長泉町議会 2019-09-20
令和元年第3回定例会(第6日目) 本文 開催日: 2019-09-20
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前10時00分 開議
◯議長(柏木 豊) 皆さん、おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。(「議長、動議」の声あり)動議の内容……。
宮口嘉隆議員。
2 ◯8番(
宮口嘉隆) 動議の内容は、
議長不信任。本会議における議長は、事前の
選挙ルールに違反しており立候補はできない。今回選ばれた議長は無効である旨の動議を提出します。
3
◯議長(柏木 豊) ただいま、
宮口議員から
議長不信任についての動議の申し出がございました。この動議に賛成の方は挙手を願います。
(
賛成者挙手)
4
◯議長(柏木 豊) 挙手2名でございます。この動議は、2名以上の賛成者がありますので成立をいたします。
議長不信任の件を日程に追加し、議題とする動議を採決します。この採決は挙手によって行います。この動議のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
(
賛成者挙手)
5
◯議長(柏木 豊)
挙手少数でございます。よって、
議長不信任の件は、日程に追加し、議題とすることの動議は否決をされました。
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6
◯議長(柏木 豊) 本日の
議事日程はお手元に配付してありますので、御了承願います。
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7
◯議長(柏木 豊) 日程第1.
駿東地区交通災害共済組合議会議員の選挙をこれより行います。
内容は、
組合議会議員の辞職に伴い、
組合規約第5条の規定により選挙を行うものです。
選挙の方法につきましては、
地方自治法第118条第2項の規定により、
指名推選にしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
8
◯議長(柏木 豊) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、
指名推選で行うことに決しました。
お諮りします。指名の方法については、副議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
9
◯議長(柏木 豊) 御異議なしと認めます。よって、副議長において指名することに決しました。
下山和則議員。
10 ◯副議長(
下山和則) 議長であります
柏木豊議員を指名したいと思います。
11
◯議長(柏木 豊) ただいま、副議長において指名しました議長の私が
駿東地区交通災害共済組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
12
◯議長(柏木 豊) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名されました議長の私が当選しました。
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13
◯議長(柏木 豊) 日程第2.同意第9号 長泉町
監査委員の選任を議題といたします。
町長から
提案理由の説明を求めます。町長。
14 ◯町長(池田 修) 皆さん、おはようございます。それでは、同意第9号 長泉町
監査委員の選任について、
提案理由を申し上げます。
本案は、
議会選出の
監査委員であります柏木豊氏から、一身上の都合により、9月4日をもって辞職したい旨の申し出があり、これを承認しましたので、去る9月5日に町議会に対し、
議会選出の
監査委員の
推薦依頼を行い、9月13日付けで
木下章夫氏の推薦を受けたことから、同氏を後任の
監査委員として選任したく、
地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。
よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。
15
◯議長(柏木 豊) 本案について、
地方自治法第117条の規定により、
木下章夫議員の退場を求めます。
これより同意第9号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
16
◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
17
◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております同意第9号 長泉町
監査委員の選任について議会の同意を求める件は、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
18
◯議長(柏木 豊) 御異議なしと認めます。よって、同意第9号 長泉町
監査委員の選任について議会の同意を求める件は、これに同意することに決しました。
木下章夫議員の入場を許します。
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19
◯議長(柏木 豊) 日程第3.議第109号
長泉町議会の議決すべき事件を定める条例
日程第4.議第110号 長泉町
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する条例
日程第5.議第111号
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整備に関する条例
以上、3件を
一括議題といたします。
総務民生常任委員長から審査結果の報告を求めます。
大沼総務民生常任委員長。
20 ◯12番(
大沼正明) ただいま議題となりました議第109号
長泉町議会の議決すべき事件を定める条例に関する当
委員会の審査の経過と結果について、その主な内容を御報告いたします。
当局からの
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、議決すべき事件とすることについて、
基本構想以外のものについて検討はしたのか。との質疑に対し、今般の
条例制定は、第5次の町の
総合計画の策定に際して、
基本構想の策定と議決に関しての検討に基づくものであり、特段それ以外のことについての検討は行っていない。との答弁がありました。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第109号は
全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。
続きまして、議第110号 長泉町
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する条例に関する当
委員会の審査の経過と結果について、その主な内容を御報告いたします。
当局からの
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、現状では全国的に
任用制度の趣旨に沿わない運用があるとのことだが、
地方公務員法第21条の2に基づく選考による採用が行われていないということか。との質疑に対し、当町では、現在、
臨時職員の任用に関しても面接による選考をしており、今後、
会計年度任用職員制度においても、
改正地方公務員法第22条の2第1項の規定に基づき、
面接等による選考を予定している。との答弁がありました。
委員より、
会計年度任用職員制度において、短時間勤務の
パートタイムの
保育士等の報酬の水準は
フルタイムの
保育士等と同等の水準なのか。との質疑に対し、職の性質等を考慮して検討したが、
フルタイムの
保育士等とは職務の内容等が異なることから、
報酬水準に差を付ける方向で検討している。との答弁がありました。
委員より、本条例第19条の規定は、具体的にどのようなことを想定しているのか。との質疑に対し、
会計年度任用職員の給与の特例として、県や他市町の
会計年度任用職員との給与の取り扱いを合わせる必要がある職種等を想定しており、具体的には
県教育委員会の水準に合わせる
スクールソーシャルワーカー等を想定している。との答弁がありました。
委員より、今回の法改正により、何が変わるのか。との質疑に対し、今回の法改正により、給付面では、これまで支給されていなかった
地域手当や
期末手当等の
各種手当の支給、
フルタイム会計年度任用職員に対する
退職手当等の支給のほか、待遇面では、
休暇制度の拡充や
フルタイム会計年度任用職員の2年目以降の
共済組合の加入等がある。との答弁がありました。
委員より、現在、
臨時職員の在職数は。また、そのうち
会計年度任用職員への移行を何人予定しているのか。との質疑に対し、本年4月1日現在で224人であり、
臨時職員全員の移行を予定している。との答弁がありました。
委員より、この
制度改正による
財政負担は。との質疑に対し、
現行制度における
財政負担は年間約4億6,300万円であるが、施行後は約5億3,600万円を見込んでおり、7,300万円程度の増加となる。との答弁がありました。
委員より、
会計年度任用職員の
服務規定は。との質疑に対し、職員と同様に
職務専念義務、
守秘義務、
信用失墜行為の禁止、
フルタイム会計年度任用職員の
営利企業への従事等の制限等が適用される。との答弁がありました。
委員より、現行の
特別職非常勤職員や
臨時的任用職員は、改正後の制度ではどの区分に該当するのか。との質疑に対し、現行の
特別職非常勤職員は、改正後もほぼ全てが
特別職非常勤職員となる。
臨時的任用職員は、原則、
会計年度任用職員に移行するため、現時点では改正後の
臨時的任用職員に該当する職員はいない。との答弁がありました。
委員より、給料・報酬や
各種手当の説明の中で、
近隣市町の状況を見ていくとは。との質疑に対し、
退職手当は
市町総合事務組合の条例により決定されるが、
職種ごとの給料額や再度任用時の昇給等については、
近隣市町の状況を考慮して最終的に決定していく。との答弁がありました。
委員より、
会計年度任用職員制度移行後の
臨時的任用職員は見込んでいないとの説明であったが、
育児休業取得があった状況では、
育児休業者を補完する職員がいないことになるのではないか。欠員が生じることにはならないか。との質疑に対し、現状では不足は生じていないが、不足が生じるようであれば、事務量や
業務内容を考慮し、
会計年度任用職員または
臨時的任用職員を任用することになる。との答弁がありました。
委員より、
経験年数に応じ
退職手当が支給されるとのことであるが、どのくらい経験を重ねれば支給されるのか。との質疑に対し、
フルタイムの
会計年度任用職員で18日以上勤務した月が引き続いて6月を超えた場合に支給される。との答弁がありました。
委員より、
会計年度任用職員の
人事評価はどのようになるか。との質疑に対し、職員に準じ、
フルタイム、
パートタイム問わず
人事評価を実施する。との答弁がありました。
委員より、
パートタイム会計年度任用職員の
期末手当の支給率は。との質疑に対し、
フルタイム会計年度任用職員と同様、2.6月である。との答弁がありました。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第110号は
全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。
続きまして、議第111号
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整備に関する条例に関する当
委員会の審査の経過と結果について、御報告いたします。
当局からの
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、
フルタイムの
会計年度任用職員は、2年目以降、
共済組合加入となるが、その際の
育児休業に対する手当はどのようになるか。との質疑に対し、職員同様、
共済組合の
育児休業手当金が支給される。
パートタイム会計年度任用職員についても、
社会保険制度における
育児休業給付金が支給される。との答弁がありました。
委員より、第10条の単純な労務に雇用される職員の給与に関する条例の一部改正中、職員の給与の種類の中で
特殊勤務手当があるが、単純な労務でどのような
特殊勤務手当があるのか。との質疑に対し、当町では、現在、
特殊勤務手当の支給は行っていないので、
会計年度任用職員についても、その支給の予定はないが、
給与制度の中で
特殊勤務手当が存在することから支給できる給与として規定している。との答弁がありました。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第111号は
全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。
以上で報告を終わります。
21
◯議長(柏木 豊) これより議第109号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
22
◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
23
◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
これより議第109号に対する採決を行います。本案に対する
委員長報告は可決です。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
24
◯議長(柏木 豊)
挙手全員です。
よって、議第109号は
委員長の報告のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────
25
◯議長(柏木 豊) 次に、議第110号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
26
◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
27
◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
これより議第110号に対する採決を行います。本案に対する
委員長報告は可決です。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
28
◯議長(柏木 豊)
挙手全員です。
よって、議第110号は
委員長の報告のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────
29
◯議長(柏木 豊) 次に、議第111号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
30
◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
31
◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
これより議第111号に対する採決を行います。本案に対する
委員長報告は可決です。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
32
◯議長(柏木 豊)
挙手全員です。
よって、議第111号は
委員長の報告のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────
33
◯議長(柏木 豊) 日程第6.議第115号 長泉町
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
日程第7.議第119号 長泉町
給水条例の一部を改正する条例
日程第8.議第121号 平成30年度長泉町
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分
日程第9.議第122号 平成30年度長泉町
下水道事業会計未
処分利益剰余金の処分
以上、4件を
一括議題といたします。
建設文教常任委員長から審査結果の報告を求めます。
長野建設文教常任委員長。
34 ◯2番(
長野晋治) ただいま議題となりました議第115号 長泉町
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例に関する当
委員会の審査の経過と結果について、その主な内容を御報告いたします。
当局の
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、教育・
保育給付認定と従前の
支給認定の違いは何か。との質疑に対し、これまでの
支給認定は幼稚園、
保育所等の区分で認定されていたが、教育・
保育給付認定は、
幼児教育・保育の無償化に伴い、子ども・
子育て支援新制度に移行していない幼稚園や
認可外保育施設等に通う教育・保育の必要性を認められた児童に対するものである。との答弁がありました。
委員より、食事の提供に要する費用の範囲を変更するとのことだが、
変更内容は。との質疑に対し、年収360万円
未満相当世帯及び全
所得階層の第3子以降の子どもに対する副食費が
徴収免除となったことである。との答弁がありました。
委員より、副食費が
自費負担になったことで従前より負担が増える保護者が出てくることが想定されるが対応は。また、
送迎費用は無償化の対象となるのか。との質疑に対し、副食費は、町独自の
助成制度を講じるため、保護者の負担増は生じない。
送迎費用は、
私立幼稚園等で実施されているが、これまでどおり
実費負担となる。との答弁がありました。
委員より、無償化により新たに申請が必要となる対象者は。との質疑に対し、未
移行幼稚園や
認可外保育施設、預かり保育等の利用者となる。との答弁がありました。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第115号は
全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。
続きまして、議第119号 長泉町
給水条例の一部を改正する条例に関する当
委員会の審査の経過と結果について、その主な内容を御報告いたします。
当局の
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、
指定給水装置工事事業者の
指定手数料と再
交付手数料を変更する理由は。との質疑に対し、日本水道協会のガイドラインを参考にした経費算出を行い、沼津市、三島市、御殿場市、裾野市、小山町、当町で構成される東部4市2町水道事業研究会構成市町と協議した結果に基づく金額とするためである。との答弁がありました。
委員より、
指定給水装置工事事業者の指定の有効期間は何年か。との質疑に対し、水道法の一部を改正する法律の施行に伴い、
指定給水装置工事事業者の指定の有効期間は5年間である。との答弁がありました。
委員より、水道料金に消費税の軽減税率は適用されるか。との質疑に対し、水道水は食品表示法に定める飲食料品に該当しないため、軽減税率の適用とはならない。との答弁がありました。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第119号は
全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。
続きまして、議第121号 平成30年度長泉町
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分に関する当
委員会の審査の経過と結果について御報告いたします。
当局の
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、利益剰余処分後の建設改良積立金、資本金のそれぞれの残高は幾らか。との質疑に対し、建設改良積立金が9億1,562万1,016円、資本金が40億1,160万3,808円となる。との答弁がありました。
委員より、利益剰余金処分額の配分の根拠は何か。との質疑に対し、資本的収入額が資本的支出額に不足する額の補填に使用した減債積立金4,395万9,859円を資本金に組み入れ、既に企業債残高に達していることから、減債積立金を0円とし、残額の1億896万8,674円を建設改良積立金としている。との答弁がありました。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第121号は
全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。
続きまして、議第122号 平成30年度長泉町
下水道事業会計未
処分利益剰余金の処分に関する当
委員会の審査の経過と結果について、その主な内容を御報告いたします。
当局の
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、利益処分後の減債積立金、建設改良積立金の残高は幾らか。との質疑に対し、今回が公営企業会計移行後、初の決算となるため、これまでの積立金はなく、減債積立金が3,000万円、建設改良積立金が1,795万1,526円となる。との答弁がありました。
委員より、利益剰余金処分額の配分の根拠は何か。との質疑に対し、企業債残高に達するまでの間は、利益剰余金の2分の1を下らない金額を企業債元金償還の財源に充てるため、減債積立金を3,000万円とし、残額の1,795万1,526円を建設改良積立金としている。との答弁がありました。
委員より、資本金の残高は幾らか。との質疑に対し、11億2,473万4,815円である。との答弁がありました。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第122号は
全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。
以上で報告を終わります。
35
◯議長(柏木 豊) これより議第115号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
36
◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
37
◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
これより議第115号に対する採決を行います。本案に対する
委員長報告は可決です。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
38
◯議長(柏木 豊)
挙手全員です。
よって、議第115号は
委員長の報告のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────
39
◯議長(柏木 豊) 次に、議第119号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
40
◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
41
◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
これより議第119号に対する採決を行います。本案に対する
委員長報告は可決です。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
42
◯議長(柏木 豊)
挙手全員です。
よって、議第119号は
委員長の報告のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────
43
◯議長(柏木 豊) 次に、議第121号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
44
◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
45
◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
これより議第121号に対する採決を行います。本案に対する
委員長報告は可決です。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
46
◯議長(柏木 豊)
挙手全員です。
よって、議第121号は
委員長の報告のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────
47
◯議長(柏木 豊) 次に、議第122号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
48
◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
49
◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
これより議第122号に対する採決を行います。本案に対する
委員長報告は可決です。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
50
◯議長(柏木 豊)
挙手全員です。
よって、議第122号は
委員長の報告のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────
51
◯議長(柏木 豊) 日程第10.議第124号 令和元年度長泉町一般会計補正予算(第2回)を議題といたします。
最初に、
総務民生常任委員長から審査結果の報告を求めます。
大沼総務民生常任委員長。
52 ◯12番(
大沼正明) ただいま議題となりました議第124号 令和元年度長泉町一般会計補正予算(第2回)に関する当
委員会の審査の経過と結果について、その主な内容を御報告いたします。
はじめに、現地調査を行いました。
関係部局からの
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
はじめに、行政課ですが、質疑はありませんでした。
次に、企画財政課です。
委員より、財政調整基金への積み立て予算は、地方財政法に基づく法定分の積み立てであるか。との質疑に対し、地方財政法第7条第1項の規定により、決算上、剰余金を生じた場合においては、当該剰余金のうち2分の1を下らない金額は、これを剰余金を生じた翌々年度までに積み立て、または償還期限を繰り上げて行う地方債の償還の財源に充てなければならないと定められていることから、決算剰余金3億5,193万3,000円の2分の1にあたる1億7,596万6,000円のうち、今回、財政調整基金積立事業費として4,000万円を計上するものであり、不足分については、今後、令和2年度末までに資金へ積み立て等を行う予定である。との答弁がありました。
委員より、財政調整基金の現在高は。との質疑に対し、平成30年度末の現在高は約46億3,216万円であり、本年度は当初予算の取り崩し額が1億2,000万円、また、利子積立分を含めた積立額が約4,380万円となるため、令和元年度末残高は約45億5,596万円となる見込みである。との答弁がありました。
次に、福祉保険課です。
委員より、福祉会館浴室改修工事の実施時期は。との質疑に対し、10月20日に開催される福祉健康まつり終了後から令和2年3月までの間で工事を行う予定である。との答弁がありました。
委員より、当初予算ではなく補正対応となった理由は。との質疑に対し、当初予算で実施設計の見直しを行い、工事内容の精査が終了したことから年度内での施工を目指し、補正予算を計上した。との答弁がありました。
委員より、今回の工事内容は。との質疑に対し、洗い場を5箇所から6箇所へ増設し、レストコーナーをミストサウナ室へ改修する。また、床、浴槽タイル及び壁タイルの改修、照明のLED化、ろ過設備を更新するとともに、気泡泉を一部開放風呂とする改修を行う。との答弁がありました。
委員より、当該工事はファシリティマネジメントによる工事か。との質疑に対し、ファシリティマネジメントにおける工事である。との答弁がありました。
次に、健康増進課ですが、質疑はありませんでした。
次に、長寿介護課ですが、質疑はありませんでした。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第124号は
全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。
以上で報告を終わります。
53
◯議長(柏木 豊) 次に、
建設文教常任委員長から審査結果の報告を求めます。
長野建設文教常任委員長。
54 ◯2番(
長野晋治) ただいま議題となりました議第124号 令和元年度長泉町一般会計補正予算(第2回)に関する当
委員会の審査の経過と結果について、その主な内容を御報告いたします。
はじめに、産業振興課です。
当局の
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、美しい森林づくり基盤整備交付金事業の内容と平成30年度までの実績値及び今年度予定している整備面積は。との質疑に対し、美しい森林づくり基盤整備交付金事業は、森林資源の保全と育成の推進を目的に間伐事業等を実施するもので、平成30年度までの整備面積は約120ヘクタールで、今年度は約20ヘクタールを予定している。との答弁がありました。
次に、建設計画課です。
当局の
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、鮎壺公園用地取得にあたり、現所有者の土地及び代替地取得に向けた不動産鑑定手数料を増額するとの説明であったが、代替地の見通しは付いているのか。との質疑に対し、北小学校北側に位置する県立静岡がんセンター周辺地区計画区域内の業務施設用地を現在交渉中である。との答弁がありました。
次に、こども未来課です。
当局の
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、新幹線通学支援補助金について増額となった要因は。との質疑に対し、当初、東京駅等を77人、新横浜駅を18人の10カ月で見込み、夏休み期間中の利用は想定していなかったが、今年度前期で東京駅等が76人、新横浜駅が35人で、夏休み期間中もゼミ等で学校へ行く機会が多かったため、差額を増額した。との答弁がありました。
委員より、民間保育所運営費補助金の副食費補助について対象は。また、所得制限はあるのか。との質疑に対し、対象者は民間保育所に通う第2子、第3子以降の園児で、減免した保育所に対し補助するもので所得制限はない。との答弁がありました。
委員より、
幼児教育・保育の無償化により、町の負担は増大すると見込まれるが、公立保育所の民営化等、町の負担を減らす対策をどう考えているか。との質疑に対し、今回の
幼児教育・保育の無償化により町の負担は増大する。公立保育所については、国・県の補助がなく、民間保育所に比べると町の負担が増大することから、公立保育所の負担軽減対策については、
幼児教育・保育の無償化の影響に注視しながら今後検討していく。との答弁がありました。
委員より、町の副食費多子軽減助成の考え方は。との質疑に対し、国の多子軽減の基準は、2号及び3号認定については、最年長の子(小学校就学前の子)から数えて、2人目を半額、3人目以降を無償としているが、町の基準は、世帯の出生順位における最年長の子から数えて、第2子を半額、第3子以降を無償とする。との答弁がありました。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第124号は
全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。
以上で報告を終わります。
55
◯議長(柏木 豊) これより議第124号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
56
◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
57
◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
これより議第124号に対する採決を行います。本案に対する
委員長報告は可決です。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
58
◯議長(柏木 豊)
挙手全員です。
よって、議第124号は
委員長の報告のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────
59
◯議長(柏木 豊) 日程第11.議第125号 令和元年度長泉町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2回)
日程第12.議第126号 令和元年度長泉町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)
日程第13.議第127号 令和元年度長泉町介護保険事業特別会計補正予算(第2回)
以上、3件を
一括議題といたします。
総務民生常任委員長から審査結果の報告を求めます。
大沼総務民生常任委員長。
60 ◯12番(
大沼正明) ただいま議題となりました議第125号 令和元年度長泉町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2回)に関する当
委員会の審査の経過と結果について、御報告いたします。
当局の
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、積み立て後の国民健康保険事業基金積立金の総額は。との質疑に対し、今回の9月議会で計上した8,800万円を積み立てると、今年度末の基金残高は約3億4,300万円となる見込みである。との答弁がありました。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第125号は
全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。
続いて、議第126号 令和元年度長泉町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)に関する当
委員会の審査の経過と結果について、御報告いたします。
当局の
補足説明の後、質疑に入りましたが、質疑はありませんでした。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第126号は
全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。
続いて、議第127号 令和元年度長泉町介護保険事業特別会計補正予算(第2回)に関する当
委員会の審査の経過と結果について御報告いたします。
当局の
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、一般会計繰出金の特定財源60万6,000円は、雑入の60万6,000円が財源となっているのか。との質疑に対し、雑入で介護認定審査会共同設置負担金の精算金を受け入れ、一般会計に繰り出すため、雑入で受け入れたものを一般会計繰出金の特定財源としている。との答弁がありました。
委員より、一般会計繰入金の
補足説明で精算による不足分との説明があったが、不足とは何か。との質疑に対し、事業に要した費用を平成30年度一般会計から繰り入れており、精算により不足が生じたことから、その不足分を一般会計から繰り入れるものである。との答弁がありました。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第127号は
全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。
以上で報告を終わります。
61
◯議長(柏木 豊) これより議第125号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
62
◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
63
◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
これより議第125号に対する採決を行います。本案に対する
委員長報告は可決です。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
64
◯議長(柏木 豊)
挙手全員です。
よって、議第125号は
委員長の報告のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────
65
◯議長(柏木 豊) 次に、議第126号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
66
◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
67
◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
これより議第126号に対する採決を行います。本案に対する
委員長報告は可決です。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
68
◯議長(柏木 豊)
挙手全員です。
よって、議第126号は
委員長の報告のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────
69
◯議長(柏木 豊) 次に、議第127号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
70
◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
71
◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
これより議第127号に対する採決を行います。本案に対する
委員長報告は可決です。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
72
◯議長(柏木 豊)
挙手全員です。
よって、議第127号は
委員長の報告のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────
73
◯議長(柏木 豊) 日程第14.議第128号 長泉町道路線の認定を議題といたします。
建設文教常任委員長から審査結果の報告を求めます。
長野建設文教常任委員長。
74 ◯2番(
長野晋治) ただいま議題となりました議第128号 長泉町道路線の認定に関する当
委員会の審査の経過と結果について、その主な内容を御報告いたします。
現地調査を行い、当局の
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、町で整備する道路について、道路整備前に路線の認定を行う理由は。との質疑に対し、今回の道路整備にあっては、用地取得や物件補償が発生し、土地及び物件の所有者が税控除の適用を受けるために、先に道路法による路線の認定を行うものである。との答弁がありました。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議第128号は
全会一致をもって原案どおり可決決定いたしました。
以上で報告を終わります。
75
◯議長(柏木 豊) これより議第128号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
76
◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
77
◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
これより議第128号に対する採決を行います。本案に対する
委員長報告は可決です。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
78
◯議長(柏木 豊)
挙手全員であります。
よって、議第128号は、
委員長の報告のとおり可決されました。
────────────────────────────────────────
79
◯議長(柏木 豊) 日程第15.認第15号 平成30年度長泉町一般会計歳入歳出決算の認定を議題といたします。
最初に、
総務民生常任委員長から審査結果の報告を求めます。
大沼総務民生常任委員長。
80 ◯12番(
大沼正明) ただいま議題となりました認第15号 平成30年度長泉町一般会計歳入歳出決算の認定に関する当
委員会の審査の経過と結果について、その主な内容を御報告いたします。
はじめに、現地調査を行いました。
関係部局からの
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
はじめに、行政課です。
委員より、“町長と語ろう!ながいずみ未来トーク”の参加者が少ないのでは。との質疑に対し、ワークショップという話し合いによる進め方で、1テーブル5~6人程度で実施しているが、意見交換をする人数としては適当な人数であり、参加人数が少ないとは考えていない。との答弁がありました。
委員より、“町長と語ろう!ながいずみ未来トーク”では主にどのような意見が出たのか。との質疑に対し、特に多くの意見が挙がったものは、公共交通、企業誘致・留置、生活道路・歩道、公園・広場、情報発信等である。との答弁がありました。
委員より、職員の健康診断の受診率と結果は。との質疑に対し、
育児休業者、途中退職者、休職者の4名を除く239人が受診し、受診率は98.4%である。受診結果は、異常なしが26人、要再検査者104人のうち、要再検査が16人、要精密検査が70人、要受診が18人である。との答弁がありました。
委員より、ホームページ専用サイトやアプリケーション構築、都市ブランド戦略推進等、新規事業に対する効果は。との質疑に対し、ホームページのアクセス件数は、平成29年度と比較して15万5,000件以上増加した。アプリケーションのダウンロード数は、令和元年7月末現在、子育てアプリが308件、ごみアプリが605件となっている。また、住民意識調査におけるブランドシンボルの認知率は56.2%となっており、それぞれの事業において一定の効果があったと考えている。との答弁がありました。
委員より、町長への手紙でどのようなものがあったのか。との質疑に対し、平成30年度において件数が多かった課は、こども未来課8件、企画財政課7件、教育推進課6件、健康増進課6件で、内容は公共交通や
子育て支援等に関する要望が多かった。との答弁がありました。
次に、企画財政課です。
委員より、雑入における建物共済保険金収入(台風24号)の歳入の積算根拠は。との質疑に対し、あさがお児童会飛散屋根撤去及び緊急補修工事費として81万8,640円、あさがお児童会屋根復旧工事費として410万4,000円を支出し、合計額492万2,640円の2分の1の額である246万1,320円を保険金収入として受け入れたものである。との答弁がありました。
委員より、長泉・清水循環バスが7便から6便に減少したことによる影響は。との質疑に対し、減便に伴い、乗車人数の総数に減少が見られるが、1便当たりの平均乗車人数については増加しており、結果として効率的な運行になったと認識している。との答弁がありました。
委員より、デマンド乗り合いタクシーの効果は。との質疑に対し、昨年10月から実証運行を開始し、スタート当初は利用が伸びたが、以降、冬季に入り、利用者が減少、その傾向が年度末まで続いた。なお、運行の目標として、乗合率1.1、収支率20%を目安にしており、結果としてともに数値はクリアしているため、順調な運行であると認識している。との答弁がありました。
委員より、公共施設長寿命化基金の積み立て目標額は。との質疑に対し、2026年度に公共施設の建替えや修繕に要する経費がピークを迎え、50億円以上の試算がされていることから、毎年度5,000万円の積み立てを予算化しているが、どれだけ積み立てれば良いという額は設定しておらず、可能な限り積み立てを行う方針である。との答弁がありました。
委員より、自主財源のうち、使用料及び手数料が減少している要因は。との質疑に対し、健康公園、健康づくりセンター、桃沢工芸村で指定管理者制度を導入したことから、施設使用料が指定管理者の収入となったため、その分が減少となっている。との答弁がありました。
次に、地域防災課です。
委員より、歳出2款、8項、1目災害対策費、19節の不用額が123万5,064円となった理由は。との質疑に対し、各区からの要望に基づき、防災資機材等整備事業費補助金の予算計上を行ったが、平成30年度に入り、防災資機材の購入を見直したり取りやめた区があり、補助対象事業費が見込みを下回ったため不用額が生じた。との答弁がありました。
委員より、ルミナスストリート事業について、平成30年度末での防犯灯LED化の進捗率は。との質疑に対し、平成30年度末の防犯灯総数4,869灯のうち、LED防犯灯数は4,357灯で、LED化率89.5%である。との答弁がありました。
委員より、平成30年度歳入で受け入れた消防団員等共済基金退職報奨金について、対象年度の退団者数及び退職報奨金の対象者数は。との質疑に対し、平成30年度の消防団員等共済基金退職報奨金の受け入れは、平成29年度の退団者が基準となり、勤続年数5年以上の団員が退職報奨金の対象となるため、平成29年度の退団者は5名、うち退職報奨金の対象者は2名である。との答弁がありました。
次に、福祉保険課です。
委員より、障害者就労支援施設の空調設備改修工事費は、共同運営をしている裾野市及び清水町も負担するものか。との質疑に対し、決算により工事費を確定した後、令和2年度以降に均等割・人口割・通所者割により負担していただくことになる。との答弁がありました。
委員より、福祉会館の浴室、大広間の夏季以外の営業時間延長は。との質疑に対し、令和2年度からの指定管理者の更新に合わせ、営業時間の延長を求めていく予定である。との答弁がありました。
委員より、福祉会館第5駐車場を整備したことにより、全体での駐車台数は。との質疑に対し、第5駐車場で17台分確保できたので計71台となる。との答弁がありました。
次に、健康増進課です。
委員より、指定管理施設における利用実績を前年度と比較した結果は。との質疑に対し、健康公園における利用者実績は、平成30年度で24万3,997人、平成29年度で21万8,596人であり、2万5,381人増加した。との答弁がありました。
委員より、健康公園のプール利用者が増加した要因は。との質疑に対し、自主事業の積極的な展開や休憩時間の廃止等、指定管理者の運営努力の成果によるものと考えている。との答弁がありました。
委員より、平成30年度新規検診事業に関する結果をどのように捉えているのか。との質疑に対し、ピロリ菌検査事業については受診者が少なかったことは課題と捉えており、事後アンケートの結果を踏まえた対応を図っていく。また、産後ケア事業についても周知が不足していたことから、今後は事業の広報をより強化していく。との答弁がありました。
委員より、桃沢工芸村の利用料が増加した理由は。との質疑に対し、指定管理者が施設連携を積極的に進めたことから利用者が増加したことによる。との答弁がありました。
委員より、スポーツリーダー講習参加者が少ないが見解は。との質疑に対し、指導者育成の観点から必要な事業であり、より周知することで参加者の増加に努めていく。との答弁がありました。
次に、住民窓口課です。
委員より、諸証明のコンビニ交付と窓口交付の発行に係る1枚当たりの経費は。との質疑に対し、職員人件費やコンビニ交付運営負担金等から試算すると、コンビニ交付は849円、窓口交付は280円となる。との答弁がありました。
委員より、窓口延長業務において来庁者が減っている理由は。との質疑に対し、個人番号カードの普及に伴い、コンビニ交付を利用した方が増加したものと考えている。との答弁がありました。
委員より、住基ネット機器のリース料の中途解約に伴う違約金は発生したのか。との質疑に対し、基幹システムの更新に伴い、従前の住基ネット機器に係るリース料の残額を支払うことで、中途解約に伴う違約金の発生はしていない。との答弁がありました。
次に、税務課です。
委員より、町税等督促状発送件数は前年度に比べ減少しているのか。との質疑に対し、平成30年度の発送件数は1万4,525件、平成29年度は1万5,254件であり、前年度に比べ729件減少した。との答弁がありました。
委員より、静岡地方税滞納整理機構への移管金額及び徴収実績は。との質疑に対し、平成30年度の移管件数は35件、本税の移管金額は1億158万7,842円、徴収額は2,990万2,035円となり、徴収率は29.43%である。との答弁がありました。
委員より、静岡地方税滞納整理機構へ移管する場合の基準はあるのか。との質疑に対し、過年度分の滞納額が100万円以上で催告に応じないもの、悪質なもの、接触ができないもの等、選定基準に基づき移管している。との答弁がありました。
次に、長寿介護課です。
委員より、老人福祉費70万5,000円の流用の理由は。との質疑に対し、養護老人ホーム入所措置事務費等の件数が見込みを上回ったことによる。との答弁がありました。
委員より、生きがい対策事業費補助金の限度額及び補助率は。との質疑に対し、生きがいセンター等運営事業は限度額100万円で事業費の10分の10を、生きがいづくり事業は限度額20万円で事業費の4分の3を補助した。との答弁がありました。
委員より、ひとり暮らし高齢者見守り事業について安否確認76件とあるが、安否確認の方法は。との質疑に対し、異変が発見された場合は、事業者が町に連絡し、マニュアルに基づき町が安否確認を行う。との答弁がありました。
次に、会計課ですが、質疑はありませんでした。
次に、監査事務局ですが、質疑はありませんでした。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りました。反対討論1件、賛成討論1件あり、採決の結果、認第15号は賛成多数をもって原案どおり認定すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。
81
◯議長(柏木 豊) 次に、
建設文教常任委員長から審査結果の報告を求めます。
長野建設文教常任委員長。
82 ◯2番(
長野晋治) ただいま議題となりました認第15号 平成30年度長泉町一般会計歳入歳出決算の認定に関する当
委員会の審査の経過と結果について、その主な内容を御報告いたします。
はじめに、くらし環境課です。
現地調査を行い、当局の
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、一般廃棄物最終処分場事業方式可能性調査を実施したことに伴う今後の方向性は。との質疑に対し、第1期として、平成18年度から令和2年度までの15年間、施設の維持管理を行ってきたが、町民、地域、企業等、町全体が一体となり、ごみの減量化を実現することで、埋め立て量が当初の計画量の約50%で推移していることから、結果として、第2期の嵩上げ工事を実施する必要がなくなり、令和3年度以降も引き続き、現在の事業者が事業を継続して施設の維持管理を行っていくことが最も効果的であるという結果が得られた。との答弁がありました。
委員より、不法投棄対策として具体的な対策は。との質疑に対し、塵芥焼却場や埋立場等、施設に赴く際に不法投棄パトロールを併せて実施している。また、建設計画課・工事管理課が月に4回実施する道路パトロールの際にも、併せて不法投棄パトロールを実施しており、不法投棄ごみの回収や啓発用看板の設置を行う等の対策を講じている。との答弁がありました。
委員より、衛生施設建設基金の残高は。との質疑に対し、平成30年度末現在、7億5,731万7,283円である。との答弁がありました。
次に、産業振興課です。
当局の
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、工業団地立地企業動向等調査業務の内容は。との質疑に対し、工業団地内の各企業を訪問して近年の経済動向や各社の課題を確認した結果、多くの企業から雇用不足の状況を確認し、また、工業団地へのアクセスがわかりにくいとの意見を頂いた。との答弁がありました。
委員より、合同就職面接会について、参加事業所36、来場者42人と記載されているが、実際に就職に結び付いたのは何人か。との質疑に対し、来場者42人のうち、後日、各事業所が実施する再面接に進んだ者が7人、そのうち3人が就職内定した。との答弁がありました。
委員より、産業祭運営事業について、事業費に対してどれだけの成果が得られているのか。との質疑に対し、長泉町産業祭の来場者数は、平成28年度が約1万人、平成29年度が約1万5,000人、平成30年度が約1万8,000人となっており、年々増加している。また、前日に行われる農産物品評会の出品点数、参加団体ともに増加傾向にあるため、長泉町産業祭の目的である農・工・商業の交流とPRについても達成できていると考えている。との答弁がありました。
委員より、有害鳥獣駆除事業において、追い込みというのはどのような方法か。との質疑に対し、有害鳥獣被害は年々増加し、平成28年度が41件、平成29年度が40件、平成30年度が88件となっている。鳥獣については、サルが最も多く、次いでシカ、イノシシの順となっている。このような状況から緊急措置として、平成30年7月30日~8月30日の26日間、朝の6時前と夕方5時過ぎに猟友会員によるロケット花火を使用したサルの追い込み業務を実施した。との答弁がありました。
次に、建設計画課です。
当局の
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、ブロック塀の調査状況は。との質疑に対し、平成30年度、大阪府北部を震源とする地震によりブロック塀が倒壊した事故を受け、職員による緊急一斉調査を実施した結果、町内の公道及び公共空地に面する高さ1.2メートル以上のブロック塀等が957箇所、このうち高さ2メートル以上のものは39箇所であった。との答弁がありました。
委員より、下土狩駅周辺都市再生整備計画等検討事業の内容は。との質疑に対し、鮎壺公園の概略設計に併せて、公園を活用した民間活力活用の可能性調査として、民間事業者へサウンディング型市場調査や鮎壺公園を含む下土狩駅周辺の活性化に向けた基盤整備を行うため、下土狩駅の利用者数、駅周辺の踏切調査、住民アンケート調査及びワークショップを行った。との答弁がありました。
委員より、住生活基本計画等策定調査事業の内容は。との質疑に対し、住生活基本計画は、住生活基本法に基づく住生活を巡る課題認識と施策の方向性を提示する計画であり、関連する計画に空家等対策計画、賃貸住宅供給促進計画、高齢者居住安定確保計画があり、関連計画を含めた住生活基本計画を策定するため、平成30年度は住宅、住生活の現状の整理、町民アンケート調査、事業者ヒアリングを実施し、計画策定に向けた基礎資料を整理した。との答弁がありました。
次に、工事管理課です。
現地調査を行い、当局の
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、橋梁長寿命化事業の進捗状況は。との質疑に対し、平成24年度に策定した橋梁長寿命化計画の中で、平成25年度から6年間で補修を完了する橋梁として位置付けた19橋に対し、平成30年度までに補修を終えた橋梁は17橋で、概ね計画どおりに進んでいる。一方、平成27年度から3箇年で町単独管理の橋梁137橋の詳細点検を実施し、長寿命化計画の修正を行った。点検の結果、健全度として早期に措置が必要な橋梁が9橋あったことから、これら橋梁を優先して補修工事を実施している。との答弁がありました。
委員より、区からの要望工事の申請件数と採択件数、採択率は。との質疑に対し、平成30年度は20の区から85件の要望があり、11月に現地調査を行った後、内容を精査し、結果68件を採択した。採択率は約80%であった。との答弁がありました。
委員より、駿河平自然公園のシルバー人材センターによる管理状況は。また、イベント時の対応は。との質疑に対し、4月~12月は、月曜日・木曜日・土曜日の8時~16時までと、日曜日の8時~12時まで常駐している。1月~3月は、月曜日と木曜日の8時~12時まで常駐している。また、イベント時における特別な対応はしていない。との答弁がありました。
次に、教育推進課です。
現地調査を行い、当局の
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、新たに運行した元長窪のスクールバスの利用者は何人か。との質疑に対し、利用者は24人である。との答弁がありました。
委員より、学校図書館補助司書事業で、昨年と比較して本の1人平均貸出冊数が長泉小学校と北小学校で減少しているが、その要因は。また、図書館補助司書の
業務内容は。との質疑に対し、1人平均貸出冊数については、毎年増減があるが、両小学校ともに児童数が多く、休み時間に児童が集中して貸し出しが間に合わない状況があることが1人平均貸出冊数減少の1つの要因となっていると考えられる。図書館補助司書の
業務内容は、貸し出し業務、蔵書の管理、図書の選定等を行っており、5校をローテーションして勤務している。との答弁がありました。
委員より、英語指導助手派遣事業で人数が増えているが、その成果は。との質疑に対し、平成30年度からALTを各校に1人配置している。正しい発音を聞いたりすることで耳から英語に触れることができ、有意義な授業となっている。また、授業以外にも学校生活や行事等の中で児童・生徒がALTに触れ合う機会が増え、異文化についての理解も深まっていると考えている。その他、今年の学力・学習状況調査の中で、児童・生徒が「外国の人と友達になったり、外国のことについて、もっと知ったりしてみたいと思いますか」という質問に対し、「あてはまる」「どちらかというとあてはまる」と回答した児童・生徒は、小学校75.8%、中学校65.8%で、いずれも全国平均を上回っている状況であり、外国語、外国に関心のある児童・生徒が増えていることが成果となっている。との答弁がありました。
委員より、小・中学校の
臨時職員で教員事務補助員と養護教員を新たに配置したが、その成果は。との質疑に対し、教員事務補助員については、今まで教員が行っていた学年だよりの印刷業務等を代わって行うことで、教員が児童・生徒と向き合う時間が増えたり、授業の準備をする時間が増えたりしていることが成果であると考えている。養護教員については、複数配置したことにより、児童・生徒の心のケアや、養護教諭が不在のときの児童・生徒の病気や怪我に対応でき、安心・安全な学校教育を作ることができたことが成果であると考えている。との答弁がありました。
次に、こども未来課です。
現地調査を行い、当局の
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、拡大されたこども医療費の高校生相当分費用の内訳は。との質疑に対し、入院が264万1,030円、通院が2,145万3,830円、合計2,409万4,860円である。との答弁がありました。
委員より、新幹線通学支援補助金の利用学生の内訳は。との質疑に対し、前期交付は86人で、内訳は大学院生が2人、大学生が67人、短大生が5人、専門学校生が12人である。後期交付は78人で、内訳は大学生が64人、短大生が5人、専門学校生が9人である。との答弁がありました。
委員より、新幹線通学支援補助金を受け取るために学生が参加した必須事業と任意事業は。との質疑に対し、前期は、必須事業として、未来人ラボ、“町長と語ろう!ながいずみ未来トーク”があり、任意事業として、鮎壺公園の整備及び下土狩駅周辺活性化に向けたワークショップ、長泉わくわく祭り、桃沢郷まつり、長泉町産業祭への参加があった。後期は、必須事業として、未来人ラボを2回、任意事業で、長泉ピアノマラソン、くすのき学級教養講座、議会だより向上のための座談会への参加があった。との答弁がありました。
委員より、放課後児童会の待機児童の状況は。との質疑に対し、平成31年3月31日現在、0人である。との答弁がありました。
次に、生涯学習課です。
現地調査を行い、当局の
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、文化センター自主事業において、事業によって入場者数の差が大きいが、要因は何か。との質疑に対し、自主事業は指定管理者が実施しており、芸能や寄席等、周知が進むものは集客が多く、クラシック等の欠かすことのできない事業についても幅広く実施している。今後も入場者数が少なくならないようにPR方法等を工夫し、指定管理者と集客に努めていく。との答弁がありました。
委員より、子ども会補助金について、町内では子どもの数は増えているのに、子ども会の会員数が減っている要因は把握しているか。との質疑に対し、子どもたちを取り巻く環境は多様化・多忙化している中で、子ども会へ加入しない世帯も増え、子ども会に対する意識も変わってきていると考えている。課題が少しでも解消できるように役員と一緒になって考えていきたい。との答弁がありました。
委員より、図書館資料数について、平成29年度末と平成30年度末を比較して蔵書数が減少している理由は。との質疑に対し、所蔵容量が決まっている中で、受け入れ購入については予算の範囲内で計画的に購入し、払い出しについては設定した廃棄基準を基に行っている。平成30年度は払い出しが受け入れより多かったことから全体の蔵書数が減少している。との答弁がありました。
次に、学校給食センターです。
当局の
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、学校給食への理解や食育推進のためとあるが、どのような食育を行っているか。との質疑に対し、長泉町食育推進計画に基づき、栄養教諭の学校訪問による給食指導や地元の農産物を多く使った長泉の日、生産者とのふれあい給食会等を実施し、食への関心や地元への愛着が育まれるよう工夫している。との答弁がありました。
委員より、除去食対応給食を実施するにあたり、間違えないためのチェック方法や事故が起こらないための防止方法は、どのようなことをしているのか。との質疑に対し、食材の納品から調理、配食まで、通常の給食とは完全分離で実施している。また、食材が納品される際は、必ずチェックリストに基づき確認し、対象児童・生徒への配食の際も、学校の限られた場所で受け渡しを行い、その際に対象児童・生徒が除去食を受領したか確認する体制を取っている。との答弁がありました。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、認第15号は
全会一致をもって原案どおり認定いたしました。
以上で報告を終わります。
83
◯議長(柏木 豊) これより認第15号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
84
◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。
はじめに、反対討論の発言を許します。福田明議員。
85 ◯5番(福田 明) 認第15号 平成30年度長泉町一般会計歳入歳出決算の認定に対して、反対の立場から討論を行います。
安倍政権が10月1日から強行を狙う消費税率の10%への引き上げまで10日余りになりました。政府は、増税と同時に行う複数税率実施のためのレジ設置への補助やキャッシュレス決済のポイント還元のための中小企業者の登録等、準備を進めています。今回の増税前の目立った特徴の1つは、駆け込み需要が低調なことです。その背景には、勤労者の所得が低迷し、購買力が弱体化していることがあります。準備も遅れています。日本商工会議所が5~6月に行った調査では、軽減税率対応レジは、年間売上高5,000万円以下の小規模な小売店の4分の1しか対応が終わっていません。
安倍政権は、経済対策で頂いたものは全てお返しすると繰り返しています。しかし、消費税で国民からむしり取っていて、返すのであれば最初から消費税を上げなければいいのです。
この不況の下で生活弱者や中小・零細企業に深刻な影響を与え、暮らしが大変なときに、自治体が安倍政権の社会保障削減、暮らし圧迫の政治を持ち込み、住民に負担を強いるのか、それとも命と暮らしを守るのかが問われています。
平成30年度の決算は、歳入歳出額がともに増えて、形式収支は4億円の黒字となり、財政指標は、財政力指数1.34、経常収支比率73.7%、実質収支比率3.4%という良好な状態を示しています。
この中で、財政調整基金積立金が昨年度の倍になり、積立額が3億円になりました。標準財政規模、およそ103億円の1割で良いと言われる財政調整基金ですが、当町は4倍の46億円になります。基金総額では86億円で増額しているのは、衛生施設建設基金137%、国民健康保険基金151%です。これだけの基金を有効に活用すべきではないのかと考えます。
当町の正規職員は、平成30年度には242人になりました。
臨時職員は224人で全体の半数近くになります。職員は平成16年度316人、消防職員を引けば、270人をピークに10年間で徐々に減らされてきました。今年度から定数改善が図られることになりましたが、令和5年度に261人の計画では職員が足りません。
健康維持管理のための職員健康診断では、定期健康診断、人間ドックの受診者239人に対して、要再検査は104人、異常なしは26人しかおりません。
臨時職員でも定期健康診断受診者196人のうち、要再検査は55人になっています。長時間労働やストレス等で健康を損なうことがないように、正規職員の積極的な増員計画を速やかに行うべきです。
町内の保育園では、
臨時職員数が正規職員の2倍以上になります。これは保育所費の給料が9,800万円、賃金は1億4,300万円になっていることからもわかります。保育の現場でもクラス担任をしている
臨時職員がいますが、そこには賃金、手当の格差があります。
臨時職員を増やすのではなく、正規職員を増やす計画を早急に実施すべきだと考えます。平成30年度の決算には、その努力は見られません。
商工費が前年度から8.6%減で、主に観光施設整備費の減額となっています。昨年度は鮎壺の滝がジオサイトになり、観光バスが大幅に増えて観光客が2万人を超えました。ながいずみ観光交流協会からの駐車場にトイレをという要望書を受けても、なかなか進みませんでした。ながいずみ観光交流協会補助金の950万円でできないかという話もありましたが、今年4月に仮設トイレがようやくできました。ながいずみ観光交流協会の自主的活動ができるように補助金の増額が必要と考えます。
中小企業向けの融資、小口資金融資利子補給事業費が平成29年度、334万円、34件から、平成30年度、258万円、20件に減っています。制度としては利子補給で利用者の負担を減らすものですが、運転資金が要らなかったのか、もしくは開業する業者が少なくなったということです。それは商店街の活性化、賑わいからの後退になります。最近、飲食店の相次ぐ閉店が続いています。下土狩駅周辺では、とがりtable等、活性化事業の努力がされていますが、中小企業支援、商店街活性化の施策が必要です。
以上で反対討論といたします。議員各位の御賛同、よろしくお願いいたします。
86
◯議長(柏木 豊) 次に、賛成討論の発言を許します。
下山和則議員。
87 ◯1番(
下山和則) ただいま議題となっております認第15号 平成30年度長泉町一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論を行います。
地方自治体を取り巻く状況は、少子化とともに超高齢社会の進展に伴う社会保障費の増加等もあり、依然として厳しいと言われております。
当町における平成30年度一般会計歳入歳出決算を見ますと、歳入総額155億7,465万3,000円、また、歳出総額は151億5,968万8,000円となり、歳入歳出の差額から翌年度に繰り越すべき財源を除いた実質収支は3億5,193万3,000円の黒字となっております。したがいまして、翌年度に繰り越すことができたことは、健全な財政運営に努めた結果であると判断するところであります。
歳入では、町税収入が、町民税や固定資産税の増加により、過去最高を更新し、101億5,000万円余りとなっております。また、自主財源の占める割合が前年度より1.4ポイント上回り、76.7%と依然として高い水準にあるわけであります。
更に歳出では、“町長と語ろう!ながいずみ未来トーク”等で提案のあった、広場・公園整備事業の着手や北小学校放課後児童会の整備のほか、昨今の想定外と言われる災害が相次ぐ中で、町民の尊い生命と財産を守る防災拠点としての防災センターが整備されたことは、何よりも心強く感じているところであります。
なお、反対討論者が述べました財政調整基金の積み立て金額の目安については、標準財政規模の1割が妥当と決まっているものではなく、様々な見方や考え方がある中で、当町の金額は決して多額過ぎるものではないと思います。また、財政調整基金の積み立ては、今後も大型の整備事業が予定される中で、余裕があるときには積極的に備えておくことからも必要なことであると考えます。
したがいまして、一層の事務の効率化等の行政改革を推進しながら、今後も住民福祉の向上のため、計画的な予算執行による健全な財政運営をお願いし、私の賛成討論といたします。
どうか議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
88
◯議長(柏木 豊) 他に討論はありませんか。小永井康一議員。
89 ◯7番(小永井康一) ただいま議題となっております認第15号 平成30年度長泉町一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論いたします。
まず、長泉町は財政が良いと言われておりますが、町民からは税金が高いねという声をよく聞きます。健全財政はいいんですけれども、その健全財政の分をちゃんと町民に返していくべきだということをまず申し上げたい。
そして、この頃の町長の姿勢について、もう1つ申し上げたい。町が行う事業というのは、町民のために執行されるものであります。町が建設した箱物は、多くの町民に愛されて、利用されて、そのとき初めて町民から預かった税金が活きてくるものです。だからこそ、町が行う公共事業には、費用対効果が強く求められています。
ところが、町長は、一般質問の中で、町民にあまり利用されない施設を造ったらどうなるのかと、責任をどう取るのかという質疑に対して、そういった場合には町長に責任が及ぶことは一般的にはないという趣旨の答弁を都市環境部長にさせました。これは町長という責任を軽んじた、そして、何より町民から負託された1票、そして、その1票に添えられた期待感を軽んじた答弁と感じました。
事業が失敗した場合、町長の人気が下がって、選挙で落選することが責任を取ることになるという意見も場合によってはあるでしょう。しかし、その場合でも、その公共施設につぎ込んだお金は返ってまいりません。町長がそのお金を負担することも、現実にはよほどのことがない限りあり得ません。
私は危機意識を高く持っております。このままでは町民にとって高い付加価値を感じられない公共施設が、町内外に乱立するのではないかと危惧しております。そして、それからもたらされるのは、税金の更なる高騰や町財政の悪化です。そして、その財政悪化を何とかするために、また税金が上がるという悪循環、こういったことを危惧しております。既に税金や手数料は高くなる一方で、町民の負担は増え続けるばかりです。これをいさめ、町長の財政に対する危機感覚を高めていくことが議会の務めと考えます。
この決算案に何人かの議員の反対意見もあることで、町民や議会が町に対して持っている危機感、そういったものを明らかにすることができると考えます。この議案に対する反対は、町長の心の緩みを引き締め、より一層良い政治を町民に与えていくものだと確信しております。━━━━━━━━━━━━━━━━━━
私のこの意見に賛同される方は、ぜひ挙手をなさらぬようお願い申し上げます。
町長には、町民のために、より一層慎重かつ有効な予算を12月から3月に掛けての調整でしていただけるように期待しまして、私の反対討論を終わります。
90
◯議長(柏木 豊) 他に討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
91
◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
これより認第15号に対する採決を行います。本案に対する
委員長報告は可決です。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
92
◯議長(柏木 豊) 挙手多数です。
よって、認第15号は
委員長の報告のとおり認定されました。
────────────────────────────────────────
93
◯議長(柏木 豊) 日程第16.認第16号 平成30年度長泉町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定
日程第17.認第17号 平成30年度長泉町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定
日程第18.認第18号 平成30年度長泉町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定
日程第19.認第19号 平成30年度長泉町土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定
以上、4件を
一括議題といたします。
総務民生常任委員長から審査結果の報告を求めます。
大沼総務民生常任委員長。
94 ◯12番(
大沼正明) ただいま議題となりました認第16号 平成30年度長泉町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に関する当
委員会の審査の経過と結果について、御報告いたします。
当局の
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、国民健康保険税の1人当たりの調定額が10万6,544円であると説明があったが、県内における順位は。との質疑に対し、平成29年度実績で、35市町中、上から11番目である。との答弁がありました。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りました。反対討論1件、賛成討論1件あり、採決の結果、認第16号は賛成多数をもって原案どおり認定すべきものと決定いたしました。
続きまして、認第17号 平成30年度長泉町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定に関する当
委員会の審査の経過と結果について、御報告いたします。
当局の
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、短期人間ドックの周知方法は。との質疑に対し、町広報で周知するとともに、保険証交付会においても受診の案内をしている。との答弁がありました。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、認第17号は
全会一致をもって原案どおり認定いたしました。
続きまして、認第18号 平成30年度長泉町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に関する当
委員会の審査の経過と結果について、その主な内容を御報告いたします。
当局の
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、訪問介護と通所介護の利用件数は増加しているが、給付額が減っている理由は。との質疑に対し、平成29年度から介護予防の訪問介護・通所介護は段階的に介護予防・日常生活支援総合事業に移行しているためである。との答弁がありました。
委員より、包括的支援事業について、平成30年度から地域包括支援センターを増設し、2センターに委託した効果をどう分析しているか。との質疑に対し、各圏域の高齢者数が3,000人を超える中、顔の見える個々の相談業務ができていると認識している。また、相談件数の増加を見ても明らかであるように、圏域ごとの地域の要望やニーズ等を聞き取り、支援もできている。また、2カ月に1回、3箇所の地域包括支援センター連絡会を開催し、情報を共有している。との答弁がありました。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りました。反対討論1件、賛成討論1件あり、採決の結果、認第18号は賛成多数をもって原案どおり認定すべきものと決定いたしました。
続きまして、認第19号 平成30年度長泉町土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定に関する当
委員会の審査の経過と結果について、御報告いたします。
当局の
補足説明の後、質疑に入りましたが、質疑はありませんでした。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、認第19号は
全会一致をもって原案どおり認定いたしました。
以上で報告を終わります。
95
◯議長(柏木 豊) これより認第16号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
96
◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。
はじめに、反対討論の発言を許します。福田明議員。
97 ◯5番(福田 明) 認第16号 平成30年度長泉町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論を行います。
安倍政権が、今でも高過ぎる国民健康保険税の更なる引き上げへ自治体に圧力を掛ける議論を進めています。政府の経済財政諮問会議や財務省の財政制度等審議会では、国民健康保険の財政運営が主要議題の1つに据えられ、住民の保険料軽減に努力している市町村独自の財政繰り入れを早くやめさせること等が盛んに強調されています。独自の繰り入れがなくなったら、住民の支払う保険料は一層高騰し、暮らしはとても立ち行きません。安倍政権が推進する国民健康保険料引き上げにストップを掛け、大幅引き下げを実現することが必要です。
今必要なのは、国民健康保険料引き上げではなく大幅引き下げです。国民健康保険加入者の所得は低いのに、保険料は、協会けんぽ等、他の医療保険と比べ高くなっていることが構造的な大問題です。全国知事会等は、公費投入を増やして国民健康保険料を下げることを要望しています。公費を1兆円投入すれば、抜本的な引き下げが実現できます。年収380万円の4人世帯で、全国平均約15万円下げられます。大企業や富裕層の優遇税制を正せば、消費税に頼らず財源は確保できます。
平成30年度の国民健康保険の決算状況は、歳入歳出とも13%~15%の減額です。被保険者数も年々減っています。国民健康保険税1人当たりの金額は10万6,544円で県内では11位、1世帯当たり16万8,788円になります。
昨年から国民健康保険の都道府県化が始まり、初年度の国民健康保険税は据え置きになりましたが、国民健康保険会計では黒字が続き、平成30年度末の積立基金3億3,000万円のうち7,000万円で加入者1人当たり1万円の引き下げが可能です。
平成30年度の短期保険証発行は126世帯、資格証明書は25世帯になります。資格証明書は全額負担なので、医療に掛かることを控え、病状を悪化させることになります。収納率の向上にはつながらない資格証明書の発行はやめるべきです。
国民健康保険は、誰もが必要な医療を受けられるよう、生存権を定めた憲法第25条に基づいた社会保障の1つです。今行うべきことは、国と県に公的責任と財政支援を求めて、町民の暮らしを守るために国民健康保険税を引き下げることです。医療保険での最後のセーフティーネットが国民健康保険であることを強調して、反対討論を終わります。
議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
98
◯議長(柏木 豊) 次に、賛成討論の発言を許します。加藤祐喜議員。
99 ◯3番(加藤祐喜) ただいま議題となりました認第16号 平成30年度長泉町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、私は賛成の立場から討論を申し上げます。
国民健康保険制度は、最後のセーフティーネットと言われるように国民皆保険を支える重要な役割を担う制度でありますが、近年は、高齢者や健康上の理由により被用者保険を脱退した方等を多く抱えるため、運営面で大変厳しい状況にあります。
このような中、平成30年度決算は、平成30年度から都道府県が国民健康保険財政運営の責任主体となり、都道府県と市区町村が共同で保険者となる制度発足以来の大改革後、最初の年度での決算であり、歳入歳出差し引き残額で9,728万220円となり、実質単年度収支では黒字となっております。
特に歳入の約22.2%を占める国民健康保険税につきましては、収納率の向上に向けた取り組みにより、現年度分で93.77%と依然として高い数値を示しており、職員一丸となった取り組み等、鋭意努力が窺えます。
また、税の公平性の確保の観点から、滞納者への措置として短期被保険者資格者証や資格者証明を発行する際には、実態を調査し、弁明の機会を設ける等、適切な運用がなされています。
一方、歳出に目を転じますと、保険給付費は歳出全体の約64.1%を占めており、引き続き高いものがありますが、医療費抑制のための人間ドック、24時間電話健康相談や特定健診・特定保健指導等の保健事業に取り組んでいます。更に、事業の実施にあたっては、健康づくりの所管課である健康増進課と連携して、疾病予防、疾病の早期発見や日頃の生活からの健康づくりに向けた取り組みを推進してきたことが決算結果から読み取ることができます。
国民健康保険制度は、昨年4月から県との共同運営化となり、制度創設以来の大きな
制度改正が行われ、県・市町の役割が明確化される中にあって、国民皆保険のセーフティーネットとしての国民健康保険制度を持続可能なものとするとともに、住民の健康づくりの一翼を担っているとの認識の上に、保険者としての一層の経営努力を重ねられることを希望いたしまして、私の賛成討論といたします。
何卒、議員各位におかれましては、御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
100
◯議長(柏木 豊) 他に討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
101
◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
これより認第16号に対する採決を行います。本案に対する
委員長報告は可決です。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
102
◯議長(柏木 豊) 挙手多数です。
よって、認第16号は
委員長の報告のとおり認定されました。
────────────────────────────────────────
103
◯議長(柏木 豊) 会議中ですが、ここで暫時休憩をいたします。休憩中に食事をしてください。なお、再開は午後1時からといたします。
午前11時55分 休憩
───────────────
午後 1時00分 再開
104
◯議長(柏木 豊) 休憩を解いて会議を再開いたします。
────────────────────────────────────────
105
◯議長(柏木 豊) 次に、認第17号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
106
◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
107
◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
これより認第17号に対する採決を行います。本案に対する
委員長報告は可決です。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
108
◯議長(柏木 豊) 挙手多数です。
よって、認第17号は
委員長の報告のとおり認定されました。
────────────────────────────────────────
109
◯議長(柏木 豊) 次に、認第18号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
110
◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。
はじめに、反対討論の発言を許します。福田明議員。
111 ◯5番(福田 明) 認第18号 平成30年度長泉町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に対して、反対の立場から討論を行います。
厚生労働省の審議会が、来年の通常国会に提出予定の介護保険法改定案の策定に向けた議論を本格化させています。平成26年成立の介護保険法改悪で、軽度の要支援1、2の介護予防訪問と通所介護を給付から外し、市町村の総合事業で対応するとしました。しかし、総合事業は、自治体によってサービスの内容や担い手の確保等で格差があり、全ての利用者に同じサービスが保障されるかどうか、大きな不安を残しているのが実態です。今度は要介護1、2の人の生活援助を保険給付の対象から外すことや、利用料2割、3割負担の対象者を広げること等を検討しています。更には、ケアプラン作成の有料化まで考えています。
介護保険では、必要になっても使えない、費用負担ができず利用を控えること等が今も大きな問題になっています。厚生労働省が検討する方向は、利用者、家族に一層の苦難を強いるものです。安心して利用できる制度を求める国民の声に逆らい、暮らしをますます深刻化させる介護保険の改悪はやめるべきです。
一方で、介護保険料は右肩上がりに増え続けており、保険あって介護なしの事態がますます広がっています。必要なサービスが必要なときに利用できる制度への転換は、全ての高齢者、国民の願いです。同時に、介護従事者が自らの専門性を発揮し、誇りを持って働き続けられる条件整備を一刻も早く実現させなければなりません。
平成30年度の保険料は6億460万円、第7期事業計画では介護保険料が4,900円から5,100円に引き上げられました。要介護認定者は毎年増えており、訪問介護と通所介護の利用件数は増えているのに給付額は減っています。要支援1、2の方たちが総合支援に移行した形が見えています。
65歳以上の1号被保険者の多くが低所得者ではないでしょうか。第6期でも保険料が200円上がりましたが、地方自治体でも介護保険料の値下げや減免制度のために可能な努力が求められます。一般財源の繰り入れを積極的に行い、保険料の値下げを行うべきです。
以上で反対討論といたします。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
112
◯議長(柏木 豊) 次に、賛成討論の発言を許します。加藤祐喜議員。
113 ◯3番(加藤祐喜) ただいま議題となりました認第18号 平成30年度長泉町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、私は賛成の立場から討論を申し上げます。
我が国の高齢化は急速に進み、平成30年10月1日現在の高齢者人口は3,557万人、高齢化率は28.1%となっています。更に団塊の世代が75歳に到達する平成37年(2025年)には、高齢者人口は3,677万人、高齢化率は30%に達すると推計されています。
長泉町の高齢化率は、平成30年10月1日現在で21.9%と静岡県内で最も低いものの、ひとり暮らしや高齢者のみ世帯が増加する中、長泉町の要介護認定率は15.0%で、県内35市町中、高い順から19番目と決して低いものではありません。
長泉町では、地域包括ケアシステムの一層の推進を目指し、平成30年度から高齢者相談支援の拠点となる地域包括支援センターを増設して町内3箇所に設置し、地域における介護予防事業の充実を図るほか、新たな地域支援事業である、在宅医療・介護連携推進事業、認知症総合支援事業、生活支援体制整備事業を開始し、相談体制と生活支援の充実を図るとともに、ひとり暮らし高齢者や徘徊高齢者の新たな見守り事業を開始し、家族介護用品支給事業を拡充する等、在宅生活の支援に向けた積極的な予算の執行がなされています。
また、介護給付費準備基金については、介護保険財政の安定化を図ることを目的に、介護保険の保険給付に要する費用に不足が生じた場合の資金に充てるためのもので、将来的な保険料の伸びを抑える意味から、介護給付費準備基金への積み立ては必要不可欠なものであると考えます。
現行の介護保険料についても、平成30年度から平成32年度の3年間に必要な介護給付サービスの総額を基に、医療から在宅医療・介護への転換に伴う追加的需要分、介護離職ゼロに対応するためのサービス体制の整備等に伴う追加的需要分を反映して算定したものであり、県内市町の動向を踏まえても適正な保険料であると言えます。このように介護が必要な方に寄り添った事業の推進等が適切になされているものと私は思います。
今後も引き続き町民に寄り添った介護保険事業を切にお願いしまして、私の賛成討論といたします。
何卒、議員各位におかれましては、御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
114
◯議長(柏木 豊) 他に討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
115
◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
これより認第18号に対する採決を行います。本案に対する
委員長報告は可決です。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
116
◯議長(柏木 豊) 挙手多数です。
よって、認第18号は
委員長の報告のとおり認定されました。
────────────────────────────────────────
117
◯議長(柏木 豊) 次に、認第19号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
118
◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
119
◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
これより認第19号に対する採決を行います。本案に対する
委員長報告は可決です。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
120
◯議長(柏木 豊)
挙手全員です。
よって、認第19号は
委員長の報告のとおり認定されました。
────────────────────────────────────────
121
◯議長(柏木 豊) 日程第20.認第20号 平成30年度長泉町
水道事業会計決算の認定
日程第21.認第21号 平成30年度長泉町
下水道事業会計決算の認定
以上、2件を
一括議題とします。
建設文教常任委員長から審査結果の報告を求めます。
長野建設文教常任委員長。
122 ◯2番(
長野晋治) ただいま議題となりました認第20号 平成30年度長泉町
水道事業会計決算の認定に関する当
委員会の審査の経過と結果について、その主な内容を御報告いたします。
当局の
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、前年度比で給水戸数は増加しているが、年間有収水量が減となっている原因は。との質疑に対し、給水戸数は共同住宅建設や宅地分譲等により増加しているが、1戸当たりの使用水量は、節水機器の普及や節水意識の高まりにより伸び悩みの傾向があることが原因であると分析している。との答弁がありました。
委員より、当水道事業の中で法定耐用年数を超える管はどの程度あるか。との質疑に対し、法定耐用年数40年を超える基幹管路は、平成30年度末現在で9,361メートルである。との答弁がありました。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、認第20号は
全会一致をもって原案どおり認定いたしました。
続きまして、認第21号 平成30年度長泉町
下水道事業会計決算の認定に関する当
委員会の審査の経過と結果について、その主な内容を御報告いたします。
当局の
補足説明を受けた後、質疑に入りました。
委員より、下水道工事のうち、社会資本整備総合交付金の対象となる条件は。との質疑に対し、一定以上の下水排除量を担う主要管渠であることが条件である。との答弁がありました。
委員より、平成30年度に実施した下水道整備により、下水道の使用が可能となった世帯数及び人数は。との質疑に対し、245世帯、1,031人である。との答弁がありました。
以上で質疑を打ち切り、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、認第21号は
全会一致をもって原案どおり認定いたしました。
以上で報告を終わります。
123
◯議長(柏木 豊) これより認第20号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
124
◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
125
◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
これより認第20号に対する採決を行います。本案に対する
委員長報告は可決です。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
126
◯議長(柏木 豊)
挙手全員です。
よって、認第20号は
委員長の報告のとおり認定されました。
────────────────────────────────────────
127
◯議長(柏木 豊) 次に、認第21号の
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
128
◯議長(柏木 豊) 質疑がなければ、質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
129
◯議長(柏木 豊) 討論なしと認めます。
これより認第21号に対する採決を行います。本案に対する
委員長報告は可決です。
本案は、
委員長の報告のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
130
◯議長(柏木 豊)
挙手全員です。
よって、認第21号は
委員長の報告のとおり認定されました。
────────────────────────────────────────
131
◯議長(柏木 豊) 日程第22.意見書第3号 地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の延長に関する意見書を議題といたします。
提案者を代表し、
大沼正明議員から
提案理由の説明を求めます。
大沼正明議員。
132 ◯12番(
大沼正明) ただいま議題となりました意見書第3号 地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の延長に関する意見書につきまして、お手元の資料の朗読をもって
提案理由に代えさせていただきます。
意見書第3号 地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の延長に関する意見書
東海地震に備えて、地震防災対策強化地域である本町は、静岡県が作成した地震対策緊急整備事業計画に基づき、各般にわたる地震対策を鋭意講じているところである。
この計画は、令和元年度末で期限切れを迎えるが、限られた期間内に緊急に整備すべき必要最小限の事業をもって策定されていることから、今後実施すべき事業が数多く残されている。
また、東日本大震災を始めとする近年の国内外における大地震により得られた教訓を踏まえ、県及び市町が一体となって緊急輸送道路・津波防災施設・山崩れ防止施設・避難地・避難路の整備、公共施設の耐震化等をより一層推進する必要が生じている。
したがって、東海地震による災害から地域住民の生命と財産の安全を確保するためには、地震対策緊急整備事業計画の充実と期間の延長を図り、これらの事業を迅速かつ的確に実施することにより、地震対策の一層の充実に努めていかなければならない。
よって、国においては、地震対策緊急整備事業計画の根拠となっている「地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」を延長するように強く要望する。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和元年9月20日。
静岡県駿東郡
長泉町議会。
衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、農林水産大臣、国土交通大臣、内閣府特命担当大臣(防災)、消防庁長官、林野庁長官、水産庁長官 殿。
以上のとおり、意見書を提出します。
令和元年9月20日提出。
提出者、
長泉町議会議員
大沼正明。
以下、敬称を略させていただきます。賛成者、
長泉町議会議員四方義男、同じく
木下章夫、同じく山田勝、同じく
宮口嘉隆、同じく井出春彦、同じく植松英樹、同じく
下山和則、同じく下山哲夫、同じく小永井康一、同じく米山智、同じく福田明、同じく
長野晋治、同じく加藤祐喜。
長泉町議会議長柏木豊様。
以上でございます。
133
◯議長(柏木 豊) これより意見書第3号に対する採決を行います。
意見書第3号を原案のとおり決することに
賛成議員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
134
◯議長(柏木 豊)
挙手全員であります。
よって、意見書第3号は原案のとおり可決されました。
意見書は速やかに町議会名をもって関係機関に提出することといたします。
ここで議会運営
委員長から休憩の申し出がありましたので、暫時休憩をします。
午後 1時21分 休憩
───────────────
午後 2時30分 再開
135
◯議長(柏木 豊) 休憩を解いて会議を再開します。
ただいま小永井康一議員から、本日の会議における発言について取り消したい旨の申し出がありましたので、これを聞くことといたします。小永井康一議員。
136 ◯7番(小永井康一) 貴重なお時間を頂戴して申し訳ありません。本日、私の発言の中で、町長に対して議員として不適切な発言がございました。大変申し訳ありませんでした。つきましては、私の発言について、お手元の発言取消申出書のとおり、発言の取り消しをお願いいたします。
137
◯議長(柏木 豊) ただいま小永井康一議員より、会議規則第64条の規定によって、お手元にお配りしました発言取消申出書に記載した部分を取り消したいとの申し出がありました。
お諮りいたします。これを許可することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
138
◯議長(柏木 豊) 御異議なしと認めます。
したがって、小永井康一議員からの発言取り消しの申し出を許可することといたします。
────────────────────────────────────────
139
◯議長(柏木 豊) 日程第23.報第3号 所管事務調査「議会の広報広聴に関する事項の審議」を議題といたします。
広報広聴常任
委員長から審査及び調査の報告を求めます。下山広報広聴常任
委員長。
140 ◯10番(下山哲夫) ただいま議題となりました報第3号について御報告を申し上げます。
広報広聴常任
委員会では、会議規則第73条の規定に基づき、所管事務の継続審査をお願いするものであります。内容等につきましては、お手元に配付いたしました所管事務調査通知書のとおりでございます。
議員各位の御承認をお願いし、報告を終わらせていただきます。
141
◯議長(柏木 豊) お諮りします。ただいま報告がありました所管事務調査の件は、これを了承し、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
142
◯議長(柏木 豊) 御異議なしと認めます。
よって、本件は
委員長の報告を了承し、閉会中の継続審査とすることに決しました。
────────────────────────────────────────
143
◯議長(柏木 豊) 日程第24.報第4号 所管事務調査「次期議会の会期日程等の審議」を議題といたします。
議会運営
委員長から審査及び調査の報告を求めます。植松議会運営
委員長。
144 ◯9番(植松英樹) ただいま議題となりました報第4号について御報告申し上げます。
議会運営
委員会では、会議規則第73条の規定に基づき、所管事務の継続審査をお願いするものでございます。内容等につきましては、お手元に配付いたしました所管事務調査通知書のとおりでございます。
議員各位の御承認をお願いし、報告を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
145
◯議長(柏木 豊) お諮りします。ただいま報告がありました所管事務調査の件は、これを了承し、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
146
◯議長(柏木 豊) 御異議なしと認めます。
よって、本件は
委員長の報告を了承し、閉会中の継続審査とすることに決しました。
────────────────────────────────────────
147
◯議長(柏木 豊) 以上で、本定例会に付議された案件は全部終了いたしました。
これにて令和元年第3回
長泉町議会定例会を閉会いたします。どなた様も御苦労さまでした。
午後 2時35分 閉会
────────────────────────────────────────
会議の経過を記載し、その相違がないことを証するため、ここに署名する。
長泉町議会議長 柏 木 豊
署名議員(3番) 加 藤 祐 喜
署名議員(5番) 福 田 明
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