御殿場市議会 > 2017-03-14 >
平成29年予算決算委員会福祉文教分科会( 3月14日)

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  1. 御殿場市議会 2017-03-14
    平成29年予算決算委員会福祉文教分科会( 3月14日)


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    平成29年予算決算委員会福祉文教分科会( 3月14日)      予 算 決 算 委 員 会 福 祉 文 教 分 科 会                           平成29年3月14日(火)                           開 会:午前9時30分                           場 所:第5会議室    開  会  【健康福祉部】   日程第 1 議案第 4号 平成29年度御殿場市一般会計予算について  【教育委員会】   日程第 2 議案第 4号 平成29年度御殿場市一般会計予算について  閉  会 〇出席委員(7名)  分科会長       長 田 文 明 君  副分科会長      小 林 恵美子 君  分科会委員      土 屋 光 行 君  分科会委員      勝 亦   功 君  分科会委員      神 野 義 孝 君  分科会委員      大 窪 民 主 君  分科会委員      辻 川 公 子 君
    〇欠席委員  な  し 〇説明のため出席した者  健康福祉部長           村 松 亮 子 君  健康福祉部次長社会福祉課長   横 山 和 彦 君  社会福祉課副参事         勝 又 啓 友 君  社会福祉課課長補佐        中 嶋 正 樹 君  社会福祉課副参事         鈴 木 恭 之 君  子育て支援課長          山 本 宗 慶 君  子育て支援課課長補佐       中 川 鈴 代 君  健康福祉部次長子ども育成課長  長 内   進 君  子ども育成課参事         田 代 こず江 君  子ども育成課課長補佐       田 代 茂 義 君  子ども家庭センター所長      上 道 幸 胤 君  健康福祉部次長介護福祉課長   勝 亦 敏 文 君  介護福祉課副参事         髙 村 千 賀 君  介護福祉課副参事         木 島 香 苗 君  健康推進課長           瀬 戸 進 吾 君  健康推進課課長補佐        長 田 佳 子 君  健康推進課課長補佐        田 代 律 子 君  健康推進課課長補佐        湯 山 晴 美 君  救急医療課長           芹 澤 勝 徳 君  救急医療課課長補佐        長 田 哲 広 君  教育部長             杉 本 哲 哉 君  教育総務課長           鈴 木 秋 広 君  教育総務課課長補佐        前 田 裕 三 君  教育総務課課長補佐        滝 口 正 仁 君  教育監兼学校教育課長       鳥 越 雅 幸 君  学校教育課副参事         府 川 健 作 君  社会教育課長           青 山 公 彦 君  社会教育課課長補佐        勝 又 文 弘 君  社会教育課図書館長        土 屋 正 史 君  教育部次長学校給食課長     小 野 喜 勝 君  学校給食課副参事         勝 又 雅 彦 君  西・高根学校給食センター所長   岩 田 隆 夫 君  市民部次長兼文化スポーツ課長   梶   守 男 君  文化スポーツ課課長補佐      勝 又 久 生 君 〇議会事務局職員  主任               藤 曲 幸 子  主事               荒 井 祥 太  主事               滝 口 拓 樹 ○分科会長(長田文明君)  ただいまから予算決算委員会福祉文教分科会を開会いたします。  本日の会議は、過般の予算決算委員会において当分科会に割り振られた議案について、別紙日程により審査を行います。                        午前9時30分 開議 ○分科会長(長田文明君)  日程第1 議案第4号「平成29年度御殿場市一般会計予算について」のうち健康福祉部関係を議題といたします。 ○分科会長(長田文明君)  この際、お諮りいたします。  本案については、過半の本会議において説明がなされていますので、説明を省略し、お手元の審査順序一覧表により直ちに質疑に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○分科会長(長田文明君)  御異議なしと認めます。 ○分科会長(長田文明君)  この際、当局より発言を求められておりますので、これを許します。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(村松亮子君)  おはようございます。それでは、一般会計の健康福祉部関係の予算についてよろしく御審議のほどお願いいたします。本日ですけれども、課長以下統括職も同席をさせていただいております。勉強のために統括職からも御答弁をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○分科会長(長田文明君)  それでは、順番1、3款1項1目社会福祉総務費及び2目障害者福祉費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  神野委員。 ○委員(神野義孝君)  では、1つ質問いたします。  3款1項2目説明欄11の障害者計画策定事業、これは380万円余計上されておりますが、障害者基本計画に基づく障害者計画の策定に要する経費とありましたが、具体的にはどのような計画なんでしょうか、お伺いいたします。 ○分科会長(長田文明君)  社会福祉課課長補佐。 ○社会福祉課課長補佐(中嶋正樹君)  それでは、今御質問ありました障害者計画について説明させていただきたいと思います。  障害者計画につきましては、障害者基本法第11条第3項により、市町村に策定が義務づけられております。当市においても平成29年度に、計画期間が平成30年度から平成34年度までの第5次御殿場市障害者計画を策定することとなっております。  ちなみにこの予算の内訳といたしましては、計画策定に当たっての懇話会に出席いただく委員の方々への報酬費として19万円余、コンサルト会社に対する委託料として367万円余を計上しております。2年間の債務負担として事業を実施しており、平成28年度中に障害のある当事者の方々全員に対してアンケート調査を行い、当市の現状の課題やニーズの吸い上げを行いました。現在、その結果についてコンサルタント会社が集計、内容分析等の取りまとめを行っております。  平成29年度には、その資料をもとに障害者団体の構成員や社会福祉施設などの関係者等からなる策定懇話会、あと庁内の関係各課より構成される庁内検討委員会を開催して、当市の実情を踏まえた内容が反映されるよう、十分な論議を尽くして、新たな計画を策定していく予定となっております。  以上です。  (「終わります。」と神野義孝君) ○分科会長(長田文明君)  ほかに質疑ありませんか。  土屋委員。 ○委員(土屋光行君)  3款1項1目3節、156ページをお願いします。1項1目3節の説明欄の②です。市・地区民生委員児童委員協議会補助金について、現状をお伺いしたいと思います。この負担の格差、あるいは報酬などの考えについて教えていただければと思います。お願いいたします。 ○分科会長(長田文明君)  社会福祉課副参事。 ○社会福祉課副参事(勝又啓友君)  それでは、ただいま御質問をいただきましたことにつきまして、お答えをさせていただきます。  現状といたしましては、全国的に少子化・超高齢化が進む中、子育て環境が多様化して、独居高齢者の見守りの増加など、民生委員児童委員に期待される活動は需要を増しております。御質問であります現状と負担の差でございますが、当市の民生委員児童委員1人当たりの活動費は、県内自治体の平均額を推移しております。それぞれの委員について、地域の特性や活動の個人差がございますので、負担の差を導き出すということは難しいですが、求められる委員活動に対しまして、全国的にも補助金交付額が少ないなど、その妥当性が課題と考えております。  また、報酬の考え方についてですが、民生委員児童委員は、民生委員法により県知事が推薦し、厚生労働大臣から委嘱される無報酬の非常勤特別公務員として位置づけられておりますことから、国・県の考え方に準じてまいる考えでございます。  以上、お答えとさせていただきます。  (「終わります。」と土屋光行君) ○分科会長(長田文明君)  ほかに質疑ありませんか。  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  156ページ、社会福祉費です。今回3.8%増額になりましたけれども、その要因について一つお尋ねいたします。  2点目です。158ページ、障害者福祉対策事業、これは2年目の事業で評価しておりますけれども、事業内容の背景と見通しについてお尋ねいたします。よろしくお願いします。 ○分科会長(長田文明君)  社会福祉課副参事。 ○社会福祉課副参事(勝又啓友君)  ただいまの1点目の御質問にお答えをさせていただきます。  主な増減といたしましては、人件費によるものでございます。また、市の社会福祉協議会の補助金が260万円増によるものが主な要因でございます。  以上、お答えとさせていただきます。
    ○分科会長(長田文明君)  社会福祉課課長補佐。 ○社会福祉課課長補佐(中嶋正樹君)  障害者福祉対策事業についてですけれども、こちらは見ていただくように8個の事業からなっておりますけれども、医療費助成であったりとか、あと例えばタクシー券助成、はり・灸・マッサージの助成などもこちらの中で行っております。医療費助成については、ちょっとここのところ少なくなっておりまして、医療費ですので、医療費助成については、こちら4.3%の減になっているのですけれども、こちらの感染力の強い疾病とかの流行に多く左右されることになりますので、ここ2年続けて医療費が下がっておりますので、減になっております。  そのほかとしましては、はり・灸・マッサージにつきましては、27年度6月より開始した事業になりまして、1人年間5枚の受給券を助成しまして、1回2,000円のはり・灸のマッサージの受診される金額を助成する制度となっております。27年度実績で552件交付で、実際使われた枚数が1,843枚使用となっておりまして、現在で28年度2月の段階では、598件交付で1,508枚使用となっております。こちらについては、実際、27年度からのものが途中からであるということと、28年度に1カ所の治療院の方が亡くなられたということで、ちょっと件数の想定ができないのですけれども、皆さんの関心が高いのかなということで、一応、こちらについては多少増額ということでさせていただいてあると思います。  あと、住宅改造につきましては、障害者のほうとしては、件数がここ2年、執行がありませんので、こちらは減らさせていただいているような状況となっております。  以上です。  (「終わります。」と辻川公子君) ○分科会長(長田文明君)  ほかに質疑ありませんか。  (「なし」と言う者あり) ○分科会長(長田文明君)  質疑なしと認めます。  次に、順番2、3款1項4目老人福祉費、5目市民交流センター費及び8目介護保険会計繰出金、9目臨時福祉給付金事業費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  小林委員。 ○委員(小林恵美子君)  3点、伺います。  まず、3款1項4目老人福祉費の159ページ、160ページです。説明欄2、介護予防・地域支え合い事業の中の②「食」の自立支援事業499万5,000円、③高齢者声かけごみ収集支援事業220万円、④生きがいと健康づくり事業182万2,000円、これらの事業の現況を教えてください。  そして、今後、高齢者の増加に伴って、在宅のひとり暮らしの高齢者等は増える見込みなのか、見解を伺います。  次に、161、162ページの説明欄⑥高齢者健やか事業です。4,000万円余ですが、対象者の増加と制度の普及により、前年度比90万円余増額したと伺いましたが、利用状況、現状をお伺いします。  次に、同じページの5目市民交流センター費、説明欄2の②管理維持費1,567万円余ですが、駐車場整備及び土地借上料等とあります。市民交流センターの駐車場不足は以前から指摘されていた件ですので、新たな土地に駐車場が整備されると伺い、大変よかったと思いましたが、その場所と面積、駐車可能台数をお伺いします。  以上です。 ○分科会長(長田文明君)  介護福祉課副参事。 ○介護福祉課副参事(髙村千賀君)  それでは、まず、1点目の御質問のほうから回答させていただきます。  まず、「食」の自立支援事業と高齢者声かけごみ収集事業に関しましては、利用者が食に関しましては減っております。その理由としましては、ほかに見守りを兼ねた配食サービスをする事業所というのが、かなり安価で増えてきまして、そちらを利用する方が増えていると伺っております。高齢者の声かけごみ収集事業につきましては、利用される方は増加をしております。減額をしているのですけれども、こちらはシルバーに委託をしておりますが、車両のリースが終了したことから、金額が全体的に減額になりまして、減りました。  生きがいと健康づくり事業に関しましては、この内容としましては、高齢者のふれあい会食サービス生きがい活動支援通所事業、あとは、その通所支援事業というのが施設や地域で行うものになりますけれども、こちらは利用の人数が横ばいで、特に増加等はしておらず、金額もさほど増減はしていない状況です。  2点目の在宅の高齢者の増加についてですけれども、今現在、在宅の高齢者が増える見込みかどうかということですけれども、在宅の高齢者に関しましては、高齢者がやはり住み慣れた地域で生活をしていけるように、さまざまな施策を打ち立てているところですので、できる限り在宅で生活できる方が増えればいいなということで、努力をしているところです。  3点目の健やか事業の利用状況、現状ということですが、健やか事業は、やはり周知が進んだためか、利用もかなり増えておりまして、今年度に関しましては、途中、温泉の利用を増額補正をしまして、対応をしているところです。  以上、回答とさせていただきます。 ○分科会長(長田文明君)  社会福祉課副参事。 ○社会福祉課副参事(勝又啓友君)  それでは、3点目の御質問にお答えをさせていただきます。  新たな駐車場につきましては、市民交流センターから沼津側になるのですが、道向かいの土地となります。面積につきましては、2,000㎡、駐車台数は約60台を想定しております。  以上、お答えとさせていただきます。  (「ありがとうございました。」と小林恵美子君) ○分科会長(長田文明君)  ほかに質疑ありませんか。  土屋委員。 ○委員(土屋光行君)  166ページの9目の説明欄2の①の臨時福祉給付費の内容について、1億5~6,000万円ぐらいになっていますが、お願いいたします。消費税増税に伴う対策だというふうにちょっとお伺いしてはいましたけれども、お願いいたします。 ○分科会長(長田文明君)  社会福祉課副参事。 ○社会福祉課副参事(鈴木恭之君)  では、臨時福祉給付金の給付内容についてお答えいたします。  臨時福祉給付金の今回、経済対策分ということになっておりますが、これは消費税が5%から8%に平成26年に税率が上がったための影響を緩和するためのものです。今回の対象者につきましては、平成28年度、市町村民税の均等割が課税されていない方と、平成28年度分の市県民税の均等割が課税されている方の扶養親族でない方が対象になります。ただし、生活保護者を除きます。  簡単に申し上げますと、平成28年の臨時福祉給付金3,000円の支給がありましたけれども、この給付対象者がそのまま対象となります。ただし、金額につきましては、支給対象者1人につきまして1万5,000円ということで5倍となりますので、昨年申請されたところに同じように申請するようになりますので、給付を受けるために、平成28年の1月1日現在の住民票のある自治体のところへ申請になります。  御殿場市におきましては、今回の給付の受付期間につきましては、平成29年4月7日金曜日から平成29年7月7日までを予定しております。申請書につきましては、3月の末に発送を予定しております。対象者は、今のところ1万446人が本市の対象となっております。ただし、このあと、お亡くなりになられる方、あと確定申告や修正申告、更正の請求等、所得税の変更のある方で、若干増えたり減ったりというのがあります。  ちなみに平成28年度の申請者は8,091人が申請されております。ですので、今回、社会福祉課の予想では、3,000円から1万5,000円の5倍ほど給付額がふえることから、約8,500人から9,000人程度を予想しております。  以上、答弁とさせていただきます。  (「わかりました。ありがとうございました。」と土屋光行君) ○分科会長(長田文明君)  ほかに質疑ありませんか。  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  160ページ、4の老人福祉費、説明欄の2の介護予防地域支え合い事業の①生活支援事業1,056万5,000円ですけれども、この事業は軽度生活援助事業等と書いてあります。これは多分、掃除とか買い物、いろいろな支援なのかなと思いますけれども、この詳しい事業の内容の説明と、そして平成28年度の派遣回数の計画と実績がどのようになっていたのか、そして平成29年度の計画と、そして見込みはどのようにされているのかについて1点目、お尋ねいたします。  そして、あと、高齢で1人で入浴が困難な方の対策事業等がこの中に含まれているか等についてもお尋ねいたします。  そして、老人福祉費全体の課題についてお伺いをいたします。  以上、お願いいたします。 ○分科会長(長田文明君)  介護福祉課副参事。 ○介護福祉課副参事(髙村千賀君)  まず、1点目の軽度生活援助事業等というところについての回答をさせていただきます。  こちらにつきましては、含まれていますのが、寝具の洗濯の関係、あとは軽度生活支援ということで、ひとり暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯の方で、自立した生活を手助けするために、食材の買い物であったり、あとは掃除などを手助けするサービス、あとは訪問理美容ということで、美容院等に行けず、散髪などをできない方のお宅へ美容師を派遣する事業、あとは在宅安心システムの導入に係る事業費、あとは生活管理指導ということで、専門職等を自宅に訪問して、日常生活の指導等を行う事業が入っております。あとは介護認定をとっていない方の住宅を少し改造することで、在宅での生活が長くできるようにということで、その改修するための金額を補助するという事業が、この軽度生活援助事業等の中には含まれております。  28年度の派遣回数の実績ということですが、28年度に関しましては、まだ年度途中なので、正確な数字というのは出てないのですが、施設型につきまして、生きがい活動通所事業というのは、施設型通所事業地域型通所事業というのがありまして、委員がおっしゃられた入浴等の手助けをするというのが、施設型の通所事業になります。こちらの事業を昨年度利用された方は2名の方、利用回数は11回となっております。  29年度の計画につきましても、同様な数字での計画をしております。入浴の困難な方についての支援ということで、介護認定を取られていない方に関しましては、こちらの生きがい活動支援通所事業ということで、施設のほうで送迎等も行って、入浴サービスも行うというものがありますので、お体の状態を包括支援センターが確認をさせていただいて、こちらの事業が利用できるかと思います。 ○分科会長(長田文明君)  介護福祉課長。 ○介護福祉課長(勝亦敏文君)  それでは、3点目の高齢者にかかわるところの全体としての課題というお話になりますけれども、高齢者福祉につきましては、特にひとり暮らしの高齢者、さらには高齢者のみの世帯、また、認知症高齢者の増加が見込まれる中で、できる限り住み慣れたところで、地域で暮らしを続けることができるよう、高齢者福祉サービスというのを充実していかなければならないということでありますが、実際に平成29年4月からは、介護保険事業の関係につきましては、新しい総合事業に移るという中で、介護保険事業そのものも変わってくる中、そのもう一つの受け皿としての高齢者福祉サービスというものをもう少し整理していかなければならないというところになっております。  高齢化は御存じのように、現在22.6%でありますが、毎年0.7から1%の割合で増加する傾向にございます。こうした中で、特に75歳以上の後期高齢の方に関しましては、いろいろな意味で福祉サービス、または医療サービスというものを連動して支援していかなければならないというところになりますので、今後、ますます高齢者にかかわるところの支援というのが必要になってこようかというふうに認識しております。  以上、答弁とします。  (「終わります。」と辻川公子君) ○分科会長(長田文明君)  ほかに質疑ありませんか。  (「なし」と言う者あり) ○分科会長(長田文明君)  質疑なしと認めます。  次に、順番3、3款2項1目児童福祉総務費及び2目子育て支援費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  神野委員。 ○委員(神野義孝君)  1点、お伺いします。  168ページ、1目児童福祉総務費、説明欄4、児童発達支援事業2億5,000万円余あります。市長の施政方針、一般質問でも民間が実施する小児の発達支援センターに対して力を入れていくというお話がありました。現状と今後の予定についてお伺いいたします。 ○分科会長(長田文明君)  子育て支援課長。 ○子育て支援課長(山本宗慶君)  それでは、ただいまの御質問にお答えいたします。  児童発達支援事業障害児通所給付費等につきましては、24年度、児童福祉法の改正に伴って、放課後デイサービス事業などを実施する等、できるようになりましたけれども、これに伴いまして、24年度当初は放デイの事業所が2か所しかなかったものが、本年度まで11か所となってきました。発達にちょっと気になるお子さんたちが、放課後等利用する場所として、施設も多くなってきましたし、そういうきめ細やかな配慮ができるようになりまして、対象者の人数も増えてまいりました。それに伴って、こちらの予算が毎年増えてまいりまして、本年度も12月、3月と補正をしていただいている状況でございます。  市長の施政方針にございました児童発達支援センターでございますけれども、こちらのほうは民間のほうで動きがあるようであれば、それを市ができる内容として応援してまいります。また、ちょっとこの児童発達支援センターの詳細につきましては、その児童発達支援センターの中がどのようなことをなされるのか、児童発達支援センターと申しますと、医療型と福祉型という体制があるのですけれども、現在、富岳会さんで児童発達支援センターの福祉型の事業をやっていただいておりますけれども、また今後、どういう型、医療型なのか福祉型なのか、果たしてその中に放課後等デイサービスの事業が入ってくるのか、その辺をちょっとお聞きしながら、市ができる支援をしてまいりたいと思っております。  以上です。  (「終わります。」と神野義孝君) ○分科会長(長田文明君)  ほかに質疑ありませんか。  土屋委員。 ○委員(土屋光行君)  1つお願いいたします。
     170ページ、2目の説明欄の7の地域少子化対策強化事業①だけでありますけれども、少子化対策情報発信事業、これはどういうことをやっているのかお伺いします。 ○分科会長(長田文明君)  子育て支援課課長補佐。 ○子育て支援課課長補佐(中川鈴代君)  では、ただいまの地域少子化対策強化事業の中で、情報発信事業を行っていますことについて、説明させていただきます。  こちらは、平成26年度から実施しているもので、地域のエフエム御殿場さんのほうに、番組の制作と放送の委託をしているものです。内容につきましては、結婚、妊娠、出産、育児についてのトータル的な番組を企画していただき、子育て中の方や、そういった関係者、関係団体、サークルなどに登場していただきまして、または国際的に情報提供ということなどを含めまして、家庭や地域における子育て支援の関心を高め、少子化への意識改革を目指しているものであります。  具体的に、月曜日と水曜日の週2回ですけれども、1時から10分程度の放送をしておりますが、29年度からは再放送を開始して別の曜日で、別の時間帯で、より多くの方に放送を聞いていただけるように工夫をしていく予定です。  以上でございます。  (「ありがとうございました。」と土屋光行君) ○分科会長(長田文明君)  ほかに質疑ありませんか。  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  167、168ページの2の子育て支援費、3の放課後児童健全育成事業の①放課後児童クラブの運営費ですけれども、これは現在、利用時間の延長とか要望、需要等について、どのような御見解かをお尋ねいたします。  そして、この児童がいるときに、宿題等の対応については、これは父兄の方が今、何か非常に宿題が大変だというお話は聞いているのですけれども、そのような宿題等は見ていただけるのか、その点についてお尋ねいたします。  以上、お願いいたします。 ○分科会長(長田文明君)  子育て支援課長。 ○子育て支援課長(山本宗慶君)  ただいまの御質問にございました1点目の子どもさんを預かる時間帯でございますけれども、朝の7時30分から夕方の7時、19時までお預かりしてございます。ちょっとこれ以上というところの要望は、具体的には余り聞いてはいないのですけれども、県内でも夜の7時までやっているところは一番最大かなと。中には夕方の6時とかというところも数多くございますので、御殿場市はこの辺はかなりできているのかなと思っております。  あと、宿題に関しまして、昨今ちょっと宿題も多いなんていうこともございますけれども、10校区20クラブ、現在あるんですけれども、どのクラブにおいても宿題の時間は設けてございます。おやつの時間と宿題の時間は必ず設けておりまして、その時間帯を設けて宿題をやらせておるんですけれども、ただ、やはり教員が必ずしもいるということではございませんので、可能な限り見てあげながら、教えたりすることもやりながらも、宿題をやる時間帯だけをとっているというような状況でございます。  以上です。  (「終わります。」と辻川公子君) ○分科会長(長田文明君)  ほかに質疑ありませんか。  (「なし」と言う者あり) ○分科会長(長田文明君)  質疑なしと認めます。  次に、順番4、3款2項3目保育所費から5目児童手当費までについて質疑に入ります。  質疑ありませんか。  小林委員。 ○委員(小林恵美子君)  169、170ページです。3款2項3目保育所費ですが、ここで3点ほどお伺いします。  まず、今年度の公立保育園の待機児童についての現状をお伺いします。  次に、説明欄3の①臨時保育士等雇用経費5億558万円余ですが、臨時保育士の雇用人数、また充足率を伺います。  また、国は保育士の処遇改善を推進していますが、当市の保育士に対する処遇の現状と今後を伺います。  次に、171、172ページです。4目子ども家庭センター費、説明欄2の①拠点子育て支援事業1,231万円余、また、説明欄4のファミリー・サポート・センター事業619万円余、ともに臨時職員の雇用経費等々、説明がありましたが、両方とも臨時職員の人数と充足率をお聞きします。  以上です。 ○分科会長(長田文明君)  子ども育成課参事。 ○子ども育成課参事(田代こず江君)  まず、1点目の待機児童の今年度の状況についてお答えさせていただきます。  1月1日現在の待機児童の状況につきましてお答えさせていただきます。待機児童につきましては、1月1日時点で171名あります。内訳としましては、2歳、1歳、0歳が多く、2歳につきましては36名、1歳につきましては25名、0歳につきましては110名になっておりまして、合計で171名が待機児童となっております。この子たちにつきましては、29年4月につきまして、入所選考をやった結果、ほとんどのお子さんが入園できることになっておりまして、今、3次選考をやっている最中でありまして、結果がまだ出ておりませんが、171名の待機児童につきましては、ほとんどが解消される見込みとなっております。毎年どうしても、年を明けて入所選考となりますと、やはり受け皿が少なくなっておりますので、しばらく待っていただくような状況が続いております。  次に、臨時保育士の人数につきまして、29年度につきましては、臨時職員の常勤の保育士、パート保育士合わせまして、常勤保育士が106名、パート保育士を58名雇用する予定となっております。充足率につきましては、国の基準に沿った保育士の配置基準を満たしております。 ○分科会長(長田文明君)  子ども育成課長。 ○子ども育成課長(長内 進君)  それでは、臨時保育士の処遇改善の現状と今後についてお答えします。  こちらの臨時保育士につきましては、御殿場市が雇用している臨時保育士になりますので、処遇改善につきましても、人事課が窓口になって、基準のほうは決めさせていただいております。今後につきましても、世の中の流れを見ながら、適切に改善していくものと思われます。  以上です。 ○分科会長(長田文明君)  子ども家庭センター所長。 ○子ども家庭センター所長(上道幸胤君)  続きまして、子ども家庭センター費の拠点子育て支援センター事業とファミリー・サポート・センター事業の臨時職員についてお答えいたします。  まず、2の①拠点子育て支援センター事業につきましては、常勤の臨時職員の保育士3名です。また、土日対応の非常勤の保育士が4名と、窓口対応の一般職員が2名、交代で対応しております。  ファミリー・サポート・センター事業につきましては、ファミリー・サポートアドバイザーといたしまして、保育士の臨時職員を1名雇用しております。充足率については100%です。  以上です。  (「終わります。」と小林恵美子君) ○分科会長(長田文明君)  ほかに質疑ありませんか。  神野委員。 ○委員(神野義孝君)  1問質問します。  先ほどの待機児童の件なんですが、待機児童の基準が変わったと聞いておるんですが、それによって何か変化はあったのでしょうか。 ○分科会長(長田文明君)  子ども育成課長。 ○子ども育成課長(長内 進君)  今、委員からお話があった待機児童の基準につきましては、まだ、今の時点では変化がございません。  以上です。  (「了解しました。」と神野義孝君) ○分科会長(長田文明君)  ほかに質疑ありませんか。  (「なし」と言う者あり) ○分科会長(長田文明君)  質疑なしと認めます。  次に、順番5、3款3項生活保護等支援費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (「なし」と言う者あり) ○分科会長(長田文明君)  質疑なしと認めます。  次に、順番6、3款4項災害救助費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (「なし」と言う者あり) ○分科会長(長田文明君)  質疑なしと認めます。  次に、順番7、4款1項1目保健衛生総務費から3目保健師費までについて質疑に入ります。  質疑ありませんか。  小林委員。 ○委員(小林恵美子君)  4款1項1目保健衛生総務費の179、180ページです。説明欄2の①妊婦・乳幼児健康診査事業の中で、新事業として、新生児聴覚スクリーニング検査費用助成実施により、632万円余の増額と説明がありましたが、この事業の詳細な内容をお伺いします。 ○分科会長(長田文明君)  健康推進課課長補佐。 ○健康推進課課長補佐(田代律子君)  御質問のありました新生児聴覚スクリーニング検査の事業内容について御説明させていただきたいと思います。  新生児聴覚スクリーニング検査は、生後数日以内に産科医療機関で耳の聞こえを調べる検査で、その結果により、聴覚に障害のある、または疑いのある児及びその保護者に対して必要な治療、療育へとつなげるための支援を行うもので、聴覚スクリーニング検査を実施するに当たり、29年度4月1日から公費助成を行うことになりました。  検査方法については2種類ありますが、1つは自動聴性脳幹反応検査、もう1つは耳音響放射検査、それぞれに対し助成額を4,700円、それからもう一つのほうは2,100円ということで、聴覚検査を受けた新生児に対し助成を行うものです。  以上になります。 ○分科会長(長田文明君)  小林委員。 ○委員(小林恵美子君)
     これは新生児全員が行う検査となるのでしょうか。 ○分科会長(長田文明君)  健康推進課課長補佐。 ○健康推進課課長補佐(田代律子君)  ただいまの御質問ですが、今までは保護者の任意で行っていたものですので、保護者が希望された場合には、全額自己負担で実施していましたが、希望されない場合には実施されておりませんでした。この公費助成を行うことにより、保護者負担が減ることにより、希望されないでいた方も検査を受けるようにしていただき、受診率の向上に努めていきたいと思っております。  以上になります。  (「ありがとうございました。」と小林恵美子君) ○分科会長(長田文明君)  ほかに質疑ありませんか。  (「なし」と言う者あり) ○分科会長(長田文明君)  質疑なしと認めます。  次に、順番8、4款1項4目健康増進費から6目医療対策費までについて質疑に入ります。  質疑ありませんか。  小林委員。 ○委員(小林恵美子君)  2点お聞きします。  まず、183、184ページの4目健康増進費、説明欄2の①各種がん検診等事業です。今やがんは早期発見、早期治療により治る病気となってきています。今年度から乳がん検診が隔年ではなく毎年マンモグラフィと合わせて実施すると伺い、大変評価していますが、この件に関する市民への周知、啓発の方法をお聞きします。  次に、185、186ページ、6目医療対策費の説明欄4、医療関係従事者修学資金貸付事業ですが、1人当たりの1か月の貸付額を6,000円増額し、3万6,000円とし、新規と継続合わせて50人分を計上したと説明がありましたが、現在の新規、継続のそれぞれの状況、また問題点、課題点等がありましたら、教えてください。 ○分科会長(長田文明君)  健康推進課課長補佐。 ○健康推進課課長補佐(長田佳子君)  最初のがん検診についての質問にお答えさせていただきます。  乳がん検診についてということで、来年度から今まで実施していた視触診のみの検診がなくなります。マンモグラフィと視触診と併用という検診に切り替わります。それは御殿場市は国の示すがん検診の指針に基づいて各種がん検診を行っていますが、その指針が平成28年2月に改正されまして、視触診のみの検診は死亡率減少効果というがん検診の最大の目的である、その死亡率減少効果に対して有効性が認められないという見解が示されまして、それにより、視触診は指針のほうからも外されました。それを受けまして、御殿場市も来年度から視触診のみの検診はやらないということで、全てマンモグラフィと視触診の検診に切り替わります。  それで、対象については、40歳以上で隔年といいますと、毎年ではなくて2年置きの検診になります。一応、毎年やっても2年ごとにやっても効果は変わらないということで、被爆やそういった影響も含めまして、2年に1度で一応指針の中でも示されています。それに基づいて行うということで、あとは周知に対してですが、来年度について、40歳以上の対象者には、全員、通知をさせていただきます。申し込みある、なしにかかわらず、来年度につきましては、一応40歳以上の女性、対象の方には全員通知をさせていただくようになります。受診に関しましては、誕生月検診ということになります。  以上です。 ○分科会長(長田文明君)  小林委員。 ○委員(小林恵美子君)  そうしますと、今、2年ごとというふうに伺ったんですが、私、毎年だと勘違いしていたんですが、そうしますと、2年ごとに40歳以上の市内に住まわれている女性全員がマンモグラフィの乳がん検診を行うということになるのでしょうか。それとも半々に分けるとかということになるのでしょうか。 ○分科会長(長田文明君)  健康推進課課長補佐。 ○健康推進課課長補佐(長田佳子君)  偶数年ということで、誕生日で偶数の年を迎える方が対象になりますので、半分の方になります。 ○分科会長(長田文明君)  救急医療課課長補佐。 ○救急医療課課長補佐(長田哲広君)  私からは2点目の修学資金貸付事業の関係に関して説明させていただきます。  委員からも御説明がありましたけれども、市では全国的に看護師不足が叫ばれる中、医療関係従事者の確保が大きな課題となっております。優秀な学生を確保しまして、市内医療機関等への就業の促進を図るため、今回、貸与額の増額を行いました。  この3万6,000円という金額に関しましては、県の看護職員修学資金貸与規則を参考にしたものであります。  現在、28年度、48名の修学生に貸与を行っています。今回、14名、この3月に卒業をいたします。その就職の内訳としまして、市内の医療機関への就職を行う学生は10名となっております。うち2名は市外への就職、残り2名に関しまして、まだ確認が取れてないのですけれども、1名は市内の医療機関に就職をするというお話を聞いていますので、14名のうち11名、12名は市内の医療機関に就職が図れたと感じております。  この48名の修学資金を貸与している学生のうち、39名が御殿場看護学校の学生であります。  これからの課題といたしまして、看護師不足が叫ばれている中、看護師の充足状況を平成27年度の県の資料によれば、御殿場市で91.9%という、まだまだ供給が需要に追いつかない状況が続いている状況です。この御殿場看護学校は地元唯一の看護師養成機関として、地元医療機関への就職率の向上ということが大きな課題となっておりますので、この修学資金の貸与の増額、それから、これとは別に予算で看護学校への補助金の増額もし、経営の安定化等を図る等、市としてもバックアップをしておりますので、今後も市・医師会・看護学校・市内の医療機関が協力しあいまして、これらの課題に取り組んでいきたいと考えております。  以上で、説明とさせていただきます。  (「終わります。」と小林恵美子君) ○分科会長(長田文明君)  ほかに質疑ありませんか。  (「なし」と言う者あり) ○分科会長(長田文明君)  質疑なしと認めます。  次に、順番9、10款4項幼稚園費(人件費、臨時職員雇用経費を除く)について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (「なし」と言う者あり) ○分科会長(長田文明君)  質疑なしと認めます。  最後に、順番10、健康福祉部関係全般について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  土屋委員。 ○委員(土屋光行君)  済みません、事前に連絡をしていないことで1件お願いしたいと思います。  全体に関するというより、先ほど漏らした関係で1つお伺いできればと思いますが、よろしくお願いいたします。  162ページの3款1項の4目、説明欄の5の①敬老祝事業に関して、①の敬老祝と、それから②の地区敬老会事業補助金と合わせると7,500万円を超えるといったような大きな事業ですけれども、この事業に関して、特に敬老祝事業の関係で、1月に総務委員会が議会報告会を行いました。そのときに高齢者の方から意見が出てきて、こういう意見がありました、このことについてどうかお伺いをしたいと思います。どのようにお考えか。このことについて、既に総務委員会のほうから問い合わせが当局にあって、回答されている向きがあっても、この委員会でひとつお伺いしたいというふうに思います。  どういうことがあったかと言いますと、敬老祝事業ということですけれども、現在の高齢者の意識から考えて、この種の制度はどうですかということでした。古い施策で、現状と今後に合わない事業ではないかと。高齢者の士気が高まらないと、これからまだ頑張っていかなければならないという時代に入ってきている中で、昔のままのやり方がどうかということの質問がありました。これに対してどういうふうに動いたかどうか、私は定かでありませんけれども、いずれにしても、こういう制度をリニューアルしていく必要があるのかなという感想を持ちますが、これについていかがでしょうか。 ○分科会長(長田文明君)  介護福祉課長。 ○介護福祉課長(勝亦敏文君)  ただいま委員から総務委員会で話題として上げられたという件目についてお答えいたします。  委員御指摘のように、早くから敬老祝事業というのが、高齢者を敬うという観点の中で始まった事業であり、延々と今、続いている状況であります。このことにつきましては、今現在、先ほどもちょっと紹介しました新しい事業が始まる中、また、国としてもいろいろな施策というものを考え直す時期が来ているという中では、市といたしましても、この事業ばかりでなく、いろいろな面で見直しをしなければならないというふうには認識をしております。  今後、いろいろな御意見を賜りながら、内容を精査して、今後、何が一番今の高齢者と言っていいかわからないですけれども、今後を支える皆様方にかなったような事業体系というのを研究してまいりたいと考えております。  以上、答弁といたします。  (「ありがとうございました。」と土屋光行君) ○分科会長(長田文明君)  ほかに質疑ありませんか。  (「なし」と言う者あり) ○分科会長(長田文明君)  質疑なしと認めます。  以上で、健康福祉部関係の質疑を終結いたします。  この議案に対する意見は、この後の教育委員会関係の審査を経た後に一括してお願いしたいと思いますので、御了承願います。 ○分科会長(長田文明君)  以上で、日程第1 議案第4号「平成29年度御殿場市一般会計予算について」のうち健康福祉部関係の審査を終了いたします。 ○分科会長(長田文明君)  この際暫時休憩いたします。                           午前10時27分 ○分科会長(長田文明君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                           午前10時35分 ○分科会長(長田文明君)  日程第2 議案第4号「平成29年度御殿場市一般会計予算について」のうち教育委員会関係を議題といたします。 ○分科会長(長田文明君)  この際、当局より発言を求められておりますので、これを許します。  教育部長。 ○教育部長(杉本哲哉君)  おはようございます。教育部関係の予算の質疑についてよろしくお願いいたします。委員会ということで、統括の発言が研修を兼ねまして多くなると思いますが、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○分科会長(長田文明君)  それでは、順番11、10款1項教育総務費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  小林委員。 ○委員(小林恵美子君)  4点、お伺いします。
     10款教育費、毎年行われる総合教育会議では、どんな議論があったのか、会議の内容と今後の課題等あれば、お聞きします。  次に、261、262ページです。3目教育指導費、説明欄3の学校教育支援事業の②外国人児童生徒適用指導事業447万円余ですが、外国人児童生徒に対する日本語指導や日常生活への適応指導とお聞きしましたが、もう少し詳細な事業内容の説明と事業効果について伺います。  それと、予算が前年度に比べて147万円の増額になっておりますが、その理由をお聞きします。  次に、次のページの説明欄⑥魅力ある学びづくり推進事業、今年度は御殿場中学校に1名新たに配置したと伺いましたけれども、この事業の方向性と効果についてお聞きします。  次に、同じ欄の6、いじめ防止対策推進事業6万円ですが、この事業は以前、重大事項が発生したとき行う事業とはお聞きしていますけれども、現在のいじめの状況、いじめ防止対策について、どのような対策がされているのかお伺いします。  以上です。 ○分科会長(長田文明君)  教育総務課課長補佐。 ○教育総務課課長補佐(前田裕三君)  それでは、私のほうからは総合教育会議の関係につきまして、回答させていただきたいと思います。  平成28年度でございますが、総合教育会議は7月と11月の2回開催をしております。協議内容といたしましては、ICT整備の関係でございますとか、学校の備品の整備の関係ですとか、あとはいじめ防止対策の現状等々につきまして、市長と教育委員が協議をしたということになってございます。  今後の課題等でございますけれども、総合教育会議につきましては、その時々の教育課題等を見据えて、さまざまな方面の課題を協議をするという形になってございますので、いろいろと多角的な教育課題を多面的な方面からいろいろ捉えまして、さまざまな問題、また、今後あるべき教育の姿につきまして、市長と教育委員が議論をしていくということになってまいろうかと思います。  私からは以上でございます。 ○分科会長(長田文明君)  学校教育課副参事。 ○学校教育課副参事(府川健作君)  それでは、私から2点目と3点目、外国人児童生徒適応指導事業と魅力ある学びづくりの関係の質問にお答えさせていただきたいと思います。  まず、外国人児童生徒適応指導事業の内容についてですけれども、主に外国人児童生徒を対象に日本語指導、母国語の保持の指導、また、日常生活への適応指導、相談などを実施しまして、学校生活への円滑な適応を図るために、各学校からの要請に基づきまして指導員を派遣しております。  指導員につきましては、スペイン語、ポルトガル語、またタガログ語の3種類、3か国語になっております。  また、この事業の効果についてですけれども、日本語の習得ですとか、学校生活、日本の生活になじむことが難しい子どもがやはり多いものですから、相談員さんによる支援の効果は大きいと考えております。  また、学習支援だけでなく、生活の指導ですとか、またメンタル的なサポートにおいても御活躍をしていただいているという格好になります。  また、予算アップ、予算増の理由についてですけれども、今回、3名、指導員の先生をお願いしているわけですけれども、その中のスペイン語の担当の指導員の先生が今まで1日2時間の勤務時間でございましたけれども、各学校からの要請に基づきまして、それを1日5時間へ増やしたということ、また、継続勤務の方がおられますので、その方に対する特別手当が発生をしたということで、予算の増額となっております。  続きまして、3番目の魅力ある学びづくり事業の関係でございますけれども、こちらの方向性につきましては、学校に勤務される教職員の皆様の多忙化の解消ということを主な目的に始めておりまして、今現在、御殿場小学校、御殿場南小学校、原里小学校、富士岡小学校の4校に配置をしているのですけれども、29年度につきましては新たに、委員のおっしゃられたように、御殿場中学校にも1人増員ということで配置をいたします。これによりまして、各学校の教職員の先生の事務負担が減っていくということにおいて、多忙化の解消を図っていきたいという方向性で事業を進めていきたいと考えております。  私からは以上でございます。 ○分科会長(長田文明君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(鳥越雅幸君)  それでは、私から、いじめに関する質問にお答えしたいと思います。  現在の対策ですけれども、いじめ問題対策連絡協議会というものを設置をしておりまして、年に3回ほど会合を持っております。その中には警察署、東部児童相談所、それから現場で実際に生徒指導を担当している小学校、中学校の生徒指導主任、主事を対象に会合を開いております。25名が対象の委員になっておりますけれども、その年3回の会合の中で、現在起きているいじめの実態についてのケース会議を開いたりとか、それから、いじめの様態について報告をして検討をしています。  傾向といたしまして、現在、ことしの様子ですと、冷やかしとかからかい、それから嫌なことを言われるという軽度なものから始まって、集団による無視であるとか、重いものによると、そういった集団での無視であるというようなことが発生をしております。  それから、いじめの認知件数ですけれども、大津の自死の事件以来、その次の年度には159件の認知件数がありましたけれども、その以来は約100件前後の認知件数で推移しております。  いずれにしましても、早期発見と早期対応ということで、この年に3回行っているいじめ問題対策連絡協議会を充実をしていきたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(長田文明君)  小林委員。 ○委員(小林恵美子君)  1点、魅力ある学びづくり推進事業の点ですが、この補助員の方たち、4校に配置されていて、御殿場中学校に1名増やす。現在、全部で何人の方が補助員として働いているのでしょうか。 ○分科会長(長田文明君)  学校教育課副参事。 ○学校教育課副参事(府川健作君)  ただいまの質問にお答えいたします。  平成28年度におきましては、御殿場小学校、御殿場南小学校、原里小学校、富士岡小学校の4校へ各1名ずつ配置をしております。29年度には同じく1名を御殿場中学校に配置をする予定となっております。  以上でございます。  (「ありがとうございました。」と小林恵美子君) ○分科会長(長田文明君)  ほかに質疑ありませんか。  土屋委員。 ○委員(土屋光行君)  それでは、2つお願いいたします。  1項関係2つで、2目、3目で、まず2目ですが、260ページ、説明欄の3番、育英奨学資金貸与事業、貸与の時期、返済状況やUターン奨学金返還免除とか、そういう制度についてお願いしてありますけども、よろしくお願いいたします。これが一つですね。  3目の説明欄の4、264ページですが、教育指導費の関係ですが、外国人英語指導者配置事業、これも福祉文教委員会の議会報告会で質問が出たものですけれども、この実施状況について、特にネイティブスピーカーが配置されているのですけれども、それ以外の指導者ではいけないのかと、いわゆる母国語を英語とする人たちだけ、ネイティブの方々だけの指導になっているわけですけど、ほかのネイティブ以外の英語の達者な方々でもどうなのかと。これは費用の関係を含めて、そういう質問があったのですけれども、これらについてお考えをいただければと思います。ネイティブの意味があってやっている事業だと私は思っていますけれども、お願いいたします。 ○分科会長(長田文明君)  教育総務課課長補佐。 ○教育総務課課長補佐(前田裕三君)  私からは育英奨学金の関係につきまして御回答をさせていただきたいと思います。幾つか御質問をいただいておりますので、順に御回答させていただきたいと思います。  初めに、育英奨学金の貸与の時期でございますが、本市の育英奨学金は2月の応募、選考を経て、4月からの貸与という形になっております。  次に、育英奨学金の返済状況についてお答えをいたします。  本市の育英奨学金は無利息でございまして、貸与期間が終了した月の翌月から起算をして、1年を経過した後、10年以内に半月または半年ごとに返還することとなっております。平成28年度当初は73人の方が返還中となっておりましたが、2月末現在で完済者が5人、1,055万円程度、こちらの金額の返還がございました。大多数の方につきましては、計画的に御返済をいただいておりますが、中には御事情により返済が困難となる方もおられますので、そのような場合につきましては、御本人と相談をいたしまして、生活状況等を確認した上で、返還計画の再作成や返還猶予の措置を検討するなど、完済に向けて柔軟な対応を取っておるところでございます。  続きまして、Uターン就職者に対する奨学金返還免除の考え方につきましてお答えをさせていただきたいと思います。  幾つかの自治体に地元企業へ就職した際に、有利な返済条件となる制度があるということにつきましては承知をしておるところでございます。育英奨学金制度につきましては、育英、人育てという面と、奨学、進学の後押しという、こちらの2つが制度の根幹となっておろうかと思います。本市に戻って就職する人と、そうではない人の間に債務額に差を設けることの公平性につきましては、若干まだ議論の余地があるのではないかと考えておるところでございます。  また、地元企業の定義、就職者、転出者の認定や把握方法など、制度の構築に難しい点が若干まだ残っておりますので、今後の検討課題であると捉えているところでございます。  私からは以上でございます。 ○分科会長(長田文明君)  学校教育課副参事。 ○学校教育課副参事(府川健作君)  それでは、委員からの2つ目の外国人英語指導者配置事業の御質問にお答えいたします。  まず、実施状況についてですけれども、市内小学校10校、中学校6校の計16校に対しまして、9名の外国人英語指導者ALTを配置をしております。高学年を中心におおむね週1時間の割合で、教科担任の先生ですとか担任の先生と協力して授業を行っていただいています。  外国人英語指導者の出身国につきましては、アメリカやオーストラリアなど、英語の授業はもちろん、ほかの学校行事でありますとか清掃活動など、教育活動全般にわたって子どもたちとかかわっていただいております。  また、ネイティブスピーカーの配置についてですけれども、児童生徒に英語が母国語であるネイティブによる発音を聞かせることですとか、ネイティブの会話を経験させることが大事であると考えております。  また、授業中にALTの先生の母国の文化の紹介などをしてもらうことを通じて、異文化への理解を深めてもらうことができるのではないかと考えております。これらのこともネイティブスピーカーを配置するメリットであると考えております。  また、費用につきましても、各業者の皆さんにプロポーザルによる入札を実施をしておりますので、適正な金額で執行ができると考えております。  今後の展望についてですけれども、平成32年度に新学習指導要領が全面実施となりますので、小学校5年生、6年生の外国語活動が週1時間から2時間に増える予定になっています。また、小学校3・4年生でも、外国語活動が始まります。また、このことを見据えまして、ALTの体制につきましては今後、平成31年度をめどに、現在の9名から12名の増員を予定をしておりまして、英語教育のさらなる充実を図ってまいる予定となっております。  以上でございます。 ○分科会長(長田文明君)  土屋委員。 ○委員(土屋光行君)  最初の質問の関係でお願いしたいのですが、奨学金の制度の関係です。今の制度の概要を主な質問に対して主なことはわかりましたけれども、実は、御殿場市が貸与する奨学金制度を受けながら、他の奨学金制度を併用していくというケースがあるかどうかですね、この辺をお伺いしたいです。 ○分科会長(長田文明君)  教育総務課課長補佐。 ○教育総務課課長補佐(前田裕三君)  ただいま御質問にお答えいたします。  詳しい件数等は把握できないところでございますけれども、いわゆる日本学生支援機構の奨学金と御殿場市の本市の育英奨学金制度を併用しているケースはあると認識をしておるところでございます。  以上でございます。 ○分科会長(長田文明君)  土屋委員。 ○委員(土屋光行君)  この御殿場市内にも教育委員会が行っている奨学金制度のほかにあると思いますね。玉穂だとか、2つぐらいあると思いますけれども、それらとの併用とかというような状況も確認できていませんでしょうか。  そして、その場合、返済の状況について、どういうふうな判断がされているかどうか。返済の可能性、不安があるかどうかとか、そのあたりをお願いいたします。 ○分科会長(長田文明君)  教育総務課課長補佐。 ○教育総務課課長補佐(前田裕三君)  ただいま御質問にお答えいたします。  玉穂のほうですとか、育英奨学金制度があることは存じ上げてございます。ただ、そちらとの併用につきまして、何か私どもで募集をかけた際に、それらについて何か確認をとっているかというと、そういうことはございませんので、併用しているかどうかにつきましては、確認をしていないという状況でございます。  あと、返済状況でございますが、私どもの奨学金の内容について、返済の滞った場合等々について相談があって、そして、その相談に柔軟に対応しているという状況でございますので、他の奨学金云々というよりも、現在の生活、返済状況についてどうかというところに重きを置いて相談をさせていただきまして、対応を取らせていただいているというところが現状でございます。  以上でございます。 ○分科会長(長田文明君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(鳥越雅幸君)  補足をさせていただきます。  玉穂とそれから印野の奨学金の委員になっておりますので、その委員会にも出席しておりますけれども、そこで個別に判断をしていくのですけれども、検討していく中で、教育委員会、それから玉穂、印野で併用している方はおりませんでした。
     以上です。  (「ありがとうございました。」と土屋光行君) ○分科会長(長田文明君)  ほかに質疑ありませんか。  (「なし」と言う者あり) ○分科会長(長田文明君)  質疑なしと認めます。  次に、順番12、10款2項小学校費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (「なし」と言う者あり) ○分科会長(長田文明君)  質疑なしと認めます。  次に、順番13、10款3項中学校費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (「なし」と言う者あり) ○分科会長(長田文明君)  質疑なしと認めます。  次に、順番14、10款4項幼稚園費(人件費、臨時職員雇用経費)について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  小林委員。 ○委員(小林恵美子君)  10款4項です。269、270ページです。1目幼稚園費の説明欄3の③幼稚園の臨時職員雇用経費1億6,727万円余ですけれども、この臨時職員の雇用人数と充足率について教えてください。 ○分科会長(長田文明君)  教育総務課課長補佐。 ○教育総務課課長補佐(前田裕三君)  ただいまの御質問にお答えいたします。  幼稚園の臨時職員の方の人数でございますが、いわゆる幼稚園教諭という形でよろしゅうございますでしょうか。そうしますと、平成28年4月1日現在で48人の方が働いていらっしゃるという形になってございます。  充足率でございますが、クラス編成の際に先生方の必要人数を考えまして、採用させていただいたりしておるものですから、現在のところクラス運営、園運営に沿った人数は確保できているものと考えております。  以上でございます。  (「終わります。」と小林恵美子君) ○分科会長(長田文明君)  ほかに質疑ありませんか。  (「なし」と言う者あり) ○分科会長(長田文明君)  質疑なしと認めます。  次に、順番15、10款5項社会教育費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  小林委員。 ○委員(小林恵美子君)  275、276ページです。10款5項3目図書館費の説明欄2の④図書情報インターネット公開事業ですが、この事業の内容と活用状況をお聞きします。 ○分科会長(長田文明君)  図書館長。 ○図書館長(土屋正史君)  お答えします。  インターネット公開事業につきましては、従前から図書館にある図書館システムと連携しまして、外部の図書館利用者の便宜を図るということで、図書館にあります所蔵状況を提供しております蔵書検索、その他、蔵書に関する情報を提供するということで展開しています。そんな中で、平成27年12月に図書館システムの更新を行いましたので、このたび、より便宜を図るために、ITにつきましては利用者の予約管理につきまして、よりスマートフォン、iPhoneからの情報が提供しやすいように画面の配置等を工夫しました。あとは皆様に、より利用を呼びかけるということで、利用者の方にはよりこういった図書館の情報を利用しながらということで、図書を御利用いただくようにということでPRしています。  それと、あとは、28年度の4月1日からということで、データベースを導入いたしました。これは日本経済新聞と静岡新聞のほぼ20年前以来ぐらいからの累積データの記事検索と、あとは静岡新聞、日経のいろいろ経済情報等をデータベース化したものであります。そういうことで、記事検索にとどまらないで、日ごろのいろいろ調べとか学習に役立つ、それから、サラリーマンのいろいろな情報検索にも役立っております。そんなことで、一応、事業的には展開しています。  以上です。  (「終わります。」と小林恵美子君) ○分科会長(長田文明君)  ほかに質疑ありませんか。  神野委員。 ○委員(神野義孝君)  1点、お聞きします。  市長施政方針で、「はればれダイヤル相談事業」を引き続き推進するとありましたが、この事業内容と相談の状況についてお伺いいたします。 ○分科会長(長田文明君)  社会教育課課長補佐。 ○社会教育課課長補佐(勝又文弘君)  はればれ相談につきましては、面接による相談と、あと電話による相談があります。面接による相談は、件数的には本当に少ないのですけれども、電話によるものは需要がありまして、社会教育課としましては、PRカードと、あとチラシを小学校及び中学校のほうに配っておりまして、手元に数字はございませんけれども、小学生、中学生及び保護者の方からもかなり電話による相談が来ております。  以上です。 ○分科会長(長田文明君)  社会教育課長。 ○社会教育課長(青山公彦君)  補足いたします。  昭和43年に開設した「はればれダイヤル」ですけれども、平日の9時から16時半まで、社会教育課に勤務する校長先生のOB等が主なのですけれども、社会教育指導員が当番制で対応しております。年間の件数ですけれども、おおむね100件弱の電話があります。ただ、電話に出て、すぐ切ってしまうという人が意外と多くて、そのあたりはどういう気持ちで電話してきたのかというのはわからないのですけれども、ただ、非通知の場合はわからないのですけれども、通知の機能がありますので、よく同じ番号で電話がかかってくるけれども、切ってしまうというものは把握しております。  相談に関しましては、面接は希望した場合にやるのですけれども、年間1件あるかないかというところでございます。  以上でございます。  (「ありがとうございました。」と土屋光行君) ○分科会長(長田文明君)  ほかに質疑ありませんか。  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  3点、お伺いします。  271、272ページ、社会教育総務費のうちの説明欄2、生涯学習推進事業の211万9,700円ですけれども、昨年は232万2,000円でしたけれども、減額なさった背景についてお尋ねいたします。  2点目です。273、274ページです。文化財費2、文化財事業の①文化財一般事業の指定登録文化財保全管理費等675万円ですけれども、この内容説明と、そして、指定登録文化財の保全状況と、その中で深沢城の位置づけについて、どのようになっているのかお尋ねします。  そして、同じく3の①の民俗資料収蔵庫管理費222万4,000円ですけれども、これは3か年の郷土資料館建設に向けて、その管理体制等の進捗状況についていかがかお尋ねいたします。  そして、最後です。277、278ページの説明欄1の①市民芸術祭事業交付金ですけれども、これは何か非常に多くの団体が参加されているわけですけれども、参加団体数と来場者数についていかがであったのか、過去の実績をお尋ねいたします。  そして、3番、文化団体補助事業、文化協会に186万6,000円ということでしたけれども、文化協会の会員数についていかがであるのか。  以上、よろしくお願いします。 ○分科会長(長田文明君)  社会教育課課長補佐。 ○社会教育課課長補佐(勝又文弘君)  まず、2番について先にお答えさせていただきます。  文化財事業の文化財一般事業、こちらの保全状況ということですけれども、市内には国指定、それから県指定、市指定と、それぞれ指定の文化財がありまして、これらにつきまして、賞賜金等の支出をしております。それ以外に、学芸員の雇用経費ですとか、深沢城や印野の溶岩隧道といったものの維持管理に要する経費となっております。深沢城につきましては、これまでも保存管理計画等を策定しておりまして、今現在は深沢城の懇話会という、文化財審議委員と管理計画の策定に携わられた金子先生を座長とする委員会を年1回実施しておりまして、その中で今後のあり方等を検討をしているところであります。深沢城につきましては、全体が民地でありまして、過去に試掘調査等、限定的な調査は行っておりますけれども、そこから整備というところにはなかなかいかないところがございますが、土手や、あと雑木等を伐採するなど整備をいたしまして、見学に来られる方も結構いるものですから、そういった方に支障がないような管理をしているところでございます。②については以上です。  1番につきましては、後ほど調べましてお答えさせていただきます。  ③の民俗資料収蔵庫の管理状況でございます。収蔵庫には、土器などの考古遺物のほか、江戸時代の後期から昭和の初期ころまでの生活用具や農具などの民俗資料や、あと古文書のほか、富士山測候所の資料など、およそ4,000点が収蔵をされております。以前は見学の用にも供していたのですけれども、耐震性の問題から、今はそれは行っておりませんで、学校等のほうにPRをいたしまして、授業に活用していただくようにお願いをしております。貸し出し等も実施しております。  また、薫蒸という、かびですとか虫を殺す作業がありまして、2年に1回やっております。本年はこちらをやる予定でおりまして、昨年よりもそこが増額しているという状況です。  以上です。 ○分科会長(長田文明君)  文化スポーツ課課長補佐。 ○文化スポーツ課課長補佐(勝又久生君)  それでは、私から市民芸術祭の関係と、それから文化協会の関係についてお答えさせていただきます。  まず、市民芸術祭の関係ですけれども、市民芸術祭につきましては、市と文化協会の共催事業ということで、実行委員会を組織しまして開催しております。平成28年度の実績ですけれども、展示につきましては9部門、ステージ発表が8部門、大会が2部門、それから、その他の部門ということで、展示していただいた出品数につきましては約950点、ステージに参加していただいた人数につきましては約1,320人、それから、御来場いただいた方につきましては、約9,580人ということになっております。平成28年度につきましては、市民会館の改修工事の影響がありまして、芸術祭が若干変則的な開催となりまして、2部門、吹奏楽の集いと美術幼少年展、これが開催できなかったということで、全体の参加人数は、平成27年度に比べて若干減少したわけですけれども、それらを除くとほぼ例年と同レベルの御参加をいただいております。  次に、文化協会の関係ですけれども、文化協会の加盟団体数、それから人数ということですけれども、加盟団体につきましては、平成28年3月現在で143団体に加盟していただいております。会員数は約4,000名の方が会員となっておられます。平成28年度の主な活動状況といたしましては、市と協働で芸術祭を開催しているほか、文化少年団体験教室、映画上映会、もみじ茶会の開催、市民会館で開催されているカルチャー教室の講師ですとか、企画運営、それから会報紙のくろつぐみの発行等の事業を実施しておりまして、こちらに対して補助を行っております。  以上です。 ○分科会長(長田文明君)  教育部長。 ○教育部長(杉本哲哉君)  3点目の資料館収蔵庫の今後の建設の状況という御質問ですが、これは先日の議会で黒澤議員にもお答えいたしましたとおり、茱萸沢の収蔵庫につきましてはかなり老朽化が進んでおりまして、文化財審議会等からも何とかならないかという話が来ております。資料館の必要性は十分理解しておりますので、当然、収蔵庫を含めて実施に向けた検討委員会を29年度に策定するという答弁をいたしましたので、そういう中で検討を進めていきたいと考えております。 ○分科会長(長田文明君)  辻川委員。
    ○委員(辻川公子君)  1点、再質問いたします。  今、文化財の一般事業ということで、深沢城について御説明をいただきました。それで、見学者も非常に多いということですけれども、私はこういう御殿場市の歴史を伝えるような文化財、これはいろんな形で観光、地域振興に非常に役に立つと思いますので、活用すべきだと思っていますけれども、今後の方向性についていかがでしょうか。 ○分科会長(長田文明君)  社会教育課課長補佐。 ○社会教育課課長補佐(勝又文弘君)  先ほども申し上げましたとおり、民地がほとんどということもありまして、今までの調査が平成18年に確認調査報告書というのを出しておりますけれども、この際も限定的な試掘調査を行っているという状況で、今後もう少し細かい調査をやっていく必要があると思っております。その上での整備ですとか、公開といった話になると思いますので、その点を今後、折を見てやっていければと思っております。  (「終わります。」と辻川公子君) ○分科会長(長田文明君)  ほかに質疑ありませんか。  (「なし」と言う者あり) ○分科会長(長田文明君)  質疑なしと認めます。  次に、順番16、10款6項学校給食費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  神野委員。 ○委員(神野義孝君)  1点、お伺いします。  280ページの10款6項1目です。説明欄6の食育推進事業費について、昨年の議会報告会で調理師等を学校に招いて、地元食材や出汁を活用した食育事業、味覚の事業を市内全校に広げてはどうかという御意見がありました。非常に効果があることだと思いますので、実施状況と今後の対応について、またお伺いしたいと思います。 ○分科会長(長田文明君)  学校給食課副参事。 ○学校給食課副参事(勝又雅彦君)  ただいまの質問についてお答えをさせていただきます。  食育推進事業ということで、効果については学校給食課でも大変重要だという認識に至っておるわけですが、学校給食センターの調理室の大きさの問題もあるものですから、今現在は食育推進事業ということで、夏休みに親子さんを中心とした「夏休み親子調理実習」という形で実施をさせていただいています。  なお、この「夏休み親子調理実習」については、昨年度実績では、12組の親子さん、合計24名の方が参加していただきまして、給食で人気のある親子煮、また農協さんから提供していただきました御殿場産のモロコシを給食の大鍋でゆでてみようということで、子どもさんは大鍋を見たことがありませんので、1,000人分つくれる大鍋にびっくりしていまして、大変事業も好評だったものですから、今年度、来年度以降についても継続して実施していく運びとなっております。  以上です。 ○分科会長(長田文明君)  神野委員。 ○委員(神野義孝君)  調理実習については了解しました。  先ほど御質問した調理師さん等が学校に行ってする出汁等の食育事業ですね、こちらのほうも進めていただきたいなと思うのですが、いかがでしょうか。 ○分科会長(長田文明君)  教育部長。 ○教育部長(杉本哲哉君)  委員の御質問の味覚の事業につきましては、県の事業ということで、学校給食課は今回、28年度は特に参加というか、関係がなく、御殿場小学校が県の事業に手を挙げて採用されて、市内の2店舗のみなみ妙見さんと、もう1店、2店舗に来ていただいて、事業をやったということで、中身は大変好評だということでした。来年度につきましても、とりあえずはまだこれには予算化してないのですけれども、まず、県のほうも同じように継続されるということですので、手を挙げて、まず採択されるかを見たいということで、全校やるというのはなかなか今のところ難しい状況がありまして、まず、また次に1校どこかやるということで、4月以降の校長会等で参加希望を確認した上で、事業に向けて県に申し入れをしたいと考えております。  以上です。  (「了解しました。」と神野義孝君) ○分科会長(長田文明君)  ほかに質疑ありませんか。  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  277、278ページです。給食センター運営費の中の学校給食諸経費ですけれども、地場産品をできるだけ多くの種類を取り入れていただきたいと思っていますけれども、その状況と今後の課題、そして、食物アレルギーの対応策と現状、そして課題について、以上よろしくお願いいたします。 ○分科会長(長田文明君)  学校給食課副参事。 ○学校給食課副参事(勝又雅彦君)  ただいまの質問についてお答えをさせていただきます。  現在、学校給食費につきましては、小学校が1日260円、中学校が315円ということで、この中で主食から牛乳から副食まで全て賄うことになっておりますので、全ての面において地場産品を使うということは、この金額の中では到底無理なものですから、栄養士のやりくりの中で、御殿場産の鶏肉や水かけ菜や、実際に御殿場でとれたわさびの茎の三杯漬け、また、御殿場産の大豆を使った納豆等々をできるだけ提供するような形で努力しているところでございます。  なお、食物アレルギーにつきましては、現在御殿場市内で大体300人ほどの食物アレルギーを持っていられる児童生徒さんがおられるわけですが、その方の給食の対応については、食物アレルギーの詳細な献立をつくりまして、その児童生徒さんの各家庭に学校を通して配布をさせていただいて、学校のほうで食べられない食べ物、アレルギー対応のほうを除去していただいて、食べる、食べないのほうを判断をしていただいて、給食の提供という形になっております。  課題につきましては、当然、給食センターでアレルギー対応の除去食という形になるわけですが、現在、学校給食センターは市内に3施設あるわけですが、南給食センターについては、特別調理室ということでアレルギー対応の部屋があるわけですが、高根と西についてはアレルギー対応の特別の調理室がございませんので、現在、市内の児童生徒さん全員にアレルギー対応の給食を提供するということができませんので、また、現在、西・高根の整備計画をまとめておりますので、その中でもアレルギー対応の部屋をつくる、つくらないというようなことを検討課題といたしまして、全員にアレルギーの食べ物が提供できる段階で、市として提供するという形になると思います。  以上です。  (「終わります。」と辻川公子君) ○分科会長(長田文明君)  ほかに質疑ありませんか。  (「なし」と言う者あり) ○分科会長(長田文明君)  質疑なしと認めます。  最後に、順番17、教育委員会関係全般について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  土屋委員。 ○委員(土屋光行君)  それでは、1つお願いいたします。  先ほどから、あるいは今回の議会でも文化財等について、御殿場のそういう分野のことについての取り組みがいろいろ展開されてきているわけですけれども、博物館や資料館、図書館などについて、非常に要望も高まっています。また、これらに関してぜひ頼みたいよということで、寄附金もあるやに、何か年か続いているようにもお伺いしております。そういう市民からの要望が高まっている中で、また単に博物館、資料館とかだけでなくて、いろんな複合的な施設の建設も視野に入れながら、いろいろ市民の要望が高まっているやに思っているわけですけれども、これらのことに関して、総合計画でも取り組もうということに大きくうたっていることもある中で、どこでこれを担当していくのか。担当するには今年度はどういうふうにしようとしているのか。予算が1円でもあるのかどうかとかいうことについて、具体性が見えないものですから、全然まだそこまで踏み込めないのだよという状況なのか。動こうとしているけれども、予算化までの体制には至っていないとか、そのあたりを少しお伺いしたいと思います。  また、文化財審議委員会も、かつてここ5年や6年ではなくて、もう何十年も前からぜひお願いしたいと、こういうものをもとに御殿場の市民の精神性を高めていきたいとかいうことだったと思うのですけれども、これらについて、今の状況をお伺いしたいと思います。 ○分科会長(長田文明君)  社会教育課課長補佐。 ○社会教育課課長補佐(勝又文弘君)  複合的施設ということで、公共施設の担当課につきましては、その施設の目的に応じて担当課を決めておりまして、複合施設など担当課が複数にまたがるような場合は、次年度新設される未来プロジェクトとか、もしくは企画課が調整するということになろうかと思います。  資料館につきましては、文化財審議会の調査、検討に加えまして、庁内横断的な部署で組織する庁内の検討委員会をつくりまして、その中で検討してまいりたいと思っております。  これらの施設の複合化につきましては、施設ごとの目的や機能を考慮しまして、相互の機能を持ちつつ、相乗効果による利便性の向上が図られる場合は、積極的に複合施設という形で検討をしてまいりたいと思っております。  これにつきましては、子どもが学ぶ場所ということで、歴史と文化を未来につなげるという施設でありますので、市民の皆さんの御意見を聞きながら、全庁的に取り組みまして、必要に応じて予算措置もしてまいりたいと思っております。 ○分科会長(長田文明君)  教育部長。 ○教育部長(杉本哲哉君)  今のはどっちかと言うと一般的なお話ですが、資料館、図書館、博物館につきましては、当然、社会教育課が担当となります。3か年実施計画におきましても、資料館、図書館につきましては、当然、社会教育課の事業として載っておりますので、担当は当然のこととして教育委員会になります。  予算的には3か年、御承知のとおり29年度はそれに対する費用というのは特に上げておりませんので、翌年以降、頭出しで100万円となっておりますが、まず、29年度に、先ほど申した資料館の質問にあったとおり、庁内の検討委員会を使いまして、今、図書館の検討委員会がございますが、先ほど申したように、図書館の場所が狭いという結論になれば、当然違う場所、違う場所になれば、逆に広くなれば複合も考えたり、この時代になりますと、これは私の私見ですけれども、30年前に単体でできなかった資料館を、ここで資料館のみでつくるというのは非常にハードルが高いというのが私の個人的な考えです。その中で図書館なりほかの施設と複合させて、今以上のものができるのであれば、それもありかなということで、これを検討課題にして進めていきたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(長田文明君)  土屋委員。 ○委員(土屋光行君)  今のお話の経緯の中で、よくわかりますけれども、今、辻川委員が話しましたように、このことはできればというか、御殿場のまちづくり、地域づくりという大きな観点から取り組んでいくべきものだろうというスタンスでぜひお願いしていきたいと思います。ただ、そういう箱物をつくってやったってだめで、いろいろな意味、そこのでき上がったそれが大きな将来に可能性を持つような、そういう意味で検討していただければと思います。  ただ、お金のことがありますので、それらのことも含めてよろしくお願いいたします。 ○分科会長(長田文明君)  教育部長。 ○教育部長(杉本哲哉君)  ありがとうございます。当然、方向性がある程度出た中では、地域、市民の皆様の御意見を伺って、また議会にも諮った上で進めばいいなと私も考えておりますので、応援をよろしくお願いいたします。  (「終わります。」と土屋光行君) ○分科会長(長田文明君)  ほかに質疑ありませんか。  (「なし」と言う者あり) ○分科会長(長田文明君)  質疑なしと認めます。  以上で、教育委員会関係の質疑を終結いたします。 ○分科会長(長田文明君)  この際暫時休憩いたします。                           午前11時28分 ○分科会長(長田文明君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                           午前11時33分 ○分科会長(長田文明君)  議案第4号「平成29年度御殿場市一般会計予算について」の審査を継続いたします。
     これより議案第4号について、先の健康福祉部関係を含めた意見を伺いたいと思います。  発言はございませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(長田文明君)  発言がないようですので、意見等を終結といたします。 ○分科会長(長田文明君)  以上で、議案第4号「平成29年度御殿場市一般会計予算について」のうち、当分科会割振分の審査を終了いたします。  以上で、当分科会に割り振られました議案の審査は終了いたしました。 ○分科会長(長田文明君)  お諮りいたします。  本日審査いたしました議案第4号に対する分科会報告書の作成等につきましては、分科会長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○分科会長(長田文明君)  御異議なしと認めます。  よって、分科会報告書は、分科会長において作成することといたします。 ○分科会長(長田文明君)  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  これにて福祉文教分科会を閉会といたします。  御苦労さまでした。                        午前11時34分 閉会  御殿場市議会委員会条例第30条の規定により署名する。  平成  年  月  日  分科会長...