雲南市議会 > 2018-06-11 >
平成30年 6月定例会(第1日 6月11日)

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  1. 雲南市議会 2018-06-11
    平成30年 6月定例会(第1日 6月11日)


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    最終取得日: 2021-05-22
    平成30年 6月定例会(第1日 6月11日) 雲南市告示第238号 平成30年雲南市議会月定例会を次のとおり招集する。    平成30年5月21日                             雲南市長 速 水 雄 一                    記 1 期 日  平成30年6月11日 2 場 所  雲南市役所議場      ─────────────────────────────── 〇開会日に応招した議員       上 代 和 美            中 林   孝       松 林 孝 之            中 村 辰 眞       原   祐 二            矢 壁 正 弘       白 築 俊 幸            細 木 照 子       佐 藤 隆 司            周 藤 正 志       藤 原 政 文            西 村 雄一郎       土 江 良 治            安 井   誉       細 田   實            堀 江   眞       周 藤   強            堀 江 治 之       小 林 眞 二            深 田 徳 夫       山 﨑 正 幸            藤 原 信 宏
         ─────────────────────────────── 〇応招しなかった議員       な し      ─────────────────────────────── ────────────────────────────────────────    平成30年 6月(定例)雲 南 市 議 会 会 議 録(第1日)                            平成30年6月11日(月曜日) ────────────────────────────────────────                          平成30年6月11日 午前9時30分開会 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 会期の決定 日程第 3 諸報告 日程第 4 協議等の場の設置について 日程第 5 議案の上程(一括議題) 承認第1号 平成29年度雲南市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認を求めるこ       とについて 承認第2号 平成29年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第6号)の専決処分       の承認を求めることについて 承認第3号 平成29年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計補正予算(第1号)の専決       処分の承認を求めることについて 承認第4号 平成29年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第5号)の専決処分       の承認を求めることについて 承認第5号 雲南市税条例等の一部を改正する条例制定専決処分の承認を求めることに       ついて 承認第6号 雲南市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定専決処分の承認を求め       ることについて 議案第44号 雲南市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の       一部を改正する条例について 議案第45号 過疎地域自立促進計画の変更について 議案第46号 字の区域の変更について 議案第47号 春殖交流センター整備事業春殖交流センター建設工事建築主体請負契約       について 議案第48号 平成29年災第374号元天神大別成木線道路災害復旧工事請負契約について 議案第49号 給食センター建設事業(仮称)雲南市統合学校給食センター建設工事(建築       主体)請負契約について 議案第50号 給食センター建設事業(仮称)雲南市統合学校給食センター建設工事(機械       設備)請負契約について 議案第51号 木次・三刀屋浄化センター等更新工事業務委託に関する基本協定について 議案第52号 平成30年度雲南市一般会計補正予算(第1号) 議案第53号 平成30年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 議案第54号 平成30年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号) 議案第55号 平成30年度雲南市水道事業会計補正予算(第1号) 議案第56号 平成30年度雲南市工業用水道事業会計補正予算(第1号) 報告第6号 議会の委任による専決処分の報告について 報告第7号 議会の委任による専決処分の報告について 報告第8号 住宅使用料に関する権利(債権)の放棄について 報告第9号 水道料金に関する権利(債権)の放棄について 報告第10号 病院医療費に関する権利(債権)の放棄について 報告第11号 平成29年度雲南市一般会計繰越明許費繰越計算書 報告第12号 平成29年度雲南市生活排水処理事業特別会計繰越明許費繰越計算書 報告第13号 平成29年度雲南市水道事業会計予算の繰越について 日程第 6 市長施政方針 日程第 7 提案理由の説明 日程第 8 議案の質疑 日程第 9 議案の先議      ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 会期の決定 日程第 3 諸報告 日程第 4 協議等の場の設置について 日程第 5 議案の上程(一括議題) 承認第1号 平成29年度雲南市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認を求めるこ       とについて 承認第2号 平成29年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第6号)の専決処分       の承認を求めることについて 承認第3号 平成29年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計補正予算(第1号)の専決       処分の承認を求めることについて 承認第4号 平成29年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第5号)の専決処分       の承認を求めることについて 承認第5号 雲南市税条例等の一部を改正する条例制定専決処分の承認を求めることに       ついて 承認第6号 雲南市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定専決処分の承認を求め       ることについて 議案第44号 雲南市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の       一部を改正する条例について 議案第45号 過疎地域自立促進計画の変更について 議案第46号 字の区域の変更について 議案第47号 春殖交流センター整備事業春殖交流センター建設工事建築主体請負契約       について 議案第48号 平成29年災第374号元天神大別成木線道路災害復旧工事請負契約について 議案第49号 給食センター建設事業(仮称)雲南市統合学校給食センター建設工事(建築       主体)請負契約について 議案第50号 給食センター建設事業(仮称)雲南市統合学校給食センター建設工事(機械       設備)請負契約について 議案第51号 木次・三刀屋浄化センター等更新工事業務委託に関する基本協定について 議案第52号 平成30年度雲南市一般会計補正予算(第1号) 議案第53号 平成30年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 議案第54号 平成30年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号) 議案第55号 平成30年度雲南市水道事業会計補正予算(第1号) 議案第56号 平成30年度雲南市工業用水道事業会計補正予算(第1号) 報告第6号 議会の委任による専決処分の報告について 報告第7号 議会の委任による専決処分の報告について 報告第8号 住宅使用料に関する権利(債権)の放棄について 報告第9号 水道料金に関する権利(債権)の放棄について 報告第10号 病院医療費に関する権利(債権)の放棄について 報告第11号 平成29年度雲南市一般会計繰越明許費繰越計算書 報告第12号 平成29年度雲南市生活排水処理事業特別会計繰越明許費繰越計算書
    報告第13号 平成29年度雲南市水道事業会計予算の繰越について 日程第 6 市長施政方針 日程第 7 提案理由の説明 日程第 8 議案の質疑 日程第 9 議案の先議      ───────────────────────────────                出席議員(22名)       1番 上 代 和 美       2番 中 林   孝       3番 松 林 孝 之       4番 中 村 辰 眞       5番 原   祐 二       6番 矢 壁 正 弘       7番 白 築 俊 幸       8番 細 木 照 子       9番 佐 藤 隆 司       10番 周 藤 正 志       11番 藤 原 政 文       12番 西 村 雄一郎       13番 土 江 良 治       14番 安 井   誉       15番 細 田   實       16番 堀 江   眞       17番 周 藤   強       18番 堀 江 治 之       19番 小 林 眞 二       20番 深 田 徳 夫       21番 山 﨑 正 幸       22番 藤 原 信 宏      ───────────────────────────────               欠席議員(なし)      ───────────────────────────────               欠  員(なし)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名 議会事務局長 ──── 高 野 耕 治  書記 ──────── 錦 織 紀 子                      書記 ──────── 高 木 作 真      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名 市長 ──────── 速 水 雄 一  副市長 ─────── 藤 井   勤 教育長 ─────── 景 山   明  病院事業副管理者 ── 秦   和 夫 総務部長 ────── 藤 原 靖 浩  政策企画部長 ──── 佐 藤   満 統括危機管理監 ─── 中 村 清 男  市民環境部長 ──── 小 川   忍 健康福祉部長 ──── 小 山   伸  産業観光部長 ──── 内 田 孝 夫 農林振興部長 ──── 日 野   誠  建設部長 ────── 西 川   徹 会計管理者 ───── 後 山 洋 右  水道局長上下水道部長 稲 田   剛 教育部長 ────── 梅 木 郁 夫  子ども政策局長 ─── 加津山 幸 登 市立病院事務部長 ── 石 原   忍  大東総合センター所長  中 島   豊 加茂総合センター所長  大 森   久  木次総合センター所長  菅 田 和 美 三刀屋総合センター所長 上 田   浩  吉田総合センター所長  河 角 郁 夫 掛合総合センター所長  神 田 みゆき  総務部次長 ───── 三 原 修 三 財政担当課長 ──── 奥 井 英 孝  代表監査委員 ──── 谷 戸 邦 夫     ───────────────────────────────               午前9時30分開会 ○議長(藤原 信宏君) おはようございます。  ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これから平成30年雲南市議会月定例会を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(藤原 信宏君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、1番、上代和美さん、2番、中林孝君を指名します。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(藤原 信宏君) 日程第2、会期決定の件を議題とします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、本日6月11日から6月25日までの15日間にしたいと思います。これに御異議はありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日6月11日から6月25日までの15日間に決定をしました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 諸報告 ○議長(藤原 信宏君) 日程第3、諸報告を行います。  監査委員より、平成30年2月分から4月分までの一般会計特別会計企業会計及び基金、歳入歳出外現金の出納状況の例月出納検査の報告がありました。報告書を議員控室に置いてありますのでごらんください。  次に、3月定例会以降の諸会議についてであります。  3月26日に平成30年第1回雲南市・飯南町事務組合議会定例会が、3月27日に雲南市土地開発公社理事会が開催されました。4月5日に平成30年度春季島根県市議会議長会定期総会が雲南市で、4月25日に第142回中国市議会議長会定期総会が岡山市で、5月1日に平成30年度雲南地域議会議長連絡総会が雲南市で、5月29日に全国市議会議長会第211回理事会が東京都で、5月30日に全国市議会議長会第94回定期総会が東京都で開催され、出席いたしました。詳細については、資料を議員控室に置いてありますのでごらんください。  次に、議員表彰について行います。  中国市議会議長会定期総会において、議員40年以上の特別表彰安井誉議員が、議員20年以上の特別表彰堀江眞議員が表彰されました。  また、全国市議会議長会定期総会において、議員20年以上の特別表彰に小林眞二議員と細田實議員が、議員10年以上の一般表彰に土江良治議員細木照子議員が表彰されました。  なお、5月11日に開催された第81回山陰都市監査委員会定例会において、監査委員5年以上の表彰に堀江治之議員が表彰されました。  次に、議会報告会について報告します。  5月14日から5月17日まで市内5会場で開催し、96名の市民の皆様に御参加いただきました。お寄せいただきました貴重な御意見を今後の議会活動に生かし、取り組んでまいります。  以上で諸報告を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 協議等の場の設置について ○議長(藤原 信宏君) 日程第4、協議等の場の設置についてを議題とします。  会議規則第165条第2項の規定により、お手元に配付したとおり、協議等の場を臨時に設置したいと思います。名称は、雲南市議会ICT化検討会議、目的は、市民にとってわかりやすい議会運営に資するため、議会情報の発信とICT技術積極的活用について検討する。委員は6名で、委員長が松林孝之議員、副委員長が原祐二議員です。会議の招集権者は委員長で、設置期間は平成30年6月11日から平成32年6月30日までであります。  お諮りいたします。雲南市議会ICT化検討会議会議規則第165条第2項の規定により協議等の場として臨時に設置することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、お手元に配付したとおり、雲南市議会ICT化検討会議を協議等の場として臨時に設置することに決定いたしました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議案の上程(一括議題) ○議長(藤原 信宏君) 日程第5、議案の上程を行います。  承認第1号、平成29年度雲南市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認を求めることについてから報告第13号、平成29年度雲南市水道事業会計予算の繰越についてまでの27件を一括議題といたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第6 市長施政方針 ○議長(藤原 信宏君) 日程第6、市長の施政方針を求めます。  速水市長。 ○市長(速水 雄一君) おはようございます。  平成30年雲南市議会月定例会の開会に当たりまして、市政における私の基本的な考え方を申し上げ、議員の皆様を初め、市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  初めに、去る4月9日に発生しました島根県西部を震源とする地震についてであります。
     震源となりました大田市では、最大震度5強を記録し、4名の重軽傷者と小規模破損を含め3,500戸余りの住宅被害など甚大な被害が発生し、本市からも4月9日には給水車による給水支援、15日から18日にかけて被災建築物応急危険度判定支援、26日から翌5月23日にかけて住宅被害認定調査支援を行ってまいりました。甚大な被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、早急な復興を願うところであります。  一方、雲南市は最大震度5弱であり、1名の軽傷者、6戸の住家被害、公共施設を含む35棟の非住家被害、農地、農業用施設、道路、公園などで14件の被害のほか、掛合町での下水処理施設への重油流入などがありましたが、人命や住宅等に大きな被害はありませんでした。引き続き災害時の迅速な対応に努めてまいります。  続いて、平成30年春の叙勲について述べます。  木次町の吾郷廣幸様が地方自治功労により旭日小綬章の栄に、三刀屋町の千原孝美様が技能検定功労により瑞宝単光章の栄に、三刀屋町の吉岡幹展様が消防功労により瑞宝単光章の栄に浴されました。  また、危険業務従事者叙勲では、木次町の小林敏雄様が消防功労により瑞宝双光章の栄に浴されました。  皆様の長年の御活躍と地域の発展に尽くされた御功績に深く敬意を表し、受章のお喜びを申し上げますとともに、今後とも健康に御留意され、御活躍されることを心より祈念いたします。  続いて、コウノトリのふ化についてであります。  去る4月13日、大東町春殖地区で昨年に続きコウノトリのひな4羽のふ化が確認されました。ことしに入り、兵庫県豊岡市周辺以外では、徳島県鳴門市に続き2例目となります。今後、ひなの巣立ちまで文化財保護法に基づく保護活動に努め、適切な情報発信を行ってまいります。  次に、5つの政策に沿って申し述べます。  最初に、「みんなで築くまち」にかかわる政策についてであります。  まず、地方創生取り組みについて述べます。  去る6月2日、梶山弘志地方創生担当大臣が来訪され、子ども・若者・大人チャレンジ取り組みについて視察いただきました。地方創生担当大臣による視察は、初代、2代目の大臣に続き、今回が3度目であり、地域課題の解決に向け、市民の皆様とともに進める3つのチャレンジ取り組みを高く評価いただいたところであります。  その地方創生取り組みの4年目となる本年度は、3つのチャレンジのより一層の推進を図るため、推進にかかわる条例の制定に向けて検討に着手してまいります。  続いて、地域と行政の今後のあり方を考える合同検討プロジェクトチームの発足についてであります。  地域自主組織が結成され10年以上が経過する中で、さまざまな課題等も生じてきており、この解決に向け検討するため、市民の皆様と行政職員によるプロジェクトチームを約30名で結成し、6月12日に第1回の会合を開催いたします。本年10月までの取りまとめに向け、検討状況を逐次お知らせするとともに、地域で御活躍いただいているさまざまな方々の御意見も反映していく考えであります。  続いて、地域円卓会議の開催についてであります。  これまで地域自主組織取り組み発表会を毎年開催してまいりましたが、参加者同士のより深い学び合いが求められるようになってきたため、地域自主組織の皆様との協議の結果、本年度より年4回程度を基本に、毎回テーマを設定し、相互の対話や意見交換の充実を図る地域円卓会議方式に移行することといたしました。この第1回目を今月1日に防災をテーマに旧飯石小学校で開催したところであります。  続いて、春殖交流センターの整備についてであります。  現在、旧春殖農村公園解体撤去工事を行っておりまして、6月中に完了する予定であります。建築主体、機械設備及び電気設備工事は4月より順次公告、入札手続を行っており、本年度内の完成に向け、工事を進めてまいります。  続いて、市政懇談会の開催についてであります。  市政懇談会を7月下旬から8月上旬にかけ、市内6つの会場で開催いたします。本市が抱える地域課題の解決に向け、地方創生関連事業や本年度の主な取り組みを5つの政策ごとに御説明し、御意見をお伺いしたいと考えます。  なお、市政懇談会に関する情報は、市報うんなんやケーブルテレビなどを通じて事前にお伝えをしてまいります。  次に、「安全・安心で快適なまち」にかかわる政策についてであります。  まず、島根原子力発電所に関する状況並びに原子力関係機関会議について述べます。  島根原子力発電所1号機及び2号機につきまして、4月25日に雲南市原子力安全顧問会議及び雲南市原子力発電所環境安全対策協議会を開催し、2号機の新規制基準への適合性審査の状況、1号機の廃止措置の状況など3項目について、中国電力から説明を受けたところであります。  また、同じく3号機につきましては、4月24日に中国電力から概要説明を受け、5月22日には中国電力から立地自治体に対し3号機設置変更許可申請事前了解願を提出した旨の報告を受けたところであります。引き続き、安全協定書に基づき、関係自治体と連携を図り、対応を講じてまいります。  続いて、上下水道部庁舎の整備についてであります。  現在の上下水道部庁舎は、地盤沈下や施設の老朽化等が進み、上下水道の拠点施設として機能不足が生じているため、一日も早い整備が必要になっております。このため、本年度より整備を進めるため、関係する補正予算を計上しております。  次に、「支えあい健やかに暮らせるまち」にかかわる政策についてであります。  まず、雲南市立病院改築事業について述べます。  去る3月22日に新本館棟が開院し、これまで設備等に大きなトラブルもなく、順調に稼働しております。  現在、既存病棟の改修や解体工事を行っており、2019年9月のグランドオープンに向け、適切な工程管理と安全確保に努め、雲南医療圏域における中核病院として機能の充実を図ってまいります。  続いて、認知症カフェの新設についてでありますが、認知症高齢者とその介護者を支援するため、お茶を飲み、気軽に話ができる交流の場となるオレンジカフェうんなんの運営を民間事業者に委託して、本年4月から開始いたしました。市内3カ所の会場を定期的に巡回し、月に1回開催いたします。当事者や介護者同士の交流、専門職による相談、認知症予防活動などを実施してまいります。  続いて、うんなん幸雲体操の普及についてであります。  市民の皆様が住みなれた地域で自立した生活を続けられるよう、市では、本年度から介護予防を目的に、重りを使った筋力運動として、うんなん幸雲体操の普及を図ってまいります。地域自主組織の皆様の御協力のもと、交流センターや自治会など身近な場所での取り組みを推進してまいります。  次に、「ふるさとを学び育つまち」にかかわる政策についてであります。  まず、学力向上対策について述べます。  これまで教育委員会担当指導主事を配置し、学校訪問指導や研修による教員の授業力向上、家庭学習の充実など、小中連携を重視した取り組みを行ってまいりました。  一方、市内高等学校においても学力向上は喫緊の課題であり、小中高12年間を見通した対策が求められております。  このため、本年度より市内の小・中学校と高等学校3校の連携のもと、まず、国語、算数・数学、英語について、小中高の系統的な取り組みを推進してまいります。  続いて、学校給食センター建設事業についてであります。  本事業につきましては、建築主体、機械設備、電気設備及び厨房備品購入に分割いたしまして、4月より順次公告、入札手続を行っており、2019年の2学期からの供用開始に向け、工事に着手する予定であります。  続いて、永井隆平和賞と永井隆記念館整備についてであります。  本年度で28回目を迎えます永井隆平和賞については、7月1日からの1カ月間、「愛」と「平和」をテーマとした作文を広く募集することにしており、その発表式典を来る9月9日に三刀屋文化体育館アスパルで行います。本年は博士の生誕110年に当たる記念の年であり、これにふさわしい式典となるよう取り組んでまいります。  また、施設老朽化に伴い、現地での建てかえを進めています永井隆記念館につきましては、本年度は実施設計、既存建物の撤去、市道改良などを進め、2019年度の完成を目指して取り組んでまいります。  続いて、健康づくり拠点整備事業についてであります。  昨年より健康づくり拠点施設として加茂B&G海洋センターの改修工事を行ってきましたが、先日、竣工検査を終え、7月8日の竣工式、オープンに向け、準備を進めております。今後、市民の皆様を初め、多くの方に利用していただけるよう、周知に努めてまいります。  続いて、チャレンジデー2018の結果についてであります。  先月30日に開催したチャレンジデー2018では、岡山県赤磐市と対戦しました。雲南市の参加率は52.9%、赤磐市の参加率は62.0%で、赤磐市に勝利することはできませんでしたが、参加率が50%を超えましたので、金メダルを受賞いたしました。  市民の皆様には、チャレンジデーを契機に、体力づくり、健康づくりに継続的に取り組んでいただきたいと考えます。  次に、「挑戦し活力を産みだすまち」に関する政策についてであります。  まず、中心市街地活性化事業について述べます。  ビジネスホテルの整備については、本年3月4日の新聞報道にもありましたとおり、株式会社共立メンテナンス様が三刀屋町の国道54号沿線に、客室105室、6階建てのホテルで、2020年中のオープンを目指す計画を示されました。中心市街地の活性化に向け、大きな弾みがつくものであります。  さらに、2019年3月の完成を目指している仮称SAKURAマルシェ整備事業については、積極的に支援を行い、市街地整備もマルシェの整備にあわせ早期に完成できるよう取り組んでまいります。  続いて、食の幸発信推進事業についてであります。  本事業は、農業振興、食関連産業振興及び交流人口の拡大を目指し、道の駅さくらの里きすき隣接地に拠点施設を整備し、地元農産物を中心とする販売事業や食品加工等に取り組むものであります。  今後、事業の取り組み、運営等について、民間事業者からの提案を募集し、選定委員会を経て、7月下旬には運営事業者を選定することとしております。その後、運営事業者の意見も取り入れ、施設設計等を確定し、2021年度の完成を目指し、事業を推進してまいります。  続いて、尺の内農園事業についてであります。  本事業は、市内の社会福祉法人あおぞら福祉会が実施主体となり、先ほど述べました食の幸発信推進事業の近接地で、障がい者の就労と所得向上による自立支援を主目的に、ワイン用ブドウの栽培、番茶の収穫、加工などの事業を計画されております。あわせて、環境負荷が低く、高付加価値の農業を目指し、耕作放棄地の解消や農業振興など、本市の課題解決につながる事業も計画され、本年度より事業に着手されておりますので、市も必要な支援を行っていく考えであります。  続いて、圃場整備についてであります。  昨年度新規採択された加茂町三代地区県営ほ場整備事業が本年度より本格的に工事着手となり、来る7月18日に安全祈願祭並びに起工式が行われます。本事業の農地面積は約29ヘクタール、総事業費は約7億円であり、2022年度の完成を目指し、事業推進と農業法人の早期設立に尽力してまいります。  続いて、林業振興についてであります。  林業・木材産業の振興を図るため、仮称森林環境税の早期創設と森林を管理する新たな仕組み、いわゆる森林バンクについて、これまで市長会等を通じて国に強く要望してきたところであります。  この結果、国において仮称森林環境税の創設を前提に、条件が悪く採算ベースに適合しない森林について、全国で市町村みずからが管理を行う新たな森林管理システムの創設が予定されておりますので、導入に向け、森林整備の方針を検討し、推進体制を整備してまいります。  最後に、行政経営についてであります。  かねてより国に要望しておりました合併特例債の適用期限の再延長につきまして、さらに5年間延長する法案が可決され、4月25日に公布されました。これによりまして、雲南市では、2024年度まで合併特例債が活用できることとなります。今後、新市建設計画の変更など、必要な手続を進める考えであります。  続いて、補正予算についてであります。  職員人件費につきまして、4月1日付人事異動に伴う調整等を行うほか、一般会計では、中心市街地活性化推進事業1億300万円、農業水路等長寿命化・防災減災事業4,500万円、交付金活用通学路道路整備事業3,700万円、永井隆記念館整備事業3,400万円、分庁舎施設整備事業3,300万円、起債道路整備事業2,800万円、交付金活用橋梁修繕事業2,100万円、過疎地域等自立活性化推進事業1,000万円などの追加等をしております。  また、特別会計企業会計においては、国民健康保険事業特別会計、生活排水処理事業特別会計、水道事業会計、工業用水道事業会計で人件費等の補正予算を計上しております。  そのほか、議案として、承認事項6件、条例1件、一般事件7件、報告事項8件を提出しておりますので、慎重に御審議をいただき、可決賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、開会に当たっての施政方針といたします。 ○議長(藤原 信宏君) 以上で市長の施政方針を終わります。  ここで暫時休憩をいたします。10時10分再開。              午前 9時54分休憩     ───────────────────────────────              午前10時10分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第7 提案理由の説明 ○議長(藤原 信宏君) 日程第7、提出者から提案理由の説明を求めます。  藤原総務部長。                〔総務部長説明〕     ───────────────────────────────  承認第1号 平成29年度雲南市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認を求めることについて     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 中村統括危機管理監。            〔承認第1号 統括危機管理監説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。            〔承認第1号 政策企画部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 小川市民環境部長。            〔承認第1号 市民環境部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 小山健康福祉部長。            〔承認第1号 健康福祉部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 加津山子ども政策局長。            〔承認第1号 子ども政策局長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 日野農林振興部長。            〔承認第1号 農林振興部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 内田産業観光部長。            〔承認第1号 産業観光部長説明〕
    ○議長(藤原 信宏君) 西川建設部長。             〔承認第1号 建設部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 稲田上下水道部長。            〔承認第1号 上下水道部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 梅木教育部長。             〔承認第1号 教育部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 西川部長。             〔承認第1号 建設部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 説明の途中でございますが、ここで暫時休憩をいたします。11時20分再開。              午前11時06分休憩     ───────────────────────────────              午前11時19分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。  引き続き提案理由の説明を求めます。  小川市民環境部長。               〔市民環境部長説明〕     ───────────────────────────────  承認第2号 平成29年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第6号)の専決処分の承認を求めることについて     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 日野農林振興部長。               〔農林振興部長説明〕     ───────────────────────────────  承認第3号 平成29年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めることについて     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 小川市民環境部長。発言訂正です。 ○市民環境部長(小川 忍君) 先ほどの国保の関係で、誤った説明をいたしておりました。説明書の35ページをお願いいたします。歳入欄でございますけれども、35ページ、2、歳入の款20、項10、国庫補助金の目5、財政調整交付金5,627万2,000円の普通分も特別分も全て減額という説明をしておったようでございますけれども、ここの記載のとおり増額でございます。市町村間の財政不均衡、医療増大を調整する定率国庫負担以外の国庫補助金の実績増ということでございますので、訂正をさせていただきます。 ○議長(藤原 信宏君) 稲田上下水道部長。               〔上下水道部長説明〕     ───────────────────────────────  承認第4号 平成29年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第5号)の専決処分の承認を求めることについて     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 藤井副市長。 ○副市長(藤井 勤君) それでは、私のほうから、承認第5号から議案第51号まで10件につきまして、提案理由の説明をいたします。     ───────────────────────────────  承認第5号 雲南市税条例等の一部を改正する条例制定専決処分の承認を求めることについて     ───────────────────────────────  これにつきましては、3月定例会中の総務常任委員会並びに去る5月の総務常任委員会で御説明をさせていただいております。地方税法等の一部を改正する法律などが3月31日に公布されたことに伴いまして、雲南市税条例等の一部を改正する条例を去る3月31日に専決処分いたしましたので、議会に報告し、承認を求めるものでございます。  個人、それから法人市民税、固定資産税、市たばこ税と、かなり広範囲にわたっておりますが、特にこの個人市民税の関連では、非課税の範囲並びに個人の市民税の所得割の非課税の範囲等について、法律改正にあわせて改正をするものでございます。  また、基礎控除についても法律改正にあわせ改正をするというものでございます。  固定資産税の関連につきましては、新築住宅等に対する固定資産税の減額など、これまでの措置を延長するものでございます。  また、市たばこ税の関連でございますが、たばこ税の税率をことしの10月1日から3回に分けて引き上げるというものでございまして、そういう内容になっております。  前号の比較表等につきましては、また後ほどごらんいただければというふうに思います。     ───────────────────────────────  承認第6号 雲南市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定専決処分の承認を求めることについて     ───────────────────────────────  これにつきましても、3月定例会前、2月の教育民生常任委員会並びに5月の教育民生常任委員会で説明をさせていただいております。国民健康保険法施行令等の一部を改正する政令が1月の31日並びに3月31日に公布されたことに伴いまして、雲南市国民健康保険条例の一部を改正する条例を3月31日に専決処分しましたので、議会に報告し、承認を求めるものであります。  内容は2点でございまして、一つが、国民健康保険料の賦課限度額の見直しについて、もう1点が、国民健康保険料の5割軽減、2割軽減の基準額の見直しについての2点となっております。よろしくお願いをいたします。     ───────────────────────────────  議案第44号 雲南市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましても、放課後児童健全育成事業の設置及び運営に関する基準の一部を改正する省令の施行に伴いまして、条例を改正するものでございます。  内容は2点ございまして、放課後児童支援員の基礎資格に関する内容となっておりまして、1つが、放課後児童支援員の資格要件の拡大、2点目が、学校教育法の規定により、教諭となる資格を有する者の趣旨の明確化を図るというものでございます。よろしくお願いいたします。     ───────────────────────────────  議案第45号 過疎地域自立促進計画の変更について     ───────────────────────────────  平成28年3月に策定いたしました雲南市過疎地域自立促進計画、平成32年度までということになっております。促進計画に平成30年度以降に実施する事業内容に追加及び変更を行うため、過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項の規定に基づいて、市議会の議決を経て、この過疎地域自立促進計画の変更を行うものでございます。  2点ございまして、事業内容の追加ということになっております。これにつきましては、実施主体が、まず江川漁業協同組合さんがアユの種苗生産供給拠点整備支援事業を整備をされることに伴いまして、これの負担金が一つと、いま一つは、雲南市・飯南町事務組合が実施主体となっておりますケーブルテレビ番組送出装置更新事業の負担金、この2つになっております。よろしくお願いいたします。     ───────────────────────────────  議案第46号 字の区域の変更について     ───────────────────────────────  これにつきましては、雲南北地区県営中山間地域総合整備事業、圃場整備、中盛工区の施行に伴いまして、従来の字界と現地の形状が合わなくなったため、字界を変更するものであります。  中身につきましては、変更の調書、それから位置図、最後のところが変更図面ということで、右側の今現在東阿用でございます11の地番がございますが、これを岡村のほうへ変更するというものでございます。  議案第47号、春殖交流センター整備事業春殖交流センター建設工事建築主体請負契約について、ここから50号まで4件につきまして、請負契約の議決を求めるものでございます。     ───────────────────────────────  議案第47号 春殖交流センター整備事業春殖交流センター建設工事建築主体請負契約について     ───────────────────────────────  参考資料でございます。5月の10日に開札をいたしました。一般競争入札で、予定価格、参加業者については2社ということになっております。工事概要、建築面積622平米、鉄骨造の平家建てということになっております。よろしくお願いいたします。     ───────────────────────────────  議案第48号 平成29年災第374号元天神大別成木線道路災害復旧工事請負契約について     ───────────────────────────────  参考資料でございますが、これも開札が5月の18日、一般競争入札で行ったところであります。参加者は3社ということになっております。工事概要は、復旧延長は66.6メートル、大型ブロック積みの擁壁工618、あと仮締め切り工とか瀬がえの掘削などがございまして、事業費が膨らんでいるところでございます。これにつきましては、昨年9月17日から18日の台風18号による被災を受けたところでございます。よろしくお願いいたします。     ───────────────────────────────  議案第49号 給食センター建設事業(仮称)雲南市統合学校給食センター建設工事建築主体請負契約について     ───────────────────────────────  参考資料でございます。5月14日に開札をいたしました。一般競争入札、参加者は2つの共同企業体ということになっております。工事の概要につきましては、建築1,978.13平方メートル、構造が鉄骨造で、階数は一部2階建てということになっております。よろしくお願いいたします。     ───────────────────────────────  議案第50号 給食センター建設事業(仮称)雲南市統合学校給食センター建設工事(機械設備)請負契約について     ───────────────────────────────  参考資料でございます。5月の15日に開札をしたところでございます。一般競争入札、参加者は2つの共同企業体でございました。工事概要につきましては、衛生器具設備を初め設備工事一式ということになっております。     ───────────────────────────────  議案第51号 木次・三刀屋浄化センター等更新工事業務委託に関する基本協定について     ───────────────────────────────  参考資料、これ基本協定でございます。施行年度が平成30年度から31年度までということになっておりまして、木次・三刀屋浄化センターの建設及び増設工事に関する発注、施工管理など、施工実績がある日本下水道事業団に同契約の工事業務を委託するものであります。工事内容についてはごらんいただきたいと思います。  なお、これにつきましては、平成30年度から31年度までの2カ年間でございます。協定金額は2億2,000万円でございます。平成30年度の主な工事内容は設計協議、機器の製作で、精算額は8,000万円、平成31年度の主な工事内容は機器の製作、備えつけ、試運転で、精算額は1億4,000万円であります。  なお、平成31年度、1億4,000万円につきましては、債務負担行為につきまして議決をいただいております。  中身についてはまた図面をごらんいただきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) ここで暫時休憩とし、午後1時から再開をいたします。               午後0時02分休憩     ───────────────────────────────               午後1時00分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。  初めに、再度議案説明の訂正を求められておりますので、これを許します。  小川市民環境部長。 ○市民環境部長(小川 忍君) 午前中の国民健康保険事業特別会計事業勘定分につきまして、説明が不足しておったり、間違った説明がございましたので、改めてその箇所につきまして御説明申し上げたいと思います。  予算書の13ページをお願いいたします。第1表の歳入歳出予算補正の13ページは歳出でございますけれども、款35の基金積立金9,970万5,000円でございます。補正額9,970万5,000円でございます。  次に、36ページ、説明書のほうでございますけれども、36ページでございます。款35、項5、共同事業費交付金の目5、高額医療費共同事業交付金、これ2,239万7,000円増と言ったようでございますけれども、これは減額でございますので、よろしくお願いいたします。  それから、37ページでございます。款45、項5、目5の一般会計の繰入金でございますけれども、これも補正額143万3,000円増という説明でございましたが、減額でございますので、出産育児一時金の実績に伴います減額ということでございます。  それから、38ページの歳出なんでございますけれども、款10、項5、目20……。失礼しました。目は5から20までございますけれども、補正額は全体でこの款10、項5につきましては1億8,130万円の減でございます。この減という言葉に言及してなかったようでございますので、訂正を申し上げたいと思います。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 全て記載のとおりだということでございます。
     それでは、引き続き提案理由の説明を求めます。  藤原総務部長。                〔総務部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第52号 平成30年度雲南市一般会計補正予算(第1号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。            〔議案第52号 政策企画部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 小川市民環境部長。            〔議案第52号 市民環境部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 小山健康福祉部長。            〔議案第52号 健康福祉部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 日野農林振興部長。            〔議案第52号 農林振興部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 内田産業観光部長。            〔議案第52号 産業観光部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 西川建設部長。             〔議案第52号 建設部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 稲田上下水道部長。            〔議案第52号 上下水道部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 梅木教育部長。             〔議案第52号 教育部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 小川市民環境部長。               〔市民環境部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第53号 平成30年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 小山健康福祉部長。            〔議案第53号 健康福祉部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 稲田上下水道部長水道局長。             〔上下水道部長水道局長説明〕     ───────────────────────────────  議案第54号 平成30年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)  議案第55号 平成30年度雲南市水道事業会計補正予算(第1号)  議案第56号 平成30年度雲南市工業用水道事業会計補正予算(第1号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 梅木教育部長。                〔教育部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第6号 議会の委任による専決処分の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。               〔政策企画部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第7号 議会の委任による専決処分の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 西川建設部長。                〔建設部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第8号 住宅使用料に関する権利(債権)の放棄について     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 稲田水道局長。                〔水道局長説明〕     ───────────────────────────────  報告第9号 水道料金に関する権利(債権)の放棄について     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 石原病院事業事務部長。              〔市立病院事務部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第10号 病院医療費に関する権利(債権)の放棄について     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 藤原総務部長。                〔総務部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第11号 平成29年度雲南市一般会計繰越明許費繰越計算書     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 稲田上下水道部長水道局長。             〔上下水道部長水道局長説明〕     ───────────────────────────────  報告第12号 平成29年度雲南市生活排水処理事業特別会計繰越明許費繰越計算書  報告第13号 平成29年度雲南市水道事業会計予算の繰越について     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 以上で提案理由の説明を終わります。  ここで暫時休憩をいたしまして、14時30分再開といたします。               午後2時14分休憩     ───────────────────────────────               午後2時30分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第8 議案の質疑 ○議長(藤原 信宏君) 日程第8、これから議案に対する質疑を行います。  質疑は、条例その他と予算の2区分に分けて行います。  最初に、承認第5号、雲南市税条例等の一部を改正する条例制定専決処分の承認を求めることについて及び承認第6号、雲南市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定専決処分の承認を求めることについての承認2件、議案第44号、雲南市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についての条例1件、議案第45号、過疎地域自立促進計画の変更についてから議案第51号、木次・三刀屋浄化センター等更新工事業務委託に関する基本協定についてまでの一般事件7件、報告第6号、議会の委任による専決処分の報告についてから報告第13号、平成29年度雲南市水道事業会計予算の繰越についてまでの報告8件の計18件の条例その他について行います。  質疑はありませんか。  佐藤隆司君。 ○議員(9番 佐藤 隆司君) 済みません。失礼しました。議案第47号、議案第48号、議案第49号、議案第50号、ちょっと所管の施設もございますけれども、それぞれ建設工事の入札結果が出ておりますが、計算すればわかりますけれども、入札の落札率と入札回数、それぞれお示しいただきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) いいですか。誰から先でもいいです。  中島大東総合センター長。 ○大東総合センター所長(中島 豊君) 失礼します。議案47号の春殖交流センターでございますけど、落札は98.94でございます。入札回数は3回でした。 ○議長(藤原 信宏君) 西川建設部長。 ○建設部長(西川 徹君) 議案第48号、元天神大別成木線の道路災害復旧工事でございますけれども、落札率は99.7%でございます。入札回数は1回でございます。 ○議長(藤原 信宏君) 梅木教育部長。 ○教育部長(梅木 郁夫君) 議案の第49号でございますけども、学校給食センターの建築主体工事でございますけども、落札率が99.9%、回数は3回でございます。  続いて、議案の第50号でございますけども、落札率のほうが99.5%、これについては2回の回数でございます。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤隆司君。 ○議員(9番 佐藤 隆司君) それぞれ高い落札率ということだろうと思いますけれども、それよりも少し注目しなければならないのは、1回目で落札した物件、あるいは特に47号ですね、3回目で落札されたものということで、いろんな見方ができるかと思いますけども、議案第48号などは99.7%で一発目で落ちとるわけでございまして、参加者は3業者ということでございまして、果たしてこれらを見たり、3回目に落ちた給食センターは、3回目でやっと落ちて99.9%、100%に近いとこで落札している。こういうことを見ると、ことしで3年目になります事後公表の入札の一般競争入札の仕方が必ずしも落札率を下げるという効果が発揮されていなくて、逆に3回入札をして100%に近いとこで落としていくという業者の考え方が、たまたまかもわかりませんが、そういったことになっていることを思うと、非常に競争性の機能が発揮されているのかなというふうに思っておりますが、その辺の御見解をお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 藤原総務部長。 ○総務部長(藤原 靖浩君) 事後公表と事前公表で結果としてどうかという御質問だと思います。
     まず、入札結果それぞれにつきましては、それぞれの入札の中で結果としてなったものだろうというふうに思っております。99%台があるということで、一般的にいうと高いかなということは言えるかなと思います。競争性の発揮がどうかということでございますけど、競争性を発揮をできるだけする中で、事後公表ということでここのところやってきております。また、議員からこれまでも一般質問等で御質問等もいただいております。いましばらく状況を見ながら、場合によってはまたいろんなことも考えていくことは出てくるかなと思っておりますけど、現時点では事後公表で今年度はやっていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  白築俊幸君。 ○議員(7番 白築 俊幸君) 済みません。それじゃあ議案第45号の過疎地域の自立促進計画ですが、この内容については、先ほどありましたように水産業が今度のるということで、そしてそれはまさしくアユの生産施設の江川漁協への協調融資の支出のようですが、これ3月議会にもうのってましたよね、予算として。それと今回はどういう関係になるんでしょうか。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) 3月議会というのは当初予算にのせたと思っております。過疎計画につきましては、ちょっと事後承諾的なところがございまして、財源的にその年度内に変更して可決いただければ、過疎債が発行ができるということになっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  堀江治之君。 ○議員(18番 堀江 治之君) 議案第44号、雲南市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてですが、これまで教諭になる資格を有する人ということになっておるのが教育職員免許法の免許状を有する者と、こういうことにあわせて、5年以上放課後児童健全育成事業に従事した者であって、市長が適当と認める者、幅を広くしたと、こういうふうな理解ができるわけですが、この5年以上というのがですね、1年があって初めて5年まで行くわけで、これから雲南市内でこれに沿ってやろうと思えば、当然1年はだめですから、こういう状況の人が入られないと、こういうふうになりますが、具体的にどういう考えなのか、その点についてお尋ねいたします。  それから、報告7号、和解及び損害賠償の額についてと、こういうことですが、常に議会でこういう車の事故というものが報告をされておるわけですが、職員さん四百数十人おられますので、それはあれですが、議会のたびに出てくるということは、大きな人身事故がなくて幸いというふうに思うんですが、できるだけ事故をなくすような対策をとる必要があるというふうに思います。  そこで、安全運転管理者がいらっしゃるわけで、年間の道路交通法令の講習会等をどのような格好でされておるのか、その点についてお尋ねいたします。  2点。以上。 ○議長(藤原 信宏君) 加津山子ども政策局長。 ○子ども政策局長(加津山幸登君) お尋ねの放課後健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正でございます。先ほど5年以上ということの支援員の資格という中で、5年までの者の資格はないのかという御質問だというふうに受け取りましたけども、現在、放課後支援員につきましては、県の行います研修を受講していただいてその支援資格を受け取っていただいているところでございますけども、これまで高校卒業以上という規定がございましたけども、省令の改正によりまして、中学校卒業以上の方におきましても5年間補助者として従事していた方につきましては、その研修の受講資格を認めることとされたところでございまして、放課後支援員の拡大を行うもの、資格の拡大を、対象者の拡大を行うものでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 藤原総務部長。 ○総務部長(藤原 靖浩君) 交通事故防止の対応についての御質問でございます。  職員の交通安全の講習会につきましては、2年に1回行っております。平成29年度に実施をしております。10月の2日と3日に分けまして、午前、午後、合計4回講習会を開いております。受講者は327人ということでございます。  講習会につきましては、2年に1回という形で職員研修で行っております。また、これまでも議会で御質問もたびたびいただいております。私ども、部長会を通してその都度都度周知をしてきているというふうに思っておりますが、ゼロにはなかなかなっていないというのが現実でございます。非常に大きな課題だというふうに思っておりますので、また今後も引き続き、講習会、それからまた注意喚起等は行っていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  上代和美さん。 ○議員(1番 上代 和美君) 報告第8号について伺いたいと思います。済みません。8号じゃありません。ごめんなさい。9号です。水道料金のほうですけれども、これ、3年間にわたっているわけですが、破産免責の方が何人かおられておりまして、これ、滞納がどういうふうに続いていて、この破産という手続がどういう時点でとられたのかわからないんですけれども、滞納の間というのは、これは水道というものは給水がされているのかどうかというか、どういうふうに処分といいますか、対応しておられるのかをちょっと伺いたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 稲田水道局長。 ○水道局長(稲田 剛君) それでは、個々の案件につきましては、個人情報の関係もございますので、一般的な取り扱いについて御説明をさせていただきたいと思います。  まず、水道料金の未収金の徴収につきましては、発生した段階で督促状や催告書の送付をいたしまして、また、御家庭等、現地訪問による折衝を経て、最終的には給水停止を行う場合もございます。ただ、一律に納付が行われないという状況をもって給水停止を行っているわけではございません。一部には、無届けによる転居や、それから倒産とか破産とかいった状況もございまして、その状況を見ながら、悪質なものについては給水停止を行っておりますが、給水停止は最終的には飲料水の停止ということになりますので、自己水源がない方については、それがすなわちすぐ飲料水が供給されないという事態も起こりますので、その辺については、まず訪問等を行いながら実態を把握してさせていただいているということでございます。  これまでも御質問等ございましたけども、最終的に給水停止を行いますけども、それまでのところでなるべく納付がいただけるような状況にしてもらうとか、それから総合的に分割納付等を勧めて、できるところから払っていただくような形でさせていただいておりますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(藤原 信宏君) ほかに質疑はありませんか。  細田實君。 ○議員(15番 細田 實君) チャレンジ推進条例をつくる、ちょっと今、ページ忘れましたけど、これは……(発言する者あり) ○議長(藤原 信宏君) 間違え。  ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、条例その他についての質疑を終わります。  次に、予算について行います。  予算は、平成29年度補正予算専決処分の承認に関するものと平成30年度補正予算の2つに分けて行います。  初めに、承認第1号、平成29年度雲南市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認を求めることについてから承認第4号、平成29年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第5号)の専決処分の承認を求めることについてまでの平成29年度補正予算専決処分の承認に関するもの4件について行います。  質疑はありませんか。  堀江治之君。 ○議員(18番 堀江 治之君) 一般会計でございます。予算の説明書16ページ。先ほど部長のほうから説明がありましたけれども、番号制度の運用事業でございます。なかなか伸びないと、こういうふうな説明で、741万8,000円が減額になるわけですが、交付率が8.4%という説明があったわけですが、県内の状況からして、雲南市はどういう状況なのか、その点、ちょっと説明をつけ加えていただきたいと思います。  それから、20ページ、衛生費の35目保健事業費、がん検診・結核検診事業が420万円減額でございます。ああして雲南市、検診率が県下でも悪いというふうなことが言われてきて、いろいろと取り組みをされているんですが、平成29年度においても420万減額をせざるを得ないと、こういうふうな状況のようです。実態はどういう状況なのか、その点についてお尋ねいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 小川市民環境部長。 ○市民環境部長(小川 忍君) 説明書の16ページ、戸籍住民基本台帳費の中の番号制度の導入事業につきまして御質問をいただきました。  いわゆる番号制度、マイナンバーカードの交付率につきましては、先ほど申し上げましたとおり、雲南市の場合、本年の4月30日現在で8.4%ということで、県下においては19市町村あって15番目という状況でございます。トップにつきましては、安来市が14.9%ということでございまして、いわゆるコンビニ交付の導入事業、こういった、今、番号制度、マイナンバーカード自体を取得するメリットはなかなかない中で、例えば住民票とか印鑑証明とか戸籍の証明書等々、コンビニ交付を導入した自治体においては少し伸びている実態があるということではないかというふうに我々も分析しているところでございまして、今後、こういった事業を財源を見ながら導入努力をしていく必要があるというふうに感じております。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 小山健康福祉部長。 ○健康福祉部長(小山 伸君) がん検診・結核検診の関係ですけれども、29年度の決算見込みといいますか、今回の予算で予算的には2,397万4,000円という状況であります。28年度が2,411万2,000円という状況でして、若干50万円ぐらいの減にはなっておりますけれども、予算的には毎年最終的に落とすというような結果にはなっておりまして、なるべく予防、検診していただくということは努めておりますけれども、実態としては横ばいといったような状況であります。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、これで平成29年度補正予算専決処分の承認に関するものについての質疑を終わります。  次に、議案第52号、平成30年度雲南市一般会計補正予算(第1号)から議案第56号、平成30年度雲南市工業用水道事業会計補正予算(第1号)までの平成30年度補正予算5件について行います。  質疑はありませんか。  細田實君。 ○議員(15番 細田 實君) 先ほどは失礼しました。  予算の政策企画の5ページの企画費なんですけれども、概要説明書にはチャレンジの推進に係る条例案の検討に係る会議開催経費の増というふうに説明してございまして、条例案をどこかに委託してつくるというか、会議をしてつくるというようなことだった。その内容をちょっと、説明があったかもしれませんけども、条例案をそういったところに、会議に委託というか、お願いしてつくるというのは余りないような気がするんですが、ちょっとその辺の経過なり、やり方をちょっとお聞きいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) お尋ねの件でございますけれども、総合計画とか、それから地方創生にかかわる推進の委員会とかいうところがたくさんちょっとありまして、たくさんというか、それぞれ推進のために委員会があったり、あるいはプロジェクトチームとか立ち上がっております。今回、総合計画の中の一番重要な部分ということで、この地方創生あるいはチャレンジのほうを進めておりますので、策定するときは我々がいろんなところに聞いて回って条例の案をつくっていきたいと思っておりますけども、御意見を聞くために総合計画の推進委員会というのがございます。総合計画がちゃんと進んでいるかどうかというのをチェックしていただく委員会でございますけども、今回はそちらのほうにもお話をさせていただきたい。そのための委員会が年にこれ2回しか予算的には予定しておりませんでしたけども、もうしばらくいろいろ意見も聞きたいということで、その会議費のほうを今回補正を上げさせていただいたとこでございます。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  原祐二君。 ○議員(5番 原 祐二君) 予算書の国民健康保険の直営診療の関係で、掛合の診療所で4月9日に油事故が発生して、その関係の予算としては、ここでは20万8,000円ばかしの支出が計上されています。この掛合診療所はこの4月9日の油流出の原因者ですが、一般会計では市民部の予算として人件費、それから需用費等で約200万円、そして下水道では320万ぐらいの支出がそれぞれ計上されているわけですけども、本来は原因者の責任として、この診療会計の予算でどれだけの費用がかかったか、応分の負担を診療所がするとすれば、それを歳出の全体として計上して一般会計のそれぞれの会計に出していくというやり方をすべきではないかというふうに私は考えますけど、そのあたり、原因者としての責任、また予算の組み方が、現在の組み方が適正といいますか、これでいいのかという見解についてお伺いしたいですし、この4月9日の事故で一体どれだけの費用がかかったかということについて質問をします。 ○議長(藤原 信宏君) 藤原総務部長。 ○総務部長(藤原 靖浩君) 4月9日の地震対応の油流出関係の御質問でございます。  まず、全体の経費につきましては、先ほど議員からありましたように、掛合の診療所関係で20万8,000円、それから生活排水処理事業特別会計のほうで315万7,000円、それから環境政策課のほうで134万9,000円、合計で471万4,000円でございます。あと職員の時間外につきましては、全体で67万2,000円ということですので、こちらのちょっと内訳は不明でございますけど、それを除けば471万4,000円でございます。  次に、予算の組み方でございます。今回は、原因のあった掛合診療所のボイラー関係のかかった経費については掛合診療所の特別会計のほうで計上させていただいたと。それから、下水の処理施設関係であったものは生活排水処理の特別会計といたしております。それからまた、オイルフェンス、それからマット、いわゆる河川への流出をとめるために環境的な対応が必要だった部分については一般会計のほうから支出するということで、3段階に分けて予算化をしたところでございます。あくまでも原因をというところはありますけれども、実態的に下水道の施設のほうで対応したものは下水会計、それから市の全体の河川への流出の環境対策の部分は一般会計の環境の部分ということで振り分けをしたところでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。 ○議長(藤原 信宏君) ほかに質疑はありませんか。  堀江治之君。 ○議員(18番 堀江 治之君) 一般会計でございます。説明書の7ページ、戸籍住民基本台帳費ですね。これは人件費ですが、会計間の異動と、ただ単にそういうふうな感じになって、9,086万6,000円という高額な人件費ということでございます。何らかのことがあったろうというふうに理解はしますが、内容についてひとつ説明をお願いしたいと思います。  それから、13ページ、商工振興費ですが、中心市街地活性化推進事業で公有財産購入1億348万が計上されておるわけですが、4名の地権者がいらっしゃると、こういうことですが、全てが同じ単価とは思いませんが、用地単価、どの程度だったのか、その点についてお尋ねいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 藤原総務部長。 ○総務部長(藤原 靖浩君) 堀江議員の1点目の質問でございます。予算に関する説明書7ページの人件費のトータルが9,086万6,000円の増の理由でございます。  こちらにつきましては、今回11名の人数をふやしております。理由は、実は、これまで総合センターの窓口の職員、いわゆる市民福祉課の職員ですけれども、こちらのほうを、市民福祉課という流れの中で、これまで保健衛生費のほう、説明書でいきますと9ページの下段のところを見ていただきたいですけども、9ページの下段のところの保健衛生費のほう、ここで一般職のほう、7,258万8,000円減をいたしております。実はこちらのほうで職員の人件費を上げていたということが先般少しわかったという中で、同じ総合センターの市民福祉課の職員の中で窓口を主に行っている職員につきましては、戸籍住民基本台帳費のほうが正確であろうということで、今回補正という、途中の段階ではございますけども、今年度からそういった対応に少し変えさせていただいたという部分が非常に大きな金額になっているということで、御理解をいただければと思います。あとは、当初の段階でも少し職員については概算の職員での割り当てでしたので、あとは微調整はそれぞれの費目にございますけど、この費目2点についてはこういった特別な理由を少し加味をしたということでございますので、御理解をいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) 内田産業観光部長。 ○産業観光部長(内田 孝夫君) 中心市街地活性化推進事業における購入単価ということでございます。  地権者4名で筆数が11筆ということでございまして、単価につきましては、国道沿いの大規模な宅地であるということでございますので、今回、不動産鑑定によって評価をさせていただいたところでございます。単価につきましては5万2,000円ということでございます。平米当たりですね。  ホテル整備事業側では用地のみを計上を今回させていただいておりまして、物件補償もございますけれども、これにつきましては、当初予算のほうで都市再生整備計画事業のほうで計上させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 上代和美さん。 ○議員(1番 上代 和美君) 一般会計のほうの6ページですけれども、款10、総務費、項5、総務管理費の65、自治振興費の中の地域活性化センター助成事業補助金ということで150万円計上されていて、ちょっと説明が余りきちんとわからなかったんですけれども、三刀屋の殿河内のバックホーの購入ということにちょっと聞こえたんですけれども、これはどういった活用をされる、この地域での活用になるのでしょうか。ちょっともう少し詳しくお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) 上田三刀屋総合センター所長。 ○三刀屋総合センター所長(上田 浩君) 失礼いたします。この殿河内の夢を語る会、市民活動団体グループでございまして、今回、この補助金を活用してバックホーを購入されまして、その団体に限らず、この地域を巻き込んで、それを活用して倒木の整理ですとか除雪、あるいはのり面が軽微な崩落とか水路等の小修繕を行っていく目的で、地域が支え合う体制を構築することを目的に今回助成を受けられております。 ○議長(藤原 信宏君) 上代和美さん。 ○議員(1番 上代 和美君) ちょっとこの補助金の補助割合とか、それから、こういう補助金というのが大体市全体としてはどういうふうに運用されて、枠がどのぐらいあるのかということをちょっと教えていただきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) それぞれが枠があるというわけではありません。公募が始まった段階で、それぞれの総合センターにお知らせをいたしまして、例えばそこからいろいろな聞いていた団体とか、あるいは自主組織のほうにお話があって、計画書が、申請書が上がってくるということでございます。できるだけいろんな事業を紹介をして活用していただくようにするところでございますけども、今回は殿河内のほうが採択されたということでございます。これ以外にも幾つかほかにも申請はしておりますけども、残念ながら落とされております。  それから、今回、これと加えてもう1件、教育委員会でやっておりますものが採択されておりますが、それ以外はちょっと活性化センターの事業としては落とされたところでございます。  補助率は、いろいろな制度がありますけども、おおむね皆さん大体10分の10を狙って提出されます。有利な財源だと思っておりますので、それぞれ御活用いただいているところでございます。 ○議長(藤原 信宏君) ほかに質疑はありませんか。  西村雄一郎君。 ○議員(12番 西村雄一郎君) 済みません。一般会計、歳出、5ページになります。10の5の35、企画費、2本あります。行政評価推進事業と過疎地域等自立活性化推進事業、この2つについてお尋ねいたします。  一つは、チャレンジの推進化条例の検討ということでございますけども、この検討に入るに当たって、どういう視野をお持ちなのかお尋ねしたいと思います。例えば3月議会、チャレンジ人材の海外渡航の補助のための条例が、委員会でしたかね、出ました。そういったものの整合性とか、あるいは地域自主組織、大人のチャレンジですけども、条例にはなっていない、あるいはふさわしくないのかもしれませんけども、その辺の整合性というものをどのようにお考えなのか。例えば上位条例、下位条例とかいうようなところのお考えをお尋ねしておきたいというふうに思います。  2つ目の過疎地域等自立活性化推進事業ですけども、これはたたら文化資源の掘り起こしというふうにお伺いしてますけども、私、ちょっと聞き間違えかもしれませんが、検討というふうな、検討するんだという御説明があったと思います。そうすると、1,000万円というのは非常に多額でございまして、いささか疑問に思ったのが一つ。  それともう一つ、先ほどの人材も含めてですけども、教育委員会の教育行政、あるいは文化財行政と重なる部分が最近政策企画に多いわけですけども、この文化財のたたら文化、菅谷たたら、高殿等の文化財の保護、あるいは意義の発見というか、推進とかいう、その辺とのすり合わせというのをどういうふうにお考えなのか、お尋ねしたいというふうに思います。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) まず、チャレンジのほうでございます。これ、3月議会で共創会議を、条例を出させていただきました。その際に、推進条例的なものがあって、この共創会議が設置条例であるべきだということで、もう少し整理をしろという宿題をいただいたところでございます。今回は、その共創会議の条例も含めて恐らく検討しようということで考えているところでございます。したがって、今回新たに検討するものが、目的をしっかりあらわして、それに基づいて共創会議のほうが設置されるというようなことになってこようかと思っております。  それからもう一つ、過疎地域のほうの事業でございます。これは文化財課とか教育委員会、あるいは鉄の財団ともいろいろ協議を進めさせていただいた上でのことでございますが、中身としましては、菅谷の保存、修繕に多額の経費をかけてやっているわけですけども、雲南市全体にたたら文化というのはもともとあって、もう少し市民全体のものにたたらをぜひしていきたいということで、いろんな人たちと協議をしながら地域の資源を発掘をしていこうということを考えてます。あるいは見直す作業をしていこうということを考えています。  あと、教育委員会のほうで、文化財課のほうでは、歴史文化の基本構想というのを今策定をしておりますので、ここで議論したもの、たたらに関するものについては、そっちのほうに持ち込んで、基本構想のほうへ反映をさせていきたいと思っています。  それから、検討という言葉を使わさせていただきました。これについては、この文化資源、たたらの文化資源の活用を将来に向けて、その方針的なものをこの中で検討できたらなと思っておるとこでございまして、この事業の一部でございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 西村君。 ○議員(12番 西村雄一郎君) 追加の質問でございますけど、たたら文化の関係ですね。検討するということで、若干御説明いただきましたけども、この1,000万円の成り立ちというか、検討を進めるとか、掘り起こしとかいう作業というか、会議というものだけではないだろうというふうに思いますので、その辺、あれば御説明をお願いしたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) これは、今、協議会を構成したいと思っております。雲南市、あるいは教育委員会、それから鉄の財団等で協議会をこしらえます。その事務局の作業につきましては、業務委託も含めて今考えておりまして、そのあたりの経費が出てまいります。具体的には、市民の皆さんの、いろんな郷土史家の方たちの御協力もいただきたいということで、そういったとこの掘り起こし、それから専門家の、学者の先生方においでいただいて、あるいはシンポジウムとかいうことも計画をしておりますので、そのあたりの経費が大半になってくる予定でございます。 ○議長(藤原 信宏君) ほかに質疑はありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、平成30年度補正予算についての質疑を終わります。
     以上で議案の質疑を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第9 議案の先議 ○議長(藤原 信宏君) 日程第9、議案の先議を議題といたします。  お諮りいたします。承認第1号、平成29年度雲南市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認を求めることについてから承認第6号、雲南市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定専決処分の承認を求めることについての承認6件は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、先議したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、承認第1号から承認第6号の承認6件は、委員会付託を省略し、先議することに決定をいたしました。  これから討論を行います。  承認第1号、平成29年度雲南市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認を求めることについてから承認第6号、雲南市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定専決処分の承認を求めることについての承認6件について、討論を行います。  承認第1号から承認第6号について、反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、これで討論を終わります。  これから採決を行います。  採決は、電子表決によって行います。  初めに、承認第1号、平成29年度雲南市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認を求めることについて、採決を行います。  議員席の参加ボタンのみを押してください。  次に、承認第1号を承認することに賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(藤原 信宏君) 投票の結果、賛成全員で、承認第1号は、原案のとおり承認することに決定をしました。  次に、承認第2号、平成29年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第6号)の専決処分の承認を求めることについて、採決を行います。  承認第2号を承認することに賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(藤原 信宏君) 投票の結果、賛成全員で、承認第2号は、原案のとおり承認することに決定をしました。  次に、承認第3号、平成29年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めることについて、採決を行います。  承認第3号を承認することに賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(藤原 信宏君) 投票の結果、賛成全員で、承認第3号は、原案のとおり承認することに決定をしました。  次に、承認第4号、平成29年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第5号)の専決処分の承認を求めることについて、採決を行います。  承認第4号を承認することに賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(藤原 信宏君) 投票の結果、賛成全員で、承認第4号は、原案のとおり承認することに決定をしました。  次に、承認第5号、雲南市税条例等の一部を改正する条例制定専決処分の承認を求めることについて、採決を行います。  承認第5号を承認することに賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(藤原 信宏君) 投票の結果、賛成全員で、承認第5号は、原案のとおり承認することに決定をしました。  次に、承認第6号、雲南市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定専決処分の承認を求めることについて、採決を行います。  承認第6号を承認することに賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(藤原 信宏君) 投票の結果、賛成全員で、承認第6号は、原案のとおり承認することに決定をいたしました。  以上で議案の先議を終わります。     ─────────────・───・───────────── ○議長(藤原 信宏君) 本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれで散会といたします。御苦労さまでした。               午後3時21分散会     ───────────────────────────────...