大田市議会 2023-03-17
令和 5年第 1回定例会(第5日 3月17日)
令和 5年第 1回定例会(第5日 3月17日)
令和5年3月定例会
大田市議会会議録
令和5年3月17日(金曜日)
――――――――――――――――――――
議事日程(第5号)
令和5年3月17日(金)午前9時開議
第1
付託案件審査報告・
委員長報告に対する質疑
議案第 85号 令和5年度大田市
一般会計予算(歳入、
所管歳出)
議案第 97号 令和4年度大田市
一般会計補正予算(第10号)(歳入、所
管歳出)
議案第107号 大田市長等の
損害賠償責任の一部免責に関する
条例制定につ
いて
議案第108号 大田市
小規模集会所の設置及び管理に関する条例の一部を改
正する
条例制定について
議案第109号 大田市市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部を
改正する
条例制定について
議案第116号 大田市
体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正す
議案第115号 大田市
手数料条例の一部を改正する
条例制定について
議案第116号 大田市
体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正す
る
条例制定について
議案第117号 大田市
農業構造改善センター及び
農村広場の設置及び管理に
関する条例及び大田市
遊漁対策管理所の設置及び管理に関す
る条例を廃止する
条例制定について
議案第118号 令和4年度大田市
駅前周辺東側土地区画整理事業大正西線東
側工事請負変更契約の締結について
議案第119号 令和4年度大田市
駅前周辺東側土地区画整理事業大正西一南
側工事請負変更契約の締結について
議案第120号
市道路線の変更について
議案第121号
大田市議会議員の
議員報酬及び
費用弁償支給条例の一部を改
正する
条例制定について
第3
市長提出議案(人事案件)上程[
提案理由説明・質疑・討論・表決]
議案第122号
教育委員会教育の任命につき同意を求めることについて
議案第123号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
議案第124号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
第4
議員提出議案上程[
提案理由説明・質疑・討論・表決]
議案第125号
大田市議会会議規則の一部を改正する規則制定について
第5
議員提出議案上程
議案第126号
特別委員会の設置について
選第 8号
特別委員会委員の選任について
第6 請願の処理
請願第 2号 国に「
消費税インボイス制度の実施中止を求める」請願
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会議に付した事件
日程第1から日程第6まで
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出 席 議 員 (18名)
1番 塩 谷 裕 志 2番 伊 藤 康 浩
3番 柿 田 賢 次 4番 清 水 好
5番 宮 脇 康 郎 6番 和 田 章一郎
7番 亀 谷 優 子 8番 根 冝 和 之
9番 森 山 幸 太 10番 胡摩田 弘 孝
11番 小 川 和 也 12番 石 田 洋 治
13番 松 村 信 之 14番 河 村 賢 治
15番 月 森 和 弘 16番 石 橋 秀 利
17番 清 水 勝 18番 小 林 太
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欠 席 議 員 (なし)
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地方自治法第121条による出席者
市長 楫 野 弘 和 副市長 船 木 三紀夫
政策企画部長 飯 田 徹 総務部長 大 谷 積
健康福祉部長 林 泰 州
環境生活部長 楫 野 美 里
産業振興部長 上 西 宏 建設部長 尾 田 英 夫
上下水道部長 田 中 明 消防部長 幸 村 卓 己
財政課長 郷 原 寿 夫
政策企画課長 伊 藤 昌 彦
市立病院事務部長 糸 賀 晴 樹 教育長 武 田 祐 子
教育部長 森 博 之
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事務局職員出席者
事務局長 川 上 浩 史
事務局次長 大久保 広 志
次長補佐 藤 井 文 武 庶務係長 北 村 裕 子
午前9時00分 開議
○議長(小林 太) 皆さん、おはようございます。
これより、本日の会議を開きます。
ただいまの御出席は全員でありますので、議会は成立しております。
初めに、議事に入ります前に、
楫野市長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。
楫野市長。
[市長
楫野弘和 登壇]
○市長(
楫野弘和) お許しをいただきましたので、発言させていただきます。
3月8日に、
市道銀山線付近で発生いたしました
転落事故において、観光に来られた方がお亡くなりになられるという事案が発生いたしました。お亡くなりになられました
田上やすえ様の御冥福をお祈りいたしますとともに、御遺族に対しまして心からお悔やみ申し上げます。
楽しみにしておられた
石見銀山旅行が、安全管理すべき市の対応が不十分であったということで、このような事故となってしまったことは大変申し訳なく、心からおわび申し上げます。今後も、御遺族に対しましては誠意を持って対応してまいります。また、地元大森町をはじめ、多くの皆様に御心配、御迷惑をかけましたことにおわび申し上げます。
事故後の対応といたしましては、翌9日から、
市道施設を中心に、関連する
公共施設の緊急点検を開始いたしました。大田市へおいでになる観光客の皆様や市民の安全・安心を確保するため、必要な修繕につきましては予算化を含め、できる限り早期に対応してまいります。
市といたしましても、このたびの事故を重く受け止め、
公共施設等の緊急修繕に迅速に対応できる仕組みの構築を検討しております。
市道施設をはじめ建築物等の修繕の優先度を判定する庁内組織を早期に立ち上げ、その中で様々な視点を持って判断してまいりたいと考えております。
○議長(小林 太) ここで、このたびの大森町における
転落事故によりお亡くなりになられました方の御冥福をお祈りいたし、黙祷をささげたいと存じますので、御協力をお願いいたします。
皆様、御起立ください。黙祷。
[全員起立 黙祷]
○議長(小林 太) 黙祷を終わります。御着席ください。
本日の
議事日程は、お手元に配付のとおりといたします。
◎日程第1
付託案件審査報告・
委員長報告に対する質疑
○議長(小林 太) 日程第1、
付託案件審査報告及び
委員長報告に対する質疑を行います。
さきに
常任委員会に付託いたしました議案第85号から議案第121号までの37件を一括議題といたします。
各委員会における審査の経過及び結果について、それぞれ委員長より報告を求めます。
初めに、
総務教育委員長の報告を求めます。
10番、
胡摩田弘孝議員。
[10番
胡摩田弘孝 登壇]
○10番(
胡摩田弘孝) 皆さん、おはようございます。
それでは、去る2月27日、本会議におきまして
総務教育委員会に付託をされました
予算案件2件、
条例案件5件につきまして、3月7日、委員6人全員出席の下、委員会を開催し、その審査を終えておりますので、報告をいたします。
当日は、船木副市長、
武田教育長はじめ
関係部課長の出席をいただき、慎重に審査を行いました。
なお、清水 好議員により傍聴希望がございましたので、これを許可いたしました。
初めに申し上げますが、当委員会に付託されました議案は、全て原案可決であります。
それでは、各議案に対する主な質疑や意見につきまして、少し時間が長くなりますが、御報告を申し上げます。
まず、議案第85号、令和5年度大田市
一般会計予算(歳入、
所管歳出)について。
初めに財政課、税務課より歳入について説明があり、交付税については、
地域デジタル化推進事業の3年間の延長、
マイナンバーカードに関わる
交付税措置、
景気回復等を含め、約94億円余りの交付税を見込んでおり、昨年度に比べ7,800万円の増額を想定しているという説明がございました。
市税については、
コロナ禍の景気回復を見込んだ個人所得の増による
個人市民税や、評価資産の伸びによる
固定資産税の増を見込んでいる。逆に、法人税は、物価高騰や
エネルギー価格上昇による収益の減少が想定をされる。たばこ税については、税率改定による減収が見込まれるため、市税全体では0.8%の増加を見込んでいる。なお、収納率については、98.79%を積算しているという説明がございました。
委員からは、大田市は
マイナンバーカードの普及率が全国平均より低いようだが、普及率によって交付税の優遇措置や算定の変更はあるのかという問いに、答弁では、現段階では国は具体的な指示や内容は示されていないが、そのようなことにならないよう、市長会や市町村会でもしっかり意見を述べていきたい。
続いて、厳しい財政状況の中ではあるが、市債残高の現状について質疑があり、答弁では、
合併特例債は、今のところ令和7年度までの措置であり、
過疎対策事業債についても、時限立法であり、県の枠もあるため、今後も持続されるよう要望していきたいという答弁がございました。
次に、
所管歳出でございます。
政策企画課では、所管の総合的な
人口減少対策事業では、国の
補助事業を活用し、庁内7課で相互連携をした
市民アンケート調査を実施し、令和6年度からの具体的な
人口減少対策の
基礎データを収集をしたい。大森地区の
特定地域づくり事業協同組合支援事業の本格的な実施を行う。
まちづくり定住課所管の
関係人口拡大事業では、全国から
リモートワーカーの方々に来ていただき、大田市の魅力をSNSを活用して発信していただく取組を継続したいという説明がございました。
これを受け、委員からは、過去にもいろいろな
アンケート調査を実施をされているが、今回の
市民アンケートを改めて実施をする意味や成果はあるのか。
事業実施の趣旨は分かるが、
事業効果の面では今さら感があると思うし、郵送での
ペーパーアンケートは、手間や経費の面で負担は大きいのではないか。今の若い方々の中には年収が300万円に届かない方が多く、経済的な理由で結婚できないケースもあると思われるので、
収入アップのための副業のあっせんなど具体的な施策を実施してもよいのではないかという意見に対し、答弁では、当市の
人口減少に歯止めをかけ、より効果的な施策を講じるため、市内の18歳から45歳の方を約7,200人を対象に、既婚、未婚者と分け、
アンケート調査を実施をしたい。
年収アップについては、市だけでは対応できない部分があり、
国政レベルの政策が必要だと考えれる。なお、調査・分析に当たっては、専門的な機関の支援や
検討委員会の開催を通して、これまでの大田市の取組の効果や検証を全庁で共有しながら、市全体の事業の見直しや今後の方向性を決定する根拠として活用したいという答弁がございました。
さらに、委員からは、
人口減少対策は早急に取り組む必要があり、市民の皆さんに正確な情報をいち早く伝える
仕組みづくりや、事業の目的を明確にしていただき、効果的な施策に反映できるよう各課で連携した取組をしていただきたいという意見がございました。
次に、
特定地域づくり事業協同組合支援事業では、派遣職員の給与体系や
受入れ事業者について質疑があり、答弁では、1人
当たり年間267万3,000円で、7名の雇用を想定をしている。事業者の増減については、制度上、問題ないという答弁でございました。
続いて、
まちづくり定住課では、
各種イベント等の開催や補助金の内容、
大田縁結びサポート事業の内容について質疑があり、答弁では、
コロナ対策を図りながら、各事業の開催や補助を行ってきた。
大田縁結びサポート事業は県の事業であり、市からの補助金は出てはいないが、人員的な支援や会員登録をまちセン等を利用して出張登録も行っている。今後は、企業さんにも働きかけをしたいという答弁でございました。
委員からは、
関係人口拡大事業とはぴこ会の事業、総合的な
人口減少対策事業は同様の中身が多いと思える。例えばマッチングアプリなどを作成し、他の課と連携をし情報を共有する中で、相互協力をして取り組んでいただきたいと思うし、
人口減少対策は大田市の近々の課題であり、年度途中でも補正を組むぐらいの気持ちで事業を進めていただきたいという意見がございました。
答弁では、必要なところは、これまでも他の課と連携をして実施をしているつもりだが、今後もなお一層連携を図り、効果のある事業を関連の皆さんと相談をしながら進めていきたいという答弁がございました。
さらに、委員からは、
リモートワーカーの実績や成果について質疑があり、笠岡市では専門の方が
情報発信をされ、大きな成果を上げておられるが、当市の考え方はどうなのか。また、25歳同窓会の内容や効果について質疑があり、答弁では、当初の目標は50名を想定していたが、
コロナ禍ではあるが39名の方が来られ、
情報発信をしていただいた。検索の手法については、今年度は初年度のため手探りであったが、来年度からは、内容についても検証していきたい。25歳同窓会については、
コロナ禍もあり、参加者が徐々に減少はしているが、
アンケート調査を実施をしており、データの収集は続けている。今後は、年代や手法についての検討をする必要があると認識をしているという答弁がございました。
さらに、委員からは、
ふるさと納税の来年度の目標は2億4,000万円であるが、
目標達成の見込みはあるのか。
関係人口の拡大については、特定の業者さんにお任せするようなやり方ではなく、
お互いイーブンで市独自の施策を実施していただきたい。
まちづくりセンター間の情報共有や意見交換をするようなコーディネーター的な役割をされる
人員配置ができないかという意見がありました。
答弁では、
ふるさと納税は、来年度は今年度に比べて8,000万円のアップを見込んでいる。知名人や返礼品の活用もあるが、執行部、議会、市民の方々、企業さんにも御協力をしていただきながら、
目標達成に向けて全力で努力をしたいという答弁がございました。
また、
まちづくりセンター間の情報交換については、iPadを活用しながら実施をしているが、不足の部分があるので、
人員配置はすぐにはできないが、ヒアリングや人と人とのつながりも大切にしながら、今後も積極的に取り組んでいきたいという答弁がございました。
次に、
情報企画課では、
情報発信の推進手法について問いがあり、答弁では、地元出身の専門家や企業主の方などもおられるので、人材育成や外部意見の取り入れをする専門のアドバイザーが必要と考える。このため、今、外部の方にもいろいろと情報提供や意見交換を図りながら、なお一層の連携を進めていきたいという答弁がございました。
次に、総務部では、新規事業として、隣保館の新築整備事業、自治会防犯灯LED化支援事業、高齢者の講習施設新規整備事業を予定しているという説明があり、委員からは、危機管理課のハザードマップのデータ化を、
情報発信をしていただくため、例えばぎんざんテレビ等を活用して、いつでもハザードマップが市民に閲覧できるような仕組みが取れないのかという問いに対し、答弁では、マップonしまねやホームページにも掲載をしているが、今後もいろいろな機会で活用できるようなことを検討するという答弁でございました。
続いて、人事課では、委員から、正規職員が減り、契約職員や任用職員が増えている状況があるが、職務に影響はないのか。職員の採用については、地域や推薦枠をつくり、地元高校や大学生の採用を優先すべきではないか。あわせて、職員の業務量が多過ぎるのではないか。業務の選択やみんなで業務量を減らしていかないと、根本的な人員確保が図れないのではないかという意見があり、答弁では、業務の見直しやデジタル化を進めることにより、事務の効率化を図ることや、各職場ともいろいろ工夫をしながら業務を進めたい。なお、ここ数年、中途退職者が増えている実態があるので、業務の取捨選択が必要と考えている。あわせて、来年度は、地元の高校から2名を採用する予定となっており、人事課としても、地元高校、島根大学、県立大学校などに呼びかけをしており、来年度以降も学校などと連携をしながら、地元採用を進めていきたいという答弁がございました。
さらに、委員からは、減らせる業務は勇気を持って減らし、本当に必要と思われる業務についてはしっかり取り組んでいただきたいし、業務の効率化に取り組んでいただいた管理職については、マネジメント能力の評価基準をしてはどうなのかという意見がございました。
続きまして、消防部では、今年度更新整備をした消防通信指令システムの運用に係る経費、消防団員の報酬の見直し、消防団員への防火衣の整備、消防団の輸送車等の整備、化学消防自動車の更新について説明がございました。
これを受け、委員からは、消防車両の更新については、市民の命にも関わることなので、財源のことはあるが、可能な限り早期の対応をしていただきたい。また、車両をできるだけよい状態で現在日々点検をしながら維持をしているが、市民の生命、財産を守るためにしっかりとやっていただきたいという意見がございました。
続きまして、教育部では、冒頭、
武田教育長から、今年度は世界遺産15周年関連事業、学校再編の見直し、社会教育推進センターの発足など、関係の皆さんや部内でチーム一丸となって取り組んできたという感謝とお礼があり、質疑に入りました。
まず、総務課所管の学校図書購入費について、図書の管理や新しい本の導入の状況、学校図書や図書館への電子図書の移行など検討されているのかという問いに対し、答弁では、学校図書館司書さんが責任を持って運用され、相互連携を図りながら管理をされている。引き続き新刊の購入も実施をしたい。電子図書については、GIGAスクール構想の中で、1人1台のタブレット導入もあるため、今後は検討の必要があると考えている。
続いて、体育文化振興事業では、来年度の大田市連合運動会はあるのかないのか、校務支援システムの内容について問いがあり、答弁では、連合運動会については、既に校長会等で協議をし、中止することを決定をしている。今後は、連合運動会の在り方について協議し、来年度以降につなげたい。
校務支援システムの構築については、国の支援事業を活用し、3市3町で協議会を結成し、共同で連携を図りながら、現場の教職員さんとも十分協議をし、使いやすいシステムを構築をしたいという答弁に、しっかり現状やユーザー、先生の方々の意見が反映できるよう、システムの構築や運用を、担当部署としてしっかり目を光らせて進めていただきたいという意見がございました。
次に、学校教育課では、近年、外国人生徒が増加する中で、生徒に対するきめ細やかな対応が必要だと思うがという問いに対して、近隣ボランティアや関係部署とも連携をしながら、今後も柔軟に対応したいという答弁がございました。
次に、社会教育課では、公民館業務を各まちセンに移管することに伴い、社会教育センターが設置をされているが、来年度以降の方向性について問いがあり、答弁では、令和5年度でセンターは終了の予定、社会教育については、県から社会教育主事の派遣も受けているので、今後も地域のサポートを社会教育、
まちづくり定住課とも連携をしながら取組を進めていきたいという答弁でございました。
続いて、石見銀山課では、遺跡発掘調査の状況、定めの松の保存について質疑があり、川合町の出岡地区の圃場整備で弥生時代の土器が発掘をされたため、調査を進める。定めの松については、現在、定めの松保存活用委員会を設置をし検討を進めているが、クローンの松も大分大きくなっており、今後、関係者や地域の方々とも連携をしながら、保存活用について検討するという答弁がございました。
続いて、山村留学センターでは、生徒数や今後の方向性について問いがあり、答弁では、現在、総勢11名、うち小学生4名、中学生7名、来年、令和5年度については、小学校2名、中学校が5名ということになっているが、国庫支出金が令和6年度で終了予定となっており、令和7年度以降は一般財源で対応しなければならないため、今後は地域、里親の方々、関係者の皆さんと学校再編を含めて方向性を検討する必要があるという答弁がございました。
次に、学校給食センターでは、委員から、食材の単価的なところもあり、地元食材の提供もなかなか苦しくなっている状況ではないか。生徒さんには、少し高くなってもおいしい給食を食べてもらいたいという意見があり、答弁では、食材や燃料高騰で大変厳しい状況が続いている中、給食費はできるだけ抑える努力をし、栄養があっておいしく、バランスがよい学校給食を提供するとともに、地元食材の活用を図る努力を今後とも頑張りますという答弁がありました。
なお、委員からは、温かい御飯の提供ができないのかという強い意見がございましたので、ぜひ御検討をお願いをしたいというふうに思います。
続きまして、議案第97号、令和4年度大田市
一般会計補正予算(第10号)につきまして、主な意見だけを申し上げます。
政策企画課所管の個人番号カード交付関連事業では、
マイナンバーカードのポイント制の延長に伴い、オンライン窓口を1月16日から設置をし、70歳以上の方が56%で、高齢者の方にも大変人気があったという報告を受けました。
消防部では、消防通信指令システム更新事業1,000万円の減額について質疑があり、答弁では、入札の実績減という答弁でございました。
続いて、教育部では、山村留学の減額補正について問いがあり、答弁では、農家への受入れや外部に出ての課題授業等については平常どおり進めたが、外部からの来場されるイベント等については、
コロナ禍のため事業の中止をしたことにより減額補正を行ったものと説明がございました。
続いて、議案第107号、大田市長等の
損害賠償責任の一部免責に関する
条例制定について、これについては、特に御意見はございませんでした。
続いて、議案第108号、大田市
小規模集会所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する
条例制定について、令和4年度末で指定管理が終了する小浜会館と温泉津会館を条例から除外するものと説明があり、委員からは、特に御意見はございませんでした。
次に、議案第109号、大田市市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する
条例制定について、これについては、特に意見はございませんでした。
続きまして、議案第116号、大田市
体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する
条例制定について、馬路の
まちづくりセンターの建設のための用途変更との説明に、委員からの意見は特にございませんでした。
最後に、議案第121号、
大田市議会議員の
議員報酬及び
費用弁償支給条例の一部を改正する
条例制定について、これについては、特に御意見はございませんでした。
なお、可否判定の意見といたしまして、令和5年度の予算の中で、
人口減少対策の事業、関連人口の拡大事業など、庁内で協議、連携をしながら、より効果的な事業の遂行に当たっていただきたいという意見がありましたので、付け加えをさせていただきます。
以上、審査の内容、可否判定の主な意見や結果について報告をいたしました。
なお、
総務教育委員会に付託された全ての案件については、全会一致でございます。最後に、議員各位の御賛同をお願いを申し上げ、委員長の報告とさせていただきます。
○議長(小林 太) ただいまの
総務教育委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御質疑なしと認めます。
続いて、
民生委員長の報告を求めます。
9番、森山幸太議員。
[9番 森山幸太 登壇]
○9番(森山幸太) おはようございます。
民生委員長の森山幸太でございます。
それでは、民生委員会の
委員長報告を行います。
去る3月6日に、本会議におきまして民生委員会に付託されました
予算案件12件、
条例案件5件につきまして、3月9日、委員全員出席の下、委員会を開催し、審査を終えておりますので、その結果と審査の過程の主な質疑、可否判定での意見について御報告を申し上げます。
当日は、船木副市長、林
健康福祉部長、西尾大田市立病院事業管理者、楫野
環境生活部長をはじめ、各
関係部課長の出席を得て慎重に審査を行いました。
なお、清水 好議員、伊藤康浩議員より傍聴の希望があり、許可いたしました。
初めに、議案第85号、令和5年度大田市
一般会計予算(
所管歳出)については、賛成多数、原案可決であります。
主な質疑と意見について申し上げます。
健康福祉部所管では、生活及び医療等扶助費4億2,152万8,000円について、生活保護費が減少している要因は何かとの質疑に、生活保護受給者が高齢化に伴いお亡くなりになられたことや、病院受診の回数が減少したことによるものであるとの答弁でした。
生活保護の制度で、地域区分が3区分になるが、影響はあるのかとの質疑に、現行の制度から新制度になった場合には、大田市は3級地-1になる。なお、国からの詳細については、今後に周知されるとの答弁でした。
意見として、生活保護の制度が新しくなる前に、生活保護の方に幅広く周知して対応してほしいとの意見がありました。
次に、生活保護システム等更新事業1,768万4,000円について、生活保護システム改修は、
マイナンバーカードの登録を促すものなのかとの質疑に、国から対象者に対して、
マイナンバーカードの登録申請を促す通知が届いている。現在登録を希望される方には対応しているとの答弁でした。
次に、子どものための教育・保育給付事業11億4,011万6,000円について、大田市において、少子化が進行している中で、子供に対しての施策を展開しなければならない。施策に対して、各施設に内容の周知方はいかがかとの質疑に、各施設には、国からの知らせがあれば、メール等で早急に周知をしている。また、保育所等の園長会でも周知をしているとの答弁でした。
意見として、副食費は生活基盤の弱い方への配慮や大田市独自の支援体制を確立してほしいとの意見がありました。
次に、放課後児童クラブ健全育成事業1億4,580万4,000円について、放課後児童クラブの料金体系に差異があるがいかがかとの質疑に、各施設によって状況は異なる。それぞれの施設での判断となるとの答弁でした。
放課後児童クラブに対しての特徴的に支援策はあるのかとの質疑に、基本的に、令和4年度と支援策は変わらないとの答弁でした。
意見として、少子化の中、保育士の配置を手厚くするべきであるとの意見がありました。
次に、こども家庭総合支援拠点施設整備事業1,835万7,000円について、子ども家庭総合支援拠点施設においては、場所的な確保が難しい状況であるがいかがかとの質疑に、大田市駅前区画整備の中で、面積的には十分に確保しているとの答弁でした。
次に、不妊・不育症バックアップ事業300万円について、対象者に対しての周知方はいかがかとの質疑に、新しい事業については、アプリからの提供やぎんざんテレビの音声告知等で周知をしているとの答弁でした。
意見として、窓口対応に対して、職員の専門的な知識向上のための教育を徹底してほしいとの意見がありました。
次に、予防接種事業1億750万4,000円について、コロナ関連で、ワクチン接種の人数はいかがか、また、ワクチンの保管についてはいかがかとの質疑に、初回から5回目接種の状況は、3月現在で1万1,728名の接種者で、86.8%の接種率である。また、ワクチンについては保管してあるとの答弁でした。
ワクチンに伴う後遺症や予防接種による相談についてはいかがかとの質疑に、ワクチンを打ったことにより体がだるい等の健康被害の相談がある。予防接種についての相談はないとの答弁でした。
次に、がん検診事業2,961万7,000円について、胃の内視鏡検査について、2年に1回の検診である。最初に50歳になられる方に勧奨通知をするのかとの質疑に、初年度対象者である50歳の方に勧奨目的の通知を実施する。また、広報おおだにより周知をするとの答弁でした。
次に、総合医療学講座事業7,460万6,000円について、総合医療学講座と大田総合医育成センターの勤務実態はいかがかとの質疑に、出雲の島根大学医学部の教授が、週に1回、市立病院に来られて初診の外来を担当されている。その他の日は出雲の講座の運営に当たっている。センターの6名の先生はほぼ市立病院で勤務しているが、週に1回は大学に戻って、教育のほうを担当しているとの答弁でした。
次に、地域医療確保対策事業953万1,000円について、足関節固定装具の開発について、今後の展望はいかがかとの質疑に、整形外科学講座が、市内の企業とともに試作品の開発を進めている。今後は、評価、検証を来年度に行う予定であるとの答弁でした。
次に、生活支援体制整備事業5,487万円について、業務委託についてはいかがか、また、専門職の確保をするべきであるがいかがかとの質疑に、業務委託のメリットについては、現状の資格職の勤務日数が少ない中で、委託すると正規化することで、現状よりも効率的な運営ができる。また、専門職の確保については難しい状況であるとの答弁でした。
意見として、行政が専門職の確保について、主体となって動いていくべきであるとの意見がありました。
環境生活部所管では、
マイナンバーカード普及促進事業309万2,000円について、
マイナンバーカードの普及率はいかがかとの質疑に、大田市で2月末の
マイナンバーカードの申請率が約72%、交付率が約63%であるとの答弁でした。
マイナンバーカードの発行については任意であるが、住民サービスを受ける代わりに、
マイナンバーカードの申請を要求する自治体もあると聞くが、大田市はいかがかとの質疑に、
マイナンバーカードの取得促進については、発行や交付は市民課であるが、発行の促進は
政策企画課であるとの答弁でした。
意見として、
マイナンバーカードの推進については、情報漏えいのおそれがあり、情報がひもづけされる可能性があるので、今すぐにでもやめるべきである。また、
マイナンバーカードの推進には、様々な課題があるとの答弁でした。
次に、墓地改修事業330万円について、墓地改修事業は、市が全面的に管理するのかとの質疑に、墓地は法的に市のほうで管理することになっているとの答弁でした。
意見として、墓地改修事業について、今後は見直しをするべきであるとの意見がありました。
次に、大田市
公共施設照明LED化事業1億2,575万円について、LED化であるが、年間の電気使用料に効果があるのは分かるが、ESCO契約についての状況はいかがかとの質疑に、ESCO契約は業務委託契約であるが、施行と維持管理は大田市の事業者が想定されるとの答弁でした。
次に、旧出雲エネルギーセンター負担金1,825万1,000円について、旧出雲エネルギーセンター負担金について、これまでの会議の内容はいかがかとの質疑に、担当者会議の中で、負担金割合、ごみの搬入量は、協定に基づいたものであるとの答弁でした。
次に、邑智クリーンセンター負担金1億4,397万3,000円について、負担金が年々上がる中で、焼却灰の量の扱いについてはいかがかとの質疑に、今年度がまだ終了していないので、灰の量が出ていないために確定していないとの答弁でした。意見として、旧出雲エネルギーセンターと邑智クリーンセンターに、大田市としての協議機関がない。今後は、関係者の全てを含めて対応してほしいとの意見がありました。
可否判定における反対意見として、情報漏えいの危険がある
マイナンバーカードの普及推進はやめるべきである。また、保険料の状態について、一般会計から財政支出をするべきであるとの意見がありました。
続いて、議案第86号、令和5年度大田市
国民健康保険事業特別会計予算については、賛成多数、原案可決であります。
子供の均等割の未就学児部分において、国が半分見るとなっているが、少なくとも未就学児においては全額免除をするべきである。高過ぎる保険料の引下げに向けての一歩とするべきであるがいかがかとの質疑に、引き続き市としても、国のほうへ要望は続けていくとの答弁でした。
意見として、1人当たりの保険料の大幅な引下げを求めるとの意見がありました。
可否判定における反対意見として、保険料の抜本的な引上げはするべきではないとの意見がありました。
続いて、議案第87号、令和5年度大田市
国民健康保険診療所事業特別会計予算については、全会一致、原案可決であります。質疑、意見はありませんでした。
続いて、議案第88号、令和5年度大田市
後期高齢者医療事業特別会計予算については、賛成多数、原案可決であります。
可否判定における反対意見として、制度そのものに反対である。元の老人福祉医療に戻すべきであるとの意見がありました。
続いて、議案第89号、令和5年度大田市
介護保険事業特別会計予算については、賛成多数、原案可決であります。
介護保険事業の第9期が来年度から始まる。9期に向けての状況はいかがかとの質疑に、9期での見直しは標準保険料の多段階化として、低所得者と高所得者の保険料の見直しをする。そして、2割負担の方の対象を拡大することが主に国からの周知であるとの答弁でした。
介護職員の人員確保のために処遇改善をするべきであるがいかがかとの質疑に、魅力発信動画作成において、広く周知していく。資格確保の受講料、受験料の一部を助成するとの答弁でした。
意見として、高過ぎる物価価格高騰の中で、保険料の抜本的な引上げはするべきではないとの意見がありました。
可否判定における反対意見として、高過ぎる保険料の引下げと、介護保険サービスの充実を求めるとの意見がありました。
続いて、議案第96号、令和5年度大田市
病院事業会計予算については、賛成多数、原案可決であります。
主な質疑では、医師数は増えるが、まだ赤字の経営状況である。最終的にどの辺りを中心にこの体制を変えていくのかとの質疑に、経営について赤字状況ではあるが、単年度資金収支が黒字化を図り、マイナスにならないようにやっていくとの答弁でした。
次に、コロナについての予算見込みはいかがかとの質疑に、コロナについては状況の変化により診療報酬上の加算も見ていない。単価について、引き下がると見込んでいるとの答弁でした。
次に、未収金の対応と見込みについてはいかがかとの質疑に、対応については未収金が発生しないように回収に努めている。見込みについては、毎年2月から3月のところで、必ず未収金が発生する。これは、2か月遅れで入金されるためであるとの答弁でした。
次に、看護師の人員確保が必要であるがいかがかとの質疑に、コロナ対応もあったが、現在の職員数で対応できる面とそうでない面がある。現在は対応できている面が強い状況にある。今後も確保に向けて取り組んでいくとの答弁でした。
可否判定における反対意見として、
コロナ禍の中での職務の奮闘に、医師、看護師をはじめとする職員の皆様に敬意を表す中で、医師、看護師の方の勤務体制や処遇改善を強く求めるとの意見がありました。
続いて、議案第97号、令和4年度大田市
一般会計補正予算(第10号)(
所管歳出)については、賛成多数、原案可決であります。
子育て世帯生活支援特別給付金給付事業、マイナス655万4,000円について、全体的に子育て関係については、補正予算が減少傾向にある。プッシュ型がどの程度生かされているのかとの質疑に、把握ができている対象者については、プッシュ型で行っている。申請をしてもらう形であるとの答弁でした。
マイナンバーカード普及促進事業39万3,000円について、
マイナンバーカードの郵便局への委託についてはいかがかとの質疑に、マイナポイントが2月末から5月末までに変更となったので委託をしたとの答弁でした。
可否判定における反対意見として、
マイナンバーカードの推進はやめるべきであるとの意見がありました。
続いて、議案第98号、令和4年度大田市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)については、全会一致、原案可決であります。質疑、意見はありませんでした。
続いて、議案第99号、令和4年度大田市
国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第2号)については、全会一致、原案可決であります。質疑、意見はありませんでした。
続いて、議案第100号、令和4年度大田市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)については、全会一致、原案可決であります。質疑、意見はありませんでした。
続いて、議案第101号、令和4年度大田市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)については、全会一致、原案可決であります。質疑、意見はありませんでした。
続いて、議案第106号、令和4年度大田市
病院事業会計補正予算(第5号)については、全会一致、原案可決であります。
資本的収支の中で、元利償還金についての内容はいかがかとの質疑に、新病院建設における医療機器の元利償還金であるが、半分は病院事業債を充てており、5年償還である。残りの半分は
過疎対策事業債を充てており、12年の償還である。施設についても同様であるが、30年償還のルールで借りているとの答弁でした。
今後のマスクの対応についてはいかがかとの質疑に、市立病院としては、今後ともマスク着用にて対応をしていくとの答弁でした。
続いて、議案第110号、大田市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定については、全会一致、原案可決であります。
大田市の保育所等での送迎バスの実態はいかがかとの質疑に、大田市内の保育所等に送迎バスはない。しかし、放課後児童クラブでは、2か所、送迎バスを行っているとの答弁でした。
続いて、議案第111号、大田市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定については、全会一致、原案可決であります。質疑、意見はありませんでした。
続いて、議案第112号、大田市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定については、全会一致、原案可決であります。質疑、意見はありませんでした。
続いて、議案第113号、大田市子ども・
子育て支援推進会議条例の一部を改正する
条例制定については、全会一致、原案可決であります。質疑、意見はありませんでした。
続いて、議案第114号、大田市
国民健康保険条例の一部を改正する
条例制定については、全会一致、原案可決であります。
出産一時金と国保料の軽減であるが、影響する関係者はいかがかとの質疑に、出産一時金については、当初予算で15人で見込んでいる。国保料については、人数は出しにくい状況であるとの答弁でした。
意見として、賦課限度額と引上げはするべきではないとの意見がありました。
以上、民生委員会に付託されました議案につきまして御報告いたしました。議員各位の御賛同を心よりお願い申し上げ、
委員長報告といたします。ありがとうございました。
○議長(小林 太) ただいまの
民生委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御質疑なしと認めます。
続いて、
産業建設委員長の報告を求めます。
8番、
根冝和之議員。
[8番 根冝和之 登壇]
○8番(根冝和之) おはようございます。
産業建設委員長の根冝和之です。
私は、本定例会で産業建設委員会に付託されました
予算案件12件、
条例案件2件、その他一般案件3件について、3月13日と14日に産業建設委員会を開催し、委員全員出席の下、質疑応答を交え審査を行いましたので、その経過と結果、主な意見について報告いたします。
なお、船木副市長をはじめ担当部課長に出席していただき、資料に基づく詳細な説明がありました。
また、13日は伊藤議員の傍聴がありました。
それでは、まず、議案第85号、令和5年度大田市
一般会計予算(
所管歳出)の審査結果ですが、賛成多数、原案可決でありました。
審査での主な質疑では、産業企画課のサテライトオフィス等開設支援事業と産業人財育成・確保促進事業について、この事業は、民間施設の改修であり補助率も高く、5,700万円の予算を使うなら、10年間は開設してもらうなどの担保を取ることも必要ではないか。市として
人口減少対策に力を入れていくなら、一般財源からの予算を増額してでも、UIターン者増加に取り組んでもよいのではないかとのそれぞれの質問に対して、サテライトオフィスは他市でも事例があり、民間の力で整備し、市も連携し活用に向け取り組んでいきたい。心配されるとおり、施設整備を行い、すぐに閉鎖では困るので、
事業実施に当たっては、継続性も含め審査会を設けるつもりである。市内就職促進については、今までと予算規模は同じでも、学生アンバサダーと連携し、内容も工夫し、もう少し早い時期からアプローチを行うなどして成果につなげたいとの答弁でした。
委員からは、サテライトオフィスもよいが、もう少し地元企業を支援する予算編成を行ってほしいとの意見もありました。
観光振興課の新規積立金について、委員から、さんべ荘からの納付金1,100万円が600万円と変更になったのかとの質問に対して、下限値が600万円であり、売上額の3%と経常損益の5%を合わせた金額と比較して高い額を納付してもらうように算定方法の見直しを行ったとの答弁でした。
続けて、委員からは、毎年度の納付金は1,100万円と理解し、さんべ荘の改修事業予算を可決した経緯がある。
コロナ禍なので、ある程度理解するものの、説明が足りていないのではないか。今後は、変動制でいくのか、また、定額制に戻すことはあるのかとの質問に、事業者とも協議したが、
コロナ禍において定額制納付では事業継続が難しい。今後は変動制での納付にしていきたいとの答弁でした。
農林水産課の企業等の農業参入支援事業と有害鳥獣被害対策事業について、委員からは、企業参入の地区と面積は決まっているのか、鳥獣被害防護柵の申請状況はどうかとのそれぞれ質問に対し、楽天農業が川合町と三瓶町に参入し、面積はそれぞれ80アールと4ヘクタールである。段階的に面積を広げ、最終的には20ヘクタールを予定している。令和4年度の防護柵の申請は目標件数を下回るペースであったため、9月より要項を変えて周知した。令和5年度も状況を見ながら柔軟に対応していきたいとの答弁でした。
都市計画課の大田市駅東側まちづくり事業について、都市再生整備計画において、駅通り整備後のイメージが分かりづらい。市民への周知はどう考えているのかとの質問に対して、歩道の段差をなくし、無電柱化などをすることにより歩きやすい駅通りにしたい。今後、分かりやすい資料を作成し、理解を得ていきたいとの答弁でした。
委員からは、区画整備より先に駅通りから工事を行うなどして、事業の選定や市民の通行の支障にならないスケジュールを調整してほしいとの意見がありました。
建設営繕課の
公共施設再編事業について、委員からは、サンレディー利用者が今後も円滑に活動できるように、引き続き協議をお願いしたいとの意見がありました。
土木課の一般道路整備事業について、昨年と比較して大幅に減少している理由は何かとの質問に、
合併特例債の枠が少なくなっている。要望がある中でも優先度の高いものを予算化したとの答弁があり、続けて、委員からは、では今後、一般道路整備事業予算は減少するだけなのかとの質問に、ほかに有利な起債事業を探し事業を行っていきたいとの答弁でした。
また、道路維持事業について、委員からは、市民からの要望も多い。予算を増やし、対応する努力を続けてほしいとの意見がありました。
高規格幹線道路整備事業の冠水対策について、委員から、高速道路の影響による排水増加ならば、国に予算措置の要望を伝えることが必要ではないかとの質問に対し、国交省にも話をしたが難しかった。しかし、翌年度に島根県から市の持ち出し分の半分を補填してもらえるので、通常の改良よりは有利な事業となっているとの答弁でした。
最後に、令和5年度大田市
一般会計予算(
所管歳出)に対する委員会附帯意見として、石見銀山交通対策事業のぎんざんカート運行について、改めて早期の収支改善を求める。道路維持事業について、小まめなパトロールなどで危険箇所を早期に発見し、適切な対応に努めていただきたい。また、今後予算の確保に努め、修繕が必要な箇所については、危険度を見極めながら優先順位をつけ、早期の対応をお願いしたいであります。
以上、議案第85号の審査における主な質疑と委員からの意見、委員会附帯意見でありました。
次に、議案第90号、令和5年度大田市
生活排水処理事業特別会計予算の審査結果は、全会一致、原案可決でありました。質疑、意見は特にありませんでした。
次に、議案第91号、令和5年度大田市
簡易給水施設事業特別会計予算の審査結果は、全会一致、原案可決でありました。これも質疑、意見は特にありませんでした。
次に、議案第92号、令和5年度大田市
農業集落排水事業特別会計予算の審査結果は、全会一致で原案可決でありました。質疑、意見は特にありませんでした。
次に、議案第93号、令和5年度大田市駅
周辺土地区画整理事業特別会計予算の審査結果は、賛成多数で原案可決でありました。
質疑では、提出資料で示された建物補償件数、街路や区画道路、街区などの用語解説、スケジュール確認が主なものでありました。意見については、特にありませんでした。
次に、議案第94号、令和5年度大田市
水道事業会計予算の審査結果は、賛成多数で原案可決でありました。
主な質疑では、給水戸数は105戸増加しているのが、給水量は減少している。その理由は何かとの質問に対して、令和4年度当初と令和5年度当初の戸数を比較すれば増加になっているが、令和4年度決算見込みでは給水戸数1万5,020戸となっており、実際には98戸の減少見込みである。乖離理由としては、市内でのアパート建設が多く、令和4年度給水戸数の見込みが過小であったとの答弁でありました。
また、委員からは、約4,600万円の純損失予定で当初予算を組むのはいかがなものかとの質問に、令和2年度策定の大田市水道ビジョンでは、令和5年度の収支は約5,300万円の黒字を見込んでいた。計画からの乖離理由としては、
人口減少による予想以上の給水収益の減少があり、動力費や修繕費がアップしたことも要因の一つである。決算時には、もう少し改善できるのではとは思っているが、令和5年度において、早急に水道ビジョンの検証を行いたい。委員からは、水道料の引下げ努力をさらに行ってほしいとの意見もありました。
委員会付託意見として、大田市水道ビジョンでの数字にとらわれず、早急に
人口減少による給水収益減少への対応策を検討し、収支改善に努めていただきたいであります。
次に、議案第95号、令和5年度大田市
下水道事業会計予算の審査結果は、全会一致で原案可決でありました。
主な質疑では、雨水対策工事について、雨量計算をしているとは思うが、近年、想定以上の雨量も予想されるが、大丈夫かとの質問に対して、適切なサイズへの管渠建設を行いたい。工事後も検証を行い、必要なら追加対策を行うとの答弁でした。
委員から、下水道事業エリアのさらなる見直しが必要ではないか。浄化槽設置区域になった地域住民に対し、しっかりと周知していただきたいとの意見がありました。
次に、議案第97号、令和4年度大田市
一般会計補正予算(第10号)(
所管歳出)の審査結果は、全会一致で原案可決でありました。
主な質疑では、観光振興課の観光振興基金の減額について、令和4年度分1,100万円の納付金額変更はせずに、まず600万円を納付し、決算状況を把握してから追加納付を求めてもよいのではないかとの質問に対して、2年連続で3月補正を行っている経緯もあり、引き続き同じ状況が続くのではとの不安もある。そのため、令和3年度納付金は売上げに対する定率制で再算定し、最終的には下限を600万円とした。令和4年度分は減額し、指定管理者の決算後に、再算定を行いたいと考えているので、理解していただきたいとの答弁でした。
森づくり推進課の林業公社受託造林事業について、委員から、搬出間伐予定地より経済性の高い主伐候補地へ計画変更とあるが、どういう意味かとの質問に、間伐より、一定エリアの木を完全に若返らせる更新伐のほうが利益率も高い。また、国からの補助金も出るため、林業公社が計画の変更を行っているとの答弁でした。
農業委員会の農業委員報酬について、月額ではなく、成果実績でも支払われるとのことだが、総額で減額となっている。担い手不足につながらないか心配であるとの質問に対して、国の農業委員報酬に関する予算総額が減っているので致し方ない。早期から次の担い手を探すなどの対応をしたいとの答弁でした。
都市計画課の公園管理料について、電気料金の増額とあるが、公園の電灯もLED化計画に入っているのかとの質問に、長期的に継続使用する
公共施設については、LED化推進計画で検討していくとの答弁でした。
以上、議案第97号の審査における主な質疑内容でありました。
次に、議案第102号、令和4年度大田市
生活排水処理事業特別会計補正予算(第2号)の審査結果は、全会一致で原案可決でありました。質疑、意見は特にありませんでした。
次に、議案第103号、令和4年度大田市大田市駅
周辺土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)の審査結果は、全会一致で原案可決でありました。これも質疑、意見は特にありませんでした。
次に、議案第104号、令和4年度大田市
水道事業会計補正予算(第2号)の審査結果は、全会一致で原案可決でありました。こちらも質疑、意見は特にありませんでした。
次に、議案第105号、令和5年度大田市
下水道事業会計補正予算(第2号)の審査結果は、全会一致で原案可決でありました。質疑、意見は特にありませんでした。
次に、議案第115号、大田市
手数料条例の一部を改正する
条例制定についての審査結果は、全会一致で原案可決でありました。これも質疑や意見はありませんでした。
次に、議案第117号、大田市
農業構造改善センター及び
農村広場の設置及び管理に関する条例及び大田市
遊漁対策管理所の設置及び管理に関する条例を廃止する
条例制定についての審査結果は、全会一致で原案可決でありました。
主な質疑では、そのまま放置しておくのか、跡地利用についての考えはあるのかとの質問に対し、令和5年度予算で維持費は計上している。今後は民間への譲渡を検討していくとの答弁でした。
委員から、できるだけ早期の有効利用をお願いするとの意見がありました。
次に、議案第118号、令和4年度大田市
駅前周辺東側土地区画整理事業大正西線東側工事請負変更契約の締結についての審査結果は、全会一致で原案可決でありました。
主な質疑では、ICT活用施工での工事費増額とは何かとの質問に対し、島根県に倣い、発注後にICT活用施工への変更可能な契約としている。事業者がドローンを飛ばして地形の撮影などを行い、そのデータを活用して土木施工などが考えられるとの答弁でありました。
次に、議案第119号、令和4年度大田市
駅前周辺東側土地区画整理事業大正西一南
側工事請負変更契約の締結についての審査結果は、全会一致で原案可決でありました。
目立った質疑はありませんでしたが、意見からは、建設発生土が、当初の計画より近隣での受入れ可能になったことによる大幅な減額であり、民間事業者の御努力に対して感謝する必要があるとの意見がありました。
次に、議案第120号、
市道路線の変更についての審査結果は、全会一致で原案可決でありました。質疑は特にありませんでした。
以上、産業建設委員会に付託されました全ての案件について、審査の経過と結果、意見などを述べさせていただきました。
執行部におかれましては、本委員会からの意見を今後の事業に生かしていただけるようお願いするとともに、議員各位の御賛同もお願いいたしまして、
産業建設委員長報告といたします。
○議長(小林 太) ただいまの
産業建設委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御質疑なしと認めます。
ここで10分間休憩いたします。
午前10時03分 休憩
午前10時13分 再開
〔テープ中断〕
◎日程第2 討論・表決
○議長(小林 太) 日程第2、これより本案37件について、討論、表決を行います。
まず、議案第85号を討論に付します。
本案について、討論の通告がありますので、順次発言を許します。
初めに、7番、亀谷優子議員。
[7番 亀谷優子 登壇]
○7番(亀谷優子) 皆さん、おはようございます。
議案第85号、令和5年度大田市
一般会計予算について、日本共産党大田市議団を代表いたしまして反対討論を行います。
今、物価の高騰や新型コロナ感染症などの影響で、市民の暮らしや中小事業者、農家はますます大変になっています。地方自治体の役割は、
地方自治法に規定されているとおり、住民の福祉の増進にあります。市民の暮らしと福祉を守る役割を今こそ果たすことが求められています。
以下、詳細に述べます。まず、第1に、社会保障についてです。実質所得、年金などが減少している下で、民生費、衛生費などの社会保障予算に思い切って力を注ぐべきではないでしょうか。例えば介護保険では、制度開始当初と比較し保険料が2倍以上の水準にもなり、必要な介護サービスが受けられなくなるなど、制度からの排除が拡大することがますます懸念されます。社会保障の住民負担を軽減して、人としての尊厳を守る、そんな社会保障を抜本的に強化することを求めます。
第2に、産業振興についてです。
コロナ禍によって、中小業者の売上げが減少し、米価や農産物の価格の下落により、営業、営農意欲が低下していると思われます。さらに追い打ちをかけるように、飼料や肥料、燃油等が高騰し、とりわけ畜産や酪農が窮地に立たされており、これらの危機の打開が急がれています。地域に根を張って頑張る地場産業の育成にこそ、商工予算の柱をシフトして、農林水産業を基幹産業と位置づけ、内発型、循環型の地域振興策のさらなる推進を図るときではないでしょうか。最大の景気対策として消費税を緊急に減税し、中小業者の経営と雇用を下支えする、そんな施策が今こそ強く求められています。
第3に、農業振興についてです。先ほども触れましたが、肥料や飼料、燃料などの高騰で、このままでは農業を続けられない、こういった声も上がっています。さらに、農家の方々からは、形が整っていない野菜なども引き取ってほしい。収入を増やしたい。高収益作物だけではなく、他品目を作っていけるような補助が欲しい。こうした声も寄せられているところです。価格補償、所得補償を行って、持続可能な農業経営を実現するべきです。
第4に、マイナンバーについてです。マイナンバー制度は、赤ちゃんから高齢者まで、住民登録をしている全員に生涯変わらない12桁の番号を割り振り、社会保障や税の情報を国が一括管理するものです。行政手続の利便性の向上のためとの利点が強調されますが、一人一人の社会保障の利用状況を国が把握し、社会保障費の抑制、削減を効率的に進めようとするのが本当の狙いです。
さらに、国民にとっては、個人情報の漏えいや不正使用の危険性を抱えるものになってしまいます。年金、医療、介護、雇用の情報や納税、給与の情報はそれぞれの制度ごとに管理されていましたが、マイナンバー制度の導入により、これらが一つに結ばれ、大量の個人情報が一つの固まりとなっています。情報漏えいの危険のあるマイナンバーは、今からでもやめるべきです。
第5に、公共施設についてです。
公共施設適正化計画に基づき、再編、統廃合が進められています。その中で、サンレディー大田の働く女性の家部分を大田
まちづくりセンターに、ふれあいホール部分に
情報企画課を移し、備蓄倉庫として位置づける、こうした方針が出されているところです。市民や関係者、利用者の皆さんからは、なぜ、これだけ利用されている施設が廃止されなければいけないのか、批判の声が高まっています。市民の合意の得られない方針はやめるべきではないでしょうか。
以上で令和5年度の
一般会計予算への反対討論といたします。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(小林 太) 次に、2番、伊藤康浩議員。
[2番 伊藤康浩 登壇]
○2番(伊藤康浩) おはようございます。2番議員の伊藤康浩でございます。
私は、議案第85号、令和5年度大田市
一般会計予算について、賛成の立場から討論させていただきます。
令和4年度の大田市は、石見銀山を題材にした千早茜さんの作品「しろがねの葉」が直木賞を受賞され、また、先日、国民宿舎さんべ荘で開催された藤井王将対羽生九段による王将戦、第5局により、明るい話題で大田市の名を全国に知っていただき、喜びに沸いた一方、3月8日、大田市が管理する石見銀山の木製手すりの腐食が原因で起きた死亡事故により、一転して市内に深い悲しみが広がっているところであります。この場をお借りし、故人の御冥福をお祈りするとともに、御遺族に対し、大田市として最大限の誠意を持って対応をしていくべきと、この場で改めて感じているところでございます。
さて、令和5年度の大田市
一般会計予算ですが、私なりに評価した点について述べさせていただきます。
まだ、当初予算の概要ですが、歳入については、市税が前年度比0.8%の増収、地方交付税は、物価高騰を踏まえた単位費用等の増により、前年度比2.4%の増となることから、一般財源となる歳入は全体で1.5%、2億1,700万円の増収となる一方、歳出については225億3,000万円と対前年比2.8%の減となっており、引き続き財政健全化に向け取り組んでいることが分かります。
事業について申し上げますと、今年度は、市政運営の新たな指針となる第2次大田市総合計画の後期計画の開始年度であり、計画にも掲げてある将来像「子どもたちの笑顔があふれ、みんなが夢を抱けるまち“おおだ”」の実現に向け、若者を引きつける多様な働き場の創出のためのサテライトオフィス等開設事業や、教員の皆さんの業務負担軽減を図るための3市3町共同による校務支援システムの導入、大田市を広く知っていただくための地域おこし協力隊制度を活用した大田市
関係人口拡大事業、小さな拠点づくり推進のための
特定地域づくり事業協同組合支援事業など、即効性のある事業から大田市の将来を見据えた事業まで様々な事業に取り組まれていることを感じ、高く評価しております。
限られた財源の中、職員の皆さんが全員が時間をかけ、知恵を絞ってつくり上げた予算であることが伺え、大田市の将来に期待が持てる予算であります。
以上のことから、議案第85号、令和5年度大田市
一般会計予算に賛成する立場から意見を申し上げさせていただきました。議員の皆さんの御賛同をお願いを申し上げ、私の賛成討論とさせていただきます。
○議長(小林 太) 以上で通告による討論は終わりました。
ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案に対する各委員長の報告は、原案可決であります。
各委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(小林 太) 起立多数であります。
よって、議案第85号は、各委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第86号を討論に付します。
本案について、討論の通告がありますので、発言を許します。
7番、亀谷優子議員。
[7番 亀谷優子 登壇]
○7番(亀谷優子) 議案第86号、令和5年度大田市
国民健康保険事業特別会計予算についてです。
今日の国保の危機を招いたのは、国庫負担金の削減にあります。高過ぎる保険料を引き下げるためにも、全国知事会や市長会などが要求している国庫負担金の抜本的な引上げが欠かせません。国保がほかの被用者保険と比べて高くなっている要因は、世帯の人数に応じてかかる均等割と各世帯に定額でかかる平等割という国保独自の算定方式があるからです。子供の数が多いほど保険料が上がる均等割は、子育て支援に逆行するものであり、均等割、平等割などの応益割は廃止するべきと考えます。市としても、保険料を引き下げるために、一般会計からの繰入れを行うべきです。
よって、
国民健康保険事業特別会計予算には賛成できません。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(小林 太) 以上で通告による討論は終わりました。
ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(小林 太) 起立多数であります。
よって、議案第86号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第87号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。
よって、議案第87号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第88号を討論に付します。
本案について、討論の通告がありますので、発言を許します。
7番、亀谷優子議員。
[7番 亀谷優子 登壇]
○7番(亀谷優子) 議案第88号、令和5年度
後期高齢者医療事業特別会計予算についてです。
後期高齢者医療制度は、国民を年齢で区切り、高齢者を別枠の医療保険に囲い込み、負担増と差別を押しつける悪法です。2008年の制度導入以来、度重なる保険料の値上げが実施され、高齢者の生活を圧迫する重大な要因となっています。際限のない保険料の値上げを押しつけ、負担増を我慢するか、医療を受けるのを制限するかを迫るという、こうした制度の害悪が高齢者に襲いかかっています。
医療に差別を持ち込むこのような制度は廃止し、元の老人保健制度に戻すべきです。
よって、本予算案には賛成できません。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(小林 太) 以上で通告による討論は終わりました。
ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(小林 太) 起立多数であります。
よって、議案第88号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第89号を討論に付します。
本案について、討論の通告がありますので、発言を許します。
7番、亀谷優子議員。
[7番 亀谷優子 登壇]
○7番(亀谷優子) 議案第89号、令和5年度大田市
介護保険事業特別会計予算についてです。
2014年の法改定により、要支援1、2と認定された人の訪問介護、通所介護が介護保険の給付から外され、2017年に成立した地域包括ケア強化法で、各自治体の自立支援給付効率化の達成度を国が採点評価し、成果に応じて予算を加算する仕組みが導入されました。
2018年8月からは、年金収入340万円以上の人のサービスの利用料が3割負担に引き上げられました。特別養護老人ホームに入れず待機している人は、大田市内でおよそ200人に上ります。介護保険制度がスタートしたとき、保険料基準額は2,800円でしたが、今では倍以上にもなっています。
公的給付の削減や利用料の引上げなどを行うのではなく、現役世代も高齢者も安心できる公的な介護制度に転換するべきです。
よって、本予算案には反対です。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(小林 太) 以上で通告による討論は終わりました。
ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(小林 太) 起立多数であります。
よって、議案第89号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第90号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。
よって、議案第90号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第91号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。
よって、議案第91号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第92号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。
よって、議案第92号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第93号を討論に付します。
本案について、討論の通告がありますので、発言を許します。
5番、宮脇康郎議員。
[5番 宮脇康郎 登壇]
○5番(宮脇康郎) 日本共産党の宮脇康郎です。
共産党大田市議団を代表して、議案第93号、令和5年度大田市大田市駅
周辺土地区画整理事業特別会計予算について、反対の立場で討論いたします。
商業・業務系施設の立地と居住環境をつくり出すという目的で、大田市駅東側では区画整理事業が総事業費約42億円かけて行われようとし、県道を含めるとおよそ56億円にも上ります。市民からは、
人口減少が続く中で、これだけの巨額なお金を投じてやる必要があるのか、もっと身近な道路の補修などに予算をつけてほしいという声が出ています。
毎年、全国で頻発する豪雨災害など、気候変動による災害の甚大化が問題になっています。また、西部地震を経験している今こそ、市民の命と暮らしを守る防災や減災、建物や道路などの老朽化対策に予算を大きく回すべきです。大転換が切実に求められていると思います。
よって、本特別会計には賛成できません。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(小林 太) 以上で通告による討論は終わりました。
ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(小林 太) 起立多数であります。
よって、議案第93号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第94号を討論に付します。
本案について、討論の通告がありますので、発言を許します。
5番、宮脇康郎議員。
[5番 宮脇康郎 登壇]
○5番(宮脇康郎) 日本共産党の宮脇康郎です。
共産党大田市議団を代表して、議案第94号、令和5年度大田市
水道事業会計予算に反対の討論を行います。
地方公営企業法第3条の経営の基本原則には、常に企業の経済性を発揮するとともに、その本来の目的である公共の福祉を増進するように運営されなければならないと規定されています。しかし、大田市の水道料金は、県下トップクラスとなり、市民からは、他の市と比べても水道料金が高過ぎる、何とかしてほしいといった声が次々と寄せられています。受水費の軽減や必要な財源の投入などで良質な水を低廉に使えることが必要です。
よって、
水道事業会計予算には賛成できません。議員各位の御賛同をどうかよろしくお願いいたします。
○議長(小林 太) 以上で通告による討論は終わりました。
ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(小林 太) 起立多数であります。
よって、議案第94号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第95号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。
よって、議案第95号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第96号を討論に付します。
本案について、討論の通告がありますので、発言を許します。
5番、宮脇康郎議員。
[5番 宮脇康郎 登壇]
○5番(宮脇康郎) 日本共産党の宮脇康郎です。
共産党大田市議団を代表して、議案第96号、令和5年度大田市
病院事業会計予算について、反対の立場で討論いたします。
大田市立病院は、地域医療を支える、市民にとってかけがえのない病院です。しかしながら、
コロナ禍でも、市民誰もがひとしく受診できるように、紹介状のない場合の加算料や差額ベッド料の徴収など保険外負担の選定療養費は廃止し、保険証があれば、安心してかかれる公的医療保険制度の充実に努めるべきではないでしょうか。
また、看護師の2交代勤務は、心身に負担がかかり、注意力の低下や睡眠障がいなどの健康面のリスクがあるとも言われています。安心・安全な看護を提供するという面から考えても、労働環境の改善が求められます。
よって、令和5年度の病院事業会計には賛成できません。議員各位の御賛同を心からお願いいたします。
○議長(小林 太) 以上で通告による討論は終わりました。
ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(小林 太) 起立多数であります。
よって、議案第96号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第97号を討論に付します。
本案について、討論の通告がありますので、発言を許します。
7番、亀谷優子議員。
[7番 亀谷優子 登壇]
○7番(亀谷優子) 議案第97号、大田市
一般会計補正予算(第10号)についてです。
本議案には、
マイナンバーカードを推進するための外部委託するオンライン窓口サービスの導入や市内郵便局での申請支援業務を委託する予算が含まれています。当初予算の討論でも触れましたが、社会保障の抑制、削減を目的としたこのマイナンバー制度は、個人情報漏えいの危険があると考え、今からでもやめるべきと考えています。
よって、本予算が含まれる本議案には賛成できません。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(小林 太) 以上で通告による討論は終わりました。
ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
各委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(小林 太) 起立多数であります。
よって、議案第97号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第98号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。
よって、議案第98号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第99号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。
よって、議案第99号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第100号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。
よって、議案第100号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第101号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。
よって、議案第101号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第102号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。
よって、議案第102号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第103号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。
よって、議案第103号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第104号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。
よって、議案第104号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第105号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。
よって、議案第105号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第106号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。
よって議案第106号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第107号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(小林 太) 起立全員であります。
よって、議案第107号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第108号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。
よって、議案第108号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第109号を討論に付します。
本案について、討論の通告がありますので、発言を許します。
5番、宮脇康郎議員。
[5番 宮脇康郎 登壇]
○5番(宮脇康郎) 日本共産党の宮脇康郎です。共産党大田市議団を代表して、議案第109号、大田市市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する
条例制定について、反対の立場で討論を行います。
本条例改正案は、市長の給与月額を引き上げるという内容です。今、市民の暮らしはどうでしょうか。この1年、相次ぐ物価の高騰や電気代の高騰、医療費の3割負担など、社会保障の後退、働く人の実質賃金の減少、物価高騰に追いつかない年金で実質0.6%の支給額の減少など、一層生活の厳しさが増しています。
加えて、サンレディー廃止問題をはじめ、いろいろな場で大田市はお金がないお金がないと説明される中で、行政トップの市長の給与引上げが果たして市民の理解を得られるのか大いに疑問です。よって、本議案には賛成できません。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、討論といたします。
○議長(小林 太) 以上で通告による討論は終わりました。
ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(小林 太) 起立多数であります。よって、議案第109号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第110号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。よって、議案第110号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第111号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。よって、議案第111号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第112号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。よって、議案第112号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第113号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。よって、議案第113号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第114号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。よって、議案第114号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第115号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。よって、議案第115号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第116号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。よって、議案第116号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第117号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。よって、議案第117号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第118号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。よって、議案第118号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第119号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。よって、議案第119号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第120号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認めます。本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(小林 太) 起立全員であります。よって、議案第120号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第121号を討論に付します。
本案について、討論の通告がありますので、順次発言を許します。
初めに、7番、亀谷優子議員。
[7番 亀谷優子 登壇]
○7番(亀谷優子) 議案第121号、
大田市議会議員の
議員報酬及び
費用弁償支給条例の一部を改正する
条例制定についてです。
本議案は、議長の報酬を現行の39万円から42万円に、副議長は33万円を37万円に、議員は31万円を35万円に引き上げるものです。物価の上昇や年金の減額、労働者の実質賃金が減少するなど、市民生活は一層厳しさを増しています。こうした状況の中で
議員報酬の引上げは市民の理解が得られないものと考えます。
改選前に市議会が行った市民2,000人を対象にしたアンケートの中には、議員がふだん何をしているか分からない、大田市でそれだけの給料をもらっている人は一体どれだけいるのかなどの意見が多数寄せられました。このような意見を踏まえると、
議員報酬を引き上げる理由がありません。よって、本議案には賛同できません。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(小林 太) 次に、14番、河村賢治議員。
[14番 河村賢治 登壇]
○14番(河村賢治) 河村賢治でございます。
議案第121号、大田市議会の
議員報酬及び
費用弁償支給条例の一部を改正する
条例制定について、賛成する立場での討論を行います。
この条例は、令和4年10月21日付、大田市長より諮問がされた
大田市議会議員の報酬並びに大田市長、副市長及び教育長の給料について、その在り方並びに改定額及び実施時期について審議が行われた結果、大田市特別職報酬等審議会の会長より答申書が出されました。この答申により、このたび議員提案による条例の改正が行われるものです。
私ども大田市議会では、令和2年から2年間、議会改革
特別委員会を開催し、議員定数のこと、報酬や政務活動費の事柄を審議しながら、大田市議会のあるべき姿を探ってまいりました。その結果、平成26年より24名から20名になっていた議員数を令和4年の市議会議員では18名としました。また、平成30年4月の選挙で無投票という結果を受け、議員の成り手不足について、2年間、議会改革・魅力化調査検討
特別委員会で協議されてきています。今回の改正は今日までの議論を踏まえ、次世代を担う議会としての一歩となるものと考えます。
以上、議案第121号についての賛成討論といたします。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(小林 太) 以上で通告による討論は終わりました。
ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(小林 太) 起立多数であります。よって、議案第121号は、委員長の報告のとおり決しました。
◎日程第3
市長提出議案(人事案件)上程[
提案理由説明・質疑・討論・表決]
○議長(小林 太) 日程第3、市長より人事案件が提出されておりますので、本日の会議に付議いたします。
まず、議案第122号、教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
楫野市長。
[市長
楫野弘和 登壇]
○市長(
楫野弘和) 提出いたしております議案第122号、教育委員会委員の任命につき同意を求めることにつきまして、提案理由の説明を申し上げます。
大田市教育委員会委員であります福間信隆氏の任期が本年3月31日をもって満了となります。つきましては、その後任として、お手元の議案に掲げておりますとおり、景山浩充氏を任命いたしたいと考えますので、議会の御同意をいただきますようお願い申し上げます。
なお、参考までに、委員は5名でございまして、任期は4年でありますことを申し添え、提案理由の説明を終わります。
○議長(小林 太) ただいまの説明について御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本案は、討論を省略して直ちに採決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(小林 太) 起立全員であります。よって、議案第122号は、原案に同意することに決しました。
続いて、議案第123号及び議案第124号、
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
楫野市長。
[市長
楫野弘和 登壇]
○市長(
楫野弘和) 提出いたしております議案第123号及び議案第124号、
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることにつきまして、提案理由の説明を申し上げます。
大田市人権擁護委員であります新治弘念氏、大草一憲氏の任期が本年6月30日をもって満了となります。松江地方法務局長から後任の
人権擁護委員候補者の推薦依頼がありましたので、お手元の議案に掲げておりますとおり、新治弘念氏、大草一憲氏をそれぞれ再推薦いたしたいと考えますので、議会の御意見をいただきますようお願い申し上げます。
なお、参考までに、委員は12名でございまして、任期は3年でありますことを申し添え、提案理由の説明を終わります。
○議長(小林 太) ただいまの説明について御質疑はありませんか。
17番、清水 勝議員。
○17番(清水 勝) 今、市長からも説明がありました。市内で全体で12名でございます、人権擁護委員につきましては。これも法務省の人権擁護法に基づきまして大田市に推薦の要請を求められているものであります。この中で特に6条が明記してありますけれども、明確に述べてありますのは、人権擁護委員の推薦については、人格の識見が高くて、あわせまして広く社会の実情に精通し、理解のある社会事業家等々、幅広い分野から人権擁護委員の選出が求められております。とかく大田市、合併して約20年になりました。地域的に旧1市2町の思いが人権擁護委員の選出については強くなっていると思います。
そういう意味におきまして、私は人権擁護法、人権擁護委員のほうは定めておりますように、大田市全域から、今言いましたように、法にかなった皆さんの選出を図るべきだと感じております。そういう面について、当然そういう思いを持って、ここに人権擁護委員の候補者を上げられておりますけれども、その思いについてどうお感じでおられるか、少しそれを聞かせてやってください。
○議長(小林 太) 大谷総務部長。
○総務部長(大谷 積) 人権擁護委員さんの選任というか、推薦につきましての御質問でございますが、これまで推薦につきましては旧大田市、それから温泉津町、仁摩町、それぞれの定員を定めておりまして、その定員の中で委員さんをお願いをしてきたところでございます。定員につきましては、旧大田市につきましては6名、それから温泉津につきましては3名、仁摩町につきましても3名ということで、この中でそれぞれの旧市町のところで推薦を地元のほうからもお願いをいたしまして決定を、推薦をさせていただいたところでございます。
合併してかなりたっておるというところで、全町的にその枠を外して、全町的に推薦をするべきではないかという議員さんの御意見でございますけれども、現在のところ、それぞれの旧市町で推薦をしたい、推薦ができるという状況でございますので、これに沿ってこのたびも推薦をさせていただいたところでございます。
推薦については、
人口減少に伴いまして、なかなかかなわないという状況も出てくるかと思いますが、その折にはそういった全町的な視野も入れながら検討させていただきたいというように思っております。以上です。
○議長(小林 太) 17番、清水 勝議員。
○17番(清水 勝) 部長、経過は分かります、経過は。合併して約20年になります。この人権擁護委員の選出方法についても、法的な面からしても、私は大田市一円から、申し上げましたように、人権擁護の意識が高い皆さん、そういう方を一円から選ぶべきだというのが法的な位置づけになっております。地域的に限定する扱いについては、私は解消を図るべきではないかという視点から申し上げました。いいですよ、・・・。
○議長(小林 太) ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) ないようでありますので、以上で本案2件に対する質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案2件は、討論を省略して直ちに採決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認め、本案2件を採決いたします。
まず、議案第123号について、原案のとおり推薦することに御異議なく同意することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(小林 太) 起立全員であります。よって、議案第123号は、原案のとおり推薦することに異議なく同意することに決しました。
続いて、議案第124号について、原案のとおり推薦することに異議なく同意することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(小林 太) 起立全員であります。よって、議案第124号は、原案のとおり推薦することに異議なく同意することに決しました。
◎日程第4
議員提出議案上程[
提案理由説明・質疑・討論・表決]
○議長(小林 太) 日程第4、議員提出議案を上程いたします。
議案第125号、
大田市議会会議規則の一部を改正する規則制定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
本案は、会議規則第39条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。よって、本案は、委員会付託を省略することに決しました。
提案理由の説明を求めます。
11番、小川和也議員。
[11番 小川和也 登壇]
○11番(小川和也) 議案第125号、大田市議会議会規則の一部を改正する規則制定について、提案理由の御説明を申し上げます。
10ページをお開きください。
大田市議会会議規則の一部を改正する規則を別紙のとおり制定するものでございます。令和5年3月17日提出。提出議員につきましては、
大田市議会議員、小川和也、松村信之、清水 勝、月森和弘、河村賢治、亀谷優子議員でございます。
12ページをお開きをお願いをしたいと思います。
1、改正の理由であります。本案件につきましては、議会審議及び各委員会審査等においてタブレット端末を使用可能とすることに伴い、関係する規定の整備を行うものであります。
2の改正の内容といたしましては、第113条、持込禁止の関係であります。これまでの帽子、外套、傘、写真機など具体的なものの列挙をやめ、「会議に妨げになる物を携帯してはならない」に改めるものであります。なお、施行期日は公布の日からするものでございます。
以上、提案理由の説明を終わります。
○議長(小林 太) 本案について御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御質疑なしと認めます。
本案について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。よって、議案第125号は、原案のとおり決しました。
◎日程第5
議員提出議案上程
○議長(小林 太) 日程第5、続いて議員提出議案を上程いたします。
議案第126号、
特別委員会の設置について及び選第8号、
特別委員会委員の選任についての2件を一括議題といたします。
議案を朗読いたさせます。
[事務局職員朗読]
○議長(小林 太) 大田市議会はこれまでも市民に開かれた議会、市民の負託に応える議会を目指す、様々な取組を進めてきたところであります。今般、さらなる議会の活性化を図り、議会が市民の多様な意見の代表としての機能を果たすために必要な改革を推進し、あわせて議会活動を分かりやすく
情報発信することについて検討するため提案されたものでございます。
お諮りいたします。
議案第126号につきましては、原案のとおり8名の委員をもって構成し、設置の目的が達成するまで存続する議会活性化検討
特別委員会を設置することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。よって、本案については8名の委員をもって構成し、設置の目的が達成するまで存続する議会活性化検討
特別委員会を設置することに決しました。
この定数8名の委員につきましては、
総務教育委員会より2名、民生委員会及び産業建設委員会より、それぞれ3名の委員候補者を選出していただき、この8名の議員を議長の指名推選により委員に選任いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。よって、この定数8名の委員につきましては、
総務教育委員会より2名、民生委員会及び産業建設委員会より、それぞれ3名の委員候補者を選出していただき、この8名の議員を議長の指名推選により委員に選任することに決しました。
この際、休憩いたしますので、この間に各
常任委員会においてそれぞれ委員候補者の選出をお願いいたします。
暫時休憩いたします。
午前11時20分 休憩
午前11時27分 再開
○議長(小林 太) 休憩前に引き続き会議を開きます。
選第8号、議会活性化検討
特別委員会委員について、選出いただいた議員を事務局長より発表いたさせます。
○議会事務局長(川上浩史) 発表いたします。
議会活性化検討
特別委員会委員8名。
総務教育委員会より和田章一郎議員、伊藤康浩議員、民生委員会より月森和弘議員、石田洋治議員、森山幸太議員、産業建設委員会より塩谷裕志議員、
根冝和之議員、宮脇康郎議員、以上でございます。
○議長(小林 太) ただいま発表いたしました8名の議員を議会活性化検討
特別委員会委員に指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました8名の議員を議会活性化検討
特別委員会委員に選任することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました8名の議員が議会活性化検討
特別委員会委員に選任されました。
◎日程第6 請願の処理
○議長(小林 太) 日程第6、請願が1件提出されておりますので、本日の会議に付議いたします。
請願第2号、国に「
消費税インボイス制度の実施中止を求める」請願を議題といたします。
お諮りいたします。
本請願は、請願文書表のとおり
総務教育委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(小林 太) 御異議なしと認めます。よって、本請願は、請願文書表のとおり
総務教育委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。
ここで
楫野市長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。
楫野市長。
[市長
楫野弘和 登壇]
○市長(
楫野弘和) お許しをいただきましたので、令和5年第1回市議会定例会の閉会に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。
2月27日に開会をいたしました今定例会におきましては、令和5年度大田市
一般会計予算をはじめとする予算案及び条例案など多数の重要議案を提案いたしましたところ、慎重に御審議を賜り、本日議了いただきましたことに対しまして厚く御礼を申し上げます。審議の過程で賜りました貴重な御意見、御提言につきましては、十分に尊重し、検討しながら今後の市政運営に努めてまいります。
次に、当面の市政運営に当たり、専決処分に関する事項等についてお願いを申し上げます。
現在、国においては地方税法等の一部を改正する法律が審議中であり、これが年度内に成立いたしますと、市税条例等の一部を改正し本年4月1日からの施行が必要となることから、専決処分を行いたいと考えております。御理解を賜りますようお願い申し上げます。
また、特別交付税につきましては当初予算におきまして11億円を計上いたしておりますが、今年度の交付決定額がいまだ決定されていない状況にあります。今後決定される交付額によりますが、予算計上額を超えて交付決定なされた場合には、既に予算化されております基金の取崩し額を減額する決算処理を行いたいと考えております。
以上、専決処分に関する事項等について申し上げました。
次に、今後の取組について申し上げます。
新型コロナウイルス感染症対策につきましては、5月8日から法律上の位置づけを季節性インフルエンザと同等の5類へ移行する方向で様々な調整が進められております。ワクチン接種につきましては、5月8日から接種を開始するとの方針が示されており、まずは高齢者の方、重症化リスクの高い方などへの接種を開始することとし、4月には接種券を発送する予定であります。また、ワクチン接種にかかる費用につきましては、自己負担なく実施することとされており、本市の令和4年度繰越予算での対応を予定しており、予算不足が生じる際には補正予算をお願いする考えであります。接種の体制を整え、着実に進めてまいりますので、引き続き皆様の御理解、御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
終わりになりますが、議員の皆様におかれましては、何とぞ健康に御留意いただきまして、市政発展のため、さらなる御活躍を御祈念いたしまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。
○議長(小林 太) 以上で本定例会に付議されました事件は全て議了いたしましたので、令和5年第1回大田市議会定例会を閉会いたします。
午前11時33分 閉会
以上、会議のてんまつを記録し、その内容の正確なることを証するためここに署名する。
令和5年3月17日
大田市議会議長
大田市議会副議長
大田市議会議員
大田市議会議員...