大田市議会 2020-06-26
令和 2年第 5回定例会(第5日 6月26日)
◎日程第1
議長諸般の報告
○議長(
松村信之) 日程第1、諸般の報告をいたします。
先般御案内いたしておりました島根県
後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について、島根県
市議会議長会が推薦する議員として、本会副会長であります
川神裕司浜田市議会議長が、同
広域連合の議会の
議員選挙に関する規則第8条第3項の規定に基づき、6月10日付をもってその当選人と定められましたので、お知らせをいたします。
◎日程第2
付託案件審査報告・
委員長報告に対する質疑
○議長(
松村信之) 続いて、日程第2、
付託案件審査報告並びに
委員長報告に対する質疑を行います。
さきに
常任委員会に付託いたしました議案第242号から議案第259号までの18件を
一括議題といたします。
各委員会における審査の経過及び結果について、それぞれ委員長より報告を求めます。
初めに、
総務教育委員長の報告を求めます。
7番、
胡摩田弘孝議員。
[7番
胡摩田弘孝 登壇]
○7番(
胡摩田弘孝) 皆さん、おはようございます。
それでは、去る6月19日、本会議におきまして
総務教育委員会に付託をされました、議案第242号、令和2
年度大田市
一般会計補正予算(第4号)(歳入、
所管歳出)について、議案第246号、大田市税条例の一部を改正する
条例制定について、議案第247号、大田市
都市計画税条例の一部を改正する
条例制定について、議案第257号、令和2年度
西部消防署庁舎新築整備事業西部消防署庁舎新築工事(
建築主体)
請負契約の締結について、議案第259号、令和元
年度大田市第2期
ケーブルテレビエリア光化促進事業仁摩SCエリア工事請負変更契約の締結について、それぞれ6月22日、委員6名
全員出席の下、委員会を開催し、その審査を終えておりますので、報告をさせていただきます。
当日は、清水副市長、
船木教育長をはじめ、
関係部課長の出席をいただき、慎重に審議を行いました。その審査の経過と過程、
可否判定での主な意見につきまして御報告をさせていただきます。
なお、
傍聴希望といたしまして、
根冝議員、
和田議員、午後からは
清水議員さんの傍聴がありましたので、申し添えさせていただきます。
まずは審査の結果でございますが、当委員会に付託されました全ての議案については、
全会一致、
原案可決であります。
それでは、各議案に対する主な意見や質疑について申し上げます。
まず、議案第242号、令和2
年度大田市
一般会計補正予算についてであります。審査については、
井田診療所・
薬局移転整備事業で、
国庫補助、
集落活性化推進事業補助金の採択を受けているが、この事業の内容や、大田市にはほかにも利用されていない施設や解体をせざるを得ない建物があるが、こうした
補助事業は活用できるのかという問いに対し、答弁では、
集落活性化推進事業補助金は
国土交通省の補助金であり、県が進めている小さな
拠点づくりの一環でもある。当市では、昨年度
富山小学校、今年度は
井田診療所の
解体事業を採択していただいておる。担当課は、いろいろな事業を模索する中で、県とも連携をしながら今回の事業を進めているということでございました。
続いて、
政策企画部から、
コミュニティ助成事業を活用し、
忍原神楽団の
神楽衣装等の更新を図る
事業説明があり、過去には市内9団体でこの事業を活用されたという報告を受けております。
なお、委員からは、神楽団の収入については公演が主体になるが、今は
新型コロナの関係で公演が開催できず、財政面で大変厳しいところがある。この事業は1回採択をされると次なかなか回ってこないので、できれば何か所かまとめて申請するなど創意工夫をする必要もあるのではないか。
また、今回の
コミュニティ助成の内容や分類、事業の積算は、見積りなのか、それとも
実質単価なのかの問いに対して、執行部より、この事業は
一般コミュニティ事業であり、事業の内訳は、衣装の水干120万円、肩切65万円掛ける2着、また、姫ばかま(袴)9万円となっている。
事業申請は
見積り単価で試算をし、事業の上限は250万円であるという報告を受けさせていただきました。
続いて、
危機管理課より、同じく
コミュニティ事業、
池田地区の
自主防災組織の
防災資材の整備について質疑を行いました。委員からは、今回どのような災害を想定されているのか。資材を保管する場所はあるのか。市内の
自主防災組織の実態や、ほかに要望されている地域はあるのかの問いに対し、答弁では、近年の地震や
豪雨災害等を想定して整備を進めている。整備し、備品については地域内の倉庫に保管される予定。市内での
自主防災組織は、現在54団体、1協議会で、世帯数での加入率は44.6%である。
なお、今回6団体からの要望があったが、
池田地区については町内が一つの
自主防災組織を立ち上げていることから、事業の重要性や緊急度を考慮して県に申請をした。他の地域については、市の助成金の活用や、次年度以降の申請をお願いをしているという回答でございました。
次に、
消防部総務課所管の
コミュニティ事業について、
消防団員の防火衣を12着整備するものという説明がございました。
委員からは、12着では足りないと思うが、配分や今後の整備について質疑がございました。答弁では、既存の防火衣は全分団で現在377着あるが、近年、
消防団員の安全性の向上が求められている。今回、耐熱性・耐水性に優れた防火服を更新するものであるということでございまして、市内では28分団、81班があり、1班2着、162着を今後、有利な財源を確保しながら年次的に交換していくという答弁がございました。
次に、
教育委員会総務課所管の
校舎施設等改修工事事業について、
五十猛小学校に児童の転入があり、
複式学級を
単式学級にしたことにより、
多目的教室に空調を整備するもので、現在、夏場が近いので工事を進めているということでございました。
また、中学校費では、第三中学校の
自動火災報知機の誤動作があるため修繕をするという説明がございました。
委員からは、生徒が増え、
単式学級になることは大変うれしいことだ。機器の整備を早くしてほしい。また、
多目的教室については、
エアコンが今まで設置されていなかったのかというような質疑がございました。今回、
多目的教室を
普通教室に対応して対応するという執行部の回答があり、また、
エアコンの調達については、1か月以上かかるので、既に発注をし、7月上旬には設置をする予定という回答がいただけました。
また、
五十猛小学校は、現在、6年生が6名、5年生が11名、4年生が8名、3年生が15名で、2年生が10名ということで、今後も
単式学級を予定をしているという答弁でございました。
次に、
石見銀山課所管の
町並み交流センターの
管理運営についてでございます。平成4年に設置された
空調設備の更新ということと、
ベビーシートの整備をするという説明がございました。
委員からは、
町並み交流センターは、
まちづくりセンターとしても地域でいろいろ活用されている。
文化財登録との仕分はどうなのか。また、
地域要望はあったのかという問いに対し、展示室は文化財に指定をされているが、それ以外は地域で共同的に活用されている。
管理運営については、
石見銀山課と大森
町並み交流センターが行っているが、今回、地域で話合いをする中で、有利な
財源確保の観点からこの事業を応募したということで、現在、文化庁の
補助事業を申請中であるということでございます。採択をされれば、65%の補助になるという報告をいただきました。
続いて、議案246号、大田市税条例の一部を改正する
条例制定について、冒頭、課長より説明を受け、審査に入りました。
委員からは、未婚の独り親について対象になるのか。
改正内容の中に低未
利用土地というふうに書いてあるが、これはどういう土地なのか。山林や所有者不明の土地はどうなるのかの問いに対し、答弁では、寡婦は対象外であったが、今回からは未婚の独り親が対象になる。
低未
利用土地については、5年以上経過をし、500万円以下で売却をされた場合に控除の対象になる。山林については、
都市計画区域内で利用が著しく劣っている場合というふうに記載をされているので、今回これは対象外というふうに答弁がありました。
また、この条例では、所有者不明に至るまでの前段での
税制改正と判断をしていただきたいという答弁がございました。
また、さらに委員からは、譲渡で今、一番困っているのは山林であり、買手がつかない、売却もできない、市も買ってくれない、市民は大変苦労されているケースがある。こういったところも含めて、引き続き丁寧な対応をお願いするとの意見がございました。
次に、議案第247号、大田市
都市計画税条例の一部を改正する
条例制定について、今回は
コロナ感染による経営が悪化した企業に対して、令和3年度に
限り償却資産や
事業用家屋に係る
都市計画税の減額を図るものということでございまして、手続については、
商工会議所、税理士さんと相談をしていただきたいということでございました。
続いて、議案第257号、令和2年度
西部消防署庁舎新築整備事業でございます。これについては、
西部消防署については、
湯里インターチェンジ付近に今回建設をするもので、このたび
建設主体工事となる
請負契約金は2億8,600万円で、井口・堀・はたの
特別共同体で、代表は
井口建設となる。
委員からは、今回1者、
共同企業体のみの入札である。1者しかなかった要因はどうなのか。また、
共同企業体ではなく、2者、3者なりの入札がならなかった原因はどこにあるのか。これでは入札の意味がない、違和感を覚えるという強い意見がございました。
これに対しまして、答弁では、現行の
入札制度は、1者5,000万円の制約がある。2つから3者の入札が本来の姿ではあるが、結果的には1者となった。今回の結果を厳粛に受け止め、入札の在り方、方法、内容等については、内部や業界の方々とも協議、検討をしていきたいとの答弁がございました。
続いて、議案第259号、令和元
年度大田市第2期
ケーブルテレビエリア光化促進事業仁摩SCエリア工事請負変更契約について協議をさせていただきました。受注者との契約の中で716万9,000円の減額をするもので、内容的には、
対象エリアでの解約や施工不能、また
対象世帯が53世帯減り、1,740世帯となったという説明がございました。
委員からは、解約の理由は。また、
事業対象地域の利用率、料金体制や
利用促進対策、工事を進める上での
コロナ感染対策、こういったところについて質疑がございました。
答弁では、エリアの加入率は75%であり、解約の理由は、長期不在や契約の休止のところがある。この事業は、既存の
施設改修であり、直接の
加入促進にならない面もあるが、
事業内容に賛同されて新しく加入された方もおられる。また、加入数のベースは平成28年当時の数字であり、それ以降亡くなられた方もおられるという回答がございました。
なお、システムの統一については、分かりやすく使い勝手のよい情報伝達を今後とも努めていきたいということで答弁をいただきました。
なお、
可否判定の結果と主な意見について再度申し上げます。
議案第242号、令和2
年度大田市
一般会計補正予算(第4号)(歳入、
所管歳出)は、
全会一致、
原案可決でございます。
主な意見としては、有利な
財源確保に今後とも努めてほしい。
続いて、議案第246号、大田市税条例の一部を改正する
条例制定について、これについても、
全会一致、可決でございます。
続いて、議案第247号、大田市
都市計画税条例の一部を改正する
条例制定について、これについても、
全会一致、可決でございます。
次に、議案第257号、令和2年度
西部消防署庁舎新築整備事業西部消防署庁舎新築工事(
建築主体)
請負契約の締結について、これについても、
全会一致、
原案可決でございます。
主な意見といたしましては、現状の大田市に似合う
入札方法を検討していただきたいという強い要望がございました。さらに、地域の安全・安心を守るため有効な施設にしていただきたいという要望がございました。
次に、議案第259号、令和元
年度大田市第2期
ケーブルテレビエリア光化促進事業仁摩SCエリア工事請負変更契約について、これについても、
全会一致、
原案可決でございます。
意見といたしましては、人口減で少し寂しいところはあるが、大田市の重要な
インフラ整備を今後とも望むという意見がございました。
以上、初めに申し上げましたとおり、
総務教育委員会に付託された案件については、全て
全会一致、
原案可決でございます。
議員各位の賛同を心からお願いを申し上げ、委員長の報告とさせていただきます。
○議長(
松村信之) ただいまの
総務教育委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。………御質疑なしと認めます。
続いて、
民生委員長の報告を求めます。
6番、
森山幸太議員。
[6番
森山幸太 登壇]
○6番(
森山幸太) おはようございます。
民生委員長の
森山幸太です。それでは、
民生委員会の
委員長報告を行います。
去る6月19日に、本会議におきまして
民生委員会に付託されました
予算案件4件、
条例案件7件、
一般案件1件につきまして、6月23日、
委員全員出席の下、委員会を開催し審査を終えておりますので、その結果と審査の過程の主な質疑、
可否判定での意見について御報告を申し上げます。
当日は、清水副市長をはじめ、
林健康福祉部長、
楫野環境生活部長、
島林病院事務部長ほか関係する
担当課長出席の下、慎重に審査を行いました。
なお、三谷 健議員より傍聴の希望があり、許可いたしました。
初めに、議案第242号、令和2
年度大田市
一般会計補正予算(第4号)(
所管歳出)については、
全会一致、
原案可決であります。
主な質疑と意見について申し上げます。
健康福祉部所管では、
医療政策課所管の
井田診療所・
薬局移転整備事業625万6,000円について、現在の建物を解体した後の土地の利活用はどうするのか、また、売却するとなれば可能かとの質疑に、地元に今後の活用を相談した上で
解体工事を決定した。利便性がよい場所なので、地元なので購入する方がおられるかどうか、今後も継続的に相談していくとの答弁でした。
解体工事は
補正予算ではなく、当初予算で計上されるべきではないかとの質疑に、国の
補助制度が来年度見直しとなるので、
補助制度が活用できるよう、今年度の
補正予算とさせていただいたとの答弁でした。
続いて、議案第243号、令和2
年度大田市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)については、賛成多数、
原案可決であります。
当初予算よりは1人当たりの保険料が引き下がっているが、大幅な引下げが求められている。
協会けんぽ並みに引下げをするべきであるが、いかがかとの質疑に、
コロナウイルス対策での保険料の減免について、国の
補助制度ができている。大田市としても
減免制度を設ける。今後は、この制度について市民の方に広く周知して、対応していくとの答弁でした。
基金を安定的に活用するための考え方はいかがかとの質疑に、国民健康保険制度を安定的に運営するためには、基金として2億円前後必要である。これまでどおり対応していくとの答弁でした。
可否判定における反対意見として、高過ぎる保険料を抜本的に引き下げるべきである。また、一般会計から法定外繰入れをすべきである。子供の均等割をなくすことを実現してほしいとの意見でした。
続いて、議案第244号、令和2
年度大田市
国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第1号)については、
全会一致、
原案可決であります。
仁摩診療
所と市立病院の電子カルテについて連携はされているのかとの質疑に、仁摩診療
所と市立病院の電子カルテの直接のやり取りはないが、CT、エコー画像については、遠隔の画像診断を行っているとの答弁でした。
池田診療
所については、直営化にするべきではないかとの質疑に、地元と協議の上、国保直営診療
所が適切とのことで、4月から開設しているとの答弁でした。
意見として、今後は仁摩診療
所と市立病院の連携を取っていただきたいとの意見がありました。
続いて、議案第245号、令和2
年度大田市
病院事業会計補正予算(第2号)については、
全会一致、
原案可決であります。
解体に伴うアスベストとダイオキシンの処分について、搬入先と搬入金額はどうなっているのかとの質疑に、岡山県に処分するアスベストは、運搬費と車両費で130万円程度となる。また、県内で処分するものもある。ダイオキシンについては、北九州市に処分するとの答弁でした。
解体補助金の申請額について金額は妥当なのかとの質疑に、県と協議した上で決定した金額であるとの答弁でした。
これだけの企業債を起こすことについて、病院運営が心配されるがいかがかとの質疑に、県との協議で承諾を得ている。今後も安定した病院運営を行っていくとの答弁でした。
可否判定における意見として、大きな起債も起こしているが、財政的な面も踏まえて県との対応もしっかりやっていただきたいとの意見でした。
続いて、議案第248号、大田市家庭的
保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定については、
全会一致、
原案可決であります。
続いて、議案第249号、大田市
国民健康保険診療所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する
条例制定につきましては、
全会一致、
原案可決であります。質疑、意見はございませんでした。
続いて、議案第250号、大田市
老人福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する
条例制定につきましては、
全会一致、
原案可決であります。
びしゃもんの閉館に伴い、今後はどうするのかとの質疑に、今後は解体を考えているが、時期的には時間をかけて決定するとの答弁でした。
可否判定における意見としましては、びしゃもんの施設内にある体力づくり機器については、利便性を持って対応してもらえるところに移動するべきであるとの意見でありました。
続いて、議案第251号、大田市
介護保険条例の一部を改正する
条例制定については、
全会一致、
原案可決であります。
県の支出金で傷病手当金があるが、何人くらいなのかとの質疑に、傷病手当金は15名であるとの答弁でした。
可否判定における意見としまして、第8期の介護保険計画にも関連しますので、広く周知をするべきであるとの意見でした。
続いて、議案第252号、大田市
手数料条例の一部を改正する
条例制定につきましては、
全会一致、
原案可決であります。
手数料を新たにもらう必要はないのかとの質疑に、デジタル手続法の施行に伴っての改正なので、新たにもらうということではないとの答弁でした。
個人番号通知カードの廃止に伴い、通知カードの再交付に係る手数料を廃止するのかとの質疑に、通知カードの廃止により手数料も要らなくなるとの答弁でした。
意見として、マイナンバーカードの普及については、強行にやるべきではないとの意見がありました。
続いて、議案第253号、大田市
国民健康保険条例の一部を改正する
条例制定につきましては、
全会一致、
原案可決であります。
保険料の徴収猶予期間を3か月から1年に改めた理由はいかがかとの質疑に、法律により1年に猶予期間を改めるよう定められているとの答弁でした。
次に、議案第254号、大田市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する
条例制定につきましては、
全会一致、
原案可決であります。
コロナウイルスによる傷病手当金の件数は幾らかとの質疑に、現在、傷病手当金の件数はないとの答弁でした。
続いて、議案第258号、財産の取得につきましては、
全会一致、
原案可決であります。
大型じんかい車の落札比率が非常に低い数字であるが、なぜ低いのかとの質疑に、入札参加者の受注意欲が高く、積極的な価格競争があったとの答弁でした。
以上、
民生委員会に付託されました議案につきまして御報告いたしました。
議員各位の御賛同をお願い申し上げ、
委員長報告とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
松村信之) ただいまの
民生委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。………御質疑なしと認めます。
続いて、
産業建設委員長の報告を求めます。
8番、森山明弘議員。
[8番 森山明弘 登壇]
○8番(森山明弘) それでは、産業建設委員会の
委員長報告を行います。マスクを外して報告をさせていただきます。
去る6月19日に、本会議場で付託されました
予算案件1件、
一般案件2件につきまして、6月24日、
委員全員出席の下、委員会を開催し、審査を終えておりますので、その結果と審査の過程の主な質疑、
可否判定での意見につきまして御報告いたします。
当日は、清水副市長、上西
産業振興部長、尾田
建設部長、伊藤技監、各担当課長などの出席の下、初めに、清水副市長より御挨拶をいただき、各部長より概略の説明、担当課長より詳細な説明をいただいた後、審査を行いました。
議案第242号、令和2
年度大田市
一般会計補正予算(第4号)(
所管歳出)については、賛成多数、
原案可決であります。
主な内容でありますが、産業振興部産業企画課、新工業用地候補地調査検討事業1,071万8,000円については、令和元年度に実施した調査検討業務において5か所の候補地がいずれも多額の整備費用が見込まれることから、再度新たな候補地を3か所から5か所選定する中で、地形条件及び立地条件等の整理を行い、実現可能な候補地選定を行うための基礎調査を行うものであり、適地調査に284万9,000円、ボーリング等の地盤調査に786万9,000円を予定しており、調査委託期間は令和3年2月28日とするとの説明でありました。
審査における主な質疑として、島根県との共同による整備を目指すと言われたが、整備費用は幾らくらいまでというような目安を協議しているのか。また、島根県との共同事業が実施できない場合に、大田市単独でも整備していくのかとの問いに、これから公募ということで整備費用の目安について島根県との相談はまだできていないが、分譲に向けて価格は大きなポイントになるとの認識である。新工業用地は大田市にとって必ず必要なものであり、島根県との共同整備が実施できない場合、予算的に非常に厳しいが、大田市単独で実施するつもりであるとの答弁でありました。
また、令和元年度の調査検討業務を精査した上で
補正予算を組むべきとの問いに対しては、安定的な地盤を持った場所で、かつ、山陰道沿線を目安に候補地を選定したが、土質の状況によって掘削や運搬に係る費用が以前に比べ高騰していること、土砂災害のレッドゾーンやイエローゾーンの指定を受けない場所で、のり面の勾配等も考慮していたが、結果として事業費が大きく膨らんだ結果となったとの答弁がありました。
加えて、企業進出は、地域振興や雇用の創出が究極の目的であり、損して得取れで、あまり価格にこだわらないほうがよいとの意見や、分譲価格は低く抑えたい。一方で、整備費用はできるだけ多く回収したいという二律背反の事業であり、両立はせず、県内他市との競合も勘案した上で、どちらを優先するのか大田市の覚悟が必要との意見が出されたところでございます。
続いて、農林水産課産地創生事業909万1,000円については、産地構想作成支援では、(仮称)大田ぶどう活性化推進協議会に対し、島根県オリジナルのブドウ品種である神紅、神に紅と書いて「神紅(しんく)」と読むんだそうですが、ワインづくり用の果実の買上げ、八女市への先進地視察に50万円の県補助金を、3か年で事業を実施する産地構想実行支援では、同じく(仮称)石見銀山和牛産地拡大協議会に対し、牛白血病高リスク牛の更新推進や、地域内繁殖牛群整備のための高能力牛の導入などに859万1,000円の県市補助金を拠出するものとの説明でありました。
審査における主な質疑として、ワインづくりに関して、石見ワイナリーさんとの関係はどのようになっているのかとの問いに、設立当初から大田市はブドウの産地であることは承知されており、ロット数さえ確保すれば自分のところでつくると言っていただいているとの答弁が、また、石見銀山和牛産地拡大構想では、牛飼いプラス生活の総合支援体制構築として、5年後に新規就農者3名を掲げられているがめどは立っているのかとの問いに、今月から牛飼いを始めるという方も含め、2名が就農し、もう1名希望者があるとの答弁でありました。
同じく農林水産課畜産競争力強化対策事業5,849万1,000円については、旭養鶏舎さんの飼養羽数を29万9,000羽から32万8,100羽に、2万9,100羽増加させるため、ウインドーレス鶏舎補改修2棟に対して6,755万7,000円を、鶏ふん処理施設1棟に対し2,093万4,000円を支援するものとの説明でありました。
審査における質疑はありませんでした。
次に、建設部都市計画課、大田市駅東側まちづくり事業300万円について、現行事業より優位な
財源確保が見込まれる令和2年度より創設された新規個別支援事業制度、都市構想再編集中支援事業を活用するため、立地適正化計画区域内の都市機能誘導区域内について、事業計画及び実施計画を修正するものとの説明がありました。
審査における主な質疑は、区域内の住民の意見を計画の修正に反映する予定はとの問いに対して、中心市街地活性化計画について住民や商業者の意見を集約中であり、集約したものをベースに計画書を作成していきたいとの答弁がありました。
次に、土木課、現年土木災害復旧事業1億1,000万円について、本年4月11日から14日の豪雨により被災した土木施設の復旧工事及び測量設計を実施するもので、補助災害1か所に7,340万円、市単独災害5か所に3,660万円を支出すると説明がありました。
審査における主な質疑として、補助災害の査定はいつ実施されたのかとの問いに、6月23日に災害査定があり、査定額は5,594万3,000円であったとの答弁がありました。
この
補正予算での
可否判定での意見は、新工業用地候補地調査検討事業に集中いたしました。
新型コロナウイルス感染症対策に専念すべきときであり、市民の理解は得られないと思うという意見、新工業用地がないことには進出希望の事業者と話もできないのでぜひ進めてもらいたいという意見、新工業用地は必要と思うが、ニーズ把握と過去の事業の検証も含めて慎重に進めるべきという意見でありました。
次に、議案第255号、
仁摩地区道の
駅建築工事(
電気設備)
請負契約の締結については、
全会一致、
原案可決であります。
審査における主な質疑として、
建築主体工事が約3か月遅れることで生じる工期延長による費用の増加はないのかとの問いに、既に落札されている機械設備工事とともに、契約日同日で工事中止の通知を出しており、工事着工もしないし、専任技術者、工事代理人の配置も必要でなく、その間、費用は発生しない前提で、事業者さんにもその旨お願いしているとの答弁がありました。
また、
建築主体工事は不落となっており、近年、
共同企業体1者しか応札しないという状況が多々見られるが、このことについて執行部はどのように考えているのかとの問いに対し、昨年から、道の駅新築工事については、こういうふうな格好で発注をしたい、建築技術協会の方々を対象に説明会等を行い、早い段階からこういう工事が出ることを予告、説明してきたが、今回このような結果になったとの答弁でありました。
可否判定での意見として、本体工事の不落を危惧しており、積算の見直しを行い、落札に結びつけていただきたいとの意見がありました。
次に、議案第256号、令和2年度
道路改良工事栄町大沢線(
橋梁上部)
請負契約の締結については、
全会一致、
原案可決であります。
審査における主な質疑として、完成時期はとの問いに、令和3年3月中に供用開始したいとの答弁がありました。
また、従事作業者は県外からの方が多いと思われるので、大田市が十分なコロナウイルス感染症対策を考え、業者に実施を求めてもらいたいとの意見が出されたところでございます。
可否判定での意見はありませんでした。
以上、産業建設委員会における審査報告といたします。
議員各位の御賛同をお願い申し上げ、
委員長報告といたします。
○議長(
松村信之) ただいまの
産業建設委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。………御質疑なしと認めます。
◎日程第3 討論・表決
○議長(
松村信之) 日程第3、これより本案18件について討論、表決を行います。
まず、議案第242号を討論に付します。
本案について、討論の通告がありますので、発言を許します。
14番、大西 修議員。
[14番 大西 修 登壇]
○14番(大西 修) 私は、議案第242号、令和2
年度大田市
一般会計補正予算(第4号)について、日本共産党大田市議団を代表いたしまして、反対の立場で討論を行います。
反対する理由はただ一つ、新工業用地候補地調査検討事業1,071万8,000円であります。説明では、昨年度行った調査でいずれも多額の整備費用が見込まれるので、再度新たな実現可能な候補地選定を行うための、基礎調査を行うものであります。
また、島根県との共同による整備を目指し、提案に向けた準備を進めるとしておりますが、まだ、県との規模、例えば広さ、分譲価格などの協議もしていないという説明であります。なるほど人口減少を抑えるために雇用の場を確保するという思いは理解できますが、なぜ今なのか市民は理解できません。今、私たちは
新型コロナウイルスの感染拡大を防止して、市民、住民の命を守ること、同時に経済社会活動に制限を生じた暮らしと経営の打撃と苦難を、この苦難を救済し、守るために全力を尽くさなければなりません。
現在の波根地区工業団地は、これまで27年間抱え込んでいました。私は、どんな手法であっても、開発ありきで企業呼び込み型開発はすべきでないということを訴えまして、討論といたします。
議員各位の御賛同を心よりお願いを申し上げます。
○議長(
松村信之) 以上で通告による討論は終わりました。
ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案に対する各委員長の報告は、
原案可決であります。
各委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(
松村信之) 賛成多数でございます。
よって、議案第242号は、各委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第243号を討論に付します。
本案について討論の通告がありますので、発言を許します。
2番、亀谷優子議員。
[2番 亀谷優子 登壇]
○2番(亀谷優子) 日本共産党の亀谷優子です。議案第243号、令和2
年度大田市
国民健康保険事業特別会計補正予算について反対討論を行います。
政府は、
新型コロナウイルス感染症への緊急対策として、コロナウイルス感染や疑いのある国保の被用者に自治体が傷病手当金を支給する場合、その全額について特例的な財政支援を行うこととしました。国が全額負担して国保に傷病手当金を盛り込んだのは初めてのことで、これは大きな前進です。
しかし、支給対象は給与などの支払いを受けている労働者に限られ、自営業者は対象になりません。雇われている人も自営業者も、
新型コロナウイルスの影響で仕事を休めば、収入が途絶えて生活に不安が出てくることに変わりはありません。生活費の心配をせずに療養に専念し、元気になったら再び働いて社会を支える一員となるためにも、自営業者も傷病手当の対象にするべきです。
今年度の1人当たり保険料は、医療分が6万1,000円、後期高齢者支援金分が1万8,300円、介護納付分が2万3,000円となっています。これは令和元年度の本算定と同額ですが、国保加入者からは、少ない年金で生活をやりくりしており、保険料の支払いが生活を圧迫しているなどの切実な声が寄せられています。加入者の平均所得は、ほかの公的医療保険より低いのにもかかわらず、保険料は中小企業のサラリーマンらが加入する協会けんぽなどと比べて、異常に高くなっています。国保の構造問題の打開が急務です。
国保は、公的医療保険であり、社会保障の一環です。一般会計からの繰入れ、基金の取崩しなどを行い、払える保険料に抜本的に引き下げるべきです。よって、本
補正予算には賛同できません。
議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
松村信之) 以上で通告による討論は終わりました。
ほかにありませんか。
17番、
清水議員。
[17番 清水 勝 登壇]
○17番(清水 勝) 議案第243号、令和2
年度大田市国民健康保険特別会計事業
補正予算(第1号)について、私は、去る6月23日、
民生委員会に出席する中で、この案件について審議に参加をいたしました。その中で、最終的な賛否の中では原案に賛成という立場を取った点から討論をいたします。
そもそも国民健康保険事業につきましては、経営主体が、運営主体が島根県にあります。そういう傘下の下での、今の大田市の国保の特別会計事業になっております。
今回の
補正予算、いわゆる本算定でありますけれども、この内容について私は、先ほど報告もありました保険現年分で6万3,000円が、年間ですけれども、2,000円引き下げる中で6万1,000円、そのほか後期高齢の負担分700円の減、介護保険の負担が1,000円の減額になっております。当然大田市においても、低所得者あるいは中小零細企業の皆さんが参加しておるのが実態であります。七千余名の方がこの国保に参加しておられます。
そういう中で、私は今、保険料の関係を申し上げました。そのほかにつきましても、コロナ関係ですけれども、102万円の今回の支出の中でも傷病手当金が示されております。この関係についても、コロナ関連の6名程度の給付事業ということで、歳出の中で示されております。
そのほか基金の繰入れでございますけれども、この関係についても、当初に比べまして5,280万円、基金の取崩しが増額をされております。そういう状況につきましては、基金の残高が令和2年度末には約1億9,000万円ぐらい程度ということでお聞きもしておるところですけれども、申し上げますように基金の繰入金についても増額はされて、保険料等の抑制に努めておられます。
そのほかの関係につきまして、一般会計の繰入金3,900万円程度マイナスになっております。これは保険料の軽減分等が中心でありますけれども、本算定によりまして決定的な、決定した分が示されたものでありまして、これは歳入が減る中でやむを得ない措置だったと思います。
併せまして、保険料の関係で、均等割の関係については、子供に対する均等割につきましては、大田市においても初めて、来年度に向けまして重点要望事項として、この子供に対する均等割については猶予するように重点要望事項に初めて示されております。こういう点等についても私は評価をしておるところでもあります。
なお、納付金につきましては、県のほうに確定分を納める中で、マイナスの480万円程度になっております。そもそも、申し上げますように運営主体は島根県にあるわけでございまして、保険料が県内19市町村、個々に、まちまちになっております。こういう関係につきましては、引き続き私は一体化を求めて取り組むべきであるということも強く感じております。
申し上げますように、今回の
補正予算につきましては、いろいろな面で当初予算から本算定については加味される中で、できるだけ住民に寄り添った状況で保険料等についても配慮をされておるということで、私は申し上げますように原案に賛成という表明をした立場から討論に参加をいたします。皆さんの御判断をよろしくお願いします。終わります。
○議長(
松村信之) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(
松村信之) 起立多数であります。よって、議案第243号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第244号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 御異議なしと認めます。
よって、議案第244号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第245号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 御異議なしと認めます。
よって、議案第245号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第246号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 御異議なしと認めます。
よって、議案第246号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第247号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 御異議なしと認めます。
よって、議案第247号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第248号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 御異議なしと認めます。
よって、議案第248号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第249号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 御異議なしと認めます。
よって、議案第249号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第250号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 御異議なしと認めます。
よって、議案第250号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第251号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 御異議なしと認めます。
よって、議案第251号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第252号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 御異議なしと認めます。
よって、議案第252号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第253号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 御異議なしと認めます。
よって、議案第253号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第254号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 御異議なしと認めます。
よって、議案第254号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第255号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(
松村信之) 起立全員であります。
よって、議案第255号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第256号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(
松村信之) 起立全員であります。
よって、議案第256号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第257号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(
松村信之) 起立全員であります。
よって、議案第257号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第258号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(
松村信之) 起立全員であります。
よって、議案第258号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第259号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(
松村信之) 起立全員であります。
よって、議案第259号は、委員長の報告のとおり決しました。
ここで10分間休憩をいたします。
午前10時01分 休憩
午前10時11分 再開
○議長(
松村信之) 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎日程第4
議員提出議案上程
○議長(
松村信之) 日程第4、議員提出議案を上程いたします。
まず、議案第260号、
特別委員会の設置について及び選第16号、
特別委員会委員の選任についての2件を
一括議題といたします。
議案を朗読いたさせます。
[事務局職員朗読]
○議長(
松村信之) 本市における財政状況は、急速な人口減少・少子高齢化の流れの中で、税収をはじめとする自主財源の減、加えて、今般の
新型コロナウイルスの流行による経済の低迷等により、一段と厳しい状況にある。こうした中にあっても、市民福祉を安定的かつ、持続的に伸展させることが行政に課せられた命題であり、それには不断の改革に努め強固な財政基盤を構築することが必要不可欠である。
よって、二元代表の一翼を担う議会としても、効率的で効果的な行財政運営に向けて議会は議会の視点で、引き続き調査・検討し意見具申するべく、提案されたものでございます。
そこで、お諮りいたします。
まず、議案第260号につきましては、原案のとおり8名の委員をもって構成し、設置の目的が達成するまで存続する行財政改革
特別委員会を設置することについて御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 御異議なしと認めます。
よって、本案については、8名の委員をもって構成し、設置の目的が達成するまで存続する行財政改革
特別委員会を設置することに決しました。
続いて、選第16号、
特別委員会委員の選任についてお諮りいたします。
委員の定数8名につきましては、総務教育
常任委員会より2名、民生、産業建設の各
常任委員会より、それぞれ3名の委員候補者を選出していただき、この8名の議員を議長の指名推選により、委員に選任いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 御異議なしと認めます。
よって、委員の選任につきましては、総務教育
常任委員会より2名、民生、産業建設の各
常任委員会よりそれぞれ3名の委員候補者を選出していただき、この8名の議員を議長の指名推選により、委員に選任することに決しました。
続いて、議案第261号、
特別委員会の設置について及び選第17号、
特別委員会委員の選任についての2件を
一括議題といたします。
議案を朗読いたさせます。
[事務局職員朗読]
○議長(
松村信之) 大田市議会では、議会基本条例を制定する中で、市民に開かれた議会、市民の負託に応える議会を目指し、様々な議会活動に取り組んでいる。
こうした中、全国的に、地方の小規模市議会においては、議員の成り手不足の問題が顕在化してきており、先般の任期満了に伴う大田市議会
議員選挙においても、新生大田市になって初めて、無投票となった。
加えて、議員定数に関しては、時代の流れや人口の減少と相まって、常に検討していかねばならないものである。
よって、本市議会は、今後の議会の在り方や方向性並びに適正な議員定数を再考し、将来の大田市に必要な議会としてどうあるべきか調査検討するべく、提案されたものでございます。
お諮りいたします。
まず、議案第261号につきましては、原案のとおり9名の委員をもって構成し、設置の目的が達成するまで存続する議会改革
特別委員会を設置することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 御異議なしと認めます。
よって、本案については、9名の委員をもって構成し、設置の目的が達成するまで存続する議会改革
特別委員会を設置することに決しました。
続いて、選第17号、
特別委員会委員の選任について、お諮りいたします。
委員の定数9名につきましては、各
常任委員会より3名ずつの委員候補者を選出していただき、この9名の議員を議長の指名推選により、委員に選任いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 御異議なしと認めます。
よって、委員の選任につきましては、各
常任委員会より3名ずつの委員候補者を選出していただき、この9名の議員を議長の指名推選により、委員に選任することに決しました。
この際、休憩をいたしますので、この間に各
常任委員会において、それぞれ委員候補者の選出をお願いいたします。
ここで暫時休憩いたします。
午前10時21分 休憩
午前10時26分 再開
○議長(
松村信之) 休憩前に引き続き会議を開きます。
まず、選第16号、行財政改革
特別委員会委員について、選出いただいた議員を
事務局長より、発表いたします。
○議会
事務局長(大谷 積) 発表いたします。
行財政改革
特別委員会委員8名であります。
総務教育委員会からは、
胡摩田弘孝議員、三谷 健議員であります。
民生委員会からは、清水 勝議員、月森和弘議員、石田洋治議員であります。産業建設委員会からは、大西 修議員、小川和也議員、和田浩司議員であります。以上でございます。
○議長(
松村信之) ただいま発表いたしました8名の議員を行財政改革
特別委員会委員に指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました8名の議員を行財政改革
特別委員会委員に選任することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 御異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました8名の議員が行財政改革
特別委員会委員に選任されました。
続いて、選第17号、議会改革
特別委員会委員について選出いただいた議員を
事務局長より発表いたさせます。
○議会
事務局長(大谷 積) 発表いたします。
議会改革
特別委員会委員9名であります。
総務教育委員会からは、石橋秀利議員、河村賢治議員、小林 太議員であります。
民生委員会からは、林 茂樹議員、
森山幸太議員、亀谷優子議員であります。産業建設委員会からは、塩谷裕志議員、森山明弘議員、根冝和之議員であります。以上でございます。
○議長(
松村信之) ただいま発表いたしました9名の議員を議会改革
特別委員会委員に指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました9名の議員を議会改革
特別委員会委員に選任することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 御異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました9名の議員が議会改革
特別委員会委員に選任されました。
◎日程第5
議員提出議案上程[
提案理由説明・質疑・討論・表決]
○議長(
松村信之) 日程第5、議員提案による意見書案が提出されておりますので、これを上程いたします。
意第7号、視覚障がい有権者への
選挙公報の充実を求める意見書の提出についてを議題といたします。
朗読いたさせます。
[事務局職員朗読]
○議長(
松村信之) お諮りいたします。
本案は、会議規則第39条第3項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 御異議なしと認め、提案理由の説明を省略いたします。
本案は、直ちに採決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 御異議なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 御異議なしと認めます。
よって、意第7号は、原案のとおり決しました。
ただいま議決いたしました意見書は、直ちに関係先へ送付いたします。
◎日程第6
議員派遣
○議長(
松村信之) 日程第6、
議員派遣についてを議題といたします。
朗読いたさせます。
[事務局職員朗読]
○議長(
松村信之) お諮りいたします。
地方自治法第100条第13項及び大田市議会会議規則第134条の規定により、お手元に配付いたしておりますとおり、議員を派遣いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 御異議なしと認めます。
よって、そのとおり決定いたしました。
なお、この際、お諮りいたします。
ただいま決定をいたしました
議員派遣の内容につきましては、諸般の事情によってこれを変更する場合には議長に御一任を願いたいと思います。これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
松村信之) 御異議なしと認め、そのように取り計らうことにいたします。
ここで楫野市長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。
楫野市長。
[市長 楫野弘和 登壇]
○市長(楫野弘和) 発言のお許しをいただきましたので、6月市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
今定例会に提出いたしました諸議案につきましては、慎重に御審議を賜り、本日、原案どおり議決いただき、厚く御礼申し上げます。審議の過程で承りました貴重な御意見、御提言につきましては、十分に尊重し、検討しながら、今後の市政運営に努めてまいります。
また、
新型コロナウイルス感染症関連事業の早期執行に努めるとともに、市民の皆様や事業者の方の声をしっかり聞きながら、国や県の
補正予算の内容や今後の対応を注視し、有効な支援策について検討・実施してまいります。
さて、火山活動由来の地域資源について取りまとめた「石見の火山が伝える悠久の歴史~“縄文の森”“銀(しろがね)の山”と出逢える旅へ~」が、このたび日本遺産認定となり、大変喜ばしく思っております。
日本遺産は、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化、伝統を語るストーリーを認定するもので、全国では104件となり、そのうちの1つに選ばれたところであります。
審査委員会では、三瓶小豆原埋没林の圧倒的な迫力が魅力であり、三瓶山系の自然、大江高山火山による石見銀山を大地の記憶としてしっかりとつなぐことができれば、大きな可能性が広がると高く評価いただいたところであります。
今後は、この日本遺産認定を契機とし、本市の誇るこれらの地域資源の魅力を最大限に発信し、さらに多くの皆様に知っていただくことで観光振興、地域振興につなげてまいります。
最後になりますが、この日本遺産認定に当たり、御尽力と御協力賜りました全ての関係者の皆様に感謝を申し上げ、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。
○議長(
松村信之) 以上で本定例会に付議されました事件は、全て議了いたしましたので、令和2年第5回大田市議会定例会をここで閉会いたします。皆さん、御苦労さまでございました。
午前10時36分 閉会
以上、会議のてんまつを記録し、その内容の正確なることを証するためここに署名する。
令和2年6月26日
大田市議会議長
大田市議会副議長
大田市議会議員
大田市議会議員...