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令和 2年第3回定例会(第1日 9月 7日)

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  1. 奥出雲町議会 2020-09-07
    令和 2年第3回定例会(第1日 9月 7日)


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    最終取得日: 2023-04-28
    令和 2年第3回定例会(第1日 9月 7日) 奥出雲町告示第150号  令和2年奥出雲町議会9月定例会を次のとおり招集する。    令和2年8月24日                        奥出雲町長 勝 田 康 則                  記 1.期 日  令和2年9月7日 2.場 所  奥出雲町議会議場   ─────────────────────────────── 〇開会日に応招した議員      田 食 道 弘君         糸 原 壽 之君      景 山 利 則君         土 屋 武 雄君      内 田 雅 人君         石 原 武 志君      藤 原 和 範君         川 西 明 徳君      内 田 精 彦君         村 尾 明 利君      大 垣 照 子君         藤 原 充 博君   ─────────────────────────────── 〇応招しなかった議員      内 田   勇君         岩 田 明 人君   ───────────────────────────────  
    ──────────────────────────────────── 令和2年 9月(定例)奥 出 雲 町 議 会 会 議 録(第1日)                          令和2年9月7日(月曜日) ────────────────────────────────────             議事日程(第1号)                    令和2年9月7日 午前9時30分開会  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 町長提出議案提案理由の説明  日程第4 議案第50号 奥出雲町議会議員及び奥出雲町長の選挙における選挙運動の公営に関する条例制定について  日程第5 議案第51号 新型コロナウイルス感染症により生じた事態に対処するための奥出雲町職員の特殊勤務手当の特例に関する条例制定について  日程第6 議案第52号 奥出雲町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について  日程第7 議案第53号 奥出雲町営住宅管理条例及び奥出雲町更新住宅条例の一部を改正する条例制定について  日程第8 議案第54号 町立奥出雲病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第9 議案第55号 令和2年度奥出雲一般会計補正予算(第5号)提出について  日程第10 議案第56号 令和2年度奥出雲国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第11 議案第57号 令和2年度奥出雲後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第12 議案第58号 令和2年度奥出雲訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第13 議案第59号 令和2年度奥出雲公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第14 議案第60号 令和2年度奥出雲農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第15 議案第61号 令和2年度奥出雲合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第16 議案第62号 令和2年度奥出雲町農業用小水力発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第17 議案第63号 令和2年度奥出雲奥出雲病院事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第18 議案第64号 財産の取得について(堆肥散布車)  日程第19 議案第65号 奥出雲町森林航空レーザ計測及び森林資源情報解析業務委託契約締結について  日程第20 同意第28号 奥出雲町固定資産評価審査委員会委員の選任について  日程第21 同意第29号 奥出雲町固定資産評価審査委員会委員の選任について  日程第22 同意第30号 奥出雲町固定資産評価審査委員会委員の選任について  日程第23 同意第31号 人権擁護委員の候補者の推薦について  日程第24 発委第1号 特別委員会の設置について  日程第25 認定第1号 令和元年度奥出雲町各会計歳入歳出決算認定について  日程第26 認定第2号 令和元年度奥出雲水道事業会計決算の認定について  日程第27 報告第9号 令和元年度決算に基づく奥出雲町健全化判断比率並びに資金不足比率について    ───────────────────────────────            本日の会議に付した事件  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 町長提出議案提案理由の説明  日程第4 議案第50号 奥出雲町議会議員及び奥出雲町長の選挙における選挙運動の公営に関する条例制定について  日程第5 議案第51号 新型コロナウイルス感染症により生じた事態に対処するための奥出雲町職員の特殊勤務手当の特例に関する条例制定について  日程第6 議案第52号 奥出雲町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について  日程第7 議案第53号 奥出雲町営住宅管理条例及び奥出雲町更新住宅条例の一部を改正する条例制定について  日程第8 議案第54号 町立奥出雲病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第9 議案第55号 令和2年度奥出雲一般会計補正予算(第5号)提出について  日程第10 議案第56号 令和2年度奥出雲国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第11 議案第57号 令和2年度奥出雲後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第12 議案第58号 令和2年度奥出雲訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第13 議案第59号 令和2年度奥出雲公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第14 議案第60号 令和2年度奥出雲農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第15 議案第61号 令和2年度奥出雲合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第16 議案第62号 令和2年度奥出雲町農業用小水力発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第17 議案第63号 令和2年度奥出雲奥出雲病院事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第18 議案第64号 財産の取得について(堆肥散布車)  日程第19 議案第65号 奥出雲町森林航空レーザ計測及び森林資源情報解析業務委託契約締結について  日程第20 同意第28号 奥出雲町固定資産評価審査委員会委員の選任について  日程第21 同意第29号 奥出雲町固定資産評価審査委員会委員の選任について  日程第22 同意第30号 奥出雲町固定資産評価審査委員会委員の選任について  日程第23 同意第31号 人権擁護委員の候補者の推薦について  日程第24 発委第1号 特別委員会の設置について  日程第25 認定第1号 令和元年度奥出雲町各会計歳入歳出決算認定について  日程第26 認定第2号 令和元年度奥出雲水道事業会計決算の認定について  日程第27 報告第9号 令和元年度決算に基づく奥出雲町健全化判断比率並びに資金不足比率について   ───────────────────────────────              出席議員(12名)     1番 田 食 道 弘君     2番 糸 原 壽 之君     3番 景 山 利 則君     4番 土 屋 武 雄君     5番 内 田 雅 人君     6番 石 原 武 志君     7番 藤 原 和 範君     8番 川 西 明 徳君     10番 内 田 精 彦君     11番 村 尾 明 利君     12番 大 垣 照 子君     14番 藤 原 充 博君   ───────────────────────────────              欠席議員(2名)     9番 内 田   勇君     13番 岩 田 明 人君   ───────────────────────────────              欠  員(なし)   ───────────────────────────────             事務局出席職員職氏名 局長 ───── 石 原 重 夫君  企画員 ──── 石 原 達 也君   ───────────────────────────────           説明のため出席した者の職氏名 町長 ───── 勝 田 康 則君  副町長 ──── 藤 原   努君 総務課長 ─── 森 長 洋 二君  企画財政課長 ─ 江 角   啓君 町民課長 ─── 堀 谷 智 樹君  税務課長 ─── 石 原 啓 子君 商工観光課長 ─ 本 山 宏 人君  健康福祉課長 ─ 杠   康 彦君 農業振興課長 ─ 荒 川 佳 史君  水道課長 ─── 千 原 明 浩君 地域づくり推進課長 ───────────────── 高 尾 昭 浩君 福祉事務所長 ─ 末 森 利江子君  教育魅力課長 ─ 永 瀬 克 己君 農林土木課長 ─ 秋 田 和 浩君 結婚・子育て応援課長 ──────────────── 吉 川 明 広君 会計管理者 ── 森 田 近 子君  病院事務長 ── 中 西 修 一君 建設課長 ─── 松 原 三 美君  代表監査委員 ─ 谷 尻 一 徳君   ───────────────────────────────             午前9時29分開会 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は12名であります。定足数に達しておりますので、これより令和2年奥出雲町議会9月定例会を開会いたします。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  令和2年8月27日に雲南広域連合議会定例会が開催され、出席いたしました。議事の内容につきましては、別紙のとおりでありますが、審議の結果、それぞれ承認、原案可決と認定されました。  また、監査委員から、令和2年7月分の例月現金出納検査の結果について、別紙のとおり報告がありました。  次に、議会活性化特別委員会委員長より、委員会活動について報告したい旨、申出がありますので、これを許します。  3番、景山利則議会活性化特別委員会委員長
    議会活性化特別委員会委員長(景山 利則君) 奥出雲町議会活性化特別委員会から委員長報告をいたします。  報告書を朗読して報告に代えさせていただきます。  令和2年9月7日。令和2年奥出雲町議会9月定例会。奥出雲町議会活性化特別委員会委員長報告。  奥出雲町議会議長、藤原充博様。議会活性化特別委員会委員長、景山利則。  平成30年奥出雲町議会12月定例会12月21日の本会議において、委員会条例第5条の規定により、当特別委員会に付託になりました(目的、議会について、調査及び検討を行い活性化を図る)事項について、特別委員会を開催し、その内容をまとめましたので、会議規則第77条の規定により、下記のとおり報告いたします。  記。1、特別委員会の開催日。平成31年2月15日から令和2年8月28日の期間。  2、出席委員景山利則委員長、内田精彦副委員長、大垣照子委員村尾明利委員内田雅人委員、糸原壽之委員、計6名。  3、活動記録。  (1)特別委員会開催の回数、15回。  (2)令和元年12月定例会において、平成31年2月15日から令和元年12月11日の期間における活動の中間報告。  (3)町民の声を聴く会を令和元年7月8日から7月22日の期間において、町内全地区9会場で開催。  (4)町民の声を聴く会でいただいた意見・要望を、議会活性化特集号として、令和元年11月発行の「議会だより」に掲載。  (5)議員会での随時報告と意見聴取、数回。  4、議会活性化特別委員会が目指す議会活性化であります。  当議会活性化特別委員会が取り組むべき方向については、前回の議会活性化特別委員会報告を踏まえ、積み残しになっている課題を中心に協議をしました。  最終的に当委員会が目指すこととなった活性化の項目は、議員の成り手不足解消議会改革となったところであります。  (1)取り組んできた事項であります。まず、議員の成り手不足解消については、議員報酬議員定数費用弁償政務活動費。次に、議会改革については。議会の情報公開(議会の見える化)、反問権の導入、予算委員会の在り方、特別委員会常任委員会化。その他については、議会タブレット端末の導入、議事録等の作成に係る音声認識システムの導入でありました。  (2)取り組んできた事項の中で、議員報酬議員定数費用弁償政務活動費については、広く町民の声を聞く必要があることから、町内全地区9会場において、町民の声を聴く会を開催しました。  町民の声は、まず、議員の成り手不足解消については、報酬が少なく年金をもらわないと議員に出にくいというのが問題だ。議員の仕事を誰にも分かりやすく理解できるようにすれば、議員になろうという人が出てくる。  議員報酬については、今の議員報酬では子供を大学に出せない上、4年に1回選挙がある。議員報酬を上げるべきではないか。報酬については、体験している議員のほうから提案してもらいたい。  議員定数については、定数を減らすと住民の思いが行政に届かない。議員定数と報酬の問題は議論されていない。具体的に前に進めれば、よし、頑張ってみるかという気持ちになる。  政務活動費については、政務活動費も必要なことには出せばいい。報酬を日当制にして、政務活動費を大きくしたらどうか。  議会の情報公開(議会の見える化)については、情報公開はされているが、肝腎なところが住民に伝わらない。議会をより身近に感じてもらえる仕組みづくりが必要である。「議会だより」は非常に読みやすい。「ありゃあどげなった?」の記事はすごく楽しみだ。など、貴重な御意見、御要望を多数いただきました。  5、議員の成り手不足解消に向けてであります。  議会活性化特別委員会では、こうした町民の声に真摯に耳を傾けながら、議会活性化に向けた協議を重ねました。  議員になりたくてもなれないという問題、つまり、議員の環境がよくないことが成り手不足につながっている大きな要因であると言われておりますが、この成り手不足は本町だけの問題ではなく、全国的な町村議会の大きな課題として取り上げられております。その原因の一つが、議員報酬の低さがあること。  また、定数の減少により、当選ラインが上昇することも議員の成り手不足の一つに上げられており、議員報酬が低いほど、議員定数が少ないほど、無投票当選につながると言われております。  では、本町はどういう状況かということであります。まず、議員報酬については、議員報酬と定数は別の論理と言われておりますが、仁多、横田の2町合併後の平成18年の議員定数22人が、現在の14人に減じられてきた過程において、議員報酬の問題がこれまでほとんど議論されず、そのままの額で現在に至っているということは、今になって思えば、誠に残念で悔いが残る問題であります。  全国町村議会議長会町村議会議員議員報酬等あり方検討委員会が示す町村議会議員報酬は、首長の給料月額の30%ないし31%が相当額とモデル提示をしています。  しかしながら、議員報酬の問題については町民の関心も高く、加えて町民の理解が得られるものでなくてはなりません。  よって、この問題については、特別職報酬等審議会の中で審議いただくこととし、同審議会への諮問をお願いすべく町長に提言することとしたところであります。  次に、議員定数については、平成18年に22人あった議員定数も、3年後の平成21年に16人に、さらに4年後の平成25年には14人と次々と改定され、現在に至っています。議員数が減ったことで、これまで行っていた議会運営が困難となり、3つあった常任委員会も2つに集約されています。全国町村議会議長会町村議会議員議員報酬あり方検討委員会が示す常任委員会の定数の基準は、7人から8人が妥当としていることを鑑みるならば、現在の本町議会の2つある常任委員会が7人と6人であり、ぎりぎりの線上にあることになります。  これまで幾度となく定数が減じられてきた背景には、人口減少が進んできたことや財政的なこと、また少数精鋭でやればいいという考え方があったと思われますが、さきに述べたように、これ以上人数が減ると議会運営が成り立たなくなるということや、地域を代表している議員の数が減れば民意が行政に届きにくくなること、また少数精鋭にするためとよく言われることがありますが、少数にすれば精鋭になるという保証はないということから、本議会における議員定数については、現状維持の14人とすることで一致を見たところであります。  次に、費用弁償についてであります。この問題については、本議会だけで結論を得ることはできず、行政との調整も必要となること、また議員報酬との関連もあることから、この問題については特別職報酬等審議会の中で審議をいただくこととしたところであります。  次に、政務活動費についてであります。議会活動を活発にするためには、政務活動費は必要なものと考えます。この問題についても、費用弁償と同様に、本議会だけで結論を得ることは困難であり、特別職報酬等審議会の中で審議いただくこととしたところであります。  6、議会改革に向けてであります。  まず、議会の情報公開(議会の見える化)についてであります。情報公開は時代の流れであり、本議会においてもできる限りの情報公開がなされてきたところであります。  町民の声でも、情報公開はされているが、肝腎なところが住民に伝わらない、議会をより身近に感じてもらえる仕組みづくりが必要であるといった意見もあり、今後においては情報公開のさらなる推進はもとより、「議会だより」の充実による情報発信や、機会あるごとに開かれた議会、身近な議会づくりに努めていくことを確認したところであります。  次に、反問権の導入についてであります。反問権は、平成27年に設置された前議会活性化特別委員会でも協議提言されておりますが、実現には至っておりません。これが導入については、本議会においても様々な意見がありましたが、既に県内では多くの市町村議会が取り入れていることや、時代の流れでもあることから、導入に踏み切ることで一致を見たところであります。  しかし、反問権を何の定めもなく実施すれば、質問者への逆質問や質問者への反論など、混乱を招くおそれがあることから、明確なルール化が必要であり、他の市町村議会では議会基本条例会議規則、または議会運営申合せによって整合性を図っております。  本議会における反問権のルール化は、1つ、趣旨は、議員の質疑・質問に対し、論点を分かりやすく明確にするため、議長の許可を得て論点を整理するため反問することができるとする。2つ、反問権の付与は町長等とする。3つ、会議の対象は、本会議、各委員会とする。4つ、ルール化は、議会運営申合せによって定めるとしたところであります。  なお、これが導入については、本9月定例会における議会活性化特別委員会委員長報告を経て、来る12月定例会より実施することとしたところであります。  次に、予算委員会の在り方についてであります。予算委員会には、予算特別委員会決算特別委員会総務経済予算小委員会教育福祉予算小委員会がありますが、この中の予算特別委員会決算特別委員会を1つに統合し、予算・決算特別委員会とすることで一致を見たところであります。なお、今年度は既に決算特別委員会の開催が予定されていることから、実施については令和3年5月の改選後からとしたところであります。  次に、特別委員会常任委員会化についてであります。特別委員会は、広報特別委員会議会活性化特別委員会があり、この2つの常任委員会化について協議をしました。  まず、広報特別委員会であります。広報特別委員会は、年4回の広報の発行を通し、開かれた議会、身近な議会づくりに努めるなど、年間を通した活動は常態化していることから、常任委員会化については異論なしで一致を見たところであります。  なお、常任委員会化については、広報の発行のみではなく、テレビ放映など広聴についても協議できるよう広報公聴常任委員会とし、実施については条例改正と予算が伴うことから令和3年5月の改選後からとしたところであります。  次に、議会活性化特別委員会であります。議会活性化特別委員会は、年間を通しての常態化には無理があり、課題が出た段階で随時、特別委員会を設け活動すればいいということで、常任委員会化については見送りとなったところであります。  その他であります。  まず、議会タブレット端末の導入についてであります。情報化社会を迎えた今日、コストと労力の削減に加え利便性の向上を図るため、紙ベースからタブレット端末への切替えを行い、議会の活性化を進めていくことで一致を見たところであります。  なお、この件については予算を伴うことから、早急の予算化を要望することとしたところであります。  次に、議事録等の作成に係る音声認識システムの導入についてであります。町民の声から、町議会会議録検索システムは公開が非常に遅いとの指摘をいただいたことから、外部委託している議事録作成を、会議、打合せ、講演、セミナーなどにおいて音声を即時に文字起こしができる音声認識システムへの切替え導入を図り、速やかに公開していくことで一致を見たところであります。  なお、この件についても予算を伴うことから、早急の予算化を要望することとしたところであります。  8、町長への提言書提出であります。  議会活性化特別委員会は、議会活性化に向けてはできることから早急に取り組んでいくことを確認し、結論が出るまで期間を要するもの、また当初予算での予算措置を伴うものなど、次の3つの事項について早急に対応いただくべく、令和元年12月19日、町長に対し提言書を提出しました。  1つ、議員報酬の引上げについてであります。  議員の任期が令和3年4月に迫る中、議員の成り手不足の解消を目指す上では、令和2年中の結論が求められることから、早急な特別職報酬等審議会への諮問を要請しました。  しかし、令和2年年明けからの新型コロナウイルス感染拡大により、現在まで特別職報酬等審議会への諮問は行われておりませんが、早急に諮問をいただくことについて再度要請を行ったところであります。  2つ、タブレット端末の導入についてであります。  今日の情報化社会におけるタブレット端末の導入は、コストと労力の削減に加え利便性の向上を図ることができ、議論の活性化にもつながることから、令和2年度の当初予算での予算化を要望しました。  この件については、要望どおり令和2年度の当初予算で予算措置がなされ、先月8月28日にペーパーレス会議システム導入・運用及び保守業務委託契約が締結されております。  3つ、議事録等の作成に係る音声認識システムの導入についてであります。  これまでの議事録作成は、一部を外部委託しているものの、ほとんどを事務局と併任書記で対応していたことで、書き起こしに日数を要し、一般公開が遅くなっておりました。これを解決するには、音声を即座に文字起こしができる音声認識システムの導入を図ることで速やかな公開が可能となることから、令和2年度の当初予算での予算化を要望しました。  この件についても要望どおり、令和2年度の当初予算で予算措置がなされ、既に予算委員会常任委員会で実施に移されております。  9、結びに。  議会の活性化は、行政と議会が共同して取り組まなければなし得ることはできません。  議会の活性化については、前議会活性化特別委員会の中でも鋭意議論されてきましたが、今日まで目に見える形での改革は進んでおりません。  当委員会は、こうしたこれまでの経緯を踏まえ、また町民の皆さんから広く意見を聞く町民の声を聴く会を通して、議会活性化に向けての方向性を探りながら協議を重ね、最終的に当委員会が目指したのは、議員の成り手不足解消議会改革でありました。  この2つの協議対象となった事項は10の事項に及びましたが、鋭意協議を重ねた結果、10の事項中6つの事項において前進することができ、中でも昨年12月19日、町長に提言した3つの事項中2つの事項において、町当局には趣旨を御理解の上、早速令和2年度当初予算において予算措置をいただき、既に実施の運びとなっておりますことは、活性化に向けて取り組んでいこうとする議会の熱意が通じたものと理解をしているところであります。  なお、議員報酬の引上げを柱とする残る4つの事項については、議員の成り手不足解消につながる極めて重要なものと受け止めておりますが、これが結果については、期待をしながらも、特別職報酬等審議会の審議を待たなければなりません。  いずれにしても、当委員会が平成30年12月21日の設置から今日まで、1年8か月余りに及び議論してきた議員の成り手不足解消議会改革は、新しい議会、活力ある議会をつくり上げていく上で必要不可欠な課題であるということは共通の認識として一致しておりますが、今後もしっかりとした論点を踏まえながら、慎重な議論を重ねていくことが求められるところであります。  以上、議会活性化特別委員会委員長報告といたします。 ○議長(藤原 充博君) 以上で諸般の報告を終わります。  これより議事に入ります。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(藤原 充博君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第126条の規定によりまして、1番、田食道弘議員、2番、糸原壽之議員の両名を指名いたします。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第2 会期の決定 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第2、会期の決定についてお諮りをいたします。  今期定例会の会期は、本日9月7日から18日までの12日間とすることにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から18日までの12日間とすることに決しました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第3 町長提出議案提案理由の説明 ○議長(藤原 充博君) 日程第3、町長提出議案提案理由の説明について、町長より提出議案提案理由の説明について申し述べたい旨、申出がありますので、これを許します。  勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 令和2年9月定例会の開会に当たり、提出議案の説明に先立ちまして、町行政の最近の動向について御説明し、併せて、所信の一端を申し上げ、皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  初めに、7月の豪雨により、県内をはじめ、熊本県、九州各地など全国広範囲で被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げますとともに、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響を受けていらっしゃいます全ての方にお見舞いを申し上げ、町民の皆様と一緒になってこの難局を乗り切ってまいりたいと考えております。  また、安倍総理大臣におかれましては、歴代最長の総理大臣として御活躍をいただきました。このたび体調不良により御退任されることとなりましたが、御退任後は、まずはゆっくり休んでいただき、引き続きこれまでの御経験を日本のためにお貸しいただければと切に願っております。  さて、新型コロナウイルス感染症についてであります。国においては、緊急事態宣言を解除し、社会経済と感染対策の両立のため様々な対策を講じてきました。しかしながら、感染者数は7万人を超え、1日当たり約1,000人の新規感染者が報告されています。県内においても、7月には雲南市において3名、8月には松江市において集団感染が発生し、100名以上の感染者が確認されたところでございます。本町におきましては、町民の皆様の御理解、御協力をいただき、現在のところ感染者は確認されておりませんが、引き続き三密の回避、ソーシャルディスタンスの確保、マスクの着用、手洗いによる手指衛生など、基本的な感染対策の継続、感染拡大を予防する新しい生活様式の定着、新型コロナウイルス接触確認アプリの積極的な利用などをお願いいたします。また、各事業所の皆様には、感染拡大防止のガイドラインの実践をお願いをいたしており、今後も感染拡大防止に町全体で取り組んでまいります。  なお、新型コロナウイルス感染症は、誰にでも感染のリスクがあり、いつどこで感染するか予想がつかない状況であります。感染状況については、県及び町が発信する正確な情報に基づき冷静な行動をお願いするとともに、くれぐれも個人情報の詮索や誹謗中傷などの行為を行わないよう、改めてお願いいたします。  次に、特別定額給付金についてであります。1人当たり10万円の特別定額給付金の給付につきましては、支援が必要な高齢者の方などへ配慮しつつ、未申請の方への連絡、告知放送、広報への掲載など様々な方法で周知を図り、事務を進めてまいりました。最終的には、給付対象4,829世帯、1万2,360人のうち給付は4,816世帯、1万2,343人、金額にして12億3,430万円となり、世帯で99.7%、人口では99.9%となりました。また、奥出雲町出身で広島に在住の若槻一夫様より頂戴しました御寄附を活用した奥出雲町学生生活支援臨時給付金につきましては、8月11日より申請受付を開始しており、9月3日現在56件の申請をいただいております。引き続き多くの方に申請いただけるよう、広報に努めてまいります。  次に、観光業への影響についてであります。観光動態調査による昨年1月から12月までの町内への入り込み客数は、過去最高の87万人でございました。しかし、今年は昨年同期と比べ、4月は29%、5月は27%、6月は緊急事態宣言の解除もあり91%まで回復しましたが、7月以降再び島根県内での感染者数が大幅に増加したため、その影響が出ています。このように、本年3月より温泉施設、宿泊施設、道の駅、博物館などを中心に入り込み客が著しく減少し、春から秋にかけてのイベントについても軒並み中止となったことから、地域経済にも多大な影響が出ております。
     このような状況の中、国のGoToトラベル事業、県のプレミアム宿泊券事業などにより対策が講じられているところです。本町といたしましても、独自の支援策として飲食券の配布やプレミアム商品券の発行などを行い、町内消費を喚起しているところです。町民の皆様には、テークアウトなども含め、飲食券、商品券の御活用、購入をお願いいたします。また、プレミアム宿泊観光券事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の状況を注視し、関係者とも協議しながら実施時期を判断する考えでございます。一方で、休業しておりましたトロッコ列車「奥出雲おろち号」が先月21日から運行され、少しずつ復活の兆しが見え始めております。引き続き感染対策を講じつつ、誘客を図ってまいります。  商業・サービス業支援につきましては、新型コロナウイルス感染症の防止対策や事業継続のための取組を行う中小企業者などへの支援を行ってまいりました。非常に多くの要望があったことから、所要の経費を増額することとし、補正予算に計上させていただいております。  小・中学校の臨時休業による学習の遅れへの対応といたしましては、町教育委員会として夏休み期間短縮を判断し、各学校において児童生徒の学習進度などを踏まえ、1学期終業日及び2学期始業日を変更いただきました。また、中学総体をはじめとする部活動の目標となる多くの行事が中止となり、中学生にとって悔しい状況が続いていましたが、多くの部活動において周辺自治体を含む関係者の皆さんが御尽力をされ、生徒が練習の成果を発揮できる代替大会が企画、実施されたところでございます。小学校の連合修学旅行については、小学校生活で一番の思い出となる行事であり、児童、保護者の思いを受け、実施に向け、関係者の方に準備を進めていただきましたが、感染が拡大傾向であり、連合修学旅行の実施は中止が決定されました。今後は、各校において単独での修学旅行を含む代替行事の実施を検討されており、町といたしましても、その実現に向け支援を行っていきたいと考えております。引き続き感染防止対策に注力しながら、併せて児童生徒の学習の機会確保に努めてまいります。  次に、7月の臨時議会において、議員の皆様より新型コロナウイルス感染症対策に役立ててほしいとの思いから御提案いただきました報酬額の減額についてであります。今般の補正予算に計上させていただいておりますが、この議員報酬カットによる予算につきましては、現在鋭意取り組んでおります各種コロナ対策関連事業をはじめ、議場におけるコロナ対策経費などに幅広く充当、活用させていただく考えでございます。議員の皆様には、この場をお借りしてお礼を申し上げますとともに、活用事業への御理解を賜りますようお願いいたします。  次に、町立奥出雲病院についてであります。まず、新型コロナ感染症への対応として、発熱や味覚障害など新型コロナウイルス感染症疑いの症状のある方は、保健所に設置されている帰国者・接触者相談センターへ紹介しています。その上で、保健所から受診依頼があった場合、当院の帰国者・接触者外来を受診いただき、PCR検査の検体採取を行っております。現在、奥出雲病院では、正面玄関の利用時間を午後5時15分までとさせていただくとともに、入院患者様との面会を原則禁止とさせていただいております。御家族の皆様には、引き続き御理解と御協力をお願いをいたします。  次に、病棟再編につきましては、6月議会において触れさせていただきましたように、4階の療養病棟を介護医療院へ転換することといたしました。設置時期は今年11月とし、現在準備を進めております。これにより一般病床98床、介護医療院50床の施設を奥出雲病院が一体的に運営することとなります。本町の医療の中核である奥出雲病院が介護医療院を運営していくことは、本町の地域包括ケアシステムを構築していく上で重要な役割を果たすことになり、町民の皆様に大きな安心を与えるものと期待をしております。  次に、分娩の取扱いについてであります。8月の広報紙でもお知らせしておりますが、これまで長年にわたり医師1名体制で地域の周産期医療に努めてまいりました。しかし、近年、産婦人科学会などでは、分娩はより安全性を重視した複数医師体制で行うことが示され、全国的な基準となっております。このような状況から、奥出雲病院において分娩を継続することが難しくなり、やむなく来年3月からは分娩の取扱いを中止させていただきます。今後の分娩については他の病院などを紹介させていただきますが、産婦人科外来や妊婦健診などは継続して行いますので、引き続き御利用をお願いいたします。  次に、住宅整備支援事業についてであります。昨年度から子育て世代の定住支援策として施策を展開しているところでございます。現在、当初予算を上回る相談をいただいており、この事業につきましては、移住定住のみならず、住宅整備による町内への経済波及効果も大きいことから、所要の経費を増額することとし、補正予算に計上させていただいております。  次に、ひきこもり支援についてであります。生活困窮者自立支援事業の一環として、定例相談日の開設や情報発信、居場所の提供やサポーターの養成、派遣などを奥出雲町社会福祉協議会に委託し実施しております。また、社会福祉協議会と町内企業が締結した企業と社会福祉協議会の連携事業、「つなぐ」では、ひきこもりの方を対象に農作業の就労体験が実施されています。当初1名であった参加者が徐々に増え、一般就労につながった方もいらっしゃいます。今後、さらに参加者が見込まれるため、十分に作業できる広さの作業場を、民間事業者の協力を得て確保するため、所要の経費を補正予算に計上させていただいております。県下でも民間、社会福祉法人、行政が連携し、ひきこもり支援に取り組んでいる事業として注目をされているところでございます。  次に、保健師等応援協力金についてであります。新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言下において、幼児園、放課後児童クラブの職員の皆様には、預かりの必要な児童への対応のため、感染拡大防止に最大限の配慮を行いながら、強い使命感を持って業務に従事していただきました。この間の事業継続と今後の御協力に対し、従事されている職員の皆様へ、応援協力金として1人当たり5万円を支給することとし、所要の経費を補正予算に計上させていただいております。  次に、災害発生状況及び対応についてであります。本町でも6月、7月に発生した集中豪雨により、道路、河川などの公共土木施設や農地、農業用施設で多くの災害が発生したところであります。公共土木施設災害については、8月に実地査定を終え、申請した23か所全てが採択をされました。農林土木災害については、11か所について10月以降に実地査定を受ける予定となっております。今回、災害箇所の早期復旧を図るため、所要の経費を補正予算に計上させていただいております。  次に、島根県知事要望についてであります。本年も8月25日に、藤原議長と一緒に島根県知事に対し本町の要望事項を提出してまいりました。特に、地域医療の中心であります町立奥出雲病院に対する医師の派遣、介護老人保健施設や特別養護老人ホームなど医師の配置が必要な施設への代診医師の派遣制度の創設、JR木次線の利用促進、トロッコ列車運行に対する支援について要望をしたところです。また、同日、県庁の各部局長に対しても、世界農業遺産の認定に向けての取組の支援、道路・河川の整備、県立横田高等学校の学級数の維持、就学前児童の発達支援などについて要望いたしました。引き続き県との情報交換を密にして、本町の状況を説明してまいりたいと考えております。  次に、次期総合計画及び総合戦略についてであります。7月30日に第1回の総合計画審議会を開催し、20名の委員の皆様に委嘱書を交付するとともに、正副会長を選出いただき、私から会長に御就任いただいた島啓司様に諮問書をお渡しいたしました。特に、人口減少、少子高齢化が進む中、本町の現状と時代の潮流を的確に把握しながら、強みを伸ばし弱みをカバーする施策や取組、限られた財源の中で持続可能な地域社会の実現を目指す計画を策定してまいりたいと考えております。議員の皆様にも12月を目途に中間報告を行い、3月には最終報告を行う考えでございます。  次に、令和元年度決算認定についてであります。令和元年度決算認定につきましては、本定例議会に議案提出しており、詳しくは後ほど担当課長に説明させますが、決算により一般会計において約1億4,000万円の繰越金が今年度の財源として確保できました。また、今年度の普通交付税と臨時財政対策債の発行可能額が決まり、この合計額が当初予算との対比で約1億8,000万円の増額となりました。この結果、合計3億2,000万円余の財源確保ができましたので、今後の財政健全化に資するため、約3億2,000万円の町債を繰上償還することとし、関係経費を補正予算に計上しております。令和元年度決算に基づく経常収支比率は、繰上償還の効果による公債費の減少などの要因もあり、85.7%と対前年度比0.5%と減少し改善しました。また、普通会計ベースで、地方公共団体の借入金など現在抱えている負債の大きさを、財政規模に対する割合で表した将来負担比率は165%、対前年度比10.7%の減少、地方公共団体の借入金の返済額の大きさを、財政規模に対する割合で表した実質公債費比率は12.4%と対前年度0.9%減少し、改善したところであります。これら健全化判断比率は減少傾向にありますが、県下ではまだ高位置にあり、普通交付税額が本年度より一本算定となったこと、算定基礎となります人口を求めるための国勢調査が本年度10月に実施され、減少が予測されることから、引き続き健全で維持可能な財政運営に努めてまいります。  それでは、今回提出いたしました一般会計補正予算案などの概要について御説明申し上げます。  今回の補正予算案の内容は、先ほど一部を説明しましたが、歳入では普通交付税の決定により約1億8,000万円、繰越金約1億4,000万円の増額など、歳出では繰上償還の約3億2,000万、ふるさと応援寄附関連経費約2億3,000万、災害復旧費約1億6,000万円、新型コロナウイルス感染症対策約1億2,000万円などにより、総額8億8,100万円を追加しております。この結果、補正後の一般会計予算は約162億6,500万円となりました。また、新型コロナウイルス感染症の影響により、第三セクターである奥出雲振興、奥出雲椎茸において、運転資金の確保が困難となったことから、このたびの補正予算により損失補償の限度額及び補償期間の拡大をお願いさせていただいております。そのほか条例案5件、予算案8件、一般事件案9件を提出しております。これら提出議案の詳細につきましては、この後、担当課長から説明させますので、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 以上で、町長提出議案提案理由の説明を終わります。  ここで議場の換気のため、しばらく休憩といたします。10時35分に再開いたします。            午前10時23分休憩   ───────────────────────────────            午前10時34分再開 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は12名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第4 議案第50号 から 日程第8 議案第54号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第4、議案第50号、奥出雲町議会議員及び奥出雲町長の選挙における選挙運動の公営に関する条例制定について、日程第5、議案第51号、新型コロナウイルス感染症により生じた事態に対処するための奥出雲町職員の特殊勤務手当の特例に関する条例制定について、日程第6、議案第52号、奥出雲町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について、日程第7、議案第53号、奥出雲町営住宅管理条例及び奥出雲町更新住宅条例の一部を改正する条例制定について、日程第8、議案第54号、町立奥出雲病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について、以上の5議案につきまして、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  それでは、提案理由の説明を求めます。  初めに、森長総務課長。              〔総務課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第50号 奥出雲町議会議員及び奥出雲町長の選挙における選挙運動の公営に関する条例制定について  議案第51号 新型コロナウイルス感染症により生じた事態に対処するための奥出雲町職員の特殊勤務手当の特例に関する条例制定について  議案第52号 奥出雲町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、議案第53号について、堀谷町民課長。              〔町民課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第53号 奥出雲町営住宅管理条例及び奥出雲町更新住宅条例の一部を改正する条例制定について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、議案第54号について、中西病院事務長。              〔病院事務長説明〕   ───────────────────────────────  議案第54号 町立奥出雲病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより、ただいまの5議案に対する質疑を行います。  初めに、議案第50号に対する質疑を行います。質疑はございますか。  12番、大垣議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) ちょっと2点ほどお聞きをいたします。  先ほど別紙で説明をしていただきましたが、選挙運動用ポスター作成料ということで、1枚当たりの作成限度額2,896円ということで、これの根拠が下に、計算方法が書いてありますが、1枚当たり2,896円ということは、掲示箇所数が131か所なので、これに掛けた額を出すということなのか。  その点と、もう一つは、供託金制度が導入されるということになっておりますけれども、町長、それから市議、県議、国会議員も含めて、現在、供託金制度が導入されておりますが、これの町議選に関しては、この供託金というそのもの自体は、今回ここで創設されるのかどうか。その点をお聞きいたします。 ○議長(藤原 充博君) いいですか。  森長総務課長。 ○総務課長(森長 洋二君) ただいまの御質問にお答えをいたします。  まず、選挙ポスターの掲示場所、今、131でございます。また変更が生じれば、またそのような箇所数に応じた形に限度額がまた設定されるように計算式はなろうと思います。この辺また詳しいことは、県選管また立候補の説明会等で詳しく述べたいと思っておりますが、その時点で恐らく設置数が分かれば、それが掛けるその単価になろうかというふうに思ってます。  それから、供託金につきましては、先ほど若干述べました、この6月に公職選挙法92条で、供託金につきまして町議会議員15万円というのが定められましたので、本条例では、いわゆる公職選挙法の中で供託金が定められておりますので、ここではいわゆる選挙費用の公営についての、町の条例を定めるものでございますので、よろしくお願いを申し上げます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  12番、大垣議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) ポスターの価格についてですね、答弁はいただきましたけれども、箇所数を聞いたのではなくて、箇所数は当然変更があれば、それに1枚掛ける箇所数になるわけですけれども、この1枚当たりの作成限度額っていうのが2,896円ってなってますけれども、1枚当たり2,896円まで公費負担がなされるということなのか、そのことをちょっと聞きたいです。 ○議長(藤原 充博君) 森長総務課長。 ○総務課長(森長 洋二君) 大変失礼いたしました。計算式の中では、当然掲示場所数が変われば単価変わってきますので、その時点で掲示、いわゆるこれが上限ではございません。掲示場所数が変わればまた単価が変わってくるということになろうかと思いますので、それについては、その掲示場所数が確定した段階で、またこの限度額というものをお示しできると思っております。よろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(藤原 充博君) ほかにありませんか。  12番、大垣議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) すみません、もう一回、じゃあ確認いたしますけれども、掲示場所数が131か所の場合は、1枚当たりの作成限度額は2,896円ということになるということですね。1枚当たり2,896円を、掲示箇所が131か所の場合は、公費負担がなされるということですね、これでよろしいんですね。 ○議長(藤原 充博君) 森長総務課長。 ○総務課長(森長 洋二君) すみません。再度ちょっと確認をさせて答弁をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。すみません。この後、本日のところで確認させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 充博君) ほかにありませんか。  ないようでございますので、次に、議案第51号について質疑を行います。質疑はございますか。  12番、大垣議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) この条例案の中、条文の中に、職員に関してのことなんですけれども、ウイルス感染者の患者もしくはその疑いのある者を受け入れている病院もしくは宿泊施設の内部またはこれに準ずる区域として、規定で定めるものにおいてっていうふうに書いてありますが、病院はよく分かりますけれども、この宿泊施設の内部またはこれに準ずる区域っていうところに働いてる職員っていうのは、例えば具体的にどういう方になりますでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 森長総務課長。 ○総務課長(森長 洋二君) ただいまの質問にお答えします。今の宿泊施設とか準ずる施設、これは奥出雲町職員の条例ということになりますので、現時点では本町に関しては、それに値するものは、今のところはない状況でございます。以上です。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第52号について質疑を行います。質疑はございますか。ありませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第53号について質疑を行います。質疑はございますか。  10番、内田精彦議員。 ○議員(10番 内田 精彦君) 先ほどちょっと説明していただきましたが、直接あれではございませんが、ちょっと聞いてみたいと思います。今の説明受けたときに読み上げられました。奥出雲町営住宅管理条例、次が奥出雲町更新住宅いうことでして、私が思うのは、最初の奥出雲町営住宅なんかが、奥出雲町町営住宅のほうがいいじゃないかなと。後の奥出雲町更新住宅いう言い方と一緒な言い方すれば、奥出雲町営住宅じゃなくて、奥出雲町町営住宅がいいじゃないかと思うですが、こういう表現されたいうのは、何か意味がありますでしょうか。分かれば教えてください。 ○議長(藤原 充博君) 堀谷町民課長。 ○町民課長(堀谷 智樹君) 御指摘をいただきましてありがとうございます。  条例の名称のほうが少し考え方がという御質問だったかと存じます。この条例の名称につきましては、町営住宅に関しては、新町ができたときに条例化されてるということでございますし、更新住宅につきましては、その建設のときに設置条例というふうな形で制定されております。その当時の状況というのはつまびらかではございませんけれども、条例としてはこのように現行のものになってるということでございます。御理解をいただければと思います。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 所轄の常任委員会へ付託になっておりますので、できればそれ以外の方で質問をお願いしたいと思います。  よろしいですか。ないようでございます。ほかにありませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第54号について質疑を行います。質疑はございますか。病院関係でございます。  8番、川西議員。 ○議員(8番 川西 明徳君) 病院事務長に、表現の使用について確認をさせてください。この説明文書の中の第1条の4項、一般病床数と療養型病床数、2つに分けてございます。先ほど町長の説明の中には、一般病床98床、これ条例でこういうふうに細やかに、一般病床と別な病床があるように表現することで、行政手続上の矛盾は発生しないかどうか、ちょっと心配になりましたが、いかがでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 中西病院事務長。 ○病院事務長(中西 修一君) 先ほど議員から御質問がございました病床数につきまして、御回答させていただきます。  以前は病院の病床数というのは、一般的に一般病床を指しておりました。ちょうど時期は覚えておりませんけれども、国あるいは県のほうから、病院の設置許可の使用許可を求めるときに、一般病床数、それと療養病床数、これを分けて報告しなさいというふうになったところでございます。そのときから一般病床数と療養病床数を分けさせていただいております。実際の病院運営につきましては、病院では一般病床、それと当院にはございませんが、感染病床あるいは結核病床というふうに一般的には分けているという状況でございまして、当院としては行政手続、使用許可をいただくために分けているということで、今回も県の御指導をいただいて、こういう形で分けさせていただいたところでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  お諮りをいたします。ただいまの議案第50号から議案第54号の5議案につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、所管の常任委員会へ付託をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、議案第50号から議案第52号につきましては総務経済委員会へ、議案第53号及び議案第54号につきましては教育福祉常任委員会へ付託することに決しました。   ─────────────・───・─────────────
     ◎日程第9 議案第55号 から 日程第17 議案第63号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第9、議案第55号、令和2年度奥出雲一般会計補正予算(第5号)提出について、日程第10、議案第56号、令和2年度奥出雲国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第11、議案第57号、令和2年度奥出雲後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第12、議案第58号、令和2年度奥出雲訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第13、議案第59号、令和2年度奥出雲公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第14、議案第60号、令和2年度奥出雲農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第15、議案第61号、令和2年度奥出雲合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第16、議案第62号、令和2年度奥出雲町農業用小水力発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第17、議案第63号、令和2年度奥出雲奥出雲病院事業特別会計補正予算(第1号)提出について、以上の9議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  最初にお断りをいたします。議案第55号から議案第63号につきましては、予算特別委員会への付託案件とする予定ですので、提案理由の説明並びに議員各位の質疑は総括的なものにとどめられ、細部については全て予算特別委員会において説明と質疑を願います。  ここで議場の換気のため、しばらく休憩といたします。11時25分に再開いたします。            午前11時14分休憩   ───────────────────────────────            午前11時25分再開 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は12名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。  それでは、議案第55号から議案第63号について、提案理由の説明を求めます。  初めに、江角企画財政課長。             〔企画財政課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第55号 令和2年度奥出雲一般会計補正予算(第5号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、杠健康福祉課長。             〔健康福祉課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第56号 令和2年度奥出雲国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について  議案第57号 令和2年度奥出雲後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について  議案第58号 令和2年度奥出雲訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第1号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、千原水道課長。              〔水道課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第59号 令和2年度奥出雲公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)提出について  議案第60号 令和2年度奥出雲農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)提出について  議案第61号 令和2年度奥出雲合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、秋田農林土木課長。             〔農林土木課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第62号 令和2年度奥出雲奥出雲病院事業特別会計補正予算(第1号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、中西病院事務長。              〔病院事務長説明〕   ───────────────────────────────  議案第63号 令和2年度奥出雲町農業用小水力発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  ここでしばらく休憩といたします。13時10分、1時10分に再開いたします。             午後0時05分休憩   ───────────────────────────────             午後1時08分再開 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は12名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。  森長総務課長より、議案第50号の補足説明の要望がありましたので、これを許し、認めます。  森長総務課長。          〔議案第50号 総務課長補足説明〕 ○議長(藤原 充博君) それでは、これより議案第55号から議案第63号について質疑を行います。  初めに、議案第55号について質疑を行います。質疑はございますか。ありませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第56号について質疑を行います。質疑はございますか。  2番、糸原議員。 ○議員(2番 糸原 壽之君) 国民健康保険事業特別会計についてお伺いしたいと思いますけども、先ほど提案理由のときに説明を聞きまして、よく分かりましたけども、こういう方法はどうかなということでございますけども、例えば2ページのところにございますけども、6の繰入金が1,558万3,000円、それから繰越金が1,474万3,000円でございまして、先ほどの説明で、これは支出のほうの基金の積立金のほうにそのまま行くということでしたけども、それで間違いないかなと思いますが、そうした場合に、この1,474万3,000円、繰越金を即、基金積立てに持っていかずに、一番いい方法は、保険税の負担が減るように、基金に持っていかずに、そっちのほうに反映するというような会計処理はできないものかなと思います。そうすれば、基金に積み立ててから、また取り崩すということになれば、貯金をまた崩すかなという担当者の方の不安やら、将来にわたっての懸念も出てこようかと思いますが、これを即、歳入歳出とか、そういうふうなところに反映させていくようなことの会計処理はできないかなと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 杠健康福祉課長。 ○健康福祉課長(杠 康彦君) 御質問にお答えいたします。  議員の御指摘は、確かに一つの方法であろうとは思いますが、これまで国民健康保険事業特別会計におきましては、積み立てるべきものは積み立てる、また取り崩すべきものにつきましては、使途をきちんと明らかにして取り崩すという方法を取っておりますので、それをこれまでどおり踏襲しております。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  2番、糸原議員。 ○議員(2番 糸原 壽之君) これまでの踏襲ということでございまして、大きな理由があると思いますので、踏襲をされるようなこともいいかと思いますけど、別の話になりますけど、ああしまして、6月に納期が今回変わりましたですよね。あれの中で、町の中でいろいろな方が、また保険税が上がりましたねという方が、お会いしてお話しした方が3人ございまして、いやいや、そうじゃなくて下がりましたけども、割る数が12から10になったので、一月が増えましたからという説明はしましたけども、大変上がったなということでございまして、ここんとこの処理方法なとこでも考えていただければ、1円でも保険税の軽減のほうにつながることができりゃしないかなと思ったところでございますので。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 答えが要りますか。ほかにはございませんか。答える。(発言する者あり)何か、どういう答えが欲しいですか。  杠健康福祉課長。 ○健康福祉課長(杠 康彦君) 御質問にお答えいたします。  納期の変更につきましては、昨年度、12月定例議会で条例のほう可決いただきまして、御承認いただいたところでございます。その後、広報等でもきちんと周知をしてまいりましたし、被保険者に対して直接御通知はさせていただいております。引き続きちょっと納期の変更につきましては、皆さんに御理解を頂戴したいと思います。  それと、この繰越金を計上せずに直接会計で使ったとしても、それは方法論の変更でありまして、特に保険税には影響は出ることではありませんので、その旨、お答えさせていただきます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第57号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第58号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第59号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第60号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第61号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第62号について質疑を行います。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第63号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  お諮りをいたします。ただいまの議案第55号から議案第63号までの9議案につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、予算特別委員会へ付託をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号から議案第63号までの9議案につきましては、予算特別委員会へ付託することに決しました。  なお、内容審査につきましては、必要に応じて予算特別委員会小委員会において分割審査をお願いいたします。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第18 議案第64号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第18、議案第64号、財産の取得について(堆肥散布車)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  荒川農業振興課長。             〔農業振興課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第64号 財産の取得について(堆肥散布車)   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を行います。質疑はございますか。
     12番、大垣議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) 先ほどの説明によりますと、全部で現在5台あるということでございますが、平成22年式が4台、25年式が1台ということで、稼働時間も一番多いもので2,100時間余り、少ないもので1,900時間余りということでございますが、今回、多分更新ということなんでしょうけれども、22年式が4台ということは、多分このうちから1台を替えるということでしょうが、あとの更新計画っていうものはどのような考えを持っていらっしゃいますでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 荒川農業振興課長。 ○農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えをいたします。  本来は2台を、本年度は県の単独事業を用いまして2台を更新する予定でございましたけども、県の補助事業の枠が取れませんで、1台を導入させていただくということでございまして、一応6台体制によりまして、なるべく古いものは控えとして置いといて、いざというときに使うという形で、一応6台体制で、1台当たりの負担を、当然新しいもののほうにウエートが、稼働時間というのは偏ってはまいりますけども、6台体制で行いまして、なるべく年式の古いものについては、間を空けることによって、それから整備をよくすることによって少しでも長くもたせて、あとは、また県の補助事業なり国の補助事業を導入を目指しまして、今後は取り組んでまいりたいということでございまして、具体的に何年先に1台とかいう方針は現在のところはございません。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 12番、大垣議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) 今、答弁でいろいろお聞きいたしました。現在で次の更新計画はまだ考えてないということでございますけれども、平成22年式がたくさんあるということから、今回も全部古いのをなくしてっていうことじゃなくて、置いといて、悪いとこは直して、非常の事態が出たらそれを使うということなんでしょうけれども、やはり稼働時間も長かったりしますと、どうしても故障する回数が多くなってくると思いますので、やはり計画性を持って更新をするということを考えながらやっていかれたほうがいいんじゃないかなと思いますけれども、どうでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 荒川農業振興課長。 ○農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えいたします。  私の先ほどの、計画がないという言い方をさせていただきましたけども、計画はございますけども、それに見合ういい補助事業がないということで、来年に1台、再来年に1台ということができないという現状ということでございまして、常に農家の皆様方、それから現場のほうからも更新をしていただきたいということで、私どもといたしましても、いい補助対象、補助事業、そういった事業を探して、それに該当するということを県や国のほうに相談をしている状況でございますので、そのようないい補助事業がございますれば、直ちに対応させていただくように協議を進めてまいろうという考えでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  1番、田食議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) 説明資料のパンフレットといいますか、カタログのコピーの中で、さっき説明がありましたオプションについてですけども、クレーンと微量散布キットですか、については話が、説明がありましたけども、ここのオプションのとこに、一応赤で囲んでありますが、キャビン、パワーゲートについても、ついているということで理解していいのでしょうか。現状ではキャビンのついたマニュアスプレッダーはないような気がしておりますが、やはり堆肥作業散布に携わられる方の、何ていいますか、快適性とか、あるいは作業能率という点でいうと、キャビンがついたものがいいとは思いますけども、これが装備されているのかどうか、説明をお願いしたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 荒川農業振興課長。 ○農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えいたします。  お手元の資料のカタログのコピーのところに、オプションということで記載がございまして、その中で、先ほど御説明をさせていただきましたのは、クレーンと微量調整キットということでございまして、キャビン、箱型の人が乗るところでございますけども、それとパワーゲート、今の、後ろから落ちるのを防ぐというものについては、このたびはオプションでお願いはいたしておりません。本来であれば、そのような快適な作業空間をするほうがいいわけでございますけども、なるべくうちのほうとしては台数をそろえるということに主眼を置いておりますので、既存のものと同様にキャビンはついておりません。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  5番、内田雅人議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) この堆肥散布車の購入については、当初予算で大体2,000万の予算で計画されてたと思いますが、今回668万ということで、当初予算の財源として国・県支出金が1,000万、あと町債が1,000万という内訳で計画されてたと思います。今回、先ほど説明ありましたけども、県の補助事業が取れなかったということですが、今回668万5,800円、全てこれは町債、国・県支出金はゼロという結果だったのかってことをお聞きしたいと思います。そしてまた、なぜ、その計画上がってたんですが、国・県の補助金が取れなかったのか、そういった明確な理由がありましたらお聞きしたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 荒川農業振興課長。 ○農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  議員御質問のとおり、当初計画では本年度から県の新しい事業、産地創生事業を入れることによりまして、その補助金1,000万、そしてまた町の起債を1,000万で2台を導入させていただく予定でございましたけども、県の産地創生事業というもののエントリーを行いましたですけども、それが落選をしたということでございまして、このたびは2台を1台にし、県支出金はゼロになって、起債で100%充当していただいて1台を購入するという状況でございます。この産地創生事業につきましては、新しい県の取組といたしまして、それぞれ産地として何か目標を持って取り組むということを支援をすると、独自の取組を支援をするということでございまして、奥出雲町におきましては、資源循環型農業で日本農業遺産も認定をされておりまして、今後ますます地域内の堆肥を散布して、そして、それによって仁多米を作る、そういう資源循環型を推進するということで事業を構築して、県のほうに申請を行ったところでございますけども、これにつきまして、県としては実績目標としての、例えば繁殖和牛なり肥育和牛の頭数増加目標、そういった明確なものが、この堆肥散布車の導入においては明確でないという理由もございまして、このたびは落ちたところでございまして、また再度、来年度に向けまして、再度事業構築を行って挑戦をしてまいりたいというものでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようですので、質疑を終わります。  続いて、討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論がございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第64号について討論を終わります。  これより採決をいたします。  日程第18、議案第64号、財産の取得について(堆肥散布車)を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第19 議案第65号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第19、議案第65号、奥出雲町森林航空レーザ計測及び森林資源情報解析業務委託契約締結についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  秋田農林土木課長。             〔農林土木課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第65号 奥出雲町森林航空レーザ計測及び森林資源情報解析業務委託契約締結について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を行います。質疑がございますか。ございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようですので、質疑を終わります。  続いて、討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論がございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第65号について、討論を終わります。  これより採決をいたします。  日程第19、議案第65号、奥出雲町森林航空レーザ計測及び森林資源情報解析業務委託契約締結についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第20 同意第28号 から 日程第22 同意第30号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第20、同意第28号、奥出雲町固定資産評価審査委員会委員の選任について、日程第21、同意第29号、奥出雲町固定資産評価審査委員会委員の選任について、日程第22、同意第30号、奥出雲町固定資産評価審査委員会委員の選任について、以上の3議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  石原税務課長。              〔税務課長説明〕   ───────────────────────────────  同意第28号 奥出雲町固定資産評価審査委員会委員の選任について  同意第29号 奥出雲町固定資産評価審査委員会委員の選任について  同意第30号 奥出雲町固定資産評価審査委員会委員の選任について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより質疑を行います。  ここでお諮りをいたします。質疑は相関連しますので、同意第28号から同意第30号までの3議案を一括で質疑をいたしたいと思います。これに御異議ございますか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。同意第28号から同意第30号までの3議案を一括で質疑を行います。  質疑をされる方は議案番号を示されて行ってください。  質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  続いて、討論を行います。  ここでお諮りをいたします。討論は相関連しますので、同意第28号から同意第30号までの3議案を一括で討論をいたしたいと思います。これに御異議ございますか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。同意第28号から同意第30号までの3議案を一括で討論を行います。  討論をされる方は議案番号を示されて行ってください。  討論がございましたら、同意に反対の方から発言を許します。討論がございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、同意第28号から同意第30号までについて討論を終わります。  これより採決を行います。  最初に、日程第20、同意第28号、奥出雲町固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり同意することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり同意されました。  次に、日程第21、同意第29号、奥出雲町固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり同意することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり同意されました。  次に、日程第22、同意第30号、奥出雲町固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり同意することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕
    ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり同意されました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第23 同意第31号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第23、同意第31号、人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  堀谷町民課長。              〔町民課長説明〕   ───────────────────────────────  同意第31号 人権擁護委員の候補者の推薦について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより同意第31号に対する質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  これより同意第31号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、同意第31号について討論を終わります。  これより採決を行います。日程第23、同意第31号、人権擁護委員の候補者の推薦についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり同意されました。  ここでしばらく休憩といたします。再開は14時5分に行います。2時5分に行います。             午後1時54分休憩   ───────────────────────────────             午後2時05分再開 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は12名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第24 発委第1号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第24、発委第1号、特別委員会の設置についてを議題といたします。  要旨の説明を求めます。  7番、藤原和範議会運営委員会副委員長。 ○議会運営委員会副委員長(藤原 和範君)    ───────────────────────────────  発委第1号            特別委員会の設置について  奥出雲町議会委員会条例第5条の規定により、次のとおり特別委員会を設置する。                  記  1 名   称 決算特別委員会  2 目   的 令和元年度奥出雲町各会計歳入歳出決算等に関する審査  3 委員の定数 12名以内    令和2年9月7日提出                   提出者 奥出雲町議会議会運営委員会                         委員長 内 田   勇  提案理由   令和元年度奥出雲町各会計歳入歳出決算認定等について、特別委員会にお いて審査を実施するため。   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で要旨説明を終わります。  これより発委第1号について質疑を行います。質疑がございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論がございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、発委第1号について討論を終わります。  これより採決を行います。  日程第24、発委第1号、特別委員会の設置についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  お諮りをいたします。ただいま設置されました決算特別委員会の委員につきましては、奥出雲町議会委員会条例第7条の規定により、議長が指名をしたいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、委員は議長において指名することに決しました。  お諮りをいたします。決算特別委員会の委員に、議長と議会選出監査委員の岩田明人議員を除く、1番、田食道弘議員から12番、大垣照子議員までの12名を指名したいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました議員を決算特別委員会の委員に選任することに決しました。  ただいまから決算特別委員会を開催し、正副委員長の互選を行います。  しばらく休憩といたします。             午後2時08分休憩   ───────────────────────────────             午後2時08分再開 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は12名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。  先ほど決算特別委員会が開催され、正副委員長が決定になりました。  報告をいたします。決算特別委員会委員長に10番、内田精彦議員、副委員長に11番、村尾明利議員がそれぞれ決定になりました。  以上で報告を終わります。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第25 認定第1号 から 日程第27 報告第9号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第25、認定第1号、令和元年度奥出雲町各会計歳入歳出決算認定について、日程第26、認定第2号、令和元年度奥出雲水道事業会計決算の認定について、日程第27、報告第9号、令和元年度決算に基づく奥出雲町健全化判断比率並びに資金不足比率について、以上の3件につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  本決算認定議案につきましても、決算特別委員会の審査付託を予定しておりますので、提案説明と質疑はいずれも総括的なものにとどめられて、簡潔にお願いいたします。  それでは、提案理由の説明を求めます。  江角企画財政課長。             〔企画財政課長説明〕   ───────────────────────────────  認定第1号 令和元年度奥出雲町各会計歳入歳出決算認定について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、中西病院事務長。           〔認定第1号 病院事務長説明〕 ○議長(藤原 充博君) 続きまして、千原水道課長。              〔水道課長説明〕   ───────────────────────────────  認定第2号 令和元年度奥出雲水道事業会計決算の認定について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 江角企画財政課長、報告第9号、令和元年度決算に基づく奥出雲町健全化判断比率及び賃金不足比率についての報告を願います。  江角課長。
                〔企画財政課長説明〕   ───────────────────────────────  報告第9号 令和元年度決算に基づく奥出雲町健全化判断比率並びに資金不足比率について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  認定第1号、令和元年度奥出雲町各会計歳入歳出決算認定について、並びに認定第2号、令和元年度奥出雲水道事業会計決算の認定については、去る8月1日から8月28日まで、監査委員において決算審査が執行されました。また、報告第9号についても審査が行われました。  この審査に係る審査意見書がそれぞれの提出議案に添付されております。  本日、谷尻代表監査委員に出席を願っておりますので、監査の状況について報告をお願いいたします。  谷尻代表監査委員。 ○代表監査委員(谷尻 一徳君) それでは、令和元年度奥出雲町一般会計・各特別会計歳入歳出決算の審査につきまして御報告をいたします。  地方自治法第233条第2項及び第241条第5項の規定により、審査に付された令和元年度奥出雲町一般会計・各特別会計歳入歳出決算及び基金の運用状況等について審査した結果、次のとおり意見を付して報告いたします。  1ページを御覧ください。1、審査の対象でございますが、①令和元年度奥出雲町一般会計歳入歳出決算ほか⑭までの各特別会計歳入歳出決算、ほか関係書類について審査を行いました。  2、審査の期間ですが、審査は令和2年8月1日から令和2年8月28日までの間に実施をいたしました。  3、審査の概要ですが、審査に付された各会計決算書等について、関係法令及び奥出雲町監査基準に準拠して作成されているかどうか、また、決算の計数は正確であるかどうかを関係諸帳簿、証書類との照合等、通常実施すべき審査を行ったほか、各課長ほか担当職員の説明を聴取し、併せて一部現地確認も行いました。  4、審査の結果でございますが、審査に付された各会計歳入歳出決算書等は、いずれも関係法令等に準拠して作成されており、その計数は、関係諸帳簿その他証書類を照合した結果、誤りのないものと認めました。また、予算の執行及び関連する事務の処理は、適正に行われているものと認めました。  2ページですが、(注)として、これから説明いたします文中及び各表中の計数・指数等の表し方や扱いについて説明をしておりますので、あらかじめ御承知おきください。  それでは以下、各会計の決算額、財政諸指数等の増減及び対前年度比較並びに分析等を行い、時系列で表した表やグラフ等により、財政の現状、推移、課題等について簡潔に御説明をさせていただきます。  3ページを御覧いただきたいと思います。1、一般会計の収支状況について御説明いたします。表の内容は、歳入については自主財源と依存財源に、また、歳出については性質別にいたしまして、各科目及び各費目ごとの決算状況を時系列で表しております。御覧をいただきたいと思います。  表の右側、令和元年度の欄でございますが、令和元年度一般会計歳入の合計は表の中ほどに記載しております。決算額は151億3,546万2,000円で、前年度と比較して3億6,235万7,000円、2.5%増となっています。一方、歳出合計は、表の下から2行目、決算額は149億3,242万円で、前年度に比較して4億9,914万8,000円、3.5%増となっています。歳入歳出差引き額は2億304万2,000円の黒字となっております。各費目ごとの主な増減額については対前年度比較欄を御覧ください。比較増減の主な要因については、次のページで説明していますが、このうちの普通地方交付税は合併特例措置の縮減により、毎年度減額となってきております。  3ページ、表の下に当町の依存財源、自主財源の割合を記載しております。令和元年度では依存財源が74.1%を占めており、前年度より2.4ポイント減少しましたが、国や県に依存した財政構造は変わっていません。また、この比率は毎年度ほぼ横ばいで推移をしております。  次に、4ページを御覧ください。2、令和元年度歳入歳出決算の対前年度比較増減の主な要因について記載をしています。これは前ページの表を比較増減欄の主なものについて記載をしていますので御覧をいただきたいと思います。歳出関係につきましては、玉峰山荘大規模改修、横田コミュニティセンター設備改修事業等の終了により、普通建設事業費は減少しており、公債費についても償還終了や繰上償還効果等により減少しています。そのほかについては説明を御覧ください。  同じ4ページ、3、令和元年度実質収支でございますが、単年度収支は1億1,860万8,000円の赤字となっていますが、これに黒字要因の財政調整基金の積立金及び公債費の繰上償還等を加えた実質単年度収支は、3億542万円の黒字となっております。  次に、4、職員数の動向につきましては、御覧をいただきたいと思います。  次に、5ページを御覧いただきたいと思います。令和元年度各事業支出の主なもの、3,000万円以上でございますが、これと、それから次の6ページ、平成30年度、前年度でございますが、前年度の各事業支出の主なもの、3,000万円以上について記載をしております。事業内容、決算額及び財源内訳等を記載しておりますので、比較して御覧をいただきたいと思います。投資事業の総額では前年度比較で7,862万3,000円、3.1%の減額となっております。  次に、7ページ、7、財政状況、その他についてでございます。過去5か年度間の財政状況等を時系列で記載しておりますので、その推移について御覧ください。  表の②地方債残高の右側、令和元年度の欄、一般会計及び特別会計の地方債の合計残高は348億200万円で、対前年度比4.0%減少しています。地方債の残高は毎年度、対前年度比較で減少してきています。  次に、③内実質、交付税算入分を除いた実質町負担額は146億9,400万円で、対前年度比較で2.8%減少しております。この実質町負担額の地方債残高に占める割合は42.2%で、前年度より0.5ポイント増加をしております。  ⑤の実質公債費比率、それから⑨の経常収支比率、⑬の将来負担比率等につきましては、後ほど説明をさせていただきます。町民1人当たりの額等につきましては、表を御覧をいただきたいと思います。  7ページの下段、1)、⑤実質公債費比率について御報告いたします。実質公債費比率は、一般会計の公債費及び病院・水道等特別会計繰出金、一部事務組合負担金及び債務負担行為のうち、公債費に準ずるものを算入し、町の実質的な公債費負担を表す連結決算的考えのもので御承知のとおりでございます。  令和元年度の3か年平均実質公債費比率は12.4%で、前年度に比べて3か年平均で0.9ポイント減少し、地方債の発行に際し許可を必要としない18%未満が前年度に引き続き達成されております。これは指標算出の分子となる公債費等が繰上償還の効果により減少したことなどが主な改善要因となっております。  平成27年度から地方交付税の算定が一本算定となりまして、段階的縮減が見込まれております。令和元年度決算では278万2,000円の減額となりましたが、経常一般財源の約8割を占める普通交付税の減少は影響が大きく、今後、引き続き将来を見据えた財政運営に努められることを望みます。  次に、8ページでございます。9の財政健全化4指標についてでございます。これは、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づいて設けられた指標で、御承知のとおりでございます。  令和元年度の奥出雲町財政健全化4指標の算定の基礎となる事項を記載した書類を審査した結果、いずれも適正に作成されており、また、これにより算出された指標は、いずれも早期健全化基準を下回っており問題はありません。  また、実質赤字比率、連結実質赤字比率は、ともに赤字額がなく該当いたしておりません。  令和元年度各会計資金不足比率につきましても、いずれも資金不足は発生しておらず問題なしと認めました。  次に、9ページ、10、地方債残高の状況でございますが、一般会計、特別会計ごとにそれぞれ過去5か年度間を記載しておりますので、その推移について御覧ください。起債の残高は、先ほどの財政状況の表でも説明いたしましたが、ここ5か年度は毎年度減少してきております。表の一番下、令和元年度、合計欄を御覧ください。残高合計は348億200万円で、前年度に比べて14億4,800万円、4.0%減少をしております。  次に、10ページを御覧ください。基金残高につきましては、表の令和元年度の欄を御覧ください。一般会計は3億1,600万円、10.1%増加し、特別会計は300万円、0.5%減少しています。一般会計及び特別会計の合計額は40億100万円で、前年度に比べて3億1,300万円、8.5%増加しております。基金残高をグラフで表しておりますので御覧ください。  12、債務負担行為については表を御覧いただきたいと思います。  次に、11ページ、13、経常収支比率について説明をいたします。この数値は、経常一般財源収入に占める通常一般財源経費の割合ですが、比率が低いほど財政に弾力性があると言われておりまして、御承知のとおりでございます。  令和元年度は合計で85.7%となり、前年度比較で0.5ポイント改善されております。内訳は御覧いただきたいと思いますが、人件費、物件費が増となり、補助費、公債費等が減少しております。比率の合計は、ここ5か年で最も低くなっております。引き続き、財政の硬直化につながらないよう、経常経費の節減、合理化に努めていただきたいと思います。グラフでも表しておりますので御覧をいただきたいと思います。  次に、12ページ、14、町税の徴収状況についてでございます。主な税目について時系列で掲げております。徴収率はいずれの税目も毎年度上昇しております。特に町税の滞納分徴収につきましては、現年分の滞納者及び高額の滞納者を中心に様々な方法により対応強化をされて、徴収率の向上を図られております。引き続き徴収に御努力をお願いしたいと思います。参考までに徴収率の推移をグラフで、また、差押えの状況を下段の囲みで表しておりますので、御覧をいただきたいと思います。  次に、13ページ、15、不納欠損処理でございますが、これは地方税法の規定に基づいて行われております。御覧をいただきたいと思います。  次に、14ページ、16、町税をはじめとする各種納付金の滞納状況でございます。これは令和元年度末の滞納額と過年度ごとの滞納額一覧表でございます。上段が件数、下段が金額です。表の中で一般会計の固定資産税、特別会計では国保税、国営農地事業負担金などが多額となっております。  滞納分の回収につきましては、各担当課で積極的な取組がなされておりまして、その成果は上がってきております。引き続き滞納の回収に向けて対応を尽くされるようにお願いをいたします。  次に、15ページを御覧いただきたいと思います。17、一般会計から特別会計等への繰り出し状況を記載しております。いずれも繰り出し基準に基づくもののほか、時々の投資事業や経済対策、運営経費等のためのものの財源として充当されております。令和元年度では、水道事業、病院事業への繰り出しが多額となっております。時系列で表しておりますので、御覧をいただきたいと思います。  次に、18、基金の運用状況について御報告をいたします。基金の管理、運用状況について審査の結果、適正に管理がなされていると認めました。基金については、各会計の資金不足時に繰替え使用されております。また、用品調達基金の運用状況についても、関係諸帳簿の審査を行い、用品物品、預金等の確認を行い、いずれも適正に管理されていると認めました。  次に、16ページを御覧ください。19、特別会計の決算の概要について御報告をいたします。各特別会計の歳入歳出決算額、差引き額、一般会計繰入金、公債費、地方債残高、基金残高について、一覧表にして現状を表しております。いずれの会計も実質収支で黒字決算、または収支均衡の決算となっております。御覧をいただきたいと思います。  以下、各特別会計の決算の状況、運用の状況などを記載しておりますので、これについては御覧をいただきたいと思います。  次に、21ページをお開きいただきたいと思います。21、奥出雲病院事業特別会計についてでございます。収支の状況を5か年度間の時系列で表しております。御覧をいただきたいと思います。表の中の1の医業収益は、常勤の先生の減員の補充が難しいことから、ここ数年、対前年度比較で減少しています。5の医業費用も対前年度比で減少となっております。この結果、10の医業損益は赤字となっていますが、11の医業外収益で一般会計からの繰入金があり、19の経常利益では黒字決算となっております。これにより、24の累積欠損金は昨年度より減少をしております。25の一般会計繰入金のうち、町単独持ち出し分は昨年度より1億1,600万円ほど多くなっております。28の未収金につきましては、回収の努力がなされており、昨年度より減少をいたしました。29、入院患者数以下につきましては、御覧をいただきたいと思います。  次に、22ページのほうでございますが、①の経営の状況につきましては、御覧をいただきたいと思います。  次に、23ページ、②課題、その他、イについてでございますが、非常に厳しい経営状況が続いております。改善に向けては、医業収入の中心となる常勤の先生の確保が重要でございますが、今後も最重要課題として、町との連携をさらに密接にされ、安定した自治体病院経営の体制づくりに努めていただきたいと思います。ロの医業収入の減少に伴い、資金繰りが厳しい状況にあり、引き続き収益の確保や経費の削減を継続し、中長期計画に沿い経営の改善に努めていただきたいと思います。ハの働き方改革の観点から、時間外勤務指示命令等の決裁規定やその運用等を改めて確認し、適正な労務管理に努めていただきたいと思います。先生ほか医業技術者の皆さん方、大変だと思いますが、よろしくお願いをいたします。  奥出雲病院は、町民が安心して暮らすために重要な地域医療の中心であります。今後も町の中核病院として、また、自治体病院としての使命に応えられることを望みます。  次に、24ページのほうでございますが、22の財産に関する調書につきましては、(1)から(5)まで記載しておりますので、御覧をいただきたいと思います。いずれも決算年度中の増減高、決算年度末増減高を、台帳、帳簿、保管されている証券、証書類等を全て照合、精査し、適正に管理されており、本調書が適正であることを確認をいたしました。  次に、23の小口現金につきまして、両庁舎で4か所、合計30万円の現金のあり高を確認をいたしました。  以上、令和元年度奥出雲町一般会計・各特別会計歳入歳出決算等の審査報告といたします。よろしくお願いをいたします。  引き続きまして、令和元年度奥出雲水道事業会計決算審査について御報告をいたします。お手元の審査報告書を御覧をいただきたいと思います。  地方公営企業法第30条第2項の規定により、審査に付された令和元年度奥出雲町水道事業会計の決算について審査をした結果、次のとおり意見を付して報告をいたします。  1ページを御覧いただきたいと思います。審査の対象についてでございますが、決算審査は令和元年度奥出雲水道事業会計決算並びに証書類、事業報告書及び地方公営企業法施行令第30条に定めるその他の書類、キャッシュ・フロー計算書、収益費用明細書、固定資産明細書、企業債明細書、及び決算について作成すべき書類、決算報告書、損益計算書、剰余金計算書、剰余金処分計算書及び貸借対照表でございます。  審査の期間でございますが、令和2年8月1日から28日までの間に行いました。  審査の方法でございますが、審査に付された水道事業会計決算書等について、関係法令及び奥出雲町監査基準に準拠して作成されているかどうか、また、決算の計数は正確であるかどうかを関係諸帳簿、証書類との照合等、通常実施すべき審査を行ったほか、担当課長、担当職員の説明を聴取して実施いたしました。  審査の結果でございますが、審査に付された決算書類は、地方公営企業会計の関係基準に準拠して適正に作成されておりまして、関係諸帳票及び証書類との照合の結果、計数は正確であり、また、水道事業の経営成績及び財政状況を適正に表示しているものと認めました。  2ページを御覧いただきたいと思います。以下、主な事項につきまして説明させていただき、掲載しています表等のデータ内容につきましては、後ほど御覧をいただきたいと思います。  1、水道事業の決算状況のほうでございますが、(1)業務の状況でございます。①の給水状況については、表を御覧いただきたいと思います。給水人口、給水戸数等、全体的に減少の傾向がうかがわれます。②の建設改良工事等の状況についてでございますが、建設改良工事は横田浄水場改良事業が2年目となり、計画に沿い順調に実施されております。  それから、(2)予算の執行状況についてでございますが、①収益的収入及び支出の執行状況については、3ページ上段の表を御覧いただきたいと思います。収益については、水道料金等が予算を上回る決算となっております。費用は減価償却費や修繕料となっております。3ページの②のほうでございますが、資本的収入及び支出については、詳細は下段の表を御覧をいただきたいと思います。収入の主なものは企業債、一般会計からの繰入金、県補助金等でございます。支出の主なものは、企業債の償還と建設改良費が主なものでございます。不足分については、損益勘定留保資金等で補填をされております。  4ページですが、損益計算書、表の下から3行目の当年度純利益は2,721万8,000円、その下、前年度繰越剰余金は900万9,000円を加えた繰越利益剰余金が3,622万7,000円となっております。  5ページ、(4)貸借対照表については、御覧をいただきたいと思います。  (5)の、5ページの一番下のほうでございますが、企業債の状況については、6ページの表を御覧をいただきたいと思います。償還が進んでおりまして前年度より残高が減少しております。  (6)のキャッシュ・フローの状況については、当年度は純利益を起点として、これを調整項目加減算することによって、純粋な現金の増減を表示しているものでございます。御覧をいただきたいと思います。  次に、(7)、7ページのほうでございますが、水道料金等の収納及び滞納状況についてでございます。収納状況については、下段の表を御覧をいただきたいと思います。未収額の現年度分については、3月分が未収となるために多額となっておりますが、翌年度に過年度分として収入され、未収が解消されることになっております。毎年度若干の滞納が発生をしております。この滞納分解消についても引き続き御努力をお願いいたします。  滞納の状況については、8ページの表を御覧をいただきたいと思います。  次に、(8)基金の状況ですが、令和元年度末の基金残高につきましては、御覧をいただきたいと思います。  次に、9ページ、2、今後の課題でございますが、(1)から(5)まで記載をさせていただきましたが、要点のみ申し上げますと、(1)業務の状況につきましては、有収率や施設利用率の向上を図り、より一層効果的な運営に努めていただきたいと思います。  (2)収益・費用の状況については、今後も引き続き収益の増確保や経常経費の節減等、さらなる経営改善を図る方策を御検討いただきたいと考えます。  (3)の財政の状況については、今後も企業債残高の縮減を図っていく等、さらなる経営基盤の強化に努めていただきたいと思います。  それから、(4)のキャッシュ・フローの状況については、今後の更新投資を見据え、計画的に資金を確保していく必要があるものと考えます。  (5)の水道料金の滞納状況については、過年度分の未収額は年々減少してきております。引き続き滞納額の解消に努め、経営の健全化を図っていただきたいと思います。  以上、令和元年度奥出雲水道事業会計決算審査の報告を終わります。  以上、よろしくお願いをいたします。 ○議長(藤原 充博君) 以上で審査報告を終わります。  ただいまの谷尻代表監査委員の報告及び認定第1号並びに報告第9号の議案について一括して質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、続きまして、先ほどの谷代表監査委員の報告及び認定第2号の議案について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  お諮りをいたします。ただいまの認定第1号及び認定第2号につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、先ほど設置いたしました決算特別委員会へ付託をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、認定第1号及び認定第2号につきましては、決算特別委員会へ付託することに決しました。  次に、今期定例会までに受理いたしました請願・陳情は、お手元に配付しました請願・陳情等文書表のとおりであります。会議規則第92条第1項の規定によりまして、所管の常任委員会へ付託いたしますので、慎重なる御審議をお願いいたします。   ─────────────・───・───────────── ○議長(藤原 充博君) 以上をもちまして本日の会議日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会といたします。御苦労さまでした。             午後3時14分散会   ───────────────────────────────...