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平成22年 議会運営委員会 本文 2010-07-05
平成22年 議会運営委員会 名簿 2010-07-05

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  1. 静岡市議会 2010-07-05
    平成22年 議会運営委員会 本文 2010-07-05


    取得元: 静岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    最初ヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前9時59分開議 ◯相坂委員長 ただいまから議会運営委員会を開きます。  最初に申し上げますが、きょうは自民党会派剣持委員から欠席の通告が事前にありましたので、代理で近藤議員が出席をされておりますので、御報告いたします。      ────────────────────────────── 2 ◯相坂委員長 それでは、まず、陳情第4号低年金、低所得者への公共料金無料化減免陳情審査を行います。  本陳情については、陳情者から趣旨説明希望がありますので、これを許可したいと思いますが、よろしいですか。             〔「異議なし」〕 3 ◯相坂委員長 御異議がないようですので、趣旨説明を許可します。  説明に先立ち、陳情者の方にお願いをいたします。  初めに、御住所とお名前を述べていただき、陳情趣旨については、簡潔に述べていただくようお願いいたします。  また、委員会記録作成から、発言の際には必ずマイクを意識して発言をされるようお願いします。  それでは、趣旨説明お願いします。 4 ◯瀧陳情者 清水区の瀧と申します。よろしくお願いします。  今回の陳情趣旨を簡単に説明させてもらいますと、今、年収200万以下、要するに月額15万以下というのが大勢いる、これは新聞、マスコミでも国のほうでも、生活の一番貧困層に今なりつつあるというのが急増してるものですからね、私の関係では高齢者中高年者が主なんですけれどもね、今回の提出趣旨は。ぜひそういう方々生活が今一番圧迫されてるもんですからね、取られるものが少なければ生活費に回されるということなんですよ。  要するに、ばらまきみたいにお金をもらえばいいということではなしに、今現実に10万から15万の所得人たちが大勢いるんですよね。といって生活保護を受けるには条件があるからそういうのも受けたくないという人も大勢いるんですよ。そういう人たち生活で、もし10万円で1割取られると1万円というのは生活するには非常に大変なんですよ。これは100万の人極端に1割取られても10万というのは生活の質はそんなに落とすことはしなくてもいいんですけれどもね。10万円の人が1割取られると非常に生活の質を落とさなければならない。節約もうんとしていっても、今限界が大体個人で生活するといっても15万ぐらいが精いっぱいなんですよね。  生活保護地方が12万、都会が14万ぐらい出てますけどね、実際に15万で生活するというのは、やってみますとね、本当に大変なんですよ。食費、1人頭1カ月5万円かかって、それで、家賃が4、5万とかかる。もうそれで10万近くいっちゃいますから、それ以外に取られるもの、要するにかかるものがありますと、かなりの生活負担になるわけです。  それで、単身の場合は、特にまた複数世帯と違って単身世帯は、自分で何でもやらなきゃならないということで、生活に対するものの考え方が非常に厳しくなるんですよ。だからその辺もありまして、それじゃ勤めるところ、ハローワークへ行って60以上になりましてあるかと言うと、私も65を過ぎましたもんですからね、ハローワークへこの間友達と行ったんですよ、ほとんどゼロですよ。勤めるところはありません。高齢者が勤められるというのは、大体こねで行くのが多いそうですから、実際に勤めるところがないもんですから、中小零細企業も今こういう厳しい時代ですからね、なかなか雇ってくれるところもないんですよ、現実は。  ですから、新しい仕事を、行政民間企業とでつくってもらわない限りなかなか高齢者仕事というのはないんですよ。だから、今いろいろ農業林業で、そういう高齢者を使うようなことを大手企業民間企業も考えつつあるんですけど、まだそれほど雇用に結びつくというあれはないんですよ。  だから、ぜひそういうものも行政民間でやっていただきたいというのも要望としてあるんですけどね、結局、林業農業というのは、人手が要るような形で雇用をふやしていけばかなりできるじゃないかなと思うんですけどね。だから、今みんな大手もやってますけど、工場農業というのが今大分皆さん考え出してきてるもんですからね、ぜひそういう新しい仕事をつくらない限り雇用はふえていかないということなんですよ。  そうすれば、皆さん年金、低所得の人も1カ月5万円でもそんな無理でない仕事があれば、単身世帯人たちが助かるということなんですけどね。ぜひ、静岡市、静岡県で全体でそういうことも考えてもらいたいと。地方分権ですからね、政令都市静岡市がまず見本を見せていただきたいというのが私の希望なんですけどね。それできょう陳情をさせていただいたんです。一応、そういうことです。
    5 ◯相坂委員長 それでは、ただいまの趣旨説明に対し、質疑がありましたら委員皆さんからお願いします。             〔「なし」〕 6 ◯相坂委員長 よろしいですか、オブザーバー皆さんもよろしいですか。             〔「なし」〕 7 ◯相坂委員長 それでは、ないようですので、質疑を終了します。  陳情者の方はお戻りいただいて結構です。お疲れさまでした。  それでは、本陳情について、いかが取り計らいましょうか。御意見がありましたらお願いします。採択、不採択について、各会派から御意見をいただければと思いますが。 8 ◯牧田委員 今、陳情者からのお話伺ったわけですが、この陳情を受けまして私なりにもいろいろ調べてみたわけですけれども、言わんとされることが非常によくわかりました。  平成19年に税率変更がされたり、あるいは老年者の控除がなくなったり、いろんな形で負担が上がってきているなというのは感じました。  そういう中で、実際これに対応するときにどう役所の中でやっていくかということを考えますとね、部局も分かれたりして、実態がどうも個々に、税金は税制課国保保険年金管理課あと公共料金はそれぞれの部局があって、それぞれ聞いてみると、実態がどうも把握されてないんですよね。これはちょっと簡単にいかないなということで、個々には調査してくれという話をしているんですけれども、生活保護を受けてる皆さんはね、医療費がただだとか、介護保険なしだとか、下水も基本料が免除だとか、非常に待遇がいいと言いますかね、そういう状況の中で、保護を受けられない収入層皆さんというのがガクンと負担が多くなってるというここの層があるなというのは本当によくわかりました。それから雇用についても厳しい状況もよくこれはわかります。  それで、実際これはほうっておけない状況もあるというのは認識したわけですけれども、ただちょっとここでいきなり無料化するとか減免するとか、じゃどういうふうに役所の中で対応していくかということを考えたときに、すぐに一朝一夕でできないなと。これはこれでしっかり議員皆さんでね、勉強しながら、しっかりと議会全体として取り組むべきだろうというふうに私は考えていますけれども、ちょっとそういう意味で、今のタイミングでね、すぐにこれを即実施ということはちょっとまだね、申しわけないですけど、対応が難しい状況があるなというふうにも感じていますので、とりあえず今回のここの場ではね、一たん下げさせていただいて、改めて議員皆さんで検討していこうというようなことでどうかなというふうに思います。             〔「不採択」〕 9 ◯牧田委員 今回は不採択というようなことで、今後の対応という形にしたいと思います。 10 ◯水野委員 新政会ですけれども、陳情者願意は理解できると思いますが、増税は、低所得負担増というのは、今の陳情者からも察することができますけれども、緊急雇用につきましては、市で相当今までも取り組んでいる状況がありますけれども、昨今の景気状況を見まして、やはりなお一層のですね、緊急雇用というものも要望したいというふうに思っております。  それから、無料化減免陳情につきましては、国の制度ということで、願意にそぐわないではないかということで、不採択というふうに思います。 11 ◯山本委員 公明党ですけれども、陳情内容は非常に理解しております。その中で、年金にしても医療にしても介護にしてもということで、国の制度の抜本的な改革、今これは国のほうでこれから取り組んでくることだと思います。国の制度の見直しという意味では理解できるんですが、現段階では、市のほうではというところです。  それと、高齢者雇用、これも緊急経済対策の一環の中で、これまで国もそうですが、市も取り組んできているという実態があるという中では、そういうふうに取り組んでいますんで、今回は不採択ということであります。 12 ◯内田委員 共産党ですけどね、陳情者から趣旨説明あって、そのとおりだなということを感じております。低年金、低所得者の中でね、減免できないかと。実態、なかなか難しいという意見はありますけども、調査し即実施できるかどうかわからないにしても、調査してですね、減免できる制度というのは当然あると思います。  あわせて、高齢者への雇用の問題ですけれども、陳情者から話がありましたようにね、本当に高齢者だけでなくなかなか雇用問題というのは今深刻でありますが、高齢者はさらに深刻だと思います。そういう点で、国、県、市挙げて雇用問題取り組んでいるという実態もありますし、一層推進するという立場であればね、この陳情については採択をすべきじゃないかと思います。 13 ◯相坂委員長 はい、ありがとうございました。  この陳情4号は、ただいまお聞きのとおり、採択と不採択との意見が出ておりますので、採択、不採択挙手にて判断をさせていただきたいと思います。  それでは、採択をすることに賛成の方の挙手お願いします。             〔賛成者挙手〕 14 ◯相坂委員長 それでは、賛成少数ですので、陳情第4号は不採択とすべきものと決しました。  陳情者の方は、御退席をいただいて結構です。お疲れさまでした。             〔陳情者退席〕      ────────────────────────────── 15 ◯相坂委員長 それでは、次に、陳情第6号人権侵害救済法成立に反対する意見書提出に関する陳情書審査を行います。  本陳情については、陳情者から趣旨説明希望がありますので、これを許可したいと思いますが、よろしいでしょうか。             〔「異議なし」〕 16 ◯相坂委員長 御異議がないようですので、趣旨説明を許可します。  説明に先立ち、陳情者の方に改めてお願いをいたします。  初めに、御住所とお名前を述べていただき、陳情趣旨については、簡潔に述べられるようお願いします。  また、委員会記録作成関係から、発言の際は必ずマイクを意識して発言されるようお願いします。  それでは、趣旨説明お願いします。 17 ◯山住陳情者 私は、日本子供の未来を・守る会、ここには静岡支部大石真値子となっておりますが、私は袋井市愛野3078-10の山住と申します。  今回、人権侵害救済法成立に反対する意見書提出ということで陳情お願いに参りました。本当にふなれな一般主婦でして、実は、このような難しい言葉もですね、本当は苦手です。わかりません。本当はわからないんですが、この5月にこれは出しておりまして、中の意見書のほうもつけていただいておりますが、鳩山前首相のときにいろいろ具体策としてこのようなお言葉をいただいておりましたので、本当に私たちは、ふだん子育てをする普通の母親なんですが、子育てをしている中で今日この2、3年ですごく外国人が実際ふえてまいりまして、そういうことから、普通の主婦として、どうしてこんなに外国人がふえたのかなとか、また一般の小学校、中学校に何のケアもなく入って来るのが現状ですので、子供たち、従来いた自分地域ですね、自分たち地域とか自分たちのふだんの感覚的に、この外国人のことをやはり「どうぞ」という気持ちももちろんあって過ごすんですけれども、余りに生活習慣、例えば川に物を捨てるのは外国の方なんですね。いつもそうかと言われると、ちょっと違うと思うんですけれども、この2、3年前から日本の川を美しくしようとするのを日本はやってますし、日本子供たちはやってきて、学校教育でも川の美化に行ったりするんですけれども、実際、大型ごみでもどんどん捨てていらっしゃるのは、取り締まる機関方々も本当に困るなと言うんですが、ブラジルの方だと。  お名前を出すのは失礼かもしれませんが、そのブラジルの方にすれば、母国において川は物を捨てるところと教わってくる。そういうふうにですね、育った環境によって固定観念が違う方々が急に入られますと、自治としても一体どうやって協調して、どうやって仲よく過ごしていったらいいんだろうかということがふだん懸案されておりますので、その中で人権というのは、ある御家庭に対して例えば川に捨てないでほしいともし言ったとします。これが実際にあるというか、そうなんですが、そうしますと、ブラジルの方に人権侵害だとこうなったときにですね、中の文章、要は、人権はすごく大事だと思っております。すごく大事だし、不当な差別は私も大嫌いな性格ですので、それはあってはならないと思うんですが、この陳情でいきますと2番のほうなんですが、国民がですね、みずからの良識に従って、要するに私自身がですね、良識に従ってちょっとそれはいけないんじゃないのというふうに言った場合に、向こう側人権に訴えられますと、この人権侵害委員会というのは、この方々出てくる可能性があるんですね。  ここでですね、一気に今の法案、あくまで今のこの出されている法案でございますので、案でございますが、その中では、だれでも令状なしで捜査し拘束する権限があるんですね。この辺において、要するに一市民としまして、本当に今の法案でよろしいんでしょうかと、そういうふだんの普通の母親として、その前に袋井は実際やっているんですけれども、実際そのためにもブラジル子たちをですね、日本はこういう国なんだよと、こういう意識で自治をやるんだよということでは、教育とか、もちろん浜松や静岡もそうだと思いますが、市の職員の方々が一生懸命説明されているんですけれども、法案そのものにはちょっとそういうところが見られましたので、この点において、恐れ入りますが反対をさせていただきたいんですということで陳情及び意見書をつけさせていただきました。 18 ◯相坂委員長 ただいまの趣旨説明に対し、質疑がありましたらお願いします。 19 ◯佐野オブザーバー 趣旨説明の中で、幾つか引っかかる内容のところは言葉意味でもございましたけれども、そういうことは抜きましてですね、文言の中でちょっと理解しがたい内容が3カ所ありましたので、どういう意図なのかということだけをお伺いしたいと思います。  それはですね、この意見書案の中にあります「法案理想そのものには異を唱えるものではありません」これが1つ目。もう一つはですね、「差別人権侵害定義があいまいであり」という箇所。そして、これは「人権救済機関に所属する委員によって恣意的な運用」、つまり趣旨だとか理念には問題はないと思うけれども、定義があいまいであるということと、運用にとっても心配なんだよというふうな内容だと思うんですけれども、そして一番最後のあたりでは、「行政機関によって新たな人権侵害を起こされる」とこういう危惧を述べられているんですけれども、これらはですね、どういう前提に立ってそのような思われているのかという、もし中身がございましたら御説明いただきたいと思います。  私は、余りそのようにはとらえていないからです。 20 ◯相坂委員長 陳情者の方、お答えできる範囲でお答えください。 21 ◯山住陳情者 逆に、私こそ先に述べましたように、人権侵害救済法そのものをですね、勉強している者とは、とても主婦ですので思いません。これが日常の中で起きたことから陳情させていただいたんですけれども、今おっしゃった点で、そうは思わないとおっしゃられたので、逆に今の法案がよいという理由を逆にお伺いしたいと思いますが。教えていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 22 ◯相坂委員長 委員長のほうから申し上げますが、陳情してくださった方から逆に委員の方にあるいはオブザーバーの方に質問されても、そういう場ではございませんので、佐野オブザーバーのほうでまだこの後質問等があれば続けていただきますが、よろしいですか。  ほかに質疑ありますか。             〔「なし」〕 23 ◯相坂委員長 それでは、ほかにはないようですので、質疑を終了します。  陳情者の方は、席にお戻りいただいて結構です。お疲れさまでした。  それでは、本陳情について御意見等がありましたらお願いします。 24 ◯牧田委員 趣旨は十分理解できますし、その人権救済委員会中央委員会が内閣府の外郭にできるということも非常に危険性を感じるということで、ぜひこれは意見書として出したいんですが、今回、ちょっと継続扱い内容を十分審議しながら次回に向けて継続審議していきたいということでお願いしたいと思います。 25 ◯水野委員 新政会ですけれども、やはりこの問題については、もっと慎重に議論すべきということで、結論を急がないということで、継続というふうにお願いします。 26 ◯山本委員 私たち公明党も同じです。継続審議ということであります。 27 ◯内田委員 共産党ですけれども、差別的言動、言論の自由とか人権抑圧ということの可能性があるんじゃないかということで心配されますから、もう少し法案そのものを研究したいということで、今回は継続で。 28 ◯相坂委員長 それでは、陳情第6号については、継続審査との意見が出ておりますので、本陳情継続審査とすることに決したいと思いますが、御異議ありませんか。             〔「異議なし」〕 29 ◯相坂委員長 それでは、継続審査とすることに決定をいたします。      ────────────────────────────── 30 ◯相坂委員長 それでは、次に、陳情第7号選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書提出に関する陳情書審査を行います。  本陳情については、陳情者から趣旨説明希望がありますので、これを許可したいと思いますが、よろしいですか。             〔「異議なし」〕 31 ◯相坂委員長 御異議がないようですので、趣旨説明を許可します。  説明に先立ち、陳情者の方に申し上げます。  初めに、御住所とお名前を述べていただき、陳情趣旨については、簡潔に述べられるようお願いします。  また、委員作成記録の関係から、発言の際には必ずマイクを意識して発言されるようお願いします。  それでは、趣旨説明お願いします。 32 ◯山住陳情者 引き続き、選択的夫婦別姓制度法案化に反対する意見書提出させていただきます。  私どもはですね、実はこの3月に日本子供の未来を・守る会という「・」が入るんですけれども、きっかけは、一番最初は、実際はこの夫婦別姓制度から考えました。これはもう私たちの本当に普通の夫婦、普通の感覚ではですね、実は物すごくびっくりしたんですが、これをまず意見を言うところがなかったもんですから、「どお」ってみんなで、「何これ」というふうに言ったら、「えっ」という感じが多かったもんですから、それでじゃ聞いてみようということで署名をやりました。  初めて主婦が集まって、3月9日にすごく寒い日に浜松駅前で「夫婦別姓法案反対」というのをやりました。本当に「反対」ということを言ったことがないもんですから、どきどきしながらやったんですが、署名をやっても5、6人集まればいいわねと言ってたんですが、実際その日に集まった件数は280名の方が浜松駅前で署名してくださいました。この生の声を集めたいと思ったんですね。  実は、ほかでこの夫婦別姓を進めているというのが政府案であるときに、女性が言っていると言われますので、女性は言ってないという気がしたんですね。なぜなら、自分子供、表札が自分の主人と妻と名前が違うということは、望むとは思えない。私自身は、実は主人は来ていただいてるほうで、養子でございます。本当に主人にありがたいなと思っておりますけれども、名前を変えるに当たって、やはりこれは真剣にちょっと考えてどなたもやってらっしゃることだと思いますし、また私も働いていたことがございますが、何にしても実際日本制度で主人も名前が変わったわけですが、そのことでとやかく仕事上言われたことはございませんし、女性としても私の友人たちも旧姓のままでやってる方も仕事上は不都合がない。  それよりももっと心配したのは子供の心でございます。この署名のときに、幾つかのパターンで一般の方から教えてもらったのが、高校の子たちがですね、ばっと来るんですね。「署名する」とか言うと、「いいよ、何」と言うもので、「夫婦別姓だよ」と言ったら、「夫婦別姓って何」と言うもんで、「お父さんとお母さん名前が違う、そういう中で子が育つってことよね」と言ったら、「だめじゃん、家庭崩壊だ」と言うんですね。高校の子に家庭崩壊だということを逆に私たちは言われましたので、そのうちの5人いた1人の男の子が署名を「僕は別にいい」と言われましたので、「どうして」と聞いたら、その子の意思は、「うちはもう既に夫婦別姓なんだ」と言われたんです。それは物すごくふてくされた顔で言われたんですね。子どもの本意ではないということですね。そのことで周りの友達が言ったのが、「おまえんちそうだよな、かわいそうだよな」というふうに言われたんです。  これが本当に寂しい心をですね、実は友達が埋めてたり、近所の人や親戚が埋めてたりするわけですから、もちろん事情があって姓が変わる、これはあり得ることですけれども、法律として夫婦別姓をするということは、ちょっと私は考えられない。そのことを思ってこの陳情書また意見書とさせてもらいました。  また、内閣府のほうからは、女性が何か52%望まれているから出したみたいに書いてあったのがあったんですが、現実的に、じゃこの全員の中で夫婦別姓であるという方が何人いらっしゃるのかなというのを伺いたいとも思いますし、それもあってこれは本当にぜひぜひよろしくお願いしたいと思って陳情させてもらいました。よろしくお願いいたします。 33 ◯相坂委員長 それでは、ただいまの説明に対し質疑はありますか。             〔「なし」〕 34 ◯相坂委員長 よろしいですね。  それでは、質疑がないようですので、質疑を終了します。  陳情者の方は、席にお戻りいただいて結構です。お疲れさまでした。  それでは、本陳情について御意見などがありましたらお願いします。 35 ◯牧田委員 自民党会派ですけれども、陳情の御趣旨はよくわかりますが、少し時間をいただきまして、継続審議という形にさせていただきたいと思います。 36 ◯水野委員 この制度につきましては、新政会としては、もう少し議論を深めるべきという観点から継続としたいと思います。 37 ◯山本委員 公明党としては、夫婦別姓というのは、基本的には賛成という国の立場でありますが、いろんな意味で議論を深めていくというのが大事だと思いますので、地方意見ということで、またここは継続していきたいというふうに考えています。 38 ◯内田委員 共産党ですけれども、別姓に基本的には賛成の立場なんですけれども、皆さん言われるようにいろいろ問題が出されてますから、今回は継続でということで。 39 ◯相坂委員長 本陳情第7号については、ただいま委員皆さんからの発言継続審査という御意見でありました。  それでは、改めて、本陳情継続審査ということで御異議ありませんか。             〔「異議なし」〕 40 ◯相坂委員長 それでは、本陳情については、継続審査とすることに決定いたしました。  以上で、本委員会に付託となりました陳情書審査を終了します。  陳情者の方は、御退席いただいて結構です。お疲れさまでした。             〔陳情者退席〕      ────────────────────────────── 41 ◯相坂委員長 それでは、協議に移ります。  説明につきましては、お手元の議題に沿って行いますが、後ろの資料もあわせてごらんください。  まず、議題2の最終日の本会議の運営方法でありますが、資料2の流れをごらんください。冒頭の諸般の報告は、市長からの議案の提出や議員発議による決議、意見書提出、監査結果の報告など5件であります。  次に、1の日程第1、議案第111号から日程第103、議案第213号までの103件についてであります。各常任委員会に付託した103件につきましては一括上程し、(1)に記載のとおり総務委員長から順に報告を願い、委員長報告に対する質疑、討論の後採決することといたします。討論につきましては、(3)に記載のとおりです。採決につきましては、(4)のように行いますので、御承知おきください。  次に、2の日程第104、諮問第2号人権擁護委員の推薦についてと日程第105、議案第214号静岡市監査委員の選任についての2件を委員会付託案件の採決後に一括議題といたしますが、質疑及び討論の通告がありましたので、市長の提案理由説明の後質疑を行い、委員会の付託は省略し、討論、採決を行いますが、流れは記載のとおりであります。  次に、3の日程第106、発議第6号外4件の発議案の関係でありますが、資料3をごらんください。各会派から提案のありました決議案、意見書案のうち、「東静岡地区大型商業施設計画への特段なる配慮と再検討を求める決議」と「地方財政に配慮した国の財政健全化を求める意見書」については、会派間の調整が終了した旨の報告を受けましたので、発議第6号、第7号として2件を一括議題とし、提案理由説明から討論までを省略して直ちに採決することとします。  この件について変更はありませんか。 42 ◯牧田委員 発議第7号の文言で、済みませんが、書いてある言葉を2カ所訂正をさせていただきたいと思います。
     中段の「このような状況を踏まえ」の一番右側のほうに向けて「財政健全化に向けた」その後「取り組み」という言葉に置きかえていただいて、「取り組みが進められている」という形に変えていただきたいと思います。「財政運営戦略の策定」という言葉を「取り組み」という言葉に変えていただきたいということです。  それから、一番下側の段落の「あわせて」というところの段落ですが、「近々提示されることになっている」という言葉を「今後提示されることになっている」ということで訂正をお願いさせてもらいたいと思います。  2点、ちょっと行き違いがあって申しわけなかったんですが、修正をよろしくお願いいたします。 43 ◯相坂委員長 ただいまの修正の発言について御質疑ありますか。             〔「なし」〕 44 ◯相坂委員長 よろしいですね。  では、それで内容を変更してください。よろしくお願いします。  それでは、次に、子宮頸がんを予防するワクチン接種の公費助成及び受診率向上対策の充実を求める意見書でありますが、調整の結果、全会一致とはなりませんでしたが、賛成議員から発議案として提出したいとの意向が示されました。これについて、提出会派から発言お願いします。 45 ◯水野委員 この件につきましては、各会派間の調整及び各会派の意向により文面の修正をしましたけれども、大変重要な内容なので、賛成者で提案しますのでよろしくお願いします。 46 ◯相坂委員長 本意見書につきましては、発議第8号として1件議題とし、提案理由の説明質疑を行い、委員会付託を省略し、討論、採決をすることとします。  次に、高校無償化に関する意見書企業・団体献金の禁止を求める意見書については、調整の結果、全会一致とはなりませんでしたが、提出会派から発議案として提案したいとの意向が示されました。これについて、提出会派からの発言お願いします。 47 ◯内田委員 2本の案件についてですね、調整というか、回ったわけですけれども、いろいろ立場はありますから、まとまらないということでありますけれども、今の時期に重要な発議だということで提案をさせていただきます。 48 ◯相坂委員長 これら2件の意見書につきましては、発議第9号、第10号として2件を一括議題とし、提案理由の説明質疑を行い、委員会付託を省略、討論、採決をすることとします。  なお、これらの発議案に対する質疑と討論の通告についてでありますが、本議会運営委員会終了後からきょうの正午までとしたいと思いますが、よろしいですか。             〔「異議なし」〕 49 ◯相坂委員長 御異議もないようですので、きょうの正午までと決定します。  次に、議員の派遣については、資料4のとおり議員の派遣が予定されていますので、あすの本会議で議題とし、簡易採決にてお諮りします。  最後に、閉会前の市長あいさつをいただき、6月定例会は閉会となります。  なお、資料5の議事日程は、議員の皆さんへはあすの本会議の議席にお配りをします。また、資料2の流れにつきましても、修正したものをあすの本会議の議席にお配りします。また、お手元の議案等は、議会運営委員会終了後、議員の皆さんにお配りします。  当局の方は、ここで御退席いただいて結構です。お疲れさまでした。             〔当局退席〕      ────────────────────────────── 50 ◯相坂委員長 それでは、もう一度議題をごらんください。  議題3の平成22年9月定例会の日程についてでありますが、資料6の日程のとおり決定することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」〕 51 ◯相坂委員長 御異議がないようですので、そのように決定します。  次に、議題4の委員会へ付託の陳情審査結果は、資料7のとおりでありますが、先ほどの陳情第4号、第6号、第7号の審査結果を記載してあすの本会議の議席にお配りします。  最後に、議題5のその他であります。  まず、政務調査費による視察についてでありますが、資料8の1のとおり改正案を作成しました。こちらにつきましては、6月8日の委員会でお示ししたとおりです。これに対しまして、資料8の2のとおり自民党から修正案が出されています。これらにつきまして何か御意見はありますか。 52 ◯山本委員 修正案に対してどうのこうのではないんですけれども、これまで政務調査費の取り扱いについては、代表者会議でも示し合わせがあったと思います。それはそれとしまして、今回は、もう少し文面的に簡略化できないかというか、ア、イ、ウ、エと項目が多いんですけれども、例えば「会派の代表者が認めたもの」とかというふうな文言でおさめてもいいんではないかというような気がするんですが、その辺はいかがでしょうか。 53 ◯鈴木委員 その一言で済めばね、全然問題ないですけど、提案されたのが質問準備のためということだけに限られていたもんですかね、いやそうじゃなくて、会派でその行事があるのも代表者が認めればいいじゃないかということでつけ加えさせていただきました。  だから、それでひとくくりになればそれで結構だと思います。 54 ◯相坂委員長 よろしいですか。ちょっと違うかな、聞いたことと。 55 ◯鈴木委員 会派の代表者が認めたものということでまとめられればいいということでしょ。それでまとまるなら、うちは異議ありません。             〔「質問の準備だけじゃないからね」〕 56 ◯鈴木委員 うん、すべて。 57 ◯山本委員 そういうことであれば、例えば(1)、ア、イ、ウ、エというのをですね、例えば(1)の中に、そうするともとに戻っちゃいますかね。細かく規定したほうがよろしいですか、この辺は。 58 ◯相坂委員長 これまでの協議で、これ私答えていいのかわかりませんけれども、まず(1)の中のア、イについては、各会派の代表が決定する権限がある内容ではありません。全国の議長会等の日程等で組まれる都市問題会議ですとか、あるいは友好訪問についても当局を交えてのお話になりますので、それらについて全部を各会派代表者というくくりにはできないかと思います。  ですから、アとイそれからエについては、例外的な措置がね、図れるようにということで記載をしてあるかと思いますので、ウについては、先ほど鈴木委員がお答えいただいたように各会派の代表者というくくりの中で文言修正が可能であればそれでいいかと思いますが、アからエまでをひとくくりにするということは少し難しいかなというふうに感じてます。  よろしいですか。  ほかに御質疑ありますか。御意見はございますか。             〔「なし」〕 59 ◯相坂委員長 それでは、きょうこれをまとめたいなと思っておりましたが、ウの今御意見が出て少しまた調整になりますが。  それでは、私のほうで、じゃ委員長一任でよろしいですか。             〔「はい」〕 60 ◯相坂委員長 それでは、今の御意見を踏まえてこちらで修正文言をつくって、この会議運営等に関する申し合わせの内容は変更させていただきますので、御承知おきください。  次に、請願、陳情の配付についてであります。  各定例会までに提出された請願、陳情につきましては、従来、総括質問の人数割等を協議、調整する議会運営委員会の際に一括して配付をしていましたが、今後は、招集告示日の前日までに提出されたものにつきましては、少しでも早く情報提供すべきとの観点から、招集告示日に開催する議会運営委員会で配付することとします。  また、請願、陳情以外の要望につきましては、これまでは議長への供覧としていましたが、今後は招集告示日までに提出された要望等を議会運営委員会にも配付することとします。  なお、招集告示日以降に提出されたものにつきましても折を見て議会運営委員会に配付しますので、こちらも御承知おきください。      ────────────────────────────── 61 ◯鈴木委員 一言だけお願いしたいんですが、今回も議案質疑提出されております。これは、議員の権利でありますから、大変重要なことで結構だと思いますが、その質疑のね、範囲を逸脱しないようにぜひ議運の委員長、議長から確認をしておいていただきたいと思いますので、お願いをいたします。 62 ◯相坂委員長 ただいまは、本会議の議案質疑の件と委員会の質問も含めますか。同様でよろしいですか、議案質疑。             〔「議案質疑はすべて」〕 63 ◯相坂委員長 今、鈴木委員のほうから発言がありましたが、この件について何か皆さんの御意見ありますか。 64 ◯佐野オブザーバー この中では非常に議案質疑というのをよくやるタイプかもしれませんので申し上げますけれども。53人議員がおりますけれどもね、よく議案質疑やって私は気になっておりますのは、おまえの意見を言えよという時々不規則発言が入りましてですね、言っていいのというふうな感じになるところがありまして、非常に総括質問と議案質疑に対する認識、議員の中でも非常に温度差があるものなんですね。ですから、各会派皆さんも決してそのようなことがないように、結構やる本人といたしましてはですね、議案の範囲を逸脱しないようにというふうなことを心がけてやっておりますので、聞いてくださっている皆さんにもそのことをぜひお伝えをいただけたらありがたいというふうに思います。  非常にその不規則発言は、やってる者といたしましては時間制限がありますので、大変気になるところでございますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。私は気にしてやっておりますので、よろしく。 65 ◯相坂委員長 やじを飛ばすなということですね。 66 ◯内田委員 議案の範囲内というところがなかなか難しいんですけれども、今も話ありましたけど、聞いてる人にもわかりやすくという観点で話す場合もあるもんでね、余りがちがち外れてる外れてるという言い方されるとね、わかりにくい発言にもなろうかと思います。余り枠をね、はめないほうがいいんじゃないかと私は思いますよ。 67 ◯相坂委員長 原則的には、議案質疑内容については、規定等があろうかと思いますので、それを再度確認するということで議案の範囲内での質疑を行うということで、この議会運営委員会意見が出ましたので、私の議運の委員長名前と議長にも申し入れをさせていただいて、各会派への申し入れをいたしますので、その旨御承知おきください。      ────────────────────────────── 68 ◯相坂委員長 それでは、以上で、本日の議会運営委員会を閉じます。                 午前10時46分散会      ────────────────────────────── 議会運営委員長  相坂 摂治 Copyright © Shizuoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...