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平成23年第 5回定例会(第1日12月 5日)

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  1. 大田市議会 2011-12-05
    平成23年第 5回定例会(第1日12月 5日)


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    平成23年第 5回定例会(第1日12月 5日)   平成23年12月定例会             大田市議会会議録              平成23年12月5日(月曜日)           ――――――――――――――――――――                 議事日程(第1号) 平成23年12月5日(月)午前9時開会  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 議長諸般の報告  第4 常任委員会行政視察報告(総務教育、民生、産業建設)  第5 特別委員長中間報告      〇大田市立病院医療確保対策特別委員長      〇行財政改革特別委員長  第6 付託案件審査報告      陳情第8号 地方消費者行政充実のための意見書提出方について                                [総務教育委員長]  第7 市長提出議案上程[提案理由説明]
         議案第190号 平成23年度大田市一般会計補正予算(第5号)      議案第191号 平成23年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第              2号)      議案第192号 平成23年度大田市介護保険事業特別会計補正予算(第2号              )      議案第193号 平成23年度大田市簡易給水施設事業特別会計補正予算(第              1号)      議案第194号 平成23年度大田市病院事業会計補正予算(第2号)      議案第195号 大田市職員の勤務時間に関する条例等の一部を改正する条例              制定について      議案第196号 大田市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条              例制定について      議案第197号 大田市廃棄物の処理及び再生利用等の促進に関する条例の一              部を改正する条例制定について      議案第198号 大田市通学バスの設置及び管理に関する条例の一部を改正す              る条例制定について      議案第199号 大田市新不燃物処分場整備事業に係る浸出水処理施設建設工              事請負契約の締結について      議案第200号 損害賠償の額の決定について      議案第201号 損害賠償の額の決定について      議案第202号 損害賠償の額の決定について      議案第203号 損害賠償の額の決定について      議案第204号 損害賠償の額の決定について      議案第205号 やきものの里の指定管理者の指定について      議案第206号 サンレディー大田の指定管理者の指定について      議案第207号 大田市民公園及び大田運動公園の指定管理者の指定について  第8 休会について             ~~~~~~~~~~~~~~~~                 会議に付した事件  日程第1から日程第7  日程追加 議員提出議案上程[提案理由説明・質疑・討論・表決]        意第11号 山陰自動車道の整備促進を求める意見書の提出について  日程第8             ~~~~~~~~~~~~~~~~ 出  席  議  員  (24名)     1番  清 水   勝       2番  小 川 和 也     3番  吾 郷 浩 之       4番  和 田   整     5番  森 山 洋 平       6番  三 浦   靖     7番  石 田 洋 治       8番  松 村 信 之     9番  小 林   太      10番  松 葉 昌 修    11番  河 村 賢 治      12番  林   茂 樹    13番  中 西 義 昭      14番  内 藤 芳 秀    15番  大 西   修      16番  月 森 和 弘    17番  木 村 幸 司      18番  塩 谷 裕 志    19番  有 光 孝 次      20番  吉 原 幸 則    21番  福 田 佳代子      22番  福 田   実    23番  松 井 東司彦      24番  石 橋 秀 利             ~~~~~~~~~~~~~~~~             欠  席  議  員  (なし)             ~~~~~~~~~~~~~~~~             地方自治法第121条による出席者 市長        竹 腰 創 一     副市長      蓮 花 正 晴 総務部長      富 田 正 治     市民生活部長   森 山 祐 二 産業振興部長    小 野 康 司     建設部長     和 田 和 夫 上下水道部長    杉 原 慎 二     消防部長     石 賀 好 喜 市立病院事務部長  近 藤 昌 克     総務部次長    船 木 三紀夫 市民生活部次長   川 上 節 夫     産業振興部次長  原 田   修 建設部次長     岡 本 彰 弘     政策企画課長   大 谷   積 人事課長      岡 田   稔     まちづくり推進課長水 田 雄 二 市立病院総務課長  向 田 健 治     教育長      大 國 晴 雄 教育委員長     岩 根 是 重     教育部長     松 村   浩 温泉津支所長    嘉 田 志 信     仁摩支所長    白 坏 正 道 監査委員      丸 山 浩 二             ~~~~~~~~~~~~~~~~                 事務局職員出席者 事務局職員出席者  弓 場 広 明     事務局次長    和 田 政 人 議事係長      川 上 浩 史     庶務係主任    安 田   文                午前9時00分 開会 ○議長(石橋秀利) これより、平成23年第5回大田市議会定例会を開会いたします。  ただいまの御出席は全員でありますので、議会は成立しております。  直ちに、本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付のとおりといたします。 ◎日程第1 会議録署名       議員の指名 ○議長(石橋秀利) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、19番、有光孝次議員、20番、吉原幸則議員の両名を指名いたします。 ◎日程第2 会期の決定 ○議長(石橋秀利) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から16日までの12日間とすることに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は、本日から16日までの12日間とすることに決定いたしました。 ◎日程第3 議長諸般の報告 ○議長(石橋秀利) 日程第3、諸般の報告をいたします。  まず、去る9月30日付で、大田市選挙管理委員会委員であります三瓶町の原田千鶴子氏が退職をされております。したがいまして、地方自治法第182条第3項の規定によりまして、10月1日付で新たに同委員会委員に同補充員の第1順位でありました温泉津町の中島公人氏が補欠されておりますので、御報告をいたします。  次に、先般11月12日、16日、19日、24日の4日間、市内7カ所において大田市議会基本条例案に係る市民説明会を開催しておりますので、会議規則第127条の規定により御報告をいたします。  次に、去る10月18日、島根県市議会議長会の秋季総会が出雲市で開催され、これに正副議長が出席をいたしておりますので、御報告をいたします。  会議では、まず、春季総会以降の事務報告を承認の後、議案審議に入り、各市議会から提出された8件について審議を行い、いずれも原案どおり可決いたしました。このうち中国市議会議長会臨時総会提出議案として、松江市提出の農林水産業に係る軽油引取税の課税免除措置について及び、益田市、江津市2市連名で提出の、文案は江津市のものとする、高速道路の早期全線開通についてを決定し、残る5議案については、島根県市議会議長会の名において関係機関に実現方を要望することになりました。終わりに次期開催地を江津市に決定し、閉会いたしました。  なお、御参考までに島根県市議会議長会提出議案の写しをお手元に配付いたしておりますので、ごらんおきいただきたいと思います。  続いて、中国市議会議長会の臨時総会が11月9日、出雲市で開催され、これに正副議長が出席いたしましたので、その概要を報告いたします。  会議では、まず、全国市議会議長会会長であります関谷下関市議会議長の御祝辞の後、定期総会以降の事務報告があり、これを承認。続いて、各県支部から提出された議案10件をいずれも原案どおり可決し、このうち岡山支部提出の農林漁業用軽油引取税に係る免税措置の恒久化についてほか2議案を全国市議会議長会提出議案として決定いたしました。
     なお、残る7議案についても、中国市議会議長会としてそれぞれ関係機関に対し強力にその実施方を要望することとし、閉会いたしました。  次に、昨年設立され今年度で第2回目となります山陰都市連携協議会が、関係12都市の首長、議会議長出席のもと、去る10月25日、松江市において開催されましたので、その概要を御報告いたします。  会議では、まず、竹内鳥取市長、開催市であります林松江市議会議長のあいさつの後、本会の議長に松浦松江市長を選出いたしました。その後、平成22年度の事業報告、決算を原案どおり承認いたしました。引き続き協議事項に入り、このたびの大震災を教訓に、災害相互支援、広域避難、また地域医療確保、山陰自動車道の早期整備について意見交換会を行い、この中で、特に災害相互支援については各市災害担当者会議を設置することといたしました。続いて、地域医療の確保・充実を求める決議案、山陰自動車道の早期整備を求める決議案が提案され、それぞれ満場一致で可決いたしました。その後、任期満了による役員の改選が行われ、本会会長に石田倉吉市長が選任されました。引き続き平成23年度予算案が上程され、これを全会一致で承認し、閉会いたしました。  次に、先般11月14日、東京日本消防会館において開催されました全国過疎地域自立促進連盟の第42回定期総会の概要について御報告いたします。  午前中の理事会を経て、午後開会の総会では、本会会長であります溝口島根県知事の開会あいさつを受け議事に入り、事業報告の後、任期満了に伴う役員の選任が行われ、このたび本会理事として、島根県市議会からは浜田市議会が選任されました。引き続き、平成24年度の過疎対策関係政府予算・施策に関する要望・決議を満場一致で可決し、閉会いたしました。  以上が議長会等の概要であります。  次に、お手元に、平成22年度大田市教育委員会の事務に関する点検・評価結果に関する報告書が、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条第1項の規定により提出されておりますので、ごらんおきいただきたいと思います。 ◎日程第4 常任委員会行政視察報告 ○議長(石橋秀利) 日程第4、先般、総務教育、民生及び産業建設の各常任委員会において行われました行政視察について、それぞれ委員長より報告願います。  まず、総務教育委員長よりお願いいたします。  11番、河村賢治議員。               [11番 河村賢治 登壇] ○11番(河村賢治) おはようございます。総務教育委員会の報告をいたします。  総務教育委員会では、10月12日並びに13日に、三重県玉城町、三重県名張市並びに奈良県生駒市の行政視察を行いましたので、その報告をいたします。  まず、玉城町には公金収納業務についてを課題に視察いたしました。玉城町は平野部にあり、面積40.9キロ平米とコンパクトで、人口1万5,400人の町です。  玉城町は、平成14年度に町税等の収納率が90.3%と低下したことから、非常事態宣言を行い、収納対策委員会を設置されました。そして翌年度から全職員による戸別収納を実施、同8月には滞納整理機構に移行し、町が顧問弁護士と契約することで弁護士名での差し押さえ予告通知を行い、滞納者へ対応することになりました。  その後、滞納整理で滞納者からよく聞く言葉である、払いに行く時間がない、今度行くということを総括し、平成16年10月からコンビニ収納を全国に先駆けて導入されました。これにより、365日24時間いつでも全国のコンビニで支払う環境が整いました。実際、電話での催促に対して苦情がなくなったそうであります。  平成19年からは、納税義務者の意識啓発と、滞納者予備軍、うっかり忘れを対象にクレジット収納の導入を実施されました。その効果として、1、納付手段の多様化による住民サービスの向上、2、うっかり忘れの防止、3、口座振替不能率の縮減と事務負担の軽減を期待し、不能件数の減少と滞納整理事務の簡素化が実現したそうです。クレジット収納の導入に当たっては、1、カード手数料の負担、2、システム改修費、3、滞納整理への活用という検討事項が上がったそうです。しかし、実際に比較してみると、収納対策や事務関係の人件費、郵送料、電話代、通知書、納付書の作成経費などを合算したものとは852円の差額があり、支出削減にも大きな成果が結論づけられ、導入に踏み切ったとのことです。  近年では、大手検索サイト、ヤフー株式会社が、クレジットカードを利用し公金収納業務を代行するサービスを全国的に始めたと紹介していただきました。  さらに玉城町では、現在ふるさと納税についてもクレジット収納を導入し、三重県内でもトップクラスの成果を上げているということでした。  次に、名張市を訪れました。名張市は三重県の西部、伊賀盆地の西南部に位置し、東西10.6キロ、南北13.1キロ、面積129.76平方キロメートルと大田市の3分の1であり、人口は8万人の市であります。  ここでは、ゆめづくり地域予算制度と称し、まちづくりを住民がみずから考え、みずから行うことを目指し、自立的、主体的なまちづくりの機運を高め、だれもが生き生きと輝いて暮らせる地域をつくり上げるために平成15年に創設し、地域交付金を市内15の地域づくり組織に交付をしています。  この交付金は、人口割70%に均等割30%を15地域の基本額とし、それに地域代表者協力事務費や地域活動費などを加算し、さらに1地区30万円の事務経費を加算しております。一番小さな地域が人口793人で交付金が246万円、大きな地域で人口1万4,061人で交付金が1,030万円であります。この交付金において、地域は、健康づくりや敬老会のような福祉から環境美化、防犯、子供会のような子育て支援、朝市や商業振興などの産業観光、広報など、すべての地域の事業を行っています。  また、これにより、別に公民館指定管理料として、最も小さな地域で486万円、大きな地域に1,500万円が出されており、この交付金の経理等はそれぞれの公民館職員が主に行っているようでありました。  また、こうした制度により、今まで多くの地域補助制度はなくなってもいます。それは、ごみ集積かご設置補助、婦人会補助、青少年育成団体補助、敬老会の補助などであります。このような大胆な事業ができる背景には自主財源が35.8%ということもあるように、委員皆、感じて帰りました。しかし、大田市にも少しでも地域らしさを出させるために、幾らかこのような地域お任せ交付金も必要と感じました。  最後に、奈良県生駒市に訪問をいたしました。ここでは入札制度改革を行ったとの情報により、訪問することにいたしました。生駒市の人口は12万人、面積は53平方キロメートル。古くから茶せんの産地であります。  入札改革は新市長のマニフェストにより実行されたものでありますが、福島、和歌山、宮崎県などで相次ぎ談合事件が摘発、生駒市においても前市長、元議長の不祥事事件が発覚したことなどからであります。  入札執行等調査委員会を設置し、分析したところ、落札率の高さ、各企業が同じような額で落札しているなどの問題点から、生駒市の入札執行委員会からは、市外業者の追加、現場説明会の廃止、郵便入札に切りかえ、指名業者名やその業者数の事前公表廃止、合理的な理由のない指名や指名除外をしない、土木・建築・舗装業者別のランク制度の見直し、制限つき一般競争入札の導入、入札監視委員会の設置、優良工事施工の業者への入札への配慮、談合企業、不良業者に対するペナルティー強化が提言されました。  また、これを受け、行政改革推進委員会の入札制度の改革部会からは、指名競争入札の実施基準の厳格化(指名する場合、基準を明確にする)、市内土木ランクの見直し(5ランクから2ランクに移行する)、総合評価落札方式の導入、全面的な郵便入札、電子入札の導入、変動型最低制限価格制度の導入(落札率の予想と漏えいを防ぐ目的で、入札の直前、天気予報の数字を根拠に算定する)、検査の強化(落札価格の低下が工事の品質低下を招かぬようという理由)、そして入札結果の情報公開などにより、業者からの接触がなくなり、贈賄の原因を減少させ、透明性、公平性が向上したと聞きました。  また、抜き打ち点検を行うことにより、優良工事でもありますが、不良工事の危険性が低下し、不適格業者の排除が行われ、工事品質も向上したと聞きました。  まだいろいろ聞きましたが、行政執行者、職員がかなりしっかりしていないと改革は無理だと感じました。  また、生駒市でもありますが、この行政視察でたくさんの勉強をさせていただきました。今後は大田市の担当職員の方も視察に同行していただくと、もっと有意義かとも思いました。  なお、視察の説明文書など議会事務局に置きたいと思っておりますので、職員の方にごらんいただきたいと思います。  これで総務教育委員会の行政視察の報告を終わります。 ○議長(石橋秀利) 続いて、民生委員長の報告をお願いいたします。  23番、松井東司彦議員。              [23番 松井東司彦 登壇] ○23番(松井東司彦) 民生委員会は、去る10月24日から26日の3日間、鹿児島県霧島市のボランティア・ポイント制度、宮崎県日向市のごみ減量化とシルバー世代の力を生かした地域活性化、延岡市の地域医療を守る条例について視察、研修を行いました。その概要について報告いたします。  霧島市におけるボランティア・ポイント制度の特徴は、元気高齢者のボランティア活動への参加を促し、高齢者相互の助け合いや生きがいづくりを促進するもので、事業として予算化し、執行しているところに特色があります。1日の活動は2ポイント200円を上限に、1年間5,000ポイント、5,000円と、年間の上限が定められています。地域と行政の新しい支え合いの制度として注目され、介護施設や子育て施設などで幅広い活動をし、社会に貢献し、実績を残しています。  日向市のごみ減量化、資源化の取り組みについては、平成5年より資源物回収モデル事業として取り組み、5カ年をかけ対象区域の拡大を図り、市内全域に資源物回収集積所を設置しています。平成18年度からはリサイクル品目の拡大を図り、5種類13品目、23年からはプラスチック製容器包装が追加され、資源物回収事業を着実に進めています。  平成12年に日向市一般廃棄物最終処分場を建設し、平成19年には、破砕処理施設、ひゅうがリサイクルセンターを設置し、ごみ処理施設の拡充を図っている一方、家庭から排出される生ごみについては自宅で処理することを原則に、ごみの減量化に取り組んでいます。  コンポストの貸与事業は、平成22年度までに1,921世帯で3,318基、平成21年度からはEM生ごみ処理機の貸与事業を開始し、市民の生ごみ減量化の意識啓発に積極的に取り組んでいます。人と自然との共生した環境に優しい社会づくり、日向市環境基本計画を策定し、市民、事業者、行政の協働により推進する豊かな自然環境や快適な生活環境を構築するため、環境マネジメントシステムISO14001の認証がなされ、更新を続けています。  また、日向市では、シルバー世代の力を生かした地域活性化として、元校長先生を中心としたグループが農業体験を通じて地域の子供たちに食育活動を実践している、ことし3年目の財光寺農業小学校を訪問しました。自己管理を原則とし、栽培から収穫までの実践を通し、自然の仕組みや農業の役割、生産者への感謝の気持ちなどをはぐくむことを目指しています。入学条件として3つの約束事を定めています。1、2回続けて休むと退学。2、初めて収穫したものは御先祖様に供え、次に祖父母や近所の人に配る。3、自分が苦手としている野菜をつくる。このように、子供たちの成長を願う地域ぐるみのシルバー世代の活動に触れ、財光寺農業小学校のユニークな取り組みに感動いたしました。  最終日に、延岡市の地域医療を守る条例について研修を行いました。地域医療対策室の室長のスライドを使った説明の後、延岡市における医療の現状や医師不足の実情を聞きました。宮崎県でも宮崎市に県全体の53%の医師が集中し、人口13万の延岡市には11%の医師しか残らず、三次救急医療施設の県立延岡病院は定員66名の医師が52名に減少し、眼科を初めとする5ないし6の診療科が休診に追い込まれている。延岡市の地域医療を守る条例は、市民に対し、かかりつけ医を持つこと、また、いわゆるコンビニ受診を控えること、医師を初めとする医療従事者に信頼と感謝の気持ちを持って接することなどを提示し、行政と市民と医療機関相互の協働、また市民の健康長寿を推進することなどを掲げ、市民に意識改革を提言しています。  今回の行政視察で、延岡市における地域医療を守る条例や、霧島市におけるボランティア・ポイント制度の導入、日向市におけるごみの減量化の取り組みは大変参考になるものであり、有意義な行政視察であったことを報告し、終わります。 ○議長(石橋秀利) 続いて、産業建設委員長の報告をお願いいたします。  10番、松葉昌修議員。               [10番 松葉昌修 登壇] ○10番(松葉昌修) それでは、産業建設委員会の行政視察の報告をいたします。  産業建設委員会は、10月4日から6日にかけ、滋賀県長浜市、近江八幡市を訪問し、行政視察を行いました。視察の目的は、当市においても課題となっております観光振興、とりわけ宿泊型滞在観光への取り組みの先進地としての長浜市、地域ブランドの確立、地産地消の取り組みの事例としての近江八幡市を訪問し、現場視察に重点を置き、1カ所の滞在時間を多くとるように視察を行ったところであります。  まず、長浜市であります。長浜市観光イノベーション計画について、長浜市観光振興課長及び長浜観光協会の清水事務局長より、計画の大きな柱である、日帰りから宿泊型へ、宿泊客を30万人から60万人にふやす計画の背景と取り組み内容、今後の課題ということでお話をお聞きしたところでございます。  長浜市は、観光地としては地理的に大変恵まれ、関西方面が4割、東海方面が3割、残りは北陸方面と近場が多く、客単価が逆に低いのが特徴だったということでございました。  平成18年4月に合併し、旧長浜市と他の地域の方針が異なっており、同じ方向性を目指すことが必要になった。また、長浜は城下町、港町として栄え、近江商人が活躍し、独立経済圏を持つ商業都市になったが、昭和50年ごろは中心商店街が中心性を失っていった。  そして、再起するためには東京や大阪を目指すことはできず、武器、これは資産という表現でございますけれども、は、秀吉であるとの結論になったということでございます。そして、この秀吉、これも歴史性と文化性を持ったものという位置づけでございますが、この武器をいかに使い発信するかということが大きな課題となったということでございます。そして、まずは買い物客をふやし、商業観光地とすることを目指したと。中心地に集中投下し、2000年ごろには延べ500万人の集客を実現した。  そして次の課題は、宿泊客が少ない、つまり客単価が低いということで、観光イノベーション計画の宿泊滞在型観光を目指す取り組みになったということでございます。  観光イノベーション戦略は4つの柱で構成され、1つ、エリア別のテーマ設定、多彩なブランドイメージの形成、市街地、北部、湖岸エリアに分け、それぞれのブランド性を創出、確立すること。2つ目に、旅行特性に応じた効果的な誘客事業の企画実施。それには修学旅行や体験学習、外国人誘客などの企画実施を行う。3つ目には、リピーターを生むためのもてなしの向上。そのために町宿の宿泊施設の整備、ガイドの育成、宿泊魅力の向上を図る。4つ目には、候補先に応じた効果的なキャンペーンの実施。これは着地型旅行の比較という表現でございました。そして、ドラマ、映画などのロケの誘致を図るという、この4つが大きな柱としてイノベーション計画をつくられたということでございます。  以上の戦略を基本に実施をしてきたが、実績から見ても大河ドラマの集客力は大きく、ことしは浅井三姉妹を前面に掲げてイベントを企画したところ、上半期で月別でそれぞれ前年度比300%から700%の成果を上げているということでございました。  今後の課題としては、大河ドラマの効果は大きく、継続のために題材の提供、長浜を舞台にした原作本のドラマ、映画化の誘致等の話題づくり、それから、合併により426カ所になった指定文化財をつなぐ戦国野外博物館プランの作成、ガイド育成、また宿泊客の受け入れ体制の強化として、夜のイベント企画や商店街の営業時間の延長などに力を入れたいとのことでございました。  また、現地視察では、長浜浪漫パスポート、これは市内に20カ所程度の施設がありますが、それの共通券として1枚1,000円でのパスポートの発行、そして、このパスポートにより観光客の滞在時間を少しでも長くとの試みがなされ、各施設の協力を得て実施をされておりました。  以上、大田市にとりましても大変共通するものが多うございました。参考になったところであります。  次に、近江八幡市の視察についてであります。初めに、文化観光課、農業振興課より、それぞれ水郷の里の背景、農業の特徴について話をお伺いしました。  近江八幡市は、その立地条件から水郷のまちとして知られ、古くから琵琶湖の東西交通の拠点の一つとして栄えたところであります。江戸時代にはヨシの産地として広く知られるようになり、現在でもヨシ加工によるすだれやよしずを初めとする高級夏用建具の製造が行われているところでもあります。また、近江商人の発祥の地でもございます。水郷を初め琵琶湖、そして琵琶湖の内陸部にあります内湖、河川、湧水といった多様な水環境から水の郷百選にも選ばれ、全国初の重要文化的景観の選定を受けたところであります。  こうしたこの自然的特徴である水郷を農産物のブランド名として付加価値を高めようと取り組まれたのが水郷野菜であります。その基準は、安心、安全、環境に優しくが基本コンセプトになっており、審査基準は47項目にわたっているとのことでございました。対象品目は34品目で、販路は主に京都、大阪という関西圏であるということでございます。  また、この説明の中で質疑を行いまして、質疑の中で水郷を冠とした事業の活用を考えているのかとの問いに、現在は水郷めぐりの遊覧船事業を4社が行っている。現時点では、行政の投資は行っていないということでございました。  以上、水郷ブランドの確立には行政が大きくかかわり、その販路としては農業者が主体的に取り組んでいるとの印象を受けたところであります。  次に、地産地消の拠点である直売施設の、びわこだいなか愛菜館の視察について御報告をいたします。  平成10年に、専業農家6戸により小さな直売所からスタートをしたところでございます。現在、出荷者は約200名で、市外からの出荷者もいると。店は年中無休であり、販売手数料は品物によりますが、15%から20%であり、POSシステムの導入を現在行って業務の効率化を図っているということでございます。主な販売品は、野菜が80%、加工品が7%、その他米、大豆等であり、平成21年の年間販売高は約2億円ということでございました。ちなみに販売面積といたしましては、久手町にオープンいたしましたぎんざん市場の約3倍程度の店舗での販売ということでございます。  質疑の中で、売れ残りの処分、販売状況はどうかという質問をいたしましたところ、売れ残りは10%程度である。そして、売れ残ったものは出荷者がみずから処分をするということでございます。また、来店客は地元が主体でリピーターが多い。観光客は土日で1割程度であるということでございます。販売品目としては、年間を通すと約700品目程度であるということでございます。直売所のあるべき姿として、その設立から今日の状況を聞き及びますと、生産者の熱意、そして地元の消費者のニーズにこたえるマーケティング、品質管理の徹底、経営の合理化による継続性が不可欠であるとの認識を改めて感じたところであります。  以上、2市についてそれぞれの報告をいたしました。  最後に、2市に共通したことといたしまして、両市とも市内の中心地に観光施設をたくさん有しております。その受け入れとして駐車場を完備されており、その管理運営に当たっては、駐車料金を徴収しながらみずから管理運営に当たっているということでございました。このことにつきましては、当市にとっても検討に値することではないかと思います。  以上、産業建設委員会の行政報告といたします。 ◎日程第5 特別委員長中間報告 ○議長(石橋秀利) 日程第5、特別委員会の中間報告についてを議題といたします。  お諮りいたします。  大田市立病院医療確保対策特別委員会に付託中の大田市立病院の医療確保等のための調査検討並びに意見具申の件について及び行財政改革特別委員会に付託中の大田市行財政改革に関する調査検討並びに意見具申の件について、会議規則第47条第1項の規定により、この際、中間報告を求めることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、大田市立病院の医療確保等のための調査検討並びに意見具申の件について及び大田市行財政改革に関する調査検討並びに意見具申の件については、委員会の中間報告を求めることに決しました。  まず、大田市立病院医療確保対策特別委員長の報告を求めます。  14番、内藤芳秀議員。               [14番 内藤芳秀 登壇] ○14番(内藤芳秀) それでは、第8回の大田市立病院医療確保対策特別委員会の委員長報告をさせていただきます。  第8回大田市立病院医療確保対策特別委員会は、去る11月11日、開催をいたしました。付議事件は、大田市立病院の医療確保のための調査検討並びに意見具申であります。  前段は、議会と行政職員が一堂に会し、合同研修会を開催いたしました。10月3日に大田市立病院に大田市総合医育成センターが開所され、同時に島根大学医学部に大田市の寄附講座である総合医療学講座が開設されました。今回の研修会の講師には、時宜を得て、大田市の医療確保のための取り組みをより深く理解するために、島根大学総合医療学講座の教授に就任されました石橋豊先生をお招きし、大田市民に愛される市立病院を目指してと題し、大田総合医育成センターの役割について御講演をいただきました。  講演の骨子は4点であります。1点目は、大田総合医育成センターって何。2点目は、なぜ総合医育成が必要なのか。3点目、大田総合医育成センターの役割について。4点目、大田市民に愛される市立病院を目指してでありました。  講演の中で、改めて全国で発生している地域医療崩壊の背景と本質を説明され、ゆえに総合医育成の必要性を説かれました。全国的には自治体が総合医育成に取り組んでいる事例はまだ少なく、大田市の医療確保の取り組みは高く評価できること、成功事例として、水戸協同病院の開設3年で医師が10倍にふえた例などを紹介されました。  今後さらに期待したい取り組みとして提案されましたのが3点ありました。1点目は、病病連携、病診連携、介護福祉連携を支援するために、島根大学医学部を軸に地域医療連携センターの窓口がかなめであること。2点目に、予防医療の充実の観点から、健診や医師、保健師が地域に出かける出前トークの必要性、また健診センターの充実が必要であること。3点目として、医者を育て、守り、ともに生活できる市民の輪の必要性を話されました。大変時宜を得たわかりやすい講演の内容でありました。  休憩を挟み、大田市の医療状況と取り組みの経過として、大田市立病院の患者動向、消防部救急搬送状況、休日診療の利用状況、おおだ健康ダイヤル24の利用状況について、それぞれ担当部署から説明をいただきました。  特徴をかいつまんで御報告しますと、大田市立病院の患者動向では、昨年度と比べ、1日平均入院患者数は152.5人で10人程度の増加、1日平均外来患者数は408人でおおむね横ばい、入院単価の関係から収益改善につながっていること、消防部救急搬送状況では、6月から開始された島根県ドクターヘリ要請件数が10月末までで47件の発生、休日診療の利用状況は昨年度比40件の増加、おおだ健康ダイヤル24の利用実績では600件の増加とのことでございました。  主な質疑について御報告します。  初めに、市立病院のあり方検討会の状況についてはいかがかという問いに、1回目を7月に開催し、これまで3回開催した。西尾副委員長の座長のもと、病院機能について、病院規模について、医師確保計画について、追加機能、採算性、企業努力等について課題を整理し、方向性を議論している。4回目を11月14日に開催する予定であり、12月上旬には検討会の提言をまとめ、市長に報告する予定としているという答弁でございました。  次に、総合医療学講座には9月議会で4,700万円の補正予算をつけているが、スタッフ確保はどのような状況かという問いに、大学の方も引き続いて教員募集をしている。来春からの本格的な講座の実施、あるいは総合医育成センターの運営のために、カリキュラム等も含め綿密に体制準備をしているという状況であるという答弁でございました。  前半の部、石橋先生は講演の中で、医者を育て、守り、ともに生活しましょうという点で、市民の輪づくりの必要性を訴えられました。病院が出前講座として地域へ出られれば意見交換もでき、市民との距離も縮まるのではないかという問いに、現在院内で、看護部を中心にした講座について市民の皆様を対象に実施している。地域に出かけることは、市立病院が市民の皆様に信頼していただける病院として存続していくためには地域連携への取り組みは重要なことであると思うので、今後検討したいという答弁でございました。  以上、第8回の大田市立病院医療確保対策特別委員会の委員長報告とさせていただきます。 ○議長(石橋秀利) ただいまの報告について御質疑はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり]
    ○議長(石橋秀利) 御質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいまの報告は、了承することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、大田市立病院医療確保対策特別委員長の中間報告は、了承することに決しました。  続いて、行財政改革特別委員長の報告を求めます。  8番、松村信之議員。               [8番 松村信之 登壇] ○8番(松村信之) 行財政改革特別委員会では、去る11月22日に第9回目の委員会を開催しておりますので、その御報告をいたします。  付議したものは、10月1日に実施された外部委員による事務事業評価の結果及び今後についてであります。  当日11月22日は、蓮花副市長を初め外部評価をされた事業の担当部長、次長、そして岡田行革推進室長、飯塚補佐の出席を得、冒頭、蓮花副市長のあいさつをいただいた後、岡田行革推進室長より外部評価の結果説明を受けて質疑に入りました。  初めに私より、この外部評価をされてどうだったのか、外部委員からはどのような意見が出て、その結果を今後どう行政に生かされようとするのかを中心に委員の皆さんから意見を出してほしいとお願いしたつもりでしたが、まず初めに12事業一つずつ、その評価結果を中心に質疑をするという形をとったものですから、委員の皆さんの意見も事業そのものに対する評価となり、その結果、再度この特別委員会でその事業評価をしているかのようで、委員会の進め方について当初の説明が不足であったと反省しております。  そこで、2年かけて大田市バージョンの事業仕分けを模索され、今回、市民参加によるこういう形での事業をされた執行部の皆さんとしてはどのような感想を個々に持たれたのかと委員より意見があり、執行部の皆さんにお聞きいたしました。  その意見を集約しますと、時間の限られた中での事業評価なので、どこまで外部委員の皆さんや傍聴者である市民の皆さんに理解してもらえたのかと思う。また、説明も十分ではなく、外部委員の皆さんはその評価に御苦労されたのではないだろうか。外部委員の意見には思い切った意見も少なく、その考え方も我々と同じと考えられる。また、議員の皆さんの指摘とそんなに乖離していないとも思ったが、市民の目に見える形で外部委員の方々に評価していただいたことは一定の意義があったのではないだろうかと感想を述べられておられました。  次に、再度、各事業ごとの評価結果について質疑をし、休憩を挟んで、外部委員と傍聴者よりいただいたアンケート結果の説明を受けた後に、アンケート結果も含めての今後の方針についての質疑をいたしました。  その主な意見でございます。12事業の評価については、委員よりさまざまな意見もありましたが、ここでは一つずつ取り上げての御報告は述べません。外部委員に対するアンケートでは、対象事務事業についてはそのアンケート結果では、12事業の選定については全員が内部、外部双方で選定すべきだったと答えられており、専門家も入れて選定すべきではなかったのかとも意見がありました。  また、来場者の方10名がアンケートを回答されていますので、以下2点について御紹介いたします。  評価結果をどう思うかでは、適切またはおおむね適切が6名に対し、適切な評価とは言えないが4名でございます。また、外部評価についてどう思われたかの問いには、今後も実施すべきが5名、内容を改めて実施するが2名、実施する意味がないが2名、その他1名であり、その他の意見でございます。短時間での評価は難しい、なぜ今外部評価をするのか理解に苦しむなどの意見があったようです。  これらについての特別委員会での各委員の意見を肯定的な意見と否定的な意見に分類し、その中でも主な意見を御紹介いたします。  肯定的な意見でございます。1つ、このような取り組みが大田市は遅くなったものの、初めて取り組まれたことは評価する。内容的にも目的、責任を持った意見であり、充実していたのではないかと思う。2つに、一般来場者が少なく、まだまだ行政に対して市民の関心は低いと思ったが、少しでも市民が行政に目を向けたということはよかったのではないだろうか。  逆に、否定的な意見でございます。この事業は全般的にパフォーマンスと見ている。2つに、外部委員の意見の中には個人的な指摘や問題を上げられたのもあり、改めるべきだった。3つに、閉鎖的な中での議論であると思え、この手法には矛盾を感じた。4つに、結果については外部委員がどこまで納得しているかだろう。また、スケジュールについて、土曜日の設定について疑問視する声もありました。  次に、この評価を受けて今後行政としてどのように取り入れるかであります。多くの委員から、今後が大事であり、この評価を受けて来年度の予算編成にどう反映するのか問われておりました。  そこで、執行部からの答弁でございます。今後どうするかということが大切であり、今回の評価については尊重するということが基本的な立場であるが、予算への反映とか今後の事業への反映等につきましては今後検討する必要があると思っている。また、日程については、10月は各地で運動会や文化祭などの行事、催し物があり、あの日に設定させていただいたとのことでありました。  次に、この外部委員による事務事業評価の継続性については、実施方法など問題点や課題を整理しながらさらに検討を重ねたい。本日、つまり11月22日、我々が特別委員会を開いた日においての報告はあくまでも中間報告と御理解していただきたいとの御答弁でございました。質疑時間はおおむね3時間であります。  以上、行財政改革特別委員会の中間報告といたします。 ○議長(石橋秀利) ただいまの報告について御質疑はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいまの報告は、了承することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、行財政改革特別委員長の中間報告は、了承することに決しました。 ◎日程第6 付託案件審査報告 ○議長(石橋秀利) 日程第6、付託案件審査報告を行います。  陳情第8号、地方消費者行政充実のための意見書提出方についてを議題といたします。  総務教育委員会における審査の経過及び結果について、委員長の報告を求めます。  11番、河村賢治議員。               [11番 河村賢治 登壇] ○11番(河村賢治) 去る9月議会において総務教育委員会に付託されました陳情第8号、地方消費者行政充実のための意見書提出方について。陳情者は松江市母衣町55の4、島根県弁護士会会長、熱田雅夫氏でありますが、11月29日、委員全員出席のもとで審査を行い、審査を終えていますので、報告をいたします。  当日は、富田総務部長、堀人権推進課長ほか職員の出席をいただき、慎重に審議をいたしました。  その内容は、22年度、大田市の方が、松江、益田にあります県消費者センターに188件、大田市役所に14件の相談をしておられる。大田市では職員による消費者生活相談員を配置し、また24年度には大田市と国民生活センターとのネット開設も計画中であることなど、今後必要性が増すであろうなどの意見により、陳情第8号、地方消費者行政充実のための意見書提出方については全会一致で採択でありました。  議員各位の賛同をお願いし、報告といたします。 ○議長(石橋秀利) ただいまの報告について御質疑はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本陳情に対する委員長の報告は、採択であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、陳情第8号は、委員長の報告のとおり決しました。 ◎日程第7 市長提出議案上程[提案理由説明] ○議長(石橋秀利) 日程第7、これより議案を上程いたします。  まず、議案第190号から議案第204号までの15件を一括議題といたします。  議案名を朗読いたさせます。                 [事務局職員朗読] ○議長(石橋秀利) ここで10分間休憩いたします。                午前 9時59分 休憩                午前10時09分 再開 ○議長(石橋秀利) 休憩前に引き続き会議を開きます。  それぞれ提案理由の説明を求めます。  竹腰市長。               [市長 竹腰創一 登壇] ○市長(竹腰創一) 皆さん、おはようございます。  提出をいたしております議案第190号から議案第204号までの諸議案につきまして、提案理由を申し上げます。  まず、議案第190号から議案第194号までの各議案につきましては予算案件でありまして、一般会計、特別会計及び病院事業会計の補正予算をお願いするものであります。  議案第190号、一般会計補正予算につきましては、後年度の繰り上げ償還の財源として、9月議会において認定いただきました平成22年度決算に係る繰越金の一部を積み立てる減債基金新規積立金3億円、また、教育、文化の振興を目的として受け入れた寄附金を積み立てる教育文化振興基金新規積立金1,000万円等の各種基金への新規積み立てを初め、大田市立病院から他の医療機関へ迅速に患者を輸送するため、大田市立病院の隣接地にヘリコプターの離着陸場を整備する経費として7,410万円、また、新たに企業が農業参入することに伴う補助として1,059万9,000円、並びに指定管理、通学バスの運行、大田市民会館の耐震改修工事に係る債務負担行為の追加を主なものといたしまして、総額5億5,907万1,000円の補正をお願いするものであります。  その財源につきましては、特定財源に国、県支出金5,305万8,000円、市債6,230万円などを計上し、一般財源につきましては、前年度繰越金の一部3億9,922万6,000円、土地の売り払い収入2,009万円などを見込み、補正後の一般会計の予算総額は225億1,722万円となっております。  議案第191号の国民健康保険事業特別会計につきましては、特定健康診査国庫負担金等の返還金、システム改修費の増などについて補正をお願いするものであります。  議案第192号の介護保険事業特別会計につきましては、地区の包括支援センターの集約、また来年度の介護保険制度改正に係る周知経費等について、議案第193号、簡易給水施設事業特別会計につきましては、簡易水道飲料水供給施設等の施設改修に係る経費について、それぞれ補正をお願いするものであります。  また、議案第194号、病院事業会計につきましては、入院患者数の増に伴います補正予算をお願いするものであります。  次に、議案第195号から議案第198号までの各議案は、条例案件であります。議案第195号及び議案第196号は、それぞれ法律の一部改正により条項の移動等に伴う所要の改正を行うものであります。議案第197号は、不燃性の一般廃棄物について容量の小さい指定袋を追加するため所要の改正を行うもので、また、議案第198号は、来年4月より高山小学校と大代小学校が統合することに伴い、通学バスを運行するため所要の改正を行うものであります。  このほか議案第199号から議案第204号までは一般案件であります。議案第199号は、新不燃物処分場の整備事業に係る浸出水処理施設の建設工事請負契約の締結について、議会の議決をお願いするものであります。また、議案第200号から議案第204号までは車両事故に対する損害賠償の額の決定についてでありまして、それぞれ議会の議決をお願いするものであります。  以上、提案いたしました議案につきましては、その大要を申し上げました。詳細につきましてはそれぞれ担当部課長より説明をさせることといたしますので、十分御審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(石橋秀利) 船木総務部次長。             [総務部次長 船木三紀夫 登壇] ○総務部次長(船木三紀夫) それでは、議案第190号、議案第191号、議案第192号及び議案第193号の一般会計及び特別会計3件の予算関係につきまして、一括して御説明申し上げます。  お手元の平成23年度12月補正予算説明資料をごらんいただきたいと存じます。1ページには総括表を掲げております。  一般会計では5億5,907万1,000円の増額で、補正後は225億1,722万円となるものでございます。特別会計の国民健康保険事業につきましては714万2,000円の増額で、補正後は44億7,014万2,000円、介護保険事業につきましては326万2,000円の増額で、補正後は48億7,845万9,000円、簡易給水施設事業につきましては325万7,000円の増額で、補正後は2億2,595万7,000円でございまして、一般会計、特別会計合わせました補正額は5億7,273万2,000円で、補正後348億357万8,000円とするものでございます。  一般会計の内訳につきましては、2ページから7ページに掲げております。  まず2ページでございますが、ナンバー1の新規積立金につきましては、島根県社会福祉事業団が当該土地にグループホーム、ケアホームを建設する予定でございまして、その土地売り払い収入を財源といたしまして、後年度の健全な財政運営に資するために財政調整基金へ積み立てるものでございまして、2,009万円の計上でございます。  ナンバー2の新規積立金につきましては、償還期限を繰り上げて行う地方債の償還の財源とするために、平成22年度の剰余金5億5,657万8,000円のうち3億円を財源といたしまして減債基金へ積み立てるものでございまして、3億円の計上、ナンバー3の新規積立金につきましては、お亡くなりになりました恒松制治氏の妻、美穂子氏からの寄附金1,000万円を教育文化振興基金へ積み立てるものでして、1,000万円の計上でございます。  ナンバー4の新規積立金につきましては、本年7月5日に衛生処理場内で拾得いたしました現金を警察に届け出、並びに金融機関によります鑑定処理後に受領いたしまして、まちづくり推進基金へ積み立てるものでございまして、85万9,000円の計上でございます。  市税還付金につきましては、個人市県民税及び固定資産税の還付金の増によりまして1,100万円の計上、ナンバー6と3ページのナンバー7の国県補助金等返還金につきましては、平成22年度事業の精算に伴います返還金でございまして、子育て支援課関係で354万1,000円、農業委員会関係で40万9,000円の計上でございます。  ナンバー8の公用車事故賠償金につきましては、駐車場で駐車中の車両に接触いたしまして損傷を与えた損害賠償でございまして、3万1,000円の計上、ナンバー9の公用車事故賠償金につきましても、駐車場で駐車中の車両に接触いたしまして損害を与えたものでございまして、4万3,000円の計上、ナンバー10の公用車事故賠償金につきましては2件ございまして、まず1件目は、ごみ収集業務中に車両をバックした際に後方に駐車中の車両に接触したものでございまして、損害賠償額は11万4,000円、2件目は、ごみ収集業務中に対向車を避ける際に店舗設置のテントに接触いたしまして損傷を与えたものでございまして、41万円の計上でございまして、2件合わせまして52万4,000円の計上でございます。  国民健康保険事業特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正に伴います203万5,000円の計上、更生医療給付事業につきましては、受給者及び診療費の増によるもので234万4,000円の計上でございます。  次に、4ページでございます。障害者自立支援給付事業につきましては、居宅介護や生活介護などの利用実績の増によるもの、また、本年10月の制度改正によります新サービス開始に伴います増によるものでございまして、3,168万円の計上、介護保険事業特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正に伴います126万2,000円の計上でございます。  子供医療費助成事業につきましては、この夏に流行いたしました肺炎などによります助成額の増によるものでございまして、617万9,000円の計上でございます。  児童扶養手当につきましては、受給者数の増によりまして210万円の計上、子ども手当システム改修事業につきましては、子ども手当法の改正に伴いますシステム改修が必要となったものでございまして、420万円の計上でございます。私立保育園委託料につきましては、入所児童の増及び市外委託児童の増によりまして1,296万8,000円の計上でございます。  次に、5ページでございます。母子家庭自立支援給付金事業につきましては、支給対象者の増によりまして126万5,000円の計上、ドクターヘリ臨時離着陸場整備事業につきましては、旧眺峰園跡地を取得いたしまして舗装工事、芝張りなどの整備を行うものでございまして、7,410万円の計上でございます。  簡易給水施設事業特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正に伴います118万3,000円の計上、中山間地域等直接支払い交付金交付事業につきましては、営農上の一体性の要件が廃止され、飛び地、小団地の取り込みが可能となったことによります対象面積の増、及び小規模高齢化集落支援加算が追加されたことによります加算取り組み集落の増によりまして、299万6,000円の計上でございます。  企業参入促進整備事業につきましては、新たに1企業が農業へ本格参入されまして、4棟のパイプハウスの整備及びトロ箱栽培システムの整備等を行うものでございまして、1,059万9,000円の計上でございます。  産業振興施設等維持管理事業につきましては、温泉津ふれあい館の厨房及び待合ホールのエアコンが老朽化によります故障のため修繕を行うものでございまして、140万円の計上でございます。  次に、6ページでございます。森づくり交付金事業につきましては、国の森林計画の変更に伴いまして、平成24年度に高山地区で策定予定の森林経営計画の準備といたしまして関係者の説明会及び情報整理などを行うものでございまして、200万円の計上でございます。  道路事故賠償金につきましては、市道工業団地線でございまして、グレーチングのはね上がりによります車両及びタイヤの破損の損害賠償でございまして、17万7,000円の計上でございます。
     街なみ環境整備事業につきましては、平成25年度に予定をいたしております温泉津町温泉街での下水道工事、浸水対策、防災事業及び無電柱化計画を一体として実施するための予備設計等を行うものでございまして、600万円の計上でございます。  公務災害補償掛金につきましては、このたびの東日本大震災によりまして被災されました消防団員の公務災害補償の確実な実施を確保するため、今年度限りではございますが、消防団員1人当たり1,900円の掛金を2万4,700円に引き上げるものでございまして、1,923万4,000円の計上でございます。  第一中学校吹奏楽部全国大会参加補助につきましては、大会参加に伴います交通費、楽器購入費、練習会場使用料に対しましての補助でございまして、262万7,000円の計上でございます。  石見銀山遺跡落石対策事業につきましては、平成24年度から国庫補助事業によります対策工事を予定をいたしておりまして、早期に工事着手できる環境を整えるための用地測量を実施するもので、650万円の計上でございます。  なお、地形測量及び実施設計につきましては、島根県で実施することとなっております。  次に、7ページでございます。現年土木災害復旧事業につきましては、本年9月2日から3日にかけての台風12号によります災害の復旧工事でございまして、1,450万円の計上、用地取得費につきましては、大田町の総合体育館と栄町高禅寺線との間の土地を処分または公園用地として管理するため、土地開発基金財産を取得するものでございまして、722万5,000円の計上でございます。  財源の内訳につきましては、国県支出金5,305万8,000円、市債6,230万円、その他財源1,179万9,000円、一般財源4億3,191万4,000円でございまして、一般財源の内訳でございますが、地方特例交付金で、子ども手当の後期、半年分の追加でございまして、1,141万4,000円、土地売り払い収入で2,009万円、過年土木災害復旧事業の国庫支出金及び市債の平成22年度精算に伴います追加交付で118万4,000円、22年度からの繰越金で3億9,922万6,000円でございます。  8ページには、国民健康保険事業特別会計の補正予算総括表を掲げております。内容につきましては、一般会計からの繰入金及び繰越金を財源といたしまして、レセプトレイアウトの変更に伴いますシステム改修費が84万円、国民健康保険連合会への保険者ネットワーク管理運営費負担金といたしまして69万6,000円、平成22年度の精算に伴います返還金などで560万6,000円の計上でございます。  9ページでございます。介護保険事業特別会計の補正予算総括表を掲げております。内容につきましては、県補助金及び一般会計からの繰入金を財源といたしまして、平成24年度の制度改正の周知等に伴いますポスター、パンフレット及びガイドブックなどの制作経費でございまして、126万2,000円、また、包括支援センターを平成24年度から1カ所に集約するための事務備品等の整備を行うものでございまして、200万円の計上でございます。  10ページには、簡易給水施設事業特別会計の補正予算でございます。内容につきましては、分担金、一般会計及び簡易水道施設基金からの繰入金を財源といたしまして、まず井田簡易水道の水位計の故障、島津屋飲料水供給施設の加圧ポンプの故障及び朝山地区営農飲雑用水施設のポンプ場監視施設の故障によりますそれぞれの修繕でございまして、325万7,000円の計上でございます。  以上の内容によりまして、予算書の3ページをお開きいただきたいと思います。議案第190号、平成23年度大田市の一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによるものでございまして、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億5,907万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ225億1,722万円とするものでございます。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によるものでございまして、債務負担行為の補正でございます。第2条、債務負担行為の追加は、第2表、債務負担行為補正によるものでございます。地方債の補正、第3条、地方債の追加は、第3表、地方債補正によるものでございます。  4ページでございます。歳入でございます。地方特例交付金1,141万4,000円の増で補正後6,139万5,000円に、分担金及び負担金94万円の増で補正後2億5,888万4,000円に、負担金、同額の94万円の増で2億5,621万8,000円に、国庫支出金2,018万2,000円の増で補正後19億8,551万1,000円に、国庫負担金、同額の2,018万2,000円の増で補正後14億4,501万2,000円に、県支出金3,376万円の増で補正後16億1,972万3,000円に、県負担金929万9,000円の増で補正後5億2,463万1,000円に、県補助金2,446万1,000円の増で補正後10億802万5,000円に、財産収入2,009万円の増で補正後1億2,840万6,000円に、財産売り払い収入、同額の2,009万円の増で補正後2,882万9,000円に、寄附金1,000万円の増で補正後4,150万円に、繰越金3億9,922万6,000円の増で補正後3億9,922万7,000円に、諸収入85万9,000円の増で補正後3億8,366万5,000円に、雑入85万9,000円の増で補正後1億3,844万5,000円に、市債6,260万円の増で補正後24億9,345万円に。  歳入合計でございますが、5億5,907万1,000円の増で補正後225億1,722万円とするものでございます。  5ページ、歳出でございます。総務費3億4,649万7,000円の増で補正後30億1,685万4,000円に、総務管理費3億4,649万7,000円の増で補正後24億5,423万5,000円に、民生費6,403万3,000円の増で補正後61億6,649万1,000円に、社会福祉費4,350万円の増で補正後33億6,503万円に、児童福祉費2,053万3,000円の増で補正後22億5,623万7,000円に、衛生費7,528万3,000円の増で補正後28億5,316万9,000円に、衛生費7,528万3,000円の増で補正後28億5,316万9,000円に、保健衛生費7,528万3,000円の増で補正後7億7,472万3,000円に、農林水産業費1,699万5,000円の増で補正後8億5,478万4,000円に、農業費1,499万5,000円の増で補正後6億2,395万円に、林業費200万円の増で補正後1億7,238万円に、土木費617万7,000円の増で補正後14億3,667万7,000円に、土木管理費17万7,000円の増で補正後7,388万7,000円に、都市計画費600万円の増で補正後5億1,877万1,000円に、消防費1,923万4,000円の増で補正後10億7,706万1,000円に、教育費912万7,000円の増で補正後16億5,872万8,000円に、中学校費262万7,000円の増で補正後1億7,710万8,000円に、社会教育費650万円の増で補正後5億107万8,000円に、災害復旧費1,450万円の増で補正後1億200万円に、公共土木施設災害復旧費、同額の1,450万円の増で補正後7,700万円に、諸支出金722万5,000円の増で補正後1億6,428万2,000円に、普通財産取得費722万5,000円の増で補正後723万5,000円に。  歳出合計でございますが、5億5,907万1,000円の増で補正後225万1,722万円とするものでございます。  続きまして、6ページでございます。債務負担行為の補正でございます。まず、サンレディー大田管理料でございます。これにつきましては指定管理料でございまして、期間につきましては平成24年度から平成28年度までの5年間でございまして、限度額を1億3,819万5,000円とするものでございます。  なお、単年度当たりにいたしますと2,763万9,000円となるものでございます。ちなみに、平成23年度単年度の予算額につきましては2,706万6,000円でございます。  続きまして、やきものの里の管理料でございます。これも指定管理料でございまして、24年度から28年度までの5年間でございまして、5年間の限度額でございますが、3,717万5,000円、単年度といたしまして743万5,000円でございます。ちなみに、平成23年度、本年度の予算額につきましては539万5,000円でございます。  続きまして、大田市民公園、大田運動公園管理料でございまして、これも指定管理料でございまして、平成24年度から平成28年度までの5年間でございます。限度額につきましては1億8,236万5,000円でございまして、単年度当たり3,647万3,000円でございます。ちなみに、平成23年度、本年度の予算額につきましては3,673万2,000円でございます。  続きまして、通学バス運転業務委託料でございまして、これは平成24年度から平成26年度までの3年間でございます。限度額が798万6,000円でございます。これにつきましては、大代小学校と高山小学校統合に伴います通学バスの関係でございます。単年度にいたしますと266万2,000円でございます。  続きまして、大田市民会館耐震改修事業でございます。期間は平成24年度、限度額につきましては12億8,975万円でございます。これにつきましては、平成24年、来年の2月から再来年でございますが、25年の2月の工期で実施をしたいための債務負担をお願いするものでございます。  続きまして、7ページ、地方債の補正、追加でございます。2件ございまして、まず、ドクターヘリ臨時離着陸場整備事業、限度額につきましては6,230万円、起債の方法につきましては、証書借り入れまたは証券発行でございます。利率につきましては年5%以内、ただし、利率見直し方式で借り入れる資金について、利率の見直しを行った後においては当該見直し後の利率とするものでございます。償還の方法につきましては、借入先の融資条件による。ただし、市財政の都合により、据置期間及び償還年限を短縮し、もしくは繰り上げ償還または借りかえすることができるとするものでございます。  次に、過年土木災害復旧事業でございまして、限度額は30万円でございまして、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、先ほどのドクターヘリ臨時離着陸場整備事業と同じものでございます。  続きまして、35ページをお願いしたいと思います。議案第191号、平成23年度大田市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございまして、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ714万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ44億7,014万2,000円とするものでございます。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によるものでございます。  36ページでございます。歳入でございます。繰入金203万5,000円の増で補正後3億5,682万7,000円に、一般会計繰入金、同額の203万5,000円の増で補正後3億3,682万7,000円に、繰越金510万7,000円の増で補正後7,034万3,000円に。  歳入合計でございますが、714万2,000円の増で補正後44億7,014万2,000円とするものでございます。  37ページ、歳出でございます。総務費84万円の増で補正後8,555万円に、総務管理費、同額の84万円の増で8,239万1,000円に、保健事業費69万6,000円の増で補正後6,178万5,000円に、特定健康診査等事業費、同額の69万6,000円の増で補正後4,014万6,000円に、諸支出金、償還金及び還付加算金でございまして、560万6,000円の増で補正後856万7,000円に。  歳出合計でございますが、714万2,000円の増で補正後44億7,014万2,000円とするものでございます。  続きまして、51ページをお願いしたいと思います。議案第192号、平成23年度大田市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございまして、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ326万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ48億7,845万9,000円とするものでございます。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によるものでございます。  52ページでございます。歳入でございます。県支出金200万円の増で補正後7億821万3,000円に、県補助金、同額の200万円の増で補正後2,832万1,000円に、繰入金126万2,000円の増で補正後8億7,885万2,000円に、一般会計繰入金、同額の126万2,000円の増で補正後7億2,223万7,000円に。  歳入合計でございますが、326万2,000円の増で補正後48億7,845万9,000円とするものでございます。  53ページ、歳出でございます。総務費126万2,000円の増で補正後1億4,518万3,000円に、趣旨普及費、同額の126万2,000円の増で補正後212万1,000円に、地域支援事業費200万円の増で補正後1億2,755万1,000円に、包括的支援事業・任意事業費、同額の200万円の増で補正後1億708万3,000円に。  歳出合計計でございますが、326万2,000円の増で補正後48億7,845万9,000円とするものでございます。  続きまして、67ページをお願いしたいと思います。議案第193号、平成23年度大田市簡易給水施設事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございまして、歳入歳出予算の補正、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ325万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億2,595万7,000円とするものでございます。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によるものでございます。  68ページでございます。歳入でございます。分担金及び負担金、分担金でございまして、77万4,000円の増で補正後75万8,000円に、繰入金248万3,000円の増で補正後9,616万4,000円に、一般会計繰入金118万3,000円の増で補正後8,734万円に、基金繰入金130万円の増で補正後882万4,000円に。  歳入合計でございますが、325万7,000円の増で補正後2億2,595万7,000円とするものでございます。  69ページ、歳出でございます。簡易給水施設費でございまして、補正予算額325万7,000円の増で補正後1億3,936万8,000円に。  歳出合計でございますが、325万7,000円の増で補正後2億2,595万7,000円とするものでございます。  以上が、議案第190号、議案第191号、議案第192号及び議案第193号の補正についてでございます。 ○議長(石橋秀利) 近藤市立病院事務部長。            [市立病院事務部長 近藤昌克 登壇] ○市立病院事務部長(近藤昌克) 議案第194号、平成23年度大田市病院事業会計補正予算(第2号)につきまして御説明を申し上げます。  お手元の補正予算書1ページをごらんいただきたいと思います。第1条は総則でございます。平成23年度大田市病院事業会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによると規定いたしまして、第2条から第4条までの補正をお願いするものでございます。  第2条、業務の予定量でございますが、平成23年度決算見込みによりまして、年間患者数を、入院1,413人増の補正後5万6,679人に、外来5,790人減の補正後9万9,488人に、1日平均患者数を、入院3.9人増の154.9人に、外来23.8人減の407.7人に、それぞれ改めるものでございます。  第3条、収益的収入及び支出につきましては、その内容を実施計画により御説明いたしますので、恐れ入りますが、2ページをごらんいただきたいと思います。  まず、収益的収入でございますが、病院事業収益、1億3,840万3,000円増額し31億7,005万5,000円に、医業収益、1億3,840万3,000円増額し28億8,479万1,000円に、入院収益1億4,869万9,000円の増額は、主に本年4月の外科常勤医着任により入院患者数が増となったことによるものでございます。外来収益1,029万6,000円の減額は、当初予算で外来患者数の増を見込んでおりましたが、前年度並みに変更をお願いするものでございます。  次に、収益的支出でございますが、病院事業費用、5,725万9,000円の増額で39億5,243万3,000円に、医業費用、5,724万2,000円の増額で38億8,123万8,000円に、薬品費1,773万4,000円と診療材料費3,950万8,000円の増額は、手術件数並びに入院患者数の増によるものでございます。医業外費用、消費税及び地方消費税1万7,000円の増額につきましては、消費税及び地方消費税を補正後、再計算をいたしました結果、納付額が増額となるものでございます。  恐れ入りますが、1ページにお返りいただきたいと思います。以上の補正内容によりまして、第3条の収益的収入及び支出では、収益的収入の予定額を1億3,840万3,000円増額し31億7,005万5,000円に、収益的支出の予定額を5,725万9,000円増額し39億5,243万3,000円とするものでございます。  この結果でございますが、収支につきましては今回の補正で8,114万4,000円の収支改善が図られまして、収支不足は7億8,237万8,000円となるものでございます。また、消費税処理後の実収入では、当年度純損失が7,814万7,000円圧縮となりまして、8億388万7,000円となるものでございます。  次に、第4条、たな卸資産購入限度額でございます。予算第8条に定めました購入限度額を4億5,168万4,000円に改めるものでございます。  以上で議案第194号、平成23年度大田市病院事業会計補正予算(第2号)の説明を終わります。 ○議長(石橋秀利) 富田総務部長。              [総務部長 富田正治 登壇] ○総務部長(富田正治) そういたしますと、1ページから14ページまでの議案第195号から198号の条例案件4件につきまして、改正理由等の御説明を申し上げます。  初めに、議案第195号、大田市職員の勤務時間に関する条例等の一部を改正する条例制定につきましてでございます。  4ページの方をお開きをいただきたいと思います。説明資料により御説明を申し上げます。  改正理由でございます。障害者自立支援法等の一部改正がなされ、本年10月より新たにグループホーム、ケアホームの家賃助成や重度の視覚障害者の同行援護等が、また来年4月からは相談支援や障害児支援の充実強化等が施行実施されますことから、これらの規定により条項の移動等がなされますことに伴いまして、所要の改正を行おうとするものでございます。  2点目の改正の内容でございます。法改正に伴いまして、職員の勤務時間に関する条例、福祉医療費助成条例、消防団員等公務災害補償条例の関連する3つの条例の改正でございまして、まず、職員の勤務時間に関する条例につきましては、1つでございますけれども、改正条例第1条でございますけれども、育児を行う職員の早出・遅出勤務を対象とする児童デイサービス事業を規定いたしております障害者自立支援法の条項の移動等に伴いまして、条例第9条第1項の条項を改めるものでございます。  2つでございます。改正条例第2条でございますけれども、来年度から障害児施設事業が一元化されまして、これまで障害者自立支援法で規定をされておりました児童デイサービス事業が児童福祉法に規定する障害者通所支援事業に統合されますことに伴いまして、条例第9条第1項中の児童サービス事業を障害者通所支援事業に改めるものでございます。  2点目の福祉医療費助成条例についてでございます。改正条例第3条、第4条でございますが、御説明をいたしておりますように、障害者自立支援法の改正による条項の移動等がございました。これに伴いまして、福祉医療の対象者を規定しております条例第2条第1項中の引用条項を改めるものでございます。  3点目の消防団員等公務災害補償条例でございます。改正条例第5条、第6条関係でございまして、障害者自立支援法の条項の移動に伴いまして、介護補償について規定をいたしております条例第9条の2第1項中の引用条項を改めるものでございます。  3、施行期日でございます。改正条例の第1条、第3条及び第5条の規定につきましては公布の日から、同じく第2条、第4条、第6条の規定につきましては平成24年4月1日から施行するとするものでございます。  続きまして、5ページの議案第196号、大田市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございます。  7ページの説明資料により御説明を申し上げます。  改正の理由でございます。本年3月11日に発生をいたしました東日本大震災を受けまして、災害弔慰金の支給対象となる遺族の範囲を拡大するよう災害弔慰金の支給等に関する法律の一部改正が本年7月29日に公布、施行されましたことから、所要の改正を行おうとするものでございます。  改正の内容でございますが、死亡者に係ります配偶者、子、父母または祖父母のいずれもがいない場合であって、死亡者と同居し、または生計を同じくしていた兄弟、姉妹がいるときは、その兄弟、姉妹に対して災害弔慰金を支給するものといたすものでございます。ちなみに、大田市での災害弔慰金の支給額でございますが、死亡者が主たる生計維持者の場合には500万円で、その他の場合は250万円でございます。  3、施行期日等でございます。公布の日から施行し、本年3月11日以後に生じた災害により死亡した住民に係る災害弔慰金の支給について適用するとするものでございます。  続きまして、8ページの議案第197号、大田市廃棄物の処理及び再生利用等の促進に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。  11ページの説明資料により御説明を申し上げます。  改正の理由でございますが、本年4月より市内全域でプラスチック製容器包装の分別収集並びに再資源化を始めましたことから、家庭から排出されます不燃ごみが少量化となりましたことに伴い、不燃性一般廃棄物の指定袋といたしまして新たに20リットルの指定袋、小を追加するため、所要の改正を行おうとするものでございます。  改正の内容でございます。不燃性一般廃棄物の収集に係る指定袋といたしまして、これまで45リットル袋1枚当たり手数料50円、30リットル袋1枚30円の2種類がございましたが、新たに20リットルの指定袋、小といたしまして、1枚当たり手数料25円として来年3月から販売を予定するものでございます。  このたびの改正によりまして、指定袋の種類、手数料につきましては、可燃性一般廃棄物の指定袋と同じとなるものでございます。  3、施行期日等でございますが、1つとして、平成24年4月1日から施行する。2つ目としまして、市長は、この条例の施行の日前においても、改正後の条例別表に規定する指定袋を交付し、手数料を徴収することができるとするものでございます。  続きまして、12ページの議案第198号、大田市通学バスの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございます。  14ページの説明資料によりまして御説明を申し上げます。  改正の理由でございますが、来年4月1日に高山小学校と大代小学校を統合することに伴いまして遠距離通学となる児童の負担軽減を図ることを目的といたしまして、新たな通学バスを運用するため所要の改正を行おうとするものでございます。  改正の内容でございますが、1点目は、通学バスといたしまして、現在、仁摩小学校、温泉津中学校、温泉津小学校に通学バスを設置しておりますが、新たに高山小学校通学バスを設置をいたすものでございます。  2点目は、高山小学校通学バスを利用できる児童を、祖式町及び大代町に住所を有する児童といたすものでございます。  なお、通学バスは26人乗りのマイクロバスでございまして、来年17名の児童の利用を予定するものでございます。  3、施行期日でございます。平成24年4月1日から施行するとするものでございます。以上でございます。 ○議長(石橋秀利) 森山市民生活部長。             [市民生活部長 森山祐二 登壇] ○市民生活部長(森山祐二) 続きまして、私の方から、議案第199号、大田市新不燃物処分場整備事業に係る浸出水処理施設建設工事請負契約の締結について御説明申し上げます。  15ページをお願いいたします。大田市新不燃物処分場整備事業に係ります浸出水処理施設建設工事請負契約を締結することにつきまして、地方自治法第96条第1項第5号の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。  まず、契約の目的でございますが、大田市新不燃物処分場整備事業に係る浸出水処理施設建設工事請負契約でございます。契約の方法につきましては、一般競争入札でございます。3番、契約の金額でございますが、2億8,560万円でございます。契約の相手方でございますが、アタカ大機・藤井工務店浸出水処理施設建設工事特別共同企業体、代表者、広島市中区幟町13番14号、アタカ大機株式会社広島支店支店長、宮原新司氏でございます。  説明資料17ページをお願いいたします。入札日時でございますが、平成23年11月30日午前10時15分でございます。予定価格は2億8,647万2,550円、落札金額は2億8,560万円、落札率は99.7%でございます。入札参加業者は、2特別共同企業体でございまして、1つ目はアタカ大機・藤井工務店浸出水処理施設建設工事特別共同企業体、三菱化学エンジニアリング・石見銀山建設特別共同企業体でございます。  なお、本工事のこれまでの経過につきましては、本工事の発注方式を性能発注方式といたしまして、参加業者につきましては市内事業者への受注機会の確保を図るということ、これを前提といたしまして、専門のプラントメーカーと市内企業による特別共同企業体による一般競争入札といたしたところでございます。  本年7月5日に入札告示を行いまして、8月5日を期限として参加申請を受け付けましたところ、先ほどの2企業体からの申請がございました。入札業者の決定に当たりましては、参加資格等の1次審査、見積もり設計等の技術的な2次審査を経まして、11月8日に発注仕様書を送付し、11月30日に入札を執行したところでございます。  なお、参考までに、16ページに関係いたします地方自治法、市条例の抜粋を掲げておりますので、ごらんいただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(石橋秀利) 富田総務部長。              [総務部長 富田正治 登壇] ○総務部長(富田正治) 議案第200号、損害賠償の額の決定についてでございます。  示談により損害賠償の額を決定することにつきまして、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、議会の議決をお願いいたすものでございます。  18ページの説明資料により御説明を申し上げます。  損害賠償の額でございますが、3万670円でございます。相手方でございますが、松江市乃木福富町296番地14、杉山倫子氏でございます。  事故の概要でございますけれども、事故の発生年月日は本年10月14日でございまして、事故の発生場所は松江市内中原町255番地1、島根県自治研修所の駐車場内でございます。事故の状況でございますが、公用車を使用し職員研修に出かけた際、自治研修所の駐車場において相手方車両の左側に公用車を駐車しようとしたところ、相手方車両に接触し、左側フロントバンパーを損傷させたものでございます。事故の処理方法でございますが、示談による処理といたそうとするものでございまして、過失割合は当方10割、相手方ゼロでございます。全額保険対応となるものでございます。
     19ページには、関係する地方自治法の抜粋をお示しいたしております。  たび重なる交通事故発生につきまして、大変申しわけなく思っております。今後は一層の交通安全に努めてまいります。 ○議長(石橋秀利) 森山市民生活部長。             [市民生活部長 森山祐二 登壇] ○市民生活部長(森山祐二) 議案第201号から第203号まで、私の方から御説明申し上げます。  まず、議案書20ページをお願いしたいと思います。議案第201号、損害賠償の額の決定につきまして、示談により決定することにつきまして、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  まず、損害賠償の額でございますが、4万2,315円、相手方につきましては、大田市久利町久利404番地3、波多野学氏でございます。  事故の概要につきまして、事故発生年月日でございますが、23年9月16日でございます。事故発生場所につきましては、大田町大田ロ929番地2、さんのあデパート立体駐車場でございます。事故の状況につきましてでございますが、健康教室で使用いたします食材を購入するため、さんのあデパート立体駐車場に公用車を駐車後、同乗していた職員が助手席のドアをあけたところ、左隣に駐車中の相手方軽自動車のドアに接触し、損傷させたものでございます。事故の処理方法は、示談による処理でございます。なお、過失割合は当方が10、相手方ゼロでございます。  参考といたしまして、21ページに自治法の抜粋を掲げておるところでございます。  次に、22ページでございます。議案第202号でございます。損害賠償の額につきまして、示談により決定することにつきまして、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。  まず、損害賠償の額でございますが、11万4,129円でございます。相手方につきましては、大田市三瓶町小屋原564番地、河村謙二氏でございます。  事故の概要につきましては、まず事故発生年月日、平成23年9月29日。発生場所につきましては、大田町栄町地内、市道市民球場横団地線でございます。事故の状況につきましては、じんかい収集車で可燃ごみの収集を行うため国道から市道へバックで進入した際、路上に駐車中の相手方車両に衝突いたしまして、相手方車両の右前方ライト及び左側コーナーパネルを損傷させたものでございます。事故の処理方法につきましては示談による処理でございまして、過失割合につきましては当方が10、相手方ゼロでございます。  23ページに、関係する自治法の抜粋を添付させていただいております。  続きまして、24ページ、議案第203号でございます。示談によりまして損害賠償の額を決定することにつきまして、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。  損害賠償の額でございますが、40万9,500円、相手方につきましては、大田市大田町大田ハ234番地1、和田由美子氏でございます。  事故の概要につきまして、まず発生年月日でございますが、先ほどと同じ日でございますが、平成23年9月29日でございます。事故発生場所につきましては、大田町大田ハ234番地1先、市道相生鳴滝線と宅地との境界上でございます。事故の状況につきましては、じんかい収集車で市道を走行中、対向車とすれ違うため理容店横の駐車場に車両を寄せようとした折、車両の上部が同店の軒出しテントに接触し、破損させたものでございます。事故の処理につきましては示談による処理といたしまして、なお、過失割合につきましては当方が10、相手方ゼロでございます。  参考として、25ページに関係いたします地方自治法の抜粋を添付いたしております。  たび重なる、また3件にわたる市民生活部所管の事故でございまして、平素の指導を十分しておりますが、このような事態になったことを重ねておわびするところでございます。 ○議長(石橋秀利) 和田建設部長。              [建設部長 和田和夫 登壇] ○建設部長(和田和夫) 議案第204号について御説明を申し上げます。  議案書の26ページをお願いをいたします。議案第204号、示談によります損害賠償の額の決定につきまして、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  損害賠償の額でございます。17万6,148円。相手方でございますが、出雲市白枝町1186番地1、佐川急便株式会社出雲店店長、勝井邦寿氏でございます。  事故の概要でございます。事故の発生年月日は平成23年9月17日、発生場所は鳥井町鳥越地内、市道工業団地線でございます。事後の状況につきましては、相手方所有の貨物トラックが下り坂を走行中、市道に設置をしております横断溝のグレーチングぶたの一部が外れ、跳びはねて左側前輪タイヤ及びバキュームオイルポンプが破損をしたものでございます。事故の処理方法につきましては、示談による処理でございます。過失割合につきましては当方が10割でございます。  次ページには、関係法令の抜粋を掲げております。  以上で議案第204号の説明を終わります。 ○議長(石橋秀利) 続いて、議案第205号、やきものの里の指定管理者の指定についてを議題といたします。  本案につきましては、地方自治法第117条の規定により、11番、河村賢治議員の退席を求めます。               [11番 河村賢治 退場] ○議長(石橋秀利) それでは、提案理由の説明を求めます。  小野産業振興部長。             [産業振興部長 小野康司 登壇] ○産業振興部長(小野康司) それでは、議案第205号、やきものの里の指定管理者の指定について御説明を申し上げます。  それでは、議案書の28ページをお願いいたします。議案第205号、やきものの里の指定管理者の指定につきまして、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  次のページには、地方自治法の抜粋を掲げております。  30ページの説明資料により御説明をいたします。  施設の名称は、やきものの里、施設の所在は、大田市温泉津町温泉津イ22番地2ほかであります。  施設の概要であります。基幹となります施設であります、やきもの館、そのほか笹屋製陶所窯ほか、2つの登り窯、公衆用便所、休憩所などを備えておりまして、記載のとおりでございます。建物の構造は、木造かわらぶき平家建てでございます。  指定管理者となる団体でございます。名称、特定非営利活動法人石見ものづくり工房、所在、大田市温泉津町温泉津イ22番地2、代表者氏名、理事長、金﨑公一氏でございます。  選定結果につきましては、後ほど御説明を申し上げます。  指定する期間でございます。平成24年4月1日から平成29年3月31日までの5年間でございます。  31ページ、選定結果でございます。応募団体は、特定非営利活動法人石見ものづくり工房1団体でございました。  審査の経過でございます。募集要項、審査基準等の審査を本年7月7日から開始をいたしまして、以下、審査を記載のとおり実施をいたしまして、総合審査を11月7日に終了したところでございます。  審査の内容でございます。施設に対する理解度及び意欲や、公の施設の効用の最大限発揮について、また、計画の実現度及び安定的な管理運営、人材確保等について書類審査及びプレゼンテーション、ヒアリングを行い、選定基準に基づき審査をしたところでございます。  評価及び結果でございます。審査基準に基づきまして採点を行った結果、申請者は100点満点中73.6点の評価でありました。申請者は設立以来、地域に根差したさまざまな活動を展開し、平成19年度以降、指定管理者となってから入場料を無料化にしたことにより入館者が飛躍的に増加し、物品販売による収益も増加したことで入館料無料化の影響は見られず、成功と判断できるものと考えられたところでございます。また、本来の目的である温泉津温泉への来訪者に対し、焼き物の歴史や石見焼の文化等、窯業の歴史を幅広く情報発信していることは高く評価をされたところでございます。また、やきもの祭のさらなる工夫や魅力アップ、陶芸を通じての温泉街、地域住民との協働などの積極的な提案に対し、期待を込めて評価されたところでございます。選定委員の評価は、最高得点89.6点、最低得点は60.6点でございます。  33ページに審査表の選定基準及び配点表及び評点を掲げておりますので、ごらんおきいただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(石橋秀利) 11番、河村賢治議員の入場を求めます。               [11番 河村賢治 入場] ○議長(石橋秀利) 続いて、議案第206号、サンレディー大田の指定管理者の指定について及び議案第207号、大田市民公園及び大田運動公園の指定管理者の指定についての2件を一括議題といたします。  本案2件につきましては、地方自治法第117条の規定により、14番、内藤芳秀議員の退席を求めます。               [14番 内藤芳秀 退場] ○議長(石橋秀利) それでは、提案理由の説明を求めます。  小野産業振興部長。             [産業振興部長 小野康司 登壇] ○産業振興部長(小野康司) それでは、議案書の34ページをお願いいたします。議案第206号、サンレディー大田の指定管理者の指定につきまして、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  次ページには、地方自治法の抜粋を掲げております。  36ページの説明資料により説明をいたします。  施設の名称はサンレディー大田、施設の所在は、大田市大田町大田ロ1329番地9でございます。  次に、施設の概要であります。まず、施設内容でございますが、会議室、調理実習室などの研修施設から成ります働く女性の家と、集会施設でありますふれあいホールであります。構造は、鉄筋コンクリートづくり2階建てでございます。  指定管理者となる団体でございます。名称、財団法人大田市体育・公園・文化事業団、所在は大田市大田町大田イ128番地、代表者氏名、理事長、根冝祐平氏でございます。  選定結果につきましては、後ほど御説明をいたします。  指定する期間でございます。平成24年4月1日から平成29年3月31日までの5年間でございます。  37ページ、選定結果でございます。応募団体は、財団法人大田市体育・公園・文化事業団と、有限会社バイオプトロンジャパン、2団体でございました。  審査の経過でございます。募集要項、審査基準等の審査を本年7月1日から開始をいたしまして、以下、審査を記載のとおり実施をいたしまして、総合審査を11月7日に終了したところでございます。  選定結果によります指定管理者の候補者団体名は、所在地、大田市大田町大田イ128番地、名称、財団法人大田市・体育・公園・文化事業団、代表者、理事長、根冝祐平氏でございます。  審査の内容でございます。施設に対する理解度及び意欲や、公の施設の効用の最大限発揮について、また、計画の実現度及び安定的な管理運営、人材確保などについて書類審査及びプレゼンテーション、ヒアリングを行い、選定審査基準に基づき審査をいたしました。  評価及び結果でございます。選定基準に基づきまして採点を行った結果、財団法人大田市体育・公園・文化事業団が120点満点中99.8点、得点割合83.2%、有限会社バイオプトロンジャパンは120点満点中69.3点、得点割合57.8%の評価でございました。  以上のことから、サンレディー大田の指定管理者の候補者として、財団法人大田市体育・公園・文化事業団を選定したところでございます。  なお、有限会社バイオプトロンジャパンにつきましては、平均合計得点の割合が市基準の6割未満のため、非該当となったところでございます。  財団法人大田市体育・公園・文化事業団は、平成5年4月以降、サンレディー大田の受託者あるいは指定管理者として管理運営を行っており、施設の設置目的及び施設の現状を熟知している団体であります。特に、施設利用団体で組織される大田市働く女性の家利用者代表者会との関係が極めて良好であることや、利用者相互の交流が活発であり、利用者団体が中心となり開催するサンレディーフェスタがサンレディー大田の設置目的に合致したと取り組みであること、高い意識のもとで利用者一人一人が大切に施設利用をしていること等、この間の管理運営について高い評価を得たところでございます。自主事業については、新たな独創的な提案はなかったものの、人気のある講座は継続し、趣味的な講座は市民ニーズに応じて実施するとの提案を受けたところでございます。全体的には、18年間のサンレディー大田の管理運営に係る実績が安定感として評価をされ、選定委員全員が第1位の評価を行ったところでございます。  なお、財団法人大田市体育・公園・文化事業団に対する選定委員の最高得点は120点満点中109.0点、最低得点は90.0点でありました。  有限会社バイオプトロンジャパンは、類似施設の管理運営等の実績はなく、今回初めて指定管理者に応募された団体であります。サンレディー大田を大田市民の文化活動の拠点に再構築するため、管理運営する側の視点での提案ではなく、利用者側の視点で独創的な提案でありました。イベント等によるにぎわいの創出やふれあいホールの利用拡大のほか、有料によるさまざまな自主事業及び幅広い各層の利用促進を図るための情報発信等、今後、指定管理者として管理運営に携わりたいという強い意欲と熱意を感じたところであります。  しかし、企画力に対する評価に反し、その実効性や管理運営手法、法人としての経営状況、活動実績、現在の利用者とのかかわり方や事業の継続性の不透明さ等に懸念があり、今回の評価となったものです。  なお、有限会社バイオプトロンジャパンに対する選定委員の最高得点は120点満点中87.0点、最低得点は38.0点でありました。  39ページに審査表の選定基準及び配点表及び評点を掲げておりますので、ごらんおきいただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(石橋秀利) 和田建設部長。              [建設部長 和田和夫 登壇] ○建設部長(和田和夫) 議案第207号について御説明を申し上げます。  議案書の40ページをお願いいたします。議案第207号、大田市民公園及び大田運動公園の指定管理者の指定につきまして、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  次のページには、関係法令の抜粋を掲げております。  42ページの説明資料により御説明をいたします。  施設の名称及び所在地でございます。大田市民公園、大田市大田町大田ロ1451番地ほか、大田運動公園、大田市鳥井町鳥井1284番地。  施設の概要でございます。大田市民公園は、大田総合体育館、大田市民球場、大田市民庭球場、大田野外ホール、市民プール、冒険広場、弓道場、多目的広場、代官山動物園及び児童広場でございます。大田運動公園につきましては、多目的広場、野球広場でございます。  指定管理者となる団体でございますが、名称、財団法人大田市体育・公園・文化事業団、所在、大田市大田町大田イ128番地、代表者氏名、理事長、根冝祐平氏でございます。  選定結果等につきましては、後ほど御説明をいたします。  指定する期間でございますが、平成24年4月1日から平成29年3月31日までの5年間でございます。  43ページをお願いいたします。選定結果でございます。応募団体等につきましては、財団法人大田市体育・公園・文化事業団と三光ビル管理株式会社の2団体でございました。  審査の経過でございます。募集要項、審査基準等の審査は平成23年7月1日から開始をいたしまして、総合審査を平成23年11月7日に終えたところでございます。  指定管理者の候補者団体名でございますが、財団法人大田市体育・公園・文化事業団、理事長、根冝祐平氏でございます。  審査の内容でございます。施設に対する理解度及び意欲や、公の施設の効用の最大限の発揮について、また、計画の実現度及び安定的な管理運営、人材確保などについて書類審査及びプレゼンテーション、ヒアリングを行い、選定審査基準に基づきまして審査を実施をいたしました。  評価及び結果でございます。選定審査基準に基づき採点を行った結果、160点満点中、財団法人大田市体育・公園・文化事業団は131.1点でございました。三光ビル管理株式会社は120点でございました。  財団法人大田市体育・公園・文化事業団の評価でございます。この事業団につきましては、昭和57年4月の財団設立当初より、大田市民公園、大田市総合体育館の受託者あるいは指定管理者として管理運営を行ってきており、施設の設置目的及び施設の現状を熟知している団体であります。これまでの管理運営方式を継続し、29年間の実績と蓄積されたノウハウに基づきまして、引き続き利用者の満足度の高い事業展開を行うという提案でございました。特に体力づくりを主目的として実施している24のスポーツ教室、高齢者の体力アップ事業は多くの市民に身近な事業として利用されており、評価を得たところであります。全体としては、この間の実績及び今後の事業計画について評価を得、選定委員8名中7名が第1位の評価を行ったところであります。選定委員の最高得点は160点満点中151点、最低得点は118点でありました。  次に、三光ビル管理株式会社の評価でございます。益田市に本社のあるビル管理会社で、平成21年4月より、益田運動公園の指定管理者として同類施設の管理運営実績がございます。事業内容といたしましては、特に子供から高齢者まで障がいの有無にかかわらず、すべての人を対象としたサービスの向上、自主事業における独創性、多彩なネットワークを生かした提案、参加しやすい料金設定、現在の料金の3分の2程度への減額等の方針について関心が高く、注目されたところでございます。指定管理料につきましても、市が提示した上限額を402万1,000円下回る提案をされており、経費縮減の観点からも委員の各位の関心が高かったところでございます。  しかし、事業の積算根拠となります講師の謝礼金に対する考え方や施設管理に係る経費、光熱水費の見積もり等がこれまでの実績と相当乖離しており、多くの委員が、予算収支の面で違和感、疑義、懸念材料があるのではとの議論になったところでございます。  選定委員の最高得点は160点満点中135点、最低得点は98点でありました。  以上のことから、大田市民公園、大田運動公園の指定管理者の候補者として、財団法人大田市体育・公園・文化事業団を選定したところでございます。  次ページには、審査結果について掲げておりますので、ごらんおきいただきたいと思います。  以上で議案第207号の説明を終わります。 ○議長(石橋秀利) 14番、内藤芳秀議員の入場を求めます。               [14番 内藤芳秀 入場]
    ○議長(石橋秀利) ここで、お手元の方に有光孝次議員ほか5名の議員から、山陰自動車道の整備促進を求める意見書案が提出されております。この際、本意見書案を日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 異議なしと認めます。  よって、この際、本意見書案を日程に追加し、議題とすることに決しました。 ◎日程追加 議員提出議案上程[提案理由説明・質疑・討論・表決] ○議長(石橋秀利) 意第11号、山陰自動車道の整備促進を求める意見書の提出についてを議題といたします。  朗読いたさせます。                 [事務局職員朗読] ○議長(石橋秀利) お諮りいたします。  本案は、会議規則第39条第3項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認め、提案理由の説明を省略いたします。  本案は、直ちに採決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、意第11号は、原案のとおり決しました。  ただいま議決いたしました意見書は、直ちに関係先へ送付いたします。 ◎日程第8 休会について ○議長(石橋秀利) 日程第8、休会についてお諮りいたします。  あす6日は、議案熟読のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、あす6日は、議案熟読のため休会することに決しました。  なお、明後日7日からは一般質問に入りますので、念のため申し上げます。  以上で本日の日程はすべて終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。                午前11時42分 散会...