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06月17日-05号

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  1. 栃木市議会 2003-06-17
    06月17日-05号


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    平成15年  6月定例会(第3回)              平成15年第3回栃木市議会定例会議 事 日 程 (第5号)                               平成15年6月17日(火曜日)午前10時開議第 1 開  議第 2 議事日程報告第 3 議案第37号の委員長報告質疑討論採決第 4 意見書案第7号の上程質疑討論採決第 5 閉  会出席議員(24名)     1番   大   武   真   一       2番   板   子       泉     3番   井   上   和   子       4番   大   出   孝   幸     5番   白   石   幹   男       6番   牛   久   兼   雄     7番   大 阿 久   岩   人       8番   舘   野       功     9番   海 老 原   恵   子      10番   小   堀   良   江    11番   入   野   登 志 子      12番   平   池   紘   士    13番   山   本   キ ミ 子      14番   大   川   秀   子    15番   小   竹   好   一      16番   松   本   喜   一    17番   吉   田       稔      18番   須   田   安  すけ    19番   大   森   良   春      20番   内   藤   弘   司    21番   早 乙 女   利   夫      22番   増   山   利   雄    23番   阿   部   道   夫      24番   慶   野   昭   次欠席議員(1名)    25番   手   塚   弥 太 郎                                                                            地方自治法第121条の規定に基づき出席を要求した者の職氏名  市   長   日 向 野   義   幸    助   役   和   賀   良   紀  収 入 役   藤   江   秀   夫    企 画 部長   田   野       博                           市 民 生活                  総 務 部長   藤   沼       清            川   井   倫   男                           部   長                  保 健 福祉                                                   藤   沼   恭   一    経 済 部長   木   村   亘   子  部   長                                           都 市 建設                    上 下 水道                          黒   須   重   富            坊 垣 内   章   光  部   長                    部   長                  参 事 兼                    秘 書 広報                          小   林   好   雄            柏   崎       昇  企 画 課長                    課   長                  参 事 兼                    参 事 兼                          福   田   克   己            加   藤   貞   夫  財 政 課長                    総 務 課長                  参 事 兼                                                   森   戸   淳   元    教 育 長   鈴   木   功   一  人 事 課長                                           教 育 次長   石   橋   勝   夫                                                                            本会議出席した事務局職員  事 務 局長   近   藤   岩   夫    議 事 課長   尾   上   光   男  議 事 調査                                                   関   口   孝   雄    主   査   坂   本   誠   一  係   長                                           主   査   金   井   武   彦    主   任   佐   藤       優 △開議宣告議長増山利雄君) ただいまの出席議員は24名であります。  ただいまから本日の会議を開きます。                                           (午前10時00分) △議事日程報告議長増山利雄君) 本日の議事日程はお手元配付のとおりであります。 △議案第37号の委員長報告質疑討論採決議長増山利雄君) 日程第1、議案第37号を議題といたします。  ただいま議題となりました案件につきましては、6月9日の本会議において社会文教常任委員会に付託されたものであります。このほど審査が終了し、審査の結果についての報告書議長あてに提出されております。お手元配付のとおりであります。  ただいまから委員長報告を求めます。  社会文教常任委員会委員長大川秀子さん。               〔社会文教常任委員会委員長 大川秀子君登壇〕 ◎社会文教常任委員会委員長大川秀子君) 皆様、おはようございます。社会文教常任委員会委員長大川秀子でございます。ただいまから委員長報告を行います。  本委員会は、去る6月11日、委員8名の出席のもと開催し、付託されました議案第37号 栃木手数料条例の一部を改正する条例制定について審査を行いました。  その審査結果につきましては、お手元社会文教常任委員会審査報告書に記載のとおり、可決すべきものと決定をいたしました。  以下、その審査概要について申し上げます。  審査の過程では、住民基本台帳ネットワークシステムにおける個人情報保護について質したのに対して、専用回線の構築やネットワークへの不正アクセスを防止するためのファイアウオールを設置するなど、不正侵入情報の漏えいを防ぐとともに、システムの不正な操作に当たっては法律において罰則が強化されるなど、十分な措置をしてある。今後も個人情報保護に万全を期したいとの答弁がありました。  また、住民基本台帳交付手数料を500円と定めた根拠を質したのに対して、本年1月総務省から1枚500円が適当であるとの見解が示され、県内市町村においても本市と同様に500円で調整していると情報を得ているため、500円としたとの答弁がありました。  また、カード作成単価を質したのに対して、カード購入費は1枚約1,000円、それに消費税人件費等を加算すると、1枚1,200円から1,400円程度になると試算されるとの答弁があり、これを受けて、本市では手数料を定めるに当たって500円以外にどのような検討がなされたのかと質したのに対して、コストの面から1,200円、800円などいろいろと検討したが、結果的には総務省見解県内市町村の動向を参考にして500円としたとの答弁がありました。  また、約1,400円のカード作成単価に対して、500円で交付すると大きな差額が生じる。その差額への財政的な措置はあるのかと質したのに対して、差額分については所用の特別地方交付税として措置される予定であると聞いているとの答弁がありました。  また、システムが本格的に稼働すると、住民票等広域交付が可能になるが、どのような場合を想定しているのかと質したのに対して、例えば東京に勤務していて、平日仕事なので窓口に来られない市民の方が、その勤務地の近くにある市役所等交付を受けることができるようになるとの答弁がありました。  また、住民基本台帳交付されると、転入転出手続が簡略化されるとのことだが、どのように簡略化されるのかと質したのに対して、従来は転出地転入地の2カ所の市町村手続を行わなければならなかったが、カード交付を受けていれば、本人が転出地付記転出届を郵送することにより、転入地市町村だけで転入手続ができるようになるとの答弁がありました。  また、全国の自治体の中にはカードの導入に合わせて住民票等自動交付機の新設や増設を検討しているところがあると聞く。本市に自動交付機を設置する考えはあるのかと質したのに対して、現在各メーカーで住民基本台帳カードに対応できる自動交付機を開発していると聞いているので、財政的なことを考慮しながら将来的には設置させていただきたいと考えているとの答弁がありました。  また、このカード活用住民基本台帳ネットワークシステムのみでは、市民にとってメリットが少ない。本市独自に空き領域活用することが大切であり、それによってカード利用価値が上がると思われる。市は、その活用方法をどのように検討するのかと質したのに対して、関係各課と連携をとりながら空き領域有効活用について検討していきたいとの答弁があり、これを受けて行政側の姿勢としては市民を中心とした市民との協働がこれから重要になってくる。既にカードを導入し、実験をした都市もあるので、それらを参考にしてカード有効利用ができるよう、その体制づくりを進めてほしいとの要望がありました。  また、このカード身分証明にもなると聞いている。カードには何が記載されるのかと質したのに対して、カード写真つき写真なしの2種類を予定している。写真つきには住所、氏名、生年月日、性別の4情報が記載され、写真なしには氏名が記載される予定である。特に写真つきカードは、公的な個人証明として利用できると思われるとの答弁がありました。  また、システム本格稼働に際して、市民への周知方法を質したのに対して、市においては「広報とちぎ」で6月、7月、8月に3回掲載し、PRを行う。そのほか県においては、8月の広報紙に掲載が予定されており、国においてもポスターやリーフレットの配布を行うなど、各機関を通してPRを行っていくとの答弁がありました。  本案につきましては、このほかにも大変活発な質疑応答がありましたが、討論なく全会一致原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上、審査概要と結果を申し上げ、社会文教常任委員会委員長報告を終わります。ありがとうございました。 ○議長増山利雄君) 以上で社会文教常任委員会委員長報告は終わりました。  ただいまから社会文教常任委員会委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長増山利雄君) ないということでございますので、これをもって質疑を終了いたします。  ただいまから討論に入ります。               〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長増山利雄君) これをもって討論を終了いたします。  ただいまから議案第37号 栃木手数料条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告原案可決であります。本案委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長増山利雄君) ご異議なしと認めます。  したがって、本案委員長報告のとおり可決されました。 △意見書案第7号の上程質疑討論採決議長増山利雄君) 続きまして、日程第2、意見書案第7号 税源移譲基本とする三位一体改革早期実現を求める意見書の提出についてを議題といたします。  本案事務局長に朗読させます。  近藤事務局長。 ◎事務局長近藤岩夫君) それでは、朗読いたします。            税源移譲基本とする三位一体改革早期実現を求める意見書  現下の地方財政は、バブル経済崩壊後の税の大幅な減収に加え、国が経済対策の一環として実施してきた国税・地方税を併せた政策減税景気対策による公共事業追加等経済財政運営により、財源不足が拡大し、危機的な状況にある。  各都市においては、徹底した行財政改革を積極的に取り組んでいるが、個性豊かな地域社会の形成、少子・高齢化への対応、地域経済活性化等の新たな行政課題に直面しており、真の分権型社会を実現するためには、自己決定自己責任に基づく地方税財政基盤の確立が喫緊の課題となっている。  政府においては、平成14年6月25日に閣議決定された「経済財政運営構造改革に関する基本方針2002」(骨太方針第2弾)に基づき、国庫補助負担金地方交付税税源移譲等を含む税源配分のあり方を三位一体改革し、6月末までに改革工程表をとりまとめることとされている。  この三位一体改革に当たっては、地方分権基本理念を踏まえ、地方分権改革の残された最大の課題である、国と地方役割分担を踏まえた税源移譲等による地方税財源充実強化が必要不可欠である。  よって、 ①基幹税の再配分基本とする税源移譲等地方税財源充実強化 ②地方交付税を通じた財源保障機能財源調整機能は不可欠であり、これの堅持 ③国庫補助負担金の廃止・縮減は、単なる地方への財政負担の転嫁とせず、税源移譲等との一体的実施  これら税源移譲基本とする三位一体改革早期実現を強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成15年6月17日                                      栃 木 県 栃 木 市 議 会  内閣総理大臣  内閣官房長官  経済財政政策担当大臣  総務大臣      様  財務大臣  経済産業大臣  衆・参両院議長  以上でございます。 ○議長増山利雄君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書案第7号につきましては、説明及び委員会付託省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長増山利雄君) ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  これより意見書案第7号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長増山利雄君) これをもって質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。               〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長増山利雄君) 討論省略の声がありますが、討論省略することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長増山利雄君) ご異議なしと認め、討論省略することに決定しました。  これより意見書案第7号について採決いたします。  本案原案のとおり決定することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    議長増山利雄君) ご異議なしと認めます。  したがって、意見書案第7号は原案のとおり可決されました。 △閉会の宣告議長増山利雄君) 以上で今期定例会に付議された案件はすべて議了いたしました。  これをもって平成15年第3回栃木市議会定例会を閉会いたします。                                           (午前10時14分)...