御前崎市議会 > 2006-06-27 >
06月27日-04号

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  1. 御前崎市議会 2006-06-27
    06月27日-04号


    取得元: 御前崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-09
    平成18年  6月 定例会          平成18年6月御前崎市議会定例会議事日程(第4号)                        平成18年6月27日(火)午前 9時00分開   議                                        日程第 1 議案第63号 御前崎国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について        議案第64号 御前崎国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について         議案第65号 御前崎病院事業の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の             制定について                                議案第69号 損害賠償請求控訴事件に関する和解について                  議案第70号 平成18年度御前崎病院事業会計予算の補正(第1号)について        請願第 1号 障害者自立支援法施行に伴う、療育施設等利用者負担の軽減(補助)             に関する請願について                      追加日程第2 議案第71号 工事請負契約の締結について                                (平成18年度電源立地地域対策交付金事業比木地区体育館建築工事追加日程第3 発議第 1号 出資法の上限金利引き下げ等を求める意見書の提出について   〇出席議員(18名)   1番  大 澤   満 君        2番  増 田 雅 伸 君   3番  西 島 昌 和 君        5番  若 杉 泰 彦 君   6番  岩 瀬 初 代 君        7番  岡 村   勝 君   8番  清 水 澄 夫 君        9番  水 野 克 尚 君  10番  後 藤 憲 志 君       11番  杉 浦 謙 二 君  12番  松 林 秀 一 君       13番  曽 根   宏 君  14番  栁 澤 重 夫 君       15番  揚 張   正 君  16番  阿 南 澄 男 君       17番  曽 根 紀久雄 君  18番  片 渕 一 孝 君       19番  長 嶋 雄 一 君〇欠席議員(なし)                                           〇地方自治法第121条の規定により出席を求められた者     市      長     石  原  茂  雄  君     助      役     野  崎     豊  君     収   入   役     山  本     齊  君     教   育   長     山  本     洋  君     総 務  部 長     澤  入  芳  男  君     市 民  部 長     松  下  秀  夫  君     事 業  部 長     植  田  勇次郎  君     水 道 部 長兼     山  本  安  男  君     水 道  課 長     教 育  部 長     河 原 﨑  重  治  君     総 務  課 長     坂  本     旬  君     秘 書 広 報 課長     笹 野 井  達  彦  君     税 務  課 長     高  塚  繁  幸  君     会 計  課 長     杉  山  一  嘉  君     検   査   監     渥  美  周  逸  君     健 康 長 寿 課長     加  藤  英  男  君     国 保 介 護 課長     松  井  範  雄  君     社 会 福 祉 課長     齋  藤     貢  君     建 設  課 長     清  水  富  夫  君     商 工 観 光 課長     松  本  正  幸  君     下 水 道 課長     齋  藤  正  敏  君     教 育 総 務 課長     増  田  隆  司  君     学 校 教 育 課長     山  口  久  芳  君     社 会 教 育 課長     植  田     一  君     支   所   長     山  本  光  男  君     病 院 事 務 部長     阿  形     操  君                                           〇会議に出席した職員     議 会 事 務 局長     岡  村  隆  雄  君     書      記     清  水  正  明  君 △開議の宣告 ○議長(揚張正君) 改めまして、皆さんおはようございます。 沖縄では梅雨明けとなりましたが、この地域では雨が降ったりやんだりのはっきりしない天候が続いております。本日、6月議会定例会最終日となりました。議員の皆様方には大変ご多用の中をご参集いただきまして、まことにありがとうございます。 ただいまの出席議員は18名です。 それでは、これより平成18年6月御前崎市議会定例会第21日の会議を開きます。          〔午前 9時00分 開議〕 △議事日程の報告 ○議長(揚張正君) なお、本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 △議案第63号~議案第65号、議案第69号、議案第70号及び請願第1号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(揚張正君) 日程第1、議案第63号『御前崎国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について』から議案第70号『平成18年度御前崎病院事業会計予算の補正(第1号)について』までの5議案及び請願第1号『障害者自立支援法施行に伴う、療育施設等利用者負担の軽減(補助)に関する請願について』を一括して議題とします。 ただいま議題といたしました5議案と1請願は、既に先般の本会議において所管の文教厚生委員会に付託されております。 これより委員会の審査結果について委員長報告に入ります。 それでは、文教厚生委員長の報告を求めます。 文教厚生委員長杉浦謙二君。          〔11番 杉浦謙二君登壇〕 ◆11番(杉浦謙二君) それでは、文教厚生委員会審査報告をいたします。 6月15日及び6月16日開催の議会定例会において、本委員会に付託された議案につき審査の結果、下記のとおり決定したので、委員会条例第35条の規定により報告します。 審査議案は、議案第63号『御前崎国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について』、議案第64号『御前崎国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について』、議案第65号『御前崎病院事業の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について』、議案第69号『損害賠償請求控訴事件に関する和解について』、議案第70号『平成18年度御前崎病院事業会計予算の補正(第1号)について』であります。 次に、審査の経過並びに意見についてでありますが、6月20日午後1時30分より委員会を開催し、付託された議案について関係部課長から細部にわたり内容の説明を求め、慎重に審議の結果、本委員会としては議案を原案どおり可決すべきものとして決定しました。 それでは、委員会での主な質疑についてご報告いたします。 議案第63号、議案第64号、議案第65号については質疑はありませんでした。 議案第69号『損害賠償請求控訴事件に関する和解について』では、和解に至った経緯について詳細説明お願いするとの質問に、当初相手方弁護士より、一方的に病院側に過失があるとして1億704万7,140円の損害賠償請求があった。平成16年11月8日における地裁の判決も相手方有利の9,086万2,324円の支払い命令であったが、病院側としては、事故は薬の副作用によるものであるとして高裁へ控訴した。その後11回の口頭弁論を経て、裁判所より5,000万円の和解案が提示されるに至ったものであるとの答弁でした。 控訴の段階で状況が変わってきたということかとの質問に、控訴する段階で別の医師による検証が行われ、その結果、病院側にとって有利な証言がされたことにより、状況が変わったとの答弁でした。 事故は、過失によるものでなく薬の副作用によるものであるとして和解すると考えればよいかとの質問に、はい、そのとおりですとの答弁でした。 議案第70号『平成18年度御前崎病院事業会計予算の補正(第1号)について』では、医療訴訟に備えてどのぐらいの金額の保険に加入しているかとの質問に、全国自治体病院協議会の保険に加入しており、1件の支払限度額は現在2億円である。掛金は1ベッド2万8,000円に病床数を乗じた額で、年間500万円を支払っているとの答弁でした。 審議議案に対する質疑は以上のとおりであります。 なお、6月7日開催の議会定例会において本委員会に付託された請願第1号『障害者自立支援法施行に伴う、療育施設等利用者負担の軽減(補助)に関する請願について』は、紹介議員から内容の説明を求め、慎重に審議の結果、本委員会としては別紙閉会中の継続審査申出書のとおり継続審査することと決定しました。 続きまして、委員会で出されました主な意見をご報告いたします。 東遠学園が4市1町の組合立である以上、御前崎市だけで決める問題ではないと考える。現時点では、構成市町における協議に基づいて組合管理者もしくは組合議長から請願が出されたという状況ではないので、組合で方向性を出していただいてからの議論としたい。 障害者自立支援法にかかわるほかの施設もあるから、もう少し慎重に議論しないと結論は出せない。 障害者自立支援法の施行に伴い、どれだけの施設やサービスが関係し、それに対し市が支援すればどれだけの予算が必要になるか資料を提出してもらわないことには議論できない。その調査結果を待って、他市町との整合性を持ちながら慎重に議論すべきであるとの意見が出されました。 以上、文教厚生委員会審査報告といたします。 ○議長(揚張正君) 委員長報告が終わりましたので、これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。 8番、清水澄夫君。 ◆8番(清水澄夫君) 私は、ただいまの文教厚生委員長の報告に対して、障害者自立支援法施行に伴う、療育施設等利用者負担の軽減(補助)に関する請願書、この委員長発言について質問いたします。 一つは、この請願書が議員に発送されたのが5月末日でした。そして、6月7日には本会議に上程をされて、文教厚生委員会に付託をされたわけであります。そして、会期を1週間残した6月20日の文教厚生委員会の中で継続審査となったわけであります。この請願書を審査する期間は約1カ月あったわけであります。そこで、お願いと質問ですが、20日の文教厚生委員会での議事録の提出を求めたいと思います。既に1週間がたっておりますので、議事録はできていると思います。 二つ目は、20日の委員会継続審査になったけれども、会期を1週間も残して継続審査にしたという理由はどこにあるのか。委員長の答弁を求めます。 どうして私がこういう質問をするかとの理由ですけれども、それは保護者の声であります。障害児は、普通の子供に比べて2倍も3倍も手がかかります。その上費用も3倍なんてとても耐えられない。めばえ以外に入院費、補装費、車いす、おむつ、リハビリにはお金がかかってぎりぎりの生活です。また、それらは節約できる種類のものではありません。ぜひとも費用軽減措置お願いをします。めばえに入って無表情だった子が笑うようになりました。微々たる変化でも親は本当にうれしい。この声が私をこの請願書の紹介人にさせたわけであります。私の調べでは、御前崎市を含めて3市1町の議会に対して陳情や請願が出されておりますが、御前崎市の市議会を除くほかの議会では、保護者の要望に対して視察などを行い、調査研究をしてこの要望にこたえ、全会一致で採択の方向と聞いております。改めて委員長に二つの質問に真摯に答えていただいて、1回目の質問を終わります。 ○議長(揚張正君) 11番、文教厚生委員長杉浦謙二君。 ◆11番(杉浦謙二君) 先ほども審査結果を述べましたように、4市1町の組合であるということの中で、皆さんの意見が継続審査にしていったらどうだと、その意見が大多数でありました。その中で、やはり最後にも述べましたように、どれだけの施設が、ほかにも施設があるということの中で、それをもう少し慎重に議論しないといけないということと、そういったサービス、また市がどれだけ支援すればというような予算的な資料が提出できなかったので、もう少し議論をすべきではないかというようなことで話が終わっております。ですから、継続審査というようなことであります。 ○議長(揚張正君) 8番、清水澄夫君。 ◆8番(清水澄夫君) この問題を扱うに当たって、5月の9日に社会福祉課に対して保護者皆さんが20人ぐらい集まって要請行動を行いました。5月31日には……          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆8番(清水澄夫君) いいよ、それは。ちょっと待ってくださいよ。5月31日には、正副議長に対しての要請行動も行っておりますし、6月の6日には市長に対して6名ほど参加をして要請行動を行っているわけです。 ○議長(揚張正君) 清水澄夫君に申し上げます。ただいま委員長報告に対する質疑でございますので、その範囲を逸脱しない質問にしてください。 ◆8番(清水澄夫君) 逸脱していませんよ、これは。していないですよ。今までの経過を述べないと質問はできないでしょう。そうではないの。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆8番(清水澄夫君) だから、委員長に対しての今質問をしているのですよ。私はここで、この3回の要請行動に参加をしたのですけれども、市長はこういうふうに言っています。他の市町、これに対して足並みをそろえると、こういうことを言っているわけですから、この請願を検討するに当たって、こういう動向を踏まえて文教厚生委員長はこういう結果を出したのか、その点をもう一度お聞かせいただきます。          〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(揚張正君) 18番、片渕一孝君。 ◆18番(片渕一孝君) 暫時休憩を求めます。
    ○議長(揚張正君) 暫時休憩します。          〔午前 9時15分 休憩〕 ○議長(揚張正君) 休憩前に引き続きまして会議を開催いたします。          〔午前10時02分 再開〕 ○議長(揚張正君) 議会運営委員長より報告があります。 18番、議会運営委員長、片渕一孝君。          〔18番 片渕一孝君登壇〕 ◆18番(片渕一孝君) ただいま議会運営委員会を開催いたしましたので、ご報告いたします。 今回休憩に至ったのは、委員長報告に対する質疑に逸脱した部分があり、議長の注意にもかかわらず続行したので休憩といたしました。 よって、議会運営委員会を開催し、各委員の意見を聴取しました。結果として、委員長報告に対する質疑は、審査の内容、結果についてのみ定められています。よって、清水議員委員長に対する質疑は、議事録の提出、委員長個人的見解を求めたこの件については、質問を取り消していただきたく、求めます。 以上、報告といたします。 △発言の取り消し ○議長(揚張正君) ただいま議会運営委員長より報告がありました。 8番、清水澄夫君に申し上げます。議会運営委員長報告のとおり、委員長報告に対する質疑では、委員長個人的見解を求めることはできません。よって、委員長報告に対する審査の経過と結果についてのみ質問するようしてください。議会運営委員長より発言の取り消しが求められました。清水澄夫君、いかがいたしますか。 8番、清水澄夫君。 ◆8番(清水澄夫君) 今議会の運営委員長からそういうお話がありまして、質疑に逸脱をしていると、そういうことでありましたので、会議録の提出を求めた問題と、委員長みずからの私見を求めた、このことについては取り消したいと思います。 以上です。 ○議長(揚張正君) それでは、質疑を再開します。 8番、清水澄夫君。 ◆8番(清水澄夫君) 冒頭でも言いましたように、議案が各議員に配付をされてから本日まで、約1カ月間あったわけであります。この間、文教厚生委員会としてどういう努力をされてきたのか、その点について1点と、もう一点は、継続審査になったその経緯、これをもう一度委員長からお聞きをして質問を終わります。 ○議長(揚張正君) 11番、文教厚生委員長杉浦謙二君。 ◆11番(杉浦謙二君) 先ほど述べましたように、委員会では慎重審議をされまして報告されたとおりでありますので、よろしくお願いします。 ○議長(揚張正君) ほかに質疑はございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(揚張正君) ほかにないようですので、以上で委員長報告に対する質疑を終結します。 議案第63号から議案第70号までの5議案に対する討論の通告はありませんので、これより順次採決を行います。 初めに、議案第63号について採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決です。 お諮りします。議案第63号『御前崎国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について』、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(揚張正君) 起立全員です。 したがって、議案第63号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第64号について採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決です。 お諮りします。議案第64号『御前崎国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について』、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(揚張正君) 起立全員です。 したがって、議案第64号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第65号について採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決です。 お諮りします。議案第65号『御前崎病院事業の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について』、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(揚張正君) 起立全員です。 したがって、議案第65号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第69号について採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決です。 お諮りします。議案第69号『損害賠償請求控訴事件に関する和解について』、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(揚張正君) 起立全員です。 したがって、議案第69号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第70号について採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決です。 お諮りします。議案第70号『平成18年度御前崎病院事業会計予算の補正(第1号)について』、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(揚張正君) 起立全員です。 したがって、議案第70号は原案のとおり可決されました。 続いて、請願第1号の継続審査申出書に係る討論及び採決を行います。 初めに、通告のありました討論を行います。 請願第1号『障害者自立支援法施行に伴う、療育施設等利用者負担の軽減(補助)に関する請願について』、継続審査に反対の清水澄夫君の発言を許します。 8番、清水澄夫君。          〔8番 清水澄夫君登壇〕 ◆8番(清水澄夫君) 私は、『障害者自立支援法施行に伴う、療育施設等利用者負担の軽減(補助)に関する請願について』の継続審査に対する反対討論を行います。 皆さんもご存じのように、自立支援法障害児に10月から適用され、その結果、3倍もの負担がのしかかってきます。これを受けて、めばえの保護者から負担軽減を求める請願書が出されました。継続審査にするということは、10月の予算づけには間に合わないことになります。ですから、今議会での採択を求めたのです。障害児に対する委員会の態度は、冷たいとしか言いようがありません。めばえの保護者は、わらをもつかむ思いで請願書を出したのです。10月実施に当たっては、御前崎市だけが軽減策がないということが予想されます。6月6日の市長への事前の要請行動で、市長は御前崎市だけではなく、他の市、町とも足並みをそろえることが必要だと述べました。継続審査では足並みをそろえることも不可能となりかねません。このことを申し上げ、皆さんのご賛同をお願い申し上げて反対討論といたします。 ○議長(揚張正君) 次に、継続審査に賛成の者の発言を許します。 1番、大澤満君。          〔1番 大澤 満君登壇〕 ◆1番(大澤満君) ただいま討論に付されております請願第1号の『障害者自立支援法施行に伴う、療育施設等利用者負担の軽減(補助)に関する請願について』の継続審査について、賛成の立場で発言をいたします。 本請願書につきましては、付託された文教厚生委員会において審議検討したところ、4市1町組合立東学園議会への提案審議も必要かと思われますし、また各福祉支援事業などにおいても、やはり各福祉施設事業ごと委員会があり、補助制度など常に検討支援をされているものと考えられます。今回の障害者自立支援法のみならず、今後委員会においても、行政に対しまして各種の福祉制度の現状と、その支援についてご意見を伺いながら、各根拠法令に基づいた支援策検討調整が必要と思われます。したがって、今回の請願書については、継続審議に付することで賛成をいたします。 以上でございます。 ○議長(揚張正君) ほかに討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(揚張正君) 討論なしと認めます。 以上で討論を終結します。 本件につきましては、御前崎市議会委員会条例第36条の規定によって、お手元に配付の申出書のとおり閉会中の継続審査申し出があります。 お諮りします。請願第1号『障害者自立支援法施行に伴う、療育施設等利用者負担の軽減(補助)に関する請願について』は、委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(揚張正君) 起立多数です。 したがって、請願第1号は、委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定しました。 △日程の追加 ○議長(揚張正君) ここで議長よりお諮りします。 本日、市長から議案第71号『工事請負契約の締結について』が提出されました。また、議員から意見書の提出に関する発議が提出されました。 この2議案を日程に追加し、追加日程として議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(揚張正君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第71号及び発議第1号を日程に追加して議題とすることに決定しました。 ここで、市長より追加議案について説明を願います。 市長、石原茂雄君。          〔市長 石原茂雄君登壇〕 ◎市長(石原茂雄君) それでは、日程に追加して提出いたしました議案につきまして、提案理由概要説明を申し上げます。 議案第71号、工事請負契約の締結につきましては、電源立地地域対策交付金事業により計画をしております比木地区体育館建築工事につきまして、去る6月21日に入札を実施し、契約の相手等が決定いたしましたので、工事請負契約の締結をいたしたく、地方自治法及び条例の規定により議会の議決をお願いするものでございます。 詳細につきましては、担当部長より説明をさせていただきますので、議決を賜りますようお願いを申し上げまして提案理由の説明といたします。 △議案第71号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(揚張正君) 追加日程第2、議案第71号『工事請負契約の締結について』を議題とします。 議案の朗読、議会事務局長。          〔事務局長朗読〕 ○議長(揚張正君) 提案理由の説明を求めます。 教育部長、河原﨑重治君。          〔教育部長 河原﨑重治君登壇〕 ◎教育部長(河原﨑重治君) 議案第71号、工事請負契約の締結につきまして提案理由の説明を申し上げます。 予定価格1億5,000万円以上の工事または製造の請負契約は、地方自治法及び御前崎市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例の規定によりまして議会の議決に付さなければならないことになっておりますので、ご説明を申し上げます。 今回の比木地区体育館建築工事につきましては、建築工事、電気設備工事、機械設備工事の3工事に分けて発注をいたしました。このうち建築工事につきましては、1億5,000万円以上の請負契約になりますので、お願いをするものでございます。 議案の下段をごらんください。契約の目的、平成18年度電源立地地域対策交付金事業比木地区体育館建築工事。契約の方法、随意契約。6月21日、12社によります入札会を実施いたしましたが、入札の結果、予定価格に達しなかったため、御前崎市入札事務取扱についての規定によりまして、最低業者より2回にわたり見積書を提出いただきまして決定をし、随意契約したものでございます。契約の金額ですが、消費税込みで2億580万円、このうち消費税の額は980万円でございます。請負比率は0.92717でございます。契約の相手方、御前崎市池新田7696番地の1、タクミ建設株式会社代表取締役、岡村保生でございます。 工事の概要を若干申し上げます。この体育館は、旧比木地区幼稚園跡地に建築するものでございまして、鉄骨づくり2階建て、建築面積1,048.5平方メートルです。6人制バレーは2面、バドミントンコートは3面、バスケットコートは1面が確保できます。なお、ステージも設置いたしますので、市民並びに地区民の健康増進、交流の場としても有効に活用できるものと思われます。財源としましては、電源立地地域対策交付金を2億円充当し、完成は平成19年2月28日を予定しております。 なお、関係する電気設備工事と機械設備工事も同日入札を行い、電気設備工事は岩堀電設株式会社、機械設備工事は株式会社河原崎配管が落札をいたしました。契約内容につきましては、参考資料をごらんをいただきたいと思います。ご審議の上、ご議決いただけますれば直ちに契約をしたいと考えております。 以上、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(揚張正君) これより質疑に入ります。質疑はございませんか。          〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(揚張正君) それでは、特にないようでございますので、以上で質疑を終結し、討論に入ります。討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(揚張正君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わり、これより採決を行います。 お諮りします。議案第71号『工事請負契約の締結について』、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(揚張正君) 起立全員です。 したがって、議案第71号は原案のとおり可決されました。 △発議第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(揚張正君) 追加日程第3、発議第1号『出資法の上限金利引き下げ等を求める意見書の提出について』を議題とします。 議案の朗読、議会事務局長。          〔事務局長朗読〕 ○議長(揚張正君) 提出者の趣旨説明を求めます。 18番、片渕一孝君。          〔18番 片渕一孝君登壇〕 ◆18番(片渕一孝君) 朗読をもって提案説明とさせていただきます。     出資法の上限金利引き下げ等を求める意見書(案) 今日、全国の個人破産申立件数が、年間20万件を突破し、潜在的多重債務者は200万人にも及ぶと推測されており、極めて深刻な社会問題となっている。 多重債務問題の大きな原因の一つに、クレジット・サラ金・商工ローン業者等の高金利があげられる。我が国の公定歩合が年0.1%、銀行の貸出約定平均金利が年2%以下という超低金利時代において、出資法の上限金利たる年29.2%は大変な高利であり、もはや市民の生活を立ち行かなくするものとして容認できない。 多重債務問題の抜本的解決には、少なくとも、出資法の上限金利を利息制限法の制限金利まで早急に引き下げる必要がある。 また、利息制限法は、債務者の生活や事業を守るために極めて重要な法律であるため、その例外を認める貸金業規制法第43条の「みなし弁済」規定は、出資法の上限金利の引き下げに伴い廃止すべきである。 同様に、出資法附則に定める日賦貸金業者(日掛け金融)については、その存在意義自体を認める必要はなく、日賦貸金業者に認められている年54.75%という特例金利は直ちに廃止すべきである。 さらに、電話加入権が財産的価値をなくしつつある今日、電話担保金融の特例金利を認める社会的・経済的需要は極めて低く、この年54.75%という特例金利も直ちに廃止すべきである。 よって、国におかれては「出資の受け入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」を下記のとおり改正されるよう強く要望する。                  記1 出資法第5条の上限金利を、利息制限法第1条の制限金利まで引き下げること。2 貸金業規制法第43条のいわゆる「みなし弁済」規定を廃止すること。3 出資法における日賦貸金業者、電話担保金融に対する特例金利を廃止すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成18年6月27日                                 御 前 崎 市 議 会 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、法務大臣、金融担当大臣。 以上です。 ○議長(揚張正君) これより提出者に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(揚張正君) 特にないようでございますので、以上で質疑を終結し、討論に入ります。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(揚張正君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わり、採決を行います。 お諮りします。発議第1号『出資法の上限金利引き下げ等を求める意見書の提出について』、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(揚張正君) 起立全員です。 したがって、発議第1号は原案のとおり可決されました。 △市長あいさつ ○議長(揚張正君) 以上で今期定例会に付議されました全議案の日程はすべて終了しました。 ここで、市長よりごあいさつをお願いします。 市長、石原茂雄君。          〔市長 石原茂雄君登壇〕 ◎市長(石原茂雄君) 市議会6月定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 6月7日に開会いたしました定例市議会も熱心なご審議をいただく中で、提案いたしましたすべての議案を可決いただき、本日閉会の運びとなり、大変ありがとうございました。 本定例会でご審議をお願いいたしました議案は、国民健康保険税条例の一部改正を初めとする条例改正案件が3件、教育委員、財産区管理委員の人事案件3件、予算繰越明許費の報告2件、そして追加上程いたしました損害賠償請求控訴事件の和解案件1件、病院事業会計予算の補正1件、そして本日提出いたしました工事請負契約の締結案件1件の計11案件を提案させていただきましたが、それぞれ慎重なるご審議の上、いずれも議決をいただきましたことに対しまして心より厚くお礼を申し上げます。 また、15日、16日の両日、議員各位から市政全般にわたる広い見識からの一般質問をお受けし、答弁をさせていただきましたが、十分なお答えにならなかった面もあろうかと思いますが、貴重なご意見、ご提言は今後の市政に生かしてまいりたいと考えておりますので、何とぞご理解を賜りたいと思います。 さて、さきの通常国会におきまして、平成20年度からは現行の老人医療制度に変わり75歳以上の高齢者から保険料を徴収して都道府県を単位とした全市町村が加入する広域連合を設立し、後期高齢者医療制度の運営を行うこととされました。このため平成18年度末までには広域連合を設立し、平成20年の4月の施行に向け、準備と今後の推移をにらみながら対応していきたいと考えております。 さて、7月1日には、御前崎海水浴場及び市内の海岸において、海水浴客や海岸付近にいる地域住民等に対し、津波避難訓練を計画しております。津波情報で早期伝達と避難体制の確立を目的に実施いたしますので、どうかご理解、ご協力をお願いいたします。 また、7月27日から30日まで4日間は、「ザ・ゴルフトーナメントin御前崎2006」が、静岡カンリトリー浜岡コースを会場に開催される運びとなり、熱戦が繰り広げられることとなりました。この大会が御前崎市を全国にアピールできる絶好の機会になることを大いに期待をしておるところでございます。 これから議員各位には、7月3日から議会全員研修視察を初めとし、市の海水浴場のオープンとともに本格的な夏のシーズンを迎え、御前崎夏まつり等の各種イベントの開催も続いてまいります。議員各位におかれましても、多忙をきわめることと思いますが、健康には十分にご留意され、引き続き活躍くださいますようお願いを申し上げ、御前崎市議会6月定例会の閉会のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。 △閉会の宣告 ○議長(揚張正君) 6月7日の開会以来21日間にわたり、提案されました各案件につきまして終始熱心にご審議をいただき、本日無事閉会の運びとなりました。円滑なる議会運営ができましたことに対しまして、議員各位の協力はもとより、市長初め各部課長の方々にも詳細にわたりご説明をいただきましたことに深く感謝を申し上げます。 うっとうしい梅雨もいましばらく続きますが、議員各位には健康に十分ご留意され、それぞれご活躍いただきたくお願いを申し上げ、平成18年6月御前崎市議会定例会を閉会といたします。          〔午前10時32分 閉会〕...