袋井市議会 2004-03-01
旧浅羽町:平成16年3月定例会(第1号) 本文
本日、本会議を行い、明日5日は、平成16年度予算説明会を開催いたします。6日及び7日は休会としますが、8日には常任委員会付託及び平成16年度予算を除く上程議案を審議するため、本会議を再開いたします。翌9日から12日までは常任委員会を開催し、付託議案の審議を行います。13日から22日までは休会とし、23日に本会議を再開し、町政に対する一般質問及び委員長報告等を予定しています。
なお、議事日程ですが、配付されている日程表のとおり審議願うことになりました。議長より皆さんにお諮りいたしますので、議会の円滑な運営をお願いいたしまして、委員長報告といたします。
5:
◯議長(
久保田龍平議員) お諮りいたします。
ただいま議会運営委員長より報告がありましたように、本
定例会の会期は、本日から3月23日までの20日間としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
6:
◯議長(
久保田龍平議員) 『異議なし』と認めます。
したがって、本
定例会の会期は、本日から3月23日までの20日間と決定をいたしました。
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◎諸般の報告
7:
◯議長(
久保田龍平議員) 続いて、日程第3、『諸般の報告』を行います。
最初に、議案の受理について報告いたします。町長より議第2号から議第20号及び諮問第1号から諮問第3号までの22議案の提出があり、本日受理いたしました。
次に、陳情等の受理について報告いたします。2月9日に「地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の延長に関する意見書の提出について」の依頼が静岡県町村議会議長会から、同日、「浅羽町の放課後児童クラブに関する陳情書」が諏訪部一樹さんから、平成15年12月22日、「太田川受水計画の見直しを求める要望書」がネットワーク安全な水を子どもたちにからそれぞれ提出され、受理いたしました。
次に、監査・検査結果について報告いたします。監査委員より平成15年11月から平成16年1月に実施しました定期監査及び例月出納検査等の結果が報告をされました。その写しをお手元にお配りしてありますので、ごらんください。
次に、一部事務組合議会について報告いたします。
中遠地区広域市町村圏事務組合議会の2月
定例会が2月10日、磐田市役所で開催され、平成16年度同組合一般会計予算及び平成16年度同組合サングリーン遠州振興事業特別会計予算がそれぞれ可決されました。
また、現最終処分場周辺における健康づくりのための集合施設の建設及び次期最終処分場建設事業の状況についての報告がありました。
2月24日には、浅羽地域湛水防除施設組合議会2月
定例会が当町役場で開催され、平成16年度同組合会計予算が可決されました。
同日同所で、平成16年2月静岡県磐田郡浅羽中学校組合議会
定例会が開催され、平成16年度同組合会計予算が可決されました。
また、同組合教育委員会委員に、鈴木紘一氏を任命することに同意されました。
2月25日には、袋井市森町浅羽町広域行政組合議会2月
定例会が袋井市役所で開催され、平成15年度同組合会計補正予算、平成16年度同組合会計予算及び同組合火災予防条例の一部改正が可決されました。
また、同組合職員の給与に関する条例の一部改正及び同組合職員の退職手当に関する条例等の一部改正に係る専決処分が承認されました。
同日同所で、太田川原野谷川治水水防組合議会2月
定例会が開催され、平成16年度同組合会計予算及び平成16年度同組合分担金徴収時期及び納期、納期限について可決されました。
次に、開発公社について報告いたします。
磐田郡南部土地開発公社運営協議会が2月17日、豊田町の役場で開催され、平成16年度同公社予算が承認されました。
次に、系統議長会関係について報告いたします。
磐田郡町村議会議長会が2月12日、竜洋町役場で開催され、平成15年度同会事業及び会計の中間報告がされました。
また、平成16年度同会事業計画及び会計予算について承認されました。
最後に、議案説明のため、町長以下関係職員の出席を求めてありますので、ご報告申し上げ、諸般の報告とさせていただきます。
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◎行政報告
8:
◯議長(
久保田龍平議員) 続いて、日程第4、『行政報告』を行います。
町長。
〔町長
村松駿一君登壇〕
9:
◯町長(
村松駿一君) 皆さん、おはようございます。
桃の節句も過ぎまして、日差しも輝きを増しまして、本格的な春を迎えようとしておるところでございます。本日は、平成16年3月浅羽町議会
定例会を開催をするに当たりまして、議員各位にはご多用の中をご出席をいただきまして、まことにありがとうございます。
本
定例会へ提案をいたします議案は22議案であります。よろしくご審議の上、ご決定をいただきたくお願いを申し上げます。
穏やかな日和とともに迎えました平成16年も、はや2カ月を経過したわけでありますが、最近においては、景気は回復基調に向かっているとの報道がされているわけでありますけれども、これは大企業や都市部においてのことでありまして、地方の経済は、まだその兆しが感じられない状況であります。一刻も早い景気回復の波及を受けて、地方の経済活動が活性化し、明るい平成16年度でありますことを期待をするところであります。
それでは、12月
定例会以降の行政の動きについてご報告を申し上げます。
12月13日には、浅羽南公民館におきまして、太田川流域の3市3町の住民及び河川行政にかかわる県関係機関、市町の行政担当者が一堂に会して太田川サミットが開催をされたところであります。上流域から下流域までの太田川にかかわるそれぞれの活動についての取り組みや、川への思い、河川行政のあり方について、流域に暮らす人々の意見交換の場として開催されたものでありまして、太田川に対する認識をそれぞれに深めたところでありました。
12月14日には、袋井市、浅羽町の体育協会共催による第5回クラウンメロンマラソンが開催をされました。1990年、パリマラソンで初優勝をし、日本女子マラソン会の黄金期の牽引車的存在となった山本佳子選手を招待し、エコパスタジアムにおいて、フルマラソンを初め、10キロコース、3キロコースに分かれて、袋井市街地を経由をして、浅羽の平野を力走をしたところであります。体協の会員や多くのボランティアの方々の協力のもとで成功裏に大会が終了できました。
年が明けまして、1月18日には町駅伝大会が町民会館をスタート地点とし、野球場をゴール地点としまして、5部門、57チームが参加をして実施をされたところであります。各チームとも1本のたすきをつないで、浅羽の平野で健脚を競ったところであります。
また、2月22日には、しおさいロードと銘打ったロードレース大会が町内外から440人余の参加のもとに開催をされました。参加者は、潮の香を受けて、日ごろの練習の成果を十二分に発揮したものと思っております。マラソン大会にしましても、ロードレース大会にしましても、一般の道路を使用しての大会でありますので、主催者である体育協会の方々には大変なご苦労をおかけしているわけでありますけれども、この大会運営のためにご協力をいただきました交通指導隊を初め、交通安全会の方々や多くのボランティアの方々に対しまして、深く感謝の意をあらわすものであります。このような大会を通じて、町民の体力の向上とともに、健康なまちづくりにつながることを期待をするものであります。
暮れの12月24日には、袋井ライオンズクラブが恒例により実施をしております暮れのチャリティーバザーの収益金の一部を社会福祉事業に役立ててほしいとの申し出がありまして、社会福祉協議会の会長とともに、ありがたく受領をしたところであります。今後計画をする福祉活動の中で、有効に活用をさせていただく所存であります。
12月15日より31日までの17日間にわたりまして、年末の交通安全県民運動を町内各地で展開をしたところであります。平成15年7月より12月末までの6カ月間にわたり、磐田警察署管内2市4町内の422自治会を対象としまして、無事故無違反コンクールを実施をしたところであります。その結果、本町においては、29自治会中、風の街自治会が事故、違反ともゼロという優秀な成績でありました。特に風の街の自治会においては、4年間にわたりまして、違反、事故ともゼロという優秀な成績であるわけでありまして、浅羽町内の最優秀自治会であるわけでございます。自治会員皆さんの交通安全意識の高さをうかがい知ることができるわけであります。他の自治会の方々もぜひこのようなことを見習ってほしいと思っているところであります。なお、下位3自治会は、平成16年度の交通事故抑止重点地区と指定をして、交通安全意識の向上のための運動をみずから展開をしてもらう予定であります。平成15年中の町内の事故発生状況は、死者1名、人身事故件数172件でありまして、死亡者は2名減でありますけれども、人身事故、物損事故ともに減少をしていない状況であります。町の交通安全対策委員会で最低の目標としております交通死亡者ゼロ人、人身事故件数150件以下を目指して各種の運動の展開をしていく予定であります。
1月の23日より25日までの3日間をかけて町内5会場において、第11回までの合併協議会の経過報告とともに、新市の建設計画について意見交換をしたところであります。町民の方々より希望を含めて前向きな意見を伺ったところでありますので、協議会へ反映をさせていく所存であります。
ただいま議長の諸般の報告のとおり、本町がその構成団体であります五つの一部事務組合と磐田郡南部土地開発公社の2月
定例会も開催をされ、16年度予算及びその他の議案が可決をされたところであります。各組合で計画をいたしました事務事業の執行に当たりましては、議員各位のご協力をお願いをする次第であります。
以上を申し上げて、行政の報告とさせていただきます。
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◎議案の一括上程
10:
◯議長(
久保田龍平議員) 続いて、日程第5、議第2号から日程第23、議第20号までの19議案を一括議題といたします。
職員に議案の件目を朗読させます。
事務局長。
〔事務局長
原田光雄君登壇〕
11:
◯事務局長(
原田光雄君)
議第 2号 平成16年度磐田郡浅羽町一般会計予算
議第 3号 平成16年度磐田郡浅羽町国民健康保険特別会計予算
議第 4号 平成16年度磐田郡浅羽町老人保健特別会計予算
議第 5号 平成16年度磐田郡浅羽町介護保険特別会計予算
議第 6号 平成16年度磐田郡浅羽町公共下水道事業特別会計予算
議第 7号 平成16年度磐田郡浅羽町水道事業会計予算
議第 8号 平成15年度磐田郡浅羽町一般会計補正予算(第4号)
議第 9号 平成15年度磐田郡浅羽町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議第10号 地方独立行政法人法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施
行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について
議第11号 浅羽町特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の
一部を改正する条例の制定について
議第12号 浅羽町教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部
を改正する条例の制定について
議第13号 浅羽町税条例の一部を改正する条例の制定について
議第14号 浅羽町公民館条例の一部を改正する条例の制定について
議第15号 町道路線の廃止について
議第16号 町道路線の認定について
議第17号 工事請負契約の変更について
議第18号 工事請負契約の変更について
議第19号 工事請負契約の変更について
議第20号 工事請負契約の変更について
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◎町長の付議事件の大要の説明
12:
◯議長(
久保田龍平議員) 次に、町長から上程19議案について提案理由の説明を求めますが、まず議第2号から議第7号までの6議案の説明をお願いいたします。
町長。
〔町長
村松駿一君登壇〕
13:
◯町長(
村松駿一君) それでは、最初に、平成16年度の各会計の予算大綱について申し上げます。
印刷をしたものがお手元へお届けをしてありますので、ごらんをいただきたい、このように思います。
まず最初に、議第2号 平成16年度浅羽町一般会計予算大綱であります。
平成16年度当初予算並びにその他の議案を提出するに当たり、その概要を説明申し上げ、ご審議いただくとともに、日ごろ町政進展のため格別のご尽力を賜っております議員各位を初め、町民の皆様に対しましても深く感謝申し上げる次第であります。
さて、今日我が国では少子高齢化の急速な進行や経済情勢の変化等に直面し、従来の社会の仕組みを大きく変革する必要に迫られており、地方行政においても三位一体改革に伴う税源移譲や合併による市町村の再編など、大きな転換期を迎えています。
こうした中、少子高齢化社会に向けた総合的な地域福祉施策や生活関連資本の整備等地域のさまざまな課題に積極的に取り組み、住民福祉の向上に努めることが期待されており、自治体が担うべき役割とその行政需要はますます増大するものと見込まれています。
また、町民の要望は、時代の変遷とともに多種多様化しており、行政はこの要望に迅速かつ的確にこたえるため、政策を柔軟かつ弾力的に調整していく必要があります。
自治体の事務目的は、「地域住民の福祉の増進に資すること」であります。
また、地方分権の本旨は、自治体が「自己決定」し、「自己責任において実施する」ことであり、単に従来の国の施策を受け継げばいいということではありません。地方分権の時代には、地域要望の本質を的確にとらえ、政策をアレンジし直すなど、町民の視点に立った行政運営が求められております。
しかしながら、景気の長期低迷に伴う税収の落ち込み、制度改正に伴う地方交付税の減少等により、安定した収入確保が困難な状況となっているなど、地方自治体の周辺環境はより厳しいものとなっており、その財政状況は一様に悪化をしております。このような状況のもと、町においては限られた財源の重点配分、支出経費の効率化に努め、第四次浅羽町総合計画の基本理念を踏まえて、町の将来像「みんなで創る活力と希望に満ちた田園に映えるまち」の実現に向け、五つの基本施策等重要な課題に積極的に取り組み、効率的で効果的な行政運営を心がけ、住民の福祉の向上に努めていく所存であります。
市町村合併につきましては、さきに述べましたように、少子高齢化の進行や行政ニーズの高度化に対応し、市町村の行政サービスの維持向上を図る上で、地方自治体は主体性や独自性の発揮が期待されるとともに、地方分権によって権限と機能がこれまで以上に拡大される中、地域経営を行うのにふさわしい行政能力を備え、分権社会に対応する自治体を構築する必要があります。
また、平成16年度からは、国と地方との役割分担や責任分野を明確化する地方分権推進のための三位一体の改革が予定をされています。これは税財源の移譲、地方交付税の見直し、国庫補助負担金の廃止、縮減により、歳出面で国の関与の廃止、縮小により、地方の自由度を高めるとともに、地域における受益と負担の対応関係の明確化を図るものであります。
このようなことから、今後の基礎的自治体は、住民に最も身近な総合的な行政主体として、これまで以上に自立性の高い行政主体となることが必要であり、これにふさわしい十分な権限と財政基盤を有し、高度化する行政事務に的確に対応できる専門的な職種を含む職員集団を有することにより、福祉・保健や教育、まちづくりなど住民に身近な事務について処理できる体制を確保するためには、市町村合併は必要不可欠であります。
昨年6月には住民を初め、関係各位のご理解をいただき、「袋井市・森町・浅羽町合併協議会」を設置することができました。設置された合併協議会では、合併に向けて合併協議事項及び事務事業等のすり合わせを行い、新市建設計画を策定するための協議を重ねております。平成16年度には新市建設計画が合併協議会で策定をされますので、その内容について住民説明会を開催をするなど、住民の皆さんに周知する予定であります。そして、この合併を実現させ、さらなる行政サービスの充実に努めていきたいと思います。
平成16年度浅羽町の6会計の予算を合わせますと、104億5,520万円となり、昨年度と比較して4.5%の増額となりました。
それでは、平成16年度浅羽町一般会計予算について申し上げます。
本年度予算は、前年度と比較して8.0%増の61億1,000万円といたしました。この要因は、東幼稚園の移転に伴う建設事業とアグリチャレンジャー支援事業が主なものであります。
予算の内容については、第四次浅羽町総合計画の基本施策に沿って申し上げます。
まず第1に、「地域へ愛着がもてる郷土づくり」であります。
より豊かな自然環境を創造しながら、自然環境と調和した土地利用の形成や潤いのある生活基盤の整備を進めてまいります。
浅羽海岸は、近年浸食、砂浜への車の乗り入れやごみの散乱など、海岸環境への影響、それらの問題への対応が求められております。海岸法が改正をされたことにより、これまでの「災害からの海岸の防護」に加え、「海岸環境の整備や保全」と「公衆の海岸の適正な利用」を図るため、遠州灘沿岸海岸保全基本計画が昨年7月に策定をされました。この計画に基づき、自然豊かな浅羽海岸を守るため、車の乗り入れ規制、駐車場の設置等について、平成16年度に県の関係機関及び地元自治会と協議会を設立をし、推進をしてまいります。
海岸の浸食対策としましては、福田漁港の西側に堆積する砂を浸食が進む浅羽海岸に運ぶ新しい砂輸送システムによるサンドバイパス事業に取り組むため、「福田漁港・浅羽海岸サンドバイパス検討委員会」が設置をされました。効率的な漁港整備と海岸保全に向けた水産庁の補助事業であり、町としましても期待をするところであります。
海岸の環境保全につきましては、ボランティアの方々の協力をいただき取り組んでおります「なぎさクリーン作戦」の展開、大雨等の出水により、地域の河口部及び海岸等へ漂着物に対して解決する方法を見出すため、設置をされました「出水による漂着物対策西部地区調整会議」を積極的に活用してまいります。
海岸沿いの松林は、飛砂防備林として、また訪れる人々の心を和ませるものであり、引き続き松くい虫の防除や清掃活動に努め、保護・保全を図ってまいります。
また、本町には「うるおいと安らぎを与えてくれる豊かな田園」、いわゆる浅羽一万石と表される田園が一面に広がっており、本町の最大の魅力であります。
この田園の持つ自然、文化を後世に残すことを目的とした田園空間整備事業も3年目となります。西地区鳥羽野排水路沿いの遊歩道も一部が完成をし、平成16年度からは供用を開始する予定であります。本年も引き続き整備を進めてまいります。
生活環境の整備は、その地域に住む人々の生活に欠かせない条件であり、快適な暮らしを求める上で重要なことであります。
長年の重点課題でありました大庭交差点改良も東西路線である都市計画街路浅岡―岡山線、県道磐田―掛川線でありますけれども、交差点以西の県施工分については、暫定ではありますが、供用開始をされ、以東の町施工分につきましても、用地買収、物件補償を終了し、平成16年度には完成をします。また、南北路線でありますが、主要地方道袋井―大須賀線は、交通安全施設整備事業として県が施工しております。一部用地補償が残っておりますが、本年度には工事を完了させ、供用を開始していきたいと考えております。また、中交差点改良も順調に用地交渉も進み、本年度は中野―諸井線上の鳥羽野排水路橋梁かけかえ工事も予定をしております。
小笠山総合運動公園のアクセス道路として、袋井市内の県道磐田―掛川線も整備をされましたので、今後は大庭交差点以東の街路整備について県に強く要望してまいりたいと考えております。
町道の整備で、主なものとしては、緊急地方道路整備事業による湊81号線の前川にかかる橋梁の上部工事及び取り合い工事を施工して供用を開始したいと考えております。地方特定道路整備事業として着手した湊―中新田線、中新田地内の道路改良につきましては、本年度からは交通安全施設整備事業で引き続き完成に向けて努力をしてまいります。また、東同笠―江之端線、浅名―篠ケ谷線、湊―中新田線(湊地内)の改良につきましても、事業化に向けての調整、検討をしてまいります。
その他、自治会から要望のあった道路や排水路の改良工事も、住みよい環境の整備とともに、活力ある地域づくりを図るため、順次整備を進めてまいります。
治水、排水対策につきましては、小笠山丘陵の下流域に位置する本町としましては、長年の重要な課題であります。二級河川の太田川、原野谷川につきましては、現在までに河川の改修や環境整備が進んでいるところであります。今後も太田川水系河川整備計画に基づき、河川環境の整備・保全による健全な水系の構築が図られるものと期待をするものであります。
弁財天川流域の総合的治水対策の推進を図るため、県と流域市町で弁財天川流域総合的治水対策推進協議会を設立し、治水対策の方向性、早期着手項目を確認をしたところであります。町が実施をするものとしまして、水田の遊水地機能の理解を深めること、ハザードマップを流域で同時期に作成、周知をすることであります。
町の基幹排水路であります鳥羽野排水路、江川排水路及び浅羽末永排水路につきましても、引き続き整備をしてまいります。
下水道工事も順調に進んでおり、本年度はアクアパークあさばの機器増設工事一式と第2期事業認可区域を計画的に整備をしてまいります。
公園事業につきましては、公園緑地整備事業として整備をしてまいりました自転車歩行者道路浅名―五十岡線の整備も完了し、本年度は緑化事業に取り組んでまいります。また、地域資源を生かした公園の整備を地域の皆さんの参画により取り組んでまいりたいと考えております。
自主運行バスは、公共交通の確保と福祉バス的要素を加味して運行しておりますが、平成16年4月からは東地区を東西に運行している民間のバス路線が廃止をされますので、この地域の生活交通を確保する必要から、廃止されるバス路線を補完するため、現在の運行形態に朝夕各1往復追加をして運行することといたします。
また、平成16年度には東地区のバス路線が廃止されることに伴い、住民から意見を伺い、現在の運行経路や運行形態を見直して生活交通を確保するとともに、袋井駅までの乗り入れなどについて検討をしてまいります。
塵芥処理費では、次期不燃物最終処分場、森町地内に予定をしております。及び次期可燃物ごみ焼却施設、袋井市内でございますが、の建設費が一部事務組合予算において計上されましたので、所要の負担金をそれぞれ計上いたしました。特に埋め立てごみは、最終処分場が建設されるまでの2年余は、県外へ運搬処理することから、各家庭からの排出量を極力抑制されるよう、また減量化に努めていくよう啓発してまいりたいと思っております。
第2は、「みんなで支えあうくらしづくり」であります。
まず、保健福祉について申し上げます。
健康づくりは病気を予防し、健康を増進する対策を一人一人が「自分の健康は自分でつくる」という意識を持っていただくことが大事で、まずは町民の皆さんが健康診断を受診をしていただき、生活上の問題点を自分自身で見直す機会をとらえて、将来の医療費が抑制できるよう総合検診の充実を図ることといたしました。
福祉施策につきましては、少子高齢化が一層進む中、町民だれもが安心して過ごすことのできる地域の福祉施策実現を目指して、本年度は地域福祉計画への取り組みを初め、高齢者保健福祉計画、次世代育成支援計画の策定事務を進めることといたしました。
障害のある児童生徒の生活は、同世代の子供たちや地域とのかかわりが少ない上、特に夏休みを初めとする長期休暇には、集団生活とも離れ、保護者への負担も大きなものとなっており、現在県下障害児の放課後児童クラブ設置自治体は5市1組合であり、その経営形態はさまざま違っております。今回のこのクラブは、ノーマライゼーションの理念に基づき、特に同世代の子供たちと余暇時間を有意義に過ごすことのできる浅羽北小学校敷地内に設置を予定をしております。
その他、福祉サービスの充実を図るとともに、引き続き支援をしてまいります。
次に、安心できる生活について申し上げます。
交通事故は、あってはならない人的災害であります。一人一人が交通ルールを守ることにより防げるものでありますが、なかなか事故は減っていないのが現状であります。本年度も安全な交通教育を推進するとともに、「交通安全5カ年計画」を基本に、その目標であります年間交通事故発生件数150件以下の達成に向けて安全施設の整備や安全教育に取り組むこととしております。また、昨年「自治会別無事故無違反コンクール」の結果を踏まえ、交通事故・交通違反が多発した自治会については、「浅羽町交通事故抑止重点地区」として町が指定をし、交通事故防止対策を地域と一丸となって進めたことにより、交通安全に対する住民意識が自治会対抗により少しずつでも向上してきているものと思われますので、今後も本町の交通事故撲滅のため、行政主導の事業に加え、地域単位での交通安全活動が不可欠であると考えますので、引き続き実施をしてまいります。
地震対策につきましては、その切迫性が一段と注目をされている東海地震に備えて耐震性防火水槽や消火栓を設置するほか、災害対策として同報無線局の新設や更新、そして各自主防災会へ可搬ポンプ・ろ水機等を貸与するために所要の経費を見込んだところであります。
また、東海地震により、家屋が倒壊することで、多くの犠牲者が出ると予測をされています。このため従来の事業に加え、町内の建築工業組合と連携をし、65歳以上の高齢者世帯を対象に家庭内設置物転倒防止事業を実施をしてまいります。
学校施設につきましては、南小学校の中棟の耐震工事を実施することといたしました。この結果、校舎につきましては、耐震補強工事がすべて完了することとなります。
また、児童生徒の安全のため、幼・小・中すべてのクラスに非常に大きな音が出る防犯アラームを配備することといたしました。
第3は、「豊かな生活を生み出す活力ある産業づくり」であります。
日本経済におきましては、企業努力、リストラ等により景気の底打ちを示す指標も発表されているところでありますが、依然として厳しいものがあると感じられます。
町の基幹産業と位置づけております農業、特に水稲については、「米政策改革大綱」が平成14年12月に決定をされ、この大綱に基づき具体的な政策が本年度からいよいよスタートします。最大のポイントは、米づくりの本来あるべき姿を平成22年度までに実施することであり、国では遅くとも平成20年度には農業者や農協など、農業団体が主役となった需給調整を実施する姿を構築することを明確に打ち出しております。
就業人口の減少、高齢化、生産力の低下など、非常に大きな課題を抱えておりますが、本町には長い年月と100億円余をかけて整備をしたすぐれた水田があります。この水田を有効的に活用し、農業の振興を図ってまいります。
転作田を利用したコスモスも9年目を迎え、昨年は近年にない開花を見ることができ、県内外からも大勢の方が訪れ、浅羽町の田園に映えるコスモスをPRすることができました。本年においても松原地区のご協力を得て実施をしていきたいと思います。
地産地消の動きが全国的に注目をされ、身近で安全安心な地域の食を見直そうという運動が活発になっています。農産物の販売・加工施設を建設することにより、農地の有効利用・遊休農地の解消・雇用の促進等を図ることを目的とした農林水産省所管事業のアグリチャレンジャー支援事業により、産地形成促進施設、加工室と地場産品販売コーナーでありますが、このような施設の整備を推進をし、地域農業振興とともに、農業の二次・三次産業化を図り、所得の向上をも目指そうとするものであります。
この事業は、国の補助を受けてのものでありますが、多額の費用を要する事業でありますので、町でも経費の一部を助成することといたしました。地産地消の促進を図り、地域活性化の拠点としたいと考えておりますので、今後の運営等につきましても、大所高所から指導、助言を行い、生産者・消費者ともに喜ばれる施設となることを期待をするものであります。
次に、町の発展や雇用の創出に大きく寄与するためには、企業の立地が必要不可欠であります。和興産業株式会社が昨年浅名地区に進出をし、5月連休明けに一部操業を開始をする予定であります。
他の企業進出計画については、世界経済が徐々に回復に向かう中で、輸出や生産が再び緩やかに増加していくとともに、企業収益の改善が続き、設備投資も増加に転じるなど企業部門が回復していくと見込まれております。
しかしながら、景気改善の状況には地域差が見られ、企業側も業務を拡大することに対する不安感もあって、新たな進出企業は見られませんが、町の発展に大きく貢献する企業誘致活動は、今後も積極的に取り組んでまいります。
第4は、「表現力豊かな個性ある人づくり」であります。
生涯学習を推進するに当たって、町民が利用しやすい学習機会の場を提供するため、各種の講座や教室、幼児からお年寄りまで幅広い各種事業を計画し、さらに文化祭、文化講演会、子供劇場等芸術文化事業についても、より充実したものに取り組んでまいります。
町の各事業に中学生が多方面にわたり活躍をしている中学生ボランティアの育成を図るとともに、近年はインターネットや携帯電話等の著しい普及は、大変便利になりましたが、子供たちにかかわる事件や青少年の自立心の低下や短絡的な思考等が指摘され、社会問題となっておりますので、自治会や地明会、子ども会等の活動の充実に努め、青少年に地域の諸活動への積極的な参加を呼びかけ、地域の一員としての自覚を促し、青少年の健全育成に努めてまいります。
スポーツは、健康の保持・増進はもちろんのこと、人間形成をはぐくむことができる特性を持っております。
昨年は、第58回国民体育大会NEW!!わかふじ大会が小笠山エコパスタジアムを主会場に開催をされ、大変盛況でありました。
これを契機にスポーツを愛好する人のより増加を期待するものであります。本年度は1市2町でエコパを活用し、マラソン大会やクロスカントリー大会等の事業を計画をいたしました。
また、静岡県市町村駅伝大会には、第1回の優勝を初め、昨年の4大会まですべて入賞をしており、県下に浅羽町の名声を高め、町民にとっても誇りでありますから、本年も引き続き開催をされますので、昨年以上の健闘を期待し、所要の経費を計上いたしました。
その他、体育施設につきましては、維持管理のほか、野球場のグラウンド表面調整やプール塗装工事等施設の改修を行い、各種施設が安全に使用できるよう努めてまいります。
郷土資料館では、町内の自治会によって昔から引き継がれてきました「庚申講」が最近廃止されつつあります。ことしは「申年」でありますので、浅羽に伝わる風習を少しでも町民に伝承しようと「庚申講」の特別企画を計画いたしました。その他、より身近な町の歴史を広く町民に知っていただくため、資料館講座を開催をいたします。
リニューアルした図書館では、「そこに行くのが楽しくなるような図書館」を目指し、多くの利用者のニーズにこたえるため、「資料」、「館内」の充実を初め、学校図書館との連携や子供への読書活動の推進のほか、毎週金曜日には午後7時まで開館時間を延長し、より利用しやすい図書館に努めてまいります。
東幼稚園の移転につきましては、関係者のご協力によりまして、土地の買収も完了し、本年度は主体工事である園舎建築や舗装等関連工事を進め、平成17年4月の開園を目指すことといたします。また、「預かり保育」は大変好評でありまして、より充実した保育を心がけてまいります。
学校につきましては、総合学習のさらなる取り組みを推進するとともに、IT時代に対応するため、各小学校ともパソコン教室に42台、各教室に2台のパソコンを配置することといたしました。
第5は、「みんなに開かれたまちづくり」であります。
町民との行政との協働関係の確立や効率的・効果的な行財政の運営により、みんなに開かれたまちづくりを進めてまいります。
そのため、情報公開制度に基づき開かれた町政の発展と町政への住民参画を目指し、町はわかりやすく透明な行政に心がけ、説明責任を果たし、情報公開の進展に努めてまいります。
また、住民参加による住民の創意工夫にあふれた自主的なまちづくり活動は、行政への住民参加の基本となるもので、大変重要なことだと思っております。本年度も引き続き町民主体のまちづくり事業を円滑に進めるため「メローなまちづくり推進事業」を実施してまいります。
男女共同参画事業は、平成15年度に公募による住民が参加して策定した浅羽町男女共同参画プランをもとに、少子高齢化が進む中で、男女がよきパートナーとして、家庭や職場・地域社会などのさまざまな場面で個性と能力を発揮するとともに、責任を分かち合える「男女共同参画社会」が実現できるよう施策の推進に努めてまいります。
公共施設の整備検討につきましては、昨年度公募による住民が参加する委員会を設置して、協議・検討を重ねてまいりました。
本年度は具体的な公共施設の整備の方向性や手法について検討するため、「公共施設整備検討調査事業費」として所要の経費を計上しました。
平成16年度は、浅羽4カ村が合併し、浅羽村が誕生してから50周年になります。この記念すべき年を迎えるに当たって、あさば誕生50周年の記念式典を開催することといたしました。
また、この式典開催時期に合わせて、平成15年度から作成をしている「あさば誕生50年の歩み」の記念誌を各戸に配布するとともに、誕生から50年後の浅羽町の映像をおさめたVTRも作成をします。
以上、歳出の主なものと考えを申し上げましたが、これらの事業実施のための財源の確保や運営には十分配慮をしてまいります。
最後に、歳入について申し上げます。
歳入の大宗をなす町税につきましては、依然として厳しい雇用情勢など、社会経済の停滞が今後もその影を色濃く落としている中で、設備投資の回復や輸出の緩やかな増加など、変化の兆しも見られてきておりますが、個人町民税は前年度3.4%の減収、法人町民税においては、前年比1.3%の増収を見込みました。
固定資産税につきましては、前年度実績を踏まえ、3.3%の減収を見込みました。
次に、地方交付税につきましては、国の三位一体の改革により、前年比14.3%の減となり、昨年度に引き続き大きく減額となっております。
なお、国・県からの譲与税、交付金につきましては、制度改正や地方財政計画の内容等を十分に考慮して予算に反映をいたしました。
歳入につきましては、以上申し上げましたとおり、大変厳しい状況にあることから、財源の不足額については、財政調整基金の取り崩しと社会福祉のために行う事業に充てるため、社会福祉事業基金の取り崩し、新設幼稚園の建設工事等の建設資金に充当するため、学校建設基金の取り崩しと起債の借り入れを行い、さらに臨時財政対策債の借り入れにより、財源の確保を図ったところであります。
以上が一般会計でございます。
次に、議第3号 平成16年度磐田郡浅羽町国民健康保険特別会計予算大綱について申し上げます。
国民健康保険制度は、制度創設以来、地域医療の確保と地域住民の健康保持・増進に大きく貢献し、国民皆保険体制の中核として極めて重要な役割を担ってきたところであります。
しかしながら、国民健康保険は構造的に中・高齢者を多く抱えており、その医療費は依然として著しく増高を続け、加えて今日の経済情勢を反映した被保険者の負担能力の低下や無職者等低所得者の増加などによる国保税の収納率の低下などと相まって、極めて厳しい財政状況にあります。
このような状況の中、国におきましては、医療保険制度体系に関する基本方針を決定をしました。現在、この基本方針に基づき、「新しい高齢者医療制度の創設」、「保険者の再編・統合」等の具体的な検討が行われています。この医療保険制度改革の具体化に当たっては、将来にわたり安定的かつ持続可能な制度として構築されることを望むところであります。
以下、平成16年度浅羽町国民健康保険特別会計予算の概要について主なものについて申し上げます。
当初予算総額は、昨年度対比4,900万円、4.3%増の11億8,300万円と定めました。
まず、歳出総額の69.2%を占めます保険給付費は8億1,897万9,000円であります。その内訳は、療養諸費7億2,897万7,000円、高額療養費7,800万円、出産育児諸費750万円、葬祭諸費450万円で、昨年度対比6,843万4,000円、9.1%の増となりました。前年度と比較しまして増額となりました主な理由は、一昨年の制度改正によります高齢受給者の増加に伴う療養給付費及び高額療養費が増となったことによるものであります。
歳出総額の19.7%を占めます老人保健医療費拠出金は、平成16年度被保険者の見込数、推計加入率、平成16年度推計老人医療費等を基準に概算医療費拠出金を見込み、これに平成14年度の精算による不足額を加えた額を計上をしました。
また、介護納付金は、国から示された基礎数値に基づき所要の額を計上をしました。
次に、歳入でありますが、国民健康保険税は4億8,417万8,000円で、歳入総額の40.9%であります。税率及び賦課限度額につきましては、年々医療費が増高する中ではありますが、国庫支出金等の財源をできる限り把握するとともに、被保険者の負担増を極力抑える方向で検討を加え、税率及び賦課限度額等に据え置くこととし、予算額を計上をしました。
歳入総額の28.7%を占めます国庫支出金は、療養給付費、老人保健医療費拠出金、介護納付金に加え、新たに高額医療費共同事業に対する国庫負担金と国庫補助金として市町村間の国保財政の不均衡を調整するための調整交付金を過去の交付実績額等を勘案して計上したもので、3億3,933万9,000円を見込みました。
療養給付費等交付金2億3,524万3,000円は、退職被保険者の医療費及び退職者に係る老人医療費拠出金で、社会保険診療報酬支払基金から交付されるものであります。
県支出金584万4,000円は、高額医療費共同事業拠出金として県負担分を計上し、共同事業交付金2,000万円は、一般被保険者の療養に要した費用の額が高額となった場合における国民健康保険団体連合会からの交付金をそれぞれ交付基準等により見込み計上したものであります。
繰入金8,082万7,000円の主なものは、国民健康保険制度及び事業の趣旨から認められております出産育児一時金や保険基盤安定のための繰り入れのほか、保険給付費等支払準備基金からも1,300万円を取り崩すことといたしました。
以上、概要について申し上げましたが、国民健康保険財政の安定・強化と健全な運営の確保を図る観点からも、保険税の収納率の向上、医療費の適正化対策として事業効果の大きいレセプト点検の充実強化、重複・頻回受診者への保健師による訪問保健指導を積極的に推進をし、町民の健康に対する意識の高揚に努めてまいりたいと思います。
次が議第4号 平成16年度磐田郡浅羽町老人保健特別会計予算大綱であります。
近年の急速な高齢化の進展の中で、老人医療費は増大し続けており、その国民医療費全体に占める割合は年々上昇する傾向にあります。
こうした状況下において、厚生労働省は、昨年9月、「老人医療費の伸びを適正化するための指針」を示されたところであります。指針では、医療保険制度を今後とも持続可能なものとしていくためには、現役世代の負担が過重なものとならないよう、老人医療費の伸びの適正化を図っていくことが重要であるとし、そのためには、まず地域における老人医療費の現状の把握及び分析を行った上で、地域の実情を踏まえた施策の推進を図ることが重要であるとの基本的な考え方が示されています。
保健事業と老人医療費との関係については、健康診査受診率が高いところや人口当たり保健師数の多いところでは、老人医療費が低い傾向にあるという相関関係が指摘をされているため、今後におきましても、健康診査の受診指導、健康診査後の健康指導・健康相談等の充実、訪問指導の徹底等に努め、老人医療費の適正化を図ってまいる所存であります。
平成16年度磐田郡浅羽町老人保健特別会計予算の老人医療の受給対象者は、一昨年の制度改正により、老人医療の受給対象年齢が段階的に70歳から75歳に引き上げられたことに伴い、年間平均1,971人と見込みました。これは平成15年9月末現在の受給者2,051人と比較しますと80人、率で3.9%の減少であります。
平成16年度の予算総額は、過去2年間の実績等を勘案し、6,900万円、前年度対比6.1%増の11億9,900万円といたしました。
歳出の大宗をなすものは、医科・歯科・調剤等に係る医療給付費と柔道整復施術料・補装具等に要する医療支給費であります。これらに対する財源は、制度改正により老人医療の公費負担割合が5年間で段階的に30%から50%に引き上げられることになりましたので、それぞれ所要の額としまして国・県及び町からの公費分と社会保険診療報酬支払基金からの交付金を歳入に予算計上いたしました。
次が議第5号であります。平成16年度磐田郡浅羽町介護保険特別会計予算大綱であります。
介護保険制度は、従来老人福祉と老人医療に分かれていた高齢者の介護にかかわる制度を再編成し、保険医療と福祉の面から総合的・一体的に介護サービスを提供する社会的支援システムとして構築をされたものであります。
この制度は、平成12年4月1日にスタートをし、最近では在宅での訪問介護や通所介護等は年ごとに利用者数もふえ、介護保険制度としての効果が十分発揮されているところであります。また、介護保険サービスの柱である在宅サービスと施設サービスについては、量・質とも多くの利用者が満足している状況であり、着実にこの制度は高齢者にとって日常生活を安心して暮らせる制度として定着している状況であります。
しかしながら、人口の高齢化に伴って、寝たきりや痴呆など介護を必要とする者は、統計的に見ると着実に増加の一途をたどっており、これに伴って今後介護費用も同様にふえていくものと考えられているところであります。
平成16年度磐田郡浅羽町介護保険特別会計予算の編成に当たりましては、近隣市町村の特別養護老人ホームの新設による増床等があり、施設利用者の増加や高齢化による在宅サービス利用者の増加を勘案し、前年度対比15.8%増の6億9,500万円と定めました。
歳出の大宗をなすものは、保険給付費で施設介護サービス給付費、居宅介護サービス給付費等は6億7,998万9,000円で、歳出総額の97.8%を占めており、前年度対比で16.0%の伸びとなりました。
その他は、介護保険業務を運営するために必要な経費を計上したものであります。
歳出に対する財源は、第1号被保険者の保険料及び社会保険診療報酬支払基金からの交付金と国・県及び町からの公費負担によって賄われることになります。
なお、保険給付費の支払いに不足することが見込まれるため、介護給付費準備基金からの繰入金として1,483万9,000円を見込んだところであります。
介護給付費は、今後ともふえ続けると予想されるため、介護費用の適正化には十分留意しつつ適切な介護保険の運営の推進を図ってまいります。
以上が介護保険特別会計の予算大綱であります。
次が議第6号 平成16年度磐田郡浅羽町公共下水道事業特別会計予算大綱であります。
下水道は、毎日の生活や生産活動によって生じる汚水を速やかに排除し、生活環境を改善するほか、公共用水域の保全を図る施設として、なくてはならない社会資本の一つと位置づけ、事業の推進及び下水道への加入促進に努めてまいりました。
はや浅羽町の下水道も供用開始から2年を経過しようとしており、現在の加入世帯は655戸、普及率は18.5%、水洗化率は62.0%と徐々に増加しております。下水道工事の進捗状況については、第2期事業認可区域の浅名、浅羽、梅山、松原地区へと処理区域の範囲を拡大し、整備を進めております。
アクアパーク浅羽の汚水浄化施設については、特に問題もなく、順調に稼働し、日量650立方メーターの汚水を処理をしておりますが、処理区域内の皆様が順次下水道へ加入接続した場合、平成17年度中には水処理棟内部の処理槽を現行の1系統から2系統体制に増設する必要が生じますので、増設に必要な工事委託料を予算計上したところであります。
以下、予算の概要について申し上げます。
平成16年度浅羽町公共下水道事業特別会計予算の総額は、前年度対比2億1,100万円減の9億1,100万円といたしました。
歳出の大宗をなす下水道建設費の主な工事は、アクアパークあさばの水処理棟内部の増設工事、県道西同笠―浅羽線への第7号幹線築造工事184メーター、浅羽地区及び梅山地区の汚水枝線管渠敷設工事及び次年度以降に施工を計画しています測量調査費であります。
維持管理費は、アクアパークあさばの運転管理に必要な経費を計上したものであります。
公債費については、平成8年度から借り入れをしました起債の元金、利子償還金及び一時借入金の利子であります。
これらに対する財源の主なものは、公共下水道国庫補助金、地方債及び一般会計からの繰入金と下水道事業受益者負担金、受益者分担金及び下水道使用料等によって賄われます。
以上、予算の概要について申し上げましたが、厳しい財政状況下の中、限られた財源を有効に活用し、最大の効果を上げるよう事業を推進をしてまいります。
次は、議第7号であります。平成16年度磐田郡浅羽町水道事業会計予算大綱であります。
浅羽町の水道事業も6回の拡張事業を経て、現在の第一水源を中心とする配水施設や幹線管路を整備してまいりました。こうした施設の整備と中遠水道事業からの給水や深井戸から取水する自己水により、需要者の皆様へ安定給水をすることができております。
明日発生してもおかしくないと言われている東海・東南海地震の防災対策強化地域が見直され、範囲が拡大する中、給水地点となる地域への配水管整備と石綿管の更新を重点事業と認識をし、石綿管については、本年度を含め3年間で更新する計画でおります。簡易水道当時の給水管についても、他事業の下水道工事や道路改良にあわせ整備を進めてまいります。
また、本年4月からは水質基準に関する省令の改正により、検査項目や検査頻度の規定が改められるとともに、事業年度ごとに検査計画を作成し、水道の需要者に対し情報提供をするよう規定をされており、安全な水からより安全で良質な水の供給を求められております。
水道料金につきましては、使用水量が伸び悩む中、厳しい経営を余儀なくされますが、現行の料金を維持するよう経費の節減に努めてまいります。
以下、予算の概要について申し上げます。
収益的収入及び支出につきましては、業務予定量を給水戸数6,270戸、年間総配水量314万8,900立方メートル、1日平均給水量8,627立方メーターとして、収入支出の予定額をそれぞれ3億5,720万円と定めました。
水道事業収益のうち給水収益は、過去の実績を踏まえ、有収水量283万4,000立方メートルを見込み、3億1,810万2,000円としました。その他に受託工事収益、その他営業収益、受取利息を見込んでおります。
次に、水道事業費用のうち、営業費用でありますが、遠州広域水道から204万6,800立方メーターを受水するための受水費は1億1,482万5,000円で、給水収益の36.1%を占めております。その他に受託工事費、総係費、減価償却費等合わせて3億231万7,000円が主な費用となっております。営業外費用は、企業債償還利息及び消費税であります。特別損失については、給水料金の不納欠損処分の費用を計上いたしました。
次に、資本的収支について申し上げます。
収入のうち企業債は5,000万円を予定をし、建設改良費の財源としました。その他に一般住宅や共同住宅の新規加入分担金、工事負担金など合わせて収入総額を6,330万円としました。
支出については、改良費4,133万1,000円、第6期拡張費9,709万6,000円、その他に量水器購入費、企業債償還金元金など合わせて1億7,680万円と定めました。これにより生ずる資本的収入が資本的支出に対し不足をする額1億1,350万円は、過年度分損益勘定留保資金で補てんすることといたしました。
以上が平成16年度のそれぞれの会計の予算であります。
14:
◯議長(
久保田龍平議員) ここで暫時休憩といたします。
〔午前10時16分 休憩〕
──────────────────────────────────
15:
◯議長(
久保田龍平議員) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
〔午前10時29分 再開〕
──────────────────────────────────
16:
◯議長(
久保田龍平議員) 議第8号から議第20号までの13議案について提案理由の説明をお願いします。
町長。
〔町長
村松駿一君登壇〕
17:
◯町長(
村松駿一君) それでは、議第8号の一般会計補正予算から提案理由を申し上げます。
議第8号 平成15年度磐田郡浅羽町一般会計補正予算(第4号)について申し上げます。
平成15年度の一般会計予算は、当初56億5,500万円と定め、以後6月、9月、10月及び12月に補正を行い、各種の事務事業を進めてまいりました。
今回の補正は、歳入歳出予算及び地方債について補正をするものであります。
現計の予算額57億9,940万円へ歳入歳出それぞれ800万円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ58億740万円とするものであります。
また、翌年度に繰り越すものとしまして、土木費の道路橋りょう費及び都市計画費並びに教育費の幼稚園費について繰越明許費を計上いたしました。
それでは、歳出の主な内容について申し上げます。
最初に、2款総務費、1項総務管理費、12目財政調整基金費に基金積立金9,000万円を計上いたしました。
総務費につきましては、そのほか退職手当組合特別負担金1,184万9,000円を補正をいたしました。
次に、8款土木費については、4項都市計画費、2目下水道総務費に計上してあります公共下水道事業特別会計への繰出金を500万5,000円減額をいたしました。
また、10款4項2目幼稚園建設費の造成工事費の減に伴い、工事請負費の6,100万5,000円減額をし、公有財産購入費及び物件移転補償費につきましては、起債借り入れを実施するに当たり、土地開発基金からの購入から一般会計による購入へ5,300万1,000円を増額をしたわけでございます。
そのほか、款項目にかかわるものについては、事業費の調整の結果、所要の補正をすることといたしました。
次に、歳入について申し上げます。1款町税につきましては、法人町民税は、法人所得の増など、納付実績を踏まえ、5,400万円を増額をし、固定資産税につきましては、当初評価見込額より評価額の下落が大きかったため、4,400万円を減額といたしました。
また、18款町債については、起債限度額を精査をした結果、全体で1,040万円の増額といたしました。
そのほか、分担金、負担金及び国・県支出金等は、事務事業に関連をして所要の補正をすることといたしました。
以上が一般会計でございます。
次に、議第9号 平成15年度磐田郡浅羽町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。
今回の補正は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4,700万円を減額をし、歳入歳出予算の総額をそれぞれ10億6,500万円とするものであります。
歳入から申し上げますと、1款分担金及び負担金において、今年度工事を完了した浅羽及び梅山地区の一部が年度内に供用開始となったことに伴い、分担金に328万8,000円、負担金に443万1,000円を追加をし、2款使用料及び手数料につきましては、加入世帯が当初予定をしていた世帯を予想以上に上回ったことにより、使用料に700万5,000円をそれぞれ増額補正をいたします。
4款県支出金につきましては、県補助金50万円、5款繰入金は、一般会計からの繰り入れを500万5,000円を減額補正をいたします。
6款繰越金につきましては、平成14年度公共下水道事業特別会計決算により228万7,000円を増額補正をいたします。
7款諸収入は、当初見込んでいた過年度国庫補助金の補助率の変更により、451万4,000円、消費税還付金は、精査の結果、7万5,000円をそれぞれ減額をし、消費税還付加算金につきましては、8万3,000円を増額補正をいたします。
8款町債は、単独路線の見直しなどによる事業費の減少に伴い、借入予定額を5,400万円減額補正をするものであります。
次に、歳出でありますが、1款下水道事業費において、人件費や単独事業費の工事請負費等の事業間調整の結果、4,309万3,000円を減額補正をいたします。
2款公債費につきましては、負債償還利子の変更及び一時借入金の減額により、388万4,000円、3款予備費につきましては、事業費の調整の結果、2万3,000円の減額補正をするものであります。
次に、条例関係であります。議第10号 地方独立行政法人法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について申し上げます。
平成15年7月、行政をスリム化するため、公立大学など地方自治体が直接運営をする事業を分離をし、独立行政法人に移行できるように地方独立行政法人法が成立をいたしました。地方独立行政法人法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律は、地方独立行政法人法の制定に伴う56の関係法律の改正を行っており、その中で本町の例規に関係をする地方公営企業労働関係法が地方公営企業等の労働関係に関する法律に法律名が改称されたことにより、同法を引用しています浅羽町職員の勤務時間、休暇等に関する条例、浅羽町単純な労務に雇用される職員の給与に関する条例及び浅羽町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の関係条文を改正をするものであります。
議第11号 浅羽町特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
公職選挙法の一部を改正する法律が平成15年6月に公布をされ、期日前投票制度の創設に係る部分については、平成15年12月1日から施行をされました。これに伴い、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律第14条第1項に期日前投票所の投票管理者及び期日前投票所の投票立会人が追加をされたことから、浅羽町特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例別表に所要の項目を追加するとともに、選挙に係るそれぞれの報酬額を法に定める額に改正をするものであります。
次が議第12号でございます。浅羽町教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
平成15年7月、国立大学を法人化するため、国立大学法人法等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律が公布をされ、平成16年4月1日から施行されることになりました。同法の施行に伴い、二つの法律が廃止をされ、53の法律が一部改正をされますので、その中で教育公務員特例法については、国立大学の教員に係る規定が削除されたことなどにより、引用条名が変更となることから、同法を引用している浅羽町教育長の給与、勤務時間、その他の勤務条例に関する条例を改正をするものであります。
次が議第13号でございます。浅羽町税条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
地方税法の改正に伴い、浅羽町税条例の一部を改正する必要が生じたため、所要の措置を講ずるものであります。主な内容は、平成16年4月1日から軽自動車の申告や登録内容の変更に伴い、関係条文の改正を行うものと、証券取引法の改正により、引用条文の整備を行うものであります。なお、この改正条例は、平成16年度分から適用となります。
次が14号でございます。議第14号 浅羽町公民館条例の一部を改正する条例の制定について提案の理由を申し上げます。
浅羽共同福祉施設、いわゆる勤労者福祉センターでありますけれども、これは雇用能力開発事業団から平成15年9月に買い取りをいたしました。平成16年度からは公民館として活用をいたしますので、本条例の一部を改正をするものであります。
次に、議第15号 町道路線の廃止及び議第16号 町道路線の認定について申し上げます。
まず、今回廃止をしようとする路線は、町が浅羽地内に新設をする幼稚園敷地の一部となり、用途変更をする必要が生じたため、路線を廃止をするものであります。
次に、認定しようとします3路線は、ともに宅地造成により設置をされた私有道路が町に寄附をされたため、新たに町道として認定をするものであります。
次が議第17号でございます。議第17号 工事請負契約の変更について申し上げます。特定交通安全施設等整備事業浅岡―法多線につきましては、平成11年度から歩道設置工事を実施してまいりましたが、平成16年度に工事が完了する予定であります。去る9月8日に議決をいただきました浅岡―法多線歩道設置工事につきましては、車両交通の安全性を確保するため、車道部の舗装工を追加施工し、増額するものであります。このため工事請負契約締結事項中、契約金額について変更いたしたく、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例に基づき議会の議決を求めるものであります。
次が第18号でございます。議第18号 工事請負契約の変更について申し上げます。緊急地方道路整備事業湊81号線につきましては、平成17年4月の供用開始を目指し、平成12年度から用地買収に着手し、平成14年度から工事を実施しております。去る9月8日に議決をいただきました湊81号線新湊橋(下部工)につきましては、自主運行バス等の交通車両の円滑化と事業の進捗を図るため、二級河川前川右岸側に仮設道路と水路及びL型擁壁を追加施工し、増額をするものであります。このため工事請負契約締結事項中、契約金額について変更いたしたく、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例に基づき議会の議決を求めるものであります。
次が第19号、第20号について申し上げます。議第19号及び議第20号の工事請負契約の変更について申し上げます。
浅羽町公共下水道事業につきましては、平成8年度から工事を実施してまいりましたが、おかげをもちまして町の公共下水道事業の拠点施設アクアパークあさばも順調に稼働をいたしております。今後も快適なまちづくり、環境づくりを目指し、下水道整備に取り組んでまいりたいと存じております。
さて、今回の工事変更内容につきましては、去る9月8日に議決をいただきました次の2件であります。
初めに、第19号につきましては、県道西同笠―浅羽線の推進工事におきまして、立坑築造に伴い、NTT地下ケーブルへの影響を回避するため、薬液注入による地盤改良を追加施工したことと、路面復旧のための舗装工事を追加施工したことによる増額であります。
議第20号でありますが、町道福田―浅羽―大須賀線の推進工事において、事業効果を上げるために開削工を87.9メーター追加施工したことと、路面復旧のための舗装工事を追加施工したことによるものであります。このため工事請負契約締結事項中、契約金額について変更いたしたく、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例に基づき議会の議決を求めるものであります。
以上がそれぞれの議案の提案の理由であります。
細部につきましては、担当課長から説明させますので、ご審議の上、ご決定いただきたくお願いを申し上げます。
18:
◯議長(
久保田龍平議員) 提案理由の説明が終わりました。
ここで暫時休憩といたします。
〔午前10時46分 休憩〕
──────────────────────────────────
◎議第8号~議第20号の説明
19:
◯議長(
久保田龍平議員) 休憩中に全員協議会を開催し、内容説明を求めますが、議第2号から議第7号については、あした予算説明を開催いたしますので、これらを除く議案の内容説明をお願いいたします。
まず、議第8号及び議第9号の補正予算についてお願いいたします。
議第8号について、総務課長。
〔議第8号 総務課長説明〕
20:
◯議長(
久保田龍平議員) 上下水道課長。
〔議第9号 上下水道課長説明〕
21:
◯議長(
久保田龍平議員) 総務課長。
〔議第10号~議第12号 総務課長説明〕
22:
◯議長(
久保田龍平議員) 税務課長。
〔議第13号 税務課長説明〕
23:
◯議長(
久保田龍平議員) 社会教育課長。
〔議第14号 社会教育課長説明〕
24:
◯議長(
久保田龍平議員) 建設課長。
〔議第15号~議第18号 建設課長説明〕
25:
◯議長(
久保田龍平議員) 上下水道課長。
〔議第19号・議第20号 上下水道課長説明〕
──────────────────────────────────
26:
◯議長(
久保田龍平議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
〔午後 1時43分 再開〕
──────────────────────────────────
27:
◯議長(
久保田龍平議員) 議第2号から議第20号までの19議案については、3月8日の本会議で審議いたします。
──────────────────────────────────
◎諮問の一括上程
28:
◯議長(
久保田龍平議員) 続いて、日程第24、諮問第1号から日程第26、諮問第3号までの3議案を一括議題といたします。
職員に議案の件目を朗読させます。
事務局長。
〔事務局長
原田光雄君登壇〕
29:
◯事務局長(
原田光雄君)
諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
諮問第3号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
──────────────────────────────────
◎町長の付議事件の大要の説明
30:
◯議長(
久保田龍平議員) 次に、町長から本案について提案理由の説明を求めます。
町長。
〔町長
村松駿一君登壇〕
31:
◯町長(
村松駿一君) それでは、人権擁護委員の推薦につきまして申し上げます。
諮問第1号、諮問第2号及び諮問第3号の人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて提案の理由を申し上げます。
本町の人権委員である鈴木市代氏と飯田せつ子氏は平成16年6月30日、小澤壯吉氏は平成16年8月31日にそれぞれ任期満了となりますが、適任者でありますので、引き続き就任をされたく再度推薦をいたしたいと思います。人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。
32:
◯議長(
久保田龍平議員) 提案理由の説明が終わりました。
──────────────────────────────────
◎諮問第1号~諮問第3号の質疑、採決
33:
◯議長(
久保田龍平議員) 本件は諮問案件ですが、質疑あれば、質疑の
発言を許します。
質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
34:
◯議長(
久保田龍平議員) 『質疑なし』と認めます。
お諮りいたします。諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての件は、適任の旨答申したいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
35:
◯議長(
久保田龍平議員) 『異議なし』と認めます。
したがって、本件は適任の旨答申することに決定をいたしました。
続いて、お諮りします。諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての件は、適任の旨答申したいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
36:
◯議長(
久保田龍平議員) 『異議なし』と認めます。
したがって、本件は適任の旨答申することに決定をいたしました。
続いて、お諮りいたします。諮問第3号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての件は、適任の旨答申したいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
37:
◯議長(
久保田龍平議員) 『異議なし』と認めます。
したがって、本件は適任の旨答申することに決定しました。
──────────────────────────────────
◎散会の宣告
38:
◯議長(
久保田龍平議員) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
本日はこれで散会いたします。
〔午後 1時47分 散会〕
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