御殿場市議会 > 2012-03-16 >
平成24年経済文教委員会( 3月16日)

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  1. 御殿場市議会 2012-03-16
    平成24年経済文教委員会( 3月16日)


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    平成24年経済文教委員会( 3月16日)               経 済 文 教 委 員 会                           平成24年3月16日(金)                           開 会:午前9時30分                           場 所:第5会議室    開  会  【産業水道部】   日程第 1 議案第 7号 平成24年度御殿場市一般会計予算について   日程第 2 議案第12号 平成24年度御殿場市公共下水道事業特別会計予算につ                いて   日程第 3 議案第16号 平成24年度御殿場市上水道事業会計予算について  【都市建設部】   日程第 4 議案第 7号 平成24年度御殿場市一般会計予算について  【教育部】   日程第 5 議案第 7号 平成24年度御殿場市一般会計予算について  【その他】   日程第 6 閉会中における継続審査について  閉  会 〇出席委員(8名)
     委員長        杉 山 章 夫 君  副委員長       土 屋 光 行 君  委  員       長 田 文 明 君  委  員       田 代 耕 一 君  委  員       勝間田 幹 也 君  委  員       鎌 野 政 之 君  委  員       辻 川 公 子 君  委  員       勝間田 博 文 君 〇欠席委員  な  し 〇説明のため出席した者  産業水道部長                勝 又 英 夫 君  産業水道部次長兼農林課長          内 田 治 夫 君  農林課課長補佐               勝 亦 俊 次 君  農林課参事                 金 光 和 芳 君  農林課副参事                伊 倉   賢 君  地籍調査課長                齋 藤 重 光 君  地籍調査課参事               飯 田 龍 治 君  商工観光課長                勝間田 安 彦 君  商工観光課課長補佐             田 代 明 人 君  商工観光課副参事              鎌 野   武 君  下水道課長                 杉 山 達 夫 君  下水道課課長補佐              土 屋 和 俊 君  下水道課参事                石 田 昌 彦 君  水道業務課長                杉 山   茂 君  水道業務課課長補佐             山 口 尚 子 君  水道業務課副参事              芹 澤 勝 徳 君  水道工務課長                勝間田   実 君  水道工務課技監               勝 又 彰 雄 君  水道工務課副参事              橘  健 二 君  水道工務課課長補佐             小 林 龍 也 君  都市建設部長                勝 亦 豊 二 君  都市計画課長                長 田 忠 一 君  都市計画課課長補佐             志 水 政 満 君  都市計画課課長補佐             横 山   勉 君  都市計画課参事               鈴 木 春 夫 君  都市建設部次長兼新東名課長         勝 亦 和 男 君  新東名課課長補佐              芹 沢 節 巳 君  都市整備課長                勝 俣 文 美 君  都市整備課課長補佐             高 村 哲 郎 君  都市建設部次長兼建築住宅課長        井 澤 正 和 君  建築住宅課参事               横 山 秋 好 君  建築住宅課課長補佐             早 野   晃 君  建築住宅課課長補佐             小 澤 仁 志 君  都市建設部次長兼土木課長          長 田 清 一 君  土木課技監                 石 井 富 夫 君  土木課課長補佐               遠 藤 義 秀 君  土木課課長補佐               岩 田 芳 尚 君  土木課課長補佐               高 橋 克 栄 君  教育長                   三 井 米 木 君  教育部長                  勝間田 喜 晴 君  教育部次長兼教育総務課長          湯 山 益 榮 君  教育総務課技監               小宮山   誠 君  教育総務課参事               芹 澤 くみ子 君  教育総務課課長補佐             岩 田 秀 也 君  教育部次長兼学校教育課長          梅 田   剛 君  学校教育課参事               滝 口 盛 治 君  学校教育課課長補佐             勝 又 雅 樹 君  社会教育課長                滝 口 芳 幸 君  社会教育課課長補佐             長 田 喜 明 君  社会教育課図書館長             齋 藤 明 生 君  学校給食課長                小 野 恵美子 君  学校給食課課長補佐             鈴 木 常 夫 君  西学校給食センター所長           瀬 戸 利 夫 君 〇議会事務局職員  主事                    池 谷 歩 美  主事                    岩 瀬 陽 平 ○委員長(杉山章夫君)  ただいまから経済文教委員会を開会いたします。  最初に資料確認をお願いいたします。  (事務局資料確認) ○委員長(杉山章夫君)  本日の会議は、過般の本会議において、当委員会に付託となりました議案について、別紙議事日程により、産業水道部、都市建設部、教育部の順で審査をお願いすることといたします。  それでは、最初に、産業水道部関係について直ちに審査に入ります。                         午前9時30分 開議 ○委員長(杉山章夫君)  この際、当局より発言を求められておりますので、これを許します。  産業水道部長。 ○産業水道部長(勝又英夫君)  本日の経済文教委員会の審査に当たりましては、質問の内容により、統括職以上から答弁をさせていただくことがありますので、事前に御了解をいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(杉山章夫君)  日程第1 議案第7号「平成24年度御殿場市一般会計予算について」のうち産業水道部関係を議題といたします。  この際、お諮りいたします。  本案については、過般の本会議において説明がなされておりますので、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(杉山章夫君)  御異議なしと認めます。よって、直ちにお手元の審査順序一覧表に従って、順次、質疑に入ります。  まず、順番1、4款2項1目の清掃総務費のうち生活排水処理推進事業について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  次に、順番2、5款労働費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  184ページです。勤労者福祉事業の3、求職活動サポート事業79万6,000円の内職相談等、これ御説明でBE−ONEビルでやっている事業というふうにお聞きしたんですけれども、これらのどんな相談をされているのかということと、課題等についてよろしくお願いいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(田代明人君)
     それでは、ただいま御質問ございました求職活動サポート事業、内職相談につきまして、御説明をさせていただきたいと思います。  本事業につきましては、内職相談員を私どもの商工観光課で雇用いたしまして、火曜日と金曜日、週2日の内職相談を実施しているものでございます。毎年、登録をしていただくことになるわけなんですけれども、23年度でいきますと、304件の相談がございまして、これ2月末までの数字でございますが、214人の方に登録をしていただいております。  一方で、求人につきましては、118件ございまして、あっせん件数については70件という数字でございます。この数字につきましては、前年とほぼ同じ数字でございます。  今後の課題ではございますけれども、非常に多様化をしておりまして、特に母子家庭であるとか、あるいは離職をして、就職先がなかなか見つからない方とか、非常にたくさんの方がいらっしゃいます。なかなか的確な内職というものもない中で、非常に相談員がそこにつきまして、皆様のそれぞれの事情に合ったものを御紹介できるように努力をしているところでございます。引き続き内職を探していただける方、また、内職を出す企業の方にも御協力いただいていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(杉山章夫君)  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  ちょっと確認させていただきたいんですけれども、今、内職というふうにおっしゃっていたんですけれども、求職活動のサポート事業は内職がほとんどを占めているということですか。 ○委員長(杉山章夫君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(田代明人君)  この予算の79万6,000円の内訳でございますけれども、相談員の賃金がほとんどでございまして、あとはそこの内職相談室にあるパソコン等の消耗品といったような部分の金額でございまして、事実、これは内職相談でございます。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  勝間田委員。 ○委員(勝間田博文君)  労働費、予算書の183、184ページです。大事業2の職業訓練促進事業5,194万3,000円について質問いたします。  1点目、職業訓練センターの建物の所有権は、御殿場市に移管されたことと承知しておりますが、資産価値等はどうであったのか、また、耐震性はどうであったのか、そして、今回の施設整備事業費は、全額国費負担であったとお聞きしましたが、今後の施設整備事業費については、全額、御殿場市が負担していくものなのかどうなのか、お聞きいたします。  そして、2点目、職業訓練センターの講座内容について伺います。  不景気の現況下、雇用確保のために受講される方もおられることと思いますが、雇用のマッチングのために、開設講座についてどのように検討されているのか。また、どのように受講希望者の方々の意見を吸い上げておられるのか。そして、そのために指定管理者とどのように検討されているのか、また、今後、どのように検討されようとしていくのか、お伺いします。  以上、大きく2点、お尋ねいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(田代明人君)  それでは、今、御質問がございました職業訓練センターにつきましてお答えをさせていただきます。  まず、大きく1点目の中の、譲渡に当たっての評価についてでございますけれども、現状は、無償でこちらに譲渡されているものでございます。これにつきましては、建物の評価額から実際に解体する経費、国で解体する場合は解体経費が当然かかりますので、それを差し引いたものとして、最終的にゼロであるということで、国が示したものでございまして、この評価額というんでしょうか、無償で市にこちらへ譲渡されたものでございます。  また、耐震性につきましては、現状でいきますと、これ平成元年に建設されている建物でございますので、通常、昭和56年以降の建物については、耐震性についてはあるということでございますから、正確な調査はしておりませんけれども、耐震性についてはあるというふうに考えているものでございます。  また、今回の施設改修費につきましては、全額、国庫補助でございますけれども、今後、施設の維持管理をするに当たりましては、これは2市1町で基本的には運営するものでございますので、2市1町で負担をして、建物についてはこれから維持していくということでございます。  大きく2点目の講座の内容についてでございますけれども、現状、例えばパソコンの講座であるとか、刈払機の講習、非常に多様な訓練をさせていただいているところでございます。これについては、利用者の方からアンケートを取って、必要性のニーズの高いものを実施をするということで考えているものでございまして、また、先ほど申しました2市1町、御殿場市、裾野市、小山町の2市1町で協議会を開催をしておりますので、その中で必要性の高い訓練については、市のほうでこちらを指示をするということは、今後もできますので、そういうことで実際ニーズの高いものについて、取り入れていくようにしていきたいというふうに考えております。  以上です。  (「了解しました。」と勝間田博文君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  今のページの5款1項1目の勤労者の住宅建設資金の関係なんですが、前年度から貸し付け事業から利子補給に変わったわけなんですけど、この利子補給の制度そのものというのは、前年度400万円の予算であったものが290万円になっているんですが、この利子補給というのは、前の制度と同じように10年間の利子補給になるとすると、2年間で減ってきたというのが、ちょっとよく理解できないんで、お願いいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(田代明人君)  それでは、今、御質問がございました利子補給制度についてお答えをさせていただきたいと思います。  この利子補給制度は、23年度から創設したものでございまして、0.5%の利子補給をさせていただくというものでございます。期間は10年でございます。これについては、勤労者の住宅の持ち家の建設を支援をするという制度でございますけれども、1,000万円が限度額でございますので、単純に言えば1,000万円掛ける0.5%で、お一人の方に最高でいけば5万円、利子補給をさせていただくと、1年間でございます。  実は、昨年度の400万円というのは80件分に相当するんですけれども、実際、今年度ですけれども、補給制度を利用された方が、ちょっと少なかったということでございまして、来年度分も合わせても290万円で試算をさせていただいて足りるだろうということでございます。ちょっと昨年の見積もりが少し多すぎたというのが現状でございまして、今年度の実績、そして来年度の見込みを合わせても290万円で予算ができるだろうということで、今回の予算になったものでございます。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  確認なんですけど、前回までの制度ですと、労働金庫のあれだったんですけど、今回は全く労働金庫関係なしに取り扱うことができるんですか。その辺、お聞きいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(田代明人君)  これも同様でございまして、これは労働金庫のみでございます。  ちょっと今、先ほどの答弁の中で、件数を漏らしてございましたけども、平成23年度1月末で利用者数が24件でございます。来年度を一応36件と予測をして、先ほど290万円ということで積算をさせていただいております。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  次に、順番3、6款1項農業費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  田代委員。 ○委員(田代耕一君)  それでは、2点ほど質問させていただきます。  190ページのほうでございます。鳥獣害の関係です。ここ数年、イノシシやシカによる被害が多くなってきていますけども、鳥獣害防止対策事業が505万円ありますが、この事業は既に要望のあった地域に対しての予算と思われます。次年度も継続して行う予定があるのか、また、電気さくは非常に効果があると思いますが、捕獲しない限りは対策をなされていないところに出没しますので、そういう点では、今後、どういう対策をしていくのか。そして、個人の畑が被害に遭った場合には、集団化ができない地域に対して、何か御殿場市としての補助対策はありますか。  あと、もう1点ですけど、7番のその下です。東富士の演習場周辺農業用施設設置事業助成事業の、もみの乾燥調製貯蔵施設が設置されるみたいなんですけども、これからのごてんばコシヒカリのさらなる飛躍に対して、安定した食味で、安心で安全な米づくりの事業と思われますけども、これは具体的にどのような施設が設置されるのか、わかるところまででいいですので、簡単でいいですので、説明してください。  あと、カントリーの機械のほうもかなり老築化してきていると思われますが、今後はどのような対策がなされるのかということを質問したいと思います。  よろしくお願いします。 ○委員長(杉山章夫君)  農林課課長補佐。 ○農林課課長補佐(勝亦俊次君)  ただいま質問の1点目の鳥獣害防止対策事業鳥獣被害防止対策協議会交付金になりますけれども、この事業なんですが、国の鳥獣害防止対策特措法に基づきまして、鳥獣被害緊急総合対策の交付金を有効活用するために、御殿場市では鳥獣被害防止計画を策定いたしました。その実施機関として鳥獣被害防止対策協議会がございまして、御殿場市の総合的な鳥獣被害対策を現在、協議会の中で行っているところでございます。  御質問の件なんですが、現在のところ、国の要綱で定められて、連檐で3名以上の、また被害があるところを電気さく対策を行っているところでございますが、今後、協議会におきまして、御質問にありました集団化できない個人の畑等も視野に入れまして、協議してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。  また、捕獲でございますが、猟友会の皆さんも御存じのとおり、高齢化で、昨年ですと、捕獲依頼があって捕獲した数なんですが、およそシカ、イノシシ合わせて100頭前後になりましたが、高齢化、担い手がいないという状況で、なかなかはかどらない状況の中で、今現在、国のほうで捕獲を検討、研究している課題がありまして、シャープシューティングという新しい取り組みがなされております。シャープシューティングと言いますと、猟の専門家が環境省のほうでありまして、それに依頼して一気に捕獲をするという取り組みを国で研究されておりますので、協議会においても、このシャープシューティングにおいて検討してまいりたいと思います。  現在の予算の状況なんですが、平成24年度は、お示しのとおりハード事業として500万円の予算を、国庫補助率の100%で行いたいと思います。なお、侵入防止電気さく購入費として、9.6qを行いたいと計画しております。今のところ申請がある箇所なんですが、来年度は原里地区が要望がございます。  それから、平成23年度、今年度、今実施している状況でございますが、9月の補正予算に計上しまして、約700万円余の協議会予算、国庫補助100%が見込まれて、現在、協議会をとおし、取り組み団体で、市内6地区で約13.6qの電気さくを設置中でございます。  先ほどの鳥獣害防止対策の交付金ですが、国の補助メニューが23年から24年と決められておりまして、鳥獣害防止計画、御殿場市の中では25年までを予定しておりますが、25年は国の動向を見て、また予算づけをしてまいりたいと思います。  続きまして、7番、東富士演習場周辺農業用施設設置事業助成事業でございますが、当事業は、平成23年度、平成24年度の2か年にわたる防衛8条民生安定化の事業で、カントリーエレベーターの米の乾燥設備、もみすり設備等を新規導入する事業でございまして、その導入に当たりまして、新しくなる機能なんでございますが、現在は受け入れができない付加価値がある特別栽培米の受け入れを可能とするとともに、ごてんばコシヒカリを高付加価値米として位置づけを図り、農家の生産意欲の向上と経営安定化を図るのを目的としております。  現在は受け入れできない特別栽培米ですが、各農家で精米加工して、出荷しているという状況になりますが、それをカントリーエレベーターに入れていただいて、コンタミネーション対応ということで、今まではごてんばコシヒカリ一本で入れていたんですが、この特別栽培米をカントリーエレベーターに入れるに当たっては、違う種類が入りますので、全部掃除をしなきゃならないと。大型の施設ですので、掃除をするには、とても大がかりなもので、それを自動的に機械、乾燥機、ライン、全部、自動的に異物が入らないように、自動的に掃除をするような機械を導入いたしまして、特別栽培米を搬入可能にするような施設にします。  本事業は、防衛8条により、間接補助事業で、国が3分の2、御殿場農協が3分の1となります。当初の総事業費は、4億8,000万円余でございます。2か年事業でございまして、総事業費のうち平成23年度に2割、平成24年度に8割の補助でございます。事業主体は、御殿場農協へ補助するようになります。  以上でございます。 ○委員長(杉山章夫君)  産業水道部長。 ○産業水道部長(勝又英夫君)  補足をさせてください。  まず、1点目の鳥獣害の関係でございますけど、御殿場市単独の補助というのは、現時点では考えておりません。と言いますのは、鳥獣害対策につきましては、個人でやっても余り効果がないと、地域でまとまってやらなければ効果がないということですので、現時点では個人に御殿場市独自の補助をするということは、今のところ考えてないということでございます。  2点目のカントリーの関係でございますけど、今、説明したとおりなんですが、今あるカントリーエレベーターの施設を入れかえるということで、御承知をいただければよろしいと思います。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  土屋委員。 ○委員(土屋光行君)  6款1項4目、189、190ページの説明欄で、3の畜産振興推進事業A畜産振興推進協議会補助金400万円ついておりますけれども、この補助金については、食肉センターの廃止がいろいろあったんですけども、この廃止に伴う食肉業者への補助金であるというふうに承っておりますけれども、今回、岳南のほうの食肉センターの廃止があるわけですが、取りざたされていますけども、これらに関して、この補助金の関係、影響がどういうふうに考えられるか、よろしくお願いしたいと思います。そのほかもありますが、とりあえずこれをお願いしたいと思います。 ○委員長(杉山章夫君)  農林課課長補佐。 ○農林課課長補佐(勝亦俊次君)  ただいま質問の畜産振興推進協議会補助金でございますが、この補助事業は、当初、食肉センター廃止に伴うという形でございました。この補助メニューの考えは、広く畜産業界全体を活性化させるという目的で協議会に補助しております。  御存じのとおり、輸入肉の影響による価格の低下、飼料の高騰などによる生産コストの上昇などにより、農家の収益性は悪化してまいりまして、金華豚など、銘柄豚の飼育や手作り高原ハム、新鮮馬刺しなど、地域ブランドとして定着を図っている畜産農家並びに畜産関係者で組織しています御殿場畜産振興協議会へ、平成22年度から3年間、補助しているもので、補助額が平成22年度は800万円、23年度は560万円、来年度、24年度は400万円となります。  先ほどお話がありました、昨年9月に廃止の方向で、おおむね2年とした富士市の岳南食肉センターへの御殿場からの利用でございますが、利用状況から申しますと、平成22年度の屠殺実績頭数全体合計でございますが、2,811頭でありまして、搬入回数合計は311回、60%が富士市岳南食肉センターの利用になります。残りの40%でございますが、山梨県の笛吹市にございます山梨食肉流通センターに搬入しております。
     お話のとおり、富士市の岳南食肉センターが廃止になりますと、利用者は山梨食肉流通センターや、さらに遠方の食肉センターへの搬送となります。コストの上昇は避けられない状況となり、当市畜産業全体に影響すると推測されます。  また、富士市岳南食肉センターの廃止になりますと、県東部地区には屠畜場がなくなりまして、県内には小笠と浜松の食肉センターのみとなります。それに伴いまして、当市としては、平成22年に市長及び御殿場食肉組合の連名で、静岡県東部地域に食肉センター建設に関する要望書を、県知事、県議会議長等に提出してございます。また、静岡県東部市長会におかれましても、東部市長の連名にて、平成23年12月に同要望書を提出しております。  県は、平成23年3月に東部地域の施設のあり方について検討を進めるとした、静岡県食肉流通合理化計画を策定し、検討を進めるとしてございます。今後も、畜産農家、畜産関係者の経営向上並びに地域のブランド化を推進するべく、県に対し早急の静岡県東部地域食肉センター建設に向けて、理解を求めていきたいと現在、考えております。  以上でございます。  (「了解しました。」と土屋光行君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  3点、お願いいたします。  188ページです。まず、グリーンツーリズム推進協議会交付金ということで49万6,000円、これ都市住民との交流という御説明をされていたんですけれども、これは将来的にどのようなグリーンツーリズムを本事業で理想とされているのかということと、現状の課題についてどのような御見解か、よろしくお願いいたします。  そして、同じところですけれども、7番たくみの郷の改修事業です。200万円。これはどのような目的とか規模とか、そして樹空の森との関連性については、どのような御見解なのかなということで、お願いいたします。  そして、最後ですけれども、194ページです。地籍調査事業2,710万1,000円です。これですけれども、今までの御説明は、大体面積ということが主に説明していただいているんですけれども、この評価ということを加わることが本事業にできないのかなというのが、いつも何か感じていることなんですが、この件についてと、そして、御殿場地区のこの地籍調査の進捗率というのは、どのようになっているのか。そして、また、一番難しいと思うんですけれども、中心市街地への調査の必要性でありますとか、どのような計画をされているのか。  以上について、よろしくお願いいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  農林課課長補佐。 ○農林課課長補佐(勝亦俊次君)  ただいまの1点目のグリーンツーリズム事業、グリーンツーリズム推進協議会交付金について御説明いたします。  グリーンツーリズムでございますが、平成23年度の実績でございますが、年間16事業を行いました。16事業の参加者でございますが、1,189人で、そのうち市内の参加者でございますが、914人、市外が275名でございました。市外のうち宿泊でございますが、204名でございまして、宿泊地なんですが、主に御殿場キャンプ場、森林公園キャンプ場、それと青年の家でございまして、主に千葉県、神奈川県の中学生、小学生でございました。  昨年、平成22年、一昨年は、事業回数が10回で770名で、今年度、23年度は増えたという状況になります。これをどうして増えたか検証をこちらでもしましたところ、本当に気の毒な話なんですが、東北の震災におきまして、今まで首都圏で福島、東北のほうで、そういう体験型の体験を、グリーンツーリズムをやっていた学校等が、東のほう、こちらのほうに問い合わせが来て、ちょうどタイミングがよく、枝豆収穫体験と合いまして、その受け入れをした状況にございます。  それから、今後のグリーンツーリズムの取り組みの課題でございますが、御殿場特有の気候の状況により、生育状況に左右されないメニューの開拓を今、考えていきたいと思います。天気が悪くて、ちょうどお約束とした日に収穫ができなくなるという状況がままあって、宿泊となりますと、相手方の指定した日に段取らなきゃならないという状況の中で、その中で作物のメニュー数が少ないという状況にございます。  また、農家が主体となった事業の展開を考えており、実施団体及び人材の掘り起こしということで、このグリーンツーリズム事業をいろいろな機関とか、農業者の方々に実施してもらいたいと考えております。  次に、課題として、団塊の世代の取り組みを今後していきたいと思います。団塊の世代の方々は市民農園等々、あるんですが、農作業体験をしたいという要望もありますので、それにこたえていきたいと思います。  それから、次の御質問でございますが、たくみの郷改修事業の質問に答えさせてもらいます。  たくみの郷でございますが、現在、そばの手作り体験工房と古民家の管理を行っておりまして、販売は現在行っておりません。樹空の森が開設以来、以前から、体験ではなく、食べたいよという御要望が直接、手作り工房に寄せられておりますので、そこで今回、樹空の森とパークゴルフ場も完成するということで、体験なしでそばを食べられる食堂をつくるということで、食堂施設を増設するために、増設の今回は工事設計委託となるものでございます。手作り体験工房を現在147uほどございますが、それに40uほどの20席増設する予定です。一連の印野地区の樹空の森周辺の整備を兼ねて、たくみの郷も食堂を増設したいということでございます。  以上でございます。 ○委員長(杉山章夫君)  地籍調査課参事。 ○地籍調査課参事(飯田龍治君)  それでは、地籍調査事業に関する御質問にお答えします。  まず、第1点目の事業の評価についての御質問ですが、こちらに関しましては、東日本大震災以降、境界復元ができるということ等で、大変重要性が高まっております。それから、一般的には、よく土地家屋調査士さんから言われるんですが、境界トラブルの未然防止、これはなかなか数字にあらわれないものなんですけれど、トラブルの未然防止のために、地籍調査が大変有効性があるということで伺っております。  それから、次の御殿場地区の進捗率に関する質問ですが、御殿場地区ということでは、進捗率は出しておりません。市街化区域の御殿場地区と玉穂地区、それから原里地区、これを合計したものは出ておるものですから、こちらのほうは調査済みが412haありまして、未調査のところが326ha、進捗率としましては56%という数字になっております。ただ、こちらの数字なんですが、プラニメーター計測ということで、地図上で求積してあるものですから、多少の誤差はあるということでお考えください。  それから、次の中心市街地がいつごろになるかという御質問なんですが、こちらのほうは現在の市の進め方としまして、印野地区と富士岡地区を交互に進めております。現在は、国の第6次10か年計画ということで、平成22年から31年の計画に基づいて実施しております。次の第7次10か年計画がございまして、当初の予定では、その第7次の終わりごろ、中心市街地のほうにも入っていくというような予定を立てておったんですが、リーマンショック以降、事業費が削減されておりまして、なおかつ先ほど申しました東日本の大震災以降、地籍調査の重要性が高まっているということで、来年度予算、国全体でも地籍調査の要望がかなり多いもんですから、こちらの要望どおりの額がつくということが非常に難しくなっております。ですから、今後、予定どおり事業を進めていくということが大変難しくなっておりますので、実際のところ、中心市街地がいつごろ入るかということまでは、はっきり申し上げることはできません。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  今、御答弁で、この事業というのは、境界トラブルの未然防止に非常に有効であるということだったんですけれども、特に境界について、非常に多いところというのは、やはり評価の高いところというのも、非常にこれは背景として重要だと思うんですけれども、ちょっと今のお話を聞いていますと、御殿場地区でありますとか、中心市街地のあたりは、非常に固定資産税の税の負担もたくさんしているわけですね。それに対して、現状ですと、印野と富士岡を交互にやっているということなんですけど、やっぱりそれは全体的に面積のみを進捗率ということではなくて、評価ということも今後、検討されて、この事業というのを組み立てていただけるといいなと思うんですが、そのあたりについていかがでしょう。 ○委員長(杉山章夫君)  地籍調査課参事。 ○地籍調査課参事(飯田龍治君)  ただいまの御質問の趣旨と言いますと、土地の評価の高いところを先にしたほうがいいんじゃないかということなんですが、こちらに関しましては、まだそのような観点で計画をするということは、まだ考えておりませんので、今後の検討課題になるのかなということを思います。  ただ、実際のところ、各地区から要望が多いものですから、その要望に全部こたえられるかといったところが非常に不確かなところがありまして、今後の検討課題ということでお願いしたいと思います。 ○委員長(杉山章夫君)  産業水道部長。 ○産業水道部長(勝又英夫君)  辻川委員のおっしゃることは十分に理解できます。これにつきまして、全体で当初からの計画を立てておりまして、それが先ほど説明しましたように、震災の関係でずれていくと、また、立候補する市が多いという中では、非常に難しいなということと、特に市街地になりますと、なかなか実績がつながってこないという、非常におっしゃるとおり評価が高いですので、なかなか実績につながらないと思いますので、現時点ではなかなか見直しが難しいというのが実感でありまして、先ほども言いましたように、今後、検討をさせていただくということで、ぜひ御理解のほうをお願いをしたいと思います。  (「終わります。」と辻川公子君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  190ページの農地費、市単独農業施設等整備事業の@の用排水路整備事業についてですけど、各要望に対する実行率はどのぐらいになるのかということと、それから、192ページの3の土地改良区交付事業で、これは富士岡のほうというような形なんですけど、圃場整備と土地改良区の違いというか、どういった区分けをしてやっているのか、ちょっと教えてほしいと思います。 ○委員長(杉山章夫君)  農林課参事。 ○農林課参事(金光和芳君)  まず、1つ目の用排水路整備事業なんですが、年間、各区長さんから要望が上がってきますのが、50件から70件ぐらいの間で推移しております。実質、執行率というのは、正確には出してはございませんけども、緊急性の高いところから、なるべく手がけようということでやっておりますので、平成7年以降ずっとまとめてありますけども、7年度、8年度で残っているものも中にはあります。ただ、緊急性の高いものは、去年出たものでもすぐやりますので、こういう言い方はあれですけども、そんなには残っていないと思うんですけども、済みません、正確な数字は出ていません。  それから、2つ目の土地改良区交付事業なんですが、圃場整備というのは、県営の圃場整備のことでしょうか。 ○委員長(杉山章夫君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  済みません、圃場整備の事業があるわけですけど、それと土地改良区、圃場整備も土地改良区を設立して始めるわけですよね。その辺の違いというのが、ちょっとわからないもんで、素人で申しわけありません。 ○委員長(杉山章夫君)  農林課参事。 ○農林課参事(金光和芳君)  土地改良区交付事業、これは富士裾野東部土地改良区が事業主体となりまして、防衛省から補助金をいただきまして、防衛補助事業を行っております。防衛補助事業は、100%の補助ではありませんで、85%ですとか、3分の2ですとか、補助が来ますけども、残りの3分の1ですとか、15%が富士裾野東部土地改良区が出せませんので、その残りの補助残について市が交付金として交付するという形を取っております。用排水路ですとか堰ですとか、一般的な農業施設を、富士裾野東部土地改良区で発注して施工しておりますが、2年ぐらい前から富士裾野東部土地改良区でも小規模な圃場整備も、この事業でやっております。 ○委員長(杉山章夫君)  農林課副参事。 ○農林課副参事(伊倉 賢君)  補足で説明させていただきます。  いわゆる土地改良事業を進めるに当たって、県の認可等を取るときに、地元の実施主体をつくっていくという制度になっておりまして、事業認可と同時に土地改良区を設立するというシステムが土地改良事業にあります。ただ、今、説明いたしました防衛関係で、演習場関係の土地改良区は、既に富士裾野東部土地改良区というのがございまして、ここにつきましては、事業もやっているけども、東富士ダム等、設置した土地改良施設を管理しているという役割も果たしておりまして、ですから、富士裾野東部土地改良区は延々と存在している、施設がある限り存在している。それか、あと事業をやっているということでございます。  当市で進めております、もう一方の圃場整備事業が、県営の事業として進めておりますが、これにつきましては、整備した施設につきましては、主に道路とか水路でございますが、これにつきましては、御殿場市が管理者として引き取るシステムになっておりますので、圃場整備事業自体が完了すれば、そのときの土地改良区も解散するという形になっておりまして、ちなみについこの前、御殿場かがやき土地改良区で、事業の完成記念碑というのをつくりまして、そのお披露目をしたところでございますけども、もう工事も終わり、換地処分登記も完了しまして、いよいよ改良区の解散を待つばかりになっているという状況でございまして、そういうふうな形で事業を進めておるということで御理解いただければと思います。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  ありがとうございました。そうすると、ここの土地改良区の交付事業の中に、用水路測量設計というような形で書いてありますけど、これは幾らだかよくわかりませんけど、これらが新しい土地改良区がこれから設立されるというか、設立されている部分なんでしょうか。 ○委員長(杉山章夫君)  農林課副参事。 ○農林課副参事(伊倉 賢君)  ここに書いております土地改良区交付事業につきましては、先ほど説明しました東富士関係の富士裾野東部土地改良区に対する交付金でございます。富士裾野東部土地改良区の実施する工事に基づく設計の関係でございます。  以上です。  (「了解しました。」と鎌野政之君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  次に、順番4、6款2項林業費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  勝間田委員。 ○委員(勝間田博文君)  6款2項1目林業振興費、予算書の195、196ページ、大事業2の林業振興事業の小事業A間伐促進強化対策補助金170万円についてお聞きします。  現在のこの間伐状況と今後の見通し、そして間伐材の利用の有無について伺います。  そして、2つ目なんですが、6款2項2目の緑地帯設置事業費、予算書197、198ページ、大事業2、国庫委託事業の小事業@東富士演習場内緑地帯設置事業3,839万2,000円について質問します。  場内国有地防災水源林・緑地帯撫育管理409ha分の事業費との説明を受けましたが、国からの委託事業のことで済みませんが、事業目的の内容と今後の展開についての認識、そして本事業の当市へのメリットについての認識についてお伺いします。よろしくお願いします。 ○委員長(杉山章夫君)  農林課長。 ○農林課長(内田治夫君)  それでは、196ページの2のAでございますけども、御説明申し上げます。
     こちらにつきましては、適正な間伐施行を行いまして、森林資源の確保、保全を図るものでございまして、御殿場市森林組合が森林所有者から受託され、実施するものでございます。24年度につきましては、10haの間伐施行を予定しております。施行状況につきましては、また統括から説明しますけども、課題としましては、現在、森林の間伐につきましては、県が行う事業と市が行う事業がございまして、森林所有者が、この県の関係につきましては、県が100%実施するもので、受益者負担がないんですけども、市が行うこのAの補助事業につきましては、県から3分1の補助がありますけども、そちらの市が行う事業につきましては、受益者負担ということで、10%の負担が発生するということでございまして、そういう状況がありますので、なかなか森林所有者から負担があるということで、要望が少ない状況でございまして、執行率が低い状況にいます。  なお、間伐されました間伐材につきましては、今後、木材として販売していく方向で調整を図っている状況でございます。 ○委員長(杉山章夫君)  農林課参事。 ○農林課参事(金光和芳君)  6款2項2目の東富士演習場内緑地帯設置事業についてですが、これは国からの委託によりまして、100%の委託費で行っております演習場内の防災水源林ですとか、緑地帯の撫育管理等を行っている事業でございます。これは入会組合社団法人東富士農林業振興会に委託して行っております。  東富士演習場は、御存じのようにかなり広い面積を抱えておりますので、防災水源林ですとか緑地帯を毎年毎年整備していくんですけども、演習によって枯れてしまったり、食害でシカに食べられて枯れてしまったりすることがあるもんですから、撫育管理を行っております。  今後も毎年毎年同じようにこれは事業が推移していく思うんですが、場内からの土砂の流出ですとか、そういうものを直接、富士山の下流域の市街地に被害を及ぼすものを抑えるという効果がございます。  以上でございます。  (「了解しました。」と勝間田博文君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  林業費の林業振興事業なんですけど、これ、県も独自で単独でやっておられて、市はどっちかと言うと待ちの姿勢みたいなところがあって、何となく市がやっているものと県がやっているものとがマッチングしないという形で、線引きがなかなか思うようにいかないというような感じが若干するんですけど、そこら辺はほとんどがこの林業振興費そのものが森林組合に対するものであって、実際の何か林業施策というものが、我々についてちょっと見えない部分があるんですけど、そこら辺、例えば計画を県と練ってやる必要があるんじゃないかなというふうな気持ちがあるんですけど、その辺についてどうでしょうか。 ○委員長(杉山章夫君)  農林課長。 ○農林課長(内田治夫君)  今、確かに森林組合が中心となって間伐をやっていただいているということで、御殿場市につきましては、市長の施政方針にもございましたけども、伐期に来ております箱根山系を今後、中心にやっていくと。そのメニューにつきましては、今言いましたように、県のやっております補助事業につきましては、受益者負担がないもんですから、できる限りそれを実施したいと思っているんですけども、ただ、その県のメニューの森の力再生事業につきましては、列状間伐ということで決まりがありまして、どうもやっぱり所有者については、列状間伐を嫌う方もあるんですけども、そちらですと受益者負担がないということと、まず、その作業道が入りますので、できればうちのは森林組合を中心に、受益者負担がない県営の事業を使って、今後、箱根山系を中心にやっていきたいと。今手がけておりますのは、沼田地区を今後、モデル地区としたいということで、関係者にお願いをしまして、関係者もやはり山の整備ができてませんので、じゃあ、やってみようということになりまして、あと今、手がけてますのは、神山地区ということで、今後、箱根山系を中心に、推進していく予定でございます。 ○委員長(杉山章夫君)  産業水道部長。 ○産業水道部長(勝又英夫君)  1点、補足をさせていただきますけど、今、次長の説明したとおりなんですが、皆様も森林税という税金を静岡県にもやられていると思うんですが、それを使ってやっているのが森の力再生事業ということでございまして、現実、去年におきましても、20ha余を神山地区で間伐をやっています。森の力再生事業につきまして。これにつきましては、全部回収をして、それを利用するという目的でやっているもんですから、現実にもうそれは地産地消で使われています。今言いましたように、今年度、沼田地区をまとめておりますので、それをモデル地区にしまして、そこも全部回収をして、再生を図ると、地産地消を図るということになりますので、そういうことの中では、それが皆さんに認知されれば進んでいくというふうに考えております。  なお、平成24年度から、県の職員も出向で人材をいただきまして、森林のプロなんですが、それが農林土木のほうに来ますので、市の全体計画、これ森林組合でも今計画を進めておりますけど、御殿場市の森林整備をどうしたらいいかということで、プランは、計画書はあるんですけど、それを実践に沿った形の中で、もう一回見直していこうということで、今年度から始めるつもりでいますので、ぜひ御期待をしてもらいたいというふうに思いますけども。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  期待はしてるんですけど、現実の問題として、今、間伐材の利用云々でも、何十年も昔から、もう間伐材を利用しなきゃ、利用しなきゃといって今まで全然利用されてないということだし、それと、今、地産地消と言いましたけど、製材業者さん、ほとんど、どんどんどんどんなくなってきちゃっている。  それと、もう一つは、山林所有者がどこにいるんだか、いないんだかという問題なんかも、総合的にその計画の中に組み入れて、ぜひ大事なことだと思いますので、計画をお願いしたいんですけど、その辺よろしくお願いいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  今の林業振興のことで、ちょっと補足したいんですけれども、地元のものを地産地消、これすごくいいと思うんですけれども、そのときに抜本的に公共の施設等に、こういう地元の木材を積極的に取り入れていくというような、そんなふうな推進策があると、もっとこれが加速度的によくなるんじゃないかなと思うんですが、ちょっとこのあたりについて御見解をお伺いいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  産業水道部長。 ○産業水道部長(勝又英夫君)  今の地産地消の関係ですけど、確か正確ではありませんけど、県産材を使ってやるということの中では、県は進めております。御殿場市においても、御殿場市のものを使うということはないんで、その辺はちょっとわからないんですが、県産材を使って確か教育委員会の学校施設も建っておりますので、今後、また、そういう形の中で進めていければいいかなというふうに思いますし、施工業者の方も地元産を使っていただくということの中では、今後進めていきたいなというふうに思っています。  (「了解しました。」と辻川公子君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。 ○委員長(杉山章夫君)  この際、10分間休憩いたします。                           午前10時33分 ○委員長(杉山章夫君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                           午前10時42分 ○委員長(杉山章夫君)  次に、順番5、7款商工費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  長田委員。 ○委員(長田文明君)  208ページ、大事業3のCバラのまちづくり事業、これの予算が昨年と比べると減少してきていると思うんですが、その削減された理由、事業の内容、規模、それから効果はどのようなものを想定されているか、お願いいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  商工観光課副参事。 ○商工観光課副参事(鎌野 武君)  ただいまの御質問にお答えいたします。  予算額なんですが、昨年度と一応250万円は同額になっています。その前の年が300万円ということで、その前の年にはバラ園の周辺の整備があったものでから、その分が入っておりました。一応、そちらの方が終了いたしまして、本年度より250万円ということで、同じ金額になっております。  この250万円のうちの新年度におきましては、おおむね200万円が地元の地権者の方々でバラ園の管理委員会をつくるということで、そちらのほうで管理運営をしていくということになりまして、そちらへの委託という形になります。  こちらのバラ園なんですけれども、御案内のとおり、あそこは農業振興地域になっておりますものですから、あそこを大々的に開発することが難しい状況になっております。そういう中で、転作等の一つという形で、試験的に始めたものとして、今、整備がされておりますが、こちらのほう、年間、多くの方にお出でいただいておりまして、6月、10月にばら祭り等も行っているんですが、23年度はちょっと天候に恵まれなかったんですが、それでも1日で2,500人近くの方にお出でいただいたということで、バラの咲いている時期には、逆に道路のあそこに駐車場がないもんですから、路上になってしまったりとかして、若干、今後の課題も抱えている状況ではありますけれども、御殿場市にきれいなバラ園があるということは、多くの方が知っていただいて、近隣市町村だけではなく、県外のほうからも多く来ていただいております。  ただ、今後、あそこだけではなく、市内のほうにポケットパークであるとか、学校であるとか、こういうとこにもバラを普及させていきたいということで考えております。それによって、御殿場にきれいなバラがあるよというふうにPRできればいいなと考えています。  以上、答弁とさせていただきます。  (「了解です。」と長田文明君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  まず、幾つかお願いいたします。  204ページです。商工総務費の1の人件費、@温泉審議会委員報酬9万5,000円、この件ですけれども、この審議会の審議の内容は、どのような形で開催されたのか。そして、乙女源泉について審議があられたのかどうか、それについてお願いいたします。  そして、次ですけれども、3のB御殿場ブランド商品開発事業交付金90万円ですが、今までのこの事業の成果と、そして、その経済効果がどのようであったのか。そして、今回の具体的な目標についていかがなのかな、その点についてお願いいたします。  次ですけれども、4番の緊急経済対策住宅建設等助成事業の住宅新築・リフォーム等経費助成の1億円ですけれども、これはこの事業が始まる前、そして、直近の過去2年間でもいいと思うんですけれども、特に新築工事の場合に、住宅メーカーが発注された件数、そして、地元の業者の件数、どのぐらいの発注件数があったのか。その中で、地元の業者の方が増えていくと、すごくこれいいなと思っているんですけれども、そういうものの何か対策等はされていたのか、そこら辺についてお願いします。  次ですけれども、206ページです。商工振興費の@商店街活性化事業補助金のほうが610万円ございます。昨年はこれ427万5,000円だったと思うんですけど、今回、増額されております。これら本年度、どういうような課題をとらえられているのか、そこについてお願いいたします。  次のA番ですけれども、御殿場まちづくり株式会社のコミュニティ施設運営事業補助金500万円ですけれども、この2階の部分の利用状況はいかがなものなのか。  そして、まちづくり会社の、これ御殿場市がお金を大変出資してつくられたわけですけれども、経営状況とか順調に進められているのかについて、よろしくお願いします。  そして、208ページです。観光費の3のB富士山わらじまつり380万円が載っておりますけれども、このわらじまつりの組織はどのようなものを想定されているのか。そして、昨年との違い、これについてどのような目標を立てられているのかについて、以上、よろしくお願いします。 ○委員長(杉山章夫君)  商工観光課副参事。 ○商工観光課副参事(鎌野 武君)  私のほうからは、温泉審議会の件と、最後にありましたわらじまつりの件についてお答えさせていただきます。  温泉審議会なんですけれども、こちらのほうは平成19年から4年ほど開催されておりません。と言いますのは、新しく温泉の掘削等の申請等がないことによるものです。  続きまして、わらじまつりの件につきましてですけれども、こちらのわらじまつりなんですが、昨年までこちらのほうによさこい御殿場というのが入ってたと思われますが、よさこい御殿場等を含めた中で、昔に戻るというわけではないんですが、復活という形で富士山わらじまつりというものを組み入れました。こちらにつきましては、市民の有志からの意見は出ておりまして、これに対しまして、観光協会のほうで組織化をして、盛り上げていこうということで提案がありまして、そちらのほうを盛り込んだものになっております。  今までは観光協会、行政中心のような形で観光協会、商工会等々、案外狭い中での組織だったような気がしますが、ここには今度は大学協会さんであるとか、その有志の方々というところからも、参加していただいて、一般の方にも当日、飛び入り等もできるような形の祭りにしていきたい。御殿場の市民が誇れる祭りにしていきたいという、そういう趣旨のもとに提案をいただきまして、それに市としましても支援を全面的にしていきたいと考えております。  以上、わらじまつりについては終わりにいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(田代明人君)  それでは、まず、私から、商工に関する1点目の御殿場ブランド商品開発事業についてお答えをさせていただきたいと思います。  本事業につきましては、平成20年度から実施をしているものでございまして、商工会に補助金を支出して実施しているものでございます。今までの事業といたしましては、大きく4つの品目をブランド化をするということで進めてまいりました。  1つは、御殿場の芋焼酎、米焼酎の開発、販売、そして富士山水菜カレーの販売促進、それから、御殿場手作りハムの里、4点目が紅あずまスイーツ、御殿場の地場産のサツマイモを使ったスイーツということで、大きく4つの分野で今までは進めてまいりました。  今後につきましては、それら4つの品目をさらに推進をするということに合わせまして、昨日、発表になりましたけど、御殿場こだわり推奨品という23品目の推奨品がきのう、認定をされたということが発表されたものでございますが、この推奨品につきまして、インターネットであるとか、あるいはパンフレットであるとか、そういったいろいろな媒体を使いましてPRをしていこうというふうに考えているものでございます。  2点目に、緊急経済対策住宅建設等助成事業の、いわゆる地元の業者さんについてということで御質問でございます。  現状、新築の持ち家については、現状、非常に、数は若干減少しつつあるものの、実際に地元の業者さんが施行されている割合につきましては、徐々に増加をしております。これ手元の今現状、数字でございますけれども、平成19年度が19%であったのに対しまして、平成22年度につきましては、26%ということで上昇しております。ただ、これ新築の持ち家に関してでございまして、実はリフォームが非常に件数が増えておりまして、リフォームの受注が増えておりますので、この住宅建設に占めるものにつきましては、地元の業者の非常に振興につながっているというふうに考えているものでございます。  続きまして、3点目の商店街活性化事業補助金について、御説明をさせていただきたいと思います。  本事業につきましては、昨年度のものから少し事業を統廃合いたしました。去年までは商店街イベント事業補助金、それから、御殿場駅周辺商店街活性化事業補助金、そして、中心市街地活性化推進事業ということで、3つの事業であったものを、今回統合いたしまして、この商店街活性化事業補助金ということでメニューを整理をいたしたものでございます。  この商店街活性化事業の補助金の内訳、内容でございますけれども、現在、要綱を整備中でございますが、一つは、にぎわい創出事業ということで、従来と同じように駅周辺、あるいは商店街で実施されるイベントに対する支援事業、2点目といたしまして、空き店舗活用事業ということでございまして、商店街にある空き店舗を活用する事業に対しての支援、3点目が、個店育成事業ということで、これは新たに実施するものでございますけれども、個店の皆さんが例えば研修会を開催したり、あるいは研修を受けたりといったような際に、これを補助しよう、支援をしようというものを個店育成事業ということで3番目に設けているものでございます。そして、あと4点目が、商店街の来客者の支援ということで、駅周辺、今現在もやっておりますけれども、駅周辺の来客者に対しまして、駐車場を利用する場合に、2分の1を支援、補助をするという制度で、これを継続しているということでございますが、大きい4つの事業で、今後は進めていきたいと、その合計額が610万円という予算になっているものでございます。  それから、御殿場まちづくり(株)コミュニティ施設運営事業補助金でございます。本事業につきましては、エピの2階にございますコミュニティホール、あるいは会議室等の運営を支援するというものでございまして、利用率については、済みません、ちょっと今手元に数字がございませんけれども、年々増加をしているというふうに聞いております。また、昨年になりますけれども、エピのほうでもホームページを新しくインターネット上で開設をいたしまして、利用の申し込みとかといったものがすぐわかりやすくなるといったようなことも現在、実施しておりまして、利用率の向上につなげていただいているものでございます。
     補助金につきましては、22年度から5年間ということで予定をしているものでございますので、非常に商業関係、全体を含めて厳しい状況であるんですけれども、今後ともこのエピも含めたまちづくり会社の経営が、私どもも、市も出資をしているわけでございますけども、経営が順調に進むように、引き続き支援をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  いろいろありがとうございました。ちょっと1点、お尋ねいたします。住宅新築・リフォーム等経費助成ですけれども、今、地元の業者が平成19年が19%、22年が26%、この比率が上がったということなんですけれども、地元の業者を本当に強く体質的にさせて、育成させるために、我々、住宅を新築する、増築する場合に、税の控除というのも非常に大きな問題だと思うんですけれども、そういう利用者にとって、より税についても控除になるような、いろいろな仕組みであるとか、そういうような抜本的な地元の企業が強くなるような、そういう課題とか、そんなことについてはどのようにお考えになられているんですか。この比率がもっと上がるということがすごくいいと思うんですけれども、その点についてお願いします。 ○委員長(杉山章夫君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(田代明人君)  ただいまの御質問にございました税も含めた総合的な、というお話かと思います。現在、この新築住宅の補助制度というのは、もちろん全般的に言いますと、一部、半額を商品券として支出しているというものもございまして、現在、商品券、これに、新築住宅で実施をいたしました、この事業で実施をした商品券の12月末現在ではございますけども、70%近い回収がされているということになっております。こういった商業分野に対しての実は大きな効果もあるということが、まず1点ございます。  委員御質問にありました、地元業者を増やすということで、税も含めたということなんですが、税となりますと、当然、新築住宅の軽減というのを、固定資産税の軽減というのは、これは一般的にどこでもございますので、それに合わせて、じゃあ例えば少し付加をするといったようなことにつきましては、現在は検討をしておりませんけれども、この緊急経済対策は、この24年度で3年目で、一応、3年計画ということで実施をしておりまして、この24年度一たんは終了いたしますから、25年度以降、新たな制度も検討する中で、今、議員の御指摘のことも踏まえまして、総合的な支援策ということになるか、ちょっとわかりませんけれども、検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  ちょっと一つ補足させてください。メーカーの長期優良住宅の認定というのがございますね。そういうのがやっぱりハウスメーカーだけではなくて、地元のメーカーもどんどんこんな認定を受けるための努力とか、そこあたりについてはいかがでしょうか。 ○委員長(杉山章夫君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(田代明人君)  今の御指摘のありました、総合的な税の認定ということに関しまして、いわゆる住宅メーカーと、それから私ども市内の業者が実施するもので、差があるということまでは、私どもちょっと今、把握をしておりませんでしたので、今、委員の指摘につきましては、十分、これから調査研究させていただきたいと思います。  以上です。  (「了解しました。」と辻川公子君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  勝間田幹也委員。 ○委員(勝間田幹也君)  208ページの説明欄10のパークゴルフ場整備事業なんですが、いよいよ24年にオープンするということで、非常にすばらしい施設だと思います。私自身、このパークゴルフということが余り知らなかったもので、市民の健康増進等には非常に寄与するすばらしい施設だと思います。観光という観点から見まして、市外の方の利用も必要だと思います。1億6,700万円余使っての施設でございますので、プレイする人を増やす集客ですね、その辺のよい方策等を、行政だけではとは思いますけれども、何かお考えがあるのかお聞かせ願いたいと思います。 ○委員長(杉山章夫君)  商工観光課副参事。 ○商工観光課副参事(鎌野 武君)  ただいまの御質問にお答えいたします。  パークゴルフ場、ことしの秋、10月1日オープンを目指して、本年度、コースの整備及び管理棟建設のほうの契約をしました。こちらにつきまして、委員のほうの御質問のありましたように、どのような形で普及をさせて、観光に結びつけるのかという点で、実際、パークゴルフと言いますと、皆さんやったことがある方のほうが少ないんじゃないかと思うんですけれども、こちら、クラブ1本にボール1つ、ボールの玉のサイズは、グランドゴルフのボールはわかりますでしょうかね、そのぐらいのサイズ、樹脂製のものなんですけども、これを持って、ゴルフと同じようなルールで、大体9ホール強の18ホール、こちらのほうも公認等を取るとなりますと、距離も決められておりまして、大体1,000m、全部のコースを回って1,000m以内じゃなければいけないとか、いろんなことがあります。これ三世代にわたってできるスポーツということで、北海道のほうで発祥したわけですけれども、こちらのほう、御殿場でのパークゴルフ人口というのは、まだまだ少ないと思いますが、一番近くでは、小山町の吉久保のほうにありますパークゴルフ場ですね、こちらのほうを利用された方が市内の方にもいらっしゃるということです。あと、近くでは神奈川県の開成町、山北町、中井町、あと平塚等ありまして。実はこちらのほうのパークゴルフ場、地元の方々が本当に多くの方がやっております。そして、それぞれのコースを回っているわけですね。そういう中で、利用者が増えております。  この間、視察としまして、南足柄市のほうのパークゴルフ場等も行かせていただいて、そちらの指定管理の方ともお話をしたんですけど、ぜひコラボレーションして、交流を深めていきましょうということで、あちらとしてもやはり多くの方の来場を見込みたいということもありますし、当市としましても、多くの方を呼び込みたいということがあります。そういうような点では、観光資源としては大分高いポテンシャルを持っているのかなと。  また、北海道のほうは、冬季できなくなりますと、関東方面にパークゴルフツアーがあるんです。これ温泉とセットでツアーというのがあるそうなんです。実は、昨年11月に県の観光協会のほうが札幌においての大商談会を行うときに、御殿場市の資料はないのかという中で、パークゴルフ場の資料をくださいという話だったんですが、その当時は、でき上がってなかったもんですから、できなかったんですけども、なぜかと言いますと、今言ったように、そういう観光客を呼び込める施設なんだということが、観光協会のほうでも認識をしている状態であります。  そういう中で、やはりまずは市民の人にやっていただきませんと、平日、観光客はそんなにたくさん来ることは予想できませんので、多くの市民の方に参加していただけるように、今後、文化スポーツ課等のスポーツツーリズムなんかも含めまして、協力しながら、また地域の体育振興会等にまた御協力いただきながら、普及をしていって、その中で利用者を増やして、そこにプラス樹空の森のすぐそばにできます。樹空の森の一つの施設として入りますので、こちらのほうを活用しまして、相乗効果ですね、あと御胎内温泉センターもありますし、たくみの郷も、先ほどの話のようにおそばが食べれるとかできるということになります。こういう中で、一体的な観光地としてのまた中核になってくるのではないかと考えております。  (「ありがとうございます。了解しました。」と勝間田幹也君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  土屋委員。 ○委員(土屋光行君)  お願いいたします。ことしの市長の施政方針演説の中で、「ここに関係する商業活性化につきまして、」というところで、「商店街などにおける個々の商店の魅力の創出に向けた新たな取り組みや、関係機関が企画するイベントなどを通じ、市内の商業振興が図られるよう支援してまいります。」という、この3行ではありますけども、このことと、それから御殿場市の総合計画におけるこの産業関係の面、そのビジョン等から考えて、今のもちろんこの市長の今年度の施政の3行の文のことも含めまして、そういう御殿場市の商工業のこれからを考えたりする中で、今年度、個々の企業等への育成貸付資金等は、かなりの、5,000万円ぐらいのお金が投与されていくようですけれども、この大事業の2と3の商店街活性化事業と商工団体等育成事業、金額的にはそう大きなものではないと思いますが、市長の方針、それから御殿場市の総合計画の中での産業、当市の産業、特に中心市街地に関して、これからの補助金のあり方がこういう内容でいいかどうかに、大きな大事業2と3に関して、こんなようなところでどうか。206ページでござすます。少し感想でよろしいですので、お伺いしたいと思います。お願いいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  商工観光課長。 ○商工観光課長(勝間田安彦君)  ただいまの御質問でございますけれども、施政方針の3行、そちらにつきましては、先ほど御説明をいたしましたけれども、商店街活性化事業補助金、こちらに個店育成事業であるとかイベント事業、こういうものを使って、駅前の商店街等を活性化させていきたいということで、そちらの3行が載っているものと考えております。  また、総合計画の中で、いろいろ産業について出ておりますけれども、産業につきましては、御殿場の活性化、そういうものにつながりますので、いろいろ補助金等を考えておりますけれども、先ほどの大事業3の育成事業、こちらにつきましては、商工会の補助金であるとか、各地区の商工会の補助金等の補助金でございまして、その経済活性化についての補助金ということではございません。それぞれの事業に対する補助金でございまして、経済活性化に言えば、商工会の補助金、こちらが商工会を中心に御殿場市の商業、産業が活性化していけばということで、補助金を支出しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(杉山章夫君)  土屋委員。 ○委員(土屋光行君)  観光ハブ都市構想ということ、御殿場の活性化のために大きな事業構想があるわけですけども、そういう全体の絡みの中で、この問題がどういうふうにまちの活性化、特に中心市街地の活性化など、どういうふうに大きな事業と関連づけて進めていかれるのかということは、非常に関心を持っているところでありますけども、今後ともいろいろお伺いしていきたいことがあると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます。終わります。 ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  あと一つ、追加させてください。  206ページです。商工振興費の中の4の産業立地促進奨励金事業の8,532万8,000円で、進出企業等の助成についてですけれども、ほとんどこれはプラスチックと介護の1社、このあたりに対する補助金をお出しになられているという御説明を聞いてあるんですけれども、助成以外に、こういう産業立地の魅力のある条件、それは一体どんなふうに市のほうはお考えになっているのかなと。補助金だけではなくて、こんな工場があったら、企業の方が喜んでどんどん進出してみたいというふうな、そんなふうな課題、条件がほかにあるのかなと。  そして、あと一つですけども、そのときに災害面でありますとか、エネルギー等において、今、いろいろ経済産業省のほうでも天然ガスを全国に供給しながら、災害に強い工業、そういうのをつくるような計画もインターネットてちょっと見たりしたんですけれども、それらについて、今後、御殿場市はこういう立地の促進、奨励ということですが、どんなようなふうに何かお考えになられているのか、それについてよろしくお願いします。 ○委員長(杉山章夫君)  商工観光課長。 ○商工観光課長(勝間田安彦君)  ただいまの御質問でございますけれども、御殿場市につきましては、富士御殿場工業団地がございます。ここは、大方8割ぐらい、今、埋まっている状況なんですが、御殿場市に進出してくる企業、ほかに比べると格段に多いというふうに考えております。まずは、水、あと空気、それと交通の要衝にあるということ、また、富士山が正面に見えるということで、企業イメージが格段に上がるということで、企業が御殿場を選んで進出してくれていることと思います。  天然ガスとの関係でございますけれども、御殿場に天然ガスのパイプラインが通っておりますが、そちらを利用したものがいろいろ引き合いが来ております。今後、それを利用するようなことも考えていきたいというふうには思っております。  以上でございます。  (「了解しました。」と辻川公子君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  勝間田委員。 ○委員(勝間田博文君)  商工総務費と観光費についてお伺いします。  最初に、7款1項1目商工総務費について、大きく2点、お聞きします。  予算書の203ページ、204ページ、大事業3、経済活力創出事業の小事業Aの異業種ビジネス交流会事業交付金50万円と、小事業Cの富士山麓ビジネスマッチング促進事業負担金50万円についてお聞きします。それぞれの事業内容と事業効果の認識、そして、現在の事業状況についてお伺いします。  そして、2つ目の7款1項3目観光費について、大きく3点、お聞きします。  最初に、先ほどちょっと長田委員のほうから言っていただきましたバラのまちづくり事業についてなんですが、これ、今の状況はお聞きしましたので、この中で本事業、このバラまちづくり事業を障害者の就労支援の場として展開していく考え方についてお伺いします。  この作業内容について、いろいろな手がかかっていると思うんですが、この中でもって障害者の方でもできるお仕事でないかなというふうに考えますので、この方々についてお聞きして、次に、同じページ、207、208ページの大事業12、緊急雇用創出観光推進人材育成事業の観光ガイド育成等776万7,000円、予算書の209、210ページ、大事業13、緊急雇用創出観光情報発信事業、観光情報発信・提供等1,248万8,000円についてお聞きします。  それぞれの事業内容、そして事業効果の認識と今後の展開について、どのように認識をされておられるのか、お伺いします。  以上、よろしくお願いします。 ○委員長(杉山章夫君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(田代明人君)  それでは、私のほうから、商工総務費の2点の御質問についてお答えをさせていただきます。  まず、経済活力創出事業のうち、異業種ビジネス交流会事業交付金についてでございますが、これにつきましては、50万円を商工会に補助をして実施しているものでございまして、本事業につきましては、裾野市と合同で実施をしているものでございます。23年度につきましては、昨年の11月17日になりますが、高原ホテルのほうで実施をいたしました。具体的な内容でございますけれども、いわゆる基調講演、そして、ビジネス交流会という会がございまして、最後、全体交流会、大きく3つの部門で編成をしてございます。そのうちビジネス交流会につきましては、御殿場市、裾野市から32の事業所がそれぞれの会社の商品であるとか、製品を紹介するコーナー、ブースを出していただきました。それに来ていただいた方、全体では参加人数は80事業所、160名の方が御来場していただいたわけですけれども、その方がいろいろな展示を見ていただいて、市内の企業同士のビジネスマッチングを行っていただきたいと、そういった趣旨の中で、このような交流会を設けているものでございます。  このうち、具体的にもうその場所で6件、実は商談というんでしょうか、商談ブースもございまして、商談が実施されているものもございまして、そのあとのアンケートによりますと、今後、取引につながるという可能性というものが10社以上あるというふうに報告を受けております。これにつきましては、数字で、その後のフォローがちょっとできてはいないんですけれども、いわゆる継続することによって、市内、あるいは裾野市も含めた、この地域内での交流がビジネス交流、マッチングが促進されるというふうに考えているものでございます。  2点目の富士山麓ビジネスマッチング促進事業の交付金について、御説明をさせていただきたいと思います。  本事業につきましては、ファルマバレー構想、いわゆる静岡県のがんセンターを中心としました東部地域のファルマバレー構想を推進するために実施しているものでございまして、財団法人静岡産業創造機構ファルマバレーセンター、これは県の外郭の財団法人になりますが、この事業に対して負担金を支出しているものでございます。具体的には県が600万円、富士山麓地域の12市町が均等で50万円ずつ支出をしまして、1,200万円の総事業費となっているものでございます。  事業の内容といたしましては、ファルマバレーセンターのほうでセミナーを開催したりだとか、あるいは相談会、あるいはコーディネーターが県内、いわゆる東部地域に属している12市町の各企業を訪れて、そのファルマバレーに関するいわゆる医薬品であるとか、健康であるとか、そういった関連の技術を掘り起こしたり、ビジネスマッチングするといったような仕事をしているものでございます。私ども御殿場市内の中でも4社ほどそういったことで企業訪問していただいているというようなお話を受けているものでございまして、これについてもやはり長期的な支援をすることによって、いわゆる医療関係のビジネスマッチングが促進されることを支援をしていきたいというふうに考えているものでございます。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  商工観光課副参事。 ○商工観光課副参事(鎌野 武君)  それでは、観光費のほうの3点のうちの第1点目、バラのまちづくり事業の関係なんですが、先ほど身障者等の就労支援に対応できないかというような御質問でしたが、現在、ステップワンのほうで既にかかわってくださっておりまして、今後、ほかにも施設ありますので、そちらのほうともちょっと考えていければなとは思っております。ただ、道路沿いということもありまして、やはり安全の確保とか、そういう点がありますので、その辺は考慮しながら、今後、話をしていきたいなと思います。また、送迎等が個々の施設での対応になってしまう点もあるもんですから、その辺の状況も踏まえて検討したいと考えます。  続きまして、2点目の緊急雇用の関係ですけど、まず、ボランティアガイドの育成というほうなんですが、こちらのほうは現在、2か所の団体のほうに委託をしております。新年度もその予定ですが、観光協会と御殿場総合サービスになっております。観光協会のほうにつきましては、観光案内の発信ということで、それぞれ勉強していただきまして、その中で観光情報を習得していただき、年間を通して働いていただく方と期間の方といるんですけれども、その中で期間が終了した後は、ボランティアガイド等にも登録していただくような形を今、お話をしておりますが、これ始まってまだ2年、今度3年目になるんですけれども、今後、そのような活用をしていきたいと思っています。  そういうような形で、あと御殿場総合サービスのほうでは、指定管理をやっている施設のほうでの外国人の対応ですね、特に中国人の方とか多くいらっしゃるもんですから、そういう方の対応ができるように、また、コミュニケーションを取れるようにということで、そういう人材の育成をしてくださっておりまして、その後、就労にまでつながっているという形になっております。  続きまして、3点目の緊急雇用創出観光情報発信ですね、こちらのほうなんですけれども、こちらのほうは、まず、観光協会のほうにつきましては、今年度、ちょっと金額が増えたのは、富士山ナビゲーターということで、昨年度、静岡県のほうで富士山の富士宮、御殿場、須走に、開山期間中に通訳案内士と、あとナビゲーターということで2人の方を緊急雇用で配置しておりました。こちらのほうは県のほうで外国語通訳の方は準備しますので、ナビゲーターのほうについては各市町の緊急雇用で対応していただきたいということで、ことしこれが組み込まれております。これは、大変、富士山登山客から喜ばれておりまして、上の山小屋との連携等も取っておりまして、天候であるとか、状況なんかについても、登山客に伝えたり、また下山客からの情報を、また次の方に提供できたりということで大変喜ばれておりまして、こちらのほうがことしは新たに追加されております。この方々については、その後、どのような活用というのは特にないんですけれども、登山客の安全であり、また、多くの方のハイカーに喜ばれている状態であります。  この情報発信のほうに、ことし新しく観光の着地型の体験型メニューを造成し、それを発信していくというのが、御殿場総合サービスのほうでやりたいということで、そちらのほうに出ております。こちらはアウトレットに年間1,000万人からの方が来ていらっしゃいますが、御殿場市内を回遊したりしても、やはり帰りに寄るか、来る前に寄っていかれるかどちらかになってしまっておりますので、そういう中で、1時間、2時間でもいいので、体験のできるメニューをつくれないかということを前から話をしている中で、そういうものをこれからつくっていこうと。それを企画・運営、そして発信していきたいということがありまして、そちらのほうが次年度、24年度の目玉という形になっております。  以上です。  (「了解しました。」と勝間田博文君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  鎌野委員。
    ○委員(鎌野政之君)  206ページの上段の中小企業対策なんですが、@とAなんですが、毎年毎年言っているんですけど、中小企業育成融資資金貸付金、商工中金に対する預託金なんですけど、余り多分実態をつかんでおられないのかなというような感じがします。年間で3件か4件、多くて5件ぐらいの融資しかないということになっているんではないかなと推察されるんですけど、これらはもうもったいないからやめたらどうなんですかということを提案してますんで、その辺についてのお考えと、それから、A、あるいは説明にあったかもしれませんけど、大体、何件ぐらいの予定で、1.47%利子補給というようなことは聞いているんですけど、何件ぐらいの予想で、貸出金額はどのくらいか教えてほしいと思います。  それから、208ページの9の富士山ビューポイント整備事業、昨年までは乙女のビューポイントということなんですが、新しく発掘を予定されているのか、それとも従来の乙女の駐車場だけの整備なのか、その辺についてお伺いいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(田代明人君)  それでは、私のほうから、まず、1点目の中小企業育成融資資金貸付金についてお答えをさせていただきます。  これにつきましては、委員が御指摘のとおり、商工組合中央金庫が行います、市内中小企業者への資金融資のためのものでございまして、その分について商工中金に貸し付けをしてございます。委員、前から御指摘をいただいているところでございまして、私どもも昨年、商工中金の担当者と打ち合わせを持たせていただきました。現状は確かに貸付金がなくても、決して市内の中小企業者に貸し付けを行わないということではないというふうには言っておりましたが、しかしながら、やはり営業の回数であるとか、そういったものでやはりどうしてもその部分で、出していただいているところと、出していただけない市町では、やっぱり差がついてしまいますよといったようなお答えをいただいております。  その中で、22年度については187件の新規の貸し付け件数がございまして、23年度も現在まで、12月末で167件があるというふうに報告をいただいておりますので、私ども、これは預託で当然のことながら多少利息もついて、毎年、元利収入があるということであるもので、決して、中小企業の貸し付けのいろんなメニューの中の一つとしては、有効であるというふうに考えまして、今年度も予算計上しているというふうに、私どもとしては考えております。  続きまして、小口資金につきましては、市内の中小企業者の皆様に、いわゆる小口の資金を貸し出すということで、融資700万円の限度額で、融資利率、利子補給した結果として、1%で御利用いただいているものでございます。これにつきましては、今年度はまだ29件という件数ではございますけれども、過年度も含めますと、来年度やはり210件がまだ過年度分、5年間ございますので、それに対しての補助ということになりまして、750万円の予算を措置させていただいているものでございます。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  商工観光課副参事。 ○商工観光課副参事(鎌野 武君)  それでは、富士山ビューポイントの関係についてお答えさせていただきます。  こちらのほうの今回の予算なんですが、市としまして、乙女駐車場の部分整備と、そして景観形成ということで、菜の花の咲く時期に対応した菜の花畑の整備という形でやっております。  乙女駐車場は、こんなこと言うのは大変あれなんですけども、昨年11月に1週間ほど緊急雇用のほうに対応していただきまして、カウンターで、どのくらい来たかという統計を取らさせていただいたところ、思いもしない数字が出まして、7日間で889台の車とおおむね1,860人程度の人がいらっしゃっておりました。予想以上の数字の方がこちらのほう、いろんな休憩であるとか、そういうものも含めてなんですが、ありました。ということは、あそこにはそれだけの価値があるということが、改めて見出されたところでありまして、こちらのほうは、今、トイレの裏がそのまま砂利敷きの状態になっておりますので、こちらのほう、一部、芝生等で整備をし、もう少し休憩のできるような体制が取れればいいなという形を考えております。  そして、あそこにハッピーコールベルというのがありますので、こちらのほう、乙女峠の富士見茶屋のほうに乙女の鐘というのもありますし、ちょっとここで言っていいかどうかわからないですけど、今後、いろんな中で土肥のほうにあります恋人岬なんかと提携をしながら、そういう点でいろんな観光PRしながら、誘客も図りたいなと考えております。  菜の花の関係は、ことしも沼田ロマンチック街道協議会のほうにお願いして、沼田地先のほうに菜の花畑、こちら富士山を背景に写真の撮れる場所の整備というような形で行いました。そして、もう1か所、山之尻の圃場整備をしたところに、こちらの土地改良のほうの皆様方に御協力いただきまして、菜の花の種をまいていただいたんですが、ちょっと天候不順のため、成長がちょっと悪い状態ではありますけれども、こちらのほうも、全面に菜の花が咲き誇れば、富士山が見える、とてもいい景観の場所ができてますので、今後もそういう市内の場所を探しながら、そういうような景観、富士山を背景とした写真の撮れる、誘客の図れる場所を探していきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  ありがとうございました。先ほどの商工中金の160何件というのは、これは裏づけみたいなものは取れますか。それは年間ではなくて、累計ですか。 ○委員長(杉山章夫君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(田代明人君)  年間でございます。累計ではございません。 ○委員長(杉山章夫君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  年間に160何件もの融資があったということですか。 ○委員長(杉山章夫君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(田代明人君)  はい、そのように報告を受けております。 ○委員長(杉山章夫君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  それ絶対間違いですからね、間違いなく間違いですから、よく検証してください。この間、ある商工中金の人に会ったら、年間に3件から5件ぐらいしかありませんよという話だったんで、特に160何件あったとすれば、融資残高、相当いくわけでしょう。商工中金、民間というか、株式会社になってますけど、現実的には長期資金を出すところなんで、それからすると、160何件というのは考えられません。 ○委員長(杉山章夫君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(田代明人君)  私ども今御報告いただいている中では、累計の残高としては19億2,500万円の貸し付け残高があるというふうに報告を受けております。今、御指摘をいただいた件につきましては、よくもう一回、しっかり調査をさせていただきたいと思います。ありがとうございました。以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  次に、順番6、8款4項10目公共下水道事業会計繰出金について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  次に、順番7、8款5項4目富士見原住宅団地汚水処理費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  次に、順番8、11款2項農林水産業施設災害復旧費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  最後に、順番9、産業水道部関係全般について質疑を行います。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  以上で、平成24年度御殿場市一般会計予算のうち産業水道部関係についての質疑を終結いたします。  一般会計についての討論及び採決については、この後の都市建設部及び教育部関係の審査を経た後に、一括してお願いしたいと思いますので、御了承願います。 ○委員長(杉山章夫君)  日程第2 議案第12号「平成24年度御殿場市公共下水道事業特別会計予算について」を議題といたします。  この際、お諮りいたします。  本案については、過般の本会議において説明がなされておりますので、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(杉山章夫君)  御異議なしと認めます。これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  勝間田委員。 ○委員(勝間田博文君)  済みません、全然わからないので、教えていただきたいのでちょっとお聞きします。  1款2項1目浄化センター管理費、予算書の155ページ、156ページです。大事業4、浄化センター機器修繕事業1億7,342万9,000円について質問をいたします。  6,560万円余、前年度よりも増額計上されておりますが、中央監視設備更新、汚泥脱水機2号機点検修繕費となっておりますが、これは定期的な点検や修繕なのか、それともふぐあいが生じたためなのかを伺います。  そして、定期的なものであれば、どのような計画に基づいて、どのような予算範囲で実施しているのかをお伺いします。  次に、1款2項2目管渠維持管理費、予算書は先ほどと同じ155、156ページです。大事業1の維持管理費の@下水道管路台帳作成委託500万円について質問します。前年度と予算額は同じですが、延長が前年度は4qで、今年度は3.5qとお聞きしましたが、下水道管路台帳作成委託料の仕組みについてお伺いします。  以上、大きく2点、よろしくお願いいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  下水道課参事。 ○下水道課参事(石田昌彦君)  最初の浄化センター管理費の施設修繕事業についてお答えいたします。  浄化センター機器修繕事業につきましては、脱水機bQの点検修繕ということで、大きく事業を入れさせていただいてありますが、これにつきましては、定期点検では、今まで、平成9年から供用開始されていまして、今まで部分的に壊れたところを修繕しておりましたけど、今度、大がかりにオーバーホールの点検を行う事業であります。定期的ではありません。今回で初めて行うことになりますので、御承知いただきたいと思います。  次の下水道管路台帳につきましては、これの3.5qを計上してありますけど、これにつきましては、業者へ委託するに当たりましては、単価契約で行われております。下水道台帳作成業務につきまして、単価の契約をしておりまして、その中で、内容項目が一部増えたり減ったりしているもんですから、そのところで延長が変更になるということで、御理解いただきたいと思います。  以上です。  (「了解しました。」と勝間田博文君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  ここでお伺いしていいかどうかちょっとわかりませんけど、一つお伺いします。歳入のほうなんですけど、一般会計の繰入金が7億9,870万円余という形で、そのうちの都市計画税、これ目的税であるわけですけど、この予算の概要の中の19ページに、下水道事業の繰出金が都市計画税の合計の4億8,800万のうち3億6,377万2,000円、それから公債費として1億500万円余出ているわけなんですけど、この辺については、都市計画税そのものというのは、目的税なわけですけど、これがもう既に合意を得た形で、こういう形にずっとなっているというか、これは議会通っているからそうなんでしょうけど、下水道事業が始まってから、ずっとこういった形で計上されているような格好になっているんでしょうか。
    ○委員長(杉山章夫君)  下水道課長。 ○下水道課長(杉山達夫君)  都市計画税については、その目的ですけども、下水道に幾ら入っているという、細かくしてないと思うんですけども、一般会計から繰り入れていただく金の中には、都市計画税も歳入の中から入っているというふうに理解しております。これは下水道が始まったときから、都市施設ということで整備をしてきましたので、その一部にはなっているというふうに理解しております。 ○委員長(杉山章夫君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  一応、ここに下水道の部分では都市計画税から3億6,300万円余という形でなっているんですけど、これいいです。次の土木のほうの関係でちょっとお話しさせていただきますので、それだけ逆に言うと、都市計画税が目的税であって、それがほとんど下水道工事のほうだけにいっちゃってるということになりますと、ほかの事業そのものが実は少なくなってくるのかなという感じがしたもんですから、質問させていただきました。 ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  以上で、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論はありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  次に、賛成討論はありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  討論なしと認めます。  以上で討論を終わります。  これより、議案第12号「平成24年度御殿場市公共下水道事業特別会計予算について」を採決いたします。  本案を、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(杉山章夫君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ○委員長(杉山章夫君)  日程第3 議案第16号「平成24年度御殿場市上水道事業会計予算について」を議題といたします。  この際、お諮りいたします。  本案については、過般の本会議において説明がなされておりますので、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(杉山章夫君)  御異議なしと認めます。これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  二、三点、ちょっとお伺いします。  まず、建設改良費についてお伺いしたいと思います。建設改良費については、配水管の布設とか、そういったものが多分多いと思うんですけど、これの発注というか、発注は指定業者が多分多いかと思いますけど、発注方法についてちょっとお伺いしたいのと、それから今、どうなっているかわかりませんけど、よく配水管の太さが15ミリとか20ミリとか30ミリとかというような形のものがあると思うんですけど、そこら辺についての基準というか、どういう形の基準になっているかちょっと教えてほしいなと思います。  それから、本会議で説明があった中でちょっとよく理解できなかった部分があったんですけど、予定貸借対照表の中で、利益剰余金の建設改良積み立てとか、それから減債積み立て、法改正になったけど、そのまま継続して積み立てを行うというような御説明があったと思うんですけど、これについて、例えば今でも借入金を期限前に償還しちゃいけないというような格好の規定は変わらないわけですか。その辺についてお伺いいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  水道工務課課長補佐。 ○水道工務課課長補佐(小林龍也君)  ただいまの御質問についてお答えします。私のほうは、最初の1点目、2点目をお答えしたいと思います。  まず、配水管の発注方法でございますが、配水管につきましては、職種、必要資格が、土木工事の資格を持っている業者ということになっております。ただ、当然、配水管を発注いたしますと、今まで使っておりました各戸への給水管の切り替え工事も行なっております。ですので、給水管、いわゆる御殿場市の給水管切り替え指定工事店の資格を合わせ持った業者を指名して発注しております。それが、まず1点目の答えでございます。  2点目の御質問ですが、配水管の太さでございますけど、口径につきましては、一般的に上流部、いわゆる配水池に近いほど太く、また下流に行くほど管径が細くなります。配水管につきましては、最小管径を75oということで整備しております。  まず、この拡張事業、これにつきましては、新たに配水管を布設する事業でございますので、事業認可申請時におきまして、主要な管路につきましては、人口及び水量等を算出いたしまして、管径を決めてあります。その付近の管路につきましては、この数値、あるいはその近くにあるもとの配水管の口径ですね、太さに基づいて整備するというような形になっています。  また、老朽管についてなんですが、これはあくまでも布設替えということでございますので、元の口径を整備するような形ですが、ただ、老朽管ですので、非常に古いということで、その付近の状況で、宅地開発等が整備されてますと、それより一回り大きいとか判断して、整備しております。  以上でございます。 ○委員長(杉山章夫君)  水道業務課課長補佐。 ○水道業務課課長補佐(山口尚子君)  私のほうから、2点目の利益剰余金の関係と企業債借入金の償還について御説明いたします。  利益剰余金につきましては、御存じのとおり、資本制度の見直しにより、ことしの4月から法定積立金であった減債積立金の義務化がなくなります。ですけれども、こちら、資料7の17ページ、貸借対照表を見ていただけるように、平成23年度決算見込みの企業債の償還金の未償還残高が、まだ17億1,900万円ほどあります。ですので、これのものを返さなくてはなりませんので、そのためには法が変わったということであっても、引き続き同じように減債積立金という形で利益の中から積み立てていく予定であります。  次に、企業債償還につきましてですけれども、繰り上げ償還、このくらいの利益があるからというような話もあるかもしれませんけれども、この繰り上げ償還につきましては、市の財政力指数及び水道事業につきましては、水道の資本金などの一定の条件があります。御殿場市につきましては、やはり経営状態が健全でありますので、これらの条件的にまだクリアできませんので、繰り上げ償還はできないということになっております。経営状態が悪ければできるんですけれども、今のところ経営状態がとても良好ですので、できないんです。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  ありがとうございます。済みません、もう一回、契約の方法なんですけど、これは随契になりますか。 ○委員長(杉山章夫君)  水道工務課課長補佐。 ○水道工務課課長補佐(小林龍也君)  指名競争入札で行っております。  (「了解です。」と鎌野政之君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  以上で、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論はありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  次に、賛成討論はありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  討論なしと認めます。  以上で討論を終わります。  これより、議案第16号「平成24年度御殿場市上水道事業特別会計予算について」を採決いたします。  本案を、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(杉山章夫君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  それでは、これで産業水道部関係の議案はすべて終了いたしました。大変御苦労様でした。 ○委員長(杉山章夫君)  この際、午後1時まで休憩いたします。                           午前11時49分 ○委員長(杉山章夫君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                           午後 1時00分 ○委員長(杉山章夫君)  日程第4 議案第7号「平成24年度御殿場市一般会計予算について」のうち都市建設部関係を議題といたします。  この際、当局より発言を求められておりますので、これを許します。  都市建設部長。 ○都市建設部長(勝亦豊二君)
     本日の経済文教委員会につきましては、当局側より担当部課長のほか担当統括等も出席をさせていただいております。御質疑等の内容によりましては、部課長にかわり発言をさせてもらう場合がございますので、人材育成という視点も含め、御了承くださいますようお願いいたします。  以上であります。 ○委員長(杉山章夫君)  それでは、順番12、8款1項土木管理費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  次に、順番13、8款2項道路橋梁費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  初歩的な質問で申しわけないんですけど、8款2項2目の道路新設改良費、それから3目の生活道路整備事業費、それから5目の防衛施設関連道路整備事業費、それから7目の地域計画関連道路整備事業費、この辺の幾つかの事業メニューがあるわけですけど、ここら辺について、どういう区分けの仕方をしているのか、ちょっと教えてください。 ○委員長(杉山章夫君)  土木課長。 ○土木課長(長田清一君)  それでは、ただいまの区分についてお話をさせていただきます。  まず、8款2項2目の道路新設改良費につきましては、単独事業によります道路の改良、舗装新設等を整備をしております。  次に、生活道路の整備事業につきましては、4m未満の道路を現状のまま舗装させていただくという事業になります。  次に、5目の防衛施設関連道路整備事業ですが、こちらにつきましては、防衛の8条及び9条の補助による道路整備ということで対応しております。  次に、7目の地域計画関連道路整備事業ですが、これにつきましては、各財産区より依頼のありました道路整備事業につきまして、財産区から100%の繰り入れをいただいて、整備をするという趣旨の事業でございます。  以上、説明とさせていただきます。 ○委員長(杉山章夫君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  そうしますと、例えば8款2項5目の防衛施設関連、こちらのほうの8条、9条の道路整備について、これは市と、それから防衛省との協議によって整備するのか、それとも市のほうとして、こういったところを直したいんだけど、防衛の補助金でできるのかというような形で、どっちになるんでしょうか。 ○委員長(杉山章夫君)  土木課長。 ○土木課長(長田清一君)  5目の防衛施設関連道路整備事業につきましては、8条と9条があるわけですが、8条につきましては、先日、議会においても説明させていただきましたけども、基本的に演習場ないし駐屯地等に直接起因する道路というものの整備という形になりますので、これにつきましては、前年度に概算要望というものを提出をいたしまして、内容を審査をしていただいて、適当だというものについて予算化されるという形になっております。  それに対しまして、9条につきましては、交付金ということになりますので、御殿場市の独自の考え方で整備ができると。ただ、道路構造令に合致をした路線という形になりますので、幅員だとか勾配とかですね、そういったものが基準に合っていないものについては、採択が難しいという違いがあるというふうに理解しております。 ○委員長(杉山章夫君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  そうしますと、例えばそういったものは、御殿場市の土木の関係で、予防とかそういったものもひっくるめて検討した上でやるという形になるわけですね。  7番の財産区の100%の繰り入れについては、これらについての予算を計上するに至るプロセスをちょっと教えてほしいなと思います。 ○委員長(杉山章夫君)  土木課長。 ○土木課長(長田清一君)  地域計画の関連道路整備事業につきましては、基本的には各財産区から地元の要望等に基づいて依頼がありまして、その依頼に基づいて我々のほうで地権者の御理解をいただきながら整備をするという形になるわけですけれども、構造的にはやはり先ほど言いましたように、9条とかに比べますと、ある程度、現場の状況に基づいた対応が可能になると、幅員的なものとか、直角の曲がりということも現場的にはあり得るというような形での対応になるかと思います。ですから、あくまでも地域主導型というふうに考えていただければいいと思います。 ○委員長(杉山章夫君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  3回以上になってしまって申しわけないんですけど、ということは、例えば区長さんに土木関連の要望みたいな形で出しますよね。出てくるわけですけど、それは市に要望を出すんではなくて、財産区に要望を出すような格好になるんですか。 ○委員長(杉山章夫君)  土木課長。 ○土木課長(長田清一君)  財産区主導、地域主導という形になりますので、基本的には我々のほうからここをやりたいということではなくて、地元のほうでここをやりたいけれども、どうでしょうかという話がありまして、我々としては100%財産区から財源をいただくわけですから、まずは各支所との調整をしていただき理解が得られたから、お願いをしたいという形での対応になるという順番の違いがあります。 ○委員長(杉山章夫君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  ということは、例えばいつも言われることなんですけど、市には予算がないよと言われているわけですけど、そこの部分は、まずは区長さんは、財産区のほうに要望を出すのが先決だよという話になりますか。 ○委員長(杉山章夫君)  土木課長。 ○土木課長(長田清一君)  形の上ではそういう形になろうかと思います。  やはり我々としても、地域でこの道路がどうしても必要だという中で、ただ、構造だとか、そういった面で難点のあるもの、補助メニューには載らないものとか、どうしてもこの分については必要、地元としてはどうしてもやっておきたいというようなものが中にあるわけですね。そういったものについては、通常の単独の事業とか、補助事業とかという場合には、順番というものがどうしても出てきます。今までの要望というものはたくさん積み上がっておりますので、そういったものを無視して先に行くということはなかなかできないということにもなりますので、地域としてはどうしてもこの部分が優先度が高い、危険度が高いとかいうふうなものについては、こういった事業の中で対応していくしかないのかなというふうには考えております。 ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  勝間田委員。 ○委員(勝間田博文君)  8款2項4目橋梁新設改良費、予算書215,216ページ、大事業1、橋梁新設改良事業、橋梁設計委託等305万円について質問します。  時代変化や現地状況等の違いにより、設計内容や改良方法も従前と比較して変化や変更や生ずることも多々あるかと思いますが、委託業者からの提案やアドバイスについて、どのように対応をしていこうといているのか、当市の姿勢についてお伺いします。 ○委員長(杉山章夫君)  土木課長。 ○土木課長(長田清一君)  基本的には、市の立場としては、この橋梁が必要ですということで、委託の発注をさせていただきます。その中で、コンサルタントのほうで、ここの橋についてはこういう形で設計をしたいですよ、こういう形にすれば、場合によっては工費が安くできます、工期が短くできますというふうな提案がありまして、それをうちの担当者、それぞれ担当がついておりますので、この担当者及び統括等と打ち合わせを何回かした中で、設計をまとめているという流れになっておりますので、その流れの中で、問題点、それからそういう提案等を順次、消化しながら形にしていくという作業をしておりますので、当然、そういった提案というものもいろいろ受けているということになります。  以上、回答とさせていただきます。  (「了解しました。」と勝間田博文君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  次に、順番14、8款3項河川費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  219ページです。河川費が本年度1億965万円ということで、前年に比べますと3,553万1,000円が減額になっております。今、非常に災害のとき、河川のはんらんであるとか、水害が非常に大きな問題になっていると思うんですけれども、こういうはんらん等に対して、河川というものがどんなふうな課題を今後、抱えながら取り組まれるのかについてお願いいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  土木課長。 ○土木課長(長田清一君)  委員御案内のように、昨今はゲリラ豪雨というふうなものが非常に多発をしております。当然、ゲリラ豪雨というようなものまでの河川断面というものを、なかなか対応することは難しいというのが実態ですが、基本的に御殿場市の場合、138号線を馬の背にしまして、駿河湾と相模湾に流下するということで、条件的には非常に他の市に比べますと、恵まれた場所にあるのかなというふうに考えております。  河川整備をする場合、個人の土地というか、資産を保護するという意味合いが非常に強い事業であります。我々としても、それと環境というふうなこと、工事をする場合には川沿いにあります木を伐採をしないと、工事ができないというのも現実なものですから、環境団体とか、我々自身もせっかくある緑というものを最大限生かした整備をしたいということとか、せっかくあるものをできるだけ切らないで進められないかということから、河川工事につきましては、浸水をするとか、洗掘をされて、建物が危険だとかといったものについては、当然、緊急にそういう事態に対応するのは我々の仕事ですので、それについては予算があるとかないとかでなくて、対応させていただくと。ただ、それ以外のものについては、極力河川改修をしないで済ませられるものについては、そういう対応をしていきたいと考えております。ですから、危ないところについては、必要な都度、予算計上をさせていただくということで対応させていただいているのが、この数字にあらわれていると。  当然、災害を受けて、必要なものについては、その都度、災害復旧費という形の中でお願いをさせていただいておりますので、そんな形で御理解をいただきたいというふうに思います。  (「了解しました。」と辻川公子君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  土屋委員。 ○委員(土屋光行君)  それではお願いいたします。219、220ページのほうですが、河川改良費の関係でまず、1番目の河川改修事業に関して少し教えていただきたいと思います。  1級河川の場合は、国土交通省の責任のもと、県知事の移管等によって、いろいろ整備、改修、その他が行われると思いますけど、私の知識はそのぐらいしかないんですが、細かい河川、それはやっぱり国土交通省の責任で行われるものばかりではないと思って、気がしているんですけども、その辺のすみ分けというんでしょうか、要するに直接、市が負担して直さなきゃならない、ここの項目に関することなんですが、そのあたりの国・県の責任で行われるものと、市が行われるもの、この区分をしっかりしておかないと、この予算がどういう意味で使われていくのかということをしっかり把握できない部分が私にはあるもんですから、この点を一つお願いしたいということが1点です。  それから、その説明欄3の河川協会等負担金というのがありますが、わずかな金額ではありますが、黄瀬川改修促進期成同盟会負担金ですか、こういう負担金がどういう経緯で負担せざるを得ないのか、あるいは積極的な意味で負担していくのか、そのあたりちょっとお伺いしたいんですが、よろしくお願いいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  土木課長。 ○土木課長(長田清一君)  まず、1点目の河川の整備区分、負担区分になりますが、1・2級につきましては、御殿場市内においては直轄河川はございません。ですから、1・2級と言われている河川につきましては、沼津土木事務所が管理をしていると。それ以外の河川が御殿場市の管理下にあるということで、まず、御理解をいただきたいと思います。  ただ、普通河川の中でも、一部、今までの経緯の中で、東部農林さんが、御殿場市が河川整備をするのは、技術的にも大変だとかいうふうなことから、御殿場市の負担を入れずに、東部農林さんの負担、それから国の補助金をいただいて、整備をしている部分が一部あるということは御理解いただきたいと思います。  次に、2点目の黄瀬川改修促進期成同盟会の負担金でありますが、これにつきましては、市内に黄瀬川、1級河川になりますが、あるわけですけれども、この黄瀬川につきましては、演習場に直接起因をしていないということから、同じ川でありましても、国の補助金の対象にならないという河川になっております。御殿場市は一生懸命何とか補助対象にして、全体的な整備をお願いをしたいということで、申し入れをしているわけですけれども、南関東防衛局のほうでは、演習場の受益地になっていないということから、今までその補助対象にならないということで、黄瀬川の本線のみが防衛補助の対象になりませんので、災害のときに破損した部分だけ部分的な補修をするというような状態に今現在でもなっています。平成19年に大きい災害がありまして、黄瀬川が非常に被害を受けたわけですけども、それを契機に、何とかそういったものを国の補助金をいただけるようにしていきたいということから、沼津市、それから長泉町、裾野市、御殿場市というようなメンバーで補助事業河川にしていただきたいという要望を、国とかにしていますと。その要望をするための要望活動に必要な資金ということで、負担金をそれぞれ出し合って要望活動をしているということになります。 ○委員長(杉山章夫君)
     土屋委員。 ○委員(土屋光行君)  状況がわかりました。同じ市民生活の中で、極端に違いがある、その状況、あるいは理由も、防衛の関係の取り扱いでわかるんですけども、ぜひ拡大していっていただけるように。これはそのことに限らず、多くの市民のニーズが多種多様、その関係でありますので、どうぞよろしくお願いいたします。  ありがとうございました。 ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  次に、順番15、8款4項1目都市計画総務費から3目街路関連事業費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  長田委員。 ○委員(長田文明君)  226ページ、大事業1の中心市街地整備事業、この路線に限らずなんですが、電線を地中に埋設するという市民からの要望というのは上がっているでしょうか。駅前は、数年前にされていると思うんですが、御殿場市としては、今後、どのような取り組みを考えていらっしゃるかお伺いいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(勝俣文美君)  地下埋設の関係ですよね。現在、駅前通り線のBE−ONEビルとホテルの前の通りは、一部、施工してございます。それと、その前の駅の通りも一部施工しております。都市整備でこれから考えているのは、駅裏、駅東ですね。箱根乙女口線、そちらのほうも東電さんのほうとこれから協議していきたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(杉山章夫君)  長田委員。 ○委員(長田文明君)  そうしますと、駅前と駅裏の一部に限って、今そういう計画がなされているという状況でしょうか。例えば、電柱が倒れて、災害のときに通行の妨げになるとか、そういう観点からしても、市街地の電線の埋設を計画していただきたいとは思うんですが、そのあたりはいかがでしょう。 ○委員長(杉山章夫君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(勝俣文美君)  ただいまの質問ですけど、こういう話はしていいかどうかわからないです。費用的に非常にかかるものと、それとあと地域の住民の皆様、そちらのほうの、今までは上から電線が通ってますよね。今度、下になりますと、その費用負担的なもの、そういうものを協議して御理解いただかないと、実際の施工ですか、そちらの関係があるから、これから煮詰めていかないと、その辺を御理解の上で、実際に進めていくということなんですけど、よろしいでしょうか。  (「了解です。」と長田文明君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  土屋委員。 ○委員(土屋光行君)  それでは、223、224ページの部分ですが、8款の4項1目都市計画総務費にかかわるところ、説明欄大事業2のBですが、景観計画策定事業についてです。これが計画団体に指定されたのは23市中16番目であるというふうに聞いておりますけども、この団体に指定されたのは、御殿場市のその他の取り組みから考えてみると、遅い感じがいたします。なぜ遅いのか、このあたりをちょっとお伺いしたいと思いますが。と申しますのは、御殿場市のその他の取り組みと申しましたけども、富士山世界遺産への取り組み、それから観光ハブ都市構想、いわゆるこういう景観文化にかかわる取り組みを相当ダイナミックに展開しているわけですけども、こんな状況の中で、この指定が16番目であるという、その状況は、何かあったのではないかというふうに思います。本当は上位2、3番ぐらいだというふうにも思えるのかもわかりませんが、少しお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  都市計画課長。 ○都市計画課長(長田忠一君)  それでは、ただいまの質問、景観行政団体の意向について、もう少し早くできればよかったんじゃないかという質問に対してお答えをいたします。  景観法が成立したのは、平成16年でございまして、今から七、八年ぐらい前でございます。そのころは、比較的景気のよいところでございまして、御殿場市におきましても、他の市町村とちょっと違うところは、開発圧力が非常に高いという特質があります。そういう中で、一方的に規制をかけて、民間の活動を、いわゆる経済活動を阻害することにもなりはしないかという懸念がございました。そういう中で、少し時間をいただいて、先進地等を視察して、研究課題としてとらえていく時間が欲しかったわけでございますけれども、そういう中で、決してその経済活動を阻害はしないと、かえって観光とマッチして、いわゆる地域の活力に非常に資しているという状況がわかってまいりまして、景観計画についての策定に踏み切ったというようなところでございます。  また、去年、市民アンケートを実施をいたしましたけれど、それは景観について何かの制約をする必要があるかどうかというアンケートでございますけれど、そういう中で7割の市民の方が、景観について何らかしら規制する必要があるのではないかというアンケート結果が得られております。  そういう中で、先ほどおっしゃられたように、世界文化遺産登録、あるいは観光ハブ都市の構想も着々と進んでおりますので、そういうものを契機に、景観計画に踏み切りをさせていただいたという状況でございます。  以上でございます。  (「終わります、」と土屋光行君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  ここでさっきの産業水道部でも同じような質問をしたんですけど、都市計画税の目的で、今回で街路事業と、それから街路関連事業に、この項に当てはまるんで、質問させていただきたいんですけども、ほとんどが下水道事業と、それから公債費、市債の返済というような形になっているわけですけど、現実の問題として、先ほど土木課長のほうから、市には金がないと言いながら、実は市街化区域の中に都市計画税を払いながら、現実の問題としてそれが実行されることが非常に困難であるというような、ちょっとニュアンスでお聞きしているんですけど、ここら辺の都市計画税、目的税で4億8,800万円の今年度は予算組みされているわけですけど、そこら辺について、これらについては、配分の仕方というか、もちろん下水道事業に多く金がかかる、そして、それに伴った形で過去の市債の返済に当たるというようなことは、これはこれでいいんですけど、現実の問題として、なかなか納得というか、下水道以外はほとんど使うことができないと、街路事業にちょっとだけだよというようなことなんですけど、そこら辺についてちょっと御見解を伺いたいんですけど。 ○委員長(杉山章夫君)  都市建設部長。 ○都市建設部長(勝亦豊二君)  今、鎌野委員がおっしゃられましたように、確かにそういう形でございます。そして、いただいております税についても、自由に何でもということではなくて、やはり限られたエリアから限られたお金をいただいて、お預かりしているということですので、やはり大きく費用を必要とする事業に充てる、これはどちらかと言いますと、事業を進めている原課サイドではなくて、やはり財布を握る財政のサイドの判断、そちらともいろいろヒアリングしながらのことでありますので、いわゆる現場を抱えます都市建設サイドとしては、いただける財源は少しでも欲しいわけですので、我々としては、逆に、これは内部の問題でございますが、財政のほうにそういう予算を、ぜひこういう街路の整備に使わせてくれとか、いろいろそういった都市計画として使えるところに回してほしいという要望はしますが、最終的に市という大きいパイの中で、やはり都市計画全体を見て、我々としては、我々の守備範囲のいろんな業務があるんですけれども、財政として見た中で、こういうほうに配分していくと。そして、国庫補助を使ったり、財産区からの繰り入れを充てたりという形の中で、全体のやりくりを歳入歳出のバランスを財政課のほうで最終的には採用すると、そういうシステムでやっておりますので、我々としては、少しでもここ、あそこという、それぞれのポイントに欲しいなという思いはあります。ですから、見解をということでしたが、見解としては、まさに我々の立場でいけば、都市計画税は、できれば目に見える形で、いろんなところへ使わせてほしいということは言いたいなというふうに思っているんですけども、答弁になったかどうかなんですが、以上でございます。 ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  勝間田委員。 ○委員(勝間田博文君)  8款4項1目都市計画総務費、予算書223、224ページ、大事業4、道路台帳整備・占用管理システム運用事業、道路台帳変更等2,631万7,000円について質問します。もしかしたら説明をお受けしているかもしれませんが、聞き逃してしまっているかもしれませんので、確認の意味を含めまして、教えてください。  本事業は、前年度より1,800万円余増額計上されておりますが、その事業内容、増額背景、そして今後の推移についてお伺いします。 ○委員長(杉山章夫君)  都市計画課参事。 ○都市計画課参事(鈴木春夫君)  それでは、今の御質問にお答えします。  委託料のうち道路台帳整備費の道路台帳整備委託費については、全体で2,511万7,000円、OA機器保守料が31万5,000円、道路河川占用管理システムサーバー導入について、88万4,000円余が予算計上されています。  一番大きい道路台帳補正委託につきまして、昨年度、御殿場かがやき地区の圃場整備が完了しまして、その中のかがやき地区が約90haですが、その中に道路が何本かありまして、それの認定、また廃止等が本年度、含まれまして、その金額が前年よりも増えた大きな要因であります。90haで、新規・認定が12路線、区域変更等が30路線、廃止路線が28路線ありました。今後、圃場関係につきまして、高根西部山之尻地区、平成26年から予定されています。あと高根西部塚原地区、平成29年度から、あと御殿場深沢地区等、圃場については平成30年度が予定されています。それらが完了した時点において、道路台帳を全面的に整備をし直さなければならないと考えております。 ○委員長(杉山章夫君)  都市計画課長。 ○都市計画課長(長田忠一君)  少し補足を私のほうからさせていただきますけれども、道路台帳整備というのは、もともと道路法に規定されております法定作業でございまして、私道について、道路に認めたものについては、道路の延長、それから幅、構造について、しっかりと台帳をつくって記載しておかなければならないという法で定められた要件がございます。これに基づいて、道路台帳という1冊の本を用意してございます。費用がかかるのは、これを一々道路が改良がされた、あるいは新しい道路がつけかわったとなると、その台帳を塗りかえなくちゃならないという作業がございまして。これに一部デジタル化としてあったり、図面をつくったりしてございますまので、これに対する作業がかなり要するという内容でございます。  先ほど統括が申し上げたように、普通ですと、年間約60本程度の変更がございます。延長にして7qほどなんでございますけれど、今回は、先ほどの御殿場かがやき地区の部分の道路の移管が急激に増えまして、その部分が約70路線、13qという通常の2倍以上の路線数と延長数になったということでございまして、かなりの法外になってしまったという状況にございます。  以上でございます。  (「了解しました。」と勝間田博文君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  224ページの駅東地区まちづくり推進事業の中の@御殿場駅東地区計画検討事業の90万ですけれども、新橋の東公民館が昔ありましたが、その跡地はどのように検討をされたのか。そして、あと、この検討の今までの何か随分これ長くやっているような記憶があるんですけれども、どんな検討をされていたのかについてお願いいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(勝俣文美君)  児童館跡地につきましては、御存じのとおりと思いますけど、今も工事を実際やっております。うちのほうとしては、まだ来年の24年度に工事完了の予定でおります。それまでの間は、資材置き場、現場事務所、一部、遊べるような形でトラロープを張ってやっておりましたけど、管理場の問題がございまして、この間、外させてもらいました。一応、それは地元の区長さんのほうに御理解いただきまして、外させてもらいまして、跡地につきましては、今、財政課等とも話しして、できれば代替え地の方も、うちのほうの事業でいるものですから、代替え地として、今はちょっと考えているところでございますけど、全く全部がそれが代替え地かという答えだけではなくても、財政課のほうと、今後、どういうふうに進めていくかということで、考えております。ただ、当課としては、代替え地として使いたいというのが一番の理由です。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  この地域の皆様方からは、何か具体的な要望とか、そのあたりは出ていないんですか。 ○委員長(杉山章夫君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(勝俣文美君)  区長さんとも話をしているわけなんですけど、今現在、直接何かそこを使いたいとか、そういうふうな話は、今現在は来ておりません。  (「終わります。」と辻川公子君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  次に、順番16、8款4項4目公園管理費から6目緑化推進費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  228ページをお願いいたします。一番上の公園施設改善事業ということで、駒門公園遊具整備ということで書いてありますけど、この間も友愛パークの朝日で遊具なんかもちょっと見させてもらったんですけど、あれの遊具の対象年齢が、どういう形なんかなというような感じが実はしたんです。というのは、幼児の部分はわかるんですけど、その上の幼稚園の上から小学校の途中ぐらい、もう2〜3年ぐらいまではいいんですけど、それ以上の子供たちが遊びに来ると、あんまり簡単なものだと、物すごく危険な遊びになっちゃったりするんですけど、そこら辺、どのくらいの年齢を対象にした遊具を今考えられておられるのかなということで、ちょっとお聞きしたいんですけど。 ○委員長(杉山章夫君)
     都市整備課課長補佐。 ○都市整備課課長補佐(高村哲郎君)  今の御質問ですが、駒門公園につきましては、昨年の台風15号によりまして、見られた方はいらっしゃるかと思うんですが、アスレチック遊具と申しまして、対象年齢的には、基本的には小学生低学年よりも4年生、3年生、それから高校生ぐらいまでが一般的には対象になるような遊具で、駒門公園の中にはアスレチック遊具として整備してございます。それを今回、台風の影響によりまして、2基ほど、同じような更新というんですか、そういう中で時代とともに、材質等もよくなっておりますけども、その辺を検討させてもらって、24年度は2基、整備させていただきたいということでございます。  それと、自分のほうの聞き間違いでなければ、友愛パーク朝日におきましての遊具の対象年齢でございますが、委員も見られたと思うんですが、幼児のほうは、いわゆる保育園、幼稚園児を対象にしております。それで、その西側の遊具につきましては、小学生を基本的には対象という形で、冒険広場という形で整備させていただきました。対象年齢的には、そういう形で管理者のほうは考えておりました。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  勝間田委員。 ○委員(勝間田博文君)  大変細かい質問で申しわけないんですが、これ、この間、説明も受けたんですけど、新規事業として今回説明も受けているんですが、8款4項6目緑化推進費、予算書227、228ページ、大事業2、緑化推進事業の小事業のC富士山桜いっぱいまちづくり事業、誕生記念等桜苗木配布38万円について、確認を含めて質問をいたします。  大変すばらしい事業だとは思うんですけれども、ちょっと細かいことを聞かせてもらうんですが、子どもが誕生したときに、どのようなタイミングで、どのような方法で、どこの桜の苗木を通年、これはそのとき、そのときというんだから、通年で配布するのかをお伺いします。 ○委員長(杉山章夫君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(勝俣文美君)  ただいまの質問ですけど、富士山桜いっぱいまちづくり事業としては、子どもが誕生したら、各支所のほうにその申し込み、市役所窓口もそうです。そちらのほうにお願いしてありまして、うちのほうに来て、桜の苗木を実際につくっているところから配布というような形でもってさせてもらっております。  それとあと、イベント、緑化フェア等でも桜の苗木のほうを配布させていただきます。誕生記念樹については、実際生まれた方が来ていただければ、申込書がございますから、そちらのほうで。  以上でございます。  (「了解しました。」と勝間田博文君) ○委員長(杉山章夫君)  都市建設部長。 ○都市建設部長(勝亦豊二君)  ただいまのところ、少し補足させていただきます。  誕生記念樹については、生まれたときに苗木を即ということではなくて、いわゆる引換券を、1年間有効の引換券を差し上げて、一番、移植とかするときに、いい時期にかえていただいて、そして、苗木を育てていただいている事業者さんに、2か所ほど予定をしておりまして、そのチケットというんですが、引換券を持って、有効期限の中で一番、御自分の都合のいいときに行っていただくと、そんなシステムを考えております。  以上です。  (「ありがとうございました。」と勝間田博文君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  次に、順番17、8款4項7目中心市街地整備等事業費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  230ページです。駅前施設維持管理費ということで、2,362万6,000円が計上されておりますけれども、そこの中で、ぽっぽ広場の何か利用状況は今どのようであるのか。  そして、SLのD52がさびでありますとか、腐植が進行している、そんなことを管理、保存されている会の皆様方がおっしゃっておりますが、保存の課題等について、どのようにお考えになられているのかを、まずお伺いします。  そして、東西自由通路、ここは非常にアウトレットに行かれるお客様とか、何かすごく、私は御殿場線まつりであそこを利用させていただいてますけれども、本当にPR効果が非常に多いところではないのかといつも感じています。そのときに、展示を何かしたいときに、レール等が何か本当に古いままになってまして、ピクチャーレールですけれども、大変飾りづらくて、本当はあの場所をもっと有効利用されればいいのになと思っているんですけれども、そういうことで展示スペースあたりを、何かもうちょっと改善されて、あそこをより効果的な方向になられると思うんですが、そのあたりについて見解をお願いいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(勝俣文美君)  最初のSLの利用状況ですけど、大変人気がございまして、小さなお子様から年寄りの方まで、私も見回りに行ったりしているときもありますけど。かなりの方が利用されております。  それと、保存の状況なんですけど、保存につきましては、年に1回、専門業者さんのほうに、実はきのう現地でもってSL保存会の方と、それと専門業者の方と、現地で見ていただき、作業のほうは終了させてもらっております。これから報告があると思うんですけど、現時点での報告をこれからいただきたいと思っております。保存会ではございません、保存業者のほうから。現時点での、委員おっしゃられているとおり、腐食の状態だとか、そういうところですから、きのう、ある程度終わりましたから。  それと、東西通路についてですけど、この辺ちょっとお待ちください。 ○委員長(杉山章夫君)  都市整備課課長補佐。 ○都市整備課課長補佐(高村哲郎君)  東西自由通路に関しての御質問ですが、委員が言われましたように、あそこをいわゆる掲示物等で、うちの都市整備課のほうの範疇におきましては、許可というんですか、使用許可、利用許可の中で、張っていただいている、また利用していただいているんですが、何分にももう大分時間がたちまして、その辺、JRさん、いわゆるあそこを空間的には市の管理になるんですが、施設的にはどうしてもJRさんとの協議の中で、検討していかなければならないのかなと、施設的にですね、そういう形で今後の課題ということで認識させてもらいたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  次に、順番18、8款4項8目都市下水路事業費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  次に、順番19、8款4項9目新東名高速道路関連整備事業費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  次に、順番20、8款5項1目住宅管理費から3目営繕管理費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  教えてください。232ページの施設管理費でありますけど、これは通常、民間では退去のときに清掃費とか、それから、ある程度、構造物に対してではなくて、何か畳がえとかいろいろ費用が発生することもあるんですけど、市営住宅の場合は、それはあるんでしょうか。 ○委員長(杉山章夫君)  建築住宅課参事。 ○建築住宅課参事(横山秋好君)  ただいま御質問の関係については、維持補修費の部分になりますが、民間と全く同じでして、退去されるときには、損耗料ということで、畳の表がえ代とか、著しく傷んでいる部分については、それなりの損耗料として実費よりももちろん低いわけですけどもいただいております。これを私どものほうでは業者のほうに依頼したり、もしくは簡平と言いまして、平屋の団地については、臨時職員の大工が2名おりますので、材料を買って、直営で補修をしているということであります。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  わかりました。そうすると、歳入では使用料のほうに計上されているんですか。 ○委員長(杉山章夫君)  建築住宅課参事。 ○建築住宅課参事(横山秋好君)  収入のほうについては、住宅の使用料というのは、通常の家賃ですので、これは使用料なんですが、今言われている損耗料ということなんですが、これは雑入のほうになりますので、一番最後のほうの雑入の項目に住宅損耗料ということで入っております。予算的には約300万円ほどになりますけども、そちらに計上しております。 ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  次に、順番21、11款1項公共土木施設災害復旧費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  最後に、順番22、都市建設部関係全般について質疑を行います。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  以上で、平成24年度御殿場市一般会計予算のうち、都市建設部関係についての質疑を終結いたします。大変御苦労様でした。 ○委員長(杉山章夫君)  この際、10分間休憩いたします。                           午後1時55分
    ○委員長(杉山章夫君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                           午後2時05分 ○委員長(杉山章夫君)  日程第5 議案第7号「平成24年度御殿場市一般会計予算について」のうち教育部関係を議題といたします。  この際、当局より発言を求められておりますので、これを許します。  教育部長 ○教育部長(勝間田喜晴君)  ただいまから10款教育費の御審査を願うわけですけども、よろしくお願いします。  それから、質問に対します答弁に対しましては、各担当の統括のほうで答弁させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  それでは、順番23、10款1項教育総務費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  勝間田委員。 ○委員(勝間田博文君)  10款1項2目事務局費、予算書245、246ページ、大事業3、育英奨学金貸与事業1,994万4,000円について質問します。現在、高校生、大学生について貸与しておりますが、昨今の経済不況の中、専門学校生に対しての貸与について、当市の見解を伺います。 ○委員長(杉山章夫君)  教育総務課参事。 ○教育総務課参事(芹澤くみ子君)  ただいまの育英奨学金の関係で、専門学校の生徒についてはどうかという御質問でございますが、当市では現状、高校生と大学生のみを対象としております。近隣の市町を一応、調査いたしました結果、近隣の中では専門学校を入れているところは多々ございます。現状ですと、裾野市、三島市、沼津市、小山町、近隣のまちでは、今のところその市が専門学校を入れている状況でございます。  確かに、お申し出のように、専門学生というのも、その対象にはなると考えられます。そのことにつきましては、今後、こちらの中で検討をしていく、または協議を進めていきたいところでございます。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  勝間田委員。 ○委員(勝間田博文君)  その件は了解で、ちょっと確認だけさせてください。大学生は四大だけでなくて短大も含めての大学生でよかったですか。 ○委員長(杉山章夫君)  教育総務課参事。 ○教育総務課参事(芹澤くみ子君)  はい、結構でございます。  (「了解です。ありがとうございました。」と勝間田博文君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  長田委員。 ○委員(長田文明君)  今の育英奨学金の件で、引き続きお伺いいたしますけども、平成23年から比較しますと、金額が大分増えておりますけども、この増額になった背景、人数をどういうふうに見込まれているのか、お尋ねします。 ○委員長(杉山章夫君)  教育総務課参事。 ○教育総務課参事(芹澤くみ子君)  ただいまの質問でございますが、前年度の当初予算といたしましては、高校生2名と大学生の41名を計上しておりました。ただ、申請者が大変多かったために、高校生1名、大学生51名に貸与しているという状況がございまして、このため、補正予算で増額をお願いしているところでございます。したがいまして、新年度は前年度の実績数をもとに、大学生55名、高校生1名を計上しております。状況により不足が生じた場合は、追加の予算措置等を考えていきたいと思います。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  長田委員。 ○委員(長田文明君)  ここで聞いていいのか、ちょっとわかりませんけども、卒業して就職した後に、返却をされるわけですが、例えばリストラですとか、そういう状況で返せなくなるというのを、ほかの市町で聞いてはいるんですが、御殿場市の状況、返却、返還の状況はどんなでしょうか。 ○委員長(杉山章夫君)  教育総務課参事。 ○教育総務課参事(芹澤くみ子君)  事実、こちらの当初、お申し込みをいただく段階では、本人からの申請または保証人ということで、誓約書を取って、そしてしていただいております。ですけれども、その中では、これから申し上げる事例によっては、減免の措置、例えばその方が死亡してしまったとか、やむを得ない状況、こちらのほうの募集要項の中にございますけれども、選定するときには、今申し上げたように借用書は出す、誓約書は出すという形になっております。それから、返還の場合ですけれども、卒業した翌月から起算して1年を経過した後、10年以内に返してくださいというふうな制約を取っております。ただし、猶予ということで、疾病その他特別な理由のために返還が困難なものには、一定の期間、返還を猶予することができるということがございます。  もう一つ、奨学金の貸与の停止ということで、死亡したときとか、疾病とか傷病のため、卒業の見込みがないときとか、いろんな勘案したときにはだめでございますよということでございます。  なお、返還の関係ですけれども、こちらのほうで、何と言いましょうか、相手の方には通知、または保証人の方に、随時、督促または連絡をして、還付をしている状態でございますが。今申し上げたように亡くなったり、保証人の方が行方不明になったりという状況はございます。 ○委員長(杉山章夫君)  長田委員。 ○委員(長田文明君)  今現在、滞っているという状況が御殿場市内ではあるか、ないか。例えば、支払いが滞っているという状況に対して、どういう処置をされているかお尋ねします。 ○委員長(杉山章夫君)  教育総務課参事。 ○教育総務課参事(芹澤くみ子君)  奨学生につきまして、この近年におきましては、回収率90何%でございますが、過去、以前の23年の3月10日現在で返還中のものは55名おります。貸与中のものは大学生が35名、高校生が1名です。ただ、昭和30年から平成21年度までの台帳人数では503名がおります。 ○委員長(杉山章夫君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(湯山益栄君)  現在、返還の期間を過ぎている者、10年以内には返すことになっていますけど、その者については8名があります。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  長田委員。 ○委員(長田文明君)  その8名に対しては、市としてはどういう対応をされていますか。 ○委員長(杉山章夫君)  教育総務課参事。 ○教育総務課参事(芹澤くみ子君)  こちらのほうから電話、通知等を繰り返して行っております。 ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  土屋委員。 ○委員(土屋光行君)  お願いいたします。今の10款1項2目、説明欄246ページの今、先ほどお話がありました育英奨学資金貸与事業、専門学校生には現状、本市の場合は貸与していないという。その経緯については事情があったかと思いますので、質問をすることではないんですが、近隣の市で、専門学校には貸与しているという向きのお話がありまして、それらを参考に検討していただくということのようですが、今ここのお話に出た専門学校というのは、専門学校という以上、専修学校法上の学校としての専門学校として把握してよろしいでしょうか。逆に言いますと、無認可校もたくさんあります、都会に行きますとね。専門学校は必ず法律に基づく学校としての専門学校、何々専門学校と名前を打たなければなりません。何とか学院何とかというところ、専門学校らしきところも非常にありますけども、そのあたりに支給対象を、法律上の学校と限定してよろしいでしょうか、どうでしょうか。 ○委員長(杉山章夫君)  教育総務課参事。 ○教育総務課参事(芹澤くみ子君)  委員さんのおっしゃるとおり、専門学校といっても幅広くございます。そのあたりも含めまして、今後、その中で検討していきたいと思います。  以上です。  (「ありがとうございました。終わります。」と土屋光行君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  勝間田幹也委員。 ○委員(勝間田幹也君)  250ページの19節負担金補助及び交付金、説明欄のEでございます。魅力ある学びづくり推進事業、学年事務補助者雇用経費が201万4,000円予算計上されております。もう説明があったのかもしれませんが、再度、確認をさせてください。  この予算額であると、小学校10校、中学6校には、この事務の補助者すべてが行かないと思いますが、今、予定で結構ですので、どの学校にどのぐらいの人数の補助者を派遣するのか、また、その基準ですね、その辺があれば教えていただきたいと思います。 ○委員長(杉山章夫君)  学校教育課課長補佐。 ○学校教育課課長補佐(勝又雅樹君)  それでは、ただいま質疑のありました、魅力ある学びづくり推進事業についてお答えいたします。  こちらのほうでの配置予定人数は、24年度1人となっております。配置予定校でございますけれども、現在のところ御殿場小学校への配置を計画しております。  以上でございます。 ○委員長(杉山章夫君)  勝間田幹也委員。 ○委員(勝間田幹也君)  御殿場小学校へ1名ということですが、派遣する何か基準というか、ここだというところがあれば、教えていただきたいんですけど。
    ○委員長(杉山章夫君)  学校教育課課長補佐。 ○学校教育課課長補佐(勝又雅樹君)  配置基準ということにつきましては、御殿場小学校が市内の小学校・中学校の中で最も児童数が多いということになっておりまして、やはりそれに伴いまして、学年の事務等も非常に多いという考え方の中で、御殿場小学校への配置を予定させていただいたところであります。  以上でございます。  (「了解しました。」と勝間田幹也君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  246ページです。事務局費の5番の御殿場南高等学校創立50周年記念事業の500万円ということで、御説明によりますと、記念誌等の発行というふうな御説明いただいたんですが、もうちょっと詳しい内容について教えていただきたいと思います。  そして、次に、250ページの魅力ある学びづくり推進事業ということで、勝間田委員のほうから質問がございましたが、これは新学習指導要領の改定によって、先生の授業数が非常に増えたための対策であるという御説明をいただいたわけですけれども、これで本当に足りていられるのか、もっと増やされたほうが本当はいいのか、ちょっとそこらあたりについて教えていただきたいと思います。  そして、今回、中学校のほうの新学習指導要領が改定になったということで、いろいろな課題が生じたと思いますけれども、それらについて、どのような課題をお感じになられているのかについて、よろしくお願いいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  教育総務課参事。 ○教育総務課参事(芹澤くみ子君)  まず、御殿場南高校50周年事業について説明をさせていただきます。  御殿場南高校は、昭和38年に開校いたしまして、平成24年度に創立50年を迎えます。この間、卒業生は約1万4,000人を数え、それぞれの分野で活躍しています。このような中で、創立50周年記念事業の実行委員会より、昨年の7月に記念誌策定等に対する助成についての要望がございました。財産区の協力を得て助成することに決定いたしました。補助につきましては、記念式典や記念誌の発行に対する事業に補助するものでございます。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  学校教育課課長補佐。 ○学校教育課課長補佐(勝又雅樹君)  それでは、私のほうから、魅力ある学びづくり推進事業で、配置人員が一人となった背景、それから今後の見通しについてお答えをさせていただきます。  一人となった背景には、こちらが新規事業ということがありますので、まずは初年度ということで、一人という配置とさせていただきました。  今後の見通しにつきましては、事業の効果を本年度、検証していきながら、配置人員につきましては、今後、順次、拡大できればと考えておりますけれども、そのような形で検討したいと思っております。  なお、新学習指導要領の課題につきましては、学校教育課参事のほうよりお答え申し上げます。 ○委員長(杉山章夫君)  学校教育課参事。 ○学校教育課参事(滝口盛治君)  今質問ありました、新学習指導要領、中学校の課題について説明をさせていただきたいと思います。  まず、一番大きい課題は、やはり授業時数が増えているということ、それから、今までもそうだったんですが、今までやっぱり知識、理解ということが全面にあったわけですが、そればかりではなくて、学習意欲、それから思考力、判断力、表現力、こういうものを鮮明に学力として規定をされまして、その力をしっかりつけていく、これが課題に今回、重点的に入ってきました。そのために、各学校では、もうここ2〜3年ずっと続けているわけですが、子どもたちに学び合いの機会を増やしたり、実体験の授業を工夫したり、そういうふうな形でほぼ移行期間、数年間を通しまして、研修をして、教員がまず、確実な授業づくりができるような研修を積んできております。来年度につきましても、すべての教科で指導計画、この時期にこういうことをやりましょうということを、御殿場市、それから小山町の全教職員がかかわりまして、計画を立てる中で、また、その新学習指導要領の求めている内容についても、理解を深めております。ただ、来年度から、新スタートいたしますので、やはりその授業の進め方等、お互いに教育委員会も入りまして、常にPDCAというんでしょうか、チェックをしながら、よりよいものに変えていくという、そういう段取りに今度入っていくというふうに思っております。  以上です。  (「了解しました。」と辻川公子君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  長田委員。 ○委員(長田文明君)  同じく250ページ、Dの発達障害児支援事業ですが、これは講師料だというふうにお伺いしております。何名の方が、どこの学校に配置されているのか、そして、どういう資格を持った方が、この支援に当たっているのか。ある程度、この発達障害に関しての専門家という方が、ここに配置されているのか、それをお伺いします。 ○委員長(杉山章夫君)  学校教育課課長補佐。 ○学校教育課課長補佐(勝又雅樹君)  発達障害児支援事業につきまして、お答えいたします。  こちらの発達障害児支援事業につきましては、補助講師の人数は、12人となっております。資格につきましては、教員免許を所有している方でございまして、配置予定校につきましては、小学校が8校で8人、中学校が4校で4人の予定となっております。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  長田委員。 ○委員(長田文明君)  今、教員の資格ということですので、特に発達障害に関しての専門家、知識を持っているかたということではないわけですね。 ○委員長(杉山章夫君)  学校教育課参事。 ○学校教育課参事(滝口盛治君)  特別な支援が必要な子どもたちにつきましては、マン・ツー・マンで指導するということの前に、まず、学校全体で、その一人一人の子どもたちの困り感ということ、どこを手助けしたり、支援したりすることによって、向上するかということを検討して、それに基づいて、全職員で取り組むことが中心になっています。その中で、より近くにいて、手助けをするということですから、むしろ特別支援に対する専門的な知識もそうなんですが、むしろその学校の求めている、この子に対する方向性をしっかりと受けとめて、子どもとかかわり合いが持てるとか、人間関係が築けるとか、そして、それをまたほかの先生方と共有できるとか、そういうふうなことを大切にして、割り振っている形であります。もちろんその中で特別支援に対する理解についても、持っている人をお願いしながらも、学校の中でも研修を深めていただく、そういう体制をつくっております。  (「了解です。」と長田文明君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  勝間田委員。 ○委員(勝間田博文君)  済みません、先ほど質問したときに一緒にすればよかったんですけど、質問し忘れましたんで、10款1項3目の教育指導費、今お話がありました予算書の249、250ページの大事業3の学校教育支援事業の小事業Cの特別支援教育推進事業、巡回相談員雇用経費の350万4,000円と、今、長田委員がお話されたことを両方聞こうと思ったんですが、後者のほうにつきましては、今、お話がありましたので、ただ、後者のほうにつきましては、教員免許をお持ちの方というのはわかるんですが、この年齢をどのような設定をしているのかということをちょっとお聞かせいただきたいんですが、まず、それでは最初のほうの特別支援教育推進事業の巡回相談員の雇用経費のほうでお聞きします。  もしかしたら以前、お聞きしてたのかもしれませんけれども、教えていただきたいと思います。巡回相談員さんや支援補助者の方を、今、発達障害のほうでは12名雇用されているとおっしゃってましたけど、巡回相談員さんのほうは何名雇用しているのか。また、どのような方々を雇用しているのか伺います。  そして、このときに、ちょっと私がこの中で一番言いたいのは、今まで学校の先生をやっておられた方が退職されたとか、いろいろ、いわゆる年齢が高齢者というか、シニアになっても元気な方がかなりおられると思いますので、そういう方々を資源という言い方はおかしいかもしれませんが、活力をおかりしてやっていくことが、私はこういう事業というのは大事なのかなというふうに思ってますので、さっきの発達障害も含めて、それでまた今回のこの教育支援というんですかね、特別支援教育を含めて、その辺の当市の見解をちょっとお聞きしたいと思います。お願いします。 ○委員長(杉山章夫君)  学校教育課課長補佐。 ○学校教育課課長補佐(勝又雅樹君)  それでは、最初に、特別支援教育推進事業の予算の概要等についてお話をさせていただきますけれども、こちらにあります巡回相談員につきましては、現在、二人でございまして、そのお二人はいずれも教員免許を所有されております、元教職員のOBの方でございます。  それから、発達障害児支援事業の関係につきましては、年代層につきましては、決してOBの方だけというわけではなくて、40代の方等もおりまして、年代層は幅広くわたっているという形でございます。 ○委員長(杉山章夫君)  勝間田委員。 ○委員(勝間田博文君)  それでは、今のはわかりました。ありがとうございます。それで、つけ加えたいことは、やはり特別支援ですとか、発達障害支援というのは、資格もさることながら、やはり多くの方がさっき滝口先生がおっしゃってくださったように、かかわっていくことが大事なので、なるべくOBの方でもいいので、いっぱい雇用経費としてはそんなに高くないほうがもちろんていいんですけれども、その辺はいろいろ加味していただいて、多くの方に接していただければ、面倒を見てもらう子どもたちも助かりますし、逆に、元気な高齢者も活力あるように、社会貢献できますので、そんなことで今後、考えていただきたいと思いますので、その辺の御見解をお願いします。 ○委員長(杉山章夫君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(梅田 剛君)  今の貴重な御意見を参考にしまして、今後、職員を選定する場合には、そのように配慮していきたいと思います。ありがとうございます。  (「了解しました。」と勝間田博文君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  248ページの教育指導費の中の健康管理事業についてお伺いをいたします。特に県のほうの関係で、高校教師の不祥事が多発しているという状況の中で、この健康管理事業の中にメンタル的な健康管理というものも大変重要なことになってくるんではないかと、こんなふうに考えているんですけど、ここら辺についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(杉山章夫君)  学校教育課課長補佐。 ○学校教育課課長補佐(勝又雅樹君)  ただいまの健康管理事業の教職員の健康管理に関することですけれども、この中にはどのような健診が含まれているかということを、ちょっと私のほうから説明をさせていただきたいと思います。  まず、1つは、生活習慣病健診ということで、結核検診ですとか、胃のレントゲン撮影、血液検査等があります。それから、次に、指定年齢健診というのがありまして、これは一定の指定された年齢の方が、人間ドックに近い形での健診を受けるものがございます。それから、教職員の人間ドッグもございまして、これについても24年度は143人程度の受診を予定しております。  教職員のメンタルな部分につきましては、参事のほうよりお答え申し上げます。 ○委員長(杉山章夫君)  学校教育課参事。 ○学校教育課参事(滝口盛治君)  メンタルな部分についてちょっと回答させていただきたいと思います。  教職員のメンタルにつきましては、幅広い状況で今、確認をする形を取っています。まず、その主体となるのは、やはり管理職になりますので、やはり管理職に対しては、教職員一人一人の日常の健康状態であるとか、生活の状況を管理、それからまた、相談等によって、それを受けとめていくという体制が構築されています。実際、教職員人事評価制度という制度があるんですけども、この中でもそういうことがうたわれていますし、これは日常的にそういうことを働きかけていこうという形になっております。  あわせまして、今度はちょっとメンタルな部分ですが、やはりもう一つありまして、学校の教職員、もちろん子どもたちの人間関係もそうなんですが、教職員同士の温かな風土をつくる。教育長がよく言われますが、やっぱり活力ある学校づくりという視点で、これは全教職員が意識をして、やっぱり隣の教員、子どもたち、もちろん子どもたちがどうなっているかということについても、しっかりと目を向けていこうと。そして、困っていることがありましたら、それを自分から言い出せるような雰囲気はもちろんなんですが、お互いに察知して、気づいて言葉をかけていこう、そんなような教職員の助け合いというんでしょうか、そんなような風土、研修というのも実際行っております。  それからあと、多忙になっておりまして、やっぱりいろいろなものに、例えばいろんな人たちとの対応の時間というのももっと費やされていまして、それに対してのいろいろ悩みを持たれている方もいます。そういうこと、勤務時間についても、しっかりと把握をさせていただきまして、残業時間等が多いものについては、その時数に応じて把握しながら、意図的に声をかけて、どういう状況かということで、今、幾つかの点なんですが、そのような形で、幅広い形で教職員一人一人の日常の生活の状況を把握する方法について、教育委員会と学校と連携をして進めております。保護者や子どもたちからの、「あの先生、ちょっと。」ということの意見についても、集約できるシステムについても構築をしております。  以上です。  (「了解です。」と鎌野政之君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  土屋委員。 ○委員(土屋光行君)  予算直結する質問でなくてよろしかったらお答えいただきたいんですが、先ほどの学習指導要領上の課題として、大事な新しい指導要領上の課題が出ていました。大変御苦労さんということだと思いますけれども、各学校で展開している、いわゆるグランドデザイン、このグランドデザインとの関係で、新しい学習指導要領が完全実施に入っていくわけですが、グランドデザインを修正したり、あるいはさらに発展的に考えて考えていかなきゃならないとか、そういう意味での課題が各学校にございますでしょうか、お願いいたします。 ○委員長(杉山章夫君)
     学校教育課参事。 ○学校教育課参事(滝口盛治君)  まず、グランドデザインについて、ちょっと確認をさせていただきたいと思うんですが、まず新学習指導要領につきましては、一つ新学習指導要領という大きな柱もあります。それを踏まえまして、静岡県の教育振興基本計画についても改定をされています。それを踏まえまして、御殿場市の教育に関する方針についても、昨年度、小学校へ入ってきておりますので、見直しをしております。これにつきましては、私たちは目標の連鎖ということをうんと意識しておりまして、常に変わったものについては、意識をして取り入れていこうという課題をとっております。  今、グランドデザインとして御殿場市として課題を持っていることについては、やはりグランドデザインは、ことし何をするかということを、ある程度視点を絞って保護者や地域、子どもたちに広げるということになるんですが、逆を解しますと、それしかやらないのかという課題もありまして、グランドデザインのとこに盛り込む内容、新学習指導要領のことを踏まえて、もちろんつくりかえている状況があるんですが、どこまで目標を絞って、提示して、保護者にも理解が得られるか、そういうことについては、常に学校評価というのを各学校で保護者や子どもたち、地域の関係者の方から取っておりますので、そういう方々から意見をいただきつつ、御殿場市においては、学校関係者評価委員という、またそれとは違った、その評価が正しいかを評価するシステムも導入されておりますので、その方々の見識をいただきながら、見直し、改善を常に進めていきたいなというふうに考えております。来年度に向けましては、その方針で各学校、今、制作中というふうに考えております。  (「わかりました。終わります。」と土屋光行君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  次に、順番24、10款2項小学校費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  長田委員。 ○委員(長田文明君)  252ページ、教育振興費の中のB教育用コンピューター整備事業についてお尋ねします。  これは児童・教職員用のパソコンということですが、児童と教職員を分けてお尋ねします。児童のコンピューターは、一般的なウインドウズのパソコンなんでしょうか。それと、全部の学校に配置がされているか。また、教職員用のパソコンに関しては、以前、シンクライアントのパソコンを入れている学校が何校かありましたけども、それの全部の学校にシンクライアントが入っているのか。入っていなければ、今後の入れる予定はどうなのかについてお尋ねします。 ○委員長(杉山章夫君)  教育総務課参事。 ○教育総務課参事(芹澤くみ子君)  御殿場市の教育用のコンピューターの整備事業の関係ですけれども、平成10年度から13年度にかけて、各学校にコンピューター室を設置いたしまして、さらに、文部省の新整備計画に基づき、平成16年度からコンピューターを随時更新してまいりました。整備内容につきましては、小学生にも各視聴覚室においては、生徒1人に1台のパソコンの設置をしております。さらに、学校内のLANの整備、指導用のパソコン整備でございます。平成20年度には御殿場小学校と富士岡小学校を実施いたしまして、これで市内全学校の先生方にも1人1台のパソコン設備の整備となっております。  また、情報のセキュリティーの強化を図るために、この2校については、シンクライアント方式としてありますが、今後、他の学校においても、更新の際に、同様の方式を採用していく考えでおります。  平成24年度の予算の内容につきましては、各学校の児童、教職員用のパソコンの借上料及び教職員の増に伴う追加の購入分でございます。  一般的にはウインドウズが入っております。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  長田委員。 ○委員(長田文明君)  御殿場小学校と富士岡の2校がシンクライアントが導入されている。今後、更新時期にシンクライアントを導入していくという予定でいらっしゃるというお話でよろしいんですよね。 ○委員長(杉山章夫君)  教育総務課参事。 ○教育総務課参事(芹澤くみ子君)  はい、そうでございます。 ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  次に、順番25、10款3項中学校費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  勝間田委員。 ○委員(勝間田博文君)  10款3項2目教育振興費、予算書257、258ページ、大事業1、教材事業費の小事業B教育用コンピューター整備事業、特別支援学級用パソコン購入等379万8,000円について質問します。  生徒用の教育用パソコンの更新費用とお聞きしていますが、済みませんが、これは支援学級の生徒のパソコンなので、内容について詳しい内容説明をお願いします。例えば、生徒がどのような用途で、どのように使用しているのか、また、どのように更新したのかを含めてお伺いいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  教育総務課参事。 ○教育総務課参事(芹澤くみ子君)  特別支援学級で使用いたしますコンピューターは、7台の更新をするものでございまして、小学校については、25年度に更新予定、また、教職員のコンピューター5台も購入を予定しております。  なお、このコンピューターを特別支援学級でどのように使用しているかという御質問でございますけれども、通常、特に変わりのないパソコンを使っているものでございまして、子どもたちがタッチすることによっての画面の動き、絵を描く、そして、それによって興味を持って次へ進むというふうな使い方をしているとも伺っております。詳細につきましては、実際の授業の風景、私、立ち会っておりませんので、申しわけございません。回答ができません。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  勝間田委員。 ○委員(勝間田博文君)  ありがとうございます。詳しい内容は、今、お話聞いて、使い方が少しわかったんですが、使い方がいろいろあると思うんですけれども、以前にちょっとお話しさせてもらった、例えば支援の必要な子どもたちには、例えばデイジー教科書であるとか、そういったソフトの利用ですとか、そういったことによって支援ができるとかということもあるので、その辺をどういうふうに考えてられるか、またちょっと教えていただいていいですか。 ○委員長(杉山章夫君)  学校教育課参事。 ○学校教育課参事(滝口盛治君)  まず最初、今御質問のありましたデイジー教科書につきましては、御殿場市につきましても、校長会等も含めまして、検証を行いまして、実際、今、卒業されているんですが、ある中学校の生徒が、ちょっと学校名はあれなんですけど、とある中学校の生徒が活用されていました。また、パソコンのほうなんですが、実際、子どもたちはやっぱり絵を描いたり、それから聞いたり、やっぱりそういうことに苦手意識を持つ子どもたちが、パソコン操作によって写真が最初に出てきたりとか、それから、文書が大きく写し出せたりとか、それから字を書きながらも、うまく字のバランスが書けない子が、パソコンで打つと、入力すると、字がしっかり書けるとか、そういう形で表現力を大切にしているんですが、これ一例なんですけど、そういう表現力なんかも、子どもたちがパソコンを使うことによって、自信を持って掲示物を作成したりして、また、それを見た人たちが褒める、称誉することによって、また自信をつけていくと、そんなような形も設けております。  それから、あと、市販のソフトなんかも活用しているんですが、むしろ今はそこにいらっしゃる教職員が、子どもたちの実態に合わせて、教材をそこにつくってやったりとか、そういうような形でさまざまな市販ソフトを活用したり、自作でソフトをつくったり、また子どもたちに自由な表現方法を工夫する手だてをどうしたらいいかとか、そんなような形で行っております。特別支援学級担当者同士での情報交換、そういうことも行われていますので、着実に御殿場市としての活用、パソコンを使っての教材というのは拡充しつつありますが、今、御指導いただきましたように、よりこれからまた子どもたちの実態に合った、よりいいものができるような開発のほうにも、教育委員会も協力して、推進していきたいというふうに考えております。  以上です。  (「了解しました。」と勝間田博文君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  次に、順番26、10款4項幼稚園費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  次に、順番27、10款5項1目社会教育総務費から2目文化財費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  262ページから264ページまでなんですけど、ちょっと見えてこないというか、5番の青少年対策事業のBの放課後子ども教室推進事業、これは結構長い間やって、いつごろまでに試行が終わるのかというところです。結果として見えてきているのかどうかということと、それから、2つ目は、文化財費なんですけど、これも調査・研究という項目が入っているんですけど、現実的にその成果というか、そうしたものをちょっと教えていただければありがたいなと思いまして。 ○委員長(杉山章夫君)  社会教育課課長補佐。 ○社会教育課課長補佐(長田喜明君)  ただいまのお尋ねの放課後子どもプランについてですが、放課後子どもプランについては、当初、3年の予定で、補助予定が継続になったものですから、それで延期しております。平成20年度から御殿場小学校から始まりまして、21年には御殿場南小学校、富士岡小学校と3校、そして、22年度に富士岡小学校が増えて4校で、23年度で朝日小学校が増えまして5校といった形で試行ということで行っています。  市内でも今後、今現在でも東小学校や、あとは高根小学校区では中郷館で高根独自の子ども教室を開催するというような相談もありまして、ですから、試行実施から実際の実施ということになりますと、市内10小学校区にすべて開設できる状態の見込みができた段階で、試行から実施ということで、ですから、それまでは試行ということで継続させていただく予定でいます。  そして、あともう1点、文化財の調査研究というのは。そちらの文化財事業のほうの調査研究というもので、市内から寄せられた民俗資料の整理とか、そういったものが主なものになります。  あと、保護のことに関しましては、昨年度から続いております印野の熔岩隧道丸尾エリアのほうの保全整備が主なもので、その研究というものは、文化財審議会等でいろいろと文化財に対するそういった指導であるとか、そういったものを研究しておるというもので、成果品というようなものではあらわれてこない予定です。 ○委員長(杉山章夫君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  最初の放課後子ども教室、あとどのくらいかかりましょうか、大体。 ○委員長(杉山章夫君)  社会教育課課長補佐。 ○社会教育課課長補佐(長田喜明君)  何分にもその辺は各校の、やはりこの放課後子ども教室をやるに当たっては、その開設の場所、そして、指導をしていただくスタッフ、学習指導員2名と安全管理員1名といったようなスタッフ、やはり先ほどお話に出ましたように、小・中学校の教員のOBの方等を活用して、今までは開いているんですが、今後もやはり地域の力とか、そういったものをいろいろとお願いしまして、場所とスタッフの人員がそろえば、随時、開いていただくように、これは相談していきます。 ○委員長(杉山章夫君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  現実的には、この放課後子どもプランになるのかどうか、ちょっとよくわかりませんけど、現実に、各小学校では、例えばクラブ活動が積極的に行われてますよね。ミニバスケットとか、それから野球とか、サッカーとか、ああいったものというのは、この事業とは対象外になりますか。 ○委員長(杉山章夫君)  社会教育課課長補佐。 ○社会教育課課長補佐(長田喜明君)  お尋ねのいわゆるスポーツ少年クラブとか、そういったものについては、この放課後教室は別です。やはりその子たちは大体4年生以上とかというものですから、大体この放課後子ども教室というものについては、大体3年生から低学年ですかね、それが多くやってまして、放課後のその子たちの居場所づくりということで進めてますので、そういったお尋ねのスポーツ少年クラブとか、そういうミニバスとか、そういったものについては別と考えております。 ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。
     辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  今の鎌野委員のほうから、放課後子ども教室のことについていろいろ質問がございましたけれども、これ本当に大切な事業だと思うんです。それで、OBの経験のあるようなお方を活用されるとか、地域とか、いろいろ課題がありますけれども、全市的にこれが全部どんどん推進していってほしいと思っているんですが、予算等が今現在、195万4,000円という、こんなふうな金額になっているんですけれども、必要な折に、環境が整備されていたとき、必要な折にはこれ増額をされてもどんどんやっていただきたいと思うんですが、そのあたりについてはいかがでしょうか。 ○委員長(杉山章夫君)  社会教育課課長補佐。 ○社会教育課課長補佐(長田喜明君)  やはり1学級当たりの開催予算というのが、指導員の報酬、報償ですか、そちらがありますので、そのかかる経費はおよそ出てきますので、それぞれ増額して要望していく計画でいます。  (「終わります。」と辻川公子君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  長田委員。 ○委員(長田文明君)  ただいまの放課後子ども教室に続いてお尋ねしたいんですが、小学校3年生までで終了してしまうということで、例えば障害のある子どもたちが4年生になったときに、一人で家に置いておけないという話がありますので、そういう子どもたちに関しては、4年生以降も対応してもらえるとか、そういうことは考えていらっしゃいますでしょうか。 ○委員長(杉山章夫君)  社会教育課長。 ○社会教育課長(滝口芳幸君)  今、小学校3年生ということで、中心に、開設をしています。その理由といたしまして、親の迎えなしで下校が一緒にできるという時間帯、学校の最終の時間帯を考えますと、3年生のカリキュラムの中で、早く授業が終わる日、そういったところを見て、全校生徒と一緒に帰れるような、そういった時間帯に終わるということを考えてございます。  そのような中で、ただいまの障害のある子どもということでございましたが、今のところ、そちらまで考えてございません。  以上、答弁とさせていただきます。 ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  済みません、私の間違いだったと思うんですけど、放課後子ども教室と放課後児童の子ども教室と、それとは別にという観点で、私は3年生までは居場所というか、放課後児童教室か何かのほうに行ってて、その4年生から6年生ぐらいまでの間、子どもたちが居場所はないからというような考え方でいたんですけど、そうではなかったんですか。 ○委員長(杉山章夫君)  社会教育課課長補佐。 ○社会教育課課長補佐(長田喜明君)  放課後児童教室は厚生労働省でやっているもので、そちらのほうに入るお子さんというのが、例えば夫婦が共稼ぎであるとか、家が自営であるとかといったような縛りがあるんですが、この放課後子ども教室というのは、そういった縛りがないもんですから、例えば放課後児童教室には入れないものもといったようなお子さんたちが、こちらの社会教育課でやってる放課後子ども教室のほうに入級して、そちらで放課後の1時間とか短い時間をそちらの居場所づくりで学習指導とかを行っています。 ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  次に、順番28、10款5項3目図書館費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  勝間田委員。 ○委員(勝間田博文君)  10款5項3目図書館費、予算書263、264ページです。大事業2、図書館運営事業の小事業A子ども読書活動推進事業、ブックスタート経費等130万7,000円について質問します。  本事業は、未来の宝である子どもたちに最初に本に触れさせる大変重要な事業の一つであると認識しておりますが、本事業の現状と参加者数の推移と、本事業の今後の展望に対する当市の認識についてお伺いいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  社会教育課図書館長。 ○社会教育課図書館長(齋藤明生君)  小事業2の子ども読書活動推進事業ですが、そのうちブックスタート事業においては、平成16年度から開始させていただきました。こちらは、御存じかもしれませんけども、保健センターの6か月児の健康診断時に、同時に私ども図書館と、あと保育士の先生も同席していただきまして、育児相談も実施しております。  それで、今まで実施してきた推移ですけども、平成16年度は中途から、11月から始めたものですから、370人と少なかったんですけども、平成17年からは、大体対象者数が900から950人ぐらいを平成22年度まで、同じぐらいの数で推移しております。今年度はまだ3月中途ですので、最終数字は出てはいないんですが、現在、2月末までで、813人が対象者数になっておりまして、3月分まで入れますと、まだ確定ではないんですけど、約900人ぐらいということで、ほぼ例年と同じぐらいになると思っております。こちらの事業は、来年度も約900人の参加を予定させておりまして、その方々に今までと同様に、本に親しんでいただくよう、図書館ボランティアの方々の協力を得て、実施させていただきます。  今後の予定も、しばらくは図書館ボランティアの方の御協力を得ながら、出生者数がちょっとどうなるか不明ですけども、年間900人程度の対象者を予定して、実施させていただきたいと思います。  以上であります。  (「了解しました。」と勝間田博文君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  次に、順番29、10款6項学校給食費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  田代委員。 ○委員(田代耕一君)  266ページの3番の学校給食費の経費が大分上がったということを聞いてますけども、これ賄い費の上昇によって学校給食費が上がったという話を聞きましたけども、これはどのぐらい上がったのかと、数字がわかれば教えていただきたいんですけど。  あと、当然、この材料が上がっているというのは、原発の関係でやっぱり上がっているのか、それとも単に単価が上がっているのか。地元のほうから、御殿場も地産地消の関係で、今、フレッシュハウスとかいろんなところで野菜とかがつくられてますけども、そういう安い材料を購入して下げるとか、いろんなことができないのかなと、ちょっと思いますので、そこんところ、またお聞かせください。 ○委員長(杉山章夫君)  学校給食課課長補佐。 ○学校給食課課長補佐(鈴木常夫君)  給食費につきましては、小学校が現行月額3,900円から4,300円になります。中学校が月額4,700円から5,200円になります。  現在の給食費につきましては、平成9年に改定して、それ以来、14年余り経過して、その間、食材の値上がりが続いておったんですけども、献立の工夫だけでは、子どもたちに給食の提供ができない状況がありますので、さらに学校で教育課程の編成等によりまして、夏休みの期間等が減って、休み明けの給食。  食材の値上げにつきましては、原発の関係では、値上げはしておりません。食材が値上がりしている関係です。  あと食材費につきましては、地元の農協さんから野菜を買いましたり、あとほか市内の納入組合や店から購入しております。  地産地消につきましては、農協と協議して進めております。 ○委員長(杉山章夫君)  田代委員。 ○委員(田代耕一君)  ありがとうございました。いろいろやっぱり米も今、ごてんばコシヒカリ、結構使ってもらっているもんで、ぜひ野菜のほうとかも、そういうのを使っていただいて、子どもの関係はやっぱりお金は余りかけないほうがいいと、子ども手当とかもらっても、そういうことで飛んじゃいますので、できれば、なるべく抑える方法でしていただくとありがたいということで思います。  それで、もう1点ですけど、この学校給食費の中でも、母子家庭であるから、当然、そういうところは給食費が払えない方もいると思うんですけども、その中でも母子家庭でないお宅でもそういう話を、払わない人がいるというようなことを聞いたことがありますけども、そんな中で、そういうお金の回収みたいなものはどうしているのかということを、もし聞かせていただければありがたいです。 ○委員長(杉山章夫君)  学校給食課課長補佐。 ○学校給食課課長補佐(鈴木常夫君)  滞納者の対応方法につきましては、学校在籍中は、各学校にお願いして、徴収をしていただいております。また、学校給食課では、卒業して、滞納となった過年度分について、戸別訪問等をしまして、徴収を行っております。  あと、未納の対策としましては、21年度から学校給食費未納対策としまして、保護者から学校給食費を保護者の負担にする確認書を提出していただいております。学校では、期限までに納まらない場合につきましては、電話による督促、次は督促状の送付、給食費支払い延期願いの提出、それでも納めない保護者に対しましては、学校長による保護者面談、分納等による納付、誓約書による納付計画を立てていただいて、未納に対処しております。また、子ども手当が支給される月には、督促を多くしております。さらに、経済的に納入が難しいと思われる世帯につきましては、就学援助制度の利用を促しております。  未納のまま卒業した児童・生徒の保護者に対しましては、学校給食課で戸別訪問し、納付相談を行いまして、分納等によりまして徴収をしております。  未納世帯の増加要因としましては、税と同様、不況の影響などによりまして、日常的経費の出費が多く、給食費等の経費に回らないということで、未納が増加しているのではないかと思われます。  また、最近の保護者の学校給食費に対する納付意識の低下も一因と考えられます。学校においては、督促、家庭訪問、納付相談等を行い、学校給食課でも滞納整理を実施しておりますけれども、なかなか徴収できないのが実情です。  未納額につきましては、市費で補てんさせていただいておりますので、未納額が減るように、今後も学校と連携を取りながら、未納対策に努めていきたいと思います。  (「終わります。」と田代耕一君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  今の学校給食の諸経費ということで、いろいろ御答弁いただいてあるんですけれども、この食材の地産地消、地場産品の導入というのは、大変これ私は重要だと思っているんですけれども、御殿場市においては、例えば何年度には、どのぐらいの目標値を設定したいとか、そんなふうな設定があられるのか。もし、具体的な数値等ない場合には、今後、そのようなことを設定されるのか、それについてお願いいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  学校給食課長。 ○学校給食課長(小野恵美子君)  地産地消につきましては、県内でふるさと給食の日とか、あと地産地消の日とかを設けて、給食の献立をつくっております。その中で、30%という目標は立てているんですけれども、なかなか御殿場の食材について、給食は1日8,500食ありますので、大量に使いますので、なかなかそれだけそろえるというのが難しいところがありますが、一応、小松菜や水菜漬け、それからわさびの茎、キャベツ、大根など、それからジャガイモ、タマネギなどをだんだん使うようになっていますが、大体何月にどのくらい使うというのを農協のほうと協議しまして、そちらに使用量を大体提示しまして、それに伴って農協のほうで、今度、生産者を募って集めるというそんなところまで計画がいっております。  お米につきましては、ごてんばコシヒカリ100%ということでやっております。  以上です。 ○委員長(杉山章夫君)  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  今、県のほうの目標値が30%ということだと思うんですが、これは野菜の数であるとか、カロリー、グラムとか、いろいろな数値があると思うんですけれども、御殿場の場合には、農協さんと地元で取れるものを協議しながら、8,500食大変だから、徐々にやりたいということだと思うんですけど、具体的なそういう目標値みたいなのは設定はされる御意思はないんですか。 ○委員長(杉山章夫君)  学校給食課長。 ○学校給食課長(小野恵美子君)  一応、増やしていきたいということはあるんですけれども、なかなか生産者の方と、必要なときに必要なものが入るという、そのあたりが難しいもんですから、パーセントというところはなかなかいかないですね。例えば、ジャガイモにしても、大きさをそろえていただかないと、大きい、小さいがあると、機械で処理したりするのになかなか処理に時間がかかったりとか、そういうのがありますので、数量とかの関係でやっております。
     あと、献立を立てるときに、来月はどのような野菜が入荷できますでしょうかという形で、そういうのも聞きながら、例えば大根ができてますとか、キャベツがありますとかというので、キャベツがどのくらいできました、大根がどのくらいできましたという数量がありますので、その中で、例えば南で使うとか、西センターで使うとか、高根で使うとか、その量によって、またセンターで使わさせていただくように協議しております。  以上です。  (「期待しております。」と辻川公子君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  最後に、順番30、教育部関係全般について質疑を行います。  質疑ありませんか。  土屋委員。 ○委員(土屋光行君)  最後になりまして申しわけないんですけども、社会教育に関係することだと思います。少し感じていることで、おわかりいただけたら、答えをお願いしたいと思います。  私の頭では、つい最近まで、文化・芸術、スポーツ振興とか、既にほかの部課で話し合いが進んできたものですけども、文化・芸術やスポーツ振興、あるいは男女共同であるとか、いわゆる私の頭では、あるいは私たちの頭では、社会教育の範疇に入っていたものが、つまり教育行政の所掌の事務事業として、それが市長部局側に相当の量が移っているような気がしているんですけども、実際にそれでよろしいですか、そういう認識で。  そのことで、移ることは、別に時代の流れの中で必要があって、より効果的に行えるということならば、これは大変よいことだと思うわけですが、私の気にしているのは、要するに社会教育法上の仕事、事務事業というものが、もしその中にあったとするならば、その管理運営の責任がどこにあるのか、市長にあるのかどうかと、市長部局に移った場合ですね、そのあたりのことが一般論として多少気になっています。このことについて、少しお伺いできるかな、よろしいでしょうか、こういう質問をさせていただいても。もし、でしたら、お願いしたいと思います。  それで、なぜ移っていったのか、その意味があると思うんですね。大事なことだと思いますので、その辺をお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(杉山章夫君)  社会教育課長。 ○社会教育課長(滝口芳幸君)  22年度から機構改革で文化スポーツ課というものができまして、社会教育課の文化スポーツ部門が、そちらのほうに移行しました。その背景といたしましては、全国的にやはり文化、スポーツを市長部局のほうで進めているという動きがございまして、その中で、御殿場市としても市長部局で進めることにより、さらに活発にさせていこうということで機構改革になったと思います。  また、その責任の所在と申しますか、社会教育法の関連には、当然、文化、スポーツが入っているわけでございます。法改正があり、市長部局でも業務を執行できるというような状況になってございます。そういうわけで、責任の所在につきましては、社会教育課と教育委員会というよりも、市長部局のほうになろうかと思っております。  以上でございます。  (「わかりました。終わります。」と土屋光行君) ○委員長(杉山章夫君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  質疑なしと認めます。  以上で、平成24年度御殿場市一般予算のうち教育部関係についての質疑を終結いたします。 ○委員長(杉山章夫君)  この際、10分間休憩いたします。                            午後3時17分 ○委員長(杉山章夫君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                            午後3時25分 ○委員長(杉山章夫君)  これより議案第7号「平成24年度御殿場市一般会計予算について」、先の産業水道部・都市建設部関係を含めた討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論はありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  次に、賛成討論はありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(杉山章夫君)  討論なしと認めます。  以上で討論を終わります。  これより、議案第7号「平成24年度御殿場市一般会計予算について」を採決いたします。  本案を、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(杉山章夫君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、当委員会に付託された全件目の審査を終了いたしました。 ○委員長(杉山章夫君)  お諮りいたします。  本日可決いたしました3議案に対する委員会報告の作成等につきましては、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(杉山章夫君)  御異議なしと認めます。  よって、委員会報告書は委員長において作成することといたします。 ○委員長(杉山章夫君)  日程第6 「閉会中における継続審査について」御協議願います。  事務局から説明をお願いいたします。  議事課主事。 ○議事課主事(池谷歩美君)  閉会中の継続審査の申し出について説明いたします。  委員会資料1をごらんください。  委員会の活動は、会期中に行うことを原則としておりますので、閉会中の委員活動は継続審査事件があることを要します。  閉会中に突発的な事件、問題が発生したときに、関係常任委員会がこれに即応するためには、継続審査事件を議決しておく必要がございます。  お手元の委員会資料1の1、事件をごらんください。継続審査とする事件は、(1)農業、林業、畜産業及び水産業に関する事項から(12)教育委員会に関する事項までの12項目です。このように多くの継続審査事件を議決しておくことで、突発的な事態に対応が可能かと思います。  2の審査期限ですが、議会運営委員会と同様に、議員の任期中としてあります。  この申し出が正式に認められるためには、議会の議決が必要となります。したがって、この申し出を委員会で決定した後は、最終日の本会議に諮る予定です。  説明は以上となります。 ○委員長(杉山章夫君)  ただいま事務局の説明のとおり、閉会中も引き続き継続審査を要する特定事件として決定することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(杉山章夫君)  御異議なしと認めます。  本件については、別紙のとおり閉会中も継続審査に付することに決定いたしました。  本件については、私から議長に申し出ておきますから、御了承願います。 ○委員長(杉山章夫君)  以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。  これをもって経済文教委員会を閉会といたします。  大変長時間にわたりまして御苦労様でした。                         午後3時28分 閉会  御殿場市議会委員会条例第30条の規定により署名する。  平成  年  月  日  委員長...