島田市議会 2018-03-13
平成30年3月13日厚生教育常任委員会−03月13日-01号
議案第28号 島田市
国民健康保険条例及び島田市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について
議案第35号 島田市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について
2.その他
出席委員(7人)
委員長 杉 野 直 樹 副委員長 村 田 千鶴子
委 員 大 関 衣 世 委 員 大 村 泰 史
委 員 横 山 香 理 委 員 藤 本 善 男
委 員 伊 藤 孝
欠席委員(なし)
説明のために出席した者
健康福祉部長 横田川 雅 敏
福祉課長 岡 部 隆 祥
長寿介護課長 酒 井 敏 弘
包括ケア推進課長 小 出 美由季
健康づくり課長 中 野 和 志
健康づくり課技監 小 出 裕 子
国保年金課長 千 澤 毅
こども未来部長 孕 石 晃
子育て応援課長 清 水 寿 道
保育支援課長 杉 山 悦 子
教育部長 畑 活 年
教育総務課長 鈴 木 龍 彦
学校教育課長 池 谷 英 人
学校給食課長 高 橋 淳
社会教育課長 南 條 隆 彦
スポーツ振興課長 加 藤 雅 通
図書館課長 小 澤 弥栄子
文化課長 中 村 正 昭
病院事務部長 今 村 重 則
経営企画課長 大 塚 昌 利
病院総務課長 村 松 正 幸
医事課長 大久保 勉
病院建設推進課長 大 畑 和 弘
看護専門学校副校長 松 永 則 子
教務課長 桑 原 和 恵
職務のために出席した事務局職員
事務局長 鈴 木 正 敏
事務局担当書記 山 本 敏 幸
開会 午前9時27分
○委員長(杉野直樹) それでは、ただいまより
厚生教育常任委員会を開会します。
本会議より当委員会に付託されました議案の審査を、お手元のレジュメ及び
付託議案審査項目に従って進めてまいります。
初めに、議案第6号 平成30年度島田市一般会計予算中、当委員会の所管に属するものについて審査いたします。
なお、審査につきましては、債務負担行為、歳出、歳入の順番で行いますので、よろしくお願いいたします。
予算書と当初予算概要書を御用意ください。
それでは、第3表債務負担行為について審査いたします。予算書は6ページです。
当局からの補足説明があればお願いいたします。
中野健康づくり課長。
◎
健康づくり課長(中野和志) 特に補足説明はございません。
○委員長(杉野直樹) 補足説明がないということですが、委員の皆様、質疑等ありましたらお願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) では、ないようですので、歳出の審査に入ります。
歳出については、2項目を分割して審査いたします。お手元の
付託議案審査項目で御確認ください。
初めに、歳出3款民生費1項1目
社会福祉総務費から歳出3款民生費1項
廃目臨時福祉給付金給付事業費までを審査いたします。予算に関する説明書は、95ページから102ページ、当初予算概要書は77ページから94ページです。
当局から補足説明があれば、お願いいたします。
岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) 補足説明は特にございません。
○委員長(杉野直樹) それでは、委員の皆様、質疑等ありましたらお願いいたします。
藤本委員。
◆委員(藤本善男) それでは、
社会福祉総務費の中で少しお伺いしたいことがあります。
当初予算概要書で79ページになりますが、
社会福祉協議会への補助金がございます。きのう、議案質疑でもお尋ねしたことで、
ふるさと応援基金の事業のあり方をお尋ねいたしました。
社会福祉協議会には、平成30年度の予定で2,000万円の
ふるさと応援基金の繰入金を予定しております。
これは、私個人が感じることですが、寄附者の気持ちに立てば、行う事業がより見える形で結果が出れば、ありがたいなと思うのです。
社会福祉協議会は、市の組織ではないところに補助金を出すということになりますけれども、この
ふるさと応援基金がどのような形で使われたのかといったフィードバックなどを担当課としてはお求めになるお考えがあるかどうか。どのような状況なのでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) ありがとうございます。フィードバックについては、非常に重要なことだと思っています。
社会福祉協議会とは、常時、
生活困窮者自立支援事業等もやっておりまして、日々連携をしております。日々連携する中で、自分たちが委託事業も含めて、どのようにやっているのかというのは、日々確認しております。
以上でございます。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) 今回、2,000万円が予算の中に組み込まれたのだけれども、総額の補助金は変わっていないものですから、本来でしたら、その分が上乗せになっていれば、いただく側もそういう気持ちを酌み取っていただきやすいと思うのです。ただ、金額が変わらないことから、ややもすると、同じ額が来たということで終わってしまいかねないと思うのです。いただく側に立つ
社会福祉協議会においては、その財源の一部が
ふるさと応援基金で成り立っているということは、お伝えされるかどうか。その点はどうですか。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) 基金に寄附してくれた方の思いがあると思います。その方の思いを告げることも私どもの重要な仕事の1つであると思いますので、
社会福祉協議会には、そのような思い、このような旨で付された基金でいただいたものですというのはお伝えしていきたいと考えております。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) なかなかお金には色がついていないとよく言われるのですけれども、この場合には色がついております。ぜひそういった趣旨が伝わるように、予算執行に努めていただけたらなということで、少し述べさせていただきました。ありがとうございました。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 済みません。今の少し上のところに、社会を明るくする運動推進事業があります。
島田地区保護司会への補助金という項目があります。その保護司会の補助金は、どのようなものに使われるのか、どれくらいの金額がここに行くのか教えていただきたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) 保護司会の活動でございますが、保護司の活動といたしましては、刑務所や少年院を出て、保護観察になった人への指導や助言、それから、刑務所や少年院に入っている人の出所後の生活環境等の調整、地域での犯罪防止の啓発活動等々ございます。
社会を明るくする運動につきましても、協力をいただいております。その活動の1つには、啓発活動といたしまして、平成29年度はアピタと金谷のタイヨー、あと、川根の3カ所につきまして、啓発活動をしております。
お金につきましては、そういうものに対する費用ということですが、金額につきましては、現在、手元に資料がございません。申しわけありません。
○委員長(杉野直樹) よろしいですか。
◆委員(伊藤孝) はい。
○委員長(杉野直樹) では、ほかにいかがでしょうか。
大村委員。
◆委員(大村泰史) 済みません。また少し上に行くのですけれども、社会福祉費の
社会福祉総務費というところに、上から2つ目ぐらいのところに
福祉総合システムへの運用に要する経費として載っているところに委託料が513万8,000円となっています。この内容はどのようなものか教えていただけますか。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) この金額につきましては、
福祉総合システムというシステムがあるのですけれども、そのシステムの保守、機器保守料が内容でございます。
以上でございます。
○委員長(杉野直樹) 大村委員。
◆委員(大村泰史) 機器の保守ということですけれども、前年の平成29年度の予算的なところと比べると、100万円ほどふえています。今年度は、何かたくさんかかる要因があるのでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) 特別ふえた理由はございません。今回、
マイナンバー制度ができまして、その関係で、その分の保守もかかっているということだと思います。
以上でございます。
○委員長(杉野直樹) そのほか、いかがでしょうか。
大関委員。
◆委員(大関衣世) 済みません。
民生費社会福祉費、79ページの下から3段目です。
障害福祉事務費が、対前年比、減額しております。その内容はどういったものか教えていただけますでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) 法改正に伴いまして、システム改修の委託費が前年度はありましたけれども、その分が減になっていることによるものです。
以上です。
○委員長(杉野直樹) よろしいですか。
村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子)
障害者福祉サービス費の中で、概要書の85ページの
タクシー料金助成事業についてお伺いします。
まず、
タクシー料金助成事業の対象者数は何名でしょうか。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) この
タクシー助成事業の対象者ですけれども、対象者が3つほどございます。
1つ目が、身体障害者の手帳1級、2級の交付を受けた者。2つ目が、療育手帳の交付を受けた者。これは、療育手帳A、Bでございます。3つ目が、精神障害者の保健福祉手帳の1級の交付を受けた者となっております。
対象者の内訳でございますが、身体障害者の1級、2級を持っている者が平成29年3月31日現在で、1級が1,157名、それから、2級が419名でございます。それから、療育手帳を持っている者でございますが、平成29年4月1日現在で、療育手帳Aが269名、Bが545名でございます。それから、精神障害者の保健福祉手帳でございますが、平成28年度の数字でございますが、502名となっております。
以上でございます。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) 今、対象者人数がわかりましたけれども、この内容はどのようなものですか。助成の内容についてお聞かせください。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) タクシーを利用した場合、利用料金の2分の1を助成しております。1人当たり、年間2冊。1冊が50枚つづりでございますので、2冊で100枚のタクシー券を交付しております。
ただし、透析等によりまして、通院回数が多い場合やほかの公共交通機関が使えない場合に限りまして、特別に3冊目を交付しているということです。限度額は、1回の利用につき1,000円までとなっております。
以上でございます。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) 内容についてはわかりました。
昨年6月の定例会で、私は一般質問の中で、今、交通弱者の方々、高齢者の方も大変ふえているという中で、
デマンドタクシーといったことも研究していらっしゃるということなのです。
一応、これは重度障害者の方々のためのタクシー助成と理解するわけなのですけれども、そういった交通弱者の方々の福祉的なタクシー助成といったものも、たしか今、
地域包括ケアシステムが進んでいる中で、これから地域で安心して自立できるようになるには、どうしても病院に通院する方々も多くいらっしゃるものですから、福祉的な運行を庁内で検討しているといった答弁をいただいた記憶があるのです。その後、担当課では、そのような福祉的な運行について、どのような進捗状況があるのかお聞かせください。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) 申しわけございません。福祉的な運用については、現在のところ、特に御報告させていただく内容までは煮詰まってございません。申しわけございません。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) 煮詰まっていないということなのですけれども、一応そういった方向性は、これからも検討課題として担当課ではやっていくという解釈でよろしいですか。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) こういう時代でございますので、大変重要な課題と捉えております。
以上でございます。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) ぜひ私の身の回りでも、高齢者の方々で運転免許証を返納して、それから出たくても、1人の独居老人の方々はなかなか行けなくて、本当に生活の範囲が狭くなってしまうものですから、そういった皆さんのことも鑑みて、
福祉的タクシー利用助成のことについても、しっかりとまた検討していただきたいと意見を言わせていただきます。お願いいたします。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 横山委員。
◆委員(横山香理) 概要書の85ページの一番下なのです。
ひとり暮らし高齢者等緊急通報システム事業が減額されているのですけれども、これは今どのような状況で、前年と比較して予算が減っているのですが、なぜそうなっているのかをお聞かせ願いたいです。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 新年度予算の積算に当たりまして、現在の利用人数に合わせまして、利用者の数を見直しました。現在、利用者があまり伸びていない状況です。緊急通報が450人ほど使っている状況です。年度内に新規の方もいれば、利用しなくなる方もいるものですから、その辺で、今推移をしております。
昨年度につきましては、少し見込みが甘いというか、たくさんの利用になるという見込みをしておりましたので、その分が減額になっております。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 横山委員。
◆委員(横山香理) この
ひとり暮らし高齢者の緊急のときというのは、どのようなときなのか。済みません。勉強不足なので教えてください。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 緊急ですと、突然体調が悪くなったときに、ペンダント型の発信機を押しますと、事業者に通報が入ります。そうしますと、そこで緊急出動していただいて、現場に駆けつけていただく。そこのところで、救急車が必要であれば、そのような対応をするものです。
以上です。
○委員長(杉野直樹) いいですか。
伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 関連で質問させていただきます。
利用者が伸びない理由が何かあるのだと思うのです。その辺を一度調査していただきたいと思います。
今、いろいろなICT機器が発達しています。例えば、腕時計型のウエアブルのものがあって、ここで脈拍などを見ていて、異常があれば通報がかかるといった機器もあるみたいなので、そういったものの研究をしていただいて、もっと利用しやすいものの研究をお願いします。
高齢者の徘回に関するものもいろいろ出ています。そういうものとあわせて、一括でやったら安くなるということもあるみたいです。
できるだけたくさんの人に使っていただくことが大切ではないかなと思いますので、その辺をあわせてよろしくお願いいたします。要望です。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 貴重な御意見ありがとうございます。
伸びない理由の中では、
緊急通報システムについては、固定電話が必要だということもありましたので、高齢者の方でも、最近は固定電話を使わずに携帯電話だけという御家庭がふえてきまして、なかなか今システム的に対応できていないという状況であります。
委員の意見を参考にしながら、少し研究させていただきたいと思います。ありがとうございます。
○委員長(杉野直樹) 横山委員。
◆委員(横山香理) 済みません。人数を確認させてください。ひとり暮らしの高齢者は、今、何人いらっしゃいますか。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 今は人数を持っておりませんので、少し時間を下さい。
○委員長(杉野直樹) では、後ほどお願いします。
そのほか、委員の皆様。
村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) 同じく85ページなのですけれども、敬老事業についてお伺いさせていただきます。
この敬老事業も、本当に年々高齢化が進行する中で、事業仕分けというものがありまして、以前は88歳、99歳、100歳、101歳以上という年齢的なものもあったのですけれども、昨年から、ここに書いてあるように、88歳と100歳の高齢者及び市内の最高齢者の3人ということに絞られたわけなのです。
本当に昨年は苦渋の選択といったことで、過去、敬老会も各自治会でやられたと思うのです。そのようなことで、何か御意見などがありましたでしょうか。まずもって、それをお伺いさせていただきます。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 敬老事業については、特段、市民の方の御意見はなかったと記憶しております。
それから、地域敬老会の助成の関係で、今年度、一部年齢を引き上げてしまったというところで、少し混乱を招いたところはございます。そのときに、75歳を呼んでいただいても、80歳以上を呼んでいただいても結構ですので、自治会の御判断でということで、1年間特例で、差額を半分出させていただきました。我々でしっかり決めたものをもう一度削ぐようなことをしたので、なかなか満額出るわけではないものですから、自治会でも大分御苦労されたということでお話がありました。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) 今、差額分を出したということなのですけれども、この差額分は、一体どれくらいの金額だったのですか。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 89の団体に交付をしましたが、195万1,345円です。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) わかりました。
今、島田市の敬老会で金券を出しているということでいいですね。
その配付の仕方は、今どのようにされていらっしゃるのですか。最高の高齢者の方は、市長がじきじきに行かれるということは新聞報道で見ますけれども、88歳の対象者の方々には、どのように配付されているのでしょうか。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 88歳の方につきましては、保健センターあるいは六合、初倉等の公民館に対象者の方、あるいは御家族の方に来ていただきまして、その場で職員から渡すような形で行っております。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) 今、だんだん私の質問が下の
敬老会実施地区助成事業とも絡んでいるものですから、その辺が一緒になって質問させていただいておりますけれども、御了承くださいませ。
それで、ことしの88歳、100歳の対象者は何人ぐらいいらっしゃるのですか。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 平成29年の実績ですが、88歳が616人です。
以上です。
◆委員(村田千鶴子) 100歳。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 100歳が、平成29年度は49人です。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) わかりました。
今、贈呈の仕方や平成29年度の対象者人数がわかりました。
それで、島田市の金券を使っているということは、非常に商工振興の一助にもなって、私は大変いいことだと思うのですけれども、この換金率は、今何%ぐらいなのですか。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 少し時間を下さい。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) もう一つお聞きします。今、贈呈品が島田市の金券ということで、これについては、私は何ら異論ないのです。
しかし、今後、本人が使いづらいと思うのです。大体御家庭、御家族の方々が使われるということも聞いています。
そういった中で、本人の希望を満たす意味でも、先ほど、
ふるさと納税基金といったもので納税してもらって、その中で島田市の特産品がいろいろ入っているものですから、そういったものを御本人に選択していただくという選択肢があってもいいのではないのかなと、このごろ私は感じているのです。そのことについて、担当課としてはいかがでしょうか。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) そこら辺の検討は、今のところしておりませんでしたので、また課で検討できるものでしたら、検討していきたいと思います。
それから、金券の最新の換金率については資料がございませんが、平成28年度の換金率は、平成29年3月6日現在ですと、75.95%。
ただ、年度が終わった直後なのでこのパーセントですが、例年でいきますと、平成27年度が96.45%、平成26年度が96.09%ですから、多分それくらいまで利用はされていたものと思います。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) 換金率もほぼ100%に近いぐらいに皆さん利用されていますから、それについてはよかったかなと思っています。
先ほど言いましたふるさと納税のことも、ぜひまた担当課で検討していただきたいと思います。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 大村委員。
◆委員(大村泰史) 少し戻りますけれども、概要書の81ページ・82ページなのです。障害福祉サービス費の中に、事業名で言いますと、上のほうに日中活動介護給付費と、その下にいきまして、日中活動訓練等給付費とあるのです。この関連性があるのかどうかをお聞きしたいのです。
理由は、介護給付費については、毎年減っているわけです。日中活動訓練等給付費については、平成29年度と平成30年度を比べるとふえているということで、片や減っていて、片やふえているというのがあらわれているのです。関連性は何かあるのでしょうか。教えてください。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) 日中活動介護給付費の事業の主な内訳でございますが、ショートステイ、短期入所の事業と生活介護、療養介護という、障害者の方が、文字のとおりでございますが、日中の居場所といいますか、日中活動することを支援する事業が主な事業となっております。
日中活動訓練等給付費の事業内容でございますが、主なものとして、自立訓練、就労移行支援、就労継続支援施設のA型、B型、そのようなもの等が事業の主な内容になっております。
最初に申し上げましたのが、日中の居場所というところと、次の日中活動訓練のほうは、主に障害者の方の日常生活の訓練をする場所ということでございます。就労に結びつけていくような訓練も行うということでございます。
以上でございます。
○委員長(杉野直樹) 大村委員。
◆委員(大村泰史) 今の答弁でいきますと、単純に考えると、日中の訓練等に行けない方、要するにショートステイや生活介護が必要な方の支援が減っていると感じるのです。その辺は、実際にそうなってしまっているのでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) 日中活動介護給付費が減となっている理由でございますが、先ほど申し上げました生活介護、療養介護、短期入所のうち、生活介護費の利用見込みの方の減によるものが主な理由となっております。
以上でございます。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 同じく81ページ・82ページの下から2番目の相談支援事業なのです。委託料が1,500万円ぐらい入っているのですけれども、これはどのようなところに、どのような内容を委託しているのかお教えください。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) 事業の内容でございますが、島田市に住所を有する者で、地域生活を送るための支援を必要とする障害児、障害者及びその家族を対象といたしまして、一般的な相談並びに専門的な相談、また、関係機関との連絡調整等を行っております。NPO法人のこころと社会福祉法人の牧ノ原やまばと学園に相談支援の業務を委託しております。
以上でございます。
○委員長(杉野直樹) 先ほどの答弁できますか。横山委員です。
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 先ほどのひとり暮らし老人の人数ですが、平成29年3月31日現在で4,497名です。
○委員長(杉野直樹) 利用率1割ですね。
横山委員、そのことに関しては、もうよろしいですか。再質問いいですか。いいですね。
ほかに、委員の皆様、何かございますでしょうか。
大村委員。
◆委員(大村泰史) 87ページ・88ページです。平成29年度から始まったと思うのですけれども、市民後見人養成事業というところについて質問します。
市民後見人養成講座を、以前に藤枝市で受けたことがあるのです。なかなか難しい内容で、これについては、県の取り組みということで、そのまま委託料が発生しているのです。
養成講座を受けても、やはり後見人になるところまでいくためには、条件が難しいということを感じたのです。
この養成講座をやるに当たって、市としては、どの辺を目標にされているのか教えていただけますか。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 目標としましては、後見人につきましては、今現在、専門職の後見人が大半を占めているところです。専門職の人数は、なかなかふえることができませんので、2025年問題で超高齢になりまして、今後、後見制度を使う方がふえてくるということで、市民に後見人になってもらうという考えです。
藤枝市、焼津市、島田市と、来年度からは川根本町も含めて、3市1町合同で市民後見人の養成講座を開いていくものです。
平成30年度につきましては、島田市が後見人の養成講座の第2回目の事務局を行います。県の補助を受けながら、島田市を会場に5月から募集を開始します。8月に基礎講座、11月から実務講座。そのようなことをやりながら、募集人員を20名ほどとしております。そのような後見人の養成講座をやっていく予定です。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 大村委員。
◆委員(大村泰史) 受講生は20名程度ということなのですけれども、実際に今現在で実を結んだというか、そのような方はいらっしゃったのでしょうか。
それと、20名から1人でも、2人でも後見人になっていただくような方を目標としているのでしょうか。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 目標値としましては、毎年度5人程度、養成していきたいと考えております。
現在は、第1回目の養成講座の受講生が島田市の
社会福祉協議会において、実務研修を受けている最中です。その方は3名で、第1期のところでこの実務研修が終わりますと、後見人の候補者として名簿に登録される予定になっております。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 済みません。今の3名というのは、島田市で3名ということですか。3市で3名ということなのか。そこだけ確認させてください。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 島田市の受講者が3名ということです。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) 先ほどの答弁の中で、島田地区の保護司会への補助金の関係でございますが、98万円となっております。
以上でございます。
○委員長(杉野直樹) どうですか。いいですか。
大関委員。
◆委員(大関衣世) 済みません。概要書の83ページ、障害福祉サービス費の上から2段目、日常生活用具給付事業というものがございます。これは、あらかじめ国や県で決められている用具があり、その後、これをぜひこの項目に入れてくださいということで、どのような決め方をしているのかを教えていただいていいでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) 日常生活用具の給付事業が、国と県の補助事業となっています。品目につきましては、基本的には国と県の基準にのっとったもので対応させていただいております。
以上でございます。
○委員長(杉野直樹) 大関委員。
◆委員(大関衣世) では、新たにといいますか、ぜひこれを応援していただきたいというものは、なかなかお話が前に行かないという形でしょうか。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) 細かいものになってきますと、今ここで御回答がなかなか難しいのですけれども、基本的には国と県で決められたもののみの給付対象と考えております。
以上でございます。
○委員長(杉野直樹) よろしいですか。
横山委員。
◆委員(横山香理) 同83ページの下から3番目、特別障害者の手当等支給事業で若干減額があるのですけれども、これは単純に人数が減ったという解釈でよろしいでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) おっしゃるとおりでございます。基本的には、人数が減少しています。
この事業には3つの手当がございまして、経過的福祉手当がございますが、そこは人数的にはほとんど変化はございません。特別障害者手当が少し減っていますけれども、ほぼ横ばいです。障害児の福祉手当が少し減少傾向。それを足しまして、総合的に人数が少し減少ということでマイナスになっております。
以上でございます。
○委員長(杉野直樹) 大村委員。
◆委員(大村泰史) 93ページ・94ページなのですけれども、少し進みます。一番上に、
後期高齢者医療費というところで、健康診査事業という事業が減っているわけです。特定財源も減っているし、委託料も前年と比べて減っているのです。この辺については、後期高齢者の対象がふえていると思うのですけれども、減っていることによって、何か影響は出てこないのでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 千澤国保年金課長。
◎国保年金課長(千澤毅) こちらは、受診者がなかなか伸びない状況がございまして、その関係で減ってきております。こちらとしましても、できるだけ受診していただきたいということがありますので、広報等には努めているのですけれども、なかなか伸びていかない状況がございます。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 済みません。93ページ・94ページの児童福祉費の2番目、委託員。行き過ぎか。
〔「その少し前」と呼ぶ者あり〕
◆委員(伊藤孝) この上までか。済みません。では、後にします。
○委員長(杉野直樹) もういいですか。
◆委員(伊藤孝) このページまでということか。ごめんなさい。
○委員長(杉野直樹) では、次に進みます。よろしいですね。
では、次に、歳出3款民生費2項1目児童福祉総務費から、歳出3款民生費2項8目少子化対策費までを審査します。予算に関する説明書は101ページから106ページ、当初予算概要書は93ページから106ページです。参考図面は261ページ・262ページです。
当局からの補足説明があれば、お願いいたします。
杉山保育支援課長。
◎保育支援課長(杉山悦子) 保育支援課から、3款民生費2項児童福祉費7目子ども・子育て支援費の民間保育所等施設型給付費と地域型保育給付費について、前年度と比べ大幅な増額となっているため、補足説明をさせていただきます。
予算書は、105ページ・106ページ、概要書は103ページ・104ページとなります。
予算説明会でも説明しましたが、私立幼稚園4園の認定こども園化や地域型保育事業所の増などに伴い、給付対象児童数がふえること。それから、国から示される保育を受ける子供1人当たりの月額経費、いわゆる保育単価が上昇していること。保育料の第2子半額、第3子以降無償化の実施による認定こども園や地域型保育事業所への給付費の増などにより、大幅な増額となっております。
特に給付対象児童数がふえることについては、まず、保育園等については、平成29年10月の島田ゆりかご保育所の開所、平成30年4月の認定こども園4園の開園、平成30年度中の小規模保育所2カ所と六合第二保育園分園の開園により、あわせて338人の定員拡大が図られる予定で、このため、給付費が増加しております。
また、認定こども園については、幼稚園部分についても給付対象となり、4園の幼稚園部分の定員575人分が新たに対象となることから、給付費が増加しているものです。
以上、保育支援課から補足説明をさせていただきました。
○委員長(杉野直樹) それでは、委員の皆様、質疑等ありましたらお願いいたします。
伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 済みません。先走りました。先ほど言ったところなのですが、児童センターや児童館の指導員と放課後児童クラブの指導員が嘱託員でいるわけなのです。今後、子供たちの人数が多くなってくるにつれて、こちらのほうも人数が多く必要になってくるのですけれども、その確保状況をお知らせください。もし難行するようであれば、難行している理由などを教えていただきたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 清水子育て応援課長。
◎子育て応援課長(清水寿道) まず、児童センター、児童館の関係でございます。こちらにつきましては、現行の人数をそのまま確保という形になります。初倉の児童センターにつきましては4名、川根児童館につきましては3名、この現状維持という形になっております。
それから、放課後児童クラブの指導員につきましては、再三委員の皆様方にも御心配をいただいているところでございます。適宜、募集はかけているところでございますし、定員の充足も図っていきたいところですが、なかなか募集が少ないという状況もあります。
しかし、その辺につきましては、早急に対応しなければならない課題と認識しておりますので、民間の情報誌、就職情報誌などにも募集広告を出しまして、募集に努めてまいりたいと考えております。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 集まらない理由は、どう分析されているのかお聞かせ願いたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 清水子育て応援課長。
◎子育て応援課長(清水寿道) やはり勤務時間のところが一番大きな問題になっているのかなと思っております。どうしても女性の方が指導員になるパターンが多いのですけれども、そういった方々は、自分のお子さんを持っていらっしゃるような年代の方ですと、ちょうど自分の家庭が忙しい時間が放課後児童クラブの勤務時間になっているというところで、どうしてもその忙しい時間がかぶってしまうという状況がありまして、なかなか募集に至らないというところが1つ。
それから、男性の方でも応募はありますが、男性がその職場に定着するのがなかなか難しいことも多々ございまして、そういった中で、少し課題があるのかなという認識は持っております。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 定着しない理由。金額が安過ぎて定着しないのか、時間が短か過ぎて定着しないのか、そういったところをしっかり把握していただいて、問題があるようだったら、その辺の改善をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
○委員長(杉野直樹) 横山委員。
◆委員(横山香理) 概要書の99ページです。民間保育所施設整備のたけのこ保育園の新園舎整備などの「など」なのです。たけのこ保育園で幾らなのか、ほかで幾らなのか。もし内訳がわかれば教えていただきたいです。
○委員長(杉野直樹) 杉山保育支援課長。
◎保育支援課長(杉山悦子) 金額については、たけのこ保育園の新園舎整備について、1億1,934万5,000円。それから、こっこ保育園という小規模の保育事業所がありますが、その改修費で289万7,000円を計上しております。
○委員長(杉野直樹) よろしいですか。
ほかにどうですか。
では、藤本委員。
◆委員(藤本善男) 済みません。概要書の今のところの1つ上に、放課後児童クラブの施設整備事業があります。直接、次年度の事業とかかわり合いになるかどうか定かではないのですが、先般、補正の予算審議をしたときに、急場をしのぐということで、パーテーションで校舎との仕切りをつくるというお話がございました。
以前聞いていたお話ですと、セキュリティの観点から、完全分離をするということを前提にされていたように聞いたのですが、この施設整備の、特に校舎を利用する場合の考え方や基準といったところに変化があるかどうか。その点をお聞かせください。
○委員長(杉野直樹) 清水子育て応援課長。
◎子育て応援課長(清水寿道) 今回、2月の補正予算で第三小学校、初倉小学校につきまして、学校のワークスペースの一部をお借りするという形で整備を進めていく形になります。どうしても学校内で、今までは学校と物理的に分かれた形の中で運用しておりましたが、一部学校の施設を使う形になりますので、具体的には、今後、学校との協議にはなりますけれども、まずは物理的に仕切るというところと、指導員の方が適宜児童の見守りをするという形で対応していければと考えております。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) そうしますと、学校側との協議ということですけれども、これまでよりは少し柔軟性を持たせ、現状に合う形でやられるように理解させていただきました。
それで、次年度は、メモを言うと島田第一小学校と島田第五小学校ですかね。平成30年度の事業の中では、同じような学校があったので、協議をした上での整備が予定されているのか。その点、次年度事業はどのような様子なのですか。
○委員長(杉野直樹) 清水子育て応援課長。
◎子育て応援課長(清水寿道) まずは、今回、補正でお認めいただきました島田第三小学校と初倉小学校の空調機の設置、それから、照明機器の設置が主なものになります。
そのほかといたしましては、小さいものにはなりますけれども、北部四小の土間の修繕や金谷小学校のクラブのトイレの間仕切り等の設置といったものを予定しております。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) そうしますと、大きな施設の増設などは、次年度はないということで理解させていただきました。
学校のスペースを有効活用することは、今後ともぜひ御検討いただきたいですし、学校側にも一定程度の御理解をいただきながら、事業を進めていただきたいと思います。
以上です。特に回答はいいです。
○委員長(杉野直樹) いいですか。
村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) 概要書の97ページ、児童福祉施設費の中のこども館の管理運営経費についてお尋ねいたします。
前年度に比べまして、400万円ぐらい減額になっておりますけれども、その理由は何かについてお伺いいたします。
○委員長(杉野直樹) 清水子育て応援課長。
◎子育て応援課長(清水寿道) 今年度につきまして、砂場のありましたところを改修工事いたしました。そこのところで新たな施設を整備したわけですけれども、今回、その工事費がないという形になりますので、その分が減額になっているものでございます。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) わかりました。
今、砂場を改修されて、新たな遊具を私も見てまいりました。11月からリニューアルしたわけなのですけれども、リニューアルしてから今現在まで、来場者などの変化はいかがでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 清水子育て応援課長。
◎子育て応援課長(清水寿道) 11月にリニューアルしましたけれども、直後の12月、1月の利用状況を確認いたしました。そうしましたところ、前年12月の利用人数が3,892人だったところ、平成29年度12月につきましては、4,972人と1,000人強の増という形になっております。27.7%の増加です。
それから、1月につきましては、少し減りましたけれども、こちらはインフルエンザ等がはやったという形で、児童の来館が少なかったというところもあります。少し減っておりますけれども、2カ月あわせて6%の増加となっております。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) 新しい器具が来て、皆さん、真新しいということで、大勢の方が入って増加しているということで、いい傾向ではないかなと思っております。
私、1点、このこども館ができるときに、ぼるねの部分と、児童センターの機能を有するのだというところを、ずっと思っているところなのです。今、児童センターを担っていらっしゃる方々の職員というのは、市からの派遣というか身分なのでしょうか。それとも、今、指定管理をやっていらっしゃる東海ビル管理からの指導員なのか。その考えはどうなのでしょうか。確認させていただきたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 清水子育て応援課長。
◎子育て応援課長(清水寿道) 現在は、指定管理である東海ビル管理の職員という形になっております。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) 指定管理者の東海ビル管理の中でということなのですけれども、なかなか児童センターの機能を有するところが薄くなっているのです。あくまでもここができた趣旨をしっかりと指定管理者の方にもお伝えしていただきまして、中の指導体制といったものもしっかりとやっていただきたいなという意見を言わせていただきます。
私も、たまになのですけれどもうかがいますと、やっていらっしゃる指導員の方々があたふたしていらっしゃって、人数が足りないことをすごく心配しています。その辺の体制につきましても、市としてもしっかりと指導していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 答弁いいですか。
◆委員(村田千鶴子) もし答弁があれば。
○委員長(杉野直樹) 清水子育て応援課長。
◎子育て応援課長(清水寿道) ありがとうございます。
現在も初倉児童センター、川根児童館とあわせて3館で合同の研修といった形で、資質の向上にも努めております。
また、東海ビル管理とも協議をしまして、その辺の体制及び運営についても少し考えていきたいと思います。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 済みません。95ページ・96ページの下の2つなのです。計画策定の経費が出ていますが、これは委託料になっているのです。これは、内部で策定する考えはないのかどうか。何で外部に出すのかどうかという理由をお聞かせ願いたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 清水子育て応援課長。
◎子育て応援課長(清水寿道) 今回、委託料という形で出してあります。内部でということも考えられるとは思いますけれども、何分事務量が膨大であるというところと、職員体制等々の問題もございまして、今回は委託という形でお願いしているところです。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) この金額の違いは、どのような査定で金額が変わってくるのか。査定基準はどうなのか。どのように試算すると金額の違いが出てくるのかをお願いします。
○委員長(杉野直樹) 清水子育て応援課長。
◎子育て応援課長(清水寿道) まず、子供の貧困対策の計画でございますけれども、こちらにつきましては、今年度実施いたしました調査に基づいて計画を策定するという形で、予算を策定するに当たって、数社から見積もりを取得しまして、今回の予算を算定しているものでございます。
それから、子ども・子育て支援事業計画でございますけれども、こちらは、現在ある計画が平成31年度までの計画になっておりますので、平成32年度に新たな計画を立てる。その前段階で調査を行うものとして、今回の経費を上げているものでございます。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 済みません。その調査をする経費が308万円。どのような理由でこれが出てくるのか。上のほうは見積もりをとってということで理解しますけれども、下はどのような理由でこの金額になるのか、お願いします。
○委員長(杉野直樹) 清水子育て応援課長。
◎子育て応援課長(清水寿道) 済みません。説明不足で申しわけありません。
こちらも予算策定時に数社から見積もりをとって、そちらから算定したものでございます。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 大村委員。
◆委員(大村泰史) 97ページ・98ページですけれども、児童手当費の事業名、事業手当扶助費が減っているわけなのです。これは前年度も減っていて、減っているのが続いているのですけれども、この原因を教えてください。
○委員長(杉野直樹) 清水子育て応援課長。
◎子育て応援課長(清水寿道) こちらにつきましては、全体として児童の数が減っているところが主な原因となります。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 大村委員。
◆委員(大村泰史) 児童が減るのはいいのですけれども、金額的に結構多いのではないかなと思うのです。それは、単純に児童数が減ったことで間違いないですか。
○委員長(杉野直樹) 清水子育て応援課長。
◎
子育て応援課長(清水寿道) 実績で言いますと、平成27年度が14万6,283人で、平成28年度は延べ人数ですけれども、14万4,944人と、約2,000人減っております。平成29年度も3月現在で14万3,204人という形です。大分減ってきているという状況にございますので、児童数の減少が主な要因になるかと思います。
◆委員(大村泰史) いいです。
○委員長(杉野直樹) はい。
そのほか、いかがでしょうか。
伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 97ページの真ん中辺のひとり親家庭支援事業なのです。平成29年度の新規事業で、子どもの居場所づくり事業があったと思います。その辺の報告を、どのような感じだったのか、できれば教えていただきたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 清水
子育て応援課長。
◎
子育て応援課長(清水寿道) こちらについては、県から引き継ぎという形で、平成29年度から事業を実施したものでございます。対象の人数につきましては、4名でスタートいたしまして、現在のところも4名で運営しているところでございます。
なかなか人数がふえないというところでありましたので、少し対象学区をふやして、各学校に御理解をいただきながら、対象となる世帯にチラシ等の配付をして周知を図っているところでございますけれども、なかなか利用には結びついていかないという状況にあります。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) それでは、ここに何も書いていないですが、減額しているけれども、子どもの居場所づくりもこの中でやっていくということで解釈してよろしいですか。
○委員長(杉野直樹) 清水
子育て応援課長。
◎
子育て応援課長(清水寿道) 継続して実施してまいります。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) 少し飛びますが、概要書の103ページの子ども・子育て支援費ということで、先ほど説明いただいたところの民間保育所等施設型給付費を代表としてお聞きしたいのです。
先ほどいろいろ言われた増額の理由の中に、今年度から始まっています保育の半額と無償化のこともございました。事業を導入する際の審査の中でも、この事業の成果については、やはり高額のお金がかかりますので、結果を求めていきたいという思いを少しお話しさせてもらったのです。その後、時間がたっておりますけれども、新年度に向けて、実績を把握するような指標や方法について、担当課としては何か御準備されたようなことがあるようでしたら教えていただきたいです。
○委員長(杉野直樹) 杉山保育支援課長。
◎保育支援課長(杉山悦子) 6月の補正のときにも、議会や委員会等で御説明したとおりで、この事業については、出生数の動向や、特に子育て世代の転入・転出の動向、それから、その転入・転出者等へのアンケートを市民課の窓口でとっているということなので、その中に項目を入れさせていただいて、こういった事業がきっかけになったかどうか。その辺を見ていくということでお話をさせていただきました。その辺については、特に変わっておりません。
転入・転出の動向については、9月からの実施になるので、まだ半年ぐらいのところなのですけれども、特に子育て世代の転入・転出の状況で伸びているとか、アンケートの結果についても、それできっかけになったという回答はまだ得られていないという状況です。
引き続き、この動向を見ていきたいと思っております。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) この事業が提案されたときに、短期ではなかなか結果が見づらいということで、長期的にやらないとというお話はいただいていますので理解はいたします。
その変化については、また決算のときなどに確認させていただければと思いますので、御対応をよろしくお願いいたします。
○委員長(杉野直樹) 杉山保育支援課長。
◎保育支援課長(杉山悦子) こちらでも数値の動向等を見ながら、随時、決算のときなど、機会があれば報告させていただくようにしたいと思います。よろしくお願いします。
○委員長(杉野直樹) 大村委員。
◆委員(大村泰史) 99ページ・100ページなのですけれども、一番下に心身障害児援護費の中の放課後等デイサービス給付費とあるのです。これも大分ふえているのですけれども、障害児に対する放課後等の支援にかかる給付費ということなのです。実際、ふえるというのは、どういうところに使っていただくのでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) 放課後等デイサービスの給付費をどのようなところに使うということでよろしいですか。
◆委員(大村泰史) はい。
◎福祉課長(岡部隆祥) これは、放課後デイサービスを行っている事業所に対する給付費でございます。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 大村委員。
◆委員(大村泰史) その根拠は、人数などでこの金額が出てくるのでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) 今回、5,000万円ほどふえているのですけれども、この理由といたしましては、1人当たりの給付単位の増を見込んでおります。
予算の組み方なのですけれども、平成30年度の予算額の算定基礎といたしましては、今年度の上半期の実績をもとにして予測しまして、来年度の金額を計上させてもらっています。平成28年度から平成29年度の月別の請求単位数がございまして、その請求単位の伸びが、約118.3%となっており、実績が伸びております。
あわせまして、来年度、放課後等デイサービスの事業所で2カ所ほど定員の増を予定しております。10名ほどの増員を予定しております。それらのことがございまして、金額が伸びているのです。利用見込み人数といたしましては、1,632人を予定しております。
以上でございます。
○委員長(杉野直樹) 大村委員。
◆委員(大村泰史) 私も経験上、お話しさせていただくのですけれども、障害をお持ちの方はそれぞれ個性がありまして、大変さが人によって違うものですから、本当に携わっている方は苦労されている面が多々あるのです。人数だけではなくて、受け入れの方にこのようなお金が渡ればいいなと思っています。ぜひそういうところで使っていただければと思います。これは、要望だけです。
○委員長(杉野直樹) 答弁は要らないですね。
◆委員(大村泰史) いいです。
○委員長(杉野直樹) わかりました。
いいですか。
では、次にいきます。
次に、歳出3款民生費3項1目生活保護総務費から歳出3款民生費5項1目災害救助費までを審査します。予算に関する説明書は105ページから108ページ、当初予算概要書は105ページから110ページです。
当局から補足説明があればお願いいたします。
岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) 補足説明は特にございません。
○委員長(杉野直樹) では、委員の皆様、質疑等ありましたらお願いいたします。
横山委員。
◆委員(横山香理) 概要書105ページの一番下、中国残留邦人で、今現在、中国残留の方は何人いらっしゃるか。その人数だけ教えてください。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) 全部で3名となっております。
実際は、残留邦人は1人でございますが、その配偶者の方が2名ございまして、全部で3名の支援をさせていただいております。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 済みません。105ページの真ん中辺の中国残留生活支援員1人ということになっていますが、3人に対して1人なのか、繰り上げて0・何人区なのだけれども、1人という表示をしているのか。その辺について教えてください。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) 1人でございますが、勤務が月に2日ほどとなっております。中国の邦人の方々への対応もしていただきますが、それ以外にも、中国の関係がいらしたときには、対応等もしていただいております。
以上でございます。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) 概要書の107ページにこども医療扶助費が一番下まで出ています。4目のこども医療費助成費です。
概要書を見させていただくと、平成30年度は小中学生入院費の無償化はやる。県で言っています高校生のことについては、まだはっきりしていないということでした。事業費全体は、減額しながらも、入院費の無償化はされるということになります。
そうしますと、全体の流れは、子供の人数が少ないのか、元気なのかわからないですけれども、無償化の部分は新たに上乗せになると思うのです。その無償化を新たにやるプラスの部分と、それ以前のものが減っていく部分が、もし内訳で試算されているようでしたら、どのような状況か少し教えていただきたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 清水
子育て応援課長。
◎
子育て応援課長(清水寿道) 今回、中学生まで無償化という形にしました。それにつきまして試算をした結果、87万円程度の増加で済むという試算になりましたので、その分を計上してございます。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) そうしますと、今年度予算の中の87万円を引けば、従前の制度で自然減になっている額が、そのような推移になってくるのだという理解をさせていただければいいのかなと思いました。内容は確認できましたので結構です。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 105ページの下から2つ目の生活保護扶助費なのですが、今年度、3,000万円ぐらい減少していて、今回、約1億円多くなっている理由は何なのでしょう。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) 生活保護費といたしましては、全体的に伸びてございます。
人数の関係ですけれども、平成29年1月の時点では、世帯数が244世帯、人員数として308人でございました。それが、平成30年1月では、270世帯、343人の保護者がございます。
増になる理由でございますが、主に扶助費別では、医療扶助が増大しております。
医療扶助が増大する理由でございますが、ただいま申し上げました受給者数の増加、また、受給者に高齢者や傷病者の方が多くて、治療が続いている等が考えられます。
ちなみに、レセプトの件数も、平成28年10月では、入院が24件、入院外が235件であったものが、翌年の平成29年10月同期で、入院が35件、入院外が255件というように、医療費がかなり伸びている。その辺のところが関係してございます。
以上でございます。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 済みません。本年度、減った理由は何でしたか。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) 本年度、減っているところはどこのあたりでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 平成29年度の当初予算の概要書だと、平成28年度と比べて3,000万円ぐらい減少しているようなのです。昨年の概要書です。平成29年度の当初予算概要書を見ているのです。108ページです。そこでは、本年度の予算が3,000万円ぐらい減少しているのです。平成30年度の予算は、約1億円増になっているのです。
○委員長(杉野直樹) 岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) 大変申しわけありませんでした。
平成28年度の前半が、実は医療費の伸びがなくて、医療費が減となっておりました。その平成28年度の予算をもとに平成29年度の予算を組み立てたものですから、平成29年度の当初予算が少ないとなっておりました。その後、平成28年度後半に、また医療費がぐっと伸びてしまったのですけれども、そのあたりは、なぜ後半に医療費が伸びたかというのは、分析できておりません。
以上でございます。失礼いたしました。
○委員長(杉野直樹) いい。
◆委員(伊藤孝) 了解です。
○委員長(杉野直樹) ここで暫時休憩とします。再開は11時10分からです。
休憩 午前11時00分
再開 午前11時08分
○委員長(杉野直樹) それでは再開したいと思います。
次に、歳出4款衛生費1項1目保健衛生総務費から歳出4款衛生費1項10目病院費中、看護専門学校運営分までを審査します。予算に関する説明書は107ページから112ページ、当初予算概要書は109ページから122ページです。
当局から補足説明があればお願いいたします。
中野健康づくり課長。
◎
健康づくり課長(中野和志) 補足説明は特にございません。
○委員長(杉野直樹) では、委員の皆さん質疑等ありましたらお願いいたします。
横山委員。
◆委員(横山香理) 概要書の113ページの産後ケア事業、新規事業なのですけれども、これはいつ、どこで、詳しくどういったことをするのかというのをちょっと教えていただきたいです。
○委員長(杉野直樹)
中野健康づくり課長。
◎
健康づくり課長(中野和志) 産後ケア事業につきましては、産後において家族の援助等が受けられず、支援を必要とする母親及び乳児に対して産後ケア事業を実施するというものです。こちらのほうは母親の身体的な回復と心理的な安定を促進するということと、あと母親自身がセルフケア的能力を育んで、母子、それからその家族が健やかな育児ができるよう支援するということを目的としております。対象者は、市内に住所を有する産後4カ月以内の産婦で、身体的側面、出産後の身体的な不調や回復のおくれがあったり、休養の必要がある母親とか、その他心理的な側面、身近に相談できる者がいない母親、産婦健診等で心理的ケアが必要と認められる母親、それから社会的な側面で育児等について保健指導、育児指導等の必要がある母親を対象としております。利用回数等、産後ケアはショートステイ型とかデイサービス型、訪問型という3種類、項目がございます。ショートステイというのは宿泊型の形で、デイサービスは日帰り、あと訪問型というのは助産師等が対象者の家庭を訪問して指導を実施するという形になります。この事業は全て病院や開業医等に委託して実施する形になります。
以上でございます。
○委員長(杉野直樹) 横山委員、よろしいですか。
ほかにいかがでしょうか。
伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 113ページの真ん中辺に幼児健康診査事業、3歳児のものがあるのですが、5歳児とかの要望はないのかどうか、ちょっと確認をさせてください。
○委員長(杉野直樹)
中野健康づくり課長。
◎
健康づくり課長(中野和志) 5歳児健診の関係は、今年度に健康づくり課に直接そういった御要望等はありませんが、子育てのネットワークの関係ですか、そういった要望があるというような話もちょっと聞いたことはございます。ただ、今、5歳児健診につきましてはいろいろ医師の確保等も含めまして、体制等がなかなか難しいのではないかということで、今のところ予定はしてございません。
以上です。
○委員長(杉野直樹) はい、よろしいですね。
村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) 113ページ、産婦健康診査事業について、これは新規事業ですので、一応、内容を確認させていただきたいと思います。
○委員長(杉野直樹)
中野健康づくり課長。
◎
健康づくり課長(中野和志) 産婦健康診査の件につきましては、出産後間もない時期の産婦に対する健康診査を実施するというものです。こちらの産婦健診にかかる費用を助成することによって産婦健診の受診を奨励するとともに、産後うつの予防や新生児への虐待予防等を図って、産後の初期段階における母子に対する支援を強化するといったことを目的としております。こちらは受診日において市内に住所を有する者で、なおかつ平成30年4月1日以降に出産をされて、出産後おおむね8週間以内の産婦を一応、対象とさせていただいてございます。あと対象者1人につき2回を限度としてございます。
以上でございます。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) はい、わかりました。この今の新規事業の産後ケア事業と産婦健康診査事業の新規事業なものですから、こういった周知についてはどのようにしていらっしゃいますか。周知について伺います。
○委員長(杉野直樹)
中野健康づくり課長。
◎
健康づくり課長(中野和志) 周知につきましては、妊娠届が届けられたときにこちらの健康づくり課は母子手帳の交付等もございます。そういったときにこういった事業につきましてPR等をさせていただくとともに、広報等におきましても周知等を図っていきたいと思います。
以上でございます。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) 大変きめ細かなサービスというか事業をこれからやっていただけるものですから、しっかりと周知をよろしくお願いいたします。
○委員長(杉野直樹)
中野健康づくり課長。
◎
健康づくり課長(中野和志) 今、副委員長がおっしゃるとおり、周知漏れがないような形で取り組んでいきたいと思います。
以上でございます。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 同じく113ページの真ん中辺から幼児健康診査のところと、その下の新生児聴覚、1つ飛んで、本年度、3つ新規事業になっていたわけなのですけれども、そこが全て減額になっているのですけれども、需要がなかったので減額になっているのかどうか、その辺のことを教えていただきたいと思います。
○委員長(杉野直樹)
中野健康づくり課長。
◎
健康づくり課長(中野和志) 乳幼児健康診査指導につきましては、やはり子供の数が減っているといったこともあり、見込み数を実績数値に勘案させていただきまして減らしてございます。あと新生児聴覚検査の助成事業も、今年度、新規という形で始めさせていただいた経過がございます。今年度の予算につきましてはなかなか見込みが立てづらいところもあり、実績に基づきまして、来年度につきましては件数がやはり減少しているという形になります。
あと育児支援事業につきましては、若干、育児支援教室の内容を見直しさせていただきました。こちらはNPというプログラムがあるのですが、そちらのプログラムを見直しさせてもらいました関係で、それに係る託児料の関係とか減らしている経過がございます。
あとは妊娠・出産包括支援推進事業等の計画につきましては、これは備品等の購入について減額となっております。
以上ですが、何か漏れていますでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) すみません。こちらが1つ漏れていました。上から3つ目のところです。妊婦健康のところで一番下のB群というものも新規事業だったと思うのですけれども、そのところで一連として全部で減っているものですから、その辺もこっちの絡みがあって減っているのかどうか確認をさせてください。
○委員長(杉野直樹)
中野健康づくり課長。
◎
健康づくり課長(中野和志) 妊婦健康診査事業につきましては、こちらもやはり対象者の減という形になっております。
以上でございます。
○委員長(杉野直樹) よろしいですか。
◆委員(伊藤孝) はい。
○委員長(杉野直樹) そのほか委員の皆様は。
大村委員。
◆委員(大村泰史) 115・116ページですけれども、一番上の定期予防接種事業というところで、ここも減額になっているのですけれども、平成29年度も減額して、また減額なのですけれども、これも受診者の数が減ったということでよろしいのでしょうか。
○委員長(杉野直樹)
中野健康づくり課長。
◎
健康づくり課長(中野和志) こちらも実績等の数値をもとに計算させていただいてございまして、その数が減っているものですから減額という形になっております。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 121ページ、ここに看護専門学校運営分というところがあるのですが、施策の方針と予算の大綱に看護学校の創立30年を迎えることから、同窓会と協力し記念事業を実施するとともに、施設の整備の維持修繕を進め云々と書いてあるのですが、あまり増額されていないのですが、30周年の同窓会とかいう経費はここには含まれていないのか、いるのか、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 桑原教務課長。
◎看護専門学校教務課長(桑原和恵) 30周年の記念行事に関しましては式典の案内状やそれから記念誌の発行に関して予算を計上しておりますが、記念誌の発行に関しても、学校のほうで必要な100冊分は計上していますけれども、それ以外のものに関しましては、同窓会の全面協力のもと開催する予定でして、式典や講演会、パーティー等は同窓会の運営費のほうから協力していただく予定にしております。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員、よろしいですか。
◆委員(伊藤孝) 了解です。わかりました。
○委員長(杉野直樹) では、次に移ります。
次に、歳出10款教育費1項1目教育委員会費から歳出10款教育費1項7目交通遺児育英基金費までを審査します。予算に関する説明書は137ページから140ページ、当初予算概要書は179ページから186ページです。
当局から補足説明があればお願いいたします。
鈴木教育総務課長。
◎教育総務課長(鈴木龍彦) 補足説明はございません。
○委員長(杉野直樹) では、委員の皆様、質疑等ありましたらお願いいたします。
伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 181ページの一番下なのですが、教育環境適正化経費の中に教育環境の適正化を検討するための経費というものがありますけれども、前回も平成29年度の報告の中で教員が忙しいという報告がありました。部活の指導の対策をしなければいけないという意見がかなり上がっていたと思いますが、一番下の部活の指導員の助成事業の外部指導員に対する経費が本年度と変わっていないということは、人数がふえないということではないかと思うのですけれども、その辺の増員の考え方についてどう考えているのか、無償の方をふやすつもりでいるのかどうなのか、ちょっとその辺をお聞かせ願いたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 池谷学校教育課長。
◎学校教育課長(池谷英人) 教職員の多忙化、働き方改革等ではよく部活動のことが話題になり、また国会等でも話し合いがされて、適切な環境のために島田市も努力をしているところです。予算の要求もしましたが、今、大変厳しい現状があるということであります。しかし、部活動指導員、来年度から外部指導者という言葉で統一させていただきますけれども、それについては何としても増員をしたいという考えのもと、同じ予算の枠ではありますけれども、その組み方を変えまして増員を予定しております。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) その増員を予定しているということなのですけれども、どれくらい増員を考えているのかというものが1点と、教員の方々の負担を減らすには、どれくらいの人数がいれば、今、何人のところを何人まで増員すれば負担がなくなるのか、その辺はどういう判断をしているのか、わかったら教えてください。
○委員長(杉野直樹) 池谷学校教育課長。
◎学校教育課長(池谷英人) 昨年度、全中学校にアンケートをとらせていただきました。それをもとに一応、各中学校平均で3人から4人以上というアンケートの結果が出ましたので、来年度は予算の組み替えをしまして、総額では変わらないのですけれども、一応、予算ベースで7中学校で最大30人まで外部指導者をつけることができるということを予定しております。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 現状が何人で、今年度、30人まで増員をして、最終的には何人いれば負担が軽くなると考えているのかお願いします。
○委員長(杉野直樹) 池谷学校教育課長。
◎学校教育課長(池谷英人) 今現在は7中学校で各2人の枠ですので、14人の外部指導者がついております。アンケート結果をもとにしてその倍増ですので、とりあえずは十分な人数が確保されるというふうに思っております。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 予算を組み替えるということは、どこでどういうふうに組み替えているのか御説明いただけますか。
○委員長(杉野直樹) 池谷学校教育課長。
◎学校教育課長(池谷英人) 今までは年間で10万円から12万円ぐらいの外部指導者の指導していただいた方に報償費という形で払っていたのですけれども、他市や近隣市を参考に、他市並みにすることによって、金額を半額、6万円程度にしました。それによって人数は倍にしました。それでも他市、近隣市よりも若干多いということを確認しております。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 本年、14人いらっしゃるということなのですけれども、これは今言ったお金を払ってやっていただいているのが14人ということで、ほかに無給でやられている方もいらっしゃるのではないかと思うのですけれども、その無給でやっていらっしゃる方が何人なのか、わかったら教えてください。
○委員長(杉野直樹) 池谷学校教育課長。
◎学校教育課長(池谷英人) 正確な数字は今、手元にありませんけれども、市内で10人から10数人いると思っております。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) その人たちを抜いて30人まで増員するということでよろしいですね。
○委員長(杉野直樹) 池谷学校教育課長。
◎学校教育課長(池谷英人) 今、正確な数字がわかりましたのでお伝えします。有償でやっている方が14人、無償でやっている方が14人であります。合計28人ですので、来年度30人という数字は妥当だというふうに判断しております。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) そうすると有償が30人で無償の方が14人で、44人外部指導者ということでよろしいですか。
○委員長(杉野直樹) 池谷学校教育課長。
◎学校教育課長(池谷英人) 説明をさせていただくと、14人が無償ということであっても、保険には入っていたわけです。そしてまた無償の方の保険については割高であるということも含めて、全体の枠を30人にして、無償の方についてもそれは本人の意思を尊重してボランティアでやってくださっても結構だということです。全ての総計で来年度30人ということで御理解いただきたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) そうすると、14足す14人で28人を30人ということは、2人ふやすという解釈で間違いないですか。
○委員長(杉野直樹) 池谷学校教育課長。
◎学校教育課長(池谷英人) そのような形で御理解いただきたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) そうすると、部活動にかかわる7中学校で2人しかふえないということは、5中学校に関しては別に教員の方が部活動に関して負担に感じているということはないという解釈でよろしいですか。
○委員長(杉野直樹) 池谷学校教育課長。
◎学校教育課長(池谷英人) いろいろな感じ方もあるとは思うのですけれども、今まで無償でやってきた方は、有償でやっていらっしゃった方と比べると、有償でやっていらっしゃる方は長時間、また非常にしっかりと責任を持ってやっていらっしゃった方が多いというふうに思っております。それで有償の方が30人になるということで、人数は総計をすると2人増ではありますけれども、学校の先生方にとっては負担は大幅に下がるというふうに考えております。校長会でも大変ありがたいというお言葉をいただいております。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) そうすると14人無償でやられていた方が、有償の14人より真剣度が低かったものが、有償にすることで真剣度が上がるということで解釈をさせていただきました。
それで、今まで10万円から12万円もらっていた14人の方が、モチベーションが下がるといった解釈はないのか、その辺はしっかり話ができているのか、わかったらお願いします。
○委員長(杉野直樹) 池谷学校教育課長。
◎学校教育課長(池谷英人) 先ほどの有償の方のほうが全体として長時間対応していただいていたということでありまして、無償の方でも一生懸命やっていた方も当然いるということも御理解いただきたいと思います。
来年度の組み替えにつきましてはしっかりと説明をした上で、5月から計画を執行していこうと思っております。ただし、他市と比べますとそれでもまだまだ報償費としては多い状況でありますので、そこのところを十分に御理解いただいて指導を頑張っていただきたいというふうに思っております。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) その辺が私は理解できないのですが、お金をもらっている人のほうが一生懸命やっていただいているという話だったのです。それで、もらっているから一生懸命やっているのを、減らしたら一生懸命やらなくなってしまうのではないかと考えるのが普通ではないかと思います。それをもらっていなかった人がもらうようになるから、その人たちに帳尻を合わせるということだったらわかるのですけれども、そうすると負担があまり変わらないのではないかと思うのですけれども、全体枠として変わらないのではないかと判断をするのですが、お金をもらっている方が一生懸命やっているのであったら、倍増したいんだったらこの金額も倍増しないと負担の軽減にはならないのではないかと思いますけれども、その辺の言っているその根拠がよくわからないのですが、本当に大丈夫なのでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 池谷学校教育課長。
◎学校教育課長(池谷英人) 委員のおっしゃることは本当にそういう面も大変あると思っております。本年度も予算の要求をした上で最終的にこのようなやり方をしたわけなのですけれども、今後も予算要求を学校の現場の現状をよく踏まえた上でしていきたいと学校教育課では変わらず思っております。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 今、いろいろな部門で外部でスポーツ団体ができております。そういうところと一度しっかり話をして、こういった外部指導員の方とかもしっかり話をして、今後、どうしたら教員の方が、教員の方がというよりも、子供たちにどうしたらスポーツ活動や文化活動を子供たちが精いっぱいできるような環境になるのかということを一度、外部団体とも話をして調整していかなければいけないのではないかと思います。私もスポーツ団体に所属はしていますけれども、そういった調整が今までなかったように思います。いろいろな団体がありますので、文化団体並びにスポーツ団体がありますので、その辺を一度しっかり話す必要があるのではないかと思います。その辺について経費がかかるのであればしようがないと思いますので、一度、検討をよろしくお願いいたします。
○委員長(杉野直樹) 池谷学校教育課長。
◎学校教育課長(池谷英人) 今のお言葉、しっかり受けとめて、ぜひやっていきたいと思います。一昨日も外部団体の方がぜひ部活動の助けをしたいということで学校教育課に来ました。他にもいろいろなスポーツクラブの方も来ています。一昨日来ましたスポーツクラブの方も、登録は学校の中体連の登録のままでいいのでこの地域のレベルをぜひ上げたいというお考えでしたので、市内全校に積極的にそういうものは受け入れるようにというように指示をしたところであります。委員のおっしゃったことを今後もしっかりと考えて話し合いをしていきたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) ぜひよろしくお願いします。先生たちの負担を軽くしたいと言いながら、中体連の枠のことを検討しないというのはおかしいと思いますので、その辺を踏まえながら、一度検討をよろしくお願いします。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) 教師の多忙化ということに関連しまして、概要書の同じページですけれども、3目の教育研究推進費の中に嘱託員の人数が出ております。多分、これまでよりも増員されているのかと推察いたしますけれども、平成30年度に向けての当年度からの変更点ですとか教師の多忙化への対応の実情について、少し状況をお話しいただければと思います。
○委員長(杉野直樹) 池谷学校教育課長。
◎学校教育課長(池谷英人) そこの増額につきましては、1人は新規で教育支援指導員を嘱託で学校教育課に置くことにしました。そこの役割としては、今、学校の教職員の中でも講師の割合が高くなっている傾向がありますので、その講師への指導を考えております。正規の教員に対しては県や国からいろいろな研修が行われるのですけれども、講師については全く行われておりませんので、他市に負けないように島田市もそこの指導にも力を入れて、子供たちの最大の利益になるようにしたいと考えています。もう一つの役割は、国で進めています英語のALTの増員につきまして、JETというシステムがありますので、その増員のための研究をして、ぜひALTの増員による小学校英語化への対応ということで、先生方の負担を少しでも減らそうと考えております。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) 前年度と比べますと、もう1人くらいふえているのかと思いますけれども、新たな要員として教育支援指導員さんを入れられるという状況はわかりました。それで私も本当に教員の皆さんは大変だと思うのは、これは聞いた話ですけれども、今、卒業式の時期ですけれども、御自分のお子さんの卒業式にも対応があって出られないですとか、自分自身も経験があるのですが、例えばお子さんのことですからPTAの役員になっているのだけれども、会合に出席していただけなくて、電話をすると、その勤務先の学校でまだお仕事の途中であったりとか、そういったことを感じます。そういった実態がどうなのかという、本当に卒業式に出られないのかというあたりがどうなのかということと、こういった支援員等の補充でとりあえず1人つけそうなのか、まだ増員が必要なのか。もしくは全く違った形での増員がないと、支援員を幾ら投入していっても、先ほどの講師がふえているという状況もありますので、この方策だけでは解決できない問題なのか。今の大変さというのがどんな状況なのか、その点はいかがでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 池谷学校教育課長。
◎学校教育課長(池谷英人) もう一つつけ加えさせていただきますと、教育相談員のたんぽぽという発達障害にかかわる相談をしているところがあります。そこのところを1人増まではいかないのですけれども、配置増という形で予算をつけていただきました。今、生徒や児童の数は減っている中、特別な支援を必要とする子供や特別支援学級、特別支援学校の人数は毎年うなぎ登りに人数がふえている状況があります。また、そういうものを抱えて先生方が現場で苦労しているという現状もありますので、教育センターのそのところの配置増が先生方をぜひ助けるような形になっていくと大変いいと思っております。説明を補足させていただきます。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) それで先ほどちょっとお尋ねしたかったのは、今のこの人数で充足、教師のいろいろな今の問題を解決するのに足りているのかということと、足りないと思うのですけれども、人数の単純な増加でいいのか、今のこのメニューにあるような方々の増員だけではだめで、違う形で正規な形の方が入ってこないと抜本的な問題解決に至らないのか、実情はどうなのでしょうかということをお聞かせください。
○委員長(杉野直樹) 池谷学校教育課長。
◎学校教育課長(池谷英人) 今、さまざまなニーズが学校現場であり、特別な支援が必要な児童や生徒もそうなのですけれども、その多様化に対応した形も大変必要で、人数だけではないというふうに判断しております。あと現実的な問題を言いますと、今のこの人数を維持するのが正直精いっぱいでありまして、なかなかこれ以上の人数を募集しても集まらない。そういう中で質の向上を図っていかなければならないというところの大変さも実際あります。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) 状況はわかりましたけれども、我々も学校現場のことについては今後、注視していきたいと思います。いろいろと御苦労はあるかと思いますけれども、また情報提供等お願いいたします。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 池谷学校教育課長。
◎学校教育課長(池谷英人) 大変ありがたく思います。頑張っていきたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 大村委員。
◆委員(大村泰史) ページがちょっと進みますが、185ページ、186ページ関連でちょっと質問があります。今、直近で心配していることがあるのですけれども、ここに小学校費の学校管理費というところの……
○委員長(杉野直樹) 次です。すみません。
◆委員(大村泰史) 失礼しました。訂正します。
○委員長(杉野直樹) では、後ほど質問してください。
藤本委員。
◆委員(藤本善男) 今の嘱託員のところの1つ上にいじめ問題対策連絡協議会の委員という事業がありまして、少額ですけれども、前年度に比べて減額になっています。それで委員の人数は変化がないのですけれども、多分、市の職員さんとかも中にいるので、委員の構成が変わっているのかと推察しているのですが、この減額の理由と委員の構成等の変化、もしあれば、どんな状況か教えてください。
○委員長(杉野直樹) 池谷学校教育課長。
◎学校教育課長(池谷英人) 今、委員のほうからお話しいただいたとおり人数は変わっていないのですけれども、その報償費について市の当局の指導を受けまして、他市との関連も含めて適当な金額にすべきだという御指導をいただきまして、その分の金額が減額になったということであります。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) ちなみに市の職員さんの関係は何名の方がかかわられているという状況はわかりますか。
○委員長(杉野直樹) 池谷学校教育課長。
◎学校教育課長(池谷英人) ちょっと調べてみますので、少し時間をいただきたいと思います。
○委員長(杉野直樹) そのほか。
伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) それでは、同じ181ページの下から2つ目の夢育・知育の推進事業費ですけれども、とても有意義な活動のための費用であるということを濱田教育長がおっしゃっていた記憶がございます。減額されている理由は何なのでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 池谷学校教育課長。
◎学校教育課長(池谷英人) 先ほどの部活動のこともそうなのですけれども、なかなか市の厳しい状況があるということで、学校教育課としては増額、もしくは維持ということを願っています。しかしながら、その減額の根拠としては、当初、2つの基金がありまして、一つは特色ある教育というのが500万円ありました。それともう一つ、夢ふくらむ基金というものがありまして、それは過去に教職員の駐車場料金をそこに充てて夢ふくらむ基金というものをやっていました。そして今現在は職員からの駐車料金の徴収は廃止されましたので、財源としてなくなったというように説明を受けたところです。そこで200万円減額となったというふうに受けとめております。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) すごく有意義なものであったという報告を受けていた記憶があります。財源不足だったから、その有意義で非常にいいものに対して財源がなくなったからやらないというのはどうかと思いますので、こういうところに子供たちのために使ってくださいという基金とかがあるはずなので、そういったものを活用して継続してやっていっていただければと思いますが、いかがなものなのでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 池谷学校教育課長。
◎学校教育課長(池谷英人) 委員のおっしゃるとおり、学校教育課としてもここは島田市の教育を発揮する大事な部分であると考えております。今後も引き続きこの予算が維持できるように、積極的に要望してまいりたいと思っています。
○委員長(杉野直樹) いいですか。
では、後ほど藤本委員の答弁はそのまま引き続きこの後、どこかでしていただくという形で……。
◎学校教育課長(池谷英人) 委員長、先ほどの藤本委員の質問ですけれども、メンバー的には基本的には変わりません。ただ、1人当たりの報償費の単価が下がったと御理解いただけたらと思うのですが、いかがでしょうか。
○委員長(杉野直樹) いいですか。
藤本委員。
◆委員(藤本善男) では、単価が下がったということで、その単価が下がるというのは職員さんに対してはということではなくて、全員をあるレベルに合わせたと、そういうことでいいのですか。
○委員長(杉野直樹) 池谷学校教育課長。
◎学校教育課長(池谷英人) 臨床心理士もしくは臨床発達心理士の報酬について他市並みに下げたということであります。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) はい、内容は理解いたしました。ありがとうございます。
○委員長(杉野直樹) それでは、次に移りたいと思います。
次に、歳出10款教育費2項1目学校管理費から歳出10款教育費4項1目幼稚園費までを審査します。予算に関する説明書は139ページから142ページ、当初予算概要書は185ページから190ページです。参考図面は287ページです。
当局から補足説明があればお願いいたします。
鈴木教育総務課長。
◎教育総務課長(鈴木龍彦) 補足説明はございません。
○委員長(杉野直樹) それでは委員の皆様、質疑等ありましたらお願いいたします。
大村委員。
◆委員(大村泰史) 先ほどの質問の続きですけれども、直近にちょっと心配することがありまして、先ほどの小学校施設管理経費のところでちょっと質問させていただきます。今、卒業式とか入学式を控えて、小学校に関連するところなのですけれども、ここに事業概要で小学校の耐震補強とかプール改修、トイレ改修とかとうたっているのですけれども、私の地元の金谷小学校の体育館の雨漏りということがもう前々から問題になっているところでして、この予算のお金を使う方法というか優先度というのが、優先度があれば、金谷小学校の体育館の雨漏りというところがもっと前から改修されていると思うのですけれども、手は加えているとは思うのですけれども、どうも雨漏りがずっと続いているというところで、本当に卒業式、入学式に雨漏りがあるところで晴れやかな式をやることがちょっと心配しているのですけれども、それについてはどんな形で考えていらっしゃるのでしょうか、教えてください。
○委員長(杉野直樹) 鈴木教育総務課長。
◎教育総務課長(鈴木龍彦) そのことにつきましては、予算の要望につきましては一昨年から継続して実施はしているところで、今回、この小学校施設管理経費の委託料の中で金谷小学校の屋内運動場の屋根の改修の設計委託について計上させてもらっております。それに基づきまして来年以降、工事については着手をしていこうと考えております。これにつきましては、委員がおっしゃいましたように過去、平成20年度ぐらいから継続的に施設の改修工事には着手をしてきたところでございますが、正確に、雨水の侵入の位置の関係であったりとか、どういう状況のとき、例えば風向きであったりとか雨量であったりとか、そういったときに、どの方向からどういった形で入ってくるということについて明確な判断ができない状態であったものですから、抜本的に計画をしていくことにしたものでございます。
なお、今年度につきましては金谷小学校の校長先生、教頭先生とも話をしてあるところで、現在のところは卒業式につきましては体育館での実施です。その場合に、降っていない場合のバージョンと大雨が降ったときのバージョンで若干、位置を変えて実施をすると、そういう対応をとるということで話がついております。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 大村委員。
◆委員(大村泰史) 何か情けないお話を返答にされていたものですから、ちょっと残念なのですけれども、やはりバケツが並んでいるところで式典というのは、出席者も何か思い出に残り過ぎるというような形で捉えているものですから、ちょっと残念です。
それであともう一つ、あそこの場所というのは避難所という形で指定されていると思うのですけれども、ただ小学校の施設というだけではなくて、本当に災害があったときに、雨漏りがするところに避難するというところもあるものですから、小学校だけということではなくて、災害という形の対応というところに加えて、早期に改善するような試みが、そういう話はなかったのでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 鈴木教育総務課長。
◎教育総務課長(鈴木龍彦) 御指摘ありがとうございます。この件につきましては先ほども申し上げましたが、担当課としましても優先順位を高くして申請はしてあったところではございますが、それ以上に緊急を要するところがこれまでございまして、順送りになってきてしまったと。今回については、その設計について組み込んでもらったという経緯がございます。鋭意努力をして、一日でも早い完成を目指していきたいと考えております。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 大村委員。
◆委員(大村泰史) 対応していただくということを優先的にやっていただきたいのですけれども、雨が降らないことを私も望みたいと思っていますので、皆さんも願っていただければ幸いです。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 私も初倉小学校と南小学校、初倉中学校の体育館をよく利用させていただいておりますが、雨漏りはします。ですが、私の知る範囲では金谷小学校の体育館の雨漏りは雨漏りなんていうものではないような気がします。そこに対して一つ緊急的にやる必要があるということだと思うのですけれども、今度は雨が降ってひどいときにこの委員会で一度、視察を検討したほうがいいのではないかと思いますけれども、皆さんどう思われますか。
○委員長(杉野直樹) 今、伊藤委員より金谷小学校の体育館を雨のときに委員会で見にいったらどうだという提案がありました。実際に全員のスケジュールと、雨は突然降るものですから、実際にどうなるかわからないのですけれども、もし大雨で漏っている現状が確認できるようだったら、お声がけさせていただいて、見に行ける人は見に行けばいいのと思いますので、またよろしくお願いします。
伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 多分、想像を越える範囲で、ほぼ全域に対して水があるのではないかというような状態があるのではないかと思いますので、全員で行くのは可能ではないかもしれないのですけれども、情報だけこちらに提供いただけるようにお願いしたいと思います。
○委員長(杉野直樹) はい。では、今、伊藤委員から提案がありました。大雨で金谷小学校の体育館でもし雨漏りをしている状況が確認できる状況であれば、こちらにお声がけいただいて、行ける委員は見に行くようにしたいと思いますので、情報の提供をよろしくお願いいたします。よろしいでしょうか。
鈴木教育総務課長。
◎教育総務課長(鈴木龍彦) ぜひ視察をよろしくお願いします。
○委員長(杉野直樹) はい。
では、ここで暫時休憩といたします。
休憩 午後0時01分
再開 午後1時00分
○委員長(杉野直樹) それでは再開したいと思います。
引き続き歳出10款教育費2項1目学校管理費から、歳出10款教育費4項1目幼稚園費までを審査いたします。委員の皆様、何かありましたら、どうぞ。
藤本委員。
◆委員(藤本善男) 先ほど午前中の終わりに、小学校施設管理経費の中の特に金谷小学校の体育館のことについてお話がありました。非常に問題が多いということで、午前中の中では、委員会としても現場を見るべきだろうというお話もありましたけれども、私も実はいろいろな方からそういう相談事もいただいているものですから、これはぜひ最優先で取り組んでいただきたいものだということを重ねて申し上げたいのですが、お聞きしたいのは、来年度、設計、それをたしか先ほど300万円少しでやるようなお話があったのですが、具体的にどのような形で設計をやるのかということと、その後の日程的なこと、何年度に補修をするのか、また、具体的にどのような考えでやろうとするのか、これは設計が出ないとできないということなのか、それとも大体このような形でやりたいのだという考えがあるのか、そういった詳細について、今わかっている範囲をもう少し詳しく教えていただけますでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 鈴木教育総務課長。
◎教育総務課長(鈴木龍彦) まず、設計の関係ですが、今回については、単に設計というだけではなくて、外壁からの調査を加えます。今現在考えているところでは、来年度設計をして、基本的な場合には、再来年度に工事に入るというのを計画するところなのですが、設計が早い段階で済んだ場合には、補正対応をさせていただきたいということも考えております。
今現在考えている工事の関係につきましては、カバー工法といいまして、屋根全体を一応覆ってしまうと。ただ、覆い方がどういった形で覆えばいいのかというところについてが、詳細がつかめておりませんので、それについては調査、設計が終わった段階で確定もしてくると。そういう状況でございます。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) 詳細につきまして、なかなか難しいと思うのですけれども、今わかっている範囲で方向性もお示しいただきました。委員会としても、当然、視察もさせていただきたいという思いはありますけれども、私も現場を見る中では、先ほど可能性として、次年度の場合によっては補正というお話もありましたけれども、やはり現場を見れば、補正をかけてでもいずれやらなければいけない、それもなるべく早いほうがいいという思いはありますので、またその際には議会のほうに、また、委員会のほうにもお示しいただけたらと思います。委員会としても、私もそのことを受けとめて、しっかりとした対応をしていきたいと思います。
それと、工法についても、屋根全体を覆うということで方向性が出されているようですけれども、これについては何か特殊な問題とか、そういったことはございますか。覆ってしまえば、それで一応、よくなる見込みがある、そういう工法なのでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 鈴木教育総務課長。
◎教育総務課長(鈴木龍彦) 正確なところは調査をしてみないとわからないところなのですが、これまで何度かここを直せば修繕が完了するのではないかという形で、大雨のときに確認をしたところで、そこのところの補修をしてきたという繰り返しをしてきました。でも、その都度、また違うところからということが発生してきましたので、根本的にやってしまわないといけないというのがまず第一です。
今回、先ほど調査も含めますという話の中で、その調査というのが、屋根そのものだけではなくて、例えば、屋根と外壁の軒の下とか、そういったところからの吹き込みであったり、外壁の亀裂によってそこから入ってくるとか、そういったことだけではないと。そのほかのことも考えられないことはないということで、そういったことを含めまして、例えば、今現在覆っている屋根そのものを単に覆うばかりではなくて、ひさしが伸びてみたりとか、アールをつけてみたりとか、そういった形が発生してくる可能性が考えられます。ただ、それについては調査をし終わった段階で工法を決定していくと。そういうことでございます。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) 内容はわかりました。ぜひ一刻も早い現場の修復が、修繕ができますよう、期待したいと思います。
また、委員長におかれましては、このことも委員長報告の中にポイントをぜひ押さえていただいて、御報告いただけたら大変ありがたいと思います。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 金谷小学校につきましては、私の地元の小学校で、私が小学校2年生のとき、1年だったかな。そのときに新校舎ができまして、あの学校で学んでまいりました。当時は先進的な建物ということで、斬新ないろいろなデザインだとか、つくりが象徴的だったのですけれども、今になってそういったものは逆に複雑過ぎて、雨漏りの原因だとか、そういうことにつながっているというのがすごく残念だと思います。ぜひとも早急に、できれば補正でことしじゅうに補修できるのだったら、補修していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
では、引き続き委員の皆様、何かございますでしょうか。
伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 187ページの一番上です。教育用コンピュータ整備経費、これは小学校のだと思うのですけれども、次のページの189ページに同じく中学校のものが載っていると思うのですが、タブレットを導入し、LAN環境を整えるというお話でしたが、何台のタブレットを導入するのかという点と、LAN工事の詳細について教えてください。
○委員長(杉野直樹) 鈴木教育総務課長。
◎教育総務課長(鈴木龍彦) まず、整備をしていくWi−Fiの環境、タブレットの環境についてのものでございますが、大きく分けて3つでございます。1つ目が、モバイルのWi−Fiルーターの通信上のもの、それから、ICTの環境で、タブレットを基調としました機器の導入、それから、校舎内の無線環境のネットワーク工事、これにつきまして順次ですが、まず、タブレットの整備の関係ですが、今回につきましては、中学校については金谷中学校、小学校につきましては金谷小学校と五和小学校です。
1校当たりタブレットは9台、これは今年度と同様でございます。教員用が1台で、児童用が8台、グループ学習用ということで、それに運用の管理用のツール、教育ソフト、それから、プロジェクター、スクリーン、タブレットの保管庫、その他周辺の環境の機器等をセットにしたものを各学校に配備するというものです。
それから、無線のネットワーク工事につきましては、小学校につきましては六合小学校、それから、中学校につきましては六合中学校です。これについては、校舎内で、普通教室全てで無線の送受信ができるという環境を整える工事でございます。
それから、もう一つ、一番最初に言いましたモバイルのWi−Fiルーターにつきましては、校舎内の教育用の無線ネットワーク工事が完了するまでの間、簡易的なWi−Fiを使いまして、各教室でタブレットを使用するときに利用していくという形に対応するものでございます。
平成30年度につきましては、初倉小学校、初倉南小学校、湯日小学校、金谷小学校、五和小学校、この5小学校分と、中学校につきましては、金谷中学校と初倉中学校、この2校分について通信料について計上してございます。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 今の御説明だと、六合中学校で全校舎内で使えるようにネットワーク工事をなさるというお話だったのですけれども、六合中学校にまだ9台しかタブレットを配布されていないと思います。全体でもっと台数をふやしていく年次計画などがあれば、どのようになっているのか、教えてください。
○委員長(杉野直樹) 鈴木教育総務課長。
◎教育総務課長(鈴木龍彦) 当初の段階でこの整備を始めたのは平成28年度からでございますが、その段階で大まかなところは計画をしましたが、今現在、教育環境の適正化であったり、そういった諮問をしている状況の計画等々ございますので、それらを踏まえた形で平成30年度において再度計画のし直しをしていこうと考えているところでございます。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 六合中学校で9台からふえる予定が今のところ計画されていない、今後だという話なのですが、ほかの小学校同様に、同じ台数であれば、たくさんふやすことを前提に置いて、タブレット台数をふやすことを優先にして、ネットワーク工事は後ほどに回したらいいかがと私は思うのですが、今、ホームWi−Fiルーターがあります。私、そこにもありますけれども、それに大体5台ないしは10台、通信のパケット数、通信量にもよりますけれども、それで対応できてしまうので、それを二、三台、各学校に配備すれば、それを各教室、使う教室に持っていけば、対応できるのではないかと思います。そういったことを一度検討していただいて、無駄な投資をしないで、先にタブレットの台数をふやす努力をしたほうがいいのではないかと思いますので、研究のほうをよろしくお願いいたします。
○委員長(杉野直樹) 鈴木教育総務課長。
◎教育総務課長(鈴木龍彦) ありがとうございます。今、委員がおっしゃられたことについても含めまして、検討してまいりたいと考えております。ありがとうございました。
○委員長(杉野直樹) いいですか。次に行きます。
では、次に、歳出10款教育費5項1目社会教育総務費から、歳出10款教育費5項11目山村都市交流センター費までを審査します。予算に関する説明書は141ページから148ページ、当初予算概要書は189ページから202ページ、参考・図面は287ページです。
当局から補足説明があれば、お願いいたします。
南條社会教育課長。
◎社会教育課長(南條隆彦) 特に補足説明はございません。
○委員長(杉野直樹) ないということですが、委員の皆さん、質疑等ありましたら、お願いします。
伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 191ページの成人記念事業についてお伺いします。
来年度、成人式の開催がローズアリーナでできなくなる可能性があるようなことをお聞きしましたけれども、可能性的にはどの程度のものなのか。何か第二中学校のほうで代替でやる可能性もあるようなことを聞きましたけれども、実際に第二中学校でやるのだったら、本当に第二中学校で成人者の迷惑というのか、不便にならないのかどうか、どういう計画をなされているのか、その辺がしっかりできているようだったら、説明してください。
○委員長(杉野直樹) 南條社会教育課長。
◎社会教育課長(南條隆彦) 来年度の成人式につきましては、今、御指摘がありましたとおり、ローズアリーナでエアコンの改修工事が予定されておりまして、そのときにまだ工期といいますか、工程が明確になっておりませんけれども、場合によって、フロアの部分が使えない可能性があるというふうにスポーツ振興課のほうから聞いております。
今後、契約が結ばれて、詳細な工程が出てきた段階で、単に壁面の被覆だけでフロアが使えるということであれば、実施したいと考えておりますが、可能性については、数字的には何とも申し上げられないところで、来年度に入ってそうした詳細な日程が出てくれば、はっきり申し上げられる状況になるかと思います。
それで、代替措置としまして、島田第二中学校の体育館が1,000人ほど収容できると伺ったものですから、こちらで何とか開催、バックアップとして、会場として、今、用意をしているところです。
今、委員御指摘のように、会場の広さの問題であるとか、駐車場、それから、トイレの問題など、さまざまな課題がございます。こちらのほうも解決策を、ローズアリーナの開催と並行して、迷惑のかからないように進めてまいりたいと思います。
なお、ホームページでは、場合によって第二中学校になる可能性があるということは、お知らせしてございます。日程は既にお知らせしているところでございます。
以上でございます。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) ことしの1月のときの成人式も、いろいろ世間ではニュースになっていたようでありましたけれども、一生に一度なので、ぜひいいイメージで終えられるように計らいをお願いしたいと思います。特に着物を着ていらっしゃる女性の方が多いので、先ほどもおっしゃっていましたけれども、トイレの問題とか非常に出てくるのではないかと思います。遠い駐車場から着物を着て歩くというのは、ふだん着ていない成人者に対しては、いかがなものかと思います。特に雨などが降った日には、第二中学校で本当に開催できるのかということがありますので、よく検討をなさっていただいて、工事を1月までに終えるように依頼をしていただくとか、その期間だけはそこでできるように段取りを組んでいただくとかしていただいたほうがいいのではないかと思いますので、ぜひローズアリーナで開催できるように依頼をしていただきたいと思います。ぜひお願いしたいので、よろしくお願いします。
○委員長(杉野直樹) 南條社会教育課長。
◎社会教育課長(南條隆彦) 御指摘のとおり、所管課といたしましても、新成人の方の利便性を考えますと、ローズアリーナでぜひ開催したいと考えております。ローズアリーナの工事については、所管のスポーツ振興課のほうに可能な限り配慮していただけるように申し入れをしているところです。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) 成人式につきましては、来年度当初予算に、こちらの工事のほうを上げさせていただいております。現在、最終的な設計をしている段階ですので、どういった工程になるかということはまだ確定しておりませんけれども、予定としては、9月から使えないという状況で、3月までということで予定をしておりますけれども、事業者が決定しましたところ、なるべく実施できるような形で業者とも協議をして、進めてまいりたいと思います。実際どうなるかというのは、この段階でははっきりは申し上げられませんけれども、極力、実施できる方向性で協議はしてまいりたいと思っております。
以上です。
○委員長(杉野直樹) その他質疑等ございますか。
伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 済みません、今のところ、191ページの一番上のところに、少年健全育成経費があります。ここに子ども会連合会事業補助金というものがありますが、これはどれくらいの金額で、どういう用途に使われているのか、御説明をお願いします。
○委員長(杉野直樹) 南條社会教育課長。
◎社会教育課長(南條隆彦) 子ども会連合会の事業補助金ですが、金額は150万円でございます。市子ども会連合会の運営経費の一部に充てられております。主に事務局の職員の人件費と、それから、活動費に使用されていると聞いております。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 子ども会連合会に参加している団体も減ってきているように私は把握しておりますが、この辺について、ずっと多分、150万円が変わっていないのではないかと思いますけれども、その辺の判断はどんな状態なのでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 南條社会教育課長。
◎社会教育課長(南條隆彦) 加盟の会員数ですけれども、子供たちの数で約5,000人弱でございます。子供たちが自然減で減っておりますけれども、ほぼ横ばいぐらいで自然減ということで、若干の減少はございます。活動のほうには参加者がふえてきております。子ども会の活動自体は活性化しているものと認識しております。
○委員長(杉野直樹) よろしいですか。
村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) 少し8目のほうに飛んでしまいますけれども、概要書の201ページです。8目の文化事業費の中の、今回、新規事業になります文化芸術推進計画策定事業についてお伺いいたします。
まず、文化芸術推進計画を策定するに至った経緯、背景、それについてお願いいたします。
○委員長(杉野直樹) 中村文化課長。
◎文化課長(中村正昭) 策定の経緯という意味では、平成29年6月に文化芸術基本法が施行されまして、文化芸術の振興にとどまらず、観光、まちづくり、国際交流、福祉等の各分野と連携した取り組みが求められております。そこで、平成30年、平成31年と2年間かけまして、文化芸術の振興にかかわる基本理念、基本政策を定めた推進計画を策定して、文化政策の総合的活用を図る計画、それを推進するものになります。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) 背景はわかりました。
今回の予算を見ますと、大半が委託料の経費になっているのですけれども、しかしながら、報償費も少し三十何万円出ているわけです。そうしますと、委託をする前に、推進計画の策定というか、策定委員、そういった方々をまずもって先に組織されるのですか。もし組織されるのであれば、どういうメンバーなのか、教えてください。
○委員長(杉野直樹) 中村文化課長。
◎文化課長(中村正昭) 策定に当たっては、文化芸術推進委員という形で、今現在、学識経験者3名ほど、その他、こういう文化芸術に関する各分野の方々を、7名ほど推進の報償費でとっております。その他、経費のかからない方も、状況によっては入れていくことになります。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) わかりました。
それで、経費のかかる方々の委員メンバーは一応、10人というところで進んでいくのですけれども、平成30年、平成31年の2年間で策定していくということなのですが、一応、スケジュール的には、もう少し詳細を教えてください。
○委員長(杉野直樹) 中村文化課長。
◎文化課長(中村正昭) 2年間で策定ということで、まず、平成30年度、文化資源や文化団体に関する基礎調査を行います。それと同時に、市民の意識調査、計画の骨子案の策定、そして、先ほど言いました策定委員会の開催、平成31年度には、計画の具体的な内容の検討、そして、策定委員会を行いまして、最終的にパブリックコメント等を実施いたしまして、策定をしていく予定です。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) わかりました。推進計画の流れもわかりました。
先ほどの説明の中で、文化芸術の振興にとどまらないで、より広く観光とか、いろいろなまちづくりとか、総合的にこれからは文化資源を活用していくのだという説明をいただきまして、まさに島田市のいろいろな文化資源、地域資源もたくさんありますので、そういったものを掘り起こして、ぜひ本当に島田市は文化のまち島田というところをもう一度やっていただければ、元気づけていただければうれしいと思っています。
そういった中で、これから文化芸術の中で理念とか、そういったものが決まっていくわけなのですけれども、しかしながら、担当課として、そういった文化振興の法律に基づいて、これ、策定されるということを前提にしているならば、やはり今後の島田市の文化芸術振興のあり方、どのような方向を目指しているのか、その辺だけは少しお話ししていただきたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 中村文化課長。
◎文化課長(中村正昭) 理念的なもの、これについて実際に計画の中で作業をしていくものですけれども、誰もが等しく文化芸術に親しむことのできるような環境整備、そして、文化芸術の先駆性とか革新性及び多様性を理解し尊重する、また、島田で培われてきた文化芸術を市民の財産として継承していく、それとともに、新たな特色ある文化芸術の創造が促せるような形、それと、市民、芸術家、事業者、団体等あります。市が皆さんと相互に連携していく文化活動を目指していく、そういう計画になっていこうかと思います。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) わかりました。
文化芸術振興という中に、子供の文化に対する心というか、そういったものも育まれていくような、そういったところの視点もまたぜひそういった中に入れていただきたいと要望させていただきます。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 答弁はございますか。
中村文化課長。
◎文化課長(中村正昭) 子供の部分、そういう子供の芸術への取り組み、その辺についても計画の中で作業をしていきたいと思っております。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 201ページの10目野外活動センター管理運営経費についてお伺いします。この管理経費は、指定管理者になっていると思いますけれども、これはどこまでが管理をされているのか、もう少し確認をさせてください。あそこには、バーベキュー場があったり、川があったり、テニスコートがあったりしていますが、どの範囲までがいこいの広場の管轄になっているのか、御説明ください。
○委員長(杉野直樹) 南條社会教育課長。
◎社会教育課長(南條隆彦) 大きくは、道路に面しているほうのセンターハウスと、その奥の山を越えた向こう側にあります宿泊棟、それから、その前の多目的広場、運動場のようなものがございますが、それから、テニス場、そして、川のほうにございますバーベキューのスペースとキャンプ場でございます。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) それでは、多目的広場と言われているグラウンドも、指定管理者が管理されているということで解釈をさせていただきます。
宿泊施設のほうに泊まった団体が、多目的広場を使ってスポーツ合宿等を計画してやられていると思います。そういったところから、サッカーの団体が使用していて、多目的広場も借りてやっていたところ、芝生が傷むということで、使用の団体に、芝生を管理していた方からクレームがついたという話を聞きましたが、芝生を管理しているのは指定管理者なのか、ほかの地域のグラウンドゴルフの愛好会とか、協会とかなのかどうか、御説明をお願いしたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 南條社会教育課長。
◎社会教育課長(南條隆彦) 多目的広場も全て指定管理のほうで、この施設のものとして管理しておりますので、指定管理者が管理しております。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) それでは、ホームページのほうに、スポーツ合宿や団体競技、サッカーや少年野球、グラウンドゴルフからダンスの練習までという記載があります。サッカーという文言が入っていて、サッカーの練習をしてクレームがつくというのは、どう解釈したらいいのか、御説明をお願いします。
○委員長(杉野直樹) 南條社会教育課長。
◎社会教育課長(南條隆彦) サッカーで使用禁止というのは、こちらも聞いていませんし、今の御指摘のことも伺っておりません。確認をして、もしそういう事例があるのであれば、正すようにしたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 芝生が傷むようであれば、スパイクは禁止だという項目があれば、使用団体のほうからも何も言ってこないのだと思うのですけれども、何も書いていない状態で借りて、クレームがつくと、少し問題があると思います。しっかり指定管理者のほうと芝生を管理されている方と話し合っていただいて、使用規約とかを見直していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(杉野直樹) 南條社会教育課長。
◎社会教育課長(南條隆彦) 御指摘ありがとうございます。多目的広場については、地元のグラウンドゴルフの方も、あいている時間帯に使っているというような、相互に有効活用をさせていただいている部分もございますので、今、委員御指摘のとおり、使用のルールについて明確化したいと思います。ありがとうございます。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) 済みません、9目の楽習センター費についてお伺いいたします。概要書は201ページです。
この楽習センターは、いよいよこの4月1日から、平成35年3月31日まで静岡ビル保善株式会社という指定管理者の運営が始まるわけなのですけれども、まず、運営体制についてお伺いいたします。
○委員長(杉野直樹) 南條社会教育課長。
◎社会教育課長(南條隆彦) 具体的な新年度からの運営の細かいところにつきましては、現在、静岡ビル保善のほうと細かい打ち合わせを鋭意進めております。基本的には、仕様書で提示しておりまして、現状のレベルはもちろん保つということと、それ以上ということを目指してほしいというふうにしてございます。
管理の面では、管理をするスタッフの人数であるとか、あるいはソフト面では、学習事業の質、こちらも少なくともことしのものを維持し、さらに高くするようにというコンセプトで打ち合わせを進めております。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) この指定管理制度を導入するときの目的というところで、たしか生涯学習事業において、専門性を有する民間事業者を指定管理者として、より効果的な生涯学習事業の実施を図るとともに、運営の効率化による経費削減を図ろうとするものということをたしか説明されたと思います。そういった中を見ますと、この予算を見ますと、逆に820万円ぐらい増額をされているわけです。その辺は極端に経費削減ということはなかなかやってみないことにはわからないのですけれども、前年度より増額されたということについては、その理由は何でしょうか。
○委員長(杉野直樹) 南條社会教育課長。
◎社会教育課長(南條隆彦) ごらんいただいている概要書のほうは、ことしにあるものだけが金額で載っておりまして、予算書のほうの145ページの一番下、9目楽習センター費です。この目は、前年当初比ですと、1,131万4,000円減額でございます。概要書のほうに829万円増と、これしか載っていないということは、原因といたしましては、昨年度の事業として、嘱託の給与費と、それから、生涯学習の講座経費は、昨年、この事業が2つ載っていましたが、今年度は、これが指定管理料の中に含まれて、楽習センター管理運営事業の中に入ってしまったものですから、比較が表示されておりません。大変申しわけございません。
ついでのことながら申し上げますと、これだけ見ては、幾らコストダウンが図られたかわからないですけれども、差し引きをいたしますと、約200万円弱がコストダウンというふうになろうかと見ております。
もう一つつけ加えますと、実は歳入の部分が、今までは会場使用料、それから、講座の受講料は雑入のほうに入っておりましたが、これは業者のほうに直接入るような形になりますので、この予算の中にはあらわれなくなってきてしまいます。そういったことも含めまして、歳入、歳出を含めまして、トータルで200万円弱の経済効果を見込んでおります。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) 今の詳細でよくわかりました。ありがとうございます。
それで、新しい指定管理者になられた場合には、質の向上とかというものも図られていくということなのですけれども、やはり指定管理者になったからということで、新しい講座内容というものは何か取り入れられたのでしょうか。その辺を確認させていただきます。
○委員長(杉野直樹) 南條社会教育課長。
◎社会教育課長(南條隆彦) 講座については2つございまして、市が主催する形のもの、市のほうのふれあい楽習と呼んでいますけれども、こちらは少なくとも今年度のものは踏襲して、来年度も継続してやってほしいということで話が一致しております。ほぼそのままやっていただいて、今受けている方が受けられなくなるということは、ほぼないと思います。
もう一つは、業者が自主的にやる講座でございますが、こちらはまだ具体的にこういうものをやるというのは、現段階では聞いておりません。何かやっていただければと思っております。
それから、もう一つ、今回の指定管理料の見積もりの提示の中で、どういった面で増収を図るのかという項目の中に、自分たちが自主的にやる講座によって増収を図るのだという項目がありますので、大きく期待しているところでございます。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) 講座についても内容がわかりました。
ただ、やはり自主講座をやって収入をふやしていくのだという中で、今までここの貸し館というか、そういった意味で借りていた方々が借りにくくなったという点を少し耳にするのですけれども、その点はいかがでしょうか。今までと同様、借りやすいというか、その辺は変わりはないですか。確認させていただきます。
○委員長(杉野直樹) 南條社会教育課長。
◎社会教育課長(南條隆彦) より借りやすくするための工夫はしてございます。一番大きなものは、開館時間を延長してございます。土曜日、日曜日、祝日でしたか、今までは5時まででしたけれども、6時までとか、平日は10時までとか、非常に長い時間貸すような形と、もう一つは、今までは午前、午後、夜という3区分しかございませんでしたが、来年度からは1時間単位できめ細かくお貸しするような形をとりますので、よりみんなでシェアしていただけるというふうに考えているところです。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) 内容的なことはわかりましたし、今まで以上に使いやすくなるということですので、ぜひまたそういった点も市民の皆さんにPRをしっかりしていただきたいと思います。そして、稼働率を上げていただきたいと思います。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 答弁はよろしいですか。
伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 関連で少しお伺いします。たしか総合計画のほうに、楽習センターの予約のほうは、ネットからの数が外されているようなことが記載されていたと思いますが、予約方法はどう変わったのか、わかれば教えてください。
○委員長(杉野直樹) 南條社会教育課長。
◎社会教育課長(南條隆彦) 予約方法につきましても、少なくとも今と同じ方法はとりますが、1つだけ、電子申請は公的機関でしか取り扱うことができません。今度は指定管理ということで、民間団体ということになりますので、これはシステムの制限上、電子申請が使えなくなります。その分、御利用しやすくなるような工夫を、今、業者と詰めているところです。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 電子申請が使えなくなるとどのように変わるのか、詳しく教えていただけますか。
○委員長(杉野直樹) 南條社会教育課長。
◎社会教育課長(南條隆彦) 電子申請は、会員登録をした上で、インターネット上で申し込みをして、予約ができるという制度でございますが、これは会場の使用ということよりも、講座の申し込みでございます。会場の使用については、今も電話で予約をとり、直接、御利用のときに納付書をお渡しして、お支払いいただくという形でございます。今までは納付書でしたけれども、これを銀行に持っていただくわけですが、今後は、業者ですので、金銭管理をしっかりしていただいて、現金で収受する方法もとれるかと打ち合わせをしておりますので、支払いに関しては、サービスは向上するかと思っております。
○委員長(杉野直樹) ほかに何かございますか。よろしいですか。大丈夫ですか。では、次に行きます。
では、次に移りたいと思います。次に、歳出10款教育費6項1目保健体育総務費から、歳出10款教育費6項3目給食費までを審査します。予算に関する説明書は147ページから150ページ、当初予算概要書は203ページから208ページ、参考・図面は288ページです。
当局からの補足説明があれば、お願いいたします。
加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) 予算書の147ページ、148ページ、概要書は205ページ、206ページに記載してございます、6項2目体育施設費の田代の郷多目的スポーツ・レクリエーション広場整備事業につきまして、予算説明会と議案質疑の中でも若干説明をさせていただきましたところですが、重複する部分もございますが、改めて事業の内容につきまして、補足説明をさせていただきます。
本事業につきましては、今年度、測量業務や実施設計を行い、その中で市民の皆様の御意見を計画に反映させるため、市民ワークショップでの御意見と市民アンケートに基づき、計画案の作成を進めてきたところでございます。これまで9月及び11月の議会におきまして計画案をお示しし、さまざまな御意見をいただいたところでございます。その経過を踏まえまして、市としての整備計画を取りまとめましたので、今回、事業に着手したいことから、平成30年度当初予算に事業費を計上させていただきました。
それでは、整備計画の内容につきまして、議案質疑の際の議案に係る資料に基づきまして、説明をさせていただきます。よろしいでしょうか。それでは、概算事業費の資料には、整備計画の全体概要並びに事業費及び年度別の整備内容を記載してございます。
それでは、計画平面図をごらんいただきたいと思います。まず、図面の左側の部分でございますが、アクティブプレーゾーンというところには、大型の複合遊具を中心とした整備を行う予定でございます。また、図面中央の下の憩いのゾーンには、幼児用の遊具を整備する予定としております。なお、大型遊具及び幼児用の遊具につきましては、別工事としまして、プロポーザル方式での発注を計画しております。
次に、図面中央の上部のスポーツ・レクリエーションゾーンにつきましては、来場者の目的に応じて自由にスポーツ等ができるように、天然芝での施工を計画しております。
また、憩いのゾーン、及びアクティブプレーゾーンの緑色の部分についても、天然芝による施工を計画しておりますが、アクティブプレーゾーンの芝生については、大型遊具の提案内容によっては変わってまいります。
なお、芝生の施工に当たりましては、この広場に市民の皆様に愛着を持っていただけるよう、市民参加による芝生の植えつけにより施工したいと考えております。ただし、アクティブプレーゾーンの芝生施工につきましては、遊具の設置後となりますことから、市民施工での実施は時期的に難しい部分がございます。
次に、図面の右側のほうになりますけれども、駐車場につきましては、普通車100台、大型車5台、譲り合い駐車場4台分をアスファルト舗装とし、その他の部分は、イベント広場として利用できるよう、簡易に整備し、駐車場の不足が発生した場合等には、臨時駐車場としての利用も考えております。
そのほか、附帯施設として、トイレやあずまや、パーゴラ、ベンチ、テーブルなど、概算事業費の資料に記載のとおり整備する計画としております。これらは、ワークショップや市民アンケートにおきまして、整備を希望する声が多数ありましたことから、市民の要望に応える施設にしたいと考えております。
また、敷地内の園路につきましては、ジョギングやウオーキングなどに利用していただけるよう、アスファルト舗装を予定しております。
これらの整備にかかる工事費の総額につきましては、4億1,750万円を見込んでおります。
事業期間につきましては、平成30年度、平成31年度の2カ年を予定しており、平成30年度は敷地造成工事や水道・電気などの埋設物の工事、側溝などの排水工、また、路盤工までの舗装工等を実施する予定でございます。平成31年度につきましては、アクティブプレーゾーンへの大型複合遊具等の設置や、トイレ、あずまや、ベンチなどの施設工、駐車場等の舗装工、植栽並びに市民参加による芝生の植えつけを実施する予定としており、平成32年4月には供用開始をしたいと考えております。
以上、田代の郷スポーツ・レクリエーション広場の整備事業につきまして、補足説明をさせていただきました。よろしくお願いします。
○委員長(杉野直樹) では、委員の皆様、質疑等ありましたら、お願いいたします。
大関委員。
◆委員(大関衣世) 済みません、田代の郷の整備事業について、少し伺わせていただきます。本議会中でも、さまざま御質問の中で御答弁がありましたけれども、どの断面でも入所の見込み数が8万人という数を伺っております。それが一番、ほかの市民の皆様とお話をしたときに、来場の見込みが8万人という数のお話の中で、その背景にあるものが、掛川市の22世紀の丘公園の来場者の数であったりということをお話をする場合に、どこまで信憑性が得られるだろうかというところが、とても不安なものがあります。
来場者の見込みのカウントの仕方の一つとして、例えば、ウイークデーには何台くらい車が、ここのところに来る人は、9割9分、車で来られる方だと思います。そうした場合に、ウイークデーには平均何台くらい来て、何人乗りで来て、それが年間で何台とか、祝祭日に何台くらい来て、何人乗りで何台とかというような積算の数、入り込みの人数の出し方は、何かそういう計算があるとかないとかというお話を今までは伺ったことがないのですけれども、そういったところのカウントはいかがでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) 利用見込みにつきましては、いろいろ議会の中でももう少し検討する必要があるのではないかということで御意見をいただいております。当初、御案内をさせていただいたのは、掛川市の22世紀の丘公園の大型遊具がある部分での利用見込み数を参考とさせていただいて、8万人ということでお示しをさせていただいたところでございます。いろいろな御意見をいただく中で、平成27年度の市民アンケートをもう少し分析する必要があるのではないかということで、御意見もいただきました。
そういった部分とあわせまして、今回、こども館と図書館のほうに、親子連れで来られている方に直接アンケートをとらせていただきました。数のほうは、ものすごく多い人数ではないのですけれども、直接ターゲットとなる方にアンケートをとらせていただいて、その辺の数字の中から少し分析をさせていただきました。分析の仕方としては、島田市内の人口の中で、子育て世代の方の対象者数を、試算になりますので、これがぴったり当てはまるかどうかという問題はもちろんありますけれども、そちらの中で直接アンケートを今回とった中で、来場したい、行きたいというような御意見のパーセンテージを出した中で、いろいろな方法で計算を少しさせていただいて、その数字の中でも8万人以上はという形で数字上は出たものですから、最初にお示しした8万人という数字とそれほど変わらないのではないかというふうには、今のところ推測をしているところでございます。
○委員長(杉野直樹) 大関委員。
◆委員(大関衣世) 済みません、こども館で聞かれたアンケートの結果ですとか、どういった項目で聞いていったとかというような、8万人に至る計算の根拠になるようなものというのは、お示しいただくことはできますか。
○委員長(杉野直樹) 加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) 口頭でよろしいでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 口頭でわかりますか。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) 簡単な設問でどれぐらいの割合かということでしたら、すぐお答えできるかと思います。
○委員長(杉野直樹) では、一応、説明してみてください。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) 質問の内容につきましては、どこにお住まいかという形で、まず、問い合わせをしました。それと、利用するかしないか、この施設ができたら、行きたいか行きたくないかという質問でとらせていただきました。それと、もう一つ、どれぐらいの頻度で行きたいと思いますかという形で、とらせていただいたところでございます。
お住まいについては、半分、63%程度が市内の方で、そのほかの方は市外の方でした。できたら利用しますかという問いに関しては、全体で93%の方に行きたいという回答をいただいております。利用する頻度はどれぐらいで利用したいかという形での問いにつきましては、週に1回という答えの方が16%、月に2回から3回という形が23%、月に1回ぐらいという方が29%、年に数回という方が29%、あと、週に二、三回行きたいという方が3%というような数値で出ております。
ただ、人数のほうが、市民アンケートの人数に比べますと、100人と少ないものですから、人数的には少ない状況にはなってございます。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 大関委員。
◆委員(大関衣世) わかりました。これが8万人に結びつくかどうかというのは、どうなのかというところはありますけれども、この数はわかりました。ありがとうございます。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) 今のアンケートのことに関連しましてなのですけれども、今回はいろいろな意見を聞いていただいて、取りまとめてこうして出したのだという、そういった本当に担当者の方々の労苦に対しては評価をさせていただきますし、本当にお疲れさまというか、そういう感じなのですけれども、このアンケートで8万人という見込みをずっと確認していくのだという中で、私は、今回、こども館、図書館で親子連れをターゲットにした、それはそれでいいと思うのですが、一方で、私はやはりあそこに今度できます田代の郷のすぐ下にある伊太和里の湯、あそこの方々もやはり健康に資するという施設になる。例えば、シニアの方のサッカーをやる方とか、グラウンドゴルフをやる方たち、そういった方々もあそこを御利用していらっしゃるものですから、やはり本当に8万人を見込むということであれば、そういった伊太和里の湯にいらっしゃってくださっている方にもアンケートを少しとってみるという、そういった検討の考えはなかったのかということをお伺いさせていただきます。
○委員長(杉野直樹) 加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) 当然、田代の郷温泉に来られている方も、こちらの施設のほうに来ていただきたいという考えはございます。当初、田代の郷温泉のほうに特に親子連れを中心に来ていただける方がどの程度あるかという調査をしようということで、温泉のほうにも相談をしたのですけれども、統計的にとっていないものですから、その辺ができなかったというのが少し残念には思っております。できれば、どれぐらいの方に来ていただけているのかということで、とりたかったという部分はあったのですけれども、その辺はできなかったというところでございます。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) できなかった理由というのは理解するわけなのですけれども、もう一つ、8万人というところの魅力、やはりここに来たいというところは、これから来年度設置されるであろう大型遊具というのが本当に目玉になると思うのです。やはり今回、私たちはこれを議決というか、賛成するという意味では、大型遊具というものがどういったものであるのかというのが何も見えていないというのが、判断材料に私もすごく苦しむわけなのです。私は、事業そのものについては反対するつもりはないし、一日でも早くあそこを活用していただきたいという思いですけれども、しかしながら、今回、そこの健康に資するもののスポーツ施設を全部とりやめておりますし、また、健康遊具といったものもとりやめたという経緯もありますので、やはり健康に資する施設、そこを象徴するものというのは何かというものがある程度具体的にわかりたいと思うのですけれども、その辺はまだもやもやなのですか。その辺は担当課としてどうなのでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) 大型遊具につきましては、それこそ先ほど説明の中でも少し触れましたけれども、そういう業者に提案をしていただく形で物を決めていきたいと思っておりますので、現時点ではどういった形になるのかということは、少しお示しをできる状況ではございません。ただ、発注をする段階では、どういった施設をまず盛り込むかという、いわゆる仕様書的なものは作成をしなければいけませんので、それについてはなるべく他市にないもの、島田市の特徴的なもの、いろいろこういったものがあるといいね、例えば、広い滑り台があるといいねとか、そういった御意見も少し聞いている部分もございます。これからいろいろな情報を集めながら、発注までにどういった機能を盛り込んでいくかというものは決めてまいりたいと考えております。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) 一応、わかりました。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 4つほど質問させていただきます。まず最初に、あそこの芝生なのですが、ポット芝だと聞いた記憶がありますけれども、それは金谷のサッカーのところがポット芝だったと思いますが、博物館の前のグラウンドゴルフ場の芝もポット芝なのかということを1つお教え願いたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) 今、田代に予定をしているのは、先ほど、今、委員がおっしゃられたように、金谷のサッカー場を整備したポット芝を予定しております。川越につきましては、ポット芝ではなくて高麗芝ですので、シート形式といいますか、そういったもので施工しております。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) それから、引き続き質問させてもらいます。まず1つ、ポット芝を平成31年度ですか、市民と植栽をするというお話ですけれども、それで、開園時期が翌年の4月を目指しているのですが、そこまでに生えそろう予定なのかどうかということが1つと、あそこをグラウンドゴルフで使用したいという意見をよく聞きますが、ポット芝でグラウンドゴルフをやられている方に対して、影響はないのかどうかということを確認させてください。
○委員長(杉野直樹) 加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) まず、ポット芝が生えそろうのかということでございますけれども、金谷の芝生を、金谷のミニサッカー場を施工したときと、あと、中央公園に芝生の広場がありますけれども、あそこもポット苗での施工をしております。大体時期的には、5月、6月ぐらいが施工の時期になろうかと思いますけれども、夏ごろにはある程度生えそろっているという状況でございましたので、田代についても、気象条件ですとか、日当たりの問題ですとか、多少はありますので、多少のずれはあるかもしれませんけれども、ひと夏を越えれば、それなりには生えそろってくるのではないかと思っております。
それと、グラウンドゴルフ場、グラウンドゴルフをやるに当たっての影響はないかということでございますけれども、管理の仕方にもよるかと思います。グラウンドゴルフは比較的短い芝でやる場合が多いものですから、芝生の性質が高麗芝と少し違うので、高麗芝のような状態にはならないのかとは思っております。ただ、どの程度のレベルでグラウンドゴルフを求めるかという部分もございますので、ポット芝でできる形で、あと、管理の方法の中で対応ができるのではないかとは考えております。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) わかりました。グラウンドゴルフをあそこでやりたいという方が、平日たくさん使っていただければ、8万人の目標は達成できるのではないかと思います。グラウンドゴルフというのは、島田市は盛んなので、全国大会とかの開催をすれば、誘客の一つにもなると思いますので、その辺、またグラウンドゴルフをやる方と検討してみてください。
それともう一つ、済みません、周回園路というのですか、あれが435メートルになっていますが、使う側としては、あそこを何周したら何キロ歩いたというような形で健康のために利用されることが多いのではないかと思います。そうしたら、切りのいい数字のほうがわかりやすいのではないかと思うのですけれども、400メートルになるのか、450メートルになるのか、500メートルになるのか知らないけれども、そういう切りのいい数字にすることは難しいのかどうか、確認をさせてください。
○委員長(杉野直樹) 加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) 今、設計をしている段階では、各ゾーンの周りに周回園路という形で設計をさせていただいております関係上、435メートルという形になっておりますので、なかなかこの距離を調整するとなると、全体の設計を大幅に変えなくてはいけない可能性も少しありますので、可能な範囲で切りのいい数字にできるかどうかはもう少し詰めたいとは思いますので、できるという形では申し上げられないところでございます。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) できるだけ健康を気にしている方があそこで歩いていただけるようにしていただければと思います。歩数で管理されている方であれば問題ないと思うのですけれども、距離で管理されている方だと、やはり切りのいい数字がいいのではないかと思いますので、研究をしてみてください。よろしくお願いします。
以上です。
○委員長(杉野直樹) そのほか、何かございますか。
藤本委員。
◆委員(藤本善男) 田代のことに関しては、具体的なお話をいただいてからほぼ1年間たっていますけれども、この間、いろいろと御検討いただいたことには、本当に感謝申し上げたいと思います。
その上で、今回、平成30年度の予算と平成31年度までの事業をお示しいただきましたので、この内容が本当に妥当かというところを判断させていただいた上で、平成30年度予算を決めさせてもらいたいと思うのですけれども、自分とすると、2つ大きく確認させてもらいたいと思います。
1つは、1年前に3億円でしたけれども、今回、4億1,000万円になっていますので、いろいろと変化はあったと思うのですけれども、事業費の変化が妥当性があるものなのかということを確認させてください。
それと、もう一つは、多分、それの根拠になるのが、先ほど大関委員の言われた8万人の需要予測についてだと思います。私が思いますに、需要予測は大切なことなのですけれども、結論で言いますと、入場料を取る施設ではないものですから、8万人が10万人になっても、5万人になっても、芝生の広場自体はやることは変わらないと思うのです。ただ、来る人が多い少ないによって変わるとすると、駐車場とかトイレ、これはそれによって変わると思うのです。需要予測をしっかりしていただく部分は、附帯設備に影響が出るというところで、幾つか確認させてもらいたいと思います。
1つは、事業費についてです。先ほど言いましたように、3億円が4億1,000万円になったということで、自分のわかる範囲で調べた中では、トイレが1年前に4,500万円だったのが、9,200万円くらいかというふうに思っております。これの根拠は、多分、先ほどの8万人ということが絶対条件であれば、そういうものが必要になるのだろうと思いますので、トイレが増額になった根拠を教えていただきたいと思います。
それから、当初、先ほど説明いただいた大型遊具は別として、小さなお子さん向けの遊具が3,000万円で計上されておりましたが、これが見た目にはなくなっております。ただ、設置はするということですので、その経費はこの全事業費の中に内在しているのか。例えば、大型アクティブプレー施設、大型の遊具等となっていますから、これが小さなお子さん向けも含めて1億5,000万円ということで、既にそういう組み込みがされているのか、その点を教えていただきたいと思います。
それから、平成30年度に予定されている事業は、ほぼ基礎の地盤に関する工事かと思います。これは1年前の事業費でいくと、多分、駐車場を入れても五、六千万、5,000万円程度だったと思うので、それが上がってしまっているのかと思うのです。ここら辺が変化した理由と、それが必要なものであれば、全体を見ると、トイレで5,000万円くらいふえて、地盤で5,000万円くらいふえてしまって、妥当ならば4億もやむなしだと自分は理解したいのですが、今回の事業費と1年前にお示しいただいたものとの違いを、まず教えていただきたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) まず初めに、トイレの増額理由でございますけれども、当然、当初は1つということで予定しておりましたので、それを2基にするということで予定しております。規模につきましては、中央公園にありますトイレを少し参考にさせていただいている部分はございます。それで積算をさせていただいているところでございます。そういったことで、トイレの数がふえたということで、増額となっているところでございます。
それと、幼児用遊具の費用でございますけれども、こちらにつきましては、1億5,000万円、大型遊具と複合遊具等の「等」の中に含まれておりますので、幼児用遊具も含めて1億5,000万円の中で実施したいと考えてございます。
最後の、造成にかかわる事業費の部分でございますけれども、正式な測量を今年度やらせていただいております。そうした中で、土を動かす費用ですとか、そういったものが少しずつ増額になってきているという部分がございます。
あと、駐車場をつくる部分の造成費ですとか、そういった形で、何が突出しているかということはなかなか説明が難しいところではございますが、全体的に路盤をつくるまでの費用が、土を動かす費用を含めまして、ふえてきているというところでございます。
あと、地下へ埋設するものですとか、そういったものの費用が少しずつ費用的には膨らんでいるという状況でございます。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) 今、内容で増額の理由はある程度は理解したつもりです。特に遊具については、当初、大型遊具だけで1億5,000万円でしたから、小さいのも含めて1憶5,000万円。1年前だったら、1億8,000万円ですよね、前回は。内容はもしかしたら変わっているのかもしれませんが、いろいろな変化があるということで、それについては理解させていただきました。
それで、あと、8万人の需要予測です。先ほど100人の方を対象に調査をされて、その結果でも8万人だということでしたが、子供から大人まで、お年寄りまでというコンセプトでやりますし、さっきの田代のこともありますから、本当に子育て世代だけで8万人の答えが出たのであれば、あとそれ以外は全部上乗せになるということになるものですから、若い人が来たり、お年寄りがグラウンドゴルフをしたりするのは全部上乗せになりますので、結構なことだとは思うのですけれども、やはりその足し加算については、これからぜひ可能な限り、まず8万人という答えが出たということは、自分も、出たということですから、受けとめさせてもらうつもりですけれども、なるべく精度が出るようにやっていただきたいと思います。くどいようですけれども、駐車場はいいので、トイレとか、そういった大きなお金がかかるところが過剰投資にならないように、需要予測の継続した調査をしていただけたらと思います。
それで、8万人が正だとして、自分なりにある計算をしてみたのだけれども、8万人が、1年間は52週間あるので、毎週均等に来ることはないのでしょうが、均等に来ると、1週間で1,538人になるのです。そうすると、平日に100人来れば500人で、残り1,000人は土日に来るから、1日500人で、2時間半ぐらい滞在してくれれば、あそこは10時間くらい稼働するので、4回転するので、500人が2人乗りで来ると、車が250台来るので、それを4分割すればいいのかなと。人数でいくと、4分割すると125人くらいなのだけれども、それでだんだん落としていくと、駐車場は100台、何とか少し余裕があるくらいかなとか、見えたりするので、ぜひそういった、あと、季節変動もあるし、長期連休もあるので、できたらそのような細かなシミュレーションをやっていただいて、精度を上げていただいて、過不足について判断していただけたらと自分は思います。
そんなことで、今回、この予算が出ていますが、できたら今回あたりで方向性については決めていただけたらありがたいのではないかと思います。
最後に少しお聞きしたいのですが、今回示していただいた図面で、アクティブゾーンの左側の周回路のところが、以前の図ですと、色塗りされていて、今回、色塗りが取れているところがあるのです。道路のようになって、今、白黒に塗ってあるのですけれども、ここについて整備範囲を変えたとか、そういったことはあるのですか。おわかりになりますか。
○委員長(杉野直樹) 加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) 色のついていないところでございますか。
◆委員(藤本善男) そうです。色のついていないところで、太い道路のようなものがありますが、これは多分、千葉山に行く丁仏参道に歩いていくところかと思うのですけれども、けもの道を渡り切ったところから延長している道路のようなものがあって、以前の図面だと、そこが色塗りされているのです。だから、当然ですけれども、整備範囲かと以前は見えたのですが、このあたりについて、図面上の違いだけなのか、整備方針が変わったのか、その点はいかがですか。
○委員長(杉野直樹) 加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) けもの道から登っていく細いのが、前は色づけをしてあったかと思うのですけれども、こちらは山の尾根の部分になりますので、もともと事業計画の中には入ってはおりません。ですので、今回は紛らわしい部分もありますので、色を外させていただいているところでございます。
○委員長(杉野直樹) 一応、場所だけ確認してみてください。
加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) 申しわけございません。勘違いをしておりました。前の図面では、整備済みの部分も載せてありましたので、今回の整備の中では入っておりません。以前、平成23年、平成24年に、まだ陸上競技場を整備するという段階のときに整備したものでございますので、今回の整備の中には入ってはございませんので、色を外させていただいてあります。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) 了解しました。ですから、整備方針自体は変わっていなくて、図面のみが現実に合わせて色塗りをしたということで理解いたしました。
あと1点、細かいところですけれども、イベント広場と駐車場の位置関係ですが、イベント広場が左側に来ているという理由は、イベント広場の下のほうにグリーンのところがあって、ここは段差があるものだから、いきなりここを駐車場にするとか、そういったことも難しいということで、左側がイベント広場化しているという理解でいいですか。
○委員長(杉野直樹) 加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) 下の緑色の部分は、のり面になっておりますので、段差になってございます。そういった部分もございます。
あと、スポーツ・レクリエーションですとか、憩いのゾーンと一体してイベントをやっていただきたいという部分もございますので、イベント広場を駐車場より内側といいますか、奥のほうにして設計をしてございます。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) 不明な点はわかりました。また皆さんの御意見もいただきながら、自分も判断したいと思います。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) ほかのことがないようだったら、1つ。ここのところの全体のレクリエーションのところに関しては、私は問題ないのですが、ちょうどここのところに入る道が、大津のほうから来たところと、伊太のほうから来たところと少しカーブになるものですから、ここに大津のほうから来たときに右折して入るときに、私は事故の懸念をしています。その辺を考えてまた整備計画を立てていただけるようにひとつお願いをしておきたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) 御意見ありがとうございます。そういうことも含めまして、安全な形になるようにこれから進めてまいりたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) 私のほうからも、これから天然芝で施工していくということなのですけれども、今、マダニの問題というのが、やはりテレビとかニュースでもあるものですから、大変ここのところは目の届かないところであるものですから、先ほど言ったように、けもの道とか、イノシシとか、そういった、また、私、一番最初にここのところを塀か何か安全対策でつくるのですかという質問もさせていただいたかと思うのですけれども、なかなかそうしますとお金もかかろうと思いますが、そういった芝生の安全対策、ここでは親子連れの人たちが本当に伸び伸びと遊んでいったり、寝っ転がっていただくといったコンセプトも持っているものですから、そういった良好な芝生の安全対策、そして、もう一つは、やはり芝生が天然芝ですと、雨期のときなどは特に雨降りというと、なかなか水はけも悪いものですから、そういったところもきっと考えがあってだと思いますけれども、そこら辺の全体的な芝生を整備するに当たっての、そういった良好な環境を保つこと、そして、安全対策、それについてどのように担当課のほうではお考えか、それだけお伺いいたします。
○委員長(杉野直樹) 加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) けものとかによりますマダニの関係ですとか、そういった形で以前に山側にフェンスをというお話もさせていただいた経緯もございます。設計を進めていく中で、事業費の問題もございまして、現在お示している事業費の中には、フェンスに係る費用については盛り込まれてはおりません。
周囲をきれいにしておけば中へは入らないというお話も聞いている部分もございますので、今後、少し研究をさせていただきながら、対策についてはこれから整備をしていく中でもう少し考えていきたいと思っておりますので、御理解をいただければと思います。
それと、芝生の管理につきましては、当然、ここの植栽ですとか、そういった管理も必要になってまいりますので、そうした費用の中で、芝生についても管理をしていきたいと。なるべく来ていただいた方が気持ちよく利用していただけるような管理はしていかなければいけないと考えております。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) ぜひ本当にここの場所に来て、親子連れで楽しめるという環境づくりに努めていただきたいと思います。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 質疑。
○副委員長(村田千鶴子) 杉野委員長。
◆委員(杉野直樹) 今、副委員長からいただきました芝生の件なのですけれども、実は金谷のミニサッカー場なのですが、私が子供がサッカーをやっているときに植えました。その後も、芝刈りだとか、お手伝いをしているのですが、半分以上、芝生ではなくて雑草なのです。それは何でかといろいろ調べたところ、どうも農薬をまかないと、芝生だけで維持できないという話があって、子供のサッカー場なので、農薬はまけないということで、雑草を手で抜かなければいけないという、すごく苦労をしているのです。
ここにおいても、もし芝生を植えるとしたら、芝生だけで管理するとなると、もし全部手作業でやるというと、すごく維持していくのに逆にお金がかかってしまうのではないかと思うのですが、その辺のところは考えたことはあるのでしょうか。
○副委員長(村田千鶴子) 加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) 金谷のミニサッカー場につきましては、ちょうど私が以前、スポーツ振興課にいた当時、所管で実施をした事業でございます。そうしたことで、その経緯は承知をしてございます。当然、半分ぐらいは雑草なのかと。多少は今、管理をしっかりしていただいているので、よくなりつつはあるのかとは感じておりますけれども、当初、あそこについては、もともとが雑草が多くて、そこを費用の関係上、少し雑草を上から剥いだだけの状態で整備をした経緯がございます。そうしたことで、草の種が大分残っていたという状況の中で、芝生が伸びる前に雑草が伸びてしまったということで、少し芝生が負けているという状況でございます。
同じように、中央公園のところも同じ年に実施したのですけれども、ここはもともとが雑草がなかった、石ころの状態だったものですから、比較的芝生の伸びがよくて、あまり雑草が今は生えていないという状況がございます。
ですので、施工するときの下の土の状態というのが非常に大事になるのかと思っておりますので、今回整備するところについては、その点も注意しながら少し実施をしていきたいと。なるべく後々にそういう経費がかからないような形、余分な手間がかからないような形になるように、施工については注意を払っていきたいと思っております。
○副委員長(村田千鶴子) 杉野委員長。
◆委員(杉野直樹) 今、何でそんなことを言ったかといいますと、もしかしたら、人工芝のほうが維持していくのに安いのかと思ったものですから、そういうところも検討したのかと思って質問しました。
その横にある、今回お示しされたイベント広場についても、本当はここは駐車場にしたいけれども、費用の関係でイベント広場にしたという解釈でいいのでしょうか。
○副委員長(村田千鶴子) 加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) イベント広場の部分につきましては、駐車場でいろいろ御指摘をいただいた部分もございます。経費的にアスファルト舗装にする場合は、当然、費用のほうもかさんでまいります。そうしたことも含めて、少しイベント広場を広げたという部分ももちろんございます。
あと、議案質疑の中でも少し答弁をさせていただいているところでございますけれども、地域の方がここで、例えば、地域の物産をやっていただくとか、伊太の梅祭りをこちらのほうでというようなお話も少し聞いている部分もございますので、そういった地域の方にも活用していただきたいという部分もございますので、イベント広場という形で整備をしたいと考えております。
○副委員長(村田千鶴子) 杉野委員長。
◆委員(杉野直樹) イベント広場がアスファルトだと、イベントができないのかという話にもなってくるのですけれども、今回、事業費の関係もあって、苦肉の策でこうされたのかもしれませんが、この後、この図面を示されて、1年後にこういった形にしたいということは示していただきました。でも、いろいろなことをまだこの後1年間検討していくうちに、もしかしたらいろいろな部分が、ここを変更したほうがもっといいのではないかということがあるのかもしれないので、多少、柔軟性を持って整備ができるよう進むように、柔軟性を持った、皆さんのそのときそのときに検討したことによって、もっと最良なものがあるのだったら、そこも採用できるような考え方で進めていただきたいと思います。
以上です。
答弁欲しいです。
○副委員長(村田千鶴子) 加藤
スポーツ振興課長。
◎
スポーツ振興課長(加藤雅通) 御意見ありがとうございます。正直なところ、なかなかここまで持ってくるのにどうしたらいいのかという部分もございました。そういった形で今後進めていく中で、少し柔軟的な形でやらせていただければ、非常にありがたいと思っておりますので、よろしくお願いします。ありがとうございます。
○委員長(杉野直樹) では、そのほかいかがでしょうか。いいですか。歳入に行っていいですか。歳入に行ってしまいます。
そのほか、委員の皆様、何かございますか。ほかのことでも。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) ほかになければ、引き続き歳入の審査に入ります。
歳入についても、付託項目を分割して審査いたします。
初めに、歳入12款分担金及び負担金2項2目民生費負担金から、歳入13款使用料及び手数料2項2目民生手数料までを審査します。予算に関する説明書は45ページから50ページです。
当局から補足説明があれば、お願いいたします。
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 補足説明は特にございません。
○委員長(杉野直樹) 補足説明はないということですが、委員の皆様、質疑等ございましたら、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) よろしいですか。では、次に行きます。
では、次に、歳入14款国庫支出金1項1目民生費国庫負担金から、歳入15款県支出金3項6目教育費委託金までを審査いたします。予算に関する説明書は51ページから66ページです。
当局から補足説明があれば、お願いいたします。
岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) 補足説明は特にございません。
○委員長(杉野直樹) 補足説明はないということですが、委員の皆様、質疑等ありましたら、お願いいたします。
ないですね。では、次に行きますけれども、よろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) では、次に、歳入16款財産収入1項1目2節建物貸付収入中、行政財産建物貸付収入(健康づくり課)から、歳入18款繰入金2項1目特別会計繰入金までを審査します。予算に関する説明書は65ページから70ページです。
当局から補足説明があれば、お願いします。
中野健康づくり課長。
◎
健康づくり課長(中野和志) 補足説明は特にございません。
○委員長(杉野直樹) では、委員の皆様、質疑等ありましたら、お願いします。
ないですね。いいですね。では、次に進みます。
次に、歳入20款諸収入1項1目1節延滞金中、延滞金(保育支援課)から、歳入21款市債1項廃目民生債までを審査します。予算に関する説明書は69ページから80ページです。
当局から補足説明があれば、お願いします。
杉山保育支援課長。
◎保育支援課長(杉山悦子) 補足説明は特にございません。
○委員長(杉野直樹) では、委員の皆様、質疑等ありましたら、お願いします。
よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) では、議案第6号全体を通して何かありましたら、お願いいたします。
藤本委員。
◆委員(藤本善男) 先ほどの審査の中で触れることができなかったのですが、再度確認をさせていただきたい内容をお願いいたします。
民生費の3款2項4目児童福祉施設費で、概要書の97ページの一番下です。放課後児童クラブの運営事業がありますけれども、少しこの現場の実情をお聞かせいただきたいことがあって、先ほど聞きそびれてしまいましたので、お願いいたします。
聞きますと、五和の放課後児童クラブの定員は30人というのですけれども、かなり倍くらいにオーバーして運営されているというようなお話です。さらに、新年度を迎えるに当たりまして、予定していた人数よりも受け入れ数がふえているという状況があるようですけれども、今の実態はどんな状況で、対応はどのようにされようとしているか、状況がわかれば教えていただきたいのですが。
○委員長(杉野直樹) 清水
子育て応援課長。
◎
子育て応援課長(清水寿道) 五和の児童クラブでございますけれども、今、北支所の一角を使って運営をしております。現在、定員が70人のところ、4月の利用につきましては、ぴったり70人になっております。
ただ、8月、夏休みの利用の見込みが79人という形になっておりまして、少し超過をしている状況でございます。
先般、五和の自治会長の皆様から市長宛てに要望書が提出されまして、その中で、放課後児童クラブの部屋の確保ということが要望としてありました。現在、北支所のほうと部屋の確保について調整をしているところでございます。できる限り専有で使える場所というところで要望がございましたので、それもあわせて、今、支所と協議を進めているところです。できる限り4月の新年度の開所までには間に合うよう、整えたいと思っているところです。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) 現場のほうも、この8月を見据えてなのかわかりませんけれども、職員を増員して対応しなければいけない状況もあるようなのですが、委託の経費になるのでしょうか。そういったものがなかなかそれに見合う形で人数比例でいただけていなくて、御苦労されているような状況もあるように伝え聞いております。ぜひ現場の実態を見ながら適切に対応いただきたいと思いますし、この五和のクラブをお聞きしますと、校舎と離れたところにベースとなるクラブがあることから、どうしても北支所、そちらのほうに広げていかないと対応できないということで、御苦労が多いようですので、ぜひ次年度、現場の声に注目していただきたいということをお願いしたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 清水
子育て応援課長。
◎
子育て応援課長(清水寿道) ありがとうございます。現場の指導員の方ともお話をしながら、適宜いい形で運営ができるように進めてまいりたいと思います。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) 続けて済みません。先ほど少しお話ししました田代の郷のスポーツ・レクリエーション施設の整備事業ですけれども、議案が採決されるのですが、私自身は、先ほど言いましたように、これまでずっと検討してきていただいた案については、平成31年度の最終的なことも含めまして、ある程度この内容で進めていただく時期かと思っております。
ただ、その上で、ぜひこの委員会の総意が得られれば、当局のほうにお願いしていただきたいことが2つほどあります。1つは、4億1,700万円と出ましたけれども、平成31年度は少なくとも予算審議をまだ受けておりません。平成31年度に向けて引き続き予算ができることでしたら、少しでも安くなるように、必要なものはやっていただいていいのですけれども、不要な投資にならないように精査していただきたいということをぜひお願いしたいと思います。
それから、もう一つは、やはりその基礎となります需要予測についてです。基本となるのは、掛川市の類似施設を見てということで、市内での調査もしたという御報告はいただいたのですが、では、それが1年間はそうですけれども、季節ごとですとか、1日単位ですとか、細かいところに落としていったときにどうなるのかということは、ぜひまだこれから来年度もありますので、そういう中でさらに精度を高めていただいて、できたら、こういう内容ですということを適時お示しいただきながら、将来の平成31年度の事業の確証を得られるような情報提供をぜひお願いしたいと私は思います。ぜひ皆さんのほうに、委員のほうにお諮りいただければと思います。お願いいたします。
○委員長(杉野直樹) 今、藤本委員のほうから、田代の郷の整備について、今後の進め方についてお話がありました。内容については、今おっしゃったとおり、できるだけの事業費の削減の努力と、あとは、整備するに当たりまして、今後、必要なものは整備するという形の中で、きちんと検討していく中で、需要予測ということも考えて、もう一度きちんとした数字が示せるようであれば、調査した上のものを委員会に示していただきたいという話がありました。このことについて、委員会の総意として当局のほうにお願いするという形でよろしいでしょうか。
〔「いいです」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) では、済みません、畑部長、もし何かありましたら、一言お願いしたいと思います。
畑教育部長。
◎教育部長(畑活年) ただいま藤本委員のほうからお話がありました、まず、事業費の関係のお話でありますけれども、適切な投資となるように、市のほうとしても、厳しい財源の中でやる話でありますので、その辺はしっかりと受けとめて、事業費の削減に結びつくことについては、あるいは費用を圧縮できるような、そういったことにつきましても、総合的に考えていきたいと思っております。
ただ、実施設計を今年度、固めてしまいますので、どこまでそこのところが努力ができるかどうかというのは、非常に不確かなところがありますが、その辺も含めまして、適切な投資となるように、努力をしていく気持ちではおります。
それとあと1点、需要予測につきましては、先ほどもいろいろと御協議いただいております。8万人以上という話でありますが、私どもの考え方も、やはり子育て世代というところを対象としますと、8万人以上ということでありますが、その前後の世代の方の需要予測については、まだ明確なものを持っていないところもありますので、そうしたところにつきましても、トータルの需要予測に見合うものを、附帯設備というものを整備するという必要性もありますので、引き続き需要予測につきましては、できる限りのことは少しやらせていただいて、より確からしい人数を算定してまいりたいと考えております。
済みません、以上です。
○委員長(杉野直樹) では、ほかに議案第6号全体を通して何かございますか。
いいですか。採決に入ります。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) では、ないようでしたら、採決いたします。
議案第6号 平成30年度島田市一般会計予算中、当委員会の所管に属するものについて、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) 異議なしと認めます。
よって、議案第6号中、当委員会の所管に属するものについては、原案のとおり可決すべきものと決しました。
では、ここで暫時休憩とします。
休憩 午後2時43分
再開 午後2時55分
○委員長(杉野直樹) では再開いたします。
次に、議案第7号 平成30年度島田市
国民健康保険事業特別会計予算について審査いたします。
予算書8ページから10ページ、予算に関する説明書170ページから193ページ、当初予算概要書221ページから222ページです。
当局より補足説明があればお願いいたします。
千澤国保年金課長。
◎国保年金課長(千澤毅) 補足説明は特にございません。
○委員長(杉野直樹) では、委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) では、ないようでしたら、採決いたします。
議案第7号 平成30年度島田市
国民健康保険事業特別会計予算については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) 異議なしと認めます。よって、議案第7号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第10号 平成30年度島田市休日
急患診療事業特別会計予算について、審査いたします。
予算書16ページ、17ページ、予算に関する説明書211ページから216ページ、当初予算概要書227ページ、228ページです。
当局より補足説明があればお願いいたします。
中野健康づくり課長。
◎
健康づくり課長(中野和志) 補足説明は特にございません。
○委員長(杉野直樹) では、委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。
いいですか。
では、ないようでしたら、採決いたします。
議案第10号 平成30年度島田市休日
急患診療事業特別会計予算については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) 異議なしと認めます。よって、議案第10号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続きまして、議案第12号 平成30年度島田市
介護保険事業特別会計予算について、審査いたします。
予算書21ページから23ページ、予算に関する説明書233ページから255ページ、当初予算概要書233ページから256ページです。
当局より補足説明があればお願いいたします。
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 補足説明は特にございません。
○委員長(杉野直樹) では、委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。
伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 済みません。もう一度説明をしていただきたいのですけれども、233ページの一番上ですね。平成29年度は事務員が6人、訪問調査員6人ということになっていましたけれども、今度平成30年度は訪問調査員が7人になっていますが、増員の理由は何でしたか。もう一度お願いします。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 訪問調査員が1名増加です。これは、平成27年度からの総合事業を始めたことによりまして、認定件数が減っていたものですから、人数をそれまで減らしていたところですが、昨年5月に認定が下げどまりまして、その後、認定率が上がってきております。調査もふえてきておりますので、6人の訪問調査員では調査し切れない状況になりましたので、1名の増をしているものです。
以上です。
○委員長(杉野直樹) よろしいですか、伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) はい。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) 済みません。概要書のほうで、243ページのところです。介護予防・生活支援サービス事業費で、総合事業の訪問介護と通所介護とあるのですが、議案質疑でも昨日、通所介護について事業費の減額というお話の質問が出ています。改めてこのところのお話を聞きたいのですけれども、少し手元に入ってきた情報の中で、この通所介護の対象になる方が、島田市が、余り他市ではやっていない中で、要支援の1、2といった方を対象に組み入れたことで、医療サービスの量がふえてきているという状況をお聞きしているのですが、そのあたりの状況はどのような状況か改めてお伺いしたいのですが。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 総合事業の対象者については、島田市も他市も同じ方を対象としております。対象となる方については、要支援1、2の認定によって要支援1、2を受けた方、それと基本チェックリストを行って対象であると認められた事業対象者、この事業対象者という方については、要支援1、2と同レベルの方だというような判断をしております。
対象者については他市と変わりませんが、島田市につきましては、事業開始前につきましては要支援1、2の方について780人だったものが、平成30年1月末現在では要支援1、2の方が660人、事業対象者の人数が992人、合計で1,652人と倍増しております。ここのところにつきましては、国が要支援相当であるという対象としておりますが、島田市ではもう少し軽度な方も事業対象者となっている状況になっております。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) そうしますと、要支援1、2は基準が一緒なのだけれども、対象者にさらに加えるところの基準が少し違って、それが当市にとって増加の理由になっているというふうに言っているのかと思ったのですが、そのような中で、次年度が事業費を減らしていくように見えるのですけれども、そうすると、その判定の基準とか、そういったものを変えていくようなことになるのですか。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 特別、判定の理由というのは、基準をというのがまだ明確なものはつくっておりませんが、今までは窓口に御家族が来て、それでうちのおじいちゃんを申請したいなどということでやっても通していたわけなのですが、この国の仕様を見ますと、御本人が窓口に来て申請をするというところがありますので、まずは御本人に来ていただく。御本人は使う気持ちはなくても、御家族がどうしてもというもので行ってしまっている方もいらっしゃったりするという実情もあったりします。
それから、例えば車に乗れるような方でも、今まで御近所の方がデイサービスに行くので、連れだって私も行きたいなというような方、チェックリストだけですと意外と通ってしまうようなこともございました。その辺である程度の判断する基準について、課の中ではある程度のものをつくっておりますので、あんしんセンターと打ち合わせをしながら、そういうところをしっかり見きわめていけるようにしていきたいと思っております。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) 非常に、その判定がやはり人対人でやるものですから、どうしてもやはり、多分心情的には、せっかく言ってきているのですからお困りなのだろうということが前提で、こういう形になっていたのかなと思って。明確な基準ができているのはいいことだと思うのですけれども、多分、これまで認められたのになぜというお話が、また出てくるかもしれませんし、さかのぼれば過去の認定の曖昧さと言っては失礼かもしれませんが、不確かさによって、本来払わなくてもいいサービスのそういったものを使ってしまっていたというところもあるかと思います。そういった御指摘ももしかしたら出るのかなと思いますが、その点についてはどのように、これまでやってきた事業というのを受けとめておられますか。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) ただいまの私の説明に加えまして、使い続けていたという理由のところで、今回はなるべく元気な方については、しまトレとか地域のサービスを今からつくっていこうとしていますので、それに通っていただいて、閉じこもり予防をしてもらうということを考えておりますが、なかなか平成27年当初につきましては、そういうような地域のサービスができていない中でこの総合事業を始めたということは反省点です。そういうものがしっかりできてくれば、通常の介護のサービスだけではなくて、地域の中で支えられる人というのは、結構、数としてはあるのだろうなと思っています。そこのところができるように、今、しまトレという合言葉で元気になってもらうような体操の組織を立ち上げようとしているところです。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) 状況はわかりました。やはり、単一のメニューでしたら、もうその場でお断りするしかないという対応が迫られるので、非常に難しかったかなと思いますけれども、それにかわるサブのメニュー、別のステージも用意していただいているようですから、ぜひ積極的にそういったものを、その人に合ったものを今後の事業の中でもやっていただければと思います。状況はわかりましたので、以上でありがとうございます。
○委員長(杉野直樹) その他、委員の皆さん、何かございますか。
よろしいでしょうか。よろしいですか。
伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 済みません。247ページですか。パワーリハビリ教室事業について、おおるりで行っているものなのかどうか、おおるりのところの1階で行っているものがどうなのかどうか、これがそれなのかお教えいただきたいと思います。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) パワーリハビリ教室事業ですが、おおるりの1階のところでトレーニングを行っているものと、金谷の夢づくり会館で行っているもの、合わせてこの事業になっております。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) これも夜間は多分利用がされていないように私は思いますが、こういったものがもしローズアリーナ等で開催できれば、器具は共用できて効率よく、夜、普通の成人の方が利用できるのではないかと感じたのですが、そういった活用方法は、いろいろな補助金がついているので、できないのか、できるのか、お教えください。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) この事業は、パワーリハビリ教室を。少々お待ちください。
現在は、ここの場所を限定して行っております。それから、これの指導員について、市のほうで要請をしまして、そこのところに委託事業で行っております。現在はそこのところでしか想定しておりませんでしたので、ほかのところでできるかというような、今のところ検討しておりませんので、少し答えがございません。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 体力のトレーニングなので、ローズアリーナ等の指定管理者にこういうことの教室ができないかどうか、やっていただければ1つのところでこういったことが、いろいろなことでいろいろな道具が共用できればと思いますので、そういったこともまた1つ検討してみてもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) ありがとうございます。検討してみます。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) その下にあります居場所づくり事業についてなのですけれども、この概要を見ますと、居場所の開設に要する経費となっておりますので、本年度、この当初予算に出ました200万円、その当初予算で開所をする場所と言うのですか、今年度。新しくできるという解釈でいいのですか。居場所づくり。居場所が。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) この居場所づくりに関する経費につきましては、新たにできるところについて、1カ所20万円を上限に補助金を交付する予定でおります。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) ですから、新たにできる、今年度、平成30年度は、どのようなところを予定されているのですか。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 市がつくるものではなくて、地域の中で居場所として立ち上がってきた、立ち上がりたいというところの相談に対して、初期投資として補助金を予定しておりますので、今からどこのところに整備するということではなく考えております。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) わかりました。
そうしますと、昨年度、前年度はもう既に予算を執行されているわけなのですけれども、昨年度はどういったところで立ち上げられたのですか。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 今年度でもよろしいでしょうか。
今年度、今まで10カ所ほど補助のお話がありました。
例えば、金谷で2カ所くらい、島田のほうではばらの丘、元島田、あとは初倉と六合のあたりで何カ所かやっております。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) わかりました。
高齢者の居場所づくりということなのですけれども、今、既に各地域でふれあいサロンなど、名前が多少違うと思うのですけれども、各自治会・町内会で行っているのですけれども、その辺の運営体制というところは、ここの居場所づくりの場合は、お互いに見守り合うということというのが目的なのですけれども、その辺の整合性と言うのでしょうか、バランスと言うか、その辺はどうなのでしょうか。各町内でこの居場所づくりというのもあるし、またふれあいサロンもあるという地域もあるといった理解でよろしいのですか。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 委員おっしゃるとおりで、地域の中でふれあい事業もあり、居場所も立ち上げてもらったり、そのようなところはたくさんございます。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) その場合、なかなかスタッフというか、運営する御苦労というものについては、担当課としては何か伺っていますか。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 居場所の場合は、スタッフという考え方ではなくて、誰がいつ行ってもいい。以前に市長の答弁の中でも、赤ちゃんからお年寄りまで誰が行ってもいいというような御答弁をしたことがございますが、何をしなければいけないという、例えばふれあいですと、手芸をやりますであるとか、目的を持ってやってございますが、居場所に関しては好きなことをやってもいいというような、誰がどこへ行ってもいいということで、リーダーがあるわけではないというようなものを推奨していると言うのですか、居場所という定義としては、そういうものです。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) そうしますと、10カ所ぐらい今あるというところなのですけれども、この場所的には、今どういったところが使われているのですか。開催されているのですか。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 今年度開設の補助を出したところが10カ所程度です。それで、現在37カ所ほど市内では居場所が立ち上がっていると思っております。
場所としましては、公会堂とかそういったところが一番多いと思います。自宅の空き家を開放したりということもございますが、基本的には公会堂を使ったものが多いです。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) そうしますと、開設するに当たり20万円ぐらい補助が出るということなのですけれども、ではこれからも開設はして、あとはもう本当に自主運営というところで、その辺の何かお金がかかるとか、そういったことはなく、そういうような、またふれあいさんとは違った意味で運営というかそのような体制なのですか。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 市のほうから補助を出している部分につきましては、当初の開設にかかる備品等の補助です。
運営補助につきましては、社協さんのほうから出ております。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) わかりました。
○委員長(杉野直樹) 横山委員。
◆委員(横山香理) 済みません。今のに関連するのですけれども、ここには認知症カフェが載っていないのですけれども、実は認知症カフェはまた居場所と少しくくりが違って、包括支援センターさんのほうから、どこそこに1つずつというふうな、ダイレクトに落としがあると思うのです。予算の関係に関しては、居場所づくり事業のほうから20万円のということでお話はいただいているのですけれども、居場所自体は地域のほうから、僕たちがやりたいということで来るのですけれども、認知症カフェは若干違うものですから、この居場所づくりの20万円というのは、やはり規定があって、年6回やらなければいけないとか、多分そういうことがあると思うのですね。そちらの認知症カフェですと、やはり6回やらなければいけない、でも市のほうから落とされているということで、6回やるのは負担だと。例えば、キャラバン・メイト隊などにお話が落ちるものですから、やはりそういったところでのお話が結構耳に入ってきます。そういったところをどうお考えでしょうか。お伺いしたいと思うのですが。
○委員長(杉野直樹) 小出
包括ケア推進課長。
◎
包括ケア推進課長(小出美由季) 認知症カフェにつきまして、こちらのほうは居場所と同じような位置づけとは考えているのですけれども、居場所とどういったところが違うかと言うと、専門的な相談ができる体制が少しあるというところが若干違います。
今現在、市内では自主的に開設をしてきているという経過の中で、みどりや薬局や、東町のあったか広場一会のところが、地域の人たちと一緒に認知症カフェを今年度立ち上げてきているところです。市のほうとしては、認知症の方の相談場所であったり、家族や本人が行ったり、地域の人と交流するという意味では、各包括支援センター、生活圏域の中で1つできればいいなという思いを持っているところです。
それぞれ、地域包括支援センターにいらっしゃる認知症の地域支援推進員と、そういったことを進めていきたいという思いの中で、認知症カフェをそれぞれの包括の方が考えながら地域の人と相談したり、声が上がれば、そういったところと専門職が入っているグループホームなどの職員と一緒に相談しながら立ち上げを進めているというような経過でやってきております。
キャラバン・メイトの方や自治会の方などいろいろなところに声をかけながら、今、進めてきている状況が現状です。
お金につきましては、今のところ市のほうから認知症カフェだけの形での支援というのは出しておりません。大体、ほかの市町においても必ず週に1回というような決まりはなくて、近隣を見ますと、月に1回程度のやり方で、自由な、やれる範囲での開催をという形で行ってきているのが現状です。
そういった中で、島田市のほうでもし補助といった場合、居場所と同じ扱いで、社協でやられている居場所の定義に当たれば補助という形ができるのではないかというところが、支援できる体制となっております。
ただし、社協のほうは、全てが補助事業で実施というのは難しいという中では、多少の自主財源が必要というところです。近隣の認知症カフェも見ますと、例えば参加のときにコーヒーやお菓子を少し出すものだから、参加者に100円の負担とか、そういう形を踏まえながらで、会開催でやっているというような現状が、今のところ多いのかなというような形です。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 横山委員。
◆委員(横山香理) 背景はよくわかるのですけれども、実際、とにかく自分たちのほうからというのと、逆に市からというのとは、やはり食い違う部分が、どうしても気持ちのずれと言うのでしょうか、そういったものがあるものですから、ここでこれをやると堂々めぐりになってしますので、やはりそういったことも加味していただきながら、丁寧に自治会なりキャラバン・メイト隊に説明に来ていただいて、納得していただけるような御説明があったり、また別づけでやはりお考えいただければありがたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 小出
包括ケア推進課長。
◎
包括ケア推進課長(小出美由季) 決してこちらのほうが無理強いにやるわけではなくて、皆様方と専門職の方も一緒に入りながら、丁寧にこういったことについては皆で意見を交換し合って進めていくのが大事かと思いますので、またその辺については包括支援センターの方とも合わせて相談しながら入っていきたいと思います。
以上です。
○委員長(杉野直樹) よろしいですか。
◆委員(横山香理) はい。
○委員長(杉野直樹) はい。
伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 249ページのしまトレ推進事業なのですが、昨日も横山委員からお話があったかと思いますが、体操をするのに着替えがないという話もありましたが、実際にこれは、聞くところによると、自宅でも体操ができるというお話だったのですが、実際にどのような体操なのか、はっきり言って一般の人はわからないのですよ。これは例えば、緑茶化計画のああいったように、ネット上に動画を上げておけば、自宅で私たちの年代の者が父親なりに見せながら、これをこうやってやればここが開くので、うちで暇なときにやっておけよということが可能だと思うのですよ。そういった研究をしていく必要があります。年寄り、イコール、ネットが使えないのような判断をしていらっしゃるのは間違いだと思いますので、そばには孫もいるし、ネットも使える人がいるので、そういうったことでコミュニケーションも生まれると思いますので、そういった研究をぜひしていただいて、ネットに上げておけば、プレーヤーがなくてもタブレット1つでモニターに映せばできますので、そういった研究を一度してみていただくことが可能かどうかお伺いします。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 委員のおっしゃるとおりで、今、高齢の方でもインターネットが得意でやられる方もたくさんいると思います。インターネットを使った、ホームページ等を使った進め方というのも研究していきたいと思っております。
ありがとうございます。
○委員長(杉野直樹) よろしいでしょうか。よろしいですか。いいですか。
では、ないようでしたら、採決いたします。
議案第12号 平成30年度島田市
介護保険事業特別会計予算について、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) 異議なしと認めます。よって、議案第12号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続きまして、議案第13号 平成30年度島田市
介護サービス事業特別会計予算について、審査いたします。
予算書24ページ、25ページ、予算に関する説明書256ページから268ページ、当初予算概要書257ページから258ページです。
当局より補足説明があればお願いいたします。
小出
健康づくり課技監。
◎
健康づくり課技監(小出裕子) 補足説明は特にございません。
○委員長(杉野直樹) では、委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。
では、ないようでしたら、採決いたします。
議案第13号 平成30年度島田市
介護サービス事業特別会計予算については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) 異議なしと認めます。よって、議案第13号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第14号 平成30年度島田市
後期高齢者医療事業特別会計予算について、審査いたします。
予算書26ページ、27ページ、予算に関する説明書269ページから274ページ、当初予算概要書259ページ、260ページです。
当局より補足説明があればお願いします。
千澤国保年金課長。
◎国保年金課長(千澤毅) 補足説明は特にございません。
○委員長(杉野直樹) 委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。
大村委員。
◆委員(大村泰史) 高齢の方に対して、今まで居場所づくりであるとか、しまトレであるとか、行政のほうで推進しているのですけれども、ある方が、今、高齢者の方が病院の待合室が居場所化しているのではないかと私のところに言ってくれる方がいまして、そういう方がいらっしゃるということに対して、この後期高齢者の保険料等負担金というところがあると思うのですけれども、この辺が増えていることについてどのようなお考えをお持ちなのでしょうか。お聞かせください。
○委員長(杉野直樹) 誰が答えますか。
千澤国保年金課長。
◎国保年金課長(千澤毅) 済みません。もう一度お願いできますか。
◆委員(大村泰史) 行政として高齢の方に居場所づくりやしまトレなどを推進することによって健康になっていただくというところと、居場所を提供することによって、そのような場所に来てもらうということを進めているということなのですけれども、高齢の方が病院に通われることで、そこが高齢者の方の居場所という感じになってしまっているというのを感じる方が市民の中にいらっしゃるということを聞くのですけれども、そのことに対してどのような形で思われていますかということをお聞きしたいです。
○委員長(杉野直樹) 千澤国保年金課長。
◎国保年金課長(千澤毅) 後期高齢者の方の医療費の関係といたしましては、やはり医療費は適正に使っていただきたいという考えはございますので、そのあたりでPRをしながら、もしそのようなことがあるようでしたら、御自分の判断で、何とか別の居場所に行っていただくように考えていただきたいと思います。
以上です。
○委員長(杉野直樹) いいですか。
少し難しいですね。
進みますね。
では、ないようでしたら、採決いたします。
議案第14号 平成30年度島田市
後期高齢者医療事業特別会計予算については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) 異議なしと認めます。よって、議案第14号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第16号 平成30年度島田市
病院事業会計予算について、審査いたします。
予算書31ページから34ページ、予算に関する説明書315ページから366ページです。
当局より補足説明があればお願いします。
大塚経営企画課長。
◎経営企画課長(大塚昌利) 補足説明は特にありません。
○委員長(杉野直樹) 委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。
藤本委員。
◆委員(藤本善男) 済みません。病院の関係ですけれども、お聞きしたいのは、いよいよ新病院の建設がこれから始まるということで、会計上の扱いがどうなるのかというところで、少し素人のような聞き方しかできないのですけれども、自分が見る限りですと、病院の事業はどういうふうに事業費で使われているのかというのは、例えば予算書の説明書317ページに新病院の事業費ということで、ここですと23億円という額が記載されていますけれども、今後、病院事業を我々が会計の中で見ていくときには、どこのところを見ていくのが、その事業の動向を見るのに適しているか、少し教えていただきたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 大塚経営企画課長。
◎経営企画課長(大塚昌利) 今、藤本委員のおっしゃった点は、新病院建設にかかわる事業の収支というような意味合いでございますか。
◆委員(藤本善男) そうです。
◎経営企画課長(大塚昌利) 病院の会計は、医業を営む経常的な収支と、資本を形成する資本的な収支に分かれておりまして、新病院建設にかかわる収益と費用に関しましては、全て今委員のおっしゃった317ページの資本的収入及び支出に記載をされますので、そちらで御確認をいただければと思います。
以上です。
◆委員(藤本善男) はい。
○委員長(杉野直樹) 何か。
大塚経営企画課長。
◎経営企画課長(大塚昌利) 追加で御説明をさせていただきます。
説明書の364ページと365ページに、継続費に関する調書を上げさせていただいておりまして、昨年の6月補正で御許可をいただいたものでございます。平成29年度から平成34年度までの年割額というのが、現在見込んでいるその年々の支出見込額でございます。その横に、その財源を書いてございます。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) 今、2つのところを御紹介いただきましたので、関連性を少し確認したいのですが、317ページの支出ですと、新病院の建設事業費は234億円なのですが、それを364ページで平成30年に引き当てて見る場合には、どこの数字という見方になるかお示しいただけますでしょうか。これは関連は、全くイコールにはならないということなのでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 大畑
病院建設推進課長。
◎
病院建設推進課長(大畑和弘) 少し御説明をさせていただきますと、317ページのほうの新病院建設事業というのは、これは人件費を含めたり、そのほかその当年度に必要な経費全部を計上してございまして、継続費のほうにつきましては、建設の工事費と、それからそれにかかわる工事監理の分が計上されております。何年かにわたる事業ですので、そこにかかる部分だけが364ページのほうには掲載されております。
したがいまして、この平成30年の364ページに書いてある年割額22億3,600万円につきましては、362ページ、363ページ中の右側の説明を見ていただきますと、新市立島田市民病院工事監理業務委託費2,100万円と、16節の工事費、新市立島田市民病院建設工事の22億1,500万円、この合計を計上させていただいております。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) 御説明ありがとうございました。今後、事業費の推移等を見させていただく中で大変参考になりますので、ありがとうございました。
続けて、今回の落札額が予定よりも下回ったということで、今後の病院経営にとっても、そういった意味ではプラスになる面もあるのかなと思うのですけれども、例えば、当面何年の間は、収支的には赤字になることも考えられるということでしたけれども、例えばその赤字から脱出する期間が早まる可能性があるですとか、そういった見通しについて、何か現時点でお示しいただけるような動向があれば、参考までに少しお話を聞かせていただきたいのですが、いかがですか。
○委員長(杉野直樹) 大畑
病院建設推進課長。
◎
病院建設推進課長(大畑和弘) まだシミュレーションは少し時間をかけてやらなければいけないということで、再検討を始めているものですから、少しお時間をいただきたいと思います。
ただ、乱暴な計算で少し申し上げますと、基本設計に比べて約34億円ほど減額になっております。これを仮に30年で償却するとしますと、毎年1億円ちょっとぐらい減価償却費が縮減されると思います。
基本設計の際にシミュレーションを行いましたけれども、そのときには開院後8年目で黒字化する見通しで、その前年の赤字は、6,000万円ほどを見込んでございましたので、この間、これから経営の健全化が進んでいけば、黒字化は1年早まるかどうかくらいかと、今の段階ではそのように見通しております。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) 状況はわかりました。
慎重にいろいろな計算もされることかと思います。また状況が、いいほうには行っても悪いほうには行かないことを願いますけれども、またその都度情報の提供をいただければ、いろいろな審査に役立ちますので、引き続きよろしくお願いします。
私からは以上です。
○委員長(杉野直樹) そのほか何かございますか。
伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 病院建設のほうで質問させていただきます。
病院建設のほうで、地元の活用を31.5%、30.5%というお話がありましたけれども、当事者の地元の企業の方が、実際に上からたたかれていると言うか、無理な要求があると、そこに対してものを言いにくいように思います。その辺を監視するのが必要ではないかと思いますけれども、どのように判断を、地元の企業に無理を言っているとかいないとか、そのような判断をどこでするのか、わかったら教えていただきたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 大畑
病院建設推進課長。
◎
病院建設推進課長(大畑和弘) 基本的には、企業の活動と言いますか、そういった中で、今回、技術提案の中では地元に対して、下請けを無理やりさせるようなことはしないということで提案してもらっております。その提案をきちんと守ってもらうということが基本だというふうに考えております。
いろいろな提案が出てきておりまして、適正な賃金できちんとやりますということですとか、それを含めた下請契約書をきちんと当方に提出するですとか、事前に条件をしっかり提示して、その中で合意を得ていくですとか、あるいは着手前にきちんと契約をしますとか、これは当たり前のことなのですが、出来高でしっかりお金を払いますとか、幾つか地元の企業に対して、負担にならないような提案が出てきていますので、これを履行してもらうということに尽きると思います。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) ぜひ、その履行が確実になされるかどうか、しっかりチェックをしていただけるようにお願いします。
○委員長(杉野直樹) 私が聞きます。
○副委員長(村田千鶴子) 杉野委員長。
◆委員(杉野直樹) 建設推進のほうにかかるか、病院の総務のほうにかかるかわからないのですけれども、建物を今回建てるに当たって、今あるものを使いながらそちらに移行していくという手法なのですが、今回、新病院を建てるに当たって、だんだん解体していく建物の中に、今資産となっていて壊してしまうとゼロ資産になってしまうようなものはあるのでしょうか。
○副委員長(村田千鶴子) 大塚経営企画課長。
◎経営企画課長(大塚昌利) 330ページ、331ページに平成30年度の予定貸借対照表を載せております。330ページの固定資産というところに土地建物構築物ほか資産を計上させていただいてございますが、今、杉野委員長からお話のあった、例えば建物ですと、ここがある意味ゼロになると。建物が建ったときに127億円で建てて、今、87億円減価償却していて、残が今39億8,000万円ほど残っていますけれども、それが今度平成33年度に解体をするとなると、これが一旦ゼロになると。それで、新しい病院をまた資産として計上させていただくというような形になります。
○副委員長(村田千鶴子) 杉野委員長。
◆委員(杉野直樹) 済みません。自分が会社をやっていると、資産がなくなるとその分マイナスになっていくというイメージがあるのですけれども、新しいものを建てたら、その資産がまたここに載ってくるから、なくなってしまったものは別にマイナス要因にはならないという解釈なのでしょうか。それでいいのですか。わからないのですけれども。
そういう考え方でいいですか。
◎経営企画課長(大塚昌利) 委員長、済みません。そのマイナス要因というのは、もう少し御説明を。
○副委員長(村田千鶴子) 杉野委員長。
◆委員(杉野直樹) 済みません。多分、私は民間企業感覚で話をしているのですけれども、資産というのは決算のときに、それは現金と見て、それがそれだけあるから、最終的にその現金資産ともともとある固定資産を足して、これだけの資産がありますよという決算をするのですよね。
それが今回、あるものが壊すことでなくなってしまうというと、その分資産が目減りしてお金がなくなるという感覚があるのです。資産がなくなるという感覚があるのですよね。ただ、今回こういった公的なものに限っては、それを建てて新しいものがほかから、要は収入があると言うか、ほかの財源でそれを建てた時点で、固定資産という財産がすりかわるから、別に前のものがなくなっても、その分マイナスになってしまうという感覚ではないという解釈でいいのでしょうか。
○副委員長(村田千鶴子) 大塚経営企画課長。
◎経営企画課長(大塚昌利) 今、委員長がおっしゃられているのは、資産が減るけれども、右側が負債も資本も減らないとバランスがとれないのではないのかというような御指摘でしょうか。
◆委員(杉野直樹) 減った分がマイナスになってしまうのではないかということですよね。ただ、新しいものが建っているから、マイナスにならないよと先ほど言っていたので、そういう感覚なのかなと今、思ったのですけれども。
意味がわからないですよね。
○副委員長(村田千鶴子) 大畑
病院建設推進課長。
◎
病院建設推進課長(大畑和弘) お答えになるかわからないのですけれども、今回、資産価値がまだ残っているものとしては、病院の本体ですね。今ある病院と、それから東館、この2つは取り壊しますので、そうしますとそこに計上されていた資産というのはなくなるわけです。なくなるということで、ある時期に特別損失を出すか、あるいは資産減耗で出すか、マイナスの形で財務諸表のほうに出てくるということになります。
合わせて、新しい資産として新しい病院ができてまいりますので、これがまた、今まで四条会計でかけてきたお金の分を全部資産として財務諸表に反映するということになります。
○副委員長(村田千鶴子) 杉野委員長。
◆委員(杉野直樹) わかりました。ありがとうございます。そうですね。やはりマイナスになるのですよね。なくなった分は。わかりました。
以上です。
借入金が増えるのですね。そのかわり。
採決していいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) では、採決いたします。
議案第16号 平成30年度島田市
病院事業会計予算については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) 異議なしと認めます。よって、議案第16号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
では、引き続き、一般議案の審査を行います。議案と説明書・参考を御用意ください。
初めに、議案第17号 島田市
国民健康保険事業基金条例について、審査いたします。
議案1ページ、2ページです。
当局より補足説明があればお願いいたします。
千澤国保年金課長。
◎国保年金課長(千澤毅) この条例につきまして、補足説明を簡単ですがさせていただきたいと思います。
この条例は、平成30年度の国民健康保険制度改革に伴いまして、これまでは主に保険給付費等に要する費用が不足する場合に、基金をその財源に充ててまいりましたが、今後はその費用が不足することはなくなりましたので、国民健康保険事業会計の運営全般についての基金を積み立てることができるようにするため、新たに制定するものです。
また、こちらにつきましては、2月27日に議決をいただきました国民健康保険保険給付等支払準備基金条例の廃止に伴いまして、その取り崩した金額を受け入れるためのものでもあります。
補足説明は以上です。
○委員長(杉野直樹) 委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。
藤本委員。
◆委員(藤本善男) 先ほど、給付費不足はなくなるけれども、この新しい基金をつくるというようなお話でした。準備基金条例は既になっていますけれども、この基金への想定される積み立て方は、どのような場合にここにお金が積み立てられるということが考えられるか教えてください。
もう一度繰り返します。
例えば、年度末に特別会計のお金を一旦基金に入れてしまうので、そういったときに使うですとか、県のほうに納める保険料が不足することが考えられるので、それに備えてこの基金に一定程度を積んでおくですとか、何のためにこの基金が必要になるのかということを教えていただきたいのですけれども。
○委員長(杉野直樹) 千澤国保年金課長。
◎国保年金課長(千澤毅) どのような場合ということですけれども、第6条に処分という形で規定させていただいております。こちらに書いてありますように、国民健康保険事業費納付金について、当初予算計上額を上回る支払額が県から提示された場合、保険税収納額について被保険者数の大幅な減少や被保険者の所得の低下により調定額が見込みを下回り必要な額を確保できない場合、災害などにより保険税収納額が減少した場合、年度途中に新たな保健事業を実施する必要が生じた場合、前年度実績による清算に伴い返還金が生じた場合などについては、このような形で処分をさせていただくつもりでおりますが、当面につきましては、今まで残っておりました基金をそのまま移動させるということと、今後、余り考えられないことなのですけれども、事業費納付金が市の見込みよりも下回った場合について余剰金が発生いたしますので、そのような場合には基金が積み立てられるのではないかと考えております。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) それで、これまでの準備基金の条例は一定程度の目安というのは100分の5でしたか、目安で積み立てるべき額が条例に明示されていたと思うのですね。今回はそのような条例上の決めがないものですから、であるがゆえに今言ったようなお話になるかと思うのですけれども、例えば今後この基金の活用については、年度予算を決めるときに、あらかじめ、次年度はこのぐらいの基金を増やしていこうとか、そういった考えの中で予算立てをしながら基金を運用していくというようなお考えであるのか、それとも、結果として先ほど言ったように余ってしまったのでそれを積んでおきましょうという程度の運用になるのか、その点は運用としてはいかがなのでしょうか。
○委員長(杉野直樹) 千澤国保年金課長。
◎国保年金課長(千澤毅) 今のところはまだ考えておりませんけれども、今後のお話といたしまして、例えば医療給付費を数年間見通しを立てて保険税率を決定していく、ちょうど介護保険の制度と同じような形を考えるようなときが発生した場合については、当初予算の中で基金をこれだけ入れて予算を組むというような形はあり得るのではないかとは思っております。
そのほかとしましては、保険税率を本来でしたら引き上げなければいけないのだろうけれども、まだ、余りにも大幅に上げてしまうと被保険者の方の負担が大変になるというような場合につきましても、基金を激変緩和策として入れて予算を組むというような場合もあるのではないかとは思っております。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) 内容はわかりました。今はとりあえず準備基金のほうから移るものがありますから、それで様子を見るということで理解させていただきました。
私のほうからは以上です。
○委員長(杉野直樹) よろしいですか。いいですよね。採決してしまって。
では、ないようですので、採決いたします。
議案第17号 島田市
国民健康保険事業基金条例については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) 御異議なしと認めます。よって、議案第17号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続きまして、議案第21号 島田市
指定居宅介護支援の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例について、審査いたします。
議案15ページから26ページ。
当局より補足説明があればお願いします。
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) まず、先ほどの居場所の関係で、現在37カ所居場所があると私が言いましたが、誤りでした。2月28日現在38カ所ですので、訂正させてください。
それから、この条例について簡単に御説明いたします。
介護保険法の改正により、居宅介護支援事業者、ケアプランをつくる事業者です。この指定権限が県から市へ移譲されることに伴いまして、
指定居宅介護支援事業所の人員及び運営に関する基準を定めるために、新たに条例を制定するというものです。
補足説明は以上です。
○委員長(杉野直樹) 委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。
伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 17ページなのですが、4の(2)磁気ディスク、CD−ROMその他これらに準ずるということが書いてあるのですけれども、この磁気ディスクとCD−ROMの定義が一体何なのか、この項目について御説明をください。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 重要事項の説明書というものを利用者に説明することになっておりますが、磁気ディスク等に入れたものによって重要事項説明書を交付する方法ということです。
◆委員(伊藤孝) 方法ですね。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) はい。
○委員長(杉野直樹) あくまで、あれですかね。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 紙ではなくて磁気記録に入れたもので利用者に渡してもいいよという規定です。
○委員長(杉野直樹) 紙でもいいし、CD−ROMでもいいよということですよね。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) はい。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員、よろしいですか。
◆委員(伊藤孝) この文言でいいのだったらいいのだけれども。
○委員長(杉野直樹) 文言がいいかということですか。
磁気ディスク。
伊藤委員がおっしゃっているのは、もう磁気ディスクなんかないではないかということですか。
◆委員(伊藤孝) 磁気ディスク、CD−ROMので、特にCD−ROMという文言でいいのか。わざわざCD−ROMと書いてあるので、コンパクトディスクのCDなのですが、そのほかのもの、その他のほうに入るのだろうなとは思いますが、この辺のそれぞれの光ディスクはどのようなもので、CD−ROMとの違いがどのようなものでということがしっかり、これは法的に根拠されているものであれば問題ないと思いますので、今の説明でいいとします。
○委員長(杉野直樹) そのほか。
記録メディアとかでもいいですよね。
よろしいですか。では、採決しますよ。
では、採決します。
議案第21号 島田市
指定居宅介護支援の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) 御異議なしと認めます。よって、議案第21号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第22号 島田市手数料条例の一部を改正する条例について、審査いたします。
議案27ページ、28ページ、説明書・参考2ページから5ページです。
当局より補足説明があればお願いします。
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 条例について簡単に御説明いたします。
この条例は、議案第21号の
指定居宅介護支援事業所の指定が県から市に移譲されたことに伴いまして、それまで県で事業所指定をするときに徴収していました手数料について、市が同じように徴収するように条例に定めるものです。
居宅介護支援事業所からの申請手数料を徴収することに合わせまして、それまで市で指定をしておりました地域密着型サービスや総合事業を行う事業者にも新規申請、指定更新の際に手数料を徴収するようにするものです。
補足説明は以上です。
○委員長(杉野直樹) 説明は終わりました。では、委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いいたします。
藤本委員。
◆委員(藤本善男) それぞれ金額が決められていますけれども、これは金額の決め方は、これまで県がやっていたものをそのまま持ってきているということでいいですか。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 今、委員がおっしゃったとおり、県の定めている手数料に合わせまして、手数料を、地域密着型というものについては県のほうはございませんが、同様の特別養護老人ホームのものを持ってきたりとか、同様の居宅介護支援サービスのものを持ってきたりということで、同じカテゴリーのものを合わせて持ってくるようにいたしました。
以上でございます。
○委員長(杉野直樹) 藤本委員。
◆委員(藤本善男) 条例で決められるということは自由度もある意味広がると思うのですけれども、さりとてバランスもあるということで、市が単独でこの金額を今後変更できるような自由度というのはあるものなのですか。
○委員長(杉野直樹)
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 自由度は市のほうにあると思いますが、同じ事業者、今までの
指定居宅介護支援事業者の2万円というのは、県のほうでは2万円とっておりました。市におりても同じ金額をとるとバランスがいいと思っております。
それから、ほかのサービスにつきましても、広域型の同じようなサービスをやっている事業所が、市の中の密着のサービスを使ったときに、指定料が違うというのも余りふさわしくないのかなというところで、近隣の市町も県の料金を参考に、同じ料金で設定するものと思っています。
以上です。
◆委員(藤本善男) 了解です。
○委員長(杉野直樹) よろしいですか。
では、ないようでしたら、採決いたします。
議案第22号 島田市手数料条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) 御異議なしと認めます。よって、議案第22号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第23号 島田市
老人デイサービスセンター条例の一部を改正する条例について、審査いたします。
議案は29ページ、説明書・参考6ページ、7ページです。
当局より補足説明があればお願いいたします。
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 条例の補足説明を簡単にさせてください。
島田市の老人デイサービスセンターにおいて、要支援者のサービスをするときに、総合事業が始まる以前は、介護予防通所介護という名前でサービスをやっておりましたが、総合事業が始まりまして、総合事業の対象者ということで、カテゴリーが変わっております。
ただ、総合事業に移行するのに、平成27年度から平成29年度末までという幅広い期間がございました。島田市は平成27年4月から総合事業に移行したものでございますが、例えば他市からの利用者が使うときには、介護保険の、まだ総合事業が始まっていない市町におきましては、この介護予防通所介護のカテゴリーで通ってくるということが考えられたものですから、そのようなものを残しておりましたが、今年度末をもちまして全てそのような対象者はいなくなりましたので、ここのところを改正するものです。
補足説明は以上です。
○委員長(杉野直樹) 委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いいたします。
別にいいですよね。ないですよね。
では、採決いたします。
議案第23号 島田市
老人デイサービスセンター条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) 御異議なしと認めます。よって、議案第23号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第27号 島田市介護保険条例の一部を改正する条例について、審査いたします。
議案は34ページ、説明書・参考18ページから21ページです。
当局より補足説明があればお願いいたします。
酒井長寿介護課長。
◎長寿介護課長(酒井敏弘) 補足説明はございません。
○委員長(杉野直樹) では、委員の皆様、質疑等ありましたらお願いします。
なし。いいですよね。
では、ないようでしたら、採決いたします。
議案第27号 島田市介護保険条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) 異議なしと認めます。よって、議案第27号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第28号 島田市
国民健康保険条例及び島田市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について、審査いたします。
議案は35ページ、36ページ、説明書・参考は22ページから25ページです。
当局より補足説明があればお願いします。
千澤国保年金課長。
◎国保年金課長(千澤毅) 補足説明は特にございません。
○委員長(杉野直樹) 委員の皆さん、質疑等ありましたらお願いします。
なし。
では、採決します。
議案第28号 島田市
国民健康保険条例及び島田市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) 異議なしと認めます。よって、議案第28号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、3月12日に提出上程されました議案の審査を行います。
追加議案と追加の説明書・参考を御用意ください。
それでは、よろしいでしょうか。議案第35号 島田市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、審査いたします。
議案は1ページ、2ページ、説明書・参考1ページから4ページです。
当局より補足説明があればお願いします。
千澤国保年金課長。
◎国保年金課長(千澤毅) 補足説明は特にございません。
○委員長(杉野直樹) では、委員の皆様、質疑等ありましたらお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) いいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) では、ないようでしたら、採決いたします。
議案第35号 島田市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) 異議なしと認めます。よって、議案第35号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、当委員会に付託されました議案の審査は、全て終了いたしました。
次に、2のその他に移ります。
当局からの報告事項等がありますので、お願いします。
最初に、健康福祉部からの報告をお願いします。
岡部福祉課長。
◎福祉課長(岡部隆祥) 福祉課から1件報告させていただきます。
現在、策定作業を進めております第4次島田市障害者計画、第5期島田市障害福祉計画及び第1期島田市障害児福祉計画に関しまして、本年1月15日月曜日から2月20日火曜日にかけて実施しましたパブリックコメントの結果につきまして報告させていただきます。
パブリックコメントの実施につきましては、市ホームページ、市役所各支所の情報公開コーナー及び福祉課で行いました。
障害者計画についての御意見はありませんでしたが、障害福祉計画及び障害児福祉計画につきましては1件の御意見をいただきました。その内容でございますが、障害福祉サービス事業所から生活介護事業所1カ所を新設したいため、施設整備計画の中に追加を希望する旨の内容でございました。今回の新規事業開始の申し出は市の需要予測と適合するため、いただきました御意見を反映し、計画の修正を行いました。
今後、本計画は島田市地域自立支援協議会で計画案の承認をいただき、障害者計画と合わせて島田市障害者計画策定委員会の審議を経て策定する予定です。計画書は、印刷ができ上がり次第、議員の皆様に配付させていただき、常任委員会で説明させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上、福祉課から報告させていただきました。
○委員長(杉野直樹) 次に、千澤国保年金課長、お願いします。
◎国保年金課長(千澤毅) それでは、国保年金課から、条例の一部改正を予定しておりますので、その関係で御報告をさせていただきたいと思います。
資料はA4を本日配付させていただきましたので、合わせてごらんいただきたいと思います。
なお、こちらのものにつきましては、今審議していただきました
国民健康保険税条例についての改正となります。
まず、昨年平成29年12月22日に、平成30年度の税制改革大綱が閣議決定されました。この大綱をもとに地方税法の改正が行われる予定であり、国民健康保険税関係では低所得者に係る保険税の軽減判定所得の拡充と、賦課限度額の引き上げの見直しが行われます。この地方税法の改正法案は今国会において議決され、市議会定例会閉会後の3月30日前後に公布される見込みであります。このうち、低所得者に係る保険税の軽減判定所得の拡充につきましては、その審議をするための議会を開催する時間的な余裕がないこと、さらに被保険者の負担が軽減される内容であるため、前年同様に3月末で専決処分をさせていただく予定でおりますので、御理解をお願いいたします。
また、賦課限度額の引き上げにつきましては、平成31年度からの施行とするため、平成30年度の市議会定例会で改めて御審議をいただく予定でおりますことを合わせて御報告させていただきます。
それでは、改正内容につきまして、資料に基づいて説明をさせていただきます。
初めに、平成30年度課税分から適用する予定であります低所得者に係る保険税の軽減判定所得の拡充につきまして御説明をさせていただきます。
お手元に配付いたしました資料の1番になります。これは、条例第23条第1項第2号及び第3号に規定しております国民健康保険税の均等割・平等割額の5割軽減・2割軽減世帯の軽減判定に係る所得基準額が引き上げられるものです。表の太線で囲んだ部分が今回改正されるところでございます。
まず、5割軽減につきましては、所得基準額の算定において被保険者の数に乗ずる金額を、27万円のところを27万5,000円に引き上げるものです。また、2割軽減につきましても、所得基準額の算定において被保険者の数に乗ずる金額を49万円のところを50万円に引き上げるものです。
なお、この改正による影響につきましては、平成30年2月1日現在で試算したところ、5割軽減で51世帯89人、2割軽減で15世帯34人の軽減対象がふえる見込みとなっております。また、逆に税額では300万円ほどの減収が見込まれております。
次に、賦課限度額の引き上げの改正の内容について御説明をさせていただきます。資料の2番になります。太線で囲んだ部分が改正されるところでございます。
これは、条例第2条第2項に規定しております基礎課税額、いわゆる医療分の賦課限度額を、54万円のところを58万円とし、課税額全体の賦課限度額では89万円を93万円とし、4万円引き上げるというものでございます。
なお、この改正につきましては、1年後の平成31年4月1日からの施行を予定しております。
以上、国保年金課からの報告事項でございます。
○委員長(杉野直樹) 健康福祉部からの報告が終わりました。
今の報告を受け、委員の皆様、何か御質疑等ございますでしょうか。
よろしいですか。いいですか。
では、次に、教育部から報告をお願いいたします。
池谷学校教育課長。
◎学校教育課長(池谷英人) お手元の資料をごらんください。
島田市教育環境適正化事業の進捗状況について報告いたします。
学校教育課では、島田市立小学校及び中学校のあり方検討委員会からの提言を受け、島田市教育環境適正化検討委員会を設置し、教育効果を高めるための適正な教育環境について調査・検討を行ってきました。
事業目的は、そこに書いてありますように、あり方検討委員会からの提言を受け、島田市の今後の教育理念実現に向けた手だての1つとして、児童・生徒のための教育環境充実の観点から、研究指定校も置きまして、その成果と課題を検証するものです。
事業年度は本年度から来年度9月ごろを予定しております。
委員は、学識経験者2名、幼・小・中学校の児童または生徒の保護者5名、小・中学校の教職員4名、地域住民の代表2名、合計13名で構成しております。
進捗状況はそのような形で行ってきました。
今後の予定としましては、3月14日、あしたですけれども、第6回を開催いたしまして、3月下旬には島田市教育環境適正化方針案として中間報告を提言する予定であります。
以上、報告をいたしました。
○委員長(杉野直樹) 教育部からの報告が終わりました。
ただいまの報告を受け、委員の皆様、何か御質疑等ございますでしょうか。
藤本委員。
◆委員(藤本善男) あしたの会議は何時からを予定されていますか。
○委員長(杉野直樹) 池谷学校教育課長。
◎学校教育課長(池谷英人) 午後3時から会議棟大会議室で行う予定です。
◆委員(藤本善男) ありがとうございます。
○委員長(杉野直樹) 大丈夫ですか。
◆委員(藤本善男) 出たいのですけれども。
○委員長(杉野直樹) 出たい。
いいのではないですか。出ても。
そのほか、何かございますか。
質疑でございますか。大丈夫ですか。
ほかに、当局から報告事項等はございますか。
小澤図書館課長。
◎図書館課長(小澤弥栄子) 島田図書館で発生しました、図書資料の不正持ち出し被害について御報告をいたします。
3月3日土曜日午前10時56分ごろ、島田図書館の2階で不正持ち出しゲートの警報音が鳴ったのをカウンターの職員が気づき、ゲートを通過した男性に、貸出処理が済んでいない本があると思うので確認させてくださいと声をかけましたが、携帯電話の音だと否定して立ち去ってしまいました。職員は警告音は聞いておりましたが、不正持ち出しゲートの発光については見ておりませんでしたので、それ以上追及をすることができず、カウンターに戻り、ゲートを管理しておりますパソコンの記録を確認したところ、図書資料6冊が貸出処理されずにゲートを通過していることが判明いたしました。
また、館内の防犯カメラの画像により、当該男性がゲートを通過したときに、ゲートが警告のために赤く光っていることが確認できましたので、この男性が図書資料を不正に持ち出したとして、島田警察署に被害届を提出いたしました。
被害額は5,336円です。この額は、持ちだされた図書資料の中古品市場の最低価格から算出したものです。
現在、警察からその後の情報は入っておりません。
以上、御報告いたします。
○委員長(杉野直樹) ただいまの報告を受けまして、委員の皆様、何か御質疑等、聞きたいこと等ございますでしょうか。
伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 5,300円ほどの被害だということなのですが、まずもって担当職員がけがをなさらなかったことを幸いに思います。
今後の対応策についてどのように考えているのか、その辺、防犯カメラを増設するとか、ゲートをオープンしないようにするとか、そういった何かがあるようでしたらお願いします。
○委員長(杉野直樹) 小澤図書館課長。
◎図書館課長(小澤弥栄子) 今のところ、特にこれ以上の防止策というものはございませんので、ゲートにつきましてもいちいち閉まるように改修をするとなると、また費用もかかってしまいます。現状どおり職員が声をかけることによって、不正持ち出しを防止したいと思っておりますが、今回のように、特に追いかけてしまってまたけがをするということもありますので、その辺はそういったことに注意をしながら対応をしていきたいと考えております。
○委員長(杉野直樹) 伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) そのように、けがはなさらないように、ぜひとも徹底をお願いしたいと思います。
ランプが見えなかったということですから、ランプが見えやすくする改善策くらいはとれるかと思いますので、また検討してみてください。お願いします。
○委員長(杉野直樹) 小澤図書館課長。
◎図書館課長(小澤弥栄子) ランプが見えなかったというものは、ちょうどほかの対応、貸出等の対応をしておりまして、そのときには見ていなかったということで、カウンター席からゲートは見えるような位置に配置されております。
以上です。
○委員長(杉野直樹) いいですか。
村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) 確認なのですけれども、こうした本の不正の持ち出しというのは、図書館ができてから初めてということですか。こういった事件と言うのでしょうか。こういったことは。
○委員長(杉野直樹) 小澤図書館課長。
◎図書館課長(小澤弥栄子) ゲートを設置しましたのは平成24年9月の島田図書館の移転に合わせまして、島田図書館と金谷図書館に設置をしております。それ以前はゲートがありませんので、場合によっては持ち出されていたことがあったかもしれませんが、その辺は確認することができませんのでわかりません。ただ、設置以降は、ほとんどが警告音が鳴ったときに職員が声かけすることによりまして、そういった持ち出しは発生しておりません。
以上です。
◆委員(村田千鶴子) わかりました。
○委員長(杉野直樹) いいですか。
では、ないようですので。
委員の皆さん、委員会として確認しておきたい事項等がありましたらお願いいたします。
村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) 済みません。委員会としてと言うと少しあれなのですけれども、過日、一般質問の中で、文化資源を活用してということでベーゼンドルファーの活用について少し質問させていただいた中で、今度4月1日の桜まつりにこのベーゼンドルファーのコンサートがあるというお話があったのですけれども、私も早速そのベーゼンドルファーの4月1日、いつ何時ごろやるのだろうか、どういう内容なのかなということを少し調べたのですけれども、その辺がまだ載っていなかったものですから。ましてやもう4月1日は本当にすぐなものですから、その辺について少し教えていただきたいと思います。
よろしいでしょうか、委員長。
○委員長(杉野直樹) はい、いいです。
中村文化課長。
◎文化課長(中村正昭) 4月1日日曜日、桜まつりの中で行われる事業ということで、春の調べ〜チェロ&ピアノコンサートということで、川根文化センターにありますベーゼンドルファー290インペリアルを多くの方に知っていただくために、川根文化センター指定管理者のまちづくり川根の会で主催いたします。場所が川根文化センターの丘をおりました家山川沿いの緑地公園になります。
まず、11時からチェロ奏者、竹花加奈子さんと、電子ピアノの小田葉子さんにより、桜のもとでの演奏を行います。その会場で、島田市には97弦の鍵盤を持つ大変貴重な名器ベーゼンドルファーでのコンサートを13時より文化センターで開催する旨、御案内して来場していただこうとするものです。
実際に13時からはピアニスト小田葉子さんとチェロ奏者との競演でミニコンサートを行います。そして、チェロ奏者の竹花加奈子さんについても、ベーゼンドルファーが非常に好きだということで、実際に竹花さんにも弾いていただきます。
周知としましては、先ほどまだインターネット等という話で、文化センターのほうでホームページに載るように現在作業をしております。そして観光協会、市のホームページも今調整をしております。現在、静岡新聞のアットエスのほうと、県のアトリエふじのくにのほうには掲載が始まっております。そのほかにもチラシを市内の公共施設であるとか、市外の文化施設等へも配布していく予定です。そして、観光協会とも一緒になって周知を図っていく予定になっております。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 村田副委員長。
◆委員(村田千鶴子) ぜひ、このミニコンサートが成功しますように、本当に桜まつりと言って春を目で、また耳で音で春を楽しめるような、そういう企画にしていただきたいと思います。期待をしております。
文化協会の方とか、また音楽をしてらっしゃる方とか、そういった方にもぜひ情報を周知していただければうれしいかなと思っております。
以上です。
○委員長(杉野直樹) 中村文化課長。
◎文化課長(中村正昭) 今回、文化協会のほうにも御案内をいたしますし、川根桜まつりに合わせた試しの行い、これを通してベーゼンドルファーの活用について、また指定管理者とも検討を深めていきたいと思っております。
以上です。
○委員長(杉野直樹) よろしいですか。
◆委員(村田千鶴子) はい。
○委員長(杉野直樹) そのほか、委員の皆様、その他ございますでしょうか。
伊藤委員。
◆委員(伊藤孝) 済みません。今の関連で質問させていただきます。
島田市のホームページに観光・イベント情報という欄があるのですけれども、そこにそういったものが載らないというのが非常にたくさんありますので、担当課ではない、ここはほかのところが所管しているので自分の課のものが載らないということがないように、しっかりここにいらっしゃる皆さん、これから注意していただいて、1人でも多く島田市に訪れていただけるようにするための1つだと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○委員長(杉野直樹) 中村文化課長。
◎文化課長(中村正昭) 先ほども申しましたように、観光協会のホームページ、市のホームページについても、やはり今回の試みなど、多くの皆さんに知っていただきたいと思いますので、載せていく作業を行ってまいります。
○委員長(杉野直樹) よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) ないということでいいですね。
では、続きまして、閉会中の継続審査・調査についてお諮りいたします。
委員会条例第37条の規定により、閉会中もなお継続して審査・調査を行う旨議長に申し出たいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) 異議なしと認めます。よって、議会閉会中の継続審査・調査について、議長に申し出ることといたします。
次に、3月27日に行う委員長報告ですが、作成については委員長及び副委員長に一任させていただいてよろしいでしょうか。
〔「よろしくお願いします」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉野直樹) では、以上をもちまして
厚生教育常任委員会を閉会いたします。
閉会 午後4時35分...