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平成17年6月定例会(第1日 6月 7日)

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  1. 雲南市議会 2005-06-07
    平成17年6月定例会(第1日 6月 7日)


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    平成17年6月定例会(第1日 6月 7日) 雲南市告示第78号 平成17年雲南市議会6月定例会を下記のとおり招集する。    平成17年5月31日                             雲南市長 速 水 雄 一                    記 1 日 時  平成17年6月7日 午前9時30分 2 場 所  雲南市議会議事堂         ─────────────────────────────── 〇開会日に応招した議員        藤 原 政 文            足 立 昭 二        景 山 隆 義            加 藤 欽 也        細 田   實            藤 原 信 宏        山 崎 正 幸            村 尾 晴 子        周 藤   強            堀 江 治 之        光 谷 由紀子            岡 田 盛 行        小 林 眞 二            石 川 幸 男        福 間 義 昭            吉 井   傳        深 田 徳 夫            景 山 源 栄        板 持 達 夫            岩 田 隆 福        松 浦 保 潔            田 中   隆
           青 木 幸 正            金 山 寿 忠        阿 川 光 美            安 原 重 隆        高 尾   肇            深 津 吏 志        内 田 郁 夫            日 野   守        渡 部 彰 夫            加 藤 一 成        星 野   智            佐 藤 嘉 夫        伊 原 重 雄            深 石 広 正        吾 郷 廣 幸         ─────────────────────────────── 〇6月13日に応招した議員        堀 江   眞         ─────────────────────────────── 〇応招しなかった議員       な し         ───────────────────────────────      ────────────────────────────────────────     平成17年 6月(定例)雲 南 市 議 会 会 議 録(第1日)                            平成17年6月7日(火曜日)    ────────────────────────────────────────                議事日程(第1号)                        平成17年6月7日 午前9時30分開会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸報告 日程第4 議案の上程(一括議題) 承認第1号 雲南市税条例の一部を改正する条例制定の専決処分の承認を求めることにつ       いて 承認第2号 平成16年度雲南市一般会計補正予算(第4号)の専決処分の承認を求めるこ       とについて 承認第3号 平成16年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)の専決処分       の承認を求めることについて 承認第4号 平成16年度雲南市老人保健特別会計補正予算(第2号)の専決処分の承認を       求めることについて 承認第5号 平成16年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計補正予算(第1号)の専決       処分の承認を求めることについて 承認第6号 平成16年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)の専決処分の承       認を求めることについて 承認第7号 平成16年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第3号)の専決処分       の承認を求めることについて 承認第8号 平成16年度雲南市ゆとりの里事業特別会計補正予算(第2号)の専決処分の       承認を求めることについて 承認第9号 平成16年度雲南市土地区画整理事業特別会計補正予算(第  3号)の専決       処分の承認を求めることについて 承認第10号 平成16年度雲南市発電所事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認       を求めることについて 承認第11号 吉田村母子福祉手当支給条例を廃止する条例制定の専決処分の承認を求める       ことについて 承認第12号 吉田村児童扶養福祉手当支給条例を廃止する条例制定の専決処分の承認を求       めることについて 承認第13号 雲南市立学校施設に係る事故の合意及び損害賠償額の決定の専決処分の承認       を求めることについて 承認第14号 平成17年度雲南市一般会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めるこ       とについて 議案第71号 雲南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について 議案第72号 雲南市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正す       る条例について 議案第73号 雲南市国民健康保険掛合診療所の医師及び歯科医師の給与等に関する条例の       全部を改正する条例について 議案第74号 雲南市福祉医療費助成条例の全部を改正する条例について 議案第75号 雲南市乳幼児等医療費助成条例の全部を改正する条例について 議案第76号 雲南市営住宅条例の一部を改正する条例について 議案第77号 平成17年度雲南市一般会計補正予算(第2号) 議案第78号 平成17年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) 議案第79号 平成17年度雲南市土地区画整理事業特別会計補正予算(第  1号) 議案第80号 平成17年度雲南市水道事業会計補正予算(第1号) 議案第81号 平成17年度雲南市工業用水道事業会計補正予算(第1号) 議案第82号 市道の路線認定について 議案第83号 雲南市土地開発公社定款の変更について 報告第2号 平成16年度雲南市一般会計繰越明許費繰越計算書 報告第3号 平成16年度雲南市生活排水処理事業特別会計繰越明許費繰越計算書 報告第4号 平成16年度雲南市土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書 報告第5号 平成16年度雲南市水道事業会計予算の繰越について 報告第6号 雲南市土地開発公社の経営状況の報告について 日程第5 市長所信表明 日程第6 提案理由の説明 日程第7 議案の質疑         ───────────────────────────────                本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸報告 日程第4 議案の上程(一括議題) 承認第1号 雲南市税条例の一部を改正する条例制定の専決処分の承認を求めることにつ       いて 承認第2号 平成16年度雲南市一般会計補正予算(第4号)の専決処分の承認を求めるこ       とについて 承認第3号 平成16年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)の専決処分       の承認を求めることについて 承認第4号 平成16年度雲南市老人保健特別会計補正予算(第2号)の専決処分の承認を       求めることについて 承認第5号 平成16年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計補正予算(第1号)の専決       処分の承認を求めることについて 承認第6号 平成16年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)の専決処分の承       認を求めることについて 承認第7号 平成16年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第3号)の専決処分       の承認を求めることについて 承認第8号 平成16年度雲南市ゆとりの里事業特別会計補正予算(第2号)の専決処分の
          承認を求めることについて 承認第9号 平成16年度雲南市土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)の専決処分       の承認を求めることについて 承認第10号 平成16年度雲南市発電所事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認       を求めることについて 承認第11号 吉田村母子福祉手当支給条例を廃止する条例制定の専決処分の承認を求める       ことについて 承認第12号 吉田村児童扶養福祉手当支給条例を廃止する条例制定の専決処分の承認を求       めることについて 承認第13号 雲南市立学校施設に係る事故の合意及び損害賠償額の決定の専決処分の承認       を求めることについて 承認第14号 平成17年度雲南市一般会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めるこ       とについて 議案第71号 雲南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について 議案第72号 雲南市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正す       る条例について 議案第73号 雲南市国民健康保険掛合診療所の医師及び歯科医師の給与等に関する条例の       全部を改正する条例について 議案第74号 雲南市福祉医療費助成条例の全部を改正する条例について 議案第75号 雲南市乳幼児等医療費助成条例の全部を改正する条例について 議案第76号 雲南市営住宅条例の一部を改正する条例について 議案第77号 平成17年度雲南市一般会計補正予算(第2号) 議案第78号 平成17年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) 議案第79号 平成17年度雲南市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 議案第80号 平成17年度雲南市水道事業会計補正予算(第1号) 議案第81号 平成17年度雲南市工業用水道事業会計補正予算(第1号) 議案第82号 市道の路線認定について 議案第83号 雲南市土地開発公社定款の変更について 報告第2号 平成16年度雲南市一般会計繰越明許費繰越計算書 報告第3号 平成16年度雲南市生活排水処理事業特別会計繰越明許費繰越計算書 報告第4号 平成16年度雲南市土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書 報告第5号 平成16年度雲南市水道事業会計予算の繰越について 報告第6号 雲南市土地開発公社の経営状況の報告について 日程第5 市長所信表明 日程第6 提案理由の説明 日程第7 議案の質疑 追加日程第1 議案第84号 鍋山浄水場機械設備工事請負契約について         ───────────────────────────────                 出席議員(37名)       1番 藤 原 政 文       2番 足 立 昭 二       3番 景 山 隆 義       4番 加 藤 欽 也       5番 細 田   實       6番 藤 原 信 宏       7番 山 崎 正 幸       9番 村 尾 晴 子       10番 周 藤   強       11番 堀 江 治 之       12番 光 谷 由紀子       13番 岡 田 盛 行       14番 小 林 眞 二       15番 石 川 幸 男       16番 福 間 義 昭       17番 吉 井   傳       18番 深 田 徳 夫       19番 景 山 源 栄       20番 板 持 達 夫       21番 岩 田 隆 福       22番 松 浦 保 潔       23番 田 中   隆       24番 青 木 幸 正       25番 金 山 寿 忠       26番 阿 川 光 美       27番 安 原 重 隆       28番 高 尾   肇       29番 深 津 吏 志       30番 内 田 郁 夫       31番 日 野   守       32番 渡 部 彰 夫       33番 加 藤 一 成       34番 星 野   智       35番 佐 藤 嘉 夫       36番 伊 原 重 雄       37番 深 石 広 正       38番 吾 郷 廣 幸         ───────────────────────────────                 欠席議員(1名)       8番 堀 江   眞         ───────────────────────────────                欠  員(なし)         ───────────────────────────────               事務局出席職員職氏名    議会事務局長 ──── 景 山 英 好  書記 ──────── 山 根 史 朗         ───────────────────────────────              説明のため出席した者の職氏名    市長 ──────── 速 水 雄 一  助役 ──────── 内 田 孝 志    助役 ──────── 影 山 喜 文  教育委員長 ───── 永 瀬 豐 美    教育長 ─────── 土 江 博 昭  政策企画部長 ──── 家 島 保 夫    総務部長 ────── 藤 井   勤  市民部長 ────── 大 谷   忠    健康福祉部長 ──── 周 藤 寛 洲  産業振興部長 ──── 細 木   勝    建設部長 ────── 福 間   昇  水道局長 ────── 三 原 英 男    教育部長 ────── 高 橋 文 男  大東総合センター所長  堀 江 善 彦    加茂総合センター所長  日 野   勲  木次総合センター所長  高 橋 幾 雄    三刀屋総合センター所長 名 原 久 雄  吉田総合センター所長  堀 江 正 治    掛合総合センター所長  土 山 幸 延  政策企画部次長 ─── 渡 部 彰 夫    総務部次長 ───── 本 間 良 一  市民部次長 ───── 周 藤 喜 好    健康福祉部次長 ─── 藤 井 信 弘  産業振興部次長 ─── 末 次 忠 三    建設部次長 ───── 鳥 屋 耕 次  水道局次長 ───── 片 寄 邦 良    教育部次長 ───── 杉 原 佳 林  財政課長 ────── 長谷川 和 男    代表監査委員 ──── 谷 戸 邦 夫         ───────────────────────────────                午前9時30分開会 ○議長(吾郷 廣幸君) ただいまの出席議員は37名であります。定足数に達しておりますので、これから平成17年雲南市議会6月定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配布したとおりであります。     ─────────────・───・─────────────  ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(吾郷 廣幸君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、13番、岡田盛行君、14番、小林眞二君を指名いたします。     ─────────────・───・─────────────  ◎日程第2 会期の決定 ○議長(吾郷 廣幸君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会は、本日から6月23日までの17日間にしたいと思います。これに御異議はありませんか。
                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吾郷 廣幸君) 異議なしと認めます。よって、本定例会は、本日から6月23日までの17日間に決定をいたしました。  なお、地球温暖化防止省エネルギー化を進めるため、6月1日から9月30日までの間、議会としてノーネクタイ、ノー上着を実施することにいたしました。     ─────────────・───・─────────────  ◎日程第3 諸報告 ○議長(吾郷 廣幸君) 日程第3、諸報告を行います。  最初に、平成17年雲南市議会6月定例会の開会に当たり、市民の皆様に報告とおわびを申し上げます。  青木幸正議員の傷害容疑での書類送検問題については新聞紙上等で御存じのことと思いますが、この問題はあくまでも議会外の事件であり、議員の議場外の個人的行為は行政実例、慣例により議会としての懲罰の対象にすることができません。しかしながら、青木幸正議員の今回の行為は、市民の負託を受け、その模範となるべき議会議員として、議員の品位を損ない、ひいては雲南市議会の権威を大きく失うものであります。よって、事件後2月18日に青木議員からこの件に関するてんまつ書を提出させ、2月22日の議員懇談会及び4月20日の議会全員協議会の場において一連の内容報告と本人の謝罪がなされ、議会としての対応について全議員での意見交換を行ってきました。あくまでも議会外の問題であり、個人のモラルについて解決すべきではありますが、6町村合併での新市発足により新しいまちづくりを目指すべき重要な時期であり、議会が行政と市民の皆様とのかけ橋としての役割と責務を果たすため、信頼回復に努めなければならないと判断し、議会運営委員会へその取り扱いを諮問し、協議を重ね、ここに2点に集約をいたしましたので、議長より市民の皆様に報告をさせていただきます。  まず1点目は、青木幸正議員に対してであります。議会は言論の府と言われるように議員活動の基本は言論であって、問題はすべて言論によって解決、決定されるものであります。今回あなたが行った行為は決して許されるものではありません。議員としても一個人としても暴力は絶対に許されるものではありません。よって、議長として、今後再びこのようなことがないように青木幸正議員に対し、厳しく、重く注意を行います。重ねて申し上げます、厳重注意を行います。あなたの誠意と良識において、問題解決に向け最大限の努力を行うよう強く求めます。そして、議会議員として市民の負託にこたえるべき日夜分かたぬ努力で信頼回復をすることを強く求めます。  2点目は、議会全体としてであります。雲南市誕生より7カ月余りが経過する今日、我々雲南市議会議員は地方分権の推進と雲南市発展における市議会の役割、機能の重要性の増大の認識に基づき、新市のまちづくりを目指すとき、市民の皆様の理解と協力は欠かすことができません。21世紀は人権の世紀と言われており、新市建設計画の中でも重要施策として人権尊重がうたわれてる中での事件であります。議会全体としてこの現実を重く受けとめ、深く反省をしているところであります。新市が目指すまちづくりに向け、ここに改めて市民の負託を受けた議員みずからが襟を正し、そして議会の品位を重んじ、権威と名誉を守るため、全議員が一致して市民の信頼を得るために一層の努力をすることと、全議員が気持ちを新たに綱紀粛正を図ることを議会の名において宣言をいたします。平成17年6月7日。雲南市議会議長、吾郷廣幸。  次に、監査委員から平成16年度一般会計及び企業会計、平成17年度一般会計の例月出納検査の報告がありましたので、その写しをお手元に配付しておりますので、ごらんください。  次に、3月29日に平成17年第1回雲南市・飯南町事務組合議会定例会並びに平成17年第1回公立雲南総合病院組合議会定例会が開催され、5月27日に平成17年第1回雲南広域連合議会臨時会が開催されました。詳細については資料を議員控室へ置いておりますので、ごらんください。  次に、4月21日に第116回中国市議会議長会定期総会が、5月25日に第81回全国市議会議長会定期総会が開催をされました。  また、議員派遣の件について、5月30日に議会広報編集委員会から議会広報編集の視察研修の報告書が提出されました。別紙報告書をお手元に配付しておりますので、ごらんください。  次に、委員会報告については、閉会中の継続審査について委員会が開催をされております。各委員長から本定例会の会期末に報告する旨の通知が来ておりますので、御了承をください。  以上で諸報告を終わります。     ─────────────・───・─────────────  ◎日程第4 議案の上程(一括議題) ○議長(吾郷 廣幸君) 日程第4、議案の上程を行います。 承認第1号、雲南市税条例の一部を改正する条例制定の専決処分の承認を求めることについてから、報告第6号、雲南市土地開発公社の経営状況の報告についてまでの32件を一括議案といたします。     ─────────────・───・─────────────  ◎日程第5 市長所信表明 ○議長(吾郷 廣幸君) 日程第5、市長の所信表明を求めます。  番外、速水市長。 ○市長(速水 雄一君) 平成17年雲南市議会6月定例会の開会に当たり、市政に関する行政報告と私の基本的な考え方を申し上げ、議員の皆様を初め、市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  去る5月9日から6月2日まで、市民の皆様や議員の皆様の御協力を得、市内34カ所で開催した市政懇談会では、新市、雲南市への期待と同時に、財政状況を初めとした市政への不安や多くの課題を御指摘いただきました。  一方、合併協議会で議論してまいりました地域委員会は、去る4月14日に発足し、各町のまちづくりに向け活動が始まりました。今後の委員の皆様の活躍に期待するところであります。さらに、本年度から着手いたします雲南市総合計画の原案づくりに御参加いただきますまちづくり会議委員を公募したところ、市民の皆様には積極的に御参加いただき、総勢39人の市民の方々と市役所職員との協働により原案づくりに当たることとなりました。  こうした市民の皆様の積極的で自主的な行政への参加を得ることができましたことは、新生雲南市が生命と神話が息づく新しい日本のふるさとづくりの理念に向け行政改革を推し進め、市民が主役の自治のまちの実現に向け力強い前進をするものと確信いたすところであります。こうした市民の力の結集こそが雲南市発展の源であり、市政と行政の力強いきずなを生み出す契機になるものと存じます。  そこで、市政運営の基本方針のうち、まず情報公開の徹底について申し上げます。このたび、平成17年度当初予算書を新市建設計画の施策別、事業別に再区分し、市民の皆様に雲南市の予算についてより御理解いただけるようよくわかる予算説明書を作成し、5月下旬に全戸配布したところでございます。内容につきましては、初めて作成するものであり不十分な部分もあるとは存じますが、今後市民の皆様からの御意見をいただきさらに充実したものとなるよう取り組んでまいります。  また、平成16年度の市政懇談会で充実を図るよう御指摘のあった雲南市ホームページについてでありますが、5月にトップページをわかりやすいようにつくり変え、随時内容の更新を行っております。今後も各部局の情報をできるだけ迅速に、また詳しく載せていく所存であります。  次に、財政の健全化についてであります。3月定例会でも多くの議員の皆様から質問のあった行財政改革でありますが、去る4月1日付で行財政改革推進プロジェクトを立ち上げました。各部局並びに総合センターから20名の中堅職員をプロジェクト委員として選出し、事務局には行財政改革推進課が当たり、改革に取り組むことといたしました。プロジェクトで検討した内容につきましては市長を本部長とする行財政改革推進本部で検討を加え、議会にお諮りする手順でございます。先般の全員協議会では改革の基本方針をお示ししたところであり、今後、議会並びに市民の皆様の御意見をいただきながら、基本方針に沿って改革を進めたいと考えております。改革内容については市民の皆様への公表も行いながら、具体的に着手していくこととしております。  また、時期を同じくして、総務省からは新地方行財政改革指針も示されております。これは各自治体において向こう5年間の集中改革のプランを策定し、今年度中に住民にわかりやすく公表するという内容のものであり、これも踏まえて検討していくこととなります。  次に、生命と神話が息づく新しい日本のふるさとづくりの実現に向け、3月定例会以降の状況及び当面の課題を申し上げます。  1点目の「市民が主役の自治のまち」についてであります。  まず、地域委員会について申し上げます。去る4月14日に第1回地域委員会全体会を三刀屋農村環境改善センターにおいて開催し、一般公募により選任された方及び市長が必要と認める方、合わせて112名の方々に地域委員会委員の委嘱状を交付いたしました。いよいよ地域委員会の活動が始まったところであります。今後、積極的に会議を重ねていただき、総合センターと一体となったまちづくりの推進や、まちづくり活動への意見、提言などを行っていただきたいと存じます。  次に、地域振興補助金についてであります。去る5月9日に制度の概要と申し込み手続についての説明会を開催したところ、40名の参加があり、関心の高さを感じたところであります。自主的なまちづくり活動に対して財政支援などを受けるためには、事前に市へ団体の目的や主な活動内容などを登録していただく必要があります。市はその登録団体に対し補助事業の公募を行い、適当と認められる事業については補助金を交付することとしております。今年度は登録を随時行うこととしておりますが、市民の皆様の積極的な御参加をお待ちしております。  次に、地域要望についてであります。地域要望については、自治会、地域自主組織、公民館、小学校区などを単位とする範囲において、地域の課題、問題及び要望などを地域要望としてまとめて提出いただくこととしております。これについては、自治会等を通じて7月末まで各総合センターへ提出していただくこととしております。提出された要望事項は、それぞれの地域を所管する6つの地域委員会において要望の重要性や緊急性等を精査し、優先度などの意見を付して提出いただき、市では関係する部署において検討し、回答することとしております。なお、次年度において予算化する必要がある要望については予算に反映させるものとしております。  次に、市政懇談会についてであります。平成17年度の市政懇談会は、市民が主役の自治のまちを目指し、できるだけ市民の皆様と直接対話できる機会を持つことを基本に、市長、助役の3班体制により5月から6月にかけて市内34カ所で開催いたしました。また、7月から9月にかけて、みずから取り組む雲南市のまちづくりについて市長への提言を希望する団体との懇談会を募集することといたしました。詳細につきましては別途お知らせする所存であります。  2点目の「快適生活のための機能と自然あふれる生活空間が共生するまち」についてであります。  まず、公共交通について申し上げます。本年4月より、市民バスの運行等に関する見直しを含め、新しいバス交通の指針となります市民バス交通計画の策定作業を進めております。また、6月3日に地域委員会選出委員、公共交通利用者、有識者の方々により、雲南市公共交通対策協議会を設立いたしました。今後、市民バス、鉄道などの公共交通の利用促進対策等につきまして議論を進め、効率的で利便性が高く、さらにより多くの皆様に御利用いただける市民バスの運行を目指してまいりたいと考えております。  次に、尾原ダム建設事業についてであります。現地においては、ダム湖周辺の代替道路工事や仮排水路工事など、本体工事に向けた準備が順調に進み、いよいよ今年度末にはダム本体の1期工事が発注される見通しとなっております。今後、仮排水路工事では斐伊川の流れを仮排水路トンネルへ切りかえるための仮締め切りが施行され、ことしの秋には仮排水路トンネルへの転流が行われる予定であります。また、これに伴い通行不能となる市道の迂回路線として、平田佐白線などつけかえ道路の一部が暫定的に供用開始できるよう整備されることになっております。  一方、ダム湖の周辺整備につきましては、去る3月16日付で地域に開かれたダム整備計画が国土交通省の認定を受けたところであります。今後はこの整備計画に基づき、国土交通省や島根県、雲南市、奥出雲町、地元住民が密接な連携を図りながら、ボート競技施設を初め交流施設や多目的広場等の整備あるいは植樹、植栽等に取り組んでまいります。今年度は、公認ボートコースの概略設計の検討や地域活性化に向けた計画の推進体制の整備を行うことといたしております。  なお、去る4月24日には、奥出雲町林原地内において、斐伊川流域の上下流交流イベントとして尾原ダム菜の花まつり2005が開催されました。参加者を中心に過去最高の約800人もの人出でにぎわいました。こうした流域全体での取り組みを通して地元の活性化が図られ、尾原ダム事業への理解が一層深まることを期待するものであります。  次に、中国横断自動車道尾道松江線についてであります。公共事業を取り巻く厳しい状況の中で、本路線の島根県地内の予算配分も平成16年度27億円、平成17年度37億円が計上されました。雲南市内の高速道路の状況でありますが、木次町、三刀屋町地内の地権者から用地委員として木次町16名、三刀屋町25名の代表の方々を選出していただき、4月18日に三刀屋町アスパルで第1回用地委員会を開催いたしました。当日は、国土交通省松江国道事務所長を初め、関係機関、市議会から出席をいただき、用地事務の現況と今後のスケジュールの確認をしていただきました。  今後、三刀屋木次インターチェンジから吉田掛合インターチェンジ間は、単価検討委員会から単価提示がなされ、用地買収や補償が行われた後、平成17年度中に一部工事が発注される予定であります。また、吉田掛合インターチェンジから県境間については用地測量調査が行われ、1年おくれで事業が進められております。いよいよ事業も目に見える形で進捗してまいりますが、用地を御提供いただく地権者の皆様や関係者の方々には御理解と御協力をよろしくお願いをいたします。  次に、定住促進についてであります。定住については、定住推進委員や大東町定住支援センターを活用し、雲南市へ定住を希望される方々に住居、就職、その他住環境に関する情報及び県の施策などを提供し、定住対策、後継者対策を図っておりますが、6月に自治会の協力をいただき、空き家調査を行い、住居の情報を把握することとしております。自治会におかれましても空き家の活用は地域活性の面からメリットがあり、空き家活用の一助にもなると考えております。  次に、ふるさと会についてであります。ふるさと会は旧町村ごとに近畿が6つの会、東京が4つの会、広島が4つの会、出雲の会の計15の会が雲南市出身者で組織され、平成16年度の会員総数は3,210名であります。ふるさと会は、雲南市のまちづくりの応援団として今後も活動していただきたいと考えております。今年度より統合に向けて協議を行い、2年後の平成19年度より雲南市ふるさと会の発足を目指したいと考えております。また、幅広い人脈を有するこの雲南市ふるさと会に対し、産業振興や企業誘致といった分野の連携に加え、団塊の世代を中心にふるさとに帰って住んでいただけるよう定住対策についても推進したいと考えております。  次に、吉田町の公営住宅、下町団地建設事業についてであります。下町団地については平成15年度2棟4戸、16年度には3棟6戸、総事業費1億8,700万円で完成いたしております。いずれも土地を提供いただいた地権者の皆様の御協力と関係者の方々の御協力によるものであり、心から感謝申し上げます。今後は地区の定住と地域の発展に寄与するものと思っております。  次に、電源立地地域対策交付金事業及び田井水力発電所事業についてであります。経済産業省の補助事業である電源立地地域対策交付金事業は、対象地域である木次、三刀屋、吉田、掛合における事業実施に向け地元調整を行っているところであります。なお、島根県への新生は10月中旬になっておりますので、事業実施については11月を見込んでおります。  吉田町にある田井小水力発電所については、日々の発電業務に加え、各機器の保守管理業務を行っているところでありますが、7月から8月にかけて老朽化の見られる機器の修繕工事を行う予定としております。  次に、環境対策についてであります。近年環境意識の高揚を図るとともに、廃棄物の処理体制の充実はもとより、市民や企業及び行政との協働により、地球温暖化の対策を講ずることがますます重要な課題となっております。こうした中で、旧加茂町によるISO14001の取得など旧町村単位で取り組んできた環境保全活動を継続し拡充していくためには、市全域を網羅する計画の策定や計画の推進を担う市民組織、ネットワークの構築など、推進体制の構築が課題となっております。  このため、市内全体のエネルギー需給特性、省エネルギーの可能性を調査し、地域全体で省エネルギーに取り組む方策を明らかにし、普及促進を図るため、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構、俗称NEDOの地域省エネルギービジョン策定補助金を受けてビジョンを策定することといたしました。  次に、廃棄物のうち安定物処理対策についてであります。廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく一般廃棄物の処分の基準を定めた政省令の改正により、大東町、木次町、三刀屋町に設置していた安定物埋め立て処分場を本年3月31日で閉鎖したところであります。今後排出される安定物の処理については、雲南市・飯南町事務組合のリサイクルプラザ、飯石クリーンセンター処分場及び加茂町処分場で受け入れ量を制限して処理することにいたしました。安定物の受け入れについて、リサイクルプラザが位置する斐伊地区振興会及び閉鎖した3処分場の関係者の方々に御理解いただきましたことを厚くお礼を申し上げます。  次に、簡易水道事業についてであります。三刀屋町鍋山浄水場の膜ろ過施設工事につきましては、地権者及び地元自治会の皆様の御理解をいただき建設予定地の用地買収を完了し、本年度浄水場の建設工事を行うこととしております。このうち機械設備工事の工事請負契約につきましては、今議会中に追加提案いたす予定でございます。  次に、木次町日登地区農業集落排水事業についてであります。日登地区については、平成12年度から平成16年度まで5カ年の年数と総事業費21億5,300万円をかけ完成いたしました。先般6月4日には竣工式が挙行され、地元関係者の皆様と完成を祝ったところであります。  3点目が「誰もが健やかに安心して暮らすまち」についてであります。  まず、身体教育医学研究所について申し上げます。生きがいを持って元気に高齢期を過ごしたいという市民の皆さんの願いにこたえるため、健康長寿日本一の目指して、平成18年4月に研究機関を設置することを申し上げてまいりました。今年度は3回の準備委員会を開催し、研究機関のあり方について具体的な議論を展開していくこととしております。準備委員会のメンバーについて申し上げますと、東京大学大学院身体教育医学講座の武藤教授を初めとする全国最先端の研究者の御協力を得る体制をとりつつ、県内からも島根大学や県医師会、県保健環境科学研究所、さらには玉造厚生年金病院や公立雲南総合病院など医療機関及び地元医師会の皆様など、16名の方々に委員として就任いただきました。先般6月6日には、第1回目の設立準備委員会を開催したところでございます。今後は、温泉の恵みや豊かな自然環境を生かし、既存の体育施設やプール等を活用し、全市を挙げて健康づくり運動が展開できるよう、この研究機関の果たす役割を検討してまいります。  次に、NHK公開番組「食育・健康フェアin雲南市」についてであります。来る6月12日、雲南市三刀屋文化体育館アスパルにおいて、雲南市の合併を記念した行事の一つとして、NHK公開番組「食育・健康フェアin雲南市」を開催いたします。食生活が豊かになり過ぎたことによる生活習慣病の増加や複雑かつ多様化した社会構造、人間関係によるストレスの増加、さらに生活環境の悪化がもたらす疾病など、現代社会においては私たちの健康を脅かす要因がますます増大しております。この番組は、こうした現代社会におけるさまざまな病に対して、自分の健康状態をみずから把握し、未然に病気から体を守るという国民の自助努力意識の高揚を図ることを目的に昭和61年から実施されているものでございます。  当日は、掛合太鼓保存会や加茂中学校吹奏楽部の演奏等によりオープニングを行います。引き続き、「あなたが主役 ふるさとの味」と題して、料理愛好家の平野レミさん、タレントのテツandトモさんによる郷土料理の紹介、調理の実演や漢方クイズを行う予定であります。さらに、「名医からのメッセージ」と題して、元国立感染症研究所所長の竹田美文先生に「これで万全!夏の食中毒〜細菌対策3つの提言〜」というテーマで御講演をいただきます。また、「健康エッセー」と題して、数学者であり大道芸人でもあるピーター・フランクルさんに「私の健康法」というテーマでもお話しいただきます。当日は、こうしたステージイベントのほか、会場内においては食生活改善コーナー、健康相談コーナーなど数多くのコーナーを設けます。会場の外には特産品販売、飲食コーナーも設けることとしております。既に御案内のチラシを全戸にお送りしておりますが、大勢の市民の皆様においでいただきたいと存じます。  なお、当日の模様の一部については、7月28日木曜日8時35分から9時55分までNHK総合テレビの「生活ほっとモーニング」の健康スペシャルとして放映されます。番組の中で雲南市の様子も紹介されますので、ぜひごらんいただきますよう御案内をいたします。  次に、福祉医療、乳幼児医療の制度改正についてであります。福祉医療費助成制度は重度の心身障害者や母子家庭の福祉の増進に、また乳幼児等医療費助成制度は乳幼児の健全な育成に寄与している重要な制度であります。両制度とも昭和48年より島根県の単独医療費助成制度として市町村との連携のもとに運営いたしており、この間、他の医療制度は制度改正がなされてきましたけれども、両制度につきましては社会変化に応じた制度改正をしないままに今日に至っております。この制度が将来にわたって安定的に継続していくために、また子育て支援施策に対する住民ニーズの高まりを踏まえ、財政状況も考慮しながら島根県に準じた見直しを図ることとし、本定例会に関係する条例改正と補正予算を提案しております。  なお、雲南市としましては、このたびの制度改正が障害を持つ方々の負担を伴うものであることに配慮すべき観点から、現行の障害者施策を体系的に検証した上で、来年度を目途に有効な障害者施策を講じてまいりたいと考えております。その施策内容は、本制度改正に当たってなされた島根県議会の障害者施策の充実を求める附帯決議並びにこの事情を踏まえて検討することとされている島根県の新たな施策、現在国会で審議中の障害者自立支援法に基づく国の諸施策の動向を見きわめるとともに、雲南市における障害者の方々の生活実態や財政状況等を総合的に勘案して検討を進めてまいります。  次に、国民健康保険掛合診療所の医療体制についてであります。国民健康保険掛合診療所の内科医師については、昭和61年から昨年度まで島根県との協定に基づき県立中央病院から派遣を受け、県職員の身分を継続しながら2年から5年勤務していただきました。前任者がことし3月に任期が満了したことから退職を希望されたため、後任の派遣を県に要望していたところでありますが、県の島根地域医療支援センターが主催する赤ひげバンクに登録された東京都新宿区出身の本多一郎医師45歳、島根大学医学部卒が県内へ就労を希望され、雲南地域の病院、診療所を視察された結果、設備の充実、病院との連携などから掛合診療所への赴任を希望されました。  本多医師は、長期間地域医療にかかわりたいとの思いから、市職員としての勤務を望まれており、市といたしましても医師確保が極めて困難な状況を踏まえた島根県の対処方針に配慮して、7月1日からの職員採用を予定しております。なお、6月12日までは飯南病院から医師の派遣を受け、6月13日から6月30日までは本多医師が嘱託医として勤務する予定であります。  4点目の「ふるさとを愛し豊かな心を育む教育と文化のまち」についてであります。  まず、雲南市教育基本計画について申し上げます。本年1月末から20名の策定委員でスタートした雲南市教育基本計画策定作業は、4月から5月上旬にかけ、市ホームページやケーブルテレビ等を活用して市民の意見を問うパブリックコメントを通じて3人、35件の意見をいただきました。その後、5月19日に開催された教育委員会において決定されたところであり、今後ホームページ等を通じて公表いたす所存であります。  次に、幼保一体化施設加茂幼児園についてであります。去る4月5日、かねてから建設が進められていた幼保一体化施設加茂幼児園が完成し、この日現地において定礎式、竣工式を挙行いたしました。この施設は、幼稚園児と保育所児の合同活動や施設の共有化等の特例措置により、就学前の児童に対し発育に応じた一貫した教育、保育を行うために建設したものであります。なお、今年度入園児童は、保育所児が109名、幼稚園児115名、計224名であります。  次に、小学校における英語教育の推進についてであります。今年度、島根県が実施主体となり、大東、加茂、木次、三刀屋については小学校でモデル校を指定、吉田、掛合については全校を対象として英語教育をスタートいたします。また、市教育委員会内にも英語教育担当指導主事を配置し、積極的にモデル校に対して指導、助言を行ってまいります。平成18年度からは市内全小学校に拡大し、実施していく所存であります。  次に、学校教育現場での社会人活用についてであります。雲南市内における幼稚園、小・中学校の園児、児童生徒のうち個別に支援が必要な園児、児童生徒、またADHD、いわゆる注意欠乏多動性障害や自閉症の疑いのある児童等がおります。今回県の補助金を受け、こうした児童生徒に対する生活支援や学習補修として経験豊富な社会人を活用、配置を行い、子供たちの生活支援を行ってまいります。  次に、子供の居場所づくり事業についてであります。近年、少子化やテレビゲームの普及などにより、子供たちは異学年の子と遊ぶ機会が少なくなってきていると同時に、地域の人たちと接する機会も減少しております。その結果、自分の考えを正しく相手に伝えたり、集団の中でうまく人間関係をつくっていくことが苦手になったりすることが懸念されているところであります。  こうした状況を踏まえ、文部科学省では平成16年度から3年間、子供たちが安全で安心して活動できる居場所づくり事業を実施しております。市の教育委員会では平成17年度、文部科学省の採択を受け、この子供の居場所づくり事業を市内の小学校、中学校や公民館、図書館等を活用して40カ所で実施することとなりました。この委託事業は全額補助事業でありまして、雲南市への今年度の交付額は3,860万円となっており、全国で8,000カ所の開設予定となっております。この事業の対象者はすべての小学生、中学生で、家庭、学校、地域の大人が一緒になって安全で安心な子供の居場所をつくり、体験活動や交流事業を通し未来を担う子供をはぐくむものであります。また、子供を核にして大人たちも交流を深めることができ、人づくりや地域づくりにもつなげていく所存であります。これまで6町の各小学校単位で地元への説明会が行われており、今後は各地域で実行委員会を設置していただき、御支援いただくスタッフの皆様を募集して進めることとしており、市民の皆様の御支援をお願いをいたします。  次に、大東小学校体育館における転落事故についてであります。平成12年9月9日に旧大東町立大東小学校体育館で開催されたスポーツ少年団バスケットボール練習試合で、安来市荒島小学校4年生男子が体育館2階のギャラリー窓の開口部から外に転落、重症を負った事故が発生したところでありますが、これについて、去る4月5日、合意書を交わしたところであります。当日、雲南市教育長や当時の関係者、児童保護者双方の弁護士立ち会いの上、合意書に署名いたしました。市ではこれを受け4月22日に賠償金を支払い、今議会に承認事項として提出いたしております。  次に、雲南市PTA総会連合会の設立についてであります。去る5月13日、雲南市PTA連合会設立総会が木次チェリヴァホールで開催されたところであります。これにより、今後の雲南市PTA活動の推進により、雲南市の教育推進に大きく貢献していただけるものと期待しているところでございます。  次に、生涯学習センター整備事業についてであります。加茂総合センターの2階を図書室に、また3階をコミュニティーづくりに活用するため、本年度は2階の図書室整備を中心に改修することとしております。  本年4月に公募を含め学校教育、社会教育に精通した9人の方々で生涯学習センター整備検討委員会を設置しております。毎月1回程度委員会を開催し、生涯学習拠点としての役割の検討や機能充実を図るための企画立案を行うこととしております。加茂総合センターは平成16年度末で3階までのエレベーターや各階に多目的トイレが整備され、バリアフリー化されておりますが、年内に施設整備を終了し、図書の購入を3月までに行い、今年度末にオープンいたす所存であります。  次に、総合型地域スポーツクラブの立ち上げについてであります。スポーツを通しての異年齢交流による青少年の健全育成や指導者の育成、技術力の向上などを目的とした総合型地域スポーツクラブのモデルケースとして、「Yu−Gaku加茂スポーツクラブ」が加茂町において去る6月5日に立ち上げられました。加茂海洋センターや加茂中央公園が拠点となり、78名の会員でスタートされておりますが、今後この総合型地域スポーツクラブが市内全域に広がるよう支援していく所存であります。  次に、チャレンジデー事業についてであります。チャレンジデーは5月の最終水曜日に世界じゅうで実施されるスポーツイベントでありまして、日本国内の人口規模がほぼ同じ自治体同士で、午前0時から午後9時までの間に15分間以上継続してスポーツや運動をした住民の参加率を競い合うものでございます。  雲南市としては今年度が初参加であり、去る5月25日、福岡県田川市と競い合い、雲南市が参加率64.1%、参加者数2万9,509人という高ポイントで見事勝利し、金メダルを獲得いたしました。参加いただきました市民の皆様や関係者の方々に厚くお礼を申し上げるとともに、チャレンジデーへの参加をきっかけに市民の皆様の健康づくりや元気あふれるまちづくりにつながることを願うものであります。  次に、雲南市小学校陸上協議大会の開催についてであります。去る5月19日、大東町ふれあい運動場において雲南市小学校陸上競技大会が開催され、市内小学校全25校から参加され、5、6年生852名により100メートル走や走り幅跳びなど17種目の競技が行われました。今大会が第1回目となりますが、大会への参加を通じ、陸上競技レベルの向上はもとより市内小学校児童の交流がさらに深まることを願うものであります。  次に、雲南市体育協会の発足についてであります。去る4月2日、雲南市体育協会の発会式が木次チェリヴァホールにて開催され、初代会長に木次支部長の佐藤嘉夫氏、副会長に教育長のほか旧5町村の支部長を選出いたしております。  次に、雲南市体育指導委員協議会の発足についてであります。去る4月7日、雲南市体育指導委員協議会の発会式が三刀屋文化体育館アスパルにて開催され、初代会長に三刀屋支部長の加藤勇氏、副会長に大東、木次、掛合の各支部長を選出いたしております。  次に、「スミセイファミリーウォーク」についてであります。これは来る7月9日、住友生命健康財団主催による「スミセイファミリーウォーク」が三刀屋町アスパルから峰寺の間を会場に開催されます。市民の皆様はもとより市内外の方々から御参加をいただき、自然の中を御家族、御友人とウオーキングすることで心と体をリフレッシュしていただきたいと存じます。  次に、雲南市成人式についてであります。合併後、雲南市として初めての成人式を今年8月14日午前10時から、三刀屋文化体育館アスパルで挙行いたします。合併までに各町において調整が図られ、今年の該当者は昭和60年4月2日から昭和61年4月1日までの出生者で雲南市に住所を有している方、市内の中学校卒業者の方々であります。今月中旬までに案内状を発送することとしておりますので、ぜひ多くの方々に御出席いただきたいと考えております。  次に、第1回島根県雲南市永井隆平和賞についてであります。雲南市における平和教育の核として、旧三刀屋町で行われておりました永井隆平和賞を踏襲し、第1回島根県雲南市永井隆平和賞を実施いたします。募集期間は7月1日から31日までとし、全国の小・中・高校生から愛と平和に関する作文、小論文を募集いたします。なお、ことしから新たに成人の部を設け、大人の立場からの平和論についても検証いたすこととしております。審査は8月26日に最終選考委員会によって入賞作品を決定し、9月11日に発表式典を行うこととしております。  また、9月、10月を愛と平和の教育推進月間とし、雲南市内各地において平和教育、人権教育等に関する事業を行ってまいります。  次に、国際交流事業についてであります。交流事業の一環として、4月1日から5日の5日間にわたり木次町国際交流協会主催のホームステイ事業を行いました。東京外国語大学に留学している世界各国の留学生8名が雲南市を訪問し、斐伊川土手でのお花見や中学生と一緒にそば打ち体験、老人ホームでのもちつきなどを行い、地域の人々と交流を深めました。  また、雲南市青少年海外視察等派遣事業の一環として、リッチモンド・サマースクール事業の実行委員会を開催しております。この事業は、夏休みに旧大東町と交流の深かったアメリカ、リッチモンド市に中学生、高校生7名を派遣する予定で現在準備を進めております。そのほか3名の国際交流員によるタップダンス教室や英会話教室、小学校訪問等を随時行っております。  5点目の「多様な地域資源を活かした産業が発展するまち」についてであります。  まず、雲南地域水田農業推進協議会の発足についてであります。平成16年度から実施されました新たな米政策の中、雲南市においては将来の水田農業の振興方向や産地づくり推進交付金などの活用方法を具体的に示した雲南地域水田農業ビジョンを策定しており、その実現に向け、新たに雲南地域水田農業推進協議会を発足したところであります。地域の特色を生かした水田農業を図るため、基幹作物である米を中心とした施策に重点を置き、売れる米づくり、集落営農の組織化と生産法人育成、振興作物の団地化と奨励を基本方針として推進してまいります。  また、平成17年産米の生産目標数量の配分につきましては、生産目標数量9,272トンが割り当てられ、これを踏まえ各農家の作付希望面積が確保できるようJA雲南管内で調整を行っていただき、作付も一通り終わったところであり、ことしこそ豊作であることを願うものであります。  次に、農業農村整備事業の竣工についてであります。雲南市では、これまで旧町村で実施されてまいりました農道整備事業を引き続き工事を進めてまいったところでありますが、このたび平成16年度をもって大東町芹谷地区と加茂町延野岩倉地区の事業が完了いたしました。この2つの地区におきましては、道路の完成により農産物の流通促進や地域間交流がさらに進められることを期待しているところであります。  また、吉田町におきましては、県営飯石南地区中山間総合整備事業による吉田町川手地区圃場整備工事約10ヘクタールが完了いたしております。この地区において集落営農や組織の法人化により農業経営の基盤強化が一層進むことを期待するところであります。  さらに、島根県において進められておりました三刀屋町根波別所と出雲市野尻町との境界のかんがい用ダムも完成いたしました。このダムの竣工が当該地域への農産物生産効果として大きいものであることを願っております。  次に、中山間地域等直接支払い制度推進事業についてであります。今年度から新規の取り組みとなる加茂町においては、代表者説明会を中心に3回開催し、要望に応じて集落説明会を行っております。他の5町については4月末に代表者説明会を開催し、今後6月、7月と説明会を開催し、8月末の協定確定までに取り組み内容を集落で協議していただくこととしております。
     次に、奥出雲薔薇園事業についてであります。第1期敷地造成工事が平成17年3月16日に完成し、面積は0.94ヘクタール、工事費は3,650万円となっております。3月下旬には有限会社フレグランス・ロゼが7,000本のバラの植栽を終え、開花状況を見ながら6月中の開園が予定されております。  また、有限会社フレグランス・ロゼと食酢醸造の松島屋有限会社による共同食品「エグル・ドウ・ロゼ」、これは甘酸っぱいバラという意味でございますが、これの発表が去る5月12日雲南市木次町で行われております。この新商品は、昨年のバラ酒の発表会に次ぐ6番目の商品となり、全国に通用するブランドへと期待するところであります。  次に、企業立地審査会についてであります。去る3月24日に企業立地審査会を開催し、会長及び副会長の選任及び審議が行われ、会長に島根大学生物資源科学部教授で総合科学研究支援センター長でもある松田英幸教授、副会長には大原郡森林組合の石橋大造代表理事組合長を選任したところであります。  また、株式会社明和からの企業立地促進指定申請につきましては、企業立地促進措置適用工場として認定されたい旨の御意見をいただきました。このほか奥出雲薔薇園事業について、合併からの経緯及び現在の状況を報告し、重要な観光資源となり得る薔薇園についてぜひ成功してほしいとの御意見をいただいております。  次に、桜まつりについてであります。木次については3月19日から4月21日、三刀屋では3月25日から4月25日を桜まつりの期間として設定したところであります。木次町斐伊川堤防のソメイヨシノは平年より二、三日遅い4月5日に開花し、9日ごろに満開となりました。4月2日、3日には打ち上げ花火、テレビ及びラジオの公開番組等のイベントを実施いたしました。桜の開花が間に合わなかったところでございますけれども、翌週の9日、10日の土曜日、日曜日には天候に恵まれ、たくさんの観光客でにぎわいました。また、三刀屋河川敷のソメイヨシノも4月6日に開花し、9日に満開となり、御衣黄は4月18日に開花し、21日ごろに満開を迎えました。両会場とも満開になった途端に天候が悪化し、見ごろの期間が短かったため、例年よりも入り込み客数が伸び悩みましたが、両会場合わせて約10万人の人出があったと推測されております。  次に、かけや酒蔵資料館のオープンについてであります。去る4月23日土曜日、かけや酒蔵資料館がオープンし、記念イベントが行われたところであります。この酒蔵資料館は、平成15年度に株式会社竹下本店より旧掛合町が譲り受けた醸造施設を伝統的資源及び地域文化の保存、観光集客による地域活性化を目的に、新山村振興等農林漁業特別対策事業の導入により改修、整備されたものであります。オープンイベント当日は、地元有志の方々によりさまざまな催しが行われ、訪れたたくさんの地酒愛好家とともに完成を祝っていただきましたことに厚くお礼を申し上げます。  次に、これらの施策を進める上での推進体制について申し上げます。まず、雲南市の最上位計画となる総合計画の策定についてであります。本年度から着手します総合計画の策定につきましては、市政運営の基本方針に基づき、原案づくりにおいてまちづくり会議の委員の公募を行ったところでございます。短期間での取り組みでありましたが、27人の方々に応募いただきました。各町の地域委員会から選出いただいた12人の皆さんと合わせ総勢39人の皆様には、市役所職員との協働作業により原案づくりに当たっていただきます。任期はおよそ1年半に及びますが、委員の皆様には新市、雲南市の礎となる総合計画の原案づくりに御努力いただきますようよろしくお願いをいたします。  次に、第三セクターの見直しについてであります。昨年より、雲南市の7つの第三セクターと2つの財団法人の代表者の方々と担当課によりまして第三セクター等事業研究会を立ち上げ、3回の研修会を開催してまいりました。これを受けまして、現在、第三セクター、財団のヒアリングを実施しております。今後、指定管理者制度の導入も想定しながら、具体的な改革プランを策定していく考えでございますので、皆様の御協力をお願いいたします。  次に、平成17年度一般会計補正予算についてであります。平成17年度一般会計補正予算につきましては、1億2,411万2,000円の追加となっております。主な内容としましては、生活保護費国庫負担金返還金2,176万6,000円、地域省エネルギービジョン推進事業1,021万7,000円、ふるさと会事業885万2,000円であります。このほか簡易水道事業特別会計、土地区画整理事業特別会計、水道事業会計及び工業用水道事業会計につきまして補正予算を上程いたしております。  そのほか、承認事項として条例改正1件、廃止2件、平成16年度雲南市一般会計補正予算ほか補正予算案8件、平成17年度雲南市一般会計補正予算1件、専決処分した雲南市立学校施設に係る事故の合意及び損害賠償額の決定について1件を、議案としまして条例改正案6件、市道の路線認定について1件、雲南市土地開発公社定款の変更について1件を、報告事項としまして平成16年度雲南市一般会計繰越明許費繰越計算書ほか2件、平成16年度雲南市水道事業会計予算の繰り越しについて1件、平成16年度雲南市土地開発公社の経営状況の報告について1件を提出しておりますので、慎重に御審議いただき、可決賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(吾郷 廣幸君) ここで暫時休憩をいたします。10時50分から再開をいたします。              午前10時30分休憩     ───────────────────────────────              午前10時50分再開 ○議長(吾郷 廣幸君) 本会議を再開いたします。     ─────────────・───・─────────────  ◎日程第6 提案理由の説明 ○議長(吾郷 廣幸君) 日程第6、提出者から提案理由の説明を求めます。  番外、影山助役。 ○助役(影山 喜文君)     ───────────────────────────────  承認第1号 雲南市税条例の一部を改正する条例制定の専決処分の承認を求めることについて     ───────────────────────────────  これにつきましては、地方税法の改正に伴うものでございますけれども、字句の改正を含めまして多数にわたっております。そのうち主な2点について御説明を申し上げます。  1つは、65歳以上の者のうち前年の合計所得が125万円以下の者に対して、これまでは非課税でございましたけれども、この措置が廃止されるものでございます。適用は平成18年度分以降の個人住民税に適用をするものでございます。  もう1点は、軽自動車税についてでございます。身体障害者が所有する軽自動車税がない場合における減免適用範囲の拡大を行うものでございまして、島根県の規定との整合性を図ろうとするものでございまして、改正後は18歳以上の身体障害者の家族等所有の軽自動車も減免対象になるものでございます。 ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、藤井総務部長。                〔総務部長説明〕     ───────────────────────────────  承認第2号 平成16年度雲南市一般会計補正予算(第4号)の専決処分の承認を求めることについて     ─────────────────────────────── ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、大谷市民部長。                〔市民部長説明〕     ───────────────────────────────  承認第3号 平成16年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)の専決処分の承認を求めることについて  承認第4号 平成16年度雲南市老人保健特別会計補正予算(第2号)の専決処分の承認を求めることについて     ─────────────────────────────── ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、産業振興部長。               〔産業振興部長説明〕     ───────────────────────────────  承認第5号 平成16年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めることについて     ─────────────────────────────── ○議長(吾郷 廣幸君) 三原水道局長。                〔水道局長説明〕     ───────────────────────────────  承認第6号 平成16年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)の専決処分の承認を求めることについて     ─────────────────────────────── ○議長(吾郷 廣幸君) 福間建設部長。                〔建設部長説明〕     ───────────────────────────────  承認第7号 平成16年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第3号)の専決処分の承認を求めることについて     ─────────────────────────────── ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、産業振興部長。               〔産業振興部長説明〕     ───────────────────────────────  承認第8号 平成16年度雲南市ゆとりの里事業特別会計補正予算(第2号)の専決処分の承認を求めることについて     ─────────────────────────────── ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、福間建設部長。                〔建設部長説明〕     ───────────────────────────────  承認第9号 平成16年度雲南市土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)の専決処分の承認を求めることについて     ─────────────────────────────── ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、家島政策企画部長。               〔政策企画部長説明〕     ───────────────────────────────  承認第10号 平成16年度雲南市発電所事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めることについて     ─────────────────────────────── ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、影山助役。 ○助役(影山 喜文君)     ───────────────────────────────  承認第11号 吉田村母子福祉手当支給条例を廃止する条例制定の専決処分の承認を求めることについて     ───────────────────────────────  他の公的制度があるものについては廃止するという合併協議の調整方針に基づきまして、国の制度でございます児童扶養手当がありますことから、3月31日をもって廃止するものでございます。専決処分についてはごらんください。     ───────────────────────────────  承認第12号 吉田村児童扶養福祉手当支給条例を廃止する条例制定の専決処分の承認を求めることについて     ───────────────────────────────  これにつきましても、合併協議の調整方針に基づきまして、国の制度でございます特別児童扶養手当がございますことから、17年3月31日をもって廃止するものでございます。     ───────────────────────────────  承認第13号 雲南市立学校施設に係る事故の合意及び損害賠償額の決定の専決処分の承認を求めることについて     ───────────────────────────────  市長の所信表明の中にも盛り込んでございましたけれども、平成12年9月9日に旧大東町立大東小学校の体育館におきまして発生した事故におきまして合意ができましたので、別紙のとおりお支払いをするものでございます。  金額、相手方については別紙のとおりでございますので、ごらんをいただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、藤井総務部長。                〔総務部長説明〕     ───────────────────────────────  承認第14号 平成17年度雲南市一般会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めることについて     ─────────────────────────────── ○議長(吾郷 廣幸君) ここで暫時休憩をいたします。午後1時から再開いたします。              午前11時52分休憩     ───────────────────────────────              午後 1時00分再開 ○議長(吾郷 廣幸君) 本会議を再開いたします。  引き続き提案理由の説明を求めます。  番外、内田助役。 ○助役(内田 孝志君)     ───────────────────────────────  議案第71号 雲南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────
     改正条例文につきましてはお目通していただきたいと存じますが、改正理由につきましては、非常勤消防団員等の障害補償等に係る障害の等級について、地方公務員災害補償法の規定に準じて所要の規定を整備し、改正を行うものであります。     ───────────────────────────────  議案第72号 雲南市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  改正理由でございますが、非常勤消防団員の処遇改善を図るため、消防団員等公務災害補償等共済基金等が市町村に支払う消防団員退職報償金支払い額を増額するものであります。改正条例文につきましてはお目通しをお願い申し上げます。     ───────────────────────────────  議案第73号 雲南市国民健康保険掛合診療所の医師及び歯科医師の給与等に関する条例の全部を改正する条例について     ───────────────────────────────  本条例につきましては、雲南市国民健康保険掛合診療所の内科医師を平成17年7月1日から採用するため、条例の条項を詳細に規定するものであります。条例につきましてはお目通しをお願い申し上げます。 ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、影山助役。 ○助役(影山 喜文君)     ───────────────────────────────  議案第74号 雲南市福祉医療費助成条例の全部を改正する条例について     ───────────────────────────────  福祉医療費助成制度改正に向けまして、現行条例の中で改正部分が非常に多くなることから全文を改正するものでございます。  今回の改正は、福祉医療対象者に父子家庭を加え、一人親家庭の親子とすること、そしてまた重度心身障害者の年齢区分を20歳以上と20歳未満に、そして医療費負担額、1医療機関一月当たり500円を、重度心身障害者で20歳未満の者については入院2,000円、通院1,000円に、重度心身障害者で20歳以上の者及び一人親家庭の親子については1割負担といたしますが、負担限度額を設け、一般では入院4万200円、通院1万2,000円、低所得の場合には入院7,500円、通院4,000円にするものでございまして、施行は10月1日を予定をいたしております。改正条例案については後ほどごらんをいただきたいと思います。     ───────────────────────────────  議案第75号 雲南市乳幼児等医療費助成条例の全部を改正する条例について     ───────────────────────────────  今回の改正は、子育て支援施策の充実を図ることから、3歳以上就学前児童の通院医療費を新たに加え、その医療費負担額については1医療機関一月当たり8,000円とすること、また3歳未満乳幼児の医療費負担額、1医療機関一月当たりを入院2,000円、通院1,000円とするものでございます。同じく施行は10月1日の予定でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、内田助役。 ○助役(内田 孝志君)     ───────────────────────────────  議案第76号 雲南市営住宅条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  本条例の改正につきましては、平成16年度事業といたしまして実施いたしました吉田町の下町団地10戸でございますが、これが新築完成をいたしました。それに伴いまして、旧団地に入居しておいでになりました全員が新団地へ移転が完了いたし、目的が達成いたしましたので、今回、雲南市吉田町吉田2323番地にある旧下町団地の8戸の用途廃止を行うものでございます。詳細につきましては次ページ以降載せておりますので、お目通しをお願い申し上げます。 ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、藤井総務部長。                〔総務部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第77号 平成17年度雲南市一般会計補正予算(第2号)     ─────────────────────────────── ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、三原水道局長。                〔水道局長説明〕     ───────────────────────────────  議案第78号 平成17年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)     ─────────────────────────────── ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、福間建設部長。                〔建設部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第79号 平成17年度雲南市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)     ─────────────────────────────── ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、三原水道局長。                〔水道局長説明〕     ───────────────────────────────  議案第80号 平成17年度雲南市水道事業会計補正予算(第1号)  議案第81号 平成17年度雲南市工業用水道事業会計補正予算(第1号)     ─────────────────────────────── ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、福間建設部長。                〔建設部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第82号 市道の路線認定について     ─────────────────────────────── ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、家島政策企画部長。               〔政策企画部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第83号 雲南市土地開発公社定款の変更について     ─────────────────────────────── ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、藤井総務部長。                〔総務部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第2号 平成16年度雲南市一般会計繰越明許費繰越計算書     ─────────────────────────────── ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、福間建設部長。                〔建設部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第3号 平成16年度雲南市生活排水処理事業特別会計繰越明許費繰越計算書  報告第4号 平成16年度雲南市土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書     ─────────────────────────────── ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、三原水道局長。                〔水道局長説明〕     ───────────────────────────────  報告第5号 平成16年度雲南市水道事業会計予算の繰越について     ─────────────────────────────── ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、家島政策企画部長。               〔政策企画部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第6号 雲南市土地開発公社の経営状況の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(吾郷 廣幸君) 以上で提案理由の説明を終わります。  ここで15分間休憩をいたします。               午後2時05分休憩     ───────────────────────────────               午後2時25分再開 ○議長(吾郷 廣幸君) 本会議を再開いたします。     ─────────────・───・─────────────  ◎日程第7 議案の質疑 ○議長(吾郷 廣幸君) 日程第7、これから提出された議案に対する質疑を行います。  質疑は条例その他と予算とを区別して行います。  最初に、承認第1号、承認第11号から第13号、議案第71号から第76号、議案第82号から議案第83号、報告6号の条例その他について行います。質疑はありませんか。  12番。 ○議員(12番 光谷由紀子君) それでは、2つの議案に対して質問を行っていきたいと思いますが、まず承認第1号の雲南市税条例の一部を改正する条例制定の専決処分の承認を求めることについての中で、市条例第2号で、説明も聞きましたけれども、これは国の地方税法の改正に伴ってのものだということでございますけれども、その中で65歳以上の方が今まで非課税だったものが非課税でなくなるというような状況になるのではないかというふうに理解していいのかどうなのかということと、もしそうなった場合に介護保険の保険料の負担も大きくなるし、また国保料にも大きく影響するのではないかなというふうに思いますけれども、その点と、どのぐらいの影響が大きいというふうに考えられておるのかという点と、それからもう一つには、どのぐらいな人数の方が影響を受けるのかどうなのか、その点をお聞かせ願いたいと思います。  それからもう一つ、議案第83号の雲南市土地開発公社定款の変更ということで、一つには組織強化をするために理事を1名増にするということですけれども、先ほど開発公社の経営状況も示されましたけれども、その中で組織強化されるということでありますけれども、その理由としてはどういう、ああいう経営状況の中で組織強化を図っていかなければならないという判断をされたその理由をお聞かせ願いたいと思いますし、もう1点は、土地を賃貸も行うということですけれども、そういう賃貸の要請があっておるというところでこういう方向を打ち出されたのかどうなのか、その点お聞かせ願いたいと思います。以上です。 ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、大谷市民部長。 ○市民部長(大谷 忠君) 市税条例の改正に伴う老年者の非課税措置の関係についてお答えをいたします。  おっしゃいますように地方税法の改正に伴いまして、人的非課税範囲の見直しということで、年齢65歳以上の方のうち前年の合計所得金額が125万円以下という方に対しては現在非課税だというふうになっております。これは平成18年度分以後の個人の市民税について適用いたしますので、17年中の所得にかかってくるということになりますが、内容はそういうことでございます。  国保への影響でございますが、国保の場合も所得、資産割とか、所得割の場合は所得額でございますので、これによって増になるということはないだろうというふうに思います。それから、人数でございますが、ちょっと18年度のことでございまして、今17年度の個人税がようやく出かけたところでございまして、まだ試算はしておりませんが、当然ふえてこようと思います。ただ、基礎控除あるいは老齢の控除等で控除もございますので、そのすべて人が125万円以下の人が全部課税になるかというとそうではございませんので、人数についてはいましばらく余裕をいただきたいというふうに思います。  介護保険につきましては、所管の方からお答えをします。以上です。 ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、周藤健康福祉部長。
    ○健康福祉部長(周藤 寛洲君) 介護保険につきましても同様に、今のところは大きな影響はないと思っております。以上です。 ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、家島政策企画部長。 ○政策企画部長(家島 保夫君) 議案第83号の御質問でございますが、一つには今の執行体制の強化の関係でございます。現在、土地開発公社の事務所は本庁と離れましたきすきAコープの2階、旧合併協議会の事務局がございましたあそこを使っております。そうしたことで本庁と離れておりますので、いわゆる執行体制を強化してまいるという考えであります。  それから、もう1点の賃貸を行う事業でございますが、今回この改正につきましては公有地拡大法の改正、いわゆる政令の改正に伴って準じて改正するものであります。差し当たって今、公社の方で今回の改正に伴う賃貸事業はございませんが、定款としてそういった整備をしておくというものであります。以上です。 ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、大谷市民部長。 ○市民部長(大谷 忠君) 先ほどの質問の答弁に追加をさせていただきたいと思いますが、経過措置がございまして、附則の方でうたっております。18年度の課税では急激な負担は避けるということで3分の2を減額するということですので、3分の1の課税ということ、それで18年度が3分の2、19年度3分の1で、完全にこの措置が適用されるのは平成20年度分ということになりますので、追加して御説明をさせていただきます。 ○議長(吾郷 廣幸君) 12番。 ○議員(12番 光谷由紀子君) 税条例の一部改正の点についてですけれども、余り影響がないというような答弁でしたけれども、今、大変この問題、大きな問題ではないかということで新聞でも報道されておりましたし、今、緩和措置が年間的に19、20という感じ、18年度からですけれども、18年、19年、20年度で緩和措置をしていくということですので、私はかなり影響があるんじゃないかなというふうに、負担がそれだけふえてくるんじゃないかなというふうに理解しておりますけれども、答弁はよろしいです。そういう見方をされているというのでは、私は大変問題だなというふうに感じます。  それから、開発公社の件ですけれども、本庁と離れているということで、距離的なことのみでそういうような理事さんを1人強化されるということと理解してよろしいでしょうか、何か今の説明では、あの答弁ではそのような感じを受けましたけれども。そこまで必要なのかなというふうに思ったところですけれども、距離的なものだけで判断するということではちょっとおかしいんじゃないかなというふうに思いましたが、その点何かありましたら答弁願いたいと思います。以上です。 ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、内田助役。 ○助役(内田 孝志君) 開発公社の役員に対してでございますが、今、常務理事を設置いたしております。ただこれは非常勤でございますので、今この変更を認めていただきましたならば執行体制、20数億からの資産を持っておりますので、常勤理事を設置したいというふうに考えております。非常勤常務から常勤常務にいたしたいという考え方でございます。 ○議長(吾郷 廣幸君) ほかにはありませんか。ありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吾郷 廣幸君) ないようでありますので、条例その他についての質疑を終わります。  次に、承認第2号から第10号、第14号、議案第77号から第81号、報告第2号から第5号までについての予算について質疑を行います。質疑はありませんか。  6番。 ○議員(6番 藤原 信宏君) どうも失礼します。2点だけお聞かせ願いたいんですが、一つは、議案の77号、土地区画整理費、説明今伺いましたけれども、土地売り払い収入の1,810万と公有財産購入費の1,810万円、普通土地売り払えば、市の土地を売れば不動産売り払い収入になるということなんですが、開発公社がどうのこうのとおっしゃったように思いますが、いわゆるこの1,810万をもって新たに必要な土地を求められたと、買い取られたという解釈でいいのか、全くの同金額ですのでこの関係がよくわかりませんので、後ほどちょっと御説明をいただきたいと思います。  それからもう1点は、3月専決の一般会計でございます。議案の6ページ、第2表、繰越明許費補正ということで、岩倉地区の農道についての繰り越しだということで余り詳しい説明がなかったわけでございますけれども、3月にも8億円近くもの事業が当然のように繰り越される予算執行そのものがおかしいというような失礼なことを申し上げましたけれども、この1,310万円、これが専決の承認ということでぽっと繰り越し事業が出されて、しかも1,310万もあれば、あるいは一月も前にこれができるかできんか、何か問題が起きてるのかどうか、そういったことは当然わかると思います。どのような正当な理由があるのか、あるいは事故があったのか、その辺あたりをお聞かせ願いたいと思います。そして、これがまた補助事業というようなものであれば、国、県への繰り越し手続、そういったものが間に合ったのかどうか、またそういったことはいつごろされたのかということをあわせて伺いたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、福間建設部長。 ○建設部長(福間 昇君) 土地区画整理事業の土地の処分でございますけど、造成の土地ができましたので市として民間に処分をするものでございます。ところが、その土地については一応旧大東町の方で土地開発公社に買ってもらっておりまして、前は雲南市の土地でございますけど開発公社で代行で買っていただいておるということで、トンネルの、売って金を開発公社へ返すということでございます。 ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、細木産業振興部長。 ○産業振興部長(細木 勝君) 先ほどの延野岩倉線の農免道路の工事でございますが、工事中にのり面崩壊が起こりまして、そのために工法上どのように安全対策をしたがいいかということで時間がかかりまして、繰越明許という形でその時間を稼ぎながら延野岩倉農道の完成に向けたところでございます。以上です。 ○議長(吾郷 廣幸君) 6番。 ○議員(6番 藤原 信宏君) 土地造成のことにつきましては大体わかりました。また細かいことは後ほど教えていただきたいと思います。  今の岩倉の分についての地すべりですね、それが起きたのは大体いつなのかと、いつそれが発覚したかということでございます。今回の補正でもいろいろと計上漏れをしておりまして、計上漏れをしておりましてって大分聞きましたけども、確かに合併後で事務が煩雑であるということは理解もできますけれども、例えば3月の段階で暫定本庁舎の予算化されていたものの支払いがされていなかって、改めて合併後の3月補正に1,980万が計上されたという話もございました。計上されたものが支払いを忘れるなどという、そんなふつつかな職員は絶対にいないと思いますし、絶対に忘れるはずはないと私は確信をしております。そうしたことで、何かこの予算軽視といいますか、予算の執行に対する認識がすごく甘いんじゃないかと、今、非常事態宣言を発せられまして、行財政改革推進プロジェクトチームもつくられて、財務負担適正化計画もつくろうというようなときに、何かこう取ってつけたようなぽっぽこぽっぽこいいかげんな予算が出たり、簡単に繰り越ししたり、説明もなかったりというようなことがすごく目立ちますので、こういうことも含めて執行に対してもう少し慎重にやってほしいなというふうに要望しておきたいと思いますが、先ほどの地すべり関連についてはいつごろの段階で、それが3月の補正に間に合わなかったのかということをお聞かせ願って質問終わりたいと思います。 ○議長(吾郷 廣幸君) 番外。 ○産業振興部長(細木 勝君) 大変説明不足もあったかもしれませんけれども、この工事の契約を16年の10月25日に行っております。ですから、先ほど申し上げましたように、地すべりのために少し検討期間が長くなったために発注がおくれたと思っております。16年の10月26日に着工いたしまして、完成を17年の5月31日ということにしております。したがいまして、実質竣工日は5月の6日ということに検査復命書ではなっておりますが、実際に発注がおくれたために、その発注をおくらかせた理由は、先ほど申し上げましたように地すべりが起きて、その工法等で手間がかかりましたということでございます。全延長が650メートルということで、ガードレールあるいは道路側溝等附帯工事を含めて5月の6日に貫通をしております。以上でございます。 ○議長(吾郷 廣幸君) 6番。 ○議員(6番 藤原 信宏君) もう終わりますいって失礼でございますけれども、ちょっとそれが原因で発注がおくれたということであれば、もうその発注の時点でそういうことがわかっているわけで、それはもう3月なり12月でも間に合いますし、繰り越しが当然出されていいんじゃないかと私は思いますけども、それがなぜ出されずに専決でもって繰り越ししましたいう報告になるのか、まことに不思議に思いますので、そこんところを説明お願いします。 ○議長(吾郷 廣幸君) 答弁を整理をしますので、ここで暫時休憩いたします。               午後2時45分休憩     ───────────────────────────────               午後3時00分再開 ○議長(吾郷 廣幸君) 本会議を再開いたします。  6番議員に対する答弁を求めます。  番外。 ○産業振興部長(細木 勝君) 大変答弁がふつつかでございまして、お断りをしたいと思います。  議員御指摘のように、3月の予算で繰越明許費を計上すべきところでございましたけれども、担当の方は3月末日をもって完了すると考えてたということでございましたが、現場の方で若干豪雪によりまして湧水等もございまして少し工期を延ばさないけないという状態が起こったと、したがいまして終わると思ってたのが終わらなかったということ、それと繰越明許を補正で出すべきだったということもあわせてお断りを申し上げておきたいと思います。今回、専決補正という形で、このような形で出させていただいたということになります。よろしくお願いいたします。  大変済みません。契約の関係でございますが、先ほど申し上げましたように、10月の26日に着手いたしまして、完了が3月の15日、第1回目が、それから工期変更いたしまして3月31日、それから先ほど申しましたように2回目の変更として5月の31日という形で変更契約を結んでおります。よろしくお願いいたします。 ○議長(吾郷 廣幸君) ほかにありませんか。どうですか。                 〔質疑なし〕 ○議長(吾郷 廣幸君) ないようでありますので、予算についての質疑を終わります。  以上で議案の質疑を終わります。     ─────────────・───・─────────────  ◎追加日程第1 議案第84号 ○議長(吾郷 廣幸君) お諮りいたします。議案第84号、鍋山浄水場機械設備工事請負契約について1件を議事日程に追加したいと思います。これに御異議はありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吾郷 廣幸君) 異議なしと認めます。よって、議案第84号、鍋山浄水場機械設備工事請負契約についてを議事日程に追加することに決定をいたしました。  追加日程第1、議案第84号、鍋山浄水場機械設備工事請負契約についてを議題といたします。  提出者からの提案理由の説明を求めます。  番外、三原水道局長。                〔水道局長説明〕     ───────────────────────────────  議案第84号 鍋山浄水場機械設備工事請負契約について     ─────────────────────────────── ○議長(吾郷 廣幸君) 説明が終わりました。  これより議案に対する質疑を行います。質疑はありませんか。  10番。 ○議員(10番 周藤 強君) 今、指名業者のお名前が口頭で説明ございましたが、かつて木次町議会では議会に付すべき金額、議決を要する案件についてはきちっとした形で業者名を書いたものを、もっと要求すれば落札金額まで書いて示されたという経過もございまして、きょうはたまたま業者を言われたものなのか、これからどうされるのか聞きたいところでございます。今回はこうで、次は本日の資料みたいなのだけなのか、きちっとしたものをこれから、それこそ情報開示開示っておんっしゃっておりますので、統一した考え方でやってもらいたいと思います。 ○議長(吾郷 廣幸君) 番外、内田助役。 ○助役(内田 孝志君) 議会議決に付すべき工事請負については、それぞれ旧6町村歴史があろうかと存じます。おっしゃいますように旧木次町の場合はそれがありましたし、ほかの町村では口頭でそれで終わってるとこもございました。公表するのにやぶさかではございませんが、その辺は議会の御要請等について検討いたしたいと思います。 ○議長(吾郷 廣幸君) どうですか。 ○議員(10番 周藤 強君) わかりました。 ○議長(吾郷 廣幸君) ほかにありませんか。どうですか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吾郷 廣幸君) ないようでありますので、質疑を終わります。     ─────────────・───・───────────── ○議長(吾郷 廣幸君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれで散会といたします。御苦労さまでした。               午後3時13分散会     ───────────────────────────────...