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令和 4年第 1回定例会( 2月)−02月22日-01号
令和 4年第 1回定例会( 2月)−02月22日-目次

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  1. 掛川市議会 2022-02-22
    令和 4年第 1回定例会( 2月)−02月22日-01号


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    令和 4年第 1回定例会( 2月)−02月22日-01号令和 4年第 1回定例会( 2月)              令和4年第1回(2月)            掛川市議会定例会会議録(第1号) 〇議事日程    令和4年2月22日(火)午前9時30分 開会 日程第1   会議録署名議員の指名 日程第2   会期の決定 日程第3     (市長の施政方針説明)   議案第  1号  令和4年度掛川市一般会計予算について
      議案第  2号  令和4年度掛川市国民健康保険特別会計予算について   議案第  3号  令和4年度掛川市後期高齢者医療保険特別会計予算について   議案第  4号  令和4年度掛川市介護保険特別会計予算について   議案第  5号  令和4年度掛川市公共用地取得特別会計予算について   議案第  6号  令和4年度掛川駅周辺施設管理特別会計予算について   議案第  7号  令和4年度大坂・土方工業用地整備事業特別会計予算について   議案第  8号  令和4年度上西郷財産区特別会計予算について   議案第  9号  令和4年度桜木財産区特別会計予算について   議案第 10号  令和4年度東山財産区特別会計予算について   議案第 11号  令和4年度佐束財産区特別会計予算について   議案第 12号  令和4年度倉真財産区特別会計予算について   議案第 13号  令和4年度掛川市水道事業会計予算について   議案第 14号  令和4年度掛川市簡易水道事業会計予算について   議案第 15号  令和4年度掛川市公共下水道事業会計予算について   議案第 16号  令和4年度掛川市農業集落排水事業会計予算について   議案第 17号  令和4年度掛川市浄化槽市町村設置推進事業会計予算について   県知事提出   議案第 18号  掛川市上内田四区財産区議会設置条例の制定について   議案第 19号  掛川市上内田四区財産区特別会計条例の制定について   議案第 20号  掛川市上内田四区財産区運営基金条例の制定について   県知事提出   議案第 21号  掛川市南郷財産区議会設置条例の制定について   議案第 22号  掛川市南郷財産区特別会計条例の制定について   議案第 23号  掛川市南郷財産区営基金条例の制定について   議案第 24号  掛川市倉真財産区管理会条例の制定について   議案第 25号  掛川市倉真財産区特別会計条例の制定について   議案第 26号  掛川市倉真財産区運営基金条例の制定について   議案第 27号  掛川市倉真財産区管理会の管理委員の報酬及び費用弁償に関する条例の制定について   議案第 28号  掛川市犯罪被害者等支援条例の制定について   議案第 29号  掛川市佐束財産区管理会条例等の一部改正について   議案第 30号  掛川市個人情報保護条例の一部改正について   議案第 31号  掛川市職員の分限に関する条例の一部改正について   議案第 32号  掛川市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について   議案第 33号  掛川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について   議案第 34号  掛川市職員の給与に関する条例の一部改正について   議案第 35号  掛川市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の一部改正について   議案第 36号  掛川市国民健康保険税条例の一部改正について   議案第 37号  掛川市営住宅管理条例等の一部改正について   議案第 38号  掛川市汚水処理施設条例の一部改正について   議案第 39号  掛川市農業集落排水処理施設条例の一部改正について   議案第 40号  掛川市立学校設置条例の一部改正について   議案第 41号  掛川市学校給食共同調理場に関する条例の一部改正について   議案第 42号  掛川市消防団条例の一部改正について   議案第 43号  掛川市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について   議案第 56号  第2次掛川市総合計画基本構想の改定について 日程第4   議案第 57号  掛川市副市長の選任について 〇本日の会議に付した事件 ………………………………… 議事日程に掲げた事件に同じ 〇出席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇欠席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者 ………… 出席表のとおり 〇職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………… 出席表のとおり                     議 事                 午前9時30分 開会 ○議長(松本均) ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、これから令和 4年第 1回掛川市議会定例会を開会します。                     開 議 ○議長(松本均) これから、本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(松本均) 日程第 1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定に基づき、議長において、 6番、高橋篤仁議員、15番、鈴木久裕議員を指名します。 △日程第2 会期の決定 ○議長(松本均) 日程第 2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。  本定例会の会期は、本日から 3月24日までの31日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、会期は、本日から 3月24日までの31日間と決定しました。  なお、会期中の会議予定については、お手元に配付しました会期日程表のとおりでありますので、御承知おき願います。 △日程第3 議案第 1号〜議案第43号、議案第56号 ○議長(松本均) 日程第 3、議案第 1号から議案第43号まで及び議案第56号の44件を一括議題とします。  提案理由の説明に先立ち、市長の施政方針の説明を求めます。久保田市長。                 〔久保田崇市長 登壇〕 ◎市長(久保田崇) 皆さん、改めましておはようございます。  令和 4年度の当初予算案並びに関連議案の審議をお願いするに当たり、施政方針を述べさせていただきます。  昨年 4月の市長就任から10か月がたとうとしております。就任以来、私は対話とチャレンジを旗印として市政を担ってまいりました。対話では、多くの市民や団体と意見交換し、様々な場に赴いて話を伺ってきたほか、チャレンジではデジタルの活用などにより未来を見据えた施策を展開してきました。  しかしながら、新型コロナウイルスの影響を受け、思い描いたように進まなかったこともあります。これからも日々精進を重ね、よりよい市政を目指してまいります。  こうした中、今もなお新型コロナウイルスとの長い闘いが続いております。一時猛威を振るったデルタ株は収束に向かいましたが、今回のオミクロン株はさらに手ごわい相手となって私たちを襲っています。この難局を私たちは協力し合って乗り越え、ポストコロナの新しいまちづくりに取り組んでいく必要があります。  今、掛川市は、SDGs未来都市として持続可能なまちづくりを進め、地域や学校では、デジタル化が急速に進んできています。この流れを止めることなく、SDGsとDXをまちづくりの基軸とし、チャレンジを重ねていくことがこれからの時代に対応した新しい掛川市につながっていくはずです。  パンデミックは時代の転換点でもあります。掛川市がこれからの時代も選ばれるまちとなるために積極的に掛川市の魅力を発信し、全ての市民が持てる力を存分に発揮することができるポストコロナ時代に対応したまちを創ってまいります。  次に、自治体経営の基本事項に移ります。
      (1)組織機構について。  令和 4年度組織機構は、全国公募した 2人目の副市長を迎え、民間のスピード感や柔軟性を備えた新しい市政を目指すとともに、第 2次総合計画を着実に実行し、SDGsやDXの推進による誰一人取り残さない持続可能なまちづくりのための組織といたしました。  まず、市民や外部への情報発信力を強化するため、「広報・シティプロモーション課」を設置し、分かりやすく戦略的な情報発信を進めます。また、「DX推進課」を設置し、誰一人取り残さない人にやさしいデジタル化を推進します。この 2つの課には、公募により選ばれたプロフェッショナル人材に入っていただき、専門性を生かした取組を進めていきます。  一方、市内の産業をより一層活性化していくため、「産業活性化推進室」と「ふるさと納税推進室」を設置するとともに、中山間地域の振興や海岸線地域ビジョンを推進する「中山間・海岸線地域振興係」を設置し、市全体の活性化を図ります。  そのほか効果的な公共施設経営を推進するための「資産経営課」や、ふくしあの総合調整を行う「地域企画係」を設置するなど市民サービスの向上と効率的な行政運営を進めてまいります。   (2)当初予算についてであります。  令和 4年度当初予算は「未来チャレンジ予算」といたしました。  コロナ禍による社会情勢の変化の中で、感染症という危機に隣り合いながらも人々が豊かで安全・安心に暮らしていくためにDXやニューノーマルといった新たな考え方が生まれました。これらの価値観や想像力を駆使しながら、市民や企業等の様々な挑戦を応援するとともに、市民一人一人が輝く未来の実現に向けて挑戦をしていくための予算としたもので、これにより各施策を推進してまいります。  予算配分については、第 2次総合計画を着実に推進する事業や感染症対策、DX推進事業等に予算を重点配分したほか、コロナ禍による閉塞感を打破し、新しい考え方や感性、デジタル技術等を活用して構築した事業について職員から募った「未来チャレンジ枠」事業についても15事業、計 3,500万円を予算化いたしました。  その結果、一般会計は 509億 1,000万円で、前年度当初予算と比べ24億 3,000万円、 5.0%の増となりました。また、特別会計と企業会計を合わせた予算総額は 864億 765万円となりました。  次に、令和 4年度の重点施策について、第 2次総合計画の 7つの戦略の柱の分野ごとに申し上げます。   (1)教育・文化分野であります。  初めに、新しい学校教育の創造についてです。  よりよい未来を創っていくことができる人づくりの観点から、新たな価値を生み出していく「創像力」、他者と力を合わせ競合する「創合力」、自覚と責任を持って行動し続ける「創律力」の 3つの創る力を備えた子供を育成していきます。「個別最適な学び」と「協働的な学び」をキーワードに、iPadや教育アプリ等の新たな学習手段を効果的に活用し、リアルとオンラインのハイブリッド型授業を進めます。また、独自開発したアプリ「心の相談ノート」の運用や情報モラル教育の推進により、新しい時代に応じたICT活用能力を育てていきます。  学校再編については、「園小中一貫教育」の効果的な推進、少子化の進展や市内の人口偏在、学校施設の老朽化等を踏まえた「小・中学校再編計画」の策定に向けて、地域や保護者との対話を進めていきます。  大東及び大須賀学校給食センターの統合では、調理室改修工事や厨房機器新設・更新工事を進めてまいります。  次に、文化・スポーツの振興についてであります。  ポストコロナ時代における文化の振興を図り、市民の豊かな心を育んでいくため、文化振興計画を改定していきます。  将棋によるまちづくりでは、今回の王将戦の経験を生かし、官民連携によって関連イベントやおもてなしを工夫し、掛川市の魅力を全国に発信してまいります。  かけがわ茶エンナーレでは、昨年の「茶」と「アート」を融合したまちづくり芸術祭の成果を踏まえ、次回の開催に向けて企画の検討に取り組んでまいります。  文化財の保存と活用については、計画的な保護・保存活用を推進する地域計画を策定していきます。  掛川城は天守閣の復元から27年が経過し、漆喰壁等の老朽化が顕著であることから、石垣の安全対策工事と併せ、 6月から大規模な修復工事を実施いたします。  松ヶ岡と吉岡大塚古墳は、引き続き整備工事を進め、完成後郷土の歴史を学ぶ場として広く活用していけるよう市民協働の取組を進めていきます。  三熊野神社大祭の祢里行事では、地元の皆様に御協力いただきながら民俗文化財調査を実施し、国の重要無形民俗文化財の指定に向けた取組を進めていきます。  スポーツの振興については、オリンピック・パラリンピックの感動を未来に引継き、市民のスポーツ機運の醸成を図るため、選手と市民が交流できるイベントを開催いたします。  次に、 (2)健康・子育て・福祉分野に移ります。  初めに、新型コロナ感染症対策についてであります。  ワクチン接種については、 2回の接種を完了した市民の割合は 9割となり、全国や県の平均と比べても非常に高い接種率となっております。感染拡大防止や重症化予防のため 3回目の接種を進めるとともに、 5歳から11歳の子供についても速やかに接種を開始できるよう医療機関等との調整を進めます。  感染拡大を防いでいくためには、市民一人一人の協力が必要不可欠となります。改めて基本的な感染予防対策として、不織布マスクの着用や感染リスクの高い行動の回避を呼びかけ、新しい生活様式の定着を図るとともに、抗原検査キットを活用し、クラスターの発生防止にも努めていきます。  次に、子育て支援についてであります。  幼児教育・保育環境の充実では、 4月に大東大須賀区域認定こども園の 4園目となります「おおぶちそよ風こども園」、掛川区域の「千羽すぴか保育園」の開園により、90人の保育定員の増加を図ります。併せて、大東大須賀区域の認定こども園化の完了に向けて、令和 5年 4月に開園予定であります「きとうこども園」の建設等を支援してまいります。  子育て世帯に親しまれている子育て総合案内サイト「かけっこ」については、最新のデジタル技術を取り入れたサイトに刷新していきます。写真や動画を増やし、位置情報を使った各種情報の提供、子供の年齢等に合わせた健診や予防接種のプッシュ通知機能を追加します。さらに、子育てガイドブックなどの電子書籍化を行い、子育て世帯の利便性の向上を図っていきます。  学童保育については、感染症対策に注意しつつ38のクラブを運営してまいります。  次に、社会的弱者への支援についてであります。  高齢者の介護予防については、通いの場での健康づくりを進めるとともに、コロナ禍でも安心して取り組めるオンライン講座や動画ページなどを積極的に提供していきます。また、切れ目のない地域リハビリテーションを推進するため、リハビリ専門職との連携を深めてまいります。  認知症については、誰もがなり得るという意識を全ての市民で共有することが大切となります。認知症になっても尊厳を保ちながら、住み慣れた地域で安心して暮らせる地域共生社会を目指し、「共生」と「予防」を両輪とした施策を進めます。  ひきこもりの方の支援については、新たに「あいりーな」に居場所を確保するとともに、支援体制の充実に力を入れるなどひきこもりの方の社会参加につながる取組を進めます。  障がいのある方の就労では、コロナ禍の影響もあり、雇用の回復が道半ばにあることを踏まえ、就労先の新規開拓や障がい特性に応じた支援を進め、定着率の向上にも努めます。  また、オミクロン株の影響により増加が見込まれる生活困窮者の生活を支えるため、今月から住民税非課税世帯等に対して、臨時特別給付金を速やかに給付してまいります。  次に、 (3)環境分野に移ります。  初めに、脱炭素社会の推進についてであります。  地域循環共生圏の確立については、地域新電力事業を核とした地産の自然エネルギーの最大限の活用と自然環境、景観などと調和した太陽光や風力発電施設の普及、さらには、省エネルギーの組み合わせによる資源循環を図ることで推進していきます。  また、持続可能な脱炭素のまちづくりを推進するため、環境学習や啓発活動による市民意識の底上げを図るとともに、環境人材の育成に努めます。  新たな廃棄物処理施設の整備では、安全で安心かつ安定的な稼働を基軸に、ごみ処理の際に発生するエネルギーの有効活用を検討し、地域の多様なニーズにも応えられる脱炭素の拠点となるよう、市民との対話や菊川市との連携を図りつつ進めてまいります。  森林の保全と活用については、森林経営管理制度や森林環境譲与税を活用し、市民生活に関連する地域の森林整備を着実に実施します。また、林道、作業道の整備を推進するとともに、炭素を固定し、地球温暖化対策へ貢献する木材利用を促進してまいります。  次に、持続可能な上下水道についてであります。  水道事業については、新水道ビジョンの基軸である「持続」「安全」「強靱」を目指し、基幹管路や原谷配水池の耐震化を図るとともに、官民連携や広域連携を進めていきます。  また、簡易水道事業は、持続的な維持管理ができるよう最適な事業運営について検討していきます。  下水道事業については、生活排水処理実施計画の見直しをまとめ、汚水処理人口普及率の向上を推進していきます。また、汚水処理施設を適切に維持管理するとともに、持続可能な経営のため、旭ヶ丘、海戸の両地区を公共下水道に統合するなど、ストックマネジメントを推進していきます。  リニア建設に伴う大井川の水問題では、引き続き静岡県や流域市町と連携し、JR東海に対して流量の減少と水質の悪化に対する市民の不安や懸念を払拭するよう求めていきます。  次に、 (4)産業・経済分野に移ります。  初めに、産業の振興についてであります。  興国インテック株式会社の工場新設が進んでいる大坂・土方工業用地については、西工区南側の造成と企業誘致を進めていきます。上西郷地区整備推進事業では、ポストコロナ社会を見据え、官民連携による効果的な整備を事業協力予定者と協力して推進してまいります。  新エコポリス第 3期地区については、東山口地区まちづくり委員会と連携し、早期の事業着手を目指してまいります。  新東名(仮称)掛川第 2パーキングエリアでは、民間事業者と協力し、令和 7年度の開業に向け、事業の進捗を図ってまいります。  事業者支援については、コロナ禍で変化している事業環境への対応を促すため、テレワーク環境の整備やECビジネスなどを支援してまいります。  また、ふるさと納税の返礼品の効果的なPRや体験型などの新たな返礼品の開発を進め、掛川市の魅力発信と地域経済の活性化につなげてまいります。  次に、力強い農業の確立についてであります。  攻めの農業、もうかる農業への支援については、新たに三井地区を加えた市内12の地区において土地改良事業を進めるとともに、担い手となる新規就農者・後継者の確保と育成、地域農業者の組織化・法人化を支援してまいります。また、「人・農地プラン」を進めて、農地の集積・集約や複合経営を推進していきます。  掛川茶の振興については、 5月に策定予定の茶振興計画に基づき、生産体制の強化、流通構造の改革、消費拡大策を推進していきます。掛川茶のブランド戦略として、「掛川茶リブランディングプロジェクト」を継続実施し、掛川茶への関心を高め、消費の拡大につなげてまいります。  また、好調なお茶の輸出に対応するため、有機栽培への支援や産地として積極的に取り組むための全市的な体制を構築していきます。  次に、シティプロモーション分野に移ります。  初めに、魅力発信で選ばれるまちについてです。  市政情報、市の魅力等の発信に向けては、プロフェッショナル人材の広報戦略の下、メディアを最大限活用するなど市内外へ向けた「伝わる力」を強化していきます。  情報拡散力が高いSNSでは、登録者数が 3万人を超えた掛川市公式ラインにおいて、セグメント配信を有効に活用していくほか、分かりやすくタイムリーな情報発信に努めます。  シティプロモーションについては、掛川の名を広めたサッカー漫画の金字塔「シュート!」の続編のアニメ放送に合わせて、ジュビロ磐田とのコラボ企画などを展開し、掛川市の認知度を高め、市民の誇りにもつなげてまいります。  移住・定住の促進では、官民連携による移住促進ネットワークを強化し、二地域居住や関係人口の拡大を図ります。オンライン相談やおためし移住体験の充実のほか、地域おこし協力隊による掛川市の魅力や暮らしやすさの情報発信を強化してまいります。  次に、観光交流の推進についてであります。  来年のNHK大河ドラマ「どうする家康」では、徳川家康の生涯が描かれます。関係が深い掛川城、高天神城、横須賀城などの歴史資源の活用、講演会の開催や広域での取組を進めるなど、大河ドラマの放送に合わせて地域全体を盛り上げ、観光交流客数の増加を図ります。  修学旅行やスポーツ合宿等の教育旅行については、受入れ体制を充実させ、補助金を活用してもらうことで学生の誘客を進めるとともに、新たな旅のスタイルともなっているワーケーションの来訪者を増やすために受入れ環境の整備に補助をいたします。  観光情報の発信では、インスタグラム等のSNSを効果的に活用し、魅力的でホットな情報発信に努めるとともに、新たに観光施設や飲食店等を魅力的にまとめたパンフレットを作成し、ターゲットに合わせた誘客を進めてまいります。  次に、 (6)安全・安心・都市基盤分野に移ります。  初めに、防災力の強化についてであります。  家庭の防災力の向上については、災害時における情報伝達の重要性から、防災メールの登録や防災ラジオの設置を進めるとともに、「家庭の避難計画」をスマホからでも作成ができ、家族で共有ができるようデジタル化をしてまいります。また、最新の知見を踏まえて「防災ガイドブック」を改訂し、各家庭へ配布することにより自らが住む地域の危険性や様々な防災情報を周知してまいります。  広域避難所の機能強化では、広域避難所に指定されている市内 4つの高校で「高校生ドローン隊」を育成いたします。災害時は被災状況の調査、平常時は防災訓練や学校行事でもドローンを活用するなど、全国初となる取組を進めてまいります。  原子力災害への備えでは、広域避難計画の避難先となる富山県や愛知県の27の市町村と協議を進め、現地調査や「避難経由所運営マニュアル」の作成を進めていきます。  次に、災害に備えた整備についてであります。  海岸防災林強化事業「掛川潮騒の杜」の整備については、盛土材の確保のため国や県、民間事業者から提供いただく土砂を活用し、令和 8年度末の完成を目指して取り組んでまいります。併せまして、市民、企業等との協働による植樹・育樹活動を推進し、市民が集う海岸林を育てていきます。  災害に強い社会基盤の整備では、有事の際の輸送路や避難路を確保するため、耐震補強や修繕が必要な橋梁について、耐震化、長寿命化を計画的に推進していきます。  また、河川流域のあらゆる関係者が協働し、流域全体で水害を軽減させる流域治水を進めるとともに、今後の治水対策をまとめた「総合治水計画」を策定していきます。  次に、消防救急の迅速化・高度化についてであります。  救急出動については、年間 4,000件近い出動があり、中でも高齢者の搬送は増加傾向のため、専従救急隊の効果的な運用や感染症対策などの救急体制の充実を図ります。  一方の火災でありますが、建物火災が全体のおよそ 6割を占めることから、防火対象物等への立入検査の強化や一般家庭への住宅用火災警報器の設置や適切な管理を推進していきます。  また、災害への対応力を強化するため、新たに雨天や夜間飛行ができる高機能なドローンを導入いたします。  地域防災力の要である消防団では、組織の再編や分団定数などの検討を進めるとともに、消防ポンプ車の更新や消防団員の処遇改善を行ってまいります。  次に、多極ネットワーク型コンパクトシティの推進についてであります。  掛川駅周辺のにぎわいの創出については、現在の「かけがわストリートテラス」の取組に加えて、空き店舗を活用した新たな社会実験等を行い、「歩いて楽しめるまち掛川」を目指してまいります。  掛川駅周辺のバリアフリー化では、点字ブロックの整備を進めるほか、南北通路ほのぼのパスへのエレベーター設置工事に着手をいたします。  また、掛川城周辺の歴史的なまち並みに調和した空間づくりのため、無電柱化、石畳風舗装、サイン整備などを推進してまいります。  市街地南部の土地利用構想については、JR掛川駅や東名掛川インターチェンジに近い県道磐田掛川線沿線の地域を対象に将来的な土地利用の可能性や今後のまちづくりの在り方を検討してまいります。  下垂木地区のまちづくりでは、都市計画道路や市道の改良事業を進めるほか、大坂地区や横須賀地区においても、魅力的なまちづくりに向けて地域との話合いを進めていきます。  地域公共交通については、各地域の実情に合わせた公共交通モデルの構築を地域と協働して進めるとともに、お達者半額タクシーの実証実験を行い、次期 5か年の「地域公共交通計画」を策定してまいります。  次に、幹線道路の整備についてであります。  南北幹線道路については、大須賀ルート「西大谷トンネルバイパス」の今年度末の開通に続き、大東ルート「市道掛川高瀬線」結縁寺インターチェンジ以南の令和 4年度の完成を目指して事業を推進してまいります。  広域の幹線道路では、 4月に市道郡道坂線の開通を予定しているほか、市道桜木中横断線、市道掛川駅梅橋線、市道三井幹線の 3つの路線についても地域間を結ぶ重要路線として重点的に事業を推進してまいります。  国道 1号バイパスについては、渋滞解消のための早期 4車線化に向けて、期成同盟会による要望活動に加え、市議会の御協力もいただきながら国に強く要望してまいります。  東名高速道路の(仮称)掛川西スマートインターチェンジの設置では、事業の実施に向けてNEXCO中日本や国土交通省、県等の関係機関と協議を重ねてまいります。  次に、 (7)協働・広域・行財政分野に移ります。  初めに、多文化共生・協働のまちづくりについてであります。  多文化共生については、第 3次多文化共生推進プランに基づき、日本語教室の充実を図るとともに、日本で生まれ育った「第 2世代」がキーパーソンとして活躍できるよう、関係者との連携を強化していきます。また、新たに12の言語に対応する三者通訳システムを導入し、相談業務の円滑化を図ってまいります。
     協働のまちづくりについては、地区まちづくり協議会や市民活動団体において新たなニーズや課題に対応する取組が進んできております。さらなる活動の充実に向け、情報の共有や団体同士の交流を推進するとともに、それぞれが抱える課題に寄り添った支援に努めます。  「地区集会」では、地域と行政が今まで以上に情報を共有し合い、多様な方が参加し、対話によって相互理解を深めることができる形へと進化させてまいります。  次に、未来に向けてのまちづくりについてであります。  公共施設マネジメントについては、将来の地域や掛川市の在り方にもつながる重要な取組であり、個別案件ごとに地域や利用者と十分に対話をしながら進めてまいります。中でも「たまり〜な」については、アンケートやワークショップの結果を基に、再整備計画を検討していきます。  DXの推進については、デジタル化によって社会の利便性の向上や新しい価値の創造を目指します。デジタル社会の基盤ともなるマイナンバーカードの普及を促進し、普及を加速し、相談窓口の効率化やスマートフォンで手続を完結できる「手のひら市役所」を全庁体制で進めてまいります。  また、プロフェッショナル人材の力も借りながら、DX推進計画を策定し、行政のみならず掛川市全体のデジタル化や課題の解決を図ってまいります。  最後になりますが、「チャレンジ」という言葉は私が最も大切にしているキーワードであり、掛川市の戦略方針の核心でもあります。  この私の考えは、11年前の東日本大震災で壊滅的な被害を受けた陸前高田市での経験によるものでございます。陸前高田市では、地震による大津波によって子供からお年寄りまで年齢にかかわらずあまたの命が失われました。命を失った人の中には若い人もおられましたが、それぞれの人にはこれからやりたいことがあり、家族があり、また夢や希望があったはずであります。  現地でこのような言葉を聞きました。「生き残った自分たちは、死んだあいつの分までしっかりと生きないといけない」、それを聞いた私は、一度しかない人生を様々なことにチャレンジをして悔いのないように生きようと心に誓った次第でございます。  今、私が取り組んでいる市政についても、チャレンジがなければまちの成長はありません。このチャレンジとともに「対話」も大切となります。特に本年は小・中学校の再編や新しい廃棄物処理施設の話合いを進めていくことが重要となります。この対話とチャレンジは、新しい時代を切り開く原動力です。  たとえ難題であっても対話によって課題を共有し、一緒になって乗り越えていくとともに、市民の様々な挑戦を応援し、掛川市として多くのチャレンジをすることによって市民一人一人が輝き、ポストコロナ時代のモデルとなる都市を創ってまいります。  以上、新年度の予算等について御審議いただくこの議会の冒頭に改めて令和 4年度の市政運営に対する私の思いを述べさせていただきました。着実な事業実施に向け、議員各位の御理解と御協力を重ねてお願い申し上げまして、私の施政方針の表明とさせていただきます。  御清聴どうもありがとうございました。 ○議長(松本均) 以上で、市長の施政方針の説明は終わりました。  これから議題となっております議案の提案理由の説明を求めます。久保田市長。                 〔久保田崇市長 登壇〕 ◎市長(久保田崇) それでは、ただいま上程されました議案の第 1号から議案第43号まで及び議案第56号の計44件について、一括して御説明申し上げます。  最初に、議案の第 1号から議案第17号までの令和 4年度各種会計予算については、先ほど施政方針において予算の大綱について説明いたしましたので、詳細については、担当部長が補足説明いたします。御了承くださるようお願いいたします。  次に、県知事提出議案第18号、掛川市上内田四区財産区議会設置条例の制定については、掛川市上内田四区財産区の円滑な運営のため、静岡県知事から掛川市議会へ提出された議案で、地方自治法第 295条の規定により、掛川市上内田四区財産区議会を設置するものであります。  次に、議案第19号、掛川市上内田四区財産区特別会計条例の制定については、掛川市上内田四区財産区の円滑な運営及びその処理、その経理の適正化のため、地方自治法第 209条第 2項の規定により、掛川市上内田四区財産区の特別会計を設置するものでございます。  次に、議案第20号、掛川市上内田四区財産区運営基金条例の制定については、掛川市上内田四区財産区の財産の維持管理そのほか財産区の運営に要する経費の財源に充てるため、新たな基金を設置するものであります。  次に、県知事提出議案第21号、掛川市南郷財産区議会設置条例の制定については、掛川市南郷財産区の円滑な運営のため、静岡県知事から掛川市議会へ提出された議案で、地方自治法第 295条の規定により掛川市南郷財産区議会を設置するものです。  次に、議案第22号、掛川市南郷財産区特別会計条例の制定については、掛川市南郷財産区の円滑な運営及びその経理の適正化のため、地方自治法第 209条第 2項の規定により、掛川市南郷財産区の特別会計を設置するものでございます。  次に、議案第23号、掛川市南郷財産区運営基金条例の制定については、掛川市南郷財産区の財産の維持管理、そのほか財産区の運営に要する経費の財源に充てるため、新たな基金を設置するものであります。  次に、議案第24号、掛川市倉真財産区管理会条例の制定については、掛川市倉真財産区の円滑な運営のため、地方自治法第 296条の 2の規定により、掛川市倉真財産区に財産区管理会を設置するものでございます。  次に、議案第25号、掛川市倉真財産区特別会計条例の制定については、掛川市倉真財産区の円滑な運営及びその経理の適正化のため、地方自治法第 209条第 2項の規定により、掛川市倉真財産区の特別会計を設置するものです。  次に、議案第26号、掛川市倉真財産区運営基金条例の制定については、掛川市倉真財産区の財産の維持管理、そのほか財産区の運営に要する経費の財源に充てるため、新たな基金を設置するものであります。  次に、議案第27号、掛川市倉真財産区管理会の管理委員の報酬及び費用弁償に関する条例の制定については、掛川市倉真財産区管理会の管理委員の報酬及び費用弁償を適正に支給するため、制定するものであります。  次に、議案第28号、掛川市犯罪被害者等支援条例の制定については、犯罪被害者等の心に寄り添い、犯罪被害者等の権利利益の保護を図るとともに、市民が安心して暮らせる地域社会の実現に寄与することを目的に制定するものでございます。  次に、議案第29号、掛川市佐束財産区管理会条例等の一部改正については、平成17年に制定した掛川市佐束財産区管理会条例、掛川市東山財産区管理会条例、掛川市桜木財産区管理会条例及び掛川市上西郷財産区管理会条例の以上 4つの条例を現在の財産区運営の実情に合わせ、財産区管理会における副会長に関する規定を追加すること及び財産区管理委員の選任方法を変更するため、条例の一部を改正するものでございます。  次に、議案第30号、掛川市個人情報保護条例の一部改正については、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の規定により、独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律が廃止され、個人情報の保護に関する法律に統合されることに伴い、引用規定を整理するため、条例の一部を改正するものでございます。  次に、議案第31号、掛川市職員の分限に関する条例の一部改正については、地方公務員法第27条及び第28条第 3項に定める「降給」の規定を整備するとともに、併せて休職処分とすることができる事由の追加と休職の効果等について整理を行うため、条例の一部を改正するものでございます。  次に、議案第32号、掛川市職員の育児休業等に関する条例の一部改正については、国家公務員の育児休業等に関する法律等の改正に合わせて、会計年度任用職員の育児休業等の取得要件の緩和と育児休業を取得しやすい勤務環境の整備を行うため、会計年度任用職員の育児休業等の取得要件から 1年以上の在職期間を廃止すること及び勤務環境の整備のため、所要の改正を行うものでございます。  次に、議案第33号、掛川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については、令和 4年度からDX推進員を非常勤特別職として任用するに当たり、その報酬額を日額 2万円としたいため、条例の一部を改正するものでございます。  次に、議案第34号、掛川市職員の給与に関する条例の一部改正については、令和 4年度組織機構の変更に合わせて 7級の市長政策室長を廃止するとともに、新たに係長相当職としてセンター長を追加するため、条例の一部を改正するものでございます。  次に、議案第35号、掛川市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の一部改正については、情報通信技術を活用した行政の推進等に関する法律の施行に伴い、インターネットを利用したオンラインによる行政手続の範囲を拡充することで市民の利便性向上と行政のデジタル化を推進するため、所要の改正を行うものでございます。  次に、議案第36号、掛川市国民健康保険税条例の一部改正については、地方税法及び同法施行令の改正に伴う未就学児均等割軽減に対応するとともに、賦課基準の見直しによる税率の改正、併せて賦課限度額と低所得者に係る軽減判定所得について、法令の規定を引用する形式へ改めるものでございます。  次に、議案第37号、掛川市営住宅管理条例等の一部改正については、民法の一部を改正する法律の施行等に伴い、市営住宅等の入居に際し必要な連帯保証人の人数を改正するものでございます。  次に、議案第38号、掛川市汚水処理施設条例の一部改正については、旭ヶ丘団地汚水処理施設を閉鎖し、公共下水道事業での処理に切り替えるため、条例の一部を改正するものでございます。  次に、議案第39号、掛川市農業集落排水処理施設条例の一部改正については、海戸地区の処理施設を閉鎖して公共下水道事業での処理に切り替えるため、条例の一部を改正するものでございます。  次に、議案第40号、掛川市立学校設置条例の一部改正については、おおぶちそよ風こども園の開園に伴う掛川市立大渕幼稚園の廃止並びに掛川市立土方幼稚園園舎において、掛川市立土方幼稚園及び掛川市立中幼稚園園児の合同保育を実施することに伴い、掛川市立中幼稚園の位置の変更を行うため、条例の一部を改正するものでございます。  次に、議案第41号、掛川市学校給食共同調理場に関する条例の一部改正については、大東大須賀区域認定こども園化に伴い、令和 3年度末で掛川市立大渕幼稚園が閉園となるため、条例の一部を改正するものでございます。  次に、議案第42号、掛川市消防団条例の一部改正については、消防団員の処遇改善に向けて報酬等の見直しをするため、条例の一部を改正するものであります。  次に、議案第43号、掛川市消防団員等公務災害補償条例の一部改正については、年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律の施行等による消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律の改正に伴い、条例の一部を改正するものであります。  最後に、議案第56号、第 2次掛川市総合計画基本構想の改定については、掛川市自治基本条例第13条第 1項の規定により、総合的かつ計画的な市政運営、社会経済状況の変化及び新たな行政需要に対応すべく改定した基本構想に対し、議会の議決を求めるものでございます。  以上、44件につきまして一括して御説明申し上げましたが、議案の第 1号から議案第29号まで、議案第31号、議案第32号、議案第36号、議案第37号、議案第42号及び議案第56号の35件については、引き続き担当部長が補足説明いたしますので、御審議くださいますようよろしくお願い申し上げます。  以上であります。 ○議長(松本均) この際、しばらく休憩とします。                 午前10時26分 休憩                 午前10時39分 開議 ○議長(松本均) 休憩前に引き続き会議を開きます。  補足説明を求めます。  まず、議案第 1号、議案第 5号、議案第 8号から議案第12号まで、議案第18号から議案第27号まで、議案第29号及び議案第31号並びに議案第32号の20件について、大石総務部長。               〔大石良治理事兼総務部長 登壇〕 ◎理事兼総務部長(大石良治) 私からは、議案第 1号及び議案第 5号、議案第 8号から議案第12号まで、議案第18号から議案第27号まで、議案第29号、議案第31号及び議案第32号の20件について補足説明いたします。  令和 4年市議会 2月定例会議案の 7ページをお願いします。  初めに、議案第 1号、令和 4年度掛川市一般会計予算についてであります。  説明に当たり、令和 3年度を前年度、令和 4年度を本年度として申し上げます。  第 1条、歳入歳出予算は、歳入歳出それぞれ 509億 1,000万円と定めるものであります。  第 2条の債務負担行為、第 3条の地方債については、それぞれ第 2表及び第 3表により説明させていただきます。  第 4条は、一時借入金の借入れ最高額を50億円と定めるものであります。  第 5条は、歳出予算において、各項の経費の金額を流用することができる場合を定めるものであります。  13ページをお願いします。  第 2表、債務負担行為は、15件をお願いするものであります。   1つ目の市役所本庁舎セキュリティーシステム等リース料は、現行のセキュリティーシステムのリース期間が令和 4年 9月で満了となることに伴い、令和10年度までの 7年間について、次の電子申請システム使用料は、県内市町共同で利用していた現行の電子申請システムが令和 3年度で終了することに伴い新たなシステムを導入するもので、令和 8年度までの 5年間について、次の基幹系第一共通基盤更新対応業務委託は、住民情報管理システム等を稼働させているハードウエアについて、令和 5年 7月末のリース期間満了に合わせ、本年度からシステムの載せ替えなど新たな基盤構築に着手するもので、令和 5年度までの 2年間について、次の行政ネットワーク支所・出先機関回線使用料は、ネットワーク回線の接続環境の安定化を図るために回線を更新するもので、本年度の準備期間を含め令和11年度までの 8年間について、次の生物循環パビリオン施設運転管理業務包括委託は、施設の長寿命化など効率的な施設運営及び整備を図るため、令和13年度までの10年間について、次の農業近代化資金利子補給金から 3つ下の経済変動対策貸付金利子補給金までについては、本年度新たに利子補給を開始するものに対して、次の22世紀の丘公園管理業務委託は、本年度末での指定期間満了に伴い、令和 5年度からの指定管理開始に万全を期すため、本年度の準備期間及び令和 6年度までの指定管理期間について、次の松ヶ岡整備工事監理委託及びその下の松ヶ岡整備工事は、現在施工中の令和 4年度までの債務負担行為による整備工事の状況を踏まえ、次に実施する工事及び工事監理委託について、本年度から令和 5年度までの期間で、次の(仮称)南部学校給食センター給食配送業務委託は、令和 5年 4月からの給食配送開始に万全を期すため、本年度の準備期間を含め、令和 9年度までの 6年間について、次のこうようの丘給食配送車リース料は、現在使用している配送車の老朽化に伴い 3台を更新するもので、車両の改造など準備期間を含め、令和10年度までの 7年間について、一番下の(仮称)南部学校給食センター改修工事は、外気処理空調機の新設に当たり機器の納品に半年間を要すること、また学校の夏休み期間中に施工する必要があることから工期が 2か年度にわたるため、令和 5年度までの 2年間について、それぞれ債務負担行為を設定するものであります。  14ページをお願いします。  第 3表、地方債は、国の地方債計画の事業区分に応じて起債が認められる事業について、37事業、総額41億 1,080万円を計上するものであります。  このうち、合併特例債は、民生債の認定こども園整備事業、土木債の合併推進道路整備事業、15ページ中段、消防債の西分署庁舎改修事業、16ページ、教育債の大東給食センター改修事業など 9事業、16億 2,150万円を予定しております。  借入れ利率については、全て 5%以内とし、個々の借入れ限度額、償還方法は記載のとおりであります。  以下、別資料の令和 4年度掛川市一般会計予算説明書により説明いたします。   1ページをお願いします。電子データの場合につきましては、サイドブックスのファイルシート 5枚目をお開きください。  まず、歳入のうち主な一般財源について説明いたします。   1款市税、 1項市民税、 1行目、 1目個人分現年の予算額67億 8,320万円は、納税義務者数の微増及び総所得額の増により、前年度に比べ 1億 7,928万 2,000円、 2.7%の増を見込むものであります。   2目法人分現年14億 206万 3,000円は、総務省発表の地方税収見込み等により、前年度に比べ 1億 9,314万 4,000円、16%の増を見込むものであります。   2項 1目固定資産税現年95億 8,695万 5,000円は、新増築家屋の増加や、前年度は新型コロナウイルス感染症に伴う中小事業者等の償却資産と事業用家屋の軽減があったことなどにより、前年度に比べ 5億 2,876万 9,000円、 5.8%の増を見込むものであります。   3項軽自動車税、 1目環境性能割現年 3,774万円は、軽自動車を取得する際、環境性能に基づいた税率で取得価格に課税されるもので、令和 3年12月末をもって臨時的軽減措置が終了したため、前年度に比べ 1,892万 1,000円、 100.5%の増を見込むものであります。   2目種別割現年 4億 2,032万 7,000円は、課税台数が増加傾向にあることから、前年度に比べ 1,554万円、 3.8%の増を見込むものであります。   4項市たばこ税現年 7億 5,375万 7,000円は、売上げ本数が微増傾向であることから、前年度に比べ 7,362万 3,000円、10.8%の増を見込むものであります。   5項入湯税現年 1,706万 2,000円は、アウトドア人気等による入湯客の増を見込み、前年度に比べ 880万 6,000円、 106.7%の増を見込むものであります。   6項都市計画税現年16億 2,470万 6,000円は、固定資産税と同様の理由により、前年度に比べ 7,095万 8,000円、 4.6%の増を見込むものであります。  以上、市税全体では 207億 4,489万 4,000円となり、前年度に比べ 8億 2,847万 5,000円、 4.2%の増を見込んでおります。   4ページをお願いします。  ここから 7ページにかけて各種譲与税、交付金及び交付税になりますが、それぞれ県の収入見込み額等を考慮して予算化をしております。  このうち、 7ページを御覧ください。  11款地方交付税、 1節普通地方交付税は、国の示した算定指針などから、26億 4,500万円を見込むものです。  また、 2節特別地方交付税は、近年の交付実績から 7億 5,000万円と見込みました。  以上、歳入の説明となります。なお、特定財源につきましては、歳出の中で御説明させていただきます。  続きまして、歳出です。  最初に、40ページをお願いします。ファイルのほうでは、44枚目のシートになります。  上段の表は、当該事業の総合計画に位置づけている個別施策と、事業の実施により実現したい成果を記載しています。  なお、個別施策名については、現在、総合計画の改定を行っているところでありますので、現行の総合計画の個別施策名を記載してあります。  また、主な成果指標については、前年度は総合計画の施策の方向に対する指標としておりましたが、本年度については個別事務事業等における成果指標を記載しております。  なお、本日は、下段の表の内容について特徴的な事務事業を中心に説明させていただき、人件費等の経常的経費については説明を省略させていただきます。  また、説明書は所属順となっていますので、予算科目が前後することがありますが、あらかじめ御了承願いたいと思います。   2款 4項 3目 1細目参議院議員選挙費 4,645万 4,000円は、本年 7月に任期満了を迎える参議院通常選挙の執行経費で、特定財源として国庫支出金を計上しております。  43ページをお願いします。  12款 1項 1目 1細目長期債償還元金50億 7,954万 2,000円は、令和元年度債等の元金償還開始に伴い、前年度に比べ 2億 8,434万 7,000円の増となっております。  大分飛びまして、77ページ、シートで行きますと88枚目のシートになります。   2款 1項19目 2細目企画調整費 474万 4,000円のうち、主な予算欄 1つ目、企業連携活性化事業委託料 319万 4,000円は、掛川SDGsプラットフォームにおける企業連携の活性化を図るための委託料です。  81ページをお願いします。シートで行きますと85枚目です。
      2款 1項21目 3細目公共施設マネジメント推進費 3,236万 4,000円では、主な予算欄 1つ目、健康ふれあい館改修費負担金 1,500万円、 3つ目の学校再編に伴う地域拠点整備構想策定委託料 800万円などを計上しました。  少し飛びまして、94ページ、シートで行きますと98枚目になります。   2款 1項29目 1細目DX推進計画費 2,644万 2,000円のうち、主な予算欄 1つ目、管理運営委託料 2,000万円は、マイナポイントの申込み支援の委託料で、財源は全額国庫支出金です。 2つ目のシステム開発委託料は、窓口のデジタル化を推進するため、相談業務効率化及び証明書窓口交付システムの開発委託料 318万 3,000円を計上しました。  少し飛びまして、 109ページです。シートは 113枚目のシートになります。   2款 1項17目 1細目シティプロモーション推進事業費 690万 4,000円のうち、主な予算欄 1つ目、シティプロモーション推進事業委託料 533万円は、サッカー漫画「シュート!」のアニメ放映に合わせ、掛川市の認知度向上を図るシティプロモーション事業等を行うものです。特定財源として、公益財団法人静岡県市町村振興協会からの交付金を計上しました。   112ページ、 116枚目のシートになります。   2款 1項33目 2細目海岸線地域振興推進費 267万円は、海岸線地域ビジョンで示した将来像「希望と活力にあふれる新産業レクリエーションエリア」を実現していくため、調査研究や海岸線地域振興計画の策定を行うものです。   115ページをお願いします。   2款 1項30目 2細目システム保守管理費 6億 5,771万円では、主な予算欄 1つ目、内部業務クラウドシステム使用料 2億 1,262万 5,000円などを計上し、行政情報システムの可用性を高め安定的に情報システムを活用することで質の高い行政サービスの提供を目指すもので、特定財源として個人番号カード交付等に関する国庫支出金、市のホームページ有料広告掲載料などを計上しました。   118ページをお願いします。   2款 3項 1目 2細目戸籍事務費 3,561万 4,000円の主なものは、主な予算欄 1つ目、令和 6年度に本格運用予定の戸籍情報連携の構築に伴うシステム開発委託料 745万 3,000円で、特定財源として国庫支出金を計上しました。  少し飛びまして、 126ページ。シートは 130枚目になります。   2款 1項31目 2細目バス交通等対策事業費 2億 2,761万 6,000円の主なものは、主な予算欄 1つ目、生活バス路線維持費補助金 2億 1,599万 9,000円で、特定財源として県支出金を計上しました。また、 2つ目、お達者半額タクシー実証実験事業委託料 400万円は、地域公共交通計画の策定に向けた実証実験と、高齢者の外出支援などを目的とした事業で、特定財源として新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を計上しました。   127ページをお願いします。   2款 1項31目 3細目バス交通等対策管理費 925万 5,000円の主なものは、主な予算欄 1つ目、令和 5年度から令和 9年度までを期間とした地域公共交通計画の策定委託料 900万円で、特定財源として国庫支出金を計上しました。   130ページをお願いします。シートは 134枚目です。   2款 1項34目 1細目地区まちづくり協議会活動支援費 9,291万 3,000円の主なものは、主な予算欄 1つ目の市内32地区のまちづくり協議会に対する交付金 8,500万円で、特定財源としてふるさと応援基金を活用します。   139ページ、 143枚目のシートです。   2款 1項36目 5細目地域協働環境整備費 3億 762万 4,000円は、各自治区からの要望や日々発生する道路及び水路の修繕に対応するため、施設修理費、補修工事費、原材料費等を計上するものであります。   141ページをお願いします。   2款 1項37目 1細目文化芸術活動推進費 5,219万 5,000円では、主な予算欄 1つ目、文化振興事業開催委託料 2,750万円のほか、 3つ目のポストコロナ時代における文化振興のさらなる推進を図るため、文化振興計画の改定に係る委託料 350万円を計上しました。   145ページをお願いします。 149枚目のシートです。   2款 1項39目 1細目掛川城周辺施設管理費 3億 959万 9,000円の主なものは、主な予算欄 1つ目、老朽化が顕著となっている掛川城天守閣のしっくい壁等を修復する工事費 2億 5,100万円で、特定財源として国庫支出金及び市債を計上しました。  少し飛びまして、 154ページ、 158枚目のシートになります。  10款 5項 7目 4細目松ヶ岡整備推進費 1億 3,698万 4,000円の主なものは、主な予算欄 1つ目、本格的な保存修復工事の 3年目となる整備工事費 1億 1,320万円で、特定財源として国庫支出金及びふるさと応援基金繰入金などを計上しました。  少し飛びまして、 180ページ、シート番号 184枚目になります。   4款 2項 1目 3細目環境基本計画推進費 1,045万円では、主な予算欄 1つ目に、国が掲げる2050年カーボンニュートラルに向け、温室効果ガス排出量調査及び地球温暖化対策実行計画策定委託料として 500万円を計上しました。また、 4つ目、自動車借上料は、公用車として小型電気自動車 2台を試験的に導入するため、86万 4,000円を計上しました。   181ページをお願いします。   4款 2項 1目 4細目新エネルギー等普及促進費 1,168万 2,000円の主なものは、主な予算欄 1つ目、公共施設への太陽光発電導入ポテンシャル調査を実施する委託料 1,000万円で、財源として全額国庫支出金を計上しました。  少し飛びまして、 206ページ、 210枚目のシートになります。   3款 1項 1目 3細目地域福祉事業推進費 432万 8,000円のうち、主な予算欄 1つ目、ひきこもり支援事業委託料 378万 4,000円では、義務教育終了後、社会的な居場所がない方や引き籠もりがちな方の居場所を開設し、支援するための事業費を計上しました。  少し飛びまして、 222ページをお願いします。シートは 226枚目になります。   3款 1項 5目 3細目自立支援給付扶助費17億 5,913万 5,000円は、障害者総合支援法に基づき、障がいのある方に対し生活介護や就労継続支援などの障がい福祉サービスを提供するための給付費で、特定財源として国庫支出金及び県支出金を計上しました。  大分飛びまして、 256ページ、 260枚目のシートになります。   3款 1項10目 2細目福祉会館施設管理費 1,757万 8,000円のうち、主な予算欄 1つ目、解体撤去工事費 1,680万 6,000円は、千浜会館に隣接する老朽化した大型作業所の解体撤去費を計上しました。   258ページをお願いします。   3款 2項 1目 2細目障害児通所給付費 7億42万 2,000円は、児童福祉法に基づき、支援を必要とする児童に対し放課後等デイサービスなどの障がい児通所サービスを提供するための給付費で、特定財源として国庫支出金及び県支出金を計上しました。  少し飛びまして、 279ページ。シートは 283枚目になります。   3款 3項 1目 2細目生活保護扶助費 6億 1,593万 8,000円は、生活保護法に基づき、主な予算欄 1つ目の医療扶助費は 321人分、 2つ目の生活扶助費は 291人分などを見込むもので、特定財源として国庫支出金及び県支出金を計上しました。  少し飛びまして、 299ページ、シートは 303枚目になります。   4款 1項 3目 4細目健康相談事業費 220万 7,000円の主なものは、健康相談及び保健指導において、多様な市民の相談等に迅速かつ効果的に対応するためのタブレット、及び保健指導アプリの導入費用で、特定財源として新型コロナ地方創生臨時交付金を計上しました。  少し飛びまして、 312ページ、シートは 316枚目になります。   4款 1項 7目 4細目新型コロナウイルス対策事業費 3億 9,435万 5,000円は、新型コロナワクチンの 3回目接種のほか、12歳到達者や新規接種者の 1回目、 2回目接種に係る接種委託及び体制整備等の費用で、財源は全額国庫支出金であります。  大分飛びまして、 357ページ、 361枚目のシートになります。   3款 2項15目 1細目認定こども園施設整備費11億 5,438万 9,000円の主なものは、きとうこども園を整備する法人に対する補助金で、特定財源として国県支出金及び市債を計上しました。  少し飛びまして、 376ページ、 380枚目のシートをお願いします。   3款 2項11目 2細目児童手当給付費19億 7,844万 5,000円は、児童手当法に基づき、延べ18万 1,795人分の児童手当を見込むものです。   380ページをお願いします。シートは 384枚目です。   3款 2項13目 1細目私立保育園等運営費24億 7,566万 7,000円は、主な予算欄 1つ目、私立保育園等運営費として24億 7,342万 1,000円を計上しました。  少し飛びまして、 407ページ、 411枚目のシートになります。  10款 4項 5目 1細目私立幼稚園等運営費等助成費 7億 8,728万 3,000円は、主な予算欄 1つ目、私立幼稚園等施設型給付費として、 7億 5,020万 5,000円を計上しました。  少し飛びまして、 425ページ、 429枚目のシートになります。   7款 1項 1目10細目地域経済活動活性化事業費 5,739万 5,000円では、主な予算欄 1つ目、地域協働経済支援買物券交付事業補助金 5,087万 1,000円を計上しました。また、 3つ目の新商品開発応援補助金 150万円は、地域経済の活性化を図るため、ふるさと応援寄附金の返礼品の新商品開発に対して補助金を交付するものであります。特定財源として、ふるさと応援基金を活用いたします。   427ページ、 431枚目のシートをお願いします。   7款 1項 3目 1細目企業誘致対策費 5億 9,738万 7,000円の主なものは、主な予算欄 1つ目、企業立地促進事業費補助金 4億 1,840万円では、特定財源として県支出金を計上しました。  少し飛びまして、 436ページ、シートは 440枚目です。   7款 1項 6目 2細目その他観光施設管理費 4,304万 7,000円のうち、主な予算欄 3つ目、観光施設整備基金積立金 465万 8,000円は、本年度からトイレや登山道など粟ヶ岳周辺整備のためふるさと納税型のクラウドファンディングによる寄附を募ることに伴い、募集経費を除いた寄附金額等を積み立てるものであります。   438ページをお願いします。   7款 1項 7目 1細目観光宣伝費 1,270万 4,000円の主なものは、主な予算欄 1つ目、観光地ワーケーション受入環境整備促進事業費補助金 500万円で、財源は全額県支出金であります。  少し飛びまして、 450ページ、シートは 454枚目になります。   6款 1項 4目 3細目担い手育成支援事業費 3,564万 2,000円の主なものは、新規就農者や人農地プランに位置づけられた経営体等の経営を継承した後継者等の担い手を確保、育成するための補助金等で、特定財源として県支出金及び諸収入を計上いたしました。  少し飛びまして、 474ページ、 478枚目のシートになります。   6款 2項 1目 5細目県施行土地改良総合整備事業費 1億 1,504万 4,000円では、佐束地区ほか10地区のパイプライン等整備のための負担金を計上し、特定財源として受益者負担金及び市債等を計上しました。  少し飛びまして、 506ページ、シートは 510枚目になります。   6款 1項 8目 2細目高付加価値化推進事業費 620万円は、有機栽培茶や被覆栽培茶などの高付加価値茶を生産する生産者に対し補助金を交付するものです。特定財源として、ふるさと応援基金を活用します。   509ページをお願いします。シートは 513枚目になります。   6款 1項10目 1細目掛川茶消費拡大事業費 3,016万 8,000円のうち、主な予算欄 1つ目の掛川茶リブランディングプロジェクト委託料 2,000万円は、従来の情報発信手法から消費者の共感と感動を得るための手法に転換することで、掛川茶の消費拡大を推進するものであります。特定財源として、新型コロナ地方創生臨時交付金を活用します。   514ページをお願いします。   8款 4項 1目 3細目都市計画策定費 3,272万 9,000円のうち、主な予算欄 1つ目、計画策定委託料 2,900万円は、多極ネットワーク型コンパクトシティの実現に向けた、各拠点の魅力あるまちづくりを推進するための取組方針や整備手法などを検討するものであります。  少し飛びまして、 528ページ、シートは 532枚目になります。   8款 5項 3目 3細目木造住宅耐震補強工事補助事業費 5,252万 1,000円のうち、主な予算欄 1つ目及び 2つ目の補助金は、耐震補強事業として補強計画と一体的に工事を行う方及び建て替え等事業として、耐震性の低い木造住宅の除却や建て替え等を行う方に対してその経費の一部を補助するもので、特定財源として国県支出金及びふるさと応援基金繰入金を計上しました。   531ページをお願いします。   8款 5項 4目 1細目空き家対策事業費 1,425万 6,000円では、街なか空き店舗活用事業を実施するための施設修理費、建物借上料など 348万 2,000円を計上し、特定財源として新型コロナ地方創生臨時交付金を活用します。   532ページをお願いします。   8款 5項 4目 2細目子育て世代向け住宅供給事業費 2,326万円のうち、主な予算欄 1つ目の子育て世代リフォーム支援事業費補助金 2,250万円は、掛川市独自の子育て認定基準に適合した一戸建て住宅の新築・リフォーム等を行う方に対してその経費の一部を補助し、さらに居住誘導区域内への定住や市内への移住者に対しては上乗せ補助を行うものであります。   534ページをお願いします。   8款 2項 2目 2細目から、 536ページの 4細目までの市道桜木中横断線など広域的な幹線道路 3路線の整備を進めるもので、特定財源として国庫支出金及び市債を計上しました。   537ページをお願いします。   8款 2項 2目 5細目合併推進道路整備事業費 3億 1,000万円は、南北幹線道路である市道掛川高瀬線を改良整備するもので、特定財源として国庫支出金及び市債を計上しました。   544ページ、 548枚目のシートになります。   8款 2項 5目 1細目橋梁耐震補強事業費 2億 2,500万円は、大規模災害時における緊急輸送路や緊急避難路上に架かる橋梁の耐震化を進めるもので、本年度は鹿島橋など 6つの橋梁について測量設計や耐震工事を実施します。特定財源として、国庫支出金及び市債を計上しました。   545ページをお願いします。   8款 3項 2目 1細目市単河川整備事業費 1億 8,900万円は、大雨による河川の氾濫を防ぎ内水被害を軽減するために河川や排水路の整備を進めるもので、本年度は 5河川 4地区について測量設計や工事等を実施します。特定財源として、県支出金及び市債を計上しました。   548ページをお願いします。   8款 4項 3目 3細目下垂木地区まちづくり事業費 1億 6,657万 5,000円は、安全安心でにぎわいのあるまちづくりを進めるために、本年度は市道 2路線の改良整備を行うもので、都市計画道路桜が丘通り線、及び市道神田一丁田線の用地補償及び工事を実施します。特定財源として、国庫支出金及び市債を計上しました。  少し飛びまして、 561ページ、シートにしますと 565枚目のシートになります。   8款 3項 5目 1細目海岸防災林整備推進費 6億 3,565万 6,000円は、海岸防災林強化事業「掛川モデル」として海岸防災林の整備を進めるための経費で、本年度は 750メートルの盛土工を実施します。特定財源として、市債を計上しました。   562ページをお願いします。   8款 4項 4目 1細目国県道路整備事業推進費 1,202万 5,000円のうち、主な予算欄 1つ目、測量調査委託料 1,200万円は、東名高速道路への(仮称)掛川西スマートインターチェンジの設置に向け、予備設計を実施するものです。   567ページ、571枚目のシートになります。   8款 2項 1目 1細目道路橋梁維持費 3億 5,312万 7,000円は、橋梁やトンネル等道路施設の定期点検と点検結果に伴う修繕を実施するもので、財源として、国庫支出金及び市債を計上しました。また、主な予算欄 4つ目、計画策定委託料 2,250万 1,000円は、道路施設の長寿命化修繕計画を策定するものです。  少し飛びまして、 578ページ、 582枚目のシートになります。   8款 4項 7目 1細目公園管理費 1億 2,826万 3,000円のうち、主な予算欄 2つ目、計画策定委託料 2,070万円は、公園施設長寿命化計画を策定するための委託料です。  少し飛びまして、 589ページ、 593枚目のシートになります。   4款 3項 7目 1細目浄化槽設置助成費 1億 6,284万円は、個人が設置する合併処理浄化槽に対する補助金を 420基分見込むもので、特定財源として、国庫支出金及び県支出金を計上しました。  少し飛びまして、 604ページ、 608枚目のシートになります。   9款 1項 4目 2細目防災対策事業推進費 5,605万 5,000円のうち、主な予算欄 3つ目、システム開発委託料 385万 7,000円は、家庭の避難計画をスマートフォン等で作成できるシステムを導入するものです。そのほかでは、市内 4高校と連携した高校生ドローン隊事業に伴う備品購入費等を計上しました。特定財源として、県支出金のほかふるさと応援基金繰入金を計上しました。  少し飛びまして、 614ページ、 618枚目のシートになります。   3款 2項 9目 6細目放課後児童健全育成事業費 2億 9,902万 4,000円のうち、主な予算欄 1つ目、放課後児童健全育成事業委託料 2億 7,814万 1,000円は、市内学童保育所38クラブの運営を委託するものです。特定財源として、国県支出金及び保護者等からの利用料を計上いたしました。  少し飛びまして、 628ページ、 632枚目のシートになります。
     10款 3項 6目 6細目部活動地域展開推進費 784万 8,000円のうち、主な予算欄 1つ目、管理運営委託料 760万円は、令和 9年度の部活動の完全地域クラブ化に向けて、指導者研修や管理事務局設立準備等をNPO法人等に委託するもので、特定財源として、県支出金を計上いたしました。  大分飛びまして、 649ページ、シートは 653枚目になります。  10款 6項 4目 4細目学校給食センター施設管理費 1億 5,610万 4,000円のうち、主な予算欄 1つ目、改修工事費 1億 969万 2,000円は、大東と大須賀学校給食センター統合に伴う改修工事を行うための経費です。特定財源として、市債を計上しました。  大分飛びまして、 673ページ、 677枚目のシート。  10款 2項 5目 1細目学校教育ICT化推進事業費 1億 3,196万 8,000円のうち、主な予算欄 3つ目、コンピュータソフトウエア使用料 2,841万 3,000円は、授業と家庭学習を一体化させ、切れ目のない学びを実現するための授業支援ソフトを導入するものです。特定財源として、新型コロナ地方創生臨時交付金を活用します。  大分飛びまして、 712ページ、 716枚目のシートになります。  10款 5項 9目 3細目図書館運営費 1億 325万 3,000円のうち、主な予算欄 3つ目、電算機リース料 1,974万 1,000円では、パソコンやスマートフォン等からいつでも電子書籍を読むことができる電子図書館サービスなど、図書館システムの運用経費を計上しました。  少し飛びまして、 733ページ、 737枚目のシートをお願いします。   9款 1項 1目12細目消防用機材整備事業費 492万 1,000円の主なものは、自然災害等への対応力の強化として、ハイスペックドローンを新たに整備し中央消防署に配備するもので、特定財源として県支出金及び市債を計上しました。   9款 1項 2目 5細目消防団活動費 7,392万円のうち、主な予算欄 1つ目、出動手当 6,100万円は、消防団員の処遇改善を図るため、出動手当を見直し、出動に応じた報酬制度を創設するものであります。  以上、議案第 1号の補足説明とさせていただきます。  続いて、議案第 5号、令和 4年度掛川市公共用地取得特別会計予算について補足説明します。  議案書の29ページをお願いします。  歳入歳出予算の総額を、それぞれ 5億 2,963万 8,000円と定めるものであります。  また別資料の、今度は令和 4年度の掛川市特別会計予算説明書に移ってください。  その 124ページ、シートで行きますと 128枚目のシートになります。  まず、 1款 1項 1目 1細目公共用地先行取得費 5億 2,813万 1,000円は、必要に応じて公共用地を取得するために、基金の現金総額を予算枠として計上しておくものであります。  一般財源 5億 2,813万 1,000円については、前年度繰越金 5億 2,662万 4,000円及び土地開発基金繰入金 150万 7,000円であります。  次に、 125ページをお願いします。   1款 1項 2目 1細目土地開発基金繰出金 150万 7,000円は、本年度における収入を基金へ繰り出すものです。本年度における土地貸付収入77万 9,000円や、本会計にて先行取得した西町駐車場入り口用地を売り払う 6年目分となる土地売払収入67万 8,000円を土地開発基金の運営上、用地取得費の財源とするため基金から繰り出すものであります。  以上、議案第 5号の補足説明とさせていただきます。  次に、議案第 8号から議案第12号までの市内 5財産区に係る令和 4年度特別会計予算についてであります。  また議案書のほうにお戻りいただきまして、議案書の43ページをお願いします。  議案第 8号は、令和 4年度上西郷財産区予算で、予算の総額を、歳入歳出それぞれ 331万 1,000円と定めるものです。  次に、47ページをお願いします。  議案第 9号は、令和 4年度桜木財産区予算で、予算の総額を、歳入歳出それぞれ 5万 7,000円と定めるものであります。  51ページをお願いします。  議案第10号は、令和 4年度東山財産区予算で、予算の総額を、歳入歳出それぞれ 420万 8,000円と定めるものです。  55ページをお願いします。  議案第11号は、令和 4年度佐束財産区予算で、予算の総額を、歳入歳出それぞれ 1,156万 3,000円と定めるものであります。  59ページをお願いします。  議案第12号は、倉真財産区予算で、予算の総額を、歳入歳出それぞれ 209万円と定めるものであります。  恐れ入ります。別資料の先ほどの特別会計予算説明書、こちらのほうに行きまして、 145ページをお開きいただきたいと思います。シートにしますと、 149枚目のシートになります。  まず、上西郷財産区予算について、歳入の 1款財産収入51万円は、農協西郷支所等への土地貸付収入及び静岡銀行の株式配当です。   146ページ、 150枚目のシートをお願いします。  歳出の 1款 1項 1目 1細目管理会費18万 1,000円は、管理会委員報酬及び旅費等、管理会の運営経費です。   147ページ、 2款 1項 1目 1細目一般管理費21万 7,000円は、市財産区連絡協議会主催の研修負担金等であります。   148ページ、 2款 1項 2目 1細目区有地管理費37万 2,000円は、山林管理人手当、需用費等、区有地の管理経費を計上したものであります。  次に、桜木財産区予算について、 151ページ、シートは 155枚目になります。  歳入の 2款繰入金 2万 1,000円は、財産区運営基金の繰入れであります。   152ページをお願いします。  歳出ですが、 1款 1項 1目 1細目一般管理費 3万 7,000円は、傷害保険料等の一般管理費を計上しております。  次に、東山財産区予算について、 155ページ、シートは 159枚目です。  歳入の 1款財産収入 190万 7,000円は、テレビ中継局等への土地貸付収入及び運営基金の利子収入であります。   156ページをお願いします。シートは 160枚目になります。  歳出ですが、 1款 1項 1目 1細目管理会費59万円は、管理会委員報酬及び旅費等、管理会の運営経費です。   157ページ、 2款 1項 1目 1細目一般管理費84万円は、需用費や役務費等の一般管理経費のほか、東山地域振興活動費助成金など地域振興費であります。   158ページ、 2款 1項 2目 1細目区有地管理費 124万 8,000円は、山林管理人手当等、区有地の管理経費を計上したものであります。  次に、佐束財産区予算について、 161ページをお願いします。  歳入の 1款財産収入 856万 3,000円は、ゴルフ場、瓦礫処理場等への土地貸付収入及び運営基金の利子収入であります。   162ページをお願いします。  歳出ですが、 1款 1項 1目 1細目管理会費73万 3,000円は、報酬及び旅費等、管理会の運営経費であります。   163ページ、 2款 1項 1目 1細目一般管理費 377万 1,000円の主な内容は、佐束公民館活動事業費助成金及び佐束地域振興活動費助成金であります。   164ページをお願いします。   2款 1項 2目 1細目区有地管理費 467万 7,000円は、山林管理人手当等、区有地の管理経費です。  次に、倉真財産区予算については、 169ページ、 173枚目のシートです。  倉真財産区特別会計予算は、令和 4年度から財産区の運営形態が管理会制に移行することに伴い、新たに特別会計として設置される予算であります。  歳入の 2款繰入金 130万円は、財産区運営基金からの繰入金であります。   170ページをお願いします。  歳出ですが、 1款 1項 1目 1細目管理会費38万円は、管理会委員報酬及び旅費等、管理会の運営経費であります。   171ページ、 2款 1項 1目 1細目一般管理費58万 6,000円は、需用費や役務費等の一般管理経費であります。   172ページ、 2款 1項 2目 1細目区有地管理費55万 9,000円は、山林管理人手当等、区有地の管理経費を計上したものであります。  以上、議案第 8号から議案第12号までの補足説明とさせていただきます。  続いて、議案第18号から議案第27号及び議案第29号は、財産区に関する条例の制定及び一部改正でございます。  議案書のほうに戻っていただきまして、73ページをお願いします。  初めに、県知事提出の議案第18号、掛川市上内田四区財産区議会設置条例の制定については、先の 9月議会において御審議いただいた掛川市板沢財産区議会設置条例の制定と同じく、掛川市上内田四区財産区の円滑な運営のため静岡県知事から掛川市議会に提出された議案で、地方自治法第 295条の規定により、掛川市上内田四区財産区議会を設置するものです。  掛川市上内田四区財産区議会の設置の根拠については、掛川市板沢財産区議会同様、掛川町議会条例を現在まで暫定的に施行させていたという認識の下、財産区を運営してまいりましたが、掛川市としての条例は制定されておらず、長年制定が求められておりました。このたび、上内田四区財産区議会議員や地区役員の皆様の協力を得て、静岡県知事から条例制定の提案をいただくことになりました。  今回提案します条例については、基本的には掛川町議会条例の趣旨を引き継ぐこととし、必要な字句の修正、整備を行います。  なお、掛川市議会への提案説明は、前回同様、県知事が掛川市長に協力を依頼し、掛川市長が行うこととなっており、また市議会には修正権はなく、可決するか否決するかのいずれかに限られていることを申し添えたいと思います。  それでは、条例の内容について説明いたします。  74ページをお願いします。  第 1条、議会の設置については、地方自治法第 295条の規定に基づき、議会を置くものです。  第 2条は、議員の定数を12人とするものです。  第 3条は、議員の任期を 4年とし、第 2項では、任期の起算日について定め、第 3項では補欠の議員の任期を残任期間とするものであります。  第 4条は、選挙権について、引き続き 3か月以上財産区の区域内に住所を有するもので、市議会議員の選挙権を有するものと定めるものであります。  第 5条は、被選挙権について、第 4条の選挙権を有する者で、年齢満25歳以上の者とし、第 2項では、第 1項の年齢の算定日を選挙の期日と定めるものであります。  第 6条から第 9条までの 4条については、選挙人名簿に関する調製や効力について定めるものであります。  なお、附則の第 1項において、本条例を公布の日から施行する旨を定め、第 2項では、これまでの間、暫定的に施行されてきました掛川町上内田四区議会設置条例を廃止することを定めております。  77ページをお願いします。  続きまして、議案第19号、掛川市上内田四区財産区特別会計条例の制定について補足説明します。  次の78ページをお願いします。  第 1条は、地方自治法第 209条第 2項の規定により、掛川市上内田四区財産区の特別会計を設置するものであります。  第 2条は、本特別会計の歳入については、掛川市上内田四区財産区が所有する土地の賃貸や売却等から得られる財産収入とその他諸収入を定め、歳出については、財産区の管理、運営、その他諸支出を定めるものであります。  附則ですが、この特別会計は令和 4年度の予算から扱うこととするため、令和 4年 4月 1日を施行日と定めております。  79ページをお願いします。  続きまして、議案第20号、掛川市上内田四区財産区運営基金条例の制定について補足説明します。  次の80ページをお願いします。  第 1条は、掛川市上内田四区財産区の財産の維持管理やその他の財産区の運営に要する経費の財源に充てるために、掛川市上内田四区財産区運営基金を設置することを定めています。  第 2条は、本基金へ積み立てる金額は、掛川市上内田四区財産区特別会計予算を定めるものであります。  第 3条は、基金の管理について、第 1項では、基金に属する現金を金融機関への預金やその他最も確実かつ有利な方法により保管することを定め、第 2項では、基金に属する現金を必要に応じて最も確実かつ有利な有価証券に代えることができることを定めております。  第 4条は、基金の運用から生じる収益は、掛川市上内田四区財産区特別会計歳入歳出予算に計上して、この基金に編入することを定めるものであります。  第 5条は、経済事情の変動等により、財産区の財源が不足した場合に、その不足分を埋めるための財源に充てるとき、その他財産区の財産の維持管理上、特に必要があると認める経費の財源に充てるときのいずれかに該当する場合に限り、基金の全部または一部を処分することができることを定めております。  第 6条は、この条例に定めるもののほか、基金の管理に関し必要な事項は、市長が別に定めるというものであります。  附則ですが、第 1項は、この基金は令和 4年度の予算から扱うこととするため、令和 4年 4月 1日を施行日と定め、第 2項は、その施行日の前日までに掛川市上内田四区財産区において積み立てられた現金及びその運用により取得した有価証券は、この条例により積み立てられた基金とみなすことを定めております。  続いて、議案書81ページから87ページにかけての議案第21号から議案第23号は、掛川市南郷財産区に関する議会設置条例、特別会計条例及び運営基金条例の制定についてですが、設置条例については、掛川市上内田四区財産区と同じく、静岡県知事から掛川市議会へ提出された案件となり、制定に至った経過、条例内で規定する定数、任期等も同じ内容となっています。ほかの 2つの条例についても掛川市上内田四区財産区と同じ内容となっております。  続いて、89ページをお願いします。  議案第24号、掛川市倉真財産区管理会条例の制定については、掛川市倉真財産区の持続可能な運営のため、財産区の管理形態を見直し、地方自治法第 296条の 2の規定により、掛川市倉真財産区管理会を設置するものであります。  現在、掛川市倉真財産区議会の設置の根拠となっている条例は、昭和29年 6月30日につくられており、その条例を活動のよりどころにして財産区を運営してまいりましたが、掛川市としての条例は制定されておらず、長年制定が求められておりました。  近年、掛川市倉真財産区は、財産貸付収入の減少や保有山林管理の担い手不足等の理由から、運営形態の見直しが急務の課題となっており、このたび掛川市倉真財産区関係者の皆様の協力を得て、財産区の運営形態を議会制から管理会制に変更するとともに、新たに条例を制定するものであります。  それでは、条例の内容について御説明いたします。
     90ページをお願いします。  第 1条は、地方自治法第 296条の 2第 1項及び第 296条の 4第 1項の規定に基づく、本条例の趣旨を定めるものであります。  第 2条は、掛川市倉真財産区に財産区管理会を置くものであります。  第 3条は、財産区管理会委員の定数を 7人とするものであります。  第 4条は、委員の選任について、引き続き 3か月以上財産区の区域内に住所を有する者で、市議会議員の被選挙権を有する者のうちから、市議会の同意を得て選任することを定めるものであります。  第 5条は、委員の失職及び資格決定について、委員は被選挙権を有しなくなったときに失職するものとし、第 2項では、委員の被選挙権の有無は管理会で決定することを定めております。  第 6条は、会長及び副会長の選出方法及び役割を定めております。  第 7条から第 9条までの 3条については、管理会の開催方法について定めております。  第10条は、掛川市倉真財産区の財産または公の施設の管理または処分で、管理会の同意を要する事項について定めております。  なお、附則の第 2項において、本条例を施行するために必要な委員は、施行日前において選任することができることを定めております。  93ページをお願いします。  議案第25号、掛川市倉真財産区特別会計設置条例の制定について及び95ページ、議案第26号、掛川市倉真財産区運営基金条例の制定については、倉真財産区の円滑な運営及びその経理の適正化のため、そして財産の維持管理、その他財産区の運営費に要する経費の財源に充てるため、特別会計及び運営基金を設置するもので、掛川市上内田四区財産区、掛川市南郷財産区の特別会計条例及び運営基金条例と同じ内容になっております。  97ページをお願いします。  続きまして、議案第27号、掛川市倉真財産区管理会の管理委員の報酬及び費用弁償に関する条例についてです。  次に98ページ、第 1条は、掛川市倉真財産区管理会の管理委員の報酬及び費用弁償の金額とその支給方法を定めるものです。  第 2条は、会長報酬を年額 6万円、副会長報酬を年額 4万円、その他の委員報酬を年額 2万円と定めるものです。  第 3条は、委員の費用弁償として、委員が会務のため旅行したときには、旅費を支給することを定めるものであります。  第 4条は、委員が市内における会議に出席したときは、半日につき 3,500円の日当を支給することを定めております。  第 5条は、委員の報酬及び費用弁償の支給方法について定めるものであります。  附則ですが、委員の報酬及び費用弁償の支給は、令和 4年度から始まるものであるため、令和 4年 4月 1日を施行日と定めております。  次に、 105ページをお願いします。  議案第29号、掛川市佐束財産区管理会条例等の一部改正について補足説明します。  本議案は、平成17年に制定した掛川市佐束財産区管理会条例、掛川市東山財産区管理会条例、掛川市桜木財産区管理会条例及び掛川市上西郷財産区管理会条例の 4つの条例について、現在の財産区運営の実情に合わせ、財産区管理会における副会長の位置づけを明確化するとともに、財産区管理委員の選出方法を選挙から選任制に変更するものであります。   106ページをお願いします。  第 1条は、掛川市佐束財産区管理会条例の一部を改正するもので、財産区管理会の副会長を委員の互選により選出すること及び会長が欠けたときなどには、副会長が会長の職務を代理する旨の規定を追加するものであります。  第 2条から第 4条までは、掛川市東山財産区管理会条例、掛川市桜木財産区管理会条例及び掛川市上西郷財産区管理会条例の一部を改正するもので、財産区管理会委員の選出方法について、令和 2年12月から新たに適用された供託金制度に係る事務手続を簡素化するために、選挙による方法から、市議会の同意を得て選任する方法に変更するものであります。  また、第 1条と同様に、掛川市東山財産区、掛川市桜木財産区及び掛川市上西郷財産区についても、財産区管理会の副会長に関する規定を追加するものであります。  以上、議案第18号から議案第27号及び議案第29号の補足説明とさせていただきます。  続いて、議案第31号について補足説明いたします。  市議会議案の 113ページをお願いします。  議案第31号、掛川市職員の分限に関する条例の一部改正については、来年度の人事評価制度の改正を踏まえ、降給に関する事項と休職の事由の追加等を整備する改正であります。   114ページをお願いします。  第 1条は、条例において、休職及び降給の事由を定めることの根拠となる地方公務員法第27条第 2項の規定を追加するものであります。  第 2条は、地方公務員法に定める場合のほか、任命権者が認める教育を受ける場合の休職を規定するために追加するものであります。  第 3条から第 5条は、降給の種類として、降格と降号を規定した上で、降格の事由として人事評価によるもの、心身の故障によるもの、適格性を欠くもの、定数の改廃及び予算の減少によるものの 4つを規定、降号の事由として、人事評価による場合の規定を追加するものであります。  第 7条は、心身の故障による処分を行う際に、医師による診断を命じた場合のこれに従う義務の規定を追加するものであります。  第 8条第 3項は、同一の心身の故障により、再度休職処分となる場合は、一部の例外を除き、その休職期間を合算して上限を 3年とする規定を追加するものであります。  第 8条第 4項は、第 2条で規定する休職の期間の上限を 3年とする規定を追加するものであります。   117ページをお願いします。  続いて、議案第32号、掛川市職員の育児休業等に関する条例の一部改正については、昨年 8月10日に行われた人事院勧告に対応し、国家公務員の取扱いを定めた人事院規則等が改正されることに合わせ、掛川市職員の妊娠・出産・育児等と仕事の両立支援のための整備を行うものであります。   118ページをお願いします。  第 2条は、会計年度任用職員が育児休業をするための要件である 1年以上の在職期間の定めを廃止するものであります。  第21条は、会計年度任用職員が部分休業をするための要件である 1年以上の在職期間の定めを廃止するものであります。  第25条は、本人または配偶者が妊娠、出産したことを申し出たときは、当該職員の意向を確認するための面談の実施、当該職員が不利益な取扱いを受けることがないよう、措置する規定を追加するものであります。  第26条は、育児休業の承認請求が円滑に行われるよう研修の実施、相談体制の整備、その他育児休業に係る勤務環境の整備に関する措置を行うことの規定を追加するものであります。  以上、議案第 1号及び議案第 5号、議案第 8号から議案第12号まで、議案第18号から議案第27号まで、議案第29号、議案第31号及び議案第32号の補足説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(松本均) 補足説明の途中でありますが、この際しばらく休憩とします。                 午後0時00分 休憩                 午後1時00分 開議 ○議長(松本均) 休憩前に引き続き会議を開きます。  引き続き補足説明を求めます。  議案第 2号から議案第 4号まで及び議案第36号の 4件について、大竹健康福祉部長。               〔大竹紗代子健康福祉部長 登壇〕 ◎健康福祉部長(大竹紗代子) 私からは、議案第 2号から議案第 4号まで及び議案第36号の補足説明させていただきます。  最初に、議案第 2号、令和 4年度掛川市国民健康保険特別会計予算について補足説明を申し上げます。  議案書の17ページをお願いします。  第 1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ 118億 913万 9,000円と定めるものです。  第 2条は、一時借入金の最高額を10億円と定め、第 3条では、歳出予算の流用について定めるものです。  以下、令和 4年度掛川市特別会計予算説明書により説明させていただきます。  恐れ入りますが、こちらの冊子のほうのページ数でお伝えさせていただきますので、よろしくお願いいたします。   1ページをお願いします。  最初に、歳入ですが、 1款 1項 1目一般被保険者国民健康保険税23億 2,791万円は、税率改正、賦課限度額の見直しにより前年度比 7,589万 4,000円の増額を見込むものです。   2目退職被保険者等国民健康保険税32万 4,000円は、前年度比25万円の減を見込むものです。  平成30年度退職者医療制度廃止に伴い、現年度分は経過措置分のみの計上で、繰越分の減少によるものです。   3款県支出金、 1項 1目保険給付費等交付金83億 8,837万 9,000円は、前年度比 2,910万 7,000円、0.35%の増を見込むものです。  普通交付金82億 2,415万 1,000円は、歳出の保険給付費に相当する分が交付されるものです。  特別交付金 1億 6,422万 8,000円の主なものは、内訳欄の保険者努力支援交付金 5,319万 9,000円、特別調整交付金 1,142万 1,000円、県繰入金 7,285万 6,000円、特定健診等負担金 2,675万 2,000円です。   5款 1項 1目一般会計繰入金 7億 7,600万 5,000円は、内訳欄の事務費分、未就学児均等割軽減を含む国保税軽減分を補填するための国保財政基盤安定分、出産育児一時金の 3分の 2相当分及び財政安定化支援事業分の法定繰入金と特定健診や人間ドック等の保健事業や被保険者の国保税負担を軽減するために、法定外繰入金としてその他分 1億 2,000万円を一般会計から繰り入れるものです。   2項 1目国民健康保険事業基金繰入金 2億 6,300万円は、被保険者の国保税負担を抑制するために繰り入れるものです。   6款繰越金 2,000万円は、令和 3年度の予備費相当額を計上するものです。   7款諸収入 3,209万 1,000円は、国保税の延滞金及び交通事故等の加害者からの第三者納付金です。   3ページをお願いします。  ここからは歳出となりますが、人件費などの経常的な経費の説明は省略させていただきます。   1款 1項 1目 1細目総務管理費 1億 676万円は、人件費のほか国民健康保険のシステム経費等を計上するもので、職員 1人分の人件費が後期高齢者医療特別会計へ移行したことにより減額となっております。   5ページをお願いします。   2項 1目 2細目課税事務費 1,104万 6,000円は、国民健康保険税の賦課決定及び減免決定通知等の郵便料等を計上するもので、委託料については未就学児均等割軽減に対応するためのシステム改修費 561万円を計上するものです。   8ページをお願いします。   4項 1目 1細目趣旨普及費 334万 1,000円は、被保険者証更新経費及び郵便料等を計上するものです。   9ページをお願いします。   2款保険給付費は、広域化により県が県内全体の保険給付費を見込み、市町ごとの推計が示されています。その推計を参考に保険給付費を計上するものです。   2款 1項 1目 1細目一般被保険者療養給付費71億 6,100万円は、医療費から患者本人が医療機関の窓口で支払う一部負担金などを差し引いた保険者負担分を計上するもので、財源については県の普通交付金でおおむね賄われています。  なお、令和 4年度は、療養給付費を前年度比 2,700万円の増額を見込むものです。  11ページをお願いします。   3目 1細目一般被保険者療養費 4,661万 2,000円は、柔道整復療養費やコルセット代金などを申請により現金給付するもので、財源は普通交付金です。  13ページをお願いします。   5目 1細目審査支払手数料 2,967万 1,000円は、診療報酬明細書の審査手数料で、財源は普通交付金です。  14ページをお願いします。   2項 1目 1細目一般被保険者高額療養費 9億 9,613万円は、保険診療において一定以上の高額となった一部負担金を支払った場合に給付するもので、財源は普通交付金です。  18ページをお願いします。   3項 1目 1細目出産育児一時金 3,780万円は、 1件につき42万円給付するもので、年間90件分を見込むものです。  20ページをお願いします。   4項 1目 1細目葬祭費 900万円は、 1件につき 5万円で 180件を見込むものです。  24ページをお願いします。   3款国民健康保険事業費納付金は、県が県全体の保険給付費、後期高齢者支援金、介護納付金等をそれぞれ必要となる納付金総額を計算した後、各市町に分配した納付金額を県に納めるものです。   1項 1目 1細目一般被保険者医療給付費分22億 179万 3,000円の納付金は、国民健康保険の医療費分として計上するものです。  26ページをお願いします。   2項 1目 1細目一般被保険者後期高齢者支援金等分 7億 6,888万 9,000円の納付金は、75歳以上の後期高齢者医療分として計上するものです。  28ページをお願いします。   3項 1目 1細目一般被保険者介護納付金分 2億 4,805万 9,000円の納付金は、40歳から64歳までの介護保険給付費分として計上するものです。  30ページをお願いします。
      5款 1項 1目 1細目特定健診等事業費 6,204万 7,000円は、特定健診と特定保健指導の事業費で、特定健診は 5,600人の受診者を見込み、財源については特定健診の個別、集団健診及び保健指導の積極的・動機的指導の件数単価により試算したものです。  31ページをお願いします。   2目 1細目国保ヘルスアップ事業費 1,226万 7,000円は、データヘルス計画に基づいて実施する被保険者自身の健康増進と疾病予防の取組支援をするものです。  32ページをお願いします。   2細目人間ドック助成事務費 4,443万 6,000円は、人間ドック助成事務費として 1人当たり 1万 5,000円、 2,800人の利用者を見込むものです。  34ページをお願いします。   3目 2細目医療費通知事業費 1,045万 8,000円は、医療費の適正化を目的とし、年 6回、約12万 6,000件の医療費通知を発送するものです。  39ページをお願いします。   8款 1項 1目 1細目一般被保険者保険税還付金 1,500万円は、資格喪失に伴う過年度分の国保税還付金です。  41ページをお願いします。   9款 1項 1目 1細目予備費 513万 8,000円は、国保税収入の下落や医療費の急激な伸びなどに対するため計上するものです。  次に、議案第 3号、令和 4年度掛川市後期高齢者医療保険特別会計予算について補足説明を申し上げます。  議案書21ページをお願いします。  第 1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ14億 4,244万 4,000円と定めるものです。  第 2条は、一時借入金の最高額を 3億円と定めるものです。  以下、特別会計予算説明書により説明させていただきます。  47ページをお願いします。  最初に歳入ですが、 1款 1項 1目特別徴収保険料 7億 8,131万円は、年金からの引き去りにより徴収する保険料で、対象者は被保険者の70%を見込むものです。   2目普通徴収保険料 3億 3,640万円は、特別徴収以外の主に令和 4年度に75歳に到達する方や転入する方の納付分と滞納繰越分保険料です。   3款 1項 1目事務費繰入金 8,580万円は、内訳欄の高齢者健診事業費分及び人件費や事務費分と人間ドック助成事業分、令和 3年度より実施している保健・介護の一体的な実施事業費分を一般会計から繰り入れるものです。   2目保険基盤安定繰入金 2億 3,583万 2,000円は、低所得者の保険料軽減分を県が 4分の 3、市が 4分の 1相当額を補填するものです。  なお、歳出において同額を広域連合へ保険基盤安定拠出金として納付します。   4款繰越金 100万円は、令和 3年度からの繰越分を見込むものです。   5款 2項 1目保険料還付金 200万円は、主に所得の変更などにより過年度分の保険料が減額された場合の還付金を見込むもので、広域連合から返金されます。  めくっていただいて、48ページをお願いします。ここから歳出となります。   1款 1項 1目 1細目一般管理費 2,927万 3,000円は、人件費のほか後期高齢者医療システムのリース料などを計上するものです。  49ページをお願いします。   2項 1目 1細目徴収費 345万 8,000円は、後期高齢者医療の保険料の賦課徴収に係る郵便料及び印刷代などであります。  50ページをお願いします。   2款 1項 1目 1細目後期高齢者医療広域連合納付金13億 5,464万 2,000円は、現年度分の保険料収入、保険料軽減分に関わる保険基盤安定拠出金、滞納繰越分の保険料収入、出納整理期間の保険料収入である前年度保険料収入などを広域連合に納付するものです。  51ページをお願いします。   3款 1項 1目 1細目高齢者健康診断等事業費 4,098万 9,000円は、高齢者の健診に係る事業費を見込むものです。  52ページをお願いします。   2目 1細目人間ドック助成事務費 500万円は、人間ドック助成事業で 1人当たり 1万円の助成をするもので、 500人分を見込むものです。  53ページをお願いします。   3目 1細目保健事業・介護予防一体的実施事業費 698万 2,000円は、令和 3年度から行っている事業で、訪問や通いの場での健康教育、健康相談等の事業費を計上するものです。  55ページをお願いします。   5款 1項 1目 1細目保険料還付金 200万円は、歳入で御説明しました過年度分の保険料還付金です。  次に、議案第 4号、令和 4年度掛川市介護保険特別会計予算について補足説明を申し上げます。  また、議案書に戻っていただいて25ページをお願いします。  第 1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ 102億 4,085万 7,000円と定めるものです。  第 2条は、一時借入金の最高額を15億円と定め、第 3条は、歳出予算の流用できる場合を定めるものです。  以下、特別会計予算説明書により説明させていただきます。  59ページをお願いします。  最初に、歳入ですが、 1款 1項 1目第 1号被保険者保険料の現年度分特別徴収保険料20億 6,892万円は、年金からの差引きにより徴収する保険料で、65歳以上の被保険者の90%分を見込むものです。  現年度分普通徴収保険料 2億 689万 2,000円は、口座振替や現金納付の方で、主に令和 4年度に65歳に到達する方や転入する方等の納付分で、被保険者の10%を見込むものです。  滞納繰越分普通徴収保険料 411万 5,000円は、前年度までの滞納繰越分収納額から算定したもので、収納率を24%と見込むものです。   3款から 5款までは、歳出の特定財源のところで説明させていただきます。   7款 1項一般会計繰入金の内訳ですが、介護給付費繰入金11億 9,921万 1,000円は、対象額の12.5%を、地域支援事業繰入金 6,221万 1,000円は、介護予防・日常生活支援総合事業に係る対象額の12.5%を、地域支援事業繰入金 7,706万 3,000円は、包括的支援事業及び任意事業に係る対象額の 19.25%をそれぞれ繰り入れるものです。  保険料軽減繰入金 6,156万 4,000円につきましては、国・県・市が一定割合で負担する介護保険料の低所得者に係る保険料の軽減分を、その他繰入金 1億 7,714万円は、職員人件費と事務経費をそれぞれ一般会計から繰り入れるものです。   2項 1目給付支払準備基金繰入金 1億 8,593万 7,000円は、保険給付費に対する第 1号被保険者の負担割合の不足分を補うため、繰り入れるものです。  続いて、歳出についてですが、歳出については特徴的な事務事業などを中心に説明させていただき、人件費等の経常経費については、説明を省略させていただきます。  65ページをお願いします。   1款 3項 1目については、 3市共同設置の介護認定審査会に係る経費で、財源として菊川市、御前崎市からの認定審査会共同設置負担金があります。   1細目一般職給与費 4,789万 3,000円は、審査会委員60人に対する報酬及び一般職 3人分の人件費、めくっていただいて67ページ、 3細目介護認定事務費 1,210万 4,000円は、パソコンリース及び介護認定事務支援システムの保守委託、パートタイム会計年度任用職員 1人分の人件費が主なものです。  69ページをお願いします。   3項 2目 2細目介護認定調査費 7,324万 5,000円については、要介護認定調査を行うためのもので、パートタイム会計年度任用職員13人分の報酬及びかかりつけ医意見書手数料等が主なものです。  70ページをお願いします。   2款 1項 1目 1細目居宅介護サービス給付費36億 1,191万 9,000円については、要介護に認定された方が居宅介護サービスを利用した場合に、利用料の 9割から 7割を給付するもので、財源として国から20%の負担金と2.14%の調整交付金、県から12.5%の負担金及び支払基金から27%の交付金があります。  この後、89ページ、 6目 2細目高額医療合算介護予防サービス費まで、介護サービス費に関係する細目が続きますが、それぞれ居宅介護サービス給付費と同様に、財源として一定割合で国からの負担金及び交付金、県からの負担金、支払基金からの交付金があります。  71ページをお願いします。   2細目施設介護サービス給付費40億 3,425万 6,000円については、要介護に認定された方が施設介護サービスを利用した場合に、利用料の 9割から 7割を給付するものです。  72ページをお願いします。   3細目居宅介護福祉用具購入費から少しめくっていただいて75ページ、 6細目地域密着型介護サービス給付費までは、要介護に認定された方、76ページの 2目 1細目介護予防サービス給付費から80ページの 5細目地域密着型介護予防サービス給付費までは、要支援に認定された方へのサービス給付費をそれぞれ計上するものです。  81ページをお願いします。   3目 1細目特定入所者介護サービス費及び82ページ、 2細目特例特定入所者介護サービス費は、要介護に認定された方、83ページ、 3細目特定入所者介護予防サービス費及び84ページ、 4細目特例特定入所者介護予防サービス費は、要支援に認定された方それぞれが、世帯全員が市民税非課税等の場合、居住費、食費の自己負担限度額を超えた分を申請により保険給付するものです。  85ページ、 4目 1細目高額介護サービス費等、86ページ、 2細目高額介護予防サービス等は、それぞれ要介護、要支援に認定された方の 1か月の利用者負担の合計が一定の上限額を超えた分を保険給付するものです。  88ページをお願いします。   6目 1細目高額医療合算介護サービス費は、要介護に認定された方、89ページ、 2細目高額医療合算介護予防サービス費は、要支援に認定された方それぞれが年間の介護費と医療費を合算し、一定の上限額を超えた分を償還払いするものです。  90ページをお願いします。   2項 1目 1細目介護予防サービス事業費 1億 6,001万 6,000円は、要支援に認定された方及び事業対象者に対して訪問型、通所型サービスを提供するもので、財源として国から20%の交付金と2.14%の調整交付金、県から12.5%の交付金、支払基金から27%の交付金があります。そのほか国からインセンティブとして交付される保険者機能強化推進交付金を財源として充当します。  この後、95ページ、 2目 1細目一般介護予防事業費まで介護予防日常生活支援総合事業が続きますが、それぞれ介護サービス事業費と同様に、財源として一定割合で国・県・支払基金からの交付金があります。  91ページをお願いします。   2細目介護予防ケアマネジメント費 1,987万 2,000円は、要支援に認定された方及び事業対象者に対して地域包括支援センター等が介護予防・生活支援サービスを利用するための介護予防ケアマネジメントの実施に当たって、その費用を給付するものです。  95ページをお願いします。   2目 1細目一般介護予防事業費 3,507万円は、65歳以上の高齢者とその支援のための活動に関わる者に対して、生きがいや役割を持って生活できる地域づくりを支援するものです。  98ページをお願いします。   3目 3細目包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費 1億 1,410万 1,000円は、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう地域包括支援センターや多職種と協働、連携し、地域包括ケア体制の充実を図るもので、財源としては国から38.5%の交付金、県から 19.25%の交付金のほか、国からインセンティブとして交付される保険者努力支援交付金があります。  この後、 111ページ、 4目 9細目地域自立生活支援事業費まで、包括的支援及び任意事業の細目が続きますが、それぞれ包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費と同様に、国・県等から交付金があります。   100ページをお願いします。   3目 5細目在宅医療・介護連携推進事業費 179万 5,000円は、地域の医療・介護の関係団体が連携して、包括的かつ継続的な在宅医療と介護を一体的に提供するための支援を行うものです。   101ページをお願いします。   6細目生活支援体制整備事業費 3,665万 6,000円は、高齢者が地域で生きがいを持って在宅生活を継続するため、様々な機関や団体と連携し、生活支援サービスや通いの場を整備し、介護予防、社会参加を図るものです。   102ページをお願いします。   7細目認知症総合支援事業費 1,074万 9,000円は、認知症になっても住み慣れた地域で生活を継続することができるよう早期対応に向けた支援体制を構築するとともに、認知症地域支援推進員を中心に、認知症専門医療機関や関係機関と連携を図るものです。   105ページをお願いします。   4目 3細目紙おむつ支援事業費 1,726万 3,000円は、在宅介護の援助及び介護に当たる家族の負担軽減を図るため、寝たきり高齢者等へ紙おむつ引換券を助成するものです。   107ページをお願いします。   5細目寝たきり老人等介護者慰労金支援事業 2,499万 5,000円は、在宅の寝たきり高齢者等の介護者に対して慰労金を支給し、介護者の慰労と在宅高齢者の福祉増進を図るものです。  次に、議案第36号、掛川市国民健康保険税条例の一部改正につきまして補足説明を申し上げます。  掛川市国民健康保険税条例の一部改正は、地方税法及び同法施行令の改正に伴う未就学児均等割軽減規定を新たに追加するとともに、賦課基準の見直しによる税率改正を行うものです。また、この見直しに合わせ、賦課限度額と低所得者に係る軽減判定所得について、法令の規定を引用する形式に改めるなど、所要の改正を行うものです。  それでは、議案書の 136ページをお願いいたします。  第 3条第 2項から第 4項までの改正規定は、賦課限度額について地方税法施行令の規定を引用する形式に改めるものです。   137ページをお願いします。  第 4条から第 7条までの改正規定は、基礎課税額に係る税率等を改正するものです。  そのうち第 4条第 1項は、所得割率を「 100分の 5.8」から「 100分の 6.1」に改めるものです。  第 6条は、被保険者均等割額を「 2万 2,800円」から「 2万 4,000円」に改めるものです。  第 7条は、世帯別平等割額を改めるもので、同条第 1号において「 1万 6,000円」から「 1万 6,800円」に、同条第 2号の特定世帯にあっては「 8,000円」から「 8,400円」に、めくっていただいて 138ページ、同条第 3号の特定継続世帯にあっては「 1万 2,000円」から「 1万 2,600円」に改めるものです。  第 8条から第11条までの改正規定は、後期高齢者支援金等課税額に係る税率等を改正するものです。  そのうち第 8条は、所得割率を「 100分の 2.1」から「 100分の 2.2」に改めるものです。
     第10条は、被保険者均等割額を「 9,200円」から「 9,600円」に改めるものです。  第11条は、世帯別平等割額を改めるもので、同条第 1号において「 6,000円」から「 6,400円」に、同条第 2号の特定世帯にあっては「 3,000円」から「 3,200円」に、同条第 3号の特定継続世帯にあっては「 4,500円」から「 4,800円」に改めるものです。  第12条及び第14条の改正規定は、介護納付金課税被保険者に係る税率等を改正するものです。  そのうち第12条は、所得割率を「 100分の 1.6」から「 100分の 1.8」に改めるものです。  第14条は、被保険者均等割額を「 1万 3,000円」から「 1万 4,000円」に改めるものです。  これに併せて第 3条第 2項及び第 3項、第 4条、第 6条から第 8条まで並びに第19条第 1項の改正規定において字句の整理を行うものです。   138ページ、最下段から 143ページ、最上段までを御覧ください。  第27条の改正規定は、国民健康保険税の減額に係るもので、各号に規定する軽減判定所得の額を地方税法及び地方税法施行令の規定を引用する形式に改めるとともに、被保険者均等割額及び世帯別平等割額に係る軽減額をそれぞれ第 6条、第 7条、第10条、第11条及び第14条の改正規定による改正後の税額の 7割、 5割、 2割相当額の金額に改めるものです。   143ページをお願いします。  地方税法及び同法施行令の改正に伴う新たな制度の創設に伴い、未就学児に係る被保険者均等割額の半額を軽減する規定を第27条に第 2項として追加します。  そのうち、第 1号の規定は、基礎課税額に係る被保険者均等割額を未就学児 1人につき、アの 7割軽減世帯にあっては 8,400円を、イの 5割軽減世帯にあっては 6,000円を、ウの 2割軽減世帯にあっては 2,400円を、エの軽減対象外世帯にあっては 1万 2,000円を第 1項に定める額からそれぞれ減額するものです。  第 2号の規定は、後期高齢者支援金等課税額に係る被保険者均等割額を未就学児 1人につき、アの 7割軽減世帯にあっては 3,360円を、イの 5割軽減世帯にあっては 2,400円を、ウの 2割軽減世帯にあっては 960円を、エの軽減対象外世帯にあっては 4,800円を第 1項に定める額からそれぞれ減額するものです。   143ページ最下段から 151ページまでを御覧ください。  第27条の 2並びに制定附則第 5項から第 7項まで及び第 9項から第16項までの改正規定は、引用規定等の整理をするものです。  この条例の施行期日は、令和 4年 4月 1日とするとともに、改正後の掛川市国民健康保険税条例の規定は、令和 4年度以後の国民健康保険税について適用することを、附則において規定しました。  以上で、議案第 2号から議案第 4号まで及び議案第36号の補足説明とさせていただきます。  よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(松本均) 続いて、補足説明を求めます。  議案第 6号及び議案第 7号について、高柳産業経済部長。               〔高柳和正産業経済部長 登壇〕 ◎産業経済部長(高柳和正) 私からは初めに、議案第 6号、令和 4年度掛川駅周辺施設管理特別会計予算につきまして、補足説明を申し上げます。   2月定例会議案書の33ページをお願いします。  第 1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ 1億 673万 5,000円とするものです。  第 2条の債務負担行為、第 3条の地方債につきましては、それぞれ第 2表及び第 3表により説明させていただきます。  36ページをお願いします。  第 2表、債務負担行為は、ほのぼのパスエレベーター設置について 3件お願いするもので、 1つ目の土木工事委託、 2つ目、監理業務委託、 3つ目、設置工事につきまして、それぞれ工期が令和 5年までの 2か年にわたることから、債務負担行為を設定するものです。  次に、37ページをお願いします。  第 3表、地方債につきましては、掛川駅周辺地区まちづくり事業について、 3,270万円を限度額として借入れをするものです。  以下、特別会計予算説明書により、主な項目を説明させていただきます。   130ページをお願いします。シートは 134枚目です。   1款 1項 1目 1細目駐車・駐輪場運営費 875万 1,000円は、駐車場全自動システムリース料、システム保守点検委託料で、駐車場・駐輪場指定管理者納付金を財源とするものです。   131ページをお願いします。   1款 1項 1目 2細目南北広場管理費 9,741万 1,000円の主なものは、掛川駅南北自由通路ほのぼのパスへのエレベーター設置工事に関するもので、国土交通省の交付金と市債を主な財源とするものです。  以上、議案第 6号、令和 4年度掛川駅周辺施設管理特別会計の補足説明とさせていただきます。  次に、議案第 7号、令和 4年度大坂・土方工業用地整備事業特別会計予算につきまして、補足説明を申し上げます。   2月定例会議案書の39ページをお願いします。  第 1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億 3,020万円とするものです。  以下、特別会計予算説明書により、主な項目を説明させていただきます。   139ページをお願いします。シートは、 143枚目です。   1款 1項 1目 2細目企業誘致事業推進費10億 2,680万 6,000円は、用地整備に係る事業費です。  主なものは、造成工事費 5億 6,315万 7,000円、一般会計繰出金 4億 2,362万 1,000円、実施設計委託料 1,842万 5,000円、測量委託料 1,461万 9,000円などを見込むものです。  財源といたしましては、土地売払収入として、興国インテック株式会社との土地売買契約に基づき、10億 3,020万円を収入するものです。  以上、議案第 7号、令和 4年度大坂・土方工業用地整備事業特別会計の補足説明とさせていただきます。  よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(松本均) 続いて、補足説明を求めます。  議案第13号から議案第17号までの 5件について、塚本上下水道部長。               〔塚本明宏上下水道部長 登壇〕 ◎上下水道部長(塚本明宏) 私からは、議案第13号から議案第17号の 5件について、補足説明申し上げます。  議案書の63ページをお開きください。  初めに、議案第13号、令和 4年度掛川市水道事業会計予算について説明いたします。  第 1条は総則です。  第 2条は業務の予定量で、給水件数は 5万 1,400件、総給水量は、令和 3年度と比較しまして 5万立方メートルの減となる 1,444万 7,000立方メートルとするもので、併せて、主要な建設改良事業の内訳を表記しております。  第 3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるものです。  初めに、収入について説明いたします。  第 1款水道事業収益につきましては、31億 5,806万円を計上いたしました。  そのうち、第 1項営業収益は28億 4,036万 1,000円で、主なものは水道料金であります。  続いて、支出です。  第 1款水道事業費用につきましては、30億 1,110万 8,000円を計上いたしました。  そのうち、第 1項営業費用は28億 8,621万 9,000円で、主なものは、大井川広域水道企業団からの受水費、減価償却費、職員の人件費、配水管修理費などの修繕費及び電気等の動力費などで、営業に係わる費用であります。  次に、第 4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるものです。  初めに、収入について説明いたします。  第 1款資本的収入につきましては、 6億 6,840万 6,000円を計上いたしました。  そのうち、第 1項負担金 6,245万円は、建設改良事業に伴う工事負担金で、主なものは、下水道工事等に係る受託工事による負担金です。  第 3項企業債 5億円は、建設改良事業に充てるための借入金であります。  第 4項国庫支出金 7,500万円は、基幹管路の耐震化を行うための国庫交付金であります。  続いて、支出について説明いたします。  第 1款資本的支出は17億 7,670万 8,000円で、そのうち、第 1項建設改良費につきましては、15億 3,816万 6,000円で、安全・安心・安定給水の確保を図るため、原谷配水池などの水道施設や基幹管路の耐震化事業などを実施するものです。  なお、第 4条の括弧書きに記載のとおり、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額11億 830万 2,000円につきましては、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額 1億 3,532万 1,000円と、過年度分損益勘定留保資金 7億 7,298万 1,000円及び建設改良積立金 2億円で補填するものです。  ページをめくっていただきまして、第 5条は、債務負担行為をすることができる事項、期間、限度額を定めるもので、原谷配水池改修工事を令和 4年度から令和 5年度に 3億 7,000万円で行うものです。  第 8条は、各項目間の経費は流用することができるとするものであり、第 9条は、職員の給与費について流用する場合、議会の議決を経なければならないとするものです。  第11条は、棚卸資産の購入限度額を 1,330万円と定めるものです。  以上が令和 4年度掛川市水道事業会計予算です。  続きまして、65ページをお願いします。  議案第14号、令和 4年度掛川市簡易水道事業会計予算について説明いたします。  第 1条は総則です。  第 2条は業務の予定量で、給水件数は 210件、総給水量は 5万 4,180立方メートルとするもので、併せて、主要な建設改良事業の内訳を表記しております。  第 3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるものです。  第 1款水道事業収益につきましては、 1,691万円を計上いたしました。そのうち、第 1項営業収益は 669万 2,000円で、主なものは水道料金であります。  続いて、支出です。  第 1款水道事業費用は、 2,405万 9,000円を計上いたしました。  そのうち、第 1項営業費用は 2,400万 1,000円で、主なものは修繕費、水質検査手数料、施設点検等に係る負担金、減価償却費などで、営業に係わる費用であります。  次に、第 4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるものです。  第 1款資本的収入につきましては、 193万 5,000円を計上いたしました。そのうち、第 1項負担金 150万円は、建設改良事業に伴う工事負担金で、居尻地内における奥之田橋橋梁補修工事に伴う配水管支障移転に係る工事負担金です。  続いて、支出です。  第 1款資本的支出は 224万 1,000円、そのうち、第 1項建設改良費は 152万 5,000円で、水道設備の改良などを実施し、安全・安心・安定給水の確保を図るものです。  主な事業としましては、公共事業関連事業として、奥之田橋橋梁補修工事に伴い、配水管移設工事を実施するものです。  なお、第 4条の括弧書きに記載のとおり、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額30万 6,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金30万 6,000円で補填するものです。  以上が令和 4年度掛川市簡易水道事業会計予算です。  続きまして、議案書の67ページをお願いします。  議案第15号、令和 4年度掛川市公共下水道事業会計予算について説明いたします。  第 1条は、総則です。  第 2条は業務の予定量で、処理区域面積は 1,144ヘクタール、年間総処理水量は 408万 7,000立方メートルとするもので、併せて、主要な建設改良事業の内訳を表記しております。  第 3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるものです。  第 1款下水道事業収益につきましては25億 1,341万円を計上いたしました。  そのうち、第 1項営業収益は 6億 3,351万 1,000円で、主なものは、下水道使用料であります。  第 2項営業外収益は18億 7,989万 6,000円で、主なものは、長期前受金戻入及び他会計負担金、他会計補助金です。  続いて、支出です。  第 1款下水道事業費用につきましては18億 8,661万 9,000円を計上いたしました。  そのうち、第 1項営業費用は16億 1,988万円で、主なものは、処理場の運転管理費、汚泥処分手数料や電気料、点検修繕に係る経費、減価償却費などで、営業に係わる費用であります。  次に、第 4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるものです。
     第 1款資本的収入につきましては12億 5,532万 5,000円を計上いたしました。  そのうち、第 1項企業債 8億 6,380万円は、建設改良事業に充てるための借入金が主なものであります。  第 3項の国庫支出金 3億 3,409万 5,000円は、社会資本整備総合交付金です。  続いて、支出です。  第 1款資本的支出は21億 4,330万 1,000円で、そのうち、第 1項建設改良費につきましては11億 1,183万 1,000円で、二瀬川、御所原、城内、東大坂、野中、西大渕、沖之須地区などで下水道管路工事を実施するほか、北部中継ポンプ場の建設、大東浄化センターの電気設備及び水処理設備、大須賀浄化センターの電気設備の更新を行うものです。  第 2項企業債償還金10億 3,147万円は、企業債の償還元金です。  なお、第 4条括弧書きに記載のとおり、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額 8億 8,797万 6,000円につきましては、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額 5,872万 6,000円と当年度分損益勘定留保資金 2億 8,150万 6,000円、利益剰余金処分額 5億 4,774万 4,000円で補填するものです。  ページをめくっていただき、第 5条は、債務負担行為をすることができる事項、期間、限度額を定めるもので、大東浄化センターの電気設備工事は、令和 4年度から令和 5年度までに限度額を 1億 560万円とし、同じく水処理設備更新工事の限度額は 8,620万円とするとともに、宅内排水設備工事の利子補給につきましては、令和 8年度までの設定とするものです。  第 8条は、各項目間の経費は流用することができるとするものであり、第 9条は、職員の給与費について流用する場合、議会の議決を経なければならないとするものです。  第11条は、当年度利益剰余金のうち 5億 4,774万 4,000円は、企業債償還金の補填財源とするものです。  以上が令和 4年度掛川市公共下水道事業会計予算です。  続きまして、69ページをお願いします。  議案第16号、令和 4年度掛川市農業集落排水事業会計予算について説明いたします。  第 1条は、総則です。  第 2条は業務の予定量で、処理区域面積は 227ヘクタール、年間総処理水量は44万 3,000立方メートルとするものです。  第 3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるものです。  第 1款下水道事業収益につきましては、 3億 3,467万 3,000円を計上いたしました。  そのうち、第 1項営業収益は 6,530万円で、農業集落排水事業使用料であります。  第 2項営業外収益は 2億 6,937万円で、主なものは、長期前受金戻入及び他会計負担金、他会計補助金です。  続いて、支出です。  第 1款下水道事業費用につきましては、 3億 422万 7,000円を計上いたしました。  そのうち、第 1項営業費用は 2億 7,681万 2,000円で、主なものは、施設管理委託料、施設修理費、汚泥処分手数料や減価償却費などで、営業に係わる費用であります。  次に、第 4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるものです。  第 1款資本的収入につきましては 4,515万 1,000円を計上いたしました。  そのうち、第 2項他会計支出金 4,511万 1,000円は、一般会計からの負担金等で、企業債の元金償還に充てるものです。  続いて、支出です。  第 1款資本的支出は 1億 183万 8,000円で、第 1項企業債償還金は、企業債の元金償還金です。  なお、第 4条括弧書きに記載のとおり、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額 5,668万 7,000円につきましては、当年度分損益勘定留保資金 2,624万 1,000円及び利益剰余金処分額 3,044万 6,000円で補填するものです。  第 6条は、各項目間の経費は流用することができるとするものであり、第 7条は、職員の給与費について流用する場合、議会の議決を経なければならないとするものです。  ページをめくっていただきまして、第 9条は、当年度利益剰余金のうち 3,044万 6,000円は、企業債償還金の補填財源とするものです。  以上が令和 4年度掛川市農業集落排水事業会計予算です。  続きまして、71ページをお願いします。  議案第17号、令和 4年度掛川市浄化槽市町村設置推進事業会計予算について説明いたします。  第 1条は、総則です。  第 2条は業務の予定量で、管理基数を 1,758基とするものです。  第 3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるものです。  第 1款下水道事業収益につきましては、 2億 2,233万 9,000円を計上いたしました。  そのうち、第 1項営業収益は 9,410万 5,000円で、浄化槽市町村設置推進事業使用料であります。  第 2項営業外収益は 1億 2,823万 1,000円で、主なものは、長期前受金戻入及び他会計負担金、他会計補助金です。  続いて、支出です。  第 1款下水道事業費用につきましては、 2億 1,260万 1,000円を計上いたしました。  そのうち、第 1項営業費用は 1億 9,658万 6,000円で、主なものは、浄化槽保守点検委託料、汚泥引抜手数料及び減価償却費などで、営業に係わる費用であります。  次に、第 4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるもので、第 1款資本的収入第 1項他会計支出金 103万 7,000円は、一般会計からの負担金等で、企業債の元金償還に充てるものです。  続いて、支出です。  第 1款資本的支出は 4,792万 4,000円で、第 1項企業債償還金は、企業債の元金償還金です。  なお、第 4条括弧書きに記載のとおり、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額 4,688万 7,000円につきましては、当年度分損益勘定留保資金 3,701万 2,000円及び利益剰余金処分額 987万 5,000円で補填するものです。  第 7条は、各項目間の経費は、流用することができるとするものであります。  ページをめくっていただきまして、第 8条は、職員の給与費について流用する場合、議会の議決を経なければならないとするものです。  また、第10条は、当年度利益剰余金のうち 987万 5,000円は、企業債償還金の補填財源とするものです。  以上、議案第13号から議案第17号までの 5件についての補足説明とさせていただきます。  よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(松本均) 補足説明の途中でありますが、この際、しばらく休憩とします。                 午後2時12分 休憩                 午後2時25分 開議 ○議長(松本均) 休憩前に引き続き会議を開きます。  引き続き、補足説明を求めます。  議案第28号について、戸塚危機管理監。                〔戸塚美樹危機管理監 登壇〕 ◎危機管理監(戸塚美樹) 私からは、議案第28号、掛川市犯罪被害者等支援条例の制定について、補足説明を申し上げます。  議案書の 100ページをお願いいたします。  本条例は、第 1章から第 4章で構成され、第 1章は総則、第 2章は支援の内容、第 3章は支援体制の整備、第 4章はその他となっております。  まず、第 1章は、第 1条から第 7条までとなり、目的や基本理念及び市、市民等、事業者等の責務など基本的事項について定めるものであります。  次に、第 2章は、第 8条から第18条までとなります。第 8条は、犯罪被害者等の心身が少しでも早く回復できるよう、市が総合的な相談窓口を設けて、情報提供及び助言を行うことを定めるものであります。  第 9条は、必要に応じて付き添い及び申請手続の補助ができることを定めるものです。  第10条は、物品貸与について、第11条から第13条は、見舞金の給付、給付の制限、返還について定めるものです。  第14条は、犯罪被害者等が平穏な日常生活を取り戻すための支援について定めるものです。  第15条は、犯罪被害者等の一時保護の措置について、第16条は、犯罪被害者等への住宅支援として、市営住宅の提供について定めるものであります。  次に、第 3章は、第19条から第22条までとなり、相談窓口の人材育成や関係機関との連携、理解の促進など、支援体制の整備について定めるものです。  附則では、令和 4年 4月 1日を施行日といたしました。  なお、第 2項では、この条例の規定で第 8条から第14条までと第16条及び第18条については、施行日以降に発生した犯罪等に係る犯罪被害者等の支援について適用することとするものです。  以上、議案第28号の補足説明とさせていただきます。  よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(松本均) 続いて、補足説明を求めます。  議案第37号について、平松都市建設部長。               〔平松克純都市建設部長 登壇〕 ◎都市建設部長(平松克純) 私からは、議案第37号、掛川市営住宅管理条例等の一部改正について補足説明申し上げます。  議案書 153ページをお願いいたします。  掛川市営住宅管理条例等の一部改正につきましては、民法の一部を改正する法律の施行による連帯保証人関連の規定の見直し等に伴い、関係する 3つの条例の一部を一括して改正するものです。  まず、 154ページ、第 1条、掛川市営住宅管理条例の一部改正につきまして、新旧対照表をお願いいたします。  条例第11条第 1項第 1号において、入居に際し確保を求めている連帯保証人の人数を、 2人から 1人に改正し、それに伴い、第 3項の条文を改正するものです。  次に、第 2条、掛川市再開発住宅管理条例の一部改正及び 155ページ、第 3条、掛川市住環境整備モデル住宅管理条例の一部改正につきましても、同様にそれぞれの新旧対照表に記載のとおり、条例第 8条第 1項第 1号及び第 3項を改正するものです。  なお、条例の施行期日は、令和 4年 4月 1日を予定しております。  以上、議案第37号の補足説明とさせていただきます。  よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(松本均) 続いて、補足説明を求めます。  議案第42号について、平井消防長。                 〔平井良宏消防長 登壇〕 ◎消防長(平井良宏) 私からは、議案第42号、掛川市消防団条例の一部改正について補足説明申し上げます。  議案書の 165ページをお願いいたします。  今回の改正は、消防団員の確保が難しい状況や負担が増加していることを踏まえ、団員の処遇を改善し、やりがいや家族からの理解につなげ、当市の消防力・防災力を維持するために行うものです。  新旧対照表にて説明しますので、 166ページをお願いします。  対照表の一番上、第 8条、報酬の改正は、これまで年額の報酬について定めておりましたが、災害や教養訓練などに出動した場合、これまで費用弁償として手当を支給していたものを、労苦に応じた報酬体系とならないことから、新たに出動報酬を創設して追加し、年額報酬及び出動報酬と改めました。  第 8条第 2項は、年額報酬について規定し、別表第 1へ報酬の額を定めました。  続いて、第 8条第 3項は出動報酬について規定し、別表第 2へ報酬の額を定め、 1日に支給する限度額を 8,000円としました。  次に、第 9条の費用弁償は、さきに説明した出動報酬を創設することから、第 1項を削除するものです。  次に、下段の別表第 1ですが、年額の報酬額を団員階級の者について、 3万 6,000円の支給から国が示す標準額 3万 6,500円に改めます。  続いて、別表第 2は、第 9条関係の費用弁償の額から第 8条関係の出動報酬の額へと改め、表の区分のうち「災害出動」、続いて、 167ページの警戒・教養訓練について、出動した回数から出動時間による支給とし、活動内容に応じた報酬の額を定めました。  表の最下段、その他消防団活動への従事については、従来どおりの回数に応じた支給とし、報酬額の変更はありません。  最後に、附則で令和 4年 4月 1日を施行日といたしました。  以上、議案第42号の補足説明とします。
     よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(松本均) 続いて、補足説明を求めます。  議案第56号について、山本企画政策部長。              〔山本博史理事兼企画政策部長 登壇〕 ◎理事兼企画政策部長(山本博史) 私からは、議案第56号、第 2次掛川市総合計画基本構想の改定について補足を説明申し上げます。  議案書の 217ページをお願いいたします。  議案第56号、第 2次掛川市総合計画基本構想の改定については、掛川市自治基本条例第13条第 1項の規定により改定するものであります。   242ページをお願いいたします。  第 1章、まちづくりの基本理念と将来像については、掛川市が培ってきた報徳や生涯学習を生かしたまちづくりを進めるため、「協働のまちづくり」を基本理念といたします。  掛川市の将来像は、「希望が見えるまち・誰もが住みたくなるまち掛川」といたします。   243ページをお願いします。  第 2章、将来人口については、国立社会保障・人口問題研究所の推計では、掛川市の2040年の人口は10万人を下回ると試算される中で、持続可能なまちづくりに向け11万人を維持することを目指し、本計画の最終年度の令和 7年の目標人口を11万 5,400人といたしました。   246ページをお願いいたします。  第 4章、戦略方針については、将来像の「希望が見えるまち・誰もが住みたくなるまち掛川」を実現するため、「未来に向けてチャレンジできるまち掛川」を掲げました。   247ページを御覧ください。   2、戦略ですが、本計画では、20年後の掛川市を見据えて、ポストコロナ時代の新しい生活様式への移行や地方分散の流れ、デジタル化の浸透といった環境の変化を踏まえ、SDGsやDXをより一層推進し、地域内で人や物が循環し、誰一人取り残されることのない包摂的な社会を目指しております。そのため、 7本の戦略の柱である「教育・文化」、「健康・子育て・福祉」、 248ページの「環境」、「産業・経済」、「シティプロモーション」、 249ページの「安全・安心・都市基盤」、「協働・広域・行財政」の各分野の施策により積極的な少子化対策を進めて、人口増を目指した施策を推進してまいります。  以上、議案第56号の補足説明とさせていただきます。  よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(松本均) 以上で、補足説明は終わりました。  なお、ただいま議題となっております議案第 1号から議案第17号まで、議案第28号及び議案第30号から議案第43号並びに議案第56号の33件の質疑は、来る 3月14日に行います。  また、議案第18号から議案第27号まで及び議案第29号の11件の質疑については、 3月 1日に行います。 △日程第4 議案第57号 ○議長(松本均) 日程第 4、議案第57号を議題とします。  提出者から提案理由の説明を求めます。久保田市長。                 〔久保田崇市長 登壇〕 ◎市長(久保田崇) ただいま上程されました議案第57号につきまして、御説明申し上げます。  議案第57号、掛川市副市長の選任については、次の方を掛川市副市長に選任したいので、地方自治法第 162条の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  今回同意を求める方は、氏名、森川紀子、住所、生年月日、年齢については、資料に記載のとおりでございます。  なお、森川紀子さんについては新任であり、その履歴については、別冊の参考資料に記載したとおりであります。  以上、御説明申し上げましたが、御審議いただき、御同意くださるようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(松本均) 以上で説明は終わりました。  この際、お諮りします。  ただいま議題となっております議案第57号については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、本件は、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決定しました。  これから採決に入ります。  議案第57号について採決します。  本件は同意することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、本件は同意することに決定いたしました。  以上で、本日の日程全部を終了しました。   2月24日は午前 9時30分から本会議を開き、令和 3年度関係議案等に対する提案理由の説明を行います。  本日は、これにて散会します。                 午後2時41分 散会...