的、効果的な行政経営を推進する501億2,000万円という、2004年度の合併以後、2014年に次ぐ規模の予算となりました。一般会計予算の歳入では、新型コロナウイルス感染症の影響で固定資産税、個人市民税等の減となり、市税6.8%減の165億866万5,000円となりました。また、地方交付税では1.9%増の62億8,000万円、国庫支出金では1.7%増の76億7,575万7,000円となりました。歳出では、新型コロナウイルス感染症について、市民の安全安心を守ることを最優先事項に考え、衛生費が33.7%増の47億9,863万5,000円となりました。また、中小企業支援の充実などにより、商工費で75.6%増の41億3,793万5,000円となりました。  次に、款別で見てみますと、2款総務費では、地域活性化アドバイザー活用事業費で50万円が新規計上されました。専門家による地域の課題が円滑に解決できることを期待いたします。また、天明鋳物地域おこし協力隊員設置事業費で435万3,000円が計上されました。天明鋳物の地域団体の商標登録の推進とともに、全国へ天明鋳物のよさを発信できることを期待いたします。また、生活路線バス利便性向上事業費で563万5,000円が新規計上されました。市民の移動手段を確保することは、大変重要なことでありますので、市民が利用しやすくなることを期待いたします。  3款民生費では、家庭児童相談室運営事業費で923万6,000円が計上されました。専門性を有する相談員による、きめ細やかな相談ができることを期待いたします。また、重度心身障がい者医療費助成事業では1億6,266万1,000円が計上されました。重度心身障がい者の方々は、移動も厳しく、手続等が困難でありますので、現物給付ができることを期待します。  4款衛生費では、新型コロナウイルスワクチン接種事業費で4億7,856万3,000円が新規計上されました。新型コロナウイルスワクチンの接種が円滑に進むことを期待いたします。また、産後サポート事業費で57万円が計上されました。出産後の心身のケアが充実できることを期待いたします。  6款農林水産業費では、産地生産基盤パワーアップ事業費で2,735万8,000円が新規計上されました。農作物を計画的、効率的に進めることは、収益強化による農業経営の安定にもつながりますので、多くの品目で活用できることを期待いたします。また、中山間地域おこし協力隊員設置事業費で770万円が計上されました。隊員が実施した事業が地域に反映され、新たな起爆剤となることを期待いたします。  7款商工費では、事業所等新型コロナウイルス感染症緊急景気対策事業費で16億5,970万円が新規計上されました。新型コロナウイルス感染症の影響により、事業を新たな形態に進めるために必要でありますので、多くの事業所で活用できることを期待いたします。  8款土木費では、市道通学路整備事業費で854万7,000円が計上されました。児童生徒の安全安心を確保することは、佐野市の未来のためにも大変重要でありますので、大いに期待いたします。  9款消防費では、自主防災組織育成事業費で236万円が計上されました。自主防災組織の育成は、防災意識の高揚や災害時の自主避難など地域防災力の強化につながりますので、期待いたします。  10款教育費では、地域部活動推進事業費で191万円が新規計上されました。部活動を地域の指導者に委託することは、専門的な指導を受けられるだけではなく、先生と児童生徒の向き合える時間が多くなることにつながりますので、期待いたします。  11款災害復旧費では、橋りょう災害復旧事業費で3億8,425万円が計上されました。橋を復旧することは、ライフラインを確保することにつながりますので、早期の復旧を期待いたします。  次に、国民健康保険事業特別会計についてですが、特定健康診査や各種のがん検診受診率向上に取り組むことは、市民の健康増進だけではなく、医療費の抑制にもつながりますので、推進を期待いたします。  次に、佐野市水道事業会計についてですが、市民に安心安全な水道水を供給することは健康を守ることにつながりますので、老朽塩ビ管更新等の工事や、紫外線照射装置の早期設置を期待いたします。  次に、佐野市下水道事業会計についてですが、市民の衛生環境を確保することは必要なので、公共下水道区域においての未普及地域への下水道の整備推進、公共下水道区域外においての合併処理浄化槽への転換を支援促進することを期待いたします。  最後に、令和3年度は新型コロナウイルス感染症の拡大により、市税収入の大幅な減少が避けられない状況となり、大変厳しい状況に直面していますが、コロナ禍で東京一極集中から地方に目が向けられているこの機会を好機と捉え、効率的で効果的な行政経営を行っていただくことを念願いたしまして、公明党議員会として賛成討論とさせていただきます。 ○議長(春山敏明) 以上で木村久雄議員の討論は終了いたしました。  換気を行うため、暫時休憩いたします。          午前10時57分休憩                                                             午前11時10分再開 ○議長(春山敏明) 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、申し上げます。先ほどの鶴見義明議員の討論について、一部訂正したい旨の申出がありましたので、発言を許します。  鶴見義明議員。          (18番 鶴見議員登壇) ◆18番(鶴見義明) ただいま議長から発言の許可をいただきましたので、私の討論の一部の訂正をいただきたいと思います。  議案第33号、佐野市国民健康保険税の事業の中で、2022年度から就学前の子供の均等割を半額にという、その部分でありますが、佐野市独自の対象年齢を「引上げ」を要望しますというところを「引下げ」を要望しますと発言してしまいました。この部分、対象年齢を「引上げ」を要望しますに訂正をしていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(春山敏明) 討論を続行いたします。  23番、飯田昌弘議員。          (23番 飯田議員登壇) ◆23番(飯田昌弘) ただいまから蒼生会を代表いたしまして、討論をさせていただきます。  議案第9号 佐野市国民健康保険税条例の改正についてから議案第38号 令和3年度佐野市下水道事業会計予算までの全30議案に対して賛成いたします。なお、ここでは令和3年度予算案について述べさせていただきます。  国の令和3年度予算は、新型コロナウイルスの影響を受けている国民の命と生活を守るため、感染拡大防止に万全を期すとともに、将来を切り開くため、中長期的な課題を見据えて着実に対応を進めていく予算としています。地方財政は、新型コロナウイルス感染症の影響により地方税等が大幅に減収となる中、地方が行政サービスを安定的に提供しつつ、防災・減災、国土強靭化の推進の重要課題に取り組めるよう地方財政で示す一般財源は、交付団体ベースでは2,414億円、0.4%上回る総額61兆9,932億円となりました。市民が将来に希望を持ちながら、満足度の高い豊かな暮らしを実現していくためには、限られた行財政資源を有効に活用し、選択と集中を図りながらも次代を担う子供たちの教育、超高齢社会においても安全で安心な地域づくり、事前防災や減災対策等市政を取り巻く様々な課題に正面から取り組まなければなりません。  そのような中で編成された令和3年度予算は、令和3年度佐野市行政経営方針及び令和3年度予算編成方針に基づき編成され、合併後2番目の大型予算の501億2,000万円が計上されました。歳入の柱である市税は、6.8%減の165億865万5,000円、地方交付税は1.9%減の62億8,000万円、新型コロナウイルス感染症対策や災害対策にもよりますが、市税を確実に伸ばし、税外収入を確保し、自主財源の確保が大切です。政策を遂行するには、財源の裏づけが必要であることは言うまでもありません。  予算内容に触れますと、スマートセーフシティの推進事業に7,000万円が計上されました。本市が抱える様々な課題を乗り越えるために、タイムリーな事業と評価します。市民の安全安心を第一に、地域の実情に沿った取組を進めてください。  結婚新生活支援事業費です。本市の高齢化率の高い要因に、未婚化や晩婚化があります。経済的な面で結婚をちゅうちょしている方を支援し、新生活のスタートを後押しします。結婚や子育て、仕事と両立する環境を整備し、結婚はすばらしい、子育ては楽しいと思える佐野市にしてください。  北関道沿線開発推進事業費です。地域を支える若年層の転出超過の要因でもあります。多様な就職先の確保には、産業団地の造成は必要です。現在本市には、産業団地のストックはありません。十分な検討をお願いします。  新型コロナウイルスのワクチン接種事業です。安心して接種ができるよう、地域の実情に応じた接種体制の構築に努め、医療機関との連携を十分に取ることを実施してください。新型コロナウイルス感染症を克服し、市民の安全安心を図り、にぎわいを創出し、佐野市がすばらしいまちとなるように執行部と議会が一致協力して実践することが大切です。  市民のための行政サービスの向上に尽力をしていただくようお願い申し上げまして、蒼生会を代表しまして賛成討論とさせていただきます。 ○議長(春山敏明) 以上で飯田昌弘議員の討論は終了いたしました。  次に、21番、篠原一世議員。          (21番 篠原議員登壇) ◆21番(篠原一世) 討論の最後となりました。もう少しのご辛抱をよろしくどうぞお願いを申し上げます。  ただいまから政友みらいを代表いたしまして、令和3年第2回定例会に上程されました議案第9号 佐野市国民健康保険税条例の改正についてから議案第38号 令和3年度佐野市下水道事業会計予算までの全議案に対して賛成であります。特に予算審査特別委員会に付託されました議案第32号 令和3年度佐野市一般会計予算、議案第33号 令和3年度佐野市国民健康保険事業特別会計事業勘定)予算から議案第36号 令和3年度佐野市後期高齢者医療特別会計予算までの各特別会計予算、さらに議案第37号 令和3年度佐野市水道事業会計予算、同じく議案第38号 令和3年度佐野市下水道事業会計予算の各公営企業会計につきまして、主たる討論をさせていただきます。  国の方針、これは地方自治体に大変な影響力があるわけでございまして、私は国のことを含めて少し討論をさせていただきたいというふうに思っております。  まず、本年1月18日の菅総理の施政方針演説では、新型コロナウイルス感染症による11都府県への緊急事態宣言に関し、最も深刻なステージ4を早急に脱却することや、脱炭素社会に向けた企業投資を促進するため、金融市場改革を推進するとありました。コロナ禍の中での国民の安全と希望に満ちた社会の実現、特に感染症の増大阻止、医療体制の逼迫を踏まえ、病床確保を喫緊の課題とし、補償と罰則を盛り込んだ新型コロナウイルス等対策特別措置法改正案、ワクチンの早期接種などにより感染を抑え込み、7月開催の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けての環境整備を挙げております。さらにグリーンとデジタルを成長戦略の原動力とし、2兆円の環境基金の創設などを盛り込んだ令和3年度一般会計予算案は、約106兆6,000億円でありました。その内容として、新型コロナウイルス感染症の影響により地方税等が大幅に減少となる中、地方行政サービスを安定的に提供しつつ、防災・減災、国土強靭化の推進を図るなど重要課題に取り組めるよう一般財源を62兆円としました。地方交付税は、近年の最高額である17.4兆円を確保いたしました。  この予算編成は、令和2年度第3次補正予算と令和3年度当初予算案を一体とした15か月予算となりました。この補正予算では、新型コロナウイルス感染症対応地方創生交付金として1兆5,000億円、ワクチン接種体制の整備として8,204億円、地域デジタル社会推進費2,000億円、国土強靭化としての本年度からの5か年計画での事業規模15兆円での策定となりました。また、風水害対策としての防災・安全交付金優先枠3,000億円があります。このような予算で感染症対策の徹底、地方交付税等、一般財源の確保充実などで活力ある地方の創出を期待するとしております。  一方、栃木県においては国に対し、新型コロナウイルス感染症のステージが最上位になるなど、国に対して要望いたしまして、1都3県同様、新型コロナウイルス緊急事態宣言が発出されたことは、県の対応に大いに評価を申し上げるところでございます。そうした中での栃木県の令和3年度当初予算は1兆154億円と、対前年比21%増の予算計上となりました。その概要は、新型コロナ対策費2,088億円、台風19号被害からの復旧復興147億円、感染症の防止と経済の両立での医療体制の確保、検査体制に305億円、ワクチン接種などの感染拡大防止対策費として1,744億円等々が挙げられます。  本市の令和3年度予算案は、一般会計予算総額は、対前年比3.2%、15億7,000万円増の501億2,000万円でありました。特別会計は、対前年比0.1%減の253億4,860万円の計上となりました。公営企業会計につきましては、記載のとおりでございます。そうした中での歳入では、一般会計で市税の6.8%の減、県支出金3%の減、地方交付税や国庫支出金も微増にとどまり、市債7.1%の増、繰入金の増などの予算確保と見て取れます。予算大綱でも、この予算案につきましては、令和元年東日本台風からの復旧復興と、コロナ禍における市民の皆様の安全安心の確保としております。  さて、世界の先端を走っていたかつての日本でございますが、今全てで世界で後れを取っているのも日本でございます。今私たちは、自然災害と感染症と、2つの人類の前途を左右しかねない重大な局面に立ち向かっております。自然災害では、その多くは人類が関与した利便性を求めることや生活を豊かにするという中で、自然を破壊し続け、多くの工業製品等が開発をされ、大量に製造されるとともに、不要物として破棄をされてまいりました。また、炭素社会の中での排ガスなどの影響により、大気は汚染をされ、地球温暖化を助長し続けております。脱炭素、クリーンエネルギーなどを立ち上げる国も多くなってまいりましたが、2050年脱炭素社会が実現に至るのでしょうか、大変心配でございます。  感染症に対しまして、過去に人類はその解決に至るすべを持たず、恐怖におののいていた時代もありました。しかし、現在はワクチンや治療薬が研究開発をされ、その多くが克服または症状の軽減を図ることができるようになってまいりましたが、感染症は次々新たなるウイルスが発生するなど人類との戦いの連続でもあります。新型ウイルスCOVID―19は、発生源についてWHOでも定かにはされませんが、2019年10月頃には既に発生していたようでございます。今現在、発症から1年半ぐらいたちますが、世界の発症者数は、今1億2,000万人になっております。死亡者数も265万人に達しており、さらに拡大の様相を呈しております。日本では、感染者数44万7,000人、死亡者数8,500人に至ってしまいました。この新型コロナウイルスを抑止するためには、検査、免疫、治療の3大原則を見ることが必要だと言われておりますが、検査ではPCR検査や抗原検査ができ、免疫はワクチンが各国で開発をされております。そして、世界中で接種が始まりました。しかし、異例の1年間ぐらいのワクチン開発では、治験などもまだまだ進んでおらず、不安要因を感じている人も多く存在していることも事実でございます。治療薬では、既存の薬を治療に使用していた例もあるようでございますけれども、確立をされた治療薬というのは、いまだ開発をされておりません。一日も早い開発を切に望むところでございます。  今、コロナ禍の中でソーシャルディスタンスを取るという新たな生活環境が始まっております。この新たな生活が今後持続されるなど、日常化されるかもしれません。これは新しい生活様式環境であり、ある意味自制が求められるものであります。我が国では、よく自助、公助、共助という言葉が使われますが、菅総理はその3つに、さらに絆という言葉を使っておりますが、自助、これは申すまでもなく自ら行動を始めるということでございますが、公助では国、県、市などの助成や生活保護などが入るというふうに私は思っております。共助では、日本の国民皆保険、あるいはボランティア活動などが入りますが、昔よりよく言われた互助、互助会なんていう言葉もございますけれども、互いに助け合う、これは個人尊重という中で家族制度が崩壊され始め、核家族化などが進展し、さらにスマホやインターネット等の通信が人との媒体となり、変貌の一途をたどっておるのではないでしょうか。そうした中で、人々は孤立無援化してきているように思えてなりません。今、絆という一番大事な、隣近所、いわゆる地域コミュニティーを再構築することが、今持つべき大事な歩みではないかと思っております。  新型コロナウイルスの感染対策は、世界各国様々でありますが、強い権限を持つ国では罰則の強化などや都市封鎖なども行われております。このコロナ禍に対し、平時ではなく戦時、あるいは非常時と捉えて対応している国もあります。しかし、日本ではこれらのことはタブー化されていることを、ここでは申し上げておきます。  日本の隣国、台湾でありますけれども、自由主義地域としては特化した感染対策で世界の注目を集めました。台湾は、日本の九州ぐらいの面積でございます。人口は2,300万人、日本の約5分の1程度、そのくらいでございます。今現在の総感染者数は950人であります。しかし、その多くはフィリピン人などの帰国者であり、本省人、もともとの台湾人はあまり感染拡大しておりません。現在までの死者数、これは9名であります。どこにその要因があるのか、1つは日本と同じ島国であります。そして、国民は家族や親戚を大事にする生活をしております。昔から、あまり朝食などは作らず、外食あるいは買い出し等で済ませておりました。また、大人数での大皿での取り回しをしての食事が大好きであります。しかし、このウィズコロナでは、それらを一変いたしました。新たな生活でソーシャルディスタンスを徹底し、特に帰国者には当然でありますが、PCR検査での陰性が当然必要でございます。隔離は2週間で、1室を与えられ、食事もシャワーもその部屋で、全部食べたり行ったりします。食事はドアの前に置かれ、配膳するほうもゴム手袋をして食事の出し入れをしております。また、毎日衛生関係のほうの部署から電話が入り、またそれに対応しなければなりません。2週間が過ぎましたら、次は1週間の自己管理期間であります。外出はできます。家族、親族との接触まではできます。食事は、これはできません。厳禁です。隔離期間中に部屋から出ただけで30万円取られている人もたくさんおります。なぜかというと、私もよく考えているのですが、やはり青年に、日本ではちょっとタブーな話ですけれども、兵役制度があり、国家や国民に対する意識の高さ、これがうかがえます。台湾人は、よくこう言うのです。私の台湾ではなく、みんなの台湾である。これが、私は感染阻止に大きくつながっているのではないかな、そのように思っているところでございます。  日本でも第3波は大分抑え込んでまいりましたが、世界中で変異ウイルスが発生するなど、全面解除した場合の第4波については大変心配をしているところでございます。日本では、世界各国から比較すると、比較的感染が抑えられているということは、島国であるということ、あるいは国民皆保険制度があり、また日本人としては清潔な生活や健康志向が高い、そして国としても休業と補償の両立、社会的順応性の高い国民性などが挙げられると思います。日本も過去に感染症の蔓延した時代がありましたが、最近の感染症、特にSARSウイルス等においては、日本では感染に至らないような事例が多くあり、その結果、各国に比べて感染症対策や医療体制、社会の仕組み等々での対策の迅速化を始め、危機感の低下など大変な後れを取っていることは確かなようでございます。そして、世界的パンデミック等に対する反応が大変鈍かったと言わざるを得ないと思います。  このような先の見えない変化の激しい時代だからこそ、そこで経験された困難に対し克服に立ち向かう、このことに大きな意義があります。本市においても、首都近郊の県として大都市の影響を大きく受けました。それは、今日までの市内感染者数が300名を大きく超えていることもございます。県全体では4,000人を超えている感染者がいるわけでございますから、本市でもクラスターの発生もありました。この感染症から目を離すことはできません。このような困難な時代に直面し、行政と市民協働による感染症の抑止を推進しなければなりません。行政として、また議会としてもこの現状を共通の課題と捉え、市の行政方針に対し理解を深めることなど、市民との絆の深まりを高めることが肝要と存ずるところでございます。そうした行政と市民の在り方、これは人が集うまち、そして定住促進に私は必ずつながっていくと、そのように思っているところでございます。  台風19号と新型コロナのダブルパンチを受けた佐野市として、限りある歳入でございます。また、それに見合った歳出であります。市の財政状況等につきまして、その課題等についても発信力を高めてまいりまして、市民との協働で市政の発展的な継続をお願い申し上げまして、まとまらない討論となりましたが、政友みらいを代表いたしましての賛成討論とさせていただきます。 ○議長(春山敏明) 以上で篠原一世議員の討論は終了いたしました。  以上をもって通告による討論を終了いたします。  ほかに討論はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(春山敏明) ほかに討論はありませんので、これをもって討論を終結いたします。  これより議案第9号から第38号まで、以上30件を採決いたします。  採決は電子表決システムにより行います。  まず、議案第9号から第31号まで、以上23件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(春山敏明) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(春山敏明) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議案第9号から第31号まで、以上23件はいずれも原案のとおり可決されました。  次に、議案第32号及び議案第33号、以上2件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(春山敏明) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(春山敏明) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成多数であります。  よって、議案第32号及び議案第33号、以上2件はいずれも原案のとおり可決されました。  次に、議案第34号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(春山敏明) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(春山敏明) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第35号及び議案第36号、以上2件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(春山敏明) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(春山敏明) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成多数であります。  よって、議案第35号及び議案第36号、以上2件はいずれも原案のとおり可決されました。  次に、議案第37号及び議案第38号、以上2件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(春山敏明) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(春山敏明) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議案第37号及び議案第38号、以上2件はいずれも原案のとおり可決されました。 ○議長(春山敏明) この際、申し上げます。  市長より議案2件が追加提出されました。  これより議案第39号及び議案第40号を職員に配付させます。          (職員配付) ○議長(春山敏明) お諮りいたします。  議案第39号及び議案第40号、以上2件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(春山敏明) ご異議なしと認めます。  よって、議案第39号及び議案第40号、以上2件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。  これより議案第39号及び議案第40号、以上2件を一括して議題といたします。  当局の提案理由の説明を求めます。  市長。          (市長 登壇) ◎市長(岡部正英) それでは、議案第39号及び議案第40号について説明を申し上げます。  別冊の令和2年度佐野市補正予算書の1ページをお開きください。議案第39号 令和2年度佐野市一般会計補正予算(第17号)について説明を申し上げます。  第1条、歳入歳出予算の補正といたしましては、2ページから3ページにかけての第1表、歳入歳出予算補正のとおり、4,489万2,000円の追加をお願いするものでございます。  次に、第2条、繰越明許費の補正といたしましては、同じく2ページから3ページにかけての第2表、繰越明許費補正のとおり、防災重点農業用ため池調査事業について追加をお願いするものでございます。  次に、第3条、債務負担行為の補正といたしましては、4ページから5ページにかけての第3表、債務負担行為補正のとおり、防災行政無線同報系親局改修工事について追加をお願いし、新型コロナウイルスワクチン接種に係る業務委託について変更をお願いするものでございます。  次に、第4条、地方債の補正といたしましては、同じく4ページから5ページにかけての第4表、地方債補正のとおり、県営農業競争力強化基盤整備参画事業費について追加をお願いし、小学校トイレ洋式化事業費のほか4件について変更をお願いするものでございます。  続きまして、同じく別冊の令和3年度佐野市補正予算書により説明を申し上げます。1ページをお開きください。議案第40号 令和3年度佐野市一般会計補正予算(第1号)について説明を申し上げます。  第1条、歳入歳出予算の補正といたしましては、2ページから3ページにかけての第1表、歳入歳出予算補正のとおり、1億2,281万3,000円の追加をお願いをするものでございます。  次に、第2条、地方債の補正といたしましては、4ページから5ページにかけての第2表、地方債補正のとおり、防災無線改修事業費のほか2件について追加をお願いするものでございます。  以上が議案第39号及び議案第40号についての概要でございます。どうぞよろしくご審議をいただきまして、原案のとおりお認めいただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(春山敏明) 以上をもって当局の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(春山敏明) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております本案は、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(春山敏明) ご異議なしと認めます。  よって、本案は委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(春山敏明) 討論なしと認めます。  これより議案第39号及び議案第40号、以上2件を採決いたします。  採決は、電子表決システムにより行います。  まず、議案第39号を採決いたします。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(春山敏明) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(春山敏明) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第40号を採決いたします。原案に賛成の議員は青のボタンを、反対の議員は赤のボタンを押してください。          (表  決) ○議長(春山敏明) 押し間違いはありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(春山敏明) なしと認め、採決を確定いたします。  賛成全員であります。  よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。  以上をもって本日の議事を了し、今議会に提出された全案件を議了いたしました。  これをもって令和3年第2回佐野市議会定例会を閉会いたします。          午前11時50分閉会...