大田市議会 > 2024-03-19 >
令和 6年第 2回定例会(第5日 3月19日)

  • "能登半島地震"(/)
ツイート シェア
  1. 大田市議会 2024-03-19
    令和 6年第 2回定例会(第5日 3月19日)


    取得元: 大田市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 6年第 2回定例会(第5日 3月19日)   令和6年3月定例会             大田市議会会議録              令和6年3月19日(火曜日)           ――――――――――――――――――――                 議事日程(第5号) 令和6年3月19日(火)午前9時開議  第1 議長諸般の報告  第2 付託案件審査報告・委員長報告に対する質疑      議案第223号 令和6年度大田市一般会計予算(歳入、所管歳出)      議案第233号 令和5年度大田市一般会計補正予算(第9号)(歳入、所管              歳出)      議案第244号 大田市名誉市民に関する条例の一部を改正する条例制定につ              いて      議案第245号 大田市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例等の一部              を改正する条例制定について      議案第246号 大田市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の              一部を改正する条例制定について
         議案第247号 大田市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例              制定について      議案第248号 大田市災害派遣手当等に関する条例の一部を改正する条例制              定について      議案第260号 大田市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制              定について      議案第261号 大田市手数料条例の一部を改正する条例制定について      議案第263号 大田市社会教育推進センター設置条例を廃止する条例制定に              ついて      議案第264号 小字の廃止について                               [総務教育委員長]      議案第223号 令和6年度大田市一般会計予算(所管歳出)      議案第224号 令和6年度大田市国民健康保険事業特別会計予算      議案第225号 令和6年度大田市国民健康保険診療所事業特別会計予算      議案第226号 令和6年度大田市後期高齢者医療事業特別会計予算      議案第227号 令和6年度大田市介護保険事業特別会計予算      議案第232号 令和6年度大田市病院事業会計予算      議案第233号 令和5年度大田市一般会計補正予算(第9号)(所管歳出)      議案第234号 令和5年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4              号)      議案第235号 令和5年度大田市国民健康保険診療所事業特別会計補正予算              (第2号)      議案第236号 令和5年度大田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第              2号)      議案第237号 令和5年度大田市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)      議案第243号 令和5年度大田市病院事業会計補正予算(第3号)      議案第249号 大田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営              に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定につ              いて      議案第250号 大田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備              及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護              予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条              例の一部を改正する条例制定について      議案第251号 大田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定              介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法              に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定につ              いて      議案第252号 大田市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基              準等を定める条例の一部を改正する条例制定について      議案第253号 大田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に              関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について      議案第254号 大田市介護保険条例の一部を改正する条例制定について      議案第255号 大田市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を              定める条例の一部を改正する条例制定について      議案第256号 大田市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について      議案第262号 大田市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一              部を改正する条例制定について                                 [民生委員長]      議案第223号 令和6年度大田市一般会計予算(所管歳出)      議案第228号 令和6年度大田市簡易給水施設事業特別会計予算      議案第229号 令和6年度大田市大田市駅周辺土地区画整理事業特別会計予              算      議案第230号 令和6年度大田市水道事業会計予算      議案第231号 令和6年度大田市下水道事業会計予算      議案第233号 令和5年度大田市一般会計補正予算(第9号)(所管歳出)      議案第238号 令和5年度大田市生活排水処理事業特別会計補正予算(第2              号)      議案第239号 令和5年度大田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2              号)      議案第240号 令和5年度大田市大田市駅周辺土地区画整理事業特別会計補              正予算(第2号)      議案第241号 令和5年度大田市水道事業会計補正予算(第3号)      議案第242号 令和5年度大田市下水道事業会計補正予算(第3号)      議案第257号 大田市漁港管理条例の一部を改正する条例制定について      議案第258号 大田市営住宅条例の一部を改正する条例制定について      議案第259号 大田市給水条例の一部を改正する条例制定について      議案第265号 市道路線の認定及び変更について      議案第266号 和解及び損害賠償の額の決定について                               [産業建設委員長]  第3 討論・表決      議案第223号 令和6年度大田市一般会計予算      議案第224号 令和6年度大田市国民健康保険事業特別会計予算      議案第225号 令和6年度大田市国民健康保険診療所事業特別会計予算      議案第226号 令和6年度大田市後期高齢者医療事業特別会計予算      議案第227号 令和6年度大田市介護保険事業特別会計予算      議案第228号 令和6年度大田市簡易給水施設事業特別会計予算      議案第229号 令和6年度大田市大田市駅周辺土地区画整理事業特別会計予              算      議案第230号 令和6年度大田市水道事業会計予算      議案第231号 令和6年度大田市下水道事業会計予算      議案第232号 令和6年度大田市病院事業会計予算      議案第233号 令和5年度大田市一般会計補正予算(第9号)      議案第234号 令和5年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4              号)      議案第235号 令和5年度大田市国民健康保険診療所事業特別会計補正予算              (第2号)      議案第236号 令和5年度大田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第              2号)      議案第237号 令和5年度大田市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)      議案第238号 令和5年度大田市生活排水処理事業特別会計補正予算(第2              号)      議案第239号 令和5年度大田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2              号)      議案第240号 令和5年度大田市大田市駅周辺土地区画整理事業特別会計補              正予算(第2号)      議案第241号 令和5年度大田市水道事業会計補正予算(第3号)      議案第242号 令和5年度大田市下水道事業会計補正予算(第3号)      議案第243号 令和5年度大田市病院事業会計補正予算(第3号)      議案第244号 大田市名誉市民に関する条例の一部を改正する条例制定につ              いて
         議案第245号 大田市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例等の一部              を改正する条例制定について      議案第246号 大田市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の              一部を改正する条例制定について      議案第247号 大田市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例              制定について      議案第248号 大田市災害派遣手当等に関する条例の一部を改正する条例制              定について      議案第249号 大田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営              に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定につ              いて      議案第250号 大田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備              及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護              予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条              例の一部を改正する条例制定について      議案第251号 大田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定              介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法              に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定につ              いて      議案第252号 大田市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基              準等を定める条例の一部を改正する条例制定について      議案第253号 大田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に              関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について      議案第254号 大田市介護保険条例の一部を改正する条例制定について      議案第255号 大田市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を              定める条例の一部を改正する条例制定について      議案第256号 大田市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について      議案第257号 大田市漁港管理条例の一部を改正する条例制定について      議案第258号 大田市営住宅条例の一部を改正する条例制定について      議案第259号 大田市給水条例の一部を改正する条例制定について      議案第260号 大田市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制              定について      議案第261号 大田市手数料条例の一部を改正する条例制定について      議案第262号 大田市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一              部を改正する条例制定について      議案第263号 大田市社会教育推進センター設置条例を廃止する条例制定に              ついて      議案第264号 小字の廃止について      議案第265号 市道路線の認定及び変更について      議案第266号 和解及び損害賠償の額の決定について  第4 市長提出追加議案上程[提案理由説明・質疑・討論・表決]      議案第267号 令和5年度大田市一般会計補正予算(第10号)      議案第268号 大田市税条例の一部を改正する条例制定について  第5 市長提出追加議案(人事案件)上程[提案理由説明・質疑・討論・表決]      議案第269号 教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて      議案第270号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて  第6 特別委員長中間報告      〇新庁舎建設調査検討特別委員長  第7 特別委員長報告      〇行革・公共施設調査検討特別委員長      〇議会活性化検討特別委員長             ~~~~~~~~~~~~~~~~                 会議に付した事件  日程第1から日程第7まで             ~~~~~~~~~~~~~~~~            出  席  議  員  (17名)     1番  塩 谷 裕 志       2番  伊 藤 康 浩     3番  柿 田 賢 次       4番  清 水   好     6番  和 田 章一郎       7番  亀 谷 優 子     8番  根 冝 和 之       9番  森 山 幸 太    10番  胡摩田 弘 孝      11番  小 川 和 也    12番  石 田 洋 治      13番  松 村 信 之    14番  河 村 賢 治      15番  月 森 和 弘    16番  石 橋 秀 利      17番  清 水   勝    18番  小 林   太             ~~~~~~~~~~~~~~~~             欠  席  議  員  (1名)     5番  宮 脇 康 郎             ~~~~~~~~~~~~~~~~             地方自治法第121条による出席者 市長        楫 野 弘 和     副市長      船 木 三紀夫 政策企画部長    尾 田 英 夫     総務部長     上 西   宏 健康福祉部長    布 野 英 彦     環境生活部長   藤 原 和 弘 産業振興部長    郷 原 寿 夫     建設部長     尾 畑 哲 格 上下水道部長    田 中   明     消防部長     幸 村 卓 己 財政課長      中 祖 伸 宏     政策企画課長   田 中 政 和 市立病院事務部長  糸 賀 晴 樹     教育長      武 田 祐 子 教育部長      森   博 之             ~~~~~~~~~~~~~~~~                事務局職員出席者 事務局長      川 上 浩 史     事務局次長    大久保 広 志 庶務係長      北 村 裕 子     主任主事     森 脇   満                午前9時00分 開議 ○議長(小林 太) 皆さん、おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  ただいまの御出席は17名であります。定足数に達しておりますので、議会は成立しております。  本日の議事日程は、タブレットに掲載のとおりといたします。 ◎日程第1 議長諸般の報告 ○議長(小林 太) 日程第1、諸般の報告をいたします。  初めに、さきに立ち上げておりました議会タブレット導入・運営協議会につきましては、本会議、委員会等でのタブレット使用が可能となり、運用規程も制定され、設置の目的は達成しておりますので、委員長の申出のとおり本日をもって解散といたします。  次に、議案第245号、大田市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例等の一部を改正する条例制定に係る地方自治法第243条の2の7第2項の規定による監査委員の意見書の写しをタブレットに掲載しておりますので、御覧いただきたいと思います。 ◎日程第2 付託案件審査報告・委員長報告に対する質疑 ○議長(小林 太) 日程第2、付託案件審査報告並びに委員長報告に対する質疑を行います。  さきに常任委員会に付託いたしました議案第223号から議案第266号までの44件を一括議題といたします。  各委員会における審査の経過及び結果について、それぞれ委員長より報告を求めます。
     初めに、総務教育委員長の報告を求めます。  10番、胡摩田弘孝議員。              [10番 胡摩田弘孝 登壇] ○10番(胡摩田弘孝) 皆さん、おはようございます。  それでは、3月定例議会におきまして総務教育委員会に付託をされました予算案件2件、条例案件9件につきまして、3月7日、委員6人全員出席の下、委員会を開催し、その審査を終えておりますので、報告をいたします。  当日は、船木副市長、武田教育長はじめ関係部課長の出席をいただき、慎重に審査を行いました。  なお、根冝和之議員、清水 好議員、一般の方2名の傍聴希望がございましたので、これを許可いたしました。  初めに申し上げますが、当委員会に付託されました議案は、全て原案可決であります。  それでは、各議案に対する主な質疑と意見につきまして報告をいたします。  まず、議案第223号、令和6年度大田市一般会計予算(歳入、所管歳出)について。  初めに、歳入について、財政課より交付税、税務課より市税について説明があり、森林環境譲与税については令和6年度から本格実施をされるが、国の予算及び譲渡割合の変更により約1,000万円余りの増額を見込んでいる。しかし、地方消費税交付金については、為替レートの変動等を見越し5,400万円余りの減額を見込んでいる。普通交付税については、下水道の過疎債、病院事業債の償還開始による公債費の影響で増額を見込んでいる。市税の減少については、主に国の定額減税の影響や固定資産税の評価替えによるもので、見込み収納率は99.2%を想定しているという説明がございました。  説明を受け、委員からは、諸収入として市営住宅の跡地や廃校になった学校施設など市が持っている資産を宅地や地域のほうで有効に活用するなどできるだけ素早い対応をしていただきたいという意見がございました。  また、収納率やコロナ前後の収納の変化について、企業、個人の状況について問いがあり、収納状況については減免制度や収納延期の影響で令和2年から4年までは変動があったが、現在はコロナ前の水準に回復をしている。市内事業者さんも労働時間の短縮、人の確保など大変厳しい状況だとは認識はしているが、企業努力と頑張りに期待をしているという答弁もございました。  個人所得については、営業・農業所得についてはマイナス傾向ではあるが、聞き取り調査の結果、給与所得が増加傾向にあると認識をしている。今後も執行部や議会を含め国に対し地方財源の確保に向けて要求をしていきたいという答弁がございました。  続いて、所管歳出に移ります。政策企画課所管の総合的な人口減少対策事業、出会いの場創生事業については、これまで行ってきた施策の効果等を検証し、令和6年度からはより効果的な人口減少に資するよう今後の事業展開を図りたいという答弁がございました。  続きまして、まちづくり定住課では、まちづくりセンターの職員配置を強化し、人材育成や地域課題の解決を図りたい。情報企画課所管のDX推進事業については、市の将来を見据え自治体DXを全庁に取り組み、業務の見直しや職員研修を行うものという説明に、委員からは、「どがどが」情報誌はHP等でデータに変更するなど費用対効果が得られるよう検証していただきたいという意見がございました。  また、久手駅集会所解体事業については、駅舎の解体後の活用や第2期CATV光加速事業で撤去された同軸ケーブルの活用について質疑があり、答弁では、久手駅舎については解体後、他の事業者が単独で店舗を建設される予定で、市からの持ち出しはない。撤去する同軸ケーブルについては被覆があり、売却は困難だとは思われるが、再検討をさせていただきたいという答弁がございました。  続いて、出会いの場創生事業について、仮想空間の感覚は実際に使用しないと分からないことが多いが、VR2等で仮想空間を経験した職員が対応されるのかという問いに、システムの制作段階から職員が関わっているので、状況は把握しているという答弁がございました。  次に、大田市関係人口拡大事業については、大田市に来てもらってSNS等を活用して情報発信することはよいことだとは思うが、活動経費の一部を負担するならフォロワー数と閲覧数のアップにつながる努力をお願いしたい。フォロワー数は事業効果で示す一つの指標であるし、最低でも10万人以上設定するなど補助対象者に一定程度のお願いをすることを検討していただきたいという意見がございました。  続いて、自治体クラウドについて、委員から、総務省が2012年から進めている自治体クラウドは、複数の地方公共団体が情報システムやデータを一元化し、共同利用するため外部にデータセンターを設置することを目指している。具体的には住民基本台帳や福祉、税務など行政に関する情報を複数の自治体が共同で運用、管理をし、システムの構築や運用コストを削減する仕組みとなっているが、市のクラウド化の方向性についてどうなるかという問いに対し、答弁では、庶務や財務関係については標準クラウドで現在進めているが、内部事務系については各自治体で独自の運用をしていることから、まずは統一の仕様のシステムの整備を進めることが必要だと思われるという答弁に、さらに委員からは、自治体クラウドは今後さらに普及していくと想定をされるが、将来的なことも考慮しながら一つのサーバーで管理できるよう進めていただきたいし、他市の状況や協力体制も含めコスト削減につながるよう努力をしていただきたいという意見がございました。  続いて、総務部では、鳥井運動公園内の高齢者講習会施設を10月から運用する。普通財産解体事業については、旧労働福祉会館を県道拡幅のため解体をする。その他市有財産災害復旧工事では五十猛町の大浦団地の災害復旧工事、隣保館の新築整備事業では建設の実施計画を進めるという報告がございました。  続きまして、大田市行政手続整備業務委託について、委員から質疑があり、行政相談に来られた市民の方に分かりやすく説明をし、スムーズな手続をしていただくためにも職員自らが制度についてしっかり学び、実践研修をしていただきたいという意見がございました。  続いて、消防部では、消防通信指令システム運用に関わる管理費の計上、化学消防自動車の取得、県下共同によるデジタル無線の施設整備、消防団員の防火衣の整備や分団の輸送車、小型ポンプの更新、老朽化した消火栓の修繕工事を図りたいという説明がありました。  次に、教育部総務課では、教育ビジョンの改正や学校校舎等の整備、修繕を進める。学校再編事業については、検討委員会を継続し、再編案を示し、説明会等を開催したい。五十猛・静間・鳥井小学校の統合の推進、大田小学校の建物建設のための地質調査、測量、基本設計等費を見込んでいる。学校教育課では、事業の質の向上、家庭学習の充実、地域に関わる学習の充実を柱として、専門家等による直接指導を進めたい。学事・魅力化推進室では、地域の特色を生かした魅力ある教育を推進する。社会教育課では、三瓶クロスカントリーでの委託での開催、体協との連携強化を図る。石見銀山課では、石見銀山世界遺産登録20周年に向けた魅力ある記念事業を開催したい。三瓶定めの松の伐採の活用、文化芸術団体への活性化のための補助金。また、大田市民会館改修事業については、旧警察跡地の駐車場の整備を進めるもの。山村留学センターでは、20周年記念行事を計画。学校給食センターでは、補助金を活用し、保護者負担の軽減を図りたいという説明がありました。  説明を受け、委員からは、小学校の基本設計の中でバリアフリー化、特にエレベーターの設置について検討すべきではないか。また、既存の学校でプールを使っていない学校はという問いに対し、エレベーターについては今後設計の段階で検討はしてみる。プールがない学校は五十猛小、大森小で、それ以外の学校については修繕をしながら何とか活用しているという説明がございました。  さらに委員からは、大森小学校のシロアリ防除費が計上されているがという問いに、大森小学校は木造で耐震構造はないため、シロアリ防除を進めるとともに将来的な学校編制も含め今後対応したいという答弁がございました。  続いて、不登校児童について、自宅のWi-Fi環境について把握をしているのかという問いに対し、答弁では、保護者に対し必要であれば機器の貸出しをしているという回答がございました。  さらに、小学校教科書改正に伴う指導書等整備事業の内容について問いがあり、小学校の教科書は児童は無償供与であるが、教職員の教科書は有償となっているため、市が負担をしている。その他の資材についても価格面を考慮しながら地元でできるだけ調達をしたいという答弁がございました。  また、校務支援システムについては、3市3町で協力をし運用する自治体クラウドだと思うが、サーバーはどこにあるかという問いに、サーバーは3市3町で共同してプライベートクラウドを立ち上げているという説明がございました。  なお、委員からは、機会があれば昨年同様子ども議会等を議場で開催していただきたいという要望がございましたので、付け加え報告をさせていただきます。  続いて、山村留学センターでは、今年度と来年度の生徒数について問いがあり、令和5年度は7名、令和6年度は14名を予定しているという答弁に、委員から、山村留学センターの今後の方向性を含め学校再編に併せ検討していただきたいという意見がございましたので、付け加え報告をさせていただきます。  また、学校給食センター設備更新事業では、整備の内容と今後の予定について問いがあり、11年が経過した生ごみ処理機の交換をするもので、今後も経年劣化による設備更新を令和14年まで計画的に実施するという説明がございました。  続きまして、議案第233号、令和5年度大田市一般会計補正予算(第9号)について。  まちづくり定住課の地域交通対策事業では、1日の輸送量の1人未満の系統について補助対象外になるという説明に、委員からは、以前からこのような制度になっているのかという問いに対し、令和4年度補助金の交付要綱の改正により県の補助金が減額となったため、市が補填するものという説明がございました。  なお、委員からは、地域交通の実態や補助金制度等の資料を次回の委員会までに準備をしていただきたいというお願いがありましたので、よろしくお願いをしたいと思います。  続いて、総務部の能登半島地震関連対策事業について、被災された石川県に職員を派遣し、復旧・復興支援をするもので、延べ11名を予定しているという説明がございました。  なお、委員からは、中途手当特別負担金が補正にかなり上がっているが、市の離職率の高さが最近目立つ。中途で退職をされると、あと残った人も大変な負担になるし、このままでは仕事が回らなくなることも想定されるので、早めの対策が必要ではないかという問いに対し、退職を希望される職員については個別に対応はしているが、業務の負担や新天地を求める若者が増えている。職員にはいろいろなアプローチはしているが、なかなか中途で覆すことができない状況で、今後も早めに対応や業務のフォロー、個々の意見を聞きながら若手職員が離職しない環境づくりに努めたいという答弁がございました。  さらに委員からは、残った職員のフォローもお願いするという意見もございましたので、報告をいたします。  次に、消防部の補正では、消防団員1人当たりの報酬額や団に対する支給品について問いがあり、答弁では、一般団員年額報酬3万6,500円、本部団長8万2,500円、副団長6万9,000円、分団長5万500円、副分団長4万5,500円、他に出勤手当等の報酬がある。分団や団員の支給品については、活動衣、半長靴、手袋、その他の格納庫等に関わる費用、また今、大田市内の分団数、班は81班という説明がございました。  委員からは、報酬は直接支給になったが、団員間の活動について影響はないのかという問いに対し、国の指示で直接支給とはなったが、かえって透明性を図ることにより団の絆はより深まり、団員間の信頼強化につながったと考える。今後も消防団に寄り添った福利厚生に努めたいという答弁がございました。  続いて、教育部の補正では、温泉津小学校のプールの解体、これについてはアスベストの調査のため工期を延期。スポーツ振興基金への新規積立てを行う。  また、石見銀山課では、遺跡の調査、保存、整備という説明があり、委員からは、川合の埋蔵文化調査事業費については今年度まで続くのかという問いがあり、調査については本年3月で終了し、5月からは土地基盤整備事業を続行するという回答がございました。  続いて、条例の審査について報告をいたします。  議案第244号、大田市名誉市民に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第245号、大田市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第246号、大田市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第247号、大田市職員の育児休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第248号、大田市災害派遣手当等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第260号、大田市消防団員等の公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について、議案第261号、大田市手数料条例の一部を改正する条例制定について、以上7つの条例については、特に意見はございませんでした。  続いて、議案第263号、大田市社会教育推進センター設置条例を廃止する条例制定について。  委員から、コーディネーターや人員体制はどうなるのか、今後の社会教育の方針、方向性について問いがあり、答弁では、社会教育推進センターは年度内で廃止はするが、現行の5名と社会教育課1名の6名体制で今後続けていく。人づくりが社会教育の時代と言われる中で、公民館活動が地域の人づくりにつながっているかといえば、昔に比べ時代は変化をしている。学校再編についても説明会に来られる方は少数であり、今後は学校教育施設等も含め地域住民が一緒に考え、自分たちの地域をどう守り、どう進めるかについて議論を交わすことが必要ではないかという部長からの熱い答弁がありましたので、報告をさせていただきます。  続いて、議案第264号、小字の廃止について。  特にこれについては意見はございませんでした。  以上、審査の内容、可否判定の結果につきまして報告をさせていただきました。  なお、総務教育委員会に付託されました全ての議案については、全会一致、可決であります。  議員各位の賛同をお願い申し上げ、委員長の報告とさせていただきます。 ○議長(小林 太) ただいまの総務教育委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御質疑なしと認めます。  続いて、民生委員長の報告を求めます。  9番、森山幸太議員。               [9番 森山幸太 登壇] ○9番(森山幸太) おはようございます。民生委員長の森山幸太です。  それでは、民生委員会の委員長報告を行います。  去る3月6日に本会議におきまして民生委員会に付託されました予算案件12件、条例案件9件につきまして、3月11日、委員全員出席の下、委員会を開催し、審査を終えておりますので、その結果と審査の過程の主な質疑、可否判定での意見について御報告を申し上げます。  当日は、船木副市長、布野健康福祉部長、西尾大田市立病院事業管理者、藤原環境生活部長はじめ各関係部課長の出席を得て、慎重に審査を行いました。  なお、清水 好議員、伊藤康浩議員より傍聴の希望があり、許可いたしました。  初めに、議案第223号、令和6年度大田市一般会計予算(所管歳出)については、賛成多数、原案可決であります。  主な質疑と意見について申し上げます。  健康福祉部所管では、地域福祉計画策定事業380万2,000円について、この計画の今後の展望を聞かせてほしいとの質疑に、社会福祉協議会を中心に関係機関と中間評価を行った。それを基に次期計画を決めていくとの答弁でした。  需用費の中でコピー代が結構かかっている。ウェブ等でのアンケートを増やすべきであるが、いかがかとの質疑に、今回の計画では高齢者の方に紙媒体の対応が必要になるが、二次元コード読み取りなどウェブでのアンケートも進めていきたいと考えているとの答弁でした。  意見としては、国を挙げてデジタル化を進めているので、その方向で取り組んでもらいたいとの意見がありました。  次に、生活及び医療等扶助費4億1,837万2,000円について、扶養照会はいかがかとの質疑に、親族照会をするかどうかの聞き取りをして、扶養照会がいいのかを判断するとの答弁でした。  意見として、照会をしてもそのこと自体が心理的に申請しにくい状況も生じているので、申請自体を速やかに受理できるようにしてほしいとの意見がありました。  次に、生活相談員活動費858万2,000円について、民生委員・児童委員の人事的なことについて各まちセンとの連携はいかがかとの質疑に、改選時にまちセンを中心に人選をしてもらっているのが実態である。まちセンには人事権を持ってもらうのではなく、自治体の代表や地区社協の代表に入ってもらう中で準備会を地域にお願いしているので、必ずしもまちセンのみで人選をするとはしていないとの答弁でした。  次に、生活困窮者自立相談支援事業2,441万円について、大田市の非課税世帯は増加傾向にあるのに、生活保護が横並びなのはなぜなのかという思いがある。民生児童委員から相談された実態はあるのかとの質疑に、民生児童委員から相談があった場合は、地域福祉課または社会福祉協議会で相談を承っているとの答弁でした。  意見として、国の有利な制度を生かして生活困窮者に支援を拡大してほしいとの意見がありました。  次に、大田市社会福祉協議会人件費補助3,816万5,000円について、人件費補助についてはいかがかとの質疑に、社会福祉協議会の人件費補助はかなり前から実施している。国の賃金改正に伴い、併せて見直しを行ったものである。市の賃金に準ずるという形で改定をしているが、それに対する交付税措置はないとの答弁でした。  次に、子どものための教育・保育給付事業12億1,810万4,000円について、小規模保育園は非常に経営が厳しいと思うが、今後の展望はいかがかとの質疑に、事業所からも相談を受けている。県と市と事業所、三者で協議し、できる限りの支援をしていきたいとの答弁でした。  意見として、子供のために円滑に進めてほしいとの意見がありました。  次に、児童手当4億3,206万円について、医療保険料の上乗せは含まれているのかとの質疑に、令和6年度は含まれていない。法の改正もないので、予備費から財源を充てるとの答弁でした。  次に、保育施設給食原材料費等物価高騰対策事業579万3,000円について、子供の出生数が減少しているが、根本的に行政で無償化にすることはできないのかとの質疑に、全国的に幼・小・中の学校は無償化にする動きはあるが、保育園には今のところ国においてもないとの答弁でした。  次に、放課後児童健全育成事業1億5,500万円について、受入れ児童数に対して補助金の差異があるが、いかがかとの質疑に、規模や支援員の専門性などそれによって加算額も違うので差異が出ている。差異があるから悪いという認識はないとの答弁でした。  意見として、児童クラブの経営が厳しくなっている。全額設定などの見直しを含め施設との相談体制を取りながら懇切丁寧に対応してほしいとの意見がありました。  次に、子ども支援センター運営事業42万3,000円について、運営業務について地域資源の開拓を担うとあるが、どういった内容なのかとの質疑に、子供食堂など今あるものをつなげて結びつけるものであるとの答弁でした。  保育士の役目が大きいが、いかがかとの質疑に、令和4年度から母子保健分野に保健師を配置している。この機構改革により体制は整っているとの答弁でした。  次に、予防接種事業1億6,560万3,000円について、コロナワクチンや投薬は何割負担なのかとの質疑に、基本的には保険適用である。その保険の負担割合に従っての負担となるとの答弁でした。  次に、総合医療学講座事業7,849万4,000円について、総体的に教授4名、講師2名の6名が派遣されて勤務しているのかとの質疑に、そのとおりである。常勤医師と同じように勤務してもらうものとして予算計上しているとの答弁でした。  次に、老人福祉推進事業について3,436万1,000円について、生活支援ハウスは長期の入所ではないのか。また、利用率は何%なのかとの質疑に、原則3か月以内である。利用率は年平均全体で60から70%であるとの答弁でした。  意見として、一般的に割安な生活支援ハウスに長期で入所したいという方が多いと思う。ただし、生活支援なので、そこは間違いのないように対応してほしいとの意見がありました。  次に、地域包括支援センター運営事業6,185万2,000円について、包括介護支援事業委託をするが、支援員も含めた体制づくりは順調に進んでいるのかとの質疑に、専門職員の定着が図れるので、これまで以上にきめ細かいサービスが提供できるとの答弁でした。  地域包括センターは市町村が設置する部門なので、地域包括センターとしての人員の配置強化に力を入れるべきであるが、いかがかとの質疑に、センターの運営については責任を持って連携を取りながら行っていくとの答弁でした。  意見として、介護保険課と連携を取りながら進めてもらいたいとの意見がありました。  環境生活部所管では、子ども医療費助成事業4,611万9,000円について、子供が減る中でこれだけの医療費がかかるということなのかとの質疑に、来年度はある程度免疫がついた感染になれば大きくは増えないと思うが、1人当たりの医療費は増額で計上しているとの答弁でした。  次に、マイナンバーカード普及事業296万4,000円について、マイナンバーカードの推進は今からでもやめるべきであるが、いかがかとの質疑に、12月から保険証がマイナンバーカードに変わるという国の方針なので、市としては作ってもらう方を増やす努力をしていくとの答弁でした。  次に、ごみ指定袋作成事業2,354万6,000円について、減額となっているが、いかがかとの質疑に、入札減により500万円の減額である。令和6年度は7種類の購入を予定しているとの答弁でした。  次に、大田市公共施設照明LED化事業3億625万円について、LED化事業についての状況はいかがかとの質疑に、能登半島地震の影響によりケーブルが入りにくい状況であったが、徐々に入り始めているとの答弁でした。  次に、旧出雲エネルギーセンター負担金1,607万6,000円について、旧出雲エネルギーセンター負担金について数字的にはどのくらいで、何年まで続くのかとの質疑に、向こう5年間の予定で、定額になると思うが、531万円程度を見込んでいるとの答弁でした。  次に、邑智クリーンセンター負担金1億5,822万2,000円について、焼却灰の処理について大田市が700万円負担するというのは毎年続くが、詳細はいかがかとの質疑に、焼却灰は令和4年度実績で1,000トン程度である。持ち込んだ割合で負担額を求められているとの答弁でした。  意見として、邑智郡総合事務組合との協議の場を増やすべきである。また、旧出雲エネルギーセンターに対しての負担金は少しでも減らす努力をしてほしいとの意見がありました。  可否判定における反対意見として、全体の予算で日常生活を支えるかが大事なので、民生・衛生費の部分を抜本的に増やすのが重要である。特別会計への繰り出しを積極的にやってほしいとの意見がありました。  続いて、議案第224号、令和6年度大田市国民健康保険事業特別会計予算については、賛成多数、原案可決であります。  子供の均等割の未就学児部分において国が半分見るとなっているが、少なくとも未就学児においては全額免除するべきである。高過ぎる保険料の引上げに向けての一歩とするべきであるが、いかがかとの質疑に、引き続き市としても国のほうへ要望は続けていくとの答弁でした。  意見として、1人当たりの保険料の大幅な引下げを求めるとの意見がありました。  可否判定における反対意見として、保険料の抜本的な引上げはするべきではないとの意見がありました。
     続いて、議案第225号、令和6年度大田市国民健康保険診療所事業特別会計予算については、全会一致、原案可決であります。  質疑、意見はありませんでした。  続いて、議案第226号、令和6年度大田市後期高齢者医療事業特別会計予算については、賛成多数、原案可決であります。  人間ドックの廃止であるが、廃止の理由とそれに代わることはあるのかとの質疑に、理由は連合会からの補助金の廃止によるものである。代わりとして健康増進課でがん検診の胃カメラ定員を50名増やしたとの答弁でした。  可否判定における反対意見として、制度そのものに反対である。元の老人福祉制度に戻すべきであるとの意見がありました。  続いて、議案第227号、令和6年度大田市介護保険事業特別会計予算については、賛成多数、原案可決であります。  第9期介護保険事業において国の制度も変化すると思うが、介護保険事業の具体的な内容は出ているのかとの質疑に、総合事業の一般事業化について国からの通知はまだないとの答弁でした。  可否判定における反対意見として、全体的に保険料が引上げになっている。高過ぎる保険料の引下げと介護保険サービスの充実を求めるとの意見がありました。  続いて、議案第232号、令和6年度大田市病院事業会計予算については、賛成多数、原案可決であります。  主な質疑では、強化プランを示す中で努力は認めるが、まだ赤字の経営状態である。最終的にどの辺りを中心にこの体制を変えていくのかとの質疑に、理由としては、新病院整備の減価償却費の経費が大きく占めているということ、働き方改革に伴い人件費が増えるということを見込んだ上での赤字となっている。経営強化プランによる収入アップと経費の削減等単年度収支をなるべく黒字に近づける形で病院経営を進めていくとの答弁でした。  次に、差額ベッド代や保険外医療について積極的に減らすべきであるが、いかがとの質疑に、自己負担額が大田市は他の病院と比べてかなり安くなっているので、そこは御理解いただきたいとの答弁でした。  次に、医療の人員を増やすことがその地域を支えることにつながるが、いかがとの質疑に、中央病院もタスクシフトを進め、定員の枠を増やしている。増やせる状況をつくることが大事であるとの答弁でした。  次に、感染症の病床についてはいかがかとの質疑に、確保病床は4床ある。感染症対策は今回のコロナでノウハウを蓄積できたと考えているとの答弁でした。  可否判定における反対意見として、診療報酬が下がっている中で病院経営は大変だが、選定療養費などの保険外をなくしていき、お金の心配なく医療を受けられるような体制づくりが必要であるとの意見がありました。  続いて、議案第233号、令和5年度大田市一般会計補正予算(第9号)(所管歳出)については、全会一致、原案可決であります。  地域介護予防活動支援事業、マイナス200万円について、未設置の通いの場においての今後の見込みはいかがかとの質疑に、未設置の地域については今後も協議を重ねていくとの答弁でした。  続いて、議案第234号、令和5年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)については、全会一致、原案可決であります。  質疑、意見はありませんでした。  続いて、議案第235号、令和5年度大田市国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第2号)については、全会一致、原案可決であります。  質疑、意見はありませんでした。  続いて、議案第236号、令和5年度大田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)については、全会一致、原案可決であります。  質疑、意見はありませんでした。  続いて、議案第237号、令和5年度大田市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)については、全会一致、原案可決であります。  質疑、意見はありませんでした。  続いて、議案第243号、令和5年度大田市病院事業会計補正予算(第3号)については、全会一致、原案可決であります。  質疑、意見はありませんでした。  続いて、議案第249号、大田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定及び議案第250号、大田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定及び議案第251号、大田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定及び議案第252号、大田市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定の4件については、いずれも賛成多数、原案可決であります。  多くの事業所で制度が変わってくる不合理が出ないようにするべきであるが、いかがかとの質疑に、該当する事業所には通知をして細かく対応してもらうということで準備を進めているとの答弁でした。  管理者の兼務ができる範囲の規定があるが、緩むということなのかとの質疑に、緩和されるということであるとの答弁でした。  可否判定における反対意見として、いずれも施設人員の配置に関する規定が緩和される内容に反対するとの意見がありました。  続いて、議案第253号、大田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定については、全会一致、原案可決であります。  質疑、意見はありませんでした。  続いて、議案第254号、大田市介護保険条例の一部を改正する条例制定については、賛成多数、原案可決であります。  家庭状況によっては基準を下げる方法もある。聞く力を持つ中で対応するべきであるが、いかがかとの質疑に、減免制度は所得が急減した方については救済措置があるとの答弁でした。  意見として、生活基盤の弱い方には対応する窓口の力量を持ってほしいとの意見がありました。  可否判定における反対意見として、保険料は上げるべきではないとの意見がありました。  続いて、議案第255号、大田市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定については、全会一致、原案可決であります。  質疑、意見はありませんでした。  続いて、議案第256号、大田市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については、賛成多数、原案可決であります。  可否判定における反対意見として、法定基準の基準緩和はいいが、限度額の引下げは行うべきではないとの意見がありました。  続いて、議案第262号、大田市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定については、全会一致、原案可決であります。  質疑、意見はありませんでした。  以上、民生委員会に付託されました議案につきまして御報告いたしました。  議員各位の御賛同を心よりお願い申し上げ、委員長報告といたします。ありがとうございました。 ○議長(小林 太) ただいまの民生委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御質疑なしと認めます。  続いて、産業建設委員長の報告を求めます。  8番、根冝和之議員。               [8番 根冝和之 登壇] ○8番(根冝和之) おはようございます。産業建設委員長の根冝和之です。  私からは、本定例会で産業建設委員会に付託されました予算案件11件、条例案件3件、その他一般案件2件について、3月13日と14日に産業建設委員会を開催し、審査を行いましたので、その経過と結果、主な意見について報告いたします。  なお、13日は委員全員が出席しており、伊藤議員の傍聴がありました。14日は宮脇委員が体調不良のため欠席され、委員5名での審査となりました。  また、両日とも船木副市長はじめ担当部課長に出席していただき、資料に基づく詳細な説明もありました。  それでは、まず、議案第223号、令和6年度大田市一般会計予算(所管歳出)の審査結果からですが、賛成多数で原案可決でありました。  審査での主な内容ですが、産業企画課のサテライトオフィス等開設支援事業について、委員から、進出企業の予定があるのかとの質疑に対して、個室が3つと共有スペースがあるが、現在個室は1社が確定、2社が検討中である。共有スペースでは個人利用の問合せがあるとの答弁でした。  観光振興課の地域おこし協力隊等受入れ事業では、委員から、報酬が約300万円となっているが、本当にこの金額でマーケティングができるよい人材が来るのかとの質問に、報酬だけではなく、市としてバックアップ体制を整え受け入れたい。温泉津や大森にはなぜ定着しているのかも含め検証するとの答弁でした。  また、指定管理料では、委員から、道の駅ごいせ仁摩の資料を見ると新年度に向け心配する点もあるがとの質問に対し、市としても危機感は持っている。生産者、観光協会、他の道の駅との連携を大事にしながら改善し、充実した道の駅にしたいとの答弁でした。  そのほか委員からは、瑞風の受入れは喜ばしいことだが、滞在時間を少しでも増やす努力をしてほしいや各観光施設の客数は戻りつつある中、ぎんざんカートは赤字額が少し増える。運行についてさらなる工夫を求めるとの意見がありました。  農林水産課の和江港整備促進事業では、委員から、県事業とはいえ市は漁業者の声を真剣に聞いてほしい。また、朝市によって漁獲高が上がったとも聞くが、どうかとの質問に対し、県やコンサルと連携し、真摯に取り組む。漁獲高はほぼ横ばいとなっているが、魚価は上がっている。今後も漁業者と協力し、鮮度維持や魚価向上に取り組みたいとの答弁でした。  そのほか畜産経営支援では、委員から、飼料価格高騰が長期化しているが、今後の支援や県の動向はどうなのかとの質問に対して、令和6年度4月以降は予算化していない。島根県は4月から12月まで支援するものの、規模縮小すると聞いている。新たな財源があれば改めて検討したいとの答弁でした。  森づくり推進室の造林事業では、委員から、近年森林組合の決算はよいが、安定的な雇用に結びついているのかとの質疑に対して、若手に対して3年間の就労支援を行っているが、定着が進まない。組合の役員、理事とは協議しているとの答弁でした。  続いて、都市計画課の公共住宅移転事業について、委員から、入居者の同意は取れているのかとの質疑に対し、令和4年度に入居者全員に意向調査を行い、理解は得ている。しかし、移転補償や家賃補助などの条件が整わず、令和6年度の実施となった。今後、民間住宅の借り上げや市営住宅への移転を予定しているとの答弁でした。  建築営繕課の公共施設再編事業では、委員から、住民監査請求が出されているが、一度踏みとどまるつもりはないのか。以前より2,000万円ほど予算が増加した理由は何かとの質問に対して、時間をかけて利用団体や市議会へ説明してきた。サンレディーの廃止には違法性があるとの認識はないが、住民監査請求の動向を見守りたい。2,000万円の概算事業費増加は、物価上昇見込み分が1,000万円、市民センター調理室の改修追加が1,000万円である。利用団体と意見交換する中で活動場所の確保について要望があり、市民センターの調理室の稼働率が低いことから活動場所として改修することにしたとの答弁でした。  続いて、サーバー移転の危険性や国のクラウド化についてはどうなのか。分庁舎にある医療政策課は移転するのかとの質疑に対して、サーバー移転は分庁舎の老朽化もあるが、どこかのタイミングで必ず行わなければならない。リスクはゼロとは言えないが、住民に迷惑がかからないよう今回あえて2か年に分けて実施する。国のクラウド化には誤解があるようだが、国の補助対象となっているガバメントクラウドを進めてもなくなるサーバーは僅かであり、それ以外にもネットワーク機器等があるためサーバー室は必要となる。また、医療政策課は、本庁舎の1階、健康福祉部内に移転する計画であり、3月に移転を完了し、新年度4月から執務を行う予定であるとの答弁でした。  そのほか改修費用の予算要求ならそれなりの資料をつけるべきではないか。工事発注までに議会側に説明があるのかとの質問に対して、改修工事の詳細が決まっていないこと、今後入札が控えていることもあり、このような形になった。また、概算での予算要求も多々あるので、理解していただきたい。説明については来年度の議会体制の中で改めて相談したいとの答弁でした。  委員からは、市民の思いを重く受け止めている。改めて話合いを重ね、理解を得ていただきたいとの意見がありました。  新庁舎整備事業では、委員から、物価高騰の中での他自治体施設の建設費はどうなっているのか。早めに床面積や職員人数の推移など検討してもらいたいが、どうか。また、事業費が増加するからこそ住民に向けて丁寧な説明が必要ではないかとの質問に対して、津和野の給食センター事業費が1.8倍になった事例は聞いている。山口市役所新庁舎でも事業費148億円弱が190億円弱と約1.3倍、南九州市の新庁舎も約1.4倍に増加するなど、近年の高騰は著しい。物価高騰はまだまだ続くと考えているので、注視していきたい。また、今後の基本設計で具体的な機能を通し込み、面積なども出せると思うので、その都度議会や市民との意見交換を進めていくとの答弁でした。  最後に、令和6年度大田市一般会計予算(所管歳出)に対する委員会附帯意見の1点目として、メタバース等の新しい取組は実際に行わないと分からない部分も多い。今後も事業について経過報告を行っていただきたい。  2点目として、ごいせ仁摩について、山陰道の開通もあり、来期の運営に対して懸念がある。市は、指定管理者と協議し、早期に課題解消に努めていただきたいであります。  以上、議案第223号の審査における委員からの主な質疑と意見並びに委員会附帯意見でありました。  次に、議案第228号、令和6年度大田市簡易給水施設事業特別会計予算の審査結果ですが、全会一致で原案可決でありました。  質疑、意見は特にありませんでした。  次に、議案第229号、令和6年度大田市大田市駅周辺土地区画整理事業特別会計予算の審査結果ですが、全会一致で原案可決でありました。  特に質疑ありませんでしたが、委員から、大幅な遅れがないように担当課でスケジュール管理をしっかりと行っていただきたいとの意見がありました。  次に、議案第230号、令和6年度大田市水道事業会計予算の審査結果ですが、全会一致で原案可決となりました。  主な質疑では、能登半島地震もあった。大規模災害発生時には広域で連携し、対応することが可能なのかとの質問に対し、大規模災害時には日本水道協会が指揮を執り、情報と人材、資材を集め対応することになっている。大田市としては、約46%の基幹管路の耐震化率を毎年2%から3%向上させるなどの対策を行っていくとの答弁でした。  また、補填財源は3億円程度の見込みとなっているが、大田市水道ビジョンとの乖離はどの程度か。令和6年度も給水量減少、収支の赤字を想定しているが、料金の改定が必要ではないかとの質問に対して、水道ビジョンでは令和6年度の補填財源が約4億8,000万円となっているので、約1億8,000万円下回る乖離がある。近年の物価高騰で経営状態が悪化しており、令和7年度までは予算を組めるが、令和8年度以降については危機感を持っている。今後は料金改定も含め検討したいとの答弁でした。  委員からは、借入限度額を増やさず済むよう経費削減などさらなる経営努力を行ってほしいとの意見がありました。  最後に、議案第230号に対する委員会附帯意見は、想定を上回る給水収益の減少と物価高騰により収支を合わせることが難しくなっている。料金改定の是非も含め早期に経営戦略の見直しを行ってほしいであります。  次に、議案第231号、令和6年度大田市下水道事業会計予算の審査結果ですが、全会一致で原案可決でありました。  主な内容として、委員から、人口減少が進む中、処理区域の見直しが必要ではないか。下水道料金の改定は必要ないのかとの質問に対し、区域の見直しは5年に一度行っており、次回は令和9年度に行う予定である。料金改定については現在考えてはいないが、令和13年度と14年度に実施する久手町の管渠整備後に検討したいとの整備でした。  次に、議案第233号、令和5年度大田市一般会計補正予算(第9号)(所管歳出)の審査結果は、全会一致で原案可決でありました。  主な内容として、事業推進課の県道等改良事業では、委員から、労働福祉会館は移転するのかとの質問に対し、労働福祉会館は機能廃止となっており、解体して終わりである。土地は、今後活用を考えるとの答弁でした。  建築営繕課の公共施設総合管理基金では、委員から、庁舎建設までに幾ら積み立てることができるのかとの質疑に対し、中期財政見通しではそこまで見込んではない。参考値としてだが、このペースで積み立てると令和9年度末で10億5,000万円となるとの答弁でした。  空き家対策事業では、委員から、略式執行での除却とのことだが、他の物件での予定はあるのかとの質疑に対して、今回はやむを得ないとの判断をしたが、他に除却の予定はないとの答弁でした。  次に、議案第238号、令和5年度大田市生活排水処理事業特別会計補正予算(第2号)の審査結果は、全会一致で原案可決でありました。  質疑、意見は特にありませんでした。  次に、議案第239号、令和5年度大田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の審査結果は、全会一致で原案可決でありました。  質疑、意見は特にありませんでした。  次に、議案第240号、令和5年度大田市大田市駅周辺土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)の審査結果は、全会一致で原案可決でありました。  質疑はありませんでしたが、委員から、駅前周辺のこれからの活性化を願うとの意見がありました。  次に、議案第241号、令和5年度大田市水道事業会計補正予算(第3号)の審査結果は、全会一致で原案可決でありました。  主な内容としては、委員から、波根地区配水管新設工事での誘導員の増加とは何かとの質疑に対し、当初は30メートルごとの工事を考え誘導員数を計算していた。しかし、国道9号での規制の関係があり国交省や公安委員会と協議し、1キロの工事区間全体に配置することが必要になった。誘導員の延べ人数は、当初想定の150人から315人と大幅な増加になったとの答弁でした。  次に、議案第242号、令和5年度大田市下水道事業会計補正予算(第3号)の審査結果は、全会一致で原案可決でありました。  質疑は特にありませんでした。  次に、議案第257号、大田市漁港管理条例の一部を改正する条例制定についての審査結果は、全会一致で原案可決でありました。  主な内容として、委員から、土砂採取に対して以前より規制するものなのか。また、大田市の条例では施設の占有が最長10年となっているが、法律改正で30年の長期占有も認められる場合もあると思うが、どうかとの質問に対し、どちらかといえば規制緩和となる条例改正である。占有期間については今後検討するとの答弁でした。  次に、議案第258号、大田市営住宅条例の一部を改正する条例制定についての審査結果は、全会一致で原案可決でありました。  質疑は特にありませんでした。
     次に、議案第259号、大田市給水条例の一部を改正する条例制定についての審査結果は、全会一致で原案可決でありました。  質疑は特にありませんでした。  次に、議案第265号、市道路線の認定及び変更について審査結果は、全会一致で原案可決でありました。  主な内容として、委員から、市道坂本線は、山陰道の管理道でよいのではないとかの質疑に対して、もともと赤道であったこともあるが、国交省と協議し、災害対応の道路となることから市道としたとの答弁でした。  次に、議案第266号、和解及び損害賠償の額の決定についての審査結果は、全会一致で原案可決でありました。  質疑はありませんでした。  以上、産業建設委員会に付託されました全ての案件についての審査の経過と結果、意見などを述べさせていただきました。  執行部におかれましては本委員会からの意見を今後の事業に生かしていただけるようお願いするとともに、議員各位の御賛同もお願いいたしまして、産業建設委員長の報告といたします。 ○議長(小林 太) ただいまの産業建設委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。  17番、清水 勝議員。 ○17番(清水 勝) 議案第223号、新年度予算、一般会計予算について委員長報告があったところですけれども、少し説明を求めます。  公共施設再編事業におきまして2.3億円の予算が計上されておりました。これ概算予算という説明もあったと思います。この概算の扱いについてですけれども、今月末には実施計画を示されます。そういう状況の中で大筋、概算として上積みせなならんのか、どのくらいの上積みせなならんのか、そういう説明等についてはあったのか、なかったのか、それは一つであります。  あわせまして、サーバー移転等で1.1億円示されておりました。こんな世の中で令和6年度と令和7年度、2年にわたる予算という話も、説明もあったところであります。であるならば予算計上上、継続費として計上するのがよろしいのではないかなと私は感じ取ったところであります。そういう状況について委員会で継続費にするべきではないかとかいう審議はあったのかどうなのか、経過的を含めて少しお聞かせ願いたいと思います。以上です。 ○議長(小林 太) 8番、根冝和之議員。 ○8番(根冝和之) 2点御質問があったと思います。  まず改修事業の上積みですけれども、委員長報告のほうでもありました、2,000万円ほど予算が増加しておりまして、その内容については委員長報告で述べたとおりでございます。  また、継続費としたほうがいいのではないかという委員からの御質疑等はございませんでした。  ただし、事業費としましては、令和6年度が8,000万円、サーバーに関してですね、令和7年度に3,000万円という資料は委員会資料のほうで出されておりますので、申し添えておきます。以上でございます。 ○議長(小林 太) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で産業建設委員長報告に対する質疑を終結いたします。 ◎日程第3 討論・表決 ○議長(小林 太) 日程第3、これより本案44件について、討論、表決を行います。  まず、議案223号を討論に付します。  本案について、討論の通告がありますので、順次発言を許します。  初めに、7番、亀谷優子議員。               [7番 亀谷優子 登壇] ○7番(亀谷優子) おはようございます。日本共産党の亀谷優子です。  議案第223号、令和6年度大田市一般会計予算について、日本共産党大田市議団を代表いたしまして反対討論を行います。  今、物価の高騰や新型コロナ感染症などの影響で市民の暮らしや中小事業者、農家はますます大変になっています。地方自治体の役割は、地方自治法に規定されているとおり、住民の福祉の増進にあります。市民の暮らしと福祉を守る役割を今こそ果たすことが求められています。  以下、詳細に述べます。まず、第1に、社会保障についてです。実質所得や年金などが減少している下で、民生費、衛生費などの社会保障予算に思い切って力を注ぐべきではないでしょうか。介護保険では、制度開始当初と比較し保険料が2倍以上の水準にもなり、必要な介護サービスが受けられなくなるなど、制度からの排除が拡大することがますます懸念されます。社会保障の住民負担を軽減し、人としての尊厳を守る、そんな社会保障を抜本的に強化していくことを求めます。  第2に、産業振興についてです。コロナ禍によって中小業者の売上げも減少し、米価や農産物の価格の下落などにより営業、営農意欲が減少していると思われます。さらに追い打ちをかけるように、飼料や肥料、燃油などの高騰が続いています。こうした危機の打開が急がれています。地域に根を張って頑張る地場産業の育成にこそ商工予算の柱をシフトし、農林水産業を基幹産業と位置づけ、内発型・循環型の地域振興策のさらなる推進を図るときではないでしょうか。最大の景気対策として消費税を緊急に減税し、中小業者の経営と雇用を下支えする、そうした施策が今こそ強く求められています。  第3に、農業振興についてです。肥料や飼料、燃料などの高騰で、このままでは農業を続けられない、こうした声も上がっています。とりわけ畜産や酪農が窮地に立たされています。農家の方々からは、形が整っていない野菜なども引き取ってほしい、収入をもっと増やしたい、高収益作物だけではなく多品目を作っていけるような補助が欲しい、このような声も寄せられています。価格補償、所得補償を行って、持続可能な農業経営を実現するべきです。  第4に、マイナンバーについてです。マイナンバー制度は、赤ちゃんから高齢者まで住民登録をしている全員に生涯変わらない12桁の番号を割り振り、社会保障や税の情報を国が一括管理するものです。行政手続の利便性の向上のためとの利点が強調されますが、一人一人の社会保障の利用状況を国が把握し、社会保障費の抑制、削減を効率的に進めようとするのが本当の狙いです。さらに、国民にとっては、個人情報の漏えいや不正使用の危険性を抱えるものになってしまいます。年金、医療、介護、雇用の情報や納税、給与の情報はそれぞれの制度ごとに管理されていましたが、マイナンバー制度の導入により、これらが一つに結ばれ、大量の個人情報が一つの固まりとなっています。情報漏えいの危険のあるマイナンバーは、今からでもやめるべきです。  第5に、公共施設についてです。公共施設適正化計画に基づき、再編、統廃合が進められています。その中で、サンレディー大田の働く女性の家部分を大田まちづくりセンターに、ふれあいホール部分に情報企画課を移し、備蓄倉庫として位置づけられます。市民や関係者、利用者の皆さんからは、なぜこれだけ利用されている施設が廃止されなければならないのか、批判の声が高まっています。市民の合意の得られない方針を推し進めることはやめるべきです。  なお、大田市役所新庁舎建設について、建設費が80億円以上かかることに疑問の声も出されています。丁寧な説明が必要ではないでしょうか。  以上で令和6年度の一般会計予算への反対討論といたします。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(小林 太) 次に、2番、伊藤康浩議員。               [2番 伊藤康浩 登壇] ○2番(伊藤康浩) 皆さん、おはようございます。2番議員の伊藤康浩でございます。  私は、議案第223号、令和6年度大田市一般会計予算について、賛成の立場で討論をさせていただきます。  令和5年度の大田市は、新型コロナウイルス感染症が令和5年5月8日からそれまでの2類相当から季節性インフルエンザ同様の5類に移行されたことに伴い、市内各地でコロナ前同様のイベントが復活し、1月には藤井聡太八冠と菅井竜也八段による王将戦第4局が国民宿舎さんべ荘で開催され、昨年に続いて大田市が日本中に注目されたことは皆さんの記憶にも新しいところではないかと思います。  また、この3月には念願であった大田・静間道路、仁摩・静間道路が開通し、コロナ後回復基調にある観光客の入り込み客数に今後ますます期待が持てる1年になったのではないでしょうか。  さて、令和6年度の大田市一般会計予算ですが、私なりに評価をさせていただいた点について述べさせていただきたいと思います。  まず歳入についてですが、市税は国の実施する定額減税の影響に伴い対前年比1.0%の減とはなりますが、地方交付税が3%増加することにより、一般財源となる歳入は対前年比2.4%、額にして3億3,900万円の増となっており、引き続き安定した財源が確保されております。  また、歳出については、特徴的な取組として、人口減少時代を乗り越え、大田の誇りを未来につなげる予算を掲げ、結婚、出産、子育て支援、歴史・文化の継承、地域経済の活性化、公共施設の適正化、社会基盤の整備、物価高への対応を柱に添え、主要事業として、産業振興分野では、大田の大アナゴのさらなるブランド価値の向上を目的としたアナゴブランド化推進事業の増額、令和6年度石見銀山に立ち寄りが決定した「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」受入環境整備事業や教育分野の大田小学校整備事業では子供たちが安心・安全に学習するため現地建て替えに向けた基本設計が実施される予定となっております。また、全庁的に業務の見直しと効率化を図る自治体DX推進のためのDX推進事業やこれまでにない取組としてサテライトオフィス開設事業と出会いの場創出事業の両事業では大森町の町並みをインターネット上の仮想空間に再現するメタバースを活用し、各種データをデジタル保存するほか、アバターと呼ばれる自分自身の分身であるキャラクターを使用した日本だけではなく、世界中どこにいても参加可能な仮想空間上の出会いの場の創出など現在と未来を見据えた事業に取り組んでおられると思います。先ほど述べさせていただいたとおり、人口減少時代を乗り越え、大田の誇りを未来につなげる予算になっていると私は考えております。  そして私自身この3か月前までは新庁舎建設、サーバーの移設、備蓄倉庫に関係する事業はどちらかといえば後ろ向きな考えでした。  しかし、思い起こせば、平成7年の阪神・淡路大震災、平成16年の新潟県中越地震、平成23年の東日本大震災、平成28年の熊本地震、平成30年の北海道胆振東部地震に続き、今年1月、しかも元旦に発生した石川県能登半島地震を震源とした能登半島地震、この30年で日本は計6度もの大きな地震が発生しています。この6つの地震は、北は北海道から南は九州と、日本全土の広い範囲で発生しています。  大田市でも平成30年、島根県西部地震の際、震度5強を観測しました。しかし、次の地震が震度5程度で済むという保証はどこにもありません。近年起きた災害のいずれの地震にも共通するのが、最大震度7という大田市は過去経験のないとてつもない揺れです。今の庁舎や分庁舎、旧消防署は、この震度7には到底耐えることはできないと思います。  能登半島地震で最大震度7を記録した輪島市にある市役所庁舎は、令和元年から令和3年にかけ既存庁舎の耐震化と防災拠点施設の新築をしていたことによって、被害はありましたが、市庁舎としての機能が守られたのではないでしょうか。  また、隣の富山県砺波市そのほかでは、今回の能登半島地震を受け、防災上問題があると考え、新庁舎建設の前倒しを検討しておられます。  市庁舎や分庁舎、備蓄倉庫である旧消防署の建物は、今震度7の地震が発生した場合、恐らく現在のこの市庁舎や分庁舎は、建物自身の躯体は残るかもしれませんが、天井は崩落し、現在の業務には絶対欠かすことができないシステム系のパソコンやサーバー、恐らくこれらは正常に作動しない状況になり、旧消防署である備蓄倉庫が倒壊した場合、備蓄品の使用も困難になることが想定されます。そうなると一番困るのは、市民の皆さんの避難生活です。情報化社会である現代、大田市の情報ネットワークの中心は市役所です。その機能なくして市は成立しませんし、備蓄品がなければ市民の皆さんの避難生活も大変困難な状況になります。  また、市民の皆さんが大変心配されているのは、大田市の財政状況ではないかと思います。大田市が平成19年の夕張市のように国から財政再建団体に指定され、市民生活が脅かされるのではないかというところだと思いますが、現在の大田市はというと、令和4年度の状況ですが、国が財政再建団体に指定する一つの目安であります実質赤字比率、連結実質赤字比率、過去3か年の実質公債費比率、将来負担率、このいずれも国が定めた基準を大きく下回っており、しっかりとした財政運営がされております。夕張市という前例がある中、大田市の職員が財政破綻に向かうようなことは私はあり得ないと考えておりますので、市民の皆さんも将来に向けこれから大田市がどう新しく変化しているのかを見守っていただきたいと思います。  以上のことから、議案第223号、令和6年度大田市一般会計予算について賛成として私の討論を終わらせていただきます。議員各位の御賛同をお願いいたします。 ○議長(小林 太) 次に、6番、和田章一郎議員。               [6番 和田章一郎 登壇] ○6番(和田章一郎) おはようございます。  私は、公共施設再編事業の含まれている議案第223号、令和6年度大田市一般会計予算に反対いたします。  私は、一般質問でも指摘したように、本事業により概算で2億3,000万円をかけてサンレディーふれあいホールを改修し、災害備蓄倉庫と分庁舎の情報企画課を移転することは1億2,000万円もの大金を無駄にする事業であると断言せざるを得ないからであります。  また、本事業は、本事業の基となる公共施設適正化計画の趣旨、すなわち無駄な施設を整理して財源を確保することでありますが、これにも反していると指摘せざるを得ません。  そもそも本計画は、分庁舎は劣化して倒壊の危険があるから移転しなければならないと理由からスタートしたのでありますが、その当初の理由は破綻しています。それはなぜかといいますと、昨年末に分庁舎の状態を改めて市が島根県住宅建築センターに委託をして調査をした結果、倒壊のおそれはなく、市も言っていた1億1,000万円程度の修繕で危険性の排除は対応できると明らかになったからであります。分庁舎は、耐震法制定後の建物でありますから、当然といえば当然の結果ではありますが、1億円程度の改修を行えば分庁舎はこれまでどおりに健全に使用できるというお墨つきをもらったわけでありますから、何も差引き1億2,000万円の無駄金をつぎ込む必要はないと考えるのが自然で健全な思考の流れではないでしょうか。  サンレディー問題は、昨年11月議会の条例改正によって一区切りついております。それは大田まちセンがサンレディー跡へ市の直営で設置され、大田まちセン跡が生涯学習エリアになったということであります。条例上のサンレディーは廃止になったとしても、ふれあいホールはそのまま宙に浮いた格好で残っている状態にあるわけであります。何も無駄金をかけずに市の管理で残しておけば、各種選挙時の開票所として最適な施設でありますし、これまでも市民会館大ホールと同じ程度の利用のあったことを考えれば利用の価値は極めて大きい施設と言えます。  これまでもちょうど手頃な大きさの芸術文化振興のホールとして利用されていたからこそ、1万人近い継続利用を求める署名もあったのではないでしょうか。多くの皆さんが声をそろえて言うのが、もったいないであります。市直営の大田まちセン管理によりふれあいホールで残しておけばよいだけの話ではないでしょうか。音響などは、今どき利用者が行うから心配は要りません。災害備蓄倉庫は、空き校舎等利用を考えればよいのではないでしょうか。  市民の皆さんは、何で2億3,000万円もかけて無用の世話をするのか全く理解に苦しむと訴えられています。このことについては先般、やむにやまれぬ思いから当市初の住民監査請求も提出され、受理されています。  議員の皆さん方には差引き1億円は大きな金額であることをよくよくお考えになった上で御理解いただきますよう心よりお願いし、反対討論を終わります。 ○議長(小林 太) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案に対する各委員長の報告は、原案可決であります。  各委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(小林 太) 起立多数であります。  よって、議案第223号は、各委員長の報告のとおり決しました。  ここで10分間休憩いたします。                午前10時23分 休憩                午前10時33分 再開 ○議長(小林 太) 休憩前に引き続き会議を開きます。  引き続き、討論、表決を行います。  続いて、議案第224号を討論に付します。  本案について、討論の通告がありますので、発言を許します。  7番、亀谷優子議員。               [7番 亀谷優子 登壇] ○7番(亀谷優子) 議案第224号、令和6年度大田市国民健康保険事業特別会計予算についてです。  当初予算の1人当たり保険料は、医療分6万3,000円、後期分1万9,000円、介護分2万4,000円で、令和5年度の当初予算と同じ水準ですが、高過ぎる国保料の大幅な引下げが必要です。  今日の国保の危機を招いたのは、国庫負担金の削減にあります。高過ぎる保険料を引き下げるためにも全国知事会や市長会などが要求している国庫負担金の抜本的な引上げが欠かせません。  国保がほかの被用者保険と比べて高くなっている要因は、世帯の人数に応じてかかる均等割と各世帯の定額でかかる平等割という国保独自の算定方式があるからです。子供の数が多いほど保険料が上がる均等割は、子育て支援に逆行するものであり、均等割、平等割などの応益割は廃止するべきと考えます。市としても、保険料引き下げるために、一般会計からの繰入れを行うべきです。  よって、国民健康保険事業特別会計予算には賛成できません。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(小林 太) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(小林 太) 起立多数であります。  よって、議案第224号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第225号について、討論はありませんか。
                  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第225号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第226号を討論に付します。  本案について、討論の通告がありますので、発言を許します。  7番、亀谷優子議員。               [7番 亀谷優子 登壇] ○7番(亀谷優子) 議案第226号、令和6年度後期高齢者医療事業特別会計予算についてです。  後期高齢者医療制度は、国民を年齢で区切り、高齢者を別枠の医療保険に囲い込み、負担増と差別を押しつける悪法です。2008年の制度導入以来、度重なる保険料の値上げが実施され、高齢者の生活を圧迫する重大な要因となっています。際限のない保険料の値上げを押しつけ、負担増を我慢するか、医療を受けるのを制限するかを迫るという、こうした制度の害悪が高齢者に襲いかかっています。医療に差別を持ち込むこのような制度は廃止し、元の老人保健制度に戻すべきです。  よって、本予算案には賛成できません。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(小林 太) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(小林 太) 起立多数であります。  よって、議案第226号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第227号を討論に付します。  本案について、討論の通告がありますので、発言を許します。  7番、亀谷優子議員。               [7番 亀谷優子 登壇] ○7番(亀谷優子) 議案第227号、令和6年度大田市介護保険事業特別会計予算についてです。  2014年の法改定により要支援1、2と認定された人の訪問介護、通所介護が介護保険の給付から外され、2017年に成立した地域包括ケア強化法で各自治体の自立支援給付効率化の達成度を国が採点評価し、成果に応じて予算を加算する仕組みが導入されました。  2018年8月からは、年金収入340万円以上の人のサービスの利用料が3割負担に引き上げられました。  介護保険制度がスタートしたとき、保険料基準額は2,800円でしたが、第9期計画では7,300円になります。公的給付の削減や利用料の引上げなどを行うのではなく、現役世代も高齢者も安心できる公的な介護保険制度に転換するべきです。  よって、本予算案には反対です。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(小林 太) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(小林 太) 起立多数であります。  よって、議案第227号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第228号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第228号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第229号を討論に付します。  本案について、討論の通告がありますので、発言を許します。  7番、亀谷優子議員。               [7番 亀谷優子 登壇] ○7番(亀谷優子) 議案第229号、令和6年度大田市駅周辺土地区画整理事業特別会計予算について、反対討論を行います。  商業・業務系施設の立地と居住環境をつくり出すという目的で大田市駅東側では区画整理事業が総事業費約42億円がかけられて行われようとし、県道を含めると50億円以上にも上ります。市民からは、人口減少が続く中で、これだけの巨額なお金を投じてやる必要があるのか、もっと身近な道路の補修などに予算をつけてほしいという声が出ています。  毎年、全国で頻発する豪雨災害など、気候変動による災害の甚大化が問題になっています。能登半島地震や県西部地震を経験している今こそ、市民の命と暮らしを守る防災・減災対策、建物や道路などの老朽化対策に予算を大きく回すべきではないでしょうか。  よって、本特別会計には賛成できません。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(小林 太) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(小林 太) 起立多数であります。  よって、議案第229号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第230号を討論に付します。  本案について、討論の通告がありますので、発言を許します。  7番、亀谷優子議員。               [7番 亀谷優子 登壇] ○7番(亀谷優子) 議案第230号、令和6年度大田市水道事業会計予算に対する反対討論を行います。  地方公営企業法第3条の経営の基本原則には、常に企業の経済性を発揮するとともに、その本来の目的である公共の福祉を増進するように運営されなければならないと規定されています。しかし、大田市の水道料金は、県下トップクラスとなり、市民からは、ほかの市と比べても水道料金が高過ぎる、何とかしてほしいといった声が寄せられています。受水費の軽減や必要な財源の投入などで良質な水を低廉に使えることが必要ではないでしょうか。  よって、水道事業会計予算には賛成できません。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(小林 太) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(小林 太) 起立多数であります。  よって、議案第230号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第231号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第231号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第232号を討論に付します。  本案について、討論の通告がありますので、発言を許します。  7番、亀谷優子議員。               [7番 亀谷優子 登壇] ○7番(亀谷優子) 議案第232号、令和6年度大田市病院事業会計予算について、反対討論を行います。  大田市立病院は、地域医療を支える、市民にとってもかけがえのない病院です。市民誰もがひとしく受診できるよう、紹介状のない場合の加算料や差額ベッド料の徴収など保険外負担の選定療養費は廃止し、保険証があれば安心してかかれる公的医療保険制度の充実に努めるべきではないでしょうか。
     また、看護師の2交代勤務は、心身に負担がかかり、注意力の低下や睡眠障がいなどの健康面のリスクがあるとも言われています。安心・安全な看護を提供するという面から考えても、労働環境の改善が求められます。  よって、令和6年度の病院事業会計には賛成できません。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(小林 太) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(小林 太) 起立多数であります。  よって、議案第232号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第233号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する各委員長の報告は、原案可決であります。  各委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第233号は、各委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第234号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第234号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第235号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第235号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第236号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第236号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第237号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第237号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第238号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第238号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第239号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第239号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第240号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第240号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第241号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第241号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第242号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第242号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第243号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第243号は、委員長の報告のとおり決しました。
     続いて、議案第244号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第244号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第245号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第245号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第246号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第246号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第247号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第247号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第248号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第248号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第249号を討論に付します。  本案について、討論の通告がありますので、発言を許します。  7番、亀谷優子議員。               [7番 亀谷優子 登壇] ○7番(亀谷優子) 議案第249号、大田市指定地域密着サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定についてです。  この条例は、国の基準が変更されたことに伴うものであり、身体的拘束の適正化のための措置や口腔衛生の管理体制の整備などが規定される一方で、職員の配置基準が緩和されます。高齢者福祉や障がい者福祉の施設などにおいて職員の配置基準を緩和することは、サービスの低下につながりかねません。職員配置はむしろ強化するべきであり、安易に緩和すべきではないと考えます。  よって、本条例改正、そしてこれに関連する条例改正についても賛成できません。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(小林 太) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(小林 太) 起立多数であります。  よって、議案第249号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第250号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(小林 太) 起立多数であります。  よって、議案第250号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第251号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(小林 太) 起立多数であります。  よって、議案第251号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第252号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(小林 太) 起立多数であります。  よって、議案第252号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第253号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第253号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第254号を討論に付します。  本案について、討論の通告がありますので、発言を許します。  7番、亀谷優子議員。               [7番 亀谷優子 登壇] ○7番(亀谷優子) 議案第254号、大田市介護保険条例の一部を改正する条例制定についてです。  本条例案は、介護保険の第9期計画の策定に伴い、その適用期間や保険料額を定めるものです。保険料所得段階が13段階から17段階まで増え、低所得者への負担軽減を図る面は強められてはいますが、保険料基準額は第8期の6,900円から第9期では7,300円に引き上がります。物価の高騰に賃金や年金額の引上げが追いついておらず、生活はより苦しくなるばかりです。  よって、介護保険料引上げの本条例案には賛同できません。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(小林 太) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。
     これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(小林 太) 起立多数であります。  よって、議案第254号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第255号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第255号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第256号を討論に付します。  本案について、討論の通告がありますので、発言を許します。  7番、亀谷優子議員。               [7番 亀谷優子 登壇] ○7番(亀谷優子) 議案第256号、大田市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定についてです。  本条例案は、保険料の軽減判定の基準を緩和する一方で、保険料の後期高齢者支援金分に係る賦課限度額を引き上げるものです。被保険者同士で負担を分け合うのではなく、公費を投入し、抜本的に保険料を引き下げることが必要ではないでしょうか。  よって、本条例案には賛同できません。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(小林 太) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(小林 太) 起立多数であります。  よって、議案第256号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第257号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第257号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第258号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第258号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第259号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第259号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第260号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第260号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第261号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第261号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第262号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第262号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第263号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、議案第263号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第264号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(小林 太) 起立全員であります。  よって、議案第264号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第265号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
                     [起立全員] ○議長(小林 太) 起立全員であります。  よって、議案第265号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第266号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(小林 太) 起立全員であります。  よって、議案第266号は、委員長の報告のとおり決しました。 ◎日程第4 市長提出追加議案上程[提案理由説明・質疑・討論・表決] ○議長(小林 太) 日程第4、市長より追加議案が提出されておりますので、これを上程いたします。  議案第267号、令和5年度大田市一般会計補正予算(第10号)及び議案第268号、大田市税条例の一部を改正する条例制定についての2件を一括議題といたします。  お諮りいたします。本案2件は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。  よって、本案2件は、委員会付託を省略することに決しました。  提案理由の説明を求めます。  楫野市長。               [市長 楫野弘和 登壇] ○市長(楫野弘和) 提出いたしております議案第267号及び議案第268号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案第267号、令和5年度大田市一般会計補正予算につきましては、繰越明許費の追加1件をお願いするものであります。  本議案につきましては、今議会の初日に他の案件と併せて提出すべきものでありましたが、事務の不手際により、本日、議会最終日において提案いたしております。今後はこのようなことがないよう再発防止に努めてまいります。  次に、議案第268号、大田市税条例の一部を改正する条例制定につきましては、法律の一部改正に伴い、令和6年能登半島地震災害で生じた住宅や家財などの資産損失を令和6年度分の個人住民税において雑損控除の適用対象とすることができる特例を設けるものであります。  詳細につきましては担当部課長より説明させますので、十分に御審議の上、適切な議決を賜りますようお願いを申し上げまして、私からの提案理由の説明を終わります。 ○議長(小林 太) 中祖財政課長。              [財政課長 中祖伸宏 登壇] ○財政課長(中祖伸宏) 議案第267号、一般会計補正予算(第10号)につきまして、御説明申し上げます。  まず最初に、先ほど市長からもありましたが、このたびお願いをさせていただきます補正予算案件につきましては、本来であれば今議会初日におきまして上程すべきところでありましたが、この1件が計上から漏れていたものでございます。今後はこのようなことが起きませぬよう心がけてまいります。誠に申し訳ありませんでした。  それでは、お手元に配付しております説明資料により補正内容を説明させていただきます。  資料1ページを御覧いただきたいと思います。お示ししておりますように、このたびの補正は、歳入歳出に係る補正はございません。  続きまして、資料2ページを御覧いただきたいと思います。このたび補正をお願いさせていただきますのは、一般会計における繰越明許費の追加1件でございます。高齢者講習施設新規整備事業におきまして、5,207万8,000円の繰越明許費をお願いさせていただくものになります。講習コースの造成工事におきまして、地盤を掘削したところ、岩が露出し、この処理に時間を要したこと、あわせまして、コンクリート打設時期の天候不良に伴い、工事スケジュールに遅れが生じたものでございます。工事の完了予定時期につきましては、令和6年5月末を予定しております。なお、この繰越しによる施設の開所時期に影響はございません。  私からの説明につきましては以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小林 太) 上西総務部長。              [総務部長 上西 宏 登壇] ○総務部長(上西 宏) それでは、議案第268号につきまして御説明をいたします。  1ページを御覧ください。議案第268号、大田市税条例等の一部を改正する条例制定についてでございます。  4ページの説明資料を御覧ください。1、改正の理由でございますが、地方税法等の一部改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。  制定の内容でございます。(1)につきましては、令和6年能登半島地震を受け、地方自治法の改正が去る2月21日に公布、施行され、今回の地震災害により住宅や家財等の資産について損失が生じたときは、令和6年度分の個人住民税においてその損失の金額を雑損公助の適用対象とすることができる特例を設けるものでございます。(2)につきましては、いわゆる項ずれに対応するものでございます。  施行期日につきましては、公布の日から施行するものでございます。以上でございます。 ○議長(小林 太) これより質疑を行います。  まず、議案第267号について、御質疑はありませんか。………御質疑なしと認めます。  続いて、議案第268号について、御質疑はありませんか。………御質疑なしと認めます。  これより本案2件について、討論、表決を行います。  まず、議案第267号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(小林 太) 起立全員であります。よって、議案第267号は、原案のとおり決しました。  続いて、議案第268号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(小林 太) 起立全員であります。よって、議案第268号は、原案のとおり決しました。 ◎日程第5 市長提出追加議案(人事案件)上程[提案理由説明・質疑・討論・表決] ○議長(小林 太) 日程第5、市長より人事案件が提出されておりますので、本日の会議に付議いたします。  まず、議案第269号、教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  楫野市長。               [市長 楫野弘和 登壇] ○市長(楫野弘和) 提出いたしております議案第269号、教育委員会教育長の任命につき同意を求めることにつきまして、提案理由の説明を申し上げます。  武田祐子教育長の任期が本年3月31日をもって満了となりますので、新たに教育長を任命するものであります。  お手元の議案に掲げておりますとおり、引き続き武田祐子氏を任命いたしたいと考えますので、議会の御同意をいただきますようお願いを申し上げます。  なお、参考までに、教育長の任期は3年でありますことを申し添えます。  議会の御同意を賜りますよう、重ねてお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(小林 太) 本案について、御質疑はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本案は、討論を省略して直ちに採決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(小林 太) 起立全員であります。よって、議案第269号は、原案に同意することに決しました。  続いて、議案第270号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  楫野市長。               [市長 楫野弘和 登壇] ○市長(楫野弘和) 提出いたしております議案第270号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることにつきまして、提案理由の説明を申し上げます。  人権擁護委員であります梅田明江氏の任期が本年6月30日をもって満了となります。松江地方法務局長から後任の人権擁護委員候補者の推薦依頼がありましたので、お手元の議案に掲げておりますとおり、梅田明江氏を再推薦いたしたいと考えますので、議会の御意見をいただきますようお願いを申し上げます。  なお、参考までに、委員は12名でございまして、任期は3年でありますことを申し添え、提案理由の説明を終わります。 ○議長(小林 太) ただいまの説明について、御質疑はありませんか。………御質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本案は、討論を省略して直ちに採決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり推薦することに異議なく、同意することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(小林 太) 起立全員であります。よって、議案第270号は、原案のとおり推薦することに異議なく、同意することに決しました。 ◎日程第6 特別委員長中間報告 ○議長(小林 太) 日程第6、特別委員会の中間報告についてを議題といたします。  お諮りいたします。新庁舎建設調査検討特別委員会に付託中の新庁舎建設に関する調査検討並びに意見具申の件について、会議規則第47条第1項の規定により、この際、中間報告を求めることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                 [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。よって、本案については、委員会の中間報告を求めることに決しました。  新庁舎建設調査検討特別委員長の報告を求めます。  14番、河村賢治議員。               [14番 河村賢治 登壇] ○14番(河村賢治) それでは、新庁舎建設調査検討特別委員会の中間報告をいたします。  1月22日、第4回新庁舎建設調査検討特別委員会を開催いたしました。当日は、尾畑建設部長、福間建築営繕課長などの出席をいただき、委員全員の出席の下、開催いたしました。資料説明の後、委員よりの質問を受けました。  まず、建築面積が増えたことに対しての質問が引き続きありました。それに対し、職員数が390名、その人数は6,000平方メートルでは入れない。8,200平方メートルが必要と考える。また、事業手法について、DBO方式の下ですが、大田市立病院は建設業者のプロポーザルでは金額の高いほうに決まった。それでは困る。金額面を重視していただきたい。それに対し、病院は、デザインビルドでなく、ECI方式という技術協力だったと思う。今回のデザインビルドは単純な入札でなく、プロポーザル方式となる。この手法を選定した理由として、コストカットの部分は大きな評価項目となるよう実施していくでありました。  次に、市庁舎の建設候補地は住民の方は理解していただいて、これで決定してよいのか、地元は理解していると判断してもよいのかの質問に、駅東に建設することは、市の中では決定している。子育て支援拠点施設も並んで整備したい。市長と語る会や関係機関との話合いでは圧倒的に駅東に建設してほしいであり、JR、石見交通などの交通の要であり、駅通りのにぎわいにもつながるということ、用地は市有地が多いということで、用地取得費が抑えられるなど利点があるでありました。  また、財源確保についての質問には、第3回と同じ報告で、建設費の約7割に当たる55億円の起債の説明があり、25年返済で3年据置き、2億5,000万円を22年間で返済となるでありました。  また、基金はおおむねどの程度積み立てるのか、その様子を示してほしいという意見がありました。それに対し、前回の財政課の説明によると10億円強の積立てができる見込みであり、また、建設場所の話はこの委員会で決まったと理解してほしいでありました。  また、基本設計は令和6年のいつ行われるのかの質問に、基本設計は6年度、7年度の2か年を予定している。そして、平面図などができましたら報告したいと思っている。また、最終でなく、基本設計の間も都度必要なときは報告をするでありました。  改めて人口減の対応、職員数のこと、しっかりと考えるべきと意見がありました。それに対しては、設計を進める上で、並行して職員数のこと、業務の内容など、庁舎規模がどれだけ抑えることができるのか検証を行っていきたいと説明がありました。  また、専門家が設計し、施工するのであるが、現大田市役所は建築後10年ぐらいから雨漏りがした。建設中のチェックもしっかりしていただきたい。それに対し、建設はデザインビルドである。実施設計と建築は同じ業者が行う。そうしたことで、確かな技術力を持っている業者に依頼をし、しっかりとした建築が仕上がると考えているであり、市もきちっとチェックをしていただきたいでありました。  また、ほかには、テナントなど市役所に併設するものがあれば示していただきたい。免震、耐震の内容を分かるように示していただきたい。公用車の台数がどう変化するか、精査していただきたい。建設用地の平面は分かるが、横からの図を資料に加えていただきたい。ソーラーパネルの設置はどうかという意見。庁舎だけで完結ではなく、駅前からつながる商店街の将来像も考えていただきたい。視察した中で思ったが、1階に議場がある市は会議ごとに大変である。議場の在り方はしっかりとお願いしたいという意見がありました。  以上で1月22日の会議は終了いたしましたが、今年度はもう一回、特別委員会を開催することとし、閉会いたしました。  引き続き第5回新庁舎建設調査検討特別委員会の報告を行います。  2月16日、第5回の特別委員会を開催しました。当日は、尾畑建設部長、福間建築営繕課長、関係する職員の方に出席していただきました。なお、塩谷委員は欠席でありました。  当日は、他市の建築面積のこと、建設費のことを委員全体に周知していなかったので、島根県内の江津市、雲南市、安来市の庁舎建設の資料を加えていただきました。江津市では、水道、下水道課、教育委員会、選管、監査委員会などが分庁舎2か所であり、新庁舎の建設面積は5,725平方メートルでした。雲南市は、分庁舎2か所、情報システム、国土調査課、水道、下水道課が分庁舎でありました。建設面積は7,628平方メートル、参考に、建築費は38億6,000万円でした。ただし、平成27年の建築です。安来市は、広瀬庁舎と伯太庁舎の分庁舎は2か所、面積は6,510平方メートル、建築費は43億3,000万円でした。  市庁舎と子育て支援施設との高さの分かる断面の提示もありました。資料を配付し、第4回の宿題も整理していただき、質問を続けました。  今回、財政課は不在でありましたが、建築費に対しての財源が心配だという意見が多くありました。  また、駅前での基本計画は前向きに行っていただきたい。また、他市のことや新庁舎の説明が不足している。国、県との話合いも説明すべきだなどと意見がありました。  また、長岡市で視察を行った委員からは、ワンストップサービスで市民が都合のいい駅前の庁舎であった。あわせて、複合施設であった。大田市も大きい施設を建てるよりは、にぎわいを考えながら、分庁舎で事業費が落とせるのであれば、そうしたことも考えてほしい。また、職員数がはっきり分からない面がある。それには分庁舎で将来の職員数の調整を図ることはできないのか。また、駐車場の8億円は駐車数に対して費用対効果を思うとかかり過ぎではないかという意見もありました。  また、起債の55億円の説明はあった。財源全体の資料を出して詳しく説明をしてほしい。また、10年先までの財政のシミュレーションを示す説明をしてほしいなど、財源、財政についての多くの意見がありました。  また、市民説明会は希望があれば小グループでもいいので担当する職員でもっと行うほうがよいという意見も複数ありました。  それでは、少し要約をしますが、財源、将来の財政運営に対しての意見が多くありましたことを報告し、来年度も納得いく調整の場にしていただきたいと思います。市長をはじめ執行部の皆さんには厳しい意見を報告することになりました。この報告を踏まえ、基本設計を考えていただきたい。  また、委員全員の意見が拾い上げられませんでしたが、以上で委員長報告とさせていただきます。議員皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(小林 太) ただいまの報告について、御質疑はありませんか。………御質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいまの報告は、了承することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。よって、新庁舎建設調査検討特別委員長の中間報告は、了承することに決しました。 ◎日程第7 特別委員長報告 ○議長(小林 太) 日程第7、特別委員長報告を行います。  まず、行財政改革、自治体DXの推進及び公共施設適正化に関する調査検討並びに意見具申の件について、行革・公共施設調査検討特別委員長の報告を求めます。  13番、松村信之議員。               [13番 松村信之 登壇] ○13番(松村信之) それでは、12月議会で中間報告をしてから後、2月9日に行革・公共施設調査検討特別委員会を開催しておりますので、その報告をいたします。  当日は、船木副市長、尾畑建設部長、郷原産業振興部長をはじめ多くの課長の出席を得、また、市民の傍聴があり、許可しております。  初めに、委員から、一般廃棄物処理手数料の改定について、審議会も既に開催されているようなので、その内容等報告の開催要望があり、それらの資料提出の依頼をし、1つ付議内容を追加して、最後に協議することといたしました。  それでは、当日の付議案件ですが、1つには、市内葬斎場の整備方針案について、2つには、サンレディー大田、働く女性の家の用途変更に伴う新大田まちづくりセンター等の利用に係る説明、意見交換会開催について、3つには、サンレディー大田の改修等に係る経費、令和3年度予算要求のための令和2年度作成した資料について、4つには、市役所分庁舎の危険性評価に対する第三者調査について、そして5つには、先ほど述べました追加案件を協議いたしました。  それでは、それぞれにおける主な意見、審議内容について御報告をいたします。  1点目の市内葬斎場の整備方針案については、温泉津葬斎場につきまして、前回報告された内容から、大田葬斎場までの距離や時間、葬送習慣による影響があるため、激変緩和措置として、葬斎場を次の耐火れんが改修が必要となる令和12年度末まで使用する見直し案が示され、協議いたしました。  委員からは、見直しをすることは評価したい。案については前向きに考えていただきたいと思う。期間を設定したことで、その間に地域と話合いが持て、時間的に余裕ができたと評価したい。ただ、長寿化案の財源内訳を見ると、過疎債が5億2,400万円である。過疎債については見通しが立っているのか、これから対策しなければならないのかの問いに、地元説明は、議会に説明した後、きちんと出向いて説明をする予定である。また、過疎債の見通しについては確実なものではない。各年度、県内で全体の事業の状況を見ながら決定になるものであり、確保できない場合は他の事業の財源を振り替えることになる。また、過疎債取得に対してもなるべく平準化を図りながら、少しでも過疎債を得られるよう安定した財政運営に努めるので、御理解いただきたいとの答弁でした。  次に、長寿命化改修でなく新築するとどれくらいの概算予算になるのか、市としては到底新築はできないという判断でよいのかの問いに、概算見積りでは13億3,000万円に、それに土地の取得費やインフラ整備費などが、莫大な事業費がかかると予想される。これから地区の選定、基本構想策定や設計等を行うとなると、10年ぐらいのスパンは見ないといけない。そうなると、今の建物がもたないおそれもあるので、今回、長寿命化改修としたとの答弁でした。  次に、葬斎場使用料の改定及び補助制度の検討につきましての質問では、使用料については、令和7年度に公共料金に関する審議会を設置し審議する。また、他市葬祭場の使用に係る補助及び霊柩車料金については、市内各地から現大田葬斎場までの交通事情を考慮する中で検討すると説明を受けました。  委員からは、葬儀の様式も地域によって違う中で、この案でいけるのかは疑問だ。また、火葬金額や霊柩車の金額などもきちんと示すべきではないのかの問いに、他市の状況を把握し、連携を取り、これからの交通事情も検討する中で、補助金などをさらに検討したいとの答弁でした。  委員からの意見では、この問題については、平成30年12月議会で当時の行革特別委員長の報告の際に、火葬場については集約を望むという話が本会議場であり、そのときには議員の皆さんは了承している。それがベースで、今回、大田、仁摩、温泉津の3施設が火葬炉の寿命間近であり、早い対応が求められている。そのところで事前に地域に出かけていって何年後にはこうなるということを説明しないと唐突感が出るので、できる限り前もって地域の人と話合いをすれば議論しやすくなると思うので、検討してほしいとの意見もありましたので、伝えておきます。  続きまして、議案2から4までは、一括にて説明を受けた後、質疑に入りました。  2つ目のサンレディー大田、働く女性の家の用途変更に伴う新大田まちづくりセンター等の利用に係る説明については、委員からは、利用者の皆さんはこのことについて理解しているのかの問いに、今回の説明会で参加してもらったのは約70団体、今、60団体に利用申込みをしてもらっているので、そのことから判断すると、ある程度理解してもらっているものと考えているとの答弁でした。  利用、管理についての質問がありました。大田まちセンは、利用者も多く、夜間警備員の配置ができないのか、また、できない場合は職員の時間差出勤はできないのか、また、貸出用鍵の管理についての問いでは、利用者が多いだろうが、まずは4月から他町のまちセン同様、利用してもらう。夜間警備員も職員の時間差出勤も考えず、まずはそれで始めさせてもらう。全く考えていないわけではなく、今後、状況を見ながら対応する。様子を見て、問題が起こるようなら適宜検討していくということだと、鍵の管理については、1つなくすと50個ぐらい作り直すことになるので、基本的にはなくさないようにお願いしたいとの答弁でした。  また、次に、職員の業務に関する質問があり、業務としては、社会教育の推進、貸し館業務等がある。まちづくり支援団体との協議もあり、業務量が多いとも聞いているが、とりあえず他のまちセン同様、職員2名、センター長1名ということで対応したいとの答弁でした。  次に、生涯学習エリアの活用についての意気込みを聞かれ、教育委員会としては、芸術文化団体の方々とも懇談を行っており、まちセンとも情報共有を行いながら、住民に利用しやすいようにスムーズに運営したいと思っているとの答弁でした。そうなると、機能を強化する必要がある。まちセンの活動に期待するにはある程度の人員を確保することも必要ではないかとの意見がありましたので、伝えておきます。  3つ目のサンレディー大田の改修等に係る経費について、つまりは令和3年度予算要求のために令和2年度作成された資料についてですが、今回のこの特別委員会では約6億円かかると言われている改修費だが、その根拠となるものの提示を求められ、長期計画を示されたものです。  委員からは、10年間の効果を聞いたのに、令和11年から27年までの向こう25年間が示された数字が5億7,000万円になっている。これはどういうことかの問いに、令和27年度までとしているが、令和2年度に作成したものであり、少なくともこれらのうち多くのものが今後、令和15年頃までに必要になるであろうとの想定の下、今後10年間に必要な経費ということで、約6億円と答弁しているとのことでした。  そこで、次に、2億5,000万円の改修費について、3月議会もすぐに始まるこの時期であり、予算も示されるだろうが、概算でなく、きちんとした数字が示されないかの問いがあり、今現在設計を進めており、まだはっきりと示す数字を持ち合わせていない。生涯学習エリアの調理部分の改修も併せて3月29日に設計が出る予定である。設計が示されれば、4月には工事の入札等に入っていけるようにしたい。実際の工事は夏頃を考えており、その改修が終わった後、利用ができると考えているとの答弁でした。  4月1日からさま変わりする。概算での2億5,000万円という数字は聞いているが、その分析、つまりは実施設計がいまだにないのか。2月末には議会が始まる。そういう状況なのに数字がないということでよいのか、増額はないのかの問いに、工期が3月29日なので、それから後に金額は出てくると思う。設計が完了し、初めて金額が出せる。今の段階では詳細な数字は示せるものではないが、物価高騰も考えられるので、それも見越した予算要求をするとの答弁でしたが、予算の計上方に異論がありました。  次に、サンレディー大田の指定管理料がなくなっても、まちセンの人件費がかかるのであれば、財政効果が見込めないのではないかとの問いに、現在のサンレディー大田の指定管理料はかからなくなる一方で、大田まちセンの人件費は市民センターにあるまちセンとして現在もかかっている。現在の大田まちセンは、今後、生涯学習エリアとして稼働するため、大田市民会館の施設としての指定管理料が発生する。これらのなくなる経費と新たに発生する経費の差額部分が今後の財政効果として見込めるとの答弁でした。  次に、外壁工事は必要ではないかの問いに、外壁工事は、令和2年度当時は外壁の傷みがあったので必要になると判断された。3年後にサンレディーの建物自体の調査をしたら、直ちに改修が必要なところまでではないという判断をしたところだとの答弁でした。  委員からの意見ですが、今回の資料をもっと早く出していただき、協議したかったとのことでありました。  4つ目の市役所分庁舎の危険性評価に対する第三者調査については、前回の特別委員会で、分庁舎の危険性評価を第三者調査に依頼し、その報告を求められたものです。  委員からの質疑では、僅か18万円で出された調査結果を見ても、それを信用できない。劣化しているのなら、それを直せばいいのではとの問いに、市の調査だけでは不十分ということで、今回、第三者に依頼して調査を行った。調査を行った一般社団法人島根県建築住宅センターは、このような建築物判定等のノウハウと実績を豊富に有している事業者であり、検証の結果、損傷する指摘が不十分であるということで、剥離、腐食し、固定力は全く期待できない。落下する可能性が極めて高く、安全対策を講じる必要があると掲げられていて、むしろ市の調査より厳しい結果となっているとの答弁でした。  次に、地震があったりして物が落下するということは確かに書いてある。今すぐに劣化により倒壊の危険があるとは書いていない。あの分庁舎は耐震基準が設定された以降にできた建物であり、2億5,000万円の改修費を使ってサンレディー大田に移転するのはおかしい。財政を心配してのことだとの問いに、1億1,000万円出せば分庁舎の改修はできるのを2億5,000万円出さないといけない。この調査結果を踏まえて素直に分庁舎だけを改修すればよいのではないかの問いに、分庁舎の改修費を概算で見積もったところ、1億1,000万円という金額が出た。大田市では、この調査結果を基に、1億円かけて分庁舎を直すよりも、公共施設適正化の観点から、閉館となるサンレディー大田に機能集約するほうが先々の維持管理等を考えると大田市に有利であると判断したものだとの回答でした。  委員からの少数といいますか、あまり時間を要しなかった意見としては、全体的に説明の仕方についてももう一度中身は精査して理解を求めてほしい。また、一度決めたことははっきりと前に進めていかないと話が前に進んでいかない。これを1年先延ばしたからほかの事業にも影響がある。反対の意見があるのは仕方ないとして、提案された事業は粛々と前に進めてほしい。  次に、1年先延ばしにしてはどうか。特別委員会としての賛否ではなく、そこで出た意見を議長、執行部に意見具申するというのが大切なことだと思う。そしてまた、クラウド化される中で、行政負担が減るということなので、的確に捉える中で取り組むべき。急いでサンレディーに移設する必要はないのではないか。防災備蓄倉庫には文化活動を含めて使っているのにもったいないことはしないことだ。情報企画課がサンレディー大田に移転することについては、高いリスクや負担増が伴う意見もあったことをお伝えしておきます。  5つ目の大田市公共料金に関する審議会経過について、委員からの質疑では、審議会には女性を多く入れたほうがいいという意見があったと思う。今回の一覧を見たら女性が6名となっているが、それは考慮されたということで理解してよいのかの問いに、4割を女性にという市の方針がある。また、女性だからというわけではないが、御家庭に帰れば一市民としての意見があると思うが、そういったことも加味して委員としてお願いしたとの回答でした。  次に、事業所の持込みについて、産廃系があると見ているが、今の実態を聞かせてもらいたい。また、事業所のごみについては緩和策が出ているが、最初から処理場の方針をここまで示して提案したのか、あるいは何度か話し合う中で整理したのか。し尿処理手数料は新設ということで、新たにこれだけの負担を求めるということだと思う。し尿処理手数料を値上げすることで、公共下水道、合併浄化槽との調整が取れるのか、どの程度の調整を取ったのかの問いに、何種類かのパターンをお示ししました。例えば10円単位、あるいは1円単位、家庭系を将来的には5割とした場合にはどれだけ上がるかといった様々なことをお示しした。その上で、昨今の状況を踏まえると、上がるのもやむを得ないというのが大半の意見でございました。持込みについては、受付で職員が確認する。おかしいものは聞き取りをしている。一般廃棄物処理料が安いので、持込みをするのではないかという懸念もあるが、一般廃棄物を上げることで、産業廃棄物の処理量も減るのではないかという考えもある。怪しいものはその都度聞き取りをしながら対応している。し尿処理手数料は新設だが、業者は、あまり高くなると自分らの仕事がなくなるという懸念もありつつも、処理費用、運搬費用や諸経費の上昇などがあり、業者として運営していかないといけないので上げてほしいというのが正直な思いである。また、下水道事業課にも情報提供する中で調整していきたいと考えているとの回答でした。  次に、可燃ごみ等の改定案、45リットル容量の袋で60円とされているが、県内平均に比べてどうか、今後の周知の仕方についての問いでは、大きさが違うので一概に言えないが、現在の価格は県内で比べると高いというわけではない。60円にした場合、一番高いところは61円なので、市でいうと上から2番目の金額になる。周知は、議会で議決をもらった後に各地区に出向く予定であるとの答弁でした。  次に、可燃袋に企業の名前が入っているが、広告料はもらっているのかの問いに、可燃ごみのみ2企業の広告を載せている。当然ながら広告料はもらっているとの答弁でした。  委員からの意見は、現在、大田市公共料金に関する審議会において、使用料、手数料の値上げを審議されているが、もう少し抑える抑制策はないのか、1円でも2円でも下げる努力をしてほしいとの意見がありました。  最後に、この2年間の特別委員会で協議したまとめを話し合いました。  まず1つ目には、多くの時間を費やしてきましたサンレディー大田関連についてでございます。  市民から1万弱の署名が出て、せめてホールを残してほしいという声もある。また、法的な手段について、行政に訴えていくという動きも住民にある。議会は議会として、住民の代弁者としての立場としても動かなければならないという意見と、財政効果の正当性を議論するのも当特別委員会の大きな役目であるので、もう1年先延ばししてほしいとの意見もあれば、特別委員会が意思決定する機関であるというのは違う。中身については既に議論してきているので、また、公共施設の適正化計画、30%削減に向けて、第一歩を踏み出したなという印象を受けている。粛々と前に進める必要があるとの両方の意見がありました。  また、情報企画課が現在の分庁舎から移転することへの意見では、情報化のサーバー移転につきましては、デジタル化を含めて国がそれなりに一定の投資をする中で、全国的に均一化する、統一化するという方向があるので、改めて考え直してみてもらいたいとの思いである。つまりは必ずしも執行部の言う方向で図るべきではないと思う。思いをしっかり持つ中で、少数意見も聞いてもらえるよう、執行部に強く意見として伝えてほしい。財政的な巨大な支出等々を考えれば、住民の要望があるわけですから、使用方については、議会のほうから改める方向を提言するべきではないかという強い思いを持っての意見がございました。  その一方、他の委員からは、先ほども申しましたが、特別委員会がその意思決定をするところではない。あくまでも本会議での採択が決定するのだという意見もありました。  次に、この特別委員会を今後どうするのかの協議に入りましたが、行革や公共施設適正化計画は断じて数字で示さなくてはいけないという思いで継続して一緒にやる方向の意見と、この2年間、主に公共施設を絡めた財政の在り方について議論が深まったと思うので、公共施設を中心に置いた特別委員会を今後中心に据えるべきとの意見もありましたが、どうするかにつきましては結論が出ず、次期の議会運営に委ねるという形となりました。  以上、8名の委員の方々には2年間、このような委員長の下、御審議、御協議いただき、誠にありがとうございました。  また、議員各位におかれましては、大変長々と御清聴いただきありがとうございました。  以上で委員長報告といたします。 ○議長(小林 太) ただいまの報告について、御質疑はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいまの報告は、了承することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。よって、行革・公共施設調査検討特別委員長の報告は、了承することに決しました。  なお、念のため申し上げます。本特別委員会は、以上をもって消滅いたしました。  ここで休憩いたします。午後1時再開といたします。                午前11時56分 休憩                午後 1時00分 再開 ○議長(小林 太) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  特別委員長報告を続けます。  続いて、市民への開かれた議会並びに持続可能な議会体制の在り方に関する検討の件について、議会活性化検討特別委員長の報告を求めます。  12番、石田洋治議員。               [12番 石田洋治 登壇] ○12番(石田洋治) それでは、議会活性化検討特別委員会の委員長報告をいたします。  前回12月議会で今特別委員会の中間報告を行った後、去る1月17日、第7回の特別委員会を、2月1日、第8回の特別委員会を開催していますので、その内容について御報告いたします。  なお、2回の特別委員会とも委員8名全員出席、事務局から川上事務局長、大久保次長が出席し、開催をしております。  まず、第7回の特別委員会についてであります。  付議事件は2点、ユーチューブ動画配信の運営方針についてと議会活性化についての提言についてであります。
     初めに、ユーチューブ動画配信の運営方針についてであります。  まず、目的について、A案、B案について提案し、意見を求めました。A案は、大田市議会では、ユーチューブを情報発信の公式ツールとして、開かれた議会、見える議会を目指し、動画等を活用した情報の提供を行うことを目的とする。B案は、大田市議会では、ユーチューブを広報媒体の一つと位置づけ、動画等を活用した情報の提供を行うことにより、開かれた議会、見える議会の実現を目指すとともに、大田市議会の取組を広く市民に発信することを目的とする。  意見として、浜田市議会の視察を通して、情報発信することにより、議員自らの活動が活発化し、市政発展に尽くすというのが一番の目的と考える。B案のほうがよいとの意見がありました。  そのほかの意見として、シンプルにAでいいのではないか。今回はユーチューブの運用方針という一つのツールとしてどう使うかということなので、Aでいいと思う。また、対象は大田市民だけでなく、日本全国の皆さんに見る機会をつくるというところに意味があると思う。A案がいいとの意見がありました。  全ての委員から意見を伺った結果、A案に決定をしたところでございます。  2点目、アカウント名については大田市議会。3点目、発信内容は大田市議会に関するもの。4点目、運営管理は大田市議会事務局。5点目、投稿時間は原則として平日の職務執務中で随時とする。ただし、それ以外の時間についても必要に応じて投稿等をする場合がある。6点目、利用方法について、動画等へのコメントは受け付けない。動画等への意見、質問は大田市議会事務局に問い合わせること。7点目、知的財産権については、当アカウントから発信する個々の情報に関する知的財産権は大田市議会に帰属する。また、内容について、私的使用のための複製や引用など、著作権法上認められた場合を除き、無断で複製、転用することはできない。8点目、免責事項については5項目を掲げ、第三者等とのトラブル等による責任について、大田市議会が一切責任を負わないことを示したところであります。  質疑では、このことについて、ホームページ上にアップされたURLをコピーして自身のホームページやフェイスブックに貼り付けることは可能かとの質疑に、リンクを貼ることは問題ないが、複製や加工して自身のホームページに掲載することは禁止と考えているとの答弁でした。  次に、大田市ではユーチューブチャンネルに「公式」と入れてあるが、大田市議会のチャンネルに「公式」を入れなくてもよいのかとの質疑に、他の自治体を見ると何々市議会ユーチューブチャンネルまたは市議会公式チャンネルもあるが、公式の記録ではないということをうたっているので、「公式」をつけるのはいかがなものかと考えるとの答弁でした。  3点目の発信内容について、一般質問のみをユーチューブで発信することで委員の確認をいたしました。事務局からは、浜田市、江津市ではそのほかの情報も提供できることにしてあることから、大田市に関するものとしたとの説明がありました。  6点目、利用方法について、動画等へのコメントは受け付けないとあるが、広く開かれた議会ということであれば、コメントもある程度書けるようにしておかなければいけないと思うがどうかとの質疑に、他の自治体を調べたが、コメントを受け付けている自治体は少数で、返答はしないという前提で受け付けられているとの答弁でした。意見、質問については、事務局へお問い合わせくださいとして、メールアドレスを貼り付けておくということで、委員の確認をいたしました。  7点目、知的財産権については、肖像権は各議員が持っている。著作権については、ぎんざんテレビが撮影しているので、契約の中で市議会に帰属するとしたいとの答弁でした。  また、内容について、私的使用のための複製や引用など著作権法上で認められている場合を除き、無断で複製、転用はできないとある。市議会ホームページ上のURLのリンクを貼ることは問題ないが、ユーチューブを加工してダイジェスト版等、自身で勝手に編集することは禁止する。このことについては、改めて委員全員で確認をしたところでございます。  その他として、SNSガイドラインを決めておくべきではないかという意見があり、SNSガイドラインに沿った運用部分を追加することで確認をいたしました。  また、今後、協議が必要になった場合の受皿はどこなのか決めておくべきではないかとの質疑に、議運になると思うが、現時点では明確に申し上げることはできないとの答弁でした。  また、契約について、ぎんざんテレビとの間で新たな契約をするのかとの質疑に、現在の中継については、大田市、議会、ぎんざんテレビの3者契約で、金額が発生しない中で放送を行っている。今回のユーチューブ配信の映像提供については予算執行を伴うので、大田市とぎんざんテレビとの個別の契約になるとの答弁でした。  次に、2点目、議会活性化についての提言についてであります。  今特別委員会は、最終的に2月に会議を開催し、委員全員からの提言を取りまとめることとしたところでございます。  以上、第7回の議会活性化検討特別委員会について、御報告を申し上げました。  続いて、2月1日、委員全員出席の下、第8回の議会活性化検討特別委員会を開催をいたしました。  付議事件は、今特別委員会のまとめについてであります。  今特別委員会は、第1回目を令和5年3月17日に開催後、合計8回の特別委員会を開催をいたしました。主な検討内容は、大きく8項目、1点目は、市民への開かれた議会並びに持続可能な議会体制の在り方に関する検討、2点目は、一般質問のユーチューブ配信について、3点目は、浜田市議会への視察、4点目、一般質問、質疑等のルール化について、5点目、一般質問の通告期限について、6点目、ユーチューブ動画配信について小林議長への答申、7点目、ユーチューブ動画配信の運用方針について、8点目、議会活性化の提言についてであります。  初めに、各議員から1年間の特別委員会について、感想及び議会活性化に対しての提言を発表していただきました。  3月議会から一般質問の動画発信ということで決まったのは有意義であった。今後も議会活性化、議会改革というところで絞ってやっていただきたい。  続いて、開かれた議会ということで、大田市PTA連合会、各小・中学校のPTA会長と市議会の意見交換を持つことも非常に大事である。議会活性化特別委員会についても続けて設置していただきたい。  次に、一般質問のユーチューブ配信は、開かれた議会ということで一歩前進と思う。浜田市議会では、一般質問だけでなく、特別委員会、常任委員会も中継されているが、将来的に大田市議会も目指すべきと思う。  続いて、今特別委員会が立ち上がったが、ユーチューブ配信だけが決まったということは大変残念である。今後、常任委員会、全員協議会の配信も検討していくべきである。また、障害者差別解消法の観点から、手話通訳、字幕スーパーについても検討する必要がある。  次に、議会活性化特別委員会は継続して設置していただきたい。これまでは紙媒体での議会だよりであったが、今後、ユーチューブでの動画配信が加わる。今後は、常任委員会、特別委員会まで拡大し、動画配信が市民に伝わることが大事である。  続いて、今特別委員会では、ユーチューブの動画配信については進んだが、議員の成り手不足の解消、若い世代の市民へ議会活動がどういうものか届いていない。議会活性化特別委員会を常設し、引き続きその辺りを議論していただきたい。また、議員に関する研修を義務化して勉強する必要がある。  続いて、議会改革へ向けた定期的な市民、行政、議会の聞き取り調査等により、風通しのよい議会にすべきである。また、ユーチューブ配信については、視聴者数のアップのための取組を積極的に行っていただきたい。  次に、今特別委員会で定数の見直しを検討する機会がなかったことは残念であった。また、動画配信が先になったが、一般質問の中身については、市民生活に直結する話題性のある内容が望まれると思う。予算、決算は常任委員会方式でやっていくほうがより中身が理解できると思う。  それぞれ各委員の感想及び提言について御紹介をいたしました。  最後に、委員長として一言申し上げます。  今特別委員会の委員長として、力不足ではありましたが、1年間という短い間、委員の皆様の御協力により、当初の目的である一般質問のユーチューブ動画配信を3月議会からスタートする運びとなりました。一般質問をぎんざんテレビだけでなく、ユーチューブ動画を介して市民に情報発信できるよう結びつけられたことは、今特別委員会の大きな実績であると感じているところでございます。これからも多くの市民に議会に関心を持っていただくよう、次の新しい議会体制の中で議会活性化検討特別委員会を設置していただきたいと考えるところでございます。  また、浜田市議会で取り組んでいる市民の代表から意見をいただく一日議会や、市民または子供、PTAの意見を議会形式で発表していただくような取組も取り組んでいくべきと感じたところであります。そして、議員の成り手不足の解消にもつながると考えますが、議員、議会のことをSNS等で情報発信していくことも大変重要と考えます。次の特別委員会で議論していただきたいと考えます。  以上、議会活性化検討特別委員会の最終的なまとめとさせていただきました。議員各位の御賛同をお願い申し上げ、委員長報告といたします。御清聴ありがとうございました。 ○議長(小林 太) ただいまの報告について、御質疑はありませんか。………御質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいまの報告は、了承することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。よって、議会活性化検討特別委員長の報告は、了承することに決しました。  なお、念のため申し上げます。本特別委員会は、以上をもって消滅いたしました。  ここで、楫野市長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。  楫野市長。               [市長 楫野弘和 登壇] ○市長(楫野弘和) お許しをいただきましたので、令和6年第2回市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  2月28日に開会をいたしました今定例会におきましては、令和6年度大田市一般会計予算をはじめとする予算案並びに条例案など多数の重要議案を提案いたしましたところ、慎重に御審議を賜り、本日、議了いただきましたことに対しまして、厚く御礼申し上げます。  審議の過程で承りました貴重な御意見、御提言につきましては、十分に尊重し、検討させていただき、今後の市政運営に努めてまいります。  次に、当面の市政運営に当たり、専決処分に関する事項などについてお願いを申し上げます。  現在、国においては、地方税法等の一部を改正する法律が審議中であり、これが年度内に成立いたしますと、市税条例などの一部を改正し、本年4月1日からの施行が必要となることから、専決処分を行いたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。  また、特別交付税につきましては、当初予算におきまして、11億5,000万円を計上いたしておりますが、今年度の交付決定額が昨日現在においてもいまだ決定されていない状況にございます。今後決定される交付額にもよりますが、予算計上額を超えて交付決定がなされた場合におきましては、既に予算化されております基金の取崩し額を減額する決算処理を行いたいと考えております。  以上、専決処分に関する事項などにつきまして申し上げました。  次に、今後の取組について申し上げます。  今議会初日の施政方針でも述べさせていただきましたが、本市の最重要課題としております人口減少への対策を検討するため、今年度、総合的な人口減少対策事業に着手し、改めて人口減少に係る調査、分析を実施いたしました。3月30日には、島根県立男女共同参画センターあすてらすにおいて大田市未来展望フォーラムを開催し、その調査結果の報告に併せ、調査検討委員会で議論した内容の発表や地域の取組を想定したアクションプランの提案などを行うこととしております。人口減少問題を市民の皆さんと共に考え、一体となって持続可能なまちづくりに取り組むきっかけとなるよう、多くの皆様の御参加をお待ち申し上げております。  今年度早々に発生いたしました令和6年能登半島地震から3か月が経過しようとする中、被災地では懸命に復旧・復興に向けた取組を続けておられます。本市からは、避難所における健康管理や被害家屋の認定調査、罹災証明発行などの業務支援を行うため、2月以降、6名の職員派遣を行ったほか、支援物資や市民の皆様からお寄せいただいた義援金を被災地へお送りいたしております。今後も復旧・復興に向けた支援が必要になると思われますので、引き続き情報収集を行い、最大限の支援を継続してまいります。  また、最大震度5強を記録いたしました平成30年4月9日の島根県西部地震発生から間もなく6年を迎えますが、近年、全国各地で同規模程度の地震が発生いたしております。いつ起こるか分からない災害に対応するため、本市といたしましても、備蓄品の充実を図るとともに、島根県西部地震の経験を風化させず、日頃から災害に対して備えていただくよう、防災・減災意識の啓発活動に取り組んでまいります。  終わりになりますが、議員の皆様におかれましては、何とぞ健康に御留意いただきまして、市政発展のため、さらなる御活躍を御祈念申し上げまして、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。 ○議長(小林 太) 以上で本定例会に付議されました事件は全て議了いたしましたので、令和6年第2回大田市議会定例会を閉会いたします。                午後1時18分 閉会  以上、会議のてんまつを記録し、その内容の正確なることを証するためここに署名する。  令和6年3月19日          大田市議会議長          大田市議会副議長          大田市議会議員          大田市議会議員...