2つ目は、
工事発注において
一定期間内で
着手日を選べる
着手日選択制度を活用して、
受注希望者が
手持ち工事に配置した
技術者を
工事完成後、期間をあけずに配置できるようにすることで継続的な
工事受注を可能とします。
これにより発注時期の
平準化を図ることで人材・
建設機械などの
有効活用による企業の
健全化を図り、
建設業の
担い手確保に寄与してまいります。
6
◯畑田委員 もう1回お聞きをします。
発注時期を
平準化する中で、今回の補正に上がっております
債務負担行為補正がどのような効果を期待されているのか、教えてください。
7
◯加藤技術政策課長 11
月補正予算に計上の
債務負担行為補正で期待される効果についてお答えします。
計上された
債務負担行為は
建設工事において30年度内の1月から3月に
早期発注・
契約締結をして
閑散期に施工できるということで、人材・
建設機械などの
有効活用が図られます。なお、
債務負担行為の活用により、
建設業者は年度の前半と後半で2回の
受注機会が可能となり、企業の
健全化に寄与することが期待されております。
また、
市職員においても、これまで
工事発注が集中しておりました6月から8月の期間の
業務量も減らすこともできることになります。
平準化の
取り組みは
建設業者、
市職員とも
就業環境の改善、人材・
建設機械などの
有効活用の効果が実現されて
担い手確保につながることが期待されます。
8
◯畑田委員 続きまして、資料1の6ページです。
公共災害復旧事業費としまして、
道路災害復旧事業に係る予算が計上されております。
台風による被害が大変大きかったわけですが、
事業の内容を簡潔にお答えください。
それから、
山間地で被害が多かったわけですけれども、毎日使っている方や
地域住民へ配慮や
要望等を受けてしっかりと対応すべきと思っております。どのような
対策を講じたのか、それから今後の
スケジュールについて簡潔にお答えください。
9
◯向坂道路保全課長 1つ目が、今回の被災による内容について。
2つ目がその
対策をどのように講じたか。
3つ目、今後どのような
スケジュールで復旧を行っていくのかお答えいたします。
まず、
1つ目の内容ですが、今回予算計上した案件につきましては、台風24号による大雨の影響で
道路構造において比較的大きな被災を受けたもので、いずれも
山間地域での箇所となっております。
主要地方道井川湖御幸線などで、県道で6件、市道で2件の計8件となっており、被災の内容につきましては、
道路路肩の決壊、これは6件、
のり面崩壊1件などとなっております。
2つ目の市民の皆様への
対策ですが、被災により道路が通行どめとなった箇所におきましては、
地域住民や
関係機関への
情報提供を行うとともに
バス運行の不通や集落の孤立が生じないように
地元建設業者の協力を得て応急的な
工事を実施し、車両の通行が可能となるような
対策を講じております。
3つ目の今後の
スケジュールですが、本復旧に向けた
スケジュールは、
被災箇所につきましては、調査・設計及び積算を進めるとともに
国庫補助を受けるため、来週ですが、
国土交通省による
被災箇所の調査や、それから書類の審査を行う
災害査定を受け、順次
工事を発注していくこととなります。
地権者を初め、
河川管理者や
交通管理者との調整を行い、
被災箇所の
早期復旧を目指し、
災害査定や
発注準備に努めてまいります。
10
◯畑田委員 最後の質問をいたします。
議案1)の27ページにあります
生産緑地地区の区域の規模に関する条件を定める条例の制定についてでありますけれども、
生産緑地地区の
指定面積の
要件緩和の
必要性と効果について、できるだけ具体的にお答えください。
11
◯鈴木緑地政策課長 まず、
生産緑地地区指定面積要件緩和の本市における
必要性ですが、
生産緑地制度は
都市農地の良好な
生活環境の形成に資する機能を評価し、これのより計画的、永続的な保全を図り、潤いのある
まちづくりを推進することを目的としております。
静岡市におきましては、平成17年から
生産緑地制度が施行され本年で14年目になりますけども、累計の
指定面積は24年をピークに
横ばい状態であり、近年は若干の減少に転じているところでございます。
改正生産緑地法が昨年施行され、
生産緑地の
面積要件の緩和の道が開けましたので速やかに
緩和条例を制定し、
都市景観の向上や
気象緩和、
防災機能など、良好な
生活環境の形成に資する
生産緑地の面積の増加を図る必要があると考えております。
2点目の効果についてです。今回の条例の制定に当たりまして、本市における効果の検証を行いました。その結果、1つには、本市に不足している市街地の
緑空間の確保と
都市環境の維持。
2つ目には、平成29年度に策定いたしました静岡市
都市農業振興基本計画の実現に向けた営農や市民の
皆さんが農業に触れる機会や場所の確保。
3つ目には、農地を
生産緑地として保全することによって空き家や
空き地等の低未
利用地の増加を抑制する効果があると、主にはこの3点の効果が見込まれるものと考えております。
12
◯水野委員 それでは、
災害復旧関連について質問させていただきますが、当局の台風24号に対するスピーディーな対応に大変感謝しております。
その関係で、資料1の6ページにありますが、
河川災害復旧事業の補正であります。今後についても
災害に強い
まちづくりは大変重要であると考えておりますが、
河川整備の
取り組み状況と
維持管理について、どのように進めているか、お尋ねします。
13
◯浅野河川課長 河川整備の
取り組み及び
維持管理の質問についてお答えいたします。
まずは、
河川整備の
取り組み状況ですが、平成15年、16年の豪雨により
市内各地で
床上浸水等、甚大な被害が発生したため静岡市
浸水対策推進プランを策定し、
河川課においては
主要河川を中心に重点的に
河川整備を実施しております。このことに加えまして、
下水道部局による
雨水ポンプ施設などの整備、また公園や学校のグラウンドなどに一時的に降った雨をためる
施設の整備などを実施し、これら
事業を総合的に進めることで想定される大
規模災害においても効果を発揮するものと考えております。
実際に平成26年10月の台風18号では、
整備済みの16地区では13地区で被害がなく、未着手の7地区では5地区で被害が発生したことから、改修などによる
整備効果が認められまして被害の軽減が図れております。
また、平成27年9月に起きた関東・
東北豪雨による鬼怒川の決壊以降、
施設、例えば堤防では守り切れない大洪水は必ず発生するとの考えに立ち、
水防災に対する意識を社会全体で再構築することも非常に大事な施策となっておりますので、危険をいかに早く伝えることや、その情報をもとにみずから命を守る行動がとれる意識、
社会づくりにも積極的に取り組んでおります。その一環として、
河川課主催による
水防災に関する
講演会を年6回程度開催しており、その中で行動の助けとなる
洪水ハザードマップなどの紹介も実施しております。
したがいまして、
河川施設管理者として今後も
ハード面の整備を確実に進めていくことはもちろんでございますが、
防災部局等と連携しながら
ソフト面の
対策もあわせて実施してまいりたいと考えております。
続きまして、
河川の
維持管理についてですが、
施設を健全に保ち
災害に備えるためには、
施設の変状などをいち早く発見することが重要となりますので、
河川維持管理計画に基づく
主要河川における年2回の
河川パトロールによる点検や、その他の
普通河川では
現地調査時の
日常点検などにより
河川管理を実施しており、変状などが確認された箇所については、計画的に整備、改修を実施しております。
また、
堆積土砂による
河床上昇が確認された場合には土砂の撤去を実施し、
河川内に繁茂した草木が水の流れの
阻害要因となっている場合には伐採を行うなど、氾濫を未然に防ぐ
対策を講じております。昨年度の
維持管理実績については、
護岸補修等の
修繕業務が264件、砕石の除去、
伐採等業務が318件であり、このほか
ポンプ施設などの点検も実施して
河川の保全に努めております。今後も、水害への
懸念対応を強化するため
地元自治会からなどの要望も注視し、また連携しながら
河道掘削などによる
予防保全対策を進め、未然に
河川災害を防止するよう努めてまいります。
14
◯水野委員 次に、私の地元の
南矢部地区なんですが、6月27日の午後4時半ごろ、中学1年生が50メートル滑り落ちて死亡したという事故がありました。こういった
ため池については、県から
施設移管される予定の
河川施設の
維持管理についてお尋ねします。
このような事故が2度と起きてはいけないと思っておりますが、今後、移管される
河川施設等の
安全対策について、県とどのように進めていくのか、また、静岡市で同様な
ため池施設にはどのような対応をしたのか、お尋ねします。
15 ◯
鷺坂土木事務所長 1つ目の今後、移譲される
河川施設等の
安全対策について、静岡県とどのように進めていくのかについてお答えします。
当該施設は、
矢部地区の畑総
事業で設置された
調整池であり、県の
中部農林事務所で
事業を実施しております。この
施設を含めて当
事業で新たに設置された水路や
調整池については
事業が完了し、
土地所有権が市に登記された後、市の
河川管理者へ
施設移管される予定となっております。
適正な
維持管理を実施していく上で、
安全対策についても
施設移管前に協議及び
現地立ち会いを実施しまして、
施設内への
進入防止、水路への
転落防止など必要な
対策を講じた後に移管へと進む手続を行います。
続きまして、
2つ目の静岡市の同様な
ため池、
調整池等の
施設ではどのような対応をしたのかについてお答えします。
河川施設につきましては、適正な
維持管理を実施しているところではございますが、この事故を受けまして同様な
調整池などの26
施設について
緊急パトロールを実施したところ、
進入防止フェンスの破損などの軽微な
損傷個所を発見しました。これにつきましては、早急に修繕をいたしました。
16
◯水野委員 近年、
全国各地で大
規模災害が発生しておりますけれども、今はそんなに大きくはない
災害なんですが、いざというときの
災害のときには当然、
災害復旧の
専門技術者というのが必要になってくるわけですが、職員の確保はどうなっているのか。そして、大
規模災害発生時における県や他都市との
応援技術職員の
受け入れはどのようになっているのか、お尋ねします。
17
◯榊建設政策課長 建設局における
災害復旧事業を対応する職員の確保についてですが、
建設局は本市の
地域防災計画上の
建設班に位置づけをされております。そして、
建設局は
建設局管理の
公共施設であります
道路河川等の
被害状況調査、
応急対策、
災害査定、
工事発注などを担っております。
災害復旧事業における
土木系技術職員は、
建設局では
土木部64人、
道路部136人、計200人で
復旧対応に当たります。さらに、被害が甚大で職員が不足するような部署に対しては、局内で職員を一時移動させるなど、
早期復旧に向けた柔軟な対応をしております。
次に、県、他都市の
応援技術職員の
受け入れはどのようになっているのかについてですが、本市では
災害時
相互応援に関する協定を初め、15本の協定を国、県、
政令指定都市、市町などと締結しております。
派遣要請をする場合には、それぞれの協定に基づき、
危機管理課が窓口となっております静岡市
災害対策本部を通じて県や他都市に対し
技術職員の派遣を要請し、
受援体制を整えることになります。
18
◯水野委員 あと2点お尋ねします。
今回の
災害復旧費、約7億円かかっておりますけれども、今後も
自然災害が予想されるわけですけれども、7億円という金額は結構大きいわけでありまして、そういった
災害復旧に関する予算はどのぐらい確保しているのか。それから、予算が不足する場合はどのように確保していくのかをお尋ねします。
19
◯榊建設政策課長 建設局の
災害復旧事業に関する平成30年度の
予算額ですが、6億2,000万円でございます。内訳は
道路部の
道路橋梁災害復旧費が5億1,000万円、
土木部の
河川災害復旧費が1億1,000万円でございます。これらは、
災害発生後の
応急対応や
復旧工事、また、国の
災害査定を経て行う
復旧工事などに利用する経費です。
また、この予算が不足する場合は、予算の流用により予算を確保し、
緊急対応に当たります。そして、その後、直近の
定例会において
流用分を
補正予算で要求しております。
20
◯水野委員 最後の質問をいたします。
議案4)の93ページからの、議案第190号、191号の
工事委託契約の締結についてです。このことについては、JRとの絡みで前にも
確か金額が高いのではないかという話題がこの
都市建設委員会でも取り上げられていると思っていますけれども、我々、会派の中でもちらっと出たのは、この橋の
工事は、
橋そのものは22億円です。計算しますと、28メートルで22億円というと、1メートル約8,000万円の金額になるわけです。素人でわからないんですけれども、何で橋にこんなにかかるのか。JRがかかわっているということなんですが、
橋そのものの本体の
工事と、それから、JRに払う
迷惑料というのか、リスクというか、
安全面というか、そういうのを分けてくれるとわかりやすいと思います。それはさておき、これは割高に感じると思われますが、これについて説明を願いたいと思います。
21
◯向坂道路保全課長 今回の桜橋のかけかえに当たっての費用が少し割高ではないかという質問についてお答えいたします。
この作業の実施に当たりましては、日中の列車が運行する時間帯での施工は列車の本数も非常に多くて保安上の問題がある、危険を伴うため、夜間に作業を行うこととしております。夜間でも、
貨物列車が通過する際には作業を停止する必要がありまして、作業時間に非常に大きな制約を受けるため、
効率性が悪く、長期間の施工となります。そのため、
鉄道見張り員の配置、それから
安全確保に関する費用が多くかかっております。
また、桜橋がかかる
一般県道入江富士見線は第2次
緊急輸送路でありまして、日当たりの
通行車両は2万台を超えております。さらに、近隣には
清水消防署や
災害拠点病院の
桜ヶ丘病院があるため、施工はこれらの通行を確保しながら半断面ずつ施工するという状況です。
これらのさまざまな理由により、7年間という長期にわたる期間がかかるため、一般の
橋梁架設工事に比べ費用がかかるものと考えております。
22
◯水野委員 素人でよくわからないんですが資料を請求したところ、構造の図面が出てきたんですが、金額が金額なので、
随意契約というのはおかしいのではないか。普通、入札をすれば値段が安くなるのではないかと
素人判断では思うのですが、その辺どうなんですか。
23
◯向坂道路保全課長 JRに直接委託するのではなくて一般的な
入札方式でやったらどうかとの質問ですが、鉄道との
交差箇所における
工事につきましては、基本的には
費用負担の額の大きいほうが実施するとされておりますが、交差する
東海道本線、それから
静岡鉄道の
静岡清水線には多数の列車が通っており、これらの保安上の確保をする等の理由で、市で施工することが困難であることからJR、
静岡鉄道、双方との協議をいたしまして、線路内という
特殊条件下における
架設計画から施工まで
鉄道事業者に委託をするということで進めております。
24
◯水野委員 どの
工事に幾らかかるか、金額がわからないわけなんです。例えば、JRの保安上の理由という、保安上の理由のお金がどのくらいかかって、その
工事に幾らかかるのかというようなことはわかりますか。
25
◯向坂道路保全課長 具体的にどの
工事にどれくらいかかっているかという内容ですが、まず、現在の
橋梁撤去、先ほども申しましたように半断面ずつ行いますが、これに、やはり
東海道線という条件が厳しい中で実施していくわけで、これに約6億円かかると聞いております。それから、
下部工、
上部工でございますけれども、これにつきましてはおおむね10億円かかると承知しております。
それから、先ほどからも申しておりますJRの
安全対策につきましては、列車見張り員、鉄道の
施設は橋梁の下部辺にも付けてあるものがありますので、そういったものの移設に伴う前後の取り合いの部分の移設を含めまして、これが約8億円かかると聞いております。その他、作業が終わった後に専門のJRの点検、安全確認に約3億円かかると聞いております。
以上をもちまして、ほかにもいろいろ細かいものもございますけれども、合わせて28億円程度、
静岡鉄道とあわせてかかるというふうに承知しております。
26
◯水野委員 事前に今のようなことがわかっていれば、なるほどと思いますが、くいを打ち込む場所の地質が軟弱地盤だとくいを打つ深さ及び本数が変わってくるというふうに言われておりますが、この辺について答えられますか。
27 ◯望月清水道路整備課長
パネルを使って説明いたします。
静鉄側のくいにつきましては、900ミリの鋼管のくいを約23.5メーター、26本打ち込みます。続きまして、JR側につきましては、同じように鋼管ぐいを打ち込むんですけれども、900ミリの鋼管ぐいを延長としまして18.5メーター、24本打ち込む形になります。このようにくいのほうにつきましてはかなりの量が入る予定となっております。
28 ◯風間委員 それでは、都市計画部所管の事業について何点か質問させてください。
まず、市街地整備課にお尋ねしたいんですけれども、資料1の5ページ、追手町音羽町線等にぎわい空間創出
事業につきましては、地元
関係機関からの要望
事業ということで期待するわけです。また、
工事の増額についても了解するわけなんですが、場所がお堀端ということで、構造物、これは水辺のデッキをつくるというということなんですけども、景観への配慮というのも大切になると思うのですが、それについて1点、聞かせください。
29 ◯太田市街地整備課長 追手町での整備
工事の景観への配慮ということについて説明いたします。この場所は静岡駅前から続く商業エリアと、駿府城公園や現在建設中の歴史文化
施設など、歴史文化エリアを結ぶ動線上にあります。城濠の水面、文化財である石垣、また、緑が醸し出す城の歴史が感じられるこの場所に、地域の
皆さんが主体となってにぎわいの空間をつくっていこうというものです。
したがいまして、景観への配慮につきましては、駿府城公園周辺地区景観計画重点地区になっております。また、現在検討が進められております御幸通りの景観形成にも配慮しております。例えば、駐輪場出入り口の上屋改修につきましても、新しくできる歴史文化
施設と調整して進めております。
なお、この
事業は地元の
まちづくり団体や自治会・町内会、発展会、
交通管理者等を構成員とする空間活用の検討協議会を設置して取り組んでおります。引き続き、地域の皆様の御意見を伺いながら景観に配慮した整備を進めていきたいと考えております。
30 ◯風間委員 次に、呉服町通線も市街地整備課ということなんですけども、葵タワー前街区車道カラー舗装
工事ということで、整備がされることは大変好ましいことですけれども、活用という点につきまして、ここは土日については歩行者天国という形で大変にぎわっているわけなんです。平日に実施する歩行者天国の時期、また時間帯と今後の計画があればお聞かせください。
31 ◯太田市街地整備課長 紺屋町の道路整備に係る歩行者天国の時期や時間帯について御説明いたします。
現在、呉服町通り及び七間町通りの歩行者天国は、これまで土日・祝日の午後1時から午後6時までということでやっていましたが、静岡市中央商店街連合会の御尽力により来週12月15日土曜日から2時間拡大されまして、午前11時から始まるということになります。
また、このたび整備をします紺屋町地区は
工事の整備後に、この歩行者天国をさらに平日にまで拡大していく予定で取り組んでおります。具体的な時期や時間帯などは今後、地元商店街の皆様の御意見などを伺いながら、警察等、
関係機関との協議を進めていくというところです。
32 ◯風間委員 次に、
生産緑地の関係についてお尋ねいたします。
先ほど畑田委員から効果についての質問がありましたけれども、規模が緩和されるということで宅地並み課税の制度との関係も出てこようかと思います。市の税収に対する影響等についてどのようにお考えか、お聞かせください。
33
◯鈴木緑地政策課長 面積緩和による税収への影響ということでございますけども、今回、新たに面積緩和によりまして、新しく
生産緑地の指定が見込まれるというところは、これまでの実績から53ヘクタールほどと想定しております。そういたしますと、宅地並み課税から農地課税に変わることによりまして固定資産税と都市計画税の収入源が年額で9,000万円ぐらいと想定しております。ただし、これにつきましては地方交付税の措置がございまして最大の75%の補填をいただくと仮定いたしますと年額2,250万円程度と想定しております。
34 ◯風間委員 議案1)の43ページ、駐車場条例の一部改正についてです。草薙の駐車場の関係だと思うんですけども、当初の目的を終了したということについては了解しているわけなんです。今後の
施設、あるいは用地の
有効活用についてなんですが、かなり開発が進む地域でもあるものですからなるべく早めの対応が必要かと思います。現時点での案とその
スケジュールについてお聞かせください。
35 ◯安本交通政策課長 まず、現時点での
有効活用の案ですけれども、パブコメにつきまして8月1日から1カ月間実施しております。これと合わせて、今後の参考とするために活用のアイデアも募ってございます。アイデアは全部で54件ほどございました。これは商業
施設としての利用を求める、あるいは宿泊、それから若者が集える
施設、あるいはスポーツ
施設といったものの意見が寄せられたところでございます。
今後の活用ですけれども、現時点で絞り込んだ案はございません。しかしながら、駐輪場の機能が残るということですので、草薙の
まちづくりにふさわしい
施設として利活用を図っていきたいと考えております。
それから、
スケジュールでございます。これにつきましては、来年度から関係部局での検討、これはもちろんですけれども、地域で
まちづくりを進めていらっしゃる草薙駅周辺の
まちづくり検討会議、草薙カルテッド、大学、自治会といった方々と意見交換を行う予定です。
その後、活用の案を絞り込む段階では概略設計とか民間活力の導入、あるいは解体の検討、これを進めて方針が固まった後、
施設の概略設計、あるいは詳細設計、それからJRとの協議を進めて
施設の着工という
スケジュールだと思われます。
36 ◯加藤委員 先ほど、風間委員からも質問がございましたけれども、まず、都市局所管の資料1の5ページ、呉服町通線道路整備事業についてお伺いいたします。
2点お伺いいたします。こちらの
事業については、葵タワー前街区車道カラー舗装
工事と記載がございますけれども、当局からは型押し式カラーアスファルト舗装で
工事の内容をお伺いしておりますけれども、このカラーアスファルト舗装がどのような補装なのかということをお伺いします。もう1点この
事業の実施によってどのような
整備効果が期待できるかということをお伺いします。
37 ◯太田市街地整備課長 まず、紺屋町の道路整備に採用いたしました型押し式カラーアスファルトについて御説明いたします。
この地区で採用いたしました型押し式カラーアスファルト舗装とは、既存のアスファルト舗装を利用して、その表面を石畳とかレンガ敷のように加工する工法です。今回の補正案件であります葵タワー前においても、今ある既存のアスファルト舗装を加熱して、柔らかくなった補装面にインターロッキングなどの模様の金型を型押しして押さえつけて模様をつけるということになります。その後、任意の色をつけて、おしゃれな景観になるということです。
もう1点、今回の道路整備の効果についてですが、まずこの事業は総合計画の5大構想のまちは劇場の推進において主要な
事業であります。公共空間の利活用として、交流人口の増加を図り、地域経済の活性化につなげることを目標として進めております。
効果としましては、まず歩行者が安全で快適に移動、回遊できること。より多くの市民や観光客が訪れて中心市街地の活性化に寄与すること。また、地域の
皆さんがこの空間を利活用して、にぎわいを生んで、地域の魅力向上につながることであると考えております。
38 ◯加藤委員 続きまして、先ほども風間委員から質問がありましたが、議案1)の27ページ、議案第161号についてお伺いいたします。
今回の条例改正で500平米以上が300平米まで引き下げ可能となりまして、先ほど53ヘクタールぐらいの
生産緑地がふえるんじゃないかという御答弁があったと思いますけれども、先ほどの説明の中で低未
利用地の増加抑制についてのお話もございました。この
考え方とその効果についてお伺いいたします。
39
◯鈴木緑地政策課長 低未
利用地の増加抑制の効果ですけども、これまで500平米以上という要件だったのが300平米以上ということになりまして、農業を続ける意思があれば300平米程度の小規模な農地であっても農地並み課税ということで税制面の優遇が受けられるということで農地から住宅地への転用が抑制されるという効果がまずあると思います。農地転用の場合は、ほとんどが宅地への転用というところなんですけれども、
生産緑地がふえることによりまして宅地への転用が抑えられ、静岡市全体として人口がふえていかない、空き家率もある程度一定の率があるという中で、新しく住宅に転用してアパートを建て、どなたかがお住まいになったとしても、そこから別のところへ引っ越すということで、逆にこちらが空き家になり低未
利用地が増加、あるいは減らないという状態にありますので、この宅地への転用が鎮静化すればそういう低未
利用地の増加が抑制されるというような効果を見込んでおります。
40 ◯加藤委員 最後に、
建設局所管で資料1、6ページの道の駅整備検討
委員会の
補正予算についてお伺いいたします。
これからさまざまな検討をされるということだと思いますが、現時点で当局のほうでお考えになられているような候補地とか、詳細などがあればお聞かせいただければと思います。
41 ◯塚田道路計画課長 現時点で候補地があるかという御質問でございますけれども、御存じのとおり道の駅については、今までなかなか整理ができていなかったところでございます。それをもちまして、平成29年度より全庁的な会議を開催して関係各課が個別に持っていた道の駅に対する地域要望、課題等を整理し、設置可能性の検討を行ってまいりました。この中で、候補地とまではいきませんけれども、道の駅の設置による効果が高い箇所は抽出しております。
今年度ですけれども、この検討結果を踏まえまして、さらに広い視野と見識のある意見を取り入れるため、有識者や関係各団体、それから公募市民などで構成する静岡市道の駅整備検討
委員会を立ち上げて、道の駅基本構想の策定に着手するとともに、地域全体の方針、それから配備計画、導入する機能、これは個別の話になりますけれども、個別検討を行うための条件などについて検討してまいりたいと考えております。
42 ◯望月委員 資料1の5ページ、補正の追手町音羽町線等にぎわい空間創出
事業の中の水辺デッキの整備
工事の補正が必要になった理由を改めて教えていただきたいです。
43 ◯太田市街地整備課長 追手町の整備の補正の理由でございます。
まず、当初予算では平成28年度に実施いたしました業務委託の成果に基づいて、デッキの基礎地盤を、現状の堀の底に泥が薄くたまっているんですけれども、それを除いた下の地盤に設定しておりました。そのため、土砂の掘削とか運搬、処分並びに
工事に必要になる仮設
工事などの費用を予算計上していなかったということです。しかし、平成29年度に実施しました現地測量及び詳細設計において地盤を再確認し、詳細設計をしたところ、基礎地盤を当初設定した高さより70センチ程度深くする必要があると判明いたしました。その結果、お堀の水を締め切って土砂を掘削する必要が生じ、土砂の掘削及び運搬、処分及び仮設
工事としては、仮締切工並びに水替工などの費用を合わせて5,912万8,000円の増額補正を
お願いすることとなりました。
また、繰越明許費の承認もいただいた後に本年度中に発注及び契約をしていき、31年度中にはデッキのほうは完成したいと思っております。
44 ◯望月委員 移転補償費がマイナス1,000万円ありますよね、これは何でしょうか。
45 ◯太田市街地整備課長 こちらは、追手町のデッキや道路の整備をしてにぎわい空間という一体的な空間をつくるに当たり、中部電力の地下配線があるのですが、もろもろの地上機器の移設をしなければならないということで予算計上しておりました。
一般的に中部電力に払う移転補償金というものは一定の決まりがありますが、こちらの現場においては少し特殊であったということから中部電力と交渉を続けておりました。それで、交渉の結果、減耗分という取り扱いが認めてもらえまして、その分1,000万円安くできたということです。
46 ◯望月委員 お堀のところの地盤が悪かったということでその追加ということなんですけども、素人目に見て、あそこのお堀のところもよく通るんですが、長い間、水につかった状態になっていたわけですよね。地盤にはかなり水が浸透して緩くなっているのは事前にある程度予想できなかったんですかね。
47 ◯太田市街地整備課長 当初予算で使いました予算要求の根拠でございますが、こちらは平成28年度に実施した業務委託の成果に基づいてやっておりまして、この中では当初の高いほうの基礎地盤でもつということで上げております。29年度に実施しました現地測量及び詳細設計で地盤を再確認、また詳細設計をするまではわからなかったということになります。
48 ◯望月委員 もう1点、議案1)の41ページ、議案第166号の静岡市都市公園条例の一部改正について伺います。
公園使用料の料金改定について提案されているわけですけど、これは以前とどういうふうに変わっているんでしょうか。
49
◯鈴木緑地政策課長 今回、第17条の使用料の改定につきましては、我々、公園管理者にかわって、公園管理者以外の者が公園
施設を公園に設置して管理する場合の土地の使用料に関する規定でございます。
これまでは、一律で1平米、一月43円となっておりました。今後、我々、公園管理者といたしまして、公園利用者の便益を目的といたしまして自動販売機やカフェなどの収益
施設を導入することを考えております。これにつきましては公募によることを想定しております。その際、この使用料につきまして、個別の設定であったり、あるいは
事業者さんが設置される場合の公募における審査の対象にできるようにということで、43円以上というふうに自由にというか、個別に使用料を設定できるようにするために、今回、改正を行おうとするものでございます。
50 ◯望月委員 関連しまして、今回、都市公園審議会の改正が出ているわけですけども、第27条ですか、この狙いについて説明をしていただきたいです。
51
◯鈴木緑地政策課長 都市公園審議会の狙いでございますけども、都市公園を取り巻く社会情勢といたしまして、従来は行政主体の公園の管理であったり運営というところだったんですけども、これからは利用者や市民目線での使うことであったり生かすことを重視して、民間と連携する、公園を経営するような、そんな
考え方へ転換しております。
この対応に当たりまして、すぐれた専門的知見による審議が必要ではないかということで、この審議会を設立することといたしました。その際、現条例第27条で都市公園審議会を置くという規定はあったんですけども、審議会の委員の数、任期について定めがないことから、今回、条例改正案を提案することとしました。
52
◯池谷委員長 ほかにないようですので、質疑を終わります。
次に、要望・意見、討論に移ります。
発言の際は、どの議案に対するものか述べてから発言していただくよう
お願いいたします。
要望・意見、討論はありませんか。
53
◯畑田委員 自民党です。全議案に賛成をいたします。
意見・要望についてです。まず、
補正予算につきまして、追手町音羽町線等にぎわい空間創出事業並びに呉服町通線(紺屋町地区)道路整備
事業は、歴史文化
施設などの駿府城公園のにぎわいづくりとの関連や連携、それから回遊性を今後もしっかりと重視していただき、机上だけではなく、実際に歩いて見ていただいて今後の整備へと進めていただきたいと思っております。さらに、これらの地域で自転車がとめやすいように、また、歩きやすいように整備を進めていただきたいと思います。
次に、
債務負担行為補正について
河川改修、道路整備に関するもの、交通安全
施設の整備等が挙げられておりますけれども、それらの発注時期の
平準化を進めていることは評価いたしますが、施工の
平準化につながっているのか、またそれにより働きやすい環境につながっているのかのフォローアップを着実にしていただけますよう要望いたします。
次に、台風24号により被災した
河川、道路の復旧事業につきまして、鋭意進めていただいていることに敬意を表しますが、さらに1日も早い復旧と施工完了を要望いたします。
最後に、道の駅整備
事業検討
委員会につきましては、積極的、建設的な議論を期待しております。
54
◯水野委員 志政会は全議案に賛成します。意見・要望を述べます。
追手町音羽町線の水辺デッキ、それに呉服町通線道路整備
事業、そして市草薙駅前駐車場廃止後の活用等、これらのにぎわい創出は、歩いて楽しいまち、まちは劇場、快適な移動環境づくり等に向けて当局は頑張ってくれていることについては承知しております。そこで、具体的にどういう状態になったらにぎわい創出ができたか、先ほども加藤委員からもありましたが、効果ということですね。歩行者の通行量が増加した、あるいは滞在時間が増加する、あるいは商店街でブラスバンド演奏、地元での課外授業を開催するなど、市民の憩いの場として機能する等があります。
ややもすると、市街地の整備ありきに目が行きがちでありますが、草薙駅周辺の先進事例を見ましても、呉服町商店街、水辺デッキ周辺の住民、地元住民との話し合いの中で住民の意見を反映させ、例えばデッキの管理運営は地元に任せるとか、市民を巻き込むなど、ここは自分たちのものであるという意識を持たせる必要があると思います。そうすれば、おのずと地域がその場の道路清掃などを自主的に行うようになると思います。
次に、
建設局関係であります。
全国各地で
自然災害が発生しております。
災害を100%未然に防ぐことは不可能であります。台風や大雨による道路の冠水、風水害、地滑り等、土砂
災害の発生による
被災箇所の復旧と、再度、
災害発生を防止するための砂防、地滑り防止の整備を図り、
地域住民の安全性の確保、生活の維持に不可欠な道路等の確保、また道路、
河川等の寸断を防止するなど、予防点検を十分に実施し、被害軽減に対する減災
対策を講じていっていただきたいと思います。
最後になりますけれども、桜橋かけかえ
工事に伴いまして、桜橋駅は利用者が大変多いわけですけれども、周辺利活用向上のため、バリアフリー化推進のため、エレベーター設置を検討していただきたいと思います。
55 ◯加藤委員 公明党、全議案に賛成です。
意見・要望です。追手町音羽町線等にぎわい空間創出事業ですけれども、歩行者の安全性、回遊性を向上させる空間の創出事業として期待しています。観光客を駿府城公園等に迎え入れる動線の入り口になると思いますので、さらなる事業の強化に努めていただければと思います。あわせて、お堀の水質についても関係部局と調整を図りながら改善をしていただければと思っています。
それから、呉服町通線道路整備
事業ですけども、歩行者天国が土日に11時から18時というふうに拡大される予定ということで、今後さらに通行規制の拡大も期待されるとこですけれども、市民にとって歩きやすい、また買い物がしやすくなるということであります。一方で、配送する業者さんなど、最近では台車で配送される方もいらっしゃると思うんですけども、こういった関係団体等の意見も聞きながら、通行規制をすることによる物流面での配慮というのも、あわせてしていただければと思います。
それから、
建設局で道の駅の整備検討がこれから始まるということでありますが、最近では収益性の高い道の駅とか、
防災機能を備えた道の駅というのも出てきているということで、さらに滋賀県大津市なんかでは、中
山間地域の道の駅で、自動運転の実証実験をしているところもあるとお聞きしておりますので、さらに
事業効果の高い検討がされますように、また引き続き支援をいただければと思います。
それからもう1点。最後に、今回の
補正予算では、発注時期の弾力化をされていらっしゃって、
業務量の
平準化を図っていただいているというふうに理解いたしました。官民ともに働き方改革に資する
取り組みであるということで、非常にいい
取り組みだと認識をしています。今後、
建設局主導で、
着手日選択制度などのモデルケース等を現在つくっていただいておりますけれども、さらに強化していただきながら、全庁的な
取り組みになりますように今後の
取り組みを期待しております。
56 ◯望月委員 日本共産党静岡市議団は、全ての議案について反対はしません。賛成をします。
そこで、追手町音羽町線の水辺デッキ整備
事業について最初に質問しました。この問題について、やはり5,000万円近い補正が組まれていると。中電と交渉して1,000万円節約したということは非常に頑張っていただいたとは思うんですけども、以前にも別のところですけど、北部学校給食センターで
工事を始めてみたら地盤が悪くて補正を組んだ。国からお金が来ると思ったら来なくて、結局、市債を出すことになったことがあります。この前の月曜日の本会議で僕が市民局長と、清水区の生涯学習交流
施設の利用料の有料化で、2万人から3万人の利用者に影響が及ぶ。有料化した場合3,400万円収入がふえるということなんですけど、やはり土木費というのは非常に金額が多いということをぜひ都市局、
建設局の
皆さんに自覚をしていただいて、こういう補正がなるべく出ないように、そういう注意をぜひ払っていただきたいということを要望いたします。
57
◯池谷委員長 ほかにないようですので、これより採決を行います。
特に反対の討論はありませんでしたので、全議案を一括して簡易採決にてお諮りします。
議案第157号中
所管分、161号、163号中
所管分、166号、167号、169号、170号、174号中
所管分、179号、190号及び191号の11件は可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」〕
58
◯池谷委員長 御異議なしと認め、議案第157号中
所管分ほか10件は可決すべきものと決定しました。
以上で、
議案審査は終了いたします。
残る
報告事項に関係のない
説明員の方は退席していただいて結構でございます。
〔関係外
説明員退席〕
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59
◯池谷委員長 それでは、
報告事項に移ります。
道路管理瑕疵事故による損害賠償請求事件について、報告を聞くこととします。
60
◯向坂道路保全課長 訴訟事件につきまして、御報告いたします。
平成30年10月18日付で静岡市に対し、静岡市清水区在住の女性より道路管理瑕疵事故による損害賠償請求事件が提訴されました。この事故は、平成29年4月に静岡市清水区の市管理道におきまして、歩行中の原告女性が道路側溝上の排水升に転落し、受傷したため本市の排水升の設置管理に瑕疵があるとして、治療費等の損害賠償を求めるものでございます。
なお、第1回口頭弁論は平成30年11月29日に開かれ、次回、平成31年1月21日から争点を整理するための弁論準備手続に付すこととなりました。
報告は以上でございます。
61
◯池谷委員長 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。
〔「ありません」〕
62
◯池谷委員長 特にないようですので、質疑を終わります。
報告事項は以上になります。
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63
◯池谷委員長 これをもちまして
都市建設委員会を散会します。
午前11時28分散会
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都市建設委員長 池谷 大輔
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