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平成26年第 2回定例会( 6月)−06月11日-01号
平成26年第 2回定例会( 6月)−06月11日-目次

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  1. 掛川市議会 2014-06-11
    平成26年第 2回定例会( 6月)−06月11日-01号


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    平成26年第 2回定例会( 6月)−06月11日-01号平成26年第 2回定例会( 6月)               平成26年第2回(6月)             掛川市議会定例会会議録(第1号) 〇議事日程      平成26年6月11日(水) 午前9時30分 開会  日程第1    会議録署名議員の指名  日程第2    会期の決定  日程第3    議案第 65号  平成26年度掛川市一般会計補正予算(第2号)について    議案第 66号  掛川市証人等の実費弁償に関する条例の一部改正について    議案第 67号  掛川市条例等の一部改正について    議案第 68号   掛川市火災予防条例の一部改正について    議案第 69号  西中学校校舎増築工事請負契約の締結について    議案第 70号  中央消防署建築主体工事請負契約の締結について
       議案第 71号  中央消防署電気設備工事請負契約の締結について    議案第 72号  掛川市道路線の廃止について    議案第 73号  掛川市道路線の認定について  日程第4    議案第 74号  専決処分の承認を求めることについて(平成26年度掛川市一般会計補正予算(第1号))    議案第 75号  専決処分の承認を求めることについて(掛川市条例等の一部改正)    議案第 76号  専決処分の承認を求めることについて(掛川市都市計画条例の一部改正)    議案第 77号  専決処分の承認を求めることについて(掛川市国民健康保険条例の一部改正)    議案第 78号  専決処分の承認を求めることについて(損害賠償の額の決定及び和解)  日程第5    報告第  1号  平成25年度掛川市一般会計繰越明許費の報告について    報告第  2号  平成25年度掛川市公共下水道事業特別会計繰越明許費の報告について    報告第  3号  平成25年度掛川市病院事業清算特別会計繰越明許費の報告について  日程第6    静岡県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙の件 〇本日の会議に付した事件 ………………………………… 議事日程に掲げた事件に同じ 〇出席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇欠席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者 ………… 出席表のとおり 〇職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………… 出席表のとおり                    議 事                  午前9時30分 開会 ○議長(大石與志登君) ただいまの出席議員は24名です。所定の定足数に達しておりますので、これから平成26年第 2回掛川市議会定例会を開会します。                     開 議 ○議長(大石與志登君) これから本日の会議を開きます。                  表彰・記念品の伝達 ○議長(大石與志登君) 日程に先立ち、全国市議会議長会表彰の表彰状及び記念品の伝達を行います。  去る 5月28日に開催されました第90回全国市議会議長会定期総会におきまして、表彰規程に基づく表彰が行われました。  当市議会においては、内藤澄夫議員市議会議員一般表彰15年表彰を受けられ、記念品が授与されました。  つきましては、表彰状並びに記念品の伝達を行いますので、演壇前にお越しください。内藤澄夫君。              〔20番 内藤澄夫君、演壇前に出る〕 ○議長(大石與志登君) 表彰状 掛川市 内藤澄夫殿  あなたは、市議会議員として15年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第90回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします。       平成26年 5月28日 全国市議会議長会会長 佐藤祐文 代読(拍手)  おめでとうございます。  受賞者から御挨拶をいただきます。  それでは、内藤澄夫君、御挨拶をお願いいたします。 ◆20番(内藤澄夫君) ただいま、15年の市議会議員の表彰の栄を受けさせていただきました。  思い起こしますと、私が42歳のときに旧大須賀の町議会議員になったわけであります。それから22年が過ぎたわけでありますけれども、そんな中でいろいろな出来事がありました。しかし、いろいろな出来事があった中で一番大きな出来事は、この掛川市に合併をするということでありました。このことにつきましては、私の一生の中の思い出というふうにも思っているところであります。  当時、私は、この合併にかかわる大須賀の委員長を仰せつかっていたものであります。なかなか 1市 2町が一つにならなくて、何度か合併協議会を開き、中には夜中の 1時、 2時までも協議会を開いたという経緯もあります。そんなことがありまして、やっと 1市 2町が合併をでき、そして、新しい掛川市ができたということであります。そして、この掛川市ができまして10年を経過しようとしておりますけれども、まだまだこの掛川市が一つになっていないという声をいろいろな皆さんから聞いているところであります。しかし、これもだんだんに解け、融合の中で一つになっていくと確信をしているところであります。  今日まで私を支えていただきました同僚議員の皆さん、そして職員の皆様方、それから当局の役員の皆様、それから、私を支えていただきました選挙民の皆さん、感謝を申し上げまして、今後、私が残すところの議員の生活を精いっぱい頑張って、掛川市のために尽力をしていきたいことをここにお誓い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。(拍手) ○議長(大石與志登君) ありがとうございました。  なお、内藤澄夫議員におきましては、東海市議会議長会及び静岡県市議会議長会からも、市議会議員一般表彰15年表彰を受けられておりますので、あわせて御報告いたします。  それでは、自席へお戻りください。  これから本日の日程に入ります。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(大石與志登君) 日程第 1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定に基づき、議長において、 7番、山本裕三君、18番、桑原通泰君を指名いたします。 △日程第2 会期の決定 ○議長(大石與志登君) 日程第 2、会期の決定を議題といたします。  お諮りします。  今期定例会の会期は、本日から 7月 4日までの24日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 御異議なしと認めます。  したがって、会期は、本日から 7月 4日までの24日間と決定しました。  なお、会期中の会議予定については、お手元に配付しました会期日程表のとおりですので、御承知おき願います。 △日程第3 議案第65号〜議案第73号 ○議長(大石與志登君) 日程第 3、議案第65号から議案第73号までの 9件について一括議題とします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君) 改めまして、おはようございます。   6月定例市議会の開会に際しまして、議案説明の前に行政報告を申し上げます。  初めに、東日本大震災被災地視察について申し上げます。  震災から 3年が経過した被災地の状況を自分の目で確かめ、掛川市の防災対策に役立てるため、 5月 6日から 8日まで、岩手県、宮城県及び福島県の被災地を視察してまいりました。  津波被害の被災地、大槌町、陸前高田市、岩沼市では、それぞれ多重防御による津波対策と復興のまちづくりを推進しており、それぞれ課題を抱えながらも徐々に復興に向かっている状況を確認できました。  今回、初めて視察をした原発災害の被災地であります川内村では、被災時に国・県からの指示が全くない中、全村避難を決意したそうであります。また、富岡町では、復興は手つかずの状態でした。改めて、原発災害の怖さを感じるとともに、「絶対に原発災害を起こしてはいけない」との意を新たにしたところであります。  次に、浜岡原発事故広域避難計画について申し上げます。  原発に対する市民の安全・安心は、福島第一原発事故の検証がされること、使用済み核燃料乾式貯蔵施設が建設されること、核燃料サイクル・高レベル放射性廃棄物の最終処分について、国の方針が示されることなどに加え、広域避難計画が作成されることが大変重要であります。この広域避難計画については、静岡県が来年 3月をめどに策定する予定であります。  今回、福島第一原発事故周辺自治体を視察し、実情を聞いてみると、災害対策本部避難指示以前にテレビ等の情報でほとんどの人が避難してしまうことや、通常20分で移動できるところを三、四時間かかったという状況がわかりました。浜岡原発UPZ圏内(緊急時防護措置を準備する区域)の人口85万人全員が速やかに避難する計画策定は、大変難しいものと考えております。  次に、「掛川市地震・津波対策アクションプログラム2014」と掛川市地震・津波対策基金について申し上げます。  「静岡県第 4次地震被害想定」を踏まえ、死亡者ゼロを目指して策定した「掛川市地震・津波対策アクションプログラム2014」では、78項目の対策を推進してまいります。その中でも最大の課題である津波に対する施設整備に関しましては、中東遠農林事務所と連携の上、国土交通省浜松河川国道事務所民間事業者の協力を得て、海岸防災林の強化に向けた「掛川モデル」の試験施工を沖之須地区において行えるよう、検討調整を進めてまいりました。  このたび、基本スキームや役割分担についておおむね合意が得られましたので、森林法の手続等が整い次第、早期に関係機関と協定の締結を行い、事業に着手してまいります。詳細につきましては、本日開催予定の全員協議会で説明をさせていただきます。  また、昨年10月から開始しました地震・津波対策基金につきましては、多くの協力をいただき、現在までに 6,400万円ほどの御寄附が寄せられました。御支援に感謝を申し上げます。  今後も、掛川市地震・津波寄附金推進委員会を中心に募金活動を積極的に推進し、防災対策の強化に全力で取り組んでまいります。  次に、 4月 4日に議会基本条例に基づきまして、市議会から政策提言書をいただきました。   1点目の「水道事業に係る提言」、 2点目の「中東遠総合医療センターの充実に係る提言」は、いずれも熟慮された具体的提言でありますので、速やかに実施方法等を取りまとめ、市議会に御報告させていただきます。  次に、JR東海リニア中央新幹線の評価書について申し上げます。  JR東海は、中央新幹線環境影響評価準備書面に対する静岡県知事の意見を受け、中央新幹線建設に伴う環境影響評価書を平成26年 4月23日、国土交通省と環境省に提出しました。懸念されるトンネル掘削による大井川の流量毎秒 2トンの減少に対しては、トンネル内の湧水を防止する覆工コンクリート防水シートなどの環境保全措置を実施することから河川流量の減少量を少なくできるとし、また、減少して水利用に影響が出る場合は、代替水源確保などの環境保全措置を関係者と協議の上、実施するとの計画を発表しました。  しかし、トンネル工事の影響に対する環境監視体制は十分なものとはなっておりません。今後は、 4月22日に設立された「静岡県中央新幹線環境保全連絡会議」を通して、河川流量の減少など、環境に与える影響を軽減する要望を関係市町とともに積極的に行ってまいります。  次に、お茶の生産状況と市場の状況及び世界農業遺産「静岡の茶草場農法推進協議会の活動について申し上げます。  初めに、お茶の生産状況と市場状況につきましては、昨年よりも 1週間ほど遅く、ほぼ例年並みに始まりました。一番茶の生産状況でありますが、昨年のような凍霜害による大幅な収量減はないものの、例年と比較するとやや少な目とのことであります。  価格につきましても、昨年よりも 1割程度、例年と比較してもやや低いとのことで、茶況につきましては、依然、厳しい状況が続いておりますので、消費拡大並びに販路拡大の開拓に努めてまいります。  次に、世界農業遺産「静岡の茶草場農法推進協議会の活動につきましては、平成25年 9月より茶草場農法実践者認定制度の運用が開始され、 5月末日現在、 4市 1町の範囲で79件、 530戸、掛川市では33件、 252戸が茶草場農法実践者として認定され、その製品については好評を得ていると伺っております。  今後も、国内の世界農業遺産認定の 5県などと連携を図り、首都圏でのPRイベント等を実施し、茶草場農法の周知を図ってまいります。  また、お茶を切り口に、掛川市のメロン、イチゴなど他の農産物の一層のブランド化消費拡大にもつなげてまいります。  次に、内陸フロンティア構想の関連事項について申し上げます。  静岡県では、防災・減災と地域成長を両立させた魅力ある地域づくりを実現する、「内陸のフロンティア」を開く取り組みを県下全域へ波及・拡大させ、市町の取り組みや事業の具体化を強化するため、平成26年度に「内陸フロンティア推進区域」の制度を創設いたしました。本制度は、「内陸フロンティア」全体構想の実現のために、市町の申請に基づき、県版特区として静岡県が指定するものであります。  掛川市では、推進区域の指定による「県の支援策」を積極的に活用するため、これまで事業化に向け取り組んできた新東名高速道路沿線上西郷地区、寺島・幡鎌地区、倉真第 2パーキングエリアの内陸部 3カ所、平野部では東部の新エコポリスの隣接地の新エコ第 3期地区、南部のシオーネ北側の大坂・土方地区の合わせて 5カ所を申請し、 6月 3日に県より全区域の指定をいただきました。  次に、環境首都創造ネットワークの国への要望について申し上げます。  掛川市を初め、愛知県新城市、奈良県生駒市など17の市町や環境活動に取り組む16の非政府組織(NGO)及び 6人の研究者により組織された「環境首都創造ネットワーク」が、昨年11月 6日から 7日に全国フォーラムを掛川市で開催いたしました。  このフォーラムにおける成果をまとめ、地域の特性や主体性を生かした再生可能エネルギーの推進などを求める提言書を本年の 4月14日に、新城市長、生駒市長ほかとともに環境省と経済省に提出をいたしました。  環境省では、地球環境局長に対し、私から「新エネルギー基本計画が閣議決定されましたが、再生可能エネルギーの拡大については、国としてさらなる推進をお願いしたい」と直接、提言書を手渡すとともに、要望をしてきたところであります。
     掛川市としましても、引き続き大須賀区域メガソーラー設置の推進を初め、個人住宅や地域の公会堂への太陽光発電施設の設置を進めるなど、再生可能エネルギーの拡大に努めてまいります。  次に、駅前再開発事業進捗状況と今後の予定について申し上げます。  掛川駅前東街区第一種市街地再開発事業の進捗につきましては、昨年 9月に組合設立後、組合発注により建築物実施設計を終え、現在、権利変換計画を策定しております。また、より掛川らしい魅力ある商業施設とするため、運営の中心となる「株式会社弥栄かけがわ」の若手経営陣により、商業施設の運営方式を不動産賃貸から売上歩合方式に変更を行いました。このため、経済産業省への補助金申請が 6月の二次募集となり、工事が 2カ月ほど先送りされる見込みと伺っております。  工事につきましては、 8月後半から解体工事に入り、商業施設立体駐車場の完成が平成27年 9月、マンション棟の完成が平成28年 6月になる予定と伺っております。  今後は、中心市街地の活性化の観点から、駅周辺駐車場のあり方を課題として検討してまいります。  次に、ステンドグラス美術館について申し上げます。  このたび、掛川市横須賀の鈴木政昭氏から寄贈されますステンドグラスと美術館の建設計画が、おおむねまとまりましたので御報告いたします。  鈴木氏から寄贈予定のステンドグラスの評価につきましては、日本のステンドグラス研究の第一人者でありますステンドグラス作家、志田政人氏の評価では、寄贈品の多くが19世紀のイギリスの作品であり、国内の美術館には展示されていない最高級の作品との評価をいただいております。寄贈品は19世紀のステンドグラスを初め、70点ほどの予定であります。  また、美術館の建築では、建設地周辺の歴史・文化ゾーンにふさわしく、景観にも配慮され、外観の色使いは、日本瓦の黒、しっくい壁の白、木材のこげ茶を基本にしたと伺っております。今月13日には、地鎮祭を予定しております。建築工事は12月に完了し、平成27年 3月の開館を予定しております。開館後は、掛川市の新たな観光資源として掛川城周辺の入り込み客の増加につながるものと楽しみにしております。  次に、掛川城周辺施設南体育館指定管理の運営状況について申し上げます。  初めに、掛川城周辺では、積極的なイベントの開催と新聞折り込みやグループ全体によるPR効果により、 4月の入館者数は、前年度対比で 558人ふえました。休館日をなくして年中無休とし、これまでできなかった竹の丸を含めたセット券の販売や飲食の提供も計画しております。  今後は、二の丸美術館や大日本報徳社中央図書館などと連携を図り、掛川城周辺をひとつのテーマパークとして回遊できるようにし、利用者の利便性を高め、文化財を活用した交流とにぎわいの創出を図りたいと思っております。  次に、掛川市南体育館(し〜すぽ)についてでありますが、 5月31日まで59日間の利用状況は、利用者総数 7,905人、 1日平均 134人でありました。今回の指定管理者共同体の一翼を担う「NPO法人掛川市体育協会」は、地域に根差したスポーツ振興の担い手であり、もう一方の「ミズノスポーツサービス株式会社」は、全国的に施設管理の実績とブランド力があります。今後、両者の能力を最大限に発揮して、市民満足度の高い施設となるよう、市民、各種団体への呼びかけや企業訪問など、積極的なPR活動を行い、利用促進に努めてまいります。  次に、第 3期行財政改革審議会について申し上げます。  第 3期行革審は、平成21年11月から平成23年11月までの第 1期、平成24年 4月から平成26年 3月までの第 2期を引き継ぎ、 4月30日に開催した第 3期の最初の審議会において、私から「第 2次掛川市行財政改革プランの進行管理について」を諮問したところであります。  また、この第 3期では「起承転結」の「転」の位置づけと考えており、掛川市職員が自発的、自律的に業務の改革が行えるような環境づくりを行い、市業務の質の転換を進めていきたいと考えております。  次に、情報化統括責任者(CIO)補佐監への期待について申し上げます。  日々、高度化する情報通信技術に対応するとともに行政業務にも積極的に取り入れていくため、情報システムの構築等に高い見識を持つ情報化統括責任者(CIO)補佐監を民間から招聘いたしました。庁内情報システムの再構築や情報セキュリティ部門技術支援と助言をお願いするとともに、先進的なICTを活用した業務改善の提案や、職員の能力向上につながる指導をお願いするものであります。これらの技術支援と助言によって、掛川市の情報施策のさらなる充実が図られ、民間事業との連携による情報通信分野の拡大・拡充が期待されます。  次に、空き家等の適正管理に関する条例の施行開始と効果について申し上げます。  空き家の所有者に適正な管理を促すため、行政代執行も視野に入れた同条例がこの 4月から施行されました。これと相前後して、以前より問題となっていた市内の老朽空き家が所有者により自主的に撤去され、また、条例施行後にも撤去された事例があるとのことであります。条例制定による効果が出てきていると考えております。  老朽空き家の所有者は、様々な事情を抱えている場合もあり、これらにも配慮しつつ、今後も条例に基づき適正な空き家の管理を指導してまいります。  次に、臨時福祉給付金事業子育て世帯臨時特例給付金事業の実施について申し上げます。  この 2つの給付金は、消費の引き上げに際して、負担の多い世帯への影響を緩和するものであります。まず臨時福祉給付金でありますが、住民が課税されていない低所得者に対し、 1人につき 1万円、老齢基礎年金受給者等には 1万 5,000円を支給します。また、子育て世帯臨時特例給付金につきましては、児童手当受給世帯の対象児童 1人につき 1万円を支給いたします。掛川市では、この 2つの給付金の申請を 7月から 3カ月間受け付け、その後支給を行う予定であります。広報 7月号や市ホームページへの掲載等、積極的に周知し、給付金を確実に支給してまいりたいと思っております。  次に、消費増税の影響と対策について申し上げます。  掛川市におきましては、工業製品等の地産地消とともに、建設工事等前倒し発注を推進しているところでありますが、 4月の議会全員協議会で申し上げました上半期の発注目標70%に対する現在の進捗状況は、 6月 6日現在で19%となっております。  今後も全庁的に前倒し発注に努めるとともに、市内の各種団体、事業所などへ協力の呼びかけを積極的に行ってまいります。  次に、第 9回掛川・新茶マラソンについて申し上げます。   4月13日に「つま恋」をスタート・ゴールとして開催された同マラソンエントリー数は 1万 460人、うちフルマラソンは 6,786人といずれも過去最大でありました。新茶の香りと緑豊かな掛川の里を全国に広める、絶好の機会となっております。  また、フルマラソンの部では、掛川市民として初めて山内英昭さんが優勝しました。このマラソンを通して、市民のスポーツへの関心の輪を広げ、スポーツによるまちづくりを推進したいと考えております。  最後に、JR掛川木造駅舎完成記念について申し上げます。   4月26日に行われました「JR掛川木造駅舎完成記念式典」には多くの市民、関係者の皆様の御出席をいただき、盛大に開催することができ、まことにありがとうございました。  また、式典当日は、駅舎の保存活動にゆかりのあるキャロライン・ケネディ米国駐日大使の代理として御出席をいただいた、名古屋米国領事館のハリー・サリバン首席領事からケネディ大使のメッセージを代読していただき、式典に花を添えていただきました。式典後、首席領事とともに市民によるパレードを行い、駅通りの歩行者天国でのイベントと合わせて木造駅舎の完成を盛大にお祝いできました。なお、この記念式典までの写真、記事等も含めた記念誌の作成を行い、配布をする予定でおります。  今後、協働の力によって修復された、この風格ある掛川駅木造駅舎を掛川市の「木の文化のまちづくり」推進のシンボルとして、また、駅利用者思い出遺産として、末永く後世に引き継いでまいります。  以上、行政報告とさせていただきます。  それでは、ただいま上程されました議案第65号から議案第73号までの 9件につきまして、一括御説明申し上げます。  最初に、議案第65号、平成26年度掛川市一般会計補正予算(第 2号)については、歳入歳出それぞれ 1,944万 2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を 447億 7,344万 2,000円とするものであります。  補正の主な内容といたしましては、ステンドグラス美術館開館準備費の追加 1,100万円のほか、中央図書館施設管理費 730万円の増、がん検診事業費 746万 4,000円の増などであります。  なお、今回の補正の財源は、国庫支出金 350万 2,000円の増、県支出金 1,594万円の増であります。  次に、議案第66号、掛川市証人等の実費弁償に関する条例の一部改正については、地方自治法の一部改正に伴い、同法の改正箇所を引用する条文について字句の整理を行うため、条例の一部を改正するものであります。  次に、議案第67号、掛川市条例等の一部改正については、地方税法の改正に伴い、市民法人割の税率の引き下げ、軽自動車の税率の引き上げ等をするため、条例の一部を改正するものであります。  次に、議案第68号、掛川市火災予防条例の一部改正については、平成25年 8月に京都府で発生した福知山花火大会火災を踏まえた消防法施行令の一部改正に伴い、消火器の準備規定等を加えるため、条例の一部を改正するものであります。  次に、議案第69号、西中学校校舎増築工事請負契約の締結については、一般競争入札により、 1億 6,308万円で、掛川市二瀬川 4番 1号、川島・金田特定建設工事共同企業体代表者、株式会社川島組代表取締役社長、川島達也と請負契約を締結するため、地方自治法第96条第 1項第 5号の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第70号、中央消防署建築主体工事請負契約の締結については、一般競争入札により、 7億 3,440万円で、掛川市二瀬川 4番 1号、川島・山本・尾崎特定建設工事共同企業体代表者、株式会社川島組代表取締役社長、川島達也と請負契約を締結するため、地方自治法第96条第 1項第 5号の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第71号、中央消防署電気設備工事請負契約の締結については、一般競争入札により、 1億 5,660万円で、掛川市国安 902番地の 5、浜電・三和特定建設工事共同企業体代表者、浜電工業株式会社代表取締役、松田良克と請負契約を締結するため、地方自治法第96条第 1項第 5号の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第72号、掛川市道路線の廃止については、既設市道の組みかえに伴う路線廃止で、今回廃止をお願いするのは 2路線であります。  最後に、議案第73号、掛川市道路線の認定については、宅地造成等に伴う道路の路線認定で、今回認定をお願いするのは 4路線であります。  以上、9件について、一括御説明を申し上げましたが、議案第65号から議案第68号までの 4件につきましては、引き続き、担当部長が補足の説明をいたしますので、御審議くださるよう、よろしくお願い申し上げます。  以上であります。 ○議長(大石與志登君) 次に、補足説明を求めます。  議案第65号から議案第67号の 3件について、廣畑総務部長。               〔総務部長 廣畑雅己君 登壇〕 ◎総務部長[理事](廣畑雅己君) 私からは、議案第65号から議案第67の 3件について補足説明させていただきます。  最初に、議案第65号、平成26年度掛川市一般会計補正予算(第 2号)について補足説明いたします。  議案書の 1ページをお願いします。  第 1条は、歳入歳出予算の補正ですが、歳入歳出それぞれ 1,944万 2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ 447億 7,344万 2,000円とするものです。  以下、事項別明細書により説明させていただきます。   8ページをお願いします。  まず歳入ですが、14款国庫支出金、 2項 3目衛生費国庫補助金 350万 2,000円の増の主なものは、説明欄 2つ目の、働く世代の女性支援のためのがん検診推進事業補助金 588万 9,000円の追加で、平成21年度から24年度までに実施した無料の子宮頸がん、乳がん検診の未受診者で、かつ過去 5年間の市のがん検診未受診者を対象に、新たに無料がん検診を実施するもので、事業費の 2分の 1が国から補助されるものです。  10ページをお願いします。  15款県支出金、 2項 2目民生費県補助金、 5節介護保険推進事業費県補助金 405万 3,000円の増は、歳出において、葛川地内の小規模多機能型居宅介護施設「あいの街 葛川」に対して、スプリンクラー等整備費用の補助を行うもので、事業費全額が県から補助されるものであります。   7節子育て支援費県補助金 438万円の増は、地域における少子化対策強化のため、地域独自の先駆的な取り組みを行う事業に交付されるもので、 3歳までの子供のいる家庭を対象とした、子育てコンシェルジュ事業を新たに実施するものであります。  12節生活保護費県補助金 324万 5,000円の増は、来年 4月の生活困窮者自立支援法施行に向け、生活困窮者の早期自立を支援するための自立相談支援事業等について、本年度、県のモデル事業として補助採択を受けて実施するもので、事業費全額が県から補助されるものです。   3目衛生費県補助金 117万円の増は、不妊に悩む夫婦に対して、人工授精による不妊治療費の一部を市が助成するもので、助成費用の 7分の 2が県補助金として交付されるものであります。   6目商工費県補助金99万 2,000円の増は、近年、多様化、複雑化する消費生活相談の体制強化を目的とする消費者行政活性化事業に対して、県から補助金が交付されるもので、歳出において、消費者被害を未然に防ぐための啓発講座開催経費などを追加するものであります。  12ページをお願いします。   3項 6目教育費委託金 210万円の追加は、国から道徳教育抜本的改善・充実支援事業の委託を受けた県教育委員会が、桜が丘中学校区を推進地域として本市に再委託するもので、歳出において、報徳の教えや、かけがわ道徳の実践など、地域に根差した創意工夫ある道徳教育に取り組むための経費を追加するものであります。  14ページをお願いします。  ここから歳出ですが、歳入での説明と重複する部分につきましては、補足を省略させていただきます。   3款民生費、下段の 2項 1目子育て支援費、説明欄 2の (1)、放課後児童健全育成事業費 190万円の増は、城北小学童保育所をクラブハウスへ移転するに当たり、クラブハウス利用団体との協議により施設の改修範囲が拡がることとなったため、施設修理費を増額するものであります。  少し飛びまして、22ページをお願いします。  10款教育費、下段の 5項 4目図書館費 730万円の増は、地元区から要望のございました中央図書館周辺の交通渋滞解消対策として、駐車場出入り口の改修などを実施するものであります。   8目ステンドグラス美術館開館準備費 1,100万円の追加は、来年 3月の開館に向けて、美術館建設用地の整地、擁壁工事や、専門家によるステンドグラスの歴史的価値の調査を実施するものであります。  26ページをお願いします。  13款予備費です。  今回 1,868万 9,000円を減額し、本補正予算の財源の一部とするもので、補正後の総額につきましては 1億 145万 5,000円となり、今後の財政需要に対応する財源として留保させていただくものです。  以上で、議案第65号、平成26年度掛川市一般会計補正予算(第 2号)の補足説明とさせていただきます。  続きまして、議案第66号、掛川市証人等の実費弁償に関する条例の一部改正について補足説明を申し上げます。  議案書29ページをお願いします。  今回の条例改正は、地方自治法の一部改正に伴い、条例の一部を改正するものです。  30ページをお願いします。  従来、市議会の常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会は別々の条で規定されていましたが、法改正により一つの条にまとめられたため、同法の改正箇所を引用する条文について整合を図るものです。  新旧対照表をごらんください。  改正箇所は、第 2条第 3号です。  改正前の地方自治法において第 109条第 4項及び第 5項に規定されていた常任委員会の事項が、改正後は第 115条の 2に対応することとなり、改正前は第 109条の 2第 4項と第 110条第 4項に規定されていた議会運営委員会と特別委員会に関する規定が、改正後は、第 109条第 5項に対応することとなったため、条文について字句の整理が必要となり、条例の一部を改正するものであります。  本条例は、公布の日から施行いたします。  以上で議案第66号の補足説明とさせていただきます。  続きまして、議案第67号、掛川市条例等の一部改正について、補足説明をさせていただきます。  議案書の31ページをお願いします。  これは、地方税法の一部改正に係る法律が平成26年 3月31日に公布されたことにより、掛川市条例の一部を改正するものです。  32ページの新旧対照表をごらんください。  まず、第14条についてですが、法人税法において、外国法人の恒久的施設が定義されたことに伴う所要の規定の整備です。  最下段、第22条につきましては、地方法人の創設に対応して、法人割の標準税率及び制限税率が引き下げられたことに伴う所要の規定の整備で、標準税率を12.3%から 9.7%に引き下げるものです。  33ページ、第45条については、法人税法において、外国法人に係る外国税額控除制度が新設されることに伴う規定の整備、第48条については、同じく、外国法人に係る申告納付制度が規定されることに伴う所要の規定の整備です。  34ページ中段の第94条については、地方税法の改正に合わせて、軽自動車の税率を引き上げるものです。  第 1号の原動機付自転車につきましては、標準税率を約 1.5倍に引き上げ、次ページ第 2号では、軽四輪車及び小型特殊自動車の標準税率を自家用車は、 1.5倍、その他は約1.25倍に引き上げるものです。  第 1号、第 2号とも、平成27年 4月 1日からと施行日を定めております。  最下段の附則第31条の 2につきましては、法規定の新設に合わせて創設されたもので、初めて車両番号の指定を受けてから13年を経過した 3輪以上の軽自動車に対する重課の規定を定めたものです。  次ページ、第47条から第48条の東日本大震災に係る特例については、総務省の通知により削除し、第49条を繰り上げたものです。  40ページの第 2条及び第 3条の掛川市条例の一部を改正する条例の一部改正につきましては、法律改正に合わせて所要の整備を行うとともに、次ページ、附則第 1条で施行期日を定め、附則第 2条で市民について、附則第 3条で軽自動車について、それぞれ経過措置を設けたものです。  そのほか、地方税法の改正に合わせてそれぞれ規定の整備を行ったものです。
     以上、議案第67号の補足説明とさせていただきます。  以上で、議案第65号から議案第67号の 3件につきまして、補足説明をさせていただきました。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大石與志登君) 次に、議案第68号について、萩田消防長。                〔消防長 萩田秀之君 登壇〕 ◎消防長(萩田秀之君) 私からは、議案第68号、掛川市火災予防条例の一部改正について補足説明申し上げます。  議案書の43ページをお願いいたします。  今回の改正は、平成25年 8月15日、京都府福知山市において、多数の死傷者が発生した福知山花火大会火災を踏まえ、大規模な催しが行われる際の安全を確保するため、消防法施行令の一部改正が行われたことに伴い、掛川市火災予防条例の一部改正をするものであります。  44ページをお願いします。  改正の内容としましては、新旧対照表に記載されておりますが、第26条第 1項に新たに第10号を加え、祭礼、縁日、花火大会、展示会その他の多数の者の集合する催しに際して、対象火気器具等を使用する場合にあっては、消火器の準備をした上で使用することとします。  45ページでは、第64条に新たに第 6号を加え、祭礼、縁日、花火大会、展示会その他の多数の者の集合する催しに際して行う露店等の開設行為をしようとする者は、あらかじめ、その旨を消防長に届け出なければならないとします。  なお、この条例の施行日を、平成26年 8月 1日といたしました。  以上で、議案第68号の補足説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大石與志登君) 以上で提案理由の説明は終わりました。  本 9件の議案に対する質疑は、 6月26日開催の本会議で行います。 △日程第4 議案第74号〜議案第78号 ○議長(大石與志登君) 日程第 4、議案第74号から議案第78号までの 5件について一括議題とします。  提出者より提案理由の説明を求めます。市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君) ただいま上程されました議案第74号から議案第78号までの 5件につきまして、一括して御説明を申し上げます。  最初に、議案第74号、専決処分の承認を求めることについては、地方自治法第 179条第 1項の規定に基づき、平成26年度掛川市一般会計補正予算(第 1号)について、平成26年 4月 7日をもって専決処分したので、同条第 3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります。  平成26年度掛川市一般会計補正予算(第 1号)については、掛川市立総合病院において発生した医療事故に係る損害賠償請求事件について、平成26年 4月 7日に原告との間で和解が成立したことから、和解金の支払い及び保険金の受け入れに係る補正予算を専決処分させていただいたもので、歳入歳出それぞれ 400万円を追加し、歳入歳出予算の総額を 447億 5,400万円とするものであります。  補正の内容といたしましては、歳入に病院賠償責任保険金 400万円を追加し、歳出に損害賠償請求訴訟和解金 400万円を追加するものであります。  次に、議案第75号、専決処分の承認を求めることにつきましては、地方自治法第 179条第 1項の規定に基づき、掛川市条例等の一部改正について、平成26年 3月31日をもって専決処分したので、同条第 3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります。  次に、議案第76号、専決処分の承認を求めることについては、地方自治法第 179条第 1項の規定に基づき、掛川市都市計画条例の一部改正について、平成26年 3月31日をもって専決処分したので、同条第 3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります。  次に、議案第77号、専決処分の承認を求めることにつきましては、地方自治法第 179条第 1項の規定に基づき、掛川市国民健康保険条例の一部改正について、平成26年 3月31日をもって専決処分したので、同条第 3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります。  最後に、議案第78号、専決処分の承認を求めることにつきましては、地方自治法第 179条第 1項の規定に基づき、平茂21年 6月 8日に掛川市立総合病院において発生した医療事故に伴う損害賠償の額を定め、和解することについて、平成26年 4月 7日をもって専決処分したので、同条第 3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。  以上、 5件について一括して御説明申し上げましたが、議案第75号から議案第77号までの 3件については、担当部長が補足説明いたしますので、御審議くださるようよろしくお願い申し上げます。  以上であります。 ○議長(大石與志登君) 次に、補足説明を求めます。  まず、議案第75号及び議案第76号について、廣畑総務部長。               〔総務部長 廣畑雅己君 登壇〕 ◎総務部長[理事](廣畑雅己君) 私からは、議案第75号及び議案第76号の 2件について補足説明させていただきます。  まず、議案第75号、専決処分の承認を求めることについて補足説明いたします。  議案書77ページをお願いします。  これは、地方税法の一部改正に係る法律が平成26年 3月31日に公布されたことにより、平成26年 4月 1日施行分について専決処分しました、掛川市条例等の一部改正について承認を求めるものです。  80ページをごらんください。  まず、新旧対照表をごらんください。  附則第10条から第12条については、総務省の通知により削除したものです。  85ページをお願いします。  中段の附則第15条については、肉用牛の売却による農業所得の課税の特例について、適用期限を 3年間延長するものです。  次の附則第17条の 2については、浸水防止用設備、ノンフロン製品等に係る課税標準額の軽減割合を定めるもので、わがまち特例の拡充に伴うものです。  次ページの附則第18条については、耐震改修が行われた不特定多数の者が利用する大規模建築物等に対する減額措置が創設されたことに伴い改正するものです。  附則第35条につきましては、優良住宅地の造成等のために土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る課税の特例について、適用期限を 3年間延長するものです。  このほか、地方税法の一部改正に伴い、条ずれ等規定の整備を行うものです。  なお、本条例は、平成26年 4月 1日から施行することといたしました。  以上、議案第75号、専決処分の承認を求めることについての補足説明とさせていただきます。  続きまして、議案第76号、専決処分を求めることについて補足説明をさせていただきます。  91ページをお願いします。  これは、地方税法等の一部を改正する法律が平成26年 4月 1日から施行されたことに伴い、掛川市都市計画条例に所要の改正を行うものです。  94ページをお願いします。  改正の内容は、固定資産等の課税標準の特例を定めた地方税法附則第15条の条項が変更されたことに伴い、字句の整理をするものです。  なお、本条例は、平成26年 4月 1日から施行することといたしました。  以上、議案第76号の補足説明とさせていただきます。  以上で、議案第75号及び議案第76号の補足説明をさせていただきました。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大石與志登君) 次に、議案第77号について、齋藤健康福祉部長。              〔健康福祉部長 齋藤善久君 登壇〕 ◎健康福祉部長(齋藤善久君) 私からは、議案第77号、専決処分の承認を求めることについて補足説明を申し上げます。  議案書の95ページをお願いいたします。  これは、平成26年 3月31日付で地方税法施行令の一部が改正されたことに伴い専決処分をいたしました、掛川市国民健康保険条例の一部改正について、承認を求めるものでございます。  改正内容は、国民健康保険の軽減対象となる世帯を拡充するものでございます。  98ページをお願いいたします。  まず、第24条の改正につきましては、同条で引用する地方税法施行規則の条項が変更されましたので、これに合わせて改正を行うものでございます。  次に、第27条第 2号では、右側、99ページの上にございますように、均等割額と平等割額の 5割軽減賦課基準の算定におきまして、対象となる被保険者数に世帯主を加えるものでございます。  また、次の第 3号では、 2割軽減賦課基準の算定の基準所得額を、35万円から45万円に10万円引き上げるものでございます。  本条例は、附則におきまして施行日を平成26年 4月 1日からと規定しております。  なお、平成25年度分までの国民健康保険につきましては従前のとおりでございます。  以上で議案第77号の補足説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大石與志登君) 以上で提案理由の説明は終わりました。  本 5件の議案に対する質疑は、 6月26日開催の本会議で行います。  この際、しばらく休憩とします。                 午前10時33分 休憩                 午前10時45分 開議 ○議長(大石與志登君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第5 報告第 1号〜報告第 3号 ○議長(大石與志登君) 日程第 5、報告第 1号から報告第 3号までの 3件について一括議題とします。  提出者から説明を求めます。市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君) ただいま上程されました報告第 1号から報告第 3号までの 3件について、一括御説明を申し上げます。  最初に、報告第 1号、平成25年度掛川市一般会計繰越明許費の報告については、本年 2月議会において議決をいただきました繰越明許費23件について、地方自治法施行令第 146条第 2項の規定により、裏面繰越計算書のとおり報告するものであります。  次に、報告第 2号、平成25年度掛川市公共下水道事業特別会計繰越明許費の報告については、本年 2月議会において議決をいただいた繰越明許費について、地方自治法施行令第 146条第 2項の規定により、裏面繰越計算書のとおり報告をするものであります。  最後に、報告第 3号、平成25年度掛川市病院事業清算特別会計繰越明許費の報告については、本年 2月議会において議決をいただいた繰越明許費について、地方自治法施行令第 146条第 2項の規定により、裏面繰越計算書のとおり報告するものであります。  以上、 3件について一括御報告を申し上げました。 ○議長(大石與志登君) 以上で説明は終わりました。  これから質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、これを許します。  この際、一言申し上げます。質疑については、第 1回目は議員及び答弁者はいずれも登壇することとし、 2回目以降の再質疑については、いずれも自席にて起立の上、お願いすることにします。  それでは、19番、鷲山喜久君、御登壇ください。                〔19番 鷲山喜久君 登壇〕 ◆19番(鷲山喜久君) 通告に従って 1回目の質疑を始めます。  平成26年市議会 6月定例会議案書の 105ページから報告第 1号、平成25年度掛川市一般会計繰越明許費の報告について、議案書の 106ページから 108ページにかけて、平成25年度掛川市一般会計繰越明許費繰越計算書によると、繰越科目は全部で23件あります。そのうち、14件が第 8款の土木費です。繰り越しを必要とする理由は一般的には用地買収が多いが、この14件は、それ以外にどんな理由で繰り越しを必要とするか伺います。  以上で質疑を終わります。 ○議長(大石與志登君) 答弁願います。市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君) 鷲山議員にお答えをいたします。  繰越明許費23件のうち、第 8款土木費14件の繰り越し理由についてでございますが、主な理由により分別いたしますと、用地買収に係るものが 3件、物件移転補償の交渉に日時を要したものが 3件、それから、静岡県やNTTなど関係機関との協議に日数を要したものが 7件、さらに、国の補正予算に補助採択されたことにより、年度内の事業期間が確保できなかったものが 1件でございます。  以上であります。 ○議長(大石與志登君) 再質疑ありますか。19番、鷲山喜久君。 ◆19番(鷲山喜久君) 質問に対して今お答えいただいたものですから、大まかにはわかるわけですが、 2回目の質疑として、 1回目の質疑を深める立場から質疑を行います。  市長、議案書の 106ページ、 107ページをお持ちでしたら見ていただきたいんですが、よろしいですか。  ここに、特に 107ページの上から 3段目、43万 5,000円と、財源は一般財源で43万 5,000円と、最下段の 1,900万円、一般財源 1,900万円と、こういうことですが、 2つを質問しますと時間がかかりますので、上のほうの金額の少ない43万 5,000円、これが金額はわずか、財源は一般財源、国を頼らない、こういうお金で繰越明許をせざるを得ないと。これは、恐らく推測ですが、用地買収の関係でおくれているんじゃないかなと。私の言いたいのは、43万円とごくわずかなお金ですけれども、相当交渉が難航しているのかどうかということだけ質疑をいたします。
     以上で 2回目を終わります。 ○議長(大石與志登君) 答弁願います。廣畑総務部長。 ◎総務部長[理事](廣畑雅己君) 歩道改良事業の進捗の件でございますが、この歩道改良事業につきましては、用地買収に伴いまして浄化槽の移転が必要となりました。この浄化槽の復旧方法について、地権者の方と協議・交渉を重ねたわけですけれど、非常にアパートの浄化槽ということで大きなものでしたので時間を要しまして、最終的には子供の安全確保ということで、地権者の方の御了解はいただきまして、本年 1月に契約をすることができました。しかし、その登記に関しましても、手続の中で結構時間を要する項目もございまして、そのため、年度内の登記が見込めないということで繰り越しをさせていただいたものです。  以上でございます。 ○議長(大石與志登君) 再々質疑はありますか。 ◆19番(鷲山喜久君) 結構です。 ○議長(大石與志登君) 以上で19番、鷲山喜久君の質疑を終わります。  これにて質疑を終結します。  以上で、本 3件の報告を終わります。 △日程第6 静岡県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について ○議長(大石與志登君) 日程第 6、静岡県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。  静岡県後期高齢者医療広域連合議会につきましては、広域連合規約第 7条の規定により、市議会議員から 6名を選出することになっております。  このたび、選出すべき議員のうち 3人が欠員となり、その補充のため候補者を募ったところ、 4人となりましたので、選挙が行われるものであります。  この選挙は、広域連合規約第 8条の規定により、県内全ての市議会の選挙における得票総数により当選人を決定することになりますので、掛川市議会会議規則第32条第 2項に規定する当選人への告知は行いません。  この際、お諮りします。  選挙結果の報告につきましては、会議規則第32条第 2項の規定にかかわらず、有効投票のうち候補者の得票数までを報告することといたしたいと思いますが、御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 御異議なしと認めます。  よって、選挙結果の報告につきましては、会議規則第32条第 2項の規定にかかわらず、有効投票のうち候補者の得票数までを報告することに決定しました。  選挙は投票で行います。                     議場閉鎖 ○議長(大石與志登君) 議場の閉鎖を命じます。                   候補者名簿配付 ○議長(大石與志登君) ただいまの出席議員は24名であります。  候補者名簿を配付いたします。 ○議長(大石與志登君) 候補者名簿の配付漏れはありませんか。  配付漏れなしと認めます。                    投票用紙配付 ○議長(大石與志登君) 投票用紙を配付いたします。 ○議長(大石與志登君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。  配付漏れなしと認めます。                    投票箱点検 ○議長(大石與志登君) 投票箱を点検します。  異状なしと認めます。 ○議長(大石與志登君) 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて、議席番号 1番の議員から順次投票を願います。  それでは、事務局長から点呼いたします。 ◎議会事務局長(赤堀哲君) それでは、お名前を申し上げますので、順次投票をお願いいたします。   1番、大石與志登議長、 2番、雪山敏行議員、 3番、大石 勇議員、 4番、松本 均議員、 5番、窪野愛子議員、 6番、小沼秀朗議員、 7番、山本裕三議員、 8番、渡邊久次議員、 9番、二村禮一議員、10番、野口安男議員、11番、大場雄三議員、12番、草賀章吉議員、13番、中上禮一議員、14番、鈴木久男議員、15番、山本行男議員、16番、山崎恒男議員、17番、榛葉正樹議員、18番、桑原通泰議員、19番、鷲山喜久議員、20番、内藤澄夫議員、21番、鈴木正治議員、22番、竹嶋善彦議員、23番、高木敏男議員、24番、堀内武治副議長。 ○議長(大石與志登君) 投票漏れはありませんか。  投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。                     開  票 ○議長(大石與志登君) 開票を行います。会議規則第31条第 2項の規定により、立会人に、 2番、雪山敏行君及び 8番、渡邊久次君を指名いたします。  よって、両君の立ち会いを願います。                   選挙結果の報告 ○議長(大石與志登君) 選挙結果を報告いたします。  投票総数24票。これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち有効投票24票、無効投票ゼロ。有効投票のうち、飯田正志君ゼロ票、石上顕太郎君ゼロ票、秋田 稔君22票、大石信生君 2票。  以上のとおりであります。                     議場開鎖 ○議長(大石與志登君) 議場の閉鎖を解きます。 ○議長(大石與志登君) 以上で本日の日程全部を終了いたしました。  この際、お諮りいたします。  議事の都合により、12日から23日までの12日間は休会したいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石與志登君) 御異議なしと認めます。  したがって、12日から23日までの12日間は休会することに決定しました。  来る24日は、午前 9時から本会議を開き、一般質問を行います。  本日はこれにて散会します。                 午前11時08分 散会...