浜松市議会 > 2017-02-27 >
02月27日-02号

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  1. 浜松市議会 2017-02-27
    02月27日-02号


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    平成29年  2月 定例会(第1回) 平成29年2月27日◯議事日程(第2号) 平成29年2月27日(月)午前10時開議 第1 会議録署名議員指名 第2 第1号議案 平成28年度浜松市一般会計補正予算(第5号) 第3 第2号議案 平成28年度浜松市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) 第4 第3号議案 平成28年度浜松市介護保険事業特別会計補正予算(第2号) 第5 第4号議案 平成28年度浜松市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号) 第6 第5号議案 平成28年度浜松市と畜場・市場事業特別会計補正予算(第3号) 第7 第6号議案 平成28年度浜松市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 第8 第7号議案 平成28年度浜松市中央卸売市場事業特別会計補正予算(第3号) 第9 第8号議案 平成28年度浜松市育英事業特別会計補正予算(第1号) 第10 第9号議案 平成28年度浜松市小型自動車競走事業特別会計補正予算(第3号) 第11 第10号議案 平成28年度浜松市駐車場事業特別会計補正予算(第2号) 第12 第11号議案 平成28年度浜松市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) 第13 第12号議案 平成28年度浜松市公債管理特別会計補正予算(第1号) 第14 第13号議案 平成28年度浜松市病院事業会計補正予算(第3号) 第15 第14号議案 平成28年度浜松市水道事業会計補正予算(第3号) 第16 第15号議案 平成28年度浜松市下水道事業会計補正予算(第3号) 第17 第16号議案 浜松市保健福祉センター条例の一部改正について 第18 第17号議案 浜松市母子保健センター条例の一部改正について 第19 第18号議案 浜松市中央卸売市場業務条例の一部改正について 第20 第19号議案 市道路線認定について 第21 第20号議案 市道路線廃止について 第22 第21号議案 市道路線変更について 第23 第22号議案 平成29年度浜松市一般会計予算 第24 第23号議案 平成29年度浜松市国民健康保険事業特別会計予算 第25 第24号議案 平成29年度浜松市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算 第26 第25号議案 平成29年度浜松市介護保険事業特別会計予算 第27 第26号議案 平成29年度浜松市後期高齢者医療事業特別会計予算 第28 第27号議案 平成29年度浜松市と畜場・市場事業特別会計予算 第29 第28号議案 平成29年度浜松市農業集落排水事業特別会計予算 第30 第29号議案 平成29年度浜松市中央卸売市場事業特別会計予算 第31 第30号議案 平成29年度浜松市公共用地取得事業特別会計予算 第32 第31号議案 平成29年度浜松市育英事業特別会計予算 第33 第32号議案 平成29年度浜松市学童等災害共済事業特別会計予算 第34 第33号議案 平成29年度浜松市小型自動車競走事業特別会計予算 第35 第34号議案 平成29年度浜松市駐車場事業特別会計予算 第36 第35号議案 平成29年度浜松市公債管理特別会計予算 第37 第36号議案 平成29年度浜松市熊財産区特別会計予算 第38 第37号議案 平成29年度浜松市病院事業会計予算 第39 第38号議案 平成29年度浜松市水道事業会計予算 第40 第39号議案 平成29年度浜松市下水道事業会計予算 第41 第40号議案 浜松市個人情報保護条例の一部改正について 第42 第41号議案 浜松市特定非営利活動促進法施行条例の一部改正について 第43 第42号議案 浜松市職員定数条例の一部改正について 第44 第43号議案 浜松市職員の勤務時間その他の勤務条件に関する条例等の一部改正について 第45 第44号議案 浜松市職員の配偶者同行休業に関する条例の一部改正について 第46 第45号議案 浜松市税条例の一部改正について 第47 第46号議案 浜松市手数料条例の一部改正について 第48 第47号議案 浜松市重度心身障害児扶養手当に関する条例等の一部改正について 第49 第48号議案 浜松市生活管理指導員等派遣手数料徴収条例の一部改正について 第50 第49号議案 浜松市高齢者元気はつらつ教室事業手数料徴収条例の一部改正について 第51 第50号議案 浜松市高齢者の運動器の機能向上トレーニング教室事業手数料徴収条例の一部改正について 第52 第51号議案 浜松市救護施設に関する条例の廃止について 第53 第52号議案 浜松市立保育所条例の一部改正について 第54 第53号議案 浜松市介護保険条例の一部改正について 第55 第54号議案 浜松市国民健康保険条例の一部改正について 第56 第55号議案 浜松市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について 第57 第56号議案 浜松市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について 第58 第57号議案 浜松市佐久間・水窪霊きゅう自動車条例の一部改正について 第59 第58号議案 浜松市廃棄物の減量及び資源化並びに適正処理等に関する条例の一部改正について 第60 第59号議案 浜松市工場立地法に基づく緑地面積率等に係る準則を定める条例及び浜松市総合特別区域法に基づく緑地面積率等に係る準則を定める条例の一部改正について 第61 第60号議案 浜松市道路占用料徴収条例の一部改正について 第62 第61号議案 浜松市営住宅条例の一部改正について 第63 第62号議案 浜松市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について 第64 第63号議案 浜松市下水道条例及び浜松市農業集落排水処理施設条例の一部改正について 第65 第64号議案 浜松市立小中学校施設使用料条例の一部改正について 第66 第65号議案 浜松市立幼稚園条例の一部改正について 第67 第66号議案 浜松市立小学校及び中学校条例の一部改正について 第68 第67号議案 浜松市都市経営諮問会議条例の制定について 第69 第68号議案 浜松市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する等の条例の制定について 第70 第69号議案 浜松市教育職員の給与に関する条例の制定について 第71 第70号議案 浜松市教育職員の特殊勤務手当に関する条例の制定について 第72 第71号議案 県費負担教職員に係る権限移譲に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について 第73 第72号議案 包括外部監査契約締結について 第74 発議案第1号 浜松市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について-----------------------------------◯本日の会議に付した事件 議事日程のとおり。-----------------------------------◯出席議員(46人)    1番  落合勝二          2番  渡邊眞弓    3番  馬塚彩矢香         4番  鈴木 恵    5番  稲葉大輔          6番  平野岳子    7番  酒井豊実          8番  小黒啓子    9番  北野谷富子         10番  鈴木唯記子    11番  山本遼太郎         12番  遠山将吾    13番  太田利実保         14番  松本康夫    15番  加茂俊武          16番  倉田清一    17番  須藤京子          18番  神間智博    19番  丸 英之          20番  幸田惠里子    21番  北島 定          22番  平間良明    23番  徳光卓也          24番  田中照彦    25番  新村和弘          26番  湖東秀隆    27番  戸田 誠          28番  高林 修    29番  鳥井徳孝          30番  波多野 亘    31番  飯田末夫          32番  花井和夫    33番  小倉 篤          34番  松下正行    35番  黒田 豊          36番  斉藤晴明    37番  丸井通晴          38番  関 イチロー    39番  高林龍治          40番  内田幸博    41番  渥美 誠          42番  太田康隆    43番  和久田哲男         44番  吉村哲志    45番  鈴木育男          46番  柳川樹一郎◯出席説明員   市長         鈴木康友   副市長        鈴木伸幸   副市長        星野 悟   政策補佐官      朝月雅則   危機管理監      山下重彦   企画調整部長     山名 裕   総務部長       長田繁喜   財務部長       松原剛史   市民部長       川嶋朗夫   健康福祉部長     内藤伸二朗   健康福祉部保健所長  西原信彦   こども家庭部長    伊熊規行   環境部長       田中文雄   産業部長       佐藤洋一   都市整備部長     木村祥基   土木部長       横山幸泰   秘書課長       袴田智久   財務部次長(財政課長)                                金原栄行   教育長        花井和徳   学校教育部長     岡部昌之   水道事業及び下水道事業管理者    消防長        斉藤秀雄              寺田賢次   監査事務局参与(監査事務局長)              大槻文裕-----------------------------------   監査委員       鈴木利享◯出席議会事務局職員   事務局長       山本 泉   事務局次長(議会総務課長)                                小宮山敏郎   議事課長       大橋臣夫   調査法制課長     岩本 篤   議事課長補佐     上田晃寿   議事課副主幹(議会運営グループ長)                                本間 剛-----------------------------------     午前10時開議 ○議長(花井和夫) ただいまから、本日の会議を開きます。----------------------------------- ○議長(花井和夫) 本日の日程に入ります。 本日の議事日程は、お手元に配付した日程のとおりであります。 最初に、日程第1会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第78条の規定により、11番山本遼太郎議員、26番湖東秀隆議員、42番太田康隆議員を指名いたします。----------------------------------- ○議長(花井和夫) 次に、日程第2第1号議案平成28年度浜松市一般会計補正予算(第5号)から、日程第22第21号議案市道路線変更についてまでの21件を一括して議題といたします。 議題の21件は、休会中、それぞれの常任委員会に審査の付託をしてありますので、その経過と結果について、各委員長の報告を求めます。 最初に、38番総務委員長関イチロー議員。 ◆総務委員長(関イチロー) 総務委員会に付託されました議案2件について、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 まず、第1号議案平成28年度浜松市一般会計補正予算(第5号)について申し上げます。 収入見込みの増加に伴う経費を追加したふるさと納税事業について、委員から、事業費にはお礼品の経費も含まれるが、どのような地域産品に人気があるのかとただしたところ、当局から、件数としてはウナギが、寄附金額では楽器が最も多く選ばれているとの答弁がありました。これに対して他の委員から、全国ではお礼品が過熱し、行き過ぎた事例があることから、総務大臣が是正する考えを示したが、本市の考えはどうかとただしたところ、当局から、全国の寄附状況から推測すると、本年度、市民が他都市へ寄附することで、本市における税の控除は5億円に達する可能性があり、税の流出とのバランスをとるためには、よい制度とは考えていないが、取り組まざるを得ない。一方では、寄附者から、本市にこれほど魅力的な地域産品があるとは知らなかったとか、これを機会に本市を訪れてみたいといった意見もあることから、お礼品の拡充も含め、本市の魅力をさらにPRする必要があると考えているが、過度なお礼品合戦に踏み込むものではないとの答弁がありました。 次に、歳入の市税について、委員から、個人市民税の現年課税分を5億4000万円増額した理由として、給与総額と給与所得者数の増加を挙げたが、前年度との比較はどうかとただしたところ、当局から、課税の状況から、1人当たりの給与総額は約2万4000円ふえ、436万6000円、給与所得者数は約2800人ふえ、32万2700人となっており、雇用環境の改善によるものと分析しているとの答弁がありました。 このほか、第1号議案の審査において、歳入では保険金収入、不動産売払収入の内訳、歳出では総務費中、選挙費の無投票になった選挙における執行経費などについての質疑もありましたが、採決に当たっては、一委員から、県債償還金負担金の支出には根拠がなく、反対であるとの意見が述べられたため、起立採決を行った結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 このほか、第12号議案平成28年度浜松市公債管理特別会計補正予算(第1号)については、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しております。 以上、審査の概要を申し上げ、総務委員会の委員長報告といたします。 ○議長(花井和夫) 次に、28番厚生保健委員長高林修議員。 ◆厚生保健委員長(高林修) 厚生保健委員会に付託されました議案7件について、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 最初に、第1号議案平成28年度浜松市一般会計補正予算(第5号)について申し上げます。 第3款民生費に計上の養護老人ホーム入所事業について、委員から、被措置者数が減少している理由は何かとただしたところ、当局から、サービス付き高齢者向け住宅の入所者の増加や、在宅サービスを活用し、在宅での暮らしを希望する方がふえているためであるとの答弁がありました。 次に、第4款衛生費に計上の病院群輪番制病院設備整備費助成事業について、委員から、25年度までは国、県、市の協調補助事業として実施していたものの、ここ3年間は県で事業採択されなかったため実施されなかったということだが、今回、市単独事業として実施することとなった理由は何かとただしたところ、当局から、地域住民の救急医療を確保するため、2次救急病院の医療機器等の設備を充実させる必要があること、また、助成額が減っても事業化を希望する病院側の意向があることから、市単独事業として助成するものであるとの答弁がありました。 このほか、第1号議案の審査に当たっては、一時保護委託児童数の推移、私立幼稚園就園奨励助成事業の対象者数の減少理由など、種々質疑・意見が述べられましたが、採決を行った結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、第2号議案平成28年度浜松市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 委員から、被保険者数の減少に伴い、国民健康保険料の歳入を約5億3800万円減額するということだが、被保険者数は当初の見込みよりもどのくらい減少したのかとただしたところ、当局から、当初見込みは19万1668人だったが、28年度最終見込みは18万8620人で約3000人の減であるとの答弁がありました。 以上の質疑の後、採決を行った結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、第13号議案平成28年度浜松市病院事業会計補正予算(第3号)について申し上げます。 佐久間病院事業収益について、委員から、患者数の減に伴う資金不足を補うため一般会計負担金を追加するということだが、その要因は医師不足にあると思うが、今後の医師確保に向けた取り組み状況はどうかとただしたところ、当局から、現状は4名の常勤医師体制で運営しているが、基本的には6名の医師で運営をしていきたいと考えている。現在2名の欠員については、浜松医大等の協力を得て、主に宿日直医の派遣によりカバーしているが、今後も浜松医大等に協力を依頼するとともに、院長のネットワークにより、出身都道府県の僻地等にある公的医療機関での一定期間の勤務を終えた、いわゆる義務年限が終了した自治医大卒の医師に打診をしている。さらに、地域に縁故のある医師をリストアップし、招聘に取り組んでいきたいとの答弁がありました。 このほか、第13号議案の審査に当たっては、佐久間病院の通院・入院患者の状況についても質疑がありましたが、採決を行った結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 このほか、当委員会に付託されました第3号議案平成28年度浜松市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)ほか3議案については、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しております。 以上、審査の概要を申し上げ、厚生保健委員会の委員長報告といたします。 ○議長(花井和夫) 次に、29番環境経済委員長鳥井徳孝議員。 ◆環境経済委員長(鳥井徳孝) 環境経済委員会に付託されました議案5件について、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 最初に、第1号議案平成28年度浜松市一般会計補正予算(第5号)について申し上げます。 まず、第4款衛生費に計上の新清掃工場整備事業について、委員から、歳出において執行差金として約7500万円を減額していることから、事業内容は何かとただしたところ、当局から、市道天竜紙板線及び県道熊小松天竜川停車場線の道路整備の詳細設計、敷地造成の詳細設計及び新清掃工場へのアクセス道路の地質調査であるとの答弁がありました。 次に、債務負担行為に計上の南清掃事業所清掃事業用薬品購入経費について、委員から、ごみ焼却処理に伴う環境汚染防止のため、焼却時に発生する塩化水素及び硫黄酸化物の中和に用いる薬品を購入するとのことだが、ごみの量や質の変化に対応できる予算となっているのかとただしたところ、当局から、薬品の量については、南部清掃工場が安定稼働できるよう、搬入されるごみの年間最大計画量をもとに算出している。また、プラスチック等の混入など、ごみ質の変化にも対応できる量の薬品を購入するものであるとの答弁がありました。 次に、第6款農林水産業費に計上のフルーツパーク管理運営事業について、委員から、調整池及び遊歩道の保全に係るのり面補修工事の具体的な内容についてただしたところ、当局から、のり面の保護工事や地下水の排除作業、落石の防護工事を行うものである。工期は29年8月末日までを予定していることから、繰り越すものであるとの答弁がありました。 次に、第7款商工費に計上の企業立地促進助成事業補助金について、委員から、当初予算により補助金の交付を予定していた企業のうち、交付申請を行わなかった9社については、平成29年度には確実に操業を開始して補助金の交付を申請するのかとただしたところ、当局から、9社のうち6社は29年度に操業を開始する予定で、残り3社は計画の見直し等を予定しており、平成29年度以降に操業を開始する予定であるとの答弁がありました。 このほか、第1号議案の審査に当たっては、担い手への農地集積推進事業交付金の実績見込みや、都心機能集積支援事業における減額補正の理由などについても質疑・意見がありましたが、採決を行った結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 このほか、当委員会に付託されました第5号議案平成28年度浜松市と畜場・市場事業特別会計補正予算(第3号)ほか3件についても、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しております。 以上、審査の概要を申し上げ、環境経済委員会の委員長報告といたします。 ○議長(花井和夫) 次に、34番建設消防委員長松下正行議員。 ◆建設消防委員長(松下正行) 建設消防委員会に付託されました議案9件について、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 最初に、第1号議案平成28年度浜松市一般会計補正予算(第5号)について申し上げます。 まず、第8款土木費に計上の天竜川駅周辺整備事業について、委員から、国交付金が減額されたことにより、駅自由通路の供用開始の時期に影響はないかとただしたところ、当局から、国交付金の減額を補うため市費で対応することから、事業の進捗に支障はなく、計画どおり平成29年度内に供用開始できる予定であるとの答弁がありました。 次に、繰越明許費中、第8款土木費に計上の公共交通推進事業の鉄道駅バリアフリー化設備整備費助成事業について、委員から、繰り越しになった理由についてただしたところ、当局から、本事業は遠州鉄道浜北駅のバリアフリー化に対する助成事業であるが、工事予定箇所のボーリング調査を実施したところ、乗降ホームの設置等に対して地盤が耐え得る基準ではなかったため、設計の再検討に時間を要した結果、着工がおくれ、年度内の事業完了が見込めず、繰り越すものであるとの答弁がありました。 このほか、第1号議案の審査に当たっては、バス交通等対策助成事業における事業執行状況についてなど、種々質疑・意見がありましたが、採決を行った結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、第14号議案平成28年度浜松市水道事業会計補正予算(第3号)について申し上げます。 第1款資本的支出に計上のコンセッション導入可能性調査業務について、委員から、平成23年度と平成27年度に行った調査との違いは何かとただしたところ、当局から、23年度は、運営体制、官民のリスク分担など、コンセッション導入の可能性について調査したものである。その結果、導入により、一定の効果があると認められるものの、制度上の課題があったことから、導入の可否についてまでは結論を出さなかった。その後、国がガイドラインを作成するなど、導入に向けた環境整備が進められたことや、本市の中期財政計画や水道事業ビジョンの策定を通じて、今後の水道事業の厳しい経営見通しが確認されたことを受け、27年度は、官民連携手法導入についての可能性調査を行った。その結果、事業の効率化等においてコンセッションの有用性が確認できた。そこで、今回は、コンセッション導入の可否について、中立な状態で判断を行うための一歩進んだ調査を行うものであるとの答弁がありました。 以上、質疑の後、一委員から、コンセッションについてはメリットだけが周知されている傾向がある。法整備が不十分な状況で、先行きが不透明なまま導入可能性調査を行うことは時期尚早であることから、反対であるとの意見が述べられたため、起立採決を行った結果、賛成多数により、第14号議案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 このほか、当委員会に付託されました第6号議案平成28年度浜松市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)ほか6件については、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、審査の概要を申し上げ、建設消防委員会の委員長報告といたします。 ○議長(花井和夫) 次に、18番市民文教委員長神間智博議員。 ◆市民文教委員長(神間智博) 市民文教委員会に付託されました議案2件について、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。 最初に、第1号議案平成28年度浜松市一般会計補正予算(第5号)について申し上げます。 第10款教育費に計上の小学校費及び中学校費の授業用教材教具導入事業について、委員から、学級編制に伴い、教材及び学校用具を追加するための増額補正とのことだが、学級数の増加見込みはどうかとただしたところ、当局から、小学校では、普通学級が11校16学級、発達支援学級が10校10学級、中学校では、普通学級が3校3学級、発達支援学級が7校7学級の増を見込んでいるとの答弁がありました。 次に、小学校教諭英語指導力向上事業について、委員から、治安悪化による海外研修の中止を受けて実施した国内代替研修の内容についてただしたところ、当局から、国内で先進的に小学校英語教育に取り組んでいる学校の研究発表会に参加したものであるとの答弁がありました。これに対し同委員から、今後、小学校における英語教育がさらに重要になることからも、海外研修が再開できるよう検討していただきたいとの意見がありました。 次に、小学校費及び中学校費の就学援助事業について、委員から、準要保護者数の見込みについてただしたところ、当局から、補正予算では、小学校で225人分、中学校では207人分を見込んでおり、補正後では、それぞれ2588人分、1710人分となるとの答弁がありました。これに対し他の委員から、1年間でふえた人数を重く受けとめ、要因についても把握し、問題意識を持った対応をお願いしたいとの意見がありました。 このほか、第1号議案の審査に当たっては、地域力向上事業のより一層の推進についての要望、個人番号カードと証明書コンビニ交付について、放課後児童会についてなどの質疑・意見がありましたが、採決を行った結果、第1号議案は、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 このほか、当委員会に付託されました第8号議案平成28年度浜松市育英事業特別会計補正予算(第1号)については、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、審査の概要を申し上げ、市民文教委員会の委員長報告といたします。 ○議長(花井和夫) 以上で各委員長の報告は終わりました。 ただいまから、委員長報告に対する質疑を許します。 質疑はありませんか。--発言がないようですので、質疑を打ち切ります。 ただいまから、討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 1番落合勝二議員。(拍手) ◆1番(落合勝二) 皆さん、こんにちは。 私は落合勝二でございます。日本共産党を代表しまして、反対討論を行います。よろしくお願いいたします。 1点目は、第1号議案平成28年度浜松市一般会計補正予算(第5号)であります。 補正予算には、県債償還金負担金2億5989万円が計上されております。これは、静岡県が南海トラフ巨大地震から県民の生命・財産を守り、発災後の経済活動を含めた速やかな復興を図る地震・津波対策アクションプログラム2013を着実に実施するための財源の一部として活用するために、平成26年4月から、法人事業税の超過課税が実施されたことに伴うものであります。 これを受け、静岡県と浜松市は、平成26年3月28日に、法人事業税の超過課税税収に係る地震・津波対策促進費交付金等に関する覚書を交わしており、覚書によれば、地震・津波対策への財政的支援として、県は、市が県土全体を通じた地震・津波対策のために負担する額に充当率を乗じて得た額について、地震・津波対策促進費交付金として市に交付するものとするとする一方で、県債償還金の取り扱いでは、市は、地震・津波対策促進費交付金の100分の50相当額について、県に道路整備に係る県債の元利償還分の一部に対する負担金として支出するとしております。 このようなことから、当初予算では、県から6億4455万6000円の地震・津波対策促進交付金が交付される一方で、その50%相当額に当たる3億2227万8000円の県債償還金負担金が計上され、今回の補正と合わせて、県債償還金負担金は5億8000万円余の金額となり、南海トラフ巨大地震対策を進める浜松市の施策にも少なからず影響を及ぼすものとなっております。 浜松市の政令市移行に伴い、県債償還金の取り扱いに係る覚書を締結しております。その内容は、県が平成12年度以降に発行した臨時地方道路整備事業の元利償還金について、県への普通交付税事業費補正措置額を除いた額の市の負担に関して、平成38年度まで元利合わせて136億円を県債償還金として、浜松市が負担するようになっており、浜松市はこれまでこの覚書に基づいて予算を執行しております。 しかし、法人事業税の超過課税税収に係る地震・津波対策促進費交付金等に関する新たな覚書は、道路整備に係る県債の元利償還金の一部に対する負担金をさらに浜松市に求めてくるものとなっており、今後、浜松市の財政運営に大きな影響を及ぼすものです。新たな覚書による県債償還金負担金に反対するものであります。 また、地方財政法第27条の2には、大規模かつ広域にわたる事業にかかわる経費で、都道府県が負担すべきものとされているものの全部、または一部を市町村に負担させてはならないと、道路や砂防等に関する事業について、受益者負担の制限が規定されております。この規定は、都道府県が行う大規模かつ広域にわたる道路・砂防等の建設工事等に対して、市町村に対し、往々にして不当に重い負担を課し、そのために市町村の健全な財政運営に支障を来している事例もあり、このような市町村財政へのしわ寄せによって、都道府県の財政運営を行うという望ましくない事例を排除しようとしているものであります。 また、近年の道路等の公共事業は、単に一地域の利益を中心にして行われるよりも、むしろ国の産業経済施策の推進、国土保全という国家的規模において、国の樹立する長期的全体計画に基づいて行われていることから、本来の負担区分に従い、国と都道府県との負担において事業を行うべきで、市町村より負担金を徴収してはならないとしておりますように、県債償還金負担金は、こうした地方財政法の趣旨にも抵触するのではないでしょうか。 地方財政のルールを守ることは自治体の責務であり、地方自治の確立は、地方財政の健全性を確保なくしてはあり得ず、また住民福祉の増進もないことを申し上げ、法人事業税の超過課税税収に係る地震・津波対策促進費交付金等に関する覚書に基づく県債償還金負担金2億5989万円に反対をいたします。 2点目は、第14号議案平成28年度水道事業会計補正予算(第3号)であります。 この補正予算には、資本的収入、国庫補助金1億3700万円を、民間資金等活用事業調査費にかかわる補助金を追加して計上しております。支出では、改良費一般諸経費として同額を計上しています。いわゆる、水道事業へのコンセッション方式導入のための調査費として計上しているものです。 政府は、日本再興戦略2016や経済財政運営と改革の基本方針2016に基づいて、水道分野におけるコンセッション方式の導入を急速に進めようとしています。内閣府は、28年度の第2次補正予算で民間資金等活用事業調査費補助事業について、13億7000万円を要求したところ満額認められ、11月7日を期限として急遽募集が行われました。その結果、19件の応募がありましたが、水道単独では全国で浜松市と伊豆の国市、2市のみであったとのことです。この応募状況が不十分であったためか、12月2日より第2次募集も行われました。 内閣府によれば、コンセッション方式調査事業の目的として3点を挙げています。 第1に、本格的な人口減少社会の中で、増加する維持更新費用等からその持続可能性が課題となっている上下水道にコンセッション事業を導入することが重要であること。第2に、このため、選考案件を実施するための強力な政策的インセンティブを講じることが必要であること。第3に、コンセッション事業の具体化目標の達成を図るとともに、経済財政一体改革へ貢献するというものであります。 この事業により期待される効果としては、第1に、新たなビジネス機会の拡大、第2に、公的負担の抑制、第3に、経済財政一体改革の貢献を挙げ、コンセッションの狙いをあけすけに述べています。この調査費の補助対象調査事項として、デューデリジェンス(資産評価)、官民の役割分担の検討、導入可能性調査を挙げています。これは即実施計画ともなりかねないものであります。 このような政府挙げての強化期間、平成26年度から平成28年度の取り組みにもかかわらず、政府が望むほど進んではおりません。今国会衆議院総務委員会での日本共産党田村議員がコンセッション方式の進捗状況を質問したところ、大阪市と奈良市の現在の状況説明のみでありました。 大阪市の状況は、4年前から具体的な提案がされてきましたが、議会は否決いたしました。その後、再提出され、現在は継続審査とのことであります。大阪市の水道コンセッション計画では、民営化の受け皿の100%大阪市出資の株式会社をつくり、水道部職員をそこに転籍させるというものであります。 奈良市では、厚生労働省が検討業務を直接支援し、昨年、議会に15年契約のコンセッションが提案されましたが、地域住民の理解は得られないとして否決されました。ところが、今回の補助調査費用をさらにつけるとのことであります。 このように、内閣府の姿勢は水道コンセッションありきであり、強力な政策的インセンティブとして国財源100%の調査費補助金をつけ、それを突破口として、何が何でも実績を上げることにその目的があると言わざるを得ません。 浜松市としては、今まで2度ほど水道コンセッションの検討をしてきたとのことでありますが、この問題でトップランナーになる必要は全くありません。調査費補助金をもらうことによって、水道コンセッションのレールに乗ることになります。多くの問題を抱える水道コンセッション事業を拙速に進めるべきではありません。 水は生き物にとって命そのものです。良質で安価な安定した浜松市の水道、市民の安全・安心のための水道を守り抜くことは極めて重要なことであります。水道コンセッション化のための調査費の計上に反対いたします。(拍手) ○議長(花井和夫) 以上で討論を終わります。 ただいまから、議題の21件を順次採決いたします。 まず、第1号議案平成28年度浜松市一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。 本件は、各委員長の報告どおり、原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(花井和夫) 起立多数と認め、第1号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第2号議案から第13号議案までの12件を一括して採決いたします。 議案12件は、各委員長の報告どおり、原案を可決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(花井和夫) 異議なしと認め、第2号議案から第13号議案までの12件は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、第14号議案平成28年度浜松市水道事業会計補正予算(第3号)を採決いたします。 本件は、建設消防委員長の報告どおり、原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(花井和夫) 起立多数と認め、第14号議案は原案のとおり可決されました。 次に、第15号議案から第21号議案までの7件を一括して採決いたします。 議案7件は、各委員長の報告どおり、原案を可決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(花井和夫) 異議なしと認め、第15号議案から第21号議案までの7件は、いずれも原案のとおり可決されました。-----------------------------------
    ○議長(花井和夫) 次に、日程第23第22号議案平成29年度浜松市一般会計予算から、日程第73第72号議案包括外部監査契約締結についてまでの51件を一括して議題といたします。 平成29年度の施政方針及び議題に対する市長の説明を求めます。 ◎市長(鈴木康友) それでは、平成29年度の当初予算案並びに関連議案の御審議をお願いするに当たりまして、都市経営の基本的な考え方と予算の概要を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御賛同を賜りたいと存じます。 第4次産業革命は、AI、ビッグデータ、IoT、ロボットなどの技術革新により、産業構造、就業構造の大転換を図るため、昨年6月、政府が成長戦略の柱に位置づけたものであります。15歳から64歳までの生産年齢人口の減少が加速していく中、労働力の確保が難しい業種では、新たな担い手としてAIやロボットの活用が期待されています。反面、このまま技術革新が進んでいくと10年から20年後には、国内で働いている人の約半数の仕事がAIやロボットに置きかわるとの予測もあり、ある日突然、自分の仕事がなくなる可能性も秘めております。 近い将来、仕事の内容や働き方が変わるのはもちろん、ライフスタイルも劇的な変革が起ころうとしており、まちづくりや行政サービスのあり方も時代に合った最適化が必要になります。人口急減・超高齢化を克服するためには、大変革の流れを確実に捉え、柔軟に行動することが求められます。 本市の人口は、少子化と大都市圏への人口流出を要因として、2008年をピークに減少へ転じています。人口ビジョンでは合計特殊出生率を2035年までに2.07に引き上げ、2020年までに東京圏との社会移動を均衡させることを目標に掲げました。極めて高いハードルですが、30年後の揺るぎない理想の未来に向け、乗り越えなければなりません。このため、総合戦略において、雇用の創出、子育て・教育の充実、都市の魅力向上による目標達成の道筋を示し、平成28年度事業を実施してまいりました。 雇用の創出では、地域産業力の強化と創業や女性の就業の支援などに取り組みました。 地域産業力の強化に向け、次世代モビリティサービスの実現を目的に、浜松自動運転やらまいかプロジェクトを企業と連携して開始いたしました。東京事務所内に首都圏ビジネス情報センターを開設し、積極的な誘致活動を行った結果、新しいビジネスの創出を目指し、東京のベンチャー企業が浜松に拠点を設置することとなりました。市内で活躍するベンチャー企業経営者とは定期的に意見交換会を行い、ネットワークの形成を進めています。また、地元企業を紹介するウエブサイトの拡充や、東京において就職説明会を開催するなど、UIJターン就職の促進についても、浜松商工会議所などと連携して実施いたしました。 一方、海外市場にも目を向け、浜松の製品、産品の販路開拓、ビジネス環境を紹介する取り組みとして、ニューヨークで開催された対日投資シンポジウムに参加したほか、台湾の高級スーパーで本市産品のセールスを行うなど、アジア、欧米への積極的なセールスを行いました。天竜材についても、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会関連施設での使用に向けたセールスに加え、ブランド力の強化と流通拡大を図るため、100を超える企業・団体が参画する浜松地域FSC・CLT利活用推進協議会設立やジャパンホームショー2016への出展などにより、販路拡大に取り組みました。 このほか、ワーク・ライフ・バランスの推進に取り組む事業所の認証を行うとともに、市役所が率先して働きやすい職場として市内事業所のモデルとなるため、イクボス研修を実施し、環境整備を進めてまいりました。 子育て・教育の充実では、結婚、妊娠、出産、子育てを通じた切れ目のない支援の提供に努めました。 結婚の希望に応えるため、出会いの場の提供を目的として開催した婚活イベントに、多くの方に御参加いただきました。また、家族形成意識を醸成するため、企業の若手社員などを対象に人生設計を考える講座を実施し、一人一人が理想とする家族像の実現に向けた支援を始めました。妊娠・出産についても、不妊治療に係る助成、助産師による相談に加え、市民へのアンケートで要望の多かった産前産後の育児支援などに素早く対応し、安心して出産・子育てができる環境整備を進めました。 教育については、市民総がかりによる教育を進めるため、コミュニティ・スクールをモデル校で実施いたしました。ICTを活用した教育の推進に向けては、産学官が連携し、タブレット端末による学習応援システムの実証研究に取り組んでいます。また、3校目となる施設一体型の小中一貫校、浜松中部学園の4月開校に向けた準備や教員の多忙化を解消するため、学校事務センターの設置準備を進めてまいりました。 都市の魅力向上では、本市の持つ魅力の発信とにぎわいの創出を進めました。 井伊直虎関連については、交流人口の継続的な拡大を見据え、井伊谷城跡周辺など井伊家ゆかりの地の整備を行うとともに、大河ドラマの放送開始に合わせ、舞台の中心となる北区に大河ドラマ館を、観光客の玄関口となる浜松駅前に浜松出世の館をオープンいたしました。大河ドラマ館では、オープンから1カ月足らずで入場者数が5万人を超えるなど、上々の滑り出しとなっております。 創造都市を推進する取り組みとしては、世界音楽の祭典in浜松2016を開催いたしました。ユネスコ創造都市ネットワーク音楽分野に加盟している都市から多彩なミュージシャンをお招きし、市内外を問わず、多くの人が地域もジャンルも異なる世界中の音楽に触れる機会となりました。また、浜松国際ピアノコンクールをモデルにした恩田陸さんの小説「蜜蜂と遠雷」が第156回直木賞を受賞したことで、音楽の都・浜松への注目が一層高まっています。 中山間地域のにぎわい創出に向けては、ドローンなどの無人航空機の活用推進による新たな産業の芽を伸ばしていくため、ドローンイノベーション会議を立ち上げ、測量、物流、空撮の実証実験を行ってまいりました。 本市は、輸送用機器産業を中心にものづくりのまちとして発展を続けてきましたが、近年では、光電子技術を活用した産業が成長を遂げ、さらなる集積が進んでいます。 第4次産業革命の中心的な分野であるロボットや自動運転には、光電子技術の活用が必要不可欠です。既存産業の育成に加え、ベンチャー企業などの誘致、創業の支援に力を注ぎ、アメリカのシリコンバレーになぞらえた浜松バレーを実現できれば、本市の産業は今後も持続的発展が可能となります。 農林水産業においても、全国一のFSC認証林面積を誇る天竜美林に代表される林業は、国内外への販路拡大により再生への道筋が開けます。全国ブランドのミカンを初め、170以上の出荷品目数を有する農業は、付加価値を向上させていくことで、所得向上につなげていくことができます。 さらに、山、海、湖、川といった四方を囲む多彩な自然には、観光やレジャーが楽しめるスポットが数多く存在しております。 このような産業集積、農林水産品、豊かな自然は、全てが浜松の宝であり、先人から引き継いだ貴重な資源です。 また、女性が歴史の表舞台に立つことがほとんどなかった戦国時代に、一族存亡の危機を見事に乗り切った井伊直虎のように、決断力と行動力で難局を突破してきたのが、我々浜松市民に脈々と受け継がれるやらまいか精神です。 平成29年度も総合戦略に掲げる3つの基本目標の達成に向けて、どこにも劣らない地域の魅力や資源をオール浜松の知恵を結集して新たな提案に磨き上げ、迅速に取り組んでまいります。 基本目標の1つ目は、若者がチャレンジできるまちです。 ものづくりのまちとして発展を遂げた本市の強みを生かし、地元の産業力を強化することによって、活力ある魅力的な雇用の場を創出するとともに、あらゆるジャンルの創業や女性の活躍の場づくりなどの支援を充実することで、若者、子育て世代の生活基盤の安定を図り、浜松に移り住み、そして住み続けてもらえるまちを目指します。 首都圏のベンチャー企業とのネットワークを強化し、本市に拠点を置く優位性を発信するなど誘致に向けた働きかけの一層の推進に加え、ベンチャーファンドの設立に向け、地域企業や金融機関へのニーズ調査、制度の検討を開始いたします。また、サテライトオフィスの誘致に向けて、都市機能が集積した市中心部の民間施設、浜名湖の抜群の景観を誇る舞阪協働センターにオフィス環境を用意し、中山間地域へはオーダーメード型で整備いたします。そして、誘致した企業と本市の産業技術との融合によって、新産業創出、生産効率の向上、新製品の開発につなげ、ベンチャー企業の聖地、創業の聖地を目指します。 大都市圏から浜松への人の流れをつくり出すため、地元企業の就職説明会を拡大していくとともに、大学内での説明会、転職者向けの面接会を実施し、若者を中心としたチャレンジ・再チャレンジを支援します。 食と農水産品のブランド化のため、産業観光、音楽、伝統文化などの多様な地域資源と組み合わせ、販路開拓や国内外の観光誘客につなげる食と農の景勝地事業に取り組むとともに、天竜材については、アジア地域への輸出や全国流通を目的とした家具製品の開発に取り組むなど、販路の拡大、開拓を図ります。 また、ワーク・ライフ・バランスの推進などの働き方改革を通じ、あらゆる人が活躍できる環境の実現に向けて女性サミットを開催し、女性の活躍について考え、官民一体で仕事と生活の調和を図る行動につなげてまいります。 基本目標の2つ目は、子育て世代を全力で応援するまちです。 結婚、妊娠、出産、子育てを通じた切れ目のない支援を提供し、子育て世代を全力で応援することで、人口減少に歯どめをかけるとともに、本市の将来を担う個性豊かで才能あふれる人財を育成します。 若い世代の結婚の希望をかなえるため、独身の子を持つ親向けのセミナーの実施など婚活イベントを拡充し、未婚化・晩婚化の対策を進めます。待機児童ゼロに向けては、認定こども園や認可保育所の新設、学校敷地内への放課後児童会の施設整備などにより定員を拡大いたします。 教育については、地域の未来を担う人財が進学などにより一時的に浜松を離れても、卒業後戻ってきたくなるよう、地域の魅力を伝えてまいります。昨年、市立高校の1・2年生を対象に私が市政に関する講演を行ったところ、9割以上の生徒から浜松に対する関心が高まったとの回答がありました。このような取り組みを他の高校も含め積極的に行うとともに、小・中学生に対しては、実体験を通じて地域のよさを知り、郷土愛を醸成する活動や、起業家教育によってやらまいか精神を醸成する活動を展開します。また、昨年12月に開催した総合教育会議での文部科学大臣補佐官を交えた議論を踏まえ、コミュニティ・スクールのモデル校を拡充いたします。 子供たちが持つ無限の可能性を伸ばす特別課外講座については、産学官連携で小学生に実施しているITキッズプロジェクトの対象を中学生まで拡大し、第2、第3のノーベル賞受賞者の育成に向けてカリキュラムを高度化してまいります。 基本目標の3つ目は、持続可能で創造性あふれるまちです。 本市の持つ魅力を余すところなく発信・活用するとともに、人口減少時代を乗り越えるまちづくり、日常の豊かさを実感できるまちづくりを進めることで、市内外の人を引き寄せる都市を目指します。 ことしは直虎イヤーです。市内の至るところに井伊の赤備えをあらわす赤いのぼり旗が立ち並び、地元企業の電車やトラックには出世法師直虎ちゃんのラッピングが施されています。観光シーズンを迎える3月には、舘山寺から気賀までの船便も就航予定であり、官民一体となったおもてなしの準備が整ってまいりました。井伊家ゆかりの地と連携したサミットや企業との共催イベントの開催によって一層の盛り上げを図る一方で、湖北五山や本市の食などの魅力の発信、ICTを活用して遊休資産の共同利用を推進するシェアリングエコノミーの仕組みを取り入れた体験型観光の促進により、浜松のファンをふやし、交流人口の拡大が継続するよう取り組みを進めます。 移住希望者への支援については、田舎暮らしだけではなく、全ての移住・定住相談にワンストップで対応する浜松市移住相談センターを開設いたします。東京のふるさと回帰支援センターと連携した相談会を実施するほか、昨年配置した中山間地域移住コーディネーターとも連携し、移住を希望する一人一人の要望や不安にきめ細かく対応いたします。 区制度の検討については、これまでに工程表を策定し、政令指定都市移行後10年間の検証・総括を行いました。平成29年度には人口減少下における持続可能な行政区、行政サービスの提供体制の案を市民の皆様にお示しし、広く御意見を伺います。工程表に基づき、平成30年度末を目途に行政区再編や、新たなサービスの提供体制を決定してまいります。 次に、平成29年度の予算編成でございます。 平成29年度は、地方創生に対する取り組みの定着、深化、さらなる発展を積極的に推進するものとしました。具体的には、3つの基本目標の達成に向けた施策に重点を置いた編成です。 持続可能な財政運営に向け、徹底した歳入確保、選択と集中による限られた財源の有効活用により、真に必要な施策、直面する行政課題の解決に重点化した上で、中期財政計画に基づいてプライマリーバランスを堅持した結果、予算規模は県費負担教職員制度の権限移譲の影響もあり、一般・特別・企業会計の総額で前年度に比べ7%、409億円増の6267億円となります。 こうした予算編成方針を踏まえ、浜松市未来ビジョン第1次推進プランに定めた7つの分野に基づき、平成29年度に実施する重点施策について申し上げます。 1つ目は、「産業経済」です。 持続可能な地域経済の確立に向け、産学官金が連携し、ものづくり産業の高度化、輸送用機器関連産業に次ぐ新たなリーディング産業の育成を図るとともに、地域の魅力向上、農林水産業における多様な担い手の創出と多彩な農林水産品の高付加価値化に取り組みます。 新技術・新製品の事業化を目指す中小企業などに対して、プログラミング習得の支援や関係機関との連携により、IT人材の確保を促進します。本市の強みである光電子技術を活用した産業の成長を後押しするため、フォトンバレーセンターを設立し、大学と企業のマッチング、試作品開発の助成などにより、技術開発や事業化を支援します。 アジアを中心とした海外の活力を本市の産業に取り込むビジネス展開の支援としては、農林水産物や加工食品の販路拡大に向けて、香港で開催されるフードエキスポ2017へ本市ブースを初出展するほか、三遠南信地域の広域連携を進めている長野県飯田市や愛知県豊橋市とともに、タイやマレーシアのバイヤーを招聘いたします。高機能・高付加価値なものづくりを展開する企業について、欧米の大規模な見本市への参加を支援し、国際的な地位を高めるとともに、地域雇用の拡大を図ります。また、中国杭州市の西湖と台湾の日月潭との関係を軸とした湖サミットの開催により、浜名湖の魅力発信、地域の活性化に取り組んでまいります。 2つ目は、「子育て・教育」です。 地域社会のサポートにより仕事と子育てを両立し、生きる力を身につけた子供たちが育つ環境づくりを推進します。 子育て支援では、病気療養中や回復期の子供の保育を可能とする施設を増設し、仕事と子育ての両立を支援します。子供の貧困対策では、経済的に困窮する家庭の早期発見・支援のため、貧困対策コーディネーターを配置し、相談体制のネットワークを構築するとともに、昨年実施した調査で要望の多かった学習支援を拡充いたします。 学校教育では、市民総がかりによる教育を推進するため、学校と地域との連携を強化する体制を整えます。放課後児童会では、大学生のボランティアなどが運営にかかわることにより、多様な遊びや学びができる異世代交流の充実に取り組みます。また、教育相談窓口を一元化し、発達などの問題を抱え、支援が必要な子供のさまざまな課題に対応する体制を整備してまいります。 3つ目は、「安全・安心・快適」です。 市民一人一人が、災害、犯罪、事故などの危険から自分の命と財産をみずから守る意識を高めるとともに、居住エリアへの誘導などによりコンパクトなまちづくりを進めます。 地域防災の中核を担う消防団の機能を強化するため、専門的な知識と技術を備えた消防団員を育成する教育体制を構築するほか、活動に必要な救助救急用資機材を配備いたします。また、近年、浸水被害が続いている高塚川流域においては、雨水貯留施設を整備し、河川への雨水流出を一時的に抑制するなど、浸水リスクの軽減を図ります。 交通事故ワースト1脱出に向けては、ビッグデータから得られる速度超過や急ブレーキの多発する危険箇所に対し、路面標示の設置や交差点カラー化など、事故を未然に防ぐ即効性の高い対策を実施いたします。 拠点ネットワーク型都市構造の実現に向けた取り組みとしては、人口減少時代を見据えた具体的な居住誘導区域を設定いたします。玄関口である浜松駅については、南口周辺の道路改良により、交通混雑の解消と歩行者の安全確保を進めます。 浜松城公園では、南エントランスゾーンの本丸南石垣の保全などにより、来園者の安全を確保するとともに、歴史をより身近に感じられるよう、魅力の向上を図ってまいります。 4つ目は、「環境・エネルギー」です。 地域特性を生かした再生可能エネルギーの導入を一層拡大するとともに、住宅、工場、事業所におけるエネルギーの最適利用を促進し、電力自給率を高めます。また、3Rを推進し、ごみの減量化を図るとともに、温暖化対策、豊かな自然環境の保全に取り組み、持続可能なまちづくりを進めます。 浜松版スマートシティの実現に向け、スマートコミュニティ事業の経済性評価を検証するとともに、木質バイオマス資源を活用した発電事業の導入可能性を調査し、基礎データを収集いたします。また、学校などの発電設備や蓄電池をネットワークにより統合管理し、需給バランスを調整するバーチャルパワープラントを民間事業者との連携により構築いたします。 天竜区に整備する新清掃工場及び破砕処理センターについては、平成36年度の稼働に向け、PFI手法により整備・運営を行う事業者を募集し、決定してまいります。 5つ目は、「健康・福祉」です。 地域における支え合いの仕組みづくりを進めるとともに、病気の発症や重症化を予防することにより健康寿命のさらなる延伸を目指します。 健康に関心が低い青年期・壮年期に対しては、関係機関と連携し、専門職による事業所訪問を行うほか、35歳の市民を対象にスマートフォンを活用した健康チェックの提供など、生活習慣病予防に取り組みます。 介護予防・重度化予防としては、ロコモーショントレーニングの普及拡大やささえあいポイント事業の充実などに重点的に取り組みます。また、地域のボランティアなど多様な主体が生活支援サービスに参画する仕組みをスタートし、介護サービス利用者の選択の幅を広げ、効果的・効率的な支援を行います。 地域福祉力の向上のため、コミュニティソーシャルワーカーを増員し、地区社会福祉協議会の活動支援やさまざまな機関と連携した包括支援により、多様かつ複雑な福祉課題の解決につなげます。昨年、県内で初めて導入したオレンジシールの交付やオレンジメールの配信による認知症徘回高齢者の早期発見など、本人や家族の支援を推進し、認知症になっても住みなれた地域で安心して暮らせる環境を整えます。 障害のある方の社会参加の促進に向けて、屋外での移動が困難な方の外出支援の対象をグループホーム利用者へ拡大するとともに、文化・スポーツ施設での介助者の使用料について統一基準により減免をいたします。また、重度の発達障害のある子供を対象として、医療と連携した集団療育施設を整備し、子供の障害特性の緩和や生活障害の軽減などに取り組んでまいります。 6つ目は、「文化・生涯学習」です。 音楽を初めとしたさまざまな分野で新たな文化や産業の創造を目指すとともに、多様な歴史・文化による豊かさやスポーツによる生活の充実などを実感できる環境づくりを進めます。 創造都市の推進では、音の持つ可能性を追求するサウンドデザインフェスティバルを開催するとともに、昨年訪問したドイツ・ハノーバー市との音楽文化交流の第1弾として、ハノーバー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の指導者を招聘し、弦楽器を中心にジュニアオーケストラの演奏技術向上を図ります。また、幅広い文化的活動を高い専門性によって支援する組織として、浜松版アーツカウンシルを立ち上げます。 はまホールの後継施設については、ホールに加え、文化創造の拠点にふさわしい施設とするため、ニーズ調査の結果を踏まえ、基本構想をまとめます。 スポーツの振興については、ラグビーワールドカップ2019の関連イベントの実施、東京オリンピック・パラリンピックにおけるブラジル選手団の事前合宿誘致など、スポーツを通じて本市の魅力を世界へ発信いたします。また、遠州灘海浜公園への県営野球場の建設や、四ツ池公園陸上競技場の整備について継続して協議を進めてまいります。 7つ目は、「地方自治・都市経営」です。 協働にかかわる多様な主体の連携を促し、質の高い市民サービスを提供するとともに、民間でできることは民間でを基本に、公共施設の整備や維持管理への民間活力の導入を進めます。 市民協働によるまちづくりを推進するため、龍山森林文化会館の施設利用の受け付けや生涯学習講座の企画、実施などの管理運営業務を地域に密着したNPO法人に委託し、地域コミュニティー活動の活性化を促進します。また、ボランティアを行う大学生のための拠点を市民協働センターに開設します。拠点の運営を学生に任せ、情報交換や情報発信の促進、企業とのマッチング支援などにより、ボランティア活動の活発化を図ります。 多文化共生の推進については、文化的多様性を強みとする都市で構成するインターカルチュラル・シティ・ネットワークにアジアで初めての参加を目指し、世界の多文化共生都市との連携により、海外諸都市との協力関係の構築、知見やノウハウの共有を進めます。就学前の子供のいる定住外国人世帯に対しては、学びの場を確保し、安定した就学につなげるための状況把握や情報提供などに取り組みます。 西遠流域下水道の静岡県からの移管に伴う官民連携手法としては、民間のノウハウを最大限発揮できるコンセッション方式の平成30年度からの導入に向けた準備を進めます。また、上水道についても導入可能性の調査に着手し、全国初となる上下水道でのコンセッション方式導入を目指します。 行政経営諮問会議の基本的な機能を継承した都市経営諮問会議を設置し、引き続き、第三者機関を活用した持続可能な都市経営と継続的な行財政改革を推進してまいります。 過去に災害などで一時的に人口が減少することはありましたが、急激かつ継続的に人口減少・高齢化が進むことは、私たちにとって初めての経験となります。一方、近い将来、第4次産業革命などの技術革新が人々の仕事内容やライフスタイルを大きく変えることが予測されます。従来の成功例が必ずしも正解とはならない、前例が通用しない社会が到来しています。 総合計画では、時代の変化にも対応できる30年後の理想の未来を示しましたが、大事なことは、計画を確実に実行していくことです。 井伊の赤備えは、甲斐の武田家に由来しているとも伝えられています。赤備えの精鋭部隊を率いた武田信玄は、「為せば成る、為さねば成らぬ。成る業を成らぬと捨つる人のはかなさ」という句を残しております。これは、強い意志を持って取り組むことにより何事も実現できるにもかかわらず、最初から無理だと諦めてしまうところに人の弱さがあるという意味でございます。 我々に求められているのは、できない理由を並べて諦めることではなく、できるに変えていくための提案であり、実行力であります。法律や規則が立ちはだかることもしばしばあります。しかし、現実に法令が追いついていないのであれば、規制のためにできないと諦めるのではなく、できるように規制改革を働きかける行動力が必要となります。私がその先頭に立って行動いたします。 私たちが植えた新しい芽は確実に育ちつつあります。この芽を果実が収穫できる大樹に育て上げるため、地域の資源を最大限活用しながら、オール浜松で粘り強く行動してまいります。 以上、平成29年度の施政方針を申し上げました。議会におかれましては、十分に御審議いただき、予算案並びに関連する議案につきまして、御議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(花井和夫) 以上で市長の説明は終わりました。 ただいま議題となっております議案のうち、第43号議案浜松市職員の勤務時間その他の勤務条件に関する条例等の一部改正について、第44号議案浜松市職員の配偶者同行休業に関する条例の一部改正について、第69号議案浜松市教育職員の給与に関する条例の制定について、第70号議案浜松市教育職員の特殊勤務手当に関する条例の制定について及び第71号議案県費負担教職員に係る権限移譲に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、地方公務員法第5条第2項の規定により、人事委員会に意見を求めたところ、お手元に配付しましたとおり、回答がありましたので御報告いたします。 引き続き、別室で議案説明会を開きますので、休憩いたします。     午前11時12分休憩-----------------------------------     午後2時28分再開 ○議長(花井和夫) 会議を再開いたします。----------------------------------- ○議長(花井和夫) 第22号議案から第72号議案までの51件の議事を継続いたします。 ただいまから、議題に対する質疑を許します。 質疑はありませんか。--発言がないようですので、質疑を打ち切ります。 ただいま議題となっております51件は、会議規則第35条第1項の規定により、お手元の議案付託件目表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。----------------------------------- ○議長(花井和夫) 次に、日程第74発議案第1号浜松市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本件は、政務活動費の使途の透明性を確保することを目的として、お手元の発議案のとおり改正しようとするものであります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております発議案第1号は、議事手続を省略して直ちに採決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(花井和夫) 異議なしと認め、そのように決定いたします。 ただいまから発議案第1号を採決いたします。 本件は原案を可決することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(花井和夫) 異議なしと認め、発議案第1号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(花井和夫) 次に、休会についてお諮りいたします。 議事の都合により、2月28日から3月7日までの8日間は休会することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(花井和夫) 異議なしと認め、そのように決定いたします。----------------------------------- ○議長(花井和夫) 次の本会議は3月8日午前10時から開きます。 以上で、本日の日程は終了いたしました。 本日は、これをもちまして散会いたします。     午後2時29分散会-----------------------------------       会議録署名議員        浜松市議会議長        浜松市議会議員        同        同-----------------------------------...