雲南市議会 2019-09-05
令和元年 9月定例会(第1日 9月 5日)
令和元年 9月定例会(第1日 9月 5日) 雲南市告示第312号
令和元年雲南市議会9月定例会を次のとおり招集する。
令和元年8月22日
雲南市長 速 水 雄 一
記
1 期 日 令和元年9月5日
2 場 所
雲南市役所議場
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〇開会日に応招した議員
上 代 和 美 中 林 孝
松 林 孝 之 中 村 辰 眞
原 祐 二 矢 壁 正 弘
白 築 俊 幸 細 木 照 子
佐 藤 隆 司 藤 原 政 文
西 村 雄一郎 土 江 良 治
安 井 誉 細 田 實
藤 原 信 宏 堀 江 眞
周 藤 強 堀 江 治 之
小 林 眞 二 深 田 徳 夫
周 藤 正 志 山 﨑 正 幸
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◎日程第2 会期の決定
○議長(山﨑 正幸君) 日程第2、会期決定の件を議題とします。
お諮りいたします。本定例会の会期は、本日9月5日から9月30日までの26日間にしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日9月5日から9月30日までの26日間に決定しました。
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◎日程第3 諸報告
○議長(山﨑 正幸君) 日程第3、諸報告を行います。
監査委員から、平成30年度、平成31年度及び令和元年度の一般会計、特別会計、企業会計及び基金、
歳入歳出外現金の出納状況の
例月出納検査の報告がありました。詳細については、資料を議員控室に置いてありますのでごらんください。
次に、議員派遣についてであります。
8月1日に島根県
市議会議長会議員研修会が江津市で開催され、20名の議員を派遣しました。
次に、6月定例会以降の諸会議についてであります。
6月26日に
令和元年雲南広域連合議会臨時会が、6月27日に雲南市・飯南町
事務組合議会臨時会が、8月30日に令和元年8月
雲南広域連合議会定例会が開催されました。詳細については、資料を議員控室に置いておりますのでごらんください。
以上で諸報告を終わります。
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◎日程第4 議案の上程(一括議題)
○議長(山﨑 正幸君) 日程第4、議案の上程を行います。
議案第101号、雲南市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定についてから報告第23号、議会の委任による専決処分の報告についてまでの45件を一括議題といたします。
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◎日程第5
市長施政方針
○議長(山﨑 正幸君) 日程第5、市長の施政方針を求めます。
速水市長。
○市長(速水 雄一君) おはようございます。
令和元年雲南市議会9月定例会の開会に当たりまして、市政における私の基本的な考え方を申し上げ、議員の皆様を初め市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。
まず、
松江自動車道の4車線化について申し上げます。
本日の新聞報道で、国土交通省では暫定運用している2車線の
対面通行区間のうち県内で4カ所、49キロメートルを優先的に4車線化する計画を発表されました。雲南市内では、
三刀屋木次インターチェンジから
宍道ジャンクションまでの11キロメートルが計画に入っております。これまで暫定2車線区間では、中央分離帯のある4車線区間に比べて死亡事故の発生確率が高いことや大雪などの災害で通行どめになりやすいなどから、拡幅を求めていたところでございます。雲南市といたしましても、今後早期整備に向けて関係機関に働きかけを行ってまいります。
次に、地方創生について述べます。
国においては、令和2年度から5年間で取り組む第2期まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の策定に向けた議論が深められる中、地方への人の流れを促進する関係人口の創出・拡大、NPOや企業など地方創生の担い手となる民間組織との協働といった視点に重点を置いた施策展開が方向づけられているところでございます。
また、県においても令和2年度以降の5カ年の目標や施策の基本的方向を示し、新しい総合計画・総合戦略として位置づけられる
島根創生計画の策定に向け人口減少に歯どめをかけ、人口減少に打ち勝つ島根をつくるための具体的な内容に関する検討が進められております。
こうした中、本市においても平成27年4月から進めております第2次雲南市総合計画の前期計画や雲南市総合戦略の取り組みを振り返り、令和2年4月からの後期計画・総合戦略の策定に向け検討を進めているところであります。
さて、本年度から進めております
企業チャレンジについてでありますが、
地域自主組織や
市内事業所を初め関係の皆様の御協力により、
ヤマハ発動機株式会社のスローモビリティーの試乗会を去る8月29日に
加茂交流センター周辺及び
大東交流センター周辺で開催したところであります。さらには、複数のIT企業から進出の意向をいただいており、その実現に向け市民の皆様とともに取り組みたいと考えております。
また、地域の課題解決に取り組む幸雲南塾の卒業生が去る8月10日、木次町里方地内に
コミュニティーナースの活動拠点を整備されたところであります。
このほか、去る7月31日には総務省の梶元
伸過疎対策室長が本市に来訪され、地方創生や
地域自主組織の取り組みなどを視察いただいたのを初め、数多くの視察を市民の皆様に受け入れていただいたところであります。
次に、5つの政策に沿って申し述べます。
最初に、「みんなで築くまち」にかかわる政策についてであります。
まず、
交流センターの整備についてでございますが、
久野交流センターについては旧久野幼稚園への移設に向け実施設計を行っており、本年度中に工事完了を目指し改修に必要な補正予算を計上しております。
また、
加茂交流センターについては、令和3年度の建設に向け基本設計に係る補正予算を計上しております。
続いて、
市政懇談会についてでありますが、去る7月24日から8月9日にかけて市内6つの会場で
市政懇談会を開催いたしました。共通テーマに設定した地方創生の取り組みと5つの政策ごとの主な取り組みと
土砂災害特別警戒区域、
通称レッドゾーンと言っておりますが、これの指定のほか、会場ごとに設けた
地域別テーマについて、6つの会場で403人の市民の皆様の御参加を得て活発に意見交換を行ったところであります。多くの貴重な御意見や御提言を今後の市政に生かしてまいる所存でございます。
次に、「安全・安心で快適なまち」にかかわる政策についてであります。
まず、島根県
消防操法大会についてでありますが、去る7月28日に浜田市で開催されました第63回島根県
消防操法大会に雲南市消防団を代表してポンプ車の部に
三刀屋方面隊自動車分団が、
小型ポンプの部に大東方面隊阿用分団及び
木次方面隊温泉分団が出場し、大東方面隊阿用分団が見事優勝まといの栄に浴されました。また、
木次方面隊温泉分団が第3位で準優勝まといを獲得され、
三刀屋方面隊自動車分団が5位入賞という成績をおさめられたところでございます。出場隊の健闘をたたえ、長期間にわたり厳しい訓練を積み重ねられました選手並びに団員の皆様の御努力に対し敬意を表するとともに、御家族、職場、地域及び関係者の皆様の御理解、御支援に感謝申し上げます。この貴重な経験をもとに、地域の防火・防災力の向上に一層努められることを期待するところでございます。
続いて、
公共下水道事業の
地方公営企業法適用についてであります。
このことについては、国は公営企業における経理内容の明確化と透明性の向上を図るため、令和2年4月からの施行を示されました。これに基づき、本市においても
下水道事業に
公営企業会計を適用することといたしました。対象事業は
木次三刀屋公共下水道事業、大東及び
加茂特定環境保全公共下水道事業であり、令和2年4月1日の
公営企業会計移行に向け本議会に関係する条例案を提出しております。
次に、「支えあい健やかに暮らせるまち」にかかわる政策についてであります。
まず、
雲南市立病院の経営状況と改築事業について述べます。
平成30年度の
病院会計決算につきましては、全病床率の利用率が90.9%と高い水準を維持しましたが、病院建設に伴う
減価償却費の増額などの影響によりまして経常損益は4億4,900万円の赤字となりました。しかしながら、内部留保資金は累積額が2,300万円増の15億2,600万円となり、引き続き安定経営が図られているところであります。
また、
雲南市立病院改築事業につきましては、本年4月から進めております北側駐車場整備及び水路移設工事等の全てが完了し、9月末には引き渡しを受ける予定であります。病院建設基本構想策定から8年にわたる病院改築事業が完了し、来る10月1日にはいよいよグランドオープンいたします。これもひとえに市民の皆様を初め関係機関や工事関係者の皆様の御理解、御協力のたまものと衷心より感謝申し上げる次第でございます。あわせて、同19日には工事完了を記念する
雲南市立病院改築事業完成式典を開催する予定であります。
続いて、雲南市健康づくり講演会についてであります。
来る11月3日、木次経済文化会館チェリヴァホールにおきまして「人生100年時代の健康長寿」と題し、東京健康リハビリテーション総合研究所所長、東京大学名誉教授で雲南市名誉顧問の武藤芳照先生による講演会を開催いたします。市民の皆様の健康増進に向け、年齢を重ねる中でも元気で明るく生きがいを持って生活できるポイントを学ぶ機会にしてまいります。
また、これに先立ち、10月4日には同会場において雲南広域連合の主催で雲南市特別名誉顧問の堀泰典先生による介護予防講演会も開催されます。引き続き健康長寿、生涯現役を全うできるまちづくりを目指してまいります。
続いて、県立特別支援学校への通学の支援についてであります。
このことについてはかねてより強く要望があったところでありますが、このたび市外の特別支援学校の幼稚部、小学部及び中学部への就学を希望する幼児、児童生徒の通学に関する保護者負担の軽減を図るため、保護者への通学費の支援を行うことといたしました。あわせて児童生徒の通学手段を確保するため、福祉サービスの通学支援を実施する移動支援事業者に対して、車両確保費用及び介護職員経費の一部を助成することといたしました。なお、幼児、児童生徒が希望する学校に就学し必要な教育が受けられるよう、引き続き島根県には通学支援体制の充実や改善に向け要望してまいります。
続いて、幼児教育・保育の無償化に関する取り組みについてであります。
市議会6月定例会でも触れておりますように、消費税率の引き上げに伴いまして本年10月1日から幼稚園、保育所、認定こども園などの利用料が無償化されますが、主食費と副食費を含めた食材料費については無償化の対象外で、実費を徴収することとなっております。しかしながら、子育て支援の観点から、雲南市では3歳から5歳までの子供たちの副食費を免除する措置を講じることといたしました。
次に、「ふるさとを学び育つまち」にかかわる政策についてであります。
まず、学校給食センター建設事業についてでありますが、木次、三刀屋、吉田、掛合の4つの給食センターを統合する雲南市中央学校給食センターにつきましては、去る7月17日に竣工式を迎えたところであります。その後、8月から試験運用を重ね、予定どおり2学期から安全安心な約1,800食の給食を提供しております。
続いて、永井隆平和賞と記念館整備についてであります。
第29回永井隆平和賞発表式典を9月8日に開催いたします。本年も全国から1,142点の「愛」と「平和」をテーマとした作文の応募があり、優秀作品を当日表彰することとしております。また、今回はハーモニカ奏者であります岩﨑巖様をお招きし、平和に関する講話と演奏を行っていただく記念イベントを予定しております。
一方、永井隆記念館整備事業につきましては、本議会へ建築主体工事の契約議決について提案をしており、議決後は速やかに工事に着手し、令和2年度内の完成を目指し整備に取り組んでまいります。
あわせて、敷地内に設置するモニュメント「平和の鐘」については、永井博士の「平和を」「如己愛人」の精神を次世代へ伝えていくシンボルとする考えであります。なお、その財源については、モニュメントの設置に賛同いただける多くの方々からのふるさと納税も活用する考えであり、そのための積極的な情報発信に努めてまいります。
続いて、教育フェスタ2019についてであります。
来る11月16日に、木次経済文化会館チェリヴァホールにおいて旧加茂町から通算して28回目となる教育フェスタ2019を開催いたします。今回は西小学校の環境学習及び海潮中学校区における小中一貫教育の成果発表や著名な講師による講演など、今後の学校のあり方や学校教育における課題について学び合う機会にする考えであります。
続いて、“幸せを運ぶコウノトリ”と共生するまちづくりについてであります。
昨年策定いたしましたビジョンに基づき、去る8月9日には「生き物を育む水田農業のあり方」をテーマとする学習会を開催したところであります。この学習会を“幸せを運ぶコウノトリ”と共生するまちづくりを具体的な行動につなげていくためのアクションプランの策定に生かす考えであります。
また、島根県、出雲市とともに本年1月に設立いたしました出雲・雲南地域広域連携生態系ネットワーク推進協議会では、本年度から2年間、環境省の補助事業を導入し学術調査や普及啓発活動、広域連携活動計画の策定に着手したところであり、今後人と自然の共生を目指す広域連携活動と市のアクションプランとの相乗効果を図っていく考えであります。
次に、「挑戦し活力を産みだすまち」に関する政策についてであります。
まず、台湾への米の輸出に関する取り組みについて述べます。
台湾での雲南市内産米の販売をより一層高めるため、本年度は通常年1回の販売促進活動を年2回実施することとしております。1回目は市内の農業法人にも御参加いただき、去る7月25日から4日間、台湾の台北市内にある百貨店で実施し、大勢の方にお米をお買い求めいただいたところであり、あわせて11月に予定しております新米の販売フェアのPRを行ったところであります。2回目は11月21日から4日間、私も2年ぶりに現地に赴く予定であり、新米の販売促進だけでなく、台湾からのインバウンドの促進に向け観光PRにも積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
続いて、林業振興についてであります。
森林経営管理法に基づく新たな森林経営管理の推進に向け、森林管理や木材製造に係る市内の事業体や業界団体の実務担当者の方に御参画いただき、去る7月5日に雲南市森林経営推進地域協議会を設立いたしました。昨年度に行いました現地調査を踏まえ、今後大東町新庄及び掛合町井原谷の雲南市林業振興モデル団地の周辺で集積できる民有林の調査を行い、経営管理権の設定に向け検討を進めてまいります。
また、意欲を持った林業経営者への再委託がスムーズに進むよう、路網の整備状況や林業従事者の確保に向けた調査、集積面積等の基準や森林経営の推進に結びつく事業の選定などについて検討を進めてまいります。
続いて、国民宿舎清嵐荘改築整備事業についてであります。
国民宿舎清嵐荘の改築整備につきましては、建物本体に係る建築主体工事、電気設備工事、機械設備工事を8月30日に完了し、現在植栽などの外構工事と備品の搬入を進めております。本事業は平成24年から構想に着手し、完成まで7カ年、総事業費約18億7,000万円を要した大事業でありますだけに、このたび竣工式を11月4日に迎えますことは多くの関係者の皆様の御尽力のたまものと衷心より感謝申し上げる次第であります。今後、施設の内覧会を経ていよいよ11月19日から営業を開始いたしますので、より多くの皆様に御利用いただきたいと存じます。
最後に、行政経営についてであります。
まず、住民票等コンビニ交付サービス導入事業について述べます。
マイナンバーカードを利用して全国のコンビニエンスストア等で住民票の写しや印鑑登録証明書などの各種証明書が取得できるいわゆるコンビニ交付サービスについて、本年11月中のサービス開始に向け準備を進めているところであります。市役所が閉庁しております土曜、日曜、祝日を含め幅広い時間帯で各種証明書を受け取ることができるようになりますので、このサービスに関する周知に努めてまいります。
続いて、財政状況についてであります。
初めに、本議会に提出しております平成30年度決算につきましては、引き続き財政調整基金、減債基金の繰り入れは行わず、普通会計の歳出決算額は289億9,500万円で、前年度と比べ1.2%減少いたしました。財政健全化比率は実質公債費比率が対前年度比0.2ポイント減の10.8%となり、改善が図られたところでございます。今後の財政運営につきましては、来年度からの地方交付税の一本算定への移行を踏まえ、引き続き健全財政の維持に努めてまいります。
次に、補正予算についてであります。
一般会計は、企業団地関連道路整備事業3億3,800万円、消費増税対策プレミアム付商品券事業2億円、
久野交流センター整備事業1億6,000万円、起債道路整備事業7,400万円、雲南市・飯南町事務組合負担金5,600万円、ふるさと納税推進事業5,100万円、交付金活用道路修繕事業4,300万円、農地・農業用施設災害復旧事業3,500万円、前年度各種事業補助金返戻金7,800万円の追加などを計上しております。
また、特別会計等におきましては、国民健康保険事業特別会計、後期高齢者医療事業特別会計、水道事業会計、病院事業会計でそれぞれ事業内容の変更等に伴う補正予算を計上しております。
そのほか、議案として条例13件、一般事件3件、認定事項9件、諮問事項4件、報告事項11件を提出しておりますので、慎重に御審議をいただき、可決賜りますようお願い申し上げまして開会に当たっての施政方針といたします。
○議長(山﨑 正幸君) 以上で市長の施政方針を終わります。
ここで暫時休憩し、10時5分再開といたします。
午前 9時54分休憩
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午前10時05分再開
○議長(山﨑 正幸君) 会議を再開します。
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◎日程第6 提案理由の説明
○議長(山﨑 正幸君) 日程第6、提出者から提案理由の説明を求めます。
藤井副市長。
○副市長(藤井 勤君) 私のほうから、101号から115号までの15件について提案理由の説明をいたします。
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議案第101号 雲南市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について
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地方公務員法及び地方自治体の一部改正する法律によりまして、新たに
会計年度任用職員制度が創設されたことに伴いまして、当該職員の給料及び報酬等について定めるため条例を制定するものでございます。
中身につきましては、主なものについて述べさせていただきますが、
会計年度任用職員に支給されるこの給与ということで、フルタイムの職員につきましては給料、期末手当、通勤手当という表示になります。パートタイムの職員につきましては、給料、期末手当、費用弁償ということになります。給料の額でございますが、給料及び報酬の基準となる基給料表につきましては、雲南市職員の給与に関する条例における給料表の1級及び2級の表を利用するというものでございます。
3点目に、期末手当につきましては、この月数は正規職員と同様とするよう総務省より指導がされていることから、年2.6カ月を支給するというものであります。
通勤手当、費用弁償でございますが、現在の臨時職員に適用されているものを引き継いで適用するということになっております。
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議案第102号
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について
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これにつきましても、
地方公務員法、
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴いまして関係条例を改正するものでございます。
この
会計年度任用職員制度の導入等によりまして、
会計年度任用職員の名称の整備あるいは任期等の定義、非常勤特別職の整理を行うということであります。
2点目が法改正による引用条項の変更、また競争試験等を受けることができる者の欠格条項から成年被後見人等が削られたことによる条項の整理など、この影響がございます11の条例につきまして一部改正等を行いまして、文言等の整理をするものでございます。よろしくお願いいたします。
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議案第103号 雲南市消防団員の定員、任免、報酬、服務等に関する条例の一部を改正する条例について
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これは成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が公布されたことに伴いまして、条例を改正するものでございます。
2つ主なものがございまして、一つが成年被後見人等は消防団員とすることができないとする規定を削除する。それから2点目がその他所要の規定の整備ということで、免職を懲戒免職に改めるというものでございます。
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議案第104号 雲南市印鑑条例の一部を改正する条例について
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改正内容、主なものが2点ございまして、初めに住民基本台帳法施行令等の一部を改正する政令に伴いまして、旧氏併記を可能とする改正でございます。これにつきましてはことしの11月5日から施行されるということでございまして、住民票、個人番号カード等への旧氏の記載を可能とするものでございます。これに伴いまして、住民票や個人番号カードのほかに旧氏併記を希望される方の印鑑登録証明書にも旧氏併記を可能とするため、印鑑条例の改正をお願いするものでございます。
次に、2点目が全ての印鑑登録証明書に男女の別を記載しないこととするための改正でございます。性同一性障がいの方などの性的マイノリティーの方への配慮から、男女の別の記載をしないという人権的配慮が必要との考えから、男女の別を記載しないとする改正をするものでございます。
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議案第105号 雲南市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について
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今回の雲南市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正につきましては、この
家庭的保育事業等の設備、運営に関する基準の一部を改正する省令が施行されたことに伴いまして条例改正をするものでございます。
改正の内容は大きく3点ございまして、去年の12月に国のほうで閣議決定された平成30年の地方からの提案等に関する対応方針がございます。これに基づいて行われるものでございまして、いずれも従来の基準の内容を緩和するというものであります。
一つが、この3歳児の受け皿に係る連携施設の確保の緩和についてということでございまして、家庭的保育事業におきましてはいわゆるこの連携施設ということで、保育所、認定こども園、幼稚園を確保するということになっているわけでございますけれども、その連携施設の役割としてこの3歳児の受け皿、あるいはこの保育内容の支援とか代替保育の提供がございますけれども、特にこの3歳児の受け皿につきましてはこの確保が著しく困難だと市長が認めたときは、市長が適当と認めるものを卒園後の受け皿の提供にかかわる連携協力を行うものとして確保するということになっているところでございます。
また、連携施設の確保に係る経過措置の延長ということで、連携の確保が著しく困難だという場合にはこれまで5年間確保をしないことができるとされておりました。これがあと5年延長されて、10年間連携施設の確保をしないことができるということになっております。
あと、食事の提供に係る経過措置の延長ということでございまして、家庭的保育所の居宅等において実施されるものについては自園調理を行うことによって食事提供を行うことになっていますけれども、なかなかこの設備を整えることが難しいという場合にはこの経過措置で10年間の猶予期間が設けられたことなどでございます。これは今現在のところ雲南市においては該当する施設、事業はございません。
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議案第106号 雲南市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について
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これにつきましても、国のほうで
放課後児童健全育成事業の設置及び運営に関する条例の一部を改正する省令が施行されたことに伴いまして、この条例の一部改正をお願いするものでございます。
これまでの基準では、事業を行うものは事業の支援単位ごとに放課後支援員を2人以上置くこととされております。放課後児童支援員は保育士の資格を有する者などでございまして、都道府県知事が行う研修、放課後児童支援員認定資格研修を修了した者でなけねばならないとされてきました。これが平成29年度の地方からの提案等に対する対応方針ということで国のほうで対応が変わりまして、さらに平成31年度、令和元年度から政令指定都市でもこの研修が実施できることとされたということでございます。これに伴っての条例改正でございます。
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議案第107号 雲南市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について
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これにつきましても、この関係条例につきましては国の特定教育・保育施設及び特定地域保育事業の運営に関する基準の一部を改正する内閣府令が施行されたことに伴いまして、条例改正をお願いするものでございます。
これは特定地域保育事業の連携施設についての基準の緩和によるものと、この10月1日からの幼児教育・保育無償化に伴いまして、無償化の対象となる施設や事業について新たに基準を設けることや、食事の提供に要する費用の取り扱いの変更などがなされるものでございます。
1点目が
特定地域型保育事業の代替保育の提供元としての小規模保育事業A型、これは6人から19人ということになっておりますが、これについて追加をするということであります。
2点目が、卒園後の受け皿の提供を行う連携施設の確保義務の緩和ということになっております。
3つ目が連携施設の確保に係る経過措置の延長ということでございまして、これも5年間があと5年延長されて10年間、連携施設の確保が難しい場合は支援を行うことができると市が認めた場合には5年間猶予の期間を延長しましょうというものであります。
それから、幼児教育とそれから保育無償化の関連では2つございまして、一つが略称の変更ということで、これまで今回新設されます子育てのための施設等の利用給付認定と従来の子供のための教育・保育給付の認定とを区別するため、支給認定という認証や支給認定の号を含む略称が変更される。「支給認定」が今後は「教育・保育給与認定」というふうなことなどに変わってまいります。
いま一つが、食事の提供に要する費用の取り扱いの変更ということでございます。2号児、保育園籍の3歳以上のお子さんにつきまして、今まで保育料に含まれていた副食費、おかず代について保育料から分けて考えることとなり、保育料が無償化となる一方で副食費は保護者から支払いを受けることができる費用となりました。ただし、年収300万円未満相当世帯の方と第3子以降に該当する方については、その副食費については徴収しないこととするという、こういうことも盛り込んだ改正条例ということになっております。
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議案第108号 雲南市特定教育・保育施設の
利用者負担等に関する条例の一部を改正する条例について
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これにつきましては、この基準を定める条例の一部改正につきましては、子ども・子育て支援法の一部を改正する法律が施行されるということに伴いまして条例改正をお願いするものであります。
先ほどの議案第107号にございましたけれども、この特定保育事業の運営に関する基準を定める条例にもありましたが、略称の変更による条例改正ということになっております。
それから、いわゆる項ずれが出てまいりますので、これを調整するというものになっております。
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議案第109号 雲南市
学校給食費徴収条例の一部を改正する条例について
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雲南市
学校給食費徴収条例の一部改正は、本年10月1日から実施されます幼児教育・保育の無償化に伴いまして、学校給食の提供を受ける未就学児に係る副食費に関して規定するために条例を改正するものであります。
改正の内容は大きく3点ございまして、一つはこの趣旨がこれまで学校給食法において実施を規定することを第4条を引用して改めて定義をするというものでございます。
2点目が副食費の徴収の除外ということでございます。副食費については、先ほど申し上げました低所得世帯の保護者については国の制度によって徴収しないこととなりましたので、このたび徴収の除外の規定を新たに設ける。
それから、3点目は副食費の免除ということで、雲南市はこの子育て家庭の支援の一環として市内に住所を有する全ての未就学児について、施設で提供される食事の副食費は免除するということといたしました。これのための免除の規定を追加するものでございます。よろしくお願いいたします。
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議案第110号 雲南市
手数料徴収条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について
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これにつきましては建築基準法の新たな認定制度の手数料が改定されたため、雲南市の
手数料徴収条例の一部を改正する条例の一部を改正するもので、議会の議決を求めるものであります。
建築基準法の一部を改正する法律が公布され、新たな認定及び許可制度の
手数料徴収条例をことしの3月に改正をいたしたところでございますけれども、この後、島根県がさらに
手数料徴収条例を改正されたため、あわせて市の
手数料徴収条例も改正するというものでございます。
現行、島根県では構造計算の適合性判定に係る手数料を
課税対象として扱っておりましたけれども、それを改めまして構造計算適合性判定に係る手数料を非課税として、手数料条例から構造計算の適合性判定に掛ける乗率100分の108を削除することとなったということでございまして、県条例、県の方針に合わせるものでございます。
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議案第111号 雲南市
下水道事業に
地方公営企業法の規定の全部を適用することに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について
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下水道事業に
地方公営企業法を適用することに伴いまして、関係条例を改正するというものでございます。
平成27年の1月21日の総務大臣通知で「
公営企業会計の適用の推進について」によりまして、
公共下水道事業は遅くとも令和2年4月1日から
地方公営企業法を適用して
公営企業会計化することとされました。これを受けまして、生活排水処理事業特別会計のうち
公共下水道事業を令和2年4月1日から
地方公営企業法を適用することとし、それに伴って関係いたします11本の条例の改正と1つの条例の廃止を行うというものでございます。よろしくお願いいたします。
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議案第112号 雲南市
水道事業給水条例の一部を改正する条例について
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これにつきましても水道法改正に伴いまして指定給水装置工事事業者の更新制度改正に伴う改正と、議案第111号と同様に雲南市
下水道事業に係る
地方公営企業法の規定の全部を適用することに伴い条例を改正するもので、議会の議決を求めるものでございます。
指定給水装置工事事業者の指定更新制度が、指定の有効期間が5年間というものができました。これが導入されたことに伴いまして、指定更新に係る手数料の額を規定する一部改正を行うというものであります。
それと、雲南市の
水道事業給水条例は水道法の改正に伴いまして一部改正があったため、上記の一括改正条例とは別条例として提出をさせていただいております。よろしくお願いをいたします。
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議案第113号 雲南市
永井隆博士生い立ちの家条例の制定について
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永井隆博士が幼少期を過ごされました生い立ちの家を保存し、その遺徳を顕彰するとともにこれを一般の利用に供するために、
永井隆博士生い立ちの家の管理に関して必要な事項を定めることを目的として条例を制定するものでございます。
これまで普通財産でしかなかった本施設でございますが、改めて条例制定によりまして行政財産として位置づけをいたしまして、文化財としてより適切に保護及び維持管理を行っていくという姿勢を明確にするというものでございます。
文化財の概要といたしましては、名称が安田家住宅、永井隆博士旧居ということになっております。三刀屋町の多久和、指定の種類が史跡ということになっております。平成3年の4月1日に指定がされまして、平成11年12月20日に無償の譲渡を受けまして所有権移転が平成12年1月17日に行われているということでございます。面積につきましては、木造カヤぶき平家建てで延べ面積が125.13平方メートル、37.9坪ということになっております。よろしくお願いします。
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議案第114号
永井隆記念館施設整備事業永井隆記念館建設(建築主体)
工事請負契約について
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2枚目が参考資料になっております。7月の17日に一般競争入札の開札を行いました。参加者が3社ということになっております。落札率が99.0%、工事概要、延べ床面積が579.48平方メートル、175.6坪ということになっております。鉄骨造の平家建て、建物の用途が博物館、図書館ということになっております。よろしくお願いします。
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議案第115号 (仮称)
加茂BSスマートインターチェンジの設置に関する
工事等細目協定について
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この工事細目協定につきましては、工事施行に当たってその詳細を定めることによりまして工事等の適正かつ円滑な遂行を図ることを目的とするものでございます。
2枚目に参考資料を載せております。これにつきましては、6月定例会でこの債務負担行為の補正を議決をいただきました。令和元年度から令和4年度まで、限度額が3億7,100万円ということになっております。全体事業費が21億9,303万1,000円ということになっております。雲南市が16.5%の3億6,290万5,000円ということになっております。中身につきましては、加茂スマートインターチェンジ土工事、舗装工事、施工の管理業務。調査・設計業務として材料の価格調査、完成図、管理用図面等の作成ということになっております。どうかよろしくお願いいたします。
○議長(山﨑 正幸君) 細木水道局長。
○水道局長(細木 弘志君) それでは、議案第116号のほうを説明させていただきたい思います。
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議案第116号 平成30年度雲南市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について
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決算書のほうをごらんいただければと思います。水道事業会計の決算書……。
○議長(山﨑 正幸君) よろしいですか、出ましたか。
○水道局長(細木 弘志君) よろしいですか。それでは、決算書の1ページ目のほうをごらんいただければと思います。款と主な部分についてのみ説明をさせていただきたいと思います。金額は税込みの金額でございます。
1、収益的収入及び支出。収入でございますけれども、第1款水道事業収益、予算合計額14億5,065万3,000円、決算額14億4,166万590円、予算額に比べ899万2,410円の減でございます。内訳でございますけれども、第1項営業収益におきまして1,656万9,896円の減でございます。主な理由でございますけれども、給水収益が予算額に対しまして90万2,756円の減、これは木次町平田地内で予定をしておりました配水管移転工事の中止によりまして、受託工事収益が770万6,000円減になったものでございます。それから、第2項のところの営業外収益において757万7,486円ふえております。これにつきましては、平成29年度の水道事業の長期前受け金の戻入益、これの精算をしたもので増額となっております。
次に支出でございますけれども、第1款水道事業費用、予算合計額14億6万3,000円、決算額13億5,493万3,953円となり、不用額4,512万9,047円となっております。不用額の主なものにつきましては、第1項の営業費用のところで3,770万3,221円がございます。これにつきましては、内訳といたしまして原水及び浄水費とそれから事務費、維持管理費、それから先ほど申し上げました木次町平田地内の配水管移設工事の中止によるもの、それから
減価償却費等の精算をしたものでございます。それから第2項営業外費用、不用額が662万5,826円ございます。主なものにつきましては、消費税及び地方消費税でございます。それから、第3項の予備費については全額不用額としております。
はぐっていただきまして2ページ目、2の資本的収入及び支出、収入でございます。第1款資本的収入、予算合計額4億3,618万6,000円、決算額4億1,528万5,732円、予算額に比べまして2,090万268円の減となっております。第2項のところの負担金の減によるものでございまして、主に支障移転工事の繰り越しをしたためのものでございます。
次に支出のほうですが、第1款資本的支出、予算合計額9億4,408万1,000円、決算額8億9,727万5,134円、翌年度への繰り越しが2,710万4,000円でございます。不用額のほうは1,970万1,866円でございます。不用額につきましては、第1項の建設事業費の精算によるものでございます。
あと、枠外のところの説明でございますけれども、資本的収入が資本的支出額に不足する額4億8,198万9,042円につきましては、過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,141万6,571円、過年度分損益勘定留保資金4億6,057万2,831円で補填をしております。
続きまして、財務諸表、損益計算書をつけておりますけれども、4ページ目のところをごらんをいただければと思います。終わりの3行でございますけれども、当年度の純利益7,089万5,955円の黒字となっております。それから、前年度繰越利益剰余金でございますけれども、これは7,337万1,234円。これを加えまして、一番下のところですけども1億4,426万7,189円が当該年度の未処分利益剰余金となっております。
それでもう1ページはぐっていただきまして6ページ目になりますけれども、この剰余金の計算書をつけております。先ほど説明いたしましたけれども、30年度の利益剰余金が1億4,426万7,189円ということでございまして、これのうち今後見込まれます老朽管等の更新費用に伴う建設改良積立金として7,000万円を処分することにつきまして、議会の議決をお願いするものでございます。
なお、この7,000万円を処分した後の残額が一番下のとこにありますけれども、7,426万7,189円となるというものでございます。
あと、7ページ以降の貸借対照表、それから13ページ以降には事業報告書等の附属資料をつけておりますので、これにつきましてはまたごらんをいただければと思います。以上です。
○議長(山﨑 正幸君) 内田総務部長。
〔総務部長説明〕
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議案第117号 令和元年度雲南市
一般会計補正予算(第2号)
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○議長(山﨑 正幸君) 提案理由の説明の途中でありますが、ここで暫時休憩し、11時10分再開といたします。
午前10時57分休憩
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午前11時10分再開
○議長(山﨑 正幸君) 会議を再開いたします。
引き続き提出者からの提案理由の説明を求めます。
佐藤
政策企画部長。
〔議案第117号
政策企画部長説明〕
○議長(山﨑 正幸君) 中村防災部長。
〔議案第117号 防災部長説明〕
○議長(山﨑 正幸君) 小川
市民環境部長。
〔議案第117号
市民環境部長説明〕
○議長(山﨑 正幸君) 小山
健康福祉部長。
〔議案第117号
健康福祉部長説明〕
○議長(山﨑 正幸君) 加津山
子ども政策局長。
〔議案第117号
子ども政策局長説明〕
○議長(山﨑 正幸君) 日野
農林振興部長。
〔議案第117号
農林振興部長説明〕
○議長(山﨑 正幸君) 嘉本
産業観光部長。
〔議案第117号
産業観光部長説明〕
○議長(山﨑 正幸君) 西川建設部長。
〔議案第117号 建設部長説明〕
○議長(山﨑 正幸君) 梅木教育部長。
〔議案第117号 教育部長説明〕
○議長(山﨑 正幸君) 提案理由の説明の途中ではございますが、ここで暫時休憩し午後1時再開といたします。
午前11時57分休憩
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午後 1時00分再開
○議長(山﨑 正幸君) 会議を再開いたします。
引き続き提出者から提案理由の説明を求めます。
小川
市民環境部長。
〔
市民環境部長説明〕
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議案第118号 令和元年度雲南市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
議案第119号 令和元年度雲南市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)
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○議長(山﨑 正幸君) 細木水道局長。
〔水道局長説明〕
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議案第120号 令和元年度雲南市
水道事業会計補正予算(第2号)
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○議長(山﨑 正幸君) 石原
市立病院事務部長。
〔
市立病院事務部長説明〕
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議案第121号 令和元年度雲南市
病院事業会計補正予算(第1号)
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○議長(山﨑 正幸君) 高野
会計管理者。
○
会計管理者(高野 耕治君) 認定第1号から認定第7号までを説明いたします。
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認定第1号 平成30年度雲南市
一般会計歳入歳出決算認定について
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予算の執行に当たっては、
地方自治法、市財務規則及び予算執行方針に基づき、効率的な執行に努めてまいりました。
決算書の歳入歳出の合計を読み上げて説明とさせていただきます。決算書の1ページのほうをお開きください。
平成30年度一般会計歳入歳出決算書。歳入。合計は3ページのほうをごらんいただきたいと思います。歳入合計です。予算現額306億686万6,000円、調定額295億7,298万2,212円、収入済み額294億9,345万6,461円、不納欠損額767万1,058円、収入未済額7,185万4,693円。
次に、5ページをごらんください。歳出。歳出合計、予算現額306億686万6,000円、支出済み額290億39万8,972円、翌年度繰越額12億4,599万2,000円、不用額3億6,047万5,028円。歳入歳出差し引き残額4億9,305万7,489円。
次のページからは事項別明細書ですので、後ほどごらんください。
続いて、65ページをお開きください。平成30年度一般会計実質収支に関する調書。1の歳入総額から3の歳入歳出差し引き額につきましては、先ほど申し上げましたとおりです。4、翌年度へ繰り越すべき財源、(2)繰越明許費繰越額1億9,019万7,000円。5、実質収支額3億286万円。
次に、認定第2号です。
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認定第2号 平成30年度雲南市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
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決算書の66ページをごらんください。平成30年度国民健康保険事業特別会計(事業勘定)歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額44億7,122万6,000円、調定額45億2,440万6,860円、収入済み額45億68万9,046円、不納欠損額619万3,545円、収入未済額1,752万4,269円。
次に、68ページをごらんください。歳出です。歳出合計、予算現額44億7,122万6,000円、支出済み額44億3,331万3,856円、翌年度繰越額はございません。不用額3,791万2,144円、歳入歳出差し引き残額6,737万5,190円。
続いて、80ページをお開きください。平成30年度国民健康保険事業特別会計(事業勘)実質収支に関する調書。1の歳入総額から3の歳入歳出差し引き額、これにつきましては先ほど申し上げましたとおりです。4、翌年度へ繰り越すべき財源はございません。5、実質収支額6,737万5,000円。
次に、81ページをお開きください。平成30年度国民健康保険事業特別会計(直営診療施設勘定)歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額1億3,423万3,000円、調定額1億3,679万8,463円、収入済み額1億3,679万8,463円、不納欠損額並びに収入未済額はございません。
次に82ページ、次のページをごらんいただきたいと思います。歳出。歳出合計、予算現額1億3,423万3,000円、支出済み額1億2,578万5,852円、翌年度繰越額はございません。不用額が844万7,148円。歳入歳出差し引き残額1,101万2,611円。なお、この残額は国民健康保険事業直営診療施設に
地方公営企業法が適用されることに伴い、同法の規定により病院事業会計へ引き継ぎました。
次に、87ページをお開きください。平成30年度国民健康保険事業特別会計(直営診療施設勘定)実質収支に関する調書。1、歳入総額から3、歳入歳出差し引き額につきましては先ほど申し上げましたとおりです。4、翌年度へ繰り越すべき財源はございません。5、実質収支額1,101万2,000円。
次に、認定第3号です。
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認定第3号 平成30年度雲南市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について
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決算書88ページをお開きください。平成30年度後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額10億9,021万5,000円、調定額10億8,118万981円、収入済み額10億8,093万4,601円、不納欠損額1万7,060円、収入未済額22万9,320円。
次ページ、歳出のほうをごらんください。歳出合計、予算現額10億9,021万5,000円、歳出済み額10億7,407万5,445円、翌年度繰越額はございません。不用額は1,613万9,555円。歳入歳出差し引き残額685万9,156円。
続いて、94ページをごらんください。平成30年度の後期高齢者医療事業特別会計実質収支に関する調書。1、歳入総額から3、歳入歳出差し引き額につきましては先ほど申し上げましたとおりです。4、翌年度への繰り越すべき財源はございません。5、実質収支額686万円。
次に、認定第4号です。
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認定第4号 平成30年度雲南市
農業労働災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について
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決算書95ページをお開きください。平成30年度農業労働災害共済事業特別会計歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額423万6,000円、調定額422万5,888円、収入済み額422万5,888円、不納欠損額並びに収入未済額はございません。
次のページをごらんください。歳出です。歳出合計、予算現額423万6,000円、支出済み額421万2,107円、翌年度繰越額はございません。不用額2万3,893円。
続いて、99ページをお開きください。平成30年度農業労働災害共済事業特別会計実質収支に関する調書。1、歳入総額から3、歳入歳出差し引き額につきましては先ほど申し上げましたとおりです。4、翌年度へ繰り越すべき財源はございません。5、実質収支額1万4,000円。
次に、認定第5号です。
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認定第5号 平成30年度雲南市
生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について
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決算書100ページをお開きください。平成30年度生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額25億8,188万3,000円、調定額25億8,115万7,687円、収入済み額25億5,839万8,959円、不納欠損額1,647万1,399円、収入未済額628万7,329円。
次ページ、歳出です。歳出総額、予算現額25億8,188万3,000円、支出済み額25億5,422万8,552円、翌年度繰越額はございません。不用額2,765万4,448円。歳入歳出差し引き残額417万407円。
次に、113ページのほうごらんください。平成30年度生活排水処理事業特別会計実質収支に関する調書。1、歳入総額から3、歳入歳出差し引き額につきましては先ほど申し上げましたとおりです。4、翌年度へ繰り越すべき財源はございません。5、実質収支額417万円。
次に、認定第6号です。
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認定第6号 平成30年度雲南市財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
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決算書114ページをお開きください。平成30年度財産区特別会計歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額100万8,000円、調定額63万9,890円、収入済み額63万9,890円、不納欠損額並びに収入未済額はございません。
次ページ、歳出です。歳出合計、予算現額100万8,000円、支出済み額63万8,616円、翌年度繰越額はございません。不用額36万9,384円。歳入歳出差し引き残額1,274円。
続いて、118ページをごらんください。平成30年度財産区特別会計実質収支に関する調書。1、歳入総額から3、歳入歳出差し引き額は先ほど申し上げたとおりです。4、翌年度へ繰り越すべき財源はございません。5、実質収支額1,000円。
次に、認定第7号です。
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認定第7号 平成30年度雲南市
土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について
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決算書の119ページをお開きください。平成30年度土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額5,475万1,000円、調定額4,068万4,798円、収入済み額4,068万4,798円、不納欠損額並びに収入未済額はございません。
次ページ、歳出です。歳出合計、予算現額5,475万1,000円、支出済み額4,029万1,136円、翌年度繰越額1,342万5,000円、不用額103万4,864円。歳入歳出差し引き残額39万3,662円。
続いて、123ページをごらんください。平成30年度土地区画整理事業特別会計実質収支に関する調書。1、歳入総額から3、歳入歳出差し引き額は先ほど申し上げましたとおりです。4、翌年度へ繰り越すべき財源、(2)繰越明許費繰越額1,000円。5、実質収支額39万3,000円。
認定第1号から認定第7号までの説明は以上です。
○議長(山﨑 正幸君) 細木水道局長。
○水道局長(細木 弘志君) 認定第8号の説明をさせていただきます。
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認定第8号 平成30年度雲南市
工業用水道事業会計決算認定について
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では、決算書の1ページ目をお願いいたします。1、収益的収入及び支出。収入。第1款水道事業収益、予算額5,470万、決算額5,591万7,094円、予算に比べて決算の増減ですが、127万1,794円でございます。
支出のほうですが、第1款水道事業費用、予算額合計のところで6,362万3,000円、決算額6,266万254円、不用額96万2,746円。
2ページ目、資本的収入及び支出です。支出です。第1款資本的支出、予算額合計3,557万6,000円、決算額3,557万5,012円、翌年度の繰越額はありません、不用額が988円。欄外のところですけれども、資本的収入額が資本的支出額に不足する額3,557万5,012円は過年度分損益勘定留保資金のほうで補填をしております。
3ページ目をごらんいただきたいと思います。損益計算書の下3段でございますが、当該年度の純利益につきましては674万3,419円の赤字でございます。前年度繰越利益剰余金3,217万7,902円の繰り越しの損失となっております。当該年度未処分利益剰余金3,892万1,321円ということになっております。以上です。
○議長(山﨑 正幸君) 石原
市立病院事務部長。
○
市立病院事務部長(石原 忍君) 失礼します。それでは、認定第9号について御説明させていただきます。
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認定第9号 平成30年度雲南市
病院事業会計決算認定について
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では、病院事業決算書の1ページをお開きください。平成30年度雲南市病院事業決算報告書。(1)収益的収入及び支出。収入。第1款病院事業収益、決算額44億1,130万5,112円、予算額に比べ決算額の増減2,046万4,112円。
続いて支出です。第1款病院事業費用、決算額48億6,012万3,544円、不用額6,278万456円。
続きまして2ページ目、(2)資本的収入及び支出。収入。第1款資本的収入、決算額10億7,254万7,000円、予算に比べ決算額の増減80万円の減。
続いて支出です。第1款資本的支出、決算額12億140万535円、不用額222万6,465円。
欄外の説明ですが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額1億2,885万3,535円は過年度分損益勘定留保資金1億2,153万7,585円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額731万5,950円で補填した。
続きまして財務諸表、損益計算書です。3ページをお開きください。平成30年度雲南市病院事業損益計算書。1、医業収益39億6,773万3,967円、2、医業費用45億6,773万8,001円。医業損失6億4,034円。3、医業外収益3億6,601万4,538円、4、医業外費用2億1,163万2,050円。差し引き1億5,438万2,488円。続いて4ページです。5、訪問看護収益6,006万1,089円、6、訪問看護費用6,354万4,875円、差し引きマイナス348万3,786円。経常損失4億4,910万5,332円。7、特別利益28万6,900円。当年度純損失4億4,881万8,432円、前年度繰越利益剰余金3,531万9,885円、当年度未処理欠損金4億1,349万8,547円。以上です。よろしくお願いします。
○議長(山﨑 正幸君) ここで、監査委員より監査の報告を受けます。
谷戸
代表監査委員。
〔
代表監査委員監査報告〕
○議長(山﨑 正幸君) 提案理由の説明の途中でありますが、ここで暫時休憩し14時10分から再開いたします。
午後1時59分休憩
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午後2時10分再開
○議長(山﨑 正幸君) 会議を再開いたします。
引き続き提出者から提案理由の説明を求めます。
内田総務部長。
〔総務部長説明〕
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諮問第3号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
諮問第4号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
諮問第5号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
諮問第6号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
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○議長(山﨑 正幸君) 佐藤
政策企画部長。
〔
政策企画部長説明〕
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報告第13号 雲南市
土地開発公社の経営状況の報告について
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○議長(山﨑 正幸君) 嘉本
産業観光部長。
〔
産業観光部長説明〕
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報告第14号
雲南都市開発株式会社の経営状況の報告について
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○議長(山﨑 正幸君) 梅木教育部長。
〔教育部長説明〕
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報告第15号 株式会社キラキラ雲南の経営状況の報告について
報告第16号
公益財団法人鉄の歴史村
地域振興事業団の経営状況の報告について
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○議長(山﨑 正幸君) 日野
農林振興部長。
〔
農林振興部長説明〕
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報告第17号 市有林の信託に係る
事務処理状況の報告について
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○議長(山﨑 正幸君) 内田総務部長。
〔総務部長説明〕
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報告第18号 平成30年度決算に基づく
健全化判断比率の報告について
報告第19号 平成30年度決算に基づく
資金不足比率の報告について
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○議長(山﨑 正幸君) 西川建設部長。
〔建設部長説明〕
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報告第20号 議会の委任による専決処分の報告について
報告第21号 議会の委任による専決処分の報告について
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○議長(山﨑 正幸君) 菅田
木次総合センター所長。
〔
木次総合センター所長説明〕
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報告第22号 議会の委任による専決処分の報告について
報告第23号 議会の委任による専決処分の報告について
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○議長(山﨑 正幸君) 以上で提案理由の説明を終わります。
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◎日程第7 議案の質疑
○議長(山﨑 正幸君) 日程第7、これから議案に対する質疑を行います。
質疑は、条例その他と予算及び認定の3区分に分けて行います。
最初に、議案第101号、雲南市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定についてから議案第113号、雲南市
永井隆博士生い立ちの家条例の制定についてまでの条例13件、議案第114号、
永井隆記念館施設整備事業永井隆記念館建設(建築主体)
工事請負契約について及び議案第115号、(仮称)
加茂BSスマートインターチェンジの設置に関する
工事等細目協定についての一般事件2件、諮問第3号、
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてから諮問第6号、
人権擁護委員候補者の推薦について意見を求めることについてまでの諮問4件、報告第13号、雲南市
土地開発公社の経営状況の報告についてから報告第23号、議会の委任による専決処分の報告についてまでの報告11件、計30件の条例その他について行います。質疑はございませんか。
15番、藤原信宏君。
○議員(15番 藤原 信宏君) まだタブレットを持っておりませんけども、2点ほど紙のほうでよろしくお願いします。
まず1点は、雲南市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例ということで特に決定等は細かい部分は規則で委ねるということでございますが、基本的なところをちょっと聞かせていただきたいなと。
一つはフルタイムの任用職員についてですが、まず最初に格付をされるとき、これは年齢とか今までの臨時職員さんと一緒で同じ格なのか、それとも今までのいろんな職務の経験等のあれが加算されて差がついていくのかどうか。その基本的なところだけでいいです。
あわせて年度を越えて引き続き勤務をされる場合、それは当たり前といいますか前年よりも1号給上がっていくのかということをお聞かせ願いたいと思います。
それから、パートタイム職員につきましてはですが、報酬の支給が計算が月の1日から末日が計算期間ということになっておるわけですけども、支給日については正規職員といいますか、あれは今23日というのがありますが、それと違うのかどうか。この2点をお聞かせ願いたいと思います。
それから、もう1点は議案第115号です。
加茂BSスマートインターチェンジの設置に関する
工事等細目協定についてでございますが、その1つ前の永井隆記念館については予定価格がちょうど地方消費税の額というのが10%でありますが、この115号についてはちょうど10%にならないんですね。9.5%ぐらいになっておりますが、この違いというものはいわゆる9月中に支払いがあるのかどうか。上がってからじゃなくて、9月中にも何かの支払いでも生じるということで違ってくるのか。その中身によって10%と据え置きの8%でもあるのか。その地方消費税の額についてちょっと聞かせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(山﨑 正幸君) 内田総務部長。
○総務部長(内田 孝夫君)
会計年度任用職員制度でございますけれども、まずフルタイム
会計年度任用職員でございますけれども、格付につきましては今後公募していくということでございまして、どういった方が結果採用になるかわかりませんけども、格付につきましては前歴あるいは今までの職歴等は加味をするということになろうというふうに思っております。
それから、その方がまた1年終わって次また勤めていただくにしても、また応募していただいて採用という形になりますけれども、その際同じ方がまた勤めていただくということになれば、給与等につきましては処遇は上がっていくものというふうに思っております。
それから、パートタイムの任用職員の支給日につきましては規則に定めるということでございまして、フルタイムにつきましては常勤職員と一緒の23日でございますけれども、パートタイム
会計年度任用職員につきましては、先ほどおっしゃいますように月の1日から末日までを計算期間として規則で定める期日ということで、翌月の10日の支給というふうになります。以上でございます。
○議長(山﨑 正幸君) 西川建設部長。
○建設部長(西川 徹君) これにつきましては、NEXCOと雲南市の施工区分を一体として工事を出すということで、市の施工範囲もNEXCOへお願いをして行うということになりますので、工事費にあわせてそれに係る事務費等の経費が計上されているということでございまして、その中に消費税の
課税対象にならないものも含まれておりますので、そういったものも含めて計算をしたものがそれぞれに個別の計算で積み上げたものがお示しをしている数字になっているということでございます。よろしくお願いいたします。
○議長(山﨑 正幸君) 15番、藤原信宏君。
○議員(15番 藤原 信宏君) バスストップはわかりました。
任用職員については内容はよくわかりましたが、適用が来年の4月1日ということで規則に定めるということで、規則はこれからなんですか、今の段階で大体できておるというのかどうか、それだけお願いします。
○議長(山﨑 正幸君) 内田総務部長。
○総務部長(内田 孝夫君) 規則につきましては今作成中ということでございますけれども、骨格についてはもちろんできておりまして、会期中の委員会にお示ししたいなというふうに考えて、それまでには作成したいというふうに考えております。
○議長(山﨑 正幸君) ほかに。
5番、原祐二君。
○議員(5番 原 祐二君) 議案1件と報告1件について質問をします。
議案第101号、先ほど藤原議員のほうからも質問がありました
会計年度任用職員の関係ですけども、これ一般会計それから企業会計、それぞれあると思いますけども、病院を含めた会計ですが、対象となる人数、これがどれだけいらっしゃるのか。現在の時点での見込みということになると思います。
また、この条例がこのようになった場合に、予算はどの程度その増額、当然条件がよくなるわけですから、予算、人件費に対してどの程度上がっていくのか試算をしていらっしゃると思いますので、その点をお伺いしたいと思います。
それから、報告ですけども、報告第13号、
土地開発公社の経営状況の報告ということで、先ほど
政策企画部長のほうが、ページ数で言うと6ページの損益計算書で説明がありました。たしかこの
土地開発公社は、昨年5年ぶりに赤字になったということで報告があったと思っております。それで今年度の経常利益は22万1,000円ということなんですけども、ここが黒字化したということですが、最後何かお断りがあった当期純損失8,943万202円ということでこれすごい大きい金額でして、説明されたんですがちょっとよくわからなかったので、この大きな金額がなぜ今ここで純損失として上げたのかもう少しわかりやすく説明をしていただきたいということが1点と、もう1点は18ページのところで事業の収益、原価明細書というのがついていまして、それぞれ原価に対して収益が幾らあったかというのが比較して記載がされています。これを見ると、原価に対して収益が高いものは30%ぐらいある事業があるわけですね。例えば桜並木住宅というのは非常に高い収益性があるわけですけども、低いものは2%程度ということで非常に差があるわけですけど、この辺の考え方はどういった形でこの原価と収益を定めていらっしゃるのかという点についてお伺いをします。以上です。
○議長(山﨑 正幸君) 内田総務部長。
○総務部長(内田 孝夫君)
会計年度任用職員に係る人数ということでございますけれども、一般会計、企業会計合わせると現状ではそうした職員になるのは240名程度いらっしゃる。現状の臨時職員、いわゆる嘱託職員ということでございます。病院につきましては、また後ほどと思っております。
それで所要額、これにつきましては先ほども申しましたけれども、今後公募して応募していただいて格付等するということでございますが、現状で見込んだところでは1億円前後ぐらいはやっぱりその処遇改善に関してかかってくるもの、ふえるということでございます。
○議長(山﨑 正幸君) 石原
市立病院事務部長。
○
市立病院事務部長(石原 忍君) 病院の会計年度の対象者でありますが、現状の嘱託職員、臨時職員、パート職員をそのまま移行するということで言いますと約100人ぐらいです。
○議長(山﨑 正幸君) 金額は。
○
市立病院事務部長(石原 忍君) 予算的な部分で言いますと、病院の場合は現状でも嘱託職員、臨時職員に期末手当、ボーナス、これ現状も支給しておりますし、それから通勤手当も支給しております。ですから、移行の段階ではそう大きく変わらないと思っています。
○議長(山﨑 正幸君) 佐藤
政策企画部長。
○
政策企画部長(佐藤 満君)
土地開発公社についてお尋ねがございました。2点あったんですが、最初に後段のほうからちょっと御説明をさせていただきます。
まず、利益率が随分違いがあるという御指摘がございました。公社としては、売れる土地をとにかく探してというか、開発して売っていくということが使命だと思っております。そのときに、最初予定をしておった土地の交渉によって想定とずれたりとか、それから想定外の少し費用もかかったりとかして実績の利益率が下がってきているというものもございますが、できるだけ努力はして黒字化をするような、それぞれの事業が黒字となるように努力はしてきているというところでございますので、よろしくお願いいたします。
ただ、そのときに売買価格としてやっぱり近傍の土地の価格と比較した上でやっておりますので、どうしても利益率は少ないけどもその価格で売っていかなきゃいけないというところがありますので、よろしくお願いいたします。
今回の前段のほうの質問でございますけれども、これについては不測の事態がやっぱりあったということで、今回評価損をさせていただいたところでございます。詳しい説明をせずに報告とさせていただきまして大変申しわけなかったところでございますが、そら山の4期をこれから売っていくというところについて4点だけ損益の見込みの要因というのがございます。
まず、1点目が調整池の件でございますが、これは既に2期の調整池をあの区画の中でやっておって、そのうちの1期の調整池は4期の土地を造成するときにもそれを活用するということで、そのときの調整池価格を帳簿価格として残しておりました。今回それが帳簿価格に計上しておって、当時売れるだろうと思ってた価格に対してそれも加えた中で少し差が出てきたということで、当初の見込み違いということがあろうかと思います。
それから、2点目に上下水道の整備の観点ということがありまして、これ第2期の事業地に集合住宅が建設されました。当初はその水道事業の中で4期もやっていけるというふうに踏んでおったところでございますけども、集合住宅ができたことによって計画給水人口が増加したために新たに今回水道事業をやらなきゃいけないということで、これについては公社のほうで負担しようということになっております。
それから、3点目に下水道の整備でございます。当初の計画では、都市下水道の整備区域認可のもと整備を行うということで予定しておりましたけれども、これについては開発計画において下水道整備が完了したということで整理されたところでございます。当地域について完了したというふうに整理されたことによりまして、この下水道の管路布設にかかわる整備をこれも公社のほうで造成費の中で負担をしていくということの必要性が生じてきたということです。
それから、4点目に4期の分譲可能地について一定の規模を計画していたところでございますけども、実際9区画程度の宅地分譲にしかならないということになりました。当初計画していた宅地分譲可能面積が随分減ったということでございまして、これは理由としては日照とかレッドゾーン等の住環境を考慮して限定をさせていただきたいということでございます。そういったことから宅地分譲地に適切でないという判断をして、その土地については農園等有効な利用を今模索中でございますけども、そういった4つの大きな理由で当初の計画から現状売れる価格ということに対しては差額が出てきたということで、今回評価損をして4期に向かっていきたいというふうに判断させていただいたところでございます。
○議長(山﨑 正幸君) ほかに質疑はありませんか。
7番、白築俊幸君。
○議員(7番 白築 俊幸君) 議案第113号の生い立ちの家の条例ですが、ちょっと5条の見学の制限のところです。次の各号のいずれかに該当するときは見学休止云々等がありますが、そうすると例えば(1)で風俗を害すおそれがあると認められるとき、あるいは滅失、施設を損傷し、それがあるときと。これは現にやられれば現行犯でできるんでしょうが、それを申し込み段階でそのことをどのように判断されるおつもりか。こういった条項というのは何か大体つけてあるのかもしれませんが、実際のところ具体的にそこのとこの判断は申し込み段階でどのように判断されるんでしょうか。
○議長(山﨑 正幸君) 梅木教育部長。
○教育部長(梅木 郁夫君) 議員おっしゃいますように、申請されてこの人が滅失をするおそれがある人かどうかというところは、なかなかその判断はできないというふうに思っております。ですが、いろんな情報の中でそういうおそれがあるというふうなことがもしわかれば、そういったときには拒んでいく必要があるのではないかと思っておりますけども、これに関してはそうそうそういった該当は余り発生はしないのかなとは思っているところでございます。ただ、事前にそういった情報がわかった場合、そういった場合においては、事情を聞きながら拒むということも必要ではないかというふうに思っておるところでございます。
○議長(山﨑 正幸君) よろしいですか。
ほかに。
18番、堀江治之君。
○議員(18番 堀江 治之君) 先ほどの質問と同じ113号、永井隆博士の生い立ちの家の条例の制定ですが、ここの中で見学の第4条がございますけれども、この施設を見学するというその行為はどの段階から見学とみなすのか。例えば宅地へ入ったところからが見学なのか、あるいは母屋を見るとき、あるいは離れを見るとき、そのときが見学なのか。その点と、それから教育委員会へ申し出て許可を受けるということですが、申し出方法なり許可の方法はどういうことを考えておられるのか。
それと、教育委員会ということになりますと土日、祝祭日については休みですので、特にああして永井隆記念館が新しくなればここへ訪れる方も多くなると思いますが、そのほとんどは土日、祝祭日ではないかというふうに思いますが、そこら辺の取り扱いをどう考えておられるのか、その点。
それから、第9条、委任のところで施設の管理に関し必要な事項は教育委員会規則で定めると、こうなっておりますが、これが今あるのかどうなのか。あるとすれば資料提供をお願いしたいと思いますが、議長のほうでお取り計らいをお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(山﨑 正幸君) 梅木教育部長。
○教育部長(梅木 郁夫君) 議員のほうから3点質問をいただいたと思っております。
まず、見学とはというところですけども、ああして平日は今現在もですけども閉まっているという状況でございますので、それの開閉についてやっぱり申し入れがあったときにそれをあけるということで考えておりますので、まずは中を見られるかどうかということかなと思っておりますので、周りまで行って見られるということもあろうかと思いますし、そういった場合には見学ということではなくて、立ち寄られたという感じだというふうに思っております。ですので、中を見たいという場合においての仕組みをここに書いてありますように、指定管理をする場合においては教育委員会が指定管理者というふうに読みかえるというふうに書いてありますけども、指定管理者がもし管理いただくようになれば、今の申し出についても例えばその指定管理者がどなたになるかわかりませんけども、記念館と連携をとっていただいたり、あるいは教育委員会と連携とっていただいたりしながら、それぞれその指定管理者に今から行かれますからとか、そういう情報を共有しながら管理をしていってはどうかということを今のところは考えております。
それから、土日につきましては、先ほど言いましたように指定管理者のほうで記念館に例えば寄られた。生い立ちの家も行きたい、中が見たいということであれば、そういう連携をとりながらそこをあけてはどうかということで今考えているところでございます。ですので、今からその管理においてはせっかく来られた方がしっかり見ていただけるような対応をしていく必要があるというふうに考えておりますので、指定管理者とも柔軟な考え方の中で進めていければというふうに思っております。
それから、規則については今のところまだちょっと策定をしておりませんので、ただこれにつきましては早急に策定する必要があるというふうに考えておりますので、また策定次第、議会のほうにも提出したいというふうに思っております。どうかよろしくお願いします。
○議長(山﨑 正幸君) よろしいですか。
17番、周藤強君。
○議員(17番 周藤 強君) 永井博士の生い立ちの家条例ができまして、私としては非常に待ってたというか、今までは何もこうしたことがなかったので全体でずっと来まして、あの家がどうなるかって非常に心配をしておりましたけども、新たにこうした生い立ちの家の条例ができることに私は個人的に感謝を申し上げたいと思います。
それで第6条で指定管理者という言葉が使ってありますが、今想定をされるのは一般的に言うと
地域自主組織なのか、それともあそこの場合は地元の自治会でいろいろこれまで面倒見ておられるので、その地元の自治会なのか、それとも三刀屋にある如己の会なのか。この3つのうちのどれかじゃないかなと私は想定をしておりますけど、現段階において予定をしておられる指定管理者がわかりましたらお知らせ願いたいと思います。以上。
○議長(山﨑 正幸君) 梅木教育部長。
○教育部長(梅木 郁夫君) 指定管理者がどういうふうな形になるかということでございますけども、議員おっしゃいますように、今のところ、うちの中で考えておりますのは如己の会さん、あるいは地元の自主組織さんということももちろん考えておりますし、またそのほかにあれば、そういったところも含めて今後検討していきたいというふうに思っております。そういった状況の中でそれぞれの該当するところにもまだ話はしておりませんので、今後そういったところをしっかり詰めていきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。
○議長(山﨑 正幸君) ほかにございませんか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山﨑 正幸君) ではないようですので、これで条例その他についての質疑を終わります。
次に、議案第117号、令和元年度雲南市
一般会計補正予算(第2号)から議案第121号、令和元年度雲南市
病院事業会計補正予算(第1号)までの予算5件について行います。質疑はございませんか。
15番、藤原信宏君。
○議員(15番 藤原 信宏君) 1点ほどお願いをいたします。
一般会計補正予算の5ページです。繰越明許費。これについては上のプレミアムつき商品券の事業でございますが、いわゆる整理期間が必要ということで2億5,412万の繰り越しがされております。ただ、今回補正されたのは販売原資の郵便局へ出す2億円だけが補正をされているということで、今までとの現計予算との絡みがあろうと思いますので、この2億円も含めて2億5,412万の内訳みたいなもの、どういうことに使って結局これ総事業費の中のどれぐらいが繰り越しになるのかというその内訳が知りたいということが1点と、もう一つは雑入で郵便局から入る2億円というのがございます。これについては出納閉鎖期間内に入ってくるのか、これも一緒なように過年度収入になっていくのか。その2点についてお聞かせ願いたいと思います。
○議長(山﨑 正幸君) 嘉本
産業観光部長。
○
産業観光部長(嘉本 俊一君) お尋ねのありました2億5,412万の内訳でございますけれども、まずは換金原資と、それから国からの補助金でいただきますその25%分の合わせた2億5,000万と、それからあとは換金手数料約300万を見込んでおります。それから、事業運営委託金ということで商工会のほうにそうした換金の部分の委託をいたしますので、その委託料が約112万を見込んでおります。合計いたしまして2億5,412万ということでございまして、6月分の補正と合わせましての繰越額の今予定としているところでございます。
それから、雑入に関してでございますけれども、今、商品券が使えるのは3月いっぱいとしておりますので、こうした支出に関しては繰り越しが必要になりますけれども、今の販売につきましては2月末で終わるようにしておりますので、郵便局からはその月末をもって翌月のところで一括して納入していただくことになりますので、売上金につきましてのそうした過年度収入ということはないものというふうに思っております。
○議長(山﨑 正幸君) 15番、藤原信宏君。
○議員(15番 藤原 信宏君) 内訳についてわかりましたけど、今年度分のこの総事業費の中で印刷費とかそういう執行はないんですか。
○議長(山﨑 正幸君) 嘉本
産業観光部長。
○
産業観光部長(嘉本 俊一君) 失礼いたしました。事業費の総額は2億6,952万8,000円となる予定でございまして、先ほどの2億5,412万を差し引きましたものは年度内のところで処理をいたします。金券の印刷費ですとか情報提供の資料印刷、そうしたものを年度内のところでは執行する予定としております。
○議長(山﨑 正幸君) よろしいですか。
ほかに。
5番、原祐二君。
○議員(5番 原 祐二君) 予算に関して1点だけ質問します。
予算に関する説明書の22ページ、教育費、社会教育費の社会教育施設の管理事業ということで文化施設の修繕費が2,268万円補正予算として上がっています。説明では、屋上の漏水によって防水シートの劣化の修繕を大規模事業基金を使って修理をするという説明だったと思いますけども、そこで先ほど報告のとこでキラキラ雲南の貸借対照表の中で28ページのところを見ますと、このキラキラ雲南の維持管理の引当金が現在4,750万持っていらっしゃるわけですね。この4,750万という大きな引当金を持っていらっしゃるキラキラ雲南が管理するこの施設ですけども、今回は2,268万を市の大規模基金から充てて繰り出すということで、そのあたりどういったルールで、キラキラ雲南の引当金というのはじゃ一体何のために引き当てるのか。キラキラ雲南の管理する施設が大きな修繕があったがために、ことしも1,500万ぐらいを昨年からの3,200万に上乗せして4,700万にしてるわけですから、そのルールというものをつくっておかないとどんどんどんどん引当金をキラキラ雲南はふえるわけですけど、この引当金の目的はもう修繕の引当金というような形、維持管理というふうに目的が決められていますから、そのあたりのルールづくりがされているのかどうなのか。
また、今回この引当金を使わずに大規模事業基金からの繰り入れをするという方向を決められたというところの経過を説明を求めたいと思います。
○議長(山﨑 正幸君) 梅木教育部長。
○教育部長(梅木 郁夫君) 議員おっしゃいますように1,500万相当今回積み立てをするということになっておりますけども、ああしてチェリヴァホールもかなり老朽化をしているということで、いろんなところでちょっと支障が出ているということがございます。昨年も大会議室のほうの空調が壊れたということで、急々で修繕をしなければならないというやなことも発生しております。特にエレベーターの管理とかそういったものの管理も今ちょっと修繕が必要になるというケースも出ておりまして、キラキラといたしましてはそういったときの早急な対応をするために積み立てはしっかりながら、もちろん市のほうからも修繕のほうをしていかないけんわけですけども、なかなか市の中ではその予算化ができないという場合においては、キラキラのほうで早急に修繕を図りながら維持管理をしていくということで今協議の中ではしておりますけども、議員おっしゃいますようにそこあたりのルールづくりというのはしっかり今後詰めながら、今ざっとの見積もりをもらっておりますけども、空調のほうがかなり老朽化をしております。この空調を直すと、多分見積もりをもらった段階で数億という金額もいただいております。ですのでそういったこともやっぱり含めますと、どうしてもその利用者あるという中で早急な対応を迫られるというケースもあるということで、今のところはそういった対応をしておりまして、できる限り余剰が出れば積み立てをしていくということで今キラキラとは協議をしているところでございます。
○議長(山﨑 正幸君) よろしいですか。
○議員(5番 原 祐二君) はい。
○議長(山﨑 正幸君) ほかに。
21番、周藤正志君。
○議員(21番 周藤 正志君)
一般会計補正予算、1点ほどお願いします。予算に関する説明書の6ページ、財産収入で地域振興基金利子ということで6,146万4,000円という大きな額が上がっています。これを基金に積み立てるということですけれども、この基金利子というのは一体何で、なぜこういうものが発生したのかを説明願いたいと思います。
○議長(山﨑 正幸君) 高野
会計管理者。
○
会計管理者(高野 耕治君) 今回の補正で財産運用収入、地域振興基金のほうの運用益ということで6,140万円余りを計上しております。今回補正するものにつきましては、基金として地域振興基金で35億余り昨年末基金を積み立てております。そのうち28億円につきましては定期預金で運用、また残り7億1,500万につきましては国債並びに北海道債で運用を行っております。本年に入りまして、世界経済の状況から見ますと米国におきましては金利の利下げ傾向になっていますし、また米中の貿易摩擦等によりまして円高が進行したところでございます。こういった状況におきまして、国債並びに地方債の債券が高騰してきております。特に6月以降高騰しておりまして、単価、額面100円当たりが100円を超えるオーバーパー状態になっております。
今回、地域振興基金で7億1,500万のうち、30年国債というのを3億1,500万円持っておりました。これは利率1.1%で年間利息が346万5,000円。残存期間が令和15年3月までということで14年間残存期間がありますので、この間の利息計算をしますと4,851万円になります。ただ、先ほど言いました額面100円当たりが高騰によりまして115円を超す状況になったということで、115円で3億1,500万のものを売りますと3億6,300万ということで約4,830万ということで、将来14年をかけて受け取る4,851万円相当が今売買をすれば現金化できるということで、その間、今後その元金と利息を含めたものを運用していけば有利に運用がなるという判断で、今回売買をしたところでございます。
また、残り北海道債4億円につきましても、額面100円当たりが103円を超すということで、これにつきましては残りの期間が5年間ということで、5年間で受け取る利息が1,348万円のうち今回103円9銭で売っておりますけれど1,315万円というところで、これにつきましてもほぼ将来受け取る部分が現在売れば手元に入るというところで、今回売却をしたところでございます。そういったことで、今後元金の7億1,500万につきましては現在、譲渡性預金等で運用しておりますが、債券がまた100円を切るアンダーパー等になれば、その部分で債券等の運用をしていきたいというふうに思っております。以上です。
○議長(山﨑 正幸君) いいですか。
ほかにございませんか。
3番、松林孝之君。
○議員(3番 松林 孝之君) 2点伺います。
1点は、予算に関する説明書18ページの商工費でございます。IT関連支援事業補助金、これが概要説明にもありますが平成30年度からの認定事業者が今回事業申請をしなかったことによる減額とあるんですけど、ちょっとこれだけでは意味がわからなくて、30年度スタートして開業の準備をして31年度に準備をするはずだったのをやめたのか。そもそもの流れというものをお聞かせ願いたいと思います。
それともう1点が、土木費の20ページです。住宅管理費のほうですが、説明では緊急輸送路沿線建物耐震化事業補助金ですか、これが住宅管理費という中で大東地内の沿線の建物という説明があったと思いますが、これが1,147万6,000円でその道路に面した沿線の建物の耐震化って、これ具体的にどこの何なのかというものをお聞かせ願いたいと思います。
○議長(山﨑 正幸君) 嘉本
産業観光部長。
○
産業観光部長(嘉本 俊一君) IT関連の開業支援の事業の補助金ということでございますけれども、昨年からそうした市のほうに在住される韓国人の方でそうしたIT関連の開発をされようとする方がいらっしゃいまして、昨年からいろいろなそういう協議をいたしておりました。なかなかそういう事業の中では補助金に合致できないような部分もありまして、昨年のところでも難しい面があろうかなというような段階でございました。ことしもそうしたことに向かいたいということで、当初の予算を組みながら補助金に合致したそうしたIT関連の事業を起こされる新規の事業に支援をしていくというふうな考え方でおりましたけれども、県の補助要綱の面になかなか合致しにくい面がありまして、それについては今回取り下げをされたというふうな状況でございます。
○議長(山﨑 正幸君) 西川建設部長。
○建設部長(西川 徹君) 緊急輸送路沿道建築物耐震化事業補助金でございますけれども、これにつきましては緊急輸送道路は主要地方道ですから国道とかそういったところが災害時に隣接する建物が倒壊をした場合、道路を塞いで通行ができなくなるようなものを想定をして、そういった建物が実際にあるのかどうかを事前に確認をしているところでございます。ですので、通常の民家であればそういったものには該当しない。工場とか事務所とかビルとか、そういう道路の沿道に接していて高い建物があるものが該当になるということです。全体的にはそんなに物件数があるものではございません。
今回このものにつきましては、昨年度耐震化の診断を行っておりまして該当するということで今回改修の事業を出しておりますけれども、これは大東の海潮のリサイクルショップということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(山﨑 正幸君) 3番、松林孝之君。
○議員(3番 松林 孝之君) 後のほうはわかりました。
前段のほうは、結局その合致する補助金がなかったので事業そのものをやめられたのか。例えばその補助金の申請をやめられて、事業は進めていらっしゃるのか。その辺を伺いたいと思います。
○議長(山﨑 正幸君) 嘉本
産業観光部長。
○
産業観光部長(嘉本 俊一君) 対象となっております方は雲南市の地域おこし協力隊の企業版で来ていらっしゃる方で、IT関連のそうした事業を取り組みたいというようなことです。実際には、そうした事業についてはシェアオフィス等を使いながら市内で続けてはいらっしゃいますけれども、今回そのやろうとしておられる事業がなかなか県のほうの事業にマッチしなかったので、今年度のところについては取り下げをされたということでございます。
○議長(山﨑 正幸君) 7番、白築俊幸君。
○議員(7番 白築 俊幸君) 16ページの農作物被害対策事業補助金で今100万円の追加補正を出しておられますが、ちょっと要望にならないように質疑という形で聞きたいと思いますが、ちょっとうちの周りのほうでも3件ぐらい、今までそういう被害が出たことないところが急に必要になったという状況がありまして、そのうち1戸は8月の終わりぐらいだったです、それが最後で、それで次の人はもう満額になりました。ということで、今度補正してもらっていますが、そうするとこれが通過するのが9月、1カ月後ですよね。イノシシもそんなに待ってるわけにはいかないんです。その1カ月後なんかもうほとんど遅いんですよ、きっと。そのころからもう申請する人いないんじゃないかと思います。ですから補助事業ですから事前着工というのは認められないんでしょうけど、何かその辺でいい方法がないものか質疑をします。
○議長(山﨑 正幸君) 日野
農林振興部長。
○
農林振興部長(日野 誠君) 補助事業の性格上、予算が成立してから執行するということが基本というふうに考えております。特に要望が多い事業につきましても、そういうことで地元の皆さんにはお話をさせていただいて御理解を今までも得ているところでございます。そういうことで、予算の特に補正の場合はなかなかそういう事情がございまして、場合によっては地元の皆さんの意向に沿えない場合もあるということを御理解をいただきたいと考えております。
○議長(山﨑 正幸君) 18番、堀江治之君。
○議員(18番 堀江 治之君) なかなか議決をしないと予算が出せない。こういうことですが、その前にもう一つのやり方があるんですね。17ページの有害鳥獣の捕獲奨励ですね、これは毎年この9月議会に増額補正が出るわけですが、それだけ獣被害が多いというふうに判断せざるを得ないわけでして、今434万ということですが、現在段階の駆除の現状をどういう状況なのか、その点についてお尋ねいたします。
○議長(山﨑 正幸君) 日野
農林振興部長。
○
農林振興部長(日野 誠君) 失礼いたしました。現在のところの状況でございますけども、7月の末時点というのを一つ押さえております。総駆除数、現在のところ644でございます。これが前年度の同時期が944でございました。それからその前の年が694、それから28年度が853ということで、かなり100頭単位で変動があるということでございます。それから、最終的に駆除をした頭数につきましては、これもかなり変動がございまして、30年度は2,384頭ということでございましたけども、その前年は1,490、その前が2,633と非常に100、200単位で変動があっておりまして、なかなか例えば当初の予算の時点、それから途中なかなか最終的な捕獲頭数が推測できにくいという部分がございます。
今回、補正もお願いしておるところでございますけども、これから先、今被害の報告等もたくさんございまして、これから先せっかく駆除班のほうに捕獲していただいたものについて支払いが滞るようなことがあってもいけませんので、そういうことで昨年よりも少ないわけでございますけども昨年と同じ予算を確保して、そういう支払いが滞るようなことが起きないように万全の対応をとりたいというふうに考えておりまして、今回補正を提出させていただいたというふうに考えておりますので、よろしく御理解をいただきたいというふうに思います。
○議長(山﨑 正幸君) よろしいですか。
ほかに。
4番、中村辰眞君。
○議員(4番 中村 辰眞君) 説明書の12ページの特別支援学校通学支援助成金ということで上がっておりますが、2年前に一つの陳情からこの動きが始まって、点が面になってようやく見えてきたなということで喜んでいらっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。ただ、一つ気になることがありまして、県の就学奨励費との兼ね合いで考えると就学奨励費には所得制限があると思いますけども、この市が助成することに対しての所得制限の有無というものを教えていただければと思います。
○議長(山﨑 正幸君) 加津山
子ども政策局長。
○
子ども政策局長(加津山幸登君) 済みません、先ほどの質問に対してちょっと今資料を持っておりませんでした。至急調べますのでよろしくお願いします。
○議長(山﨑 正幸君) ほかに。
9番、佐藤隆司君。
○議員(9番 佐藤 隆司君) 済みません、1点ですけれども、説明書の6ページでも10ページでもいいですが、先ほど周藤議員のほうの質問にあった政策選択基金が少し例年と比べると多いような気がしましたので、大まかな内容と特に何か要因があるのかどうなのかということだけお願いします。
○議長(山﨑 正幸君) 佐藤
政策企画部長。
○
政策企画部長(佐藤 満君) 政策選択基金、これふるさと納税を原資にしております。去年からやはり全国的に流れとしては大きく拡大してきているということがありまして、本市でも昨年度の場合は大体2倍以上になったところでございまして、ただいつも大体12月が一番集中してまいりますので、まだ今回の数字については去年と比べて大体1.5倍から2倍の流れでこの4月から以降は来てますので、12月が来ないとはっきりしませんけれども、その流れでいくと大体これぐらいになるんではないかというふうに感じております。全国的な少し流れと、それからあるのは恐らく泉佐野市さんとか相当集中してあったところが今回なくなっておりますので、そのあたりの影響も出てくるのかなというふうに思っているところでございます。
○議長(山﨑 正幸君) よろしいですか。
○議員(9番 佐藤 隆司君) はい。
○議長(山﨑 正幸君) それじゃ中村議員の答弁ですね。
加津山
子ども政策局長。
○
子ども政策局長(加津山幸登君) 失礼しました。このたびの制度につきましては、県の就学奨励費の対象とならない者について補助するという考え方を持っておりまして、対象と仮にならなかった場合の皆様につきましてはこの制度を活用して、今、プラスアルファで保護者負担の支援をしようとしておりますけども、その県の奨励費部分も含めて対応するという考え方でございます。だから奨励費の対象になるならないは別でございまして、市の制度として支援をします。
所得制限はあろうかと思いますけども、所得制限の対象とならない方についてはその差額分も市のほうで負担をいたします。
○議長(山﨑 正幸君) 4番、中村辰眞君。
○議員(4番 中村 辰眞君) ちょっと確認なんですけども、県の就学奨励費で所得制限があってそれの対象にならなかった方であったとしても、市としては手を差し伸べていきましょうという、そういう考えでいいですか。
○議長(山﨑 正幸君) 暫時休憩といたします。
午後3時53分休憩
───────────────────────────────
午後3時55分再開
○議長(山﨑 正幸君) 再開します。
加津山
子ども政策局長。
○
子ども政策局長(加津山幸登君) 失礼しました。所得制限があって、県の就学奨励金対象とならない方の場合は、私どもが制度としております差額分を支給をいたします。
○議長(山﨑 正幸君) よろしいですか。
○議員(4番 中村 辰眞君) はい。
○議長(山﨑 正幸君) ほかに。
梅木教育部長。
○教育部長(梅木 郁夫君) 先ほど原議員のほうにちょっとお答えをしました件ですけども、1,500万の積み立てでございますけども、私のほうからチェリヴァホールの今の指定管理部分の修繕費の積み立てというふうに申し上げましたけども、実際には普通財産である今の商業施設の修繕の積み立てということでございましたので、訂正をさせていただきます。よろしくお願いをいたします。
○議長(山﨑 正幸君) よろしいですか。
ほかにありませんか。
〔質疑なし〕
○議長(山﨑 正幸君) ないようですので、予算についての質疑を終わります。
次に、議案第116号、平成30年度雲南市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての一般事件1件、認定第1号、平成30年度雲南市
一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第9号、平成30年度雲南市
病院事業会計決算認定についてまでの認定9件の計10件について行います。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山﨑 正幸君) ないようですので、認定についての質疑を終わります。
以上で議案の質疑を終わります。
ここで暫時休憩し、16時10分再開といたします。
午後3時57分休憩
───────────────────────────────
午後4時10分再開
○議長(山﨑 正幸君) 会議を再開します。
議案の先議の前に、先ほど15番、藤原議員からの質問がありました答弁に対して
誤りがありましたので、これの発言の訂正を許します。
西川建設部長。
○建設部長(西川 徹君) 議案第115号の藤原議員さんからの御質問の中で、非
課税部分につきまして事務費の中でというふうに答弁をさせていただきましたが、実際には既存のバスストップの移設工事、これは市の負担ですけれども、こちらのほうの係る費用1,663万2,000円部分が非
課税ということでございますので、その部分が税金の対象にならないということでございますのでよろしくお願いをいたします。
○議長(山﨑 正幸君) よろしいですかいね。
─────────────・───・─────────────
◎日程第8 議案の先議
○議長(山﨑 正幸君) 日程第8、議案の先議を議題とします。
お諮りいたします。諮問第3号、
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてから諮問第6号、
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてまでの諮問4件は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し先議したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、諮問第3号から諮問第6号までの諮問4件は、委員会付託を省略し先議することに決定しました。
なお、いずれの議案も人事案件につき、討論を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、諮問第3号から諮問第6号については、討論を省略することに決定をいたしました。
これから採決を行います。
諮問第3号、
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてから諮問第6号、
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてまでの採決を行います。
この採決は電子表決により行います。
初めに、諮問第3号、
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて採決を行います。
議員席の参加ボタンのみを押してください。
次に、諮問第3号について、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長(山﨑 正幸君) 投票の結果、賛成全員であります。よって、諮問第3号については、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに決定いたしました。
次に、諮問第4号、
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて採決を行います。
諮問第4号について、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長(山﨑 正幸君) 投票の結果、賛成全員であります。よって、諮問第4号については、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに決定をいたしました。
次に、諮問第5号、
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて採決を行います。
諮問第5号について、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長(山﨑 正幸君) 投票の結果、賛成全員であります。よって、諮問第5号については、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに決定をいたしました。
次に、諮問第6号、
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて採決を行います。
諮問第6号について、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長(山﨑 正幸君) 投票の結果、賛成全員であります。よって、諮問第6号については、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに決定をいたしました。
以上で採決を終わります。
ここで暫時休憩といたします。その場でお待ちください。
午後4時15分休憩
───────────────────────────────
午後4時19分再開
○議長(山﨑 正幸君) 会議を再開いたします。
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◎追加日程第1 追加議案の上程(一括議題)
○議長(山﨑 正幸君) ただいま市長より報告第24号、議会の委任による専決処分の報告についてから報告第26号、議会の委任による専決処分の報告についての報告3件が提出されました。
これを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、報告第24号から報告第26号までの報告3件を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定いたしました。
追加日程第1、追加議案の上程を行います。
報告第24号、議会の委任による専決処分の報告についてから報告第26号、議会の委任による専決処分の報告についてまでの報告3件を一括議題といたします。
─────────────・───・─────────────
◎追加日程第2 提案理由の説明
○議長(山﨑 正幸君) 追加日程第2、提出者から提案理由の説明を求めます。
嘉本
産業観光部長。
〔
産業観光部長説明〕
───────────────────────────────
報告第24号 議会の委任による専決処分の報告について
報告第25号 議会の委任による専決処分の報告について
報告第26号 議会の委任による専決処分の報告について
───────────────────────────────
○議長(山﨑 正幸君) 以上で提案理由の説明を終わります。
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◎追加日程第3 議案の質疑
○議長(山﨑 正幸君) 追加日程第3、これから議案に対する質疑を行います。
報告第24号、議会の委任による専決処分の報告についてから報告第26号、議会の委任による専決処分の報告についてまでの報告3件について質疑はございませんか。
14番、細田實君。
○議員(14番 細田 實君) これが専決処分が8月26日ということになっておりますけれども、工事の完了が8月30日ということになっておりまして、専決から完了まで非常に短い期間でありますが、この一つの流れ、設計変更から専決して完了までの流れが少し今の工事内容からいくと、この専決がこれで完了まで間に合ったのかというところが少し疑問ですので質問させていただきます。
○議長(山﨑 正幸君) 嘉本
産業観光部長。
○
産業観光部長(嘉本 俊一君) 御質問いただきました変更契約は、8月26日に締結しております。同日付で専決処分をしておりまして、実施完了は8月30日ということでございまして、数日の間ということの御疑問だと思います。
変更につきましては、当然この変更、先ほど主な理由を掲げましたけれども、その変更作業につきましては当然その変更契約より前に行っております。そうした変更が発生した場合には、指示書という形で業者のほうと協議をいたしまして、こうした変更作業をしてください、それに伴っては変更の対象にするかしない。そうしたことの協議をしながら変更の作業はしていただく。それが昨年の工事を発注いたしました7月22日以降、8月26日の間でそうした案件が何件かある。それが先ほど主な変更理由で上げた、そうした変更事項があったということでございます。
逐一その変更契約作業というものをやるわけではございませんでして、そうした指示書に基づいて後々に変更契約の対象としますということで掲げた案件につきまして、今回8月26日のところの変更契約で一括させていただいたということでございますので、本来変更契約後に着手するというのが指示書がなければそういう姿になるんですけれども、昨今のそうした工事の進捗の仕方としては変更が可能性がある場合には一旦指示書という形で請負業者との協議を行って、後々変更契約の対象とするというような形での作業をしているという状況でございます。
○議長(山﨑 正幸君) よろしいですか。
○議員(14番 細田 實君) 以上です。
○議長(山﨑 正幸君) ほかに。打ち切ってもよろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山﨑 正幸君) では、ないようですので、報告第24号から報告第26号までについての質疑を終わります。
ここで、本日の会議時間は議事の都合によりあらかじめ延長いたします。
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◎日程第9
決算審査特別委員会の設置
○議長(山﨑 正幸君) 日程第9、
決算審査特別委員会の設置を議題といたします。
お諮りいたします。平成30年度雲南市一般会計ほか各会計の歳入歳出決算を審査するため、審査が終了するまでの間、20名の委員をもって構成する
決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、
決算審査特別委員会を設置し、ここに付託の上、審査することに決定いたしました。
ここで暫時休憩といたします。そのまま席でお待ちください。
午後4時34分休憩
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午後4時34分再開
○議長(山﨑 正幸君) 会議を再開します。
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◎日程第10
決算審査特別委員会委員の選任
○議長(山﨑 正幸君) 日程第10、
決算審査特別委員会委員の選任を議題といたします。
ただいま設置されました
決算審査特別委員会の委員選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付した名簿の方を指名します。
特別委員会の委員長及び副委員長については、委員会条例第9条第2項の規定により、委員会において互選することになっております。
直ちに
決算審査特別委員会を開き正副委員長の互選を行い、その結果を議長まで報告願います。
ここで暫時休憩とします。その場で委員会を行います。
午後4時34分休憩
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午後4時43分再開
○議長(山﨑 正幸君) 会議を再開いたします。
ただいま
決算審査特別委員会において委員長及び副委員長の互選が行われ、その結果、委員長に周藤強君、副委員長は西村雄一郎君に決定しましたので報告いたします。
─────────────・───・─────────────
○議長(山﨑 正幸君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
本日はこれで散会といたします。御苦労さまでした。
午後4時43分散会
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