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平成22年 6月 定例会-06月25日-04号

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  1. 伊東市議会 2010-06-25
    平成22年 6月 定例会-06月25日-04号


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    最終取得日: 2021-09-25
    平成22年 6月 定例会-06月25日-04号平成22年 6月 定例会             伊東市議会6月定例会会議録(第11日)                 平成22年6月25日 ●議事日程  平成22年6月25日(金曜日)午前10時開議 第1 市議第1号 伊東職員育児休業等に関する条例の一部を改正する条例    市議第2号 伊東税賦課徴収条例の一部を改正する条例 第2 市議第3号 伊東国民健康保険税条例の一部を改正する条例    市議第4号 伊東病院事業設置等に関する条例の一部を改正する条例 第3 市議第8号 平成22年度伊東一般会計補正予算(第1号) 第4 発議第1号 ヒブワクチン・肺炎球菌ワクチンなど、小児細菌性髄膜炎の公費による定期予防接種化を求める意見書会議に付した事件 議事日程と同一。 ●出席議員(20名)  1番  鳥 居 康 子 君        3番  楠 田 一 男 君  4番  大 島 春 之 君        5番  重 岡 秀 子 君
     6番  佐 藤 美 音 君        7番  稲 葉 正 仁 君  8番  稲 葉 富士憲 君        9番  三 枝 誠 次 君 10番  佐々木   清 君       11番  榎 本 元 彦 君 12番  井 戸 清 司 君       14番  四 宮 和 彦 君 15番  横 沢   勇 君       16番  西 島   彰 君 17番  宮 﨑 雅 薫 君       18番  土 屋   進 君 19番  久保谷 廠 司 君       20番  浅 田 良 弘 君 21番  鈴 木 克 政 君       22番  伊 東 良 平 君 ●欠  員( 2名) ●説明のため出席した者 市長                  佃   弘 巳 君 副市長                 石 井   勇 君 副市長                 原     崇 君 企画部長                梅 原 誠一郎 君 企画部企画政策課長           大 川   浩 君 同秘書課長               鈴 木 健 支 君 理事                  植 田 基 靖 君 総務部長                鈴 木 将 敬 君 総務部財政課長             若 山   克 君 同課税課長               杉 山 勝 二 君 同収納課長               藤 原 一 德 君 市民部長危機管理監          肥 田 義 則 君 保健福祉部長              日 吉 一 三 君 保健福祉部保険年金課長         野 田 研 次 君 同地域医療課長             露 木 義 則 君 理事                  山 木 勇 一 君 観光経済部長              三 好 信 行 君 観光経済部観光課長           堀 野 順 章 君 建設部長                山 田 良 一 君 会計管理者会計課長          石 川 由美子 君 上下水道部長              日 吉   孝 君 消防長                 築 山 繁 信 君 消防本部消防総務課長          池 田 正 明 君 教育長                 佐々木   誠 君 教育委員会事務局教育次長        三 木 健 次 君 同参事兼幼児教育課長          鶴 田 政 利 君 ●出席議会事務局職員 局長      野 満 勝 二   局長補佐  冨 士 一 成 主査      稲 葉 育 子   主査    小 川 真 弘 主事      鈴 木 穂 高                 会        議                 午前10時   開議 ○議長久保谷廠司 君)おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。                ━━━━━━━━━━━━議長久保谷廠司 君)まず、諸般の報告をいたします。  本日の議事日程は、改めて作成、配付いたしました。  以上で諸般の報告を終わります。                ━━━━━━━━━━━━議長久保谷廠司 君)この際、申し上げます。4番 大島春之君から、発言の申し出がありますので、これを許可します。 ◆4番(大島春之 君)17日の本会議における、市認第3号 伊東国民健康保険税条例の一部を改正する条例専決処分報告承認についての中で、非自発的失業者のとらえ方に関し、一部、誤解を与えるような発言があったかと思いますので、議長において、しかるべくご処置をお願いいたします。 ○議長久保谷廠司 君)お諮りいたします。ただいまの申し出のとおり取り扱うことに、ご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長久保谷廠司 君)ご異議なしと認め、さよう決定いたしました。                ━━━━━━━━━━━━議長久保谷廠司 君)これより議事に入ります。 △日程第1、市議第1号 伊東職員育児休業等に関する条例の一部を改正する条例及び市議第2号 伊東税賦課徴収条例の一部を改正する条例、以上2件を一括議題といたします。  常任総務委員会審査報告を求めます。             ────────────────── 常任総務委員会審査報告書  議会から審査を付託された次の案件について審査を行った結果を会議規則第103条の規定により、下記のとおり報告する。                                平成22年6月21日  伊東市議会議長 久保谷廠司 様                              常任総務委員会                               委員長 土 屋   進                      記 ┌─────┬─────────────────────┬───────┬────┐ │番   号│件          名         │議決の結果  │付 記 │ ├─────┼─────────────────────┼───────┼────┤ │市議第1号│伊東職員育児休業等に関する条例の一部を│原案可決すべ│    │ │     │改正する条例               │しと決定   │    │ ├─────┼─────────────────────┼───────┼────┤ │市議第2号│伊東税賦課徴収条例の一部を改正する条例 │〃      │少数意見│ │     │                     │       │留  保│ ├─────┼─────────────────────┼───────┼────┤ │市議第8号│平成22年度伊東一般会計補正予算(第1号│〃      │    │ │     │)のうち、歳入全般、歳出のうち、第5款労働│       │    │ │     │費、第8款土木費第1項土木管理費、第9款消│       │    │ │     │防費、第14款予備費地方債補正     │       │    │ └─────┴─────────────────────┴───────┴────┘             ──────────────────                〔18番 土屋進君登壇〕 ◎18番(常任総務委員長 土屋進 君)ただいま議題となりました、条例2件につきまして、常任総務委員会審査報告を申し上げます。  初めに、市議第1号 伊東職員育児休業等に関する条例の一部を改正する条例につきまして、常任総務委員会における審査概要報告いたします。まず、改正の趣旨及び改正概要等について確認がされ、当局から、あくまでも公務員を対象とした内容であること、また、労働基準法に定められた女性職員に付与される産後休暇の57日間、男性職員については育児休業を取得できること、あわせて、それ以降についても、特別な理由を必要とすることなく、改めて3歳に達する日まで育児休業を取得することができること、さらに、部分休業については、1日2時間以内で小学校就学の始期に達するまで取得できるとの説明がありました。委員から、このような制度が制定されることは喜ばしいことであるが、正規の公務員だけを対象としても、目的は達せられないと考えられることから、民間を初め、あらゆる若い世代に対して、この制度が保障されるようなきっかけとしていただきたいとの意見がありました。  以上が論議の概要で、討論はなく、採決の結果、市議第1号は全会一致原案を可決すべしと決定いたしました。  続いて、市議第2号 伊東税賦課徴収条例の一部を改正する条例につきまして、申し上げます。委員から、扶養控除等の見直しに伴う税収増に係る質疑があり、当局から、子ども手当の創設及び高校無償化に伴い、年少扶養控除廃止するとともに、高校無償化対象の年代については、高校に通学している、していないにかかわらず、また、公立、私立にかかわらず、上乗せ部分控除廃止される、なお、本市における対象者は、年少扶養が約8,800人、特定扶養が約1,700人で、合計、約1億8,900万円の増と試算しているとの答弁がありました。子ども手当児童手当に係る見通しを問う質疑には、来年度以降、児童手当分については、子ども手当に一本化されるとの答弁がありました。続いて、非課税口座内上場株式等の譲渡に係る税の算定に関し、平成24年から3年間、年間100万円までの投資であれば、それぞれ、その後の10年間における配当や譲渡益非課税であることが確認されるとともに、当局から、22年度において、配当所得の申告は、54件、1,113万2,000円、譲渡所得の申告は、514件で456万8,000円であるとの報告がされました。  以上が論議の概要で、討論において、反対の立場での討論がありましたが、後の少数意見報告に譲らせていただきます。  採決の結果、市議第2号は賛成多数で原案を可決すべしと決定いたしました。  以上で、常任総務委員会報告を終わります。よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。
    議長久保谷廠司 君)次に、少数意見者報告を求めます。             ──────────────────                少 数 意 見 報 告 書  平成22年6月21日、常任総務委員会において留保した少数意見会議規則第101条第2項の規定により、下記のとおり報告する。                                平成22年6月21日  伊東市議会議長 久保谷 廠 司 様                             常任総務委員会                              委 員  佐 藤 美 音                      記 1 市議第2号 伊東税賦課徴収条例の一部を改正する条例  本条例改正における「扶養控除廃止」及び「非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得及び譲渡所得等非課税措置の創設」の2点について反対するものです。  扶養控除廃止は、民主党政権が打ち出した「子ども手当」と高校生授業料無償にする財源との考え方から出ています。1カ月2万6,000円を0歳から15歳までの子供の保護者に支給する子ども手当ですが、これは当面1万3,000円の支給となり、2万6,000円は実現しそうもない状況となってきました。その上、子ども手当の額は従来の児童手当との差額であり、扶養控除廃止されるとなると、子ども手当の恩恵がなくなる場合や、かえって持ち出しになる状況すら生まれてきます。  その上、高校生年代特定扶養控除上乗せ部分廃止について、高校生授業料無償化公立高校のみであり、私立高校授業料無償にならない上、高校へ行っていない子供を抱える家庭もあり、扶養控除廃止による損失だけの家庭も多く生まれます。このように、ある事業を実施するために、同じような状況を抱える人たちを犠牲にするような手法はとるべきでないと考えます。  また、非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得譲渡所得等非課税にすることについては、少額と言いながら、1年に100万円まで、家計を維持する財源でない余裕資金投資するのであり、それを3年間、300万円まで投資でき、10年間の保有に対して非課税にするものであります。  今、株に投資できる余裕資金を持つ人々への支援は、金のある人への優遇措置であり賛成できず、本条例改正に反対し、少数意見を留保しました。 以 上             ────────────────── ◆6番(佐藤美音 君)私が常任総務委員会におきまして、市議第2号について留保いたしました少数意見につきましては、お手元に配付されております報告書のとおりです。よろしくご審議ください。 ○議長久保谷廠司 君)ただいまの委員会報告及び少数意見報告に対する質疑に入ります。発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長久保谷廠司 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  これより2件一括討論に入ります。発言を許します。                 〔6番 佐藤美音君登壇〕 ◆6番(佐藤美音 君)ただいま議題となっております、市議第2号について討論を行います。市議第2号 伊東税賦課徴収条例の一部を改正する条例に反対する立場から討論を行います。改正される条例の中で、次の2点、扶養控除廃止及び非課税口座内の少額上場株式等配当所得及び譲渡所得等非課税措置の創設について反対するものです。  まず、扶養控除廃止についてですが、これは、民主党政権が打ち出した子ども手当高校生授業料無償化の財源に充てるとの考え方からの改正です。1カ月2万6,000円を0歳から15歳まで支給する子ども手当ですが、これは当面1万3,000円の支給ということです。2万6,000円は実現しそうにない状況となってまいりました。その上、子ども手当の額は、従来の児童手当との差額であり、扶養控除廃止されるとなると、子ども手当の恩恵がなくなる場合や、かえって持ち出しになる状況すら生まれてきかねません。さらに、高校生年代の子供を抱える家庭の特定扶養控除上乗せ部分廃止は、高校生授業料無償化を実施することによるのですが、無償化公立高校のみであり、私立高校授業料無償にならず、また、高校へ行っていない子供を抱える家族もあり、扶養控除廃止される損失だけをこうむる家庭も多く生まれる状況にあります。このように、ある事業を実施するために、同じような状況を抱える人たちを犠牲にするというような手法はとるべきでないと考えますし、せっかく事業仕分けなどを行っているのですから、大企業などへの優遇税制による大幅減税や米軍への思いやり予算などを聖域とせず、ここへメスを入れることによって財源を確保すべきと考えるものです。  また、非課税口座内の少額上場株式等配当所得譲渡所得等非課税にすることについては、少額と言いながら、1年に100万円までの投資額を対象にするものです。そして、この資金は家計を維持する財源では、投資に回すことはできないわけですから、その投資家にとっては余裕資金であることは明白です。それを毎年100万円以内を3年間、300万円まで投資でき、これをそれぞれ10年間保有することができ、これも非課税にするというものです。投資などに対する課税の税率は、本来20%ですが、現在は10%への軽減税率を実施しており、これが、本則課税20%に戻る平成24年度から、この非課税口座内の少額上場株式等への優遇措置を講ずる条例改正です。これは、貯蓄から投資へという国の方針によるものですが、参議院議員選挙の争点に急浮上した消費税10%への増税計画が、困難を抱える国民を一層困難に追いやる事態を招くことを考え合わせるならば、株に投資できる余裕資金を持つ人々への支援は、金のある人への優遇措置であり、到底賛成できるものではありません。しかし、これらは、地方税法改正に基づくものであり、一地方自治体の裁量で変え得るものでないことは承知をするものですが、市税の基本にかかわる地方税法考え方に対する姿勢として、本条例改正日本共産党は反対するものです。以上で討論を終わります。 ○議長久保谷廠司 君)ほかに討論はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長久保谷廠司 君)討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案2件に対する常任総務委員会審査報告は、いずれも、原案可決であります。  採決は2つに分けて行います。  まず、市議第1号について採決いたします。本案は、委員会報告のとおり決定することに、賛成の諸君の挙手を求めます。                 〔賛 成 者 挙 手〕 ○議長久保谷廠司 君)挙手全員であります。よって、本案原案のとおり可決されました。                ━━━━━━━━━━━━議長久保谷廠司 君)次に、市議第2号について採決いたします。  本案は、委員会報告のとおり決定することに、賛成の諸君の挙手を求めます。                 〔賛 成 者 挙 手〕 ○議長久保谷廠司 君)挙手多数であります。よって、本案原案のとおり可決されました。                ━━━━━━━━━━━━議長久保谷廠司 君) △日程第2、市議第3号 伊東国民健康保険条例の一部を改正する条例及び市議第4号 伊東病院事業設置等に関する条例の一部を改正する条例、以上2件を一括議題といたします。  常任福祉文教委員会審査報告を求めます。             ──────────────────               常任福祉文教委員会審査報告書  議会から審査を付託された次の案件について審査を行った結果を会議規則第103条の規定により、下記のとおり報告する。                                平成22年6月18日  伊東市議会議長 久保谷 廠 司 様                              常任福祉文教委員会                               委員長 宮 﨑 雅 薫                      記 ┌─────┬────────────────────┬────────┬───┐ │番   号│件          名        │議決の結果   │付 記│ ├─────┼────────────────────┼────────┼───┤ │市議第3号│伊東国民健康保険税条例の一部を改正する│原案を可決すべし│   │ │     │条例                  │と決定     │   │ ├─────┼────────────────────┼────────┼───┤ │市議第4号│伊東病院事業設置等に関する条例の一部│〃       │   │ │     │改正する条例             │        │   │ ├─────┼────────────────────┼────────┼───┤ │市議第8号│平成22年度伊東一般会計補正予算(第1│〃       │   │ │     │号)歳出のうち、第10款教育費     │        │   │ └─────┴────────────────────┴────────┴───┘                                       以 上             ──────────────────                〔17番 宮﨑雅薫君登壇〕 ◎17番(常任福祉文教委員長 宮﨑雅薫 君)ただいま議題となりました、条例2件につきまして、常任福祉文教委員会における審査概要報告いたします。  最初に、市議第3号 伊東国民健康保険税条例の一部を改正する条例について申し上げます。委員から、本条例改正の内容が問われ、当局から、カバードワラントについて、満期前に利益が出た場合には譲渡所得として、満期日を迎えて利益が出た場合には雑所得として確定申告する必要があり、譲渡所得分を特例に追加し、所得の捕捉が確実にできるようにするための改正であるとの答弁がされました。  以上が質疑概要で、討論はなく、採決の結果、市議第3号は、全会一致原案を可決すべしと決定いたしました。  次に、市議第4号 伊東病院事業設置等に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。委員から、現病院における各診療科の医師の配置状況が確認され、麻酔科医常勤1名との説明を踏まえ、救急医療における体制等について懸念されるのではないかとする質疑がされ、当局から、救急医療の体制については、すべての症例を市民病院で対応できるということではなく、東部地区の病々連携によって、順天堂静岡病院市立沼津病院等へ転送するケースもあり、そのような医療態勢の中では問題なく運営されているとの答弁がされました。  また、委員から、新病院開設に向け17診療科標榜を目指す中で優先順位が質され、当局から、最大の目標は新病院で17診療科を開設することであるので、現状ではどの科を優先するということではなく、医師の確保ができ、外来の診療体制を構築することができるものについては、新病院開設を待たずに、現病院において随時標榜できるようにしていきたいとの答弁がされました。さらに、委員から、皮膚科の医師に対するフォロー体制が問われ、当局から、今回、順天堂静岡病院の先生が非常勤により勤務することで体制が整い、今後も引き続き同皮膚科のバックアップを受けられるということで標榜に踏み切った、新病院開院に向け、態勢が整い次第常勤体制にしていきたいとの答弁がされました。  以上が質疑概要で、討論はなく、採決の結果、市議第4号は全会一致原案を可決すべしと決定いたしました。  以上で、常任福祉文教委員会審査報告を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長久保谷廠司 君)ただいまの委員会報告に対する質疑に入ります。発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長久保谷廠司 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  これより2件一括討論に入ります。発言を許します。 ○議長久保谷廠司 君)討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案2件に対する常任福祉文教委員会審査報告は、いずれも原案可決であります。  本案2件は、委員会報告のとおり決定することに、賛成の諸君の挙手を求めます。                〔賛 成 者 挙 手〕 ○議長久保谷廠司 君)挙手全員であります。よって、本案2件は原案のとおり可決されました。                ━━━━━━━━━━━━議長久保谷廠司 君) △日程第3、市議第8号 平成22年度伊東一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。  各常任委員会審査報告を求めます。
     まず、常任総務委員会審査報告を求めます。                〔18番 土屋進君登壇〕 ◎18番(常任総務委員長 土屋進 君)ただいま議題となりました、市議第8号 平成22年度伊東一般会計補正予算(第1号)のうち、常任総務委員会所管部分の審査概要報告いたします。  歳出、第14款予備費及び地方債補正につきましては、質疑はありませんでした。  歳出、第5款労働費について申し上げます。まず、委員から、緊急雇用創出事業における5事業の内容とそれぞれの事業における雇用期間が確認されるとともに、雇用対象者に関し質疑があり、当局から、失業者や中高年者等を対象とし、ハローワークを通じて雇用することになっている、なお、期間については、最長6カ月で、1回の更新ができるため、通算して1年間雇用することができるとの答弁がありました。この答弁を受け、委員から、短期の雇用では一時しのぎであることから、その後の仕事が保証されるような対策はないのかとの質疑があり、当局から、後追い調査は行っていないが、他の雇用対策事業で対応したいとの答弁がありました。  続いて、第8款土木費について申し上げます。まず、委員から、緊急経済雇用対策事業に係る内容及び募集件数が確認されるとともに、募集の方法に関し質疑があり、当局から、現場の近くに事務所があるとか、小規模事業者の中から該当する業者を選ぶとか、現在、仕事がないような業者など、いろいろな状況を勘案しながら選定していくとの答弁がありました。この答弁を受け、委員から、広く公募するには広報を使って募集すべきではないかとの指摘があり、当局から、チェックリストをつくりながら、広く募集をしているとの説明とともに、市長の記者会見等を通じ、地元新聞等による周知も図っているとの答弁がされ、小規模業者が売り込みに来ていることから、広く周知されているのではないかとの考えが示されました。また、委員から、今回の114件以外に、市内には修繕を要する箇所が多数あると思われることから、補正額を大幅に増額して実施する必要があったのではないかとする質疑があり、当局から、多額の事業費を確保すれば、それだけ効果は大きいが、切れ目なく経済対策を実施することに重点を置いており、市内の経済状況によっては、この先も同様の事業を実施することも考えられるとの考えが示されました。このほか、委員から、本当に仕事がなくて困っている方々も多いことから、できる限り、そのような方々に仕事が回っていくような対策を講じていただきたいとの意見や、広報を活用し、広く市民に周知するなど、公平な募集方法を講じていただきたいとの意見がありました。  続いて、第9款 消防費について申し上げます。委員から、防災車の買いかえに当たり、古い防災車を、ネット販売によりなるべく高値で買い取っていただくことはできないかとの質疑があり、副市長から、これまでもマイクロバスやパッカー車等、まだ利用価値のある車両については、見積もり合わせにより高値で引き取っていただいたが、当該車両については、年式も大変古く、故障も多いことから、見積もり合わせ等は難しいと判断し、下取りにより処理したいと考えているとの答弁がありました。  以上が歳出に関する議論の概要であります。  続いて、歳入について申し上げます。まず、委員から、土木費国庫補助金に関し、道路改良に係る各事業の完了予定年度が確認されるとともに、今回の国庫補助金の削減を踏まえての、今後の事業執行の見通しを問う質疑があり、当局から、現政権は、道路建設等については縮小の方針であり、制度自体も変わったことから、補助金の削減につながったのではないかと考えており、今後は、国の動向を見極めながら、新規に計画を立て、できるだけ補助金を受け入れて事業を実施していきたいとの考えが示されるとともに、状況に応じた要望活動もしていきたいとの答弁がありました。委員からは、地方においては生活密着型の工事も多いことから、中央の大型建設事業と同様にカットされることについて、疑問を呈する旨の意見がありました。  続いて、委員から、農業費補助金のうち、鳥獣被害対策に係る説明が求められ、当局から、鳥獣被害総合対策交付金333万円の削減については、さきの土木費の関係と同様の理由によるものであるが、事業については市単独で実施していく、また、農作物鳥獣被害対策推進事業費補助金40万円の減額については、今年3月、JAあいら伊豆、熱海市、伊東市等で組織する、あいら伊豆広域有害鳥獣対策協議会を設立したことから、鳥獣被害対策事業として、鳥獣被害総合対策推進事業費交付金80万円に組み替えたものであるとの答弁がありました。委員から、伊豆半島の鳥獣被害は大変ひどいことから、同協議会も含め、伊豆全体で対策を協議していく必要があるとの考えが示されるとともに、対策への一層の努力を求める意見がありました。  以上が論議の概要で、討論はなく、採決の結果、市議第8号中、本委員会所管部分は全会一致原案を可決すべしと決定いたしました。  以上で、常任総務委員会報告を終わります。  よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。 ○議長久保谷廠司 君)次に、常任観光建設委員会審査報告を求めます。             ──────────────────               常任観光建設委員会審査報告書  議会から審査を付託された次の案件について審査を行った結果を会議規則第103条の規定により、下記のとおり報告する。                                平成22年6月18日  伊東市議会議長 久保谷 廠 司 様                              常任観光建設委員会                               委員長 浅 田 良 弘                      記 ┌─────┬─────────────────────┬───────┬──┐ │番号   │件名                   │議決の結果  │付記│ ├─────┼─────────────────────┼───────┼──┤ │市議第8号│平成22年度伊東一般会計補正予算(第1号│原案を可決すべ│  │ │     │)歳出のうち、第6款農林水産業費、第8款土│しと決定   │  │ │     │木費(第1項土木管理費を除く。)     │       │  │ └─────┴─────────────────────┴───────┴──┘                                       以 上             ──────────────────                〔20番 浅田良弘君登壇〕 ◎20番(常任観光建設委員長 浅田良弘 君)ただいま議題となっております、市議第8号 平成22年度伊東一般会計補正予算(第1号)歳出のうち、常任観光建設委員会所管部分に係る審査概要報告いたします。  第8款土木費のうち所管部分につきまして、財源内訳の変更のみで、事業内容、事業費に変更はないことが確認されたほか、討論においては、国からの交付額が減額される中、伊東市の冷え切った経済状況を直視し、市の財源により対処されたことを高く評価する討論がありました。採決の結果、市議第8号中、本委員会所管部分は全会一致原案を可決すべしと決定いたしました。  以上で常任観光建設委員会審査報告を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長久保谷廠司 君)次に、常任福祉文教委員会審査報告を求めます。                〔17番 宮﨑雅薫君登壇〕 ◎17番(常任福祉文教委員長 宮﨑雅薫 君)ただいま議題となっております、市議第8号 平成22年度伊東一般会計補正予算(第1号)歳出のうち、常任福祉文教委員会所管部分について、審査概要報告いたします。  教育指導員の業務内容が確認されたほか、委員から、教育指導費の増額内容が問われ、当局から、今年度初めに教育指導員2名を配置しているが、新たに2名を増員し、合計4名とするための経費であるとの答弁がされました。また、担任や養護教諭のサポート的役割が大きいこととして、委員から、専門性や資格の必要性が問われ、当局から、細かい規定はなく、学校教育の現状を理解し、業務に意欲的に取り組む人を対象にしている、現状の2人は経歴等を勘案し適任であると判断しており、今後は、幅広い分野から人選していきたいと考えている、さらに、現在2人の指導員を西小学校に配置しているが、今後は在宅において、緊急時や保護者から連絡があったときに柔軟な対応ができるような体制をとっていきたいとの答弁がされました。また、委員から、主任児童員の業務とのかかわり合いや、仕事のすみ分けに関する質疑がされ、当局から、主任児童員の方には家庭環境も含めた実態把握による情報提供等をしていただいており、子供や学校のために活動していただいていることから、今までの活動を大切にしていかなくてはいけないと考えている、教育指導員との整合性や役割等のあり方については、検討する必要があるとの答弁がされました。なお、委員から、担任では対応しきれない部分も多いことから、担任の先生をフォローするような活動を行っていただきたいとの意見、主任児童員の業務を尊重する中で、互いの業務のすみ分けについては十分に注意していただきたいとの意見が述べられました。このほか、委員から、自治総合センターのコミュニティ助成事業の申請方法等が確認されました。  以上が質疑の内容で、討論はなく、採決の結果、市議第8号歳出中、本委員会所管部分は全会一致原案を可決すべしと決定いたしました。  以上で、常任福祉文教委員会審査報告を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長久保谷廠司 君)ただいまの委員会報告に対する質疑に入ります。  まず、常任総務委員会関係について質疑を行います。発言を許します。 ◆4番(大島春之 君)委員長報告では、緊急経済雇用対策事業についての報告の中で、小規模業者という報告がありましたけれども、それは、小規模修繕等登録制度に登録されている業者ではないのかどうか。ただ、単なる小規模業者ということで解釈してよろしいでしょうか。その辺はいかがでしょうか。 ◎18番(常任総務委員長 土屋進 君)先ほど壇上で報告したとおりでございます。 ○議長久保谷廠司 君)暫時休憩いたします。                 午前10時31分休憩                 ───────────                 午前10時33分再開 ○議長久保谷廠司 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。 ◎18番(常任総務委員長 土屋進 君)委員会において、小規模修繕工事等登録業者という当局への質問に対して、当局のほうから、小規模の中から該当する業者を選ぶというような答弁がされまして、これは当局にも確認しまして、イコールということだと。ですから、つまり小規模の中から該当する業者というのは、小規模修繕工事等登録業者とイコールだということです。ですから、委員会報告では、当局の答弁の言葉をそのまま小規模業者の中から該当する業者を選ぶという報告をしたわけです。同じだという考えであります。以上です。 ○議長久保谷廠司 君)ほかに質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長久保谷廠司 君)質疑なしと認めます。  次に、常任観光建設委員会関係について質疑を行います。発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長久保谷廠司 君)質疑なしと認めます。  次に、常任福祉文教委員会関係について質疑を行います。発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長久保谷廠司 君)質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長久保谷廠司 君)討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する各常任委員会審査報告は、いずれも原案可決であります。本案は、委員会報告のとおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。                〔賛 成 者 挙 手〕 ○議長久保谷廠司 君)挙手全員であります。よって、本案原案のとおり可決されました。                ━━━━━━━━━━━━議長久保谷廠司 君) △日程第4、発議第1号 ヒブワクチン・肺炎球菌ワクチンなど、小児細菌性髄膜炎の公費による定期予防接種化を求める意見書議題といたします。             ──────────────────                                    発議第 1 号  ヒブワクチン・肺炎球菌ワクチンなど、小児細菌性髄膜炎の公費による定期予防接種化を求める意見書  ヒブワクチン・肺炎球菌ワクチンなど、小児細菌性髄膜炎の公費による定期予防接種化を求めるため、別紙意見書を内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣、衆議院議長及び参議院議長に提出するものとする。                              平成22年6月25日提出                               提  出  者                                伊東市議会議員                                 伊 東 良 平                                 宮 﨑 雅 薫                                 佐々木   清                                 佐 藤 美 音                                 稲 葉 正 仁                                 楠 田 一 男               ………………………………………  ヒブワクチン・肺炎球菌ワクチンなど、小児細菌性髄膜炎の公費による定期予防接種化を求める意見書  小児細菌性髄膜炎は、初期診断が難しく、見た目は風邪に似ており、その症状としては発熱・嘔吐・頭痛の三症状ですが、赤ちゃんの場合は頭痛を訴えられません。そのため、診断を確定するには「髄液検査」が必要となりますが、この検査は乳児への負担が大きく、一般に勧められるものではないと言われています。  一方、細菌性髄膜炎と診断がされた場合は、大量の抗生物質を点滴で全身投与しますが、その時点では、病気の原因となっている細菌の名前がわかっていません。そこで、頻度の高い細菌をターゲットに二、三種類の抗生物質を組み合わせて投与することで、20年前なら治療がほとんど成功していたのです。  ところが、最近は抗生物質が効きにくい細菌(耐性菌)がふえ、せっかく治療が始まってもうまくいかないケースがふえているというのです。  その上、細菌性髄膜炎は非常に予後の悪い疾患で、迅速な治療ができても、ヒブの場合で3%から5%、肺炎球菌の場合で10%から20%の患者が死亡し、生存した場合でも10%から20%の患者に脳と神経に重大な損傷が生じ、水頭症や精神遅滞などの後遺症を引き起こしています。  この細菌性髄膜炎の原因菌はヒブ菌と肺炎球菌が約75%強ですが、それらに効くワクチンにより予防できる疾病でもあるのです。今、WHOの推奨で120カ国以上が公費負担によりこれらの予防接種を行っています。しかし、日本では現在、任意接種(自費)であり、最高4回の接種に3万円が必要とされています。  現在、厚生労働省の予防接種部会で優先順位の高い部類として議論しているとのことではありますが、一日も早くヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンの公費による定期予防接種化を求めるものです。
     以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。                               平成22年6月25日               伊  東  市  議  会             ────────────────── ○議長久保谷廠司 君)職員をして、意見書の朗読をいたさせます。              〔議会事務局長補佐 意見書朗読〕 ○議長久保谷廠司 君)発議第1号は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長久保谷廠司 君)ご異議なしと認めます。よって、発議第1号は、原案のとおり可決されました。                ━━━━━━━━━━━━議長久保谷廠司 君)以上をもって、日程全部を終了いたしました。  これにて市議会6月定例会を閉議、閉会いたします。                 午前10時36分閉会             ──────────────────          以上のとおり会議の次第を記録し、ここに署名する。                         平成  年  月  日                 議     長     久保谷 廠 司                 副  議  長     鳥 居 康 子                 会議録署名議員     佐 藤 美 音                             井 戸 清 司                             鈴 木 克 政...