この条例以降、火葬場の事務は全て
裾野市長泉町衛生施設組合に移管されるため、火葬場に関する討論は
長泉町議会では今定例会が最後になるかもしれません。ですから、これまでの経緯を少し振り返りながら討論してまいります。
まず、いろいろと考えてみたのですが、火葬場を裾野に移転させることにはどんな
メリットがあるのでしょうか。表向きには、故人が人生の終えんを飾るにふさわしい、厳かな品格を備え、遺族も心行くまでお別れができる空間を備えた、プライバシーやバリアフリーに配慮した最期のお別れの場にふさわしい施設という説明がありましたが、それは
現在地建て替えでも工夫次第でできる話だと感じています。
では、ほかに何か
メリットがあるのかなと考えましたところ、私が考える当局から説明されていない
メリットは以下のとおりです。建設に地域住民の合意が必要ない。用地交渉が必要ない。町民から火葬場に関するクレームを受けることがなくなる。あとは、住民からこれまで、長泉町の火葬場は小さくて古くて使いたくないという声も何度か耳にしたことがあります。これらが裾野に移転することで地域でも評判の高い三島市の斎場に匹敵する立派な火葬場を建設することができました。つまり、
裾野広域斎場を決定したことにより
施設建設が楽になり、住民に胸を張れる立派な施設を建設できたわけです。役場の長年の懸念が一つ解決したということになるでしょう。
ただ、ここで忘れてはならないのは、火葬場は住民のための施設であって、役場のための施設ではないということです。
公共施設は住民が使って初めて建設した意味が出ます。裾野の火葬場は遠過ぎて使いたくないという町民の声は既に何度も聞きました。町民に使ってもらえない施設を建てたのであっては、税金の無駄遣いになる恐れがあります。
だから、
裾野広域斎場に関しては、どれだけの人が使ってくれるか、住民の
意識調査をした方がいいよというようなことを、私以外にも数名の議員が一般質問しましたが、町は調査を行いませんでした。
住民代表である議員からの求めに応じることなく、調査をしなかった挙句、
裾野広域斎場と条件が全く違う、近くて安くて使いやすい現火葬場の町民の使用率を持ち出して、9割の町民が
裾野広域斎場を使ってくれるという答弁まで出てきました。この答弁によって、私は
火葬場事業が何だかいいかげんなもののように感じ取れたわけでございます。これでは本来あるべき町民のための事業という姿が失われていると感じました。
それで、ここからが討論の本題です。現火葬場が廃止されることに関する
デメリットを申し上げます。まず第一点は、先ほども述べましたが、
住民意識調査が行われていないことから、
裾野広域斎場の使用率が極端に低かった場合、町民から現火葬場を残しておくべきだったと言われることもあるでしょう。そのときの備えとして現火葬場を残しておいて、大きな問題がないと感じます。現火葬場の取壊しは必須ではありません。同じ
裾野市長泉町衛生施設組合の施設で、
し尿処理施設が裾野市の中島苑と
中土狩地先のいずみ苑が同時運用されていることからも、
施設併用はあり得る話だと感じます。
そして廃止によって発生する重要な課題があります。それは、いつ来てもおかしくない富士山の噴火、
南海トラフ巨大地震、そして近年頻発している突発的な豪雨災害、つまり巨大な災害時に多くの死者が出た場合には地域全体で火葬炉が不足します。
そして、先述の災害のうち、特に
富士山噴火に関して新
裾野広域斎場は
富士山噴火の
ハザードマップの圏内に入っており、施設に直接のダメージが与えられる可能性が大変に高い。この場合を想定すれば、町が出資する火葬場が災害によって機能が失われ、三島市、沼津市のお世話にならざるを得ない事態になるよりは、現火葬場を残しておいた方が良いと考えるのです。仮定の話はしても仕方がないという答弁も過去にありましたが、リスクなどの将来想定は政治としては必須であると考えます。
跡地に建設が予定される
無縁納骨堂も、火葬場取壊し
計画発表当初から計画があったわけではなく、
跡地利用を一般質問されて、その時にとってつけたような緊急性の低い事業だと私は感じてしまいます。
火葬場というのは建設するのは住民の合意ですとかいろいろありまして大変なんです。ですが、壊すのは簡単です。そして一度廃止した火葬場を復活させるということは本当に困難です。火葬場を跡地だけでもそのまま残しておくことの
メリットをもう一度検討すべきと考えます。
今回は町民にとっての
メリット、
デメリットを検討した結果として、現火葬場は残すべきと考え、現
火葬場廃止条例に反対の立場で討論いたしました。現火葬場の廃止と解体が住民にとってどのような
メリットがあるのか、
デメリットがあるのか、しっかりと考えた
議員各位の御賛同をお願い申し上げ、討論を終わります。
7 ◯議長(柏木 豊)
小永井議員に申し上げます。ただいまの
反対討論における発言につきまして、後刻会議録を精査して事実誤認の発言があった場合には善処することとします。
次に、
賛成討論の発言を許します。
米山智議員。
8 ◯4番(米山 智) ただいま議題となっております議第236号 長泉町
火葬場条例を廃止する条例について、私は賛成の立場から討論をいたします。
裾野市と共同による新火葬場の整備ついては、
裾野市長泉町衛生施設組合が
事業主体となって令和元年10月に着工し、本年5月下旬には既に仮の引渡しを受け、6月には家具、什器等の搬入を完了し、現在、7月1日の
供用開始に向け
火葬炉設備などの施設の試運転を行い、着々と準備が進められております。
一方、現長泉町火葬場については、令和3年3月
定例議会、令和3年度
一般会計当初予算の審議の中で、
解体工事に関する
予算措置について議決している案件であり、新火葬場が
供用開始することに伴って、現火葬場を廃止し、
解体工事を進めていくことは周知の事実であることから、現
火葬場条例を廃止することは至極妥当と判断するものであります。
反対議員も御承知のとおり、これまでも
裾野長泉斎苑の整備を進めることについては、予算の議決をはじめ、契約の議決等、その都度、
組合議会や町の議会に諮り、その内容については広報等を通じて広く周知され、計画どおり着実に進められてきている内容であります。
反対議員がおっしゃる大
規模地震等が発生した場合の火葬炉が不足するとか、
富士山噴火によって機能が失われ近隣市町のお世話になるとか、そのような仮説を基に現火葬場を存続させる理由にはならないものと考えます。
また、
反対議員の発言は、これまでの一般質問の中で繰り返し述べられたものに過ぎず、税金の無駄遣いとか、費用対効果とか、
メリット、
デメリットを独自の解釈と言い回しで発言しておりますが、まさに今回の発言は、老朽化する現火葬場を維持していくためには二重の費用が掛かり、住民の皆様にも大変迷惑を掛けることになることは間違いなく、これこそが
デメリットであると感じています。
既に予算は計上されているので、早期に取壊し、次の土地利用を図ることが得策であると考えます。
したがいまして、私は、今回の議第236号 長泉町
火葬場条例を廃止する条例について賛成するものであります。
議員各位の賛同をよろしくお願い申し上げます。
9 ◯議長(柏木 豊) ほかに討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
10 ◯議長(柏木 豊) 討論がなければ討論を終結します。
これより議第236号に対する採決を行います。本案は原案のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
11 ◯議長(柏木 豊) 挙手多数です。
よって、議第236号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────
12 ◯議長(柏木 豊) 日程第2.議第238号 令和3年度長泉町
一般会計補正予算(第3回)を議題とします。
最初に、
総務民生常任委員長から審査結果の報告を求めます。
大沼総務民生常任委員長。
13 ◯12番(大沼正明) ただいま議題となりました議第238号 令和3年度長泉町
一般会計補正予算(第3回)に関する当委員会の審査の経過と結果について、その内容を御報告いたします。
関係各課からの
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
はじめに、行政課です。
委員より、今回の
参議院議員補欠選挙に係る需用費は91万6,000円であるが、
静岡県知事選挙では207万円であった。選挙の形態が似通っている中で、金額の差が大きいのはなぜか。との質疑に対し、
静岡県知事選挙は、当町において
コロナ禍における最初の選挙となるため、
投票立会人や
投票用紙交付係の前に
ビニール障壁を設けるなど、
感染予防対策に必要な物品の購入を見込んだが、その後執行される選挙については、これらの物品を再利用するため、需用費が減額となる。との答弁がありました。
続いて、
企画財政課です。
委員より、令和3年度末の
財政調整基金残高見込額は。との質疑に対し、令和2年度末の
財政調整基金残高は39億6,585万9,009円、令和3年度当初予算、3月定例会及び今定例会での
補正予算で2億8,000万円の取崩し、394万3,150円の
利子運用益等の積立てを考慮すると、現時点の令和3年度末の
財政調整基金残高見込額は36億8,980万2,539円である。との答弁がありました。
委員より、
財政調整基金について、
近隣自治体と比較した残高の状況は。との質疑に対し、
近隣自治体の状況については、令和2年度決算は集計中であるため令和元年度決算で比較すると、1人当たりの
財政調整基金残高の
近隣自治体平均は約3万1,000円、当町は約10万3,000円であり、各市町の取崩し状況などを考慮しても、当町の
財政調整基金残高は比較的多い状況である。との答弁がありました。
委員より、今回の
財政調整基金の取崩しについて、
パークゴルフ場整備工事の
入札差金が活用できなかったか。との質疑に対し、
パークゴルフ場整備工事の
入札差金については、今議会の
契約議決の承認を受けて正式に確定したが、今回の
補正予算の上程については、この
契約議決の承認前の上程であったため、
財政調整基金で財源調整した。なお、この
入札差金については、今後、工事の進捗状況を確認しながら、しかるべきタイミングでの
補正対応を行い、財源を有効に活用していく。との答弁がありました。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第238号は、
全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。
以上で報告を終わります。
14 ◯議長(柏木 豊) 次に、
建設文教常任委員長から審査結果の報告を求めます。
長野建設文教常任委員長。
15 ◯2番(
長野晋治) ただいま議題となりました議第238号 令和3年度長泉町
一般会計補正予算(第3回)に関する当委員会の審査の経過と結果について、その内容を御報告いたします。
はじめに
現地調査を行い、その後、
関係各課から
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
最初に、
建設計画課です。
委員より、
鮎壺公園事業に関し、
土地開発公社への
償還計画を見直すことにより、利息額は減額されるのか。との質疑に対し、今後の利率の変動による影響もあるので確定ではないが、償還期間を短縮することで、利息は減額されることが考えられる。との答弁がありました。
続いて、
工事管理課です。
委員より、松川改修に伴う委託業務の内容は。との質疑に対し、主な内容は、整備に伴う測量設計及び用地買収に伴う測量を実施する予定である。設計については護岸整備や
転落防止柵の設置を計画している。今後、用地も含め
関係地権者に協力をお願いしていく。との答弁がありました。
委員より、
駅前公園の
トイレ改修は地域からの要望か。との質疑に対し、老朽化が進んでいるため、町では令和5年度に改修を計画していたが、今回、国から
都市構造再編集中支援事業補助金の追加配分があったため、
対象事業である当該公園の改修を前倒しで実施するものである。との答弁がありました。
委員より、
駅前公園について、
防犯カメラの設置、トイレの
掃除用具入れの確保はするのか。また、あずまやの設置に関連して桜の木の伐採等は考えているのか。との質疑に対し、
防犯カメラについては現時点では設置する予定はないが、他の公園とも整合を図りながら今後検討していきたい。
清掃用具入れは
男子トイレ側にある
余剰スペースの活用を考えている。また、園内の桜の木は、老木で枝葉が密な状態であることから、日常の剪定のほか、伐採及び植栽による世代交代を実施していく。との答弁がありました。
委員より、
鮎壺公園について工事の内容及び工期は。また、
水路改修も行うのか。との質疑に対し、
水路改修については当初予算で確保しており、既に契約の準備に入っている。今回の
補正予算は、
公園東側に
エントランス及び階段を設置し、同時に擁壁と、擁壁下部の地盤改良を行うための予算を計上した。県道との高低差が約5メートルあるため、階段は途中、踊り場を設け33段ほどになる。また、盛土については
パークゴルフ場からの発生土を活用し
コスト縮減に努め、工期はいずれの工事も令和3年度末の完了を予定している。との答弁がありました。
委員より、
鮎壺公園東側入口に
エントランスを設置する目的は。との質疑に対し、県道に出入りする自転車や歩行者を安全に誘導する目的や、公園の玄関口として、ゆとりあるスペースを設けることで、駐輪場の設置も可能とするため、県道と階段の間に平場を設置する。との答弁がありました。
続いて、
こども未来課です。
委員より、今回、国・県の補助金、交付金を受け、
町立保育所等の
新型コロナウイルス感染症防止対策のために計上した消耗品の内訳は。との質疑に対し、
ハンドソープ、
アルコール消毒液、
ペーパーハンドタオル等感染症対策の消耗品を整備する予定であり、数量については
施設規模等が異なるため、各施設と相談しながら決めていく。との答弁がありました。
委員より、
民間保育所等に対する補助金の
補助対象は。との質疑に対し、町の
補助金交付要綱に基づき、
新型コロナウイルス感染症対策の消耗品のほか、職員が
感染症対策を行った場合の
人件費等についても
補助対象にしていく。との答弁がありました。
委員より、
民間保育所等に対する補助金の
対象園数と補助額は。との質疑に対し、保育所3園、
認定こども園2園、
小規模保育事業所7園の合計12園で、保育所と
認定こども園が上限50万円、
小規模保育事業所が上限30万円である。との答弁がありました。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第238号は、
全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。
以上で報告を終わります。
16 ◯議長(柏木 豊) これより議第238号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
17 ◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
18 ◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
これより議第238号に対する採決を行います。本案に対する
委員長報告は可決です。
本案は、委員長の報告のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
19 ◯議長(柏木 豊) 挙手全員です。
よって、議第238号は委員長の報告のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────
20 ◯議長(柏木 豊) 日程第3.議第239号 長泉町道路線の廃止
日程第4.議第240号 長泉町道路線の認定
日程第5.議第241号 長泉町道路線の変更
以上3件を一括議題といたします。
建設文教常任委員長から審査結果の報告を求めます。
長野建設文教常任委員長。
21 ◯2番(
長野晋治) ただいま議題となりました、議第239号 長泉町道路線の廃止に関する当委員会の審査の経過と結果について、その内容を御報告いたします。
担当課は、
建設計画課です。
はじめに、
現地調査を行い、その後、当局から
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、
都市計画道路等の整備により町道が分断された後、路線の廃止をした上で、新たに2つの
路線番号が付番されるが、一方を路線の変更、もう一方を新規認定の手続きは取らないのか。との質疑に対し、町道に法定要件は定められていないが、国の通達では1路線を2路線以上に分割する場合は変更の手続きによることはできないとされているため、これを準用し、新たな2路線として認定するものである。との答弁がありました。
委員より、
都市計画道路沼津三島線の整備による交通規制の周知は行われているか。との質疑に対し、
事業説明会等において都度、周知を図っているが、
新設道路の
供用開始に合わせ、改めて関係する区への回覧や、広報等による周知を図る予定である。との答弁がありました。
委員より、廃止された
路線番号は今後使用しないのか。との質疑に対し、廃止した
路線番号は欠番としている。との答弁がありました。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第239号は、
全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。
続きまして、議第240号 長泉町道路線の認定に関する当委員会の審査の経過と結果について、御報告いたします。
担当課は、
建設計画課です。
はじめに、
現地調査を行い、その後、当局から
補足説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑はありませんでした。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第240号は、
全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。
続いて、議第241号 長泉町道路線の変更に関する当委員会の審査の経過と結果について、御報告いたします。
担当課は、
建設計画課です。
はじめに、
現地調査を行い、その後、当局から
補足説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑はありませんでした。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第241号は、
全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。
以上で報告を終わります。
22 ◯議長(柏木 豊) これより、議第239号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
23 ◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
24 ◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
これより議第239号に対する採決を行います。本案に対する
委員長報告は可決です。
本案は、委員長の報告のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
25 ◯議長(柏木 豊) 挙手全員です。
よって、議第239号は委員長の報告のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────
26 ◯議長(柏木 豊) 次に、議第240号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
27 ◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
28 ◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
これより議第240号に対する採決を行います。本案に対する
委員長報告は可決です。
本案は、委員長の報告のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
29 ◯議長(柏木 豊) 挙手全員です。
よって、議第240号は委員長の報告のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────
30 ◯議長(柏木 豊) 次に、議第241号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
31 ◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
32 ◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
これより議第241号に対する採決を行います。本案に対する
委員長報告は可決です。
本案は、委員長の報告のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
33 ◯議長(柏木 豊) 挙手全員です。
よって、議第241号は委員長の報告のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────
34 ◯議長(柏木 豊) ここで令和3年第2回
長泉町議会定例会を閉じるにあたり、町長より挨拶をしたい旨の申出がありましたので、これを聞くことといたします。町長。
35 ◯町長(池田 修) それでは、令和3年第2回
長泉町議会定例会の閉会にあたり、本議会は私と
議員各位の今任期における最終議会となりますので、一言お礼を兼ね、御挨拶申し上げさせていただきます。
去る6月7日に開会いたしましたこのたびの定例会につきましては、上程いたしました全ての議案につきまして可決をいただき、無事に閉会できる運びとなりましたこと、まずもって厚くお礼申し上げます。
さて、私は平成29年10月に町長に就任させていただき、この4年間の町政運営の中で、第4次長泉町総合計画における5つの基本目標と1つの推進目標に基づいた諸施策の推進に加え、今後の町の将来を見据えた様々な事業に積極的に取り組むことで、町民の皆様の満足度の向上に努めてまいりました。これらの取組は、町民の皆さんの町政に対する御理解、御協力はもとより、
議員各位の豊かな経験に基づく寛容と強い使命感のもと御尽力いただいたおかげで進めることができたものと、深く感謝いたしております。
そして、今年度からは、今後10年間のまちづくりの基本となる、第5次総合計画がスタートいたしましたが、基本構想に掲げる「みんなでつくる 輝きつづける“ちょうどいい”まち」の実現に向け、新たなまちづくりに取り組んでおります。
しかし、依然として、新型コロナウイルス感染症の終息が見通せない中、切り札と言われる新型コロナウイルスワクチン接種が現在、順次進められておりますが、国からのワクチン供給量が安定的に見込めないなど、対応には苦慮しております。できる限り早期に希望する皆さんが接種を完了し、1日でも早く安心な日常が戻ることを願いつつ、職員一丸となって対応を図ってまいりたいと考えております。町民の皆さんには、大変な御心配とともに御不便をおかけしておりますが、こういうときだからこそ、町と議会が一体となってこの国難を乗り越えられるよう、全力で取り組んでいくことが肝要であると思っておりますので、引き続き、御理解、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
結びに、任期中における
議員各位の御厚情に対し、改めて心より感謝を申し上げ、簡単ではございますが御挨拶といたします。ありがとうございました。
36 ◯議長(柏木 豊) 本日、令和3年第2回
長泉町議会定例会を閉じるにあたり、一言御挨拶を申し上げます。
さて、議場において、皆様方と4年間にわたって激しい議論の上、審議を重ねてまいりましたが、今回が最後の会議となります。振り返りますと、今任期中、町にあっては、池田柊線の町道城山尾尻線から県道沼津小山線までの開通、ブランドシンボル「ちょうどいいがいちばんいい Nagaizumi」の発表、桃沢野外活動センターのリニューアルオープン等々、まちづくりに大きな影響を与える多数の事業、取組がされてきました。
一方、国内にあっては、平成から令和に元号が切り替わりましたが、昨年1月に新型コロナウイルス感染症が国内で初めて確認されて以来、国及び地方自治体において様々な
感染症対策や経済対策がなされ、今、まさにワクチン接種が実施されているところであります。
これまで激動の時代の中を、
議員各位が自己の信念に基づき、活発に意見をぶつけ合ってきました。今思えば、懐古の情ひとしおであります。
幸いにも町民の皆様の深い御理解、御協力の下、町当局の諸施策が功を奏し、財政基盤を安定させ、全国的にも注目される町となりました。
当議会といたしましても、来たる9月22日をもって任期を満了いたしますが、町当局とともに更なる発展を目指し、奮起しなければならないものと考えております。
以上で、本定例会に付議された案件は全部終了いたしました。
これにて、令和3年第2回
長泉町議会定例会を閉会いたします。
どなた様も御苦労さまでした。
午前10時42分 閉会
────────────────────────────────────────
会議の経過を記載し、その相違がないことを証するため、ここに署名する。
長泉町議会議長 柏 木 豊
署名議員(14番) 山 田 勝
署名議員(15番) 井 出 春 彦
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